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2012年07月五七五・短歌217: 「木(樹)」を詠んだ名歌教えて! (241) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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「木(樹)」を詠んだ名歌教えて!


1 :02/10/12 〜 最終レス :2012/07/16
一本の樫の木やさしそのなかに血は立ったまま眠れるものを  寺山修司
2 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

3 :
夕靄は蒼く木立をつつみたり思へばけふはやすかりしかな 尾上柴舟
篠懸樹かげ行く女らが眼蓋に血しほいろさし夏さりにけり 尾上憲吉
木の花の散るに梢をみあげたりその花のにほひかすかにするも木下利玄

4 :
木に花咲き君我が妻とならむ日の四月 なかなか遠くもあるかな 前田
夕暮

5 :
山の樹の騒だつは深き思いにてここに生れたるわれ断ちがたし
                        山田あき
三椏は若葉萌え出で全木いま青き炎の包むごとあり 木俣 修
         (ヒトキ)
畑とほく木々も朝日も動かねば間に合いてこの地に生まれし児
                        小野茂樹

6 :
一枚のこの葉のやうに新しきさむしろにおくわが亡骸は 前田夕暮
雪の上に春の木の花散り匂ふすがしさにあらむわが死顔は
木の花白く咲いてひそかにしにゆける父の風景もまたきよきもの
                          前田 透

7 :
与謝野晶子
 白樺の木を研ぎ遠き信濃路の野尻の湖を秋風の研ぐ
笹島直子
 木枯しの明日は来む予感に炎え立ちてゆふべ明かるし銀杏黄葉
 
小野昌繁
 いくばくかのこころゆとりに過ぎし人を思う夜のふけ木枯すさぶ

8 :
杉の枝にひかる雨つゆくれなゐに光る雨つゆ見つつわがゐる 斎藤茂吉
#茂吉は、何故に二度もひかるを詠んだのか。
きっと鏡を見ながら自分の頭の薄さを悲観してたのかなあ〜。なんてね。

9 :
樹は立ったまま 眠っている

10 :
木で鼻をくくる(こくる)。。。

11 :
花もてる夏樹の上をああ「時」がじいんじいんと過ぎてゆくなり  香川進

12 :
行き暮れて木の下かげを宿とせば花やこよひのあるじならまし  平忠度

13 :
古今集・秋下・文屋康秀(ふんやのやすひで)
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐というらむ
#秋は台風のシーズン嵐はくさきを荒らすので嵐と書くか。なるへそ。

14 :
やりました
あんたにホの字
キックオフ
#後日談
 曰わく
 「 」

15 :
木をおりたお猿は赤い尻かいた

16 :
樹々たちのさざめく調べは銀河へと

17 :
樹のように穏やかに愛を詠いたい

18 :
「マグリアの木」より
これはこれ惑う木立の中ならずしのびをならう春の道場 宮沢賢治
#いまあなたの居る世界。それはそれでいい。あなたの世界なのだから
他に世界が有るとおもうな。今の景色がおまえのおまえの世界なのだよ
19 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

20 :
樹は想う自分が芽生えた瞬間と行き過ぎる人の幸せのことを

21 :
木の根のごときわが頑迷をつらぬきて然かも至らむ境をねがへる
                          岡山 巌
#ひとをよく見て、自然をも良く見て、人とうたが互いに一致した時に
創造されたうたが生まれる。うたはこころの事実だけを表現することで
すね。嘘はいけません。今の置かれているそのままの生活をうたうこと
です。

22 :
かなしみは明るさゆゑにきたりけり一本の樹の翳らひにけり 前登志夫

23 :
きのなまえついたる人に想いよせきに患う桂月

24 :
くちずけする母をばみたり枇杷の樹皮むきつつわれは誰をにくまむ
                          寺山修司
#昔はびわのきは庭に植えるなと申しました。何故かと言うと
びわは葉も実も皮も万病の薬と言われたからです。今の時代では
金さえあれば大病院でも高い薬でも買える世の中になりました。
しかし、一昔前までは薬も買えず病院にもゆけず死んで逝く人が
多かったのです。だから枇杷の樹のある家には病人が集まりまし
た。病気の移るのを嫌う人は枇杷の樹を切りました。悲しい時代
でした。寺山修司のうたには説明はいらないでしょう。そのままです。

