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2012年07月アニソン等303: アルバム全曲レビュースレ in アニソン板 (286) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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アルバム全曲レビュースレ in アニソン板


1 :2008/06/06 〜 最終レス :2012/10/24
商業誌/サイトにありがちなオブラートにくるまれているようなレビューではなく、率直なアルバムレビュースレ。
CDを購入する際の参考になればと思います。
■関連
 アルバム全曲レビュースレ 18th(邦楽板)
 http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1209871679/l50
 邦楽板アルバムレビュー保管サイト
 http://www10.plala.or.jp/puusan/review/al_dom/al_domtop.htm

2 :
アニソン関係のアルバムレビュースレがあったら面白いと思ったので立てました
声優のアルバム等も対象で、よろしくお願いします。

3 :
              )
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         ,,        )      )
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          ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
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      /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
      ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、)  、}
      ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′

4 :
GWAVEとかはどうなるん?
アニソンの定義をしてくれ

5 :
GWAVEとかゲーム系、アニソン歌手のアルバムとかのレビューもあるとありがたいかも

6 :
邦楽板のレビュースレだと
アニソンとか声優、ゲーソン、サントラのレビューはあんまり反応が無いんだよな
そういう分野をこのスレではカバーできればいいのかも
川田まみ「SAVIA」
林原めぐみ「VINTAGE A」「VINTAGE S」のレビュー読みたいです リクエストしてみた

7 :
ある程度まともなレビューを書ける人材も、
他人のレビューを読んで楽しめる層も、
この板にはかなり少ない気がする。
だから、書き込み増えないんじゃないかな〜と思いつつも、
個人的には残ってほしいので、即死回避保守

8 :
邦楽板でアニソンの反応が良くないことがこのスレを立てた理由だとすると、
こっちでは邦楽板よりアニソンマンセー気味にレビューした方がいいのかな。
例えばこんな2つのレビュー
メルト/初音ミク ★★
典型的なアイドルポップ。曲自体の出来は大塚愛あたりと大差ないが、アレンジも考慮に入れると下回る。
Aメロからドラムの手数が多いが、他パートはリアクションなし。2周目Aメロで変化を見せるための前フリかと思ったが、
2周目も同じでドラムのみ空転。サビでのピアノの被せ方から察するにピアノで作曲しているのだろう。ドラムについて勘違い気味で、
ベースのことはサッパリという感じ(ピアノと被りすぎている)。生ピアノで見せ場を作りたかったところだが、多分これなら大塚の方が上手い。
ボーカロイドという、人間の声に似た音を出す楽器自体は面白いが、歌手とみなすには弱く、すきま風が女性のうめき声に聞こえる時のような
うすら怖さを感じた。歌ものではなく、インストと認識すればそれなりに聴けるかも。
メルト/初音ミク ★★★★
清涼感のあるピアノポップに元気なドラムが絡む、ベン・フォールズ・ファイブのアイドルポップ版といった印象の曲。
初音に声量が無く、サビでドラムがオープンハットになって、ピアノが曲のメインフレーズを弾きだすと力負けする。
しかし音像に埋もれて溶ける様子は曲名通り「メルト」。さらに実体が無いという初音独特の境遇がいっそう消えてなくなりそうな切なさを連想させ、
普通の歌手が歌う切ない恋の歌とは一線を画した仕上がりになった曲。
上はテンプレ通り「率直」、下はポジティヴ解釈。やっぱり上はアウト?

9 :
個人的には上もアリ
アルバムとかだと数曲は印象に残らない曲があったとしてもおかしくないし
マンセーレビューだったら尼でも行けば読めるわけで
信者が暴動起こさなきゃいいけど

10 :
最初のレビューがミクじゃあ後つづかないわ

11 :
>>8
上もありだと思うけど、最初のうちはおとなしく行ったほうがいいような気もする。

12 :
糞歌を避けられればそれでいいや

13 :
ほしゅ

14 :
ミクのレビューのようにアレンジや技術の視点から見るなら上しかない、下だと皮肉っぽくて逆にアンチ。
人気のあるアルバムを一つ、あっちの感じで投下してもらいたい。
その反応で今後の方向がわかる気がする。

15 :
人気のあるアルバムじゃなくてすまん。
我ながら珍妙なセレクト。需要あんのかコレ。

I / 菊池志穂
1.ビタミン不足 ★★★
イントロのギターアルペジオが耳に残るリードトラック。
ブレイクビーツ気味のリズムと温かみのあるピアノが菊池志穂の優しい歌を支える。メロディラインは悪くない。ダルい声優アルバムと言う今作の方向性を簡潔に示す一曲。
一回目のサビから生ドラムが出てきてツインドラムになるのが面白い。

2.ハルジオン ★★
ギターのみから始まり、エレピ、エレキ、マリンバと音が少しづつ加わっていく。
そんな中、ボーカルはあくまでも穏やかに歌うのがジャケのクールな彼女とシンクロする。
途中の本人直々のハーモニカソロは小学生レベル。この曲ですごいテクを見せ付けられても困るが。

3.アイタイ ★★★★
メロディの良さは今作でも1,2位を争うスローテンポバラード。だが、悲壮感は感じられず希望的な静けさ。
「こんなに誰かのことを好きになれたコトうれしかった」とストレートに歌うサビが良い。
ギターソロはなかなか渋いブルースロック風のソロを聴かせてくれる。

16 :

4.手紙 ★★★☆
フォーク調のアコギが軽快に響き続ける今作では唯一明るい曲。それでもアンニュイ雰囲気が漂う。
冷めてるさだまさしみたいな彼女の歌い方は良い意味で声優らしくない。逆に歌詞は若干スイーツ(笑)っぽい。
手拍子と共に軽くジャムって終わるアウトロは西部の酒場でサングラスのデブが酒を飲みながらギターを弾いてるのが思い浮かぶ。

5.eye ★★
本人作曲。
マリンバの下降旋律とコンガが眠気を誘う。
次のフィナーレに備えるインタルード的な曲。

6.[ri:plei] ★★★★
タイトルは記号を使ってるのでちゃんと表記できなかった。
ここまではアコギ中心でゆったりとしていたが、締めはエレキが前に出てアップテンポに攻めて来る。
古臭いギターの音質のグループサウンドだが、歌が穏やかな女性Vo.なので新鮮。
シンガロングできそうなキャッチーなサビは一度聴いたら口ずさんでしまう。
しかし、こういったアップテンポ曲になると、今までダルそうな空気でごまかしてきた彼女の歌唱力が気にならなくもない。
それでも、ラストを飾るに相応しい曲だろう。

総評 ★★★☆
声優CDにしては珍しくアコギを中心としたアコースティックな1枚。
声優×アコースティックは儚い/切ないといったのが多い中、アンニュイ/クールな空気を作り出しており、ほかの声優CDとはまた違った趣がある。
普段の役柄からは考えられないクールな菊池志穂の歌声は特別上手いというわけでもないが、媚びた感じがまったくせず、アルバムの曲とよく合ってると言えよう。
ファンと盛り上がるのでなく、ファンを突き放したような楽曲/歌は一般のアニソン好きにどう聴こえるのかわからないが、個性的ななかなかの佳作ではないだろうか。

17 :
>>16
乙。

今まであっちのスレでも水樹や新谷、最近ではユーフォニアスがちゃんとアーティストとしてレビューされてるし、やっぱり統合でいい気がする。

18 :
新谷なんかは普通に良いリアクションされてるもんな
本家スレはメジャー作品でもオーバーにリアクションされないイメージだ。(だから荒れない
>>6の反応が無いというのがいつのことを指すのかわからないながらこっちにやってみたが
投下したあと俺もあっちと統合で問題無いと気付いた

19 :
>>16
レビュー乙です。なかなか面白そうなアルバム。
個人的にはこっちのスレもしばらく続けてみて欲しい。
サントラやキャラソン集のレビューは邦楽板だとちょっと浮くから。
アニソンにはアニメの内容に合っているかどうか、という評価軸もあるし、
こっちの板ならそういう観点の評価もしやすいと思う。

20 :
hoshu

21 :
だれかレビュー投下しようぜ〜

22 :
言い出しっぺの法則

23 :
age

24 :
えっと、今更なアーティストでもOK? TWO-MIXとか。

25 :
全然OK

26 :
エロゲ曲だけど投下

Pencil Vocal Collection 03
1. Refrain ★★★★
美しいメロディーとストリングスの音が調和した感じの癒し/幻想系の良ポップ。
作曲者の上松らしいバイオリンの響きが心地良い。
バイオリンは生? 途中から入ってくるアコギも雰囲気を高めてGood。
2. Moral ★★★☆
クラブ音楽っぽいノリのポップス。エレキも含めて完全に打ち込みっぽく聴こえる。
ドラムが完全にクラブ系の音なのでダンス系をアニソンっぽくベタにした感じの曲。
メロは個人的に結構好き。アウトロは好きな終わり方。
3. 恋は☆Magic ★★☆
萌え歌。
エロゲ声優二人のボーカルで作曲は榊原ゆい。
とにかく榊原の歌謡ポップメロディーとゆったりな雰囲気の萌えオケな曲。
アウトロはいい感じ。
4. 乙女な☆Witches ★★☆
甘々な典型的萌え電波ソング。ボーカルは声優4人。
合いの手使いまくりだがメロディーセンスは良いと思う。
オケはとにかくベタに徹した感じ。

