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大河キャラの死に様


1 :08/09/17 〜 最終レス :11/02/17
派手に散る、悲惨な最期を遂げる、しぶとくてなかなか死なないなど、
死に方だけでも実に多岐にわたる大河ドラマですが、
どんな作品・人物の最期が印象に残ってますか?

2 :
導尿カテーテル2げと

3 :
勝海舟の藤岡龍馬暗シーン
独眼竜政宗で、岩下志麻が政宗を迎えに来た最終回
天麩羅食べて‥をやっちゃった徳川家康の最終回
>>1

4 :
花の乱の、日野勝光(草刈正雄)の壮絶な死に様

5 :
獅子の時代の平沼銑次は恐らく秩父の最後のたった一人の突撃で死んでいるのだろうが
遺体は遂に見つからず後年に全国の民衆の反乱や決起の現場に銑次の幻を皆が見たってラストが素晴らしかった

6 :
>>5
ああ、あれは素晴らしかった。大河主人公の最期の中で一番泣いた。Our History Again〜〜

7 :
男性部門: 炎立つのナベケン(第一部のほう)
女性部門: 花の乱のかたせ梨乃
サプライズ部門: 北条時宗のナベケン
お笑い部門: 功名が辻の和久井

8 :
赤マフラー の 弟

9 :
翔ぶが如くの小松さぁ

10 :
>>4
あれは凄かったなー。公家なのに(しかも毒を盛られて瀕死なのに)武士を
何人もぶった斬ってから、血を吐いて炎の中で絶命。

11 :
>>7
炎立つのナベケン第一部は、死に様というよりも
死後晒し首になった姿を見て
実の母と義理の母が泣いているシーンの方が印象に残ってる。

12 :
「義経」の平知盛(阿部寛)。入水前の一瞬の笑みが凄かった。
後の回に出てくる電波な亡霊は見たくなかったよ。

13 :
ちなみに私の意見は、
(壮絶な最期)「源義経」の武蔵坊弁慶(緒形拳)
総集編のDVDを視聴。モノクロで映りが悪く、実はあまり矢も刺さっていないが、
かっと見開いた凄みのある形相と目力に圧倒される。
張りぼてでごまかした40年後の大河とはえらい違い。
(悲惨な最期)「黄金の日日」の杉谷善住坊(川谷拓三)
もはや説明不要だろう。恐らく最も生々しい死ぬ描写だったのではないでしょうか?
去年騒ぎになった、鋸引きの害シーンがある某アニメ以上のむごたらしさと思える。
(しぶとい最期)「信長」の加納随天(平幹二朗)
去年の勘助と迷ったが、それまでも信長に半しにされたり、大火傷して
緑色に濁って失明してもラストまで出ずっぱりで、矢や鉄砲で蜂の巣にされても
松葉杖でコンコンと足音を立てて迫ってきたら、私だってびびる。
「大河の平幹は化け物か!?」
(犬死としか思えない最期)「武蔵」の本位田又八(堤真一)
例え無駄死にでも、そのむなしさがほかの登場人物に伝われば問題無いが、
こちらはダメシナリオのせいで、原作を歪曲してまで死なせる意味が全く無かった分、
憤りすら感じられる。これを反面教師として、二度とこんな死に方を大河で描いてほしくない。
(笑える最期)「毛利元就」の毛利元就(中村橋之助)
偶然とはいえ、エヴァンゲリオン最終回のように敵味方関係なく、
みんなに祝福されながらノアの箱舟みたいなので飛んでいくのには呆然としてしまった。
なんだかんだ言って、実は嫌いじゃないけど。
(泣けた最期)「八代将軍吉宗」の加納久通(小林稔侍)
直接死ぬシーンはなく大往生とも言えるが、老齢と失明になっても
最期まで吉宗を見守り続け、田沼に支えながら勇退していく姿に不覚にも
ボロボロ涙が止まらなかった。ウィキに影の主役と書かれていたが全くその通りだと思う。
(荘厳な最期)「元禄繚乱」の吉良上野介(石坂浩二)
捕らえられた時もどこか、ようやく苦しみから解放されるような安堵すら感じられ、
大石との最後の対話で返答が無くても、彼の思いを読み取って整然と死にゆく姿に胸が揺さぶられた。
大河で様々な役を演じた兵ちゃんだが、1番好きな役柄である。
>>5
激しく同意。思えば初回でいきなり銃撃されてから、何度も重傷を負っては不死鳥のごとく蘇った銑次だが、
それも最終回で「あの彼なら死なずに再び還って来るじゃないかな」と思わせる伏線だったのかも。
>>8
時宗と宗政のどちらでしょうか?私は「太陽にほえろ」っぽく、
倒れるまでワンテンポ置いた宗政の方が印象に残ってます。

