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2012年2月ニュー速VIP80: P「記憶喪失ですか?」 (550)
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FEZおもすれ(^ω^;) (232)
P「記憶喪失ですか?」
- 1 :12/02/15 〜 最終レス :12/02/16
- ネタが枯渇した
- 2 :
- ポンキッキ?
- 3 :
-
P「自分がプロデューサーってことは覚えているんですが、アイドルたちのことがさっぱりで」
小鳥「ずいぶん都合がいい、記憶喪失ですね」
社長「私も昔なったことがあるよ。とりあえず、彼女達に知らせて置いたほうがいいだろう」ぴぽぴぽ
P「えー、それって逆に不安を煽るんじゃ…」
社長「ボロが出るよりはいいだろう?もうみんなに知らせてしまったよ」
- 4 :
- 書いてくださいお願いします
- 5 :
-
P「…(いやな予感がするなぁ…)」
ガチャ
春香「おはようございます!プロデューサーさん!記憶喪失って聞きましたけど、私のこと覚えてます?」
P「…すまん。全く覚えてない…」
小鳥「はい、プロフィールファイル」
P「どうも。えーと君は…天海春香さん?」
春香「はい!そうです。でもさん入りませんよ!プロデューサーさん」
- 6 :
- P系は総じて糞
- 7 :
-
春香「あっ!プロデューサーさん。ちょっとお話が…」
P「何かな?今の俺じゃ、真面に対応できないと思うけど」
春香「ここじゃなんですから」ぐいっ
P「うわっ!」
春香「プロデューサーお借りしまーす」
社長「」ニヤニヤ
小鳥「…」
- 8 :
-
春香「ここなら誰も来ませんね」
P「えーと…それで話っていうのは…」
春香「あの…私と…///お付き合いしてるのってやっぱり忘れてます?///」モジモジ
P「…付き合いって俺と君が恋人同士ってこと?(何かかわいいぞ、この子)」
春香「はい」
P「…すまない。覚えない…」
春香「そうですか…」
- 9 :
- ほう
- 10 :
-
P「ごめんなさい」
春香「いいんです!気にしてないと言えば、嘘になりますが
でも記憶が無くなろうとプロデューサーさんが、私の彼氏であることには変わりないんですから」
P「天海さん…」
春香「春香!以前のプロデューサーさんは私のこと下の名前で呼んでたんです。だから…」
P「春香」
春香「プロデューサーさん!」ダキ
P「俺頑張って君のこと思い出すよ」
春香「はい!でも…」
- 11 :
-
春香「記憶が無くなっても、これから一生戻ることが無くても、プロデューサーは私の彼氏なんですから
今はそれを覚えて置いてくれるだけで、私は幸せです」
P「春香…(これは一刻も早く記憶を取り戻さないと)」
春香「じゃあ戻りましょうか!今日のお仕事頑張らないと」
戻って
小鳥「春香ちゃんと何話してたんですか?」
P「まぁ色々と(さすがにアイドルと付き合ってるとは言えないな。二人っきりで話したってことは多分皆に秘密してるって事だし)」
P「とりあえず、このファイルに目を通しておかないと」
ガチャ
美希「おはようなのー☆
プロデューサー記憶喪失ってホント?」
- 12 :
-
P「うん、そうなんですけど…えーと君は……あった!…星井美希さんかな?」
美希「あはっ!やっぱプロデューサーは美希のこと覚えててくれたんだ
でもさん付けは要らないの。美希って呼んで!」
P「いやー、このファイルにある。写真と名前で…ほらこれ」
美希「なーんだ…あっ!プロデューサー!
ちょっと来て欲しいの」ぐいっ
春香・小鳥「…」
- 13 :
-
P「あわわ(また二人っきりか)」
美希「…ハニー」
P「?」
美希「やっぱり、記憶喪失みたいだね」
P「ん?ん?」
美希「プロデューサーと美希が二人っきりの時は、美希がプロデューサーのことハニーって呼ぶの」
P「そ、そうなのか?」
美希「ハニー…美希と付き合ってるってことも忘れちゃったの?」
- 14 :
-
P「え?(これってまさか…二股!?)」
美希「…やっぱり忘れてるの」
P「ごめんなさい(二つの意味で)」
美希「謝らなくていいの…けどいつものようにキ、キスはして欲しいな///」
P「え?え?き、きす!?」
美希「ハニーは毎日ここで美希とキスしてるの///
これはたとえ記憶がなくなっても絶対事項なの///
さぁハニー…」
P(おいおい、俺最低すぎだろ。アイドルと付き合いしかも二股って…)
- 15 :
- 見覚えがあるな。つづきか?
