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2012年1月2期FF・ドラクエ28: フローラファンスレ 2 (815) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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フローラファンスレ 2


1 :11/10/16 〜 最終レス :12/01/24
フローラファンが萌や想いを語るスレです
◆ お約束
他嫁叩き&他キャラ叩きは厳禁ですわ
過度なエロネタはひかえてね
論争は論争スレにてお願いします
荒らしはスルー。荒らしに構う方も荒らしですわ
ss投下も絵師の降臨も歓迎しますわ
フローラお嬢様についてマッタリと語り合いましょう!!!
◆ 前スレ
フローラファンスレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ff/1296543121/

2 :
2ゲットですわ。

3 :
>>1
スレ立て乙です

4 :
>>1
乙ですわ。ぽっ

5 :
すまん!依頼が重複してしまった。
こちらの方が本スレということで頼む
もう一方は重複スレッドということでスレッド削除依頼を出してきた

6 :
それから程なく、パパスさんは男の子を迎えに来た。
 間違いなく、父のしつこい勧誘を受けたはずなのに、それを感じさせない態度だった。
私と、『一応は』という顔で見送りのために顔を出した姉さんと、名残惜しそうに見つめる父を背にして、男の子とパパスさんは船を下りた。
別れ際に男の子が大きく手を振ってくれたのが印象的だった。
 ――それからすぐに私達を乗せた船も港を立った。
私に出来ることは何もないので、邪魔にならないように自分の部屋から海を眺めていた。
 船の通った後に出来る波の色、海そのものの色、太陽に反射するきらめき。
 それらは美しく、見飽きることがない。
 時折船乗りさんと話しているのだろう、姉さんの声が聞こえるが、内容までは分からない。
 私はただ窓の外を、後にした北方大陸を見続けた。
その日の夕食には、新鮮な魚と固く焼いたパンを食べた。
 船乗りさんたちには、今日積み込んだばかりの肉と野菜をふるまったそうだ。
 ヒャドなどの氷系魔法のおかげでそれなりに日持ちはするが、やはり船で新鮮な食料は貴重品だ。
 それを惜しまない辺り、父は流石だとどこかぼんやりとした頭で考える。
 私の様子に気づいた父が声をかけてくる。
「フローラ? 大丈夫か」
「すみません、少し船に酔ってしまったみたいなので、先に休ませてもらいます」
「うむ。船旅はまだ続くからな。身体を慣らしておきなさい」
「はい、お父様」
私は父と姉さんに退室を告げ、途中ですれ違った水夫さんに休ませてもらうと告げ、自室に戻った。
そして直ぐにベッドに潜り込んだ。
 船の揺れは確かに感じているが、この気持ちの悪さはそれとは関係ない。
 私の胸を占めているのは強い後悔と、あの親子の面影だった。
 姉さんが父と似ているように、私にも父と似ているところがある。
 ――人の好みが、父と私は似ているのだ。
 父が欲しいと思うような人は、大抵私も好ましいと思う人。
カジノ船の船長しかり、パパスさんしかり。
それでも、だからこそ。『じゃあ行きましょう』
その言葉を、必死になって飲み込まなければならなかった。
あの男の子に決して言うわけにはいかなかった。
もし言ってしまえば、男の子もパパスさんも困らせることになってしまう。
 父は、私の言葉を理由の一つにして、あの親子を引き留めるだろう。
 
――それだけは絶対に嫌だった。
パパスさんは、『2年ぶりの故郷』と言っていた。

7 :
 それは私と同じぐらいの歳の子と2年以上、旅を続けてきたのだ。
それも、私が今しているように多くの人に支えられた旅ではなく、父と子供だけでするような旅を。
 どんな理由があるのか分からないけれど、それは男の人が一人で幼子を連れて行わなければならない旅なのだ。
それこそ、並大抵の苦労では無かったはずだ。
 よほどの覚悟があってのことだろう。
 ――けれど父にそれは分からないし、分かろうともしない。
そんな二人が数週間も旅をするようなことになったら。
 どう考えても、それは良い結果を生まない。
……けれどそうしたかった。
 あの男の子とあとほんの少しだけでいいから、話をしたかった。
彼がどんなふうにその目でパパスさんと旅をしてきたのか、聞かせて欲しかった。
 あの子がどんな風にパパスさんと向き合っているのか知りたかった。
後悔と羨望がない交ぜになった胸を抱えたまま、私は声を押しして泣いた。
どれくらい泣いたのか、自分では分からない頃、自室の扉が開く音がした。
誰が来たのかは分かっている。
 扉を閉め、足音が近づき、その手が私の髪に触れても。
 私は顔を上げることは出来なかった。
「フローラ。バカねぇ」
――姉さんはただそれだけ言うと、ベッドに腰を下ろし、ただ私の髪を撫ぜ続けた。
 姉さんの指を髪の毛に感じながら、私は静かに泣き、やがて眠りに落ちた。
※※※※
 それから数日間、父がラインハットで買い求めた希少品と、私達家族のために船は走り続けた。
航海は非常に順調で、予定通りにポートセルミに着いた。
 そこから男の子に語ったように4日ほど馬車で揺られ、途中ルラフェンの町で宿を取り、故郷のサラボナに着いたのは4日目の昼を過ぎた頃だった。
久しぶりに見る故郷は、やはり美しかった。
 掃き清められた白い町並み。噴水のある広場。大きな教会。
 それら全てが、私が故郷に戻ってきた事を感じさせた。
その町並みを馬車で見送り、我が家の前までゆっくりと駆ける。
 家の扉を父が開けると、母と私の家の人達が並んで待っていた。
「三人ともお帰りなさい」
「ただいま母さん」
「今帰った」
「只今戻りました。お母様」
母の言葉に、私達は三者三様の返事を返した。
「食事の用意は整っております」
ポートセルミに着いたときに出した手紙が先に届いていたためだろう。母は、すっかりお祝いの準備を整えていた。
「ふむ。ならばまずは食事にしよう」
 

8 :
 母の返事に父が応え、久しぶりに家族全員での食事となった。
 食卓には、私達の好物が並べられていた。
故郷の料理に舌鼓を打ち、私達は心ゆくまで料理を楽しんだ。
 食事を終えた私と姉さんは果物を、父はラインハットから持ち帰った強い火酒を飲みながら旅の話を母に語った。
「それではお仕事は順調に終えられたのですね」
母の顔もほんのり赤くなっている。食事中に、父の持ち帰ったワインを開けたためだ。
「うむ。中々に満足のいく取引だった」
「私は船が遅れたことが許せないわね」
「……」
「フローラは? 今回の旅はどうだったの?」
「そうですね。印象的なのは、帰り際に立ち寄ったアルカパの旅館がとても良かったことでしょうか。
 レヌール城という古城に行けなかったことは心残りでしたけれど」
「心残りか」
父が感慨深そうにそう言ったとき、私は自分の失敗を悟った。
「貴方にも何か心残りが?」
「うむ。良い戦士を見つけてな。我が家の警備を任せても良いと思えた」
「まあ。我が家に人が増えるのですか?」
「いや、それがな。サンタローズに戻らなければならないと言うことで、口説ききれなかったのだ」
 父の言葉には流石に驚いた。見ず知らずの人に、自宅の警備を任せると言い出すとは。
 それほどまでにパパスさんは父にとって魅力的だったのだ。
 ――同時に安堵した。
 やはり父とパパスさんを一緒にしなかったのは正しかった。そこまで思うなら、この数日間の旅路は互いにとって決して良いものにならなかっただろう。
「今回の旅で唯一心残りとなるのは、まさにそれなのだ。あれほどの人物であれば、何処かの王国で地位のある軍人となっていてもおかしくないのだがな」
「それは残念でしたわね。ただ、あまり先方に迷惑をかけない方が良いと思いますわ」
「うむ。……そうだな」
 少し驚いていた。
 珍しく、母が父の判断に対して口を挟んだからだ。母は、決して父が仕事の上で決めたことに口を挟まない。
 その母が苦言を呈するとは。
「それにマスタードラゴンの導きがあれば、再び出会う事もあるでしょうし」
 
 『マスタードラゴンの導き』とは、かつて伝説の勇者とそれに導かれた者たちが魔王を倒したという故事にならって使われる。
 再会の期待を込めた言葉であり、人の手の届かないところで決められた運命について語る時などに使われる言葉だ。

9 :
 または、省略して『主の導き』『神の導きによって』などと言われることもある。
そのような言葉だから、多分母は意識して口にした訳ではない。
――ただ、私はその言葉に酷く救われた気がした。
「うむ。その導きに期待しよう」
 父の言葉でこの話題は終わりになった。
それからしばらく私達は旅先の話題について語り、数ヶ月ぶりになる自分のベッドで休んだのはずいぶんと遅くなってからだった。
 それから数日間、父は街の人から帰郷のお祝いを述べられていたが、私は最初の数回に付き合うだけで、すぐに何時もどおりの日常が戻ってきた。


10 :
フローラと主人公の運命的
内面に複雑な想いを抱えながら
サラボナの平凡な御令嬢として一生を終えるはずだった
フローラが主人公との再開で波乱万丈の人生を送る
浪漫を感じますね

