2012年09月SF・FT・ホラー79: レイ・ブラッドベリ 4 (732) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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レイ・ブラッドベリ 4


1 :2010/09/15 〜 最終レス :2012/10/24
塵よりよみがえり……
「SFの抒情詩人」と呼ばれるように、独特の詩情をたたえた
忘れがたい味わいを持つ作品を多く発表してきた作家。
優れた幻想譚・怪奇譚を書き、決して「科学的」ではないけれど、
名作「華氏451度」のような、鋭い文明批評の目もあわせ持つ。
O・ヘンリー賞も受賞している、言わずと知れたSF界きっての短編の名手、
レイ・ブラッドベリについて語りましょう。
前スレ(不慮の消失)
レイ・ブラッドベリ 3
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/sf/1182059374/
過去スレ
レイ・ブラッドベリ 2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1157992192/l50
レイ・ブラッドベリ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/995209514/l50
公式
ttp://www.raybradbury.com/index.html

2 :
>>1


3 :
「霧笛」
「万華鏡」
 …
名作短編のオムニバス映画化を望む!

4 :
>>3
いいね
『塵よりよみがえり』あたりも連続ドラマで見てみたい

5 :
え〜…、自分はそうは思わない。
心の底からブラッドベリに惚れてる監督が
「ここまでやらなきゃ俺が納得しないんだ!」と
指輪のPJ並みに心血を注いで作ってくれるならともかく
ちゃちいCGでちゃちい映像化されるのは御免だ。

6 :
ちゃちくても味があれば許せるけどなぁ
むしろ盟友ハリーハウゼンばりの(今ではちゃちいであろう)
ストップモーション・アニメーションで撮ってくれたら嬉しいが
まぁ作者ってか作品に惚れてる監督ってのは同意


7 :
黄泉&コンスタンスの文庫化はあきらめたほうがいい?

8 :
>>6
同意です
むしろCGはブラッドベリにはそぐわない気もする

9 :
>>8
当世風のスピーディーな展開の映画自体が
ブラッドベリ作品の対極って感じもするしね。
特殊映像より叙情重視の撮り方してくれないかな。
それじゃ売れないか、このご時世……

10 :
そもそもそれほど映像で観たいとは思わない。
詩を映画化しようとするのと一緒。

11 :
「デンジャラスゾーン」は80年代背景なので、萎える

12 :
>>3
「万華鏡」は舞台化したらしいけど、どんな感じだったんだろ?
そういえば「霧笛」は野田秀樹が台詞だけ引用してたな

13 :
びっくりした
ブラッドベリってまだ生きていたんだ……
カーペンター&オバノン「ダーク・スター」は「万華鏡」でないかい?

14 :
>>10
でもロック・ハドソン主演のドラマは個人的には好きだ。火星年代記の。

15 :
>>14
俺もあれ好き
正月にぶっとおしでやってたことあるよな
すげー長いから全部見終わると感慨深い

16 :
ブラッドベリ+マシスンだもんな。

17 :
ちょっとHな、 「メランコリイの妙薬」  が好きです。

18 :
「何かが道をやってくる」のビデオをレンタルで発見。
脚本本人みたいだけど、一見の価値はありますか?

19 :
>>18
ちょっとタルいけど嫌いじゃない。
クーガーさん役のひとが「ブラジル」の人だしぃ。

20 :
映像作品って言えば、新トワイライトゾーンの「バーニング・マン」を、
ブラッドベリの世界を完全に表現しているって、絶賛してる人がいたけど、
どうかな?
普段行かない、遠くの町のレンタルビデオ屋にVHSがあったんだが、
借りようかどうか迷ってる。

21 :
>>18
シナリオがちょっと子供向けっぽくはなってるけど、
全体の雰囲気はいいと思う。

22 :
451ってSFじゃ名作扱いなんだw?
焚書坑儒に反対派が居るよってだけの話じゃない

23 :
「カラマーゾフの兄弟」は、わがまま親父が殺されて長男が逮捕されたんで、その後始末で
次男、三男が右往左往する『だけの話』。
「失われた時を求めて」は、プチブルの作家が自分の生い立ちや別れた女の子が事故で死んじゃった
ことを延々と語る『だけの話』。
読む人によっては、どんな小説も『だけの話』に還元される。

24 :
お気の毒だね

25 :
得意気に例に挙げてきたのが想像した通りで苦笑w

26 :
今時ストーリーだけで小説を語れると思ってるような人がまだいるんだね

27 :
兄はこう言った。「小説を、くだらないとは思わぬ。おれには、ただ少しまだるっこいだけである。
たった一行の真実を言いたいばかりに百頁の雰囲気をこしらえている」私は言い憎そうに、考え考えしながら答えた。
「ほんとうに、言葉は短いほどよい。それだけで、信じさせることができるならば」
太宰治「葉」

28 :
ブラッドベリの小説は原著のほうが若干長い。
訳しきれない細かい描写が多いからね。
ブラッドベリの魅力はその鮮やかな文章にあるわけなんだが、逆にそこを楽しめない人にはつらいだろう。

29 :
10月2日では遅すぎるが、黄昏の国到来という事で

30 :
なにかと比較されるスタージョンを読んだが、ブラッドベリとは全くの別物と
いう気がした。まだロバート・ネイサンの方がブラッドベリに近いかも。

31 :
ブラッドベリは、詩情とか幻想味が持ち上げられるけど、実際は、
ちゃんと理にかなってるというか、ほんとうに意味の分からない話は
あまりないんだよな。
幻想小説にありがちな前衛っぽさはなくて、表現が叙情的なだけで、
アイデアストーリー派の、ブラウンやシェクリィやマシスンと同じく、
話の骨格はしっかりしてるし、読者に分かりやすいように書いてると思う。

32 :
誰も「意味が分からない」とは評していない

33 :
>>32
「スタージョンの小説は意味が分からない」
とも誰も評してない。

34 :
そういう議論が湧きあがること自体、難解ととらえる読者もいるということだよ。例えば
R・ハガードやJ・ヴェルヌが難解といった議論がいまだかつてあったかい?

35 :
>>31は、難解に感じる読者がいるコトまでは否定してないのでは?

36 :
ポーの「アッシャー家の崩壊」を
ブラッドベリがどうにかした本が出るみたいだけど
どなたか情報ご存知ありませんか?
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/1934267201

37 :
ブラッドベリは読みやすいよね

38 :
レイ・ブラッドベリにノーベル文学賞受賞してもらいたいけど、キツいだろうなあ
もう90歳こえてるしはやくしないと死んじゃうよ……

39 :
まだ現役で何か書いてるの?
ちなみにリチャード・マシスンも、まだ現役なのか。
ハヤカワの異色作家短編集の作家たちで、
生き残ってるのはこの二人だけだよね

40 :
>>39
そうです

41 :
>>38
同意。難解な作家や影響力の強い作家ばかりが偉大なわけではないし。ブラッドベリは
アメリカの国民的作家なのは疑う余地がない。

42 :
SFや幻想文学作家がノーベル賞を受賞した例はないのだろうか…
ブラッドベリが貰っても全然違和感無いんだがなぁ
死んじゃう前にあげてほしい、ほんと。来年にでもどうか。

43 :
アストゥリアスとかガルシア=マルケスとかのマジックリアリズムな人ならもらってたはず

44 :
映像化作品なら古いヒッチコック劇場にも良いのがあった気がする。
この人は、画家で言えばアンドリュー・ワイエスかな。
ちなみに、ハインラインはノーマン・ロックウェル。

45 :
今だからこそ華氏451度。
iPadでブラッドベリを読む気するか?

46 :
>>43
バーナード・ショーもドリス・レッシングももらいました。

47 :
>>46
ノーベル受賞者の作品の中で一番SFなホンは
ヘルマン・ヘッセの「ガラス玉演戯」で間違いないと私は思う。
異論は認めるけど。

48 :
なんでマジックリアリズムだとノーベル賞が取れるかね。

49 :
阿部公房がもらって欲しかった。何度か名前が挙がったんだけど。

50 :
まあ、70過ぎのじじいが貰う賞だわな
安部は早すぎた

51 :
ノーベル賞受賞の大江健三郎の『治療塔』及び『治療塔惑星』もSFでしたね。

52 :
三島由紀夫も候補に上がっていた。
「美しい星」というSFがあったね。

53 :
最近のブラッドベリは普通小説が多いような気がする。SFやファンタジーにこそ、この人の真骨頂があると思うのだが。

54 :
火星年代記の最終章「百万年ピクニック」の美しさは忘れられない
一字一句違えず暗唱する自信がある

55 :
>>54
きみがうつくしいと思うよ、マジに。

56 :
赤い妹って漫画に入ってる群衆ってのがベラッドベリの短編に似てるけど
既出?

57 :
×べ→○ブ

58 :
ベラッドブリ

59 :
ベラとブリ

60 :
ベラ、ベム、ベロ

61 :
はやく人間になりたい〜

62 :
よーかいにーんげん!

63 :
「一つの細胞が分かれて増えていき三つの生き物が生まれた…」ある意味ブラッドベリの世界。

64 :
>>63
分裂で生まれてるから親子じゃないんだよね

65 :
ハロウィーンは過ぎたけど、
「十月のゲーム」 
怖いです… 

66 :
「黒いカーニバル」収録の、「バーン!お前は死んだ」「戦争ごっこ」が続編になってるのが
初めて読んだ時、何気に驚いた。
ブラッドベリに限らず、この時代って連作短編でもないかぎり、
短編の続編って普通は書かないよなあ。
キャラの使いまわしはあるかもしれないけど、これは完全な続編だし。
初出を見たら、1年近く開いてたが、どうしても続きを書きたかったんだろうか。

67 :
続けて書いたけど掲載時期がずれたってだけじゃないの?

68 :
新潮の『ふたりがここにいる不思議』の表紙絵の男女が並んで横たわってるイラストの件について…
短編集とは知りつつも、表紙を見て表題作が男女の淡い恋愛ものかと思って読んでみたら恋愛とはまったく関係ないSFだった…
表紙絵詐欺だろ、これ…

69 :
つまらなかった?

70 :
もはやアメリカSF界というよりアメリカ文学界の代表的作家だな

71 :
俺としてはいつまでもパルプ臭のするSF/ファンタジー作家でいてほしかったな

72 :
12月はたそがれの国

73 :
あけおめ

74 :
『太陽の黄金の林檎』が最高傑作短編集だと思う。素晴らしすぎて読み終えるのが嫌になるくらい。

75 :
「とうに夜半を過ぎて」(河出文庫) 2/8発売
収録作21編ですが、期待していいかな… 

76 :
あれ、それ20年位前に新潮文庫あたりで出なかったかな?
内容は・・・覚えてないやw

77 :
幸福の科学が本格スペースオペラ小説作品を作れよー!?♪。

78 :
>>76
集英社文庫だろ

79 :
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1239051922
大場惑の『奇妙劇場1』(太田出版)に収録された「ニュースおじさん」が原作。

80 :
ブラッドベリの春はずっと雨降りなイメージ

81 :
火星で雨が降るという話もあって鮮烈なイメージが残ってる。

82 :
死ぬときはひとりぼっち
だぞお前ら

83 :
死ぬだけの孤独なお仕事

84 :
ハードボイルドだな

85 :
Fuck Me, Ray Bradbury
http://www.youtube.com/watch?v=e1IxOS4VzKM
こんな歌があるんだなw

86 :
発売日 2011.03.17
ブラッドベリ年代記
サム・ウェラー 著中村 融 訳
定価3,465円(本体3,300円)

「宇宙時代の抒情詩人」レイ・ブラッドベリ、初の“公認”伝記がついに邦訳! ブラッドベリ本人や関係者への徹底的なインタビューに基づいて、誕生から現在にいたる足跡を丹念にたどる。

87 :
数年前、華氏451度と他のを買ったけど華氏が合わなかったんで他のも放置してた
ふと思い立って10月はたそがれの国とスはスペースのスを読んだ
すごくよかった
明日(というか今日)とうに夜半は過ぎてと塵よりよみがえりを買ってこようと思う
太陽の黄金の林檎も読んでみたいけど、色々調べたら解説がひどいらしいね
古本で昔の版を探すけど、どれだけひどいのか解説だけ立ち読みしてみようかな

88 :
中島梓って栗本薫か
そりゃひどいわな

89 :
『刺青の男』を読まなければブラッドベリファンとは言えない。

90 :
チリよりよみがえり

91 :
火星年代記が、映画化されそう。
映画.com
http://eiga.com/news/20110414/4/
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1302779278/

92 :
西部開拓史みたいな冗長かつ資料性の高い作品に…なるわけないか

93 :
講談社ルビー文庫の「火星年代記」を入手。
詩情豊かなといわれる文章の原文を読んでみたかったのでね。
このルビー文庫というのは、原文の中の難解な単語のところだけ日本語でルビがふってある。
さくさく読めるという点では文句なし。
しかし、英語の詩情と日本語の詩情はそれなりに違いもありそうだ。
我が身の英語力の乏しさが情けなく思えてくる。
ちなみに、これは十年くらい前に出たものだから、内容構成は旧版のまま。


94 :
新潮文庫の「十月の旅人」(たぶん絶版)も隠れた名作ぞろいだよ。

95 :
今は亡きサンリオ文庫の「万華鏡」は良かったなー

96 :
お万華鏡

97 :
「十月はたそがれの国」「太陽の黄金の林檎」の
イラストは何度見てもこわ気持ちいい

98 :
日野日出志が、刺青の男(短編か、短編集の方かはわからん)
を読んでショックを受けて、怪奇漫画家になることを決めたってのが以外だった。
これを読んでなかったら、人生変わってたって。

99 :
昔、深夜に白黒のトワイライトゾーン見てたら
未来のお話の回でロボットのR母?の話だった。
子供達は目は何色がいい、髪はこの色にするとかやってて
なんだか面白そうだぞと引き込まれた。

100 :
終盤にある事件で、ただ一人R母に懐かなかった女の子が心を開いて
ラスト、R母がデータをマザーコンピューターに統合するため解体されるんだが
ロボットにもきっと魂があるわ、みたいに抱き合ってお別れしたとこで号泣した。
細かいところは覚え違いしてるだろうけど30分でこのクオリティは神だろと思ってたら
それからずいぶん経って原作がブラッドベリだと知った。

101 :
もとネタは「歌おう!感電するほどの喜びを」じゃないかな。
コンピューターおばあちゃんの話。

102 :
ブラッドベリは、旧トワイライトゾーンでは、意外にもその作品しかない。
弟子のボーモンドや友人のマシスンは、原作提供だけでなく、
脚本家としても参加してたのに、ブラッドベリはなにか理由があって、
参加できなかったんだと。

103 :
ノンクレジットの作品もある
もっともサーリングの剽窃で、二人の仲が悪化した原因ともなったと
自伝にあるな

104 :
少年マガジンのサイボーグ009のラストが刺青の男のパクリだと
知ったのはかなり後だった。

105 :
>>102
もったいない話だね

106 :
昔、華氏451度を別のSFとごっちゃにしてて
太陽のすぐそばで人命救助する話だと思い込んでいた
>>101
トワイライトゾーンではおばさんくらいの若さだったよ
そういえばたんぽぽのお酒を読んだ時、
おばあちゃんが主役の話(主人公の祖母と近所のおばあさん)が2つほどあった
おばあちゃん好きなのかな

