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2012年4月創価・公明154: おい、おまいら!みんなで小説を作るぞ!! (765)
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おい、おまいら!みんなで小説を作るぞ!!
- 1 :10/09/10 〜 最終レス :12/04/16
- ゆくぞ!
- 2 :
- 2ダ〜!!!
- 3 :
- ageろや
- 4 :
- 相変わらずアクセス禁止で書き込み出来ません。
この書き込みは携帯からです。
- 5 :
- もしかしたら一生書き込み出来ないかも。アクセス禁止は永遠に続くかも知れません。
- 6 :
- 夜の自販機の前でしゃべっている。
班長が一本おごってくれた。
おれはブラックのコーヒーのボタンを押した。
おれはブラック飲めないんだよね。
仲間たちとそんな会話が続く。
夜の闇の中で会館の光が俺たちを照らした。
そのあとラーメン屋で飯を食べた。
青年部のだいたいが集まってきていた。
おれはそこでタンメンを注文した。
友人も同じものを頼む。
店員のアルバイトに見覚えがあった。
同窓会の飲み会の二次会でいった
で俺に接待した子だな・・・。
- 7 :
- 創価班の集まりがあった。青年部の連中さ。
友人の先輩が館内を案内してくれた。
今ここで教学の勉強会をしているんだ。
二階に上がると個室があった。5畳くらいの
部屋で本尊に向かって勤行した。
その指導の先輩は二世で名前は大作といっていた。
救急病院で医療事務をやっているらしい。
彼が友人に教学について質問する。
友人はうっすらとした記憶でそれに答えた。
おれはそこで友人の名前で入会の手続きを取った。
同じ階の別の部屋にいる。創価班の班長が
式をとって再び勤行する。一通り終わると
彼は創価班をねぎらった。
おれに何か願い事はないかと聞いてきた。
おれは健康です。と答えた。
- 8 :
- 夜の自販機の前でしゃべっている。
班長が一本おごってくれた。
おれはブラックのコーヒーのボタンを押した。
おれはブラック飲めないんだよね。
仲間たちとそんな会話が続く。
夜の闇の中で会館の光が俺たちを照らした。
そのあとラーメン屋で飯を食べた。
青年部のだいたいが集まってきていた。
おれはそこでタンメンを注文した。
友人も同じものを頼む。
店員のアルバイトに見覚えがあった。
同窓会の飲み会の二次会でいった
で俺に接待した子だな・・・。
- 9 :
- 右前に座っている彼が話し始めた。
彼は養育費で飯を食べる金がないと嘆いた。
すべて班長のおごりだからと
チャーハンあんかけを二皿頼んだ。
俺たちといっしょに唱題しないかと班長が誘った。
そのとき左隣の席の親子三人のパパが咳き込んだ。
その店の中学生くらいの子供が皿をとりにきた。
養育費の彼はひとつの皿にスープを入れて皿を重ねた。
彼女はほっぺを真っ赤にして恥ずかしがった。
代わりにそれをその店の母親が運んだ。
帰りに班長の車でBGMを聞いた。B'zだった。
班長は中程で俺の携帯のアドレスを聞いた。
- 10 :
- 三年後の今日おれは毎朝勤行をしている。
おれの中で静かに人間革命が始まったんだ。
第一部 おわり
- 11 :
- 私は三世の女子部員。
今日、長年付き合っていた恋人と別れました。
彼は非学会員でしたが、私が学会員であることを認めてくれていました。
でも、あの忌まわしき組長の告白が彼を変えました。
- 12 :
- おい、政教一致@大阪!プロバイダを変えろゴルァ!!
