2011年11月1期宇宙64: 次世代宇宙船をつくろう! (73)
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次世代宇宙船をつくろう!
- 1 :11/02/13 〜 最終レス :11/12/08
- すぐにでも実現可能なものから、SF的/トンデモ的なもの(ワープ航法とか)まで、
低予算なものから、天文学的な規模のものまで、
次世代以降の宇宙船に関する様々なアイディアを、なんでも出し合っていきましょう
機械工学の専門家とSFファンの文学者とか、異分野同士の交流によって新しい発見があるかも!?
※ついでに、宇宙船の船名も募集します
- 2 :
- 支援age
宇宙船自体の技術は今ある技術の発展で何とかなりそうな気がするよね。
でも、地球という重力井戸の底から効率よく脱出する手段がないと、なかなか外(宇宙)に出られないorz
軌道エレベータとか軌道リングとかスカイフックとか・・・
あるいは革命的に高効率なロケットエンジンの実用化とか・・・
宇宙船に関しては、与圧とかの生命維持に必要な最低限の機能は実用化されているから、
放射線からの長期的な防護とか、惑星間・恒星間移動に必要な加速方法とかの開発が必要だな。
あとは、宇宙に一般人が行くとして、娯楽とか休息とかの設備が必要だし、
長期的に発展させていくには産業基盤も整備しなくてはならない。
とりあえずは農業が最初?
- 3 :
- ちょうど今TBSで軌道エレベータの番組やってたw
- 4 :
- おらーやっぱり極超音速スカイフックがええな。
- 5 :
- めざせ、アクエリヲン!
- 6 :
- >>5
ぎゃー! 間違えたー!
アクエリヲンじゃなくて
ヱクセリヲンだったー!
いきなりのスレ汚し申し訳ない!
- 7 :
- 板違い
未来技術板
http://kamome.2ch.net/future/
- 8 :
- >>5 >>6
元ネタはどっちも知ってるし、トップをねらえ!は俺も好きだから、わからなくもないが…
そういうこと書くと現実主義な技術畑の人間は引くから、スレ進行させたいなら止めたほうがいい
>>7
どっちも過疎板なんだし、どっちでもいい
- 9 :
-
遂に、光速に近づく宇宙船のアイデアが閃いた。
普通の宇宙船って、地上の発射台からの発射時の加速だけで
地球重力圏を脱出しやうとするじゃん?
ここは発想の転換で
まずあらかじめ、国際宇宙ステーションに燃料タンク(イオンエンジン的な)
だけを打ち上げておいて待機させておく。
次に、宇宙船本体も、一旦国際宇宙ステーションに行く。
国際宇宙ステーションで、あらかじめ待たせておいた燃料タンクと
宇宙船本体を宇宙空間で合体。
国際宇宙ステーションを離れた宇宙船+燃料タンクはそこから燃料噴射で等加速運動開始。
燃料タンクの燃料が多ければ多いほど加速!!
とりあえず、地上からの発射時の加速だけで加速が終了するといふ発想を変えたいんだけどダメかしら?
- 10 :
- >>9
それって現在のロケットとかわらんよ。
燃料タンクと衛星両方を同じ一段目(+2段目の一部)ロケットで打ち上げるか、
燃料タンクと衛星を別々に打ち上げるかの違いだけ。
つまり、今のロケットが発射時の加速だけで脱出しようとしている、というのがまちがい。
ステーションに燃料を持っていくのも燃料が要るのだ。
現状では、複数ロケットを使い、全てが成功してさらに燃料系統含むドッキングも行えて初めて成立する方式は
コスト的にもリスク的にも見合わないから採用されていない。アポロも当初この案だったが断念された。
それと、現在の化学燃料ロケットで高速に近づけるというのはすさまじい苦労がいる。
ロケットエンジンと燃料タンクの重さを無視したとしても、最終到達速度は以下の式で計算できる。
速度増分=地上重力加速度×ロケット比推力×自然対数(燃料込み質量/衛星質量)
これで、相対論を無視して速度増分を0.1光速=3万km/secにすると・・・
比推力は今のロケットで最優秀な液酸液水ロケットで440。
30,000,000m/sec=9.8*440*燃料込み質量/衛星質量 より、 燃料込み質量/衛星質量=e^6957=3x10^3021倍
燃料食わないと言われるイオンエンジンでさえ 1.4x10^443倍
打ち上げるものに対してこれだけの燃料が要る。どうしようもないほどの桁の開きがあるんだよ。
革命的な比推力を持つ方法か、全く異なる加速方式がないかぎり、燃料補給くらいでどうにかなるもんじゃない。
あまりの桁数に計算してみて自分がびっくりしたわ(^^;)
- 11 :
- 現有ロケットで、月面有人探探査やろうと思ったら、複数ロケット打ち上げて、段階踏んで速度上げにゃならんしね
- 12 :
- >>11
宇宙エレベータで効率アップが必要か?