107 :
子供の頃、「10月はたそがれの国」に収録された「みずうみ」がたまらなく好きだった。
甘く、もの悲しく、なぜか懐かしくて、何度読んでも涙が溢れた。
何気ない“風だった”の一言で胸がかきむしられる想いだった。
悲しいかな大人になった今読んでも当時ほどの感動は得られない(;^_^A
あの頃は翻訳で読めるブラッドベリの本は片っ端から集めて読みまくり、
それでも足りなくて少しでも似た作家をさがした。
ウィリアム・アイリッシュ(コーネル・ウールリッチ)はかなり似てると思う。
長編「夜は千の目を持つ」や短編「死ぬには惜しい日」、連作短編集「黒いアリバイ」
「今夜の私は危険よ」などは作品世界に流れるムードが似ている。
アイリッシュが暗い面で似ているのに対して明るい面で似ているのが
キャサリン・マンスフィールド。岩波文庫版の短編集「幸福・園遊会」が良い。
以上、30すぎのオッサンの寝言でした〜。ごきげんよう♪(*^_^*)

108 :
>>107
あれは泣ける
どうしようもなく胸がかきむしられる
そういや萩尾望都の作品で知らずにブラッドベリの短編を知ったなぁ
子供のころ読んだびっくり箱とか凄い衝撃だった

109 :
その萩尾望都の描いたやつ古本屋で探してるんだけどなかなか見つからないね
>>100>>101
マキシマムザホルモンのメイドメカの歌聴いた時にその話が思い浮かんで泣けて仕方なかった

110 :
「びっくり箱」は、原作だと男の子の設定だけど
萩尾版は女の子なんだよね。
自分は萩尾望都版でブラッドベリの入門だったけど
どっちも好きだわ。
萩尾望都の「ウは宇宙船のウ」は、ネット経由なら結構出回ってるよ。
初単行本化の集英社文庫、萩尾望都全集第2期のバラ売り、小学館文庫の三種。

111 :
>>107
俺もアイリッシュは好きで、かなり読んでるけど、
ブラッドベリと似てるって思ったことは一度もないなあ・・・
アイリッシュの暗さや叙情性って、キャラクターだけに特化してるけど、
ブラッドベリは、世界観そのものから漂ってる感じ。
アイリッシュ=ウールリッチって、都会の哀愁や孤独を描くって言われてるが、
都会の情景描写そのものは全然ないって、とある解説に書かれてたが、
ブラッドベリは、都会じゃなくて田舎や荒野が舞台なのが多く、
しかも情景描写はかなり凝って書き込むから。
似ているっていうなら、S・キングの短編が一番似てるって思った。
というか、キングがブラッドベリの影響を受けてるんだけど。
萩尾版は、ぼくの地下室においで の漫画化が一番良かったな。
これも主人公が女の子にアレンジされてるが、
こっちの方がいいんじゃないかってぐらい。

112 :
>>111
ブラッドベリと似てるっていうか同じ感覚で楽しめるのは
フレドリック・ブラウンじゃないかな?
ハインラインやA.C.クラークはハードSFのリアリティを取り込んでるけど
ブラッドベリやF.ブラウンのSF設定は、何となく未来とかとりあえずロケットとかで
科学的な説明抜きで楽しませる世界。
ブラッドベリっぽいなと感じた一例。
F.ブラウンの短篇「緑の地球」(創元文庫『宇宙をぼくの手の上に』収録)。
宇宙船の遭難で生き残った地球人の男が、不時着先の異星の密林で孤独と闘う話。
 この密林の描写がファンタスティック。どこか物悲しく美しい、詩的な世界。
 孤独の心理は、ブラッドベリの「長雨」(『刺青の男』収録)を思い浮かべる。
彼は、救援に来た地球人と出会った途端に、現地で得た小動物の話し相手が見えなくなってしまう。
彼の目標は、その異星で宇宙船修復用の部品を探して、故郷の緑の地球に帰ることだったが、
救援者から地球が惑星戦争でなくなったことを聞いて、彼は逆上する。
救援者の宇宙船から密林に戻った彼のそばには、ふたたび小動物が姿を現す。
 遭難していた彼は、自衛本能による、非現実世界への逃避をしていたらしい。一種の狂気性。
 ブラッドベリの「月はいまでも明るいが」(『火星年代記』収録)や「びっくり箱」の衝撃に近いものがある。

113 :
そうかなあ。
ブラウンのファンタジーは大人の感性で
ブラッドベリよりずっとドライだと思う。
同じようにシニカルなブラックユーモアを描いても
センチメンタルなファンタジーを描いても
対象を見る立ち位置が全然ちがうって感じ。

114 :
同意。ブラウンとブラッドベリは、同時期に短編を読み漁ったけど、
似てるとは思わなかった。どっちも好きだけどね。
科学性を重視してないのは同じなんだが、ブラウンはドライで論理的、
ブラッドベリはウェットでビジュアル重視って感じ。
笑いやユーモアに関しては、ブラウンは露骨に狙いすました悪ふざけをするが、
ブラッドベリはもっと自然体。
あと、オチのつけ方も全然違う。ブラウンはストンと落ちる落語っぽいが、
ブラッドべリはもっとじんわりとした考えオチだったり。

115 :
あと「緑の地球」はまだしも、「さあ気ちがいになりなさい」とか「ミミズ天使」とか
「闘技場」とか、ブラウンの特質がよく出てる代表的短編を思い浮かべると、
ブラッドベリからは相当に遠いな〜〜って思う。

116 :
確かに大人といえば大人だね、ブラウンは。
ブラッドベリの場合は、学生時代のあと何かの職業を経ないで
一流誌に採用されるようになったそうだし、
スレてない感じ。
新聞社勤務だったっけ?ブラウンはタイプライターネタが多かったりして。

117 :
カーニバルを舞台にしても、ブラウンは「密造酒」や芸人同士の人間関係メインを
よく出すよね。これはミステリ部門だけれど。

118 :
落語的小説→ブラウン
詩的小説→ブラッドベリ
と、すっきり分けたいがが、ブラッドベリも落語的な短編も
書いてるけどね。
意外と、幻想的な小説を書いても、理に落としたり。
作中の人物が事態を理解できていなくても、読んでる読者は
はっきり理解できるように書いたりとか。

119 :
ブラウンは中学時代に読んで面白かったけど、ブラッドベリはピンとこなかった。
しかし、大人になってから読むと琴線に触れる作品が多い事に気付いた。

120 :
同じく中学に読んだ口だが
ブラウンはブラックジョーク集のようなユーモア感覚でぴりりと辛い小粒タイプ
ブラッドベリは詩的情緒よりなによりノスタルジックな空気が満ちてた
初めてなのに懐かしい感じ

121 :
星新一や筒井康隆、藤子不二雄なんかの短編にガツンとやられた奴が、
ルーツを求めて、ブラッドベリ、ブラウン、シェクリィ、マシスン、ディック
あたりの海外の異色短編を書く作家に入ってゆくパターンが多いと思う。
しかし、ブラウンやマシスンやディックに強い影響受けてる
日本の作家ってたくさんいるけど、ブラッドベリに似てる
日本の作家ってあまりいないね。

122 :
菅 浩江とかなんとなくブラッドベリ寄りな気がする
なんとなく作品の傾向が
SFにしても設定はスパイスでその上での人の心情描写優先と言うか
そういう意味では大島弓子や萩尾望都など少女マンガと相性がいいのかもしれない

123 :
誰かと似てることにしなくてもいいんじゃないか。
「神は男と女とブラッドベリを作った」と
キングも言ってるくらいだし。

124 :
ロサンゼルス郊外の海辺の街レドンドビーチに住む、邦人の主婦の方のブログに
ご近所の住人ブラッドベリと遭遇した話があった。
 ttp://shirowani.blog41.fc2.com/blog-entry-388.html
2年前の記事だけど、お達者なようで何だか安心した。

125 :
もう文章は書いてないで隠居状態なのかな?
同じく異色作家生き残りのマシスンも同様かな?

126 :
>>125
マシスンはまだ書いてるぞ!(今月も邦訳されたものがでる予定)
それよりブラッドベリとフェリーニの交流に興味がある。

127 :
>>126
何十年前の作品を発掘して初邦訳、とかじゃなくて、近年の新作?
それは嬉しいまあブラッドベリより6歳も若いんだけど。
マシスン、あの有名な「激突!」が、最後の短編だったと知って驚き。
もう40年も前だし。
映画「激突!」のDVD特典映像で、「これが私の短編の集大成で、
私の好むテーマが全部入っている。もうこれで短編書くのは気が済んだ」
なんて語ってた。
ブラッドベリみたく、短編に殉じ?なかったんだなあ・・・

128 :
 『吸血鬼』『縮みゆく人間』とか長編は短編より悲惨な結末が多い気がする

129 :
マシスン「闇の王国」4月刊行が伸びて8月に。
「縮みゆく人間」は悲惨を突き抜けて、新しい世界に突入だったような。

130 :
サーリングはミステリーゾーンでマシスンやボーモントとはうまくやったけど、
ブラッドベリとは仲たがいしたまま。なぜだろう?

131 :
サーリングがアイデアをパクったから、ブラッドベリが怒ったって
聞いたことあるけど、ほんとかねえ?
作風は結構違うと思うけど・・・ああでも、題材とか舞台は似てるのも
あるかな。

132 :
自伝によれば、サーリングとブラッドベリの間には色々と複雑な事情が
絡んでいる。
パクリというよりも似てるのは確かだが、サーリングびいきの俺としては
パクリとは認めない。

133 :
てことは、パクリなんだねw

134 :
インスパイアとかトリビュート、オマージュなんて便利な言葉があるだろっ!

135 :
サーリングの小説って、「しょせんは脚本家だなw」って言われたくなかったからか、、
背景描写や心理描写を凝りすぎていて、ブラッドベリら、本職のものよりも
ややぎこちないと思う。

136 :
一応突っ込み入れとくと、サーリングはライターよりもプロデューサーが本業
自分のやりたいことを具体化するためにカユーガ・プロを作ったし

137 :
>>132
自伝に載ってるサーリングの”Where's everybody”とブラッドベリの「火星年代記」
の1エピのことだな。
どっちも無人の町に取り残された主人公が共通してるだけで、物語背景や結末は
全く異なってる。
あれがパクリならどっちも『悪夢の兄弟』とかのパクリだろう。
ブラッドベリの勇み足だな。

138 :
だってブラッドベリって、俺の小説のタイトルをパクった!
ってムーアに噛み付いてたじゃん(あの映画自体はクソだが)
そういう人なんだよ。
そういうあんたは、先人の創作者から流用したタイトルは
一つもないって断言できる?って聞きたくなるが。

139 :
以外と偏屈ジジイなのかな
それにしても長生きしてるなあ

140 :
以外 → 意外

141 :
ブラッドベリ劇場のことがないね
みんな観てなかったのかな

142 :
10月はたそがれの国の、
こびとが、良くわからなかったので、
誰か解説お願いします。

143 :
>>142
実は自分自身がこびとだった。
彼は鏡の中の自分のことを笑ってたのだよ。

144 :
>>142
どの辺がわからなかったの?

145 :
ブラッドベリ読んでみようと思って『猫のパジャマ』を図書館で借りてきました。6編まで読んだけど、なんか意味が良く判りません。翻訳の特徴かも知れないけど、なんか非常に読みにくいし。この中村融って翻訳者がヘボいの?それとも最初の一冊目を間違えた?

146 :
>>145
ウは宇宙船のウ 刺青の男 黒いカーニバル 10月はたそがれの国
あたりから読んだ方がいい。

147 :
>>145
翻訳のヘボさが気になるなら原書おすすめ。
やさしい文体だから、高校生くらいから読めるよ。

148 :
>>146-147
レスありがとうございます。『火星年代記』の評判を聞き、読んでみようと思ったんだけど、
その図書館にはなくて、代わりに可愛らしい表題の『猫のパジャマ』を選んでしまいました。
初心者向きじゃないみたいですね。あげて頂いた作品集から読んでみます。英語はあまり得意じゃないけど、原文にも挑戦してみます。

149 :
アメリカ人ならブラッドベリを読むと涙が出るくらいのノスタルジックな感傷に浸れるんでしょうね。

150 :
そこまでじゃないと思う。

151 :
たんぽぽワインは日本人でも泣ける

152 :
スタンド・バイ・ミーなんかは、日本人でも自分の少年時代に
重ね合わせられるんだが(原作も映画も)、
ブラッドベリは全然そういうことはないなあ・・・
ロケットへの憧れとか、新品のテニス靴ほしいとか、どうもあまりピンとこない。
たんぽぽのお酒も、ウは宇宙船の略号さも、駆け回る夏の足音も
市外電車も、作品としては好きだけど、ノスタルジーに浸るというより、
これはアメリカ人はノスタルジーを感じるんだろうなって、
想像して楽しむような感じ。
火星年代記の中の、それ系の短編もそう。

153 :
SFだがアメリカの古き良き時代を感じさせる作家。フィニィと一脈通じる。

154 :
ブラッドベリは親世代、キングは次の世代ぐらいのノスタルジーなんか

155 :

http://www.youtube.com/watch?v=9EKHIgwn3k8
ナレーションと役者がちとアレだが、モノクロの映像が哀しげで「霧笛」のイメージにあっていると思う。
是非見てみたいものだが、権利の問題で公開は不可能らしいです。

156 :
>>152
確かに憧れる物や人物、情景なんかはアメリカのものなんだけど、その感覚自体は日本人でも
変わらないと思うけどな。
少年時代にこういう感情抱いたわ、って思いながら読めるなあ、俺は。

157 :
俺はキングだと、こういう感情抱いたなーって思い出すのはわかるんだが、
どうもブラッドベリの少年とその環境って、あまりそういうのは引っかからんなー。
生々しさがないというか。
国籍じゃなくて、趣味や性格の違いだと思うけど。
フィニィも好きだけど、ちょっと遠い感じがする。どっちもテーマパーク的な
ノスタルジーというか。
でも、読んでいて、その生々しさに苦しくならないから、
何度でも気軽に本を開いて楽しめる。
キングだと、思い出したくもないものを思い出されるようなこともあるから。

158 :
アメリカ人だから…というより少年時代を懐かしむ小説だね。たとえば『万華鏡』で流れ星に願いを込める場面は誰もが持つ共通の郷愁を誘う。

159 :
同じ少年時代でも特別「好奇心旺盛な」がつくからな
物価も高くて娯楽も少ない時代の話でもある
サーカスなんて怪しいモノも今じゃ自分から街に来たりしないし
夏の暑い日に全く手入れされてないでこぼこ道を自分より背の高い草に邪魔されながら先を急いだ感覚とか
そういうのも最近は少なくなってるだろうしなあ

160 :
1981、2年ごろ、当時まだ建物なんかあまりなかった新横浜の駅前に、
サーカス団やプロレス団体が、何にもない荒野にテント張って、
何度かやってきたもんだけど、ブラッドベリ読むと、あのワクワク感と
重ねあっちゃうな。
今だと、テント張って興行って、なかなかね・・・

161 :
先日15年ぶりくらいに祭りに行った
今の屋台はどんなかなーって好奇心
冷やしきゅうりや龍の髭、シロコロホルモンにドルネケバブ
珍しいものもあってほぅほぅと眺めながら歩いてたら
祭囃子とは違う太鼓の音
お化け屋敷があった
チープ
本当に子供だまし
これのどこが怖いんだと思うくらいあからさまに簡単な作り物
でかい照る照る坊主に一つ目小僧の顔つけたものがロープで上下したり
同じようなろくろ首(これまたチープ)が小屋の中でぶらさがってる
けどお化け屋敷に入った子供たちは本当にこわがってて
手を繋ぎ合いながら一列に進んでいく
悲鳴を上げながら友人たちと手を取り合ってそれでも進んでいく
家じゃクーラーの効いた部屋でアイス食べながら
CG思い切り使ったアニメ見たりゲームしてる子達がさ
大丈夫、未来になっても人の本質は変わらない
そう思ったらブラッドベリを思い出した

162 :
んー
それ与えられたものにリアクションしてるだけじゃん
ブラッドベリ的な興味とは違うんじゃね?
もっと個人的で特別なものだよね
お化け屋敷なら幽霊そっちのけでその影にうずくまる別の闇に惹きつけられたり
一つ目のロープを垂らしてる大人の表情が薄暗闇の中で見えて怖かったり

163 :
『火星年代記』の新版読んだ。

164 :
I know what you did last summer.

