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2013年01月エロパロ124: 【スカトロ】排泄系妄想廃棄所【汚物】 (165) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【スカトロ】排泄系妄想廃棄所【汚物】


1 :2012/10/14 〜 最終レス :2013/01/02
他スレで日ごろ迫害されがちなスカトロ系の妄想ネタやSSなどを吐き出すスレです。
版権物の二次パロ、非版権物のオリジナル、いずれも歓迎です。

ネタはライトな便意我慢やトイレ覗きから、ディープな飲尿吐瀉食糞塗便まで、
女性キャラの排泄関連をテーマとしていれば大小上下固形液ガス問いません。
ふと思いついた一行ネタから、貼るに貼れずお蔵入りしていた長編SSまで、
巧拙に関わりなく、形式その他なんでもありで参りましょう。

sage推奨。紳士はこういう時sageるものです。

2 :
■過去スレ
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所11【汚物】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1341722066/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所10【汚物】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1322006488/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所9【汚物】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1313821227/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所8【汚物】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296478979/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所7【汚物】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267879098/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所6【汚物】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1234355887/
【スカトロ】排泄系妄想廃棄所5【汚物】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209737498/
排泄系妄想廃棄所4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185461945/
二次キャラ排泄系妄想廃棄所3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152551089/
二次キャラ排泄系妄想廃棄所2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131210760/
二次キャラ排泄系妄想廃棄所
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1116597854/
排泄系妄想廃棄所@まとめ
ttp://wiki.livedoor.jp/eroparo_suka/

3 :
あぁぁぁぁぁぁ…ナンバリング抜けちゃった…
一応続き載せておきますが、なんだったらこれ落として新スレ立ててください…

4 :
『ここねー、夕日綺麗なんだよ』
「ほんとだー、山きれいだねー」
そこからは郊外の山の見える場所。切り取った田舎のような風景。
『ふぅ、今日はそろそろ帰るの?』
「んー、そうだねー。そろそろかな」
『そっか』
残念そうに由恵は呟き、普段見せないそんな仕草がめぐみは気になった。
「どした?なんかあったん?」
『いや、そうじゃないんだけどねー。愛しのオムツ姫が帰っちゃうとさみしいなぁと』
「もー、オムツオムツってw そんなにオムツが好きなら、履いちゃえばいいじゃないww」
いつもの調子でそんな軽口を叩くめぐみ。しかしいつもと違ったのは由恵だった。
<そうねw 考えとくww>
こんな返答が、軽口のようなものが返ってくると、そう思っていた。
『うん…それも、いいかもね…』
「えっ?」
慌てて見た由恵の顔は、耳の先まで真っ赤になっていた。
『オムツ履いて、めぐと同じになって、それもいいかもしれないなって。』
『ごめんね、変なこと言って。怒ったよね。でも馬鹿にしてるんじゃないんだ』
「えーっと、いや、うん。怒ってないから、大丈夫」
「由恵、そんな変な冗談ばっかり言うんだもん、焦っちゃtt
『冗談じゃない!フザケていってるんじゃないんだから』
いきなりの告白に混乱し、冗談で片付けようとしためぐみに、由恵が強くそう言う。
「あ、ごめん、ちょっと落ち着こうか。私も落ち着く」
『うん』
「・・・」
『・・・』
しばしの無言。由恵はまだ真っ赤。瞳には涙が溜まっているのが見えた。
(なんで?いきなりどうした?由恵に何が?)
(オムツつけたい?私と一緒?嬉しいけどなんで?)
(普通じゃない。オムツなんて。でもオムツ好き?履く?)
混乱する頭で必に考える。そして考えがまとまらないうちに由恵が口を開く。
『あのね、ずっとそう思ってたんだ』
『いきなりこんなこと言われたら困るよね。ごめん』
『でも、ずっと、中学の時から。中学の時は友達じゃなかったけど、ずっと気になってた。』
『高校で友達になれて本当に嬉しかった。卒業しても友達でいてくれて』
『私ね、多分、小学校の頃から、オムツ着けたかった』
『ウチ、お父さんもお母さんも、厳しくて甘えさせてもらえなかった』
『オムツつけて、赤ちゃんに戻ったら、甘えられそうな気がしてた』
『小学校から高校までは、そんなこと思ってても、着けられるわけもなくて…』
『いつの間にか、オムツ着けるのが目的になってて。そんな時めぐと会って』
『オムツって聞いて、かわいいって、本当にそう思ったの…めぐには迷惑だっただろうけど…』
『大学に入って、一人暮らし…し始めて、オムツ着けられると思ったけど』
『なんか、めぐを馬鹿にしてるような気持ちになって…』
一度始まった告白は止まらず、少し涙声になりながらも話し続ける。
『それで…めぐと一緒なら…一緒にオムツ履けば…』
『そう思って、触ったり、色々してたの…ゴメン…」
「そっか…」
告白を聞いているうちに、めぐみは落ち着きを取り戻し、自分も全てを打ち明けようと思った。
「あのね、うん、ありがとう。ありがとうってのも変かな」
「私の話も聞いてくれる?全部言ってくれたから、今度は私が、話すね」
「えっと、私はね、オムツが嫌で仕方なかったの。最初は」
「小学校でいじめられて、中学校では馬鹿にされて。」
「高校で友達増えたと思ったら、ほとんどの人は内心では…」
「でも、何人かは卒業しても友達でいてくれて、嬉しかったんだ。そんな中でも由恵が一番の友達」
「だからね、今は、オムツとお漏らし、好きなの」
黙って聞いていた由恵がこちらを向く。恐らく真っ赤であろう自分の顔を想像し目を背ける。

5 :
「本当に嫌だったはずのお漏らしとオムツ。いつの間にか普通になって、今は無いとダメなの」
「むしろ、高校の時より悪化してるのかもしれない。我慢、全然しなくなっちゃったから」
「オムツが膨らんで、暖かくって、気持ちいいの。だから、わざと交換しない時もあるくらい」
「人前で、ほかの人には出来ないそんなことしてると思うと…」
「それでね、えっと、気持ち悪いって嫌われるかもしれないけど」
「由恵がオムツさわってくれると、気持ちよかったんだ」
「だから…」
「言ってくれたこと、全部、嬉しい」
自分のことも、今まで誰にも言ったことのない、そんな内心を打ち明ける
『・・・』
「・・・」
またも無言の時間。お互いが言ったこと、聞いたことを想っている静寂。
『ふふっ、ありがと』
「いえいえ、こちらこそ」
妙な挨拶を交わし、会話が復活する。
『ふー、なんかスッキリした。ずーーーっと思ってたこと、全部言っちゃった』
「私もw すっきりした。嫌われたらどうしようって怖かったけど」
『それは先に言った私のほうが怖かったってw』
「たしかにw」
「…どうする?本当に、オムツ履いてみる?」
『…うん、履いて、みたい。』
「じゃぁ…はいっ、これあげる」
ごそごそとバッグから引っ張り出したオムツを由恵に手渡す。
『え?今なの?ww』
「うん、今持ってるのは3枚だから、全部あげるw」
『帰るまで大丈夫なの?替えなくなっちゃって』
「平気。ほら、漏らすの好きって言ったでしょw」
『それじゃぁ…もらっとくw帰ったら履いてみるね。あ、それと…はいっ、プレゼント』
「ん?」
由恵が手渡してきたものは、先ほど一人で買いに行った、服の入った袋
『さっき、めぐに伝えようって決めた時、もし…それを受け入れてくれたら渡そうと思って』
「それで一人で戻ったのねw ・・・って、コレさっきのじゃない」
袋の中身は一度試着させられた、スカートとホットパンツだった。
『一人じゃ履けなくても、二人ならと思ってw』
「さすがに外出はムリでしょこれwww」
『ウチに来てはけばいいよw』
「それならw」
ひとり暮らしの由恵の家なら履いてもいいかな、そう思った。
「今度の休み、水曜だから、一緒にまた買い物行く?」
次の休みは水曜日、由恵の時間が空いていればそう思った。
『大学の講義が…サボるからいいや。オムツ買いに行こうかw』
先ほどの告白の雰囲気はすでに消え去り、いつもの調子でそう言った。
「じゃ、そろそろ帰ろうかな」
気づけばあたりは夕闇に覆われつつあった。
『駅まで一緒に行くよ』
二人ならんで駅へと向かう。

6 :
「じゃ、帰ったら連絡するね」
『うん。待ってる。気をつけてね』
一度別れを告げ、電車に乗り込む。
(まさか由恵が…仲間…か♪)
ありえない展開。しかし事実。内心ウキウキしてしまう。
ーしょわわー
下腹部に力をいれ、敢えて尿を漏らす。
(この感触、あったかい感触、気持ちい感じ。由恵も同じようになっちゃうのかな?)
ふと罪悪感を感じる。自分がいなければ、自分のせいで歪んだ道へと進ませてしまった。そうも思う。
しかし、内心の嬉しさはそれに優った。
(今日は思いっきり漏らしながら、帰ろう。オムツの替えないし、溢れるだろうけど…)
電車に乗る前、ホームで立て続けにペットボトル2本を飲み干した。
帰宅まで、どのくらい漏れるだろう。浮かれた心でそう思う。
電車は自宅最寄りの駅へと入っていき、電車内でさらにもう一度漏らしたタプタプのオムツでめぐみは降りる。
駅から自宅まで、自転車に押して徒歩で進んでいく。
たまに漏れる尿。吸収の限界を超え道にその跡を刻む溢れた尿。
太ももを超え、足首どころか靴まで汚し、
歩きながら人とすれ違い、中には気づいた人もいたかもしれない。
それでもめぐみは幸せだった。
仲間ができた。本当の仲間。
歩いた痕跡を道に残し
彼女は帰宅した。

7 :
めぐみはこれで終わりです。
相手の由恵の方のも書きました。
会話なんかは基本一緒。
UPしたやつ
Sc_385746.zip
P:unko

8 :
「グー、グー、・・・Zzz」
暗い部屋の中、微かなイビキが聞こえる。
夕方過ぎ、晩御飯を作っていたら『めぐみ』からメールが来た。明日の日曜日、休みで帰
るから暇だったら遊ばないか?そんな内容だった。すぐに連絡を取り、数時間前に食事を
して、少し前に眠りについたばかりだ。
「ん、むにゃ…」
少し寝言を言った彼女は『沢口由恵』。中学高校とめぐみの同級生であり、親友だった。
その交友は未だに続いている。めぐみに対しての密かな思いを隠しつつ。
彼女はめぐみとその体質、そしてオムツについて一方ならぬ感情を抱いていた。
それは、『うらやましい』『かわいい』『同じようになりたい』そんな、自分もオムツを着け
ていたい、そんな感情。普通であれば嫌悪を抱くであろうオムツとそれを必要とする体質。
にもかかわらず、それとは正反対の感情を抱くようになった理由は、彼女の生まれ育った
家庭環境にあった。
彼女の家庭は俗に言う金持ち。上流階級だった。
貿易会社を営む父親と一流企業で働く母親。祖母は元華族と聞いた。金も声名もある家庭。
しかし、忙しい両親はあまり自宅にはいなかった。広すぎる家と世話係りの家政婦。
小学校時代は家庭教師による勉強と習い事。遊びに行った記憶などあまり無い。
たまに両親に時間があるときは一緒に居てくれた。愛情を注いでもらえていた。
直接勉強を見てくれて、直接習い事の指導をしてくれる、そんな形での愛情を。
両親の注ぐ愛情と、由恵の欲する愛情は別だった。
両親は我が子の教養を高め、その意思で自由にさせる。それが愛情だと信じていた。
しかし由恵の欲しかったもの、それは高級車での送迎でも、質の高い家庭教師でもなく、
一緒に遊んでくれて、たまの休みには一緒に出かける。そんな普通の家庭。
そして、一度保育園の頃、親戚の家かどこかで、赤ちゃんのオムツ交換の風景を見た。
記憶にすらないが、自分も赤ん坊の頃はああして母親がオムツを交換してくれたのだろう
か?今のように家政婦の作る食事ではなく、母親の母乳を飲んでいたのだろうか?
そう思うと、その赤ん坊がひどく羨ましく思え、自分もまたオムツを使うようになれば
ああして愛情を注がれる、そんな存在になれるのかな?と幼心に感じた。
以来、オムツへの思いは彼女の心の片隅に存在し続け、中学校の時、めぐみと出会った。
保育園・小学校と由恵は私立だったが、中学校への進学は両親の教育方針から、その意思
に委ねられた。高級車での送り迎えなどいらない、普通に登校したい。その思いから地区
の公立中学へと進学した。

9 :
中学に入ってすぐ、由恵は噂話を聞く。
『○組には、赤ちゃんがいる』
そんな、見下し蔑むように話される悪意に満ちた噂。噂話からめぐみの存在を知り、
やがて直接本人を見ることとなる。
第一印象は『普通』。見た目は極めて普通の中学生だった。しかし、そこにまとった雰囲気
は、どこか達観というか諦めというか、中学生の由恵には大人びた雰囲気に思えた。
クラスが違うためたまにしか見かけなかったが、歩いているのを発見した時などは、
ついヒップラインを見てしまう。少しだけ、でも異質な、そんな膨らんだヒップライン。
それを見かけるたび、由恵は羨ましく思っていた。
そして高校進学。特に理由はなく、一番近い高校を選んだ。そこそこのレベルの、
そこそこの進学校。入学すると同じクラスにめぐみがいた。偶然なのか必然必然なのか。
一番最初のホームルーム。一人一人自己紹介をした。そしてめぐみが自己紹介したとき
『めぐみさんはちょっと体が弱く、ちょっと皆さんと違いますが仲良くしてください』
はっきり覚えてないがこんな感じの紹介が挟まれた。そのときの恵の表情は忘れない。
恥ずかしそうな悲しそうな、諦めたような伏し目がちの表情。
あぁ、ずっとこんな体験をしてきたんだな、そう思った。
自己紹介が終わった後の休み時間、めぐみの周りには数名の人だかりが出来ていた。
男女問わず、むしろ男子の方が多かったかもしれない。見た目が可愛い、
そこに担任からの紹介。薄幸の美少女、そんな扱いをされ、戸惑っている様子だった。
それに紛れ、ほかのクラスメイトに混じって会話した。それが初めての会話だった。
それからは、めぐみと由恵、他に数名の友人、そんな友達グループが出来上がった。
グループ内でめぐみのオムツのことを『かわいい』そう言いだしたのは自分だったような
気がする。卒業までグループは仲良しだった。表面上は。
めぐみ本人が居ないと、たまにではあるが交わされる嘲笑。それが由恵は嫌で仕方なかっ
た。自分は本気で『かわいい』『羨ましい』そう思っている。それが汚される気がした。
卒業が近づいた頃、めぐみはすっかり明るい性格になっていた。しかし、時折見せる
冷ややかな目。自分たち全員の内心に感づいたうえで友達をやっている、
そう感じさせる醒めた雰囲気。
そして卒業。めぐみと付き合いの残った友人はほとんど居なくなった。
誰が離れて行っても自分だけはずっと友達で居たい、そう思っている。
−You've got mail♪
「ん〜・・・」
枕元の携帯が着信を知らせ、その音で目覚めた。
「うー・・・。あ、めぐからか。」
−プルルルル、プルルル
『はーい、もしもーし』
「おはよー、今起きたー」
寝起きの頭ではメールを打つのが面倒くさく、電話をかける。
少々の呼び出し音のあとめぐみが出た。相変わらず元気だ。そう思った。
『おはようw こっちはいつでも大丈夫だよ』
「んー、じゃ、1時間か2時間か3時間後くらいにマックあたりでいい?」
もう起きてたのか。早く自分も起きて準備しなければ。
シャワー浴びて化粧して着替えて…少し時間がかかると思った。
『家でるときに携帯かけるよ。二度寝しないでねw』
「おk。多分」
アバウトな待ち時間を伝え、とりあえず2時間後くらいが目標かな、と考えた。
「急がなきゃ」
独り言を言いつつ、シャワーを軽く浴びる。髪を乾かし整え、化粧を始める。急いだもの
のここまで1時間少々かかっている。服を選ぼうとしたとき、携帯が着信を知らせる。
「はいはーい」
『今、家でた。準備できたー?』
「服着たら準備かんりょー。もうちょっとで行けるよー。」
そう答えたものの、まだ服を決めていない。
『じゃ、ちょうどいいかな。先付いたら待ってて」
めぐみはすでに出発しているらしい。電話を切って、急いで服を選ぶ。
選んだ服装は胸元が大きめに空いたシャツにホットパンツ。肌の露出面積は結構高めだ。
「よし、行くか」
そう呟き、家を出た。

10 :
「あ、居た。」
待ち合わせ場所のマックへ着くと、めぐみが店内に入っていくところだった。
ガラス張りの壁越しに、店内をキョロキョロしている様子がわかる。
店へ近づいていくと店内から出てきて携帯を取り出していた。
そこへこっそり背後から近づく。
「おまたせー。」
背後から声をかけると、めぐみはすぐに振り向いた。
『今ついたとこだよん』
見てたから知っていた。近距離でめぐみを見るのはいつぶりだろう?
先月に会った時が最後かな。自分より低い身長、大きめの目に小振りな口。
「今日も相変わらずかわいいねぇ。」
『当然でしょ。私だもんw』
けらけらと笑いつつそう答えるめぐみを見て、やっぱり可愛い。そう思った。
「ちゃんと付けてる〜?・・・付けてるね、よしよし」
挨拶代わりにオムツを触る。スカート越しにカサカサした感触があった。
そのことを確認し、なんとなく安心する。
『もー、やめてよぉ』
そう言われ、可愛さに頭を撫でる。
そしてふと、いつからオムツを触る挨拶するようになってったんだろう、そう思った。
『もう、中入るよ』
「はいはいw」
めぐみに促され、並んで店内に入りカウンターへ並ぶ。
「それでさー、サークルの・・・」
「授業中眠くて眠くて・・・」
「バイト先の・・・」
テーブル席に座り、大学のこと、授業にサークルのこと、バイトのこと、
会っていないうちにあった出来事を話す。朝から食事をとっていなかったため、
合間合間に食事をしつつ話し続けた。
『しっかし、よく食べるねー。』
めぐみはセットメニュー一種。自分はバーガー類3個にポテトにドリンクにナゲット。
自分的には軽めの食事のつもりだったが、めぐみからすれば多かったようだ。
「ん〜、普通ー。ほかの人が食べなさすぎんのよ」
『それは、ない。大食らいめw なのに太らないんだもんなぁ。特に胸とか』
自分では普通だと思ったのに、簡単に否定された。ついでにおまけも付いてきた。
「うっさい。大きさより形!」
大きさはともかく、形に自信があるのは事実だった。
さらにくだらない会話が弾む。そしてそのくだらない流れがひと段落したとき、
なんとなく気になって聞いてみた。
「ところで、ソッチはどうなの?」
もしかしたら良くなってきているかもしれない。そうしたら自分は…
『え?なにが?w』
さらっとめぐみにとぼけられ聞き直されてしまった。
この反応は、変わらないないなと思った。
「お・む・つ」
とはいえ、はっきりさせておきたかったので、今度ははっきりと聞きなおす。
『んー、一緒だよ。かわんない』
まるで関心がないかのようにさらっとした答え。
「そっか。治っちゃいそうだったらどうしようかと思ってw」
おもわず自分の本心を、あえて茶化すように言葉にする。

