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2012年5月エロパロ437: 【偵察】軍人や傭兵でエロ 4【突撃】 (165) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【偵察】軍人や傭兵でエロ 4【突撃】


1 :11/10/19 〜 最終レス :12/05/01
ファンタジー世界や現代過去を問わず、
軍人や傭兵を主人公としたエロSSのスレです。
「アタシのケツばっか見てないでちゃんと見張ってろよ」
なんて姉御から、
「上官殿! 弾が出ません!」
「セーフティーを外せ! 訓練でなにをならってきたんだ!」
なんてどじっこまで。
空で。海で。陸で。森で。街で。城で。
会議室で。オフィスで。ジムで。シャワールームで。
ありとあらゆる『戦場』で行われるエロSSのスレです。
強姦陵辱輪姦純愛なんでもありですが、
投下前には一応注意書きを書いておきましょう。
説明は以上だファッキンニューガイ。
では突撃!
★前スレ★
【戦闘】軍人や傭兵でエロ 3【休暇】
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1281902425/
★過去スレ★
【軍服】軍人や傭兵でエロ【階級】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1205085927/
【戦闘】軍人や傭兵でエロ 2【休暇】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1247844256/

2 :
いつの間にか容量オーバーしてたので立てたけど
スレタイこれでよかった?

3 :


4 :
乙であります

5 :
保管庫
ttp://w.livedoor.jp/headquarters/d/%a5%c8%a5%c3%a5%d7%a5%da%a1%bc%a5%b8
過去スレのログ
仮想戦記でエロパロ
ttp://mimizun.com/log/2ch/eroparo/1157130616/
【軍服】軍人や傭兵でエロ【階級】
ttp://mimizun.com/log/2ch/eroparo/1205085927/
【戦闘】軍人や傭兵でエロ 2【休暇】
ttp://mimizun.com/log/2ch/eroparo/1247844256/

6 :
「這え」
誰かが命じた。
四つん這いになったシルヴィアはバックから貫かれた。
別の男が顔の前に腰を突き出してきた。
シルヴィアは男のものを口に含み口唇性交を始めた。
男たちは自由自在に体位を変えてシルヴィアを責めた。
好き放題に犯され、連続絶頂の快楽地獄によがり狂いながら、シルヴィアは哭いた。
−ああ、男根さま、たくさんのコックさま、子宮が、子宮がとろけます、精液を、精液さまを体中に、お願いでございます−
『全機エンジン始動用意!甲板作業員はプロペラ圏外へ退避!』
拡声器ががなり、進み出た発艦係の合図で22機の戦闘機のエンジンに一斉に火が入った。
機首の両側に並んだ十二個の排気口から竜の毒息のような青い炎が、続いて不完全燃焼の薄黒い煙が噴き出した。
陽は水平線の向こうに顔を覗かせたばかりだった。
空母は船団を離れ、風に正対するため大きく転舵する。
機内タンクを満タンにし、容量150ガロンの増槽を吊るしたP−40の重量は9700ポンドに達する。
重い戦闘機を短い飛行甲板から飛ばすため、早朝の濃密な空気のなか、レンジャーは蒸気タービンの圧力をあげ、必要な合成風力を得るため全速航行に入る。
いまや22機の戦闘機はエンジンを全開にして、荒々しいピストンとプロペラの交響曲を奏でていた。
合計28,600馬力が生み出す暴風が甲板上を荒れ狂い、14,500トンの航空母艦を震動させる。
砂漠迷彩を施された戦闘機の一群が出撃を待つ姿はじつに禍禍しく、それでいてどこか神話的だった。
一番機に乗り込んだシルヴィアは落ち着き払って発艦の合図を待っている。
夜明け近くまで続いた狂宴の余韻はまだ体の芯で燻っていたが、表面上は完璧にいつもの冷徹さを取り戻している。
艦橋の脇で見送りに並ぶ海軍の戦闘機乗りたちは激しく消耗し、ブードゥーの秘術で甦った体のような有様だった。
飛行甲板に仁王立ちした発艦係がチェッカーフラッグを打ち振る。
ブレーキを解除した戦闘機は鞭を入れられた競走馬のように飛び出し、猛然と加速しながら甲板の先に広がる地中海に向かって突進していく。
22機の戦闘機はレンジャーの飛行甲板の後ろ半分に隙間無く並べられていて、一番最初に発艦するシルヴィアの滑走距離は全長769フィートの航空母艦の約半分しかない。
車輪が甲板を離れた瞬間、ぐっと降下して空母の艦首から姿を消した戦闘機は息詰まる数瞬ののち、昇る朝日とともに爆音高らかに上昇していく。
空母の周囲を旋回していた69中隊は、最後の一機が合流するのを待って南南西に進路を取った。
定速巡航中のP−40は、トリムタブを適正にセットしておけば操縦桿の保持にほとんど力を要しない。
シルヴィアは次第に近づいてくる赤茶けた大地を凝視し、戦いへの暗い渇望からひとり静かに股座を濡らすのだった。
ttp://tapo.xii.jp/ascii2d/src/1318733501121.jpg

7 :
1乙
前スレまたいでのこの投下何?
なんかの転載?

8 :
>>1
乙です
>>2
OKだぜ

9 :
保管庫入れ忘れた俺は銃刑

10 :
目を閉じて歯を食いしばれ>>1
感謝のぱふぱふ

11 :
♀分隊長<<スタンバイ!スタンバイ!動くぞ!>>
♂射撃班長<<アルファ>>
♀射撃班長<<ブラヴォー>>
♀分隊長<<あ、>>1乙>>

12 :
即回避age

13 :


14 :
女オートマチックライフルマン「銃と弾薬の重さでしんどいし・・・股ずれとかでぬる・・・!」
女グレネーダー「ぶつぶつうっさいわね・・・私だって皆と違って重いのよ」
女オートマチックライフルマン「あんたと一緒にしないでよ、その程度の装備でゆとり乙」
男小班長「無駄口はますます疲れるだけだぞー」
女オートマチックライフルマン「んもうっ!後で班長にストレス発散とかさせてもらうんだから」
女分隊長「なっ・・・!?」
女小班長「!?」
女グレネーダー「!?」
女ライフルマン「?」
みたいな、女率高しの、とあるライフル分隊の日常(訓練)風景

15 :
演習中、山中の“敵前線拠点”4F
三曹(二人きりだな・・・・・・ようやくチャンスが訪れたッ!!)
人質「あの、三曹・・・・・・」
三曹「一士、『お姉ちゃん』と呼んでくれないか?」
人質「お、お姉ちゃん?それより、通信所からの連絡によると敵戦力はまだ沢みたいですね。」
三曹「そうか、定時連絡までゆっくりするか」(やばい、萌える。沢か、二日はこの状況だな。)
人質「三曹・・・・・・お姉ちゃん、目が怖いって!!ってなんで脱ぎ始めているんですか!!」
その頃、通信施設では
小隊長「人質役とショタコン二人きりにしたのは不味かったかもしれんな」
曹長「いくら童顔、小柄でも、20歳超えてますよ?」
小隊長「あいつは年下好きでかつ、弟のように扱ってただろう」
演習時の情景

16 :
hosyu

17 :
 昭和十九年冬の日本本土某所
 「B29の編隊が北上中!第十一飛行師団の戦闘機隊は出撃せよ!」
 日本本土の中京地区へB29が大挙して押し寄せようとしていた。
 迎え撃つ日本軍戦闘機は液冷エンジンの三式戦闘機飛燕や大東亜決戦機と呼ばれた四式戦闘機に対爆撃機の
 空戦に特化した二式複座戦闘機「屠龍」が多かった。
 だがそんな戦闘機を追い越してB29の飛行する高度一万メートルを駆け上がる機体があった。百式司令部
 偵察機である。しかし今や偵察機ではなく戦闘機としてB29へ挑もうとしていた。
 「東海5。攻撃する!」
 無線電話から第一撃を加える搭乗員の声が聞こえる。
 機首に二十ミリ機関砲二門を装備し百式司令部偵察機三型乙という名称で戦闘機に改造された。改造前の百
 式司偵三型で最大速度が六百三十km/hの機体で高高度飛行の性能が良い為に対B29の戦闘機としての
 素質ありとして武装を施された百式司偵であったが良い事ばかりではない。
 「急旋回はするなよ!絶対に!」
 武装司偵の後席に座る搭乗員が操縦している搭乗員へ念を押す。
 百式司偵は偵察機である。だから基本的に真っ直ぐ飛行するようにしか機体ができていない。
 「よし、命中!」
 B29の上位から機首の二十ミリ機関砲で射撃し命中弾を幾つか与えた。
 次はそのまま敵機から離れる離脱に移らねばならない。
 「おい!馬鹿!」
 「しまった!」
 思わず操縦している搭乗員は機を左へ急旋回させた。
 そのまま機体は姿勢を戻せず高度が落ちて行った。三千メートルばかり降りた所でようやく姿勢を戻して
 二人の搭乗員は冷や汗を滲ませながら一息ついた。

18 :
「だからあれほど急旋回はするなと言っじゃないか」
 「すまん。B29にぶつかると思ってつい…」
 戦闘機のようにクルクル回る設計ではない百式司偵。その為に急旋回などの急激な機動に耐える機体では無い。下手をすれば空中分解しかねないほどだ。
 一機の武装司偵が操作の誤りで危機一髪を乗り越えたその時。もう一機の武装司偵は上昇に難渋していた。
 「速く上がらないとB29が逃げるじゃないか!」
 その武装司偵の後席に座る搭乗員。小都井香里曹長が操縦する大飯兼一軍曹を怒鳴る。
 「今でも全力なんだ。これ以上はどうにもできない!」
 兼一はヤケ気味に答えた。
 「くう〜。これじゃまたしても接敵すらできない・・・」
 香里は遠くなるB29の編隊を睨みながら地団駄を踏んだ。

19 :
「これじゃ無理だ!こんなモノを乗せるからいかんのだ!」
 兼一は基地に帰還すると戦友である森下軍曹に愚痴をぶつけた。
 愚痴の原因は武装司偵そのものでは無く彼の乗る機体へ特別に装備された武器だ。それは三十七ミリ機関砲である。全体が大きく長い砲身がアンテナのように防風(コクピットの窓)
 から突き出る程である。モノが大きいと重い訳で高高度戦闘機としては致命的な足枷となって上昇力を奪ったのだから兼一の憤りは大きい。
 「それに小都井曹長はヤレ早くしろばかり。どうにもならんのに怒鳴られても困るぜ全く」
 兼一の愚痴は同乗者の香里に向いた。それを聞く森下は戸惑う顔になった。
 「おい。その辺にしとけよ」
 小声で森下は兼一に注意を促す。その注意は口だけでは無く目線でも送られていた。その意味を知って兼一は背後を振り向く。そこには香里が居た。兼一は途端に憤怒で真っ赤な顔
 が一瞬で白くなった。
 「そこまで不満か。なら丁度良い」
 香里は兼一の腕を引っ張り連れ出す。森下はご愁傷様だなと苦笑いをしつつ兼一を見送る。
 「見ろ軍曹。これなら不満も無くなるだろ?」
 香里は格納庫に兼一を連れて行った。そこには自分達が乗る三十七ミリ砲装備の武装司偵が整備員達によって改造されている様子があった。
 「胴体の下をよく見るんだ。あそこに補助噴進器(ロケット)を三つ着けた。あれなら高度一万まで上がれるだろう」
 香里が指差す方向。機体中央の下部に三つの円筒形のモノが着けられている。それが補助噴進器だ。
 「これなら。確かに上がれそうですね」
 けれどもロケットの補助があるから高度1万まで上がれるか兼一の疑問は大きい。
 「より上がれるように機首の二十ミリや電鍵とか外して軽量化してある。やれるだろ?な?」
 香里は強引に兼一に同意を求める。仕方なく兼一は「ええ、やれますね」とさっきよりは張りのある声で答えた。

20 :
  その日の夜。兼一と香里の武装司偵は改造を終えて格納庫から出され滑走路の傍ですぐ出動できるように置かれた。
 その機体に兼一が乗り込み操縦を練習していた。軽量化された機体。補助噴進器による飛行とこれまで違うから頭の中で戦場となる空をイメージしてどこでどの動作をするか確認
 しているのだ。
 「熱心だな」
 そんな兼一の所へ香里が来た。
 「今回の改造で色々と変わったので少しでも慣れる様に練習しているんですよ」
 「感心感心」
 香里は兼一を素直に褒めた。
 「私もこの三十七ミリを練習しないとな。実戦ではまだ撃ってないし」
 香里は後席で三十七ミリ機関砲の操作をする担当である。
 「では一緒にやりましょう」
 「そうしようか」
 兼一が提案すると香里は快諾した。
 「何でこっちに来るんですか?」
 兼一は香里が操縦席に来たので驚いた。香里は「いいから〜いいから〜」と言って誤魔化す。そしてそのまま兼一の膝を跨ぐように向かい合う形で香里は座った。
 兼一は香里が何をしようとしているのか分からず戸惑うばかりだ。
 「三十七ミリ機関砲はねえ〜」
 と言いつつ香里は兼一のズボンを脱がしにかかる。
 「ちょっと!小都井曹長!それは!」
 香里の手を押さえて兼一は激しく抵抗をしたが既にズボンを膝より下まで下げられてしまっていた。
 「お〜軍曹の三十七ミリ機関砲が出てきた〜」
 兼一の履く褌の奥から香里は肉棒を取り出す。それはまだ柔らかい状態だったが香里が右手でこすると、すぐに固くなった。

