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2012年4月モ娘(狼)59: 岡井ちゃんが階段から落ちた…63 (118)
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岡井ちゃんが階段から落ちた…63
- 1 :12/04/29 〜 最終レス :12/05/06
- ある日、岡井ちゃんが階段から落ちて頭を打った。
その衝撃で、人格がお嬢様になった。
※このスレはフィクションです
心配してこのスレに来た方はご安心ください
無理に保全しないで落ちたら立てる方向でお願いします
前スレ
岡井ちゃんが階段から落ちた…62
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1335662231/
避難所
岡井ちゃんが階段から落ちた@℃-ute板2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/17759/1285297106/
まとめサイト2
http://www43.atwiki.jp/chisato_ojosama/
初代まとめサイト(最終更新:2010/08/14)
http://www20.atwiki.jp/stairs-okai/
- 2 :
- 過去スレ(その1)
岡井ちゃんが階段から落ちた
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1214189217/
岡井ちゃんが階段から落ちた2
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1214565888/
岡井ちゃんが階段から落ちた3
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1216039442/
岡井ちゃんが階段から落ちた4
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1218523154/
岡井ちゃんが階段から落ちた5
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1220795317/
岡井ちゃんが階段から落ちた6
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1221226831/
岡井ちゃんが階段から落ちた…5(実質7)
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1221388772/
岡井ちゃんが階段から落ちた…6(実質8)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1223207580/
岡井ちゃんが階段から落ちた…7(実質9)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1226663704/
岡井ちゃんが階段から落ちた…10
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1229581098/
岡井ちゃんが階段から落ちた…11
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1231598894/
岡井ちゃんが階段から落ちた…12
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1232772011/
岡井ちゃんが階段から落ちた…13
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1234438301/
岡井ちゃんが階段から落ちた…14
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1234534119/
岡井ちゃんが階段から落ちた…15
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1237846079/
- 3 :
- 過去スレ(その2)
岡井ちゃんが階段から落ちた…16
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1241666305/
岡井ちゃんが階段から落ちた…17
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1242823630/
岡井ちゃんが階段から落ちた…18
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1243037719/
岡井ちゃんが階段から落ちた…18.1(実質19)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1243422879/
岡井ちゃんが階段から落ちた…20
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1247302494/
岡井ちゃんが階段から落ちた…20.1(実質21)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1248916717/
岡井ちゃんが階段から落ちた…22
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1251631094/
岡井ちゃんが階段から落ちた…23
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1251866099/
岡井ちゃんが階段から落ちた…23.1(実質24)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1253481807/
岡井ちゃんが階段から落ちた…23.2(実質25)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1254409914/
岡井ちゃんが階段から落ちた…24 (実質26)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1258698526/
岡井ちゃんが階段から落ちた…26(実質27)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1258713142/
岡井ちゃんが階段から落ちた…28
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1260335451/
岡井ちゃんが階段から落ちた…29
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1262217128/
岡井ちゃんが階段から落ちた…29.1(実質30)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1263896468/
- 4 :
- 過去スレ(その3)
岡井ちゃんが階段から落ちた…30(実質31)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1264926673/
岡井ちゃんが階段から落ちた…31(実質32)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1265365680/
岡井ちゃんが階段から落ちた…32(実質33)
http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1265844105/
岡井ちゃんが階段から落ちた…34
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1268044808/
岡井ちゃんが階段から落ちた…35
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1273483129/
岡井ちゃんが階段から落ちた…35.1(実質36)
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1274855191/
岡井ちゃんが階段から落ちた…35.2(実質37)
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1276523701/
岡井ちゃんが階段から落ちた…35.3(実質38)
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1277602674/
岡井ちゃんが階段から落ちた…39
http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1279231779/
岡井ちゃんが階段から落ちた…39.1(実質40)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1280349965/
岡井ちゃんが階段から落ちた…39.2(実質41)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1281341735/
岡井ちゃんが階段から落ちた…39.3(実質42)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1283423017/
岡井ちゃんが階段から落ちた…43
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1285409702/
岡井ちゃんが階段から落ちた…44
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1290298684/
岡井ちゃんが階段から落ちた…45
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1291596661/
- 5 :
- 過去スレ(その4)
岡井ちゃんが階段から落ちた…45.1(実質46)
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1294749395/
岡井ちゃんが階段から落ちた…47
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1296641278/
岡井ちゃんが階段から落ちた…48
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1296770312/
岡井ちゃんが階段から落ちた…49