14 :
ご臨終シーンまで範囲を広げるのであれば
トシマツのズンドコダンスについて語らねばなるまい。

15 :
「八代将軍吉宗」の近松(江守徹)の死には吹いた

16 :
美しい最期
太平記の榎本武揚

17 :
翔ぶが如くのアコーディオン弾き・村田新八

18 :
>>17
あれは切ない最期だったな。
アコーディオンの曲が途切れて火に投じられた場面も哀しかったし、
最期はひとりで介錯もなく、長刀で切腹するんだよね。

19 :
「毛利元就」は突然死症候群が多い
毛利興元、福原じい、大内義興、杉の方、藤野
ちょっと前までしゃべっていた人が一人になっていきなり死んでいる

20 :
>>16
榎木孝明なw
ものすごく爽やかな好青年に描かれていたから、
見ていてこっちも幕府憎しになった程。
「花神」の吉田松陰や、「篤姫」の有馬新七もこういう
役回りだが、外れはないよなー

21 :
よく似た名前だけど字は榎しか合ってないんだw

22 :
去年の千葉ちゃん板垣。
つか仲間も見てないで誰か助太刀しろよって思った。

23 :
千葉ちゃん最後の見せ場なので
空気よんで放置してたんですよ

24 :
JJサニーは泣いた。。。

25 :
ガックリきたのが、昨年の上田原合戦での甘利さん。
村上に内応した振りをして敵陣に来たのはいいが、
あの平蔵ごときに見破られるなんて!

26 :
このテーマにピッタリなのが「草燃える」でしょ!
大庭景親、茜、源義経、梶原景時、阿野全成、比企一族、源頼家、源実朝
の死に様には痺れたなあ。
頼家みたいにボンボンな役でも、最期に腹心の三浦胤義に「俺を斬れ!」と命じて、
胤義が躊躇してる間に脇の武士に斬られるという壮絶なシーンだった。
郷ひろみをカッコ付けて踊ってるオッサンだと思ってるヤシは見ておいた方がイイ。

27 :
勘助。首はねるまで死なないって…。JJサニーは心が震えたなぁ。ありえないけどカッコよかった

28 :
風と雲と虹との貴子姫
くるくるまわされて……。・゚・(ノД`)・゚・。

29 :
「北条時宗」の近衛基平。
天皇の前で関白が切腹という、あまりにもあり得ないシュールなシーンなので
強烈に記憶に残ってる。

30 :
功名の前田利家。
ゲストの唐沢を何度も出すわけにはいかんという事で
いきなり死人扱いw

31 :
>>30
死に際やったら他の大物キャラを食ってしまうからなんだろうな。

32 :
「琉球の風」のショーコスギの最期も壮絶だった記憶がある
全身銃弾をうけ、やりでメッタ刺しにされ、最後は矢が脳天を貫く・・・

33 :
獅子の時代の最後
一人で大軍と戦うけど武士の作法か1対1で戦ってたのをかすかに覚えてる

34 :
「北条時宗」でのダンカンの最期。
元軍が博多湾に入ってきつつある中で、馬に乗って一番張り切っていた御家人ダンカン。
しかし、元軍の船が浜辺に近づいてくると、
敵のてつはうに彼の頭を直撃されて、即あぼーんのダンカン(合掌)。

