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2011年10月1期アニメ漫画業界アニメ評論家たちを評論する
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アニメ評論家たちを評論する
- 1 :10/10/03 〜 最終レス :11/10/11
- 最近何かとうざいアニメ評論家、氷川竜介、藤津亮太、小黒祐一郎、小林治など、売文ライター共を評論しましょう。
- 2 :
- 素人ブロガー>>>>匿名アニメ雑誌ライター>>>>プロの評論家
これがアニメ界の現実
- 3 :
- 正直どうでもいい
時間が経てば評論家が育つかと思ったが育たなかった
使えるのは相変わらず原口だけ
- 4 :
- 批評スレせっかく他の板に移したのに意味ねーなw
- 5 :
- そっちに誘導すればいいんじゃね
ブロガーだけでなく、
やられやくみたいなアフィブログも、うるさい評論家に入れていいだろ
>>2は素人ブロガー(=俺)を安全地帯に置いてるけど嘘だな
- 6 :
- >>5
だってそこらへんのブロガーが言ってることの方が共感できるだもん
- 7 :
- 例を出してみようか
- 8 :
- >>6
俺に言わせればみんな一緒
名前出してるやつだけ叩いても仕方ない
ブロガーもけっこうひどいの多いし
面白いやつを教えて欲しい
叩きスレじゃなくて面白いやつ紹介にしようぜ
- 9 :
- ヤマカンも評論家でいいよね?
それとも中二病の戯言?
- 10 :
- ヤマカンもいれておk
- 11 :
- ヤマカンスレでやれよ
- 12 :
- 最近サイゾーって雑誌でアニメやマンガのレビューしてる連中がいて結構おもろいぞ
宇宙ショーがフルボッコにされたりABや四畳半で評価が割れたりしてた
- 13 :
- >>7
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1285768210/l50
宇野常寛と第二次惑星開発委員会 12 【PLANETS】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/philo/1285840199/l50
【さようなら】東浩紀390【似非学問ライター達】
- 14 :
- ふつうのアニメ誌やオトナアニメは当たり障りのないことしか書かないからつまらんなぁ
本気で書いてるのってアニメージュのあさりよしとうの辛口レビューぐらい
現代視覚文化研究が年4回ぐらい出してくれりゃあいいのに
- 15 :
- 日本オタク大賞しか信用しない?
- 16 :
- Twitterが勢いあるな
- 17 :
- 素人ブロガー>>>>匿名アニメ雑誌ライター>>>>プロの評論家
これがアニメ界の現実
質量ともに
- 18 :
- 藤津、twitterの勘違いぶりはほんとひどい。自分の本の宣伝か自分の講演のお知らせばかりで、取り巻きのよいしょを評価と人気と勘違いしてる。twitterはもともと批判意見は目に入りにくいのに。
- 19 :
- とのたまう>>18が勘違いしてない保証もないわけだが
それとも、どっかでつぶやいてる?
- 20 :
- >>19
本人乙
またTwitterで陰湿な素人イジメするのか?
- 21 :
- いじめられた仇を2ちゃんで打つなんて
この卑怯者
- 22 :
- いじめって誰を?
- 23 :
- 藤津は好きじゃないが、これはいじめじゃないだろ
http://togetter.com/li/27226
そいつはいまはID変えた
- 24 :
- 氷川、藤津クラスはやっぱ読んでみると得るものが有る
知らない見方や役に立つ見方が提示される
小黒も共感できるし、データ整理的にも便利な仕事してる
素人ブログのほう良いと言う人は
興味の持ち所が近いということかもしれない
サイゾーが好きな人は週刊誌読んでるオヤジと一緒で
悪口読みたいだけの最低な外野
何しろ知ってることしか書いてない
偉ぶりたいだけで何も得るものがない
- 25 :
- 匿名の批評はあまり良い影響を及ぼしていないと思う
やられやくの負の影響力半端ない
- 26 :
- 学歴だけの学者の成り損ないの俗物が
何かと首突っ込んできてしたり顔で偉そうに上から目線で喋ってるのがうざい
- 27 :
- オトナアニメとか?