11 :
ssgj。次に出会うのはマスタードラゴンの導きではなくて、フローラの導きだと信じたいですな。 

12 :
フローラには一目惚れだったな。全てが愛しいぜ
おしとやかだけど、嬉しくなると、はしゃぐとこが可愛い

13 :
つか6歳そこらの子供がこんなこと考えるか?w
しかも心の内ではルドマン馬鹿にしてるし、
こんな性格の悪さはフローラじゃない

14 :
性格悪いとまではいかないのでは。
確かに6歳児の思考には見えないが。。

15 :
※転載ドラクエ5でフローラを妻にする経緯を妄想する
 アンディや世界各所から集まった力自慢が手も足も出なかった火山。フローラは特に酷い火傷を負ったアンディを介抱しながら、「試験厳しすぎ。ありえない。」
 などと思っていたが、主人公は傷つきながらもリングを手に入れ無事に生還。やはり実力も只者ではなかったのだとフローラはますます主人公を自分の生涯の伴侶として強く意識する。
 この調子で行けば主人公が自分と結婚することは確定である。とはいえ、フローラも心の結ばれない結婚は本意ではない。自分はもう主人公のことが好きなのでそちらはかまわないが、
 問題は主人公が自分を愛してくれるか、そして彼と結ばれることは冒険の旅についていくことを意味するが、足手まといにはならないか。そこは当然不安になってくる。
 主人公が水のリングをとりにいっている間、フローラは健気にも冒険に役立つ魔法や、彼が連れていた魔物についての勉強を始めるのだ。
 数日後、久しぶりに主人公が帰ってきたことを知らされ、彼を労いつつ最近魔物の世話ができるように勉強してることなんかをアピールしようなどと幸せな妄想に浸っていたフローラだったが、
 なにやら見知らぬきれいな感じの女性が一緒にいる。恋する女の勘でフローラは悟ってしまう。「あ、この女の人も、主人公のこと好きなんだ。」
 そして突然ライバルが現れたとき、フローラは圧倒的に不利な立場だった。彼を自分に繋ぎ止めるだけの時間が、思い出が、全く足りていない。
 さらにビアンカは主人公とともに、短い間でも、冒険できるだけの実力・実績がある。でも自分は主人公についていったことは一度もない。
 彼の役に立てるのかどうか、自信がない。彼を引き止めるに足る好条件が、もはや天空の盾と、義父母の後ろ盾だけだなんて…
 ビアンカが現れたことで、フローラは、自分が主人公に現段階でどれだけつりあわないかを、最も明瞭かつ残酷な形で突きつけられることとなったのだ。
 主人公がもっとも幸福な道を選択し、それを祝福すべきだとわかっているのに、ビアンカに嫉妬している自分にも気がつく。
 フローラはますます自己嫌悪に陥る。彼女にとっては嫉妬ですら生まれて初めてのものなのである。なにからなにまでがフローラへの逆境だった。
 フローラはもう自分の気持ちをどうしていいのか、主人公に何から何をどう伝えればいいのか、わからなくなってしまう。
  
 

16 :
 そんなフローラの葛藤を主人公が知ったのは、結婚相手決定前夜に彼女の部屋で、日記や、勉強に使っていた図鑑や古書を見たときである。
 フローラは眠ってしまっていたが、彼女がどれほど深く自分のことを想ってくれているかは、もはや疑いようもなかった。そこには主人公
の帰りをいまかいまかと待ち望み、無事であることを祈り、彼の役に立てるようほんの少しでも成長する自分を褒めてほしい、愛してほしいと願うフローラという女性の
、密やかな希望と幸福が溢れていた。
 だが日記の最後では、フローラが精一杯自分を納得させようと本音を押ししていた。
 運命的に出会った白馬の王子様と幸せな結婚ができるなんて甘い夢は、もうお終い。
 身の丈にあった人生だって、十分すぎるほど幸福に包まれているんだから、贅沢を言う身分じゃない。でも、明日どんなにつらい場面を目の当たりにしても、
泣いたりしないで彼を笑顔で送り出せるように、最後に、今夜だけでも、夢の中で彼と過ごしたい。
 フローラがやすらかに眠っているのは、幸せな夢を見ること大切なことは思い出の中で暮らすことではなく、これからどんな思い出を築いていくのかということなんだと悟る。
 それでは、たった今、自分はどちらの
女性の愛情に身を委ねたいか。
 フローラの誠実でひたむきで前向きな想いを受け、主人公もまた、「優しい過去」としてのビアンカの元に帰るのをやめる。そして他の全ての幸福を捨てて、これから
積み上げていく自分の力で主人公を愛し続けたいと夢見るフローラとともに、まだ未熟な自分たちがお互いに、そして誰かにとっての優しい大人になるべく成長していく旅を選ぶことに決める。
 
 という経緯はどうだろう。

17 :
中々興味深い考察だった。

18 :
フローラって見た目儚げだけど、芯が強くて意外とお茶目な面もあって可愛い

19 :
「それでは、旅の間にどのような物を見たのかお聞きしましょうか」
「はい、先生」
 行儀見習いの先生に私は自分の見聞きしてきたことを話し、それについて質問と、受け答えを行った。
 それらは私の話術を磨くためのもので、目上の人との話し方を身につけるためのものだ。
 もちろん、それが分かっていても自分の体験を話すことは純粋に楽しい。
 話している間に、自分の中で起きた出来事の整理がされて、どんな風に感じたのか、どんな物を見たのかを説明できるようになる。
 ――もちろん、誰にも話せないこともあるけれど。
先生から話し方について、いくつかの訂正を受け、文章の綴りを課題として出された。
 その後に苦手な音楽とダンスの時間を何とかこなし、好きな歴史の授業を受けてから、算術を練習する。
 最後に魔法についての勉強と実践。
 それらを終えると夕暮れが迫り、夕食を取って出された課題を終える。
そして7日に一度、祈りの日には、マスタードラゴンに祈りを捧げるため、街の中にある教会に家族で出向く。
――これが私の日常だった。
 祈りの日にはサラボナ中の人が集まるため、教会の中は多くの人で埋まり、教会の外にも中に入れなかった人が教会の前に溢れる。
 そんな中で、私達家族はもっとも神父さまに近い席に座り、祈りを捧げる。
 父にとっては、祈りを終えてからの方が一仕事になる。
 何しろ、父と話をしたがる人はとても多いため、そう簡単には開放されない。
 それを分かっているため、母と姉さんと私は先に家に戻るのが普通だ。
 もっともこの日は私達が旅から帰ってきてから初めての祈りの日だったため、母が父に付き添い、姉さんも今回の旅の話を周りにせがまれたため、私一人で家路を歩くことになった。
……この間まで旅をしてきたからか、歩きながら自分の置かれた立場について思考が向いた。
もちろん私も、こんな生活を送っている同年代の子が殆どいない事は知っている。
 豊かなサラボナの街でも、同年代の子は教会で読み書きを習うか、妹や弟の面倒をみてやるか、親の手伝いをして仕事を覚えていくか、だ。
私のように、何人もの先生について行儀作法や学術についてを学んでいるような子は殆どいない。
 ――ただ私の父の仕事を考えると、この生活もおかしなものではない。
父の仕事が何かと問われると、少し困る。

20 :
商人であることは確かなのだが、何を売っているかと聞かれると、一言でこれと言えるものを売っているわけではない。
 ただ、世界中で使われている大型の船舶の殆どがルドマンの名を持ち、海を渡る輸出入品には必ずといって良いほど関わっている。
 取り扱うものは本当に多岐にわたり、嗜好品や調味料の他に、石材や穀物などの大きな荷物を運んでいる。
 特に石材や穀物の取り引きでは、海を渡る物のほぼ全てを握っている。
何より、それに付随して各国の情報に精通しており、各国の王宮でも無視できない。
それがルドマンというものであり、その次女が私、フローラ・ルドマンなのだ。
単純に言えば、この世界で最も豊かな人間の内の一人。
 それが私の置かれた立場だった。
そのことを再確認していると、不意に同じ歳くらいの男の子たちが、連れ立って路地裏の方に足を踏み入れる様子が目についた。
 それ自体は決して珍しくはない。街の男の子たちにとって、馬車の通らない路地裏は恰好の遊び場だということは知っている。
 ただ、真ん中の子の足取りが明らかに鈍く、他の男の子たちよりも見劣りする身形をしている場合は、意味合いが変わってくるだろう。
こんな時にどうすれば良いか。
 一番賢いのは、何も見ない事だろう。そして、気づいたこを忘れるのだ。
 二番目は、周りの大人に着いてきてもらい、路地裏の様子を確認することだろうか。
 
 けれど、私は見てしまった物を見なかったことには出来ないし、運悪く周りにも大人の人が居なかったため、私は一人で路地裏に入り込んだ。
 路地裏で目にしたものは、予想していても心が冷えるような光景だった。
複数の少年が、たった一人の相手に暴力を振るう。
 暴力を振るう方は笑顔で、倒れた男の子のお腹に靴先を叩き込み、男の子が持っていたであろうノートを踏みにじる。
――それで決意した。
「あら?」
努めて何でもないように声を掛ける。
 気づいた少年たちが一斉にこちらを振り向く。
「ああ、そうね。あなた方は、転んでしまったお友達を助け起こしてあげようとしているのよね。
 でも、濡れた石畳の地面に足を滑らせてしまって、運悪く、お友達のノートの上に足が乗ってしまったのよね」
「あ? 何言ってんだおまえ」
「おい、止めろよ。あのブレスレットはルドマンの関係者だ」