35 :
武田信玄の氏康の挽歌がかなり印象に残ったな。それと北条に嫁いだ信玄
の娘が、両国の和平が崩壊した後、実家に送りかえされほどなく去。あの
ときの信玄の無念の形相がなんともいえなかった。

36 :
>>16
五稜郭乙w

37 :
武蔵は脚本もあれだが、堤本人が又八を変なキャラにしちゃったからな。
それはともかく、寺島しのぶら柳生の手下に立ち向かう姿は
ずっとダメ男扱いされ続けた彼が最後の最後に男を見せた瞬間だった。

38 :
>>7 >>29 >>34
「北条時宗」はインパクトのある死に方のオンパレードみたいなドラマ
だったね。
地味だけど妙に印象に残ってるのが、北条時茂(羽賀研二)の最期。
過労死とは、もののふの死にざまとしてはあまりに哀れ……

39 :
榎木孝明といえば毛利元就の最期
数人にやりで突き刺されそのまま2回ほど宙に持ち上げられる
史実なのかどうか知らんがすごい死に方だった

40 :
>>39
あの死に様を「ギャハハハ」と下から見て”北条高時”みたいに、
あざ笑っていたおっさんがいたよな。
奇しくも篤姫に共に出演。ストーリー上、一緒に共演はしないが。

41 :
幽霊関係だと、義経がダントツ。
燃える厨子の炎に浮かび上がる、清盛の幽霊
船を出そうとする義経の前に立ちはだかる、知盛の幽霊
うつぼが鞍馬山に行くと、少年時代の紗那王の幽霊がうつぼの横を走り去るラストシーン
幽霊妖怪など幻想的な映像が大好きな、黛りんたろう演出の真骨頂でした。

42 :
幽霊で印象に残ってるのは大谷吉継

43 :
>>42
それって「葵」の大谷吉継だよね?
あれはインパクトがあったw
無論、死に様も良かった

44 :
>>4の善住坊もすごかったが、黄金は他にもゴエモンや秀吉がすごかったな。
ゴエモン
縛られたまま役人を振り払って自分でよろよろ大釜に向かい
振り返りニヤリと笑って仰向けに油の中にダイブ
秀吉
夜半に発作で吐血しながら七転八倒、誰に看取られることもなく布団に倒れて絶命
他にも、
石田三成、小西行長、安国寺恵瓊
処刑前に坊主の念仏を三者三様に断るテンポがカッコイイ
吉川経家
鳥取城兵糧攻めに苦しみ、雪で形勢が変わるのを待つも持ちこたえられず降伏
切腹の場に向かうその静かな目に皮肉にも初雪が舞う叙情的なラスト
しま・桔梗母子
長島焼き打ちで娘を逃がす代わりに雑兵に身を任すふりをして反撃し相打ちの母
着物から剥き出しにされた肩に子供ながらドキドキした。
主人公との婚礼前日に日本人街焼き打ちにあい、自害した娘
絶望の中で静かに火繩を起こし、侵入してきた南蛮の兵士に一瞬銃を向けた後、
自らに向けて発砲。血に染まった純白のウェディングドレス姿が美しかった。
竹下景子が一人二役だった
ゴエモンの部下
友のために秀吉をそうとするゴエモンのために身を盾にして
一人また一人と大阪城内で散っていく様が壮絶。
しかし失敗に終わり、秀吉に「なんだ鼠か」と片付けられる無情
モニカ
美しい深窓の令嬢がゴエモンに運命を狂わされ駆け落ちするも破局。
容貌も醜く落ちぶれて野垂れ死ぬ?も魂は死に切れずゴエモンの元へ。
「お前に会うまでなかった」「泣くな、俺がしてやる」
ゴエモンの手で天に召されていく
深みにはまった男女の凄まじい愛憎というか情念の世界だった。

45 :
組!の山南さんかな?

