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2012年4月テレビドラマ110: 脚本家総合スレ (361)
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脚本家総合スレ
- 1 :11/11/11 〜 最終レス :12/04/27
- 主なテレビドラマ脚本家
大石静 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%9F%B3%E9%9D%99
岡田惠和 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E6%83%A0%E5%92%8C
尾崎将也 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E5%B4%8E%E5%B0%86%E4%B9%9F
田渕久美子 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E6%B8%95%E4%B9%85%E7%BE%8E%E5%AD%90
中園ミホ ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9C%92%E3%83%9F%E3%83%9B
野島伸司 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E5%B3%B6%E4%BC%B8%E5%8F%B8
橋田壽賀子 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E7%94%B0%E5%A3%BD%E8%B3%80%E5%AD%90
橋部敦子 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E9%83%A8%E6%95%A6%E5%AD%90
三谷 幸喜 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%B0%B7%E5%B9%B8%E5%96%9C
遊川和彦 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8A%E5%B7%9D%E5%92%8C%E5%BD%A6
渡辺あや ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E3%81%82%E3%82%84
- 2 :
- 女の脚本家は痛い人が多いね
- 3 :
- 神山由美子のドラマは面白い
- 4 :
- 木皿泉は?
- 5 :
- とりあえず岡田恵和は『銭ゲバ』と『小公女セイラ』だけですでに素晴らしい
異論は認める
- 6 :
- 尾崎将也さんはリアル結婚できない男みたいな人
ドラマの阿倍ちゃんの話し方はほぼ脚本家のコピー
結婚してるかどうかは知らないが
- 7 :
- 大石静 時代遅れ
岡田惠和 ほのぼの系ドラマに安定感
尾崎将也 関テレと組んだ作品はまあまあ
田渕久美子 自分の妄想がウケると勘違い
中園ミホ 取材力素晴らしい
野島伸司 独特の世界観がいいけど、時代に合わなくなってきてる
橋田壽賀子 古くさい価値観だけど面白さは健在、現代物はダメ
橋部敦子 鬱ドラマ得意
三谷 幸喜 みんなが主役、面白いけど心に残らない
遊川和彦 傑作と駄作の差が大きい、 陰湿系に傑作
渡辺あや 独特の芸術的センス、心に残る
- 8 :
- >>7
ほぼ同意
- 9 :
- 坂元は?
- 10 :
- 向田賞受賞で活躍中の作家もまだ多数いるよ。
- 11 :
- 今すぐ筆を折ってほしい脚本家
田渕久美子
北川悦吏子
小松江里子
異論は認めない
つーかありえない
- 12 :
- >>8
坂元はMother以降化けたとは思うけど
数字が付いてこないんだよねぇ
- 13 :
- >>1
こんなスレが。
林宏司、古沢良太も追加していただけると嬉しい
- 14 :
- 坂元裕二 大森美香 宮藤官九郎 森下佳子も追加して
- 15 :
- 坂元裕二 ご都合主義だが、心を揺さぶる
古沢良太 確実に『相棒』は手を抜いてる
- 16 :
- 睦月ちゃんがないw
- 17 :
- 今一番旬なのは西田征史
- 18 :
- シナリオ・脚本板
http://jbbs.livedoor.jp/movie/9355/
- 19 :
- >>11
同意、その三人は取材・勉強をしないので物事を知らず内容が浅い
昔成功した恋愛ドラマの手法を踏襲すればなんとかなると思っている
坂元裕二 心に闇を抱える人物を描くようになってから良い、他作品の真似も多く見受けられる
大森美香 女性同士の掛け合いが面白い、女性の本音がよくわかる
宮藤官九郎 良くも悪くもクドカン、完全オリジナル脚本のほうがクドカン節炸裂
森下佳子 TBSの石丸P率いるチームと組んだ感動作品は外れ無し、感動物以外はダメ
林宏司 社会派で傑作多数、最近はイマイチ
古沢良太 きめ細かい伏線、セリフ回し、全て上手い。もっと多くの作品見たい。
他にスタッフ欄を見て視聴を決めたい脚本家は森下直、後藤法子など
- 20 :
- どれもうなづける意見だなあ
井上由美子はどうでしょう?
