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2012年07月携帯ゲーキャラ40: 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は???の嫁Part10 (260) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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【ダンガンロンパ】霧切響子の正体は???の嫁Part10


1 :2012/08/09 〜 最終レス :2012/08/21
超高校級の“???”である「霧切響子」(CV:日笠陽子)について語るスレです(キリギリッ)
◆ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(※音量注意)
http://www.danganronpa.com/1/
◆キャラ総合スレ
【論破】ダンガンロンパキャラ総合【7回目】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1312334728/
◆前スレ
【ダンガンロンパ】霧切響子はクーデレかわいい【FILE.9】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1338008288/
◆ダンガンロンパSSまとめwiki
http://www43.atwiki.jp/dgrpss/
次スレは>>970ぐらいでスレ立て宣言してから立ててください。
sage進行推奨でお願いします。

2 :
>>1

3 :
苗木君のクセに>>1乙ね

4 :
私は最初から>>1君を乙するつもりだった…
次スレを立てるのは彼だとわかっていたから!

5 :
>>1
ここまで言えばわかるわね?

6 :
超高校級の>>1

7 :
待ってたよ>>1クン!やっと立ててくれんたんだねー!

8 :
前スレ>>995GJ
いい夫婦だった…
今スレでも活躍を期待させてもらうべ

9 :
>>1乙!
ところで霧切さんと砂浜でイチャイチャしたり遊園地でイチャイチャしたりできるキリギリアイランドの発売はまだですかね

10 :
ただの南国デートじゃないかww
もっと燃料をくれー寝不足で閃かん。

11 :
苗「とりあえず脱ごうか」
と言われた時の霧切さんの反応が見たいです

12 :
A.無言で睨まれる。
B.キョドる。「きゅ、急に…何を言ってるのよ…い、いきなり…そんな風に言われても…」
C.「そう…わかったわ」→躊躇なく脱ぎだす。

13 :
最初は冷ややかな目で睨んでいるけれど、
苗木君に真剣な眼差しでまっすぐ見つめ返されるうちに次第にキョドりだす霧切さんで

14 :
むしろ
霧「とりあえず脱ぎましょうか、苗木君」
苗「え? ちょ…き、霧切さん!? い、いきなり何を」
霧「何をボサッとしているの? 脱・ぎ・な・さ・い」
苗「ハ、ハイ…」
的な方向で

15 :
(よし、凄く楽しんでもらえたみたいだ。)
だったら俺得

16 :
>>14
てかそれが一番違和感なくてありそうw

17 :
恥ずかしい度か靴下>>>>Rなのが謎
もしかしたら手袋>>>>>靴下>>>>>Rだったのかな

18 :
つまり「とりあえず脱ごうか」した場合、脱ぐ順番はR→靴下→手袋となるわけか
すなわち「全裸に靴下と手袋のみ」「全裸に手袋のみ」という状態が生じることになるな…

19 :
>>8
どうもだべ。
次回は最後の場面の伏線を回収し"真・ゲーマーと遊ぼう!"編を構想中。
あるいは前スレ>>926みたいに学園長霧切さんを2のキャラと絡めてコメディな展開もいけそうだべ。
ついでにまとめwiki更新する方にお願いがあります。
未来機関SSは備考欄に"ネタバレ注意"とか一言添えてやってください。

20 :
霧切さんは父親の件と両手の火傷で、他人に心を開かないと決意したけど、
苗木きゅんの時だけは一生ゲームに取り込まれる可能性があっても即座にダイヴウするわ
「だからこそ、私たちはあなたについていった」とか以前とは考えられないくらいの信頼を見せている。
これって奇跡、なんて言えるかもしれまちぇんねえ。

21 :
いや1の時点でめちゃくちゃ信頼してましたやん

22 :
まるで忠犬のごとく扱いだったし信頼してたよ
苗木君いないとぼっちだよね

23 :
ネタで言ってるのか知らんが、ちゃんとパートナーとしての信頼関係描かれてただろうに

24 :
深く信頼してなければあの状況でいろいろ打ち明けたりはしなかったろうし
苗木君のことを認めていなければ「あなただけは何があっても希望を捨てないで」
なんて台詞も出てこなかっただろうね

25 :
>>19
更新したべ!!
流石葉隠さんは超高校級の占い師だべ!!もっと葉隠を褒めるべ!!
一応発売後の欄は隔離したし、SS内にネタバレ含まれてる奴は冒頭に注意文を挿入しました
一番最初からネタバレしてるやつは改行して初手では見えないようにしてるので大丈夫…なはず…
SS作者さんは勝手に文頭改造してすみませんです
たぶん前スレのネタは全部拾ったと思うけど、スクロールで見逃してた奴がありましたら補完おねがいします
七海ちゃんが出てくるのは俺得だべ
俺は俺で七海スレも盛り上げていくべー SS作るベー

26 :
霧切っちも葉隠さんにはお世話になってるって言ってたべ!

