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においたつなんとかファイト


1 :12/04/26 〜 最終レス :12/06/06
    __|〉
   '´   `',
   レ  ノレノレン 恒例の1豆知識じゃぞ
   .ゝ. ,!゚ -゚ノノ どうやら本編は予定より圧倒的に進んでないらしい
   /'!" |∧|`!', 本当なら第一部はとっくに終わっとるんじゃが…
   ,し!=|∨|=!J 自業自得じゃなぁ…
    j.__,|l.__,〉

2 :
《前ファイトとあらすじ》
【前ファイト】
なんとかファイトでGO
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1331618359/
【あらすじ】
まつり

3 :
あらすじが毎回おかしいwww

4 :
《超解明! この世界について勉強しようよ! しようよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
【基本】
世界は丸い
この世界は巨大な一つの大陸で形成されていて ほとんどの人間がその大陸で暮らしている
【総人口】
100億人(女が多い)
【文明レベル】
基本的なライフラインは整っている
都会には巨大なビルが並んでいる しかし田舎はめっちゃ田舎
乗用車や電車はほとんど流通していないが 戦車はいっぱいあるぞ
兵器類は発達しているが いまだに剣や魔法が流行っているんだ
【国】
大昔はたくさんの国々がひしめき合っていたが 今はその全てが統一されているらしい…
今は『世界統一政府』が世界を統べているが 基本的にテキトーである

5 :
素晴らしい世界w

6 :
カオスすぎやで

7 :
【魔法】
この世界に暮らす人間には 魔力を持った特殊な人間達が存在する
遥か太古 魔力はあっても魔法は存在しなかった時代では魔力など『なんか匂う気(なんかすごい身体エネルギー)』という認識しかなかったという
そのため魔力持ちの人間達は『におい人』と呼ばれ差別されていたのだ…
だが忍者と呼ばれる存在が 気の性質をあらゆるものに変質させる技術(気色の術)を編み出すと魔力持ち達も「アレこの匂うやつでも出来るんじゃね?」と思いはじめ 実践
すると それは『気色の術』とはくらべものにならないくらい多彩で強力なものになったという
…………魔法の誕生である
【魔法使い】
魔法の誕生で『におい人』は『魔法使い』へとクラスアップ
彼らの誕生からしばらくは その便利な能力を人々からとても重宝されていた
しかし人とは絶大な力を持つと変わるもの………
いつしか魔法使い達は世界を魔力で支配してゆくのだった…………
【魔法使い2】
魔法使いは魔力の量や強さで魔法の威力が変わる
その魔力は魔法使いそれぞれの才能によって違うぞ
魔力を強いほど高慢になるのは魔法使いの特徴である
だが 実際に魔力が強い魔法使いは非常に格が高いとされる
【魔法使い3】
もし 魔力を持たない一族の中に魔法使いの血が入るとその子孫は魔法使いになる
だが 何世代に渡り魔力を持たない一般の血が混じっていくと魔法使いの能力は失われていく
【魔法使い4】
魔法使いの魔力はにおう
どんな匂いかはそれぞれ違うが 女の魔力はいい匂いらしい
それでも匂いが目立つので 大抵の魔法使いは一番始めに消臭魔法を覚えるのだ

8 :
消臭魔法www

9 :
【組織】
古今東西あらゆる組織を紹介しよう
《世界統一政府》
今現在この世界をまとめる巨大組織
世界各地の治安を守ったりライフラインを整備したりゴミ拾いしたりプロレス興行を企画したりするのが主な仕事
…といっても基本的にテキトーな組織で 職員も上層部以外は派遣社員という噂
重要な治安維持もアテにならないので 各地方が独自のやり方で治安を維持しているのが現状である
魔反会が勝手に魔法使いを暗殺しまくってるのも見ないフリだ
《魔反会》
正式名『魔術反対委員会』
その名の通り魔法使いを否定しまくる組織だ
この委員会に所属する人間は 魔法使い(主にフーリャン)に家族を殺されたりした者達も多い
…が 特に理由がない者 逆恨みしている者 職にあぶれた者などもいるぞ ただの殺人鬼もいる
魔反会は魔法使い達に魔法の使用を抑えるように対話を主にして訴えている……というのは表向き
実際は裏で魔法使いを暗殺しまくり 最終的には魔法使いの根絶を目指している
世界各地に施設を持っているが どの施設もきな臭いものばかり
『レレイロウ交流館』という施設も表向きは魔法使いとの交流のために作られた施設だが その真の姿は魔法使いを収容する監獄だ
魔反会にはあらゆる班が存在していて 魔法使いを倒す技“退魔”を研究する『退魔研究班』や 魔反会施設を管理する『施設管理班』などがあるぞ
最近の魔反会は活発化していて 世界中の魔法使い達が恐れまくっている
《ネアメ・ルート》
魔反会の横暴に抵抗するために立ち上がった魔法使い連合
魔法を駆使して巨大な魔反会に対しゲリラ戦中心で戦っている
リーダーのヒャダオは兵器を作り出す『兵器魔法』の使い手
リーダーらしい男だが フーリャンが苦手
《デス社》
悪名高い武器会社
かつてワラースが働いていた
魔反会との繋がりも深い

10 :
《カオス帝国》
今から約10000年前に世界の大部分を支配していた大帝国
恐怖と武力で長い時に渡り支配を続けていたが 魔法を編み出した魔法使い達により打倒され帝国は滅びた
《魔法貴族団》
カオス帝国を打ち倒した魔法使い達が作った組織
魔法使いこそが至上の存在とし 魔法使いは支配階級でそれ以外は という思想を持っていた
彼らは魔法を使って カオス帝国以上の恐怖と武力で世界を支配し またたくまに世界の全てを手中におさめた
《白の108》
世界を魔法で支配する魔法使い達を倒すために立ち上がった魔力を持たない(=白)人間達
組織というにはあまりにも少ないたった108人の集まりだが精鋭揃いだったとされる
白の108を率いた『アーク』と呼ばれる男は現在使われている退魔の技の祖だ
この退魔の技があったからこそ彼らは魔法使いの支配から世界を解放することが出来たのだ!
《超神会》
終末の神を信仰するカルト集団
彼らのその思想が 本当の『終末の神』を呼び出し 世界を滅びの寸前まで追い込んだのだ
フーリャンの宿敵(?)のミャンチューも元々ここに所属していたぞ
会員は働きによってランク付けされ“プラチナ会員”“ゴールド会員”“シルバー会員”“ブロンズ会員”“ホワイト会員”にわかれる
フーリャンと仲間達によってこの組織は壊滅させられた
《夢追い人達》
夢の世界を現実に変えようとした男達の集まり
しかし彼らの行いは 開けてはならないパンドラの箱を開いてしまうことになる…

11 :
【神】
人々から信仰の対象とされたものには神が宿り そして生まれる
そのためこの世界にはありとあらゆる神が人には見えない次元で存在しているぞ
神の持つ力は 人々からの信仰の度合いで変わる
強い多くの信仰を得た神は 世界に多大な影響を齎すようになる
神の中には邪悪なものも存在し フーリャンが倒した2つの神もそれにあたる
《終わりの神》
http://download2.getuploader.com/g/6%7Csousaku/604/120429_054053.jpg
通称“終末の影・エス”
人間の終末思想とそれに対する信仰から生まれた神
その名の通り世界の滅びを司る
『世界を滅ぼす』ことがこの神の存在理由 滅ぼした後には何も残らない
エスは遠い昔に封印されていたが フーリャンの時代に復活
しかし 長い封印の中で人々の終末思想が薄れ 世界を滅ぼすほどの力を失っていた
その力を蓄えるため カルト集団の超神会の前に神として降臨し 彼らを使い世界に終末思想を広めさせた
力が完全復活する寸前にフーリャン達によって倒されたぞ
普段は真っ黒な球体の形をとっているが 力を行使する際は女騎士のような姿になる
《夢の神》
http://download2.getuploader.com/g/6%7Csousaku/605/120429_054015.jpg
夢を司る神 インギュギュという名前
人々が“夢”を認識し始めた頃に生まれた神
だが 最初はそこまで力を持っていなかったぞ
だが この神には大きな野心があった
それは『虚構の世界ではない 現実世界で神になる』という野心
そう思っていた夢の神の前に現れたのが 夢追い人達…
夢の神は夢追い人達の中の一人のラウド(マエラド)に目を付け 心を失った娘を救う事を餌に彼を利用した
そしてなんやかんやの末に完全体になった夢の神だが 自分の夢を叶える前に現実と夢の世界の住人たち全てから存在を否定され消滅した
《その他の神》
今の所 終わりの神 夢の神以外で世界に強い影響を与えた神は確認されていない
“人間の神” “魔女の神” “の神” “パイオツの神”も存在しているぞ

12 :
カス

13 :
【危険人物リスト】
大魔女フーリャン
21歳 魔法使い
危険度 SSSSS
不用意に近づけば殺される危険性あり 膨大な魔力は今の所封印中
ねこ
20歳 忍者
危険度 C
フーリャンの第1手下 マゾ
サナバー・ステーキー
22歳 魔法使い兼学者
危険度 B
有名人の孫 チェリー がヤバい
うさぎ
19歳 忍者
危険度 D
アラトゥエ
勇者チロリーン(ムスメス・チロリーン・グリーブルー)
21歳 勇者
危険度 A
フーリャンチームの実質No.2

エンデリル・デヴァー
22歳 記者
危険度 A
絡まれたら面倒くさい
ワラース・ベルベリッチ
23歳 ニート
危険度 C
うざい
マリモス・リロンコ
35歳あたり
危険度 S
年間のへの声かけ 推定10万件

14 :
声かけすぎwww

15 :
どんだけ頑張ってんだwww

16 :
そのころ
【そのころの前に! おさらい】
乗る電車を間違えフーリャン達とはまったく別の場所へ行ってしまったマリモスとワラースのTHE余りものメンバー
終点のメガトンビッグアルティメットキングダムTHE辺境地方に到着すると そこは魔反会が建造した魔力感知タワーにより魔法使い達が住めない土地となっていた!
これはイカンと性………正義のために立ち上がったマリモスとワラース(乗り気じゃない)はたった2人で魔力感知タワーへと殴り込みに!!!!!!!!!!
いざバトルじゃあぁー!! と思ったらタワーの魔反会員達に大歓迎され困惑の2人!!
どうやら2人は魔反会本部の施設管理班の班長と副班長に間違われているらしい!!!!!!!!!
そしてタワーの魔反会員達が企画したレクリエーションで 各階のゲームをクリアしていかないと動力室のある屋上には行けないという!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんとふざけた話だろう!!!!!!!! 怒り心頭フォッサマグナ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

17 :
その二人忘れてたw

18 :
警備員「このフロアではPK対決で〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パフパフ!!!!! ドンドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス&ワラース『…………』
し〜〜〜〜ん…
警備員「うっ!!! 反応なし!!!!!!?」
マリモス「いやあ…はっは 楽しそうだね〜〜〜え
ねえワラース君」
ワラース「ふっ!! くだらねぇ… かーっぺ!!!!!!!!」
警備員「こ…このゲームは我々のチームとあなた方のチームが交互にPKして 5回やった時の点数を競います!!!!!!!!!!!
ヒュウゥ〜〜〜〜〜!!!!!!!! 超たのっスィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
刺っ激的ィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス&ワラース『…………』
しら〜〜〜〜
ズーン!!!!!!!!!
警備員(う!!!!!! また反応なし!!!!!!!!!!?
お…おかしいなぁあ〜〜〜〜 施設管理班の班長ディエパ様はお遊び好きって聞いたのになぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
冷ややかだよぉ〜〜〜〜〜〜 着ぐるみショーに子供を連れてきたお父さん並に冷ややかな反応だよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!
マリモス「……そのゲームに勝利しないと先に進めないんだね…っきゅ〜〜〜〜」
警備員「ははいそうです」
マリモス「ならばやるしかないっきゅね〜〜〜〜〜〜
この勝負 受けて立とうじゃないか〜〜〜〜〜い!!!!! ワラース君!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ッしゃあッ!!!!!!!!! シャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボリボリボリボリごりぼりぼばほほほほほほほほほほほォオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ッップァオ!!!!!!!!!!!!!!! 断る」
マリモス「なんと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「面倒くさぴょっひwwwwwwww
なははぁんでこんな意味も無いことをしなきゃならなひんはほははァッ?
四の五の言わずさっさと通せ… 班長様と副班長様だぞ!
ぶふッ!!! ゴミョニャらぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっヒッは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「……だ そうですが?」
警備員(え…えぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? お話と違いすぎるよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
バスガイドなのに全然かわいくないくらいお話と違いすぎるよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
ズズ〜〜〜〜〜〜〜ン

19 :
マリモス「…と言うわけで そのゲームとやらはパスできませんっきゅー?」
警備へい(え…えぇ〜〜〜〜〜〜〜…ムスコルさんの話と全然違う〜〜〜〜〜〜〜〜
本来ならもっとこう…くいつきが……… ん?
もしや…)
警備兵「………あんたら 本当にディエパ様とグググン様か?」
マリモス「きゅ……」
警備兵「噂に聞くディエパ様ならこんな話聞いたら大興奮するはずだ… おかしい……」
マリモス「………く… こうなれば…」
チャキ
ワラース「あひゃひゃひょひゃ!!!!!!!!! 本物に決まってんだろ!!!!!!!!!!!!!!
なぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガシガシッ
マリモス「アウチ!!!!! …きゅー」
警備兵「ならゲームは……」
ワラース「するよ…すればいいんだろ… けひ…」
警備兵「そうですか〜〜〜〜〜〜〜〜 よかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ペカ〜〜〜〜
ヒソリ
マリモス「ふむ…この状況…やらねばならないようですな…」
ワラース「ヂギリビィwwwwwめんどくせぇwwwwww
俺はやらねぇ…… ゲームとやらはお前にまかせるぞ……んほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッほ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「そういうことなら」
ザッ!!!!!!

