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2012年09月世界史83: 国別・時代別ベストセラー列伝 (204)
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国別・時代別ベストセラー列伝
- 1 :2011/11/20 〜 最終レス :2012/10/21
- 時代によって大きく売れ筋の本は違います。時には法律書のような固い本が多く読まれていたりとか。
このスレでは、そうしたトリビアなどを披露したり、なぜそういった本が読まれていたのかとか、その本が
社会にどのような影響を与えたかについて語り合いたいと思います。
基本的には活字コンテンツが対象ですが、必要に応じて、映画など他メディアの話も話もあっていいかなと思います。
- 2 :
- 板違い、書籍板に行け
- 3 :
- 書籍でルネサンス期のベストセラーについて答えることができるやつがいるとは思えないけどねw
- 4 :
- 中世日本でいちばん読まれていた本は、平家物語だね。
- 5 :
- 校訂のトリビアを誰か疲労して欲しい。
源氏物語にいろんな系統の本文があって、昔から研究されていたって話を
この前訊いて関信した。
- 6 :
- >>3
ルネサンス期のベストセラーと言えば、『狂えるオルランド』だな。
長いし、韻文だし、ちょっと読んですぐ挫折した。
- 7 :
- >>5
そりゃまたえらく疲れそうな話だ
- 8 :
- >>3
聖書なんじゃないの。
- 9 :
- ベストセラーってのは、1位だけじゃないんだよ。
- 10 :
- 興味深いスレ。荒らしが来ないことを願う。
- 11 :
- >>6
デカメロンは?
- 12 :
- 19世紀イギリスのベストセラー "The Englishwoman's Domestic Magazine"
書籍っつーか雑誌だが、今ある女性誌のルーツとでも言うべきもの
料理のレシピ、パリの最新モード(型紙つき!)、女性の為の法律相談、
今更聞けないマナーなどなど
主に寄稿したビートン夫人の家政関係記事はまとめられて
"Mrs Beeton's Book of Household Management"として今でも英国人家庭なら置いてあるとか
「19世紀のレシピ本を未だに使っている」という英国メシマズネタにされてるが、
そう馬鹿にしたもんではない
- 13 :
- 日本 テレビゲームの攻略本(少し前の時代)
アメリカ テレビガイド
- 14 :
- >>6
後は、タッソーのエルサレム解放とか。
>>1の言ってる法律書を一般人が普通に読んでいたのって、ルネサンス期じゃなかったっけ?
- 15 :
- 中世では東方見聞録より有名だったパクリ本のマンデヴィル旅行記
- 16 :
- 日本の戦国時代って、太平記がベストセラーなのかな?
- 17 :
- トンブクトゥとか、ああいうところのベストセラーってなんだったんだろう?
有名な図書館もあったことだし、興味はひかれるんだけどね。
- 18 :
- >>16
「語り」も入れると、謡曲本、『平家物語』、『太平記』、『伊勢物語』、
『古今和歌集』、『曾我物語』あたりかと。
『源氏物語』も当然人気ながら、大部なため普及度は低かった。
近代まで、田舎でも「名士」と呼ばれる家なら『古今和歌集』はありました。
『日本書紀』の内聖徳太子の記述のある巻など一部、『竹取物語』の最古の
写本は、室町時代のものです。
- 19 :
- >>5
『源氏物語(中世なら単に『源氏』、ないしは(光)『源氏の物語』)は校訂
過程を伺わせる写本が近年新たに発見されていますが、あれはまだましです。
『平家物語』など、読み本系と語り本系に分かれており、一般的なのが語り本
系の覚一本ですが、比較的古くに成立した延慶本(写本が延慶年間の本を室町
時代に写したもの)、長門本(阿弥陀寺、明治以降の赤間関神宮に伝わった)、
四部合戦状本、屋代本と色々あり、全部大筋は同じなものの、ある逸話があっ
たりなかったり、描写が違ったり、作者の意向で添削されたりと変化がある。
「『平家物語』を読んだ」と言っても、それは数ある内の一部だけ。
『源平盛衰記』や『源平闘諍録』の様な、更に風変わりな異本もあります。
一貫した筋の物語ならまだしも、教訓譚になると途中で時代や立場の違いで
手が加わったり、単純に写し間違えたりしてどんどん変わる。
新書『聖徳太子はいなかった』は、表題の面で成功しているかはさておき、
書誌学というものを一般読者に見せるという点では、いいと思います。
活字の「古典文学」というのは、実は綺麗に切り取られた一部でしかない。
- 20 :
- あとは御伽草子とか?
