日出処の天子　第四十二戦目

1 ：2012/05/12 〜 最終レス ：2012/11/04

【登場人物】
厩戸王子　毛人　淡水（迹見赤檮）　調子麻呂　刀自古　大姫　馬子　摩理勢
十市娘　河上娘　雄麻呂　倉麻呂　物部守屋　贄子　梯麻呂　豊女　布都姫
白髪女　中臣勝海　間人媛　豊日　来目　田目　殖栗　茨田　佐富　訳語田
額田部女王　竹田　彦人　穴穂部　泊瀬部　宅部　羽嶋　秦河勝　大伴糠手
小手子　東漢直駒　司馬達等　多須奈　善信尼（嶋）　トリ　阿倍毘賣　内麻呂
美郎女　山背　入鹿　舂米　馬屋古
【前スレ】
日出処の天子　第四十一戦目
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1323504665/
【前々スレ】
日出処の天子　第四十戦目
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1307622141/
【過去ログ倉庫】
http://storage0272.web.fc2.com/2chlog/comic/tokoroten/
【関連スレ】
山岸凉子 part285
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1336658958/
総本山　山岸凉子 part279【雑談禁止】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1322489423/
【おまけ】
アナホベ板まとめサイト
http://www.geocities.jp/brother_anahobe/dodai.html
【注意！】
行き過ぎネタ＆長すぎネタは頃合を見て穴穂部王子さまの宮へお渡りください。
文庫版2巻の氷室冴子先生との対談での伏字は“近親相姦”“母親殺し”など異論多数。
また最後のほうにあった王子のセリフの伏字は“嫉妬”が有力です。

2 ：

もうだめだなこのスレ
Jス並の初心者しかいない

3 ：

>>1
乙にござります

4 ：

なんと鮮らかな>>1乙

5 ：

>前スレ997へ
一応、救済観音像と釈迦三尊像は聖徳太子の姿を写した、とされてるんだよ
んで両方とも、身長約１８０ｃｍ
それが本当にそうなのかというのは確かめようがないわけだけどｗ

6 ：

前スレ>>986
イラッとくるかなぁ
本気で惚れてれば普通の反応だと思うのだが。
君はよっぽど王子に感情移入しているんだね（あるいは難儀な人）

7 ：

>>5
たとえ栄養状態がよくても、
日本人で１８０ｃｍはなかなか難しいよね
身長は遺伝要素強いもんだけど、もしやあそこは長身家系だったのかもｗ

8 ：

いちをつのほうよりまうず〜

9 ：

史実では、王子と馬子と毛人と刀自古の年齢差はどうだっんだろ。
山岸版だと、王子と毛人の物語のために変えたと何かと読んだけど。

10 ：

そんなもん、目の前の箱か小箱で調べろやゴラァ！　と思ったが、
気になったのでwikiだけチェックｗ
・聖徳太子（敏達天皇3年1月1日（574年2月7日） - 推古天皇30年2月22日（622年4月8日））
・蘇我蝦夷（用明天皇元年（586年）?−乙巳の変645年）
・刀自子郎女　未記載
王子のほうが一回り年上で、毛が36歳のときに王子死去（毛は59歳で死去）

11 ：

あんれまぁ

12 ：

王子のほうがそんなに年上だったのか
じゃあ刀自古はかなり年下の妻だったんだな

13 ：

ほほう
なんか自分がいくつか読んだ物だと刀自古の方が２歳上、みたいなのが多かった
今更ながら新鮮だ

14 ：

長身のがいいよね
「かめのぞきの色」みたいに毛人に振られてから急にホルモン分泌されて
身長伸びて毛人の背を追い越して大人の男になったと思いたい

15 ：

>>13
刀自古が蝦夷の姉っていう設定の小説もあったよ
善徳ってのも蝦夷の兄？かな

16 ：

>>12
王子はロリですけん

17 ：

初見最終回を当時ララで読んだがあの頃ロリってメジャーだった？
高校生でうとかったのもあったが男同士だわ子供とあやしい事してるわ背徳感あふれててしばらくやらしい漫画と思ってた

18 ：

ロリはメジャーだろうがマイナーだろうが背徳感にあふれるもんだろ
そして処天は様々なタブー行為が出てくるからいやらしい漫画でもある
それだけで終わらせる漫画でもないが

19 ：

>>17
同年代だけど、レモンピープルとかのロリ雑誌があの頃の創刊じゃなかったかな？
ヲタの多い学校だったんでララやオリーブと混じって回し読みされてて
うわあ…と思った覚えがある

