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2013年03月パチンコサロン626: 【ヤスヒロ】CR戦国乙女 〜乙女武将との日々〜 第五章 (629) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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【ヤスヒロ】CR戦国乙女 〜乙女武将との日々〜 第五章


1 :2010/01/26 〜 最終レス :2012/11/29
「CR戦国乙女」のショートストーリーを発表するスレです。
どうか、置かせて下さい。お願いします。
■公式
http://www.heiwanet.co.jp/latest/sengoku_otome2/
■まとめwiki
http://www11.atwiki.jp/sengokuotome/
■セリフ集
http://www11.atwiki.jp/sengokuotome/pages/26.html
■CR戦国乙女SSまとめ
http://otomess.web.fc2.com/index.html

2 :
新スレ立てついでに久々の等価
──────────────────────────
 「始め!」
 「やぁぁぁぁ!!」
開始と同時にミツヒデがいきなり斬り込んだ。ブランクをものともしない素早い動きだ。
ケンシンも突然来るとは思っていなかったようで、反撃する間もなく竹刀で受ける形になる。
だが、ミツヒデもそれ以上の攻撃はせずに、鍔迫り合いの形へと持ち込んだ。
 「くっ…」
 「ふふふ、まだまだ…逃がさないぞ」
蛇のようにしつこく鍔迫り合いを続けるミツヒデ。だが、これだけ長いと反則ギリギリだ。
声をかけるか…と思ったところで、両者が再び離れる。そして打ち合いの末、再び鍔迫り合い。故意にやっているのか…?
同じ状況が続き、3度目の鍔迫り合い──と、その時ミツヒデが俺のいる方向へ、左手を離し突き出した!な、何だ!?
驚いたその瞬間、ミツヒデの再び手を戻しての引き面──
 「メェェン!!」
何故かケンシンは動けずに面が決まった。ま、まぁギリギリ形は決まっている…一本だ。
 「…一本!」
 「せ、先生!今のは──」
 「ん?」
ケンシンがこちらへ詰め寄るのと同時に、俺の視界に入ったのが、向こう側にいるイエヤス。
ちゃんと旗を上げているかどうか見たのだが、彼女は斜め下へと旗を下げ、指を一本立てている。
これの意味するところは…
 「…反則?」
 「そうです!」
ケンシンは毅然と答える。
 「イエヤス、そうなのか?」
問いを投げかけられると彼女はコクンと頷き、おずおずと話し出した。
 「あの…足を…踏んでいたのではないかと…」
 「ほう、剣道の『け』の字も知らぬ初心者と思っていたが、よく見ているじゃないか。素質があるな」
ミツヒデが感心したように声を上げる。といったものの、こちらとしては感心できない。
あの左手をこっちへ向けた瞬間、つまり主審の注意を引きつけての水面下での反則…ウマイと言えばそれまでだが…。

3 :
 「ミツヒデ、お前なぁ──」
 「あぁ、お説教は結構だ。こちらも実力差を承知の上でやったことだ。何せブランク永井だからな。
  勝ちたい一心で魔が差してしまった、それだけのことだ。重々承知しているよ…申し訳ない」
 「ようゆうた、ミツヒデ!勝負は勝ってなんぼじゃ!」
ノブナガも囃したてる。こういう時の対抗馬のシンゲンは…ダンマリだ。何か今日は調子が狂うなぁ。
 「わかったよ…でも今後はそういうことはするなよ。ケンシンもそれでいいか?」
 「…はい」
 「それじゃあもう一度開始線に──」
 「あぁ、私の負けでいい」
戻れと言いかけたところで、ミツヒデがそんなことを言い出した。
 「続けたところで、結果は見えている…私もまだまだ勘を取り戻せていないようだ。棄権するよ」
 「そう…か?まぁ自分でそういうのなら、仕方ないか。じゃあイエヤス、勝敗表に…ってもう書いてるのか」
どうやら俺の期待以上にイエヤスは働いてくれているようだ。
反則を見抜いたり、表に書き込むことをしっかりこなしたり…とても初心者とは思えない。よほど勉強したのだろう。
さて、次はマサムネとムラサメの試合だ。実はこれが楽しみだったりする。マサムネの本気を見てみたいと常々思っていた。
そしてムラサメがその本気を引き出すのに充分過ぎるほどに値するかどうか。
って、そのムラサメがいない…?あぁ〜!しっかしなんつーか本当に纏まりの無い部だ…!自由すぎる…。
と思いきや、彼女は道場の入り口にいた。一人ではない、もう一人誰かいるぞ?
 「思ったより早かったじゃない。ありがとう」
 「はっ、もったいなきお言葉…」
ムラサメ相手にいやに畏まっているのは、黒服グラサン…どうみてもざわざわしている感じの人だ。
黒服がムラサメに渡したものは、どうやら剣道具一式のようだ。優しいおじさん…!
一体あの黒服は…?彼女が戻ってきたので聞いてみることにした。
 「今の誰だ?」
 「うちのSPよ。私の防具を持ってきてもらってたの。着替えてくるからちょっと待ってなさい」
 「はぁ…」
取り付く島も無く、彼女はスタスタと更衣室へ行ってしまった。
SPってあのSPだよな…?なんだよ、そんな金持ちなのか?

4 :
気になったので、暇そうにしてるノブナガに聞いてみる。
 「なぁノブナガ、もしかしてムラサメっていいとこのお嬢様?」
 「なんじゃ、知らんのか。娘じゃ…あんたのよく知る…斎藤ドウサンの…!」
 「なんだって!?って…知らないよそんな人…」
 「そのうち分かるじゃろ。ほれ、来たぞ」
更衣室から姿を現したのは、白い防具に身を包む、ムラサメの神々しいお姿。
珍しいな、白防具とは。しかも汚れがほぼ無く、綺麗なままだ。
 「…惚れ直した?」
妖しく微笑み、そんな事を言い出す。確かにボーッと見つめてしまったが。
 「バ、バカ言うな!しかし、すごいな。そんなの持ってたのか」
 「私は言い訳を作りたくないの。だから自分の使っていた、自分に合ったものを使う…さ、始めましょ」
正座をして長い髪を纏める姿も様になる。あながち、惚れ直したというのも間違いではない…。
開始線に立つ二人。
 「マサムネ頑張って〜!」「ムネリンファイト!」
 「ムラサメー、一年なんぞに負けたら承知せんぞ!」
すっかり1、2年対3年の図式になっているな…。だが、ある意味その対決の大将戦であることは間違いないだろう。
先ほどムラサメは白防具を『自分の使っていた』モノだと言った。それなのに綺麗なままということは、今まで打ちこまれた事が無いという事か…?
色々な予想や疑問が頭の中を駆け巡るが、試合が始まれば全てが明らかになる───
 「始め!」

