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2012年4月文学42: 現代詩を語ろうぜ!!!!! (798) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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現代詩を語ろうぜ!!!!!


1 :12/02/18 〜 最終レス :12/04/15
みんな、現代詩を、好きなように、
語ってくれ!!!
ちなみに、おれは、第一次・二次戦後派の詩の中毒。

2 :
lethal_notion 國分功一郎
東さんとは二年前に千葉雅也さんと三人で『クオンタム・ファミリーズ
』について話をしました。『新潮』に再録されましたが、あの時に東さ
んが言ってたことで忘れられない言葉があって、「人間にはハイデッガー
より難しいことを考えることはできないんじゃないか」(笑)。
6時間前

3 :
>>2
おれは、できると思うね。
人間の可能性は、無限大だ。

4 :
lethal_notion 國分功一郎
東さんとは二年前に千葉雅也さんと三人で『クオンタム・ファミリーズ
』について話をしました。『新潮』に再録されましたが、あの時に東さ
んが言ってたことで忘れられない言葉があって、「人間にはハイデッガー
より難しいことを考えることはできないんじゃないか」(笑)。
6時間前

5 :
『へりこぷたー』 
かっぱつだねえ。
ひこうきよりぜんぜんやるきみなぎってる。 
https://twitter.com/#!/baachannopoem/status/156675054346838016

6 :
『でんしゃ』 
がーどしたのおと、はくりょくあるねえ。
じかんがとまる。
https://twitter.com/#!/baachannopoem/status/72467991668850689

7 :
>>2
ハイデガーより
サイデッカーの方が親しみやすいなw
東の本音は、「ハイデガーのおじさんの言うことはややこし過ぎw」

8 :
lethal_notion 國分功一郎
東さんとは二年前に千葉雅也さんと三人で『クオンタム・ファミリーズ
』について話をしました。『新潮』に再録されましたが、あの時に東さ
んが言ってたことで忘れられない言葉があって、「人間にはハイデッガー
より難しいことを考えることはできないんじゃないか」(笑)。
6時間前

9 :
日本だったら荒地とかそのあたり?

10 :
>>9
荒地派が、どうしても、中心的存在になるだろうね。
戦後現代詩の出発点だからね、荒地派は。
あとは、谷川雁さんとか、黒田喜夫さんとか、その周辺じゃないかい?

11 :
荒地を詳しく

12 :
>>11
『荒地』は、1947年9月から1948年6月まで、同人誌として刊行された詩誌。
戦前の詩誌『ル・バルLEBAL』や『世代』などへ参加していた同人が
集まった、エポックメイキングな詩誌。
1939年創刊の同名の文芸誌の後継誌でもあった。
「荒地」の名は1922年のT・Sエリオットの同名の詩に因む。
また、同人の加島祥造の兄が早川書房創業者の早川清と小学校の同級生
だったこともあり同人の多くがミステリ、SF等の翻訳者としても活動した。
参加者 ・鮎川信夫
    ・石原吉郎
    ・加島祥造
    ・衣更着信
    ・北村太郎
    ・木原孝一
    ・黒田三郎
    ・城侑
    ・高野喜久雄
    ・田村隆一
    ・中桐雅夫
    ・野田理一
    ・三好豊一郎
    ・吉本隆明
同人ではないが、親しい仲間として、
    ・森川義信
    ・牧野虚太郎

13 :
荒地派については、櫻本富雄「空白と責任」にある仮装の告白という論を読めば、
必ずしも戦後詩(現代詩)のエポックだと言えなくなる
荒地派の物語はとっくに終わっている