27 :
5. パピリン、愛の調べ(sweet love mix)★★★
サクラ大戦みたいな曲。というか萌えボーカルでやった昔の特撮OPみたいな感じ?
歌詞は電波。なぜかバッキングが良く出来てるので★3つ。
6. 贖罪のラプソディー ★★★★
桃井はるこボーカル。
パイプオルガンで始まる物凄いベタな曲。でもオケはかなり作りこんでる模様。
桃井の歌にすごいビブラートがかかっていてさらにベタさが増してる。
個人的にオケが好き。インスト欲しい。
7. 原罪のレクイエム ★★★★
KOTOKO&C.G mixのI'veファンの間では有名な曲。
KOTOKOの練られた世界観の歌詞が良。間奏のドラム抜きシンセの部分がI'veらしい。
8. Sigh…
哀愁系テクノポップ。ただしどっちかといえば90年代アニソンという感じ。
サビのメロディーにからまるコード進行が好み。20代以上のアニオタには懐かしい感じのするかもしれない良ポップ。


28 :
9. 追憶のノクターン
ピアノの和音が綺麗な良バラード。この曲もなんだか90年代J-POPっぽい。
自分の中では何だかノスタルジーな曲。
10. melty snow ★★★★
I've川田まみの感動系バラード。
泣き、ではなく”朝起きて朝日を浴びてる系”(?)な爽やかさ溢れる良曲。
雪の中で聴いたら感動できるタイプの曲、…かもしれない。
11. アナタだけのAngel☆ ★★★
I've詩月カオリの電波。
もの凄くベタなシンセのコードとアルペジオが主張しまくるものの、曲の骨格は切ない系バラードでも通用しそうな良ポップ。聴き込むとだんだん良くなる系。
12. 此ノ花ノ咲ク頃 ★★★★
情緒的な感動系マイナー・ミドルテンポの半歌謡ポップ。歌詞が印象的。
作曲は榊原ゆい。歌謡曲的なベタな曲だが良作。

29 :
13.ちる はな さくら ★★★☆
小さく纏まった演奏の少し暗めのバラード、と思いきや途中からドラクエの王宮のテーマっぽいシンセコードが入ってきて壮大さを湛えた感じの叙情的バラードに。
この仕掛けはゲームの雰囲気に合わせてるのかわからないけど好き。
同じ歌手なのに前曲と声が全然違うw
が、エロゲポップアルバムの締めくくりには良い感じの良曲。
総評 ★★★★
アルバム通して聴くと全体でよく雰囲気を考えてる配曲。
電波系はなんとも言えないがバラード、アップテンポ系はかなり良くできてるアルバム。
2000年代的な音はあまりしないが良盤といえる。

30 :
ごめん抜けてた、追憶のノスタルジーは★★★☆でした

31 :
×ノスタルジー
○ノクターン
orz

32 :
また抜けが…
Sigh…は★3つ

33 :
色々ボロボロだけどこんな感じでいいのかな

34 :
>>26
過疎打開レビュー乙!

俺も現在レビュー準備中・・・

35 :
待たせたな。

BMP132 / TWO-MIX

01. JUST COMMUNICATION ★★★★★
TWO-MIXのデビュー曲であり、代表曲でもある。作曲は大御所・馬飼野康二が担当。
流石に馬飼野が手がけただけあって、メロディラインがいい具合にポップスとして
消化されており、アレンジも上手く計算されている。
02. GOOD DANCE!! ★★☆
おそらく、TWO-MIXとしては視聴者が二番目に聴くであろう高山みなみ作曲楽曲。
曲はチープなtrfといえばわかりやすいだろう。ダンスミュージックにしては
ビートと低音部が弱め、かつポップス寄りなのがタマに傷。
中盤はプチカオス。マシンガンが鳴り響き、犬とヌコが鳴き喚くなどSEでお遊び。
もっと遊びまくってもいいかもしれないが、それはリスナーが許さないだろう。
03. THOUSAND NIGHTS ★★★
ファストテンポで進行するアラビアンテクノポップ。高山声がエロいよ高山。
この頃はシンガーとしての経験が足りなかったのか、セクシーに歌うのが精一杯。
きっと、大きいライブ会場ならベリーダンス隊が登場するだろう。
なお、この曲ではあまりスネアを使わなかったが、これは正解だろう。

36 :
04. FRIEND ★☆
正統派ポップス。平坦なメロディーのせいで退屈しやすい残念な曲。
歌詞はまぁ...悪くないんでないの?
05. SILENT CRUISING ★★☆
人によってはTMNだのaccessと思いたくなるようなアレンジのファストナンバー。
2nd以降の情熱的な恋愛ソングをこの時点で片鱗を見せている。
なお、間奏のパーカッションは永野によるもので、楽曲のを賑やかにはしてないが
疾走間を加えているわけではない。一体何のために入れたのだろうか...。
06. CALLIN' YOU ★★★☆
アンニュイなラブソング。後にリアレンジバージョンがドラマのイメージソングに
使われることにある。それほど、一般ドラマに向いた楽曲といえる。
「約束だけが 増えてゆく / 愛は  ズルイ…」という表現は上手いと思う。
高山の声質も楽曲に上手くフィットしている良曲。
最後の「I LOVE YOU」は反則w
07. DIVIN' TO PARADISE ★★★★
現在のTWO-MIXからは想像しにくいフレンチポップ調のダンスナンバー。
この頃からラップを起用しており、後に幾度と鳴く披露されることとなる。
ウィスパーヴォイスを主軸にした歌唱とラップがエロいです(;´Д`)ハァハァ
後に中部テレメッセージのCM曲として中部地方のお茶の間に流れることに。
どんなCMなのか、誰か教えてください。

37 :
08. I LOVE YOU ★★
どう聴いてもヴォーカルがNOKKOです。本当にありg(ry
本当にその類にしか聞こえないから困ったもんだ。
(よく聞くと、単に高音メインのメロディーに慣れてなかっただけだったが)
それ以外は普通のポップス。なぜかアコーディオンの音色が使われている。
高音に慣れた高山みなみが歌うバージョンが拝めるのは3年後のお話。
09. SECOND IMPRESSION ★★☆
デビュー曲のカップリングで、おそらく一番最初に聴くこととなる
高山みなみが作曲したTWO-MIXとしての楽曲。
スローテンポで展開される萌えソング。珍しくロリっぽい声で歌っている。
が、ラップでは大人の女性に戻っている。ラップもロリ声なら神なのに。
あまりにまったりしているので、下手したら眠くなる曲でもある。
10. YOU CAN DO IT ★☆
少しだけシリアスにしたモー娘。とか篠原ともえ(初期)みたいな曲。
明らかにラストトラックに持っていく曲では無いため、
ここでアルバムの世界観が一気に崩壊してしまった。
3曲目だったら、まだ評価されたんだがねぇ...。

総評 ★★
TWO-MIXによる初のアルバムで、まだ覆面ユニットだった頃の一枚。
当時はまだ方向性が定まっておらず、事務所やレコード会社の意向なのか
今から見たら随分とポップなアルバムになっているのが特徴。
2ndアルバムまでは馬飼野が提供することがあったため、その影響かもしれない。
このアルバムの一番の欠点は曲順。申し訳ないが、「JUST COMMUNICATION」を
1曲目に持ってきたり、ネタっぽい曲をラストに持って行ったりと
世界観を崩壊させるような曲順にしたているのが口惜しい。
TWO-MIXの中ではポップスに分類できる曲ではあるがお世辞にもクオリティが高いとは
言いにくいため、勧めるなら別のアルバムを聞かせてからの方がいいだろう。
貴重な高山みなみの萌え声を聴きたい人はチェックすべきだろう。

38 :
>>26

またマニアックなモノをw
モモーイ曲なんてあったんだな
>>35

高山がロリ声で歌ってるの聴いたことないな
聴いてみたい
やっとスレが湧いてきたな
俺も需要低そうな一枚で書くか

39 :
>>35

しかし、馬飼野が関わってたとは全然知らなかったわ。

40 :
またTWO-MIXですまんw

BPM143 / TWO-MIX
01. RHYTHM EMOTION ★★★★☆
ガンダムWの新OPになる曲だが、放送されたのはたった1クールというかわいそうな曲。
当時の流行、前シングルのヒット、ガンダムW主題歌という要素が重なり、
見事にオリコン8位を記録し、ガンダムシリーズ主題歌売上げトップを維持し続けている。
楽曲自体はタイアップ先にマッチしたスペイシーな打ち込みサウンド。
優しいメロディがアレンジすら飲み込んでいるという珍しい内容。
この曲がTWO-MIXファンの間では根強い人気を誇るのは言うまでもなく、
現在までのTWO-MIXといったら真っ先に上がりそうなほど強烈な印象を残している。
02. ETERNAL MOTION ★★
当時、流行していたtrfのようなダンスサウンドを基調としたデジタルポップス。
サウンド自体はシンプルで、現在、TWO-MIXのパブリックイメージである派手さがない。
派手なのはメロディーラインぐらい。ひたすらシリアスに歌う高山の声だけで
保っているような曲なので、次第に飽きてくるのが欠点。
03. I'LL BE THERE ★☆
馬飼野康二作曲。前曲の世界観を引き継いだtrf調レイヴ。
シングルで見せたシンフォニック要素をここでも"ほんのちょっと"見せている。
流石に高山とは違いコンパクトにまとまっている。力強い高山のヴォーカルが
より、曲の持つ切なさを表現しているが、煮えきれないアレンジが原点。