21 :
 「アンタの三十七ミリ砲は結構でかいねえ」
 「何するんですか曹長…」
 兼一はそれでも香里に抵抗したが香里の手コキで息が荒く声は与えられた快感に弱々しい声になっていた。
 「ふふふ〜アンタの三十七ミリ砲で練習だよ」
 香里は中腰で立ちながらズボンと下着を脱ぎ始め右足だけ引き抜く。それから香里は肉棒を右手で持ち自分の腰へと合わせるように導く。
 「私がB29でアンタがこの武装司偵だ」
 そう言うと香里は腰を落とし兼一の肉棒を自分の中へ入れた。
 「アンタが動くんだ」
 香里は兼一に抱きつくような姿勢になった。兼一は頭が快感に惚けながらも腰を動かし香里を突き上げる。
 「んっ・・・んっ・・・そうそう。そんな感じ。下から突き上げるように攻めるのが三十七ミリ砲の使い方なんだよ」
 そうなのかと兼一は感心しながら腰を動かす。香里は声を抑えながら呼吸で喘ぎ兼一に合わせるように腰を上下に動かす。武装司偵の機首を揺らしながら行われる情事は段々とお互いの結合部からぬめった音が出るほどになっていた。
 「曹長。もう・・・そろそろ・・・・」
 兼一が限界を報せる。
 「そういや突撃一番やってなかったな。中で出されるのはマズいから外に出して」
 「え?何処に出せば・・・」
 迷う間に兼一の限界は寸前に近づく。
 「もう、ダメだ!」
 と兼一が言うと香里は素早く立ち上がり肉棒を出させた。その瞬間に兼一は射精した。
 飛び出した精液は勢いよく上へ飛んだ。あたかも機関砲の射撃みたいに。
 「一機撃墜。なんてね」
 顔に兼一の精液が着いてしまった香里が微笑んだ。

22 :
  二日後。兼一と香里の武装司偵は出撃した。
 「やはり皆より遅れるか」
 いくから装備を降ろして軽量化した機体だが三十七ミリ砲という重しは相変わらず上昇力を鈍らせた。二十ミリ機関砲だけの武装司偵よりどんどん引き離され疾風や飛燕にも追い越された。
 「なに噴進器を使えばすぐに追い着くさ」
 不満な兼一を香里がなだめる。そうだ噴進器さえあれば追い着けるのだと兼一は自分で言い聞かせて苛立つ気持ちを落ち着かせる。
 「よし、噴進器を使うぞ。私の合図で点火」
 「了解」
 「5・4・3・2・1、点火!」
 三基の補助噴進器が一斉に点火される。今までに無い上昇力と衝撃に兼一も香里も面食らう。だが確実に高度1万メートルまで確実に上がれるのだと計器を見て分かると兼一の心は躍った。
 「ようやくここまで来た。私の手でやっとB29を落とせる!」
 武装司偵は高度1万メートルに達した。その位置はB29の真下に位置していた。
 「行きますよ!」
 兼一は機を前進させてB29へ接近する。B29の編隊が気付き銃座から射撃をはじめた。
 「そろそろこっちもやるよ」
 香里は揺れる機内でその大きな得物で狙いを定め撃ち出した。
 三十七ミリ機関砲は機内へ更に大きな衝撃を与えながら砲弾をB29へ叩き込む。砲弾は衝撃のブレもあって多くが命中しなかったが左の主翼の付け根と胴体前部へ一発づつが命中した。
 「やった!落ちて行く、さすが小都井曹長だ!」
 兼一は歓喜した。やっと高度一万に到達し悲願の撃墜を果たしたのだから。
 三十七ミリ砲弾を受けたB29は機体前部に砲弾が命中した事から操縦系統が壊され搭乗員達
が傷してコントロールを失い高度を落とし初めついには左翼が砲弾命中の傷が広がったせいで千切れてB29は錐揉みしながら墜落した。
 「軍曹!次だ!」
 「はい!」
 と武装司偵で初戦果を挙げた興奮が冷めぬまま再度B29の編隊に挑もうとしたその時だった。
 いきなり武装司偵の機体がガクンと大きな衝撃が起きると機首が下がり緩く降下を始める。
 「どうした!?」
 「操縦桿が効かない!操縦不能です!」 
 「仕方ない!脱出!」
 いきなり操縦不能になった武装司偵から兼一と香里は脱出しパラシュートでゆっくり降下する。無人となった武装司偵は兼一と香里より下で空中分解を起こしてしまった。

23 :
 「残骸を集めて調べた結果。どうやら補助噴進器使用による衝撃で機体に悪影響が出たところへ三十七ミリ機関砲の連射による衝撃が重なり機体の各所が破損してしまったと考えられる」
 後日。陸軍航空本部から来た技術将校が部隊長などの幹部や兼一と香里も交えて空中分解の原因を報告した。
 機体を失った事に関しては特に何も無かったが三十七ミリ砲装備の機体で初戦果が上がったと同時の事故であり部隊長や航空本部の興味を引いたようだ。
 「航空総監部と航空本部は協議した結果。今までの結果や今回の事故からキ64V乙(百式司令部偵察機V型乙の事。つまり武装司偵の名称だ)の三十七ミリ機関砲装備は止める事となった。既に装備している機体はすぐに取り外し武装は当面二十ミリ機関砲だけとせよ」
 航空総監部の中佐が決定事項を述べた。
 兼一と香里はお咎めは無かったがここまでやった苦労が一気に徒労に思えてヤレヤレと思う苦笑いを交した。

24 :
投下は以上です。
百式司令部偵察機の高高度戦闘機型は高戦とも呼びますが武装司偵の響きが
良いのでこの名称で書きました。
三十七ミリ砲の操作を後席がすると書きましたがこの辺りを書いた資料が無い
ので想像です。
また三十七ミリ砲装備機が取りやめになった事に航空本部や航空総監部が出た
記録が無いのでこの辺りも想像です。
補足も以上です。

25 :

俺のは何ミリ砲かな

26 :
GJ!

27 :
「ボクが代わりに相手をする!」
 シュルツーナ・グリンデ中尉は怒りを露にしながら言った。その怒りをぶつけている相手は囚人部隊の指揮官である少尉である。その怒りの原因はその囚人部隊が村の住民を虐し幼い子も含めた女達を陵辱していたからだ。
 「おいおい本気なのか?」
 少尉はシュルツーナを馬鹿にした目で質す。少尉の後ろで成り行きを眺めている囚人兵達も同じような目で見つめていた。
 「本気だ。だからこれ以上村の人達に手を出すな」
 「じゃあ命令で言って下さい中尉さん。俺は少尉なのでね」
 少尉はシュルツーナを試すように言う。シュルツーナはすぐに応えた。
 「貴官らに命じる。全員村の住人を解放しろ。代わりに私が相手をする!」
 眺めている囚人兵達は驚きの声を上げる。だがシュルツーナの部下達は一様に動揺した。上官がその身を無法者達に差し出すのだから無理も無い。
 「なんて事を言うんだ!こんな連中に自分から玩具にしてくれなんて馬鹿げてる!」
 ツーメリカ伍長が一番強く反対した。
 「伍長の言う通りです。すぐに無線で司令部へ連絡して憲兵を呼びましょう」
 カリナ軍曹も反対を示した。
 「いや、奴らは早く始末した方がいい。憲兵が来るまでに犠牲が増えるだけだ」
 ツーメリカはMP40短機関銃を構えるように見せてシュルツーナに迫った。
 けれどもシュルツーナは首を左右に振り意見を退けた。
 「あんな連中でも友軍なんだ。ボク達が撃ってせば軍法会議に問われる。相手がどう見ても悪人でもね。だからアイツラを満足させてやらなくちゃいけない」
 「軍法会議に私達が出ても正当だと分かる筈です」
 カリナが反論する。
 「正義なんて軍隊ではありはしない。あの連中があんなに自由気ままにできたのを考えるなら私達は口封じをされる事もありえるよ。だからこそボクはやるんだ」
 それでもツーメリカやカリナは反論したがシュルツーナは「ボクがどんな事をされても手を出さないで」と言い残して囚人兵達の所へ向かった。

28 :
 「ホラ!さっさと家に帰れ!」
 囚人兵は犯してた村の女達を強引に教会から追い出した。全裸や破かれた服を身に纏った女達が訳も分からず足早に教会から出て行く。
 「これで村の女は解放してやったぜ」
 少尉はさあどうだと言わん顔で言う。囚人兵達は中断された楽しみを再開したいと目をギラつかせていた。
 「分かった。じゃあ始めようか」
 シュルツーナは来ている戦車兵の特色である上下が黒の軍服を脱ごうとした。
 「待ちな。服はそのままだ。味方の将校とするのはそうそう無いからな」
 少尉が止める。シュルツーナはヤレヤレと内心思いながら軍服から手を離す。
 「まずは四つんばいになれ」
 シュルツーナは言われるままに四つんばいになった。すると少尉が後ろから近づく。
 「まったく良いケツだぜ」
 少尉はズボン越しにシュルツーナの尻を撫でた。ズボンでも形が大きく出るシュルツーナの尻は四つんばいの姿勢だと余計に丸く大きく強調される。
 少尉はシュルツーナのズボンを下着ごと無理矢理膝まで降ろした。上着を着たまま白い尻を丸出しにされた状態になった。囚人兵達から下品な歓声が一斉に出た。
 「何でもう濡れているんだ?そんなに期待してたのかよ」
 少尉はシュルツーナの秘部とずり降ろした下着をを覗いて笑った。シュルツーナは黙って羞恥に耐えた。彼女は教会で犯されていたシスターを見た時に怒りと共に劣情をもよおしてしまっていた。
 「まったく驚きだぜ。本当は欲求不満で相手をして欲しくて格好つけた態度をしたのか?ねえ中尉さん?」
 「違う。ボクは村の人達を助けたいだけだ」
 四つんばいのまま首を後ろに向けてシュルツーナは少尉を睨みながら反論する。
 「良いねえ。その顔。興奮してきたぜ」
 少尉は自分のズボンを脱いでいきり立つ肉棒をシュルツーナの尻に向けた。
 「じゃあ。行くぜ中尉さん」
 少尉はこう言ってからシュルツーナを後ろから貫いた。

29 :
 「あ・・・・うう・・・ああ・・・はあ・・・」
 「どうだ?久しぶりなんだろ?」
 少尉は尻を両手で鷲づかみにしながら攻め立てる。少尉が下品に尋ねても僅かに喘ぎながら無視した。だが彼女の身体は段々と欲求が満たされつつある事に喜びを感じ始めていた。
 「大きな声出して良いんだぜ?我慢はよくないぞ」
 少尉はシュルツーナの胸を上着の下から手を入れて揉みながら耳元で言った。シュルツーナは部下に自分の喘ぎ声を聞かれるのが恥ずかしくてあまり声を出さないように我慢していた。また大声を上げる事で
 完璧に快楽の落ちるのが嫌だった。それは自分のプライドがあるからだ。
 「全く我慢強い女だぜ。全く汚したくなる女だ」
 少尉はそれまで力強く打ち込んでいた肉棒を抜くとシュルツーナの顔へそれを近づけた。
 「え?いや!」
 「はははは〜。ますます良い顔だ」
 少尉は己の溜まった精液をシュルツーナの顔へぶちまけた。顔射に驚いたシュルツーナだったが顔や前髪が濃い精液にまみれたまま汚した少尉を睨んだ。
 「こいつは良い身体をしているぞ。どんどんやれ」
 少尉は部下である囚人兵へ言う。それが彼らが手を出す許可であった。目の前で犯されているシュルツーナを見て我慢の限界である囚人兵達は一斉にシュルツーナを囲み手を伸ばした。
 姿勢が仰向けにされて軍服の上着を開かされ豊かな胸を性急に囚人兵達は露にさせた。すると2人の囚人兵が胸を舐めたり揉んだり貪り始めた。それを開始の合図かのように今度はシュルツーナの口へ肉棒が
 無理矢理突っ込まれる。ズボンと下着を完全に抜かれた股には1人が入り込み突き入れ始める。
 一度に4人がシュルツーナの身体を味わう。
 「んんん!・・・んう・・・んう・・・ううう」
 喘ぎ声が漏れていたその口は囚人兵が腰を振ってシュルツーナの頭を押さえてイマラチオで咥えさせていた。するといきなり囚人兵は腰をシュルツーナの顔にぶるけるように早く振ると口内へ精液を放った。
 いきなりの口内射精で咳き込んだシュルツーナだったがすぐに別の囚人兵が肉棒を突き入れる。
股も中で射精されるとすぐに別の囚人兵が入り込んだ。胸は1人の囚人兵がシュルツーナの腹へ跨り肉棒をその巨乳へ挟みパイズリに使われていた。
 「へへへ。やっぱ味方で将校の女を犯すのは興奮するぜ」
 「だよな。しかもこんなエロい身体だしよお。まだ収まらねえぜ」
 囚人兵達は味方の将校を犯す事に異常な興奮を感じていた。今まで敵側の女兵士や女将校は犯していたが味方となるとありえないだけに興奮は高くなった。

