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2012年5月文学207: 未邦訳の海外文学の傑作を語るスレ (145) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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未邦訳の海外文学の傑作を語るスレ


1 :12/02/21 〜 最終レス :12/04/12
立てれるか。

2 :
乙!

3 :
こういうテーマのブログとかサイトとかあるのかな

4 :
ちょっと最近気になってるのが、「トリルビー」。
それもノディエのじゃなくてデュ・モーリアの、ダフネのじゃなくてジョージのやつだ。
原文見るとフランス語と英語が入り混じってるな。読めるだろうか。
ビアボームもそうだが、風刺作家に小説を書かせると、わけの分からんものができるようだ。

5 :
風刺漫画家だな。

6 :
翻訳天国の日本では傑作なのに未邦訳ってすぐには思いつかないなあ
あるいは翻訳が古すぎ(かつ絶版)で未邦訳と変わらない状況の本ならありそう
いや、非ヨーロッパ圏やら20世紀後半の傑作なら未邦訳ごろごろあるかな?

7 :
サラゴサ手稿
確かまだ全訳されてないよね

8 :
まぐにゃんはマニアックだなあ

9 :
>>7
確かに!まあ存在するけど出版されないってことだけどw

10 :
ペルッツの「夜毎に石の橋の下で」は翻訳が出るそうだ。これは買いだな。訳者次第だが。

11 :
トリルビーは『ジャンク・フィクション・ワールド』で触れられてたな

12 :
リチャードソンの「クラリッサ」って翻訳されてたっけ?

13 :
トリルビーは宮脇と風間が取り上げているらしい。
翻訳されてる。ネット上でだが。
http://yorific.cll.hokudai.ac.jp/

14 :
翻訳されてるのはクラリッサだな。あまり読む気にはなれんが。

15 :
ペーターハントケとかトーマスベルンハルトとかも翻訳少なくね
あとどんなんか気になるのはジョンドスパソスの世紀の半ば
あとあいつも、えーあのオルダスハクスリーも全部は出てなかった気が

16 :
傑作なの?

17 :
至高の存在たる余は

18 :
ムヒカ=ライネスの王朝年代記も全部読みたい。

19 :
最後に未邦訳年表作るから、できれば発表年代もよろ〜

20 :
未邦訳じゃなく未発表の英語小説です。一応隔日連載の予定。
著者はレディー・ジャネットという2ちゃんねる住人期待の新人。校正してもらうどころか、推敲すらしていないので、間違いがやたらと多いと思いますので、
お気づきになったときは、ご指摘ねがいます。
Watch Me Now
I smelled oil and blood. At once, the man tumbled down. His arms and legs bent in upon his body.
He rolled over and began to go into a spasm of coughing, rocking from side to side, but the fire never released him from much pain. He stated to struggle more violently, and fell from the cliff at last. Following him, we went down the slope.……
I had been picturing the man’s death over and over again for five years now, ever since
I had found out what had happened that summer.
The man was gibbering as he tried to pull away from the blonde, who was holding down him
with grief after thrusting a shovel into his shoulder. The man’s hair was wet and matted
with petrol. His face was blistered and expanded. He opened his mouth, desperately moaning out.
A commitment to murder is essentially an intellectual thing, so we refuse to take it sentimentally.
For nearly two month the intent of kill had been source of my energy, but I felt as though
the spectacle of it was eroding me from the bottom of body. I felt uneasy until the end.

21 :
>20
そういうのはいらないな。創作文芸板へGO。

22 :
未邦訳年表面白そうだな。

23 :
>>20
レジャネさん、応援してるぞ!!!

