2012年09月アニソン等196: アルバム全曲レビュースレ in アニソン板 (286) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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アルバム全曲レビュースレ in アニソン板


1 :2008/06/06 〜 最終レス :2012/10/24
商業誌/サイトにありがちなオブラートにくるまれているようなレビューではなく、率直なアルバムレビュースレ。
CDを購入する際の参考になればと思います。
■関連
 アルバム全曲レビュースレ 18th(邦楽板)
 http://music8.2ch.net/test/read.cgi/musicj/1209871679/l50
 邦楽板アルバムレビュー保管サイト
 http://www10.plala.or.jp/puusan/review/al_dom/al_domtop.htm

2 :
アニソン関係のアルバムレビュースレがあったら面白いと思ったので立てました
声優のアルバム等も対象で、よろしくお願いします。

3 :
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4 :
GWAVEとかはどうなるん?
アニソンの定義をしてくれ

5 :
GWAVEとかゲーム系、アニソン歌手のアルバムとかのレビューもあるとありがたいかも

6 :
邦楽板のレビュースレだと
アニソンとか声優、ゲーソン、サントラのレビューはあんまり反応が無いんだよな
そういう分野をこのスレではカバーできればいいのかも
川田まみ「SAVIA」
林原めぐみ「VINTAGE A」「VINTAGE S」のレビュー読みたいです リクエストしてみた

7 :
ある程度まともなレビューを書ける人材も、
他人のレビューを読んで楽しめる層も、
この板にはかなり少ない気がする。
だから、書き込み増えないんじゃないかな〜と思いつつも、
個人的には残ってほしいので、即死回避保守

8 :
邦楽板でアニソンの反応が良くないことがこのスレを立てた理由だとすると、
こっちでは邦楽板よりアニソンマンセー気味にレビューした方がいいのかな。
例えばこんな2つのレビュー
メルト/初音ミク ★★
典型的なアイドルポップ。曲自体の出来は大塚愛あたりと大差ないが、アレンジも考慮に入れると下回る。
Aメロからドラムの手数が多いが、他パートはリアクションなし。2周目Aメロで変化を見せるための前フリかと思ったが、
2周目も同じでドラムのみ空転。サビでのピアノの被せ方から察するにピアノで作曲しているのだろう。ドラムについて勘違い気味で、
ベースのことはサッパリという感じ(ピアノと被りすぎている)。生ピアノで見せ場を作りたかったところだが、多分これなら大塚の方が上手い。
ボーカロイドという、人間の声に似た音を出す楽器自体は面白いが、歌手とみなすには弱く、すきま風が女性のうめき声に聞こえる時のような
うすら怖さを感じた。歌ものではなく、インストと認識すればそれなりに聴けるかも。
メルト/初音ミク ★★★★
清涼感のあるピアノポップに元気なドラムが絡む、ベン・フォールズ・ファイブのアイドルポップ版といった印象の曲。
初音に声量が無く、サビでドラムがオープンハットになって、ピアノが曲のメインフレーズを弾きだすと力負けする。
しかし音像に埋もれて溶ける様子は曲名通り「メルト」。さらに実体が無いという初音独特の境遇がいっそう消えてなくなりそうな切なさを連想させ、
普通の歌手が歌う切ない恋の歌とは一線を画した仕上がりになった曲。
上はテンプレ通り「率直」、下はポジティヴ解釈。やっぱり上はアウト?

9 :
個人的には上もアリ
アルバムとかだと数曲は印象に残らない曲があったとしてもおかしくないし
マンセーレビューだったら尼でも行けば読めるわけで
信者が暴動起こさなきゃいいけど

10 :
最初のレビューがミクじゃあ後つづかないわ

11 :
>>8
上もありだと思うけど、最初のうちはおとなしく行ったほうがいいような気もする。

12 :
糞歌を避けられればそれでいいや

13 :
ほしゅ

14 :
ミクのレビューのようにアレンジや技術の視点から見るなら上しかない、下だと皮肉っぽくて逆にアンチ。
人気のあるアルバムを一つ、あっちの感じで投下してもらいたい。
その反応で今後の方向がわかる気がする。

15 :
人気のあるアルバムじゃなくてすまん。
我ながら珍妙なセレクト。需要あんのかコレ。

I / 菊池志穂
1.ビタミン不足 ★★★
イントロのギターアルペジオが耳に残るリードトラック。
ブレイクビーツ気味のリズムと温かみのあるピアノが菊池志穂の優しい歌を支える。メロディラインは悪くない。ダルい声優アルバムと言う今作の方向性を簡潔に示す一曲。
一回目のサビから生ドラムが出てきてツインドラムになるのが面白い。

2.ハルジオン ★★
ギターのみから始まり、エレピ、エレキ、マリンバと音が少しづつ加わっていく。
そんな中、ボーカルはあくまでも穏やかに歌うのがジャケのクールな彼女とシンクロする。
途中の本人直々のハーモニカソロは小学生レベル。この曲ですごいテクを見せ付けられても困るが。

3.アイタイ ★★★★
メロディの良さは今作でも1,2位を争うスローテンポバラード。だが、悲壮感は感じられず希望的な静けさ。
「こんなに誰かのことを好きになれたコトうれしかった」とストレートに歌うサビが良い。
ギターソロはなかなか渋いブルースロック風のソロを聴かせてくれる。

16 :

4.手紙 ★★★☆
フォーク調のアコギが軽快に響き続ける今作では唯一明るい曲。それでもアンニュイ雰囲気が漂う。
冷めてるさだまさしみたいな彼女の歌い方は良い意味で声優らしくない。逆に歌詞は若干スイーツ(笑)っぽい。
手拍子と共に軽くジャムって終わるアウトロは西部の酒場でサングラスのデブが酒を飲みながらギターを弾いてるのが思い浮かぶ。

5.eye ★★
本人作曲。
マリンバの下降旋律とコンガが眠気を誘う。
次のフィナーレに備えるインタルード的な曲。

6.[ri:plei] ★★★★
タイトルは記号を使ってるのでちゃんと表記できなかった。
ここまではアコギ中心でゆったりとしていたが、締めはエレキが前に出てアップテンポに攻めて来る。
古臭いギターの音質のグループサウンドだが、歌が穏やかな女性Vo.なので新鮮。
シンガロングできそうなキャッチーなサビは一度聴いたら口ずさんでしまう。
しかし、こういったアップテンポ曲になると、今までダルそうな空気でごまかしてきた彼女の歌唱力が気にならなくもない。
それでも、ラストを飾るに相応しい曲だろう。

総評 ★★★☆
声優CDにしては珍しくアコギを中心としたアコースティックな1枚。
声優×アコースティックは儚い/切ないといったのが多い中、アンニュイ/クールな空気を作り出しており、ほかの声優CDとはまた違った趣がある。
普段の役柄からは考えられないクールな菊池志穂の歌声は特別上手いというわけでもないが、媚びた感じがまったくせず、アルバムの曲とよく合ってると言えよう。
ファンと盛り上がるのでなく、ファンを突き放したような楽曲/歌は一般のアニソン好きにどう聴こえるのかわからないが、個性的ななかなかの佳作ではないだろうか。

17 :
>>16
乙。

今まであっちのスレでも水樹や新谷、最近ではユーフォニアスがちゃんとアーティストとしてレビューされてるし、やっぱり統合でいい気がする。

18 :
新谷なんかは普通に良いリアクションされてるもんな
本家スレはメジャー作品でもオーバーにリアクションされないイメージだ。(だから荒れない
>>6の反応が無いというのがいつのことを指すのかわからないながらこっちにやってみたが
投下したあと俺もあっちと統合で問題無いと気付いた

19 :
>>16
レビュー乙です。なかなか面白そうなアルバム。
個人的にはこっちのスレもしばらく続けてみて欲しい。
サントラやキャラソン集のレビューは邦楽板だとちょっと浮くから。
アニソンにはアニメの内容に合っているかどうか、という評価軸もあるし、
こっちの板ならそういう観点の評価もしやすいと思う。

20 :
hoshu

21 :
だれかレビュー投下しようぜ〜

22 :
言い出しっぺの法則

23 :
age

24 :
えっと、今更なアーティストでもOK? TWO-MIXとか。

25 :
全然OK

26 :
エロゲ曲だけど投下

Pencil Vocal Collection 03
1. Refrain ★★★★
美しいメロディーとストリングスの音が調和した感じの癒し/幻想系の良ポップ。
作曲者の上松らしいバイオリンの響きが心地良い。
バイオリンは生? 途中から入ってくるアコギも雰囲気を高めてGood。
2. Moral ★★★☆
クラブ音楽っぽいノリのポップス。エレキも含めて完全に打ち込みっぽく聴こえる。
ドラムが完全にクラブ系の音なのでダンス系をアニソンっぽくベタにした感じの曲。
メロは個人的に結構好き。アウトロは好きな終わり方。
3. 恋は☆Magic ★★☆
萌え歌。
エロゲ声優二人のボーカルで作曲は榊原ゆい。
とにかく榊原の歌謡ポップメロディーとゆったりな雰囲気の萌えオケな曲。
アウトロはいい感じ。
4. 乙女な☆Witches ★★☆
甘々な典型的萌え電波ソング。ボーカルは声優4人。
合いの手使いまくりだがメロディーセンスは良いと思う。
オケはとにかくベタに徹した感じ。

27 :
5. パピリン、愛の調べ(sweet love mix)★★★
サクラ大戦みたいな曲。というか萌えボーカルでやった昔の特撮OPみたいな感じ?
歌詞は電波。なぜかバッキングが良く出来てるので★3つ。
6. 贖罪のラプソディー ★★★★
桃井はるこボーカル。
パイプオルガンで始まる物凄いベタな曲。でもオケはかなり作りこんでる模様。
桃井の歌にすごいビブラートがかかっていてさらにベタさが増してる。
個人的にオケが好き。インスト欲しい。
7. 原罪のレクイエム ★★★★
KOTOKO&C.G mixのI'veファンの間では有名な曲。
KOTOKOの練られた世界観の歌詞が良。間奏のドラム抜きシンセの部分がI'veらしい。
8. Sigh…
哀愁系テクノポップ。ただしどっちかといえば90年代アニソンという感じ。
サビのメロディーにからまるコード進行が好み。20代以上のアニオタには懐かしい感じのするかもしれない良ポップ。


28 :
9. 追憶のノクターン
ピアノの和音が綺麗な良バラード。この曲もなんだか90年代J-POPっぽい。
自分の中では何だかノスタルジーな曲。
10. melty snow ★★★★
I've川田まみの感動系バラード。
泣き、ではなく”朝起きて朝日を浴びてる系”(?)な爽やかさ溢れる良曲。
雪の中で聴いたら感動できるタイプの曲、…かもしれない。
11. アナタだけのAngel☆ ★★★
I've詩月カオリの電波。
もの凄くベタなシンセのコードとアルペジオが主張しまくるものの、曲の骨格は切ない系バラードでも通用しそうな良ポップ。聴き込むとだんだん良くなる系。
12. 此ノ花ノ咲ク頃 ★★★★
情緒的な感動系マイナー・ミドルテンポの半歌謡ポップ。歌詞が印象的。
作曲は榊原ゆい。歌謡曲的なベタな曲だが良作。

29 :
13.ちる はな さくら ★★★☆
小さく纏まった演奏の少し暗めのバラード、と思いきや途中からドラクエの王宮のテーマっぽいシンセコードが入ってきて壮大さを湛えた感じの叙情的バラードに。
この仕掛けはゲームの雰囲気に合わせてるのかわからないけど好き。
同じ歌手なのに前曲と声が全然違うw
が、エロゲポップアルバムの締めくくりには良い感じの良曲。
総評 ★★★★
アルバム通して聴くと全体でよく雰囲気を考えてる配曲。
電波系はなんとも言えないがバラード、アップテンポ系はかなり良くできてるアルバム。
2000年代的な音はあまりしないが良盤といえる。

30 :
ごめん抜けてた、追憶のノスタルジーは★★★☆でした

31 :
×ノスタルジー
○ノクターン
orz

32 :
また抜けが…
Sigh…は★3つ

33 :
色々ボロボロだけどこんな感じでいいのかな

34 :
>>26
過疎打開レビュー乙!

俺も現在レビュー準備中・・・

35 :
待たせたな。

BMP132 / TWO-MIX

01. JUST COMMUNICATION ★★★★★
TWO-MIXのデビュー曲であり、代表曲でもある。作曲は大御所・馬飼野康二が担当。
流石に馬飼野が手がけただけあって、メロディラインがいい具合にポップスとして
消化されており、アレンジも上手く計算されている。
02. GOOD DANCE!! ★★☆
おそらく、TWO-MIXとしては視聴者が二番目に聴くであろう高山みなみ作曲楽曲。
曲はチープなtrfといえばわかりやすいだろう。ダンスミュージックにしては
ビートと低音部が弱め、かつポップス寄りなのがタマに傷。
中盤はプチカオス。マシンガンが鳴り響き、犬とヌコが鳴き喚くなどSEでお遊び。
もっと遊びまくってもいいかもしれないが、それはリスナーが許さないだろう。
03. THOUSAND NIGHTS ★★★
ファストテンポで進行するアラビアンテクノポップ。高山声がエロいよ高山。
この頃はシンガーとしての経験が足りなかったのか、セクシーに歌うのが精一杯。
きっと、大きいライブ会場ならベリーダンス隊が登場するだろう。
なお、この曲ではあまりスネアを使わなかったが、これは正解だろう。

36 :
04. FRIEND ★☆
正統派ポップス。平坦なメロディーのせいで退屈しやすい残念な曲。
歌詞はまぁ...悪くないんでないの?
05. SILENT CRUISING ★★☆
人によってはTMNだのaccessと思いたくなるようなアレンジのファストナンバー。
2nd以降の情熱的な恋愛ソングをこの時点で片鱗を見せている。
なお、間奏のパーカッションは永野によるもので、楽曲のを賑やかにはしてないが
疾走間を加えているわけではない。一体何のために入れたのだろうか...。
06. CALLIN' YOU ★★★☆
アンニュイなラブソング。後にリアレンジバージョンがドラマのイメージソングに
使われることにある。それほど、一般ドラマに向いた楽曲といえる。
「約束だけが 増えてゆく / 愛は  ズルイ…」という表現は上手いと思う。
高山の声質も楽曲に上手くフィットしている良曲。
最後の「I LOVE YOU」は反則w
07. DIVIN' TO PARADISE ★★★★
現在のTWO-MIXからは想像しにくいフレンチポップ調のダンスナンバー。
この頃からラップを起用しており、後に幾度と鳴く披露されることとなる。
ウィスパーヴォイスを主軸にした歌唱とラップがエロいです(;´Д`)ハァハァ
後に中部テレメッセージのCM曲として中部地方のお茶の間に流れることに。
どんなCMなのか、誰か教えてください。

37 :
08. I LOVE YOU ★★
どう聴いてもヴォーカルがNOKKOです。本当にありg(ry
本当にその類にしか聞こえないから困ったもんだ。
(よく聞くと、単に高音メインのメロディーに慣れてなかっただけだったが)
それ以外は普通のポップス。なぜかアコーディオンの音色が使われている。
高音に慣れた高山みなみが歌うバージョンが拝めるのは3年後のお話。
09. SECOND IMPRESSION ★★☆
デビュー曲のカップリングで、おそらく一番最初に聴くこととなる
高山みなみが作曲したTWO-MIXとしての楽曲。
スローテンポで展開される萌えソング。珍しくロリっぽい声で歌っている。
が、ラップでは大人の女性に戻っている。ラップもロリ声なら神なのに。
あまりにまったりしているので、下手したら眠くなる曲でもある。
10. YOU CAN DO IT ★☆
少しだけシリアスにしたモー娘。とか篠原ともえ(初期)みたいな曲。
明らかにラストトラックに持っていく曲では無いため、
ここでアルバムの世界観が一気に崩壊してしまった。
3曲目だったら、まだ評価されたんだがねぇ...。

総評 ★★
TWO-MIXによる初のアルバムで、まだ覆面ユニットだった頃の一枚。
当時はまだ方向性が定まっておらず、事務所やレコード会社の意向なのか
今から見たら随分とポップなアルバムになっているのが特徴。
2ndアルバムまでは馬飼野が提供することがあったため、その影響かもしれない。
このアルバムの一番の欠点は曲順。申し訳ないが、「JUST COMMUNICATION」を
1曲目に持ってきたり、ネタっぽい曲をラストに持って行ったりと
世界観を崩壊させるような曲順にしたているのが口惜しい。
TWO-MIXの中ではポップスに分類できる曲ではあるがお世辞にもクオリティが高いとは
言いにくいため、勧めるなら別のアルバムを聞かせてからの方がいいだろう。
貴重な高山みなみの萌え声を聴きたい人はチェックすべきだろう。

38 :
>>26

またマニアックなモノをw
モモーイ曲なんてあったんだな
>>35

高山がロリ声で歌ってるの聴いたことないな
聴いてみたい
やっとスレが湧いてきたな
俺も需要低そうな一枚で書くか

39 :
>>35

しかし、馬飼野が関わってたとは全然知らなかったわ。

40 :
またTWO-MIXですまんw

BPM143 / TWO-MIX
01. RHYTHM EMOTION ★★★★☆
ガンダムWの新OPになる曲だが、放送されたのはたった1クールというかわいそうな曲。
当時の流行、前シングルのヒット、ガンダムW主題歌という要素が重なり、
見事にオリコン8位を記録し、ガンダムシリーズ主題歌売上げトップを維持し続けている。
楽曲自体はタイアップ先にマッチしたスペイシーな打ち込みサウンド。
優しいメロディがアレンジすら飲み込んでいるという珍しい内容。
この曲がTWO-MIXファンの間では根強い人気を誇るのは言うまでもなく、
現在までのTWO-MIXといったら真っ先に上がりそうなほど強烈な印象を残している。
02. ETERNAL MOTION ★★
当時、流行していたtrfのようなダンスサウンドを基調としたデジタルポップス。
サウンド自体はシンプルで、現在、TWO-MIXのパブリックイメージである派手さがない。
派手なのはメロディーラインぐらい。ひたすらシリアスに歌う高山の声だけで
保っているような曲なので、次第に飽きてくるのが欠点。
03. I'LL BE THERE ★☆
馬飼野康二作曲。前曲の世界観を引き継いだtrf調レイヴ。
シングルで見せたシンフォニック要素をここでも"ほんのちょっと"見せている。
流石に高山とは違いコンパクトにまとまっている。力強い高山のヴォーカルが
より、曲の持つ切なさを表現しているが、煮えきれないアレンジが原点。

41 :
04. INNOCENT DANCE ★★☆
製作当時、TWO-MIXでダンスミュージックを作ったらどうなるかというコンセプトで
作成されたというユーロビート。おそらく、アルバム最速のBPM値を記録。
やりすぎってくらいにオーケストラヒットを使いまくり、それっぽい声ネタを使い、
若干キツめのビートを使用しているので、ダンスサウンドとは言えなくはないが、
どっちかといえばなんとか豆腐店って車が峠を攻めてるイメージ。ブレイクがあれば
より、クッキリとしたイメージが伝わったのではないだろうか。
05. COME ON!! ★★☆
『お前、カモンベイベーって言いたいだけちゃうんか』と言いたくなる歌詞。
てか、コッチの方がモロレイヴ臭い。音の使い方とかがモロだもんなぁ。
より激しいのがお望みの方はクラブ系CDコーナーへ行きなさい。
長く聴いていると、ひらがなでしかしゃべれなくなりそうなきょくでもある。
06. ENDLESS LOVE ★★★☆
2ndシングルカップリング。後のTWO-MIXの主軸の一つであるシンフォニック調
デジタルポップの走りと言える曲。構成はシンフォ→レイヴ→シンフォというのが
大まかなこの曲の流れで、当時としてはよくがんばった方ではないだろうか。
実際に聴いてみるとカップリングにするにはもったいない出来で、なんでここで
タイアップをつけてくれなかったのかが不思議でならなかった。
07. BECAUSE I LOVE YOU ★★★
永野椎菜によるツンデレ(?)な歌詞に明るくもちょっと陰のある楽曲が乗っかる。
今のTWO-MIXから見ても珍しい曲調で、永野曰くライブのステージングを想像した曲。
どっちかといえばDA PUMPやSPEEDが歌いそうな曲調ではある。
曲中に聞こえる永野の声に女子がトキメキ、野郎はビックリ。ここだけ高山に
歌わせなかったのはちょっとだけリアルな感じがする。

42 :
08. DEAR MY REGRET ★★★
アルバムでは唯一、全編日本語で書かれているバラード。
正直、歌詞は重い。離婚直後に聴きたくない楽曲でもある。
静かに、淡々と展開されるのがより、失恋時の空気に似ているので怖い。
余談だが、高山はこの曲が感情輸入しすぎるという理由であまり歌いたがらないらしい。
09. T・R・Y ★★★★
後に副題とイントロ・アウトロを追加してシングルカットされる曲。
どういう経緯かは不明だが、急遽シングルカットが決まったらしい。この曲で永野が泣いた。
TWO-MIXファンの中でも人気の高い応援ソングで、サッカーファンにもおなじみ。
アルバムでは前述の要素は無いが、代わりに感想がちょっとだけ感動的になっている。
本作唯一の詞先で作られた曲のため、メッセージ性が強い。ちなみにこれも馬飼野康二作曲。
10. WHITE SAILING ★★☆
イントロからしてゴッツイおっさんの声が聞こえてきそうなくらい爽やかダンスポップ。
優しいヴォーカルと無邪気なヴォーカルが同居し、穏やかなシンセが空気を支配するので
アップテンポながら穏やか印象を抱かせている。後半の転調がより、明るい印象を
持たせている。まさに、正統派のポップスといえるだろう。で、ラストのコーラスだが...
どう考えても、数パターンもの声パターンを重ねただけにしか思えん...。
まぁ、ラストとしては悪くない。

43 :
総評 ★★☆
シングルがヒットして調子が出てきたTWO-MIXの2ndアルバム。この頃か世間に抱かれている
TWO-MIXのパブリックイメージに大分近づいてきている。
反面、歌詞は大分中二病っぽくなり、"!"や当て字の乱用が増えてきた。
オーケストラヒットを多用しているので、耳に厳しいアルバムではあるが、
デジタルポップスとしては悪くないで気ではあるので、気が向いたら聴くといいかな。
欠点は低音部の弱さ。より太い音を使えば、音に締りが出るんだが...。
しかし、TWO-MIXは低音部よりも高音部を好む音へとシフトしていくのだった。

44 :
名前付けたままだったorz
さて、洋楽スレ用のレビューを準備してくるか。

45 :
>>40
乙です
さて、すっかり時間が掛かってしまったが

Brilliant Moment / 橋本みゆき
1. TIME ★★★
PC『明日の君と逢うために』OP  作詞:みやび 作曲:橋本みゆき 編曲:鈴木マサキ
爽やかさの中にも明るくなりきれない切なさを秘めた雰囲気のアップテンポ曲。
KOTOKOの「being」に曲調やギターのバッキングの一部が似ているので、
もしかしたらゲーム製作者側から「この曲みたいな感じで」という依頼があったのかもしれない。
2. 跪くまで5秒だけ! ★★★
TV『君が主で執事が俺で』OP  作詞:畑亜貴 作曲:渡辺拓也 編曲:鈴木マサキ
アップテンポの明るいポップチューン………彼女がこれまでに何曲も歌ってきた路線であり、
このアルバムにも他にいろいろ入っているが、そんな中にあっては、
この曲はいたって平凡な印象を受けた。
4つ打ちにギターに派手なシンセの味付け……歌メロも、悪くはないけどちょっと凡庸かも。
女主の気持ちをストレートに綴った(?)歌詞がこっ恥ずかしくて個人的にはちょっと苦手だ。
3. プリンセスラバー! ★★★★
PC『プリンセスラバー!』OP  作詞:橋本みゆき 作編曲:chokix
明るいアップテンポその2。
テンポが速い上に、そのスリリングな展開が更に体感速度を上げさせる曲。
勢い良くAメロに突入しつつ、Bメロでやや失速し袋小路に踏み入りかけたところを、
転調で突破口を開いてサビで勢いを取り戻す、その様はなかなか痛快である。
細部にまで凝ったアレンジで、最後まで飽きさせずに聴かせてくれる。

46 :
4. to the sky ★★★★
PC『MagusTale 〜世界樹と恋する魔法使い〜』OP  作詞:橋本みゆき 作編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその3。
何の変哲もない8ビートのロック調の曲だが、
メロディのクセの無さが無理なくこちらの気分を高揚させてくれる。
本人作の乙女チックな詞と併せて、ギャルゲ主題歌の王道を見せつけるような曲。
5. 秘密レシピ ★★★☆
PC『さくらシュトラッセ』OP  作詞:橋本みゆき 作編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその4。
アップテンポとは言っても、他よりは遅めで音使いもややソフトな分、
かなり落ち着いた印象である。
前曲にも増して、乙女チック甘々ベタベタな歌詞が炸裂w
そして、前曲同様にいい意味でギャルゲ主題歌らしい、爽やかで耳馴染みの良い楽曲だ。
6. 愛のカケラ ★★★★
TV『School Days』第2話ED  作詞:橋本みゆき 作曲:福本公四郎 編曲:近藤昭雄
R&B調のソフトなバラードで、今作中唯一とも言える"変化球"的楽曲。
R&Bといってもあまりブラックな方には向かわず、
甘く囁くような歌声に合った甘美な音になっている。
こういう雰囲気も、ある意味アニソンらしいというか、アニソンの醍醐味の一つだよなあと思う。
7. せつなさのグラデイション ★★★★
PC『あかね色に染まる坂』OP  作詞:畑亜貴 作曲:冨田暁子 編曲:藤田淳平
明るいアップテンポその5。
作家の面子はあの「冒険でしょでしょ?」と全く同じ。サウンドの方向性には近いものがあるし、
導入部や終わり方などは意図的かと思わせるほど似ている。
予算の関係か、生の管弦はトランペットだけっぽいが、そのペットがサブメロディを中心に大活躍。
間奏ではジャジーなギターソロを巧く絡ませたりと、
Elements Garden随一のお洒落系サウンドの使い手・藤田氏の手腕が遺憾なく発揮されている。
メロディはあまりキャッチーなほうではないが、いわゆるスルメ的な魅力あり。
ここでのみゆき嬢は少しロリっぽい歌い方をしているが、もっと普通の声で聴きたかった気もする。

47 :
8. True fairy tale from happy princess ★★★☆
PC『はっぴぃプリンセス』OP  作詞:橋本みゆき 作曲:田村信二 編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその6。
少し安っぽい感じのピコピコ打ち込みサウンドがベースになっているが、
そこにブラスやギターをつぎ込んでボリューム感をアップ。
夏に向きそうな爽快なポップチューンへと仕上がっている。
9. FairlyLife ★★★☆
PC『FairlyLife』テーマソング  作詞:川波無人 作編曲:松浦貴雄
明るいアップテンポその7。
高速かつハードなロックンロールサウンドだが、起伏が大きくてなかなかドラマティック。
高音域で歌われるサビは、シンフォニックな音の味付けと相まって高揚感がある。
地声での最高音があまり高くないみゆき嬢だが、ここで多用されているファルセットは結構イケる。
ライブでどれだけ再現できるのかは知らないけど。
10. あかねの坂 ★★☆
PS2『あかね色に染まる坂 ぱられる』OP  作詞:ヤマグチノボル 作曲:橋本みゆき 編曲:鈴木マサキ
明るいアップテンポその8。
PC版OP曲だけでなく、当時は発売前だったPS2版のOPであるこの曲も収録。
PC版の「せつなさのグラデイション」よりテンポは速く、音はバンドサウンド寄りで、
より直球的な明るさを持った曲である。
しかし…編曲がつまんないなー。鈴木マサキ氏が、自身の持つポップ・ロック編曲法を元に、
ただただセオリー通りに作りました、ギター弾きました、てな感じ。
いわゆる手抜きか、それともこれで手一杯なのか…。
歌メロのほうでは、サビの頭の部分が「跪くまで5秒だけ!」と被る。
同じアルバムに入っているだけに、これもちょっといただけない。
単体で聴けばそれなりに楽しめそうな曲だが、
同タイプの曲の多いこのアルバムにおいてはちょっと蛇足気味に思えた。
さて、今秋始まるアニメ版でもみゆき嬢がOPを歌うことが決定しているが、
さて今度はどんな曲が来るのやら…。

