2011年10月1期文芸書籍サロン【ラノベ】あらすじ.プロットを晒し感想を貰うスレ4 TOP カテ一覧 スレ一覧 削除依頼
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【ラノベ】あらすじ.プロットを晒し感想を貰うスレ4


1 :11/11/23 〜 最終レス :12/01/05
プロットやあらすじ晒して意見を貰うスレです。投稿用の800字あらすじ等でも
プロット……物語を作るときの設計図・構想のこと。物語のあらすじ、登場人物の設定や相関図、事件、小道具、世界観など
■ テンプレ
【アドレス】 どこかに投稿する場合はアプロダにUPして後で消す方がいいかも
【ジャンル】
【タイトル】
【評価基準】
専用ロダ
http://www5.pf-x.net/~wannabees/cgi-bin/upload/upload.html
■ 前スレ
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1297089040/
■ 関連スレ
【ラノベ】自作を晒して感想をもらうスレvol.42
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1321660752/
【ラノベ】自作を晒して感想をもらうスレ・議論スレ33
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1320245243/

2 :
落ちてたので立てました

3 :
保守

4 :
>>1乙。こんなスレあったのか。

5 :
hosh

6 :
【アドレス】ここ。
【ジャンル】 異世界転移ファンタジー漫才
【タイトル】 「俺と魔王の四畳半戦争」
【評価基準】 思いつくままに書いてみたがツッコミを受けて今後の糧としたい。
        当方は豆腐メンタルではないので、思ったことはなんでも遠慮なくどうぞ。
「暗く澱みし異界の魂よ……我の招聘に応じよ」
ある朝俺を眠りから呼び覚ましたその声の主は、
この世界への侵攻を目論む異世界の魔王だった。
自分の世界で光の神によって封印されたそいつは、神の力の及ばないこの現実世界に君臨するために
異世界転移ゲートを作り自分をこちらへ召還する手先として俺を選んだのだという。
世界の全てを憎み心を閉ざしきった、自分と最もシンクロしやすい相手を選んで呼びかけたというのだが、
奴の唯一の誤算は
その選ばれし下僕たる俺が筋金入りのヒッキーだったということだった。
「外に出たくない」とゴネる俺に慌てた魔王は手を変え品を変え俺を篭絡しにかかるが
「支配した領域の半分をやろう」などといかに豪華な報酬を口約束してくれたところで俺の気が変わるわけもなく
逆に俺の語る現実世界の恐ろしさにしだいに打ちのめされていく魔王。
「二次元美少女になってお願いされたら聞くかもナー」と言えばその通り変身して一生懸命萌えキャラぶってみたり(以後定着)
なんとか俺を外に出そうとするあまり人生の素晴らしさを熱心に説きはじめてみたり(付け焼刃を片っ端から論破)
空回り気味の魔王と斜に構える俺との漫才じみたやりとりが続くうちに
そもそも精神的クローンのような間柄であるふたりはしだいに打ち解けていくが、
お互いの身の上話をしている最中に俺が発した一言が魔王のトラウマを刺激してしまい
話は一挙にダメ人間同士の血みどろの舌戦に発展する。
相手の痛いところを十二分に知り尽くしている両者の口撃は相手をえぐると同時に自分をもえぐりながらエスカレートし、
ついに魔王の敗北をもって幕を閉じた。
魔王が泣きながら交信を絶ったあと、ひとり部屋に残された俺は
あんなに真剣に人と喋ったのは生まれて初めてだったな、と思う。
「お前は試しもせずただ逃げているだけだ! わたしは世界すべてを敵に回してもひとりで最後まで戦って負けたんだぞ!」
魔王の捨て台詞が、なぜか心を離れない。
翌日、俺はアルバイトを始めた。
驚き慌てる親に逆ギレして自分の方が凹み、応募の電話で噛みまくり、面接の席でも噛みまくり、
履歴書の空白を指摘されて青ざめ、落とされ、別のところに行き、また落とされ、
ようやくなんとか入れてもらった店で面白くもなんともない仕事を年下のバイトに罵倒されながら覚えて、
なんとかこなせるようになって。
数ヶ月が過ぎていった。
そしてようやく「異世界転移ゲート」なるオカルト装置の材料を買い集めた俺は
さっそくあの日魔王に説明された転移術を試してみるが、
なぜか出てきたのは光り輝く女神の通信映像だった。
女神の説明によると、魔王の入れられていた封印は「対象者が悪である限り」脱出できない意識の牢獄であり
最近になって魔王はそこを自力で脱出、贖罪のために働くことを神々に許されたのだという。
結果的に俺が魔王の将来的な脅威を取り除いたことになるその異世界に俺を招待し
魔王と会わせてあげてもいいと女神は誘うが、俺はその申し出を断る。
「あいつが休みをもらえるようになったら、一度こっちの世界に連れてきてください」
「『支配した領域は山分けにする』って約束してるんですよ」

7 :
>>6
おい、早く原稿を書く作業をはじめるんだ

8 :
>>6
おい、早く原稿を書く作業をはじめるんだ

9 :
>>006
最近は魔王が叩き売りみたいになってるな、とか思いつつもプロット自体は中々面白い。最後の封印に関する辺りがよく分からんかったけど、それはまぁうまくやったらいいさ。
つーか相手が魔王である必要が無いな。
よくある安易な魔王物と思われないように、悪魔か何かでいいんじゃね?

10 :
>>6
プロット見る限りは内容に興味を持てる。
魔王とヒッキーのやりとりを実際に見てみないことにはなんとも言えないけど。
他に大きな事件も無いなら二人の会話がメインになるんだろうが、それだけで物語を書ききることが出来るんだろうか。

11 :
>>7 >>8
これからバラして組みなおすから
逆にここから外しちゃいけない要素があれば書いておくれw
>>9
そこは自分でも気になってんだよなあ。
まあ「魔王」のネーミングはある程度「よくあるテンプレ」を読者に予想してもらいたくてつけてる面もあるんだが
書いてみてこの「魔王」に今俺が求めている特性は
1.性別不明または性別無しの生命体(主人公のリクエストで美少女化するため。)
2.「世界を敵に回してひとりで戦った」戦跡。
3.にもかかわらず人をしていない。(主人公もそうだが、「真の邪悪」ではないため。)
4.封印されたのは懲罰や断罪というよりはむしろ、「暴走して自他に被害を及ぼさないよう」という光の神の慈悲による。(光の女神も悪ではないため。)
5.どっちかというと生まれつきの不幸により世界の敵になった。
と、いまだかなりあやふやなもんなんだわ。
「光の神々」を、その気になれば人間態も取れる進化したエネルギー生命体。
「魔王」をその中で、(異世界の一般人や器物等に対する)破壊的な行動を自力で抑制できない特殊な幼生体として、
お釈迦様に取り押さえられた孫悟空みたいな感じにすれば辻褄は合うかな……。と一考中。
これだと「邪神」とか「破壊神」とかの方が「魔王」よりしっくりくるかもしれない。
「救済の余地のある悪」、ってことで他になんか分かりやすいネーミングがあればそれにしたいところだが。
>>10
はっきり言って本編のほとんどが主人公の自室での2人っきりの会話劇になるな。
あらすじでは後半のかなりの部分が主人公の脱ヒッキー後の話だみたいになってるが
正直この部分は
「口では魔王(仮)をギタギタにできてた主人公だが、外に出ればやっぱり弱くて臆病で、でも」みたいな
ホントに話の最後のクライマックスに持っていきたいところだ。
「書ききれるかどうか」というよりも、どんだけ「漫才」「舌戦」をちゃんと書けるかどうかだなあ。
話の長い短い自体は、ぶっちゃけ今のところどうでもいいとは思ってるんだけどね。

12 :
>>6
普通に面白そうだ
オチがちとわからんけどなー
俺成長してねー!ってことか?