14 :
そこまで詳しくは知らないんだけど、戦略的なものがあったんだろうなとは思う

15 :
なんだかんだいっても戦後詩は谷川俊太郎で集約されてしまう

16 :
>>13
ちょっと、待ってくれ!!!
確かに、荒地派の感性は、古い。
昨日の、京都新聞で読んだんだけど、
世界の巨匠シリーズの一冊として、
田村隆一の巻が、出る。
おれは、すさまじく、多くの詩を読んでるけど、
荒地派と、その周辺の詩人の詩に、
勝てる奴は、今の時代、いない。
>>14
確かに、確かに。
荒地派が、おれたちで、現代詩を、変えてやろうぜ!!!
的な、乗りの、集団であったことは、間違いない。
>>15
谷川俊太郎の、初期の詩は、いいよ。
でも、今の、谷川さんの、詩は、
読ませていただいてて、退屈。

17 :
夜のミッキーマウスがあるじゃないか

18 :
>>17
確かに、確かに、
『夜のミッキーマウス』は、いいよね。
大好きだよ。
でも、おれに、とっての、谷川さんは、
やっぱり、『二十億光年の孤独』なんだよね。
おれは、谷川さんのことを、
少し、否定したけど、
谷川さんの詩の才能は、認めてる。
素晴らしい詩人だと思う。
でもね、でもだよ、
現代詩の最高峰の詩人として、
谷川さんは、もっと、強烈な、詩を、
書かなきゃならねえ。

19 :
俊太郎も嫌いではないけど、同じ谷川なら雁の方に俺は惹かれる。
もちろん荒地派も好きだし、吉岡実なんかもいいね。
あとは、自由詩ではないけど、短歌の塚本邦雄なんかもよく読んだりする。

20 :
震災以降の和合亮一の詩は、いただけないなあ。
結局今の現代詩の敗北を認めてるようなもんじゃない

21 :
>>19
おれも、おれも。
雁さんの、いい意味で、暗喩にまみれた、詩いいよね。
雁さん、つながりで、おれは、黒田喜夫さんの詩も、大好きです。
吉岡実の詩は、ごめん、おれは、苦手です。
塚本邦雄さん、←このひと、初めて、聞いて、
今、ヤフーで調べてみた、素晴らしく、かっこいい、短歌だね♪
塚本さんの、本、なにか、買ってみるよ。
どうも、ありがと♪
>>20
おれも、そう思う。
おれの、経験的に、なんですけど、
実際の、出来事を、描いた詩に、
まず、いいものはない、
と思うんですよね。

22 :
和合氏の詩は少し読んでみた程度なんだけど、俺も今一つだった。
今回の震災を深く経験してしまっているからこそか、被害者意識が強く出過ぎているように感じた。
そこでどうしても戦後の特に石原吉郎なんかと比べてしまう。
まあ、だからこそメディアに取り上げられたり、本も多く売れたりするんだろうけど。
それと震災以降、表現者でも言葉の無力をやたらと言う人がいたけど、何をいまさらと思った。
一般人ならともかく、表現者でそういうことを口にする人間は大抵信用できない。

23 :
マスコミが利用しやすい程度の自称詩人だろw

24 :
>>22
どうして、日本人は、災害を、詩にしたがるんかね?
石原吉郎さんは、シベリアの強制収容所での、経験が、
やっぱり、詩に出てるけど、石原さんは、自らの体験を、
詩で表現することに、成功してるよね。
やはり、時代の違い?感性の違いか?
なにか、大きな、ことが起こると、
特に、日本人は、言葉の無力さを、語りたがるよね。
おれも、いまさら、何言ってんだ、って思うよ。
>>23
日本は、自称詩人が、あまりにも、
多すぎるよね。
もっと、言葉を、大切にして欲しいよ。

25 :
戦後の名詩は結構時間を隔ててから書かれていたりする

26 :
エズラ パウンド『ピサ詩篇』、はまるぞ

27 :
男が女にキスするまでの過程を描写して、この時のために、ただ、この時のために…みたいな詩は誰の何という詩かわかる人います?もう一度読みたいんです。

28 :
>>27
金子光晴の69

29 :
愛情55
イメージ 1
はじめて抱き寄せられて、女の存在がふわりと浮いて、
なにもかも、男のなかに崩れ込むあの瞬間。
五年、十年、三十年たっても、あの瞬間はいつも色揚げしたやうで、
あとのであひの退屈なくり返しを、償ってまだあまりがある。
あの瞬間だけのために、男たちは。なんべんでも恋をする。
あの瞬間だけのために、わざわざこの世に生まれ,めしを食ひ、生きて来たかのやうに。
男の舌が女の唇を割ったそのあとで、おんなのはうから、おづおづと、
男の口に舌をさしいれてくるあの瞬間のおもひのために。

30 :
>>28>>29 ありがとうございます!