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1301523234/
岡井ちゃんが階段から落ちた…50
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1307529537/
岡井ちゃんが階段から落ちた…51
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1310255624/
岡井ちゃんが階段から落ちた…52
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1311220551/
岡井ちゃんが階段から落ちた…53
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1316774823/
岡井ちゃんが階段から落ちた…54
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1320744533/
岡井ちゃんが階段から落ちた…55
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1322219658/
岡井ちゃんが階段から落ちた…56
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1323418468/
岡井ちゃんが階段から落ちた…57
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1325290761/
岡井ちゃんが階段から落ちた…58
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1326591757/
岡井ちゃんが階段から落ちた…59
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1330345561/
岡井ちゃんが階段から落ちた…60
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1332849278/
- 6 :
- 過去スレ(その5)
岡井ちゃんが階段から落ちた…61
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1335008013/
岡井ちゃんが階段から落ちた…62
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1335662231/
- 7 :
- >>1乙
よく落ちるね
前スレの作品転載しておくか
- 8 :
- 11 :名無し募集中。。。 :2012/04/29(日) 17:49:24.52 0
前スレ>>73
3番ホーム3両目、ここは僕が通学で使ういつもの定位置。
でも、今日はお嬢様と一緒なのだ。できるだけゆったりと乗れるところの方がいい。
「お嬢様、この辺は混みますから、もっと前の方に行きましょう」
ホームの一番前まで来てみると、この辺まで来る人はあまりいないようだった。
ここなら空いてそうだ。
お嬢様と並んで電車を待っているわけだが、さっきから僕の隣りからはとてもいい匂いがしている。
甘いような女の子の匂いが僕を包みこんでくる。
あぁ、とてもいい匂い・・・
それを思いっきり吸い込もうとしたとき、まぁ電線のカラスと目が合ってしまったんですね。
ハッと我に返らされた。
こいつらどこまで着いてくるつもりなんだ。
それにしてもいい匂いだ。
この甘い香り、バニラの匂いかな。上品なその香りに頭がクラクラするようだ。
電車がやってきた。
一番前のドアから乗り込む。
乗務員室のすぐ後ろ、そこには子供達がかぶりついて前を見ていた。
「まぁ! ここは電車を運転する方の見学ができるのね。楽しいわ」
迷わずその子供達の横に並ぶお嬢様。
見るとお嬢様の表情は子供達のそれと同じだった。真っ直ぐ伸びる線路を真剣に見つめている。
- 9 :
- >>11
僕はその後ろで、その並んでいる後ろ姿を微笑ましい気分になりながら眺めていた。
その光景を眺めつつ、僕はちょっと考え事に没頭してしまった。
そう、考え事とは僕の目下の懸案事項。
次の駅に着いたところで、お嬢様が僕の方に向き直った。
そのとき僕はずっと考え事をしていたものだから、そのことに気付くのが一瞬遅れてしまった。
お嬢様が上目遣いで僕を見ている。それに気付いて思わず僕は動揺してしまった。
「さっきから難しいお顔をされてるけど、やっぱりご迷惑だったかしら」
「へ? 迷惑って何のことですか?」
「やっぱり、千聖のわがままに付き合っていただいたりしてご迷惑でしたよね。ごめんなさい」
「え? いや違うんです。いまちょっと考えてたことがあって・・・」
お嬢様が穏かな微笑で僕を見ている。
そんなお嬢様の瞳に僕は本心を全てさらけ出してしまいたい衝動に駆られる。
今もその深い色の瞳で見つめられ、もうこの人を前にして心の中を隠すのは限界のように感じる。
考えていることを全てこの人に話さなければならない義務感を感じてしまう。
「あ、あの、お嬢様?」
「なにかしら?」
「あの、あのですね。なかさきちゃんのことなんですけど・・・」
- 10 :
- 「なっきぃ? なっきぃが何か?」
「えーとその、彼女はお元気ですか?」
「えぇ、とてもお元気よ。でも、どうしていきなりなっきぃのことを?」
「い、いえ。お元気ならそれでいいんですけど・・・いや、その、えーとですね、あの、僕のこと何か言ったりしてませんでしたか?」
「ももちゃんさんのこと? 何か言ってたかしら?」
お嬢様はちょっと考え込む。
「そういえば・・・・」
思い出したように、お嬢様が語り始めた。
「この間お会いしたあの後、栞菜と何か深刻そうに話をしていたわ。これからどうすればいいんだろう、みたいなことを」
それか。
やっぱり、なかさきちゃんは僕のことを・・・
「そのとき、なっきぃ、最初はとてもお怒りの様子だったの。何故なのかは分からなかったけど。
次の日になったら落ち着かれたのかお怒りは収まったようだけれど、今度はとても落ち込んでいらしゃって。
心配だったのでそれとなく聞いてみても、何も教えていただけないし。
それからもずっと悩んでいらっしゃる様子で。何を悩んでいるのかしら。なっきぃの力になりたいわ」
やっぱり、僕のことでそんなに悩んでいたなんて。
間違いない。
彼女は僕のことを。
なかさきちゃん・・・
- 11 :
- 水戸黄門展はデパートの9階でやっていた。
直通エレベーターに乗ると、そこには同じ目的のお年寄りばかり。
やっぱりこの年代の人が多いのかな。
お嬢様はもう興奮を抑えきれない様子だった。
「ついに来てしまったわ。あぁ、もうどうしましょう。楽しみでじっとしていられない気分だわ」
いつになく饒舌になって興奮を隠せないお嬢様。
エレベーターの中でピョンピョンと飛び跳ね始めるんじゃないかというぐらい。
そんなお嬢様のテンションに、周りのお年寄りたちがみんな微笑ましそうにお嬢様を見守っている。
空間が暖かい空気に包まれていく。
いつもそうだ。お嬢様のいるところ、その周りにはこのように幸せの空気が広がっていくんだ。
入場券を購入するのだが、「高校生を2枚!!」このセリフを言うときがついにやってきたようだ。一度言ってみたかったのだ。
ところが、そんな僕をお嬢様が制した。
「ウフフフ。お付き合いいただいたのだから、ももちゃんさんの分のチケットも千聖が買いますね」
「そんな、めっそうもないです。お嬢様」
「さっきはおそばを御馳走になってしまいましたし、ここは千聖にまかせてくださる?」
そうですか。それじゃあ、素直にお言葉に甘えます。今月のこづかいはもう底をついているのだ。(想定外だった先日のラーメン代が痛かった)。
カウンターの前に立ったお嬢様がつま先立ちになりながら、僕の分まで入場チケットを買ってくださった。
「はい、これ」
「ありがとうございます。お嬢様」
「さあ、早く入りましょう!!」
テンションMAXなお嬢様に急かされるように水戸黄門展の会場に入った。
- 12 :
- 黄門様のジオラマのショーケースを熱心に覗き込んでいるお嬢様。
その様子は、さっき電車の運転室にかぶりついていた子供たちにそっくりだった。
「見て頂戴。見事なジオラマだわ!!」
「!! 見て! この屋敷の中では悪代官と悪い商人が何か悪だくみをしているわ!!
黄門様御一行はどこにいるのかしら・・・
こっちよ! こっちだわ! 黄門様はここに! このジオラマに主要なキャラクターは全員いるのね。 凄い凄い!」
凄いテンションだ・・・
でも、ここまでストレートに好きという気持ちを出しているお嬢様。
それをを見ることができたのは嬉しかった。今日ここに来れて良かったですねお嬢様。
お嬢様が僕に振り向いた。
無邪気なお顔。
「千聖の屋敷にもこんなジオラマを作ろうかしら。私もいくつかフィギュアを持っているのよ。千奈美さんから頂いたの。
だけど、まだ全部は揃えていなくて。そのうちまた頂く機会を千奈美さんに作っていただかないとry」
お嬢様のようなお金持ちのやることだ。
お屋敷の20畳敷きぐらいのお部屋一杯に無駄に本格的なジオラマとか作っちゃったりしそうだ。
お金持ちの人のやることは常軌を逸していることが多いからな。
なーんて、それは平民の偏見かな。
- 13 :
- 「楽しかったわ。時間が経つのも忘れてしまって。でも、そろそろ帰らないと・・・」
お嬢様の笑顔が少し翳ったのを僕は見逃さなかった。
いつも明るいお嬢様の気分が下向いてしまうのが、僕はどうしても嫌だった。
「僕のせいにして下さいね、お嬢様。僕は怒られるのとか慣れてますから」
「怒られるって、帰ったときにですか」
「えぇ、勝手に抜け出してきたんでしょう、お嬢様。やっぱりおうちの方から怒られるんじゃ・・・それで今心配そうな表情を」
「ウフフ。違うの。楽しい時間が終わってしまうのが寂しくて、それで」
そう言って、僕を見たそのお嬢様の深い色の瞳。
人の心を包み込んでしまうような、暖かいその笑顔。
この人は本当にお嬢様という人種なんだ。
しかも、お嬢様はいま何とおっしゃった?
(僕と過ごす)楽しい時間が終わってしまうのが寂しくて・・・
お嬢様、やっぱり僕のことをそんなに。
もちろん構いません。僕のことを特別の存在だと思っていただいて結構ですよ。
そして、僕はお嬢様のそのお気持ちにしっかりと応えてあげたい所存です。
- 14 :
- いけない、いけない。
またそんな妄想に入り込んでしまいそうだった。
お嬢様は、僕の脳内でそんな妄想が繰り広げられていることなど、露ほども思っていないだろうな。
そう思うと、そのお嬢様のピュアなこころに対して申し訳なくて罪悪感に苛まれる。
お嬢様の澄んだ瞳を前に、だから僕はちょっと居住まいを正した。
こころのキレイなお嬢様、そんな僕の葛藤など全く知る由も無いように、僕に柔和なお顔を向けてくれる。
「それに、大丈夫です。だって決められたことはちゃんと守っているんだもの」
決められたこと?