- 13 :
- >>11より
組長は「彼」に言った。
「俺は全ての極道の中の頂点に立ってやろうと思うとるんじゃ」
「彼」は驚愕の表情で組長を見た。
「そんなこと出来る訳がないでしょう」
「いや、出来る。そのためにはデッカイ事をやらんとあかん」
「でっかい事ってなんですか」
「創価学会、池田大作の命を取る事や」
「ハァ?」
- 14 :
- 「池田大作をせば、わしが創価学会の頭になる事が出来る訳や」
「彼」は、組長がをやりすぎている事は知っていたが、今やはっきりと
組長がおかしい事が分った。
「お前にも、協力してもらうで」
「そっ、そんなこと出来る訳がないじゃないですか」
「おっと、そないな事を言うて、可愛い彼女に二度と会えんようになっても
ええんかな?」
「彼」はうっと呻いた。組長ならやるだろう。どう考えても彼女の方が池田大作よりもしやすい
- 15 :
- 狂ってはいても、そこは組長の事、ぬかりはなかった。
「彼」は従うしかなかった。
信濃町にはSGIの関連施設で、写真撮影用のスタジオがある。
池田大作が近々そのスタジオで写真撮影をするという情報を
「彼」はつかんだ。
- 16 :
- 「記念撮影か」組長は言った。
「そんな単純なものではありません。公開する写真は色々加工するんでしょうから
元になる写真はきっちり撮らないとダメなんでしょう」
「そうか、がっかい」
組長はニタリと笑った。
「警備は厳重やろうのう」
「それは当り前です」
「ふふふ、そこを突破するンが鉄砲玉の使命や」
「彼」は「鉄砲玉」が自分の事だと気がつくまで組長に
愛想笑いをしていた。
- 17 :
- 「彼」は言った。
「最強の警備体制でしょう。襲撃など無理です」
「そこをやるんや!」組長は強気だった。
- 18 :
- …『先生』は防弾仕様のベンツで来るだろう…
「彼」は思った。
チャカ程度では狙撃しても弾をはじかれて終わりだ。かといってライフルを持ち込むなど
不可能だと考えられる。
- 19 :
- …別の手段だ…バズーカは?
今時バズーカなんてどこにもない。
それよりライフルよりも目立つ物でどうする
M72か? あれなら大判の書類を入れるパイプに偽装できる。
…しかし、あれは二つに分解した状態で運ぶものだ。組み立てるのに
何秒かかる? だめだ
- 20 :
- 仮に、手に入るとしても対戦車ライフルはもっとまずい。
誰が見てもライフルはライフルだ。
どうすればいいんだ?
「彼」の脳裏にあるアイディアが浮かんだ。
「組長」
「うん」
「ぜんぶオレ一人でやるのは無理ですが…ある方法が」
「なんや?」
- 21 :
- 「実は…」
撮影の日が来た。池田先生が久しぶりに病院から娑婆へ出てくると言うのだ。
信濃町では最強の警備態勢が発動されていた。
総動員された警備の中に、「彼」は混じっていた。それは当然の事だった。
「I班は配置につけ」
「D班は元の場所に戻れ」
無線インカムでの指示が飛び交う。
- 22 :
- 学会の警備員が、道路を封鎖する。
いくら学会関連の施設が多いとはいえここは公道であり、
はっきり言うと違法だが警察は来ない。
牙城班がブレザーを着て三台のベンツを出迎える。
「今や、やれ」組長は携帯に囁いた。
- 23 :
- あげる
- 24 :
- 一瞬後、創価大学のワゴン車が車列に横道から突っ込んできた。
いきなりだった。ブレザー隊の中にはワゴン車にはね飛ばされたものもいた。
先頭のベンツには精鋭のSPが乗車していたがどうしようもなかった。
嫌な金属音がした。
「事故だ!」
「J班、先生の安全を確保!」
怒号が無線で飛び交う。彼らは最初交通事故だと思った。
実際にそうだった。
わらわらと警備のブレザー隊がベンツに群がる。
その時だった。
- 25 :
- 期待age
- 26 :
- 「彼」はすっと警備の持ち場から離れるとJ班の方へと歩いた。
手には百均で買った手提げ袋がある。「彼」はその中に手を入れた。
すっと袋から2丁の改造散弾拳銃を出す。映画「マッドマックス」で主人公が
使っていたあれだ。市販の散弾銃を極端に短く切り詰めたそれは12番ゲージだった。
銃声が4発轟いた。
J班はブレザーごと吹き飛ばされた。散弾はOOバック。しかも至近距離だ。
「彼」は空になった拳銃を捨てると、ベルトからこれも二丁のM9ピストルを抜いた。
- 27 :
- M9にはそれぞれ15発の9ミリ拳銃弾が装てんされている。
「彼」はそれを茫然としている警備のリーダに向け無慈悲に射した。
創価学会員たちは先を争って逃げた。走り去る学会員たちの背中に
容赦なく引き金を引く。あっというまに弾は尽きたが、学会のメインストリート
信濃町の路上には死体の山が出来た。一発で二人、三人射されるケースもあった。
「ふう…」
「彼」はM9に予備マガジンを装てんした。
ベンツは流石に窓ガラスはひびが入って真っ白な上、タイヤも撃ち抜かれて動けない
- 28 :
- 「組長! 終わりましたよ」
「彼」は言った。
「よっしゃ〜」
組長は子分を連れて現れた。
「御苦労、今頃奴らは必死になって警察を呼んどるやろう。そやけど警察はまだ
来えへん。あまりにも百十番が多すぎて大混乱に陥っとるはずや」
- 29 :
- *連続投稿になるので、今日のストーリーはここまで
明日お会いできるのを楽しみにしてます
後誰か、連続投稿にならないように何か書き込んで下さい
- 30 :
- 政教一致@大阪?