- 21 :
- >>14
こういうルネサンス期のベストセラーって、具体的にどの国でベストセラーだったのかよく分からないね。
当然イタリアは含まれているとして、あとはなんとなく近隣国ってことなんだろうか?
- 22 :
- >>21
あと初期なのか中期なのか晩期なのかも曖昧だよね。
1400年のベストセラーと1450年のベストセラーと1500年のベストセラーは当然違うだろ。
- 23 :
- シェークスピアって、当時はベストセラーだったんだろうか?
- 24 :
- ちょっとググってみたら自称「聖書に次ぐベストセラー」が多すぎてバロス
- 25 :
- 聖書以前のベストセラーってなんだろう?
- 26 :
- >>22
ドン・キホーテは、ほぼ間違いなく17C前半のスペインのベストセラー
- 27 :
- スペインでベストセラーなのは当たり前すぎて。
知りたいのは、具体的に周辺のどの国でベストセラーだったのか
- 28 :
- 光文社の『方法序説』の訳者解説によれば、
デカルトの時代には既にフランス語訳されていたらしい。
ベストセラーだったか否かは知らない。
とりあえず、ある作品の人気の時期を確定しがたいのには以下のような要因があるな。
・必ずしも出版された国で人気を博すわけではない。
・必ずしも出版された時代に人気を博すわけではない(=後世の再評価)。
・必ずしも「一度だけ」ベストセラーになるとは限らない(同上)。
・その時代に「有名だった」から「好評だった」とは即断できない(=禁書・問題作の類)。
- 29 :
- 現日大法学部の教授が若い頃同人誌に書いていた最も印刷された量の多い出版物
1.聖書関連
2.シェークスピア関連
3.不思議の国のアリス関連
多分3はジョークだよなw
- 30 :
- でも、不思議の国のアリスのモチーフって、やたらいろんなところに登場するからなぁ。
数え方によってはありかも。
- 31 :
- あぁ、そういや量子論の本にもアリスのモチーフが使われてたぞ。
- 32 :
- 今のアニメや漫画の世界でも、
主に児童向け・乙女向け(非BL)のジャンルでアリスのモチーフは使われているからね。
有名なのだとローゼンメイデンとか。
- 33 :
- アリスのモチーフなんて、ほんとうじゃうじゃ使われてるよ。
作者が作品内で使用した造語は、辞書にまで載ってるぐらいだし。
- 34 :
- イソップ物語、韓非子の童話、ギリシャ神話、北欧神話はどうなのさ?
イソップ物語は戦国の日本にまで印刷されてきて入っているだろう?
グリム童話は近代の国民国家の時代かもしれないが
イソップと韓非子はかなりのベストセラーになっていたのではないかな?
- 35 :
- イソップ寓話ぐらい翻案が繰り返されたテキストだと、、
オリジナルがベストセラーなのか翻案された各国語版がベストセラーなのか区別がつきにくいな。
もともと「アリとセミ」だった話が国によって「アリとキリギリス」で普及しているし、
教訓のニュアンスも各国で違いがあったりする。ラ・フォンテーヌのようにイソップ以外の寓話も
取り込んで、それがベストセラーになった場合とかは、「イソップ物語」としてカウント
すべきなのかどうか。
- 36 :
- ラ・フォンテーヌはいくらなんで、イソップとはカウントしないよ。
ブルフィンチだってギリシア神話とはカウントしない
- 37 :
- という考え方をする人間がいる一方で、真逆の論理も成立するというのが>>35の意味。
- 38 :
- カモンイスの『ウズ・ルジアダス』って、評判はよく聞くけど、16Cにはベストセラーだったんだろうか?
