2013年10キャラサロン458: 神様のメモ帳!なりきり総合スレ!1ページ目 (71)
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神様のメモ帳!なりきり総合スレ!1ページ目
- 1 :2011/07/10 〜 最終レス :2013/08/15
- ここはニート探偵のなりきり総合スレ
- 2 :
- 2ゲット
- 3 :
- おーい誰か〜
- 4 :
-
- 5 :
- なんでしょう
- 6 :
- いや…
- 7 :
- あの…
- 8 :
- はじめまして
- 9 :
- よろしく
- 10 :
- 保守
- 11 :
-
- 12 :
-
- 13 :
- 誰もいないの?
- 14 :
- なんだ、あのアニメはっ!ぼくはナルミなんかにデれてないぞ。
- 15 :
- ツンデレかクーデレかヤンデレ出さないとスポンサーが作らせてくれないからね
しかたないね
- 16 :
- >>15
まったく、ニート探偵をなんだと思っているんだ。アニメ会社をクラックして、脚本を流出させてやる。
1階「有子さんはいますか。警察のものですが」
おっと、しばらくぼくは返事できそうにない。失礼するよ、「ナルミー、テツー」(涙目)ブチッ。
- 17 :
- アリスは可愛いけど原作が面白くないのは致命的だ…
- 18 :
- うん
- 19 :
- 原作?あぁ、あのナルミの書いた手記のことか。ふん。ぼくは、彼がどんな思考の末にあんな
無茶な行動をしているか気になったから書かせているだけだからね。君たちが読んだって、
ぼくと同じ様に呆れかえるのも当然かもしれない。
でも、認めたくはないけど、ナルミの言葉にぼく自身変えられたところもある。
いざ自分と悪い部分が似通った人間を前にすると、自分自身を変えたくなるのだろうね。
そうやって、人と人は社会を築き、相互に高めあっていくものなのかもしれない。
だとしたら、ぼくだってたまには・・・いや、なんでもない。
- 20 :
- なぜageて書き込んでしまったのか
- 21 :
- こういうところに書き込むのは初めてでね。恥ずかしさと緊張のあまりうっかりしてしまった。
ただでさえ恥ずかしい書き込みをしてしまったと自責の念にかられているのに
あまり追求しないでくれたまえ。ネットにつないでないと生きていられないのに
回線を切断してぬいぐるみの城に籠りたくなってしまう。
- 22 :
- 放置w
- 23 :
- ふう、ようやく警察が帰った。
>>17
たしかに、愚民どもの尻拭いばかり書いているのはどうかと思うが。ぼくならもっとうまく書けると思うのだがね(以下、自分の部屋にあるぬいぐるみについて3時間話し続ける。)
- 24 :
- 俺はアリスのお尻を拭ってあげたいがね
- 25 :
- >>24
うん?別にぼくのお尻は汚れてないから君の心配は杞憂の内に済んでいるよ。
それにぼくは自分の失敗を他人に負わせるような恥知らずじゃない。
ニートの矜持を以てそれを受け止めるからね。
ナルミもニートじゃないと言い張るが、なかなかどうしてニート気質だと思うんだ。
だっていつまでも自分の失敗を悔んで、自分を貶しめるのだから。あれは非生産的だと思う。
む、別にぼくは非生産的じゃないぞ。失敗から学び、経験として活かすからね。
最近はモッガディートのことも優しくもふもふしている。もう傷つけないよ。
- 26 :
- どこにも無い
- 27 :
- 創世記、神は「光あれ」と言ってこの世界に光をもたらしたそうだ。
強い信仰心を持つ者はそこから、言葉は神であり、霊的なものが宿るとしている。
いわゆる言霊というやつだね。
しかし、常々言っているがぼくは神を信じない。ぼくに言わせれば、
言葉とは、人が自らの内に渦巻く感情を誰かに伝える為に編み出したものだ。
人が人とつながりを持つ為のツール。古代に生きた人々は心の内に渦巻く感情の高ぶりを叫ぶことで、
文字通り魂の咆哮を以て人が人となにがしかの意思疎通をしたのだろうね。