31 :
詩関係のスレで一番良スレになりそうな予感

32 :
>>25
おれも、戦後詩に、絶望してるわけでは、ないんだ。
でも、今、いい詩人は、少ない。
おれは、今、生きておられる、詩人さんでは、
田中清光さんと、渡辺武信さんに、期待してる。
>>26
いいなー、いいなー。
『ピサ詩篇』持ってるん?
いいなー。
おれは、パウンドは、海外詩文庫の、
選集を、読んだよ。
パウンドは、素晴らしい、詩人さんだ!!!
>>27>>28>>29
金子光晴さんは、こういう、きれいな、詩も、書かれるんだね。
金子さんは、田村隆一さんとの、対談で、エロじじい、だと、
思ってた。
反省するよ。
光晴さんのこと、見直しました。
>>31
おれは、どうしても、詩が、大好きな、人達と、
語り合いたかったんだ。
他の、詩の掲示板さんでは、とても、納得できなくて・・・。
みなさんで、詩を、語り合いましょう(^3^)b

33 :
>>30
合ってた?ならよかった。
金子光晴は現役が長すぎて時代区分で語りにくいがやはり文句なくいい詩人
個人的には人間の悲劇が一番いいと思うが、デビュー作以降に良い作品を残せたというだけでも本物
常に言葉が艶っぽいというか、水気を含んで潤いがあるんだよね。
ユーモア(英語での体液)を内包しているというか。

34 :
金子光晴さんの、詩のことについて、おれは、
無知だったんで、反省して、勉強してきました。
光晴さんの詩は、土のいい匂いが、するね。
それに、死も香ってるし・・・。

35 :
言葉なんかおぼえるんじゃなかった

36 :
>>35
田村隆一、来たー!!!
「帰途」
言葉なんかおぼえるんじやなかった
言葉のない世界
意味が意味にならない世界に生きてたら
どんなによかつたか
あなたが美しい言葉に復讐されても
そいつは ぼくとは無関係だ
きみが静かな意味に血を流したところで
そいつも無関係だ
あなたのやさしい眼のなかにある涙
きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦
ぼくたちの世界にもし言葉がなかつたら
ぼくはただそれを眺めて立ち去るだろう
あなたの涙に 果実の核ほどの意味があるか
きみの一滴の血に この世界の夕暮れの
ふるえるような夕焼けのひびきがあるか
言葉なんかおぼえるんじやなかつた
日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで
ぼくはあなたの涙のなかに立ちどまる
ぼくはきみの血のなかにたつたひとりで帰つてくる

37 :
私たちの詞華集を作ろう
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/poetics/1329572620
詩文学板ですが、
お時間あるときにみなさんもどうぞいらっしゃってください

38 :
とにかく、白石かずこが好き。
かれこれ三十年以上前、仲の良かった大学院生から、お前これ読んでみろ、といわれて白石の「聖なる者の季節」を読んだのが、
最初の現代文学衝撃体験だったといっても過言ではない。その人は、いまは某国立大の教授でヘーゲル研究者としては、結構知られている人です。
おもえばいまだに、当時院生だったその人から受けた影響が絶大なのかもしれない、と思うことがある。
いわば初体験の相手、みたいなもんでしょうか。
浅田彰が「構造と力」の終わりのほうで、「リバーサイドには川がない」という白石の詩を引用していて、
うれしくなったということもある。それで本格的にファンになってしまったのかもしれない、とも思う。
つまらない昔話を書いてしまって申し訳ない。