20 ：

>>6
うん、そう思う　本気で惚れてる人がいたけど、魅惑的なのから誘惑されてふらついた、
というありがちな話だったんじゃ

21 ：

王子のRを最初の水浴びシーンで見てたらこんなことにはならなかったのにな
それじゃあ話が成たたな（rya

22 ：

っていうか、そもそも池とか沼で水浴びってどうなの？
川ならまだわかるんだけど
いくら公害のまったく無い時代とはいえ逆に汚くならないのだろうか？

23 ：

どんだけ汚い池を想像してるんだ

24 ：

逆に天然の池や沼の水がどのくらいキレイだと思ってんのよ？

25 ：

子供だったので、最後の王子毛人話し合い決裂より淡水との３日が衝撃
王子は結局この人と結ばれたでＦＡ？という疑問が頭を駆け巡った

26 ：

今のこの時代でも山間部の池なんかは驚くほど透き通ってるのあるし
当時ならきれいな池いくらでもあるんじゃね
にごってる池も当然あるだろうけど
夜刀の池がどんなタイプの池なのかさっぱりわからないから何とも言えない
そもそも人工のため池だったりしないのかな

27 ：

>>17
どこでメジャーかは知らないが、
ロリータコンプレックスという言葉とそのだいたいの意味は、
誰でも知っていただろう

28 ：

>>22
君はきっとガンジス川の事情を知ったら卒倒するかもねｗ

29 ：

っつか、そもそも御祓のために王子は池に入ったんだろう
体を清潔にするためではないから、
大腸菌だとか藍藻類の増殖とか、そんなことは関係ないｗ

30 ：

先に書いておこう
「身を清める」というのは、
「物理的に汚れを落とす」という意味は薄いからね

31 ：

当時はRヌードも書店にあり今では考えられないロリ天国だった

32 ：

>>28
君の脳内では奈良県にガンジス川が流れているのかい？

33 ：

>>32
それはギャグなの？　もしかして笑うところなのか？

34 ：

>>28は恐らく、インド人は汚いガンジス川で平気で水浴びしてるんだぞ
綺麗じゃない水でも水浴びは普通にしてたんだよ、文明社会に生きる現代人と違って
と言いたかったんだろう
もっとも、王子がガンジスレベルに汚い池に入ってたとは思わないが

35 ：

高貴な人がたまに禊ぎしたり
貴族女性がたまに入水したり
男同士が稀に痴話喧嘩したり
クソガキがRを沈めてたり
夜刀の池の人の気配って多分こんくらい
だからお水も綺麗だお！

36 ：

そもそも22さんが、
「王子が池に入ったのは風呂やシャワー代わり」
と考えているから妙な話の流れとなる
>>34
それもあるが、あの汚い川が聖なる川、
流れているのは聖水とされているということの意味を行間に込めた

37 ：

ちょっと前に書かれていた
「王子のリアル初めての人は淡水」という
言葉にショックを受けている人がここにいる（笑）。
すっかり毛人との接触の方が多いと思っていたからorz

38 ：

今年の不評大河（正直面白いｗ）、背景を知ろうと思って
日本史に興味がわいて、日出を思い出したらこんなスレがｗ
日本史の授業とらなかったから今更だがいろいろおもしろい。
長らく、日出と火の鳥くらいしか知識がなかったので。
今度コジキよもー。
日出は友人に借りたあと買って今もたまに読み返す。
当時その友人への年賀状に、頬杖ついた厩戸が薄くほほえむ絵を自前で描いて、
「何巻の何ページの厩戸か」という意地悪クイズを出したことはいい思い出

39 ：

>>36
>「王子が池に入ったのは風呂やシャワー代わり」
>と考えているから妙な話の流れとなる
違う違う
そんなこと微塵も考えてないのにｗ

40 ：

うんまあ22さんは、単に王子が水浴びしてた池が汚かったら、汚れるんじゃないかと心配してただけだろう
それに対して、物理的に汚れているかはあまり問題ではない、ということの例えとしてガンジスがどうの
というレスが返って来た、という話だったんじゃ？
外野の第三者の推測ですが

41 ：

>>39
じゃあ>>22さんは王子の禊ぎを何だと思ってたの？

42 ：

王子、禊目的ではないのでは
もやもやするから頭か体冷やすために入ったんじゃないのか

43 ：

>>42
いきなり飛び込んだこともあるしね

44 ：

>>42
それを禊っていうんじゃないの

45 ：

禊って精神的・霊的に清める的なイメージだから、あながち違うとも言えないかもな

46 ：

最後の方の回想で「禊に行った」と語ってたような記憶が

47 ：

うわー、こんなスレみっけ。
高校時代、連載していたのを読んでた世代です。
完全版をついうっかり購入して、20年ぶりくらいに読んだら・・・
またもはまってしまって抜け出せない。
やっぱり王子かわいそすぎ・・・