48 :
11. natural tone ★★☆
TV『SHUFFLE! MEMORIES』ED  作詞:西又葵 作曲:アッチョリケ 編曲:鈴木マサキ
ピアノをフィーチャーした切なげなバラード。
アップテンポの続いた後というこの配置が実に美味しく、なんともいい雰囲気に浸ることができる。
ただ、アッチョリケという人のメロディセンスが元来自分とはあまり合わないというのもあって、
星は少なめ。
12. Star☆drops ★★★
PC『ほしフル 〜星藤学園天文同好会〜』OP  作詞曲:橋本みゆき 編曲:安瀬聖
切なさを打ち出した情熱的な恋の唄。
4つ打ちキックとディストーションの効いたギターを中心とした音作りで、
シンセやエレピをどこか上品に絡ませる、猥雑さのない洗練されたサウンドが良い。
歌メロはややパンチ不足な気がするが、聴き込むと意外と悪くない。
13. 微熱S.O.S!! ★★★★
TV『アイドルマスター XENOGLOSSIA』OP  作詞:畑亜貴 作曲:黒須克彦 編曲:大久保薫
畑のブッとんだ歌詞に、黒須による歌謡曲チックなマイナーメロ、
大久保の流麗なシンセストリングスやオケヒットの決めが印象的な打ち込みサウンド、
更には業界トップクラスのスピードと構築力を誇る飯塚昌明の惜しげもないギターソロ。
ランティスの楽曲でお馴染みの精鋭たちがそれぞれの個性をぶつけ合っているだけあって、
とにかく濃い。インパクトや存在感は、アルバム中でもやはり抜きん出ている。
14. Brilliant Moment ★★★
アルバムオリジナル  作詞曲:橋本みゆき 編曲:鈴木マサキ
ハードなギターを入れたトランス調の曲で、
このアルバムでは貴重な、いわゆる"カッコイイ系"である。
特筆する点は見当たらないが、なかなかの完成度。

49 :
15. two of us ★★★★
PC『はっぴぃプリンセス』ED  作詞曲:橋本みゆき 編曲:田辺トシノ
ラストに相応しいしんみりとした、ちょっと泣きの入ったバラード。
ピアノやアコギ等のソフトな音使いで始まり、
リズム楽器→歪みギターと増やしていって徐々に盛り上げ、
最後のサビ頭のブレイクを経て再び音で盛り上げる。
ややベタではあるが、それも良しと思わせるほど聴いていて安心感の得られる出来だ。

総評 ★★★☆
エロゲ出身歌手・橋本みゆきの3rd。
1stの全11曲、2nd全13曲と来て、今作は更に出し惜しみを控えた、
エロゲ曲の割合が多めの全15曲を収録。
そのせいか、半数以上が恋愛系ライトエロ作品に相応しいような明るいアップテンポ曲だったりと、
トータルバランス的にはイマイチ。しかし、今作に関しては曲数が多いというメリットのほうが強く、
佳曲がぎっしりと詰まっているおかげで、個人的には過去2作より満足度が高い。
本人による作詞・作曲が増えたのも今作の特徴で、決して技術的ではないが、
使用作品に合わせたかのようないい意味で恥ずかしい詞を臆面もなく書いてのけるその作詞センスは、
一種の才能と呼べるのかも。作曲に関しては、破綻もなく安定はしているものの、
その他の専門の面々に比べると多少劣っている感は否めない。
編曲は、約半数をギタリストでもある鈴木マサキが手掛けているが、
この人の編曲は幅が狭い上に深みも特にない。ただただ無難で平坦で、
こちらの予想を大きく外すような展開もアイデアもない。
ホント、ギターだけ弾いてりゃいいのに…。

わざわざクレジットまで書いてるのは、こういう情報が書き手にとっても読み手にとっても
レビューの良き補助になると思ったからであります。

50 :
>>45
乙かれ
なんか書こう

51 :
I've - diRTY GiFT
1. Overture ★★★☆
アンビエントテクノからノイズ系まで広くテクノで活動しているfishtone中坪淳彦作曲の導入部。
シンセブラスのアルペジオとピアノのフレーズに被さった太い男性コーラスと、それに続くストリング、シンバル等のシンフォニー系の楽器のアンサンブルが
オーケストラのような雰囲気を奏でる。分かり易く言えば癒し系の曲。
導入部とはいえ単体で聴けないこともない。もっと長くすれば一曲でも十分いける曲。
2. dirty boots ★★★
Sonic Youthのカバー。
原曲と比較すると電子音の要素が非常に強くなったテクノ・リミックス。元はバリバリのロックだがこちらのカバーもそれほど違和感はない。(個人的には)
KOTOKOの英詞の発音を除けば、引き締まっている感は十分にある曲。
3. SWAY ★★★★
詩月カオリには珍しいダークなアンビエント系ポップバラード。メロディーは歌謡系。
KOTOKOの幻想的な詞と曲間のコーラスが良く雰囲気を出している。2番サビの入りのドラムロールは時代を感じさせるw
こういう系で攻めれば詩月カオリももっと幅広く人気が上がる気がするのだが…。
4. World My Eyes ★★★★☆
中坪の得意なアンビエントテクノをオケに、島みやえい子の独特の低音を響かせた声のアンビエント・テクノポップ。MELLが作詞とコーラスを担当している。
MELLの書いた非常に幻想的な詞で、深い森の中にいるような感覚にさせてくれる曲。
飛び跳ねるようなリズムが気持ちいい。


52 :
5. 砂漠の雪 ★★★★★
昔からのI'veファンの中ではMELLの代表曲であり、C.G mixの最高傑作と言われることもある名曲。
低域を響かせるノイジーなベースと高域をMELLの歌声とシンセのアルペジオが押さえ、中域を微妙にずらして配置した音が効果的。
MELLの熱い歌詞と切なげな演奏が非常に魅力的な名曲。
6. Disintegration ::Symphony Second movement:: ★★★
前曲をハイライトとして、ここからクールダウンさせる流れ。
I'veのGirls Compilation Vol. 3 Disintegrationの表題曲をオーケストレーションアレンジしたもの。
原曲がバリバリのテクノなのでそっち方面で期待しているとがっかりするかも知れない。
打ち込みなので低音の迫力に欠けるのが玉に瑕。井内舞子はオーケストレーションが書けるのか、と思った曲。
そういえばI'veが担当したエロゲのサントラにたまに壮大な曲があるのは井内の仕業かw
7. Last movement ★★★★
最後は中坪のアンビエントテクノ。
幻想的なコーラスと鋸波形のシンセアルペジオの音色が非常に気持ちのいい幻想的なラスト曲。

総評 ★★★★
ミニアルバムなのでここまでで40分ちょっとだが、飽きさせないアルバム構成。
途中でテクノ以外の曲が混じるので人によってはダレる可能性があるが、名盤と言える出来。
コミケ限定盤なので再販がないのが悔やまれる、名曲ぞろいのI'veアルバム。

53 :
ごめん総評は☆一個足して下さい

54 :
サントラ系もアリなのかな?

55 :
>>54
蟻だと思いますよ〜
個人的にはマクロスFの娘フロを
どなたかにレビューして頂きたいですな

56 :
ちょっと番外編っぽいが...

the ジブリ set / DAISHI DANCE
01. 天空の城ラピュタ:君をのせて feat.麻衣 ★★★
ちゃっかりと、久石の娘である麻衣がヴォーカルとして参加。
柔らかなヴォーカルがハウスビートに乗って、優しく展開していく。
何で英訳しちゃったんだろう。日本語の方が日本人にはしっくり来るんだが...。
元々、DAISHI DANCEはDJとして活動していたからしょうがないとはいえ、
クラシック好きにはこのピアノは耐えられないだろうな。
02. 千と千尋の神隠し:あの夏へ ★★★★☆
赤いフィルターがかかるDVDを発売してしまったことで話題となったあの映画より。
DAISHI DANCE名物のピアノが爽やかな夏を演出。
夏のドライブにはちょうどいい感じのメロディラインとビート。
実はハウスビートと相性がいいんだな、久石メロディー。
個人的にはオススメトラック。ドライバーにはオススメです。
03. となりのトトロ:風のとおり道 ★★☆
トトロも名曲が多いのだが、その中でも知名度が高いインストはこれだろう。
オリジナルに近いベル音でメインフレーズを奏でているが、ビートが強い。
踊らすなら、メインフレーズの音を変えた方が良いだろう。
この音ならアンビエント風にした方が映えると思うぞ。
途中からピアノとSEになるのはこれはこれでいいかな。
で、ピアノがメインフレーズとなってハウスビートに戻り、
あのベルになるのだが、最初からピアノにして欲しかった。

57 :
04. おもひでぽろぽろ:The Rose feat. Lori Fine(COLDFEET) ★★★☆
COLDFEETのLori Fineが参加した郷愁サウンド。
こちらでは生ベースで奏でられた、ノリのいいハウス。
ヴァイオリンは...これ、打ち込みだろ。amazonのレビュアーは騙されたようです。
まぁ、生特有の温かみは無いけど、空気を演出するならこれでいいだろう。
Loriのヴォーカルも悪くは無いんだけど、ちょっと若い。
深みのある声が出せたら文句無いんだけどねぇ。もっと年配の女性を
ヴォーカルに据えたらよかったんだが...予算の都合で無理ですか、そうですか。
ちなみにこの曲はアマンダ・マクブルームのカヴァーで、歌詞からしてオリジナルを
基に作ったんでしょう。高畑勲涙目。
05. 魔女の宅急便:海の見える街 ★★★
ユーミンだと大量に金を取られると思ったのかwこちらのインストを使用。
おなじみのピアノで奏でられる旋律はすごくいいのだが、オリジナルが持つ
ヘタ...イタリアンテイストがちょっと薄れたなとも思える。
ミラノを連想させるような音をふんだんに使って欲しかったな。
まぁ、乙女ハウスとしては十分に機能しているんですがね。
06. ハウルの動く城:人生のメリーゴーランド ★★★★
ハウルのキャスティング以上に、生娘に若い声を出せないRを起用したことが
大問題だと個人的には思ってる(アレは酷い...)、ハウルの動く城より。
はっきり言って、メインよりも脇の方が上手いぞ、マジで。
オリジナルも3拍子なので、当然この曲も3拍子のハウス。
ん? これってテンポを上げたら某むっちりしていくアニメの曲っぽくね?
それはともかく。これはディスコ風に言えばチークタイム用。

58 :
07. 風の谷のナウシカ:ナウシカ・レクイエム ★★☆
当時、多くの子供にトラウマを刷り込んだ曲が登場しましたよ、と。
流石にお子様ヴォーカルは登場しないのがありがたい。が、木琴も不気味やって。
そして、短っ! 流石に長くプレイすると、精神崩壊すると判断したんだろう。
大丈夫。当時5歳の麻衣みたいな声が乗らなきゃw
なので、安心して聴ける一曲となっています。
08. 風の谷のナウシカ:風の伝説 ★★★
で、その後にこれですかw まぁ、これも王道的な乙女ハウス構成。
若干強めのスネアがちょっと気に食わない。アレは使わなくてもいいんじゃね?
ただ、打ち込みとはいえヴァイオリンが強くないか?
アレだと、ちゃんと音を調整しない限り、音が割れそうな気がするんだが...。
09. もののけ姫:もののけ姫 ★★
今回はインストヴァージョンを採用。歌唱ヴァージョンは知っての通り、
ウリ専をぶん殴った某カウンターテナーだが、アレは金がかかると判断した模様。
まぁ、元のメロディが良いからインストでも十分に通用するんだが。
しかし...この打ち込みは失敗。これはクラシックファンに叩かれる(^^;
一拍目を強くするのってすごくヘタに聞こえるんだよね...。DDさん、それ、知ってる?
10. 千と千尋の神隠し:いつも何度でも feat.Chieko Kinbara ★★★★
これも歌い手を起用してないが、メインフレーズをヴァイオリニストの
金原千恵子が担当。もちろん、生ヴァイオリンなので演奏は大丈夫。
しかし、なんでこの曲を選んだんだ...。すごく乗りにくい、この曲を。
おかげですごく...眠いです。いい曲なのに、生ヴァイオリン特有の
リラクゼーション音波で脳が「おやすみなさい」と言いたげなんですが...。

59 :
11. 耳をすませば:Take Me Home Country Roads feat. arvin homa aya ★★★☆
オリジナルはJohn Denverによるポピュラー曲。音の空気からして、
Olivia Newton-Johnヴァージョンを参考にしたのかもしれない。
ヴォーカルはDAISHI DANCEの音源では常連であるarvin homa ayaが担当。
ジブリ版だと、カントリー要素が素朴なヴォーカルとマッチしていていいんだけど、
これだと変に都会ぶっていて嫌味に聞こえる。土臭いアレンジにしてほしい。
12. となりのトトロ:となりのトトロ ★★★★★
締めは誰もが認めるアニメ、となりのトトロメインテーマ。
まぁ、こういうwktkなメロディーだとこういう曲はに合うから文句はない。
こういう路線の曲をメインにし他方がいいんだけどなぁ。
ベースの音圧から、アフターパーティ向けかな。

60 :
総評 ★★
全編スタジオジブリ音楽のカヴァーという反則技を用いた一枚。
クラシックファンからすれば打ち込みによるピアノとヴァイオリンにムカついて、
即行で停止ボタンを押したくなると思う。自分も打ち込みが上手いと思ってない。
生っぽい打ち込み(サンプリング?)を行ってるから、余計にね。
ただ、久石を中心としたジブリ音楽のメロディーラインを活かそうと努力しているのは
手に取るようにわかる。空気演出も必死に考えてるだろうし。
ただ、DJ特有の感覚でやったがゆえにああなったのは、仕方ないとはいえ、
クラシックファンが多そうな久石ファンには不満タラタラの仕上がりになっている。
フロアでは十分なクオリティなのだが、ホームリスニングには向かない。
もし、聴くのであればDJにリクエストしてからにした方がいいだろう。
あと、純粋な久石好きのクラシックファンは絶対に聞くな。ディスク割る恐れがあるから。

61 :
久しぶりにきたら色々きてる
>>52

やっぱI've の最高傑作はdiRTY GiFTだな
これぐらいの曲数がダレなくていいのかもしれん
砂漠の雪は何度聴いてもしびれる
>>60

ジブリリミックスならキラキラジブリも面白かったな

62 :

これだけ質の高いレビュー、この板での需要はあるのか?
やっぱ本スレでいいと思う、後でまとめサイトでも読みたいし。最悪マルチでもいい。

63 :
ていうか今本スレ覗いたら、1番新しい投稿妖精帝國だもんなw

64 :
本スレだと、アニソン知らない人にもある程度理解できるようにと、
そんな心遣いが必要になってくるから面倒だわ。
そういうのを無視して書いたとしても、場違い感が出てしまいそうで怖い。
それがこっちのスレなら、
いちいち説明しなくても解ってもらえるようなことも多いという利点がある。
アニソン好き以外にも聴いてもらいたいような作品の場合は向こう、
そうでない場合はこっちという具合に、住み分けていいと思うんだがなあ。

65 :
こっち向けっぽいレビューを投下〜
平田 祥一郎全面プロデュースのキャラソンCD。
あいたくて… Love songs 〜a pieece of my heart〜 / KONAMI
1.Funny Funny Face / 二宮千菜&二宮麻子(川澄綾子&浅木舞) ★★★
二宮姉妹によるゲームOP曲。
甘いフレンチハウスポップス。
PVがあったらファギーな映像で、ぬいぐるみが大量にある部屋で姉妹が歌ってそうな甘ったる〜い空気。サビが覚えやすくて良い。
歌唱力は元気っ子の方が実は巧いということも無く、姉の勝ちか。
2.BLOOM / 二宮千菜(川澄綾子) ★★★
これまた甘ったるいフレンチポップ。
キャラのイメージにしてポジティブな曲調。バックコーラスのレベルたけー。
細かく入ってくるスネアが良いリズムを作ってる。
3.Kiss Me ☆ Darlin' / 藍原ひびき(半場友恵) ★★★☆
オケヒットを使ったり、ピョコピョコしたリズムだったりとアイドルポップ路線を狙ってるが、作曲者のフレンチ/ハウス趣味は消えておらず、お洒落な要素が残っている。媚はあまり感じられない。
ノリが良く、恥ずかしい歌詞のサビも覚えやすくて良い。
歌が巧いというキャラ設定だが実際の歌唱力は並。
4.漂流花 / 入江里沙(浅野まゆみ) ★★★☆
クールな先輩によるクールな曲。
ビヨビヨ鳴ってるベースに、控えめのカッティングギター、R&B系のバックコーラスと大人の雰囲気。
ラストのサビ入りにエフェクトが掛かってるのにヤラれる。

66 :
5.MIRROR / 神城 絢(鈴木好未) ★★
格闘技に強い男前なキャラが歌うゆったりなバラードありがちといえばありがちな組み合わせ。
優しい歌声によるメロウなメロディは悪くないが少々インパクト不足か。
6.BAKKAじゃない? / 三好直人(谷山紀章) ★★★★★
ギャルゲーソング集なのに男キャラ。しかも一番良い。
歌うはユニットGRANRODEOで有名な谷山紀章。第一声の時点で段違いの歌唱力をこれでもかと見せ付けてくれる。今作の超レベルコーラス隊とタメを張ってる。この人だけレベルが違います。
曲はいかにもチャラ男が歌いそうなアップテンポのハウス/R&B。バッキングピアノがカッコよすぎる。
正直こいつになら掘られても良いと思った。
7.恋(ハートマーク)しよう / 二宮麻子(浅木舞) ★★★
アップテンポのフレンチポップス。コテコテのストリングスやらチャイムが良い味出してる。
乙女一直線なサビに萌え。
バックコーラスの「fuu fuu」が癖になる。
このCDのメインはバックコーラスの皆さんです。
8.天使がヤカマシイ (遠藤加奈子:佐藤美佳子 & 星野映美:菊地祥子 & 楠木ともみ:竹ノ内美奈子) ★★★★☆
騒がしい三人娘のユニット曲。歌詞はモロにイマドキの女子高生。歌は三人とも上手い。
Aメロからサビまで三人の掛け合いが素晴らしい。KONAMIのユニット曲の中でもかなりレベルが高い。
9.グレープフルーツ (篠崎百合華:飯島京子) ★★★★★
とびっきり爽やかイントロの時点で逝く。ボーカルが入って再度テンションがあがる。
サビは名メロディ。バックコーラスの「my first kiss〜♪」が好き。
真面目な百合華先輩が笑顔でコレを歌ってると思うと胸が熱くなってくる。グへへ。
10.あいたくて・・・ (二宮千菜:川澄綾子 & 二宮麻子:浅木舞) ★★★★☆
ゲームED曲。スローテンポのポップス。
極上メロのサビに思わず涙してしまう名曲。
ピアノがフェードアウトしていくアウトロがまた感動的。

67 :
総評 : ★★★★☆
同社のUDXシリーズでShoichiro Hirata、D.J. Spugnaなどの名義で活躍している平田 祥一郎が全曲作曲している。
日本人離れしたお洒落なハウス、2step系へのアプローチはここでも健在。普段そっち系のジャンルを聴いている人でも受け入れられるだろう。
トラックを迎え撃つ声優勢も高レベルが揃ってる。難点はお洒落すぎてアニソン好きに受け入れられるか微妙というぐらいだろう。
悲しくもゲームは売れなかったが、キャラソンCDは作曲、歌い手とも文句無しの活躍をしている良盤である。
いまではプレミアがついてしまっている今作だがそれも納得の出来と言えるだろう。
ちょっと良いように書きすぎたかも。

68 :
hoshu

69 :
>>65-67
乙。その平田さんも今ではアイドルとのお仕事を中心にがんばってるよな。
この頃からきーやんは上手かったんだ...某奈々さん並に自重してねぇw

70 :
平野綾のRIOT GIRLお願いします

71 :
>>70
つ ttp://www10.plala.or.jp/puusan/review/al_dom/a_hirano.htm

72 :
Instinct / GRANRODEO
01. Black out ★★★
リードトラックである正統派ハードロック。一般的なハードロックのイメージと合致するサウンドだが、
トラック自体は緩急が出ており、音もよく作られている。
KISHOWの声も若干ヴィジュアル系(B'z稲葉の方が近いかも)寄りだが、勢いがある。
なのにポップな印象も抱くのはメロディラインのせいだろう。
02. デタラメな残像 ★★★☆
8thシングル。ちょっとAメロの進行がマニアック。が、サビは強烈。
ただ、ラップは蛇足っぽいかな。ギターソロは邪魔にならない程度なのだが、
このタイプだともう少し暴れても大丈夫なような気がする。
これは他の楽器隊にも言えることだけど。
03. Darlin' ★★★★☆
ポップス寄りの次回シングルリリース予定曲(2008年12月発売)。
若干、パンクに誓いノリで突き進むファストトラックで、メロもキャッチー。
KISHOWの性質を考えると、このタイプの曲が一番性質を活かしているように思える。
ラストでは女性リスナーが喜びそうな音を入れている。

73 :
04. CANNON★BALL ★★
タイトルがポップなミドルチューン。二番ではちょっとしたボヤキが導入。
が、これはこのタイミングで入れる必要があるのか? 間奏ならともかく。
それ以外は悪くはない。が、ちょっと優等生過ぎるところがあるんだよなぁ。
耳の肥えたリスナーには面白みがないかもしれない。
05. 甘い痛みは幻想の果てに ★★★★
iTuneで先行配信されたデジタルシングル。楽曲自体は正統派ハードロック。
正統派トラックというのは実力が無ければ聴き映えがしないのだが、
KISHOWは若干ヴォーカルがヴィジュアル系寄りとはいえ、安定しているし、
ギタリストは六三四Musashiで十分に実力を証明しているので当然、良いトラックとなる。
ラップもタイミングも長さもバッチリ。若干歌詞が古臭いのが気になるが、
まぁ、それは許容範囲だろう。
06. アウトサイダー ★★★☆
ミクスチャーっぽいアレンジを施したファストチューン。最初こそ、それっぽい展開だが、
サビになると、急激にクサくなる素敵トラック。もちろん、KISHOWも負けじと
サビ以外ではダーティな歌い方を多用している。若手では随分と起用な歌い手である。
わざと、音をダーティに仕立てているのが楽曲タイトルに寄り添ってるように思う。

74 :
07. Instinct ★?
インスト...と見せかけて、GRANRODEOが喉や楽器を暖めている現場を録音したようなトラック。
08. 愛すべきSTUPID ★★★
で、エンジンをふかした結果がこれだよ! ハードになったツイストと言えばいいのだろうか。
そんな印象を抱いてしまった。歌い方のせいかもしれないけど。
曲はスローチューンだが、展開はかなりハード。バカ女を愛してしまった男の歌...かな。
しかし、前曲の流れからファストチューンになると思ったらスローチューンとは...。
ファストチューン好きのハードロッカーには肩透かしかもしれない。
ただ、ラストのギターソロは必見。官能的にピロピロ弾き倒しています。
09. ここにあるぬくもり ★★★★★
非ハードロッカーにとってはようやくバラード。ハードロッカーには休憩地点。
そして、ここぞとばかりに生ストリングスとピアノを導入。く、クサい!クサすぎる!!
メロディー単体も歌詞もクサいが、アレンジが余計にクサさを引き立たせている。
欠点はクサすぎて、普通の人には受け入れにくいことだろうな。
10. HEAVEN ★★★★
5thシングル。イントロがピンクスパイダーっぽいw
と思ったらSIAM SHADEっぽくなったよ! つまり、ジャパメタ総ざらい。
そりゃ、アニソンってことを考えなきゃハードロッカーに受けるわ。
曲はすごく身も蓋もなく言うとSIAM SHADE+hide(Zilchでも可)といったところ。

75 :
11. NOT for SALE ★★★★
2ch的にはヘブン状態でおなじみのゲームのOP主題歌だった7thシングル。
にも拘らず歌詞は明らかにゲームに対する批判だろ、それw
若干、音が薄いのが気になるが、モッシュするには十分。
ギターも攻撃的なので、攻めたいときに聴くといい感じかと。
12. delight song ★★★☆
自身発のノンタイアップとなった6thシングル。
タイトルを意識したのか、ポップス寄りのメロディとなっており、
アレンジも全盛期のSIAM SHADEのようなサウンドメイキングになっている。
万人受けしそうな空気だが、実は割りとテクニカルだったり。
13. Beautiful world ★★★★☆
なんとなくだけど、ドラマのEDに使われてそうなスローチューン。
若干ブルージーながらも、ブラスやストリングスを使うことで華やかにしている。
ちなみにドラムはそうる透という贅沢な起用。
途中でストリングスやブラスがハーモニカっぽい演奏をしているのが面白いし、
間奏でブラスがヴィヴァルディの春を吹いているのも遊び心があるし、
正にラストといった展開がすごく聞いていて気持ちいい。
が、個人的にはこの曲が終わるとつい、アンコールといいたくなる。

76 :
総評 ★★★★
声優の谷山紀章a.k.a.KISHOW率いるハードロックバンドによる2ndアルバム。
前回は正統派ハードロックほ主軸に多様な展開を見せていたようだが、
今作では和製ハードロックを主軸にしているため、よく聴くとこれまで、
シーンに登場した日本のHR/HMバンドを連想させる楽曲がいくつか見られる。
正直、こうなると完全に好みの問題で、今作は日本のバンドの方が好きだという
人に向いているアルバムになっている。
SIAM SHADE、LOUDNESS、Lazy、hide、B'z等が好きな人にオススメ。
そして、ハードロック入門の一枚としても数えていいと思う。

77 :
久々にレビュー書いたけど、どっちかといえば本家向けのレビューかも。
で、今はMELLのレビュー書いてるんだけど...アルバム自体が向こう向けだから
コッチに投下するか非常に迷っている。
あと、Asrielもコッチでおk?

78 :
>>77
まぁ…残念だけどどっちもオタ向けでしかないと思うぜ
こっちに貼るのをお勧めする

79 :
>>78
向こうは普通に声優アニソン歌手が投下されてるが…

80 :
>>77
どっちの住人により読んでもらいたいか、という基準で選んでみては?
そのGRANRODEOのレビュー内容なら、向こうでも興味をもってくれる人がいそうな気がするけど。

81 :
こっちのレビューもあっちのレビューも、同じサイトにまとめられるんじゃないの?

