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2012年4月漫画キャラ135: 【おりこ☆マギカ】美国織莉子と呉キリカは角砂糖3個目可愛い (658)
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【おりこ☆マギカ】美国織莉子と呉キリカは角砂糖3個目可愛い
- 1 :12/02/22 〜 最終レス :12/05/01
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『魔法少女まどか☆マギカ』のスピンアウト作品『魔法少女おりこ☆マギカ』に登場する、主人公の白い魔法少女美国織莉子と愛棒の黒い魔法少女呉キリカ
「私の世界を守るため よ」
「だって 愛は無限に有限だよ」
>>950を踏んだ人が次スレを建ててください
無理ならすぐに代役を指名すること
関連スレ
【かずみ】 魔法少女まどか☆マギカ シリーズ統合スレッド30 【おりこ】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/comic/1328965014/
魔法少女まどか☆マギカ 第2759話
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1329853709/
【おりこ☆マギカ】千歳ゆまは猫耳可愛い4匹目
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1325490621/
まとめwiki
http://www22.atwiki.jp/madoka-magica/
過去スレ
【おりこ☆マギカ】美国織莉子は無限に有限可愛いに1呉キリカ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1315090743/
【おりこ☆マギカ】美国織莉子と呉キリカは身長差可愛い2
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1322307171/
- 2 :
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/ , } l ヽ - 、 `ヽ、
/ ,イ ハ 、 \ \ `丶、
. / / { l-/--`\、 `ヽ、_ \ `丶、
, / l , |. {,.. -―`-\ ヽ  ̄`ヽ 、_ \ 、
{ イ ! ト, ヽ. |リ´マr、_心 } ヽ,从 ト、\ \ \
|ハ 、| ヽ \ ト、 弋z(ソ j l/} ! } ハ、 \\ ̄ `丶、 `ヽ
} ヽ 从 ,ィ、`ヽ| \ / { ./ / \ ', リ `丶、 \
| \ {〈マ心 i /イ l |〃´ `} `丶、
/ `ヽ `¨ l { | 、 ヽ
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. | |. ハ、 ー ´ ,.ヽ /イ , 、
ヽ !`ヽ、 / 二ヽ、 / / '´:::::テハソヽ
/ 二ニヽ ` ー、´ 〉::::::::::::_,. -‐:}
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/ ,二つ /〉 ,.:'::::ヤ三ヲうヒミ、ミ、ヽ
/ /ルヘi:::::/::::::::::::::::,. '´::{寸Zて)七ソ三シぐヽ 2獲ったわ!
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/:}ヽ /::::::::::::厶- 二、‐、/:rクFZームイト、/.:::/::::ト、ヽ:::::::::|
- 3 :
- 前スレ完走記念
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│ これからも、ずっと一緒だよ(よ)! │
\____ _________ ._______/
∨ ∨
__ |゙i───i`ヽ
, '´:::::::::::ヽ. (⌒⌒) ,:lニニニニl、
{:::i{ノハ从k.} \/ て,ノ从_从)ソ
ヽ!l|,ノヮ゚ノリ ノ从゚ヮ ゚ リl〉
/.了;ivi;ア ⊂lソ^0^てoj
く/{l∧ト!>__ ノ,ノl__lハヽ、
//l し'`J l\ ` ` -tッァ- ´
´ ' .' `´ ' `
- 4 :
- ムラ先生の新作読んだ。
ヒロインが陰口叩かれてるシーンは、織莉子のそれを思い浮かべた。
- 5 :
- 家主シリーズの新作、早速のアップGJであります。
絵師の方も、この前新作アップGJであります。
それに比べて、自分はどんどんまどマギ欲も執筆能力も落ちてる……
前々スレの頃と違って、もう殆どかけなくなってる……orz
- 6 :
- 創作意欲はまだまだあるんだけどネタが…
引き出しが少ないから似たようなシチュしか浮かばないし、似たようなシチュだと劣化二番煎じにしかならんし…
ちょっと過去ログ読み返してサルベージするか
かわいいかわいいおりキリを健全にも性的にも、もっともっと愛でたいなぁ
キリカちゃんのお尻もみもみ
- 7 :
- スレがなくなってて焦った
いつの間にか新スレに移ってたのな
- 8 :
- >>7
新スレ立ってからしばらくは埋めの時間だったけどね
>>990くらいで立てて良いくらいの鈍行スレだからなかなか埋まらなくって…ww
「や、やぁ、部屋主!さ、さ、寒いからシャワーを貸してく、く、く、く、れぇ!」
びしょ濡れじゃねぇか!もしかして傘忘れたのか?
「イェー、イェー!」
威張るな!さっさと入れ、この時期じゃすぐに風邪を引く……
「……?ど、どうしたのさ部屋主?なにをフリーズして……」
↑雨で濡れてブラとか色々スケスケ
……良いから、とっとと浴びてこい!