165 :
>164
なんでやねん

166 :
きさまのひみつをしっている

167 :
去年の今頃は無職で貯金が尽きて死にかけてましたがなにか?

168 :
思い返してみたら、去年の夏は
子供がかかるような流行病で寝込んでたわ

169 :
>>168
中二病か? お大事に。

170 :
去年はいい年になるだろう

171 :
重症の金欠病だ
直し方教えてくれ

172 :
金食い虫に生まれ変わる

173 :
働け!

174 :
「作家です」「じゃあ無職だ」

175 :
ブラッドベリは特に日本では、なにかとEAポーと比較されてるけど、実際どうなんだろう。
到底ポーには及ばないと思うんだけど。

176 :
比較って優劣じゃないでしょ
似てるというか、同じ雑誌に載ってて違和感ないふたりとは思うよ

177 :
ブラッドベリ自身もポーから影響を受けたと言ってる

178 :
ブラッドベリはただの大衆小説家だろ
ポーと比較すること自体が間違っている

179 :
ちゃんと両者比較すればポーの偉大さの足元にも及ばないといったところか。アメリカでは唯一、ビアスぐらいでしょ。ポーと並べて語ることができるのは。

180 :
英語圏ならブラッドベリ
非英語圏特にフランスと日本でならポー
ポーの評価はいまだに本国では高いとは言えない

181 :
俺はブラッドベリの方が、ポーよりもはるかに面白いよ。
ポーは、推理小説と怪奇幻想小説の先駆者としては認めるが、
少なくとも俺はブラッドベリの方が、自分の現代人としての感性にフィットする。

182 :
あ、ロバート・ブロックや、ジャック・フィニィ、江戸川乱歩なんかも同様。
”ポーの子供たち”の方が好き。

183 :
今日のおじゃる○、「霧笛」のパロっぽい話だった。

184 :
>>181
SFの始祖でもあり、優れた幻視者でもある

185 :
>>182
「ポーの一族」は面白い

186 :
父ちゃんのポーが聞こえる

187 :
>185
萩尾望都もブラッドベリ好きだね。

188 :
ポ〜ポポポポポポ〜♪(鼠先輩)

189 :
そういやポーで思い出したけどホームズは最初ポーの作品に出てくる探偵をこき下ろしていて
本が出た時バッシングがあったと聞いた
今知名度はホームズのが上だけどC・オーギュスト・デュパンの方が好きだな
ブラッドベリは話だけ先に知っていて後から
あれ?これもブラッドベリ?これも?!と驚くことが多かった。
好きな作家がブラッドベリを奨めていて
ためしに読んだ時はなんか合わなかったのに
短編とか印に残っててあらすじ覚えていた。

190 :
サウンド・オブ・サンダーの映画を観たけど、なんか安っぽくてつまらんね・・・
去年のマシスンの「運命のボタン」の映画化もそうだが、
アイデア一発ものの短編を引き伸ばして映画にしても、
大概は失敗するなあ。
ミステリーゾーンのような30分のドラマとかだと、余計なオリジナルを
入れなくて済む分、そこそこ成功するけど。
付け足しのオリジナル部分を、余計な蛇足でなく、きちんと面白くできる
能力のある脚本家なんて、滅多にいないからな。ハリウッドにも日本にも。

191 :
ハーラン・エリスン、リチャード・マシスン、そしてなによりチャールズ・ボーモント
スピルバーグ/マシスンの『激突』は一発アイデアだが、見事に成功してる。
要は才能だな。

192 :
激突は本人が脚本を書いてるし、それ以前にもトワイライトゾーンで、
何度も自分の小説を脚本にする経験を積んでたのも大きい。

193 :
ロッド・サーリングのおかげやね

194 :
「もののかたち」って短編はブラッドベリ?
なんかずーっと印象に残ってるんだが

195 :
>>194
ブラッドベリだよ。
>「もののかたち」
個人的には「二階の下宿人」と似たイメージが。

196 :
>>195
おお、やっぱそうだったのか
ありがとう
生まれた子供が△にしか見えなくて愛せないお母さん
でも子供を愛したいのでそっちの世界に行ってしまうお母さん
やっと対面した青い瞳のふっくらした赤ちゃんを抱きしめるお母さん
こっちの世界ではよりそう△○□
見つめる科学者たち
三角でも子供を愛し、妻に付き合って人の形を捨てたお父さんの愛の深さが凄い

197 :
>>194
おお、先週読んだばかりだわ。
「キリマンジャロマシーン」に入ってるよ。

198 :
同時代のブラウンとかマシスンとかブロックに比べて、
ブラッドベリは、あまりストーリー上に伏線張ったりとか、
巧妙な仕掛けとかは作らないよな。どんでん返しもあまりやらないし。
だから20代のころは物足りなかった。
今だと、そこがいいんだが。

199 :
>>197
情報d!
中学に公民館で一度だけ読んでずっと気にかかってたんだ
著作が膨大だしタイトルも合ってるかどうか自信なかった。
>>198
ブラウンの短編大好き。
同じく公民館で。
カバーの無い早川文庫が沢山置いてあって
SFもファンタジーもそこで知った。
滅茶苦茶読みにくかったけどデューンもそこで読んだ。
でも何故かバローズは手に取らなかったなぁ。

200 :
この作家読むとアメリカの田舎町を旅したくなるね。寂れた遊園地、地平線しか見えない場所に立つ一軒家。
ルート66のような情景、巡業してるサーカスや見世物小屋(今は無いか)を見たら「あ、ブラッドベリの世界だ。」
なんて言葉が出てきそう。

201 :
2、3回しか読んでないのになぜかブラッドベリのなかで
火星年代記のホットドッグスタンドの話が一番頭に残ってる

202 :
火星年代記もよかったけど、
挿絵込みで「大鎌」冒頭の夜の麦畑が忘れられない。

203 :
あんまり実際の成功例がないんだが、アイデアストーリー的な短編を書く作家で
ありながら、映像化してほしいって思う作品を書く作家だと思う。
意外と両立してる作家は少ないと思う。
星新一、ブラウン、シェクリィあたりだと、アイデアを楽しむだけで、
別に映像化はしなくてもいいやって思うし。
逆に、映像にすると映えそうな小説を書く作家って、アイデアは
大したことない人が多い。
今ではそうでもなくなってきたけど、4、50年代の頃はそうだった。

204 :
>>203
>>映像にすると映えそうな小説を書く作家って、アイデアは 大したことない人→スティーブン・キング

205 :
キングは確かにアイデアは古典的で、そんなに工夫はないが、
もっと別の要素でカバーしてるからいいと思う。

206 :
>アイデアストーリー的な短編を書く作家で
>ありながら、映像化してほしいって思う作品を書く作家
フィリップ・K・ディックはそうじゃね

207 :
じゃロバート・シェクリーも

208 :
ディックはそうだな。
シェクリーはあんまり・・・

209 :
ブラッドベリみたいに幻想的でノスタルジックな雰囲気の作家
誰がいる?あんまり古典(って言うのも悪いか)知らなくて…

210 :
トム・リーミイ

211 :
ジャック・フィニイとか

212 :
ロバート・ネイサン
「ジェニーの肖像」と「夢の国をゆく帆船」しか読んだことないけど
マキャモンの「少年時代」はブラッドベリファンも気に入ると思う

213 :
ブラッドベリって、ノスタルジックはともかく、幻想的って思ったことは
あまりないなー。
よくそのフレーズ使われてるけど、思ったより理性的というか、
物事をくっきり書く作家だと思った。
まあ「幻想」の定義にもよるけど。

214 :
ロバート・F・ヤングがブラッドベリの詩情に近いという意味では最右翼。
ハヤカワから『ジョナサンと宇宙クジラ』という短編集が出ているので興味のある方はどうぞ。
その中の一編『いかなる海の洞に』はお勧め。これほど甘く切ない作家はまれです。

215 :
「華氏451」好きだったなあ
そういや映画のリメイクの話はどうなったんだ

216 :
刺青の男、ひどい映画だったなあ
万華鏡、石森章太郎がサイボーグ009でパクッてたなあ

217 :
なんといっても旧奇想天外誌に載ったブラブラッドベリが最高!

218 :
『刺青の男』って日本ではVシネのタイトルみたいだね。

219 :
>>215
リベリオンだろ

220 :
>219
ツッコミどころは多いけど面白い映画だったね。
同僚がイエーツの詩を読んで自Rるところなんか
ブラッドベリ風味な気もする。

221 :
【映画】91歳の誕生日を迎えた米作家レイ・ブラッドベリが半自伝的小説『たんぽぽのお酒』を映画化!
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1313981686/
だって

222 :
どうせなら脚本も自分で書けばいいのに。まだボケてないなら。

223 :
>>212
ロバート・ネイサンの「ジェニーの肖像」って何回も出版社や版、翻訳を変えていまだに新刊で読めるってすごいね。名作の証拠だよ。

224 :
ブラッドベリは絶対にシナリオにはタッチしない方がいい
企画自体がぽしゃる

225 :
脚本ではジョン・ヒューストンの白鯨で懲りたんじゃなかったっけ?このキ○ガイ監督との壮絶な
付き合いだけで一冊の本を書いたくらいだし。

226 :
マシスンやキングなんかはまだ多少柔軟性がありそうだけど、
ブラッドベリはセリフひとつ変えられてもキレそう。

227 :
『惑星ソラリス』の映画化でもタルコフスキーとレムが大喧嘩したしね。

228 :
たとえ企画がねじれてぽしゃっても
また本にして欲しいな。
ネバーネンディングストーリーの
1が嫌いで2が好きだという
原作者エンデよりはマシだろう。
マシスンは本より脚本かいてるほうが面白いよね。

229 :
そうなんだけど、マシスンは自作の映像化をボロカスに貶す事が多いからなあ
ミステリーゾーンの「遠来の客」「2万フィートの戦慄」なんかシリーズ屈指の
大傑作なのに、「パンダみたいな怪物出しやがって」とか「展開が遅過ぎて
退屈する」とかスタッフ、キャストの神経逆なでするようなことばかり言ってる。

230 :
モンキー・パンチが「いじられたくなければ映像化をOKすべきじゃない」と言ってたが
それは当たってる気がする
サリンジャーは小説の映像化を一回やられて失望してそれ以降は徹底拒否してたはず

231 :
キングは本当にブラッドベリとマシスンのいいとこ取りに成功してるな。
短編読むとよくわかる。

232 :
悪いとこ取りな気がする。

233 :
そういえばマシスンの『地獄の家』を映画化した『ヘルハウス』も
本人は気に入らなかったんでしょ。
個人的には『エクソシスト』より好きなんだけどなあ。

234 :
作家がうだうだ言うなら自分で監督すればいいんだよ。映像化するのはどれだけ大変な作業か分かるから。
キングなんか、それで懲りたわけだし。多少原作と違うのは許してあげなければ。キューブリックにしても
クラークとの衝突があったみたいだしね。

235 :
クラークは銭金のためにキューブリックに作家の魂売って、
2010年以降の作品を映画の続編として書いたんだな。

236 :
逆だべ、キューブリックから物語を取り返すために書かれたのが2010年以降だろ

237 :
>>232
どことどこ?

238 :
>>235-236
そのうち『3001年宇宙の旅』なんて書きそうだね。

239 :
すでにあるけど… 3001年

240 :
小説家と映像作家って、幸福な「結婚」はあまりできないよな。

241 :
>>239
うわぁ〜調査不足ですまん。『3001年終局の旅』があるから4001はさすがにないか。

242 :
>>236
いや、クラーク自身が言ってる。
あけすけに金のためとは言ってないが。

243 :
小説では土星にむかう宇宙船が木星へ。これはダクラス・トランブルが担当した
土星のエフェクトがクブリックの気に入らなかったから。
トランブルはよせばいいのに、自ら監督した『サイレントッランニング』で
また、お粗末な土星とその環を出して脱力させた。
小説ではHALに船外放出されたブールは木星へ墜落していくのに対し、映画以降、
彗星軌道に入る。実際には太陽へ落下するはず。

244 :
ブラッドベリに戻ると「ブラッドベリ劇場」ってTVシリーズがあった。
自作の映像化がことごとく失敗して自ら映像化に乗り出したが…
ま、あんなもんでしょう

245 :
キングなんかもそうだが、原作者が乗り出して、忠実に映像化しても、
大失敗はなくても、意外と凡作になったりするんだよな。
マシスン+スピの「激突!」みたく、作家は才能のある監督と組まないと。
でも才能のある監督って独走しがちだから、キューブリックのように
忠実に作ってくれないことが多いんだこれが。
理想は、原作者が脚本を書き、才能のある監督が原作者と相談しながら、
脚本を映像化に向くように修正してゆく・・・ってのがベストなんだが、
なかなかそういう恵まれた環境や人間関係では作られない。

246 :
御大はトリュフォーの「華氏451」はどう思っているんだろう?
おれはけっこう好きなんだが

247 :
結局のところ『餅は餅屋』ってことですな。

248 :
ブラッドベリもキングも、原作に忠実に映像化すると、
たぶんつまんないよな。
やっぱり原作のプロット自体が、小説として面白く書かれてるんだから。
なんかそのまんまやると、間延びするんだよ。

249 :
キューブリックの『シャイニング』なんかも映画としての評価は高いが、全く怖くないのでホラー映画としては失格という評論家もいるしね。

250 :
シャイニング初見超怖かった俺は相当な臆病者だったのか。
いやあ…あのウサギの着ぐるみがこっちみてるとことか、あの雪に閉ざされた雰囲気とか
忘れられなくてのう。

251 :
ロ−ドショーで見たけど、OPの空撮から不気味で不安な気持にさせられたし
少年がホテル内を玩具の車で走って行くのを延々とカメラが追っていくシーンもかなり怖かったけどなぁ
でコーナーを曲がったらアレだろ
当時すでに「ハロウィン」や「13金」があったけど、俺を含め周囲の人間は異口同音に「シャイニング」が
圧倒的に怖いと言っていたよ

252 :
ダニーが三輪車で走り回るだけの場面がすでに怖かったわけだが

253 :
映画のシャイニングと原作のシャイニングは別物
それぞれがそれぞれにいい
ただ、原作のハローランが大好きだったから
映画であっさり殺されてがっかり
原作はダニーが子供遊技場のトンネルで遊んでた時に
音だけに追いかけられるの怖かった
相手の姿は見えないのにこっちに来るんだよね
閉塞感がやばい
遊んでたというか、いるはずのない子供の声に呼ばれたわけだけどさ
>>250
あのウサギ、原作読むとホテルで死んだ昔の客って素性が分かるよ

254 :
キングに言わせると例えば「勉強ばかりで遊ばない…」のフレーズだけがビッシリ書かれた原稿を発見してゾッとしてる妻が
いきなり後ろからジャック・ニコルソンに声を掛けられて跳び上がるシーンはホラー映画の文法を外しているからダメだそうだ
本来なら妻と一緒に観客も跳び上がらせなければいけないところなのに妻を見ているニコルソンの姿を
先に観客に見せてしまうのはセオリーに反していてだから「キューブリックはホラーをわかってない」ということらしい

255 :
ジャック・ニコルソンのくさすぎる演技がなければ、そこそこ怖いんだけど。

256 :
けど、シャイニングのメイキングをみると
感心するな、あの役の入り方。

257 :
ロビン・ウィリアムスより圧倒的にマシ

258 :
ホテルの亡霊支配人は21世紀にはタイレル社の天才科学者、兼社長
出世したもんだぜw

259 :
あータイレル社社長のあの人か!
どっかで見たことあるとずっと引っかかっていたんだw
すっきりしたよサンクス!