30 :
どのくらい時間が経ったかは分からない。
 シュルツーナはただひたすら囚人兵の為すがままになっていた。
 今は騎乗位で腰を振りながら口で咥え両手も握りる状態になっていた。纏う上着は全体が精液に汚れてしまっている。
 「中尉殿。腰使いが上手くなって来ましたねえ〜」
 シュルツーナに乗られている囚人兵がからかう。もはや長い輪姦に頭が惚けて何も考えられない。頭は囚人兵が求める体位や奉仕を理解するのが精一杯になっていた。
 腰の動きは惰性でやっていたが本能的に激しくまたは左右に焦らすような攻めをしていた。
 「おら!また出るぞ!」
 「俺もだ!」
 口と両手の奉仕を受けていた囚人兵3人はシュルツーナの顔や軍服へ精液をかける。そして乗られていた囚人兵もシュルツーナの尻を鷲づかみにしながら果てた。
 「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」
 さすがのシュルツーナも疲れてうつ伏せで床に倒れこむ。
 「中尉さん。まだまだですぞ」
 あの少尉が近づく。シュルツーナは疲れて何も分からずにいた。それは少尉がシュルツーナの腰を抱えて尻を突き出す態勢にしたのも分からない程だった。
 「こっちはまだ使ってねえか」
 少尉は唾をつけた指人差し指ををシュルツーナのアナルへ押し込む。
 「う!!」
 そんな場所に指なんか入れた事の無いシュルツーナは痛みにぼやけた意識から飛ぶように目覚めた。
 「ちょっと、そんな所」
 シュルツーナは経験の無い事に戸惑う。
 「ここでもヤレるのさ。知らなかったのかい?中尉さん」
 少尉はシュルツーナの反応を楽しみながらアナルへ人差し指を抜き差しした。
 「そろそろ良いだろう」
 すると少尉は肉棒をアナルへ押し込む。まだ異物を受け入れた事のないその穴は少尉の肉棒を容易に入らせない。
 「うぐうううう・・・・んうううう・・・」
 シュルツーナは眉間に皺を寄せて初めてのアナル挿入の痛みを感じていた。無理に押し広げられる身体を斬られるような痛みに呻いた。
 「ふう。やっと全部入ったな。さすがにここは処女だけあって締りが凄いぜ」
 少尉はシュルツーナのアナルの感触を楽しむ。
 「さて俺がアナルの良さを教えるぜ中尉さん!」
 少尉は前後に動いた。最初は緩くそして段々と激しく。
 「いいいいい!ふうぐううううう!」
 喘ぎ声とは言えない痛みに耐える呻き声をシュルツーナは発した。その声がますます少尉を昂ぶらせ腰を速くさせる。
 「アナルへ最初の中出しだ!」
 少尉はシュルツーナの直腸へ流し込むように奥へ射精した。シュルツーナは痛みに思わず涙を流しながら射精を受けた。

31 :
また興奮した来たぞ」
 見ていた囚人兵の1人が少尉が離れたシュルツーナのアナルへ挿入した。まだ慣れないアナル責めにまたシュルツーナは痛みに鳴いた。
 「俺もだ!」
 「ワシもだ!」
 痛がる女将校シュルツーナにまた欲情した囚人兵達が挑みかかる。アナルに入れられながら四つんばいの姿勢で口で奉仕させられ精液にまみれた情事の赤い顔が今度は涙に濡れた。
 「おいおい。ケツの穴が緩くなってるぜ」
 何人か連続で突き入れされたアナルは精液をたっぷり注がれ穴も広がり最初の締りが無くなったが逆に精液が肉棒が前後する度にグチュグチュと音を立てて卑猥さを増していた。
 「なあ。二本刺ししようぜ」
 「いいなあ!」
 囚人兵達は悪戯をするように笑いながらシュルツーナの身体をまず騎乗位の体位にさせ秘部に一人目の肉棒を挿入させた。それから二人目がシュルツーナのアナルへ挿入した。格好としてはどちらも下から突き上げる形だ。
 「うわああああああああ!」
 痛みに慣れた快感が入り混じりシュルツーナは絶叫する。
 「どんどん行くぜ!将校さんよ!」
 泣き叫ぶシュルツーナでますます楽しくなった囚人兵が突き上げを早める。もう何だか分からない感覚にシュルツーナはただ反射的に叫ぶ。
 「うるせえ口だな」
 叫ぶシュルツーナの口へ肉棒が突っ込まれる。これで三本の肉棒で貫かれる。だが性的な倒錯を楽しむ囚人兵達は更に二本の肉棒を交互に咥えさせるようにもした。まさに五本刺しだ。
 求められるまま突かれるまま4本の攻撃を受け続けるシュルツーナ。その攻撃が絶頂に達した時にシュルツーナはまさしく全身が汚された。
 口の中を顔を胸を膣を直腸をシュルツーナは精液で満たされ塗られた。
 精液で濡れたその身体をまた教会の床へ倒しなが呼吸する。
 「まだ済んでないぜ中尉さんよ」
 満足していない囚人兵達がシュルツーナの腕を掴んで起こす。ぼやける視界にはまだ大勢の囚人兵が銃か火砲を並べるように硬直する肉棒を向けて待ち構えていた。
 (もうダメ・・・これ以上はダメ・・・壊れちゃうよボク・・・)
 「は!!」
 シュルツーナは勢いよく起き上がった。
 「ここは・・・」
 頭の整理をする。さっきまで教会でボクは輪姦されていた。いやいやよく記憶を遡るんだ。
 そういえば今はキエフの近くで野営しているんだったな。
 囚人部隊を攻撃して全滅させた事件から何ヶ月も過ぎている。だがあの記憶は胸糞が悪いものでもあると同時に口に出来ない秘めたる劣情をいつもかき立てていた。
 その劣情がとうとうこんな夢となって現れるようになろうとはシュルツーナは自分を嫌悪した。
 (色々と溜まっているのかな。男娼とはいえ男は最近ご無沙汰だし・・・)
 自分が何でこんな夢を見るのかと考えながらも自然と右手は己の股間へ伸びた。幸いにして今居る場所は自分専用のテントの中だ。よほどで無い限りは訪れる者は居ない。
 さっきまで見ていた夢の記憶がシュルツーナの身体を火照らせた。だからこそ鎮める為に手が動く。
 ズボンと下着の中に入り込んだ右手の指は秘所を少しだけ愛撫すると人差し指で突き入れた。左手は上着越しに胸を揉んだ。
 (あの新兵・・・ハンスって言ったかな。あの子良いなあ・・・)
 自慰に耽りながらシュルツーナは増える欲求不満を配属されたばかりの少年兵へ向けようかと考え始めていた。

32 :
投下は以上です
保管庫の戦車長過去話を読んでてふと考えた作品ですw
ちなみに私は戦車兵さんではない

33 :
エロい!ツーナは基本的にショタなんだけど
陵辱も似合うな…
エロい身体だし、身体が反応するんだろーなぁ
グッジョブすぎる!
またよろしくお願いします。

34 :
いいねー

35 :
別荘に合宿しに行った時小鷹、理科、幸村が買い出しで不在。
暴漢達が別荘に侵入
夜空、星奈、小鳩、マリアがレイプされる。
そしてそれは全て腹黒理科の策略だったとか妄想してみた。

36 :
>>35
スレチ

37 :
なんかの誤爆だろ

38 :
誤爆ネタで誰か

39 :
隊長:パンターとまともにやっても勝てん!スモーク弾をパンターに
向けて発射後、航空支援をしろ!
無線手:こちらスター3よりブラボー1へ。スモークが発生している
ツリーラインを爆撃してくれ。パンターがいる!
ブラボー1:ツリーラインが視界が悪くてよくわからん。スモークを
目印に爆撃する、どうぞ
兵士:隊長!敵もスモーク弾を連続発射してきました!視界不良です!
隊長:いかん!爆撃中止、爆撃中止だ!
ブラボー1:スモーク確認。爆弾をばらまいていくぜ。タリホー!
パンター戦車長:あーあ…誤爆だね。ハンス、スモーク弾全部使っていいよ
ヤーボが全部、掃除してくれるから♪こーら、またボクのオッパイばっかり
みて!ちゃんと装填してよね!夜にボクの砲口に装填させてあげるから♪

40 :
うむ
ハンスが得してばかりだな

41 :
ヴェトナム戦争漫画を見ながら解放戦線の少女兵士が
米国産のディックにがっつりやられる話とか妄想した。
漫画ではあんまり描写なかったし、もったいない。

42 :
なんかそんな映画があったな

43 :
ツーナさんにおいしくいただかれたい…

44 :
ファニー:うう、大尉さんだけ目立って悔しい!あたしだっておっぱい
キャラなのに!メイドだって看護婦だってコスプレしたのに!
この差は何なの!?
エルン:ファニーは義勇軍だからまだいいわ…
私なんて虎戦車の無線手なのに…み、見られて感じちゃう
え、Mで痛い設定(おまけ)までついてくるし…ただの変態じゃない
スレンダーで美尻なのは嬉しいけど
シャリナ:いいなー…あいつら、俺より年齢低いのに
おっぱいもお尻も俺よりあるんだーアハハ、アハハハハ
リュリュ:本番寸前で戦闘になった私は!?
しかも手だけかりて自慰ってどんなプレイなのよ!もうやだー!!
キュンメル:私なんてショタコンな妄想だけで本番ないし
装甲な乙女ども―――完
アルベルナ:……とっくに薹が立っている私はどうなるんでしょう?
先生:シャリナちゃん…泣きながら笑うと怖いわ
握りしめているトカレフはしまいましょうね。32歳のおばさんでした(泣)

45 :
「完」ってなんですか!
「完」って!

46 :
ほしゅ

47 :
寒い
雪上戦だな

48 :
スキー歩兵(夏は自転車歩兵)の出番だな。

49 :
寒さでちんこが凍りつく

50 :
今日雪ふったな

51 :
寒い

52 :
ツーナ:ハンスー、もうすぐクリスマスだね♪
ハンス:え、ああ…そう言えばそうですね
ツーナ:ちょっと早いけどプレゼントだよ♪イヴの夜に開けてね
カリナ:不潔な二等兵…不本意ですが受け取りなさい
エルリカ:いつも迷惑かけとるもんね、ハンスにあげるわ
ツーメリカ:オレからもやるよ、ハンス
ハンス:あ、ありがとうございます(泣)
そしてイヴの夜
ハンス:大尉達からのプレゼントなんて…嬉しいな…
何が入っているんだろう…開けてみよう
ツーナ−−−−−−女サンタコスチューム   
カリナ−−−−−−アナルビーズ犬の尻尾付き
エルリカ−−−−−付け耳バンド+精力増強剤
ツーメリカ−−−−ペニスリング+手錠
ハンス:……………
ツーナ:ハンスー、ちょっといいかな
カリナ:べ、別に…わ、わたしは…その最後でもいいので…
エルリカ:ハンス、開けたん?はよ、はよ、装備して♪
ルーメリカ:ケツ穴用のの軟膏剤持ってきてやったぜ
ハンス:……………
そしてその夜にハンスは強制的にすべての贈り物を
装備させられ、別の意味でのホワイトクリスマスになったとさ

53 :
ほしゅ

54 :
ハンスに生まれ変わりたい
冬だし露助に種付けされる将校plz

55 :
年末は休戦か

56 :
諸事情により今日投下
戦車長×戦車兵
新年ネタ
「ハンス、フローエス ノイエス ヤー。どう?似合っている」
「あ、フローエ ヴァイナハテン。は、はい!とっても似合っています、大尉!」
大尉の格好はいつもの洋服ではない、煌びやかな服装だ。
「キモノ」「フリソデ」という極東の服だ。
「ヤーパンで新しい年を迎える時に着る服装らしいんだよ。珍しくてね。
青い色を基調としたこの柄が特に気に入ってね、ちょっと高かったけど購入してみたんだ」
銀髪をアップにしてキモノを着ている大尉。
白い項が丸見えで思わずゴクリと喉を慣らしてしまった。
「ふふん、どう…色っぽい?」
「あ…う……」
いつもの大尉とは違った気品に満ちた色香に僕はふらふらと
大尉に近づいていった。きっと食虫植物に誘われる虫ってこんな気分になるんだろう。
「あは…もう我慢できないの?そうそうヤーパンだとその年初めてにするエッチって
『ヒメハジメ』って言うんだって、ボクとヒメハジメだねハンス」
大尉は執務室の椅子から立ち上がると、壁に手をついて両手でキモノの裾を腰まで
捲りあげた。白くもっちりした形の良いお尻が丸見えになる。

