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2013年02月懐かし邦画113: 過大評価・過小評価されている作品・映画人 2 (938)
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成瀬巳喜男 『浮雲』 2 (464)
過大評価・過小評価されている作品・映画人 2
- 1 :2006/05/21 〜 最終レス :2013/01/28
- 映画や映画人の評価を巡る話題について色々語るスレみたいになってます
前スレ
【偶像】過大評価されている作品・映画人【破壊】
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1129794456/
- 2 :
- >>1
乙です。
脚本家という役職自体が日本では過小評価されてるような気がします。
世界の黒澤は知ってても、世界の菊島は知らない。
- 3 :
- 下のリストを見ても、まともな映画は1本も無いが、このお粗末さでなぜだ?
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=14260
- 4 :
- 水木洋子の方がまだましかな:
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=116819
- 5 :
- いずれにしろヨーロッパの脚本家とは比較になりそうもないな:
トニーノ・グエッラ
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=34
ジャック・プレヴェール
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=1993
- 6 :
- グエッラはアントニオーニの脚本書いた人だね。
菊島も、用心棒が海外リメイクされたりして
国際的に名は多少出てるんじゃないか?
レオーネの例のヤツは、その後、
彼の名を表記するようになったんじゃなかったっけ?
- 7 :
- >>3は日本映画観ない人でしょ?
不勉強な俺でも黒沢以外に3、4本名作あげれるがな。
- 8 :
- 溝口はどうよ?
昔の巨匠と言われる監督のうち
黒澤、小津、成瀬、木下などを見て、
一本も見てないのはこの人だけになりますた
- 9 :
- ずばり言わせて頂く。
ジャニタレがはっきりいって業界の踏み絵
- 10 :
-
サン・マルコ金獅子賞 ロミオとジュリエット レナート・カステラーニ
サン・マルコ銀獅子賞 山椒大夫 溝口健二
サン・マルコ銀獅子賞 道 フェデリコ・フェリーニ
サン・マルコ銀獅子賞 七人の侍 黒澤明
サン・マルコ銀獅子賞 波止場 エリア・カザン
フェデリコ・フェリーニの道 以外はカスばかりだね.
- 11 :
- 日本映画とヴェネチア映画祭
過去、日本映画はヴェネチア国際映画祭と深い関係にありました。特に、戦後
間もない1951年、荒廃した日本、そして未だ復興途上の日本映画界において、
その中から唯一ヴェネチアに出品された、黒澤明監督作品「羅生門」が、見事
グランプリを獲得したことは特筆すべきことでした。以降、国際映画祭における
日本映画の進出が始まり、またその実績も素晴らしく、栄光の50年代と呼ばれる
ことになります。ただし、ヴェネチア映画祭ではそれ以前の1938年(昭和13年)、
既に坂具隆監督作品「五人の斥候兵」が大衆文化大臣賞を受賞しています。
ヴェネチア国際映画祭における日本映画の主な受賞作品は、以下の通りです。
●1938年「五人の斥候兵」 大衆文化大臣賞
●1950年「羅生門」 サン・マルコ金獅子賞/イタリア批評家賞
●1952年「西鶴一代女」 国際賞
●1953年「雨月物語」 サン・マルコ銀獅子賞/イタリア批評家賞
●1954年「七人の侍」 サン・マルコ銀獅子賞
●1954年「山椒太夫」 サン・マルコ銀獅子賞
●1956年「ビルマの竪琴」 サン・ジョルジョ賞
●1958年「無法松の一生」 サン・マルコ金獅子賞
●1961年「人間の条件」 サン・ジョルジョ賞/イタリア批評家賞
●1961年 三船敏郎 男優賞
●1965年「赤ひげ」 サン・ジョルジョ賞
●1965年 三船敏郎 男優賞
●1967年「上意討ち−拝領妻始末」 国際批評家連盟賞