11 :
『えーw ひどくね?ww』
コロコロと笑いつつ返されたので、さらに自分の本心を言葉にしてみた。
「でもさ、んー、治っちゃったら寂しくない?いや、治ったほうがいいんだろうけど」
『治ったら・・・どうなんだろ?良いような寂しいような。わかんないやw』
すこししどろもどろになってしまったが、めぐみは気にする様子もなく、少し考えたあと
そう答えた。
「まぁ、どっちでもいいか。めぐはめぐなんだし。」
(でも、本当は、オムツのままのめぐみでいてほしいかも…)
仮にめぐみのオムツが治ったら、それでも大切な友達には違いないなと思った。
しかしその反面、オムツが治らないことを願っている自分に気づき、
後ろめたい気持ちにも襲われ、少し申し訳ない気持ちになった。
「・・・」
『・・・』
なんとなく無言の空気が流れる。
「そろそろ行こうかw」
『うん』
食事も終え、会話もひと段落したその静寂を心苦しく感じ、場所を変えようと思った。
ゴミをまとめて立ち上がった時、めぐみの動きがほんの一瞬停まった。
「ん?・・・でちゃった?w」
『もぅっ、大丈夫!』
(やっぱり。この反応、かわいいなぁ…)
そう答えためぐみの顔は少し赤くなっており、それが全てを物語っていた。
「さーて、どこ行く?」
『んー、久しぶりに服でも見に行こうかな・・・ってコラ!』
話をしつつ、めぐみのヒップを触ってみる。グニグニとした感触を期待したが、
まださほど出ていないらしく、カサカサとした手触りだった。
「ん、まだ大丈夫ねw」
『もー』
(もし、私がどういうつもりで触ってるのか知ったら…嫌われちゃうのかな…)
しょっちゅうオムツを触っているが、ふとそう思い、怖くなる時があった。
マックを出てから二人でショッピングモールへと向かった。
テナントとして複数のショップが入っており、
服を見たいと言っていためぐみの服を選ぶつもりだった。
『これ似合うかな?』
「もうちょっと明るい色の方がいいって」
『これいいけど値段がなぁ』
「たっか、あっちに似たようなので安いのなかったっけ?」
『あれは・・・』
「これは・・・」
あちこちの店をウロウロとする。どこにでも居る女友達同士の買い物。実際自分とめぐみ
の他にも同じような友達同士の買い物客は多かった。すっかりオムツのことなど忘れ、普
通の友達同士のように買い物をする。そしてふと疲れを覚え時間を確認すると、3時間以上
たっていた。店内のフードコート、少し休憩をする。


12 :
『服買いたいんだけど、なかなか決まらんw』
「めぐ、いつもそうじゃない。せっかく選んであげてんのにさ」
『だって、由恵の選ぶの派手なんだもんw』
コーヒーを飲みつつそんな会話を繰り広げる。
「結局どーすんの?買わないの?」
『最初のお店の買おうかなぁ』
「じゃ、行こうか」
(最初の店…どんなのだっけ・・・?)
(あ、スカートだったかな?もっと脚みせるようなのが似合いそうなんだけどなぁ)
(でも…オムツだし、やっぱり嫌なのかな…?)
(そういえば、オムツまだ変えてないけど平気なのかな?)
(私もおしっこしたいくらいだから、きっといっぱい漏れちゃってるはずなのに。)
席を立ったとき、さっきまでは忘れていたオムツの様子が気になってしまった。
「そういえば、平気?」
『あ、うん、平気、かな』
聞いてみると少し焦った感じでめぐみは答えたが、時間的にも平気なはずはない。
「どれ、ん〜?」
『あ、コラ』
そして触ってみる。グニグニとした重い感触。やはりかなりの量が漏れているようだった。
「結構出てるじゃない、替えあるんでしょ?」
『うん』
「じゃー、替えてきなさい。それとも、替えてあげようか?w」
『大丈夫ですwww』
どうにも今日のめぐみの様子はおかしい。漏れているのに替えたくない、そんな風に
感じた。替えのオムツを忘れてきたのかとも思ったが、替えはしっかり持っていた。
「じゃ、ちょっと待ってて」
そう言ってトイレへ向かうめぐみを見送り、
自分もその姿が見えなくなってからトイレへ向かった。
−カタン、ゴソゴソ。しゃぁぁぁ
(ふぅ、すっきり。めぐみ、気を使ってたのかな…?)
(でも、今日は何か変。オムツあんなにグニュグニュしてたのに替えようとしなかったし)
便器に腰掛け、放尿しながらふとさっきのめぐみの様子が脳裏に蘇る。
(替えたくなかったのかな?グニグニのオムツ。)
(どんな感じなんだろう?きもちいいのかな?)
(私も着けてみたい。めぐみみたいに体のせいじゃないのに、そんなのおかしいかな?)
(いっそ、カミングアウト、したらどうなるかな?)
めぐみのようにオムツを着けたい。そんなことを思った。
「あ、早く行かないとめぐ戻ってきちゃう」
物思いにふけっているうちに交換を済ませて戻ってきてしまう、
そう思って慌ててトイレを出た。

13 :
『おまたせー』
「どれどれ、よしw」
自分がトイレをでてすぐ、めぐみは戻ってきた。きちんと替えたか触ってみる。
先ほどとは違う、カサカサとした感触。めぐみはなんだか嬉しそうに笑っていた。
『もうっ、行くよ』
照れ隠しのように言われ、服を買うため移動する。
『とりあえず、コレとコレとっと』
『どーだろ、この組み合わせ。似合う?』
上着とスカートを体の前に合わせながら聞かれた。
「んー、色の組み合わせはいいんじゃない?」
「でも、実際着てもらわないとわかんないなぁ…試着室いこうか。」
「オムツもまだ平気でしょ」
着なくても似合いそうだと思ったが、実際に来ているところを見たい、そう思って試着を
すすめる。正直、オムツ姿が見たいとも思い、大きめの試着室へ連れて行くが一緒に入る
のは拒否られてしまった。
『どうだろ?』
「かわいいかわいい。よく似合ってるよ。」
試着した姿をみせられ、やっぱり似合ってたと思ったが、
もう少し脚を見せるような服ならもっと似合うだろうなと思った。
「でも、ちょっと待ってて」
どうしてもほかの服を着せてみたくなり、似合いそうなものを選ぶ。
(このくらいのスカートなら、歩いてる分には平気かな。)
(ブカブカだとカッコ悪いから、こっちのっと)
選んだスカートを手に持ち、試着室へと戻る。
「その上着ならこっちのスカートも似合うと思う。ちょっと履いてみて」
『んー』
スカートを渡すと、めぐみは試着してくれているようだった。
『これはダメだわw』
試着が終わったらしくカーテン越しにそう言われる。どんな姿になっているのか、
見たくて仕方なかった。
「えー、見せてみー」
『カーテン開けられないww』
「じゃ、入るw」
カーテンを開けてくれないのなら、と潜り込むように内部へ入った。
『あ、コラw』
「似合うじゃない」
『でも…少しかがんだら見えちゃうし、ラインだって…』
入ると、予想通りスカートは似合っていた。
ただやっぱりヒップラインは不自然に膨らんでしまっている。
それでも、可愛いと思った。
「かわいいから平気よ。似合ってるって。脚綺麗なんだから隠すのもったいないよ」
『いやいやいや、そんな綺麗じゃないしw』
『綺麗な脚ってのは、由恵みたいにホットパンツの似合う脚のことですw』
「ホットパンツ…か。ちょっと待っててね?」
自分のことを褒められ嬉しくなる。同時に、ホットパンツ履かせてみたらどうだろうと
気になってしまい、試着室を出る。
(これ…はなんか違うな)
(どうせならこのくらいので…)
(サイズはこのへんかな?)
選んだホットパンツは、普通に履いても歩いているうちに尻肉がはみ出しそうな、
面積の少ないものだった。
「今度コレ履いて」
試着室へと戻り、再度差し入れる。
『ちょwwwこれはナイでしょww』
「いいからいいからw」
流石に着てくれないかな?とおもったが、どうやら一応履いてくれている様子だった。

14 :
「どれどれ・・・あらやだ似合う」
『また入ってきてーw』
着替えが終わった頃を見計らって、内部へ侵入する。
『さっきのスカート以上にこれはナイわぁ』
「そんなことないって。似合ってるよ」
『だって、オムツのヒラヒラ出ちゃってるし、お尻だけおっきくなってるし』
ホットパンツ自体は似合っていた。しかしウエストから足回りからオムツのギャザーが
出てしまっている。
さらに、スカートなら隠せる、オムツで一回り大きくなったヒップも露になり、
バランスの悪い腰周りとなってしまっていた。
『こんなの、おむつ見せびらかしてるようなもんじゃないw』
「いいじゃない、見せびらかせば。かわいいもん」
『もー、じゃぁ、由恵がオムツにホットパンツ履けばいいでしょ』
「あはは」
何気ないめぐみの言葉にドキっとしてしまい、思わず笑ってごまかす。
「とりあえず、最初のやつかっちゃえば?」
『そうするw』
(私がオムツにホットパンツ、か。)
(もしさっき、その言葉に肯定していたら…どう思われたのかな…)
(でも、あんなこと言うんだから、私が履いてもいいって思ってるのかな…)
試着室を出てめぐみのことを待っている間、そんなことを考えてしまう。
いっそ、自分の思いを打ち明けられたら。でもそれを拒絶されたら。
なんとなく、拒絶はされない、今日の恵の態度を見ていてそんな気がした
服を買い、ショッピングモールを出ると夕方になっていた。
『もうこんな時間だねー』
「早いねぇ」
(さっきのスカート、似合ってたな。)
(オムツどうこうは置いといて、プレゼントしたら、履いてくれるかな…?)
(試着の時、少なくとも嫌がってはいなかったし)
並んで歩きながらさっきの更衣室での姿が思い出されそんなことを考えてしまった。
「そうだ、ちょっと待ってて。買い忘れ。」
『一緒に行くよ』
「いいから、すぐ戻るからそこで待ってて」
買うだけ買って、渡せそうな感じだったら渡そう。ダメだったら仕方ない。そう考えさっきの服屋へ戻る。どうせ買うなら、とスカートの他にホットパンツまで買って戻る。
「おまたせ、さっきのお店でやっぱり欲しいのあって買ってきたw」
言い訳がましくいったあと、人気のない場所にいくことにした。
「ちょっとあっち行くよん」
思いついた場所は今いるショッピングモールの隅の方、ベンチとテーブルがある
ちょっとした広場。
「ここねー、夕日綺麗なんだよ」
『ほんとだー、山きれいだねー』
以前一人で買い物に来たとき、偶然この場所に気づいたときもこんな夕日だった。
「ふぅ、今日はそろそろ帰るの?」
『んー、そうだねー。そろそろかな』
「そっか」
なんだかいつもと違い妙に寂しく感じた。めぐみが変えるとオムツとも遠ざかってしまう、
そんな悲しさ。
『どした?なんかあったん?』
「いや、そうじゃないんだけどねー。愛しのオムツ姫が帰っちゃうとさみしいなぁと」
自分の心境をボカしそんなことを呟く。いつも一緒に遊んで別れるとき、
同じようなことを何度も言った。しかし、この日は何かが違った。

15 :
『もー、オムツオムツってw そんなにオムツが好きなら、履いちゃえばいいじゃないww』
めぐみの軽口。何度も同じようなやりとりはあったような気がする。このときも
<それもいいかもねーww>
こんな感じのことを、軽く茶化したことを言おうとしていた。
「ん…それも、いいかもね…」
『えっ?』
しかし口をついて出たのはこんな言葉。冗談交じりとは言えない言葉。
なぜそう言ってしまったのかわからない。しかし言ってしまった。
それに気づき自分の顔が火照り赤面しているのを感じる
慌てて見た由恵の顔は、耳の先まで真っ赤になっていた。
「オムツ履いて、めぐと同じになって、それもいいかもしれないなって。」
「ごめんね、変なこと言って。怒ったよね。でも馬鹿にしてるんじゃないんだ」
一度言ってしまった本心はもはや止めることができず、続けざまに本心を伝える。
そして次の瞬間感じたのはめぐみが怒ったのではないかという恐怖。
『えーっと、いや、うん。怒ってないから、大丈夫』
『由恵、そんな変な冗談ばっかり言うんだもん、焦っちゃtt
恵の声は同様を隠せないものの、怒りは含まれていなかった。
「冗談じゃない!フザケていってるんじゃないんだから」
しかし、自分の打ち明けたことを冗談で済まされそうになり、思わず強く発してしまった。
『あ、ごめん、ちょっと落ち着こうか。私も落ち着く』
「うん」
「・・・」
『・・・』
びっくりした様子のめぐみ、そしてそれに続く無言の時間。
(なんでこんなこといっちゃったんだろ?めぐ困ってる)
(オムツ履いてめぐと一緒に?そんなこと言ったらどう考えても嫌われる)
(もっと冗談ぽく言えば誤魔化せたかもしれないけど…今更無理…)
考えているうちに涙が溢れてくるのがわかる。
無言のままだと泣き出してしまいそうになる。
「あのね、ずっとそう思ってたんだ」
「いきなりこんなこと言われたら困るよね。ごめん」
「でも、ずっと、中学の時から。中学の時は友達じゃなかったけど、ずっと気になってた。」
「高校で友達になれて本当に嬉しかった。卒業しても友達でいてくれて」
「私ね、多分、小学校の頃から、オムツ着けたかった」
「ウチ、お父さんもお母さんも、厳しくて甘えさせてもらえなかった」
「オムツつけて、赤ちゃんに戻ったら、甘えられそうな気がしてた」
「小学校から高校までは、そんなこと思ってても、着けられるわけもなくて…」
「いつの間にか、オムツ着けるのが目的になってて。そんな時めぐと会って」
「オムツって聞いて、かわいいって、本当にそう思ったの…めぐには迷惑だっただろうけど…」
「大学に入って、一人暮らし…し始めて、オムツ着けられると思ったけど」
「なんか、めぐを馬鹿にしてるような気持ちになって…」
静寂が怖かった。言い訳がましいとも思ったが、自分の本心をどんどん打ち明ける。
「それで…めぐと一緒なら…一緒にオムツ履けば…」
「そう思って、触ったり、色々してたの…ゴメン…」
本心を全てブチまけ、もはや涙もこらえきれなくなったとき
『そっか…』
めぐみのその呟きのような返事は、肯定とも否定とも取れないことばであったが、
ほっとする柔らかな口調だった。

16 :
『あのね、うん、ありがとう。ありがとうってのも変かな』
『私の話も聞いてくれる?全部言ってくれたから、今度は私が、話すね』
『えっと、私はね、オムツが嫌で仕方なかったの。最初は』
『小学校でいじめられて、中学校では馬鹿にされて。』
『高校で友達増えたと思ったら、ほとんどの人は内心では…』
『でも、何人かは卒業しても友達でいてくれて、嬉しかったんだ。そんな中でも由恵が一番の友達』
『だからね、今は、オムツとお漏らし、好きなの』
オムツが好きと聞いた瞬間弾かれたようにめぐみの顔を見る。
サッっと顔を背けられその表情は確認できなかったが、耳まで真っ赤になっていた。
(え?オムツとおもらしが好き?聞き間違い…じゃないよね?好きって言ったよね?)
(やっぱりさっきはわざと交換しなかったってこと?)
(私と一緒?オムツが好き??)
さっきまでの言ったことを後悔していた脳内は今度は混乱していた。
そんな様子も気づかず、めぐみの告白は続く。
『本当に嫌だったはずのお漏らしとオムツ。いつの間にか普通になって、今は無いとダメなの』
『むしろ、高校の時より悪化してるのかもしれない。我慢、全然しなくなっちゃったから』
『オムツが膨らんで、暖かくって、気持ちいいの。だから、わざと交換しない時もあるくらい』
『人前で、ほかの人には出来ないそんなことしてると思うと…』
『それでね、えっと、気持ち悪いって嫌われるかもしれないけど』
『由恵がオムツさわってくれると、気持ちよかったんだ』
『だから…』
『言ってくれたこと、全部、嬉しい』
さっきの由恵のように、誰にも言わなかった内心を全てめぐみは打ち明けた。
『・・・』
「・・・」
またも無言の時間。ただし先ほどの気まずい無言とは違う、お互い何かを決心した無言。
「ふふっ、ありがと」
(そうか…めぐ、私の言ったこと受け入れてくれた…んだよね?)
『いえいえ、こちらこそ』
小躍りしたいようなそんな内心を隠したまま、妙な挨拶を交わし、会話が復活する。
「ふー、なんかスッキリした。ずーーーっと思ってたこと、全部言っちゃった」
(でもなんで言っちゃたんだろ。勢い…だな、多分)
『私もw すっきりした。嫌われたらどうしようって怖かったけど』
「それは先に言った私のほうが怖かったってw」
(何も考えず言っちゃって、本当に怖かった…。嫌われてたら…。結果オーライだけど)
『たしかにw』
内心はいまだに現実感が希薄だったが、由恵はホッとしたのと同時に喜びもあった。
『…どうする?本当に、オムツ履いてみる?』
「…うん、履いて、みたい。」
(後で一緒にオムツ買いに行かなきゃな。どんなの買えばいいのか知らないs
『じゃぁ…はいっ、これあげる』
今日は無理でも後で一緒に買いに行こう、そんな風に考えていた由恵の思いに反して、
ゴソゴソとめぐみはバッグを引っ掻き回しオムツを取り出す。
「え?今なの?ww」
(え、いきなり?まさかここで手渡されるとは…)
『うん、今持ってるのは3枚だから、全部あげるw』
「帰るまで大丈夫なの?替えなくなっちゃって」
3枚の真っ白なオムツ。ずっと、幼い頃から憧れたオムツ。それは唐突に目の前に差し出さ
れた。しかし、喜びよりもむしろめぐみの替えがなくなる、その点の心配が先に立った。
『平気。ほら、漏らすの好きって言ったでしょw』
「それじゃぁ…もらっとくw帰ったら履いてみるね。あ、それと…はいっ、プレゼント」
(一回言ったからって…あっさりとスゴイこと言うなぁw)
(あ、私もさっきの渡さなきゃ。気に入ってくれるといいな…)
『ん?』
さらっと自らの性癖を言うめぐみに、若干驚きながら受け取ったオムツは何より重く感じ
た。そして、めぐみ用にと購入した服を思いだす。

17 :
「さっき、めぐに伝えようって決めた時、もし…それを受け入れてくれたら渡そうと思って」
(ちょっと違うけど、勢いで言ったとか恥ずかしいし…w)
『それで一人で戻ったのねw ・・・って、コレさっきのじゃない』
本当は告白抜きで冗談交じりに渡そうとした服。しかし、内心を全て曝け出したあとに、
勢いで打ち明けたとは言えず、とっさに前から決めていたことにした。
「一人じゃ履けなくても、二人ならと思ってw」
『さすがに外出はムリでしょこれwww』
「ウチに来てはけばいいよw」
(その時は私も一緒に…)
『それならw』
ひとり暮らししている自分のマンションなら誰の目を憚ることもない。
『今度の休み、水曜だから、一緒にまた買い物行く?』
水曜日の予定を思いだし、その日は大学でとっている講義があることを思い出したが、
1度や2度欠席したからといって落とすわけでもない。
「大学の講義が…サボるからいいや。オムツ買いに行こうかw」
(自分でオムツ買う日がこんないきなり来るなんて、思ってなかったな)
先ほどまでの重苦しい空気はすでになく、いつもの調子の会話にいつの間にか戻っていた。
『じゃ、そろそろ帰ろうかな』
さほど長くは感じなかった時間だが、現実には結構な時間が過ぎており、
あたりは暗くなっていた。
「駅まで一緒に行くよ」
二人ならんで駅へと向かう。
『じゃ、帰ったら連絡するね』
「うん。待ってる。気をつけてね」
そう別れを告げ、めぐみは駅の中に消えていった。
(めぐが理解してくれるとは…もっと早く言えばよかったかな?w)
(でも、きっと、今日のタイミングでよかったのかもしれない。)
(もっと早かったら…めぐがオムツ嫌いな時にあんなこと言ってたら…)
ふとそんなことを考え、自分が拒絶される姿を想像し、すこし怖くなった。
「ま、いいか。帰って…」
めぐみの姿も見えなくなり、そう呟き帰宅する。