57 :
「あ…た、大尉…し、下着」
「ん…ヤーパンはキモノの下に下着は着けないんだって。ボクも真似してみたの」
「あ…た、大尉…のお、お尻…」
「君はおっぱいもお尻も好きみたいだし…ね?」
僕は両手でこねるようにしてお尻を揉みし抱いた。
いつまでもこね回していたいほど柔らかなお尻。時折、見える大尉のアソコは
しっとりと濡れていて、綺麗に生えそろった陰毛が妖艶な輝きを見せる。
「あ…いいよ…ハンス……君の手つき、とっても感じるよ」
僕はもう我慢できずに右手を離し、いきり立つペニスに手を添えた。
熱く溶けた鉄のような肉棒の先からは先走り汁がぷしゅ…ぷしゅっと
飛び出している。大尉が言った『1週間オナニー禁止ね』ってきっとこの為だったんだ。
「はあ…ハンスのオチンチン……ボクのオマンコに入れて…ボクもオナニーするの我慢してたの
もう限界……はやく、はやく入れて」
大尉がキモノの胸元を開いて背中を露出させ、潤んだ眼で僕をみた。
僕も限界だった。しっかりとペニスを掴んで腰を突き上げるようにして大尉の中に押し入った。
「あああっ、は、ハンスのすごい!すごいよ、ハンス!」
「ぼ、僕も…大尉の…あ、熱い…熱すぎます!」
大尉は壁に爪を立てるようにして身体を支えている。根本までペニスを埋没させると
腰をくねらせ、快楽を貪るようにしてお尻を振り出した。
「あっ!はぁン!ふっ!ハンス、ハンス!くぅ!」
大尉の色めきだった雌猫のような声。戦車の暗号名が『カッツェ(雌猫)』だったのも頷ける。
僕は両手で大尉のお尻を掴み、がっつくように何度も何度も腰を叩きつけた。
執務室で半裸でお尻だけ剥いて獣のように行為に及んでいる。
それもヤーパンの服装を着した大尉はいつも以上に刺激的で、淫靡だった。
「ああッ!ハンス!ハンス!激しいよ!ボク、もう、もうイッちゃうよ!」
「大尉、ぼ、僕も!もう…で、出る!イっちゃいます!」
大尉が唇を噛み、噛みを振り乱して叫ぶようにしていった。
「ああッ!ハンス、ハンスの濃くて臭いザーメン出して!ボクのオマンコにぶちまけて
種、種付けして!ボ、ボクを孕ませて欲しいの!」
「ああッ、出る、出ちゃうよ!僕の汚い練乳みたいなザーメンで大尉に
種付けちゃいます!ああッ孕んで、孕んで下さい!シュルツーナ!!」
大尉の背筋が弓のように反りかえった。ほぼ同時に僕のペニスからダムが決壊したような
勢いで大尉の最奥にザーメンをぶちまけた。その間も腰を振り続け、奥へ奥へと孕むように
射精しながら腰を振った。
「あ…あ…んうう…大尉…大尉…」
「はぁ…はぁ…あ…ん」

58 :
しばらく動けなかった。
僕は壁に突っ伏すようにして寄りかかった大尉の背に身体を預けたまま立っていた。
「はぁ…はぁ…ハンス…ステキだったよ…ん」
大尉は肩越しに僕をみて言った。そしてお尻をくねらせ、ペニスから逃れた。
萎えたペニスがぬるっと滑りでてきた。それと同時に大尉の秘所からどぶっと黄ばんだ
練乳のようなザーメンが漏れだし、太腿をつたって床を汚した。
「もう君のは本当に濃いんだから……あ…たれてきちゃった…
ねぇ…ハンスのオチンチンで早く栓をしてくれる?」
僕は顔を赤くして拗ねる大尉に新たな興奮を覚えた。
「んっ…ふぅ…ザーメンは下品すぎますね。チンポみるくにした方がいいでしょう…
あとおっぱいの描写が少ないし…もう少し」
夜の教会でシスター服を着した元・無線手カリナが片手でタイプライターを打ちつつ
思案に耽った。もう一方の手はパンティーをずらした秘所から抜き出し、
人差し指と中指を開いたり閉じたりしながら愛液を月明かりに掲げ、余韻に耽った。
戦車長と戦車兵SS『Frohes Neues Jahr』
END

59 :
素晴らしい
これでセルフ姫始めの準備は整った

60 :
イイね!

61 :
 昭環18年
 2年近く前に開戦した大東亜戦争は日本の劣勢に傾こうとしていた。
 主戦場となっている南太平洋のソロモン諸島では半年以上ものガダルカナル島攻防戦に日本軍が敗れると米・豪の連合国軍は戦力を一層増強して反撃を始めていた。
 そんな中で日本海軍連合艦隊は司令長官である本山五十九大将を敵に討たれて失う。
 新たな連合艦隊司令部を立ち上げるべく海軍軍令部は横須賀鎮守府司令長官の小山嶺二大将を新たな連合艦隊司令長官に任命した。
 小山連合艦隊の幕僚達も軍令部によって次々と決定され人事異動は忙しく行われた。
 その渦中に作戦参謀に水本祐子中佐が居た。
 
 昭環18年春。南太平洋にある日本海軍の大拠点であるトラック環礁に水本は東京の軍令部から追われる様に着いた。
 「これが連合艦隊か・・・・」
 トラック環礁は戦艦や空母などの主力艦艇が多く停泊しその威容を水本へ見せつけていた。祐子にとって3年ぶりに赤レンガもとい軍令部から潮気のある現場に来ただけに艦隊というものを久しぶりに見た気がして感慨深くあったのだ。
 「この艦たちが私の作戦で動くのか」
 しばし眺めていた水本はこれらの艦と将兵が自分の作戦で動くのかと思うと少し気分が高鳴る。これまでは専ら一部の部署で働いていただけに戦局全体を動かせる立場となるとようやく目指していた立場になったなと実感したからだ。
 しかし吹き抜ける海風で祐子は浮かれた頭を少し冷ます。
 戦局は悪いのである。それは軍令部に居た時でも充分に把握していた。そんな現場に居るのだから浮かれてもいられない。

62 :
 「ここでは油が足りないのです。これでは戦艦や空母などの大型艦は動かせません」
 連合艦隊旗艦となっている戦艦「武蔵」の作戦室で補給参謀である輪島今日子中佐は嘆くように言った。彼女の言うとおりトラック環礁の基地にある燃料は停泊している艦隊を全力で出撃させるには全く足りなかった。これは今に始まった事では無くソロモン諸島の攻防戦が激化し
 始めた時からの懸案であった。
 「そうなると頼りは航空隊か」
 参謀長の福山留雄少将が呟く。大食いの艦隊が動かせないとなると同じ燃料を使うとはいえ艦隊よりは少なく今では艦隊以上の価値がある戦力である航空隊だけが有効に動かせる戦力だった。
 「ラバウルの航空隊は消耗しています。頼りにするには無理があるかと」
 航空参謀の藤永秀明大佐が言い難そうに答えた。前年のガダルカナル攻防戦に伴う航空戦でラバウルに集結した航空隊はガダルカナル上空が搭乗員の墓場と言われるぐらいの出血を強いられ今でも戦力が完全に回復せぬまま戦い続けていた。
 「こんな状態ではとうてい戦えんな・・・」
 今置かれている状況を聞き終えると小山長官は嘆くように呟いた。

63 :
 「参ったなあ〜これじゃ作戦の立てようが無い」
 会議が終わり祐子は今日子の部屋を訪れた。士官は個室がある。だからこそ気兼ねなく話す為に海兵同期である今日子の所へ祐子は来たのだ。
 「ごめんねえ。本当に燃料が足りないのよ」
 「今日子が謝る事じゃないよ。油槽船がどんどん運べば良い事なんだし」
 「それなんだけどね。どうも船の運航が結構厳しいみたいなのよ」
 今日子は緑茶を淹れながら話す。
 日本の船舶事情はまさに余裕が無くなっていた。広い占領地域の各拠点へ物資を運ばねばならないが南方から日本本土へ石油やボーキサイトなどの資源を運ばねばならない、更に部隊の輸送など作戦にも使われる。
 船舶は幾らあっても足りない状況だった。そこへ来て近年活発になっている米潜水艦の通商破壊作戦で船舶の被害が増えソロモン海域でもガダルカナル攻防戦から船舶が攻撃を受けて多数沈み各方面の需要へ完全に
 応える事が不可能になり物資の到着が遅れる事が多くなりつつあった。
 「そこまで状況は深刻だったのかあ」
 「この話も海上護衛総隊に行った大居ちゃんから聞いたんだけどね」
 「軍令部でも肝心な所が少ししか分からないからねえ」
 2人が憂鬱に思いを感じながら茶を啜っていた時だった。今日子の部屋のドアをノックする音が聞こえた。
 「藤永だ。そっちに水本は居ないか?」
 ドア越しに航空参謀が尋ねる。
 「はい居ます」
 祐子は大声で答えながらドアを開ける。
 「良い話を持って来たぞ。三日後にお前は大佐に昇進だ」
 「え?本当ですか!これで先輩と同じ階級ですね」
 「あ〜まったくだ。かわいい後輩だからこうしてやるもの出来なくなるかもな」
 藤永はおもむろに祐子の尻を軽く撫でた。
 「ちょっと!またこんな事を!」
 祐子は顔を真っ赤にした。
 「久々だが良い形のままで結構結構」
 藤永は笑いながら去っていく。
 「祐子ちゃん大丈夫?」
 今日子が心配そうに訊いた。
 「あ〜平気だから。藤永大佐とは空母赤城で出会った時からこうだったから」
 祐子が藤永と出会ったのは祐子が新米少尉として初めて乗艦した空母「赤城」であった。当時中尉だった藤永は艦内生活や将校としてやっていく術を教えてくれたが祐子に隙があれば尻や胸を撫でたりしていた。
 最初こそ乙女心で嫌だったが段々と慣れたが触られた直後はやはり驚いてしまい藤永を面白がらせた。
 「まったく、こんなんでやって行けるのかしら」

64 :
架空の太平洋戦争を舞台にした架空戦記な作品です。
投稿ペースは遅くなるかもしれないので間に他の作品の投稿もOKであります。

65 :
期待しておく

66 :
待ってますよ!

67 :
ベトナム戦争
少女兵士
鬱展開及び陵辱注意
私を組み敷いている大柄な白人はえぐるように腰を使った。
「かっ…はっ!」
中に押し入っているモノがさらに奥へと進んだ。
「うっ…おお…し、締まる」
男の肉棒が圧迫され快楽に呻く。顎から頬にかけて傷が顔が醜く歪んだ。
「あが…ぐィ!!」
身体の中心に溶けた鉄の棒を突っ込まれたような痛みが
さっきから断続的に続いている。
歯を食いしばって痛みに耐えようとするが声がこぼれる。
「あ…はっ…ぐっ」
男の腰が動くたびに獣臭がする胸板に押しつけられる。
汗と泥のニオイに混じって獣のような体臭が鼻をつく。
(臭い…)
私は呆然とそんな事を思った。
そんな男に私は犯されている。いや、私達は今、異国の兵士達に犯されている。
『やッやああッ!だ、誰か!誰かあああッ!もういやああああっ!』
小屋の中からはリーの叫びが聞こえる。
『あぐっ!ああィ!ぐぶっ!や、やめってごふっ!?』
向こうの小屋の影ではマイさんが四つん這いの格好で後ろから犯されている。
マイさんの後ろに立つ男が野良犬の交尾みたいに腰を振りたくっている。

