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2012年5月数学309: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む2 (447) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む2


1 :12/03/16 〜 最終レス :12/05/03
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/math/1328016756/ 前スレ 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む >>1より
ベストアンサー:”が、ガロアの論文は解りにくいモノでした。現在の整理された数学書の書き方に慣れているためか、ガロアの論文を少し眺めてみて、弱気になってしまいました。”ですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1371534513
数学の歴史に興味ある方にお尋ねします。「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、...noranekokuma2004さん 質問日時: 2011/9/18
「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、群と代数方程式、守屋美賀雄訳」にチャレンジしております。
アーベル、ガロアとも、方程式の根の有理式を説明しています。
両者の説明とも、帰着するところは、根の有理式はいわゆるラグランジュの分解式のかたちをとるというところにあると、私は考えています。
ラグランジュは、3次方程式の根、α、β、γと1の3乗根によって
u=α+βω+γω^2
v=α+βω^2+γω
という式をつくることによって、3次方程式が解けることを示しました。
彼は、それを一般化し、素数次数の方程式の根と1の累乗根と組み合わせた、いわゆる、ラグランジュの分解式を提起しました。
皆さまの見解を伺いたいと思います。
ベストアンサーに選ばれた回答siolaglebaさん 回答日時:2011/9/21
ガロアの論文が、どんなものか知りたくて、私もこの本を読もうとしました。
高名な数学者さえ理解出来なかった論文とは、一体何がどのように書かれているのか興味があったからです。すでにガロア理論を知っていたので、軽く考えていました。
が、ガロアの論文は解りにくいモノでした。現在の整理された数学書の書き方に慣れているためか、ガロアの論文を少し眺めてみて、弱気になってしまいました。
自分には、読みたい数学は一杯あるし、ガロア理論も知っている。他の数学書に取りかかった方が良いと。諦めるのが早かったかもしれません。
ラグランジュの分解式は、方程式の可解性を議論するなかで、べき根拡大を考えるとき、使ったように記憶しています。
ラグランジュは、3次・4次方程式の解明に成功しましたが、5次方程式は失敗しました。が、ラグランジュの研究は無駄ではなかったことの証が、ラグランジュ分解式と思います。

2 :
(再録)
ガロアの書き方が、現代の主流の置換群の書き方と違う
これについては、ブルーバックス 「ガロアの理論」 中村亨に詳しい
http://www.nikkei.com/life/culture/article/g=96958A96889DE3E2E2E5E5E4E1E2E0EBE2E4E0E2E3E29C9C99E2E2E3;p=9694E3E4E2E4E0E2E3E2E5E3E2E4
ガロアの群論 中村亨著 天才数学者の問題意識探る 2010/6/30付

3 :
          __ノ)-'´ ̄ ̄`ー- 、_
        , '´  _. -‐'''"二ニニ=-`ヽ、
      /   /:::::; -‐''"        `ーノ
     /   /:::::/           \
     /    /::::::/          | | |  |
     |   |:::::/ /     |  | | | |  |
      |   |::/ / / |  | ||  | | ,ハ .| ,ハ|
      |   |/ / / /| ,ハノ| /|ノレ,ニ|ル' 
     |   |  | / / レ',二、レ′ ,ィイ|゙/   私は只の数ヲタなんかとは付き合わないわ。
.     |   \ ∠イ  ,イイ|    ,`-' |      頭が良くて数学が出来てかっこいい人。それが必要条件よ。
     |     l^,人|  ` `-'     ゝ  |        さらに Ann.of Math に論文書けば十分条件にもなるわよ。
      |      ` -'\       ー'  人          一番嫌いなのは論文数を増やすためにくだらない論文を書いて
    |        /(l     __/  ヽ、           良い論文の出版を遅らせるお馬鹿な人。
     |       (:::::`‐-、__  |::::`、     ヒニニヽ、         あなたの論文が Ann of Math に accept される確率は?
    |      / `‐-、::::::::::`‐-、::::\   /,ニニ、\            それとも最近は Inv. Math. の方が上かしら?
   |      |::::::::::::::::::|` -、:::::::,ヘ ̄|'、  ヒニ二、 \
.   |      /::::::::::::::::::|::::::::\/:::O`、::\   | '、   \
   |      /:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::'、::::\ノ  ヽ、  |
  |      |:::::/:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::'、',::::'、  /:\__/‐、
  |      |/:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::O::| '、::| く::::::::::::: ̄|
   |     /_..-'´ ̄`ー-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::|/:/`‐'::\;;;;;;;_|
   |    |/::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::|::/::::|::::/:::::::::::/
    |   /:::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::O::|::|::::::|:::::::::::::::/

4 :
(再録)
ただ、ブルーバックス 「ガロアの理論」 中村亨だけでは、本当の面白さは分からない
やはり、アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) を傍に置きながら読まないと
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB-%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2-%E7%BE%A4%E3%81%A8%E4%BB%A3%E6%95%B0%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F-%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%81%AE%E7%B3%BB%E8%AD%9C-11/dp/4320011643
出版社: 共立出版 (1975/4/20)

5 :
>>3

おっさん、めざといね
暇なのか?

6 :
(再録)
倉田令二朗も、ガロアのアイデアにそった解説を書いている
http://books.google.co.jp/books/about/%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80.html?id=9xqpAAAACAAJ&redir_esc=y
ガロアを読む: 第1論文研究
著者 倉田令二朗
出版社 日本評論社, 1987
http://ameblo.jp/europa2718/entry-11041364474.html
2011-10-08 03:55:22
倉田令二朗著『ガロアを読む』第1論文研究 その2
http://ameblo.jp/europa2718/page-4.html
2011-10-19 03:50:26
破天荒の人 倉田令二朗

7 :
>>4
現代数学の系譜 11によれば、ガロア論文では、現代的な群や体の定義は出てこない
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2%E7%90%86%E8%AB%96
ガロア理論(ガロア-りろん、Galois theory)は、基本的には代数方程式や体の構造を "ガロア群" と呼ばれる群を用いて記述する代数学の理論をさす。
1830年代におけるエヴァリスト・ガロアによる代数方程式のべき根による可解性などの研究に端を発しているためこの名前がつけられている。
数学的構造についての最も初期の研究であり、圏と関手の考え方を含むような非常に現代的なパラダイムにもとづく理論だと見なされている。
実際にガロアは、方程式の研究において未知であった群や体の考えを用いていた。
現代の代数学はこの理論から始まった。ガロア理論を、方程式だけでなくそれの元になった初期の基本的な代数まで含めてもよいだろう。
ガロア理論によれば、"ガロア拡大" と呼ばれる体の代数拡大について、拡大の自己同型群の閉部分群と、拡大の中間体との対応関係を記述することができる。

8 :
(再録)
ガロアの人物については下記
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2
エヴァリスト・ガロア
(抜粋)
新資料の発見
決闘の原因と言われていた女性の素性が明らかとなった。
彼女の名はステファニー・フェリス・ポトラン・デュモテルといい、ガロアが最後に暮らしたフォートリエ療養所の医師で所長だったジャン・ルイ・ポトラン・デュモテルの娘であった。
彼らは親子共に親切な人物で、ガロアは次第にステファニーに恋愛感情を抱くようになって求婚したらしく、それに対する5月14日付でのステファニーによる断りの手紙の文面が、ガロア自身の筆跡でシュヴァリエへの書簡の裏に転記されていた。
その内容は文面を見る限り礼儀正しいものであり、少なくとも残された文章を見た印象では彼女が「つまらない色女」と表現されるような人物などではなく、そもそもガロアの遺書が真実を記したものとは言い切れないことが明らかになった。
その上でリガテリは、決闘であるならば勝つ可能性もあるのに、ガロアの死を確信した遺書に対する不自然さを指摘し、決闘の真相を次のように解釈している。
ステファニーに失恋したガロアは、「民衆の友の会」の会員と共に民衆を蜂起させる方法を考えていた時、ガロアが自分が犠牲となってその機会を作ることを提案した。
(作中では「D」と名前を明確にしていないが)デュシャートレがその相手を務めることとなり、ガロアは共和主義者の感情を煽るためにわざと無念を強調した遺書をしたためた。
そして、予定通り決闘を装った工作が行われてガロアは死亡し、あとは葬儀において蜂起するだけとなった。
ところが葬儀の当日、フランスの英雄であるジャン・マクシミリアン・ラマルク将軍の訃報が伝わり、ならばそれを契機に蜂起した方が良いと急遽予定が変更された、ということである(その後の暴動の様子はヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』に詳しい)。

9 :
>>6 補足
http://d.hatena.ne.jp/rockmass/20080315
2008-03-15
倉田令二朗、超準解析!(感謝を込めて)
(抜粋)
「まずは基礎論をやって、つぎに、超準解析、そうノンスタンダード・アナリシスをやろう。イプシロンデルタとか馬鹿なことをやっていないで、君たちの技術分野でも、これなら実にスマートに使えるんだ。
計算機による解析とかするんなら、これがいいんだ。」ということになった。
イプシロン-デルタ論法にかわる話を、大学に入って間もない、しかも理学部以外の学生に対してするので、教える側としては相当工夫しないと簡単には理解させることはできない。
それまでも毎回の配付資料の量の多さは異常だったが、ノンスタンダード・アナリシスになってからは、毎回の資料が30枚ほどになっていた。
いずれも汚ったない手書き文字のコピーなんだけど、いま思いだしても、非常に丁寧にわかりやすく作ってあった。
(数学者でもない私が口を挟むのもなんだが、超準解析は、いまでは多くの書籍もでて、当初は「ノンスタンダード・アナリシス」だったのに、いまでは「スタンダード」なアナリシスになった。
大学の講義でも広く扱われている。
倉田令二朗氏のすばらしさは、当然基礎論の大家でもあったのだが、30年もの昔にこの「ノンスタンダード・アナリシス」に最初に目をつけて独自に体系化し、さらに実学分野でも応用できるようにした点は、倉田令二朗氏によるところが非常に大きいと思う。)

10 :
”つぎに、超準解析、そうノンスタンダード・アナリシスをやろう。イプシロンデルタとか馬鹿なことをやっていないで、君たちの技術分野でも、これなら実にスマートに使えるんだ。
計算機による解析とかするんなら、これがいいんだ。”>>9
昔、イプシロンデルタが重視された時代があった
高校時代に数学の教師が、高校では極限はこれで済ますが、厳密にはイプシロンデルタみたく言った時代があったんだけど
そして、ワイエルシュトラスが直感を排した厳密な理論を作ったと喧伝された時代があった
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9
カール・テオドル・ヴィルヘルム・ワイエルシュトラス(Karl Theodor Wilhelm Weierstras, 1815年10月31日 - 1897年2月19日)はドイツの数学者。
姓はヴァイアーシュトラスと表記するほうがより正確である。

11 :
(再録)
うーん、「既存の解析の成果をすべて超準解析で書き換えなきゃいけない」ということもないように思う
超準解析でなにをしたいかってことじゃないかな
例えば、”超準解析の基本的な手法である超積はアラン・コンヌらによって作用素環の研究に応用されてもいる。”と。つまり、ある分野に限ってでも使えれば良いと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E6%BA%96%E8%A7%A3%E6%9E%90
超準解析(ちょうじゅんかいせき)とは、超実数やその上の関数について研究する解析学の一分野である。無限小解析と同一のものとも見なされる。
そこではイプシロン-デルタ論法によって一度は追放されたと思われた、無限小や無限大という極限に関する古典的で直観的な感覚、すなわち、ライプニッツ流の微積分を数学的に厳密に定式化し、取り戻すことができる。
アブラハム・ロビンソンによって考案された。
超準解析の基本的な手法である超積はアラン・コンヌらによって作用素環の研究に応用されてもいる。