39 :
>>37
今から、おじゃまするよ♪
>>38
おれは、白石かずこ、さんの詩を、あまり、読んだことがないんだが、
レジャネさんが、大好きと言われる、詩人さんだから、
注目するよ。
「聖なる者の季節」で、H氏賞を、取られてるね。
H氏賞は、おれが、一番、注目してる、賞です。
おれの、経験的に、H氏賞を受賞されている、詩集に、
外れはない。
白石さんは、北園克衛さんの、『VОU』にも、参加されてる、
みたいですね。
白石さんの、詩に、興味でてきたよ♪

40 :
なんといっても、文学は詩ですよ。詩につきる、というか、最初も最後も詩だ、というか、
なにがなんでも詩、というか、なにはともあれ詩なんです。文学を、芸術にかえても、そういえるでしょう。
しかし、これがわかんない人もいるからさ。

41 :
>>40
おれは、レジャネさんに、ドゥルーズ・デリダ、スレで、お世話になって
います♪
おれ、詩、ばっかり、取り憑かれたように、読んでるんですけど、
最近、小説家の、中上健次さんに、興味でてきまして、
全集を読破しようかなー、なんて、思っております。
詩は、やっぱ、文学の基本かなと、思ってるんです。
ウンガレッティとか、クァジーモド、とかが、
「まさに詩だけが、人間を回復できるのだ」
って、言っておられるんですけど、
さすが、いいこと、言うなー、なんて思ってます。
おれは、ドゥルーズ、デリダ、レヴィナス、ブランショが、
死ぬほど、好きなんですけど、彼らは、哲学・思想家ですが、
言葉を、とても、大切に、してる。
彼らの、著作を、読んでたら、おれ、感動して、
涙が、出てくるんだ。

42 :
レま″<レよ文学ナょωカゝ大嫌レヽτ″す!愛好者レよ
愛好者 ー⊂″ま 丶) っす!ぁりがとぉ!

43 :
>>42
おれたちと、一緒に、詩を、読もうぜ♪
おれが、ぼろ泣きした詩。
「ないしょ」伊藤茂次
女房には僕といっしょになる前に男がいたのであるが
僕といっしょになってからその男をないしょにした
僕にないしょでないしょの男とときどき逢っていた
ないしょの手紙なども来てないしょの所へもいっていた
僕はそのないしょにいらいらしたり女房をなぐったりした
女房は病気で入院したら医者は女房にないしょでガンだといった
僕はないしょで泣きないしょで覚悟を決めて
うろうろした
ないしょの男から電話だと拡声器がいったので
女房も僕もびっくりした来てもらったらいいというと
逢いたくないといいあんたが主人だとはっきりいってことわってくれという
のである
僕はもうそんなことはどうでもいいので廊下を走った
「はじめまして女房がいろいろお世話になりましてもう
駄目なんです逢ってやって下さい」と電話の声に頭を下げた
女房はあんたが主人だとはっきりいったかと聞きわたし
が逢いたくないといったかと念を押しこれで安心した
といやにはっきりいうのである
僕はぼんやりした気持で
女房の体をふいたりした

44 :
みんなは、誰の、どんな詩が、好きですか?
大昔(侍の時代)の詩、でもいいし、
近代詩、でもいいし、
現代詩、でもいいし、
外国の詩でもいいよ♪
良かったら、教えてください♪

45 :
「ぶっちゃけプルトニウム」吉田昌郎

46 :
「岩壁登攀」田中清光
この垂直な岩壁にもろうでをさしのばし
登るのは 西蔵ふうの祈りのすがた
そうしてここには神がいないので
おれは許されるはずもない
聖なる刑台に磔にされて
背に夥しい炎の矢を射たてられ 仮死しているおれ
が 小さなホールドをさぐりあてるやいなや
ゆびは心臓のようにはげしくふくらみ
おれは昆虫よりものろのろと
そぎたった岩を いざりのぼる
たとえ聖が 刑台にくちづけてくれようと
たれが許されることをねがうだろう
ただ岩に密着している感触だけが
おれを無我の祈祷者にしている
おれを神から 無限に遠くしている

47 :
>>40
詩は形式ではないからね

48 :
>>47
おれも、そう思う。
詩は、とどこおることのない、
言葉でできた、だと、思う。

49 :
俳句や短歌も詩に入るの?