68 :
「ううっ、お…おお…へへ…ベビードールみてぇなグークはよく締まりやがるぜ」
傷の男が呻いた。私の身体をかき抱くように密着し、腰を突き上げ続ける。
抵抗しても意味をなさない。体格差、身長差などという次元をとうに超えている。
例えて言うなら大きな熊に上から密着されているというのが一番しっくりくる。
「おっ…うおおっ!!」
傷の男が今までで一番大きく呻いた。こめかみの血管は浮き、顔は赤黒くなっている。
剥かれた尻に指を食い込ませて男が野獣のような声を上げた
「うっう…おっ…ぶちまけてやるぜ!…うっ、おおっおおおっ!」
「は……ァっ!んっう!」
男の突き上げたと同時に私の最奥で肉棒の先が震えぶばっと体液が吐き出された。
堰を切ったようにどぶっぶりゅっと酷く粘り気のある塊が体内でぶちまけられた。
私はその行為が終わった事を感じだ。臭い体臭、噴き出る汗、栗の花を凝縮させた臭い
16年生きてきた初めての相手が見知らぬ異国の男で処女をレイプによって散らされた。
傷の男はハァハァと荒い息をつきながら、
しきり私の尻に指を食い込ませ、身体が小刻みに痙攣させた。
「あっ…ぅ……は…」
いまも下腹部に響く不快な感覚。体内の奥に否応なくひろがる男の汚らわしいモノ。
「へへ…グークのメスガキに種付けしてやったぜ…女になった気分はどうだ?あ?」
傷の男はニタリと気持ちの悪い笑みを浮かべて私の頬を舐めた。
そして私の中に深々と埋まっている肉棒をずるるっと引き抜いた。
「んうっ…!」
男の萎えた肉棒と私の股を紡ぐ黄ばんだ糸、ぶりゅ…どびゅ…と股から出てくる
ドロドロの塊には処女を散らした証である鮮血が混じっていた。
「いい締まり具合だったぜ、グーク」
青い目が笑っている。傷の男はズボンを引き上げると私のこめかみに銃を突きつけた。
片手で撃てる銃だ。北の兵隊に見せてもらった事があるがそれよりはるかに大きい。
私は無理矢理処女を奪われてぬんだ……と思った。
しかし、男が引き金を引いても掠れたような音しかしなかった。
何度か引き金を引くが弾はでない。
「……弾切れか……チッ」
異国の言葉で何か呟くと男はその拳銃で私を殴りつけた。
重い衝撃と共に意識が遠のいて行った。

69 :

次に目を覚ましたのはジャングルの中、藁で編まれたベッドの上だった。
顔だけ上げて辺りを見回す。どうやら北の軍隊の野戦基地のようだ。
私が目を覚ました事に気付いた衛生兵、それは顔見知りの女性兵士だった。
「……ネン……わた−−−痛ッ!」
下腹部に激痛が走った。
「キエン、まだ寝ていた方がいいわ」
身を横たえた私の手を握り、ネンはすすり泣いた。
「……もう少し私達の到着が速ければ米帝の兵士に酷いことされずにすんだのに
ごめんなさい…村の皆もマイもリーも…」
そう、私の村は突然襲撃をうけたのだ。元々、北のシンパだった村だ。
潰しても問題ないと考えたのか、それともただの略奪か、とにかく私達の村は瞬く間に蹂躙された。
私とマイさん、リーの3人は獣を捕る罠を仕掛けに村の外に出ていたが異変に気付き、村に戻った。
それが運の尽きだった。若い女が私達の他に5人もいない小さな村だ。
年上のマイさんは大勢の男に囲まれ、私より1つ下のリーも何人かの男に小屋に連れ込まれていたことは
記憶している。私を犯したのは1人だけだったのはあの傷の男が指揮官だったからだろう。
マイさんの嬲られ方は特に酷く、全裸に剥かれた後何十人もの男にかわるがわる犯され、
それでも足りないとばかりに尻までも犯され、ぬまで犯され続けられた様子だったと言う。
幼いリーも酷く犯され、最後は眉間を撃たれていた。
「………」
私の股間の痛みは膣口が何oか裂けていたから縫合した…とネンが教えてくれた。
汚らわしい肉の塊がまだ膣内に入っているような違和感はそのせいだろう。
「そう……お祖父さんもお祖母さんも皆、皆……うう……うううっ……うわああああっ!」
私は思い出したように泣いた。泣いて泣いて泣きじゃくった。
親を早く亡くした私を育ててくれた祖父母も、村の皆も、友人も全員
異国の男達によって命を奪われた。さらに身も知らない異国の男に犯され、
汚らわしい体液を中にぶちまけられた。
もし、妊娠してしまったら……してやりたいほど憎い男の子供ができたら……
そう思うと涙が止まらなかった。
「キエン……キエン……」
ネンが私の身体を優しく包み、一緒に涙を流してくれた。
「…………」
一頻り泣き、落ち着いた頃にはふつふつと激しい憎しみがこみ上げてきた。
絶対に…許せない……村を襲った奴らを一人残らずしてやる。
私はその日を境に北の正規軍に入隊を希望した。
もう天涯孤独の身だ。もしんだとしても悲しむ人はもう誰もいない−−−−そう決意した16の夏だった。

70 :

あれから2年、18になった私は南との境界線に近い夜のジャングルにいた。
北で訓練を受け、正規軍の兵士となった私は背嚢や防暑メットに葉や草を付けて偽装し行軍している。
近頃、敵部隊との衝突が多く行軍は主に夜から深夜になる。
敵兵の質はそこそこだが、装備がよく何といっても物量が半端ではない。
距離を開けての戦闘は厳禁だ。なぜならば野戦砲の榴弾が手当たりしだいに撃ち込まれる。
ヘリならまだしも飛行機が飛んで来たらもうおしまいだ。対人焼夷弾と油性焼夷弾が投下され
全てを吹き飛ばし、紅蓮の業火によって消し炭にされる。
地下に潜れば手投げ弾や催涙弾を大量に投げ込まれ、出てきたところを火炎放射器で火だるまにされる。
中には出口をふさがれ、毒ガスで皆しにされた部隊もいる。
それでも正規軍の同志と解放戦線のゲリラ達は戦っているのだ。すごいとしか言いようがない。
「小休止、10分後に出発する。腹ごしらえをしておけ」
小隊長が指示をだした。
私は背嚢から、パサパサになった焼き米を口に頬張り、塩漬けの魚を囓った。
赤い大国が補給を担ってくれているとはいえ、歩兵の食糧事情はあまり変わらない。
この国の機構は高温多湿だ。食糧はすぐ腐る。よって私達の食事は生米や焼き米に塩漬けした肉か魚が主だ。
野戦基地でも蛆まみれの粥にニョクマム(魚醤油)とグルタミン酸ナトリウムを混ぜて食ったりしている。
そんな食事でも、まだいい方だ。酷いときには蛇やカエルに鼠にトカゲ、果てには虫までも口に出来るものは何でも食べた。
捕縛した敵が所持していた缶詰を一度だけ食った事がある。
私は正直、こんな豪華で美味いモノを食って戦争しているのかと思った。。
加工された肉に甘いクッキーにケーキ、付属の袋には塩、砂糖、粉末コーヒーにクリーム、煙草にマッチまでもがあった。
一人、一人にこれを供給できるような国を私達は戦争しているんだ……と改めて実感した。
似たような兵士は他にもいて、味をしめた物達は敵が残していった缶詰を拾って食していた。
敵はそれにすぐ気付き、放棄した基地にわざと缶詰や食料を残し、触れば爆発する罠を残していった。
手や顔を吹き飛ばされた同志は1人や2人ではない。
「おい…キエン、キエン」
一人の若い兵士が魚を頬張りながら近づいてきた。
「何よ…何か用なの?」
「へへっ、久しぶりの休憩だしよ−−−−」
その兵士は唇を突き出してきた。接吻をねだっているらしい。
「……臭いんだけど、息」
「−−−デリカシーのねぇ奴だな。オレとお前の中だろ?」
こいつの名前はパオ。私より一つ上の男だ。
私と同じ様な境遇で軍に入り共に訓練を受けた同期であった。
入隊した頃はピリピリして、いつも何かと衝突していたがお互いの境遇を知って
似た者同士なんだと次第に打ち解け合っていった。
−−−−−−『恋人』とでも言えばいいのか、そんな仲だった。
「うるさいな……んっ……これでいいでしょ?」
「んふふふ…久しぶりのキエン唇……つかお前も酷い臭いだぞ?」
デリカシーないのはどっちだ、このボケ。身体なんか洗えるワケないだろうが。

71 :
水筒から水を少し飲み、武器の点検を行った。当初はお祖父さんの形見であった旧式の小銃を
持っていたが、弾丸の互換性がないからと欧州のコピーであるSKSセミオート・カービンが
支給された。小型・軽量で信頼性の高い銃で形見の銃より使いやすかった。
その後、最新型のAK47という突撃銃が支給された。重量は増したが、信頼性は抜群で泥まみれでも
使え、貫通力も強力で大量の弾をばらまける。さらにパーツ数が少ないので分解・整備はかなり楽だった。
「出発する。周囲に痕跡を残すな」
隊長が小声で言った。今夜中に第141師団に合流し、敵基地への攻撃に加わるのだ。
我々の部隊が到着したのは夜も明ける頃だった。
ジャングルの中に塹壕を掘り、木や草で偽造させている。遠目からではここが潜伏地だとはわかるまい。
基地では司令官が独身の者を召集し、戦闘工兵への志願を求めていた。
戦闘工兵……聞こえはいいが、要は敵の基地の司令部や弾薬庫を破壊するために爆弾を
身体に巻き付けて特攻する兵のことだ。確実にぬ為、志願者は少ない。
志願者がいない場合、独身の者から選抜される。選抜方法はくじ引きだ。
私達はそれを『のルーレット』と呼んでいた。『当たり』がでれば確実にぬが、それなりの対価は得られる。
対価とは煙草であったり、豪華な食事であったり、麻薬であったり、女の身体であったりする。
当たりを引いた者が男性の場合、ほとんどの者が煙草か女だ。戦場に売春婦などいるわけがないので
もっぱら部隊内の女性兵士が対象となる。しかし、強要は女性兵士達の士気にかなり影響するため、
指名された女性兵士の同意が必要だ。部隊によってまちまちだがほとんどの女性兵士は
『どうせんじゃうんだから』『女だって色々溜まってるのよ』『生出し禁止だし』と意外と断ったりしないそうだ。
ちなみに私も1度、指名されたことがあるが過去のトラウマがあるため断った。
予想通り誰もいない。のルーレットが始まる。司令官が差し出す紙の束。
引いた紙に色がついていたら当たりだ。勇敢な英雄リストに名前が載る。
独身者は50人もいる。どうせ当たらない、私はもっと敵兵をしたいんだ。
特に私を犯したあの傷の男だけはこの手でしてやりたい。
そう思って私は引いた紙の見た色がついている。
「あ………当たりだ」
私は小さく呟いた。それに気付いたのは横にいたパオ。
すぐさまその紙を奪い私に無色の紙を握らせた。
「パオ、何をす−−−−−−」
私が声を上げる前にパオが司令官に向かって言った。
「同志、司令。戦闘工兵に選抜された事を光栄に思います。
必ずや米帝共を道連れにし、目標物を破壊します」
と堂々と宣言した。
続く

72 :
今回の投下は以上です。基本鬱展開なので注意して下さい。
>>61
日本海軍!カップリングは藤永×祐子?南国の熱帯夜に汗まみれで
濃厚プレイと思ったら乗艦は武蔵、冷房があって残念です。

73 :
鬱展開か…

74 :
>>72
GJ!!
続き楽しみに待ってます

75 :
>>72
乙乙
続き期待

76 :
全力待機中であります

77 :
>>71の続
パオ×キエン
プラトーン
「パオ……一体、どういうこと!?」
私達は基地から離れたジャングルの中にいた。
さっきのくじ引きの真意を問いつめるためだ。
攻撃時間までは待機中だ、問題はない。
「キエン、お前はもっと戦いたいんだろう?」
「パオだって家族の仇を討ちたいんでしょ!?戦闘工兵は確実にぬのよ!」
「俺の家族をしたのは敵の飛行機だ。
『誰がした?』なんてわからない。だけどお前は違う」
「それは−−−−−−」
パオの言う通りだ。
私の村を蹂躙したのはあの傷の男とその部下達だ。その顔は忘れたことがない。
「この戦争はこれから先も……南を占領するまで続くだろう。
お前は少しでも長く生きて、爺さんや婆さんの仇を討て。俺の分まで生きろ」
「そんな…そんなのずるい。私だけ生きろっていうの!?」
自然と涙がこぼれてきた。パオはそんな私を優しく抱き締めた。
「犬にするワケじゃねぇ……敵の司令部ごと吹き飛ぶんだ。
派手なことは俺の性に合ってるしな。それに−−−−−−」
私はパオの口を自分の唇で塞いだ。
「−−−−−−抱いて」
「お前に辛い思いをさせたくない」
私の過去を暗に指しているのだろう。
正規軍に入隊して身体を許したのは唯一、パオだけだ。
そのパオとも数えるぐらいしか肌を合わせたことがない。
キス、愛撫……そこから先に至っては片手で数えられる回数だ。
それは私に原因があった。性行為に及ぶとあの時の恐怖が甦って、
身体がガタガタと震え、酷い時には狂乱して行為を拒んでしまう。
「俺は煙草で十分だ、キエン」
パオはそう言って基地に戻ろうとした。私はその腕を掴み、再び引き寄せた。
「いや……い、行かないで…パオ」
「キエン……いいんだ。無理はするな」
パオの腕に抱かれても身体が震える自分が情けなかった。
好意を抱く相手なのに恐怖に震える自分の身体が情けなかった。
「これで最期なのよ…最期なのに……そんなのイヤだ」
私は意を決してベルトを開き、ズボンをずり下げると
上着のボタンを外してシャツを捲り上げた。
「きっと…きっと我慢できるから…パオ…お願い、抱いて」
「キエン……」
パオはそれ以上何も言わなかった。
捲り上げたシャツから覗く乳房に唇をつけ強く吸った。