260 :
ホテルの支配人じゃなくてバーテン

261 :
双子の娘がいるので廊下でシャイニングをまねて写真を撮ってみました。怖かったなぁ〜…

262 :
あの双子も良くああいういい「味」した子役見つけてきたよな

263 :
>>196-197
書き込みを読んで、古本で買ってみたんだけど凄く良かった。
自分が買った「キリマンジャロ・マシーン」ではタイトルが、原題と同じ「明日の子供」だったが
「もののかたち」の方が味わいがあっていいな。

264 :
十月はたそがれの国

265 :
>>263
自分が読んだのは複数の作家で構成されたSF短編集かなんかだったと思う
その一編だけ、くっきり印象に残ったんだよね
人の形って何だろう…としばらく考え込んだ
あと、伯母の古い少女マンガ雑誌に入ってた読み切りで
びっくり箱というのが衝撃的だった
当時の少女マンガ(睫毛バチバチ、お目目キラキラ、舌をペロッと出して縞々ハイソックス)の中にあって
まるで文学かミステリーみたいな内容が上品で美しい絵でつづられていて
なんだこれはー!!となったのだが、それもブラッドベリだったんだよね…
というか萩尾望都ってかなりたくさんブラッドベリ作品を漫画にしてて驚いた
リボンの上を這うカブトムシ…
最後の落ちが凄く悲しい
あれはハッピーエンド…なんだよね?
>>264
何かが道をやってくる

266 :
ウは宇宙船のウ スはスペースのス 最初はなんて強引な邦訳だなぁと思ったが最近はブラッドベリらしい素敵なタイトルだと思えるようになった。

267 :
最初から『ロはロケットのロ』にしておけば『宇宙(スペース)』なんて無理する必要はなかったのに

268 :
ロケットのロとか語感が最悪やわ
ロで満足できちゃうようなセンスの持ち主はハインラインでも読んでればええでw

269 :
そうだな、ロはロリのロだからな

270 :
元ネタは『ドはドーナツのド〜♪レは…』

271 :
れ〜は海の家れもんのれ〜♪

272 :
ミは未来のミ〜♪

273 :
ウは宇宙船のウ
まんま竹宮恵子センセの世界ですけど大好き

274 :
ファはFUCKのファ〜♪

275 :
ソはソープランドのソ〜♪

276 :
ラはRテルのラ〜♪

277 :
→ラはRのラ〜♪

278 :
「2人がここにいる不思議」の「10月の西」が好きだなあ
じいさまのアタマの中の思い出コレクションがおもしろかった

279 :
シは潮吹きのシ〜♪

280 :
瞬きよりも速く

そういえばブラッドベリってあんまりブコフとかで見かけないな
ハードボイルド3作探してるけどない
定価だと高いんだよなあ…文庫出ないかなあ

281 :
三部作の内、「死ぬときはひとりぼっち」しか読んだことないけど
ブラッドベリの作品の中で一番好きだ

282 :
ブラッドベリの長編には、これぞ!って作品が無いんだなあ
どれも適度にまとまっているけど

283 :
火星年代記は短編の寄せ集めだけど、長編の扱いでいいのでは?

284 :
ファウンデーションも実質中篇連作だったなぁ

285 :
アジモフ…

286 :
走れるようになりました
お茶もいれられます

287 :
淹れるんじゃなくて、注ぐだけだろ。

288 :
『火星年代記』の映画化の件はどうなった?

289 :
華氏451度が電子書籍化だそうです
http://www.bbc.co.uk/news/technology-15968500

290 :
へぇ
あれだけ電子書籍を悪く言ってたのに許可したのか
文庫本解説の「本を読まないゆとりどもに文化が滅ぼされるのだ」っていう
的外れかつ鼻持ちならないスノッブぶりが不快だったなあ

291 :
馬鹿な人は本当に本読まないから、電子書籍でも読めないだろ。

292 :
子供の頃に誰もが読んだことのある『小学○年生』も廃刊だってね。本が焼かれる前に時代に駆逐されつつある。

293 :
大学生ですら碌に読書なんかしないからな、況して小中学生じゃ教科書と漫画雑誌以外活字に触れる事も無いんだろ。

294 :
ウェルズの全著作、読んだ訳ではないけど、さすがに電子書籍は予測してないだろうね。

295 :
P・K・ディックのユービックには電送新聞ってのは出てくる

296 :
Wikipediaみたいのを構想していたH・G・ウェルズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E9%A0%AD%E8%84%B3

297 :
http://696.kibanamano.net/#

298 :
>>290
それはもう滅びたんだろうな
的外れ?的中したよってな

299 :
本読めない奴が電子書籍読めるとも思えんが。

300 :
でも本読まないやつが、携帯小説はなぜか読む。

301 :
SF史上、火星を舞台にした最高傑作といえば自分の中では『火星年代記』とC・S・ルイスの『沈黙の惑星を離れて』。

302 :
俺は、バローズの火星シリーズだなあw

303 :
手塚治虫の鉄腕アトムだな

304 :
バローズのシリーズは確かに面白い。ブラッドベリも影響されてるしね。火星舞台は追加として
C・L・ムーアの『シャンブロウ』等のノースウェスト・スミスシリーズも名作だね。

305 :
火星のタイムスリップ

306 :
P・K・ディックってなぜあんなに評価が高いのか分からない。

307 :
君が本を読む訓練ができていないから分かんないんだよ

308 :
ディックよりヴァン・ヴォークトの方が上だと思うし面白い。

309 :
ディックはヴォクトの影響を認めてる

310 :
非Aの世界が好きだったんだよね

311 :
スレチを承知で引っ張るが、ヴォクトって本国では干されてるっぽいんだよな

312 :
SFは現実と言う暗礁に乗り上げることによって、ほとんどが無価値になってしまう。どんなに年月が経っても、その評価が衰えることのない作品は少ない。
例えばヴェルヌやウェルズ、ステープルドン、ヴォネガットなどの作品は不滅の価値がある。ブラッドベリの『火星年代記』やいくつかの短編、オーウェル
の『1984』、クラークの『幼年期の終わり』なんかも時代が変わっても色あせることはない。ディック、ハインライン、アシモフ、レムは忘れ去られるだろう。

313 :
ん?ディックはむしろ年月がたって再評価されたように思うんだが
自分の趣味を全体の総意みたいに書くなよ

314 :
全くだ

315 :
レムが残らなけりゃ誰が正統派SFを継ぐのだ?

316 :
「お菓子の髑髏 ブラッドベリ初期ミステリ短篇集」 レイ・ブラッドベリ  仁賀 克雄

317 :
推理小説ですか?

318 :
仁賀の訳はなぁ…

319 :
ブラッドベリを訳す人は詩人でなくてはダメ。

320 :
つまり小笠原氏に一肌脱いでもらいたいと?

321 :
トム・リーミイという作家がいて、かつて日本でもハヤカワとかから文庫が出ていたみたいだけど読んだ人はいますか?
この人を売り出す宣伝文句で『ブラッドベリを思わせる作風』といった言葉が使われていたので、ずっと気になって
いました。古本屋をいろいろ回ったのですが、なかなか手に入りません。

322 :
サンディエゴ・ライトフット・スーは高いけどSFに強い古書店いけばわりとある
沈黙の声は一度再販されてるからAmazonでなら300円もだせば買えるよ


323 :
ありがとう。短編集一冊と長編一冊だけ残して夭逝した人みたいですね。ググッても、盛んにブラッドベリと比較された言葉
が目に付く。以前にフィニーという作家の『ラーオ博士のサーカス』という本を読んだ時、すごくブラッドベリ的なものを
感じて楽しめたので、もう少しじっくりと探してみます。

324 :
出版社は早川じゃなくてサンリオとちくまなんで探すとき注意で
がんばってね

325 :
久々に翻訳が出る!と思ったら、何だかなあ。
御大には多くのものを教えてもらったような気がするので。
「ぶつぶつ文句を言うな。それってただ単にお前の了見が狭いだけかも知れないんだ
ぞ」とでも言いたいような。視野そのものを変えてくれた人。

326 :
>>323
料理人   (ハヤカワ文庫 NV 11) ハリー・クレッシング (著), 一ノ瀬 直二 (翻訳) とかもブラッドベリみたいですね。
この作者、別ペンネームが有名作家らしいから、本当ははブラッドベリだったりして。

327 :
>>312
やっぱりその辺って相性悪いんだなぁ。
俺的には断然ディック、バラード、レム等の方が好きなのだが。

328 :
即否定されてるのに何を思い悩んでいるんだ?

329 :
私も若い頃は、この作家の詩情に感動したものだ

330 :
火星年代記で、ホットドック屋の男に火星人が土地の権利譲渡したのって何で?嫌味?

331 :
火星人が尖閣諸島の持ち主だとすれば、ホットドッグ屋の男は石原都知事だということでしょう。

332 :
橋下市長は?

333 :
クロソボに「これから夜は何をしてすごすんですか?」と捨てゼリフを云われる男

334 :
これは何?
http://www.raybradburyskaleidoscope.com/index.php

335 :
SF作家の印象が強いけど、それ以外のも多く書いているのね。

336 :
本人が自分はSF作家ではないと言ってるからね。

337 :
華氏451度の印象が強いから、一般的にはSF作家と思われちゃうね

338 :
レイ・ブラッドベリのファンタジー小説「塵よりよみがえり」が映画化
ttp://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFE201205150002/index.html

339 :
15〜20年ぐらい前に深夜、テレビ東京で『ブラッドベリ劇場』なる放送を見た記憶があるのですが、DVD化されてるのでしょうか?

340 :
>>339
英語版なら安いよ ただ見たいな値段だな
ttp://www.amazon.com/dp/B0007CEXUY/

341 :
ありがとう。当時はCGなどの技術が発展途上だったので妙な味わいがある。ロック・ハドソンの
火星年代記のドラマみたいに特撮に頼らない部分で勝負してるっていいよなぁ。

342 :
最近ブラッドベリを知って、恐竜物語と10月はたそがれの国を今読んでおります。

343 :
「10月はたそがれの国」は秋に読むのが良いんだよ
今の季節なら「ウは宇宙船のウ」がお薦め

344 :
>>90
アニータ乙

345 :
>>342
> 恐竜物語
先日亡くなったメビウスがカット描いてたね。
(あの短編はドラマ化もされたわな)

346 :
http://beebee2see.appspot.com/i/azuY_frLBgw.jpg
古本屋で手に入れました。
感性が自分にマッチしてる気がします。
次買う時は新品で集めよう。

347 :
畳で読むブラッドベリ

348 :
「お菓子の髑髏」の話題がないな
俺も読んでないから文句いう筋合いはないけど

349 :
伊藤さんの訳がいいね。

350 :
>>347
句になっとるで
そのまんま尾崎放哉だ

351 :
【訃報】SF作家レイ・ブラッドベリ死去 『火星年代記』『華氏451度』
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1338992180/

352 :
>>351
亡くなったみたいだね。自分もさっき知ったばかり。

353 :
おおおおおい

354 :
亡くなったらしいぞ、と伝えにきたら
もうあったな

355 :
「優しく雨ぞ降りしきる」はオレにとって、
世界でいちばん美しく、そして哀しい一章です。R.I.P.

356 :
お砂糖で出来てる隣人のお話良かったな。合掌

357 :
遂に…か(´・ω・`)

358 :
なんかずっと生きてるんじゃないかって気がしてたんだけど

359 :
うわああああああああああ。・゜・(ノД`)・゜・。
どれだけブラッドベリに救われたことか。

360 :
R・ハインライン   1907-1988
W・S・バロウズ   1914-1997
R・A・ラファティ  1914-2002
J・ティプトリー・Jr. 1915-1987
J・ヴァンス     1916 -
A・C・クラーク   1917-2008
I・アシモフ     1920–1992
R・ブラッドベリ   1920-2012
K・ヴォネガット   1922-2007
B・オールディス   1925 -
P・アンダースン   1926-2001
P・K・ディック   1928-1982
J・G・バラード   1930-2009
R・シルヴァーバーグ 1935-
R・ゼラズニイ    1937-1995
H・エリスン     1934-
R・シルヴァーバーグ 1935-
T・M・ディッシュ  1940-2008
S・R・ディレイニー  1942-
W・ギブスン     1948-

361 :
うわああああああああああああああああああああああああああああああああ

362 :
黙祷

363 :
お前らこう言う時だけ早いな

364 :
ご冥福をお祈り申し上げます
>>360
ヴァンス、もうちょっとで100歳か
凄いな
国書は存命中にヴァンスコレクションを開始してやってくれ

365 :
人類はまだ火星まで到達していないのに!

366 :
武蔵野タンポポ団のお酒

367 :
BBCでやった火星年代記のドラマ、
またNHKでやってくれないかな?
あんなに秀逸なのはちょっとない。
いや、イギリスのSFドラマって全部秀逸なのか?
Dr.フー、SPACE1999(第一シーズン)、サンダーバード、U.F.O
プリズナーNo.6 でもオールドファン専門みたいなのばっか。www

368 :
>>13
今ニュー速で逝去のニュース見てまだ生きてたのかとびっくりしたところ

369 :
>>367
ああ、ビデオテープに録画してあるのを思い出した!
ビデオデッキ、まだ動くかしらん。BDに移植しとくか。

370 :
火星人を見に行こう(⊃д`)

371 :
>>356
アシモフじゃね?

372 :
>>360
オールディスもまだ生きてるのか、すげぇなおい

どれ、「10たそ」はどこにしまったかな供養代わりに読み返してみましょ……

373 :
SFマガジンはまた特集を組むんだろうな
何が再録されるだろうか

374 :
>>360
エリスンは一部から、はよRと思われてそうな気がしないでもない
危険なヴィジョン関連で

375 :
>>373
ベタに、万華鏡とか

376 :
われらはもはやさまようまい、
こんなにおそい夜のなかを。
心は今でも愛にみたされ、
月は今でも明るいが。
R.I.P.

