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2012年07月経済354: 【超マクロ視点で見る世界】1 (754) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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【超マクロ視点で見る世界】1


1 :12/04 〜 最終レス :12/07
国際資本の長期的動向について

2 :
為替動向について。
ベースマネー比率とドル円が下記のグラフから連動しているのがわかります。
http://blogos.com/article/3453/
しかし、量的緩和を実施していたにも関わらず、2001〜2005までは、ベースマネー比率に反する動きをしている。
その点は、政策金利を比較するとわかりやすいです。
http://m0nch1.blog.shinobi.jp/Entry/497/
2001〜2005は、金利差に合わせた動きをしている。
為替は、ベースマネー比率と金利差に大きな影響を受けるといえるとは思います。
長期予測については、いろんなご意見があるかとは思いますが、もしよければ自由で真面目な議論の場としてお使いください。

3 :
スレ建て乙です。語録さんは研究熱心だね。

4 :
僅かながら選挙の匂いが漂ってまいりました。
                    _____________
                    ||                      |
                    ||   ちょっと待て .  .     .|
                    ||         .           |
                    ||    その民主党員  . |
                    |l -――-               |
                     '"´: : : : : : : : :`丶 . 帰化鮮人|
                 ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ______|
                  /.::.::./.::.::.::.:j.::.::.:|.:ム;ヘ.::.:ハ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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                 八:::::::圦   、' _   "/_ノ.::,'.::j
             /⌒ヽ::::ト{\   _,.ィ__/.::/l:./
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            {/  丶ヘ|     ノ / |:/ (こ ハ
                /       }ヽ、 ∧ /  'x┴〈 }_ゝ、
           /         \∨ ∨  /  ニW }  )
             〈       _ノ∧ 厶=7  ,.-、) 人ノ
           }⌒ヽ     `<__,>イ  |__ノ| |/∨
           /   ヘ   /  │  丶ノ.| |   \
             /    ヽ      \__/ | |    ノ
         /       >'"⌒\ 〃⌒\| ト、__/

5 :
前スレは良スレだった。今までまとめご苦労様。

6 :
経済も為替も簡単な法則で動いていますよ。
しかし簡単だからこそ、簡単に儲けられないのです。
例を一つ
ドル円で長期的に円高だったから円に投資したら何兆円もゲット出来たか?
円を持つだけではもったいないから日本国債を買う事にする(これは一般的な手法)。
日本国債は金利が低いから国債による利益は少ない。
一方米国債は金利が高いから利益は多い。
つまり、円高だと分かっていても国債の金利差で相殺されてしまって
長期的にみて儲からない。これが現実なんです。

7 :
そうそう。
だから、今後為替がどうなるか、インフレ率がどう変化するかの予想が重要になるが、
それを予想しようとすると、お互いの国の経済の状況、金融緩和の状況、今後住宅が
どうなるか、マネーサプライがどうなるか、経済政策がどうなるか、政府の借金がどうなるか
も全部からんでしまう。
なおかつ、2国間だけでなく、資源国通貨がどうなるか、新興国の経済がどうなるか、資源の
需要がどうなるかも、それを予想するのに不可欠になる。
さらに、欧州がどうなるかも、通貨がどこへいくかにとって重要。
つまり、計算式で債券や株の動きを予想しようとしたら、変数が100も200も出てくる。
日本の将来の金利を予想しようとしたら、増税が決まるか決まらないか、民主が分裂
するかしないか、ってとこまで変数になってくる。
だから、ファンドはオプションをつかって、たえず、自分たちの予想がはずれても大損しないように
ってことで複雑なポジションを取る。
たとえばアメリカの金利が今後上昇すると思っても、QE3があるかもしれないから緩和があっても
儲かるポジにするとか、予想外のことがおこることを前提にポジションを組む。
それに世界の資金が動くのも投資目的によってバラバラ。
よく円キャリー取引で3ヶ月単位で資金を調達して海外に投資する資金が記事になり
そういう単純なキャリーだけで動いているのか、って思いがちだが、そんな資金は数パーセント。
世界のマネーの動きを決定する資金は、富裕層の3200兆円、圧倒的に多い年金資金の
2500兆円、政府系ファンドの300兆円、ヘッジ・ファンドの140兆円、原油高で潤ってる
100兆円以上のオイルマネーなんかの動きでがらっと変わる。
しかもそれぞれ投資期間も投資対象も運用方法もバラバラ。
さらにややこしいのは、ヘッジファンドにはグローバル・マクロっていう、世界の債券、先物、
商品を動き回る資金が膨大にあり、なおかつ彼らはレバレッジを利かして投資をするから、
運用資金量の何倍もの変化を市場にもたらす。
たとえばCTAは20兆円しかないが、彼らが日本株には入ってくるとレバレッジは2−30倍
かけて、日本株と欧州の通貨や中国や韓国の株なんかとの膨大な裁定をやって、
一週間でひとつの国の市場を動かしてしまうこともある。

8 :
個人投資家には機関投資家やヘッジファンドにはない絶対的な強みがあるよ。
機関投資家やHFはお金を預かった翌日には、投資を開始しないといけない。
お金を預かったけど投資しませんでしたなど許されない。
株なら翌日に絶対に買う必用がある。絶好の投資タイミングを見守る行為は許されない。
しかし個人投資家は1年でも2年でも現金にして投資機会を待つ事ができる。

9 :
いろんな変数があるから、天気予測のように、現時点から離れるほど、予測にも誤差が出て、
精度が薄まり意味のないものになるというのはよくわかります。
長年、投資(投機)の現場で生きてきたら、投資観のようなものがあると思うのですが、それについて、お聞きしてみたいものですね。
>>7
>予想外のことがおこることを前提にポジションを組む。
これについては、何となくわかるような難しいような。
おそらくは、ヘッジし、リスク分散するということでしょうか。

10 :
「長期運用」って運用を行う期間じゃなくて、資産を保有する期間の事を言うのか。ありがと。
民間の資本移動は国際収支を見れば分かるけど、個々のファンドがどのように動いているのかが分からない。
ファンドわっかんねぇ。ファンドの種類・規模・投資方針・分散の割合が全然わかんねぇ。
新聞君、良い本を教えて。
米国への資本移動は民間部門が圧倒的に多いのに、その肝心な民間の運用方針がわからねぇ。