27 :
更新乙
2をきっかけにSSが今まで以上に増えてくれたらいいなあ

28 :
前いた職人さん達戻ってきてくれるかな  

29 :
なんで葉隠が大量発生してるんだ……

30 :
七海と罪木スレに持ってかれたな

31 :
2でいい感じに妄想の余地が広がったのはいいことよの
未来機関で苗木と一緒に仕事こなす霧切さんとか
日向達の監察を名目に苗木と南国デートする霧切さんとか
戦いが終結した後普通の女の子…もとい探偵に戻る霧切さんとか

32 :
ifで残姉ちゃんと仲良くする霧切さんというのもあるな

33 :
江ノ島と苗木君が宿敵みたいな感じだったのを見て嫉妬する霧切さんが幻視出来た
江ノ島から「生理的に受け付けない」の前置きがあるとはいえ「好き」という告白があったし、
アレがもし霧切さんのいるところでの台詞だったら霧切さんも心中穏やかでないはずだ
何が言いたいかというと苗木君の他の女との関係に嫉妬する霧切さんが見たいです

34 :
未来機関の先輩のお姉様方に
「あなたがあの苗木誠君? 放送見てたわよ、すっごくカッコよかった!」
「テレビで見るより小っちゃくてかわいい〜」
とチヤホヤされてまんざらでもなさげな苗木君
そしてそんな苗木君の様子を見て面白く無さげにムスッっとしている霧切さんが見たいです

35 :
そして第二次スネギリ事件勃発へ…

36 :
あの放送みんな見てたんだよな
どこぞに霧切さんファンクラブとか出来てるかもしれん

37 :
苗木「ファンクラブ出来る霧切さんと僕なんかが釣り合うわけないよね。」

38 :
未来機関の先輩女性から、苗木くんの対応に説教される霧切さん。
「彼の優しさに甘えすぎると彼が離れる原因になるわよ」とか言われて膨れ面になったら俺得。

39 :
むしろ男性人気を霧切さんと苗木で二分してそうな悪寒

40 :
>>34様こうですかわかりません
私たちがあのコロシアイ学園生活を乗り切り。希望の象徴として全国にTV放映されていたのは知っていたが。
そのことにこんな反響があるとは思いもよらなかった。
「あなたがあの苗木誠君? 放送見てたわよ、すっごくカッコよかった!」
「テレビで見るより小っちゃくてかわいい〜」
「そ、そんな……///」
「ねぇ? 彼女いるの?」
「どうかな苗木君? わしの娘なんかは」
「いやぁ……恐縮です。僕なんかに……」
………………なによデレデレして。
私が昼休憩から戻る際にロビーを通りかかったら、彼の姿が見えた。何人かが彼を囲んで談笑してる。つい癖で物陰に身を潜め聞き耳を立ててしまった。
どうやら機関の仲間たちと話しているようだが。
………………。
人類史上最大最悪の絶望事件により、世界中が絶望に覆われてもなお希望を捨てなかった人たちが学園を出てすぐの私たちを保護してくれた。
おそらくコロシアイ学園生活が始まってすぐに救出に向かってくれた人たちの仲間なのだろう。
彼らは“希望機関”の人間だと名乗っていた。
そして私たちを保護し、希望の象徴として機関に加わることを提案してきた。
無論断る理由もなく、彼らの一員として活動することを誓った。
最初の内はただのシンボルマークとして彼らの活動を手伝っていた。絶望を払拭し、希望を取り戻す手伝いだ。
あの放送のおかげで、希望を取り戻す人のペースが増したらしい。
実に激務だった。だったが『希望は絶望に負けない』という彼の言葉が現実になっていくのは、嬉しくもあり誇らしくもあった。
そして私が“超高校級の希望”と認めた彼の人気は凄まじいものがあった。