377 :
火星年代記の改訂版この機会に読んでみよう

378 :
合掌
映像化作品しか観たことなかったけど、これを機に読んでみます。

379 :
火星に行けば会えるかもしれない

380 :
俺のなかでブラッドベリは20世紀の象徴だった
今日、20世紀が終わったよ

381 :
結局マイケル・ムーアとは和解したのだろうか

382 :
黙祷しに来ました
邦題タイトルがいちいち秀逸だったな

383 :
初めて先生の名前を知ったのは、萩尾望都先生の漫画でした。
それから、お作を読み始めました。謹んでご冥福をお祈り致します。
本屋(出版社)さん、フェアーやってよね。

384 :
べつに何も書かなくてもいい。
生きているだけで、同じ時間を過ごしてるということを感じるだけで幸せな気持ちになれました。
悲しいというよりとにかく寂しい。
ご冥福をお祈りいたします。

385 :
数年前に西ロサンゼルスの小さな図書館で
講演なさったのを聞きに行ったことがあります。
まだまだ矍鑠として、お元気そうだったのに…
日本がお好きなようで、私の持ち込んだ日本語版の
「塵よりよみがえり」を興味深そうに中も確かめてから
サインして下さいました。
明るくて元気でフレンドリーな方でした。
ご冥福をお祈りいたします。

386 :
 田舎の道を歩いていた少年が、空を見上げて叫んだ。
「あ、母さん、見てごらん! 流れ星!」
 イリノイ州のたそがれの空を、まっしろに輝く一つの星が走った。
「             」

ご冥福をお祈りいたします。

387 :
万華鏡

388 :
すべての夏をこの一日に

389 :
ロケットの夏  

390 :
太陽の黄金の林檎

391 :
星新一や手塚治虫や小松左京よりも年上だったんだもんなー
わりと近いポジションにいるリチャード・マシスンには長生きしてほしい

392 :
学生の頃読んだ短編での、「金星=水が豊富な惑星」
っていうイメージにびっくりした。しびれた。
知ることで損をしていることもあると、初めて思った。
ご冥福をお祈りします。

393 :
「SFの巨匠」ブラッドベリさん死去
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120607/k10015662471000.html

394 :
まだ健在だったことに驚いた
合掌

395 :
「火星年代記」の何ともいえぬラストシーン、まだ覚えております。
ご冥福をお祈りします。


396 :
こういうときだけ書き込みすることになるとは。
ご冥福をお祈りします。

397 :
慎んで哀悼の意を表します
商売柄、色々思うところもあるが、自粛・・・

398 :
なにかひとつのもんが終わった感じがするな
R.I.P

399 :
もう一人のレイが悲しんでるだろうな。
ご冥福をお祈りいたします。

400 :
ああ遂に…。ご冥福をお祈りします(-人-)
処分しようか迷いつつ持ってた文庫読み返そう
火星年代記
二人がここにいる不思議
とうに夜半を過ぎて
10月はたそがれの国
10月の旅人
黒いカーニバル
太陽の黄金の林檎
ウは宇宙船のウ
よろこびの機械

401 :
20世紀SFが終わった感じだ……
R.I.P

402 :
確かに20世紀が終わった気がするな
若い頃にそれなりに読んだけど
その時点ですでに古いと思うものが結構あった
ノスタルジー感や文明批判みたいなのがどうもあわなかった
それでもみずうみ・大鎌などのいくつかの短編と火星年代記は心に残ってる
ご冥福をお祈りします

403 :
最近ブラッドベリ読み返してたから驚いた。
ご冥福をお祈りたします。

404 :
ウは宇宙船のウは自分の一番大切な一作一編なんだ

405 :
もう一人のレイと天国で恐竜の話してるのかなあと思って、ふと調べたらハリーハウゼンまだ生きてたw

406 :
>>402 Rゴミクズ

407 :
発表から30年くらいの時に「刺青の男」を読んだ。
その時中学だったが、何て言うかとにかく心に残った。
それから30年位して(つまり去年あたり)、久々にまた読んでみた。
中学の時には読んでも良く分からなかったことが、今読んだら分かるようになってるかなーと思い...
本当に、本当に、心よりご冥福をお祈りします

408 :
>>367
イギリスのドラマが秀逸なんじゃないのかな、SFに限らず。

409 :
UFOは日本語版独自に用意された冒頭のナレーションも秀逸だった
未だにほぼ暗唱出来るくらいだ
1980年、すでに人類は地球防衛組織SHADOを結成していた
SHADOの本部はイギリスのとある映画会社の地下深く秘密裏に作られ
沈着冷静なストレイカー最高司令官の下
日夜、謎の円盤UFOに敢然と挑戦していた

410 :
積んどく状態だった火星年代記DVDを観るときは今しかない!!!

411 :
火星年代記のドラマってイギリスだったのか
子供の頃観てあの砂っぽい荒涼とした風景にウットリした

412 :
>>360
R・シルヴァーバーグがかぶってる。
向後のために直しておいてくれ。

413 :
貴重なブラッドベリが

414 :
1ヶ月前に偶々引っ張り出した昔の中学の国語のドリルに
載っていた霧笛を読んで初めて知ったばかりだったのに

415 :
ブラッドベリ+マシスンの火星年代記もう一度観たいよね。

416 :
R・ハインライン   1907-1988
W・S・バロウズ   1914-1997
R・A・ラファティ  1914-2002
J・ティプトリー・Jr. 1915-1987
J・ヴァンス     1916 -
A・C・クラーク   1917-2008
I・アシモフ     1920–1992
R・ブラッドベリ   1920-2012
S・レム       1921-2006
K・ヴォネガット   1922-2007
H・クレメント    1922-2003
B・オールディス   1925 -
ストルガツキー・兄  1925-1991
P・アンダースン   1926-2001
P・K・ディック   1928-1982
U・K・ル=グウィン 1929-
J・G・バラード   1930-2009
M・コニイ      1932-2005
ストルガツキー・弟  1933-
H・エリスン     1934-
R・シルヴァーバーグ 1935-
R・ゼラズニイ    1937-1995
H・ムアコック    1939-
T・M・ディッシュ  1940-2008
J・P・ホーガン    1941-2010
S・R・ディレイニー 1942-
M・レズニック    1942-
R・ラッカー     1946-
T・リー       1947-
W・ギブスン     1948-
O・S・カード    1951-

417 :
ついにこの時が来てしまった。
安らかにお眠り下さい。

418 :
今朝の新聞に訃報記事が載っててビックリしました
ご冥福をお祈りします

419 :
「10月はたそがれの国」の「大鎌」も好きだったなあ
挿絵でまずものすごい寂寥感に襲われて
話の展開でさらに……
フェッセンデンの宇宙と同根のネタなのに、ブラッドベリが書くとこうも叙情的に、かつもの悲しくなるのかと

420 :
【訃報】「火星年代記」 米作家のレイ・ブラッドベリさん死去 91歳★2
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1339051829/

421 :
雨の日に特別な思い入れができたのは『宇宙船乗組員』を読んでからです。
本当に寂しい。
人類が行くまで火星で待っていてくれますように。

422 :
訃報聞いて書棚の奥から
もうなくしたと思っていた「刺青の男」と「火星年代記」みつけて
夕べは読みふけったよ
・・・火星の深い朝は静かだった
夜明け前、聞こえるのは夜警の男が口ずさむ奇妙な歌だけだった

423 :
お悔やみ申し上げます。
しかし上でリスト上げてくれてる人のを見てると、アシモフは病気とはいえ早く亡くなったなぁ

424 :
新聞で訃報を見てびっくり
(どうでもいいが東京新聞では享年の数字が抜けてて
何歳だったかわからんかった)
懐かしい時代に懐かしい思い出をありがとう
ご冥福をお祈りします

425 :
そうか。子供の頃好きだった。
もう本棚においてないけど、荒涼とした廃墟にバーボンだかの酒瓶が一本ころがっている
そんな話のイメージを思い出した。
あとは「世にも希なる奇跡の趣向」というタイトルだったか。
忙しい現代人が見方を忘れてしまったものの見方を覚えている人
そんな心象かな?
ご冥福を。黙祷。

426 :
萩尾モトの漫画のイメージが強いな
合掌

427 :
そうそう
「霜と炎」がお気に入りだったんだ

428 :
宇宙船乗組員を読んでから雨の日が特別な日になった気がしてた。
人類が行くまで火星で待っていてくれますように。

429 :
今知ってお悔やみを申し上げにきました
どうぞ安らかに

430 :
>>376
気持ちは痛過ぎるほどよくわかるが、それはブラッドベリの詩ではない

431 :
バイロン卿だったな
小笠原氏の7・5調の訳は名訳だな

432 :
「優しく雨ぞ降りしきる」でもサラ・ティースディルの詩を引用してたな、
つかタイトルそのものも、か
レムが激賞してたなあなんてことを思い出す

433 :
霊ブラッドベリになってしまった。

434 :
ブラッドベリの前にブラッドベリなし。ブラッドベリの後にブラッドベリなし。あなたは偉大な作家でした。

435 :
Is Mr. Yerke here?
ブラッドベリがSF史に最初に名を留める記念すべき第一声らしいね
Is Mr. Bradbury here?
今、そう呼びかけても、答える声なし…

436 :
だが瞬きよりも速く塵よりよみがえり

437 :
ビッグ5最後の1人が退場か。
2012年てSFだよな。

438 :
>>433
だれうま。不謹慎だが思わず笑っちゃったよ。

439 :
今頃知った
火星年代記読んで、つまらん、なんで息してんだよ〜、と放り投げた
名作を分からん自分が悔しくてすぐに再読したがーピンとこなかったのが相当昔
レムがブラッドベリをインスピレーションの奴隷とか言いながらも
尊敬してるというのには意外だった記憶がある

440 :
>>438
帰れカス

441 :
これすんごい薄ら覚えなんだけど80年代初頭に日本のCMに出てなかったっけ?
何のCMだったのかも覚えてないけど(ワシが小学2年くらいの時かな〜)確か「スターログ」って
雑誌で詳細を読んだような記憶が(ETが表紙を飾ってた)。
誰か分かるかいの〜

442 :
>430
承知の上で、訃報の夜はとても綺麗な月が出てたんだよ

443 :
この表紙だ^^
http://auction.thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_aucitem/image1/740/10003740/0525/img3160201283959.jpg?_ex=300x300

444 :
>>425だがタイトル間違えていた。
短編集「よろこびの機械」収録の「世にも稀なる趣向の奇蹟」。
イメージだけ覚えていたのは、どうも
「黒いカーニバル」収録の「青い壜」っぽいがはっきりとは分からないな。
原題「Dutch wish」とかそんなような音感だったように思ったんだが。
もしかしてゼラズニと記憶がごっちゃになっているか?
「戦争ごっこ」「バーン!おまえは死んだ!」はさすがに覚えている。
「火星年代記」のTVドラマは今観るとどうなんだろうな?
心の中の思い出にしておこう。
随分前にTVでみかけたやつがつべに上がっていたが、おちゃめだな〜
ttp://www.youtube.com/watch?v=lB59BF95BIg&feature=related
「華氏451度」とか読んでない名作も結構あるから
そのうち読んでみるか。

445 :
こないだ押し入れから「10月はたそがれの国」「黒いカーニバル」を引っぱり出して
再読しようかと棚に置いておいたところなんだよ・・・

446 :
>>441
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5369795

447 :
>>446
ネットにはこのCMしかないんだよな。でもこれはアメリカの60年代のCM。
ワシの勘違いかな〜。でもこのスターログには確かにブラッドベルらしき人物の
日本向けCM撮影密着取材が乗ってたんだが・・・やっぱ別人かな?

448 :
お亡くなりになったようです

449 :
アンディ・ウォーホルが出演したTDKのCMなら憶えてるが・・・

450 :
ホント残念だ…

451 :
昨日知ってびっくりした
ご冥福をお祈りします

452 :

ブラッドベリ、なんか、フルーツのような名前だ。( ̄(エ) ̄)y◆°°°
。。

453 :
この季節になると毎年「長雨」が読みたくなる
金星の降り続く雨の中をただ太陽ドームに向かって進むだけの話
なのにこんなに魅了されるとは・・・
延々と続く詞的な雨の描写、一転して太陽ドームの鮮やかさ
今日は久々読んでみたい気分
ご冥福をお祈りします

454 :
故人を偲んで馬鹿騒ぎ
http://www.youtube.com/watch?v=e1IxOS4VzKM&feature=youtube_gdata_player

455 :
あえて高価な酒を飲んで、ブラッドベリの墓に向かって…
というツアーが始まるかもしれないw

456 :
この動画はヒューゴー賞にノミネートされたそうな。

457 :
(ー人ー)

458 :
この人が生きているだけで、SFの黄金期が地続きな気がしていた。
ノスタルジーの名手が、追憶の霧の彼方に去ってしまった。
今や名タイトルとなった「ウは宇宙船のウ」だけど、これが先に来たので
続きが「スはスペースのス」になったのは無理矢理だなあと思ったな。
一冊目を原題そのままに「ロはロケットのロ」にしとけば良かったのかね。
その「スはスペースのス」所収の「別れも愉し」、不死人の少年が夏の朝に旅立つ
さわやかな詩情だけを結晶したような掌編がとても好きだった。
不死人にも死すべき定めの人の子にも、等しく別れは訪れる。
ささやかな思い出だけを残して。
ありがとう、さようなら。

459 :
そういや誰かがブラッドベリの解説かなんかで
ブラッドベリの小説は別れの小説だって書いてなかったかな
何かに別れを告げる小説
だから切なく叙情的

460 :
>>441
自分以外に覚えてる人がいた!
コーヒーのCMに出てた記憶ある
ナレーターがレイ・ブラッドベリって言ってたのも覚えてる

461 :
460です
ググったら10年前のここの1スレに書き込みあった
動画もどこかに無いものか…
http://mimizun.com/log/2ch/sf/995209514/
150 :名無しは無慈悲な夜の女王:02/05/06 03:24
25年くらい前、ネスカフェゴールドブレンドのTVCFに
出演していたときは、ブラッドベリがインスタントコーヒーを
飲むなんて、とちょっとがっくりきたっす。
たしか「カフェイズマイライフワーク」とかいうんだよね。
吾妻ひでおの「ぶらっとバニー」って、ブラッドべリのもじり
じゃないかと思うんだが。。。正しい?

462 :
>>458-459 言い得て妙

463 :
度々すまん
CM動画ありました
これと別バージョンもあったような気がするけど自分の記憶違いかも
http://www.youtube.com/watch?v=a3XFeEMdAiw&feature=player_embedded
6:32から


464 :
>>463
おぉー、凄いね

465 :
「スターログ」と言えば、石上三登志氏のエッセイで
「サム・ペキンパーが『何かが道をやってくる』を映画化したい(大意)」
と言っていたことが思い出される

466 :
燃えよデブゴンかあ
どんな映画になったのかな

467 :
take one誌 73年9月号ブラッドベリインタビューより
近い将来「何かが道をやってくる」を映画化されるそうですね?ペキンパーと交渉中というお話ですが?
あれを映画化しようとしてからもう9年にもなる。目下のところペキンパーと手をつけているんだ。
彼は原作通りにやるといっているけど、そう簡単にいくかなぁ。
私の脚本は半分くらいまでかきあがったよ。ふたりともうまくやってるよ。
1981年別冊奇想天外レイ・ブラッドベリ大全集に掲載されてた

468 :
死ぬときは…ひとりぼっちだ

469 :
>467
結局別人の手で映画化されたわけですね。
ttp://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=16699

470 :
俺はけっこう好きだったな、J・クレイトンの「何かが道をやってくる」
10月のひんやりした風が漂ってきそうだったよ
ペキンパーのも見てみたかったけど、個人的には「ファンタズム」のドン・コスカレリに映画化してほしかった

471 :
映像化作品はこんなもん?
http://kimyo.blog50.fc2.com/blog-entry-132.html
あとはつべ映像で
「優しく雨ぞ 降りしきる」の映像化
ソ連製のアニメが有名?
http://www.youtube.com/results?search_query=there+Will+Come+Soft+Rains&gl=JP&hl=ja
「霧笛」の予告編(風自主映像)
http://www.youtube.com/watch?v=9EKHIgwn3k8
大体見てる俺ってやっぱ好きだったんだな、ブラッドベリ

472 :
「いれずみの男」も映画化されているよ

473 :
>>463
ありがとう
でも、貼るんならこうする方がいいな
http://www.youtube.com/watch?v=a3XFeEMdAiw&t=6m32s

474 :
>>463
すごい、凄すぎーーー、ありがとー。ずっと引っかかってたんだ。一体あのスターログで
読んだブラッドベリに似た人物は誰だったのかって。
取材も濃くて(取材している人もかなりオタクっぽかった)撮影の合間に何度も
ブラッドベリにセット裏に引っ張られて「本当に私なんか起用していいのか?一般の日本人が
私を知る訳ないだろ」って聞かれたとか書いてあったww
いや、でもほんとありがとうございます。

475 :
ハリーハウゼンとのコラボということで「原子怪獣現わる」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=mTGMc-QPBlw

476 :

原文の「Sは、スペースのS」を日本語訳して、ウは宇宙のウになったんじゃ無いのか、木瓜が。
。。

477 :
471だが、割と映像作品は多い方だったのかね〜
>>472
そういやそれだけ見た事ないんだな
製作年を考えると期待できないけど、出来はどうなの?
>>475
そっちもあったね。
一応霧笛が原作なのか?