- 21 :
- 井上由美子
ドラマチックで奇想天外なストーリー、セリフがキザ細かい部分より雰囲気を重視する
それが成功すると白い巨頭のように名作になる
失敗した時は有り得ない展開に突っ込みが入りまくる(例:北条時宗の赤マフラー)
- 22 :
- 木皿泉(♂)、車椅子でクルクルっと回っていましたね。
- 23 :
- 金子茂樹、秦建日子、金子ありさ、マギー、伴一彦、西荻弓絵…
- 24 :
- 井上由美子 構想・スケールだけ一人歩き、演出で描ききれないと逆にチープ感
木皿泉 好き嫌いが分かれる、主役が内向的・自虐的・独り語り。同情されたいのか?
金子茂樹、秦建日子、金子ありさ、マギー、伴一彦、西荻弓絵
放送予定のドラマのスタッフ欄にこれらの名前があったらあまり期待できない
- 25 :
- 中園ミホはやっぱり日テレとケンカしたのかな?
- 26 :
- 坂口理子に期待してたんだけど、月9つまらないなぁ
- 27 :
- 野沢尚が生きていたらなぁ
- 28 :
- 井上由美子
今、WOWWOWでやってるパンドラV。破綻一歩手前のストーリーだけど、
内野の怪演で妙に勢いがついている。あと、江守、若村、平と新劇畑の役者の演技
合戦もつい、観てしまう。
- 29 :
- 未だに、渡辺あやの才能に嫉妬の念を抱かないライター志願者は、
嗅覚や感受性、想像力が無さ過ぎ。創作には向いていない。
渡辺あやは、既に、向田邦子、全盛期の山田太一等の領域に迫っている。
パクり切り貼り品性下劣・日本TVドラマ史上の汚点=野島伸司みたいなゲスに騙された連中は、
物書きには全く向かないので、首を括るか、手に職をつけて地道に生きて行く道を選べ!
- 30 :
- 心に残るタイプではないが意外にヒットメーカーな福田靖は?
>>22
やすきよの元構成作家とは知らなんだ
一本でも多く作品を残してほしいね
連ドラがきついなら映画やSPドラマでいいから
- 31 :
- 浅野妙子
原作付きにはいい味を出すものの基本は女性週刊誌真っ青なネタ満載の
釣り作家。「のプール投げ」や「マヨネーズ顔面かけ」などの
奇想天外な必殺技でひたすら釣りまくる。釣れさえすれば後半がグダグダに
なろうとキャラに一貫性がなかろうとそんなことは気にしない
- 32 :
- NHKのドラマの脚本の執筆が続いている浅野妙子
大河ドラマの脚本の執筆をするのかな…
渡辺あやさんは今回の朝ドラが連続ドラマの脚本が初執筆とは
すご過ぎる。
- 33 :
- 「やりたいだけ」みたいな釣りは
見苦しいんだよな
- 34 :
- 山本むつみ
あまり特徴がない
変な釣りや突飛な展開がなく淡々としている
良くも悪くも普通
- 35 :
- オリジナルなら如実に違いが分かるだろうけど
脚本家によってそんなに作家性って出るもんかね?