5 :
おお、ブレイドさん復活してたw

6 :
ブレードさんお疲れ様です
優しいオジさんフイタwww

7 :
マサムネはいつになく緊張していた。
相手からヒシヒシと伝わってくる寒気…それを感じ取っていたのだ。
生徒会長斎藤ムラサメは本当に強い。面越しに見える彼女の鋭い眼光に背筋がヒヤリとする。
 「始め!」
 (…っ!?)
開始の声と同時に、マサムネは予想外の事態に面食らった。
自分をコケにしている…?それとも何か他意あっての事なのか。
 (へぇ…まさか下段の構えとは、珍しいな)
ヤスヒロも今まで下段の構えを最初から行う選手を見た事は無かった。あっても途中に少し織り交ぜる程度だ。
やはり中段の方が安定しているし、下段は攻撃に移る際動きが大きく制限されるため、不利な事が多いからだ。
防御に適しているというメリットもあるにはあるが、いかんせん最初から下段というのは…。
マサムネ相手にはハッキリ言って無謀じゃないか?
しかし、下段というだけでなく、何だかいつもの剣道の試合とは違う違和感がある…。何だ?
 (…突きを狙っているということもあるが、恐れてばかりでは道は開けん。出方を窺ってみるか…)
マサムネが一歩踏み出そうとした瞬間、ムラサメが一歩前にズイッと出た。
慌ててマサムネは距離を取る。まさか、下段から一歩踏み込んでくるとは…!
 (だが、打ってくる気配は無い…威嚇か。ならば定石通り打ち込むまで!)
マサムネは意を決して少しずつ間合いへと入っていく。剣と剣が触れ合いそうな位置まで来た。
 「ヤァァー!テェェィ!ヤァァッ!!」
マサムネは素早い初太刀で面から連続的に攻撃を仕掛けていった。
これに対し、ムラサメは初太刀をかち上げて避わし、全ての攻撃を受け止めていく。
やはり竹刀が下段にあると踏み込みが一瞬鈍るようで、早いと思われた打突も全ていなされた。
 「くっ…!」
マサムネが再度間合いを取ろうとした時、今度はムラサメが動いた。この動きは突き──いや、小手だ!
突きをフェイントに使った…!?
数度の打ちあいの後、鍔迫り合いの形に。そして、マサムネの耳に聞こえてくる声。
 「ふふ、そうこなくっちゃ張り合いが無いわ…」
 「…それはどうも……!!」

8 :
オォォ、新スレ出来てる!ブレードさん、乙です。
続きを楽しみにしています。
他の作者さん達は復活しないのかな?

9 :
両者がバッと離れる。ここで今まで感じていた違和感がハッキリとした。
ムラサメの竹刀の持ち方だ。彼女は左手が上になっている。それに合わせ、左足が前に出ている。
ハッキリいってこれでは相手に打たれやすいだけの気がするが、不思議と彼女は打たれない。
よくマサムネ相手でもそんな芸当ができるものだ。
それに、彼女は打つ際に一切言葉を発しない。いわゆる無声の境地なのだろう…実際彼女の放つ技にはすべからくキレがある。
 (簡単に左篭手を打たせてはくれない…か。あの白い防具もハッタリなどではない…会長の自信の表れだ)
マサムネはよりいっそう集中した。その切り詰めた雰囲気は、見ている側にも痛いほどに伝わる。
イエヤスなどは二人の放つ、殺気にも似たオーラに圧倒されて泣きそうになっている。
さっきまで騒いでいた外野も…あのノブナガでさえも、真剣な眼差しを二人に向けていた。
次の一撃に賭けよう…狙うはあの脳天…!!
腹を決めさえすれば、後は精度をただ高めるのみ。相手の呼吸を、動きを、逃さずに…。
身体中の汗が引いていくのがわかる。周りの景色を除外し会長だけを映そうと、左目が痛いほどに疼く。
── 外の音さえも聞こえなくなる一瞬の静寂
動いたのは同時だった。
マサムネは完璧な飛び込み面。一方のムラサメはあろうことか突き…まともに入れば危険なタイミングでの躊躇のない突き。
審判の俺の眼にも、まるでスローモーションで流れたのかと錯覚するような…。
両者は中央で固まっていた。
マサムネの面は…決まってはいないが、竹刀はムラサメの面金に当たり止まっている。
ムラサメの突きは、マサムネの防具の隙間を貫通していた。直撃だけは避けられたようだ。
 「…ふふ、よく避わせたわね…褒めてあげる」
 「会長こそ…」
 「や、やめやめ!!」
俺は急いで二人を離す。
 「何も部内の練習試合で突きなんかすることないだろ!ましてや女子が…」
 「私はルールに則って試合をしているだけ…禁止行為は一切していないつもりだけど?」
ごもっともであります!だが、二人とも大事な主力選手だ…怪我でもされると困るんだよな。

10 :
 「でもな、二人とも大事な選手だし…」
 「気遣ってくれるんだ?ふふ、優しいのね」
 「そ、そんなんじゃないやい!」
全く人の気も知らずに…はぁ。とりあえず試合再開といくか、突きとか禁止で。
そう二人に告げようとすると…。
 「まぁいいわ。これで十分分かったから…。棄権するわ」
 「えぇ!?お前までも棄権するのか…」
 「何か文句でも?」
面を脱ぎながらムラサメはこちらをジッと見る。そんなに見つめられては言い返せない。
 「わかりました…とほほ。マサムネは…?」
 「…別に構いません」
教師としてどうなんだろうな?生徒にコントロールされるというのは…。
それは別として、驚くべき事にムラサメは汗一つかいていなかった。まるで、出会った日のマサムネのように。
マサムネ相手でそうなのだから、まったく底が知れない。では、そのマサムネはというと…。
 「…ふぅ」
汗は無いようだ。だが、元々無表情の節がある彼女の表情が、心なしか悔しそうな表情になっている気がする…。
 「マサムネ!惜しかったなぁ、もうちょいだったぞ。しっかし会長って強ぇんだな…」
シンゲンも気迫ある試合を見て元気を取り戻したようだ。
 「あ、ムネリン!…首のところ!」
ヒデヨシが驚いた様子で口を押さえる。どうやら、先ほどの突きで右の首筋を少し切ったようで、血が滲んでいる。
 「やはり切れていたか…まぁこれだけで済んだなら、いい」
 「とりあえず消毒したほうがいいんじゃないかしら…」
 「やい!先輩〜!マサムネを傷物にしやがって!突きなんかすっからだよ〜」
シンゲンが喧嘩腰にムラサメを呼びとめる。すると、ムラサメは心配そうな顔をしてマサムネの元へ歩み寄った。
 「ごめんなさいね。そういうつもりはなかったんだけど…」
 「本当は吹っ飛ばして脳震盪を起こすつもり…だったんですよね。私はこれでよかったので謝る必要はないですよ、先輩…」
 「…ふっ」
心配していた顔が、微笑みに変わった。だが、目は一切笑っていない…。
両者の間に火花が散るのが見えそうなほどに、女の凄まじい戦いが垣間見えた。

11 :
新スレヤッホーーーイ!
いや、正直もうダメかと思っていましたが合戦15R目復活よろしく新スレがたってうれしい限りです

12 :
ケンゾウ「徳川、お前さっきからプリンばかり食べてるよな…って、何なんだこの見渡す限りのプリンの山は?」
イエヤス「大好きですから」
ケンゾウ「いや、好きなのはいいけど限度ってモノが…」
イエヤス「プリンは心の太陽です。焼きプリンの生プリンにプリンパフェにミルクプリン、
     さらには(長いので中略)…知ってますか?最近ではプリンヨーグルトというものが…」
ケンゾウ「あ…、あの、徳川。せっかく力説してるところを申し訳ないんだが、それ、今川の中の人のネタだから
     そのへんにしておいた方がいいぞ」
イエヤス「…残念です(しゅん)」
ケンゾウ「(何でそんなに心底がっかりそうな顔をするんだよ…)」
イエヤス「ケンゾウさん、よろしければおひとついかがですか?」
ケンゾウ「え?いいのか?」
イエヤス「はい、ケンゾウさんにも是非プリンの素晴らしさを知っていただきたいですから」
ケンゾウ「それじゃあお言葉に甘えて…。そこにあるやつでいいか?」
イエヤス「この生クリームが乗ったプリンですね?わかりました。では…」
ケンゾウ「…え?」
イエヤス「食べさせてあげます…(スプーンで掬ったプリンをケンゾウの前に差し出す)」
ケンゾウ「ええっ!?」
イエヤス「あ〜ん、してください…」
ケンゾウ「え、え〜と…」
イエヤス「あ〜ん…」
ケンゾウ「あ、あ〜…ん?」
ケンシン「(ギロッ)」
ケンゾウ「(びくっ)ね、姉さん…?」
ケンシン「(ひときわ低い声で)食べるなら自分で食べなさい…」
ケンゾウ「は、はい…(怖い、怖すぎるよ姉さん…)。と、徳川、そういうことだから…」
イエヤス「わかりました。では…どうぞ(プリンをケンゾウに手渡す)」
ケンゾウ「あ、ありがとう…」
イエヤス「………(ちっ)」

