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2012年07月哲学70: スピノザ (467)
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スピノザ
1 :11/02 〜 最終レス :12/08 スピノザの命日に。 Baruch De Spinoza, 1632年11月24日 - 1677年2月21日
2 : 関連リンク スピノザ協会 http://www1.odn.ne.jp/gakuju/kyokai/spinoza.html
3 : http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/works.htm?lang=E BENEDICTI DE SPINOZA E T H I C A ORDINE GEOMETRICO DEMONSTRATA ET IN QUINQUE PARTES DISTINCTA IN QUIBUS AGITUR I. DE DEO. II. DE NATURA ET ORIGINE MENTIS. III. DE ORIGINE ET NATURA AFFECTUUM. IV. DE SERVITUTE HUMANA SEU DE AFFECTUUM VIRIBUS. V. DE POTENTIA INTELLECTUS SEU DE LIBERTATE HUMANA. http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethplan.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars1.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars2.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars3.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars4.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars5.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethindex.htm
4 : http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/works.htm?lang=E BENEDICTI DE SPINOZA E T H I C A ORDINE GEOMETRICO DEMONSTRATA ET IN QUINQUE PARTES DISTINCTA IN QUIBUS AGITUR I. DE DEO. II. DE NATURA ET ORIGINE MENTIS. III. DE ORIGINE ET NATURA AFFECTUUM. IV. DE SERVITUTE HUMANA SEU DE AFFECTUUM VIRIBUS. V. DE POTENTIA INTELLECTUS SEU DE LIBERTATE HUMANA. http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethplan.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars1.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars2.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars3.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars4.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars5.htm http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethindex.htm
5 : E T H I C Ahttp://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/works.htm?lang=E エ チ カhttp://nam21.sakura.ne.jp/spinoza/ I. DE DEO.http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars1.htm 1神についてhttp://nam21.sakura.ne.jp/sspinoza/#notee1 II. DE NATURA ET ORIGINE MENTIS.http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars2.htm 2精神の本性および起源についてhttp://nam21.sakura.ne.jp/sspinoza/#notee2 III. DE ORIGINE ET NATURA AFFECTUUM.http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars3.htm 3感情の起源および本性についてhttp://nam21.sakura.ne.jp/sspinoza/#notee3 IV. DE SERVITUTE HUMANA SEU DE AFFECTUUM VIRIBUS.http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars4.htm 4人間の隷属あるいは感情の力についてhttp://nam21.sakura.ne.jp/sspinoza/#notee4 V. DE POTENTIA INTELLECTUS SEU DE LIBERTATE HUMANA.http://users.telenet.be/rwmeijer/spinoza/ethpars5.htm 5知性の能力あるいは人間の自由についてhttp://nam21.sakura.ne.jp/sspinoza/#notee5
