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2012年5月レズ・百合萌え247: 俺の妹がこんなに百合なわけがない part3 (713) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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俺の妹がこんなに百合なわけがない part3


1 :11/09/04 〜 最終レス :12/04/18
ここは伏見つかさ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の百合スレです
次スレは>>980が立てて下さい
◆書き手さんが投下し易い雰囲気づくりを
◆ネタバレ解禁は公式発売日24:00から
◆住人の意見を尊重し萌え合いましょう。
◆特定キャラ・カプ叩き禁止 。アンチは該当スレで
◆他板他スレ不干渉
◆カプアンチも、カプAを叩くのはカプBファンという決めつけによるアンチも全て荒らしです。
  age荒らし煽りと同様、スルー必須
◆sage進行でまったり行きましょう
前スレ
俺の妹がこんなに百合なわけがない part2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1296559892/

2 :
前スレが990前に落ちてたから立ててみました。
次スレ立て、960じゃ遠いから、980にしてみたけど、まずかったら元に戻して下さい。

3 :
一応関連サイト
〇「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」アニメ公式サイト
http://www.oreimo-anime.com/
〇電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』β版公式サイト
http://oreimo.dengeki.com/
〇桐乃公式twitterアカウント
ttps://twitter.com/#!/kirino_kousaka
〇黒猫公式twitterアカウント
ttps://twitter.com/#!/kuroneko_daten

4 :
おっしゃー!!スレ立てマジ感謝>>1乙!!
このまま自然消滅しやしないかとヒヤヒヤしてたぜ!
これでまた黒にゃんときりりんの痴話喧嘩見て2828できる

5 :
>>1
前スレ989は俺なんだが、宣言もせずに立てるのはなんだと思って次の人に任せたんだが・・・。
次スレはさすがに960では早いから980で良いと思う。

6 :
>>1
乙!!

7 :
>>1感謝の気持ちが無いわけではないわ」

8 :
忍法帳のせいで、かどうかはよく知らんけど、
最近スレ立てられる人が減ってきたらしいから、立てられる奴が立てに行かないとね。
ていうか前スレ>>1000まで行かずにそのまま落ちたのに一番びっくりしたけど。

9 :
チッ
あのままスレ立たなければ黒猫とイチャイチャできたのに……
はいはい感謝してまーす>>1

10 :
>>1乙!

11 :
きりりん主人公で俺妹PSPをリメイクします

12 :
各キャラ攻略して妹を増やしていくハーレムゲーですね。
桐乃「お姉ちゃん、お姉さま、ねえやん、姉上、ねぇねぇ、おねぇたま、好きな呼び方を選んでもらって構わないわ!」
黒猫「地獄に堕ちなさい」

13 :
12人の妹とな

14 :
あにい、兄チャま、にいや

15 :
「お姉ちゃん」
「お姉ちゃま」
「おねぇ」
「お姉様」
「おねえたま」
「姉上様」
「ねえさま」
「アネキ」
「姉くん」
「姉君さま」
「姉チャマ」
「姉や」

16 :
>>15
『にぃや』だとまだ普通(普通・・・?)だが、『あねや』だと怪しげな店みたいだな
姉屋的な
アトリエかぐやか!

17 :
読み的には「ねぇや」になると思うのよ
今見たら中の人水樹か、全然覚えてなかった

18 :
「姉くん」に違和感を覚えたけど、「あねちゃん」もおかしいし「あねさん」だと別の意味になる不思議

19 :
ある日の桐黒
「姉者!」
「……私は『お姉ちゃん』を指定したはずだけど?」
「いにしえより伝えられし12の呼称……。その中にある呼び名では面白くないでしょう?」
「王道だって言ってんのよ! 王道を通らずして邪道は語れないわ!」
「逆もまた真なりよ。邪道を理解せずして王道は悟れない」
「ならあんたは私がそれを理解したら『お姉ちゃん』って呼ぶのね?」
「うぐっ……。そ、それはどうかしらね? 姐御の態度次第……とだけ言っておこうかしら?」
「……けち」
「なんとでも言いなさい」
「生意気なあんたが『お姉ちゃ〜ん』とか言ってデレデレになったら可愛いと思ったのになぁ……」
「……お姉ちゃん」
「ん? なんか言った?」
「呪ってやるわ」
ダメだ!
俺が書いても可愛くならない!
誰か助けて!