20 :
マリモス「ゲームはこの私だけで挑みましょう 今このワラ……グググンくんはケガの最中でね〜〜〜〜え」
警備兵「はあそれは構いませんが……………うーむ…」
つんつん
ワラース「ぺぽwwwwwwwwww疑われてぶりゅっ!!!!!!!!
もっと楽しそうに振る舞へミョミョwwwwwwwwwwwwwwwスルガwwwwwwwwww」
マリモス「oh…了解」
マリモス「きゅきゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嬉しいっきゅうううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きゅむきゅ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピョンピョンゴロゴロゴロ〜〜〜〜〜!!!!!! ふりふり
《飛び跳ねたり転がったり尻を振ったりして喜びを表現する着ぐるみのマリモス》
警備兵「お〜〜〜〜〜!!!!!!!! やはり噂通り!!!!!!!!!!!!
そうでなくては!!!!!!!!! ではディエパ様 こちらへ!!!!!!!!!!!!!」
―――
どんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「これがゴールです ここでPK対決となります
グググン様は見学ということで 攻めも守りもディエパ様だけとなりますが………よろしいですか?」
マリモス「オーケーきゅー」
マリモス(とは言ったもののこの着ぐるみのままでは動きづらい
仕方ない… 着ぐるみの頭以外の部分と中に着ている鎧を脱ぐとしよう…
顔さえバレなければ大丈夫でしょう)
マリモス「その前にちょっと待つきゅー」
警備兵「はい?」
マリモス「きゅー」
ぬぎぬぎ しゅる……
警備兵「!!!!!!! …は…はうあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「これでよし…と」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download1.getuploader.com/g/6%7Csousaku/607/120402_234849.jpg
警備兵「マッチョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

21 :
警備兵(おっかしいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ディエパ様はつるっつるでキャッピキャピの子供って聞いてたんスけどぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
こいつまるでモッサモサのゴリッゴリなんですけど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!
ワラース「あにゃぎゃっはっはひゃらぽへひんひっひィイイイーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはキモいwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ズーン!!!!!!!!!!!!!
警備兵「………あの…本当に…ディエパ様ですか…?」
マリモス「ディエパですが何か?」
キリッ!!
警備兵(めっちゃ肯定したんですけど〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ナニを強調させながら「何か?」とか言ってらっしゃるんですけどぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう信用するしかないと思う〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴゴゴーーーーン!!!!!!!!!!
マリモス「こちらの準備は整いましたきゅー」
警備兵「は…はいでは…
ゲームの殿塔!!! 一階『PK戦』スタート〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「やったきゅー!!!!!!!! ゲーム楽しいっきゅ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピョンピョンゴロゴロゴロ!!!!!!! ふりふり
《飛び跳ねたり転がったり尻を振ったりして喜びを表現する(顔以外)生身のマリモス》
警備兵「おえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
べろぐちゃ〜〜〜!!!!!!!!!!
ワラース「着ぐるみ脱いでやるとここまでキモいとは………」

22 :
そして PK対決がはじまった
警備兵「先攻はこちらです!!!!! 手加減はしませんよ!!!!!!!!!!」
マリモス「いざ尋常に勝負!!!!!!!!!!!」
警備兵「回転ジャンピング超トライアングルハイパーシュート!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギュウウウウウウウウン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「これは強い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しゅうううううううううう…
警備兵「しまった!! 真正面ッッ!!! ディエパ様に直撃してしまったか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザアアアアアア…… ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「Fuu……なんとか阻止しましたぞ…」
チ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「ボールが股間で止まっとるーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴオオォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「ぶこぉアッッ!!!!!!!!!!!!! ガヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!!!!!!!!!!! いひぃー!!!!!!! いひひぃい〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
んがッふほ!!!!!!!! んがッふほげぶるぉおおおおおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はもしゃぶれっぽひひひwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
バンバン!!!!!
マリモス「かなりのシュートでしたぞ 動けなかったよ〜〜 まぁ動かなかったのが幸いしたけどね〜〜〜え」
警備兵「ディ…ディエパ様… そ…そのボールは…」
マリモス「oh? いやはやどうにも抜けないようだよ〜〜〜〜〜う
どうも深く刺さってしまったみたいでね〜〜〜〜〜〜え」
警備兵(刺さった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? ボールがち○こに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
どんな股間だァアアアアーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「次は後攻 私のターン!!!!! 行きますぞーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!! ドウン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵(!!!! つええ!!!!!!! だが高すぎるッ!!!!!!!! これはポストに弾かれるッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ヒュゴオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!! ガゴオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「やはり!!!!!!!!!!!!!!!!! …あ!!!!」
マリモス「!!!! 跳ね返ったボールがこちらに…!!!!!!!!!!!!!!!」
ズド〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しゅううううう…
警備兵「ディエパ様ーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「むぐぐ… oh……大丈夫ですぞ…」
ビッシィィーーーー!!!!!!!! チーーーン!!!!!!!!!!!!
警備兵「ボールが更に連結されたァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッブブブブーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

23 :
刺さるなwwww

24 :
警備兵(ボールの上にボールが更に刺さりおッたァアアアアアアーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どういうことじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
伸びたのかアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!! 伸びたのかアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
どーん!!!!!!!!!!
わなわなわな
ワラース「ッッッ………!!!!!!! ……………!!!!!!!!!! ………ッカッ…!!!!!!!!!
カッアッ……!!!!!!!!! カッア…!! カッア…!!!!!!!!! ……………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カッ……………………コッ……………………………………………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パンパンパン!!!! 《笑いすぎ》
マリモス「oh〜〜〜〜〜 これは困りましたぞ」
ぐっぐっ…
マリモス「…むう…抜けないね〜〜〜え… これは仕方ないね」
警備兵(仕方なくねぇだろ!!!!!!! 非常事態だろオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
マリモス「さぁ続けましょう」
ギンッ
警備兵(つ…続けるのかよ!!!!!!!!!!! 気になりすぎるッ!!!!!!!!!!!!!!! 股間のボールが気になりすぎるーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ド〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!
マリモス「そ君の番だよ」
ザッ
警備兵「は…はい
(き…気を取り直して……)
う…うおおおおおーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギャドオオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュラララララララララララララララララ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「右!!!!!!!!!! とぉっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダン!!!!! ズワァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴオオーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「しまった!!!!!!! 飛びすぎた!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
バゴオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドッ!!!!!! ザザザァ〜〜〜〜!!!!!!!!!
マリモス「はあはあ…なかなかタイミングが合いませんな…… だがギリギリ下半身でセーブ出来ましたな!!!!!!」
ドン!!!!! チーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐっさ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
警備兵「また股アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッゴポォーーーー!!!!!!!!!!!!!!!

25 :
ほんっとなにやってんのwwwww

26 :
ワラース「………………………………………ッッッッッッ」
《笑いすぎて失神中》
ちーん………
マリモス「さぁ次はこちらのターン!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ
警備兵「さ…さすがにもう大丈夫だろ…」
ダッ!!!!!
マリモス「次は決めますぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガッ!!!!!!!!!!!!
マリモス「あーもいごーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドズアァァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵(股間の連結ボールが突っ掛かって転倒してんじゃねぇかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ズドド〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よろ…
マリモス「ふう……とんだ珍プレーをお見せしてしまったようだね」
ガッチィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! コ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「やっぱり見事に連結されとる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どんがらがっちゃ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「あーもいごー… まだまだ余裕があるとはいえ…これだけ刺さるとは思わなかったね〜〜〜〜え」
警備兵「まだ余裕あるのかよオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾゾゾォオオ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――… そんな感じで対決は続いた…
そして最終の5戦目先攻!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「…………」
マリモス「ついに最後の戦いですな…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
`〜〜〜〜〜〜〜〜ン…
警備兵(結局4戦目まで全部のボールが股間に連結されてしまった…)
ズーーン…

27 :
マリモス「とととっ……ここまでボールが繋がるとバランスが取りづらい…」
ワナワナワナ
警備兵(ど…どうなってんだあの股間!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
4戦目までで計8ボール!!!!!!! 全てディエパ様の股間に突き刺さった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どんだけ連結する気だァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
しかもすでに刺さったボール達の幅は150Cmくらいになってるというのに 根本の1ボール目から先端の8ボール目まで同じ高さで綺麗な直線を保ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!
へたり落ちる気配すらない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すべてのボールがち○こに刺さってるとなると………そら恐ろしいぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
どーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「最後の攻防を始めようじゃないか…」
ヌオオッ!!!!!!!!!!
警備兵(さすが本部の班長…… 子供だというのにこのキャパシティー能力は………ハンパじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
カ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「どうぞ? 先攻は君だよ 決着をつけようじゃないか〜〜〜い?」
警備兵「は…はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵(これで最後だ…… 最後の最後で……俺の一番のボールで…ネットを揺らす!!!!!!!!!!!!!!!!)
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「ミレニアムサンダーシュートーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵(見よ!!!!!!! 中央と見せかけてこのヘアピンカーブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁどうでる!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
カアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「………」
警備兵(動かない!!!!!!!!! いや!! 動けない!!!!!!!!!!!? 点った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
……ギラッ!!!!!!!!
マリモス「ハアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐにいいいいいいいいいん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガッシィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「な!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「……ふふ!!! 受け止めましたぞ!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チィイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵(む…“迎えに行った”ァアアアアアアアアアアァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分は動かずに 股間に連結したボールを動かして飛んできたボールを迎えに行きおったアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつぁあ本当のMV珍コだぜ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
どっかぁあああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

28 :
マリモス「ここまで0-0… 次私が決めれば勝利だね〜〜〜え」
警備兵(…ここまでまともにボールを蹴ってない… 恐らく次も……
延長戦に持ち込んだら絶対勝つ…!!!!!!!!!!!!!!)
ギラリッ
マリモス「このボールに…全身全霊をかけ………いざ!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「シュウウウウウウウウウーーーーーーーーーーーーーーーーートォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《マリモスはボールを勢いよく蹴った!!!!!!!
しかしボールは真上に蹴り上げられてしまい…》
ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズッポオォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「アァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーウチッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《マリモスの連結ボールに直撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモスの股間からボールが解き放たれ!!!!!!! 宙へ!!!!!!! そして…ゴールへ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ドドドドーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「そ………そんなバカなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズドドドドドドドドドド〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《全てのボールがゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ピピピピーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
試合終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス 10 ― 0 警備兵
《マリモス勝利!!!!!!!!!!!》
警備兵「いやおかしいだろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

29 :
そして
マリモス「勝ちましたぞ!!!!!! 勝ったきゅ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ハァハァ…もひッ…かかかかかかッ!!!!!!!!!! んくぅ〜〜〜くっくっくっくっくっくっくっくっくっくっくっくっくフ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
や…やっと終わったフヒッ…!!!! し…死ぬかと思ったぞ……ぐほほほ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
警備兵「……………」
警備兵は異義を申し立てたかった……
しかし気持ち的に確実に負けた気がしたので言うのをやめた…
マリモス「これで上に行っていいっきゅね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」
警備兵「は…はい… どうぞ… 次の部屋もゲームが待ってますので…」
マリモス「HAHAHA 結構楽しめましたぞ これはなかなかいい
行こうかワラー………グググンくん」
ザッザッザッ