6 : クソスレオツ!
7 : スピノザと政治 エティエンヌ・バリバール (単行本 - 2011/2/23) 新品: ¥ 4,200
8 : VM002 (1 of 2) 上野修インタビュー「スピノザ哲学の魅力」 http://www.youtube.com/watch?v=L-IUj8Ja7L4
9 : 萱野 バリバールやネグリ、アルチュセールも、スピノザについて書いてい ます。ただ、大学院に入って本格的にスピノザを読んでいくと、現代思想業 界で言われていることの半分ぐらいはでたらめであることがよくわかりまし た。特にネグリのスピノザ論(『野生のアノマリー』)は問題です。 アルチュセールに関しては、正面からスピノザを論じていないところもある から、一方的に断定するのはフェアじゃないけれど、正直言ってあやしい。 アルチュセールのいう新しい唯物論の概念はそれ自体としてはおもしろいけ ど、それをスピノザから導き出すのは相当無理があるんじゃないか。
10 : >>9 スピノザってのはシナゴーグから追放された。 哲学の背景には神秘主義者的色彩が強い人だよ? ほとんどそんか感じは出てないけどな。 彼の対抗勢力が彼を汎神論者と烙印を押しただけだ。 思想の土台に強烈なものが隠されているはずさ。
11 : 國分 現代思想業界でスピノザについて言われていることの半分ぐら いがでたらめだっていう話に同意するんですが、僕にとってはやはり ドゥルーズのスピノザ論が大きかった。そして勉強を進める中で、 ドゥルーズのスピノザ論がまともに読まれていないということが分かっ てきた。『スピノザと表現の問題』はかなりテクニカルな話をしてい て、相当に読み込まないと分からない。ドゥルーズの文章は非常に簡 潔ですので、彼が一行の中に込めている内容はそのロジックを順序立 てて理解していかないとまったく分からない。今回の本の最後で、 『エチカ』の定理十一までの話を細かくしていますが、ドゥルーズは そのことだって、二、三行で書いている感じですよ。ドゥルーズの不 親切さには注意しないといけない。なのにドゥルーズのスピノザ論の 名前はよく耳にする。そういうこともあって、今回の本ではドゥレー ズのスピノザ論で読まていない部分、たとえば「分析的方法と総合的 方法」を論じた箇所や、フランス語訳『エチカ』の誤訳の指摘、『 単論文』における神の定義の問題点などといった箇所をかなり意識的 に引用しているんです
12 : 萱野 ドゥルーズやゲルーのスピノザ論は本物ですね。バリバールも おもしろい。でも、日本の現代思想業界でスピノザに言及するほとん どの人は、これらのスピノザ論をまともに読まずに、『エチカ』の都 合のいい箇所を引用するだけで終わっている。たとえば第四部定理六 七の「自由な人間は何よりも死について考えることがない」という部 分を引いて、スピノザ哲学は生を肯定する哲学なんだみたいなことを 言って、何かを論じた気になっていたりする。相当安易な空気に支配 されていたのは確かでしょうね。
13 : 國分 本の冒頭で、「とにかくスピノザを愛さねばならないという不 文律ができあがっているようにさえ思える」(11頁)と書いたんです が、あれは、ジジェクがドゥルーズ論『身体なき器官』(邦訳、河出 書房新社)の中で「今日のアカデミアにおける不文律の一つにスピノ ザへの愛という司令がある」(72頁)と言っていて、その言葉を意識 して書いたんです。 萱野 ジジェクの言葉には半分同意できます。みんな「スピノザ、 スピノザ」と騒いでいるけど、本当にスピノザをわかっているのかと 文句を言っているわけですよね。そこまでは同意できる。でもジジェ ク自身もそんなにわかっていない(笑)。 國分 ジジェクはスピノザのことはそんなには知らないでしょうね。
14 : 國分功一郎の『スピノザの方法』はどない感じ?
15 : スピノザって快楽主義者?
16 : 元師がねちっこくスピノザを追いかけ回していじめたのさ〜
17 : ひょうひょうとした人だったんじゃないかと思う 批判に対しても他の哲学者と違ってあまり悩まされなかったんじゃないかな
18 : >>15 むしろ禁欲主義者じゃない? 今ならロハスとかオーガニックとかに絶対はまってそう(笑)
19 : 別にスピノザは難しい事や変な事言ってないし、 エチカの最後付近を除けば、現代日本人の常識とだいたい同じ世界観。 当時の欧州でそれは異常だし、 今でもアメリカ人はID論を教えたりするくらいだから、 欧米人は未だに消化できてない。
20 : >>19 この系列は理屈より感性〜
21 : 國分功一郎×千葉雅也 「スピノザの哲学原理」 http://junkudo.seesaa.net/
22 : ──次はイスラームとも共通点をもつスピノザについて書かれる予定だとか。 中沢 ドゥルーズは西洋哲学史の極北としてのスピノザを描き出したけれど、 ぼくは人類史のなかに連れ出した哲学者としてのスピノザに語り出してもら いたいんです。グローバリズムに覆われていく世界を砲撃していくときの砲 台を、ユダヤ教を純化させた思想家としてのスピノザに据えつつ、そのまま ずっとうしろに引っ張っていって、新石器時代、旧石器時代、あるいは三万 年前から変化していない脳、そこから攻撃を始めなければいけないんじゃな いかと。ヨーロッパを突き抜けたスピノザですね。そこまで行ったときに、 はじめてマルクスにも息を吹き返させることができる。 http://subaru.shueisha.co.jp/html/person/p0206_3_txt.html
23 : 記事見ると2002年だけど、結局、中沢はスピノザについて書かなかったんだよね?