- 13 :
- >>12
宇宙エレベータの建設自体、月探査なんか屁というほどの打ち上げを要求される。
理想的な素材ができても最低数百トンを静止軌道に打ち上げる位のことがいるから。
その上に、宇宙エレベータ建築の前に静止衛星以外のデブリを全部片付け、
低軌道衛星を衝突しないよう厳重管理するか、片付けるかしなければならない。
この回収業務にもすごい打ち上げ能力がいるね・・・
宇宙エレベータが必要なのは宇宙エレベータ建設を大幅に超える貨物を輸送する必要が出た場合だな。
月面資源採掘を本格的に行うとか、火星かどっかに大移民するとか。
月や火星有人探査程度なら素直にロケットで出かけた方がいい。
でもアポロを超える規模なら分割打ち上げが必要になりそうだな。
- 14 :
- >>7
未来技術板だと非現実的すぎるし、航空船舶板だと現実的すぎる
ここは、航空船舶と未来技術とのハイブリッド
現在と未来とのかけ橋ってことでどうよ?
【関連スレ】
宇宙船総合スレッド6 @航空船舶板
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/space/1284015435/
- 15 :
- ゴビ砂漠ぐらいの死ぬほどデカイ宇宙まで突き抜ける高さの基地があれば
屋上までエレベーターで宇宙船持ってってそこから発進すればかなり楽かと
愉しいね
- 16 :
- 起動エレベーターの欠点は、他には拠点をGSOに作らないといけない事か
それなりに大規模な基地になるから、ここまで打ち上げるだけで洒落にならん
一方打ち上げて、衛星起動上で組むのなら、LEOまで上げれば十分
起動エレベーターより、マスドライバーのが実用的じゃね?
因みに、今一番熱心に月面有人探査に力入れてる中国だと、重量的には計画含めて2機のロケットで、アポロ相当の宇宙船組める
- 17 :
- >>16
これはmini軌道エレベータで引き上げる手段がとれるのでは。
軌道エレベータ自身を建造するための基地や材料は打ち上げなければならないが。
マスドライバーはどこから利用するつもり?
地球からなら大気の存在により厳しいぞ・・・ふわふわケーキでも発明されない限り。
- 18 :
- 軌道エレベーターというと、20年くらい前にやった『ハイドライド3』というパソコンゲームを思い出す
当時は知らなかったけど、あの塔って軌道エレベーターだったんだなぁ
- 19 :
- mini起動エレベーターって何だ?
- 20 :
- >>19
最低限の機能を持った細い軌道エレベータのつもり。誤変換込みw
- 21 :
- 起動エレベーターにしても、マスドライバーにしても
生活圏が宇宙にまで伸びないと、無駄過ぎる
次世代宇宙船だと、惑星探査船だろうから、行くこと自体のハードルの高さを考えると
ロケットでモジュール打ち上げて宇宙(低軌道辺り)で組み立てが、一番効率が良い
- 22 :
- >>13他
軌道エレベーターのケーブルは超極細のリボン数百本を束ねて作られる。
最初の1本とそれを巻き付けるリール、及び地上まで降ろすためのモーター
だけGSOまで打ち上げれば、あとはそれを足場にして1本づつ地上から
渡していけばいい(>>17のいうmini軌道エレベータ)。またデブリについては
どうしようもないが、軌道がわかっている人工衛星ならケーブルの振動を
制御してすり抜けさせることが可能。
本題に関しては、まずどの程度の宇宙船を想定するかというのがある。
1. 弾道飛行
1a. 使い捨て型
1b. 再使用型
2. 地球 - 地球周回軌道
2a. 使い捨て型
2b. カプセル式再使用型
2c. シャトル式再使用型
3. 地球周回軌道 - 月軌道
3a. 使い捨て型
3b. 再使用型・再突入能力なし
3c. 再使用型・再突入能力あり
4. 惑星間航行・火星軌道まで
4a〜4c. 3a〜3cと同様
5. 惑星間航行・海王星軌道まで
5a〜5c. 3a〜3cと同様
6. 恒星間航行
6a. 光速の数百分の1以下
6b. 光速の数分の1以下
6c. 亜光速
6d. 光速の数倍以上
6e. 光速の数百倍以上
7. 銀河間航行
生きてる間に4bくらいまでは実現してほしい。
- 23 :
- 地球火星間宇宙船の再突入よりは、海王星辺りのが簡単と思う
後、年単位で宇宙線に曝される事考えると、再使用もキツいかも試練
外郭も完全にモジュール化して、内装モジュール残して総取り替えとかならできるかな?