50 :
>>49
文句なく入る

51 :
田村のその詩、なんだっけ、園子温の映画の東電OLをモデルにした奴。
映画では、その東電OLに相当する大学教授オンナが、その詩を授業で講義してる

52 :
>>49
>>50
おれは、俳句や短歌についても、
知りたいんだ。
やはり、詩といえど、言葉でできている芸術、
十分、共通性は、あるはず。
小野十三郎さんは、詩の中に、俳句・短歌的叙情を、
取り入れることを、否定したけど、
でも、十三郎さんは、啄木の、短歌を、
そらんじて、完璧に、歌うことが、できたらしい。
十三郎さんも、俳句・短歌の美世界を、
認めていたんだと、思うね。

53 :
>>51
おれは、その『恋の罪』という映画は、
観てないけど、田村さんの「帰途」が、
重要な、モチーフとして、使われてるらしいね。
園子温は、「帰途」が、今回の映画のテーマ的に、
近いものを感じたので、使ったと、言ってる。
テーマ的に近いものが何なのかは、
上手く説明できないらしくて、
ほとんど、直感で、使ったらしい。
田村隆一の、詩の、魔力、ってところじゃないか。

54 :
あとカフカの城も大事なメタファーで出てくる。
冒頭人現場に血で部屋の壁に「城」とまんま大書きされてる。
でその女教授はカフカを父から教わる。
出口なしってことでしょう。

55 :
大学教授=言葉を捨てようとして、夜は娼婦になるけど、やっぱ
言葉は捨てられない=城にたどりつけない

56 :
ttp://video.fc2.com/movie_search.php?keyword=%E6%81%8B%E3%81%AE%E7%BD%AA&sobj_keyword=%E6%81%8B%E3%81%AE%E7%BD%AA&m=scont
こっから観れる

57 :
>>54
>>55
カフカの城も、出てくるみたいだね。
カフカ、って人は、ほんとに、凄い人だと、
おれは、思うんですよね。
今は、不条理世界を、描いた、文学、って、
ありあまるほどに、存在してるじゃないですか?
でも、カフカは、何も無い、ゼロの状態から、
自らの文学を、形成したわけでしょ?
感性が、他の人と、ちょっと、違うよね。
言葉が、捨てられないのは、人間に、とって、
逃れられないことだけど、逆に、いい意味で、
言葉は、素晴らしい、武器になると、思うんだよね。
特に、詩の世界は、城にたどりつこうとする、
純粋な、行為なんじゃないかな。

58 :
>>56
サンキュー♪

59 :
>>52
小野十三郎のは奴隷の韻律だったかな。
ほかにも桑原武夫の第二芸術論なんかが有名だけど、
主に俳句短歌が本質的に昔ながらの抒情しか詠えなく、批評性のある思想を表現するには適さないという批判だった。
それに激しく反発したのが俳人歌人で、特に短歌の方では塚本邦雄、岡井隆、寺山修司を中心とした前衛短歌運動が有名。
一方、高浜虚子のようにさらりと受け流して相手にしない保守派の人達もいた。
ただ、第二芸術論は桑原の無知さ加減が今読み直してみると滑稽でさえあったりする。