46 :
「義経」の時子(松坂慶子)。
入水する直前の微かな笑みが忘れられない。

47 :
「元就」の吉川興経
「人生は双六じゃあアアア、アッハッハッハッハ」ドスッ

48 :
功名の信長と秀吉

49 :
武田信玄の飯富虎菖しょ!

50 :
来年の「天地人」には、主人公やそれを取り巻く主要人物に、そういう場面がないのが、
見ている側にも物足りないし、役者さんの演じ甲斐をぐ面もあるだろう。
やっぱり、近年では「新選組!」「風林火山」「義経」など、
そういう結末をみんなが知っているからこそ、段々と感情移入できていくというね。

51 :
>>50
上杉景虎や真田幸村あたりはあるんじゃね?

52 :
あるかね?

53 :
>>51
景虎は敵、幸村も最後は一応敵 なわけだし、主人公もしくはその周辺の人物とは言い難い。
ちょっと趣きが違うんよね。

54 :
>>53
うーん、篤姫や功名みたいに安らか系の退場って事か。
最近の討ち死に系は義経も風林もやりすぎなのがなー

55 :
「炎立つ」の鬼切部の合戦シーン
外で野ションしてる奴がいきなり安倍軍の矢に撃たれて死亡
無名な兵士の最期にも印象深いシーンがあったりする

56 :
「武蔵」の亜矢…最後は武蔵への想いを口に出させてあげたかったな。
「風と虹と…」の将門…文句なし!
「翔ぶが如く」の桐野…格好よ過ぎ!

57 :
政宗の岡本健一、太平記の高島正伸
共に実の兄にされるのだけど・・・

58 :
歴代大河ドラマ主人公の最期をまとめてみました
・数字は享年(数え年)
・★は最期のシーンが描かれず、かつ存命中に物語が終わる
・架空の主人公は対象外、「天と地と」「春の坂道」「春の波濤」は未見のため、最期が描かれたかどうか知らないので※は省略
井伊直弼「花の生涯」・・・暗・46
大石内蔵助「赤穂浪士」「峠の群像」「元禄繚乱」・・・刑死・45
(正確には自害だが切腹を命じられたので、刑死と扱う)
豊臣秀吉「太閤記」★「秀吉」・・・病死・62
源義経「源義経」「義経」・・・自害・31
坂本龍馬「竜馬がゆく」「龍馬伝」・・・暗・33
上杉謙信「天と地と」・・・病死・49
原田甲斐「樅ノ木は残った」・・・暗・53
柳生宗矩「春の坂道」・・・病死・76
平清盛「新平家物語」・・・病死・63
斎藤道三「国盗り物語」・・・戦死・62?
織田信長「国盗り物語」「信長」・・・自害・49
勝海舟★「勝海舟」・・・病死・77
柳沢吉保★「元禄太平記」・・・病死・57
平将門「風と雲と虹と」・・・戦死・38?
大村益次郎「花神」・・・暗・45
納屋助座衛門★「黄金の日日」・・・不明・不明
源頼朝「草燃える」・・・事故死・53
北条政子★「草燃える」・・・病死・69
ねね(高台院)★「おんな太閤記」・・・病死・83? or 77?
徳川家康「徳川家康」「葵徳川三代」・・・病死・75

59 :
川上貞奴「春の波涛」・・・病死・76
伊達政宗「独眼竜政宗」・・・病死・70
武田信玄「武田信玄」・・・病死・53
春日局「春日局」・・・病死・65
西郷隆盛「翔ぶが如く」・・・自害・51
大久保利通「翔ぶが如く」・・・暗・49
足利尊氏「太平記」・・・病死・54
藤原経清「炎立つ」・・・刑死・不明
藤原清衡★「炎立つ」・・・病死・73
藤原泰衡★「炎立つ」・・・暗・35
日野富子「花の乱」・・・病死・57
徳川吉宗「八代将軍吉宗」・・・病死・68
毛利元就「毛利元就」・・・病死・75
徳川慶喜★「徳川慶喜」・・・病死・77
徳川秀忠「葵徳川三代」・・・病死・54
徳川家光★「葵徳川三代」・・・病死・48
北条時宗「北条時宗」・・・病死・34
前田利家「利家とまつ」・・・病死・62
まつ(芳春院)★「利家とまつ」・・・病死・71
宮本武蔵★(「宮本武蔵」)★「武蔵」・・・病死・62
近藤勇「新選組!」・・・刑死・35
千代(見性院)★「功名が辻」・・・病死・61
山内一豊「功名が辻」・・・病死・61
山本勘助「風林火山」・・・戦死・62? or 69?
篤姫(天璋院)「篤姫」・・・病死・48
直江兼続「天地人」・・・病死・60