- 31 :
- 期待しておりますぞ!
- 32 :
- 作風が政教一致@大阪とは違うな
- 33 :
- ベンツの前席のドアが突然開けられた。中からSPが二人飛び出してくる。
彼らは必死の表情で非合法に身に着けていた拳銃を抜きだす。
組長は冷ややかな目で彼らを見た。子分の一人が組長にコルト・ガバメント
を手渡した。
銃声は四発、だがアスファルトの上に横たわったのはSPのほうだった。
「出てこんかい、もう周りから助けはけえへんで」組長はベンツの後部座席に向かって声を上げた。
- 34 :
- その時、後部ドアが開き、中から怪鳥のような叫び声をあげて
男が転がり出てきた。男は正木正明だった。高価なズボンを
糞尿で汚している。
正木は必死で走りだした。
「アホか、チャカから走って逃げられるかい」
組長は唇をゆがめて苦笑すると正木の頭を撃った。
それが正木の最後の姿だった。
- 35 :
- 続いて、題目を唱えながら、原田稔が出てきた。そして、組長の前で
土下座すると「助けてください」と頭を地面にこすりつけた
「助けてください助けてください助けてください」原田は壊れたレコードのように繰り返す
「うるさいな、すぐに楽になるわい」
コルトガバメントで数発、背中から撃たれた原田はアスファルトの上で
のたうちまわった。すさまじいまでの断末魔を一声放つと原田はあの世へ行った。
「さてと」
- 36 :
- 池田大作は子分らにベンツからひずりだされた。
「頼む見逃してくれ」これが彼の第一声だった。
- 37 :
- 「そないな事が出来るかいな」組長は冷ややかに言った。
「頼む、助けてくれたらSGIの副会長にしてやる」
組長は笑いながら、池田の髪の毛を掴むと彼の顔面を地面に叩き付けた。そして頭を足で踏みにじった。
「どうや、いままでさんざん食い物にしてきた学会員の気持ちが少しはわかったか?」
- 38 :
- 「うぐう…」
「ほら見てみい、回りは信濃町や、せやけど誰も助けにはけえへんで」
組長はもう一度池田大作の髪の毛を掴んで、がっと持ち上げた。
「た、助けてくれ!」
- 39 :
- 「嫌やな」組長はきっぱりと言った。
「金か、金なら出す、百万円、いや、一千万円でどうだ」
「あほか、勲章やら名誉教授の肩書やらにいくら掛けているか、知らんとでも思っとんか」
「ひひーい、じゃ、一億円、いや、二億円では…」
「金なんかいらんわい」
「それじゃ何がいるんだ?」
「貴様の首じゃ」
組長は長ドスを手に取った。
「助けてくれ!」
- 40 :
- 「題目でも、唱えんかい。題目を唱えたら、何もかもが上手く行くそうじゃのう」
「た、お助け…」
シュ…白刃が池田大作の首にたたきつけられた。
「ウギャー‘+*}<|」
「なかなか一刀両断は無理じゃのう」
- 41 :
- ソウカハザードの作者?