- 16 :
- しえ
- 17 :
- >>15
続きだけど>>1に書いてあるように…
- 18 :
- これ見たことあるぞ
- 19 :
-
P「…(記憶がなくなったってことはある意味チャンスかもしれない)」
美希「ハニー?」
P「…ごめんなさい。美希さん」
美希「ハニー?美希さんじゃないよ。美希なの」うるうる
P「…美希、記憶がない今、キスはできない(涙目かわいいなぁ)」
美希「なんで?なんで?」グスン
P「記憶が戻ったら、ちゃんとするから、今は待って下さい。気持ちの整理がちょっと…」
- 20 :
-
美希「そんなのってないの。ハニーの記憶が無くなろうと美希とハニーの関係は変わらないの」
P「うぅ、だけど…」
美希「…わかった。今回は我慢する。
けど、美希とハニーがラブラブってことは忘れないで欲しいの」
P「はい…」
美希「じゃあ、美希お仕事に行ってくるの」
P「あーうん、いってらっしゃい」
美希「と見せかけて空きありーなの☆」チュ
P「」
美希「じゃあ、行ってくるね!ハニー///」
- 21 :
-
P(おいおい、キスしちゃったよ。今の俺の記憶では、これがファーストなんだが…まぁ慣れたもんなんだろうなぁ)
小鳥「プロデューサーさん!プロデューサーさん!」
P「はっ!な、なんですか!?」
小鳥「何ボーとしてるんですか。まさか美希ちゃんと何かあったんですか?」
P「な、何言ってるんですか!?何もないですよ!ただ記憶を思い出そうと…」
小鳥「そうですかぁ?まあ無理に思い出さなくても、戻るときは戻るし、戻らないときは戻りませんよ」
- 22 :
- やよいかわいいよやよい
- 23 :
-
ガチャ
真「プロデューサー記憶喪失って聞きましたけど」
雪歩「大丈夫ですか?」
小鳥(この子達今日はオフのはずなのに…)
P「あぁうん、記憶以外は大丈夫です(男の子と女の子か)」
ガチャ
あずさ「おはようございます」
P「おはようございます」
あずさ「あのぉ〜プロデューサーさん記憶を」
P「はい、このファイルを見ないと全然でして」
- 24 :
- 続きからじゃなくて最初から書いてるのか
- 25 :
-
P(えーと男の子の方は…ん?ん?この子女の子か!菊池真か。
で可愛らしい女の子は萩原雪歩。
最後に入って来たお胸のデッカい女性は三浦あずさ)
あずさ「あの〜プロデューサーさん。来て早々あれなんですが、私ドラマの撮影があるので、現場まで送って貰えますか?
確か記憶がないのはアイドルの私達だけだと聞いていたので」
P「あっはい、地理は多分大丈夫です。場所さえ分かれば」
あずさ「○×公園なんですが」
P「…大丈夫です。では行きましょうか」
- 26 :
- >>24
続きからの方がいい?
- 27 :
- 俺はどっちでもいいが
前スレ見てないのも多いだろうから最初からのがいいかも
- 28 :
- >>27
あい
- 29 :
- >>26
どっちでもいいからとっととなんとやら
- 30 :
-
真「あっ!プロデューサー、僕も付いて行きます!」
小鳥「こらこら、ダメですよ。仕事の邪魔しちゃ
今日は真ちゃんと雪歩ちゃんはオフでしょ
せっかく事務所に来たんだから、掃除くらいして欲しいなぁ〜」
真「ボクはプロデューサーを心配して…」
雪歩「真ちゃんお仕事なら仕方無いよ。それにプロデューサーが帰ってこないわけじゃないんだから、
その間、掃除とかして待ってようよ。ね?」
真「チェッ、まあ仕事の邪魔はいけないけどさ
仕方が無い。掃除して待つか…」
- 31 :
-
車の中
あずさ「本当に私達の記憶だけスッポリ抜けているんですね」
P「ははは、面目ないです」
あずさ「…敬語」
P「へ?」
あずさ「プロデューサーさん、私と二人っきりのときはいつも敬語使わないんですよ」
P「そ、そうなんですか?(何だか雲行きが…)」
あずさ「ほらまた」
P「そうなんだ?」
あずさ「それにプロデューサーさんはいつも皆の前では私のことあずささんって呼ぶんですが、
二人っきりのときは、あずさって呼んでくれます」
P「それってつまり…」
あずさ「私と恋人同士ってことやっぱ忘れてますよね?」
P「」
- 32 :
-
P(俺って肉食系男子なんだ…その割には罪悪感しかない…)
あずさ「別に無理に思い出さなくてもいいんです。ただ私がプロデューサーさんの彼女であること、それだけは…
やっぱりダメでしょうか?