24 :
トリルビーは1895年。
至高の存在たる余は1974年。
王室年代記は、1967年。

25 :
いらないが一票、いるが一票、ということですが、
明後日までに、いる方のほうが多い場合に、第二回を掲載させていただくことにします。
まあ、エロチックサスペンス仕立ての予定なんで、そんなに詰まんなくはならないと自分では思っている。

26 :
スレ違いっていうか板違いだけど、
自分で専用スレ立ててやる分にはいいんでないか

27 :
英語板でやればいい気が。

28 :
未邦訳年表は最終的にデータ化してどこかにupしてもいいし

29 :
>>20
ふふ。
いいんじゃない。
2行目、At once がわからない。

30 :
>>20
率直に凄いと思いますし、楽しみですけど
スレ違い過ぎると思いますよ
せめて落ちないように盛り上げよう
としてくださっているのだとは分かりますが
オープンスペースであればこそ
スレ主さんたち(>>26-27)の意向も汲んでいただいて
気持ちよくやりたいものですよね
・・・と散々申しておきながらですが
もしここ以外が掲載先になりましたら
ぜひ誘導してくださいねw

31 :
スタティウス

32 :
I picked up the shovel, and listened closely to the murmuring of a rising tide around me.
I found my body was shaking,
as was my mind.
He was dying. The blonde moved over to a rock and sat down. She was wet to the skin, breathing hard
as though she had been swimming.
I looked down at the shovel in my hand. Then I held it close to my eyes and examined it carefully.
I could see my fingerprints all over it. I gathered a fistful of cloth from my thigh and tried to rub it off.
But my hands didn’t stop to tremble.
「Take a breath. Take it deep」said the blonde, shaking her body and scattering the mingled petrol and blood everywhere.
A beacon lamp had lighted through the body bold relief and it was the upper part of the body unlike any I had ever imagined.
The direction of the beam of light exaggerated a burn of his head.
Long after the beam had gone by, the view of its lighting remained
inside me.
It is a disagreeable thing, but when you are suffering a torment,
and would give anything speed up time, it has a disobliging
habit of slowing down.
There was an anchored heaviness in my depth,
and the sound of waves had persistently echoed with its motion.
I bent forward, my head in my hands to keep my will
to live from discouraging thoughts.
「You’ll be all right after some rest」she smiled.
I tried to recall what I had been wishing about before I had killed.
四対二、と掲載反対の方が多数のようでしたので、第一章までで終わりにいたします。
読んでくださった方には、心よりの御礼を申し上げます。

33 :
書き落としました。↑で、カッコが日本式になっているのは、たんに出し方がわからないからです。

34 :
>>33
シフト押しながら、テンキーの2を押せばいける。

35 :
ありがとう。やっとわかった。

36 :
>>32
板のローカルルール読んだ?
>ここは文学についての話題を扱う、学問カテゴリーの掲示板です。
>学問系でない作家や小説については【一般書籍】、自作の小説等については【創作文芸】でお願いします。
>また専用の板がある場合、スレ立てはそちらで行ってください。

37 :
ルソーの『化学教程』が月曜社のサイトでしこしこと翻訳されてた。

38 :
今回でやめたんだから、めくじら立てることもないじゃない。
読みたいという人も二人ほどいたから、区切りのいいところまで書いただけですよ。

39 :
多数決の問題ではないな

40 :
そのとおり

41 :
批評も含めたら未邦訳はかなりありそう

42 :
>>32
お礼を述べるのはいいけど、スレ違い&板違いのお詫びを述べるのが先な。
それが常識ってもんだ。

43 :
>>38
それから関係ない平野スレで勝手にこっちに誘導しないでくれるかな。
そういうのは自分でスレを立てるか人に頼んでスレを立ててもらってやりなよ。

44 :
どうしても絡みたいなら、ここにいるから、といっただけ。

45 :
ローカルルールも空気も読めないアホコテは困りますよねえ

46 :
>>44
スレをまたいで変な流れをこっちにもってくるような書き込みはやめろと言っている。
そんなことも理解できないのか?

47 :
私が持ってきた変な流れって、具体的にどれ?