48 ：

最近ベルセルクを読んだが、この漫画の影響大のようだね。
作者も24年組大好きらしいし。
氷栗のカンタレラも影響受けまくりつか、まんまな部分が多々見受けられる。
蒼天航路にも、美形の天才主役が女装して帝の前で舞を舞うシーンがある。
山岸さんは本当に偉大すぐる。

49 ：

>>48
女装して舞うだけで処天の影響ってちょっと決めつけ過ぎない？

50 ：

古来女装するのは豪傑かRにきまっとる。ヤマトタケルしかり

51 ：

>>42
毛と初めて会った池のシーンは、
王子が自ら「禊のため」と言ってたじゃん

52 ：

>>48
漫画以外のものにも触れようよ。
専門書読めとは言わないが、小説とか映画とか

53 ：

＞禊
王子が采女か何かに化けて何か神事をする前に行ったということ？
禊する決まりだから素直に行きましたというのもあの王子では考えにくいが…

54 ：

最近二股被害とかで冨永愛をTVで見ることが多くなったが、
彼女を見る度に王子を思い出して仕方が無い。
張り付いたような笑顔ってこんな感じか…とか思って。
怖いよね、あの笑顔。

55 ：

>>53
なんで神事の前？
禊っていうのは宗教的には浄化の儀式だから
水かぶって気合を入れたい的な禊もありだよ
滝行なんかも禊

56 ：

>>55
だよね
同じとこ引っ掛かってた

57 ：

禊は現代での使われ方と同じ意味なのにね。
サイシとかばんせぇいっけぇとか
それ系単語を付け焼き刃的に記憶しただけ、みたいな。

58 ：

>>55
そうか、自分は女装と禊を一体に考えてしまっていたが、それは関係ないのか
なんで女装してたの？王子が独り歩きすると止められるから？

59 ：

日羅の件の後に王子が毛人と馬で出かけようとした時
「せめてお供を」「湯人の顔はもう見飽きた」ってやりとりがあったくらいだし
普通10歳かそこらの王子がひとりでは出歩かないものなんじゃないの
皇族の服を木にかけとくのも問題あるし
宮で手に入る子供サイズの服といえば女嬬のものくらいなのでは？
そもそも王子に潜在的な女装癖があるという見方も勿論できるけど

60 ：

作者がそこまで考えてたかは疑問だけど
奴婢の格好でもよかったのに女嬬の服なのはやはり女装癖が・・・

61 ：

女嫌いなのに女装…か
毛人にフラレてからは女装はしなくなったと予想

62 ：

奴や婢には子供はいないのでは？

63 ：

王子はなんだかんだ言ってマキャベリストだから、
女装しても何の益もないならしないだろ。

64 ：

身バレを防ぐのが一番の目的だったんだろう＞女装
確かに奴婢系変装でもいいんだが、後に毛人に見破られたように
そっちの変装は王子と見破られやすかったのかもしれぬ
（読者から見たらわかるけどね）

65 ：

>>53
もういいから漫画読み直せば？

66 ：

>>58
>>65×１０回

67 ：

女装はナルシストの延長だったりして・・・容姿に自信なきゃやらないだろうし

68 ：

でもその禊のシーンの王子、そう美しくもないような　下ブクレで
長じて飛び込むシーンの王子が最高（毛人とお馬でタンデムするキュン）

69 ：

王子は性自認がゆらいでる人なのではないだろうか。第二次性徴を経て男性であることを理解はしたのだけど、当時の男ジェンダーにぴったりきていないというか。

70 ：

ホモというか女として毛人を好きだった？

71 ：

いやー王子の性自認は一環して男だろう
女装は単なる変装手段
>>70
「女を憎む」と断言してるから、
もしそうなら自己嫌悪で自滅してるんじゃないか？

72 ：

当時に「体は男、心は女」なんて発想ないだろうから
あくまでも無意識で自認はしてないはず（それも皇子で長男だし）
でも王子の女への嫌悪って、同属嫌悪的な部分が多々あるし
本人気づいてないだけで「心は女」に片足突っ込んでてもおかしくない

73 ：

男らしい反面、女性的な部分もあるのが厩戸の魅力だと思う
大姫がツンとしてる顔を見て「私もあんな顔をしてるのだろう」と言ってたし
刀自古に冷たく当たったのも同属意識からだろう
あれは明らかにライバル扱い
布都姫にいたっては殺しにかかってたし
ほとんど火サスだよ

74 ：

>>72の１行目
別にそんなことないでしょ
今みたいに医学的裏付けがあるわけではないだろうが。
服装倒錯は多少はあったようだがｗ
>>73の１行目
誰でも多かれ少なかれそうだしね

75 ：

マザコンのゲイ

76 ：

お母さんを好きなあまり、お母さんにまじりあってしまいたかったんだよ
でも拒まれたから、１８０度正反対の嗜好にスライドしてしまった
お母さんに連なる要素を持つ女はどうしてもキライ
男ならば絶対お母さんではありえないから安心
でもやはりお母さんと一体化したい気持ちが根底にはあるから、
自分は基本は女意識で、ついつい女をライバル視する
…のかネ