- 42 :
- 「あうあう、ナムアミダブツ!」何と池田大作は最後の瞬間に題目を唱え損ねた。
それが彼の最後だった。太った体から首が切り落とされた。
ほとばしる鮮血がアスファルトを赤く染める。
- 43 :
- >>42
ボンドでくっつけるとか、縫い合わせるとかして蘇生させてください。
緊急の場合なので消毒とかしなくていいです。
このままでは日本の柱が倒れてしまいます><
- 44 :
- 「もうええぞ」
組長は言った。
「彼」は無人の街と化した信濃町を歩いて去った。振り帰りはしなかった。
- 45 :
- 深い霧の中にいた。
遠くから声が聞こえてくる。
戸田先生が呼んでるのか? 池田は不安になった。
会員を騙したようには、戸田先生を騙すことはできない。
私がいかに会員を利用し、名誉欲、権力欲、色欲を満たすために組織を利用してきたか、どんな弁解も虚しい。
どのようなお叱りを受けるか、冷や汗で体中が濡れていた。
声が少し大きくなった。
「先生、先生」
揺り動かされて、ようやく悪夢から目覚めた。
「ひどく、うなされてましたよ。怖い夢でも・・」
「いや、何でもない」、私はまだ死ぬわけにはいかないのだ。
池田は、ふと後ろを振り返った。星新一が笑っているような気がしたからだ。
- 46 :
- 星新一はいなかった。
その代りに意外な人物がいた。
「お、お前は」
「はい、政教一致@大阪と申します」
- 47 :
- 「な、何をやっているんだこんな所で」
「こんなところ?」
中年の男は以外そうな顔で言った。
「池田さん、ここがどこだかわかりますか」
- 48 :
- 「ど、どこって…」
池田大作は絶句した。
いつもの部屋ではない。そう言えば先ほど起こしに来た人間も
知らない誰かだ。
「ここは…」
- 49 :
- そして、部屋の真ん中には、なぜかつけ麺が置いてあり、
あつもりなのであった。
- 50 :
- 「この世界ではあなたは山本伸一です」
「な、なに?」
「そして、この世界で選挙地獄、財務地獄、新聞を無限部数とる新聞地獄
など、さまざまな地獄をみるのです」
「なんだって? 俺の体はどうなった?」
「元の世界の光景ですか、ちょっと見ますか」
- 51 :
- 急に山本の目の前に信濃町の光景が見えてきた。
「イー」
「ギー、ギギッ」
で正気を失った子分達は、池田らの死体を食べ始めた。
組長は、池田大作の首を手に、SGI関連の建物に入って行った。
「池田大作の首を取ったぞ、そやから今日からワシがSGI会長や」
立ちすくむ学会員たちに、組長は自信たっぷりに言った。
- 52 :
- 「彼」は恋人の所へと急いでいた。
M9は捨てた。もうしは十分だった。
恋人は地元の文化会館にいた。駆け寄る「彼」に恋人は言った。
「大変よ、先生が死んだわ」
「…聞いてくれ、大事な話がある。オレは…」
「先生が死んだ事よりも大事なことなんてないわ」
「なんだと、オレと先生とどちらが大事なんだ」
「もちろん、先生よ」
しばしの沈黙の後で、恋人は言った。
「別れましょう。私には学会が全てなの」
そう言うと、彼女は走り去った。
「彼」はいつまでもぼうぜんと立ち尽くしていた。
SATが突入して狂人となった組長と子分達は逮捕された。
池田大作の死をきっかけに、創価学会はその勢いを失い、完全に崩壊するまでには至らなかったが
事実上、大宗教団体ではなくなった。公明党も完全に壊滅状態で、
次に選挙があればただの一人も議席は確保できそうにない
創価学会は終わった。
池田大作の死 完結 BY 8SoASd4p
- 53 :
- 後書き