●1989年「千利休−本覺坊遺文」 サン・マルコ銀獅子賞
●1991年「無能の人」 国際批評家連盟賞
●1995年「幻の光」 金のオゼッラ賞
●1997年「HANA-BI」 金獅子賞
●2003年「座頭市」 特別監督賞
http://www.dondetch.com/movie/venice-top.html
- 12 :
- アゲ
- 13 :
- 周防復活
- 14 :
- 過大評価・工藤栄一
パクリやんかw
- 15 :
- このスレ過疎じゃな。前スレは流行っていたのにな。
太陽を盗んだ男
↑
ズバリこれは過大評価の部類じゃろう。
公開当初はまずまずぐらいの評価じゃったが、近年は評価がぐーんと高まり
1999年のキネ旬のオールタイムの邦画ベスト100では10何位かに入って
いたはず。
わしに言わせると、この映画開巻のバスジャックまではテンポ良く好調じゃが、この後
テンポが悪くなりだらだらがかなり続く。でもって、また残り3,40分くらいにきてテンポが
良くなる感じ。最後ジュリーに銃弾何発も食らい文太の刑事が大の字に倒れる。そしたらまたむくむく
立ち上がってジュリーを捕えにかかる。あんなに銃弾食らってまだ生きてるなんてわしは腹かかえてワラタよwwwww。
人がどう映画を評価しようと勝手じゃが、この手の怪作は日本史上のベスト100なんかに入れるんじゃなく、一部の
ヲタが「とっておきの作品」として胸に秘めているのがいいと思うがなあ。
なまじあんなベスト100に上位で入ったりすると、まだ見ていない香具師はえらい期待して見たりする。
じゃが、見てみるとジュリーが原子爆弾作るあたりはだらだらかったるいし、文太のあれは嘘くさすぎるし・・・思っていた
程でないのではだまされた・・・ということになりかねん。
- 16 :
- 自分も太陽を盗んだ男の面白さがわからない
いや、確かに面白いんだけど、邦画ベスト10に入るほどの面白さがあるのかな
邦画のアクション映画では中島貞夫の狂った野獣が大好き
- 17 :
- ニューシネマっぽい感性だから、当時評価されて、今はそれほどでも
っていうのなら分かるけど、>>15の話だと逆なのか?
- 18 :
- 同じく「太陽を盗んだ男」。
映画秘宝で持ち上げられるのなら納得だけど、キネマ旬報での高評価は不可解。
- 19 :
- >>15-16
「太陽を盗んだ男」は2ちゃんでも人気が高い。
昔行われた「2ちゃんねらーが選ぶ邦画BEST100」では第2位。
不死身の刑事・文太がウケたようだ。
http://tv.2ch.net/movie/kako/1004/10044/1004451419.html
- 20 :
- 鬱屈した男が、世界破壊を企み、自滅するっていうのは
ニューシネマ的か?
ジュリーがそういう役をやったのが、やっぱりいいのかな。
ショーケンや松田優作でもいいけど、
お茶の間アイドルでもあるジュリーが、っていうところがさ。
- 21 :
- 太陽は駄作ということはないじゃろ。ただ他にも池上のDJがジュリーと
かかわったその日にもう恋人気取りになってしまう点も含め作りの甘さも目立つ
な。
過大評価といえば高倉健の「鉄道員」もどうじゃろうな。
駄作ではないが、日本アカデミー作品賞もんかのう。
フラッシュバックの多用の為どこか作品全体がすっきりせん。
最後の方少女の幻覚を見て、色々やり取りがあるのが泣かせる。が、同時に
無理やり観客を感動させてやろうと言う作り手の意図がミエミエで泣かせる反面
しらけもするような・・・。
なんか鉄道版「一杯のざるそば」って感じの映画じゃったな。
- 22 :
- 「鉄道員」なんて「ジェニーの肖像」のパクリ。
小林念者のお門違いな熱演が気持ち悪い。
- 23 :
- >>18
『太陽を盗んだ男』は初公開時キネ旬ベスト10で2位だった(1位は『復讐するは我にあり』)
『青春の殺人者』は1位だし、長谷川和彦は70年代で最も評価された監督の一人
俺も『太陽を盗んだ男』は過大評価気味だと思う
・邦画で大がかりな娯楽アクションで成功作といえるのはこれが最後
・原爆を題材にした作品では一番の異色作
・長谷川がこれ以降監督作を発表していないから
この辺りが理由だと推察される
- 24 :
- >>21 >>23
「太陽を盗んだ男」は、当時の日本映画では撮り切れない部分(プルトニウム強奪、警視