60 :
文化的社会的な日本の詩より、外国の壁の落書きの方が芸術と言えるでしょうね

61 :
ぼくは12歳

62 :
41 - 自 ぼくは12才 - 1975
http://www.youtube.com/watch?v=FfFSuyADa7g

63 :
>>59
うん、おれは、小野さんの、著作集で読んだ。
俳人歌人が、前衛短歌運動で、句割れ、口語の導入などに、よって、
新たな、地平を築いたのは、素晴らしいよね。
でも、おれは、伝統も、大切にしてほしいな。
高浜虚子の、態度は、素晴らしいよね。
さすが、だと、思う。
おれは、このスレで、塚本邦雄さんを、教えていただいて、
読んでみたら、ぶっとんだね。
多くの、詩書きにも、読んでもらいたいと、思った。
寺山修司さんは、おれは、正直、あんまり、評価してない。
寺山さんは、素晴らしい、芸術家だとは、思うけど、
おれを、立ち止まらせる、力は、ないと、思ってる。
寺山さんの、劇や、映像、方面での、仕事を、みたら、
おれは、評価するかもしれないが・・・。
おれが、短歌を好きになったのは、
枡野浩一さんの、『ハッピーロンリーウォーリーソング』
を、読んでからなんだ。
おれに、とって、この本は、短歌の聖書です。
真夜中の
電話に出ると
「もうぼくを
さがさないで」と
ウォーリーの声

64 :
>>60
外国の、壁の芸術には、素晴らしいものが、あるよね。
絵の世界では、おれは、バスキアが、好きです。
外国の、公衆便所の、落書きを、ノートに、書き集めた人も、
いるらしいですよ。
才能の、ある人は、世界が、見逃さない、って、
誰かが、言ってたけど、おれは、隠されている、
真の芸術も、大切に、して欲しいと、思います。

65 :
>>61
>>62
真史さん、生きるのが、つらかっただろうね。
かわいそうに。
天国では、笑顔で、過ごしてるよ。
「自分」岡真史
たくさん人がいると
自分がきちがいになる
そして人は
自分だけがきちがいと
思っている
つまり
みんなが自分のことを
きちがいと
思っているのだ

66 :
「グッド・ナイト」岩木誠一郎
うまく眠れない夜
いたずら電話がかかって来た
受話器をとっても何も言わない
息をひそめているだれかの気配が
かすかに伝わって来るばかりだ
眠れない人がもうひとり
どこかで夜をもてあましているのだろう
そう思ったら急に
何か話してみたくなって
さっきまで読んでいた本の話をした
旅に生き
旅に死んだという詩人の伝記だ
詩人の生涯を半分ほど話したとき
何も言わないまま電話が切れた
そんな生き方には
とても耐えられないとでもいうように
おやすみなさい
残りの生涯を抱えたまま
わたしはベッドに入る
残りの生涯──
いつのまにかそんな年齢になっていたのだ

67 :
「俳句」谷川雁
朝の梢にとまっているヒタキ型のくせもの
鉛筆の芯よりもやわらかい軸を
わざとおれの足もとにとりおとして
天山で俳句をやらないかとからかう
みずうみ暴発して匈奴のなんとかてなやつ
冬は暗を観光の目玉にするらしいよ
ははん 瓜のたね吐きちらせばいずこも砂漠
空がくもるたびに頭の骨が水色になる
だれかさんのひとりごとを盗みぎきしたな
革命はついに雌雄同体をあきらめ
花火つきの世代交番にちかづくほかはない
蟻もなく萩ゆれ漢はほろびたりといくのかね
あけびのつるを語尾とみなす文法の
ふきあげてゆらめく述語がそら散ったぜ

68 :
自称詩人と本物の詩人は区別がつかない

69 :
ほんものの、詩人は、いるよ、ここに

70 :
詩人とは自ら名乗るものではなく、運命的に背負わざるを得ないもの
自称詩人とは詩を売ろうとするものであり、故に自ら名乗らざるを得ないもの

71 :
>>68
>>70
自分に、とって、その詩が、心に響くもので、
あるかどうか?
それが、一番、大切な、ことだと、思う。
今、世の中で、評価されている、詩は、
本当に、意見が、様々だし、
逆に言うと、過去から、現在に、至って、
われわれには、自由に、好みの、詩人を、
選択できるわけだ。
人生で、言葉に、自分の運命を、賭ける、
それは、本当に、勇気のいることだし、
素晴らしい、ことだよね。
>>69
そうだ!!!
あんたこそ、素晴らしい、詩人だ。