- 36 :
- 君塚良一:プロデューサーやチーフDがうまく制御すれば大当たりだが、制御をしくじると暴発・不発になりやすい。
>>24
伴一彦は日テレ土9枠だったら期待してもいいと思うぞ。
- 37 :
- >>34
歴史ものや昭和話の登場人物を現代人アレンジしないタイプ(の作家の一人)なので好感持てる
- 38 :
- 渡辺あや
西田征史
この二人は凄い
- 39 :
- 西田征史は評価保留
恐らくアニメや特撮の方が適性高いタイプだから
この人、ごくフツーの人しかいないごくフツーの話を書いたことはあるんだろうか
- 40 :
- 放送予定のドラマの脚本担当わかって絶対見る脚本家は
渡辺あや、古沢良太。見る前から録画保存の計画立てる
当たりを期待してとりあえず初回は見る脚本家は
坂元裕二、遊川和彦、TBSの森下佳子、昭和初期が舞台の橋田壽賀子
- 41 :
- >>39
同意
ママさんバレーのコントも書いてたっけ
伴一彦・大森美香
オリジナルよりも原作ありの方が冴える
- 42 :
- ドラマが面白い原因にはいろいろあるから脚本家だけを評価するのは難しい。かなり面白かった場合にはすべてよかったということで脚本もよかったといえる。
しかし、脚本がよくても演出や俳優に問題があれば面白くならないし、そもそも嫌いな俳優が主役だと見ない。この点からいっても脚本家は付け足しのようなものでさほど重要ではない。
ただ、せっかく豪華キャストにするのならそれなりの脚本家にしないと失礼だな。
あとよく視聴率の高いドラマをいいドラマだと勘違いしてるやつがいるが、これも大きな間違い。バカがいっぱい見れば視聴率は高くなるが、そういうドラマの質は低いというのが正確な判断だ。
だから視聴率の取れる脚本家を良い脚本家だというのも間違い。
- 43 :
- そうそう、完成した作品で評価すべき。
脚本なんか企画、演出、役者に左右されるんだから、脚本だけを評価なんかできるわけがない。
脚本だけじゃ作品として未完成なのだから、脚本家はそれほど重要ではない。
脚本家って小説家よりも地位は遥かに低い。
- 44 :
- >>41
d あれは登場人物の人格が特異だった
西田は登場人物がいろいろな意味で特殊でキャラ立ちする作品なら大丈夫なんだろうか
- 45 :
- いや、脚本と演出が同率で一位くらい重要だよ
役者はよっぽどの棒じゃない限り誰でもなんとかなる
脚本=演出>編集>BGM>>>>役者 くらい
- 46 :
- >>39
そりゃ脚本家によって得意分野はあるでしょ
逆に言えば橋田寿賀子がSF書けるか?ってことになるし
- 47 :
- 脚本家は重要とは思えない。
ドラマを作る工程の一部分で下請けでしょ。
原作モノをドラマ化する場合でも、脚本家よりも原作者のほうが高く評価されている。
脚本家のオリジナル脚本なんか、パクリばっかじゃないか。
いろんな作品からいろいろパクって、ツギハギしてるだけ。
脚本家のオリジナル脚本は独創性のないオリジナルである。
脚本なんか企画次第でしょ。
企画が良ければ、どの脚本家でも、なんとかなってしまうよ。
あとは経験あるかどうかだけ。
脚本の良し悪しが一番出ちゃうのは、台詞じゃないのかな。
脚本は小説と違って、台詞が多いからね。
- 48 :
- 原作良いのにドラマ化でダメになることもあれば
たいした原作でもないのに脚本で化けることもある
脚本書くと言うことは一本別の作品を書くようなもの
- 49 :
- 脚本家の最大の仕事は「いい台詞」を書く事
ストーリーはプロデューサーに、カメラや演技は演出家に任せて、役者を生かすいい台詞に専念しなさい
- 50 :
- >>47, >>49
伏線を張って回収するための工夫も、脚本家の腕の見せ所。
>>46
ちなみに、倉本聰が脚本を書いたSF(しかも原作なし)が存在する。
ドラマじゃなくて映画だけど「ブルークリスマス」という作品。
- 51 :
- 実際は
プロデューサー>>>>>>脚本=演出>編集>BGM>役者
ぐらいじゃね。
- 52 :
- 大石…ベテランの味が熟成されてきた。
岡田…男の脚本家なのに、女性を描くのが上手。