実際にあれだけの大部の本を読む人が、そんなにいたのかな。
- 39 :
- 『失われたときを求めて』なんかも当時のベストセラーだろ
俺は本棚を見ただけで読む気が失せたがw
- 40 :
- >>35
いくらなんでも、ラ・フォンテーヌはイソップには含めないだろう。
マザー・グースだってペロー童話集には含めないし。
- 41 :
- という考え方をする人間がいる一方で、真逆の論理も成立するというのが>>35の意味。
- 42 :
- どんな言葉に対しても、理屈なんて付けようと思えばいくらでも付けられる。
一般的な慣行を、どうしても受け入れられず一人でいつまでも理屈を貫く人間を、一般的に狂人といい、
希に理屈をみなに認めさせることに成功すると、革命が成功した、と言われる。
- 43 :
- というわけで、もう>>41はレスするなよ
- 44 :
- それは今後の成り行き次第だな。
- 45 :
- そもそもイソップ物語のギリシア語の原典がどんな内容だったか
現在では分からなくなっているし、
ローマ帝国の時代にファエドルスやバブリウスがまとめた時には
すでに改変や追加を受けている。
>>36の理屈を突き詰めれば
ラ・フォンテーヌのフランス語バージョンがイソップ寓話でないように
古代ラテン語版もまたイソップ寓話ではないということになり。
世の中には真正のイソップ寓話は全く出回っておらず、
イソップ寓話はベストセラーとは言えないということになってしまうな。
- 46 :
- アホか、どんな理屈だよそれ。
ラ・フォンテーヌぐらいメジャーなら、イソップには含まれないってだけだろうに。
- 47 :
- >>46 が何を叫んでいるのかよく分からない。
- 48 :
- メジャーなら含めない?
聞いたこともない屁理屈だな
- 49 :
- このスレは集計してる訳でもなんでもないから、どっちでも大した影響ない。
両方に含まれても問題ないし。
都度都合がいい方に含めて話せよ。
- 50 :
- >>46はそれじゃあ不満なんだってよ。
- 51 :
- そんなことはない
- 52 :
- んなことどうでもいいから早くベストセラーを語れや
- 53 :
- 分かったか>>50
- 54 :
- おめーが話逸らしてんだろが
とにかくベストセラーを語れや
- 55 :
- 277 名前:日本@名無史さん 投稿日:2011/12/01(木) 06:39:14.15
おそらく、戦後〜現在までの作家で、100年後も一般人にも知名度が高いのは、ノーベル文学賞を取った川端康成と
大江健三郎ぐらい(日本人が権威に弱いのはおそらく未来もかわらないだろうから)
ちょっと文学史に興味がある人なら名前を知ってるぐらいのレベルで、司馬遼太郎とか、井上靖とか、そのあたり
村上春樹はさらにその下ぐらいの位置づけじゃないかな
意外と名前が残りそうな気がするのは、文壇ではおそらく低く見られているであろう、推理小説とかSFといった
大衆向けの分野の作家
明智小五郎を生みだした江戸川乱歩と金田一耕助を生みだした横溝正史はおそらく100年後にも名前を知られて
いるだろうし、星新一のショートショートは100年後にも読まれているだろう
日本沈没や首都消失を書いた小松左京は日本で大地震があるたびに名前が出るだろう
そう考えると、ラノベ作家や、携帯小説作家の中にも、未来に名前を残すことになる者がいるかもしれない
- 56 :
- >>55
>日本沈没や首都消失を書いた小松左京
小松左京の作品と現実の接点としては
日本が沈没したり東京が訳の分からん何かに覆われたりすることは
まあ実際問題としてないだろうが、インフルエンザ変種の脅威を描いた
『復活の日』のことは、新型インフル流行が話題になるたびに、
ついにアレが来てしまったのか・・・と思い出してしまう。
- 57 :
- >そう考えると、ラノベ作家や、携帯小説作家の中にも、未来に名前を残すことになる者がいるかもしれない
いるわけないだろうw
- 58 :
- ラノベには同じような話が多すぎる
一時的に話題になって売れる場合があるがすぐに忘れられてしまう