- 28 :
- >>27提灯記事のスクツじゃん
現代視覚文化研究のほうがまだまし
- 29 :
- >>24不実から役に立つ見方が提示されたことなんてあったか?
- 30 :
- >>29
読む人による
知らないことを教えてくれる頼りになる藤津さんも
知ってる人から見れば何をいまさらなオッサンだ
- 31 :
- 多根が京大の院も出ていると知った驚き
まさに学歴だけの学者の成り損ないの俗物
- 32 :
- >>24
>サイゾーが好きな人は週刊誌読んでるオヤジと一緒で
>悪口読みたいだけの最低な外野
ちょっと本当のこと言ったら悪口か
外野の声を無視し続けた結果が今のしょぼくれたアニメ業界なのに
- 33 :
- 外野の声が有益だったことなど只の一度もありゃしないよ
まして外野が自分の言葉に責任を取るなんて聞いたこともない
- 34 :
- そもそも外野の声に耳を傾けたことがあるのか?
消費者が耳を傾けなくなったら仕事がなくなるという形で外野は責任をとることになるだろう
- 35 :
- 840 無名草子さん sage 2010/10/04(月) 11:59:27
>「宇宙ショーへようこそ」の興行収入は7月11日の時点で4055万円。
>9月以降も上映継続していることから、動員数5万人突破しているのは確実。
5万て・・・・
- 36 :
- 評論家は無視してもいいが消費者は無視せんで欲しいな
- 37 :
- 映画や小説は酷評がばらまかれるの前提で成り立ってきた
アニメは弱っちい
>>33
こういうことは映画や小説の書き手も言ってるけど、
それでも批判は受け止めてきた
- 38 :
- 外野の言うことを聞くクリエーターは糞だ
作品を作る自信がある奴は無意味な批判に耳なんか貸さない
- 39 :
- アニメはマンガやラノベ原作ばかりの下請け産業じゃん
これって外野の言うこと聴きまくりってことでしょ
自信があるから人の話聴かないってのは結構なことだが
21世紀のオリジナルヒット作なんて数えるほどしかないだろ
自信があっても実力のない奴はクソ以下
- 40 :
- 自信があるならみんな吉野みたいにマンガ原作やラノベでもいいけど、やって受けるかどうか確かめて見て欲しいわ
マンガとアニメはちげーんだよっていうだろうがアニメにする価値があるかどうか自信がない奴の言い訳にしか聞こえん
アニメじゃなきゃできないことはアニメ化決まってから好きなだけやりゃあいいんだから
- 41 :
- スレチ
氷川や小黒のちょっとした間違いをいちいち指摘する偉そうな態度がウザい
「wikiは間違ってる俺のほうが正確」と自慢するなら治せよ
- 42 :
- それしか楽しみがない気の毒な人たちのことは…
ウザいな
- 43 :
- 少し前のオトナアニメがJCスタッフ特集をやっていたので立ち読みしてみたら、
スタジオの成り立ちや作品歴とか宮田社長インタビューをやるのかと思ったら、
当時のJCスタッフのテレビアニメを特集しただけだった。
大人向けと言いながら、昔なら中高生向けのアニメージュやアニメックで当然のようにやっていたことなのに。
オトナアニメ創刊の頃の京都アニメーション特集での多根清史の京都アニメーション解説についても、
90年頃にアニメージュでデータ原口が取材した記事をもとにしたもので新事実もなかった。
映画もそうだけど、評論家として食っていける人なんて少数で、
DVDや新たに公開される作品のライターやったり編集やったりインタビューやったりで、
配給会社・製作会社に嫌われたら、干上がるので持ちつ持たれつの業界人。
90年代以降のアニメ雑誌に関して言えば、アニメキャラクターのグラビア雑誌化していて
文章記事は要求されず、評論記事なんてさらにごく僅かなスペース。
編集からの依頼で作品は選べないし、旧作について書けるのはDVDの再リリースのときだけ。
商業誌ではアニメ評論は読者から必要とされていないし、成立もしていないのが現状。
印象批評とか文芸批評を援用したような今で言うなら素人ブロガーのようなネットの連中を集めた
アニメ批評なんて雑誌は無残なものだったし、かと言って現場を何も知らない素人の空理空論と
違って現場のスタッフの声を紹介するアニメスタイルは3号雑誌にすらなれなかった。
- 44 :
- >>43
宇野さん、要するに「仕事くれ」だろ
アンタの雑誌買ってるのも日本全国でたった5000人だけじゃん(アンチ含む
最下層のクソラノベより売れてないよ
イカ娘未満の影響力だよ
- 45 :
- カネにならない企画にページは割けない
>>43が満足するような記事を作ってもただの自己満足に終わる
そういう企画こそネットでやればいいのにほとんど誰もやろうとしない
ユーザーにお似合いの批評しか成立しないのさ
だから現に批評が成立してない
- 46 :
- 44=オトナアニメのひと?