41 :
04. INNOCENT DANCE ★★☆
製作当時、TWO-MIXでダンスミュージックを作ったらどうなるかというコンセプトで
作成されたというユーロビート。おそらく、アルバム最速のBPM値を記録。
やりすぎってくらいにオーケストラヒットを使いまくり、それっぽい声ネタを使い、
若干キツめのビートを使用しているので、ダンスサウンドとは言えなくはないが、
どっちかといえばなんとか豆腐店って車が峠を攻めてるイメージ。ブレイクがあれば
より、クッキリとしたイメージが伝わったのではないだろうか。
05. COME ON!! ★★☆
『お前、カモンベイベーって言いたいだけちゃうんか』と言いたくなる歌詞。
てか、コッチの方がモロレイヴ臭い。音の使い方とかがモロだもんなぁ。
より激しいのがお望みの方はクラブ系CDコーナーへ行きなさい。
長く聴いていると、ひらがなでしかしゃべれなくなりそうなきょくでもある。
06. ENDLESS LOVE ★★★☆
2ndシングルカップリング。後のTWO-MIXの主軸の一つであるシンフォニック調
デジタルポップの走りと言える曲。構成はシンフォ→レイヴ→シンフォというのが
大まかなこの曲の流れで、当時としてはよくがんばった方ではないだろうか。
実際に聴いてみるとカップリングにするにはもったいない出来で、なんでここで
タイアップをつけてくれなかったのかが不思議でならなかった。
07. BECAUSE I LOVE YOU ★★★
永野椎菜によるツンデレ(?)な歌詞に明るくもちょっと陰のある楽曲が乗っかる。
今のTWO-MIXから見ても珍しい曲調で、永野曰くライブのステージングを想像した曲。
どっちかといえばDA PUMPやSPEEDが歌いそうな曲調ではある。
曲中に聞こえる永野の声に女子がトキメキ、野郎はビックリ。ここだけ高山に
歌わせなかったのはちょっとだけリアルな感じがする。

42 :
08. DEAR MY REGRET ★★★
アルバムでは唯一、全編日本語で書かれているバラード。
正直、歌詞は重い。離婚直後に聴きたくない楽曲でもある。
静かに、淡々と展開されるのがより、失恋時の空気に似ているので怖い。
余談だが、高山はこの曲が感情輸入しすぎるという理由であまり歌いたがらないらしい。
09. T・R・Y ★★★★
後に副題とイントロ・アウトロを追加してシングルカットされる曲。
どういう経緯かは不明だが、急遽シングルカットが決まったらしい。この曲で永野が泣いた。
TWO-MIXファンの中でも人気の高い応援ソングで、サッカーファンにもおなじみ。
アルバムでは前述の要素は無いが、代わりに感想がちょっとだけ感動的になっている。
本作唯一の詞先で作られた曲のため、メッセージ性が強い。ちなみにこれも馬飼野康二作曲。
10. WHITE SAILING ★★☆
イントロからしてゴッツイおっさんの声が聞こえてきそうなくらい爽やかダンスポップ。
優しいヴォーカルと無邪気なヴォーカルが同居し、穏やかなシンセが空気を支配するので
アップテンポながら穏やか印象を抱かせている。後半の転調がより、明るい印象を
持たせている。まさに、正統派のポップスといえるだろう。で、ラストのコーラスだが...
どう考えても、数パターンもの声パターンを重ねただけにしか思えん...。
まぁ、ラストとしては悪くない。

43 :
総評 ★★☆
シングルがヒットして調子が出てきたTWO-MIXの2ndアルバム。この頃か世間に抱かれている
TWO-MIXのパブリックイメージに大分近づいてきている。
反面、歌詞は大分中二病っぽくなり、"!"や当て字の乱用が増えてきた。
オーケストラヒットを多用しているので、耳に厳しいアルバムではあるが、
デジタルポップスとしては悪くないで気ではあるので、気が向いたら聴くといいかな。
欠点は低音部の弱さ。より太い音を使えば、音に締りが出るんだが...。
しかし、TWO-MIXは低音部よりも高音部を好む音へとシフトしていくのだった。

44 :
名前付けたままだったorz
さて、洋楽スレ用のレビューを準備してくるか。

45 :
>>40
乙です
さて、すっかり時間が掛かってしまったが

Brilliant Moment / 橋本みゆき
1. TIME ★★★
PC『明日の君と逢うために』OP  作詞:みやび 作曲:橋本みゆき 編曲:鈴木マサキ
爽やかさの中にも明るくなりきれない切なさを秘めた雰囲気のアップテンポ曲。
KOTOKOの「being」に曲調やギターのバッキングの一部が似ているので、
もしかしたらゲーム製作者側から「この曲みたいな感じで」という依頼があったのかもしれない。
2. 跪くまで5秒だけ! ★★★
TV『君が主で執事が俺で』OP  作詞:畑亜貴 作曲:渡辺拓也 編曲:鈴木マサキ
アップテンポの明るいポップチューン………彼女がこれまでに何曲も歌ってきた路線であり、
このアルバムにも他にいろいろ入っているが、そんな中にあっては、
この曲はいたって平凡な印象を受けた。
4つ打ちにギターに派手なシンセの味付け……歌メロも、悪くはないけどちょっと凡庸かも。
女主の気持ちをストレートに綴った(?)歌詞がこっ恥ずかしくて個人的にはちょっと苦手だ。
3. プリンセスラバー! ★★★★
PC『プリンセスラバー!』OP  作詞:橋本みゆき 作編曲:chokix
明るいアップテンポその2。
テンポが速い上に、そのスリリングな展開が更に体感速度を上げさせる曲。
勢い良くAメロに突入しつつ、Bメロでやや失速し袋小路に踏み入りかけたところを、
転調で突破口を開いてサビで勢いを取り戻す、その様はなかなか痛快である。
細部にまで凝ったアレンジで、最後まで飽きさせずに聴かせてくれる。

46 :
4. to the sky ★★★★
PC『MagusTale 〜世界樹と恋する魔法使い〜』OP  作詞:橋本みゆき 作編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその3。
何の変哲もない8ビートのロック調の曲だが、
メロディのクセの無さが無理なくこちらの気分を高揚させてくれる。
本人作の乙女チックな詞と併せて、ギャルゲ主題歌の王道を見せつけるような曲。
5. 秘密レシピ ★★★☆
PC『さくらシュトラッセ』OP  作詞:橋本みゆき 作編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその4。
アップテンポとは言っても、他よりは遅めで音使いもややソフトな分、
かなり落ち着いた印象である。
前曲にも増して、乙女チック甘々ベタベタな歌詞が炸裂w
そして、前曲同様にいい意味でギャルゲ主題歌らしい、爽やかで耳馴染みの良い楽曲だ。
6. 愛のカケラ ★★★★
TV『School Days』第2話ED  作詞:橋本みゆき 作曲:福本公四郎 編曲:近藤昭雄
R&B調のソフトなバラードで、今作中唯一とも言える"変化球"的楽曲。
R&Bといってもあまりブラックな方には向かわず、
甘く囁くような歌声に合った甘美な音になっている。
こういう雰囲気も、ある意味アニソンらしいというか、アニソンの醍醐味の一つだよなあと思う。
7. せつなさのグラデイション ★★★★
PC『あかね色に染まる坂』OP  作詞:畑亜貴 作曲:冨田暁子 編曲:藤田淳平
明るいアップテンポその5。
作家の面子はあの「冒険でしょでしょ?」と全く同じ。サウンドの方向性には近いものがあるし、
導入部や終わり方などは意図的かと思わせるほど似ている。
予算の関係か、生の管弦はトランペットだけっぽいが、そのペットがサブメロディを中心に大活躍。
間奏ではジャジーなギターソロを巧く絡ませたりと、
Elements Garden随一のお洒落系サウンドの使い手・藤田氏の手腕が遺憾なく発揮されている。
メロディはあまりキャッチーなほうではないが、いわゆるスルメ的な魅力あり。
ここでのみゆき嬢は少しロリっぽい歌い方をしているが、もっと普通の声で聴きたかった気もする。