20 :
>>17
桐乃の妹萌えのルーツってシスプリだったりして。
で、意外と千影が好きそう。

21 :
なんでみんな>>9の桐乃スルーなんだ・・・。
>>19
おまえさんが自分の脳内で見聞きしてきた桐猫をそのまま書き連ねれば良いだけだ。
とりあえず、桐乃の一人称は「あたし」にしないとな。

22 :
>>19の続き?
「ねぇ! あんたは誰が好きなの!?」
「さも当然のように話を進めないでくれる? そもそもそんな作品知らないのだから」
「んな事言ったって、話し位は聞いた事あるでしょ?」
「聞いた事があるレベルよ。ストーリーを知らないし、キャラだって分からないわ」
「あたしはやっぱ千景かなぁ? いや! 四葉も捨て難い……。 あえての鞠絵という選択肢もあるわね!」
「だから知らないと何度……」「……ん? あぁ、安心して。一番はあんただから」
「ついでみたいに言われても嬉しくない! ……そもそも妹の話でしょう? なんで私が出てくるのかしら」
「妬いてるのかなぁって」
「貴女は本当にいつか呪いしてやる……」
ダメだ・・・
俺の中の桐乃がウザくなる一方だよ・・・

23 :
きりりんは元よりウザ可愛い子だから何の問題もないよ!

24 :
さっきのツィッターより
kuroneko:9月6日といえば……昨日、私の妹たちに妙なことを吹き込んだのはあなたね。
kirino:え? 9月6日は「妹の日」だから、妹の命令は絶対なんだよって教えてあげただけじゃん。
kuroneko:そのよく分からない制度のおかげで、昨夜の晩餐では、日向に持って行かれた私のおかずが、珠希を経由して私の元に戻ってくるという奇妙な現象が発生したわ。
kirino:たまちゃん可愛いw その光景が見なくても想像できるw
五更家は昨日も平和でした。

25 :
>>22
バカな・・・、どこがウザイと言うのだ・・・。
俺にはいつも通りの天然ジゴロにしか見えないぜ。

26 :
「……」
「貴女ほど思案顔の似合わない女は居ないわね」
「憎まれ口なら、もっと分かりやすく聞いた方がいいわよ」
「ご忠告痛み入るわ。で? 何かあったのかしら?」
「あんたに相談する事じゃない」
「つれないわね。そんなんじゃ友達なくすわよ?」
「他の人になら相談してるわ。抱え込んでも仕方ない事だし」
「……それは、私には出来ない相談なのかしら」
「出来ないってか、したくない」
「……そう。じゃあ私は行くわ」
「うん。また明日」
黒サイド
(……普段なら気にも止めないはずなのに、ちょっと寂しい。どうしてかしらね。これが、惚れた弱みというものなのかしら)
桐サイド
(どうやったら妹が12人も手に入るのかなぁ……。こんな事、あいつに聞いたら絶対バカにされるだろうし……。あやせにでも聞いてみような)

27 :
きりりんwww
シリアスな雰囲気で何悩んでんだよw

28 :
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B0058VUDBM/ref=dp_image_text_0?ie=UTF8&n=561956&s=music
関係ないけど、前回のジャケットと比べて、
黒猫も慣れた感じになったな。
互いに信頼してる感じで目線合わせてるとことかタマリマセンワー!