478 :
>>477
一応原作
例えるならハリウッド版ゴジラのような感じだよね

479 :

ブラッドベリって誰?
。。

480 :
ワーナーのプロデューサーが
「読んでもらいたい脚本がある。ハリーハウゼンも参加するが、彼と付き合い長いそうなんで
一緒にはたらいてみない?」
「もちろん!前から二人でなにかやりたいと言ってたんでね」
で、脚本読んだら1年前に発表した「霧笛」にアイデアそっくり。
それを言うとプロデューサーはぽかんと口を開けっ放し、眼を大きく見開いて首を3回振ったとか。
どうやら無断で誰かがアイデアを借用したことが判明。
後日ワーナーから「霧笛」の映画化権を○○ドルで譲ってほしい、という電報が届いた。
こんなおかしな状況下で「原子怪獣」は映画化されたので、ブラッドベリはいっさいタッチしてないのだそうな。

481 :
>>480
これはひどい

482 :
「彼はお話を作る人だった」

483 :
エイリアンはヴァン・ヴォークトから訴えられたし
ターミネーターはハーラン・エリスンから訴えられたし
そういうのはよくある話なのかも
訴えは起こされてないけどバック・トウ・ザ・フューチャーはちょっと夏への扉っぽい

484 :
BTTFと夏への扉似てる…か?

485 :
BTTFはドラえもんのパクリ、と言った方が納得できる気もするが、
ナディアやライオンキングほど露骨じゃない。
日本の場合、マンガ・アニメ以外では復活の日→アンドロメダ病原体
ぐらいかな。

486 :
マイケル・ムーアの「華氏911」に勝手にタイトルパロられたと怒ってたっけな

487 :
華氏451自体もオーウェルの「1984年」の影響があるのは明白だけどな

488 :
エリスンは最近も勝訴を起こしてる
ジャスティン・ティンバーレイクの新作、SF作家から公開中止を求める訴訟を起こされる
http://www.cinematoday.jp/page/N0035463

489 :
ウィル・スミスの『アイ、ロボット』も元々全然別の企画だったのを
パクリと言われないためだけにアシモフ原作の体裁にしたという話を聞いた

490 :
>>489
あれは押井のイノセンスをハリウッドに持っていったときに
向こうが用意した脚本(日本側が却下)を使い回した、という話があるな

491 :
>>467
>1981年別冊奇想天外レイ・ブラッドベリ大全集
その号だったかな、新井素子のブラッドベリについてのエッセーが載ってたのは
ブラッドベリを初めて読んだ(そして感動してしまった)人のほとんどが
抱いたであろう感慨を実に素直に、すとんと書いていた
あれ読んで、ああやっぱりこの子才能あるんだ、て改めて得心したよ

492 :
>>470
「何かが道をやってくる」のVHSが置いてあったレンタル店が潰れちまった
DVD化はしないのかな・・・
あれ、ブラッドベリの映像化作品では、実はかなり頑張ってるよな

493 :
ジョセフ・ムニャーニなのか、ジョー・マグナイニなのか知らないけど
あの人の挿絵が好きだな〜。創元の「10月はたそがれの国」と早川の「太陽の黄金の林檎」、
単行本の「ハロウィンがやってきた」以外にあの人の挿絵が入ってるのある?

494 :
伊藤さんだったがブラッドベリに確認したところ
「ムニャニイって読むんじゃないかなあ…」と言っていたと
70年代半ばのSFMに書いてあったんだが
何年の何月号かは思い出せん

495 :
>>488
ターミネーターの時もなんか謝罪とか起きてたな

496 :
『2001年』『時計仕掛け…』『ソラリス』、原作も映画も名作なのに作家は対立してる。SFの原作者と映像作家は相性悪いんだろうな。

497 :
キューブリックとタルコフスキーだけを例に挙げるのは恣意的じゃないか?w


498 :
映画化といえばSFじゃないが、キングとエンデも怒ってる。
先週も新作が放映された「おとり捜査官」の山田正紀は
どう思ってるんだろうか…..まさに、平行世界の志穂ちゃんだな。

499 :
念願の映画完成直前に亡くなったりする人に比べたら怒れるだけまだいい

500 :
>>491
そうです。
中学1年の夏休みもそろそろ終わりに近いある日に「火星年代記」を読んで涙したってエッセイね。
いろんな人のエッセイが掲載されていたけど、いちばん心に残りました。
それにしても中1の夏休みにブラッドベリに出会うってステキですよね!(私は高2の春でした)

501 :
ディックはブレランの試写に満足したんじゃなかった?

502 :
冒頭のカット見せられて、これなら作っていいって太鼓判おして
最初の試写の直前に亡くなったんじゃなかったか?

503 :
あ、試写前だったんだ

504 :
ディックはブレードランナーの完成前試写の見せられて
私が思い描いていた風景そのもの、君たちはどうしてこんなことができたんだ?って
言ってたと思う
完成版見せたかったね
ルトガー・ハウアーがお気に入りでレプリカントを強いが人より劣った哀しい存在だと思ってたらしいから
映画のバディに満足したことだろう
キングはスタンドバイミーの試写では泣いちゃったはずw

505 :
そういや三島由紀夫がブラッドベリを軟弱な三文SFと貶して論争になってたな。
あの世で三島とSF論を言い合ってるのだろうか?
今思えば三島の妬み(ブラッドベリの叙情を真似できない)もあったのかもしれない

506 :
三島はいろいろと変テコなコンプレックスの塊だったからなあ
実は自分の中の本質的な(そして否定したがってた)抒情性と共通するものを感じて
一種の自己嫌悪の客体化、自分の鏡を見せられた気がして嫌ったんじゃないの
北杜夫の方はその点自己受容がもっと鷹揚だったんで、自然に受け容れた

507 :
三島はクラークの『幼年期の終わり』を絶賛していたけれども、ラストの個の消滅と全体への還元っていう所を、
(バタイユ等と似てる)自分の美学に照らし合わせて、頭でっかちに褒めてる感じだったな
太宰に関する同族嫌悪もだけれど、彼に情緒、感性的な審美を期待してはいけないと思う

508 :
サリンジャーは自分の作品の映像化に失望してそれ以降は映像化をガンとして拒否してた
もっともモンキーパンチに言わせると「自分の作品をいじられるのが嫌なら
そもそもアニメ化をOKすべきじゃない」になっちゃうけど

509 :

ブレードランナーに、強力ワカモトの宣伝広告があったな。
主人公が屋台のおっさんに、4つ?くれっていったのを、日本語で2つで十分ですよ。
って抜かしたたな。英語映画で、日本語話すのも不自然だし、自分から売り上げ減らして土内寸念。
。。

510 :
>>505
コリン・ウィルソンもブラッドベリを出来不出来が激しい作家と言ってる。

511 :
>>509
日本人街の屋台で何か食べるって設定だろ。
ヲタクな設定だった。あとで、屋台の親父が細胞片の顕微鏡鑑定してたろ。

512 :
ブレードランナーのそのシーンは「秘密戦隊ゴレンジャー」の1話のあるシーンと似てると思うのは俺一人で良い

ちゅーか、FKディックの話引っ張りすぎやんなぁ

513 :
「ph」を「ぷぃ」って発音する土地の方?

514 :
>フィリップ・キンドレド・ディック(Philip Kindred Dick, 1928年12月16日 - 1982年3月2日)はアメリカのSF作家。

これは俺ちゃんやってしまいましたなぁ

515 :
三島由紀夫
「SFは本来、いくら知的でありすぎてもよい自由なジャンルなのである。
 (中略)
私は外国のSFを無条件に買っているのではない。たとえば世評の高いブラッドベリなどは、
なり損ねの抒情詩人で、ひよわな感性を売り物にし、もっとも女性的なSFであって、SFとして邪道なばかりか
文学としても三流品である。
SFからは少なくとも低次のセンチメンタリズムが払拭されていなければならぬ。
私は心中、近代ヒューマニズムを完全に克服する最初の文学はSFではなあいか、とさえ思っているのである。」
1963年『宇宙塵』71号 「一SFファンのわがままな希望」より

516 :
"HE"は克服したのかな

517 :
三島は昔の自分が抒情派だったことへの自己嫌悪だと聞いたことがある

518 :
>>517
短刀の鞘にひそかに傷をつけたようなものかな

519 :
>>513
ぴりっぷ・けぇい・でぃこ

520 :
大いなる遺産のピップみたい

521 :
ピップエレキバンのハゲ会長っていたな
昭和のいい時代に

522 :
>>515
三島が並べた欠点の本質は「女性性」ではなくて「童心」だと思う。
当時の日本ではある程度の年齢になったら大人として振る舞うことが求められたし
ストイックな三島なら特に、自分が子供でいることなんか自分に許さなかったと思う。
だから、きっと心の底では自分のやりたかったようなことを
自由奔放にやられてしまってくやしかったんじゃないかな。
でも、奥さんには甘えてたみたいだけど。
ああ、日本男児は「嫁」に「母」を求めるのは有りなんだよね。

523 :
ブラッドベリ大好きということは前提であえて言ってみるけど、
一番未来を志向している建前のSFというジャンルが、実はその根底において
「童心」とか「ノスタルジィ」といった過去への拘泥に根差しているということを
体現していた作家であるとは思う。
その意味では、三島のその指摘もあながち外れてはいないと思うけど、
それは決して否定的にだけ捉えられる文脈ではないとも思う。

524 :
>>522 >>523
いろいろあるんだが、特に「バーン!おまえは死んだ」「戦争ごっこ」
の二連作を読むと、「童心」とか「ノスタルジィ」にこだわってることに対して、
ブラッドベリは強く自覚的だったんだなあって、しみじみ思う
だから個人的には、鼻にはつかないんだよな〜
ブラッドベリが自己投影して書いてたのは、子供のまま戦場にいるジョニーじゃなくて、
子供のままのジョニーに驚く仲間の兵士や、子供になろうとしたが子供になりきれなくて
弾に当たって死んじゃった兵士の方だと思うし
三島はブラッドベリが自覚的だったからこそ鼻について、嫌だったのかもしれんけど・・・

525 :

1963年て、50年位前の話だろ。
常に変わらず存在し続ける為には、常に変わらなくてはならない。BYモデ。
。。

526 :
太宰を嫌ったように劣等感を感じていたのではないか?


527 :
「酒を買う時に年齢を尋ねられなくなったら
それは僕らが何かを得たのではなく失ったからだ。
その何かをブラッドベリはまだ持っている」
うろ覚えだけど、これもキングが言ったんだっけ?

528 :

大人なることは、何かを失うことでは無く、成長したからなのである。
一までも定職に就かず、親に寄生する。ニート。
よく言えば、ピーターパンシンドローム。
虎穴に入らずんば誇示を得ず。君子危うきに近寄らず。逃げるが価値。
働いたら負けかなって、覆っています。BY ニート。
。。

529 :
今更だが火星年代記の新版買ってみた
これ読むの何十年ぶりだろ
あと後書きにもあるが、完全版の日本語版出ないかな
http://www.subterraneanpress.com/Merchant2/merchant.mv?Screen=PROD&Store_Code=SP&Product_Code=bradbury09
あわせてドラマDVDの再販して欲しいな

530 :
「ウは宇宙船のウ」で初めてブラッドベリに触れてみた
いやぁ凄いですね、外れ無し、ぜんぶ抜群に面白い
次は華氏451か火星年代記を読んでみよう

531 :
ニュースを聞いてふと思い出したのだが、「いかづちの音」って映画化してたよな
あれの出来ってどうだったの? なんかタイミングを逃して見損ねてるんだが……

532 :
>>531
映画タイトル、まんま「サウンド・オブ・サンダー」ね。
あくまで私見だけれども
原作の粋もエスプリもない冗長な作品で
ブラッドベリに謝れよ…と思ったわ。

533 :
いや大方の感想はそんなもんだと思うよ
CGもえらい代物だったよ
ブラッドベリにCGなんてそぐわないと思ってはいるが、どうせやるならもうちょっと・・・
2度と見る気になれないな

534 :
あのCGは逆の意味で凄かったな、05年でありながら
プレステ1のゲームのようなレベルだった
そのあとウルトラマンメビウスの映画(08)を観て、
あの映画のCGが、日本の映画のそれと互角ぐらいってことが分かって、
そりゃレベル低いわって思った

535 :
そもそも原子怪獣の頃から>>原作の粋もエスプリもない ばっかりだし
刺青の男とか本人も嫌いとか言っちゃってるし
こんど万華鏡やるらしいけどまああれだろうな
稚拙といえばTV火星年代記のロケットと砂舟は凄かったなぁ

536 :
稚拙でも味わいがあればいいんだよな、ブラッドベリは

537 :
技巧にばかりこだわって、叙情性のカケラもなくなったノベラが支配する日本文学界だもんなー、

538 :
Google所属の開発者、新ステータスコード「451」を提案
http://it.slashdot.jp/story/12/06/14/1428207/

539 :
三島がSFを書いてた事は知らんのか

540 :
「美しい星」は
>SFは本来、いくら知的でありすぎてもよい自由なジャンルなのである
に適っているのか読んでみよう。
ブラッドベリ追悼記事昨日の京都新聞に載ってた
SF関係はいつも巽タンが書いてるね

541 :
自由であるということは呪われているってことなのだよ

542 :
ただ三島にそんなこと言われたくないよなー。三島にしたって、『こちらは金稼ぎのための娯楽小説です。』
と称して、当時の歌謡アクション映画ばりの通俗三文小説を山のように書いてる。

543 :
花ざかりの森とか文体がブラッドベリ系(←変な言い方だとは自覚してる)じゃん
誰だったかが書いてたけど、「三島にとってのブラッドベリは、太宰同様、克服すべき
恥部なのである」ってことだよ

544 :
あと、熱帯樹のダイアローグ中の自転車とか発電所なんかの描かれ方は
もろブラッドベリだな

545 :
三島ってそんなに語るべき対象か?
内田百閧たりと比べる方が適切な気がする。

546 :
いや別に比較検討してるわけじゃなくて……いやまあいいけど

547 :
オマイらが三島なんかもけっこう読んでいるんで感心したし安心した

548 :
>>547
ブラッドベリはアメリカを代表する作家
三島は日本を代表する作家
当然だな

549 :
恥ずかしくも読んだのは金閣寺だけだ・・・

550 :
ニューロマンサー読んだ時、例の冒頭の一文で
ブラッドベリの後継だ! って感激した記憶
よく読み難いといわれるギブスン=黒丸訳だが
小6のときに、火星年代記でブラッドベリに遭遇した際に
覚えた衝撃のほうが大きいなあ
「こんな文章のお話があるんだ!」と驚いたもんだ

551 :
ブラッドベリってアメリカ代表した作家か?
英語圏ならそうかもしれんが

552 :
アメリカは英語圏では?