絶望に取り付かれた者にとって彼は、忌避し、憎むべき対象ではあるが、逆に希望を見出した者からは、尊敬され、歓待された。
何度となく危険な目にあっても絶望に打ち克ち、希望の言弾をぶつけ続けた。
そうして希望を取り戻せた者は勿論、もとより希望を保ち続けた者からは、本来ただの高校生であるはずの彼の前向きさ――すなわち“希望”により魅了されていった。

それがこの結果である。
確かに彼は魅力的だ。ああ見えて勇敢で、正義感に溢れて、バカがつくほど正直で、誰にでも分け隔てなく接して……こんな私にも。
実に行動力があって、それに彼の功績は皆が知るところだし、絶望の淵から救われた人からは教祖の様に崇められているようだし……。
彼が人気者なのはいい、別に構わない。それは彼が頑張ってきた事に対する正当な評価だ。
だけど、彼が異性に、女性に人気だとなぜか胸がざわつく……今まで経験していなかった感情だ。苛々する。
別に彼が人気者でもそれは当然の事なんだから。でも…………。


41 :
私たちは黒幕の江ノ島盾子に記憶を奪われた。ただその記憶も未来機関によって取り戻すことが出来た。
その記憶の中で私は彼に特別な感情は抱いていなかった。けれど、彼は誰にでも分け隔てなく接してくれるので、私の一番親しかった友人ではあった。……ただの友人のはずだった。
学園生活の記憶を取り戻したのにも関わらず、彼に抱くこの気持ちは何なのだろう。
友情? それとも、影に生きる私にはあんな風に構ってくれる人が居ないから人気者の彼に対する嫉妬?
それともまさか…………。いや、それは違うだろう。
ちょっと気分が悪いのだろう。私も彼に劣らず激務をこなしているのだから。それに不可思議な苛立ちを覚えるここを、一瞬でも早く離れたい。
私は彼と違って、希望を与えることは得意じゃない。ただ事実を突き止め、その証拠を叩きつける事しかできないもの。
精々染み付いた探偵としての才能を活かした、諜報活動のような裏方の仕事だが。
私が浴びるべき賞賛はクライアントからだけでいい。別に、彼に労って欲しい訳じゃない。
まるで彼から逃げるように足早にロビーを去った。
なぜ私が逃げる必要があるのか。チラリと振り返って彼を見るが、こちらに気付きもしない。余計に苛立った。

一旦気分を落ち着ける為に自室へと向かった。
その途中で、最近機関に入った男性に出会った。どことなく彼を彷彿とさせる、私より背が低い男性だからよく覚えていた。
私の進路の前に立ちはだかると、開口一番
「好きです。僕と付き合ってください」
と唐突に告げてきた。

「え?」
余りにも想定外の事態に、思わずそんな疑問符が口をついた。
「あのコロシアイ学園生活からずっと憧れていたんです」
「……からかっているのかしら。だったら相手を選ぶことね。私は今凄く不機嫌だから」
目の前の彼には何の咎もない、ただ少しばかり鬱憤を晴らそうと睨んだ。
「からかってるわけじゃないです。あなたのことが好きだから。好きだからこの未来機関に所属したんです」
私の鍛え抜かれた観察眼が、彼の決意読み取った。……どうやら本気らしい。
「物好きな人も居たものね……」
呆れと関心がすこし苛立ちを紛れさせた。
「霧切さん、今付き合ってる男性っていますか?」
「……いないわ」
積極的にグイグイくるみたいだ。……どこかの彼にも見習ってもらいたい。いけない……目の前の彼に失礼だ。
「だったら僕と」
「ごめんなさい。気持ちは嬉しいけど、私はあなたの事知らないし、悪いけど今はそれどころじゃないの。分かるでしょ?」
――そう、それどころじゃない。世界はまだ完全に希望を取り戻していないし、苗木くんが発案した計画の準備が忙しい。
「じゃあ好きな――」
「悪いけど用事があるから」
彼の言葉を途中で遮って、つかつかと廊下を歩く。
「僕諦めませんからー」
背後から何か聞こえたような気がしたがそれを無視した。同時に、この場に居ない私のストレスの原因が頭をよぎった。