29 :
「あーあ、妹の日過ぎちゃったなー」
「あら、貴女は家に帰れば毎日が妹の日じゃない」
「……ん〜」
「全く貴女はいじけた飼い猫みたいに…
 貴女は。私に。妹扱いして欲しいのでしょう?」
「……わ、分かればいいのよ」
「さて……じゃあ」
「ふふーん。『お姉ちゃん』に何してもらおうかな?」
「……駄目じゃない、桐乃」
「は?あんた何言ってんの?妹の言うこと聞いてくれるっつうことじゃ」
「誰がそんなこと言ったのかしら?
 妹扱いだけはしてあげるけれどね」
「だったら…」
「だから実在する妹のように接してあげるわ。
 日向のように」
「……へ?」
「さあ日頃の行いのお仕置きと行きましょう、桐乃?」
「ちょ、待、えええええええ!?」
〜〜〜〜〜
「まあこんなところかしらね。
 どうだったかしら、本格的な妹扱いは?」
「…あ…」
「何?」
「あ……新しい扉、開いちゃいそう……」
「……駄目だこいつ何とかしないと」

30 :
きりりんはあらゆる妹に対応できるからな。
ttp://mazemon.jp/%E9%BB%92%E3%81%AB%E3%82%83%E3%82%93/%E3%81%8D%E3%82%8A%E3%82%8A%E3%82%93/
関係ないけど、今流行の合体させる奴で、
黒にゃんときりりんを合成させてみたらこうなった。

31 :
スレチですまんが、邪教の館みたいだなw

32 :
部屋に入ってドアを閉めるなり、桐乃は黒猫の足元に座り込む。
「ちょっ……!貴女何を……!」
ふとももに絡みつきぺろぺろと舐め始めた桐乃の姿はまるで盛りのついた雌犬で、
ほんのわずかな間会えなかっただけでどれだけ性欲を溜め込んでいたのかとあきれたが、
桐乃の指がスカートのファスナーを外しパンツをおろすに至っては洒落にならなくなり、
慌てて静止しようとすると桐乃は黒猫の顔を見上げて
「……嫌?」
とまるで無垢な少女のように首をかしげるから、黒猫は
「嫌ではないけれど……」
と思わず答えてしまう。すると桐乃は当然、黒猫の性器をゆっくりと舌で舐め上げ
はじめるのだ。クリトリスを弄られる性感やら桐乃を見下ろす征服感やら愛するひとに
愛される満足感やら、ありとあらゆる快感を同時に受ける羽目に陥った黒猫の頭は軽く
パニックで、崩れ落ちようとする自らの体を必で支えつつ指は桐乃の柔らかな髪と頭を
まさぐり、口から漏れるのは吐息とうわごとのような桐乃の名前、要はいつんでもいい
という状態。

33 :
おい、続きはどうした!?

34 :
この作品で百合ってキチガイだな百合豚は

35 :
>>32
続きマダー?

36 :
>>32
続きを急げー!
あやせが間に合っても知らんぞー!

37 :
ネタバレ解禁
黒猫さん、やっぱり桐乃の載ってる雑誌買ってるんだな

38 :
桐乃だけ切り抜いてパウチしてオナってます

39 :
桐乃の事を親友って明言したり桐乃を名前で呼んだりしたりと黒猫がきりりん氏にデレた新刊だったね
だがとうの桐乃は日向ちゃんにハアハアしてるけどな

40 :
さっさと五更家に嫁げばええねん

41 :
黒猫→桐乃→日向

42 :
桐乃が真っ向から日向に告白(?)しててふいた
まさか「ひなちゃんはすでにあたしの嫁」とか叫んじゃうとは…
それはそうと黒猫が桐乃を名前で呼んだけど、桐乃の方は結局「瑠璃」とは呼ばなかったね
今回の個人的な萌えポイントはブリジットがClariSに夢中になってることに嫉妬する加奈子とか
あやせが地味子をリスペクトしまくりなところとかだったけど
なんだかんだで加奈子はブリジットのこと好きなんだなぁと和む