記憶が無くなったプロデューサーさんはもう私の彼氏では無いのでしょうか?」
P「いえ、そ、そんなことは…(目に涙が…今からドラマの撮影なのに)」
あずさ「プロデューサーさん…」
P「はい!なんです…なんだい?あずさ」
あずさ「愛していると言って貰えませんか?今はそれだけが…」グスン
P「…愛しているよ。あずさ」
- 33 :
-
あずさ「プロデューサーさん!」
P「ごめんな。あずさ今はこれが精一杯なんだ。本当ごめん」
あずさ「いいんです。それだけ聞ければ、充分です」
P「そうこうしている内に着いたな」
あずさ「プロデューサーさん。私、調子に乗ってもう一つお願いしたいんです。
これが叶ったら、今日のお仕事絶対うまくいくと思うんです」
P「…俺にできる範囲なら(まさか…)」
あずさ「では…///手を…手を握って下さい///プロデューサーさん」
- 34 :
- みんなあざといよぉ
- 35 :
-
P「そんな事でよかったら」ギュッ
あずさ「やっぱり大っきいですね///」
あずさ「…名残惜しいですけど、そろそろ時間なので、私行きますね」
P「おう、頑張ってこい」
あずさ「では、あっ!プロデューサーさん私仮にプロデューサーさんの記憶が戻らなくても、プロデューサーさんこと愛していますから。
それだけは忘れないで下さい」
P「ああ」
- 36 :
-
車の中
P(俺最低じゃないか。三股って…)
P(よくバレなかったな。あぁでも、もしかしたら付き合い始めたの、最近かもしれないし)
P(記憶があったときの俺ってやっぱ今の俺と違うのかな。今の俺なら三股なんて考えられん)
ブーブー
P(メールか?)
- 37 :
-
響メール「プロデューサー、記憶喪失だって?頭、大丈夫か?心配だぞ」
P(我那覇響誰だ?この人。記憶ないってことはうちのアイドルであることはまず間違いない。
しかし、頭、大丈夫ってどっちの意味だ?
)
P(とりあえず、『記憶はないけど、頭は大丈夫です。』これでよしと)
ブーブー
P(返信はや!って今度は違う人か)
- 38 :
-
貴音メール「貴方様、話があります。ラーメントンコツにてお待ちして居ります。
もちろん、一人で来て下さい」
P(四条貴音…この子もアイドルか
ラーメントンコツ…ああ、あそこか
しかし昼飯時にはまだ早い気が)
P(まあ、一応、記憶にないアイドルとは一度話して置いた方がいいしな『了解しました』)
ラーメントンコツ
P(さて、よくよく考えたら、顔がわからないんだった。
あのファイル置いて来ちゃったし)
コンコン
P「わっ!」
貴音「貴方様」
- 39 :
-
ガチャ
P「四条貴音さんですか?」
貴音「?…ああ、記憶を無くされていたんですね。確か」
P「そうなんです。だから君のことも…」
貴音「…そうですか…では失礼して」スッ
P「ん?」
貴音「えいっ」トン
P「ん?ん?(チョップ!?)
- 40 :
-
貴音「…思い出しましたか?」
P「ごめんなさい。全く…」
貴音「そうですか。記憶喪失を治すには喪失した時と同じショックを与えれば治ると聞きましたが、
あれは迷信だったのでしょうか」
P「うーん、俺の場合、君達の思い出を話してくれた方が良いのかも…」
貴音「思い出…ですか?」
P「うん、というかここで話すのもなんだし、店にでも入ろうか」
- 41 :
-
貴音「そうしたいのは山々なのですが、今日は店じまいだそうです」
P「こんな時間に!?」
貴音「はい…どうやら在庫がもう無いとか」
P「そうなのか、それは残念だな。ここ美味しいのに(発注ミストかかな?)」
貴音「はい、非常に残念です」
P「んじゃ、車の中で話そうか」
貴音「はい。では失礼します」
- 42 :
-
P「…」
貴音「…ふふふ」
P「な、何?どうしたの?」
貴音「緊張なさっているのですね」
P「そ、そうかな?」
貴音「はい。とっても新鮮です。いつもと違う雰囲気を感じます」
P「ははは、まぁ記憶無いしね(そりゃそうだろ。
なんたって三股するぐらいの度胸持ってんだから、褒められたもんじゃ無いけど)」
- 43 :
-
貴音「…貴方様、記憶がないないというのはその…あのことも忘れているのですね?」
P「あのこと?ごめんなさい。思い出せないです(まさか…な。さすがにな?)」
貴音「…」
P「四条さん…?」
貴音「貴方様!」ダキッ
P「!?」
- 44 :
- ペースが速くてよいです
- 45 :
-
P「あの〜」
貴音「少し…」
P「?」
貴音「もう少しこのままで」
P「…えーと、そのままの状態でもいいから聞いて欲しいんだけど、いや、俺の勘違いかもしれないんだけど、
俺と君って、その、付き合ったりなんかしちゃったりして…?」
貴音「…!?貴方様///」
P「えっ!?」
貴音「…はい///そうです。私と貴方様は…もう契りを交わしな仲なのです」
P「」
- 46 :
-
P「…(四股…?色情狂?色キチガイ?おいおい、肉食系男子も真っ青じゃ無いか、
いや最近の肉食系はここまでやるのが普通なのか?)」
貴音「貴方様…」ジー
P「四条さん…(やばい、他人事のように思えて来た)」
貴音「貴音…そう貴方様はいつも私を呼びます。ですから」
P「貴音…そろそろいいかな」
貴音「…あっ!私とした事が、申し訳ございません」
P「いやとかじゃ無くて、そのほら、記憶無いし、あまり実感が持てないというな(てんぱってるなぁ俺)」
- 47 :
-
貴音「…はい、そうですね」
P「とりあえず、事務所に戻ろう(残念そうな顔しないでよ四条さん)」
貴音「貴方様…貴方様が記憶が無くても私にとって貴方様は貴方様です。
ですから、貴方様が今後、記憶を居り戻す事が無くても、私は貴方様のそばにいます。
だから、貴方様…無理だけはどうかなさらずに」
P「わかりました。ありがとうございます。しじょ…貴音」
事務所
P「只今戻りました」
小鳥「お帰りなさい。!貴音ちゃんおはよう!」
貴音「おはようございます。小鳥嬢」
亜美「あっ!おはよう!お姫ちん!