「履いて…みようかな…」
由恵は帰宅してすぐ、もらったオムツを手に取り悩んでいた。
もらったオムツは帰宅したらすぐ履くつもりでいた。しかしいざ手に取ると、
なんだかもったいないような気がしてきた。
「3枚あるし、使ってもいいんだけどなぁ…」
「でもなんか、もったいない…」
すぐにでも履きたい気持ちはある。自分で買ったものなら躊躇わず履いたであろうオムツ
しかし、めぐみに貰ったオムツのため、ある意味記念品になってしまっていた。
「やっぱり、水曜日まで我慢しよう」
初めてのオムツはめぐみが居るときにしよう、そう思ったとき携帯が着信を知らせた。
『もしもーし、無事帰ってきたよー』
「おかえりw」
電話の相手は帰宅しためぐみだった。
『どう?履いた?漏らした?どんな気持ち?ねぇねぇ、どんな感じ?』
すっかり使用済なのが前提のようにめぐみは聞いてきた。
「ちょっと落ち着こうかw まだ履いてないよw」
『えー、なんでー。』
「いや心の準備がw どうせなら…めぐの居る水曜日にしようかと思って。」
「それよりそっちはどうなの?」
替えのオムツを全部貰ってしまったため、気になって聞く。

18 :
『もー、履いちゃえばいいのに。まぁ、水曜日まで楽しみ取っとけばいいよw』
『んー、こっちは普通に帰ってきたよ。オムツはタップタプで、少し溢れたけどw』
実際は少し溢れたどころか、ホームで水分を多く取り、電車の中で吸収の限界近くまで
お漏らしをしてタプタプになったオムツ。そのまま歩いて、靴まで汚し道にその痕跡を
残し、他人に気づかれるほど溢れた尿。決して少しとは言えない量だったが、さすがに
そんなことを自ら望んでしたとは、まだ言えなかった。
「溢れたって…大丈夫なの?全部替え渡しちゃうからでしょw 取り替えたの?」
『うん、さっき取り替えたし、本当にちょっとだったから平気だよ』
本当はまだ取り替えていなかった。
電話をしつつ、その感触を楽しむようにオムツをいじっていた。
「なら許そうw 今度は水曜日ね。」
『うん。楽しみにしててね。おむつ女王様w』
「なによそれww」
『私が姫なら由恵は女王w』
「なるほどw じゃ、また水曜日ね」
『うん、火曜の夜には電話する』
「はーい」
電話を終え、ニヤニヤしたまま食事を取り、シャワーを浴びる。
ベッドに潜り込んでなお、その笑みは消えなかった。
心底楽しいことがあった、幼児のように。

19 :
以上です。
スレ立てミスって申し訳ありません

20 :
百合スカはやはり良い物ですね。
そろそろスレ建て頼んだほうがいいのかと思っていたらこうなりましたか。
ともあれ乙です

21 :
おむっ娘めぐ嬢と、由恵嬢とのおむ百合ライフ、いいなー
二人の心情描写がいい
嫌悪しつつも溺れていくめぐ嬢、
こんなのおかしい、と思いつつも憧れていく由恵嬢、
これから先の展開にますます期待

22 :
おつー
前スレの人も乙

23 :
>>20
前スレではGJ!
物量コンビ編ではヒュージを超えたヒュージに期待してます

24 :
 新スレ記念に、いつものやつ。
 まとめのZIPです。
 ttp://corinzu.sakura.ne.jp/biguploader/upload.cgi?mode=dl&file=54
 結局やっぱりパスかける事にしました。デフォルト:buruburi
 
最初は本編のおまけのはずだったのに、大量少女のシリーズも大分増えました。
 中国→爆発
 中東→可燃
 ロシア→圧縮
 米英→?

 >>23
 つまりこう言う事ですね?
 ttp://uploda.info/s/1350384315236.png


25 :
そうじゃなi・・・いや、そういうことなのか
ええそういうことです

26 :
新スレになっててびっくり
ちょっと見ないうちに回転早すぎて驚きです

H氏
ユリアを嫁に出したものです。返答できずすみません。
名前については考えてもいなかったのでご自由になさってください
ティアティア
一応ユリア=尿素と、モデルキャラの名前をもじっただけなので、
敢えて自分で付けるとしたらスカイとトロイとかの安直な類いになってたかなーという程度です
男は=読者感を少しでも出したい故の没個性派なので、自分で書く場合は考えることもないです
拝読しまして
あのどうでもいい感じのギャグ世界から、よくここまで作り込まれた雰囲気が産み出せるものだなぁと敬服です
思い付き&ご都合主義だったキャラたちに一貫性がある…w
改めて、一枚絵からSSシリーズ化をなされただけある方なのだなぁと

27 :
>>26
どうもです。
まさか尿素とは思わなかったですよ……
こっちは天ってことで小惑星の名前から、ユリアの姉妹っぽいのを選びました。
まぁ元をたどれば、両方とも実在するギリシャの女神名なんですけどね。
完全に自分の好きにやらせてもらってますけど、原案の人にそう言ってもらえると嬉しいです。

28 :
コルク抜きで便秘便を抜く発想ってはじめて見た・・・
ちょっと感動した

29 :
>>28
つまりシャンパンを擬人化するべきということか

30 :
前スレ267さん元気かな?
水野恵美の続きが読みたい。

31 :
      人
    (__)
  \(__)/ ウンコー!
   ( ・∀・ )
     ̄ ̄ ̄

32 :
ここんとこ時間取れなくて間があきましたが、また書いてきました。
響子ですが、やたら長くなりそうなので分けてとりあえず前編だけ完成。
前編だけでも今までで一番長くなったかも・・・
とろあえずUPしたやつ
Sc_389547.zip
P:unko

33 :
<前編>
−プルルル、、、
五月蝿くもなく、かといって無音でもない、そんなよくある風景。
『響子』の勤める中小企業のオフィスはいつもの風景だった。
オフィスといっても室内にはさほど人はいない。元々従業員の少ない企業の上、
殆どは現場の従業員であり、オフィス内は5人程度しかいない。さらにその少ない
オフィス内での従業員も、外出している人に休みを取った人、いつもにもまして
人手が少なく、今オフィス内にいるのは響子と上司だけであった。
PCに向き合って伝票の入力をしていたところに、そんな雰囲気を壊すように外線がかかってきた。
出ようと電話に手を伸ばしたが、一瞬早く上司が電話を取ったため、響子は再び伝票に目を落とす。
『はい、△△株式会です。あぁ、お世話になっております。はい、はい、えぇ・・・』
外線は丁度上司宛だったようだった。
『そうですね、えぇ。ちょっとまってください…あ〜、その日はちょっと別件が・・・』
『それじゃぁ、○○さんのとこも行かないとですねぇ。え?○○さんは昼からいない?』
『その週じゃないと間に合わないですねぇ。翌日○○さんとこ行けば間に合うから・・・』
『まぁ、私じゃなくても大丈夫ですから、なんとかしますよ。それじゃ失礼します』
なにやら予定がうまくかみ合っていない様子の電話が終わり、上司は社内スケジュールを
確認し始める。
『大島さん、ちょっといい?』
「はい?」
上司に呼ばれ、響子は伝票をめくる手を止め、上司の方を向く。
『今の電話さ、来週××支社の○○さんと□□さんのとこに用事があるんだけどさ』
『その日はちょっと俺の都合がつかないのよ。他の日だと間に合わないし。』
『ちょっと遠いけど届け物と書類もらってくるだけだから、代わりに行ってくれない?』
××、上司が口にした場所は遠方の他県。中小企業のくせに一社だけある支社への
出張依頼だった。
「急ぎの仕事もないですし、構いませんよ。でも、遠いですねぇ」
響子は頭の中でサッと予定を確認したが特に不都合もなく、承諾の言葉を口にした。
『ありがとう、助かるよ。ただ、○○さんはその日の朝のうちしか居ないらしくてさ』
『□□さんにその日のうちに届け物して、次の日○○さんから書類もらってきて』
『泊まりでゆっくりしてきていいからさ。ホテルはこっちで取るけど、足はどうする?』
簡単な予定の最後に上司が聞いてきた、支社への交通手段。それを聞いたとき、
響子の心の奥に小さな情欲が湧き上がる。
「えーっと、自分の車でもいいですか?直行直帰で。」
『構わないけど電車の方が楽じゃないかい?車だと3時間くらいかかるよ?』
「あ、えと、時間あまりそうなら観光でもと思いまして」
『まぁ事故に気をつけてくれればいいよ。交通費は領収書持ってきてくれればいいから』
「はい、ありがとうございます。」
思わず笑顔がこぼれてしまう。知り合いのいない場所、高速を使っても片道3時間の
ドライブ。何か<プレイ>が出来ると思った。誰にも言えないひとり遊びが。

出張の日はすぐにやってきた。
この日のため、数日前から体調を整え、荷物を準備する念の入り用で。
「バッグにトランクと、あとこれも持ってっと」
出張当日の朝、朝食を終えスーツに身を包んだ響子は、車に荷物を載せながら忘れ物が
ないことを確認していた。一泊の出張、普通であれば下着とブラウス、少々の着替え
くらいの荷物で、ひとつにまとまる量のはずだが、浣腸をはじめとした様々な道具に
プレイ用の着替え、これらのプレイ用の荷物もあるため一つにはまとまらなかった。
「お仕事用のバッグももったし・行くか」
荷物の最終確認を終え、響子は車を発進させた。

34 :
「フフフ〜ン♪フンフン♪フフン♪」
高速に乗り目的地へ向かう愛だ、車内BGMに合わせウキウキした様子で鼻歌を口ずさむ。
これから支社へ向かうため、まだプレイはできないが、仕事が済んでから何をしようか
それを考えるだけで楽しくなった。
「ホテルに入って休んだら、出かけようかな。近くに何かあったかな?」
「それともいっそホテル内で・・・」
「あー、でも会社で取ったホテルだしなぁ」
「領収書もらうから本名かかなきゃだし」
鼻歌の合間に独り言をいいつつプランを練る。
「ま、とりあえずは仕事仕事っと」
そんなことを言いつつ、支社へ着いたのは、途中のパーキングで休憩したこともあり、
正午過ぎだった。
「こんにちはー。大島と申しますが□□さんはいらっしゃいますか?」
『はい、少々おまちください。』
支社の事務所へ入り、手近にいた従業員へ声をかける。そして、目的の□□がやってくる。
『遠いとこご苦労様でした。話は聞いてます。まぁこちらに』
応接室へと案内され、多少の雑談と目的の仕事内容の話をし、上司より預かった荷物を渡す。
「じゃ、こちらが預かったものになります。」
『はい、たしかに。○○さんのとこへは明日ですか?』
「えぇ、明日の午前中にでもと」
『それじゃ、こっちからも連絡しておきますわ』
「ありがとうございます。それではそろそろ」
『お疲れ様でした。お気を付けて』
挨拶を済ませ支社の事務所をでる。所要時間は1時間ほど、まだ正午少し過ぎだった。
「今日の仕事終わりっと♪」
これから明日の朝までは自由の身となり、車に乗りこんで嬉しそうに呟く。
「ホテルに向かってちょうどいい時間かな」
カーナビに宿泊ホテルを入力し、車を発進させる。
ホテルへはチェックイン開始時間に到着した。駐車場へ車を停め、荷物を引っ張り出す。
道具の入ったバッグに着替えの入ったトランク。大きな荷物を抱えフロントへ向かい、
チェックインの手続きを済ませる。車の鍵を預け、引き換えに受け取った部屋の鍵には
10階の部屋ナンバーが刻印されていた。エレベーターに乗り込み10階を押す。
室内に入ると、よくあるビジネスホテルのシングル部屋だった。
「ふ〜、少し疲れたな」
脱いだスーツをクローゼットに掛け、下着姿になると疲れがやってきた。3時間ほどの
運転と、なれない支社での仕事。思ったより疲れてしまった。
「少し、寝ようっと。」
部屋のカーテンを閉め、暗くなった室内でベッドに潜り込む。起きたら、何をしようか
そんなことを考えながら少し昼寝をした。
「ん〜、ふぅ」
伸びを一つして起きたときには、夕方になっていた。
「ちょうどいい時間かな。でも、どうしよう」
目覚めてすぐ、まっさきに思ったのは<プレイ>のことだった。
「さすがに部屋は汚せないし・・・やっぱコレかなぁ」
ゴソゴソとバッグから引っ張り出したのはオムツだった。
何をするかは当日ホテルに入ってから、そう思いつつもオムツで遊ぶことになりそうだ
とは思っていた。会社で予約し本名を書いたホテルでの着衣を汚すプレイはリスクが
高すぎる。オムツであれば多少はそのリスクが回避できる。
「おしっこしたいけど我慢して…どっか外でオムツに出そうかな♪」
「でもなぁ…どうせならもっと…」
下着を全て脱ぎ、オムツを履きつつ考える。
「そうだ、どうせなら」
ノーブラのまま薄手のTシャツを着て、オムツの目立たないスカートを履いてから、
また荷物を引っ掻き回す。
「これでいいかな」
取り出したのはズボン。薄いピンクのブーツカットパンツ。
それを外出用に持ってきたバッグに突っ込み、ノーブラで既に膨らんでいる乳首を
隠すように上着を羽織って出かける。

35 :
部屋の鍵をフロントに預け、愛車の鍵を受け取る。
そして車に乗り込み、どこへ向かおうか考える。
「ん〜、せっかくこんな遠いところまで来たんだし、色々したいけどなぁ…」
「でも、あんまり派手にやって、汚しすぎるとホテルの部屋に戻れなくなるし…」
「とりあえず適当に行くか♪」
どこで何をしようか、そんなことを考えるだけでなんだか楽しくなり、ペットボトルの
お茶をグビグビと飲みながら独り言を口にする。
しばらくあてもなく適当に車を走らせ、想いに叶いそうな場所を見つけたのは、
ペットボトルが二本ほど空になったころだった。それは、川沿いに道が伸び、
さらにその道沿いには東屋やベンチ、運動場に公園などが配置されている河川敷。
「ここ結構よさげだけど…」
駐車場もあったため駐車し、外の様子を伺う。ホテルを出てさほど時間は立っていないが、
外は暗くなってきており、まもなく夕闇に包まれそうであった。しかし、川沿いの道や
公園内に設置された街灯が既に灯っており、辺りは十分見渡せた。
「そこそこ明るいなぁ…人も…居るか」
車内からでも確認できる程度、ポツポツと人影が見える。犬の散歩をしてる人、
ジョギングしてる人、カップルに学生などなど。
「どうせ知らない人だし、まぁいいか♪」
ゴソゴソとバッグに入れてきたズボンを引っ張り出し、車内でそれに履き替える。
代わりに脱いだスカートをバッグに突っ込み、車外へ出る。
「さむっ、上着は着ていこう…」
外に出ると肌寒さを覚え、上着を脱いでノーブラのTシャツを見せびらかしながら歩くの
は断念した。
しかし上着のボタンは外したままなので、豊かな胸と痛いほどに尖った乳首は十分に
目立っていた。さらにオムツのまま履いたズボンのヒップは不自然に大きく、その上
股上の浅い腰周りからはオムツのギャザーがはみ出す始末だった。
「ちょとアレすぎるかな…でも街灯の真下でもなければ…遠目ならわかんない…よね?」
「それに…今日は軽めにしかやらないし」
自宅周辺ではない、しかしあまり汚物まみれにはなれない、そのことがいつもより大胆な格好へさせていた。
「とりあえず行ってみようっと♪」
駐車場を出て川沿いの道を散歩し始める。
「意外と暗かったかな?」
川沿いの道を歩き始めると思ったより薄暗く、ホッとしたような残念なような複雑な心境になる。
とはいえ街灯周辺は、昼間ほどではないものの充分明るく、心地よい緊張感を持てた。
−タッタッタ
(あ、マラソンしてる…胸、わかっちゃうかな?)
正面から走ってくる人が居たため、一瞬ドキっとする。ちらっと見られたような気がして
気持ちが高ぶってくる。
「どこまで行こうかな♪」
道はかなり長く続いており、楽しい散歩はまだまだ続けられそうだ。
そのあとも数回、ジョギングしている人、犬の散歩をしている人、仲良さそうなカップル
数人とすれ違い追い越され、20分程の散歩を続けると一際明るくなった。
運動場でナイターを灯しサッカーをしているようだった。運動場をはさんで自分の反対側には
応援している人やメンバーらしき人が沢山いるのが見えた。
「サッカーかぁ。ココでしちゃおうかな…♪」
運動場のすぐ横にあるベンチに腰掛け呟く。
実のところ、ホテルを出るときから我慢していた尿意はかなりのものになっていた。
散歩を始めた時にはすでに限界寸前だったが、必に我慢して歩き続けていた。
しかし、その我慢ももはや無理な状態だった。
「もう我慢できないし、ここなら逆光だから何してるかわかんないだろうし」
「今なら誰も通らない…はず…」
ベンチに腰掛けたまま、ゆっくりと尿意を解き放つ。
−しゅ〜
「んっ、あぁ…」
サッカーの歓声が聞こえる中、オムツからくぐもった音をさせつつ吐息が漏れる。
「んっ…んっ…ぁんっ…」
逆光で見えないはず、そんな思いがあったせいか無意識の内に乳首をいじり声が漏れる。
−しゃぁぁぁぁ〜
溜まりに溜まった尿は止めもなく溢れ出し、オムツを汚していく。

36 :
「あ…んっ…ぁ………ん?」
「ん??」
漏らしながら夢中で乳首をいじっていると違和感に気づく。
「え?…あ、ヤダ!」
股からヒップにかけての暖かい感触。おむつの中とは違い、肌に張り付くズボンの感触。
「しまった…一気に出しすぎてた…」
普通であれば十分に吸収できる量のはずだった。しかし座ったままだったのでヒップの
方ではなくオムツ前面へ尿が集中したことと、気持ちの高ぶりから調整が効かず一気に
出してしまったため、吸収速度が間に合わず溢れ出てしまった。
−パタ…パタ…
限界から開放した尿はすぐには止められず、慌てて腰を浮かしヒップ方面へ尿が流れる
ようにしたものの、溢れた尿は地面へと落ち音を立てていた。
「はぁ、全部…出しちゃった…」
結局止めるのを諦め、全部出し切ってしまった。腰を浮かせてからはオムツ後方へ尿が
流れ込み、全て吸収してくれたようだ。
「どうしよ…仕方ない、少し待つか…」
経験上、溢れたあとすぐに立つと吸収されていない尿が流れ、足を伝って染みが広がる
ことを知っていたため、ベンチに腰掛けたままの姿勢で少し待つことにした。
「あんなに人がいっぱいいる近くなのに…」
「おしっこ、お漏らし…しちゃった…」
「浣腸は、どうしようかな…」
吸収を待つあいだ、運動場の人たちを見てそう呟く。本当は尿を出したあと、浣腸を注入
して便意を我慢しつつ車へ戻るつもりだった。しかし思わぬハプニングにより、浣腸を
使わずとも気持ちが高ぶっており、浣腸まで使うのはなんだかもったいなく思えてきた。
「もう、大丈夫かな?」
「んー…浣腸はとっておこうかな♪」
立ち上がっても尿がたれてこないことを確認し、浣腸は後の楽しみに取っておくことにした。
「結構染みちゃったなぁ。」
「これじゃバレバレだな…」
「オムツもふくらんじゃったし♪」
体を捩りヒップを確認すると、ヒップ中程まで丸い染みが広がり、太腿は上部1/3ほどが染みになっていた。
「前は…あんまり染みてないっと」
「バッグでお尻隠せば平気かな」
座った姿勢だったので、正面は染みがあまり見えないものの、ヒップの染みは
ハンドバッグ程度で隠せる面積ではなかった。さらに尿を吸収して膨らんだオムツは
不自然なヒップラインがさらに大きくなり、股間部分もモコモコとしていた。
「よし、戻ろっと」
隠しきれない染みをハンドバッグで隠し、来た道を戻っていく。
戻りながらも数人とすれ違った。正面に人影が見えると誰もいない川の方へ背を向け携帯を
いじっているふりをしてやり過ごす。
そうして数人やり過ごし、道の半ばまで戻ってきた。
(ここまではセーフ…かな?)
(もうちょっとで車だからこのまま誰も来なければ…)
そんなことを思い、正面に注意しながら歩いていた。
−カチャカチャカチャ、シャー
『・・・でさー』『・・・えー』
ここまでは正面からしか人は来なかったため、後ろから接近する自転車に気づくのが遅れた。
ペダルをこぐ音と車輪の音、そして会話する声に気づき後ろを見ると、数mの距離を
接近してくる二人の人影が見えた。