48 :
今がスレチの変な流れですよねえ

49 :
平野スレでフルボッコされたアホコテが逃げてきて
ここを避難所にしようとして藁貸し増すよねえ(笑)

50 :
書き込んでんのは、平野スレの住人じゃないでしょう?
それとも、平野スレ住人が、私の「マナー違反」なるものをとがめてんですか?
だいたいにして、平野ファンなんかが、このスレでの話し混じれっこないでしょう。
外国語なんてろくすっぽできないでしょうから。

51 :
妄想のジャネッ豚が、毎度平野叩きを
ファンでもアンチでもないと言いながら、根拠も論理性のかけらもなく
やり続けるので出ていけといったまでですい
ちなみに平野スレでこのキチガイコテはこちらのスレに住民を誘導していました

52 :
>>51
今日のやりとりは見た。たしかにひどいな。

53 :
スレチな流れを元に戻そうぜーい。↓こんなスレあった。
P.K.ディック未訳作品
http://rashi.cocolog-nifty.com/novel/2011/09/pk-47c6.html

54 :
青空化している未訳の秀作ってのは、どんなもんある?

55 :
林清俊のサイトがなかなか面白かったんだが、翻訳だけしか読めなくなったな。

56 :
http://classicdetection.blogspot.com/
復活してた。だが2010年以前の過去履歴は読めないな。

57 :
フエンテスの「我らが大地」はまだか

58 :
>>56
そこで触れられてるマコーマックはもうちょっと読んでみたい作家。
ミルハウザーあたりとちょっと近い感じもあった。
>>57
1975年の「Terra Nostra(我らが大地)」はまだみたいだね
フエンテスの「澄みわたる大地」というタイトルで来月あたり出るのは
1958年の「La región más transparente」かな
傑作といえるかどうか知らないけど、異色作という面では、
1967年のカブレラ=インファンテ「Tres Tristes Tigres (三頭の寂しき虎)」とか

59 :
アセンション読んだのか。三頭の寂しき虎

60 :
「三頭の寂しき虎」ってw
ダサいだけでなく、殆ど誤訳w
題名くらいちゃんとなさいよ。

61 :
マグナはダサくてブサイクでバカだからなあ

62 :
で、60の訳は?

63 :
ヤフー辞書でのカブレラ‐インファンテの説明
[1929〜2005]キューバの小説家。のちにロンドンに移住。
言葉遊びや言語実験の多用を特徴とする。
作品に、革命前のハバナの夜の世界を描いた長編「三匹の淋しい虎」や
「亡き王子のためのハバーナ」などがある。

64 :
確か平田渡の訳で出るとかいう話があったようななかったような。

65 :
じゃあどこかの出版社がもう版権を買ってるのかな?

66 :
>>58
ミルハウザーってマコーマックっぽいの?

67 :
虎で匹はないよね

68 :
マコーマックはミルハウザーほどの細部への偏執的なこだわりはないような

69 :
ミルハウザーって奇想系?

70 :
結構ある予感!

71 :
ミルハウザーは俺の中ではジャネットウィンターソンと同じようなもん

72 :
細部へのこだわりというと、現代アメリカだとミルハウザーとベイカーが双璧か

73 :
おお、『澄みわたる大地』(『大気澄みわたる土地』)なんて出るんだ。
『我らが大地』も読みたいが、こちらも大作みたいだし読み応えありそうだな……

74 :
>>59
いや、読んでない。数ページ英訳を眺めただけw
海外のレヴュー見ると結構評価は高いけど、
多言語的な言葉遊びが満載らしいから、翻訳は大変そう。
でも確かアンディ・ガルシア主演で映画化されてるんだよね。
冒頭の句が「ショータイム!」で、最後の句が「カーテンズ・アップ!」。
ナイトクラブを舞台にしたジョイスばりの作品といっても良さげな雰囲気。
「Tres Tristes Tigres」ってのはスペイン語の一般的な早口言葉らしく、
日本だとさしずめ「生ムギ生ゴメ生タマゴ」みたいなもんだろうなあ。
「さん頭の悲さんな虎さん」って邦題でどうだろう?w
>>66
マコーマックを読んでる時、直感的にミルハウザーを思い浮かべたんだけど、
その連想にどういう内的ロジックがあるのかは、まだ考えてなかったんだよね。
綺想系は綺想系だけど、ボルヘスほど思考の迷宮に降りて行くわけではなく、
緻密さとある種の粗雑さが同居している印象というか…うーん、何だろう、
まだうまく整理できてないので、今度ちょっと考えてみよう。