「言い忘れてましたけれども、外出が全て禁止というわけではないの。誰かと一緒ならば外出してもいいことになったのよ」
「だから、いま千聖は一人じゃないわけだから、何の問題も無いはずだわ」
自信満々な表情のお嬢様。
でもお嬢様、得意気になってるところ申し訳ありませんが、それって許されるのはお友達と一緒の場合ですよね。
もし一緒に出かけたのが男だったとしたら、それは許されることなんでしょうか・・・・
男と2人っきりでの外出なんて、禁止されているお一人でのとき以上にまずいんじゃないだろうか。
- 15 :
- そうだよ。
うん、間違いなくそうだと思う。
お嬢様、お屋敷へ僕と一緒にお帰りになったりしたら、たぶん一人で外出の時以上に大騒ぎになりますよ。
そうか、戻るときは僕が悪役になって怒られて事を済ませばいいと思ったけど、事態はそう単純なものではないようだ。
僕と一緒に帰ったりするのは、お嬢様の立場がかなりまずいことになるじゃないか。
でも、それじゃあ、この後いったいどうすればいいんだろう。
そんな重大問題に悩んでいると、いま僕とお嬢様が駅へと歩いているこの道の先に、挙動がおかしい一人の人物がいるのに気付いた。
こっちをじっと見るや、僕らを認めて待ち構えるように仁王立ちしたその人物。不穏な空気を感じる。
嫌だな、何か悪い予感が急激にしてきた。絡んできたりしないだろうな、僕らに。
でも、たとえ何が起きたとしても男としてお嬢様を悪い人間からお守りしなければ。それだけは僕の使命なのだ。
僕の背中を緊張が走る。
その人物との距離が短くなっていく。
そこに立っていた人物、それは・・・
「やっと見つけたー!! あははは」
- 16 :
- 少年、夢心地の時間終了のお知らせ
スレ立てありがとうございます
前スレ>>84
vイさん乙でーす!!
なっきぃww
やっぱり部屋で一人励まれていたんですねw
カギのかかっていないドアを開けた瞬間のちさまいの顔を想像すると吹き出してしまいます
スイッチが入りそっちの世界に行ってしまったお嬢様のなんと妖艶なこと
いいぞもっとやれとこれほど強く思ったのは久しぶりのことになります
そしてお約束のように現れる全力リーダーw
ホテルの廊下でドアを叩き壊さんばかりにしているリーダーの絵を想像してこれまた吹き出してしまいましたw
そしてあとは>>92さんの言われている通りですねw
- 17 :
- ノk|‘−‘)<おやすみなさいだかんな
- 18 :
- 庭の掃除中
- 19 :
- お嬢様いってまいります
- 20 :
- 新スレおめ
プニ聖ちゃん貼っておきますね
http://hello.uh-oh.jp/cgi-bin/aaa/img/hell80789.jpg
http://img.barks.jp/image/review/1000079231/niconico002_s_www_barks_jp.jpg
- 21 :
- 蹴られたい
- 22 :
- リ*・一・リ<関係者の皆さんおつですわ
- 23 :
- リ*・一・リ<ちさとがほぜんしておきます
- 24 :
- 作者さんおつであります♪
- 25 :
- お嬢様おつです
- 26 :
- 496 :名無し募集中。。。 :2012/04/30(月) 21:16:50.06 O
岡井ちゃんが「田中!好きだ、バカ!」などと言ってたが
場内で歓喜した田中姓の岡井ヲタは何人いたんだろうなw
つーかこれって何かの映画のセリフのパクリじゃね?
- 27 :
- 133 名前: ◆Yo8CFZT3kfPZ [] 投稿日:2012/04/29(日) 21:06:26.25 0
■報道ステーション続き
从*´∇`)<次のニュースです 夏焼雅さんが嗣永桃子さんのことが恋しくなったそうです
从*´∇`)<先日病気のためコンサートを欠席した夏焼さん 家で寝ながらBerryz工房のコンサートDVDを見ていたそうです
从*´∇`)<すると嗣永さんのうざさが急に恋しくなりました
从*´∇`)<「普段はウザイと思っていたけれど急になくなったから恋しくなった」とのことです
从*´∇`)<その後夏焼さんは無事にコンサートに復帰 嗣永さんのうざさを噛み締めているそうです
从*´∇`)<ちなみに私はそういう気持ちになったことがありません
- 28 :
- これが萩原のお嬢様運だかんな
- 29 :
- ℃のちしゃと運でしゅ
- 30 :
- >>26
今ツアー初参戦の日にこんなこと言われちゃ田中たまんないですよお嬢様ああああああああって一人で悶えてました
ですが直後に萩原様が田中先輩役で乱入してしまいちさまい!と思いながらも若干落ち込みー℃でした…
- 31 :
- 只今お嬢様は
藤本先輩に怯えているようでございます
- 32 :
- お嬢様いってまいります
- 33 :
- ノシ
- 34 :
- お昼ご飯の準備ができましたお嬢様
- 35 :
- ベリがテレビに出演中でございますお嬢様
- 36 :
- 空がどんよりしておりますお嬢様
- 37 :
- 「あー、ごめん。ちょっと今取り込んで・・・ちょっと、お姉ちゃん!」
おそるおそるちょびっとだけ開けた扉に、舞美ちゃんが足を突っ込んできた。
まるで、ドラマに出てくる悪徳セールスマンのようだ。なのにお顔はいつものニコニコな舞美ちゃんのままで、不気味なまでに存在感を際立たせている。
「よかった、舞、無事だったんだね!悲鳴が聞こえたから、どうしたのかなって愛理と来たんだー」
見れば、後ろにカッパさんもいらっしゃる。
ただし、まったく興味なさそうに、ケータイいじりながらだけれど。
「ちょっとなっきぃがはしゃいじゃってたから、千聖と2人がかりで止めてただけだから。もう平気」
まあ、嘘ではないし、こんなところで納得してくれないだろうか。
そう思って、お姉ちゃんを上目づかいに見遣る。
「・・・おーい、舞美ちゃん?」
だけど、舞美ちゃんは私の方を全然見てくれていなかった。
ベッドルームと廊下を隔てる、ガラス扉。
その向こう側――つまり、ちしゃととギョカイがキュフキュフ中の、その場所を、綺麗なアーモンド型の目でジーッと。
「ねえ、もう舞たちの部屋は大丈夫だから。ね、舞美ちゃん」
「うん、大丈夫大丈夫!あはは」
一体、何が大丈夫なんだろう。お互いに。
まったく噛み合わない会話にもあまり構わず、舞美ちゃんは今度は、強引に上半身を部屋の中に捩じ入れてきた。
制止する間もなく、そのまま大きな声で呼びかける。
- 38 :
- 「ちっさー?」
「待って!今ちしゃとはちょっと」
「ちっさー?やじーだよー」
だめだ、全然聞いてくれない。
愛理は相変わらず絶賛無関心の御様子だし、こうなったら私が!