- 47 :
- ジブリの鈴木敏夫がいたころのアニメージュは、
なんだかんだいって評論が成り立つチャンスがあった
- 48 :
- 別に、批評を成立させるためにアニメ見てるわけじゃないし。
- 49 :
- ちゃんと取材してまともな記事作れよ
ってだけだろ要は
ライターの「俺はこう思う」なんてそもそもどうでもいいから
- 50 :
- 深夜エロアニメ見て喜んでる薄汚いキモヲタが評論なんか読むわけねーだろw
- 51 :
- http://jul.2chan.net/may/b/src/1286692108362.jpg
- 52 :
- >>50
それが読むんだよ 馬鹿にしたもんじゃない
問題は、読んだって何にもならないことだ
- 53 :
- うわ・・・薄汚いキモオタ君がこんなところに・・・
- 54 :
- 既得権の奪い合いですな
http://twitter.com/bigburn/status/26936666943
アニメライターは今後食っていけるんですか?という質問で会場が一気に不穏な空気に…w 「前Qは儲かってます」「コンティニューがなくなったのでスキマが空いてる「タネを始末すれば…」アニメライターは助け合いだよ(棒
- 55 :
- コレを使えばアレを叩ける
アレを叩くにはこの論法を使えば
って感じの糞の役にも立たない言葉が流通してるのはカッコ悪いよな
グルーピングと攻撃の繰り返し
得するのは批評者本人のみ
ああいうのは批評とは言わんかったハズだ
- 56 :
- そういう批評をやる者は名誉を失うから
長期的に見れば得はしない
- 57 :
- 叩かれる側に問題があるって考えは一切ないのかここの連中は
そんなだからアニメ業界が沈んでいくというのに
- 58 :
- かといって叩かれるべきものを叩けば沈むのを避けられるわけでもなし
要は安全な大義名分を背負って他者を叩きたいだけなんだろ?
- 59 :
- 最初から叩くことが目的のクズどもだしなあ・・・
- 60 :
- そうか?
むしろ提灯持ちばかりの印象
叩くことが目的の評論って具体的に?
- 61 :
- 叩くことを目的とする行為は批評の名に値しない
- 62 :
- 重箱の隅つっついたり、それほど酷い内容でも無いのに無理矢理貶める行為ってのは論外だけどね。
でも的を得た意見であれば、良い点を語るのも批評なら悪い点を語るのも批評だと思うけど。
褒めちぎってばかりの批評なんて、気持ち悪くないか?
- 63 :
- 100%の善が存在しないように、100%の悪も存在しない。なのに良い点を語る者は良い点だけ、
悪い点を語る者は悪い点だけしか語ろうとしない。公平な視点を提供できない批評は百害あって
一利なしだ。善悪どちらか一方しか主張しない批評は無価値。
- 64 :
- 提灯が多すぎるからけなす批評も増える
一人でどっちもできない現状が腐ってる
- 65 :
- 駄作を無理矢理褒めたり持ち上げたりすると、その結果褒めしみたいな文章になっている事がある
書いた本人は気づいてないだろうけど
- 66 :
- ライターが褒めたとか叩いたとかどうでもよすぎ
そういうの期待してないから
素人にはできないリサーチとかそういうのやれよ
- 67 :
- だからけなす批評って何のことだよ
素人がブログで書いてる「感想」のことか?