42 :
今日の分の作業を終え、珍しく彼が誘ってくれた夕食をとりに食堂へ向かう。
再びロビーを横切ろうとすると、またもや昼間を彷彿とさせる光景を目にした。ただし今回は女性一人だったが。
自然に横切ればよかったのだろうか、またもや物陰に身を潜め、聞き耳を立てた。身についた習性はいかんともしがたい。
同時に胸がモヤモヤする。不思議だ。隠れず堂々とすればいいのに。なにか後ろめたい気もする。
「何ですか話って?」
「あのね、キミって鈍感だから単刀直入に言うね……私苗木君の事好きなの」
「えぇ!? 僕をですか?」
「そうなの。あなたって一見頼りなさそうに見えて実は凄く頼もしいし、凄くカッコいいじゃない」
「いや、でも他にもカッコいい人は……」
「私みたいな年上の女性はイヤ?」
「いや、その……」
「それとも実は彼女がいるとか?」
「……いませんけど、好きな人なら……」
「あぁ〜残念。ちなみに好きな人っていうのは?」
「えぇ!? 言わないとダメですか?」
「勿論、私を振ったんだから」
「……僕が好きなのは一見とても冷たそうに見えるんですが、実はとても優しい霧切さんです。どんなに辛い現実があろうと、諦めずに真実を追い求める事を僕に教えてくれて」
「僕が超高校級の希望。なんて名乗らせてもらってるのも彼女のおかげで。あの辛いコロシアイ学園生活を、絶望に打ち克つことが出来たのも彼女のお陰なんです」
「記憶を奪われる前から、気になる存在でした。それがあの絶望を乗り切ったことで好意に変わって」
「僕の記憶だと彼女はそうでもないんですけどね……。でも僕の一方的な想いでも構わない。時間はまだあるんですから少しずつ好意を抱いてもらえれば」
「……そっか……諦めて私にすればいいのに」
「僕は前向きなのが取り柄ですから。すいません」
「謝らないで、私を振ったんだから精々お幸せにね」
彼女がロビーを離れ、食堂と逆方向に走っていった。
……とんでもないことを聞いてしまった。まさか苗木君が私の事を……
そんなまさか……だって私は…………記憶を失っていたとはいえ、少なくとも大事な友人を、隠された謎を解くために見殺しにしかけたのに。
嘘……。でも彼の言葉は……。
思考が上手くまとまらない。こんな経験も生まれて初めてだ。いや、父を失ったとき以来か……。
必死で思考をまとめようと、一旦ロビーを離れた。彼に見つからないように。
ロビーを少し離れたところで昼間の彼に遭遇した。
「霧切さん、どうかしたんですか?」
「なんでもないわ、今急いでるの」
彼にかかずらってる暇はない。どうしよう苗木君と夕食の約束があるのに……。いや今回は断ろうかしら……。
どんな顔して会えばいいのかしら……私をここまで悩ませるなんて苗木君の癖に生意気よ。

43 :
「……霧切さん」
「今急いでるの」
「他に好きな人がいるんですか?」
「っ!?」
無視しようと思っていたが、彼の一言に思わず反応してしまった。
ダメだ……私がここまで心乱されるなんて……。頭の中がグチャグチャだ。苗木君の事ばかり考えている。
「その反応はやっぱり……」
「何のことかしら」
極力冷静を装って聞き返すも、やはり苗木君の顔ばかり浮かんでくる。ダメ……落ち着いて、落ち着くのよ。
「苗木君ですよね?」
「!!!」
露骨に反応してしまった。これ以上ぼろを出す前にここから立ち去らないと。
「……そんなはずないじゃない。私が? 苗木君を?」
「僕、知ってるんですよ。十神さんから聞きました。霧切さんが苗木君に言った言葉を」
「そう……聞いたのね。まぁ、事実彼と一緒に行動しているものね。勘違いされてもしょうがないわね」
あのコロシアイ学園生活での彼を思い出す。決してどんなに絶望的な真実でも、目を背けず、友の死を乗り越えずに引きずっていくと誓った彼の目を。
「ごまかさないで下さい。苗木君が好きなんでしょ?」
「…………」
苗木君が好き? ……苗木君が…………好き? なんだろうか。
でも仮にそう考えると、彼に対する複雑な気持ちも苛立ちも説明が付く? 
改めて考える。あの時の私の気持ちを。記憶を失う前に抱いていた気持ちを。
私が彼を好き。……彼を…………好き。……好き。
私は彼が好き。苗木君が好き。好きなんだ。
「どうなんですか?」
「……そうね。私は苗木君が好き」
好きという気持ちを口に出した途端、凄く嬉しくて、温かくて、くすぐったいような気持ちで胸が一杯になった。
幸せ……なんだろうか。私は彼が好き。彼も私が好き。嬉しい。嬉しい。幸せなんだ。
「……そう、ですか……そんな嬉しそうな顔で言われたら、流石に身を引くしかなさそうですね」
「……ごめんなさい」
つい顔に出てしまったようだ。でも嬉しくて嬉しくて。こんなに嬉しいなんて思いもしなかった。
「どうか末永くお幸せに……僕は違う支部に異動願いを出しておきます」
「本当にごめんなさい」
彼に背を向け、来た道を駆け出した。