―――…
警備兵「…………」

2階へ進むマリモス達の背中を見送りながら警備兵はこう思った…
『やっぱり男はチ○コだわ…』……と

30 :
ワラース失神wwwww

31 :
2階
警備兵「潜水浮遊走ゲ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンドンドン!!!! パフパフパフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「おふひッ!!!!!!!! いきなりかよ…」
マリモス「この人は一階の…………いや微妙に違いますな」
警備兵「さすがご本部の班長さん達!!!!!!!!
一階のゲームを難無くクリアするとは!!!!!!!!!!!!!!!
しかしここはそう簡単にはいかないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「ふむ くわしく話を聞こう」
警備兵「ここ2階に用意されたプールは深さ30m!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここでの勝負は簡単!! 30mの底から水面まで速く上がった方の勝利!!!!!!!!
それが潜水浮遊走ゲーム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!
マリモス「お…Oh〜〜〜〜〜…なるほどなるほど…」
警備兵「プール底までは特殊なアレで自動で沈むよ!!!!!!!!!!!!
ささ!!!!! さっそく勝負だッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ ザポ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「…」
警備兵「さぁ来い!!」
しーん…………
ワラース「おい…ひひ……行けよ………」
マリモス「……………私は…」
ガタガタガタガタ
マリモス「泳ぐ事は出来るのですが……潜る事はどうにも…………」
ワラース「あははぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
マリモス「私…潜水にトラウマがありまして………
そのむかし…海に潜った時…それは恐ろしい深海魚を見てしまいそれ以降潜るのが恐ろしくなったのです………
あぁ…!!!!! あのときの深海魚…!!!!! 思い出すだけでなんと気持ち悪いことか……!!」
ワラース「お前の方が気持ち悪いから安心しろ」

32 :
警備兵「はやく来ないの!!!!!!? このままじゃ君達の負けだぞ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「頼むワラースくん!!!!!!!!!!!
このゲームだけは変わってくれないか!!!!!!!!!!!!!!!!! この通りだーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
DOGEZAーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ンフー!!!!!!!! ンフッ!!!!! ンフッ!!!!!!!!!!!!!!
オッホホびらーひボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオwwwwwwww
しゃぶしゃぼッ!!!!!! ぼしゃぶりッボwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwんごポアァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
タハヒョ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!! ぽっこらぴよほヨヨヨヨンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!〜チャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
断る」
ゲシッ!!!!!!!!
マリモス「あーもいごおぉーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザパァアーーーーーーーーン!!!!!!!
ザパザパザパ!!!!!!!
マリモス「あ…上げてーーー!!!!!!!!!!」
警備兵「よしっ きたな!!!!!!!!!!」
ガチン!!!!!!!!!!
マリモス「きょだいなマジックハンド!!?」
警備兵「さぁこれからこのマジックハンドが水底へと案内してくれるよ!!!!!
大きく息を吸って〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴポゴポゴポ…
マリモス「あああーーーーーーもぉおおーいごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

33 :
ゴポゴポゴポ
マリモス「ぶくぶくぶくぶく…」
ワラース「…んひっ ………ほとんど空気吸わずに水ん中に沈んできやがった…」
――― 水中
ゴボ…ゴボ…
警備兵(このマジックハンドで水底まで到着するのに約2分近くかかる!!!!!
そこまで息が続くか……それもこのゲームの勝負所さ!!!!!!!!!!!)
チラッ
マリモス「―――」
ちーん……
ブボゴポォ!!!!!!!
警備兵(すでにギブアップしてる!!!!!!!!!!!
し…しかしこのマジックハンドは水底に行くまで止まらないぞ)
ギュウウウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン……………

――― 水底
警備兵(さあ着いたぞ 勝負はこのマジックハンドが外れた瞬間からはじまるぞ!!)
死にかけてるけど
ギギギ… ガパィ…
警備兵(スタートだァーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!
スィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
マリモス「―――」
ギューン
ブクボボォ!!!!!!
警備兵(は…はや!!!!!!!!!? 気絶しているのに!!!!!!!!!!!!!!!!?)
スィオオオオオオオオオオオオーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵(な…なんてスピードだ!!!!!! まるで追いつけない!!!!!!!!!!
20ノットくらいは出てないか!!!!!!!!!!!! 何故……気絶しているのに…何故!!!!!!!!!!!!!!!!!?
…は!!!!!!!!!!!!!!)
ゴオオーーーーーーーーーーーーー
マリモス(―――)
ぷか〜〜〜〜
《マリモスは股間から浮上していた!!!!!!!!》

警備兵(まさかあのスピードは………“股間の浮袋”のおかげ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
ズズーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブブブーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

34 :
警備兵(あの人の“浮袋”の浮力ッッ………ハンパねェエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ブボガ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザッパアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドッサアアアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《マリモスは勢い余って水面から飛びだしプールサイドへと落下した!!!》
マリモス「どぅべァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴブーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「おい生きてるか……
どういうわけだかあんたの勝ちみたいだぞ………ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「ほ…ほわ…?」
ざぶ〜〜〜〜ん
警備兵「はぁはぁはぁ………完敗だ……」
ズーン…
マリモス「そ…そうなのか〜〜〜い? 何も覚えていないが…」
警備兵「あなたの浮袋には感服したーーー!!!!!!
どうか僕の浮袋にあなたの銘を刻んでくれーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぬきっ!!!! ぽろ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!
マリモス「なんのご乱心かな!!!? 悪いが私にそういう趣味はないよ〜〜〜〜〜う!!!!!!!!!!!!!!!!」
警備兵「頼む!!!!! あなたのサインをここにくれーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「こいつヤベェwwwwwwwwwwwwwww さっさとズラかるぞ」
マリモス「そうだね」

35 :
3階
警備兵「殿塔杯!!!!!! 競馬レーシングスペシャル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
警備兵「この階のゲームは競馬です
馬に乗ってこの特殊レース場を走っていただき 1位を目指していただきます」
マリモス「競馬!!! 騎士たる私の最も得意とするゲームだね〜〜〜〜え
さっきの汚名を返上するチャンスだよ〜〜〜〜〜う」
ザッ!!!!
警備兵「では騎乗する馬を選んでください!!!!!!!!!!」
マリモス「ほう」
ガヤガヤ
馬達『ヒヒ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!』
マリモス「これはいい馬達だね〜〜〜〜〜え」
馬達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
《マリモスの下半身を見た馬達の表情が一変した!!!!!!!!!》
馬達『ははァーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
せええええええええええッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「馬達が一斉に土下座したーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
馬の土下座すげぇえーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「これは何事かな!!!?」
馬「ガタガタガタガタガタガタ…」
ちらっちらっ
馬「ひ…ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶるぶるぶるぶる!!!!!!!!
警備兵「こ…これじゃ勝負にならない!!!!!!!」
ズーン!!!!!

36 :
馬もたじろぐほどなのかwww

37 :
警備兵「これじゃ競馬出来ない…
ここはディエパ様の不戦勝ということで……」
マリモス「Oh〜〜〜〜〜 これは残念……
馬達はどうしたのだろうね〜〜〜〜〜 なんだか自信を無くしてるように見えるよ〜〜〜〜〜〜う
何故なんだい 馬くんたち〜〜〜〜〜〜〜?」
馬達『ヒイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!! ヒヒィイイイイイイイイイイイイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ダダダーーッ!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「馬達が股間を隠しながら逃げてしまった……(二足歩行で)」
マリモス「n〜〜〜〜〜…もっと人にならすべきだね
では我々はこれにて」
ザッザッ
――― その後の階もマリモス達は快進撃していった!!!!!!!!!!!!!!
バレー対決!!!!!!
マリモス「ブロォーーーーーック!!!!!!!!!!!!」
警備兵「て…鉄壁の股間だッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――
相撲対決!!!!!!
行司「はっけよいのこった!!!!!!!!!
のこったのこったのこった!!!!! のこった!! のこった!!!!
……ひがし〜〜〜〜 ディエパの花〜〜〜〜
しゃくり〜〜〜〜〜〜 しゃくり〜〜〜〜〜〜」
―――
テニス!!!!!!!!!
警備兵(ダメだッ!!!!!!
奴の股のボールに翻弄されて……本物の球を捉えられない!!!!!!!!!!!!!!!)
―――
1500m走!!
警備兵「カメラ判定だ!!!!!!!!!!!!
………………の差でディエパ様だァアーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――
超熱湯風呂耐久レース!!!!!!!!!
警備兵(そうか!!!!!!!!!! こいつのキン○マに蓄えられた冷気がこの熱湯を緩和しているんだ!!!!!!!!!!)
―――
勝ち進む!!!!!! 勝ち進む!!!!!!!!!
ドン!!!!!!!!!!

38 :
9階
警備兵「よくこかまで来ましたね」
マリモス「む なんだかこじんまりとした部屋ですな
ここでどんなゲームをすると?」
警備兵「ふふふ この階はこれまでの運動系ゲームとは違いますな
この階は頭脳の勝負… カードゲーム『タラスク・ナイト』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「タラスク・ナイト!!!!!!!!!!?」
警備兵「ご存知ありません?」
ワラース「あぁ…はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!!!!!!!!!!!!!
トランプを5組使うっつーカードゲームだな……はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!
警備兵「ご存知でしたか そのタラスク・ナイトです」
ワラース「あっはっはっは…こいつぁやべー…」
マリモス「どうヤバいので?」
ワラース「タラスク・ナイトはこの世で最もトランプを使うカードゲームであり……頭を使うゲームでもある…はっはっはっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「む…むうぅ〜〜〜!!! なるほど! それならばルールをちゃんと聞かねば…!!!!!!!!」
〜 タラスク・ナイトのルール 〜
わからん
〜 Fin 〜
マリモス「なるほど…それは難しい…」
警備兵「プレーは初めてですか?
ならば実戦で覚えましょう なぁに…チャレンジは何度でも Okですよ…」
ニィ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

39 :
―――…
げっそり………
マリモス「あ……あーもいご…!!!!!!」
ぴよぴよぴよぴよ…
警備兵「…これで5戦連勝…
どうしました? 先程の階までの勢いは?」
マリモス「ぬ…ぬむぅ… やはり頭を使うゲームはそう簡単にはいきませんな…
しかしここまで勝てないとは…… ………まさかイカサマでは?!」
警備兵「まさか! それは疑いすぎですよ!」
ワラース「ふふん 確かに疑いすぎだ…
こいつはまともにやってる… てめぇが弱すぎるだけなんだよ…もへらっぴょーwwwww」
警備兵「…あなたはこのゲームを理解しているご様子…
どうです? よろしかったらグググン様も参加なされては?
ディエパ様とグググン様 どちらかが私を倒せばゲームクリアとしてさしあげますよ?」
ワラース「ぽれぽれんっぴかーらっぴょしししししィィィィッッ!!!!!!!!!!!! ハイッサアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!
いいぜ… 体力を使うゲームよりこういうのが得意だ俺は…」
警備兵「ならば御席へどうぞ」
ワラース「その前に一つ聞くぜ ふっ
このゲームに“サイドルール”と“アップシステム”は適用されているか?」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「!!!!!!!!!!!!!!!!!
…………はい 適用されています」
ワラース「ふんっ…分かった…」
警備兵(………………
…そこに気づくとは…… ……面白い)
タラスク・ナイトの達人の警備兵(=本名 カイヅ)は直感的にこう思った…
“こいつは強敵だ!!”と…
こうしてルール一切不明のタラスク・ナイトの狂乱の夜が幕を上げた…!!!!!!!

40 :
警備兵「…はじめはあなたがどうぞ ディエパ様…」
マリモス「はあ………なれば」
バシッ!!!!
警備兵(ダイヤの9……… 初手にありがちな安全牌ですね
攻守のバランスは確かにいいですが………浅はかッ)
警備兵「私はこれを」
《スペードの2》
警備兵(ふっ…ここはあえて弱いカードっ…!!!! しかしこれは罠っ……!!!!!)
ワラース「ふふん わかりやすい手だな…」
警備兵「!!!!!!」
ワラース「俺はこいつだ!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「クローバーの3!!!!! 守備表示!!!!!!!!!!!!?」
ゴオオォッ!!!!!!!!!!!
ワラース「てめぇの戦法は封じさせてもらった ざまぁwwwww」
警備兵(ぐっ!!!!! スペードの2とこの後から繰り出す手札でダブルアタックを仕掛ける策がバレたのか!!!!!!!!?
クローバーの付属効果を持ち出されたらそれが無駄になってしまう!!!!!!!!!!!!!!!!)
マリモス「私はハートの8…」
ピッ…
警備兵(ちぃ……この着ぐるみ野郎はザコだ……だがあいつはヤバイ!!!!! 間違いない!!!!!!!!!!
だ…だが負けん!!!!! 勝つのは私だッ!!!!!!!!!!!!)
バン!!!!!!!!!!
警備兵「ハートのJ!!!!! 同時にストレート効果によりハートの10を特殊召喚!!!!!!!!
場に守備表示!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!
警備兵(にや!!!!!!! さぁどうくる!!!!!!!!!!!?)
ワラース「ぷっ!!!!!!」
ビシィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「リ…リバースカードだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