でもそれは、論理性がなく、感情という矛盾を内包した言葉ではない魂の叫び。
現代に生きるぼくたちは知的レベルが上がり、複雑な状況における感情の機微を
言語によって理解できるようになった。探偵業務においては、誰かの真実という感情が付帯するものは
取り払わなくてはならない。誰にでも捉えられる事実という、情況の把握をしなくてはいけない。
だからこそ、言葉は剣であるとぼくは信じている。誰かの信じたい真実を残酷にも切り裂き、
事実というものに変える力がある。
神が光あれと言ったのではないのだよ。人間が光を認知し、それによって生じた情動を言葉に変換した。
それを、古代、頭の良い人間が人々を自分の思想に拠りつけるために物語風に仕立て上げたんだ。
- 28 :
- 受け売り乙、と言っておこうか
- 29 :
-
こっそりと、ここで夜語りをしよう。
ぼくは、冷たくてんだ世界の中から、者の声を聞くことを生業としている。いわゆる探偵という奴だ。
でも、普通の探偵とはちょっと違う。
ぼくはニート探偵。者の、声にならなかった叫びを聞き、それを伝えるべき人に伝えている。
者の代弁者だ。そうして、ぼくが救えなかった世界に働きかけをすることが、ぼくの贖罪。
- 30 :
- ぼくは、何度も墓を掘り起こし、者を辱め、生者を傷つけてきた。それがぼくの勤めだから。
そして当然、ぼくは生者から疎まれる。だから暖かい世界に触れることはあっても、住まうことはできない。
ぼくが住まう世界は凍てつく寒さでいっぱいのこの部屋。んだ者の住む世界に良く似た、この部屋。
16平方メートルのこの部屋から一歩も出ることなく、ぼくはんだ者の声を聞いている。
ぼくは、んだ世界の住人と成り果てていた。そんなぼくに、最近変化が生じた。・・・"冷たさ"を感じるようになってしまった。
どうして冷たさを感じるようになったのだろうか。
それどころか、暖かさを求めるようになってしまった。それは生者が、生者たる証であって
の世界に住まう探偵には縁のないもの。あるとしたら、それは探偵ではなく作家の方だ。
彼らは世界を演繹し、優しい嘘から暖かい物語を紡ぎだす。その結末に暖かさを求める。そうして、生者に安らぎを与える。
ぼくたち探偵はそうじゃない。
んだものの声を聞き、そこから世界へ帰納的働きかけをし、誰に暖かさを与えるでもなく、
自らの、冷たい知的好奇心を満たすだけ。そうして、生者にまで冷たい現実をつきつけ、生者を傷つける。
- 31 :
- 厨二病をこじらせすぎです
- 32 :
- 今のぼくは、今までのぼくと違うのではないか。冷たい事実ではなく、暖かい物語を求めているのではないか。
勿論、優しい嘘だなんて主観的現実だけを頼りに仮説を立て、それに沿った事実だけを集めたバイアスのかかった物語はいらない。
生者の心の内に眠る暖かい事実を引き出して、そこから、また暖かい物語を組み立てて。そんなものをぼくは求めているのかもしれない。
だから、冷たいものに触れるたび、その冷たさに震えるようになったのかもしれない。
しかし、者の叫びや墓に埋もれた事実を見つけ出し、真実の環をつなげて事実の鎖にすることしかできない探偵に、
生者の心の内にある事実をどう見つけ出せるというのか。どこにあるかもわからない。
・・・そもそもぼくはニート探偵だ。埋もれた事実を見つけ出すのだってぼくの仕事じゃない。
あぁ、だったら・・・あの冴えない助手に、探し物をさせてみるのもいいかもしれないね。
彼には、助手以外にもう一つ、向いているものがある。作家。暖かい嘘を紡いで物語をつくることだ。
ぼくなら嘘を見抜くのはたやすいことだし、ナルミに欺罔されることもなく、どこからか、生者の事実を見つけてくれるかもしれない。
- 33 :
- どうでもいいけど
「かもしれない」とか、主観的バイアスかかりまくった物言い多すぎだぜ……
- 34 :
- けたたましいギターリフが鳴る。"コロラド・ブルドッグ"これは探偵から助手への業務命令その他雑用を命じられる時に鳴る曲。
あぁ、また雑用を科せられるのかな。それとも、こんな時間に事件?