78 :
「んっ…はっ!」
そのまま交互に吸い、ずるずると舐めるように下腹部へと頭部をやる。
臍の辺りを舐めだした事から、私の身体が激しく震えた。怯えているのだ。
身体が、あの時のアレを。笑いながら私の中を汚し尽くした傷の男の幻影に。
「んんっ…あくっ!」
「キエン…綺麗だ……お前の身体…」
あらゆる所にキスを落とし、女の身体を激しく求めるパオ。
確実にぬとわかっているだけあって私の身体を貪るように弄っている。
「あ…そ、そこ……だ、ダメ…」
雰囲気を出すための嘘。心の中でパオに謝罪しながら喘ぐ演技をした。
いつぬかわからない戦場で男として女に種付けしたいのは本能だろう。
だが、望みもしない男に無理矢理種付けされた女のその後など考える男はいない。
ましてや敵兵ならなおさらだ。私も無理矢理種付けされた一人の女なのだから。
傷の男にレイプされた後、私は傷口が癒えるまで寝たきりだった。
酷く衰弱していたため、ぶちまけられた精子を掻き出す力もなかった。
股から自然と逆流し、どぶッ…どぶッ…と精子が出てくる度に私は涙した。
レイプされた日から生理が止まった。恐れていた事が現実となったのだ。
日に日に疼く腹部、吐き気、微熱、乳が張りだしたような錯覚……私は決断した。
ネンに付き添ってもらって基地近くの集落にいる老婆に頼み、
小枝で……小枝で……形にもならない胎児を掻き出してもらった。
あの日ほど泣いた日はなかった。初めての子が憎むべき敵の種で、初めての子を堕胎した。
もう私は人しなんだと、泣いて、泣いて、狂ったように泣いた。
「はっ…ぐっンン」
朦朧とした意識の中で現実に引き戻された。
パオの指が股をなぞったのだ。尻に指が食い込む。
しゃぶりつくように吸われる濡れた秘部。
きっと酷い臭いなんだろうなと思い、私はパオの頭部に両手をあてがった。
ぐちゅぐちゅと股を舐められる。ガクガクと内股になるが、パオはそれでも
頭を突っ込んで舌で舐め、尻肉に指を食い込ませ揉みほぐした。
「キエン…キエン…」
パオが呪文のように私の名前を呼び、女の秘部を堪能している。
「キエン…も、もういいか…抑えが…」
パオが立ち上がった。取りだした肉棒が硬くガチガチに反り返り、脈打っている。
一度、外してしまった枷だ。雄としての本能が、私の雌の部分を求めている。

79 :
「んッ…いいよ…来て、パ…んんッ」
パオは返事の代わりに私の唇に吸い付き、舌を絡め合わせてきた。
そして私の片足を腕にかかえ、もう一方の手で腰を引き寄せた。
ずぶッという感覚のあと、パオが歯を食いしばって腰を突き上げた。
「いッ−−−−ぐッ…あッあッ!」
私は喉を仰け反らせて声を上げた。立ったままの性行為。
挿入にはまだ慣れていない膣が異物の侵入を拒み、締めつける。
下腹部に溶けた鉄の棒を突っ込まれたような痛みが私の脳を直撃する。
目を閉じ、必に痛みに耐える。膣内を削り取られるような痛みに必に耐えた。
「キエン…キエンッ!も、もう…止められ!う!ううッ!おッ!」
ズンズンズンと乱暴に突き上げるパオ。数ヶ月抑制されてきた性欲を余すことなく
私の中にぶつける。乳房に食らいつき、本能のままにより深い所で射精しようと突き上げる。
溜まりに溜まった性欲だ。妊娠の二文字が脳裏をかすめるが、
私は痛みに耐え、パオを受け止めたかった。
妊娠してもいい。この後の戦いで私が生き残れる保証はないのだから−−−−
「も、もう出るッ!キエン、キエン−−−−−−で、出るッ!」
射精を告げるパオの顔が一瞬、あの時の傷の男と重なり、
腕がパオの身体を突き飛ばそうと震えだした。
「パオッ!き、来てッ!!」
私は強引に両腕をパオの背中にまわして、深く抱きついた。
途端にぶりゅううッと膣内の最奥に熱い体液がぶちまけられた。
「おッ…んおおッ…う、くううッ」
パオが私の頬に自身の頬を密着させ、呻いた。
何度も何度もビクつき、その度に体液を吐き出す。信じられないくらいの量だ。
「ふぅ…はぁ…おおぅぅ…」
全てを弛緩したようなパオの声、尻肉をぐにゅぐにゅとこね回しながら延々と射精した。
「あ…あ……は…」
「うっ…うう…」
ふるふると震えながら最後の一滴まで私の中に注ぎ込んだのだろう。
射精が終わってもパオは私の身体に密着したままじっとしていた。
抱いた片足を離し、汗にまみれた胸板で私の乳房を潰すように抱いてきた。
「キエン……キエン…」
パオは何度も、何度も私の名前を呼び、身体を震わせた。
私とパオの結合部から胎内におさまりきらなかった精液がドロッとこぼれ落ちてきた。

80 :

夜も更け、深夜になった。銃の点検を済ませ、ズボンの裾を締める。
ジャングルで集めた蔓を輪にして首にかけ両腕を通す。
これは体になったとき引きずりやすいようにする為だ。
攻撃に必要な装備以外は全て塹壕に置いて行く。
突撃銃の弾倉を3本〜4本受け取り、配置につく。パオが身体に爆薬を巻き付けて現れた。
兵達から励ましの言葉を掛けられながら部隊の先頭に立つ。
目が合った。軽く頷く。敵軍の基地はすぐそこだ。
対戦車ロケットランチャーを担ぐ者、短くなった煙草を吸い合う者、祈る者様々だ。
私は突撃銃に装着されている折り畳み式のニードル銃剣を突き刺し出来るように伸ばした。
この銃は同じアジアの赤い大国で採用されているタイプで便利だ。
夜中の0100攻撃の時間になった。
小隊ごとに分かれ、指示に従う。途中、矢印の形に編んだ竹の葉を木に引っかける。
攻撃方向を示すためだ。敵基地の周囲にはたこつぼが何ヶ所もある。
対人指向性地雷が特に厄介だ。
気付かれないように方向を反対にしなければ小隊が丸ごと挽肉になってしまう。
友軍の兵士が地雷に取りつき、慎重に、慎重に方向をたこつぼの方向へ向ける。
1つのたこつぼに2〜3人の敵兵がいるようだ。
私達の受け持ちのたこつぼの地雷は向きを変えた。次の瞬間、パシュッと照明弾が上がった。
別の小隊が発見された。反対側からボンッボンッボンと地雷の爆発音。
唸る機銃音に敵の言葉。地雷が爆破されたが方向を変えている、ミンチになるのは敵の奴らだ。
しかし、たこつぼから返ってくる銃弾。敵もそれほどバカではなかった。
たこつぼの中に隠れて地雷を爆破していたのだ。
「対戦車ロケットでたこつぼを吹っ飛ばせ!進路をこじ空けるぞ!」
小隊長が叫んだ。発射されるロケット弾、たこつぼの土嚢を吹き飛ぶ。
「突撃!突っ込めえええ!」
小隊長がピストルを掲げて突撃した。私達も喊声を上げて突撃した。
先に突撃した兵が爆破したたこつぼにフルオートで弾をばらまき、次のたこつぼへ向かう。
『グークだ!グークの大軍が来やがった!』
『撃ちまくれ!司令部、司令部!こちら−−−−−−』
土嚢が積まれたたこつぼから聞こえる敵の言葉。
私はピンを抜き、取っ手付き手榴弾を投げつけた
爆発音。たこつぼから逃げ出す兵士の背中目掛けて発砲した。
悲鳴と共にうつ伏せに敵兵が倒れる。
「くたばれ、この野郎!」
ズブッという鈍い音と肉を貫く感触、倒れ込む敵の背に私は何度も突き刺した。
「くらえ!くらえ!このクソ野郎が!」
「おい、一等兵!そいつはもうんでる!行くぞ!」
小隊長が叫んだ。
「はぁ…はぁ…はぁ…了解!」
本当にんだか確認するために足で仰向けにした。こいつの顔は知っている。
村でマイさんを犯していた兵隊だ。この陣地には村を襲った部隊がいるのだ。
傷の男−−−−−−絶対に見つけて復讐してやる。


81 :
続き来てた!
ジャングルでの戦闘って凄い好きなシチュだ
続き頑張って

82 :
乙乙
続き期待

83 :
投下待機ついでに保守

84 :
 「現状は連合艦隊の主力は動けません。なので連合艦隊主力が動ける作戦は燃料の問題が解決するまで控えるべきです」
 次の会議で祐子はこう述べた。
 「輪島中佐、燃料はいつ満足な状態にまで貯まるのかね?」
 福山の質問に今日子はすまなそうに「トラックにある艦隊を全力出撃させるには三ヵ月はかかります」と答えた。
 「3ヶ月も敵は待ってくれないぞ。それまでどうするんだ?」
 福山は次に祐子へ尋ねる。
 「敵はソロモン諸島を北上するか太平洋を西進してくる筈です。ソロモン諸島は放棄して戦力をラバウルへ、太平洋もギルバード諸島やマーシャル諸島を放棄して
 トラックへそれぞれ集結させてしまうべきです。そうすれば守る海域も減ります。つまりは燃料の消費も少しは抑えられます」
 「馬鹿な」
 毅然と言う祐子に福山は一蹴する。
 「撤退となると陸軍の賛同が必要であるし何よりも大本営での裁可が必要だ。それらが終わるまでに敵は進撃して来るぞ。現状で出来る案を考えろ」
 横柄な言い方の福山だったが現場を預かる立場であるならば今をどうすべきかが重要となる。祐子は福山の言い方に苛立ったが内容は理解で同意もできた。
 「現状となると航空隊による迎撃しかありません。艦隊は第八艦隊ぐらいしか動かせません」
 第八艦隊はラバウルを拠点にソロモン方面を作戦海域にしている艦隊だ。戦力は重巡洋艦と軽巡洋艦が二隻づつに駆逐艦八隻・潜水艦六隻と小規模な艦隊である。
 空母を伴う敵艦隊が襲来すればひとたまりも無い。
 「それでは今まで通りではないか」
 小山が呆れるように言った。祐子にとっては自分を非難されたようで胸が痛い思いになった。
 「少しだけ明るい報告があります」
 と落ち込み気味の空気を少しでも和ませようと藤永が言い始めた。
 「ようやく陸軍航空隊がラバウルに到着しました。我が航空隊も少しは負担が軽くなるでしょう」
 これまで陸軍航空隊は洋上での航法ができないとして太平洋やニューギニア方面へなかなか進出しなかったが戦局の悪化からとうとう進出せざる得なくなった。
 「陸軍の報告では戦闘機を100機に爆撃機や偵察機などを50機を派遣するそうです。また増援を更に送り戦力を強化する事を検討しているそうです」
 藤永の報告に福山と小山は少しだけ明るい内容に険しい顔をやや緩めた。
 「陸軍か…水本君。明日にでもラバウルの第八方面軍司令部へ行って戦線の縮小ができないか聞いてみてくれ」

85 :
 翌日の朝に祐子はトラック島から一式陸上攻撃機でラバウルへ向かった。
 「先輩もラバウルに行くんですか?」
 祐子の乗る陸攻に藤永が同乗していた。
 「ラバウルに来た陸軍航空隊へ挨拶に行くのさ。こっちとしては頼りにしているからな」
 「陸軍を頼りにですか」
 「おいおいお前も陸軍だからって色眼鏡で見る性質か?」
 「そうでも無いですけど、よく分からない分期待できる戦力なのか不安で」
 「なるほどな。まあ俺も航空の仕事をしていたから陸軍の事を初めて知った。その知った内容で考えるなら多少は期待できる程度だな」
 「多少ですか」
 「陸軍の一式戦闘機というのは速度は零戦と並ぶぐらいで旋回性能が良い機体だが武装が12.7ミリ機銃が二丁だけとどうも火力が弱いのが難点だな」
 中島一式戦闘機「隼」は格闘戦をより重視した機体であるから軽く作られている。その軽量方針は武装にも現れ当初は7.7ミリ機関銃2丁が選ばれるぐらいだった。
 「数合わせにはなんとかなりそうですね」
 「なんとも辛口だねえ」
 祐子はよく分からない多少頼りに出来ると評価されている陸軍航空隊をそう自分で位置づけた。
 「でも。搭乗員の腕は海軍と同じく良いのが揃っているそれだけでも十分頼りにできるさ」
 藤永のその言い分に祐子は納得しつつも見た事の無い存在が戦局に寄与できるのかなと未だ疑問は晴れずにいた。