- 24 :
- じやあオレからも出す
領域は5a〜5cまで。ただし「宇宙船」のアイデアじゃない
マイクロウェーブや光?の照射施設を作って、それを目的航路上に照射し続ける(ビームの幅自体が宇宙船より広いが、単面積辺りの出力?は高くない)
宇宙船の方はそれらを受けて反発推進する事で最小燃料で加速を行う事ができる(ソーラーセイルみたいなもの)
そして航路先に同様の施設を設置する事で、減速・及び帰路の旅路も加速し続ける事ができる
永続的に燃料を使わずに加速し続けられるタイプで、多数の船を送ったり、惑星間の往復をする際に良いのではないかと
- 25 :
- 因みに同じアイデアで大気圏離脱/再突入用の施設アイデアもある
同様に電力だか電磁波だかのビーム(笑)を照射し続ける事で上昇する為の推進力を得る方法があるのならそれを使って大気圏外まで上昇すればどうかとかね
そして再突入の際も同様に反発浮遊し続ける事で、低速で地球に効果するとか
それなりに巨大な施設ではあるだろうが、軌道エレベーターに比べれば遥かに建造コストは安いはず
エネルギー消費量の金額はアホだろうが、世の中って一度に大きな資金を掛けて巨大なモノを作るより、総合資金は高くても小分けで小さいモノを作る傾向にあるし
- 26 :
- >>24見て、俺も思い付いた
惑星探査レベルだったら、メインベルトに無人の中継基地とかどうだろう
あの辺りは、水がふんだんにあるし
将来的な宇宙進出の足掛かりにもなる
- 27 :
- >>26
ちなみに、>>24(25では断じてないw)はワリとマジでありだと思ってるんだが、どうだろうかね?
推進剤の搭載量に問題があるなら、外部から送射して加速させ続けるってのは比較的良いアイデアだと思うんだけど
地球――火星間を一週間程度で航行できそうじゃね?
- 28 :
- >>27
イカ坊の実証もあるしね
推進剤の分、質量を減らせるのは良いかも
俺のアイデア同様、技術的課題がどの程度無茶なのかサッパリ解らんがw
- 29 :
- >>28
おう、その辺はさっぱりダーw
まあソーラーセイルより難易度は下がると思いたい
単面積辺りの照射量は全然多い筈だから……たぶん・きっと・おそらく
- 30 :
- 筒状のカタパルトマスドラーバー作って、垂直でも斜めでも良いから加速して打ち上げる
塔の高さは大体30kmぐらいまで
そこまでで結構な加速を得た後は、ロケットを吹かす
1Gで加速すると…
大した初速にならないか…
- 31 :
- >>24
2001夜物語という漫画に、それをやってしまう植物が出てくるな。
ただ問題は、実際にはレーザーってそこまで収束して届けることができないと言うこと。
現在の技術の問題ではなく、理論的に難しいみたい。
http://www.laserx.co.jp/technology/qa/part1.html
広がり角Δθ=1.33×λ/Dで規定されるようなので、
たとえばλ=555nmでビーム直径を10mというものにしても、555ピコラジアンで、
1天文単位先では8kmに広がっている。
惑星間航行で自由に使うには、数〜数十kmに広がっても充分といえる強度で送るか、
ビーム直径が数百m〜km単位のレーザーを作るかが必要になる。
ソーラレイみたいなレーザーがいる?
- 32 :
- >>31
そもそも惑星間航行を頻繁にする為でもあるからな
それくらいの施設があっても損はしないと思うが
目的地は火星とか太陽系内の惑星だし、そこまでで十分な加速が得られるなら全く問題なし
火星までの距離が平均で1.5天文単位だろ?
0.3程天文単位でも加速し続けられれば、相当短期間で航行できそうだ
- 33 :
- >>25に関連して、お尻についたパラボラ状の反射鏡にレーザーだか
メーザーだかを当てて、焦点部分の空気が加熱されて爆発的に膨張
するのを利用して加速するロケット(?)の研究をやってるセンセイは実在する。
- 34 :
- >>31
あと小規模のソーラーセイルみたいなので照射光を受けても良いんじゃない?
本来のソーラーセイルよりずっと効率が悪くても、この状況ならかなり意味あるでしょ
- 35 :
- >>34
問題は太陽光より強い光を届けられるかどうかだね。
- 36 :
- >>31
レーザー推進と言えば、バビロニア・ウェーブも面白かった。
- 37 :
- 支援age
- 38 :
- 地球脱出マダー?