44 :
「遅れてごめんなさい」
「ううん、僕も今来たところだよ」
彼の優しさが嬉しい。彼が私の横に居るだけで嬉しい。
「あれ? どうしたの霧切さん。何かいいことあったの?」
「いいえ、別に。それよりも」
わからないようにいつもの様にしているつもりなのだけど、彼にはわかってしまう。そんなことも嬉しい。
「わっ……え!?」
「あなたが誘ったんだから」
私は腕を彼の腕に絡ませた。こうすれば、さっきみたいな余計なお邪魔虫は寄り付かなくなるだろう。
「は、恥ずかしいよ……」
「あら? エスコートしてくれないのかしら?」
「……うん、わかったよ」
そう言って私のほんの少し前を歩く。私より少し背が低いけれどとても頼りになる人。どうしようもなくにやけそうになる口を手で隠した。
さぁ後はどうやって彼の口から愛を囁いてもらうかだ。


「十神さん、あれでよかったんですよね」
「あぁ、これで俺に余計な世話を焼かなくなるはずだ」
「それより約束通りお願いしますね」
「この十神白夜。必ず約束は果たそう。十神家再興の折には二人とも重要なポジションで働かせてやる」
以上徹夜クオリティなのでそこら辺は勘弁してください。 おやすみなさい

45 :
かませ眼鏡さんwwwwwwwwww
GJwwwwwwwwww

46 :
GJ
やっぱり十神さんは俺達のリーダーだったんや!

47 :
しまったな、一応ネタバレ注意って書かないとダメだったな……。
明日からしばらく見に来れないけどその間に良質なSSが大量に更新されてますように。

48 :
>>36
俺達のことだな

49 :
ショーとしては最高だったろうなと悪趣味なことを言ってみる
最後には少年少女が格好良く勝つし

50 :
そういや二人きりで脱衣所に消えるところもばっちり放映されてるんだよな
いろいろ邪推する輩もいそうだな
俺とか

51 :
とりあえず脱ごうか、を苗木くんに言ってほしい。

52 :
火傷跡を見せたあのシーンも全国放送されちゃったんだよな…

53 :
どうして言わないのか見ている人みんなわかっていたのに
スネギリさんのところを中継されてしまうという不覚

54 :
どこまで視聴者は見せてもらえたんだろうな
モノクマによると着替えとかお風呂とかRなのはいけませんらしいが

55 :
>>53
ちょっとした痴話喧嘩からスネギリ事件が再発したりすると
周囲から
(あー…この光景、あの放送でも見たな)
(例のやつか)
(例のやつだな)
(ごちそうさまです)
みたいに2828される羽目になるわけだな

56 :
絶望の霧、切り払いて、世界に響きし子の産声か
誰が考えたのか知らないけどキザだね

57 :
>>53
あの仲直りシーンをモニター越しに見せられたら不謹慎ながらもニヤニヤせざるをえない
誰かが録画していたスネギリ勃発〜仲直りまでの一部始終をビデオ映像の第三者視点で見せられて、
羞恥で耳まで真っ赤になる霧切さんください

58 :
頭にカップ麺乗ってるのに気付かずキリッとしているところを霧切さんの前で延々リピートしたい

59 :
>>56
モノミの装備の説明文のやつ?

60 :
ああ霧切さんが苗木君とあれこれして子供の産声を世界に響かせちゃうんだね
とか考えてしまった俺は七海ちゃんに土下座するべきですかね

61 :
>>60
大丈夫だ、俺も同じことを考えた
だから一緒に霧切さんになじられてこようぜ
まあそれはともかく、「絶望の霧切り払いて」ってのはいいフレーズだ
若干のガンダム臭がするけど