12 :
>>11
「〜なにか問題が?〜」:”簡単に言えば、ε−δによる微分は厳密性を得た代わりに、微小量の直感性を失った。”だと思う
過去、日本の多くの数学者が、直感を否定し厳密性を重視した時期があった。だが、20世紀末から21世紀は再び”直感”復権の時代だと思う
もっと直感を大切にすべき
http://members.jcom.home.ne.jp/1228180001/mysis1.htm
超準解析1
原初無限小解析は、dxやdyが図形的な考察とともに乱れ飛ぶ直感的に明快な論理体系であった。
この考え方は固有の利点を持っており、オイラー信者の高瀬正仁大先生が著書「dxとdyの解析学」で詳細に述べていらっしゃる。
http://members.jcom.home.ne.jp/1228180001/mysis2.htm
超準解析2 〜なにか問題が?〜
簡単に言えば、ε−δによる微分は厳密性を得た代わりに、微小量の直感性を失った。
導関数は定義されてももはやそれはdfとdxの比ではなく、単なる一つの関数を表す記号なのである。dfやdxは単なる記号であり、単独では意味を持たない。
しかし、導関数が微小量の比であるというイメージはとても納得できるし、コーシー流の微分でもこのイメージを避けて通ることは出来ない。
頭の中のイメージと紙の上の証明とでは、全く違うことをやっているのである。
私は、数学は視覚的に明らかである方がよいと思う。それは、上に挙げた参考文献を書かれた小平邦彦先生もおっしゃっていることである。
数学とは、心の中で起こる数学的現象を解析する学問なのだ。それでは、感覚的に優れた微小量という存在を厳密に扱うにはどうすれば良いだろうか?
私の答えは、超準解析を学ぶことである。
http://members.jcom.home.ne.jp/1228180001/mysis3.htm
超準解析3
超準解析にはその学問的価値に比して、日本語の本が非常に少ない。(ような気がする。)
しかし、H.Jerome.Keisler教授が無料のpdfを自らのホームページでアップロードしている。およそ900ページの超大作である 。(それでいて、freshmanのために執筆したと書いてある!!)ちなみに私は読んでいない。というか読めない。
本章の目的は超準解析を広く流布し、モナドのイメージを掴んでもらうことであるから、公理的な記述は出来るだけ避けようと思う。公理的な記述に飢えたら、このサイトにこだわらず広く本を漁ってほしい。

13 :
>>12 (再録)
まあ、こんな利用法もある
ある特定の分野で活用できるだけでも存在意義はあるし
人が直感を取り戻し、その直感を支える道具でも可だろうし
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/0982-11.pdf
数理解析研究所講究録
982 巻1997 年115-125
超準解析による経路積分
駿台予備学校中村徹(Toru Nakamura)

14 :
(再録)
http://www.nippyo.co.jp/book/1320.html
超準解析と物理学|日本評論社 数理物理シリーズ 中村 徹 著 旧ISBNコード4-535-78248-2  発刊日:1998.06 判型:A5判 ページ数:308ページ
無限大を実無限としてとらえる解析学《超準解析》の基礎をわかりやすく丁寧に解説し、
さらにその方法を物理学──エルゴード理論・ボルツマン方程式・経路積分など──に本格的に応用して展開した日本で初めての本。
第2章 超準解析による積分論とその応用
1節 ローブ測度
2節 積分
3節 ブラウン運動
4節 エルゴード定理
5節 ボルツマン方程式
第3章 超準解析による経路積分の構成
1節 経路積分公式の直感的な導出
2節 関数解析による合理化
3節 測度論による合理化
4節 ディラック方程式と*-測度
5節 *-測度からスタンダードな測度へ
6節 シュレディンガー方程式と*-測度
第4章 超準解析からみた位相線形空間
1節 ヒルベルト空間とスペクトル分解
2節 超関数論からの準備
3節 D’(Ω)の超準表現
4節  ’(R)の超準表現

15 :
(再録)
溝口紀子氏。どうでも良いが、日経サイエンスに記事が出ていた。人の評価を気にせずやったと
http://www.saruhashi.net/latest.html
第31回 猿橋賞受賞者 溝口紀子氏の研究業績要旨 04/19/2011 17:16:03
受賞研究題目「爆発現象の漸近解析」
“Asymptotic ysis of blowup phenomena”
 溝口紀子氏は、べき乗の非線形項をもつ半線形熱方程式をはじめとする非線形放物型偏微分方程式の爆発現象の研究において目覚ましい成果を挙げてきた。
 微分方程式の解の最大値がある時刻Tに近づくと無限大に発散するとき、その解は時刻Tで爆発するという。
 べき乗の非線形項をもつ半線形熱方程式は燃焼現象を記述するモデルとみなされ、解の爆発は「発火」を意味する。
 1960年代半ばに藤田宏氏によって先駆的な結果が発表されて以来、爆発は微分方程式の分野で最も活発に研究されてきたテーマのひとつである。
 微分積分学の授業で教わるような、座標変数と時刻の関数として陽に表すことができる解は強解または古典解とよばれる。
 解が爆発すれば、その時点で、発散した値からの解の延長は不可能であり、解は強解としての意味を失う。
 しかし、関数に適当な試験関数を乗じて方程式を積分することで得られるような、微分の概念を広げた方程式を満たす解が存在する可能性があり、このような解は元の方程式の弱解とよばれる。
 爆発後弱解としても延長不可能な爆発を完全爆発、爆発後も弱解としては延長可能な爆発を不完全爆発とよぶ。
 燃焼を例にとると、完全爆発は「完全燃焼」に、不完全爆発は「不完全燃焼」に対応すると考えられる。
 半線形熱方程式の爆発に関する研究は長年完全爆発を対象としてきたが、1990代後半になって、ある条件のもとではこの弱解は有限時刻で爆発することが証明され、
 この時点ではじめて不完全爆発する解の存在は認識されたが、不完全爆発する解の爆発後の振る舞いについては未解決のまま残されていた。

16 :
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     |     l^,人|  ` `-'     ゝ  |        さらに Ann.of Math に論文書けば十分条件にもなるわよ。
      |      ` -'\       ー'  人          一番嫌いなのは論文数を増やすためにくだらない論文を書いて
    |        /(l     __/  ヽ、           良い論文の出版を遅らせるお馬鹿な人。
     |       (:::::`‐-、__  |::::`、     ヒニニヽ、         あなたの論文が Ann of Math に accept される確率は?
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17 :
>>16
乙! ageで書くとはなかなか偉い! 褒めてつかわす
追伸
コテ付け忘れsageで書いていた・・・orz

18 :
このスレは、超準解析スレじゃない
だが、「数学に直感を取り戻そう!」というスレであることは間違いない
難しいことをやさしく
複雑なことを本質を抽出して単純化する
これぞ数学の真髄(こころ)
数学に直感を
複雑なことを図式化し
見える化する
細部に立ち入る前に全体像を把握する
これが大事だと思うよ
これぞ数学の真髄(こころ)

19 :
>>1
そろそろ主題に戻ろう
>ベストアンサー:”が、ガロアの論文は解りにくいモノでした。現在の整理された数学書の書き方に慣れているためか、ガロアの論文を少し眺めてみて、弱気になってしまいました。”ですか?
ガロアの原論文(「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、群と代数方程式、守屋美賀雄訳」)を読むための3つのポイントは
1.ガロア分解式(リゾルベント)
 V=Aa+Bb+Cc+・・・
 a,b,c・・・は、(重根を持たない)で問題の方程式の根、A,B,C・・・は根の置換で異なる値をとる
2.置換群のガロア記法
a b c d・・・・k
b c d・・・・k a
c d・・・・k a b
・・・・・・・・・・・
k a b・・・・・i
注)今日、置換は普通はコーシーの記法
(a b c d・・・・k)
(a b c d・・・・k)
(直上の2行は大きな括弧で括られていると思ってください)
(コーシーの記法は説明不要と思うが、下記などが参考になろう)
http://homepage3.nifty.com/asagaya_avenue/apl/association/2011/Nishikawa_nov2011.pdf

20 :
(再録)
>>19 つづき
3.ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応
(V)| φV,φ1V,・・・・,φm-1V,
(V')| φV',φ1V',・・・・,φm-1V',
(V'')| φV'',φ1V'',・・・・,φm-1V'',
・・・・|・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(V''*)| φV''*,φ1V''*,・・・・,φm-1V''*,
注)V''*は、Vにダッシュ'がn-1個ついたもの(アスキーでは添え字が表現できないので)
1.ガロア分解式(リゾルベント)は、「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、群と代数方程式、守屋美賀雄訳」P28
2.置換群のガロア記法は、「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、群と代数方程式、守屋美賀雄訳」P30,31,36など
3.ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応は、「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、群と代数方程式、守屋美賀雄訳」P31
に記載がある。
なお、置換群のガロア記法は、ガロアの群論 中村亨著>>2に詳しい説明がある
ガロア分解式(リゾルベント)は、「ガロアを読む」倉田令二朗>>4 P110あたりに詳しい説明がある
ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応は、あまり既存の本では強調されていない

21 :
(再録)
>>20
1.ガロア分解式(リゾルベント)は、「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、群と代数方程式、守屋美賀雄訳」P28
2.置換群のガロア記法は、「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、群と代数方程式、守屋美賀雄訳」P30,31,36など
3.ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応は、「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、群と代数方程式、守屋美賀雄訳」P31
に記載がある。
なお、置換群のガロア記法は、ガロアの群論 中村亨著>>2に詳しい説明がある
ガロア分解式(リゾルベント)は、「ガロアを読む」倉田令二朗>>4 P110あたりに詳しい説明がある
ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応は、あまり既存の本では強調されていない
下記藤原松三郎 代數學 P106あたりの記述が近いが、「ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応」という捉え方はしていない
http://www.rokakuho.co.jp/data/books/0026.html
代數學  第二卷
A5/765頁 9450円(本体9000円+税5%) 978-4-7536-0026-7
藤原松三郎(理学博士) 著
第十一章 がろあノ方程式論
1. 代數的數體/2. 方程式ノがろあ群/3. がろあ分解式ノ簡約/4. 代數的ニ解カレル方程式/5. 圓周等分方程式/6. あーべる方程式/7. 素數次ノ方程式

22 :
(再録)
ガロアの時代
今日のように、群をある演算(積)で閉じた集合として捉えられていない
体の漠然とした概念はあったろうが、同じようにある演算(積と和)で閉じた集合として捉えられていない
そこでガロアが今日の体の代わりに考えたのが、”ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応”だと思う
>>20
さて、ガロアは
V、V'、V''、・・・・、V''*
注)V''*は、Vにダッシュ'がn-1個ついたもの(アスキーでは添え字が表現できないので)
を使って、次のガロア方程式を作る
F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)
1.この方程式は、例えば一般の5次方程式なら根の置換は120個あり
2.V、V'、V''、・・・・、V''*も、120個あり(5次の置換で異なる値をとるから)
3.F(x)は120次の方程式
4.そんなものを考えてどうなる?
5.どっこい、F(x)の120次の方程式をガロアは体の理論の代用に使ったのだ
例えば、重根を持たない場合、差積から判別式を作り、判別式の平方根を
ガロア方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)に添加すると
ガロア方程式は、二つに分けられるだろう
V、V'、V''、・・・・、V''*の内から、>>29の置換との対応で、偶置換に属するものだけを取り出し(それらは60個)、並べ替えて
V、V'、V''、・・・・、V''**として
F'(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''**)を作ることができる
残りの積は、奇置換に属するものの積
こう考えることにより
ガロア方程式F(x)に補助方程式の根を添加することで、ガロア方程式F(x)を分解し、次数を下げることができる
これによって、ガロア方程式F(x)を体論の代わりに使って、ガロア理論を展開することができるのだ

23 :
(再録)
残念ながら、複雑な数学記号が掲示板では使えない
例えば、置換のコーシーの記法は、2行にわたる括弧が必要だが、ここでは使えない
そこらの読みにくさはご容赦願いたい
その制約の中で出来るだけ分かりやすくを心がける
そうそう、よろしくね。怪しいところがあれば、指摘して
高校生の諸君は、図書館に
アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) >>4は、あるかい
ブルーバックス 「ガロアの理論」 中村亨>>2も是非併読を
それから、倉田令二朗ガロアを読む>>6があれば完璧かな
>>22 補足
差積と判別式は、下記に詳しい
ここでは、判別式は重根の有無を見分けるためと書かれている
しかし、差積(=判別式の平方根)は、偶置換(=交代群の置換)で値が変わらないということも重要なのだ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E6%A0%B9_(%E5%A4%9A%E9%A0%85%E5%BC%8F)
(訂正)
V、V'、V''、・・・・、V''*の内から、>>29の置換との対応で、偶置換に属するものだけを取り出し(それらは60個)、並べ替えて
 ↓
V、V'、V''、・・・・、V''*の内から、>>20の置換との対応で
(注:前スレからの再録で、リンクの番号がずれているものがあります。気付けば直しますが、気付かず旧のママのものがあればご容赦ください。)

24 :
(再録)
>>22
補足
ガロア方程式という言葉は、倉田>>4のP110では
「その任意の根が他の根の有理式(k上の)で表されるような方程式のことを、今日ガロア方程式と呼んでいる」とある
しかし、ここでは狭義にガロア分解式を根とするF(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)をガロア方程式と呼びたい
それが、ガロアの頭の中にあったものだったろうから(ガロア論文で扱われているのはこれだ)
そして、判別式の平方根を添加することで
ガロア方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)

F(x)=F’(x)F’’(x)
と二つに分けられ
F'(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''**):偶置換に属するものだけを取り出した
F’’(x):奇置換に属するものだけを取り出した
となる
そして、これを素数Pのべき根に一般化すれば
ガロア方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)