11 :
> >予想外のことがおこることを前提にポジションを組む。
ファンドには2種類ある。ひとつは株や債券を買って運用するファンド。
これを見たらよく分かるが、たとえば日本株に投資するファンドの5年の成績は大半がマイナス。
高金利の債券ファンドだったら良かったかっていうと、これは買った時と出た時に
よって、大儲けした人と大損した人に真っ二つ。
新興国の為替レートが大幅に変動したからね。
つまり株の投資でも債券の投資でも、期間によって黒字になったり赤字になったりする。
いや、専門家が見たらそんなことないだろ、って言っても、そういうファンドを運用してるのはみんなプロの専門家。
つまりそういう単純なファンドってプロがやっても当たらないものでそれが標準。
そこで市場がそんなに予測できないんだったら、予想しないように動いても利益を出す
方法をやろうってのがヘッジ・ファンドのスタート。
ヘッジ・ファンドというと、リスクの高い投資を思い浮かべる人が圧倒的に多いが、その逆で
リスクを減らす投資がメイン。
たとえば、日本の輸出株が上がると予想しトヨタや日産を買う。
狙いが当たってそれらの株が上がればいいが、日本の株ってのは、NYの動きに極めて
連動する。S&Pが下がったら日本株全体が下がって、損失を出す。
また日本で大災害があって、日本市場全体が売られたら、大損する
だから、たとえばこういう投資をする。
トヨタや日産などの輸出株を買う。そして株価先物を売る。(もしくは小売株など内需株を売る)
もしくは、株価が下がったときに利益が出るオプションを買う。
(ほんとはこの100倍複雑なポジにするけど、分かりやすいように単純化)
そうすると、予想に半して日本株全体が暴落しても、トヨタや日産の株が下がったのは
損失になるが、市場全体が下がったら、先物やオプションで利益が出るから、大損はしない。
これは国債にもオプションがあるし、CDSで保険をかける場合もあるし、他国の債券に分散とか
ある国の債券を買い、別の国の債券や株を売ったりもする。
グローバルマクロ戦略を取るヘッジ・ファンドやCTAも、そういうどこかの国の何かを買い、別の
国の何かを買う、っていう投資をやる。
だから、どっかの国で予想と正反対に動いてもリスクを減らせる。

12 :
マネーサプライの伸びやインフレの動向、財政金融政策は、その国の現状を見れば大抵予想できるでしょ。
それに世界各国の経済は個々の要因で決まる訳ではない。外需依存の国は世界の大多数を占め、輸出国は米国の消費が強ければ好調になるんだよ。
内需で成り立っている国は米国のみ。その米国は資本流入で成り立ち、途上国は米国への輸出で成り立つ。
世界各国にとって、米国が回復するのが一番望ましい。
米国並みの消費大国が現れない限り、米国が経常赤字を資本流入でヘッジする状況は続かざるを得ないと思うよ。
でないと供給部門が少ないパイを奪い合い沙汰されて、世界は今以上の失業の嵐に晒される。

13 :
>>11
>日本株に投資するファンドの5年の成績は大半がマイナス
マジかよ。株怖いな。
>>12の続き。
リーマン以降途上国は資本流入によって好況に沸いているけど、
一人あたりGDPが日本の1/10程度の国々に米国の代わりが務まるとは思えないな。

14 :
>>12
そうだったら、アメリカのダウやS&Pに連動するETFを買えば大儲けだね。
過去の動きはこうなっている。(長期ならかなり上がっている)
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=%5EGSPC&t=5y&l=on&z=l&q=l&c=
ただし、リーマン・ショックもおこるし、景気の変動もおこる。世界のマネーの変動もおこる。
それとドル円がどう動いたかはだれでも知ってるよね。
120円だったのが80円。
債券や株で儲けても、為替でやられてしまう。
円建てでS&P連動投信を見ると、5年チャートはこうなる。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=1549%3AJP
経済が伸びる国は通貨発行量が増えて、物価上昇率も高くなり、通貨が安くなる
場合が多い。
じゃあ、通貨をヘッジしてアメリカの債券を買えばいいじゃん、って言ったら通貨を
ヘッジするコストは、金利分がかかるから利益にはならない。
アメリカの債券を一番大量に持ってるとこが、どうなってるかを見れば分かる。
中国は為替操作のために膨大な米国債を買った。
でも、そのあとアメリカはどんどん通貨を発行。国債も増発。
そして、ドルの価値は減少し、焦った中国は欧州の債券を増やした。
そうしたら欧州危機でユーロ暴落で大損。
そっからさらに外貨準備を金や商品も回し、日本国債にも分散するようになった。
日本は世界2位の米国債の保有国。過去の高金利の債券も大量に保有。
じゃ、金利で儲かってウハウハだね、ってなってるかっていうと、日本の持ってる米国債は
今売ると、円高で3−40兆円の損失になっている。投資ってのはそんなもん。
ただ、じゃあアメリカへの投資はできないかっていうと個人的にはQE3はできないと思うから
極度の円高はもうないと思うんで、ありだと思っているけど。

15 :
>>14
米国に資本が流れても、リスクのオン・オフで株と債券に比重が移るからドルだけ買っておくよ。
俺もQE3は無いと思ってる。R君の受け売りだけど。
中国の資本移動はそうなっていたのか。ありがとね。
米国債を売却したのは民間部門だよね?じゃないと元高になってしまうし。

16 :
>>12
> マネーサプライの伸びやインフレの動向、財政金融政策は、その国の現状を見れば大抵予想できるでしょ。
マーケットの参加者は、年金や年金を運用する機関投資家や、最先端の経済や
金融の分析能力があるファンドやヘッジ・ファンド、過去のファンド運用で生き残った
優秀なアナリストなどで、市場の分析力はみんなが持っている。
そしていろんな分析をした結果で市場が均衡してるのが、今のマーケットの数字。
単純指標でたとえばアメリカの5年後の株価やドル円、ユーロドル、米国債の
予想ができたとすると、市場の資金はそこに集中し、5年後の経済の世界のバランスを
予想して、長期の株や長期債、為替でそういうポジを取る。
そうならないのは、「自分はこうなると思う」っていっても、その反対に動く無数の可能性が存在するから。
たとえば予想の一番最初に中国バブルの崩壊を持ってきているけど、
でも、世間の9割以上の人はそう考えていないから、中国の株価は暴落しない。
(ただし中国は欧州景気との連動性が一番高く、欧州株下落で中国も下がるけど。)
日本のバブル崩壊ってのは、市場の全員が大金持ちになり、土地は何倍にも
膨れ上がり、千昌夫が資産何千億円を作り、BMWが六本木のカローラと呼ばれた。
でも、今の中国は株価も上がらず、不動産価格は安定。
給料の伸びや大きいが、しかし物価上昇率で打ち消されるから、日本のバブルみたいな状況ではない。
当局がバブルを避けるために引き締めをやって景気を抑えて調整しているのが今の状況。
たとえば今の時点で、「自分は絶対中国バブルが崩壊する。そしてその資金がアメリカに逃げる」
って予想した場合、一番合理的な投資は、日本市場でも簡単に空売りできる中国株ETFを
空売りしてしまうこと。(中国債券や中国元は取引できないからね。)
でも、それにはものすごいリスクが伴う。
まず預金準備率の引き下げがあったら、とりあえずけっこう損をする。
さらに、中国の輸出が低迷し株価が下がりすぎた場合には、利下げが出てくる可能性がある。
そうすると、もう大損よ。
マーケット参加者は、だから絶えず自分のポジションのリスクを考えるし、ヘッジをかける。

17 :
確かに、中国株も、不動産も持ち直してるからなあ。
>まず預金準備率の引き下げがあったら、とりあえずけっこう損をする。
>さらに、中国の輸出が低迷し株価が下がりすぎた場合には、利下げが出てくる可能性がある。
ここらへん、緩和が、国内景気持ち直しの常とう手段なんだろうけど、
丁と出るか、半と出るか。
投資で長年生きてるなら、
予測は不可能、ということを前提にしながらも、何がしかの見通しは立てているかと思うのですが、いかがでしょうか。
たとえば、為替についても、財政政策、金融政策、そのほかの変数など、様々なものがあるとは思うのですが、
金利差で動くのは、二国間の金利差と為替を見比べると、ある程度、明白ではありますが。