(参考)
真田信之「真田太平記」・・・病死・93
武蔵坊弁慶「武蔵坊弁慶」・・・戦死・不明
土方歳三「新選組!!土方歳三最期の一日」 ・・・戦死・35
秋山真之「坂の上の雲」・・・病死・51
秋山好古「坂の上の雲」・・・病死・72
正岡子規「坂の上の雲」・・・病死・36

60 :
統計を調べたところ、以上のような結果が出ました
(参考内(非大河ドラマ作品)を除く)
平均寿命・・・平均57歳
平均寿命(病死のみ)・・・平均63歳
最も長生き・・・ねね、勝海舟、徳川慶喜
最も長生き(病死以外)・・・山本勘助
最も短命・・・源義経
最も短命(病死のみ)・・・北条時宗
初期の主人公は病死より暗などが多く、
享年では信長が「人間五十年」と言ってましたが、
50歳目前に死ぬ人物が意外に多かったのが特徴です
ちなみに架空の大河主人公の最期は、
平沼銑次「獅子の時代」・・・不明(戦死?)
天羽賢治「山河燃ゆ」・・・自害
高原(岩田)未希「いのち」・・・生存
楊啓泰「琉球の風」・・・生存
となっています。
「三姉妹」は未見なので、主人公格のむら・るい・雪・青江金五郎が最終回にどのような結末を迎えたか、
ご存知の方は、ぜひとも情報提供してください

61 :
>>58-60
凄いなwよく調べたね

62 :
勘助、意外と長生きなんだな。62歳説でも秀吉・利家・武蔵と同年齢とは。

63 :
>>62
遅咲きのキャラだからなあ

64 :
比較的よく使われるサブタイトルから見る登場人物の最期・その1
「○○の死」
初出は『花神』の「晋作の死」
直球だが、その分内容の濃く良質な回になる例が多い
また、○には人名以外が入ることも少なくない
代表例はやはり『新選組!』の「友の死」か?
他にも『武田信玄』の「二重の死」、『太平記』の「尊氏の死」が特に印象に残る
(肝心の尊氏はナレのみで、直義・右馬介の壮絶な最期が見所)
「○○死す」   ※類似例には、「○○散る」「○○く」
初出は『勝海舟』の「竜馬死す」
○○の死に比べて使用例はかなり多く、
その分内容の出来にムラがあり、サブタイトルだけではややインパクトに欠ける
『秀吉』の「信長死す」、『風林火山』の「両雄死す」など
中には派手な最期を遂げる人物も
(ちなみに、『黄金の日日』も「信長死す」を使用)
人名や代名詞を使わなかった例として、『獅子の時代』の「斗南に死す」がある
「さらば○○」   ※類似例には、「さよなら(さようなら)、○○」
初出は『山河燃ゆ』の「さらば日本よ」(同作では別に「さらば収容所」もある)
地名が入る場合も多く、その場合は誰も死なないケースもある
人名の場合であったとしても、病気で静かに死ぬ場合が多く、
『篤姫』の幾島のように一時退場程度で済む場合も
偶然にも渡部篤郎が主人公の兄役で出演した『毛利元就』『北条時宗』は、
共に「さらば兄上」のサブタイトルがある(元就では病死、時宗では間一髪助かる)
なお、上記の類似例はそれぞれ『峠の群像』の「さらば、赤穂城」と、
『毛利元就』の「さようなら、美伊」の、それぞれ一作ずつのみ
さらに別の類似例として『義経』の「静よさらば」がある
「○○の遺言」
初出は『春日局』の「家康の遺言」
ほとんどの事例が「母の遺言」で(初出は『太平記』)、
『義経』『功名が辻』『風林火山』で3年連続使用
しかも、息子兄弟の不仲を案じる場合が多い
ただ、遺言がちゃんと守られたのは『功名が辻』だけ