47 :
8. True fairy tale from happy princess ★★★☆
PC『はっぴぃプリンセス』OP  作詞:橋本みゆき 作曲:田村信二 編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその6。
少し安っぽい感じのピコピコ打ち込みサウンドがベースになっているが、
そこにブラスやギターをつぎ込んでボリューム感をアップ。
夏に向きそうな爽快なポップチューンへと仕上がっている。
9. FairlyLife ★★★☆
PC『FairlyLife』テーマソング  作詞:川波無人 作編曲:松浦貴雄
明るいアップテンポその7。
高速かつハードなロックンロールサウンドだが、起伏が大きくてなかなかドラマティック。
高音域で歌われるサビは、シンフォニックな音の味付けと相まって高揚感がある。
地声での最高音があまり高くないみゆき嬢だが、ここで多用されているファルセットは結構イケる。
ライブでどれだけ再現できるのかは知らないけど。
10. あかねの坂 ★★☆
PS2『あかね色に染まる坂 ぱられる』OP  作詞:ヤマグチノボル 作曲:橋本みゆき 編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその8。
PC版OP曲だけでなく、当時は発売前だったPS2版のOPであるこの曲も収録。
PC版の「せつなさのグラデイション」よりテンポは速く、音はバンドサウンド寄りで、
より直球的な明るさを持った曲である。
しかし…編曲がつまんないなー。鈴木マサキ氏が、自身の持つポップ・ロック編曲法を元に、
ただただセオリー通りに作りました、ギター弾きました、てな感じ。
いわゆる手抜きか、それともこれで手一杯なのか…。
歌メロのほうでは、サビの頭の部分が「跪くまで5秒だけ!」と被る。
同じアルバムに入っているだけに、これもちょっといただけない。
単体で聴けばそれなりに楽しめそうな曲だが、
同タイプの曲の多いこのアルバムにおいてはちょっと蛇足気味に思えた。
さて、今秋始まるアニメ版でもみゆき嬢がOPを歌うことが決定しているが、
さて今度はどんな曲が来るのやら…。

48 :
11. natural tone ★★☆
TV『SHUFFLE! MEMORIES』ED  作詞:西又葵 作曲:アッチョリケ 編曲:鈴木マサキ
ピアノをフィーチャーした切なげなバラード。
アップテンポの続いた後というこの配置が実に美味しく、なんともいい雰囲気に浸ることができる。
ただ、アッチョリケという人のメロディセンスが元来自分とはあまり合わないというのもあって、
星は少なめ。
12. Star☆drops ★★★
PC『ほしフル 〜星藤学園天文同好会〜』OP  作詞曲:橋本みゆき 編曲:安瀬聖
切なさを打ち出した情熱的な恋の唄。
4つ打ちキックとディストーションの効いたギターを中心とした音作りで、
シンセやエレピをどこか上品に絡ませる、猥雑さのない洗練されたサウンドが良い。
歌メロはややパンチ不足な気がするが、聴き込むと意外と悪くない。
13. 微熱S.O.S!! ★★★★
TV『アイドルマスター XENOGLOSSIA』OP  作詞:畑亜貴 作曲:黒須克彦 編曲:大久保薫
畑のブッとんだ歌詞に、黒須による歌謡曲チックなマイナーメロ、
大久保の流麗なシンセストリングスやオケヒットの決めが印象的な打ち込みサウンド、
更には業界トップクラスのスピードと構築力を誇る飯塚昌明の惜しげもないギターソロ。
ランティスの楽曲でお馴染みの精鋭たちがそれぞれの個性をぶつけ合っているだけあって、
とにかく濃い。インパクトや存在感は、アルバム中でもやはり抜きん出ている。
14. Brilliant Moment ★★★
アルバムオリジナル  作詞曲:橋本みゆき 編曲:鈴木マサキ
ハードなギターを入れたトランス調の曲で、
このアルバムでは貴重な、いわゆる"カッコイイ系"である。
特筆する点は見当たらないが、なかなかの完成度。

49 :
15. two of us ★★★★
PC『はっぴぃプリンセス』ED  作詞曲:橋本みゆき 編曲:田辺トシノ
ラストに相応しいしんみりとした、ちょっと泣きの入ったバラード。
ピアノやアコギ等のソフトな音使いで始まり、
リズム楽器→歪みギターと増やしていって徐々に盛り上げ、
最後のサビ頭のブレイクを経て再び音で盛り上げる。
ややベタではあるが、それも良しと思わせるほど聴いていて安心感の得られる出来だ。

総評 ★★★☆
エロゲ出身歌手・橋本みゆきの3rd。
1stの全11曲、2nd全13曲と来て、今作は更に出し惜しみを控えた、
エロゲ曲の割合が多めの全15曲を収録。
そのせいか、半数以上が恋愛系ライトエロ作品に相応しいような明るいアップテンポ曲だったりと、
トータルバランス的にはイマイチ。しかし、今作に関しては曲数が多いというメリットのほうが強く、
佳曲がぎっしりと詰まっているおかげで、個人的には過去2作より満足度が高い。
本人による作詞・作曲が増えたのも今作の特徴で、決して技術的ではないが、
使用作品に合わせたかのようないい意味で恥ずかしい詞を臆面もなく書いてのけるその作詞センスは、
一種の才能と呼べるのかも。作曲に関しては、破綻もなく安定はしているものの、
その他の専門の面々に比べると多少劣っている感は否めない。
編曲は、約半数をギタリストでもある鈴木マサキが手掛けているが、
この人の編曲は幅が狭い上に深みも特にない。ただただ無難で平坦で、
こちらの予想を大きく外すような展開もアイデアもない。
ホント、ギターだけ弾いてりゃいいのに…。

わざわざクレジットまで書いてるのは、こういう情報が書き手にとっても読み手にとっても
レビューの良き補助になると思ったからであります。

50 :
>>45
乙かれ
なんか書こう

51 :
I've - diRTY GiFT
1. Overture ★★★☆
アンビエントテクノからノイズ系まで広くテクノで活動しているfishtone中坪淳彦作曲の導入部。
シンセブラスのアルペジオとピアノのフレーズに被さった太い男性コーラスと、それに続くストリング、シンバル等のシンフォニー系の楽器のアンサンブルが
オーケストラのような雰囲気を奏でる。分かり易く言えば癒し系の曲。
導入部とはいえ単体で聴けないこともない。もっと長くすれば一曲でも十分いける曲。
2. dirty boots ★★★
Sonic Youthのカバー。
原曲と比較すると電子音の要素が非常に強くなったテクノ・リミックス。元はバリバリのロックだがこちらのカバーもそれほど違和感はない。(個人的には)
KOTOKOの英詞の発音を除けば、引き締まっている感は十分にある曲。
3. SWAY ★★★★
詩月カオリには珍しいダークなアンビエント系ポップバラード。メロディーは歌謡系。
KOTOKOの幻想的な詞と曲間のコーラスが良く雰囲気を出している。2番サビの入りのドラムロールは時代を感じさせるw
こういう系で攻めれば詩月カオリももっと幅広く人気が上がる気がするのだが…。
4. World My Eyes ★★★★☆
中坪の得意なアンビエントテクノをオケに、島みやえい子の独特の低音を響かせた声のアンビエント・テクノポップ。MELLが作詞とコーラスを担当している。
MELLの書いた非常に幻想的な詞で、深い森の中にいるような感覚にさせてくれる曲。
飛び跳ねるようなリズムが気持ちいい。


52 :
5. 砂漠の雪 ★★★★★
昔からのI'veファンの中ではMELLの代表曲であり、C.G mixの最高傑作と言われることもある名曲。
低域を響かせるノイジーなベースと高域をMELLの歌声とシンセのアルペジオが押さえ、中域を微妙にずらして配置した音が効果的。
MELLの熱い歌詞と切なげな演奏が非常に魅力的な名曲。
6. Disintegration ::Symphony Second movement:: ★★★
前曲をハイライトとして、ここからクールダウンさせる流れ。
I'veのGirls Compilation Vol. 3 Disintegrationの表題曲をオーケストレーションアレンジしたもの。
原曲がバリバリのテクノなのでそっち方面で期待しているとがっかりするかも知れない。
打ち込みなので低音の迫力に欠けるのが玉に瑕。井内舞子はオーケストレーションが書けるのか、と思った曲。
そういえばI'veが担当したエロゲのサントラにたまに壮大な曲があるのは井内の仕業かw
7. Last movement ★★★★
最後は中坪のアンビエントテクノ。
幻想的なコーラスと鋸波形のシンセアルペジオの音色が非常に気持ちのいい幻想的なラスト曲。

総評 ★★★★
ミニアルバムなのでここまでで40分ちょっとだが、飽きさせないアルバム構成。
途中でテクノ以外の曲が混じるので人によってはダレる可能性があるが、名盤と言える出来。
コミケ限定盤なので再販がないのが悔やまれる、名曲ぞろいのI'veアルバム。

53 :
ごめん総評は☆一個足して下さい

54 :
サントラ系もアリなのかな?