18 :
なんらかの投資をやってる人なら、だれでも知ってる超・初歩的なあたりまえの
ことだが、ドル円なんかを見る場合は、ふつうに2年債の金利差を見る。
これは大半のFXの入門書に書いてあることで、通貨や債券をやってる人で
知らない人はひとりもいない。
じゃ、それがわかってたら、そっからズレた場合に、それがいずれ元に戻るという
前提で売買すれば大儲けだったら、為替のディーラーは全員給料100億円になる。
でも、現実にはそれで儲かる人は多くない。変動要因があまりにも大きすぎるからだよ。
そうならないのは、たとえばアメリカの景気がどうなるかによって、通貨発行量に
影響を与えるし、大統領選挙の結果によって、アメリカがどこまで借金を増やせる
かも決まる。株価と裁定になるから株価の影響も大きく受ける。
住宅価格の変動の影響も受ける。今日出てくる雇用者数変化でも当然動く。
さらに最近の通貨の変動は、QE3があるかないか、欧州危機が南欧まで発展
するかって影響ももろに受ける。
さらに南欧で危機が発生したら欧州の景気に影響し、さらにそれが中国の景気に
も影響し、それが金属価格などを下げる。
当然、それは世界の株に影響し、為替にも債券にも影響を与える。
つまり世界中に変数が無数に存在してるってこと。
それと、なんでも金利差っていっても、短期資金で移動する資金なんてそんな
大きいわけじゃないんだよ。
たとえば、中国の場合、中国債券への投資なんて基本はないし融資も少ない。
多いのは、中国企業の設備投資や合弁事業への投資なんかの直接投資。
金利差が出たから、中国へ工場を建てたのを壊して、機械を売却して海外に
逃げるとかもない。株の資金はすぐに動くことは動くけど。
通貨取引、債券取引、株の取引、海外融資、直接投資の資金は分けて
考えないと、わけわからなくなるし、さらに、世界最大の年金基金の資金の
動きや富裕層の資金、140兆円のヘッジ・ファンドの資金、100兆円のオイルマネー
資金、膨大な政府系ファンドの資金なんかも、一緒くたに同じ理屈で動くわけじゃない。

19 :
ドル円などの金融市場が、どれだけ世界のあちこちの不安定な要因に影響されるか、っていう
と、今日流れてる日経Quickのニュースを見ると、かなり分かりやすい。
ドル円を予想するために、雇用統計や中国の景気とその指数の影響、日銀の
政策の影響なんかも、変動要因にふつうになるし、アナリストでも予想に迷う数字が、
毎日どんどん出てくる。
>来週の金融市場 中国の経済指標を注視 リスク回避で円買いも
2012/04/06 日経QUICKニュース
>来週(9〜13日)の金融市場では、世界景気の先行きに対する思惑で神経質な展開となりそうだ。
>足元では欧州の債務問題に対する懸念が再燃しているうえ、世界経済のけん引役とされる
中国景気への不安が広がっている。投資家が運用リスクを回避する姿勢を強めるのか、
それともリスク選好の動きが再び活発化するのか。国内外で発表される経済指標などへの関心が
高まっている。
来週の市場動向を展望するうえで見逃せないのが、日本時間今晩に発表される3月の米雇用
統計だ。市場では注目度の高い非農業部門の雇用者数が、前月比で20万人超増加するとの
予想が多い。4カ月連続で20万人を超える増加となれば、米景気の先行きに対する楽観的な見方
が広がりやすくなる。米長期金利が上昇し、日米金利差拡大の思惑から円売り・ドル買いが出るだろう。
一方、欧州や中国の先行きに対する警戒感は解けていない。欧州ではスペインなど
南欧諸国の財政不安が再燃している。12日にはイタリア国債の入札が予定されている。低調な
結果に終わるなど、欧州不安が一段と高まれば、「安全資産とされる日本国債に資金が流入し
やすくなる」(SMBC日興証券の野地慎シニア債券為替ストラテジスト)。
中国では3月の消費者物価指数や卸売物価指数(9日)、貿易統計(10日)など経済指標の発表が
相次ぐ。なかでも注目は13日発表の1〜3月期の国内総生産(GDP)。市場は中国経済の減速を
ある程度織り込んでいるが、予想を下回る結果となれば、改めてリスク回避の動きが広がりやすい。
世界的に株価の下押し圧力となり、オーストラリア(豪)ドルなど高金利通貨を売って、低金利の円を
買う流れとなりそうだ。

20 :
つづき
>国内では日銀が9〜10日に金融政策決定会合を開く。27日に「経済・物価情勢の展望(展望リポー
ト)」をまとめる会合が控えているため、今回は政策の変更はないとの予想が多い。しかし日銀が
2月に予想外の追加緩和に踏み切って以降、海外勢を中心に追加緩和への期待が盛り上がって
いる。金融政策の据え置きとなれば失望感から、「短期的に円高・ドル安が進みやすくなる」(シティ
バンク銀行個人金融部門の尾河真樹シニアFXマーケットアナリスト)との指摘が出ている。
 来週9日はアジア・オセアニアや欧州の各市場が休場となる。市場参加者の減少で流動性が
低下するため、ちょっとした資金の流れの変化で相場の変動が大きくなる場面がありそうだ。
週単位でもこういう不確定な統計や経済指標が山のようにあり、それで全体のトレンドを予想する。
でも、その次の週にまったく違う統計が出て、市場全体が変わっちゃうなんてのも、日常茶飯事。
そのくらい長期のトレンドは読みにくい。

21 :
>>18>>19>>20
なるほどなるほど。丁寧にお書きくださり有難うございます。
あなたの投資スタイルが少しずつわかってきたような気がします。
あえて予測を立てず、また、あえて法則を見出さず、ともかくニュートラルな状態で、大量に集めた情報を俯瞰し、流れを見極め後からついていく、そんな風にお見受けしました。

22 :
>>12は俺です。
FXの入門書、俺の知らない事が沢山書いてありそうだ。ありがとう。
2年債の金利差か。長期の実質金利の差だと思ってた。
俺は短期で動く資本の規模が知りたいんだ。大部分の動きは資本収支で確認できるけど、キャリトレの規模は表に出てこない。
金融関連の本を読んでいると「金利の安い日本で資金を調達して海外へ投資されている」という指摘を多く目にするけど、これはキャリトレだと思うんだ。
ルービノミクスについてはまだ調べていないけど、資本が短期債市場へ集まり、そこから株式市場へと流れて、資本流入の呼び水になると聞いた。
機関投資家の運用方針や、現在のレートが「どの時点での」価格を予想して動いているのか、そこが知りたい。

23 :
結論として、投機をいろいろやって情報もいっぱい集めて
多少は詳しくなったけど、儲ける事が出来なくて挫折した人の
愚痴にしか聞こえない・・・・・

24 :
>>23
はあ?ここで書いてる人は専業で長年生き残ってる人だよ。よく読んで参考にした方がいいよ

25 :
あと、中国への直接投資は不動産や買収目的の株式投資も含むよ。
後者は長期保有目的だけれども、前者の場合は短期資本の流入も十分考えられるからね。
米国が量的緩和を続ける限り金利は底這い・ドル安が進むからドルキャリが発生して、かつ途上国に留まり続ける要因になると思うんだ。
米国の利上げの時に資本がどう動くのかは金融機関次第。その動向を知りたいんだ。
株式やゴールド、為替の値動きをここ半年くらい見てると、とても長期的要因を織り込んで変動しているとは思えない…。