37 :
『それがさー』『もー、そんなこt』
『……』『……』
後ろを見た瞬間その二人と目が合う。
自転車を漕いでいたのは、高校生だろうか制服を着た若い女性二人。
タイミングの悪いことに街灯の真下を少し進んだ場所。目が合った瞬間ヒップを見られた
のがわかった。その証拠のように、それまでしていた会話がピタッと止まり、横を走り
抜けていくとき一人が覗き込むように振り返ったのがわかった。
『…見た?』『なにあれw』
遠ざかりながらちらっと振り向き、自分のことを話している声が微かに聞こえた。
(あぁ…バレ…ちゃった…)
(私のこと…だよね? 話ししてた…)
(明日とか学校で話しされちゃう…んだろうなぁ…)
(なんて思ったんだろ? 変態? キ○ガイ? 可哀想な人?)
見られ、会話のタネにされ、恐らくは馬鹿にされている。それすら響子には快感だった。
「ハァッ、ンッ」
気持ちの昂ぶりが抑えきれず、ついつい乳首を弄んでしまう。
(いくら遠い場所だからって…やりすぎかなぁ…)
(でも…)
『クスクス』『クスクス』
(!! なに?)
戻りながら乳首を弄ったりヒップを膨らませるオムツを揉んだりしながら歩き、駐車場
までもう少しの場所まで来たとき、押しした笑い声が聞こえた。
ハッとして声の方を見ると、道から少し離れた東屋、その暗がりに人影が見えた。
東屋の横には自転車。先ほどの女子校生たちだった。響子の姿をしっかり確認しようと
そこに潜んでいたらしい。その東屋は街灯と街灯の間にあり、響子の姿はしっかり確認
されてしまったはずだ。
(なんで? なんでそんなとこに隠れてんのよ!)
(さっきの子たち? しっかり見るために?)
(色々いじりながら歩いてるのも…全部…)
(お漏らしだけじゃなく、全部見られてた…)
お漏らしの染みだけではなく、乳首をヒップをいじりながら歩いている姿も見られた。
暗がりで表情こそわからないものの、明らかに自分を嘲る雰囲気を響子は感じた。
(はぁ、もうっ! 見たければ見ればいいじゃない!)
(恥ずかしくなんかない…こともないかw)
(でも…そんなのだって気持ちいいんだから)
一度のみならず二度も見られ、さらに二度と会うことはないであろう相手。
それらのことが響子を、開き直りとも取れる大胆さへと導いていた。
(どうせ全部見られてるんだし…バレちゃってるんだし…ね)
ハンドバッグで隠すのをやめ、これ以上ないほどに勃った乳首を見せびらかすように胸を張って歩いていく。
−ハァ、ハァ
『……』『……』
歩きながら息が荒いのが自分でもわかる。その異様さに圧倒されたのか、東屋からの
押しした笑い声も途絶えた。
(あなたたち、こんなこと知らないでしょ?)
(外で恥ずかしいことすると気持ちいいの、知らないでしょ?)
(通の人が知らない気持ちよさを、私だけは知ってるんだから)
東屋の前を通り過ぎながら、妙な優越感に浸る。
『なんなの…アレ……』
背後から微かにそう聞こえた気がした。
(いっそ、目の前で立ち止まってやればよかったかな?w)
(かといって写メでも取られたらまずいし、まぁ仕方ないか)
(はぁ、こんなに見られちゃったのいつぶりだろう?)
(この前のパチンコ屋さんのときよりスゴイかも♪)
そんなことを考えつつ車へと急ぐ。万が一通報でもされていたら厄介だ。
車まではすぐにつき、座席に吸収シートを敷く。
「あ、着替えして…オムツも片付けなきゃ」
自宅に帰るのであればそのままの格好でも良かったが、ホテルへ戻りフロントへ立ち寄るには
あまりに酷すぎる格好だった。

38 :
「ん〜、どうしよっかな?」
「車の中でもいいけど、ちょっと狭いしなぁ」
駐車場を見渡すと、角の方にうっすら灯りのと持っている建物があった。
「あ、トイレある。汚かったらイヤだけど、普通ならあそこで着替えちゃおうっと」
外観はそこそこ綺麗な建物だったので近づいていくと、特別綺麗でもないが
汚れ放題でもない、普通の公衆トイレだったので個室へと入る。
「トイレットペーパーもあるし、ここでいいや着替えちゃえ」
ドアの荷物掛けにスカートの入ったバッグを掛けズボンを脱ぎ出す。
「ありゃ、こんなに染み大きかったのかw」
ズボンを脱ぎ便座に腰掛け、脱いだズボンを確認する。元は薄いピンクだったヒップ部分
は大きく濃いピンク色に変色していた。さらに歩いているうちに少し垂れてきたらしく、
膝少し上まで染みの筋が伸びていた。
「これじゃ…バレバレだわw 隠せる訳ないや」
「そりゃあの子たちも・・・隠れてまで見るわけだw」
「それにしても…」
先ほどのことを思いだし、着替えしようと一度は冷静になりかけた脳が再び煮え立ち始める。
(あの子たち、なんて思ってるんだろう?)
(一度目に見られた時は、『お漏らししちゃった可哀想な人』だったかもしれないけど…)
(二回目は…変態女って思われたんだろうな…)
(モコモコでビチャビチャのお尻揉んだり…)
(こんなに浮いちゃってる乳首を…いじりながら…歩いてるのも見られちゃったんだし)
(普通じゃ…ないよね…)
そんなことを思いつつ、自然とグチャグチャに汚れたオムツの中に手が伸びる
「んっ…、でも… ぁん、その普通じゃないことが… んうっ!」
「大好きなんだもん…」
「変態…なんて事…あっ! 自分でも判って…んっ、それでも…んっ」
「やめられないの。気持ちいい…あぁんっ、から・・・」
「ぁんっ!ん〜っ! …はぁ…」
オムツに突っ込んだ手を動かすと、グチャグチャとした液体の音がすぐに
ネチャネチャとした粘性のある音に変化し、そしてあっという間に響子は果てた。
「やだ、もう。着替えするつもりでこんなことする気じゃなかったのに」
(でも、久しぶりだな。こんなに良かったの♪)
カラカラとトイレットペーパーを手に巻き取り、手の汚れを拭っていく。
(オムツ片付けて、スカートに着替えて)
(ホテルの部屋に戻ったら…今度は浣腸かな?♪)
(お風呂なら汚れても流せるし、おもちゃも持ってきたしw)
手を吹きながら戻ったあとにすることを考え、ニヤニヤと笑ってしまう。
そして着替えるためオムツを脱ごうと立ち上がった時、外から人の気配を感じた。
『…それ……まさ……』『…で……よく…』
(あれ?声? これって)
外から聞こえるのは女性の声。何を言っているのかは断片的すぎてわからないが
その声は近づいているようだった。
『でも…初め……漏ら……思わ…』『…でも、やた……膨らん…』
(やっぱり、内容的にも…)
声がだんだん近づいてきて、会話の内容がなんとなくわかってくる。
『ねー。遠くから見たときは影かなと思ったけどw』
『近づいてったらお漏らしの跡だったもんね』
『なんかお尻大きかったのは、パンツでもいっぱい履いてたのかな?』
『あー、それで吸い取らせようとしてたとか?ww』
(絶対さっきの子達だ。私のこと言ってる…)
(染み、そんなに判っちゃってたのか…。でも、パンツじゃなく、オムツなんだなw)
東屋に潜んでいた女子高生が、そこに響子が居るとは思わず、戻ってきてトイレに来たようだった。

39 :
『初めて見たよ大人のお漏らしw』
『でも、アンタがもっとよく見たいとか言って隠れるから』
『あれはちょっと怖かったよね。遠くからでもおかしかったのわかったもん』
『おっぱい弄ったり、汚れたお尻触ったり』
『変な人だなと思って最初はおかしかったけど…近くに来たら急に堂々と見せびらかすみたいに…』
『うん…アレ、絶対私たちが居るの気づいて見せてたよね?』
(そうよ、見せつけてたんだよ。こんな気持ちいい事を知らないあなたたちに)
(今だって…グチャグチャのオムツに手を突っ込んで…)
(気持ちよかったんだから♪)
自分の痴態についての会話を聞き、またも気持ちが高ぶってくる。彼女達は響子の話に
花を咲かせ、まだ出ていく様子はなかった。このまま出ていくのを待つ、響子の昂ぶった
精神はその選択肢を棄て、さらに無茶なことを実行させようとさせる。
(もう、確実にバレてるのわかったし…二度と会うことないだろうし…)
(写メとかは怖いけど…顔さえ映らなければ…それに堂々としてれば…)
そんなことを考えながら、響子は音を立てないようにそっと汚れたズボンを履き直す。
さらにスカートの入れてあるバッグに上着までも突っ込む。胸を張ると、大きく膨らんだ
乳首が、生地越しにその色までうっすら透けているのがわかった。
『じゃぁ、これからどうしようっか?』
『カラオケでも行く?』
『お金あんまりないから奢りならいいy
「いやん、オムツの替え、忘れちゃったぁ!グチャグチャのまま帰らなくっちゃ♪」
『……』『……』
外の二人に聞かせるように、わざとらしい大きめの独り言を言いながら個室を出る。
二人の会話はピタッと止まり、これから遊びに行くため洗面台の鏡で
髪を整えていたらしい二人は、引き釣ったような表情で顔を見合わせていた。
『……』『……』
「あらん、ちょっとごめんなさい」
『…は…ぃ…』『……』
二人の間を抜けながらわざとらしい声をかける。
かろうじて一人は蚊の鳴くような返事を返したもののもう一人は無言のまま距離を開けた。
そのまま出口近くの洗面台に陣取り、響子も髪を弄りだす。
(ふふっ、見てる見てる。オムツだってことわかってくれた?)
(わざとズボン浅めに履いて、オムツわかりやすくしてあげたんだからw)
横目で確認すると、わざと浅く履いてウエスト部分のギャザーを丸出しにした腰部分と
不自然に膨らみ染みの広がったオムツ、そして響子の顔を見ている様子がわかった。
出口近くに響子が陣取ったため、出るに出られない様子だった。
『…行こうよ…』『でも…出口…』
(ふふっ、わかってもらえたっぽいかな。あとは…)
オムツはわかってもらえた。もう一つの事をわかって欲しくて、響子は服をいじり出す。
「ん〜、このシャツ、胸がちょっとキツイのよねぇ」
『……』『……』
もはや二人は無言で顔を伏せていたが、響子の声を聞き顔を上げる。自分を見たことがわかった響子は、その大きな胸を下から持ち上げるように撫で、乳首を目立たせる。
(オムツだけじゃなく、ノーブラなんだよ。わかった?)
(でもそろそろ、怖がってるぽいから…可哀想になってきたな…)
(これで最後っと。そしたら帰ろうっと)
明らかに怯えている二人を見て、そろそろ帰ろうと思った。オムツにノーブラなのは
わかってもらえた、怖がらせるのは目的ではない。しかし、まだ情欲がそれを少し
上回っていた。
「こんなに漏らしちゃって、でもこのまま帰らなきゃ」
体を捻り、ヒップを確認する振りをしながら二人を見ると、凝視されていた。
その視線にあてられたかのように情欲が一層膨らむ。
「ぁん、寒いから、また♪」
あふれるほどのお漏らしをしてから30分少々経っているだろうか、来る途中の車内で
飲んでいたペットボトル二本分の水分に加え、実際に寒いのも手伝ったのか、
一度は空になった膀胱に、再び液体が溜まっている。

40 :
「んっ…、…さっき出ちゃったばっかりなのにぃ…」
流石に恥ずかしく先ほどまでのトーンより小声でしか言えなかったが、
二人には聞こえたであろうその言葉と共に下腹部に力を込める
−ジョッ、ジョロッ、ショワヮ〜
微かに音が聞こえる勢いで放尿が始まり、わずかな時間でそれは止まった。
溜まり初めているとはいっても、最初の放尿時よりは少ない量だった。それでも最初の
1/3程度の量は出ただろうか、吸収の限界を超えたオムツに留まる量ではなかった。
−ピチャ、ピチャン
タイル張りの床に雫の垂れる音が響く。
「ぁふ、染み大きくなっちゃった」
足首まで伸びた染みの筋、それを確認しながら二人を見ると、得体の知れないものを見る
視線とぶつかった。一人は視線を反らせたので、もうひとりと目線を合わせつつ
浅く履いていたズボンを引っ張り上げる。
−ピチャ、ビチャチャ… 
−ペチペチ
「あーぁ、おしっこでビチョビチョ。」
引っ張り上げられたおむつに圧迫され、オムツから絞り出された多量の尿が床を叩く。
溢れさせながらヌラヌラと水分で光るヒップを手で叩くと湿った音がした。
「あ〜ぁ、こんなに。どうしようかな…これ…。 んっ」
『!!!』『!!!』
ズボンを上げる様子を見ていた二人の目の前で、濡れたヒップを揉むように撫で上げる。
そして軽く二人の方に向き直り、尿で濡れた手をゆっくりと舐めとった。
怯えから驚愕の表情になった二人を見て、トイレを出てすぐ横の暗がりに隠れる。
余りにも無茶なことをしたため、そのまま車に駆け込んですぐに移動したいとも思ったが
車のナンバーを控えて通報でもされたら面倒だ。そしてなにより、彼女たちの反応が
知りたかった。その隠れた場所からは、鮮明ではないがトイレ内の会話も聞こえる。
少しの間、静寂が訪れ、やがてポツポツとトイレ内の会話が聞こえてくる。
『なんで…居たの…?』『わかんない…』
『なに、アレ…?』『わかんない…』
『やっぱりお漏らし…だったんだね…』『うん…オムツって言ってた』
『オムツって漏れないように履くんじゃないの?』『でも漏れてた…』
『何回も…漏らしたってこと?わざと?』『そんな感じだったね…』
『最後にも漏らしてたし…』『あれも…見せつけてたんだよ…ね?』
トイレ内から聞こえる会話からは、自分の行動を理解してくれた様子がわかり
なんだか嬉しくなってしまう。
『それに、ノーブラ?』『おっきかったね…』
『まぁ、大きかったけど…なんでノーブラ?』『わかんない…』
『しかも最後に…』『うん…』
『おしっこ…』『うん…舐めたよね?』
『汚いよね?なのに…』『おいしいの…かな?』
『やめてよ、気持ち悪い。変態じゃんそんなの』『でも変態さんだったよね?』
『じゃ仕方ないか…』『なにそれ…』
ノーブラなのもわかってもらえた、舐めたこともわかってもらえた、そして自分が
変態なのもわかってもらえた。もう一度トイレに戻りたいのを我慢する。
『とりあえず、行こうよ』『もう居ないかな?』
『居たらダッシュで逃げよう』『うん』
『でも、楽しいのかなあんなこと…』『楽しいんじゃない?それか、AVの撮影とか』
『あー、それはある…のかな?AVってこと』『わかんないけど、一人でやってたらヤバイでしょ』
『うん、見えるとこには居ないっぽい』『早く行こ』
外を伺うようにトイレから出て、すぐ横に止めていた自転車にまたがり二人は去っていった。

41 :
そのまま車へと戻り、急いで発進する。あの二人が通報でもしてるかもしれない。
その場にとどまるのは危険だと思った。大きな通りに出て車列に混じり一息つく。
「ふぅ、やりすぎたかな。ビビらせちゃったな」
「でも、あんなことしたのは…初めてだった…」
まだ胸が高鳴っている。見られてしまった経験は何度もあったが、あんな至近距離で
しかも自分から見せつけたのは初めての経験だった。
「おしっこだけだったけど、ウンチまでしてたら…それを舐めるの見せたら…」
つい薄暗い妄想にふけってしまう。
「気持ちいいだろうけど…舐めるまでやっちゃったら、人としてアレだしね…」
人前で大便を口にする、そこまでやる気はまだなかった。
(でも…舐める前…漏らすまでは?)
(それも人としてダメか。あ、でも…アレは…。いや、ダメだな。ダメかな?w)
ふと脳裏に浮かんだ情景を打ち消し、自分でも基準がよくわからない、そう思った。
「さてと、このままじゃ戻れないし」
ホテルへそのまま戻るわけにも行かず、どこかで着替えなければと思った。
「公園とかは…場所わかんないし、警察とかいたらヤバイし…」
「車の中でいいや」
目にとまった駐車場へ車を入れ、車内で着替えを始める。
「袋に入れて…ウェットティッシュ、どこだろ? …あったあった…」
汚れたオムツとズボンを脱ぎ別々のビニール袋へ入れ口を結ぶ。そしてウェット
ティッシュで下半身を拭き上げ、スカートを履く。
「スースーするなw」
ノーパンのため、湿った秘所が寒く感じる。
「よし、戻ろう」
ホテルへと向け走るその車内、幾分落ち着いたとはいえ、まだ胸が高鳴っていた。
「ただいまっと」
「さてどーしよっかな」
ホテルの部屋へと戻り、一息つく。
「このまま休んでもいいけど、浣腸したい気もするし…」
「でも部屋は汚せないし…」
「ん〜…我慢…するのも気持ちいいんだよね…」
「浣腸入れて、我慢して、お風呂で出そうかな…」
「でも普通に我慢するのもなぁ…」
自宅での浣腸プレイは部屋で注入して限界まで我慢して、バスルームへ飛び込み放出する。
そんな事が多かったので、同じようなことをしようとも思った。しかし河川敷での体験が
それでは物足りなさを感じさせていた。
「部屋で浣腸して…オムツ…はさっき使ったし…」
「浣腸して、ホテルの中を我慢したまま散歩して…」
「どうせなら1階まで降りて…」
部屋で注入し、便意に耐えたままホテル内を歩き、限界になったら部屋に戻って出す
そんなことをしようと思った。
「それだけじゃ、なんか足んないなぁ」
「そだ、たしかフロントの横にトイレあったから」
「どうせなら、コレとコレと…」
「んー、コレ使うなら…少し持つ…かな?」
取り出した浣腸は2つ。ついでに持ってきた道具のうち二つも一緒に取り出す。
取り出した浣腸の、そのうち一つを注入し、効きだすまでの間に準備をする。
「パンツは…最悪の場合でもこぼれないようにこれっと」
大きめで少しきついショーツに脚を通す。全部漏らしてしまう、そんな最悪の場合でも
溢れた汚物を全て留め置けるように。
「ズボンは…一番ヤバイこれにしちゃえw」
取り出したのはホワイトジーンズ。漏らした場合を考えると最悪の選択だが、
今の響子にはこのくらいの刺激がないと物足りなかった。
「あとは…上着着て…。よし、見た目は普通っと」
上着によってノーブラの浮き立った乳首も隠し、準備は整った。
「あとは、もうちょっと効いてくるまで待ってっと」
しょっちゅう行っている浣腸プレイにより、イチジク一個程度では優に30分は持つ。
なんとなくつけたTVをボーッと見ながら、腸内のソレが暴れだすのを待つ。