41 :
警備兵「このタイミングでリバースカードっ……!!!!!!!!!!!?
(罠か!!!!!!!!!!!!!!!!?)」
マリモス「ダイヤ5を置きます」
スッ…
警備兵(く……あのリバースカードがなんなのか分からない限りグググン様にうかつに手を出せん……
ここは……)
警備兵「スペードのK!! 攻撃!!!!!
エンペラーペラペラビーム!!!!!!!!!!」
チュド〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「あーもいご!!!! まとめて!!!!!!!!!!!!」
警備兵(カスが…さっきから何度それでやられてやがる…
こいつはいい…警戒すべきはあいつだ!!!!!!!!)
ワラース「………ふへへ 俺はリバースカードにこのダイヤの5を重ねるぜ…」
警備兵(カードライド!!!!!!? リバースカードに!!!!!!!!!!!?)
ワラース「更にこのクローバーの3を攻撃表示に! そしてクローバー付属効果を破棄!! 代わりに手札からハートの7を上乗せ召喚!!
カードを斜めにして場に待機!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「ナ…斜めだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
警備兵(い…今時斜め表示だと!!!!!!!!?
斜め表示…つまり“クロスカード”フラグ!!!!!!!!!!!!!!!!
一昔前に失われた技術だが…なぜこいつが…!!!!!!? …ま…まさか!!!!!!!!!!!
“クロノスオブクロス”を発動させる気か!!!!!!!!!!!!?
あの手はタラスク・ナイト最強の手!!!!! 使われたら一瞬で勝負がつく!!!!!!!!!!
クロノスオブクロスの手札が揃ったから斜め表示を…? …ありえる!!!!!!!!!!)
マリモス「スペードの1 守備表示」
警備兵(ならばさっさと潰さねば!!!!!!!!!! 斜め表示にするなどバカなやつめ!!!!!!!!!!!)
警備兵「スペードのKでエンペラーペラペラビーム!!!!!!!!
ハートの7にダイレクトアタック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!
バゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「にやり
…トラップカード発動!!!!!!!!!」
警備兵「トラップだと!!!!!!!!!!!!!?」
ワラース「このリバースカードは……JOKERだったのさ!!!!!!! こぱぇーー!!!!!!!!!!!」
バババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

42 :
警備兵「リバースしていたカードはJOKERだった…!!!!!!!!!?
バカな!!!!!! JOKERをわざわざリバースし更にカードライドさせたのか!!!!!!!!!!!!!!?
斜め表示も…まさかこの流れを読んで!!!!!!!!!!!?」
ワラース「うふふ…おい黙れ…
トラップカードの効果はまだ発動中だ!!!!!!!!」
警備兵「ぐっ…なに…!!!!!!!!?
そ…そうか…!!!! カードライドさせた事で…アップシステムを発動したのか!!!!!!!!!!!!!!!!!
JOKERがスキルアップし能力が2倍!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まずい!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「お前のスペードKを奪い取りクローバーの3でお前にダイレクトアタック!!!!!!!!!!!!!!!!!
更にお前の手札を全てトラッシュ!!!!!!!!!
それに加え山札から15枚を俺の手札に加えカードライドを更に積む!!!!!!!!!!
そして手札のスペードの6を攻撃表示で配置しスペードの付属効果を発動!!!!!!!!!!!!!!!!!!
山札でお前をビンタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビターーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「ぶべら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「更に財布から札を没収!!!!!!!!!!!」
ごそごそ
警備兵「私の給料がーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

43 :
wwww

44 :
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵 残TLP:3270
マリモス 残TLP:2000
ワラース 残TLP:6000(15クロスファイアによりコンボ成立 1000TLP増)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
警備兵(ぐっ…ぐっ!!!!!! なんだこの差はッッ!!!!!!!!!!
初っ端からここまで差をつけられるのは初めてだ!!!!!!!!! 淡い夏の初体験だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギュオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵(しかも今のはトラップ発動によるインターセプト!!!! 次がやつの本当のターン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴク!!!!!!!!!!!
ワラース「俺は… この重ねた15枚のカードを互い違いに重ね直すぜ」
キュッ!!!!!!!!!!
警備兵(なに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
ワラース「そして手札のスペードの4を場に置きスペードの付属効果を発動!!!!
山札でお前を殴る!!!!!!!!!!!!!!!」
ビターーーーン!!!!!!!!!!!!
警備兵「はべら!!!!!!!!!!!!」
ワラース「更にアップシステム発動!!!!!
スペードの4にスペードの3を重ねついでにスペードの付属効果を発動させる!!!!!!
山札でお前を殴る!!!!!!!!!!!!」
ボギャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「はべら!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「そして更にスペードの2!!!!!!!!
スペードの付属効果&ストレート効果発動によりパイプ椅子でお前を叩く!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシャアァァーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「もぐらーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッシャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

45 :
警備兵「くっ……なんて攻勢だ… ターンが長く感じる…!!!!!!」
ワラース「にや まだ終わらないぜ
ワイルドタイム突入!!!!!!!!!!! 15枚のカードでギャラクシートランプタワーを作成する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そ〜〜〜〜〜… そ〜〜〜〜〜…
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「完成!!!!!!! ギャラクシー成立につきギャラクシーモードに突入!!!!!!!!!!!
ブレイブファイアー山札パンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「バブチャ!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ギャラクシーエルボープレス!!!!!!!!!!!!!!!」
ズン!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「うぎゃーーーー!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ギャラクシー金的!!!!!!!!!!!!!」
チーン!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「おッぽぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ギャラクシーモードはこれで終了したがギャラクシートランプタワーを崩す事で確変に突入する!!!!!!!!!!!!!!!!」
トンッ!!!!
バラアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「ずっと俺のターン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
山札でお前を殴る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドズッ!!!!!!!!!!
警備兵「っつベァーーーー!!!!!!!! 直接攻撃しつけえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

46 :
警備兵(こ…コンボの連続だと…!!!!!!?
ま…まずい…!!!!!!! こ…こうなったら…!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
警備兵「サイドルール!!!!!!!!!!!!!!
ダイヤのQを守備表示!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダイヤの付属効果発動!!!!!!! 貴様のターンを強制終了!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ!!!!!!!!!!
ワラース「!!!!! ……」
〜 サイドルールとは? 〜
済度ルールでないことは確かである
〜 Fin 〜
ポタポタ…ュ〜〜〜
警備兵「はぁ…はぁ…
(一度しか使えないダイヤの付属効果をこんな所で…!!!! だがこれは仕方がない…!!!!!!!!
サイドルールも使ってしまったが…!
このままではやられていた…!!!!!!!!!!!! ゲーム的にも俺の命的にも…!!!!!!!!!!!!!!)」
ゾッ…!!!!!
マリモス「ハートの8 リバースカードで」
ワラース「リバースしてんのにカードの数字言うんじゃねぇよバカ」
警備兵(この際ディエパは無視だ!!!!!!!!!
確実にッッ…確実にこの…グググンをやる!!!!!!!!!!!!!!!
そのためには…)
警備兵(!!!!!!!!!!!!!!
………にやり… どうやら運は私の味方のようだな…!!!!!!!!!
この手札なら…とれる!!!!!!!!!! 私の得意なあの戦法で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース(ひひ………本当の勝負は……これからだな…!)

47 :
警備兵「にいいいっ」
ワラース「ぶっ!!!!! …なんだそのおもしれぇ顔は…………」
警備兵「……終わりです」
ワラース「ははぁ?」
警備兵「これまでの情けない私は終わりと言ったのですよ……
ここからの私は一味も二味も違う!!!!!!!!!!!!!!!!
私のターン!!!!!!!!!!! ハートの10をォ…!!!!!!!!
みじん切りにして場に召喚!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
とんとんとんとんとんとん!!!!!
ババンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「!!!!!!!!!!!!!!!!」
警備兵「更にとんかつを注文!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トン… ほかほか… じゅーしー…
警備兵「食べる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…うまい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テーレッテレー!!!!
警備兵「……これで私のターンは終わりだ…」
ワナワナワナワナ…
ワラース「…………」
ワラース「な…なんて恐ろしい手だ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

48 :
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http://download2.getuploader.com/g/6%7Csousaku/612/120505_194047.jpg

49 :
分かるかwwww

50 :
マリモス「WHAT'S!!!!!? 今のどこが…すごいのです?
ただトランプをみじん切りにしてとんかつを食べただけに見えますが…………」
ワラース「お前はマジで本当に分かってねぇな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このオカルト筋肉ロリコンダルマ糞爺ゴミゴリラが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とんかつ食っただけ!!!!!!!!!!!? バカ言っちゃいけねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今のたった一手で全方位の防御を完成させちまったんだよあの野郎は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
攻撃をしかけようとしてもとんかつの脂で滑っちまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つまり実質的に攻略不能な作戦なんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「なんとまぁ」
ワラース(ひひ……ナメてたぜ……… この短時間でここまでの策を立てるとはな…
ここまで知略に特化した野郎は初めて見たぜ…
さてどうしたもんか…?)
警備兵「あなたの番ですよ…? グググン様…?」
ワラース「……………スペードの9 守備表示
…相乗効果でスペードの5を特殊召喚しスペードの付属効果を発動し……」
警備兵「サイドコール アテンションプリーズ」
ワラース「!!!!!!!!!!!!!!!!」
警備兵「プリペイドセプテンバー ファイブミクロディスカッション
ナイトルールTHEレジェンドソーラーシステム
クリアライズパーフェクトナイストレインちくび
アナウンスTHEピクチャーズ レトロ アンド ゴールデンサーモン」
ワラース「………!!!!!!!!!!!」
警備兵「…トリプルナイン セイ?」
ワラース「…………!!!! ノー…セイ…!!!!!!!!!!!!!!」
ガクゥ…
マリモス(うなだれた!!!!!!!!? 何事!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
ゴーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

51 :
マリモス「なんだい!!!!!!!!!!? 何事です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっきの彼の言葉の羅列はなんなのです!!!!!!? ゴールデンサーモンってなんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「黙れ髭!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今俺はエラーフィートされたんだよ… グレートセクターのカードをリードされればトラッシュのバイツァダストをクリア出来るが…やはりとんかつがネックすぎる…!!!!!!!
重ねるか…!!!!!? いや……アップシステムを使うか!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ダメだッ 条件がそろわねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「あ 次は私の番ですか? クローバーの1をリバースカードで」
ワラース「だからリバースカードの数字をわざわざ言うなっつーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!
脳みそ死んでんのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
イラアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

52 :
ワラース「てめぇは本当にルールのルの字もしらねぇな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルールールー歌ってろドカス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てめぇはそこに座ってるだけのかかしだよボケ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなんだからあのアゴ野郎からも相手に………
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース(…………)
ジロ………
警備兵「次は私の番だなぁ〜〜〜〜〜〜
さぁーて何を置こうかなぁ〜〜〜〜〜〜 はぁはぁ…血が…」
ポタポタ…
ワラース「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース(これだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
完全に度外視されてるこの髭のおっさんと…“アレ”を利用すれば……殺れる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ッ
警備兵「どれにしようかな〜〜 どれにしようかな〜〜」
ワラース(ふん!! どれでもいいくせによ……
鉄壁のとんかつ脂があるかぎり奴は攻撃だけに専念出来るだろうからあの余裕…
まぁいい…奴が手札に気を取られてる隙に……)
つんつん
マリモス「ホワッツ?」
ワラース(しゃべるな これから顔の表情でお前に奴を打倒する作戦を教えてやる…
めんたまかっぽじって俺の表情を見やがれ…)
ぐいっぐいっ ぐいぃっっ
マリモス(……了解)
うぃっ!!