26 :
加えて質問。
長期運用の機関投資家でも毎年出来高を公表する訳だから、評価損を抱えると何かかしらのペナルティがあると思うんだ。
責任者の首が飛んだり、職員の給料が減ったりね。
年金の運用にしても、毎年支給する金額を取り崩さなきゃいけないと思う。
長期の運用を目的とする機関投資家も短期の要因に影響されやすいと思うんだけど、いかに。
現在の均衡しているレートは目先1〜2年程度の状況しか見てないように感じるんだ、俺には。

27 :
世界を動く資金ってのは、世界最大の、世界の年金運用資金とか、ヘッジ・ファンド、
オイルマネー、政府ファンドの動きなんて、みんな目標も、期間も、期待収益率も
まるっきり違うから、それを一緒くたにして、世界のマネーの動きって言っても、それを
解説した本が出たとしたら、1万ページくらいの本になると思う。
それにヘッジ・ファンド同士だって、あ互いに正反対のポジションを取るから、市場で
売りと買いが均衡し売買が成立するわけで。
たとえばみんながアメリカ株が上がると考えたら、売る人がだれもいなくなり、売買が
成立しないよね。
そして、世界的な優秀なアナリストを抱えたヘッジファンドですら利益を出せるとこと
出せないとこに別れて、経済のトレンドの変化なんかで、膨大なヘッジ・ファンドが
どんどん閉鎖し、長期間利益を出したとこに資金があつまり、でもそうやって人気化
して膨らんだファンドは、その後の変化でまた赤字、ってケースも山のようにあるし。
たとえば国債の0.01%の変化で利益を狙うとこもあるし、たとえば株式ファンド
なんて、マネージャー全員が株が下がると思っても、株の保有比率を一定にしないと
いけないから売れないファンドもあるし、投資主体によって運用がまるっきり違うからね。

28 :
>米国の利上げの時に資本がどう動くのかは金融機関次第
これってあたりまえだけどものすごい複雑だよね。
利上げっていっても、それがあるまでには、景気動向や雇用統計、マネーサプライ、為替レート、
株価、物価上昇率など無数の指標を見て、市場参加者は事前に予想するからね。
株の格言に、『噂で買って事実で売れ』ってのがあって、この格言の意味は、たとえばこの場合、
米国で利上げがあったとしても、市場参加者全員は、それを事前に予想して、それで儲かる
ポジションを組んでしまっているから、(たとえばドル買いユーロ売り)ニュースが出た時点で、
利上げするとそのポジションを解消したほうがいい場合もあるよってことだからね。
だからきのうの夜みたいに、期待でドルを買ってた人たちが、悪い雇用統計が出るとドル円
は一瞬で急落。利上げが近づいたとおもってた人たちは大損。すごいチャートでしょ。
http://www.gaitame.com/market/chart/usd_15.html
つまり将来利上げになるにせよ、世界の資金は事前にかなり織り込んじゃうってこと。
長期でドル高期待があったとして、どういうポジションを組むかっていうと、みんなバラバラだろう。
たとえば中国からアメリカへ資金が移動する??っていっても、市場の大半の人は世界の
いろんな指標を見る。
アメリカが利上げしそうなときってのは、アメリカ景気が回復してるってことを意味
するわけで、そのときには世界の景気がある程度の改善をしてる可能性もある。
その場合には、中国株は欧州景気の今後の予想で動くから、中国株の上昇期待で
逆に資金が入る可能性すらある。
アメリカドルが強くなることで、中国の輸出企業への投資が増える可能性すらあるしね。
日本からアメリカへキャリーで資金が移動っていっても、たとえば長期ドル高、円安に
なると輸出株の株価が上がり、逆に資金は入ってくる。
ドル高だから原油や商品が下がるかっていうと、たしかに商品から米国債への資金の移動はある。
でも、逆に考えれば、アメリカが利上げするってことは景気の回復を意味し、つまり中国の輸出も
増えるってことで、商品から資金が流出するかっていうと、世界とのバランスも一緒に考えないとだめだし。
だからいろいろ組み合わせて考えないと分からない。

29 :
いろいろあるって言いたいだけじゃんww
そして結論がない

30 :
ユーロは崩壊する これが俺の結論だぜw 簡単明瞭

31 :
>>27
世界のマネーの動きと言ったのは国際収支の数字を基にしたからだよ。
数ヶ月前までファンドの動向なんて全く興味なかった。森を見て木をみていなかったと反省してる。
機関投資家の動きは複雑だね。全て知るのは無理か。残念。
なら、現在のレートは短期資本と将来を織り込んだ数字でゴチャマゼになっているわけか。現在のレートは必ずしも、現在・将来の経済状況を適正に反映してる訳でない事になるね。
金融版の合成の誤謬じゃないの、コレ。
近年はどの専門家も短期資本フローの規模が大きくなっている事を指摘している。
長期運用の期間も決算期に評価損を抱えていたらマズイから、短期の動きにある程度合わせざるを得ないと思うよ。
「時期は分からないけど上がる」って理由では金融資産を購入できないだろうし。
新聞君の言うように、年金の一部もヘッジファンドに運用を委託して短期にも対応しようとしているしね。
だから長期の予想ができていても短期に引っ張られるのではないかと思うんだ。

32 :
>>28
中国の成長を牽引しているのは輸出…もあるけど、支出面GDPにおける投資だよ。これは設備投資や建設などで、株式投資とは別ね。
その投資は不動産を中心にした建設ラッシュによるもの。
リーマンショック以降、中国は為替介入のために外貨準備高を大幅に増加させた。
加えてホットマネーを中心とした対中直接投資の伸びがあり、ドル安要因以上の外貨準備が積みあがった。
為替介入によって中国内の金融機関にはベースマネーが山のように積みあがり、供給された元が更にバブルを起こす構造。
もし米国の金利が上昇してしまえば中国は為替レート維持のために外貨準備を減らす。
そうなればベースマネーの縮小でバブルの要因が吹き飛ぶ。建設ラッシュは止まるだろうね。現に米国のQE期待が後退して以来、中国では資本流出と成長停滞が起こっている。
成長の牽引役が消えれば需要減による成長の停滞は必ず起こるよ。
R君の受け売りだけど。

33 :
景気停滞じゃなくて減速、だった。

34 :
長期資本は危機の度に短期資本に翻弄されて餌食になっているイメージしかないな。

35 :
>>32
米国が利上げせずに金融中立でも中国が本格的に金融緩和すれば同じことが起きる。中国の金融緩和の方が早いだろう。

36 :
資本取引が貿易取引を遥かに上回っている以上、資本流出を貿易拡大でリカバリーする事は不可能なんだよ。

37 :
短期資本によって誘い出された長期資本が金融危機の度に短期資本の餌食になっている印象が強い。

38 :
HFって毎年何百社と倒産しているだろ?
だから短期で確実に利益を求められる所は生存競争に敗れる。
しかし、年金運用のように長期的なスタンスで基本に忠実な運用なら
利益は少ないが誰がやっても同じような結果が出るから強いよね。