24 : 大正15年出版 世界大思想家選集 スピノザ篇 齋藤しょう著 get この人全集出してる人だよね。これはアンソロジーで、それぞれの 引用されてる文章に齋藤氏のコメントが添えてあっておもしろい。 引用部を畠中訳と比べるとやっぱり畠中訳のがわかりやすい。 でも結構いい本。
25 : 定期的に書き込まなければすぐ落ちる。
26 : ■現代哲学としての『エチカ』 ――バルフ・スピノザ『エチカ』を読む 江川隆男 (全10回・第1木曜日、19時〜21時)[5月6日開講] 本講座では、スピノザの『エチカ』を精読し、その思想内容を現代哲学 として展開したいと思っています。スピノザの哲学は長い間、忘れ去られ ていました。そして、その思想内容がようやく理解され始めたのは、20 世紀後半になってからだと言えます。「倫理学」としか訳しようのない、 この人類史上もっとも重要な哲学書が、なぜかくも無視され誤解され続け てきたのでしょうか。西洋哲学はギリシア以来、根本的に否定性に支えら れた思考を展開することが多かったのが、その理由の一つです。これに対 して『エチカ』は、まさに肯定の哲学、肯定の倫理学です。
27 : スピノザを読むと言うことは、別の体系や知識を学ぶということでは ありません。そうではなく、今までとは少しだけ別の仕方で思考し感 じること、要求されるのはただそれだけです。そして、それを肯定す ることです。これがスピノザを読むことのうちで実践されなければな らない唯一のことです。知識で武装することの対極にある哲学、それ が〈エチカ〉だと言えます。 本年度は第三部から読むことになります。一回目に、『エチカ』第 一部と第二部を中心とした解説をおこないます。また二回目以降にこ こで挙げたテーマは、必ずしもその回に対応するものではありません。 それらは、むしろ本講座の今年度の視点だと考えてください。『エチ カ』は既に読みをえたところに何度も何度も立ち返らなければならな い書物であり、その意味ではどこから参加されても条件は同じですの で、どうぞお気軽にご参加ください。
28 : >>26 これ、書籍化してくれないかな?
29 : ■テキスト:バルフ・スピノザ『エチカ』 (上・下巻、畠中尚志訳、改版、岩波文庫、1975年) ■参考資料:ジル・ドゥルーズ『スピノザ ――実践哲学』(鈴木雅大訳、平凡社、2002年) (2010年) [1]( 5月 6日) スピノザの哲学 [2]( 6月 3日) 能動と受動について [3]( 7月 1日) 「身体は何をなしうるか」 [4]( 9月 2日) 死の外在性 [5](10月 7日) 形相的本質から現働的本質へ [6](11月 4日) 欲望の二つの様式――意識の事後性 [7](12月 2日) 身体の活動力能の二方向 (2011年) [8]( 2月 3日) 人間の感情の体制について [9]( 3月 3日) 内部の神としての感情 [10](4月 7日) 感情の幾何学をいかにして解体できるか
30 : 「誤解」についてはどうか知らんけど、別に「忘れ去られて」も「無視されて」もいなかったんじゃないのか? たとえば、ドイツの哲学者や詩人でスピノザを無視してる人のほうが少ないんじゃないの
31 : 神すなわち自然
32 : プロドロムス―固体論 [単行本] ニコラウス ステノ http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%82%B9%E2%80%95%E5%9B%BA%E4%BD%93%E8%AB%96-%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B9-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%8E/dp/4486016688/ref=cm_cr-mr-title
33 : http://nam21.sakura.ne.jp/spinoza/conc.htm エチカ ラテン語 日本語 (作業中。左のインデックスは機能しません)
34 : http://www.lib.yamanashi.ac.jp/collect/spinoza.pdf 國分安富ネタだけど、ここの81ホイヘンスのところを見ると スピノザの遺品目録に「振り子時計」が確認できる。
35 : >>34 國分に教えてあげるといい。
36 : 小冊子「本」2011年4月号 様相の十七世紀10 精神は自分の外にいる――スピノザ(四) 上野修
37 : 寧ろ明らかに考えてテイルズオブジアビス何ですよねー!?♪。
38 : スピノザの蔵書目録 http://www.spinozaetnous.org/modules.php?name=News&file=article&sid=24 16. Hugenii Zulichemii Horologium Oscillatorium Paris 1673. 「振り子時計」?