86 :
 「撤退か?できるか!」
 ラバウルの陸軍第8方面軍司令部を訪れた祐子は戦線の縮小とだけ言うと方面軍参謀長の鹿島少将はいきなり一喝した。
 「確かに撤退もありますが確実に防衛をできる範囲にまで下がるのです」
 鹿島の気炎に慌てつつ祐子は弁明する。
 「その範囲はどこまでだ?」
 「できればソロモン諸島の部隊をこのニューブリテン島まで下げてはどうでしょう」
 「つまりソロモン諸島を放棄せよと言うのか?海軍がよく言うな。こんな所を戦場にしたのは海軍だと言うのに」
 ソロモン諸島へまず進撃したのは日本海軍だった。アメリカとオーストラリアの連絡線遮断を目的としたFS作戦を海軍独自で進めていたからである。しかしガダルカナル島攻防戦から陸軍が応援に駆けつけ今では
 各地に部隊を置くようにまでなっていた。陸軍からすればまさに「海軍に呼ばれて来た」という感覚なのだろう。
 「陸軍は熊本第六師団をはじめ数万の兵力をソロモンに置いている。それは大本営の決定でだ。海軍の都合で気ままに動くようにはなっとらんのだ」
 鹿島の言に祐子はまた大本営かと内心で溜息をつく。日本の軍事における最高意思決定機関である大本営の認可がなければ戦略的に一つの地域を放棄する事はできない。
 「大本営の決定があるのならば我らは従う。それで分かってくれまいか?」
 祐子と鹿島のやり取りを見ていた第八方面軍司令官の今田仁史大将は温和な雰囲気と表情で祐子へ言った。祐子は今回の訪問は何としてでも陸軍を説得するのでは無く試しに聞いてみるだけのものであるのを思い出し
「承知しました」と答えた。
 第八方面軍司令部を後にした祐子はラバウルの町を歩いた。ここはソロモン・ニューギニア方面の中でも最大規模の拠点であり幾万の陸海軍将兵のみならず将兵を相手にした商売をする民間人達も多くが来て前線とは
 思えない賑わいがあった。
 「あ、先輩」
 将兵が多く行き交う雑踏から祐子は藤永を見つけた。陸軍との一件の愚痴でも言おうかと祐子は藤永の所へ向かおうとする。
 「そこの中佐、お待ちなさい」
 いきなり祐子は声をかけられた。声の主は大佐の階級をつけた丸顔の中年将校だった。
 「こっから先は行かん方がええですよ」
 中年大佐は警告した。けれども祐子は合点がいかない。
 「中佐よく聞いてな、あそこに見えるんは将校用の女郎屋や。女性用ではないさかい行かん方がええでっせ」
 その大佐の言う通りだった。藤永の姿は女郎屋らしき建物の中に消えて行く。
 「中佐はんは見たところ参謀ですな。あの人が出て来るまでウチの所で待つのはどうでっか?」

87 :
 中年将校は自身を第一連合通信隊で情報分析をしている大槻大佐だと名乗った。
 第一連合通信隊は敵の通信傍受や方位測定などを行う情報収集の部隊である。その通信隊司令部に祐子は招かれたのである。
 「どうも我が軍は通信に関して軽く見てはるように思えますのや」
 祐子は自分が連合艦隊の参謀だと自己紹介したが大槻はますます祐子の存在に喜び口調を変えず話続けた。
 「先のミッドウェー海戦だと敵機動部隊の動きを大和の敵信班が掴んだのに我が機動部隊も同じ情報を掴んでいるからと報せてやらんかったそうですわ。
 無線封鎖中とはいえ報せていたら結果は違ったと思うんや」
 空母4隻を一度に失った日本海軍にとって悪夢のミッドウェー海戦で機動部隊の後方を進む連合艦隊主力の旗艦である戦艦「大和」では通信傍受によって
 敵空母出現を察知したが無線封鎖によって静かにミッドウェーに近づき奇襲を狙う作戦をしていた大和座乗の連合艦隊司令部は本山長官が報せるべきと言
 ったにも関わらず幕僚が無線封鎖を破るのを嫌がった為にできなかったと言われる。
 当事者では無い祐子であったが同じ連合艦隊司令部の幕僚として恥ずかしいような思いにかられる。
 「ミッドウェーみたいな負けをせんで欲しい。だからこそウチらで集めた情報を有効に使って貰いたいんや。だからこそ何処かの司令部で参謀やっとり
 そうな中佐さんをここへ誘った訳や。ましてや連合艦隊司令部の作戦参謀となれば嬉しい限りでっせ」
 丸顔に笑みを浮かべる大槻に祐子は緊張感を説いた。最初は怪しい関西人みたいに思えていたがどうやら良い人格の専門家だと思えてきた。
 「では集まった情報がどんなものがあるか見せてくれませんか?」
 祐子は大槻に好感を持って語り合おうとした時だった。
 いきなり空襲警報が鳴った。
 「話は後にして防空壕へ!」
 祐子は大槻の後に続いて通信隊司令部の建物から防空壕へ向かい走る。周りでは他の将兵も慌てて走っている。
 既に空は戦場だった。陸軍の高射砲に海軍の高角砲が弾幕を張り空中戦の跡らしい曲線の飛行機雲と撃墜された機の黒煙が幾つもある。
 「これが戦場・・・」
 思わず足を止めて空の戦場に見入っていた。

88 :
 「水本中佐!」
 大槻が心配して叫び祐子は我に帰り防空壕へ向けて走り出す。
 「ええええ!!」
 走りながら祐子は異常な光景を見た。
 爆撃から逃れようと将兵や民間人が多く逃げる中でトラックの陰に隠れて性交に及んでいるのだ。
生きるかぬかの時に何をやっているんだと祐子は驚いた。
 だが祐子の驚きはあと二つある。
 まず祐子は経験の無い生娘であり他人のとはいえ交わる光景を見るのも初めてなウブな乙女であった。第二にその性交に励んでいるのがあの藤永だったからだ。
 「何をやっているんですか先輩!」
 と祐子は心の中で叫んだ。また足を止めれば大槻に迷惑がかかると思ったし性交している場所へ近づく勇気が無いからだ。
 「先輩。昼間は妙な所へ行ってましたね」
 空襲が終わりその日の夕方。ラバウルの水交社(海軍士官用の喫茶店や旅館)で祐子と藤永は再会した。
 互いでコーヒーを飲みながら雑談している時に祐子はいつもからかわれているお返しにと藤永が女郎屋に行った事を言ったのだ。藤永は平然とした態度ながらもやや困った顔でいた。
 「ちゃんと陸軍航空隊との仕事は終わって息抜きしてただけさ」
 藤永は平然と言う。それが祐子には面白くない。
 「ですけど、ですけど、空襲中にしているのはどうかと思いますよ〜」
 祐子は必にからかう。さすがに藤永もこれには顔がやや赤くなった。
 「見たのかお前?」
 「ええ。トラックの陰に居てしていたのを」
 藤永を攻めている祐子も顔を赤らめながら言う。
 「まあ忘れてくれ」
 「あんな大胆な事そうそう忘れるなんて出来ませんよ」
 「水本も意地悪になったもんだ。昔はあんなに可愛いかったのに」
 何やら藤永は祐子の態度を面白がっていた。けれども祐子にとってはようやく、自分がからかう立場になったのに藤永は平然としているのが面白くない。
 「その、相手は誰なんですか?」
 祐子が尋ねると藤永はまた困った顔をしたがすぐに開き直る。
 「女郎屋の女だ。良いところで空襲になったから一緒に逃げていたんだが、どうも俺は治まりがつかなくてな。どうせ皆は逃げるのに必だから見られはせんだろうと思ってしたのさ」
 「そっそんな。先輩はそんなにスケベだったんですかあ」
 聞くウブな祐子の方が慌てた。それは記憶にある光景も思い出したからだ。
 「そう、男はスケベだ。だから我慢ができない時がある。今度武蔵で我慢できなくなったら水本に夜這いでもしようかねえ」
 「ええええ〜」
 からかうつもりが逆にからかわれている。祐子は「まったく面白くないじゃない」と逆襲の失敗を悔しがった。

89 :
 祐子と藤永はその日の内にトラックの戦艦「武蔵」へ帰還する予定だったが空襲で乗って来た陸攻が損傷した事で帰還が明日になり2人は水交社で一泊する事になった。もちろん部屋は別々である。
 前線の基地であるが綺麗に整えられたベッドに祐子は身を横たえる。
 疲れを感じつつ今日の事を祐子は思い返した。陸軍の件はどうにもならなかった。けれども通信傍受部隊の将校と顔見知りになったのは収穫だったと頭の中でまとめる。そして記憶は空襲の時へと繋がる。
 「我慢ができないからってよくやるものだわ」
 藤永と女郎屋の女が空襲の最中に情交をしているなんて信じられないと祐子は思いつつも、あの一瞬だけ見た光景が写真のように鮮明に残る。
 トラックの影に隠れて女の着物の裾をまくり尻を出させ藤永はズボンだけ脱ぎ懸命に腰を動かし女を攻め立てていた。
 「まったく何やっているですか先輩」
 そう思いつつも初めて目にした他人の性交場面は祐子を火照らせた。
 表の感情はいけないと思いつつ祐子の右手はズボン越しに自分の股間を摩る。
 白い第一種軍装のズボンが祐子の右手で皺を幾つも作りその皺の波が動くと共に裕子の身体は震える。
 あの記憶を元に始めた自慰はその記憶を再現しようとするように祐子は動く。
 仰向けに寝ていた姿勢をうつ伏せに変えて尻を突き出す格好にしてズボンをもどかしいように膝まで下げた。それは下着のズロースも同じであったがすでにズロースは手淫によってシミができていた。そんな濡れた下着もズボン同様に膝まで下げる。

90 :
 もはや丸出しの尻を祐子は直接右手の指で秘所を摩る。
 ちなみに祐子は男性経験が無いものの自慰行為は度々していた。ストレスの多さがそうした性的行為に向かわせていたのだ。
 秘所の入り口をなぞる行為を祐子は続けた。真っ赤に染まる顔を枕に押し付け喘ぐ吐息を隣の部屋にいる藤永に聞かれないようにしている。けれども秘所からは濡れた音が部屋に静かに響いていた。
 やがて祐子はあの光景同様に後ろから突かれたらと思うようになる。
 秘所をなぞる人差し指を真っ直ぐ突き立てるようにして秘所の中へゆっくり入れる。
 まだ貫かれていない為に指は入り口と少し中を往復する。祐子は違う心地と記憶とが合わさり興奮が高まり吐息から「あっあっ」と嬌声が出るようになった。とはいえ嬌声は枕の中へ吸収されてこもった声が断続的に聞こえるだけである。
 とはいえ天井へ向けるように突き出した白い小ぶりな尻は祐子の手で愛液に濡れて僅かな電灯の明かりで艶かしく揺れ動いていた。艶かしさは枕から漏れる喘ぎと次第に突きの速さを増す指からの「くちゅくちゅ」という音がより淫靡さを増していた。
 祐子は興奮の高まりと共に指を早めて行く。そしてとうとう絶頂を迎える。
 絶頂の瞬間に祐子は思わず背を反らし全身を伝う快感にしびれ「ああああ!」と啼いた。
 うつ伏せのまま余韻に浸る祐子はやがてある事に気付いた。
 絶頂の瞬間に枕から顔を上げて大声を上げてしまった。さすがに藤永に聞かれたかもしれない。
 もしも聞かれていたら明日顔を合わせる時にどうしようと祐子はまた顔を真っ赤にしてまた枕に顔を沈めて恥ずかしさに悩む事なった。