39 :
なんかこのスレでは常識みたいになってる、中国からキャリー取引で、アメリカに
流れるってイメージがいまいち理解できないな。
おれだけなんだろうけど。
たとえば日本から中国へ流れる資本の大半は設備投資と合弁企業なんかの出資。
日本とアメリカの場合には、ディーラーでも個人ですら、ワンクリックすれば、円を調達し
簡単にドルを買い、金利を貰える。個人でも金利差を貰うのはふつう。
でも、中国元は自由に取引できないし中国債券も一般的でなくかなり少数。
中国株への流入、流出はかなり大規模におこるけど、これは中国株の指数に
反映するからだれでも移動がわかる。
とくに外国人や機関投資家が自由に売買できる、香港に上場した中国本土株
のH株指数なんかには、対中国の外国人の資金の増減をかなり反映する。↓
http://stock.searchina.ne.jp/data/chart.cgi?type=chart_mon&code=HSCE
だからおれはH株指数だけ、もしくはふH株の不動産株の動向だけ見てれば、中国の
動向はわかるんじゃないかと思っている。
それとおれだけ理解できないのが中国のベースマネーの減少懸念。
為替介入で市中に流れたお金をインフレを引き起こすから、中銀が手形でどんどん
回収する。それでもインフレになるからさらに準備金をどんどん上げて、市中に流さない
ように引き締めをやっている真っ最中。
ドル高になり外貨準備を増やさないで済む状況ってのは、むしろ中国にとって望ましいとも言える。
それと不動産も投資が膨らまないように、ローンにガンガン規制をやって、保有の規制も
どんどん打ち出していて、その結果として不動産価格が下落し、その下落を見て、バブル
崩壊だ、っていう見方をする人が出ている。
ただこれをバブル崩壊と見るか、バブルが膨らまないように規制で不動産価格を下げている
状況とみるかは、意見が分かれるとこだと思う。
たしかに中国の人件費の上昇なんかで設備投資が他国へかなり流れているが、そうすると
製造業に変わって中国の内需を狙った日本の巨大小売業の投資がどんどん増えてるしね。

40 :
邦銀のアジア地域への投融資残高は昨年末で約17兆円。

41 :
そういう資金ってのは、アジアへの鉄道や火力発電、水力発電なんかの長期
資金でしょ。国内企業の設備投資も含めて。
3ヶ月単位で借りてきて、海外の債券をかって金利差を取るっていうキャリー取引の
短期資金とはまるっきり性質が違うと思う。

42 :
要はアジア地域向けの与信残高のこと。いずれ貸し剥がしが行われるのは目に見えている。

43 :
欧州からは銀行、米国からはシャドーバンキングを通して相当な資本流入がある。貿易収支を遥かに上回る異常な外貨準備の増加を見れば一目瞭然だよ。

44 :
>>41
キャリートレードは2年物の短期資本が多いんじゃないの。

45 :
議論の最中失礼するぜ。↓の2ページ目の図に、中国へのホットマネーの流入が書いてあるぜ。
http://www.mizuho-msrc.com/dynmc/gcnt.php/DL0000006615/01/04/110829_RRR_china.pdf
去年の夏までのデータ。
俺はこのホットマネーの正体がキャリトレだと思うんだ。
中国も不胎化の努力をしているけど、成果はどうなんだろう…。このレポートは、その中国の金融引き締めについて書いてあるよ。

46 :
>>43
R君かな?
米国の量的緩和によるドル安のバランスもあるから、一目瞭然とは言えない気が…。
計算方法は分からないけど、どっかのレポートでは為替操作による外貨準備増とは大きく乖離していると書いてあったけど。

47 :
>>39
このスレでキャリトレについて話している比率は、R君8割、俺1割5分、語録さん5分だよw
新聞君が議論している相手はずっとR君。
俺もキャリトレについて調べているけど、なかなか良い資料が…。

48 :
>>39
資本流出に転じれば、ドルバスケット維持のために外貨準備の取り崩しが起こる。
貿易黒字を上回る資本が流出に転じれば、ベースマネーの縮小となる。
成長を支えていた支出面GDPにおける投資の減少により、国内ではデフレギャップが発生し、実体経済が金利緩和を望む。
金融緩和により金利が下がれば、ホットマネーが中国から他の金利の高い国へ向かう。
R君の受け売りだけど。

49 :
>>46
要は米国から資本流出して新興国に資本流入するからドル安になって為替介入で外貨準備が増えるわけよ。

50 :
>>48
失敗。
資本流出に転じれば、ドルバスケット維持のために外貨準備の取り崩しが起こる。
外貨準備の取り崩しは、中央銀行による人民元の吸収だからベースマネーの縮小となる。
ベースマネーの減少により、成長を支えていた支出面GDPにおける投資が減少し、国内ではデフレギャップが発生。実体経済が金利緩和を望む。
金融緩和により金利が下がれば、更にホットマネーが中国から他の金利の高い国へ向かう。
貿易黒字と同等か、それを上回る資本が既に中国に流入している。
輸出の企業は元安で儲かるが、中国国内の需要は大きく減退し「失われた20年」になりかねない。 ってR君が言ってた。

51 :
>>49
ん?通貨の大量発行は、その通貨の購買力を弱くするから、資本流出関係なしにドル安になると思うけど。

52 :
>>51
大量発行された通貨が国境を越えて資本移動する。だから米国の量的緩和で新興国がインフレになる。

53 :
>>52
あー、そっか。勉強になります。

54 :
ホットマネーをぐぐってみたらこんな記事があった。
>2012-02-25 07:11:29
中国2011年=ホットマネー流出31億ドル
>国家外国為替管理局(外為局)が23日に発表した「2011年中国国際資金
>流動監視測定報告」によると、2011年、中国に海外から流入・海外へ流出した
>流動性の高い外貨(ホットマネー)の収支バランスはマイナス31億ドルだった。
31億ドルって日本円で2500億円。
これって日本の株式市場で、で外国人が利益確定売りをだすとだいたい6−7日
くらいで出す金額だよね。
日本の信託銀がリバランスするときでも7−8日分くらいの金額くらいなのかな。
これって2011年に下落した中国株からの流出の数パーセントでもこのくらい動いちゃう
ような気がしなくも。

55 :
少なくとも9月までは流入超だったのだから。それを考慮すれば後半で結構な資金流出が起きてるよね。

56 :
中国株はリーマンショックで既にバブル崩壊してる。ピーク時の40%。あとは不動産だけだね。

57 :
>>47
別人だな。今日久々にここにきた。相変わらず新聞君は熱い。このスレを好きに使ってくれ。

58 :
>>55
このイメージがわからない。中国の株式市場ってのは、東京よりはるかに出来高が多く
外人もかなり入っている。
だから株式市場はしょっちゅう超大量の外国人の流出入を繰り返す。
その増減の規模っておそらく30億ドルとか40億ドルの規模。(ぐぐるのめんどくさいからたぶんだけど)
この資金は自由に海外から入ったり逃げたりするし、香港やシンガポールの投資家が、プチって
ワンクリックするだけで、簡単に何億ドルも香港ドルに流出する。
アメリカ人の個人投資家がNYの自宅でプチっとやったらで、何十億円もすぐに移動する。
で、ホットマネーの記事の数字は2011年の1年間の流出が31億ドル。1年間でね。
日本円で2500億円。
これ日本だとこういうときの数字なんだよね。
>個人、株大幅買い越し、3月3週、外国人は売り越し。
>2012/03/30 日本経済新聞
>個人投資家は14週ぶりに買い越しに転じた。買越額は2119億円。
>海外投資家は13週ぶりに売り越しとなった。売越額は2695億円と、昨年12月第1週(2760億円)
>以来の大きさ。中国の景気減速懸念などを受けて、ヘッジファンドなどが利益確定売りに動いたもよう。
日本の個人投資家が、5日間に買った金額よりちょっと多いくらいで、外国人の売買の5日分。
これは対中国の膨大な企業の直接投資に比べたら、そんなに心配するような資金じゃないと思う。