「もしもし、アリス。どうしたの?」
「ナルミ。どうせ休みで暇を持て余しているのは百も承知だ。いますぐ事務所にきたまえ。」
・・・そろそろラーメンはなまるもシャッターを下ろす時間だというのに、今からって・・・「ナルミ!きいているのかい?」
「あぁ、うん。今からいくよ。どうしt」ガチャッ ツーツーツー
って、電話切られたし。
- 35 :
- SSはエロパロで書きな、ボウズ
ここに自作自演はいらねえんだよ
- 36 :
- 事務所のベッドの上には、あいかわらずちんまいニート探偵がぬいぐるみ(モッガディートだったかな?)に
顔を埋めて横たわっていた。今日は妙に暑かったし、暑さにやられているのかな。
にしたって、この探偵事務所は十分過ぎるくらい空調が効いていて、まるで南極みたいに寒いはずなのに。
そう思いながら部屋に一歩踏み入れたところではたと気付く。あれ?どうにも、いまいち寒くない。いや、いつもが寒すぎるだけで、
十分涼しいのだけれど。でもこの涼しさは、一般人が快適に感じる程度の涼しさ。ニート探偵にもこんな時があるのだろうか。
「アリス、どうしたの?暑いならもう少し空調下げたらいいんじゃない?」
リモコンを手に取って見ると、設定温度は24度。どうしたんだろう。電気代の節約なのかな。
「電気代を気にするほどお金に困ってはないよ。」
また、独り言漏れてたのか・・・。にしてもどうしたんだろう。いつもみたいな覇気もないし。風邪でも引いたのかな。
- 37 :
- むむむむ。どうしよう。さすがに考えなしにも程があった。よくよく考えてみれば、
ぼくがナルミに探偵業務を依頼してしまうじゃないか。そもそも、ぼくが妙に
詩的な悩みを抱えているのが問題であって、その辺りから考えてみれば
自分自身の心の内を探ってみればぼくの求める事実を見つけ出すことはできるんじゃないか?
だとしたらどうしてナルミをわざわざ呼んでしまったんだ・・・ニート探偵、一生の不かkボフッ
- 38 :
- 「ほら、アリス。これ毛布。ちゃんとくるまってないとだめだよ。それからこれも」
そういって毛布の上に僕の上着もかぶせようとしたところで毛布から顔だけだしたアリスがわめく。
「な、な、な、なにをするんだいきなり!それに君のコートはなんだか生温くて嫌だと前にもいっただろう!」
「でも元気ないみたいだし、顔もなんだか赤いし。熱でもあるんじゃない?」
そういっておでこに手をあてたところで小さな探偵はさらに赤くなる。
「な、よせ!ぼくは熱なんてないぞっ!」
そう言われても・・・すごく熱いよ?寒い中外に出るから風邪ひいたんだ。そしてこの小さな探偵は
風邪をひいた自分が恥ずかしくて必にごまかしているんだろう。そうに違いない。うん。
「いいから寝てなって。ごはんもロクに食べないのに最近はよく外に出るし、
風邪でも引いたんだよ。待ってて、ミンさんにおかゆ作ってきてもらうから。」
- 39 :
- むむむむむむ。まずい。なんであんなしたり顔で部屋を出て行くんだあの助手は。そもそも盛大に勘違いしている。
ぼくは風邪なんてひいてないぞ。確かにパジャマの上にガウン羽織っただけで外に出たりしたけど。
それよりなによりなんでこんな顔が熱くなっているのか。ほんとに熱でもでたのだろうか。
でも、深呼吸したところであっさりと熱は冷めた。とりあえず冷静に状況を把握しよう。ナルミは風邪をひいたと勘違いし、
そしてぼくに毛布とコートを・・・「!」また顔が熱くなった。あの愚昧め。しかもなんだかナルミの匂いまでする。
なにより、あの男はぼくのおでこをぺたぺたと触れて・・・あぁもう!ほんとに暑い。
でも、なんだろう。もしかしたら、ぼくが求めているのはこういう暖かさなんだろうか。だとしたら、頼むまでもなく
ナルミはぼくの依頼を完遂したということになるのだろうか。それもなんだかくやしい。
そもそも、生者の暖かい事実はぼくの胸の内にあるのだとしたら・・・んだ世界に引きこもるニート探偵を
自負しているこのぼくは自らのラベルを貼り変えなければならないじゃないか。
ニート。それは人生であり、生き様であり、地獄であり、自身であり・・・何よりぼくがぼくをニートと定義した。コギト・エル・イスム。
探偵たるもの、んだ世界に畏怖してはその使命は務まらない。ぼく自身が定義するぼくに、しっかりとならなければ。
設定温度を下げようと空調のリモコンに手を伸ばしたところでナルミが帰ってきた。わわわっ。
- 40 :
- 「アリスー。ミンさん特性のいいダシ使ったおかゆだよ。」
って、なんで毛布とぼくのコート頭からかぶってるのさ。そんなにごはん食べたくないの?