21 :
 ――聡明な子が居てくれて助かった。この町で私の家名が絶大な意味を持つとはいえ、相手が知らなければそれまでだ。
 ……そうなった時の備えは殆どない。
「ね。そうなのよね?」
 にっこりと笑みを浮かべ、背中に冷たい汗をかきながら彼らを見る。
 今ならまだ、『そうだ』と言えば無事に帰れるという意志を瞳に込めて。
「ほら、お友達も、もうちゃんと立っているし」
視界の端で暴力を受けていた男の子が立ち上がるのを確認する。
 それは同時に、彼らに対する最後通告でもあった。
「ああ、そうだったな。そんじゃあなアンディ。あんまりドジばっかすんじゃねぇぞ」
少年たちは、捨て台詞を吐き出し、逃げ出した訳ではないと虚勢を張れる速度で立ち去った。
 男の子に近づこうとすると、彼は私を睨み付けて駆けだしてしまった。
 路地裏に一人残された私は、踏みにじられたノートを拾い上げ、その中に書かれていたものを見てしまった。
 家に帰ると、メイドさんの一人に姉さんが帰っているかを確認し、自室に居ると確かめてから階段を上った。
私は姉さんに少年たちと男の子の特徴を話して、何か知らないかを訊ねた。
 姉さんは同世代の子について事情通だから、少しでも何か分かるかもしれないと思ったからだ。
「……それで、姉さん。その男の子の家を知らない?」
「分かるわよ。割りと有名だからね」
「あまり良くない理由で?」
「そうでもないわ。新しく来た腕が良い仕立屋という評判で、値段も適正。
 人気も出てきているみたいね。
 私は使ったことがないけれど」
「だから羨まれる?」
「確かに足を引っ張りたがる人間は多いわね。たぶん、暴力を振るった側の子は、この町の仕立屋の子じゃないかしら」
「多分、それだけじゃないですけどね」
そういうと、私は路地裏で拾ったノートを姉さんに見せた。
姉さんはノートについた靴跡と、その内容の読みにくさに少し眉を顰めたが、すぐに真剣な顔つきになった。
微かな鼻歌を歌い、指先を動かすようにしてノートの白紙のページまで見終えると、なるほどねと呟いた。
「この辺りは完璧に私の好みだわ」
「才能でしょうね。彼の家は分かりますか?」
「調べればね。
 ――ねえ、フローラ。それは同情?」
「かもしれません。……多分、そうです」
「そ。自覚があるならいいわ」
 

22 :
 そう。たまたま目にしてしまった暴力を放置出来なかったというだけで、あの少年でなくても私は助けた。
 そしてこれから行うことは、同情だ。
 助けてしまった少年が気に入ったから、もう少し面倒を見る気になった。
 助けられた側にとってそれがどれほど奇跡のようなことでも。
 助けた側にとっては気まぐれの同情でしかない。
――少なくともその覚悟で彼に向き合わなければならない。
「ああ、それから母さんと父さんにはちゃんと話しなさいね。そのつもりでしょ?」
「はい」
 何もかもお見通しか。そう考えると、やっぱり姉さんは姉さんだ。
 2日後、私はサラボナの町の中にある、彼の家に着いた。
 中年の男性、恐らくはあの男の子のお父さんだろう人に声をかける。
「アンディ・ブルーノさんはご在宅でしょうか」
※※※※
「ああ、二階にいるはずだよ」
「お邪魔してもよろしいでしょうか?」
「構わんよ上がっておくれ」
「失礼します」
「おおい、アンディにお客さんだ!」
 男の人は、家の奥に向かって声をかけた。
「はーい。あら」
 奥から現れたのは、中年の女性だった。この人が母親だろう。
「はじめまして。フローラと申します。アンディさんにこのノートをお返ししようと思ってお伺いしました。
 こちらはどうかご家族で召し上がって下さい」
 そう言って手荷物を差し出した。
 何が入っているわけでもなく、ただ季節の野菜と瓜が入れてある。
「あら、これはご丁寧にどうも。そのまま奥に行けば階段はあるからね。そこから上がってもらえるかい」
「わかりました。お邪魔します」
 言われた通りに階段を上がり、二階の奥の扉をノックする。
「はい」
 中から、少年のものとしても高い声が返ってきた。
「こんにちは。はじめまして、と言うべきでしょうね。フローラと申します」
 机から振り返った男の子が、目を丸くして驚いている。
その顔は、やはりこの前会ったあの少年だった。
驚いている少年に、ノートを手渡す。
それを受け取ったとき、少年はホッとしたような、本当に嬉しそうな顔をした。
「……ありがとう」
 少年は小さな、聞こえるか聞こえないかの声でお礼を言ってくれた。
「どういたしまして。それで、貴方のことは何とお呼びすれば良いのでしょう?」
「え?」
「お友達として、どのようにお呼びすれば良いのでしょう」
 少年はこぼれ落ちそうなほど目を丸くして、それから答えた。

23 :
おおフローラスレあったのね
今やってるけどやっとサラボナついた
もうすぐフローラと結婚できるぜ

24 :
「名前で呼んで。アンディって」
「分かりました。アンディ。
 これを書いたのは貴方ですね。書き方は、どなたから?」
しばらく黙っていたが、やがて教えてくれた。
「……旅の楽団の人に教えてもらった」
彼ら一家が別の街から来るときに、楽団と共に旅をしてきたのだそうだ。
 そこで、一人がアンディに楽譜の書き方の基礎を教えたのだ。それを使ってアンディはノートに自分が考えたり、聞いたりした音楽を書きつづった。
 ――それが、あのノートだった。
 アンディの身の上の話しを聞き終えた私は、彼の両親について考えていた。
 彼らは子供に対して無関心というわけではなく、純粋に忙しいのだろう。
サラボナは豊かな街だが、決して万人に優しいところではない。
 特に、持たざる者にとっては。
 そんななかで他の街からやってきて、自分の店を構えてそれなりの評判を得る。
 それがどれほど大変なことなのか、子供の私には分からない。
 ――もちろん当の私たちが、そうされたときにどう感じるのかは別問題だけれど。
 忙しい両親を持ってしまった子供の気持ちは分かる。
だから、アンディと別れるときにこう言った。
「今度は、私の家に遊びに来てね」と。
 船で会った少年に告げられなかった言葉を告げた。
それから先は、アンディの両親は何も心配する必要がなくなった。
 それなり以上に腕の立つ仕立屋で、その息子はルドマンの次女と友人なのだ。
 そして、その少年は音楽の才能に恵まれていて、ルドマンの主人の援助で音楽の勉強をしている。
アンディの両親の店は多少のやっかみや嫉妬ではどうしようもないほど繁盛し、アンディ本人は私の家族とも交流を持つようになった。
 特に、私の母がアンディを気に入り、よく音楽の授業を受けている彼の様子を見に行くのだった。
私は、時々ダンスの練習の時に曲を弾きに来るアンディに無様な姿を見せないために、あまり得意ではなかった運動を頑張るようになった。
それから数年間。
 私はサラボナの家で、彼らに囲まれて何不自由無く暮らすことになる。
 
 日ごと生彩を欠いていく時代をそれと気づかずに。
あるいはそうであることに目を閉じながら。
サラボナー完

25 :
ただの聖人君子、純真無垢なフローラではなく「人間フローラの葛藤」を想像するのが基本コンセプトです

26 :
>>23
サラボナついたときのワクワク感は半端ないよな
フローラかわいいよフローラ

27 :
★フローラのセリフで、小さい頃妖精に会ったことがあるというエピソードが好き。迷いの森や妖精の村で聞けるフローラの思い出話・・・。主人公との思わぬ共通点。
結婚前は、フローラは主人公のことを好いてくれているのかな?と思ってたが、結婚してみたら、フローラが主人公を大好きなこと、主人公を誰より大切に思っていること、主人公の力になりたいと頑張っていること、セリフから伝わってきて嬉しかった。
フローラと歩む未来を選びたい。もしイオナズンが無くてもベホイミが無くても援助が無くても、フローラという人間を選びたい。

28 :
うわーわかるわ全文同意
小さい頃船で会った男の子にもう一度会いたいと思ってた→再会して結婚
運命で結ばれた二人だなと思う
ベホイミやら水の羽衣がなくてもフローラが好きだから、そこは関係ないんだよな

29 :
そもそも初プレイ時(SFC版)フローラが戦えるなんて思ってもみなかったw
それでも連れて行きたい護りたいって思って嫁にしたからな

30 :
自分もフローラを選んだのであって物や性能を選んだわけじゃありません!

31 :
本当の真に運命で結ばれてるのは主人公とビアンカの二人だけどな

32 :
>>29
自分もだわ
まさか初期装備モーニングスターで、最終的にはイオナズンまで使えるとは思わなかった
アイテムとか性能じゃないんだよな。ただフローラが愛しいんだ

33 :
●神様が貴方の為に好きなキャラをリアル化してくださるそう。ずばり誰を選びますか?
主人公:「…つうてもなあ…。あ。じゃあ、生き返らせるっつうことで。…ゲマ…(ニヤリ)」
双子(兄):「は? 父さん、なぜ…?」
●あぁ、ほら、早速、貴方の後ろにその人が…。
主人公:「よっしゃ、フルボッコにするぞ! 息子、手伝え! こいつには、怨み度重なったが、フローラがとどめさしたいって言うから、俺は我慢して…一歩譲って…!!!!(殴る蹴るの大暴行)」
双子(兄):「あー…、了解しました。それは、言えます。んじゃ、僕も遠慮なく…命 ( --)o-( * )- …!!」
●けれどその人には魂がありません。肉体は確かにこの世の物ですが。
主人公:「つまり、ひじょうに似せて作られたゲマ型フィギュアか?」
フローラ:「あなた…。ソウイウご趣味が…っ?」
主人公:「いやっ! 違う! 違う違う違う違う…!」
双子(兄):「フィギュアというより、サンドバックではないかと」
双子(妹):「ねえねえ。私も、このゲマさん使っていいかなあ?」
双子(兄):「…何に使うっていうんだ、おまえ。こんなの…」
フローラ:「あ。わかりましたわ。なにか別のさまよえる魂を、カラの肉体というこの器に定着させる実験に使うんでしょう?」
双子(妹):「えー。お母さん、どうしてわかったの。すっごーい♪」
フローラ:「それはもちろん、あなたに『鋼の錬●術師』を貸したのは、お母さんですもの。わかりますわ♪」
双子(兄):「…父さん…」
主人公:「母娘の仲が良くていいじゃないか。はっはっはっ…;」
●魂を授ける為にはある事をしなくてはいけません。そう、接吻です。
主人公:「誰が?」
双子(妹):「お兄ちゃんしたら? 勇者だもん!」
双子(兄):「…こんなアゴばかり長くてしゃくれた魔物相手にか…? お兄ちゃん、そういう意味での『勇者』には、なりたくないなー…(泣)」
フローラ:「となると、あなたしかおりませんわね」>主人公主人公:「えっ。なんでっ?」
フローラ:「恋も知らぬ年頃の娘と息子の唇を、このような魔物に捧げさせるわけにはいきませんでしょう?」
主人公:「や。それは、そうだけども…。だって…。べつに、そうまでして、ゲマちんを生き返らせたいってわけでもないっしょ? てゆか、別の魂を練成して定着するとかなんとか…言ってなかったか?」