72 :
吉本隆明が田村隆一に対して「彼は24時間詩人だ」みたいな言葉を残しているけど、今の世で、24時間詩人であり続けることは不可能に近いよね。

73 :
>>72
今の時代で、職業詩人といえば、谷川俊太郎さん、吉増剛造さん、
大岡信さん、飯島耕一さん、ぐらいか、おれが、思いつく、詩人は。
田村さんは、たしか、早川書房なんかで、仕事をしたり、
翻訳をしたりしてたみたい。
田村さんの、時代は、今より、良質の文学が、栄えていた、時代だから、
今よりは、少し、「24時間詩人」みたいな、態度を、
貫き通せる、時代で、あったんじゃ、ないかな。
今は、職業詩人も大変だと思うよ。
多くの人に、受け入れられるような、詩を書かないと、
食っていけないからね。
ある意味、職業詩人は、今の時代、悲劇だと、おれは、思うね。
現実的に、見ても、おれは、職業詩人の、詩には、
共感できる、ことが、ほとんどない。
吉本さんが、田村さんに、送った、賛辞は、
もっと、精神的な、意味だろうね。
田村さんは、けっして、面白、おかしく、人生を、過ごした、人ではない。
田村さんは、狂気すれすれの、詩を書いた。
それは、吉岡実にも、同じことが、言える。
今の時代、本当に、狂気すれすれで、詩を書いてる人が、
いるのだろうか?
その点で、おれは、疑問を持つね。
それと、今の時代、芸術と、ゆっくり、向き合える、
そんな、いい時代では、ないだろうね。

74 :
職業詩人っていったいだれのことだい?
今もむかしも「詩」だけで食える人なんてまずいないよ。

75 :
「塀のむこう」村野四郎
さよならあ と手を振り
すぐそこの塀の角を曲って
彼は見えなくなったが
もう 二度と帰ってくることはあるまい
塀のむこうに何があるか
どんな世界がはじまるのか
それを知っているものは誰もないだろう
言葉もなければ 要塞もなく
墓もない
ぞっとするような その他国の谷間から
這い上ってきたものなど誰もいない
地球はそこから
深あく虧けているのだ

76 :
>>74
おれの、知る限り、谷川俊太郎さん、なんかが、
職業詩人として、見ていたんだけど、
谷川さんは、翻訳も、多く、されてるよね。
言葉通りの、詩だけで、食ってる職業詩人は、
いないだろうね。
やはり、小説などの、世界と比べて、
詩の世界は、いつも、危機的状態なんでしょうね。

77 :
そもそも詩人って職業というより、人種という方が近い気がする。

78 :
>>77
そうだね。
特に、昔の詩人さんは、運命的に、言葉を背負い、詩人になった、みたいな、
人が、多いよね。
ただ、言葉を背負っても、言葉の芸術において、どの、ジャンルを、
選択するか。
詩なのか、小説なのか・・・。
そこで、あえて、詩人になることを、選ぶっていうのは、
人種的な、感性が、左右してるんだろうね。

79 :
偽詩人=盗作屋=死人??

80 :
79=キチガイのカギハナレメおばさん川上弘美
49 :吾輩は名無しである:2012/02/22(水) 01:19:38.59
俳句や短歌も詩に入るの?
50 :吾輩は名無しである:2012/02/22(水) 01:20:45.56
>>49
文句なく入る

81 :
>>79
うーん、難しいな・・・。
詩は、言葉を、使う限り、だれか、先人の、
模倣であることは、避けられない。
特に、詩を、書く人なんかは、人生の、どこかで、
死んでる、人が、多いと、おれは、思うね。

82 :
詩文学板が忘れられすぎて泣ける

83 :
そんな板あったのか

84 :
偽死人=離れ目=盗作屋??