まで想像した。
- 9 :
- 新スレおめ
そしておやすみ織莉子さんキリカちゃん
- 10 :
- >>1乙
キリカちゃんの飲む予定だった紅茶は何ティーだったんだろうか…
- 11 :
- >>10
そりゃもちろん織莉子ちゃんのアバ茶……てのは冗談として、ミルクティーじゃないかね
ミルクに砂糖もジャムもバカスカ入れて、人の飲むモノじゃなくなった紅茶をさも美味そうに飲むキリカちゃん
織莉子ちゃんは微笑みながら、家主含むそれ以外の人はきっと凄くげんなりしながらそれを見てそう
織莉子ちゃんは薄めのやつをストレートで
- 12 :
- ルイボスティーに一票
- 13 :
- OTAKUより帰還。
円環31。期待していた「Family」は間に合わず、当日ブースでコピー誌作ってた。
内容も端折った結果、杏ゆまのみ。
思わぬ戦果だったのが、マミ09。去年7/10の本だが「マミさんちだよ全身集合!!」
8人全員がマミの家に集まってる話。
- 14 :
- >>13
レポ乙です
思わぬところで出てきたりするのか、織莉子ちゃんキリカちゃん侮れねぇ
短いけどこんなの見っけた
http://www.youtube.com/watch?v=mZDLJr_CWxk
- 15 :
- 甜菜
http://uploader.sakura.ne.jp/src/up86071.jpg
http://uploader.sakura.ne.jp/src/up86070.jpg
海外のまどかwikiが凄い
久臣くんの紹介まであったww
- 16 :
- あまり紹介する事はないような気もするがw
下のほうは見覚えのある絵柄だな
- 17 :
- 流れたようなので再びうp
ttp://nagamochi.info/src/up102809.jpg
ttp://nagamochi.info/src/up102810.jpg
ttp://nagamochi.info/src/up102811.png
例のwiki
ttp://wiki.puella-magi.net/
- 18 :
- 渋に知らん人のおりキリが投下されてると思ったら、また対立路線か……
本編組と仲良くしてる話が読みたいのう……
そういうネタはあって書きたいんだが時間と気力が足りんし、何より一昨日の戦果がまだ殆ど手付かずだ。
- 19 :
- キリカちゃん織莉子ちゃんと一緒に温泉旅行へ行きたい
ひなびた旅館で、板一枚隔てた露天風呂に入って石鹸を投げ合いたい
夜は美味しい料理に舌鼓を打って、寝ようとするとキリカちゃんに枕を投げられ合戦に
で、なぜか織莉子ちゃんが異常に強い
朝起きたら額に肉って書いてあってキリカちゃんを追い掛け回したり、それを眺めて微笑んでる織莉子ちゃんに注意したり
なんでこいつらこんなに可愛いんだ
おやすみおりおりキリキリ
- 20 :
- >>18
いくら「おりこ☆マギカの主役!」と主張した所でシリーズ全体から見れば悪役ポジションって事に変わりはないし、諦めるしかないんじゃね?
- 21 :
- 現在進行中だが、共闘する……かも
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1330411729/
- 22 :
- おりおりキリキリ舞い
- 23 :
- 織莉子スキーさん結果どうだったんだろうね
あのスレ民キャラ濃いから誰が誰だかすぐわかっちゃうw
- 24 :
- たしかに濃いいなw
- 25 :
- おやすみキリカちゃん
お尻ペロペロ
- 26 :
- なんかすんげー減速したなあ
そんな俺も無気力症候群
話が思いつかない
- 27 :
- みんなss速報に行ってるんじゃないかね
- 28 :
- NIPのおりキリ登場SSてどんなのがあるの?
まっとうに活躍するの限定で
スレタイからじゃいまいち分からんし、下手に見ると故人にされてて精神衛生上宜しくない
人がいなくなったら、このスレは俺がおりキリにおはようとお休みを(セクハラしながら)言うだけのスレになるな
- 29 :
- まどゆまキリなら注目してるのが一本あるな
一週間程居ないけど
- 30 :
- >21
マミが黄昏ロンリー歌ってて吹いた。そろそろ四半世紀経つぞ。
- 31 :
- >>29
まどゆまキリって事は、VIPで何回か書いてた人かな?
ちょっと探してみる
- 32 :
- 元々わいのわいのやってた人数自体そう多くもなかったと思う
まどマギの映画版がくるまでもつか…ッ
- 33 :
- ベストハウスの母噴射を織莉子ちゃんで想像したら興奮して寝れない
- 34 :
- 織莉子の契約を阻止するキリカ。
織莉子は落ち込んで無力なまま、ただひたすらキリカに依存する。
そうして織莉子を独占するキリカ、なんてのを考えた。
- 35 :
- よぉ、お前…満足かぁ…?そんな世界(おりキリ)で―――俺は、嫌だねッ!
- 36 :
- ほむら「この話に最初からハッピーエンドなんて、ない」
さっき見たSSだけどおりほむの関係が凄く良かった
キリカちゃん出てこないし織莉子さん死にそうだけど今後が楽しみ
- 37 :
- おやすみキリカちゃん
お尻の穴ペロペロ
- 38 :
- >>32
劇場版がきた所で、ここに人がくるかは…
- 39 :
- 映画の本編総集編の2本は
焼き直しだから確実におりこ組の出番は無いし
完全新作すら最低3年後だから
万が一出番があってもその頃にはこのスレ自体消滅してるだろうね
それも一興だ・・・さてと、おやすみ織莉子さんキリカちゃん・・・チュッ
- 40 :
- >35
ハッ! つまらんな。
世間から迫害されて、気落ちしている弱弱しい織莉子ちゃんの萌えられんとはな。
織莉子「ねえ、キリカ。私も魔法少女になって、貴方のお手伝いをしたいの」
キリカ「そうか。そうすれば織莉子は、私なんて必要なくなって、一人で歩んでいけるだろうね」
織莉子「そんな! 私にとって貴方は総てよ。あなたを不要に思うなんて事あるわけないわ」
キリカ「いいや。君が魔法少女になれば、かつてのように自信を取り戻し、やがては昔みたいに私なんて不要になるだろうね。いや、むしろ私を疎ましく思うかもしれない」