55 :
>>54
蟻だと思いますよ〜
個人的にはマクロスFの娘フロを
どなたかにレビューして頂きたいですな

56 :
ちょっと番外編っぽいが...

the ジブリ set / DAISHI DANCE
01. 天空の城ラピュタ:君をのせて feat.麻衣 ★★★
ちゃっかりと、久石の娘である麻衣がヴォーカルとして参加。
柔らかなヴォーカルがハウスビートに乗って、優しく展開していく。
何で英訳しちゃったんだろう。日本語の方が日本人にはしっくり来るんだが...。
元々、DAISHI DANCEはDJとして活動していたからしょうがないとはいえ、
クラシック好きにはこのピアノは耐えられないだろうな。
02. 千と千尋の神隠し:あの夏へ ★★★★☆
赤いフィルターがかかるDVDを発売してしまったことで話題となったあの映画より。
DAISHI DANCE名物のピアノが爽やかな夏を演出。
夏のドライブにはちょうどいい感じのメロディラインとビート。
実はハウスビートと相性がいいんだな、久石メロディー。
個人的にはオススメトラック。ドライバーにはオススメです。
03. となりのトトロ:風のとおり道 ★★☆
トトロも名曲が多いのだが、その中でも知名度が高いインストはこれだろう。
オリジナルに近いベル音でメインフレーズを奏でているが、ビートが強い。
踊らすなら、メインフレーズの音を変えた方が良いだろう。
この音ならアンビエント風にした方が映えると思うぞ。
途中からピアノとSEになるのはこれはこれでいいかな。
で、ピアノがメインフレーズとなってハウスビートに戻り、
あのベルになるのだが、最初からピアノにして欲しかった。

57 :
04. おもひでぽろぽろ:The Rose feat. Lori Fine(COLDFEET) ★★★☆
COLDFEETのLori Fineが参加した郷愁サウンド。
こちらでは生ベースで奏でられた、ノリのいいハウス。
ヴァイオリンは...これ、打ち込みだろ。amazonのレビュアーは騙されたようです。
まぁ、生特有の温かみは無いけど、空気を演出するならこれでいいだろう。
Loriのヴォーカルも悪くは無いんだけど、ちょっと若い。
深みのある声が出せたら文句無いんだけどねぇ。もっと年配の女性を
ヴォーカルに据えたらよかったんだが...予算の都合で無理ですか、そうですか。
ちなみにこの曲はアマンダ・マクブルームのカヴァーで、歌詞からしてオリジナルを
基に作ったんでしょう。高畑勲涙目。
05. 魔女の宅急便:海の見える街 ★★★
ユーミンだと大量に金を取られると思ったのかwこちらのインストを使用。
おなじみのピアノで奏でられる旋律はすごくいいのだが、オリジナルが持つ
ヘタ...イタリアンテイストがちょっと薄れたなとも思える。
ミラノを連想させるような音をふんだんに使って欲しかったな。
まぁ、乙女ハウスとしては十分に機能しているんですがね。
06. ハウルの動く城:人生のメリーゴーランド ★★★★
ハウルのキャスティング以上に、生娘に若い声を出せないRを起用したことが
大問題だと個人的には思ってる(アレは酷い...)、ハウルの動く城より。
はっきり言って、メインよりも脇の方が上手いぞ、マジで。
オリジナルも3拍子なので、当然この曲も3拍子のハウス。
ん? これってテンポを上げたら某むっちりしていくアニメの曲っぽくね?
それはともかく。これはディスコ風に言えばチークタイム用。

58 :
07. 風の谷のナウシカ:ナウシカ・レクイエム ★★☆
当時、多くの子供にトラウマを刷り込んだ曲が登場しましたよ、と。
流石にお子様ヴォーカルは登場しないのがありがたい。が、木琴も不気味やって。
そして、短っ! 流石に長くプレイすると、精神崩壊すると判断したんだろう。
大丈夫。当時5歳の麻衣みたいな声が乗らなきゃw
なので、安心して聴ける一曲となっています。
08. 風の谷のナウシカ:風の伝説 ★★★
で、その後にこれですかw まぁ、これも王道的な乙女ハウス構成。
若干強めのスネアがちょっと気に食わない。アレは使わなくてもいいんじゃね?
ただ、打ち込みとはいえヴァイオリンが強くないか?
アレだと、ちゃんと音を調整しない限り、音が割れそうな気がするんだが...。
09. もののけ姫:もののけ姫 ★★
今回はインストヴァージョンを採用。歌唱ヴァージョンは知っての通り、
ウリ専をぶん殴った某カウンターテナーだが、アレは金がかかると判断した模様。
まぁ、元のメロディが良いからインストでも十分に通用するんだが。
しかし...この打ち込みは失敗。これはクラシックファンに叩かれる(^^;
一拍目を強くするのってすごくヘタに聞こえるんだよね...。DDさん、それ、知ってる?
10. 千と千尋の神隠し:いつも何度でも feat.Chieko Kinbara ★★★★
これも歌い手を起用してないが、メインフレーズをヴァイオリニストの
金原千恵子が担当。もちろん、生ヴァイオリンなので演奏は大丈夫。
しかし、なんでこの曲を選んだんだ...。すごく乗りにくい、この曲を。
おかげですごく...眠いです。いい曲なのに、生ヴァイオリン特有の
リラクゼーション音波で脳が「おやすみなさい」と言いたげなんですが...。

59 :
11. 耳をすませば:Take Me Home Country Roads feat. arvin homa aya ★★★☆
オリジナルはJohn Denverによるポピュラー曲。音の空気からして、
Olivia Newton-Johnヴァージョンを参考にしたのかもしれない。
ヴォーカルはDAISHI DANCEの音源では常連であるarvin homa ayaが担当。
ジブリ版だと、カントリー要素が素朴なヴォーカルとマッチしていていいんだけど、
これだと変に都会ぶっていて嫌味に聞こえる。土臭いアレンジにしてほしい。
12. となりのトトロ:となりのトトロ ★★★★★
締めは誰もが認めるアニメ、となりのトトロメインテーマ。
まぁ、こういうwktkなメロディーだとこういう曲はに合うから文句はない。
こういう路線の曲をメインにし他方がいいんだけどなぁ。
ベースの音圧から、アフターパーティ向けかな。

60 :
総評 ★★
全編スタジオジブリ音楽のカヴァーという反則技を用いた一枚。
クラシックファンからすれば打ち込みによるピアノとヴァイオリンにムカついて、
即行で停止ボタンを押したくなると思う。自分も打ち込みが上手いと思ってない。
生っぽい打ち込み(サンプリング?)を行ってるから、余計にね。
ただ、久石を中心としたジブリ音楽のメロディーラインを活かそうと努力しているのは
手に取るようにわかる。空気演出も必死に考えてるだろうし。
ただ、DJ特有の感覚でやったがゆえにああなったのは、仕方ないとはいえ、
クラシックファンが多そうな久石ファンには不満タラタラの仕上がりになっている。
フロアでは十分なクオリティなのだが、ホームリスニングには向かない。
もし、聴くのであればDJにリクエストしてからにした方がいいだろう。
あと、純粋な久石好きのクラシックファンは絶対に聞くな。ディスク割る恐れがあるから。

61 :
久しぶりにきたら色々きてる
>>52

やっぱI've の最高傑作はdiRTY GiFTだな
これぐらいの曲数がダレなくていいのかもしれん
砂漠の雪は何度聴いてもしびれる
>>60

ジブリリミックスならキラキラジブリも面白かったな

62 :

これだけ質の高いレビュー、この板での需要はあるのか?
やっぱ本スレでいいと思う、後でまとめサイトでも読みたいし。最悪マルチでもいい。

63 :
ていうか今本スレ覗いたら、1番新しい投稿妖精帝國だもんなw

64 :
本スレだと、アニソン知らない人にもある程度理解できるようにと、
そんな心遣いが必要になってくるから面倒だわ。
そういうのを無視して書いたとしても、場違い感が出てしまいそうで怖い。
それがこっちのスレなら、
いちいち説明しなくても解ってもらえるようなことも多いという利点がある。
アニソン好き以外にも聴いてもらいたいような作品の場合は向こう、
そうでない場合はこっちという具合に、住み分けていいと思うんだがなあ。

65 :
こっち向けっぽいレビューを投下〜
平田 祥一郎全面プロデュースのキャラソンCD。
あいたくて… Love songs 〜a pieece of my heart〜 / KONAMI
1.Funny Funny Face / 二宮千菜&二宮麻子(川澄綾子&浅木舞) ★★★
二宮姉妹によるゲームOP曲。
甘いフレンチハウスポップス。
PVがあったらファギーな映像で、ぬいぐるみが大量にある部屋で姉妹が歌ってそうな甘ったる〜い空気。サビが覚えやすくて良い。
歌唱力は元気っ子の方が実は巧いということも無く、姉の勝ちか。
2.BLOOM / 二宮千菜(川澄綾子) ★★★
これまた甘ったるいフレンチポップ。
キャラのイメージにしてポジティブな曲調。バックコーラスのレベルたけー。
細かく入ってくるスネアが良いリズムを作ってる。
3.Kiss Me ☆ Darlin' / 藍原ひびき(半場友恵) ★★★☆
オケヒットを使ったり、ピョコピョコしたリズムだったりとアイドルポップ路線を狙ってるが、作曲者のフレンチ/ハウス趣味は消えておらず、お洒落な要素が残っている。媚はあまり感じられない。
ノリが良く、恥ずかしい歌詞のサビも覚えやすくて良い。
歌が巧いというキャラ設定だが実際の歌唱力は並。
4.漂流花 / 入江里沙(浅野まゆみ) ★★★☆
クールな先輩によるクールな曲。
ビヨビヨ鳴ってるベースに、控えめのカッティングギター、R&B系のバックコーラスと大人の雰囲気。
ラストのサビ入りにエフェクトが掛かってるのにヤラれる。

