2013年01月エロパロ143: ダンガンロンパのエロパロ part6 (983) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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ダンガンロンパのエロパロ part6


1 :2012/09/17 〜 最終レス :2013/01/05
PSPソフト「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生&「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」のエロパロスレです。
ーパ
※本編のネタバレが至る所に散りばめられています。未プレイの方は回れ右を推奨。
※作品そのものや各キャラクター、カップリングに対する叩き行為は校則で禁止されています。
※荒らしに反応する人も荒らしです。喧嘩する人はみんなオシオキです。
※投下された作品についての過剰な非難は避けましょう。気に入らなければスルーすること。
5スレ目:ダンガンロンパのエロパロ part5
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1342536884/
4スレ目:ダンガンロンパのエロパロ part4
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1323624876/
3スレ目:ダンガンロンパのエロパロ part3
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1306065846/
2スレ目:ダンガンロンパのエロパロ part2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296746631/
1スレ目:ダンガンロンパのエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1291901649/

作品保管庫:
http://www43.atwiki.jp/dangan_eroparo /pages/13.html
作品保管庫(2代目):
http://www48.atwiki.jp/dangan_eroparo2/pages/15.html
※次スレは>>950かスレ容量が450kbを超えたらお願いします

2 :
前スレ終了後にお使いください。

3 :
>>1
鬼畜セレスの続きが見られますように

4 :
よーし、スレ立ててくれたお礼に、
私は超高校級の>>1乙になっちゃお!

5 :
>>1
乙らーぶらーぶ

6 :
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0ApHC4OXKefrSdEtiZk1HZjF3ZzVUT3FKYWZwWk5JRnc
こちらにも作者用に呼称表も貼っておきます。
後少しで完成・・・

7 :
>>6
おーつおーつ
↑らーぶらーぶ風に

8 :
前スレが埋まったところで、2キャラSS連発の流れを無視して、苗舞を投下。
5章のIFエンドのin ParallelWorldシリーズ版といった感じ。

9 :
戦刃むくろ事件の学級の結果、霧切さんがクロとされて処刑された。
ボクには、彼女が犯人だとはとても思えなかった。霧切さんに投票した他のみんなの中にも、納得できずにいる人がいるようだった。
だが処刑されてしまったものはどうしようもなく、ボク達は真相を知る事もできないまま、地下所を後にした。

その後もボク達は希望ヶ峰学園の調査を続けたが、学園から出るための手がかりは見つけられず、日が経つに連れて、
ボクは外の世界に出ようという気持ちが薄れていき、このままみんなで、希望ヶ峰学園で一生を過ごそうと考えるようになった。
希望を失ったとか絶望に囚われたとか、そういう気持ちとは少し違い、ボク達にとって、ここに残っている方が正しいような気がしてきたのだ。
不思議な事に、ボクだけでなくみんなが同じ気持ちになっていたらしい。かつて、真っ先に外に出る事を望んだ舞園さんさえも…
モノクマはたまに出てきてボク達をからかう事こそあったものの、動機を配る事は無くなり、そのうちに呼んでも全く現れなくなった。
電気や水、食料等は変わらず支給され続けたので、生活に困る事は無かった。
ボク達は、黒幕がまた何かを企んでいるのではないかと警戒したが、しばらく経っても何も起こらなかった。
ボク達は試しに、監視カメラをいくつか壊してみたが、やはりモノクマは姿を見せない。
情報管理室にあった、モノクマ模様の扉は何をしても開かず、しかも頑丈で壊す事もできなかった。
やがてボク達は、黒幕について詮索するのをやめた。
黒幕がどんな気紛れを起こしたのかは分からない。もしかしたら、コロシアイ生活を強要、生中継する毎日に飽きてしまったのかも知れない。

そうして月日が経つに連れて、ボク達の中に、男女で肉体関係を持つ人達が現れ始める。
そのうちに、腐川さんは十神君の子供を、朝日奈さんは石丸君の子供を身籠った。
十神君に邪険に扱われてきた腐川さん、エッチな話に免疫のない朝日奈さん、不純異性交遊にうるさい石丸君達がそんな状態になったという事実に、ボク達は驚かされた。
そして、その時点で既に何度か肉体関係を持っていたボクと舞園さんも、子供が欲しいと考えるようになるまで、さほど時間はかからなかった。

そんなある夜、ボクと舞園さんは、ボクの部屋のベッドの上で、一糸まとわぬ姿で見つめ合い、抱きしめ合っていた。
以前なら監視カメラから全国生中継されてしまうところだったが、カメラを壊した今なら、もうその心配は無い。

10 :
「舞園さん、ごめんね…ボクが外に出してあげるって言ったのに、約束守れなくて…」
「そんな、謝らないで下さい…先に裏切ったのは私の方なんですから…
 それに苗木君は、ちゃんと約束を守ってくれているじゃありませんか…
 私を守ってくれる、ずっと私の味方でいてくれるって約束を…それだけで、充分です…
 本当なら、私には苗木君に守られるどころか、愛される資格さえ無いはずだったのに…」
「愛される資格ならあるよ…舞園さんはボクを何度も手伝ってくれたし、ボクの事をこんなに好きになってくれたんだから…
 でも、どうしてだろう…あれほど黒幕を倒して外に出ようって、思っていたのに、今ではここで生きていこうって、気持ちになってるなんて…
 ボクだけじゃなく、舞園さんも、みんなもそうだなんて…」
「私も不思議なんですが…外の世界に出たところで、私の居場所はもう無くなっている気がするんです…
 それよりも、苗木君のいるここで一緒に生きて、苗木君のいるこの場所を、私の居場所にするべきじゃないかって…
 前は仲間や居場所を無くすのが、私達が消えていくのが、あんなに怖かったのに…あんな事をしてまで、外に出たかったのに…
 私達、黒幕に負けたんでしょうか…絶望に負けてしまったんでしょうか…」
「それは違うよ。ボク達がどうしてこんな気持ちになったのかも、黒幕がどんな気紛れでボク達を放っているのかも分からない。
 でも黒幕は元々、ボク達をし合わせ、絶望させようとしていた。それなら、たとえここから出られなくても、
 出られないという絶望に囚われていないで、し合わないで、みんなで平和に生き続ける。それだって、黒幕への抵抗になると思うよ」
「やっぱり苗木君って、変わっていますね。いくら人より前向きだなんて言っても、こんな状況になっても、そんな風に考えられるなんて…
 でも私、そんな苗木君、大好きです…むちゅう…んはぁ…っ」
「くちゅ…んちゅ…」
舞園さんの可憐な唇の感触を楽しんだ後は、モニュ、モニュ、という弾力に富んだ感触を両手で堪能する。
「ああ…舞園さんのおっぱい…いつ揉んでも、柔らかくて気持ち良いな…」
「ふぁあっ…そんな事…言わないでぇ…恥ずかしいです…んあぁっ…」
ボクはさらに、舞園さんの両胸の間に顔を挟み、谷間に顔を擦りつけつつ、両手で豊満な両胸を顔に何度も押し付ける。
ムニュ、ムニュ、という心地良い感触が、両手だけでなく顔中にも広がる。
「……(気持ち良い…昔読んだ漫画でやってた事が、アイドルのおっぱいで、本当にできるなんて…)」
「はぁん…苗木くぅん…いくら…気持ち良いからって…あんまり…人の胸で…遊ばないで…くぅっ…」
それをしばらく繰り返すと、今度は両手で舞園さんの両乳首を内側に寄せ、両方同時に吸い付く。
「あぁあぁー! いやあぁん…両方っ! 一緒に吸っちゃあっ…らめぇぇ…」
激しく嬌声を上げる舞園さんに追い打ちをかけるように、ボクは彼女の両乳首をチュウチュウと吸いながら、左右交互に舐め回す。
「あっ…あっ! そんなに…乳首ぃ…いじめないでぇ…あうぅっ! 感じちゃう…」
こみ上げる欲望のままに、舞園さんを感じさせていたボクだが、やがて彼女が絶頂に達しないうちに、顔と両手を彼女の胸から離した。
顔も体もすっかり紅潮した舞園さんが、とろんとした目でボクを見る。
「…はあぁぁぁ…苗木君って…本当に…おっぱいが…好きなんですから…はぁはぁ…」
「ボクは大好きな”舞園さんの”おっぱいが好きなんだよ。それに、おっぱいだけじゃなくて、舞園さんの唇も、太腿も、あそこも、みんな大好きだよ…」
「…もう…苗木君のエッチ…」
「ハハハッ、何を今更…」

11 :
今度は舞園さんがボクを責める番だ。
舞園さんは仰向けになったボクに跨り、ボクのモノを太腿に挟んで、搾り取るかのようにすり合わせてくる。
ボクはモノから伝わってくる、胸とは違う種類の弾力のある感触を楽しみつつ、それだけでは飽き足らず、
目の前にある白い生脚に両手を伸ばし、スベスベの太腿を撫で回し、モノと両手の両方で太腿の感触を味わう。
「はああ…うああ…舞園さんの…太腿…プニプニで…たまらない…クセに…なっちゃう…」
さらに舞園さんは、ボクの弱い所を指でツンツンと執拗につついて刺激してくる。
「ううう…はうう…そんな…だめ…そこ…だめだったら…変に…なっちゃう…」
「クスッ…苗木君ったら、そんなに可愛い顔して…もっといじめてあげますよ…えいっ、えいっ、このっ、このっ、これでもかっ、これでもかっ…」
舞園さんはさらに太腿の締まりをきつくして、動きを速めてくる。指による刺激も激しくなる。
ボクのモノは指と太腿による激しい刺激により、スベスベ、プニプニ、ツンツンという快感に支配される。
「ひいい…うああ…くうう…んむう…はああ…あうう…」
やがて射精感が近付いてくる…が、ここで舞園さんは手足の動きを止め、両脚を開いて責めを中断した。
「はう、はあ…やっぱり、寸止めされると、ムズムズしてたまらないな…」
「そうですね…でももう少しで、うんと気持ち良くなりますよ…」
「そうだね、舞園さん…」
「苗木君、あの…」
「?」
「私達、そろそろ下の名前で呼び合いませんか?」
「…そうだね、ボク達、これから親になろうとしてるんだからね。舞ぞ…いや、さ…さやか…」
「はい、苗木く…ううん、誠君…」

12 :
そして、いよいよ本番の時が来た。
舞園さん、いや、さやかはボクの上で体の向きを変え、ボクに背を向けた体勢で跨る。
そして、まだパンパンに膨れているボクのモノを撫で、握りしめて、秘部へと近付けていき…
やがて、さやかの秘部がボクのモノを完全に飲み込んだ。
続けて、腰を前後に揺らすさやか。それに釣られるように、ボクも腰を上下に揺らし始める。
「うあうう…さやかの…おまんこに…締められるの…すごく…気持ち良いよ…あったかくて…ヌルヌルで…はあ…」
「あふうっ…そんな…いやらしい言葉…使わないで…はううっ…あふぅんっ…」
ボクは腰を揺らすのを一度止めると、上半身を起こして、さやかの両胸に手をかける。
最初は鷲掴みにして、手に吸い付くような柔らかさを味わい、続いて乳首をキュッとつまみ、コリコリと弄る。
そして、再度腰を動かす。少しずつ速く、激しくしながら。
「気持ち良い…もっと…おっぱい…いっぱい…弄ってぇ…もっと…おまんこ…激しく…かき回してぇ…
 やだ…苗…誠君が…エッチな事ばかり…言うから…私にも…移っちゃったじゃ…ありませんか…ああんっ…」
「くはあ…ボクのせい?…でも…エッチな事言って…恥ずかしがってる…さやか…すごく…可愛いよ…はああ…」
「…誠君の…ばかぁ…んむぅ…くちゅう…」
「んは…んちゅ…」
さやかの暖かい唇も奪って、さやかの心と体の気持ち良さを全身で堪能する。
そして、さやかの秘部が締まり始め、ボクのモノも膨らんでいく…
「はあ…舞…さやか…本当に…良いんだね…今日は…安全日じゃ…ないん…だよね…
 ボク、中に…出しちゃうよ…さやかに…種付け…しちゃうよ…赤ちゃん…できちゃうよ…」
「はい…私…誠君の…子供…欲しいです…中に…いっぱい…注いでください…種付け…してください…赤ちゃん…孕ませて…」
「ボクも…欲しい…もう…出る…ううううう…うあああああ!!」
「あああぁぁぁ…ひゃあああああぁぁぁっっ!!」
さやかの中でボクの白い液体がドピュドピュと発射され、それが中を満たしてボクのモノにまで熱さが伝わってくる。
これまでにも何度か経験した感覚ではあるが、いつもと事情が違うという意識もあってか、今夜の快感は格別であった。
今夜は外で一度もイカせずに、一発目から膣内射精しただけあって、さやかの膣内はかなりの量の精液で満たされた。
「はああっ…んくっ…私…大好きな…誠君に…種付け…されちゃったぁ…誠君の…赤ちゃん…妊娠…しちゃうぅ…」

13 :
そしてまた長い月日が経ち、さやかはボクの娘を産んだ。
十神君の娘と石丸君の息子は、既に喋って走り回れるほどに成長している。
そしてさらに、朝日奈さんは次男を産んだ。ただし、その父親は石丸君ではなく葉隠君である。
自分だけ妻子がいないと葉隠君がスネていた事、次世代の子供を産むためには男の子がもう一人必要になる、という理由で、朝日奈さんと石丸君が承諾したのだという。
残念ながら腐川さんは、出産後に病してしまった(腐川さん本人は、自分の命が短い事を「なんとなく」だが感じていたらしい)。

「葉隠君、そこに立つと髪の毛で赤ちゃんが隠れちゃうよ…十神君、もう少し真ん中に寄って…」
「やれやれ、愚民共のやる事に俺まで付き合わされるとはな」
「十神君、みんなの思い出を残すという、大事な作業を何だと思っているのかね!」
「ちょっと、大声出さないでよ。この子達が怖がるから…ほら、泣いちゃったじゃない…おー、よちよち…」
「俺に任せるべ。いないいない…ベロベロ…バァー…おっ、笑ったべ」
「石丸君、十神君は照れ隠しにあんな事言ってるんですよ。ほら、十神君、腐川さんの遺影持ってきてるじゃありませんか。
 腐川さんも記念写真に入れてあげようとしてるんですよ」
「だ、黙れ…おい苗木、準備はまだ終わらないのか。早くしろ」
「待ってよ、もう少し…セルフタイマーは…これだな。うん、これで良し。はい、みんな笑ってー」
ボク達6人は、4人の子供達と共に記念写真を撮った。

こうして、ボクらはみんなの犠牲と引き換えに、平和を手に入れたんだ…
この学園の中だけの平和…ボクらだけの平和…それが、ボクらの希望…


14 :
「……(あの時見た、あの長くて妙な夢は一体何だったんだろう…もしかして、ボク達に起こり得た、未来の可能性の1つだったのかな…
 いや、そんなわけないか…ゴミだらけの場所で、長く眠ってたせいで、変な夢を見たのかな…)」
「苗木君…苗木君!」
「わっ! ま、舞園さん? いつからそこにいたの?」
「少し前からいましたよ。それより苗木君、何ボーッとしてるんですか? 何だか、昔見た夢か何かを思い出してたみたいでしたけど」
「何で分かったの…ま、まさか舞園さん、ボクの顔覗き込んで、心読んでたの?」
「フフッ、エスパーですから。で、どんな夢だったんですか?」
「そ、それは…その…」
「あら、教えられないような夢なんですか? もしかして、いやらしい夢だったとか? 教えてくださいよ。教えてくれないと、また心読んじゃいますよ?」
「そ、それは勘弁して〜」
「あ、待ってくださいよ〜、えっちな苗木く〜ん♪」

希望ヶ峰学園から外の世界へと出たボク達8人は、しばらくは廃墟と化したホテルで生活していたが、やがて未来機関と呼ばれる組織に保護された。
もちろん霧切さんも腐川さんも生きているし、まだ誰も子供を産んではいない。
この後ボク達は、未来機関によって2年間の記憶を取り戻し、第十四支部に所属して、元希望ヶ峰学園生徒の生き残り達の保護に乗り出す事になる。
そして、かつて倒したはずの「超高校級の絶望」が、思わぬ形で復活しようとしている事を、知る由もなかった…

15 :
以上。
夢オチでがっかりさせちゃったかな?
それにしても、俺が書くとどうもエロがワンパターンになるような…

16 :
すばらしいよ!

17 :
舞園さんって礼儀正しい口調が返ってエロいよね

18 :
石丸が生存したとかその辺り完全に不必要だけど乙
>>17
「オチンチン入っちゃいますよ?」とか尋ねて来そうなところにエロスを感じる

19 :

舞園さんが無意味にエロいのは世界の共通認識

20 :
>>19
無意識であって無意味じゃないぞ

21 :
コマエダはいい竿要員になってきとるのお
無印で苗木の次に竿役が多かったトガミより
作品数が多い
トガミはフカワとの絡みしかなかったしね

22 :
舞園さん大好物なり

23 :
ペコとソニアと七海は意中の男キャラがいるせいで他の男キャラと絡ませづらい

24 :
霧切さんお願いします!なんでもしますから!

25 :
虚無空間での大量黒日向と七海の輪姦思いついた
そして射精したら賢者になる日向達

26 :
>>23
前向きに考えるんだ、決まった相手がいるなんて興奮要素だぜ!
なんちゃら四天王の入ってたマフラーで腕を縛り身体の自由を奪った状態で
すみませんすみませんと涙目で謝りながらソニアを犯す左右田、
「僕なんかに大事なキミがこんな目にあわされて、
日向くんはどうやってその絶望から這い上がるんだろうね」
と言って七海を犯す狛枝
……まではすんなり浮かんだが、クズペコは誰にNTRさせるのが良いだろうか

27 :
中学生時代、やくざの下っ端に……
っていうモブ姦くらいしか思い浮かばねえ
おしおきのあのステージでぼっちゃんの目の前でさんざん足軽モノクマに犯されるペコちゃんもエクストリームですね!

28 :
>>25
カムクラは常時賢者タイムみたいなもんだろ

29 :
一発抜く度にカムクラ化する日向

30 :
NTRが活発化する日も近い

31 :
ついに俺の時代が来るのか
ですよね、ソニアさん!

32 :
NTRで俄然左右田は輝く!というかNTRでしかry
対ソニアだとどうしてもそうなっちゃうのだが、
日向に好意を持つが報われずせつない状況の小泉と
傷をなめあう内にどうにかなっちゃうとかならアリかもしれないべ

33 :
>>15
遅れたがGJ!
まさかこんなに早くSS第1弾が投稿されるとは思わなかった。
このシリーズって、ひたすらに舞園さんへの愛を感じるのが嬉しいな。
ひたすら純愛だし、むやみやたらに舞園さんを汚したり痛ぶったりはしないし、
舞園さんの痴態が全国生中継されるのをちゃんと防いでるし。

34 :
>>15
エロシーンはやることはある程度決まってるからワンパになるのは仕方無いし気にするな
大事なのはシチュエーションだ!

35 :
ああっ七海っ!七海っ!中に出すぞっ!

…ああ、ツマラナイ…

36 :
日向×七海は日向の中にカムクラがいると考えたら実際は3P

37 :
苗木と日向がスワッピング

38 :
最近日罪成分が不足しておる・・・補充せねば

39 :
七海にパイズリしてもらって、耐えきれず射精しちゃうんだけど
七海ちゃんがニコって笑って「コンティニューする?」って言ってくれる夢を見た。

40 :
要望ほどドエロいのじゃないけど日向くん×千秋ちゃんを投下させていただきます

41 :
ーーーーーーレストランーーーーーーー
レストランでみんな集まって朝食を摂る。花村が毎朝早くに調理してくれる朝食だ
今日は七海と相席…
「おはよう七海」「ふわぁ〜…おはよ」
本当に眠そうな挨拶を七海がする
「「「合掌!いただきます!」」」ワイワイガヤガヤ



「お前いつも眠そうだよな。夜ちゃんと寝てるか?」
朝食を取りながら雑談をする
「う〜ん、大体夜はゲームの時間なんだよね」
「いつまでやってんだよ……」
「日によって全然違うかな。今日は4時まで」
「そ、そうか…」
「落ちゲーは辞め時が分からなくなるよね〜」
(まあ、分からんでもないけど…)
「でもさすがにやり過ぎたかな。今日はなんだか公園でのんびりお昼寝でもしたい気分だよ日向くん」
「いつも昼寝はしてるだろ」
「違うもん。今日はいつもの眠気とはまた変わった眠気なんだよ。まるで男の子の誰かと眠りたいかのような…。だからさ…」
「今日は無理だぞ。」
「むっ、どうして」
「男連中でビーチバレーでもしようって先約してたしな」
「……そっか…」
「ま、夜なら空いてるけどな。はははっ、なんて…」
「………良いね、それ」
「…は?」
「そういえば夜グッスリと一緒に寝た事なんてなかったもんね」
「……七海?」
「今日の夜、私の部屋で待ってるからさ、10時ぐらいに…」
「いやいやいや!そんなのダメだろ!」
「え?」
「男と女が夜一緒になんてそんな…」
「どうして?寝るだけだよ?」
「そ、それなら他の女子とかに…」
「男の人と夜一緒に寝る、とか、恋人っぽいこともたまにはやってみたいよね。日向くん以外にこんなの頼めないし…
 それともイヤなの?日向くん」
「い、イヤじゃないけど…というかそういうことじゃなくてだな…」
「じゃあ決まりだね。絶対来てよ!来ないとちょっと怒るかも知れないよ?」
「お、おい!」
「ごちそうさま花村くん」
そう言って七海は俺の返事を待たずにレストランから出て行った
(夜一緒に…やましいことしか考えられないぞ!…もしかしたら七海もついにそういう興味が!?……ってあの感じだとそれはないか…)
そうは思いつつもやはりどこか期待を持ちながら俺は夜を迎えた

42 :
ーーーーー夜10時:コテージーーーーーー
七海の部屋の前に立っていた。
「かなり緊張するな…」
昼は興奮してビーチバレーには全く集中出来なかった
もしものときのために念入りに体を洗い、ストアから取って来た一応の避妊具をポケットに忍ばせておいた……
(よし……押すぞ!)
「ピンポーン」
「…ガチャっ」
ーーーーー七海の部屋ーーーーー
部屋に入ると七海はパジャマ姿でTVゲームに没頭していた
「強引だったけど来たんだね」
「約束だしな」
「………」
パジャマ姿の七海がなかなかに可愛らしくしばらく見惚れる
ボタン式の薄い桃色のウサギのフード付きパジャマだ。
「……どうかした?」
「え?いや、パジャマって新鮮だな、と思ってさ」
「そういえば見た事ないっけ……」
「……どう、かな?」
「似合ってるよ。可愛い」
「…ありがと」
七海が少し照れながら言った。柄にもなく可愛いと言った俺も照れていた
「……日向くんもゲームしようよ。テトリスだよ」
「じゃあ、ちょっとだけな…」(絶対ボコボコにされるな…)
「……ハンデ付きでやったげるよ」
なんだかんだで2時間没頭した。案の定ボコボコだったが楽しめた
(どんなスピードだよ……)
「そろそろ寝よっか」
ゲームの電源を七海が切る
「ああ、そうだな」
(そろそろか…)
ゲームに没頭して和らいでた緊張が再び高まってくる。
「なんか、緊張してるね」
「……そりゃな」
(七海は少しも意識してないのかな…?)
七海が電灯を消しに立ち上がる
俺はどうしていいものかうろたえていると
「日向くんベッド入っといて。あ!あとベッドの掛け布団除けといてよ」
「?」
「2人だと暑いでしょ?」
「あ、ああ…」

43 :
布団を除けて、俺はドキドキしながらベッドに横たわる。少し香水っぽい甘い匂いがする。
七海なりの気遣いなのかな…
「パチ」
七海が電灯を消した
薄暗いがそれでも月と星の光でそこそこ明るい
七海はベッドの前に立ち止まり…
「よいしょ…」
なんと、パジャマのボタンを外し始めた!!
「ちょ…ちょっと!!」
「うん?」
「ま、まさか本当にするのか!?」
「え、今更?」
「今更って…(やっぱり七海もそっちが目的だったのか…!)」
すると七海はボタンを2つ目まで外す…下着は着けてないようだ…つまりノーブラだ!
(や、やる気満々じゃないか!)
大きな胸の胸元がハッキリと見える。俺の愚息は既にパンパンだ
「ちょっと端に寄ってよ」
そう言って七海はベッドに横たわる…
俺は七海の上で浮くように四つん這いになる
「い、良いんだな。本当に…」

「……何してるの?もう寝るよ?」
「へ?」
「お休み日向くん」
そう言って七海は目を閉じた
「ふぅー…………」
「…………」
「あ、あの…七海さん?」
「ん〜?」
「えっと…あれ?」(なんだこの感じ…)
しばらく静止していると七海が目を開けた
「まだそんなとこいるの?それとも日向くんいつもそんな格好で寝てるの?」
「……」
俺は仰向けに寝転んだ
「………」

44 :
「……あの、さ………今、服…脱ごうとしてたよな……?」
「……別に…してないけど…?」
「え、だって今ボタン外して…」
「ああ、あれは胸元が蒸れるからいつも外すんだよ」
「……下着着けてなかったよな?」
「そんなとこ見てたの?」
「だ、だって…」
「寝苦しいからいつも付けないだけだよ。暗くてあんまり見えないから良いでしょ?」
(十分見えてるよ…)
「…どうかした?」
どうやら…残念な勘違いだったらしい…
「………ね、寝ようか!おやすみ!!」
(は、恥ずかしい!)
ーーーーー1時間後ーーーーー
(ね、寝れない!!)
「zzzzz………」
七海は、仰向けで寝てる俺の右側で横たわり、こっちを向いて俺の肩に手を添えて寝ている…
胸が重力で横に落ちたり腕に寄せられたりで谷間がとんでもないことになっている。
チラチラと何度も見てしまう
異性を意識してるのもあるが7割方はこれのせいで眠れない
(凄い…胸だな……)
「ゴクリ…」
思わず唾を飲む
七海が目を瞑ってるのを良い事に開き直って胸を凝視して見ることにした。
水着姿は見た事あっても胸をこんなに近くでまじまじと見た事はない
(もうちょっとで全部見えそうなんだよな……)
(ちょっとぐらい見たって………いや、ダメだ!七海は俺を信じて…)
「う……ん」
七海が少し腕を動かす。胸が柔らかそうにムニュっと形を変える…
(す、凄い…!)
どんどん見たい欲求が高まって行く……
(こんなの見せられてたらもう…ダメだ…そうか!見るからダメなんだ!)
そう思って俺は真っすぐと天井を見るようにして目を瞑る
(無心になれ無心になれ…)

45 :
(無心無心無心無心…)
「ニギっ」
……七海が右手で俺の膨張し切っているソレを握り締めた!
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!!」
俺は驚きと快感で魚のように跳ねた
「zzz…うぃ…ぃ……楽しい…ね…zzz」
七海は俺のソレをギュッギュッとリズム良く握る
「はぁ……はぁ……(すっごい気持ちいい……)」
興奮が一瞬で頂点になる
意図的に逸らしてた目線を七海の胸元に向ける
(もう我慢とか…無理だ)
「はぁ、はぁ…」
七海の胸元に手を近付ける
(待てよ。でもバレたら…もしばれたら変態の汚名がずっと付いて回るよな……)
そう思うとさすがに戸惑った
戸惑ったところで、七海の右手がゆっくりと上下にしごきはじめる
「うわっ!」
「スリスリ……」
(ヤバい!本当に!)
「あぁ…あ……ハァッ」
とてつもない快感が俺を襲う
「あ、だ、ダメだ…………これ………」
頭が真っ白になっていく…
「zzz…早く……しないと負けちゃうよ……」
七海は訳の分からない寝言を言うと、握っていた手を離した
「ああ…」
少しの間天国を見た

「………七海」
(…もう…やってやる!)
俺は……七海の生乳を見ることを決意した!!

46 :
静かに3つ目…4つ目とボタンを外していく……
(よし…)
そしてはだけている服を長時間かけて剥がす
(ゆっくり……ゆっくり……)
「スリッ」
七海の体がピクンと動いた!
(しまった…!)
胸の尖端に指が擦れたようだ…
「………」
俺は激しく動揺した。心臓がバクバク鳴る
(だ、大丈夫か!?)
「な、七海?」
問いかけてみる
「……」
返事は来ない
「起きてる…か?」
再び問いかける
「………」
返事は来ない
(だ、大丈夫みたいだな…)
そして再度脱がしにかかり、ようやく七海の両の乳房が露わになった!
(やった!)
薄暗くて色は鮮明には分からないが、色素が薄く小さめというザ・ベストな乳頭なのはわかった
(き、綺麗過ぎるだろ…!)
達成感も相俟ってとてつもない感動だった
次に当然湧き出る欲求……触ることだ
(触ると言ってもそのままだと刺激が強いな……服を被せて……)
不思議な冷静さだなと我ながら思った
(…大丈夫だ。慎重に‥‥‥)
ゆっくりと服を被せて…その上から胸をゆっくりと押す…
「むにゅっ」
(柔らかい…!)
しばらくそうしているとどんどん欲求は高まっていく…
(…………やっぱり生で触りたい)
そして細心の注意を払い七海の胸の谷間近くに右手を添える。七海の呼吸に合わせ、七海の乳房と同化させるように……
「フゥー…フゥー…」
興奮しながらも最大限に精神を研ぎ澄ましていた
そして徐々に横にひしゃげている胸の谷間に右手を埋めていく。
「ズブズブ…」
何もかもが違う感触だった
(凄い!凄い!)
手の全体に右の乳房の重みがずっしりと伝わる
指をわずかに動かすとムニュムニュとした感触で包まれる…
(生きてて良かった……)

47 :
興奮でとうとう頭のおかしくなった俺は下を脱ぎ、下半身を露出した。七海の目の前でこんな格好で居ることにもそそられる……
そして遂には自慰を始めた
「はぁ、はぁぁ、七海、七海!好きだ…七海!」
左手で速めにシゴいていく
露出狂の気持ちが分かる気がする・・・目の前でこんなことをするとこんなにも快感なのか・・・と
視覚、触覚……それに加え背徳感…全てが俺を駆り立てる
(もうどうにでもなれ…!)
そう思って歯止めのかからなくなった俺は、胸の谷間に埋めていた右手で右の乳房を鷲掴みにして揉んでいく・・・
そしてそのままその乳首に吸い付いた
「ちゅっチュッパ…チュゥゥ」
「…んっ」
自らの鼻息と水音でもう何も耳に入らない
七海の手のひらに生のペニスの尖端を押し当てる。溢れ出る粘液でヌルヌルになっていく
そうして自慰をしながら七海の乳房を弄んでいく……
「あぁっ七海……んっ、……」
そろそろ…と射精感が来たところで、このまま出すことのマズさが頭をよぎった
「……はぁ……はぁ…」
少し落ち着いて俺は動きを止めた

48 :
まだ七海は微動だにしない……そう、微動だに
「七海……」
七海の下半身に手を伸ばす…
秘部に手を添えたところで…

「ギシッ」
七海の腰がビクッと引いた

「え?」
「……それは、ダメ…」
七海の手が俺の手を遮っている。
胸元から顔を見上げると、…こっちを見ていた!
「っーーーーー!!!!!」
「バターンッ」
驚きのあまりベッドから転げ落ちた…
「…………」
頭をグルグル回転させて言い訳を必に考える…が
(………お、終わった……)
そう、全てが終わった
そう悟った
恥じもある。情けない。
しかし何よりもそれが1番だった
これからの七海との未来も、七海との楽しい思い出も、全てが崩れていく……
そんな恐怖が高揚していた全身を一気に冷たくする
にたくなった。
一時の邪な思いで全てを終わらせたことを激しく後悔した
「……………………」
放心状態‥‥‥まさにそれだ

49 :
七海は顔を伏せて胸を隠しながら黙っている
張り裂けそうな心臓の音だけが大きく聞こえる……
すると
「……これ、穿きなよ」
七海が沈黙を破った
「…え?」
目を逸らしながら俺のスウェットとボクサーを手渡してくれた。そういえば何も穿いてないままだ…
そのおかげで取りあえず動き出すことが出来た
無言のまま俺と七海は着衣を整える
「……」
「七海…ごめん」
「……………」
「本当にごめん!謝って済むことじゃないけど、本当に‥‥‥‥!」
とにかく本気で謝罪する
「……とりあえずさ、ベッドに上がってよ‥‥ね?」
七海は優しく微笑みながらそう言って、俺の手を取ってベッドに引き上げる
「七…海……」
「ちょっと落ち着こうか」
俺をベッドに仰向けに寝かしてなだらかに俺の胸を撫で始めた
とても激しく鼓動していた心臓がだんだんと緩やかになっていく……
「…落ち着いて来た?」
「‥‥‥うん」
「そっか。良かった」
「‥‥‥‥‥‥」
「あ、のさ‥‥‥‥」
「うん?」
「本当に、悪かったよ……」
「‥‥‥‥私、そんなに怒ってないよ?」
「…え?」
「だからね…そんなに不安な顔しないで欲しい、かな」
「‥‥‥‥‥」
「確かに褒められたことじゃないけどさ‥‥‥‥もっと安心して?‥‥ね?」
「で、でも!絶交されたっておかしくないぐらいの‥‥」
「うーん‥‥普通だとそうかもなのかもね‥‥‥。でも、私は実際怒ってないんだから…それで良いでしょ?」
「……………」

50 :
「ていうか、ね、その…私だって最初からちょっとぐらい許すつもりがないと夜一緒に寝ようなんて言わないよ?」
「…?……それって…」
「まぁ…いざそういう状況になってみるとやっぱり、ちょっと怖かったけどね……」
……気になる発言があった気がしたけど、怖い、なんて言われると謝罪の気持ちが何よりも大きい
「…ごめん……」
「それに男の子なんだからさ、ある程度仕方ないよ」
「でも、そんなの言い訳にならないし……」
「…分かった。じゃあさ、今からお願いすること聞いてくれる?それでチャラにしようよ。」
「あ、ああ。俺に出来ることだったら何だってするよ」
「……言うね」
(な、なんだろう…)
「今から、この話で日向くんが重く考えたり謝ったりするのは禁止!」
 
「…ってことでいいかな?」
「……へ?」
「簡単でしょ?」
「……本当に…そんなので良いのか?」
「うん。約束だよ?」
「……七海…………ありがとう…」
七海は、不安になるとどんなときでも本当に優しくしてくれる。本当に感謝しかない……だからこそ、余計に自己嫌悪が立った
「私ね、ここで注意したらギクシャクするじゃないかって思っちゃうと怖くてなかなか出来なかったんだよね
 今思えば、もっと早く注意した方が日向くんも罪悪感少なくて済んだ訳だし………私の方こそ……その…ごめんね」
「そんな…七海が謝る理由なんてそれこそ……」
「うん、もう謝らない。だからさ、これからは……笑い話にしよう?それがいいよ」
「…七海………」(本当に………ありがとう…)
こうして七海に救われた
「……日向くん」
「ん?」
「それにしてもさ、もっとバレないようには出来なかったのかな?」
「い、いやそれは……」
「後半は特に酷かったよねー。あれで起きない人なんてまず居ない、と思うよ」
「ごめ、……あ、いや……」
「私も最後の方は…声、結構出しちゃってたから日向くんのこと言えないんだけどね…」
「え!?(声なんか出してたか?寝言は言ってたけど…)」
「日向くんは夢中で気付いてなかったみたいだけど…」
「う……」
「そ、そういえばさ、いつから起きてたんだ?」
「うーん?……ヒミツ」
「まさか最初から?」
「最初っていつなのか分からないけど、たぶん……違う、と思うよ」
「そう…か……」
(あんな欲望剥き出しの姿格好悪かっただろうな………)

51 :
「………日向くんは、女の子が横で寝てたら誰にでもああいうことするの?」
「え!?」
「どうなの?」
「え、ああ…いや………」
「私が怒るとしたら多分そういうところだと思うよ」
(な、なんて答えれば…どう答えようが引かれるような……)
「……私だから、したの?」
「………た、多分…(い、言っちゃったよ…)」
「……そっか」
七海は読めない表情で返事をした
「…………(どう思われたんだろう…)」

「そ、そういやさ、えっと…そうそう、さっき「最初から許すつもり」とか言ってたよな?……あれってどういう………」
はぐらかそうと必になった
「……え?言ったっけ?そんなこと…」
「……は?」
「…ふわぁ〜‥‥さすがに眠気ももう限界だね」
「お、おい」
そう言って七海はそっぽを向いた
「……(………気になる…)」

「……日向くん」
「…?」
「コソコソしなくてもさ、ちゃんと言えば、意外と伝わるかも知れないよ?」
「……」
「じゃあ、おやすみ」
「ああ、おやすみ」

52 :
以上です
ちょっと日向くんがアホな感じになっちゃいました
エロ以外多過ぎなんだよ!!とか思っちゃうかも知れませんがご了承下さい

53 :
文章力より愛情が勝ってるので誇っていいぞ
つまりはGJ

54 :
具体性入れたのが裏目に出たのかな

55 :
乙乙
はやく続編を書くんだ!早く!

56 :
左右ソニ書きたいけど、本当に取っ掛かり難しい二人だ(笑)

57 :
そういえばこれで締めになってるところは気持ちをちゃんと伝えて正々堂々とアバンチュールを楽しむって流れも途中で考えてましたね
モヤモヤした感じと面白テイストが好きなんで没に・・・

58 :
ソニアさんの真面目系エロは難しそう

59 :
やっと分かった
七海ちゃんはエロ優しいという新ジャンルなんだ

60 :
エロ優しい七海ちゃんなら虚無空間の愚痴日向14人全員抜いてスッキリさせてくれるよな
途中「おーい俺を忘れてんじゃry」と本物の日向も交じって16P
「出番が無いのはツマラナイ」と空間をぶち破ってやって来たカムクラも交ざって17P
そして全員仲良く七海の穴兄弟になってスーパー日向覚醒へ

61 :
>>58
眼ソニ書いてるけど確かに難しい
その上田中を下の名前で呼ばせると
たちまちどんな小説でもギャグになってしまうという

62 :
>>61
おお、書きたくても書けないハイレベルカップルに手を出すか
頑張れ応援してるぞ

63 :
書いてると言っている奴が投下したことってほとんどないよね

64 :
それは言わないお約束
苗木とセレスの子作りエッチが見たいです

65 :
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3448431.jpg

66 :
メカ弐大によるメカ姦と破壊神暗黒四天王による獣姦はよ

67 :
左右田×メカ
田中×ソニアですね

68 :
左右田×メカソニア

69 :
かわい左右田さん不毛すぎる・・・

70 :
田中に対抗して、メカ破壊神暗黒四天王を作る左右田とか。
モノクマ「近日公開! 破壊神暗黒四天王VSメカ破壊神暗黒四天王!」(やめい)

71 :
メカ左右田×ソニア
※左右田は見てるだけ

72 :
ソニアが誰かとやってるのを偶然覗いちゃって
くっそ…!!と歯がみしながらも最後まで見て
自慰にふけり、賢者モード時ににたくなるのが
お似合いな左右田

73 :
投下します
エロが無い狛枝とカムクラの原作には無い場所でのやり取りです。

74 :
夕日が沈みゆく空の下には無残な光景が広がっていた。
立ち並ぶ高層ビルは硝子のほとんどが割れ砕かれている。
剥き出しになった鉄骨からコンクリートが食べかけのチキンのようにへばりついて見えた。
元は整備されていただろう地面のタイルには罅割れが幾つも広がっており
土台となっている黒いアスファルトが地金を見え隠れさせていた。
折れ曲がった街灯。ひしゃげ原型を留めていない自動車。何も写す事はない巨大モニター。
そこは人々が営んでいた物が崩れきった墓場となっていた。
人も動物もおらず風も吹かない茹だる様な熱だけが残る墓標で何かの音が響く。
何かが擦れるような音。割れるような音。
二つの音が静寂な空間で何度も規則正しく鳴り響く。
音が聞こえてくる灰色のビルと道の間から二対の影が伸びていく。
そうして姿を見せた影は二人の人間だった。
一人は白いシャツに緑のパーカー付きコートを着た少年。
痩せぎすながら長身の少年には奇妙な部位があった。
左手は石膏で固めたかのように病的に白く右手と違い女性のように小さかった。
面貌も奇妙な様子だった。
端整と言ってもいいその表情は、人の営みが消え去った廃墟へ
向けられてうっすらとした微笑を浮かべていた。
もう一人は異様な風貌を持つ男だ。
学生のようなごく普通の身なりと裏腹に十数年も伸ばしているかのような長い長い髪。
前後左右に伸びきった隙間から覗く瞳は周りを見ているようで何も見ていない
なんの感情も感じられない酷く冷たいものだった。
よく見れば隣の少年と変わらない年齢ではあったが何の色も映さないその表情は
幾重にも年を重ねているように見える。
また不思議な事にコートの少年とは違い一切の足音を立てていない。
地表には細かな硝子片と灰色の人工石が踏み場も無いほど散りばめられているのに。
非現実的な容貌と音の無い歩みは少年を幽鬼か何かのように思わせるものがあった。
「絶望的だねぇ……」
コートの少年が呟く。
言葉のわりに何か高揚しているような響き。
長髪の少年は何の反応も返さない。
「何もかもがに絶えて、何も生み出さず、もう生まれる事のない捨てられた街」
やれやれと右手を肩の高さまで挙げる。
「希望なんてどこにもありやしない。ここにあるのは絶望だけだね」
横を向いた先にはデパートの廃墟と思われる大きなビルの一階。
表のガラスが全て砕かれて中の物が全て持ち出された、大きながらんどうの空間。
「けど不思議なんだよねぇ」
両手をあげようと左手の細い手先は人のごとき色合いで動かない。
逆の腕だけをあげる。
「こんなにも熱が失われてゼロになった、いやマイナスになった絶望的な街なのに――――
 ボクはこれを見ていると胸を掴まれるような感覚に囚われるんだ」
はぁっと陶酔するように息を吐く。
少年は気づいているのかいないのか。
絶望を憎しみ希望を想っていた少年は、ただ虚ろなだけの空間を美しいと感じている事に。
それは名画で感動した者が吐き出す感嘆の溜息だと言う事に。

75 :
返事は期待していないのだろう。
コートの少年はただ語りたいだけだったと言う様に空とビルを見上げた。
と、同時に長髪の少年も空を見上げる。
その反応にコートの少年が顔を向けると瞬間、長髪の少年が砕け散った。
高く鳴り響いた音とともにそう感じた。
砂埃が吹き上がりキラキラとした宝石が飛び散ったような細かな光が幾つも生み出される。
頬と手に走る小さな痛み。
「あー、なんだ……」
数秒ほどの時間が経ってから、コートの少年は何が起こったか気づいたようだった。
破損した高層ビルから人ほどもある硝子が歩いている真下へと落下して
少年らの間で粉砕したのだ。
もし直撃していれば怪我どころか真っ二つに切断されていただろう事態。
だがコートの少年はつまらなさそうに破片を見下ろしていた。
「幸運の揺れ戻しがきちゃったんだろうねぇ」
よくある事らしく何でもないように呟く。
きっと自分以外の誰かが揺れ戻しとやらの被害に遭ったとしても同じ様子だったろう。
「カムクラクンは大丈夫だったかい?」
今更のように長髪の少年を見るとほんの一歩分程度、立ち位置を動かしていた。
珍しく驚いたのかとコートの少年は笑みを浮かべるが異変に気づく。
カムクラと呼ばれた少年は目の前で硝子の破片が万を超えて砕けたにも関わらず
擦り傷の一片も受けていないのだ。
超高校級の幸運を持つ狛枝凪人ですら微かな破片を身に受けたというのに。
「ははっ、流石だねカムクラクン! いい加減キミの超高校級の才能が気になってしょうがないよ!」
俄然興奮したかのように興味を示す狛枝。
教えてもらっていない、たった今カムクラが示した才能の片鱗が何なのか知りたいのだ。
「…………別にツマラナイものですよ」
だが返事は感情のこもらない機械音声のごとき声。
その一言だけで何事もないように無音の歩みを進める。
「はぁっ、本当につれないなぁ」
狛枝は苦笑する。
自分の幸運を凌駕しているとしか思えないカムクラの才能が気になるのだが
このように相手にされていなかった。
それでも狛枝は奇妙なカムクラの存在に今は無き希望の欠片を見出していた。
それが希望とも絶望とも違った空っぽになった存在とは考えもせずに。

76 :
カムクラはほんのわずか思考の数%を狛枝へと向けた。
希望を求めて絶望を憎しみ、だが絶望の一員として行動する狛枝凪人。
だがその行動原理は希望とも絶望とも関係なく狛枝自身の自意識と欲求が全てだ。
超高校級の才能の中でも稀な特異性を持つ幸運。
その才能に歪められた人生を送っている狛枝は自身の幸運がその単語とは
あまりにかけ離れた性質の物だと理解している。
とても希望足りえるものではなく自称する通りゴミのような才能だと。
だから超高校級の才能に固執し、自身の幸運よりも大きな才能へと強い憧れを持っている。
同時に自意識の高さと実体験から、自分の持つ幸運を超える才能がそうあるものではないともわかっていた。
そのため超高校級の絶望である江ノ島盾子の圧倒的才能と能力に惹かれていたのだろう。
狛枝にとって未だ未知数の才能を持つカムクライズルと行動しようとするのもそのためだ。
なんてことは無い。
強い存在へと憧れて屈したどこにでもいるただの人にしか過ぎなかった。
そして先ほどの廃墟への感動も自身と重ね合わせているもの。
自身の才能を希望溢れるモノと思いたいが現実とは違うギャップ。
自分を認めたいが認めれない論理。
過剰な自意識を無意識の内に破滅的な志向へと向けているだけ。
希望に成り得ないものなどいっそ壊れてしまったほうが美しい。
人も街も等しく無価値のクズであればいいと。
つまりは絶望と化した街と絶望にしか過ぎない自分をナルシズムで囲って感じ入っている。
それが絶望に染まった狛枝凪人という人間だった。
なるほど、江ノ島盾子とは相性がいいのかもしれない。
結局の所アレもただの欲求でしか動いていないのだから。
カムクラはそこまで考えた所で脳内からそれを抹消した。
わざわざ肯定も否定もする気は起きない。
内包した才能が狛枝に反応し勝手な分析をしただけでつまらなくどうでもよい事だからだ。
砕けた硝子は踏みにじられアスファルトと軋み混じって粉となる。
少年らは何も言わずただ歩みを進めていく。
空は翳っていき、沈む夕日を振り返りもしない。
絶望の夜は明けず希望の朝が世界を照らす日は未だきていなかった。

77 :
終了
ダンガンロンパはロリ分が西園寺しかなくエロがなんだか書きづらいですね。
合えて言うなら不二咲さんが好きですけれど男の娘だし。

78 :
時間軸いつよ?二人はチャプター0の船の中が初対面ですが?
つーか狛枝凪斗、な

79 :
すみません前置きに舞台の捏造を書き損ねて名前のミスをしてました。

80 :
いい加減にしろ!
しかもスレチだぞ!!