59 :
>>50
> 資本流出に転じれば、ドルバスケット維持のために外貨準備の取り崩しが起こる。
これは言ってるしくみはわかるけど、じゃあ現実にどうなのっていうのがイメージ
できないんだよなあ。
おれ以外はみんなわかってるんだろうけど。
中国だと分かりづらいから、ドル高、自国通貨安を日本に置き換えるとだれでも具体的に
が分かりやすい。
(中国の場合、投資で経済が回ってるっていう日本と違う状況はあるけど、とりあえず、
 それは短期資金ではないから無視する)
まずアメリカで金利が上がるってことは、ドルが上昇し、失業問題や雇用問題の解決の
目処が立って、経済が回復していくってことだよね。
じゃあ、それが世界のマーケットにどういう影響を与えるかっていうと。
(あくまでわかりやすいように日本に置き換えてなんで、同じようなことが中国でおこるってこと。)
通貨では
・まずドルの上昇でドル買い、円売りがおこる。
・短期ではドル売り豪ドル売りも出るが、アメリカの景気回復によって長期で
 新興国の経済が回復するとみなすから、長期では資源国通貨は買い要因。
株では
・円安に連動する日経平均株価はかなり上昇する。
・円安で自動車などの輸出産業は競争力が高まり、外国人の買いが入る
・日本の輸出産業の競争力が高まるから、韓国株売り、日本買いなんかも入る。
・輸出株買い、円安で内需株売りが出る
資源は
・アメリカドルが高くなるってことは資源の投機資金が少なくなるから短期では下がる。
・しかし米国景気の復活は新興国の資源もふやすから結局資源株も遅れて上がる。

60 :
外貨準備は
・日本が持つ膨大な外貨準備の30兆円以上の含み損は解消していく
 (中国は日本よりさらに巨額で、ドルの上昇で中国元換算の外貨準備は増加する)
・為替介入の必要がまったくなくなり、借金を増やさないで済む。
 (中国の場合はさらにメリットが大きい。為替介入が不要になるから、介入資金が
 市中にばらまかれて、手形で回収擦る必要も、預金準備率を日本の何百倍にも
 して、引き締める必要がなくなる。つまりインフレ懸念がかなり解消してしまう。
 ということは政府主導の景気対策の投資ができるようになる。
 不動産のバブル対策も格段にやりやすくなる。)
・アメリカの金利上昇で中国への資金が逃げるかっていうと、日本から中国へ入ってる
 資金の大半は直接投資。アメリカの好調で景気が復活するから逃げない。
日本の機関投資家は
・安定した長期ドル高トレンドになった場合には、日本国債の1%の投資の意味がかなり薄れる。
 そのため、米国債券買い、米国株買い、米国景気の復活による対米国輸出株
 の比率を多少ふやす。日本国債は減らす。
日本の個人投資家は
・たとえば1億円持ってる人が、ドルに投資し、ドル高で仮に150円になるとしたら
 資産が1.5倍になるってことで、海外株投資が急激に増える。
 為替が安定してたら、貯金を減らし投資をふやす。
 投資が増えると、貯金が減少し日本国債の需給は悪化する。
・為替の利益がカバーしてくれるから海外株投資もやりやすくなる。
思いついたことを適当に書いてみたが、アメリカが堅調になりドルが高くなるときの
動きは、中国の中でも同じ面が多い。
輸出が堅調になり株価が上がるから、金利差の流出なんて問題にすらならない。
ただ、このスレでは中国のバブルが崩壊して、それによる資金流出が起こるっていう
のが、すべての前提になっているのかな。その場合は、そういうパニックがおこっても不思議じゃないけど。
むしろ海外が好景気になったときに怖いのは、日本国債の需給。たった5%程度の流出で、
世界のマネーに影響を与える。

61 :
11年第4四半期に限れば資本流出により205億ドルの外貨準備が減っている。

62 :
昨年12月に限れば資本流出で398億ドルの外貨準備が減っている。これが今後どうなるかだよね。

63 :
>>60
アジア通貨危機の二の舞になってしまう。もちろん中国の膨大な外貨準備が尽きることはないが、10%減っただけでも不動産バブルが弾ける。

64 :
資本流出が起きる要因として@ドル高進行A中国金融緩和B欧州銀投融資引き上げ。これらが現状では考えられる。

65 :
>>60
詳しい見立てありがとう。長年投資の現場で生きてる人から、こういう具体的な見立てを聞いてみたかった。
確かに中国国内が盛り上がれば、資金流出は起きないかもしれないですね
金利差による資金流出こそが、中国バブルを破綻させるのか、金利差では資金流出しないかが、一つの焦点かと。
中国はさておき、ユーロマネーについては如何お考えですか?
現在、商品にかなりの投機マネーが流入してますが、金利がつかない商品から、いずれはマネーは抜けるしかないと思うのです。
足の速い投機マネーは、抜け始めたら一気に抜けるものだし、
商品バブルの原資はQEだから、緩和的なQE見送りで一応の天井を見ることになる。
QE終了か否か、抜けるタイミングを待ち構えてるような気がするのですが
また商品バブルが破綻すれば資源国は大打撃になる
キャリトレは抜きにして、別の観点からも巨大なユーロマネーは一旦ドルに回帰するしかないかな、とは思うのですが
>>60のユーロマネー観をお聞きしてみたいです

66 :
要は中国が金融緩和してどうなるか。緩和で短期的に株は上がる。けど資本流出で不動産は下げ足を早めると思う。

67 :
>>54
同じ記事をググって見たが、『第4四半期の純流出額は600億ドルを上回った』とあるな。12月の外貨準備は398億ドル減っているが純流出額は不明。

68 :
>>58
前年比外貨準備高増加分−当期経常黒字−前年比直接投資受入額増加分=ホットマネー と定義すると、リーマン以降は毎年1500億〜2000億ドルくらいずつ中国へマネーが流入しているよ。夜に計算するから待っててね。
この四年間で7000億ドル程度中国にホットマネーが溜まっていて、これが逃げ出すと大きなデフレギャップの発生になると思う。
直接投資額を除いたけれども、不動産への投資は直接投資に入る。
中国の支出面GDPにおける投資はリーマン以降に上昇幅が大きくなっているし値上がり幅も大きいから、大規模な資本流入は起こっていると思うよ。
>アメリカの景気回復によって長期で新興国の経済が回復
新興国が回復するかどうかは微妙…。対外資本の流入で、投資が成長の牽引役になっていれば難しい。
デフレギャップを埋めるまでは停滞が続く。
>しかし米国景気の復活は新興国の資源もふやすから結局資源株も遅れて上がる。
アジア通貨危機の時は輸出は好調だったけれども資源価格は2年間?は停滞していたハズ。
>中国の場合はさらにメリットが大きい
中国が危機後に好調だったのは輸出や内需によるものでなく、国際資本フローの流入というのが前提。
欧米のような巨大市場が不況なのに、輸出で途上国が好調というのもおかしな話。
現に中国の経常収支はリーマン直前の水準を大きく下回っているしね。
>アメリカの金利上昇で中国への資金が逃げるかっていうと、日本から中国へ入ってる
資金の大半は直接投資。アメリカの好調で景気が復活するから逃げない。
不動産投資も直接投資に計上されているから、逃げる。というか、リーマン直後に逃げている。
中国の2008年の直接投資受入れ額は1477億ドルだったけど、2009年は781億ドルとほぼ半額に低下。設備投資目的の資本が中心であれば、こんな急激な変動はしない。
ちなみに2010年には1860億ドルに達している。
国債需要に関しては異議なし!
だけど世界経済が絶好調の2007年時で長期債の金利が1.9%。
…どう動くのかは分からない。

