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2012年07月哲学429: 想起と記憶 (373) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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想起と記憶


1 :12/03 〜 最終レス :12/05
プラトンの想起説にはじまる想起・記憶の話題について、思い出すように包括的に書きます。
一人でやります。

2 :
想起・記憶に関する文献
○ 『メノン』プラトン ○
想起についての第一の書。副題は「徳について」だ。
徳をすでに知っているならば、どうして探求することができようか。また徳をいまだ知らないならば、その方策すらたたないちにどうして探求することができようか。
そういう問いから始まって、その答えとして想起説がとなえられている。
魂は不死である。不死である魂は、それが宿る肉体が死滅したときでも、消えてしてしまわないで、新しい肉体に再び宿るという輪廻をつくっている。
だけれども人はそれまで魂が積み重ねてきたはずの記憶を知らないでいる。それは知らないのではなく、忘れているだけだという。
ソラテクスはそれを幾何学の問題をつかって実証する。ひとつひとつの前提をつめていくと、知らなかったはずの、すでにどこかで用意されていた答えが出てくる。
これはまさに想起だろうという。
○ 『ユダヤ人の記憶 ユダヤ人の歴史』ヨセフ・ハイーム・イェルシャルミ ○
ユダヤの民族と想起を結ぶための書。年代記としての歴史と、ユダヤ人がもつ記憶としての歴史の違いを明らかにした。
イスラエルの民は新しくおこったできごとも、聖書のできごとの再来として読みかえる。
○ 『精神分析入門』ジークムント・フロイト ○
記憶について直接は書かれていないが、夢を研究する過程で象徴という記憶のあり方を見抜いた書。芸術にも多大な影響を与えた。

3 :
想起・記憶でないものはなにか(メモ)
歴史・世界史
感覚…川端康成
意識…モーツァルト

4 :
生まれたときには思い出すものなど何もなく、真っ白な紙(タブラ・ラーサ)であり、経験がそこに知識を書き加えていくというかんがえ方は、想起説とは対立するものである。
これはロッックからはじまる経験主義のかんがえで、ロックも tabula rasa という言葉をつかっている。

5 :
集英社の「現代世界の美術」というシリーズで、シャーガルをみた。
シャーガルはロシア帝国、現ベラルーシのヴィテプスクで育ったユダヤ人だ。ユダヤ人のコミュニティがあったらしい。フロイトもユダヤ人だ。
シャーガルをみるとき、芸術の思想や潮流をそのなかによみこむ必要がなく、素直なこころもちで見られる。
聖書の動物たちが絵本のように出てくる。聖書のモチーフは生まれてからしみ付いていたものではなくて、晩年に自分のなかに再発見されたものだ。
ダフネスとクロエがすきだ。
http://ofa.fas.harvard.edu/wordpress/wp-content/uploads/2011/02/CHAGALL.jpg

6 :
モバゲーの「FINAL FANTASY BRIGADE」と「大連携!! オーディンバトル」をやりだした。
ほかにもいろいろやっているが、これを集中的にやっている。
オーディンバトルでSS武器が出た。何回ガチャっても出ない人がいるみたいだから、ラッキーなんだろう。
モハゲーのゲームは内容はいろいろあるが、ほんとうに持続可能なコンセプトを直接に表現していて、すばらしいと思う。
たとえばゲームのシステムをモジュールにして、それを組み合わせたり微調整したりしてゲームをつくるところや、時間を行動ポイントにするところ、あいさつ・コミュニケーションを機械的に組み込むところなど。
やっている最中にもその裏にあるコンセプトが伝わってくる。そしてそれがじっさいに人びとの心に思い通りの影響を及ぼして会員をあつめている。
コンセプトと事実が一致しているところは、アップルくらいすごい。