42 :
−クルルルッ
「ん、効いてきたかな? でも、もうちょっと…」
注入して少し経つと、若干効きだしたのを感じる。しかしまだ足りない。
TVにはどうでもいいバラエティーが映し出されている。
(そういえばさっきの子達、AVとかいってたな…)
(そんなんじゃなくて、純粋にひとり遊びなんだけどな)
最後に聴いた言葉を思い出し、ふと悲しくなった。
(まぁ、理解できなくて当たり前だし、しかたないか)
−ギュルッ
(んっ!結構聴いてきたな…そろそろかなぁ)
そんな思いに耽っていると、腸が大きく動いた。注入してからは20分程度たっていた。
そろそろいいかも知れない、しかしもうちょっと我慢、とも思う。
「あと、5分待って行こうっと」
5分経ったら、とは言いつつ、結局もうちょっともうちょっとと我慢し、さらに15分は
たったころようやく動き出す。
「結構、時間過ぎちゃった…大丈夫かな?」
「でも、コレもあるし…」
持ってきた道具の一つと、まだ注入してない浣腸を上着のポケットに突っ込む。
−ギュルルルッ
「うー!結構効いてる。早く行かなきゃ。あ、でも戻ったらお風呂入れるように…」
限界はかなり近いにも関わらず、言い訳をするようにバスタブに湯を張り始める。
「それからコレもセットしてっと♪」
便意に耐えつつ、取り出したもうひとつの道具、ピンクローター。
きつめのショーツにそれを突っ込み、クリトリスに当たるようにセットする。
「あん♪ もう…濡れてるw 今動かしたら出ちゃうな…」
最も敏感な部分にそれを当て、ショーツとズボンで固定する。コントローラー部分を
ズボンのポケットに入れ、それに繋がるコードと共に上着で隠す。
「よしっと。見えて…ないっと。それじゃまずは一階へ。」
「おっと、部屋の鍵持たなきゃw」
部屋を出る前に忘れずに鍵を持つ。オートロックなので忘れたら大変なことになる。
かつてギリギリ助かったとは言えそんな体験もしていたが、それはまた別の話。
「それじゃ、頑張りますか♪」
そう言って部屋のドアを閉めた。
部屋を出て、最初の目的地1階へ行くためエレベーターへと向かう。
−ギュルッ ギュルルっ
(んぅ、結構ヤバイ)
エレベーターを待つ響子を腸が責め立てる。
−チンッ
軽い音を立てて扉が開き、その中へ入って1階のボタンを押す。
「ふぅ、まだ大丈夫かな。…よし」
少し便意が遠のいたので、ポケットの中のコントローラーに触れる。
−ブ〜
「ぁ、ん、このくらいなら平気だね」
極弱く動作を始めたそれはくぐもった音を立てる。仮に誰かが乗ってきても、
エレベーターの動作音に消されてしまう、そんな音。
−チーン
まっすぐ降りたエレベーターは1階へと止まる。
「たしかあっちに…」
歩き出した響子が目指すのは、誰でも入れるようにフロアに設置されているトイレ。
トイレに入っている人は誰もおらず、個室の中に入り鍵をかける。
(結構音が響く…一回止めよう)
無人のトイレではローターの音が気になり一度止める。
(結構ヤバイけど、部屋まではすぐだし…大丈夫なはず)
カサカサとポケットから浣腸を取り出し、暴れている腸へさらなる養分を追加する。
「んっ、ふぅ…」
空になった容器をトイレットペーパーで包み汚物入れへ捨てる

43 :
(このままじゃヤバイかもしれないから…蓋…しなきゃ♪)
自分へ言い聞かせるように取り出したのは、浣腸と一緒にポケットへ入れもってきた
もうひとつの道具。愛用のアナルプラグだった。
最大直径は4cm程だろうか、やや拡張されぎみの響子の肛門は、易々とそれを飲み込む。
(ん、ふっ、はぁ、入った。これで少しは♪)
アナルプラグを入れれば出したくても出すことはできない、そんなことはなかった。
バルーンタイプでもない限り入った以上当然出る。
しかも手持ちの物の中にはもっと太いものもあり、響子の肛門はそれも飲み込む。
つまり、気休めでしかなく、油断すれば簡単に漏らしてしまう。
(よし、戻ろう。あ、もう一回動かしてっと)
再び弱くローターを動かし、エレベーターへと戻る。
−ギュルルルルルルルっ!!
「ぅあっ!ん〜〜!!…うー、ヤバ…」
エレベーターに乗り込んみ扉がしまった瞬間、強烈な便意が押し寄せる。
誰もいない内部で思わず声が出てしまう。内股になり必に耐えるが、そうすると今度は
ローターが強く押し当てられてしまう。
「ヤバイなぁ…これ…」
動き出したエレベーター内で我慢の限界を感じる。
すぐに10階につき、そのまま部屋に戻ればかろうじて我慢できる距離だった。
「今日は…もうちょっと…」
そんなことを言いつつ、部屋へまっすぐ戻らず、自販機コーナーへ向かう。
(飲み…物…買うだけだもん…喉が乾いて…んっ! るだけだもん…)
妙な歩き方のまま、自分への言い訳をしながら自販機へたどり着き、飲み物を買う。
「んぅ!あっ」
出てきた飲み物を取ろうと前かがみになると、プラグが押し出されそうになる。
(抜けちゃ、ダメ…。ふぅ、危なかった…)
片手で慌てて押さえ、ズボン越しに押し込む。
(後は部屋行くだけだし…蓋もしてるし…きっと持つはず…)
そのまま戻るだけでも厳しい状況なのに、響子はそっと上着の前を開け乳首で浮いた
シャツを露わにする。さらにコントローラーに手を伸ばし、ダイヤル式のスイッチを
中程まで回す。
−ブーン
「う、はぁん♪ 凄いかも…」
力強さを増したローターはクリトリスを責め立て、はっきりとした振動音が聞こえる。
「戻…ろう…」
もはやプラグは腹圧に負け、そのままでは勝手に抜け落ちてしまいそうなので、片手に
飲み物、もう片手で肛門を押さえ、快感と便意に耐えながら、前傾姿勢でヨチヨチと歩き出す。
(あっ、あっ、んっ …やっぱり…んっ…ダメだ……。気持ちよくて…あっ、…漏れる)
歩き出してすぐ、部屋の手前数mでついに根を上げ、足が止まる。ローターの快感が
強すぎてこのまま一歩でも歩けば漏らしてしまう。
(ローター止めれば…部屋までなんとk
−ブィィィン!
ヒップを押さえていた手を離し、ローターを止めようとダイヤルを操作したとき、
間違えて停止とは反対方向へ一気に回してしまった。
「え?! あっ!」
思わず声が漏れ、フロアに響く。
(やだ、間違えt 早く止め 声出ちゃったほかの部屋から誰か出てきt)
−ブジュル! ビチッ
一気に襲った快感で力が抜け、手を離していたプラグはあっさりと抜けてしまい、
茶色く濁った浣腸液が溢れ出す。
(え、漏れ いそがなきゃ誰か出てくる前に 全部出す前に)
混乱した頭で早く部屋に戻らなければ、さっきの声で誰かが出てくるかもしれない、
そう思った。必に肛門を締めたため、溢れ出たのは二度目の浣腸液だけのようだった。
真っ白なジーンズに5cmほどの楕円の茶色い染みをつけたものの、床に垂れるほどでは
なかった。

44 :
−ブジュ、ブジュ、ブジュ
一歩ごとに湿った音を立てつつ部屋の前へ着いた時には、二度目の浣腸液は全て出て
しまい茶色の染みは拡大していた。それは床にこそたれないものの膝まで汚れている。
「鍵…鍵…」
焦っているため部屋の鍵がポケット内に引っかかり、直ぐに取り出せない。
−ビチッ、ビチチッ
一度決壊した肛門は完全に締めることができず、鍵を開けつつも最初の浣腸でドロドロに
なったゲル状の汚物が溢れ続けている。
鍵を開け部屋に飛び込み、バスルームに駆け込むのと汚水が床に垂れるのは同時だった。
−ブチュッ!ムリッミチチミチッ
バスルームに入った瞬間、一気に肛門の力が抜け、残っていた軟便とそのさらに奥の
まだ硬さを残すべんが溢れる。
「はぁ、はぁ、んっ!…全部…出た…」
「ふぅ…危なかった…。廊下とか部屋とか、汚さず住んだから、セーフ…かな?」
「コレ、持ってきた洗剤だけじゃダメだな…」
汚れた服を脱ぎ、シャワーで自らの体とズボンの汚物を流して呟く
「とりあえず浸けといて、帰ってから漂白しよう」
湯船に浸かりながらそんなことを言いながら、自然と肛門を弄る
「んっ、んっ、ゆるい肛門め…あっ」
「あ…プラグ汚れたまんまだ…」
肛門を弄びながら、汚れたまま置いていたプラグを手に取る。
「あーぁ、ドロドロ……綺麗に…しなきゃ…」
そっと口元に運び、緩々と舐めまわす。
「ん、ちょっと、甘い。浣腸のせいかな」
「臭いけど…いい匂い…」
片手で股間をいじりながらゆっくりとプラグの掃除をしていく。
ゆっくりと、時間をかけ、汚れたバスタイムを楽しむ。

「ふぅ、満足満足♪」
舐め回し綺麗になったプラグをまた挿入し、取り出してまた舐め回し、股間をいじり回し
湯船に浸かったまま時折出てくる汚物の残滓と戯れる。
そんな淫らなバスタイムは一時間近く続き、後片付けを終え笑顔で呟きながら風呂を出た。
「歯磨きしてブレスケア飲まなきゃ」
汚物と戯れたあと、湯を張り直し念入りに体は洗った。しかし、口内と飲み込み胃まで
到達したであろう汚物の匂いが気になった。
「明日も仕事だし…ね。話してて臭ったらヤダし」
歯ブラシを手に取り念入りに歯磨きを始める。
(今日は色々、やりすぎちゃったな…)
(こんな派手なことたまにしか出来ないとは言え…)
(おかげですっごく気持ちよかったけどね♪)
(でも、あんまり派手にやりすぎていつものじゃ物足りなくなったら困るか…)
ふと今日行った事の無茶さを思い、快感を反芻するとともに少し恐怖を覚えた。
(それにしても、やっぱりAVの撮影ってのはないよね…)
(きちんと言ってやればよかったかな? 自分の意志でやってますって)
(外でこういうことするのが気持ちいいんです!て)
(でも、普通の人には、理解してもらえない。あたりまえだけど)
そう思うと、すごく悲しくなった。
「一生、一人で、ぬまでこんなことするのかな?」
歯磨きを終え口をゆすいで、洗面台の鏡に映る自分に、
そう問いかけた。

45 :
とりあえず前編はこんな感じです。

46 :
おつー
妙にフェチぃお姉さん萌える
だが会話文にwとか使うのがものすごく気になるのは俺だけだろうか?

47 :
どうにも感情表現が下手ですみません。
wとか♪とかは自分でもどうだろうとは思ってました。
使わなくても感情が伝わるよう頑張ります。

48 :
むしろ当然のようにお漏らしを見せ付けてやって下さいお願いします
向こうが逆に変態に目覚めるくらいのを。

49 :
お前ら何してんだよwwwww
http://bbs.kakaku.com/bbs/J0000001581/SortID=15273225/

50 :
流れ者ですが投下します
書き終えたらあんまりエロくなかった
というか全然なので、読む方は期待せずにどうぞ

51 :
夜遅く、仕事から帰ると玄関で居候が倒れている
いつものことだ
週に2〜3回はあるだろうか
たいして飲めもしないのに合コンで大ハリキリ
2次会、3次会と酔いが回るにつれ、場を引っ掻き回し
気がつけば一人取り残され
悪態をつきながら帰宅
家にたどり着いたところでダウン
ちなみに「居候」と書いて「姉貴」と読む
「う゛ぁ? 和真お゛がえりぃ げぷ……」
「またかよ姉貴 いい加減にしろよ」
俺は邪魔な姉貴をわざとつま先で小突きながら、狭い玄関を通り抜けた
「あだッ あッ い〜だ〜い〜 」
「うっさい居候。飲んでないで職探せ。
 そのためにこっち出てきたんじゃろが」
「そんなこつ言っ、ヒクっ
 探しちょるもん、輝ける永久就職先をぉ」
姉貴は酔うと少し方言が強くなる
こっちが合わせて方言を使うと、どんどん強くなるから面白い
ネクタイを外して放り投げ、軽く腕まくりをする
何しろこれからちょっとした肉体労働があるのだから
「普通の職のほうが、まぁだ見つかぁとよ」
「なんあとぉ!?(怒」
このぐでんぐでんの酔っぱらいをベッドまで運ぶというサービス残業
悪口の一つや二つじゃ割に合わない
「ほらもう、体起こして。てか、その前にくつ脱ぎなさい。くーつ! まったく!」
「うっさかぁ! 和真にしてからにして」
「何言ってるかわかりませんよ」
「だいたいねぇ、見る目がないのよ。
 盛り上げよと、”いっちばん”頑張ってる私を無視するなんてねぇ!」
(にぎやかしじゃねーか……)
「胸だってこんなに大きいのにッ!」
両手でギュムッと寄せてみせる
姉貴の胸は確かにでかい
ただ、それを強調しようと露出過多な格好で出掛け「やりすぎ感」での失敗は明白
今日だって背中から肩から丸見えのドレス
肩掛け部分が胸でクロスし、ヘソまで見えている
南国のダンサーか
いったいどこで買ったもんだか

52 :
「ほら、起こします……よッっと!!」
「ん゛ぶっ 待っ トイレ……」
「えっ!! 吐くの!? ちょ、ちょ待って!!」
抱きかかえた状態で吐かれたらたまらない
いや、その辺に吐かれただけでも、その吐瀉物の掃除を考えるとめまいがする
今はとにかく玄関直結のトイレへと姉貴を押しこむことだ
「ほら! トイレだよッ!」
便器の蓋を開けて、半ば無理やりに頭を押し付ける
「せ、背中さすって……」
「ああもう!!」
ドレスの隙間から手を入れて、素肌を直接さする
「ぅえ……、ケハっ……、
 ……和真ぁ、……出ないぃ」
「指突っ込みなさいッ!!」
「やぁだ! 怖いもん! 自分じゃ無理だよぉ」
こみ上げてくる吐き気の不快感にすっかり気が弱くなっている
「……おねがぃ。……かずまぁ」
おしりをもじもじと揺らしながら切ない声で懇願してくる
「……、……ったく、しょーがねーなー!!」
俺はズボンとパンツを一緒くたに脱ぎ捨て、大股開きになって便座へドカッと腰を下ろした
吐こうとしている姉貴のすぐ目の前
いや、前どころじゃない、俺のちんぽは姉貴の顔面に当たっている
自分でも不思議なくらいギンギンに勃起した状態で、ほほを突いていた
「ったく、馬鹿姉貴が……、人にこんな性癖植え付けやがって」
「あは、和真のちんぽぉ♥」
半年ほど前だろうか
同じように酔った姉が明け方に帰宅
寝ている俺のベッドに侵入すると、どこかの別の男と勘違いしたらしく
気がついた時にはもう俺の朝立ちちんぽを美味そうに咥えていた
激しいディープスロートを繰り返し、ついには大量に発射してしまった
ゲロを
あたり一面大惨事
その日は会社を休むハメになった
布団一式は粗大ごみになり
マットレス一体型のベッドは丸ごと買い替え
果ては絨毯まで取り替えた
約23センチと、自慢じゃないが俺のちんぽは大きい
これで喉の奥を刺激されると、楽に吐けるらしい   
いや、姉貴の体がコレで吐くことを覚えたのが悪かったのかもしれない
ともかく、姉貴は酔って帰るたびに俺を頼ってくるようになった

53 :
「あは、和真のちんぽぉ♥」
「うっさい、黙って咥えろ」
「和真ったらドSなん、ウプっ、だからぁ」
「えづきながら冗談言ってんじゃねぇよ馬鹿」
さっきまで不安と恐怖でいっぱいだった姉貴が、
俺のちんぽを突きつけられて、冗談が言えるほど安心しきっている
なんとも不思議な光景だ
いや、そんな姉貴に欲情している俺もオカシイ
音が聞こえそうなほどビッキビキに勃起している
「やだぁ、やりたいくせにぃ」
姉貴がペロリと亀頭を舐める
「う、うるせー」
姉貴は小さい頃から周りを振り回してばかりだった
その一番そばにいた俺は特にひどい目にあってばかり
この家に転がり込んできたのだってその延長だ
いつも俺は姉貴の手のひらの上
俺が今勃起しているのも、俺のツボをついた動きや喋りで仕向けているに違いない
だけど俺だって男だ
今なら完全に上位
たまには姉貴を支配してやる
いや、これを機に下克上してやる
「じゃ、じゃあ、胃が空っぽになるまでやってやるよ
 泣いても叫んでも許してやらないからな」
一瞬姉貴が笑った気がした
俺はその笑顔を目の前からかき消すように乱暴に頭を掴んで
ちんぽを喉奥へと突っ込んだ
「おご……ッッ!!」
強い嗚咽が聞こえた。でも手は緩めない
何度も何度も顔を股間へと打ち付ける
「おがッ! ……ごへぇッ!!」
隙間から吐瀉物が逆流して、ビチャビチャと便器を汚した
それでも手は緩めない
汚物まみれのちんぽでさらに喉の奥を目指して突っ込む
「ゲハッ!! ゴポッ!!」
もう息が続かなくなってきたようだ
激しく咳き込みながら、身をよじって逃れようともがいている
だけど、まだだめだ
体格差に物を言わせて頭を押し付け続けた
見ると涙と鼻水で顔はぐしゃぐしゃだった

54 :
ここで、手を離したらどうだろう?
ちょっと息を整えたら、きっとまた姉貴は笑うだろう
冗談じゃない
俺こんなことをさせておいて
ひとり、悦に浸って笑うんだ
こんな女は調教してやる
してやるッッ!!!!
俺はいつの間にか立ち上がっていた
そして、そのまま体を押し付け姉貴を壁まで追い詰めた
ゴンと鈍い音で後頭部を打ち付け、もうどうもがいても逃げられない状態
「ンン゛〜〜〜〜ッッ!!」
残り少ない肺の空気で必に懇願する姉貴を睨みつける
少しすると姉貴の目は焦点を失ってさまよい、体中から力が抜け落ちた
(……やばいッ!!)
そこでやっとやりすぎたことに気付いた
急いで頭を離すと、姉貴の体はグニャグニャのホースのようにベチャリと倒れ込んでしまった
「あッ!! 姉貴ッ!!」
動かない姉貴を激しく揺する
すると、激しい咳き込みのあと、大量の嘔吐をして姉貴の呼吸か戻った
「ご、ごめ、姉貴、しっかりし……」
近づく俺に、なんと姉貴は笑い返した
まるでこうなることがわかっていたかのような、余裕の笑み
ゾッとした
窒息させられて、気絶までさせられたのに、まだ姉貴のほうが上にいる
これ以上なんてもう、すしか残ってないじゃないか
「はぁ〜、すっきりしたぁ
 和真のおかげでぇ、ちゃんと吐けたよぉ」
ろれつも回ってない相手なのに、もう返す言葉すら無い
「んん? あれぇ、和真もイッたのぉ? おちんちんふにゃんふにゃんだよぉ」
「……い、いけるかよバカ」
「えー、つまんなーい」
ちんぽをおもちゃのようにもてあそぶ姉貴を引き剥がす
「じゃあねぇ、和真のを借りる代わりに、私のも貸してあげる
 吐き出したくなったら使ってもいーよぉ」
そういいながら、ドレスのスカートをめくってみせる
「うっせ! うっせ!! バカ姉貴!! すっきりしたならもう風呂入って寝ちまえ!!」
「えー、ここは襲ってくるパターンでしょぉ〜」
「ゲロまみれで何言ってんだ馬鹿!! ほら脱げ!! もうこの服捨てるからな!!」
「やだぁ、かずまのえっちぃ♡」
「そのセリフ口調やめぇ!!」
そしてまた今夜もゲロ掃除
部屋からは姉貴のイビキが聞こえる
もう、何をやっても姉貴に勝てる気がしない
願わくば、姉貴の永久就職が早々に決まりますように
おわり