「うりゃああ」
「お?お?舞?」
低く構えて、舞美ちゃんの腰に頭を突っ込んでいく。
「えー、お相撲ごっこするの?あはは、負けないよー!とかいってw」
おお・・・岩のように硬い腹筋。だけど、私は引き下がるわけにはいかないのだ。
「この部屋に入りたかったら、舞をたおくぁwせdrftgyふじこlp」
「どりゃー」
はい、予想通り。
私のキメセリフは途中でぶった切られ、気がつくと、冷たいフローリングに無様な格好で倒れていた。
痛くないよう、玉ころがしのようにコロンとスッ転ばしてくれたのは、全力リーダーなりの優しさだろうか(全然嬉しくないけど)。
「あはは、それじゃあおじゃましまーす」
舞美ちゃんの大きな手が、ドアノブにかけられる。
「だめー!」
- 39 :
- 「・・・うふふ、ごきげんよう、舞美さん」
だけど、扉が全開になる前に、向こう側からぴょこんとちしゃとが顔を覗かせた。
黒目がちの瞳が潤んで、らんらんとしている。・・・大変、興奮状態なのが見て取れる。
「ちしゃと、なっちゃんは?」
「うふふ、あちらでお休みになっているわ」
ああ、そうですか。つまり、召されたわけですね。あいかわらず、すごいテクニックでしゅ。
天性の才能なのか、誰かに仕込まれた(リl|;´∀`l|)のか知らないけど、今この場にいない人を責めても仕方がない。
「仕込んだのは舞美ちゃん、っていう線もありますぞ。ケッケッケ」
「カッパさん、そういうのやめてもらっていいですか」
いつの間にか後ろに回っていた、愛理が耳元でささやいてくる。
どーでもよさそうな顔してるくせに、こういう時だけは楽しそうなんだから、こいつめ。
「だってほら、見て」
促されて視線を千聖と舞美ちゃんに戻すと、ちょうど舞美ちゃんが、ベッドにぺたんと腰をおろしたところだった。
「おいで、ちっさー」
「はい」
ぽんぽんと叩いた膝に、千聖があごをのっけて甘える。
頭を撫でられて、クフフと嬉しそうに目を三日月にする。
――犬だ、と思った。
顔立ちも相俟って、完全にワンワンとご主人様のようだ。
千聖の金茶の髪を、舞美ちゃんの大きな手櫛がわしゃわしゃとすべって、とても気持ち良さそうな顔をしている。後ろには情熱的なポーズのままぶったおれてるなっちゃんつき。
- 40 :
- 「・・・なんなら、千聖となっきぃのほうが、いつもやらしーことしてそうな感じなのにね」
愛理がさも楽しそうに、ケッケッケと笑いながらつぶやく。
「舞美ちゃんは強敵だねぇ、舞様」
「なんでよ。なっちゃんと千聖のほうが・・・なんでしょ?愛理的には」
「だからだよぅ。だってね、今だって、ああやって、ほら」
「ん?・・・うわああ!」
愛理とだらだら喋っているうちに、事態は思わぬ方向へ動いていた。
クンクンと鼻を鳴らして、舞美ちゃんの膝で和んでいたはずの千聖。
それが、今は“ふくじゅうのポーズ”みたいに仰向けになって、顔を近づけあっているのだ。
「ちっさー、可愛いね。ちゅーしてもいい?ちゅーちゅー、とかいってw」
「あら、うふふ・・・」
髪を撫でていたはずの長い指が、千聖のみみたぶをなぞってうなじへと移動していく。
えりぐりの開いたワンピースの背中に、舞美ちゃんの手の形がくっきりと浮かんで、千聖がため息とともに体をのけぞらせた。
「上・・・はずしていい?」
「ん・・・でも」
「キュフフ・・・はあはあ」
起きたのか、ナカジマ。そしてまた励むのか、ナカジマ。・・・いや、そんなことより!
「ケッケッケ、舞美ちゃんと千聖にとって、“こういうこと”は、ジャレあいの延長線上にあるみたいだからねぇ。だからこうやって、ウチらの前で平気でやってみせちゃう。
あっ、今度はふともものほうへ手が!」
「・・・おねーちゃん!ストップ!」
- 41 :
- 今日はここまで
スレ立てありがとうございます!
終わらなかった・・・続きは明日で
>>8
少年作者さん乙です!
水戸黄門ジオラマに夢中になるお嬢様可愛いです
背が低くてぴょんぴょんしながら受付したり無邪気に展示に見入ったり
少年の目線がじゃっかんお兄ちゃん的というかパパ目線みたいになってて面白いですw
駅前で2人を待ち受けている人・・・2名ほど候補が浮かんだのですがどっちでしょうwどちらにしても少年はピンチですね
個人的には少年の脳内妄想を知ったなっきぃのリアクションが楽しみなところですw続きお待ちしております
>>20
みごとなおみ足や腹肉はもちろんこのプニあご!伸ばしたい!にく部分を!そして怒られたい!ぷに聖ちゃんハァハァ
>>26
あわわわ
>>27
ももちな絡みもいいですよねー
なんだかんだで結局好きあってる感じがw
>>30
田中さん乙です!
私はまず呼ばれることのなさそうな名字なので羨ましい限りです・・・
- 42 :
- 作者さんおつ
リーダーの天然っぷり恐ろしいw
- 43 :
- 天然ジゴロおそるべしやでぇw
そしてNTR実況解説言葉責めとか黒過ぎるw
あーあとアレだ
nkskはホントどうしようもないなw
- 44 :
- さすが某スレで変3と恐れられる全力リーダーw
メイド喫茶編の時はなっきぃがマトモだったが故に大事に至らなかったけど
今回は如何に?
- 45 :
- 少年ざまあ!!!
http://s1-05.twitpicproxy.com/photos/full/570945415.jpg
- 46 :
- その画像貧スレに貼られてたかんな
- 47 :
- なっきぃも懲りない人だなw
- 48 :
- おやすみなさいお嬢様
- 49 :
- しかし階段編のこういう場にさゆみさんが現れたら
どう言う事になるでしょうか
- 50 :
- お嬢様いってまいります
- 51 :
- ナカジマ支援
- 52 :
- 全力リーダーに期待
- 53 :
- お嬢様
- 54 :
- >>45
なんという特撮!
- 55 :
- 今夜はどうなるでしょうか
- 56 :
- http://i.imgur.com/NutcI.jpg
http://i.imgur.com/Z3M0u.jpg
http://i.imgur.com/VvV9b.jpg
http://i.imgur.com/DsY08.jpg
http://i.imgur.com/W9L5k.jpg
- 57 :
- http://st84.storage.gree.jp/album/38/81/30393881/26705ad8_640.jpg
- 58 :
- >>56
軍団長カワユス
- 59 :
- おやすみなさいませお嬢様m(__)m
- 60 :
- 私の制止で、舞美ちゃんと千聖の動きがピタッと止まった。
「どうしたの、舞?」
「・・・そーゆーの、しないでよ。愛し合ってるわけじゃないのに」
「愛・・・」
お姉ちゃんはふと思案顔になり、千聖の背中からズボッと手を抜いた。・・・どういう原理か、ブラも一緒にはぎとって。
「きゃんっ」
「ちしゃと、大丈夫だよ。こっちおいで」
心もとなくなった胸元を、恥ずかしそうに隠す姿が可愛らしい。
腕を引っ張ると、千聖はおとなしく私の隣に来てくれた。
ちょっと体の位置をずらして、ベッドの上でお互いに向き合う。
まだちょっと興奮しているのか、千聖は潤んだ瞳で私を見つめてきた。
見飽きるほどに見慣れたこの顔も、“中の人”が違うだけで、こんなにも艶っぽく見えるなんて不思議だ。
心臓が痛いぐらいに高鳴って、私らしくもなく、頭が真っ白になる。
「・・・舞さん、私」
「う、うん。わかってる。舞にまかせて」
下着で抑えてないから、いつも以上にくっきりしてるたゆんたゆんちゃん。
いつぞや触ったときよりも、またおっきくなってる気がする。
ちっさい体とアンバランスな感じで、なんだかだ。
「お・・・おじゃまします」
ぎゅっと力を込めて握ると、千聖が悲鳴を噛み殺したのがわかった。
- 61 :
- 「あ、ごめん!」
「・・・いえ、大丈夫です。ウフフ、きもちいいです、私」
どうやら遠慮して言ってるわけではないみたいで、千聖は胸に添えられたままの私の手を、優しい顔でそっと撫でてくれた。
なんとなく、続きをねだられているのがわかった。
「えっと・・・ちしゃと、あの、初めてで緊張してるとは思いましゅが、舞という彼氏・・・?彼女・・・?まあ、だから、おちゅちゅいてね」
私のほうがよっぽどテンパッてるし、緊張もしてるのわかってるだろうに、千聖はニコニコ顔でうなずいて、話を聞いてくれる。
「こういうのは、恥ずかしいことじゃないでしゅから。
愛し合う2人が、その気持ちを確かめ合うためにぬくもりを云々」
「ええ、舞さん」
やっぱり、キザキャラみたいなののほうが、こっちの千聖にはあっているんだろう。
子猫みたいに、体を擦り付けてくる。熱い体温がじかに伝わってきて、私はたまらず、少々乱暴に千聖をシーツに押し付けた。
「ん・・・」
「いい?本当に。いやならやめるよ。約束したから、ばかちしゃとと」
まあ、こんな乱暴なことしといて、今更なんだけど。
“無理やりすんのはもう絶対やめて”そう言われている以上、約束は守らなくてはならない。
粗雑に扱ってるとはいえ、間違いなく私は愛しているのだ。あっちの千聖のことも。その意思を無視するようなことはしたくもない。
- 62 :
- 「・・・私は」
しばらくして、千聖は私の目を真っ直ぐ見たまま、口を開いた。
「私は、例えば自分の中で、元気な千聖とお話をしたり、そういうことはできないのだけれど」
「うん」
「でも、心はつながっていますから。私が望むことは、あの千聖が望むことでもあると思います」
「本当に?無理していない?」
「ええ、私がこんなに、舞さんをお慕いしているのですもの。
明るい千聖も、舞さんのことを・・・」
「そっか、それはよかった!!!