7 :
あっというまに波平レベルか

8 :
波乎の方法とわたしの思考とは似ていてよくわかるのだ。だけど思考が似ているから文面が似ているというわけではなくて、わざと真似しているのだ。
特徴のひとつは行為遂行的であること。
相手のレスに合わせて自分の記憶を呼び出すという行為が主体になるので、文面はその結果、排せつ物として価値が低められる。
そこに何度も現れているのは想起という行為である。そのひとつの行為だけが繰り返されているだけなのだ。
だから、その成果物ではなくて、想起という行為について、想起をするべきなのである。とことん突き詰めるには。
想起は、自分の記憶の蔵と対象との間で、対象に自分の記憶を付すという行為遂行だ。
それは文字や相手のレスを道具として用いることに繋がるし、いつも自らの記憶や言語を召喚するに終始することが多いので、生産性やコミュニケーションとは離れる。
プラトンの想起はイデア・神と結び付けられる。神を上から下へ一方的にインストールするように世界が成り立っているというのが、「詩人追放論」でも語られている(後述)。
インドのジャズみたいな民俗音楽とその楽器は、神を自分の中に降ろしてくるために奏でられる。
こういうことから、想起は他者を自分の神・記憶・言語のもとに付してしまう一面がある。そこはよく考えなければならない。
ユダヤ人がなかなか改宗せずにいたのも、この想起パワーのおかげだ。

9 :
書く予定のもの(メモ)
想起ではないもの…歴史・感覚・意識
想起と親和性のあるもの…自然主義・アーカイブ

10 :
たぶん皮平は外国語がにがてだとおもう。いつも日本語に翻訳するからいつまでも外国語をまなべない。
だから日本の考え方からのがれられない。でも相対化するのに外国を対置しなくてもいいのだ。もうひとつ系譜を調べるという方法がある。
自然主義とは意識をなくそう・意識的にならないようにしようという考え方だ。いろんな定義があるけれども、わたしはそうかんがえている。
意識というところにフロロイトとの接合点がある。

11 :
というか、無意識イコールアーカイブというひとつの着想をもとにしていろんなものを変奏しようとしている。それだけだ。同値のものを判を押したように繰り返す。

12 :
迫害されています。

13 :
引用の書式を標準化する委員会とかあるのかな。

14 :
明晰夢

15 :
本当の神になればいいのに。
それは貴方が思う神でいいさ

16 :
わたしにとって神とは、徹底的に空疎なものです。同じ内容のレスを何年も投稿しつづけているような、虫けらのようなものです。
虫けらを残酷に踏み潰して、命を奪ってしまうとき、この虫けらはわたしであって、命を奪われるようです。
神は、わたしが支離滅裂になって、とつぜん何もわからなくなってしまいそうなときに、そのようにわたしを踏み潰してくれるのです。

17 :
「――構想は、宛も奔流の様に、実に鮮やかに心のなかに姿を現します。然し、それが何処から来るのか、どうして現れ
るのか私には判らないし、私とてもこれに一指も触れることは出来ません。――後から後から色々な構想は、対位法や
様々な楽器の音色にしたがって私に迫ってくる。丁度パイを作るのに、必要なだけのかけらが要る様なものです。こうし
て出来上ったものは、邪魔の這入らぬ限り私の魂を昂奮させる。すると、それは益々大きなものになり、私は、それをい
よいよ広くはっきりと展開させる。そして、それは、たとえどんなに長いものであろうとも、私の頭の中で実際に殆ど完成さ
れる。私は、丁度美しい一幅の絵或いは麗しい人でも見る様に、心のうちで、一目でそれを見渡します。後になれば、無
論次々に順を追うて現れるものですが、想像の中では、そういう具合には現れず、まるで凡てのものが皆一緒になって
聞えるのです。大した御馳走ですよ。美しい夢でも見ている様に、凡ての発見や構成が、想像のうちで行われるのです。

18 :
――いったん、こうして出来上って了うと、もう私は容易に忘れませぬ、という事こそ神様が私に賜った最上の才能でしょ
う。だから、後で書く段になれば、脳髄という袋の中から、今申し上げた様に蒐集したものを取り出してくるだけです。――
周囲で何事が起ろうとも、私は構わず書けますし、また書き乍ら、鶏の話家鴨の話、或はかれこれ人の噂などして興ずる
事も出来ます。然し、仕事をしながら、どうして、私のすることが凡てモオツァルトらしい形式や手法に従い、他人の手法
に従わぬかという事は、私の鼻がどうしてこんなに大きく前に曲って突き出しているか、そして、それがまさしくモオツァル
ト風で他人風ではないか、というのと同断でしょう。私は別に他人と異った事をやろうと考えているわけではないのですか
ら。――」