おかえり兄ちゃん、記憶喪失だって!?亜美の事も忘れちゃったの?」
- 48 :
- C
- 49 :
-
P「あーうん、そうなんですよ。ごめんなさい。ファイル見れば、分かると思うんですけど」
亜美「ごめんなさいだってププ〜
兄ちゃんおっかし〜
ねぇ真美真美来てみぃ〜。面白い兄ちゃんが見れるよ」
真美「あっ、に、兄ちゃんおかえり」
P「た、ただいま。えーと(ファイル、ファイルっと)」
貴音「これですか?」
P「それそれ、ありがとうございます。」
小鳥(私の存在意義が…)
- 50 :
- ここら辺までは見た
- 51 :
- 支援ぬ
- 52 :
-
P(何だかんだあって、菊池さんと萩原さんがコンビニから帰って来て、
そして四条さんはお仕事の方へいかれまして、
今こうして萩原さんと菊池さんと双子の双海さん達とで俺の記憶を取り戻すために、
色々話をしているわけなんだが)
P「記憶なくす前と後で、何か変わってる事無い?性格とか」
亜美「んーとね。何かビクビクしてるかな。怯えているっていうな。後、よそよそしい。
まぁ記憶が無いから仕方無いけどね」
P「なるほど(ビクビクしてるのは仕方無い。だって四股してるんだもの)
ガチャ
響「おっはよー!プロデューサーいるか〜?」
- 53 :
-
小鳥「響ちゃんもうすぐお昼よ。プロデューサーはあっちのソファで皆と記憶復元中よ」
響「わかった!皆〜おはよう!」
真・萩原・真美・亜美「おはよう!」
P(えーと、この子は我那覇響。メールをくれた子か)
響「むっ!プロデューサーだけ返事がないぞ!」
P「我那覇響さん?」
- 54 :
-
響「さん!?ああ、記憶喪失なのか…」
亜美「もしかして演技だったりして?」
響「そ、そうなのか!?せっかく図書館まで行って色々調べて来たのに」
P「おい!演技な訳無いだろ。
こんなの冗談でやっても誰も得しない。むしろマイナスだ」
亜美「ご、ごめん(ちょっと今の前の兄ちゃんっぽかった)」ドキドキ
P「ああぁごめん。強く言いすぎた」
- 55 :
-
真「少なくとも僕達のことを忘れてるのは確かだけどね」
雪歩「私もそう思う」
真美「私も」
響「じ、自分もだぞ。なんかメールに違和感があったし!うんうん」
亜美「う〜なんか亜美だけ、悪者じゃん…」
P「確かにアイドル達だけの記憶がないってのはおかしい事だし、疑われても仕方無いよ。
さっきは強く言い過ぎた。ごめんね。えーと亜美ちゃん?」ナデナデ
P(たぶん君がいなかったら、さっきまでの会話はかなり気まずかったと思う。
だから感謝してるよ)ナデナデ
亜美「へへへ///もう兄ちゃん。皆の前だよ。
照れちゃうよ///」
真美「…(亜美だけ、ずるい…)」
- 56 :
-
P「そういえば、我那覇さん
さっき、言ってた。図書館で色々調べてくれたとかなんとか?」
響「響でいいぞ。前もそう呼ばれてたし、
まあ…あの…調べて来たっていうか……調べようと思ったんだけど、途中でハム蔵が行方不明になっちゃって、
ハム蔵は見つかったんだけど、図書館の人から白い目で見られて、なんだかいたたまれなくなって」
P「ハム蔵?」
響「ほら、自分の方に乗ってる」
ハム蔵「チュウ」
P「あぁ、なるほど」
- 57 :
-
昼間
P(響は仕事に行き、菊池さんと萩原さんは俺の記憶を戻す方法を調べに図書館へ行ってくれるとのこと。
亜美ちゃんや真美ちゃんは早朝の仕事で昼はフリーだから、引き続き俺の話し相手になってもらっている)
ガチャ
伊織「はぁー疲れたぁー」
やよい「今日の伊織ちゃんすごかったですぅ〜」
律子「確かにあれは凄かったわ」
真美「あっ。いおりん達だ!」
亜美・真美「おっかえりぃー」
やよい「うっう〜ただいまですぅ〜」
伊織「ふぅ、ただいま。
そ、そういえば、あいつは?」
律子「ただいま。ほら、あそこに」
- 58 :
-
P(えーと…)ペラペラ
伊織「ちょっと!私達が帰って来るなり、挨拶もなしに。
ファイル何て見ちゃって!」
P「君は水瀬伊織さん!そっちのツインテールの子は高槻やよいさんだね?」
伊織「ふぇなによ。いきなりさん付けなんて気持ち悪い。」
真美「ふっふーん、いおりん動揺してますなぁ」
亜美「してますなぁ」
やよい「プロデューサーまるで別の人みたいです」
- 59 :
-
P「そっちのメガネの子は…」ペラペラ
P「あれ?ない」
亜美・真美「どうしたの?兄ちゃん」
P「この人のプロフィールが無いんだけど…」
律子「当たり前でしょ。それは765プロのアイドルのプロフィールしか乗ってないんですから」