――はい?
「℃-uteは全員両思いってことだ。うんうん、やじーは嬉しい!」
いきなり、後ろから現れた舞美ちゃんが、ガシッと私たちの肩を抱いた。
おっしゃっている意味がわからない。
大型犬のような純粋な瞳は、まっすぐすぎるからこそ、かえってその思考がどこへ向かっているのか見当がつかない。
「ねー、言ってる意味がわからないんだけど。てか、今ちしゃとと大事な話して・・・!?」
突然、さっきの相撲ごっこのごとく、私は舞美ちゃんに腕を引かれて吹っ飛んだ。
「えっ?え???」
「舞、ばんざい!」
「えっ?」
- 63 :
- 反射的に両手を挙げると、舞美ちゃんは私のルームウェアの裾を掴んでいた。
そのまま、ぐわっとひん剥かれる。
ぽいっと捨てられ、中を舞う私のキャミ。・・・もう、お気に入りだったのに!
「・・・へ、へんたい!なにすんijotaepいおj34;」
「あはは、おとなしくしろ!貴様は完全に包囲されている!とかいってw」
つづいて、ショートまで一気に・・・。なんなの、この人。追いはぎなの?どんだけ手際いいの?
「私ね、わかったんだ、舞」
「なにが」
ブラにまで手を伸ばそうとしてくるのを必死で避けつつ、スリリングな攻防は続く。
「舞は、私がちっさーとスキンシップするのがいやなんだよね?」
「やだよ、当たり前でしょ」
「だったら、みんなで楽しめばいいんじゃないかなって」
全裸だけは断固拒否な私に業を煮やしたのか、舞美ちゃんは見本とばかりに着ていたモサフリタンクトップを脱ぎ捨てた。
「ほら、これで恥ずかしくないよ!」
夕日に染まる、バッキバキの腹筋・・・筋肉質な足。・・・かっこいい。
思わず心を奪われてしまうような、独特の存在感がある。まさに、彫刻のような美人。
そこらの男じゃかなわないような、細マッチョな超絶美人が、私を見下ろしてニッコリ笑う。
「・・・いや、待て。危うく流されるところだった。
おかしいでしょ、言ってる事。お姉ちゃん、舞の言ってること聞いてた?舞はね、こういうことは、愛し合っている間柄でしかやっちゃいけないって・・・」
「うん、だから、やじーは舞のことが好きだよ?じゃあ問題ないね!」
- 64 :
- 言うが早いか、舞美ちゃんは私のたゆんに手を伸ばしてきた。
そのまま、胸板をつぶすかのようにぐいぐい押し込まれる。
「ちょっと、痛いよ!ねえ!」
「あはは、ナマイキに育ってきたじゃないか!抜け駆けは許さないから、とかいってw」
さすが、たゆんたゆんの発育には容赦のないやじーさん。目が笑ってるけど、笑ってない・・・。
「せっかくみんなが仲良し同士のグループなんだもん、舞が言うように、スキンシップも大事大事!
ほら、見て。ちさあいちゃんも・・・」
「・・・ちょっと、愛理!!!」
グキッと顔を捻じ曲げられたその先で、俺の嫁と黒カッパが、お互いの髪を撫であっていた。
「ケッケッケ、いい匂いする、千聖の髪。くんかくんか」
「あら、愛理の御髪だって、やわらかくて絹のようだわ」
――イライラする。あんなに無関心そうにしてたくせに、愛理のやつ!ちゃっかり俺の嫁に!
「・・・だって、リーダー命令ですからぁ。従うのはメンバーの義務ですからぁ」
くそー、完全に楽しんでやがる。
これみよがしに、足の指を絡めてこしょこしょくすぐりあったりなんかして、何か・・・えっちだ。私じゃあんなプレイ(?)は思いつかない。
あの黒カッパ、無駄に研究熱心で負けず嫌いなんだから!
「よーし、やじーと舞もあれやろうか!こちょこちょー」
「ぎゃああ」
- 65 :
- 挟み込んだ私の足指を、ありえない方向に捻じ曲げる全力リーダー。激痛に軽く意識が吹っ飛ぶ。
「楽しいね、舞!ほれほれ」
「あばばば」
万力のようなもみに、全力ほおずり。舞美ちゃんの気分で、うつぶせにされたりあおむけにされたり、目が回る。
ちさまいみのアレはじゃれあいの延長線上。さっき、黒カッパがそういってたことを思い出す。
だとしたら・・・普段、一体どんな前戯(!)で暖めてるというんだ、俺の嫁を!まるで格闘技じゃないか。
「楽しいね、舞!舞?」
全然楽しくない。なんで、こんなことに・・・。
本当なら私の腕枕で、愛しのちしゃとが眠りについてる頃だったはずなのに。
現実は私はこんなだし、ちしゃとは愛理と寝転がって、足指どころかふ、ふ、ふとももを互い違いに絡め合わせて体を密着させてるし・・・。
こうなったのも、あれだ。そもそもの元凶は、あいつだ!!!
「ナカジマー!!てめーちょっと」
「キュフフ、はあはあ」
「・・・あ、何かごめんなさい。やっぱいいです」
とんでもないブリッジみたいな格好で、愛理と千聖のそばににじりより、絶賛一人でお楽しみ中のご様子のギョカイさん。
お前はこんなに人がいても、それでもソロプレイなのか!そこは譲れないポインツなのか!