力技で書いていまして次は誰かが書いて下さい。「彼」は何者なのか、どこから来てどこへ行くのか、謎のままですがそれは謎でいいでしょう。
- 54 :
- SF的で面白かった
- 55 :
- 缶コーヒーを飲みながら、私は考えた。
この星の住人は、さまざな「宗教」を信じる。
私の故郷の惑星にも、地球で呼ぶところの「宗教」めいたものはあるが、
どれも理性的であり、金がかかるものではなかった。
地球の宗教で、金の集金システムが巧妙なのは、日本という地域を発祥の地とする「そうかがっかい」という宗教だった。
同じ宗教が私の惑星にやってきたとしても、信者などほとんど集まらぬだろう。
なぜなら、人家族に何部も新聞をとる「マイ聖教」など、無駄以外のなにものでもない。
- 56 :
- 俺ピッチピチの高1♂
両親が創価で生まれたときから創価入ってることになってる
そんで今日男子部に受検やらないかと勧誘された
やっぱ創価過激派頭おかしい
- 57 :
- 今は無き大藪春彦を彷彿させて面白かった。
- 58 :
- 大藪は少し意識しました。
- 59 :
- マッサージをしている女は遼子、代議士の娘だ。
父親に議員バッジを付けさせた代わりに、ここで下女として使っている。
平凡な顔立ちであるコンプレックスを、派手な化粧で誤魔化そうとしている。
だが、女の均整のとれた肉体は男にとって充分魅力的だった。
似た女を知っている、いや、知っていたというべきか。だが、それが誰なのか思い出せない。
男は「マッサージはもういい」というと、女の腕を引き寄せ、素早くタイトスカートの中に手を差し入れた。
「ア、、だめです」女は身をくねらせ逃げようとした。
だが男の指は、そのあらがいが形だけのものであることを確かめていた。
ブラウスのボタンを乱暴に引きちぎると、白いブラジャーが露わになった。
「いや、、」女の声が甘い響きに変わった。
男が入ってきた、金城会のSだ。
半裸にされた女には見向きもせず、男の耳元にささやいた。
「先生、“影”が死にました」
- 60 :
- 期待age
- 61 :
- “影”は代わりが何人もいる、それはいい。
「腹田は?」
「腹田と正木も射されました、即死です」
―自分の身も守れないとは、情けない奴らだ。表情も変えず呟いた。
だが、飽谷の無事を聞くと、さすがに小さく舌打ちした。
「私が生きてることは一週間は秘密にして、反逆の動きを探れ」
テキパキと指示を出すと、半裸にされた代議士の娘に目を奪われているSに言った。
「ご苦労だったな、お下げ渡しをあげよう」
Sはゴクリと生唾を飲み込み、直立不動の姿勢から深々と頭を下げた。
「先生、ありがとうございます」
池田が差し出したのは、伸びきった食べ残しのつけ麺あつもりであった。
- 62 :
- そのころ、飽谷は渋谷にある創価学会のセーフハウスに潜んでいた。
セーフハウスとは一般人には秘密にしてある部屋で厳重なセキュリティに守られている。
「原田も正木も死んだか…」
- 63 :
- 死んだものはよみがえらないが生きているものは動く。
「先生はどうしているのか?」
それが読めなければ自分の今後はない。
「解りません」飽谷の個人秘書はそう答えるしかなかった。
飽谷は自分のいきりったった肉径を彼のケツにぶちこもうかと一瞬思ったが
「そうか、がっかい」と言うだけにした。
飽谷が異常な性欲に取りつかれていることは学会内部でもトップシークレットだった。
- 64 :
- 期待しておりますぞ!
よってage
- 65 :
- そういえば小説・創価学会崩壊なんてスレなかった?