庁からの原爆奪還、その後のカーチェイスと不死身の文太など)をファンタジーにして随所で誤魔化してしまっている。
緻密な犯罪計画・捜査とダイナミックな場面(首都高・メーデー・デパート・大量のエキストラを集めた武道館のロケなど、いま
だに日本映画であれだけのロケーションを見たことがない)があるにも関わらず、
撮り切れない(説明・省略が上手く出来ない)ので誤魔化した穴だらけの部分が同居していて、そうした「穴」の部分を許容できないと苦しい。
長谷川和彦がそうした「穴」を塞ぐことに興味がなく、その場の芝居や映画の流れさえ生きて
いればいい人だというのは、「青春の殺人者」でも何となく見えた。
こうした飛躍は、相米慎二や阪本順治には直接間接に影響を与えているのかもしれない。
(さらに遡れば長谷川が師事した今平・藤田敏八・神代辰巳の影響もあるのかも)
ただ、そうした飛躍(撮り切れない部分や説明・省略しにくい部分の「穴」を曖昧にして
済ませてしまう)が現在にまで至る日本映画の悪癖として残ってしまったようにも思いますけどね。
- 25 :
- すまんのう。21は訂正がある。
「一杯のざるそば」じゃない。これは書き間違いで
「一杯のかけそば」じゃ。
ちなみにあれが話題になった時映画化したら高倉健が一杯のかけそばの
店主になるのでは・・・・なんて憶測が飛んだ。それだけ、健さんは「幸福の
黄色いハンカチ」あたりから強引な泣かせ映画に出るようになった・・・という
イメージが一部にしみついたんじゃろうなw
- 26 :
- zarusoba
ざるそばってネタじゃなかったのか
- 27 :
- 羽仁進って過小評価気味かと
左翼一家であること、そしてスキャンダルのせいで損したんだろうけど、
初期は面白い
- 28 :
- 過小評価のほうを挙げてった方が生産的かな。
でも、懐かし邦画だと、DVDで見れないのが多くてな〜
確認できません
- 29 :
- 映画人ではないけど、森光子に文化勲章ってどうよ?
これが吉永○百合の文化勲章への足慣らしということはないよね?
- 30 :
- >>27
「不良少年」は過大評価ではなかろうかと。
当時としては新鮮だったろうけど、今となっては…の類。
そもそもソフト化されている作品が少ないから単純に忘れられつつある気もする。
「ブアナ・トシの歌」を見たいのだけど。
- 31 :
- >27
逆だろ。当時は羽仁家の名声と思想的な背景で注目されていただけで
映画はどれも激つまらん。初期の作品にしても上映や放映がほとんど
されないのは、単に駄作だから。
- 32 :
- とにかく、懐かし洋画なみに、懐かし邦画のDVDが安くなんないと
ここで話題に上っても確認のしようがない
- 33 :
- >29
オレもそう思う
「継続は力」なりってか?
演技のできない存在だけの吉永なら、将来的には同じ系統の沢口○子も
ずっと現役ならばありえるってことか?
森に勲章なら凸はどうなるんじゃ?
どうでもいいけど、森は20代の頃から顔が変わっていない
- 34 :
- 高峰秀子はもう現役じゃないからな。
- 35 :
- 衣笠貞之助って、外国の名声の方が高いよな
でも日本では、逆にいかにも外国受けした要素のせいで、
かえって評判が下がっていると思う
- 36 :
- その監督の映画みたい
- 37 :
- (´・ω・`)時代性もあるしねぇ。過去面白かったものが、今の基準で面白いかどうかはなんともいえんし。
普遍的なものなんてないよなぁ
- 38 :
- 山本薩夫の「にっぽん泥棒物語」は過小評価じゃろうな。
好きな映画のベストテンなどに入れる人はまずおらん。
じゃが、真面目すぎ力んだ作品の多い彼には珍しく、笑わして
泣かせるみたいに話も演出も余裕がある。
今村のコメディー「豚と軍艦」が妙に高い評価がなされるが、この作品と
遜色はわし的にはあるようには思わなんだ
- 39 :
- 「豚と軍艦」のよさがわからんのだが
- 40 :
- 現時点での過小評価監督を1ダースばかり
阿部豊、飯塚増一、斎藤武市、杉江敏男、春原政久、並木鏡太郎、
西川克巳、伏水修、松田定次、松林宗恵、村山新治、森谷司郎
- 41 :
- 一人も知らん
詳しく
- 42 :
- 阿部は「足にさはった女」「細雪」
どちらも市川崑がリメークしてるな
- 43 :
- >>41
ほんとに一人も知らんのか?