39 : 西洋思想における「個」の概念 [単行本] 中川 純男 (著), 金子 善彦 (著), 田子山 和歌子 (著) 判然としないその姿ゆえに、哲学史の表舞台に立つことがなかった「個」。 アリストテレスからアウグスティヌス、トマス・アクィナス、エックハル ト、スコトゥス、ライプニッツ、レシニェフスキまで。それぞれの思想に 8人の専門家が光をあて、「個」の歴史を浮かび上がらせるわが国で初めて の試み。 単行本: 381ページ 出版社: 慶應義塾大学言語文化研究所 (2011/03)
40 : 5つ星のうち 5.0 スピノザの方法を明らかにした, 2011/3/20 By 安冨歩 (東京都) - レビューをすべて見るレビュー対象商品: スピノザの方法 (単行本) 本書の最大の功績は、デカルト思想が説得のシステムであるのに対し て、スピノザ思想は説得を拒絶し、理解に徹するシステムであること を明らかにした点だ。説得という行為は、究極的に他人に自分の考え を押し付けるハラスメントの契機を含んでいる。そのため、近代の諸 学は、その根源にハラスメントを含んでしまった。スピノザは、まさ にこの点を明らかにしてデカルトを否定し、自分自身のための理解の 哲学を構築したのである。 私が『経済学の船出』で指摘したように、スピノザの哲学は、ホイヘ ンスの非線形力学の実験の影響を強く受けている可能性が高い。スピ ノザはホイヘンスの実験の哲学的意味を汲み取り、同じ見解の共有を 目指す説得のかわりに、相互の理解を尊重する調和の重要性を示した と私は考える。同書で主張した後期スピノザ思想の非線形力学的解釈 は、本書が明らかにしたスピノザの方法と完全に整合している。私と は全く独立にスピノザを読み、エチカ以前を中心に議論した國分氏が、エチカに焦点を絞った拙著と、整合した見解をほぼ同時に提出したことに私は、強い興味を覚えた。 ただ、國分氏はスピノザをデカルトに対する「脱構築」として解釈し ているが、私は賛成できない。スピノザ/ホイヘンスの非線形的世界 観は、デカルト/ニュートンのそれを乗り越える上で、決定的に重要 な方向性を示しているものと理解しているからである。
41 : 1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 人類の到達した倫理の最前線, 2010/7/10 レビュー対象商品: Man for Himself: An Inquiry into the Psychology of Ethics (Routledge Classics) (ペーパーバック) フロムは、自分自身のために生きるということが、人間の最高の倫理 であることを、極めて合理的な理論の積み重ねによって明らかにする。 逆に、自己を見失い他人の地平によって植民地化された魂が悪をなす。 フロムの倫理は、スピノザ哲学の精神分析学的再興だといえよう。ス ピノザとフロムとを繋ぐ線は、人類の到達した倫理の最前線を形成し ている。 たしか浅野俊哉もスピノザに絡めてフロムに言及してたな。
42 : スピノザとデカルトを対立的に捉えること自体が、線形科学なのだ。
43 : 俺も分からない。けれど、分かりやすいところだけをとってきて好き勝手に 論じるというのは大嫌いなので、ドゥルーズのスピノザ論はもっと慎重に読 みたい。だいたい、共通概念というのがドゥルーズのスピノザ解釈の中心な んだ。これを置いておいて、それを読むことなんてできないはず。 about 19 hours ago webから 共通概念については日本語でも一冊研究書がありますね。まだ読んでません。 それ以外だと、ドゥルーズのスピノザ論をああだこうだ言うひとは多いけど、 共通概念については何も言われない。みんなドゥルーズが何を言っているの か分からないからでしょう。 about 19 hours ago webから
44 : スピノザに愛読書があったことが意外 蔵書は多いだろうけど
45 : Think globally, /? ____/_??______ ????_/?_\Joy ?? ??Love/ /\/_?????? Nature__???? ?? / ?/ act locally
46 : : Think globally, /◣ ____/_█◣______ ◥██◤_/◣_\Joy ◥◤ ◥█Love/ /\/_◥◢█◣◢◣ Nature__◢██◣ ◥█ / ◥/ act locally
47 : ドゥルーズのスピノザ論ってどれくらいすごいの? スピノザ研究書のランクづけして
48 : スピノザの後見人的立場にいたヤン・デ・ヴィットは 投獄の挙げ句、身体を引き裂かれたらしい。 この時代はテツガクするにも命がけ