62 :
ちょっぴりヤミギリさん風味
「霧切さん!大丈夫?」
「ええ。なんとかね」
汗ひとつ垂らさずに、霧切さんはあくまで冷静に玄関のドアの鍵を閉め、チェーンをかける。
霧切さんの話によれば、僕の家に超高校級の絶望の残党が向かっているとの未確認情報があったらしい。
無いとは思うが万が一の事があるかもしれないという事でこうして駆け付けてくれたみたいだ。霧切さんは優しいな。
「未来機関の重要メンバーである苗木君を狙う…あり得ない話ではないから、念には念を入れないとね」
霧切さんは心配そうにつぶやくと、持っていたビニール袋から長い鎖を取り出し、ドアをがんじがらめにして強く縛り付ける。
さらには板を用意し、絶望しそうなバットで小窓にガコンガコンとクギをさしていく。
「ちょ…いくらなんでもやりすぎじゃ」
「ここは7階だから、外から入るとしたらこのドアと廊下に面してる備え付けの小窓くらいしかないの。苗木君。これは貴方を守るためなのよ」
霧切さんの気持ちは非常にありがたい。
しかし、鎖でごちゃごちゃに備え付けられた扉や、板で補強された窓を見るとなんとも言えない気持ちになる。
まるでいつぞやの絶望学園のようだ。
とりあえず満足したのか、霧切さんはくわえていたクギを小箱に戻し、バットと共にビニール袋にねじ込む。
「ふう。これだけやれば大丈夫のはずよ。さてと」
霧切さんは次にリビング全体に目をやった。
何か仕掛けられていないか、観察しているのだろう。
銀色の艶やかな髪をふわりと揺らしながら辺りを見回していく。
デスク周辺に歩を進めた時、何か気になるものでもあるかのようにぴたっとそこで止まった。
「…苗木君はいつからタバコを吸うようになったのかしら?中に2、3本入っているようだけど」
「ぼ、僕が吸ったわけじゃないよ!この前来た人が置いてったんだよ」
霧切さんは指を口元まで動かし、悩む仕草をする。そして何かを思い出したかのように口を開く。
「…まあそうね。メンソール入りは女の子に人気あるから」
「そうらしいね」
途端に霧切さんの腕がピクッと反応する。
何かに気づいたかのように、まるで証拠品でも発見したかのように、その箱をデスクにポンっと落とす。
顔を少し伏せ、凄みのかかった霧切さんの口元は笑っていた。
「どうしたの?」
「…なんでもないわ。ところで苗木くんの部屋はどこかしら?もしかしたら危険物が仕掛けられているかもしれないし…」
確かに、僕がいない間に家に忍び込んだ可能性はある。
そんな痕跡はまったく見られなかったけど、霧切さんは用心深いから仕方ない。
「そこのドアを入った所だよ」
「そう。分かったわ」
僕は何の躊躇もなしに霧切さんを部屋へ招き入れる。
霧切さんは部屋へ入るなり丹念に部屋全体を観察する。
観察眼でも発動しているのだろうか、テキパキと見るべきところを確実に潰していく。
「意外と綺麗な部屋ね。男の子の部屋なんてもっと汚れている物だと思ってたけど」
「暇な時は掃除すると心が落ち着くんだ。ほら、僕は掃除が得意だから」
「…初めて聞いたわ」
霧切さんは背を向けながら作業を続けていると、何かを発見したのか、かがんで棚に手を深く突っ込む。