82 :
>>78
確かにw
けど、KOTOKOが投下されてる実績もあるのと、
Red fractionがフロアで受けた経緯もあるから
(とはいっても受けたのはG.M.Sのリミックスの方だが)
その転が非常に悩みどころだったり。
>>80
そう言ってもらえると助かる。
まずはこちら向けのレビューとして書いてみるよ。
そして、レビューは実を言うと向こうに投下する目的で書いたんだ。
けど、自重してるうちに次スレに移動orz
>>81
こればっかりはまとめサイトの中の人に聞かないとわからん。
中の人がチェックしていればいいんだけど...。

83 :
MELLSCOPE / MELL
01. SCOPE ★★★
作曲は高瀬一矢が担当。なにやらKOTOKOが喜んで歌いそうなダークミドルチューン。
クリップも「どこのゴシックバンドですか?」と言いたくなるくらい。
歌詞も邪悪な雰囲気を漂わせている。どこかヴィジュアル系っぽくもある。
02. Red fraction ★★★★☆
「BLACK LAGOON」OPでおなじみ、ハードトランスのメジャーデビュー曲。
アニソンかつ英語詞であるにも拘らず、しっかりとオリコン11位をゲット。
楽曲自体はI'veらしいといえばらしいが、高瀬自身がプレイするギターが
さらにハードさを際立たせている。この曲でMELL=ヘヴィ+デジタルの
方式が組み立てられていったように思う。
03. Way beyond there ★★☆
高瀬+中沢コンビによるミドルチューン。これまでの流れに沿ってダークに展開。
これもKOTOKO辺りが喜んで歌いそうな楽曲だなぁ。
美しいピアノの音色とダーティーで硬質なギターという対比の中、
感情的に揺れ動くヴォーカルが印象的に漂う構成となっている。
こうなると、完全なバンドサウンドで作って欲しくなるな。

84 :
04. repeat ★★★
PCゲーム「堕落」OPテーマ。過去楽曲が多いMELLだが、まさかこの曲を
引っ張ってくるとは思いもしなかった(^^;
ゲームがゲームだけに、この曲もダークなスローチューン。
サイケっぽいシンセがなっているけど、メロディラインは若干、トライバル要素が
組み込まれている。だからなんだろうなぁ、最後の曲がああなったのは。
ちなみにこの曲、中沢曲かと思ったら高瀬曲だった(^^;
05. Virgin's high! ★★
井内作曲の3rdシングル。そして、アニメ「スカイガールズ」OPテーマ。
最近のI'veで聴かれるようになったヘヴィーなファストチューン。
しかし、この曲に関して言えば別にMELLでなくてもよかったのではと思う。
最近、この手の曲を歌うようになった川田でも良いのではと思ってしまう。
それでも、英語交じりの歌詞を違和感無く歌えてるMELLの方が映えるのは確か。
06. no vain ★★★☆
2ndシングルの2曲目。この曲と続く3rdシングルでは2曲目のPVが製作された。
ソフト路線のMELLはあまり注目させたくなかったんだろうか。
閑話休題。
楽曲はサイケ色が強いハードトランス。若干、アジアンテイストのメロディが特徴。
このメロディ...こりゃG.M.Sが喜びそうな感じがするなぁ。
(後にG.M.Sがリミックスを手がけていたw)
改めて、この曲はアニソンにしなくて正解だと思う。こんな濃い曲、向かないって。
07. Permit ★★★★
PCゲーム「真説 猟奇の檻」EDテーマ。I'veコンピ「Collective」にも収録されている
メジャーデビュー前のMELLを代表するバラードナンバー。
原作詞はMELL自身が手がけているが、ハリー吉田が英訳を手がけている。
中沢と尾崎のコンビによって作られたこの曲はアコギ主体の王道バラード。
こうして聴くと、しっかりと作られていることがわかり、MELLも丁寧に歌いあげている。
休憩地点でありながらも、彼女の歌唱力を実感できる名曲。

85 :
08. Under Superstition ★★★
井内作曲のミドルチューン。そして、またもダーク路線に戻りますよ。
出だしでビビるが、故障ではない。とりあえず、会社にいたければ上司の前で歌うな。
それくらいに歌詞が過激。曲も実はかなり狂気に満ちたアレンジを施してある。
09. Kicks! ★★★★
3rdシングル2曲目。「Red fraction」「no vain」に続くハードトランス。
BPMはシングルカットされたハードトランスの中では若干早めに設定され、
キーも高め。されに、攻撃的な音をメインに据えている。
昨今のI'veトランスで攻めの一手に出たサウンドはすごく久しぶりだし、
音も実は「Vrigin's High!」より良くないかと思ってしまう。
10. The first finale in me ★★★★
中沢作曲の王道バラード。こういうバラードはI'veだとえい子先生の土壇場って
イメージが強いが、なかなかどうして、MELLも曲に合わせた歌い方をして、
違和感無く、楽曲の世界を表現している。
ダークな楽曲が連発されているので、これでようやく休めるといったところか。
...なんか間違えてる。本来、こういう曲ってラストじゃないの?

86 :
11. 美しく生きたい -10th Years anniversary mix-  ★★★☆
I'veデビュー曲のリメイク。オリジナルはPCゲーム「吐溜 -TRASH-」EDテーマ。
これまでのダークサウンドがウソのようにポップスへとシフトチェンジ。
とはいえ、「Kicks!」からこの曲だったら違和感でまくりだっただろうなw
アレンジはトランス色が強いダンスポップ。楽曲のポップさにあっていると思うが、
流石にキーは下げないで欲しかった。
12. repeat -Deep Forest Remix- ★★★☆
当時、Deep ForestがI've曲のリミックスを手がけるなんて想像し得なかった。
が、まさか実現するとは思っていなかった。ファンは愚か、本人でさえ。
実現した今となっては、とにかく驚愕としか思えない。
肝心のリミックスは...まぁ、予想通りDeep Forest特有の電子音とトライバル音が
融合したミドルチューンとしてリニューアルしている。
流石に大御所だけに音は素晴らしく、よくある投げやりなリミックスではない。
が、これはI'veユーザーに受け入れられるかと聞かれると悩む。
個人的には「I'veらしくないけど、リミックスとしては素晴らしい」かな。

総評 ★★★
MELLのメジャー初のフルレングスアルバム。ジャケット撮影等はフランスで敢行したとか。
楽曲は同じI'veならKOTOKOが喜んで歌いそうなダークサウンド満載で、
アップチューンはハードトランスがメインという、ある意味メジャーI'veの集大成。
しかし、楽曲は良くてもリピートするには重い音が大半を占めるこのアルバムでは
体力が無いとできないし、ポップチューンも後半に固まるというバランスの悪さが
目立ってしまっているのが最大の欠点。曲順をもうちょっとバランスよく配置すれば
名盤として十分に語り継げるレベルに持っていけるのだが、もったいない佳作。

蛇足だが、このアルバム、某店で購入したのだが
置いてあったコーナーがJ-POPでもアニメでもなく
ヴィジュアル系コーナーにおいてあった。何故w

87 :
にしても、レビューが少ないね。
アニソンだとレビューが難しくなるからかな?

88 :
アニソン板でアニソンレビューしてもつまらないんだよ

89 :
>>88
どういうこと?

90 :
基本シングルだし、アルバムってあんまり買わないよね>アニソン系

91 :
確かに、アニソン買う人ってその曲が入っているシングルは買うけど
アルバムを買うのは歌い手のファンじゃない限りは難しいな。
そういった意味ではソニーが最近やってるコンピ商法は上手いな。

92 :
GWAVE

93 :
>>72に触発されて初レビュー投下。彼らとゆかりのある人です。
 dream link / 栗林みな実

1. dream link ★★☆
 キラキラしたシンセから重いストリングスに繋がる表題曲。
 アップテンポで疾走感はあるがサビで盛り上がり切らないという良くも悪くも煮え切らないシリアスなメロディに、生ストリングスが活躍する打ち込みダンスビートという組み合わせは合ってはいるが、装飾し過ぎで聞いていて疲れるのが難。
フランス料理のメインディッシュのようなもので、こってりとして満腹感は十分得られるが、正直1曲目からそんな重すぎるものを出されるのは……。
 とりあえずこれとTr2、Tr14(つか菊田大介編曲)はBGMにはとことん向かない。
2. Love jump ★★☆
 シングル曲でTVA『紅』OP。
 前曲の流れを引き継いだアップテンポなトランスナンバー。
 展開につぐ展開で、聞いていて自然と気分が高揚する歌メロが良い。
 が、Tr1同様とにかく無駄に音数が多い。メロディ的に少なくした方がいい所までガチャガチャ鳴らしています。
 もとはスレンダー美人なのに、ゴテゴテと着飾り過ぎてピザに見える感じ。自分が作曲したものだと遠慮がないのか。
 ちなみにタイアップ作品には全く合ってないです。あれはない……。

94 :
3. Wonderful Worker ★★★☆
 「働くあなたって輝いてる〜♪」というニートフルボッコな曲。もとのメロディはラジオのコーナーで出来たものらしい、アルバム新曲その2。
 アップテンポで弾むようなメロディに軽快な打ち込みサウンド、そして上のような歌詞と正しく応援歌。
 栗林のボーカルはこういう軽快で明朗な曲調が一番生きる気がする。本人のコーラスも爽やかさを出していていい感じ。
 ただ、サビの「素敵」と「綺麗」だけは音程が気になった。あれはわざとなんだろうかw
4. 抱きしめたその後で ★★
 PS2用ゲーム『ガンパレード・オーケストラ 青の章 〜光の海から手紙を送ります〜』の主題歌。
 栗林が作曲した場合、作詞も同じ栗林である曲がほとんどだが、これは珍しく作詞畑亜貴で栗林は作曲のみ。
 とはいえ曲自体は栗林曲でよくあるメロディをギターメインのバンドサウンドで表現したもの。
 歌メロがキャッチーなのは確かだが正直飽きやすい。畑亜貴の歌詞もこれに関しては普通。
 いや、さすがに電波なのを持ってこられても曲調に合わなかったと思うが。
5. But,metamorphosis ★★★
 シングル曲でTVドラマ『キューティーハニー THE LIVE』ED。
 ちょっとavexっぽい、安っぽさと紙一重のデジタルサウンドに、ミドルテンポで暗く重いメロディと印象的なフレーズの多い歌詞が上手くハマっていて意外と聞き飽きない。
 畑亜貴は電波だけじゃない、シリアス路線の作詞も上手いということを再認識させてくれる曲。
 個人的にはこういう路線も良いと思うのだけど、売上は悪かった。

95 :
6. 涙の理由 ★★★★
 TVアニメ『School Days』EDの1つ。
 タイアップらしく、ずっしり重いバラード。
 こういう暗く情念の籠った曲だと栗林のボーカルは泣いているように聞こえて意外にハマる。
 メロディ・サウンド共にあざとく感じるほど重く、切ない。だがそこがいい。
 間奏のギターソロも上手い流れで入ってくる。というか、飯塚昌明は自分(ギター)が上手く目立てるように作編曲している気が。
 歌詞も非常に良く、「愛されなくても愛したくて 愛すれば愛されたくなる」というフレーズが個人的にはドツボ。
 アルバムに収録されているにあたって歌が録り直しされているが、以前のとそこまで差はないと思う。
7. United Force ★★★☆
 シングル曲でTVA『機神大戦ギガンティック・フォーミュラ』OP。
 『Crystal Enargy』と同系統で、あれをコンパクトにまとめた曲、といったところ。
 最初のAメロと大サビ以外のメロは短く、その展開の早さが小気味良く感じる。
 シンフォニック要素を含んだサウンドを含めて、アニソン好きなら大方外さないだろうという手堅い仕事ぶり。
 ちなみにこれ以降栗林作曲でシングルカットされることはなくなる。売上が低迷していたのが原因だろうか、しかしさらに(ry
8. 海から始まる物語 ★★☆
 PCゲーム『Summer Days』のグランドED。
 グランド、と付くような曲にこんなことを言うのは失礼かもしれないが、休憩地点、という言葉が良い意味で似合う穏やかなバラード。
 海辺の波打ち際のようなトラックが静かでいい感じ。そのままゲームのBGMに使えそう。
 ただ、こういう曲には甘くて鼻にかかったような栗林のボーカルは合わないような。
 そう感じたので☆ひとつマイナス。

96 :
9. Rain Rain ★★★
 アルバム新曲その3。
 音数はTr8と同じく少なめだけど、こちらはメロディも楽器の音色も明るいので、栗林の歌声が良く映える。
 ストリングスが普通はブラスでやるようなメロディを弾いてるのが面白い。
 でも本当にブラスでやったんじゃ多分浮いてたので、ストリングスで正解だと思います。
10. Yell! ★★☆
 シングル曲でTVA『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』OP。
 タイトル通り応援歌だけど、サウンドはTr3とは真逆。ちなみにリアレンジ。
 兎にも角にもベースが目立ちまくり。明るい曲だけど低音部の強さはアルバム随一。
 反対に歌メロはキーが高く、サウンドには埋もれてないが、印象に残りにくい。
 個人的にはアリだけど、純粋に栗林のボーカルが聞きたい人にはどうなんだろう……。
11. Eternity ★★★☆
 OVA『君が望む永遠 ?Next Season?』ED。
 Aメロ〜Bメロの大半は静かに歌い、サビで一気に壮大になる王道バラード。Bメロラストからサビへの持って行き方が実にクサい。
 重みのあるストリングスといい全体的なクサさといい、これぞバラード、というくらいのベッタベタさ加減が良い。
 ハープの音やアウトロのあざとさも含め、バラード好きには文句なくオススメ。
 難点は同じ制作陣のTr13と被り気味なところ。
 あとこの曲に関しては間奏はギターソロじゃない方が良かったような。

97 :
12. divergence ★★★☆
 PCゲーム『マブラヴ』(全年齢版)の主題歌。
 疾走型打ち込みパワーポップ。A・Bメロでギリギリまで引き付けてサビで一気に爆発する、言ってしまえばいつもの栗林作曲だが、ストリングスやシンセ、バンドサウンド(打ち込みだけど)といった各楽器が潰し合うことなく互いを補完するように上手く配置されている。
 疾走するメロは暗めだが、サウンドにヌケ感があるので暗過ぎると言うことはない。バランス感覚に優れた曲。
 が、とにかく音質が悪過ぎる。音割れてます。間奏のストリングスが良い感じなだけに(ギターソロはいつものと変化が(ry )凄い勿体ない……。
13. 風と星に抱かれて… ★★★★
 TVアニメ『舞-乙HiME』挿入歌。
 1作品の終わりにふさわしい(元は挿入歌だが)新たな旅立ちを歌った壮大なバラード。
 その前が分岐を歌っているだけに、この流れだとより説得力がある。
 メロディアスな曲調でキーが全体的に低く、低音部もしっかりしているので根幹に力強さが感じられる。
 特にサビは導き手であるストリングスもあって美しく、聴けば歌詞との相乗効果でラストには大きなカタルシスが得られるはず。これで音質が良ければ……。
 ところでこの曲がラストナンバーじゃない理由って何でしょうか。
14. Next Season ★★★☆
 シングル曲でOVA『君が望む永遠 〜Next Season〜』OP。
 そしてこれがラスト。正直曲順を知った時はどうかと思った。実際今もそう思ってる。
 水樹奈々の『HYBRID UNIVERSE』でも同じことを思ったなー……(あっちはラストがETARNAL BLAZE)
 曲はシングルA面らしいアッパートランスチューン。相変わらず音数は多いが、今回はそれが曲の方向性に添っていることもあり、許容範囲内に収まっているかと。
 ことさらにベタかつ劇的ななメロディも歌詞に合っているのでより良く感じる。サビの終わりはクライマックス、というにふさわしいほど。
 しかし、本当に何でこれをラストに持って来たのだろうか。

98 :
総評 ★★★
前回はオリジナルフルアルバムだったので、実にぶりのベストアルバムは、作曲者4人編曲者7人と、過去最多のクリエイターが製作に関わったものに。
編曲者の多さについては、以前までメインアレンジャーだった飯塚昌明を(こう書くと物凄い誤解を招きそうだが)谷山紀章にとられたのが原因か。
栗林自身、シンガーソングライターとして表に出れる機会が少なくなり、アニソン界における『栗林みな実』のアイデンティティは以前より弱くなった気がする。
しかし、そうした音楽性の変化を経て出来たアルバムは、今までのスタイル(栗林作曲×飯塚編曲)が好きだったんだよ! という人以外には皮肉なことに一番薦めやすい盤に。
メロディ・アレンジ面から見ても外れらしい外れはないし、上記の理由から今までで一番多彩な作品になっているので、栗林の声がダメでなく、現代のアニソンが好きならまず外さない佳作。
個人的にバラードの出来は過去作品の中でも随一だと思う。曲自体の良さもさることながら、今まで明らかに足りなかった栗林の声量が大分改善されたのが大きいかもしれない。
難点を挙げるとしたら2つ。
1つは多彩すぎてまとめきれなくなっている、というか菊田大介が編曲した曲(Tr1、Tr2、Tr14)の扱いに困っているのがよく伝わってくるところ。
サウンド面で目立ちたがり編曲の幅がお世辞にも広いとはいえない、という点では飯塚も良い勝負なのだが、菊田だけ浮いてしまうのはより特徴的なアレンジをするからなのか、飯塚と違って自分の楽器を持ってない=特定の場所で目立てないからか。
そしてもう1つ。ランティスは音質とかマスタリングとかもっと頑張りやがれ。

99 :
訂正
×実にぶりのベストアルバム

○実に2年4ヶ月ぶりのベストアルバム
入れるの忘れたまま投稿してしまったorz

100 :
乙。
有名な曲を最後に持ってこないと最後まで聞いてくれないかも。
みたいな意識があるのかもね。

101 :
>>98

菊田は確かに・・・(以下、悪口につき自重)
ラストに激しい曲というのは、俺は結構好きなほうだな。

102 :
保守age

103 :
>>98
乙。まさか、自分のレビューが起爆剤になるとはw
栗林って割とクサいメロ書くよなぁ。
だからこそエレガと相性がいいんだろうなぁ。

104 :
桂冠詩人 SINGLE COLLECTION PLUS / ALI PROJECT
01. わがろうたし悪の華 ★★★☆
文字化け対策の為、ひらがなで。正式なタイトルはオフィシャルサイト等で
確認してくれ。冗談抜きで一発で読めない。
本人達にとっては二度目となるコードギアスED曲。
いつも以上にストリングスをフィーチャーしており、優雅なメロディーが特徴。
そして、歌詞は結構えげつない。これをよくあの時間帯で歌えたなぁ。
あまりに壮大すぎるので、このクサさに耐えられるかがポイントだろう。
蛇足だが、PVは危険。特に後半。ホモとか野郎の裸が嫌いな人は見るなよ。
が、誤ってそういうシーンがHEY×3で流れたときは硬直したよ...。
02. あら皮 ★★★
一曲目のカップリング。こちらも文字化け起こす可能性のある漢字なので
ひらがなとさせてもらった。正式なタイトルは(ry
こちらもストリングスがフィーチャーされているが、音の作りとか、
コンセプトありきな所や、大作になりそうな展開はモロにプログレ。
クラシック好きのプログレファンにはたまらないだろうが、
普通の人には少し重過ぎるんじゃないだろうか。

105 :
03. 勇侠青春謳 ★★☆
PVでの極妻な衣装とメイクで好事家の間で話題となった初のコードギアスED。
歌詞の内容はモロに戦時中の日本を連想させる内容。
楽曲はそれに見合った強めのリズム隊が特徴で、ストリングスはいつも通り。
なんとなくだけど、軍歌っぽくもある。
04. 鎮魂頌 ★★★★ (一部政治思考の持ち主は★×0)
オリジナルは「Dilettante」に収録されているバラード。
A.スカルラッティ「Son tutta duolo」を引用している。
歌詞が靖国の英霊についての内容を含むため、特アで歌うには勇気が要るかも。
三曲目のカップリングとして収録されるに当たって、
大幅に前奏を始めとしたアレンジが変更されている。
ただ、日本人なら一度くらい、歌詞に目を通してみるといいかもしれない。
05. 亡國覚醒カタルシス ★★★★★
軍服と着物、そしてマリリン・マンソンのようなメイクを施し、十数年ぶりにPVが
PVが作られた、『.hack//Roots』EDテーマ。にしては右寄りの内容w
本作収録のシングル曲の中ではロック色が強くなっており、メロディも
発売当時の集大成ともいえる良作。正に、アリプロにとっては自信作だろう。
実際に四つ打ちプログレとしては完成度が高く、
プログレロックとしても十分に通用する音楽だろう。

106 :
06. 水月鏡花 ★★
5曲目のカップリングだったバラード。シングル曲では割と珍しく、
生のオーボエ等が使われている。
穏やかに進行するため、少々退屈かもしれない。
綺麗なのは間違いないのだが、展開が若干、ミニマルなのが難点かも。
07. KING KNIGHT ★★★☆
イントロでプロコフィエフ『ロメオとジュリエット 「モンタギュー家と
キャピレット家」』を引用しているプログレ。
実はアリプロにとってはお家芸とも言える構成で、
メロディもだが、アレンジもアップテンポナンバーの中では
珍しく非四つ打ちを多用しており、ギター音(?)も暴れている。
出来ればここで、ギタリストを起用して欲しかったのだが...成立してるからOK。
08. 白堊病棟 ★★☆
パイプオルガンとフーガっぽいコードから「白アリ(優しいアリプロ)復活!?」
と思いきや、軍事病院を連想させる歌詞と憂いを秘めた、アコギ主軸の
アレンジ、哀愁漂うメロディラインを使用した悲しい曲。
情緒タップリに歌い上げるアリカ様の歌声には説得力がある。
トータルとして、クサいが、アニメサントラの曲としてはもうちょっと
クサくてもいいかなと個人的には思っている。

107 :
09. GOD DIVA ★★★★
モーツァルト作の『夜の女王のアリア「復讐の心は地獄のように胸に燃え」』を
引用した(何故あのスキャットをたやすく出来るんだ、この人は)四つ打ちプログレ。
歌詞はアニメの楽曲というより一部2chにピッタリ、人の不幸に対する
反応を皮肉っているのが面白い。アレンジは例のスキャット以外はいつものアリプロ。
なお、作中でのこの曲はあまり場面にあっていなかったとのウワサ。
10. 汚れなき悪意 ★★★
美しいメロディを用いたバラードなのだが、アレンジが邪悪。
だからこそ「汚れなき悪意」というタイトルなんだろう。
静かに展開する中で、どこか邪悪な低音が静かに息をする不思議な構成。
11. 少女殉血 ★★★
レオンカヴァッロ「道化師たち」を引用した四つ打ちサウンド。
妖しげに蠢くヴァイオリンとTB-303が曲の妖しさを増幅させ、
サビ前の囁きがエロく聞こえるのは気のせいだろうか。
歌詞も耽美派の王道を行く言葉遣いのため、普通の人には気持ち悪い曲だろう。

108 :
12. MOTHER ★★★
不安定な音程で出迎えるバラード。しかし、歌が始まればようやく
綺麗で優しいアリプロがこんにちは。母親になりたい、か弱き少女が
主人公で、内に秘めた母性をアリアのように歌い上げる。
子守唄のような楽曲なので、ご両親も安心! ...多分。
13. 桂冠詩人 ★★★
絢爛豪華にフルオーケストレーションでお送りする新曲。
本人曰く「歌詞は私が想う、詩人の宿命、みたいなことを書きました」と
明言しているように、本人が作詞行為に対する心情を描いている。
前回のベスト同様、レクイエムっぽい編成はやめて欲しかった。
(レーベルも違うんだから、その辺りも活かして欲しかったところ)
14. 鬼帝の剣(orchestral arrange ver.) ★★★★☆
最新シングルのオーケストラアレンジ。一言で言えばラスボス曲バージョンw
オリジナルはアリプロ流インダストリアルプログレッシヴロックだったが、
こちらでは紅白における小林幸子が出てきそうな迫力を持っている。
ただ、歌詞無しでスキャットのみにすれば大河ドラマのメインテーマでもイケそう。
そういった意味ではオリジナルより好きかもしれない。

109 :
総評 ★★★
ALI PROJECTビクターでのベスト盤二枚目。
ビクターでのベスト盤を聴いて改めて実感したのが、アリプロは
元々プログレバンドであり、今回は原点に立ち返りつつ、
現在の長所を上手く原点へ向かわせることに腐心していたことだろう。
前回はポップスを前半に配置させていたので、世界観の統一を
計るのが困難だった半面、大衆性を持たせることができた。
が、今回は完全に本来の姿しか見せていないので、
ポップス好きにはキツイ内容となっている。
プログレバンドとクラシックを好み、なおかつ愛読書は
耽美派作家ですって人は間違い無く名盤として聴けるだろう。
ただ、毎回思うのだが...何故シングル曲を散らさないのだろうか。
その方が薔薇架刑みたく、ダレることが少ないのだが...。

110 :
>>109
今回「コトダマ」入ってるのかと思ってたら入ってないんだ

111 :
>>110
それはランティスからのリリースだからな

112 :
誰か、同人系アルバムのレビューを書くという猛者はおらんのかね?