81 :
>>79
絶対に許さない!!
絶対に許さない!!!

82 :
狛スレか日向スレにでも投下した方がいい…と思うよ?

83 :
>>79->>81どうでもいいわw

84 :
狛枝「日向クン!なかに出すよ!」

85 :
七海「日向君、中に出すよ」

86 :
七海が日向の中に出すの?

87 :
ちーたんが作ってるならふたなり七海もありえる

88 :
カムクラ「アナル拡張の才能ぐらい持ってますよ」

89 :
超高校級のアナルで選ばれても、入学案内を親に見られたら自するレベル

90 :
SS待ちながら小ネタ
「モノミ先生、下半身が毒で腫れちゃって」
「た、大変でちゅ! すぐに治療しなくちゃ」
「先生のお口で吸い出してくれないかなあ」
「んちゅ、んちゅ」ドピュピュッ
「にがいでちゅ……って、わわっ何をするんでちゅか!」
「モノミ先生ってしっぽがとてもプリティなんだな」
「ほわわ……パンツ返してくださいってば!
 っちょ、ちょっと、だめよ、あちしたち、教師と生徒なんでちゅよ?!
 日向くん、しっぽはだめだったら! イヤ――――!」
モノミ先生のパンツをゲットした!
「日向クン、それは違うよ! モノミのしっぽなんかより
 モノクマのおへその方がセクシーだよ!」

91 :
なんだこの混沌は!(驚愕
魔蝕が始まっているとでもいうのか…!

92 :
これが闇と混沌の螺旋か

93 :
モノミという事は、メカ姦と獣姦を兼ねたメカ獣姦というわけか

94 :
ついでに電子の妖精だぜ
なんと業の深い…

95 :
そういえばピクシブにもモノクマやモノミのR-18があったな
意外と需要があるのか?

96 :
そういう趣味の人もいるみたいね

97 :
花村の18禁絵見た時は絶望した
絶望罪木がペニバン着けてひよこを陵辱とかないかな

98 :
>>52
遅レスだが超GJ
ドキドキしながら読めたわ
ヒナナミもっと出ないかな・・・てことで続きの本番をだな

99 :
狛枝×モノミは見たい気がする
ねっちょり言葉攻めされるモノミ先生…
あとは四天王の4P

100 :
どこに需要あるんだよ

101 :
ここに需要が
自分の認められない趣味disはやめろ

102 :
ガンダムにじっくり視姦されるんだろうな

103 :
>>99
いいなそれ

104 :
問題は四匹のうちにメスがいるか否かだな
そこら辺明らかだっけ

105 :
四天王のテンプレは巨漢、参謀、女、リーダーと決まってるべ

106 :
もしメスがいないなら、左右田がダッチワイフ替わりにメスのメカ四天王を作って、8Pにしちゃうとか。
モノクマ「砕け散るまでハメろ! 四天王×メカ四天王! 7月26日、ロードショー! 同時上映、とっとこ四天王!」
モノミ「もうそのネタはやめるでちゅー!!」

107 :
そうやって左右田と田中が遊んでいる間に
ソニアは日向とギシギシアンアンしてると

108 :
ジャンPは女の子かな

109 :
>>98
おードキドキか!ありがとうごさいます
書き溜めは結構あるんですけど文章が稚拙とのことだったので見苦しくないよう大量修正してます

110 :
生き残り組で子作りしてヒナタキングダムを建国する話を書きたい

111 :
炎のマガG、風のジャンP、水のサンD、土のチャンP
我ら、田中四天王!

112 :
そういや田中は四天王を意のままに操れるんだったな…

113 :
不意を着いて澪田ちゃんの角を咥えて
「何やってんすかー!?」と驚かれたい

114 :
ツノが性感帯であることに気付いたか

115 :
pixivにあげられてたダンガンロンパのタイムリープ物の二次創作思いだした。
苗木君の家族凌辱で不覚にも抜いてしまったっけ…

116 :
苗木ママ美人だしな。

117 :
妹もなかなか

118 :
>>115
正直あれは最高に抜けた

119 :
今でも公開されてるの?
すっごい興味ある。

120 :
自己解決したー。

121 :
全然わからん

122 :
ペコとソニアのスカトロSSください!!

お願いします!

123 :
>>115
腐向けばっかりで全然みつからないなあ、ヒントくれ

124 :
>>123
俺新訳ってキーワードで探せば出てくるよ、苗木家に関する該当部分は相当後半で分類がR-18Gだけどな
苗木妹は結構スタイルいいんだよね……苗木よりも背高いらしいし

125 :
苗木妹のかわいさは異常
勝ち組の親父許すまじ

126 :
苗木君の家族画像って何で検索すれば出る?

127 :
自分のPSPでダンガンロンパを起動すればいいんじゃないかな?

128 :
>>127
実はプレイ動画見ただけでダンガンロンパ所かPSPすら持っていないんだ

129 :
そこでこのiOS/Android版ダンガンロンパ

130 :
>>129
一章までは無料だったよね。よし、苗木君の家族見れるぞ。

131 :
>>129
IPODタッチでも出来る?

132 :
>>131
できたはず。

133 :
最近霧切さんの頭が亀頭に見えてきたんだが
エロパロスレの見すぎかしら

134 :
だべの頭は陰毛に見えるし田中の頭もちんこに見えてきた

135 :
↓ここで例のエマ中尉のコピペ

136 :
真昼ヒマ?

137 :
「僕は超高校級の幸運なんだよ」ってゲス顔言って命中率100%の中田氏レイープする狛枝の話が読みたいって心のスキマはいつ埋まるのか

138 :
その代わり100%流産か
シャレにならんな

139 :
そのシチュエーション、狛枝×七海でお願いします

140 :
エロなしだとくっついてるとも言えないほんわりしたほのぼのヒナナミや狛七が好きなんだが、
エロになると日向から七海を寝取る狛枝しか思い浮かばない俺は決してNTR好きではない、決してだ!
でも日ソニ←左右田のSSはよだれがブリュブリュ出ました

141 :
狛枝はマジキチもいいけど和姦も見てみたい気もするんだよな
難しいかもしれないが本編があれだったから逆にハートフルなエロ話見てみたい

142 :
狛枝の和姦はアイランドで日向と愛の巣でらーぶらーぶくらいしか想像できない

143 :
ここはウサミ先生の出番やな

144 :
ウサミ×モノミ

145 :
真昼ちゃんレイプしたい

146 :
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3461742.jpg
こんな感じのSSを誰か頼む

147 :
唯吹www

148 :
はいはいイラスト関係禁止、ってか何回言わせんだよ

149 :
まひるちゃん可愛い

150 :
ヒナコイもっと増えないかなぁ

151 :
ソニアがいいなぁ

152 :
>>150
リアルにコイってなんだよと考えこんでしまった

153 :
日ソニこそ我が命

154 :
ここイラスト関係ダメなんだな
挿絵入れようとしたけどやめておこう

155 :
はいはい挿絵なんて用意してなくて口だけなんでしょ
>>153
同士よ

156 :
用意しようとしたってだけで用意はしてないです
怒らせたみたいでごめんなさい

157 :
>>154
挿絵問題なし
逆に何のモンダイがあるのか

158 :
挿絵全裸待機

159 :
童貞の俺でもエロいSSって書けますか?
頑張って書いてみたいけど、未経験者の浅知恵で書いて馬鹿丸出しになるのが恐いです。

160 :
女性の心理とかは経験あっても実際には良く分からないしアダルトビデオみたいなノリでも良いと思うよ
表現の場なんだから気にせず好きなものを好きに書けば良い
納得するまで書くのは時間を忘れるほど楽しいし

161 :
俺も童貞だが、これまでに3つほどSS投稿したぞ。
俺もエロの知識はそれほど無くて、他のSSやら昔見たエロアニメやらを
参考にして、自分なら何をしたいか、されたいか考えながら書いたな
(よく読めば他のSSのパクリな部分もあるけど)。
まあ、俺は未経験なくせに結構好き嫌いが激しくて、エロのパターンが
似たり寄ったりになるのが難点だけどな。

162 :
俺も董卓だよ

163 :
>>162
誰が中国武将の話をしろと…?

164 :
未経験なのが不安なら経験すればいいじゃない
北方曰く行けよソープ

165 :
>>159
「童貞の俺でもエロいSSって書けますか?」
って発言をこのスレに書く時点で、SS書くのはしばらく控えたほうがいいかとー。
「SS書きの控え室」ってスレとまとめサイトがあるのでそこを一読してみては?
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1346553004/l50
ttp://hikaeshitsu.h.fc2.com/

166 :
澪田も童貞

167 :
ほえぇ!?

168 :
皆さんありがとうございますー!
参考になりました。
色々見て学んで自信つけてから書きこみますね

169 :
とりあえず筆走らせまくって練習するのが良いべ

170 :
童貞非童貞といえばあれだ、ダンロン2キャラだとどうなんだろうなという妄想でもしようぜ
日向:非童貞。カムクラ時代に超高校級のスケコマシ発動したが日向自身には記憶も自覚もない。
狛枝:非童貞。ブラックな方向のラッキースケベ発動。逆レイプされて脱童貞とか。
十神:非童貞。詐欺の一環で男女両方経験豊富。自分から望んで行った行為は一度もなし。
田中:童貞。動物ラブすぎて男女以前に人間に興味が薄い。
左右田:童貞。こいつが童貞じゃなかったら誰が童貞だよ。
花村:童貞。でも未遂的なとこまではしょっちゅう持って行く。
弐大:非童貞。マネジメントした女子部員に言い寄られてなしくずし。
九頭龍:童貞。ペコちゃんのために大事に大事に守り抜いてる。

171 :
全員絶望に捕らわれてヴァージンチェリー共にロストしてるかと思うとにたい
処女の澪田ちゃんとセクロス出来るのは新世界プログラムだけ!

172 :
アッー!

173 :
童貞処女喪失できないなんて絶望的ィ…と悦に浸ってる可能性があるから(震え声

174 :
まあ実際のところ処女とか童貞とかその程度軽すぎて
対象にもならん、ってことはありえるか。
なにせ食人とかそういうレベルのタブーにまで突っ込んでそうだし

175 :
前スレでペコちゃんSS書こうかなとか何とかほざいてた937だが、書き出したら35000字突破するし
非エロの部分が多くなって絶望しそう…

176 :
>>175
別にエロパロだからってエロにこだわる必要はないのよー。
無理やりエロ入れることに苦心するよりは書きたい放題やった方が面白い。
ダンロンスレはあんまりないけど、他のエロパロ保管庫見てると
エロ有エロ無とか鬼畜とか甘々とか最後だけエロ、とかそういう分類法もあるからね。

177 :
このスレ色々苦言を呈されそうな空気があるから投稿が怖いw

178 :
とりあえずエロを入れとけば大丈夫間違いない

179 :
>>170
いいな
女子版もお願いします

180 :
>>175
エロ無しの長い奴はいくらでもある
かまわん、張れ

181 :
苗木はカワイイと評判だけど、本人に自覚がない鈍感だから結局童貞

182 :
超高校級の幸運なら全裸ニーしてるところに空から裸の美女が降ってきてドッキングセンサーくらい朝飯前ですよ

183 :
澪田もどう

184 :
それは違うよぉ…

185 :
澪田「たっはー!創ちゃんの初めてはイブキが頂きっスー!!!」
日向「ひっ!つ、角が……アッー」

186 :
カムクラ「超高校級のアナルファッカーの才能ぐらい持ってますよ、ツマラナイ・・・」
澪田「おっほぉぉぉぉ!イズルちゃんの極太アンテナが伊吹の処女アナルにインサートっスよーーー!!」

187 :
澪田と罪木はアヘ顔要員
異論は認める

188 :
狛枝のアヘ顔が容易に想像できるからムカつく

189 :
ナナミはアホ顔

190 :
霧切さんをアへ顔にしたい

191 :
>>189
は?(威圧

192 :
にわかだけど
ちょっと絶望病について教えて

193 :
スレ違い
本スレで聞け

194 :
R18挿絵付きのSSはよ!

195 :
>>176
>>180
遅くなったけどdクス
もうちょっとしたら出来るんで張る

196 :
やっと書けたのでクズペコ投下します。
IFつうかこうなれば良かったとか思いながら書いてたら恐ろしく長くなってしまった上に俺得状態…
取敢えず希望のカケラ(辺古山)は全部集まった状態だと思ってもらえたら…

197 :
夢や嘘であったらどんなに良かったか。

「……っ…!」
軽快で柔らかな音を立ててベッドに腰掛けた少年の表情は、酷く陰鬱で固くなっていた。
波の音、風の音。南国を思わせる開放的で穏やかな音が、しかし今の少年には酷く耳障りだった。ふと、ドアをノックする音が聞こえた。
「……誰だ」
「九頭龍、私だ。入っても構わないか?」
凛とした少女の声。
「………」
少年…九頭龍冬彦はこのジャバウォック島に来てから"他人"の訪問を迎えた事は無い。追い返すか無視かのニ択しかない。だが。
「……開いてるぞ」
素っ気ない声の暫く後でドアが開いた。
「…失礼する」
背に竹刀を背負った少女だ。その少女は周囲を見遣り…まるで誰かに見られてないか警戒するように中に入ってきた。
ドアを閉める時も念入に人の気配がないか確認していた。
「九頭龍、予定通り小泉と西園寺は互いに会うのを控えているみたいだ…」
「…辺古山……」
九頭龍のコテージに入ってきたのは、辺古山ペコだった。
超高校級の極道・九頭龍冬彦。
超高校級の剣道家・辺古山ペコ。
喧嘩上等・傍若無人な少年、剣道一筋・生真面目な少女。
一見すれば全く接点の無い他人同士にしか見えない。…しかし。
「他の者を誘ったようにも見えない。このまま上手く行けば西園寺だけを誘き出せそうだ。…もう暫くしたら我々もビーチハウスに向かわねばなりません…ぼっちゃん…」
「…んなもん、言われなくても分かってんだよ…ペコ」
辺古山ペコは幼い頃から九頭龍冬彦に付き従い守護する命を受け、その為に生きる…謂わば九頭龍冬彦専属のヒットマンだった。そんな彼女が九頭龍のコテージに入れない"他人"に分類される訳もなかった。
「………」
太ももに肘を立て両手で顔を隠すように支えたまま九頭龍は項垂れている。


198 :
切っ掛けはモノクマの作ったただのゲーム。
だけど"ただのゲーム”では無かった。
あのふざけたヌイグルミが動機になるとか抜かすからやってみただけだ。
奪われた学園生活の記憶…その手掛かりになれば儲けもの程度の興味。
そうして興味本意で開けた箱の中身は…どれ程開けた事を後悔した所で手遅れとも言うべき残酷な事実が隠されていた。
ついこの間見送ってくれた生意気で、だけど大切な妹がされていて。妹をした女もされていた。…されていたと言うのは不適切だ。九頭龍自身がよく理解している。
その女を取り巻いていた人間…罪木蜜柑、澪田唯吹、西園寺日寄子…そして妹をした女の犯行を隠そうとした小泉真昼。
別に手を取り合う仲間だなんて思ってなかった。だが忌むべき悪人だとも本心では思ってなかった。
先ので突っ掛かられた事もあったが、無事に乗り切った今取るに足らない存在だった。
……ハズの女が妹をした奴と共犯?
酷い冗談だ。
これがゲームをプレイしただけなら『質の悪いデッチ上げ』として自分を誤魔化せていたのに。
クリア後にあの忌々しい白黒のヌイグルミが『クリア特典』と称し渡された封筒の中身さえ見なければ。
しかも知らない筈の記憶の間に行われていた事なんて…。これが"ゲーム”の世界なら無理矢理にでも"リセット"して知らなかった事にしたかった。
あんな『真実』を突き付けられ、されてた妹の兄として黙っている事など不可能だった。
手紙を偽装して西園寺と小泉を分断させた。
他の二人や女子にも相談してない事や他の女子らが別の用で集まるのも好都合だった。
…金属バットも用意した。
妹の復讐は何時でも遂行出来る。
実の所、復讐など初めから必要無かったのかも知れない。アレが全て事実なら妹をした女は既にんでいるだろうから…。
だが知った所で例え理屈では理解していても納得出来てしまう程大人でも無かったし、共犯がのうのうと生きているのを見過ごせる程お人好しでも無かった。
元々るかられるかの世界に生きてきた。
今更一人の命を奪うのに躊躇う必要も余裕もない。
コロシアイこそ正義。
それがこの島のルール。
ならばルールに則ってコロシアウまでだ。
「………」
きっと、ぼっちゃんは今コロシアイの決意を無理矢理にでも固めようとしているのだろう。知らぬ間にお嬢様を奪われていたのだ。
お嬢様を溺愛していたぼっちゃんに堪えろと言う方が酷だ。ぼっちゃんの"道具”である私とて、到底見過ごせる訳がない。ぼっちゃんが命じられるならこの命投げ打ってでも…。
『俺達は協力して此処を出るんだ。どうして戦う事を考えなくちゃいけないんだ。』
ふと、少し前にそう言われたのを思い出した。
望もうが望むまいが戦わねばならぬ時がある。今はその時のハズだ。
だけど彼の言う事も一理有るし、嫌いではなかった。
私は…どうすべきなのだろう。
目の前の幼馴染み。
あの時の彼の言葉。
分からない。私は所詮"道具”だ。"道具”としての使命を全うするだけの存在にどうすべきか等分かる訳がない。
だから、このままではどうなるだろうか考える事にした。
ぼっちゃんはお嬢様の仇をとる事に固執されておられる。
あの写真を送り付けた後小泉はぼっちゃんを避けるようになった。恐らくまともに会った所で話は平行線でしかない。
口論になれば小泉を始末しようとするだろう。……その先に待つのは何だ?
誰もが疑い合う…そして処刑。
れは如何なる理由をもってしても容赦なく行われる。それを目の当たりにしたばかりじゃないか。
幸い我々の関係を悟られていないとはいえ、私一人が幾ら立ち回った所で騙し徹せるとは思えない。
それは先ので分かっている…あの男…初めての友と思える存在…。奴は見た目以上に手強い。奴を敵に回して勝てる見込みが正直厳しいだろう。
そうして全てが見破られれば……処刑されるのは、ぼっちゃんだ。
それを黙って見過ごせる訳がない。ぼっちゃんの居られない世界で生きていられる訳がない。
ぼっちゃんを失うなんて…絶対に嫌だ。そうなる位なら"道具”である私がこの手で小泉を…。

199 :

『争う事が前提になってる時点で色々おかしいだろ』
小泉を始末して、私が全てを道連れにして…背負って………。
『なぁ、辺古山ってさ、やっぱり剣道が好きなのか?』
そうすればぼっちゃんは生きてこの島を出られる。晴れて自由の身……。
『俺は…剣道の事はよくわからないけどさ…』
「………」
心がざわつく。
さっきから、アイツの姿が、声が、ノイズみたいにちらついてくる。
全てを道連れに。罪木も澪田も西園寺も。お嬢様を奪った事件に関わる人間を。
『でも辺古山が格好良いって事くらいはわかるよ』
田中もソニアも左右田も終里も七海も狛枝も弐大も………日向も。あの事件に関係無い人間も全て……全て……。
…それは…凄く嫌だ……何故かそう思った。
ぼっちゃんを失うのも、皆を道連れにするのも…嫌だなんて…私は"道具”なのに…。
ならばせめて私だけ…私の命と引き換えに小泉だけでも始末する。ならばぼっちゃんも皆も傷付けずにすむ。
私は"道具”だから"道具”が壊れた所でぼっちゃんが悲しむとは思えない。
皆だって…人間じゃない私が居なくなった所で痛くも痒くも…
『まるで武士みたいだな』
皆は…アイツは…私を…どんな目で見ていたのだろう。
"道具”?偶然一緒に巻き込まれただけの"他人”?丁度良い"話し相手”?
『俺は仲間と戦う気なんてない。そんなのは絶対にごめんだ』
"仲間”……?
…それに私も入っているのか?…アイツはきっと『そうだ』と同意する。何故かそんな気がした。
"仲間”で有った筈の十神や花村のに憤り悲しんでいた。
もし私が"処刑"されれば…皆、どうするのだろう。
小泉の撮った写真の皆は笑顔で溢れていた。
他人への疑いも何もない笑顔。
あの温かくて優しい笑顔が…翳る…?あの笑顔を切り取る者が居なくなる…私が奪う…?
…それは…凄く……嫌だ。
私がやろうとしてる事は…実はもしかして…途轍もなく取り返しの付かない事ではないのか?
…だが。
これは。
ぼっちゃんが望まれた事。ぼっちゃんの望みは絶対叶えなければならない。私はその為の"道具”。
…これが終わればぼっちゃんはきっとお喜びになられる。ぼっちゃんに笑って貰える……本当にこれがぼっちゃんの望まれる事ならば。
「………」
だけど……。
「………」
もしも……。
「………!」
………もしも…
…本当は…
…ぼっちゃんが…コロシアイなんて望んでいなかったとしたら?
私は忠実なる"道具”。ぼっちゃんの望む全てを叶える為の"道具”。
だけどぼっちゃんが本当は望んでもいない事を叶えたとして…それは…果たして"道具”としての役割を果たした事になるのか?
主の意に反する行為を取る"道具”はそもそも"道具”として失格なのではないか?
主の望みを叶えた気になって主の想いに目を背ける"道具”を見て、この方はお喜びになられるのだろうか…?
……笑って…くれないのだろうか?

200 :
…つい最近ある人に笑顔の作り方を教わったのを思い出した。
けれど、私には上手く笑えるか自信がなかった。
『そいつが笑った所を想像してみるのはどうだ?』
ぼっちゃんの笑っている所…想像したら、ほんの少しだけだが自然に笑えていた…気がする。
ぼっちゃんが笑っていると…私も凄く嬉しい。だけど逆に笑っていて下さらなければ…それはとても……悲しくて…胸が苦しくなるのが同時にわかった。
だからぼっちゃんには笑っていて欲しい……ならば、ぼっちゃんはどうしたら笑ってくれるのだろう。
「………」
項垂れるぼっちゃんの横顔は、とても辛そうで。
少なくとも今のままでは…このまま…コロシアイになればぼっちゃんは笑って下さらない。
だって…ぼっちゃんが本当にコロシアイたいとお望みならば…どうしてこの方は酷く辛そうなお顔で悩まれるのでしょうか。
どうにかしたい、けれどどうしたら良いか分からなくて。
こんなもどかしい気持ち…そうだ前にも同じ事があった。
昔ぼっちゃんと共に連れ去られて山で遭難した時…ぼっちゃんを安心させたくて、ぼっちゃんに笑って欲しくて…だけど私自身もずっと怖くて不安だった。そんな気持ちに負けてしまっていた。だから不安にさせて泣かせてしまった…私はぼっちゃんの為に何の役にも立てなかった。
「――――!」
ああ、もしかして。
これはチャンスなのではないか?
あの時の間違いを正す為の。
「………」
私はもしかしたら、大変な思い違いをしているのかもしれない。
ぼっちゃんの真意を…望みを汲み取れていないのかもしれない。
今からしようとしている事はぼっちゃんの邪魔でしかないのかもしれない。
きっと今の私は、ぼっちゃんの復讐を阻もうとする"道具”として有るまじき存在なのかもしれない。
けれど、私はやりたい事が出来ました。
今、少しだけ…貴方の言う事を聞けない役立たずな"道具”のワガママ、通させて下さい。
「ぼっちゃん」
「………ん?」
私は出来る限り静かにぼっちゃんの横に腰掛けさせて貰ったつもりだったが、やっぱり訝しがられてしまったみたいだ。
『辺古山が笑いたい時に笑えるようになるまで…』
笑顔の作り方を学べた…いや、思い出させて貰えた。
大丈夫。
きっと笑える。
少しだけ…いや、本当は凄く怖くて不安だ。それはあの時と一緒かもしれない。
だけどあの時と違うのは、そんな気持ちに負けない事。
『辺古山はそいつを笑顔にしたいんだろう?その気持ちをぶつければ良いんだよ』
笑顔を思い出させてくれてありがとう。
今度こそ私は
『なんだよ…ちゃんと笑えるじゃないか』
ちゃんと笑えます。
今度こそぼっちゃんの不安や恐怖を和らげてみせます。

そうしたらきっと…ぼっちゃんは笑って下さいますよね?

201 :
「あの…」
感情を押し込め愚直なまでに“道具”としての使命に生きていた辺古山にとって、伝えたい気持ちを言の葉に纏めるのがこれ程までに難しいとは思っていなかった。
妙に取り繕うのは性分じゃない。
だから今思った事を少しずつストレートに伝える事にした。
「私は…“道具”として失格です」
「い、いきなり何だよ!?」
「貴方の望みが何なのかきちんと理解も出来ない…出来損ないで役立たずの“道具”で申し訳ありません」
「だから一体何の話を…第一テメーの事を道具なんて言うなって何べん言わせりゃ…!」
「ですが…やはり私は…ぼっちゃんに笑っていて欲しいです」
「は…え…?」
「私はぼっちゃんが辛そうなお顔をされているのも苦しまれているのも見たくありません…」
翳りと憂いを帯びた幼馴染みの顔に九頭龍は少しばかり緊張で強ばった。が、それに気付かず辺古山は思いを形にしようと努力する。
「ぼっちゃんが不安に思われている事…恐れている事…私が受け止めます…受け止めさせて下さい」
「ペコ…。――!」
辺古山はゆっくり優しく主を抱き締めた。昔そうしていたのを…今更思い出した。不意を突かれて九頭龍は完全に動けなかった。
「…っ!」
九頭龍の頭を胸元に寄せては優しく包み込み…だけどしっかり抱き締める。九頭龍の抱える不安や恐怖を受け止め拭い去ろうとするかのように。
「大丈夫。もう何も怖がらなくて良い。私が…貴方の側に居る…私が貴方を護ってみせる」

あの時ちゃんと言えなかった言葉。
今度こそ笑顔で言えました。“アナタ”に教わった通りに出来ました。
私に笑顔を思い出させてくれた“アナタ”…本当にありがとう。

「………」
やがて辺古山は九頭龍からゆっくり離れた。九頭龍はそんな彼女をぼんやりと見詰める。
「ぼっちゃん…私は貴方を思うと自然に笑顔が出て心が温かくなると教わりました。今の私は貴方に笑顔で向き合えていますか?」
「…ペコ……」
「どうしたら貴方は笑ってくれますか?」
今のは何だ?
この幼馴染みは一体どうしたと言うのか。
九頭龍には訳が分からなかった。
「ぼっちゃん?」
ベットの淵に踵を置いて膝を抱え出す九頭龍。
人が集中していた所に急に呼び掛けて挙げ句には…その…子供みたいに抱き締めてきて…人を驚かすのも大概にして欲しい。
「………」
そう、驚いた。お陰で今まで固めていた決意を台無しにされた。実に不愉快…なハズなのに。
心音がバクバク言っている。
抱えた膝に顔を埋める。
「………」
横目で幼馴染みを見やる。時々キョトンとした顔で心配そうに覗き込んだりニコニコしてきたりする。イイ気なものだ。だけど…今のは…嫌、では無かった。
さっきまで陰惨としていた気持ちが吹き飛んでいた。あの優しい声色。
あの穏やかな温もり。
そして、何もかも包み込むような笑顔。
…自らを“道具”と決めつけていたあのペコが。
「〜〜〜っ!」
顔が紅くなるのを止められない。
何だか恥ずかしくなる。けれど正直…嬉しかった。あんな風に…まるでペコの全てを感じさせてくれるかのように抱き締めてくれて。ペコの全て…。
あの温もり。
あの声。
あの華奢な両腕。
…そして仄かに感じた彼女の甘い香り。
「ぅ……」
背筋がゾワリとした。

202 :
…時間が迫っていた。もうコテージを出ねばならない時間は過ぎている。計画が台無しになりかねない。
しかし。
「なあ…ペコ」
「はい、何でしょう」
九頭龍は求めずにはいられなかった。
「今のもう一度、してくれないか?」
「…?ええ、構いませんが」
「横に座ってくれて良いから…」
「はい」
辺古山は少し不思議に思いつつも、快く引き受けた。もう一度ゆっくり両腕で優しく、そしてしっかりと抱き締めた。
今度は九頭龍の方から胸元に顔を埋めてきた。辺古山はそれを拒まず、寧ろ余計しっかりと抱き締めた。きっと不安が抜けきっていないのだろうと思って。
「ペコ…」
何だろう。
とても安心する。
それに温かくて…甘い匂い…。視線を動かす。華奢な両腕。細い首筋。白い肌。そして衣服越しに伝わる女特有の膨らみと柔らかい身体。
視線が合えば…艶やかな唇が見える。
付近には人気無し。
密室に二人きり。
しかも向こうの意思で密着させられている。
そして今抱き締めてくるのは、ずっと一緒に育ってきた幼馴染みで……愛しい女。
この状況下で。
理性が保てる男が居たらお目に掛かりたい。是非そいつに敬意と嫌悪を示したい。
「ペコ…」
「はい、何でしょう?何でもお言いつけ下さいませ…」
「何でも、聞いてくれるのか?」
「勿論ですよ。ぼっちゃんがお望みならどの様な事も致しますし伺います。ですから…」
望みなら…何でもする。
九頭龍にとっては都合の良すぎる最高の免罪符。辺古山にとっては自ら差し出した隷属の拘束具。但し辺古山に至っては全くの無自覚だろうが。
だからこそ求めた。
「なぁペコ…キス…しても良いか?」
「…はい?」
辺古山は今の主の言葉を理解出来なくて思わず聞き返す。
「何でも…するんだろ?」
「あ…え、ええ、勿論です!キス…ですね…あ、はい…えっと…」
どうして良いか一瞬分からず戸惑う間もなく辺古山の唇が九頭龍のそれと触れ合う。直ぐに離れるだろうと思っていた彼は、しかし那の間を挟みながらも離れようとはしてくれない。
(ぼっちゃん…!?)
ぎこちなく啄みあう互いの唇。九頭龍の追求に辺古山が困惑しながらも応じようとするが追い付かない。それが焦燥となり彼女を更に混乱に貶める。
キスについて全く知らなかった訳じゃない。お嬢様やクラスメイト達が夢見がちに語る色恋沙汰の話題に混じるそれは、だが永久に無縁だと思っていた。
一生彼の“道具”として生きていくと誓った彼女にとっては関係無い…ハズだったのに。そんな彼女の戸惑いに気付いてか否か…しかし構わず九頭龍は辺古山に口付けを繰り返す。
この間も辺古山は九頭龍を抱き止める腕を下ろしていない。下ろせと言われなかったからだ。その事も九頭龍の欲望を更に煽る結果となっていた。
(ペコの唇…柔らかい…)
初めて触れた幼馴染みの唇は思っていた以上に柔らかくて、何処と無く甘くて。もっと味わいたい。深く、深く。
「…んぅ…っ」
苦しげに呼吸を繰り返すペコの顔はほんのり紅くて。ペコの瞳は切なく潤んでいて。
湿った吐息を溢す際に開いた唇の奥は酷く魅惑的だった。その入り口が再び閉じる前に、右手で辺古山の顔を引き寄せては唇を重ねて舌を割り込ませた。
深く口付けする時はこうするのだと、周囲が交わす品の無い会話から耳に入った戯れ言がまさかこのような形で役に立つとは思いもしなかった。
神聖な聖域を恐る恐る荒らそうとする略奪者の如く辺古山の口内に侵入した九頭龍の舌が彼女の歯筋を舐め、更に奥に潜む舌に絡まろうとした。
(ぼっちゃん…どうして…?)
辺古山の頭の中は困惑と疑問で埋め尽くされていた。けれど拒む訳にもいかない。主の望みだから応える。主の命令だから従う。
(本当に…それだけ、なのか?)
…何かおかしい。幾ら彼の命令や望みでも、この行為は“道具”に求める要望を遥かに逸脱していないか?
(ぼっちゃん…)
止めるべきなのか…そうは思っても何だか身体が金縛りに遭ったみたいに動けない。太股に置かれた主の左手が辺古山が動くのを防ぐかのように熱を帯びているような錯覚を感じた。
…いや、動けないんじゃない。動かないだけじゃないのか?
命令だからとかそんなのはただの口実で、本当は…。
(こうして…いたいだけ…?)

203 :
困惑と疑問の裏側で理性を蝕む甘い痺れ…その正体に気付かぬまま、とうとう主の求めに応じ舌を触れ合わせた。
一方的な接触から段々と互いに絡み合うにつれ水を弾くような音が溢れていく。辺古山はそんな音を目の前の敬愛する主と鳴らしている等と思うと余計頭が茫然としてくる。
長いような短いような深い口付けを、不意に九頭龍から離れる。
「……ぁ…っ」
何てはしたない声。まるで名残惜しいみたいじゃないかと辺古山が羞恥に震えるも、それを察してか否か、九頭龍は彼女の腕を掴み強く引いた。
そのまま抗いもせず背に柔らかいベッドの衝撃を受けたのを甘んじたのは、果たして主に抗ってはいけないと思ったからか。
覆い被さってきた九頭龍と視線があった。
「ペコ…」
何を言うべきか詰まった気持ちを表すような声。
「お前に触れても良いか?」
「ぼっちゃん……ですが、よろしいのですか?」
質問の意図をやはり掴めなくて、視線を横にすると時計は13時40分を差そうとしていた。西園寺がビーチハウスに来るのはもうすぐだ。
小泉には時間をずらして伝えてしまっている。このままでは計画そのものが破綻しかねない。
「…んなもん、知った事かよ」
「ぼっちゃん…!?」
固めようとした決意が崩れた先が消滅とは限らない。それが負の感情から生まれたものなら尚更だ。
妹の仇を討ちたい。
だけどこの島は人しに対する慈悲は実の所皆無に等しい。そのリスクを背負ってまで犯す程の見返りは果たして有るのだろうか。
それで無くとも、世間からの強制隔離。得体の知れぬ化物共。失われたと言う学園生活の記憶。見知らぬ連中との共同生活。
そしてコロシアイと処刑。これだけでも疑心暗鬼になるには十分過ぎる。
そこに降ってきた残酷な真実。
頭がどうにかなって狂ってしまいそうで……それでも辛うじて保っているのは、本当の意味で孤独じゃなかったからだ。
側に居てくれた人が…支えてくれた人が居たから。そんな簡単な事に九頭龍は今気付いた。
「ペコ…お前の全部に触れたい」
実の所、ペコは単に主が焦燥しているのを見兼ねただけで…“道具”としての役割を果たそうとしただけで…こんな風に押し倒されるのも、口付けをせがまれるのも嫌だけど命令だからただ従っているだけで。
「お前が欲しいんだよ…どうしようもない位。だから…」
主と同じ気持ちを抱いていなくて。好意なんか本当は一欠片も抱いて貰ってなくて。
「抱かせてくれないか?」
本当は“何でも従う”と言ってくれた事を都合良く履き違えて利用しているだけじゃないのか?
与えられた“ただの善意”に甘えて、実は踏みにじろうとしているだけじゃないのか?
己を“道具”と思い込んでるからきっと赦してくれると思い上がっているだけじゃないのか?
「頼むから…俺を拒まないでくれ…」
けれど、それでも。
「ペコ…!」
受け入れて欲しくて。
甘えさせて欲しくて。
他の誰でもない“辺古山ペコ”と言う愛しい人に。
平然を装っておいて…結局は何時壊れても不思議じゃない位極限状態だっただけなんだ。
そこに差し伸べられた救いの手にはち切れた緊張と不安と恐怖。それらに後押しされるような情けない欲情だけど。
今はただ欲しかった。目の前の女が。

そうしたらペコは少し微笑んだ。
「私がどうして貴方を拒みましょうか?…言ったでしょう、貴方の不安も恐怖も受け止めさせて欲しいと…ですから」
辺古山は両腕を九頭龍の背に回し、その身を抱きしめた。
「ぼっちゃんの好きなようになさって下さい」
それは辺古山なりに示した彼女自身の意思の現れだろうか。
「………わかった」
どちらにせよ、ここまで来たら止める理由も術もなかった。

204 :
「っ…んぅ…」
互いに深く口付けを貪る。角度を変えて何度も何度も求め合う。
その間に首筋に添えられた辺古山の手の感触が、彼女に拒否する意思がないのが伝わるようで九頭龍は堪らなく嬉しかった。
制服越しに撫でてくる九頭龍の手にやはり辺古山は居たたまれない羞恥はあったが嫌悪感は無かった。
「は…っ」
「っ……」
ぐちゃぐちゃに混ざった二人分の唾液を飲み込んだ辺古山の顔は普段からは想像も付かない程蕩けていた。そんな表情をされて九頭龍が興奮しない訳がなかった。何時もより荒い呼吸と共に僅かに揺れる胸に手を触れた。
「ぼっちゃん…!」
「うわ…柔らけぇ…」
初めて触れた膨らみの感触に素直な感想が溢れた。
「色々触ってみても…良いか?」
許可が無くても実行するつもりだが。わざとらしい質問に、
「…はい…どうぞ、御随意に…」
とワザワザ律儀に答える彼女が愛しい。
「っ!」
それぞれ両手でそっと掴み、やがて緩やかに揉みだしくと辺古山は息を飲む。
弾力のある柔らかさは触れてくる手の蹂躙を自然に受け止めている。
皺を余儀なく刻まれる制服の感触より形を余儀なく歪んでく膨らみの存在が強く感じてしまう。
「こうしてみると、本当…お前の胸大きいのな…」
普段全く意識してなかった訳では無かったが、直接触れてみると実感が湧いてくる。
「す…すみま、せん…」
「何で謝んだよ、褒めてんのに…」
「はっ…申し訳…んっ…!」
人が折角褒めてるのに謝ってしまうのは彼女が謙虚である証なのだが、やはりそういう所は昔から気に入らない。
「やべ…これクセになる」
胸の感触や柔らかさが余りにも良いのも有るが揉みしだく度ペコが顔を真っ赤にして息を乱すのが堪らなくて病み付きになってしまう。
「ペコ、お前はどうなんだ?嫌じゃないか?」
「っ…ぼっちゃんがお気にっ召して…頂けたのな、ら………!」
そういう事を聞いてる訳じゃない。やはりそういう所は少しばかり苛立つ。だからじゃないがそろそろ次の段階に移行しようと辺古山の服に手を掛けて……。
「う…」
衣服に隠れた辺古山の姿を暴こうという所で躊躇いが吹き出てきた。
いよいよ本番に差し掛かるんだ。これから本当に…ペコを…抱く。
分かってはいたが、いざそれを実感すると恐ろしく悪い事をしようとしてる気がして。
(何やってんだ俺…!)
こんな時に躊躇してしまうヘタレた自分が酷く情けなくて呆れ果てて嫌になる。
「ぼっちゃん…あの…」
「あ?」
動揺の余りうっかり威圧的な声を出してしまった失敗を即座に内心で後悔し、辺古山に対する謝罪を心中でしか繰り返せない己を呪った。そんな九頭龍の心中も知らず辺古山は恐る恐る進言した。
「あの…服…脱いでも構いませんか…?」
「え…」
「こういった場合…殿方の嗜好によって衣服を脱がせるのを好むか自ら脱ぐのを眺めるのを好むか異なるらしいと聞いたのですが…」
一体何処でそんな知識を身に付けてくるのか。自分から教わったり調べたりするような性格では無いだろうから周囲の女子辺りか組の連中辺りか妹からだろうか。妹は兎も角として、実に腹立たしい。
己の預かり知らぬ所で他人に穢された気分だ。…辺古山が恋愛感情を伴う意味で、九頭龍の所有物として扱われるのを認めたか否かはさておき。
「いえ…やはりぼっちゃんのお手を煩わせる訳にはいきません…自分で脱ぎますので暫しお待ち頂け…」
「ま、待てよ!勝手に決めんな!お…お、俺がやる!」
何て事抜かしてんだ俺は…と我に返っても宣言した以上どうしようも無かった。
「…ですが…ぼっちゃん…」
「ううううううう煩い!俺がやるっつったらやるんだ、良いか?お前は手を出すな、絶対だからな!」
「…はい、分かりました。ぼっちゃん」
思わずクスリと笑った彼女に理由を問い質すのは敢えて避けた。
制服のリボンを抜き、裾を擦り上げる。指先で触れてしまう素肌に一々心臓が跳ね上がり、動きがぎこちなくなってしまい辺古山が不快に思っていやしないかばかり気になる。
だが彼女は嫌な顔一つせず九頭龍の手の動きに従って主の妨げにならぬように努めた。そうして辺古山の上の制服が完全に脱げた時には数分を要した。
変に時間が掛かった事に少し情けなくなった気持ちは目下の存在に吹き飛んだ。真っ白な肌。滑らかな曲線。形の良いふくよかな乳房。それを包む黒いブラジャーが一際目立っているし肌の白さを際立たせてもいた。
そして九頭龍からの視線に戸惑い僅かに頬を赤らめる辺古山。
呼吸を忘れる程に目を奪われる。
引き寄せられたからか触れてみたかったからか、伸ばした手の指先で鎖骨に触れてなぞる。

205 :
「……!」
僅かに辺古山が震えた。
「綺麗な肌してんな…つるつるしてるけど柔らかいし…」
「お嬢様や奥様に毎日…きちんと手入れを怠らないよう仰せつかっ…て…まして…っ…私にはよく…っ…分かりかねますが…ぼっちゃんがお喜びになるから…としか…」
「へぇ…じゃあ何か?ペコ、お前は俺の為に毎日肌の手入れをしてた…そういう事か?」
一気に胸元まで指先でなぞると、辺古山は強く唇と目を閉じて無言で頷いた。
どうもあの家の女性陣は揃いも揃って余計な節介や世話を焼くのが多い。
貴方の為だと言われて嬉しい反面、主の命令や意見を遂行する事ばかり優先して果たして辺古山自身の望みはあったかどうか図りかねて複雑に思う。
「コレ…外すぜ?」
ブラジャーの肩ヒモに指を掛けて問う。
辺古山は無言で頷いた。
「こういうのどうやって外すんだ?やっぱ上にずらして……」
「…中心にホックがあります…それを外せば…」
「中心?」
「こちらに…」
そう言いながら辺古山は自らの両手で胸を押し上げ、繋ぎ目らしき部分を指差す。
「ぼっちゃん…分かりますか…?」
眼鏡の奥で潤む瞳を向けながら自ら胸を寄せ上げる姿が余りにもいじらしくも淫らに映る。
「コレか?」
言われた部分に指を引っ掛けると、プツン、と外れた。
「ペコ。手をどけてくれ」
恐る恐る主の命に従う。辺古山の手が離れたと同時に支えを失った包みが左右に落ちる。
その姿を暴かれた双丘、真っ白な膨らみの頂きに桜色の一点…これがさっき触れた物の正体を知って感激すら覚える。
「ペコ…」
息を飲んで掴む。すると、さっき触れた以上に柔らかくも滑らかな触り心地に一気に夢中になった。
さっきと同じように両手で揉みしだく。
「すっげ…むちゃくちゃ柔らかい…」
「は、…んぅ……っ」
面白いように形を変える乳房は元に戻ろうとする弾力を九頭龍に感じさせる。
チラチラ動く乳首が目に入り、指先で触れてみた。
「ひ…っ!」
辺古山が短く悲鳴を上げる。
「ペコ…!?」
もしかして嫌だったのか、と一瞬焦ってしまうが。
「す、すみません…少々驚いてしまって…」
「嫌、じゃないのか?」
「分かりません…ぼっちゃんに触れられた瞬間頭の中に妙に甘い電流が流れたような…ですが…この感じ…嫌じゃないと…思います…ぼっちゃんに触れて頂いたからでしょうか……っ!ぼっちゃ…んぅ!」
辺古山の言葉が終わらぬ内に九頭龍は指先で桜色の頂を摘み始める。
「嫌じゃないなら良いんだ。良かった」
「で…ですが…そんな強く…なされて……は…!」
「それに何か美味しそう…」
「お、美味しくなんか…ふ…くぅ…」
ざらりとした舌の感触が乳首を刺激する。
「ぼっちゃん…!そのような…!」
「ん…甘い…」
まるで赤ん坊のように唇と舌が吸い付いてくる。
「はぁ…はぁ…!」
もう片方の乳首も空いていた手の指に摘ままれ始め、指先と舌の異なる感触に辺古山は翻弄されていく。
ふにふにと柔らかかった乳首は次第に硬度を帯びていく。
「硬くなった…感じると硬くなるらしいけど…」
硬くなった乳首を指先で捏ねて堪能する。
「わ…たし、には…わからな……です……“どうぐ”…ですか、ら…!」
「あ?俺に対してそんな逃げ方すんのか?『超高校級の剣道家』がそんなみっともない真似して良いのかよ?」
「逃げ…!?そのような……んっ…ふ…!?」
主からの叱咤に恥ずかしくなった所に乳首を強く弾かれ、そこから生まれた強い痺れに思わず辺古山の背筋が反れた。
構わず九頭龍は彼女の乳房を堪能する。
九頭龍の指先も掌も舌も唇も髪の毛も、それらを感じる度に辺古山は恥ずかしくて恥ずかしくて仕方ないのに…全身が酷く疼いてしまうのを否定しきれない。