- 39 :
- 惑星間を頻繁に移動するようになったら、磁気スイングバイがおすすめ
小惑星に超伝導コイルを使って船を引っ張ったり押したりする。
小惑星自体は起動エネルギーを失ってだんだん落ちてくけど、
なに、小惑星なんか掃いて捨てるほどあるさ。
- 40 :
- ロシア宇宙庁のペルミノフ長官は、火星や他の惑星への有人飛行に備えて、原子力を使った宇宙船の開発に着手し、2012年までに基本設計を終える方針を明らかにしている。
旧ソ連は小型の原子炉を搭載した人工衛星を打ち上げていたが、新宇宙船は出力がけた違いに大きい「メガワット級」にする方針。事故による放射能汚染の恐れも指摘されている。
ロシア通信によると、建設には9年間かかり、170億ルーブル(約530億円)の費用が必要と見積もられている。メドベージェフ大統領も「立派な計画だ」と賛同し、政府に財政支援を促した。
アメリカのスペースシャトルなどは、液体水素を燃やす化学反応により噴射ガスを発生させて飛ぶ。化学ロケットと呼ばれるこの方式は大きなパワーを出せる半面、燃費が悪い。長期飛行では大量の燃料が必要になるので、火星には不向きだ。
これに対して原子力宇宙船は燃費に優れ、長距離を短期間で飛行できる。ウランの核分裂反応により、少量の燃料で膨大なエネルギーが得られるからだ。原子炉の熱で水素を噴射したり、電気を起こしてプラズマを噴射する方法がある。
原子力宇宙船についてはロシアは旧ソ連時代の1960年代に研究に着手。2009年、火星を視野に本格的に開発する方針を明らかにした。
宇宙用原子炉に詳しい日本原子力研究開発機構の岩村公道上級研究主席は「コストを度外視すれば、技術的には開発可能だ。ただ、打ち上げ失敗で原子炉が地球に落下する危険性は否定できない。このリスクをどこまで許容できるかが根本的な課題」とみている。
- 41 :
- ロシア語の知識はないが、エキサイトさん頼みで頑張って読んでます。
【Russia Moves Beyond Near-Earth Orbit】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=11469
【Nuclear Space Propulsion Discussed by Developers】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=11352
【Roscosmos Head Anatoly Perminov: Mission to Mars shall be International】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=11326
【New Advanced Propulsion Systems to Make Mission to Mars in 2-3 Months Feasible ? Anatoly Perminov】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=10461
【KBKhA’s Engines to be Installed on Advanced Space Rockets】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=10427
【Russia Seeks Cooperation With U.S. in Space Effort】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=9445
【Russia and US May Design Advanced Space Rocket Engine Together ? Russian Vice Premier】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=9429
【To the Moon and Back】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=9077
【The Six in the ISS: Roscosmos Head Anatoly Perminov Answers the Questions of Rossiiskaya Gazeta】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=9075
【Russian Nuclear Rocket Engine May Get Mankind to Other Planets】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=8693
【Russia to Develop Nuclear-Powered Spacecraft】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=8605
【Theses of the Report Made by Roscosmos Head Anatoly Perminov at the Meeting of the Commission for Modernization and Technological Development of Russia`s Economy】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=8019
【New Spaceship Force Field Makes Mars Trip Possible】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=4682
【Mission to Mars: Key Health Hurdle can be Overcome, Say Scientists】
http://www.federalspace.ru/main.php?id=2&nid=4675
【NASA Creates Prop-Free Engine】