13 :
やっと規制とけた!
ブレードさん、ギャグ乙女さん乙ですー!
新スレわかるようにageなっしゃー

14 :
シンゲン「はっはっはー!ケンシンも素直じゃないよな」
ケンシン「な、何よ…」
シンゲン「自分が食べさせてやりたいくせに無理しちゃってさあ」
ケンシン「そ、そんなことないわよ!何で私がそんなことをしなきゃいけないのよ!?」
シンゲン「そんなに顔を真っ赤にしてもまったく説得力が無いぜ?」
ケンシン「うぐっ…」
シンゲン「(ゴクゴク…)ぷはーっ!やっぱ牛Rはなまちち100%に限るぜ!!」
ヒデヨシ「あの…、『せいにゅう』って読むんじゃないんですか?」
シンゲン「否!なまちち100%の方が濃厚で旨そうに決まってる!!」
ケンゾウ「確かに一理あるな。なまちちの方が大人の飲み物という感じがする…」
ケンシン「ケンゾウまで…」
ケンゾウ「…豊臣、お前は罰として屋上から『なまちち100%』と100回叫べ」
ヒデヨシ「な、何でそうなるんですか〜!?」
ケンゾウ「なまちち侮辱罪だ!」
ヒデヨシ「ふえ〜ん!ケンシンせんぱーい!!」
ケンシン「おーよしよし。…ちょっと2人とも、こんな『小さい子』を泣かせちゃダメじゃないの!!」
ヒデヨシ「(ぐさっ!)うぅ〜、ケンシン先輩まで〜…」
ケンゾウ「そういう姉さんこそ、その『小さい子』に止めを刺したらダメだぞ〜!!」
ケンシン「…はっ!ご、ごめんなさい豊臣さん!私ったらつい本当のことを…」
ヒデヨシ「(ぐさぐさっ!!)うわあ〜〜〜ん!!!!」
ケンゾウ「あ、本当に止めを刺した…」
シンゲン「ケンシン、何後輩を泣かせてるんだよー」
ケンシン「な、何よ!元はといえばあなたたちがしょーもないことを言うからでしょう!!」
ヒデヨシ「えぐっ、えぐっ…」
ケンゾウ「豊臣、悪かった。まあそう落ち込むなって」
ヒデヨシ「ぐすっ、ケンゾウ先輩…」
ケンゾウ「もしおにぎりにカルシウムがたくさん入っていたら今頃お前はチャ○・コー○ンよりも大きかったと思うぞ」
ヒデヨシ「あ、あたしあんなデブでもハゲでも鉄球でもないですよぉ〜っ!!」

15 :
なまちちってw
なんか妙にエロい響きw

16 :
まったく、あなた方ときたら…
フランク永井やら鉄球大暴走やら…
懐かしいぜ。

17 :
 「こ、こわい…」
ヒデヨシが怯えるほどのオーラが道場内を満たす。
さすがにこのままにしておくわけにもいかないので、仲裁に入る。
 「まぁまぁ二人とも…。それよりマサムネ、その傷保健室でもいくか?」
 「いえ、この程度ならカットバンで充分です」
 「そうか、バンドエイドで充分か…」
 「カットバンです」
 「まぁいいや、マサムネはバンドエイドで充分らしいから、休憩の後基礎練習に入るぞ〜」
 「カットバンだ」

── 二ヶ月後

 「え?もう二か月経ったの?早くないかしら…?」
 「そうだぞ、オレとケンシンの部活内で進展していく恋とかどうなるんだ!あとノブナガ含めの三角関係とか!」
 「あれはワシの冗談じゃ」
 「青春学園ものなら、合宿やイベントなどで一波乱ありそうなものだが」
 「普通に練習して頑張ったってことみたいね。それに、明日から大会が始まるわ」
 「えぇっ!?もう?アタシの猛練習とかもスッ飛ばしなのお!?」
 「ヒデっちもセンスがあったので強くなったってことらしいです…」
 「私のアニヲタ設定は一体…」
 「はいはい、無駄話はそこまで〜。それじゃ明日の大会の要綱を配るぞ」
『天挑五輪全国高等学校剣道大武會』
高校剣道の三大大会、玉竜(ry
 「その話はもう聞きました。でも先生、この要綱に大会をやる場所が書いていないんですけど…」
ケンシンが手を上げて質問する。
 「そうですわ!場所が書いていないなんて、やはりこれは普通の大会とは違うという事ですわね」
 「「「「「「「「なぜお前がいる」」」」」」」」

18 :
保守だよ

19 :
保守

20 :
ノブナガ含めの三角関係すごい気になるよ(´・ω・`)

21 :
シンゲン「ふーっ、食った食った〜☆」
イエヤス「ご馳走様でした…」
ヒデヨシ「ケンゾウ先輩、今日のあたしのおにぎりはどうでした!?」
ケンゾウ「…まあ、お前にしては珍しくまともな味だったな」
ヒデヨシ「むぅ〜、その言い方だと普段の味がひどいみたいな感じじゃないですか!!」
ケンゾウ「実際今まで奇妙なものばかり食わされてたからな」
ケンシン「いつもならそろそろケンゾウの体に何かしらの異変が起きている頃ね…」
ケンゾウ「豊臣、お前も今日みたいに変なアレンジさえしなければ出来る子じゃないか」
ヒデヨシ「ちょっと引っかかる言い方ですけど…、でも褒めてもらって嬉しいです!」
シンゲン「おー、今日1番の笑顔になった」
ヒデヨシ「先輩、今度はスモークチーズの入った『めがっさにょろにょろ〜んにぎり』に挑戦しますね!」
ケンゾウ「壊滅的なネーミングセンスだな…。…ちなみに、水道水は飲み放題か?」
ヒデヨシ「はい、もちろんです!!」
ケンゾウ「頼むから変な冒険をするのはやめてくれ…」
イエヤス「ちなみに私は先週、ヒデヨシさんにスイカの天ぷら入りのおにぎりを食べさせられました。
     そのせいで3日間寝込む羽目になりました…」
ケンゾウ「そういえば先週3日ほど休んでたよな…?もしかして…」
イエヤス「はい、想像しているとおりです。あれ以来、揚げ物を食べられなくなりました…」
ケンゾウ「とぉ〜よぉ〜とぉ〜みぃ〜〜〜〜!!!!(グリグリ炸裂!!)」
ヒデヨシ「い、いだだだ!!先輩、痛いですって!!」
ケンシン「ちょっとケンゾウ、やめなさいよ!」
ケンゾウ「このまま屋上に吊るして辱めてやろうか…」
ヒデヨシ「そ、そんなの嫌です〜!!」
シンゲン「ケンゾウ、お前それ本気で言ってるのか?」
ケンゾウ「本気で言ってたらこんな女性だらけの中でメシなんか食いませんよ」
ケンゾウ&シンゲン「(お互いの顔を見合わせて)へへへへへ〜!!!!」
シンゲン「へ〜い!!(ハイタッチの構え)」
ケンゾウ「へ〜い!!(ハイタッチに応じる)」
ケンゾウ&シンゲン「なっしゃー!!」
イエヤス「……?」
ケンシン「あ、あなたたち…、いったい何がしたいのよ?」

22 :
オレ、オー○リー シーンゲン

23 :
オードリーw
なっしゃーかわいいよなっしゃー

24 :
保守です

25 :
保守ですわ

26 :
なっしゃー!