206 :
「ひ…んっ!?」
胸ばかり弄られた所にいきなり首筋や鎖骨を強く吸われたら変な声が抑えられない。
幾度かチクチクする痛みを伴った吸い付きの後漸く九頭龍は顔を上げた。
「ぼっちゃん、今何を…」
「コイツは印だ。お前が俺のモンだっつう…」
口付けた部分をなぞる。ただ勢いだけでペコを穢そうとしている自分が彼女を独占する等余りに失礼なのかもしれない。だが、触れていく度他の誰にも渡したくない。触れさせたくない。そんな思いが九頭龍の中に生まれていた。
「ぅ…っ…印?」
九頭龍は近くに有った手鏡を使って辺古山に見せてやる。白い肌に紅い印が数ヵ所浮かんでいた。
「これは…」
何処もかしこも制服を着た時露になってしまう位置だった。こんなの他の者が見たら…。
「恥ずかしいか?それとも言い訳に困るか?」
「あ…えっと…」
内心を当てられるとは思わず、返答に窮した。
確かに恥ずかしいし言い訳するにも上手く納得させられるか分かりかねるが…そもそもお互いの関係を隠したがっていた主の行動とは思えない。それに…。
「私は………なのに」
「ん?」
「私は、初めから身も心も…何もかも冬彦ぼっちゃん、貴方だけのモノなのに…私の全ては貴方に捧げているのに…」
今更“印”が必要だとは辺古山にはとても思えなかった。
「ペコ…お前…」
普通に考えれば、彼女の発言は愛した女から言われる言葉としてこれ以上ない喜びをくれるハズだった。普通ならば。
だが、
『私は貴方の“道具”ですから…』
普段から…こうして触れている今ですら平気でそう宣言するペコの言葉だ。果たして、所詮は主に遣える『道具』としての言葉でしかないのか。
それとも、辺古山ペコと言う一人の『人間』の言葉なのか……それを聞けなかった。聞きたくなかったと言うべきか。何と答えるか分かってしまう気がして。
その事について頭から振り払うように全身を僅かに下げ辺古山の太股の裏側を掴み更に曲げさせた。
辺古山のスカートが少しずれて、奥に潜む内股が見えてきた。
彼女が反射的に上半身を上げたせいか、不安を帯びた瞳を向けられた。その辺古山の格好といったら…色っぽい所では無かった。
ストッキングを破いてしまわないようゆっくり剥いだ。露になった太股を撫でて内側に唇を寄せた。
「ぼっちゃん…」
さっきから一体どうしたと言うのだろう。主に触れられる度全身が痺れて切なくなって…心音が激しく高鳴って。剣道家として精神を鍛えたつもりだったのに…落ち着かない…鍛練が足りてないからか。
「…っ…!」
太股を舐められたり強く吸い付かれる最中、うっかり主を挟み込まないよう努めた。
九頭龍が顔を上げた時には太股の内側にまた紅い印が幾つも出来ていて、辺古山は不思議に思うのだった。
(さて……と)
九頭龍は太股を伝いながら指先を足の付け根に近付ける。
「改めて思うけど…マジでTバッグだったんだな。それも黒の」
「こ、これはその…!あくまで動きやすいからでして…!」
九頭龍ですら知らぬ彼女の下着に今はもう亡き花村はどうやって知り得たのか不思議で仕方なく、又は腹立たしく思うが、変に慌てふためく辺古山が可愛らしかったので良しとした。
ペコの大切な所に布越しに指先が触れて、彼女は一瞬全身を強張らせた気がした。初めて触れたそこは熱を帯びており、覆い隠す為の布が湿っていた。
「ここ濡れてるみたいだが…やっぱ感じたのか?」
そう問いつつ指の腹で布越しに擦る。
「そ…それは……っ」
首を横に振る様は、肯定とも否定とも取れないような動きだった。
丸い粒の跡がうっすら布の上部に見えた。
(コレって…アレだよな)
ペコのクリトリス…確か女性はこの部分が敏感だとか何とか。
人差し指でそっと撫でる。
「――――っ!!」
辺古山の全身が戦慄いた。と同時に布の裏側から何かが溢れてきたように見える。
「ペコ、今の…良かったのか?」
「…ぅ……っ!」
いやいやをするように首を横に振った。しかし本気で嫌がっているようにもどうしてか見えなくて。
そのままペコの反応が見たくて布越しにクリトリスを捏ねる。
すると奥から溢れる何かで布の染みが広がり、その出口付近で粘り気のある水音が聞こえてきた。
「すっかり濡れちまったな…気持ち悪いだろうから外してやるよ」
下着としての機能を果たせなくなったそれを脱がせる。

207 :
産毛と見紛う位薄い陰毛の中で女陰がひくついていた。割目の下方…膣穴から滴り落ちる液体はまるで蜂蜜を溢す蜜壺のようだった。
その穴に自分の雄芯を入れる…そう考えただけで禁忌を犯そうとする後ろめたさと、それ以上に抗い難い悦びにゾクゾク震えそうになる。
しかし先ずはきちんと解してやるのが先だ。初めては激痛が伴うのだとか。痛い思いはなるべくさせたくない。…それにペコの中がどうなっているか確かめたい。
指先で穴口をつついただけで蜜がとろり、と溢れる。指先を宛がい、ゆっくりとペコの中に侵入した。
「ん……く…っ!」
辺古山は思わず固く目を閉じた。
「…お前の中…凄く熱くてトロトロじゃねぇか…」
膣中で指を少し動かしただけでクチュクチュと音が聞こえる。
「それに指に絡み付いて離れやしねぇ…」
動かしているのは指なのに、全身が辺古山を感じる。下半身が熱と痛みに満たされた気がして省みると…いきり立つ雄芯がズボンの上からもハッキリと判った。
1本では物足りなくて指を2本、3本と入れ掻き回す。そのいずれも柔らかい膣壁が熱くねっとりと絡み付いてその侵入を悦んでいるようだった。九頭龍の手は辺古山の蜜にまみれていた。
「ペコ、分かるか?お前の中からどんどん溢れてきてるぜ?」
「…っ…う…!」
辺古山は見上げるように見詰めてくる主と、淫壺からはしたない音と蜜を溢す自分から目を逸らす。
「なぁ、ペコ…さっきからずっと何か我慢してるみてーだが…俺に触られんのやっぱり嫌なのか?」
「ち、ちが…!ぼっちゃんの事が嫌な訳…んっ!?」
「じゃあ何で顔隠したり声を抑えようとしてんだよ?」
「…っかり…」
「あ?」
「だって…私は…んっ、貴方を受け入れるって…貴方を受け止めなくてはならないのに……さっきから私ばかり胸が苦しくて切なくて…っ…
ぼっちゃんに触れられる度身体が熱くなって……もっと触れて欲しいって気持ちばかり強くなって……ごめん、なさい…私は……んぁあっ?!」
クリトリスがザラっとした何か…九頭龍の舌を感じる。
「ぼっちゃん…!?何を…ーーーーっ!?」
そのまま続けて膣口を舐められ辺古山は強烈な痺れを感じ背を仰け反らせた。
「ぼっちゃんっそのような所、なりませ…あっ…!…やっ…やぁ…そんなとこ…駄目…っ…汚い、ですから…ふぁっ…!」
両手を使って九頭龍を押し退けようとしたが力が全く入らず、逆に撫でながら押さえる形になってしまい「何だ、誘ってんのか」と嬉しそうに言われて否定出来なかった。
「汚くなんかねぇよ。それに…ん…何か甘いし」
「ひっ…ぅ…そんなの…!」
主の声と吐息が敏感な部分に掛かり恥ずかしさで頭がどうにかなりそうだった。九頭龍は構わず壺口から溢れる淫蜜を味わう。
「う…ぁ…駄目…っ…声…抑え…!そこ…あっ、ひあっ?!」
内部に舌が入り込んだのとクリトリスを強く捏ねらたのはほぼ同時だった。
どうやら空いてる指で拡げながら舌の侵入を手助けしているみたいだ。
「ぃ、あ…そこ…!…そんな風になさらないで…くださ…はぁ…っ…はぁ…あっ、こんな、の…ぼっちゃん…っ…ぁ…ダメ…ダメですっ…あ…ぃゃ…ぼっちゃん…っ」
いつしか口元からだらしなく涎を垂らし、全身をヒクつかせながらも九頭龍の愛撫に夢中に受け入れて…いや求めている。快楽に溺れ掛かっていた。
荒くも甘く熱っぽい吐息と喘ぎ声…どちらもあのペコが溢している。
彼女の蕩けた瞳は何を映しているか。
「ぼっちゃん…あ…ぁん…何か…くる…私…ぁ…ふぁ…ぁ、―――っ!」
辺古山はビクン、と大きく震えて奥から大量に愛液を溢れ出させた。突然の異変に九頭龍は顔を上げる。
「ペコ、今の…イったのか?」
辺古山は初めての感覚にただ熱く呼吸を繰り返すしか出来なかった。だが、弱々しく頷いた。少しばかり微笑んで。
「ペコ…」
言い様のない喜びが九頭龍を満たす。
「ペコ、この際言うけどな…俺は“道具”なんか要らねぇ…初めから要らなかったんだ…俺はただ、ペコ…ありのままのお前が欲しいんだよ」
「ぼっちゃん…?」
九頭龍は辺古山の頬に手を添える。
「“道具”としてじゃない。俺が求めてるのも好きなのも辺古山ペコっつう一人の女なんだ。だから…ありのままのお前として俺を受け入れてくれ…ペコ…」
九頭龍の言葉にどう反応すべきか分からない程“道具”として生きてきたわけじゃない。
「ぼっちゃん…!」
けれど何だか涙が溢れて止まらなくて上手く言葉が出てこない。
返答に詰まる辺古山がどうしてそうなるのか、それを一番よく理解している九頭龍は敢えて彼女が涙する理由を尋ねなかった。
「…抱くぜ?」
だから代わりに彼女を求めて良いか尋ねた。ペコは涙しつつも無言で頷いた。

208 :
少し性急になりがちだったが衣服を脱いで、ペコのスカートを取り除いた。互いに一糸纏わぬ姿…ずっとずっと幼い頃共に風呂に入っていた時以来か…。
十二分に勃起した雄芯が先走りの汁を溢していた。亀頭を膣口に添えただけでぬちゃ…と音がする。
「初めては凄く痛いって聞いた…俺もこんなこと初めてだし、その…上手く出来るか分かんねぇから痛い思いさせるかもしれないけど…」
「構いません…与えられる痛みが貴方からもたらされるモノなら平気ですから…言ったでしょう?貴方の不安も恐怖も全部受け止めると」
「お前は怖く、ないのか?初めての相手が俺で…」
「どうして?世界で一番大切な方に対して私が何を怖れる必要がありましょう?」
九頭龍の頭を撫でる手はとても優しかった。
「…ペコ」
溢れる愛しさに堪えきれず、とうとうペコの中に雄芯を埋めた。
「ん…ぁ…!」
「うっ…」
感じる痛みが少ないよう出来るだけゆっくり挿入を試みた。
先に進める度に柔らかく熱い襞が九頭龍に絡み付き、なのに侵入を促しているようだった。
「ん……んぅ…!」
辺古山は出来るだけ力を抜いて九頭龍を受け入れる事だけに集中していた。しかし、女として初めて使う其処が落ち着きなく蠢いてどうにも息苦しい。
「っ…う!」
包まれている感覚が勃起した雄芯には刺激と快感が強すぎて意識が飛んでしまいそうになる。全てを収めた瞬間、九頭龍は息を強く吐いた。
「はぁ…ペコ…大丈、夫か…はぁ…はぁ…」
「私は…ん、大丈夫…です…」
九頭龍は視線を結合部にやると、隙間から溢れる液体に僅かながら赤い何かが混じっていたのが見えた。
「ペコ!?ご、ごめんっ俺…!」
「ぃっ…ぅぐ…!」
彼女を傷付けてしまった事に九頭龍が思わず焦ってしまったからか、中に入れられた雄芯が急に連動して動いたのについてこれず辺古山は呻いた。
「ぼっ…ちゃん…いきなり、そのように動かれては…!…」
「ペコ…っ…」
「私は…だ、大丈夫…ですから…どうか冷静に…はっ……」
上手く力の入らない両手で九頭龍の両腕を掴んで辺古山は深く不安定な呼吸を繰り返す。
全身の余分な力を抜いて、九頭龍の存在を少しずつ、自然に受け入れていくと同時に呼吸も穏やかになっていく。
「ペコ、済まねぇ…俺…」
「…構いません……私が決めた事、ですから…」
「けど…」
「ぼっちゃん、お優しい気持ちは有難いのですが…度の過ぎる謝罪は…女にとって惨めなものですよ…?」
「…そういうもんなのか?」
「ええ……それにしても…」
「?」
「…ん…熱い…のですね…圧迫されているのに…苦しくない…私の全てが貴方の存在で満たされて…喜んでいるみたい……」
「ペコ…」
何故彼女は一々嬉しい事を言ってくれるのだろうか。愛しさで気が狂いそうだ。
「っ…そろそろ動くぞ?」
「はい…どうかお好きなように…」
一旦ゆっくり…ゆっくりと腰を引いた。少し動いただけで内側からズチュ…と滑ったいやらしい音がした。
襞の絡み付きがまた絶妙で九頭龍を締め付ける。
「っ…すげぇ締め付け、だな…ちょっと動くだけでも一苦労だ…」
「ぼっちゃん…私の中…しづらい、ですか?」
ペコが心配そうに見詰める。
「いや…最高だ」
「…んぁっ!?」
一気に最奥を突く。
「あ…っ…あぁ…!?」
かつてない感覚に辺古山の体がガクガク震える。強烈な衝撃が全身を脅かす。だが…。
(な…に…コレ……?)
恐怖は一欠片もなく、その代わりに抗い難い快感がそこにあった。
「ペコ…っ」
「ぁっ、ん…!ぼっちゃん」
今度は押し引きの間隔を一気に狭めた。
「んっ、く…んぁあっ!?」
一度動いたらもう止まれない。九頭龍は腰の動きを次第に強くする。律動を繰り返す度、襞は程好く絡み付き膣は強く締め付ける。
その刺激に昂る雄芯を徹底的に揺さぶり凄まじい快楽をもたらし、九頭龍の理性を蝕み狂わせる。労ろうとした気持ちは簡単に駆逐された。

209 :
「ぼっちゃ…ぁん、やっ…っ…ぃく…んぁ…んっ!?」
痛みに堪えているのだろうか、苦悶の表情を浮かべていたが…。
「はぁ……っ……や…ん……ひぁっ…」
次第に彼女の顔から苦しみが薄れ、代わりに甘く蕩けた艶やかな表情を浮かべていた。破瓜の痛みが和らいだのだろう。
「…あっ…あぁ…んっ…」
普段の彼女からは想像もつかない甘ったるい嬌声が零れだす。
眼鏡の奥で潤む双瞳が虚ろに揺らぐ。視線は主から離れない。
そんな風にさせているのが自分だと思うと、九頭龍はより一層悦びに興奮するのだった。
「ペコ…っ…お前の中…本当にすげぇ良い、ぜ…」
「ぼっちゃん…ぁんっ…!」
激しく突かれる度辺古山の全身が震える。それ以上に齎される快楽に思考も理性も蝕まれ狂っていく。
そんな自分に嫌悪し、だが受け入れようとする自分もいた。
「…だめ、私…っ…なんだか…はん…おかし、く…ぼっちゃんに、して…いただい、っ…て…中、あつくて…せつなくて…奥に…あてられて…もっと…んぅ…
たくさん、欲し…いって…いってるみたいで…ふぁっ…!?…変に…なり、そ……あ、あぁっ!?」
「なれよ…っ…いくらでも…!お前の全てで俺を感じてくれ…っ…」
膣内で襞と雄芯がぶつかり合い絡み合い、愛液と精液が混じった潤滑油が間で擦れて淫靡な音がひっきりなしに溢れる。
コテージ中に響いているのか、膣内から響いてくるのか辺古山にはもう判別不能だった。
ひたすら本能の赴くまま九頭龍を求め、与えられた快楽に溺れていたいと願うばかりだった。
「ひ…あっ、やぁ…ぼっちゃん…ぼっちゃん…ああっ…!」
「名前で、『冬彦』って呼んでくれねぇか…?」
「冬彦………さん…?」
「何で“さん"付けなんだよ、呼び捨てで良いって」
こんな時なのに何だか少しおかしくて思わず笑ってしまう。
「だって…私にとって“ぼっちゃん”は“ぼっちゃん”だから…っん……呼び捨てなんて…そんなの…恥ずかし、い…です…」
顔を手で覆って隙間から上目遣いで見詰めるペコの可愛らしさに何かが焼き切れ、雄芯が膨れ上がった。
「ペコっ!」
「ふぁ、やぁああっ!?」
更に勢いを増した九頭龍に突かれ嬌声が一層甲高くなる。
「冬彦さん…冬彦さん…っあ…ぃや…そんな強く…ふぁ、はぁんっ……やっ…体が…っ…勝手に…!?」
気付けば辺古山は自分から腰を揺らしていた。更に九頭龍からの激しい律動を乞うかのように。
「腰が動いてるぜ、気持ち良いのか?」
「ぇ…や…きもち…んぅ、あっ…はぁ……きもち……いい…きもちいい…です…っ……冬彦さん…っ」
辺古山はとうとう認めた。九頭龍からもたらされる快楽に悦んで屈服したのだ。
「ペコ…!好きだ…ペコっ」
「わ、たしも…わたしもすきっ…冬彦さん…すき…っ…です…冬彦さ…んぅっん」
おもむろに互いの唇を貪り合う。極上の甘美に酔いしれながらも九頭龍は更に強く激しく辺古山を打ち付ける。
辺古山は九頭龍の背に両手を回してそれを受け入れた。
彼女の瞳から溢れる涙は嫌悪等ではなかった。
「…くぅ…!」
中に出せたらどんなに良いか。しかし急な情交で避妊対策など皆無だ。そこまで無理を強いる訳にはいかない。だがペコはそんな主の躊躇いに気付いた。
「ん…冬彦さ…んっ…したいようにして…?」
「ペコ?けど…!」
「冬彦、さん…わたしは大丈夫…ですから…!…ちゃんと受け止めますから…っ…わたし冬彦さんになら何をされてもいい…冬彦さんが喜んでくれるなら何だって嬉しいんです…っ…だから…」
そういってペコは蕩けた優しい笑顔を浮かべる。
「…お願い…冬彦さん…」
「…わかった。すまねぇ…いや、“ありがとう”…だな」
ペコはその言葉に満足そうに微笑んだ。
挿入の動きを更に上げていく。
昂ぶる快感が絶頂を迎えつつあった。
「あっ!?…や…なにか…はんっ…く、る…だめ、わたし……もう……っ!」
「ああ、俺も…もう限界なんだ…!一緒にイこうな?」
「はい…っ…冬彦さんと…一緒…一緒がいい…!」
救いを求めるようにふらつく辺古山の右手を掴み、逃がさないよう絡める。
「…ふぁっ…!…やぁ…もう、だめ…っ、きます…ふゆひ……ぁんっ…あっ…!」
「ペコ…!…ペコっ」
「…あっ…ひ、んぁ…あ、や……ああっ、あああああああああああああああっ!?」
「―――っ!!!」
初めて迎えた極上の絶頂に、辺古山は全身を大いに戦慄かせた…と同時に膣内に注ぎ込まれた熱く濃厚な白濁を感じ、不思議な高揚感と充足感に包まれた。

210 :
「はぁー…はぁー…」
思考が全く回らない。全身が酷くダルい。終里や弐大より遥かに劣るし修行中の身ではあるがそれなりに鍛練を積み重ね、体力には自信がある…つもりだった。
異性との交わりがこれ程までに過酷とは思わなかったが…簡単に音を上げるようでは師に顔向け出来ない。だけど…悪くない…いや素敵な夢を見たかのような甘く蕩けるような気持ち……。
(どうしたら良いのだろう……病み付きになってしまいそう……)
こんなはしたない女だと主に知られ見損なわれたら…辺古山はそんな事を思う自分に嫌悪した。
それにしても。
「ぼっちゃん…」
内側が九頭龍に満たされて、未だ膣内が熱く脈打つ。手のひらで優しく擦ると、何故だか幸福に満ちた喜びを感じる。
「…っ…くっ…!」
一頻り辺古山の中に射精しきった九頭龍は崩れそうな体のバランスをどうにか両手をベッドに付いて支えようとしたが力が入らず全身を辺古山の上に重ねてしまう。
「ぼっちゃん?」
強く衝突する前に辺古山は彼の体を両手を使い、後に全身で優しく受け止めた。
「……」
「……」
肌と肌が触れあい、互いの心音が互いに伝わる。
「ペコ…」
「はい…」
「俺さ、コレが…セックスってこんな気持ちの良いもんで疲れるなんて知らなかった……」
「…セックスだなんて…ぼっちゃんはしたないですよ…」
「うるせー…へへっ…………あのさ」
「はい?」
「さっきあんなに出したのに……すげぇ気持ち良くて満足してるハズなのによ……もっとお前が欲しくて…もっとしたくて堪んねぇんだ…」
「え……ぁん…?」
辺古山の中に未だ入ったままの九頭龍の雄芯が膨れ上がる。
「…もう一度、良いか?」
不安そうに辺古山を見る目は何処か捨てられた子犬を彷彿させてしまう。
「…ええ、構いませんよ。貴方が望むなら…何度でも…」
拒む理由など無かった。
「貴方の不安も恐怖も…喜びも望みも全部受け止めます…それが私の存在意義であり、私の“望み”ですから……」
甘く濃厚な口付けを交わす。
時計の針は15時前を指そうとしていた。
***
初めて、と言うのは中々歯止めが利かないものなのか。
あれからどの位交じり合ったのだろう。求めるまま求められるまま互いを重ね共に果てへ至って……判らない。シーツはすっかり乱れ、様々な染みを残している。それ以上にお互いがお互いに分泌したモノにまみれていた。
互いに会話無くベッドに横たわる頃には陽が半分沈みかけていた。…計画が完全に破綻したのは明らかだ。
「…ぼっちゃん…」
「ん…?」
夕陽を背にしている為か少し表情が見辛い…が、緩く乱れているがしなやかな髪、滑らかな肌が僅かな陽に照らされて煌めいている。眼鏡を外した顔は何時もより新鮮だった。そして愛らしい微笑み。
愛しい女のこんな姿を側で拝めるなんて、きっと誰より世界で一番幸せな極道に違いない、と九頭龍は達観した。
しかし、彼女の表情が少し翳る。
「…よろしかったのですか?」
「何が?」
「これではもう計画が…お嬢様の仇も…」
辺古山は出来れば止めたかった、のだと今は思う。だが、主が本来の望みに反して自らを苦しめているのではないかと思ったからで、本当の本当は復讐を心から望んでいたとしたら、
それは主に対する謀反以外の何者では無かった。それを気に病んでいるのだろう。
「…あー…もう良いや、別に」
「ぼっちゃん?」
素晴らしく濃厚で幸福な時間を過ごした後にどうして復讐なんて後ろ向きな感情になれようか。仮に復讐を果たしたとして、先に待つのはロクでもない結末…ペコの事だ、主をなせまいと自ら代わりに手を下そうとする。
恐らく幾ら誤魔化しようが誰かに罪を擦り付けようが最終的には彼女自ら罪を自白し処刑されるだろう…ったらりかえす、それが当たり前の世界に九頭龍達は居た。
だが、その後更にりかえされるのが目に見えている世界でもある。一度ったらその連鎖は果てしなく続く…現実でもこの島でも実は大して変わらない“ルール”、こんな簡単な事に今更気付くなんて。自嘲を抑えられない。
「…復讐なんてツマンねぇ事したってアイツが…妹が戻ってくる訳でも喜ぶ訳でもねぇ…寧ろバカな事してんじゃねぇって俺をぶっしに甦ってきそうだ…それに…」
ペコの頬を髪を撫でる。
「ペコ、お前を失うようなマネなんざ真っ平ゴメンだからな」
「ぼっちゃん…」
ペコを失う…。どんな形であろうとそんな事絶対にあってはならない。それに繋がる行為は絶対に避けねばならない。
深く繋がりあい、彼女への愛情がより一層強くなった今こそ…そう強く思えた。

211 :
「しっかし、コレからどうしたもんか…」
写真は小泉に送りつけてしまった。手紙を偽装した事も近い内にバレるだろう。誰かに相談されているかもしれない。
写真からあのゲームが深く関わると悟られ、いずれは最も復讐を望むであろう人物として疑いが掛かるのは時間の問題だ。
島を出るにしてもやはり彼等と敵対したままではやり辛いしペコにも負担が掛かる。
「ぼっちゃん…」
辺古山がどうしたものか考えあぐねていた所に、ドアをノックする音が聞こえた。
重ね重ね述べてしまうが、この島に来てから九頭龍が他人からの訪問を快く受け入れた事は無かった。
「誰だ」
自然に返事を返していた。
『俺だ…日向だ。九頭龍、居るのか?』
「ぼっちゃん…」
不安そうにドアと九頭龍を交互に見詰める彼女の髪を撫でた。
「ペコ、此処でゆっくり休んでろ。あと…サイズ多分合わねぇだろうがコレ使えよ」
と、替えのシャツを掛けてやる。
ペコはただ頷いた。
『九頭龍?』
「ちょっと待てよ、今着替えてんだ」
早足で浴室に向かう。
「…わりぃ、待たせた」
日向が来てから十数分後に漸くコテージのドアが開いた。
「ああ、いや…こっちこそ急にすまない。シャワーでも浴びてたのか?」
「まぁな」
軽くシャツを羽織り、首にタオルを掛けているのを見て日向はそう言った。
「………」
「何だよ?俺の顔に何かついてんのか?」
「い、いや…何時もより反応が、その軟らかいかなぁ…なんて…」
「ん?…あぁ、まぁ…そうか?」
否定でもなく逆ギレでもなく、どっち付かずな反応。普段なら絶対有り得ない筈の反応に九頭龍自身も少なからず驚いた。
「…で、わざわざ訪ねてきて何の用だ?」
「…九頭龍、話があるんだ」
「お前が俺に?」
「正確には俺自身からじゃないんだが…大事な話だ。多分お前が一番心当たり有る筈だ」
急に表情を引き締めた様子からただの世間話ではなさそう…いや、どう考えても例の件絡みだ。
「…分かった」
「例え断られてもお前には絶対来て……え?」
「何だよ?」
「え…あ、いや…絶対嫌だって言われると思ってたから…」
「話があるんだろ?何で俺が断っ……あー…」
そう言えば、話がしたいからって所詮は他人等にホイホイ付いていく所か邪険にして追い払う、のが九頭龍のやり方だった。いよいよどうかしてしまったらしい。
考えられる原因は…やはりアレだろうか。ペコのお陰かもしれない。だとしたらペコ効果恐るべし。
「ど、どうした?ブツブツ言ったりして…」
「あ…ああ、いや何でもねぇよ」
「それで…話の内容が内容なんだが当事者達だけで話をさせるのは少し心配だから、俺達全員で立ち会って話し合おう…って七海の提案なんだけど、辺古山を見てないか?」
「ペコ…山がどうした?」
「いや、ソニアが女子だけでビーチに集まって親睦会を開く話をしたのに時間になっても来ないし、島中探しても見当たらないから女性陣が心配してるみたいなんだ。
ソニアは泣き出すし西園寺はお前が何かしたんじゃないかって言い出すし、小泉は特に一生懸命探してたんだ…それでなくとも何処かで具合悪くしたり怪我して無かったら良いけど…」
又聞きにしては日向の表情にも不安の影が見えた。日向なりに彼女を心配しているのだろう。仲間に対するそれ、にしては妙に焦りも見える。
「…だってよペコ。良かったじゃねぇか、色んな奴に気に掛けて貰って…」
九頭龍が後ろを振り向いたのと辺古山を名前で呼んだのを日向が疑問に思う間もなく。
「皆大袈裟ですね…私が言えた義理ではありませんが」
ドアの隙間から、眼鏡を外し明らかにサイズの合わないシャツで前を隠す裸の辺古山の姿が見えた。

212 :
「辺古山…」
「私なら此処だ。要らぬ心配をさせてすまなかったな日向」
首筋には赤く鬱結した痕すら見える。
その姿からは明らかに『偶々立ち寄っただけ』とか『具合が悪くて休んでいた』とか、そんな誤魔化しをされてもとても信じられない。
日向は一瞬動揺したが、直ぐに平静を取り戻した。
「…仲間だからな。何ともなくて良かった。辺古山、お前も一緒に立ち会ってくれないか」
「ああ、構わないが4,5分だけ時間をくれないか?少し汗を流したい」
「…良いさ。あまり急がなくて良いから」
「かたじけない」
「俺も外で待つぜ。女の着替えはジロジロ見るもんじゃねぇからな」
辺古山は微笑んで身支度をシャワーを浴びようと動く。
「つう訳だ。日向、ちょっと離れてろよ。俺が出辛いし…これ以上ペコの素肌を無断で拝ませる訳にはいかないからな」
「ああ…」
二人がドアの外で会話無く待つ事4分、
「待たせてすまない。行こうか」
出てきた辺古山は普段通りの身嗜みの整った格好と落ち着き払った雰囲気に、さっきまでの艶やかで無防備な姿が幻覚か何かの類いに感じられて、女性の知られざる一面に二人は驚くのだった。
「俺は九頭龍、お前を糾弾したいとか問い詰めたいとかそんな気はない」
「そいつはつまり…現段階で俺に対する疑惑が濃厚だっつう事だろ?」
「………すまない」
「構わねぇよ、疑われんのは慣れっこだ。ペコもそんな顔すんな」
「………」
出来ればヌイグルミ共に邪魔されたく無かったが旧館には狛枝がいるし先の事件を思い起こすので、結局レストランで話をするとの事だった。
旧館を閉め切ってもモノクマが入ってこられたのだから何処に居ても無駄だと開き直ったのが最もな本音かもしれないが。
レストラン入ると、辺古山の姿を見つけた他の女性陣が駆け寄る。
ソニアや罪木はいきなり泣き出すし、澪田は抱きついてくるし、西園寺は文句を言いつつも涙目だし、小泉は両手を握ってきて無事を知ると安心したのかその場で崩れ落ちたりするから辺古山は酷く戸惑う。
「おう、辺古山見付かったのか!オレすげぇ探したのに全然分かんなかったぜ」
「オメーは早々に飽きてココでひたすらメシ食ってただけだろ!」
左右田のツッコミに気を悪くした様子はなく、終里はひたすら食べ物で頬を膨らませていた。
「ん?アレ?…何か急に食いもんが美味くなった?何でだ?」
首を傾げながらも、何処か雰囲気が穏やかになった気がする。成る程、終里なりに辺古山を気に掛けていたのだろう。
「辺古山さん…何ともないようだね」
「七海か、心配を掛けたな。終里もすまなかったな」
終里は首を傾げてひたすら食に没頭した。左右田はツッコミを放棄したみたいだ。
しかし、誰からともなく九頭龍の存在に戸惑い、或いは警戒し始めると和やかな雰囲気が霞んだ。
「あ…あのぅ…どど、どうして辺古山さんと九頭龍さんが一緒に来たんですかぁ?お二人共何だかとっても仲良しさんに見えま……ふああっ!?
ごめんなさいごめんなさいっ私なんかが気にする事じゃないですよね!ごめんなさいごめんなさいっ!」
意外にも罪木が切り出したものだから途端に周囲が騒ぎ出す。
「あれ?辺古山?虫に刺されたのか?首のとこいっぱい痕が付いてるみてーだけど」
白粉で隠したハズなのに、よりによって終里に指摘された動揺から首元を隠す素振りをしてしまった。
更なる疑念でいよいよ周囲が落ち着かなくなる。が、
「皆落ち着いてくれ!俺達はそんな話をする為に集まった訳じゃないだろ?」
日向の一声で一同は鎮まった。しかし誰もが妙な困惑を隠せないでいた。
九頭龍と辺古山は少しバツが悪そうにお互いを見合わせた。
テーブルで九頭龍・辺古山と小泉・西園寺・澪田・罪木が向かい合わせに座る。両陣の間を取り持つように日向が立っている。
周囲に他のメンバーが思い思いの表情で佇んでいた。七海が日向の後ろに控えている。
「ちょっと、何で辺古山おねぇが九頭龍の隣に座ってるの?あの話に全然関係ないじゃん」
「…つう事はやっぱりあのゲーム絡みの話か」
九頭龍が核心を持ち出した。
「まあ、目の前でこれ見よがしに見せ付けられたら下手な言い訳する気にならねぇしな」
自嘲気味に一蹴した九頭龍の前には、大きめの封筒とその中身とおぼしき数枚の写真…それから金属バットと2通の手紙。
「九頭龍、コレらに見覚えあるか?」
日向が穏やかでありながら厳しい眼差しでテーブルの上の物を差した。
「見覚えあるも何も、俺が小泉に送り付けたモンとビーチハウスに隠しておいたモンと偽装して小泉と西園寺に送り付けたモンじゃねぇか」

213 :
悪びれも慌てもせずすんなり認める。
「じゃあやっぱりアンタが…!」
西園寺が勢いよくテーブルを叩き付け立ち上がる。
「西園寺!」
「日寄子ちゃん、落ち着いて」
「でもっ日向おにぃ、小泉おねぇ!」
「俺達は冷静に話をする為に集まったんだ。言い争いをしに来たんじゃない」
「う…うぅ…」
渋々座る西園寺は、しかし批難の眼差しを九頭龍から外す事はなかった。
「…此処に居る連中の中であのゲームをやったか内容を把握している奴がどれだけ居るんだ?」
九頭龍からの問いに各々が各々を見合わせた。終里や田中は明らかに興味なさそうにしていたが、それ以外の人間は程度の差こそ有れども概ね理解しているようだった。
「今更説明するまでも無いって言われるだろうが再度の確認と、全員の持っている情報の差違を無くす為にも順を追って説明しようと思う。…当事者の皆には辛い思いをさせるだろうが…」
第三者である日向が説明するのは当事者達の視線による先入観が混じった説明では後々議論の支障になりかねないのと、全員が冷静に考えられるようにする為の配慮だ…と、弐大からの指摘に対する七海の弁解である。
「話をまともに進める為にも、これからどうするか考える為にも必要なんだろ?妙な遠慮しねぇでとっとと始めてくれよ」
「…すまない、九頭龍。…小泉達も良いか?」
4人共に頷いた。
日向が話してくれたゲームの内容…事件のあらましやトリック、真犯人については九頭龍からは特に口を挟む気が起きない位完璧で分かりやすくて…ある意味でやはり残酷だった。
話終わる頃には誰もが沈黙に支配され、説明していた本人も全て説明しきった途端両手をテーブルについて暗く俯いた。七海が小さく「お疲れ様…」と声を掛ける。
沈黙は意外と直ぐに破られる。
「…E子を…私の親友だったって言うサトウ、さんをしたの…九頭龍…アンタなの…?」
「…………」
「ちょっと、何ダンマリ決め込んでんのよ?小泉おねぇの質問に答えなよ」
「…俺は何も覚えちゃいねぇ……」
「そんな言い訳通じると思ってんの?!」
西園寺が掴み掛かろうとした瞬間、西園寺は寒気で背筋が震えた。
「…辺、古山…おねぇ……?」
「口を慎め、西園寺」
西園寺の首筋に触れるか否かの距離にペン先があった。後少し辺古山の気に気付かせて貰わなければペン先は確実に西園寺の首を貫いていた。
「どう、して……」
「私の前でこの方への無礼は許さん」
「な…何でそんな奴庇うの…?…さてはアンタ、そいつに何か脅されてんの?言う事聞かなきゃ道場潰すとか…」
「口を慎めと言ったのが分からないか?」
紅い瞳が狂暴に煌めく。
「誰からも嫌われるようなヤクザ野郎にペコペコしてるなんてっ“超高校級の剣道家”さんも落ちぶれたものだよねぇ…!ああ、アンタの名前“辺古山ペコ”だったよね!?ペコペコすんのが趣味って訳?」
怒りか恐怖からか…それとも自棄か、西園寺は震えながらも辺古山に対する挑発を次々とぶつけていく。
「二人共いい加減にせんかぁ!!」
「止めろ西園寺!辺古山も落ち着け!」
「はわ…はわ…!?」
「止めねぇかペコ!!!」
騒然となり掛けた所に響く怒号。
「……!」
一同は固まり、辺古山の気が霧散した。と同時に辺古山はすぐさま佇まいを正し九頭龍に向き直った。
「しかし、この者は…」
「みっともねぇ言い訳すんな!カタギ相手にマジになってんじゃねぇぞ!お前は加減を弁えろと何時も言ってんだろ!!」
「申し訳ありません…」
床に膝を付け、九頭龍に頭を下げた。
「西園寺に詫び入れんのが先だろうが!」
「は…!…西園寺」
「な、何…」
「脅かすような真似をして申し訳ありません…」
深く頭を下げる。
「え…あの…」
辺古山から素直に謝罪をされ、西園寺は毒気を抜かれ戸惑う。
「…席に付け。次はねぇと思ってろ」
「はっ」
言われた通り大人しく席に付いた。
「西園寺、ビビらせちまって悪かったな。コイツ俺の事になると女子供でも加減を知らねぇからな」
「わた…し、ビビってなんか…!」

214 :
「けど、コイツの脅しに噛み付いてくる奴は初めて見たぜ。度胸あんのな、見直したよ」
「………!」
西園寺は無言で目に涙を溜め、小泉にすがりついた。何時もなら直ぐに泣き出す西園寺が屈せず立ち向かったのは小泉を思ってが故の行動だろう。
周囲は息を飲んだ。
忘れていた。九頭龍冬彦は国内最大の暴力団九頭龍組の跡取り候補であり、“超高校級の極道”だ。
見た目で舐めて掛かっていい相手ではない。
日向は額に滲む汗を拭う。
「…辺古山さん、そろそろあなたの事について説明して貰えるかな?皆今ので困惑してるだろうし」
七海が切り出す。
「そういやちゃんとした説明がまだだったか。ペコ話してやれ…これ以上の隠し立ては無駄だからな」
「私は物心付く前からこの方…冬彦ぼっちゃんをお護りする為だけに存在し生きてきた九頭龍組の…いえ、九頭龍冬彦様だけの“道具”であります。
私の役目はぼっちゃんの意思を代弁し、望みを遂行する事…あらゆる苦難から防ぎ護る盾であり、あらゆる災厄を切り払う剣にてございます」
立ち上がった辺古山は恭しく一礼した。
「“道具”…?」
「コイツは赤ん坊の頃捨てられてたのを組頭…俺の親父が拾って以来、そうするよう育てられた…要は俺専属の護衛でヒットマンて所だ。
親父が勝手に決めやがったんだがな。あと“道具”は止めろ、ペコ」
「じゃあ辺古山の言ってた幼馴染みって、九頭龍の事だったのか?」
辺古山は頷く。
「時々九頭龍くんに連絡をしてくれてたのは偶々引き受けた訳じゃなくて、辺古山さんにとっては当たり前の事だったんだね」
「何だよソレ…道具とかヒットマンとか…関係無い振りして俺達を騙してたのかよ?」
左右田が嫌悪と疑惑の眼差しを向ける。
「手下と一緒に島に連れてこられるなんて都合良すぎだろ!覚えてねぇなんて嘘なんじゃねぇのか?本当は忘れた振りしてるだけなんだろ!
今回の件もオメー等二人が共謀して小泉と西園寺をぶっそうと……!」
「おやめなさーーーーい!」
ソニアが一喝した。
「お二人方にも事情が有ったのでしょう。それに主を護る者が世間に溶け込む場合、普段からそれを公言するのは一般生活や護衛の際相手に要らぬ警戒心を
抱かせてしまい行動に支障が出てしまうものです。こんな状況でなくともばか正直に話すの愚の骨董品です!」
「骨頂、だね」
「それでなくともお二方に対して言葉が過ぎるのでは無いですか?手下や道具…人鬼呼ばわりなんて…お二方に失礼です!」
「いや、道具云々は辺古山自身が言い出しっぺですし人鬼までは言ってませんが……」
とか何とか言ってた左右田に冷ややかな視線が集う。
「え?え?何?何コレ?もしかして俺が悪いのかよ!?何だよソレ!理不尽じゃねぇか!」
「左右田はもう良いだろ。話を戻すぞ」
「おい!日向テメェ!もう良いってなんだよ、もう良いって!」
「それで、今回の件は九頭龍と辺古山の二人が仕組んだ事なのか?」
「…殆んど俺だ。ペコは少しだけ手を貸してくれただけなんだ」
「どっちが何だろうと関係無いわよ…」
西園寺の声が鋭く響く。
「アンタ達が私と小泉おねぇを会わせないようにして一人ずつ誘き寄せてすつもりだったんでしょ?そこの金属バットで!」
「何でそう思った?」
「と、惚けないで!あのゲームでアンタの妹されたんでしょ!?犯人らしきE子はもう居ないから代わりにE子と関係有りそうな私達を始末しようって企んだんじゃないの!?」
「ふぇぇっ!?」
「そ、そうなんすか冬彦ちゃん?!」
「……狙ってたのは小泉ただ一人だけだ。他には興味無ぇよ」
「「「!?」」」
「あの話が本当ならE子と共犯関係にあったのは小泉だけだろう。…お嬢様を見ぬ振りをしていた貴様等に憤りを感じぬ訳ではないがな。だから小泉が一人になるよう仕向けたんだ」
「それで手紙の偽装か…なら何で西園寺を先に呼んだ?西園寺への手紙には小泉より早く時間を指定していたみたいだが……まさか」
「本当に察しが良いな…日向…」
辺古山は降参したかのように首を横に振る。
「西園寺だけと待ち合わせしてるんだったら…上手く使わない手はないだろ?罪を擦り付ける相手としてな」
九頭龍の言葉に西園寺はいよいよ絶句した。

215 :
「こ、こここコイツ等やっぱアッチの世界の人間なんだ!人すのに何の躊躇いもないって面してやがるっ!
コイツ等も狛枝みてぇにどっかにふん縛った方が良くねぇか!?野放しにしてたらゼッテー何かやらかすって!」
「左右田さんはもう良いでしょう。その余計なお喋りしかなさらないお口を一切合切閉じていて貰えませんか?」
「ソニアさんっ?!」
「左右田うるせーぞ、飯が不味くなんだろ」
「………」
終里にまで邪険にされてしまった左右田はもう良いだろう。
「…良いよ、もう」
「小泉?」
「二人が私をどうしたかったとか…もう良いの。だって二人共そんな気はもう無いんでしょ?」
「………」
「………」
「小泉さんの言う通りだよ。二人がまだ小泉さんに対して何かする気なら今此処でお互い向き合ってないだろうからね。…二人共ありがとう、思い止まってくれて」
そういった七海の声には何処か感極まったような安堵したような…そんな風に聞こえた。
「礼を言われる筋合いはねぇよ、七海」
「…これで日寄子ちゃんや罪木ちゃん達にも何かしようとしたんだったら許せないけど…私だけなら……」
「小泉…」
「おねぇ…」
「でも日寄子ちゃんを巻き込もうとした事には謝ってね…」
「分かってる…西園寺、本当にすまなかった」
九頭龍が両手を付いて西園寺に頭を下げた。
「わ、私は…別にっ…!」
返答に窮してしまい西園寺は何も返せず俯いた。
「ねぇ…二人にとって妹さんてどんな人?」
「…アイツとは口喧嘩とかどつき合いが絶えなくて…本当にクソ生意気な奴で…入学の時の見送りだって憎まれ口しか叩いてこなくて…。
それでも組の連中や後輩の面倒見良くて人当たり良くて…俺なんかよりよっぽど組の跡取りに、極道に向いてて……俺にとっては世界で一番可愛い“超高校級の妹”なんだ…」
「…ぼっちゃんの言う通りです…“道具”である私などにも色々気に掛けて頂いて…放課後や授業の無い日はよく色んな所に同伴させて頂いて……。
今思えばぼっちゃんとの事も気を回して下さったのだろう……世間から見てぼっちゃんが幼馴染みなら、お嬢様とも幼馴染みなのでしょう…とても大切でかけがえの無い、な…」
ポツリポツリと語る二人は何を思い巡らせているか。きっと幼い頃から数え切れない程の彼女との想い出が二人を満たしているのか。
彼女と過ごした自分達を互いに思い浮かべているのだろう。日向は涙を堪えた。二人が余りに優しくて哀しい微笑みと声色で語るものだから。
「そっか…ありがとう…妹さんはきっと素敵な人で幸せなんだろうね…二人からそんなに思われてるんだから…」
「…ありがとな……」
小泉は目を伏せた。何を思うか、彼女の表情からは図りきれない。
「私は…きっと彼女…サトウさんとは学園に入学した後に仲良くなったのかな……サトウさんの事何も知らないし…覚えてないの…………親友だって言われても全然ピンと来なくて
………これじゃサトウさんが可哀想よね……肝心の私が何にも覚えてないんだから…」
「俺にとってソイツは入学前から何の心当たりも興味も無いし、妹の仇でしかねぇ…けど、根は腐ってなかったんだと思うぜ……小泉、テメーのダチなんだからよ」
「…………ありがとう………けど…やっぱり…」
小泉は悲しげに首を横に振る。
「私、何もかも覚えてない…覚えてないのに、親友がいたとか、されてたとか…その親友が人をして…その家族や幼馴染みを悲しませて…それが私の為だって…
…そんなの何も知らない…知らないのに…見なかったフリなんて出来なくて……本当なら償わなくちゃいけない……でも、私も大切な人を奪われてる…それも親友が奪った人の家族に
…目の前の仲間に……色んな事がぐちゃぐちゃになって…どうしたら良いのか分からない……!」
…小泉が本当に償いたいと、ただそれだけを思っていたなら、とっくの昔に自分から切り出して何度でも詫びを入れようとしただろう。例え覚えがなくても、許しを得られなかったとしても。
それを今日この時に至っても出来なかったのは、受け止めるには余りにも残酷で重すぎたから…。
「でね…改めて聞かせてくれる?サトウさんをした犯人が誰か、九頭龍…アンタ心当たりある?」
「…イヤな聞き方だな……あの状況と登場人物から見て、どう考えても俺しか居ねぇだろ」
「いえ、それは有り得ません」
「辺古山?」
「ペコ、お前何言って…」

216 :
「あああああのぅ…あのゲームには私達や九頭龍さんがモデルになってて…九頭龍さんの妹さんを奪われた恨みをこれでもかって位強調されてたと思うんですぅ…。
辺古山さんが庇いたい気持ち分からなくないんですけど…」
「ぼっちゃんが強く恨まれてたのならば尚更だ。ぼっちゃんは犯人ではない。E子を、サトウをしたのは……私だ」
「は…?」
辺古山の言葉に誰もが唖然とした。
「…そう思う根拠は何だ?聞かせてくれ辺古山」
日向は出来る限り冷静に問う。
「言った筈だ。私はぼっちゃんの意思を代弁し望みを叶える為だけの存在。ぼっちゃんがお喜びになられるなら何だってするし、誰かの存在を疎ましく思われれば代わりに排除するまで」
「辺古山…お前…!」
辺古山は立ち上がり毅然と言い放つ。
「ぼっちゃんの“道具”である私が、お嬢様を奪われた悲しみと憎しみに心痛めるぼっちゃんを見てるだけなど…出来る訳ないだろう」
辺古山の表情が悲しんでいるようにも微笑んでいるようにも見えた。
「なんと…辺古山は“失われし記憶の所持者(ホルダーオブロストメモリアル)”だったと言うのか…!?」
「田中、私がそんな記憶等持ち合わせていればこの島に連れて来られた時点で手を下すさ。…確かにぼっちゃんは図り知れぬ程の意を抱いたのかも知れない。
だが、その意を受け止め晴らすが“道具”たる私の役目。だから…恨むなら私を恨め。ぼっちゃんは何も関係無い」
「ペコ!」
辺古山は立ち上がろうとした九頭龍を制す。
「よいのですよ、ぼっちゃん」
「何が良いんだよ!お前自分が何言ってるのか…」
「分かっております。…言ったでしょう?貴方に振り掛かるあらゆる危険や困難を切り払い貴方を守護するが私の役目。貴方に向けられる憎しみも恨みもまた然り。
例え覚えなき真相がどうであったとしても」
「お前……!」
辺古山にとって真相等どうでも良かった。悲しみも憎しみも怒りも何もかも、行き場無き感情が主に向けられ苦しまないように。ただその一心だった。
「小泉、お前の友の仇は此処だ。好きなようにしろ」
そう言って小泉達の方に向かう。
「小泉が嫌なら別に西園寺でも澪田でも罪木でも構わないんだぞ。お前達の友を奪った罰は幾らでもこの身で受けよう」
これで主も、皆も互いに啀み合わずに済むなら…。
「おい!ペコ!」
「……」
小泉が無言で立ち上がる。そのまま辺古山に向き直る。
「小泉、待って…待ってくれ!コイツは…」
小泉の左手がテーブルに付く。直ぐ近くには金属バット。誰もが手に取ると焦り危惧した瞬間――――。

パンッ!