織莉子「そんな事……」
キリカ「別にいいんだよ。織莉子のためになる事が私の願いだ。だから、かつてのような自身に満ち溢れた、私みたいなちっぽけな存在を気にもかけないような立派な君に戻ってくれても、一向に構わないよ」
織莉子「そんな事はないわ」
キリカ「でも、君は契約して魔法少女になりたいんだろう?」
織莉子「そうすれば、貴方のためになると……」
キリカ「ああ、そうなるさ。私の望み通り、私なんて歯牙にもかけない、立派なお嬢様に戻れるだろうね」
織莉子「違う。違うのよ、キリカ。ただ私は貴方のお手伝いを……」
キリカ「ああ、そうだろうね。でも、その行き着く先は私を不要とする、いや邪魔にすら感じる人生だろうね」
織莉子「そんなつもりじゃ……」
キリカ「君がどういうつもりだろうと、運命は残酷だよ。そういう結果にしかならない」
織莉子「……わかったわ。契約はしません。貴方を疎んじたり、失ったりする人生ならば、ない方がマシです」
キリカ「わかってくれてうれしいよ、織莉子。今夜はうんとサービスしてあげるよ」
- 41 :
- 風邪をひいた。
理由は分かっている。いつものペースで言うと、これまた例のアイツのせいだと思われるかもしれないが、実際にはそんな事はない。正真正銘、俺個人の不摂生のせいだ。
呉キリカと初めて出会ったあのスーパーは、店長の気まぐれなのか時折チラシには載っていない妙なセールをする。
たまたまその思いつきセール日に買い出しに出た俺は、そこで珍しい海外の酒――ラム酒だ――を手に入れひゃっほうとなって家に帰った。
で、喜び勇んでコーラで割って呑んだわけだが、これがあまり品質の良い代物ではなかったらしく、グラスに一杯で前後不覚となってしまったのだ。それはもう酷い酔い方で、まさに天地がひっくり返ったような心持だった、もちろん悪い意味で。
ぐでんぐでんになった俺は、火照った身体を冷ますために服を脱いで一丁になって夜風に当たり、そのままの体で布団に潜り込んで寝てしまったのだ。あんまりにもバカバカしい理由なせいで、自分自身に腹が立つ。
もっとも、そんな風に腹を立てたところで自らの状況に何ら変わりはないのだが。
俺は悪感情に侵されつつある脳髄を抱きながら、全身を支配する倦怠感、悪寒、喉の痛み、鼻水、に苛まれて身動き取れない状態でいる。
咳は出ないのでマイコプラズマの恐れはないだろうが、ここまで調子が悪いと他にも色々な合併症を発してしまいそうでおっかない。
体調の悪さはそのまま精神状態の悪化にも繋がる。
俺は今にも押し潰そうとしてくる言い知れぬ不安をはねのけるために、こんなんだから独り暮らしは不便なんだよ畜生と敢えて口に出してみるのだが、それは誰もいない室内に反響して却って寂弱の感をあおり立てる結果となっただけだった。
とても、心細い。
だから、周期的に来ることはないだろうと思っていたアイツが、呉キリカがひょっこりと顔を出した時は、俺の中でコイツが一番輝いていた瞬間だったと思う。もちろん、こっ恥ずかしくてそんな事を告白出来はしないが。
「戸締りもしてる、灯りもなし。けど微弱ながら気配があるから衰弱で孤独死寸前かと思いきや、まさか風邪とはねー。おにーさんは頑丈さだけが取り柄だと思ってたのに」
笑いをこらえているのが薄暗い部屋の中でも分かる。……前言撤回しようか。
「俺だって、体調不良で寝込んじまうことくらいは、ある……」
やっとの思いで口を開く。本当ならもっと憎まれ口を叩いてやりたい所だが、如何せんそれを為すだけの気力が、今の俺には存在しないのだ。
「……なぁ、キリカ。来てくれたのはありがたいが、今日は帰った方が、良い。伝染(うつ)すと不味いからな。そうなれば、お前を伝わって、織莉子ちゃんにも伝染しかねん」
なぁ、キリカ。お前は知らないだろうし知って欲しくもないが、俺はお前の事を――お前たちの事をかなり大事に思ってるんだぜ、年がいもなくな。
なんでまだ20歳過ぎたばかりの若造がこんな感情を抱いてんのかは分からんが、お前らは、俺にとっては娘や妹みたいな大事な存在なんだ。
だから、な?あまり今の俺の傍には居ないでくれよ。そんな大事な奴に病気を伝染すのは、俺の思うところじゃないんだから。
- 42 :
- そんな俺の想いを知ってか知らずか。キリカの奴はまるで清涼飲料水のように爽快な面構えで言ってのけた。
「だいじょぶ、だいじょぶ!子供は風の子元気の子って言うじゃないか!おにーさんみたいに老けてないんだから、私や織莉子にうつりやしないよ」
しゃがみこんで、キリカは俺の顔をしげしげと覗き込む。この寒い時期にも関わらず根性で履いているミニスカートの隙間から、例によって白い布が覗いていて俺は目をキリカの顔へと向けた。
熱に冒されて漠然とした俺の頭が、鼻先10センチ程度の所まで接近したワインレッドの瞳に心配路色を感じ取った。
うんっ、と頷いて、その紅い瞳の主が言う。
「よし、決めた!看病する!今日は私をおねーさんだと思ってバンバン頼ってくれたまえ!」
普段だったら噴き出してるところだ、二重の意味で。驚きと、嘲笑と。お前が、他人を看病する?まさか!と。
「うっふふっふふ〜、この私の万能ぶりを見せつける時が、ついに来たぁ!」
ガッツポーズを決めつつなんだか漲っているキリカを見て、俺は不安しか抱く事が出来ない。
「いや、余計なことは、しなくて良いから……」
帰ってくれよと願う。俺はそれを口にする。聞き入れやしない事を確信しつつ、だが。
「それこそノーだね!こんな状態でいる大事な人をほっぽっておいてのうのうと出来るほどには、私は薄情者じゃぁないんだ!いつも良くしてくれるおにーさんに、私は、私たちは、報いるべきなのさ!」
どうやったって、嫌な未来しか見えない。いつも世紀末な具合にハッスルしているキリカに、果たしてまともな看病が可能なのだろうか。
そうは言っても帰らないだろう。自分と織莉子嬢以外には行動の拠り所を設定しない性質のキリカだからこそ、時としてコイツは恐ろしいほど頑固になる。絶対に譲れない一線があるのだと織莉子ちゃんは言っていた。
それは今においては俺を看病するという目標に発揮されているようで、いくら諭したところで徒労に終わるのは明白だった。