P「えっ?じゃあ、君は一体…」
律子「貴方と同じ、プロデューサーですよ。プロデューサー殿」
- 60 :
-
律子「全く…アイドルの記憶だけ消えたんじゃなかったんですか?」
亜美「なるほど〜」
真美「何かわかった?」
亜美「兄ちゃんの中ではりっちゃんはまだまだ現役って事ですな」
真美「なるほど〜」
やよい「律子さんは現役です〜」
律子「ちょっ…///何言ってるのよ。全く!」
伊織「でも現に律子のこと忘れてるから…」
- 61 :
-
律子「いいですか?プロデューサー殿!一度しか言いませんから、ちゃんと覚えて下さいね。
私は秋月律子です。それと普段プロデューサーは私のこと律子って呼んでます。それともっと馴れ馴れしく。わかりましたか?」
P「わ、わかったよ。律子」
律子「よろしい」
伊織「ア、アンタはわ、わたしのこと伊織様って呼んでたわよ!ふ、普段から」
亜美・真美・律子「えっ?」
やよい「えー!そうだったんですか!?」
P「マジですか!?(あれ?これひょっとしてヤバイんでない?)」
- 62 :
-
伊織「ほ、ほら///言ってみなさいよ。早くぅ」
真美「いおりん、さすがにそんな…」
亜美「見え透いた嘘はね〜」
やよい「嘘なんですか!?」
律子「はぁ…何おかしなこと言ってるの。今はふざけてる場合じゃないでしょ」
伊織「う〜///分かったわよ。あんたは私の事、伊織って呼んでた。はい、これでいいでしょ」
やよい「プロデューサーは私の事、やよいって呼んでました。
これからもそう呼んでくださいねー」
- 63 :
- 支援
- 64 :
-
P(よかった…本当。さすがに五股は無いよな)
P「伊織にやよいに、よし覚えたぞ!」
亜美「っていうか兄ちゃんはあずさお姉ちゃん以外は下の名前で呼び捨てだったよ」
P「へぇー。たしかあずささんって呼んでたって本人からは聞いたけど(皆の前ではな)」
真美「そうそう!」
伊織「で、何か少しは思い出したの?」
P「それが…」
真美「それがね。真美達の話しても全然覚えてなくて、思い出しもしなかったし」
亜美「たまにカマかけたりしたんだけど、それも引っかからないし」
P「そんな事してたのか!?(あれ?この子達って意外と…)」
やよい「それって今日起きてたら、なってたんですか?」
- 65 :
-
P「確信は持てないけど多分」
律子「日記とか付けたりは?」
P「付けてないなぁ。(ホワイトボード見た時も何も思い出さなかったし)」
律子「あっ!…でももう試してるか…」
P「何か妙案が?」
律子「妙案というか、聡明なプロデューサー殿ならもう見てるはずなんですが…携帯のメールの記録見ました?」
P「!?…盲点だった(そうだなんでこれを始めからしなかったんだ)」
亜美「さすが、765プロのスーパーコンピューターリッチャンマークII」
真美「兄ちゃんにできない事を平喘とやってのける!」
やよい「そこにしびれる憧れますー!」
- 66 :
-
律子「ほ、褒めても何も出ないわよ!///」
伊織「早速見てみなさいよ」
P「ああ!」カチカチ
小鳥(楽しそうだなぁ。私も混ざりたいなぁ)
P「ヒィ!」ゾッ
真美「どうしたの?兄ちゃん」
P「ちょちょちょちょっとトイレに行って来ます!!!(ヤバイヤバイヤバイ)」ダッ
伊織「顔真っ青…大丈夫かしら」
やよい「うっう〜心配です」
亜美「…」
律子「…」
- 67 :
- k46
トイレ
P(…深呼吸しよう。落ち着いて、情報分析するんだ)
カチカチ
受信メール
001:四条 貴音
002:我那覇 響
003:如月 千早
004:如月 千早
005:如月 千早
006:如月 千早
007:如月 千早
008:如月 千早
009:如月 千早
010:如月 千早
011:如月 千早
012:如月 千早
013:如月 千早
中略
114:如月 千早
115:如月 千早
以下略
- 68 :
- P(最後までこの子だ。
しかも、日付は全部昨日。
手元にファイルがない以上、あとは中身を見るしか…)
P(怖くて見れない…まずは送信履歴の方から見るか…)カチカチ
P「」
- 69 :
- 書き溜めた甲斐あって素晴らしいペースだ
- 70 :
-
P(送信履歴も似たようなものだった)
P(もう中身を見るしか…)
P(五股だけは…辞めるんだ俺)カチカチ
P「…あれ?」
やよい「あっ!帰って来ました!」
伊織「さっきより顔色はいいはね」
P「ちょっとファイルとってくれる?」
亜美「はい」
P「ありがとう。ふむふむ、如月千早さんは…千早は歌が…なるほど」