113 :
タイトル指定してくれたら書いてもいいよ

114 :
>>113
じゃあ、『Coppelia』(Ether)、『夢の繭紡ぐ盲目の輪舞』(Asriel)
『JUDGEMENT DAY』(MintJam)、『葬月エクレシア』(少女病)のどれかで。

てことで(?)、こちらも同人系CDのレビューを...。

Alice in the Ncrosis -GRAND EDITION- / 六弦アリス
01 メタモルフォーゼ ★★★★☆
ホンモノのクワイアをぶち込み、アンナ嬢のソプラノヴォイスが遺憾なく発揮される
ゴシックテクノ。打ち込みリズムなのはわかるのだが、深みのある音に仕上がっており、
ストリングスの音もヤニっぽさが出ているのが驚き。本当に素人の作品か!?
シンフォニック性は先駆者のALI PROJECTとは違う方向に発揮されており、
ALI PROJECTが室内音楽なら、六弦アリスはジングシュピールといったところか。
02 空想イデア ★★★★
さて、オペラで言えばちょうど最初のアリアが始まったところか。
一曲目とは打って変わり、アンナ嬢は妖しいアルトヴォイスで歌い、語る。
リズムこそテクノだが、ゴシック特有の退廃的な美しさと激しいギターは健在。
このような音楽性を打ち出したユニットが少ないだけに、スタンダードになりうる
ポテンシャルを感じさせてくれるのは、もはや驚愕の一言に尽きる。

115 :
03 マスカレード ★★★
妖しげなワルツで幕を開ける第三楽章。ここでアンナ嬢は甘い歌唱を披露。
しかし、それはただの前振り。妖しいワルツは黒い感情を吐き出すための
前振りに過ぎなかった。楽曲自体はマリスミゼルファンにはたまらない
タンゴワルツ。さぁ、踊り狂う準備は出来た。
04 Innocent Black ★★★☆
甘いシンセ音でなり始める疾走曲。ホンモノのギターと同じぐらいに重いリフが
全体を駆け巡り、ドラムやベースも容赦なくヴォーカルに降り注ぐ。
が、ヴォーカルも負けじと漂うようなヴォーカルで勝負に出ている。
一見、埋もれそうな歌い方ではあるが、楽曲の空気を考えると妥当。
シンセベルが煩いのが欠点か。せっかくのヴォーカルが打ち消される。
てか、このアコギも打ち込みなのが信じられん。
05 Perfect 『EDEN』 ★★★★☆
中近東の香りを漂わせるミドルチューン。ギターも妖しくなっている。
歌詞はかなり危険だが、曲はかなりキャッチー。ベリーダンサーの美女が出てきそう。
感想で聴けるギターと笛の掛け合いはより、曲の妖しさを増幅させる。
06 緋の軌跡 ★★★★
本作唯一のアンナ嬢作詞・作曲のメロスピ。ヴィジュアル系にありそうなメロディだが
リフの重さや表現の立体感がそこいらにいるバンドとは比べ物にならない。
なのに、サビがキャッチーなのはまるでJanne Da Arcではないか。
もしかしたら、普通にCDショップに売ってそうな青い歌詞っていうのも面白い。
が、そうだとしたら普通はゴシック色の強いヴォーカルと音を使わないかw

116 :
07 月ハ照ラセド、少女知ラズ ★★★☆
穏やかなピアノと物騒な歌詞でお送りするバラード。で、サビで爆発。
なんだか展開がX JAPANを連想させるくらいにクサいw
メロディだけなら名曲だろうが...歌詞が物騒すぎて、人に勧めにくい。
そして、ギターソロは泣きまくり。どうやって打ち込んだんだ、これ?
08 センセイ、アノネ。 ★★★
重たいリフがグイグイと耳に迫るミドルチューン。こちらも中近東の香りが。
コーラスは妖しく、歌詞は物騒。歌声も独特すぎて、返って聴きやすい。
重く、美しいギターソロやクワイアも飛び出す、インダストリアルメタル。
ラストの歌詞がエグい。
09 Alice in the Necrosis ★★★★★
ようやく、このアルバムのハイライトと言えるメロスピがお目見え。
どこか狂ったように(良い意味で間違った方向に)まっすぐなヴォーカルが噛み付く
正統派メロスピ。ツーバス鳴らすわ、ギターもわめくわと文句なしのメタル。
歌詞は...これ、親近感を覚えたら最後かもしれない。
世間に認められず、身内に味方がいないとこうなるって一例だな。

117 :
10 少女ハルヱ ★★
9曲目のオルゴールバージョン。むなしく響くその音色をバックに、
もう一度、9曲目の歌詞を読み返してみよう。
11 Necrosis ★★★★
正統派シンフォニックスピードメタル。少女の狂気コエー!!
そして、どう聴いても打ち込みに思えない楽器隊。
こうして純粋なメタル曲を聴くと、この人たちの凄さがわかる。
12 母の願い ★★★☆
アコギによるインスト。...打ち込みなのに、リアルなんですけど。
最初は冗談抜きでギタリストを呼んだのかと思った。
曲は10曲目と同じ、9曲目をモチーフにしている。
カフェ向けかな。歌詞の内容さえ考えなければ。

総評 ★★★★
六弦アリス4枚目のアルバムのリメイク版。オリジナルと比べて、格段に
音質が向上し、わざわざ3枚に分けていた楽曲を一つのCDに纏めている。
そのおかげで、ようやく物語のつながりがわかってきたのは嬉しい。
アレンジの打ち込みレベルは既にプロでも十分やっていけるレベルで、
今更ミュージシャンを呼んでもしょうがないくらいに完全に打ち込めている。
流石に歌詞の内容が内容だけに人を選ぶので、万人には勧められないが、
心底、ゴスロリに使っている少女やメタルフリーク、ヴィジュアル系ファンなら
間違い無く買って損はないアルバムになるだろう。
ただ、完成度は間違い無く高いので、今後、音楽をやって生きたい人は
勉強の一環となるんじゃないだろうか。世界観は別にして。

118 :
ageついでに。
本当は新譜もレビューしたかったんだが、
やっぱり、六弦アリスでも評判の良いこのアルバムをレビューしたかった。
緋のローレライも捨てがたいんだけどねぇ...。

サンホラはレビューしにくいな
(書いていて、凄く疲れる。主にRevoのヴォーカルとかw)

119 :
>>86
佳作とは中々辛いなぁ
個人的にはかなりの良盤だが
でもこんな風にちゃんとレビューできる人ってすげーよな
俺なら「この曲はマジやべぇwww」とかしか無理だわ

120 :
>117
乙。同人系CDのレビューは新鮮だなぁ。

121 :
ANOTHER BEST / いとうかなこ
01. 籠の鳥の孤独 ★★★★
PCゲーム『神樹の館』OP主題歌。美しくも寂しいメロディを
儚げに歌い上げるいとうの技術もさることながら、
ピアノを軸に、アコギやパーカッションが見事にヴォーカルを支えている。
途中で疾走するパートには思わず息を呑んでしまった。
たまに尺八が出てくるが、これはなくても良かったとおもうぞ。
02. La Liberte ★★★★☆
PCゲーム『七人のオンラインゲーマーズ』OP主題歌。
なんと、フランス語で歌い上げている。作詞家スゲー。
曲はヘミソフィアみたいな感じ。幻想的なバックトラックに
いとうの包み込むようなヴォーカルがマッチしている。
言葉がわからなくても、楽曲の空気から開放感が伝わるような気がする。
03. 神の摂理に挑む者達 ★★★
PCゲーム『機神飛翔デモンベイン』イメージソング。
ロボットゲームらしく、壮大なスケールで描かれた歌詞が特徴。
そして、ロボットモノといえばということで熱いギターバッキングがあり、
否応無く歌の世界観へグイグイと引っ張り込んでゆく。
...のはいいのだが、これはいとうのヴォーカルに合ってるのか?
アレンジもギターやドラムといったバンド部隊はいいのだが、打ち込みが
奥に引っ込んでいるのが非常に気になった。
要所要所で目立っているかと思えばそうでもないし、
支えになっているかと思えばそうでもない。もっと臭くしてもいいと思うぞ。
そしたらターヤ在籍時のNIGHTWISHみたいと叩かれてるかもしれないが。

122 :
04. TRIGGER IN MY HEART ★★★★
ラジオドラマ『カオティックルーン』OPテーマ。
ダークな世界観を纏うゴシックロック。うねるようなシンセとギターが
妙に癖になり、広がるようなシンセが心地よい。
この曲だといとうの声質が十分に生きているように思う。
乾いたかのようなインダストリアルサウンドも好印象。
05. 悲しみの向こうへ ★★★★★
史上最低の主人公がnice boat.されることで有名なあのゲーム(アニメ)の曲。
メロディラインは流石に素晴らしく、淡々としているようでしっかりと
地についた歌い方が意外と曲にマッチしているから恐ろしい。
もちろん、ゲームプレイ後やあのアニメの後半を見た後だと鬱になるので注意w
何気にバックトラックも良い仕事しているのもポイント。
シンプルながらもちゃんと泣かせているところは泣かせている。
06. 約束 ★★★
そして、ハートフルボッコシリーズは続くw
こちらはドラマCD『School Days Little Promise』OP主題歌。
歌詞はとにかく暗く、メロディは淡々としつつも優しく、アレンジは壮大。
何、この鬱になる『聖母たちのララバイ』は。
歌詞の最後は希望に繋がるといいね。あの作品に救いがあるとは思えんが。
07. ワルツ ★★★☆
トドメのハートフルボッコw
こちらはアニメ版『School Days』ED主題歌の一つ。
イントロから鬱全開のコード進行だし、歌詞もどうしようもないくらいにダーク。
これを聴きながら通勤・通学することはオススメできません。
何気に歌詞を読むと、アニメやゲームを知っている人ならニヤリとするものが。

123 :
08. Friend ★★★★★
やっと、鬱ゾーンから脱出。余計にまぶしく聞こえるぜ。
てことで、PS2ゲーム『ひぐらしのなく頃に祭 澪尽し編』EDのこの曲は
志倉千代丸による優しく、懐かしいバラード。
弦の使い方とか、リズムがメロディラインに沿うように考えられている。
このように、包み込むような歌声が心地よい曲なので、お休み前にオススメ。
09. 愛は此処に ★★★☆
ビデオ・アニメ「機神合体デモンベインLIVE! −7つの機神がひとつになって−」より
収録されたロックバラード。明るいメロディラインが心地良く、
ライブ映えする音を効果的に用いているのが好感触。
ロボットアニメだけでなく、ドラマにも使えそうなフレーズも良い。
10. Heartbreaking Romance ★★
アニメ『破天荒遊戯』OP主題歌。
急激にテクノ色が強くなる、90年代avexサウンドを髣髴とさせる四つ打ちトラック。
うーん、いとうの声質だとこの手のサウンドだとバックが薄く聞こえる。
ギターを加えても同様で、どうしてもしっかりとした生音が欲しくなる。
それか、トランス色を強めてくれた方が、彼女の声に合っているのではないだろうか。
これなら、いとうじゃなくて普通のアイドルとかに歌わせた方がいいな。
メロは思ったほど悪くは無いんだがねぇ...。
11. 静かなるMoon Sign ★★★★
PCゲーム『シャマナシャマナ 〜月とこころと太陽の魔法〜』OP主題歌。
ケルトミュージックに通じるメロディと泣きの入ったフィドルが
見事にいとうの歌にマッチしている名作。
日本人にとって、やはりケルトミュージックは馴染みやすいらしい。
何気にアコギがいい仕事をしており、バンマスとして味わい深い音を出している。

124 :
12. 琥珀の記憶 ★★★★
PCゲーム『シャマナシャマナ 〜月とこころと太陽の魔法〜』ED主題歌。
こちらはフォークトロニカと言うべきか。音響系エレクトロニカとフォークの融合。
前曲同様、ケルトミュージックの要素はあるが、どちらかといえば
UKフォークと言った方がいいかもしれない。
メロディーは結構泣いており、エレキギターもしっかり泣いている。
泣きのメロディーを聴きたい人には勧めたい。
13. From This Place ★★★☆
アニメ『おねがい☆ツインズ』イメージソング。
暖かいアコースティック中心のバラード。どこかGARNET CROWっぽい。
語りかけるようなヴォーカルがみずみずしく、どこか緑の香りがする曲。
アコースティックライブで聴くと、より味わい深くなりそうな気がする。
14. Even Though You Left ★★☆
iTuneで配信中のデジタルシングル。
元ネタは『オルタネイト・ファントム』のBGMの中の一曲から。
渋めの音を中心にしたアーバントラック。
バックトラックはいいのだが...もうちょっとソウルフルに歌ってもいいと思う。
本人はジャズを意識しているかもしれないけど、伴奏に負けている。
15. PARADISE ★★★
海外を意識したと言うデジタルシングル。
英語で紡がれたラブソングはMejaを連想させるポップス。
悪くは無いんだけど...スウェディッシュポップスは流石に今、流行ってない。
そういった意味では時代に乗り遅れちゃったなと思う。
もうちょっとファンク色を強くすればMaroon5っぽくなりそうだけど。
英語の発音も日本語訛りが強い、カタカナっぽさが強い。

125 :
総評 ★★★
いとうかなこ選曲によるベスト盤。とはいっても大半がPCゲームからなので、
実質、ゲーム提供曲の中で過去のアルバムに収録されなかった曲を中心に
セレクトされた企画盤と言っても差し支えないだろう。
出だしはいいのだが、『School Days』祭で鬱になったり、
後半はいささかパンチ力に欠ける仕上がりになっているため、どうしても
リピートするときは前半に偏りがちになるのはつらいところ。
曲数も非常に多く、ダレてしまうのも欠点。もうちょっと曲を絞るべき。

126 :
>125
乙。もともと未収録曲数の多い人なんだけど、確かに15曲は多いよな……。
そしてスクイズ祭り噴いたw 確かにあのコンボはきついw

127 :
>>126
実はそのスクイズゾーンが聴いててしんどかった。
変に本編の知識を知ってると特に...。
それでも、個人的にはポップス系を4曲減らして、
代わりにSTILLの英語バージョンのような曲を
入れた方が良かったかなぁ、なんて思った。

128 :
>>114
ごめん、ひとつも持ってないわw
レビュー乙です。楽しくよませていただきました。

129 :
メイン☆ストリート/May'n
1. May'n☆Space ★★★☆
菅野作曲。相変わらずの意味不明なメロ、どっから捻り出してくるのか。
借用しているようなしていないような進行にアレンジも頑張ってついて行った感じだが、
サビで完全に浮つく。目的地の分からない曲にアレンジが困惑しているよう。
というか菅野はこんな曲を他人にアレンジさせてはいけない。
第一印象は強くないが、それでも惹かれるものがある。
みんなで盛り上がれるように、というコンセプトの曲でライブで聞くと映えるし盛り上がる。
2. キスを頂戴 ★★★
R&B風味の曲。1フレーズ1フレーズはそれぞれ味のある旋律だが、曲全体としての流れが悪い。
イントロAメロのバンドサウンドを経て、Bメロの1小節目が美しい。
その流れを維持すればいいもののサビで重厚な音へと移るに従ってBメロの余韻は完全に消える。
あと、あまりにもデジタルなシンセの親和性が低いのが残念。
3. BLUE ★★☆
本人作詞作曲。とにかく言葉の語呂が悪い。語感は割と良いんだけどね。
それが幸いしてか、妙な歌い回しが巧さを感じさせる。
サビがとにかくお粗末。使い古された進行になんとな音符を置いた感じが見える。
たぶんピアノ、しかも手癖で作曲していると思われるが、
あまりにも単調でつまらないし目を引くものがない。ありふれている。
サビ以外は歌で良く聞こえるが、全体を通して美しい旋律はない。
アレンジもあまりにも当たり障りがなく、語るべき点も少ない。
4. Glorious Heart ★★
グータンヌーボのED曲。アニメじゃないなw
どこにでもある旋律、ありふれたアレンジ。サビ前にドラ連打の「盛り上がってください」には辟易。
良い声してるな〜英語の発音意外と綺麗だな〜。

130 :
5. WHY? ★★★☆
第一印象は一番良い。けだるげなAメロが気持ちいい。
Bメロがなしでサビに行くのは確かにドキッとして効果はあるが、ややつなぎが雑。
サビも元気の出る明るいメロディで心地よい。シンコペーション気味のギターがちょっと気持ち悪い。
ギターそのものというより、それによって生ずる間を埋めて欲しかった。
良い声してるんだからコーラスで間を埋めれば良かったのにと思う。
というかサビ、コード変えでも良いんじゃないだろうか。
6. 嫌、嫌 ★★
本人作詞作曲。まず構成がまずい。
何のひねりもなくT→Ym→TでA→B→サビと運ぶのはもう氾濫状態。
(自分は音感良くないので不正確ですが)
というか初めて作曲したピアノ弾きが陥る溝に、もれなく落ちた感じが。
BLUEと同じく、手癖で作曲するのはやめた方が良い。というか作曲はもう・・・。
7.ライオン ★★★☆
もともとデュエット曲であるこの曲、しかもデュエットのお手本のような曲(だと思っている)。
中島愛との代わる代わる、畳みかけるようなサビを
力強いベースが導き、ストリングスが包み込む印象だったが、
一人で歌ったがために、サビで同じ旋律を繰り返す意味がなくなってしまった。
全体としてアクセントが減り、冗長なイメージになった。

131 :
総評 ★★☆
10万枚売り上げた歌手の作品にしては粗末な作品。
「シェリルのイメージを引きずっている」などという反論は論外で、明らかにクオリティが低い。
平凡なアレンジに、平凡なメロディ、平凡な構成、平凡な歌詞。
レビュワーが言ってはいけない言葉かもしれないが、語る点が少なすぎる。
ただ、どの範疇で比較するかによるが、やはり歌には魅力がある。
というか歌のおかげで聞けるという部分も大きい。
アドリブ風に旋律を変えるところは面白い音を選んでいると思うし、非凡なものもある。
菅野におんぶにだっこだったマクロスの次がこの出来とは先が思いやられるものであるが、
本人が作曲をやめて、ボーカルに専念し、しっかりとした作編曲がつけば
いつでもアニソン界の頂点に立てるとは思う。
考えてみると、それがマクロスだった気がしないでもないがw
なんだかんだで2008年のアニソン界はマクロスが席巻したと言えるし。
そういったヒット作でデビューしたことが吉と出るか凶と出るか。

132 :
may'nのレビュー書いてみた
私情は排除できてないかもな〜
客観的に書いたつもりではあるけどもw
誤字脱字間違いあったらスマソ

133 :
>>131
乙。レビューは多かれ少なかれ、私情が入ってしまうのは仕方ない。
結果的に"主観"をどう"客観"に埋めるか、がポイントだし。
けど、この人は確かに自分でメロディーを紡ぐタイプじゃないな。
声質からして、じっくりと聞かせるタイプの作曲家とタッグを組んで欲しいな。

134 :
>>131
乙〜
正直シライシとMay'nは相性が悪いと思う
絶対無理だけど渡辺善太郎とかjin nakamura
に曲提供してもらいたいなぁ
Superflyの多保さんとかもよさそう

135 :
>>134
まんま真綾じゃんと思ったからってわけでもないけども、
かぜよみ/坂本真綾
1. Vento ★★★★★
窪田ミナ作詞作曲編曲。坂本真綾史上一二を争うほど美しい曲。
挿入歌として使われそうな雰囲気でストリングスからのイントロ。すぐに参加するピアノ。
美しい音色が互いにアイコンタクトをするかのようにタイミングを計り、坂本真綾の歌声が入る。
坂本真綾の歌声は単純に美しいと言われがちだが割と特殊な方で、
母音が非常に強く出る高音と、子音の目立つ高音が出せる。
後者は非連続的な微分音が、音量の大小の差をなく美しく発せられるというイメージ。
(言葉にしにくいが8音階よりももっと細かい音階で和音を作っていると考えてください
 子音が強く出せるから英詩曲が綺麗に聞こえるのかもしれない)
微分和音に音量の差がないために、その声が弦楽器的な音を出す。
とまあ簡単に言えば単純に美しい声を、見事に生かしているのがこの曲。
さらにその声をコーラスとしても重ねて、楽器と声が融合して極上の旋律を奏でている。
アレンジだけでなく曲自体も、劇判的な進行をしていてポップスとは縁遠い。
ちなみに歌詞はエスペラント語でかかれている。エスペラント語はラテン語がもとになっているらしい。
子音が装飾音的に働き、坂本真綾の美しい母音を飾っているように聞こえる。
短いのが残念でならない。このコラボが再びありますように。
2. トライアングラー ★★★☆
マクロスFのOP曲。この曲はアニメのOPだから意味があり、価値がある。
電子音的な音も入り交じりながらの、サビ一発目の音の置き方はいかにもアニソンっぽいかな。
Aメロ、Bメロ、サビそれぞれに美しい旋律があるということもなく、
きれいだなと思うのはサビ前の「今すぐtouch me」と、間奏あたりのコーラスワークぐらい。
目を引くのはのたうち回り続けるベース、特に後半のじっとしてないっぷりは清々しい。
それからストリングスとシンセ音、ベースが収束していく感じは気持ちいい。
あとやはりアニソンを分かっているなとも感じる。これが流れるとOPだ!って思う。
が、アルバム単位で見るとどうしても浮くね。まあ覚悟の上だろうから目をつぶりましょう。

136 :
3. 風待ちジェット〜kazeyomi edition ★★★☆
既存曲の再アレンジバージョン。打ち込みが印象に強かったオリジナルと変わって、
ギターが目立つバンド色の強いアレンジに。
良い意味でのインディーズっぽさが出ていて好きな人にはたまらないのかもしれない。
間奏の変な拍子が面白い。意味があるかは分からないけども。
ただ、わざわざ再アレンジする意味があったのかと言われると簡単には頷きがたい。
それに曲を通してちょこちょこ現れるバイオリン?の音がなぜか異常に安っぽく聞こえる。
4. Remedy ★★★★
鉄のラインバレルED2。とても上手くまとまっている。
Aメロのメロディラインがいきなりテンション高いのに微妙に驚きはするが、許容範囲。
サビも綺麗だし、加速的に盛り上がっていく構成も素晴らしい。
何よりアレンジの妙が光る。非常に目的地のしっかりしたアレンジだと感じる。
コーラスとストリングスをがっちりと付けて曲の形を明らかにしながら、
サビの裏で鳴るピアノが心地よい。
それから本人作詞の詞もよい。語感の良い言葉を探して見つけるのではなく、
「ずっと」とか「もっと」という柔らかい印象を持つ副詞をサビにぶつけるあたり粋だね。
歌詞、曲調ともに希望にあふれる曲で個人的にも好きです。
5. 雨が降る ★★★
鉄のラインバレルED1。逆に個人的に好きになれない曲です。
サビ以外の部分は楽器を少なめにして、声で押し通す感じなのだが、その音程が高い。
弱々しいギターと高いメロディラインのではちょっと安定感がなく、ふわふわした印象が残る。
それがサビを導き出す効果を作っているかと言うとそうは感じない。
サビのメロディも取り立て美しいとは感じないし、サビ4拍目、5拍目の音は汚いとすら感じる。
2番はパーカッションが入ったりで少しは落ち着くし、後半の転調後は違和感もずいぶんなくなる。
Ventoで語った美しさとは違って、この曲の声は下品なイメージすら感じてしまう。
坂本真綾の高音はもっと楽器的な使い方をした方がいいんじゃないかなと思う。主観だが。
メッセージを語らせるにしては音程が高すぎた。

137 :
6. Get no satisfaction ★★★★☆
素直に一言、カッコイイ。ギターで幕開けのイカしたイントロから流れるようにAメロに入る。
Bメロに入る瞬間のベース、ドラム、ストリングスの安定感に聞き惚れる。
サビが力強い。繊細でお洒落なパンクバンドのよう。
のびのびと歌う声が先陣を切って、弦やドラムがついてくる様は聞き手をどこかへ引っ張っていくかのよう。
そしてこの楽器構成、演奏の曲なのにサビでシンセの音を入れるのが刺激的でシビれる。
3:12以降の展開が、4分強の曲に起承転結を与えると同時に、走馬燈のように曲を振り返ってくれる。
真綾の過去の曲で言うとマメシバやThe garden of everythingみたいな。
ここらへん「ハー」だけで聞かせるあたり、本当に素晴らしい歌声だと思う。
枝葉末節に不備がなく、曲全体が弾丸のように進んでいく爽やかな曲。
7. 蒼のエーテル ★★★☆
マクロスF挿入歌のカバー。伴奏はピアノのみ。
初めてオリジナルを聴いたときは、こんな素直で美しい曲があるのかと感動した。
で、カバーしてどうなったかというと、曲の毛色が変わったかなと。
楽器は減ってピアノだけになった一方、ピアノは複雑になってる。
オリジナルは伴奏が歌のためにあり、歌を引き立てていたが、
カバーされて歌と伴奏が対等の関係に近くなった。ちょっと凝りすぎと思う。
詞は素晴らしい。対比の押さえ方や韻の踏み方。波と粒子を対比として押さえた点も秀逸。
8. 失恋カフェ ★★★☆
前半はジャジー。タイトルにかけてなのかカフェっぽい。
ベースに味がある。パーカッションも良いし、脱力した歌い方がお洒落。
聞き所は3:13あたりから。ここからの開放感のために曲が作られていると言っても良い。
一聴の価値あり。キター!って言いたくなる。
力み過ぎず、手抜き過ぎず、アルバムに収録されるのにぴったりの良曲。
9. SONIC BOOM ★★★☆
これもうまくまとまっている曲。イントロからストリングスをメインに置き、
Aメロ、Bメロはシンプルな楽器構成で声と弦を聴かせ、サビで一気に盛り上げる。
ギターもドラムも気持ちいいんだけど、やっぱりコーラスが絶品。優しい。
このコーラスは偉大。本当に偉大。曲全体を見ると結構シンプル。よくある曲でもある。

138 :
10. ピーナッツ ★★★★
こちらもジャズ風味。まず聞くとかわいい!と思うはず。
メロもアレンジもコーラスの付け方も、どことなく懐かしい。
DIVEとかLucyの頃に近い印象を持つ。
サビでコードに従順に乗って行くかと思いきや向きを変えるメロが面白い。
全体的に可愛い曲になっている。
11. さいごの果実 ★★★
雨が降ると編曲者が同じ。そのクセなのだろうか、やはりAメロのふわふわした感じに違和感。
歌い方にもどうも足場が不安定な様子がある。
息演技という言葉があるが、息歌とでも言いたくなるぐらい息成分が多い。
言ってみれば裏声なのだが、裏声はここぞというときに使うべきだろう。
それに声量が足らない印象を持たせてどうも聞いてる側が疲れる。癒されない。
旋律も美しいと言うより不安定な印象が先行する。
12. Colors ★★★☆
英詩曲。重壮な編曲でごまかされるが、JPOPを英語で歌っているだけ・・・に聞こえてしまう。
そんなに綺麗な旋律でもなく、美しい和声があるわけでもなく。
編曲でしっかりまとまりを持ってるのに、歌の発音がややたどたどしいのが気になる。
どこをとってもイマイチ突き抜けた感じが足りない。

139 :
13. カザミドリ ★★★★☆
アルバムの中心曲。出発点と目的地のはっきりした曲だと感じる。
それを表すのがまず歌詞。本人作詞。
出だしの「種が飛んでく」と比喩から始まり、カザミドリ、コンパスと言う、
何かに身を任せるもので語感の良いものを的確に選んでいる。
その出発点を持ちながら、身を任せることの恐怖、希望といったものを語る。
最後に種の話に戻り曲を締める構成はまるで一つの独立した詩を読むかのよう。
「森のように深く呼吸をして 星の音を聞いて眠ろう
 いつか大地に舞い降りて 根を下ろす」
こういう歌詞を、物語的に関連させながら自然に埋め込めるってのはもう声優の域じゃないと思う。
詞を語って曲はどうかというと、王道のバラード。
ベースが優しい。ドラムが心強い。楽器は目立ちすぎず、歌を見事に導いている。
それだけでなく、単純にメロが美しい。
変な小細工なしに、坂本真綾の歌声と詞を真摯に表現した楽曲。素晴らしい。
14. ギター弾きになりたいな ★★☆
まあおまけ。なんとなくムーディ。
そんなバカみたいな曲でもないし、聞いてみれば結構いいメロディな気がする。
でもそれだけじゃダメなんだなやっぱり。

140 :
総評 ★★★★
名盤。それぞれ作編曲が違うが、個性を出しながら意外とまとまっている。
シングル曲よりも、初収録曲の方が出来がいい。
言い方が正しいか分からないが、一般アーティストに近づいた。
安っぽい打ち込みの音が減り、あくまでも打ち込みは手段として使い、
アコースティックなアレンジが歌声を上手く響かせる。
それから、やはり真綾はこの音域だと再確認させたアルバムである。
トライアングラーは特殊だから別にしても、30minutes、さいごの果実、雨が降ると、
どうも音域が合っていない、良さが出せていない曲が多かった最近。
久々に低音とまでは言わずとも、裏声を使うことなく出る音域で勝負した曲が聞けた。
結構分析的に聞いてみて、過去とも比べて見て分かったのは、菅野楽曲の音域。
ベストを含めて6枚のアルバムの中で裏声を多用しているものが非常に少ない。
各アルバムの2曲あるかないか、それも坂本真綾育成のモデルとして作ったようなもの。
菅野が、どうしたら坂本真綾の魅力を伝えられるかいつも考えている、と言っていたが
このあたりがその現れなのだろう。もちろん付きっきりだからこそ出来たのだが。
前述の通り真綾の裏声はあくまで装飾音的な使い方が美しい。
そういう意味でここ最近のシングルの高音域は異例とも言える状況だったのかもしれない。
菅野脱却を果たしながら、菅野回帰を同時に果たしたというアルバム。
トライアングラーをのぞけば、良い意味でも、悪い意味でも、ドゲは一切ない。