34 :
フローラ:「魂を扱う術は、難しいんです。失敗すれば、どのような災厄が術者に跳ね戻ってくることか…。そのような怖ろしい真似、私の大事なこどもたちにさせられません!」
主人公:「…そ、そうだね…」
●ほらほら、照れてないで早く早く。
主人公:「いや。照れるとか、そういう話じゃなくてだな…っ」
フローラ:「いいですわ。あなたが出来ないと仰るならば、こどもたちのため。私が犠牲となって、再生のキスを…」
主人公:「うわああああああ、やめなさいフローラ、やめなさいやめて! ええいっ! それくらいなら、パパちっす ヾ( ̄〓 ̄ヾ)ちゅ〜〜〜!」
双子(妹):「え〜…。あんまり、きれいくない〜…」
双子(兄):「何を期待してたんだ、おまえはっ!」
●目覚めたゲマが始めに言ったのは何?
ゲマ:「…どこかで、ひどい侮辱を受けた気がする…」
●どんな服を着ているの?まさか、はだ…
主人公:「肌襦袢!」
双子(妹):「って、何?」
双子(兄):「ええとね。下着の一種かな…」
双子(妹):「可愛い?」
双子(兄):「だから、何がしたいんだよ、ほんとにおまえは! いい加減、にいちゃんだって怒るぞ!」
双子(妹):「可愛いほうがいいって言いたいだけだよう! いいよ、もう! 勝手に着せちゃうから!」
双子(兄):「何っ!」
双子(妹):「ええとね。フリルひらひらのアキバ系メイド服を着せたら、いくら怖い顔のゲマさんでも、ちょっとは可愛く見えると思うの〜」
双子(兄):「…間違ってる。絶対、根本から間違えまくってる…(泣)」
●これからどうしましょう。
双子(兄):「どうするったって…。コレを、どうもこうも…」
主人公:「とりあえず、MPとりあえげて緊縛。キラーパンサーに曳かせて市中引き回しのうえ、放置プレイ」
双子(兄):「しかないですよね…。もう触りたくないし…」
ゲマ:「なんのために蘇らせたかっ!」
●魂を授けてくれた貴方に感謝しきりな様子。熱い視線を投げかけて来ます。
ゲマ:「目から人ビーム!」
主人公:「おおおっ! やる気か、貴様っ」
フローラ:「大丈夫ですわ、あなた。だってゲマさま、『MPが足りない』ですもの」
ゲマ:「…ええい。こうなったら、最後の手段!」
●ガバァー!
主人公:「おお、かっ?」
双子(妹):「違うよ、きっと変身だよぅ!」
●ーーーーと、ベッドから落ちて貴方は目が覚めました。何だ夢か。

35 :
主人公:「……。おい、息子。娘も。フローラも、起きてるか。ちょっと集まれ」
双子(兄):「…朝っぱらから。どうしたんですか、父さん…」
双子(妹):「まだ眠たいよう…(むにゃむにゃ)」? 勇者だもん!」
主人公:「父さん、とても不吉な夢を見てな。厄除け兼ねて、裏ボスを倒しに行くぞ。準備しなさい」
双子(妹):「えー。またぁ?」
主人公:「災いの種を摘み取るのも、王家の人間の務めだぞ。ほら、早く!」
フローラ:「とか、おっしゃって。実は、夢見の悪さでベッドからお落ちになったストレスの発散…。単に、腹いせで―」
主人公:「ああん。フローラ。それは、こどもたちには内緒ってことでっ」

36 :
普段はおしとやかで可憐なお嬢さんなんだけど、無邪気にはしゃぐとこ可愛すぎ
しっかり者だし最高の奥さんだ

37 :
>>25
今までお淑やかさを前面に出したフローラが多かったので、これはこれで良いね。
ただ、確かに6歳にしては大人びているなあ。今時の日本の小学生も段々大人びてはいるが…。せめて、9か10歳じゃないかな?
>>35
久々のギャグ系だね。そういうのもたまにはありだね。

38 :
VS エスターク(5戦目)目標15ターン以内、呪文ONLYで撃破&フローラでトドメ
1ターン
ベホズン:天空の剣、エスタークのマホカンタ解除
フローラ:メラゾーマ、193ダメージ
ミニモン:メラゾーマ、194ダメージ
キングス:メラゾーマ、199ダメージ
エスターク:攻撃、ベホズンに135ダメージ
 2回攻撃:攻撃、キングスに195ダメージ
2ターン ベホズン→サーラ
フローラ:メラゾーマ、187ダメージ
ミニモン:メラゾーマ、193ダメージ
キングス:メラゾーマ、198ダメージ
エスターク:イオナズン、25〜81ダメージ
 2回攻撃:メラゾーマ、フローラに89ダメージ
サーラ:メラゾーマ、185ダメージ
3ターン サーラ→ベホズン
ベホズン:ベホマズン
フローラ:メラゾーマ、184ダメージ
ミニモン:メラゾーマ、194ダメージ
キングス:メラゾーマ、198ダメージ
エスターク:メラゾーマ、フローラに84ダメージ
 2回攻撃:攻撃、ベホズンに159ダメージ
4ターン ベホズン、フローラ→サーラ、娘
ミニモン:メラゾーマ、193ダメージ
娘:イオナズン、148ダメージ
キングス:メラゾーマ、186ダメージ
サーラ:メラゾーマ、189ダメージ
エスターク:灼熱の炎、41〜114ダメージ
 2回攻撃:攻撃、キングスに153ダメージ
5ターン サーラ、娘→ベホズン、フローラ
ベホズン:ベホマズン
フローラ:メラゾーマ、188ダメージ
ミニモン:メラゾーマ、190ダメージ
キングス:メラゾーマ、194ダメージ
エスターク:灼熱の炎、42〜121ダメージ
 2回攻撃:攻撃、キングスに173ダメージ
6ターン
ベホズン:ベホマズン
ミニモン:メラゾーマ、197ダメージ
フローラ:メラゾーマ、183ダメージ
キングス:メラゾーマ、200ダメージ
エスターク:イオナズン、26〜85ダメージ
 2回攻撃:メラゾーマ、ベホズンに80ダメージ
7ターン
ベホズン:ベホマズン
フローラ:メラゾーマ、188ダメージ
ミニモン:メラゾーマ、196ダメージ
キングス:メラゾーマ、181ダメージ
エスターク:イオナズン、24〜80ダメージ
 2回攻撃:灼熱の炎、42〜127ダメージ
8ターン
ベホズン:ベホマズン

39 :
フローラ:メラゾーマ、186ダメージ
ミニモン:メラゾーマ、193ダメージ
キングス:メラゾーマ、199ダメージ
エスターク:メラゾーマ、フローラに115ダメージ
 2回攻撃:輝く息、34〜126ダメージ
9ターン ベホズン、フローラ→サーラ、娘
ミニモン:メラゾーマ、198ダメージ
娘:イオナズン、153ダメージ
エスターク:輝く息、35〜125ダメージ
 2回攻撃:灼熱の炎、39〜112ダメージ、娘死亡
キングス:メラゾーマ、182ダメージ
サーラ:メラゾーマ、192ダメージ
娘が死にましたが、4人攻撃を3回、内一回はメラゾーマでしたので、
あとは死人が二人出なければ倒せるペースです!!
勿論続行です。
10ターン 娘→ベホズン
ベホズン:ベホマズン
ミニモン:メラゾーマ、199ダメージ
 2回攻撃:メラゾーマ、キングスに69ダメージ
12ターン
ベホズン:ベホマズン
ミニモン:メラゾーマ、180ダメージ
エスターク:攻撃、キングスに149ダメージ
 2回攻撃:メラゾーマ、サーラに73ダメージ
キングス:メラゾーマ、180ダメージ
サーラ:メラゾーマ、197ダメージ
さて、次のターンに、ベホズンに替わりフローラを入れる事ができるので、メラゾーマ1発分の貯金が出来る! これで楽な展開になってきました!!
13ターン ベホズン→フローラ
フローラ:メラゾーマ、198ダメージ
ミニモン:メラゾーマ、196ダメージ
キングス:メラゾーマ、181ダメージ
サーラ:メラゾーマ、192ダメージ
エスターク:攻撃、サーラに169ダメージ
 2回攻撃:イオナズン、26〜81ダメージ
14ターン フローラ→ベホズン
ベホズン:ベホマズン
ミニモン:メラゾーマ、192ダメージ
キングス:メラゾーマ、180ダメージ
エスターク:灼熱の炎、38〜115ダメージ
 2回攻撃:灼熱の炎、38〜110ダメージ
サーラ:メラゾーマ、190ダメージ
本当に、本当に、マジで最終ターン!
15ターン ベホズン→フローラ
ミニモン:メラゾーマ、193ダメージ
フローラ:メラゾーマ、193ダメージ

40 :
エスタークを倒した!!!!!!!!!!!!!!
今度こそ本当に15ターンでした!しかも愛妻フローラでトドメをさした!
いやぁ長かった、5回目の挑戦で目標達成…

41 :
おめでとう
いい嫁さんもらったなー

42 :
フローラ独りでエスタークとタイマンして倒したやつとか居るか?