真美「千早お姉ちゃんがどうしたの?」
P「いや、携帯の送受信記録みたら、殆んど千早とのやり取りだったんだ。
曲の打ち合わせとか、その他、歌に関するメールで、
たまに同じ内容のメールが何十通も来てたんだけど、もしかしてこの人機械音痴?」
- 71 :
-
真美「ああ、千早お姉ちゃんは機械音痴だね。確かにたまに同じメールがわんさかくる時あるよ」
伊織「な〜んだ。アンタそんな事で顔真っ青にしてたの?情けない」
P「面目ない…(こっちは心臓止まるかと思ったんだぞ)」
やよい「それで何か思い出しましたか?プロデューサー」
P「千早の事は全くだけど、曲の事は忘れてないみたいだ」
亜美「今日、千早お姉ちゃんは何してるの?」
P「えーと」ペラペラ
伊織「!?アンタそれ!?」
- 72 :
-
P「ん?あーこれ?皆のスケジュール帳。とは言っても、書いてあるのは予定だけみたいだ。
直接みんなの特徴とかそういうのは書かれてない。
まぁそこにあるホワイトボードの手帳版だからなぁ」
伊織「なるほど。」
P「千早は今日は一日中レッスンらしい」
律子「プロデューサー!そろそろ仕事してください。
アイドルの記憶だけがなくなってるからって仕事ができないってわけじゃ無いでしょ。
今日は何にもやってないんじゃないですか?」
P「す、すいません(何か律子って怖いなぁ)」
夕方
P「ふぅ」
小鳥「お疲れ様です。はい」コトン
P「ありがとうございます」
- 73 :
-
律子「ほら、あんた達ゲームもその辺にして、そろそろ帰る支度しなさい!」
亜美「はーい」
真美「今日の晩御飯、何だろうね?」
伊織「ぐぬぬ、勝ち逃げされたー」
やよい「でも、惜しかったよ。伊織ちゃん」
伊織「うー」
P「送ろうか?息抜きついでに」
- 74 :
-
P「最近、変質者が出るらしいからな」
律子「えっ?プロデューサー殿に勝る変質者何ているんですか?」
伊織「…確かに言えてる」
亜美「キャアー変質者よ!」
真美「SOS!」
P「お、おい!露骨に心を折ってくるな!」
律子「否定しないところがまた…」
- 75 :
- ピヨちゃんは天使だなぁ
- 76 :
-
やよい「プロデューサー!」
P「やよい…(天使に見える)」
やよい「プロデューサーは変質者ですけど、私達のプロデューサーである事には変わりないです。だから自信持って下さい」
P「」
ソファ
P(結局、律子が皆を送って行った。
どうやらあの冗談は俺を休ませる為の物らしかった。
今はこうしてソファの上で横になっている)
小鳥「あの…プロデューサーさん!今晩飲みに行きませんか?」
P「あー、ごめんなさい。今日中にやらなきゃいけないのがありまして…」
小鳥「それは残念…」シュン
- 77 :
-
P「最近、忙しくて小鳥さんと飲みに行ってませんね」
小鳥「そうですね…ちょっぴりさみしいです」
ガチャ
響「ただいまー!」
P「おかえり…」
小鳥「おかえり。響ちゃん」
響「あっ!プロデューサー。どうしたんだ?体調でも悪いのか?」
P「休憩中。でもそろそろ休憩終了する。
響はそのまま帰らなかったんだな。送って行こうか?」
響「自分、プロデューサーの事が心配で、寄ってみただけなんだ。
仕事の邪魔はしたく無いから帰るぞ」
- 78 :
-
P「いやいや、邪魔はしてないよ。もう暗くなって来たし、送って行くよ。それも俺の仕事だし」
響「…じゃあ、お言葉に甘えさせて貰うぞ」
小鳥「あの〜私も送ってもらいたいなぁ〜なんて…」
P「ははは、承知しました」
車の中
小鳥「じゃあ、響ちゃん、プロデューサーさん。また明日」
響「ぴよ子おやすみ」
P「お疲れ様でした。また明日」
- 79 :
-
車の中
響「プロデューサー…」
P「ん?」
響「…本当に自分の事、忘れちゃったのか……?」
P「…ごめん」
響「うぅ…別に謝って欲しいわけじゃ無いぞ。ただ…」
P「ただ?」
響「自分と恋人同士ってのを忘れられたのが少しショックなだけだぞ」
P「」ガンガンドカッ
- 80 :
-
響「どうしたんだ!?プロデューサー!いきなり、自分自身の頭を殴り付けて!」
P「いや、こうやったら早く記憶が戻るかなぁ〜と思ってさ(突然過ぎて心の準備できてなかった。五股て…)」ガンドカドカ
響「な、何言ってるんだ!そんな事したら…記憶喪失が今より酷くなるぞ」ガシ
P「止めてくれるな。響
死んでも記憶を取り戻さなくてわ」
響「死んだら元も子もないぞ
そこまでして記憶を取り戻さなくてもいいと思う。
記憶が無くなったくらいで、自分がプロデューサーを思う気持ちは変わらないぞ!」