尾崎…いつまでもB級のイメージを拭えない。
田渕…理屈じゃない恋愛重視。女性が好む男性観を描く。
中園…女性が好む女性を描いてきたが、行き詰まりを感じる。そろそろ転換期。
野島…時代遅れ。全盛期には過激な企画に頼ってたせいか、近年では企画力、構成力、筆力のなさが目立つ。
橋田…価値観は古いが、信念をもって書いている。筆力は衰えず。
橋部…ハートフルな作品が得意。万人に受ける作風。
三谷…独特で個性的な会話劇が、好き嫌い分かれる作風。開き直って、見る者を選んでる感じ。
遊川…企画頼みで、筆力も落ちて枯れて何もない。
連ドラを頻繁に書くけれど、中身スッカスカで失速しまくり。もう連ドラは厳しいのでは。
渡辺…向田邦子、山田太一クラスの偉大な脚本家として、名作を数多く残すであろう逸材。
人を魅力的に描く才能に底が見えない。遊び心に満ち、どこまでも余裕を感じる。
普段着で、ありふれたことを伸び伸びと書いている。
西田…木皿よりもわかりやすく的確で伸び伸びとした作風で、心を揺さぶる。
脚本に遊び心があって、安定してクオリティが高い。かなりの実力者。
坂元…向田賞を受賞してから覚醒して、一皮剥けた。筆力が凄い。ポエムのような台詞が特徴。
大森…アイデアに溢れている。型に嵌めようとするとダメ。
宮藤…独特な個性の持ち主で、アイデアに溢れている。
構成力は乏しいので、連ドラだと失速する。舞台や映画に専念すべきなのでは。
森下…これといって特徴ない。脚色は上手い。
林……社会派作品、群像劇が得意。台詞はイマイチ。
古沢…過大評価されすぎ。ハズレが多い。理屈っぽい。
伏線を張るのが上手い理屈屋なので、理屈じゃないこと(恋愛など)を描くのは凄く苦手としてる印象。
木皿…哲学的な作風にこだわって、雑巾で絞だすかのように脚本書いてる感じで、手詰まりを凄く感じる。
いつまでも不器用に手作りにこだわってる感じ。殻を破って、もっと伸び伸びとした作品を書けないものか?
井上…最近は企画力で勝負してる感じ。奇策で成功させたいんだろうが、「策士、策に溺れる」になってる。
行き詰まりと、力の衰えを隠せない。
- 53 :
- >>49
同意。
>>50
ドラマの根幹は会話劇。
登場人物を魅力的に描けて、「いい台詞」を書けることが一番大事。
「いい台詞」を書けないから、伏線を張るとかの小手先ばかりに頼るようになる。
- 54 :
- 「ドラマは総合力だ」と思っていた俺は
天地人で「ドラマは脚本力だ」に宗旨替えしたがなw
渡辺あやさん、カーネーションで初めて知ったが凄いなこの人。
まあ朝ドラは後半が失速する事が多いから来年まで見てみないとわからないけど、
万能良い子ちゃんヒロインじゃないしつうかガラ悪いし、父はすぐ手が出る駄目親父なのに
ヒロインにも父親にもとても愛着がモテる。あとチョイ出のレギュラーもよく描かれている。
……つまり大河を書いてほしいw
ベムの西田さんも良い話書くなあと思うけど、今後にまずは注目。
- 55 :
- 脚本家はセリフ回しも重要だけど、物語を創ることも重要でしょ
企画段階での大筋だけ決まったら、細かいエピソードを創り出し
それらの前後関係・伏線・タイミングを上手に組み合わせ設計する(構成力)
- 56 :
- >>52
あれw
意外と同意だわ・・・・
- 57 :
- あ、だけど森下さんは特徴ありまくりだと思うな
グダグダ男書くの得意だろ、グダグダ男がうだうだ後悔して許しを請うような話
これが原作よりも面白くなるのだからすごい
野島も近作の方が好きな自分としては、ちょっととらえ方が違うかな
ラブシャッフル最高だった
- 58 :
- ドラマ批評家のレスが腑に落ちた事なんて
いまだかつて無いんだが。
- 59 :
- 今回の南極、てっきりまた石丸Pと組んだ森下だと思いこんでた。
その割にはつまらないしチープな演出が多いからおかしいなぁと思ってたらいずみ吉紘だった。
同じくチープなセーラー服と機関銃リメイクを作った組み合わせ。
- 60 :
- おもろい!腹立つ!せつない!アホやな〜w!うん!うん!勉強になる!そや!いてまえ!糸子ちゃん!いけいけいけいけ〜〜〜〜!