27 :
ケンゾウ「いや、シンゲンさんの言葉につい反応しちゃって…」
シンゲン「さすがケンゾウ!ガキの頃からの付き合いは伊達(マサムネにあらず)じゃねえな!!」
ケンシン「もう、ケンゾウったら。シンゲンの変なところは真似しちゃダメっていつも言ってるでしょ!?」
シンゲン「何!?ケンシンお前、ケンゾウにそんなこと言ってるのか!?」
ケンゾウ「まあ2人ともそのへんで…。それよりも、豊臣」
ヒデヨシ「(びくっ)は、はい…」
ケンゾウ「(グリグリした部分をさすりながら)痛かっただろ?すまなかったな…」
ヒデヨシ「ケンゾウ先輩…」
ケンゾウ「ありゃりゃ…、少しだけ赤くなってしまってるな…」
ヒデヨシ「(あ、そうだ!)なんでしたら、青くなるまでグリグリしてもいいんですよ?」
ケンシン「ええっ!?」
ケンゾウ「青くなるまでグリグリするほどお前のこと嫌いじゃねえよ」
ケンゾウ&ヒデヨシ「(これまたお互いの顔を見合わせて)へへへへへ〜!!!!」
ヒデヨシ「へ〜い!!(ハイタッチの構え)」
ケンゾウ「………」
ヒデヨシ「…って、何でシンゲン先輩とはハイタッチして、あたしはスルーなんですか!?」
ケンゾウ「なんていうか…、もう面倒になってきた」
ヒデヨシ「ぶぅ〜、可愛い後輩を粗末に扱うと天罰が下りますよ!」
ケンゾウ「天罰って何を言って…」
(ぐるるるる〜…)
ケンゾウ「うぐっ…、きゅ、急に腹が…」
ケンシン「ちょ、ちょっとケンゾウ、大丈夫?」
ヒデヨシ「あ、本当に天罰が下りましたね」
ケンゾウ「と、豊臣…。お前、さっきのおにぎりの中に何か妙なモノを入れただろ?」
ヒデヨシ「失礼な!妙なモノなんて入れてませんよ!」
ケンゾウ「今思い出せばお前がよこした2個目のウナギ入りのおにぎり、アレが微妙に酸っぱかった気が…。
     お前、ウナギ以外にも何か入れてただろ?」
ヒデヨシ「ええ〜と、ちょっとさっぱり感を出すためにすりつぶした梅干しをまぶしただけですけど?」
ケンゾウ「それだ!お、お前…、食い合わせというものを…覚えて…おけ…」
ケンシン「ちょっとケンゾウ、だんだん顔が青くなってきてるわよ!」

28 :
 「み、みんなしてヒドいですわ!私が道場への放火未遂の罰で剣道部に転入させられたあの涙のエピソードを忘れるなんて…」
 「そういえばあったな、そんなことも」
 「そんなことより先生、さっきの質問なんですけど…」
ケンシンは要綱と俺の顔を見比べながら、訝しい目を向けてくる。
 「その事だけど、とりあえず朝に学校の正門前に集まるらしい。そしたら迎えのバスがくると、理事長が仰ってた」
 「バス…ですか?はぁ…」
俺も変だとは思って理事長に質問をしたが、笑顔で肩を物凄い力で掴まれたので何も言えなかったんだよなぁ…。

── そんなわけで、俺たちは今バスに揺られているのだ。
 「今回は随分とはしょるのね?」
隣に座るムラサメに尋ねられる。
 「ムラサメ、それは気にしない方がいいぞ」
 「きっと飽きたのじゃろ」
後ろに座るノブナガから声が飛ぶ。
 「それは──」
 「皆さま、これより先はこちらを着けて頂きます」
 「ん?」
このバスには、運転手のほかに怪しげな黒服が乗っていたのだ。どうやら大会側の人間らしい。
その黒服から手渡されたものは…アイマスクだ。
 「ここから先、会場までの道のりは機密事項となります。決して私がいいというまで外さないでください。
 もし外すなどといった、そういう選択をされるのであれば、大会側としてそれなりの姿勢を示させて頂きますので…」
 「…どこかで聞いたような台詞ですわね」
こうして俺たちは暗闇の中、バスに揺られ続け、1時間近く経過しただろうか…。
ふいにバスが止まり、黒服から声が掛かった。
 「お待たせいたしました。どうぞ、外してくださって結構です」
 「ふぃ〜やっとかぁ!待ちくたびれたぜ!」
 「ずっと私に寄りかかって寝てたくせに…」
 「やっぱケンシンがオレにとって一番の枕だなぁ、安心して寝れるもんな」
 「バカっ…///」

29 :
放火未遂ってw
さすがはアホの子

30 :
戦国乙女2開発中らしいね

31 :
>>30
去年からさんざん言われてるけど全然情報出ないよなw

32 :
だなぁ
開発中ならもう少し情報くれてもいいものだが・・・
2でてもキャラは変わらないでほしいな

33 :
ケンゾウ「うぐ…、完全に油断してた…」
(キーンコーンカーンコーン)
イエヤス「あ、予鈴が鳴っちゃいました…。そろそろ教室に戻らないと…」
ケンシン「ケンゾウ、大丈夫?」
ケンゾウ「うおぉ〜っ!もういかん!トイレへGOせねば!!(突然ダッシュ)」
ケンシン「ちょっとケンゾウ!もう授業が始まっちゃうわよ!!」
ケンゾウ「徳川!先生にはお前から説明してくれぇぇぇ……(フェードアウト)」
イエヤス「…わかりました」
シンゲン「さて、俺たちも教室に戻ろうぜ」
ケンシン「え、ええ…」
イエヤス「………(ヒデヨシを睨み付ける)」
ヒデヨシ「ひ、ひぃっ!!(ビクビク)」
イエヤス「今度ケンゾウさんをあんな目に遭わせたら…延髄チョップで落としますよ…」
ヒデヨシ「(カクカクプルプル)」
(ケンシンの教室)
ムラサメ「さて、それじゃあ今日は教科書の57ページから…武田さん、読んで頂戴」
シンゲン「押忍!武田3年生、気合を入れて読ませていただきます!!」
ムラサメ「…九×九=八十八なんてオチは却下よ。しかもその答えは間違ってるし…」
シンゲン「あちゃー、ばれてたか」
ムラサメ「さらに言えば、今は国語の時間よ。そこのところ、間違えないでね」
シンゲン「うぃ」
ムラサメ「どこかの七三分けテクノカットの芸人みたいな返事はしないの」
ケンシン「(はぁ…、本当に大丈夫かしら、ケンゾウ…)」

34 :
[ittara ikite kaerenai] kihon.
[uso][kaette korareru]
dousite usoto iikireru?
[sokomade tatakaitainara
tojikomete internet PC dakede tsunagareta kuukande nandemo ari]
nigedasukotoha dekinai]wo kihonni okonatte morattahouga iito omoimasu.

35 :
保守だ

36 :
うぃ

37 :
支援

38 :
延髄チョップ!

39 :
ほしゅ

40 :
保守じゃ

41 :
おかわりっ!