P「プロデューサーとアイドルだよ?こんな事、事務所にバレたら…」
響「そんなの自分だってわかってる!だから、これは自分達だけの秘密って…!プロデューサーが!」
P「…ごめん。どうかしてた(なるほど。こうやって俺は…)」
- 81 :
-
響「やっぱ自分が彼女って嫌?」
P「いや、むしろ光栄だよ。こんなに可愛い子と」
響「へへ///」
P「けど、俺は響の事忘れてしまってるからさ、時間が欲しいんだ(自分が信じられない)」
響「そんなの自分いくらでも待つぞ!」
P「ありがとう」
- 82 :
- さるってまだあんのか?
- 83 :
-
765プロ事務所前
P(あの後、響を家に送った。
帰りの車で何度か試したが、残念ながら記憶は戻らなかった)
P(明かりが付いてる。律子が残ってるのかな)
ガチャ
P「ただいま」
律子「おかえりなさい。プロデューサー」
数時間後
P(思っていたより仕事は早く片付いた。律子がコンビニへ行って食べ物を買いに行ってくれている)
P(こんなに早く終わるなら付いて行けばよかったな)
- 84 :
-
ガチャ
律子「ふぅ、最近事務所の階段昇り降りするのが辛い」
P「年寄りみたいなことを…」
律子「はい、好きなの選んで下さい」ドサッ
食事中
P「仕事終わりの飯はやっぱ美味いなぁ。安心して食べられる」パクパク
律子「あっ!もう終わったんですか?だったら付いて来て欲しかったんだけどな。
最近、変質者多いし」
P「この変質者の王たる俺に?」
律子「毒を以て毒を制す!」
- 85 :
-
律子「こうして、プロデューサーと一緒にいるの、久しぶりだなぁ」
P「そうなのか?」
律子「ええ、というか私を忘れてた時は正直驚きました。私、まだアイドルとして見られてるんだなぁって」
P「最初入ってきた時はアイドルだと思ったよ…(君はアイドルでも充分やっていけると思う)」
律子「お世辞がお上手。
まぁ嬉しかった反面、悲しかった…ううん、悔しかったです」
P「えっ?なんで?」
律子「だってプロデューサーとしての私は認めて貰えてないって事じゃないですか」
P「んー俺ってそこまで考えてるのかなぁ?」
律子「……そう言われれば、確かに」
P「おい!」
- 86 :
-
律子「あっ!そうだ。今度2人で温泉とか行きませんか?」
P「俺たちにそんな時間はあるのだろうか、マークII」
律子「日帰りでもいいから」
P「俺と行くより小鳥さんと行った方がいいんじゃないか。
そっちの方が社長も納得してくれるだろ」
律子「……やっぱり彼氏と行きたいじゃないですか…ね?///」
P「」
律子「あはは、どうしたんです?鳩が豆鉄砲食らったような顔して、あっ!そのまま、写真撮りますんで」カシャ
P(冗談だよな?)カシャ
- 87 :
-
P「えーと、マジ?」
律子「そうですよ。はぁ…私の事を忘れてるって言った時から嫌な予感はしてたんですけどね」
P(六股…股の数が多いな。歩き辛そう)
律子「正直ショックです。
どうにか埋め合わせしてよ。プロデューサー」
P「お、俺」
律子「なーんてね」
P「!?」
- 88 :
-
律子「埋め合わせなんてしなくていいです。
私の記憶なんて無くても、私はあなたのことを世界で一番信頼してます。」
P「ありがとう。うれしいよ。いきなり彼氏とか言われてビックリしたけどね(そっちかああぁあああぁ)」
律子「まぁ驚くようにサラッと言いましたからね」
P「いや、サラッと言えてなかったぞ」
律子「そうですか?何にせよ、記憶が戻らないにせよ、今の私のプロデューサーに対する気持ちは変わりません。だから安心して下さい。
私から別れてなんて言いませんから」
P「すまない(二つの意味で)」
律子「謝らなくていいですって。
今はアイドル達と元のように接するのを目標にして下さい。
記憶は戻らないことを想定して動いたほうがいいと思います。
」
P「どうして?」
律子「大抵の物は失ったら失ったままですからね。
失った物はいつも代わりの物で補われるんです」
- 89 :
- あんまり早いとさるさんはまだあるとか聞いたけど真相は知らない
なくなったとも聞いたし
- 90 :
-
朝
P「なかなか寝られなかった」
事務所前
P(仕事はいい。仕事以外のことは何も考えないでいいから)カンカン
美希「あっ!ハニー!」
P「…あれ?こんな朝早くどうしたの?」
美希「ハニーを待ってたの」
P「まだ事務所も開いていないのに…用事があるならメールしてくれれば」
美希「そんなことしなくても美希とハニーは繋がってるの!