なんで分かるのかって?そりゃ、分かる。こんなに眼を真剣に輝かせているんだから、それはもう。
同時に俺は知ってもいるのだ。こんな眼をしたキリカには、何を言っても説き伏せる事は出来ないって事を。
しかしながら、今までの経緯から言ってキリカの看病は全く信用できないと言える。そもそも、何をしたら良いのかコイツは把握しているのだろうか。
だから俺は要望を飛ばす事にした。キリカから自発的にやるのではなく、水分補給や食べ物について、俺が望んだことをやってもらうのだ。家事関連について致命的に危ういキリカの奴だって、それくらいは出来るだろう。
「まずは、湯を、沸かしてくれ……」
風呂にも入らずに寝込んでいるもんだから、身体がべたついて気持ちが悪い。
なによりも、年ごろ――キリカと言う奴は認めるのも癪なくらいに俺を男扱いしないのだが、それでも"少女"の目の前で、こんな何日も風呂に入っていない男の臭いをまき散らすというのは、どうにも居た堪れない事だった。
あまり身だしなみに気を遣わない俺でも、その程度の分別くらいは、ある。
……色々と心労が増えて知恵熱が出てきたかもしれない。
- 43 :
- ゴミだし用のビニール袋の上に置かれた洗面器には、丁度良い按配の温度になった湯が半分程度注がれている。案の定なみなみ注ごうとしたキリカを制止しなかったら、湯の飛沫が飛散し余計な手間が生まれてしまったことだろう。
「少し、後ろを向いていてくれ」
男の裸なんぞ見たくもないだろうし、こちらとしても見せたくはない。親しき仲にも、それくらいの仕切りは必要だ。あまり広くはないアパートだし、台所やトイレ風呂場は極寒の寒さなので別室に追いやる事も出来ない。
恐らく風邪菌だかビールスだかがうようよしてるこの状況下で、それを伝播させる確率は少しでも下げたいという理由もある。
「えー、何でさ?私が手伝ってあげるよぉ?」
……こいつは、知ってて言ってるんだろうか。
「いや、良いから。これは俺で出来る。湯は、ありがとな。だから後ろを向けよって」
「いんや、私がやるねっ。病人は、黙って看病されてれば良いのさ!だから、さぁ早く!」
どうやら俺は、コイツの中では完全に男扱いされてはいないようだ。とても、複雑な気分だが。何であれ、自分では身体を拭う必要がなくなったわけだ。
何と言っても身体を動かすのもおっくうで仕方がないので、ここはいっそのこと頼ってしまおうと思う。
「そうか、じゃあ、頼むわ……」
もぞもぞと服を脱ぐ。面倒なので、シャツと上着を一緒くたにして捲ってしまう。
「わ、わ、わ!何いきなり脱ぎだしてんのさ!」
突然に、上ずって甲高い声が飛んだ。
おい、お前がやるって言ったんだろうが。
「何って、身体を拭くためには服を脱がなきゃいかんだろうが?」
「へ!?おでこに載せるんじゃないの!?」
「はぁ?」
どうやら重大なミスコミュニケーションがあったようだ。
俺は身体を拭くために湯を沸かしてもらったわけだが、どうやらキリカの中ではこれを氷嚢と混同していたらしく、てっきり額に乗っけてどうこうするためのものだと思っていたようなのだ。
「お前……」
織莉子ちゃんが風邪ひいたらどうするつもりなんだ。
「う、う、う……!そんな目で見るなよぉ!少し間違えただけじゃないか!」
……少し?
「ぐ、ぬ、ぬ、ぬ、ぬ……!」
「まぁ、お前は俺を男扱いしてないわけだし、今更どうってことはないだろう?」
いつもの俺への態度から鑑みた、率直な意見を言う。
「それに、織莉子ちゃんので人肌は見慣れてるだろうし、気にする事でも――」
「それとこれとは話が別だよバカァッ!」
ぱしーん、という音とともに、俺は背中に痺れるような激痛を感じた。キリカの奴が平手を飛ばしたのだろう。病人の背中にもみじを作るなど、前代未聞だ。
「痛ぇっ!」
殆ど反射的に振り向くと、既にキリカは後ろを向いてしまっていた。両手で顔を覆っている上に、後頭部しか見えないから表情はうかがい知る事は出来ないが、耳がかなり赤く染まっているためにだいたいは把握出来た。
……キリカ、お前かなり"うぶ"だったんだな。
当然のことながら口には出さないが、俺はこれからのキリカとの付き合いかたについて、少し考えるものがあったのだった。
- 44 :
- 以上家主風邪ネタ前半
後半はまた今度
前スレでネタ出してくれた方に多謝
おやすみ、キリカちゃん織莉子ちゃん
チュッチュ
- 45 :
- GJ、後半に期待
- 46 :
- おりキリにはない、別のベクトルでの恥じらいを観測できるのがいい
- 47 :
- おやすみキリカちゃん織莉子ちゃん
寝る前にアイス食べちゃダメだよチュッチュ
- 48 :
- 「そうそう部屋主、私と織莉子、3月3日は知り合いと雛祭り込みの女子会するから――」 ぶっ、から
「なんだい、そのリアクションは…?」 お前の口から女子会とか予想外過ぎておもわず吹いただけだ、まで想像した
- 49 :
- >>48
2日くらいして、ひなあられとかたかりに来てあしらわれる姿しか見えない
「男やもめの独り暮らしで、そんなもの買うわけないだろーが!」
キリカ「えー!?買ってよ、買ってよー!」
織莉子「こらキリカ!あまり家主さんにご無理を言うんじゃありません!」
- 50 :
- 白酒で酔っ払う二人なんて、どないや?
織莉子はお菓子なんかでアルコール経験があるものの、キリカにはないので速攻ぶっ倒れる。
もちろん、織莉子だって耐性が高いわけじゃない。酔って呂律だの行動だのがおかしくなり、理性が弱って幼児退行して超絶甘えん坊モードになる。
膝の上に酔いつぶれたキリカ。横には酔った織莉子のハグ。家主は般若心経&九九モードで堪えるしかない。
- 51 :
- キリカ「そんな事を言いつつ、きちんと用意しておいてくれる部屋主が大好きさ!」
「馬鹿、おふざけでそんな事を言うもんじゃない!」
キリカ「えー、もしかして本気にしちゃった?まぁ、部屋主だったら良いかなあぁ?冗談だけど」
「おいおいおいおい!冗談でもそういう事は……って冗談?」
織莉子「うふふ、キリカは私のものですものね!(はぁと)」
キリカ「うん!織莉子大好き!(はぁと)」
「こいつら……」
まで妄想した。
部屋主の前でも憚らずにいちゃいちゃしてれば良いと思うよ!