「ほら、贅沢に魚介類のダシつかったおかゆなんだから。暖かいうちに食べないと。」
アリスのベッドテーブルにおかゆを置いてアリスの頭を覆うコートをひっぺがす。って、また顔赤いし。結構な熱なのかな。
「大丈夫?少し冷まして、食べさせてあげよか?」
アリスがベッドから転げ落ちた。
「こ、この恥知らず!いい、い、いったい、誰が、なにを食べさせるだって?」
- 41 :
- とんでもないことになっている。だれかこの愚昧を事務所から連れ出してくれ。いや、こんなところ誰かに見られたらそれも・・・
「アリス、平気?風邪っぴきはおとなしくしなきゃだめだよ。」
いつのまにか抱きかかえられてベッドの上に戻される。って、ち、ちか、近い!
- 42 :
- 僕の腕をぺしぺしと叩いた後、素早くぬいぐるみ防壁を築き上げ、その後ろに隠れて頭だけ出すアリス。
「・・・そんなぬいぐるみの城に籠ってたらおかゆ食べれな「いますぐこの聖域からでていきたまえ!」
頬を深紅の缶と同じ色に染めた探偵が、その深紅の缶を手に振りかぶったので慌てて事務所から退避した。
※ ※ ※
はてさて、追い出されたはいいけど、アリスが食べ終わったら食器とか片付けなきゃいけないし。それに熱っぽいのにドクターペッパー
たくさん飲んだらまた体冷えちゃって良くないだろうし。暖かくして寝かせなきゃ・・・うーん、どうしたものかな。
- 43 :
-
そっと城壁を開き、ナルミが置いて行ったおかゆの前に座り直す。むむむむ。ご飯ものは嫌いだと言うのに。でも、なんだか暖かい。
って、まさか食事には作った人間の暖かい気持ちが込められてるうんぬん、だなんてありふれた物語をぼくが求めていたとでも?