25 :
樹のように愛と楽しい歓びの幸せ全ての人に与えてください

26 :
age

27 :
>26様
拙作をわざわざageて頂いてありがとうございます。
一気に思いつきで詠んだので、字余りの駄作です。
「これからもあなたに愛と歓びを送りつづけていさせてください」
それでは、また。

28 :
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29 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

30 :
偉大也
アフォ樹ひとしは
偉いひと
#まんせー

31 :
夜の木は流れる星に憧れて煌めく宇宙の無限の彼方を想う

32 :
落葉の樹林のなかに置きかへて骨なめてゐるおともきこゆる 生方たつゑ
風より早く時ゆきにけり夕方の樹々の緑のただよふあたり  前川 緑
秋ふけてなお盛なるこの山の萩の長き枝われにまつはる   初井しづ枝
#全て女流歌人。生方たつゑは幻想的美。前川緑は統合された不思議な美。
初井しづ枝の歌は即現実的な美と三人三様の美への追求の歌である。
昔を懐古する訳ではない。万葉の昔から女流歌人の歌は才を放って居た。
男達の歌に押されてはいけない。女は女の美を詠うべきであろう。

33 :
もの想う樹の憂いに知らず顔しても水やるサボテンの土
#何がいいのか、わからないなぁ

34 :
#おっと、びっくり名歌だったんだ、スレ違いですみませんでした。
恥ずかしいです。

35 :
みゆきつむ まつのはやしを つたいきて 
         まどにさやけき やまがらのこえ  会津 八一

36 :
須賀川の牡丹の木のめでたきを炉にくべよちふ雪ふる夜半に
      (ぼく) 
黒き檜の沈静にして現しけき、花をさまりて後にこそ観め  北原白秋
#時の過ぎるのは早いもので、もう秋。肌寒い季節となりました。
私が少年の頃は1年とは、とても長いように思いましたが、最近は
過去を思い出すたびに何故か時の速さを感じずにはいられません。
あの幼い頃、よく口ずさんだ白秋の歌、♪からたちの花がさいたよ。
白い白い花が咲いたよ。♪。。このまま子供の頃の心でいたい。。。。。

37 :
樫の木に触れて別れし日を遠くることさへ知らず過ぎにき 大西民子
(幻想を歌いながら現実をみすえる独特な歌風。)
秋空に葉を散らす木と花咲く木なぜ生きるかはたれも知らない 小関 茂
(人間のわれの内部の何ひとつ知らずして言う死や愛のこと)
茂りより冬木となりて久しかりき今日みれば白き花咲き盛る 柴生田 稔
(敗北感や不安からは何も産みだされない。今にして心はたぎつ....悟り)

38 :
#楽しい歌。一首(短歌現代より)
木ようは木の精たちと語らむと森に着たりぬオカリナを手に 道浦母都子
月曜は
月と語りぬ
夜更けまで
火曜日は
火と語らぬか
灯をともし
水曜は
水と語らん
鯉に餌…(次たれか続けてくれんかなあ〜

39 :
今は亡きひと
薔薇の木に薔薇の花咲くあなかしこ何の不思議もないけれどなも 北原白秋
今生けるひと
先つ世は楠なりし弥勒像とほき記憶に鳥が棲みゐむ 田宮朋子
#昭和17年11月2日白秋、他界。。命日でありまつ。まにあ記

40 :
>>31
うまし。。。 
千年の杉より遠き昔より空に光れリ星々の神 まにあ

41 :
心安けく明るき夕べこの辛夷の並木は君がうゑし並木なり 小暮 政次
#この人のうたはいつみてもあたたかい。

42 :
一本の樹を世界としそのなかへみとと腕組みゆかんか 夜は  寺山修司

43 :
#そうなのでつ。修司も政次も樹が好きなんだ。。。

44 :
樹よ、懐ろふかく来る鳥に充てり暁となるまえの霞 荻本清子
#此処の板は、まるで森のよう。時折さえずる鳥の声。
暫らくして又、静寂な沈黙の時が訪れる。けれども一日
一度は必ず現れる日の光そして輝く夕べ本当に森のよう......