- 52 :
- 結局の所、俺は身体を自分で拭いた。後ろ向いて部屋の隅で丸くなってる奴に、無理にやらせることもないだろう。ちらりと視線を送れば、依然その耳は真っ赤なままだった。もちろん、下半身は自重した。
それをするのは流石に常識がないというものだろう。
「お邪魔しますっ!」
俺が丁度身体を拭き終えた頃、こちらはきちんと呼び鈴を鳴らして綿雲のような声が入ってきた。キリカの相棒だと言ってしまっても良いだろう、美国織莉子ちゃんだ。
二人は凹と凸が見事に嵌まったようなコンビっぷりで、思わず砂糖を吐きそうになるくらいのいちゃつきようも、ここまで来ると逆に見ていて気持ち良い。互いに全幅の信を置いているというのは、やはり素晴らしい事だと思う。
そうなると、彼女らが俺をどの程度信頼してくれているのかが気になるところだ。……が、正直言ってこの辺りは見当もつかない。男一人住まいの部屋に転がり込んで飯をたかる位だから、かなりの信頼を勝ち取れているとも言えるかもしれない。
しかし実の所、キリカの場合には出会った即日から俺の家に上り込んで飯を喰らっていたので、単に警戒心が欠落しているだけとも取れなくもない。俺が悪党や野郎だったらどうするつもりだったのだろう。
しかもその後には、恐らくはキリカにとっての唯一無二の親友をも連れだってやって来るのだから、どうやって形容したら良いのかまるで分からない。
なぜ、キリカや織莉子ちゃんは、俺みたいなおっさん面した奴に対してこうまでフレンドリーに振る舞えるのだろうか。きっと教えちゃくれないだろうし、俺としても無理に訊き出すような無粋な真似はしない。
人間関係には、多少の秘密があった方が面白いだろうし。
「お兄様がご病気だと聞いて、飛んで参りました!」
息が上がっていることから、本当に急いでやって来たようだ。そんなに慌てるような事なのだろうか。俺の主観で言えば辛い病状だというのは事実だが、客観的にはただの風邪だろうに。
- 53 :
- 「いやいやいや!風邪は万病の元だよ。軽く扱っちゃあ、あっ……という間に重病人さ!」
キリカがしたり顔で言う。いやもっと正しく言えばドヤ顔とするべきか。悪意はないのに、どことなく神経を逆撫でする表情だと思う。
「そうですよ!それが元でお兄様に何か悪い事がありでもしたら、私たちに何が出来るか……!病気は早いうちに直してしまった方が後々のためです!」
なにやら熱弁を振いながら、織莉子ちゃんは持ち物の、普段はサンドイッチを入れて持ってくる籐のバスケットから何かを取り出して机の上に並べだす。それは透明なガラス瓶に入った、とてもカラフルな色の液体群だった。
「私たちと親しい仲にある方に、調合して頂いたお薬です」
「何だとぉ……」
濃緑色にハワイアン・ブルー、琥珀色、真っ赤な液体までもある。クリア・カラーのそれはまるで顔料を混ぜ込んだ水のようで、控えめに言っても健康にあまり良いとは思えない。
「それは、薬……なのか……?」
「はい。西洋医学、というよりは東洋系の体質改善薬――漢方薬みたいなもので、免疫機能を向上させて自己回復能力を増進させる作用があります」
そうは言われても、この、どう見てもかき氷のシロップにしか見えない液体への不信感は拭いきれない。
「いや、だが市販の風邪薬の方が……」
人間は人種によって眼の造りに微妙に差異があり、実際に見えている景色の色合いには相当の違いがあるらしい。よく話のタネとなるアメリカン・蛍光色ケーキも、彼らの見えている世界が東洋人とはまた異なったものだからだ、とか。
そして純然たる東洋人の俺は、この怪しげな色の薬品を到底「おくすり」としては認識できないのだった。
「いいえ。お兄様にはぜひとも早く良くなってもらいたいので……キリカ」
「イエス、オリコ!」
それはとても素早い動きだった。軍人じみた返事をしたキリカは、まるで狩りをするカマキリのような俊敏さで俺の背後へと回り、その細腕からは考えられないような強力で以て俺を羽交い絞めにしたのだった。
背中に柔らかい脂肪の感触がするが、今はそれどころではない。
「ぐっ、何を……!」
「こう言ったらなんだけど、あの薬は相当に効果があると思うよ。……ま、食欲を減退させるような色ってのは否定しないけどね。だから、観念して飲んでくれないかい?」
- 54 :
- 俺は叫ぶ、嫌だと。そんな良く分からない液体なんぞ、口にしたくはないと。身体を拭いて幾分かはさっぱりとしてはいても、体調は未だ低空飛行を続けているためにそれほどの声は出ないが。
「おにーさん、以外と諦めが悪いんだね!往生際が、わ、る、い、ぞ〜!」
羽交い絞めにしたまま、手で俺の顎を挟んで無理やり口を開けさせる。耳にキリカの吐息がかかる。湿り気を帯びたそれは、とても熱かった。
「ん、が、が、が……」
「味の方はどうか分かりませんけれど、そう悪いものではないと思いますので……では」
キリカが押さえつけている間に、どうやら全ての液体を混ぜた混合物を作っていたようだ。……まったく、阿吽の呼吸で無駄がないことで。
やめろ、と吠える。無駄と知りながら。
まだ、それがカラフル溶液なままなら良かったのだ。今や混ぜ合わされたそれは絵具の洗い場の水のように濁っていて(そう、美術の授業の終わりにしばしば見られたような)、俺の脳は幾度も救難信号を発するまでになっている。
あれは、まずいのだと。
もちろん二人はそんな事を気に掛けることもなく、混合液の入ったグラスは俺の口へとどんどん近づいてくる。そして、
「んがぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
五臓六腑が捻転を起こして焼けつくような感覚。言うなれば、溶けた鉛を一度に飲まされたような。
その痛苦は俺の意識を易々と手放させるに足るもので、事実として俺はそうなった。恐らくは白目を剥いて。
薄れゆく意識の中で、俺は二人の声を聞いた。