何かが弾けるような、軽い打撃音。
辺古山は何が起きたか…否、何故それが起きたか理解出来ず、思わず右頬を押さえた。
「こ…い、ず……」
頬に滲む痛み…叩かれた、と自覚して辺古山は超高校級の剣道家として、そして裏稼業で生きる人間として有り得ない位呆然となる。
「バカ…!」
そんな事を主以外に言われたのも初めてで。
「何が“道具”よ…何でそんな風に自分を粗末にしようとするの…?皆が…九頭龍さえ無事なら自分はどうなっても良い?ふざけんのも大概にしなさいよ…!」
「私はっ…ふざけてなど…!」
小泉が辺古山の両腕を掴む。
「こんなにも温かいのに…血が通ってるのに…私や皆と一緒のクセして…九頭龍の事必で庇おうとしてるクセに…何をどう考えたら“道具”なんて言葉出てくる訳…?」
震える声で絞り出す。辺古山の胸元に顔を寄せては伏せる。
「私が出会ったのも話をしたのも友達になったのも…辺古山ペコちゃんってたった一人の“人間”なんだから…」
「とも…だち…?小泉が…私を……?」
「そうよ…友達を憎むとか…傷付けるとか…友達の大切なヒト恨んだりなんか…出来る訳無いじゃない…」
「………」
どうしたら…どう反応したら良いか分からなくて、辺古山はいよいよただ立ち尽くす事しか出来なかった。
そんな二人を見て九頭龍は胸を締め付けられた。不意にテーブルに置かれた写真に目をやる。
罪木達。妹の体。割れた花瓶。そしてサトウの体。
「………」
小泉はペコの事を"友人”と言ってくれた。こんな写真が有っても無くても…そう、こんなもの無くて良かったのだ。
「……何で…何で…こんなの……」
小泉は写真に手を伸ばす。
「…こんな写真…知らない……撮った覚えなんてない………ないのに………凄く見覚えがある……これアタシが撮ったやつだ……」

217 :
どや?

218 :
“超高校級の写真家”である小泉が、自分の撮ったものを見違えるなど有り得なかった。
「何で……こんなの……撮っちゃったのかな………こんな…悲しいだけの訳分かんない写真なんか……信じらんない……嘘だって言いたいよ……」
「くっ……!」
九頭龍は拳を強く握り、苦渋の表情を浮かべた。
辺古山が庇うのも、小泉が苦しんでいるのも、皆が戸惑うのも全てあのゲームが発端…いや、あのゲームをよりにもよって登場人物のモデルの一人である九頭龍がクリアしてしまったのがそもそもの始まりで。
「初めからあんなゲーム…やるんじゃなかったなぁ……畜生っ……!」
他の誰かがやった所で混乱は避けられなかったのだろう。
それでも九頭龍は後悔してもし切れなかった。
本当にあのゲームは…失われた記憶の裏に隠された忌まわしき事件は、絶対に紐解いてはならぬ“パンドラの箱”だったのだ。
「九頭龍、小泉」
突如、俯いたままの日向が口を開く。
「お前達はお互いの事、どう思っているんだ?この写真を見て、あのゲームをして…お互い居なくなれば良いと思うか?コロシアイたい程憎くて、嫌いなのか?」
その手に写真を携える。
「冗談じゃねぇよ…あんな胸糞悪いや処刑に、ペコやペコをダチだって言ってくれた奴を巻き込んで堪るか!」
「わ…たし…コロシアイなんかしたくないっ!九頭龍は確かに生意気でムカツクけど、親友を奪われたかもしれないけど、居なくなれなんて思ってない…思いたくない…
誰かを憎んだり恨んだりなんかしたくない…!」
それを聞いて日向は………写真を一気に破りだした。
「日向くん!?」
「ちょっと日向!?」
「お、おいっ」
誰かが止める間もなく写真は粉々に千切られる。
「日向…?」
呆然としていた辺古山が不思議そうに見詰める。
「あんなゲームも、こんな写真も…無かったんだ。初めから」
「日向?お前何言って…」
「九頭龍も小泉もコロシアイなんて…憎み合うなんて嫌なんだろ?じゃあ忘れちまえよ、全部…何もかも!」
「忘れるとかお前…」
「か、簡単に言わないでよ!人が、お互いの大切な人が亡くなって……」
「それが何だってんだよ」
「「なっ!!?」」
「こんなの…あの鬱陶しい生き物が勝手に用意して渡してきたもんなんか信じて堪るかよ、アイツが作ったツマラナイ脚本真に受けてられるか!」
「しかし、日向…これは…」
「じゃあ、辺古山。お前はどっちを信じるんだ?あの胡散臭い生き物か?それともお前が世界で一番大切で守りたい人の妹か?
九頭龍も小泉もどうなんだ?あのクマか、それとも妹と親友か?」
そんな言い方、ズルい。そんな事聞かれたら答えは一つしかないじゃないか。
「お前達の大切な人達はあんな妄想話でされて良いのかっ?」
欺瞞だって言葉遊びだって言われたって構わない。友達が、仲間が…啀み合ってコロシアイをしなくて良いのなら。
何時の間にか日向は涙を堪えていた。七海が優しく見守る。
「私には……あのお嬢様がそう容易くされるなんて思えません……でしょう、ぼっちゃん?」
「…誰かを傷つけてその家族や友達を悲しませたり苦しめる人が私の親友な訳ない、よね?」
辺古山は九頭龍に、小泉は西園寺達に向き直って問う。まるで自分に言い聞かせるように。
議論はこれにて終幕と相成った。
***
「…じゃあ、仲直りの握手だね」
何が“じゃあ”なのか、落ち着きなくもどかしい沈黙を七海は突然打ち崩す。
「握手って…」
「だって九頭龍クン達も小泉さん達もこれで仲直りしてこれから仲良くしていくんだよね?だったら先ずは仲直りとヨロシクを兼ねて握手は必須……と思うよ?」
「「な、何でコイツと握手なんか…」」
九頭龍と小泉の声がハモる。
「早速息がピッタリで良い感じだね、これは尚更握手が必要だと思うのですっ」
「ぅ…う…」
「えっと…」
「じゃあ、小泉さん、辺古山さんと握手出来る?」
「それは勿論…」
小泉は左手で辺古山の左手を取って握手する。

219 :
「九頭龍、辺古山とだったら握手出来るだろ?」
何かを察知したのか日向が九頭龍に問う。
「…たりめーだろ」
九頭龍は右手で辺古山の右手を取って握手する。
「え…あの…二人共…」
辺古山が戸惑うより早く日向と七海が素早くテーブルを回りこみ、七海が小泉の左手を、日向が九頭龍の右手を取って引っ付き合わせた。
「な!」
「ちょっ!」
「これで二人共…」
「仲直り、だな…」
悪戯っぽく笑う日向と七海に、九頭龍と小泉はしてやられたと言う顔をした。
「あの…日向、七海…」
両手を拘束された形になってしまい、4人の顔を忙しなく見渡す。
「辺古山ともコレで仲直りで、ヨロシクだな」
困ったのか照れたのか、恥ずかしそうに俯く彼女を見て九頭龍も小泉も思わず吹き出した。
「日寄子ちゃん達も!」
「え…?」
「そうだよ、西園寺さん達も一緒に握手しよう」
「け、けど…」
「えっと…えっと…!」
「……」
澪田が戸惑う西園寺と罪木を見遣り……。
「ほらほら二人共、唯吹達も握手するッス!創ちゃんや千秋ちゃんばかり良い思いさせてらんないッス!」
「ひああっ!?」
「ちょっとぉ!!」
意外に力のある澪田に引っ張られ、二人が抵抗する間もなく3人揃って日向達と手を重ねた。
「唯吹も日寄子ちゃんも蜜柑ちゃんも皆と仲良しあーくしゅ!にへへっ」
「握手と言うより…手合わせに近い気が……」
「ちょっとゲロブタ!汚い手で触んないでよ!」
「ふああああっ!?ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ」
悪態をつきながら、泣きながらも…決して不快に思っている節は見られなかった。
「皆さんばっかりズルいです!私達も握手したいですっ」
ソニアが羨ましそうに疼く。
「当たり前だろ!皆仲間なんだからなっ」
日向の言葉に可憐な笑顔が花咲く。
「そそそそそソニアさん!俺と一緒にあああ、あく………」
「田中さん、参りましょう!」
「フン、メス猫め…忘れたか俺様の左手には封印されし……おいっそんな強く引っ張るな!俺様は今我が内に潜む邪悪な魔王を押さえ込んでい…
…!!…あ、あたっ…何かあたって…っ!」
左腕を強く抱えられ、その腕に伝わる柔らかい感触に田中は翻弄されながらもソニアに連れられた。
「…………………」
左右田の視界が歪んで霞む。
「何だ何だ?皆何やってんだ?」
「ガッハッハ!終里も参加せい!ワシらの結束を固めるいい機会……何じゃ、左右田。何をそんなに泣いておる?みっともない」
「はい…みっともないですよね…はい……」
「いっちょ前の男子が輪に混ざるのを躊躇ってどうする…仕方ないのう」
「すいません…何か…すいません……本当……」
左右田の有様に憐憫の眼差しを向けつつ、弐大は彼の手を引いて終里と共に輪に混じる。
重なった左右田の手には熱く逞しい弐大の手の感触が大いに与えられた。
本人の意図に因るものではないが…終里に阻まれソニアとは爪先すらも掠らない。
日向、七海、小泉、西園寺、澪田、罪木、ソニア、田中、弐大、終里、左右田、そして…敬愛する主…いや、心から最も愛しく思うたった一人の人…
「ぼっちゃん……冬彦さん……」
「…ん?何か言ったか?」
「いえ、何も…」
「?」
ああ、そうか。
私は今…とても幸せな“人間”なのか。

220 :
―――
「日向、ありがとう」
「ん?辺古山、どうした急に」
「お前には色々感謝している。今回の事も…以前相談に乗ってくれた事も…」
「ああ、いやそんな大した事…」
日向が照れくさそうに頬を掻く。
「いや…お前が私に“笑顔”の作り方を思いださせてくれたから私はぼっちゃんの前でちゃんと笑う事が出来た。
最終的にはぼっちゃん自身が思い止まって下さったとはいえ、な」
「九頭龍にお前の笑顔見せれたのか?」
辺古山は頷く。
「………」
きっと九頭龍が苦しい時に彼女なりに慰めようとしたのだろう。
その想いが彼に伝わった…だから、今こうして誰も傷付かずに笑い合っている。
以前辺古山が小泉の写真を見て笑顔は人を暖かくさせると言っていたことがあった。
今なら分かる。笑顔の力はとても凄いもので伝染するものだ、と。
辺古山の笑顔が皆の笑顔を引き出してくれた…日向にはそう思えて仕方なかった。
「礼を言うのは俺の方だ…本当にありがとう」
「わ、私は…何も…」
ほんの少し戸惑ったが、直ぐに柔らかく微笑んだ。
パシャ!
シャッター音が横から聞こえ、フラッシュに驚く。
犯人はただ一人しかいない。
「こ、小泉!?」
「ペコちゃんの笑顔GET!…やっと撮れた」
「やっと?」
「皆の中で笑顔の写真が撮れなかったのペコちゃんだけだったから……念願の夢が叶ったみたいで凄く嬉しい…」
「小泉…」
「やっぱり私こうでなくっちゃ。皆の色んな笑顔の写真を撮っている方が一番らしく居られる。あんなの…嘘っぱちだったのよ」
「小泉、あんなのって?」
「…さあ?何だったかな?忘れちゃった」
日向と小泉のわざとらしい会話に辺古山は口出ししなかった。辺古山にも何の事か心当たり無かったのだから。
「あっと、こうしちゃいられない!ペコちゃんも手伝って、赤音ちゃんが片っ端から食べちゃうから料理が追いつかないの!」
せっかくの機会だから突発で懇親会を行うことにしたのだった。その為に料理やら何やらを作っている最中だったのだ。
「ああ……よせっそんな強く引っ張るな、おい…!」
忙しなく走る二人を日向は優しく見守る。
「日向くん」
「七海…」
「良かったね…」
「ああ…」
少し寂しさを含んだ眼差しを辺古山の方に向けた。
「日向くん?辺古山さんがどうかした?」
「ああ、いや…アイツの幼馴染で好きな奴が九頭龍だったんだな…って」
その笑顔にほんの少し切なさを含ませていた。
「もしかして辺古山さんの事……」
「正直この島に居る間なら少しはチャンスあるかなー、とか思ってたけど…肝心の相手が最初から一緒だったんじゃなぁ…」
七海には掛ける言葉が思いつかなかった。
「日向くん………行こうか。皆てんてこ舞いみたいだから」
だから誘う。騒がしくも楽しいお祭り騒ぎに。


221 :
***

「…あれ?」
一人の男が外からの階段で上がってくる。
「皆何をしてるのかな?」
旧館で縛り付けられていた狛枝だった。
「うぷぷ…狛枝クン残念だったね!ちょっと出遅れちゃったみたいだよっ」
モノクマが聞いてもいない事のあらましをザックリバッサリ貶しながら貶めながら騙る説明を、持ち前の頭の回転で日向達の好み…性格を考慮して変換しつつも狛枝はどうにか理解する。
「…で、めでたくコロシアイは回避されたって訳か」
「折角用意した動機がこんなしょうもない形で無駄になるなんて…非常に残念です」
そう項垂れるヌイグルミの言葉の真偽は全く信用するに値しないが、コロシアイが起きなかった事についてのみ狛枝は残念に思い、心中で僅かながらの侮蔑と冷めた賛辞を日向達に捧げた。
因みに彼を解放したのは、特にする事もなく眠りこけていた間にこっそり訪れたモノミの仕業だったのは、狛枝には知る由もなかった。
「…にしても、僕は兎も角、よく君が邪魔に入らなかっ……ああ」
モノクマの傍らで転がる残骸…モノミだ。モノミが無惨な姿で転がっているのを見て大体把握した。
「全く、モノミにも困ったものだよ。折角の面白そうなイベントを見物しそびれたし。兄の邪魔をする悪い妹はうんとオシオキしなくっちゃね!
何処かの勘違いしちゃってる“道具”さんみたいに目上に逆らうとどうなるか……うぷぷぷぷぅ!」
モノクマは残骸を放置して立ち去ろうとする。彼(?)にとってアホ面してヘラヘラ笑う連中が起こすばか騒ぎに混ざるなんてこの上なく退屈な事、真っ平ゴメンだったからだ。
「狛枝クンは参加しないの?折角のお遊戯会なんだし」
「ボクは良いよ、ボクみたいなゴミクズが参加しても皆の気分を害するだけだし」
困ったような薄ら笑いで否定した。
モノクマが去った後、出来るだけ気配を消して階段を降りようとして。
「………」
狛枝はジッと見詰める。

大勢に取り囲まれ、九頭龍と仲睦まじく微笑む辺古山の姿。
「………」
この度の立役者の一人は間違いなく彼女だろう。
「………」
温度の図り知れぬ瞳で隅から隅まで舐めるように眺める。
表情、仕草、視線、輪郭、体型…何から何まで。
「……ふぅん……」
口端を吊り上げた。
悟られる前に視線を逸らし、階段を降りる。
「辺古山さん…辺古山さん……辺古山さん……辺古山さん………辺古山ペコ、さん………クスッ」
その笑顔の裏に潜む感情を伺い知る者は居なかった。

「…………」
「終里?外なんか見て、どうかしたのか?」
「んー…誰かが辺古山を見てた気がすんだけど…」
「私を?」
「モノクマ辺りじゃねぇの?今回全然姿見なかったし」
「へっ…どうせ悔し紛れかなんかだろ。何せ折角用意した動機が無駄になってコロシアイが起きなかったんだからよぉ?気にする事ねぇよ、ペコ」
「えぇ…そうですね…」
騒がしい夜は更けていく。誰の心にも不安も懸念も紛れる余裕がない位に………。

222 :
…以上です
長々と読みにくい文章ですいません…

223 :
乙乙、やっぱり冬ペコがいいよな
狛枝は縛られてろよwww

224 :
超絶GJ!
良い物を読ませて頂きやした!
冬ペコに幸あれ

225 :
GJ!GJっすううううううううううううう!!!
…しかし次章が厭な予感しかせんのぅ…。
そして左右田……涙拭け………。

226 :
冬ペコたまらんし真昼かわいいし最高だわ
左右田はがんばれ

227 :
冬ペコあまり好みじゃなかったけど凄い引き込まれた、
いいもの読ませてくれてありがとう
エロも素晴らしかったけど、二人が小泉や西園寺にきちんと謝れて和解できたのもいいし
本編中じゃスルーされがちな小泉のサトウ周りの心情もきちっと描かれててすごくよかった
そして安定の狛枝ェ…

228 :
超絶乙乙!
ついに2キャラ全員揃ったな

229 :
田中「………」

230 :
田中ワロタ

231 :
GJ!GJ!!GJ!!!
エロもストーリーもすごくよかった!
ペコ好きで冬ペコ本命の身にはたまらんお話でした
いいもの読ませてくれて本当にありがとう!!

232 :
GJ!!!
冬ペコ以外にもかわい左右田と見どころあって凄く良かった!!

233 :
ミオちんが意外に可愛かったぜGJ

234 :
冬ペコGJ
西園寺が可愛かった
狛枝がペコになんかやらかすフラグ立ってる…と思うよ?(震え声

235 :
冬ペコ以外のキャラもいい感じに書けててエロ以外の所もすっごい面白かったぜGJ!
けど狛枝がペコちゃん狙ってるっすよー!

236 :
GJ!
確かに2章の件は動機としては弱い印象があったから、こういう形で解決するのは納得できるな。
やっぱり愛を込めてキャラを救ってくれるSSは最高だな!

237 :
若干読みづらかったけど内容はすごく良かった
エロがよりエロくなるのはそれ以外の部分もしっかり書いてるからなんだよなあ

238 :
いいものを見せていただきました!
どうして…こうならなかった…
と思わずにはいられない心温まる展開
狛枝はもう少し縛られてろ

239 :
小泉が生きてると三章で西園寺がライブハウスに行かないから西園寺も生き残ることになるんだよな

240 :
GJ
クズペコは幸せになっていいんじゃよ…
用意したティッシュで鼻をかんだ

241 :
外なのに切なさに泣きそうになったジャマイカ
大作ホント乙でした!GJ!
左右田頑張れ…頑張れ…

242 :
罪木や田中も生存できる展開を妄想してしまうな
狛枝は・・・無理だろうな

243 :
うわわ…!
ちょっと他の作業してる間に沢山お言葉貰えて俺が泣きそうになったww
文章の所々で“辺古山”だったり“ペコ”だったりしたのはわざとです
改行出来てなかったりとか脱字とか読みにくい所有って本当すまなんだ…
でも楽しんで貰えたのならすっごい嬉しいです
クズペコ好みじゃない人にもお気に召して貰えて何よりです
皆の優しさが嬉しくて本当こっちがありがとう言いたいわ、皆本当ありがとう
今の所ペコちゃん関連の妄想が沢山溢れ過ぎてまた何か書くかもしれんが、
他の人のペコちゃんSSも見たいよオナシャス
そして、自分で書いといてアレだが狛枝に対する※にワロタwww
ペコちゃん大好きでクズペコ大好きなんだけど、やっぱり皆が皆らーぶらーぶ
してるのが一番だよ、皆大好き

…しかし狛枝くんがペコちゃん陵辱して台無しにした挙句結局コロシアイが起きる話
を書きたくなってしまいたい衝動に駆られつつもあるという……

244 :
それもまた別の希望、素晴らしいよ!

245 :
保管庫保存あざっすあざっす
>>242
狛枝はずっと縛っとく位しか生存出来る方法が思いつかなかった

246 :
トガミが良い味出してるね。生きてたらこんな感じだったんかもね。

247 :
真昼おねぇはロンパ1友情ビンタが似合うお方

248 :
出遅れたけど・・・GJ!!
読み終わって気づいたけど、結構な長編だったんだね。一気に読んだから気づかなかったよ

249 :
超GJ! 失礼かもだがエロシーンでムラッとではなくウルッときてしまった

250 :
不思議と勃起しない、感動的なセクロス。
大好物です。

251 :
これで2の女性陣はみんな出揃ったかな

252 :
あちしは……

253 :
モノミ先生とのイチャラブ…誰得と思いつつも見てみたい気もする俺がいる

254 :
モノミは>>90の1レスSSがあるくらいか。
ウサミならともかくモノミでエロというと、モノクマにレイプやらSMプレイやらを強要される展開になりそうな気がしてしまう(モノクマも正体は女だけど)。

255 :
今回の学級目標は……バブーン、あちしの赤ちゃん!
みたいな感じでウサミ先生と乱交はよ

256 :
でタラちゃんが生まれると

257 :
出遅れたがGJ!クズペコ大好物だったんでとても楽しんで読ませてもらいました!
終盤のほかの皆のシーンもすごく面白かった!乙です!

258 :
さてと。投下するよ
注意書き
・ほーのぼーのうーつうーつ
・たぶん全員いるはず
・一応左右田→ソニア(→田中。かわい左右田状態)
・エロ割合少ないかも

259 :
夕暮れの空は血のように赤い。日の入りと共に刻一刻と辺りは暗くなるのに、
時が止まっているかのように静かだ。潮騒の音にカモメの鳴き声が時折混じる。
日向は一人の少女と共に砂浜に腰掛けて、夕日を見つめていた。
「何もしなくても心地いいことってあるんだね。新鮮だなあ。今まで暇な時間はずっとゲームしてたから」
少年の肩にもたれかかりながら、少女が呟く。日向は相槌を打たなかったが、
少女は抗議するわけでもなく、うっとりと目を閉じている。
上空を仰ぎ見る。背後から星空が迫ってきている。先刻二人で、一番星を発見したのを思い出す。
星明かりは音も立てずに瞬いている。
「暗くなってきたな。ホテルに戻ろうか」
「そうだね」
離れて立ち上がると、肩に残った温もりが名残惜しい。無言で手を差し伸べると、一回り小さな手が重なる。
長く伸びた影が闇に溶けていくのを見下ろしながら、二人は砂浜を後にした。
卒業か留年か、それとも強制シャットダウンか。理不尽としか思えない選択を迫られたあの日、
日向達は『留年』を選んだ。世界に江ノ島という絶望をばらまく傲慢さも、今の自分を捨て
絶望に戻る勇気も持ち合わせがなかった、ただそれだけの結果。
気づいたときには、七海が傍らに立っていた。おしおきで消去されたデータを復元したのか、
それとも七海千秋の外見をした江ノ島アルターエゴのコピーなのか。モノクマの姿に戻った江ノ島は、
どちらとも明言しなかった。
未来機関の三人はどこかへ監禁された。んだはずのみんなは戻ってきた。
南国の島で永遠に続く修学旅行が再開された。
「千秋ちゃん、日向くん、おかえりなさい」
モノミがホテルのレストランでニコニコしながら出迎えてくれる。花村と一緒に夕飯を作ってくれていたらしい。日向と七海は配膳を手伝った後、食べ始める。
「いただきます」
他の生徒達も、各々食事をしている。田中は隅の席で
「さあ、暗黒の宴だ。胎児のはらわたを贄に新たな力を得るがいい」
と高笑いしながら破壊神暗黒四天王にひまわりの種を与えている。
弐大は食べた夕飯のカロリー計算をしていたが、青い顔をしてトイレに走っていった。
モノミは花村に口説かれて、長い両耳を引っ張って真っ赤な顔を隠し、もじもじと首を振っている。
ここにいない面々は、ダイナーにでも行っているのだろう。しかし、確実にそうでない者がいるのを
日向は知っている。
例えば九頭竜。
「今更、ペコに会わせる顔がねえ」
コテージに引きこもった九頭竜を、扉の前で待ち続ける辺古山。
「……ぼっちゃん。どうしても私に会いたいと思ってくださったんですよね。
 それだけで私はとても幸せです。どうかご自分を責めないでください」
竹刀を背負ったセーラー服の少女は戸に額をつける。板一枚挟んだ場所で、扉に背を預けて九頭竜が座っている。
(ペコが生かしてくれたってのに……その想いを無駄にして、今更顔向けなんかできるか。
 第一あれは外見がどうであれペコじゃねえ。何をしたってあいつへの冒涜にしかならねえ)

260 :
レストランを出た日向と七海は、食事を載せたトレイを一つずつ持って、コテージの群れへと向かう。
プールの水面に映った星々が涼しい夜風に揺れる。
途中で終里とすれ違う。
「終里、俺らより夕飯遅いなんて珍しいな」
「……ああ、なんだか腹が減らねぇんだ」
何気なく声をかけ、その返答に驚く。体格のいい少女はいつもと違い、焦点の合わない視線を二人に投げてくる。
「……何のために飯を食ってたのか、わからなくなっちまったんだ。今までその日その日を生きるのに必で、
こんなこと考えたことなかったのに……チクショウ」
人が変わってしまったかのように力ない声で話し、彼女はふらふらとホテルの方へ歩いて行った。
コテージの近くまで来ると、ホテルに帰ってきた一団と出会う。
姉妹のように仲良く手を繋いだ小泉と西園寺。細い身体のどこにそんな力があるのか、
十神の巨体を笑顔で引っ張っていく澪田。その後から申し訳なさそうに、でも少し嬉しそうについていく罪木。
「あ、創ちゃんに千秋ちゃん! 仲良くお散歩っすか!?」
「おい、澪田……」
 陽気に声をかけてきた澪田を、十神が渋い顔で制す。そこで初めて二人が運ぶ物に気づいたらしく、
気まずそうに頬を掻きながら澪田は苦笑いを浮かべて話題を逸らした。
「え、えへへ……そうだ、明日みんなでビーチバレーやる予定なんっすよー、ねえ白夜ちゃん」
「親睦の一環だ。調度いい、おまえたちも参加しろ」
「わーい! 日向おにぃと七海おねぇも一緒に罪木にココヤシぶつけようよ!」
「ええぇっ! び、ビーチバレーってそういう競技でしたっけぇ……?」
「こら、日寄子ちゃん。蜜柑ちゃんを泣かしちゃだめよ」
「……わかったわかった。俺も行くよ。七海もいいよな?」
「うん。やるからには負けないよ」
わいわいとそれぞれのコテージに帰っていく五人を、日向と七海は見送る。ざわめきの余韻が、
放課後の人のいない教室のような寂しさを醸し出す。
二人は静かに顔を見合わせた後、ソニアのコテージへと向かった。
「ありがとな、日向、七海」
コテージの戸を空けて、左右田は二人分の夕飯を受け取った。
「ソニアさんの様子はどう?」
「……相変わらずだ」
「そうか。あまり無理するなよ。いつでも代わるからな」
「ああ」
並んで去っていく日向と七海を見送って、左右田は扉を閉める。
豪奢な内装の部屋。上質な生地のネグリジェを着たソニアが、ベッドの上に腰掛け無表情に宙を見つめていた。
「ソニアさん、夕飯っすよ」
「……とつげき、となりの晩御飯ですか?」
「ええ、晩御飯ですよ」
虚ろな眼差しで聞き返してくるソニアに笑顔で相槌を打って、夕飯の乗った小さなテーブルを
ベッドに引き寄せる。かつて凛としていた王女の灰色の瞳は、今はどんよりと曇っていた。
希望を示して散っていった田中の意志を無碍にしてしまった罪悪感。それなのに田中が無事な姿で
目の前にいるという矛盾。ジレンマに耐え切れず、ソニアは壊れてしまった。
身動きもしないし言葉も発しない。ほとんど何の反応も示さず、一日中ベッドの上でぼんやり座っているだけ。かつての華やかな姿は見る影もなくやつれ、別人のようになってしまった。
左右田はそんなソニアの姿を誰にも見せたくなくて、彼女の身の回りの世話を引き受けた。
他のみんなは自分たちのことを気にせずいつもどおり過ごすようにと、無理に説得した。
みんながソニアを気にして暗い顔ですごすのは、ソニアをますます惨めにさせるようで耐えられなかった。
「ソニアさん、あーんしてください」
「あーん……もぐもぐ……合格です、ほめてつかわしましょう」
つきっきりで懸命に世話をした成果か、ソニアは少しずつ反応を返してくれるようになった。
意識はあやふやなままでやりとりも少しちぐはぐだが、声をかければ返事が返ってくるようになった。
しかし、同時に新たな弊害も出てきた。

261 :
「……田中さん、ごめんなさい……ごめんなさい……」
真夜中、すすり泣く声で左右田は目を覚ます。ソファーから身を起こした拍子に、
頭の下に敷いていた愛用の帽子が床に落ちる。
構わず急いで灯りをつけ、ベッドに駆け寄ると、ソニアが長い金髪に顔をうずめて肩を震わせていた。
「……ごめんなさい、うぅ……田中、さん」
「ソニアさん、大丈夫ですよ。田中は怒ってませんよ」
あの『田中』と今の『田中』が同じなのか。今の自分たちのことを、あの『田中』がどう思うか。
頭をよぎる考えを振り払って、ソニアを安心させるためだけに、細くしなやかな手を握って声をかける。
「……ひっく、……本当ですか? 田中さん」
「ええ。だから安心して眠っていいんですよ」
毎晩のように、田中への悔恨にむせび泣くようになった彼女。
――抑え込んでいた感情をようやく吐き出せるようになったんだね。確実に回復してきてはいるんだよ。
七海はそう言っていたが、左右田は悲嘆にくれるソニアを見ていると、たまらない気持ちになる。
「田中さん、本当に怒ってませんか?」
胸元に縋りついて真っ赤に腫らした目で見上げてくるソニア。子供のような舌足らずな問いかけに、
乱れた金髪を手で梳くように撫でながら答える。
「田中、は、怒ってないですよ」
「よかったあ……」
無邪気な笑顔に一瞬だけ救われて。
「田中さん、わたくし、田中さんが好きです。……お慕いしています」
次の瞬間一気に胸を締め付けられる。
これが初めてではない。何度も聞いてしまった、ソニアの本心。田中への想いが何故ここまで彼女を壊したのか、
おそらくその本当の理由。
「大好きです、田中さん」
閉じられる瞳。近づいてくる顔。何度目になるか分からないキスを左右田は黙って受け止めた。
「本当は黄金のマカンゴを交換してからですけれど……」
相変わらず焦点の合わない瞳で、恥じらいに頬を染めて。
「今だけは、ノヴォセリック王女の私ではなく……一人の女として、愛してください」
ソニアは上目遣いに左右田を見上げる。
罪悪感に駆られながらも、ベッドの上に身を乗り出し、ソニアを抱きしめる。深い口づけでゆっくりと
互いの舌を絡め合いながら靴を脱ぎ捨て、左右田はベッドに上がった。ほんのりとピンク色をした耳たぶ、
白い喉元、そして再び唇と順番に何度も吸い上げる。背中に回ったソニアの手ががほんのりと温かい。
ネグリジェの前ボタンを外してブラジャーのカップの下に手を滑り込ませ、膨らみをゆっくりと揉む。
こりこりと硬くなった頂点を摘まむと、柔らかな嬌声が上がる。
「あ……ふあぁん」
ふかふかした胸の感触は、暗い気持ちを一瞬でも晴らしてくれる。左右田は双丘の間に顔を埋めた。
「あぁ……田中、さぁん」
直後に頭上から降ってきた声で現実に引き戻される。ソニアの虚ろな目に映っているのは、左右田ではない。
彼は、好きな女の子が心神喪失状態なのにつけこんで、彼女の身体をいいように弄んでいるだけなのだ。

262 :
背徳感が興奮を呼び、行為を早めさせる。ネグリジェの裾をたくし上げ、下着を脱がす。
片手で胸の感触を楽しみながら、太腿の間に指を伸ばすと、自分の股間に血液が凝縮するのが感じられる。
「ん、んふ、ふわぁあんっ、……あぁ、やあぁっ!」
「すみません、ソニアさん。ちょっと強すぎましたか?」
「い、いいんです、もっと、お願い、します……」
乳房に吸い付き、同時にぐちゅぐちゅと蜜壷を掻き回す。一番敏感な部分をじらすようにこすると、
ソニアが身をよじる。
「あ、ああぁ、やぁ、そこは、あぁ、」
口を乳房から秘所に移し、割れ目から流れる愛液をちろちろと舐めとる。舌先を軽く挿入し、
陰核を皮ごと押し上げると、ソニアの身体が一際大きく跳ねた。
十分感じてもらった頃に、愛撫を止める。陶器の肌に真珠のような汗を浮かべ、頬を上気させて
ぐったりしているソニアは、恐ろしく淫靡で美しい。どこも見ていない瞳の上で睫毛が静かに震える。
「入れてもいいですか、ソニアさん」
「ああぁ、ください、たなかさんのを、わたしのなかに」
ズボンのチャックを下ろし、ごそごそを自らのモノを取り出す。がちがちに張り詰めて、先走りの液を垂らす
それを、ソニアの膣口にあてがい、そろそろと押し込む。完全に中まで挿入し、ひくひくと締め付けてくる
内壁を味わい、眉間に皺を寄せて快感に耐えるソニアの顔を見下ろす。
「た、なか……さ……」
形の良い唇から漏れ出る名前に、その名前を呼ぶ鈴の声音に、心臓を掴まれる。
「ソニアさん……」
いつか元気になったソニアに、蔑まれても、罵られても、嫌われても構わない。
ただ一時でも、快感に身を任せることで、ソニアが悲しみを忘れてくれるなら、それでいいと思ったのに。
「……田中さん、……田中さん!」
「ソニアさん。ソニアさん、ソニアさん、ソニアさん、ソニアさん」
どんなに身体を重ねても心は手に入らないというのに、左右田は彼女の名前を呼び、臀部に腰を打ちつけ続ける。
「うああああああああああぁっ!」
「ううっ……」
達する寸前で引き抜いた男根から飛び出した精液が、ソニアの白い腹を違う色の白で汚す。
「……ソニアさん」
「たなか、さん……」
何度呼んでも、左右田の名前が返ってくることはなかった。

263 :
時間は少し遡り、七海のコテージの前。日向は七海とキスをしていた。
濃密に舌を絡ませあい、唾液と一緒に互いの胸の奥にある何かを求め合う。薄桃色に頬を染める少女の
本当の中身も知らないまま、日向は七海をきつく抱きしめた。腕の中の小さな肩が虚構ではないと
信じようとした。虚しい努力だというのは分かっていた。
「日向くん、じゃあ……」
「ああ、また明日、な」
「ビーチバレー楽しみだね」
七海と別れ、日向は自分のコテージへと足を向ける。
恋人のように深いキスを繰り返しながらも、二人は肉体関係を持っていなかった。日向の心中にわだかまる
絶望感が、それを妨げていた。但し『まだ』というだけであって、いつ状況が転がってもおかしくはなかったが。
偽りだけれども平和な世界にどっぷりと浸かり続けて、いつまで流されずにいられるだろう。
そのうちきっと何もかもがどうでもよくなって、楽しい日々を、甘い幸せを貪るようになるのだろうと、
日向は薄々感じていた。それができなければ、ソニアのように自分を壊してしまうしかない。
――自分のコテージまで歩いてきて扉に手をかけたが、視線を感じて振り向く。
「狛枝」
足音もなくそこに立っていたのは、薄笑いを浮かべた少年。
希望を妄信し最期まで希望に殉じた彼は、気づけば当たり前のように南国に紛れ込んでいた。
特に悪意を発露させることもなく、まるで普通の少年のような言動をとる。コロシアイさえなければ、
そうだったかもしれないように。
「やあ、日向クン。浮かない顔だね」
どこか霞がかった頭で、ふと思いついた疑問を投げかける。
「なあ、狛枝。おまえはこの世界を、この状況を、どう思っているんだ?」
狛枝は視線を下に向けて少し考えこむと、答えてきた。
「永遠に続く楽園のゲーム。幸運か不運かで考えれば、……少なくとも僕にとっては幸運かな。
停滞は楽だよね。幸運にも不運にも振り回されず、楽しい毎日を過ごすことができるなんてさ」
でも、と狛枝は続ける。
「日向クンが欲しいのは違う答えだよね? 幸せの基準なんて人それぞれなんだから、今この状況が
幸せかどうかなんて、その人自身にしかわからないはずだよ。日向君はどうなの?」
ニコニコと逆に聞き返してくる彼に、日向は暗い声で答える。
「幸せになれないのがわかっているよりは、マシなのかもな」
生ぬるい夜風が二人の間を吹き抜けていった。

264 :
以上。俺にはできなかったが、誰か左右田を幸せにしてやってください。

265 :
GJ
生き残り組の病みっぷりと元気な生き返り(?)組の対比が…留年エンドってまさにこうなりそうだよなぁ
うーつうーつ…

266 :

男だらけの国にでも住んでみたいとか言ってた小泉は間違いなく変態

267 :
うーつうーつ…おーつおーつ…
病みソニアって新しくて良いな

268 :
>>264
GJ
明るいアナザーもいいけどこういう話も大好物ですはい

269 :
うーつうーつw
甘く腐っていく感じがいいな。

270 :
念願叶ったはずなのに…左右田……

271 :
おーつおーつ
そこはかとない不自然さとか不安感とかの描写が上手いなぁ

272 :
HANAMURA×MONOMIとな

273 :
実に良い
天使な七海の中身が悪魔な江ノ島だと思うと…イイネ

274 :
>>273
それで1本頼んだ

275 :
天使のような悪魔の笑顔

276 :
七海「童貞って最悪・・・だと思うよ」

277 :
>>275
こーの島にー 溢れてー いるよー

278 :
挫ーけーそーうーでもー 迷ーいーそーうーでもー
見ーつけー出すー 必ずー 
本当のー 七ー海をー

279 :
日向「俺に不可能は無い(キリッ」

280 :
ここはマッチの多いスレですね

281 :
絶望ビッチと化した澪田ちゃんに罵られながら逆レイプされて童貞卒業する話とか…見てみたい

282 :
苗木君に中出しされる江ノ島さんの話が見たい

283 :
狛枝の江ノ島ハンドで指マンされてアヘる罪木ちゃんで頼む

284 :
狛枝の江ノ島ハンドは動かせないから必然的に全身動かさないといけないっていう
想像したらシュールだな

285 :
罪木ちゃんが江ノ島の右腕をつけてる可能性

286 :
罪木ちゃん自身が江ノ島の右手なのにそこにさらに右手つけちゃうとか絶望的!

287 :
日向と苗木でスワッピング

288 :
狛枝「うわぁ…苗木クンが食べさせてくれるトーストおいしいナリィ…」

289 :
左手に間違えて右手くっつけちゃう罪木さん?