77 ：

>>76
納得した

78 ：

>>76
お母さんも大変だね…こんな子が生まれたら
拒否るのもわかる気がする
ここまで異常なのは育て方じゃないよね、生まれつき脳が変なんだと思う

79 ：

>>78
それは違わないか
最初に力を感じて避けたのは母だろうに

80 ：

まあ王子は超能力もそうだが、頭脳とエキセントリックな性格も含めて
普通人の母親にとっては「異質」な存在だったんだろうな

81 ：

>>76
王子は狂ったように絶対的な愛情を求めるが、
それは母親から十分に与えられなかったせいといえる
しかし普通に愛されていても、普通の人の愛じゃ物足りなく感じて
母親にさらに不満を持ってた可能性もある・・・と思った

82 ：

>>81
うんうん　
間人の子供が王子一人で弟めぐる嫉妬がなく、
憎悪決定となった再婚もなくても
なーんか上手くいかなかった気がするね

83 ：

母上に花を見せようとしてる王子は健気ないい子じゃないか・・・
あのシーン、まだ間人は王子に対してよそよそしくないんだよね
仮に王子がマジで来目にいじわるしたんなら、あの叱り方は普通だし
案外来目が生まれるまではまあまあ普通に近い親子関係だったのかもね
間人がいつ魑魅魍魎の気配を王子と共有したのかわからないけど

84 ：

王子が母の愛に飢えたのは子供の頃十分愛を与えられなかった上に
母に露骨な嫌悪を見せられた（魑魅魍魎の時）からだろう
もし十分な愛を受けて嫌悪されることがなければ
あそこまで歪まなかったと思う
しかし魑魅魍魎を見て平静でいられる母というのもどれだけいるか…
いついかなる時も母が子に惜しみなく愛を注ぐなんて当たり前じゃないからな

85 ：

まったくだ
母親だって人間なんだから、無条件かつ平等に自分の子供を愛せるわけじゃない

86 ：

>>85
同意　でも誰のせいでもないんだよね

87 ：

原因ではあったが間人を責めるわけにもいかない問題だよな

88 ：

親に愛されなかった子供は性別を問わず、どこか壊れたところがある。

89 ：

そこは萩尾望都のイグアナの娘の読者評に書かれていたように、
作者は母にならなかったから、母が許せない、母目線になれない
ということかもしれないね

90 ：

>>89
うん、そうだと思う　母に愛されなかった子供の痛みにはシンクロ出来ても
子供を愛せない母の苦しみ痛みは実感出来なかったんだろうな

91 ：

王子は舂米以降の子供の親になったんだから親の気持ちがわかったと思うんだがなあ
馬屋古は危険人物なので除外するとして

92 ：

>>89-90
ん〜、なんかズレてないか？
イグアナはよく覚えてないが、
トコロテン作品内では、間人の責任なんて断定してないし、
毛が一方的に責め立てていたが、あれも一時の八つ当たり感情のようだったし。
それに、間人が王子を愛せなくて悩んでいたという描写もあったじゃん

93 ：

>>91
王子は「親の気持ち」は理解したけど、
だからといって「いい親を実践」しようとは思わなかったんじゃないか
そもそも、毛と決別して以降は、
ある意味で悟りを開いてしまって、
俗世間のことは特に興味をもたなかった（あるいは持たないようにしていた）と思う

94 ：

うん、王子の子ども達、みんな父上、父上って言って、王子に飢えてるもんね。
愛情不足ですわ。
毒親の子どもが毒親になってしまったパターンで描かれていると思う。

95 ：

ごめん、自分で↑書いておいて、
マイホームパパの王子はふつーに絶対嫌だとあとで思ったwww

96 ：

本来皇族の父なんてのは子供とそんなに接触しないものだろうし
トジコの子はトジコがめいっぱいかわいがってやるべきだったと思うけど
美郎女の子供は王子がかわいがってやらないとかわいそうだよなあ・・・
生んだら生みっぱなし状態だっただろうし

97 ：

途中で投稿してしまった>>96
もちろんR母はいただろうし
そもそも妃もそんなに子供の相手しないものかもしれないけど

98 ：

93だけど、最後の行には同意できないなぁ
>>94
まともな心身で産まれた子たちはまともに成長しているので、
別に毒親ではないと思う。
まぁ、愛情は不足していたかもしれんが、
それによって人間的に堕ちたとかいうことはないみたいだし

99 ：

連投ごめん
書き込んでから気づいたが、
ひねくれちゃった子供（おっさんだがｗ）がいたっけかｗ
でもまぁ、あの程度じゃ許容範囲かなぁ、と思ったり

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