65 :
比較的よく使われるサブタイトルから見る登場人物の最期・その2
「○○(の)最期」
初出は『元禄太平記』の「内蔵助最期」
大半が戦死など害されたパターンが多く、後述の「○○無惨」ほどではないが、
このサブタイトルが付いたら、相当重い話になる覚悟が必要
昔の大河や忠臣蔵物に付けられるケースが多数
「○○無惨(無残)」
初出は『勝海舟』の「伊蔵無惨」
『独眼流政宗』の伊達輝宗、『風と雲と虹と』の貴子など、
数は少ないものの、その名の通り救いが無く、
悲惨極まりない死に方が見事なまでに揃っており、強烈なインパクトを残している
なお、『北条時宗』の時輔死亡未遂(二月騒動クライマックス)の回も、
週間ステラによると、当初は『時輔無惨』の予定だった
「○○暗」
初出は『草燃える』の「実朝暗」
タイトルとは裏腹に暗と打っておきながら、暗されずに済んだ事例の方がむしろ多い
(家康は『利家とまつ』『武蔵』で2年連続使用)
逆に史実では病死なのに、ドラマでは暗されたパターンもある
『北条時宗』ではダイレクトに「暗」を使用
「○○切腹」
初出は『黄金の日日』の「利休切腹」
千利休の最期はほとんどこのケースになる場合が多く、
『秀吉』『利家とまつ』でも使われた
こちらも『信長』でダイレクトに「切腹」と題された(死んだのは平手政秀)
「○○昇天」
事例は『黄金の日日』の「聖母昇天」と、『八代将軍吉宗』の「近松昇天」のみ
前者は石川五右衛門に手篭めにされてから運命が狂い、
醜い顔になったあげく五右衛門の手でかかって散った悲劇のヒロイン・モニカ、
後者は成仏せずに次回から幽霊として復活する狂言回しの近松門左衛門、
同じ形式のサブタイトルでも、こうも違うものかと思わせる
(参考リンク)
大河ドラマ&時代劇登場人物配役辞典
ttp://www.geocities.jp/kimkaz_labo/jiten-sengoku.html
>>59
花の乱の日野富子も砂塵の中に消えるだけで直接死ぬシーンは無かったのでは?

66 :
(おまけ)
死に様というよりは、死亡フラグになってしまいますが
一人二役で登場した人物は(子役を除く)、
一人目はもちろん、二人目も(それも)若くして死んでしまうパターンが多いようです
『黄金の日日』・・・しま・桔梗(竹下景子)
『徳川家康』・・・吉良御前・お愛(竹下景子)
『武田信玄』・・・おここ・湖衣姫(南野陽子)
『炎立つ』・・・藤原経清・藤原泰衡(渡辺謙)
『武蔵』・・・八重・琴(仲間由紀恵)
『新選組!』・・・深雪太夫(お幸)・お孝(優香)
『功名が辻』・・・大谷吉継・大野治長(渡洋史)
総集編では描かれなかった以下の事例はどうだったんでしょう?
『草燃える』・・・茜・小夜菊(松坂慶子)
『花の乱』・・・今参局・徳大寺鏡子(かたせ梨乃)

67 :
私は今39歳ですが、残された時間はそう長くなさそう(病死)。
木戸松菊先生の数え45歳に届くかどうか、難しいかも。

68 :
風神の門「幸村憤死」、真田太平記「幸村散る」が良かったです。

69 :
天地人で、ありそうなサブタイトル
「謙信死す」
「景虎無惨」
「信綱暗」
「三成の最期」
「さらば菊姫」
「母の遺言」(仙桃院)