55 :
おつ

56 :
不覚にもちょっと勃起した
できれば腹も壊して上と下両方同時にぶちまけて欲しかった

けどこれゲロ成分をもうちょっと薄めにしたら、姉スレに投下した方が受けるんじゃなかろうか

57 :
今から投下
女神様の2回目(通しで3話目)です。
すぐ出来ると思ってましたが、かなり間が空いてしまいました。

58 :
トイレの女神様 3


「――ユリアねぇさま。やっと見つけました」

 まるで天使のような、とは正にこのことか。
 心を優しく包みこまれるような、幼い少女の透き通った声が届いた。
「遅くなって申し訳ありません。お迎えに上がりました。一緒に帰りましょう」
 続けて聞こえてきたのは、やはり幼い少女の――元気と自信に溢れた言葉である。
 聞くだけで身体に活力が漲ってくるような、わんぱくざかりの男の子にも似た、中性的な声だった。
「これは……?」
 その二つの呼びかけと一緒に、白く神々しい光が射し込んでくる。
 ユリアの居る狭い便所の中へ、どこからともなく。
 主人に言い付けられた24時間連続排便の試練に耐えるユリアの耳に突然聞こえてきたのは、二人の女の子の声。
 忘れるはずのない、自分の家族の声であった。
「その声……まさか、そこに居るのはティアとエリニア!? どうしてこんな所に……!」
 扉の閉められた便所の中、洋式便器に腰掛けたまま、ユリアは叫んだ。
 そして透視の力を呼び起こし、外の様子を探ろうとする。
 だがその必要は無かった。
 ほとんど同時に、がちゃっと小さな音を立てて、目の前の便所の扉が開かれたからである。
「突然神界から居なくなってしまったら、誰だって心配しますよ。ねぇ、エリニア」
「はい。それで、やっとここを見つけたんです。だいぶあちこち探しました」
 開いた扉の外から、更にまばゆい光が照り付けてきて、ユリアは目を細める。
 地上の生活に慣れ始めた彼女に、その輝きは少々、刺激が強かった。

59 :
 ……開かれた扉の向こう、純日本風の安アパートの部屋の中に立っていたのは、白い光に包まれた二人の少女だった。
 真っ白な、大きな鳥のような翼を背中に広げて、にこやかにユリアの方を見つめていた。
 ユリアと同じ、ギリシャ神話の絵画から抜け出してきたような、神々しい衣をまとった小さな女の子……。
 間違える筈など無かった。
 二人とも、ユリアの妹にあたる若い女神である。
「よかった、ちゃんと会えました」
「魔族に囚われてるんじゃないかって心配してたんですよ? でも変な椅子ですね、それ」
 ユリアの姿を確認し、二人の顔が無邪気にほころんだ。
 二人とも、神界からいなくなったユリアを探して、わざわざ地上界に降りてきたのだ。
 行方不明だった家族を探し当てることが出来たのだから、当然の反応であろうが……しかし当のユリアの顔はというと、
それとは正反対に渋いものであった。
「なんてこと。あなたたち、何も伝えられなかったのね。わざわざ下界まで探しに来たと言うことは……」
「何もって……やっぱり何か事情が?」
 二人の内の片方が、一歩踏み出した。
 聞いたのは、ティアと呼ばれた女神である。
 白鳥によく似た優美な翼を背中に持ち、その雪のような純白に負けない白い肌と、腰まで届く美しい銀髪が目を引く。
 そのティアに、ユリアは額に手を当てながら答えた。
「……ええ。至高神様の命令で、いきなり地上に向かわされてね。てっきりあなたたちにも、伝えられていると思っていたのだけれど」
 この部屋に来てから、一体何度目になるだろうか。
 狭い便所の箱の中、訪ねてきた二人の妹を前に、女神らしからぬ深いため息を付くユリアであった。
「じゃあ、何か秘密の仕事だったんですね。それならそれで、ただの取り越し苦労でよかったです。安心しました。
……やっぱり心配しすぎだったんだよ、ティア」
 手のひらを発展途上の胸に当て、安堵の息を漏らしたのは、エリニアと呼ばれたもう一人の女神だった。
 こちらはよく日に焼けた少年のような褐色の肌に、鷲のような荒々しい翼を持つ少女である。
 雄々しい翼に褐色肌、セミロングの黒髪のエリニア。
 そして長い銀髪で色白、穏やかな印象のティア。
 顔は確かにどちらもユリアそっくり、並んで立っても背丈と体格はぴったり一緒。
 ……なのだが、この二人、それ以外は双子にしてはなぜか似ていない。 

60 :
「心配してくれるのは嬉しいけど……。でも、たった一週間やそこら居なくなったからって、気にするほどの物でも無いでしょうに。
あなたたち、もうそこまで子供ではないでしょう?」
「ああ……はい。けど、下界に行ったとなれば話は別です。びっくりしたんですよ、本当に」
「突然、ねぇさまの気配の在り処が神界から下界へ、放り投げられたみたいに飛んで行って、それで……なかなか察知できないくらい
弱くなったんですから。一体何があったかと、普通は心配します」
 諭すように言ったユリアに、ティアとエリニアが順番に反論する。
 どうも女神というものはは感情の起伏が羽根に直結しているらしく、一旦は折り畳んでいた二人の翼が、喋るのに合わせて
わさわさと動いていた。
 
「――で、ねぇさま」
「どうしてその部屋から出てきてくれないのです?」
「えっ? ああ、あの、それはですね……」 
 ついにそれを尋ねられてしまい、ユリアはぎくっとした。
 自分の今の状況を、一体この二人にどう答えたものかと、彼女は心の中で頭を抱えていた。
 至高神の命令とは言え、人間の男に褒美として派遣されて……そして実際、そのオスの性欲処理のための人形に成り果てている。
 そんな、最底辺の序列の女神だってあんまりしないような仕事を。
 しかも今現在は指輪の力によって屈辱的で変態的な試練を与えられて、この便器から立ち上がることすら出来ないのだ。
 妹に手を差し伸べられても、外に出て行くことは出来ない。
 こうなると、この便所に縛り付けられている至高神の命令が逆に有難いとユリアは思った。
 出て行くことが物理的に不可能なのだから、嘘を付かずに済む。
(……あれ? そういえば、いつの間に……命令が止まってますね。何故でしょう)
 と、そこでユリアはふと気づく。
 さっきあれだけ精神をかき乱された、おしりの刺激がいつの間にか消えていた。
 主人から与えられた指輪の命令、24時間の連続排便が止まっているのだ。
 至高神の指輪の命令は、絶対のはずなのに。
「……ねぇさま?」
「どうされたのです? そんな不思議そうな顔をされて」

61 :
「え? ああ、なんでもありません」
 ユリアはすぐに思い直す。
 今はそれを考える時ではなかった。
 この二人をなんとか言いくるめて、すぐに神界に戻ってもらわなくてはならないのだ。
 ……彼が、ここに帰ってくる前に。
「ティア、エリニア。よく聞きなさい。私は神界に帰ることは出来ません。やるべき事があるからです。至高神様から与えられた
命令を実行しなくてはならない」
 咳払いを一つ、ユリアは神界で仕事をしていた頃のような威厳に満ちた声で、二人に語りかけた。
 便器に腰かけたままの実にシュールな光景だが、幸いに、現代日本の知識に乏しいティアとエリニアがそれを気にすることはない。
「神界のお仕事は?」
「そうです。ねぇさま、今重要な仕事を任されていると言われていたではないですか?」
「恐らく、至高神様がお選びになられた後任の者が引き継いでいるはずです。今回の命令はそれに優越します」
「……そうなのですか。では仕方がありませんね……」
「至高神様、直々の命令ですか。しかし、そんな緊急の命令とは一体どのような?」
「そ、それは……」
 彼女は返事に窮してしまった。
 ……そんなこと、具体的に答えられるはずが無い。女神として、嘘をつかないために沈黙するという選択肢もあるにはある。
 だが、この二人にそれは逆効果だと、ユリアはわかっていた。
 神の眷属の中にあって、至高神以外で最も特別な自分の家族である。
 言葉を濁し、不実な態度を示せば、納得するまで絶対にこの場を離れないだろう。
(……仕方がありません)
 静かに覚悟を決める。
 ユリアはなるべく言葉を選んで、二人にこれまでの経緯を説明した。
「――と、いう訳です」
「つまり人間の男のいいなりに? なんて酷い……!」
「ねぇさま、かわいそう……!」
 ユリアの話を聞き終えると、二人はその場に崩れ落ちんばかりの勢いで慟哭した。
 ある意味当然と言えるだろう。
 豊穣の女神の職責上、具体的な行為は言葉に出さずとも、それがどういうことなのかを理解できるだけの知識は、ティアとエリニアも持っていた。
 全身で悲しみと悔しさを表現する彼女らの翼は、やはりその心を表すように、細かく震えていた。

62 :
「ごめんなさい。理不尽かと思うでしょうけれど……しかし、それが至高神様のお言葉です。人間の、あの方の下す命に従って、
全身全霊でお仕えしろと命じられました」 
「そのような命令なのですか……。ということは、何か特別な人間なのですね?」
「確かに、過去に何人かそういう人間は居たそうですが……しかし一体、いつまで?」
 見た目は幼いが、やはり女神である。
 お上の命令とあらば聞き分けは良いようで、二人は短時間で泣き止む。
 そして例によって、ティアとエリニアが順番に聞いてきた。
「いつまでと、至高神さまは期間を明言されませんでした。と言う事は恐らく、彼が寿命か何かでぬまで。……まぁ、それを待つのは
別に大したことではないのだけれど」
 幼い妹の、偽り無き純真な視線が今のユリアには少々痛い。
 じっと二人が見つめる前で発した言葉の端々には、彼女の諦観の心情が見え隠れしていた。
 基本的にユリアは、主人である海里が部屋に居ない間は、ずっと洋便器に腰かけて“ロダンの考える人”よろしく瞑想しながら
時を過ごしている。
 トイレから出られない以上、それより他にすることがない。
 しかし、かと言って当のユリアは特に退屈は感じていなかった。
 退屈は神々をもすというが、それは数千年単位の時間の流れの中での話だ。
 人間の生活サイクルの中の数時間や半日など、蛍光灯のスイッチを入れて点灯するまでの間程度にも遠く及ばない。
 海里の相手をしている時だけは意識して人間感覚に合わせているのだが、次元を超越した存在である彼女らにとっては、
人の一生すら、ラーメンの湯を注いで待つ三分間くらいの感覚だった。
 そうでなければとても勤まらないのだが、とにかく凄まじく、彼女ら神の眷属は気が長いのである。
 なので、当初こそ褒美として人間に与えられた事実に対し屈辱と落胆を感じたものの――ユリアは派遣期間が終わるのを
待てばいいと思い直し、至高神の命令に、なるべく忠実に従うことを決心したのだった。
 仮に男が平均寿命を大きく超え、百歳を過ぎるまで長生きしたとしても、待ち時間が熱湯三分から四分に延びる程度のことである。
「――だから私は、これも与えられた試練として受け入れ、きちんと全うしようと思っています。ですから二人とも、
神界にお戻りなさい。……心配してくれた気持ちは、ありがたく受け取りますから」 
「……わかりました。ねぇさまが、そうまで言われるなら……」
「寂しくなったらいつでも呼んで下さいね? どんなに離れていても、すぐユリアねぇさまの所に駆けつけますからね?」
「良い子たちですね……私も泣いてしまいそう。家族というものがこんなに暖かいなんて……。本当は私たちが、迷える人間に
この心を与える立場のはずなのに」
 ユリアは座ったまま、涙を拭く二人を手招きし、その腕の中に抱いた。
 体感的にはそれほどの時間にならないだろうが、これでしばらくお別れだ。
 心優しい二人の女神の姉として、例え下賎な任務に付いていたとしても、気高く別れの時を――

63 :
(……えっ? これは……な、何故!?)
 それは美しき家族愛を体現した、女神たちの神々しい抱擁の最中だった。
 暖かな微笑が消え、ユリアの表情が一変する。
 レーダーのような女神の超感覚に、あるものが引っかかった。
 アパートの外の離れた場所で、一つの特別な気配がこっちへ近付いてくるのを感じ取ったのだ。
「――ティア! エリニア! いいですか、二人とも今すぐここを離れなさい。今、すぐにです!」
「ね、ねぇさま?」
「いきなり、どうして……」
 二人を抱きしめていた両腕を離し、今度はぐっと便所の外に押し出すよう、ユリアはそれぞれの肩に手のひらを当てる。
 その態度の変り具合に、二人はきょとんと彼女の顔を見つめた。
「……彼が、もうすぐ帰ってきます。ここに」
 苦々しい口調だった。 力を弱められているとは言え、自分の仕える主人の存在はかなりの距離があっても感知できる。
 理由は分からないが、海里がここに戻ってこようとしていた。
 早足で、近所のコンビニの前を通り過ぎて……多分、あと数分でアパートに帰り着く距離だ。
 ユリアはそれを感じ取ったのである。ティアとエリニアも事態を察し、表情が変わる。
「お別れがこんな風になって、ごめんなさい。しかし、女神や天使が、任務以外で人間と接触するのは御法度。もちろん分かりますね」
「でも、姿を消せば……」
「いいえ、エリニア。今から私がすることを、見てはいけません。聞いてもいけません。約束して下さい、今すぐ神界に戻ると」
 言葉遣いは変わらない。
 しかし、食い下がろうとしたエリニアに対するユリアの声には圧力があった。
 彼女にもプライドがあるのだ。
 せめて、家族の前では、という……。
「……はい。ここから去ります」
 言ったのは銀髪のティアだった。
 別れの儀をも中途半端なものにされ、隣のエリニアは口惜しそうに黙って下を向いている。
 そのエリニアの小麦色の手を、ティアがそっと握った。
「行こう、エリニア。ねぇさまの迷惑になっちゃいけない」
「うん……」
 瞳と瞳で通じ合うと、二人はもう一度ユリアの方を向いた。
「それじゃ、行きますね。……でも、本当に大丈夫ですか」
「私にも意地があります。女神としての。私はここで、至高神様の命令を実行します。……さぁ、早く。彼が帰ってきます」
 二人はもう何も言わなかった。
 促されるままトイレから出て、来た時と同じように寄り添って立つ。
 それぞれの白い翼を優雅に、雄雄しく広げ――そして一度だけ大きく羽ばたくと、静かに天井を透過しながら空へと昇っていく。
 どこからか射し込んできていた白い光もふっと消えて、また元の蛍光灯が照らす、いつもの部屋の風景に戻った。
 便器に腰かけるユリアは、二人の姿が視界から消えるまで、その右手を小さく振っていたのだった。

64 :
「……ただいまー」
「お、お帰りなさいませ。しかし、お早いお帰りで……。夜勤の仕事に行かれたのではなかったのですか?」
 かちっ、とカギをあける音。
 次いで玄関の鉄扉が開く重い音がして、主は家に帰ってきた。
 部屋の主で、ユリアの主人でもある岩垂海里が戻ってきたのだ。
 時刻は午後十時をすぎた頃である。
 本来なら、帰宅予定は夜が明けてからのはずなのだが……何かあったのだろうか。
「向こうに着いたら、店のバックヤードがとんでもないことになっててなー、臨時休業で今日の仕事無くなったんだ。
んで、しょーがないから帰ってきた」
 どさどさっと、カバンを床に投げる音が便所まで聞こえてくる。
 ユリアの妹二人がその姿を消してから、わずか十秒ほどのことであった。
「そ、そうですか。火災でもあったのでしょうか?」
「いんや、汚い話なんだが……店の便所の周りが中も外も、天井までうんこまみれになってて、業者呼んでクリーニングとか、
配管点検とかで店開けられなくなったんだよ。下水の逆流か何か知らんが、留学生のバイトばっかり雇うからだきっと」
「ん… それは、お店にはとんだ災難でしたね…… く…ぅ……」
 玄関にかがんでくつひもを解きながら、海里は疲れた声で言った。
 それに受け応えするユリアの声は実に苦しげである。
 もぶ… ぼぶりゅっ……! むりゅりゅりゅっ…
(あ、あぁ……また……! おしりが拡げられるぅ……)
 端正な彼女の目元が再び妖しくゆがむ。
 確かに汚い話であったが、便所にこもりっぱなしのユリアの方も、おしりから汚い物があふれる感覚が戻ってきていた。
 主人が家に帰ってきた途端、またあの24時間耐久排便の試練が再開されたのである。
 出てくる便の太さもリセットされないまま、ぎりぎりと、ピンク色の肛門を拡張しながら。
 何故さっき、二人が居る間だけ排便が止まっていたのか……急に止まったり、いきなり元に戻ったり、理由がさっぱり分からなかった。
 だがそんな事は、この状況では些細なことである。
「ふぅ。……ところで、主人が家に帰ってきたんだから、出迎えくらいして欲しいなぁ」
 そしてもちろん、ユリアの葛藤など彼が知るはずも無い。
 けだるそうに首をこきこきと鳴らした後、玄関に立ったまま海里はそう言った。

65 :
「無茶を言われては困ります。そんなことは出来ない筈……。それに私は今、その……先ほどのご命令で、便器からも立ち上がれません」
 トイレの中から、細かく息をしながらユリアは答えた。
 海里の姿は見えないままだが、声と気配で、彼がニヤニヤとした意地悪な顔をしているのはよく分かる。
 至高神の封印がある以上、出迎えの礼をして欲しかったら、海里本人がユリアのいる便所まで来るほかないのである。
「ああ、それでいいんだ。そのままこっちに来てくれ」
 ――が、その海里の方はというと、同じ調子で何故か全く同じ事を指示していた。
 彼流の意地悪なのか、冗談か。
 困惑の表情を浮かべつつ、止まらない脱糞の刺激にも耐えながら、どう応えたものかユリアは思案する。
 しかし、その彼女が何かを言うよりも前に――彼はまた、あの指輪に向かって、新しい命令を吹き込んでいた。
「えーと、こうか? “ユリアは玄関まで来て俺の出迎えをする。”
 それから、“二つ前の命令は、この新しい命令と同様に有効である。” ……こんなとこか」
「え? ええ!? ……ああっ!!」
 驚いた彼女は、女神らしからぬ大きな声を上げた。
 それは一体どういう意味だ、と考えている暇すらなかった。
 指輪の命令は絶対である。
 海里が言い終わってから一秒も経たない内に、まるで身体を乗っ取られたかのように、勝手に身体が動き始めたのである。
 すっと、彼女はまっすぐ便器から立ち上がる。
 もちろんそのおしりの穴から、もりもりと茶色い大便を垂れ流し続けながらである。
 立ち上がったことによっておしりの肉に挟まれて、穴は谷間深く埋もれてしまった。
 その白い柔らかなふくらみを左右に無理やり押し広げながら、極太の便がばしゃばしゃと、便器の水面に落ちて跳ねていた。
「あ……こ、こんなの、いけません……!」
 ばしゃっ! べちゅ… べたたっ… ぼちゅっ……!!
 そして、一歩前へ。
 便所の白い壁紙に、激しく跳ねた便が次々に茶色い点を作っていく。
 フローリングの上、80センチと少しの高さにある彼女の穴から溢れた大便が、滝のように落ちて、弾けた粒が四方に飛んでいく。