オマエは何故ここにいるんだ?
- 44 :
- まだ、初心者。
小津、黒澤、溝口、木下などの有名どころを見始めたばっかり。
- 45 :
- >>40
鈴木英夫、堀川弘通、久松静児を追加。
阿部豊は戦前戦中の作品で映画史に名前残っていると思う。
- 46 :
- >>44
レンタルビデオ頼りだと、なかなかみる機会が作れないと思うが、
超有名監督ではない人の良い作品をみると、
撮影所スタッフの力がいかに優れていたもので、
あなたの言っている監督を支えたのか良く分かると思う。
逆に超有名監督たちの優れたところも良く見えると思う。
- 47 :
- >>46
レス、サンクス
- 48 :
- 過大評価で山田五十鈴。
- 49 :
- 内田吐夢ってこのスレ的にはどうですか
- 50 :
- 課題も仮称もなく、政党に表かされてると思う。
- 51 :
- すまん。OSを再インストールしたばかりなんで、注意しないと出鱈目に変換されてしまうんだ。
「過大も過小もなく、正当に評価されてると思う。 」の間違い。
- 52 :
- 男はつらいよシリーズで過大評価を上げると
「寅次郎忘れな草」
じゃな。このシリーズで一本挙げる、というとこの作品を挙げる人が多い。
このシリーズで一番人気のあるマドンナリリーさんの初登場ゆえ、インパクトが
あったのかも知れぬな。
じゃが、北海道は網走というかっこうのシチュレーションで二人は知り合うが、実は
北海道でいっしょの場面が少ない。ために旅情感に乏しい。男はつらいよは一種旅ものなので
これはマイナスだったような気がする。
この作品よりむしろ、「夕焼け小焼け」あたりをむしろシリーズ最高作にわしは押す。
リリーさんなら「相合傘」の方が、船越演じる気弱な家出男も面白いし、出来はいいんじゃないかな。
- 53 :
- スワロウテイル
これって公開時一部で絶賛されたよな。最近中古ビデオが格安で売っておったので、
買ってみたがしょーもない作品じゃった。
架空の「円都」という町で繰り広げられる物語。架空の町のセットや雰囲気作りは金の
かかっていない「ブレードランナー」みたいなもので、悪くないが、肝心の物語がグダグダ。
とりとめのないエピソードの羅列に終わってしまっている。テーマも一本筋のあるものがない。
この程度の作品を絶賛する香具師は、いい映画にこれまで遭ったことがないのじゃろうか?
- 54 :
- >>53
それは<懐かし邦画>のカテゴリーには入りません。
- 55 :
- ちょっと聞きたいんだが、どこかに
こんな作品はない?ってのを聞くスレはないだろうか。
- 56 :
- 懐かし邦画なら、
■ 質問スレッド@懐かし邦画板 その1 ■
http://that4.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1070872554/
じゃないか?
- 57 :
- ちょっときいてくる。
- 58 :
- 「ハワイアンドリーム」あんまり他で聞かないから
過小評価されているとする。
今見たらまあ、色々とだるいのは確かだが、当時は邦画には珍しく痛快だった。
因みに、この映画以降かなあ
”後悔とは、したことではなく、しなかったこと”ってよく世間で
聞くようになったのー気がする。
- 59 :
- http://www.amazon.co.jp/%3060%3044%3058%3087%3046%3076%30de%30a4%30d5%30ec%30f3%30c9/dp/B0007WAF74/sr=1-1/qid=1157268441/ref=sr_1_1/503-8924673-5788754?ie=UTF8&s=dvd
↑これは過大評価?過小評価?
- 60 :
- 過大評価・・・北野武
ベネチアで賞とったって・・・
溝口健二と同じ賞???