19 :
 このヤアンによって保証された有名な手紙は、モアツァルトの天才の極印としてね幾多の評家の手で引用された。確
かに理由のない事ではない。どんな音楽の天才も、この様な驚くべき経験を語ったものはないのである。併し又、どん
な音楽の天才も、自分に一番大切な事柄についてこんなに子供らしく語った人もいなかったのであって、どちらかと言え
ば僕は音楽批評家達の注意したがらぬそちらの方に興味を惹かれる。「構想が奔流の様に現れる」人でなければ、あん
な短い生涯に、あれほどの仕事は出来なかっただろうし、ノオトもなければヴァリアントもなく、修整の跡もとどめぬ彼の
原譜は、彼が家鴨や鶏の話をし乍ら書いた事を証明している。手紙で語られている事実は恐らく少しも誇張されてはい
まい。何も彼もその通りだったろうが、どうも手の付け様がない。言わば精神生理学的奇蹟として永久に残るより他はあ
るまい。併し、これを語るモオツァルトの子供らしさという事になると、子供らしさという言葉の意味の深さに応じて、いろい
ろ思案を廻らす余地がありそうに思える。問題は多岐に分れ、意外に遠い処まで、僕を引張って行く様に思えるのである。

20 :
(小林秀雄(1961)「モオツァルト」小林秀雄『モオツァルト・無常という事』新潮文庫 pp.16-17)
Mozart: Symphony No. 40, 4th mov.
http://www.youtube.com/watch?v=FdXgijZVdPs

21 :
全部引用かよ

22 :

と記憶

23 :
神一重で、キチガイだってことだな。

24 :
>>17-19
(小林秀雄(1961).「モオツァルト」小林秀雄『モオツァルト・無常という事』新潮文庫 pp.16-17.)

25 :
「私は、丁度美しい一幅の絵或は麗しい人でも見る様に、心のうちで、一目でそれを見渡します。後になれば、無論次々
に順を追うて現れるものですが、想像の中では、そういう具合に現れず、まるで凡てのものが皆一緒になって聞えるので
す。」
ここで「順を追って現れる」という、時間を伴った現われかたと、皆一緒に現われるという神々しい静的な現われかたの対比がはっきりと行われている。

26 :
後者は明晰夢や「忘れることができない人」のモチーフで近似できるだろう。
明晰夢においては、物理的に自分の脳の内にあるはずのものが、それにもかかわらず再び新しいもの、外にあるものとして現われてくるようだ。
しかし物理的にはどこから来たものかはわからない。なにしろ寝ているんだから。
その記憶的な外部と物理的な内部の対照が、神の贈り物としての現われる契機となる。
前者は、時間的な現われかたは、まさに想起的な現われかたであろう。
想起による創造は成果物との問答、結果からなんからの反応を受けて、それに応じてまた結果を付け加える、それがまたなにか付け加えられる……という方法によっている。
ここには順番というかたちでの時間がある。
たとえば彫刻家の創造はこの方法によっている。

27 :
うちの父親は小林秀雄信者で馬鹿高い全集を揃えているよ。

28 :
「『削除の力によって』素材における余分なものを取り除いて造形作品を生ぜしめる創作の方法は,もとを正せばアリス
トテレスまで遡る。(……)そしいてその方法は,プロティノスと古代の新プラトン派の人たちから倫理的解釈を受け継い
でいる。彼らにとって,石の鈍い塊から解き放たれる純粋な形態は,カタルシスと魂とのシンボルであった(……)。」
(シャルル・ド・トルナイ著,上平貢訳『ミケランジェロ 芸術と思想』(人文書院,1982年)161-162頁。
「ペンとインクの内に,高い文体・低い文体・中位の文体が存在しているのと同様に,大理石の内に,豊かな像(イメージ)
と低俗な像(イメージ)が存在しているのだ。私達の才能が,それを引き出す(救い出す)ことかぎ出来るままに。」
(Robert J.Clements, Michelangelo's Theory of Art, p.17.)
いずれも孫引き
(青山昌文(2002).「ルノサンスの哲学とイタリア・ルネサンス美術」青山昌文『芸術の理論と歴史』放送大学教育振興会 pp.152-153.)

29 :
>>27
全集本しか並べていない書斎があるんだろう。かっこいい。

30 :
彫刻家は豊かな像のアーカイブにアクセスし、玉石混交の対象に、これは可、これは否という判断を与えて石を掘り進めていく。
作曲家であれば、作曲した音符の流れに違和感があれば修正し、試行錯誤を繰り返していくという方法になるだろう。
このようなターン制はモーツァルトには見られない。神からの一方的な恩恵である。
このような一方性はフロイトの意識の構造に似ている。
自我はエスに規定されて、自我はエスに操られている。この構造が意識である。エスを神・モーツァルトを自我に置き換えればわかりやすい。
いっぽうで自我がエスに逆戻りして影響をあたえるのは、意識のぎゃくの無意識である。
エスはアーカイブに置き換えられる。
アーカイブは神のようなあり方をする。