ある!ある!リアルな台詞やな〜!言葉で伝わらん気持ちを映像で見せてくれよる!笑って泣いて、落ちもあるでぇ〜!
大胆にして繊細な構成!物凄い中身の濃さと展開のスピード感!え〜ッ!もう終いかいな?早く続きが見たい!何回も見返す度に発見がある!
演出は勿論、照明もカメラも編集もスタッフ全員がエエ仕事してんな〜!主役とその家族は勿論!抜群!脇役から通行人役まで生き生き活きてる!
伏線もさり気なく張り巡らされ、しゃんと回収されてエエ気持ちや!どのエピソードも無駄が無い!捨て回が未だ一回もない。
会者定離〜諸行無常〜諦観みたいな気持ちが根底に流れているけど、人間達の長所、短所・欠点をも含めて愛おしむ優しい眼差しを感じる。
ぜんぜん奇麗事やない!ステレオタイプでもない!一人の人間の中に有る色んな性格、相反する性格も、そのまま描き出してる!
柄の悪い主人公やけど、一本気で品格を感じる。もう紅天女はオノマチで決まりや!小林薫も複雑で癖の有る父親をさすがの好演!
絵空事でもない!けど、ファンタスティックでリアルや! お好み焼きみたいに食べ飽きへんけど、何か極上の素材〜スパイスが効いてる!
- 61 :
- 第3週目からは、古の大作家・花登あかんたれ筐先生の浪花商人ど根性モンも取込み始めた。どこ迄、どてらい奴ちゃねん!
(舞台の岸和田から阪神間は、上方文化圏。ボケとツッコミの基本と応用、話には必ず落ちをつける!を子供の頃から身につける。
共通語には訳せない言葉・語句も星の数ほど。母音の一文字に、語気の強弱・伸ばし、イントネーションで百以上の意味を込める。
豊穣すぎる言語世界!上方と東京では、文化・歴史の厚みが違う!違いすぎる! あと京都人は、もっと老獪でイケズやで〜!)
傑作エンターテイメントやけど、何か現代国語の教科書に載ってた文学作品の香りもする。素晴らしい音楽を聴いたような気も…。
何か「カーネーション」を中心に生活が回っているみたいや!こんな夢中な気持ちになるのは何年ぶりやろ…。
21世紀になってからは、NHKの夜ドラ「ニコニコ日記」以来かも! いったい誰が、こんなオモロい話を描いたんやろ?
黒澤明が映像表現のシェークスピアなら、笠原和夫は広島弁のシェークスピア、このドラマ描いた人は上方言葉のシェークスピアちゃうか?
ちなみに黒澤明監督は「映画は脚本で決まる」と言う主旨の発言を残している。
「天使のように大胆に、悪魔のように細心に」と言う題名の著書も書いている。
未だに黒澤明監督の作品を見尽くしてない奴は、嗅覚や感受性、想像力が無さ過ぎ。創作には向いていない。
- 62 :
- >>53
主人公が他の登場人物とかかわりつつ何かを解決していくタイプの物語だと、伏線とその回収って重要だよ。
それと「いい台詞」ってのはシチュエーションや文脈によって決まる部分が非常に大きい。
台詞ばかりに頼って、その台詞を輝かせるためのお膳立てをなおざりにすると、北川悦吏子みたいな代物になってしまう。
- 63 :
- いい台詞書くには必然的に構成やシチュエーションに気わねばならないわけで
話から浮いた台詞はいい台詞とは言わないよ
- 64 :
- 脚本家もオリジナルと脚色があるね
オリジナルは人物設定とか全体の構成とかもやらないといけないので大変だ
井上由美子とか岡田恵和はオリジナル全盛時代に鍛えられた貯金があるから
筆力が落ちた今でもそこそこ書ける
- 65 :
- >>52
志田豚なのにちょっと同意してしまった
- 66 :
- >>59