66 :
5.MIRROR / 神城 絢(鈴木好未) ★★
格闘技に強い男前なキャラが歌うゆったりなバラードありがちといえばありがちな組み合わせ。
優しい歌声によるメロウなメロディは悪くないが少々インパクト不足か。
6.BAKKAじゃない? / 三好直人(谷山紀章) ★★★★★
ギャルゲーソング集なのに男キャラ。しかも一番良い。
歌うはユニットGRANRODEOで有名な谷山紀章。第一声の時点で段違いの歌唱力をこれでもかと見せ付けてくれる。今作の超レベルコーラス隊とタメを張ってる。この人だけレベルが違います。
曲はいかにもチャラ男が歌いそうなアップテンポのハウス/R&B。バッキングピアノがカッコよすぎる。
正直こいつになら掘られても良いと思った。
7.恋(ハートマーク)しよう / 二宮麻子(浅木舞) ★★★
アップテンポのフレンチポップス。コテコテのストリングスやらチャイムが良い味出してる。
乙女一直線なサビに萌え。
バックコーラスの「fuu fuu」が癖になる。
このCDのメインはバックコーラスの皆さんです。
8.天使がヤカマシイ (遠藤加奈子:佐藤美佳子 & 星野映美:菊地祥子 & 楠木ともみ:竹ノ内美奈子) ★★★★☆
騒がしい三人娘のユニット曲。歌詞はモロにイマドキの女子高生。歌は三人とも上手い。
Aメロからサビまで三人の掛け合いが素晴らしい。KONAMIのユニット曲の中でもかなりレベルが高い。
9.グレープフルーツ (篠崎百合華:飯島京子) ★★★★★
とびっきり爽やかイントロの時点で逝く。ボーカルが入って再度テンションがあがる。
サビは名メロディ。バックコーラスの「my first kiss〜♪」が好き。
真面目な百合華先輩が笑顔でコレを歌ってると思うと胸が熱くなってくる。グへへ。
10.あいたくて・・・ (二宮千菜:川澄綾子 & 二宮麻子:浅木舞) ★★★★☆
ゲームED曲。スローテンポのポップス。
極上メロのサビに思わず涙してしまう名曲。
ピアノがフェードアウトしていくアウトロがまた感動的。

67 :
総評 : ★★★★☆
同社のUDXシリーズでShoichiro Hirata、D.J. Spugnaなどの名義で活躍している平田 祥一郎が全曲作曲している。
日本人離れしたお洒落なハウス、2step系へのアプローチはここでも健在。普段そっち系のジャンルを聴いている人でも受け入れられるだろう。
トラックを迎え撃つ声優勢も高レベルが揃ってる。難点はお洒落すぎてアニソン好きに受け入れられるか微妙というぐらいだろう。
悲しくもゲームは売れなかったが、キャラソンCDは作曲、歌い手とも文句無しの活躍をしている良盤である。
いまではプレミアがついてしまっている今作だがそれも納得の出来と言えるだろう。
ちょっと良いように書きすぎたかも。

68 :
hoshu

69 :
>>65-67
乙。その平田さんも今ではアイドルとのお仕事を中心にがんばってるよな。
この頃からきーやんは上手かったんだ...某奈々さん並に自重してねぇw

70 :
平野綾のRIOT GIRLお願いします

71 :
>>70
つ ttp://www10.plala.or.jp/puusan/review/al_dom/a_hirano.htm

72 :
Instinct / GRANRODEO
01. Black out ★★★
リードトラックである正統派ハードロック。一般的なハードロックのイメージと合致するサウンドだが、
トラック自体は緩急が出ており、音もよく作られている。
KISHOWの声も若干ヴィジュアル系(B'z稲葉の方が近いかも)寄りだが、勢いがある。
なのにポップな印象も抱くのはメロディラインのせいだろう。
02. デタラメな残像 ★★★☆
8thシングル。ちょっとAメロの進行がマニアック。が、サビは強烈。
ただ、ラップは蛇足っぽいかな。ギターソロは邪魔にならない程度なのだが、
このタイプだともう少し暴れても大丈夫なような気がする。
これは他の楽器隊にも言えることだけど。
03. Darlin' ★★★★☆
ポップス寄りの次回シングルリリース予定曲(2008年12月発売)。
若干、パンクに誓いノリで突き進むファストトラックで、メロもキャッチー。
KISHOWの性質を考えると、このタイプの曲が一番性質を活かしているように思える。
ラストでは女性リスナーが喜びそうな音を入れている。

73 :
04. CANNON★BALL ★★
タイトルがポップなミドルチューン。二番ではちょっとしたボヤキが導入。
が、これはこのタイミングで入れる必要があるのか? 間奏ならともかく。
それ以外は悪くはない。が、ちょっと優等生過ぎるところがあるんだよなぁ。
耳の肥えたリスナーには面白みがないかもしれない。
05. 甘い痛みは幻想の果てに ★★★★
iTuneで先行配信されたデジタルシングル。楽曲自体は正統派ハードロック。
正統派トラックというのは実力が無ければ聴き映えがしないのだが、
KISHOWは若干ヴォーカルがヴィジュアル系寄りとはいえ、安定しているし、
ギタリストは六三四Musashiで十分に実力を証明しているので当然、良いトラックとなる。
ラップもタイミングも長さもバッチリ。若干歌詞が古臭いのが気になるが、
まぁ、それは許容範囲だろう。
06. アウトサイダー ★★★☆
ミクスチャーっぽいアレンジを施したファストチューン。最初こそ、それっぽい展開だが、
サビになると、急激にクサくなる素敵トラック。もちろん、KISHOWも負けじと
サビ以外ではダーティな歌い方を多用している。若手では随分と起用な歌い手である。
わざと、音をダーティに仕立てているのが楽曲タイトルに寄り添ってるように思う。

74 :
07. Instinct ★?
インスト...と見せかけて、GRANRODEOが喉や楽器を暖めている現場を録音したようなトラック。
08. 愛すべきSTUPID ★★★
で、エンジンをふかした結果がこれだよ! ハードになったツイストと言えばいいのだろうか。
そんな印象を抱いてしまった。歌い方のせいかもしれないけど。
曲はスローチューンだが、展開はかなりハード。バカ女を愛してしまった男の歌...かな。
しかし、前曲の流れからファストチューンになると思ったらスローチューンとは...。
ファストチューン好きのハードロッカーには肩透かしかもしれない。
ただ、ラストのギターソロは必見。官能的にピロピロ弾き倒しています。
09. ここにあるぬくもり ★★★★★
非ハードロッカーにとってはようやくバラード。ハードロッカーには休憩地点。
そして、ここぞとばかりに生ストリングスとピアノを導入。く、クサい!クサすぎる!!
メロディー単体も歌詞もクサいが、アレンジが余計にクサさを引き立たせている。
欠点はクサすぎて、普通の人には受け入れにくいことだろうな。
10. HEAVEN ★★★★
5thシングル。イントロがピンクスパイダーっぽいw
と思ったらSIAM SHADEっぽくなったよ! つまり、ジャパメタ総ざらい。
そりゃ、アニソンってことを考えなきゃハードロッカーに受けるわ。
曲はすごく身も蓋もなく言うとSIAM SHADE+hide(Zilchでも可)といったところ。

75 :
11. NOT for SALE ★★★★
2ch的にはヘブン状態でおなじみのゲームのOP主題歌だった7thシングル。
にも拘らず歌詞は明らかにゲームに対する批判だろ、それw
若干、音が薄いのが気になるが、モッシュするには十分。
ギターも攻撃的なので、攻めたいときに聴くといい感じかと。
12. delight song ★★★☆
自身発のノンタイアップとなった6thシングル。
タイトルを意識したのか、ポップス寄りのメロディとなっており、
アレンジも全盛期のSIAM SHADEのようなサウンドメイキングになっている。
万人受けしそうな空気だが、実は割りとテクニカルだったり。
13. Beautiful world ★★★★☆
なんとなくだけど、ドラマのEDに使われてそうなスローチューン。
若干ブルージーながらも、ブラスやストリングスを使うことで華やかにしている。
ちなみにドラムはそうる透という贅沢な起用。
途中でストリングスやブラスがハーモニカっぽい演奏をしているのが面白いし、
間奏でブラスがヴィヴァルディの春を吹いているのも遊び心があるし、
正にラストといった展開がすごく聞いていて気持ちいい。
が、個人的にはこの曲が終わるとつい、アンコールといいたくなる。

76 :
総評 ★★★★
声優の谷山紀章a.k.a.KISHOW率いるハードロックバンドによる2ndアルバム。
前回は正統派ハードロックほ主軸に多様な展開を見せていたようだが、
今作では和製ハードロックを主軸にしているため、よく聴くとこれまで、
シーンに登場した日本のHR/HMバンドを連想させる楽曲がいくつか見られる。
正直、こうなると完全に好みの問題で、今作は日本のバンドの方が好きだという
人に向いているアルバムになっている。
SIAM SHADE、LOUDNESS、Lazy、hide、B'z等が好きな人にオススメ。
そして、ハードロック入門の一枚としても数えていいと思う。

77 :
久々にレビュー書いたけど、どっちかといえば本家向けのレビューかも。
で、今はMELLのレビュー書いてるんだけど...アルバム自体が向こう向けだから
コッチに投下するか非常に迷っている。
あと、Asrielもコッチでおk?