13 :
>>12
たしかにここ分かりづらいなオチなのにw
なんだかんだで夢あふれるファンタジー世界に「俺」を召還して
かっこいい活躍をさせてくれる神様なり召還士なりの代わりに
「現実世界で私のために汗をかけ」とのたまう魔王がやってきた。
なんでやねん。
というファーストコンタクトから、
結局なんだかんだで最終的には言う通り「現実世界で汗かいて」、
結果、異世界にご招待はもういいや。むしろお前こっち来いよ。
こう主人公の考え方が逆転するということをもっと分かりやすく言いたいw
「冴えないヒッキーの俺が異世界に召還されて俺TUEEEE!」ってテンプレを
逆に(ミスリードとして)アテにし過ぎてんのかな俺。

14 :
ではごきげんよう。また来るわ。

15 :
ん、まだ噛み合ってない気がするわ俺w
まあでもその辺の設定はぶっちゃけどうでもよくて、
 >どんだけ「漫才」「舌戦」をちゃんと書けるかどうかだなあ。
やっぱコレだよな
期待してるノ

16 :
どうでもいいって言い方はトゲがあるな
「いかようにもなる」のでに訂正する
たびたびスマン

17 :
>>6
あらすじ見る分にはかなりおもしろそう、ってか想像してクスっと来た。
ただ、山場作るのは難しそうだよね。後半部分は相方の魔王がいないわけだし。
ギャグパートの方はかなり期待できそうなんだけど、ストーリー面でちょっとダレそうな感じがするね。
あと、起承転結できれいに四分割するなら、後ろ半分丸々魔王の出番がなさそうなのはちょっとさみしいかな。その辺一工夫いるかと思います。
それから、「自分と最もシンクロしやすい相手」っていう設定の主人公と魔王だけど、世界征服(?)に精力的な魔王とやる気のない主人公って設定は矛盾してるように思う。
色々文句みたいになってしまいましたが、設定を見た限り、物凄く惹かれるものがあるので頑張ってください。この設定を完全に生かしきれたら、かなりの傑作になると思います。期待してます。

18 :
>>6
長編で書くと盛り上がりに欠けそうな気がするが、短編で上手いことまとめられたらかなり面白そうだな
長編だとやはり後半のケンカ別れ後のヒロイン不在状態が山場になるのが問題
主人公の就活なんて見せられても読者は楽しくないわけだし魔王との掛け合いなしに盛り上げるのは困難では?

19 :
これ結構面白いよ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/2891/1318766673/17

20 :
>>6
山場は十分出来てるんじゃね?
魔王と主人公の関係性の構築と、喧嘩別れ、そして失った喪失と決意が
きちんと描いた上での成長と社会復帰なら、燃えるというよりも、
読者は主人公に頑張れー! ってなるはず。
採用面接の際にニクイ演出でもすれば、感動も生み出せそうだぬ。
笑いアリ、感動アリの秀逸な物語になりそうな予感。

21 :
>>17(前半)
>>18
昨日も思ってたが、あいまいなままに書き逃げた部分を的確についてくれるw
あらすじの中でクライマックスの意図を伝えようと書き込みすぎたということもあるけど
たしかにおそらくこのまま書くと後半、舌戦→離別後が長いのよな。
またその後半内部についても、「外に出る決意」→「就活して働いての四苦八苦」→「転移門開けてみたら本人が居なかった」→オチ
と、話が何度も上がったり下がったりで焦点がぼやけていると自分でも思った。
>>15にも言われている通り、この話のキモは「俺を脱ヒッキーさせたい魔王とそれをつっぱねる俺」のかけあい部分なので
ここを離れて(一人になって)からが全体のボリュームに対してあまりにも大きな比重を占めているとやはり辛いものがあるように思う。
シリアス部分(転以降)を圧縮整理して短時間でラストまでつっきる形に修正するのはまず確定として、
全体を
起  「俺」のところに魔王(仮)が異世界交信してきて用件を言い、「俺」がそれを拒否。言い争いの末、魔王(仮)が居着くことに。
承@ 実際には2〜4話程度の、各々お題が出て始まりオチのつく漫才。この間に両者の変化と結びつきの強まり(およびその反作用)を水面下で進行させる。
承A 
承B
転@ 「舌戦」と、魔王(仮)との別離。(当初はいつも通りの漫才のごとく始まって急転直下する。)
転A 失意の中、魔王(仮)との毎日を振り返った「俺」が出撃を決意する。または決意後に飛ぶ。苦労は「俺」には語らせず暗示。
結  全体の終わり、オチ。2人は再会を果たすか、または将来の再会を予感して終わる。
とするか、
またはいっそのこと>>18の言う通り短編化するか。
おそらくこの場合は「両者が生き方を変える」までの関係性は作る時間が取れないので
「俺」は引きこもりではなく省エネ型の学生ないし社会人、魔王(仮)もそれに合わせて境遇をマイルド化、
長編の場合のような激震をともなわない「ささやかながら一歩踏み出した」エンドにした方がいいかもしれないな。
>>20を目指したいのが正直なところなので今のところ(昨日は長い短いにこだわらないと言ってたものの)
長編(連作短編?)の方で詰めていこうと思うが、全体のバランスとしては「かけあい」の比重を高くしたいと思う。
「転」後に一気に突っ走れるようにするために、そこに至る流れを分からんように混ぜていくためにも。
>>17(精神的シンクロの矛盾について)
これは実は考えてあった。
「世界の全てを憎み心を閉ざしきった」という形容が表向き、本人たちの自覚上はまんざらウソとも言い切れないものの
実際相対してみるとまるで性格が違うことについて最初からツッコミが入る。(「俺」側は「こいつマジで頭悪いな」という方向に理解。)
彼らの真の共通点は、「孤独であるにも関わらずそれを自覚せず、積極的に(または平和的に)解消できない」という点であり、
また最初から強大な力を持って生まれた(生まれてしまった)魔王(仮)は主人公から見て
「幼少時の万能感が挫折しなかった場合の自分」または「俺TUEEEできてしまった場合の自分」に相当する。
だからまさに赤子の手を捻るように魔王(仮)をあしらうことができる一方、
力があっても結局ひとりになってしまった姿に共感と苛立ちを覚える。
これら全ての真相を、「俺」は終盤の転機まで自覚しないし、表立ってはたぶん最後まで(読者に向かっても)明言しない。
……というあたりで、ちょっと>>6の修正案書いてくるわ。転以降が大幅に変わることになると思う。
ではごきげんよう。
 

22 :
>>11
守るべき同胞とかいて権力者なら魔王
いなくて本当に孤独なら邪神とかのがしっくりくると思う
>「支配した領域は山分けにする」
イカ娘が侵略という名目で友達とカラオケやボーリング場に遊びにいくの思い出した

23 :
小学生A,B,C,D,Eは夏休みの共同自由研究にどんなネタを使うか決めていなかった。
そんな中、一人がネットで「惑星作成キット」なる物を見つける。
熟読必須と書かれた説明書だったが、
「部屋の中にガス、光、そしてわずかな回転原動力を与えさえすれば、惑星は完成です」
「生物を惑星上に作り出すこともできます」
「どんな生物ができるかはあなたの腕にかかっています」
「途中で制作を中止してもかまいません」
至急自由研究に取り組みたかった彼らはこれらの項目しか読まなかった。
早速作り出す五人。
そして夏休み終わり、自由研究も無事終了した。
学校に惑星観察日記を提出したが、空想だけはピカイチだと微妙な評価を貰って終わった
だが、帰宅してみると成長した惑星は無くなっていた。
部屋を一度探索してみると、説明書だけは残っていた。
何か手掛かりになる物はないかと読んでいくと、最後のページにはこう書いてあった。
「惑星キット作成より25日目には、【惑星コンテスト】に応募するためこちらから回収させていただきます。大賞発表は、【2年後の地球侵略】によって代えさせていただきます。
また他の賞は【準大賞】、【佳作】、【努力賞】がご用意されておりますので予めご了承ください。 銀河勢力省 剪定科」
地球侵略という言葉に始めは実感がわかなかった五人だが、後日NASAが「急成長する新惑星を発見した」というニュースを聞き、段々焦りを感じ始める。
その後、新惑星についての情報が次々と入ってくる。

24 :
そんな中、新惑星の一つに自分たちの作った手順どおりに成長する惑星が存在することに気づく
自分たちも取り返しのつかないことをしてしまったとショックを受ける五人
しかし彼らの自由研究レポートはクラスのみんなに読まれていたため、「あの惑星はお前らが作ったのか」と逆に称賛されることになる
一年後、惑星は四つとも成長しきったが、ここで四つの惑星が戦争を始めてしまう
これは地球でも大ニュースになり、巻き込まれるのではないかという不安の声も多かった
去年クラスの皆から称賛をうけた五人は一転、いじめ、嫌がらせに合うようになる
しかし「我々は地球との存続を選ぶ」との声明発表をする惑星が存在した
そう、五人が作った惑星である
地球はこの惑星を支持し、武器の輸送などを惑星間で行うことになった
やがて地球の文明を全てつぎ込んだ甲斐あってか、五人の惑星は惑星間戦争に勝利
しかし、ここで【大賞発表】が行われる
「【大賞】は、A,B,C,D,E君たちで共同制作された惑星です」
「この惑星は地球の政府、人民を見事に欺きました」
「また全文明をつぎ込ませ、見事に武力、知識を吸収しました」
「よって、ここにその功績をたたえ、表彰します おめでとう 銀河勢力省剪定科より」
「侵略開始」
他の三つの惑星は他の惑星の子が作ったものであり、実はその三つの惑星こそが地球にとって真の味方だったのである
だが異星語は地球に通じず、五人の惑星の言語は地球語に設定されていたので声明として受け取ることができたのである
そうして地球は滅亡した おわり

25 :
忘れてた
【ジャンル】SF
【タイトル】三度目の夏
【評価基準】五分で考えたのでボロクソ言って下さい 
      

26 :
最高齢でも小学校五年生が主人公(最初期)かな?
その時点でなかなか厳しいようだが
でも一般SFとしては面白そう。ただラノベとしてはちょっと……
・銀河勢力省がなんで地球侵略をしようとしているのか
・またその方法として新惑星を作らせたのはなぜか
・「惑星は四つとも成長した」って書いてるけど、最初から四組にしか頼まなかったのか、
それともベスト4だけは決まったのか(後者はおかしいような気が)
・最後の侵略の方法
んなとこ?