南極がつまらないのは、撮影時期が仁と重なったからだろうな
脚本の森下、演出の平川
「自分にとっての勝負作はこの2人と組む」と石丸Pが宣言している人間が
どちらも使えなかった
- 67 :
- >>50
倉本聰で言えば「歸國」もある意味タイムスリップもののSFだわな
まああれは、自分たちがいつの時代に来ているか最初から知っているという設定のせいで
どうしようもなくヘタクソな作品になってしまったが
- 68 :
- ベムの人は木皿さんに作風が似ているような気がする。
ベムしか知らないから今後どうなるかわからないけど、期待。
渡辺あやさんは朝ドラで初めて知ったけど、なんか掘り出し物を見つけた気分で
良い脚本家さんを知れてとても嬉しいw
この勢いで是非大河を……頼む……「物語的に面白い大河」が見たいんだ……
- 69 :
- >>68
ベムのプロデューサーは木皿さんを起用してる河野さん
ベムの脚本家はTBSの魔王、NHKママさんバレーでつかまえて、NTV怪物くんを経て
初めて河野Pと組んだんだけど相性いいみたいだね
- 70 :
- >>68
渡辺あやは実はその世界では有名だったはず。
映画の世界とかで評価されてた。
大河はゲゲゲの山本むつみが次は書くから、たぶん面白いよ。
- 71 :
- 渡辺あやの何が凄いかもっと分かりやすく教えれ
セリフ?
- 72 :
- その街のこども見ろ
- 73 :
- >>70
次の松ケン清盛は藤本有紀だよ。山本は再来年
>>72
うむ
- 74 :
- >>71
渡辺あやさんは”人のやさしさ”、”人の感情”を描くのが抜群に凄い。
彼女の作家としてのポリシーは”人のやさしさ”だと思う。
もちろん、台詞、構成力、筆力なども凄いですよ。
大胆で細やかで情緒があって、大胆に端折るからテンポが良いかな。
日常のありふれた些細なことを独特の台詞や会話で、印象的なドラマにしてしまう。
どの登場人物の造形と描写が素晴らしく、伸び伸びとイキイキとして、やさしさに溢れている。
渡辺あやさんはシナリオライターじゃなくて、作家さんですね。
平成の向田邦子なのでは。
- 75 :
- 向田ドラマの歴史の本を立ち読みしたけど、
近年の向田賞最終候補作品は、
橋本裕志、三谷幸喜、尾崎将也、前田司郎
の4人の作品が最終候補作品に挙がることが多かった。
この4人は、選考委員からの評価が高いってことだね。
林宏司、渡辺あや、山本むつみ、中園ミホの作品も最終候補に1回くらい挙がってました。
- 76 :
- 忘れてました。「ちりとてちん」の藤本有紀も最終候補に挙がってました。
- 77 :
- 渡辺あやさんは登場人物の短所をストーリーに組み込むのが上手いですね。
短所を人間の個性として表現することで、登場人物がより人間的で魅力的なものになっていますね。
短所は長所を更に引き立たたせ、短所は長所のように上手く表現されている。
相反する事(楽しいこと辛いこと等)をシーンに組み込むのも上手で、
印象的なシーンが多いです。
- 78 :
- >>ID:qxykA09r0
渡辺あや以外はどんな脚本家を支持しているのでしょうか?
それともただの信者かな?
- 79 :
- 山田太一、野沢尚、坂元裕二、宮藤官九郎、岡田恵和、古沢良太、西田征史、林宏司
向田邦子、大石静、井上由美子、大森美香、山本むつみ
- 80 :
- >>79
年齢いくつだよww
- 81 :
- 山田太一、向田邦子、野沢尚以外はわりと最近のドラマ書いている人たちですが、
以下の大御所さんたちはどうですか?