43 :
なんで名前で呼ばないんだよぅ、早く呼んだげてよぅ

44 :
桐乃が黒猫を名前で読んだらサードランナーがホームスティールした

45 :
お互いを名前で呼び合うのは最終巻ネタだからまだ駄目だ
そして呼んだあとは第2シーズンが待っている

46 :
>>45
どこの魔法少女だよw

47 :
俺妹最終話
「あたしの、最高の友達」

48 :
「あんた友達だから、私の交友関係に口出さないでね。
 あ、あたしが呼んだときはすぐに来てね。最高の友達だから!」

49 :
「呼ぶ?その必要はないわ
 だって私は『いつだってあなたの側に』いるもの」

50 :
あやせ「呼ぶ?その必要はないわ
    だって私は『いつだってあなたの側に』いるもの」

51 :
>>50
あやせさんが言うと怖い!不思

52 :
邪魔くさいな 割り込むなよ

53 :
この修羅場どうすんだよきりりん
加奈子に逃げるのは無しでお願いします

54 :
じゃ沙織に逃げます

55 :
桐乃・黒猫に同時に責められて悶える真沙織とか

56 :
桐乃のピンチにダメ人間だった伊織ちゃんが覚醒して
“エターナル伊織・フォース・フェイト・ブリザード刹那”になって助けに来ます
窮地から助けられた桐乃はフェイトちゃん一筋に
そんな夢を見ちゃう我らがダメ人間の刹那ちゃんマジダメ人間
2X歳にして未だ邪気眼は癒えず

57 :
フェイトさん!アニメで真人間になれたフェイトさんじゃないか!

58 :
新刊読んで、沙織が彼方から百合属性について教わるところまで妄想した。

59 :
新刊とは無関係に、あやせが桐乃から性について教わるのを妄想している。

60 :
珠希たんの姉様への思慕は姉妹の枠を超えてつのっていって、成長して15歳になっても添い寝をせがんで、愛する妹の頬を染めて上目遣いでのおねだりを断れない黒猫を妄想してる。

61 :
桐乃も真似して頬を染めて上目遣いでおねだりしてやっぱり断れない黒猫を妄想している

62 :
職にあぶれて以前知り合った彼方宅に救援を求めるも
妹がいるからと断られて路頭に迷うフェイトさんを妄想している
こいつだけはカップリングが思いつかない……
いや、美咲さんならあるいは?

63 :
>>62
借金返済待ってもらう代わりに、桐乃にご奉仕させられるとかは?

64 :
個人的には田村祖母がちょっとカップリングしにくいなぁと

65 :
桐乃母娘相姦とか普通だって言ってますか?

66 :
まあそれくらいは普通なんだろうけどさ

67 :
ママンが桐乃の妹を作ってあげてれば
もっとまっすぐに育ったかも

68 :
今から作ろう

69 :
昨日TVで渋谷と原宿のファッションの違いを特集してたけど、
渋谷が桐乃っぽくて、原宿が黒猫っぽいな。

70 :
>>69
非常におおざっぱで分かりやすいな
だが、黒猫は秋葉か中野だと思うんだがどうだろう?

71 :
>>70
黒猫は池袋のサンシャイン通り辺りのイメージ
あの辺ゴスロリ系の店多いし

72 :
新刊、日向視点で萌えまくった

73 :
>>69
実際、作中で桐乃は渋谷に行きつけの店あるくらい良く行ってるみたいだったけど、
渋谷と原宿ってどういう違いなんだ?