- 66 :
- >>65
ありましたね
飽谷の病気は少年を死姦したくてたまらないという業病だった。
もちろん、そうそう都合良く少年の死体など転がってはいない。
- 67 :
- 彼がまだ若く、一学会員にすぎなかった頃のことだ。
所属している地区で少年が一人死んだ。
飽谷は当然、ご遺体に題目を上げた。
その時、葬儀の打ち合わせなどで遺族が席をはずし彼一人が遺体のそばにいる時間があった。
最初は好奇心から遺体の死に装束を脱がせて遺体をもてあそんでいるうちに
彼の中に眠っていた病気が芽をふいた。
猛然と少年の死体にのしかかると飽谷は激しく腰を使っていた。
それ以来、病気は治らない。
- 68 :
- 題目を上げると病気が治ると言うのは嘘だと飽谷は思った。
池田もかなり女癖が悪いが、自分のそれは明らかに病気だ。
それも重症だ。
そう、それでも彼は生き続けなければならない。
「公式的には三人まとめてあの世に行った事になるな」彼はつぶやいた。
- 69 :
- 「信濃町へお戻りになっては?」秘書が言う。
「それはまずいだろう。今となっては…今回の事件が全くの偶発的なものだとしても
一番得をするのはワシだ」
「は、それは…しかし」秘書は、目をそらした。
「信濃町はどうなっている?」
「捜査は続いています。実は襲撃犯の一人がまだ逃走中でして…」
「なんだと? 全員SATが逮捕したのではないのか」
「最初はそう思われていましたが、警備の者を射したヒットマンが一人
行方をくらませています」
- 70 :
- 「それはいろんな意味でまずいな」
「はい、しかしこれは・・・」
「だが、最大に利用しなきゃならんぞ」
- 71 :
- 「利用、ですか?」秘書は戸惑った様子だった。
「分るぞ、三谷…おまえは自分の駒でもないヒットマンが利用できないと
考えているだろう。もちろん、そのヒットマンに何かを指示してやらせるなんて事は出来ん」
「はい」
秘書の三谷は興味をそそられたようにうなづいた。
「だが、そんなヒットマンが野放しだとなると、ワシが信濃町に戻らない大義名分が立つ」
「はい」
「襲撃の黒幕がワシではないかと考えているものにとってはその凄腕のヒットマンは脅威だ」
「なるほど」
「当然、ワシに対して公然と反旗を翻す事は出来なくなる」
- 72 :
- 飽谷は、少し考えて、続けて言った。
「問題は、先生がどこまで関与しているのかだ」
そのころ、「彼」は警察と創価学会の目を逃れてアジトへ転がり込んだ。
アジトは、廃業したパR店の二階だった。
電気は止まっているが水道は生きている。
- 73 :
- 「彼」は全裸になるとトイレの手洗いで水をひたしたタオルで全身を
拭った。
それから、今度はあらかじめ隠しておいたカバンから、偽造パスポートを
出した。
『リオン・山崎』それが「彼」の新しい名前だった。
「リオンか」
パスポートの他にも用意してある物があった。
まず、リオン・山崎名義の銀行のキャッシュカードとクレジットカードだ。
さらに、山崎利音名義の運転免許証もあった。免許は確認されれば偽造が
ばれてしまうが、パスポートはばれる事はまずないだろう、リオン・山崎は
実在した人物だからだ。
まあ、今頃は本物のリオンはどこかの海の底か山の中で眠っているはずだ。
- 74 :
- リオンは、今年の初めに香港から日本に舞い戻って来た。
香港の黒社会でも社会全般の反日感情の影響はあったからだ。
要するに、もともと日本人であるリオンは信用できないと言うのだ。
もっとも、これはチベット出身者や台湾出身者も多数在籍する黒社会において
「難癖」とも言える。
日本では、組長を頼るしかなかった。リオンは当然日本人なので日本語も喋れるし
読み書きにもなんら不自由はなかったが本物のリオン・山崎は日系ブラジル人だった。
- 75 :
- 創価学会、集団嫌がらせストーカー、集金システム、嫌われる理由
ストーカー対策、学会員の特徴
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1247257352
- 76 :
- 部屋を借りるにしても、就職をするにしてもなんらかのツテは必要だった。
もちろん手元に現金はあるから働かなくてもいいが、毎日ブラブラしている人間は目立つ。