31 :
小林秀雄の文章が難解であっても多くの共感を得るのは何故か
少し考えてみてはどうだろうね

32 :
アーカイブは存在に関しては神のようなあり方をする。
想起と検索がとくに似ているというのはよく言われることである。
検索エンジンは、あるものが存在しているかを瞬時に回等する。神託のように。
「ケンブリッジ大学の哲学教師であったバートランド・ラッセルは「いまこの部屋に河馬はいない」という命題を信じない、
と言いだした学生、ウィトゲンシュタインを説得するため机の下を自ら探し回った。河馬は見つからなかったが、それで
もウィトゲンシュタインは納得しなかったという。」
http://shiropenk.exblog.jp/3567294/

33 :
>>31
難解だとはおもわないよ。上の本しかよんでないけど。
いわれてみればすごく共感できることを書いているから、共感によってわかりやすかった。
でもそのゆえにすぐに拒否反応がでた。共感しようとしてくるので。
たぶん日本人だからそうなるんだと思うから、それに向き合わなければならないとはおもう。

34 :
たとえばモーツァルトのはなしだと、難解にこじらせたものより簡素なものでダイレクトに心にくるやつのほうがいい、っていう線で推し進めてるわけだけど、それが幼馴染の腐れ縁のようによくわかるのだ。
それだけじゃないけど。
でも、とにかく他の本も読んでからだね。判断を下すのは。考えるヒントって本もあるのだけれども、まだ読んでいない。

35 :
連投規制がひどくて連投できない。耐えかねてつなぎ変えてしまった。せっかく株あるのにな。

36 :
共感を求めてくる文には拒否反応するのか
貴方は共感しようとしてこない文章に惹かれるのか

37 :
明晰夢がなぜ“明晰”なのか考えてみようじゃないか

38 :
>>36
うまくいえませんが、三島由紀夫にたいする太宰治のかんじです。
太宰はだめで三島はいいという人はほかにもいて、同じことを感じているようです。
このように、体言止めのように固有名詞を出してぶん投げておわるのは、
そこで終わってしまうような気がするので閉塞感があるのです。
>>37
それは、わたしも不思議におもっていました。
でも材料がなくてまだかんがえがゆきません。

39 :
わたしのみた明晰夢は終始本を読んでいる夢でした。
何が書いてあるのかわからないのですが、その文字列ははっきり見えるのです。
形は見えるのですが、形が見えるのではなくて、ひとつひとつの文字が、その文字だということがよくわかるかたちで見えました。

40 :
そう
「明晰である感覚」は「論理的明晰性」とは異なる
夢の世界がいかに「明晰」であろうと、それは「明晰な感覚」でしかない

41 :
この「明晰な感覚」がくせもので
実際には「明晰と判断してしまう特異な意識状態」
に解消したほうが合理的だと思う

42 :
つまり、明晰であるという感性が、それを夢のなかにその素子を感じ取っているわけではなく、あとから夢を見ていたときの感覚を反省的に判断しているだけということですか?

43 :
いやそうではなく、明晰夢は“はっきりと”見えているのだが
そこにあるのは「はっきり」だけではないだろうか
覚醒時の「はっきり」とは異なり、識別能力が欠如している

44 :
アル中患者は自分の身体中にはいずり回る蛆をはっきりと見るらしい
推測するに、意識レベルの変調によって、識別から解放された明晰感のみが暴走するのでは
と考えている
邪魔してわるかった

45 :
見る対象によってはっきり見えたりはっきり見えなかったりするわけじゃないですもんね。
そうすると、脳みそのなかに、刺激するとものごとがはっきり見えるようになる部位があるんじゃないかっていう感じになってきますね。
なんというか、明晰感をそのように固体化すると。脳みそのなかにあるというふうに。

46 :
ヘミシンクは哲学よりも強いですよ!?♪。

47 :
>>44
>アル中患者は自分の身体中にはいずり回る蛆をはっきりと見るらしい
それ違うから、「見るらしい」
アル中患は「目で見たとは言っていない」これが現実。
つまり目で見たように感じたのが正しい
これはウジ虫を見た経験が無い人には絶対に表現されないことであって。
脳内で共通のメタ情報に意味化されただけにすぎない。
脳の一部に刺激を与えるとリアルな記憶が現実のように知覚される錯覚と
同じものである。