53 :
警備兵「よーし では私はこのダイヤのKでグググン様の積みカードにアタック!!!!!!!!!!!!
更にダイヤのJを加えストレートのダブルアタック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴガァン!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「ちぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース(調子に乗りやがって…!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だがそれもそう長くはつづかねぇぞ…んふふふふふ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この攻撃を耐えながら……仕込んでやるぜ!!!!!!!!!!!! 必勝の策をな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
―― 超中略 ――
ドン!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵 残TLP:2100
マリモス 残TLP:2000
ワラース 残TLP:980

警備兵「クカカカカカカカカカカカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私のターン!!!!!!!!!!!! 残念だったなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様もこれで終わりだグググン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
結局私を追い詰めたのは最初だけ…それも偶然だったのだァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これが通常!!!!!!!!!!!! 常勝!!! 常勝!!!!!
ぇーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
30枚重ねのグランドクロス・ドラゴンファイナルディストラクション・ソードナー・タスク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「サイドルール発動!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハートのKェーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビタァーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「なに!!!!!!!!? ディエパだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

54 :
警備兵「ここでディエパが…サイドルールだと!!!!!!!!!!!!!!!!!? 何故今になって!!!!!!!!!!!!!?
テキトーか!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「黙れ!!!! 横槍を入れんじゃねぇよ…
続けろ……」
マリモス「私はこのハートの付属効果を発動させます
あなたの場の手札の効果を全て無効果します」
警備兵「無効果? ハートの付属効果で?
バカめ!!!!!! ハートの付属効果は私の場のカードが全て赤(ダイヤorハート)でなければ発動出来ない!!!!!!!!!
しかし私の場には…クローバーもスペードも!!!!!!!!! 黒がある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
故に付属効果は無効!!!!!! 無効!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「果してお前の場のクローバーもスペードも………黒いのか否か…? ……答えは否である!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
警備兵「なっ…どういう……!!!!!!
…………あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピチャ…ピチャ…
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《警備兵の場のカードは血で赤く染まっていた!!!!!!!!!》
警備兵(奴に山札で殴られた時の流血が…こんなにも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ワラース「俺の目には…黒いクローバーも…黒いスペードも見当たらねぇ…
あるのは…赤く染まったカードだけだ!!!!!!!! はにゃぽりぃwwwww」
警備兵「ぐ…ぐうううううううううッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《警備兵を守っていたとんかつバリアが消え去った!》

55 :
警備兵「…………」
ワラース「ひやっひやっひやっ!!!!!!!!!!!!!!!!
どうした消沈気味ですなwwwwwwwwwwwwwww とんかつが無くなって悲しくなりましたかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
悲しくなりましたかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
警備兵「……だからどうしたッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギラ!!!!!!!!!!!!!
警備兵「とんかつを消されたからといってなんなんだ!!!!!!!!
今のTLPを見ろ!!!!!! この圧倒的な差!!!!!!!!!!!!
これからの消耗戦で先に力尽きるのは貴様らだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 私に負けはない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対に…絶対だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「それはどうかな? ひゃはァーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
警備兵「な…に…!!!!!!!!!!?」
ワラース「続けようぜ… 次は俺のターン… 俺はテキトーにハートの3でもリバースして置くぜ…んふっ!!!!!!」
マリモス「おやおやグググンくん リバースカードの数字は宣言しなくてもいいんだよ〜〜〜う?」
ワラース「おっと!! わりぃわりぃ!!!! んぽぉっぽぉっぽぉっぽぉっぽぉっぽぉっぽぉっぽぉっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
警備兵「き…貴様ら…負けが見えて頭が変になったか…」
マリモス「いえいえ では次は私のターンですな
私は…………このカード達です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バラァ!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「!!!!!!!!!!!!!!!!!? 10〜Kの強カードを数十枚を大コンボ召喚だと!!!!!!!!!!!!!!!!?
こ…こんなので攻撃されたら一たまりもないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…何故だ!!!!!!!! こ…これだけのカード…どこに隠し持っていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ワラース「ここだよ ンフ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッシィ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ワラースはマリモスの股間を指差した!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ワラース「俺は自分の手札に回ってきたカードを全てこいつのズボンの中に忍ばせていたのさ
最後の…この時のためになァアアアアアアアッハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
警備兵「な…なんだっとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
気づかなかったアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!! 気づかなかったアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アレだけの量のカードを股間に忍ばせていたのにイィィィィィィィィッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
違和感を感じなかったアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

56 :
警備兵「うおおおおおーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様らはかりおったなァア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「これだけの相手だと認めてやったんだよ…
だがwwwwwお前みたいにとんかつに頼りすぎな奴はタラスカーのクズだわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
受験勉強中にとんかつ食うくらい滑稽でクソ笑えたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そんなんだから足元掬われんだよ脂ギッシュ野郎wwwwwんほwwwwwwwww
んほんほらららあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!! ぴ〜〜〜〜〜ひゃアァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリィwwwwwwwwwwwwwwこぽらwwwww」
警備兵「ち…く…しょ…」
ガク…
マリモス達… 難ゲー『タラスク・ナイト』をクリア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2人は次の階へと歩を進めた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――― そのころ…
爺「うぅ…また若者が一人去っていってしもうた……」

最果て地方の最果てに存在する村 『GUY村』では急激な過疎化に頭を悩ませていた―――…


57 :
〜 GUY村 〜
最果て地方の最果てにある農村である…
かつては多くの世代の人達が助け合いながら生活していた村…
しかしまわりに大きな街が出来てからこの村の状況は一変する…
若者達は夢と仕事と希望があふれる大きな街へと一人また一人と引っ越して行った…
しかもそれは一方通行… 出ては行っても戻ってくる者は皆無……
それゆえ 今のGUY村は…
わいわい…
ヨッボヨボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
ババ〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
老人率98%の超々過疎村になってしまったのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人口約5000人!!!!!!!!!!!!!!!!!
うち70歳以上 約3200人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
60歳以上 約1700人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それ以下 約100人(一番若くて42歳)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
圧倒的加齢臭!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
圧倒的入れ歯!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
圧倒的ノーパン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この圧倒的な過疎具合に村の人間達は全てを諦めていた…
いずれ消え行く我らと村… だがそれもよかろう… と
…その最中… 村に大きな事件が巻き起こる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

58 :
――― 役所 ―――
ウラヌヤ「…考え直してくれんか」
【GUY村役所職員 ウラヌヤ(42)】
若者「ウラヌヤさん…俺ぁ限界だよ… もうこの村にゃいられねぇや…」
ウラヌヤ「アル…何故だ… 頼むそんな事言わんでくれ
お前が今この村で一番の若者なんだ
お前が次の世代を回してかなきゃいけないんだ!!!!!!!!!!!!!!!!」
若者「でも20代俺一人だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
彼女も出来ねぇ!!!!!!!!!!!!
こんな村に居たら俺は何もできねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「アル…………… もう一度よく考えてくれ………
………………も割といいもんだぜ?」
若者「熟し具合にも程度があるだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この村の女っつったら全員55歳以上だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それに悪いが俺はロリコンだ」
ウラヌヤ「くっ………のたるみきったボディの良さが分からんか…………」
若者「それにここにいちゃ仲間も出来ねー
つまんねーよ…」
ウラヌヤ「俺がいるじゃないか ……俺が友達にでもなんにでもなってやるぜ…?」
若者「ならとりま今日オケボうぃるからそこで俺のもにょらハートをなぐちょめてくれよ
かまちょ野郎って思われるかもしれねーけど基本的にゼロ意味な話だから聞き流してもいいから」
ウラヌヤ「は? ……………は?
…………とりま? オケボ? …………は??」
若者「この言葉がわかんねならあんたに付き合う資格はない……
……バイナラ」
ザッ…
ウラヌヤ「ま…まってくれぇーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《俺が若者言葉を勉強しなかったばっかりに……
最後の若者が村から去って行った………
こうしてこの村の最年少は俺になった………》

59 :
てくてく…
ウラヌヤ(この村の問題を考えてみた…
それは考えれば考えるほどに溢れて来た…)
ウラヌヤ(まずこの村から出て行った若者達の言葉をまとめてみると…
“この村のジジイどもが嫌”らしいのだ
この村の年寄りはどいつもこいつも活発だ 空いた場所があれば稲刈りが終わった田んぼでもゲートボールに興じはじめる
中にはダンス教室を始めてるがいるくらいだ
90を超えるのステップは見るものを不安にさせるほど……
そして村の賑わいの場所ではジジイとが毎夜のように合コンを繰り返している
いくつになっても男と女は男と女なのだと実感させられた…
……毎月のように開催されるカラオケ大会には村中の年寄りが集まる…
………このように この村の年寄り連中は元気すぎるほどに元気だ
しかしそれでいて年寄りの嫌味は忘れない…
あくまで自由を満喫する自分達の事は棚に上げ 若者達にはいやに厳しいのだ
それを煩わしく思って出て行った若者も多い…)
ウラヌヤ(他にもジジイどもが夜に徘徊しだすのが嫌だ という意見もあった
とあるジジイなどはボケたフリをして夜に村を徘徊し 若い女性の家に侵入しそればかりか女性が眠る床にまで侵入するという…
……完全なセクハラだ… だが“ボケているなら仕方ない”と済まされてしまう
それに嫌気がさして去って行った女性の数は両手に余るほどだ
男の性欲はやはりいつまでたってもしなびないものなのか……)
ウラヌヤ(そういう被害は若い男にはないわけではない
……この村の年寄り連中は基本的にノーパンだ
そもそも“を履く”という概念がないようだ…
そのためもノーパンでもんぺを履いて農作業などに勤しんでいるわけだ…
もちろん普通ならそんなもん見ても男が反応するはずない
……だが 若い女性が少ないこの村ではも立派な“女”…!!!!!!!!
………『あれでドキドキしてしまった事実が嫌になった…』…そういってたくさんの男が去った……
………今考えればロリコンを貫いたままさったアルはある意味恵まれていた方だ
この村に長くいると……男はすべからく…“好き”になってしまうのだ…!!!!!!
そう………俺のように…)
ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

60 :
ウラヌヤ(この村の生活基盤も大きな問題だ…
まずこの流通センター……)
ウラヌヤ(ここにあるのは乾パンや足袋…巻物や竹槍など…
流通センターという名前のくせに流通してないものばっかりだ!!!!!!!!
古物屋か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ウラヌヤ(そしてこのコンビニは………………乾物しか置いていない
………コンビニじゃなくて乾物屋として店出しとけよ………)
ウラヌヤ(本屋なんて特にひどい
最近の本など一冊もない 数十年前の本や巻物などが最新刊として売られている始末
子供の娯楽“ヅャンプ”なんてひどい
ひどい田舎だと本来の発売日から1〜2日 または一週間発売が遅れるなんてざらだろう
だがこの村のヅャンプは……20年遅れ!!!!!!!!!!!!!
今では黄金期と呼ばれていたころの漫画達が絶賛連載中なのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「…とまぁ こんな感じで問題だらけな村だ… …こんなんじゃ若い連中が去っていくのも当然だな…」
わいわい…
ウラヌヤ「……若者達の憩いの公園も今じゃ年寄り連中の徘徊スポットかよ…」
ウラヌヤ「………」
ウラヌヤ(この村から若者が消えたのは 若者の年寄りへの嫌悪感とそして生活するうえでの不便さ…
……いなくなるのも当然だな
……でも)
ウラヌヤ(それを受け入れてるこの村の体質にも問題がある
『若者が去るのは仕方ない』と若者達を止めようともしない年寄り連中が変わらなければ…
年寄り連中がもっと『若者を呼び戻さなければ!』と思ってくれないとこの村は変わらねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ウラヌヤ(実際 変わってくれないとこの村に未来なんてないんだ!!!!
農業で成り立っているGUY村だが 年々高まる農業従事者の平均年齢…
若者がいないため 年寄りが若い年寄りに農業を教えている現状…
………若い年寄りって何だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ウラヌヤ「とにかく…このままでは終わらせない!!!!!!!!!!!!
村を…変えるんだ!!!!!!!! 俺の大好きなこの村を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

61 :
ザッザッ
ウラヌヤ「…お? トトじいさんじゃねーか」
トト「あ?! なんじゃあああ!!!!!!!!!! ウラヌヤの糞ガキかァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
【村の割り箸職人 トト(85)】
ウラヌヤ「最近の商売はどうだい? いい割り箸作ってるかい?」
トト「うるッッッせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前みたいな糞ガキがわしの商売に口出すんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ッぷぷぇエーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガポ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
ガブーーーー!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「ぎや〜〜〜〜!!!!!!!!!!! 入れ歯ーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トト「ふぃふぉふぉはふぁふぃふぁふぇふふぁふふぉふぁふぁふぁアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダー!!!!!
ウラヌヤ「く…まったく…
口出すなとか言う前に…自分の入れ歯を出すんじゃねーよ…」
ウラヌヤ「…ん?
あんたはフニャラじいさんじゃねーか!!!!!!!!!!」
フニャラ「……ウラ坊!!!!!!?」
【村のゴム職人 フニャラ(88)】
ウラヌヤ「やぁ元気だったかい? 久しぶりだなじいさん!!!!!!!
ゴム製造の方はどうだい?」
フニャラ「お前に心配されるまでもなく……
絶好調じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぐ…ピシュイン!!!!!!!!!!!!!
バチ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「あいたーーーー!!!!!!!!!!!!! ゴムで攻撃するな〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フニャラ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピシュインピシュインピシュインピシュインッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バチバチバチバチィイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ガポォ!!!!!!!!!
ウラヌヤ「あいたあいたあいたーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! ゴムと一緒に入れ歯投げんなーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

62 :
役場
ギシ…
ウラヌヤ「ふう…」
ウラヌヤ「ここに帰ってくるまでに会うジジイ会うに入れ歯飛ばされちまった…
………嫌われたもんだ まぁ仕方ないか…
俺はガキの頃……この村で暴れに暴れたんだもんなぁ…
家の窓を割ったり… 畑を荒らしたり… 盗んだバイクで走り出したり… 人の入れ歯をホルマリン漬けにしたり… にセクハラしたり…
思い出したらキリがねぇや… こりゃ恨まれるのも仕方ねーわな…」
ウラヌヤ「…それでも……恨まれてても俺は…この村を救いてぇ…
………俺の生まれた村はここだけなんだ」
キッ
ウラヌヤ「………どうにかして この村に若者を呼んで…それと同時に村の年寄り連中が若者を理解し若者を求めるような考えになるような都合のいい方法はないものかな…」
チク…タク…チク…タク…チク…タク…チク…チク…
ウラヌヤ「ダメだな 考えたっていい案は浮かばねー…
村で唯一のパソコン(立ち上げに3時間かかる)で調べてみるか…」
カチ…
――― 3時間後
カタカタカタ
ウラヌヤ「“過疎” “村” “活性化” “”……と」
ターン!!
ピピー…
ウラヌヤ「ダメだ… なんも出てこねー…
条件が多すぎたか…… …なら“過疎”を一旦抜いて…と」
カタカタ…ターン!!
ピピー…
ウラヌヤ「くそっ…これもだめか… なら“活性化”も抜いてみよう」
カタカタ…
――― 数分後…
ウラヌヤ「フゥッフー!!!! ムチムチダルダルひゃっほぉーーーーー!!!!!!!!!!!!
サイコー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!