70 :
age

71 :
先日お亡くなりになられた緒形拳氏は、劇中で死ぬキャラのほとんどが強烈な印象を残してますね。
弁慶、秀吉などはもちろん、貞氏・経久のような単なる病死でも迫力に満ちてましたし、
改めてご冥福をお祈りします。
>>64>>65

72 :
>>67
言葉に困るな。
俺も悔いを残さない人生にせねば。

73 :
>>66
徳大寺鏡子の死亡シーンはなかった。うろ覚えだが、どこかに去っていった
んじゃなかったかな。

74 :
ウィキにも書いてありましたが、北条時宗で若くして病死した人物は
ほとんど暗・毒・自害・討死とかに変えられてますね。
若死した人が多いのは、近親婚が多かったから?

75 :
というか、若くして死ぬのが人口ピラミッド上当たり前な時代だったからな
むしろ、若死にしても名前が残る時代・立場だったということだろう
他の時代は結果的に長生きした人の名前が残っているだけで。

76 :
緒形拳版の強烈なインパクトに比べて忘れがちだが、「功名が辻」の柄本秀吉も相当惨めだったな
お歯黒と厚化粧がけばけばしい、完全に耄碌した老いぼれに成り果てて、
息が臭いと言われるわ、二度も失禁するわ、
しまいに淀殿に恨み言を浴びせられ呻きながら絶命するなんて、救いもへったくれも全然無いっす

77 :
峠の群像の伊丹吉良の最期

78 :
「武田信玄」で臨終の病に伏した信玄に父信虎が対面するシーンは印象的だったな。大河オリジナルだろうけど。
数十年ぶりの対面を果たし過去の溝が埋まり親子愛を確かめ合う、かと思いきや昔と変わらぬ態度で「起き上がり京へ向かえ小心者」と厳命する信虎。
そして息も絶え絶えに衰弱しきった身体を必死に起こそうとする信玄。
生涯息子への愛情を素直に表現出来なかった厳格すぎる父親と、生涯父親の愛情に飢え続けた息子。
百万石の大領と最強の家臣団を手に入れながら、父親という一人の男として最も認めて欲しい相手に最期までそれは叶わなかった、一人の人間の寂しさが伝わってきたな。

79 :
>>69
「謙信死す」的中おめ。

80 :
「太平記」の話題がでないのが納得いかん。
あさって、時専チャンネルで「鎌倉炎上」をやるので、
見られる環境にある人はオススメである。
幕府軍をほぼ京周辺に集中させたことで手薄になった鎌倉。
そこを新田義貞軍に攻められての北条一族滅亡は圧巻。
片岡鶴太郎の北条高時の半べそをかきながらの切腹。
周りの者たちの次々に斃れていく地獄絵図を見届けながら、
涙にくれながら腹と首を掻き切るフランキー堺の長崎円喜。
大河史上ベスト3に入るであろう最期のシーンはオススメ。

81 :
高遠兄弟の死に様もインパクト大

82 :
>>60
朝ドラの主人公なのに、義経より早死にした「純情きらり」の桜子って一体…(享年満28歳)

83 :
>>82
あれは当時かなり騒がれたよなぁ。
架空のお話なんだからハッピーエンドにしようと思えばできたのにあの結末、しかも朝ドラで。

84 :
景虎が歴代ワーストクラスの死に様を見せてくれましたw
おそらく対抗できるのは、死ぬ直前までぼやいた男とドッカーンと大爆発を起こした男だけだろう

85 :
死に様、っていうのとは少し違うが、葵徳川三代の家康の死は余韻ある描写だったな。
「冥土の土産に、そちの下手糞な鼓が聞きたい。」
ポン・・ポン・・ポン・・ポン・・ポン・・・・・ポン・・・・・・・・・・・・・