48 :
学習レベルの最低ラインは同定、つまり対象を見たらそれを過去に見たことがあることを思い出せるということだとおもいます。
★学習レベル★
Lv.1 対象の中に知っているものがあることを判断できる(同定)
Lv.2 対象の中からひとつ正しいものを判断できる(選択肢のなかから他の選択肢と比較して選び出せる)
Lv.3 対象の中に正しいものあるいは間違っているものが無いことを判断できる(選択肢をそれ自体で正しいかどうか判断できる)
Lv.4 対象と似ているものを上げられる(類推)
Lv.5 対象からの刺激がなくてもなにかの名称を能動的に書き出すことができる
Lv.6 対象からの刺激がなくてもなにかの名称を能動的に書き出すことができ、それについて説明できる

49 :
↑は今思いついた適当なので忘れてもよい。

50 :
数えられる集合の要素をひとつずつすべて走査して、そのなかに何かが「ある」とか「ない」とかという結果を出力するとき、その二つの結果を出すにかかる手数は対称ではない。
あるものが「ない」ということを出力するとき、すべての要素を走査していなければならないはずだが、あるものが「ある」とき、すべての要素を走査するひつようはない。
何かが見つかれば、その時点で走査を停止すればよいからだ。
数学よりのはなしである。
しかし見方を変えれば(数えられるとすれば順番がつけられるから)何番目が何である、何番目が何である、という素の情報のあつまりを非対称な存在命題によって切り分けているだけともいえるだろう。

51 :
「ある要素xがその集合の中に無い」という仮説が棄却される場合と「ある要素xがその集合の中にある」という仮説が採択される場合はおなじである。
そういう意味では対称である。

52 :
なにがいいたいかというと、玉石混交のもののなかに何かが「ない」と判断するには、すべての要素を検討する必要があるわけである。
この総体が大きすぎて人間の走査能力の限界を超えているとき、そのなかに何かが「ない」とする判断は人間の限界を超えた判断であるということだ。
NP問題というおもしろい問題がある。

53 :
ポーニョポーニョポニョ妾の子〜

54 :
しまった。既出だった。
ポーニョポニョポニョ妾の子
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1230803630/
このような「うまい」改変を思いつくときには、ほかだいたいの人も思いついているというのは不思議だ。
これもやはりアーカイブを共有しているせいだろう。

55 :
やめなよ、塩なめ
自分を痛め付けちゃ駄目だよ
もっと元気だして、ほら、君の事心配してる人だっているんだよ
ね?
大丈夫だから、ほら、ね?

56 :
君が心配で心配でしようがないんだよ
だって友達じゃないか!!
もうさ、心と心が通じ合っているって言っていいと思う
だって一杯喋ったもの、塩なめって可愛い所があるのも知ってる
うん、とっても可愛い所、シャイで、奥手で、謙虚なこと
わかってるから、全部君のこと理解してるから
心配しないでしゃべってごらん

57 :
神に近づいた私は、神の視点で見れば見るほど神がどうでもよくなってくる。
つまらん。

58 :
もっと本をよもう。

59 :
すべてのことはすでに言われてしまっているというかんじが強くなってきている。
それをひとは思い出すことで新しいとかんじるのだと。
そしてまた忘れて、思い出す。繰り返しだ。

60 :
ある主張があらわれると、すぐその反対の意味の主張があらわれる。
一挙両得のあとには、虻蜂取らずがある。

61 :
そっか、塩なめに荒らしされたら
それ以上書き込まずに5日待って再開したらいいんだ
お前自信がその対処法を教えてくれた

62 :
さっき小学生といちゃつく夢をみた。
妙に明晰だったよ。
子供なんだけど、考え方というか嗜好が妙に妙に大人にちかくてさ

63 :
場所にはそれぞれ一つの目的があります。一つだけです。
それははじめのうち自明ではなく、観察をとおして明らかになります。
ひとは、その場所に割り当てられている一つの目的をきちんと読み取り、それを身につけ、それに従って行動しなければなりません。
そういうふうにテリトリーを広げていくのです。
さもなければ、十字軍遠征のように、何も新しいものを学べないまま、ただひとつの色で塗りつぶしていくだけに終わってしまう。
2ちゃんねるも同じです。場所を歪曲せずに、場所を尊重し、それをひとつひとつ自分のものにしていく。
知っているコテハンがいるからといって、場所を汚してはいけないのです。
場所によってひとが規定されます。