http://www.federalspace.ru/main.php?d=2&nid=3993
- 42 :
- 【原子力宇宙船『大和(ヤマト)』(全長:336m、艦幅:41m、全幅:最大76.8m、重量 6400t )】
主機関の原子炉は、ヤーセン型原子力潜水艦の「KPM」と呼ばれるタイプを宇宙用に改良した「KPM改」。
「KPM改 加圧水型原子炉(PWR)」1基の総出力は195MW(うち電気出力は63.2MW)。
原子炉は16基搭載されている。
冷却系は大幅に改良され、炉心と燃料棒の寿命は約30年にまで延長された。
これにより、艦の寿命と原子炉の寿命は等しくなった。
原子力化のメリットとしては発電電力が大きく取れるため、就役時や就役後の情報関連で増え続ける最新電子機器の莫大な電力消費にも対応できるなど、動力にゆとりがある点。
原子力化のデメリットとしては原子炉の運転操作に特別な教育を受けた技術者を必要とし、核事故による放射能汚染のリスクがある点である。
また船体をモジュラー構造とし、各区画ごとに独立した機能を組み込んだことで船体が長くなっている。
民生品転用(COTS: commercial off the shelf)で、純粋に軍用に開発されたのではない、一般に使用されている商用民生品を導入している。
民生品の中でもコンピューターのような電気製品では、軍用品に比べ安価で能力も良いが、信頼性や耐久性には欠けるため、兵器の一部として使用する場合は交換を容易にするなどの保守のための配慮が欠かせなくなる。
この原子力宇宙船では、船体をパーツの交換が容易なモジュール構造とすることで、民生品の信頼性の低さを補っている。
また、原子力宇宙船は長期にわたっての建造が予定されており、その途中での装備変更も計画されているが、上記の様にモジュール構造を用いることで能力向上も比較的簡単に行うことができるとされている。
光ケーブルを使用した艦内LANにはオープン・アーキテクチャーを採用している。
主な推進システムは宇宙空間用電気推進の一種である比推力可変型プラズマ推進機(ひすいりょくかへんがたプラズマすいしんき、英:VAriable Specific Impulse Magneto-plasma Rocket - VASIMR)であり、姿勢制御システムも同様の方式である。
なお、英語の略称であるVASIMRは「ヴァシミール」と発音する。
- 43 :
- ネガティブマター推進
負の物質は押したらよってきて引っ張れば離れる変な性質がある
宇宙船の中心に負の物質を置いて宇宙船後方につけたバネで引っ張れば前進
前方のバネで引っ張ればブレーキになる。
燃料がいらな〜い 正と負の慣性質量がプラマイゼロ=エネルギー保存に矛盾しな〜い
- 44 :
- レーザーによる推進って、SF小説によくある設定だな
恒星間可能な宇宙船ってやっぱ反重力しかないと思うけど。。。
反重力なんて今の技術じゃできないしw
- 45 :
- 土台ができてる岩か小惑星かなんかから作るのがいいと思う。
比較的低予算でできるし。
- 46 :
- アクシズか
- 47 :
- 現代の技術水準で実現可能なロケット推進方式
比推力可変型プラズマ推進機(VASIMR)
(1)比推力:3000秒 - 5万秒
(2)推力:4キログラム - 120キログラム
(3)最大速度:秒速300km
※『比推力可変型プラズマ推進機(VASIMR)』について(日本語版)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E6%8E%A8%E5%8A%9B%E5%8F%AF%E5%A4%89%E5%9E%8B%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%9E%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%A9%9F
核分裂パルス推進
(1)比推力:6000- 10万秒
(2)推力:10万トン - 1億トン
(3)最大速度:秒速1万km
※『オライオン計画』について(日本語版)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%B3%E8%A8%88%E7%94%BB
- 48 :
- 地球の軌道にコンクリート製の地球つくれないかな
つか…セメントて宇宙で固まるの?
- 49 :
- >>48
月面でも固まるコンクリートは可能らしいから、真空は問題じゃないな。
ただ、無重量環境だとキチンとコンクリが締まらないから
中身がスカスカになりそう。
- 50 :
- 核分裂パルス推進こそ惑星間大量輸送を可能にする(現在のところ)唯一の方法です。
【Project Orion - To mars by A. bomb 1993】
http://www.youtube.com/watch?v=22iv_g7u6IQ&hd=1
http://www.youtube.com/watch?v=eipFtj76IZc&hd=1
http://www.youtube.com/watch?v=ywGMPZYh3tE&hd=1
http://www.youtube.com/watch?v=R-7wpQNN3ug&hd=1
http://www.youtube.com/watch?v=mmnwcTE5qHU&hd=1
http://www.youtube.com/watch?v=hx4tSauh3H8&hd=1
http://www.youtube.com/watch?v=fMJtVpFdJmM&hd=1
- 51 :
- >>49
じぁ そこら辺にある隕石をかき集めれば、いいんじゃね?
- 52 :
- 【NASAの“VASIMR”−宇宙へ飛び出せ!−】
NASAとAd Astra社が開発中のVASIMRエンジンですが、同社ではこのエンジンを200MW(メガワット)の原子力動力と組み合わせた場合、火星に人間を最短40日で投入できると試算しました。
“VASIMR”は、有人火星旅行を目指した最新の電磁加速プラズマロケットです。