74 :
渋谷の方がチャラいイメージ

75 :
しかし黒猫の服は渋谷原宿どころか
手製とジャージだからな

76 :
間違いなく桐乃はジャージを脱がすのも大好き

77 :
黒猫も脱がされるのが大好き……というほどではないわ。
そうね、メルルの話で一晩中勝手に盛り上がられるよりはマシ、という程度かしら。

78 :
http://yaraon.blog109.fc2.com/blog-entry-3993.html
声豚終了のお知らせ。

79 :
>>73
渋谷は109に代表されるギャルみたいな格好。
原宿はパッツン前髪で独創的な格好してるそうだ。

80 :
日向視点の黒猫に笑い萌えた。

81 :
>>78
桐乃「あちゃー…マズいなー、これー…」
黒猫「…元気を出しなさい、私の中の人も似たようなものよ」
桐乃「うん、別にフォローになってないよね、それ」

82 :
加奈子「あー声オタうっぜー」

83 :
別に声優オタクでも何でもいいけど、他人のプライベートにずかずか踏み込む奴はクズ

84 :
でも、桐乃はその手の人間かも知れない…。
声優スキャンダルでぶち切れる桐乃を呆れ顔でみるあやせと黒猫
あやせ「オタクの人ってああなの?やっぱりアニメって有害なんじゃ…」
黒猫「一緒にしないでくれるかしら」

85 :
桐乃の場合声ヲタというより、キャラが好きそう。
展開自体でぶち切れるということがありそうだな。

86 :
桐乃はエロゲヒロインが非処女だとぶちぎれるのだろうか

87 :
妹が攻略できないときれるだろうな

88 :
桐乃「何この主人公。一度に二人とつきあうとかありえないし。はっきりしろよ!」
あやせ「そうね」
黒猫「まったくだわ」

89 :
お前が言うなw

90 :
>>88
ワロタw
「でしょ?あんた達もそう思うよね?・・・って、あ、あれ?・・・二人ともどうしたの?」
「ねえ桐乃。さっきの感想もう一度言ってくれるかな?」
「え?か、感想?」
「そう。そのゲームの主人公に対する感想」
「え・・と、一度に二人とつきあうとかありえ・・・・・・」
「あら?どうしたのかしら?早く続きを聞かせて頂戴」
「・・・・・・ありえなくもない・・かな?うん、そういうのもアリだと思う」
「桐乃、さっきと言ってることが違うよ?」
「それに、なぜ視線をそらしているのかしら?」

91 :
もし黒猫とあやせが喧嘩をやめて協力しあえば、
ベッド上の桐乃は従順な雌猫、二人のいうがままになる性奴隷と化す。
間違いない。

92 :
>>88 >>90 ちょっとセリフ貰いますよ
「何、この主人公。一度に二人とつきあうとかあり得ないし。
はっきりしろ、っての!」
「そうね。」
「まったくだわ。」
あたしのセリフに相槌を打った一人目は新垣あやせ。学校の友達。
二人目が黒猫。こっちはオタク趣味の友達。
変な組合わせだけど、これがこの連休初日にあたしの部屋にいる
お泊り会のメンバーで、そしてその中で行われたゲーム鑑賞会の
全メンバーだった。
何でこんなメンツになったかと言うと、ひとえにあたしの勘違い
によるダブルブッキングだった。
でも、そんな事を知らずにウチに来てくれた二人のどちらかとか、
両方を追い返す、なんてことは、絶対にしたくないし、できれば
これを機に友達同士になってもらえたら、なんて下心もあって、
二人をなだめながら、お泊り会の実施とあい成ったワケ。
で、今、あたしの部屋のPCでは、どこぞのハーレムギャルゲの
修羅場寸前のシーンが、微妙な空気の中で絶賛放映中。
あんまり接点のなさそうなあやせと黒猫だけど、あたしを含めて
いまちょっと共通認識っぽい発言になって、ちょっと安心できる
雰囲気。
・・・だったと思ったんだケド?
「でしょ?あんた達もそう思うよね?・・・って、あ、あれ?・・・二人とも
どうしたの?」
「ねえ桐乃。さっきの感想もう一度言ってくれるかな?」
「え?か、感想?」
「そう。そのゲームの主人公に対する感想」
「え・・と、一度に二人とつきあうとかありえ・・・・・・」
「あら?どうしたのかしら?早く続きを聞かせて頂戴」
「・・・・・・ありえなくもない・・かな?うん、そういうのもアリだと思う」
「桐乃、さっきと言ってることが違うよ?」
「それに、なぜ視線をそらしているのかしら?」
あんたら、ひょっとして、この桐乃ちゃんを批判しようってワケ?
「い、い、いつも言ってるじゃん! こっちも、あっちも、どちらも
諦めないのがあたし! どっちか欠けると、それはもう、あたしじゃ
ないって!」
「桐乃・・・。さっきこのパソコンから聞こえて総ツッコミ受けてた
セリフにそっくりだよ?」
「と言うか、誰もあなたを批判してはいないわ。直接には、ね。」
「・・・もういい! あたしは、あたしのポリシーでトモダチを決めて
付き合うから! いまの、こんな、チョーシのいい、二股かけるあたし
とでも付き合えないような人とは、サヨナラするしかないじゃん!」