27 :
>>26 ありがとうございます ちょっと付け加えてみます
・銀河勢力省とは、「宇宙の健全なる発展、調査の施行及び惑星間の円満な交流のために惑星の知力、文明を正しく管理する省」である
・しかし生命体の存在する惑星は少なく、宇宙調査のために新規に惑星の制作を行うにも費用、管理費など膨大な資金が必要なため、銀河勢力省は頭を抱えていた
・そんな中、ある惑星が「惑星制作のための原理、数式、材料」の発見に成功
・惑星制作にかかるコストは格段に少なくなり、また省直々に制作に取り組むためには人件費も必要なため、第三者の手によって制作させ、仕上げだけ自分たちが行うことを思いつく それが【惑星コンテスト】
・作成キットは回収、リサイクルが可能であり、まさに画期的だった
・作成キットで試作してみたところ、見事成功 さっそく実行に移す
・賞は「生物の思想テスト」「文明期待値テスト」をクリア後、決定される
・他惑星と円滑なコミュニケーションが取れるか、正しく発展できるかというのが評価基準である
・地球は他の惑星の子の「惑星制作キット」によって作られた【努力賞】の惑星だった
・他の【大賞】【準大賞】【佳作】惑星の生物は順調に正しく進化を遂げていた
・だが流石【努力賞】、テストの成績に不備があり、生物を適当に作ったため、人類が誤った方向に進化し、技術も全く進歩せず、あまりにも幼稚な思考、行動をとっていた
・勢力省は誤った評価を下した【努力賞】審査委員を罷免、対応に追われる
・惑星の環境は荒み、自壊も時間の問題かと銀河勢力省は判断した
・かといって【努力賞】を獲得した惑星、壊してしまえば宇宙でのニュースになり、
地球を作った子の親からクレームが来てしまう
・そこで銀河勢力省は臨時に【剪定科】を設置、地球の文明を吸収した惑星を五人の子供に作らせるよう仕向けた

28 :
・コピーだけ作り、あとは自分たちが生物を教育し、進化させて元の【地球】と
密かにすげ変えようと考えたのである
・そこで形式上【第二回惑星コンテスト】を開催
・勢力省の思惑は成功 回収の際、五人が作った惑星はまさに地球そのものだった
・しかし他の惑星の子は説明書の【二年後の地球侵略】という項目に対し勢力省に抗議
・勢力省は抗議を受け、【地球侵略】についてマスコミに緘口令を発令
・抗議の届かない子達は、新しい地球になるであろう惑星を破壊すれば、いらなくなった地球の処分、すなわち侵略を阻止できると考える
・そこで他惑星の子達と惑星キット制作時、「他の惑星と協力し、地球によく似た星を破壊する」よう生物たちに教育、進化させようという連絡を取り合う
・その後勢力省の生物思想テスト、文明期待値テストをクリアし、実質的入賞
・しかし賞が決定しないまま、四つの惑星は成長途中に惑星間戦争を開始
・実際には【新地球】VS【他の三つの惑星】の体制であった
・子供たちの計画はうまく行き、【新地球】を徐々に追い詰める
・だが【新地球】の生物の知能は非常に高く、戦争の中で他惑星の技術を学習
秘密裏に【地球】へ声明を発表し、【地球】からの支援を取り付ける
・【地球】からの文明、武力、知識を支援により我がものにした【新地球】は、それらすら昇華させ、他の惑星とは比べ物にならないほどの文明の発展を成功させる
・そして【新地球】は惑星間戦争に勝利、子供たちは絶望する
・その圧倒的な知力と文明に対し、勢力省は【大賞】を贈る
・最後は【新地球】の攻撃により、【地球】は回転原動力を抜き取られ、自転を停止
・これが勢力省の言う侵略であった
・【地球】は太陽系の周回軌道から外れ、勢力省に回収された
たしかに全くラノベには向いてないですね

29 :
>>25
ラノベにしてはちょっと後味が悪すぎるよなぁ。
題材や展開自体はラノベに親和性があるものだと思うので、(自由研究で惑星を作るとか「惑星コンテスト」とか)
ラストを後味よくすればラノベのプロットとしてはいい感じになるんでない?
オチの部分を転にして、そっから主人公五人によるなんらかの努力で平和は守られた、とか。
あとはキャラがどんな配置になるか。
今のままだと五人もいる意味がさっぱりないので、各々どう味付けし、メインストーリーに絡むエピソードを描くかが大事になりそう。
そして>>27以降が全開でラノベから遠ざかろうとしていて吹いたwww
SFすら味付けのひとつでしかない陰謀劇じゃねーかwww
このままだと、ラノベの賞に投稿する作品としてはちょっと厳しいものがあるかも。
MWみたいな一般向けとも乖離した雰囲気だし。

30 :
>>29 評価ありがとうございます 
やはりいろいろ無理がありましたw
今後の文章作成の参考にさせていただきます

31 :
子供たち置いてけぼりだもんな

32 :
>>25
ブラックなドラエモン創生日記
雰囲気はいいけど、展開が鉄板でおもしろ味がない。

33 :
あげ

34 :
【アドレス】 なし
【ジャンル】 日常 ギャグ、ときどきホラー
【タイトル】 未定
【評価基準】 ついさっき思いついたものだけど話は気に入っているので、改善点や感想を聞かせてほしいです
「ウェルカム!ようこそ我が家へ!」
ここはとあるマンションの一室。
この春、大学生になり一人暮らしをはじめた俺を迎えたのは、幽霊だった。
当たり前のようにリビングを占領しているのは、一家惨事件で命を落とした陽気な父と天然な母、小学生の活発な娘。の霊。
風呂場には自した、ダメダメそうな雰囲気の漂う薄幸美人のお姉さん。
ベランダでは、虐待死した男の子が恨めしそうにこちらを見ている。
そのうえ近所で死んだ霊たちもいきなり遊びにやってくるわくるわ…。
大学で付き合い始めた初めての彼女は霊感持ち、もしかして同居人たちに気づいてる?
幽霊一家は応援ムード、だけど風呂場のお姉さんは彼女に嫉妬気味で…。
1人と5人の生活は、プライベートもプライバシーもない。
はじめは引越しを考えたりもしたが、慣れると案外いいものかもしれないぞ…?
騒がしくも楽しい俺の一人暮らしが始まる。

35 :
これプロットじゃなくてただの煽り

36 :
ここはプロット批評スレであってアイデア批評スレではないんだよな…

37 :
>>35って書いておいて何だけど、1スレ目の頃は、
プロットのこの部分が上手く纏まらないんだけど…みたいな相談もあったんだよね。
このアイディアどうよって言われても、じゃあ書いてみたら?としかコメントのしようがないし、
ストーリーになるまで練ってから来てほしいと個人的には思うけど、
もうちょっと相談みたいなことも出来るくらい緩くてもなあとたまに感じる。
語り合うスレは本スレ用みたいだから、プロットであそこは使いづらいし。
ああ、別に変えてくれってことじゃなくね。念のため言っとく。

38 :
それでもある程度内容が出来上がった状態で晒してもらわないと
思いついたネタの一部を見せられても反応できんよ
作者の脳内ではなにか出来上がっているのかもしれないけど
改善点:ちゃんとあらすじにしろ
感想:これあらすじじゃねえ
としか言えないぞ

39 :
>>38
ロダだったから元ファイルとか残ってないけど、だいぶ細かいことやってる。
過去ログだから読めないかな…。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1247648636/548-550
これ見て、埋められない穴以外のプロットか設定を完成させてたら、
多少相談が出来てもいいんじゃないかなと思った。

40 :
>>34
本スレで見ていても書く方は実によく忘れがちな点なのでここははっきり言っておくが
いくらどうとでも楽しく描けるフィクションでとはいえ、
悲惨な事件の被害者を笑いのネタにする話はその時点でアウトだよ。
むしろ楽しく書いちゃダメだ。
つまり一家惨事件で命を落とした家族、虐待死した男の子が完全にアウト、
自したお姉さんの方については、よほど本人がブッ飛んだ、つまり相当に自業自得色の濃い人であれば
辛うじてセーフかもしれないグレーゾーンというところだ。
それ以外の、複数の幽霊及び生きた人間が重なってひとつ屋根の下という状況自体には
オリジナリティのある、面白い話の種になりうる要素はあると思う。
だから上記の問題を解決する気があるなら、引き続き付き合おう。
無いならとりあえずやめておけ。