・・・まぁ、自分をニートと定義している以上そういった人の気持ちを察したりするのは間違っているかもしれないけど。
でも、ぼくは人を傷つけることなく、合理的に助け合って生きていくことだけを目的とした共存戦略を練っているわけで・・・
だとしたら、やはり民法的に、私人間の契約に基づいて人々は社会的に行動するべきではないか。
ぼくの小さな親切心を、誰かに大きな迷惑と言われたくはないからね。そうやって傷つくのはいやだ。
む、ならナルミとぼくは雇用契約に、もっと言えばナルミはぼくのものだと契約が締結されているじゃないか。
それなら、少しぐらいはぼくのわがままも聞いてくれるのかな。やはり、ちょっとナルミに頼んでみよう。
- 44 :
- 探偵事務所に続く階段のところでぼけっと夜の街を眺める。夜空と同じように、地上にも綺麗な光が、街が輝いている。
この街に越してきたばかりの時、僕の目にはその光の一つ一つが、今までと同様にそれぞれバラバラなドットに見えていたけど。
いつしか、それが一つの絵になってて。しかもぼくはその絵の中にいたり、絵を描き変えたりしている。この1年ちょっと、大変な事件もあったけど、
ずっと真っ白なキャンパスでしかなかった僕の心に色濃くその瞬間瞬間が焼きついている。・・・原点となる風景は、特につらいけれど。
でも、失ったものは、いつのまにか、違うもので満たされていて。胸の内にできた空き部屋には、いつのまにか違う誰かが住んでいて。
いつだったか、メオや依林さんたちが言っていた。家族がたくさんいることは、幸せだって。ぼくも、現実的な家族は少ないけれど。
胸の内にはたくさんの人たちが住んでいて。いつのまにか大家族になっている。
アリス、ヒロさん、テツ先輩、少佐、四代目、彩夏、ミンさん、メオ・・・他にも、たくさん。
ぼくが慕って、ぼくが慕われて。そんな、暖かい関係の人が本当にたくさんいる。
最初は、彩夏を助けたい一心で。そして、どうしようもなくて。でも、事件は解決したくて。アリス達に依頼して。そうして、
がむしゃらに頑張っているうちに僕の心を暖めてくれるたくさんのものを手に入れた。
アリスや四代目なんかは、もしかしたら守るものが多いのは大変だ、なんて言うかもしれないけど。
そんなことはない。一度、失ってしまったものを取り戻した僕には、わかる。大切なものを守ろうとするから、人は頑張れるんだ。
「でも、失い続けていくと、やっぱりつらいよ。」
儚げで、でも凛とした声が、僕の背中から、目の前に広がる街に飛んでいく。
- 45 :
- 振り返ると、アリスが大きな瞳に夜の煌びやかな街並みを映して立っていた。って、熱は大丈夫なのかな?
「心配はいらないよ。ぼくは風邪なんてひかない。それより」
とことこと、隣まで来て、階段に腰を下ろす。
「きみは、強いのかな。それとも、目の前ばかりを見続けて後先考えてないだけなのかな。」
どういう、意味だろう。って、まさかまた独り言漏れてた?
「そうだよ。君の活動レポートを見ていると、どうやら後者な気はするけど。でも、刹那に生きるのもニートらしくていいかもしれない。」
難しくて、僕にはよくわからない。それが正直な感想。だけど、それはアリスを落胆させるんじゃないかな。目の前の探偵は儚い笑みを湛えている。
何か言おう。そんな風にいつも妙な気をつかっては怒られるんだけど、今はその気遣いがアリスに必要なんじゃないかな。そう、思った。
「アリスは、いつも遠く先まで見通して生きているよね。」
小さな探偵は、更に小さく答える。
「うん。そうやって、全てを見通せないと、動けない。この世界のどこか知らないところで、
・・・自分の預かり知らぬところで何が起きているのか。不可解なことが、一番怖い。」
探偵はひざを抱きかかえ、まだ見ぬ世界の闇を見るように目の前の街を一覧した。
「でも、知ることはぬことだよ、アリス。前に、そういったじゃないか。」
闇を見通そうとしていたアリスの目が止まり、僕の方に向けられる。アリスの目に映った僕の顔は、いつもと違う気がした。
- 46 :
- 「ナルミ、常々言っているが、探偵は――「んだ世界に働きかける仕事、だっけ。」
小さな探偵が、小さく頷く。その姿はとても儚げだ。
「でも、さ。アリスは、ちゃんと生きているだろう。さっきだって、しっかり暖かかったじゃないか。者の言葉に触れるためには、
者に近づかなくちゃいけないかもしれないけれど。だからって者になることはない。だって、生きている。」
―――生きている。これは、本当に大事なこと。この街で学んだ、大切なこと―――
「それに、前にメオも気にしてたけど・・・」と、不意に、僕の口に手が当てられる。アリス?
「もう、いいよ。全部わかった、気がする。」
そのセリフは、探偵が追い求めた真実の環を全部集めて、鎖を完成させた時のセリフ。でも、"気がする"?