78 :
>>77
まぁ…残念だけどどっちもオタ向けでしかないと思うぜ
こっちに貼るのをお勧めする

79 :
>>78
向こうは普通に声優アニソン歌手が投下されてるが…

80 :
>>77
どっちの住人により読んでもらいたいか、という基準で選んでみては?
そのGRANRODEOのレビュー内容なら、向こうでも興味をもってくれる人がいそうな気がするけど。

81 :
こっちのレビューもあっちのレビューも、同じサイトにまとめられるんじゃないの?

82 :
>>78
確かにw
けど、KOTOKOが投下されてる実績もあるのと、
Red fractionがフロアで受けた経緯もあるから
(とはいっても受けたのはG.M.Sのリミックスの方だが)
その転が非常に悩みどころだったり。
>>80
そう言ってもらえると助かる。
まずはこちら向けのレビューとして書いてみるよ。
そして、レビューは実を言うと向こうに投下する目的で書いたんだ。
けど、自重してるうちに次スレに移動orz
>>81
こればっかりはまとめサイトの中の人に聞かないとわからん。
中の人がチェックしていればいいんだけど...。

83 :
MELLSCOPE / MELL
01. SCOPE ★★★
作曲は高瀬一矢が担当。なにやらKOTOKOが喜んで歌いそうなダークミドルチューン。
クリップも「どこのゴシックバンドですか?」と言いたくなるくらい。
歌詞も邪悪な雰囲気を漂わせている。どこかヴィジュアル系っぽくもある。
02. Red fraction ★★★★☆
「BLACK LAGOON」OPでおなじみ、ハードトランスのメジャーデビュー曲。
アニソンかつ英語詞であるにも拘らず、しっかりとオリコン11位をゲット。
楽曲自体はI'veらしいといえばらしいが、高瀬自身がプレイするギターが
さらにハードさを際立たせている。この曲でMELL=ヘヴィ+デジタルの
方式が組み立てられていったように思う。
03. Way beyond there ★★☆
高瀬+中沢コンビによるミドルチューン。これまでの流れに沿ってダークに展開。
これもKOTOKO辺りが喜んで歌いそうな楽曲だなぁ。
美しいピアノの音色とダーティーで硬質なギターという対比の中、
感情的に揺れ動くヴォーカルが印象的に漂う構成となっている。
こうなると、完全なバンドサウンドで作って欲しくなるな。

84 :
04. repeat ★★★
PCゲーム「堕落」OPテーマ。過去楽曲が多いMELLだが、まさかこの曲を
引っ張ってくるとは思いもしなかった(^^;
ゲームがゲームだけに、この曲もダークなスローチューン。
サイケっぽいシンセがなっているけど、メロディラインは若干、トライバル要素が
組み込まれている。だからなんだろうなぁ、最後の曲がああなったのは。
ちなみにこの曲、中沢曲かと思ったら高瀬曲だった(^^;
05. Virgin's high! ★★
井内作曲の3rdシングル。そして、アニメ「スカイガールズ」OPテーマ。
最近のI'veで聴かれるようになったヘヴィーなファストチューン。
しかし、この曲に関して言えば別にMELLでなくてもよかったのではと思う。
最近、この手の曲を歌うようになった川田でも良いのではと思ってしまう。
それでも、英語交じりの歌詞を違和感無く歌えてるMELLの方が映えるのは確か。
06. no vain ★★★☆
2ndシングルの2曲目。この曲と続く3rdシングルでは2曲目のPVが製作された。
ソフト路線のMELLはあまり注目させたくなかったんだろうか。
閑話休題。
楽曲はサイケ色が強いハードトランス。若干、アジアンテイストのメロディが特徴。
このメロディ...こりゃG.M.Sが喜びそうな感じがするなぁ。
(後にG.M.Sがリミックスを手がけていたw)
改めて、この曲はアニソンにしなくて正解だと思う。こんな濃い曲、向かないって。
07. Permit ★★★★
PCゲーム「真説 猟奇の檻」EDテーマ。I'veコンピ「Collective」にも収録されている
メジャーデビュー前のMELLを代表するバラードナンバー。
原作詞はMELL自身が手がけているが、ハリー吉田が英訳を手がけている。
中沢と尾崎のコンビによって作られたこの曲はアコギ主体の王道バラード。
こうして聴くと、しっかりと作られていることがわかり、MELLも丁寧に歌いあげている。
休憩地点でありながらも、彼女の歌唱力を実感できる名曲。

85 :
08. Under Superstition ★★★
井内作曲のミドルチューン。そして、またもダーク路線に戻りますよ。
出だしでビビるが、故障ではない。とりあえず、会社にいたければ上司の前で歌うな。
それくらいに歌詞が過激。曲も実はかなり狂気に満ちたアレンジを施してある。
09. Kicks! ★★★★
3rdシングル2曲目。「Red fraction」「no vain」に続くハードトランス。
BPMはシングルカットされたハードトランスの中では若干早めに設定され、
キーも高め。されに、攻撃的な音をメインに据えている。
昨今のI'veトランスで攻めの一手に出たサウンドはすごく久しぶりだし、
音も実は「Vrigin's High!」より良くないかと思ってしまう。
10. The first finale in me ★★★★
中沢作曲の王道バラード。こういうバラードはI'veだとえい子先生の土壇場って
イメージが強いが、なかなかどうして、MELLも曲に合わせた歌い方をして、
違和感無く、楽曲の世界を表現している。
ダークな楽曲が連発されているので、これでようやく休めるといったところか。
...なんか間違えてる。本来、こういう曲ってラストじゃないの?

86 :
11. 美しく生きたい -10th Years anniversary mix-  ★★★☆
I'veデビュー曲のリメイク。オリジナルはPCゲーム「吐溜 -TRASH-」EDテーマ。
これまでのダークサウンドがウソのようにポップスへとシフトチェンジ。
とはいえ、「Kicks!」からこの曲だったら違和感でまくりだっただろうなw
アレンジはトランス色が強いダンスポップ。楽曲のポップさにあっていると思うが、
流石にキーは下げないで欲しかった。
12. repeat -Deep Forest Remix- ★★★☆
当時、Deep ForestがI've曲のリミックスを手がけるなんて想像し得なかった。
が、まさか実現するとは思っていなかった。ファンは愚か、本人でさえ。
実現した今となっては、とにかく驚愕としか思えない。
肝心のリミックスは...まぁ、予想通りDeep Forest特有の電子音とトライバル音が
融合したミドルチューンとしてリニューアルしている。
流石に大御所だけに音は素晴らしく、よくある投げやりなリミックスではない。
が、これはI'veユーザーに受け入れられるかと聞かれると悩む。
個人的には「I'veらしくないけど、リミックスとしては素晴らしい」かな。

総評 ★★★
MELLのメジャー初のフルレングスアルバム。ジャケット撮影等はフランスで敢行したとか。
楽曲は同じI'veならKOTOKOが喜んで歌いそうなダークサウンド満載で、
アップチューンはハードトランスがメインという、ある意味メジャーI'veの集大成。
しかし、楽曲は良くてもリピートするには重い音が大半を占めるこのアルバムでは
体力が無いとできないし、ポップチューンも後半に固まるというバランスの悪さが
目立ってしまっているのが最大の欠点。曲順をもうちょっとバランスよく配置すれば
名盤として十分に語り継げるレベルに持っていけるのだが、もったいない佳作。

蛇足だが、このアルバム、某店で購入したのだが
置いてあったコーナーがJ-POPでもアニメでもなく
ヴィジュアル系コーナーにおいてあった。何故w

87 :
にしても、レビューが少ないね。
アニソンだとレビューが難しくなるからかな?

88 :
アニソン板でアニソンレビューしてもつまらないんだよ

89 :
>>88
どういうこと?

90 :
基本シングルだし、アルバムってあんまり買わないよね>アニソン系

91 :
確かに、アニソン買う人ってその曲が入っているシングルは買うけど
アルバムを買うのは歌い手のファンじゃない限りは難しいな。
そういった意味ではソニーが最近やってるコンピ商法は上手いな。

92 :
GWAVE

93 :
>>72に触発されて初レビュー投下。彼らとゆかりのある人です。
 dream link / 栗林みな実

1. dream link ★★☆
 キラキラしたシンセから重いストリングスに繋がる表題曲。
 アップテンポで疾走感はあるがサビで盛り上がり切らないという良くも悪くも煮え切らないシリアスなメロディに、生ストリングスが活躍する打ち込みダンスビートという組み合わせは合ってはいるが、装飾し過ぎで聞いていて疲れるのが難。
フランス料理のメインディッシュのようなもので、こってりとして満腹感は十分得られるが、正直1曲目からそんな重すぎるものを出されるのは……。
 とりあえずこれとTr2、Tr14(つか菊田大介編曲)はBGMにはとことん向かない。
2. Love jump ★★☆
 シングル曲でTVA『紅』OP。
 前曲の流れを引き継いだアップテンポなトランスナンバー。
 展開につぐ展開で、聞いていて自然と気分が高揚する歌メロが良い。
 が、Tr1同様とにかく無駄に音数が多い。メロディ的に少なくした方がいい所までガチャガチャ鳴らしています。
 もとはスレンダー美人なのに、ゴテゴテと着飾り過ぎてピザに見える感じ。自分が作曲したものだと遠慮がないのか。
 ちなみにタイアップ作品には全く合ってないです。あれはない……。