F(x)=F’(x)F’’(x)・・・・F’p(x)
とp個に分けられ
F'(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''**):ある部分群に属するものだけを取り出した
F’’(x)・・・・F’p(x):ある部分群の共役に属するものだけを取り出した
となる
これが、ガロアが現代の集合論的体論の代わりに頭に描いていたものだろう

25 :
(再録)
補足
方程式のガロア群をGとすれば、ある部分群をHとして
G=H+τ1H+τ2H+・・・・+τp-1H
と左剰余類に分割されるべき(倉田>>4 P139 式(7))
ここに、τ1、τ2、・・・・、τp-1は、ご存知Gを剰余類分割するときに登場するGの要素
なので、部分群Hの位数は群Gの位数をPで割ったものになる
補足
なお、議論を簡単にするために
ここでは、念頭に置いているのは、一般の5次方程式で、ガロア方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)はkで既約で、重根を持たないと単純化している
>>24
>これが、ガロアが現代の集合論的体論の代わりに頭に描いていたものだろう
こう考えると、ガロアの原論文の意図が見えてくる
例えば、”アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) ”のP36でガロアは
4次方程式の解法について、上記のガロア分解式(リゾルベント)、置換群のガロア記法>>28、ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応>>29の3点セットを念頭に解説する
というかこの3点セットを念頭にしなければ、なにを書いているか理解できまい

26 :
(注:前スレからの再録で、リンクの番号がずれているものがあります。気付けば直しますが、気付かず旧のママのものがあればご容赦ください。)

27 :
(再録)
>>25 つづき
”アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) ”のP36でガロアは
4次方程式の解法について
1.まず、(判別式の)平方根を添加することで、全体で24個の置換を含む(ガロア)方程式の群(=4次対称群)は2つに分解するという
  これは、>>24に書いた通り
2.そこで、12個の置換群(これが偶置換のみで構成される交代群であることは現代数学の常識ではあるが)
3.4次方程式の根をa,b,c,dとして、この群をガロアは下記のように置換群のガロア記法で書き下す
a b c d, a c d b, a d b c
b a d c, c a b d, d a c b
c d a b, d b a c, b c a d
d c b a, b d c a, c b d a
これで、24次のガロア方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)が
12次のF'(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''**):偶置換に属するものだけを取り出し次数が下がった
a b c d, a c d b, a d b c
b a d c, c a b d, d a c b
c d a b, d b a c, b c a d
d c b a, b d c a, c b d a
この12個の置換を含む群(=4次の交代群)を立て4行の群(=位数4の群)に対し、巡回置換(b,c,d)との積と見ることができる
そこで、3次の累乗根を添加することで、>>45-46のようにさらにガロア方程式の次数が下がる

28 :
>>27 つづき
群は
a b c d
b a d c
c d a b
d c b a
に縮小し、ガロア方程式も4次式になる
これは、
a b c d, c d a b
b a d c, d c b a
と見ることができる
あとは、ガロアが書いている通り
平方根を添加することでガロア方程式も2次式になり、4次方程式が解けることになる
ここに示したように、置換群のガロア記法は群の分解の様子を見やすくし、群の分解にガロア方程式の次数低下が対応していると見ることができる
これが、ガロアが頭の中に描いていたガロア理論の原型ではなかったか

29 :
(再録)
>>28 補足
”群
a b c d
b a d c
c d a b
d c b a
は、
a b c d, c d a b
b a d c, d c b a
と見ることができる”
これは、クライン群などと呼ばれる
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%9B%9B%E5%85%83%E7%BE%A4
クラインの四元群とは、巡回群でない位数が最小の群である。また、位数2の巡回群の直積と同型である。
クラインの四群元の単位元以外の元の位数は、2である。
また、交代群 A4 の正規部分群
V = < identity, (1,2)(3,4), (1,3)(2,4), (1,4)(2,3) >
と同型。
まとめよう
1.ガロア分解式(リゾルベント)、置換群のガロア記法、ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応の3点セットが、ガロア理論の原型
2.そして、ガロア分解式からガロア方程式を作る
3.平方根を添加すると、ガロア群は二つに分解し、その群の分解に対応してガロア方程式を二つに分解することができる
4.同様にして、これを素数Pのべき根に一般化すれば、ガロア群はP個に分解し、その群の分解に対応してガロア方程式をP個に分解することができる
5.このようにして、ガロア群の縮小に伴ってガロア方程式の次数を下げることができる
  この様子を、ガロアは4次方程式について、解説しているのだ( ”アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) ”のP36

30 :
(再録)
「置換群のガロア記法は群の分解の様子を見やすく」を補足

a b c d
b a d c
c d a b
d c b a
はコーシー流(現代の群論の教科書はこれ)では、次の4つの置換で書く
(a b c d)
(a b c d)
(a b c d)
(b a d c)
(a b c d)
(c d a b)
(a b c d)
(d c b a)
ここで、一番上の置換は恒等置換でeと書かれたりする
(つづく)

31 :
(つづき)
で、これだけだと、メリットが少ないと見えるかも
だが、群の分解を考えると
a b c d, c d a b
b a d c, d c b a
と見ることができる”ってところでメリットがでる
1.つまり現代のコーシー記法だと下記
(a b c d), (a b c d)
(a b c d), (c d a b)
(a b c d), (a b c d)
(b a d c), (d c b a)
2.しかし、こうも見ることができる
(a b c d), (c d a b)
(a b c d), (c d a b)
(a b c d), (c d a b)
(b a d c), (d c b a)
つまり、ガロアの記法は「1行目の順列の並びが省略されたコーシー記法」だと
そして、上記2.の見方は、ガロアの記法の真骨頂
2.左の列の2番目は、(ab)と(cd)が入れ替わっている。これを番号に書き直すと(12)と(34)が入れ替わっている。右の列も同じく(12)と(34)が入れ替わっている。
そういう目で、もう一度>>53のガロア記法を眺めて欲しい。ガロアが見ていたものが見えるだろう

32 :
「オウムは統一教会をラジカルにしたもの」
「オウムが行く前に統一教会が、ロシアに進出していました。ところが、そういう連中が、どうも何時の間にかオウム信者とすりかわってしまった。」
 【殺された石井こうきの発言から】
オウム、北朝鮮、麻原サブリミナル、左翼政権誕生→阪神大震災、サリン
韓流信奉、韓国、韓流サブリミナル、(反日)左翼政権誕生→東日本大震災、原発事故
似ているね
てかそのものか。 そうか、統一教会、朝鮮総連、民団→朝鮮人だらけの民主党

33 :
(再録)置換群のガロア記法>>28について、もう一つ見ておこう
”アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) ”の最後P41で
定理VII
n=5とせよ;群は次のようなものであろう:
a b c d e, a c e b d, a e d c b, a d b e c
b c d e a, c e b d a, e d c b a, d b e c a
c d e a b, e b d a c, d c b a e, b e c a d
d e a b c, b d a c e, c b a e d, e c a d b
b c d e a, d a c e b, b a e d c, c a d b e
ここで、a→0, b→1, c→2, d→3, e→4と置き換えると
0 1 2 3 4, 0 2 4 1 3, 0 4 3 2 1, 0 3 1 4 2
1 2 3 4 0, 2 4 1 3 0, 4 3 2 1 0, 3 1 4 2 0
2 3 4 0 1, 4 1 3 0 2, 3 2 1 0 4, 1 4 2 0 3
3 4 0 1 2, 1 3 0 2 4, 2 1 0 4 3, 4 2 0 3 1
4 0 1 2 3, 3 0 2 4 1, 1 0 4 3 2, 2 0 3 1 4 
そしてガロアが見ていたものは
1.最初の列を縦に、順列0 1 2 3 4に対し、+1mod 5(5を法として計算)で一番左の列の群(部分軍=長さ5の巡回群)が得られ
2.横に、第一番目の列の群
0 1 2 3 4
1 2 3 4 0
2 3 4 0 1
3 4 0 1 2
4 0 1 2 3
を、2倍 mod 5(5を法として計算)すれば、2列目、2列目を2倍して3列目・・と
3.それを、”アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) ”のP38の第VII節の群(G)前後の記述で言えば
ガロアが見ていたものは
Xk, Xak+b、あるいはf(k+c)=f(k)+Cだと
(ここは、上記”アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) ”と合わせて読んでください)

34 :
(再録)
>>75
「数学に直感を取り戻そう!」>>18
難しいことをやさしく、複雑なことを本質を抽出して単純化する
複雑なことを図式化し、見える化する
細部に立ち入る前に全体像を把握する
これぞ数学の真髄(こころ)
ガロアの見ていたものが、少し見えてきただろうか?
>>22
>ガロアの時代
>今日のように、群をある演算(積)で閉じた集合として捉えられていない
補足
ガロアは、群を群に属する二つの置換S、Tの積STが群に属することは明記している。
”アーベル ガロア 群と代数方程式 (現代数学の系譜 11) ”のP27だ
この事情は、ガロアの群論 中村亨>>2のP211に詳しい
ただ、ガロアが現代群論のように、集合論を基本として、単位元、逆元、積で閉じた集合として群を考えていたわけではなかった
だが、方程式のガロア理論を語るには十分だった
ただ、他の人にそれを理解させるためには、群の概念を現代のように明確にした方が良いわけで、そこがガロアの現論文が分かりにくいといわれる原因になっている
ただ、>>33で見たように、置換群のガロア記法>>19は、現在のコーシー記法より、群の分解の仕方や、置換の相互の関係を見やすくし、内容を直感的に把握するのに優れていると思う

35 :
(再録)
ガロアは群論の創始者であり、群論が一番有名だ
が、下記「ガロアへのレクイエム」や「近世数学史談」によれば、楕円関数論についても当時の時代を凌駕する研究をしていたようだ
山下純一さんの本「ガロアへのレクイエム」 (現代数学社)
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kojihas/kojihas-jM.html
山下純一さんの本「ガロアへのレクイエム」 (現代数学社)にお世話になりました。
近世数学史談 (岩波文庫) [文庫] 高木 貞治
http://www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%B8%96%E6%95%B0%E5%AD%A6%E5%8F%B2%E8%AB%87-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%AB%98%E6%9C%A8-%E8%B2%9E%E6%B2%BB/dp/4003393910

36 :
(再録)
>>33
なお、この位数20群は、下記ではB'5 メタ巡回群と書かれている
この元吉文男氏の5次方程式の可解性の高速判定法は面白くて参考になった
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/0848-01.pdf
5次方程式の可解性の高速判定法 元吉文男 著 - 1993
ほぼ同じ内容が下記(こちらの方が年代が後で少し詳しい)
http://staff.aist.go.jp/f.motoyoshi/java/deg5.pdf
5次方程式の可解性の高速判定法 元吉文男 著 - FM Memo 19961017-01
追伸
”5次方程式の可解性の高速判定法 元吉文男 著”は、本当に面白くて参考になった

37 :
(再録)
0 1 2 3 4, 0 2 4 1 3, 0 4 3 2 1, 0 3 1 4 2
1 2 3 4 0, 2 4 1 3 0, 4 3 2 1 0, 3 1 4 2 0
2 3 4 0 1, 4 1 3 0 2, 3 2 1 0 4, 1 4 2 0 3
3 4 0 1 2, 1 3 0 2 4, 2 1 0 4 3, 4 2 0 3 1
4 0 1 2 3, 3 0 2 4 1, 1 0 4 3 2, 2 0 3 1 4 
この位数20のメタ巡回群B'5 >>36
元吉文男氏は、これを利用して5次方程式の可解性の高速判定法を考えた
つまり、5次方程式のガロア群がもともと位数20のメタ巡回群B'5 になっていることが、5次方程式が可解である条件なのだ
一般のガロア群S5の位数は120。120/20=6次の式が、”P の中に根を持つならば元の多項式のP でのガロア群はB05 の部分群である”
ここに、Pは5次方程式の係数が属する体
もう少し精密には
体P 上の5次の多項式f(x) = x5-a1x^4+a2x^3-a3x^2+a4x-a5
x1, x2, x3, x4, x5 を不定元とし、
h = x1x2 + x2x3 + x3x4 + x4x5 + x5x1 - x1x3 - x3x5 - x5x2 - x2x4 - x4x1 (1)
としたときに多項式
g = h^2
は、B'5 の置換で不変であり、A5 やS5 の置換では不変ではない。
g にS5 のすべての元を作用させたときに生成される多項式のうちで異なるものは6個
この6個を根に持つような6次方程式を考える
ここでは、アスキーベースなので、添字やべきがうまく書けないので、下記文献を見てほしい
http://staff.aist.go.jp/f.motoyoshi/java/deg5.pdf