64 :
場所にはそれぞれ一つの目的があります。一つだけです。
それははじめのうち自明ではなく、観察をとおして明らかになります。
ひとは、その場所に割り当てられている一つの目的をきちんと読み取り、それを身につけ、それに従って行動しなければなりません。
そういうふうにテリトリーを広げていくのです。
さもなければ、十字軍遠征のように、何も新しいものを学べないまま、ただひとつの色で塗りつぶしていくだけに終わってしまう。
2ちゃんねるも同じです。場所を歪曲せずに、場所を尊重し、それをひとつひとつ自分のものにしていく。
それができないのが、VIPPERと言われる人たちなのです。
知っているコテハンがいるからといって、場所を汚してはいけないのです。
場所によってひとが規定されるのです。

65 :
小寺聡(2011).もういちど読む山川倫理 山川出版
読んだ。すこしまえ教科書ブームみたいなのがあったな。

66 :
独自の文化はそんなに必要なものだろうか。
日本はなんでもほかの国の借り物でやってきた。
中江兆民の「日本に哲学なし」という言葉もある。
たしかに、独立しないと、自分のことを他の人にまかせることになってしまう。
「今まではまったく他人本位で、根のない浮草のように,そこいらをでたらめに漂っていたから,駄目であったというこ
とにようやく気がついたのです。私のここに他人本位というのは,自分の酒を人に飲んでもらって,後からその品評を
聴いて,それが理が非でもそうだとしてしまういわゆる人真似をさすのです……私は自己本位という言葉を手に握って
からたいへん強くなりました……自分が主で,他人が賓(客)であるという信念は,今日の私に非常の自信と安心を与
えてくれました。」(夏目漱石)
それは一般論だけど、文化についてはどうだろう。
日本人の文化といわれるものはたしかにある。遡れば。万葉集など。原初に遡ることによって。
だけれども、日本人はそれをあらためて言われるとオリエンタリズムにしか聞えないのじゃないか。そう感じる。
そんなことを、いつも普段から感じているので、言わなくてもいいのだ。
この、自分をあらためて取り上げられると不自然に感じるところ、そこが欧米諸国と違うんじゃないのか。
欧米は、自分で自分のアイデンティテイをアピールして、平気でいる。
人の言葉を借りてカタカナ満載で喋っているほうが、日本らしい。

67 :
オリエンタルラジオしか聞えないのではないか。

68 :
 パレスチナ出身のアメリカの文学研究者・文明評論家のサイード<1935 〜 2003>は、その主著『オリエンタリズム』の中
で,「西洋」と「東洋」を対立的に考える枠組みそのものが,近代の西欧のアジアへの片寄った見方から生まれたと批判
した。西欧は「東洋」を自分たちとは異なったエキゾチック(異国的)なものと見ることで,自分たちの文化を文明化が進
んだ優れたものとみなした。
 サイードは,このような西欧から見た東洋に対する差別的な考え方を,オリエンタリズムと呼び,そのような思考の枠組
みが,西洋によるアジアの植民地支配や人種差別にも結びついたと批判した。(引用)

69 :
Marx
Geldtheorie
Das Kapital
Geschreiben in der Art von die Aphorismen
widerholen
einzeln
betonen
sowie die Donner
gleichen Ding

70 :
タイトルと>>1-2まではよかったが、そこから先はgdgdだな

71 :
それはわたしがあたらしくほんをよんでないせいでしょう
これつぎによむべきだとおもってたけどよくみたらねだんたかかったしぶあつい
記憶の場―フランス国民意識の文化=社会史〈第1巻〉対立 [単行本]
http://www.amazon.co.jp/dp/4000225197

72 :
じゃあえぬぴーもんだいあたりのこと、きおくをたよってかくね
わたしがえぬぴーもんだいについてよんだしょせきはこれだけ
パラドックス大全 [単行本]
http://www.amazon.co.jp/dp/479176143X
いちおうほしょうのためにはる
ちゅうがくせいくらいのときによんでけっこう
おもしろかったような