43 :
★会ったばかりの主人公なのに、結婚しようと思ったり頑張って旅についていくなんて、これはまさしく運命☆?!フローラは誰よりも主人公を愛している!
フローラに「主人公と過ごした日々」は無いけど、主人公に対する純真で健気でまっすぐな思いの深さは主人公のためにレベル1のフローラが魔物と戦い少しずつ強くなってゆく姿…、健気!泣かせる!
天空の盾がフローラのもとにあったのは運命。「ものごころついた頃にはすでに私のそばにあった」みたいなセリフもあったし
、勇者の子孫であるフローラを主人公と出会うまでの間、天空の盾が守っていてくれた、って感じ。

44 :
うんうん、運命感じるよな
お互いのことよく知らずに夫婦になったから、毎日が発見の日々だといいな
清楚なお嬢様を旅に連れ出して良かったのかな、と不安になる主人公と
迷惑かけないよう強くなろうとするフローラ
想像したらニヤニヤ止まらん

45 :
水のリングは青い髪のフローラによく似合うはず
ずっと大事にしてくれるといいなぁ

46 :
サラボナに住む大富豪、ルドマンの娘。おしとやかで従順な、まさに深窓の令嬢という...
深窓の令嬢【しんそうのれいじょう】
自分は お目に掛ったことは無い
深窓の令嬢
身分の高い家で大切に育てられ 世のけがれを知らない娘
深窓 とは 家の奥深い部屋の窓のことで 家の奥深いところの意
多くは 上流階級の女性の 世俗から隔離された状況を言う
綺麗な表現
まさに其のままですね~ 昔はそんなところが有った(明治期)
けがれを知らない女性 清らかで純粋
確かに近寄りがたい 品も漂いそうな気がする^^

47 :
お嬢様といえばフランスの貴族のお嬢様とかだが
フローラの場合実在の人物的にはフランスの食文化を発展させたことでも知られ、豪商の娘からフランス王家に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシス辺りか?
ただフローラは時に野心的で奔走ともいえる西洋貴族のご令嬢というより
日本的なつっましい内に秘めた芯の強さが感じられるね
そういえば80年代にあったよ。お嬢様ブーム。西洋の貴族、日本の華族というよりは
お金持ちの令嬢が対象だったけど。
覚えているひとは?
政治とか権力が絡む王家や華族や貴族のお姫様とかだと、どうしても政略結婚だの側室とかの対立とか出てきてドロドロになりやすいけど
フローラの場合それとも違って弥姫とか北政所とか、加賀藩始祖のまつとかのような周囲から「賢夫人」と称され、尊敬されるようなイメージだね
「賢夫人」の娘時代はお嬢様っていうか普通じゃダメなんだよね。箱入りだからおっとり天然
相手のアプローチなんかにも気付かないくらいのね
当然美少女ね。美少女なのに気取らない天然お嬢様。でも背中で語っちゃうんだよね。
あとさぁ、そんな天然で純真無垢な美少女だから常に周囲が守ろうとするだよね。
もう放っておけない!って感じに儚い子だからさ。もうその人たちから天使とか思われてて…
2レスに渡る長文失礼…
あくまでも自分のお嬢様論及びフローラ萌え論でした(単なる妄想ともいえる)

48 :
水のリング似合うよな
清らかなイメージにピッタリ

49 :
★リングを集めてる時、フローラの台詞は不安そうな様子が、結婚前夜に眠るフローラの姿は、主人公が無事に戻ってきてようやく安心できた、という感じがした。
たとえ自分が選ばれなくてもその選択を受け入れる覚悟ができていたのだと思う。
(結局引き寄せられるようにフローラを選んでしまったが)
後オラクル屋のれんの感想や、モンスターじいさんの所のバニーさんを見た感想など、フローラは色んなものを褒める台詞が多い。
(多少天然が入ってるが)
そういうところが純粋培養のお嬢様っぽく可愛くて萌えるw

50 :
リングが揃ったから、もう自分の為に危険なことする人はいないんだと安心したんだろうな
ああフローラ可愛いなぁ

51 :
★フローラのいい台詞「わたしの帰る場所はあなたのいる場所で、あなたの帰る場所はわたしのいる場所」や、「魔物たちにさらわれた時は怖くはなかった、助けに来てくれるあなたが傷つくほうがずっと怖かった」すきなセリフ。

52 :
小さいころ船で会った男の子にまた会いたい、と何度も流れ星にお願いした…というフローラのセリフ…名セリフ!海で出会ったふたりが海で結婚式をあげるというのもロマンチック!

53 :
わかる!可愛いよなー
運命で結ばれた二人なんだな
ニヤけちゃうぜ

54 :
こいつの信者って他スレ荒らすカスオタしかいないのか

55 :
今、青年期前半やってる、ラインハットでぱふぱふお姉さん発見した。フローラにしかられるかと思ってたがそうでもなかった。
フローラの家に泊まった!鏡の前に座ってるの可愛いvv
ときめいちゃいました(´□`*)

56 :
青色の髪の乙女〜フローラver.〜
◎青色の長い髪を
彼が優しく包む
乙女は胸に白い花束を
羽のように 丘を下り
優しい彼のもとへ
まぶしいその笑顔は
恋をしてるから
◎くりかえし
優しいほほえみ 青い空
幸せな二人はよりそう
青色の長い髪を
彼が優しく包む
乙女は羽のように丘を下る
彼のもとへ
優しいほほえみ 青い空
幸せな二人はよりそう青色の長い髪を
彼が優しく包む
乙女は羽のように丘を下る
青色の長い髪を
彼が優しく包む
乙女は羽のように丘を下る
彼のもとへ
彼のもとへ

57 :
俺の場合
俺『今日はフローラの両親に初めて会うのか・・緊張するなぁ』
フローラ『心配しなくても大丈夫ですよ。お父さまゎお金に厳しいけど、人にはやさしいですから。』
俺『そっ、そっかぁ』
ルドマン『よくぞ来たな!さっ、入りなさい』
俺『あっ、はい。あっ、俺、いや、僕ゎフローラさんとお付き合いさせて頂いてる・・・えっ?あっ、いや、失礼しました!』

58 :
ゎとか…

59 :
主人公のことを想い心配しながら、主人公がリングをもって帰ってくるのを待っていたフローラ・・・。
まあ、単に好みの問題だがwそれがキッカケでフローラの魅力に気づいた今はフローラしか選べない。

60 :
自分はサラボナで最初会った時に一目惚れだったな
もうそれからは家宝なんか関係ない、ただただフローラと結婚したい一心で指輪探したw

61 :
プロポーズを受け入れるんだからフローラの方もまんざらじゃなかったんだよね
それなのに「本当に私でいいの?」なんて、なんと奥ゆかしいのだ

62 :
フローラスレで指摘がない限り本スレ荒らしている仲間をほっとく辺りが分かりやすいなフロカスオタ

63 :
名前や素生も知らない赤の他人のことを
言われてもねw
モンスターと戦うことに慣れていないフローラが、自分は守ってもらうことしかできないと言いながらも、妻として主人公を助けるために、一生懸命に頑張って過酷な旅についてゆき、少しずつ強くなってゆく姿…。健気!
今もドラクエ5繰り返しでやってるけど
フローラと旅したいからフローラにします!

64 :
なにげに新婚時代のツボの色を見に行くエピソードが好き。後々の重大な伏線にもなっているし、主人公の手助けをして父に認めてもらおうと頑張るフローラのセリフもキュン☆とする。

65 :
新婚旅行中にラインハットに夜行って、武器屋か道具屋だかのバニーちゃんに話し掛けるとミニイベント発生(>_<)
ラインハットのぱふぱふ
フローラがしてくれるなら自分はとうに狂喜乱舞して踊り狂ってる!(爆)
フローラにパフパフしてもらいたいっ!ヘ( ̄ω ̄ヘ)(ノ ̄ω ̄)ノ
おかしくなっている…wぱふぱふって偉大なのね(>_<)

66 :
>>64
超同意
短いイベントだけど、すごい好きだ
役に立った?→いいえ
にしたときのフローラも超絶可愛い

67 :
フローラ「懐かしい…ンっ、ふ、太さ…、逞しい!ンっ!は…ハァン!」
商人A「コイツ相変わらず良く締まるぜぇ」
商人C「ああコッチもだ、バキュームで離さねぇ」
アンディ「…」
商人A「オイオイ!また1人腹上死だぜ!」
商人C「フローラちゃんは12歳からおの天才だなぁ」
商人A「オラ、商人D以降呼んでこいや!」
商人C「この町のガキはみんなフローラちゃんが1人で産んだんだもんな、そりゃ懐かしいだろ」
フローラ「壊れてもいいから前と後ろに4本ずつ突っ込んでぇぇ!」
商人D以降「ンラァ!」
フローラ「ぷふぅん!ぶぷう!」
今日もサラボナの町は繁殖期です

68 :
 修道院での生活は、初めて知ることばかりだった。
朝の教会の静謐さ。
洗濯をするときの水の冷たさ。
 何十人もの人に食事を作るということの意味と大変さ。
そうして作った食事を振る舞ったときの、その人達の顔。
昼食を頂きながらに行う、シスター達との気の置けないおしゃべり。
 鋤や鍬の重み。
 強い日差しが、痛いほどであること。
 そんな日差しの中で飲む、井戸から汲んだ水のおいしさ。
畑仕事を終えて日が暮れる時の、あの何も彼もを茜色に染め上げられた光景。
 そして、一日を終えて、眠りにつくときの充足感。
――それらは全て、サラボナでは知り得ない事ばかりだった。
そんなある日。
 浜辺に樽が流れ着いたという話を耳にした。
 コレットさんはシスター達を集めると、その中から年長者を選び出し、
「……それと、フローラ」
 最後に私の名前を呼んだ。
「シスターコレット、それは」
 年長者の一人が、心配するように声を掛ける。
「フローラは、私達と同じくこの修道院で学ぶシスターです。
 フローラ。そうですね?」
「はい。シスターコレット。私はそうありたいと思っています」
それ以上は私の同行について誰も何も言わなかった。
先頭にシスターコレットが立ち、その後にシスター達が続く。
 それぞれが大量の布や、長い棒。そして井戸から汲んだばかりの水を持っている。
 私も例外ではなく、少なくない量の食材持ち彼女達の後に付いて歩いた。
 私を含めたシスター達は無言で海岸に向かった。
 海岸に近づくにつれて、酷い異臭が漂ってきた。
 その臭いは海岸に近付くほど酷くなり、砂浜に打ち上げられている樽からその異臭が発していた。
 シスターの一人がその樽を棒で叩く。
 二度、三度手繰り返し、何の反応も無いことを確かめると棒を樽の蓋に叩きつける。
すぐに蓋は外れ、樽の中身が覗く。
 その中身をまともに見てしまい、……辺りに漂う臭いの意味を理解して胃の中身を戻してしまう。
――樽の中からのぞいていたのは、そういうものだ。
 