69 :
>>57
マジかよ。ごめんなさい。

70 :
景気対策の政府支出にしても、世界中からの資本流入と信用乗数で膨れ上がった需要を一国の政府が埋めるのは難しいと思うよ。

71 :
>>68
いや、あれはまったく予想じゃないよ。
そもそも前にも書いたけど、実際に投資をやるときには、予想では投資しない。
なぜなら、すべての投資はハイリスク・ハイリターン。
つまり、ハイリターンを狙うほど、確率の低い投資を狙わないといけない。
だから、たとえば中国のバブル崩壊に今から賭けるとか、日本国債の崩壊に賭けるとか
そういうのをやっても損するだけ。
きのう出た雇用統計でも、悪い数字が出てるわけで、自分はアメリカの順当な復活を
予想してるってわけじゃないよ。
アメリカの金利が上がるときには、景気回復がセットになってるはずで、そのときに、
世界のマネーがどう動くかっていうシミュレーションだよ。
アメリカの金利が上がり好景気になると、金利差しか見ないで、新興国のお金が
アメリカに流れるって見方に対する疑問。
機関投資家はたとえば中国株を投資するときに、金利差なんかを見て投資しないよね。
あくまで株の需給や将来の見通し、企業業績の変化を見て投資する。
つまり、アメリカの景気が回復するだけで、資源価格にも欧州にも中国にも資源国通貨にも
影響するよってことを言いたかったら書いただけ。
個人的には中国の復活はまだまだ時間がかかるとおもってるし、外国人が売買する
中国株の動きを見てもニュートラル。売るのも怖いけど、買うチャートにもなってない。
欧州もしかり。BSの復活にはかなりの時間がかかるよ。

72 :
>>62
中国の外貨準備は正確な数字は忘れたがたしか240兆円くらいあったはず。
そしてそのなかで、60%強が、米国債への投資だが、かなり膨大な欧州債券を
もっていたはず。
しかも中国は欧州危機になったときに、ギリシャの国債やスペインの国債をかなりの
金額を買っているはず。
ユーロの為替変動分や、ギリシャやスペインの国債などの損失分もかなり入ってる
んじゃないのかな。
>中国、外貨準備多元化へ 米財政に不信感
2011.8.4 22:57
マクロ経済政策を管轄する国家発展改革委員会は、2003年から10年までに外貨準備
が総額2711億ドル目減りしたと推計した。今年はさらに損失幅が膨らむという。
中国の外貨準備は、ユーロや日本円、ロシアのルーブルやマレーシアのリンギットなど、
ドル以外に広げているようだ。今後、米国債の依存比率も下げる考えだ。
>日本経済新聞2011/07/24
中国は2010年秋以降、ギリシャやスペインの国債の買い増しを相次いで表明し、欧州債券を
買い支えてきた
>ユーロでの外貨準備、中国、運用比率下げず――人民銀総裁。
2012/02/16 日本経済新聞
周小川総裁は15日の講演で、外貨準備の運用に関して「今回の欧州債務危機が起きて
からもユーロでの運用比率は下げていない」と明らかにした。
中国が外貨準備で運用するユーロを減らしているとの観測は根強かったが、周総裁はこれを明確に
否定した形だ。

73 :
>>71
自己レス
>すべての投資はハイリスク・ハイリターン
    ↓
すべての投資はハイリスク・ハイリターン、ローリスクローリターン。

74 :
これが正しいのかはまったく分からないが中国系ニュースサイトにはこういう解説になっていた。
>中国、ホットマネーの流入規模を発表
2011-02-18 15:18:36  CRI Online
中国国家外貨管理局は17日、海外から中国に流入したホットマネー(投機資金)について、大規模な
流入は見られなかったとしています。
推算によりますと、2010年に海外から流入したホットマネーは355億米ドル(約2兆9600億円)に達し、
同年の外貨準備高増加額の7.6%に相当します。発表資料によると、過去10年におけるホットマネー
の流入額は年平均250億米ドル近くとなっています。
外貨管理局は「中国への海外資金の純流入は実体経済と基本的に合致している」と強調しました。  
一方、一部の専門家は、ホットマネーが景気回復に与える影響はマイナスであるため、資金流入に対
する防御を強化する必要があると主張しています。(翻訳:ooeiei)

75 :
>現在、商品にかなりの投機マネーが流入してますが、金利がつかない商品から、
いずれはマネーは抜けるしかないと思うのです。
これはだれにも分からないですよね。
投資をするときは、予想で動くわけでなくて、たとえば原油が下がったり、銅が下がったり
した場合に、世界の投資家の人たちの勢力が変化して、それがチャートに出たあとで売買を
始めるってほうが安全だし。
来週の市場でかなり方向性が出るんじゃないですかね。悪いほうへの確率がかなり高いけど。
いいと思われてたアメリカの雇用が、悪いのがでてきたわけで、これは月曜からすぐに
他国へ影響しますよね。
為替チャートやシカゴの日経平均先物が尋常じゃない動きをしてるんで。
http://zai.diamond.jp/list/fxchart/detail?pair=USDJPY&time=30m
来週の日、米、中国株、商品、債券の動きでこれから先のトレンドが出てくるんじゃないですかね。

76 :
テクニカル分析とかチャートって占いと同じだけどな

77 :
対内直接投資受入額を引いたら、ホットマネーの流入が凄かったのは2009年だけだったでござる。
あっるぇー?みずほ銀行の資料と合わないぞ?ちょっと調べなおす。

78 :
http://www.nomurafoundation.or.jp/data/CCMR-2-3_AUT2008_02.pdf
ホットマネーは貿易部門や直接投資にも紛れているらしい。
マトモに計算してた俺アフォやwwwwwwww
2003年〜2008年第一四半期までのホットマネー総額は1兆2032億ドルで、当時の外貨準備の72%に相当するらしい。
予想以上でワロタ…。