290 :
アナザーエンドの十神と朝日奈のエロを書いてみようと思ったが難しいな
後に苗木と葉隠の子も産んでるっていうのを考えると色々考えて上手く表現できないわ

291 :
セレスさんボテ腹にしたい

292 :
こっそり温めてたのを勢いで仕上げてみたので色々無視して投下
・モノクマ×モノミです。ヌけなくても返品は受け付けかねますので、ご了承ください。
・若干リョナい表現があるかもしれません。ごめんなさい。

293 :
 そこはジャバウォック島の舞台裏のような場所だった。ノイズの走る壁。
切れかけた蛍光灯のように瞬く天井。時折現れては消えていく数字の羅列。
「はっ! あ、あちしはどうしたんでちゅか!?」
 ホテル・MIRAIのロビー程度の広さだろうか。狭苦しく暗い部屋の中で、
ウサギを模した不恰好なピンクと白のぬいぐるみ――モノミは目を覚ました。
黒と赤の双眸に、部屋に積まれた残骸が映る。
 血のついたテーブルクロス。大量のペットボトル。壊された監視カメラ。
どこかで見た柱の破片。どうやらここは不要なデータを一時的に収納しておく
『ゴミ箱』の一部らしい。よく見るとゴミ山の中に、モノクマに『モノミ』として
改造された際、むしりとられた羽や折られた杖が紛れている。
 アンバランスなぬいぐるみの体躯をよいしょと起こして、モノミは首を傾げる。
どうして自分はここにいるんだろう。同じ監視者である七海千秋と共に『おしおき』
されて潰れたはずではなかったか。
「やあ、不思議そうな顔だねぇ……うぷぷぷぷ」
 突如聞こえた声にモノミは振り向く。ところが急いで振り向いたせいで、
バランスを崩して転んでしまう。きゃっ、とか細い悲鳴を上げる彼女の頭を、
ぽてっと何者かが蹴った。
「モノクマ……!」
 モノミとよく似た体型、白黒にすっぱり塗り分けられた身体。モノクマが、
相変わらずの不敵な笑みを浮かべてそこに立っていた。
「何かに使えるかと思ってさぁ。一体だけこっそり機能停止させて、ここに
 隠しておいたんだよね。でもぉ、……もう、いらないや」
 コミカルな動きでモノミの前ににじりよると、モノミの半ばから折れている
左耳をむんずと掴む。
「なにするつもりでちゅか!?」
「前から思ってたけど、兄より耳が長いなんてナーマイーキだーよねーぇ。
そんな妹にはおしおきしなくっちゃ」
 自分で作った兄妹設定をあっさり否定したことなど忘れたかのように、モノクマは
頬を染めてニコニコしながらそんなことを言い放つ。そして、どこからか大きなハサミを
取り出すと、モノミの両耳を途中からヂョキンヂョキンと切ってしまう。
「ぎゃあああああああああああああああああぁっ!」
 モノクマドS閃のときとは比べ物にならない痛みがモノミを襲った。作り物であり、
プログラムに過ぎない彼女は、部位の欠損くらいでは生命に関わらない。
が、擬似的な物理ルールを持ったこの世界の中で、それなりの痛覚を設定されている。
「あっはっはははははは!」
 綿のはみ出た耳を押さえ、涙を流してて転げまわるモノミを見て、モノクマが
腹を抱えてゲラゲラ笑う。笑い声は次第に増幅し、ゴミ山の陰から別のモノクマが一体、
また一体と姿を現す。無機質な微笑を浮かべたマスコットたちは、モノミを取り囲むと、
暴れる彼女の手足を押さえつけた。
「ねぇねぇ、ボクさぁ、一回『キンシンソウカン』ってやってみたかったんだよねぇ」
「……う、うぅ……う?」
 耳の痛みというノイズの嵐に阻まれ、よく聞き取れずにモノミは相手を見返す。
「『やめてえぇ、おにいちゃああぁん』とか言ってもムダだからね!
 そういう台詞は相手をますますその気にさせるだけなんだからね、妹よ」

294 :
 五体のモノクマ達にモノミの四肢と頭をそれぞれ固定させ、最初からいた一体が
両足の間に陣取り、オムツをひっぺがす。
「ん?」
 ふいにモノクマは首を傾げた。何かが邪魔をして、モノミの腹部がまっすぐ上を向かず
傾いてしまっている。ピンクと白の体の下を覗き込むと、臀部(とおぼしき箇所)に
ちょこんと生えた丸い尻尾のせいらしかった。
「ジャマなシッポだなあ。ほんと、いらないとこばっかり出っぱっちゃってぇ」
「ま、まさか……」
 モノクマが手にするハサミを見て、モノミは表情を歪める。
「いやいや、これはもう使わないよ。ポイッと」
 投げ捨てられたハサミがゴミ山のてっぺんに突き刺さる。そしてモノクマは再び
どこともしれない場所から、今度は大きな『おろし金』を取り出した。
「ひうっ」
「おやおや。何に使うか分かったみたいだね。頭の悪いモノミちゃんにしては珍しい」
 拘束から逃れようとジタバタもがく無力なぬいぐるみを持ち上げ、尻尾の真下に
おろし金を配置する。
「やめるでちゅ! やめて、やめてってば!」
『うぷぷぷぷ……』
 モノクマたちは不気味な含み笑いを漏らしながら、モノミの身体をおろし金の上に
下ろし、尻尾を金属のギザギザした細かい刃に擦り付け始めた。
「やめ、や、ひぐぅっ、いぎぁあああぁぁああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!!!」
 モノミは顎が外れそうな勢いで叫び声を上げる。キリキリ、ズキズキ、ジクジク、
グチャグチャ。どんな擬音語でも表せないような痛みが、全身の神経を駆け巡った。
 ふわふわのフェルトに包まれた小さな尻尾は、押し付けられて変形しながら徐々に
崩壊していく。おろし金の刃に引っかかった布や綿が縮れてだんごになる。
 尻尾と一緒に押し付けられた臀部全体が綿をむき出しにするに到る頃、モノミは
みじろぎする気力もなくしてぐったりしていた。こぼれた涙で目の周りはぐっしょり
濡れて変色し、短くなった耳だけがピクピク痙攣している。
「うーん……耳も尻尾もなくなって。これはもう、ウサギでもマスコットでもない
 謎の物体だよ。名前にモノクマの『モノ』を入れるのももったいないね。
 おい、おまえなんかもうモノミじゃなくて『ミ』! ただの『ミ』だっ!」
 無茶苦茶なことを言うモノクマに反論する気力も起きない。
「しょぼーん……なんの反応も返ってこなくて、これじゃボクが馬鹿みたいじゃないか。
 まったく、リョナり甲斐のない妹だなあ。面倒くさいからさっさとヤっちゃおーっと」
 モノクマは肩を竦めておろし金をどかす。ピンクと白の繊維が引っ張られて、
ぷつぷつと切れた。
「はい、ここで皆さんに問題です。赤ちゃんを作るために必要なのはなんでしょう。そう、
 お父さんとお母さんですよね? つまるところ、おしべとめしべなわけです」
 モノクマの股間から機械のモーター音と共に、勃起した男性器の形の突起が伸びる。
色はきっかり左右で白と黒。その先端をモノミの脚の間に押し当てると、白とピンクの
境界にある縫い目がひとりでにするするとほつれ、突起が入るだけの裂け目ができた。

295 :
「……ふえぇ? モノク……なに、す……」
「言っただろ? 皆さんお待ちかねの、近、親、相、姦、だよ」
 ずずっ、と突起が縫い目に押し入った瞬間。電流でも流されたかのように、モノミの
体が跳ねた。
「うああああああああああああああああああああ!!」
 バチバチと火花が飛び、フェルト地のあちこちがはじけて綿が飛び出す。モノクマの
ペニスから放たれたのは精子ではなく、モノミの身体を蝕むウィルスコードだった。
「やメテぇー! ヤメて、んじャイまちゅヨぉぉォオおおおっ!」
 モノクマはシワが寄るほど強くモノミの腰を引き寄せ、ひょこひょこと滑稽な動きで
ピストン運動を繰り返す。それに連動して結合部からデータの切れ端が飛び出した。
「いヤああああアあぁぁぁっ!!」
 モノミは絶叫し続ける。存在そのものを書き換えようとするウィルスが全身を苛み、
無意味なデータの群れが体中を侵食しようと暴れる。
 モノクマ自身も感電したようにがくがくと震え、呻き声を漏らす。
「ううぅっ、あはぁ、イっちゃいそ、う」
「ダめェええエえ、あ、ウあああアアあァぁああaあアアああaa亜あっ!!!」
 一際強いウィルスの波がモノミを襲い、電球が切れるときのように一際強い光を放った
後、残骸となった小さなぬいぐるみは動きを止めた。
「さてと、卒業試験の準備をしないとね」
 モノクマ達は来た時とは違い、特に何の演出もせず部屋から消え去った。
「うウぅ……」
 暗い部屋の中、後に残されたのは、あちこちから綿がはみ出てフェルトの生地も
ぼろぼろのぬいぐるみが一体。ピンク色の左手を持ち上げると、モザイクのような
ノイズが走る。
 基本システムにまで損傷が及んでいて、無理に動くとあっという間にエラーの嵐に
飲まれそうだった。惨めさと心細さと、何より絶望感が胸をじわじわと満たす。
(あちし、このまま消えちゃうんでちゅかね)
 七海と一緒におしおきされたとき、覚悟は決めていた。結果がほんの少し、先延ばしに
なっただけのこと。
 新世界プログラムを監視するAIとして生まれ、ぬいぐるみの姿と『先生』としての
人格を与えられたモノミ。彼女は彼女なりに、その役割に誇りを持っていた。
生徒達を引率し、見守り、彼らが希望を持って現実世界へ卒業していくのを全力で助ける。
ツクリモノの自分にそんな素敵なことができるなんて、とっても幸せだと思ったのだ。
 だからモノクマによってシステムが乗っ取られた後も必に抵抗した。権限の
ほとんど全てを奪われ、貶められながらも、ムダとも思える足掻きを続けた。
 それもここで終わりだ。そう思ったら急にさびしくなってきた。
(千秋ちゃん……お父さん…………みんなぁ……)
 枯れたと思った涙で再び視界が滲む。
 役割とかそんなもの関係なく、モノミは生徒のみんなが大好きだった。驚くほど
個性的で、生き生きと動く、プログラムの自分とは違う生身の彼らを愛していた。
先生として見てもらえなくても、信用されなくてもいい。みんなを助けてあげたかった。
(十神くん、花村くん、小泉さん、辺古山さん……澪田さん、西園寺さん、罪木さん、
 弐大くん、田中くん、狛枝くん、……千秋ちゃん。ごめんねぇ、助けてあげられなくて)
 ――いや。
 彼女は自身がこんな状況に及んでも、まだ。
(日向くん、左右田くん、九頭竜くん、それに終里さん、ソニアさん)
 彼らを、“助けたい”のだ。

296 :
「……ま、負けナイデちゅ…………」
 こんなところで絶望してしまうわけにはいかない。七海は最後まで他のみんなに
希望を残して逝ったというのに。愛する生徒達がまだ五人も残っているというのに、
こんな所でへこたれているわけにはいかない。
「あ、アチしはみなさんノ、『先生』なんでちゅ……!」
 持てる力の全てを使い、己のシステムの修復を試みる。せめて、身動きできる
くらいには。それが終われば今度はマジカルステッキだ。完全に修復できずとも、
あの機能の何分の一か、いや、百分の一でもいい。それが使えれば、きっと『希望』が
見えてくるはずだ。
 幾ばくかの時を経て。モノミ……いや、ウサミは江ノ島アルターエゴの前に出現する。
最後の力を振り絞って、『先生』としての責務を果たすために。
 この仕事を終えれば彼女は今度こそ消滅してしまうだろう。それを知っていてなお、
ウサミの笑顔は晴れやかだった。
「行っきまっちゅよ――!」
 柔らかなフェルトの手に握り締めたマジカルステッキを振り上げると、七色の光が迸る。
真っ白な綿と溢れんばかりの愛情が詰まった小さな身体が、江ノ島の巨体へと
飛びかかっていった。
「……らーぶ、らーぶでちゅ!」

297 :
以上です。今度こそ2の主要女性キャラは全部出たはず

298 :
淫乱女教師モノ最高だね
おーつ… おーつ…

299 :
おーつおーつ。
最後の流れに泣いた。ウサミ先生…

300 :
モノミwwwwwwwww

301 :
大山のぶ代×貴家堂子のエロとは

302 :
つまりドラえもんxタラオか…

303 :
まさかエロパロスレで泣くと思わなかった……
モノミ先生好きだああああああ

304 :
GJ
ウサミ先生まじ健気

305 :
これはGJ
ウサミ先生…あんた輝いてるよ…

306 :
あなたが神か(震え声)
ウサミ先生大好きです

307 :
イイハナシダナー
しかしこれは正直エロじゃないだろ
もっと然るべき場所に別の形で投下した方がみんなに喜ばれたんじゃないかなあ
もったいない、実にもったいない

308 :
エロパロ板だからって必ずしもエロ有りってわけじゃないし、別にこれはこれでいいだろ
gj

309 :
>>397 うんごめん なるべく卑猥にしようと頑張ったんだがいつの間にかこうなってた
GJくれた人たちありがとう
このゲーム好きすぎてこの気持ちをどう発散したらいいかわからず気づいたらここにいた
とりあえずモノミ先生のしっぽもふもふしてきゃあきゃあ泣かせたいもふもふもふもふ

310 :
モノミ先生で抜く日がくるとは…

311 :
モノミ先生は喘ぎも棒読みなのか

312 :
この前、澪田っちの風呂場を覗いちまったんだが、あれが、あったんだべ・・・

313 :
ツノか?

314 :
おめーは男の尻尾を過信しすぎだ!

315 :
弐大のオッサンの尻尾はそりゃもうとんでもなかったけどよ…澪田のは見たことないから知らねーけどたいしたことねえんだろうな

316 :
ジャバ鍋食べるとしばらくは疲れないのに
何故か日向、そして日向と二人きりで行動した女性は
疲れて戻ってきます

317 :
>>316
毎日別の女の子と2人きりで海に出掛けていくHNTの姿が浮かぶ

318 :
HNTをHeNTa(i)と読んで二度見した


319 :
日曜日を日向君の安息日とし
真昼と日寄子を2人1セットとして、月〜土まで1人ずつヤリまくりです

320 :
アイランドモードで女性陣だけ謎の採取場(意味深)があるんだな?

321 :
リンゴ狩り(意味深)

322 :
林檎は即刻中止せよ!

323 :
>>319
女性陣は8人だからそいつら1セットにしても
休日入れる暇なくね?

324 :
ペコは除くのか?

325 :
ペコちゃんは除くでしょ、そりゃ
あそこまではっきり坊ちゃんに矢印向けてるんだし……冬彦坊ちゃんにNTR趣味はないだろうしな


左右田と違って

326 :
ガタイが良くて超高校級の加藤鷹の才能もある日向に手篭めにされてしまい
もう小柄で童貞卒業したてのぼっちゃんじゃ満足できなくなって堕ちちゃうペコとか

327 :
穴兄弟杯をかわせば…

328 :
もうHNTと坊っちゃんとペコちゃんと3Pでよくね?

329 :
もう全員で入り乱れて16Pとかさw
バコバコバスツアーみたいになるかw

330 :
>329 左右田が1人だけ余ってる図しか思いつかないw

331 :
花村あたりも弾かれそうな…それとも、守備範囲広いからゲイにでも走るか?

332 :
女性陣に相手してもらえずスネる左右田の背後に忍び寄る花村…

333 :
花村さんはモノミ先生でもいけそうだからな…
左右田は自家発電で

334 :
左右田にはオリエント工業監修のメカソニアさんがいる

335 :
なぜか豚神さんはハブかれないのに自分はハブかれる左右田とか胸熱だな

336 :
>>329
そんなことしたらあまった左右田にソニアが寄り添ってくるという現実を
信じられなくて左右田を中心にだんがんアイランドが電脳崩壊してしまう

337 :
ソニアと田中が楽しんでるとこに、
ドサマギでスッと入っていこうとするけど
ソニアにキッ!とにらまれてちんちん出したまますごすご後退、
へんな掛け声で参加しようとするものの
「ちょっと黙っててくれませんか!」と言われ、
マッパでうなだれる左右田の肩を優しく叩くテルテル「ドンマイ!」
しかし彼は優男にはあまり興味がなくそのまま去っていくのであった
あの狛枝ですら日向と七海とお楽しみなのに…
あたりに若い男女のみだらな嬌声が響きまくっていた



338 :
小泉 西園寺
七海 日向 ソニア  <ラーブラーブ
罪木 終里 澪田

九頭龍 ペコ   <イチャイチャ

 弐大 花村
狛枝 モノミ 十神   <ズッコンバッコン
 田中 左右田

339 :
「俺には…もう何も残されてはいない…」
「帰る所も…愛する人も…信じるものさえも…」
「黒幕など…どこにもいはしなかった…」
「……」
「ならば…」
「この俺が黒幕となり…自分勝手な人間達にその愚かさを教えてやる…」
「俺は今より…左右田和一などではない…」
「我が名は…!」
ウルトラダンガンロンパ3 開幕

340 :
日向七海\\それは違うぞ!//苗木霧切

341 :
>>338
女子8人もいてペコ以外全員日向が1人占めかよw
モノミの穴に群がる男勢…

342 :
>>339
ソニア「なぜわたくしを助けに来てくれなかったのですか?田中さんは…あの人は来てくれました!」
田中「あの世で俺様に詫び続けろ、左右田和一」
狛枝『KILL YOU...』
七海「心…じゃと思うよ?」
終里「25」

343 :
石田「ざけんなよ…そんな格好にならなくても1つになれんだよ…なあ、そうだろ!?兄弟ッ!!!」
ジャスティスロボVS喪野苦魔様

344 :
零の軌跡の刑事の必技がジャスティスハンマーでフイタw

345 :
ソニア「かわいいおちんちんですね!」

346 :
>>342
なんでや!知力25関係ないやろ!

347 :
スイッチ入るとドSになるソニアさんとか素敵ですよね!

348 :
わあ!見てください田中さん!
左右田さんのおちんちん、とんがりコーンみたいな形ですよ!

349 :
とんがりコーンww

350 :
ソニア「日向さんの股間の黄金のマカンゴが私のノヴォセリック王国に降臨してしまいます!」

351 :
マカンゴ(意味深

352 :
ミオダのギタァァァァァァ!(意味深

353 :
極上の凶器(意味深)
狛枝と田中しか持っていないという

354 :
男の尻尾(意味深

355 :
拘束された真昼ちゃんにつのドリルするミオダちんの画像プリーズ

356 :
澪田はそんなことしない!
罪木にならやりそう

357 :
勢いで妊娠してみた、父は日向

358 :
朝日奈「勢いで産んでみたけど父親がわからない」

359 :
なお育ったら丸分かりだった模様

360 :
ソウダの子供はやはりあんなギザギザ歯になるのだろうか
かわいそうに

361 :
ソニアさんにそっくりなかわいい女の子にきまってんだろーが!

362 :
冬彦・ペコちゃんが子供作って育てたら
金髪?おさげにそばかすのロリロリ剣士な妹をベタ甘やかしする
銀髪赤目の厨二全開なイケメン冷徹ヤクザな兄貴という兄妹ができました
と、いう妄想をしました

363 :
性別逆転だとそうなりそうな

364 :
そして夫婦喧嘩にドスが出てくるぼっちゃんとペコ夫妻

365 :
>>362 萌えた

366 :
>>363
性別逆転じゃないんだよ!あくまであの二人の子供なのがいいんだよ!
>>364
いやー、ぼっちゃんは仁義は通す人間だし
ペコちゃんはぼっちゃん命だから喧嘩しても
ペコちゃんが一旦引いてぼっちゃんが後から謝るってパターンじゃね?
>>365
握手

367 :
田中と罪木の子供は全身に包帯巻いてそう

368 :
包帯と委員つながりでなんか絡みあるのかと思ったら
清々しいほどなかったね、田中と罪木

369 :
さくらちゃんとケンイチロウさんに子供が出来たら

370 :
大神さくらと大神一郎ですか

371 :
子世代の話で気になるのは弐大のエレキテルは遺伝するものかどうかと

372 :
目覚めた後、日向は既に家庭を持っていて日向と結ばれなかった罪木ちゃん
希望ヶ峰学園の保険医になるものの、浮いた話が全然ない状態
数年後、日向の息子が希望ヶ峰学園に入学して欲求不満な罪木ちゃんに襲われる
みたいなことを子世代の流れで思いついた
年齢的には40近いけど僕は守備範囲が(ry

373 :
弐大と終里の子供は身長はもちろんチンコやおっぱいがでかそう

374 :
巨乳兼巨根ふたなりとか難易度高いなぁ…

375 :
こうやってみると日向抜きでらーぶらーぶな感じになりそうなキャラ少ないよな
ぼっちゃんペコ夫婦以外でもう少しらーぶらーぶしてくれそうなキャラいても良かったのになぁ
いつのまにか左右田にソニアがほだされてたりとか
罪木が狛江田に同情しちゃうとか

376 :
>>368
個人的にこの二人の組み合わせは好きだ
田中が罪木の事ドン臭い女って言ったり田中にツッコミ入れる罪木とか
くらいしか絡みなかったけど

377 :
>>374
1人に両方つくのかよw

378 :
>>375
おま、弐大とオワリのカップル忘れるなよ
あと左右田にソニアがほだされる展開は・・・無いんじゃないかな・・・

379 :
>>375
無印もそんな感じじゃないか
苗木絡みのSS抜いたらトガミフカワのSSが3つくらいあるだけだぞ

380 :
さくらちゃんは重病人と遠距離恋愛してて
苗木とフラグ立つ系のデレがないからSS無いんですよね(震え声)

381 :
そもそも日向推しが多いから他について妄想したり語ったりしにくいのよ
クズペコなら少しは日向抜きで語れると思ったのに流れが日向によるペコちゃんNTRになった時は泣きたくなったわ

382 :
>>380
さくらちゃんは肉体美の描写が難しいんだよ。
あと本編での絡みから考えると相手は朝日奈だが筋肉+百合とか難易度イジワル。
弐大と終里は体力に任せたワイルドなセックスしそうだな。

383 :
>>381
なんだその日向とのカップリングを語るのは悪、みたいな論調は
別に日向以外のカップリングを語ってもいいんだよ
ただ、俺は日向×女性陣が好きだからその話題には乗らないし、
多分、今までのスレの流れ的に、同じ趣向の奴が多いから、そういう傾向になりやすいんじゃないかなってことで
本当に嫌なら、他の場所でやったほうがよし

384 :
推しが多かろうが少なかろうが
好きな組み合わせで語ればいいのにね

385 :
何が嫌いかより〜ってワンピースで言ってた

386 :
何が嫌いかより云々は全くの正論だしその通りなんだけどさ、
「好きに語ればいい」って言いつつ壁紙の組み合わせとか「この組み合わせ好きで・・・」って語ったら
主人公×女子派から「いやこの子は通信簿で主人公とこういうフラグ描写がある
だからそいつとはありえないor想像できないから却下」って否定される無印時代だったじゃないか
(キャラスレよりは大分寛容だったからチラホラ他のもあったけど)
自分は否定されたことはないけど、今までそういう声が大きいからこそ切り出しにくいというのはあるんじゃないか

387 :
じゃあもう日向とか苗木をNG指定しとけよ
原作ありきのスレなんだから本編ガン無視と本編に沿った内容比べたら
後者が重視されるのは当たり前だろ
そもそも本編の状態から移行する仮定を
SS内でちゃんと描写されてさえいりゃ何の文句も出ねえんだよ

388 :
そうやって別カプ否定すんのはただの荒らしだよ、普通の苗木(日向)×女性陣好きと混合されても困る
日向×ペコを語るのは正義
クズ×ペコを語るのも正義
日向×ペコはダメだ、って語るのは悪
クズ×ペコはダメだ、って語るのも悪
個人サイトならともかく、ここはダンガンロンパのエロパロが見たい奴らが集まる場所であって、
カプの好みまで一緒の集団じゃないんだからさ
「クズ×ペコが好きです、だから日向×ペコは書かないでください」とかここで言われても、何の効力も無いんだよ

389 :
ちーたんのパンツは男物なのか女物なのか
男っぽくない自分がコンプレックスでバレないように女装してるから
下着も適度に女性らしく可愛いパンツで上もそこそこ普通にノンワイヤーのブラもしてるのか
それとも最後の一線は譲れないとばかりに
あのかぼちゃスカートの中にトランクスやボクサーやブリーフを穿いたりしているのか
よだれが止まりませんな!!

390 :
そんなもん興味ねーから()
一行でまとめろ

391 :
>>390
好きに書くのが一番

392 :
カップリングに限らず、
霧切さんと舞園さんが絶望集団に凌辱されて純潔を散らされてしまう話も書いちゃっていいんだよね(震え声

393 :
来いよ!

394 :
絵が無いSSで集団凌辱モノって難しそうだけどな。
名も無い連中ばかりウヨウヨ出てくると扱いにくそうだし。
過去スレのハーレムエンドネタは、主要キャラのみの7人で、一応和姦だったから成立したようなものだし。

395 :
いちいち水差すようなこと抜かすな鬱陶しい

396 :
>>392
ばっちこい
>>393
お前の浅い分析なんかどうでもいいんで黙っててくれないかな?

397 :
>>394だった
ごめんね>>393

398 :
うぷぷ

399 :
SSの投下も落ち着いてきたな
設定資料集が出ればまた勢い付くか

400 :
2キャラの絶望時代設定で
本当は両片思いだったけどどっちも言い出せないまま絶望落ちして
ある日男側がわざと無理矢理に強姦(お金とかでもいい)中出しして
妊娠した女側はお腹が大きくなった頃合で自分の腹掻っ捌いてワイルド中絶して相互絶望
って話は…
後半がグロくなるから駄目かね?個人的にすっごく読みたいんだが…。

401 :
後のおしおきがエロ拷問だったら〜 的な話しもいいなぁ(`・ω・´)

402 :
あらゆるパターンをキャラ別に用意できそうだな。モノクマのすることはなんでもありだし

403 :
全裸四つん這いで保健体育の授業を受けながら背後から迫りくる巨根に羞恥と恐怖と興奮を覚える霧切さん
時代と共に忘れられていきステージの上でストリップをする元アイドルな舞園
十神と暗闇の中でセクロスかと思ったら相手が豚神だった腐川
アソコに媚薬を塗られて熱くなった体を消火活動としてモノクマ共に輪姦されるセレス
水槽の中で触手型モノクマに犯される朝比奈
迫りくるモノクマの大群に犯されるさくらちゃん
まで妄想した

404 :
後半になるにつれて適当になりよるw

405 :
じゃあさくらちゃんは原典のオシオキ案に沿って武将や戦士や気を操る宇宙人に輪姦させよう

406 :
アルターエゴはショベルで掘られるのか…
あれ?あんまり変わってない

407 :
そのうちに弾丸デ論破みたいになりそうな予感…

408 :
罪木と終里は日常的にヤラれまくってそうで現実以上にエロいオシオキをしたいのに思いつかない

409 :
罪木ちゃんは、敢えてエロを絡めず愛のある意地悪して「ふぇぇ」と涙目にさせた方が興奮するのはきっと俺だけかな…(遠い目)

410 :
オワリさんは身動きとれなくしてホームレスの集団に輪姦させたい

411 :
むしろ日常生活で普通に気兼ねなくそういうことやっていたとかのほうが似あってそう

412 :
終里が身体売ってるのは金の為だから金もない弱者のホームレスに犯されるのは絶望的でいいと思う
絵面がモグダンで浮かぶが

413 :
売春してた設定なんかなかっただろ、いい加減にしろ!
それかどうせならSSで書いてくれお願いします

414 :
終里はどうして弐大の男の尻尾のでかさを知っていたのか…

415 :
心底どうでもいい

416 :
弐大きゅんの尻尾がデカイのはジャージの上からでもわかる

417 :
弐大きゅん(嘔吐)

418 :
にしても急激に過疎ったな

419 :
まあこう言っちゃなんだが
女性の客層(婉曲)に支持されて本スレの雰囲気が変わったり
スレタイ検索すると必ずキャラのアンチスレが目に入ったりするのに嫌気が差したのはある

420 :
すっかり女のコンテンツになってしまったな

421 :
全部江ノ島が悪いってことにしとこう
っということで江ノ島にエロいお仕置きするSSくだちゃい

422 :
本スレの性転換ネタとかキモすぎなんだよな

423 :
ここの前に某FEのスレにいたんだけど、ヒロインのアンチスレだけネチネチ伸ばし続けてpart10とかまで行ってんだぜ
すげえよ女性の客層(意味深

424 :
それらはここで言う事か?

425 :
勿論例外はあるだろうけど
苗木(日向)×女性陣が好きなのは男の比率が高くて
それ以外(桑舞とか眼ソニとか)のカップリングが好きなのは女の比率が高いと思う

426 :
まーたハーレム厨は正義の流れか

427 :
割とマジメに>>426の脈絡無さすぎる発言とその思考回路が理解出来ない

428 :
>>426
なにいってだ

429 :
過疎ってて内容もキモくなってたのはやっぱり気のせいじゃなかったんだな
2スレくらい見てなくて久々に行ったら本気で違うスレに迷い込んだのかと思った
こうなったら誰かが江ノ島か霧切さんあたりがぐちゃエロくなるSSを投下すれば浄化されるのではないだろうか(他力本願)

430 :
なんか妙な流れだから初めてだけど俺もSS書いてみる
遅くなったらごめんな

431 :
やっぱエロパロはSSあってこそだよな
俺も書き途中だったやつ完成させよう

432 :
もう少しスルースキルを身に付けろよ
構うほうも大概恥ずかしい

433 :
設定資料集がもうすぐで出るからなぁ。

様子を見るべきかすぐ書くべきか
悩みどころですね

434 :
出るまでにSSで書いた設定が資料集のと食い違ってたらアレだからか

435 :
1の資料集見る限り、そんなゲームで出てきた情報と大幅に食い違う設定は出てこんと思うけどね

436 :
そういや今回の資料集前作の2倍ぐらいの厚さなんだよな
いまからwktkがとまらない

437 :
今更ゼロと4コマ2冊買って読んでるけど残念なお姉ちゃん可愛いね
絶望姉妹もので読み&書きたくなってきた。ふしぎなくすりのまされて
身動き取れない松田をエノジュンがぐちゃぐちゃに快楽責めセクロスして
入り口からその様子をなんということでしょう状態で茫然と見てた嫁の
意識がさらなる闇のうねりに呑まれ堕ちていくSSを閃いたけどあまりに
可哀そうなので甘ちゃんの自分には書けないことに気づいた。絶望。

438 :
残姉は160cmの男に惚れる残念さ

439 :
カムクラに絶望姉妹が雌奴隷調教されて、しまいには
モノクマヘッズに公衆便所になっている所を全国中継される絶望姉妹が見たいです
その中継を見ながら「希望は絶望に負けないんだアッーーーーー!」っとシコシコする狛枝

440 :
>>438
ペコ「一理ある」

441 :
>>438
苗木君は可愛いからいいんだよ!
残姉は最初はこんなキャラいたんだって程度で流してたけど、ラジオドラマで惚れた
通信簿イベントとほぼ同じなのに、セッティングの相手に戦場でも生き残れそうなタイプって付け加えるだけで全然違うね

442 :
要するに自分を紹介するとw
だけど残姉、自分のことを肉食系女子だと思ってんのか……

443 :
糞どうでもいいキャラ語りはキャラスレでどうぞ

444 :
投下も無いんだから大目にみんしゃい
いよいよ誰も寄り付かない過疎スレにしたいってんなら話は別だが

445 :
残姉と妹様で苗木を逆レイプ

446 :
>>445
それに賛成だ!

447 :
姉様と残妹という妄想が浮かんできた

448 :
>>447
残姉は残念っていう意味で残姉なんじゃないのか?

449 :
超人だけど色々と残念な江ノ島か
許せる!

450 :
それなら残念な霧切さんとか残念な小泉とかいう素敵な響きができてしまうぞ
どういうのかっていうと推理の詰めがどれも今一歩甘いので苗木くんが解決してしまって心配される霧切さんや
仲良くなるには家庭的なところを見せるといいんだよねと日向を誘うけど何故か一緒に料理をすることになって手伝わせ(というかこき使って)しまう小泉さん
あれ、残念な感じじゃない気がしてきた……

451 :
モノクマ「一人で盛り上がっちゃって〜(笑)」

452 :
おい今日はハロウィンだぞ!
誰でもいいからイタズラしろおおおおお

453 :
パンツくれなきゃイタズラするぞ!!(田中のアストラルパンツ一丁で)

454 :
うん、オッケーだよ!

455 :
セレス「お菓子を渡しなさい」
苗木「ひ、昼間のギャンブルでセレスさんが全部持っていったじゃないか……」
セレス「ならば、イタズラします」

456 :


457 :
ハロウィン衣装が一番似合うのは間違いなくソニアさん
普通方向でもネタ方向でも

458 :
美麗な金髪魔女を期待させておいて
ぬりかべの着ぐるみで現れるソニアさん

459 :
一番似合わないのは小泉

460 :
ファンブック買ったー。
松田夜助も2メンバーと同じ77期生だったのか。
日向と七海を除いた14人+佐藤(?)さん+松田君で一クラス分16人揃ったな。
でも一つの学年で2クラスぐらいはあるんだっけ…?

461 :
霧切さんと舞園さんの超高校級の美女2人を交互に取っ替え引っ替えするクズな苗木くんが見たいです

462 :
>>460
斑目兄弟、九頭龍妹、村雨、神代もいるよ>77期生
妹と同学年とか九頭龍・・・w

463 :
77期生多過ぎだよね

464 :
九頭龍と妹は双子ってことになるのか?
あと花村の弟妹も超高校級のホスト・キャバ嬢だった気がする

465 :
>>461
そこにむくろを加えると
途端に血なまぐさい争いが起こりそう

466 :
>>464
希望ヶ峰学園の本科はスカウト制だから年齢とか関係ないんだよ
まぁ、双子って可能性もあるかもしれないが

467 :
ハロウィンか…お菓子をくれないと女の子がイタズラしてくるんだな
七海は魔女
ソニアは妖精
終里は狼女
罪木はミイラ
澪田は猫又
あとは思いつかない

468 :
小泉は木(モブキャラって意味じゃないよ!)

469 :
ブレイドオンラインのだんがんアイランド漫画のモノクマの妄想で
七海が出来ちゃったとか言いよるw

470 :
>>467
せめてキャットウーマンと言ってやれww>澪田
小泉がパンプキンドレス・西園寺がアリス・ペコがポリス系とかどうだろう
西園寺が大人しく洋服着るかは疑問だが

471 :
日向「はいはいモノモノヤシーンで手に入れたお菓子配るからイタズラは無しな」
モノクマ「それじゃエロパロにならないよ!」

472 :
>>469
木ってなんだよwww演劇の舞台で顔だけ出してる木しか思いつかない
>>470
すまん言葉が出てこなかったw
どれも皆似合いそうだ
せっかくアイランドあるのに今まで2のハーレムエロパロなかったから見てみたいな
9Pしようぜ

473 :
×469  ○468
だったすまん

474 :
ソニアは神…あ、ハロウィンに骸骨はあっても神は無いか?

475 :
西園寺がゾンビで、小泉は吸血鬼とか?

476 :
>>467
妖精と書いてサキュバスと読むんですよね!

477 :
噛むのが好きなミオっちはドラキュラ伯爵(男装で)が似合うべ〜!

478 :
日向「有無を言わさず7人にイタズラされてしまった(性的な意味で)
   あいつら全員サキュバスでいいよもう……」

479 :
それじゃ日向はインキュバスか

480 :
七海「ごちそうさま」

481 :


482 :


483 :
やめいw

484 :
鬼畜セレスの続きまだ?

485 :
もうない

486 :
今回のファンブックは期待外れだった
1のではオーガの成長過程とか苗木の妹とか残姉とか色々ネタがあったのになあ

487 :
相関図は全キャラ→全キャラで欲しかったね 牛…

488 :
>>465
おかしい・・・どう想像しても3人に交互に襲われる苗木君しか思い浮かばない・・・
朝は残姉ちゃん 昼は舞園さん 夜は霧切さんに襲われる苗木君・・・

489 :
狛枝と七海の絡みって需要あるかな?
今頑張って書いてるけどやはりエロ部分で大苦戦中。

490 :
需要無いって言ったらやめんの?

491 :
投下も無いんだから好きにするといいんだべ

492 :
構ってちゃんに構うなって

493 :
>>489 全裸待機!頑張ってくれ!!

494 :
俺は需要あるで

495 :
↑金魚の糞やで

496 :
こうやって気に入らないネタは念入りに潰していくのがこのスレのマナーです
みんな見習いましょう

497 :
>>489
すったもんだで一悶着してさあベッドイン!!でフェードアウトって手もあるよ!

498 :
書いてるならいちいちこんな所で顔色伺ってないで黙って投下すりゃいいだろ
そんな事無いよって言って欲しいなら自分のサイトでやれよ

499 :
ソニア関係だけは相手が日向以外は絶対許さない
あとはなんでもオケ
投下待ってる

500 :
はい絶対許さないいただきましたー

501 :
モノソニー

502 :
>>499
地雷を否定するつもりは無いけど上で田中とソニア書いてるって人もいるとのことなのに
そういうことをそんな風に上から目線で言っちゃうのはどうかと思うがね

503 :
なんでスルー出来ないの?

504 :
ロンパプレイヤーが若年層だからだよ
いぇ〜〜い

505 :
※作品そのものや各キャラクター、カップリングに対する叩き行為は校則で禁止されています。
※荒らしに反応する人も荒らしです。喧嘩する人はみんなオシオキです。
※投下された作品についての過剰な非難は避けましょう。気に入らなければスルーすること。
テンプレくらい読めと

506 :
まったくだ
という訳でなんでもバッチこい

507 :
恋愛度高くて結婚までいく日向相手がスタンダードだろ
公式、本編準拠なら。
ソニアスレの総意もそうだしガンソニ左右ソニ言ってる腐女子乙

508 :
申し訳ないが見え見えの釣りはノー

509 :
男女のカップリング好きでも腐女子?
田中×左右田とかじゃないんだなwww

510 :
心配すんな俺も狛七書いてる途中だ
しかし狛枝でいちゃエロ難しすぎワロタ

511 :
>>499
>>507
カップリングの押しつけほど醜いものはない

512 :
まっ誰も読まなかったとしても、俺くらいは読んでやるよ

513 :
本スレもこのスレも腐女子だらけでマンコ臭い

514 :
カプ厨とキモヲタの醜い争い

515 :
なんだか知らんがとにかく狛七期待

516 :
見えない敵と戦ってる奴が一人いるな

517 :
苦手なの来たらNGで良いだろ
出来ない奴は専ブラ使えばおk

518 :
ダンガンロンパは特に俺(主人公)×女キャラ厨が多い気がする
ソニアスレなんか特に、ガンダムや左右田の名前が出たら
上にわいてるようなレスがすぐついてて怖い
別に萌えてるぶんにはいいんだけど、
これが正義だ、他のカプ好きは認めない!的な
姿勢は損だと思うよ、とくにエロパロでは
なんでもおいしくいただける奴が勝ち

519 :
つ >>388
荒らしと混同されても困るんだってば

520 :
はいはい

521 :
>>388みたいな建前を掲げつつハーレム厨の意向に沿わない話題は叩き潰されるのがこのスレ

522 :
シコれりゃそれでいいよもう

523 :
なんだただの荒らしか

524 :
投下しても叩かれるのは覚悟な

525 :
くっさいスレ

526 :
ひよこちゃんは関係無いだろ!

527 :
そういうのいいから

528 :
投下されたものを叩く奴の方が間違ってるって何度言われればわかるんだ
テンプレ読め

529 :
この流れで一番悪いのは唐突に構ってちゃん発言をした>>489

530 :
職人が需要を気にするような発言をしたのは今までも沢山あったし
何においても珍しい事じゃないよ
それを構ってちゃんだなんだと攻撃的に絡む奴が鬱陶しい

531 :
投下は自由・嫌なものは自分で見ないようにする・それもせず叩く奴が悪い
っていうスタンスなんだからどんどん投下すればええねん
前スレはにぎわってたのにどうしてこうなった

532 :
今書き終えました。いろいろな意見があったけど、一応需要があるみたいなので投下しますね。
一応注意書き
・狛枝×七海
・四章の学級終了後ぐらい
・和姦…なのかな?

533 :
お子ちゃまや女性の客層()はテンプレを読んでないんじゃなくて無視していいと思ってるからな
そんなカスの言う事なんか気にしないで投下して欲しいって思ってる人が大半だよ
一瞬投下がないから荒れるのかなと思ったけど昔はそんなことなかったしな

534 :
>>532
リロってなかった、ごめん
期待してる

535 :
狛枝凪斗は苛立っていた。
 ファイナルデッドルームのクリア特典のファイルに記されていた事実…
信愛して止まなかった希望の象徴…それも自分自身を含めた15人全員が超高校級の絶望であるという事実に。
 生まれ持って素晴らしい才能を持ち、いずれ世界の希望として羽ばたいていくべき彼らが絶望に堕ちていた事も業腹だったが、
何より(未来機関の"裏切り者さん"と予備学科の日向を除いた)クラスメイト達を救うどころか共に絶望と化していた自分自身が誰より許せなかった。
 過去の間違っていた自分を殴ってやりたいが、その自分自身がどのように絶望に堕ちたのかも容易に想像できる。
 
 このコロシアイ修学旅行においても、「より希望を強くする」という想いから絶望的なコロシアイの引き金になったのは他でもない自分である。
 恐らく過去の狛枝も仲間たちを蝕む"真の超高校級の絶望"に肩入れしたのだろう。より強い希望を育む為に。絶望に耐えきれず最早希望を取り戻す事が不可能な状態にまで陥った彼らと自分に絶望し、いつしか手段と目的は入れ替わり……。
 「くそっ!」
 そこまで考えて狛枝は声を荒げて怒りを吐露した。忌むべき過去の自分の気持ちが分かってしまう今の自分にも怒りを感じてしまったのだ。
 希望を語る資格が自分にあるのだろうか?いや、今の自分はまだ絶望していない。例え記憶を失った状態だとしても、今はまだ希望がある。
 自分の推測しうる限りの最悪の状態だけは避けなければならない。
この島の"絶望"を壊滅させ、黒幕の思惑を阻止すれば、自分は"超高校級の希望"になれる…もっともそう考えているのは自分だけで、そう呼ばれる存在はもっと別の所の別の在り方の誰かだろうけれど。
 時は四度目の学級…弐大猫丸を害した田中眼蛇夢が処刑されたその日の夜。疲れが無い訳ではないが、休んでいる余裕は無い。
希望の為の計画を練らなければならないのだ。狛枝はウロウロとコテージの中で動きつつ思考をまとめる。
 やはり裏切り者…このデータ世界のジャバウォック島にのみ存在する"監視者"は生きていなければならないだろう。
学級で勝ち抜いたクロに与えられるのはあくまで「島から出る"権利"」だ。元の肉体のないデータにそんなものは成立しないし、よしんば成立したとしても権利を行使する理由もないだろう。
この島から出る事はイコール"超高校級の絶望の復活"なのだ。裏切り者以外でその権利を投げ出せる人物はいない。
 だから自分がすべきことは"裏切り者"をあぶりだす事だ。
しかし、これまで糸口さえ見えてこなかったその人物をまともに探し出すのは極めて困難だ。
日向である可能性もかつては考慮していたが、予備学科で何の才能もない彼の肩書は超高校級の集団に紛れ込ませておくにはあまりにも異色過ぎる。
 探し当てる為には、自分の"超高校級の幸運"、そして場合によっては学級にも頼る必要があるだろう…。
 
 「これもある意味モノクマの思い通りなんだろうね…。このファイルを見たボクが学級を引き起こそうとするのは」

 本棚に隠しているクリア特典のファイルを見つめて狛枝は呟く。 
 もしかすると、獲得者がいなければこのファイルは次のコロシアイの"動機"になっていたのかもしれない。
まぁ、今となってはどうでもいいことだが。ちなみに希望ヶ峰学園入学後の例の資料は既に処分している。
 
 コンコン。
 ドアをノックする音が聞こえる。どうやらこの自分に来客らしい。果たして誰だろうか?ひょっとして裏切り者だろうか?
 