なんだか腹が立ってきた。舞がこんなに葛藤しているというのに、アホみたいな顔でキュフッてるだなんて。
「楽しい?舞、ちゃんと楽しんでる?エンジョイ?」
「あー、はいはい。だけどもうちょっとソフトにタッチしてくれると嬉しいですいててて」
- 66 :
- 舞美ちゃんは相変わらず張り切ってるし、なんというか、パパとテンションの合わない娘の気分だ。
「ちっさーと愛理もラブラブだねー。やっぱし℃-uteもみんなで裸の付き合いが(ry」
無邪気に傷をえぐられ、私の中の舞様が悪魔の尻尾をチョロリと出す。
「ねー、舞美ちゃん。みんなでっていうならさー、ナカジマのほうに行ってあげたほうがいいんじゃない」
「ん?なっきぃ?ああ、いたんだ」
「そう。ほら、一人で励んでるよ?舞のことは放っておいて・・・」
「そうだね、一緒に行こうか!あははは」
「えっちょ、だから私は」
人の話を最後まで聞かない全力リーダー、私の首ねっこを捕まえて、なっちゃんの横に放り投げる。
ぼーんとバウンドして、なっちゃんの上に圧し掛かる。・・嬉しくない!本当なら今頃こうして(ry
「ケロキュフフ・・・ぎゃふん!もー、なんだよ舞、千聖はあっちだよ。アタシは今ちょっと忙しくてぇ」
「・・・うるせっ、この!」
腹立ち紛れに、なっちゃんのほっぺたをイーッとつまんでやる。
「ギュフーッ」
「あはは、けんかはだめだよー」
だけど、すぐに大きな手で引き離されて、下着姿のまま、私となっちゃんは壁際に追い込まれた。
「2人まとめてかかってこいやでしかし、まいみぃがせいばいしちゃるけん!とかいってw」
どこの方言だ、それ。
そんなテンションの高い舞美ちゃんとは対照的に、ソロステージをエンジョイしていたはずのなっきぃが青ざめていく。
- 67 :
- 「待って待って待って!やじー違うのあのね、なっきぃ的にはこういうのはナシなわけ!だってね違うの一人でする分にはグループ内の風紀が乱れる事はないけどこんな乱痴気パーティーみたいなのは」
「え?でもなっきぃが一番こういうの大好きだよね?あはは、みんなに見られて大興奮!みたいな。私ならはずかしいけど、なっきぃは恥ずかしくないんだよね?すごーい!」
「キュフゥ・・・しょんな、だってだって」
――お、お姉ちゃんたら、優しい顔してすごいこと言う。だがギョカイ、オメーは嬉しそうな顔すんな!
「よーし、わかった!もう舞がそこまで言うなら仕方ないね!」
「舞何にも言ってないし」
「愛理、ちっさー!ちょっと集まって」
ねっとりメロディーズプレイを楽しんでいた、愛理と千聖がよろよろした感じでこちらへやってきた。
「ちしゃとはこっち!」
即座に奪い返してやると、愛理がケッケッケと笑った。
やっと取り返した俺の嫁なのに、体に愛理のコロンの匂いが移っていて、猛烈に腹が立ってきた。
それもこれもギョカイ(ry
「な、なんで睨むケロ!」
「はい、じゃあみんな聞いてね!やじーから提案があります」
今日の舞美ちゃんは、なぜかとんでもなく張り切っている。
この“はだかのつきあい”をきっかけに、ハワイという地で、より強い結束力を生み出そうとでも考えているんだろう。別に、やらしい意味じゃなく。純粋に、リーダーとしての思いで。
でも、気合を入れる方向がおかしすぎる。
全員下着姿で、仁王立ちのリーダーの前に正座するアイドルグループ・・・なんだこれは。
もはや、ハワイでオトナになる計画は頭のどこかへ消えていってしまった。今は、全力リーダーがどんなとんでもないことを言い出すのか。そのほうがよっぽど気になるというもの。
- 68 :
- 「さて、踊ろうか!」
「は?」
唐突な提案。
思わず千聖と顔を見合わせるも、舞美ちゃんはニコニコ顔のまま、私たちを促すばかり。
「はい、立って立って!そうだなぁ、まっさらブルージーンズがいいかな!」
「えー、踊るの?このまま?ケッケッケ、すごいなぁ」
音楽プレーヤーを楽しそうにセットしながら、舞美ちゃんは鼻歌まで歌ってご機嫌な様子。
「私たち、今までも何かあると、ダンスで結束を強くしてきたもんね。こうして、裸の付き合いも大事にしてきたし。
うんうん、この機会に感謝して、今日という日を大切に(ry」
うん、言うまでもないけれど、今までダンスによって絆が深まったという事例も、下着で踊り狂うという経験もないわけです、℃-uteには。
でも、リーダーがそういうのならそうなんでしょう。・・・あ、なんか笑えてきた。ある意味、舞もオトナになったということでしょうか。
「舞さん、舞さん」
イントロに併せてタラタラと踊っていたら、こっそりとちしゃとが耳打ちしてきた。おお、不安定なベッドのおかげで、ご立派なたゆんたゆんがたゆんたゆんと・・・。
「どしたの?」
「・・・エロいことばっか考えてっから、こうなるんだよ、ざまあべろべろー」
「えっ」
千聖はウフフもといグフフと笑うと、元気にベッドの上で飛び跳ね出した。
もはや、色気もそっけもない。
- 69 :
- ・・・一体、いつからだ。
いつから、ばかちしゃとに戻っていたっていうんだ。
「ねー、あのさ」
「はい、集中だよ舞!ラミラミラミラミ」
ったく、羞恥心とかないのか、ばかちしゃとは。
バランスを崩してなっちゃんとベッドに倒れこんで、ゲラゲラ笑ってる姿を見て、ため息が出た。
「お、ちっさーがちっさーに戻った!元気?」
「なんっ、舞美ちゃんそれー、意味わかんないから!」
――何かもう、絶対ちしゃとには敵わない気がする・・・。
どーせ、ウソつきのばかちしゃとのことだ、いつから人格変わってたかなんて、絶対白状しないだろう。
この状態の千聖が、愛理と足を絡ませあってたなんて、想像するだけで頭抱えそうになるけれど、真相はやぶの中。
私は一人、悶々とし続けるしかないのだ。
それが、岡井千聖という人間を愛するという現実なのだから。
「まーい、もういっちょいくよー!」
「はいはい」
リーダーの元気な掛け声が響き渡って、予想外のハワイの夕暮れは過ぎていくのだった。
- 70 :
- 今日はここまで
エロネタもここまで
一応舞様×おじょうちしゃとのつもりでしたが…リーダーが悪いんだそうに違いない
もしがっつりエロ書くようなことがあれば選択のほうでやろうかと思います
次回は1編学園小ネタ挟んでかりんちゃん編にいきます
レスは次回で!
- 71 :
- リーダーァァァァァッ!!!!アンタって人わッッ!!!!!
でも面白かったから許すw
- 72 :
- いろいろ突っ込みたいところはあるけど
モサフリタンクトップを着たノーパンの全力リーダーは見てみたいw
- 73 :
- 全力でとか怖すぎるww
- 74 :
- あげ
- 75 :
- 中野は燃えているか
- 76 :
- 萌えていると思う
- 77 :
- >>15
突然、目の前に現れたその人物。
く、く、く、くま、くま・・・
「やっと見つけたよ。探してたんだ」
な、な、なんで熊井ちゃんが地元でもないこんなところに!?