「……とは言ったものの、ホントに大丈夫なの?」
「みんなから貰ったものだし、多分……」
一体、何だったのだろうか、あの液体は。
- 55 :
- 以上、中編
ラストはまた今度
おやすみ織莉子ちゃん
……キリカちゃん、コーヒー飲んで眠れないからって、こんな時間までゲームするのはやめようよ
- 56 :
- 昼おりキリゆま
- 57 :
- ひさびさにPCからやると誤爆するね
ごめんよ
- 58 :
- お昼寝キリカちゃんのおでこぺろぺろ
- 59 :
- 誤爆じゃないと思ふ
- 60 :
- これは楽しみ
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=25535637
- 61 :
- 作風的にR-18本になるんだろうかなぁ
- 62 :
- なんにしてもおりキリの投稿がとまらないのはいいとこかな
- 63 :
- 白酒ネタ。
酔って、家主の部屋にも関わらずいちゃつき始めるふたり。
家主「こらこら、こんなところでおっぱじめるな!」
それでも夢中で気づかないおりキリ。
家主は、犬猫の交尾を邪魔するときのように、コップの水を引っ掛ける。
織莉子「きゃっ、何ですか!?」
キリカ「ひどいよおにーさん。こんな事するなんて。混ぜて欲しければ、そう言えばいいのに」
家主「うるさい。今度は熱湯をぶっかけるぞ」
織莉子「すみません、お兄様。ほら、キリカ、帰りますよ」
アレをオカズにしたら、なんか負けたような気がする。一人取り残された家主は、そう悩む。
- 64 :
- 勝手に家主モノ
大学卒業後、俺は実家に帰った。
就職難のこのご時勢、使えるつてを全部使った結果、親のコネで地元の企業になんとか就職できることになった。
別に仕事に夢とか理想を持つタイプではないので、そのまま就職し、以来仕事に忙殺される日々を送っていった。
地元なので必然的に実家暮らしになり、いわゆるシングルパラサイト状態だ。一応、ちゃんと両親に生活費は納めているが。
実家なので学生時代に磨いた料理の腕を振るうこともなく、学生時代のように友人と遊びに行くこともない。娯楽と言えばレンタルビデオや時折街で出会った幼馴染の連中と適当にしゃべったりするだけ。あとはひたすら仕事を覚える、そんな慌しい日々を送っていた。
気がつけば、季節は暑くなり、また涼しくなり、やがて寒くなっていった。
そんなある日、自室で暖を取ろうと自宅に帰って以来使ってなかったコタツを引っ張り出した。不意にあの賑やかではた迷惑な、それでいて楽しい二人を思い出し、懐かしい気分になった。
理由はこのコタツ布団だ。自宅に戻る引越しの際、慌てて仕舞ってそのままクリーニングも何もしなかったんで、二人のにおいがそのまま残っていたのだろう。
布団に匂いがつくまで入り浸っていたあの二人を思い出し、俺は無性に布団の匂いを嗅ぎたくなる。そしてそれを胸いっぱいに吸い込むと、訳もなくハラハラと涙がこぼれた。
- 65 :
- キリカちゃんの耳たぶはみはみ
織莉子ちゃんの首筋ぺろぺろ
- 66 :
- 外人さん作のアイコン集
http://jackandtink.livejournal.com/1767.html
漫画のコマに色塗っただけだけど、大分印象が変わるね
- 67 :
- おやすみキリカちゃん
織莉子ちゃん、あったかくなってきたからって急に薄着になって寝ると風邪ひいちゃうよ?
- 68 :
- 書きたいネタはあるのに、時間と気力が足りない……
マミおりとか書きたいのう……
- 69 :
- 「一人暮らしの男ん家に調味料あると女の影が〜ていうよね」 なんだその古い時代の言い回しは…、から
「で、実際はどうなの 部屋主?」 ん?ああ本当なんじゃないか うちの場合は作りにでなく食いにきてるだけどなッ!まで想像した
内容は知らないけど、マミさんアイドルデビューらしいね
マギカの中だとマミさんが一番好きだわ…もちろん以外の意味で
- 70 :
- 織莉子ちゃん大好き
マギカシリーズでもかなりヘビィな経緯で魔法少女になる娘だし
守りたい世界と大義名分をはき違えてる少し残念な面もあるしww
やらかした事は大層アレだったけど、あの状況下でよく頑張ったと褒めてやりたい
世の悪意に曝されまくっているという共通点から共依存するおり杏というネタを受信したが
考えてみたら俺はおりキリ原理主義者で織莉子ちゃんが他の誰かに依存するのを耐えられない人だった
- 71 :
- 私的には「最後には私のところに帰ってきてください」くらいまでなら許容範囲だわ
根源はおりキリ、でも友達作るくらいはいいよね…みたいな
- 72 :
- まぁその前には二人そろってほむら級のコミュ障っていう壁を乗り越える必要がある訳ですが
- 73 :
- 前スレで少し出た、おり→マミ←キリをキリカちゃん視点で書いてる(VIPで書いてたけど落ちた)んだけど、
やっぱりおりキリが至上という固定観念からは逃れられそうにない
結果、マミさんが両手に華の大勝利な結末になりそう
- 74 :
- どうしてもまどキリゆまから離れられない自分
そして書き溜めの消える毎日
でもなんか楽しいそんな毎日
ゆまたんとたっくんがきゃいのきゃいのして
キリカちゃんがいやいや付き合ってたらマジになって
まどかちゃんがウェヒヒと傍観して
まどか「汗かいちゃったね、メ○ットしよっか?ウェヒ」
っていう一レスのネタを書こうとしてたんだ
キリカちゃんの泡立ちの良い頭に群がる年下組
うん、いいよね、ね
たっくんも大きくなったら一緒に入れなくなっちゃうし
そんな些細な日常がかけがえのない思い出になるんでしょうねえ
- 75 :
- 久しぶりにちょっと読んでみたら
退廃しているくせに服装には妙に拘りがありそうなキリカが可愛いと思った
- 76 :
- おりマギってどういう需要があるの?