笠原和夫
ジェームス三木
市川森一
金子成人
倉本總
鎌田敏夫
- 82 :
- 倉本總
人間的には大嫌い
- 83 :
- >>82
風のガーデンをつい最後まで見てしまって実力は感じたけど
物語の状況から感じられる自分との価値観のズレが非常に気持ち悪かったw
若い女子好きそー、性格えげつなそー
ジェームス(女房)、山田(ありふれ)、市川(蝶々)は面白かったしまた見たい
- 84 :
- >>83
風のガーデン、最後号泣してしまったけどやっぱり気持ち悪いとこ多かったよなw
おっさんのドリームがちょいちょい挟まれていたというかw
でも物語自体は面白かったんだよなあ。
死んだあとの主人公が植えた一面の花畑の真ん中に、車の跡が四角く残っているのにやられてしもうたし。
今期は渡辺あや、西田征史、中園ミホが上手いなあと思う。
渡辺……人の短所をきっちり書きつつ、それがチャーミングに見える。キャラクタに好感が持てる。
ヒロイン万能!ヒロイン正義!にせず、他人との関わりの上でヒロインがのし上がっていくのが上手い。
西田……ぶっとんだ設定の元にきっちりと人間というものを描いてる。詩的っぽい感じ。
全体的に人間に対するやさしい感じに溢れていて、暖かい目線を感じる。
中園……恋愛ものに不可欠な「トキメキ感」「キュンキュン感」「切なさ」を描くのが上手い。
やるやらないだけが恋愛ものじゃないよねと思わせてくれる。やまとなでしことハケンの品格は伊達じゃない。
と言う感じかな。
上二人は今回初めて見たから完全に評価は出来ないけど、今期はとても良いと思う。
- 85 :
- >>81
笠原和夫は自分の勉強不足で良く知りません。
ジェームス三木、市川森一、 金子成人は一部の作品で見てましたが、
彼らの全盛期の作品をよく知らないので何ともコメントしようがないですね。
彼らの晩年の作品とかで評価するのは大御所に失礼。
倉本總、鎌田敏夫の作品はよく見てました。
倉本さんは人情ドラマが得意でしたね。
ストーリーは当時の流行を取り入れたり結構ぶっ飛んでて、結構、薄っぺらいですね。
モノローグが多く、ストーリーよりも雰囲気を重視してドラマつくってた人かな。
鎌田さんは軽いやつからシリアスまで多才な人だけど、恋愛作品が得意でしたね。
軽くてポップで流行を追った作風が強いから、あんまり好きじゃないです。
作品の印象を思い出そうとしても思い出せないし、忘れました。
自分は山田太一の作品が好きでした。
子供ながら「ふぞろいの林檎たち」シリーズを再放送で見て、山田太一にハマりました。
山田太一作品は独特な「山田太一節」が心地良いし、リズムがいい。会話劇が面白い。
人があたたかいのがいい。
人ってまだ捨てたもんじゃないなと思える。
- 86 :
- >>84
私は西田の作品は>>69の4本しか知らない(舞台やアニメも書いてたはず)けど、
ベムは西田というより河野Pの作品だなーと思う。「マイナー旋律の人間賛歌」って感じw
子供向けの勧善懲悪フォーマットに巧く乗っけてるけど、もう少し人間への屈折した感情も書いて欲しい。
同じ人間賛歌でも、渡辺あやはもっとドライだし、清濁併せ呑む感じが好ましい。
しょうもない人間をあけすけに書いて、ageもしないしsageもしない。
デビュー作の映画「ジョゼ虎」(原作は田辺聖子の短編)は、池脇のがっかりばかりが騒がれたけど
8年前の映画板の作品スレではすでに「この渡辺って脚本家は何者?」と話題になってた。
もの凄く後味の苦い物語なのに、温かく微笑ましい印象が両立する不思議な映画。
カーネーションを見て気になった人にはお奨めしたい。
- 87 :
- >>84
「専業主婦探偵〜私はシャドウ」は原作あります。
しかも、中園さんだけで書いてませんよ。
中園ミホ、山岡真介、福間正浩で脚本を書いてます。
TBSらしく丁寧にドラマつくってるとは思うけれど、作品として面白くないです。
- 88 :
- 中園ミホはだいたい一人で書かないよ。ワンクール一人で書き通した作品の方が珍しい。
シャドウの原作は未読だけど、原作者の他作品なら読んだことあるので、
ドラマのキャラはかなり深きょん×中園フィルターを通してると思う。
やまとなでしこ、ハケン、シャドウと「傍からみたらイタい天然女」を可愛く描くのが巧いよね。
- 89 :
- 原作モノのドラマ脚本で、しかも一人で書いてないから評価しようがないです。
一人で書いてないのに中園さんだけを評価するのはおかしいってことです。
- 90 :
- >>89
連ドラを三人のディレクターで分業して撮るように、複数の脚本家で書くことは珍しくないし
他二人のキャリアと比べても中園主導の作品でしょ。磯山Pと組むのは三本目だし。
まだ新人の脚本家ならともかく、ほとんどの中園作品をチェックしてる自分にとっては
シャドウはじゅうぶん中園カラーが発揮されてる作品だと思う。
- 91 :
- なぜそこまで必死なんですか? 中園さん本人か、その関係者ですか?