42 :
(シンゲン、朗読中)
ムラサメ「はい、そこまで。…武田さん、あなた、大半の漢字を飛ばして読んでたわね…」
シンゲン「いやぁ、日本語って結構難しいっすね。へへへ…」
ムラサメ「笑い事じゃなくってよ。このままだと期末も赤点になるわ。私の授業で赤点なんて許さなくってよ」
シンゲン「うぐっ…」
ムラサメ「それじゃあ次のところからは…、上杉さん、読んで頂戴」
ケンシン「………(ぼー)」
ムラサメ「上杉さん」
ケンシン「………(ぼー)」
ムラサメ「上杉さん!!」
ケンシン「(びくっ!)は、はい!!」
ムラサメ「教科書の続きを読んでってさっきから言ってるのに…。その様子だと聞いてなかったようね」
ケンシン「す、すみません…」
ムラサメ「もう、どうしてあなたたちは姉弟揃ってこうなのかしら?」
ケンシン「…え?」
ムラサメ「午前中、このクラスが体育の授業中だったときのことよ。内容はあなたたちだって十分知っているでしょう?」
ケンシン「そ、それは…」
ムラサメ「今も弟くんのことで色々考え事をしていた…ってとこかしら?」
ケンシン「う…」
ムラサメ「あら、どうやら図星だったみたいね」
シンゲン「先生、ケンシンはケンゾウがさっき1年の奴にウナギと梅干を一緒に食わされて
     腹を壊してしまって今頃トイレで苦しんでいるだろうと心配で心配で仕方がないんすよ」
ケンシン「ちょ、ちょっとシンゲン!」
ムラサメ「ふ〜ん…」
ケンシン「あ、あの…」
ムラサメ「……行って来ていいわよ」
ケンシン「…は?」
ムラサメ「授業そっちのけになるほど弟くんのことが心配で仕方がないのでしょ?だから行って来ていいわよ」

43 :
このムラサメ嬢はいい先生

44 :
保守だよ

45 :
保守よ

46 :
ケンシン「で、ですが今は授業中ですよ?」
ムラサメ「気になって授業に集中できないならそっちの方を先に済ませた方がいいんじゃなくて?
     それに、あなたなら1回分の授業の遅れくらいはすぐに取り返せるでしょ?」
ケンシン「うぐっ…。で、ですけど…」
ムラサメ「あなたが行かないなら代わりに先生が行って介抱してあげちゃおうかしら?うふふ☆」
ケンシン「だ、ダメです!!ケンゾウは私が介抱します!!」
ムラサメ「あらあら、ムキになっちゃうくらいならもっと素直になりなさいな」
ケンシン「…はっ!」
生徒一同「「(クスクス…)」」
ケンシン「(超赤面)ふ、不覚…。私としたことがつい…」
シンゲン「先生、おちょくるのもそのくらいにしておかないとケンシンも完全に壊れちゃいますよ?
     午前中の授業の時だってケンゾウを助けようと2年の教室まで乗り込もうとしてたんですから」
ケンシン「してないわよ!!」
ムラサメ「あらあら、それは怖いわね☆」
ケンシン「ああもう!(立ち上がって教室を出て行こうとする)」
ムラサメ「ふふ、お姉さんなんだから優しくしてあげなさいな」
ケンシン「か、勘違いしないでください!私はただこれ以上みんなの授業の妨げになるといけないから…」
ムラサメ「はいはい、それじゃあそういうことにしておきましょうか」
ケンシン「うぐぐ…(退室)」
シンゲン「それじゃあオレも当時現場に居合わせた人物としてケンゾウが心配だから…」
ムラサメ「(某芸人風に)行かせねえよ!!あなたはちゃんと授業を受けて期末に備えなさい!!」
シンゲン「うぅ〜、ケンシン〜カムバック〜…」
(保健室前)
ケンゾウ「ふぅ…、やっと落ち着いたぜ。でも3日間も寝込む羽目になった徳川に比べたらマシか…」
(ガラガラガラ)
ケンゾウ「失礼しま〜す。あの…」
 ???「はーい、どうしました?」

47 :
 「百合百合してる所悪いが、もう皆降りているぞ」
ミツヒデがバスの昇降口から顔をのぞかせて、イタヅラな笑みを浮かべる。
 「うわ、ほんとだ!ケンシン急ごうぜ」
 「え、えぇ」
かくして室高剣道部は天挑五輪の行われるという謎の場所に降り立った。
ざっと見渡したところ、ここは地下駐車場…周りには同じようなバスが何台も何台もズラリと並んでいる。
かなりの広さを誇る会場のようだ。都内近辺で地下にこのような広さを持つ会場はちょっと思い浮かばない。
 「私たち以外に既に何高も到着しているみたいね」
ムラサメが辺りの様子を見まわしながら、腰に手を当て呟く。
 「ふん、何百束になってこようと正面から叩き潰すのみじゃ」
 「その通り。だが、まずは現実的にベスト8という目標がある。何回勝てばいいのやら…ふふ」
頼もしい限りの3年組だ。この異様な状況の中、飲まれることなく自分を強く持っている。
では1,2年はというと…。
 「すごい広〜い!どこだろね?」
 「(即売会でも開けそうな広さだ…どこなのか気になるな)」
 「…寒いです」
 「オレすごい不安だ…でも、ケンシンが隣にいてくれるだけで、不思議と勇気が湧いてくるんだ…」
 「私も部長としての重責が…でもあなたが私に笑いかけてくれるだけで以下略」
頼もしい…のかな。まぁいっか、皆そんなにプレッシャーもかかってないみたいだし。
いつも通りの力が出せれば、無様な結果にはならないはずだ。
 「まったく…こんな薄暗い場所は、私には似つかわしくないですわ!さっさと会場へギャァーー!」
 「あ、ヨシモーが轢かれた」
どうやら次のバスが来たようだ。長居し過ぎたかな?
 「さぁ、上がれ上がれっ・・・!後がつかえているんだ・・・早くっ・・・!hurry up・・・!」
黒服が急かす。指を差す場所は上階へと続いているであろうエレベーター。
粛清されたくないので、ここはさっさと行こう。皆が乗ったのを確認し、『閉』ボタンを押す。
 「ま、まだ私が残ってますわ……」

48 :
お、二人同時にきてた
お疲れ様です
>>46
ケンシンのツンデレ具合に萌えた
>>47
百合いいよ百合(*´д`*)ハァハァ
ヨシモー完璧ネタキャラw

49 :
保守だっ!!

50 :
test

51 :
プシューー
ヨシモトを轢いたバスの扉が開き、中から何者かが降りてきた。
 「ここが天挑五輪大会の会場なのね…」
 「わーいわーい♪」
 「こら!修学旅行じゃないんだからはしゃがないの!」
 「ふふっ、じゃあ行きましょうか」
 「腕が鳴りマース」
降りてきたのは全部で5人。あっというまにエレベーターに乗り込み、いなくなってしまった。
彼女らは一体何者なのか──!
 「あの5人組…どっかで見た顔ですわね。──ハッ!それより皆に追いつかなくちゃですわ!」
 ────────────────────────
 「…なんだこりゃ」
エレベーターで上がった先は地上ではなく、いまだに地下であった。
どうやらこの会場は地下シェルターのような構造をしており、全ての設備が地下に備わった大会場らしい。
眼前に広がるドーム球場並の広さの剣道場は圧巻という他ない。
 「すっげぇぇ〜…こんなとこで試合すんのか!」
 「流石に他とはスケールが違うようだな。やれやれ…謎ばかりの大会だ」
 「ほら、ヤスヒロ。さっさと受付済ましてきなさい」
 「あ、あぁ」
ムラサメに促され、会場入り口の受付で受付を済ます。
── しばらくして血まみれのヨシモトも合流し、開会式が始まった。
壇上に現れたのは…。
 「よくぞ、この大会まで足を運んでくれた・・・。歓迎するぞ、勇者達よ・・・ククク・・・。
 世間の教師どもが本当の事を言わないなら俺が言ってやる・・・。剣は命より重い・・・!
 そこの認識をごまかす生徒は生涯地を這う・・・・・・!!エイ、エイ、オーッ・・・!」
エイ、エイ、オー!!

52 :
まさか…南国娘?