- 61 :
- 過大評価かわからんが、今井正は、本人の人間性と作る映画のギャップで好きじゃない。
渡辺邦男やマキノ正博みたいな娯楽作品に徹底しているならわかるんだが。過小評価というか、忘れられてしまった映画監督が日本にはたくさんいるなぁ。
アニオタの中には(製作者も含めて)、サムライセブンの元ネタが七人の侍
であること、七人の侍って映画の存在を知らない人がほとんどであるから。
- 62 :
- 一行目には、「今井正はそんな嫌な人ではなかったんじゃないか?」と反論しておく。
スタッフやキャストには慕われていた人のようで、工藤夕貴などは病床にも付き添っていたらしい。
(個人的には今井正は嫌いだが)
二行目は何が言いたいのか分からん。
三〜四行目は、・・・まさか! 「七人の侍」を見たことはなくても知ってはいるだろう。さすがに知らないということはないんじゃないか。
- 63 :
- アニヲタは、市川昆、岡本喜八、深作欣二の作品はエヴァのパクリ!
と普通に主張するほどバカだがさすがに七人の侍ぐらい知ってるだろ
そもそもサムライセブンにもクレジット表記はあるはずだし
- 64 :
- 別に昔の映画になんか興味なくても問題ないよ。
世の中のありとあらゆる事に精通するのは無理。
たとえ制作側の人間であってもね。創作に必要なのは知識じゃない。
- 65 :
- 創作に必要なのは知識じゃないけど、過去の作品を切り捨てるように語る奴は嫌だな。
- 66 :
- >>40
松田定次や並木鏡太郎は、
数本のキッチュな作品が
カルト的な人気を得て・・・
結果として、公正な評価が遅れてしまったな。
阿部豊や松林宗恵は、
数本のタカ派な戦争ものが
マスコミに受けなくて・・・
そういう意味では、伏水修の再評価も難しいかも。
飯塚増一は・・・
どんなの撮ってたっけ?
- 67 :
- 過大評価
工藤栄一の時代劇「光と影のなんたらこんたら」
- 68 :
- あ、ちょっと同意。
光と影つったら市川コンだっているし
大映の時代劇がそう。
- 69 :
- 『十三人の刺客』は過大評価気味と思ったが・・・・
- 70 :
- >>66
そんなに観ているわけではないが、松田定次は飛び抜けて面白い作品はとくにない
と思う。ただし東映時代劇の定型となるとこの人になるのだろう。
映画を撮らなくなり人前に出なくなって以降、亡くなるまでの約30年間は伊豆に買った豪邸で趣味の土
いじりをしながら悠々自適だったそうだし、蓄財も怠りなかった。
全盛期の松田・マキノ兄弟は東映ではいちばん偉く、下っ端の助監督や助手がうか
つに話し掛けることは出来なかったとか。スタジオシステム時代の映画監督の権威は凄まじかった。
並木鏡太郎は多作だけど失われた作品や凡作も多いので評価しにくいのでは?
若い頃から撮っていたが映画界を離れた頃はまだ還暦には達していなかった。
監督業を引退して以降はアメリカのTVドラマを輸入して日本語吹き替え版を作る会社に
いたはず。監督しなくなってからも亡くなるまで40年近くも生きていた。
- 71 :
- >>66
飯塚増一は「警視庁物語」とか撮っていた人でしょ? 未見ですが「残酷な月」
は評価が高い。でも後年は産業映画に行っちゃったんだよね。
過小評価ではないが、単に本編を余り撮れなかった人というなら、牧口雄二や深尾道典
がいますね。牧口の本編を観たことがなくても、牧口が撮った「暴れん坊将軍」
などのTV時代劇を観たことがない人はいないはず。
インタビューを見ると、牧口さん本人は自分の人生はこんなものという明るい諦念のようなものがある
のが面白い。東映京都には監督に昇進しなかった人・本編を撮ったがすぐにTVに
回された人も何人もいたので、自分はまだ恵まれているということか。
深尾は最近、自主制作で劇場用映画を撮ったらしいが詳細は不明。
- 72 :
- >>70
そういえば、松田定次さんのお葬式は、ちょっとアレでした。
マキノの一族ということで、威張り過ぎて、嫌われていたらしい。
しかし、松田さんにしても、並木鏡太郎にしても、
評価に関しては、「マキノ正博神話」の犠牲になっているような。
>>71
ははぁ、『警視庁物語』のシリーズでしたか。村山新治と同じですね。
- 73 :
- 久しぶりの過大評価作品挙げると成瀬の「女の中にいる他人」
DVDのパッケージ見ると、小林を見つめる新珠の表情が貞淑な中にも意味ありげ
で、面白い映画のように写りレンタルしてみた。じゃが、監督が監督だけに、サスペンス
にしては緊張感に乏しいような気がした。男が殺人を告白してからが、息が長すぎな感じも。
部分部分の心理描写には光る所もあるが、これがキネ旬ベストテンに入選とは当時過大評価された
口だったのではないかのう。
- 74 :
- ゴキブリ刑事の小谷承靖
- 75 :
- あげ
- 76 :
- 松田定次監督は、今年11月17日で生誕100周年なのに、特集上映されなかった。
渋谷で東映時代劇の特集上映はあったが、ほかの監督と同列だった。
- 77 :
- 個人的には岡本喜八かな?