73 :
>>32
「ケンブリッジ大学の哲学教師であったバートランド・ラッセルは「いまこの部屋に河馬はいない」という命題を信じない、
と言いだした学生、ウィトゲンシュタインを説得するため机の下を自ら探し回った。河馬は見つからなかったが、それで
もウィトゲンシュタインは納得しなかったという。」
http://shiropenk.exblog.jp/3567294/
これがいみすること
それは、あるひとつのもののふざいには、そんざいするものぜんたいがかかわっているということ
うぃとげんしゅたいんがかばのふざいをうたがわしくおもったのは、
そもそもきょうしつにあるもののすべてをまいきょできないから
きょうしつにあるもののすべてをまいきょできれば
それがかばであるかどうか、ひとつひとつをじゅんばんにやっていけばいつかおわる
そうすれば、きょうしつにかばがいるのかどうかわかる
でもういとげんしゆたいんはできなかった
そもそも、きょうしつにあるもののすべてをはあくできなかった

74 :
だけどあーかいぶにおいてはこのようなことはおこらない
あーかいぶはひとつひとつのかぞえられるようそからなるしゅうごうたい
そしてゆうげんである
きおくはあーかいぶである
のうみその、きおくそしが、ひとつひとつかたちをくっつけている

75 :
ふざいをはんだんできなければ、そんざいは、そんざいのひていのひていとしての、そんざいをたもてなくなる
それは、とじた、かんぜんなはんだんではなくなる

76 :
えぬぴーかんぜんもんだいは、おおざっぱにいえば、ゆうげんであるにもかかわらず、そのかずがおおきすぎてげんじつてきにとけないもんだい
かばがいるかどうかのように、ひとつずつしらべていけるのに、ぜんぜんおわりがこない
それはもんだいのくみあわせが、すてっぷひとつあがるごとにしすうかんすうてき、ひたこうしきてきに、どんどんふえていくから
おいつけない
だけどこたえあわせはすぐに in Non-deterministic Polynomial time できる
う〜ん むずかしいな

77 :
けつろんをさいしょにもってくる
きょうしつのなかにあったもののように、かぞえられないもののあつまり、ではなく
かぞえられるもののあつまり、そしてゆうげんな、あーかいぶであっても
そのすべてのそうさがおわらない、かばのれいだと、ふざいのはんていがくだせないほど、おおきくなるものがある
そこにあっては、ふざいのはんていは、かみのはんていとひとしいすがたをする
たとえば、ぐーぐるだ
ぐーぐるでけんさくして、でてこなきゃ、それはそんざいしないものなんだ、せかいのなかに
あーかいぶは、せかい、ただしひとつの、せかいである
そして、これはえんぴーもんだいのせいしつだけれど、それ、かみのはんていは、ただふかちの、
しんこうするたいしょうにはならなくて、はんていすることは、できる
NP の定義は次の2つである、ただしこれらはお互い同値であることが証明されている。
 非決定性チューリングマシンによって多項式時間で解くことができる問題。
 yes となる証拠が与えられたとき、その証拠が本当に正しいかどうかを多項式時間で判定できる問題。

78 :
だからなにかというと・・・
もーつぁるとのことばと、おなじ
かみというわーどが

79 :
きせつかんをだすんなら、きごだよね、きご
みんなまちがってるよ
ことばであって、さいしょからきまってるんだよ、はるのきご
けいしきといってもいいのかな
ほら
http://www.asahi-net.or.jp/~gv2k-smz/Haru/haru.html
これつかえば、みんなはるになるの
なんでわからないの

80 :
They all are the god and I slaughter them
They all are the insects and I slaughter them
Going to be the god guradually and latently
with a fatal leap
suddenly
We want to be currency

81 :
don't we?

82 :
Gewiss
salto mortale
We need
away from Arche
die Entfremdung

83 :
記憶・歴史・忘却〈上〉 [単行本]
http://www.amazon.co.jp/dp/4788509113/
歴史と記憶 (叢書・ウニベルシタス) [単行本]
http://www.amazon.co.jp/dp/4588006444/

84 :
まるくーぜってふらんくふるたーなんだねー

85 :
生きていると記憶は、新しいのが増えていくんだよね?
邪魔したならごめんね。

86 :
>>85
うん

87 :
メノン
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/8248262.html
ユダヤ人の記憶ユダヤ人の歴史
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/8554244.html
記憶の場 : フランス国民意識の文化=社会史 第1巻 第2巻 第3巻
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003983814-00
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004017236-00
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004075434-00
精神分析入門<上> <下>
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/25542288.html
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/25542289.html
記憶・歴史・忘却
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/5058519.html
歴史と記憶
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/24328869.html
記憶のメカニズム : ニューロン・AI・哲学
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/8317599.html
ホロコーストのフランス : 歴史と記憶
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/2536336.html
歴史と記憶 : 場所・身体・時間
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/6637261.html
なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか : 記憶と脳の7つの謎
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/5153014.html