連ドラでは複数の脚本家で書く場合が多いのは、事件やトリックを考えなければいけない刑事ドラマとかですよ。
他のジャンルの連ドラは複数の脚本家で書くの少ないよ。
オリジナル脚本ならば、一人で書き上げるのはほとんどです。
原作モノの脚色で、複数の脚本家で書いた脚本を評価しようがないってことです。
中園カラー以前の問題です。
- 92 :
- >>91
必死なのはどっちなんだっていうw
関係者どころか、ファンですらないよ。
繰り返すけど、彼女は新人の脚本家じゃないし、他の中園作品と共通するテイストを感じるってこと。
お前が判らないならそれでいいよw
- 93 :
- 必死なのはあなたでしょw
「他の中園作品と共通するテイストを感じる」とかどうでもいいこと。
複数の脚本家で書いてるように、中園さんでなければ書けない脚本じゃないと思うから。
オリジナルで一人で書いてる他の脚本家さんと同じ土俵にあげるのは違うと思う。
- 94 :
- シャドウの6話(中園)見たんで>>84の評もちょっとわかる
恋愛のニヤニヤ・胸きゅん・切ない展開を盛りだくさんに詰め込んでて、
ヒロインが男2人どっちとくっついてもいいと思わせる回だった。恋愛テンションがピークの回
- 95 :
- 中園カラーだっけ?w
近年の「OLにっぽん」、「コールセンターの恋人」、「ナサケの女」 なんか酷い作品でしたなw
- 96 :
- >>94
6話は演出もよかったよね。渡瀬恒彦の息子が撮ってる。
「橋の端と端」でお弁当を食べるシーンとか。
二世ディレクターにしては久々にいい仕事する人だと思う。
- 97 :
- >57だけど>>86
ジョゼ虎は、本当に素晴らしかった
あれがデビュー作とか末恐ろし
そしてあれでいい役もらったから、未だに樹里ちゃんが好きだ
その街の子どもで、さらに度胆抜かれたけども
だからカーネーションの評判は、なんつーか当然!って感じ
中園さんは、忘れちゃいけないのは「スタアの恋人」
やまなでも名作だけど、王道ラブコメ上手だよー、ハリウッド映画風な
市川森一はやっぱり傷天の企画立案の仕事がデカいかと
寂しいのは・・とかのが玄人ウケだろうけど
倉本は、70年代がいい仕事してたと思うなあ
北の国からの連ドラ時代は良かったけど、そっから先は好かない
- 98 :
- >>57=>>97なんだ
森下さん好きだしラブシャッフルも全部DVDに焼いたから趣味合うかもw
ジョゼ虎と、大森寿美男脚本のてるてる家族が好きだったから上野は嫌いになれない。
その街の子どもは阪神大震災で幼少時に不条理体験をした大人たちが癒し合う作品だったね。
回想シーン抜きの説明長セリフなのに言葉選びに無理がなくて、佐藤絵梨子も自然に演技できてた。
中園さんは共テレで育ったから、ああいうハリウッドテイストのロマンチックコメディが身上なんだろうね
ま、ざっくり大雑把すぎるんだけどシャドウの世界観には合ってる。
- 99 :
- 森山未來も佐藤江梨子も実際に阪神大震災の経験者なんだよね
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