おりキリか、キャラ単体か、それとも本編組との絡みか、平和なのか…
なんか描いてみたい
- 77 :
- とりあえず描きたいのでどうぞ
- 78 :
- >>76
描きたいの描いて欲しい……が、そもそも供給が少なすぎてどれでもカムヒア!なのが現状
本編組と違って公式からのフォローがないので、出来れば平和に過ごすおりキリが見たい、個人的には
ぶっちゃけ本編組の噛ませや踏み台になりさえしなければなんでも
- 79 :
- 不足しているから何でも歓迎しますよ
個人的にはおりこちゃん単体需要が強いけど
これは一般的とは言い難い
- 80 :
- 意識を取り戻して先ず感じたのは、強い酒の臭いだった。日本酒のように甘もっくらとしたものでも、ワインのように芳醇な果実臭でもない。もっと別の、何かだ。
そうだ、これは俺の買った、あの質の悪いラム酒の臭いじゃないか。
俺が意識を失った後には、飲酒できる年齢の人物はいないはずだが、もしや――。
「おにーひゃーん……これ、ふぅごいねぇぇえぇぇぇぇ……」
呂律の回っていない体のキリカがいた。膨らんだ赤風船のような顔は、とてもではないが健全な状態であるようには見えない。
「おにぃさまぁ……もうしわけありませぇん……こえ、のんでしまいましたぁ……」
こちらも舌の回りは怪しいが、意識はそこまで混濁してはいないようだ。ただやはり顔は真っ赤っかで、眼も潤んでいるように見える。
「……なにが、あった?」
部屋の向こう側でキャハキャハ言いながら酒瓶を振り回すキリカよりは、ずっと明瞭な思考でいるだろう織莉子ちゃんの方から話を聞く事にした。
ともかく、今のろくでもない――部屋のアルコールの臭いと、真っ赤な顔をした女子中学生二人がいるという事態がいかにして生じたのかということを、俺は知る必要があった。
- 81 :
- それは俺が気を失ってから10分ばかり後の出来事だった、とは言ったものの、俺が意識不明になっていた時間は精々が30分程度だったので、今の状況は実際起きてからそうは経っていないようだが。
まず、二人は俺が気絶した事について話し合った。それは片方が片方を責めるというような安っぽい糾弾ではなく、なぜ俺が気絶したのかという事を論理的に究明するための場だったらしい。
結論から言って、混ぜたのが良くなかった。と言うよりも、織莉子ちゃんに時々発動するドジっ娘属性が盛大に花開いて、薬の出所からの禁を無視する形での服用となったのだとか。なんでも「混ぜるな危険」と警告されたのを忘れていたのだとか。
ご丁寧にも黄色の便せんに可愛らしい文字で"同時服用厳禁"とまで書いてあったのだから、彼女らがやらかしたのは相当に危険な行為だったのだと言える。
これで俺に降りかかった悲劇の原因は分かったわけだが、まだもう一つ謎が残っている。むしろそちらの方が重要だ。
「あーっと……俺については分かった。んじゃ本題」
なぜ、俺のラム酒をキリカが振り回していて、二人して酒の臭いをぷんぷんさせているのか。
「あの、えっと、それは……」
とても言いにくそうだが、言ってもらわなければ事態が把握できない。となれば、もう殺し文句を使うしかないだろう。
「織莉子ちゃん、俺は別に怒ってるわけじゃない。叱ったりもしない、言わなくたって悔いて反省してるだろうしな。だが、俺はこの部屋の主で、この場で起こった全ての出来事の最終責任は俺にくるんだ。
だから、俺はこの場で起こったコレを知る必要があるんだよ。正直に言えば咎めはしないさ。でもな、自分のしでかしちまった事を隠匿してそのままにして置こうっていうのは、やっぱり卑怯だと俺は思うんだ。
俺は、そんな卑怯な人間と付き合いを持つ気はない。織莉子ちゃんは、そんな卑怯者じゃ、ないよな……?」
織莉子ちゃんは俯いている。きっと、下唇を噛んでいるのだろう。両手が、スカートの裾を掴んで筋が浮かぶほどに握っている。
そんな神妙な雰囲気の中、キリカが俺の知らないアップテンポの高らかに歌を唄っていて、それがひどく場違いに思えた。
「キリカが興味を持って、飲んでしまったんです……その、ラベルが外してあったから分からなくって……それで美味しいって言うものだから、私も口にしてみたんですが……」
ああ、ちくしょうめ、そういうことか。
俺は天井を仰ぎ見て大きく息を吐いた。つまり今の事態は、俺の癖が生んだ悲劇だったというわけだ。
俺は飲み物や文房具、その他色々なものを購入した際には、まず貼ってあるラベルや値札といったタグシールを外してしまう癖がある。
俺には少々神経質な部分があるのか、ガラスの瓶に貼ってあるシールやペットボトルのカバーなど、それが貼ってある、付いている状態がとても気に入らなく感じられるのだ。
単一の物質に別の何かがくっついているという状態が気持ち悪いことだと思えてしまうせいなのだろうか、それは奥歯に繊維が引っかかっているという違和感にとても似ている。
それはやるととても気持ちいい行為なのだが、反面、中の物質が何であるのか把握できなくなる欠点もあった。
あの日、例のごとく俺は買い物袋を開けると、まずラム酒の表面に巻かれたビニールのタグを取った。すると一点のムラも無い綺麗な瓶が姿を現し、俺はこれを花瓶(ドライフラワー)として使う事に決めた。
そして用途を決めたのちに封を開き…後は上述の通り、酔っぱらって風邪をひいたのだ。
つまりキリカはアルコールを誤飲したのであって、彼女に落ち度はそれほどはないということだろう。
俺の家に置いてあるものをろくすっぽ確認もせずに飲み食いするキリカだから、キャップを回した途端に漂う仄かなアルコールの臭気すらも気が付かなかった可能性がある。
というか、気付かなかったからこそ今のこの現状があるのだろう。
確信する、キリカは俺に対しては極めて無防備なのだと。まるで猫が腹を見せて寝っ転がるかのように、信頼――というよりはむしろ懐いているのだと。
少し、いやかなり嬉しかった。
「分かった。委細承知したよ」
気取られないようこっそりとにまにま笑いをしながら、手を伸ばす。殴られるとでも思ったのだろうが、織莉子ちゃんがビクッと肩を竦める。
お構いなしに、頭を撫でた。
- 82 :
- 「あ……」
「言いづらい事を、良く言ってくれたな」
俺にも非はあるんだと告げた。
「俺の妙な癖でな、何かとラベルを剥がしたがるんだよ。それじゃ、中身が分からんのも仕方がない。……悪かったな」
綿毛のような髪の感触を掌に感じながら、俺は彼女の頭を撫でた。眼を閉じて安心した顔をする織莉子ちゃんは、俺の風邪による悪感情や現状に対する行き場の解らない憤懣を解きほぐす、まさに天使を思わせるものだった。キャンキャンとしたキリカの唄声をバックに――。