41 :
>>34
まずはこれプロットじゃないから、ちゃんと書いてから出直しておいでって書いておきつつ。
俺は>>40と正反対で、悲惨な事件の被害者をコメディーの主要キャラにするのはありだと思う。
よくあるコメディーのパターンに
1・困った人物により困った状況に放り込まれてそれを解決しなければならない主人公
2・滑稽な展開で読者を笑わせながらも主人公は目的に近づいていく。それとともに嫌いなはずの困った人物にも愛着が湧いてくる
3・ようやく問題解決しそう。しかしそれは困った人物との別れを意味する。どうする主人公
みたいなのがあって、最後にほろっとくるような展開を持ってくるのが王道なんだけど、
「悲惨な過去を持った幽霊」ってのはその辺を非常に扱いやすい。
「幽霊」は普通あんまり傍にいて欲しくないものだし、「悲惨な過去」は同情を誘うのに非常に適している。
特にコメディータッチで進む物語なら、中盤まではコミカルだった幽霊のイメージが一気に反転するので盛り上げやすい。
こういう考えの人もいるって事で、一応。
映画『ステキな金縛り』とか参考になるかもよ。

42 :
>>41
それは笑いのネタにはしてないんだから>>40と矛盾してなくね?
コメディー部分で前面に押し出してたらNG、伏せといて後で出すならOKってことじゃないか
>>34は前者に見えるけど言い方の問題なのか素で笑えると思ってるのかが微妙

43 :
>>42
いや序盤中盤ではネタにしてるって事でしょ?
で、「コメディー部分で前面に押し出し、伏せといて後で出すのは両方OK」って言ってる。
前者部分は反対意見だが後者部分は矛盾してないな。

44 :
【ジャンル】青春
【タイトル】未
【評価基準】辛辣
大筋は不良グループに絡まれてる友達を救おうと無茶をする退学済み女子を助ける男子の話
起は罰ゲームで水泳部女子更衣室の写真を取りに行った主人公が、ロッカーの中に隠れる退学済み女子を発見してしまい、女子更衣室に侵入したという弱みを握られて奴隷扱いでこき使われる。
承は友人に聞いたりこき使われるうちに水泳部の女子奴隷状態事件とその後起きた退学済み女子による不良グループ病院送り事件を知っていく。
そして不良グループがまだ退学済み女子を奴隷状態に扱っている事を止めさせようとする退学済み女子を助けようとする。助ける理由は主人公が退学済み女子に惚れてるから。
転はうっかり告白した後に退学済み女子がリンチ。逃げ出すもボロボロで病院。この時茂みの中で二人で隠れるイベント発生。
結は主人公不良グループリーダーと一騎討ち。
この時すでに退学済み女子を怖がって不良グループが瓦解寸前だった。
退学済み女子が定時制高校に入る事を聞いて主人公も学校を止めて同じ定時制高校に入る。理由は傍で見てないとなにするかわからないから。
と、こんな感じ?前にVIPで書いたやつだけど。

45 :
整理して書き直して
何書いてんだかわからん

46 :
>>45
スマン
整理ってどないしよ…

47 :
小学生レベルの日本語の文章も書けないのならVIPに帰れ

48 :
  友達を救おうとするヒロイン、を助ける男子(主人公)の話
起 罰ゲームで女子更衣室のロッカーに隠れている所をヒロインに発見される
  主人公はヒロインの奴隷のようにこき使われるハメに
一応整理してみたつもり、なのだがこれで合ってる?
承からは悪いんだがもう全然分からない

49 :
>>48
合ってる
承はこき使われるうちに水泳部に起こった事件とその後ヒロインが起こした不良グループを病院送りにする事件を知っていく
不良グループがまだヒロインの親友を利用してる事を止めさせようとしてるヒロインを助けようとする。助ける理由は主人公がヒロインに惚れてるから
転はうっかり告白した後に主人公とヒロインが不良グループに襲われる。逃げ出すもヒロインがボロボロになり入院。
結は主人公不良グループリーダーと一騎討ち。
この時すでにヒロインを怖がって不良グループが瓦解寸前だった
ヒロインが定時制高校に入る事を聞いて主人公も学校を止めて同じ定時制高校に入る

50 :
あらすじの段階でこのザマなのに小説なんて書けんの?
まずは国語の勉強からやり直したほうがいいぞ

51 :
すまぬ…ほんとにすまぬ
勉強して出直す

52 :
>>51
小説を読みまくるのがオススメ、なるべくラノベ以外

53 :
>>44
>>49
分かりにくい文章を書くことに定評のある俺がリライトを試みよう。
お話しとしての問題点は後回し。
起:主人公はなにかの罰ゲームとして水泳部女子更衣室の写真を撮りに行かされるが、
  そこで退学になったはずの女子(ヒロイン)に遭遇する。
  彼女に「女子更衣室に侵入した」という弱みを握られた主人公は、以後奴隷としてこき使われることに。
承:ヒロインにこき使われる日々の中、ヒロイン本人および自分の友人たちの話から、
  主人公はしだいにヒロインが退学に至った経緯を知っていく。
  ヒロインは、自分の親友である水泳部の女子を奴隷状態にしていた不良グループを病院送りにしたことで退学になったのだ。
  そして、今なおそのヒロインの親友を利用している不良グループを叩き潰そうとしているヒロインを、
  主人公は自分の意思で助けようとする。なぜなら彼は(この時点で)ヒロインに惚れていたからである。
転:主人公はヒロインに告白するが、直後に不良グループのリンチにあったヒロインは病院送りになる。
結:病院送りにはされたものの、これまでのヒロインの行動は既に不良グループを瓦解寸前にまで追い込んでいた。
  主人公は不良グループリーダーと一騎打ちをする。(そして勝つ。)
  (事件は解決し不良グループは滅びた。)
  ヒロインが定時制高校に入ることを聞いた主人公は、自分も今居る学校を辞め、彼女を追ってそちらに転入する。
  理由は「傍で見ていないとなにするか分からないから」。

54 :
>>53
すごくわかりやすくなってるじゃん
改めてみてみるとこれ主人公が登場する必要ないよな

55 :
〜30DPぐらいの短編なら作れそうだな
長編を想定するなら、これが起で、その後どんな展開になるのか次第っていう
>>53
乙だw

56 :
問題はプロットが特に面白くないってことだ。

57 :
あけとよろー。全体の設定と序盤しか詰められていないが続きを書いて面白いかどうかわからんので上げてみます。
【ジャンル】 アクション、シミュレーション?
【評価基準】
・続きの話が読みたいか?
・ライトノベルとしてどうか? 一般文芸っぽくない?
登場人物は以下。
主人公:日本の大学に通う青年。某国の独裁者が行きずりの女に産ませた子供で、その後現在の両親に預けられるが、主人公はそのことを知らない。実家の閉鎖的な空気に耐え切れず、手がかりを元に本当の両親を探して日本を出る。
独裁者:主人公の父親。某国の軍の最高指揮官で、国の実質的な全権を持つ。国全体を豊かにするために行動しているが、独善的で批判も多い。
首領:反政府勢力の首領で、少数民族出身の女。国内の少数民族の待遇改善のために立ち上がったが、地方の軍閥に利用されている。
リーダー:某国特殊部隊のリーダーで、首領と同じく少数民族出身の女。現在は反政府勢力の鎮圧に全力を挙げている。
パイロット:元某大国のエリート空軍パイロットで、現在は独裁者の下で働いている。独裁者の命令で、主人公の指導をする。
独裁者の妻:現在の独裁者の妻だが、突然現れた主人公に戸惑いを隠せない。
登場人物に名前がまだないのでわかりにくいと思いますが、序盤の展開はエヴァンゲリオン第1話そのままなので(笑)、以下主人公=シンジ、独裁者=ゲンドウ、……と置き換えて読むとイメージがわくかもしれませぬ


58 :
主人公は両親の手がかりを求めて某国にたどり着くが、着いたばかりの空港で反政府勢力と軍の衝突が発生。
状況を見守るしかない主人公だが、暴走した反政府勢力に自分たちを守ろうとしたリーダーが撃たれるのを目撃。
その場にあった投光器で目をくらませ、彼らを追い払うことに成功する。リーダーは何も言わずに立ち去るが、
その日の夜主人公の宿にリーダーが現れ、なかば拉致するような形で独裁者の元へ連れて行かれる。そこで主人公は
自分の出生について知らされ、後継者候補に加えられる代わりにこの国で独裁者に仕えるように提案される。
一度は悩む主人公だが、結局その提案を承諾し、パイロットの指導の下さまざまな仕事をこなしながらこの小さな
独裁国家の運営について学ぶことになる。
……以下の流れについては悩んでいて、
・父親を暗して独裁者の座に着く
・大国が侵攻してきてリーダーと二人で国外へ逃げる
・反政府勢力側に加わって革命を起こし、新しい国の独裁者になる
・革命を起こす手伝いをするが、結局日本に帰る
のどれかかなぁと思っています。とりあえず今までの導入で続きが読みたいと思うかどうかで続きを書くか決めようと思うので、評価してみてください!