93 :
「桐乃・・・。そんな。わたしは・・・この、泥棒猫さえいなければ、
桐乃とふたりでずっと楽しく」
「泥棒呼ばわり有り難う。気に入ったわ。で、あなたはその泥棒猫から
一体何を盗む気なのかしら?」
「盗むんじゃありませんよ。還して貰うんです。」
「そこのビッチのこころは、誰か他人のものじゃないと思うのだけれど。
・・・あなたのその思い込みは、いずれ他人を巻き込んで何か大ごとを
起こしてしまうでしょう。いえ、もう起こったのかしら?」
「く・・・。ちゃんと、収まるべきところに収まりましたよ! ご忠告
有り難うございます! それよりあなたも、偉そうにおっしゃるくらい
だから、まさか自分本位の妄想か何かで周囲をかき回したりしていない
でしょうね!?」
「な・・・。」
「あやせも、あんたも、落ち着いて・・・仲良くしなさいよ! 大体、
なに、この居心地の悪い空間! あたしもうだめ、ちょっとコンビニ
逝ってくるから、あんたら頭冷やしてて」
ドアを荒っぽく後ろ手に閉めたあたしだったけど、さすがにいまのは
ちょっとあり得ない。
それは解ってる。けど、いまのあたしにはどうにもできない。
横目であいつ−兄貴の部屋ドアを見る。
あいつも今晩、どこか泊に行って留守って聞いてたけど、あいつなら、
こういう時に、どうするんだろ?
あいつのやり方は解らない。思い付かない。
でも、あいつなら、きっと何とかする。
あたしは今閉めたばかりの部屋のドアをもう一度開け、そのまま無言で
グッズ収容棚から適当なアニメのブルーレイを見繕い、プラスチックの
ケースからディスクを取出しプレーヤのトレイに置く。
「これでも見て、ちょっとした事で永遠に仲間が欠ける寂しさでも想像
してなさいよ。・・・それから、勝手に帰るのは無しだかんね?」
「ちょっと、桐乃!」
「あなた、何するの!」
あたしは、あやせと黒猫、二人をあるもので縛り付けて勝手に帰ったり
できないようにして、コンビニに出かけた。
二人の好きなデザートと夜食を仕入れるために。