「うん、ぼくが求めたものはなぜか君が見つけ出してくれて。ぼくが求めた真実を完成させるに足るものは、
もう君が全て持ってきてくれた。そんな気がするんだ。」
すっと立ち上がり、探偵事務所に戻ろうとするアリス。追いかけようと立ち上がったところで、小さな探偵は優雅に振り返った。
その長い黒髪が、まるでカーテンコールであるかのように。
「これは事件でもなんでもないからね。ぼくの個人的な知的好奇心が満たされればそれで満足だ。ぼくは城に帰還する。ドクペを女王に納めたまえ。」
- 47 :
- うーん、アリスは一体どうしたんだろう?元気がなかったかと思えば、さっきは何やらいつもの尊大なニート探偵に戻ってたし。
部屋に戻ってみれば、鼻歌混じりにキーボードを叩いてる。あまつさえ、ドクペを渡したら笑顔でお礼を言われた。
いったいぜんたいアリスはどうしてしまったのだろうか。アリスも、人並みに悩んでるのかな。メオも言ってた。探偵さんは、怖がりなのかなって。
自らをニート探偵と誇るアリスだけど、自らを全知無能とも評していた。だからって、全部を知ろうとするなんて無理だ。
だから、僕たちがいる。ニート探偵団は、探偵の手となり足となり、サポートする。探偵だけじゃない。僕たちニートは、いつだって
自分の事を後回しにして。誰かの為に全力でいきたいんだ。それは、ニート探偵団の仲間内でも一緒なはず。それが、仲間だから。
でも、これを言おうとした瞬間、口に手を当てられた。きっとアリスも気づいてくれたのかな。5%くらいでも、僕のことを頼れるって。
- 48 :
- 正直、ナルミに気づかされるとは思ってなかった。以前、人と人は助け合って生きていくものだ、ということを
承知したなどと発言した自分を忘れたい。全くわかっていなかった。
ぼくたちは、ニート探偵団。ニートは、いつだって自分のことなんてそっちのけで。誰かのために全力でいる。
ニヒリズムに浸って、探偵稼業は自己満足だなんて言っていたのはどの口だろうか。
どうやら、少し前。ぼくが冷たさを感じるようになってからニート探偵はんでいたようだ。しかし、
今日、ニート探偵は再誕した。かのキリストのように。
ぼくの心の内には、ニート探偵の気概が蘇ったようだよ。ぼくが、ぼくを定義する。コギト・エル・イスム。
ニート探偵の定義は、揺らがない。
それを証明するために、ナルミにはいつもの探偵助手としての業務を課し、ぼくはニート探偵としてあるべき姿を改めて見せた。
ナルミも、それくらいは勘づいてくれたと信じることにしよう。5%は頼れると言ってしまったのだから。
- 49 :
-
『そうやって、自分の思いをぶつけなきゃ、相手はわからない。少しはわがままに生きることも大切なんだ。それが、たった一つのニートらしいやり方。』
- 50 :
- つまんね
- 51 :
- カレー
- 52 :
- >>48
ぼ、ぼくはナルミなんかにデレてないぞ。捏造はやめたまえよっ。
- 53 :
- はいはい
- 54 :
- 二期
- 55 :
- 参加するよ
- 56 :
- 暑いぃぃぃぃぃぃいいいいいい!!!!!!!!!!!!!
- 57 :
- 探さなきゃ
- 58 :
- り
- 59 :
- な
- 60 :
- メモします
- 61 :
- |
|A`) ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
|⊂
|
|
| (;'A`) エ、エ〜ト・・・
| /( )ヽ
| (( ハ
|
|
|A`) ヤッパリ、ナンデモ ナイデス・・・
| /
|
|
- 62 :
- 微妙〜微妙〜微妙は要らんかね〜〜
微妙なのでスルーです。
- 63 :
- にゃん♪
- 64 :
- 届かない
- 65 :
- 未知
- 66 :
- 王
- 67 :
- 継承
- 68 :
- 月
- 69 :
- 蜂蜜
- 70 :
- 大雨
- 71 :2013/08/15
- 低温
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