59 :
プロットなのに導入のみ晒すの?
感想というよりそれだと「一緒に作っていきましょう!」みたくなってない?
とりあえずテンプレで答えておこう
「設定は悪くないと思います。これからの展開や作者の力量次第で面白くもつまらなくもなると思うので、がんばってください♪」

60 :
>>57-58
あけとよろー。
プロットを途中までってのは初めて見たがw
まず根本的なキャラクター設定のところで、
物心つく前に日本に来て以降ずーっと平和なこの国で暮らしてきた主人公を
青年になってからいくら鍛え上げてもモノにはならないような気がする。
親父が人の親としての心を多少なりと持ってるんなら
捕まえたあとどっかで放り出して日本に帰らせるのが普通じゃないかな?
逆に、主人公が権力者になるかならないかをマジで選択することになるそれらの結末案を採るなら
主人公(独裁者の実の息子)でなければならない理由がないとキツいな。

61 :
>>57
プロットで冒頭だけ晒して評価してくれとか舐めてるだろw
思いついたアイデアだけ投稿するような真似しないで
人に意見を聞くならちゃんとプロットの形に仕上げるくらいの手間をかけろよ
あんたの頭の中でどれだけ話が出来上がっているのかは知らんが、
こっちはその文章以上のことは全く知らないってことわかってないだろ
こんなもの続きが読みたいかどうか以前の問題
それで続きが読みたいなら続きを書くかどうか決めるとか甘えるのも大概にしろ
そんなふざけた姿勢ならもう二度と書くな

62 :
>>34の時に比べてキツ過ぎやしないかw

63 :
>>34はただの勘違いで、こっちは故意にやってるから、全然違うだろ

64 :
これが故意なのですか

65 :
煽りとあらすじの違いを勘違いしているのは初心者にありがちだろ
これは、この先どうするか一緒に考えてネ☆ミってやってるじゃんか
この2つが一緒に見える方がどうかしてるぜ

66 :
プロットを完成させた上でどちらの展開がいいか聞く程度ならよかったろうにね
それに後半の投げっぱなしもだけど
>今までの導入で続きが読みたいと思うかどうかで続きを書くか決めようと思うので、評価してみてください!
プロットの序盤でこれだからな
続きが気になるほどの情報量も目新しさもないから書かなくていいよ

67 :
今書いてるのとは別の奴だがプロット作成練習に書いてみた。
ほぼシーン単位で書いたんで超長いが、いちおう結末まではまとめたので批評してほしい。
【ジャンル】 SF(現代)アクション
【タイトル】 未定
【評価基準】 1.各キャラクターの動機と行動、設定のなかで「不足している点」「矛盾している点」。
        2.全体の流れと結末の問題点。物語として成り立っているか否か。
        3.要らない、位置がおかしい、流れを阻害しているシーンや説明。
        4.この書き方で意図が伝わっている(意味不明でない)かどうか。
        5.類似作品に心当たりがあれば挙げて欲しい。できればどこが似ているのかについても。
        6.その他なんでも。
(起)
違法な公道バイクレース中に事故死した兄の告別式から一夜明けた日の朝、
主人公の元に完全に修理された兄のバイクが届けられる。
昔は尊敬していた兄をバイク狂に変えてしまった忌むべき存在の異常に早すぎる帰還に驚く主人公だったが、
配達してきたヤンキー丸出し口調(語尾がたいてい「〜っス!」)の茶髪の女の子がバイクを押して運びながら
突然涙ながらに電波トークを開始したのち、スタンガンでやられたように気絶。
しかたなくバイクはアパートの駐車場隅に放置することに。
死んだ兄への腹いせのように翌日から普通に登校した主人公は、
告別式にも出席していた見知らぬ先輩女子に声をかけられる。
あのバイクを購入して以来様子がおかしくなり、とうとう家出した兄への恨み節を語る主人公に
彼女はなぜか「それは違う」と断言して去っていく。
家への帰り道、例のヤンキー女子がスクーターに乗って待ち構えていた。
誰も居ない周囲を気にしながら一向に要領を得ない話を繰り返す彼女を完璧な変人だと認識した主人公は振り切って家に帰るが、
その日以降通学路を朝も夕も張り込む彼女にとうとう根負けし
家に連れ帰って事情を聞こうとしたところ、今度はいきなりスクーターの上で気絶するヤンキー女子。
主人公はまた救急車を呼ぶ。
ヤンキー女子が異様に気にしていた次の土曜日の夜、
主人公の体が自分の意思とは無関係に動き出しあのバイクに乗って走り出した。
驚愕する主人公に『バイク』が話しかける。
「おまえの兄の見ていたものをおまえにも見せてやる。あとは勝手にしろ」と。
バイクによって強制連行された先は、警察もこれまで掴めなかった例の違法レースのスタート地点だった。
居並ぶバイク乗りたちの姿は老若男女まちまちだったが、乗っているバイクともども野獣のように凶暴な気をまとい
暴走族などという生易しいものではない人外の雰囲気を漂わせていた。
しかもそのうちの幾人かもっとも凶暴そうな連中が、主人公とそのバイクに気立った視線を向けている。
そして開始された「レース」は、のっけから主人公の想像を遥かに上回る異常な展開を見せた。
命が要らないのかと思うほど無茶な爆走ぶりを見せるバイクのうち数台が案の定建物の壁に激突するかと思いきや、
その全てがライダーの体を包む強化外骨格に一瞬で変形、悠々と危機を脱しレースに復帰してみせたのだ。
驚愕する主人公の体を操ってバランスを取りながらその混戦を抜けた『バイク』を、
正体を現したバイク型金属生命体どもが猛追する。
中でも一際凶悪な一台の攻撃を主人公の『バイク』も変形して辛くも凌ぎ、レースが終わると
異形の者どもはまたいずこへとなく走り去っていった。

68 :
(承)
翌日、全身を走る痛みに寝込んだままの主人公の部屋に
例のヤンキー女子と、彼女の抱えたメットに本体から分離して乗り移った『バイク』が上がりこんできた。
昨夜の体験を踏まえて、『バイク』がようやく真相を語り始める。
彼らは古代に隕石に乗って地球に飛来し現代に甦った、宇宙を放浪する金属生命体の一族であり
移住先の環境に適応するために現地の支配種族(ここでは人間)を操作、
厳格なルールに基づいた競技(レース)で常に切磋琢磨しあうことを遺伝子に刷り込まれているのだという。
中でも特殊なのが「一体につき一種選んで持っている追加ルール」で、
特殊能力の制限や避けるべき障害物の指定、難度の高いコースの強要などがあり
これによって毎回のレースは参加メンバーによって都度異なるルールに全員が拘束されながら進行することになる。
種族内でも誇り高い歴戦の戦士である『バイク』に認められた主人公の兄は
他の金属生命体たちの傀儡たちと異なり自由意志で毎回「レース」に参加し続けたというのだが、
兄がなんのために、どういう「ルール」を選んで死ぬまで戦い続けていたのかを質問する主人公を『バイク』は
「おまえがあの男と同じく、俺に相応しい男なのであれば言われずとも分かるはずだ」と切り捨てた。
ヤンキー女子がなにか口を挟もうとするが、これも『バイク』に止められる。
怒りと混乱の中で『バイク』とヤンキー女子を追い出したものの、
心の奥底に閉じ込めてきた「暴走前の兄」への憧れを刺激されて動揺する主人公は
学校でまた見かけた例の先輩女子に思わず自分から声をかけ、彼女が知っているであろう兄の話を聞こうとする。
最初は詳しく話したがらない彼女だったが、主人公が兄を誤解したままでいるよりはと
とうとう重い口を開く。
彼女は、かつて暴走族に絡まれたところを『バイク』入手前の兄に救われており、
家出後の兄に偶然再会したのち、彼の苦しい一人暮らしを支えるために
ひそかに半ば同棲のような生活を送っていた相手だった。
自分より弱い者のために自分より強い者に立ち向かったあの人が、(主人公の言うような)暴力愛好者であるわけがない。
事件の真相自体は知らない彼女にそう断言され、主人公の心は再び傾いていく。
そして迎えた次の土曜日の夜、ジメジメ泣いているヤンキー女子を『バイク』が冷たくあしらっている修理工房に
主人公はやってきた。
結局兄の真意は分からないまま再び、今度は自分の意志でレースに臨む主人公に
『バイク』は、今回参加した金属生命体の中でも最強最悪の個体(主人公の兄の間接的な仇)が彼を狙っていることを告げ、
生き残るためのレクチャーを施す。
乗り手をバランサー及び人型形態時の芯として完全支配化に置く他の連中と異なり、
自由意志を保ったまま戦った主人公の兄と『バイク』は
運転と格闘を乗り手が、パワーアシストを『バイク』が適時分担することで
他を上回る総合能力を出すことができた。
ただし常人の域を超えた恐怖をもたらす激しい戦闘の最中それを成し遂げるには
単なる防衛本能を超える高い自己制御能力が必要になるのだという。
レースが開始される。
主人公は、執拗にせまる最強個体の攻撃を『バイク』の的確なアシストに支えられ辛うじて凌ぎながら
なんとか先頭集団の中で生き残り続けるが、
「一位になること」そのものは彼にとってなんの意味もない。兄の真意は謎のまま、恐怖だけが募る。
業を煮やした最強個体が、彼の動揺を読み取って罠をしかける。
彼は自分に服従する連中に指示して先頭集団のコースを捻じ曲げ、
この深夜にも関わらず大勢の人間が密集しているポイントに導いていった。
そこは、連日大掛かりな工事が行われている深夜の作業現場。そして、主人公の兄が死んだ場所でもあった。
この凶暴な大集団が到すれば大勢の人死にが出るのは避けられないと恐慌に駆られる主人公だったが、
さらにそこには、兄の死んだこの場所に花を捧げに訪れていた、あの先輩女子の姿まであった。