63 :
駄目だろwwwww

64 :
ウラヌヤ「これだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この村のどもを利用してこの村をの聖地にすればいいんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今はとにかく人を呼ぶ時!!!!!!! 狭いゾーンでも狙うべしだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こうなりゃ村中の共に協力してもらってホームページを開設して宣伝だ!!!!!!!!!!!!!!!!!
トップページに共のグラビアを載せればアクセスが増えるぞぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よっしゃあ!!!! 忙しくなるぞこりゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こうしてウラヌヤによる『村』計画が始まった!!!!!!!!!!!!!!!!!!
インターネッツやテレビなどで大々的に宣伝!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あらゆる属性 あらゆる年齢 そしてノーパンがいることを武器に世界中のマニアにGUY村を売り込んだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すると GUY村は瞬く間にゲテから美 豊富ながいる村として超有名になった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
遠く離れた地方からも訪れるマニア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
村は大いににぎわった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……………が
村のと観光客の駆け落ちが相次ぎ 村から500人もの共が消えてしまった…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「元も子もねぇええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

65 :
ダン!!!!!!!!!
ウラヌヤ「ちくしょー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなはずじゃなかったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
結婚するなら移住してくれよ…!!!! テイクアウトしてんじゃねぇよ…
くそっ……まさか観光客と共がこんなに大胆でアクティブとは……
お持ち帰り禁止ってちゃんと言っておくべきかな……
いや…そもそも根本的に間違っている気がするな…
うん……もっとなにか違うところで売り込むべきだなこれは…
またパソコンでなんか探してみるか……」
ポチ
――― 3時間後
ウラヌヤ「ふう…やっと着いたか…
えーっと… “”……“動画”……と」
ズーン!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「って違う違う違う!!!!!!!!!! いきなり本能丸出しで欲望満たそうとしてんだよ俺!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
立ち上げが長すぎて本来の目的忘れちまったよ!!!!!!!!!!! あぶないあぶない……
…………まぁ1分くらい息抜きにいいかもな」
カタカタ
――― そして
ウラヌヤ「フゥッフー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ムチムチダルダルひゃっほぉーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サイコーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーーーン!!!!!!!!!!!!!

66 :
最悪すぎるwwwww

67 :
バキ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「って俺ァ何やってんだバカーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
動画で興じてる場合じゃないだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はー落ち着け…落ち着かせろ…
なにかクラシック的な音楽を聞くんだ…」
カチ…カチ… ポチッ
ジャンジャラジャンジャラジャンジャラジャンジャラジャンジャラジャンジャラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「うぎゃあぁー!!!!!!!!!! 耳が割れるーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガポッ
ウラヌヤ「はぁはぁ…なんだ!? ……クラシックかと思ったら間違えて違うページを開いてしまった…!!!!!!
な…なんだこの音楽は…? ……ロック…?
あぁ…若い連中のバンドか… ビビったぜ…」
ウラヌヤ「………ロック…か…
…………!!!!!! …………こ…これだ………」
ガタ!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「そ…そうだ!!!!!!!! ロックだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この村でロックライブを開催するんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうすればこの村に若者が集まり…!! 年寄り連中が若者の心を理解するにちがいない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうだ!!!!!! これしかない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『GUY村ロックフェス』の開幕じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

68 :
ウラヌヤ「そうと決まればさっそくこの村に来てくれるロックバンドにオファーを出さないと!!!!!!!
村の命運を決めるフェスだ…!! 半端なバンドじゃあダメだ!!!!!!!!!
世界的にも有名な超一流じゃないとな!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうと決まればさっそくインターネッツで探すぞォ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カタカタ
―――
ウラヌヤ「……色々なバンドを調べた結果 この『UNKOCHINKO』とかいうロックバンドがロック界のカリスマらしいな
決まりだ!!!!!!! 彼らにオファーしよう!!!!!!!!!!!!
メールを……いや!! これは直接交渉すべきだな
とにかくアポを取って俺自ら(つーか俺しかいねー)事務所に出向くぞ!!!!!
よっしゃ〜〜〜!!!!!!!!!!! GUY村のために頑張るぞぉおーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――― 数日後
ウラヌヤ「奇跡的にアポが取れた…
今日は直接の交渉の日だ………
大丈夫…大丈夫だっ!!! 俺の気持ちを真っすぐと伝えればきっと届くはずだ…!」
ザッ!!!!!!!!

ウラヌヤ「よーし!!!!!! 行くぞ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」
ジジイ「どこへ行くんじゃい!!!!!!! また悪行でも働く気かこのクソガキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「おいおい変な事言わないでくれよじーさん
町だよ! 町に行って来んの!!!!!!!!!!!!!!
この村を大きく変えるためだから 村で期待して待っててくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジジイ「はあ? 外界じゃとぉ?」
ウラヌヤ「へへっ!!! じゃーな!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!
ひそひそ…
どっかのジジイ「ウラヌヤの悪たれが外界へ行った…」
どっかのジジイ2「あいつが外界に行くとろくな事がない…!!!!!
くわばらくわばら…」

69 :
http://download5.getuploader.com/g/6%7Csousaku/615/120508_082927.jpg

70 :
ちょwwwwwそうだったのかwwwwww

71 :
もう笑ってしまっていいものなのか……

72 :
エロ地方 B地区 ベッドイン街… 『UNKOCHINKO』の所属事務所 “シモパラダイス”
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!
メンバー1「くっちゃくっちゃくっちゃ…」
メンバー2「くっちゃくっちゃ…くっちゃ…」
メンバー3「くちゃくちゃくちゃくちゃくちゃ…」
メンバー4「くっっっちゃあぁ……くっっっちゃあぁ……」
メンバー5「………………くちゃ…」
ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ………
ウラヌヤ(こ…こえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…ロックバンドのメンバー…超こえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガムのクチャ率100%じゃん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
つーか顔コエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜……メイクで顔が7色だけどどんだけよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ねぇ〜〜〜〜どんだけよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
7色の悪魔かよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
メンバー1「で〜〜〜〜〜? オッサンなんだっけ〜〜〜〜?
なんかー俺ら『UC』に超々ド田舎でライブしてくれって言ってる人ってーーー?」
ウラヌヤ「え…えぇ! そ…その通りです
是非ともあなた方『UNKOCHINKO』の皆さんに我がGUY村で盛大なライブを行って頂きたいのです!!!!!!!!!!」
メンバー2「ぶッは!!! マジで言ってる!!!!!!!!!!!!」
メンバー3「ありえね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
メンバー4「誰が来るんだよそんなライブ」
メンバー5「役不足っつーか〜〜〜〜 舞台不足にもほどがあるだろ〜〜〜〜〜〜〜
俺ら超カリスマだ〜〜〜〜ぜぇ??」
ウラヌヤ「舞台不足は重々承知してます!!!!!!!!!!!!!!!!!
ですが!!!!! あの廃れきった村を元気にするにはロックライブしかないんです!!!!!!!!!!!!!!!!!
だから『UNKOCHINKO』の皆さんに村で歌ってほしいのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メンバー4「俺らじゃなきゃダメなのか?」
ウラヌヤ「もちろん!!!!!!!!! 村の命運を決めるライブをつとめられるのは『UNKOCHINKO』の皆さんしかいません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『UNKOCHINKO』の皆さんは世界で名を馳せる一流ロッカーなのだから!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ですから!!!!!!!!!!!!
『UNKOCHINKO』のみなさんにお力をッ…」
ドォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メンバー達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
しゅううううううう… ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
メンバー1「…………」
メンバー1「『UNKOCHINKO』って言うんじゃねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

73 :
バンド名酷すぎるwwwww

74 :
メンバー1「『UNKOCHINKO』なんてダセー名前で呼ぶんじゃねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
呼ぶなら『UC』と呼べーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「えぇーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
いや『UNKOCHINKO』って君らのバンド名だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドダーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メンバー1「だってよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!! こんなによおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
売れると思ってなかったからよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
若気の至りでアホみたいな名前付けたらなんか売れちゃってさああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この名前のまま売れちゃってさあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんなのこれ!!!!!!!? 『UNKOCHINKO』で売れるバンドって何!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
人生アンビリーバブルだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メンバー2「だから言ったじゃん!!!!!!!!! 『ANGEL NIGHT OF NIGHTMARE DARK MOON SHADOW LEGION』にしようって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メンバー1「『UNKOCHINKO』で一番喜んでたじゃねぇかお前ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「お…落ち着いて下さい!!!!!!! 『UC』のみなさん!!!!!!!!!!!!!!!」
ピタッ…
メンバー1「ハア……ハア……」
ウラヌヤ「しかしですね それはつまり如実に表れているわけですよ
そんな名前でも売れてしまうあなた方の実力!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やはり俺の目に狂いはなかった!!!!!!!!!! あなた方しかいない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メンバー達『…』

75 :
誤算すぎるw

76 :
メンバー3「……つーか GUY村なんて今もう既に有名だろ
えーっと確かの聖地とかなんとか…」
ウラヌヤ「確かに今はそんな感じで名を馳せてる
だけどそんなのは一過性だ!!!!!!! 俺が目指してるものとは違う!!!!!!!!!!!!!」
メンバー5「ロックフェスをやったところでその話題も一過性に過ぎないだろ
同じさ」
ウラヌヤ「話題作りだけが俺の目的じゃない
俺は村のジジイや共に若い奴らの感性を理解してもらって
もっと若い奴らを受け入れるような心になってほしいんだ
今のGUY村は閉塞的すぎる 住んでる年寄り連中は若者がいなくてもいいと思ってる
それじゃあダメなんだ!!!!!!!!!!!」
メンバー1「だからロックを…か」
ウラヌヤ「そうさ!!!
…ロックを聞いて俺の心が叫んだんだ!!!!!!!!!!!!
『若い奴らの心を年寄り連中が知るにはこれしかない!!』…とな」
メンバー1「なるほど…納得出来る理屈だな」
メンバー3「…それで俺達にオファーを…か
しかしあんた思いきった事をやるな
イチ村のライブを俺達みたいな一流に頼むなんて …ここに来るまでに金だって掛かっただろ」
ウラヌヤ「…………あの村は俺の生まれ故郷だ…
そして昔はとても迷惑をかけた…
人を困らせ…事件を起こし…人のにセクハラし………盗んだバイクで走り出す………
………数え切れねぇや… いっぱいあるんだ……」
メンバー達『………』
ウラヌヤ「それでも俺を受け入れてくれた村に…俺は恩返ししてェーー!!!!!!!!!!!!!!!
不良だった俺の…最初で最後の…一世一代の恩返しをーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビリビリ!!!!!!!!!!!!!
メンバー達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

77 :
メンバー1「分かった」
キンッ!!!!!!!!!!!
メンバー2「リーダー…!!!!!!?」
メンバー1「あんたのオファー 受けてやろう」
ウラヌヤ「マジでか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタ!!!!!!!!
メンバー1「音楽ってのは 人の心を震わせ 動かすもんだと俺は思ってる
音楽という言葉の風が 人に夢を与えるもんだと思ってる
…そんな人間になりてぇから 俺はこの業界に入ったんだ」
メンバー5「リーダー…」
メンバー1「俺は今 あんたの言葉に心を震わされた!!!!!
人の心を動かしてぇと願っていた俺の心は…あんたに動かされたんだ!!!!!!!
…あんたのように 誰かの心を動かせるなら
俺はあんたの村のために歌う!!!!!!!!!! ソウルフルな言葉の風を…響かせる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「あ…ありがとう!!!!! ありがとうリーダーさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メンバー1「ORGA」
ウラヌヤ「え…?」
メンバー1「俺の名前だ 『UC』のリーダー ORGA」
ウラヌヤ「ORGAさん!!!!!!!!!!!!」
メンバー2「俺はDEATH GIDRA」
メンバー3「MEGAGUIRUS」
メンバー4「BYLASだ」
メンバー5「GDASU よろしくな」
ウラヌヤ「みなさん……ありがとう!!!!!!!!! ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
GUY村ロックフェス………開幕決定ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