553 :
英語圏代表する作家って、アメリカ代表よりデカい存在だな

554 :
三島は必ず日本文学全集に収録されるけどブラッドベリは世界文学全集に収録されないね
純文学と娯楽文学を同一線上で比較するのはどうなんだろう?
ブラッドベリは間違いなく最高の作家の一人だけど、ポーやメルヴィル、
ヘミングウェイらに比べたらワンランク下の作家だと思う

555 :
勝手に言ってろよ

556 :
社交ダンスが終わった夜に
二人がここにいる不思議
GET!
計四冊。

557 :
近所の本屋だと全部売り切れてた。

558 :
亡くなった後、アマゾンでブラッドベリの本が
のきなみ2週間待ちくらいになってて笑った

559 :
萩尾望都のウは宇宙船のウをAmazonで直後に
注文したんだけどまだこないw

560 :
そんで近所の書店にいって普通に置いてあったりするとモヤモヤするよね

561 :
>>554
三島の場合、文学史における「系譜」に収まり易いというのはあるかも。
ブラッドベリはポーの影響が強いとされるけど、実は似た作家がいないからじゃないか?
短編のいくつかは他作家の作品を連想させる事はあっても。
浜辺で人魚を見つけた男達の話の終盤が忘れられない。

562 :
>>561の補足
ブラッドベリの影響で出現した作家による「影響が顕著な有名作品」というのがないのも
アカデミックなヒエラルキー的には少々弱いのかも。そういう意味では誰でも知ってるけど
「尊敬される作家」であるより「愛される作家」なんだろうな、どちらかと言えば。

563 :
今更ながらご冥福をお祈りします

564 :
>>559
最近出たインタ本でもブラッドベリに一章割いてたな

565 :
トインビーコンベクター良いね。
時代風刺が。

566 :
SF作家レイ・ブラッドベリ氏のドキュメンタリー映画が製作されることに
先日91歳で亡くなった小説「華氏451度」や「火星年代記」などでおなじみのSF作家レイ・ブラッドベリ氏。
そのブラッドベリ氏を題材にしたドキュメンタリー作品が制作されることがDeadline.comや複数のメディアが伝えたことで明らかになった。
これは、映画『バグジー』や『Body/ボディ』、テレビドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」で知られるベテラン俳優、ジョー・マンテーニャのプロダクション、アクアヴィヴァが企画している作品で、
彼がプロデューサーとして参加し、監督はマイケル・オケリーが務めるようだ。
同作には、エドワード・ジェームズ・オルモス、デニス・フランツ、マルコム・マクダウェル、ヒュー・へフナー、ロイ・ディズニーなど、生前のブラッドベリ氏にかかわったことのある人々のインタビューなども含まれているそうだ。
この作品は、今年の12月に公開する予定でいるようだ。ブラッドベリ氏の小説に影響を受けた人々もかなりいるはずで、どんな仕上がりになるのか楽しみだ。
http://www.cinematoday.jp/page/N0043248

567 :
>>561
中里介山や松本清張を無視するような文学史なんていらない、と井上ひさしが力説してたのを思い出した。
まあ、今や純文と大衆文学を分けるのはナンセンスなばかりか、純文自体が死亡寸前なのは事実だな。
最近の直木賞・芥川賞受賞作家の文章力なんて、星小松筒井平井半村ら古参SF作家の足元にも及ばないもんな。
脱線すまん

568 :
せっかくSF畑から円城が取ったのにネガキャンすか

569 :
火星年代記って面白い?

570 :
>>569「火星年代記」の良さは、普通のSFの面白さとは少し違います。各章は独立しているのですが、独立した章の積み重ねの中にひとつの流れのようなものが出来ていて、読後、静かだけど独特な余韻が残ります。評価は人によって異なると思います。

571 :
察しの悪い人だとオチが理解できない場合があります

572 :
「火星年代記」じゃないけど高校の頃、ピカソが出て来る話のオチが解らない奴がいたな
教えるべきかどうか、凄く悩んだ記憶がある 野暮の骨頂みたいな気がして

573 :
それひょっとしてマティスじゃね?
オチといえば、理解してもらえないのが「四月の魔女」。
ラストシーンでトムを照らす月光は
月に憑依したセシーの眼差しなんだよ、といっても
まともにとりあってもらえない。

574 :
いや ポーカーチップの話ではない
ピカソが海岸でアイスキャンディーの棒を拾う話

575 :
潮の満ち引きを知らないってこと?

576 :
そう そしてそれが人が渚に残した痕跡を消し去る事に思い至らなかったってこと。
さらにはあの話の主人公は『世界中で自分一人が見たピカソの絵』を記憶に持ったってこと。
妙な言い方かも知れんが、ブラッドベリはこういう『話の滲ませ方』が非常に上手い。
絵で言えば空間の残し方が上手い。

577 :
潮の満ち引き知らないヤツがいるって
オマエ、なんて底辺校の出身だよ…

578 :
ああw  間違えたw  潮の干満はよ〜く知ってるw  海に近い学校だったからな。
>>576で言いたかったのは物語の終盤で海辺のバー(だったと思う)に入った主人公が
潮騒で潮が満ちてきた事に気付き、それが何を意味するかを知るシーンの「意味」が
解らない奴がいたって事だ。これで解ったかな?高学歴くんw

579 :
ブラッドベリが死んだばかりなのに
下らんやりとりでスレを汚すな

580 :
それは失礼した 俺はもう相手にしない

581 :
バローズファンの俺は009ヨミ編を読んでがっかりしたが
古参のブラッドベリ読者の反応はどうだったんだろ

582 :
ブラッドベリが師と仰ぐヘンリー・カットナーの短編集読んでるけどこれいいよ。

583 :
『ブラッドベリ、自作を語る』をイメージが変わるのを覚悟して読み始めた。
作家のインタビューを読むなんて何年ぶりだろう。

584 :
この人の感性は色あせることが、なかったからすごい。
「塵よりよみがえり」なんか青春小説、そのものではないか。時代遅れのものは
消え去る定めにあるのだなんてモチーフは日本人受けしそうだしな。

585 :
たんぽぽのお酒^o^

586 :
山下達郎・サンデーソングブック
レイ・ブラッドベリ追悼特集
ただいま放送開始

587 :
『ブラッドベリ、自作を語る』を数日前に読み終えた。
読後、彼のイメージが変わることはなく、寧ろ長年抱いていたイメージが補強された印象だ。
彼はブラッドベリであることを敬虔に感謝し、磊落に楽しんだようだ。
屋敷を訪れた勇敢な黒い小鳥の、特別でもない話が心に残る。


588 :
>>586
山下達郎『サンデー・ソングブック』2012年7月1日放送<Vol.1029>・“レイ・ブラッドベリ追悼〜レイ・ブラットベリに影響を受けて作られた音楽特集” #sundaysongbook
http://togetter.com/li/330569

589 :
>>492
英語版なら日本からでも買えますよ。
¥1,214
リージョン1だからPCで小細工して見たり、リージョンフリーのプレーヤー買って見るしかありませんが。
http://www.fantasium.com/detail.phtml?ID=SCI23676
レイブラッドベリシアターってのも有ったね。レーザーディスクで日本版は全部持ってますが、
あれって完全収録じゃなくて米国版だともっとストーリが多いんですね。これも米国版なら。DVD買えますよ。
「みずうみ」の話が秀逸です。

590 :
>>588
「夏への扉」は川´3`)のスタッフにSFマニアがいたのがきっかけで
誕生したらしいな

591 :
>>582
カットナーは天才肌の作家だが、ものすごい数のペンネームを使い分けてるのが、その全貌を
分かりにくくさせてる。日本でも短編集が一冊、訳されてるぐらいだし。

592 :
近くの本屋が大量に仕入れてた。

593 :
重版かかりましたので

594 :
スタッフに重度のロリコンがの方がしっくりくる

595 :
蒸らした構造の前例があるからな

596 :
「何かが道をやって来る」読了
ジムがやたらフラフラするのは父性の欠如が原因?

597 :
重版かかったのか
手に入れやすくなって本当に良かった

598 :
火星年代記を読み終わった
面白すぎて参ったわ

599 :
ホーソーンの影響を受けているのか

600 :
ビアスの影響の方が大きいと思う。

601 :
短編集を読んでいるのだが、全てが傑作というタイプの作家ではないね。

602 :
それだいたいの作家にあてはまるだろ

603 :
総てが傑作なんて作家や芸術家なんかいたら大変だな

604 :
一作二作だけで早世するような作家なら不可能ではない
ちょっと思いつかないが

605 :
多作な作家だし、若い頃は大量に書いてたからね

606 :
「10月はたそがれの国」を買うべきか・・・

607 :
原文を読んでいるが、読みにくくて投げ出したぜ。
日本語訳はかなり上手く訳しているのが分かった。

608 :
>>606
是非、買って下さいな。本文、挿絵とも絶品ですよ。 表紙は昔の方(ジョセフ・ムニャーニ)がいいけど。

609 :
ブラッドベリは読みやすい文体だと思ったけど…
作品によるのかも知れないな。
The golden apples of the sun と Martian Chronicles は読みやすかったよ。
From the dust returned は原文の方がいいと思った。

610 :
英語じゃなくてブラッドベリ語の勉強をしないとな

611 :
>>606
「ウは宇宙船のウ」や「火星年代記」と同じぐらい楽しめますかね?

612 :
すみません、失敗しました
>>>611は>608さん宛てです・・・

613 :
それは読んで自分が判断するもんじゃねえの読書って

614 :
>>611
私は愉しめましたよ。
だけどS・Fというより詩的なホラーとでもいう感じで「黒いカーニバル」「なにかが道をやって来る」とか「メランコリイの妙薬」みたいな路線です。
ただ修飾が山のように付いた視覚的イメージの華麗な文体は共通というところですか。
試しに図書館とかで借りてみるのもいいかも。

615 :
>>614
>修飾が山のように付いた視覚的イメージの華麗な文体
つまりは、翻訳家次第ということになるね
川端康成の「雪国」を英訳したエドワード・サイデンステッカーは翻訳という作業について
あたかも肉切り包丁で無器用に切り分けるような作業で、いつでも何か、大事なものを切り捨ててしまうことを迫られる
と告白したことがあるそうだが
ブラッドベリのような繊細な文体はいかにも「肉切り包丁」とは相性が悪そうだ

616 :
>>615
うろ覚えだけど、嘗て小笠原豊樹氏の翻訳を評して伊藤典夫氏(だったか)「あの人は思い切った意訳をやる」と言ってました。
外国人の小説が日本人の枠内でしか理解できなくても、それはある程度、仕方が無いことです。
私的には「少年よ大茸を作れ!」ってのが???な感じです。原題に近いんでしょうが、クラーク博士と絡んでしまうので違和感が挿入されるようです。
漫画家の萩尾望都氏が「ウは宇宙船のウ」を漫画化してましたが、成る程あの人の解釈はこうかと思いました。
また、映像化に関しても違和感の多いものも多々あります。
故・中島梓氏がブラッドベリにインタヴューした時にブラッドベリが俳句に凝ってて「あかとんぼ、今日はどこまでいったやら」という俳句を
英語で聞かされたそうです。また、「芳一」という名の猫を飼っていると言ってました。「耳なし芳一」から取ったみたいですね。
親近感と軽い違和感とが混じった複雑な気持ちになったのを覚えてます。

617 :
小笠原豊樹といえば、スタージョンのめぐりあいがすごいかった
途中2ページくらい丸々カットするのは翻訳の範疇超えてると思うの

618 :
補語を追加する程度ならともかく、過剰な付け足しや削除は控えるべきだと思う。

619 :
>>617
シドニー・シェルダンの超訳みたいなもんですね(笑)

620 :
伊藤典夫さんは名翻訳家だと思います。

621 :
>>617
戸棚…いや、なんでもない

622 :
>>620
たんぽぽ娘はよ

623 :
日本人の感覚からすると、面白みがわからんのが少なからずあると思った。
「ローレル・アンド・ハーディ、アルファ・ケンタウリさよならツアー」なんて意味不明だったよ。
読みにくい文章に加え、登場人物がゴチャゴチャしすぎだ。
20Pくらいの作品なのに、こんなに読むのが苦行だったのは初めてだ。

624 :
>>623
後期の作品は確かにそういうの有るわなあ。
やっぱ40〜60年代の作品か。

625 :
作家というのは書き始めの頃に才能を使い切っちゃう人が多いからなぁ。R作が最高傑作という作家がなんと多いことか。

626 :
小説を書く技術はどんどん上手くなっていくのにね
でも初期の小説的に未成熟な荒削りな作品の方が面白いという

627 :
初期や中期の作品が好きだ。
その頃が最盛期だったんだろうね。

628 :
>>625
作家に限らず芸術家、科学者・技術者、・・・独創性を必要とする職業は能力のベストが出せるのは精々30前後迄。その後は経験、経歴で補うだけ。
スポーツ選手よりは何ぼかマシだが。

629 :
なんか厳しい流れだな

630 :
代表作である華氏451度も、若い頃の作品だし。

631 :
おっさんになってからの作品でようやく世に出た人もいるけどね。
それにブラッドベリの場合は、本人の年齢以上に時代の変化によるところが大きいと思う。
どれだけ才能があっても今の時代に火星年代記は書けないよ。

632 :
歳をとってからデビューというとラファティはそうだね
なんと45歳デビュー

633 :
「泣き叫ぶ女の人」。ずっと昔に見たドラマ(埋められた女)がこれを原作にしている
というので読んでみた。どちらかと言えば、精神病の患者が主人公のドラマ版の
方がリアリティがあるけど、なぜか原作の方が納得できる。
(常識で考えれば、正常な女子小学生の通報を誰も信用しない方が不自然。)
そんな不自然な原作の展開なのに不思議に納得してしまう。さすがはブラッドベリ。


634 :
30越えてから勉強し直して40手前でアイデンティティを獲得した芸術家もいるからな
重要なのは後進でも先達でも、周りに誰かいることだ
一人だとだいたいはそのまま腐る

635 :
蒸れて蒸れて蒸れまくれ

636 :
ぱっと思いつく限りでは
ドストエフスキーは年をとればとるほど最盛期だったような
同じロシア作家でもチェーホフはやっぱ中期で打ち止め感
厳しいけど、可能性ゼロでは無いてことか
久しぶりにブラッドベリ読もうと思った矢先の訃報
「ブラッドベリ、自作を語る」を読みました

637 :
スは宇宙のスって面白いですかね
宇宙や宇宙船や火星や未来をテーマにしたブラッドベリの短編を読んでみたいのですが

638 :
絶対に読むべき!他『ウは宇宙船のウ』などにブラッドベリの最良の短編が収められている。

639 :
この人の作品、「反科学主義」、「文明否定」と受け取られる危うさがありそう。
勿論、SF作家である以上、単純な意味の反科学、文明否定ではないのは確かだし、
1940〜50年代のSF小説の科学考証が、今の水準から見て弱いけど。
でも、単純な人が読めば、「文字通り」受け取って「近代文明の否定」のRルとして持ち上げられそう。

640 :
>>639
よく解らないな。私はブラッドベリの翻訳本は全部持ってるが、どうやったらそんな結論になるんだ?