 「どうぞ」
 昔の九頭竜ではないが、今や彼らと馴れ合う気など毛頭もない。しかし、話ぐらいは聞いてもいいだろう。
 ドアのロックを解錠すると、そこにいたのは超高校級のゲーマー、七海千秋であった。
 
 「七海さん。こんな夜中にどうしたの?眠れないなんて事は無いよね?島に来たばかりの時は寝てばかりだったしね」
 
 「狛枝君。ちょっと話がしたくて来たんだ。入っても良いかな?」
 「ボクみたいなヘタレなクズとは言え男の部屋に女の子が夜中に一人で入ってくるなんて色々な意味で危険だよ?」
 「狛枝君は私を襲うのかな?」
 「そりゃ襲わないけどさ…」
 「じゃあ、問題ないよね」
 と言って、七海は狛枝の部屋の中にスッと入って行った。そしてあろうことかベッドに座りこんだ。
 …図太いと言うか豪胆と言うか、この女子高生は礼儀作法云々はさておき人としての基礎が多少欠落している節がある。まぁ「超高校級の高校生だから」の一言で見事に解決する違和感ではあるのだが。

536 :
「ねぇ、さっきの学級の前からずっと様子がおかしいのは、どうしてかな?」
 「ボクをおかしいと思うのは、キミ達の方こそどうかしているからだよ」
 いつぞやの学級の時と同じような台詞を口にする。
けむに巻くというか、七海には会話がまともに成り立たない事を認識してもらい早々にお引き取り願いたかったのだ。
今はこんな事をしている場合ではない。
時間の無駄だし、ひょっとしたら目の前にいるのは超高校級の絶望かもしれないと考えるだけで計画を待たずに五回目の人を引き起こしてしまいそうだ。
彼女が裏切り者である可能性を思い浮かべて気持ちを抑える。さすがに狛枝でも一晩すら待たずに気持ちの整理をつけられなかった。
 「ひょっとして、ファイナルデッドルームで何かあったの?」
 「……」
 「左右田君と九頭竜君から聞いたんだけどね、
ストロベリーハウスで体発見アナウンスを聞いた後に狛枝君が皆と合流した時は、いつも通りの様子だったんだって。
それから手分けして捜査に取りかかる為に一度別れて、次に見かけたマスカットハウスでまた合流した時には既に様子がおかしかったって」
 「……」
 「左右田君達と合流する前に、私と日向君と合流していてその時も様子がおかしかったから、
いつも通りだった時からそれまでの間にあった出来事って狛枝君のファイナルデッドルーム突入ぐらいなんだよね」
 「……」
 「ファイナルデッドルームの先にあるオクタゴンで何があったのかは私は知らない。
狛枝君以外で入った田中君もいないから、真相は分からないまま。ねぇ、教えてくれないかな?」
 もし七海が裏切り者なら、ファイナルデッドルームをクリアしてオクタゴンに入ったまでは自分はいつも通りだった事を知っているはずだ、と狛枝は考える。
狛枝と一緒に行動していたモノミと繋がっているのだから知っていてもおかしくは無い。
モノクマが彼らの存在を取るに足らない存在だと度外視している以上、既にモノミと裏切り者が密談している可能性が高い。
 ひょっとしたら、クリア特典が原因と目星も立っているのかもしれない。
 だが幸運にも、自分が知った真実が何なのかを知る人物はいない。
一緒にいたモノミが期せずしてモノクマにさらわれていなければ裏切り者にリークされていたかもしれないと考えると、本当に自分はツイていると思わずにはいられない。
 「お願い…教えて?」
 
 「あぁ、そんな風にボクみたいなクズに教えを請うなんて超高校級のキミらしくないなぁ。君は超高校級の恥知らずなのかな?」
  あえて挑発するような態度で接する。
その反応で裏切り者か否かの判断材料が得られればそれで良し。話にならないと呆れて帰ってくれればそれも良し。だが七海は、
 「狛枝君はクズなんかじゃない!……と、思うよ」
 珍しくハッキリと声をあげたかと思えば、優しく微笑んでこちらを見つめた。
 「どうしてそんな風に自分を卑下しちゃうのかな。
過去の人間関係がそうさせちゃったのかな?辛い思い出がそうさせちゃったのかな?
でも、何となくわかるよ。そういう生き方を選んだんじゃない。そういう生き方に縛られちゃったんだよね。特に狛枝君の"超高校級の幸運"は…」
 「やめろ…」
 「確かに、狛枝君がしてきたことは褒められた事じゃないよ。
自分で分かってるかな?君ってすごい推理力あるよ。でも、それを必ずしも良い方向で用いてはいない。
私達は狛枝君にたくさん振り回されもしたけど、同じくらいに助けてももらったんだよ?だから君はそんな自分に胸を張っても…」
 「やめろって言ってるだろ!」
そう叫んで、狛枝は七海に掴みかかった。ベッドに座っていた七海はそのまま狛枝に押し倒される形となる。

537 :
七海は表情を変えない。
突然の事態に何がなんだか分からなくなっているのだろうかとも思ったが、単に動じていないだけのようにも見れる。
狛枝は、じっと七海を見つめる。
瞳、鼻筋、唇、顎、首筋、胸元…そうしているうちに、自分が彼女を襲おうとしているような体勢である事に気付いた。
徐々に動悸が激しくなり、呼吸も荒くなってきた。
だが、しかし目の前の七海は相変わらず表情も呼吸も変わらない。
事ここに至っても、自分がどれほど危険な状態にあるのかを理解していないのだろうか。
「狛枝君、大丈夫?」
むしろ今するべき自分の心配をさておいて、欲情の色を見せつつある自分の心配をしてくれている七海に、少しだけ心が痛む。
「ボクは…ボクは……」
 何よりも希望が好きだった。何よりも希望を愛していた。
希望が絶望に屈するはずないと思っていた。自分はいつだって希望のために生きていけると信じていた。
そのすべての想いと気持ちは見事に裏切られ打ち砕かれた。
 あんな資料は嘘っぱちで作り物で出鱈目だと信じたかった。
しかし、本物だと認めなければ今置かれている自分たちの状況と辻褄が合わないし、何よりこういう時のモノクマは嘘の情報を提供しないという事を自分たちは嫌というほど知っている。目を逸らして嘘だと思い込む事は希望ではない。
絶望的な事実を信じるしかなかった。
「狛枝君…」
「うるさいッ!」
そう叫び狛枝は、七海の服を剥ぐように脱がせにかかる。七海は抵抗はしないものの、さすがに自分が何をされるかを理解しつつあるようで不安げな表情を浮かべる。

やがて露わになる服の上から見る以上に大きな二つの双丘に、右手を伸ばす。
左手で七海の首元を押さえつけようとしたが勢い余って首を絞めてしまいそうだったので添えるだけに留めた。
右の乳房と左の乳房を交互に捏ね繰りまわす。狛枝自身の怒りや憤りをぶつけるかのように乱暴で、お世辞にもテクニシャンとは言い難い手つきではあったが、経験がないのだから仕方がないだろう。だから、
「痛いよ…狛枝君…」
という七海の悲痛な訴えも、
「ッ!」
唇を自身のそれと重ね合わせることで押し込めた。これには七海も目に見えて動揺していた。
生々しい性の知識には疎くてもキス程度の重大性は理解しているのだろうか。
ひょっとしたらファーストキスだったのかもしれないが構わなかった。
超高校級の絶望なら、純情や純潔を散らされる程度の絶望は教養のうちだろう。
今更データ世界で奪ったところでなんともない。だが、もしそうでなかったら、データの存在と体を交えてしまうことになるのだろうか。

538 :
「ッ!んっ!〜〜〜〜」
狛枝の舌は遠慮なく七海の口内を蹂躙する。歯茎の裏も、歯の裏も、舌も…ありとあらゆる箇所の感触を愉しんだ。
七海の頬は紅潮し、目も若干潤んでいる。その表情はやはり不安気であった。
それでも、狛枝を責めるような表情ではなく、どころか身を案じているような優しさすら感じる。
唇を引き離すと、二人の涎が糸を引いて互いの唇の架け橋となった。狛枝は息を荒くしているのに対し、七海はそれほど呼吸を乱していないようだ。
それがまた狛枝の憤りに拍車を掛けてしまう。
七海のスカートを捲りあげ、下着を剥いだ。そして、次に自分のズボンを脱ぎ捨て、極限まで昂ぶった"モノ"を七海の秘所にあてがう。
濡れてはいなかったものの、狛枝の…いわゆる我慢汁と呼ばれる液を塗りつけるようにして湿らせた。七海はややくすぐったそうにしていた。
やがて、"モノ"を七海の体に貫通させる。
「ッ!……」
結合部からは純潔の証である血が滴っている。少なくともこの世界では初めてだったようだ。
七海は目を強く瞑り、歯を食いしばった。単に痛みがそうさせたのか、あるいは純潔を奪われたショックが相当だったのだろうか。
だが、そんな悲痛な表情を浮かべる少女の事など構わないとばかりに狛枝は腰を強く打ちつける。
「ぐっ…!」
やはり強引に挿入を果たしたせいで、膣内はかなりきつかった。狛枝からも呻き声が出てしまう。
七海と目が合う。こちらがどれだけ負の感情をぶつけても、彼女がこちらを見つめる目は変わらない。どこまでも優しい視線だった。
どうしてそんなにも優しくなれるというのだろう。
ふと、どこまで七海がその表情を自分に向けていられるかを試してみたくなった。
腰を打ちつけつつ首筋に舌を這わせる。
「ッぁ…」
そして、耳たぶ、頬、鼻、唇、顎、肩、腋、乳首と性感帯を探すよう唇で弄んだ。
箇所を変える毎に、くすぐったそうな声をあげるものの、結局七海はこちらへの態度を変えることはなかった。
そのうち、互いに限界が近づいてきたようだ。

539 :
「七海さん…もう、そろそろ限界だ…中に出すよ!」
七海は頷きはしなかったが、両足を狛枝の腰に絡めて固定した。そして、両手を狛枝の顔に添えて自分の顔に引き寄せ、口づけをした。
「ッ!?」
これには狛枝も驚いた。まさか七海から求めるような行動をするとは思っていなかったのだ。ご都合主義のエロ漫画のような状況に、一瞬困惑はしたものの、
「ッ!くっ…出る!!」
昇天の感覚に頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなった。あり得ないほど大量の精液を七海の子宮に向けて吐き出した。結合部からは、白濁とした液が溢れてベッドを汚す。
七海も狛枝に抱きついたまま痙攣を続けていた。しばらくすると、震えは収まった。
精を吐き出した狛枝は、呼吸を整えようとしたが、
「ちゅっ」
呼吸のために開いた唇に再び七海が唇を重ねてきた。同時に舌も入れてきた。
息が出来ない程に激しい接吻に、狛枝は苦しんだ。
どれほど長く口を侵されていただろうか。狛枝にはそれが永遠のように感じられた。
ようやく七海が離れてくれた瞬間、狛枝は全力で呼吸をした。本気で七海にされるところだった。
意識が遠のいた時んだ愛犬の顔が見れた気がした。それ程危なかった。
軽く七海を睨んだが、彼女はどこ吹く風で狛枝の股間を興味津々に眺めていた。
いや、虎視眈々と言ったほうがその瞳に映る好奇心にしっくりきているかもしれない。
その股間はというと、あれほど射精しておきながら、先ほどのディープキスで完全復活を果たしていた。
「ねぇ、狛枝君。私ね、どうしても苦手なゲームジャンルがあるんだ」
「……へぇ、超高校級のゲーマーの七海さんでも苦手なゲームがあるんだね。どんなゲームなの?」
「恋愛シミュレーションゲームだよ。私は愛とか恋とかそういうのよく分からないんだ。だから、前に日向君にそういうのを教えてもらうって約束したんだ」
「そうだったんだ…。いいの?そんな約束を日向君としておいてボクみたいなクズとこんなことしちゃって…」
いや、先に襲い掛かったのは他でもない自分なのだが、よくよく考えれば、一人で異性の部屋に入ってきた事といい先ほど自分から求めてきた事といい、まるで七海はこうなる事をむしろ望んでいるような気がする。
狛枝の言葉に、七海はニコっと優しい笑顔を浮かべて、
「狛枝君はクズなんかじゃないって…それに私、もう一つ苦手なゲームジャンルがあってね…」
そこまで言って、七海は狛枝の"モノ"にそっと口づけた。
「それはね、エロゲーなんだ。だから、狛枝君にはエロゲーに出てくる事とか教えてほしいんだ」

540 :
…七海が裏切り者なのか否かはさておき、狛枝はこんな彼女にエロゲーという存在に興味を持たせた誰かを殴りたくなった。
おかげで、これから自分がすべきことがすっかり頭から吹き飛んでしまった。希望とは何の関係もないツマラナイ行為だ。
だが、まったく収穫がなかったわけではない。
裏切り者はデータの中だけの存在…
超高校級の生徒の中でも、人間らしさというか常識がズレている存在…
加えて疎まれている自分にも変わらない接し方…
もしかして彼女なのだろうか?いや、結論付けるのはまだ早い。まだまだ探ってみる必要がある。
そのためにも、この茶番に付き合ってあげるのも良いだろう。何だかんだ言ってそれを愉しみにしている自分に気付く。この目の前の少女は裏切り者だと分かれば、さずに済む。それを嬉しく思うほどに、七海に対して特別な感情を抱き始めた狛枝であった。

541 :
以上です。最後まで読んでくれた人ありがとう。
もっといやらしく乱れる七海ちゃん書きたかった…。
最初はコマエダをやさしく慰める七海ちゃんというシチュだったのですが、
エロい七海ちゃんが書きたくなって路線変更しました。
機会があれば続編とか、
コマエダにいろいろ教え込まれたテクをつかって日向君を満足させるビッチな七海ちゃんとかも書いてみたいです。

542 :
>>541
GJ!
肉食の七海もかわいい

543 :
>>541
GJ!やっぱり狛七はいいな
痴的好奇心の強い七海は何でも覚えそうだ

544 :
GJ!
エロ優しい七海に萌えた

545 :
おおおGJ!
この狛枝は当分にそうにないなw
エロは絶望なんかに負けないんだ!

546 :
ななみーーーーーーーーーーーーーーーーん!
ごめん、叫びたかっただけ。

547 :
ふむ 天使は狛枝すらも救える可能性があったんだな

548 :
久しぶりに1プレイしたけど、朝日奈さんの胸でパイズリされたくてしょうがないぜ

549 :
セレスさんがちっぱいで頑張って擦ってくれるところを妄想すると禿げ萌える

550 :
朝日奈ちゃんと七海ちゃんのダブル88pズリでオナシャス!

551 :
日向と罪木
狛枝と七海
プラマイゼロカップルはいいねえ。日向も元はマイナス組だけど。

552 :
朝日奈と終里の褐色ダブルパイズリが見たい

553 :
七海のオッパイをマクラにして
霧切さんとセレスさんと唯吹ちゃんと真昼ちゃんの貧乳ベッドで寝たい

554 :
霧切「…何度言えばわかるのかしら?私はB82cm。決して【貧乳なんかじゃない】わ!」
=[特典テレカの画像>
=[パッド>
=[情報操作の痕跡>
=[胸囲≠バスト>

555 :
舞園さんとソニアのダブル83pでパフパフされて、2人の足で太ももコキされたい。

556 :
pixivで「ダンガンロンパ パイズリ」で検索したら朝日奈とオワリばっかり出てきてワラタw
まあ俺も好きだけどここは敢えて残姉をチョイスするぜ

557 :
>>554
=[特典テレカの画像>
それに賛成だ!

558 :
B80あれば巨乳ではないにしろ十分普通クラスだろうに
ちっぱいだの貧乳だの言われるセレスさん

559 :
同じ80の残姉が無印VFBで貧乳と言われているので・・・

560 :
残姉ちゃんは平均より身長デカいからじゃないのか

561 :
あと胸は筋肉分多そうだし、ウエストもセレスより(やっぱり筋肉で)太いだろうしな

562 :
WEBの狛枝視点漫画の女キャラが巨乳化している件について
真昼とひよ子以外

563 :
どいつもこいつもええ乳してやがった
これが超高校級の幸運の力か…

564 :
同じ脳筋でもさくらちゃんは巨乳なのに残姉ときたら…

565 :
残姉ちゃんは傭兵だから乳なんて無駄なものは必要ないのですよ
腹筋ムキムキでウエストがキュッとくびれてて
足もスラッと引き締まっててお尻はプリンッとしてる女豹ボディの残姉ちゃん・・・(´Д`*)

566 :
おえっ

567 :
ダンガンロンパIFを見た後、無性に残姉ちゃんで抜きたくなって、
Pixivでエロ画像探しに明け暮れど明け暮れど中々良いものが見つからず、
結局妄想で抜いた奴は俺以外にもいるはず…

568 :
>>567
(*´∀`)ノ
残姉ちゃんの銃痕だらけのボディで尻ズリ絵とか絶対おいしいと思うのになぁ

569 :
>>568
≡≡[戦刃むくろのプロフィール>
お尻も好きだけど残姉はお口で奉仕してもらいたい

570 :
>>562
澪田ですら巨乳と化していたのに真昼ェ・・・

571 :
個人的にはさくらちゃんにはイラマチオして上目遣いで睨まれたい
残姉ちゃんには自分から咥える感じで奉仕してもらいたい

572 :
さくら「なれど」

573 :
江ノ島さんとセレスさんに亀頭を両サイドからこっち見ながら舐めあげてほしい

574 :
人外フェチ?

575 :
ほえっ!?

576 :
破壊神暗黒四天王は関係ないだろ!

577 :
そんな…… 田中が破壊神暗黒四天王に性処理させてるなんて……

578 :
>>574
ご冗談は顔だけにして下さいます?
もっとも、人間の美を超えているという意味で仰っているのならば同意しますが

579 :
えっ

580 :
セレスさんは美しさに自信があるようですが
苗木君にピストンされるたびにアヘ顔を晒してますよ

581 :
苗木「と同じでツッコまれるとすぐボロが出ちゃうんだよねセレスさんは」

582 :
この感覚…黒苗木か…!!

583 :
うんこっこ

584 :
スカトロはちょっと…

585 :
クソじゃあああああああああああああ

586 :
スカトロといえばペコとソニア

587 :
ビチグソがあああああああああああ

588 :
ブボォッ!!

589 :
>>580
>>587
ビチグソ状態のときにピストンすると
ビチグソ顔とアヘ顔が交互に出てくるんですかね……

590 :
挿入まで行ってるのに何故ビチグソ顔に

591 :
ツンデレのツン部分がそれなんだろ

592 :
セレスさんがピストンされてビチグソ顔とアヘ顔を交互にオート切り替えしつつ
ビチグソをブボォッするって?

593 :
「もう一つの結末」苗木チンコ入れられっぱなしでアヘ顔ダブルピースな孕まセレスさんの写真エンド

594 :
いつからセレスさんは顔芸キャラとなったのか…

595 :
セレスさんは強運の持ち主なので
苗木とエッチするときは何故かコンドームが破けます

596 :
それは苗木が不運なだk…いやなんでもない

597 :
避妊もできないなんて絶望的だね…でもそれも、二人の愛の結晶という希望のための踏みd(ry

598 :
コマエドームとな!?

599 :
ギャンブラーのセレスさんはコンドームなんて使わない
生で中出しさせて目論見通り妊娠する

600 :
とりあえず女の子は妊娠したがってる孕ませられたがってるみたいな発想っぽくてちょっと引く

601 :
最高にエロいじゃん!>妊娠したが(ry

602 :
いや別に

603 :
>>600
エロパロスレでそれをいうのは野暮だと思うの。

604 :
キャラ無視したしょうもない妄想見せられても困る

605 :
たかが二次創作なんだから気にする必要性ないと思うけどな

606 :
2の女はペコ以外全員日向に妊娠させて欲しいと思ってるのはアイランドEDで実証済

607 :
まあ人間は、極限状態になると生殖本能が強くなって性欲が増すっていう話もあるしな…
えっ、関係ない?

608 :
アイランド世界だとどれだけ頑張っても想像妊娠止まりだから絶望的だよねー

609 :
気持ち良さを楽しむためにヤル分には好都合だけどな。中出しし放題だし。

610 :
カムクラ「アバターを妊娠させる才能ぐらい持ってますよ」

611 :
想像妊娠なんてものがあってだな

612 :
実は苗木は超高校級の精力の持ち主

613 :
あ、残姉が生まれ変わってジャンプの表紙に載ってる

614 :
妊娠に関してだが、舞園さんはヤる事はヤッてもアイドルの仕事を大切にして欲しいなー、と個人的には思う
セレスさんはお腹の子発言もあるし、欲望に正直なキャラなので生でヤリ倒してください
苗木や日向が超高校級の希望なら、希望を次世代へと繋ぐ能力にも長けているに違いないよ!

615 :
お腹の子ジョークかましたからって
女の子の欲望=孕みたいってわけでもないだろうに
男と一緒でヤることヤりたいだけのときもあろうに

616 :
他人の萌えを否定すんなよ
それは荒らしと同レベル、ってか荒らしそのものの発言だぞ

617 :
桑田×舞園とか山田×セレなんとかはもの凄い勢いで否定されたけどねw

618 :
それも荒らしの仕業やっちゅーねん

619 :
>>615
孕みたい、なんて一つも書いてないよ
キャラ別に原作にあった描写から妄想広げただけで
気にせずやりまくる、ぐらいのニュアンスなんだが
別に好きな男の子を孕みたいと思ったっていいだろうに、そんなに否定しなくても・・・

620 :
>>619
いちいち噛み付く変なのがいるだけなんで気にしない方がいい

621 :
さすがは厨ゲーム

622 :
投下がないとどうでもいいことで荒れるようになったな

623 :
本スレもラジオの人気投票も腐に占領されたし
色々とキツい

624 :
萌え豚も頑張って対抗しろよ

625 :
>>614←リーダーお願いしますw

626 :
さっそく臭いのが湧いてきたな

627 :
とりあえず、萌え豚と腐女子でアイランドしようか

628 :
どっちも底辺なんだから仲良くしろよ

629 :
「萌え豚も腐も底辺同士〜」
ここまで腐のテンプレ

630 :
もうこのスレいらんだろ。すぐ荒れる

631 :
自分の好きじゃないカップリングの話題はスルーして別のカップリング・シチュの話題を出す。
そのカップリング・シチュが好きな人がいれば話題に乗っかかってくれる。
そのカップリング・シチュが好きじゃない人はその発言をスルーして、前の話題を引っ張る。
あるいは更に別の話題を出す。

このスレだけに限らない普通のネットマナーを徹底してくれればそれで済むはずなんだが
2発売以降から明らかに煽ったりスルーが出来ない変なの(2ch初心者?)が増えてる
本当に21歳以上なのか?

632 :
気づいてないの?
お前以外小学生しかいないよ

633 :
あれだけいた職人がまとめて消えた理由考えてみろ

634 :
本スレもここも魔女狩り状態だな

635 :
ちーんこ
クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwww

636 :
腐に群がられた作品のスレが辿る末路って大体同じなんだよね(遠い目

637 :
葉隠「なんだ?ここ腐川っちがいるスレだべか?」

638 :
鬼畜葉隠が2の女の子を次々ハメていき最終的に全員孕ませ葉隠ハーレムを作るエロSS読みたい

639 :
狛枝きゅんのSS下さい

640 :
狛枝きゅん(嘔吐)

641 :
もう豚と腐で乱交してろよ

642 :
>>638
もちろん子供は全員ボンバヘッ!!

643 :
>>633
職人?いたっけ?

644 :
>>638
未来機関の職員葉隠が教師役としてだんがんアイランドに参加。
女子を次々に孕ませ金髪葉隠、褐色葉隠、目元にほくろ葉隠、赤目葉隠、そばかす葉隠、角付葉隠、臭い葉隠、葉隠アルターエゴが誕生。
EDはそれぞれの葉隠の息子を抱いた女子8人の中央にドヤ顔の葉隠。
希望の象徴・葉隠アイランドだべ!!

645 :
>>643
池沼の方ですか?

646 :
>>645
池沼に失礼
少し前の事も思い出せないんなら記憶障害だろ

647 :
読解力のない子どもたち

648 :
つまらない事で喧嘩してるんじゃない
スレタイを読み返してみろ「つまらない喧嘩を延々続けるスレ」じゃないだろ
そんなこともわからないなんて本当にツマラナイ…

649 :
>>647
荒らしたいだけなら消えろカス

650 :
そんなことより江ノ島×2女子百合ハーレムをだな

651 :
\(^ο^)/このスレオワタ

652 :
クソゲーのクソスレ終了

653 :
そもそもなんで荒れてんだっけ?って思って読み返したらマジどうでもいい事が原因だった
>>652
お前なんで自分がクソゲーだと思ってるゲームのパロスレなんかに来てんの?
適当にスレ開いて煽りに来てるだけか?キャラ目当ての未プレイ者か?

654 :
落ち着くまでしばらく離れたほうがいいかもしれんよ、便乗の愉快犯とかも出てきてるし
あと、>>651とか>>652はどの板でもageられたスレによく出没する荒らしだから反応せんでいい

655 :
腐と萌え豚の群がるクソゲー

656 :
明らかに霧切さん分が足りない

657 :
投下しろや、読んでやるから

658 :
そもそも、1キャラで6スレ続けてSS投下されてるのは苗舞だけなんだけどな

659 :
好きなカップリングであれば嬉しいし、たとえ気に入らないカップリングでも、NTR気分が味わえて興奮出来るよ。
どんな作品でもバッチコイです

660 :
エロイSSてすげえムツカシイなおい
書いてる途中で俺何やってんだと思ったら書けなくなっちまった・・・

661 :
もっと希棒を高めるんだ

662 :
全キャラの奇棒のカケラ置いていきますね

663 :
女子の希棒とは一体

664 :
苗木君··あなたはまさに超高級の希棒···そう呼べるんじゃないかしら?

665 :
苗木君··あなたはまさに超高級の希棒···そう呼べるんじゃないかしら?

666 :
繰り返しなさんな、ボケナス

667 :
大事な事だから2回言った?

668 :
いや連投スマンね
お詫びにモノミ先生を性的オシオキしていいから許してほしいべ

669 :
モノミの使い込まれたニンジンって何に使ったものなの?

670 :
そらもうアレよ

671 :
応ッ、アレじゃな!

672 :
黒幕はジーケン

673 :
今終えた。違ってた件

674 :
西園寺! 膣内(なか)で出すぞ!

675 :
ヒヨニー事件

676 :
西園寺と腐川はどっちのほうがより臭いんだろう

677 :
お察しの通り、西園寺

678 :
じゃあいろんなところのにおいをかいで確かめようぜ

679 :
はたして小泉は腐川がいても風呂に入れてくれるだろうか…

680 :
あのシャワーシーンの言いだしっぺは西園寺の方だからな…
でも腐川がいつまでも入らずに渋ったりしていたら率先して入れそうな気もする>小泉

681 :
1しかやってないけど腐川が口臭を理由に口開くの禁止したのって
やはりザーメンたらふく飲ませてザーメン臭くなってたから

682 :
何となく想像しがたいというかその発想はなかったな
ただ単純に歯磨いてないだけとしか思ってなかった

683 :
よく虫歯にならんな…ジェノサイダーが5倍磨いてるのか?

684 :
つくづく御曹司に取られたくなかった
>>683
磨いてたら臭くならないだろw
歯磨きせんでも歯垢が溜まるだけで虫歯になりにくい人もいるよ、昔の俺もそうだった

685 :
>>638
ジェノサイダーは舌が長くて器用に動かせる
ここまで言えばわかるわね?

686 :
腐川エロイよなあ
特にブサイクじゃない方の初期腐川は妙に色気がある
3があるならペコの初期デザのオタ剣士も是非採用して欲しい
もちろん風呂入らないキャラで

687 :
1話で舞園さんの犯行計画を潰しつつ十神がぬように仕向ければハーレムに一歩前進、かもしれない

688 :
>>686は臭くて根暗なオタ女が好きとな
コミケにいけばリアルにいっぱいいるだろ
美人じゃないけど

689 :
腐川にエロスは感じないが
ブサじゃない方の初期腐川がエロイのはわかる
未亡人のような大人の色気を感じる

690 :
>>688
そうだよ
リアルのはノーサンキュー
>>689
初期腐川は理想的
伏目がちなところが最高

691 :
腐川はドMだけど優しくされるのも好きみたいだし
対罪木みたいな対応してけばそのうちデレてくれると思う

692 :
自由時間イベントやってると苗木が腐川を寝取るワンチャンあるんじゃないかって思えてくる。

693 :
?誰得だっての

694 :
俺得に決まってんだろ!
EP1の自由行動で惚れたのにEP2でいきなり十神と……くそぅ

695 :
舞園さんが事件起こさなきゃ大神さんが人してたそうだし
そんとき十神をせば、腐川ルートは十分アリだと思う、他にデレそうな相手もおらんし
てか、本編でも十神は腐川に対して欠片も好意を向けてないわけだし、ワンチャン普通に残ってんじゃないかな
ただ、腐川とらーぶらーぶになったとしても、ジェノのほうがなぁ
十神に対するす気が起きないってのが、苗木にも起こるかっつーと……

696 :
十神はともかく苗木はジェノのドストライクゾーンだからな…
逆に危険

697 :
ジェノ確か4章で苗木と葉隠に対して萌えねーとか言ってなかったっけ?
十神をさなかったのは単に自分がクロで処刑されるのを避けるためだったんじゃないかな?
でもぬなら白夜様をしてにたいって言ってたし。
その環境さえなければ十神もいつられてたか怪しいぞ。

698 :
それは、どうせぬなら好きな人と心中したいって意味であって、萌える男をすのとは別問題だと思うぞ。

699 :
十神のことはなぜかしたくならないって言ってなかったか

700 :
ここって男の娘はナシ?

701 :
過去ログを調べる努力をしろよ
801板でやれって結論出てる

702 :
腐川は、ドM方向じゃなくて普通に恋愛しようとするなら、やっぱ罪木と方向性は似てるんかな
どうせ私のこと不細工とか思ってんでしょ、とか言ってるところをキスして押し倒す的な
まぁ腐川は被害妄想、罪木は実被害有りって差はあるが

703 :
>>701
こういうのが空気を悪くさせる

704 :
1のアニメ化来たな

705 :
これでエロSSが増えるよ!やったね

706 :
>>704
どっかの釣りじゃねーか。

707 :
は?(威圧)

708 :
アニメ化とか絶対荒れるやろ

709 :
>>707
コミュ障のマネは止せ

710 :
女性陣は、自由行動ネタをやって苗木とフラグを立てるのか?
それとも、いわゆる壁紙CP推しになるのか?
アニメの行く末次第でここの住人も更に大幅に変化しそうだ

711 :
ハワイ

712 :
ほえぇ?!

713 :
メソポタミア

714 :
トマソンガゼル

715 :
スリジャヤワルダナプラコッタ

716 :
なんでスリランカの首都突然出てくんだよ

717 :
ワロタwww

718 :
大きく手を振りながら処刑のスイッチを入れる江の島
しかしアルターエゴのウイルスが発動してしまう
苗木のごん太い希望ペニス
白夜のベリーロング御曹司ペニス
葉隠の水晶玉入りフォーチュンペニスが襲いかかる

719 :
>>701
似たようなのがしょっちゅう沸くからテンプレに書くべき

720 :
ガンダムとソニアのSEXを覗いて泣きながらオナる左右田
日向と七海のSEXを覗いて泣きながらオナる左右田
弐大と終里のSEXを覗いて泣きながらオナる左右田
小泉とひよこの百合プレイを覗いて嬉しそうにオナる左右田
狛枝とモノミの変態プレイを見つけてそっとその場を離れる左右田
音もなく左右田に近づく花村

721 :
俺と澪田のSEXを覗いて泣きながらオナる左右田

722 :
安定の左右田

723 :
ソニアさんを日向に寝取られ傷心の左右田
そんな左右田を慰めてくれた小泉に惹かれ始める左右田
そんなある日、左右田は夜中に日向のコテージに入っていく小泉の姿を見る…

724 :
>葉隠の水晶玉入りフォーチュンペニス
…なぜだろうか、葉隠ならやりかねんと納得してしまった

725 :
ダンガンロンパのアニメ化来た!
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1212/10/news114.html

726 :
ある日、夜中にホテル旧館に明かりがついているのに気づいた左右田。
窓から覗いてみると、男女入り乱れ乱交パーティにいそしむ
自分以外のメンバー全員が……!!
左右田はとりあえず泣きながらオナった。

727 :
この事件を重く見た上杉謙信は軍を率いて南進、信州にて武田勢と対峙した
世に言う川中島の合戦の幕開けである

728 :
>>727
(上杉勢に対して)こっち来るなーーー!

729 :
間違えた
あっちいけーー!

730 :
越後の龍が左右田の味方してくれるのか…
さすが生涯童帝を貫いたとも言われる漢

731 :
>>726
勇気を出して旧館の扉を開ける左右田
左右田「おーい、みんなー!オレを忘れてんじゃないだろうなー!」

732 :
カッ!ゴロゴロ…(暗転

733 :
弐大「おう、来たか左右田! 花村が相手ばかりで退屈しておったところじゃ、早速尻を貸してもらおうかのぅ!」

734 :
あのシーンを浜辺→乱交会場 日向→左右田で想像したら涙が止まらない

735 :
絶望時代も乱交でハブにされてたんだろう>左右田
江ノ島「ハァ?あんた誰?」

736 :
>>733
楳図顔になるな
貝合わせする西園寺と小泉、隅のほうで九頭龍にフェラをするペコ、田中を逆レイプするソニア、日向に群がる七海、罪木、終里、澪田
あぶれた豚神・弐大・花村・狛枝でアッー
そんな乱交パーティー

737 :
日向羨ましい
あぶれてる男の顔ぶれが濃すぎるだろ…

738 :
>>737
葉隠も入れるべ!

739 :
>>736
終里・澪田を日向組に入れるならソニアも入れてやれよw

740 :
オワリは弐大と・・・してればいいんじゃないかな?

741 :
キマシ(西園寺、小泉)
リア充(九頭龍、ペコ)
日向ハーレム(七海、ソニア、罪木、終里、澪田)
ハッテン場(弐大、花村、豚神、田中、狛枝)+左右田+葉隠
これで丸く収まる

742 :
お前ホモかよぉ!?(歓喜)

743 :
やはり古代ローマカラテは魔技…

744 :
誤爆

745 :
なぜ2メンツに葉隠入れてんだってw
でもこいつならバイ設定あっても驚かない

746 :
そうそう ソニアの心は日向のものなんだから、
そういう関係でない奴とセットにしたらかわいそう。

747 :
流石にその煽りは分かりやすすぎてどうかと思うぞw
でも日ソニSS、もっとあってもいいな
唯一あるやつはどっちかっていうと左右田メインだし

748 :
煽りじゃないよ
通信簿で結婚までいって生き残ったのソニアだけだしな。

749 :
ソニアとはプロポーズしたから結婚する
罪木とも結婚の約束をしたから結婚する
七海は恋愛ゲーム教えてゲーム内で結婚する
小泉とは初々しい恋人関係を満喫してから後に結婚する
終里は責任とってくれってことはもう妊娠してるから結婚する
西園寺は家に入ってくれということは婿養子に入ってほしいという事だから結婚する
澪田は恋人という刹那的な関係ではなくライブメンバー=永遠の関係=夫だから結婚する
そんでもって九頭龍と結婚した人妻ペコと不倫する

750 :
>>748
荒らしじゃないことを信じてマジレスすると>>736は田中とソニアの組み合わせが良いと思ったんだろ
通信簿のは確かに大きいけど本編じゃ一応田中と好意的な絡みはあるんだから
組み合わせとして考えられてもおかしくないしお前が否定していい理由はない
煽りじゃないなら>>1を読み返すべき

751 :
どう控えめにみても荒らしなんでどうでもいいっす
句読点の使い方w

752 :
「ちょっ、何すんのよアンタ!」
「ん?だって男なら誰でもいいんだべ?」
「違うよ!十神と寝たのも、苗木と寝たのも、子供が出来たのも、全部無理矢理なんだって!」
「俺は無理矢理してねーって!」
「今の状況は無理矢理でしょ!」
「じゃ、逆にどうしたら無理矢理じゃなくなんだ?」
「…へっ?」
「だってよ、オメーは俺のやり方を無理矢理っつーんだべ?そしたら何したら無理矢理じゃなくなんだ?」
「や、それはさぁ…」
「言ってくれねーとわかんねーって」
「……………」
「どうなんだべ」
「…………しく」
「ん?」
「優しくしてくれないと…イヤだ…さくらちゃんにも…怒られるし…」
「今までの奴らはどうなんだべ」
「多分、怒られてる」
「えぇー…」
「私、十神の時もそうなんだけど…分かんないんだよね。その…気持ちいい?って言うの」
「苗木っちは気持ちよくしてくれてたんでないんかい?」
「…全然。イヤだ、って気持ちが先走っちゃってさ」
「………んー………ここ触られたりしたら、何か思わねーの?」
「ちょっと!何で胸触ってんの?!」
「どーなんだべ?」
「やっ…な、くすぐったいよッ」
「くすぐったいだけかいな?」
「変な感じがするから!止めて!」
「ん?なーんか朝日奈っち、乳首立ってんべ」
「ち…くび…?!」
「いやいやいや流石に乳首くらい知ってんべ?」
「やぁっ…で、も…なんか…へんなかんじ…」

みたいなの想像してたのに…

753 :
>>752
おい、続くんだよな?!

754 :
>>751
荒らしに構うヤツも荒らしだべ!
ちなみに、俺は荒らしじゃねーべ!

755 :
>>752
わっふるわっふる

756 :
続けてみた

「どーだべ?ここ、触られると」
「やぁ…ッ、だから!へんなかんじするって!」
「変な感じってなんなん?こんなかっちかちにしといて、変な感じの一点張りは流石にねーべ」
「分かんない…っあ?!」
「ん?どした?」
「今、びりびりってしたよ…」
「んん?びりびり?それじゃわかんねーべ」
「何で分かんないの…?」
「男と女は違うんだぞ?朝日奈っち。体の仕組みっつーか、感じ方も違うんだべ」
「…へ?そう…なの?」
「そうだべ。だから、びりびりじゃ俺は分からん」
「………むーん、触られると体がびくっ!ってなってね、こう…むずむずしてくるんだよ」
「…なるほどな」
「な、何よ葉隠…アンタにしては珍しく真面目な顔しちゃって…」
「朝日奈っち。俺の占いによると、右の乳首の方が敏感と出てるべ」
「それ占い関係なくない?!」
「アッハッハ!とりあえず試してみるべ!」
「とりあえずじゃないよ…ッ!?」
「こっちはこんな感じか?そんでこっちは…」
「ひゃあッ!?」
「…どうだ!俺の占いは3割当たる!」
「だっ…から、占い関係…ないって…、触るの止めなさいよッ…!」

757 :
「アッハッハ!どうだ?オメーよりも大人のお兄さんに乳首弄られるのは!」
「ふぇ…っ、も、やめ…て…」
「………………」
「ッ! ハァ…ハァ…、止めて…くれた、の…?」
「だべ。朝日奈っちがほんとにヤじゃねーならまだすんだけどよ」
「何葉隠のくせに空気読んでんのよ…」
「俺だって空気くらい感じ取れるべ。今のは寸止めろと言う空気がビンビンだったべ。ちなみに俺のここもビンビ」
「ちょっ…!何自然な流れで脱ごうとしてんの!」
「ん?ダメなんかいな?」
「…うう…あの、さ、葉隠…」
「…なんだべ」
「さっきの…とこ…触ってほしいな」
「………へ?」
「あのさ!やっぱ、今まで感じた事ない感じがしたんだって!だから…」
「…ほんとに、いいんかい?」
「う、うん…私、もっと…大人になりたいから…」
「………やれやれ、俺がエスコートしてやんべ、朝日奈っち」
「相手がアンタってのが残念だけど」
「何だべそれ!ヒデーぞ!…とりあえず、服…」
「…うん、脱ぐ、から…」

758 :
「うおっ…、ずっと巨乳だ巨乳だとは思ってたけどよ、ナマで見るとまたデカさもひとしおだな」
「〜〜〜〜ッ!」
「ほれ、隠してたら触れねーべ?」
「…うう、やっぱ恥ずかしい、かな」
「誰だってそう言うもんだべ。みんな最初は恥ずかしいんだぞ」
「って言いながら何でアンタまで脱いでん…ひっ!」
「あん?」
「ちょっと…あ、アンタ何よそれ…その…こ、こ…」
「俺のこのイチモツがどうしたべ」
「いや、………デカすぎでしょ!」
「あ?ああ…アッハッハ!十神っちも苗木っちもちっさかったんかいな?」
「あいつらには悪いけどさ…比べもんにならないくらいデカいよ、葉隠」
「これも日頃の修行の賜物だべ」
「何の修行してんのよアンタ!?」
「そんな事言ってる場合じゃねーべ。実際、俺はだいぶ我慢した方だと思うべ」
「…アンタにしては、ね」
「さっきみたいに、まず乳首を触るからな?オメーの敏感な右乳首を」
「アンタ今とんでもなく恥ずかしいセリフ言ってるわよ」
「知ってるべ。リアルな話、こう言う時のセリフは何言ったって恥ずかしいもんなんだ」
「…んっ、あ…やっぱ、くすぐったいって言うか…」
「最初は『へんなかんじ』がすると思うべ。今まで感じた事のねーもんだから、へんなかんじだと思うかもしれんけど…」
「…ぅ…んあっ!」
「お?」
「あっ、あ…ん…こ、え…我慢出来なぁっ!」
「その感じが、気持ちいいって事なんじゃねーの?」
「そ…、なの?っ…これ…、ふぁ…きもちい…あっ!」

759 :
「やっぱりかわいーべ、朝日奈っち」
「やぁ…っ、あ、んたに言われ…てもっ!嬉し…くな…あっ!?」
「………」
「ーーんぅ…ん、ん!んんっ!んぅぅ!」
「…ふぅー…三途の川が見えたべ…」
「はがくれぇっ!いきなりキスしないでよぉ……っ!」
「口を塞いでから乳首を思いっきり弄んでやったべ」
「ひゃ、うっ!…あ、なんかお腹の底が…じんじん…してきたよ…?」
「朝日奈っちの体が気持ちよくなってる証拠だべ」
「そうなの?…っあ、ああああっ!やだっ、乳首ナメ…ないで!や、ひっ…あ…」
「ふぇ?」
「さっきまで…空気読んでたんっ…じゃ…、やぁ…ッ…あ、あっ…ヤだ、何か変になるっ!ヤだっ!葉隠ぇ…んっ!」
「このまま乳首ナメてたらイケそうだべ、朝日奈っち!乳首でイくのはレベル高いぞ!」
「ん、ひぅっ…あ、や、は…っ!葉隠っ…!あ、あたし…あたしも、う…っぁぁぁああああ!!」

「…………」
「…………ぅ……」
「……大丈夫か?」
「ぅ…ハァ…ハァ……うん…」
「…朝日奈っちの下、準備万端になってんべ」
「…あんたの…イ…チモツも…でしょ」
「こればっかりは隠せねーべ。」
「………どうしたらいいの、私」
「へ?」
「アンタのも触んないと…フェアじゃない、でしょ」
「それはあれか?そのー…スポーツサンセットとかってヤツ…」
「…何と間違えてんの?スポーツマンシップ?」

760 :
「多分それだべ」
「イヤ、性行為にスポーツマンシップもへったくれもないと思うんだけど」
「…これは一本取られたんか?」
「取ったつもりないよ、私…」
「で、どうしたらいいかって質問なんだがよ」
「…うん」
「この俺のイチモツをだな、オメーのおっぱいに挟んでいただきたいべ」
「……………」
「俺のイチモツを」
「聞こえてたよ!恥ずかしいから何回も言わないで!」
「へ?…やっぱ恥ずかしいんか?今まで何回もあのふたりとはしてきたのに?」
「何回もしてない!それにさっきも言ったけど、あのふたりには無理矢理やられたの!」
「全く、子供は自分よがりな性行為しか知らんべ…性の乱れがこんな学園にまで蔓延っていたとはな」
「急に大人ぶるの止めなさいよ…」
「だって俺リアルな話、成人してるし」
「……はいはい……で?挟めばいいの?」
「おお…朝日奈っちがやけに素直だべ…そうだな、俺がベッドに仰向けに寝た方がやりやすいべ?」
「うーん…やった事ないからわかんないけど…うん、その方がやりやすそうだよ」
「ま、ものは試しにだ、それに朝日奈っちの運勢に、一度チャレンジするが吉と出てるべ」
「口から出任せ言わないでよ、葉隠」
「…ははは、すいません…」

761 :
「えーっと…これ、でいいんだよね?体勢的には」
「こっから見るとスゲー映像だべ…俺の愚息が朝日奈っちの巨乳に包まれてんべ。上目遣いの朝日奈っちもなかなか…」
「なによ…もう…」
「ちょちょちょっ!いきなり動くなっての!」
「さっきのお返しだよ!こうされたらきもちいんでしょ?男の子ってさ!」
「うぅ…は、反論が出来ん…」
「ウィークポイント丸出しでよく余裕保ててたよね、アンタのくせしてさ」
「もしかして朝日奈っちって、S?」
「………」
「……っ!?だっ、からいきなり動くんじゃ…」
「…あ、そうだ!」
「あ?まだ何かあんのかいな?」
「こないだランドリーにあった雑誌に書いてあった事、試していい?」
「何読んでんだべ、朝日奈っち!」
「……アンタに教えるわけないじゃん」
「うおおあ?!パイズリしながらフェラとかオメー…ッ、さすがの俺でも…ううっ…」
「ふぉーお?ふぉれ、ひもひいれひょ」
「喋んな喋んな!先端に先制攻撃してんじゃねーって!」
「ぷへ…っ…アンタ、もう何か出て来てるよ?こんなにされてもう気持ちよくなってんだ?」
「……うう…今までリードしてたのに…」
「ねー、葉隠?答えてよ?どーなの?あたしにこんな事されてさ」
「………はい、気持ちいいです…」
「…えへへー!」
「ああくそかわいいべ!んで何でそんなにパイズリもフェラもうめーんだべ!…はっ、まさかあいつら相手に」
「試してないよ」
「へっ?」
「これはお返しだからさ、アンタに」
「…あ、朝日奈っち…まさかとは思うけどよぉ…」
「よーし、それじゃ!このバイキングソーセージを食べちゃうからね!」
「卑猥!朝日奈っち、今最高に卑猥だべ!」

762 :
「またびくびくしはじめた!あのさ、何で男の子のこれってそんなにびくびくするの?」
「い、いやそりゃーよ、血管もたくさんあるし…何より、」
「何より?」
「………気持ちいいからだべ」
「…えへへ、そう聞いたらますます興味湧いちゃった」
「っ?!」
「先走りって言うんでしょ?この透明のやつ。これ使って…うわ、ぬるぬる」
「あ、ああ…っ」
「挟んで…先端を咥えると、男の子ってすぐイっちゃう、って本に書いてあったんだよねー」
「…無邪気な顔してなんつーセリフを…ほんとに何の本読んだんだべ」
「うるさいなー。でも、これはほんと、今日はありがとう!って事だから。お返しだから、ね」
「………っ?!あ、朝日奈っち!そんないきなり先端ナメんなっての!」
「んふふふふ」
「あいつら…こんな子と…何回もしてたんか…」
「ふぃもふぃむぃ?」
「今まで自慰で我慢してた俺の気持ちにもなれっての…」
「むふふふふ、ふーん?」
「………あのよぉ…あさ…ひなっち…」
「んんん?」
「…こんな事…言うと、オメーには…イヤーなレッテル…貼られ…そうなんだ…が…よ…」
「ん?もふふふへ?」
「実はもう俺、……割と…げんか…い………」
「むふむふむふ」
「んあッ?!何言ってっか…わっ…かんねー…って……ぁ…で、……でる……ッ!」
「んんんっ?!!」

763 :
「ほんとすいませんでした」
「もう…ほんとだよ!すっごいいっぱい出て来たから、窒息するかと思ったじゃん!」
「いやー、ははは…まさか生身の人間とヤるとこんなにも興奮するもんだったとはなー、久し振りにビンビン来てたべ」
「………何だ、童貞じゃなかったんだ」
「オメーなぁ…」
「…………あのさ葉隠」
「ん、どした今になって、急に真面目な顔になってんぞ」
「アンタとだったら…無理矢理じゃなく、最後まで出来る気がするんだ。だから…」
「…まさかそれって…」
「それに!さ、ここで暮らすなら子供作らないといけないでしょ?苗木の子も、十神の子もいるし、あとはアンタだけなの」
「…朝日奈っち」
「…いいよ…葵で」
「………葵っち」
「何今更恥ずかしがってんの?女の子の前で全裸って方が恥ずかしくない?」
「そこはオメーも全裸だから…」
「あ…」
「………」
「………しよう?康比呂」
「〜〜〜!あ、葵っち!いきなり名前の呼び捨てはレベルたけーべ!ドキッとしたべ!!」
「えへへへ、いつかやってみたかったんだよねー。まあ、アンタも喜んでるし…」
「うぉっ!?」
「ここもまたカチカチになってるから、その反応も嘘じゃないみたいだし」
「………いいんか?俺と子供作って」
「今更聞く事?私がしたいって言ってるんだから、いいの」
「…葵っち…」

764 :
「…もっかいだけ確認すっけどよ」
「………いいよ、康比呂」
「……分かった。もう聞かんべ。その代わり、かわいい子を産めよ、葵っち」
「…………うん……!」

「そんじゃ…これ言わんといけない気がするんで言っておくか」
「へ?何が?」
「葵っちの鞘に−−−模擬刀の先制攻撃だべ!」
「っあ?!ちょっと!変な事言わないで…よ…ッ」
「くぅう…ふたりも子供産んでおいてこの締まり方、さすがアスリートだべ」
「それっ…かんけーあんの…っ?」
「ケツの筋肉が締まってる人は、膣の締まりもいいって聞いたべ」
「……それ何情報?」
「……ランドリーの本」
「やっぱり…っあ…お、っきい…の、入って…」
「………大丈夫か?」
「………うん……あたしなら…大丈夫……だから……動いて、いいよ…?」
「葵っち……、じゃ…行くぞ?」
「うん、うん…来て、気持ちいいって事、教えて?康比呂…っ」
「やっぱドキッとすんべ…まずはゆっくり動くからな」
「んっ…中で、抜かれ、…あ、う、ごい…」
「あいつらの事だべ、きっとここでむちゃくちゃに動いたんだろ?」
「…そ、うなの…痛かった…痛かったよぉ…っ」
「今はどーだべ?」
「いた…くない、むしろ…何かっ、奥の方に当たって…んぅ…っ」
「気持ちいい、って感じすっか?」
「…う、ん……」
「うぉあ!?ちょ、急にきゅっと締めんなって!」
「ひゃっ、で、も…分かんな…いよ…あたし、何もして…ない…のっ」
「そっか…でも、葵っちが気持ちいいんならそれでよかったべ…」
「な、何優しさ見せてんのよぉ、ばかのくせにぃ…」
「…バカでもいいべ、オメーが気持ちいいんなら」

765 :
「アンタって、さ…」
「…ん?」
「すぐ…よく分かんない事言うよね…」
「俺としては意味ある事言ってるつもりなんだけども」
「えへへ…でも、そう言うとこ、嫌いじゃないよ…」
「葵っち………」
「…もっと激しくしても、いいよ」
「…そうか?そんじゃ、お言葉に甘えて」
「んっ!ぁ……そ、こ!なんか、変な感じする…っ!」
「ここか?」
「や、っあ!ぐりぐりしないで…!」
「もしかすっと、葵っちのいいところを見つけたかもしれんべ」
「ひぐっ!あ、呼吸…へんになる…ぅあ…んぅっ!」
「気持ちいいんだべ?」
「そ、かも…しれな、あァッ!」
「っつう、きゅーっと締まってるべ…オメー…俺の事仕留める気なんか…?」
「し…とめるって…何さ…!あ…ぁたしは…あん…たと…!」
「…分かってるっての」
「や…んぅ……やす…ひろっ…」
「葵っち…葵っち…、俺……もう無理だべ…」
「あ、た…しも…、やすひろぉ…ッ!」
「出すべ…!葵っち…中に…出すべ…!」
「や…すひ…ろ…!…っああああっ!」

766 :
「〜〜〜ッ!!」
「んぁああああっ!!」
「………葵っち…」
「かわいい子供…生まれると…いいね、康比呂…」



「と言う本を書いてみたのですが」
「ちょっと!何変な本書いてんの!」
「やはり朝日奈葵殿のスペックからして様々な男に抱かれている、という設定がいいかと思ったのですよ、僕は」
「僕は(キリッ)じゃないよ!何で相手が葉隠なの?!」
「そんな言い方すんなって朝日奈っち…傷付くべ…」
「それなんですが…基本的に残念な男子、即ちザンメンな葉隠康比呂殿が朝日奈葵殿を抱く、と言うのが今回のコンセプトなのです」
「つまり?」
「どんな男でも頑張ればいい女を抱ける、と言う事をテーマにしたのが今回でして…」
「なんつー鬼の所行だべ!山田っちのこうげきが俺と朝日奈っちにこうかはばつぐんだ!べ!」
「とりあえずその本燃やしちゃおうよ、葉隠!」
「んだな。それにそれ見つかったら、オーガに何されっか分かんねーし…」
「我ならここにいるぞ」
「ほーらオーガに見つかっ…えええ?!いつからいたん?!」
「『三途の川が』云々辺りからだが?」
「あ、さくらちゃん!聞いてよ、山田と葉隠がねー…」
「いやいやいや俺何にもしてねーべこれ完全にとばっちりぃぃぃ!!」
「拙者は何も悪い事はしてござらん(震え声)」
「………山田、葉隠………本物の三途の川を見せてやる」
「「おおおおおお助けええええ!!!」」

767 :
以上でした。
思いつきで書き出したら長くなりすぎた。
ついでに、BADの葉隠×朝日奈って途中で書いたけど、何か気の迷いで最終的に山田の書いた同人誌設定にしちゃった…すまん…すまん…
初めてエロ書いたし最初の書き方に合わせて描写省いちゃったから、色々脳内補完よろしくお願いします。

768 :
GJGJー!!続き書いてくれてありがとー!
朝日奈とだべの組み合わせいいなあー。
増えないかなあ。

769 :
GJ
朝日奈さんはもっと作品が出ていい逸材

770 :
GJ
オチに吹いたw

771 :
GJ!
途中からさくらちゃんが顔赤らめながら聞いていたと妄想

772 :
GJ!
朝日奈ちゃんかわいいなー。
>>771
それに賛成だ!