 堪える事など出来なかった。
 それほどまでに、初めて嗅ぐ死の臭いは受け入れがたいものだった。
 シスターの一人が、手を貸してくれるがその顔もまともに見ることが出来ない。
 自分でも分るほど動揺していた。
コレットさんと、他のシスター達は自分たちの仕事が分っていてテキパキと動くが、私はのろのろとさえ動けない。
 

69 :
 足下をふらつかせずに歩くのがやっとだ。
「……そう。では身元の分るようなものは何もないのね」
「はい、いつも通り酷く粗末な服だけです」
「分りました。一人ずつ並べてください。ここで処置します。
 これ以上はフローラが無理でしょう」
「はい、シスターコレット」
私達は、樽の中に詰め込まれていた6人もの人を砂浜に並べ、それを終えると少し離れた場所に離れる。
コレットさんが呪文を唱える。
「……ヒャダルコ」
 砂浜が凍り付き、亡くなられた方々を氷が包む。
シスター達は、持ってきた2本の棒に大きな布を括り付けると、あっという間に担架を作り上げてしまう。
 それに亡くなられた方を乗せ、4人のシスターが丘の上の墓地まで運ぶ。
 シスター達が道を行きながら聖句を唱える。
 私も歩みを止めず、神に祈る。
何度も砂浜と丘とを往復し、6人全ての方を埋葬したのはずいぶんと日が傾いてからのことだった。
改めてシスターコレットが聖句を紡ぐ。
 ――それは、運命に導かれた者達の、勇者と別れる部分だった。
 多くの物語や劇の題材とされているが、聖句としても親しまれている。
コレットさんが紡ぐ聖句の中で、導かれた者達が、それぞれに帰るべき場所へと帰り着く。
 そして勇者は……。
勇者がどうなったのか、聖句では語られない。だからこそ物語や劇の題材とされるのだ。
語られないからこそ、意味がある。
 ――だからこそ、私は祈るのだから。
 『主の導きのあらんことを』
最後に、シスター全員で唱和し、彼らの葬式を終えた。
 私はささやかな供え物として、自分の収穫した野菜を供えた。
※※※※
あの日。
 死者の埋葬を終えて修道院に戻ってから、私はベッドに倒れこんだそうだ。
 帰り道の途中から意識が無かったので”そうだったのか”と思うしかない。
 それだけ心身共に疲れ切っていた。
 ただ、何の役にも立てなかったあの埋葬にも、良い面があった。
――よりシスター達と親しくなることが出来たのだ。
 今までも特に仲が悪かった訳ではない。
 けれど遠慮というか……どうしても距離を置かれていた。
 例えば、何人かのシスターが談笑している場に入ると、すっとその笑いを収めてしまう。
 そういう距離の置かれ方をしていた。
 けれど埋葬を終えたあの日から、そういうことが無くなった。
談笑している場に行けば、声をかけられてその輪の中に引き入れられた。
 

70 :
 そのことについて後になってから聞いてみると、私はそれまで完全無欠の人間に見えていたらしい。
聖句の読み込みは完璧で、細かな刺繍ができ、料理も下手ではない。
 畑仕事では体力の無さが響くものの決して手を抜かない……と。
 それが、あの埋葬では完全な足手まといだったので、『フローラも普通の子なのだ』と思われたとか。
 そんな風に自分の評価を聞いたときは赤面する思いだったが、人の目とはそういうものであるらしい。
 
 談笑の輪の中で、私が仕事についての愚痴を言うことはないけれどそれでもシスター達は段々と軽い冗談や……その、妖しい話に誘ってくれる様になった。
そういうことを一緒に出来るようになって、本当の意味でシスターの仲間に入れた気がした。
――その仲間と、修道院で生活をした。
修道院で生活するということは、『自分が生きるために必要な物を自分たちで作り出す』という生活をする事になる。
 そのため水汲み、畑仕事、料理、裁縫、その他全てを自分たちでする事を求められる。
 そして今のように多くの人が居る状況では、彼らの世話もする必要がある。
 修道院に身を寄せている人々は、殆どが着の身着のままで故郷を――多くがラインハット王国をあとにした人々ばかりだった。
彼らの多くは行くあてもなく、それでも故郷を捨てなければならなかった人々だったのだ。
 重税、兵役、疫病、饑餓、貧困、そしてそれらの原因である魔物。
 
 そうしたものから逃れるために、彼らはほとんど着の身着のままに近い姿で財産と呼べるようなものは何も持たず、安全な宿を求めて修道院にたどり着いただけ。
この北方大陸から外に出るだけでも、彼らにとっては目もくらむような大金が必要になる。
そうしたお金を稼ぐために、男の人達は外へ出て行く。
それに、ずっと修道院の中にいられるわけではない。
修道院は夜間に彼らの宿となるが、日が昇ってからも彼らを居させる訳ではない。
 日が昇る頃には彼らを全て外に出してしまい、一度門を閉じるのだ。
その間に、私達シスターが周りの清掃や少し離れた場所にある畑の手入れ、そして彼らの夕食の準備などを行う。
 逃れてきた人々のうち幾人かは、修道院の中で仕事を割り当てられていたものの、それ以外の人々は(老人や子供を除いた人々は)修道院の外で何らかの仕事をするか――オラクルベリーに出かけてカジノに入り浸るのだった。

71 :
>>61
2回話さなきゃいけないってのが奥ゆかしくていいな。
マジ花嫁。ちょっと結婚してくるわ

72 :
安易にお金を増やそうと思ったときに、それが最も簡単な方法に思えるようだ。
――そんなはずはないのに。
そして夕暮れが迫る頃には再び門の前に行列を作り、修道院の壁の中で一晩を過ごすのだ。
もちろん、そんな生活を長く続けられるわけではない。
 雨の日もあれば、風の強い日もある。
 今はまだ温かいが、冬になれば体調を崩す心配も出てくる。
彼らが修道院を出てから、この北方大陸の中でどのようにして生きていくのか分からない。
 生きていて欲しいと願うけれど、それは叶わないかもしれないし――叶ったとしても、私が認められるような生き方ではないかもしれない。
”ではどうするのか”
私は、それをずっと考え続けている。
 それでも日々は過ぎていくし、その中で多くのことを学べるのだ。
そんなある日。
 コレットさんは夜の祈りを終えたあとに私を呼び止め、
「フローラ。明日は私と共に修道院から出てもらいます」
「はい。どちらまででしょう?」
「オラクルベリーまで」
「……承知しました」
 私の返事をコレットさんはいつもと変わらない表情で受け止めた。
−ー修道院UPART1おわり

73 :
作中に描写されていないフローラの修道院生活を妄想してみました
フローラは周りの人からは一見完璧にみられがちだけど
脆さや、孤独感を内面に抱えてる。しかし、それを跳ね返そうとしている前向きな心
そういう複雑な心の葛藤や見た目とのギャップ。人間フローラに焦点を当てて自分なりにイメージしてみました
74 :
あぼーん

75 :
オラクルベリーは、華やかな街だった。
サラボナのように美しいのでも、記憶の中にあるラインハットのような重厚さでもなく、ただひたすらに華やかだった。
 街の中央にあるカジノに、ある者は一攫千金を、ある者は娯楽を求めて集う。
新しく、勢いのある街。
 そして同時に私が見たことのある中で、最も貧富の差が顕著な街だった。
そうした差を包み隠すことをせず、むしろ逆にただひたすらに実のみを求める。
 一晩で、全てを失い、全てを得ることが出来る街。
 それがオラクルベリーという街だった。
それは商人にとって、あるいはその娘にとって、一つの理想郷だということは理解できる。
 ジャンルが娯楽というだけで、何の制約もなくただひたすらに利益のみを求める事が出来るという事実は、商人として喜ぶべきことなのだ。
――けれど、シスターとしてはどうなのだろう。
その街に、コレットさんは修道院の活動資金を引き出しに来ていた。
 オラクルベリーには銀行があり、その口座に修道院への寄付など、活動資金が振り込まれているからだ。
 その銀行で、私はコレットさんの後ろについて職員とのやり取りを聞いていた。
 職員はコレットさんを信用せずお金を出すのを渋っていた。
 コレットさんは、その職員に辛抱強く話し続けていて、その職員が上役のところに話をしに行った。
 そのタイミングで、私はコレットさんに声をかけた。
「シスターコレット。私は外で托鉢を行って来ましょうか?」
「ええ。お願いします」
 ――多分、私の家の名前を使うとか、私の口座からお金を出すことが出来ればこんな苦労はしない。
 それは私にも分かっているし、コレットさんも分かっているはず。
 けれど、それをしなかったのは”普通のシスター”がどのような苦労をしてお金を手にしていて、どんな風に人々に分け与えているのかを教えたかったからではないだろうか。
 その気持ちを無視しないためにはどうすればいいのか考え、私は街に立った。
人や馬車の多い通りで、声を上げる。
「修道院に寄付をお願いします。
 家を失った人々を救うために、お願いします。
 彼らに一杯の粥を与えるための寄付をお願いします」
 寄付を求めて身形を整えた人々に声を掛ける。けれどその多くは聞こえない振りをする。
 身なりの良い人々は馬車に乗っているか、側仕えの人に遮られて近づく事さえ出来ない。
 当然だ。
 

76 :
 当然だ。
 私も父も、教会に寄付をする事はあっても、こんな風に托鉢をしている人にお金を渡したことがない。
 自分がしたことがない物を、他人に求めるなんて、虫が良すぎる。
――それでも、私に出来ることは声を張り上げ続けることだけだ。
 