94 :
3. Wonderful Worker ★★★☆
 「働くあなたって輝いてる〜♪」というニートフルボッコな曲。もとのメロディはラジオのコーナーで出来たものらしい、アルバム新曲その2。
 アップテンポで弾むようなメロディに軽快な打ち込みサウンド、そして上のような歌詞と正しく応援歌。
 栗林のボーカルはこういう軽快で明朗な曲調が一番生きる気がする。本人のコーラスも爽やかさを出していていい感じ。
 ただ、サビの「素敵」と「綺麗」だけは音程が気になった。あれはわざとなんだろうかw
4. 抱きしめたその後で ★★
 PS2用ゲーム『ガンパレード・オーケストラ 青の章 〜光の海から手紙を送ります〜』の主題歌。
 栗林が作曲した場合、作詞も同じ栗林である曲がほとんどだが、これは珍しく作詞畑亜貴で栗林は作曲のみ。
 とはいえ曲自体は栗林曲でよくあるメロディをギターメインのバンドサウンドで表現したもの。
 歌メロがキャッチーなのは確かだが正直飽きやすい。畑亜貴の歌詞もこれに関しては普通。
 いや、さすがに電波なのを持ってこられても曲調に合わなかったと思うが。
5. But,metamorphosis ★★★
 シングル曲でTVドラマ『キューティーハニー THE LIVE』ED。
 ちょっとavexっぽい、安っぽさと紙一重のデジタルサウンドに、ミドルテンポで暗く重いメロディと印象的なフレーズの多い歌詞が上手くハマっていて意外と聞き飽きない。
 畑亜貴は電波だけじゃない、シリアス路線の作詞も上手いということを再認識させてくれる曲。
 個人的にはこういう路線も良いと思うのだけど、売上は悪かった。

95 :
6. 涙の理由 ★★★★
 TVアニメ『School Days』EDの1つ。
 タイアップらしく、ずっしり重いバラード。
 こういう暗く情念の籠った曲だと栗林のボーカルは泣いているように聞こえて意外にハマる。
 メロディ・サウンド共にあざとく感じるほど重く、切ない。だがそこがいい。
 間奏のギターソロも上手い流れで入ってくる。というか、飯塚昌明は自分(ギター)が上手く目立てるように作編曲している気が。
 歌詞も非常に良く、「愛されなくても愛したくて 愛すれば愛されたくなる」というフレーズが個人的にはドツボ。
 アルバムに収録されているにあたって歌が録り直しされているが、以前のとそこまで差はないと思う。
7. United Force ★★★☆
 シングル曲でTVA『機神大戦ギガンティック・フォーミュラ』OP。
 『Crystal Enargy』と同系統で、あれをコンパクトにまとめた曲、といったところ。
 最初のAメロと大サビ以外のメロは短く、その展開の早さが小気味良く感じる。
 シンフォニック要素を含んだサウンドを含めて、アニソン好きなら大方外さないだろうという手堅い仕事ぶり。
 ちなみにこれ以降栗林作曲でシングルカットされることはなくなる。売上が低迷していたのが原因だろうか、しかしさらに(ry
8. 海から始まる物語 ★★☆
 PCゲーム『Summer Days』のグランドED。
 グランド、と付くような曲にこんなことを言うのは失礼かもしれないが、休憩地点、という言葉が良い意味で似合う穏やかなバラード。
 海辺の波打ち際のようなトラックが静かでいい感じ。そのままゲームのBGMに使えそう。
 ただ、こういう曲には甘くて鼻にかかったような栗林のボーカルは合わないような。
 そう感じたので☆ひとつマイナス。

96 :
9. Rain Rain ★★★
 アルバム新曲その3。
 音数はTr8と同じく少なめだけど、こちらはメロディも楽器の音色も明るいので、栗林の歌声が良く映える。
 ストリングスが普通はブラスでやるようなメロディを弾いてるのが面白い。
 でも本当にブラスでやったんじゃ多分浮いてたので、ストリングスで正解だと思います。
10. Yell! ★★☆
 シングル曲でTVA『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』OP。
 タイトル通り応援歌だけど、サウンドはTr3とは真逆。ちなみにリアレンジ。
 兎にも角にもベースが目立ちまくり。明るい曲だけど低音部の強さはアルバム随一。
 反対に歌メロはキーが高く、サウンドには埋もれてないが、印象に残りにくい。
 個人的にはアリだけど、純粋に栗林のボーカルが聞きたい人にはどうなんだろう……。
11. Eternity ★★★☆
 OVA『君が望む永遠 ?Next Season?』ED。
 Aメロ〜Bメロの大半は静かに歌い、サビで一気に壮大になる王道バラード。Bメロラストからサビへの持って行き方が実にクサい。
 重みのあるストリングスといい全体的なクサさといい、これぞバラード、というくらいのベッタベタさ加減が良い。
 ハープの音やアウトロのあざとさも含め、バラード好きには文句なくオススメ。
 難点は同じ制作陣のTr13と被り気味なところ。
 あとこの曲に関しては間奏はギターソロじゃない方が良かったような。

97 :
12. divergence ★★★☆
 PCゲーム『マブラヴ』(全年齢版)の主題歌。
 疾走型打ち込みパワーポップ。A・Bメロでギリギリまで引き付けてサビで一気に爆発する、言ってしまえばいつもの栗林作曲だが、ストリングスやシンセ、バンドサウンド(打ち込みだけど)といった各楽器が潰し合うことなく互いを補完するように上手く配置されている。
 疾走するメロは暗めだが、サウンドにヌケ感があるので暗過ぎると言うことはない。バランス感覚に優れた曲。
 が、とにかく音質が悪過ぎる。音割れてます。間奏のストリングスが良い感じなだけに(ギターソロはいつものと変化が(ry )凄い勿体ない……。
13. 風と星に抱かれて… ★★★★
 TVアニメ『舞-乙HiME』挿入歌。
 1作品の終わりにふさわしい(元は挿入歌だが)新たな旅立ちを歌った壮大なバラード。
 その前が分岐を歌っているだけに、この流れだとより説得力がある。
 メロディアスな曲調でキーが全体的に低く、低音部もしっかりしているので根幹に力強さが感じられる。
 特にサビは導き手であるストリングスもあって美しく、聴けば歌詞との相乗効果でラストには大きなカタルシスが得られるはず。これで音質が良ければ……。
 ところでこの曲がラストナンバーじゃない理由って何でしょうか。
14. Next Season ★★★☆
 シングル曲でOVA『君が望む永遠 〜Next Season〜』OP。
 そしてこれがラスト。正直曲順を知った時はどうかと思った。実際今もそう思ってる。
 水樹奈々の『HYBRID UNIVERSE』でも同じことを思ったなー……(あっちはラストがETARNAL BLAZE)
 曲はシングルA面らしいアッパートランスチューン。相変わらず音数は多いが、今回はそれが曲の方向性に添っていることもあり、許容範囲内に収まっているかと。
 ことさらにベタかつ劇的ななメロディも歌詞に合っているのでより良く感じる。サビの終わりはクライマックス、というにふさわしいほど。
 しかし、本当に何でこれをラストに持って来たのだろうか。

98 :
総評 ★★★
前回はオリジナルフルアルバムだったので、実にぶりのベストアルバムは、作曲者4人編曲者7人と、過去最多のクリエイターが製作に関わったものに。
編曲者の多さについては、以前までメインアレンジャーだった飯塚昌明を(こう書くと物凄い誤解を招きそうだが)谷山紀章にとられたのが原因か。
栗林自身、シンガーソングライターとして表に出れる機会が少なくなり、アニソン界における『栗林みな実』のアイデンティティは以前より弱くなった気がする。
しかし、そうした音楽性の変化を経て出来たアルバムは、今までのスタイル(栗林作曲×飯塚編曲)が好きだったんだよ! という人以外には皮肉なことに一番薦めやすい盤に。
メロディ・アレンジ面から見ても外れらしい外れはないし、上記の理由から今までで一番多彩な作品になっているので、栗林の声がダメでなく、現代のアニソンが好きならまず外さない佳作。
個人的にバラードの出来は過去作品の中でも随一だと思う。曲自体の良さもさることながら、今まで明らかに足りなかった栗林の声量が大分改善されたのが大きいかもしれない。
難点を挙げるとしたら2つ。
1つは多彩すぎてまとめきれなくなっている、というか菊田大介が編曲した曲(Tr1、Tr2、Tr14)の扱いに困っているのがよく伝わってくるところ。
サウンド面で目立ちたがり編曲の幅がお世辞にも広いとはいえない、という点では飯塚も良い勝負なのだが、菊田だけ浮いてしまうのはより特徴的なアレンジをするからなのか、飯塚と違って自分の楽器を持ってない=特定の場所で目立てないからか。
そしてもう1つ。ランティスは音質とかマスタリングとかもっと頑張りやがれ。

99 :
訂正
×実にぶりのベストアルバム

○実に2年4ヶ月ぶりのベストアルバム
入れるの忘れたまま投稿してしまったorz

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