53 :
さらりといつものカイジネタがw

54 :
ケンゾウ「すいません、腹を下してしまったので……え?」
 ???「…何ですか?人の顔をじっと見て。何か付いてますか?」
ケンゾウ「何で中学生がここにいるんだ?」
 ???「(むっ)ボクは先週からこの学校に教育実習生として来ているコタロウです!!」
     これでも二十歳の大学生、かつ立派な『女性』ですから」
ケンゾウ「いろいろな意味でなんですとぉ〜っ!!??」
コタロウ「(むむっ)いろいろな意味ってどういう意味ですか?」
ケンゾウ「…い、いや、別に深い意味はないんだけど…。これってもしかして『見た目はどう見ても法律的にアウトだけど
     18歳以上という設定にしてしまえばOK』とか言うアレの一種と同じか!?」
コタロウ「??何を言ってるんですか?確かにボクは他の人よりも発育が良くないですよ。中学生くらいに
     間違われるのも今に始まったことではないです。でもボクだってそれなりに成長してるんです!」
ケンゾウ「…どこが?」
コタロウ「そ、その…む、胸…とか…」
ケンゾウ「胸…ねえ」
コタロウ「明らかに疑ってますね?そりゃあ、ボクの胸は人より小さいですよ。いまだにスポブラですし。
     なおかつそのブラだってバーゲンのワゴンセールで十分事足りますし…」
ケンゾウ「(う〜む、ここは何か突っ込むべきなのか…?)」
コタロウ「でも、そんなボクだって中学時代からすれば3cm大きくなってるんですよ!!」
ケンゾウ「3cm…(それでも見た感じ、小学校高学年の頃の姉さんよりもまだ小さいような…)」
コタロウ「あ、今何か失礼なことを考えてますね!?」
ケンゾウ「(ぎくっ!)い、いや、そんなことはないっすよ!!」
コタロウ「本当ですか〜?(じぃ〜)」
ケンゾウ「ほ、本当ですって。あ、それより、正○丸か何かあったらもらいたいんですが…」
コタロウ「あ、それでしたらそこの棚の引き出しの中に入ってますから」
ケンゾウ「(あ、一瞬にして保健医モードに戻った…つーか教生だけど…)」
コタロウ「それではボクは職員室に行きますので。あ、それと、今ベッドで寝ている人がいますから
     騒いで起こしたりしたらダメですよ?」
(ガラガラガラ)
ケンゾウ「行っちゃったか…さてと、それじゃあ正○丸をもらうとしますか。」

55 :
コタが二十歳の大学生・・・だと・・・?



これはこれでありだな!

56 :
あれを思い出した
ふくし…?の大学に通ってるんですけど!のやつw

57 :
 「ついに始まったな…もう後戻りはできないぞ、あとは勇気だけだ!」
 「9人いるから間違いではないと思いますけど…それよりまずは初戦の対策を練りましょう。
 先生、初戦の相手はどういうところなんですか?対戦順も考えないといけないですし…」
 「あぁそうだったな。えっと…」
ケンシンに言われ、急いで対戦表を見る。
実際問題、会場に来るまで対戦校の情報は一切入ってこないから、下馬評も実力も皆目見当がつかない。
何せ表の全国大会とは一癖も二癖も違った学校が大半らしいからな。
 「あったあった。ウチの初戦の相手は…高尾大学付属極丸高校…?聞いたことないなぁ」
 「た、高大極校…!噂には聞いていたがまさか奴らが現れるとは…!!」
 「なにぃーっ!?知っているのかマサムネーッ!?」
『高尾大学付属極丸高校』
真の六大学の内の一つと言われる高尾大学。その高尾大学の付属校の一つで、主に隠密・潜入の教育を行い
己の身一つで世界に通用するくのいちを育て上げる事を目標に掲げている高校である。
その歴史は古く、戦国時代から伊賀からくりの里と呼ばれる場所で天才くのいちを育て上げる機関が基となったと言われている。
ただ、近年は天然くのいちばかり育つのが悩みの種らしい。
── 乙女書房刊「白と黒の恐怖」より
 「そんなこえー奴らといきなり当たるのかよ!」
 「天然なのが救い、といったところか。では順番はどうする?私としては、そいつらに興味があってね…。
  是非とも出たいところだが」
ミツヒデがそんな事を言い出した。特に誰も反対する様子も無いようだし、これでまず一人確定だ。
 「他に出たい奴はいるか?」
俺の質問にもあまり反応がない。やはり名前からして悪そうで強そうな学校ではあるし、皆尻ごみしているのだろうか。
と、視界の端に手を上げる者の姿が。
 「私が行きます。部長として、やはり先陣を切りたいですからね」
 「ケ、ケンシンが行くならオレも行く!先生、オレも出るぞ!」
 「わかったわかった。じゃあミツヒデとケンシンとシンゲンと…後は俺が決めていいか?」
異論も無いようだ。さて、戦力的に考えると…やはり勝ち続けなければいけないわけだから、初戦から気を抜いてはいけない。
そうなると、マサムネかムラサメは入れておきたい。

58 :
でたwマサムネの雷電的キャラポジションw
盛り上がってまいりました

59 :
           ((⌒⌒))
       ファビョ━ l|l l|l ━ン!
            .∧_∧              
         ∩<=(´∀`)
         ヽ    ノ  

60 :
保守だっ!

61 :
ケンゾウ「えーと、あった、これだ。とりあえずこれを飲んだら少しはマシに…(つるっ)おっと!」
(ガシャン!)
ケンゾウ「やべっ、トレイを落としてしまった!…よかった、何も割れたりしてないや」
 ???「う〜ん、うるさいなあ…。人がせっかく寝ているのに…」
ケンゾウ「うわっ、起こしてしまったか!」
 ???「…おや、その声は…ケンゾウ君かい?(カーテンを開く)」
ケンゾウ「ミ、ミツヒデさん?」
ミツヒデ「あー、ちょっと待ってくれないか。今、眼鏡を…(手で顔をペタペタと触る)」
ケンゾウ「…何やってるんですか?」
ミツヒデ「眼鏡の再構成、忘れた…」
ケンゾウ「どこぞの宇宙人ですか!?ていうか、眼鏡は枕元にあるじゃないですか!」
ミツヒデ「フフフ、ちょっとやってみたかっただけだよ(眼鏡装着)」
ケンゾウ「相変わらずですね…。それより、どこが具合でも悪いんですか?」
ミツヒデ「夕べ読書に夢中になりすぎて徹夜してしまったことは朝に言ったよね?」
ケンゾウ「…なるほど、流石に眠気との格闘にも限界が来て休んでいたということですね?」
ミツヒデ「まあそういうことになるね。…そういう君こそ何故保健室に?」
ケンゾウ「…昼休みに豊臣に食わされたおにぎりのせいで腹を壊しまして…」
ミツヒデ「モテモテ君というのもなかなか苦労するもんだね」
ケンゾウ「からかわないでくださいよ。…あ、そういえば午前中にもらったあのクッキーですけど…」
ミツヒデ「そうだ、私の作ったクッキーは美味しかったかな?」
ケンゾウ「それが…」
(説明中)
ミツヒデ「…なるほど、マサムネのクッキーも含めて君は1個も食べられなかったのか…」
ケンゾウ「はい。…ところでミツヒデさん。あのクッキーの中にいったい何を入れたんですか!?」
ミツヒデ「(ぎくっ!)な、なんのことかな?」
ケンゾウ「思い切り目が泳いでますよ…?(じぃ〜)」
ミツヒデ「そ、そんなことはナイのことアルよ?」