66 :
 さっきまでは肛門だけだったが、今は自分の首から下、全てが思うようにならない。
 自分の意思で考えることは出来ても、それを身体に伝えることが出来ないのだ。
 緑のトイレマットも、隅にあった芳香剤の置物も、そして彼女自身のきれいな両脚も……まくり上げられた腰布の下で、滝のように
垂れ流される糞便によって全てが茶色く汚されていく。
 そのまま、確かな足取りで二歩、三歩と前に。
 そして――実にあっさりと、彼女は、外に出てしまった。
 至高神の封印があったはずの、便所の中から。
 自分の下半身と部屋の床を、自らの排泄物でベタベタに汚しながら……。
「う、うそ、なんで……!?」
「よっしゃ! やっぱり! 大成功!」
 ゆっくりと、便所から出て玄関へ……自分の方へと歩いてくるユリアの姿を確認すると、海里は渾身のガッツポーズで声を上げた。
 自分で拍手喝采、ついで万歳のポーズ。
 まるで、超高難易度のゲームを努力の末に全面クリアした子供のような喜びっぷりであった。
「お、お帰りなさいませ……」
「うん。いいぞ、顔を上げて」
 玄関で待ち構えるその彼の前まで来ると、ユリアは当惑の顔を浮かべたまま、床に三つ指をついて出迎えの礼をした。
 全くわけが分からなかったが、それを拒むことができない。
 自然に、あたかも自分の意思であるかのように、命令通り身体が動いてしまう。
 人知を超えた存在である女神を意のままに出来てしまう、至高神の指輪の恐ろしい威力であった。
「はは、凄いことになったな、俺の部屋」
 両膝を床について、海里の前でしなやかな身体を見せるユリア。
 だが「前の命令」もまた継続されたままで、大きく広げられた肛門からは一時も途切れることなく、太い大便が排泄されている。
 膝をつく彼女の、丸出しのおしりの後ろには、そのおおきな噴出孔から盛られ続ける大便で既にこんもりと小山が築かれていた。
 もちろんその更に後ろには便所から続く、彼女自身のうんこで汚されて出来た、茶色い一本道が伸びている。
 密閉された部屋の中に、その刺激的な匂いが充満し、掃除されていない公衆トイレより酷い状態になっていた。
 それでも海里は、満足げに頷く。
 溺愛しているペットがちょっと部屋で粗相をしてしまった、くらいの軽い顔であった。

67 :
 
「実は帰り、歩いてたらこれ思い付いてな。急いで帰ってきたんだ。うんこ出しっぱなしなら、ひょっとしてってな」
「は、はぁ……」
「ユリアはさ、この部屋のトイレに縛られているわけだろ? でもってトイレってのは、排泄行為をする場所の事だ。
だったらうんこしながら移動したら、そこもトイレってことになる。そー考えたんだよ俺は。どうだ、大当たり!」
「ま、まさか、そんな方法で至高神様の封印を破るなんて……すごい」 
「おっ、女神でも人間にそう思ったりするんだ? はは、なんか嬉しーなぁ」
 ……褒めたのではありません。
 呆れているんです。
(神の行いに対して挑戦するだなんて、これだから人間は……)
 しかし満面の笑顔の主人の膝元で、それは口には出さないユリアであった。
 指輪の命令は、制限の範囲内において絶対である。
 そして至高神の命令も。
 たった今、彼はその女神ですら逆らえない制限を突破することに成功したのだ。
 その一点においては、確かに驚嘆に値することではあった。
 ただし神の眷属が、至高神から課せられた制限に逆らおうとか抜け穴を探そうなどとは普通考えない。
 神界でそんなことを考えたなら、その者は即、堕天予備軍として異端審問官のリストに載ってしまうだろう。
 実のところ、至高神の封印と言うのは、その精神構造を逆手に取った割とアバウトなものなのだった。
「ふぅ。これでよーやく、ユリアもベッドで寝られるな。ユリアも嬉しいだろ? 狭いところからやっと出てこられて。
まぁ一か八かだったけど、上手く行ってよかった」
「は、はい……嬉しいです」
 一応主人の言葉に倣うユリアである。
 だが正直そんなことよりも、とにかくこの溢れるうんこを止めてほしかった。
 空間の狭さなど、天界の者からすれば、便所もこの部屋も牢獄の中と大差が無い。
「帰り道で、もう密林のダブルベッドも注文しちゃったしな。キャンセルしなくて済んだよ」
「そ、そうですか……。ですが、も……もう、これ止めてください、早く……。でないと、どんどんお部屋が汚れていきますよ……?」

68 :
 
 つま先を立てて両膝を床についた出迎えの格好のまま、ユリアは声を震わせていた。
 上目遣いに海里を仰ぎ見る、彼女の身体も同じくである。
 肛門から脳へと伝わってくる、太い大便がごりごりと繊細な肉壁をこする刺激で、頭がどうにかなりそうだった。
 指輪の命令がそのままなので、同じ格好のまま。
 相変わらず肛門は全開、ぶりぶりと醜い音を立てながら、大便の山は彼女のおしりの後ろで成長し続けていた。
 足も床も、形の良い白いおしりも汚れ放題だ。
 さっきまでのように、異次元に消し去ることもできない。
 指輪の命令の連続で何らかの制約が掛かったらしく、術を使えなくなってしまったのである。
「別にかまわん。さっきみたいに、その気になったらうんこ全部消せるんだろ? 掃除は後でいい。それよりも、だ」
「はい?」
「改めて、フェラしてくれないか?」
「え、ふぇらですか!? さっきのアレを、今?」
「そう、あれ。今したい」
 ――言いながら、海里は正にユリアの目の前で、チャックを下ろしてそれを取り出した。
 性欲という熱い血潮で張り詰めた固い肉棒を、女神の小さな口元に。
 ゆらりと立って彼女を見下ろすその目も、既にいつもの彼の目ではなかった。
 美しいメスを犯したいというオスの本能に猛った、一匹の獣の目である。
「なんかもう、うんこで汚れまくった白い女神ってのがすげえエロい。興奮する。更に白く、俺ので汚したい。
ユリアの口に、射精したい。……もう言葉が上手く出ねぇんだけど、そういうことだ。そのかわいい口で、咥えてくれ」
「……それは」
「“命令”はしたくないんだ、頼む」
 仁王立ちで、ズボンのチャックから赤黒い肉棒を突き出したまま、彼は重ねて言った。
 しかし絶対優位にあるはずの彼は、なぜかユリアに対して自分から動こうとしない。
 血潮のたぎる亀頭から、彼女の口先までわずか数センチ。
 指輪の命令もそうなのだが、やろうと思えばユリアの頭を抑えて無理やり口に性器を突っ込むことは出来るはずである。
 興奮し、我を忘れる一歩手前でどうにか我慢をしている、そんな顔だった。
「わかりました……。しかしその前に、どうか私のうんちを止めてください。お願いです。でないと、私……
きっと、ふぇらに集中できません」
「ん、そうか…… じゃあ、しょうがないか」

69 :
 
 命令を、全て解除する。
 その海里の一言で、ようやくユリアは産みの苦しみから解放された。
 どんどん盛り上がり続けていた大便の小山が、ようやく成長を止める。
 それと同時に、十字架に磔にされたように硬直していた彼女の身体にも自由が戻ってきた。
「で、では……頂きます」
 だが一息つく間もなく、待っているのは彼の勃起した一物である。
 出迎えのときと同じ格好のまま、おずおずと、彼女はその小さな口を開いていく。
(……ティアとエリニア、ちゃんと帰ったようですね。よかった)
 口に含む直前、ちらっとアパート周辺の気配をうかがって、感度ゼロなのを確かめた。
 こんな姿をあの二人に見られるわけには行かない。
 安心し、覚悟を決めたユリアは、初めて性器以外の場所に、男のものを受け入れた。
 ……なのだが。

「なにあれ……どういうこと? ねぇさまが、まるで地上の動物みたいにうんちを……排泄行為をしてるなんて」
「わ…私に聞かれてもわからないよ、ティア」
「まさか、神籍を捨てて人間になったとか……?」
「それは違うと思う。消しているけど、ちゃんと翼の存在は見えるから……でも一体? なんであんなことを……」
 ……二人はあっさりと、ユリアの言葉を裏切っていた。
 一応、「神界に帰る」とは言わなかったので、ギリギリ嘘ではないのだが……。
 アパートの外、少し離れた空の上で。
 彼女たちはその姿を可視光から隠しつつ、低高度に留まって部屋の中の様子を伺っていたのである。
 この距離では喋っていることまでは判別できなかったが、アパートの床をうんこまみれにしながら男の前に跪く姉の姿は、
透視の力で丸見えであった。
 ユリアが本来持つ能力値は至高神の手でかなりの制限が加えられており、離れて気配をす二人の存在を察知するには
全くの力不足だったのである。
「もう少し、様子を見よう」
「……そうね。ねぇさまに気付かれないよう、完全に存在を消してすぐ近くまで行きましょう。ここからでは、会話まで拾うことができない」
 困惑の表情で顔を見合わせると、一度だけ大きく羽ばたいて、二人の若い女神は地上へと降りていった。

70 :
 
 
 
「ん……」
 とろんとした顔で、びんびんに張った海里の男性器を口いっぱいに……。
 妹二人にしっかり見られているとは一切気付かないまま、ユリアは奉仕を始める。
 その瞳に嫌悪の色はない。
 最初は嫌々だったはずなのだが、彼女も奇妙な……胸の奥から自然に沸きあがってくる、経験したことの無い興奮に身をゆだねていた。
「お、お……! いいぞ、その調子……」
「んぅ……」
 口の中で舌を動かし始めると、男が快感に腰を震わせるのが、ユリアにもはっきり分かった。
 海里の股間の真ん前に跪く彼女は、読まされた例の書物の内容を可能な限り再現し、生涯初体験の行為を精一杯頑張っていた。
 くずした正座の格好で、両手は床に。
 まずは口だけで陰茎を刺激する。
 溢れる唾液は飲み込まずに溜めて舌に絡め……唇と舌全体で、棒を前後に滑らせるように。
 以前に人間界に降りた時に見た、アイスキャンディーなる氷菓子を食す人間の姿を思い出しながら……。
 ピンク色の、つややかな彼女の唇と舌が、浅黒い海里の肉棒をやさしく愛撫し、快楽へと導いていく。
 ただし、その艶かしい下半身は、溢れる大便の奔流で、すっかりベトベトに汚れてしまっていた。
 可憐な、花びらのような女性器を毎日毎日奥の奥まで貫かれ、その後ろにある穴は太く汚らわしい大便で汚され……そしてこれで、上の口まで。
 彼女の主な穴は全て、海里によって征服されてしまった。
 
(……それにしても、人間のオスとは、何故このような行為を好むのでしょう)
 左手をそっと竿の根元に添え、マニュアル通り、前後のグラインドのスピードを少しずつ上げていく。
 それに従い、くちゃくちゃと、唾液が肉棒で攪拌される淫靡な音も段々と大きくなっていった。
 自分の主人のため……。
 ただその一心で、初めてのフェラチオを頑張る彼女であるが、白い衣に包んだその胸の奥では、やはり同じ疑問が渦巻いていた。
(精液を口に出しても繁殖には意味がないし、逆にある面では、とても危険な行為のはず。相手が私ならいざ知らず……
無理強いして、逆上したメスに性器を噛み切られたら、ということは考えないのでしょうか)
 
 

71 :
 
 初心者故のぎこちない前後動ながら、書物の記述に従って、ユリアはしっかりと彼のペニスを口に含む。
 ぽたぽたと、ピストン運動で口元から少しずつ溢れる女神の唾液が、神衣に包まれた彼女の胸のふくらみに、
いくつもシミを作っていく。
 喉の辺りまで一気にぐっと肉棒をくわえ込んで、唾液と舌を絡めながらゆっくりと入り口のところまで引き出し、
男性器の一番敏感な部分を唇で優しく刺激する。
 色々と思うところはあるものの、舌を回して彼の性器の味・形を確かめたりする程度に、ユリアもフェラに慣れてきた。
 この辺の飲み込みの良さは流石である。 
 と、言うよりも……フェラの意味がわからないと言いつつ、この身体の芯を焦がすような陰茎の奇妙な味が気になって、
彼女はいつの間にかこの行為にのめり込んでしまっていた。
 あたかも、食わず嫌いだった食べ物のおいしさに気付いた子供のように。
 やはりその理由の理解できないまま……。
 そして珍しくユリアにされるがままの海里の方はと言うと、壁に手をついて身体を支えながら、目をつぶって女神の舌の、
極上の快楽を享受していた。
(気持ち良くなって頂いている……のですね、たぶん。よかった)
 ぴた、と口のピストンを一旦止め、ちろちろと亀頭の反りを舌先で可愛がりながら、ユリアは主人の顔を見上げた。
 棒に絡める舌の位置を変えたり亀頭に吸い付く強さを変えると、彼の眉や口元が微妙に動いたり、両脚がぶるっと震えたり。
 その反応が面白かった。
 一応、主の命を果たすことは、出来ているらしい。
 小さなことだが、彼女は少し嬉しくなる。
「んっ、んっ、んっ… んぅ……」
「うっ…! すげぇ、本当に今までフェラ知らなかったのか? 上達早すぎだろ……滅茶苦茶気持ちいい……」
「んくっ、ふぅんっ……!」
 声が出せない代わりに、精一杯海里の肉棒に吸い付いて返答する。
 女神と言えど、人間と同じ神の子である。
 ユリアもまた背徳の感情に精神を犯され、精神をまともに保っていられなくなりつつあった。
 

72 :
 
 窓も扉も閉め切った部屋の中、あたりには、まき散らされたユリアの大便からの刺激臭が充満している。
 嗅覚を犯すその凄まじい匂いも影響しているのかもしれない。
 目に見えないその刺激性の気体を胸の奥いっぱいに吸い込んで、二人は異常な興奮に包まれながら初めての行為を続けていた。
(……段々わかってきたような気がします。野生動物が行う“おなかを見せる行為”に近いものなのかもしれませんね、これって。
自分の、ある種一番大切な部位である性器を他者の口に預ける、という……)
 ねっとりと、熱い亀頭のくびれを口全体で包み込むように、出し入れを続ける。
 信頼している者にだけ許す、完全に無防備な行為。
 それを求めているのだとしたら、女神として精一杯応えなければならない。
 考えてみれば仲間を「舐める」行為は哺乳動物の一般的な親愛表現だ。
 見方が変わると、男性器への接し方も変わる。
 犯しているのか、それとも犯されているのか……透明な唾液に濡れる女神の唇が、海里の男の象徴をしなやかに咥えこんで離さない。
 ますます硬く、熱く、そして激しく脈を打つようになったその一物に、彼女は慈しむように舌を絡めるのだった。
 ……しかし実際のところは、彼はどう考えているのだろう。
 つい、ユリアは気になってしまった。
(ちょっと、覗いてみましょうか……?)
 チャックから突き出る肉棒をやさしく咥える、その口と舌の動きはそのままに。
 ちらっと、ユリアはもう一度、わなわなと歯を食いしばる海里の顔を見上げた。
 その海里の頭の中――思念の海に、彼女はちょっとだけ浸ってみる。
 人間に対する完全な“読心”の力は本来ユリアにはないのだが、理性が飛びかけ、本能が剥き出しなった状態であれば動物と同じ。
 例外的に頭の中を覗くことが可能である。
 さて……。
 
 
 

73 :
 
(――ああああ!! こっ、この舌の動きが! 唇の感触が! 口の中の熱が! なんかもう堪らん! 
流石、女神の舌だな……気持ちよすぎる。ユリアの顔も胸も身体も、まんこもケツも、口の中も! 
全身余すところなく、最高にエロい! 全部俺の精子で汚したいっ! 頭からつま先まで、精子に溺れるくらいまで……)

(……心の中もそのまんまでしたか。でもこれ、褒めて頂いている……のでしょうか?)
 普段と一切変わりなし。
 いっそ清々しいほど表裏のない人間である。
 いつもの言動と全く変わり無い主人の心の在りように、逆になんだかほっとするユリアだった。
 まぁ本能むき出しの状態で繋げたのだから、当たり前と言ったら当たり前なのだが。
 しかし思った通り、自分の舌使いに満足はしてくれているようだ。
 安心した彼女は、また精一杯のグラインドでそれに応えようと――
 
(褒めてるのかって? 当たり前だ。お前は世界一の女神だよ。最高だ……!)
(え!? ちょっ……聞こえているのですか、私の言葉が!?)
(……なんだよ、そのつもりで話しかけてきたんじゃなかったのか? 口塞がってるし)
(いえ、その、あの)
(口、止まってるぞ)
(ああ、すいません)
(まぁいいや。ついでに、せっかくの機会だから言っておく。ユリアは最高だ。至高神の爺さんの言った通りだ。世界一の女神だよ。
……こんな俺のところに来てくれて、ありがとな)
(そ……そんな。こんな時にそのようなことを言われましても……)
(別に返事はいらないぞ。それから、何か言いたかったら、フェラの動きで表現して欲しいな。頭が繋がってるなら、
どこが気持ちいいかとか、もう全部分かるだろ?)
(……はい。では)
(おっ? うぅ……やばい。なんだこの舌の動き!? すげぇ、ユリアどんどん上手くなって……口で奉仕するのは嫌だとか罪だとか、
この口が言ってたんじゃ説得力ゼロだろお前)
 

74 :
 
(あはは、そうですね……人間で言うところの、食わず嫌い、だったのかもしれません。私)
(そんなに旨いのか? 俺のちんちん)
(……はい。とてもおいしいです。なんだか、いつまでも舐めていたくなるような……)
(そっか。嬉しいなぁ。……ところで、そろそろ精子出そうなんだが。飲み込む準備、しといてくれな)
(え? あ……駄目ですそれは! 精子は口には受け入れられません!)

「んっ…! んうぅう… んっ!」
「ちょっ……おいおい」
 ぶんぶんと、海里の肉棒を口から離さないまま、ユリアは上目遣いで首を左右に振った。
 両腕も、がしっと海里の下半身を掴んでしがみ付き、瞳と一緒に否定の意思を伝える。
 それを見下ろす海里は、呆れてしまった。

(ここまでしておいてそれかよ。お前もフェラが気に入ったんじゃなかったのか?)
(すいません忘れていました。最後は精子が出てくるんでした、これ)
(んな重要なこと忘れるなよ……。まぁ、それだけ俺のちんこに夢中になってくれてたってことか)
(すいません。ですが、射精されるならば私の膣に。準備はできていますので……)
(アホか! ここまでやって口に出さないとか、そんな情けないこと出来るか。飲んでもらうぞ)
(お気持ちはわかります。ですが、そこをなんとか! お考え直しを)
(いや、そこをなんとかって言われてもな……)
(豊穣の女神の沽券にかかわるんです! お願いします、どうか私の膣で射精してください! お願いします!)
 