45 :
枯れかけた樹に描かれた一葉が希望の命を少女に与えた
O.ヘンリーからのインスピレーションでありんす。

46 :
↑#ナツカシイナア~~
年ば又年輪の輪も増えてひとまわりちと大きくなろうか

47 :
木の間よりもりくる月のかげ見れば心づくしの秋は来にけり よみ人しらず
#1さんへ。折れだけが、書き込んだとて、どもならん
なんとかしてちょ。

48 :
#まにあたnの樹のうたは、気持が静かになって癒されます。
 一人でも良いから、詠んでください。紹介してください。
 色々知ってらして、頭が下がる思いです。

49 :
#スレ違い。うらたnありがとう....うるうる
 よき人を心にもてばたぬしさのおのずからなるひもありにけり
 (生田 蝶介)

50 :
まなうらに北の樹の立つ雪の飛ぶ形見となりし銃みがきつつ 小中英之
#死を隣り合わせにして世界観人生観を詠う十界の歌人とでも云うべきか。

51 :
(^^)

52 :
(^^)

53 :
きにもせず きにもかけずに きがつかず
 きもそぞろにと きかくだおれか.......云々

54 :
木曜日
沐浴の鳥を
目撃し
金曜日
金的射止め
欣喜雀躍
土曜日は
土間でわらじを
解いた客
日曜日
今日も寒空
日本晴れ
#まにあさまへ オマージュとして

55 :
>>38#カラノツナギ。アリガトウ。3カゲツメニシテ、タッセイセリ。アカネサン。サンキュウウ。
吾が恋は河辺に生ひて
根を浸す柳の樹なり
枝延びて緑なすまで
生命をぞ君に汲ふなり(島崎藤村)

56 :
橘の本に一夜の旅寝して入佐の山の月を見るかな 白河法皇

57 :
わたくし・あなた・うめ・もも・さくら・声たてて云えば、
   胸あたたまる日本の言葉。(信夫澄子)
#春近き春の香(かおり)の歌などを自由律にてご紹介して。

58 :
かぜむかう欅(けやき)太樹(ふとき)の日てり葉の
  青きうづだち しまし見て居り (斎藤茂吉)
#芥川龍之介がこよなく愛した茂吉の歌。茂吉の口癖「生きのあらわれ」
 それが樹。木。生。気。そのものなのかもしれぬ。・・・

59 :
走りつつすべての樹木に触れてゆく西島洋介山の生真面目 大口玲子

60 :
(^^)

61 :
かりかりと噛ましむる堅き木の実なきや
  冬の少女(おとめ)は白歯(しらは)をもてり (葛原妙子)
#想像世界を描く作風。

62 :
ひと枝の野の梅をらば足りぬべしこれかりそめのかりそめの別れ(与謝野晶子)
ひと枝の野の梅だけで充分よこれはかりそめ、かりそめの別れ(俵万智)
#上の歌は文語調。下は口語調。此れからは美しい口語を期待。

63 :
街路樹で
この樹何の樹
教えてよ

64 :
高槻のこずゑにありて頬白(ほほじろ)のさへづる春となりにけるかも(島木赤彦)
#如何に生くべきか(How to live)を探求し続けた人。

65 :
きりきりと鳴きのぼりゆく蝉のごと紅葉の色は木を染め上げぬ 栗木京子
産むほどの力はなくて天空より水雪降りぬ木々ぬらしつつ   栗木京子
流木を焚く火見つめて語りたる約束なべてかなはざりけり   栗木京子
あしたまで燃えつづけゐむ枝えらび火を熾すべし恋に落つべし 栗木京子
#感動の四首載せてみました。
66 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