69 :
(転)
彼女に向かって突進していた最強個体を殴り飛ばし、彼女「だけ」を救ってしまう主人公。
気づいたときにはもう時既に遅く、後ろから迫ってくる金属生命体の群れもろとも作業者たちの居る区画に突入してしまう。
大規模な衝突と大勢の人死にを予期して絶望する主人公。しかし、
凶暴無比な金属生命体集団は一体残らず人型に変形し、全力でジャンプして人々の頭上を越え
なににも衝突せずに続々と作業区画を飛び越えて行く。
呆然とその様を見守る主人公の耳に、『バイク』の声が響く。
「そうだ。お前の兄が俺に与えた追加ルールは」
無意識に、主人公はその後を引き継いだ。
「……人間の、回避」
自分が与えたルールを金属生命体たちに強要するため、拘束を嫌う凶暴な個体たちの標的になるのも厭わず
全てのレースに参加し続けた兄の真意を主人公は理解した。
策敗れて激昂し、主人公に迫る最強個体。
だが、人型形態に変形し、人間と『バイク』双方の全力を併せて迎え撃った主人公はこれを撃破する。
(結)
次の土曜日。
『レース』のスタート地点に『バイク』とともにやってきた主人公の前に、
自前のスクーターにまたがったヤンキー女子が姿を現した。
人間も生命体も両方ヒヨコにすぎない彼女らを、
主人公の兄と『バイク』は自身の代行要員として鍛え上げようとしている最中だったのだと言う。
手間が倍になったとこぼす『バイク』の指導のもと、二人はまた『レース』に身を投じてゆく。

70 :
>>67
1.各キャラクターの動機と行動、設定のなかで「不足している点」「矛盾している点」。
矛盾は特にはないと思うけど、主人公の行動に対する動機は圧倒的に不足しているような気がする。
動機というか、変化に至るきっかけがない。それなら最初から話に乗っとけば?っていう。
2.全体の流れと結末の問題点。物語として成り立っているか否か。
成立してないとは言わないけども、何というかなあ…小説になってもカタルシスを得られる気がしない。
6に書いておく。
3.要らない、位置がおかしい、流れを阻害しているシーンや説明。
先輩と後輩、何で分けたの。先輩、説明要員のいらん子じゃん。
作者が、最初にべらべらしゃべられたら困るからなんだろうけど、この人何しに来たの?って感じ。
4.この書き方で意図が伝わっている(意味不明でない)かどうか。
問題ないかと。
5.類似作品に心当たりがあれば挙げて欲しい。できればどこが似ているのかについても。
読まないジャンルだからかもしれないけど、特に思い当たるものはない。
6.その他なんでも。
疑問とかいろいろ、だらだらと。
ヒロインの気絶癖は何か設定あるの? 設定がないのは言語道断だし、病気だったらスクーター乗るなって話になってくるけど。
結局兄貴はどうして家出までしてバイクのレースに乗ったのか。
人間を回避するルールの追加をしてたってことはわかったけど、そもそもそうしようと思った動機は何なの。
ルールが追加出来ていくのなら、古代から脈々と受け継がれてきたレースなんて、
今頃六法全書以上のルールになってるだろうけど、どうなの。
それだけのルールがあれば、人間を障害物として認識するのなんて、
これだけ人間の数が多ければもってこいの障害物なんだからとっくに誰かがやってそうだけど、何で今までなかったんだろう。
完全支配する/しないもそうだけど、今回に限ってこういう状況になった物語上の必然性は何なの?
そもそも、何で自分たちが競争しなきゃいけないのに騎手を必要とするのかもわからないし、
バイクという形状で平安貴族が走り回っていたかと思うと、かなりギャグ…。
手許に、ここには書いていない細かな設定があるのかもしれないけど、それがないこちらとしては、こういう感じ。
とにかく、1を含めて、人の感情の流れが不自然というか、設定も含めてすべて作者の思うがままみたいな印象。
話のために設定があるのは当たり前だけど、物語世界の中では話は関係ないのだから、
世界の中における摂理は作っておいた方がいいんじゃないかと。

71 :
あとそうだ、追加。
工事現場のおっさんたちは、バイクらを見て何も思わなかったの?

72 :
あー何度もごめん。
トロン・レガシーとトランスフォーマーを何となく思い出していたんだった。
話の筋が似てるわけじゃないけど、映像のイメージがそんなだったとだけ。

73 :
>>67
1.各キャラクターの動機と行動、設定のなかで「不足している点」「矛盾している点」。
主人公:序盤、告別式で見かけただけの「見知らぬ」先輩に兄への不満という自分の心の内を話したのはなんで?
先輩:特にはない。
バイク:なんでこいつだけ人間に味方してるの?
ヤンキー女子:兄の跡を継ごうと思っているのはなんで? それに弟である主人公を巻き込もうとするのはなんで?
兄:レースに身を投じていたのは純粋な正義感って事でいいのかな? ↑の女子も同じ理由って事?
あと、行動じゃないけどなんでヤンキー女子はいちいち気絶するんだ?
2.全体の流れと結末の問題点。物語として成り立っているか否か。
全体としてはお話になってるけど、序盤がなんかガタガタしている印象。
序盤のシーン構成はおおまかに
・兄の告別式。主人公先輩を見かける
・次の日の朝ヤンキー女子がバイク持ってやってくる。事情もロクに語れずに気絶。
・登校。先輩に声をかけられる。主人公兄への恨みを語る。それを理由は語らず否定だけして去っていく先輩。
・放課後。ヤンキー女子が待ち構えている。逃げる主人公。
・それ以降待ち伏せを続けるヤンキー女子。根負けして話を聞こうと思ったところでまた気絶。
・夜。体の自由が奪われてレースに参加。
なんだけど、とりあえず主題であるレースに触れるまでの展開が長い。
先輩にスポットを当てるのはもう少し後でいいんじゃね? 今必要な人じゃないでしょ。とりあえずの顔見せ(キャラと主人公との関係性を見せるくらい)だけでいいと思う。
あと、先輩は最初から兄と同棲していたと分かった方が、「主人公の兄や先輩への嫌悪感が増す=誤解を解こうとする先輩の話を聞かない事が自然になる」のでよさそう。
ヤンキーが大事な事一切話さないくせに回りくどくてしつこい。「・それ以降待ち伏せを続ける〜」はまるっといらない。
というかそもそも、現状ヤンキーがメインストーリーに全く必要な人じゃない。
切っ掛けとなるレースへの参加は「バイクの自動操縦」だし、盛り上がりどころである主人公の意識変革は「先輩が語る兄の真実」だし。
ヒロインのつもりかも知れんが正直賑やかしにしかなってないぜ。
女っ気が足りないから加えた要素っていうなら問題ないんだけど、多分作者さんは彼女をヒロインにしたいんだろ?
3.要らない、位置がおかしい、流れを阻害しているシーンや説明。
上に書いた通り。後半は大きな問題はないように見えたから特に何も言わない。
4.この書き方で意図が伝わっている(意味不明でない)かどうか。
伝わってる、と思う。
5.類似作品に心当たりがあれば挙げて欲しい。できればどこが似ているのかについても。
兄の跡を追う弟とか王道っぽいなぁとは思うけど、特に類似ってほどの作品は思いつかなかった。
6.その他なんでも。
書きたい事は書いたんで特になし。