773 :
GJ
先制攻撃出るたび笑っちゃう

774 :
GJGJ
久しぶりに作品投下嬉しい
さくらちゃんのエロSSも見たいな!

775 :
ほえぇぇ?!

776 :
いいオチだったw

777 :
タイトルだけは思い付くんだけどな(嘘)
大神さくらの花嫁修行(さくらたんがメシ作る話)
石丸清多夏の性権放送(石×偽江でギャルを更正させる話)
葉隠康比呂の先制攻撃(葉×偽江か葉×セ)

778 :
GJGJGJ、続きありがとう。
朝日奈さん可愛いわ葉隠が紳士だわで癒された。優しいのいいね

779 :
>>777
全部書いてくれよー

780 :
>>779
ほえぇ!?

781 :
男子の精液を封印解除していくカードキャプター大神さくらタン

782 :
声がバリアー星人

783 :
「江ノ島君!まだ寝ていたのか?僕がお越しに来なければ、何時に起きるつもりだったんだ?」
「…べっつにアタシが何時に起きようと関係なくない?」
「関係あるとも!僕たちは同じ境遇にある仲間なのだ、ならば分かち合い分かり合い、絆を作るべきではないか?」
「アンタがしてんのは強・要!アタシがしたい、って思わない事させて楽しいの?それで何が分かり合うよ、アタシの事何も分かってねぇじゃん!」
「…ふむ…悔しいが、君の言う事にも一理あるようだな…」
「でしょ?」
「……なら、君がしたい、と思う事は一体何なんだ?」
「………う」
「ん?」
「……あの子を、みんなを…絶望させる…それだけ」
「え、江ノ島君?一体君は何を…」
「うっせーよ!アタシは、アタシは…!」
「…江ノ島くッ…!?」
「石丸!アンタみたいなタイプ、アタシはだいっ嫌い!だから…!辱めてやる…!」
「なっ…!?ぼ、僕の服を脱がせて、一体何をする気なんだ!」
「あの監視カメラに見せつけてやんの!アンタの恥ずかしい姿!」
「江ノ島君…!?」
「そしたらもう、さっきみたいな大口はアタシには叩けないでしょ?!アンタの信念は、快楽に負けるの!」
「き、君は…まるで昨日の江ノ島君とは別人じゃないか…!江ノ島君、目を覚ましてくれ…!」
「うるさい!アタシは…私は!っつーか、こんな状況でアソコおっ立てるとか、アンタバカぁ?Mなの?どMなの?」
「くっ、僕は、僕はこんな事をしたくてしているわけでは…」

おかしいな、石丸じゃ江ノ島を更正させられん…

784 :
>>783
わっふるわっふる

785 :
いきなり、ちーたん×ひよこが見たくなった
まあ本編ではありえないけど、いじめられっこ(男)×いじめっこ(女)って好きなんだ。某GTOの吉川たちのように
まあ、別にちーたんはいじめられっこじゃないけど、ひよこと絡んだら間違いなく弄られると思う

786 :
おお・・・ちーたん×西園寺いいな
新たな希望が見えた

787 :
>>783
続きを半裸待機
>>785
握手握手

788 :
>>787
手を石鹸で洗ってからにしろや

789 :
ちーたんの一転攻勢はありますか?(震え声

790 :
ないよ?(威圧

791 :
狭い密室にて、ちーたんの服を脱がせるひよこ。
興奮が高まり、自身も同時進行でヌギヌギ。
しかし、想像していたフニャチンではなく、そこらの男性顔負けの巨根がそこにはあった。
青ざめてやめようと言うも、欲情したちーたんが迫ってくる。
逃げようにも自分一人で着物を着る事が出来ないので外に出られず犯される。
絶倫でもあるちーたんからはいつまで経っても解放されず、そのうちひよこは考えるのをやめた。

こんなSSがみたいです(懇願

792 :
さあその妄想を形にするんだ

793 :
>>791
わっふる!わっふる!

794 :
>>791
ほえぇ?!

795 :
>>794
ほえぇぇぇぇぇ?

796 :
ほげええええええええええええええええ

797 :
(お、Jか?)

798 :
はふうううううううううううううううう

799 :
これ(流れ)もうわかんねぇな

800 :
さくらタンのエロ画像キボンヌ

801 :
この流れ、断ち切る!

802 :
>>801
ふっ・・・キミにはこの流れが止められるかな?『それは違うよ・・・・』

803 :
わっふるわっふるわふー!

804 :
それが彼の最期の言葉だった…

805 :
わふーw

806 :
いいから強制シャットダウンだ!

807 :
「不二咲おねぇ、いや…おにぃだっけ?くすくす、いつまでそんなつまんない事してるのかなー?」
学園内のとある一室。
不敵なその少女は、年齢に伴わない外見で、しかもその外見にも伴わない意地の悪い笑みを浮かべている。
その眼前には、彼女と同じ位の背丈の少女がいた。−−−いや、正確には『少女の格好をした少年』である。
きっと男性だ、と説明されなければ誰もが彼を『女性だ』と見間違えるだろう。
不二咲と呼ばれたその少年は、先程まで少女と何かしていたのか、乱れた衣服を何とか手で直そうとじたばたもがいていた。
「あのさー、不二咲おにぃが何したいかわかんないけどさー?恥ずかしくないの?」
「う、そ、それ…は…」
「男のくせして女のカッコしてさ!しかもそれ、罰ゲームじゃないんでしょ?何それー!恥ずかしーい!」
途端にかぁっ、と不二咲の顔が赤に染まり出す。
彼は自分のひ弱さ、華奢さが一番のコンプレックスだ。そしてそれを隠すために、そのために少女の格好をして今まで生きてきた。
強くなったら、いつかあの、大きな背中のような強さを得たら。
そうしたら、きっと自分自身とも向き合えると信じていた、のに。
「恥ずかしいよね?恥ずかしいよね?じゃあ脱がせてあげる!わーい!あたし優しーい!」
雅やかな着物が、窓から注いだ太陽の光できらりと艶やかに光る。
きっちりと締められた帯が、彼女の−−−西園寺日寄子の厳しさを強調しているようだ。
まだ夕暮れなのに、その目には暗黒を讃えている。
まるで、絶望でも見てきたかのような、漆黒。

808 :
「あのね、わたしね、いい事思い付いちゃったんだー!」
普通に考えれば、自由奔放な少女が浮かべている満面の笑みだ。
しかし、そうは行かないのがこの希望ヶ峰学園である。この学園には、普通なんて言葉は存在しない。
価値観が違いすぎる【超高校級】ばかりが集まるこの場所で、当人の当たり前で他人の当たり前を推し量れなくて当然。
よってこの西園寺の笑みもただの笑みではない。
この場合のいい事だって、不二咲にはいい事だとは限らない。
「あの…一体、何しようとしてるの…?」
それでも聞いてしまう。
聞かなければならない、と不二咲は思った。
ここで退いてしまったら、本当にこのままバカにされてしまったら、もう自分はあの背中に追いつけないかもしれないから。
「えー?何って、」
西園寺の顔がぐにゃりとゆがむ。
「不二咲おにぃを【男にしてあげる】んだよー?」
「……は…?一体……どういう事…?」
声が上擦る。不二咲の脳内では色々な言葉が駆けめぐっていた。
しかしどれも確証に欠けるし、何よりも【男にしてあげる】の意味が分からない。
彼女は何をするつもりなのか。
自分は何をされてしまうのか。
と、不二咲が思考に気を取られた瞬間であった。
いつの間にか、自分と西園寺の距離が急激に縮まった。
「え」
「…くすくす、捕まえた。」
西園寺の声が一段と低くなる。
不意を突かれた不二咲の体は緊急停止、体の各部にストッパーがかかってしまったみたいに動けなくなった。
同時に、その少女に恐怖していたのだ。
その恐ろしさのせいで、不二咲は気付くのが送れてしまった。
西園寺が、自分のスカートを思いっきり下ろした事に。

809 :
スカートの下から控え目な白い下着が現れた。
一瞬呆気に取られた不二咲が、しかし自身の足下に感じる違和感に気付き、あっと小さく声を上げかける。
…声が、出ない。
「ゃ……やめ…」
小さく唸る不二咲を無視して、西園寺はしゃがみこんだ。
衣服としての意味が無くなったスカートは不二咲の立っている場所に落とされている。
多少無理矢理引っ張ったが、彼の華奢さが手伝って壊れてはいないようだった。
「へぇー、下着は男物使ってるんだね?不二咲おにぃ。…まぁそっか、女物の下着だと流石にはみ出しちゃうか!」
軽口を叩いた。不二咲が羞恥に顔を歪ませて何も言い返せないのを知っているからだ。
西園寺の目線の前には、不二咲の下着がある。すなわち、その眼前に不二咲が男である証明が備わっている、と言う事だ。
しかも今、たった今このような辱めを受けながら、その下着の中の本能が次第に蠢き出したのを、西園寺は見逃さない。
「…ふーん?不二咲おにぃって変態なんだー。わたしに見られて堅くしてんじゃーん、こう言うの好きなの?」
「…ッ、これは好きでやってるんじゃ…」
「でも堅くなってるよね?くすくす、触って確認してもいいの?」
声色が徐々に鋭さを増す。
不二咲を仕留める為の鋭さを。
そこで西園寺は最後の仕上げにかかる。
すっ、と立ち上がって、いよいよ涙目になりそうな不二咲から離れた。
「……何……してるのぉ?」
「この着物はわたしの家で一番いいやつだから、汚せないんだ」
言うが早いが、自らの帯を外した。
自分でその帯を締める事が出来ないにも関わらず。
自分でこの事態の始末を付けられないにも関わらず。
彼女は着物の帯を外し、あっと言う間に着物が乱れる。
「…どう?わたしの体、見たい?」

810 :
不二咲はこの時、もっと早く助けを呼ぶべきだったと痛感する。
この状態を見られたら、自分が男だった事がバレてしまう上に、西園寺の状態から言ってまず「襲おうとした」と思われても仕方がない。
それでも苗木辺りならまだ話をちゃんと聞いてくれそうだが、彼が来る可能性だって乏しい。
この場で西園寺を制したとしても、それはそれで後から報復が恐ろしい。
 
それよりも、何よりも言い訳が効かなかったのは、自身の体の変化であった。
手詰まりだ。
…これがギャンブルなら、焼いた鉄板で土下座でもさせられているんだろうか。
「あ、…分かってるよ、不二咲おにぃ。もう辛いんでしょ?そんなにパンパンだもんね?」
今までに無いくらいの哀れみと艶やかさの籠もった声が耳に入る。
「わたしの体、見せてあげるね」
囁くような西園寺の言葉の意味を理解した瞬間には、不二咲の眼前にそれはあった。
高校生とは思えない程の、幼児体型。
密やかに存在を象徴する小振りな胸に、ハリのある滑らかな素肌。
ぷにぷにとした二の腕、それにぴんと引き締まっている臀部。
まだ殆ど毛も生え揃っていない陰部。
西園寺日寄子の裸体がそこにあった。
「さ…いおん…じ…さん?」
振り絞った弱々しい声で相手の名を呼ぶ。
夢のような出来事。
「…どう?不二咲おにぃ。もうこんなの見ちゃったら、女の子のフリなんか出来ないでしょー?」
意地らしい笑みが不二咲を貫く。
彼の意志に反して、パンツの中の熱はどんどん膨張していく。
股間が早く外に出して欲しいと言わんばかりに布を突き上げている。
ああ、もう、たまらない。
「や、やめようよぉ…今ならまだ、間に合うよ?ぼ…ボクも…キミの裸を見たい訳じゃ…」
頭がぐるぐるしている。
自分が何を言いたいかもよく分からない。
鼓動が早くなり、自分の息遣いがうるさく聞こえた。
「なーに言ってんの?」
ふっと西園寺が再び近付いてきた。
今度もしゃがんで不二咲の股間に熱視線を送る。次は抵抗出来たはずの不二咲は、まだ動かない。
「つーか、これからっしょ?…澪田おねぇ風に言うと、そんな感じかな?」
にやにや。西園寺の口許が緩んでいる。
その様子は、この弱者をどうなぶってやろうかと考えているようで。

811 :
「ほらー、不二咲おにぃのココはもう【男の子】だよー?」
西園寺の言葉責めは続く。
「ねぇ?こんなモノがあるのにまだ女の子のフリするの?それってズルいんじゃない?不二咲おにぃは男の子だよね?
わたしね、そう言う弱いフリする人って大っ嫌いなんだー」
どちらともしれず、ごくり、生唾を飲む音が聞こえる。
「こんなもの無かったら良かったのにね?」
次の瞬間、
「…ッあ!?」
「くすくす、どうしたの?」
下着越しに思い切り男根を捕まれた。
しかも質の悪いのは、西園寺がそのまま手をゆっくり上下に動かし始めた事だ。
「まさかおにぃ、これで何か感じてたりするのー?何でなんで?こんなんで感じるなんて淫乱ー」
そう言う西園寺の顔も少し紅潮しているように見える。
「…や…そんな…ち…がっ」
「じゃあ何でよがってるの?」
「やめ…てよぉ…っ、」
「不二咲おにぃのココはそんな風に言ってないよ?もっと触って?ってなってるよ!」
「やだぁ…ッ、恥ずか…しい…」
「ビクビクしてるー!すごーい、おにぃのココ、ビクビクしてるよ」
今の不二咲にとって、もはや何を言われても駄目だった。
か弱い少女に攻められて責められている、その事実だけで駄目だった。
不意に、その攻めが止まる。
「っあ…は…ハァ…ハァ…ッ、?」
「………つまんない、不二咲おにぃ。」
真意はうやむやなまま、そんな言葉が胸に刺さってくる。

812 :
「やっぱり直に触んないと、おにぃは墜ちないのかな?」
くすくす、と小さな笑いが漏れ出した。
既にひくひくと痙攣したように動く肉棒は、布切れ一枚被さっていたところでその存在を隠し切れていなかった。
迷わず西園寺は、不二咲の布切れ一枚を脱がしにかかる。
心を折りにかかる。
これで相手を脱がせて、イかせて、逝かせる。それが西園寺の策だ。
とにかく不二咲の心を折らずにはいられない。
両手をそっと腰元の布にあてがい、たださっと下ろして脱がせて−−−

愕然とする。
正味な話、西園寺が【ソレ】を生で見たのは、初めてだった。
興味本位、と言う言葉が一番当てはまるだろう。
誰かの心を思い切り踏みにじるためには、と考えた挙げ句に出た策を実行していたにすぎない。
だからその対峙した相手が、想像よりも想定よりも遙かに大きかった事が、西園寺にとって衝撃であった。
「み…みないで、見ないでよぉ…」
不二咲が思いがけずぽろり、と涙をこぼした。
その弱々しさに反する程、彼の象徴は凄まじく怒張しており、女々しい姿が嘘のようだった。
「…は…?ちょ、不二咲おにぃ…こ、これっ…て…?」
西園寺に初めて動揺が見えた。
「…え?…これ…は、ボクの………あそこ…だよぉ…」
不二咲も一瞬だけ言いよどんだが、意を決して口にした。
「いや、いやいやいや!こんなに大きいなんて知らなかった…!」
「…?……何の話ぃ?」
不穏な空気を不二咲が察した。
対して西園寺の顔色はみるみる悪くなっていく。
ただ遊びたかっただけなのに、ただちょっとちょっかいを出してみただけなのに。
その代償は高くつく。

813 :
「あ、あの、さ…不二咲おにぃ…あ、謝る…から…!」
西園寺が何を想像したのかは分からない。が、恐らく頭に浮かんだのは最悪の事態だろう。
震える声が聞こえてきた。
まるでさっきとは様子が逆転してしまったようにも感じる。
「……謝る?それで済むと思ってるのぉ?」
自分が途端に冷静になったのを感じた。
いや、もしかしたら本能的に動いていたのかもしれない。
不二咲の両手は、いつの間にか強い意志を伴って西園寺の両頬を掴んでいた。
「ふぇっ?!」
「…てよ」
「な、何て?何言ってんの、不二咲おにぃ?」
「……これ、舐めてよ」
そこにいたのは、今までの少女のような少年ではなく、まさに、男であった。

「はっ?わ、わたしが…こんな…こんな汚いモノ、舐められるわけ、」
「舐めたくなくてもいいよぉ、口にねじ込むから」
「!?」
「それとも下の口がいいのぉ?…って、これは山田君に教えてもらった言い方だけどさ」
「やっ、やめっ…!」
「ボクは男の子だよ?力でかなうと思ってるのぉ?」
そうだ。不二咲は、不二咲千尋は今までに無く怒っていた。
かつて見た事が無い程、感じた事が無い程に怒っていた。
その怒りは、彼の男性本来の力を引き出させた。
何とか逃げようと暴れ出した西園寺だが、顔を掴む力は緩むどころか強くなっている気さえする。
痛みに耐えかねて西園寺の力が抜けた。
視界がはっきりした時には、自分の体が横たわっている事に気が付いた。

814 :
「え?や、わたし、いつ寝ころんだっけ…!?」
押し倒されたのだ、と言う事に結論が行く前に、下半身に異様な感覚が走った。
勿論西園寺は、性行為にそこまで詳しい訳ではない。
クラスメートには、花村のように【詳しいだけで行為に及んだ事の無い】者もいたが、まぁそれは不二咲の側も同じだろう。
そもそも彼らの仲間で、性行為を行った事がある者などは数える程(例えばソニアだとか)なのだから。
…だから、だからこそ西園寺は自分の最も敏感な部分を舐められている、と言うのを理解する事がしばらく出来なかった。
「やっ、あ…!?なっ……何、してんの、不二咲おにぃ…!」
呻き声のような呟きが漏れる。
動こうとしたが、どうやら腹部に両手を当てられて背を床に押しつけられている。
上半身を起こそうと思えば起こせたのかもしれないが、腹筋に力を入れると不思議な感覚がより鋭敏になるので、抵抗が上手く出来なかった。
じたばたと床の上を両手が這いずり回っていた。
その内、西園寺に変化が訪れる。
体が熱っぽい。
気怠くなってきた。
抵抗するのが変に思える。
なんだか、この不思議な感覚が心地よくなってきた。
先程まではこれを我慢していたはずなのだが、なぜだろう、受け入れる事を躊躇わなければ、この感覚は気持ちがいいものなのではないだろうか。
「…ぁ…あァ…ッ、も…っと…!」

その熱の籠もった声が自分のものだと知るのは、随分後の事だ。

815 :
訳が分からないまま体に奇妙な感覚を植え付けられていた。
目的も理由も今はそこに無くなってしまった。
ただそこでは、ひとりの少年が、ひとりの少女の陰部を舐めているだけ。
けれど、どんな宴にも終わりはある。
「や…っ!あ……、ッぁああああ!」
一際大きな声が、その室内に響きわたった。
西園寺の目の中で、星が弾け飛ぶような光が見えた、気がした。
その小さな体は、びくん!と大きく跳ねた後は、今ようやく疲れを知って床に横たわった。
永遠とも思える沈黙が支配する。
宴が終わったなら、後は始めるだけ。
くちゅくちゅ。
嫌らしい湿気を帯びた音が聞こえた。
「ひっ…!?」
西園寺の体から聞こえた音だ。
それをやった相手も見当が付く。ひとりしかいない。
何度かくちゅり、と水気を含んだ音が耳障りに聞こえてきていた。
しかし西園寺にはもう力が残っていない。
拒否も、肯定も、否定も、賛同も。
ずんっ。
そんな音にも例えられる衝撃は、鈍く体に響いた。

「ーーーーーぁあああああ?!」
「どぉ?ボクの男の子、満足出来たぁ?」

その不二咲の声で、今の衝撃の正体も、先程の叫び声の本体も、西園寺には理解出来た。
これは、この体内を貫く衝撃は−−−

816 :
続いてその衝撃の正体がずるる、と体内を徘徊していた。
熱くて堅いものが自分の体に入っている。
彼女が大嫌いな虫のたぐいが、木の枝の中に入り込むように。
そんな歪なイメージを脳に抱えたまま、彼女の体内でソレは大きく膨張した。
瞬間、
ずん、と再び体の奥底まで貫かれた。
「う…ッぁああああ!」
再び西園寺が呻く。
今までに無い程のボリュームで。
ふわり、体が少し、浮いた。
不二咲が西園寺を抱き起こそうとしていた。
半開きになった西園寺の目に、結合部分が一瞬だけ映る。
赤。赤。流れる赤。少しだけ、白と透明。
ソレは西園寺を抱き起こした途端、さらに奥深くに突き刺さった。
ぐっ、と小さく唸る。
「普通に正常位でやるより、こうして抱き抱えた方が奥まで入るんだってぇ。あ、これは葉隠君が言ってたんだぁ」
声だけ聞けば、いつもの、不二咲だった。
冷静になったのか、と言われればそれは疑問が残るが。
あのひ弱で力の無い不二咲が、なんと少女ひとりと結合しながら、抱き抱えていた。
何かトレーニングでも積んだのだろうか、あるいは、ただ単に本当に怒りの力だけなのか。
ともかく、不二咲が男である、と言う事実を遺憾なく発揮していた。

817 :
「…いくよぉ」
「…ひ、ぃ…や、止めて、止めてよ不二咲おにぃ…!」
「何で?」
「おにぃ…おにぃは、こんな事する人じゃないでしょ…!」
抱えられた小さな西園寺が、小さな不二咲の腕の中で震える。
自業自得、と言う言葉を忘れたかのようなその言い草。
先に焚きつけたのはどちらだったろう。
「…あのね、西園寺さん?ボクは、男の子なんだよ」
それを解らせてやるために、宣告を突きつけた。
ついでに、ぐんと腰を突き上げて、西園寺の奥底に痛みを伴わせてやる。
「っぐぁぁ!?い、いたい!いたいっ!う、うわぁぁぁぁん!」
西園寺は泣き叫ぶ。
その声ももはや聞こえないと言わんばかりに、不二咲は何度も何度も突き上げた。
「っが…!やめっ…!いやぁ!いた…!やめて…!止め…不二咲…おにぃ…」
少しずつ声に力が無くなっていく。
ゴリゴリ、と音が聞こえてくるようだ。
肉壁を何度も何度も突き上げる。
何度も何度も、何度も。
痛みと、少しの快楽に喉が詰まった頃を見計らって、不二咲はスパートをかける。
「西園寺さん…ボク…もう出すねぇ?」
「は、やっ…め…もう…!おにぃ…!!」
「そうやって言う度!ボクの事締め付けるでしょ!キミこそ変態だよぉ!」
今度は不二咲の攻めを受ける番。
内部をえぐる肉棒が、一段と膨張した。
西園寺の小さな体が満杯になる位、熱くて、多くて、どろどろとしたモノが、たった今発射された。

818 :
「あ…ァ…!わた…し…の…!!」
「西園寺さんッ…!!」
西園寺はこれが何なのか知っている。
知識だけでは、よく解っている。
同時に、これがどう言う事なのかも理解してしまう。
「……ぅああ…わたしの…おなか、…ふじさきおにぃに…よごされたぁ…!」
たどたどしく、苦々しく、西園寺が吐き出した。
涙混じりのその声は、あまりにも弱々しくて。
「…汚しちゃったねぇ、ごめんねぇ」
「ごめんじゃ…ないよぉ…!」
「でもねぇ…」
「え?」
西園寺は戦慄する。自分が今まで泣いていた事を忘れた程に。
ぐんっ、と体内に再び堅い感触を感じたのだ。
自分の中で堅くなるもの。
それが何なのか、西園寺は知っている。
これがどう言う事なのかも理解してしまう。
「一回と二回は、もう変わらないよね?西園寺さぁん」

天使のような悪魔の笑顔が、西園寺の網膜に張り付いた。

819 :
>>791
こう言う事ですか?分かりません!><
また思い付きで書き出したら長くなった。
一部乱文、また一人称間違いがありました事をお詫び申し上げます。
ちなみに一番好きなキャラは葉隠先輩です!(暗黒微笑)

820 :


821 :
おつ
真昼バージョンも頼んだ

822 :

西園寺の方が先輩なのにおにぃ呼ばわりなんだな

823 :
ちーたんの一人称もボクじゃなくて僕かぼくだったと思うが
何はともあれいいもの見させていただきました
ミッドナイトシャッフル乙

824 :
1、2それぞれ一番好きなキャラが共演してるwww
ひよたんがおにぃって呼ぶのは日向のみ、おねぇって呼ぶのは小泉のみじゃないか?
まあ、何はともあれ、乙

825 :
乙乙
フタナリ西園寺が小泉おねぇと風呂場でなのも見たいな
>>824
西園寺は罪木以外全員おにぃ・おねぇだろ
1番好きなキャラの口調くらい覚えとけよw

826 :
皆さんご感想、ご指摘ありがとうございます。
>>822
(桑田とか葉隠とか、ひよたん的に見下せる相手ならともかく)ひよたんに呼び捨てされるちーたんが想像出来ませんでした。
呼ばれるとしたら「不二咲」か、「チビ」とかでしょうか。
>>823
あ、そうでしたっけ。
すいません、何で間違えたんだろう…。まとめる時は修正お願いします…。
>>824
825さんの通り、罪木以外はおにぃおねぇだったかと記憶していました。あの(踏んだ花食わせた)終里にもおねぇ付けてたような。

また思い付きで書き出したら、多少の乱れやミスもあるかと思いますが、お付き合いよろしくお願い致します。

827 :
>>826さん、遅れてしまいましたがGJです!
妄想を形にしてくれて感涙!!

828 :
この前まで全然SSが無かったから嬉しいなあ。素晴らしい作品をありがとう。     

829 :
にゃはは、照れますな

830 :
ふぅ…
天使では無いちーたんもいいね

831 :
ここってちーたんが男に責められるのは書いてもOK?
ホモになるから禁止?

832 :
ちょっと前のレスも読めないのか?

833 :
ロンパプレイヤーはアホなんだから、優しくしてやれw

834 :
またそうやってすぐ喧嘩する…絶望的だよ!

835 :
>>826
GJ!GJ!GJ!!
あんた最高だ。

836 :
>>825
普段は小泉がお姉さんだけど、ベッドでは西園寺がリードとか超見てえ…

837 :
1・2混合CPで見たいやつある?
○アイランドモード中のソニアにちょっかい出しに行く葉隠のオカルトペア
○アイランドの七海に人間を教えるために本物十神さんががんばる
○舞園と左右田って割と合う気が、と思ったら桑田の二の舞になりそうだった

838 :
カプじゃないけど、朝日奈と弐大のアスリートとマネージャーの会話とか、
さくらたんに挑む赤音とか、田中と言葉が通じ合う山田とか、
色々と見てみたい会話の組み合わせはたくさんある。
あと、本物と偽物の十神の会話とか。

839 :
モノクマ「巷では桑舞ってのが流行ってるみたいですね!」
と言って桑田と舞園をセックスしないと出られない小部屋に監禁するモノクマ
そうしないと出られないから仕方ない、と言い訳しながら舞園に襲い掛かる桑田
苗木の名を呼びながら泣き叫ぶ舞園

840 :
ポスター見てたら1・2の組合せ色々見たくなった
上のSS読んだあとだからちーたんと西園寺が並んでるのがなんとも…

841 :
せっかくの1・2コラボの流れを壊すようで申し訳ないがついこないだできたSS投下しますね。
弐大と終里の希望ヶ峰時代捏造時間軸。

842 :
「今からそっちに行ってもいいか?」
夜中の10時、よく知る彼女からかかってきた突然の電話はそんな内容だった。

*****

希望ヶ峰学園寄宿舎の一室。
「一体何の用じゃ?こんな時間に…。」
部屋の主である弐大猫丸は客人――同じ希望ヶ峰学園の生徒の終里赤音を迎えた。
「お前さんっちゅうんはこんな遅くに一人で外出歩いて…全く、危なっかしい奴じゃのぉ!」
「……。」
部屋に入ってから終里は終始無言。普段の快活な面影はなく正に憔悴しきった状態だった。
「おい、何とか言わんか!…だんまりじゃあこっちもどうしようもないぞ?」
「……。」
無言のまま終里から渡されたのは一冊の雑誌。開かれたページには『超高校級の体操部 汚れにまみれた過去』と大きな見出しと共に、彼女の行ったことが誇張気味に記され、希望ヶ峰学園の名に泥を塗るなどと第三者だからこそ書ける好き勝手な文章が書かれていた。

843 :
「…家に帰ったらこれと一緒に手紙が置いてあって、姉ちゃんにこんな辛い思いさせてばっかりでごめんってさ。
探したよ。でも全然見つかんねー…あったのは、一番下のチビが履いてた靴だけで…」
「……終里…。」
話せば話すほど、彼女の表情は歪み、自分のスカートを皺が残る程強く握りしめていた。

終里と接することが多かった弐大だが、こんな終里の表情を見たのは初めてのことだった。
普段、他人のことなど殆ど気にも留めないように見える彼女でも、長年一人で守り続けてきた家族に関しては例外だったのだ。
「オレは今まで、食うために何でもしてきた…
そりゃ、人に自慢できるようなことじゃなかったけど…けどよ、そうでもしなくちゃ、オレもチビ達もやっていけなかったんだ…
それが今になってこんなことになって…

もうどうすりゃいいのか全然わかんねーよ…!」

844 :
前髪の隙間から覗かせた瞳は潤み、唇を噛んで、今にも泣きそうな顔である。それでも涙を零さないのは彼女の弱肉強食としか言いようのない過去がそうさせるのだろう。
その痛ましい様子に耐えかね、弐大は終里を抱き寄せた。

「マネジメント以外のことで女を慰めることなんぞ滅多にないから、上手い言葉は思い付かんが…辛いなら我慢せんと思いっ切り泣いた方がいいぞ。」

「ッ…嫌だ!」
しかし、その腕を終里は払いのけた。
「泣くのは弱えー奴のすることだろ!…オレは強え……強くなきゃいけねーんだよ!」
睨み付けるようにして顔を上げたが、必の抵抗も虚しく瞳から抑えきれなかった涙が一滴頬を伝う。
「ワシの胸ならいくらでも貸してやるわ。」
「泣いてなんかねーよ…!」
頭を撫でればまた一滴零れる。
「何も見んかったことにしてやるからな。心配はいらんぞ!」
「だから…っ泣いてなんか…ねーって!」
ボロボロと、一度崩れてしまえばとどまることを知らない。
最終的に終里は涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら弐大の両腕に収まっていた。

845 :
*****

そうして二、三十分程経っただろうか。
落ち着きを取り戻した様子の終里は今晩はもう遅いため泊まることとなり、着替えのため一旦シャワールームへ籠もっている。弐大は終里の涙やら何やらで前がぐっしょりになってしまった服を脱いだところだ。
シャワールームの戸が開き、終里が出てきた。
着の身着のままでここまで来たため替えの服などない。そのため今の彼女の姿は弐大から借りたタンクトップのみを着た、所謂彼シャツ状態である。
健康的な小麦色の肌に白い布のコントラストが眩しい。弐大が着るとぴったりの服も終里には大きいようで、動く度に色んなところがギリギリ見えそうで見えないのが……

……止めよう、変な気を起こしそうだ。第一、そういうつもりで泊めた訳じゃないだろう!
自らの両頬を両手ではたき、弐大は己を戒めた。
「…よし、今晩は外を出る以外ならお前さんの言うこと何でもしてやるわ!」
悶々と考えていると本当に何かしでかしてしまいそうだったため頭を切り替えることにした。

846 :
「…本当か?」
「応!漢(おとこ)に二言はない!」
「じゃあ、さ…。」
終里が弐大の座るベッドの方へ歩み寄り、首もとへキュッと抱き付いた。
先程のことがあったせいか、つい「添い寝でもするか?」なんて幼い少女を相手にするような発言をしてしまう。
すると首に腕を回していただけだった終里が前方へ体重をかけた。
向かい合う状態でいた弐大は背中からベッドに倒れ込み、そして終里が上に乗ってきた。

「添い寝じゃなくてさ…――」
そう言って鎖骨を舐め、厚い胸板に指を、なぞるように這わせる。
受け手側の弐大は余りに突然の展開に状況が呑み込みきれずにいた。
しかし手が更に下りてきた。
これは、まずい。

847 :
下へ伸びる彼女の手を右手で掴み逆の手で体を引き剥がした。
「ちょっと待たんかい!お前さん、自分のしとることわかって…」

制止の声を上げかけるも、途中で言葉を呑み込んでしまった。
自分の腕の中で泣きじゃくる"少女"の姿はどこへ行ったのだろうか、今弐大の目の前にいたのは立派な"女"だった。
唇は唾液で濡れて部屋の光を鈍く反射させ、サイズの大きすぎるタンクトップがずり落ちて、乳輪が僅かに顔を覗かせている。
「何でもしてくれるんじゃなかったのかよ。」
「確かにそうは言ったが…」

あくまでも自分達は選手とマネージャーでしかない、と返すべきなのに、喉の奥でつっかえてしまう。

848 :
はっきり言って、終里を素晴らしい素材を持った選手としか思っていないようなら今ここまで頭を悩ませることなどないのだ。
本当にそういう意識のない相手ならそもそも最初の話を聞いた時点で今こそ頑張りどころじゃないかと激励している。断じて抱き寄せるなんて甘えさせるようなことなどしない。
つまり弐大は表向きにはマネージャーとして接しているものの、本心では終里を一人の女として守ってやりたいと考えているのだ。

彼女に対して確かな好意を持つため、求められることが嬉しくない訳がない。
しかし一方で彼女を大切に思う気持ちや自身のマネージャーとしての誇りが彼女への想いを妨げる。

二つの気持ちがせめぎ合うなか、弐大は頭を抱えるしかなかった。

849 :
「――いいや。」
長い沈黙を破ったのは終里の方だった。
「人肌恋しいっていうのか?そういうだけだからさ。無理に弐大のオッサンに頼むことねーよな!」
ベッドから降り、何事もなかったかのようにいつものあっけらかんとした調子で喋り出す。
「…やっぱオレ、今日帰るわ。」

…このまま終里を行かせたなら、彼女はどこかで知らない誰かと温かさを求めて体を重ねるのだろうか。
その考えが脳裏をよぎったとき、弐大から迷いはなくなっていた。

終里の腕を掴み、引き寄せて、その勢いのままベッドへ倒し、その上に覆い被さる。
「…弐大?」
終里は小さな驚きの表情を浮かべていた。
どんな経歴と肩書きを持とうが彼女はまだ20にもなっていない少女だ。それを意識すると尚更庇護欲が強まった。
どこの誰かもわからない、彼女の体以外求めないような奴に触らせるくらいなら…自分が。
「本当に、後悔はないな?」
「…今更ナシなんて言わねーって。」
弐大の首の後ろへ終里の腕が回される。
ゆっくりと顔を近づけ、互いの唇を重ねた。

850 :
チュッ、チュ…
角度を変え、何度もキスする。
「んむ…っふ、ぅ…んん…っ」
意外にも終里はキスは不慣れらしい。緊張しているのか、後ろに回された腕に入る力が増した。
親指で唇に触れれば、ぎこちないながらも口を開け、舌を差し出した。それを捉え、更に深く口付ける。
チュプ、れろ、チュ
「ふぁ…は、ン…ぷはぁッ」
部屋に乱れた息遣いと水の音だけが響く。その状況に情欲が更に燃え上がった。

絡めた舌は離さぬまま女性らしさを象徴する二つの膨らみの片方へ、ぶかぶかの服の上から手を添え、形を確かめるようにやわやわと揉む。
大柄な弐大の手でやっと収まる程の乳房、力を入れる度にむにゅ、と形を変え手の中で弄ばれる様がたまらない。この大きさと柔らかさでよく垂れないものだ。
「ッふ…はぁ…ン…っ」
指が布越しに胸の突起を掠めるとくすぐったそうに身をよじる。

851 :
「終里…」
「んっ、弐大…」
ようやく唇を離して終里を見れば、息を切らし、唾液が口から伝い、目は潤み、頬は赤みを帯びて、何ともしおらしい表情でこちらを見つめ返してきた。
「ッ…ああ全く…!」
「うわっ、ちょッ何だよ…ひゃあんっ!」
一度タガが緩むと案外抑えが効かなくなるものだ。
夢中で終里の着ているタンクトップの襟を一気に下ろし、ポロン、なんて擬音でもつきそうな風に零れ出た乳房へしゃぶりつくと、普段のがさつな素振りからは想像できないような可愛い声を上げてのけぞった。
片方の胸の先端を舌で転がす、甘噛みする、吸い付く。余ったもう片方は指で摘む、弾く、押し潰す。
「ひァ、あン!…ッやぁ、にだいィ、ぁあッ…!」
シーツを両手できつく握り締め、愛撫に応じて体を震わせる目の前の女にどうしようもなく惚れていることを弐大は改めて自覚した。

852 :
もどかしそうに摺り合わせる太腿の間に手を入れ、筋肉の引き締まった感触と適度についた脂肪の柔らかさを併せ持つ足の手触りを味わい、徐々に付け根へと辿る。
焦るな、焦るなと衝動を抑えても徐々に息が荒くなる。
「…ハァ…っ…随分、濡れとるな…」
湿った下着を脱がして姿を現すのは愛液を滴らせて艶めかしく照らされた恥部。指でなぞれば陰唇がきゅう、と指を挟むように閉じ、切なげな声が小さく漏れた。
入り口に指を突き立てるとすんなりと呑み込まれてしまった。
ぐぷ、ズッ、ぐちゅ
「んっ、ぁ…はァッ…!」
中は熱くとろけるようで、内壁が指に絡み付いて離さない。
膣内を探るようにかき回すと一層反応の良い箇所を見つけた。
「ぁあんン!っはぁ、そこォ…ッ!」
「ここが、イイのか?」

853 :
そう問いかけすれば、コクコクと頷いた。
それを確認すると弐大は指を二本、三本と増やし、そこを責め立てた。動かせば動かす程に零れる蜜は留まることを知らず、ぐちゅっぐちゅっと淫猥な音を響かせる。
終里は快感を受け止めきれないのか、いやいやと首を振って、四肢は落ち着きをなくし、シーツを皺だらけにしていく。
「ふぁアッ!やぁ!っも、だめぇ、イク、ぁ…ッ〜〜〜〜!!」
声にならない叫びと共に、中に入ってた指が食いちぎられそうな程に膣をきつく締め、体を大きく痙攣させたかと思えば一気に全身を脱力させてベッドに身を預けた。
どうやら絶頂を迎えたらしい。
汗で額に貼りついた前髪を退かすと惚けた顔がよく見えて、何とも可愛らしかった。
ベッドのすぐ近くにある引き出しに手を伸ばし、そこからビニールで小分けされた袋がいくつか入った箱を取り出した。
「……ナマでもいいぞ?」
「何を言っとんじゃ馬鹿モンが!」
終里を叱咤しつつ服を全て脱ぎすっかり固く反り上がった己のモノに避妊具を付ける。
子供が欲しい目的でないのに避妊をせず行為に至るのは相手をぞんざいに扱っている、というのが弐大の言い分だ。

854 :
互いの性器をこすりつけると、濡れそぼったそこから聞こえるにちゃにちゃという音が聴覚を刺激し、二人を煽った。
「終里…入れるぞ…」
「…ん。」
「痛ければすぐに言うんじゃぞ。」
「…初めてじゃねーんだから、そんな気ィ遣わないでいいっての。」
そっぽを向いた終里の頭を軽く撫でると「早くしろよ」と足を絡めてきた。

膣口へモノをあてがい、中をこじ開け、徐々に侵入していく。
「ア"ッ…ふ、はぁ…あ、ぁあ"っ…!」
「く、ッ…!」
腰を押し進めるほどに増す圧迫感。苦しむ終里を挿入の痛みから気を紛らわせようと胸や耳を軽く弄ってやれば、幾分か声が甘いものになっていった。
全てを収めたときには、互いに浅い息を吐いていた。繋がってるそこは、合成ゴムの膜を隔てても熱さを感じ取れた。
気持ちいい。

855 :
「ハァ…ッハァ…!やっぱ、でっけーのな…めっちゃ、苦しい…ハァ…ッ」
「ハ…ハァ…痛くは、ないか…?」
終里の表情は柔らかい。大丈夫なようだ。
「もう…動いても、平気だぜ…」
「応…ッ」
余計な脂肪のないくびれた腰を両手でしっかりと掴み律動を始める。
ズル、ズッ、ズプッ
「ひぐッ!ふ、ぁっう、あ"あァッ!」
ベッドのスプリングが軋む音がする。
緩やかな動きを徐々に大きく、単調なものから変化をつけていく。
完全に抜ける手前まで引き一気に奥まで貫くと高い喘ぎ声が上がり、きつい締まりに達しそうになるがギリギリのところで堪える。まだまだこの快楽を味わっていたい。
「あんッ、にだいぃ、ひぁ、っはあ"ァン!」
「終里…終里…ッ!」
手を腰から背へ移動させる。終里も背中に手を回した。
そろそろ限界が近い。
いいと言っていた箇所を抉るように突く、それに反応し雄芯を仕留めんばかりにきつく締める。

856 :
「ぃぎッ?!や、あはアぁっ!」
弐大は快楽に我を忘れて終里の首へ歯を立てた。その痛みすら、今の終里には快感の助長となった。
「あ"、あぁあッ、ひぃんんンぅぅううッ!!」
「ぐ…うッ!」
相手を掻き抱いて、二人は絶頂を迎えた。

*****

その後何回かの行為を致してから抱き合って眠った二人。
翌朝、終里が目を覚ました頃にはもうきっちり服を着た弐大が片付けを済ませた後で、終里の体もきれいになっていた。
「んー…。」
「起きたか、おはよう。」
「…おはよ…。」
「どうじゃ、体調は?」
「……う"ぅ…。」
「無ッ?」

「体中メチャクチャ痛ぇ……。」
「…そりゃ、そうだわな。」

857 :
終里の声はすっかりガラガラにしわがれていた。
最中に回数は数えていなかったが、何となくで枕元に残されたコンドームの箱を覗いたら最初見たときはほぼ満タンだったのが半分程にまで減っていた。体が悲鳴を上げても不思議はない。
幸い今日は土曜日だったのでゆっくり休めとの提案に従うことにした。
因みにあれ以降の最中にまた噛まれたのだが、どれもそう酷くないようで、すぐに治りそうだった。弐大に何度も謝られたが、終里本人は殆ど気にしていなかった。
そんなに旨そうだったのか?とは思ったが。

「のぉ、終里。」
弐大がベッド近くに座り込み、終里の手を握った。

「弟たちがいなくなってお前さんがこれからの支えをなくしたっちゅうんじゃったら、ワシが支えてやる。

遠慮はいらん、好きなだけ甘えてこい!全力で受け止めてやるわ。」

真剣そのものの表情で語りかける弐大。その言葉一つ一つが、握った手を通して体に染み込んでいくような気がした。

858 :
昨晩弐大の元へ転がり込んだのに特に理由はなかった。「何でもしてやる」と言われてあんなことをしでかしたのも、己の勘のせいか嫌な考えが頭から離れず、いっそぐちゃぐちゃになって何も考えられなくしたかったからだ。
でも今は、その相手が彼で良かったと思える。
温かくて、妙にくすぐったくて、どことなく懐かしく、それでいて心地よい。
上手く言葉にできないけど、誰かに守られるとか、愛されるというのは、こういうことなのかもしれない。
彼の手から伝わる熱がそう感じさせた。
「サンキューな、弐大。」
終里はゆっくりとベッドから起き上がり、弐大に抱き付いた。
弟たちが戻ってくれば、自分の守るものがまたできたなら、元の強い自分に…強さを求める自分に戻ろう。
でも、それまではちょっとだけ、もうちょっとだけこの感覚に浸っていたい。


*****

859 :
「あたしの天才的センスが光るカーテンも!見えないオシャレにこだわったクローゼットも!ギラギラにデコったミラーも!」
昼の14時。希望ヶ峰学園寄宿舎の別の一室にて。
「全ッ部飽きた!」
一人の少女が自室のレイアウトに飽きていた。

「でも模様替えするのも飽きたなー。
引越するのもとっくに飽きちまってるし、オイラの飽きっぽさって本当に絶望的だぜ!
あぁそうだ…お姉ちゃんに模様替えを任せるのも…アリかもしれませんね…。
ですが残念なお姉ちゃんのことですので、間違いなく残念になるのが目に見えています。
けどよぉ!残念な姉に改装されちまった残念な部屋で過ごすとか絶望的じゃねぇ!?」

自他共に認める"絶望的に飽き性"な彼女はコロコロと口調を変えつつ独り言を漏らす。
「あらら?」
窓から見えた外に、どこかで見覚えのある一組の男女の後ろ姿。
両手の親指と人差し指で枠を作り、その中に二人を映す。

860 :
癖のついた茶髪の女と、ガタイのいい男。女の方は希望ヶ峰学園の制服を着ている。同じ学園の生徒だ。
仲睦まじそうに横並びで、男は女を気遣いながらゆっくり歩を進めている。

「おやおや、あれは…

…絶望の種の予感がしますねぇ。」

その姿を見つめ、少女――江ノ島盾子の唇は、ニンマリと弧を描いた。

「うぷぷ、うぷぷぷぷぷぷ…。」

end.