「なあ、シスターさん。ここは駄目だよ」
 不意に、後ろから声をかけられた。
 かぎ裂きの出来た服に身を包み、汗と油で汚れた顔をした男の人が立っていた。
「ここら辺は、駄目だよ。あっちかあっちの方じゃねえと」
 そうしてその男の人が指さしたのは、人々が住む住宅街と街の中央にある巨大なカジノだった。
「ここら辺じゃあ何にもくれねえさ。第一馬車の通りが多すぎて危ねえよ」
「どうして、そんなことを?」
「あんたあの海沿いの修道院のシスターさんだろ? 姿を見れば分かるさ。 
 あの修道院でしばらく俺はお世話になったからさ。
 おっかないシスターさんは元気かい?」
「……シスターコレットのことですか? あの方ならいま銀行に行かれています。良ければ案内いたしますが」
「そんな名前だっけな。ま、元気なら良いさ。顔を出すと叱られちまいそうだからやめとくよ」
「こちらでお仕事をされているのですか?」
「まあね。カジノの裏側で機械の手入れなんかをしてるよ」
「大変なお仕事ですね」
 一日中油に汚れ、体力を使うような仕事だ。決して楽なものではない。
「ああ、確かにな。でもまあ、ラインハットにいた頃に比べればずっとマシさ」
 そういうと、男の人は籠の中にお金を入れた。
 見るからに生活が楽ではないのに、一度の食事分以上の額を。
「……貴方に、神の導きがあらんことを」
「ありがとさん。シスターさんもな」
その言葉に感謝しつつ、私はカジノの側に移動した。
 そこでは確かに多くの人が居て、カジノに出入りしていた。
 そして、その内の何人かは懐を温かくして帰路についているのだろう。
あの男の人の助言通り、そういう人が寄付をしてくれた。
 
――そして修道院を出たものの、仕事を得られなかった人々もそこにいた。
 考えてみれば当たり前の話。
 托鉢を行いやすい場所というのは、当然そういう人々が集まりやすいということだ。
 
 その中に、知った顔が無いことに感謝しなければいけなかった。
もし知った顔があったとき、私はどうすればいいのか分からないのだから。

77 :
※※※※
 日が傾いてきた頃。
そろそろ寄付を終えようと思い、手にしていた籠に目をやると、大通りで托鉢を行うよりは大分多い額を手にすることが出来た。
 これ以上ここにいるのは、誰にとっても幸福な結果を生まないだろう。
 ……道の暗いところに服をはだけた女性の姿を見かけるようになってきたのだから。
 とはいえ、コレットさんと合流しなければ話にならない。そう考えて、銀行に足を向けようとしたら、そちらの方からコレットさんが歩いてくるのが見えた。
「ここでしたか、シスターフローラ。探しました」
「申し訳ありません、シスターコレット。今、銀行に向かおうとしていました」
「いえ。
 場所を指定しなかった私の落ち度です。それで、寄付は集まりましたか?」
「はい。これだけの額を」
 そう言って籠の覆いを外そうとしたら、それを手で制された。
「それは後で構いません。では、参りましょうか」
 そういうと、コレットさんは普段よりも少し速い歩みで足をすすめた。
私はその背中に遅れないように急いで歩く。
コレットさんは歩みを止めることなく、かといって急ぐこともなく、その少しだけ速い速度で歩き続け、その場を離れた。
 その背に声を掛ける。
「買い出しは、どうでしたか?」
「まだ出来ていません。こうなっては、明日の朝に馬車を頼んで、荷物を積み込んで帰った方が安全でしょう。その旨は連絡しておきました」
 確かに、今の時間からオラクルベリーを出て、修道院に向かうのでは日が落ちるより早く着けるかどうかは微妙なところだ。
 そうなれば、野宿をするしかない。
 女2人が、修道院の活動資金を持ったままで。
 それはゾッとする想像だった。
 それぐらいなら、荷物をしっかりと積み込んで明日の朝修道院に向かった方が安上がりだ。
 となると……。
「大きなものは、麦袋の買い付けですか?」
「ええ。先にその籠は宿を取って、預かってもらいましょう」
「分かりました。それと買い付けには同行しても?」
「構いません」
 それから私達はオラクルベリーの門の近くにある宿を取り、食料の買い付けを行うために市場へと向かった。
 
 オラクルベリーの食料市場は、賑わっていた。
 ただそれは商人の娘として見ても、あまり歓迎の出来ないにぎわい方だった。
ポートセルミで船着き場の側で出来る市場の喧噪も、ここに比べれば平和なものだ。

78 :
 あちらは物珍しさに遊山が出来るような雰囲気なのに対して、ここの市場のにぎわい方は伐としている。
 ポートセルミには他人の財布をかすめ取ろうとする人が居たが、オラクルベリーの市場では、奪い取ろうとしているかのように鋭い眼光をかけられる。
 これでは、私が寄付されたお金を持って歩いていたら、すぐに奪われてしまっていただろう。
 そしてそんな場所で店を構えている店主は、いかに安く買いたたき、高く売りつけるかだけを考えている。
 ――少なくとも、私とコレットさんが買い付けを行おうとしたときには、コレットさんと顔なじみのはずの店主は三度ほど計算を高い方に間違え、麦袋の数を二つほど数え間違えそうになっていた。
そのことを私は一々店主に指摘をしなければならなかった。
「シスターコレット。いつもこのような様子なのですか」
「店主の間違いがですか?」
「……そうです。あれはもう間違いではなく、故意にやっているとしか。出来れば、明日の麦は全て抜き取り検査をしたいところです」
 麦の質を落とされたり、混ぜ物をされている可能性が高すぎる。
「ですが、あの店以外では修道院の買い付けは出来ないのです」
 コレットさんから出たのは驚くべき言葉だった。
「私があんなに口出ししても良かったのですか?」
「ええ。あの店は、修道院に納入しているという実績で名を売っていますからね。
 他の店に流れられて困るのは、あそこも同じですから」
 納得した。多少嫌な想いをしても、店として修道院との取り引きを止めるわけにはいかない事情があるということか。
 ――けれどそれでは。
不意に、他人の慈悲を求めて街に立っていた人々のことを思い出す。
例え修道院にいる人達を救っても、彼らを助けることが出来ないのだという事実に気づいてしまった。
 修道院をどう変えても、”その先”にいる人達を救うことが出来ない。
 だとしたら……。
それらを少しでも変えようと思った時。
 私に考えつき、出来ることはお金を使うことだけだった。
「私は、あの人たちを助けたい」
 救いを与えるのではなく、貧困から抜け出せる場所と機会を与えたい。
 私にはそれが出来る。
――そして、私にはそれしかできないのだ。
「シスターコレット。修道院に戻ってから故郷や知人にに手紙を書いてもよろしいでしょうか。
 それも何通も」

79 :
「分かりました。紙やインクは用意しましょうか?」
「お願いします」
忙しくなるが、私はそのことに不思議と高揚を感じていた。
それは、やるべきことを見つけられた高揚感なのだと宿に戻ってから気づいた。
修道院UPART2ーーおわり

80 :
主人公との恋愛話では無いので期待している人は少ないでしょうが、また気まぐれに投下いたします。
81 :
あぼーん

82 :
↑マホカンタ
この話は本編とは無関係であり、本編中のキャラクターが崩壊して居ても気にしてはいけません。それを恐れられる方は是非飛ばして下さい。お願いします。
 作者の中の人が本編のシリアス展開に飽きて、もとい気の迷い……でもなく何となあわわ――。まあ、ソノなんですか。そう、息抜き!
 息抜きで書いたものです。
 要するに某エニクス系コミックの表紙裏4コマ。
 あのノリで読んでいただければ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
Q.3人の女性に聞きました。
『もし夫が浮気をしていて、それを絶対に許せないと感じたとき、貴女はどうしますか?』
A.Bさん仮名(2×歳)の答え
「そうですね、わたしだと夫にそのことを指摘して、大げんかをすると思いますね。
 こう、家一軒が無くなる感じで。
 え? メラゾーマだと家一軒じゃ済まない? ……なら街一つ潰す勢いで」
 
A.Dさん仮名(●●歳)の答え
「はぁ? そんなことあるわけ無いわ。小魚が?
 ……ああそう。仮定として考えれば良いわけね。
 そうね。まず始めに全部の財産を慰謝料として没収してから、小魚が行く先々でその情報を持った人間を配置するわね。もちろん、どんな仕事に就いてもそこで後ろ指を指されるようにするわ。それからその様子を克明に記録させて報告させるわね。
 ――そう、最後の最期までね」
 
A.Fさん仮名(2☆歳)の答え
「私なら、その方をお招きしてお茶会を開きますわね。
 手作りの料理と、取って置きの茶葉を用意して。あ、忘れてはいけないのは”新鮮なアーモンドの匂いのする粉”ですわね。
 これを私と夫のカップに入れ忘れてはいけませんわ。
 それから、きちんと瓶を拭いて、相手の女性にサプライズプレゼントとしませんと。
 え? その白い粉の効果? 嫌ですわ。そんな分かり切っていることを聞くなんて。
 それは質問ではなく確認ですわよ。●●●さん」
『はい、回答者の皆さんありがとうございました。
え、マジで? これから選ぶのかよ。やべぇよ。こんなのどれも核地雷じゃねぇか。
 とやべ。入りっぱだった。
 オホン。
 これを読んだ男の子の諸君。浮気をする時は気をつけてね☆
 じゃないと破滅しかないよ!』

83 :
3人
「弁解は無いわけね」「ふぅん?」「あらあら」
その後質問者の姿を見たものは居ない。
終わっとけ。

84 :
とりあえずまあ乙です
とりあえずまあフローラちゃん可愛い

85 :
フローラみたいな花嫁修業したお嬢様が嫁に欲しいよ
フローラを選んだ場合、封印のほこらのつぼの色を見に行くイベントが有るがあれ良いね。自分は後々のことを考えてフローラが復帰してから、ブオーンを家族だけで倒しました。
ルドマンに対してちょっと拗ねるフローラの台詞カワユス