個人的には後期の「近頃なぜかチャールストン」あたりは好きなんだが
傑作と言われる「独立愚連隊」、「暗黒街シリーズ」あたりは好きになれない。
まあ喜八のなかでは評価の低い「近頃〜」が良いと思う段階で元々が、喜八映画は好きじゃない
ってことだろうな。
それと日活のアクションものはどれもダメだなあ・・・。
長谷部とか澤田とかニューアクションもどうも古臭い感じがするし、あのカッタるい
感じがノレナいし眠くなる。
藤田敏八は総合的に面白いとは思わない。この人も過大評価な気もする。
神代は作品による。
逆に中島貞夫の893愚連隊とか実録ものなんかは今見ても面白いよね。
- 78 :
- 岡本喜八は岡本喜八らしさを出した作品が、どうしても「日本の一番長い日」に
勝てないというところが原因かな。
ただ、肉弾は過少評価かな。
- 79 :
- 肉弾は未だに名前が出るし公開当時も評価は高かったから過少でもないとは
思うね。
ちなみに肉弾はキライじゃない。青葉繁るとか大作よりも小品のほうが
好き。
あとは関係ないけど「軍旗はためく下に」は当時も反戦映画的な良心作として
評価されたけど今のほうが正当な評価を受ける気がする。
軍旗は強烈な映画だと思うし、下手に良心作的評価を受けたことで損してる
気がするなあ。
ちなみに後年、あれは過大評価だったと言われそうな作品としては「シャルウイダンス」、
「どついたるねん」、たけし映画あたりかな?という気はする。
昨今のたけし映画は叩かれまくってるんでまあ良いがソナチネあたりはちょっと
過大かなあという気がするんで。
- 80 :
- 深作は「蒲田行進曲」がなんで人気があるのかさっぱり理解できない。
「宇宙からのメッセージ」「ドーベルマン刑事」「暴走パニック 大激突」「資金源強奪」は過小評価され過ぎ。
- 81 :
- >>79
「ソナチネ」「HANABI」は過大評価だと思うけど、
初期の作品はまだ過小評価だと思う。
- 82 :
- 過少評価なら「3-4X10月」かな?という気はするな。
「その男〜」と「3-4〜」までは素直に面白いとは感じたけどね。
深作は自身が「蒲田行進曲」はなんであんなに評価受けたのかわからないと
自作を語るで言ってるぐらいだからそう感じるのも無理はないかも。
ただ個人的には「蒲田」は嫌いじゃない。ウエルメイド作品としては良く出来てる
かな?と。これ観た後、「仁義の墓場」なんか
みるとその作風の違いに驚かされる。
悪い意味ではなく幅が広いなあと思ったけど。
ただこういう作品はベスト10で言うと7位か8位くらいの作品だよね。
あと「仁義の墓場」で思い出したけど三池は過大評価組だね。
限界が見えてきた気がする。
- 83 :
- >>72
ワイズの松田本で、副題が「兄弟ライバル・マキノ雅弘を超えた監督」で
評価基準はマキノにあるのかと、違和感を感じた。
- 84 :
- Shall We ダンス?は作品的には順当だと思うけど、日本アカデミー賞なるものの
演技賞独占というのは過大評価というより茶番だな。
草刈民代は映画初出演で頑張ったとは思うけど、とても最優秀主演女優賞という演技ではない。
それと助演の臭い演技には辟易するが、あの二人に賞を与えてしまったことで、脇役はああいう
臭い演技がスタンダードになってしまって与えた影響は深刻だ。最近は竹中の顔を見ただけで辟易する。
あの映画の場合、たま子先生役の草村礼子に最優秀助演女優賞をあげれば、なかなか見る目が
あるなと思うけど。
- 85 :
- >>82
深作ってワンパターンのようでかなり工夫してるから飽きないよね、
80年代以降の大作路線は俺はイマイチだけど。やっぱ深作は60、
70年代のプログラムピクチャーが素晴らしい。
- 86 :
- これから“過大評価”として上がってくる映画人の代表・・。
それは・・・・。行定勲!