78 :
ウラヌヤがGUY村に持ち帰ったBIGニュース!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『GUY村ロックフェス開催』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その情報は回覧板を通じて瞬く間に村中に広がった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかし村の人間達はロックがなんなのかさっぱり分からなかった……
「ウラちゃん ろっくってなんなんじゃい?」
ウラヌヤ「それは開催してからのお楽しみだよバーさん」
――― 役場
ウラヌヤ(ふふ…今日は入れ歯を飛ばすよりロックについて聞いてくるやつのが多かったな
いい傾向だ このまま当日まで情報を控えておこう
俺はそれまでにロックフェスのポスターでも作るか!!!!!!!)
―――
ひそひそ…
ジジイ「ウラヌヤが持ち込んだロックとは一体なんなんじゃ…」
ジジイ2「分からん… まったく見当がつかんわい………」
ジジイ3「今度わしが調べておこう」
ジジイ4「だがあの悪たれウラヌヤが持ち込んだ事じゃ…
先の村の時と同じでろくでもないことじゃい…」
ジジイ5「ぬううう…ウラヌヤ… 身売り狂いめが…
いつまでも貴様の思う通りに行くと思うなよ…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

79 :
そして
ウラヌヤ「出来たぞポスター!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これを村中にばらまくぞーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バラバラバラァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「なになに? “新進気鋭のロックバンド!! GUY村に『UC』がやってくる!!!!!!!!!!!!!”……じゃと?」
ジジイ「なんじゃ? 軍かなにかの暗号か? まったく分からん………」
「しかしなんじゃこの人…? 人か?
か…顔が7色に光っておる……」
ジジイ「あ…悪魔じゃあ……悪魔じゃあ……」
ガタガタガタ

―――… そして…フェスの前日
ウラヌヤ「さーて 『UC』さん達を迎えに行くか
この村へは徒歩でしか行けないからどうしても道案内しなきゃいけないからな」
ウラヌヤ「………」
キョロ…

しーーーーん…

ウラヌヤ「……この静かな村が明日…変わるんだ…!!!!!
待っててくれよ…みんな!!!!!!!!!!!」
ダッ

―――…
『…………………………』

GUY村 自治会館

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ジジイ「それでは『GUY村の緊急大ジジイ幹部会』を始める…」
ドンッ…!!!!
【GUY村 村長 ンーン】

80 :
【GUY村 村長 ンーン(95)】
ンーン「………幹部は…そろっとるか…」
トト「そろっとるぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フニャラ「…今日の会議はなんなんだい村長…
わしゃ眠たい……」
ンーン「ウラヌヤが村を発った」
ざわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジジイ「…来たか!!!!!!!!!!!!!!!」
【GUY村 幹部ジジイ ランパ(79)】
ジジイ「また外界へ…… あぁ恐ろしい…………!!!!!!!!!」
【GUY村 幹部ジジイ ロスカル(85)】
トト「あいつが外界へ出るといつも村から人が消える…!!!!!!!!!!!!!」
ロスカル「そうじゃそうじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!! きっと奴は外界にこの村の人間を売っとるんじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フニャラ「あのウラ坊なら……あのクソガキならありえる…!!!!!!!!!!!
あぁ!!!!!!!! なぜ神はあのような悪魔をこの村に授けたもうた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トト「そうじゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここ最近の若い奴らの襲来もウラヌヤ主導じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その襲来のせいでたくさんのが連れて行かれたんじゃあ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジジイ「ううぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!! ううぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
【GUY村 幹部ジジイ タコモン】
フニャラ「タ…タコじい!!!!!!!!!!!!」
トト「すまんタコじい 嫌な事を思い出せてしもうたな…」
ンーン「そうか…………タコさんはその時に奥さんを連れ去られとったなぁ…」
タコモン「60年付き添った嫁が寝取られた悲しみと怒り………決して許せん〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふしゅ〜〜〜〜〜!!!!!!!!! ふしゅるるる〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トト「それはみんなおんなじじゃ!!!!! わしもあいつがガキの時にばあさんにセクハラした時の事…今でも怨んでおるんじゃ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダァーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
ンーン「これ以上やつの好きにはさせん!!!!!!!!!!!!!!!!
やつの野望を今度こそ阻止しようぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

81 :
ンーン「そして問題の……ウラヌヤの今回の企みの……これ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“新進気鋭のロックバンド!!! GUY村に『UC』がやってくる!!!!!”
トト「このポスターは一体なんなんじゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この煽り文といい顔を七色にしてこっちに中指立ててるこいつらといいシュールすぎじゃああああああああああああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フニャラ「意味が分からんのー… ウラヌヤは一体何を企んでおるのか…」
ンーン「その謎に関して ロスカルくんが一晩で調べてくれた
…………ロスカルくん」
ロスカル「はひ このポスターを調べた結果… 恐るべき事実が明らかになったんじゃ………
まず“新進気鋭のロックバンド”の“ロックバンド”の意味じゃが…
辞典で調べた所“ロック”とは『死神』を意味し “バンド”とは『結合』を意味する………つまり
ロックバンドとは“死神と結合”したもの… 死神と契約し魂を売った人間という意味なんじゃよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジジイ達『な…なんじゃてええぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガガーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フニャラ「じゃ…じゃあこのポスターの連中は……死神!!!!!!!!!!!?」
ロスカル「そうなるのう そしてこいつらの行っている中指を立てるポーズも…『地獄へ行け』という意味になる…」
トト「な……なん………と…!!!!!!!」
ランパ「じゃあ……『UC』とは!!!!!!!!!?」
ロスカル「うむ…これにも大きな意味が隠されておる…
よく見ろ… この『UC』という字をバラバラにして組み直すと…」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“死”
ロスカル「“死”という字になるんじゃよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジジイ達『な……なんじゃてええええええぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガガガガーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ロスカル「つまりこれらを踏まえた結果! このポスターの本当の意味はこうなるんじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
“新進気鋭の死神!!! GUY村に『死』がやってくる!!!!!”
ジジイ達『なァァ………なんじゃてええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドガガガガーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

82 :
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2959804.jpg

83 :
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2959906.jpg

84 :
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2960067.jpg

85 :
フニャラ「ぽ…ぽにゃあああああ……
な…何と言う事じゃ〜〜〜〜…
ウ…ウラヌヤは…死神をこの村に連れて来るというのか……
な…なんのために!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タコモン「きまっとる!!!!!!!! ……死じゃ!!!!!!!!!!!!!
あの男はこの村に死を持ってくる気なのじゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トト「ぬううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あのガキャ…正真正銘本物の悪魔に魂を売りおったのか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゆ…ゆるせーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ロスカル「そうはいかんざき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このまま受け入れるわけにはいかぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フニャラ「そうじゃそうじゃ!!!!!!!!!!!!! …村長!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ンーン「分かっておる…
……これは…この村最大の事件にして最大の危機じゃ…
このままでは村の人間達の命がウラヌヤと死神どもに刈り取られてしまう…
…そんなことはさせない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この村を守るのじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たとえわしらの命が尽きようと……やってくる死神を打ち倒すんじゃーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジジイ達『ふぉーーー!!!!!!!!!!!!』
ワアァッ!!!!!!!!!!!!!!
ンーン『村中のジジイというジジイを集めぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戦のぉ……準備じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『ジジイ連合 VS ロック』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
開・戦!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

86 :
――― 夜は明け… フェス当日
キキルコッコー!!!!
オルガ「…ハァハァ…まだ村には着かないのかよ…」
ウラヌヤ「あともう少しですよ!!!!!」
ジーダス「はあぁ…この大所帯で山を歩きはつらいな…」
ゴチャアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
ウラヌヤ「…しかしいっぱい集めてくれましたねぇ… これ全部ロックバンドなのか?」
バイラス「まぁ…フェスって謳ってるわけだから数いなきゃしまらないだろ
集めてやったんだよ 感謝しな」
ウラヌヤ「あ…ありがとう!!!!!!!!!!!」
メガギラス「ちゃんと全員分の金出せよ」
ウラヌヤ「もちろん!!! このフェスが成功した暁には…!!!!!!!」
デスギドラ「いや成功しなくても払えよ」
ガラガラ…
オルガ「…だんだん危ない道になってきたな…
片側は今にも岩が降って来そうな山…もう片側は目が眩むほどの絶壁だ…
足を踏み外したりしたら死ぬぜ…」

??「ふん!! 死に神が死を恐れるか!!!!! それはいい!!!!!!!!!!!」

みんな『!!!!!!!!!!!!』
ざわ!!!!!!!!
ウラヌヤ「あんたは…村長!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ンーン「おぬしらは村を襲おうとしたことを後悔しながら恐怖の中で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォオウブォオオ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「法螺貝!!!!!!!!!?」

87 :
ブォオウヴォオオォーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「お…おい村長!!!!!!!! 一体なんのつもりだ!!!!!!!!!?
つ…ついにボケたのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ンーン「ボケとらん!!!!!!!!!!!!!!!!
いいかンーン…… わしの目が黒い内はなぁ…あの村に手出しはさせん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
天誅じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「手出しって……なんの………」
ドガラララァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ウラヌヤ「なんの音だ?!!!!」
オルガ「あ…あァッ!!!!!!!!! う…上だ……
ら…落石だァーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガラガラガラ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モブロックバンド「ぎゃーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガガァ!!!!!!!!!!!! ヒュ〜〜〜〜〜〜
メガギラス「こ…これは自然の落石じゃない!!!!! 上から岩を落としてるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジーダス「また来るぞ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガラガラガラガラガラ!!!!!!!!!!!
モブロックバンド2「に…逃げろ避けろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
岩に当たって崖に落ちたら即死だぞ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

88 :
ウラヌヤ「そ…村長ォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんのつもりだよ!!!!!!!! 気かーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ンーン「気じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この悪魔共め!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「悪魔って……おい待て!!!!!」
ンーン「貴様ら生きては返さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
村のジジイ達の底力を見せてやるぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガラガラガラガラララー…
《村長は上の仲間に引っ張られ吊り上げられて行った!!!!!!!!!!!!》
ウラヌヤ「待て村長!!!!!!!!!!!! …くっ 何か勘違いしているのか…!!!!!!!!!!!!!!!!」
バイラス「と…とりあえず逃げなきゃ!!!!!! 引き返そう!!!!!!!!!!!!!!!!」
モブロックバンド2「いやダメだ……既に落石で来た道が塞がれている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!
オルガ「に…逃げ場なしかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガラララララララララララララララララララララララララララァアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガドガドガドガドガドガドガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モブロックバンド達『ひぃやああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

89 :
ウラヌヤ「に…逃げろ!!!!!!!! 走れ走れ!!!!!!!!!!!!
そしたらもっと広い所に出るぞ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オルガ「お…おい!!!!!!!! このジジイ共は村のジジイか!!!!!!!!!!!?
なんでジジイが俺らを攻撃するんだよ!!!!!!? クレイジジーか!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ウラヌヤ「分からん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが何か大きな勘違いをしてるかもしれん!!!!!!!!!!!!!!!!!
今は呼び掛ける暇もない!!!!! とにかく走れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガガガガガ〜〜〜〜!!!!!!! ドシャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モブロックバンド「ぎょえ〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
ヒュー!!!!!!!!!!!!!!!
ダダダダダダダ…
―――… 上
ンーン「もっとじゃ〜〜〜〜〜!!!!!!!!! もっと岩を落とすのじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
モブジジイ「そ…村長… しかし限界じゃ……腰が!!!!!!!!!!
これ以上重い岩を押せん〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」
ンーン「ぬうう!!!!! 弾幕を途切れさせるわけにはいかん!!!!!!!!!!!
こうなったら…」
――― 下
ジーダス「…岩が落ちて来なくなったぞ!!!!」
ウラヌヤ「しめた!!!! 無理をして腰を痛めたな…
所詮ジジイだ!!!!!!!!!!!」
バイラス「待て!!!!!!!!!! また何かが落ちてきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「あ…アレは!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒュルルルル〜〜〜〜〜〜〜〜… ゾォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウラヌヤ「入れ歯だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーッ!!!!!!!