でも新しいアイデアを初登場させたSF作品は、人類が続く限り読まれるだろうな
- 59 :
- 日本では、星新一が一番最後まで残るだろうね。
次が小松左京か。
半村良は微妙。
- 60 :
- 平安時代には山ほど物語があり、中には「若者の様な、だらしない言葉遣いのもの」
や「動植物が言葉を言う超自然的なもの」、「死んだヒロインが復活するもの」など
もあったという事ですが、どれも現存しておりません。
結局、わざわざ写本を作り、わざわざ火事場から持ち出されたのは、『大和物語』や
『伊勢物語』以下、正統派の(当時から高度と見做されていた)ものばかり。
初期の正統な物語であると『源氏物語』で認められていた『竹取物語』と『宇津保物語』
に、超自然的な要素があるのは皮肉ですが。
前者は室町時代以降の比較的新しい写本しか現存しておらず、果たして最初から
現状通りであったのかは、疑おうと思えば疑えるもの。
後者に至っては、鎌倉時代までに明らかに改作されています。
1000年前ですら、文学の高度・低俗の区分けはあり、後者は残れなかった。
『源氏物語』をラノベと言う人がいますが、あれは当時でも高級文学です。
- 61 :
- そういえば、唐の国では「低俗」と見なされてとっくに散逸していたエロ小説が、
遣唐使によって日本に持ち込まれて読み継がれていた例もあるからな。
- 62 :
- 遊仙窟か・・・漢文の時間にこれを使って授業すれば
高校生の勉学意欲も高まるだろうに・・・
- 63 :
- しぶとい信者を大量に作るコンテンツは生き残るのだろうか?
- 64 :
- 日本の江戸時代はお化け物が流行ってたっていうけど
百物語系の話や本は残ってる。
百年単位の話なら低俗だから残らないなんて事はないと思うよ。
シャーロックホームズも19世紀の作品だけど、今も愛好家がいるくらいだし
逆に宗教系の本でも名前だけしか残ってない本がある。
何が残って何が残らんってのはようわからん
- 65 :
- まず、ある程度、時代を超えた普遍性と言われるものが無いと駄目だろう。
多くの本は、対象読者を絞り込みすぎているので、社会環境が変わってしまうと
ピンと来ない内容になってしまうし。
- 66 :
- 星の王子様はどうだ
- 67 :
- もうちょっとなんか書けよ。
普遍性があるかって聞いてるの?
- 68 :
- 普遍性で言ったら
旧約聖書のバベルの塔の物語だろう
- 69 :
- ちょっと話題が飛びすぎじゃね?
- 70 :
- >>66は書き逃げか?
- 71 :
- ディオスコリデスの『薬物誌』
現在ではほとんど知られていないが、パラケルススによる鉱物薬剤の開発が行われるまでの
約1500年間、古代・中世のヨーロッパ・アラビアでは、薬物学の基本となっていた。
- 72 :
- つまり、エヴァは千年後も残るが、まどかマギカは残らないと。
- 73 :
- 文化庁は優れたメディア芸術作品を顕彰する「文化庁メディア芸術祭賞」のアニメ部門で「魔法少女まどか☆マギカ」を大賞にした
- 74 :
- BC5世紀のアテネでは、アリストパネスの『女の平和』がベストセラー
- 75 :
- 「その時代のベストセラー」というのは、その時代に深く結びついたものだと思う
時代や文化的背景が代わればまったく理解できなくなるような代物
中世の叙情詩とか、騎士道精神の教科書、薔薇物語とか何度読んでもさっぱりわからんw
叙事詩はまだなんとかわかる
- 76 :
- でも、叙事詩でもかなりきついよなぁ。
『狂えるオルランド』とか『エルサレム解放』でさえ、すぐに挫折した。
散文のメンデス・ピントの『東洋遍歴記』も、なんか話があっちに行ったりこっちに行ったり
してる気がするというか、今さっきまでお前ここにいたのに、いつの間にその国に行ったんだ
みたいな感じで。
- 77 :
- ただ、もっと古い時代のホメロスが書いた『イーリアス』とか、『オディッセイア』は読めるんだよな。
ギリシア神話を通じて、固有名詞とか世界観になじみがあるってのが大きいんだろうが。