63 :
その手に握られていたのは小さめの酒瓶だった。
あれは確か…
「これは…開封済みのビール瓶かしら?苗木君。貴方という人がよくわからなくなってきたわ」
「ち、違うんだ!それも前に来た人が置いてったんだよ!本当だよ!」
「…怪しいものね。まあいいわ。なら……!?」
血相を変えて酒瓶の口を見つめる霧切さん。まさか毒物でも付着していたのだろうか?
素人目では分からなくとも、類稀なる観察眼を持つ霧切さんなら話は別だ。
光に照らして何かを確かめると、満足したのか、すぐに落ち着いた表情になった。
「苗木君。ちょっといいかしら?」
「う、うん」
にっこりと僕に微笑みかける霧切さん。口元は弧を描いて微笑んでいるけれど目が完全に座っている。
どんよりとしたその瞳を見つめるとぐいぐいと吸い込まれそうになる。
膝をおろして鋭い視線から背けるように酒瓶に目を向ける。
「この瓶の口…ほら、分かる?瓶から直接とは豪快ね」
「な、なに…あ!」
灯りに照らされた口に目をやると、うっすらと口紅の赤色が浮かび上がった。
咄嗟に拭き取ろうとしたけど、霧切さんがそんな愚行を見過ごすはずもなく、伸ばした手はバシッとはたかれてしまう。
「…苗木くん?ここまで言えば分かるわね?これってどういうことか?私が何を聞きたいか?」
「いや…その…」
「それにタバコの件。メンソール入りは女の子に人気あるからって私が言った時に、そうだねって頷いたわよね?
吸ったのが男なら、反論して叱るべきじゃないかしら?苗木君?どこの女を連れ込んだのかしら?」
微妙な身長差がさらに開くように、ゴゴゴとでも音がしそうなほどに霧切さんの威圧が増していく。
鋭い目付きとは裏腹に、緩やかな線を描く口元は僕に恐怖を与えるには充分だった。
「き、きりきりさん」
「あ?」
「…霧切さん。違うんだ。それはその…ほら!未来機関の先輩が料理を作ってくれるっていうからお言葉に甘えさせてもらっただけなんだ!」
「タバコに酒…随分と陽気な気分で料理を作ってたのね。それとも、料理されたのは誰だったのかしらね」
ふふふと乾いた笑いが辺りに響き渡る。胃に穴でも空きそうな気分だ。
「そうじゃなくて…ほら…その…な、なんか僕の部屋で酒のみたいって言うからさ。先輩だし上司だし、付き合わない訳にもいかないでしょ?」
「料理云々は嘘と認めるのね?」
「…はい」
どう弁明しても霧切さんには全て見抜かれてしまうということが身に染みて分かってしまった。
先輩を呼んだのは確かだけど、泊まったりしたことは無くて、ただ普通に話を楽しんで終わったんだ。
「呼んだ先輩の名前を教えてくれる?ちょっとお近づきになりたいから」
「絶対何かするつもりでしょ!」
「…まあ、苗気君が教えてくれなくても…なんでもないわ」
霧切さんは妖しい笑みを浮かべて、部屋のドアをかちゃりと閉める。
「え…霧切さん?どうして閉めたの?」
このドアを閉められてしまえば窓を開ける他に出られそうな所はない。もうここに用なんて無い気がするんだけど…
「気付いてないのかしら?苗木君。貴方に逃げ場なんてもうないのよ」
「それってどういう…」
「絶望の残党が向かっているって話…アレは私の嘘よ。全てはそう、この時のため」
「な、なんだって!」

64 :
残党が向かっているのは嘘!?
どうしてそんな嘘をつく必要が…それになんだか霧切さんの様子が変だ。
一歩一歩着実に僕に向かってきている。
けどその背中に背負う禍々しいものを感じ取り思わず一歩引いてしまう。
そうして壁際まで追い詰められた時、霧切さんは心底楽しそうに口元を歪ませた。
「前々からなんか怪しいと思ってたのよね。私の知らない所でこそこそ女の子と話したり、私を目にすると電話を切るし。
でもここに来て確信したわ。苗木君、貴方は少し矯正する必要があるようね…」
「き、霧切さん?今日も綺麗だね?」
「覚悟しなさい…泣いても許してあげないから」
今はおだてても何しても逆効果みたいだ。
すぐさま逃げようと思い、出口の扉へスタートダッシュを決める。朝比奈さん直伝のランニングスキルが発動する。
しかし、すれ違いざまに右腕をがっしり掴まれ、身を引き寄せられる。
「っしまった!や、やめ…」
「苗木君の小柄な身体…一度思い切り抱きしめてみたかったの…ほら、こうすればもう私専用の助手ね」
思い切り暴れても霧切さんに込められた力は尋常では無かった。
一度捕まえてしまえばもう離れない、トラバサミの如く強い力で捕まえられた僕が逃げる事は出来ない。
霧切さんの鼻がひくひくと首元で動いている。
そして湿った舌でじゅるりと首筋を舐められると、全身に電撃でも流されたかのような衝撃が走り、身を震わせられる。
そしてわき腹をぐにぐにと指先で刺激され弛緩させられると、僕は抵抗する気力を奪われてしまった。
「おとなしくなったみたいね?なら…後は予定通り…ふふ、ふふふふふふふ…」
興奮に頬を赤くさせる霧切さんはとても幸せそうに見えた。
その後ベッドに寝かされて、霧切さんに身体のすみずみまで矯正されてしまった。全ては霧切さんの計画通り。
何の障害もなく、それは静かに執り行われた。

「苗木君?」
「はっ!…霧切さん?ここは…僕の部屋?」
「怖い夢でも見てたの?冷汗が凄いわよ。
風邪引いて寝込んでいるって聞いたから看病してたのだけど、忘れた?」
「ああ、ごめんありがとう。でも、怒らないでね霧切さん!霧切さんは今日も素敵だよ!」
「ひどい風邪ね。早く寝てなさい」

おしまい

65 :
GJ!!
ヤミギリ・・最高じゃないか・・・!