90 :
がぶ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
モブロックバンド「ひぃ〜〜〜〜!!!!!!! 噛み付かれた〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
わわっ…」
よろよろ…ガッ!!
モブロックバンド「ひいたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜
メガギラス「な…なんて嫌がらせだ!!!!!!!!!!」
オルガ「これはキツい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「動揺するな!!!!!!!! 汚いと思っちゃダメなんだよ!!!!!!!!!!!!!!!
発想を逆転させるんだ!!!! この入れ歯はジジイではなく…
熟しに熟しきったの物と思え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オルガ「そうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! それだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや変わらねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズ〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!
ジーダス「だがその発想は使える!!!!!!
俺はこの入れ歯を超かわいいギャルの入れ歯だと思うぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁ…!!!!! そう思うと…!!!!!! ハァハァ…!!!!!!!!!!!!!
な…なめ回して〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベロ〜〜〜〜〜〜〜ン
デスギドラ「正気かお前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「はぁはぁはぁ…見てみろ!!!!!!!! 崖の道が終わる………広い所に出るぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オルガ「よっしゃあ!!!!!!!!!!!!!」
ザザザァッ!!!!!!!!
ウラヌヤ「!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ…
トト「ふん…なかなかやるようだな…死に神ども…」
ズズゥン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャッキ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウラヌヤ(わ…わぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
待ち受けてたジジイ共の後ろに投石機的なものが見えるよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
ズーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

91 :
ウラヌヤ「トトじいにフニャラじい……あとタコじいさんにランパさんにロスカルさん!!!!!!!!?
GUY村の大ジジイ幹部が揃いも揃って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オルガ「なんだ大ジジイ幹部って…」
トト「ウラヌヤああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなに死に神を引き連れおってからにいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前がそこまでの外道とは思わなんだわァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フニャラ「“新進気鋭の死に神!! GUY村に『死』がやってくる!!!”などと大胆にも村の人間全てに宣告するとは…
じゃがわしらはそう簡単には死を受け入れてるやらんぞい!!!!!! 伊達に一世紀近く生きとらんのじゃーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「はあ!!!? 新進気鋭の死に神…?
おいおい…何の勘違いかと思ったら…なんつー妙な誤訳を信じてんだよ!!!!!!!!
おいそれ訳したのロスカルさんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
デタラメな英語辞典で適当に訳すなっていっつも言っとるじゃないすか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ロスカル「黙れい!!!!!!!!!!!! 大昔に孫が作ってくれたわしの辞典を馬鹿にするな!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「…かーっ…そういうことか…
あぁー…頭痛くなってきた……
………あのなぁまず落ち着いて聞いてくれ この人達は死に神じゃない」
ざわざわ!!!!!!!!
トト「な…なんじゃっとォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃ…じゃあなんじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? そんな顔が7色になった輩共はなんだというのじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ
オルガ「よく聞けじーちゃん達…
俺達はロックバンド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
言葉を紡いで起こした風で人々の魂を奪うミュージシャンなのさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タコモン「た……………魂を奪う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? ひぃー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トト「やっぱり死に神じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

オルガ「しまった!!!! 裏目に出たか!!!!!!!!」
ウラヌヤ「アホーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

92 :
トト「ウラヌヤァァァァ…!!!! お前にはもう弁明の余地もない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死に神もろとも滅私てくれよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GUY村祭兵器『岩報』!!!!!!!!!! 発射じゃ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズゴリャーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モブロックバンド「ひでりーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バイラス「また岩かよ!!!!!!! しかも今度は狙いを定めて来てる…!!!!!!!!」
ウラヌヤ「持ちこたえろ!!!!! 撃つ岩が切れたら岩の充填に手間取るはずだ!!!!!!!!!!
その時に…少し手荒だが縛り上げよう!!!!!!!!!!!!!!!!」
メガギラス「よし!!!!!!!!!!」
バシュン!!!!!! ドウンドウンドウン!!!!!!!!!!!!!
バシュシュン!!!!!!! ドドドドドドドドドドウゥーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バッシュウウウウンッ!!!!!!!!!!!!!!!! ドガガガガン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――
フニャラ「い…岩切れじゃ〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
トト「岩を装填じゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タコモン「だ…だめじゃ……ギックリ腰で…」
ギュン!!!!!!!!
ウラヌヤ「チェックメイトだ!!!!!!!!!!!」
ロスカル「ひ…ひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トト「!!!!!!!!!」
ジャキ!!!!!
パァ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「ガフ!!!!!!!!!!? なッ……銃…!!!!?
い…いや…そ…それはッッッッ」

バアァーン!!!!!!!!!!!!!!
割り箸で作ったゴム鉄砲のやつ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


93 :
半端ないネーミングセンスwww

94 :
ポタ…ポタ…
ウラヌヤ「ゴ…ゴム鉄砲だと…」
ザッ!!!!!!!
トト「割り箸職人のわしと!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フニャラ「ゴム職人のわしとの共作にして最高傑作!!!!!!!!」
2人「対死神兵器『悪端』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オルガ「いやゴム鉄砲でこの威力はおかしいだろ!!!!!!!!!!!!!!!!」
トト「ふん 長年の研究の果ての割り箸とゴムの技術と知識を舐めてもらっては困る
このように 割り箸に切れ込みをちょっと入れるだけで威力は倍!!!!! 更に倍!!!!!!!!!!!!!!!!」
どや!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オルガ「いやその程度で威力が上がったら世界中で子供達が戦争起こしてるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トト「だまらっしゃい!!!!!!!!!!!!!」
バギューーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
オルガ「ぐぎ!!!!!!!!!!!!」
ブシュー!!!!!!!
トト「悪端を構えろ皆の衆!!!!!! 畳み掛けるぞ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バイラス「や…やべぇ…!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザザザザザザァア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
トト「あ…雨じゃ!!!? きゅ…急に…」
タコモン「構うものか!!!!! 蜂の巣にしたれ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トト「いやダメじゃ!!!!!!!!!!!!
雨が降ったことで箸が濡れて比重的なやつがなんやかんやなって上手く弾を撃てん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジジイ達『な…なんじゃってーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

95 :
トト「くおおおおーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!! 悪魔どもめ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ…嵐を呼びおったな〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フニャラ「どうすんじゃ!!!! どうすんじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「よ…よし今度こそチャンスだ!!!!!!!!
よ…容赦しね〜〜〜ぞぉ!!!!!!!!」
ロックバンド達『うおおお〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ダダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこまでじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ロックバンド達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

トト「村長!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キュラキュラキュラキュラキュラ…
村長「どうやらこやつらには“最高武力”を持って相手をしてやらんといけないようじゃな…」

ウラヌヤ「あ………あ…」
オルガ「な…なん……だと………」

キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ… ガシャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ンーン「この…戦車!!!!!!!! GUY村決戦兵器『農神闘』でな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ「戦車って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どう見ても農耕車です!!! 本当にありがとうございましたァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャアアアアアァーーー!!!!!!!!!!!!!

96 :
ンーン「“農耕車”じゃない!!!!! 『農神闘』じゃーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「いやどこをどう見ても農耕車だね!!!!!!!!!!!
前に付いてるサランラップの芯的なやつは砲門のつもりかコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ンーン「農耕車じゃないっつったら農耕車じゃないもんっ!!!!!!!!
み…皆の衆!!!! 他の農神闘に乗り込むがいい!!!!!!!!!!!」
トト「イエッサー!!!!!!!!!!!!!」
ザザザザッ!!!!!!
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ンーン「お主ら後悔せいよ!!!!!!!!!!! この農神闘の大連隊が現れたからにはお主らは塵になるほかない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当の天誅はこれからじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャガチャ!!!!!!! ドォ!!!!!!!!!!!!!!!
ウラヌヤ(向かって来る!!!!!!!! 逃げきれるか!!!!!!!!!!!!!!!?)
キュラキュラキュラキュラキュラ………
のろのろのろのろのろのろ……

ウラヌヤ「遅ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!

トト「村長!!!!!! 遅いじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ンーン「ぐぬぬ…………」
フニャラ「歩いた方が速いのぉ〜〜〜」
ランパ「しかし今更降りるのはしんどいのぉ〜〜〜〜〜」
ンーン「降りる必要はないぞい!!!!!!!!! この農神闘に搭載された兵器で奴らを血祭りにあげるのじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチ!!!!!!!!!! ギュアアアアアアンッ…

ウラヌヤ(く!!!!!!! 攻撃機能付き!!!!!!!!!!!?
投石器とかゴム鉄砲とか結構やばいのがこれまで来てるから…相当なものがッ…!!!!!!!!!?)

ンーン「てェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」
ひょろるん
ひゅー… さくっ

ウラヌヤ「いや流通センターで売ってる竹やりを投げて来るだけだったァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
武器のレベルが退化してるじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも飛距離短ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズコー!!!!!!

97 :
トト「とぉ〜〜〜れぇ〜〜〜〜〜い」
ランパ「ふんぬ〜〜〜〜〜〜」
ロスカル「くらえ〜〜〜〜ぇええ〜〜〜〜〜〜〜」
フニャラ「そぅら〜〜〜〜〜」
ヒュルヒュル… さくっ… さくっ…
みんな『…………』
ウラヌヤ「…今のうちだ ほっといて村へ行こう」
オルガ「そ そうだね」
てくてくてく…
ンーン「ま…待て〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キュラキュラキュラキュラキュラ… のろのろ…
―――…
ジーダス「……はぁ…今ので大分やられたな…」
メガギラス「えっと……俺ら何しに来たんだっけ?」
ウラヌヤ「す…すまない…
まさかジジイ連中があそこまでやるとは思わなかった…」
デスギドラ「あんたマジで嫌われてな…」
バイラス「……なんかもうフェスって感じじゃないな
……どうするよ?」
ウラヌヤ「えぇ?!!!!! こ…ここまで来て………中止は勘弁だよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
バイラス「いやだけどあんなジジイ達のために歌うのも勘弁だぜ!!!!!!?」
オルガ「…いやこのまま行こう 中止はなしだ」
メガギラス「オルガ!!!!!!!!!!!!!?」
オルガ「…骨のあるジジイで嬉しいぜ こうなったら歌いに歌って
絶対に連中の心を震わせてやるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
幸せだぜ!!!!! こんな逆行の中で歌えるなんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こういう時こそ!!! 人の心を揺らした喜びを実感出来るのさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウラヌヤ「オルガさん…あんたやっぱリーダーだぜ…!!!!!!!」
キュン…!!
オルガ「行こうぜ野郎ども!!!!!!!!!!
ここに来るまでに散った奴らの分も歌ってやろうぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『オオオオォーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わい!!!!!!!!!!!!!!!!!!

98 :
そして村… フェス会場…
ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ…
ガラーン…
し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん……
バイラス「人っ子一人いねぇが…」
ウラヌヤ「…先手打ったな 村人達は別の場所に避難したんだ」
メガギラス「じゃ…じゃあ意味ねーじゃん結局!!!!!!!!!!!」
オルガ「…避難なら村の近くにいるだろう? なら問題ない
俺達の声を響かせて 避難所まで響かせて 歌を聞かせてやりゃいいんだ
……遠くにいても心に響く歌は心に響くんだ!!!!!」
デスギドラ「そ…そうだな!!!!! そうだそうだ!!!!!!!!!」
オルガ「ウラヌヤさん!!!!!!!!!!!!
始めようぜ……村の脱皮を祝う…狂乱の宴をよォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾクッ!!!
ウラヌヤ「あ…あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチ!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュルルルル… パァン!!!!!! パァン!!!!!!!!!!!!
《花火》

ギャギャアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オルガ「ィイイイェアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
聞こえているかーーー!!!!!!! 観客席にゃいないバンピー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺達ゃロッカー!!!!!!!!!! 魂震わすソウルフルメイカーさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今宵はこの村のための熱い俺達の魂を声の風で響かせてやるぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここにいるイカれたイカしたメンバー達が あんたらの心を冥土に逝かせてやるぜぇえええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レエエエエッッツ!!!!!!!!!! パーリナイッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャジャアアアアアアア〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウラヌヤ(村のみんな!! 聞いていてくれ!!!
これがロックだ…… これが若さだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

99 :
―――
パァン… パァン…
ギャンギャアアアアアン…
トト「ぬ…ぬぬぬぬ!!!!!!!!! なんか村でおっぱじめおった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ンーン「な…なんじゃこの恐ろしい旋律は…」
ガタガタガタ
フニャラ「死に神の狂想曲じゃ…… この世の終わりじゃあぁ…………」
ガタガタガタガタガタガタ
ランパ「む…村の者達の避難は…」
ロスカル「済ましてるが……危険か…」
ンーン「村へ向かうんじゃ!!!!!! 村で決戦じゃ!!!!!!!!!!!!」
トト「おおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タコモン「ま…まて…」
よろよろ… どさっ
フニャラ「タコじい!!!!!!!!
いないと思ったら…今までどこに!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
タコモン「はぁはぁはぁ… ふっ…ふっふっふっふっふっ…はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ンーン「タコさん…!!!!!!!?」
タコモン「奴らに村を明け渡すくらいなら………村を消した方が…マシじゃ…!!!!!!!!!
そうじゃろう…!!!!!!?」
トト「???!」

ズズドォンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

フニャラ「ば…爆音!!!!!!!!!!!?」
ニヤ…
タコモン「……村の上の山に……一発仕掛けて来た!!!!!!!!」
ドーーーーーーン!!!!!!!!!!!!
トト「タ…タコじい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドド〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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