 
 

75 :
 
 
 「んん〜……!」
 ぴたっと、彼女は口と舌の動きを止める。
 太く長いそれを陰毛の生い茂る根元までしっかりくわえ込んで離さないまま、ユリアは海里の顔を見上げていた。
 海里の脚にしがみ付いている両腕にも、更に力が入る。
 このままペニスを離したら、適当に射精されるとでも思っているのだろうか。
 口いっぱいにそれを頬張ったまま、金色の美しい髪を振り乱し、瞳に小粒の涙を浮かべて……
今にも泣き出さんばかりの表情のユリアに、彼はついに折れた。
「……わかったよ。お前の言う通りにしてやる。だから腕と口を離せ。そんな目で俺を見るな。……勝手に射精しないから」
 さしもの彼も、女神の涙には勝てなかった。
 大きく息をついて、海里はユリアの頭をやさしく撫でる。
 それで安心したのか、ユリアはゆっくりと、絡みついた自分の唾液を舐め取りながら、彼のペニスを離した。
 同時に、二人の精神の結合も解かれる。
(全くとんでもねーやつだな……ま、これはこれでいいか)
 寸止めされて相変わらずビンビンの自分の一物と、そのすぐ傍で、舐め疲れて肩で息をするユリアを彼は見下ろす。
 まさか涙目で、どうか膣に出して欲しいとせがまれるとは思わなかった。
 金に耀く長い髪は乱れ、身に纏う白の衣もはだけ、溢れた唾液で口元から下はくちゃくちゃだ。
 AVやら漫画やらで使い古された、「お願いだから外に出して」とまるで正反対のシチュエーション。
 実にシュールだが、これはこれで、なかなかそそるものがある。
「じゃあ、立ってくれ。壁に手を付いて、こっちにケツを向けるんだ。ユリアの望み通り、一滴残らず膣に出してやるよ」
「は……はい。わかりました。ですが……その、さっきの命令で、私のおしりは酷く汚れてしまっています。
一度身を清めてからの方が……」
「かまわん。そんなもん関係ない。ほら、入れるぞ、脚もうちょっと開け」
「あ…!? んぅ…、あ、ああああっ……!」
 そんな時間を待てる心の余裕など残っているはずが無い。
 一気に下を全部脱ぐと、問答無用で、海里は後ろからユリアと性器を結合させた。
 ぴったりと一本に閉じていた入り口を突破された瞬間、彼女の声のオクターブがいきなり上がる。
 初めてながら丹精こめた、心づくしのフェラでユリアの秘部もすっかりとろけてしまっており、あとはほとんど何の抵抗もなく、
血潮にたぎった彼の肉棒を受け入れてしまった。
 

76 :
 
「ユリアが汚れているんなら、俺も一緒に汚れる。それだけだ」
 背後から、華奢なその身体に覆いかぶさるように。
 彼女の細い右手をがしっと掴み、左手は柔らかな胸をもみしだきながら、海里は立ったままの後背位で、ユリアを激しく犯していく。
「ふっ…ううっ……! んううっ……!」
 未開の原野で獲物に襲い掛かる肉食獣のような、荒々しい呼吸が彼女の繊細な首筋に吹きかけられる。
 可憐な花びらを押し開かれ、一本の硬い棒で身体の一番奥をかき回されて、ユリアの細い身体がびくびくと震えていた。
 だが美しい彼女の上半身とは対照的に、腰から下はおしりも両脚も、付着した茶色い軟便でべとべとに汚れている。
 膣の中でお互いの粘膜を激しくこするピストン運動が繰り返されるたび、ユリアから溢れる透明な蜜も飛び散って、
海里の下半身もどんどん汚れていった。
(あ、頭がどうにかなりそう……!)
 空気まで酷く汚れた空間の中で、女神と人間の激しい交合は続く。
 ユリアの細い喘ぎ声と一緒にぐちゅぐちゅと、粘液が立てる淫靡な音が響いていた。
 声を押しそうとする彼女の意思とは裏腹に、自らの身体から滲み出た大量の愛液が男性器に絡んで、それがさらに
快感を増大させていく。
 閉ざされた小さな小箱の中の、悪い夢のような淫猥な光景。
 それを、たった二人だけ見ている者がいた。
 ティアとエリニアである。

「――ひどい。あんなことを、人間が! ユリアねぇさまに!」
「女神の清らかな身体は、あんな風にしていいものじゃないのに……!」 
 空から降りてきた二人は、アパートの外壁にへばりつくようにして中の様子を伺っていた。
 しかし大きな羽根をたたんでぴったり壁にくっつく姿は、鳥というよりまるでセミである。
 覗きは犯罪だが、地上の生命の様子を細かく観察することは立派な女神の仕事。
 女神の職務上、問題ないのである。
 ただし……特別な理由のあるとき以外、人間のやることに直接介入することは出来ない。
「私、くやしい……何も出来ないなんて。ねぇさまを助けられないなんて……」
「うん……私たちは見てるだけ。私も同じ気持ちだよ、エリニア。……でもダメだよ。抑えて」
「わかってる。分かってるけど……これを見て、何もしないで帰るなんて、私には出来ない!」
「エリニア!」

77 :
 
ぱっと、エリニアがその雄雄しい羽根を広げて空に舞った。
 許可なく力を行使するつもりだと判断したティアは、自分も羽根と両手を広げてそれを制止する。
「ティア、どいて。もう我慢できない。私はやる。命令に逆らっても、私はやる。おきてを破ることになっても、やる」
「罰を受けるよ、わかってるよね?」
「大丈夫、追放されるほどの罪にはならないよ。たぶん時間凍結、百年自分の時が止められるくらい。それで
ねぇさまを助けられるなら、安いもの」
「……わかった。エリニアがそこまで覚悟して言うのなら、私も付き合うよ。……家族だからね」
「ありがとう、ティア。じゃあ……あいつが次に動きを止めたら、タイミングを計って一気にいくよ」
「うん」
 任務以外で人間と接触するのは御法度。
 ましてや、私的な理由でその行動に介入しようと言う。
 神界の禁を犯してまでも家族を助けようと、二人は決心して壁をすり抜け、姉の元へと近付いていく。
 ……が、残念ながら彼女らの行動は、一歩遅かった。
 最悪のタイミングで、二人は現場に飛び込むことになる。


「あ〜…… 口もいいけどやっぱこっちも捨てがたいんだよな……。“搾られてる”って感覚が段違いだ。すげぇ気持ちいい」
「んっ、んっ、んっ……は、あ、うあぁ……!」
 玄関の壁に寄りかかり、バックから敏感な一点を集中的に突かれるユリアの顔はもう、性器と同じくすっかりとろけてしまっていた。
 フェラからの仕切り直しでモノの耐久力も少し持ち直し、海里も上機嫌でピストンを続けている。
「どうだ? さっきまで自分がしゃぶっていたモノの味は。良い声出てるけど、やっぱり下の口で味わう方が旨いのか?」
「は……はいっ! おいしいです! こっちの方が、ずっと……!」
「いい返事するなぁ。……わかったよ。ユリアがそこまで言うんなら、俺も決めた。これからずっと、俺はオナニーもしない。
タマの中で生産される分全部、一滴残らずユリアの膣で出してやる。それでいいな?」

78 :
 
 
「んああ…… は、はいっ! お願いします! カイリ様の精液、ぜんぶ私のおまんこの中に下さいっ!
私の一番気持ちいいところで……一緒に気持ちよくなって下さいっ!」
 ユリアは壁に付いていた手を、自分を抱きしめる主人の腕に沿わせ、そして叫んだ。
 元は海里に教えたられた台詞だ。
 だが棒読みでも、元の文章そのまんまでもない。
 今のはもう、彼女自身で考えて出した答えである。
「よーし、よく言えたな……じゃあ、ご褒美だ! 後ろの穴も一緒に犯して、天国よりもっと上の快楽へ連れて行ってやる!」
「えっ!?」
「命令だ。“俺の射精を膣に受けると同時に、ユリアはサツマイモみたいなぶっというんこを大量にひねり出す。
俺の精子でまんこを、大便でケツの穴とを同時に犯されて、ユリアは絶頂する。”……いいな? ラストスパートいくぞ」
「そ、それでは……海里様が、私のでますます汚れて……」
「かまわんと言ったろ。……それにユリア、お前もケツをうんこで犯されるの、嫌だとか言わないんだな」
「……それは、その」
 ユリアは、珍しく言葉をつぐんだ。
 その代わりに、彼女は快楽に染まる潤んだ瞳を、主人に向ける。
 今はそれだけで十分だった。
「……可愛いやつだな。しかし喋らなくてもわかるって、便利だな〜。本音じゃそんなに気に入ってくれてたのか、ケツの穴」
「口に出したら意味が無いじゃないですか! もう……恥ずかしい。女神の恥です。生殖器でないものの快楽に溺れてしまうなんて。
退廃的です……」
「はは、そりゃ退廃じゃなくて進化って言うんだ。遠慮しないで思う存分、俺を便器にしろ。その代わりに、俺はお前を精液便所にするんだからな。
いいか? しっかり俺の精子受け止めろよ!」
「……はいっ!」
 大事な部分をお互いに結合させた今は、二人の間に余計な言葉は必要ない。
 背をのけぞらせて海里の方を見たユリアに、彼はキスをする。
 優しいのはそこまでだった。
 女神の膣の、柔らかな肉壁に包まれて、射精の限界がぐんぐん近付いてくる。
 最後の仕上げとばかり、渾身のピストンで海里はユリアの身体を突き上げた。
 正に獲物に喰らい付く、気を纏った獣のように……。

79 :
 
 犯される側のユリアもまた、それを手助けするように両脚をしっかり床に支えると、自分の腰をピストンに同期させて前後させる。
 そして、すぐに訪れるであろう大きな衝撃に、心の中で身構えた。
「いくぞ……出すぞ! ユリアも思いっきり出せ! それで前も後ろも、イけっ!」
「は、はいっ! う、…あ、あ! 来た……あ、んあああああああああああああああっ!!!」
 その瞬間、ユリアの中で、世界から音が消えたような気がした。
 白く濃縮された生命の素を子宮の入り口、女性器の一番奥に流し込まれて、その燃えるような刺激が一気に全身を駆け巡っていく。
 爆発が起こったかのように、彼女の精神を快楽の空へ、高く高く放り上げる。
 誇張抜きで、雲の上の神界まで届きそうなほど……。
 そして快感の波が彼女の脳のすべてを覆い、視界まで真っ白に染め上げたと同時に――
彼女のおなかの、大きな堰が切って落とされた。
 
 ぷっ… ぷ……むぼりゅっ! ぶぼぼぼぼぼぼぼっ! ぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅっ……!!

「う、うおおおっ!?」
 自らも膣内射精で極上の快楽を味わっていた海里は、腹に感じたその凄まじい圧力と熱、そして圧倒的な量の大便に目をむいた。
 己の一物をユリアの子宮口まで突きこみ、全力全開で射精したほんの一秒後、密着させていた彼女のおしりの間から、
すさまじい大便の津波が押し寄せてきたのである。
 今まで聴いたことも無いような音量の脱糞音と一緒に。
 まるで下腹部に一発、体重の乗ったパンチを喰らったくらいの衝撃だった。
 おしりの肉を押しのけ、火山のように盛り上がった彼女の肛門から、直径5センチはありそうな太い便塊が次々と……。
 自分の命令ながら言葉を失う。
 大量脱糞の快感でぶるぶると震えるおしりの下で、文字通り、今度は彼自身が彼女の便器となった。
 海里の腹と、ユリアのおしりの間にどんどん盛り上がるそれは、やがて身体の上に乗せきれずに、ぼたぼたと床に落ち始める。
 もちろん、結合部分にも。
 つながった棒と穴、二人の性器もユリアの大便でベトベトに汚されていった。

80 :
 
(すげぇ匂いだ……頭がくらくらする)
 やわらかい大便の鼻を突き刺す匂いが、海里の顔まで湯気と一緒に立ち上ってくる。
 ただの悪臭でしかないはずのその刺激臭が、射精を終えて萎えかけた興奮をもう一度頂点まで押し上げた。
 代弁に犯されてゆるみきった括約筋とは真逆に、絶頂を迎えた彼女の膣は、痛いほどに海里の男性器を締め付ける。
 それに応えるようにより一層性器と体を密着させ、彼は1ミリでも彼女の奥へと、全く硬さの衰えない陰茎を押し込んだ。
 普通の人間なら逃げ出すであろうその強烈な匂いを堪能しながら、ユリアの身体の中の熱を感じ、彼はわずかに残った精液を
約束通り最後の一滴まで、彼女の性器の中に注ぎ込んだのだった。
 細い腕、なめらかな白い背中、長い両脚……肉棒をくわえて離そうとしない、熱く充血した膣の中も。
 そして、これまで長い時間大便で犯され続けた、開ききった肛門も……。
 うんこと一緒に抱きしめる、彼女の小さな身体は、ずっと震えていた。
「ふっ… んんぅ… うぅ……」
 目は焦点が合わず、声は言葉にならない。
 ユリアは空高くに意識を飛ばされた直後、今度はそれを急転直下地の底まで引きずりおろされる、おしりの穴からの――
肛門の大量排便の快楽に晒されたのだ。
 本来なら苦しみの方が大きいはずの、排泄の快感。
 全くベクトルの違う二つの快楽に同時に脳を犯され、ユリアは完全に言葉を失って、ただ海里の腕の中で身体を震わせながら
それに応えていた。
「ふぅ。……大丈夫か」
「は……はい。海里様は、満足されましたか……?」
 ようやく意識のぶれが収まり、極上の快楽の余韻を静かに楽しむ二人は、もう一度顔を見合わせた。
 この体勢でいるのは少々疲れるが、性器はずっと結合させたままだ。
 抜くのも、身体を離すのも惜しかった。
「満足って……わざわざ言わなくても分かってるだろ。こっちも分かるんだぞ? ユリアがどこまで飛んで行ったか、
どれだけ心の中で俺の――」
 笑ってそう言いかけながら、海里はユリアの髪をもう一度なでようとした。
 正にその瞬間、だった。
 
 
 
 

81 :
 
 
 
「うぐっ…く、いああっ! お、おなか……! んあああああっ!!」
「かッ は、あああッ! ああああああっ! な、何これぇっ! いやあああ!!」

 ぶ… ぶりゅりゅりゅっ! りゅ……ぶ、みちっ! べちょっ!!
 ぼぼぶびゅっ! どぶりゅっ! ばしゃっ! 

「はっ!?」
 幼い女の子の悲痛な叫び声と、そして耳を覆いたくなるような下品な排便の音が、一緒に部屋の中に響いた。
 悲鳴と、その脱糞の音は一度では止まらない。
 本当に突然の出来事だった。
「な……? なんだ、一体!?」
 あまりの驚きに、快楽の余韻は全て吹き飛ぶ。
 彼が見たのは、翼を背に持ち、ユリアと同じ神々しい衣をまとった、二人の幼い少女。
 その天使のような格好をした少女らが、自分の部屋の床をうめき声を上げながら転げまわっている。
 しかも、そのおしりから大量の大便をぶちまけて……。
 にわかには信じがたいその光景に、慌てて一物をユリアから抜いて、海里は身構える。
 そしてユリアの方は、深い悦楽に浸っていたさっきまでとは打って変わった、青い顔でその場にへたり込んでしまった。
「こいつら……こいつらも女神か!?」
 思わず、海里は叫ぶ。
 秘密の行為の最中に、突然部屋の中へ現れた侵入者。
 彼の瞳に写る、苦しみに腹を抱えてのたうつその二人の顔は、自分の部屋に封ぜられた女神、ユリアにそっくりだった。
 
 
 
 
 
 

82 :
 以上。
 途中でどうしてもPCから離れないといけなくて、投稿時間がこんなになりました。
 今までフェラをちゃんと書いたことなかったなーと、ふと思ったら、いつのまにか書きすぎてて、脱糞が添え物みたいになってしまいましたね。
 たぶん残り二回です。

83 :
GJ!と書いてゴッドジョブと読む
H氏の文は読んでて安心できるのはなぜなんだろう

84 :
>>57-82
GJおつです
>>83
なんというか読み甲斐がある、みたいな感じじゃね?

85 :
>>83 84
ありがとうございます。
自分が読みたいと思う文章をいつも書くようにしてるんですけどね。
大元は、昔よく読んでたライトノベルの文体の、自分なりのアレンジです。
その作者の
「シリーズの続き出さないのに、全然毛色の違う短編を書いて横道に逸れる傾向」
も似てしまったかもしれないです。今も園芸店が止まってますからね……。
FMJを元ネタにした、ギャグ風味の「注文の多い園芸店 北米版」とか、いいんちょの後日談的な短編とか、
思うものはいくつもあるんですけど、今はとりあえず、目の前の残りを仕上げる方に集中します。
あと、エロパロ板でイラストの話は筋が違うかもしれませんが、ZIPに入れてるキャラ紹介絵を追加・更新する予定です。
主にヒュージな彼女の。

86 :
おお、それは期待大!
ヒュージな彼女、いつも楽しみにしてます。

87 :
保守

88 :
待ってる

89 :
ヒュジカノ待機

90 :
ttp://corinzu.sakura.ne.jp/biguploader/upload.cgi?mode=dl&file=57
パス いつものデフォルト。

まとめのZIPの更新です。
前回言ってた通り、各キャラ紹介の立ち絵一枚のみですが、新規のイラストが入ってます。
薫:女子大生Ver 
   抱えてるモノと手に吊り下げてるものに注目
スー:日本に来て時間経ってからの姿です。
    本編ではかなり地味な服装と髪型に設定してたんですけど、それでは絵にすると華がないと言われまして
    「薫にファッションの手ほどきを受けたあと」として貰いました。
エーナ&ナディン:
   ざっと設定を伝えて、あとはそのまんま、テキストを読んで頭に浮かんだ姿で、とお願いしました。

91 :
書き忘れ
それぞれの話を読む時の想像の一助になればと思います。

で、ちょっとまた急に仕事の状況が変わりまして。
今後、いいんちょの本編を書いていた時のように、年に1回くらいの投下がやっとの状況になるかもしれません。
さっさと終わらせるつもりだった女神様の話も、最悪、年単位で間が空くかも……。
前もそんなこと言って普通に更新してたことありましたし、まだ予測ではありますが。
その代わりと言ったらなんですが、今まで書いてきた全ての文章を早乙女先生に預けることになりました。
一応、ヒュージな彼女の最終回の構想も簡単に伝えてあります。
この冬が終わったら別の場所で動きがあるかもしれません。

92 :
GJ!
ヒュージな彼女を漫画化してほしいと思ってしまったw

93 :
先生が参加してる商業本でまさかの…なんてまさかね

94 :
ということは薫ちゃんとももうすぐお別れか・・・
大量排便という単純な設定なだけに、いろんなシチュが可能だと思うし、
これからもどんどん薫が活躍する新作を読みたいと思っているんだがなー

95 :
>>94
いわゆる「ゴルゴ13の最終回の原稿」的な物です。
これから最終回に向けて話を調整していくとかの話じゃなく、もし書きたいネタがなくなったら、あらかじめ考えていた
「最後しか使えないエピソード」で終わらせようっていう程度の。
さて預けた大量の物、どうなるんでしょうね? 自分も楽しみです。

96 :
最終回を迎えてもZとかVとか∀とか新たなる旅立ちとかつければなんとかなるネ

97 :
Zだと果てしなく戦闘力がインフレしていくぞ

98 :
だが待ってほしい、主人公が精神崩壊する方のZかもしれない

99 :
スイートとかスマイルとかつけてキャラ一新したっていいんだぜ
いんろなシチュでうんこしてくれたらそれでいい

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