85 :
>>82
詩・ポエム板もあるが、これはいわゆるポエマー板だしな

86 :
詩文学板は少し前まではまだいくらか人がいたのに
最近は殆どいなくなっちゃったんだよね

87 :
>>82
>>83
>>86
いつの時代も、詩が、生き残れる、
場所っていうのは、少ないよね。
板、立てても、過疎化する(笑)。
でもでも、おれたちで、詩の、世界を、
盛り上げて、いこうぜ!!!
>>85
詩の、投稿は、やっぱり、2ちゃん、じゃなくて、
文学極道とか、現代詩フォーラムとかに、
投稿したほうが、真剣に、読み手が、詩を、
読んでくれると、思う。

88 :
『果物採集』より ラビンドラナート・タゴール
危険から守り給えと祈るのではなく、
危険と勇敢に立ち向かえますように。
痛みが鎮まることを乞うのではなく、
痛みに打ち克つ心を乞えますように。
人生という戦場で味方をさがすのではなく、
自分自身の力を見いだせますように。
不安と怖れの下で救済を切望するのではなく、
自由を勝ち取るために耐える心を願えますように。
成功のなかにのみあなたの恵を感じるような
卑怯者ではなく、失意のときにこそ、
あなたの御手に握られていることに気づけますように。

89 :
タゴールいまいちだな

90 :
>>89
いまいちけ?

91 :
「人形」天野忠
街の大通りの
有名な古美術商の飾り窓に
大きな日本人形が飾られていた。
由緒ある大名の鎧兜と
高価な支那陶器の間に
美しいキモノを着てふんわりと座っていた。
その人形は
ときどきピクリと眼ばたきした、そして
何かに魅入られたようにじいっとしていた。
沢山の通行人が立ち止り
しばらく愉しそうに見物し笑って去って行った。
その日本人形は評判の娘だった。
お茶目で、頭の弱い……
青い眼の陽気な紳士が笑いながら店へ入って来た。
──ショウウインドウノ、ニンギョウ
  イクラデスカ?
──あれは売約済みです。
この店の主人は答えた。
口惜しそうに指を鳴らせて外国の紳士はたずねた。
──タレニウリマシタカ?
──神様に……。
しずかな声で
娘の親は答えた。

92 :
吉増とかの評価どう?

93 :
>>92
おれの、まわりで、吉増さんの、
詩が、好きなひと、多いよ。
間違いなく、現代詩、最重要詩人の、
一人だと、思うよ。
でも、でも、詩の朗読は、正直、止めて欲しいなと、
おれは、思います。
おれは、詩は、朗読されるべき、ではない、
と、考えてます。
でも、吉増さんは、戦後派詩人の、いい部分を、
引き継いでると、思うよ。

94 :
そうかな
朗読はそんなに悪くないと俺は思うな
むしろ詩の音楽性や口誦性というのをもう少し大切にしてほしい

95 :
茂吉のように、独特の節回しで朗詠してもらいたい、現代詩も。

96 :
茂吉の声きいてみたいな

97 :
http://www.youtube.com/watch?v=zxvuWYnbOiI

98 :
>>94
なるほどー。
たしかに、たしかに。
おれは、今まで、詩を読んでみる、
ことばかり、考えてたけど、
詩を、聴いてみる、ことも、
心がけるよ。
吉増さんは、詩を、ひとに、
伝えるということを、大切にされてるんだろうな、
と感じます。
>>95
>>96
茂吉さんの、詩を、おれは、ゆっくり、
読んだことが、なかったんですけど、
とても、こころの、深い部分を、
ついてくる、いい詩ですね。
>>97
アップ、どうも、ありがと♪
大笑いした。
特に、出だしが、最高。

99 :
「夢」鳴海英吉
作業中ぼんやりと立っていた男が ふっと
とうめいなものを見た と言う
とうめいなものが見える訳がない
何故だ
とうめいなものがどうして見えないのか
見てはいけないのか
そう言う男は すきとおっていた
厳寒(マローズ)のなか 立ったまま死んだ男は
そう言い切ってしまったあとだ
その男の魂の抜けた分だけ ちぢこまって
ひとまわり 小さくなっていた
昼間から夢をみている奴は死ぬぞ
この厳寒は 頭の中を狂わせる
身体のどこでも凍る

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