861 :
乙でした!理想のふたりが見れて満足。ありがとうございます!

862 :
以上です。
初めてなので拙いところが多いかと思います。
ケータイで打ってたんで読みづらいかも…。
失礼しました。

863 :
>>862
GJ!GJ!
弐大と終里の関係性が凄く良かった!
オッサン漢前すぎてかっこよかったし色々抱えてる終里には幸せになって欲しい
絶望堕ちに繋がる展開も上手い
良い話をありがとう

864 :
乙乙乙!!
いつもは強気だけど時々かわいい顔する終里っていいよね
弐大と終里ってもっと人気出てもいい組み合わせだと思う

865 :
石原慎太郎さんも問題指摘した女性専用車両を廃止に追いやろう!
日本維新の会の国政での活躍に期待
石原慎太郎さんが都知事時代に的確な問題提起をされていますので、皆さんも視聴しましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=U04E6G2Cy8o&list=PLC6839F661C03104D
のべ40万人が視聴した女性専用車両の問題指摘番組
http://www.youtube.com/watch?v=eJulroCYvt0&list=PL2CBF5FE163F75C23

866 :
>>866
どこで石原の宣伝やってんだwww
もうちょっと場所考えようぜ

867 :
>>862
GJでした
オワリ可愛いよオワリ

868 :
GJ!
弐大はやっぱイケメンだな

869 :
7,804,780,5158,258

870 :

弐大と終里はどっちも経験済なのか
最近SS多くて嬉しい

871 :
非処女ビッチ

872 :
オワコンの悪口はよせ

873 :
聖夜だからエロパロ書きたいけどアイデアが足りない!

874 :
「メリークリスマス」
そんなバカな事を言いながら部屋にやって来たのは、やっぱりバカなサンタだった。
私はそんなサンタ、期待してなかったよ。
「はっ?いや、オメーが『大切な人が欲しい』って書いたんだべ?」
いやいやいやいや!!
まず第一、私はそんなバカみたいな事は書いてないし!
そんで望んだとして、あんたみたいなバカじゃないし!
ストレートに言ってやった。
「おいおい…オメー、マジで言ってんのかいな」
妙にマジな表情だから、引き込まれかける。
けれど私は知っている。
こいつのマジな表情は、どーせ何も考えてないんだって事。
だってこいつは。
葉隠康比呂は。
…バカだ。
それも!そこはかとなく!! 

私の事なんかどーでもいいんだ。

…なにこれ。
文章にしたら、私が葉隠の事を気にしてるみたいじゃん!
なんか、ムカつく。
一発殴らせてよ、葉隠。
「はあぁ!?何でそーなんだ?!」
そうなるもなにも、あんたがここにいるのが悪いんだからね。

875 :
「いやいや朝日奈っち?もっとさ、穏便に済ませられんの?」
済まさないね。
何たって、あんたがここにいるのだから。
私は確かに、お祭りとか、日本が祝うべき祝日とか、そう言ったモノにあまり興味がない。
最近だ。
さくらちゃんに「祝日には日本の文化や、先人の想いが込められているのだ」とか教えてもらった。
そのおかげでようやく、ようやくその祝日とか、そんな「祝うべき日」に、興味が沸いた。
そんなレベル。
どーせクリスマスイブなんかなんもない。
クリスマスなんかもっとなんもない。
プレゼント欲しがっても。
どーせ。
私には、何もない。

記録を伸ばせたのは、私自身の力だと、信じてたから、かもしれない。
あるいは、その時のコンディション?
でも、
誰かからもらうもんじゃない。

記録や記憶や、いわゆる【超高校級】以外に私が欲しがったものって何だろう?

876 :
「…ん?」
眼前の相手が、小首を傾いだ。
腹立たしい、
けれど、何故かソレを言及する気にはならない(勿論その理由のひとつには、彼の普段の様子が含まれているのだろうけれども)。

「欲しいんでねーの?」

その次の言葉が想定出来た自分に感服と同時に失望感も味わう。

「…彼氏。」

そして、それがどーせ見つからないならば、この眼前の相手で我慢しようかなー?とか思ってた自分が余計にイヤになったりとか。

877 :
彼氏はいらない。
それは、ちゃんと伝えてあげた。
何故、と聞く人もいるだろうからちゃんと答えておくけれども。
理由は割と簡単なものだったんだよ。
メンドいからだよ?
それに、

と、言い掛けた現実の私の唇が塞がれる。
何か息苦しい。
と、
同時に何故かいとおしい。
なんかね、満たされている気さえするよ。
あんたがいるから?
まさか。

878 :
あんたみたいなバカ、

相手にしないよ。
だってバカだし。

「はあぁ?!」
相手からは大きな声が上がった。
バカだからこその大声だ。
そんな感じ。
だけれど。
「オメーがキスしたんだべ」

なんて、バカみたいなせりふが返って来てさ。

どっちがバカなんだか。

879 :
やばい。
お酒の力を借りて思うがまま書いたらエロ無くなった。
続くとしたらガチエロになると、…思うよ。

880 :
かまわない!続けてくれ!!

881 :
俺が構うわ!!

882 :
いや、俺が構うからいいだろう

883 :
HNT「ミサイルほどの ペンを片手に〜♪面白いことを たくさんしたい〜♪」

884 :
>>882
いや、俺だ

885 :
クリスマス……性夜

886 :
今日が性夜本番ですよ(フリ

887 :
今日仕事の予定がいきなりキャンセルになったぜ!
きっとこれも神の思し召しだと思うぜ!
だから思うがままに続きを書くぜ!

888 :
何だか外が騒がしい気が、する。
「なぁ、知ってっか?朝日奈っち」
うっとおしい位の笑顔とうっとおしい髪の毛が眼前で揺れている。
あんたなんかに教えてもらう事なんか、何にもないのに。
それでもどや顔崩さずに、彼は言う。

「夢っつーのはよ、人の深層心理が現れるもんなんだべ」

…は?

…えーと。
は?
いきなり何で夢の話?
と、思った、次の瞬間には、

目が覚めていた。

ああ、そっか。私−−−

889 :
目が覚めたら私は自室にいて、
その体はベッドの上にあって、
枕元に何故か水晶玉が置いてあった。
−−−そうだ、私。
コロシアイ学園生活を生き抜いて。
未来機関、って言うよく分かんない人達に助けてもらって。
あの、無くしてた2年間の学園生活の記憶をようやく取り戻して。
今日はゆっくり休みなさい、って言ってもらえたし、ベッドでぐっすり寝てたんだ。
慌ただしかったから、日付にまで気を回す余裕がなかったな。
夢のせいで思い出したけど、今日はクリスマスなんだね。
って事は、この水晶玉はプレゼント?…うっわ、いらない。
苗木なら「しまった…!」とか言いそうな位、いらない。
なんとご丁寧に、メモが残されている。

『サンタより
ラッキーアイテムは水晶玉
お値段なんと今日だけ50万円』

…いや、おかしい!
何がラッキーアイテム?
サンタはそう言う事する人じゃないし!
しかもあんた、お金取るの?!
サンタと言うよりこれじゃサギだ!

890 :
そんな事するヤツはひとりしかいない。
すっきりした頭と体で、ベッドから飛び起きる。
服を着替えるのも面倒だから、パジャマのままでそこに直行。
もう、鍵をかける必要も、人目を気にする必要もないその部屋に、向かう。

「あ?朝日奈っち、もう起きて−−−」
そいつがベッドで呆けた顔をしたから、
私はとりあえずその上に飛び込む。
ぐえっ、と小さな呻き声が聞こえた気がするけど、無視しておく。
「もうっ!」
「ちょっ…オメー元気だな…」
「誰のせいだと思ってんの!?」
「はぁ?!」
あんたのせいだよ。
あんたがあんな変な事するから。
あんな変な夢の中に出て来るから。
「あんたなんか、私…だいっきらいだからね!!」
イライラする。
でもなに、あれ?何この感じ。
何かもやもやする、むずむずする。

891 :
「…傷付くべ、朝日奈っち…」
相手は変にしおらしい。
もぞもぞしているし、私はその上から降りると布団をひっぺがしてやった。
寒いと言わんばかりの顔をしてくる。再び無視!
「あんたがあんな事するからでしょ!」
「っつー事は見てくれたんだな?俺のプレゼント!どーだべ?俺にしてはなかなか粋な…」
「どこがよ!あんたホントにバカ。バカ通り越して、バカ」
「えぇ!?一周してんのかいな!」
「もう、うるさい!」
学園生活で当たり前だった、バカみたいなやり取り。
今ようやく戻ってきた、それでもまだ曖昧な一瞬だけの平穏。
嬉しいような悲しいような、複雑な感情が込み上げて来て、思わず目の前がにじむ。
自分の目の前が歪んだから、葉隠が何してるかよく見えないけど、
あいつは多分起きあがって、ぽんと私の頭に手を置いた。
「泣きたい時は泣くといいべ」
…何で、分かったの。
「俺の占い−−−いや、直感だべ」
…むかつく。

892 :
じわり、と涙がこぼれ落ちた。
今こうしていられるのは、さくらちゃんを始めとした仲間達の犠牲の元だ。
だから私が、私ひとりだけでも、簡単に幸せになっちゃいけない気がした。
それでもこうしてたわいもない会話をするだけで嬉しくて、その度さくらちゃんの事を思い出して悲しくて、
このどうしようもない感情が溢れ出て来て涙が止まらなくて。
「…ムラムラすんな」
そんな私の心情を、まさか空気が読めないコイツが読める訳が無かった。
そうだよね、そうだった。
葉隠はバカだし、私も…そんなに考えるのは得意じゃないし。
「なんでいきなりムラムラしてんのよ、あんた…」
ポロリとこぼれる、涙。
「オメーの泣き顔がこんなかわいいもんだと思わなかったから?」
なんで疑問系なのよ。
「つーかリアルな話、女なら誰見てても興奮はするもんだべ、男ならな!」
男ならな!じゃないよ葉隠バカもう!
それでも「あんたなんかんじゃえばいいのに!」とは言えなかった。
本気でもなく、ましてや冗談でもそんな事言えない。
いなくなって欲しくない。
…いなくなって欲しくない?
私が?葉隠に?

893 :
いやいやいやいや。
おかしい、それはおかしい!
私は別に葉隠の事なんか、何とも思ってない−−−むしろ嫌いなのに、いなくなって欲しくない?
もやもやする。
何かがおかしい。
「…分かってんのかいな、朝日奈っち。密室に男と女がふたり。この状況、オメーは俺に襲われても文句言えねーぞ」
荒んだ学園生活の最後の方で聞いたみたいな低くて冷静な声がする。
未来機関の人が語るに、そう言う事をする絶望した人は少なくないらしい。
あんたは絶望してはないけど、欲望はしてるのね。
「はぁ…」
すっかり涙も引っ込んできた。まだもやもやはしてる。
「溜息つく事ねーだろ?俺は真面目にオメーの心配をだな…」
「心配ぃ?あんた自分がヤりたいだけのくせしてよくそんな事言えるね!」
「あ、ああ…」
またそれ。自分の旗色が悪くなったらそれしか言えなくなる。
「………」
何よ。何にも考えてない、真面目な顔して。
「…朝日奈っち」

刹那、時間が止まったような、気がする。
唇を、塞がれていた。

894 :
「〜〜〜〜〜?!」
き、き、き……キスされてる?!私、葉隠にキスされてる!
自覚が芽生えたのは、行動開始から1秒程のスパンが開いてからだった。
唇同士を触れ合わせるだけの口づけ。
何か言おうとした私が口を開いたのをいい事に、そこから舌が入ってくる。
口内をぐちゅぐちゅとかき回すみたいな舌の動き。
離して欲しくて腕を暴れさせようとしたけど、口が苦しくて上手く行かない。
初めての大人のキス、ってヤツだった。
…私、ようやく葉隠がハタチ越えてた事を思い出した。
どすん、と着地して、唇が離れる。
え?
私の背中がベッドに着いた。
大きな体が上から被さっている。
い、いつの間にか寝かされている?!

895 :
真剣な顔をした彼は肩を上下させながら、右手で私の体を触り始めた。
な、何すんの!と言おうとした私の口は声が出ない。
キスされてるわけでもないのに、さらに言えばこう言う事は嫌いなのに。
パジャマの上から右手が私の右胸を押した。柔らかい胸は簡単に力に沿って形を変える。
揉まれてる、んだ。胸を、揉まれている。
自覚が次々と沸くとどんどん恥ずかしくなる。
と、次の瞬間。
「っぁあ!?」
ビクン、と体が本能的に反応した。
葉隠の左手が、パジャマの上から私の股間に触れていた。
な、にこれ…?初めての感覚。嫌がる隙も与えてくれない程、鋭敏な感覚。
「やっ、あんた…こんな事して…どうなると…!」
「まあまあ、怒るなっての朝日奈っち」
「怒るよ!…っく…!?」
「実際、オメーこれ嫌いじゃねーんじゃねーのか?」
やっぱあんたムカつく!!
右手が胸の先端を、左手は私の恥ずかしいところを、それぞれこすっていた。
体に変な感じがしてきて、次の句を告ぐのも難しくなる。
「…朝日奈っち、」
何?葉隠。どうせ大した事言わないんだろうけど。
「俺、俺…どうやら、オメーの事を想像以上に好きになっちまったみたいだべ」
…ほら、大した事じゃない。

896 :
「……ほえぇぇ?!」
どうしよう、ついバカみたいな声をあげてしまった。
唖然とする。言葉の意味が染みてきて余計に茫然とする。
「だから、」
そこで区切られた言葉の次を想像する事は、私には出来なかった。
両手の動きも既に止まって、彼は真剣な顔をして私の方を見てくる。
「…オメーが欲しい。」
かっこいい、台詞
「貯金もまぁ…今は無くなったようなもんだけどよ、オーパーツ以外に金払ってもいい、って思えたのはオメーだけだ、朝日奈っち」
…なわけなかった。
がっ、とパジャマを掴まれた。
真剣な顔をしたままの葉隠が、私の下の方をぬが、ぬ、脱がそうとして…!
「ちょ、ちょっ…!?何してんのよ!」
「何ってこれからクンニをだな…」
「はぁぁ?!」
「ん?知らんの?」
「そう言う事じゃない!何勝手に私を脱がそうとしてんの!」
「…なるほど」
「何がなるほど、なのよ?」
「お互い同意の上、が一番いいとは思うけどよ、そう言うプレイが好きならそう言えって朝日奈っち!俺も嘘かホントか分かんなくなるべ?」
「ホントじゃない!止めて!お願いだから!」
「はっはっは、そうは言っても朝日奈っち?俺とオメー、どちらの力が強いかな?」
「そりゃ私でしょ」
私鍛えてるし。あんたとは違うし。
けれどコイツは諦めない。
パジャマを脱がせる力に勝てずに、布を纏った下半身が露わになる。その布すら、こうして描写するのも躊躇われる位容易く脱がされて、
私の下半身は生まれたままの姿で、葉隠の目の前に出てきたわけで。
そしてその秘所に、彼が思いきり唇を付けた。

897 :
「ひ、ぃ…っ」
やっぱり、変な感じがする。
生暖かくてぬるぬるした生き物、例えるならあったかいナメクジ?
そんなモノが私の恥ずかしい場所を動き回っていた。
私の心が嫌がっても、体がソレを許さない。悔しくて、悲しくて、でも少しだけ嬉しい。
ぬるり、と舌先が私の先端に到達した。
びりびりする。
「ひゃ…!あ、あうっ…!」
息が苦しくなる。
スイマーとして体は鍛えて来たし、肺活量だってそこそこあると思うんだけど、上手く息が、出来ない。
声を押しす事も、出来ない。
なんで、なんで私、抵抗しなかったんだろう、と今更思った。
ちろちろ器用に動き回る舌先で、私の一番反応がいい場所を探されていた。
男の人曰く、先端部の皮を剥くとかなんとか、をしているらしい。
葉隠って妙に器用だよね、そう言うとこ。そう言えばモノクマの解体もやけにすんなりやってたし…。
などと、関係の無い事を考えていたら、
そこは簡単に見つかった。
じゅるり、と吸い上げられる。
「か、っあ…や…!」
今までよりも大きく体を振ってよがる。
そこ、が、イヤ。だけど、そこが、いい。
矛盾した言葉が喉の奥で詰まる。
全体をぬるぬる、ちゅるちゅると舐められて、舌が敏感なところをごしごし擦ってくる。
その度に私は大きな声を上げて、腰を浮かせてしまう。
葉隠はその意味をよく分かっていて、そこばかり舐めて吸い付いて、
あ、
私、もう、

898 :
「…っぁぁあああ!!」
体が反った。何も考えられない、脳の中身がからっぽになったみたいな。
体の奥から全身に向けて、心地のいい波が押し寄せる。
ひくひく、とだらしなく、恥ずかしい気持ちも抵抗の気持ちももはや無く、私はそこに下半身丸出しで横たわっていた。
「…どーだ!俺の大人のテクニックで、まだまだ子供な朝日奈っちもイチコロだべ!」
対して葉隠は、その言葉のわりにぜーぜー言っていた。
あ、こいつも苦しかったんだね。
「…な、にが…イチコロよ…」
「ん?でも気持ちよかったんだべ?」
「…わかん…ない」
「けどよぉ、気持ちよくねーんなら、あんな声は出さないんじゃねーか?」
「もうっ…バカ…」
「アッハッハ、俺に惚れたか?」
「ぜんっ…ぜん…、やっぱり嫌い…」
けろっとしているのが余計イヤらしい。
葉隠は何だか脳天気な顔をしたものの、一瞬ベッドを離れてなにやら室内をごそごそし始めた。
「……なに、してんの?」
「何ってナニを何する準備だべ」
はい?
えーと、はい?
私の耳がおかしくなっちゃったのかな?

899 :
とは言え動く気力がない私は横たわっているだけだった。
次に私の前に戻ってきた葉隠が全裸だったので、さすがに逃げようと思った。
それでも全身に力が入らない。
初めて見る男の人の股間。グロテスクでいて、それで人の体の一部って言うのが何か怖い。
いつか保険の授業でやったみたいに、コイツは先端に何か付けていた。
「大丈夫だいじょーぶ、確かに初めては痛いって言うけどよ、そこは俺も気を利かせたり利かせなかったりすっから」
「…どっちなの?」
きっと、利かせないんだろうなー。

私もなかなか脳天気だった。
それがどう言う行為なのかよく分かっていない。
私の股間に、赤ちゃんが出て来る場所…だよね?の入り口に、堅いモノが押し当てられる。
それホントにあんたの体の一部だよね?模擬刀じゃないよね?
めりめりめり、と擬音が聞こえてきそうだった。

「あぐっ……うあああっ!い、たいよ!や…やめて…!」
声が、悲痛な叫びになってしまった。
ソレは強引に私の中に入り込んでくる。
私を、私の中を、葉隠が犯しにくる。
結局葉隠が気を利かせたりする事なんか有り得なくて、その堅いモノが全部入りきるまではコイツは止まらなかった。

900 :
「ああ…っ…、わ、たしのおなかの…なかに…あんた…!」
「ああ、入ってる」
「っ…!」
「やっぱりオメーはきつきつだべ、最高だべ!なんならもうイッちまいそうな位だべ」
おお卑猥卑猥。
痛みはすぐには収まらず、私の中でソレが動かずにしばらく沈黙する。
脱がされなかった上が妙に恥ずかしい。
お互い見つめ合う形で数回、卑猥な会話を繰り返す。
お腹の異物感もやっぱり無くならなかった。
「そろそろ動くか」
こっちの気も考えないで葉隠は言った。
本当に今更だけど、何で生き残ったの、こいつ。
先端が、私の最奥を一度つん、とつついた。
と思えば今度は逆戻り、ずるずると抜けていく。
お腹の圧迫感が抜けていく。
「行くべ」
「へ?」
ソレがゆっくり、再び侵入を始めた。
せり上がる違和感に私は口を開く。がりがりと壁を削られているような感じもしている。
そこから、何度かゆっくりと葉隠が私の中を前後して、私の体はその異物を受け入れようと努力しているようだった。
びくんと私の中で震えるソレはあったかくて、堅くて、とても男らしいものだった。

901 :
「だいーぶ慣れてきたべ?」
「なれ…てはない…、けど、苦しくはない…よ?」
「俺も相当我慢したべ、そろそろマジで動くからな」
「…う…痛くしたら…」
「何事も快感と痛感は似たようなもんなんだべ。ちょっと位痛いのは仕方がねーべ」

意味が分からない理屈を並べた葉隠は、何故かきっぱりそう言い放つと、私の両肩に手をかけた。
熱が籠もっている。とても熱い手だ。
ずん、と衝撃が走った。
さっきよりも内部で動き回る速度が速くなっていく。
だからさっきよりも、やっぱり苦しかったし痛かった。
そしていつの間にか、私のそこから、ぬちょぬちょと水気のあるいやらしい音が立っていた。
それが私の体が葉隠を迎え入れる為に努力した結果、らしい。
ゴリゴリ、と奥の方を削られる。
「っんぅ!?」
痛かったはずの行動の中に、気持ちよさが加わった。
もしかしたら、私の急所を葉隠が見つけたのかもしれない。
腰の動きが、体内の動きが次第に速さを増していく。
その度その度、濡れた音とゴリゴリした歪な快感が体に響きわたる。

902 :
葉隠の息は荒かった。
ついでに言えば目もかなり本気だった。
「あ、朝日奈っち…」
その相手は、急に胸を締め付けるような声を上げる。
「な…なに?…葉隠…」
されるがままの私も、声を出す。
「俺、おれもう…」
彼が何か言おうとして、その大きな背中がビクッと痙攣するように震えたのを、触れ合った体で感じた。
あ、と喉の奥から絞り上げたような低い声の後は、言葉の代わりに先端から性の奔流を放った。
熱い、と思ったけど、避妊具越しのソレが私のお腹を犯す事はなかった。
数秒の間、動く事を止めた葉隠がビクンと震えていた。
ぽたぽた、何か落ちてくる。
葉隠の額からこぼれた汗だった。

しばらく、そのままの体勢でふたり、黙っていた。
私は、こいつに、たった今目の前のこいつに、ヤられた。
お腹の奥がジンジンと痛んでくる。
ようやく乱れた息を整えた葉隠が、私の中から抜け出していく。
「…やっぱり生身の女は最高だべ、うん。最近は右手にお世話になりっぱなしだったしよ、何よりオメーの体は最高だべ」
改めて最低だ、こいつ。
何でこんなヤツを、拒めなかったんだろう。

903 :
「…あっそ」
まだ起きあがれない私は、ごろんとベッドの上で横たわったままその声を聞いている。
下半身だけが寒い、何とも恥ずかしい体勢。
ばさっ、と何かが私を覆い隠した。
…布団?
「まぁ、そこで寝とくべ。初めての子に無理さしちまったし…すまん」
行為をした事は謝らないんだね。
…と、言及する気にもならない。
夢が私の気持ちを表すものなら、多分私は受け入れたくなくても、こいつを好きになってしまっているんだから。
……有り得ないよ。
私、彼氏もいらないし、あんたの事も好きじゃない、のに。
それでも、こんな葉隠でも、何故か傍にいて欲しいなって。
そう思った。

「こうして俺達の夜は性夜になったわけだべ!アッハッハ!」
「やっぱりあんたねばよかったのに…」
「えぇ?!朝日奈っち、なんつー事言うんだ!?冗談にしちゃー笑えねーぞ?」
「冗談じゃないもん!バカ!嫌い!」

904 :
すいません長くなりすぎました…
あと朝日奈っちってネグリジェでしたっけ…とりあえず、ここは支給されたパジャマを着てたって事で…
葉隠×朝日奈の可能性にチャレンジしてみました。
葉隠をどう鬼にしようか悩んだらこうなった。ただのゲス野郎じゃねーか
また思い付きで書いたので、矛盾とか穴とか至らない描写も多いと思いますがご容赦ください。
それでは、メリークリスマス。

905 :
>>904
おーつおーつ

906 :
>>904
乙!
…ところで、日向絡みの恋愛が多い2メンバーと違って1メンバーだと苗霧、十腐と考えれば葉朝って結構王道だと思うの俺だけかな?

907 :
あまりモノをくっつけただけと思われ

908 :
けいとんだの狛罪だのと同レベルでしょ

909 :
左右対象ポスターで公式が煽ってる

910 :
朝日奈さんとフラグたってるのが苗木十神葉隠だけだからその内二人を抜いたらそうなる

911 :
冬彦きゅんのSSはよ

912 :
>>904
GJ!良いクリスマスだった!

913 :
>>908
けいとんって何だかわからんが葉朝と狛罪は大好きだべ!

914 :
カップリング略称使う奴等って…

915 :
>>913
十神(太)×澪田 → 豚神 け○おん! → けいとん!

916 :
ペコとソニアのスカSSきぼんぬとか言う奴がいるけど
ペコはともかくソニアさんがうんこするわけねーだろクソカスが

917 :
>>916
大をしにトイレに3回行くって言うモノクマの証言がある 左右田乙

918 :
>>917
厳密には三回トイレに行ってそのうち一回は大じゃなかったけ

919 :
ソニアは5章のグッズ倉庫でも屁こいてたな
肛門ゆるそう

920 :
>>918
わあそうだったか はっずい
訂正ありがとう

921 :
ノヴォセリック人はAFが好きなんだろ
だからソニアさんの肛門もガバガバ

922 :
そもそもモノクマの証言には【信憑性がない】!
ですよね、ソニアさん!

923 :
苗木君に一方的に犯される霧切さんください

924 :
苗木君を一方的に犯すセレスさんください

925 :
苗木と霧切さんはベッドの上では力関係が逆転すると実に良い

926 :
霧切さんを言葉責めしたい

927 :
苗木「霧切さん、こんなにグッショリになっちゃって…何を期待していたの?」
霧切「ぅ…うぅ…(涙目)」
苗木「霧切さんから誘って来たんだからね。僕は悪くない」
こんなのですか?

928 :
わっふるわっふる

929 :
ほえぇぇぇ?!

930 :
>>927
うむ…続きはまだかね

931 :
>>927
なぜか苗木君じゃなくて違うキャラの声で脳内再生されるがわっふるわっふる

932 :
球磨川っぽい苗木くんやでぇ...

933 :
球磨川っぽい苗木くんやでぇ...

934 :
誰か触れてやれよ

935 :
タッチミー

936 :
>>935
オールフィクションで無かったことにするぜ!

937 :
>>927
それなんて球磨gおや?こんな所にネジが…

938 :
>>927
その霧切さんマスク付けてるだろ

939 :
>>935
いふゆーきゃん

940 :
2の最後の選択で留年選んで
島に取り残された苗木を江ノ島が犯すシチュ

941 :
江ノ島いらね

942 :
寒いキャラ

943 :
こういうところにまで来るなよ…

944 :
モノクマ「オマイラにはチチクリアイをしてもらいます!」
ジャバウォック島を出たい生徒は、仲間の誰かを×してください。
生徒内で××が起きた場合は、その一定時間後に、
全員参加が義務付けられる学級が行われます。
学級で正しいクロ(犯人)を指摘した場合は、クロだけが罰せされます。
クロとは最後までイっちゃった人の事です。
学級で正しいクロを指摘できなかった場合は、
校則違反とみなして残りの生徒は全員“おしおき”されます。
残ったクロは特別措置として罪が免除され、島からの帰還が許可されます。
3人以上の人間が事後現場を最初に発見した際に、
それを知らせる“事後発見アナウンス”が流れます。
監視カメラやモニターをはじめ、島に設置された物を許可なく破壊する事を禁じます。

945 :
>>943
荒らすな

946 :
936 名前:名無しさん@ピンキー [sage] :2012/12/29(土) 01:04:04.99 ID:4U0allyk
>>935
オールフィクションで無かったことにするぜ!
942 名前:名無しさん@ピンキー [sage] :2012/12/29(土) 14:23:59.03 ID:4U0allyk
寒いキャラ
945 名前:名無しさん@ピンキー [sage] :2012/12/29(土) 14:44:34.92 ID:4U0allyk
>>943
荒らすな
これは恥ずかしい

947 :
荒らすな←荒らしてる事に気づいてない

948 :
荒らしに構う荒らし
校則の読めないバカw

949 :
荒らしに構うくらいなら俺の股間を満足させてくれ!

950 :
ええ…男のイチモツをかい?

いいよ!!

951 :
>>948
俺が悪かったから落ち着いてくれ

952 :
>>950
じゃあ、ついでに俺のも頼む

953 :
日向、新年はソニアと姫初め

954 :
日向じゃなくて左右田の間違いですよね、ソニアさん!

955 :
>>954
SSS(そこまでに しておけよ 左右田)

956 :
狛枝「SSS・・・なんだか懐かしい響きだね七海さん」
七海「私は天使なんかじゃないわ」

957 :
どちらかと言えば七海は電脳天使だな

958 :
日向の誕生日に初詣デートして姫はじめする七海

959 :
初詣デートなんてしたら喉がガッてなるようなならないような

960 :
日向と七海が姫始めしている頃、
左右田もオナニー始めをしていた!!

961 :
花村「左右田君…左右田君…」シュッシュ

962 :
日向「昨日はソニア、今日は西園寺と小泉、明日は終里……少しは休ませてほしいぜ」

963 :
明日は(気分的に)終わりw

964 :
こんな所でキャラdisすんなよ

965 :
流れぶった切ってすまん。ss出来たんで投下します。
腐川→十神で腐川自慰ネタ。時間軸は三章以降。

966 :
「冬子……」
少女がその呼び名を聞いたのは、何年ぶりだろうか。



甘い甘い微睡みの中で、腐川冬子はベッドに横たわったままゆっくりと瞼を持ち上げた。
見慣れてきた天井に、窓のない部屋。
内装はホテル並とはいえ閉塞感の拭えないこの空間を認識していくにつれ、意識も少しずつ浮上し始めていく。
常夜灯のささやかな光がじんわりと目にしみた。
「夢……?」
ぼやけた視界から汲み取れる情報を脳が処理していく程に、嫌でも事実を見せ付けられていくような気がした。
即ち、夢と現実の乖離を。
現実世界ではありえない、まるで砂糖菓子のような夢の内容を想起して、腐川は淡い色の唇から自然と溜め息を漏らしていた。

暖かな夢を見ていた。
前を歩く最愛の人。
月光を溶かし込んだようなブロンドにすらりとしたシルエット、凛とした立ち姿の彼を、腐川は追い掛けていた。
しかし歩みを速めようとも走ろうとも中々追い付けない。
それどころか距離は広がっていくばかり、まるで叶わぬ恋を暗示しているようにも思えてしまう。
気付けば、目標としていた遠い背中は涙でぼやけていた。
白夜様。
縋るように、苦しげな声でそう呟いた瞬間、彼女の体は地に投げ出されていた。
自らの足に引っ掛かり、ものの見事に顔面から転んだのだ。
痛みと、それ以上に愛しの彼に追い付く事さえ出来ない自分に対する失望が全身を支配し、立ち上がる気力をも奪い去っていく。
恥ずかしげもなく涙と鼻水を垂れ流しながら、腐川は溢れ出そうになる醜い嗚咽を噛みしていた。
「おい」
不意に頭上から苛立ちの籠もった声が降り注ぐ。
何故あんなにも離れてしまった十神が近くにいるのか。そんな疑問も抱けぬ程に冷たく、威圧感に満ちた声。
見上げれば鋭い光を宿した碧眼が腐川の心臓を貫く。恐怖から華奢な肩が大仰な程に跳ねた。
即座に彼の不興を買ってしまったのだと気付いた腐川は、青白い肌を一層青くするなり、慌てて謝罪を口にする。
ごめんなさいごめんなさい白夜様すみません。
しかし、その言葉は徐々に尻すぼみとなり、仕舞いには絶句に飲み込まれた。
「何をしている、早く立て」
何故なら、彼が、あの十神白夜が、彼女に向けて手を差し伸べていたからだ。
想像もしていなかった状況に驚きを隠せず彼の顔と手を交互に見つめる。
その時、更なる衝撃が彼女に走った。
「冬子」
普段と変わらぬ、それでもどこかに仄かな甘味を含んだ響きで、下の名を呼んだのだ。
呆れ顔の中に、一滴の心配を滲ませたような表情で――……。

967 :
腐川の夢はここで終わっていた。
夢の中であれ……否、夢の中だからこそ、想い人である十神白夜が優しく接してくれた。
極上の蜂蜜のような幸せを、だらしない口元を緩ませた笑みで享受する。頭に響くのは、たった三文字の短い言の葉。
『冬子』と、確かに彼はそう発していたのだ。
名前など、彼女にとっては有って無いようなものであった。
クラスメイトや知人はおろか、その名を授けた実の親にまで呼ばれなくなって久しい。もう一人の母親も、また然りだ。
それに、桃の節句という女児としては最良の日に生まれたにも拘らず、季節感を無視した冷たい名前に酷いコンプレックスと
トラウマを抱えていた事も確かだ。
誰からも紡がれない、紡がれたくもない、大嫌いな名前。
それでも彼が、彼だけは呼んでくれた。彼が名を呼ぶだけで、冬子という名前も受け容れられる。
元より幸福の閾値が常人よりも遥かに低い女なのだ。細やか過ぎる幸せも、腐川にとっては天恵にも等しい喜びであった。
「……っ、ん」
――それと同時に、奥手で内向的な少女の性を妖しく擽る甘美な悦びでもあったのだ。
彼の甘やかな低音を思い出すだけで、心臓が高鳴ると同時に下半身へと微熱が籠もっていくのを感じてしまう。
はしたないと分かっているのに、先程から内腿を擦り付ける動作が止められない。
落ち着かない様子で寝返りを繰り返してみるも、燻る熱は一向に治まる様子はなかった。
寧ろ、時が経つにつれて疼きも欲情も酷くなる一方だ。
遂に耐え切れなくなり、右半身を下にした状態で足の間に掛け布団を挟み込んだ。
するとパジャマ越しに勃起をし始めた陰核が刺激され、ぁ、と小さな声が上がる。
待ち侘びていた快楽に長い睫毛をふるりと震わせた。
そのままゆっくりとした動きで腰を布団へと擦り付ける。
もどかしいが、それでも確かに感じられる快楽。血色の悪い白磁の肌にほんのりと赤みが挿していく。
唇から零れた吐息は早くも淫靡な湿り気を帯びていて、部屋の雰囲気を一気にいかがわしいものへと変貌させていた。
「だ、駄目、なのに……っ、白夜様でこんな、は、はしたないこと……」
僅かに残る理性が警鐘を鳴らし、自制を訴える。けれども言葉とは裏腹に甘い疼きが全身を縛り、淫らな行為へと誘う。
湧き上がる欲を振り切ろうと固く目を閉ざすが、目蓋の裏を過るのは夢の中の彼。
耳に残る名前の響きを思い出すだけで、勝手に呼吸が荒くなっていく。もう腰が動き出すのを止められない。
ごめんなさい、白夜様。あなたを想うだけでこんなにも反応してしまう、ふしだらな私を許して下さい。
精一杯の懺悔を胸中で繰り返しつつ、恐る恐る右手を下腹部へと移動させた。
「ぁ……、んン……」
簡素なパジャマに手を入れて、申し訳程度にレースが付いただけの味気ない白のパンツに触れる。
クロッチの中心は既に薄ら湿っていて、下着の中がどんな惨状になっているのかを容易に想像させた。
己のふしだらな反応に思わず顔の赤らみが増すが、それでも、体は素直に快楽を求めてしまう。
股布の真ん中を人差し指で一撫で。
濡れた布は肌にぴったりと張り付いて、情欲に屈したいやらしい割れ目がくっきりと浮き上がる。
何度もそこを掻けば、刺激を求めて自然と腰の動きも大胆なものになっていく。
今にも粘り気を含んだ水音が聞こえてきそうな濡れ具合に、腐川は赤らんだ顔を枕に埋めた。

968 :
「ひぁっ、ア、白夜……様、っあ、きもちいい、です……!」
はしたない器官をなぞるこの指先が、彼のものであったなら。
そう思うだけで、もう我慢も制止も出来なくなる。
想像力は誰よりも逞しい彼女なのだ、コロシアイ学園生活という状況も、こちらを見つめる監視カメラの存在すらも忘れて
妄想の世界に溺れていく。
月光に満ちた褥で二人きり、愛しい彼が自分の大事なところに触れながらそっと顔を近付けて――。
『冬子』
「っひぁ、ぁああん……ッ!」
あの声を想起しただけだというのに、体の芯から震えてしまう程の快楽が駆け抜けた。
下着は最早粗相でもしたかのように塗れそぼっており、薄い布地から染みた愛液はか細い指をふやかしていた。
腐川は一旦パジャマから手を引き抜いて邪魔な布団を捲り上げると、疼く腰を僅かに擡げて下着ごと衣服を脱ぎ取っていく。
その際、太腿に刻まれた三十七もの傷を見てしまい一瞬手が震えてしまう。
が、しかし、妄想の中の十神は手を止める事さえ許してくれなかった。あの青い瞳が、無言の内に脱衣を促してくるのだ。
空想に踊らされるがままに、骨っぽい足を抜いてベッド下に衣服を落とした。
乾いた音の余韻を聞きながら、腐川は両足の踵を尻に引き付け膝を開いた。愛液まみれの陰部が外気に触れる。
指を伸ばせば、一転してくちゅりという卑猥な水音が鼓膜を擽った。
よく分からない焦燥感に駆られ、物欲しそうに口を開いている蜜壺を指で広げて、ゆっくりと中指を沈める。
「ぁっ、あ、白夜様……っ、白夜、さまぁ……! ぁあっ、感じちゃ……ンンっ、ぁあア……!」
熟れた対内はねっとりと肉襞を絡ませながら、指を求めて淫らに吸い付いてくる。
慎重に根元まで挿入してしまえば、後は動かすだけ。
蠕動を繰り返す膣を掻いて、軽く曲げた指で抜き差しを続ける。
溢れ出た愛液が挿入部で泡立ち、ちゅぷちゅぷと卑猥な水音が響いた。
それがまた堪らなく羞恥心を掻き立て、余計に腐川の感度を上げていく。
「ふぁ……ぁ、あア……! そこ、きもち、ぃです……! 白夜様ぁ、ッひぁ、ああんっ!」
左手は知らず知らずの内に腹を伝ってパジャマの内部に入り、申し訳程度に膨らんでいる胸の頂を摘んでいた。
淡い色をした乳首はすっかり硬くなっていて指を押し返している。
そこに甘く爪を立てれば、腐川の口から一層甲高い嬌声が溢れた。
「うぁ、ああァっ……! びゃくやさま、だめっ、だめなんです、ひぅ……ぁああン!」
『何が駄目、だ。この俺に逆らう気か?』
否定を紡ぎながらも、両方の手は止まる気配もない。
それどころか性器に突き刺した指は二本に増え、淫らな口を広げるように体内を掻き乱している。
乳首を弄る左手は、非難の仕置きとばかりに敏感な乳頭を爪でつねり上げた。
「ぁああアっ! ひァっ、ごめんなさ……びゃ、びゃくやさま、あぁっ、ごめんなさい……! ひぅ、あっ、
んぅう……ぁっ、も、許してぇ……っ!」
『却下だ』

969 :
容赦のない刺激が腐川の情欲を強く煽る。
同時に下肢に響く快楽とはまた別種の恍惚に胸中が満たされていく。
つまりは……生粋のサディストであり支配者である彼に虐げられる悦び、彼女のマゾヒズムを満たされる悦楽だ。
妄想上の彼が冷たくすれば冷たくするだけ、腐川の欲は反比例的に熱く燃え上がる。
指を深々と銜え込んだ陰唇からはとめどなく愛液が溢れ出て、すぐ下のシーツの色を変えている。
大量の分泌液を潤滑油にして、すっかり十神の指と同化した指は乱暴に内壁を蹂躙する。
荒々しい刺激を歓喜するように、膣はきゅうきゅうと収縮した。
絶え間ない快楽の波に飲まれ、固く閉ざしたままの目からは歓喜の涙が滲む。
下同様に緩み切った口は唾液と嬌声を垂れ流すだけの器官に成り下がり、唾液に塗れた口元の黒子がやけにいやらしく
光を返していた。
「ふ……ぁ、ぁああっ、すご、びゃくやしゃま……ぁ! ひぁ、激し……の、らめ……っぁああン!
イっちゃ……う、ぁ、ああっ、イく……!!」
『仕置きで感じるとは、途方も無い淫乱だな』
「ンンっ、あぁア……っあ、淫乱で、ごめ……なさぃ……ぁああ! んぁあ、すき、びゃくやさま、すきぃ……っ!
ひぁ、あ、らいすき……っぁああああ!」
強過ぎる快感に頭が真っ白になり、うわごとのように恋情を紡ぐ。
それでも愛しい人の妄想ばかりは一定のリアリティーを保ったまま腐川を執拗に攻め続ける。
サディスティックな表情を微かに陰らせ、小さな舌打ち。
そして――。
『冬子……』
「……ひあっ、や、ぁ、キちゃ…っ、やァ、イく……っぁあああああん!!」
名前を呼ばれた刹那、最大級の波が全身を襲い体が弓なりに反る。同時に膣が激しく収縮する。
直後、熟れ切った秘部から潮を吹き出しつつ、腐川は甲高い嬌声を上げて絶頂に達してしまった。
絶頂の余韻に体を小刻みに震わせながら、涙を纏った睫毛を重たげに持ち上げる。
勿論そこに愛する十神の姿はなかったが……、腐川は幸せの滲む瞳を虚空に向けた。
「ぁん……、はァ、びゃくや、さま、……はぁ、……お慕い、しています……」
一時でも甘い夢を見られた幸福を、そしてそんな幸福を教えてくれた十神への愛情を噛み締めながら、
疲労に侵食され始めた体をベッドに預け、腐川はまた静かに目を閉ざした。
いつか、本当に名前を呼ばれ、愛してもらえる日が訪れる事を願って。



――後日、コロシアイ学園生活が全国ネットで生中継されていると知り、腐川が一人で壮絶な百面相をしたのは、
言うまでもない。

970 :
以上です。
読みにくい上に内容もぬるくて申し訳ないです。
腐川ちゃんのエロはもっと増えていい。

971 :
ここに来て朝日奈、腐川といったSSの少なかった無印キャラの作品が
増えてきているな
GJ

972 :
GJ
腐川はいいキャラだよな

973 :
どの辺が?

974 :
>>970
GJ
腐川ちゃん可愛いだろ…水笛で喜ぶ素朴な感じとか…。

975 :
さくらちゃんの本格的エロがないのはさくらちゃんが真の清純派だからってことでいいよね

976 :
我はチンポなどに負けぬ

977 :
>>970
超乙!腐川かわいいな
十神一筋だからこそエロが溢れ出てるわ
さてそろそろさくらたんを犯すSSが出てくるんだろ?
大神「我は決めたのだ!チンポになどもう、退かぬ、媚びぬ、省みぬと!」
って言うさくらたんを犯すSSがさ…

978 :
>>977
さくらちゃんのSS書くべき
絵よりは難易度低いと思うんだが見たい

979 :
その前に次スレかな

980 :
ふたなり朝日奈の身体に見合わない極太チンポに愛でられる巨体のさくらちゃんのあさくららーぶらーぶSSはよ

981 :
IDにDT入ってた俺が新スレの先制攻撃だべ
ダンガンロンパのエロパロ part7
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1357361421/

982 :
>>981
シャイニング乙だべ

983 :
>>981
スレ立ておーつおーつ
2キャラ呼称表添付もありがたい
1キャラもこうなると見たくなるがどこかにあったっけ?
さくらちゃん自体もだが相手役の人選が…と思ったら>>980に見事な回答が
個人的には1キャラに淫れ雪月花を飲ませてみたい

984 :
大神さんを辱しめる奴は十中八九荒らし

985 :2013/01/05
朝日奈乙って書く奴も荒らし
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