641 :
「火星年代記」の中で、火星人にシンパシーを抱いた地球人の一人が
「われわれが文明の進歩を止めるべきだった百年前に
彼ら火星人はちゃんと止めていた(うろ覚え)」という台詞はあるね。
ただ、あの本でちょっとシニカルに扱われてるのは
科学や文明そのものではなく、人間の欲や弱さだと思うよ。
まあ、たくさん読んでいろいろ考えるのはいいことだよね。
夏休みだしね。

642 :
>>639
そういうプロレタリアの連中みたいに思想性の強い作家だとは思わないよ。
また、思想性が強いと物語がつまんなくなるから、世代を超えて広く愛されるベストセラー作家にはならなかったと思う。
登場人物が勝手に動き出して、私はその後をタイプライターで追っかけていく、みたいなことを嘗てブラッドベリは言ってました。

643 :
>>641-642
「火星年代記」は1940年代に書かれた短編がベースになってる。
当時の大衆小説において所謂『冷戦状態』を冷ややかに描いた小説は多い。
冷戦が終結した現代に読めば、その手の厭世的な皮肉は対象が解りにくくなるのはまあ当然かと。

644 :
>>643
当時中学生だった私は、火星人=アメリカインディアンっていう解釈してました。

645 :
『火星年代記』における人種問題、アメリカ人のフロンティア精神、『華氏451』における全体主義批判、『火の玉』の宗教問題、
しかしそれらをウェルズ、レム、クラーク、ハインライン、ステープルドン、ルイス、ハクスリー、ロシアのSF作家のように
中心テーマとして扱っている訳ではない。カテゴリー的にはハガード、ヴェルヌ、バローズなどの大衆作家の部類に入る。だから
将来的にはブラッドベリの作品が『1984』のような文明批判の啓蒙書となる可能性は少ない。

646 :
未来人ですね

647 :
>>645
確かに。
でも、霧笛とか心に残る作品が多いんだよなあ。

648 :
ウは宇宙船のウや、刺青の男に収録の『長雨』という短編が好きで再三再四、読み返してます。金星に不時着した男たちに
非常にも降り続ける雨、男たちの孤独な心理描写。これを読んでると地球に帰りたくて、せつない気持ちになってしまいます。

649 :
>>648
この地に虎数匹おれりとかいちご色の窓とか名作が多いですねえ。
大和書房の「10月の旅人」(挿絵が良い味出してます)とか「火の柱」が買えなくなったのは残念。

650 :

         ..◇・。..☆*。
   ゜゜・*:..。.。★◎@ ○☆。..:*・゜
 ゜゜・*:..。.。◇@☆*・゜★。。.:*・☆*・。..:*・゜
。..:○★◎☆。∂∇。★◎*・゜゜。◎★
   ◎☆◇☆。*・.。..☆◎。.:☆◇*.....。
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     . ∧_∧\ /
      ( ・∀・) ∞
      / つ つ△  おめでとうございます♪
    〜(   ノ
       しし'
ウチのバーチャンの一つ年下なのか。

651 :
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201208/2012082300429&g=int
時事ドットコム:火星探査機が試験走行=着陸地点「ブラッドベリ」と命名−NASA

652 :
へえ、誕生日に合わせてかあ
アメリカさん、やることがニクイ

653 :
一応、一次ソースも貼っておこう
NASA Mars Rover Begins Driving at Bradbury Landing
http://www.nasa.gov/mission_pages/msl/news/msl20120822.html
NASA has approved the Curiosity science team's choice to name the landing ground for the influential author, who was born 92 years ago today and died this year.
The location where Curiosity touched down is now called Bradbury Landing.
"This was not a difficult choice for the science team," said Michael Meyer, NASA program scientist for Curiosity.
"Many of us and millions of other readers were inspired in our lives by stories Ray Bradbury wrote to dream of the possibility of life on Mars."

654 :
有人飛行だったら危うく火星人に射殺されたり精神病院に運ばれたりしちゃうところだったな

655 :
どこかにバローズの名前もつけて欲しい。

656 :
アメリカの領土ってこと?

657 :
アメリカ大統領の名前をつけた訳でもないし、ブラッドベリならいいじゃないか
イトカワと命名したからといってその小惑星が日本の領土になる訳でもないし

658 :
竹島と尖閣列島は日本固有の領土

659 :
昨日の日経最終面のコラムで、モンゴルフィエと気球に触れていた。
ついブラッドベリを思い出しちゃったよ。

660 :
イカルス、ライト
ブラッドベリとアンドリュー・ワイエスがいたからアメリカを好きでいられた。

661 :
でもハインラインを読むとアメリカが嫌いになる。

662 :
>>661
え?なんで?俺は両方好きだが。

663 :
>>662
愛国主義とか軍事思想が鮮明すぎてちょっとなぁ…。

664 :
俺はむしろ逆で、ハインライン読むとアメリカが好きになっちゃう

665 :
ハインラインを「無思想」と詰ったのは山野浩一だが
そうかと思うと「軍事思想が鮮明すぎ」ると責められたり
そのハインラインを「自由意志の最終的勝利への確信が渾然一体となって詰めこまれており」と絶賛した石原藤夫は
その著書でブラッドベリについては一切言及せず
つまり、無視
SFも浮世の沙汰とは無縁ではいられないと見える


666 :
ハインラインも右寄りだけどアメリカ人から見るとポール・アンダースンはさらに右寄りに見えるって
話を読んだことがある

667 :
ハインラインは宇宙の戦士で右とみなされる一方
異星の客がヒッピーのRルになってたりするwデビッド・ボウイやミック・ジャガーで映画化という噂もあった
爺さんが美女に性転換する長編とかとにかく力技
ブラッドベリの詩情とは縁遠い作風ではある

668 :
要するに、内容が右でも左でも押しつけがましいイデオロギー臭が無くて面白かったらOK!
人形使いなんて最高。
ん?此処はハインラインスレか?

669 :
アンダースンの「天駆ける十字軍」は面白かったな
映画化すると面白そうなんだけどアンダースン作品は何故か映画化されない

670 :
>>667
名作と言われる「夏への扉」も力技で辻褄を合わせてる作品だよねw
あの時代にCADを予言してるのは凄いけど

671 :
終わりなき戦いは厭戦感が漂っている

672 :
今度はホールドマンかw  あれはまた別だろ。
いずれにせよ、共産主義排斥〜冷戦時代には殆んどの作家がそれに沿った内容の作品を
出版社から求められ、それ故に出て来た小説は時代背景と世の中の気分を勘案、斟酌すべきか、と。
ブラッドベリ自身は、娯楽に政治色を入れる事には相当抵抗があったはずで『華氏451』はその流れに対する皮肉だな。
本来の短編では極力、それに類する思想を排除したからこそ、今でも瑞々しさを失わない普遍性を持つと思う。

673 :
>>672
>いずれにせよ、共産主義排斥〜冷戦時代には殆んどの作家がそれに沿った内容の作品を
>出版社から求められ、それ故に出て来た小説は時代背景と世の中の気分を勘案、斟酌すべきか、と。
冷戦時代に限った話ではないな
ショスタコーヴィチとか藤田嗣治とか、時局と同伴せざるを得なかった表現者は数限りなくいる
しかし、成功裡に終わった「森の歌」初演の舞台裏で悔し涙に暮れたショスタコーヴィチと同じような感情をすべての表現者がもっていたかとなると、話は別だ

674 :
アカデミックなスレだにゃ〜
おっとラーメンができた♪

675 :
たそがれの国ノイローゼネタばっかりでしんどい

676 :
火星年代記ってもしかして、ごっそり訳されてないページがあるの?
黒人がどうのこうののところが無いような気がする

677 :
これからはそういう時代がつづくと覚悟を決めろ
フランスのエライ詩人に言われなくたって、もうとっくに秋なんだよ

678 :
>>676
版を重ねるうちに、本人が差し替えたりした部分があると聞いたような?
華氏451は、本人が知らないところで内容が削除されたものが出版されていた時期もあるらしい

679 :
1997年の版が「改訂版」という扱いになっているようだね
また、1997年には改訂版が発表された。ブラッドベリはこの改訂版のために前書きを新たに書き下ろし、幾つかのエピソードを入れ替え、年代設定を変更している。
http://ja.wikipedia.org/wiki/火星年代記
日本版だと2010年に出た小笠原豊樹訳がそれに当るのかな

680 :
>>676
はっきりと白人とか黒人とか書いてるわけじゃない。詩人なのでそれとなく人種問題をオブラートに包むような暗示的なニュアンスで
ほのめかしてる箇所があるよ。よく読み返してごらん。ちなみに自分が読んだのは30年ほど前のハヤカワ文庫版です。

681 :
そういえばまだ華氏451を読んで無かった

682 :
華氏911なら見たよ。

683 :
>>669
『天駆ける十字軍』は映画化されている

684 :
>>679
『火の玉』がいつの間にか年代記に入ってる。短編として独立した傑作なだけに入れる必要があったのか?
長編はすべてのエピソードが緊密な繋がりを持ってるほうが良いと思ってたので残念だ。

685 :
SFマガジンで追悼特集してたね

686 :
>>685
買いました。

687 :
ハヤカワから「林檎」と「瞬き」の新装版が出たわけですが、解説を中島梓が書いててなんだかしんみりしてしまいました

688 :
さよなら月の廃墟っていうゲームがあるんだけど、なんか世界観がモロにブラッドベリだったわ

689 :
ブラッドベリの新装版が刊行されまくって迷ってるんですが、
ハヤカワの2冊は初心者でもイケますか?
それとも河出文庫や新潮文庫のものの方がいいでしょうか?

690 :
>>689
林檎が挿絵入りで内容も名作ぞろい。お勧め。

691 :
「太陽の黄金の林檎」のカバーは昔のほうがよかったな…何だあれ…

692 :
>>691
どれどれ…と思って見てきた。
うわ、ほんとセンス悪っ! 情緒なさすぎ、なんだこれ。
良く言って文芸雑誌の表紙みたいだな。
カバーデザインした人もした人だけど
OK出した編集者の罪は重いと思う。
この編集はブラッドベリもイェーツも読んだ事ないに違いない。

693 :
昔ってどれ?
http://ec2.images-amazon.com/images/I/41c8UA5iwjL._SL500_AA300_.jpg
http://bookshelf.co.jp/images/9784150401092.jpg
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/1504/15041107.jpg
http://ec2.images-amazon.com/images/I/61D16DW27RL._SL500_AA300_.jpg
http://www.junkudo.co.jp/imagel/4150118701.jpg

694 :
>>693
上から二番目が一番いいね
3番目が一番ダサい

695 :
一番上がいちばんいい(俺が持ってるバージョン)
次にいいのが今の奴、その次が2番目。
びりけつが恐竜の奴というのは同意する。
表紙絵なんて完全に好みだから言っても不毛

696 :
俺が持ってるのが恐竜のやつなので
新装版いいなぁと思ってたら評判が悪かったの巻

697 :
自分は恐竜の嫌いじゃないな。古き良き時代の「SF!」って感じで。
「サウンドオブサンダー」の帯のヤツはちょっとイヤだけど。

698 :
自分にとってブラッドベリは子供の頃の思い出の作家なので、
恐竜がばーんと出ちゃってるのは許せるけど、新装版は暗すぎて好きになれないな。
大人になってから出会った人とは感じ方が違うかもしれない。

699 :
萌え絵もこれも、中身と関係なく話が進んでる感じだね
編集者ってなんのためにいるんだよ
馬鹿の高給取りが

700 :
自分がやれば?

701 :
ダサイとかじゃなくて、何でそれ?って表紙だよな
まあ恐竜の時もそうなんだけどさーw

702 :
電気羊のどーたらみたいなのはかっこいいと思えたのにな

703 :
ブラッドベリの表紙には動物が似合わないと思うな
静かな感じがいい

704 :
原書の表紙って酷くない?どのSF小説も

705 :
安っぽい雑なのが多いよね
あれはあれでけっこう好きだが

706 :
創元推理文庫のSFの表紙って昔はおしなべてチープ、というか味のある表紙だった
ような気がするが、あれはハードボイルドのほうだったかなぁ・・・?
アメリカのどっかの某ショップにて
日本人のライターがハリーハウゼンのインタビューの帰りに寄ったところブラッドベリも来店していて
店員がブラッドベリに「かれは日本の方よ」と紹介すると
ブラッドベリ「・・・で今度出来た『ガメラ2レギオン襲来』はどんな話なんだい?」
と質問してきたそうだ。
どうやら平成ガメラのファンだったらしい。
今月の本の雑誌の三角窓口に載ってた。
意外・・・でもないかwなんかうれしいw

707 :
すげえな少年のハート温存しすぎw

708 :
ガメラをネタに短編書いてほしいなwもう無理だけど…

709 :
いい話を聞けたTHKS

710 :
>>704
でもめちゃ安いじゃんペーパーバック

711 :
>>706
映画秘宝八月号にも出てた
ロサンゼルスのSF専門店での出来事だったかな
日本人と聞いていきなり先の質問をしてきたらしいw
話を聞いて
「○○(忘れたけどSF専門用語)というアイデアは良いね」
とニッコリ微笑んだとか
平成ガメラ1作目をビデオで見てとても楽しんだんだってw

712 :
平成ガメラレンタルするわ

713 :
ブラッドベリが日本好きなエピソードは、前にここで紹介された
ロスに住んでる主婦のブログでも出ていたね。

714 :
10月だし10月はたそがれの国を読むか

715 :
十月の旅人も読む
>>711の○○が物凄〜く気になる。とりあえず平成ガメラ、全部持ってて良かった。

716 :
ブラッドベリ、ガメラ2でググル先生にきいたら出てきたぜ
「テラフォーミングする共生生物というアイデアはいいね」
だって
ガメラ見てないからなんのことかわからんが

717 :
>>716
ガメラ2に登場するレギオンという怪獣
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AE%E3%82%AA%E3%83%B3_(%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E3%81%AE%E6%80%AA%E7%8D%A3)

718 :
>>716
感謝。ググって出るとは思わなかったが、とりみきの呟きだったんだな。
平成ガメラの1、2は面白いぞ。

719 :
>>713
アメリカ人がよく日本が好きと言うのは、ただのリップサービスなんだよ。他国のメディア向けのメッセージを出す時は、どこの国でも
褒めあげるという彼ら特有の話術に過ぎない。日本に来る外タレはみんな、はんで押したように「ニホンガスキデス」って言う。

720 :
俺もこないだカナダ人話した時に、カナダを褒めまくったら
喜んでくれたよ
まあ本気で景色は綺麗だと思ってるからそこを褒めたけど
行った事もないしよく知らん

721 :
それはそうだがガメラ2をほんとに見てるんだろうからいいじゃないか
どうしたんだ、褒められコンプレックスか

722 :
逆正常性バイアス、みたいな

723 :
>>713
その主婦のブログって、どこで見れんの?

724 :
褒められたらわあいうれしいでいいんだよ
あいつ全員に「スキデスタノシイ」って言ってるんだろうぜ俺もそうだ、
とか言ってるからもてないんだよ

725 :
もてないからひねくれるのか
ひねくれてるからもてないのか
顔がキモいからなのか

726 :
>>725
呼んだ?

727 :
褒められて喜んでみせることに慣れてない人間は悲しいね

728 :
>>723
主婦、でこのスレを検索するとわかる

729 :
>>723
感謝!

730 :
エッセイのどれかで「日本製の玩具」について誉めてたから、本当に印象的だったんじゃないかな

731 :
やはり大人の玩具?

732 :2012/10/24
ホーメターイホーメターイちか〜うよ〜
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