- 78 :
- やはり馴染みのあるキャラクターかどうかって点は大きいだろうな
- 79 :
- 昔は火事や戦乱で書物が消失したが、今はWebの貴重な文献が保存されずに消滅している。
この前もinfoseek撤退でネット黎明期の貴重な文献資料が散逸した。
- 80 :
- 今日の世界不思議発見で、15Cのベストセラーでダ・ビンチの愛読書でもあった
『サレルノ養生訓』と『佳き生活と健康』を紹介していた。
- 81 :
- >>79
それを防ぐために国立国会図書館のネット情報無断コピー権が新設されたんだよね。
よくわからない連中が著作権無視だとかいって抗議していたけど。
腐朽しない石盤に文字が刻まれた古代や学者の往復書翰が平然と公開・複写された近世と違って、
十年も経たずに最新情報が消滅する21世紀は未来人にとって暗黒時代となるだろうね。
- 82 :
- >>79
所詮消えるものは消えるだけの価値しかないように思えるが
本当に価値があったら、有志が集まって印刷するなりして、
残ると思うが
あの始皇帝の焚書坑儒でも、壁の中に埋めておいて、始皇帝が死んだら
取り出したくらいだし、スターリンの独裁体制化でさえ、
地下出版のシステムがあった
- 83 :
- アレクサンドロスの図書館炎上は?
- 84 :
- >>82
じゃあ国会図書館もいらないね。
- 85 :
- マレウス・マレフィカルムは外せまい。
- 86 :
- 何それ?
- 87 :
- >>85
魔女への鉄槌
- 88 :
- ベタだけどイタリア・ルネッサンス時代の
バルダッサーレ・カスティリオーネ著『廷臣論』。
- 89 :
- みんな、著者名、書名の他に、一言それがどういう本か書いててくれると
ありがたいんだけど。
今のままじゃ、どうも盛り上がりにくくて。
- 90 :
- 中国では散逸したけど、日本に残っていた書物って本当にあるの?
- 91 :
- 文選集注
- 92 :
-
帝政ローマの恋愛小説『ダフニスとクロエ』。
当時は小説が多く書かれた筈だと言われるが、
現在も写本が残っているのはこれを含めて数少ない。
「たまたま」写本が残っただけで、実際にはそれほど売れなかったのか、
それともよく売れて写本が多かったため、発見される確率も高かったのか、
両方のケースがあると思うが、『ダフニスとクロエ』は結構人気があったと
思われる。作者の経歴が全く不明で他に作品がないことも、
おそらくこの作品自体に人気があったことの裏付けとなる。
帝政ローマの小説の主な読者は有閑主婦や若い男女で、
『ダフニスとクロエ』の内容は読者層の好みにぴたりと適合している。
- 93 :
- ちなみにローマ帝国の時代、本屋ってどんな感じだったんでしょう?
今みたいに店舗を構えて、本棚に本が並んでた、とか何か当時の
状況が分かる記録は残ってるんでしょうか?
- 94 :
- ヒストリエってマンガにギリシア時代の本屋や図書館の様子が描かれている。
- 95 :
- それは知ってますけど、あの漫画の光景は、何か当時の記録を根拠に描かれているんでしょうか?
- 96 :
- >>93
当時の記録というのではないけど、イギリスのテレビドラマ
『この私、クラウディウス』に出てきたローマの本屋の場面。
製作はBBCだからそれなりに考証したのではないかと。
(第7話、28分あたり)
http://www.youtube.com/watch?v=qAK9vyfP7wo
今と違うのは店内で写本が行われていて、売るだけでなく作ることも
本屋の仕事であること。そんなに本の在庫はありそうになく、
店主と話して注文生産またはお取り寄せみたいな感じ。
- 97 :
- ありがとうございます。
なるほど、確かにこんな感じなら納得がいきます。
これと似たような状態が、結構後まで続いていたのでしょうね。
- 98 :
- コモン・センスが出てないやん
- 99 :
- どうせ書くなら、なんかもうちょっと書いてよ
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