74 :
>>70 >>73
ありがとう、おかげでだいたい問題点が分かってきたような気がする。
最初は指摘を受けて書き直そうと思ってたんだけど
>>70の指摘にあった「主人公の動機が不足」「全てが作者の思うがまま」という問題は
そもそも最初にバイクと出会って人が死なない状況を作った兄貴の方を主役にして話を作らず
彼を後追いする主人公と既に事情をあらかた知っているバイクその他で話を転がそうとしたために
「単に伏せていた話を順次明かしているだけ」になっているためだろうと思い至ったので
兄貴主人公で書き直してみるわ。
>>73の出してくれた具体的な改善案を直接は使えないのが残念だけど、もしもやるとすれば
ヤンキーと先輩の登場や主人公の応対まわりは特に、明らかにそっちの形にした方がいいと思った。
列挙してくれた各人物の動機と行動、設定の不明点を個別に解説していくことは
そもそも気づいてなかったり解決しきれなかった幾つか(工事現場のおっさんの件や先輩女子への応対)を除いて
一応全部できるんだけど
あれだけ単純な話の流れでこれらを全部カットしてもなお長く、そして実際に相当な説明不足に陥っている、
あのあらすじの書き方もなにかものすごく間違っているような気もしてきた。

75 :
>>74
兄貴主人公の方が絶対熱い展開で面白くなると思う。頑張って。

76 :
兄貴が死んでるからこそバイクレースに危険性の高さが示せるんじゃないかなぁ
それに、弟主人公の方が熱い気がする
今は亡き兄貴の覚悟で多くの人間が救われていた、その遺志を弟が継ぐ、
ってめっちゃ熱いと思うんだけど
あれ、読み間違えてるかな
そういうことだよね?

77 :
>>76
腕次第といえばそうなんだけど、要素を削らないと、ページ数足りなくなるんじゃないかなあ。
弟が遺志を継ぐシチュエーションは熱いけど、そこに至る物語が熱くなりにくいというか、
実際晒されたプロットだと、そういうシナリオになってしまってるし。
兄貴が主人公だと非常にシンプルなシナリオになるだろうから、その分ドラマを描けるというメリットがあるし、
間接的でなく本人が直接動いているだけに、困難も描きやすい。
死の危険は、兄貴が誰かを死に追いやるという方向で葛藤したっていいのだし、
全然違う話ならいい見せ方もまた別にあるさ。
2つプロットを作ってみて、自分ならどっちの方がより面白く出来そうか(なりそうではなく)で考えてもいいかもね。

78 :

>>67
1.各キャラクターの動機と行動、設定のなかで「不足している点」「矛盾している点」。
主人公のレースへの参加動機とか、兄への思いとかはプロットを読んでいる限りではわかりにくいというか共感に至らない。
女性二人は空気だし、バイクは何考えてるのかさっぱり分からない。
2.全体の流れと結末の問題点。物語として成り立っているか否か。
3.要らない、位置がおかしい、流れを阻害しているシーンや説明。
全体的に引き延ばし感あり。
4.この書き方で意図が伝わっている(意味不明でない)かどうか。
意味不明ではないけど、どういうところで盛り上げていきたいのかはちょっと分からない。
5.類似作品に心当たりがあれば挙げて欲しい。できればどこが似ているのかについても。
プロットを読んでなんとなくサイバーフォーミュラー(アニメ)を思い出してしまった。
死んだ兄とかしゃべる乗り物がパートナーとか。
あのアニメはレース別段が好きでなくても楽しめる名作だったな。
6.その他なんでも。
制約ルール追加のバイクレースをどのように描いていくつもりなのかは大いに興味があります。
その内容は是非文章で見せて欲しい。
そういう設定の盛り込みに比べて登場キャラの練り込みは甘い気がする。

79 :
↑訂正
Xレース別段が
○レースものが別段

80 :
>>76
まさにその効果を狙って組み立てた話なので
設定の方が話の起承転結よりも先にあったのでなければ
おそらくそっち優先で設定の方を組み替えていただろうな。
思うにこの話の類型と「理詰めの細かいルールに従って暴れまわる集団(脅威)」っていう設定の
食い合わせが悪いんだと思うんだよ。
主人公及びその兄が立ち向かう生命体たちの脅威が「説明されたり学んだりしなくても即腑に落ちる」タイプなら
このストーリーの主軸の方に集中できるんじゃないかと思う。
俺の書いた話では主人公が基本的に気にしているのが「兄の真意」であって
敵について学ぼうとする動機が薄いか、または別方向にあるからな。
逆にその「亡き兄貴の覚悟」を、伝聞情報ではなく兄自身の視点で描くとどうなるかを
考えながら書いていってみたい。
というか、たぶんこの類型じゃなくても、やっぱり「熱い」方向を求めていくことになるだろうな。

81 :
>>78
言い訳するつもりではないんだけど、各キャラクターの動機面を書いておくとこう。
かなり理詰めだったりこちらの都合視点で(特に先輩女子)書いていたりで
これを読めば共感できそうってもんでもないんだが一応ね。
(むしろ、あらすじの欠陥がなぜ生まれたのかの原因の多くがここにあるという気がする。)
そして、どうやってこれらをプロットに入れ込むのかがいまひとつ分からないまま書いてしまったのも
かなりの大問題だった。
主人公→ 昔は尊敬していた兄が家出した挙句事故死という豹変を遂げたことで
       兄への思いが愛憎合い半ばしたうえで断絶された状態。
       真相を知ることですっきり兄を忘れ去りたいという表の動機と、
       本当は兄が自分の思っていた通りの人であって欲しいという願いの間で揺れる。
       (真相を探ろうという行動原理自体は裏表ともに同じ。)
ヤンキー→ 今はスクーターになっている、『バイク』とは別の金属生命体に操られて「レース」に出ていたが
        撃破された後にハプニングで死に掛けたところを「兄」に救われ、以後「兄」と「バイク」を慕う。
        「兄」が身を削ってレースに出続けていることを知っているため自分が補欠になろうとするが
        集中攻撃を受ければひとたまりもないほど弱いので「兄」に止められ、訓練を受けている途中だった。
        自分が未熟でなければ「兄」は死ななかったと思いつめており、思い余って主人公にすぐ真相を告げようとするところを
        後述する『バイク』の方針ゆえに『バイク』や『スクーター』に電撃で阻止される。
先輩女子→ 「兄」の真意や事情を知らないまま「兄」を支えていたという、
         家族でありながらそれができなかった(兄を憎んだ)主人公の反対側の立場の登場人物。
『バイク』→ 基本的に「他に勝つ」ことが目的な生命体たちの中にあって
        「さらに早く強くなる」ことそのものを目標に置くストイックな変わり者の個体。
        (彼が「兄」と生み出した戦術はコントロールを乗り手である人間に明け渡すことから、
         「俺が一番」を信条とする他の個体にとっては心理的に実行しようがない技である。)
        実際には他の全個体同様、人間の生き死ににはさほど関心を持っていないが
        「兄」の持っていた強い動機(他人の命を守ること)が現実に自分たちの力を最大限に引き出す柱であったことは理解しており
        また「得がたい力を無くした」という間接的な形で、「兄」の死に対して微弱な喪失感を持つ。
        
        ヤンキーに命じて主人公の元に自分を届けさせた本編冒頭以降、
        主人公が「自力で」その兄と同じような存在になることを促そうと行動する。
        必要以上のことは説明せず、ヤンキーがそうしかけても実力行使を含めて阻止し続けるのは
        「兄」の動機の強さが本人の自由意志のうえに成り立っていたことまでを理解しており、
        自分に従う形で主人公が乗り手になっても再現は不可能だと考えているため。
        (主人公が「兄」の代わりにならないと判断した場合は、普通に切り捨てて去るつもりでいた。)
『スクーター』→ ヤンキーを操っていたが前述の事件の後、『バイク』の弟分のような立場に勝手に収まる。
           元が比較的弱い個体なせいで一般的な生命体よりも奇策を好む傾向があり、
           要するに早く強くなって他に勝てるならという動機で『バイク』の特殊戦術をヤンキーと一緒に学んでいた。
           彼の中での格付けは『バイク』>自分>ヤンキー。         

82 :
>>80
>>76に同意。
今の状態ですら大筋の割に無駄に遠回りな印象があるのに、兄視点にしたらさらに物語が悪い意味でシンプルになってしまいそう。
「亡き兄貴の覚悟」が伝わらないってんならそれは演出の問題。
既存の作品でも「亡き兄の覚悟を弟が知り奮起する」ってのはよくある話だろ?
そういう話の兄の覚悟って伝わりにくかったりするか?
「理詰めの細かいルールに従って暴れまわる集団(脅威)」と話の類型の食い合わせは決して悪くない、むしろいいくらいだ。
だって「そもそも個別にルール制定が出来るって事を知っている、知っていないの違い」「その上で兄の決めたルールを知ってる、知っていないの違い」
で「周りにも迷惑のかかる危険なレースに参加していた悪人の兄」の印象がガラッと変わる要素があるんだから。
この設定の表面の見た目と中身が違うのは強みだぞ?
それをわざわざ兄の中身から視点で書いて魅力を切り捨てるのは愚策としか思えない。
まあこんだけ書いたけどあくまでこれも一意見だ。参考程度に。
作者さんが兄視点の方がいいっていうならそっちのがいいんだろう。

83 :
>>81
一番キーになる「兄」が定まってないから上手くいかないんじゃない?