49 : 投獄されてたのは兄のコルネリス
50 : >>49 ヤンは違うんだ 弟が投獄中だったとあるけど、誤訳かな
51 : 逮捕されたのは兄だが、兄弟そろって民衆に虐殺された。
52 : スピノザは、その苦悩も独力で乗り越えたんだよ〜
53 : .@anmintei いまやろうと思っているのは『デカルトの哲学原理』 第二部の物理学の話です。あそこを『スピノザの方法』の時のよう に読んでみたい。あそこにはデカルトの物理学解釈に対するスピノザ の批判があります。すると「共通」云々の話にも光が差し込むのでは ないか。(続く) 10:41 AM Mar 24th webから anmintei宛
54 : 國分効果で絶版ものが再販されるといいな。
55 : 新潮4月号で福嶋が「スピノザの方法」書評
56 : スピノザ面白いのにね 義務教育の時にももっとアピールされてもいいと思うんだけど
57 : lethal_notion: 俺は、市民派哲学と講壇哲学という、不毛というより、 間違った対立をなんとかしたい。むかし田川健三が言っていたが、 「専門バカ」というのは専門においてもバカである。そうに決まってる。
58 : lethal_notion: RT @masayachiba:スピノザは、充足理由律をきわめて強く適 用したために、この世界(事象の全体)を「自己原因」としての一なる神そ のものと見なした。スピノザの場合は、強い充足理由律のゆえに、世界の可 能なありようは、唯一の理由をもつ「この世界」にのみ還元される。ゆえに 複数の可能世界は考えられない。
59 : lethal_notion: @masayachiba スピノザはそもそも生き方が変われば 世界が変わると言っているのだから、未来が予測可能な仕方で決定さ れている(必然である)と考えていたはずがないんだけど、このあた りがまだよく分からないのです。スピノザ哲学の核心であるはずなの に。
60 : スピノザにとっては自分の身体そのものが他者
61 : ドゥルーズのスピノザ抜粋集を國分か江川に訳してほしい。 ベルクソンニーチェヒュームはあるのに。
62 : >>61 >ドゥルーズのスピノザ抜粋集 もう訳出てなかったっけ?
63 : いや、翻訳はないんじゃないかな。 存在すら知らなかったけど。 >>62 ニーチェのと勘違いしてない?
64 : スピノザは翻訳が岩波しかないから もっと色んな出版社から 色んな翻訳を出して欲しいなあ
65 : (スレ違いでスマソ) 質問! wikipediaで調べたが、女性の哲学者は、全部で十数人しか挙がらなかった。 本当に著名な女性哲学者ってこんなもん? では何故、女性哲学者は少ないと思う? おせーておせーて!!!!!
66 : 女性は概念形成能力に劣るという偏見。 フロイトやラカンに比べてのクライン。 その代わり経験の微細に分け入る文学的記述には優れたものも多い。
67 : >>64 そんな貴方に中公クラシックス(工藤喜作訳)。索引はないけどね 上野訳か浅野訳のスピノザ読んでみたいなあ
68 : スピノザが前提する実体は普遍的な一者としての「全体」のみですよね? ということは多主観性を前提とするライプニッツのような思考原理がコギトの 原子ともいうべきいわゆる「表象を受け取る主体」の複合体としての現象世界 を考えるときに必ず直面するバインディング問題は、ひょっとするとスピノザ 的な単一の実体が経時的な運動と変化を繰り返すその瞬間ごとの様態の在り方 というものを考えていくうちに、やがて多主観性の思考原理では説明不可能 だった、例えば「感覚する諸領域の分離や対峙」といったような錯綜した 表出のあり方をうまく説明できはしないでしょうか? もっとも単一な実体よって先に述べたような「錯綜した表出のあり方」が説明 可能になったとしても、いぜんとしてスピノザ的な実体そのものについての 立証責任は結局のところ棚上げされざるを得ないように思うのですが・・。
69 : >>67 あるんだあ Amazonにあるかな
70 : 67さんじゃないけど、 中公クラシックスは岩波のより読みやすかった。 でもエチカ以外は岩波しか知らないなぁ…
71 : >>68 國分功一郎×千葉雅也 「スピノザの哲学原理」 http://junkudo.seesaa.net/ ここにそのことがほぼまんま語られてます。 國分のスピノザ論もおすすめ。 國分は>>55 全く言及しないね。 酷い書評だけど知り合いだからいいずらいのかな。
72 : >>71 ツイッターでしてる
73 : そして間接的に「フッサールくらい読め」と福嶋に言われている。