141 :
思ったより長くなったなぁw
今度はゆかりんの新アルバムでも書くかも

142 :
>>141 乙
真綾のアルバムよかったよ、菅野じゃ作り出せないような世界観ができてる
ゆかりんのアルバムも楽しみにしてる

143 :
>>140
乙!俺にはむつかしい部分もあったけど参考になった
他の真綾作品も聴いてみたくなるようなナイスレビュー

144 :
BPM 150MAX / TWO-MIX
01. PRELUDE ★★
壮大になった次曲への前奏。シンフォニック要素とエコーが強くなっている。
その為、さぞやスケールが大きく聞こえるのだが、やりすぎ。
02. LOVE REVOLUTION・MAX ★★
シングル版に比べ、エコーが強くなっている。さらに、耳に厳しいマスタリングに
なっている為、大音量で聴くのを躊躇ってしまう。
シングル版も鋭い音を多く使用しているので、これは逆効果ではないだろうか。
いくらオーケストラ・ヒットがトレードマークとはいえ...。
03. TRUST ME ★★★☆
哀愁漂う高速チューン。真冬を舞台に、すれ違うカップルの様子を描いた曲。
冷気が漂うシンセとメロディはどこか北欧メタルっぽさがあり、
歌詞の緊張感(ルビを無視すれば...)が高まっている。
欠点としては間奏がいまいち煮え切らないことか。
めまぐるしい転調は初期の中では上手い部類に入るだけに、惜しい。

145 :
04. RHYTHM GENERATION ★★
爆発音から微妙に繋がった5thシングル。
ストレートなメッセージがウリの応援ソング。サビ以外は暗いが。
そのおかげで、妙なギャップが生まれてしまった珍曲。
間奏がどこと無くだが、Village Peopleの「Go West」っぽい。
05. STAYIN' ALIVE・MAX ★★★☆
二曲目のカップリングだった曲。こちらもエコーが強くなっているのだが、
逆に音に広がりが出来た、成功例と言えるバージョンとなっている。
特にコーラスパートが息を吹き返しているように思える。
欲を言えば、ベースも強めにしてほしかった。
06. DANCE SEPTEMBER LOVE ★★★
珍しくサンプリングボイスを使用したクールなダンスポップ。
あくまで低温のヴォーカルとシンセが浮遊感を醸し出し、
サンプリングボイスが今っぽさと昔ながらのノリを同居させることに成功させている。
が、この曲で野郎ボイスを使う快感に目覚めた永野氏は曲が進むにつれ暴走。
なんと、曲が進むにつれて野郎ボイスが侵食w おかげで後半は相当ムサくなった。
いくらなんでもこれはやりすぎだろ...。
07. MEETING ON THE PLANET ★★★★
5thシングルカップリング。時間旅行がテーマだけあって、
ジュブナイル系SF小説を読んでるかのようなワクワク感が全体を支配。
正直、『RHYTHM GENERATION』よりはシングルっぽい曲だと思う。
間奏の秒針がさらにファンタジーっぽさを引き出している。

146 :
08. I'M IN LOVE ★★
今で言う"萌え系"にあたるダンスポップス。
IDOLM@STERに出てきてもおかしくない、可愛らしいアレンジと歌詞、
さらには御年32(当時)とは思えないくらいにノリノリに可愛く歌い上げる
高山みなみに驚愕。トドメに「ずるいよ」と女の子ボイスで...。
彼女が声優でよかったとつくづく思う。じゃないと、アイドルじゃなきゃ歌えん。
曲は本当にそんな感じ。アイドルファンなら車内で聴けると思う。
09. FROM FAR DISTANCE ★★★★
前曲とのギャップが凄まじいw
高山のため息から始まり、どこか異国情緒漂うシンプルなメロディとアレンジが
どことなく、旅路の途中をイメージさせている。
優しいメロディラインに高山が接近したことで、作品として十分な出来。
10. MAXIMUM ★★☆
「これぞTWO-MIX」と言わしめんが為の楽曲。
オーケストラヒット満載、高速ビート、派手な音のオンパレード。
これらが揃ってTWO-MIXなんだと改めて実感させられる。
が、これがアルバムの流れを見事に破壊してしまっている。
ライブならまぁ、これはこれでありだと思うのだが...。

147 :
11. X'MAX DREAM ★★★
TWO-MIX初のクリスマスソング。
アレンジとしてはかなりベタな方向に突っ走っているので、
イントロを聴くだけで「あ、クリスマス」と連想しやすくなっている。
悪くはないのだが、不幸にもアルバムのカラーに合っていない。
1stの頃だったら違和感なく聴けたのだが...。
12. RHYTHM EMOTION・PURE ★★★★☆
自身の大ヒット曲をピアノメインのバラードにリメイク。
こうして聴くと、実は綺麗なメロディラインであることがわかる。
ピアノとヴォーカルを主軸に、シンセストリングスが絡む。
この時点でクサくてだめになる人がいるかもしれない。
なお、このバージョンが次のシングルへ繋がる...らしい。

総評 ★★★
TWO-MIX、とうとう3枚目となったオリジナルフルレングスアルバム。
高山のヴォーカリストとしての表現力が格段に上がり、
アレンジも昔に比べ、大分広がりを見せてきたように思う。
反面、相変わらずアルバムの流れを無視するような曲順だったり、
エコーをかけすぎて曲をダメにしたりと、マイナス要素はまだある。
さらにはこのアルバムから、永野氏による当て字暴走が始まっている。
この頃でも酷いのだが、まだマシな方だと気付くのはその後のリリースからで、
ジョー・リノイエと組むまでは症状は治まらなかった。
それでも、光る曲は結構あるので声優系のアルバムでは良作だろう。

148 :
だれか、茅原実里かクレしん主題歌集のレビューをやる猛者はいないのか?
非常に気になるんだが...

149 :
Parade/茅原実里
1. 透明パークにて ★★★
アルバムの導入曲。1:50の短い曲。
ピアノのイントロで始まる、パレードの始まりを感じさせる曲。
音が少しずつ増え、行進曲風のドラムが入ったりだんだん盛り上がっていくのだが
導入を意識している曲にしてはちょっとサビがキツいかなとも思う。張り上げすぎかな。
2. Voyager train ★★★★
菊田作編曲。いかにも菊田、エレガ、って感じのアニソンロック。
Bメロとサビの旋律は美しいしカッコイイ。茅原実里の声量を存分に活かしている。
それから間奏で3拍子になるのだが、そこからもとの4拍子に戻るまでの進行、
さらに4拍子に戻ったところからラストのサビへ今までと進行を変えての突入は痺れる。
菊田曲の大きな特徴として4つ打ちの打ち込みドラム、スピード感あふれるストリングスがある。
ストリングスは個人的にも好きだしかっこいいと思うのだが、4つ打ちドラムはどうかとも思う。
いわゆる「アニソンぽさ」「同人ぽさ」の原因である気もする。
もちろんそれを狙っているのなら成功ではあるが、ドラムをもうちょっと凝って欲しい。
3. Prism in the name of hope ★★★
ポップとアニソンの間ぐらいの曲。
Bメロが少し綺麗。が、あまり特筆するべき点は他にない。
曲の作りも編曲も安っぽさが感じられる。
あ〜こういう曲作りやすいね、って曲を作ってしまった気がする。
しかしシンプルゆえの明るさ、心地よさというものあり、楽しくなれる曲でもある。
4. Fairy Tune ★★★
音薄めの曲。歌声を押している曲。
サウンドとしてはEXILEとラッツアンドスターの共通項を抜き出したような音。
なんとなくダンスが似合う。ダンスミュージックってこともないんだけど。
AメロBメロ通して柔らかい旋律と歌声で癒し成分を入れながらサビで転調してハイになるのが心地良い。
間奏で一瞬ワルツが入って突然戻る。ここは意図も分からないし効果があったかは怪しい。
こういう面白さを評価するかどうかは個人の好みにゆだねる。

150 :
5. Lush march!! ★★★
これもポップとアニソンを地でいく曲。シンプルな曲で、ライブ映えしそうかな。
最低限の完成度は持っているけど高得点は与えられない。
6. そのとき僕は髪飾りを買う ★★★☆
バラード。正しくバラードしている。
サビでは泣きの旋律も入れながら、静かな編曲、穏やかなコーラス。
曲の狙いと完成型が合致している。狙い通りの曲だろうと思う。
ただ、1つだけどうしても気になってしまうのがサビの歌詞。
畑亜貴作詞で、この人は語感も語呂も良い言葉を選ぶと思うのだけど、
この曲のサビの「ならいいんだよ」というのはどうも美しくない。
この1フレーズだけで星が半個減ってしまうぐらいの違和感を感じるのだがどうなんだろう。
7. Melty tale storage ★★★☆
アニソンロックに民族調が足されたような曲。未来的なイメージもある。もともとシングルの曲だが、インパクトが弱い。
曲の始めにコーラスワークでlalaと歌わせる部分と同じメロディのサビ。
サビで伸びのある歌声を聞かせる構造なのかもしれないがそれだけでは足りないし
コーラスに捌ける旋律をサビに持ってくる時にはもっと慎重に美しい音を運ばないと歌声が死んじゃうなぁという例。
ただ、曲自体の完成度は非常に高い。
8. 蒼い孤島 ★★★☆
ロック。かなり力強くスピード感もある曲。
ドラムが目立つのだが、打ち込みっぽくダサく聞こえてしまうのが残念。
それよりも光るのがピアノ。サビ前とか、サビの間とかクラシカルな旋律を打ち鳴らし続ける。
それがスピード感を与えているし、高貴な印象を与えるのに一役買っている。
9. 光 ★★★
題名とは裏腹に音の分厚いロックバラード。
目新しさもない普通の曲だし、良いメロディがあるということもない。
盛り上がりどころも抜け切らなくて、ちょっとうるさい印象を受ける。

151 :
10. Paradise Lost -at next nest- ★★★★
喰霊零OP曲。イントロがちょっと変化している。まずイントロから良い曲だと予感させるものがある。
Aメロのささやくような歌声、Bメロの前向きな歌い方、サビの力強い叫びのような歌と、
曲、歌い方ともに段階的に綺麗な盛り上がりを見せる。
終始かき鳴らされるシンセの音がアニメOPとしての働きを強めている。
間奏のコーラスワークからストリングス、ラストサビという流れもお約束でありながら見事。
11. FUTURE STAR ★★★
ハイテンポな打ち込みロック。当たり障りのない曲。
歌声頼みな感じもするし、やっぱり打ち込みドラムが気になる。
12. 雨上がりの花よ咲け ★★★★
明るいロック風。イントロからストリングス全開。
サビも含めてとにかく明るさが出ている。タイトルのイメージを体現している。
その明るさをストリングスとメロディで演出していることを考えると、ストリングスを相当上手く使いこなしているし、間奏でも弦がやはりかっこいい。
応じて歌唱にも気持ちがこもっている。

13. 花束 ★★★★
明るいポップなんだけど、なぜか涙を誘う曲。
これまでの曲とはちょっと趣向が異なり、シンセで背後で鳴らして幻想的な浮遊感、哀愁が出ている。
その哀愁がサビまで耳に残るため、サビ自体は明るく弦に包まれているのとのギャップが泣ける。
イントロ、間奏等節々にアコースティックなサウンドが挟み込まれているのも叙情的。
これライブのラストで歌ったら泣けそうと思っていたら案の定歌ったらしい。
14. everlasting... ★★★☆
アルバムの締め。スローバラードで、歌詞を聴かせる曲。
本人の道のりとも言える歌詞でファンにはぐっと来るものがあるだろうし、当然それ以上に本人にとっても大事な曲だろうと思われる。
実際にテクニカルな旋律を避けていると思うし、歌声と歌詞のためにある曲だろう。
なので、単品としてのクオリティを見ると高いとは言えないかもしれない。
後半の弦の動きは泣ける、痺れる。そこに「パレードは終わらない」なんて歌詞がのって完璧な締め。
締め曲としては素晴らしい完成度。個々の曲としてではなくアルバムの1曲として大きく貢献。

152 :
総評 ★★★☆
茅原実里リスタートから2枚目のアルバム。前作Contactと同様、重厚なアニソンロックをメインにポップをちりばめたアルバム。
個人的に茅原実里はとてもレビューしにくいアーティストだと思う。
というのも、曲もアレンジもどこか似通っていて、★3つを付けたくなる曲が多い
実際レビューしていて、「さっきも同じこと書いたな」と何度も思った。
14曲を作曲5人、編曲4人で作っているわけだが、1人で作っていると言っても違和感がないぐらいだ。
微妙な差異こそあれ、曲調がかぶるというのはよろしくないし、おもしろみもない。
これはContactの時にも言えたことで、いわゆる進化というのは見られない。
そういう意味で、次のステージに行くためにはもう少し凝ったもの、実験的なものも要求されると思う。
それが曲のクオリティを上げるし、歌手茅原実里の評価を上げることにもなると思う。
ライブ映像を見ると分かるが、相当に歌は上手い。声量もあるし声の伸びもある。
たまに言われる「表現力がない」というのは曲調の幅の狭さが起因していると思うのである。
このアルバムの中でも機微は表現できていたと思うが、いかんせん表現力をモロに要求する曲と出会っていない。
割と辛口になってしまったが、この路線で一定クオリティのアルバムを2枚出して、さあ次はどうしようという岐路に立っていることは事実だと思う。
ファンが飽きない内に、室内楽調やらビッグバンド、アコースティックなど色々試して欲しいものである。
余談だが菊田大介。このアルバムでは2,7,10,12で作編曲を行っているが、26歳でここまで自分のスタイルを確立しているのはすごい。
単調な4つ打ちだけは受け入れられないが、ストリングスの使い方、インスト部の想像力など極まっている。
作曲に関しては、王道とも言える進行に容赦なく高音をぶつけるスタイルで、特にサビはそれが顕著。アニソン流メロディメーカーと言える人材だと思う。
同じエレガの上松よりもシンプルかつ大胆であり、茅原実里のように声量のある歌手でないと破綻しかねないが、
それゆえ菊田曲のライブでの歌唱にはCDにはない魅力がある。
ファン内でも脱菊田が囁かれるが、これまで高水準の曲を生産してきたセンスは素晴らしいものがある。
茅原実里とは良いコンビだと思う今後も工夫を挟みながら続いて欲しい。

153 :
148じゃないけどレビューとんクス!
参考になった。

154 :
>>152
>>148だが乙。たしかに、プロデューサーや作曲家は
『ストリングス+トランス』に固執しすぎだと思う。
彼女ならBjorkとまでは行かなくても、
多少アバンギャルドな楽曲でも十分に個性を出せると思う。
クラシック・クロスオーバーに移行してもいいかも。

155 :
>>152
148じゃないが乙
分かり易くて読み応えあったよ
しかし菊田氏てまだ26歳なのか
恐ろしい子

156 :
アニソンとは微妙に違うが...

salute! / Rita (Blueberry & Yogurt)
01. Amnesia
記憶喪失というタイトルを関する1曲目はゲーム内BGMのアレンジ版。
神秘的なコーラスと砂漠の真ん中を旅するようなスローアレンジに
まるで、ジプシーの旅を覗いてるかのような印象を与える。
ここまで重苦しい幕開けは珍しいが、期待を持たせるという意味では成功。
アコギとリズムマシーンをメインに据えたアレンジがより、メロディの
重さを引き立てているのではないだろうか。
02. 熱情
無駄に暑苦しい、プログレっぽいロック。少しばかりフュージョンっぽくもある。
Ritaも基本はパワフルに、時にモノローグっぽく歌い上げる。
歌詞も相まって、どこのアニソンかと(しかも80年代)思うほど、暑苦しい。
中華っぽいゲームの世界にそぐわないのは仕様ということで。
(ドラを突っ込んでも中華っぽさが皆無なのはどうよ)

157 :
03. Salvatore!
いわゆるおバカエロゲーのオープニングにふさわしくない爽やかロック。
が、歌詞はプロレスがテーマ(応援団が主題なのに...)なので、暑苦しいw
この組み合わせは訳がわかりません。間奏のストンプっぽい打楽器は
聴いてて気持ち良い。ライブ向けの楽曲。
04. 一陣烈風
本来はバカゲーなのに...何、この無駄にカッコイイミディアムロックバラード。
一応、ゲームの作風に合わせて和の要素を盛り込みつつ、Ritaの透明感のある
歌声が幻想的な和風ロックバラードとして上質な完成度を見せ付ける。
こんな美しいバラードがあんな作品の頭を飾るなんて...ありえん。
本来なら、大河ドラマとか、時代小説とかに使えそうな歌詞なんだけどなぁ。
05. ジュヴナイル
正統派スチームパンクワールドをエロゲに持ち込んだ「蒼天のセレナリア」。
そのオープニングを飾るのは爽やかな四つ打ち中心のポップス。
爽やかなバッキングギターと広がりのあるベースと歌声が空を連想させる。
歌詞も10代なら共感が出来そうなちょっぴりファンタジー色の強い内容。
晴天のドライブにはちょうどいい、爽やかな楽曲である。
が、間奏のピアノソロ入らないと思う。かえって邪魔に聞こえる。

158 :
06. カスミカゲロウ
重苦しいシナリオに特化した姉妹ブランドデビュー作のオープニング。
4曲目が戦国を舞台にした大河ドラマなら、明治や大正を下地にした
ソープオペラのような、その上でゴシックテイストを纏ったサウンドとなっている。
退廃的な歌詞と儚げな歌声に、沈むようなリズムと妖しげに響く
ピアノと三味線が絡み合ってゆく不思議な展開を見せる。
個人的にはギターソロは入れず、もう少し重い曲調にしてほしかった。
歌詞とメロディーは非常に好みなんだけどねぇ。
07. Adenium
再びスチームパンクの世界に戻り、今度は中近東の空気を纏わせたバラード。
タイトルは砂漠のバラという別名がある花の名前で、歌詞では鉱物の方である
砂漠の薔薇の意味も兼ねている様子。
焼けるようなギターとシンセが容赦無くリスナーの耳を焼き焦がす。
美しいメロディラインが重くも焼け付くような音を漂う様は圧巻。
このような曲がオープニングを飾るのは珍しいのではないだろうか。
08. シリウス
まさにエンディングっぽい展開の楽曲。優しいメロディラインと曲が
穏やかな夜を連想させるには十分に機能しているのではないだろうか。
子供向けドラマなら間違い無くエンディングとして高い評価を得ただろう。
心地良い曲のため、さらりと聴けてしまうが、それだけなのが惜しい。

159 :
09. dairy sky
ゲーム楽曲のアレンジ、その2。ほのぼの。というかみんなのうた。
絶対に、何か妙な味わいのあるアニメーションが頭をよぎる。
ヴォーカルは少女っぽさを出さず、かといって歌のお姉さんかもしておらず、
優しく、丁寧に歌い上げている。
10. 恋してるし
一瞬、I'veかと思った、トランス要素を絡めたダンスポップ。
そこらのアイドルが歌ってそうな曲調ではあるが...言葉数が多いw
そして、歌詞のほとんどが最後に「し」で終わっているのは韻を踏んでるっぽい。
まぁ、こういう曲はB級と呼ばれるものには欠かせない。
11. 星花繚乱
タイトルからして、感動的なバラードかと思ったら爽やかなアップテンポロックだった。
ライナーノーツでは大奥という単語が使われているが、大奥の主題歌だって
ここまで爽やかな歌を起用してなかったと思うぞ。
宇宙を用いたラブソングだけあって、歌詞がすごくクサい。
...まぁ、本来は借金返済目的のバカゲーだし、これでいいか。
12. 美麗的花〜うつくしき花
中国民謡風バラード。なお、コード進行を少しアレンジした「茉莉花」という
中国民謡を取り入れ、ピアノもRita自身が手がけている。
民謡特有の美しい旋律はもとより、Rita自身の歌い方も曲に合わせているため
聴いていて非常に耳に良いサウンドだと思っているが、いかがだろうか。
ラストの中国民謡(多分、これが「茉莉花」だろう)もハマっている。

160 :
13. ta eschata
姉妹ブランドR作のエンディング、アレンジ版。なんと、ジャズフュージョン。
なんだか、酒が進みそうな楽曲だと思う。
しかし、間奏のピアノとアコギが熱いソロを披露したときにはビックリした。
製作者はずらしすぎかなと思ったらしいが、明治・大正にジャズはつき物です。
たまにはこういう和ジャズもありかなと。
14. IKOVE
ピアノメインのバラード。南米の“Tupi-guarani”と呼ばれる言語で「育つ」という
意味を冠したこの曲は、実に重い歌詞ではないだろうか。
しかし、重いだけではなく、希望を見出そうとしている様子も描かれており、
エンディングとしてはまさに傑作と言えるのではないだろうか。
あえてヴォーカルとピアノだけにしたのは正解だろう。
15. Never Fade
80年代ハードロックを連想させるミドルロック。
確かに、本人が言うとおり、これは男性ヴォーカル向けだな。
秘めたる熱さを表現するには彼女の声では少々、力不足と言ったところか。
アレンジ自体はかなり熱く、力強いので好感は持てる。
16. Inliyor
トルコ語で「泣いている」という意味。読み方は知らん。
楽曲はアコギ主体のバラード。優しく包み込むような歌声と
夜明けを連想する歌詞が印象的。是非とも落ち着いた環境で聴きたい。

161 :
総評
RitaがBlueberry&yogurtのメンバーとして、そして個人名義でライアーソフトに
提供した楽曲を集めたベスト盤みたいなポジションのアルバム。
全体的に丁寧に作られており、音質も何気に良い感じだと思う。
ただ、16曲と非常に長く、飽きさせない作りになっているとはいえ、
少々長ったらしく感じてしまうのはいかがなもんだろうか。
もう少し曲を絞った方がバラエティも出るのではないだろうか。
ゲーム内容にそぐわない楽曲も、実はしっかりと作られていると本気で驚くには
本作がちょうどいい格好の材料となるだろう。大河ロマンがオープニングを飾る
借金返済ゲームとか、応援がテーマなのに、なぜかプロレスだったりとか。

162 :
たまには"★"なしレビューもいいかなと思って投稿。
エロゲコンピっていた違いかもしれんが、関わりはあるので
書き込んでみた。本当に聴いていて大変だった。

163 :
天球の音楽/牧野由依
1. オムナ マグニ ★★★★
作編曲 菅野よう子、作詞 Gabriela Robin。創聖のアクエリオンED。
クラシカルな旋律、民族調の音選び、ガブリエラ語、呪文のような歌い方。
異なるベクトルの様々な要素が合わさった結果、謎のまとまりを持ったような曲。
とにかく耳に残る曲。どういう思考回路でこういう曲を作るのか知りたい。
2. ウンディーネ ★★★★☆
作編曲 窪田ミナ。ARIAのOP。ストリングス、ピアノ、パーカッションがメインの癒し曲。
ピアノの静かなイントロから始まり、ささやくような歌声を聞かせるAメロ。
心地よいパーカッションを土台にストリングスが包み込むように飾る。
サビの歌声が素晴らしい。声量と張り具合、裏声への流れるような変化、弦との調和。
極上だが難しいメロディを見事に歌いこなしている。
Cメロから間奏への移行は鳥肌もの。ここでも声と弦の調和が曲を盛り上げる。
優しい曲でありながら声の力強さを見せる曲で、アニソン、声優ソングの中でも希少価値のある、
牧野由依専売特許とも言える曲。
3. 幸せのため息 ★★★☆
作曲 牧野由依、編曲 河野伸。レアな本人作曲のポップ。
ベースが単調でありながら安定した導き手となり、心地よいギターが一定のリズムで鳴る。
それらをサックスとコーラスが飾る。サビのメロディも美しく、しかも良い声のでる音域を使っている。
おまけみたいなものと思って聴いたら面食らうぐらいしっかりした曲。
4. もどかしい世界の上で ★★★☆
NHKにようこそ!ED。ロックっぽさもあるし、ピンポイントのピアノ、弦で高級感もある。
演奏が良い。佐野康夫のドラム、弦一徹ストリングス、ギター、ベース、ピアノみな高品質。
それだけに曲自体がイマイチなのが惜しい。歌詞を聴かせるためのシンプルな曲とも言えるが、
おもしろみに欠けるメロディだし、ひねらなかったのか、ひねりが足りないのか難しいところ。
アニメ最終話でこれを聴くと★を増やしたくなるような、安心感のある曲ではある。
歌詞がアニメと合っていてアニソンとしての役割は存分に果たしている。

164 :
5.シンフォニー ★★★★★
作曲 北川勝利、編曲 桜井康史。ARIAの挿入歌。ROUND TABLE曲はみな良いが、やはりこれが素晴らしい。
ピアノと声での入りから始まり、Bメロでベース、ドラムの参加の流れが綺麗な盛り上がりを作る。
何よりサビの旋律、その歌い方の可愛らしさ。甘ったるい歌声がクセになる。
特に2番サビの「切ない気持ちなの 子猫みたい 肩をすくめて」のあたりは、センス光る歌詞とともに切なげな歌い方など聴き所の一つだろう。
サビから間奏への入りも美しい。少しずつテンションを上げ始めるベースが間奏で見せ場。
曲の最後まで飽きさせない展開を持ちながら、美しくまとめ上げる。
6. ユーフォリア ★★★★☆
作編曲 窪田ミナ。ARIAのOP。
ウンディーネと同じ趣向の曲だが、こちらはサビの旋律が穏やかな分、声に頼った曲。
安定感のあるパーカッションと和音を奏でるピアノが曲の雰囲気を確立していて、
そしてウンディーネと同じく、Cメロから間奏への入りが良い。
伸びのある声とともに間奏へ入ると、転調をしながらテンポのいいコードチェンジ、
ストリングスが主役になり極上の旋律を奏で、最後にサビへと繋がる。
曲単体としてのかっこよさと、BGM的な癒しを両立した曲。
7. ジャスミン ★★★
ミディアムテンポのバラード(?)民族調の香りも。
イントロのキーボードからちょっと安っぽい雰囲気が漂う。
イントロ以降もとりたてて聴き所のない単調な曲であり、サビの旋律もイマイチ。
アレンジも打ち込みが目立ち、サビ前のクサすぎる銅鑼のような音などいちいち鼻につく。
8. 夏休みの宿題 ★★★☆
バンド風の音にブラスを乗せた、アップテンポの爽やかな曲。
とにかくベースの主張が激しい。最初から最後まで走り続けている。
ともすればつまらなくなりがちなAメロBメロをかき回している。
明るい歌声に絶妙な切なさが乗って、一夏というイメージを上手く表現している。

165 :
9. 髪とヘアピンと私 ★★★★
作曲 F.GIRAUD、編曲 窪田ミナ。ARIAの挿入歌。
序盤は抑揚の少ない、ピアノとボーカルをメインに据えたスローテンポの曲。
それでいて単調にならず心地よい旋律が流れるように続く。
非常に丁寧に音を選んでいる印象があって、サビとも言えないような静かな盛り上がりが心に強く響く。
ずっとささやくように、力の抜けた声が続くのだが、その表現力が聴き手の気持ちを離さない。
しかし何よりも聴き所は後半の穏やかな盛り上がりとそれを彩るストリングスの動きだろう。
間奏部分はインスト作品として成立するような雰囲気を持ちながら、一つテンションを上げてサビへ戻る。
アウトロの弦が最後まで見せ場を作り続け、ピアノとともに幕を閉じる。
つまらない曲として見られる可能性もあると思うが、見方を変えれば難しい旋律を曲として成立させた名曲だと思う。
窪田アレンジの妙を存分に味わえる1曲。
10. ユメノツバサ ★★★
作編曲 梶浦由記。メディアムテンポのロック曲。
梶浦曲にしてはう〜んという感じ。Bメロがちょっと良い。
が、サビもノリ切らず、歌詞もダサい。コーラスも牧野由依でなく、牧野の声とのギャップが苦しい。
楽器選びも梶浦独特の特徴はない。
11. 永遠の想い ★★★☆
ツバサ・クロニクルのキャラソン。スローテンポ。
サビのちょっと変わった旋律、盛り上がりのあとの呟くような部分など面白い曲。
ちょこちょこエレキギターが顔を出したり、特徴的な和声を作ったりもする弦の動きも印象的。
やや実験的な印象もある曲。声の可愛らしさが前面に出ている。
12. CESTREE ★★★
作編曲 かの香織。ゼーガペイン挿入歌。
歪んだギターサウンド、大量に息を含んだささやき声、多重コーラスなどトリップ感のある曲。
中毒性があるという意味ではない。
正しい挿入歌というか、BGMとして聴けば使いようのある曲だと思う。
が、アルバムに単体として入ると浮くだけと言わざるをえない。