84 :
意志を継いでるはずのヤンキー娘が話に絡んでないから兄貴もキャラが薄くなってるんだよね
ヤンキー娘を兄貴の代理キャラとして無茶させれば解決するんじゃね
ついでに、ヒロインとしても生きてくるでしょ

85 :
兄視点で書いてしまったら単に「ぼくは、かいぶつとたたかう!」って話でしかないが
兄死亡後の弟視点で書けば、故人の心情理解というドラマ性が生まれるので
弟主人公の方が話は盛り上がるんじゃないか、と思う

86 :
>>67だけどようやくアップローダーの使い方を理解した……。
【アドレス】ttp://www5.pf-x.net/~wannabees/cgi-bin/upload/src/si1532.txt
【ジャンル】 SFバトルアクション
【タイトル】 未定
【評価基準】 今回は特に無し。ただ、>>82以降を含め>>67につけてもらった意見レスの反映案なので
        こちらからの回答(返事)として晒させてもらいました。
        またとんでもなく長いので「これをまたイチから読んで問題点を指摘してくれ」とは正直とても言えんがw
・金属生命体の設定は>>67とほぼ同じく、バイクに擬態して人間を操り「レース」を行う宇宙生命体。
 『バイク』の動機変更に絡んで設定一部追加、「新しく乗り手を操るには普通かなりの無駄な時間がかかる」。
・主な変更点と変更しなかった点。
 ・主人公の動機となる兄への感情をほぼ逆転、「完璧すぎた兄に対する劣等感」に変更。
  憧れ(過去)→劣等感と対抗意識→理解し自分が代わることを決意、という流れに。
 ・完璧な英雄的人物だった兄を変更。「実はそうではなかった」ことに主人公が気づく場面をオチに。
 ・兄は対外的にも主人公の主観でも「荒れる」ことなくひそかに戦って死んだ。
 ・最初に主人公がレースに参加するシーンを前倒し。(自分の意思では二回目から。)
 ・「ヤンキー少女」を、兄とほぼ同格の「女ライダー」に変更。本編の最初からレースに参加している。
 ・『バイク』の動機は単に『兄』の代わりを主人公に求めたのみで、あくまで自己利益のために変更。
 ・「バイク」及び「女ライダー」は最初から隠し立てせず「追加ルール」を含めた基本設定を主人公に説明。
  (全体のオチと傷禁止ルールを分離。)
 ・「先輩女子」をプロット上から削除。
 ・>>84のアイデア通り、ヤンキー娘こと「女ライダー」が最終戦で無茶をする。
 ・第一稿に引き続き、結局「弟視点」で作成。プロット上はプロローグ後即本編開始で、
  間に挟まっている兄の物語は本編では描かれない。(時系列に沿って書くとこうなるというだけ。)  

87 :
76だけど「完璧すぎた兄」だと「兄が人を救うためにレースに出ていた」ことに感動がなくなるんじゃない?
弟の感情が変更されたように見せてるけど結局は兄への卑屈な劣等感の域を出ない気がする
「兄はやっぱり凄かった、さすがだ!」なんて言われてもかっこいいとは思わないでしょ
それなら「兄を完全に乗り越える」「兄のできなかったことを成し遂げる」的なエピソードがほしくなる
しかもオチが「兄は完璧でもなかった」?
衝撃の事実と死んだ兄が神格化されることが合間って
弟に感動を与えていた初期プロットの良さをスポイルしすぎじゃないか?
なーんていじめてみる

88 :
>>86
うーん…何かこれなら前の方がいいかもしれない。
意識乗っ取られたり、なすすべがなかったりしすぎだし、全員いがみ合って不満だらけの登場人物って、読んでて面白いかなあ…。
というか、前回から思っているんだが、主人公の、作者の思惑への対抗意識が弱いよ。
まあ平たく言うならストーリーに流されすぎ。
バイクや(前回で言うなら)ヤンキーと先輩に鼻面掴まれて振り回されてるだけじゃん。
そういう意味で、兄貴にした方が熱い展開になるだろうねと言った次第。
絶対に自我がしっかりしていて、きちんと自分の意志で道を切り拓いていくだろうから。
結局この振り回されてるだけが何とかならないと、どういうシナリオにしたって、前半は熱くなれないよ。
今回は、兄への劣等感というものが重石になって、恐怖心と相まって、さらに萎縮してしまっている。
このシナリオで行くのなら、より男気を見せないと駄目なんじゃない?
物語の展開としては、もちろん萎縮するだけさせておいて、最後に勇気を爆発させた方が、
よりプラスに見える効果が現れるのは間違いないんだけど、シナリオ云々というより、
この設定と条件を枷としてつけられて、場面ごとに読者に面白さを供給するのは、結構しんどいと思う。
それが出来ると踏んだ上でのシナリオなら、申し訳ない。
あと、敵Aの撃破ってのはレースじゃなくてガチバトルになるのかな。
レースとバトル、どっちつかずになる気がしてしまうんだけど。

89 :
>>87
正直>>67側で気になってたのが、
「英雄的に戦って死んだ兄」の良い方の面は全員が語ってくれる一方
「それを知ったからとて自分(主人公)がやる気になるか?」という疑問がどうしても払拭できなかったので
「元から強いからできたんだろ」→「別に強くもなんともなかったけどそれでもやってたんだ」に切り替えてみたんだが
ヒーロー性を最初に打ち出してから感情移入させようと弱さを打ち出すとこういう結果になるのかな。
ヤンキー女子を神格化代表、消えた先輩女子を人間性を語る代表にしようかとも一瞬思ったんだが。
いっそ
兄が(ここでの冒頭シーンを除き)まるでダメな弱虫だと主人公に認識されていて、
バイクらから話を聞かされても「そんなバカな」と思っていたところが
大惨事の予行演習みたいな最終戦を目の当たりにして、かつての大事故を見たときの兄貴の衝撃を追体験。

怖いのを堪えて弟を庇う小学生の姿にようやく「ああ、兄貴もこうだったんだ」と理解、代わる
のっけから兄をsageておいて→最後にageる、案も今思いついたが、神格化とまでは行かないのでイマイチかなこれも。
>>88
そう。最初にも言われていたけど主人公の初期動機の弱さが改善できなかった。
分かりにくいが(転)の前に『敵A』が復活するまでの間は
傷禁止ルールがあってもレースに勝つこと前提の普通の生命体たちとのレースとして
主人公、女ライダーともに比較的安全な状態においてみたんだが
せっかくかなり気楽に動けるはずのこの間に
主人公が、読者に感情移入できる形で(自分の意思で)参加、勝利するというカタルシスが無いんだな。
主人公以前に書いてる自分自身が、(転)後の深刻な事態に最初から引きづられて書いてたせいだろう。
一度前半後半で割って考え直してみるわ。
あとこれやっぱ「傷禁止ルールの保持」以外に、
人間側にもレースに参加して勝つべき分かりやすい動機づけが要るよな……。
というか俺がこの調子だと多分、オススメ通り「兄貴編」の方を書いていたとしても
あんまりメリハリのある改稿にはなってなかっただろうことは想像に難くないw
なにはともあれ両方ともありがとう。
また改稿したり晒したりするかどうかは分からんけど、
あらすじ作り段階での自分の欠点がしだいに分かってきたような気がするよ。

90 :
>>89
動機について最初から難しく考えすぎじゃない?
よくある事件巻き込まれ型の物語であれば、大げさな動機の前に、それとは別の動機があるのが普通だよ。
たとえばエヴァだったらレイがケガして苦しんでるとこを見たからシンジが代わりに乗る気になったんだろ。
それは誰にでも分かるし共感できる理由だろ?
他によくあるのが仲間が人質に取られたとか、主人公の責任で問題がおきたからその償いに参加するとか。
ただ、そうやって何度も巻き込まれていくうちに、主人公が自分が戦う意味とか居場所とかをみつけていくのがドラマになるんじゃないか。
まあそういうやり方もあるっていう話だけど。

91 :12/01/05
>>86
主人公を「兄より劣る未熟なキャラ」にしたいのはよく伝わった。
あとよくわからない……というか、読み取りにくい部分があるのが気になった。
三度読み直したが結局わからん。多分説明不足。
ラスボスとの対決で覚醒シチュも悪くない。出来れば件の兄弟は、チョイ役でもいいから事前に登場させておいたほうがいいかな?
自分がその小説を見て、見ず知らずの他人の危機を前にしても、多分「ふーん」で片付けると思う。
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