VASIMRとは“可変特殊インパルス電磁プラズマロケット”の略語。図2に示すように、ドーナツ状の3つの超電導磁石を貫通するパイプの中に、水素またはヘリウムのガスが送られる構造となっています。
超電導磁石による強力な磁界の中に加熱したプラズマを閉じ込め、そのエネルギーを後段の超電導磁石の後ろに設けた磁気ノズルからいっきに解放し、高速のプラズマ流として噴出するというのがその基本的な仕組み。
従来の電磁加速プラズマロケットと違って、パイプを取り巻くアンテナから放射される電波によってプラズマが加熱されるので、電極消耗の問題がありません。また、推力を調節できる可変型であるため、きわめて効率がよいのも特長。
VASIMRは核融合反応を実現するためのアプローチの1つである“磁場閉じ込め”の技術から生まれたものです。
化学ロケットにおける推進剤の燃焼温度は数1000Kですが、核融合の実験装置のプラズマ温度は数100万から1000万Kにも及びます。
このような高温に耐える材料はないため、磁界によって高温プラズマを宙に浮かすのが“磁場閉じ込め”方式です。
現在の化学ロケットでは火星まで、片道でも7〜8か月もかかります。
途中はエンジンを停止した慣性航行をするためです。
しかし、VASIMRは効率的な加速航行ができるため、所要期間は半分以下の40日に短縮できると計算されています。
とはいえ、電磁加速プラズマロケットは電気ロケットの1タイプであり、有人火星探査となると200MW(メガワット)もの電力が必要となります。
http://www.tdk.co.jp/techmag/ninja/daa00692.gif
比推力可変型プラズマ推進機(VASIMR)
(1)比推力:3000秒 - 5万秒
(2)推力:4キログラム - 120キログラム
(3)最大速度:秒速300km
※『比推力可変型プラズマ推進機(VASIMR)』について(日本語版)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%94%E6%8E%A8%E5%8A%9B%E5%8F%AF%E5%A4%89%E5%9E%8B%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%9E%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%A9%9F
- 53 :
- 化石燃料枯渇で、人類文明は50年後くらいがピークと思う。
化学ロケットが限界か。
- 54 :
- 原子力エンジンに未だにあこがれてるw
- 55 :
- mosi
敵に出会ったときのために
名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2011/05/23(月) 03:58:42.10 ID:Sgm4OgFJ
170 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2011/05/21(土) 23:06:28.85 ID:9zO6slAx
>>167で質量があると空間が歪むのなら逆に言うと歪みがあればそこにはたとえ
眼に見えなくても質量を持つものがあるということだよね。
だからそんな機械があればレーダーが発明された以来の大業績だよね。
アメリカのステルス戦闘機でも楽に発見できる。
新着レス 2011/05/23(月) 03:56
171 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2011/05/22(日) 01:12:24.89 ID:75luP5mJ
オマエ天才だな
- 56 :
- >>52
電子レンジなのけ?
- 57 :
- 【原子力有人火星探査船:ディスカヴァリー】
国際宇宙開拓局により計画された火星探査船。
人類が開発した宇宙船で最も速く、最も強力で、最も遠方へと飛行出来る、初の惑星間航行用有人ロケットである。
ディスカヴァリーは直接降下式と呼ばれ、単体で火星表面に降下し、滞在した後に自力で軌道まで戻り、地球へと帰還するシステムである。
そのため、推進モジュールには初の試みとして熱核エンジンが搭載されている。
加圧水型として放射能を極力封じ込める設計(一次冷却水が加圧水のクローズドループ、二次冷却剤が推進剤)としたため、推進剤を直接加熱する方式と比べてかなり出力は劣る。
しかしながら、それでも従来とは比べ物にならない効率と出力が期待でき、一度に大量の物資を火星軌道に投入できるようになった。
なお、ディスカヴァリーとは「2001年;宇宙の旅」に登場する木星探査船にちなむ。
DISCOVERY-MARS EXPLORATION SHIP
全長:
降下モジュール:17[m]
推進モジュール:40[m]
直径:
降下モジュール:7.5[m]
推進モジュール:8.7[m]
原子炉:プルトニウム式加圧水型原子炉
推進機:
熱核エンジンXSPN-01A/比推力:800-1,200秒可変/推力:12トン
高出力電熱プラズマスラスタ8基/比推力:500-1,000秒可変/推力:2.5ニュートン以下(1基当たり)
電磁プラズマスラスタ16基/比推力:1,400秒/推力:1.2ニュートン以下(1基当たり)
LNG-メタン共用エンジン2基(上昇用)/比推力:320秒/推力:20トン
LHX-LOXエンジン2基(降下、上昇兼用)/比推力:420秒/推力:10トン
推進剤:
推進ステージ:水(往復分計70t)-中途、電気分解により水素供給
降下ステージ:LNG(メタン)+LOX、LHX+LOX/水として運搬(150t)
発電量:200[kW](ソーラーパネル/地球軌道)、50[kW](スターリングエンジン4基)
人員:6名
http://www.geocities.jp/silver_zerozero_two/spaceup/Discovery.jpg
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- 58 :
- とっても強い静電気利用とかで反重力とかならんの?地球内コアと地層がこすれて静電気おきて重力になるのか?