- 68 :
- 何怒ってんだろこいつw
- 69 :
- >>66
それはアニメライターの仕事であって評論家の仕事では無い。
でもプロのアニメ評論家ってアニメライターの肩書きの一つでしか無いんだよね。
実際、評論家業だけで食ってる訳じゃないのに。
- 70 :
- このご時世で評論オンリーで食ってけるわけないだろ…
- 71 :
- このご時世どころか、
過去にアニメ評論だけで食ってた人間なんて存在しないし。
- 72 :
- 映画評論で食えてた人間はいた
アニメは駄目だ いつまでたっても客が成熟しないから
- 73 :
- キモヲタ相手に今更何をw
- 74 :
- 今は亡きOUTでは読者投稿のアニメ評論コーナーがあった。
そこで「めぞん一刻」のやまざきかずおCDが吊し上げになって、
別コーナーを連載していた芦田豊雄の顰蹙を買っていた。
そのうち読者評論コーナー自体が消滅した。
- 75 :
- >>72
そういう事じゃないだろ。今。世に出ている評論じゃとてもじゃないけど需要が無いって事
客のせいにせずに、その客を惹き付けるような文章書くのがプロの仕事だろ
- 76 :
- どんな評論だと客を惹きつけられるんだろうか?
映画評論みたいなものじゃ駄目なことはわかるが。
- 77 :
- >>76
客に「ああ、なるほど」と思わせることができるか、とか?
72が「客が成熟しない」って書いていたけど、あまり物知らないファンの方が簡単に評論を鵜呑みにしそうな気がする。
逆にディープなファンを唸らせる方が大変だと思うけど。
- 78 :
- >>75
客のレベルが滝のように落ちてるのに、そいつらのレベルに合わせて一緒に心中するプロは
馬鹿だろ。
商売としても知的営為としても、アニメ評論はとっくに採算分岐点を割ってんの。
プロの物書きは魔法使いでも手品師でもないんだから、不可能なことを期待しても無駄だ。
- 79 :
- 愚 野 はルサンチマンをぶつけるな
- 80 :
- 客のレベルとかじゃなくて、PLANETSは普通につまらん
無料なら読んでやるレベル
- 81 :
- いや、今いっしょけんめいアニメ見てる奴にはあれぐらいで十分
- 82 :
- >>78
>客のレベルが滝のように落ちてるのに、
昔のアニメファンのレベルが今より高かったとは思えないんだが
- 83 :
- 成熟とかマジックワード使うなよ。単にお前の好きなー文章に
需要がないってことだろが
- 84 :
- >>74
一方アニメックは一冊丸ごとダグラム叩きをやっていた
さすが小牧は格が違うねwww
- 85 :
- 東 批評というのは、ある意味で小説よりもはるかに競争が過酷なところがあって、一時代に一人しか
残らないんですよ。せいぜい二人か三人。同時代にいろんな人が書いていても、完膚なきまでに
忘れ去られる。批評の歴史というのはそういうものなんですよね。
東 いや、そうじゃないと思います。批評もしくは思想というのは、ある種の時代精神を体現せざるを
えない、というか時代精神をむしろ作ってしまうものなので、決定的な書き手はそんなに共存でき
ないんです。だから、それは必然的にゲームになる。批評は別にゼロ年代にゲームになった
わけじゃない、本質的にそういう部分をもっているんです。
そして僕は、この十年間で比較的そのゲームに勝ったと思うんですが、「三十五歳問題」とも
密接に関係する話ですが、最近いろいろ面倒になってきてしまった。
東 僕の実感として言えば、批評というのは、すごくアクロバティックなメタゲームなんですね。
要はだれが一番頭がよく見えるか、だれがいちばんメタに立てるかってことだけをやっている
世界で、スポーツに近い。多様な可能性を生かすという条件にないんです。批評というゲームそのものが。
東 思想や批評には、潜在的にはおそらく三万か四万ぐらいの読者がいるので、僕はその市場を
きちんと掴み、後続を育てるべきだと考えています。たとえば今『思想地図』という批評誌をやっていて、
初版一万部出ていますけれど、あの読者はもう少し増えると思うんですよ。そうすれば批評は