いつの間にか、止んでいた。
「おにーさん、私の頭も撫でてよぉ!」
胡坐で座る俺の背後から、まるでガキンチョのような勢いで、黒くて小さい生き物が圧し掛かってきた。本日二度目となる、背中への柔らかな感触。擬音を付けるなら"くにゅっ"という調子で、それは形を変えて俺の背の肉に順じて形を変えた。
もう、慣れた。
それに、今の問題はそこではない。指摘するべきは、
「おい、キリカ!酒くさいぞ、お前!」
口からぷぅんとアルコールの臭いを発散させながら人に絡む様は、この可憐な(と一応言っておく)少女を酔っ払いおやじのような姿に変貌させている。
酷い絡み酒だと思う。将来はあまり酒を飲まない方が良い。
「おにーさんの手は二つあるんだから、私の頭だってなでなで出来るだろう!?早く、撫でてよぉ!」
聞いちゃいない。しかし、こんな時でも織莉子ちゃんから愛撫権を奪おうとしない辺り、見上げた友情だと思う。深層心理に何か植えつけられてでもいるのだろうか。逆に心配になる。
キリカは俺の首に回していた腕を解き、ネズミのようなはしっこさで俺と相対する。ちょうど、織莉子ちゃんと俺とで三角形を描くような位置関係だ。腰を曲げて、頭を下げる。さぁ撫でろと言わんばかりのポージングだった。
俺は空いた左手をキリカの頭に伸ばす。ごわごわとして黒い、織莉子ちゃんとは対照的な髪の毛の感触。手を動かすと、もともと弛緩していたキリカの筋肉がますます緩んで、それはもうみっともない表情になった。
腹を見せてごろごろと寝返りをうつ猫のようで、今にも喉をごろごろと鳴らしそうだ。
しかし、どうも様子が変だ。キリカの脱力は止まる気配がない。挙句、そのままこくりと頭を下げて、
「う〜ん、むにゃむにゃむにゃ……」
と漫画のような声を出して眠りだした。頭が床にぶっつけられて、こつんと音がした。
俺と織莉子ちゃんは顔を見合わせて、溜息をついた。
- 83 :
- 布団には、中学生の女子二人が絡まりあって寝ている。風邪菌がたっぷりと染みたシーツやなんかを取り換えて、申し訳程度には清潔になった俺の布団だ。
結果から言うと、騒ぐだけ騒いだ後になでなでを要求し、終いには寝てしまったキリカを起こすのは不可能だった。これは織莉子ちゃんの証言からも初めから期待していなかったが、耳に水をかけてみても起きなかったところを見ると、コイツの眠りは相当に深いようだ。
その後、不可解な程に体調を回復していた俺は、キリカをどうするか織莉子ちゃんと話し合った。
そして織莉子ちゃんは未だにアルコールが抜けず足腰が立たず、キリカの奴はどう足掻いても起こすことが出来ないという事が分かると、俺は腹を決めて二人を泊める事にしたのだった。
当然、本来ならば齢15歳そこそこの少女を男の独り暮らしの家に留め置くなどあっちゃならないことだとは思うが、何と言うかコイツらに限ってはその辺りをあまり気しないようで、あまりにもすんなりと宿泊をオーケーするものだからむしろこちらの方が拍子抜けだった。
ちなみに、飯は俺が作った。病み上がりだというのにまるで新生したかのように体調が良く、包丁を振う腕がやけに軽快だった。あの液体は、マジで何だったんだろうか?
歓喜天(ガネーシャ)のように絡まりあって寝ている二人は、どこまでも幸せそうだった。この幸せがいつまでも続けば良いなと、俺は思う。
もちろん、別れなどというものはいつでも訪れるもので、俺たちだっていつかは別れる事になるだろう。ただこいつ等は、美国織莉子と呉キリカというお似合いのコンビだけは、生涯の友でいさせてやって欲しいと、俺は願わずにはおられなかった。
- 84 :
- 以上、家主の風邪編終わり
長々とすいませんでした
- 85 :
- 乙です
本編ではありえない日常との邂逅が見られるのはそれはとっても嬉しいなって思ってしまうのでした
- 86 :
- あ〜キリカちゃんと織莉子さんのお尻舐めたい
- 87 :
- >80
乙であります。
>歓喜天(ガネーシャ)のように絡まりあって
比喩が無駄にエロい(w
- 88 :
- 織莉子ちゃんキリカちゃんと一緒に室内プールへ行きたい
男衆の視線を集めて恥ずかしがる織莉子ちゃんと、野獣どもに威嚇を飛ばすキリカちゃん
そんなキリカちゃんを宥めつつ、売店でホットドッ買ってきて皆で食べたい
- 89 :
- 季節的に寒いからそうだ温水プールにいこうイベントいいよね…
- 90 :
- 織莉子は海外リゾートやホテルのプールとか行った事あるだろうな。
でもって水着は透けない白ビキニ。
キリカは……少なくともビキニのイメージじゃない。ワンピースかセパレートといったところか?
個人的にはスク水とかよさそうなんだが。
- 91 :
- スク水キリカと言えばこれを思い出す
ttp://www.pixiv.net/novel/show.php?id=415484
>>75も言ってるけど、キリカちゃんは自分のファッション・服装には拘っているみたいだからスクール水着はないんじゃないか
水泳に行くことを想定していないせいでスク水しか持ってない、という事態はあり得そうだけど
似合うか否かで問われれば間違いなく似合いそうなんだけどね、キリカちゃんにスク水
個人的にはセパレートに一票
- 92 :
- キリカは特殊な形状の水中ゴーグルをつけてそうな気がする
左と右で色が違ったり、片方眼帯だったり
- 93 :
- >>92
そんなゴーグル付けてる人が傍にいたら恥ずかしいなw
- 94 :
- 海水浴場のスク水キリカちゃんか……
彼女を誘って近くの木陰にしけこむ。
口付けを交わしつつ、肩紐をずりおろしその豊満な胸をあらわにする。
その先端を口でいろいろといじりつつ、手で腹部の水抜きから手を入れてさらに下へと水着の中をまさぐる。
喘いだり、切なげな声を漏らしたり、そんなキリカちゃんをこの手で弄ってみたい。
- 95 :
- 織莉子ちゃんなら、キリカちゃんのそういう趣味も全肯定する筈
家主だったら漏れなくツッコミを入れるだろうけど
- 96 :
- >>95は>>93宛て
- 97 :
- そう言えば、織莉子ちゃんも学校ではスクール水着なんだよな……
流石に学校の外では着ないだろうけど、
キリカ「織莉子のスクール水着が見たい見たい見たい見たいみーたーいー!」
なんて事になったら、恥を忍んで着るんたろうな
おりキリのスク水プレイ……ごくり
- 98 :
- 織莉子もマミも、規格外の胸にはちきれんばかりになるスク水が想像できる。
- 99 :
- マイクラのメイドテクスチャで織莉子ちゃんフォルムでないかな
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