62 :
ケン「あるのかないのかどっちなんだ」

63 :
みっちゃんもかわいいなw

64 :
 「じゃあ…手堅くいくか。ムラサメ、出てくれるか?」
恐る恐る聞いてみる。イメージとして彼女はこういうのを面倒くさがりそうなタイプではあるが、確実な勝利を手にするには…。
ケンシン、ミツヒデ、ムラサメの3人で3勝をもぎ取ろうという算段だ。さて、彼女の返答は。
 「…頼み方が、ね。あなたは顧問でしょう?教え子に対してそんな態度じゃ後が大変よ?」
ごもっともである。そうだ、俺は彼女たちの顧問なんだ。ここはビシッと彼女に要請すべきだ。
 「それもそうだな…おかげで目が覚めたよ。よし、ムラサメ!おまえが ───」
 「……」
 「……あ……その…出てください、お願いします」
 「よろしい♪確実な一勝を差し上げてよ。感謝なさい」
 「はい…」
あんな鋭く冷たい目で見られたら、強く言える筈も無し。きっと一生この主従関係(?)は覆らないのだろう…トホホ。
俺のプライド一つで勝利が手に入るのなら安いものだ。さて、あと一人だが…。
ヒデヨシが妥当だろう。試合というものの感覚を掴ませるためにも、なるべく多く戦わせたい。
 「じゃあ残り一人は───」
 「ハイッ!ハイハイ!私が出ますわ!」
 「えぇ…?お前がか…?」
何故か元気に手を上げるヨシモト。まぁ、こいつも試合勘を養ってあげたいところだが。
 「なんですの?その嫌そうな面は…私では不満ってことですの!?」
 「いやいや、そういうことではないんだけど…」
 「なら決まりですわ。どうせ残りの一人は、勝ちに数えていないのでしょう。それなら少し剣道の試合に慣れさせてほしいですわ」
こういう所はやけに鋭い。さすがは元弓道部部長だ。試合の組み立てというものを分かっている。
仕方がないので、今回はこの熱意に免じて出番を譲ってあげることにした。
 (ふふふ…ここで失態を演じれば、私は剣道部に不要という印象が強くなる…。これで晴れて弓道部に舞い戻れますわ…。
  我ながら素晴らしい、かつビューティフォーな作戦ですわ!!)
 ──────────────────────────────────
各所で第一試合が始まりだした。聞こえてくる擦り足の音や竹刀のぶつかる音、気合いの入った掛け声…。
やはり大会と練習は違う。この独特の痺れるような雰囲気を、俺は目を瞑り肌で感じていた。

65 :
シンゲンにも期待してあげてください

66 :
ケンゾウ「もう1度言います。正直に答えてください。何を入れました?」
ミツヒデ「い、いや何、スッポンの生き血や赤マムシエキスをちょっと入れたくらいだよ」
ケンゾウ「何でそんなものを入れるんですか?」
ミツヒデ「バイ○グラもと考えたけど、予算が足りなくてそれは断念したんだが…」
ケンゾウ「あんたオレを何の実験台にしようとしてたんですか!?」
ミツヒデ「ふふふ、人聞きの悪いことを。そういうことを言う子は…」
ケンゾウ「え…?」
ミツヒデ「こうだよ!(ケンゾウの首に両腕を絡めて引き寄せる)」
ケンゾウ「うぉっ!?(ミツヒデの上に倒れこむ)」
ミツヒデ「ふふふ、君も意外と積極的だね」
ケンゾウ「ちょ、いきなり何をするんですか!?」
ミツヒデ「年頃の男女が同じベッドの上ですることといえば…決まっているじゃないか」
ケンゾウ「ちょ、こんな真昼間から…(つーか、この体勢、誰かに見られたら…)」
(ガラガラガラ)
男子生徒T「うぃ〜っす。WAWAWA忘れも……うぉわっ!?」
ケンゾウ&ミツヒデ「………」
男子生徒T「………すまん、ごゆっくり!!(逃走)」
ケンゾウ「…なんだったんだ今のは?」
ミツヒデ「ふふ、なかなか面白かったね」
ケンゾウ「つーか、保健室に忘れ物って…」
ミツヒデ「さて、それじゃあ彼のお言葉に甘えて『ごゆっくり』しようか」
(ガラガラガラ)
ケンシン「失礼します。あの、こちらに2年の上杉ケンゾウは来て……」
ケンゾウ「ね、姉さん!?」
ミツヒデ「あら」
ケンシン「あ………」

67 :
修羅場ですねw
>>64
これは・・・ヨシモー勝利フラグ・・・!

68 :
保守じゃ

69 :
ほしゅ

70 :
(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…)
ケンシン「ケンゾウ、これはいったいどういうことかしら…?(徐々に顔が険しくなる)」
ケンゾウ「い、いやこれはその…」
ケンシン「人が心配して来てみれば保健室のベッドでミツヒデと…」
ミツヒデ「見てのとおりだよケンシン。大人はそのまま、子供はBボタンを押してね…だよ」
ケンゾウ「それ、作者が子供の頃に半分も攻略出来ずに挫折したゲームじゃないですか…」
ミツヒデ「(Yシャツのボタンを外しながら)ベルリンのよるにてつのカーテンはふさわしくないもの…」
ケンゾウ「ここはベルリンじゃなくて日本ですって!…ていうか、何を脱ごうとしてるんですか!!
     早くボタンをかって下さい!!(でないと、目のやり場に…)」
ミツヒデ「今朝の責任、取ってもらおうと思ってね」
ケンゾウ「今朝?」
ミツヒデ「私の胸、揉んだよね?」
ケンゾウ「あ、アレは事故ですって!」
ミツヒデ「…でも、揉んだよね?」
ケンゾウ「うぐっ…、…で、でも怒ってないって言ったじゃないですか!」
ミツヒデ「確かに怒ってないとは言ったよ。でも許したとは言ってないんだがね」
ケンゾウ「うっ…」
ミツヒデ「それとも、そんなに私と……するのが嫌かい…?」
ケンゾウ「え…?」
ミツヒデ「そりゃあ、日頃からケンシンのぼいんぼいんを見て生きてきた君からすれば
     私なんかでは物足りなく感じてしまうのも無理はないだろうけど…」
ケンゾウ「激しく誤解されるようなことを言わないでください」
ミツヒデ「でも私だって…、人並みにはあるつもりだよ?」
ケンゾウ「人の話聞いてください」
ケンシン「ちょっとあなたたち!私を無視して何いい雰囲気になってるのよ!!」
ケンゾウ「あ、そうだ。姉さんを忘れてた(今のどこがいい雰囲気だったんだ?)」
ミツヒデ「ケンシン、昔から言うじゃないか。『1クールのレギュラーより1回の既成事実』って…」
ケンシン「言わないわよ!それよりもあなたたち、いつまでその体勢でいる気よ!?
     ほら、さっさと離れなさい!!私の目の黒いうちはケンゾウにふしだらな真似はさせないわよ!!」
ケンゾウ「(なんか、微妙に古臭い言い方だな…)」

71 :
ゴルゴだっけか?w

72 :
ケンゾウさまですね
ミツヒデさまがおへやでおまちです

73 :
保守だぁっ!!

74 :
シンゲンをもふもふしたい

75 :
結局戦国乙女2は流れちゃったの?

76 :
いや、流れてはないと思うよ
それにしても情報遅いよな
本当に今年中に出るのかしら

77 :
製作中という話はでてるが今年中という話は聞いてない!
それよりブレードさんとギャグ乙女さんの続きまだ−

78 :
保守ですわ!