活気づくし、市場も再起動する。そういう試みは粛々とやるべきだと思いますし、今後も
続けていく予定です。しかし、同時にそれはやっぱりゲームだとも思っている。やったほうが
世の中のためになると思うからやるけれども、やりながらうんざりするときもある。
というわけで小説を書いたって感じですね。
東 これは言い替えれば、批評というのは、自分で自分が読まれるコンテクストを演出していく
表現だということです。だから、さっき言ったみたいに、一つの時代に少数の批評家しか残らない。
自分のテクストの価値をうまくセッティングできたやつが勝つんですね。これは批評の本質なんですよ。
http://www.shinchosha.co.jp/shincho/201001_talk01.html
- 86 :
- 宇野系が叩きたいから叩きたいだけとかいってる奴は
宇野にキモオタ認定されて頭に血が上っちゃってまともに読んだことがないんだろうな
褒めるときは褒めるし、>>63が言うように、良いところとダメなところを同時に挙げるときもあるのに
- 87 :
- 2 無名草子さん sage 2010/10/07(木) 00:13:51
そもそも私は昔から「ファンタジー」が苦手だった。だから正直、これはかなりキツかった。
「お前もこれ読んでみろよ、面白いぜ」
渡された文庫にはいつもパステル・カラーの髪の毛をした美少女が、ギラギラの目玉を大きく
してソレっぽい呪文を唱えていた。別に連中だって「本気」で読んでいた訳じゃないことは分かっ
ている。それでも、私はこの手の「富士見ファンタジア文学」(笑)の隆盛が嫌で嫌で仕方なかっ
た。私が居たような田舎の進学校の、それも「男子寮」という圧倒的にダサくてブサイクで汗臭い
空間で、よりにもよって「これ」が大量消費されているという「醜さ」は、どうしても我慢することができなかった。
「まあ、ギャグとか結構笑えたよね」私はその文庫を渡される度に、苦笑しながら友人たちに言ったものだ。
しかし、キングレコード大月文化全盛の90年代半ば、妙にオタク率の高いあの寮内のグループ
で「スレイヤーズきもい」とか「ファンタジー世界にワープしたからってお前はモテないぞ」とかは完
全に「禁句」だった。私が基本的に口が悪いことはみんな知っているはずだったし、こういう美少女
モノが好きじゃないことも知っていたはずだった。それでも彼等は私に富士見ファンタジアを貸
しつづけたし、私も借りつづけた(本当に好きなのもあったけどね)。それが、あの時代のオタク共
同体のコミュニケーションというものだったし、それは今のオタクたちでも変わらないと思う。
私が不満だったのは要するに、仲間内で一番口が悪い私がこれを「承認」することで、連中が「
これを読んでいるのはOK」という安心感を得ようとしていたことだった。みんな、私が腹の中でどう
思っているかなんて想像がついていたクセに(笑)
http://members.at.infoseek.co.jp/toumyoujisourin/otakuro02.htm
- 88 :
- 3 無名草子さん sage 2010/10/07(木) 00:14:42
青木摩周(以下「青」):昨日、上野俊哉について調べていたら、また惑星開発委員会にたどりついちゃい
まして。いや、やっぱいろいろと有益な情報が満載のサイトですね。上野俊哉について俺が知りたかった視
点でまとめてくれてたのは、やっぱりここだけでした。
善良な市民(以下「善」):辞典で上野やるならもうちょっと突っ込みたいと思うんですよ。ユリイカにあの
エルガイムの設定まで深読みして思想やってたあの文章が堂々と載ったせいで「やっぱりアニメって文
化になってないな」と思ったヤツたくさんいると思うので、その辺は一度落合信彦並みにこきおろされるべきでしょうね。
善:それは分かります(笑)でもテクストなんてどうとでも読まれるものですからね。
例えば私ガンダム好きですけどガンオタなんてある意味オタクの最下層だと思ってますよ(笑)