「あれ? 千聖お嬢様? なんで一緒なの?」
千聖お嬢様がいることに驚いているということは、さっきの「やっと見つけた!」ってのは、その対象は僕のことなのか。
急激に恐怖心がこみ上げてくる。
「く、く、くま、おま・・・・」
「ウフフフ、ごきげんよう。大きな熊さん」
お嬢様は突然あらわれた熊井ちゃんを笑顔で迎え入れている。あぁ、お嬢様。
楽しい時間は、どうやらここで終わりのようだ。さよなら、僕の美しい思い出。
僕の楽しみを奪い取っていくのはいつだってこの人、熊井友理奈。
「思ったより追いつくのが遅くなっちゃった。だって、来る途中でちょっと人を助けてきたから」
「人を助けてきた?」
「そうだよ。駅前でお腹を押さえながらうずくまってる男の人がいたから助けてあげてたんだ」
「まぁ、さすが大きな熊さんね。人助けをなさるなんて立派だわ」
「それはまた大変なことを。決して見過ごしたりしないのはさすがだけど。それでその人どうしたの?」
- 78 :
- >>77
「その人、うちが話しかけても要領を得なくてね、錯乱状態になってるの。
なんか一緒にいた女性に逃げられちゃったんだって。
それで相当ショックを受けちゃってたみたいでね、もう支離滅裂だったんだよ。
うちを見るなり「オオキさんじゃないですか」とか言ってきたりするの。誰よそれ、って感じだよねー。
えー、うちは大木さんじゃないです、って言ったんだけど、彼女に逃げられたショックでだろうけどあまり理解できてなかったみたい。
それで、顔も真っ青だったし、とにかく近くの病院まで連れて行ってあげたんだ。
今のこの状況ではわりとどうでもいいそんなクマクマとした長説明を聞きながら、僕は目の前の人を見つめていた。
いま僕が彼女に向けている視線は、無意識のうちにやっぱりジトッとしたものになっていたらしい。
それに気付いた熊井ちゃんは、僕を見下ろしてこう言ってきた。
「なに? なんか文句でもあるの?」
無いわけがないでしょ!
せっかくお嬢様と2人っきりだったのに!
それを言葉にはしなかったものの、さすがに一言申し上げたかった。
「せ、せっかくの僕の素晴らしい休日が・・・ いや、だいたいどうしてここがわかったんだよ。まさか偶然見つけたってわけじゃないよね」
僕のその抗議に、熊井ちゃんはさも当然といった表情を僕に向けた。
勝ち誇ったドヤ顔。なんだその顔は。
「もちろん偶然なんかじゃないよ。それはね、ケイタイにアプリを仕込んであるから。GPSで現在位置はリアルタイムで把握できるんだよねー」
- 79 :
- >>78
なんだよ、それ!!
僕のケイタイにそんなもの勝手に仕込んだりして!
いつのまにかそんなもので僕の監視をしていたというのか!
そんなの人権侵害じゃないか。ひどいよ!
もう、やだ!
無茶苦茶でしょ、この人。
やりきれない思いではあるが、もうそれ以上は言うのをやめた。
僕が何故怒ってるのかなんて全く理解していない(しようともしない)彼女に、何を言ってもこれ以上はもう時間の無駄になるだけだ。
でも、苦情を申し立てるのはあきらめたけれど、熊井ちゃんに聞きたいことはある。
「それでわざわざこんなところまで追いかけてきたりして、いったい僕に何の用なんだよ」
ホントだよ。せっかくお嬢様と2人っきりだったのに。
僕のその発言を聞いた熊井ちゃんが、急に険しい表情になった。
な、なんだよ、その真顔は・・・
そして、見下ろすような視点から怖い顔で僕にこう言った。
「なかさきちゃんを泣かせていいのはうちだけなんだよ!」
な、なんだよ、いきなり。
いきなりそんなことを言われても、何がなんだか。
僕を睨みつける熊井ちゃん。
うわ、結構マジモードで不機嫌のようだ。
その殺し屋のような目付き。こ、怖すぎる・・・
彼女から受けるこの圧倒的な威圧感、僕はそれを久しぶりに味わっていた。
- 80 :
- >>79
彼女が何を言っているのかよくわからないが、僕のことを責め立てているようなのは明らかだ。
緊張のあまり固まってしまった僕に、熊井ちゃんが話しを続けた。
「なかさきちゃんに何か言ったんでしょ。いったい何を言ったの?」
熊井ちゃんのその質問。
僕に心当たりがあるとすれば、もちろんそれはこの間の・・・
「何って、え? 逆でしょ、彼女が僕のことを・・じゃないの? え?何だ?・・・」
狼狽する僕から視線を外さず、じっと熊井ちゃんが僕を睨みつけている。
こ、怖い。
「え?いや、その、ちょっと待って。どういうこと?」
「しらばっくれないで!」
僕のことを真っ直ぐに睨みつけている熊井ちゃんが言葉を続ける。
「なかさきちゃんが深刻そうな顔してうちのところに来たの。
で、その深刻そうな表情で、あの男子とそういう関係だったケロね・・って聞くからー、
意味が分からなくてー、どういう意味?何でそんなこと聞くの?ってなかさきちゃんに聞いたら、
逆になかさきちゃんから、昨日の話しはどういう結論になったの?って聞かれたからー、
昨日?昨日は賭けに勝ったから奢りで一緒にラーメン食べてきたってなかさきちゃんに言ったらー、
賭けってなに?って更に聞くから、なかさきちゃん質問ばっかりだーと思って、
説明してあげたら、なんか知らないけど、なかさきちゃんショックを受けててー(ry
- 81 :
- >>80
長い。
そして、その会話の要点がよく分からない。
僕には今の熊井ちゃんの無駄に長い話しを聞いても、話しの流れがさっぱりわからなかった。
結局、何を言いたかったのだろう。
そんな僕に熊井ちゃんが先程のセリフを繰り返した。
「なかさきちゃんに何を言ったの?」
「え? そんな問題視されるようなことは何も言ってないと思うけど・・・」
うん、僕は決して問題発言はしていないと思うけど。
でも、心当たりがあるとすれば、あのことなのだろうか。
「・・・なかさきちゃんのその気持ち大切にしてあげたいとは思ってるよ。でも・・・でもさ・・・」
「やっぱり心当たりがあるのね」
そんな今のやりとりをずっと聞いていたお嬢様が、そこで熊井ちゃんの言葉を継いで僕に言った。
「なっきぃはずっと悩んでいるようなの。何か心当たりがおありなら、なっきぃのお力になってあげて。千聖からもお願いします」
「うん、そうだよ! なかさきちゃんの力になってあげなよ。」
ふたりが僕に言いたいのは、なかさきちゃんの気持ちを受け止めてあげろ、ということだろうか、やっぱり。
僕の仮説はやっぱり正しいかったようだ。
- 82 :
- >>81
お嬢様と熊井ちゃんの前だからか、僕は本心を隠すことなくストレートに口にしてしまった。
「・・・でも、その気持ちに応えることはやっぱり出来ないよ。だって僕はやっぱり舞ちゃんが・・・」
「?? 舞?」
「舞ちゃん? なんでここで舞ちゃんの名前が出てくるの?」
「え? だって、僕の中では舞ちゃんの存在が一番大きいんだから・・・」
小首を傾げていた熊井ちゃんが、何かに思い至ったかのように再び険しい顔になった。
「あ、わかった。舞ちゃんとのことで何か、なかさきちゃんに咎められるような風紀を乱す行為をしたんでしょ」