カバーストーリーは必要だ。
香港の公安部には彼の本名が記された分厚いファイルがあるのだ。
暇人の防犯パトロールがちょっと好奇心を抱いて照会をかけただけで
彼の平安はガラガラと音を立てて崩れる。
- 77 :
- そんな中で彼女に出会ったのだが…
「さてと」
リオンは新しい服に着替えた。電気工事の作業員の服装だ。
「信濃町に舞い戻るか」
リオンはスクーターで信濃町に向かった。
信濃町は警察で一杯だった。
検問を偽造パスポートで潜り抜け、『SGI総本部』へと急ぐ。
『SGI総本部』は最近出来た施設で、全世界へ衛星放送を配信できる
スタジオなど、インターナショナルな設備だった。
- 78 :
- age
- 79 :
- 「SGI本部」もまた警察で一杯だった。
だが、彼らはよもや自分たちが追っている犯人が目の前にいるとは思わなかった。
灯台もと暗しである。
リオンは最上階にある個室のドアをノックした。
「誰だ!」
「蛍光灯の交換です」
「よし、今開ける」
ドアを開けたのは老人だった。
「早かったな」
老人は個室の中にリオンを招き入れた。
「警察はどこまでつかんでいるんですか」リオンは丁寧に言った。
「まだ、なにもつかんではいない…組長は君の事を何でも話すと思う」
老人の名前はチャーリー・浜だった。
信じられないような事だがそれが本名なのだ。
もちろん、チャーリーも浜もありふれた名前だ。だから別におかしくはない。
しかし、日系二世のチャーリーはこの名前のために言いようのない想いをしてきた。
- 80 :
- チャーリーは、相手が吉本の芸人の名前などわからない海外でのSGIの活動を
積極的に取り組んできた。SGIの大功労者だ。
香港でも、SGIの活動をしていた時期があった。
…今はSGIの支部はあるのかな?
リオンは思った。
尖閣列島をめぐる日中間のトラブルが発生し、反日感情が強まっている事は
リオンのような犯罪者でさえ知っていた。
いや、犯罪者だからこそ、そのような社会的動向には敏感だった。
もちろん今はそんな話をしに来た訳ではない。
「出国したいんです。これだけの事を起こしたんだ、今は大丈夫でも
いつかはきっとアジトまで追跡されるでしょう」
「解ってる。だが、今は時期が悪い、中国も入国管理を厳重にしている。直行便は無理だ」
「しかし…」
「アメリカやヨーロッパも難しいな。後は韓国だが…」
SGIは韓国にも大きな勢力を持っている。
「向こうには今、信用できる人間がいない。行ったらそこから先がどうなのかは運任せになってしまう」
「それはまずいですね」
「そこでだ、北朝鮮ならどうかね」
「え?」
リオンは驚いた。
- 81 :
- 「北ですか」
「近々、学会のチャーター便が飛ぶ。もちろん日本から直行ではなく
いったん韓国に着陸し給油する事はする」
それだと、一回韓国に入国すると言う事になるが、飛行機からは降りないとチャーリーは言った。
だから入国チェックはないと言う事だった。
「今の時期に北に?」
創価学会は北朝鮮とも太いパイプを持っている。
- 82 :
- 「北も日本に対してなんらかの行動に出る可能性があるからな」
「平和活動を?」
「本当は中国を何とかしたいが政府の交渉とバッティングするのはまずい」
- 83 :
- age
- 84 :
- 「それで、中国入国はどうやって?」
リオンは言った。北朝鮮に長くいるなど考えただけでも危険すぎる。
「脱北者のルートを使うのは危険すぎる。国境で公安に捕らえられれば最後だ。
ここは穏当にいったん北内部に身を隠し、今度は北にビジネスで来ている中国人に化け
北京への直行便に乗る。あとは香港に戻るなり、北京に居つくなり好きにすればいい」
チャーリーはそう言うとまじまじと目の前のヒットマンを見た。
- 85 :
- リオンは、今現在はSGI直属のし屋と言う事になる。
もちろん、香港の黒社会に潜んでいたころはそうではなかった。
ただの、しを得意とする組織の一員にすぎなかった。
その頃のリオンはし屋と言う訳ではないが、金で仕事を請け負った事もあった。
彼はSGI香港に関するトラブルに日本語が出来ると言う事情から関与し、SGIとの
つながりを作ったのだった。この時点ではまだSGIもまさかし屋が必要になると言う