だから美希が来て欲しいって思ったら、ハニーはいつでも美希の元へ駆けつけてくれる!
今の状況が何よりもの証拠なの!」
P「ははは、とりあえず中に入ろうか(ただの待ち伏せじゃないか…でも先に小鳥さんや社長が来る可能性もあるか)
美希「うぅ〜信じてないの〜」
- 91 :
- いったい誰が本当の事を言っているのだろうか
- 92 :
- ピーーー!!
- 93 :
-
事務所
美希「ハニー…」
P「美希…俺……仕事してるからさ、テレビでも見てたらどうだ?」
美希「ちょっと!雰囲気ぶち壊しなの!……前のハニーはいつもこの状況になると美希を優しく抱きしめて、その後、優しくキスしてくれるの!
二人がその気だと事務所でいけない事したり…」
P「なんだって!?」
美希「あっ!いつものようにハニーと美希が繋がれば、思い出すかも!」
P「さっきもう繋がってるって言ったじゃ無いか!」
美希「今度は物理的に繋がるの!」グイグイ
P「待て!待て!誰か来たら、どうするんだ?(身体は非かもしれないが、心はまだなんだ!)」
- 94 :
-
美希「もし誰か来たとしても、そこで中断すればいいって思うな」
P「何訳の分からないことを」
美希「…ハニーは美希の事、嫌い?」
P「き、嫌いな訳無いだろ!」
美希「記憶もないのに?」
P「うっ…」
美希「ハニーは美希の事、警戒してるって思うな」
P「警戒?(だって慎重にいかないと。六股してるし)」
美希「うん…そりゃ記憶が無くなって今のハニーになるのは仕方ないことかもしれないけど、
…美希やっぱ辛いかも。
嘘でもいいから美希を抱きしめて愛してるって言って欲しい。
それが今の美希には本物になるの」
- 95 :
- この前の続きか
支援
- 96 :
-
P「美希…(そうだ。俺は記憶もないのに、本当にこの子の事が好きなのか?)」
美希「ハニー…」
P「俺は…(以前じゃない!今の俺の気持ちが大切なんじゃ?
じゃあ記憶を取り戻す意味ってあるのか?)
ガチャ
真「おはようございまーす!」
小鳥「おはようございます。二人とも早いですね。
いつからいたんです?」
美希「…おっはよー!真君、小鳥!」
P「おはようございます。さっき来たばかりですよ」
- 97 :
-
真「プロデューサー!ちょうどよかった。今から雑誌の撮影に行くんですが、送ってくれます?」
P「うん、送るよ」
美希「プロデューサー。美希も付いてく!」
P「ん?あぁ午前はレッスンか。でも、この時間じゃまだ開いてないだろ」
美希「うぅ」
P「安心して。美希もちゃんと送るから」
真「…じゃあ、プロデューサー行きましょう」グイグイ
小鳥「いってらっしゃーい」
美希「いってらっしゃい…なの。あふぅ」
- 98 :
-
車の中
P「そういえば、どうだった?記憶を取り戻すいい方法とかあった?」
真「…あーそれですか。ごめんなさい。プロデューサー…結局良く分かりませんでした」
P「謝る事ないよ。むしろ俺が感謝しなくちゃ、オフの日にわざわざすまなかったな。ありがとう」
真「いえいえ。記憶が無くなっても、やっぱりプロデューサーはプロデューサーですね」
P「ははは、全部の記憶がない訳じゃないからな」
真「…そうですよね。僕たちの記憶がないだけですもんね」
P「…」
真「そ、そういえばプロデューサー喋り方がいつも通りになってますね!」
P「昨日、皆から以前の話し方や皆をどう呼んでいたか、聞いたからね。少しは戻せたと思う」
真「なかなかいい感じですよ。ぁ……以前と言えば」
- 99 :
-
真「プロデューサー。記憶がない時に見た僕の第一印象ってどうでした?」
P「えっ?(これは…困った。どう返そう)」
真「…」ジー
P「かっこいい子…かな?(以前の俺と比べられている感じがしてヤダなぁ。こういうの)」
真「…そうですか」
P「い、以前の俺は何て言っていたんだ?(まずったか…)」
真「秘密です…」
P「なんで?(これは何としても聞いておきたい)」
真「…」
P「…」
真「…」
P「…(気まずい)」
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