構造と力だって序文だけ癒しちっくに読んでたヤツが大多数だったって言われているんですから、ファンの
せいにしちゃあ高橋がかわいそうですよ(笑)
彼女は「絶対にあり得ないからファンタジーとして描く」人だと思いますね。そうじゃないとあの年になって「犬夜叉」やれないでしょう(笑)
:確かに映画「しんちゃん」ってウェルメイドで、実は私は本郷時代から好きで観ているのですが、あの
文脈がそのまま私たち第三世代にまで無批判に受け入れられてるとしたらちょっと違うなって思うんです。
善:例えば「エロゲーレビュー」があったら私は「抜ける」作品に高得点を与えるのを基本に、「ゲーム性がいい」「笑える」な
どのポイントを足したり引いたりします。でも惑星開発委員会のクロスレビューで評価するなら「なるべく普遍性のある面白さを」という基準なのでそれらの総合、でしょう。
私が「泣きゲー」を評価しないのは・・・
例えば「泣きゲー」なんだけどものすごく文学的に優れた(嫌な言葉ですが、便利なので)作品なら私は大いに認めます。
しかし、実際の「泣きギャルゲー」のレベルは辻・桜井がいいところです。だが、「セカイ系的な過大評価(技法としてセカイ系だと、
ホンモノっぽくみえる)」と「恋愛(純愛)に関する過大評価」があるために泣きギャルゲーマーたちは過大評価している、と思うのです
- 89 :
- 4 無名草子さん sage 2010/10/07(木) 00:15:33
青:そういえば、以前、特撮の方からこのテの世界に入ったという話を書いてましたよね?
具体的にはどのあたりでしょうか。「怪獣学・入門」とか?
善:いえ、なんかガキの頃に「仮面ライダー」とかが好きでよくビデオレンタルで観てました。
さすがに「正義とは」みたいな熱い魂に感じたりはしませんが造形的なフェティッシュはある
程度あると思います。その辺を引きずっているところがありますね。これは間違いなくただの
個人的な趣向に基く偏愛であり性癖でしょう(笑)
http://members.at.infoseek.co.jp/toumyoujisourin/saiban01.html
善:程度問題だと思うんですよ。
例えば「スパロボ」がマジンガーとゲッターとコンVだけだったらやっぱりつまらないと思うんですよね。
やっぱりガンダムやダンバインが居る方がいい。確かにスパロボのストーリーはクソですし、クソにしか
なりようがない。でも私自身がスパロボやってまあ多分他人よりはずっと反応微弱にせよ「燃える」のは
確かに「燃え性癖」を刺激されるのもありますが、それ以上に「作家性による<燃え>の記憶資源」を呼
び起されるからだと思うんです。稲葉振一郎的にいうと「<物語>(作家性)こそが最強のデータベース駆動エンジンだ」ってことです。
ましてやナデシコやトライゼノンがスパロボに出ても「スパロボ企画みたいなものがスパロボに出た」だ
けなので「記号的な燃え」しか得られない。
スパロボに「作家性」はない。
しかしスパロボが使用している「データベース」が魅力的なのは多分にオリジナル作品の「作家性」に依存している。
私は「燃え」「萌え」を性癖だと罵ったのは現在の動物的流行がまさに記号的組み合わせでしかないからです。
現に私はP2のしのぶさんがいいなと思いますますし、キングゲイナーの戦闘に興奮します。しかしこれらは100
%記号的組み合わせだけではなく作家性や技術による効果も大です。「作家性による燃え・萌え」は存在するで
しょう。記号的な組合せで発生する性癖の充足を「萌え」「燃え」と定義するならちょっと違うものになるかもしれませんが・・・
つまり、もし「富野ガンダム」に「作家性」がなかったらスパロボの魅力でさえも半減するのではないか?ということなんです。(*)
- 90 :
- 6 無名草子さん sage 2010/10/07(木) 00:17:29
●善良な市民
田中芳樹ってあまり話題に登らないけど、超重要な作家ですよね。これを読むと、オタク気質の
人間に社会派が多い理由とかすんごくよくわかる(笑)。
で、このすさまじい完成度でしょう?