166 :
13. 雨降花 ★★★★☆
作曲 F.GIRAUD、編曲 河野伸。ARIAの挿入歌。スローテンポなバラード。
始めは穏やかなベースに静かなボーカル、飾るようにストリングスの構成。
Bメロも同じような構成で、サビで一気にボーカルが力強くなる。
サビはメロディ、歌い方ともに一瞬演歌や80年代のバラードを感じさせる。
サビ3小節目の弾むような歌い方、7,8小節目の下降するコーラスなどが美しい。
特筆すべきは2番サビから間奏への移行。歌詞に沿った弱々しさ、強がりなど必要な表現が全てこもった完璧な歌唱。
そして絶妙なストリングスの入り。ここの4小節だけで★3つ上げたくなるぐらいの魅力がある。
14. アムリタ ★★★☆
作曲 かの香織、編曲 藤田哲司。劇場版ツバサ・クロニクル主題歌
ピアノとともに入るAメロの一音目から心をつかむものがある。歌詞も語感語呂ともに良い。
穏やかなAメロから一転サビでは重厚な音がバックに流れる。
しかしそのアレンジがやや下品。穏やかさと対照的に盛り上げようとしたのだろうが、やり過ぎ。
銅鑼のような過剰な盛り上げ方、うるさすぎるピアノ、シャンシャン鳴るパーカッション、
サビ終わりの「アムリタ」だけアカペラというあからさまなアレンジが寒い。
劇中で挿入歌として流れたのなら気にならないかもしれないが、単体だとせっかくの曲がもったいないとすら思ってしまう。
個人的には弾き語りバージョンの方が純度が高くておすすめ出来る。

167 :
総評 ★★★★☆
牧野由依の1stアルバム。1stなのに、上に挙げたとおり異常な面子によるプロデュース。
そしてそのネームバリュー通りの、クオリティの高い楽曲群が揃っている。
有名アニメとのタイアップ効果もあって、最近の声優曲では例を見ない完成度と言える。
匹敵するのは菅野プロデュースの坂本真綾ぐらいじゃなかろうか。
全体としてフレーズ毎のつなぎを意識し上手く使っている印象がある。
中心となるARIA曲群2,5,6,9,13はどれも素晴らしい出来。
窪田ミナは作曲家としてだけでなく、アレンジャーとしての腕があることを再確認。
ROUND TABLE曲のシンプルかつ独特のメロディや、F.GIRAUD(何者?)の絶妙な旋律。
それぞれの個性がふんだんに発揮された曲だろう。
しかし何よりも予想外だったのが牧野由依の歌である。
正直なところ、メンツが豪華だから聞いてみようという気持ちだったのだが、驚いた。
まず単純に声が可愛い。これは田村ゆかりとか堀江由依とかとは違うタイプの可愛さであり、
数多くいる歌う声優の中でもオンリーワンのものだと思う。
基本声は細めなのに、声量もある。そのギャップがサビを強く印象づける。
高音は上品な声で、弦と調和する。坂本真綾に似た雰囲気もある。
それでいて、元々ピアニストであるというのも影響するのだろうが、表現力がある。
ピアノを弾くように丁寧に歌っているのを感じる。気の抜けた声、甘ったるい声、泣くような声。
ありとあらゆる歌い方を「知っている」ような印象を抱かせるのが凄い。
そして節々にある息の抜き方。これも声優ではオンリーワンな特徴だろう。曲調の関係もあるけど。
もし歌の上手い声優3人選べと言われたら牧野由依を選ぶ。それぐらい豊かな感情を見せる歌い方だ。
水樹奈々とか茅原実里も上手いんだけど、彼女らとは格の違う巧さを感じる。
ちなみに生(しかも弾き語り)でも相当高いクオリティで歌っていた。
歌える声優の中で若いのもポイントが高い。声優ソングの新たな道を切り開いてくれる気がする。
牧野由依は実力の割にマイナーすぎる。もっと広く知られ受け入れられるのを待っている。

168 :
俺の感想では牧野は高音域は鋭いキレを感じるがそれに比べ中音域になると
とたんに聞いてられない頼りなさに感じるんだよな
聞き方の違いかな

169 :
いやたぶんそういう部分もあると思う
俺としてはアレンジがしっかりしてるからあんまり気にならないし、
その中低から高音への移行の瞬間こそ一番の聴き所かなと思ったりもする。ギャップ的な意味で。
まあ最大瞬間風速が凄い的な意味の、歌が巧いだと思ってください

170 :
>>167
みずきとか茅原は「私うまいでしょ」的発声が難だよな、一定の音階じゃないと力強く歌えないから、iPodなんかで一般の女性ボーカルと並べて聞くとどうしても差が目立つ。
二人が「声優にしては上手い」って評価なのに対してまあやは初めて声優と歌手を両立できたって印象。
牧野がそれを越すというなら聞いてみるわ。

171 :
>>170
何寝言言ってるんだ

172 :
信者が贔屓を持ち上げるのは結構だがそのために内容じゃ無い事で
他を貶める必要はないんじゃないか

173 :
私上手いでしょ発声って水樹も茅原も歌手畑で育ってきた人らに声優だからという書き込みはどうなんだ

174 :
基本的に、>>168のような書き込みも極力やめたほうがいいと思う。
語り合うスレではないからね。
>>170は論外。

175 :
う〜ん書き方マズったなぁ
×格の違う巧さ
○質の違う巧さ
だと思ってください。貶すつもりは一切ありません。申し訳ない

176 :
>>170のまあや信者が最高に痛いだけだろ
レビューにコメが付くのは多少はいいんじゃないかな

177 :
レビュー外のコメント自体に関しては、書き手のモチベーションの為にも一定量はあっていいと思う。
ただ、>>170の内容に関しては、水城のアルバムレビューの内容そのままって感じではあるけど、
水樹茅原のファンからみたら気分いいものじゃないだろうし、レビュー外では控えたほうがいいんじゃないかな。
ただ、レビュー自体に関してはあくまで率直でお願いします。

178 :
170ですがすみませんでした。
レビューを書き込むスレと言う認識が足りませんでした。
重ねて申し訳ありませんでした。

179 :
誰か志方あきこさんの最新アルバムのレビューをやってくださる方はいませんか?

180 :
音楽は自分で聴いて感じる物だ!

181 :
>>180
身も蓋もないこと言うなよしんでしまえよ

182 :
01 Over The Future feat. THE CHILDREN ver.2 ★★★
可憐Girl'sが歌っていた『絶対可憐チルドレン』オープニングテーマを同アニメ主演声優3人がカバー。
悪くはないが、いい意味でも悪い意味でも破壊力はオリジナルが格段上。
また、アルバムに収録に辺りアレンジも大幅に変わっていて、かなり大人しくなっている。
このアレンジだと『イェイ!絶対!大ターン』等の掛け声が邪魔くさく聞こえる。
オリジナルからは想像できないほど、想像以上に無難な曲になった。
02 絶対love×love宣言!! ★★★★
01が大分大人っぽい曲になっていたおかげで、若干こっちが子供っぽく聴こえる。
オリジナル比較だとこっちの方が若干大人に聴こえてたんだが。
全体的に流れてるバックのデジタル音が面白くて好き。
サビでの『絶対なんです』あたりでのボーカルと同音を鳴らす部分でも、
上手くボーカルを邪魔しないようになっていて、聞いていて気分を上手く高揚させてくれる。
03 DATTE大本命 ★★
02からさらに子供になっていくような流れの曲。
曲自体は01からの流れを汲んだ曲。なんとなく前2曲に比べて印象が弱い。
こっちの「キュンキュン」「ハイハイ」の掛け声を生かすためにも
いっそ1曲目では掛け声は取っ払ってよかったんじゃないかと思える。
04 流れ星☆ロマンちっく ★★
アルバムオリジナル曲。
今まではほぼデジタルサウンドで構成されていたが、こちらでは時々ブラスが鳴っている気がする。
こっちも01,02に比べるとインパクト不足。正直似たような曲4曲連続なので、若干飽きも感じる。
05 早春賦 〜卒業伴奏〜 ★★★
インタールードみたいな感じで挿入されるピアノ演奏。
デジタル続きで疲れた耳にいい休憩になる。


183 :
06 MY SONGS feat. THE CHILDREN ver.2 ★★★★★
01に続き可憐Girl'sのカバー。こちらはロック風味のアレンジに。
かなりかっこよく仕上がっていて、こっちのアレンジは成功している気がする。
ただ、このアレンジを可憐の方で使ったらまたチグハグになりそうなんで、あちらはあちらで正解だと思います。
07 トキメキの星屑 ★
戸松遥演じる三宮紫穂のソロ曲。いわゆるトランスの曲。
可もなく不可もなくといった感じ。
08 瞬間を越えるSmile ★
白石涼子演じる野上葵のソロ曲。こっちはどちらかというとユーロビート?
07よりは若干カッコいいかな、程度の印象。
アレンジがいいのかメロディがいいのか歌い手がいいのか…
09 WITH ★
平野綾演じる明石薫のソロ曲。これもトランスっぽいかな…
これも大して特筆すべき点はないです。
10 早春賦 ★★★
05のオリジナルバージョン。
番組最後のエンディングで使われたこともあり、前向きなサヨナラ曲。
無難に〆たかな。単曲としては結構良曲だと思います。
総評 ★★★★
アニメ『絶対可憐チルドレン』の主演声優3人によるアルバムです。
全体的にデジタルサウンドが多めで、通して聴き続けるとなんとなく疲れてきます。
この3人の場合、ソロで個々を聞くよりも、3人の声が重なった時に不思議と魅力が膨らむ印象がしました。
ソロ3曲以外はそんなに悪い曲ではないので、単曲をテンション上げたいときに聴く聴き方がいいかもしれません。
07〜09のトランスとかユーロビートとかは、あくまで自分の感覚で書いたので、もしかしたら違うかもしれません。

184 :

保守ついでに俺も書いてみる
-----
Aice5 / Love Aice5
※ Aice5 読みは「あいす」
01. Prologue of Aice5
インスト。 次の曲のメロディーがオルゴールの音色で流れる。
02. Love Power ★★★☆
そしてそのままこの曲に流れこむ。
サビのメロディーがキャッチーで覚えやすい、直球のアイドルポップ。
スターチャイルドは本当にこういう曲が得意だよなあとつくづく思わされる。
サビ以外はそれぞれメンバーが交代で主旋律を歌っていく構成だが、アイドル声優ユニットということで声質自体はきれい。
しかし逆に歌唱力となると多少厳しい部分があるのを痛感させられてしまう。プロではないから仕方ないとも言えるが…。
03. ふりふり ★★★
メンバーの浅野真澄作詞。そしてそのままメインボーカルを務めている。
メンバー作詞曲は作詞者がメインボーカルも務める形を取っているようだが、この人はそこそこ歌唱も安定している。
こちらも2曲目の流れを受けたような普通のアイドルポップだが、こちらはギターのバッキングをメインに据えたアレンジになっている。
女の子の日常とか女の子同士の友達付き合いとかについて書かれたかわいい歌詞で、割ときれいに書けている印象を受けた。
最後の「照れる」というセリフのようなフレーズはファンにはたまらないのでは。
04. Word I need ★★
ブラスやシンセ和音がアクセントになっているこちらもアイドルポップ。
なんかあんまり印象に残らない。特徴と言えば歌詞がやたらと英語になっている。
例えば「You 情(友情?)ってバリケード What can I... (わかんない?)けど大丈夫?」と言った感じ。なんかすごい。
アップテンポかつ随所にコールが入っているので、ライブでは盛り上がりそうな一曲。

185 :
05. 友情物語 ★★★★
シンセ、オケヒットなどの打ち込み音をメインに、ピコピコした音で飾りをつけたような曲。
そのためかキャッチーで耳に残る楽曲に仕上がっており、
サビのドタバタ感はちょっと癖になる。
歌詞は女の子の友情について書かれており、「友達同士で二股かけられた」「一緒に彼を振っちゃいましょう」なんて部分も。
しかし実際こんな友人関係を築けている人ってどれくらいいるんだろうか…。
今の若い女性は友達を切り捨てでも恋に向かいそうなイメージがあるんだが。
06. Natural Fly ★★☆
ギターをベースに、サビのメロディラインをなぞるシンセが印象的なアッパーソング。爽快感がある。
一方でテンポが早いため全体的に早口のような歌い方になってしまっている。そのせいか歌唱に余裕が無い印象。
Natural Fly というタイトル通り等身大の自分で勝負しよう、という歌詞。
07. 白い月 ★★
メンバーの木村まどか作詞。シンセや打ち込みで構成された、似非ロックバラードな楽曲。
メインボーカルである木村のハスキーボイスは声質的には悪くないが、歌の下手さが浮き彫りになってしまっていて残念。
そしてメンバーによるコーラスが無駄にかわいらしいものになってしまって曲の雰囲気が壊れている。
シリアスな曲じゃないのかこれは。なんだか中途半端。
08. Believe My Love ★★★
アコースティックギターをベースにブラスで味付けした、ダンサブルなナンバー。
なんとなく90年代な雰囲気だなと思ったら編曲の水島康貴氏はSPEEDやV6等の楽曲も手がけたとか。
かっこいい路線であるためにどうしても一部メンバーの声が浮いているように感じられて残念。
2番のサビのキメから間奏への入り方が個人的に好み。
09. マーブルロケット  ★★
メンバーの神田朱未作詞。ここで一呼吸おける、まったり系ポップソング。
Aice5メンバーはそれぞれイメージカラーが決められているのだが、
この曲の歌詞中にはその色(「青」「赤」「緑」「黄」「紫」)がすべてどこかで登場している。
曲としては普通。打ち込みの音が浮いて聞こえてしまってちょっと邪魔かも。

186 :
10. Lady Go!  ★★★
メンバーの堀江由衣作詞。勢いのあるガールズロック路線。
縦読みするとメンバーの苗字や名前が並ぶようになっている歌詞は努力賞。よくあてはめた。
「GO! GO!」といったコールがサビにあったりと、ライブでは盛り上がりそうな一曲。
11. five arrows ★★☆
メンバーのたかはし智秋作詞。この人がメンバーの中で一番安定感のある歌声を持っているようだ。
なんとなくR&Bを取り入れたような曲調だが、なんだか安っぽい。
そして相変わらずメンバーによるコーラスやコールが合わない。
間奏部分ではラップまで入っていたりするのだが、その内容が作詞者本人のカラーが出まくりで凄いことに。
「A-BOY」「サムカワ」「ワクテカ」「ジューシー」「ポーリー」…もはや何がなんだか。
このアルバム全体通して綺麗なイメージの楽曲が多い中、良くも悪くも異彩を放っている。
12. Love&Dream ★★☆
ホーン楽器が印象的な、アッパーな楽曲。楽器のせいか大人っぽい。
しかし歌詞の方は大人というわけではなく、悩んでる人に声をかけてあげる応援ソング。
せっかくのアレンジなのに勿体ないと感じてしまった。
13. Get Back ★★★
「A!I!C!E!」とグループ名を連呼するコールが特徴的な、デビュー曲。
アイドル、アニメソングの王道といったような曲調や歌詞はまさにアイドル声優ユニットにふさわしい。
間奏から最後のサビへの盛り上げ方は個人的に好み。
一応ギターソロも入ってはいるが、それよりもそのあとのCメロ?の方が印象に残った。

14. Smile  ★★
いかにもアイドル、な締めの王道バラード。
王道らしくストリングス中心にアレンジがされており、まさにラストにふさわしい楽曲といったところ。
解散してしまった今となっては「どんな時だって きっと君のことを 思っているよ」というフレーズはファンには切ないのでは。
15. Epilogue of Love Aice5
1曲目同様、オルゴールで2曲目のメロディが流れる。

187 :
16. Stardust 〜Aice5のテーマ〜 ★★★★★
ボーナストラック。
元ネタ?はSMAPの「FIVE RESPECT」。だがこちらはメンバーそれぞれが自己紹介をしていく形を取っている。
「A! I! C! E! 1.2.3.4.5 Go! Aice5!!」のところからサビに入るところもそのまんま。
歌唱部分がメンバー全員でのユニゾンのみであるため、一番聴きやすかった。
総評 ★★☆
アイドル声優ユニット、Aice5のファーストアルバム。
しかしこのアルバム発売までに発表されたシングル曲はカップリング含めて全曲収録されているので実質ベストアルバム。
Aice5は単独で歌手活動もしているリーダー、堀江由衣が発案者となり自らメンバーを集めて結成されたユニットであり、
声優ユニットというのは一つの作品のためだけに結成されたものや、期間限定でのみ活動するものが多い中で
2年間近く(リリース期間としてはもう少し長いが)活動していただけあり、声優ユニットとしての完成度は高めでそこそこ楽曲にも恵まれているようだ。
アルバムとしては打ち込み中心の明るいアイドルポップを主軸に、ポップロック、R&B風、バラード等いろいろな楽曲を収録し、偏りを防ごうとしている構成は好印象。
ただやはり本職の歌手ではないため歌唱力はどうしても物足りない。特に7曲目、14曲目の聴かせるべき曲に関しては顕著。
詞に関してもメンバー一人一人が作詞をそれぞれ担当するという力の入れようではあるが、
全体を通して恋愛に関してや、女の子の友情、ありがちな応援ソング、身内ノリだったりと良くも悪くも直球のアイドル路線。
そしてなにより16曲目、それぞれの作詞曲に関してはそれぞれのキャラクターが現れている部分もあるため、
全体通して声優ヲタ(メンバーのファン)でもないと楽しめないかもしれない。
声優が歌う曲やアイドルポップ、気軽に聴けるアルバムが好きな人にお勧めの一枚。
-----
お目汚しスマソ

188 :
このライブいったことある方で、
400レベル経験した人ちょっと質問!
やっぱ遠いだけあって、盛り上がりにくいもんなんですかね?
静かに聴く感じ?

189 :

すんません〜、誤爆しました。スレ汚しスマソ

190 :
保守

191 :
最近メジャーデビューした同人ユニットAsrielです。

同人8thAL QuoVadis / Asriel
1.灰色の瞳の眷属 ★★★★☆
荘厳なストリングスのイントロの後BPM150で疾走。
ドラムは裏拍連打やバスドラム連打などメタルっぽいけど、
ベースラインはうねりギターは軽めなバッキングとメロディアスなソロ(いわゆるV系ロック?)。
ヴォーカルの声はかなり独特(水樹奈々が腹式呼吸をしないでGacktっぽく歌ったような感じ)。
間奏で一度大胆にジャズっぽくリズムチェンジし、その後速弾きギターソロが被さり爆走する所は鳥肌。
2.Roxalio ★★☆
チェンバロが入ったダークな雰囲気のイントロから入るアップテンポなロック曲。
Asrielの基本コンセプトは「静と動」らしく、サビで疾走→間奏で落ち着く→再び爆走 が基本。
この曲もそんな感じ。サビメロが弱いのでイマイチ。
3.xxxに捧ぐ歌 ★★★★☆
ものすごくガンダムのOPとかに使われそうな爽やかイントロから入るキャッチーな爽やか曲。
間奏のギターソロも爽やかな時のラルクみたい。
4.Dedicate ★★★☆
オレンジレンジがへビィな曲を書いた時みたいな微妙に重めなメタルギターによるイントロから始まる。
アニソンってよくサビ直前に1小節くらいブレイクっていうかタメが入るけど、
この曲はそのタメが7小節(約10秒)。長すぎ。超プログレッシブ。でもかっこいい。

192 :
5.十三番目の運命 ★★★
怪しげなギターリフに怪しげなホーンが乗るイントロから始まる怪しげな曲。
三拍子(イントロ→Aメロ→Bメロ)⇒四拍子(サビ→間奏)→三拍子(間奏→Bメロ)…な展開。
ちなみに三拍子Bメロ→四拍子サビ はこのユニットの得意技。
6.Dark of romantic ★★★
シンセが派手めなイントロからBメロまでは明るいのにサビだけ暗い曲。(サビだけ短調なのかな?良くわからん)
今はやりのアンサーソング。
7.kerveros ★★★☆
#4と同様バッキングのギターが重め。
そして#4同様サビの後半からドラム裏打ち連打が始まりスピード感アップ。
#4はチェンバロだったけどこの曲はオルガン使用でクラシカル。間奏とアウトロのギターソロはかなりテクニカル。
ちなみに1〜7曲目まで全部アップテンポ曲(BPMはおおよそ120〜200)。
8.指先の辿る残酷な旋律 ★★☆
これも怪しげなタンゴ調三拍子→爽やかな四拍子サビの曲。
アコーディオンが鳴る間奏は3/4×3⇒5/4×1⇒3/4×8⇒4/4×6⇒2/4×1⇒3/4×1と結構変拍子。
9.eternal memory ★★★★
声優野川さくらのシングル曲のセルフカバー。
これもアニソン系爽やかロックだけど原曲よりもかなりキーが上がってる。
もともとハイトーンなVoが更に限界キーを歌っているので、
そのいっぱいいっぱいっぷりが結果的にドラマチックなメロディを更に引き立てる。

193 :
10.ルージュの伝言 ★★★☆
A、B、Cメロまでバラード調でサビでアップテンポになる。でB、Cメロのみ三拍子。
中盤に30秒静寂タイム(この辺プログレチック)を挟んで、
後半は盛り上がって終わり。
11.終焉に咲く花 ★★★☆
これもバラード→サビでアップテンポな曲。間奏は4→3→4拍子。
2番の後に1回だけ入る大サビが超ポップ。ギターソロはやはりかなり凄い。
12.Gritter Rain ★★☆
唯一のスローバラード。可もなく不可もなく。
総評 ★★★☆
メジャー1stALとほぼ同時発売の最新同人アルバム。
良く有りそうであんまり例が見当たらないような曲調。
V系音楽がバックボーンにあるらしいのですが自分は詳しくないので判りません。
特徴として
(1)女性ボーカルのゴシック系ハイスピードロック
(2)キメやブレイクを多用。拍子チェンジも多く、また1番と2番でメロディが変わることもしばしば
(3)メロディは高音連発で乱高下が激しく、半音も多用するためかなり独特だが、ポップでキャッチー
という感じで、あえて例示するなら
(1)妖精帝国+(2)UVERworld+(3)aiko ÷3?
(メジャーはこれに水樹奈々的ストリングス&アニソン要素が加わる)
同人の方がアイディアも音数も多く詰め込まれていて賑やか。
けど似たような曲も多くハマらない人にはつまんないかも。
キャッチーさとカオスさを併せ持った音楽が好きな人には同人盤を薦めます(アニメイトにも売ってます)。

194 :

メジャー1stAL unveil / Asriel
1.Metamorphose ★★★★
大仰なストリングス入りのアニソンロック。ものすごくエレガっぽい感じなメジャーデビュー曲。
アニソンの型にはまっているメロディもらしくない。でも良い。
2.穢れ亡き夢 ★★★☆
これはAsrielらしい曲。
メジャーは編曲が外注。おそらく生音(ライブ)前提に編曲されているため
全体的に比較的音数が少なく演奏もアンテクニカルになっている。
3.千億の星屑散らす夜ノ空 ★★★
これも派手なストリングスから入るアニソンロック。16分音符でキメを連発するイントロや
展開が目まぐるしい間奏などは健在。でもサビが微妙。
4.雪月花 ★★★★★
同人時代の曲のリメイク。
原曲はバックで琴が終始ひたすら乱舞する曲だったけど本曲は琴が引っ込んでストリングスが加わりバランスが良くなった
(でもちょっとだけ物足りなくもなった)
和の雰囲気とせつなさとドラマティックさが入り混じった曲調でめちゃかっこいい。
5.Gemini ★★☆
笛とアコースティックギターと地味目なストリングスで作られたポップな佳曲。
6.思いの欠片と信じる欠片 ★★☆
#5から笛を除いたような曲。多分前半後半の2部構成になっておりここで一区切り。

195 :
7.氷の月夜 ★★★★☆
メロディアスなギターを纏って三拍子で裏打ち疾走するイントロが出色の良さ。超かっこいい。
サビだけ四拍子で曲の勢いが殺されるけど、そのおかげでサビ後に再び来る間奏が更に引き立つ。
8.綻びし華 ★★★★★
ダークで妖しさ満載のキラー曲。メロが良い上コテコテなキメも連発。
9.嘆きの雨を一雫 ★★★☆
#8に引き続きダークでメロディアスなスピードナンバー。
ドラムがドカドカ鳴り音数も多いがメジャーのプロによるアレンジのためすっきり聴きやすい。
怪しいストリングスと共に16部音符で歪んだギターリフをかき鳴らす間奏がかっこいい。
10.追憶の誓い(Naked JAZZ Mix)★★
シングル曲をジャズっぽくリミックス。原曲はハイトーン高速曲で星4.5個。
本曲はJAZZ Mixなのにギターは厚くなりストリングスも派手になっており、
なのにそのくせテンポ、キー共に落としてありちぐはぐで台無し。
11.Al meila ★★☆
同人曲のリメイクで三拍子のバラード。地味。なんでこの曲をリメイク?人気あるのかな
12.unveil ★★★
明るく締める最終曲らしいストリングスイントロで始まるタイトル曲。
ストリングスはエレガのそれに比べると予算と格の差がモロわかり。

196 :
総評 ★★★☆
同人8thとほぼ同時発売のメジャー1st。メジャーらしく曲の当たり外れが大きくなった。
上記の通りプロにより編曲されており、音数が減ってすっきりまとまっている。バリエーションも多彩。
しかし複雑な展開や拍子チェンジ・カオスな展開などは減り良くも悪くも正統派アニソン寄り。
「静と動」のコンセプトやメジャーで音数が減り角がとれて丸くなった感など、
まさに同人界の凛として時雨。
(ちなみに若手バンドに例えると、Asrielは凛として時雨で六弦アリスは9mm Parabellum Bulletって感じ)。
バランスの良い普通のアニソンが聴きたい人にはメジャー盤を薦めます。

197 :
>>191-196
乙。Asriel気になってたから良かったよ。
「同人界の凛として時雨」は良い形容だなw

198 :

こっちじゃまとめてもらえないし、次から本スレの方に書けばもっと見てもらえるよ

199 :
いかにも素人臭い手作り感満載のものでよければ
私がアニソンレビュースレのまとめページを作りましょうか?
特に異論がなければ、作業に取り掛からせて頂きます

200 :
水樹奈々の新作お願いします

201 :
>>199
おねがいします

202 :
>>199
レビューの絶対数が少な過ぎないか?