86 :
どの大河だったか覚えてないんだけど
仲代達也が演じた武将。
妻子は敵に捕らえられて屋敷に閉じ込められたまま火をつけられ焼死。
それをなすすべもなく近くの山から見つめる仲代。
やがて本人も捕らえられ切られることになったが最後まで敵に服従しなかったので
怒った敵の武将が刀を岩に打ちつけ刃をボロボロにして切れなくした上で
かつての仲代の家来に首を切らせる。
泣いてわびながら刀をノコギリのように引いて首を切る家来をいたわりながら絶命する仲代。
克明な死に様の描写にドラマとわかっていても強烈なトラウマになってるんだけど
これ何のドラマだっけ?

87 :
「炎立つ」に似てんな。
ただし
妻子焼きされ・・・村上弘明
のこぎり引き・・・渡辺謙

88 :
>>87
ありがとー
そう言われれば渡辺謙だったような気がするわw
妻子焼きされは別人だっけ?
あかんわ、すべてごちゃ混ぜw
ちょっと「炎立つ」ググってくる。誰が主人公だっけ?www

89 :
>>84
先に自害した妻をお姫様抱っこして消えていくって、すさまじいなw

90 :
お姫様抱っこシーンでスイーツなお花も咲いてたね
一昔前のハデハデ゙結婚式みたいな演出でワロタ

91 :
>>89
あの退場の仕方だと赤マフ化の恐れがw

92 :
そういや、元祖赤マフラーは
矢で動けなくなったところを屋敷炎上で焼死、遺髪を持参
→実は、屋敷が燃える前に宮迫が矢を抜いて脱出させていた
って感じだったな

93 :
>>84「俺、あんたの奥さんが好きやってん。」と同僚に言い残して、
死んでいった名軍師(妻子も居るのに・・)も哀れだった。
中の人が遠まわしに批判してたなあ。

94 :
>>93
誰かと思ったら、功名の竹中半兵衛か
あれもひどかったな

95 :
炎立つの藤原経清の刑死の場面だな
卑怯な主君と身分を捨て、安倍一族につき義を選んだ経清は
戦に負け、縄で縛られ諸将の前に晒される
一言詫びれば許すと言っている、かつての主君源頼義に
「豚の家来にはならん!!首をはねよ」
と言い放つ
怒った頼義は刃を石に打たせ、のこぎりびきで経清の首を落とさせる
藤原経清、清衡親子と源頼義、義家親子の絡みも良い
武士の情けと誇りが染み入る名作

96 :
「組!」の源さんの死に様が格好よすぎて泣けた。
「うらああああああああ!」って突撃しながら弾丸を剣で真っ二つにしたり。
今も思い出すと泣ける
その後の狂ったような斎藤の官軍への突撃シーンも泣いた。

97 :
組!!の土方もよかった。
組!!の完成度は高い

98 :
草燃えるだっけかな
女官の入水シーン

99 :
505 :日曜8時の名無しさん:2010/07/19(月) 19:08:17 ID:YZqYUq9g
>>497
もう掘り起こすのはやめてくれよ。伊蔵と半平太の最期は
ディケイド最終回並に視聴者の怒りを買うものでしかないのだからさ。
もう忘れろ、あんな悪夢。
478 :日曜8時の名無しさん:2010/07/19(月) 19:12:35 ID:YZqYUq9g
>>474
侍の時代の終焉を描いた作品に、武市のやった事は完全に矛盾してるんだけどね。
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まさかネタスレにまで来てマジレスするとは…。
>もう掘り起こすのはやめてくれよ。
>もう忘れろ、あんな悪夢。
>武市のやった事は完全に矛盾
都合の悪い事はなかったことにしたいんですね。視聴者から怒りを買っちゃったのでしょうか?
武市のやった事は完全に矛盾していたとしても、それをなかったことにしたいとしても
武市が存在し、ドラマでも1部2部に登場した事実に変わりはありませんね。
武市の死に様まで使い捨てなんて、武市にも武市の中の人にも失礼ですよね。

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