38 :
(再録)
>>37
”1.ガロア分解式(リゾルベント)、置換群のガロア記法、ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応の3点セットが、ガロア理論の原型”と書いた
>>24のアナロジーで言えば
ガロア方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*) (120次)
は、方程式のガロア群が位数20のメタ巡回群B'5 になっている場合
メタ巡回群B'5に属する20個のV、V’・・・を取り出し
F'(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''**):B'5に属するものだけを取り出した20次の式
以下、B'5の共役類に分けて
F(x)=F’(x)F’’(x)・・・F’’’’’’(x)
のように、ガロア方程式F(x)(120次)が、20次づつ6つの式に分けられることがイメージできるだろう
これがガロアが現代の体論と群論をベースとした理論の代わりに、頭に浮かべていたことではないだろうか

39 :
(再録)
最近気付いたが、下記Jean-Pierre Tignolも詳しい
というか、P156の定理10,7など、ガロア論文>>4のP39のラグランジュ分解式のn乗を扱っていることや補助方程式の次数が(n-2)!になることと、完全に一致している
一致という意味では小杉の方がお話風で読みやすいが
ともかく、こういうラグランジュが到達していた地点を見ると、ほとんどガロアに近い
というか、ガロアは完全にラグランジュを下敷きにしていると思う
その痕跡をかなり消しているが
ただし、方程式のガロア群とその分解を明確に意識して理論を展開したという点では、やはり天才ではあるのだが
http://www.kyoritsu-pub.co.jp/shinkan/shin0503_03.html
代数方程式のガロアの理論(ISBN4-320-01770-6)Jean-Pierre Tignol著 新妻 弘訳 A5,360頁,3200円
第10章 ラグランジュ
10.1 方程式の理論の成熟
10.2 既知の方法に対するラグランジュの考察
10.3 群論とガロア理論の最初の成果
(引用おわり)
Jean-Pierre Tignol「代数方程式のガロアの理論」P307に
”付録:ガロアによる置換群の表現”としてガロア記法>>31の解説がなされている
これはなかなか興味深いね
P311には、
「順列群というガロアの記述において、疑いのない明確な点は部分群、特に正規部分群の概念がこれから見ていくようにかなり自然なやり方で発生することである。」と書かれている
 つまり、正規部分群こそがガロアの理論の核心であり、オリジナルな点だが、それはガロア記法があったればこそと言えよう
なお、ブルーバックス「ガロアの理論」中村亨>>2は高校生向けのガロア記法の解説であり、
Jean-Pierre Tignolは、大学の講義用の専門的な解説になっているので、両方読まれることをお勧めする

40 :
>>18
補足
数学に直感を取り戻そう!
難しいことをやさしく
複雑なことを本質を抽出して単純化する
複雑なことを図式化し見える化する
細部に立ち入る前に全体像を把握する(ジグソーパズルと全体像)
途中で分からなくても最後まで通してみる
視点と切り口
思考の補助線
複数の本を見る
こんなところが、このスレの重要キーワードだ

41 :
>>40
補足
思考の補助線って本があるんだね
ある数学的対象があって、数学の理論がある
「補助線は何だ」という視点で学んでゆくことは大事だと思う
http://rinribenkyouhou.seesaa.net/article/155740162.html
思考の補助線: 文系国公立大学受験・勉強法ブログ(^o^)/ 2009年08月08日

42 :
>>40
補足
(再録)
ある事象Aについて、見る視点によって、見え方が違うという場合がある
というか、多少複雑な事象については、視点を変えてみる必要がある場合が多い
例えば、Aが四角形の形に配列された煙突だとすると、視点によっては3本に見えたりする
上空から見れば、配列は一目瞭然としても、上空に上がれない場合にはその配列を周囲から調べるしか配列を知る方法はない

43 :
>>40
補足
>視点と切り口
モース理論というのがある
複雑な対象を切り口で考えるのだと思う(下記)
http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/~hashimot/tateshina.htm
『ADHM 構成』歴史おぼえがき 2002 年8月
(抜粋)
素粒子論は湯川秀樹の中間子論に始まる.彼の理論には二つの特徴があった.一つは新粒子を導入したこと,もう一つは場の理論の枠内にとどまったことである(『場の理論』は平坦な抑揚で読むこと).
一方,西洋を中世から近代へと移行せしめた『オッカムの剃刀』という格率のせいなのか,ヨーロッパの物理学者たちは新粒子の導入に慎重であり,
また,若き日に量子力学の開拓者たちであった彼らは,subatomic な領域に足をふみいれるにあたり,自分たちがつくりあげた量子力学を惜しげもなく捨てるというより過激な方向にむしろ魅力を感じていた.
東洋人であって西洋近代の格率のもとにいなかったことと,時期的・地理的要因により量子力学に後から追随する位置にいたことが,湯川を独創的にした,という見方もある.(小平邦彦の複素多様体論についても同様のことが言えるかもしれない.)
3.現代数学という衝撃
話をもどそう.つづいて物理学者たちの競争は多重インスタントンへと向かう.アノマリーの Jackiw や当時まだ無名の Witten も参戦してきた.そんな中, 4 人の数学者が 4 次元ユークリッド空間上の多重インスタントンを完全に分類した論文を Physics Letters に提出した.
それが ADHM である.物理学者にとって重要かつホットな問題に対し,そのさなかに数学者のみによるインパクトある仕事が提出される,というのは過去に例のないことではなかったか.
しかもその手法が,それまで物理学者たちには全くなじみのなかった代数幾何という分野の,それも層係数コホモロジーの言語で書かれた現代的なものであった.
Polyakov は「現代数学が役に立つのをはじめて見た」と周囲に漏らしたと伝えられる.この衝撃が若き日の Witten の眼を現代数学へと向けるきっかけとなったのではないかと推察される.
(引用つづく)

44 :
>>43
(引用つづき)
Bott は各地の物理学者たちの前で,Atiyah と彼とのゲージ理論について講演して回ったのだが,その反応は熱いものではなかった.しかしそんな中にあって一人の男が鷹のように Bott のことばを追ってきた.Witten である.
彼は Bott の講演から,後に言う Witten のモース理論を着想する.後日,Bott は彼から一通の手紙を受けとる.そこには,「Bott 先生,わたしはついにモース理論がわかりました!」と記されていた.
それは奇しくも,かつての弟子 Smale が直伝のモース理論にさらに磨きをかけついに高次元ポアンカレ予想を解決したときに Bott に告げたのと同じことばだったという.
5.あれでもなくこれでもなく
Donaldson や Kirwan といった "Atiyah の子どもたち" は,Bott の来訪を毎回サンタを待つように楽しみにしていたという.
Donaldson の論文 "An application of gauge theory to four dimensional topology" の題が Bott の若い頃の論文の題と似ているところに,そのあたりの雰囲気が表れているように思う.
Donaldson のこの論文は,ADHM とも Atiyah-Bott とも違う道を切り開くものであった.
すぐ近くで誕生した ADHM も Atiyah-Bott も深い理論であり,また当時できたばかりだからやることはたくさんあったはずである.
事実 Donaldson はそれぞれに関連する仕事もしている.しかし彼は,それとは別に 4 次元トポロジーへの応用という思いもよらぬ方向へと一歩を踏み出した.
彼の理論は,Rochlin の定理しかなかった 4 次元トポロジーの状況を打開しただけでなく,異種 4 次元ユークリッド空間という存在をわれわれに示してくれた.
こんなものがあると知っただけでも数学を勉強した甲斐があったというものではないか.Witten はこう言っている,「Donaldson 理論は時空の幾何を理解する鍵である.」
(引用おわり)
モース理論までいかなくとも、製図の正面図は平面図がある
立体を平面に表す
もちろん、1面では無理で、3面を必要とする
同じように、複雑な対象は一つの切り口だけでなく、複数の切り口を使うべし

45 :
>>43
橋本氏の話は何時もとても面白いですね。『打倒Witten』の魅力は今も健在。


46 :
>>43
”オッカムの剃刀”は下記
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%89%83%E5%88%80
オッカムの剃刀(オッカムのかみそり、英: Occam's razor; Ockham's razor)とは、「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くの実体[2]を仮定するべきでない」(英語: Entities should not be multiplied beyond necessity.)という指針。
思考節約(思考経済)の法則やケチの原理と呼ばれることもある。
もともとスコラ哲学にあり、14世紀の哲学者・神学者のオッカムが多用したことで有名になった。
(引用おわり)
湯川秀樹の話は下記
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~saito/
斎藤吉彦のホームページ 大阪市立科学館・学芸員
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~saito/job/writing/utyu/new_particle.pdf
嫌われた新粒子 湯川理論誕生の背景で 月刊うちゅう 2007 Vol.24 No.2
(抜粋)
1937年に来日したボーアは湯川を「新粒子が好きなのですね。」と揶揄したそうです。
このように欧米の天才物理学者たちは新粒子に抵抗したのです。その背景に
はオッカムのカミソリという信念が根付いていたと言われます。オッカムは14
世紀の哲学者・神学者で、「物事を説明するのに、無駄なものは可能な限り削ぎ
落として、できるだけ単純なことで説明せよ、余計な仮説は使うな。」という指
針を多用したそうです。この指針をオッカムのカミソリと言います。欧米の天
才物理学者たちは、オッカムのカミソリを使って、余計な新粒子を削り落とそ
うとしたそうです。オッカムのカミソリに根拠はなく、あくまで考えを進める
上での指針にしか過ぎません。人が集団となってある事を信じ込み、そこから
抜け出せないというのは、社会現象としてよくあることです。天才集団もオッ
カムのカミソリを信じ込んで身動きできなかったのです。湯川はオッカムのカ
ミソリの影響が少ない日本にいました。そして、新粒子仮設の機会が巡ってき
たのでしょう。

47 :
>>45
猫さん、乙です
>橋本氏の話は何時もとても面白いですね。『打倒Witten』の魅力は今も健在。
橋本氏? 橋本 義武  Yoshitake Hashimoto これは大阪市大か
http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/~hashimot/index.html
http://math01.sci.osaka-cu.ac.jp/~hashimot/
クライン「正20面体と5次方程式」を読む pdf (18.4MB) 2006/03/15
グロタンディークの双二十面体──マチウ群試論 pdf (13.1MB) 2006/03/15
いまは、東京都市大学?
http://www.comm.tcu.ac.jp/literacy/math/staff.html
東京都市大学|知識工学部リテラシー学群|数学部門|教職員紹介
橋本義武
教授(自然科学科所属)
727号室
【テーマ】
もともと物理学の理論であるゲージ理論を数学の立場から研究しています。
他の分野との予想外のもあって、トポロジストとリーマン面の研究をしたり、物理学者とブラッ クホールの研究をしたり、代数学者と有限標数のD加群の研究をしたりしてきました。
【担当科目】
数学基礎、線形代数学(1)(2)、数理統計学、関数論、幾何学(1)
http://www.ke.tcu.ac.jp/ns/lab/ns07.html
微分幾何学研究室
担当教員名
教授:橋本義武

48 :

 お前たちは、定職に就くのが先決だろがああああああ!!!!!!
 ニート・無職の、ゴミ・クズ・カスのクソガキどもがあああああああ!!!!!!!

49 :
>>47
そう、彼ですよ。大阪市大からいつの間にか移動したみたいですね。とても
面白い人です。


50 :
4次元トポロジーてこれからは
どんな進展を遂げるのだろうね?