94 :
−−−−−−−−−−−−
「・・・どうしましょうか」
「はぁ。こういう事をされたら仕方ないわね。あの娘は、ロングの髪の
手入れを、どれくらい手間なものと考えてるのかしらね?」
「ええ。桐乃もそこそこ長いですけど、染めてますし、手間で言うと、
わたしたちほどじゃないでしょうね。」
「そうね。でも、普通、こんなことは考えないわ。・・・仲の良くない
友達の後ろ髪同士を結んで、強制的に一緒に居させる−なんて事は。」
「あはは、桐乃、普通じゃないところ結構有りますから。」
「ふふふ、どう見えるのかしらね、あの子のベッドの上で、背中合せに
体重を預け合って動けない、私たちは。」
「・・・仲悪いようには見えないでしょうね。」
「ねぇ、私、さっきも言ったのだけれど、あなたの事は嫌いではないわ。」
「だってわたし、いきなりあなたの事、泥棒猫呼ばわりしたんですよ?
やっぱり年上の余裕ってやつなんですか?」
「違うわ。歳だってそんなに違うわけではないし、それは、あなたの、
真正面から私に向き合おうとする姿勢でしょう? なかなかいないのよ、
そういう人は、ね。」
「そんな事を言われたら、わたしだって、一人で拒絶し続けるなんて、
馬鹿馬鹿しくてやってられないですよ。」
「・・・さっき『これでも見とけ』とあの子が言っていたのは『あの花』
のようね?」
「え、なんですか、『あの花』って・・・その、黒、猫、さん。」
「そこのディスクケースの中身よ。『あの日見た花の名前を僕達はまだ
知らない。』というアニメね。私はあまり視聴しなかったのだけれど、
幼馴染みグループから永遠に欠ける事になった一人をめぐる、罪の意識、
友情や成長がテーマの良作だったと聞いているわ。」
「ふうん。あの、わたしアニメとか、全然詳しくなくて。その、えっち
じゃない、文学的なのもあるんですね?」
「・・・あなたの友人は、アニメをどんなものと説明しているのかしら。」
−−−−−−−−−−−−

95 :
あの二人、ちょっとは、落ち着いて話の出来る間柄になってくれたかな。
あいつらのお気に入り限定メニューを探してたら、コンビニやら百均の
ハシゴになって、結構遅くなっちゃった。
でも、ブルーレイ1枚入れといたから、ちょっとは時間、持つよね。
と、自分の部屋に帰ってきたあたしは、ドアの中の様子に愕然とした。
なんとなれば、あたしの大事な黒髪一号と黒髪二号が、あたしのベッド
の上でなんと抱き合って眠っていたからだ。
いや、一瞬でここまで仲良くなっちゃわれると、今度はあたしが疎外感
受けるんですケド−。
しかも、なんかすごい、絵になってるしー。
ま、二人とも、どこかお人形さんっぽいイメージのある美人な子だけど。
あたしが開けたドアの音や空気の流れで、二人が目をこするようにして
目覚め始める。
「う? 桐乃、帰ってきたの?」
「あれ、桐乃?」
そう口にしながら、二人は、すごく不自然な動きで、それぞれに上体を
起こしたので、あたしは突っ込む。
「どしたの、変な動きして? てか、ふたり、ひょっとして目覚めたの?
引くよあたし、引く時は!」
「あのねぇ、あなたがしたんでしょう? 奇麗なあやせと私の黒髪を
一緒にくくりつけて。」
「そうだよ、桐乃。寝返りを打ったりしたら、大変なことになるから、
こうしてずっとくっついてたんだよ、おねぇさまと。」
・・・・・・
「あやせ」? 「奇麗なあやせ」って言った、今?
いや、それよりもっと聞き捨てならないセリフがあった気がする。
「おねえさま」?
ひいっ。
ベッドの上では、長い黒髪同士を結ばれ、超仲良さそうな先輩と後輩が
肩を寄せ合っている、どこかで見たようなシーンが展開されていた。
「桐乃。あなた、またケースと中身を間違って入れていたでしょう?
『あの花』ではなくて『その花』が入っていたわよ。」
「その花びらにくちづけを」
「黒猫さんスーパーモード fin」

96 :
>>88
日向
珠希
加奈子
……2人どころじゃない件

97 :
日向 珠希 黒猫 加奈子 ブリジット「え?」

98 :
>>95
桐乃のことだからその花の『あなたと恋人つなぎ』とか
好きそうだな。

99 :
さすがに肉体関係持ったのは黒猫とあやせと時々加奈子だけだと信じてる

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