- 59 :
- 【ロシア宇宙局、有人火星探査用原子力ロケットエンジン開発に意欲】
ロシア宇宙局のトップは現在、有人火星探査用原子力ロケットエンジン開発に意欲を示しており、ロシア・メドベージェフ首相に働きかけています。
宇宙局トップの話では2012年までに原子力ロケットの概念設計を実施し、その後2020年までのシステム実用化を目指したいとしています。
●ロシアは1960年代から1980年代にかけて、有人火星飛行、有人金星飛行(ただし両方とも惑星周回のみで着陸せず)を実施するTMKプロジェクトを計画していた。
●TMKプロジェクトでは「nuclear-powered electric rocket engine」と呼ばれるロケットエンジンが研究されてきた。これは原子力燃料からの反応熱を熱電効果で電気に変換しプラズマエンジンを駆動するものである。
●ロシア宇宙局ではこの技術を再度掘り起こし、2030年代以降の有人火星探査実現に向けて技術の実用化を図りたい考え。
本計画実現には巨額の予算が必要となるため、ロシアトップの政治的判断が欠かせませんが、今後の動向が注目されます。
- 60 :
- メドベージェフ「首相」って…
- 61 :
- 【核分裂パルス推進の原子力宇宙船を打ち上げるオリオン計画に再び脚光(動画あり)】
知る人ぞ知るフリーマン・ダイソン氏が加わって、1957年に「オリオン計画」として研究開発が本格化した、核分裂パルス推進の原子力宇宙船の知られざる秘密。
息子のジョージ・ダイソン氏の働きで、次々と明らかにされており、にわかに再び脚光を浴びてきている。
800万トンクラスの超巨大な宇宙船を、堂々と土星までぶっ飛ばす計画が、50年以上も前から真剣に進んでいた。
例えて言うならば、豪華なマリオットホテルの底部に、2000発から3000発もの原子爆弾を仕込み、それを次々と爆発させることで、
かつてなき想像を絶する推進力を得て、そのまま超巨大な宇宙船を地上から打ち上げ、超高速で宇宙空間を移動していく。
まさに壮大きわまりないオリオン計画!
すでにミニチュアモデルでは、順調な打ち上げ段階まで開発に成功し、かなり実現が間近に迫る技術レベルまで進んでいた。
ただし、ジョージ・ダイソン氏は、宇宙計画を飛躍的に前進させ得たプロジェクトが、当のNASAからも、忘却の彼方に消え去ってしまった現状に、ショックを覚えたとのこと。
ジョージ・ダイソン氏が、世間へのアプローチを強めることで初めて、NASAとしても、真剣に当時の研究の価値の再評価を進めたいという動きが出始めた。
すでにNASAからは葬り去られていた、フリーマン・ダイソン氏が所持していた貴重な資料などの提供を、改めて息子のジョージ・ダイソン氏に丁重に依頼する流れとなった。
主に政治的な要因などで中止に追い込まれたという優れた開発プロジェクトの技術が、現代の技術レベルでよみがえり、日の目を見ることへの期待も高まりつつある。
核兵器としての原子力開発は論外だが、クリーンな核エネルギーとして、革新的なロケット技術が誕生するかも・・・
(注:動画は、こちらのページから直接ご覧ください)
http://www.ted.com/index.php/talks/view/id/221
- 62 :
- 懐かしいねぇ
ぜひ実現して欲しい
- 63 :
- ペットボトルロケットで宇宙にいこうぜ
- 64 :
- 21世紀現在の技術水準で実現可能な恒星間宇宙船
【スーパーオライオン級有人恒星間航行用宇宙船『スーパー・ノヴァ(超新星)』】
重量 800万t
全長 1385m
全幅 532m
全高 383m
推進システム:核分裂パルス推進ロケット駆動(ドライブ)
(1)比推力:6000 - 10万秒
(2)推力:12万トン - 1億2000万トン
(3)最終到達速度:秒速1万km
※『オライオン計画』について(英語版)
http://en.wikipedia.org/wiki/Project_Orion_(nuclear_propulsion)
※『オライオン:ギャラリー』(英語)
http://bisbos.com/space_n_orion_gall.html
- 65 :
- PCの壁紙にどうぞ
【建造中のスーパーオリオン】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/super_orion_construct_600.jpg
【軌道上のオリオン(1)】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/orion_orbit_600.jpg
【軌道上のオリオンの組み立て】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/orion_construct_600.jpg
【火星軌道上のオリオン(1)】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/orion_mars_1_600.jpg
【火星軌道上のオリオン(2)】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/orion_mars_2_600.jpg
【オリオン出発(1)】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/orion_departs_1_600.jpg
【オリオン出発(2)】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/orion_departs_2_600.jpg
【軌道上のオリオン(2)】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/orion_orbit_2_600.jpg
【居住モジュールの断面図】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/hab-cutaway-600.jpg
【スーパーオリオンのリフトオフ】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/liftoff-1_800.jpg
【オリオンの注釈付き画像】
http://bisbos.com/images_spacecraft/orion/mars-orion-ship620.jpg
- 66 :
- 【速報】ロシアが巨大UFOに攻撃 宇宙戦争開戦へ
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1308834617/l50
- 67 :
- 宇宙船ならカク博士がすでに設計しただろ
- 68 :
- 上でもちらっと出てたけど、レーザーやらマイクロ波やらを
ロケットに当てて飛ばす、いわゆるライトクラフトとかってその後どうなの?