203 :
>>202
少ないうちから始めた方が後々らくだと思う
>>199
よろしくお願いします

204 :
もういっちょだけ同人CDレビューします。
女性ボーカルで「クラシカルアートポップス」を謳うユニットlove solfegeです。

La Fatalite / love solfege
01.La Fatalite ★★★★★
しょっぱなから11分の大作。「組曲風クラシック+メタル」らしいですが重いギターなどは無くメタル色は薄いです。
イントロからクラシカルなフレーズを弾き倒すギターソロはなんと1分間休符一切無しのオール3連符。
楽器は他にも弦・管・チェンバロ・ティンパニ・シンセ・ドラムなど満載で、
しかもこれらの楽器がBPM160の速さで11分間にわたってそれぞれ3連符を連発しまくるので、
終始異様な統一感と異様なテンションでもって曲が展開していく。
組曲らしく歌メロ含め展開が目まぐるしく変わるが、その全てが超キャッチー(メロは上品なアリプロって感じ)。
長めの間奏が若干ダレるのと、作曲者のルーツがクラシックなためドラムが少しショボイけど、
それ以外はほとんど隙の無いまさに名曲。
02.amity ★★★
エンヤ+霜月はるか÷2みたいな壮大系クラシック+民謡アニソン曲。三拍子。
ストリングスは打ち込みだけどかなり本物っぽく出来ていてチープさは無い。
ちなみにlove solfegeはボーカルが5人くらいいて、この曲を歌うのはロシア人。けど歌詞は英語。
03.sweet liar ★★★☆
倉木麻衣が昔やってたような一昔前のR&B曲。
そんなR&B的なオーケストラヒットやトランス系シンセの中にやっぱりクラシックピアノをぶち込むんだけど
それがまたかっこいい(曲自体は古臭くてダサいけど)。

205 :
04.stratospheric melody ★★★☆
ピアノのインスト。この曲含め、ピアノは全て作曲者による生演奏(あとギターも生)。
これがBPM200で16分音符連発の速弾きでかなりうまい。
しかもプログレっぽく展開しててマジで上原ひろみみたい。
05.forget-me-not ★★☆
普通にエンヤ的クラシック。と思いきや1分過ぎた途端菅野よう子が時々やるようなテクノに。なんじゃこりゃ。
更に1分後再びアンビエントに戻る。でまた1分後テクノ。
そして最後に両パートが混ざる。ここがかなり鳥肌。
ちなみに例のロシア人が今度はロシア語で歌ってる。
06.Due destini ★★★★☆
メロディこそややアニソン系だけど、
ガチのクラシックオペラにR&B的リズム(ズン、タン、ズンズンタンみたいなあれ)をそのままぶち込んだ曲。こんな曲初めて聴いた。
楽器はその打ち込みリズムとピアノのみだけど、メロディは綺麗かつキャッチーで
バックのピアノも16分音符中心でかなり乱舞していて全体的にすげーかっこいい。
ソプラノなボーカルはイタリア語で巻き舌とかも多用していてかなり本格的な感じ。
07.noblesse oblige ★★★
今度は壮大系クラシックにトランスを混ぜた曲。
基本的に5拍子で所々に6拍子が入る。間奏では10/16拍子に。
ちなみに他のアルバムでは13/16拍子、5/8拍子、15/16拍子を混ぜ込んだ曲とかもある。
何が凄いってそれで曲は普通にポップにできてること。
08.おかえりビーグル  ★★☆
バラード。普通に良い曲なんだけど、
今までの曲を聴いてきた後だと普通すぎて印象に残らないかわいそうな曲。

206 :
総評 ★★★☆
クラシック&アニソンをベースに様々な音楽を容赦なくぶち込んで融合しているようなしていないような曲を作るサークル。
他のアルバムではもっとポップ寄りだったり、ダンスミュージック寄りだったり、
同じクラシックでもこじんまりしたバロック音楽寄りだったりするんだけど、
本アルバムはエンヤとかサラブライトマンみたいな壮大な感じのクラシックな曲が多い。
よくある「ストリングスとか使ってるからクラシックっぽい」とかではなく、メロディの締め方とかがガチで上品でクラシック的。
その格調高さとアニソン的ポップさの加減がかなり絶妙。
曲の当たり外れが激しいサークルで意外に地味な曲も多いけど、#01と#06はホントに良いので、
個人的にはこの2曲だけでも一度聴いてみてほしいです。ニコ(ry
ちなみに通販とかダウンロード販売とかで買えます。

207 :
http://rating2.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/rating?userID=hiyoutan1982&filter=1

208 :
>>206
色物かと思って聴いてみたらガチだった。またなんか書いてくれるとうれしっす

209 :
>>206
気になっていたサークルなのでありがたかった。
まだ聴いていないけど雰囲気が掴み易いレビューで良い。
通販してみるわ。

210 :
>>206
乙。
本スレにも貼って欲しい。

211 :
>>210
プロダクションも同人の中ではかなり良い方だし、
売上が増えて予算が上がるとクオリティも上がりそうなタイプのサークルなので
ちょっと改変して貼ってみました。

212 :
>>211


213 :
>>211
乙。
菅野よう子とかの単語は意識して消したのか。
無名なバンド名を例え出す人もいるし、そこは大丈夫だと思う。

214 :
彷徨ってたらたどり着いた
1から一気に読んだけどみんなレビューすごいなー
俺も駄文ながらちょっとずつ書いてみようかな

215 :
>>214
書く予定なら水樹奈々の新作お願いします

216 :
他の人にも広く知ってもらいたいなら邦楽板、別にそうでもないならここに
レビュー書き込むってことでFA?

217 :
>>216
それでFA。
邦楽板にビジュ系やアニソンレビューが書き込まれることはままあるが、ビジュアル板のレビュースレとここのスレに畑違いのアルバムが投下されることはない。

218 :
初心者が水樹奈々の新作書いてみました
水樹奈々/ULTIMATE DIAMOND
01.MARIA&JOKER★☆
1曲目からちょっと反則気味とも思える感じ。
所謂テンポの良いJAZZテイストで構成されているわけだが
曲調や効果音からルパンやビバップのOPを想像することも容易。
水樹の伸びのある歌い方でなんとなくまとめられてしまっている曲。
効果音とか正直いらないかも・・・。
02.悦楽カメリア★★★
ギターとドラムの絡み合う熱いロックな曲。
途中途中で入る和のテイストが良いアクセントになっていて
曲全体の疾走間を出している。
サビはちょっとメタルっぽい?
作詞は水樹自身が担当。
03.PERFECT SMILE★★★☆
02からの流れできて、ここでいきなり印象が変わると思われる。
タイトル通りの笑顔になれそうな爽やかポップソング。
04.Trickster★★
18thシングル。
同シングル収録曲がアニメタイアップであったせいか
これシングル曲だと知らなかった・・・。
サビ以外でシンバル音がやたら目立つってて薄っぺらい感じもする。
もうちょっとベース音で厚みが欲しい。

219 :
05.Mr.Bunny!★★
90年代風の打ち込み曲。
曲調は青空を想像させる明るい感じで飲料水のCMにでも使われそうだけ
詞の内容は失恋ソングという罠。

06.沈黙の果実★★★☆
力強い歌い方とストリングス系の音が全体を盛り上げている曲。
ストリングスとの絡みはやっぱいい。
07.Brand New Tops★★★★
鍵盤から始まるイントロで一瞬騙されるwww
”WOW WOW〜”から曲全体の空気がいきなり変わる。
良くも悪くもアニメのタイアップになりそうな曲。
でもこういう元気な曲嫌いじゃない。

08.少年★★☆
作詞・作曲:矢吹俊郎
「矢吹俊郎」という名前は聞いたことあったけど
水樹の前はまっくんのプロデューサーだったのか。
ファンのみなさんには周知なんでしょうね。
コーラスとかサビとかどうりで同じ臭いを感じるわけだ。
09.Gimmick Game★☆
まあまあよくある感じの打ち込み多様の曲。
正直そこまで強い印象を受けない。

220 :
10.Dancing in the velvet moon★★★
18thシングル。
特別説明しなくても「ロザバン」のED曲として御馴染みでしょうか。
この曲の終わり方が何故か好き
11.ray of change★★★★☆
アコースティックギター(クラシックギター?)の音色がいい。
打ち込み多様やエレキギターガンガンでなくても全然カッコイイです。
12.深愛★★★☆
19thシングル
今作品の中でちょっと異彩を放っている感じを受けた。
聞き込むにつれて曲に引き込まれるスルメソング。
こういう曲もきちんと歌えるのが水樹奈々の強みなのかも。
13.蒼き光の果て -ULTIMATE MODE-★★★
出演していたアニメ「AYAKASHI」のキャラソンのアルバムバージョン。
原曲がわからないのでどのようにアレンジされているのかわかりませんが
曲とボーカルのバランスがすごく良いと思いました。
例の事件で収録予定曲との差し替えになった曲らしいです。
14.Astrogation★★☆
18thシングル。
テンポのある打ち込み曲。
ライブの終盤で歌われそうなイメージを受けたが
作品的にも終盤だからそういう位置なのかもしれない。
15.夢の続き★★★☆
作品の最後を締めるバラード。
それだけに水樹奈々の”歌”というものが堪能できる曲。
今の自分の気持ちとファンに対する気持ちを歌ったであろう
本人作詞の歌詞にも注目。

221 :
総評★★☆
声優のアルバムがオリコンで1位を取ったということで世間的にも知られたであろう作品だし
シングル曲が3曲収録されていますが
期待大で聞くとちょっと物足りない感じもするかもしれません。
そこでアップテンポ以外の曲にこそ注目して欲しい。
水樹奈々の歌唱力とそれを熟知しているスタッフ陣の仕事は流石です。
入門編としてではなく他の作品を1,2枚聞いてから聞いて欲しい作品かもしれません。

昨日このスレ読んで影響されリクもあったのでがんばってみましたが
アルバム全曲レビューするのってかなり大変ですね。
自分の表現力のなさに涙が出そうになった・・・。
曲のレビューというか単なる感想文みたいなことになってしまいましたのでご容赦ください。
先にいろんな作品書いてる方々に拍手。

222 :
ですこちっくは入っていないのか
Album verとか欲しかった

223 :
>>218-221
乙です。

224 :
>>218-221
乙です。
誠実で簡潔な良いレビューだった。
安心しろ。
自分はこんだけ書けないし、書く気が出ないw
個人的には周囲から支持されている「Gimmick Game」の感想が全く同意で嬉しい。

225 :
一応本家スレでも水樹のアルバムレビューされてたぞ

226 :
>>167
>>221
この評価の違い・・・・。
同じ声優でもすげー差だな。
牧野の生歌はそんなすごいのか。
今度いってみよう。
生だと田村と水樹って結構すごいほうだと思ってただけに。

227 :
レビューとは個人の感想な
総評ではない

228 :
総評ではなく総意だった

229 :
それと評価は横と比べるものじゃじゃなく個人単位の縦の時系列として見るべき
このスレでいちいち煽るような書き込みしてほしくない

230 :
>>229
星マークなくしてりゃそれも通用すると思うけどね。
マークの評価低かったらそれが好きな信者には印象悪いだろ。
レビューなんだから内容だけで星なくせばいいんでないの

231 :
>>230
確かにここはレビュースレだけど「率直な」レビュースレだからな。
目に見えてわかるはっきりとした評価ってのも必要じゃないの?
好きな歌手(声優)だからって理由で星をたくさんつけるレビュアーなんてそういないしね
まぁ中には時々そういう人もいるけど
アンチだからとか諸だからとかじゃなくて単純に音楽を評価した結果が星の数なんだろ
個人的にレビュースレは自分のまだ知らない歌手の評価が見たくて来てるなww今度聞いてみようって気になるしw
星の数はあまり気にしてない

232 :
単純に音楽を評価した結果とかは少しも思わないけど
所詮嗜好があるというのは割り切った上で見てる

233 :
>>231
まぁ、趣味趣向がある世界だからな音楽なんて
それを★で評価するんだから割り切って読んでればいいのかも
持ち上げすぎも読めば判るからなー

234 :
個人のレビューはもっと自由にやってほしいけど

235 :
http://rating5.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/rating?userID=myu_myu2009

236 :
メインストリートは外れだった。俺的に☆
天球の音楽
はかなり良かった。★★★★
マキノユイ。
前作に比べてイマイチ。★★★☆
僕はまだ何も知らない。/石川智晶
See-Sawの時よりいい感じ。★★★★
誰も教えてくれなかったこと/石川智晶
アルバムオリジナル曲があまり印象に残らない。★★★☆
ホワイトパルセッション/ELISA
アニメタイアップが3曲と少ないものの、全体的に良くまとまっている。★★★
かぜよみ/坂本真綾
坂本真綾のCDはこれが買うのが初めて。今まで知ってたけどスルーしてた。これはタイアップ多いなぁと思って買った。この人の声は人によって好みがあるような気がする。★★☆
Leer Lied/kukui
ローゼンメイデンのベストアルバム聴いていると癒される。★★★

May'nはフルアルバム出すのは早すぎると思う。メインストリートが期待外れだっただけに。

237 :
鷺巣詩郎プロデュースなので大いに期待>May'nフルアルバム

238 :
保守ついでに再び同人レビュー。
「Aramary在籍時の第一期Sound horizonをもう一度」をコンセプトに結成された女性二人組ユニット Krik/Krakです。
ちなみに自分はサンホラはCDレンタルして好きな曲だけ聴く程度。
ストーリー云々は大体解りますがあんまり興味ありません。

Krik/Krak 黒い森
Akt. 1:囁く者達の言葉(問題提起) 
プロローグ。映写機音をバックに語りが入る。幕開けと同時に観客の拍手。
ブックレットを見ると曲目リストの上には「Programm」とか書いてるし、
今作はアルバムを通して1本の映画(もしくはミュージカル?)を表現するというコンセプトみたい。
と、思いきや…。
Akt. 2:黒い森(連動のSchalter《Α》、彼方にて幕は閉じ) ★★★★☆
弦楽器とクワイアが印象的なアップテンポ(シンフォニックロックって言うのかな?)のアルバムOPテーマ。
タイトル通り真っ暗でひたすらシリアス。
コーラス⇒A,B,Cメロ⇒サビ⇒語り⇒D,E,Fメロ⇒サビ⇒コーラスと超アイディア満載な曲展開。
A,Bメロはマイナー歌謡曲のお手本のような低空飛行で起伏の無いベタな歌メロ進行(「太陽がくれた季節」のAメロみたい)なのに、
Bメロの途中くらいからオリジナリティー全開(破綻寸前?)な感じで階段状にどんどん音階が上がっていって、
ついにサビではソプラノ(C5/hihiC)に達する(ちなみに最低音は多分A3)。
かなり無茶だけど全体的にすげーかっこいい。
一方で、曲の進行に沿って徐々に増えていく楽器隊や
同人の曲にありがちな「単に歌メロをなぞってるだけ」と「対位旋律が全く合っておらず不協和音になってる」
のちょうど中間を上手くとっているストリングスなど、歌メロの無茶っぷりとは対照的に編曲は凄く丁寧。

「知識も技術もまだ発展途上の素人が、創作意欲とセンスと努力のみで音楽を創り上げた結果、
ものすごく歪だけどものすごくキャッチーな曲ができあがる」
というまさに同人音楽の醍醐味を感じることができる一曲。

239 :
Akt. 3:光る足跡(黒い絵本、其の壱) ★★☆
再び映写機音と語りから始まる民謡3拍子曲。
2,3曲目共に森の歌で、所々に木々のざわめき音が入るんだけど、1曲目に出てきた拍手音とモロかぶっとる!SE手抜きしとる('A`)
と、思いきや…
Akt. 4:魔女の家 I(台上にて少女は嘆き) ★★☆
再び民謡3拍子の小曲。2曲目のような曲調よりもこういうのが得意みたい。インパクトは薄いけどそれなり。
ちなみに曲名がAct.○○とか書かれてるのは実際の表記通りです。
あと語りの声はAramaryそっくり。
ヴォーカルは癖が無い歌唱で細く高い声。似てると言えなくもないかな、という感じ。
Akt. 5:魔女の家 II(檻中のRegel、暴君は全てを蹂躙すべし) ★★★★
弦・管・鍵盤打楽器・スネアドラム・ティンパニ・コントラバスなどオーケストラ編成で派手かつ軽快に演奏し(打ち込みだけど)、
二人の登場人物の掛け合いもとてもテンポが良い、これぞメルヘンミュージカル!という感じのインパクトが強い曲。
サンホラよりもクラシックや童話的要素が強く、むしろディズニーの曲みたい。
サンホラに影響を受けて作っているはずなのに、そのサンホラが影響を受けている真の本家(?)に似てしまっているという不思議な現象。
(というわけでディズニーのクラシック的アニソンミュージカルの大名曲である「ノートルダムの鐘」を置いていきますね↓↓)
http://www.youtube.com/watch?v=LYjhg0HtZVk  
Akt. 6:魔女の家 III(嚥下する獣の食卓) ★★★☆
カノンのフレーズをアレンジしたイントロから始まる底抜けに明るい曲。しかし無闇に明るい曲調とは対照的に歌詞は…。
そして後半は劇的に展開が変わる。
どんどん展開していくメロディの一つ一つがせっかく良くできてるのに、
1番、2番と使いまわしせずにそれぞれ1回ずつしか出てこないのがもったいない…とか思ってたら、
他の曲のメロディーがアレンジされて再登場して来たり、歌メロの使われ方が独特。
これが物語と音楽をシンクロさせる物語音楽の特徴なのでしょう。
ちなみに本アルバムは「全曲合わせて一つの組曲」というコンセプトらしいです。

240 :
Akt. 7:満月の墓穴(黒い絵本、其の弐) ★★☆
ピアノ・弦楽器・鉄琴で演奏される3拍子バラード。
タイトルや歌詞から3曲目と対応してるのは解るんだけど、一聴しただけではどう関係してるのか良くわからない。
歌詞が抽象的過ぎて他の曲との関係性も?
謎が残る曲(もちろんそれは後になって解る)。
Akt. 8:黒い森の御伽噺(Marchenkonigin) ★★★☆
2曲目をベースにメロディや編曲、調などを弄って無理やり明るく仕立てた曲。
いくら明るくしようとしても原曲がアレなので、もの凄く無理やり感満載で、不穏さが滲み出ている怪曲。その明るさが逆に気持ち悪い。
なんか明らかに場違いなエレキギターが後ろでギャンギャン鳴ってるし…
もちろん歌詞も…。
Akt. 9:再び、囁く者達の言葉(耳を貸すべからず) ★★
終始語りでボーカルはなく、本作品の世界観というか基本的な概念というかそういうのが語られ、核心に迫る曲。
全体的にすごく寓話的な雰囲気の本作品の中で、この曲は作者の価値観が丸裸で露になってる感じがして異質。
内容も作者の自己満足要素が強いし若干押し付けがましいような気がする。
(だからサブタイトルが「耳を貸すべからず」なのかな?)
でも、この曲が浮いてるのにも実はちゃんと意味がある。
Akt. 10:黒い森(連動のSchalter《Ω》、此方にて幕は開く) ★★★☆
とりあえず幕を閉じるEDテーマ。のくせしてサブタイトルが「幕を開く」な、暗くメロディアスなミディアムテンポ曲。
今までイマイチパッとしないようなメロディの曲や纏まりのない曲もちょこちょこあったけど、
これはいい感じに纏まってる上フックがあって完成度高め。
(でもやっぱりサビ突入でいきなり1オクターブ以上上がる無茶っぷり)
Akt.  :   (連動のSchalter《Α-Ω》、即ち暗夜の大天幕) ★★★
最後にアルバム全体のトリックに対するヒントが出され、再び最初から聴く破目にw

241 :
総評: ★★★
一通り聴いて見た第一印象は、「Sound horizon+ひぐらし」。
こだわりや仕掛けのあるブックレット、SEや語りの多用などが特徴。アルバム全体で一つのお話を作るコンセプトアルバム。
で、とりあえずなんとなく話の大筋というかシルエットは掴めるんだけど、「で結局なんだったの?これで終わり?曲順ってこれでいいの?」みたいになって、
実はアルバム全体を通してメタ的大仕掛け(っていうのかな?)が隠されている、という感じ。
雰囲気はひたすら閉塞的で暗い。
曲に関しては霜月はるかみたいな地味目な民謡曲を中心に、
所々インパクトが強い変な曲や、弦やヴォーカルが起伏の激しいメロディを奏でるアニソンらしい曲などが配置されている。
(どっちかというとアルバムの核になってるのはこれらの「その他の曲」群)
#2、#5辺りは曲単体で見てもかなりキラー曲。
謎解き要素を楽しんだりブックレットと睨めっこするのが好きな人や、
練り込まれたちょっと難解な世界観が好きな人、ダークメルヘンが好きな人、
最近のサンホラに対して
「完成度が高すぎて逆にツボらない・暗さや中二病要素が足りない・壮大過ぎ・登場人物多すぎ・やっぱりAramaryが…」
のどれか一つでも当てはまった人などは是非。

242 :
>>238
乙!
アーティスト全然知らないけど読み応えのあるレビューでした

243 :
>>199がいつまで経ってもつくってくれないので
とりあえず安っぽいものですが、まとめサイトつくりました。
何もかもがまだ途中ですが、少しずつ改善していきます。
http://anisonalbumreview.web.fc2.com/

244 :
>>243
乙!

245 :
>>241,>>243
両者とも乙!

246 :
規制中のため末尾Pですがご容赦ください。
先程ここまでの既存レビュー全てをまとめサイトに補完いたしました。
相変わらずサイトの体裁が整っておりませんので
見苦しいことこの上ないかと思います。
管理人への意見箱も設置いたしましたので、
ご指摘等ございましたらお寄せください。

247 :
保守あげ

248 :
>>65-66
平田祥一郎作品はどれも木戸やすひろ、広谷順子のコーラスワークスが素晴らしいんだよね。(ちなみに今でも
アイドルポップでこれをやっていて最近聞いたときは思わずにやりとした。)
このアルバムでは特に「Kiss Me ☆ Darlin」はギターとドラムのカッティングによりビッチビッチ跳ねてるずんちゃ、ずんちゃ&
ベースの「てってってー」による所謂「恋はあせらずトラック」で更にコーラスの素晴らしさもあり今でもかなり気にいっていて
頻繁に聞いてる

249 :
http://rating9.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/rating?userID=sukimakaze2009

250 :
完全に停滞してるけれど、真綾の『かぜよみ』レビューした人に、清浦夏実の『十九色』をレビューして欲しいage

251 :
古いアルバムだが亀田誠治が全面プロデュースした國府田マリ子のアルバムを。
そら / 國府田マリ子
1. 心の矢印 ★★★★
エフェクトの効いたギターイントロから他の声優CDとは違う空気を放っており、強烈な音がズンと頭に突き刺さる。
歪んだギターや摩訶不思議なSEなどサイケデリックな要素も入っているが、芯にあるロックなノリが楽曲を引っ張っているのでとてもポップな仕上がりである。
ロックな熱い演奏と楽しそうに歌うマリ姉のボーカルがケミストリーを起こしている今作の方向性が詰まった曲。
2. Thank you for my friend ★★★★
ゆったりしたテンポで進むロックで、散歩を連想する伸び伸びした心地よさ。完成度はかなり高く、ロックバンドのアルバムに入っていてもおかしくない出来。エッジの効いたギターとシンプルなリズムがGSも思わせる。
元The Turtlesの松本タカヒロ(≠B'Z)との掛け合いボーカルも聴き所。
3. トマト ★★★★★
「頑張ってトマトを食べるから」の歌詞が可愛らしいダンサブルなビートのポップ・ロック。
ノスタルジーを感じさせるメロディが素晴らしく、全編に渡ってグッドメロディが紡がれる。特に「マートーマートー」のコーラスが印象的なサビは一度聴いたらなかなか抜けられない。
演奏隊もギターは掻き鳴らすわ、キーボードはここぞというタイミングで音を入れてくるわで好き放題にやっている。
4. ひなたぼっこ ★★★
まったりテンポのアンニュイソング。
かと思いきや、中盤から後期ビートルズを思わせるドリーミーな盛り上がりを聴かせてくれる。
前三曲と比べると直球ロックではないが、やはり亀田さんの手が掛かっているのが感じられるアレンジである。
メロディが少々ダルイか。

252 :
5. 淋しがりやの恋 ★★★
大人っぽい歌い方にスタイルを変えたマリ姉の母性を感じさせるミドルテンポバラード。
悲壮感は感じられず、さっぱりした聴き心地。間奏のストリングスとギターの絡みはグッとくる。
強烈に印象に残る曲ではないが、アルバムに入ってるとすんなり聴ける。そんな曲。
6. そら ★★
さらにまったりしたスローテンポ曲。
ノイジーなギターがときおり良いフレーズを弾いているのだが、全体では聴きどころに欠ける。
次曲の爆発前の一休憩と思えばアルバム構成としては悪くないのかもしれない。
7. Don’t fake ★★★★★
ピアノ+打ち込みの「静」とノイズギターの「動」が行ったり来たりする、
まさに亀田が椎名林檎でドでかく当てた『ギブス』の第二弾と言っても過言ではない。しかし、あの名曲にも決して劣らない極上の一曲である。
攻撃的な椎名林檎の歌い方とは真反対と言えるマリ姉の優しい歌声が過激なノイズギターと一体となってに聴き手を包み込んでくれる。
ギターも、ドラムも、ベースも、ピアノもエモーショナルに激しく鼓膜を打ちつけてくる声優ソングでもっともロックな一曲だろう。
これ一曲のためだけにCDを買っても損はしないはず。

253 :
8. Only One ★★★★
ひとつ前の曲からロックな曲が続く。
「Hey!Hey!」の掛け声が耳に残るガレージロックでうるさいスネアが強烈な勢いを生み出している。
ラフに歌いながらも優しさを感じるボーカルは人柄が成せるワザか。
一直線に駆け抜けるストレートな曲調のようだが、最後の最後にメロディが変わるのが面白い。
9. あなたが恋人だった ★★★
アコギメインのゆったりめポップス。
アコーディオンやウクレレ(?)なども登場し、牧草的な空気を持っている。しかし亀田さんのベースが太い音でブイブイと鳴っている。
マリ姉の声によく合ったメロディ良し。
10. いとしい ★
ギター一本+ボーカル。
休憩曲。ダルい。
11. ハチミツ ★★★★
エスニックなイントロからロックへとなだれこむ元気の良いバンドサウンド。
最後にして初めて今作の核となる松本タカヒロ(作曲)×亀田誠治(編曲)の二人が組んでいる。
松本のロック感覚とメロディセンス、亀田の暴力的ながらポップに仕上げるセンスが合わさっており、ラストに相応しい開放感溢れる曲になっている。
エスニックな色付けやバンドの一体感を助長するハンドクラップが上手く働いており、ポジティブで文句ない終わり方である。

254 :
総評 ★★★★☆
スピッツや椎名林檎のプロデュースで有名な亀田誠治が編曲及びベースで参加。
さらに同じく椎名林檎ヒットの影役者であるプロデューサ・井上うにも全面的に監修している。(彼女は今作に限らず國府田マリ子とは長い付き合い)
曲は椎名林檎と声優CDの良い所取りで、キャッチーさと熱さを兼ね備えたロックな楽曲が並ぶ。ロックとしてもポップスとしても一級品で在る。
CD全体に充満しているノイジーなギターや攻撃的なリズム隊はかなり過激でロックリスナーは歓喜するはず。
だが、まったく聞き苦しく感じないのは亀田誠治のポップセンスが成せる業か。
とにかく楽しそうに歌う國府田マリ子のボーカルが意外にもこのロックサウンドにマッチしており、
「トゲトゲしいながらも楽しげなピースフルサウンド」を実現している個性的な一枚である。
ただ単に作曲者、楽曲が良いのではなく國府田マリ子無しではこのアルバムの良さは成し得ない。
最近は、新谷良子や平野綾のようにロックも歌える声優がスポットを浴びているが、声優CDでもっともロックなCDは今作だと思う。
アニソンよりロック好きの人に聴いて欲しい一枚。