74 : >>70 さっきAmazonみたけど、 エチカしか無かったね 新潮角川講談社が期待できない今となっては (ちくま学術は個人的に好きじゃ無い)、 中央公論に期待したい
75 : >>72 あれ?國分は福嶋に直接的に応答したっけ? 福嶋を批判しているブログを國分がわざわざ肯定的に取り上げたのは知っているが。
76 : 拝読いたします(笑)。私は週刊読書人で萱野稔人さんと一緒に「現代 思想業界でスピノザについて言われていることは半分ぐらいデタラメ」 と言いました。@naoshiy @Boyakimasse @angelchain 10:40 AM Mar 1st webから naoshiy宛 なんで大声でいわないんですか?間違っていると思ったら単にそう言 えばいいんじゃないでしょうか?“@Boyakimasse: @angelchain わかり ます。私も大声でいわないですが、ネグリのスピノザ論とかふざけるな と思っています(笑)。” 9:48 AM Mar 1st Twitter for iPhoneから
77 : >>76 國分も萱野も、偉そうにパフォーマンスとして そういう放言はするけど、正面切っては批判できないんだよな。 なぜなら、そこで言及されているネグリにしろ、 マシュレーにしろ、バリバールにしろ、それなりに 一貫した解釈だし、まともに批判しようと思えば 一筋縄ではいかないスピノザ解釈やマルクス主義哲学の 伝統と対決しないといけないからね。 國分の本でも現代思想のスピノザ解釈は、きれいに回避されてしまっている。 ま、著作では下手なこと言えないので、対談なんかでは、 日本人のなかだけで、名の通った外国人思想家を貶して、 相対的に自分を偉くみせようとする、よくある手口の一つにすぎないね。
78 : 他人にルサンチマンを見いだすルサンチマンというやつですね。
79 : >>76 >私は週刊読書人で萱野稔人さんと一緒に「現代 >思想業界でスピノザについて言われていることは半分ぐらいデタラメ」 >と言いました。 これ、デタラメって言って批判するのは別にいいと思うんだけど、 ちゃんと根拠を示して言ってる?
80 : 福嶋亮大はすぐテンパるからな。
81 : @curatorshinya お返事感謝です。仰るような意味で日本が地理的に優位な状 況にあるというのはいろいろな面で言えるような気がします。そこにスピノザ が関係するというのも理解できます。今、親鸞とスピノザというテーマの研究 会に誘われています!実際二人は驚く程似ています。 約4時間前 webから curatorshinya宛 curatorshinya @lethal_notion 日本は一神教が根付いておらず、その思考が 言語にも反映されている為、その世界観を考えるには地理的に優位な状況にあ ります。近代を補完する形になると思いますが、日本から発するメッセージが 、もっとあるはずだし、私はそういう活動をして行きたいです。 約6時間前 webから lethal_notion宛 lethal_notionがリツイート
82 : @Qisqua レス感謝です!日本でスピノザというとまだ『探求2』の影響 は強いようです。これは柄谷さんを貶めるつもりで言うのではないので すが(私もかつて強い影響を受けました)、一度、あの話を忘れて『ス ピノザの方法』を読んでみてください。また違うスピノザが見えると思 います。 約2時間前 webから Qisqua宛 憧れてた哲学者とTwitter上で会話した! 興奮してやたらと「!」が多 くなってしまった!ww 5:30に起きなきゃならないのに、このテンション のままちゃんと眠りに就けるだろうか…w 約1時間前 Twitter for iPhoneから 「また違うスピノザが見える」、ですか! 期待がさらに高まりました !!! お話させてもらえてとても嬉しかったです! またツイートさせ ていただければとおもいます! 夜分遅くに失礼いたしました!@lethal_notion 約2時間前 Twitter for iPhoneから lethal_notion宛 『スピノザの方法』ぜひ拝読します!スピノザについては柄谷行人の 『探究II』で読んで知っている程度で、原典はまだ読んだことがないの ですが、こんなで『スピノザの方法』を読み進められるでしょうか? @lethal_notion 約2時間前 Twitter for iPhoneから lethal_notion宛