66 :
朝からいいものを拝まさせてもらったGJ

67 :
霧切さんは裏表のない素敵な人です!

68 :
超高校級の軍人のスニーキングですら一瞬で見破る霧切さんの前に
浮気することなど不可能であった…

69 :
霧切りさんにRされたい願望がある苗木くん、マジドM

70 :
IFでも記憶かなり奪われてるのに相変わらずチートだったし感覚とか血に依るものなんかな
一族の中でもかなりの逸材みたいなことゼロでも言われてたし

71 :
>>68
あの苗木くんに浮気をする発想がある事の方が疑わしいわ。
あるとしたら逆Rだよきっと。・・・それでも霧切さんは怒るのかしらん。

72 :
>>70
とりあえず記憶がなくても探偵としてのスキルや知識に支障はなかったっぽいし、
探偵だということは思い出せなくても火傷のこととかはしっかり覚えてたりでよくわからんな
ぶっちゃけ正体を明かせないせいで周囲の信用を得にくくなったくらいしか記憶奪う意味がなかったような

73 :
冒頭霧切さんはクールなようでじつは記憶の混同のせいでふわふわした感じだったのかもしれんね

74 :
霧切「なんかよく分からないけど分かるわ」

75 :
霧切「ここはどこわたしはきょうこ?」

76 :
記憶がおかしいって気づいててそれどころじゃないって感じだね
余裕ないせいかしらないけど、随分フランクな口調
ttp://i.imgur.com/6dNvq.jpg
ttp://i.imgur.com/5rqWB.jpg

77 :
>>61
むしろ眼蛇夢が考えたんじゃね?

78 :
霧切さんのあんまり意味ない記憶喪失ネタは、日向の記憶喪失ネタに昇華されたんじゃない?
今回は意味があった

79 :
死神の足音センサーは記憶が戻るまで使えなかったっぽいし、一応意味はあったのではなかろうか

80 :
>>76
この時記憶が無くなっていることに内心オロオロしてたのかと思うと…
かわいい

81 :
やっぱり最初から苗木君にはフランクな口調なのがかわいい

82 :
>>76
そう言われてみるとなんか幼い口調のように感じてこないでもない

83 :
ちょっと記憶が消えすぎて幼児退行しちゃった霧切さんを想像してしまった
……うん、それはそれで

84 :
つまり「なえぎおにーちゃん、なにしてるの?」と聞いてくる霧切さん・・・
うむ

85 :
「なえぎくんのくせになまいきよ!」
じゃないの

86 :
見た目霧切さん、中身ロリギリさんか…
あれ、もしかしたらこれ新世界プログラムを悪用すれば実現できるんじゃね?

87 :
俺としては見た目は子供、頭脳は大人な霧切さんをだな

88 :
>>87
待て
そのネタは日向の…いや、これ以上は危険だ
そういや今回は蝶ネクタイ型変声機無かったな

89 :
霧切さんの登場シーンにも反論カットインが欲しかったなあ

90 :
霧切さんに反論されたら勝てる気がしねぇ

91 :
霧切さんは間違ったことを言うキャラでもないしなwww

92 :
狛枝みたいにあえて間違ったことを言って議論をすすめるってタイプでもないしな

93 :
なんか学級裁判とかよりも、普段の生活での方が機会がある気がしてならない >反論
自分に素直になれないところを苗木君に指摘されて〜とか
バッサリ斬られて顔を真っ赤にして恥ずかしがる霧切さんとか見てみたいです。

94 :
ゴスロリ着たゴスギリさんとか重要ある?

95 :
逆になぜ需要がないと思ったんだ?

96 :
キャラ的に逸脱してなければどんな霧切さんも大歓迎
激怒ツラで右手中指ぶっ立ててびちぐそがぁぁ言ってる霧切さんとかなら
個人的にどうかと思うが

97 :
腕を組んで冷ややかな眼でこちらを見ながらボソッと「ビチグソ……」ならあるいは。

98 :
残姉ちゃんのスニーキングを見破ることはできたけど
超高校級の詐欺師が苗木くんに成りすました場合
霧切さんは気付くことができるのか

99 :
>>93
いいな…
そこからPTAに発展して霧切さんの心の盾を丸裸にしてしまうわけですね
>>94
ネタがあるならどんとこい

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