75 :
まだ南米には未訳の傑作あるんだね

76 :
>>64

77 :
フェンテスだとあと『生まれざるクリストバル』というのが気になるな。

78 :
インファンテの映画化されたやつってロストシティだっけ

79 :
日本が翻訳天国なんて大嘘だと思うよ。
ノーベル賞とっても、シンガーの「ゴライの悪魔」「モスカット一族」「荘園」
などの代表作は未訳だし、「父の法廷」は抄訳のみ。マフフーズも少ないね。
ハントケも個人的に一番だと思う「ゆるやかな帰郷」が未訳。
インファンテとかフエンテスの名前も出てるけど、ラテンアメリカなら
アストゥリアスの「とうもろこしの人間たち」とか
カルペンティエールの「方法再説」とか
サバトの「根絶者アバドン」の方を先に訳してほしい。
「マノン・レスコー」も全訳は未だひとつもないんだよね?

80 :
シンガーは好きだ。父の法廷は抄訳を読んだが、「モスカット一族」は主要長編でもあるし気になるな。
ちなみに最近出た新訳は何だコリャというほどこなれていない文章だった。

81 :
そういえば「パウリスカ あるいは現代の背徳」も澁澤が紹介したもので翻訳されていないな。
「ネクロフィリア」は出たんだし、ぜひこれも国書刊行会あたりで刊行されないか。

82 :
ネクロフィリアは面白いの?

83 :
まあ面白いといえば面白いのでは。著者のスタンスは日本では中二病としか思われないかもなあ。

84 :
>>80
「ばかものギンペル」のことですか。あれは酷かったですね。
半分くらいは彩流社(編集者)の責任だと思いましたけど。

85 :
シンガーの代表作って何? 一冊読んでみたい

86 :
ジョン・ケネディ・トゥールの傑作『間抜け連合』がなぜ出ない!!!

87 :
http://donutspartymovement.blogspot.com/2011/03/confederacy-of-duncesjohn-kennedy-toole.html
これか。なんかやたら面白そうだな。アセンション向け的な感じがするが。

88 :
>>85
そう、表題作は西成彦も訳してるようだな。そちらはイディッシュからの翻訳だったはず。
あと東欧怪談集にもイディッシュから訳された短篇が収録されてて、それがえらく幻想的なものだった記憶が。

89 :
>>85
シンガーの本領は短篇にあると言われますが、一応長編に限ってみます。
代表作は、先にあげた未訳の「モスカット一族」「荘園」の長編連作、
もしくは長編の「ゴライの悪魔」あたりだと思います。
邦訳されているものなら、映画化された「敵、ある愛の物語」と「愛のイエントル」が有名です。
でも、手に入りやすい「ショーシャ」から入る方が世界観を掴みやすくて良いのではないかと思います。

90 :
>>88
マグナは死んだ方が良い

91 :
西成彦って、イディッシュ語も訳せるの? 凄いなあ。

92 :
ポーランド文学者の中では、西成彦はまだ完全に力を出しきってないな。

93 :
>>86のやつはちょっと面白そうだねえw
去年出たソコロフ『馬鹿たちの学校』を思い起こした。

94 :
>>93
ばか、おまえなんかに理解できるわけねーだろ
バカ学園を死ぬまで読んでろ

95 :
シンガーのシャーシャ品切れだったし図書館にもなかったORZ
別のを読んでみる。
馬鹿たちの学校、図書館にあった!

96 :
マグナは全方位で読んでるみたいだが、あえて言えばどこの国の小説が好みなん?
ラテアメとかは読まんの?つか現代日本文学とか読まないの?

97 :
広く浅く、だな。
フランスがやっぱり多いかもしれん。
原文でも読んでおり、少ないが特に好きという作家がいるのはイギリス。

98 :
この手の話題になると出さざるを得ないのが『パラディーゾ』……
もう駄目なのかなあ。

99 :
>>97
ラテアメはあんまり?
あと現代の日本人のは読まんの?佐藤亜紀スレ立ててたよな?

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