83 : 遅くとも45歳までに完結して下さい。QT @lethal_notion 『スピノザの 方法』を書いたから、次は『スピノザの倫理学』で、その次は『スピノ ザの政治学』という三部作にしたいと思っていて、しかしいつ完結する かは分かりません。50才ぐらいで「スピノザ三部作ついに完結」となる か 11:23 PM Apr 9th webから lethal_notion宛 @naoshiy 先日先生に仰っていただいたように45才までに『スピノザの倫 理学』を完成させて、このあたりについて論じてみたいと思っておりま す…。あ、『スピノザの政治学』も含めて45才までになので、前者はも っと早く完成させる必要がありました…。 約2時間前 webから naoshiy宛
84 : @Qisqua いや、そんなに自信があるかというと微妙ですが、でも、柄谷 的スピノザ理解だと前に進めないんです。無限は無際限と違う、はい終 わり、みたいな。それとは確かに違います。 約2時間前 webから Qisqua宛
85 : 「なぜ人々は隷属のために闘うのか」というスピノザ→ドゥルーズ=ガ タリの問いは、やはり永続する問いだというのが実感。多くの人々は、 石原の説教にそんなに従属したいのだろうか。夜にああいう口調を聞く と寝られないのは私だけ? 約4時間前 webから
86 : 聞かなければいいよ >石原さんの声 東京は人口過多、全員に好まれる都知事なぞ有り得ない 東にならなかっただけで幸いだよ
87 : lethal_notion: 話で勝った負けたは、真理性と関係がない、これこそ 俺が『スピノザの方法』で説得の問題を通じて論じたことです。これは 大変重要です。なぜなら、これまで人類は、話で勝った方が真理と思っ ていろいろやってきたからです。 lethal_notion: ドゥルーズの論争嫌いは知られています。議論しよう と言われたら私はすぐに逃げ出すと。これはスピノザをまともに勉強 したひとなら分かるはずのこと。議論や論争の勝ち負けは真理性と関 係ないのだから。ドゥルーズは変人なのではなくて、議論の勝ち負け で何でも決しようとする方が変人なのです。
88 : 論争で勝とうが負けようが真理は真理 それでも地球は丸いのだ
89 : 論争で真理が負けることなんてあるの?
90 : >>82 無限と無際限の問題は現代数学の問題であり、これを発展させられないのは数学を放棄しているからだ。 柄谷は批評の文脈で語ったが、体系を構築するためにこうした言説を無視するのは矛盾を先送り していることに他ならない。 柄谷自身はスピノザからカントへ向かったが、スピノザの問題を放棄したわけではない。 (『トランスクリティーク』では属性と様態を取り違えて記述しているが。)
91 : スピノチストにとってもドゥルージアン(?)にとっても必聴かと思われる。 「スピノザの平行論と遠近法主義――イヴォンヌ・トロス 『スピノザ研究:スピノザと射影空間』の紹介と検討」 http://www.let.osaka-u.ac.jp/philosophy/ 約5時間前 webから joustinos 神学者ヨハネ
92 : 4月19日フランス系論文作成演習予稿(多田雅彦) 哲学哲学史助教代理 【2011/04/14 17:45:37】[返信][編集][削除] [PC] 発表者:多田 雅彦(哲学哲学史 博士後期課程) 発表題目:スピノザの平行論と遠近法主義――イヴォンヌ・トロス『スピノザ研究:スピノザと射影幾何学』の紹介と検討 本発表は、『スピノザ研究:スピノザと射影空間』という、ドゥルーズの指導 の下で執筆されたイヴォンヌ・トロス女史の国家博士論文に於いて展開された、 スピノザの平行論(心身平行論)に関する解釈においてどのような新機軸が打 ち出されているのか、その本質の解明を行うものである。 同論文では、スピノザの哲学と17世紀前半にジラール・デザルグによって創始 された射影幾何学の関係について論じられる。スピノザが射影幾何学を知って いたということを示す直接的な証拠は存在しないが、著者はいくつかの状況証 拠(スピノザの交友関係、レンズ磨きの仕事、著作や書簡に現れる数学的概念) などによって、スピノザが射影幾何学について認識していたことを証拠立てている。