ライトクラフト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88
レーザー推進
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E6%8E%A8%E9%80%B2
個人的には、軌道エレベータは地球じゃ工学的に無理で、
当面実現しそうな画期的な打ち上げ方法ってこいつぐらいしか
ないと思ってるんだが、どうよ?
- 69 :
- ワープできそうな方法見つけたぞ!!!
それはある物質とある物質を光速以上の速さで、宇宙空間にぶつけるんだ
そしたら多分ワープ空間の出入口が出来るとおもう
どうだ!俺の発想は!?
- 70 :
- うえ
- 71 :
- てす
- 72 :
- 今てきとーに考えたけど
電子レンジと洗濯機
とパソコン。これあればLHCができる
あとわ君達にまかせるよ
全部教えなくても
君達はばかじゃない
- 73 :
- 中心にダイナモを据えた完全な球体で反重力を利用だな。
- 74 :
- とりあえず、地球に資源があるうちに作らないと
理論が完成した時には
材料何も残っていませんでした、になっちゃうよ。
- 75 :11/12/08
- 【スーパーオライオン級有人恒星間航行用宇宙船『スーパー・ノヴァ(超新星)』】
重量:800万t
全長:1385m
全幅:532m
全高:383m
乗員:1305人(最少435人)
推進システム:核分裂パルス推進ロケット駆動(ドライブ)
(1)比推力:6000 - 10万秒
(2)推力:1GN (ギガニュートン)《10万1970トン》 - 1TN(テラニュートン)《1億197万トン》
(3)最終到達速度:秒速1万km
※『オライオン計画』について(英語版)
http://en.wikipedia.org/wiki/Project_Orion_(nuclear_propulsion)
※『オライオン:ギャラリー』(英語)
http://bisbos.com/space_n_orion_gall.html
機体主材料:耐熱新素材「TMC(チタニウム・マトリックス・コンポジット)」
(新タイプのチタン合金の中に高張力の炭化ケイ素を埋め込んだもの。
チタン合金は急速結晶化プロセスという方法で作られる。
回転盤の上に溶融したチタンをしたたらすと、滴となって飛び散る。
これを不活性ガスの中で急冷させると、きわめて純粋なチタン粉末ができる。
これを圧縮して高密度の板状あるいは棒状にする、鋳型を作る、直接パーツに成型するなどの方法で使用する。
TMCは既存のいかなる構造材に比べても耐熱性がはるかに高い。機体の表面もTMCのスキンパネルで覆われている。
TMCはアメリカの『NASP計画(National AeroSpace Plane Program)』で実際に開発された耐熱新素材。)
代替機体表面素材:CCコンポジット
(炭素または黒鉛に炭素繊維を埋め込んだ複合材料。
アメリカのスペースシャトルの機体先端部と翼前端だけはこれで被覆している。
アメリカのスペースシャトルの表面にびっしりと張っている耐熱用のケイ素タイルのような、消耗品ではない。
TMCが再開発できなかった場合の代替素材。)
備考:磁気プラズマ・セイル(MPS:Magnetic Plasma Sail)搭載
※この技術はマグセイル (magsail) とも呼ばれ、磁気帆や磁気セイルと訳されることもある。
宇宙船は磁場を生成するため超電導ワイヤの大きな輪と、操舵または荷電粒子からの放射線の危険を下げるための補助の輪を展開する。
また、マグネティックセイルで、加速と同規模のエネルギーを必要とする"減速"のため、巨大な磁場を展開して、星間物質の抵抗を宇宙船のブレーキとして利用する事もできる。
これにより、恒星間旅行の半分を占める減速のために推進剤を積む必要がなくなり、旅にとって大きな利益となる。
余談:アメリカ合衆国の理論物理学者、宇宙物理学者であるフリーマン・ダイソン(Freeman John Dyson)は、オライオン型惑星間宇宙船のアイデアを恒星間宇宙船に適用している。
ペイロードが2万トン(数百人から成る小さな町を充分に維持できる)ほどになるので、宇宙船は必然的に大きくなる。
全質量は1個約1トンの核爆弾30万個の燃料込みで、40万トンほどになる。
爆弾は3秒ごとに爆発させられ、宇宙船を1Gで10日間加速し、光速の30分の1(秒速1万km)に到達する。
この速度でオライオン型恒星間宇宙船はアルファ・ケンタウリに140年で到着する。
ただ、この宇宙船に目標星での減速能力を与えるには、磁気プラズマ・セイル(MPS:Magnetic Plasma Sail)を搭載しなければならない。
オライオン型恒星間宇宙船は宇宙船としては最小限の能力しか持っていないが、現在の科学技術で建造し、送り出すことのできる恒星間輸送の形態の1つではある。
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