51 :
>>47
『打倒Witten』?
http://surgery.matrix.jp/topologynotes.html
Topology/Geometry Lectures on the Web
古田幹雄/Mikio Furuta
Seiberg-Witten不変量
K理論と指数 (大阪市大数学教室集中講義、石邨茂久氏・記、橋本義武さんのサイトへのリンクです)
(引用おわり)
これ(上記)の中身か?それとも、下記などを見ると、Witten超え狙いみたい
http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/~ohnita/2011/GEOSOCKsem/GEOSOCKsem120314-15.html
阪大-阪市大‐神戸大-九大合同幾何学セミナー (第6回) 
第6回GEOSOCKセミナー :  
数学と理論物理の若手交流のための小研究会
 「幾何学と数理物理」 
開催日: 平成24年3月14日(水)‐15日(木)
講演予定者:
橋本 義武 先生(東京都市大学知識工学部自然科学科 教授,大阪市立大学数学研究所 客員教授)
http://www.math.sci.hokudai.ac.jp/~furuhata/workshop/tohoku/9708.html
Division of Mathematics
Graduate School of Information Sciences
Tohoku University
1997年度幾何学シンポジウム
大場 清(お茶の水女子大理) 橋本 義武(阪市大理) アーベル微分の線型ポアンカレ双対

52 :
>>49
猫さん、乙です
橋本 義武 先生(東京都市大学知識工学部自然科学科 教授,大阪市立大学数学研究所 客員教授)>>51だから、まだ大阪市立大学数学研究所に席はあるみたい(だから市大のホームページが残っているんですね)
ところで、『打倒Witten』>>51をもう少し詳しくお願いできませんか

53 :
>>52
彼がまだ東大の院生だった時に、その彼の院生室の壁に『打倒ウィッテン』
と、研究の目標が書かれた紙が貼ってあったという記憶なんですけどね。
でも後日にご本人に確認したら、「いや、記憶違いでは?」という様な話
でしたけどね。でも彼ならそれ位の目標があっても全く不思議はないかと。


54 :
こんなのがあった
http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~m01016k/Index_Gauge_IV/index.html
研究集会 指数定理からゲージ理論へIV 2002年8月1日
http://www.math.nagoya-u.ac.jp/~m01016k/Index_Gauge_IV/reference.html
講演の概要
橋本義武氏「ADHM 構成とその周辺」
直交射影と接続
多様体のはじまりが Euclid 空間の部分多様体ならば,ベクトル束のはじまりは自明束の部分束,このとき直交射影によって接続が定義されるわけだが,R2, R4 上の具体例でその曲率を計算してみようというのが第1回である.
特に R4 上曲率が Anti-Self-Dual (ASD) かつ L2 になる接続(Yang-Mills instanton)の例をあたえるが,これが Atiyah-Drinfeld-Hitchin-Manin (ADHM) 構成である.第2回以降,R4 上の Yang-Mills instanton がこれらにかぎることを見ていく.
ASD 接続と正則ベクトル束の対応
第2回は,ASD 接続が正則ベクトル束に対応することを二つのやりかたで見る.一つは twistor,もう一つは Kempf-Ness の定理の無限次元版である.正則ベクトル束の jumping line にもふれる.
Fourier-Mukai 変換(Nahm 変換)
第3回では,まず T4 上の ASD 接続の Fourier-Mukai 変換についてのべる.
そして,R4 上の ASD 接続の,あるいは対応する正則ベクトル束の Fourier-Mukai 変換が,ADHM 構成のデータにほかならないことを見る.時間がゆるせば,monopole の Fourier-Mukai 変換が Nahm 方程式の解になることにもふれたい.
話さないこと
本講演は 1980 年代前半までに得られた基本的結果の紹介にとどまる.
その後の重要な発展としては,ALE 空間上の ADHM 構成 (Nakajima,Kronheimer) に端を発する quiver variety の理論 (Nakajima),D-brane との関連 (Witten, Douglas),非可換空間上の ADHM 構成 (Nekrasov) などがあげられよう.
参考文献
Atiyah-Drinfeld-Hitchin-Manin, Construction of instantons, Phys. Lett. 65A(1978), 185-187
Atiyah, The Geometry of Yang-Mills Fields, Fermi Lectures, Scoula Normale Pisa, 1979
Donaldson, Instantons and geometric invariant theory, Commun. Math. Phys. 93(1984), 453-460
Donaldson-Kronheimer, The Geometry of Four-Manifolds, chap. 3:The Fourier transform and ADHM construction, 75-125, Oxford, 1990

55 :
>>50
もし4次元ポアンカレ予想の微分同相版が否定的に解決されたらとても
面白いと個人的には思ってますけどね。でもどうなる事やら。


56 :
少し古いが、ここに文献集がある。
http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/~hashimot/chichibu.pdf
全部読んで概略を理解するのにどれ位時間がかかるか?
一年?

57 :
>>53
猫さん、ども
>彼がまだ東大の院生だった時に、その彼の院生室の壁に『打倒ウィッテン』
>と、研究の目標が書かれた紙が貼ってあったという記憶なんですけどね。
へーえ
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901077712201976
J-GLOBAL - 橋本 義武 【研究者】
更新日 2008年06月19日
東京大学 博士( 理学系研究科 数学) 1990
東京大学 大学( 理学部 数学) 1985
http://en.wikipedia.org/wiki/Edward_Witten
Edward Witten (born August 26, 1951) is an American theoretical physicist with a focus on mathematical physics who is currently a professor of Mathematical Physics at the Institute for Advanced Study.
Witten is a researcher in superstring theory, a theory of quantum gravity, supersymmetric quantum field theories and other areas of mathematical physics.[1]
He has made contributions in mathematics and helped bridge gaps between fundamental physics and various areas of mathematics. In 1990 he was the world's first physicist to be awarded a Fields Medal by the International Union of Mathematics.
In 2004, Time magazine wrote that Witten was "generally considered the greatest theoretical physicist in the world."[2]
(引用おわり)
”東京大学 博士( 理学系研究科 数学) 1990” & ”In 1990 he was the world's first physicist to be awarded a Fields Medal by the International Union of Mathematics. ”
なので、1990より前ですな
橋本 義武さん、がんばって!

58 :
>>55
確かに。
4次元では微分構造は複素構造に近いが、
その根源的な理由が未だに理解出来ない。

59 :
Wittenのモース理論て簡単にいうとどんなもの?

60 :
>>58
個人的な印象としては、もしそういう違いみたいなものを識別する不変量
があれば面白いと思いますがね。但し通常の特性類みたいな感じではなく
て、非常に解析学的な何かだろうと期待してしまうんですがね。


61 :
          __ノ)-'´ ̄ ̄`ー- 、_
        , '´  _. -‐'''"二ニニ=-`ヽ、
      /   /:::::; -‐''"        `ーノ
     /   /:::::/           \
     /    /::::::/          | | |  |
     |   |:::::/ /     |  | | | |  |
      |   |::/ / / |  | ||  | | ,ハ .| ,ハ|
      |   |/ / / /| ,ハノ| /|ノレ,ニ|ル' 
     |   |  | / / レ',二、レ′ ,ィイ|゙/   私は只の数ヲタなんかとは付き合わないわ。
.     |   \ ∠イ  ,イイ|    ,`-' |      頭が良くて数学が出来てかっこいい人。それが必要条件よ。
     |     l^,人|  ` `-'     ゝ  |        さらに Ann.of Math に論文書けば十分条件にもなるわよ。
      |      ` -'\       ー'  人          一番嫌いなのは論文数を増やすためにくだらない論文を書いて
    |        /(l     __/  ヽ、           良い論文の出版を遅らせるお馬鹿な人。
     |       (:::::`‐-、__  |::::`、     ヒニニヽ、         あなたの論文が Ann of Math に accept される確率は?
    |      / `‐-、::::::::::`‐-、::::\   /,ニニ、\            それとも最近は Inv. Math. の方が上かしら?
   |      |::::::::::::::::::|` -、:::::::,ヘ ̄|'、  ヒニ二、 \
.   |      /::::::::::::::::::|::::::::\/:::O`、::\   | '、   \
   |      /:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::'、::::\ノ  ヽ、  |
  |      |:::::/:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::'、',::::'、  /:\__/‐、
  |      |/:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::O::| '、::| く::::::::::::: ̄|
   |     /_..-'´ ̄`ー-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::|/:/`‐'::\;;;;;;;_|
   |    |/::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::|::/::::|::::/:::::::::::/
    |   /:::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::O::|::|::::::|:::::::::::::::/

62 :
>>55>>58>>60
なるほど・・
http://en.wikipedia.org/wiki/Diffeomorphism
Homeomorphism and diffeomorphism
It is easy to find a homeomorphism that is not a diffeomorphism, but it is more difficult to find a pair of homeomorphic manifolds that are not diffeomorphic.
In dimensions 1, 2, 3, any pair of homeomorphic smooth manifolds are diffeomorphic.
In dimension 4 or greater, examples of homeomorphic but not diffeomorphic pairs have been found. The first such example was constructed by John Milnor in dimension 7.
He constructed a smooth 7-dimensional manifold (called now Milnor's sphere) that is homeomorphic to the standard 7-sphere but not diffeomorphic to it.
There are in fact 28 oriented diffeomorphism classes of manifolds homeomorphic to the 7-sphere (each of them is a total space of the fiber bundle over the 4-sphere with the 3-sphere as the fiber).
Much more extreme phenomena occur for 4-manifolds: in the early 1980s, a combination of results due to Simon Donaldson and Michael Freedman led to the discovery of exotic R4s:
there are uncountably many pairwise non-diffeomorphic open subsets of R4 each of which is homeomorphic to R4,
and also there are uncountably many pairwise non-diffeomorphic differentiable manifolds homeomorphic to R4 that do not embed smoothly in R4.

63 :
>>62
なるほど・・
http://en.wikipedia.org/wiki/Exotic_R4
In mathematics, an exotic R4 is a differentiable manifold that is homeomorphic to the Euclidean space R4, but not diffeomorphic.
The first examples were found by Robion Kirby and Michael Freedman, by using the contrast between Freedman's theorems about topological 4-manifolds, and Simon Donaldson's theorems about smooth 4-manifolds.
There is a continuum of non-diffeomorphic differentiable structures of R4, as was shown first by Clifford Taubes.

Prior to this construction, non-diffeomorphic smooth structures on spheres ? exotic spheres ? were already known to exist, although the question of the existence of such structures for the particular case of the 4-sphere remained open.
For any positive integer n other than 4, there are no exotic smooth structures on Rn; in other words, if n ≠ 4 then any smooth manifold homeomorphic to Rn is diffeomorphic to Rn.
Small exotic R4s
An exotic R4 is called small if it can be smoothly embedded as an open subset of the standard R4.
Small exotic R4s can be constructed by starting with a non-trivial smooth 5-dimensional h-cobordism (which exists by Donaldson's proof that the h-cobordism theorem fails in this dimension)
and using Freedman's theorem that the topological h-cobordism theorem holds in this dimension.

Large exotic R4s
An exotic R4 is called large if it cannot be smoothly embedded as an open subset of the standard R4.
Examples of large exotic R4s can be constructed using the fact that compact 4 manifolds can often be split as a topological sum (by Freedman's work), but cannot be split as a smooth sum (by Donaldson's work).
Michael Hartley Freedman and Laurence R. Taylor (1986) showed that there is a unique maximal exotic R4, into which all other R4s can be smoothly embedded as open subsets.
(つづく)

64 :
>>62
60年代から70年代はJacoとかHempel、Waldhausenらの
3次元多様体論の本がよく読まれた。Thurston以前の話だ。
また4次元に関しては単連結という仮定の下で、手術理論
が盛んに研究された。WallやBrowderらの本がよくまとまっている。
70年には基本予想やNovikovによる有理Pontryagin類の
位相普遍性が示され、高次元多様体のホモトピー類と
位相同型の違いがPontryagin類によってほぼ分類が可能であることも
分かった。
二次特性類は葉層構造に関するBott消滅定理(積分可能性)が
示され、新たな活躍の場を得たといえる。
Bott消滅定理はたった2ページで証明されたので、当時の数学に
与えた衝撃は大きかった。
これからThurstonやConnes等による研究が大きく花開いたと
思うのだが、この辺りを詳細に纏めた数学史を誰か書かないかな?

65 :
>>63 つづき
http://en.wikipedia.org/wiki/Exotic_R4
Related exotic structures
Casson handles are homeomorphic to D2×R2 by Freedman's theorem (where D2 is the closed unit disc) but it follows from Donaldson's theorem that they are not all diffeomorphic to D2×R2. In other words, some Casson handles are exotic D2×R2s.
It is not known (as of 2009) whether or not there are any exotic 4-spheres; such an exotic 4-sphere would be a counterexample to the smooth generalized Poincare conjecture in dimension 4. Some plausible candidates are given by Gluck twists.
http://en.wikipedia.org/wiki/Gluck_twist#4-dimensional_exotic_spheres_and_Gluck_twists
In differential topology, a mathematical discipline, an exotic sphere is a differentiable manifold M that is homeomorphic but not diffeomorphic to the standard Euclidean n-sphere.
That is, M is a sphere from the point of view of all its topological properties, but carrying a smooth structure that is not the familiar one (hence the name "exotic").

The first exotic spheres were constructed by John Milnor (1956) in dimension n = 7 as S3-bundles over S4. He showed that there are at least 7 differentiable structures on the 7-sphere.
In any dimension Milnor (1959) showed that the diffeomorphism classes of oriented exotic spheres form the non-trivial elements of an abelian monoid under connected sum, which is a finite abelian group if the dimension is not 4.
The classification of exotic spheres by Michel Kervaire and John Milnor (1963) showed that the oriented exotic 7-spheres are the non-trivial elements of a cyclic group of order 28 under the operation of connected sum.