86 :
>>81
同感

87 :
↑マホカンタw
フローラとのは青年期、サラボナの町。お金持ちのルドマンの娘として登場。一つ前のほこらの情報から、
8年間修道院で花嫁修業していたらしい。容姿端麗でおしとやか。誰からも愛されるスーパーお嬢様。一目惚れで今やフローラしか選べない

88 :
雑音も気にならなくなるほどフローラの可愛さはいつまでも変わらないな

89 :
一応名前伏せてあるが>>82の内容はキャラを叩いているように
感じる人もいるかもな。

90 :
フローラを選択して何年になるか‥‥
SFC時代からだが…色々障害も有ったけど
フローラに対する熱はそんな雑音や障害も乗り越えさせてくれるな
91 :
あぼーん

92 :
そして改めてサラボナに・・。
ついたときには夜でしたが、リリアンを追ってフローラが現れます。さらには町の人も昼間と同じようにしています。イベント上必要なのでしょう。夜だったら普通に何もおきなくてもいい気がしますけど。
さてさて、急遽富豪ルドマンの娘、フローラの結婚相手の争奪戦へ参加することになりました。条件はこの大陸にあるというほのおのリング、みずのリングという二つの指輪を手に入れることだそうです。
まずはほのおのリングがあるという南東の死の火山へと歩を進めることに。
険しい山を越えて死の火山へとたどり着くと、溶岩洞窟が広がっています。そこにはともにルドマンの屋敷へと姿を見せていた、フローラの幼なじみ、アンディの姿もあります。
まずは宝箱探しです。
構造はだいぶ覚えているので、幾多のアイテムやゴールドを手に入れながら進んでゆくと、途中でキメラのメッキーが仲間になりました♪ コドランを外して加入です〜。
ベホイミで回復を繰り返してゆきますが、ホイミン、主人公、ピエールのMPが底をつきかけて、大変苦しい戦いになっていきました(汗
ですが、ボスの手前で回復ポイントを発見♪
神様っているんですね〜(^^
さて、いざ・・ようがんげんじん×3との戦いです。回復ポイントを出て北の階段へと歩を進めます。途中で出てくるモンスターを蹴散らし、蹴散らし、蹴散らし♪
「メガンテ」
Σ(▽ ̄;;
え〜ん(T T
いきなり主人公、ピエール、プックルと主力3人が死亡です。
ほのおのリングへと続く階段の手前の出来事なんですけど(汗
やむをえませんので、メタルキングの剣を限定解除です(T T
幸い馬車メンバーの装備は整えてあったので、主人公やピエールからてっかめんやマジックシールドを剥いで急場を凌ぎます。
そしてホイミン、スラリン、メッキーの3人でいざようがんげんじんへと挑みます〜!
まずはスラリンがスクルトで防備を備え、メタルキングのけんを装備したホイミンと素手にも関わらずはがねのキバを装備したスラリンと同等の攻撃力のメッキーの打撃で削りまくりです。
意外と、思いのほか攻勢で進めることが出来ましたね。メタルキングのけんは要らなかったかもしれません。
ほのおのリングを入手です。
さて、帰ろうにもリレミトの使えるスラリンはやられてしまいました(汗
ですがなんと、変えるために脱出経路を進んでいると、メッキーがレベルアップでリレミトを覚えてくれました♪

93 :
運がいいのやら悪いのやら(笑 脱出後はキメラのつばさでサラボナへ帰還〜。
仲間モンスターによって主人公は蘇生させられ、教会でメガンテに散ったピエールとプックルもよみがえらせます〜。
ルドマンにほのおのリングを渡すと、お次はみずのリングです。町の外に泊められた船に乗って北の山奥の村へと向かいます。
そしてビアンカ、ダンカンの親子との再会。主人公はビアンカを伴って水のリングのある滝の洞窟へと進みます。
余談ですが、ビアンカ宅に止ま
った際、ダンカンにビアンカが実の娘ではないことを打ち明けられるのです。フローラと結婚するつもりだったのですが、ちょっとこれには揺らぎました(−−;
さて、滝の洞窟の滝のグラフィックは、壁面とのコントラストもあいまってとても美麗です。
メッキーを外してビアンカを入れているのでかなり苦戦気味でしたが、エルフののみぐすりを一個使って何とか水のリングを入手♪
いよいよ、結婚です。
サラボナのルドマン宅に向かうと、早速フローラとの式を進めようとしますが、フローラはビアンカの姿を気にとめて、1晩主人公に選択の時間が与えられます。
そして翌日、主人公は二人の女性の片方を選ぶことに。ルドマンやお手伝いの女性に話し掛けるとちょっと面白いです(笑
それはおいといて♪ フローラにプロポーズすることに♪
早速式の始まりです。
主人公がルドマンに頼まれ、やまおくのむらのよろず屋からシルクのヴェールを受け取り、それを別荘で身支度をしているフローラに渡すと、別宅の前にヘンリーとマリアが現れます。
そして教会へ向かうと、結婚ワルツの曲とともに式の始まりです♪
ヘンリー、マリア、ビアンカ、ルドマンらの祝福の中、指輪の交換をしたふたりは口付けをかわします。
翌朝、フローラが主人公のたびについていきたいとのことで、ルドマンの許しを得る為に屋敷へ。
すると山奥の村の西にあるほこらにある、つぼをみてくるように頼まれますので、フローラを伴って船で向かいます。
って、フローラが役に立つかどうかの道中なのに、途中で敵に一匹も会わなかったんですけど(汗
無事フローラの同伴が許可され、ポートセルミの船を自由に使えるようになります。そして家宝、てんくうのたても入手です。
まずは船に乗って南下し、砂漠の城テルパドールへと向かいます。
勇者のともをした仲間の子孫が治めるこの国には、屈強な戦士たちによっててんくうのかぶとが守られています。

94 :
どうやら祖先というのは、IVのミネアのようです。さらにミネアとマーニャは、VIのミレーユの子孫だそうで。そしてテリーはエスターク(?)(−−;
さて、砂漠の国ながら地下には庭園が広がっています。
そこにあらせられる女王様に話を聞くと、主人公になにか感じるものがあるらしく、勇者の墓へといざなってくれます。
ここにあるてんくうのかぶとをかぶってみますが、残念ながら主人公には装備できません。微妙な不満としては、主人公がてんくうのつるぎ、たてを持っているのですから、それとの絡みを描いてほしかった気がします。まあ二つは預かり所に預けてある場合もあるでしょうけど。
庭園に戻った女王と主人公が話を進めると、主人公の身の上を聞いて、父パパスは東の国グランバニアの王ではないだろうか?という話を聞くことが出来ます。このときの女王の語り口調、かなり好きです♪
その話にしたがって、主人公らは一路東へ。
途中でメダル王の城へといってみると、ちいさなメダルが13枚貯まっていました。ここでは交換せず、ネッドの宿屋へと向かいます。一泊、セーブした後にグランバニアへの山越えです。
山ではドラゴンマッド、メッサーラ、ミニデーモンなどが仲間になりますが中継点のチゾットまででは仲間に出来ませんでした。残念なところです。
ですがはぐれメタルを一匹、毒針の急所攻撃で倒すことが出来たので、経験値がたんまりと、です♪
チゾットへとたどり着くと、フローラが急に倒れこんでしまいます。一晩宿を借りてやすむと回復しますが、心配なところです。
残りはグランバニアまでの道を降りるのみ、しかし宝箱にミミックが多いですね〜。5個くらいあけて、一度ザラキを食らってピエールと主人公が死んでしまいました。
幸いなことにメダル王の島にいった際に、キングスライムが世界樹の葉を落としていたので、主人公を復活→ピエールにザオラルで事なきをえましたが。
山の洞窟の出口近くでは、少し前にサンチョがここを通ったという情報を聞くことが出来ます。いよいよ、故郷グランバニア城へと到着です。
父パパスに代わって、弟で主人公の叔父となるオジロンが王を務めているらしいです。
サンチョは城外の小屋に住んでいるので尋ねてみると、感動の再開・・☆ 主人公らはサンチョに伴われて王座へと進んでゆきますが、たどり着いて話を進めたところで、フローラが再び倒れてしまいます。

95 :
看病してくれたシスターの話によると、なんとおめでた♪ フローラの妊娠がわかります♪ ということは、プレイ時間にするとたった数時間のように思えたサラボナからグランバニアまでの旅は、
数ヶ月ということでしょうか?
これから王家の印なるものも手に入れなくてはならないのですが、それが終わるともう子供が生まれてしまいますから、印を
取りに行くのも結構かかってるのかな〜。グランバニアについてはじめて妊娠がわかるということは、そんなにおなかは大きくなってないんでしょうし。とりあえず謎としておきます。
そうそう、メダル王の島にいってみると、メダルが25枚も貯まっていました。グランバニアまでの道中だけでそんなになるんですね〜。
さらに、ここでしばらく粘って戦っていたら・・キングスライムが仲間になりました♪ この時点で仲間にしたことってないので、かなり役立ちそうです〜。
ドラクエVのモンスターって、仲間になって即戦力になれるのが多いですよね〜。VIはランプの魔王とボストロールを除いたら、人間を超えられるのすらいませんから、
Vはとにかく、やっていて楽しいんですよね。ストーリーを知っていてもなお、幾度も楽しめます。
あと馬車を手に入れてから、2人目3人目のキャラはもう曲がるときなんて海の上を通過したり(^^; ある意味慣性を無視したアクロバティックな動きなんですけねw
つづく?
96 :
あぼーん

97 :
SFC版で人目惚れしてからずっと嫁はフローラだなあ
DSで追加されたお姉ちゃんも可愛い。この姉妹最強だな

98 :
青髪碧眼お嬢様はなにが起ころうと、永遠に不滅だから別に良いんだけどね。
99 :
あぼーん

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