93 : 射影幾何学は、感覚的所与を比raisonによって捉えるという延長の理性 的認識のモデル(例えばデカルトは『幾何学』に於いて双曲線を関数つ まりxとyの恒常的関係によって表現し、それに基づいてファン・スホー テンは双曲線を作図する機械を作った)との関係に於いて、「比」が、 デカルトの場合のように「盲人の杖」による媒介によって、あるいはそ れによって打ち立てられる「主体の重さと対象の重さの直接性」によっ てではなく、視覚的経験そして視錐の切断である遠近画に直接適用され ることを許す。そして、延長の知性的な知覚そのものが視覚的な空間を モデルとして捉えられることとなる(これらの間の差異は、とりわけ 「広大無辺性immensité」の概念に於いて端的に表れるだろう)。 しかし著者が、スピノザに於いて射影幾何学の影響を見出そうとするの は、知覚や延長に関わるローカルな問題を論じるためではなく、スピノ ザにおける神の諸属性の平行論(これは各々の属性に関して「観念」が あるのであるから、思考属性における「内‐思考的平行論」によって二 重化される)を、射影幾何学の公理系に於いて成立する「双対原理le principe de dualité」 をモデルとして解釈するためである(これは平行論に一対一対応や対称 性を見出そうとする従来の解釈への批判を含むことになる)。双対原理 とは「ある命題がある公理系の下で真であるならば、その双対命題は証 明するまでもなく必ず真である」と言うものである。平面射影幾何学に 於いては点と直線が、立体射影幾何学に於いては点と平面が双対的であ る。「一つの直線上の(共線な)点の集合」と「一つの点上の(「共点」 な)直線の集合」は、お互いに双対的であり、そして、双対命題は、こ のような仕方である命題をもう一つの命題に変換することによって得られる。
94 : といっても、双対原理は、そのままスピノザの『幾何学的秩序によって 証明されたエチカ』に適用されるわけではない。『エチカ』は公理系で はない。むしろ著者は、同論文の第9章「『エチカ』に於ける双対性」 において、スピノザにおける「神の観念」、「無限知性」、「延長属性」 を射影幾何学の「点」、「直線」、「平面」と対応させ、これをデザルグ の極点や極線の理論と関係づけることにより、それらの間に成立する 「双対性」とのアナロジーによってスピノザの平行論を解釈している。 本発表では、この第9章を中心として、そこでアナロジー的に導入され る概念や、そこで行われる議論を闡明にしながら、もしこの解釈を受け 入れるなら、スピノザの思考と延長、および両者の関係(つまり合一) がどのように捉えられるのかの解明を行う。 参考文献: Yvonne Toros, Étude spinoziste : Spinoza et l’espace projectif - Étude sur Spinoza Desargues,et l’Ecole Hollandaise, etc., A.N.R.T. de l’Université de Lille III., 1990. ―― „Desargues, Vermeer, Spinoza“ in Carolin Bohlmannet al.(hrsg.)Lichtgefüge des 17. Jahrhunderts : Rembrandt und Vermeer, Spinoza und Leibniz, W. Fink Verlag, 2008. Spinoza, Opera, (hrsg.) von Carl Gebhardt, C. Winter Universitätsverlag, 1972-1987.(スピノザの著作に関しては岩波文庫所収の畠中尚志氏の訳を適宜参照する) René Taton(ed.), L’Œuvre mathématique de G. Desargues, 2e ed., J, Vrin, 1988. 彌永昌吉, 平野鉄太郎『射影幾何学』, 朝倉書店, 1959.
95 : ニコ生PLANETS 5月号「震災後の想像力―3.11と日本社会」 【予定トピック】 ■震災から45日――「3.11」後の日本社会はどう変貌したか? ■震災は日本人の「国家」観を変えたか? ■メディアと震災 ――震災報道に見る現代日本メディア ■震災から考えるインターネット社会の様相 ■震災は日本人の想像力に何をもたらすか? ■危機に必要な思想とは? ■3.11後の世界(日本社会)はこうなる? 【出演】(敬称略) 司会 宇野常寛 (評論家・『PLANETS』編集長) ゲスト 國分功一郎(哲学者) 濱野智史(環境情報研究者)
96 : いつやるのかまで書いとくれ。
97 : スピノザスレだというのに
98 : 2011-04-08 無知な人が知ったかぶりをすることのみじめさについて http://d.hatena.ne.jp/HowardHoax/20110408 自分と同じ意見がいてほっとした
99 : 2011-04-07 國分功一郎『スピノザの方法』感想――スピノザは教育者か http://d.hatena.ne.jp/HowardHoax/20110407 コメント欄に國分の長文コメントがある。マメでまじめだね。
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