66 :
>>64
乙です
>これからThurstonやConnes等による研究が大きく花開いたと
そう言えば、Connesさんも3次元ポアンカレ予想に挑戦してんだっけ
>>65 つづき ここらも面白いね
http://en.wikipedia.org/wiki/Gluck_twist#4-dimensional_exotic_spheres_and_Gluck_twists
Explicit examples of exotic spheres
One of the first examples of an exotic sphere found by Milnor (1956, section 3) was the following:
Take two copies of B4×S3, each with boundary S3×S3, and glue them together by identifying (a,b) in the boundary with (a, a2ba?1), (where we identify each S3 with the group of unit quaternions).
The resulting manifold has a natural smooth structure and is homeomorphic to S7, but is not diffeomorphic to S7.
Milnor showed that it is not the boundary of any smooth 8-manifold with vanishing 4th Betti number, and has no orientation-reversing diffeomorphism to itself;
either of these properties implies that it is not a standard 7-sphere. Milnor showed that this manifold has a Morse function with just two critical points, both non-degenerate, which implies that it is topologically a sphere.

As shown by Egbert Brieskorn (1966, 1966b) (see also (Hirzebruch & Mayer 1968)) the intersection of the complex manifold of points in C5 satisfying
(式省略)
with a small sphere around the origin for k = 1, 2, ..., 28 gives all 28 possible smooth structures on the oriented 7-sphere. Similar manifolds are called Brieskorn spheres.

Twisted spheres
Given an (orientation-preserving) diffeomorphism f: Sn?1→Sn?1, gluing the boundaries of two copies of the standard disk Dn together by yields a manifold called a twisted sphere (with twist f).
(面白いが省略)

67 :
>>55
>もし4次元ポアンカレ予想の微分同相版が否定的に解決されたらとても
ああ、そうそう、これは落とせないね。直接関係するから
”The statement that they do not exist is known as the "smooth Poincare conjecture", and is discussed by Michael Freedman, Robert Gompf, and Scott Morrison et al. (2010) who say that it is believed to be false.”だと
http://en.wikipedia.org/wiki/Gluck_twist#4-dimensional_exotic_spheres_and_Gluck_twists
4-dimensional exotic spheres and Gluck twists
In 4 dimensions it is not known whether there are any exotic smooth structures on the 4-sphere.
The statement that they do not exist is known as the "smooth Poincare conjecture", and is discussed by Michael Freedman, Robert Gompf, and Scott Morrison et al. (2010) who say that it is believed to be false.

Some candidates for exotic 4-spheres are given by Gluck twists (Gluck 1962).
These are constructed by cutting out a tubular neighborhood of a 2-sphere S in S4 and gluing it back in using a diffeomorphism of its boundary S2×S1.
The result is always homeomorphic to S4. But in most cases it is unknown whether or not the result is diffeomorphic to S4.
(If the 2-sphere is unknotted, or given by spinning a knot in the 3-sphere, then the Gluck twist is known to be diffeomorphic to S4, but there are plenty of other ways to knot a 2-sphere in S4.)

Akbulut (2009) showed that a certain family of candidates for 4-dimensional exotic spheres constructed by Cappell and Shaneson are in fact standard.

68 :
やらせA 就活中
(p)http://livedoor.blogimg.jp/jin115/imgs/3/1/31a6f8e6.jpg
やらせB 就職後
(p)http://livedoor.blogimg.jp/jin115/imgs/2/b/2b790359.jpg
世論調査もこんな感じで捏造してます
 東京にある6つのキー局の内、製作から財務まで一貫して朝鮮人が行ってるテレビ局が1つ
 中国共産党から毎年大量の反日工作費が流れているテレビ局が2つ
 もろに北朝鮮と繋がっているテレビ局が1つ  
年寄はまだまだテレビという外国人に騙され続ける
オレオレ詐欺なんて年寄がどれだけ騙されやすいかという社会実験でしかない
馬鹿はいつまでも騙される

69 :
>>66
今ではもう昔の話だけど、Connesは非可換幾何を
始めた時には可換が真っ盛りで(今でもそうかもしれない)、
彼はそれを使って大きな問題に挑戦するという
事も視野に入れていた。葉層構造とC^*環との繋がりとか
今ではそれがリーマン予想にまで及んでいる。
個人的な印象としては非可換の研究は期が熟していないのでは?という印象。
勿論、分かっている人には目標が見えているのだろうけど、
まだ大きなものは出てきていない。

70 :
          __ノ)-'´ ̄ ̄`ー- 、_
        , '´  _. -‐'''"二ニニ=-`ヽ、
      /   /:::::; -‐''"        `ーノ
     /   /:::::/           \
     /    /::::::/          | | |  |
     |   |:::::/ /     |  | | | |  |
      |   |::/ / / |  | ||  | | ,ハ .| ,ハ|
      |   |/ / / /| ,ハノ| /|ノレ,ニ|ル' 
     |   |  | / / レ',二、レ′ ,ィイ|゙/   私は只の数ヲタなんかとは付き合わないわ。
.     |   \ ∠イ  ,イイ|    ,`-' |      頭が良くて数学が出来てかっこいい人。それが必要条件よ。
     |     l^,人|  ` `-'     ゝ  |        さらに Ann.of Math に論文書けば十分条件にもなるわよ。
      |      ` -'\       ー'  人          一番嫌いなのは論文数を増やすためにくだらない論文を書いて
    |        /(l     __/  ヽ、           良い論文の出版を遅らせるお馬鹿な人。
     |       (:::::`‐-、__  |::::`、     ヒニニヽ、         あなたの論文が Ann of Math に accept される確率は?
    |      / `‐-、::::::::::`‐-、::::\   /,ニニ、\            それとも最近は Inv. Math. の方が上かしら?
   |      |::::::::::::::::::|` -、:::::::,ヘ ̄|'、  ヒニ二、 \
.   |      /::::::::::::::::::|::::::::\/:::O`、::\   | '、   \
   |      /:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::'、::::\ノ  ヽ、  |
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71 :
>>69
乙です
訂正失礼>>66(3次元ポアンカレ予想は解決したんだから)
そう言えば、Connesさんも3次元ポアンカレ予想に挑戦してんだっけ
  ↓
そう言えば、Connesさんも3次元ポアンカレ予想に挑戦してたんだっけ
>今ではもう昔の話だけど、Connesは非可換幾何を
>今ではそれがリーマン予想にまで及んでいる。
なるほど下記ですな
http://en.wikipedia.org/wiki/Connes 抜粋
Work
Alain Connes is one of the leading specialists on operator algebras. In his early work on von Neumann algebras in the 1970s, he succeeded in obtaining the almost complete classification of injective factors.
Following this he made contributions in operator K-theory and index theory, which culminated in the Baum-Connes conjecture.
He also introduced cyclic cohomology in the early 1980s as a first step in the study of noncommutative differential geometry.
Connes has applied his work in areas of mathematics and theoretical physics, including number theory, differential geometry and particle physics.[1]
Awards and honours
Connes was awarded the Fields Medal in 1982, the Crafoord Prize in 2001 and the gold medal of the CNRS in 2004.

See also
Cyclic homology
C*-algebra
M Theory
Groupoid
External links
1.^ Scientific Americain, The Geometry of Particle Physics, July 24, 2006
Alain Connes Official Web Site containing downloadable papers, and his book Non-commutative geometry, ISBN 0-12-185860-X. http://www.alainconnes.org/
nlab about Alain Connes
Alain Connes' Standard Model

72 :
>>71
英語のwikipediaの解説は充実していますね
こんなのがあった
http://en.wikipedia.org/wiki/Criticism_of_non-standard_ysis
Connes' criticism

In "Brisure de symetrie spontanee et geometrie du point de vue spectral", Journal of Geometry and Physics 23 ('97), 206?234, Alain Connes wrote:
"The answer given by non-standard ysis, namely a nonstandard real, is equally disappointing: every non-standard real canonically determines a (Lebesgue) non-measurable subset of the interval [0, 1],
so that it is impossible (Stern, 1985) to exhibit a single [nonstandard real number]. The formalism that we propose will give a substantial and computable answer to this question."
In his '95 article "Noncommutative geometry and reality" Connes develops a calculus of infinitesimals based on operators in Hilbert space. He proceeds to "explain why the formalism of nonstandard ysis is inadequate" for his purposes.
Connes points out the following three aspects of Robinson's hyperreals:

(1) a nonstandard hyperreal "cannot be exhibited" (the reason given being its relation to non-measurable sets);
(2) "the practical use of such a notion is limited to computations in which the final result is independent of the exact value of the above infinitesimal. This is the way nonstandard ysis and ultraproducts are used [...]".
(3) the hyperreals are commutative.

In the view of M. Katz and K. Katz Connes' comments are critical of non-standard ysis, and they challenge these specific claims.[6]
With regard to (1), Connes' own infinitesimals similarly rely on non-constructive foundational material, such as the existence of a Dixmier trace.
With regard to (2), Connes presents the independence of the choice of infinitesimal as a feature of his own theory.

73 :
          __ノ)-'´ ̄ ̄`ー- 、_
        , '´  _. -‐'''"二ニニ=-`ヽ、
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     |     l^,人|  ` `-'     ゝ  |        さらに Ann.of Math に論文書けば十分条件にもなるわよ。
      |      ` -'\       ー'  人          一番嫌いなのは論文数を増やすためにくだらない論文を書いて
    |        /(l     __/  ヽ、           良い論文の出版を遅らせるお馬鹿な人。
     |       (:::::`‐-、__  |::::`、     ヒニニヽ、         あなたの論文が Ann of Math に accept される確率は?
    |      / `‐-、::::::::::`‐-、::::\   /,ニニ、\            それとも最近は Inv. Math. の方が上かしら?
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74 :
>>71
>今ではそれがリーマン予想にまで及んでいる。
(再録)前スレ221
>だって数学というモノは神様が創った壮大な作品ですからね。だから人
>造物なんかとは比較になりませんよ。
確かにね
NHKの番組で、以前リーマン予想についての番組があった(こいつは見逃したのでDVDで見た)
リーマン予想に関しゼータ関数の非自明な零点分布(の間隔)が、ダイソンの研究していたランダム行列の固有値の分布(間隔)と一致するという結構有名な話題が取り上げられていたね
量子カオスとも関係していると。不思議なこともあるものだね
http://www.geocities.jp/ikuro_kotaro/koramu/246_riemann.htm
[2]リーマン予想と量子物理学との関連
 これらのことにより,ゼータ関数の零点分布がランダム行列理論で得られる関数で表されることは予想されていたのですが,近年,ルドニックとサルナックはこれを部分的に証明したという・・・.
 このようにゼータ関数の零点を作用素のスペクトルと関連づけて解釈しようとする数論の新しい動きを総称して「数論的量子カオス」と呼ばれます.
素数を周期軌道,零点を固有値と読み変えることによって,ゼータ関数が仮想的な量子系を表現していると考えることができるというのです.
 リーマン予想の証明では,このようなゼータ関数の零点が固有値となるような演算子をつきとめるというヒルベルト・ポリヤ以来の行列の固有値方面からのアプローチがあげられるのですが,
フランスの数学者コンヌは,それとは逆に,量子物理のアイディアからリーマン予想を証明しようとその可能性を追求しています.コンヌのアプローチはそのような演算子を実際に構成するというものです.
 コンヌはリーマン演算子が作用する対象として非常に変わった空間を構築しました.アデールとはすべてのp進数体Qp{Q2,Q3,Q5,Q7,・・・}と実数体Rから成るのですが,
それぞれに素数を内蔵していてすべての素数を備え,同時に2進数であり3進数でありかつ実数でもあるような仮想的な数体系となっています.
 コンヌは有理数体Qのアデール環AをQの乗法群Q~で割って得られる非可換空間A/Q~を基にして
  リーマン予想 ←→ A/Q~に対して跡公式が成り立つ
を示しました.