255 :
こういう有名作品に素人が手を出すのは怖いですが・・・

ユニバーサルバニー/シェリル・ノーム starring May'n
01. ユニバーサルバニー ★★★★
電波な歌詞、えげつない歌メロ、洪水ばりに音が押し寄せてくるトラック。
一聴しただけではやたら突飛な印象しか受けないが、
何度か聴いているうちに耐性がついて楽しめるようになると思う。
間奏パートは聴いててドキッとするものがある。
“キミとシタイ キミとシにたい”〜“イタイのがスキ”
02. pink monsoon ★★★★
シングルのジャケ写のイメージそのままのアダルティーなR&B。
隙の無い打ち込みがなされたトラックもさることながら、
妖艶さを纏ったボーカルがともすれば一本調子に陥りがちなメロディーを
飽きさせることなく聴かせてくれる。
03. ギラギラサマー(^ω^)ノ ★★★★
このタイトルを見て吹き出してしまった人も少なくなかろうw
まったりした02の後に、突き抜けた爽快な曲を置く構成が良い。
CMソングも数多く手がける菅野ならではのキャッチーなメロディーに
Gabriela Robin(以下ロビン)独特のイイ意味でバカっぽい歌詞が何だかクセになるお(^ω^)ノ
04. イゾラド ★★★☆
今作で最もロック色が強い、剥き出しな愛を歌った曲。
ともすれば散漫になりそうな楽曲構成だが、見事に纏め上げているのは流石。
ストレートな表現をぶつけてくるのがシェリルの持ち味だと思う私には
歌詞におけるコトバ選びが少々作為的に感じる。

256 :
05. 会えないとき ★★★★☆
2分半と短いが、とても美しいピアノバラード。
直球で(こっぱずかしい)フレーズ数が少ない歌詞だからこそ
モロにボーカルの力量が問われるが、それにきちんと応えており
ひたすらに相手を想うピュアな感情を表現できている。
06. 永遠 ★★★☆
マイナーコードを多用したロックナンバー。
伝えたいけど押し殺さざるを得ない心の痛みが
サウンド・ボーカルを通してビシビシと伝わってくる。
07. オベリスク ★★★★★
疾走感溢れる展開美が息をつかせないアッパーチューン。
Bメロからサビへの流れはとりたてて秀逸。
極限の緊迫感をこれでもかと煽ってくれる歌詞もすばらしい。
“あと一秒生きるために 魂の背中押せ”
「ノーザンクロス」を好む人ならば、この曲も気に入るだろう。
今作のベストトラック。
08. 天使になっちゃった(universal version)  ★★★★
タイトルを見て新居昭乃「WANNA BE AN ANGEL」を思い出したのは私だけではあるまい。
両曲とも作詞:ロビン、作編曲:菅野であり
どちらもボーカルを聴かせることに重点を置いたトラック作りがなされているが、
キラキラしていたあちらと比べると、こちらはえらくシンプル。
歌詞も「うぶ毛が羽になっちゃったの」「お金がもっとあればいいのにナ」
とまあ、ロビン節炸裂である。このセンスに脱帽。
ただ、07で最高潮に達したまま終わってもよかったのではないかとも思う。

257 :
総評 ★★★★
マクロスFをテレビ版・劇場版ともに未視聴ではあるが、それでも十分な評価を与えたい作品。
曲調がバラエティに富んでいるために、ダレることなく聴けると思う。
作編曲はもちろん、菅n(ry…ガブリエラ・ロビンの作詞能力の高さも伺え、
どこを切り取っても楽しめるようになっている。
ただ、シェリルの歌唱に抵抗をもっている人にはちょっと薦めにくいかも。

258 :
向こうのスレには間違っても書けないような、珍盤レビュー行きます。初めてなので至らないとは思いますが勘弁して下さい。
ZAZEL「STELLA」
01.The Tale of・・・
インスト。オープニング。
02.STELLA
ZAZEL自ら作詞担当。歌詞に「薔薇薔薇の絵の具」なんてのもあったり、言葉遊びもあったりとZAZELワールド全開!★★★★
03.Pretender
何かの始まりを予感させるような曲。作詞作曲はWeiβでお馴染み、西岡×相田コンビ。★★★
04.FLOWER LIKE A SKY
ZAZELファンには人気の曲。スローなバラードにZAZELの甘ったるくていい声が気持ちいい。★★★★
05. KHODAHAFEZ
先程とは打って変わって、明快なピコピコナンバー。★★★06.En La Luna
記念すべき1stシングル曲。アップテンポなロックナンバー。そこにZAZELの歌声が加わりイイ感じに!★★★★

259 :
07.MASKIM〜破滅のプログレス〜
こちらもロックなナンバー。ヴィジュアル系っぽさはあまりない。作詞はZAZEL自ら担当。歌い方が若干こぶしが効いているのは気合いの入っている証拠です。★★★☆
08.reborn
アニメのエンディングにありそうな曲。歌声も含めて。★★★
09.angelo
こちらはミデイアムテンポのスローナンバー。1stシングルのカップリング曲。途中で入るセリフがエロティック。ZAZELの甘い声が聴いてる者を魅了させる。ZAZELはこういう曲がよく似合う。★★★★☆
10.Unknown Reality
再びロックなナンバー。ドラマCD「クラッシャーズKnight&Ran2」(Weiβの外伝的作品)のOPテーマ。やはりこちらも気合い十分。はりきって歌ってます。気分はロックシンガー!
★★★☆
11. ハワイアンなギターリフから始まる、80年代を彷彿とさせるナンバー。この曲だけ少し浮いてます。声との相性はいい感じ。でもZAZELというよりは完全に子安だね。★★★☆



260 :
声優子安武人のアーティスト名義、ZAZELの記念すべき、そして唯一の1stアルバム。2001年発表。
DARK SIDE MOONという別世界にある、CHROM GUN CIPHER(クロムガンサイファー)というバンドのボーカリストのソロプロジェクトで、この世界では子安に身体を借りて歌っていて…
という、まさに中二病を地で行くような世界観。
ヴィジュア系を意識したかのようなメイクと歌い方。画像検索することを是非おすすめします。
歌唱力自体は素人でも解るくらいに…なのだが、それは決して禁句です。
「若気の至り」とはよく言うけれど、発表当時すでに30を越えています。
こんなこと出来るのは子安しかいないと思います。興味のある方は是非!
ちなみにSTELLAとは、ZAZELの恋人の名前です。
評価は色んな意味を込めて…★★★★☆

261 :
支援age

262 :
何という成長して欲しいスレだ

263 :
I love you/中島愛
1.Shining on ★★★
  4月。「ノスタルジア」のカップリング。アップテンポながら優しいストリングスが印象的。
2.Raspberry Kiss ★★★★★
  5月。拍手と歓声が入るライブっぽいイントロで始まる打ち込みアイドルポップ。王子様を待つお姫様的な心境をノリノリで歌う。
  クセのあるブリッ子(死語)全開な歌い方を許容できれば楽しい。
3.ゆびさきの雨 ★★★★
  6月。作詞:松井五郎、作曲:山川恵津子の昭和な顔触れで送る、前の曲とうって変わってしっとりムーディナンバー。
  こんなのも歌えるのかと驚かされる、普段演じる役柄からのギャップが一番激しい曲。
4.Sunshine Girl ★★★★
  7月。夏だからハジケちゃおう的なハイテンションポップス。合いの手が楽しい。おっおっおっ。 
5.空色ラブレター ★★★
  8月。OA機器リース会社「と〜るりーす」CMソング。
  Youtubeで見たら、コピー機がまめぐの声で「がんばれ!」と疲れたサラリーマンを励ますシュールなCMだった。
  曲調は前の曲に近い夏らしい曲。ちょっと強引なサビの終わり方が印象的。
6.CALL ME ★★
  9月。ムーディーゾーン2。まめぐが作詞担当。ちょっと抽象的な気がしないでもない。
7.ジェリーフィッシュの告白 ★★★★★
  10月。「こばと」ED1の3rdシングル。歌い出しから惹き付ける岩里祐穂の詞と、
  チューバが前面に出る不思議行進曲チックな宮川弾の曲がマッチして素敵メルヘン世界を構築。
  こばとを見た後に聴くと胸が熱くなって困る曲。
8.Be MYSELF ★★
  11月。「天使になりたい」のカップリング。後半には少ない前向きアッパー系の曲。
  ちょっと単調なのとピポペポが気になる。
9.white heart rhythm ★★★
  12月。ということで鈴の音が鳴るクリスマスwktkソング。サビの歌声の通り方はいいと思う。

264 :
10.天使になりたい ★★★★★
  1月。中島愛名義の1stシングル。ハードロックな曲調はアルバム全体から見るとちょっと浮いている感もあり。
  「天使になりたい」という曲名はもっとブリッ子(死語)な意味かと思ったが、いい意味で裏切られる歌詞。"
11.わたしにできること ★★★★
  2月。「こばと」ED2。といっても20話からの3話だけ。NHK教育の再放送だと明日8/23からこの曲。
  シンプルながら壮大ななピアノとストリングスをバックに、儚げで不器用な優しさを歌う詞が胸を打つ。
12.ノスタルジア ★★★★
  3月。ドラマ「大好き!五つ子」の主題歌な2ndシングル。ラストにふさわしい旅立ちをテーマにしたありがとうソング。割と平坦な曲だが中間部がいいアクセントになっている。
【初回版のおまけCD「まめプレ」】今時あえて8cmCD。再生機器探すのに苦労した…
1.ライオン -ランカver.- ★★★
  「マクロスF」OP2のソロバージョン。シェリル抜きで重量感はないが、その分か細い少女が健気に戦う感じが出ている。
2.After The Heart Rain ★★★★
  「バスカッシュ!」26話挿入歌らしいけど覚えてない。ハード路線。基本的にはこういうロックな曲が合ってると思う。
3.素顔でフォーリンラブ ★★★
  「けんぷファー」4話挿入歌らしいけど覚えてない。まだ沙倉さんが白い頃らしくブリッ子(死語)全開の甘いナンバー。
4.タルタロス ★★★★
  ネトゲ「タルタロス」の日本語版主題歌。忙しいハードロック。裏声の使い方はMay'nが歌ってんのかと思った。
総評:★★★☆
超時空シンデレラ「ランカ=リー」を演じて一躍有名になった中島愛の1stアルバム。
12曲を4月からの1年にあてはめた構成や前向きな恋心、決意といったテーマで全体のバランスや統一性に気を使った作品。
但し、そのことに平坦さや野暮ったさも感じなくもない。(特に中盤のアルバム初出曲)
彼女の歌にどういう要素を求めているのか?を考えさせられる
バラードあり、ポップあり、ロックありと幅広く揃えているが
インパクトより統一性を重視しており、ランカから入った人間を掴めるかといったら微妙かもしれない。
3や7みたいな曲の雰囲気を作れる声質、歌い方は魅力だと思うので、表現力の向上と声質を生かせる曲作りに期待、というところ。

265 :
乙。レンタルじゃおまけCDなさそうだな。

266 :
十九色/清浦夏実
1.十九色 ★★★
  清浦夏実作詞、窪田ミナ作編曲。
  ピアノとフルート(本人演奏)とコーラス。
  インストゥルメンタルかと思いきやラストに歌が入る。
  ジャケットの紅葉の風景に冷たい風が吹き抜け、落葉が舞っていくようなしんみりな曲。
2.旅の途中 ★★★★★
  小峰公子作詞、吉良知彦作編曲。
  2nd。「狼と香辛料」OPであり今の彼女の代表曲。
  ZABADAKでおなじみ吉良知彦謹製の3拍子西洋民謡風ライラライ。
  冬の凍える夜の月明かりを往く感じ。深みのある歌声と吉良さんの存在感あるコーラスが印象的。
3.アノネデモネ ★★★★★
  清浦夏実作詞、菅野よう子作編曲。
  本アルバムのリード曲でありCMにも使われていたエレクトロでポップな曲。
  菅野の通信教育で小悪魔風な詞に相当悩んだらしい…が、小悪魔じゃなくね?むしろデレデレ。
  摩訶不思議なメロディと遊び心のある歌い方が楽しい。
4.銀色の悲しみ ★★★★
  尾上文作詞、神田朋樹作編曲。
  水辺で波紋を立てながら飛ぶ鳥のような、静かなスピード感のあるロック。
  重ね録りした歌声が透き通る感じを増幅している。
  途中のナチュラルな語りパートは役者もやってるだけあって上手い。
5.ネバーランド ★★★
  清浦夏実作詞/作曲、島田昌典編曲。
  「僕らの合言葉」のc/w。
  タイトルの通り、ピーターパンをテーマにしたシンプルなバラード。
  「大人になる」自身の心境を表したテーマソング的な曲。素朴な歌詞が存在感。
6.虹色ポケット ★★★★
  佐々倉有吾作詞/作曲、山本隆二編曲。
  4th。「ささめきこと」ED。
  ネバーランドと同様、学生と大人の境目がテーマではあるがこちらはちょっと子供っぽさを残したポップな曲。
  ドレミファソラシドなサビを繰り返した後のファルセットは賛否両論?個人的にはアリ。

267 :
7.悲しいほど青く <album version>★★★★
  清浦夏実作詞、窪田ミナ作編曲。
  4th。「ささめきこと」OP。
  1曲目と同じコンビの曲であり、百合アニメのテーマ、ひそやかな恋心を歌った曲。
  吹き抜ける秋〜冬の風のような張り詰めたイメージは1曲目と近いものがある。
  シングルバージョンと比べて弦が弱め、ピアノが前に出て柔らかい感じにアレンジされている。
8.パレット ★★★
  清浦夏実作詞、吉田旬吾作曲、コーコーヤ編曲。
  「リストランテ・パラディーゾ」挿入歌。
  ボサノヴァチックな曲に広がりのある歌声が映える。中間部のビブラフォンが自由でいい。
9.風さがし <full-colored samba mix> ★★★★
  高月みたか作詞、鈴木智文作編曲。
  1st。「スケッチブック〜full color's〜」OP。
  素朴で爽やかな曲。サンババージョンになって喫茶店で流れててもおかしくない感じに。
  この曲と旅の途中は歌うのが難しい的なことを昔話していたが、初出時と比較すると歌い方に丁寧さが伺える。
10.僕らの合言葉 ★★★
  つじあやの作詞/作曲、山本隆二編曲。
  3rd。「ケロロ軍曹」ED。
  抜けてるけど憎めないあの軍曹をテーマにした、ウクレレとクラップが印象的な素朴な曲。
11.七色 ★★★★★
  矢吹香那作詞/作曲、島田昌典編曲。
  まだ一曲あるけど実質クライマックスの壮大めな曲。イントロのメロトロンが印象的。
  「終わらないでとただ願って そっと目を閉じるよ」
12.Midnight Love Call ★★★
  南佳孝作曲、南佳孝/有川正沙子作詞、笹子重治編曲
  1977年の石川セリの曲のカバー。
  19歳がこんな曲を歌って!けしからん!的なジャジーなムーディ歌謡曲。

268 :
総評:★★★★
グラドルや女優として出発し、マクロスFのオーディションで準グランプリ的評価を得てデビューした清浦夏実の1stアルバム。
「虹色パレット」「アノネデモネ」のようなかわいい曲から「十九色」「悲しいほど青く」のような静かな曲、
「七色」「旅の途中」のような壮大な雰囲気の曲、「パレット」「Midnight Love Call」のようなジャジーな曲も
歌いこなせる、年齢に見合わぬ奥深さのある歌い方が魅力。
プロデュース側も売れ線のアッパー系な曲調を歌わせることは考えていないようで、
その素朴さ、ナチュラルさを生かしたアニソンには希少な曲調が多い。
歌声を支える演奏も生楽器によるものが多く楽しめる。
曲によって色が変わる、そんな歌声を楽しむアルバム。

269 :
乙age

270 :
読みたかったレビューが来てうれしい
乙!

271 :
Movement of magic/麻生夏子
1. Programming for non-fiction ★★★★★
  2nd。「よくわかる現代魔法」OP
  イントロが秀逸。ストリングスとそのピチカートを基調に跳ね回るテクノサウンド。
  転調がやたら多く、クルクル場面の変わるバーチャル世界な感じが良く出ている。
  未来をプログラミングな歌詞も上手くタイアップを消化している。
2. styles ★★★
  歌声の加工っぷりが面白いピコピコ曲。サビ前の変化球が効果的。
  部分的に英訳したような歌詞がなんというか。
3. Your True Story ★★★
  学園アニメのOPにもEDにも使えそうな爽やかポップチューン。
4. Brand new world ★★★★
  1st。「真マジンガー 衝撃! Z編」ED
  四つ打ちベースとドラムを効かした、割と落ち着いたアレンジのテクノサウンド。
  余韻をカットしたイントロからサビに向かっての盛り上がりは理想的。
  サビで弾けてからラストの投げやりな歌い方はちょっと惜しい。
  サイバーでカジュアルな感じはいいが、タイアップ先は完全に間違ったのでは。
  反省を生かしたのか2nd以降のタイアップは学園萌えラノベ一辺倒に。
5. Music for science&magic ★★★
  2ndのc/w。
  ら〜ん も〜ん と〜んな節回しが気になるピコピコポップ。
  サビの掛け声が恥ずかしい。この曲に限ったことではないが。
  なぜか長く感じる曲。

272 :
6. Steady×Steady ★★
  イントロからなんだか時代を感じる曲。ベタ打ちなシンセやサビの重ね方とかが古臭い。
  声質や歌い方とあいまって少々いたたまれない気分になる。
  他の曲は形になってるだけにこれはちょっと厳しい。
7. Teardrop of Rain ★★★
  4thのc/w。
  麻生夏子作詞。本作唯一のバラードであるが暗さはない。
  5,6の軽薄な感じをここで一旦リセット。
  「傘を差したら 晴れに変わるよ」が次曲へ繋がる。
8. Everyday sunshine line! ★★★★
  4th。「いちばんうしろの大魔王」ED
  アッパー系な3rdがややウケしたのを引き継いだ、爽快でキラキラした曲。
  サビは同じメロディーで転調していくのが心地よい。
  早口ラップパートは無茶しやがって…感がたまらない。
9. Perfect-area complete! ★★★
  3rd。「バカとテストと召喚獣」OP
  「ヒャダイン」こと前山田健一作曲。
  目まぐるしく場面が変わって飽きさせないアッパー系の極北。そして潔い終わり方。 
  テストと恋愛をかけた詞は意外にバカっぽくはない。
10. 新曲は宇宙カフェにて ★★
  ロック系。唯一タイトルが日本語の曲。そういう意味でも浮いているが曲もやや浮き。
  締め方であるサビ→Aメロの繋がりが悪いような… 
  曲は終始ハイテンションだけど畑亜貴の歌詞もあってやや消化不良感のある曲。

273 :
11. Dear my fortune ★★★
  「カード学園 全国制覇編」ED。
  ちょっと前のエイベックスのユニット(DATとか)が歌いそうなポップチューン。
  サビ前のキメとかサビのメロディとか最後の転調とか。
  こじんまりとまとまってる感じで悪くはない。
12. Movement of magic ★★★★
  本アルバムの表題曲。ヒャダイン再び。
  切なげなイントロから肩透かし的に炸裂するヘタウマ掛け合いラップ。
  その雰囲気を引き継いだAメロから急に決意溢れるBメロ。
  そして疾走感溢れるトランスチックなサビへと突入する。
  最後のラップまで行き着くと妙な達成感があって困る。
  歌詞は畑亜貴。いい意味でトランスします。
総評 ★★★
いつのまにかアニソン歌手へ転身した麻生夏子の1st。ランティス100%な打ち込みアッパーサウンドで攻める。
カジュアルっぽさがまだ残っている1st,2ndから徹底的に明るい3rd,4thへの方向転換が見られ、
全体の雰囲気としてはやや後者が強め。
声優ソングの系統に近いが、やや重めな声質と平坦な歌い方は声優と比べて不利か。
歌唱力はテクニックよりノリやサービス精神でカバーのタイプ。
ボコーダーでの声加工や、(やや寒めだけど)合いの手、早口ラップなど様々な遊び要素を取り入れ
作曲陣も曲ごとに異なり、バラエティ豊かなのでそれなりに飽きさせないアルバムではある。
歌詞のキーワードは魔法とか未来。細かいことより楽しい明るいイメージを楽しみましょう。
3,5,6などに見られるカワイ子演技感はやや人を選ぶ。そういう人はPVを見てはいけない。

今年買った、似た出身の3人のアルバムを
>>263-264,>>266-268,>>271-273で3つセットとして書いてみた。
そして楽典知識ないので語彙が枯渇したのであった…

274 :
>>258
亀だが、ちょwZAZELwww

275 :
ほしゅ

276 :
>>263-264,>>266-268,>>271-273
今更だが乙
麻生夏子も悪くないよな、むしろアルバムで評価変わった

277 :
保守あげ

278 :
こっそりとレビューリクエスト。
以下のアルバムレビュー書ける猛者はおらんかいのぉ。

・ALI PROJECT「QUEENDOM」
・宮野真守「WONDER」
・「BEST OF 765+876=!! Vol.1〜3」
・JAM Project「MAXIMIZER 〜Decade of Evolution〜」
・高橋直純「infinity 」

279 :
ようやくレビューかけたのでこちらへ。一年前はすぐ出ると思ってたよ・・・。
THE IDOLM@STER Jupiter

1. Alice or Guilty(M@STER VERSION) ★★★★☆
ジュピター全員による楽曲。イメージとしてはKAT-TUNかな。
とはいえ、歌詞とバックトラックがものすごくクサいので、
どちらかといえばV系メタルの方が近いかもしれない。
曲の展開の仕方がかなり秀逸。歌唱面でいえば翔太パートを低音に当てはめるのはいただけないが、
それ以外はしっかりとキャラ声と楽曲に合わせているのは好評価。

280 :
2. BANG×BANG ★★★
ジュピターのリーダー、天ヶ瀬冬馬(CV:寺島拓篤)のソロ楽曲。
SMAPやV6といえばこのイメージを抱く人が多そう。
本当にそのまんまって曲なんだけどね。サックスソロとか、ソウル系コーラスとか。
小森田実の曲が好きな人にはたまらない曲。個人的にはもうちょい下手でもいいかな。
上手すぎて、あんましアイドルって歌い方に感じない。
3. On Sunday ★★★★
ジュピターの年下担当、御手洗翔太(CV:松岡禎丞)のソロ楽曲。
こちらは嵐をイメージする人が多そう。ものすごくさわやか。
演じてる人がちゃんと14歳らしい息遣いしていてしっくり来る。
ネオアコ系のアレンジもまとまっていて聴き易い。
4. 結晶〜Crystal Dust〜 ★★★(ただし、楽曲自体は★★★★★)
ジュピターのナンパ担当、伊集院北斗(CV:神原大地)のソロ楽曲。
さすがに20歳設定だからなのか、90年代に突入してからの少年隊や、
ジャニーズバラードをイメージしたのだろう。
にしてはこれは・・・歌うにはきついな。広瀬香美あたりがやりそうなメロディラインだ。
あの、楽器にはやさしくて人には厳しい音並びというか。
実際に歌ってる人もキャラ声で歌うのがすごくつらく感じる。
こればっかりはさすがに役にとらわれない歌い方を聞いてみたい。
キャラが歌ってるという設定を考慮して、星はこれくらいで。

281 :
5. 恋をはじめよう(M@STER VERSION) ★★★☆
再びジャニーズのパブリックイメージ。
これはどのユニットを意識してるんだ? 多分、V6だろうけど。
さすがにお互いの長所を潰してる箇所が気になる。
そして、セリフに吹きそうになったw そして、青いイナズマリスペクトですかい!
6. Alice or Guilty(M@STER VERSION) off vocal ★★★★★
バックトラックその1を評価してみる。普通に作りこまれてる!
というより、普通にクサメタルだろこれ。声でクサさがスポイルされてたってことか。
ギターソロが合ったら完全にメタラーを虜に出来ると思う。
7. 恋をはじめよう(M@STER VERSION) off vocal ★★★
バックトラックその2を評価してみる。
うん、やっぱりSMAPかV6だこれw
バックトラックの作りこみようも完コピしてるので、
パロディのいいお手本になるんじゃないかな。
8. ボーナストラック・ドラマ
ファン向けのオーディオドラマ。なんで評価しませんしレビューもしません。

282 :
総評 ★★★★(ただし、8トラック目を評価に含めず)
色々と物議をかもし出したTHE IDOLM@STER2の新ユニット・ジュピターのキャラクターCD。
どのトラックもしっかりと作りこまれており、特に『Alice or Guilty』と『結晶〜Crystal Dust〜』は
普通にシングルカットしても問題無いほど完成度が高い。
ただし、やはり男性アイドルという設定上、どうしてもジャニーズっぽさが出てしまうため、
ジャニーズ嫌いな人には避けたくなるCDなのは間違いない。あとドラマCDも。
普通に聴けるアニソンが欲しい人、あるいはジャニーズ楽曲に抵抗が無い人には問題ないだろう。
次があるなら80年代のジャニーズとかアイドル扱いを受けたバンドのオマージュもやってほしいところ。

283 :
保守age

284 :
保守age

285 :
ボカロはアニソンじゃない、ただの素人が作った曲。
それ以外何者でもない。

286 :2012/10/24
2012/10/24(水) Get Backを「出てけ」と誤訳した低脳低学歴↓ボクおばさんが孤独で貧しい田舎者と自白w
605 :ドレミファ名無シド[sage]:2012/10/13(土) 22:45:54.55 ID:+hV2lVQj
せっかくスタジオに集まるんだから、ボクならふだんはいじれないドラムを叩きたいけどねw
ま、東京は無理だけどw(苦笑)

内容は遊びにいくとアレ食えコレ食え、コレ良いもんだからもって帰れとこっちの好みを無視で押売りするオバサンそのものw
http://hissi.org/read.php/compose/20121024/Z1I4d016NnE.html
http://hissi.org/read.php/compose/20121024/RDA0L2VvbUc.html
http://hissi.org/read.php/compose/20121024/eVg1NFRLVXY.html

■のあとはID変えるか別板を荒すか犬猿のいとこ「 マジキチさゆり 」同様にカメラを手に外出し
誇大妄想で他人を怒鳴り散らしファビョった状態で帰宅し■のIDが深夜のカキコミラッシュとなりますw
複数回線でIDコロコロしバカでキチガイで、R、Jス、ウジ、ブル厨、自演、独り言連呼キャラを使い分ける
大阪住之江在住の池沼。自称zkun,ズーム君こと甘くてショッパイ塩キャラメルおばさん煽り厨(松山あさみ・在日層化57歳)
「自演は要らない、塩キャラメル」連呼のボクおばさん煽り厨時代(弟yasuのエア恋人(笑)Macでお絵かき大好きオバサンみゅうまのモデル)
http://hissi.org/read.php/compose/20110818/SEJRUWFtZys.html
http://hissi.org/read.php/compose/20110710/Rys4WjhtQlI.html
ネットで墓穴を掘り続け個人情報流出。近所でも噂になり始め近所の小学生に絡まれ大阪住之江の実家の両親の我慢も限界
埼玉坂戸市の施設に入れられるがキチガイ行為を繰りかえし大阪住之江の実家に強制送還されましたw
大阪住之江在住の在日層化の池沼。自称zkun,ズーム君こと甘くてショッパイ塩キャラメルおばさん煽り厨(57)が複数回線自演してる動かぬ証拠
http://hissi.org/read.php/compose/20120818/Y3cxZnRFRng.html   都合が悪くなると過疎スレの独り言と自演と思い込む現実逃避
http://hissi.org/read.php/compose/20120818/NGxOaTluUFg.html ←納税もせず社会から隔離され、もう笑うしかないRオバサンw
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