- 87 :
- >>84
>日本アカデミー賞なるものの演技賞独占というのは過大評価というより茶番だな。
日本アカデミー賞を過大評価し過ぎでは?
- 88 :
- 別にしていないんじゃないの
- 89 :
- ごめん。日本アカデミー賞は茶番が普通だと思ってるもんで。
- 90 :
- 最近の邦画の映画人はほとんど皆、過大評価っていったら皆、過大になっちゃうよね。
最近は日本映画は上昇ムードでかつての洋高邦低すら過去のものになりつつあるけど
もう全然、観る気が起きないんだよなあ。
単純に作品本数が増えたのは良いことだと思うし、撮れる環境がないと映画人だって育たない
わけだから機材があれば誰でも撮れる今の現状はかならずしも悪い状況ではないと思う。
ただなんで皆、同じようなものばかり撮るんだろう?
たまに違うの撮っても松子とか過剰なのだし。
三池とか松子の監督を個性的と呼ぶのもなんか抵抗はあるな。
ああいうのは個性とは呼ばないと思う。
意外と三池みたいなのは誰でも撮れるんじゃないの?って気はする。
- 91 :
- 本人が一番そう思ってる感じがする
でも牛頭があるからいいじゃん。
- 92 :
- 86に同意。
今じゃ世界視野で観たい気おこす日本監督って黒沢くらい。
(ユリイカ以降の青山にはがっかり)
北野は迷走中、山田は客寄せパンダに走りやがったし。
あとは金のかかったB級娯楽と思ってないと観てからが辛い。
特にTV局バックは最悪だな。
逆に監督の方がメディアに持ち上げられて勘違いしてるのが多いと思う。
その最たるのが行○とかと。
こいつはもっとボコられていいと思う。
日本アカデミーなんてTV局の都合だろ?
シガラミから一線を引くまともな批評家がいないのも痛い現実だ。
日本では映画は大衆娯楽以外認知されていないんだろうな。
こんなぬるま湯じゃ批評家すら育たんわい。
スレ違いのチラシの裏なんでスマソ。
- 93 :
- 過大評価の最たるものは
山田洋次でしょ。
- 94 :
- >過大評価の最たるものは
>山田洋次でしょ。
まったくその通り!何がいいのかさっぱりわからん
- 95 :
- 寅さんの人気を知らないのかな?
邦画史に残るヒットシリーズなのに。
- 96 :
- 同世代の監督が野に落ちてくたびれ果てているのに比べて
山田洋次が最後の5社の監督として若さを保っている、
とは言えるな。
- 97 :
- 山田洋次は健康で長生きしてるからね。
それが最大の才能。
まあ、共産党員だから私生活は真面目だからな。
- 98 :
- 清も「CURE」だけで他はすべて凡庸なだあ
青山にいたってはすべて凡庸以下だが
海外での賞狙いもいいが、戦略を超えて最大の目標になってるのが
映画のつまらなさに反映されてるんだろうな
- 99 :
- >>98
仮に興行や販売で元が取れなくても、「海外で賞を取れますか」というだけで出資
を希望する企業家やプロデューサーは本当にいる(らしい)
フジテレビが海外で売れもしないのに、内外に知名度を上げる(ついでに
偉いさんやプロデューサーが海外出張でパーティやゴルフを楽しむ)ためだけに
カンヌにブースを作るように、海外の映画祭イベントというのは恐ろしく
業界人や出資者には魅力的に写るものらしい。
テレビマンユニオンの是枝を初め、海外狙い自体が日本国内の出資社を募って映画を撮
り続けるための戦略になってしまうには理由がある。
どうせ海外には大した金額で売れなくても、日本国内に報道されるだけでも恐ろしく
パブリシティになる。映画祭にブースを出すTV局や配給社もいるが、本気であれが利益に
なると思っている人はいない。仮に海外に売れたってほとんどは大した金額にはならない。
こういう売り方をしていると日本国内に報道されること自体が大事なんですよ。
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