75 :
>>74
リーマン予想関連
(再録)前スレ438
アインシュタインが、当時馬鹿にされながら統一理論を追求して、カルツァー・クライン理論になった
それが、ウィッテンのM理論に
ワインバーグサラム理論は、4次元位相空間の研究に使われたそうだ
量子力学のランダム行列理論とリーマン予想との不思議な関係
ゴレイ符号(デジタル通信に用いられる誤り訂正符号。名前の由来はスイスの数学者 Marcel J. E. Golay。)→リーチ格子→散在単純群→モンスター群→ムーンシャイン→頂点作用素代数によるボーチャn−ズの証明という流れもある
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%AC%E3%82%A4%E7%AC%A6%E5%8F%B7
ゴレイ符号(英: Golay code)は、数学の散在型単純群の理論に基づく符号の種類である。名前の由来はスイスの数学者 Marcel J. E. Golay。
http://en.wikipedia.org/wiki/Binary_Golay_code
http://en.wikipedia.org/wiki/Leech_lattice
ソリトンも落とせないかな
フェルミ・パスタ・ウラムの問題→ソリトン→可積分系
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C
950年代にロスアラモス研究所で電子計算機を用いて、この問題に取り組んだ3人の物理学者エンリコ・フェルミ、ジョン・パスタ、スタニスワフ・ウラムに名に因む。
当初の予想では相互作用が非線形な系ではエルゴード性によって、長時間経過後に各モードにエネルギーが等分配された平衡状態に達するはずであったが、
計算機実験の結果はそれに反し、初期状態のモードに戻る再帰現象が観測された。後に、この再帰現象はKdV方程式の研究から可積分系におけるソリトンと関連した現象であることが明らかにされた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Soliton
In 1965 Norman Zabusky of Bell Labs and Martin Kruskal of Princeton University first demonstrated soliton behaviour in media subject to the Korteweg?de Vries equation (KdV equation) in a computational investigation using a finite difference approach.
They also showed how this behavior explained the puzzling earlier work of Fermi, Pasta and Ulam.[3]
(つづく)

76 :
>>75 補足
>ワインバーグサラム理論は、4次元位相空間の研究に使われたそうだ
ここ正確には、
ワインバーグサラム理論の基礎になっているヤン=ミルズ理論が、4次元位相空間の研究に使われた
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%BA%E7%90%86%E8%AB%96
ヤン=ミルズ理論(−りろん、英: Yang-Mills theory)は、1954年に楊振寧とロバート・ミルズによって提唱された非可換ゲージ場の理論のことである。
なお、その少し前にヴォルフガング・パウリ[1][2]と内山龍雄も同理論を完成していたと言われているが、様々な事情により発表が遅れ、先取権はヤン=ミルズにあるとされる。
元々は、数学者ヘルマン・ワイルらによって研究が進められていた(可換)ゲージ理論であった。このゲージ理論を物理学の世界に応用して生まれた、強い相互作用や弱い相互作用の場についての理論が、ヤン=ミルズ場と呼ばれるゲージ場の理論である。
目次
1 定義
2 実際の例とバリエーション
3 繰り込み群と結合定数
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目

77 :
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     |     l^,人|  ` `-'     ゝ  |        さらに Ann.of Math に論文書けば十分条件にもなるわよ。
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    |        /(l     __/  ヽ、           良い論文の出版を遅らせるお馬鹿な人。
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78 :
>>76
ヤン=ミルズ理論補足
http://en.wikipedia.org/wiki/Simon_Donaldson
Biography
Donaldson's father was an electrical engineer in the physiology department at the University of Cambridge[citation needed].
Donaldson gained a BA degree in mathematics from Pembroke College, Cambridge in 1979, and in 1980 began postgraduate work at Worcester College, Oxford, at first under Nigel Hitchin and later under Michael Atiyah's supervision.
Still a graduate student, Donaldson proved in 1982 a result that would establish his fame.
He published the result in a paper Self-dual connections and the topology of smooth 4-manifolds which appeared in 1983.
In the words of Atiyah, the paper "stunned the mathematical world" (Atiyah 1986).

Whereas Michael Freedman classified topological four-manifolds,
Donaldson's work focused on four-manifolds admitting a differentiable structure, using instantons, a particular solution to the equations of Yang-Mills gauge theory which has its origin in quantum field theory.
One of Donaldson's first results gave severe restrictions on the intersection form of a smooth four-manifold.
As a consequence, a large class of the topological four-manifolds do not admit any smooth structure at all.
Donaldson also derived polynomial invariants from gauge theory.
These were new topological invariants sensitive to the underlying smooth structure of the four-manifold.
They made it possible to deduce the existence of "exotic" smooth structures?certain topological four-manifolds could carry an infinite family of different smooth structures.
(つづく)

79 :
>>78
つづき
http://en.wikipedia.org/wiki/Simon_Donaldson
Donaldson's work(抜粋)
A thread running through Donaldson's work is the application of mathematical ysis (especially the ysis of elliptic partial differential equations) to problems in geometry.
The problems mainly concern 4-manifolds, complex differential geometry and symplectic geometry. The following theorems rank among his most striking achievements:
The diagonalizability theorem (Donaldson 1983a, 1983b): if the intersection form of a smooth, closed, simply connected 4-manifold is positive- or negative-definite then it is diagonalizable over the integers.
(The simple connectivity hypothesis has since been shown to be unnecessary using Seiberg-Witten theory.) This result is sometimes called Donaldson's theorem.
A smooth h-cobordism between 4-manifolds need not be trivial (Donaldson 1987a). This contrasts with the situation in higher dimensions.
A stable holomorphic vector bundle over a non-singular projective algebraic variety admits a Hermitian-Einstein metric (Donaldson 1987b). This was proved independently by Karen Uhlenbeck and Shing-Tung Yau (Uhlenbeck & Yau 1986).

Donaldson's recent work centers on a difficult problem in complex differential geometry concerning a conjectural relationship between algebro-geometric "stability" conditions for smooth projective varieties
and the existence of "optimal" Kahler metrics, typically those with constant scalar curvature.
Definitive results have not yet been obtained, but substantial progress has been made (see for example Donaldson 2001).

See also Donaldson theory.
External links
O'Connor, John J.; Robertson, Edmund F., "Simon Donaldson", MacTutor History of Mathematics archive, University of St Andrews.
Simon Donaldson at the Mathematics Genealogy Project.
Home page at Imperial College

80 :
>>79
補足
下記岩木泰孝氏の修論がよく纏まっているね
http://www.sci.hyogo-u.ac.jp/maths/master/h11/iwaki.pdf
平成11 年度学位論文 Seiberg-Witten 理論について 兵庫教育大学 岩木泰孝
序 文(抜粋)
1956 年J.W.Milnor が7次元の球面と連続同相であるが可微分同相ではないエキゾチック球面を発見して以来 略
しかし1980 年代初頭に2つの出来事によりその状況が大きく変わることになった。
1つには1982年のM.H.Freedman による仕事で、略
もう一つが1983 年、まだ学生であったS.Donaldson によりゲージ理論を応用して単連結4 次元閉C1 多様体の正定値交叉形式が決定されたことである。
その後もDonaldsonはh-同境定理の反例やDonaldson 不変量の定式化など輝かしい業績を築いていった。
これらの業績により1986 年Donaldson はFreedman らと共にFields 賞を受賞している。
Donaldson 理論は物理学で発展したゲージ理論(Yang?Mills 理論) を数学に持ち込んだものであった。
その中核を成すのはYang?Mills 方程式と呼ばれる非線形偏微分方程式である。
Yang?Mills 方程式の非線形性やゲージ群がSU(2) で非可換であるなど理論を展開するのに多くの難点を克服する必要があり 略
しかし1993 年P.Kronheimer,T.Mrowka によりDonaldson 不変量の構造定理が発表されるとDonaldson理論の本質的な部分は物理学で言うところの「質量ギャップ」にあることが分かってきた。
Donaldson 理論の背景にあるゲージ理論は物理学ではN = 2 SuperSymmetry Yang-Mills 理論と呼ばれるものである。
物理学的に双対な理論を考えることはN = 4 の場合には一般的であったがN = 2 の場合には意味がないと言われていた。
しかしN = 2 の場合の双対な理論を考えることで「質量ギャップ」は磁気単極子(Monopole) の存在の問題に置き換えることができることを1994 年N.Seiberg とE.Witten が発見した。
そしてYang?Mills 方程式に代わりMonopole 方程式を用いた理論を数学にフィードバックしたのがSeiberg?Witten 理論である。
その成り立ちから見ても、Seiberg?Witten 理論は当初より物理学的な理由からDonaldson 理論と同値であると予想されており、実際Donaldson 理論の成果はSeiberg?Witten 理論でも示されている。
本論文ではSeiberg?Witten 理論を数学的に基礎から構築し 略

81 :
>>72
>英語のwikipediaの解説は充実していますね
英語のwikipediaに対する一つのテクニックとして、まず日本語のwikipediaの検索ページを開く
そして、左端の言語のEnglishのところをクリックする
そうすると、日本語のwikipediaの検索に対応する英語の記事に飛ぶことができる
数学では、英語のwikipediaの記事が圧倒的に情報量が多いね
>>80
これも英語のwikipediaのリンクからたどったが、ご参考まで
http://xstructure.inr.ac.ru/x-bin/revtheme3.py?level=1&index1=284824&skip=0
arXiv Structure
N=2 supersymmetric; Prepotential n=2; Picard-fuchs equation; N=2 supersymmetricyang-mills
List of Review Articles:
(略)

82 :
ガロア拡大体の有名な定理に正規基の定理と云うのがあるが、
Q 上ガロア拡大の場合は、正規基は常に代数的整数で取れるのだろうか?

83 :
>>82
うむ
仙石60(前スレ671−672)かもしらんが、まあ良い
おいらは、来るものは拒まず去る者は追わずで、特にこだわらない
>ガロア拡大体の有名な定理に正規基の定理と云うのがあるが、
アルティンの第2章 14「正規底の存在」の定理33だな
http://www.kishimo.com/math/Galois/p46.html
http://na-inet.jp/weblog/archives/001482.html
E.Artin(アルティン)/寺田文行・訳「ガロア理論入門」ちくま学芸文庫
>Q 上ガロア拡大の場合は、正規基は常に代数的整数で取れるのだろうか?
Qが有理数体であることを確認しておく
アルティン定理33によれば、”EをK(ここではQ)の正規拡大体とし、・・・σ1(θ)、σ2(θ)、・・・、σn(θ)がK(ここではQ)に関して線形独立であるようなものが存在する。”とある
面白いことに、アルティン先生の本では、「基底」という用語に明確な説明が与えられていない(分かっているものとして話が進む(因みに”10.アーベル群とその応用”の”基底定理”とは基底のイメージするところが異なると思う))
まあ、常識では”σ1(θ)、σ2(θ)、・・・、σn(θ)”たちを線形空間の基底と呼ぶことは当然ではあるが
正規=正規拡大体に対すると、線形独立とを引っ掛けているんだろう
説明を簡単にするために、線形空間としてn次の直交空間として考えると、”σ1(θ)、σ2(θ)、・・・、σn(θ)”はx(x1)軸、y(x2)軸、z(x3)軸・・・、(xn)軸の上の単位ベクトルに選ぶのが普通
単位ベクトル=長さ1
しかし、”単位ベクトル=長さ1”を考えるのは、本質ではなく適当な大きさのベクトルを考えても線形代数の理論の本質は変わらない。ただ、式に余計な係数が増えるだけなので、最初に単位ベクトルにしておくのが普通
(ここらは、工学の電磁気学を学ぶと、単位系をどう選ぶかという話につながる)
で、「代数的整数」をどういうイメージで捉えているか不明だが、Eの中の線形独立要素として”σ1(θ)、σ2(θ)、・・・、σn(θ)”たちがあるわけで、
これが、仮に”代数的有理数”としても、例えばσ1(θ)分母の最小公倍数を求めて、その最小公倍数を掛けてやって整数にしても線形独立の性質は損なわれない
だから、答えはYesかな

84 :
>>83 補足
下記GREENBERG予想と正規整数底(群スキームの変形と整数論への応用)によれば、”整数環”では事情が違うと(当然でしょうが)
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/kokyuroku.html
京都大学数理解析研究所 - 講究録 Kokyuroku -
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/1996.html
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/942.html
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kyodo/kokyuroku/contents/pdf/0942-9.pdf
9. GREENBERG予想と正規整数底(群スキームの変形と整数論への応用)--112
    日本大学生産工学部   福田 隆

85 :

やっと気づいたAKBの宣伝に税金が使われている件。そしてその税金は民主党にも流れている。
報道規制とあらゆるランキングの操作、CD等売上の捏造、サクラ動員の証拠画像等はこちら
やっと気付いた「AKBに電通が絡んでる」ではなく「AKBの正体が電通」な件 その120
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1331752286/
AKBも韓流もワンピース(集英社)も同じ広告代理店の捏造人気  

86 :
>>44
訂正
モース理論までいかなくとも、製図の正面図は平面図がある
 ↓
モース理論までいかなくとも、製図の正面図や平面図がある
>>39
だいぶ寄り道したが、本題へ
郡とはなにか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)
数学における群(ぐん、group)とは最も基本的と見なされる代数的構造の一つである。
群はそれ自体興味深い考察対象であり、群論における主要な研究対象となっているが、数学や物理学全般にわたってさまざまな構成に対する基礎的な枠組みを与えている。
概略
群の概念は、数学的対象 X から X への自己同型の集まりの満たす性質を代数的に抽象化することによって得られる。
この集まりは X の対称性を表現していると考えられ、結合法則・恒等変換の存在・逆変換の存在などがなりたっている。
集合論にもとづき X が集合として実現されている場合には、自己同型として X からそれ自身への全単射写像を考えることになるが、空間や対象の持つ構造に応じてさらに付加条件を課すことが多い。
例えば、ベクトル空間 X に対してその自己同型写像の集まりを考えると群が得られる。
また、平面上に正三角形など何らかの対称性を持った図形が与えられているとき、平面全体の変換のうちでその図形を保つようなものだけを考えることによって、図形の対称性を表す群を取り出すことができる。
(つづく)