事態は想定してはいなかった。
だが、時代は変わってしまった。宗教の世界は先の事が分らない。
日蓮正宗と創価学会がそうだったように、創価学会とSGIの関係も微妙になって来たのだった。
もともと、SGIは日本国外、創価学会は国内と言う事で線はきちんと引かれていた。
それが、「先生」の後継者問題で揺れ始めた。
- 86 :
- 創価学会にとってはSGIは分家であった。ところが後継者をめぐる学会内部の暗闘の中でSGIの位置付けも変化してきた。
世界>日本なのだからそれは当然だった。
- 87 :
- 後継者を巡る争いとは、具体的には池田大作の長男、池田博正の処遇についてだった。
創価学会の歴史では、会長職の世襲はしないと言う事が建前だった。
しかし、池田大作とて長男が可愛くない訳ではない。
早世した二男は、かなりの実力派だったが、長男博正はそれほどではない。
創価高校の教師だった時代を懐かしむような発言も(それはそれで、間違いだとは言えない真実の言葉だろうが)
聞こえてくると言う人物。
いきなり創価学会の会長は難しい。
そこで浮上してきたのは博正をSGI会長に就任させ、その上でSGIが創価学会の上部組織と言う位置づけにするというウルトラCの荒業だ。
それならば、創価学会会長職の世襲ではないし、世界>日本という常識面でも納得がいく人事だ。
- 88 :
- チャーリーは言った。
「あさってにはチャーター便が出る事になっている。それまでに準備してくれ」
「解りました」
「久しぶりの母国だ、会いたい人もいるだろうが、こらえてくれ」
「もちろんです。うっかり会ったらその人も巻き添えになる」
「**(リオンの本名)、家族は?」
「兄弟姉妹は生きていますが、連絡は途絶えています」
「そうか、きびしいがこらえてくれ」
「それはもちろんです」
- 89 :
- あげる
- 90 :
- 同時刻
硫黄島では異形の航空機が着陸しようとしていた。
- 91 :
- age
- 92 :
- 形はB-2に似ている。
しかし、エンジンが特殊だった。
レシプロエンジンとジェットエンジンとロケットエンジンが付いている。
- 93 :
- この機体の本来の活動場所は真空の宇宙に近い高空だった。
そこではロケットが必要だった。
長距離を飛ぶ時にはレシプロエンジンが不可欠だ。
長距離を飛ぶ事はこの機体の宿命だった。
- 94 :
- 誰よりも高く、誰よりも遠くに飛ぶ。それがこの機体に求められた使命だった。
空中給油を受ければ地球上に行けない場所はない。理論的には宇宙での給油が可能なら月に行くことが出来た。
- 95 :
- アビオニクスも充実していた。
飛行中は機体は専用の通信衛星とレーザー通信を絶えず行っている。
つまり、常時オンラインだ。
冗長性が求められ高速ではないが常に基地や偵察衛星、先行している僚機などからの情報を
ほぼリアルタイムで利用できる。
極端な話、インターネットも出来なくはなかった。ただ、接続すれば接続したで面倒な事が起きないとは限らない。
機体は硫黄島を肉眼で確認できる地点まで来た。
「自動操縦を解除」
基調は命じた。
- 96 :
- 訂正
基調=>機長
「了解」
副操縦士は自動操縦を解除した。
「NF1どうぞ」
硫黄島管制塔から若い女の声がした。
「NF1より硫黄島、感度良好」
NF…機体は新富嶽と呼ばれていた。
「地上は無風状態です。使用滑走路はビクトリーロード」
「了解」
- 97 :
- 機長は池田大作だった。
彼はエンジンの逆噴射をした。
「機長、何をするんですか! やめてください」副操縦士は言った。
- 98 :
- 石のように落下した機体は、滑走路にたたきつけられるように降りた。
機長は無言で副操縦士を見た。
「池田三佐、着陸ゾーンに進入後NF1をバンカーへ入れずに、機長だけ
デブリーフィングのためミーティング室3番へ」
「了解」
- 99 :
- 池田三佐の両親は心の底から創価学会員だった。
そして池田三佐は心の底から創価学会を憎んでいた。
「池田大作」と言う名前が、彼の運命を決めたと言ってもいい。
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