67 :
妻子らとみたる桜も思ひいづる花散る下にひもじかりけり 高田浪吉
#桜の節にて一首。茂吉、憲吉、忠吉、浪吉。アララギの五吉と言いました。

68 :
(^^)

69 :
#>67 長吉抜け。爽やかな二首、ご紹介。
木蓮はひかりのごとき花了へて樹々の若葉に今はまぎれつ (吉川禎祐)
朱き木(こ)の実たべし少女が風のごと去(ゆ)けりグラスに種子をのこして
                           (中田恵美子)

70 :
さくらんぼ六月の幸せがぷちっと弾けてキッチンに満ち    あかね
 >>69 朱き木の実 は さくらんぼでしょうか? 桑?クコ?グミ?梅干?
     女性の作者は少女の母?姉?友人? 謎めいて気になります。

71 :
#>70sanおそらくチェリーだと思います。茶房喫茶の店側の立場で  
    詠んでいるのでしょう。少女はお客さん。甘い飲み物か、
    アイスクリームなどをほうばり立ち去った後の光景を
    詠ったものでしょう。歌は読む人の感覚で感じるもので
    良いと思うのですが。どうでしょう、あかねさん。…

72 :
>>71 働く女の人でしたか。一層さわやかです。幼い娘がチェリーを
   食べて外遊びに出たあと食卓を片付ける母がふと微笑んだように
    思われて。不思議に気持ちは伝わりますね。まにあさま
     有難うございます。

73 :
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

74 :
雛(ひひな)の日過ぎてくもりの深き日々庭木に鳥のこゑのふえゆく(木俣修)
#丁度今頃の節を詠っているのでしょうか。外で鳥が鳴いてます。

75 :
花もてる夏樹の上をああ「時」がじいんじいんと過ぎてゆくなり (香川 進)
#「時」の流れは、黙って居ても過ぎてゆく。何かせねばと思いつつも
 唯、時の流れに身を任せているだけ。♪トキノナガレニ、ミヲマカセエ〜♪

76 :
かなしみは明るさゆゑにきたりけり一本の樹の翳(かげ)らひにけり(前 登志夫)
かりかりと噛ましむる堅き木の実なきや冬の少女(おとめ)は白歯をもてり
                              (葛原 妙子)
#戦後歌壇第三世代の作家二人ご紹介。

77 :

>75 花もてる(まにあさん選) = 11(詠み人知らずさん選)
>76 かなしみは(まにあさん選)= 22(詠み人知らずさん選)
>76 かりかりと(まにあさん選)= 61(まにあさん選)
いい歌は何度も紹介されるってことですね。
まにあさんのにはコメントがついていて、特に >24 枇杷のお話は
すごいと思いました。

78 :
#文学者の方とココのベテランさんにまぎれて、私も一首。
引き出しに アロマオイルやハーブティー
 ローズウッドは すがすがしくて     ましゅまろ
#アロマテラピーブームは去ってしまったようですが、私は以前に
集めたオイルやハーブティーを机の引き出しに入れてあります。
ローズウッドのオイルは大変高価でしたが、良質のもので、数年
経った今でもいい香りがします。一番好きな香りです。

79 :
#スイマセン。マエレス。ヨクミテナイ。ミタイ。スマソ。ハズカシ

80 :
ハ〜ブティ好きなお人は爽やかで
#最近の人の歌は読んでませんので、あったら書きこして下さい。ドンドン。

81 :
ふるさとの寺の畔(ほとり)のひばの木のいただきに来て鳴きし閑古鳥
茨島の松の並木の街道をわれと行きし少女才をたのみき
大木の幹に耳あて小半日堅き皮をばむしりてありき    (石川 啄木)
#啄木の、「の」の使い方に注目。彼の歌の特徴が現れてゐる。