87 :
>>86
>だいぶ寄り道したが
寄り道が楽しいんだよね
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4_(%E6%95%B0%E5%AD%A6)#.E6.9C.89.E9.99.90.E7.BE.A4.E3.81.AE.E6.A7.8B.E9.80.A0.E5.AE.9A.E7.90.86
つづき
歴史

群の概念が初めてはっきりと取り出されたのは、エヴァリスト・ガロアによる根の置換群を用いた代数方程式の研究だとされている。

16世紀中頃に、ジェロラモ・カルダーノ、ルドヴィコ・ーリらによって四次方程式まではべき根による解の公式が得られていたが、5 次以上の方程式に解の公式が存在するのかどうかはわかっていなかった。
その後18世紀後半になってラグランジュによって代数方程式の解法が根の置換と関係していることが見出された。(「ラグランジュの定理」にその名が残っているのはこのためである。)
19世紀に入り、ルフィニやニールス・アーベルによって五次以上の方程式にはべき根による解の公式が存在しないことが示された。

ガロアは、より一般に任意の代数方程式について根が方程式の係数から加減乗除や冪根の操作によって得られるかどうかという問題を、方程式のガロア群の可解性という性質に帰着した。
ガロアの研究に端を発する群を用いた代数方程式の理論は今ではガロア理論と呼ばれている。

ガロア理論によれば五次以上の代数方程式の非可解性は交代群が単純であることによって説明される。
このような有限単純群の分類は20世紀に大きく発展し、1980年代までにいくつかの系列と26の例外からなる有限単純群の同型類のリストアップが完成した。

88 :
>>87
英語版
http://en.wikipedia.org/wiki/Group_(mathematics)
In mathematics, a group is an algebraic structure consisting of a set together with an operation that combines any two of its elements to form a third element.
To qualify as a group, the set and the operation must satisfy a few conditions called group axioms, namely closure, associativity, identity and invertibility.
Many familiar mathematical structures such as number systems obey these axioms: for example, the integers endowed with the addition operation form a group.
However, the abstract formalization of the group axioms, detached as it is from the concrete nature of any particular group and its operation,
allows entities with highly diverse mathematical origins in abstract algebra and beyond to be handled in a flexible way, while retaining their essential structural aspects.
The ubiquity of groups in numerous areas within and outside mathematics makes them a central organizing principle of contemporary mathematics.[1][2]

Groups share a fundamental kinship with the notion of symmetry. A symmetry group encodes symmetry features of a geometrical object:
it consists of the set of transformations that leave the object unchanged, and the operation of combining two such transformations by performing one after the other.
Such symmetry groups, particularly the continuous Lie groups, play an important role in many academic disciplines.
Matrix groups, for example, can be used to understand fundamental physical laws underlying special relativity and symmetry phenomena in molecular chemistry.

The concept of a group arose from the study of polynomial equations, starting with Evariste Galois in the 1830s.
After contributions from other fields such as number theory and geometry, the group notion was generalized and firmly established around 1870.
Modern group theory?a very active mathematical discipline?studies groups in their own right.a[?]
(略)

89 :
>>88
つづき
なお”Main article: History of group theory http://en.wikipedia.org/wiki/History_of_group_theory”がまた面白いんだ
http://en.wikipedia.org/wiki/Group_
History
The original motivation for group theory was the quest for solutions of polynomial equations of degree higher than 4.
The 19th-century French mathematician Evariste Galois, extending prior work of Paolo Ruffini and Joseph-Louis Lagrange, gave a criterion for the solvability of a particular polynomial equation in terms of the symmetry group of its roots (solutions).
The elements of such a Galois group correspond to certain permutations of the roots.
At first, Galois' ideas were rejected by his contemporaries, and published only posthumously.
More general permutation groups were investigated in particular by Augustin Louis Cauchy.
Arthur Cayley's On the theory of groups, as depending on the symbolic equation θn = 1 (1854) gives the first abstract definition of a finite group.

Geometry was a second field in which groups were used systematically, especially symmetry groups as part of Felix Klein's 1872 Erlangen program.
After novel geometries such as hyperbolic and projective geometry had emerged, Klein used group theory to organize them in a more coherent way. Further advancing these ideas, Sophus Lie founded the study of Lie groups in 1884.

The third field contributing to group theory was number theory.
Certain abelian group structures had been used implicitly in Carl Friedrich Gauss' number-theoretical work Disquisitiones Arithmeticae (1798), and more explicitly by Leopold Kronecker.
In 1847, Ernst Kummer led early attempts to prove Fermat's Last Theorem to a climax by developing groups describing factorization into prime numbers.

The convergence of these various sources into a uniform theory of groups started with Camille Jordan's Traite des substitutions et des equations algebriques (1870).

90 :
>>86
訂正
郡とはなにか?
 ↓
群とはなにか?
さらに本題
”ガロア理論とは何か?”
検索していると、こんなサイトが・・・・! これはお薦めです!
http://d.hatena.ne.jp/rikunora/20090901/p1
ガロア理論のサイトオープン -20090901
(抜粋)
* Gの夢 〜 解けない方程式の謎を解く >> http://galois.motion.ne.jp/
目標は「高校生でもわかる 泥臭い群論入門」、ぜひ見て下さいね!
今日の時点ではまだ前半だけですが、後半も近々アップ予定です。

91 :
>>90 つづき
”ガロア理論とは何か?”
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2%E7%90%86%E8%AB%96
ガロア理論(ガロア-りろん、Galois theory)は、基本的には代数方程式や体の構造を "ガロア群" と呼ばれる群を用いて記述する代数学の理論をさす。
1830年代におけるエヴァリスト・ガロアによる代数方程式のべき根による可解性などの研究に端を発しているためこの名前がつけられている。
数学的構造についての最も初期の研究であり、圏と関手の考え方を含むような非常に現代的なパラダイムにもとづく理論だと見なされている。
実際にガロアは、方程式の研究において未知であった群や体の考えを用いていた。
現代の代数学はこの理論から始まった。ガロア理論を、方程式だけでなくそれの元になった初期の基本的な代数まで含めてもよいだろう。

ガロア理論によれば、"ガロア拡大" と呼ばれる体の代数拡大について、拡大の自己同型群の閉部分群と、拡大の中間体との対応関係を記述することができる。

92 :
>>91
”ガロア理論とは何か?”英語版
http://en.wikipedia.org/wiki/Galois_theory
In mathematics, more specifically in abstract algebra, Galois theory, named after Evariste Galois, provides a connection between field theory and group theory.
Using Galois theory, certain problems in field theory can be reduced to group theory, which is in some sense simpler and better understood.

Originally Galois used permutation groups to describe how the various roots of a given polynomial equation are related to each other.
The modern approach to Galois theory, developed by Richard Dedekind, Leopold Kronecker and Emil Artin, among others, involves studying automorphisms of field extensions.

Further abstraction of Galois theory is achieved by the theory of Galois connections. http://en.wikipedia.org/wiki/Galois_connection
Application to classical problems
Galois theory not only provides a beautiful answer to this question, it also explains in detail why it is possible to solve equations of degree four or lower in the above manner,
and why their solutions take the form that they do. Further, it gives a conceptually clear, and often practical, means of telling when some particular equation of higher degree can be solved in that manner.

93 :
>>92
つづき
http://en.wikipedia.org/wiki/Galois_theory
History

See also: Abstract algebra#Early group theory http://en.wikipedia.org/wiki/Abstract_algebra#Early_group_theory

Galois theory originated in the study of symmetric functions ? the coefficients of a monic polynomial are (up to sign) the elementary symmetric polynomials in the roots. For instance,
(x ? a)(x ? b) = x2 ? (a + b)x + ab, where 1, a + b and ab are the elementary polynomials of degree 0, 1 and 2 in two variables.

This was first formalized by the 16th century French mathematician Francois Viete, in Viete's formulas, for the case of positive real roots.
In the opinion of the 18th century British mathematician Charles Hutton,[1]
the expression of coefficients of a polynomial in terms of the roots (not only for positive roots) was first understood by the 17th century French mathematician Albert Girard; Hutton writes:
...[Girard was] the first person who understood the general doctrine of the formation of the coefficients of the powers from the sum of the roots and their products.
He was the first who discovered the rules for summing the powers of the roots of any equation.

In this vein, the discriminant is a symmetric function in the roots which reflects properties of the roots ? it is zero if and only if the polynomial has a multiple root,
and for quadratic and cubic polynomials it is positive if and only if all roots are real and distinct, and negative if and only if there is a pair of distinct complex conjugate roots.
See Discriminant: nature of the roots for details.
(以下略)

94 :
     _______                     __
    // ̄~`i ゝ                    `l |
    / /        ,______   ,_____    ________  | |  ____ TM
   | |     ___ // ̄ヽヽ // ̄ヽヽ (( ̄))   | | // ̄_>>
   \ヽ、   |l | |    | | | |    | |  ``( (.  .| | | | ~~
      `、二===-'  ` ===' '  ` ===' '  // ̄ヽヽ |__ゝ ヽ二=''
                         ヽヽ___//   日本
         ______________  __
         |街宣車の正体  朝鮮人工作員     .| |検索|

95 :
英語googleは無視か?
英語弱そうだな、おっさん
英語googleまで朝鮮だ街宣だと言われちゃ、google本国が起こるだろうぜ

96 :
>>95
訂正
起こるだろうぜ
 ↓
怒るだろうぜ
イカン馬鹿が感染ってきた

97 :
>>1
が、意外と (元々) 馬鹿である事がやっと分かった。

98 :
>>97
心配するな。おっさんと同じ程度だよ、仙石
”616 名前:仙石60サポータ[はい] 投稿日:2012/03/15(木) 01:29:32.39
寺田文行さんのつけた問題と解凍はすばらしい。
さすが心技ともにすぐれた先生方はすばらしい。
おかげでガロア理論の理解もかなり進んだ。”か?
http://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/math/1294901071/
60才からの数学への理解
1 : 仙石60: 2011/01/13(木) 15:44:31  いまや 毎日が日曜日。
職業に関係する知識とノウハウは誰にも負けん。
しかし数学は大學理科(非数学)れべるに止まっている。
ジャルゴンだけなら、数学用語もしっているが本質はしらん。
そこで数学勉強を始めようとおもう。
情報処理能力は若い奴に葉ソフトハードともにまけん。
よろしくご教示指導願いたい。
 遊民的暇つぶしなどと言わないでよろしくお願いする。
(引用おわり)
毎日が日曜日で、2011/01/13(木)から1年以上、”おかげでガロア理論の理解もかなり進んだ”?
わんこら式をやった方がいいぞ

99 :
(前スレ449より再録)
”正規部分群はどういう意味があるか”の著者がこんなことを書いているので紹介する
http://wankora.blog31.fc2.com/blog-entry-1295.html
Author:かずゆき 京都大学理学部を数学専攻で卒業
わんこら式数学の勉強法(受験生、小学生から中学生、高校生、大学生、社会人まで通用)
これを参考に効率ではなく『拘りを捨てて出来ることをやる』を常に念じて自分にあわせてやってください。
問題を見てすぐに解答、解説を読みます。
英語なら英語を読んですぐに対応する日本語を読みます。
最初に30秒ぐらいで出来た範囲をすぐに7周ぐらい繰り返す感じでやります。
1,最初の周は問題も解答も意味わからんわ〜って感じで読むだけで超高速で終わらせます。
2,またその範囲を、意味や理解などすぐに拾えるものだけ拾って一周します。
3,またその範囲を、すぐに拾えるものだけ拾って一周します。
4,またその範囲を、すぐに拾えるものだけ拾って一周します。
5,またその範囲を、すぐに拾えるものだけ拾って一周します。
…こんな感じで7周ぐらいやってみてください。
これで、だんだん理解出来ていったり、処理が速くなったり、覚えられてきたら成功です。
拾えるものだけ拾うって言うのは
○こういう意味だから、こうなのか
○これとあれは似てる
○こういう計算になるから、こうなる
○語呂合わせ などです。
目安タイムは最初の1周目で 白チャートなら1例題10秒 シンプルな英単語帳の例文は1つ1秒
大学受験の数学の二次試験の過去問なら1問20〜40秒 数学の専門書なら1ページで10〜30秒
最初の周は意味わからないスピードにするのがポイントです(限界突破) 2周目からは、スピードを余り落とさないで意味を拾えるだけ拾っていきます。
ほんまに速すぎたり、めっちゃ難しいのは、何も拾えずに出来ないので注意して下さい。拾えるものを拾おうとしたり、計算を紙に書いて確認して結構時間かかっても大丈夫です。
繰り返すたびに整理していって、話を簡単にしていくようにします。

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