「な、なんだよ、風紀を乱す行為って。そんなのそれこそ熊井ちゃんがいつも・・・」
「やっぱり、なかさきちゃんをいじめたんだね。さっきも言ったでしょ、なかさきちゃんをいじめていいのはうちだけなんだから」
いや、「イジメなんか絶対ダメだよ!!」っていつも鼻息荒く言ってるのはあなたじゃないですか。
あなたがその言葉を言うたびに僕はいつもツッコみたい衝動に駆られているんですけど。僕に対するいろいろな行為のこと、あなたはそれをどのように認識されているんだろうと。
それでも、僕は熊井ちゃんのその言葉には共感しているし、熊井ちゃんから(不本意ながら)きっちり教育もされているから、僕がイジメなんて行為を絶対にするわけがない。わかってるくせに。
「それでなかさきちゃんにそんな心労をかけたりして。なかさきちゃんのハートはハムスター並みなんだからね。大切にしてあげなきゃ!」
「だからあなたの行為の方がいつも彼女に心労をry・・・って、それはともかく、そもそも僕はなかさきちゃんをいじめてなんかいない」
「なに? うちに反論する気なの!?」
- 83 :
- >>82
論点がずれ始めた。非常に危険な流れだ。
最初は、してもいないイジメ行為を咎められていたのが、いま彼女の逆鱗に触れているのは僕が彼女に対して反論したことのようだ。
僕は言いがかりを否定しようとしただけなのに。
怖い顔で見下ろしている熊井さんを見ると、結局理由なんか何でもいいから僕をやりこめたいだけなんじゃないかとさえ思えてきた。
そんな僕の絶望的なこの状況を救ってくれた天使のような人がいた。
それは、もちろん、千聖お嬢様。
「大きな熊さん」
お嬢様が熊井ちゃんを見上げるようにして言った言葉。
それは、静かな声だったのだが思いのほか強い口調だった。
この獲物を狙うような熊井ちゃんが自分の言葉を切ってお嬢様を見つめたぐらい。
「この方はそんなことをするような方じゃないわ」
穏かな言い方ではあるが、その凛とした口調には、あの熊井ちゃんでさえ真剣に耳を傾けたようだ。
これはびっくりだ。それはまさに奇跡と思えた。
僕の行為を弁護するようなその発言に対し、あの熊井ちゃんがそれを受け止めてるんですよ。
手負いの熊を言葉だけでおとなしくさせる小柄な美少女。それは感動的な光景だった。
- 84 :
- >>83
千聖お嬢様が僕を擁護してくれた。
そのお気持ちに僕は心を打たれる。とても、嬉しかった。
ありがとうございます、お嬢様。このご恩は決して忘れません。いつか必ずお嬢様に恩返しをさせて頂きます。
お嬢様がここにいてくれて本当に良かった。熊井ちゃんをそのように押さえ込めるのはこの方だけだろうから。
そのように感動していた僕だったが、続けてお嬢様が言ったこと、それは僕を現実に引き戻してくれた。
「でもそれは、大きな熊さんの教育が行き届いていらっしゃるからなのね。素晴らしい規律、さすが桃ちゃんの軍団だわ。ウフフフ」
僕はずっこけそうになった。
やっぱり、僕の立ち位置は熊井ちゃんの下という認識なんですね、お嬢様の中でも・・・
* * * *
(冒頭のシーン)
川*^∇^)||<あとお願いしますっ。じゃあ、うちはこれで。
(院長)<それで君、うちの病院の標榜は産婦人科なんだけど、君は何しにきたの?
(執△事)<・・・その理由、僕も聞きたいです。
ノソ*^ o゚)<あれ、いま出てきたのゆりなちゃん? ・・・・さ、産婦人科!? ・・・・キュキュキュ
- 85 :
- >>41
vイさん乙ですー!!!
舞美ちゃんが登場するやいなや読んでいて笑いに包まれていくようになったんですがw
このハワイで大人になるためのそのちしゃとと過ごす時間を守るため、勝機があるとは思えない戦いを挑む舞ちゃんがいじらしくて・・・
でも、読んでて笑ってしまったのは何故なんですかね舞美ちゃん
>お兄ちゃん的
ソレダ!!
これからはお嬢様のお兄ちゃんとしてのポジションを狙います(キリッ
あと、風紀委員長についてはもう少々お待ち下さい
>>45
抱き寄せられてる・・・熊に・・・なんだその見せ付けるような表情は!
なんて、少年は泣き喚いてますけど、それにしても何だこのナイスカップル(死語)
ちなみに、作者はそのTシャツ購入しましたよ舞様
少年編では熊井ちゃんをあんな感じで書いちゃってますけど
写真その他で実際の熊井ちゃん見ると、少年に対して猛烈に腹立たしくなるんですね、こんな美女と一緒にいたりするのかと
熊井ちゃんのDVD(one day in autumn)を見たときは、彼女のあまりの美しさにそれでしばらく書けなくなっちゃったぐらいに
>>60
何といいますか、3行に2回の割り合いでツッコミたくなったんですけどw
全力リーダー恐るべし!さ加減においても全力なんですねw
そして黒愛理さんの黒いこと!
あろうことか奪い返したちしゃとに愛理ちゃんの香りが移っていたとかw
それ、リアルに想像してしまい、そりゃ舞様ブチギレになるだろうなと戦慄を覚えました
なっきぃは我が道を歩いて行って下さい色々な意味で
vイさん乙でした!ハワイでのひとコマとても面白かったです
学園の方もwktkしながらお待ちしています
読んで下さっている皆さん、そして反応くださる方、いつも本当にありがとうございます
それは毎回思ってることなんですけど、改めて見ると普段そういうこと全然書いてなかったですね・・・
- 86 :
- 少年の熊井ちゃん耐性は凄いな
常人なら既に複数回死んでるレベル
つかこれ誤解が解ける未来が微粒子レベルでも見えてこないんだがw
あと若執事さんww
- 87 :
- チン師匠乙です
予想通り舞様は全力リーダーに勝てませんでしたな
てかなんかもう色んな意味でベクトルが間違ってる全力リーダーw
やはりリーダーのおみ足の間にはアレがにょきにょきチャンピオンしているんでしょう
それでノーパンで自転車に乗る…
なんかもう凄すぎww
でもってばかちしゃとに戻ったのは恐らく密かにえりかちゃんに
方法を聞いていた黒愛理の手ほどきのせいだと思いましたです
- 88 :
- 少年作者さんも乙です
熊井ちゃんも色んな意味でベクトルが間違っていると言うか
若執事を連れて行くのなら普通内科だろといっても完全無視でしょうな
後は>>86さんと同じ感想
てか熊井ちゃん本人は誤解を解こうとは微塵も思わないでしょうがw
- 89 :
- 作者さんおつであります♪
- 90 :
- おやすみなさいませお嬢様m(__)m
- 91 :
- あげとく
- 92 :
- お嬢様いってまいります
- 93 :
- DVD収録日ですねお嬢様
- 94 :
- 中野はDVD化されるのか
楽しみだ♪
- 95 :
- リーダーといい熊井ちゃんといい天然な人というのは恐ろしいな
- 96 :
- 天然に勝る者なし
- 97 :
- こまめに保全
- 98 :
- 明日は駒沢でしょうか
お嬢様
- 99 :
- 今晩は気をつけないとね
- 100read 1read
- 1read 100read
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