79 :
この膨大な短期資本がどこに移動するかで世界経済の景色が変わる。アジア通貨危機と同じなら米国だろうと思う。

80 :
金融緩和してどうなるか。この種のホットマネーは高金利でないと留まれないはずだから。既にバブルが弾けている中国株より不動産が問題。

81 :
>>80
何故ホットマネーが中国に集中したのか。ここら辺の説明をお願い。

82 :
ホットマネーの結論→凄いらしいけど詳しくわからない。
この訳のワカラン巨額のマネーがキャリトレなら、短期金利の動向で経済が読めそうだ。

83 :
>>81
リーマン以降、先進国の金融緩和で生じた超低金利マネーが相対的に高金利の中国に再流入した。としか言えないな。

84 :
>>74
ホットマネーが高インフレをもたらし個人消費や企業活動に悪影響を与えているとは思う。

85 :
>>83
ありがとう。

86 :
>>68
>前年比外貨準備高増加分−当期経常黒字−前年比直接投資受入額増加分=ホットマネー と定義すると、リーマン以降は毎年1500億〜2000億ドルくらいずつ中国へマネーが流入しているよ。夜に計算するから待っててね。
>この四年間で7000億ドル程度中国にホットマネーが溜まっていて、
この部分は勘違いしてた。ごめんね。

87 :
>>75
>世界の投資家の人たちの勢力………
後追いが生き残りの秘訣ですね
商品市場は動きからして、かなり足の速い短期資金が出入りしていると思われます。原油は特にそう
ただドル調達コストが上昇するに連れて、投資先として不利になることは間違いないかと
原油チャートを見ればわかるのですが、00年代後半ドル金利上昇期は下落しています
未来はわからないので、相場を後追いするという考えは勉強になります。来週の指標をドキドキしながら眺めたいところです

88 :
>>86
ホットマネーは短期投機マネーって感じだから大丈夫だよ。お気楽にね。

89 :
>>84
それらを差し引いてもホットマネーによる資産効果(主に不動産)の経済寄与度は非常に大きいと思われる。

90 :
>>85
今後、供給側の通貨調達コストが上昇するか、受入側が本格的な金融緩和に踏み切るかのどちらかでホットマネーが逆流する可能性がある。

91 :
いろいろぐぐってみると、外貨準備の変動やホットマネーの変動って繋がってた
かもしれない。
かなり複雑なので間違ってるかもしれないが、大雑把に言うとこういうことみたい。
中国が将来中国元を世界で通用する通貨にしていこうということで、2010年に香港市場に
オフショア市場を作った。
そしてそこで人民元と外貨の為替取引、人民元預金、人民元建て債券の発行などの金融
商品取引を認めるようになった。
香港市場のほうが上海より自由度が高く、資本規制をくぐって中国本土に入っていた
ホットマネーが、その市場に大移動した。
そしてそのオフショア市場は順調に発展し、11年9月までに人民元預金残高は前年同期
の3倍、債券発行額は前年の2倍以上に急増した。
香港オフショア市場の人民元相場は、需給に基づき自由に値決めされる。
そのためその市場では海外の影響を受けるため、欧州危機の世界的な新興国通貨売り
の中で、完全に管理している本土とオフショア市場で為替や金利がずれてしまった。
それで金利水準が低い人民元預金や債券市場から資金が引き出され、ホットマネーが流出。
そのため、上海市場で、通常とは違う、ドル売り、中国元買いなどの市場介入をやった。
これが外貨準備減少のひとつの要因という見方もあるらしい。
(それ以外にドル建て換算した外貨準備の減少は欧州債券のユーロ安の影響やギリシャ債、
スペイン債の保有も大きいと思うけど。)

92 :

1 名無しさんにズームイン! [] Date:2012/03/28(水) 08:28:15.02 ?ID:NWYs/2ZP Be:
 やらなけゃいけない
 電○の各局への圧力が半端ないんです
 昨日、一昨日前田AKB卒業ネタやった情報番組全てが前田AKB卒業ネタ中の毎分で視聴率がダダ下がりしました。
 各局本音では毎分視聴率ダダ下がりするこのネタははやりたくなかったけど原子力村以上に電○からの圧力が凄いんです
ブーム捏造、枕営業、自社買い、サクラの動員そして
AKBの捏造ブームのために税金が大量に使われている証拠がこちら
やっと気付いた「AKBに電通が絡んでる」ではなく「AKBの正体が電通」な件 その124
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1333533082/
テレビの捏造ブームに騙されるな

93 :
上にリンクがある野村のかなり前のレポートだと、「外資系企業の未送金分の利益や減価償却費
も(ホットマネーに)含まれる」って、そういう見方もあったんだね。
ただ当時はそういう資金に紛れ込んで中国に入っている投資資金がけっこう話題
になってたような気が記憶にうっすらとある。
中国は何年か前は、規制だらけで、為替や債券、株は自由に売買できなかった。
不動産も土地自体の売買は今でも認められていないし。
株の規制も多くて、巨大な上海A株市場は外国人の売買は全面禁止だったはず。
でも当時は、中国元が大幅切り上げを迫られていて、日本でドル円が360円だったのが
200円になり、120円になっていったのを見て、中国元になんらかの形で資金を
移しておくと、将来大儲けっていうような見方が、けっこう多かったような気がする。
むかしは中国の不動産も投資さえしとけばバブルで儲かるみたいな認識があったし。
それで、当時は、一儲けしたい資金が、為替や不動産関連へ投資するためにいろんな
規制を掻い潜って、本土に資金を移動したとか話題になってたような気がする。
企業の投資を理由に本土に投機資金をいれちゃうとかも。
でも、今では変わっちゃってるよね。
今では中国の不動産が上がるとおもったら日本のネット証券でもアメリカでもグアム島からでも
プチっとワンクリックすると、中国本土の不動産株が買えるし、上がらないとおもったら1秒で売れるし。
しかも香港で事実上中国のオフショア市場が稼働したってのもあるし、今では中国の
銀行の日本支店で中国元の貯金もできるようになっている。
だからホットマネーの意味合いがかなりむかしと変わってきてるんじゃないのかな。
外国人にも売買が認められた上海A株市場だけで450兆円の売買金額があって、
裏から資金を移動させないでも、NYのオフィスからネットでクリックすると1兆円でも0.01秒で
資金移動できちゃうんだからね。
中国より売買金額がはるかに少ない東京市場でも、3月の一ヶ月だけで外国人の売買が
20兆円あって、それがワンクリックで資金移動してるし。
で、外国人が2ヶ月で2兆円売って日本からそれが資金が流出とかいう記事が、ふつうに出て
て、読んだ人も「ふーーん。それで重かったのか」ってかんじだしね。

94 :
不動産の直接購入はできなくとも不動産融資は比較的自由にできるんじゃないかと思う。

95 :
リーマンの時も資本流出に合わせるように不動産価格とCPIが下げてる。要は流入したホットマネーは融資を通して不動産価格や豚肉価格等を間接的に膨らませているのではないかな。

96 :
グローバルバブルもドル低金利に由来するのだろうし、マクロ視点で単純に俯瞰するなら、ドル金利により、グローバルマネーは動いてる気がするけどね
つまり緩和的QE終了と金利引き上げで、ドルキャリー終了=ドル売り終了=ドル高でしょう
ここら辺は市場でも意識されてるんじゃないの
勿論ドル低金利の時代が終わるか否かを見極めてから動いたのでいいかとは思うけど
個人的にはフライイングでドル大量買いしちゃったから、指標に注目せざるを得ないけど
ま、未来はわからないけどね

97 :
ミクロのこまけぇ〜話が大杉w どこがマクロ視点なんだよ

98 :
ミクロ経済の話はしてないぞ。

99 :
>>93

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