まあ、これって結局ガンダムと同じで寓話だと思うし、ちょっと歳をとって読むと辛いところがあるけど、
寝る前に枕元に置いて読み返すには最高の素材じゃないですか(笑)。
あー、今日はバーミリオン(注1)で燃えるか、みたいな。
僕はコレ、高校の頃のルームメイトが持っていて、彼から借り手読みましたね。当時は宝島30(注2)の
戦後民主主義批判最盛期だから、さすがにヤン(注3)の語りなんかはやりすぎだよー(笑)って思いな
がら読んでましたけど、やっぱすんごく面白くて、夢中で10巻まで読みましたね。
実はおおまなか展開は他人から聞いて知ってたんですが(笑)、それでも面白かったですね。
高校の寮では大流行して、カードゲームもやったなあ。
僕の好きなキャラはオーベルシュタイン(注4)とトリューニヒト(注5)、あとメルカッツ(注6)(笑)。
なんか田中宇宙で美味しい位置を占めている脇役が好きでしたね。
- 91 :
- 749 無名草子さん sage 2010/10/20(水) 02:41:45
で、これって要するに「不思議ちゃんの彼女が欲しい」って話ですよね。
この作品は簡単に説明すると、「不思議ちゃん」すぎて友達がいない美少女ハルヒを、
主人公の男の子(キョン)が優しく見守るって話なんです。ヒロインのハルヒは
「日常は退屈でつまらない、宇宙人や超能力者や未来人がいてくれればいいのに」
とずっと思っていて、実際に屋上でUFOを呼んだりしちゃう「不思議ちゃん」です。
でも、よく考えたら明らかに「日常の中に楽しみを見つけられずにダダをこねている」
のはハルヒ以上にキョンなんですよね。キョン(=この作品のファン)こそが
「困った不思議ちゃん(ハルヒ)を温かく見守る」という非日常から離れられなくなっている。
これって、典型的なオタク男子のパターンなんですよ。普通の女の子とは
付き合えそうにないからいじけて二次元の美少女キャラに走る。でもそれじゃ寂しいから
、妥協案として(笑)「不思議ちゃん」や「メンヘル女子」に走る。
「自分よりかわいそうな女の子を助ける」というロマンに溢れたストーリーを勝手に
脳内につくって暴走しちゃうんですよ。『NHKにようこそ!(注3)』の佐藤君タイプですね。
この作品って、間違いなくこういうメンタリティをもっているどうしようもない
オタク男子たちを気持ちよくさせるためにSF設定やメタフィクションが導入されているんですよ。
「不思議ちゃん」ハルヒを「常識人」キョンが見守るという構図は、キョン
(=ファンのオタク男子)こそが非日常に現実逃避ばかりしている貧しい存在だという
事実を隠蔽してくれるし、ハルヒの「世界改変能力」は「非日常を望んでいるのは
あくまでハルヒですよ(君はちゃんとわかっていますよ)」というサインを出して
オタク男子たちを安心させる効果を生んでいる。巧いですよね、これなら無駄に
プライドの高いオタク男子も安心してハマれる。
ttp://www.geocities.jp/wakusei2nd/haruhi.html
宇野さんの最高批評だな。これに勝るもんはないよ
- 92 :
- 宇野さんは批評を隠れ蓑にして
オタク男子に対するつよい感情を爆発させているホモコンテンツだな
- 93 :
- ヤマカン
- 94 :
- アニオタ保守本流ってどうなの
しょぼいイメージ
- 95 :
- しょぼいよ
- 96 :
- 現代文化視覚研究は評価高いの?
- 97 :
- age
- 98 :
- 現代視覚文化研究はオタクの10年の特集がけっこう良かった
- 99 :
- 氷川がJANICAの作ったアニメに関わってるな
税金泥棒とか悪徳弁護士とか色々きな臭い噂のある団体に手を貸すとは
ギャラ欲しさに悪魔に魂売ったか
- 100read 1read
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