2011年12月1期世界史29: 葬送の歴史【土葬】風葬】火葬】鳥葬】 (30)
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葬送の歴史【土葬】風葬】火葬】鳥葬】
- 1 :11/09/05 〜 最終レス :11/12/03
- 最近親族に葬式がありました。火葬を行ったのですが、元々はウチの地区は昭和のはじめ
頃でも土葬だったそうです。
というわけで、世界の歴史における葬送を語ろう!
- 2 :
- 2げっと
- 3 :
- 珍しい葬送といえば…
縄文時代の日本で、一度土葬して、肉が腐ってから改めて骨を改葬したトコあるんだよな。
これもまた凄い。
- 4 :
- 「洗骨」の風習ならば、近年まで南西諸島にあったじゃないか。
- 5 :
- そうなの…と思って検索したら、今でも与論島とかであるみたいだね。
- 6 :
- レーニン、毛沢東、ホーチミン、金日成
「わしら冷凍葬も忘れないでくれ〜」
後に続く元首はもう現れないのだろうか。
- 7 :
- もはやイラン本国には辺境に数万人しかいないゾロアスター教徒であるが、
インドには亡命子孫パールシーがムンバイ近辺に6万人ほど暮らしており、鳥葬も継続されている。
QUEENメンバーのフレディ・マーキュリーはパールシーであり、エイズで病死後やはり鳥葬された。
- 8 :
- >>4
去年九州地区でテレビ放送あった。ドキュ形式で。
- 9 :
- >>7
一応、イランの第二国教。
- 10 :
- >>1
>元々はウチの地区は昭和のはじめ頃でも土葬だったそうです。
私の親類のところ(鳥取)では、昭和の末まではまだやっておりましたね。
棺おけは元々長方形の寝棺であったのが、室町時代に丸い桶型が出て来る様
ですが(座葬自体はもう少し古いし、桶状のものに入れた例も一応ある)、
あれに入れるのに、死後硬直した遺体を無理矢理曲げていれるので、入れる
方も入れられる方も骨が折れる作業が必要でした。
文字通り、骨が折れる様な音がしたので。
宗旨にもよりますが、昭和30年代までは珍しくなかったかと。
以前、改葬したら江戸時代の髷を結った先祖のミイラ化した遺骸が出て来た
ので、警察に連絡してから火葬したという書き込みがありました。
>>4
近代に禁止されて、やり方を改めていましたね。広義の洗骨は続ける形で。
有名なのは、スレタイトル以外では水葬ですが、珍しいのは樹上葬。
日本では仏典経由でインドにあることが早くから知られていましたが、平安時代
にも少数ながら行われた例があります。
仏典の影響を受けたものか否かは不明。どうも異常死に対して行われたらしい。
- 11 :
- 正直オレは海にでも散骨されたいな。ば単なる物体だと思っているし。
で、検索したら、中国では散骨が当たり前みたいだね。なにやら、昔の政敵の墓を暴いて死体を打つなんてことやる民族
だからかな?
- 12 :
- 昔の墓を改葬するとき、棺桶に中から引っかいた痕があった、って話はよく聞くね。
- 13 :
- 埋葬が始まったのは10万年も前からだそうだが、
その頃から赤土を撒く(赤色を塗る)ことを行っているな
- 14 :
- シャニダール洞窟だっけ?
遺骨の上から大量の花粉が検出された遺跡。
故人に花を供えるのはネアンデル君もやってたんだろうか。
- 15 :
- >>12
だから通夜という習慣が出来た、と何かで聞いたよ。
生き返るかもしれない、でも独りで見てるのは怖い、だから大勢で…と。
- 16 :
- 骨上げって洗骨みたいな風葬や土葬のときの改葬の文化が火葬用にアレンジされたものなのかな?
それとも伝統的に火葬をする文化では遺族が焼けた後の骨を拾うというのも火葬とセットになってるのかな
- 17 :
- >>16
あれは土葬の名残では。
加地伸行氏は「日本の火葬は、実は土葬」と似たような説を唱えている。
- 18 :
- 埋めてそのままにしない土葬か。マダガスカルの死後7年後だかにする改葬の儀式を思い起こさせる
でも日本の土葬ってそんな改葬ってやってたっけ
- 19 :
- 青森県の小牧野遺跡では、個性的な墓が多くて、その中でも上位の人の墓は
一度土葬した後の骨を改葬していたらしい。
- 20 :
- http://www.shimatate.or.jp/20kouhou/simatatei/sima_32/sima32-25-27.pdf#search='浦添 石棺墓'
沖縄のは土葬は一度もなく再風葬ね
王家を例にとれば室内に広い空間がありぽつんと石棺がおかれ
日本で例をあげれば古墳時代の大型古墳ね
時代が下るぶん沖縄のほうがより大陸的ではあるが
あと東北地方を例にあげると沖縄と共通の縄文時代期の箱式石棺墓ね、
大陸系の北方民族が東へ南へと弥生、古墳時代期には西日本へとね
- 21 :
- >>10
出雲では樹木葬だったようだけど…インド起源なのか。
インドって言ったら、水葬だな。
- 22 :
- 質問です。
豪雪地帯で冬の最中に死者が出た場合、遺体はどう処理するのですか?
雪の上で大きな火は焚けないから火葬にできないし、
土葬にしても雪を掻き分けて地面を出し、墓穴を掘るのが一苦労…
- 23 :
- 一旦雪の中に埋めるんじゃないの?
- 24 :
- 昔の満州では、雪を掘って土を掘って埋めていたな。
- 25 :
- 満州ってそんなに雪が積もるの?
- 26 :
- シベリアじゃ、雪が堅くて掘れなかったとか言うね。
- 27 :
- ミイラって世界各地にある風習だけど、散発的に発生した習俗なのかね。
日本だと出羽の即身仏が有名だけど、その他にも奥州藤原三代や藤原鎌足とかも有名だね。
鎌足は昭和初期に気象アンテナの建設工事中に発見され、漆喰の密閉スペースで1300年以上もかけて
ミイラ化し、当時の鮮やかな衣装もそのままだったという。
だが貴人の墓ということで特高あたりが動きだして、結局埋め戻してしまった。
- 28 :
- 鎌足のは、もしその時見つかったのが蘇我氏とか物部氏のだったら晒し者になってたのかな
あるいは足利氏あたりとか
- 29 :
- 乾燥地帯で死体を放置すると、自然にミイラになるからな。
腐りやすい内蔵を除くとさらに良い。
それを、死語の世界と関連づけてミイラ作りが盛んになるのだろう。
- 30 :11/12/03
- 漢民族は基本的に土葬だろ
一部で火葬が仏教とともに広まった
洗骨は客家人が先祖の骨と共に移住していくときにできた習慣だとか
琉球に伝わったのもその系統の洗骨ではないかな
・ 次のスレ
30: 中東・北アフリカ近現代史 (410)
31: 仏教の歴史 その2 (242)
32: 狩猟・漁業の歴史・社会史・文化史 (69)
33: 世界中にある「三国志」を (52)
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