88 :
>>14
衝撃を受けた。
その一言で言いたいことが理解できた。
なんだろこれ。

89 :
漢語の史籍に神話という用語はない。十九世紀末、日本人学者が英語の「a myth」
を神話と翻訳したもので、古代中国では神の神秘の教えを説いた経典を神書、
老荘の説いた道(宇宙の原理)を示した教えを「神道」と称したが、「神話」
という表現はない。
 漢語では神は「神、精神、神経、顔色、注意力、非凡、利口」を意味し、神話には
荒唐無稽な話、神道には奇怪な言動という側面がある。従って、表題は神話ではなく、
「伝承」としたほうが適切かもしれないが、現在では日本語の「神話」が中国にも
導入されて、一般的に使用されているので表題とした。

90 :
>>88
いいたいことって? なにいいたかったの

91 :
ていうかこのすれそんなにおもしろくないでしょ
そんなにたいそうなものじゃないし、らくがきだよ
じゃまとかないっすよ

92 :
レビューを書くとき、思っていることの一部しか書けない思いがある。
I lost most of my thought about a book whenever I review that book.
とくにそれを思った瞬間に書けないとだんだんどうでもよくなっていってしまって書けなくなる。
Remarkably I am going to impotent at reviewing because I seems that a trifle gradually
if I can not review that book when I just think of that book.

93 :
読了。科学の読み物。
なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか : 記憶と脳の7つの謎
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/5153014.html

94 :
アマゾンで評価が高かった。
科学についての読み者にかんしては、どう扱っていいかわからないから、読もうと思っていなかった。
科学で発見された事実に意味を見出そうとすると、どうしても胡散臭くなってしまう。
不完全性定理から数学の限界を見出すときのように。そこから応用的な何かを導こうとすると事実そのものを尊重できなくなる。
そうするとそこに書いてあるものは日常とは関係の薄いただの命題になるけれども、その命題の信頼をこの本ではもてない。紹介本だ。
あまり疑う必要はないとおもうけども、責任をもって引用するには少なくとも原論文をあたってみる必要があるように思える。
そしてその真偽判定さえも最先端の実験に委ねられていて、読者は触れることができない。
分類本である。目の前で起こっている現象をほぼ帰着させるためにある。
一つのことを言っているのではないので、その本について一度にすべてを言うことができない。
ばらばらで、不連続のものが無理やり統合されているので。
羅列になってしまう。だから一つの興味を引いたことだけを抜き出すしかなくなる。
分類は体系ではない。ゆえに最小単位へ分解することができない。
ようするに「だから何?」と聞かれると答えられない。

95 :
脳と記憶の関係について、図式のように、それ以上でもそれ以下でもない完全な体系を仮定できないのだろうか。
科学から新しい命題を打ち出すことはほとんどない。
ごく簡単な仮説を検証するだけなので、命題の新鮮さがない。
一般人でも考えることを、検証できる位置にいる人々が検証する。
わたしは「人物識別ノード」についての記述をおもしろいと思った。

96 :
ヘルマン・エビングハウスがはやく忘却曲線・学習曲線を研究し、記憶研究のスタートダッシュをきった。
忘却曲線の関数についてすこし書けるが、書く気がしない。のぼってこない。
ひとからエネルギーをもらうとかけるが、だれかの疑問や、連想する対象がないところからは、何も書けない。
書く必要がない。

97 :
簡単に。
忘却曲線は指数分布の確率密度関数にしたがう。
「この曲線は,より普遍的に言うと時間の経過に伴って確率密度が一定の割合で減少していく類の現象で,確率過程
論の概念で「単純死滅過程 (pure death process)」にあたるものである」
(西川泰夫 著. 認知行動科学 :. 新版. 放送大学教育振興会, 2006.3. 376p ; ISBN 4-595-12610-7 :)
http://f.hatena.ne.jp/picotype/20091001133345

98 :
レビューに連想や主観が入らないと、ただ「教える」ことになってしまう。解説、伝播に。あらすじ書きに。
それは知らない人にとっては価値があることかもしれない。
でも教えるということに拒否反応があってできない。

99 :
わたしが「同定」と言っていたのは一般には「親近感」と呼ばれているらしかった。
「親近感」と「想起」の二種類があり、想起というには記憶の「源泉 (source)」を具体的に叙述することができる必要がある。

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