82 :
椎の葉にもりにし昔おもほえて
  かしはのもちひ見ればなつかし
かしは葉の若葉の色をなつかしみ
  ここだくひけり腹ふくるるに    正岡子規
#子規の五月の歌。旧暦にて「旅にしあれば椎の葉に盛る」
 昔は食べ物を木の葉に盛付けて食べたとか。柏の葉は、
 その名残りだそうで…

83 :
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

84 :
枯木みな芽ぐまむとする光かな柔らかにして息をすらしも 古泉千樫
夕靄(もや)は蒼く木立をつつみたり思へば今日はやすかりしかな 尾上柴舟
#尾上柴舟は明治9年生まれ古泉千樫は明治19年生まれ。尾上は落合直文
 古泉は伊藤左千夫に、それぞれ師事した。共に柔らかな調べの歌、二首。

85 :
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

86 :
桃の木は葉をけむらせて雨のなか共に見し日は花溢れゐき 大西民子
桑の実を含める不意のくちづけを発(あば)きて何かもの言ふとせり 宮師双美
#二首ともに相手を目の前に浮かべて詠みし歌。

87 :
こよいまた釈尊伝を読みて寝む沙羅の林を夢に見るべし 吉井 勇
瀧風そっと入り来たりものをいふその門口のうつ木おもほゆ 吉井 勇
#命短し恋せよ乙女・…祇園恋しやかにかくに…

88 :
金色の小さき鳥の形して銀杏散るなり夕日のおかに  (与謝野晶子)
 子供の教科書に載っていました。ロマンティックです。

89 :
マニアックの座布団一枚

90 :
水馬(あめんぼ)赤いなあいうえお 浮藻(うきも)に小エビも泳いでる (北原白秋)
柿の木栗の木かきくけこ キツツキこつこつ枯れけやき
大角豆(ささげ)に酢をかけさしすせそ その魚(うお)浅瀬で刺しました
立ちましょ喇叭(らっぱ)でたちつてと トテトテタッタと飛び立った
蛞蝓(なめくじ)のろのろなにぬねの 納戸にぬめってなにねばる
鳩ポッポほろほろはひふへほ 日向のお部屋にゃ笛を吹く
まいまいネジまきまみむめも 梅の実落ちても見もしまい
焼栗ゆで栗やいゆえよ 山田に灯(ひ)のつくよいの家
雷鳥(らいちょう)は寒かろらりるれろ 蓮花(れんげ)が咲いたら瑠璃(るり)の鳥
わいわいわっしょいわゐ(い)うゑ(え)を 植木屋井戸がえお祭りだ


91 :
#あゆぽんさんに座布団10枚。続けて白秋二首
色にして老木の柳うちしたる我が柳河の水の豊けさ 北原白秋
黒き桧の沈静にして現しけき、花をさまりて後にこそ観め 白秋

92 :
秋山の木(こ)の下隠(がく)り行く水の我こそ益さめ思ほすよりは
                    (藤原鎌足 55歳頃の作)
#秋山の木陰ひそかに流れゆく水のごとくに想いは深く

93 :

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

94 :

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

95 :
東(ひむがし)の市(いち)の植木の木(こ)垂るまで
  逢はず久しみ うべ恋ひにけり (くらつくりのすぐりますひと)
#東京の柳の枝の垂れるまで逢わず久しく想い無理なく…シカシメンドウナ、ナマエダ。

96 :
なんじゃもんじゃの大木の満開見てきしと頬そめて白の輝きをいふ(高嶋健一)
#なんじゃもんじゃとは訳のわからん木をゆうそうな。
 明治神宮外苑にあるヒトツバタゴの別名とか。
 此方にも変な地名がありますよ。じゃがらもがら…

97 :
たんたんたぬきの は
風にゆられれ ぶうらぶら
それをみていた 子狸が
「父ちゃん いいもの 持ってるね」
「おまえもあるから みてごらん」
 #樹下よろしーよーで

98 :
逸りきてけやき大樹にこもる風 
非命の魂の万の鈴音      山田あき
#この歌をみると「ざわわ、ざわわ」のさとうきび畑を思い出す。

99 :
樹木麒麟
お手頃の彼
潮凪

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