91 :
とりあえず。ここまで

92 :
乙乙
自慰最高

93 :
>>79の続き
ちょいグロ&エロ
プラトーン
爆発音に銃声、怒号に悲鳴。
野戦基地周辺は敵味方入り乱れての乱戦となった。
あらかじめたこつぼの位置を全て記録していた我々は一つずつ
潰していき、基地の中枢部に着実に迫っていた。
『こちらチャーリー1、敵大部隊の攻撃を受けている。
基地内に侵入されるのも時間の問題。空軍に爆撃を要請』
たこつぼにいた通信兵が担いでいる無線機から意味不明な敵の言葉が雑音に
まじって聞こえる。
「こいつでもない…どこにいる傷の男」
私は通信兵の身体から銃剣を引き抜くと次の目標に向かった。
『ザー…こち…らザー…サンディ…リード…注意して爆撃します…ザー』
『こちらチャーリー!敵は既に基地内に侵入した!この上に落とせ、責任は私がとる』
『了解、超低空でクラスターとナパームをバラまきます。地下に潜っていてください』
たこつぼの防衛線を破った友軍がいち早く敵基地に侵入し、
壮絶な白兵戦が始まった。
敵の瞳が見える距離での銃撃戦に取っ組み合い。
銃剣にナイフ、手榴弾に拳銃。
こちらは1個師団、相手は多く見ても3個中隊。
いかに敵の装備が優れていようと多勢に無勢だ
続々と侵入していく友軍。私は最後のたこつぼの中で
呻く敵に突撃銃をお見舞いして、弾倉を換える為に中に入った。
その時、敵の中枢部で大爆発が起こった。
たぶんパオがうまくやったんだろう。感傷に浸っている暇はない。
パオがくれたこの機会を無駄にはできない。
新しい弾倉を装填し、レバーを引く。私もあの中に加わって、傷の男を見つけなければ。
たこつぼから出ようとした時、数名の友軍が私を追い越して突撃していった。
が、木の陰から銃撃をうけ倒れた。その陰からぬっと出てきたのは一人の敵兵だった。
黒い銃を構えて足を引きずりながら出てきた。
もう一方の手に持っているのは…塹壕を掘るための鋭いスコップだ。

94 :
その敵は倒れて蠢く兵にスコップを振り下ろした。
「あがっぐぎゃあっ!」
ぐちゃ、ぶしゅっと肉を叩きつぶすような音がスコップを振り下ろす度に聞こえてくる。
「やめろ…やめてくれっぐばっ!」
友軍の兵が這いつくばって逃げようとするが、その頭に向かって振り下ろす。
ぐちゃ、ぐちゃ、ずぶっ…耳につく悲鳴に肉が潰れ、裂ける音が続く。
「……っ!!」
私はその敵の影を狙って引き金を引いた。
パンパンパンッという音と共に敵の影がビクッと引きつり倒れた。
たこつぼから這い出て、銃を構えたままその影に近付いた。
『あ…あ……くそ…』
腹を押さえて、何かを言っている。
私はとどめを刺そうと、突撃銃の引き金に手をかけた。
男の青い瞳がこちらを向いた。顎から頬にかけて傷がある男。
あの頃と髪型は違うが、間違いないあの傷の男だ。
『くそ……グークのアマにやられるとはな…ザマァねェ…』
私は鉄兜を脱いだ。怒りでわなわなと手が震える。間違いないこいつだ。
「傷の男、やっと見つけた……お前だけはこの手で確実にしてやる」
『何言ってるかわからねぇんだよボケ……あン?てめぇ………
へへ、そ、そうだ…あのちんけな村でレイプしたあの時のガキか!』
こいつ…私を見て笑った!?私の怒りが爆発し、銃剣で傷の男の両脚を刺した。
「何を笑っている!私を!私をレイプしやがって!何を笑っているんだ!?」
何度も何度も、二度と歩けないように刺しまくった。
しかし、傷の男は笑っている。
『ひゃははっ、こいつはいいぜ!こんだけ恨んでるってことはよォ!
俺の種汁はかき出せたか?ああ!?俺の種汁で孕んだんだろ?
俺のイチモツぶちこんでぶっ放した時は最高だったぜ!
ええグークのメスガキ!!』
言葉はわからないが、まだ私を見て笑っていやがる。
「このクソ野郎!お前のせいで、お前のせいで皆、んだんだ!私がぶっしてやる」
今度はその股間に銃剣を突き立てた。
「思い知れ!思い知れ!このクサレ外道が!」
近くで爆発音がしたが、私は構わず抉るように銃剣を動かす。
『ぎっ…ぐっ…そうだ!ヤレよ!お前の穴に突っ込んだ俺のイチモツだぜ、
けっけっけ…孕んだ時の気分はどうだった?生んだか?それとも堕ろしたか?』
「うるさい!うるさい!うるさい!黙れえええっ!」
傷の男の笑い、2年前の悪夢、恐怖、苦痛、屈辱、憎悪、
怨恨が渦巻き、私は絶叫しながら傷の男に銃剣を突き立て、
引き金をひき、銃尻であらゆるところを殴打した。
「同志一等兵、同志一等兵!そいつはもうんでいます!」
私を後ろから羽交い締めにする兵の声。

95 :
「うるさい!離せ!離せぇ!こいつは笑ったんだ!私を見て笑いやがったんだ!」
「落ち着いてください!落ち着いて!同志!同志!一度、深呼吸をして、水を」
言われたように深く息を吸い、吐く。猛烈なのどの渇きに私は受け取った水筒から
水を浴びるように飲んだ。
「んぐっんぐ…ぷはあ…はあ…んぐっ…」
「落ち着きましたか?」
「あ、ああ……」
見ると少年兵だった。武器を持っていないことから衛生兵だろうか?
「同志一等兵…腕を…手当てします」
私は自分の腕を見た。いつの間に刺さったのか、鉛筆ぐらいの
木片が突き刺さっていた。
少年兵が木片を引き抜き、止血剤と包帯で処置している間
思い出したように傷の男―――だったものを見た。
顔は潰れ、はらわたがはみ出し、血みどろの肉塊がそこにはあった。
私も酷い顔だったのだろう、返り血を浴び、両手は血まみれだった。
「だ、大丈夫ですか?同志一等兵」
心配したのか少年兵が問う。
「あ…ああ……う、ううっ……お爺さん…婆ちゃん…リー、マイさん…皆…
やった…私、私…やったよ…皆の仇を討ったんだよ…」
私は両腕を抱えて踞った。涙が自然と溢れてくる。今の今まで生き抜いて
皆の仇を討てた。堕胎した子、戦したパオ、過去の悪夢、
色んな感情が入り乱れて、私は…私は…私は…
その時、上空を爆音と共に何かが近付いてきた。
ブォンと二つの鉄の塊が私達の上を駆け抜けていく。
「……ひ、飛行機!?空軍……衛生兵!はやく、たこつぼの中に入って、早く!」
「えっ…!?え…!命令は突撃ですよ!?」
状況を呑み込めていない少年兵。
「いいからっ!はやく!にたいのか!!」
私は有無を言わせず、少年兵の襟元を掴みたこつぼの中に滑り込んだ。
途端に起こる大爆発、たこつぼの上をものすごい熱風が駆け抜けていく。
立て続けに二回、三回爆発した。敵の飛行機が爆弾をばらまいていったのだ。
はァ…ハァ…ハァ……自分の基地の上に……めちゃくちゃだ………
「衛生兵、大丈夫か?」
「は、はい…何とか……」
私はたこつぼからそっと外を覗いた。木々は焼かれ、敵基地があった所は
炎の海だ。そこらじゅうに黒く焦げた塊や肉片が飛び散っている。
敵か味方か区別のつかない兵士が飛び出したはらわたを必に腹部に収めようとしている。
体の半分がただれうろうろと幽霊のように歩く兵、腕や足がもげ、這いつくばって
芋虫のようにうごめく者達。地獄絵図だ。
「攻撃はもう無意味か…」
「同志一等兵…どうしましょう……」
衛生兵が不安気に言った。
「…………」

96 :

師団の潜伏基地は酷い有様だった。
攻撃に参加して無傷の者はほとんどいなかった。
そこら中で兵士が呻き、水を、水を求め、それが合唱のように聞こえた。
少年兵はあわただしく走り回り、応急処置をしているが
ほとんど助からない者ばかりだろう。
軍医が『助かりそうな者だけ手当しろ』と指示している。
私は血まみれになった手や顔を拭き、今になって痛み出した腕を押さえて俯いていた。
攻撃に参加して生き残ったのは師団の3分の1にも満たない、ほとんど壊滅状態だ。
後で聞いた話だが、あの敵基地は我々をおびき出す囮だったらしい
……私達はまんまと敵の罠に嵌められたというワケだ。
パオのも結局は無駄に終わったという事なのだろうか?
「キエン、キエン一等兵はいるか?」
基地指令が士官を伴って現れた。
「はっ。自分がキエン一等兵であります」
基地指令直々にとは―――敵前逃亡罪で処刑でもなるのだろうか?
生き残った兵の中でも弁解の余地無く銃された兵士が何名かいた。
「今回の攻撃においての勇敢な戦功を讃え、曹長に昇進。第2小隊の小隊長を命ず。
おめでとう、キエン曹長」
「は…じ、自分がですか?」
「そうだ。証言者に感謝しろ、女性兵ながら鬼神の如き戦いぶりだったと聞いている
これからもよろしく頼むぞ」
指令は私の肩をニ、三度叩くと満足したように歩いていった。
「私が……小隊長か……面倒くさい……」
私はそう思って再び踞った。師団が壊滅状態だ、どうせ小隊も再編成中だろう。
そう思うとどっと疲れが押し寄せてきた。猛烈な眠気に抗えず私は泥のように眠った。

97 :

『い、いやああっ!やめてっえ…ぐっ!は…おおっ!』
敵兵の女の声で目が覚めた。時計を見ると夕暮れ時だ。半日以上眠っていたらしい。
塹壕の近くで捕虜になった金髪の敵兵が男達にレイプされていた。
木にしばりつけられ、剥かれた尻を荒々しく突きまくられている。
揺れる乳房は大きく、顔の造形もそれなりにいい。
時折、顔を殴られ肉厚の尻にタバコを押し付けられている。
「このクソ野郎!ガキだからってようしゃしねェぞ!うっお、おおっ!」
兵士が天を仰ぎ、腰をニ、三度深くたたきつける。
ビクビクと痙攣している敵の女。まだ若い、私と同じぐらいだろう。
射精した兵が離れると別の兵がすぐさま入れ替わる。
「オラ、休んでいるんじゃねえよ!」
『ふぐっ!!も、もうやめっ…んっぐおっ!あああっ!』
異国の女なんてそうそう犯せるワケでもない。
恨み半分楽しみ半分といったところだろう。
別にどうでもいい。我々に捕虜は不要だ。どのみち刑なら少しでも楽しもうと
いうのが男の性だろう。将兵も黙認している。
同性としての同情なんてない。むしろ『ざまぁみろ』って感じだ。
そんなことを思っていると横に傷の手当をしてくれたあの衛生兵が来た。
「あんたは犯らないの?」
私は笑って言った。実際、愉快だった。
あの敵兵がぬまでアタックされているのを見ていると胸がスカッとする。
「同志一等兵、やめてください」
この衛生兵が否定の言葉を上げた。
「私はもう曹長だよ、衛生兵」
「あ…し、失礼しました。同志曹長」
敬礼を返し、またうつむく。
「あんた童貞だろ?女も知らない内にんじまうのはいやじゃないの?」
「僕は好きでもない女の人とするのはいやです。
それもあんな……僕には信じられない…敵兵とはいえ、女性を
あんな風に扱うなんて…」
衛生兵は涙を浮かべて言った。
……とか言って、どうせ夜になったらオナニーするんだろ?
情けないガキだなぁと思った。
「ふぅん……それで私のところに来たんだ…証言者クン」
「なっ―――」
「あんたが私を曹長に昇進させてくれたんだろ。一応、感謝しないとね」
「………ち、違います、ぼ、僕は証言なんて」
少年兵があわてて言った。わかりやすいガキだ。
「……どうせ身体(セックス)が目当てなんでしょ?さっさと済ましてよね」
私は面倒臭くなって言った。ゴムくらいは持っているだろう。
「そ、そんな…」
私は立って、後ろを向き下着とズボンを膝まで下げた。露わになる尻。
抱き合ってなんてごめんだ。性欲処理するぐらいならこれでちょうどいい。
「さっさとチンポだしてすれば?私は処女じゃないし、遠慮しなくていいよ」
「う……うう…」
「まったく期待していなかったワケじゃないんでしょ?」
この言葉が決め手になったのか、少年兵はがっついてきた。
愛撫もなにもない挿入。自分で前戯するのも馬鹿らしい。
猿みたいに腰を振って、射精。ゴムを代えて突っ込んで腰を振る。
「あ…はっ……ん」
若いだけあって本当に猿だ。加減が効かないらしくめちゃくちゃに叩きつけてくる。
「こ、これが…女の人の…き、気持ちいい、気持ち良すぎます!あっああっ!」
だんだんと濡れてきた私の膣口。傷の男をしたことで吹っ切れたんだろう。
身体が性行為を拒否することもなくなった。
欲しくもなかった小隊長という地位。これからは何を目標として生きていけば
いいのかわからない。まぁ、いい…とりあえずこの性欲を処理してから考えよう。
END

98 :
これで完結かー
どっちかというとハッピーエンドが好き派だけど楽しませてもらいました
ありがとう

99 :
終わるのはさびしいけど
完結乙&GJ!

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