79 :
 「先生!危な〜い!!」
 「な、なんだ!?」  ど〜ん
ヒデヨシのいきなりのタックルで俺は尻もちをついてしまった。
目を瞑って立っている人間にタックルをかますとは、まったくもって教育が行き届いていない。
 「こら、ヒデヨシ!何すん──」
立ちあがりヒデヨシを叱ろうとした俺の目に飛び込んできたのは、昔子供の頃に見た、投げると壁にくっつくスライム。
それに似た、大きさが何倍もある長〜い物体だ。それが壁にめりこんでいる。
唖然としていると、それはシュルシュルと戻っていく。戻っていったその先には…。
 「惜しかったですね〜師匠」
 「残念だケロ」
大きな…カエル?とその側に一人の緑髪の少女。彼女の恰好は、いわゆる忍び装束…ということは。
 「ま、まさかお前らは!?」
 「その通りですわ。あなた方の第一試合の相手…伊賀からくり流くのいち、あやめ!」
気がつくと、さらに青い髪の娘が増えていた。いや、その娘だけではなく更に3人増え、合計5人だ。
 「同じく、かえで!」「同じく、さくら!」「ひ、ひまわりです…!」
 「極丸高校華の四人衆…そして期待の新星、主将のぼたん、参る!」
ババーーーン!!!
どうやら、対戦相手のようだ。それにしても…。
 「…ダサいですわ」
ヨシモトが俺の気持ちをしっかりと代弁してくれた。
 「あ、今ダサいとか言ったわね!?あんたたち絶対に許さないわ!」
 「ぼたんさん、言わせておけばいいですわ。すぐに私たちの恐ろしさを知る事になるのですから」
どうでもいいけど、あのカエルは顧問なのだろうか。
──────────────────────────────────
 「よーし、まずはオレからいくぜ!」
試合が始まり、まず出てきたのは活発そうな八重歯の可愛い娘、かえでだ。
 「あいつ、なんかオレと被るな…。先生!オレがあの八重歯ねーちゃんぶっ飛ばしてやる!」
 「お、おい!戦略ってものが…!」
止める間もなくシンゲンが試合場へ入っていってしまった。ヒデヨシに行かせたかったが仕方ないな。

80 :
どっちが喋ってるのかわからなくなるくらい被るなw

81 :
ミツヒデ「ふふ、ケンシン。あまる怒ると血圧が上がるよ?」
ケンシン「(むかっ)誰のせいだと思ってるのよ!?」
ケンゾウ「あの、ミツヒデさん。そろそろ離してくれませんか?このままだと本当に姉さんが…」
ミツヒデ「離そうと思えば出来るんじゃないかい?君の方が私より力はあるんだから」
ケンゾウ「そ、それは…」
ミツヒデ「(ふっ、君がケンシンの影響で女性に力技で行けないというのは十分知っているよ…)」
ケンシン「ええ〜い!こうなったら実力行使よ!!(ケンゾウとミツヒデの間に割って入る)」
ケンゾウ「ちょ、ちょっと姉さん!」
ミツヒデ「おやおや、ケンシンも仲間に入りたいのかい?」
ケンシン「あなたと一緒にしないで……きゃっ!(足がもつれて二人の上に倒れ込む)」
ケンゾウ「うわっぷ!ね、姉さん、急に上に乗っかからないでくれよ!!」
ケンシン「ご、ごめんなさい、今すぐどけるから…」
(ガラガラガラ)
オウガイ「ふ〜、我としたことがなんという不覚を……ん?」
  一同「「「あ、オウガイ先生…」」」
オウガイ「………」
  一同「「「………」」」
オウガイ「………腹を下した上杉弟が保健室に来てみたらベッドで寝ていた明智に誘惑されて
     流されるままGO!な展開になりかけたところに上杉姉が現れて今に至っている…といったところか?」
ケンゾウ「(超能力者かこの人?)つーか先生、何でオレが腹を下したことを知ってるんですか?」
オウガイ「何を言っておる。今、おぬしのクラスは体育だろうが。徳川から事情を聞いたから知っているということだ」
ケンゾウ「あ、そういえば…」
オウガイ「それにしても、おぬし意外と元気そうだな(じぃ〜)」
ケンゾウ「(ぎくっ!)え、え〜とそれはその…」
オウガイ「まあ徳川が嘘をつくとは思えぬからな。今回は仕方ないとしよう」
ケンゾウ「ふぅ〜、助かった…(ありがとな、徳川)」
オウガイ「もしこれが仮病だったりしたら我の『あっ○ゅくシュート』で世界一周させているとこだったがな」
ケンゾウ「先生がやったら世界一周どころじゃ済まないと思います…」

82 :
世界一周するのはぶうめらん・・・・・・

83 :
保守じゃ

84 :
ほっしゅ

85 :
そいや乙女小説ってどうなったんだろう?続きが気になる・・

86 :
オウガイ「だが、ここは神聖な学校内だ。そういう絡みは出来れば慎んでもらいたいな」
ケンゾウ「あ、これはその…」
オウガイ「学校の外であれば不純異R遊でも不純同姓交遊でも大いに結構!!」
ケンゾウ「先生、同姓交遊はやめてくれませんか?」
ケンシン「ところで、先生は何故保健室に?ケンゾウを連れ戻しに来たんですか?」
オウガイ「いや、そうではない。我としたことが鉄棒の着地に失敗して足を捻ってしまったのだ」
ケンゾウ「うわー、オウガイ先生でもそんなことってあるんですね…」
オウガイ「うむ、だからこうして赤チンをもらいに来たのだ」
ケンゾウ「いや、捻挫にはシップでしょうに。それに今時赤チンなんてほとんど見かけませんよ?」
オウガイ「我は幼少の頃から怪我をしたときはいつも赤チンで治していたぞ」
ケンゾウ「(この人、本当はいくつなんだろうか…?)」
オウガイ「では我は戻るとしよう。おぬしらも用が済んだら早く授業に戻るのだぞ(退室)」
ケンゾウ「相変わらず謎の多い人だよなあ…」
オウガイ「(鼻歌)ちゃーちゃらららちゃーらーちゃーちゃららららーらー
     ちゃーちゃらららちゃーらーちゃーらららー♪(←FC版音源で)」
ケンシン「今の鼻歌って…、そ○ん…というか、も○どふのテーマね。字だけじゃわかりづらいけど…」
ケンゾウ「あの人は体力ではへい○まん、守備力ではむ○まど、パワーではも○どふを確実に凌いでいそうだ…」
ミツヒデ「学校の廊下でああも豪快に鼻歌が歌える人は他にいないね…」
ケンシン「それよりもケンゾウ、お腹の具合はもういいのかしら?」
ケンゾウ「あ、うん、一応落ち着いたけど…」
ケンシン「それじゃあさっさと授業に戻るわよ(ケンゾウの腕を引っ張る)」
ケンゾウ「うわ、ちょっと!そんなに引っ張らないでくれよ!」
ミツヒデ「そうだよケンシン。もう少しゆっくりして行こうじゃないか」
ケンシン「ミツヒデがいなかったらもう少しゆっくりしても良かったんだけどね!」
ミツヒデ「やれやれ、私はお邪魔虫扱いかい?」
ケンシン「ほらケンゾウ、教室に戻るわよ!(ふと入り口に視線を送る)……!!!!」
謎の群集「「「(じぃ〜〜〜〜)」」」

87 :
保守

88 :
保守ですわ

89 :
保守だよ

90 :
保守よ

91 :
ケンシン「あ、あなたたち、何でここにいるのよ!?授業は!?」
ムラサメ「あら、チャイムが聞こえなかったのかしら?授業はもう終わってるわよ?」
シンゲン「それにしても、ケンシンの駄々甘お姉ちゃんぶりは日に日にパワーアップしてるな。
     ま、見ている方としては面白いんだけど。しかも今回は予想外のミツヒデ付きときたもんだ」
ヒデヨシ「元々、あたしのせいですから責任を持ってケンゾウ先輩を看病するのは当然ですよ!」
イエヤス「同じ目に遭った者として心配でしたから…」
マサムネ「わ、私はたまたまここを通り掛かっただけで、人だかりが出来ていたから気になって…。
     べ、別に私も加わりたいとかそういうわけじゃないぞ!!」
コタロウ「(どきどき…)」
ヨシモト「おーっほほほほ!!(←状況を把握できていない人)」
ケンシン「なんであなたたちはこういうときにいつも必ずいるのよ!?」
シンゲン「それは作者のせいだから諦めろ」
ケンゾウ「なんとかだよ全員集合ってやつか…」
(放課後・ケンゾウMOVEパート)
ケンゾウ「さてと、これからどこに行きますかね…」
(選択・コンビニ)
ケンゾウ「小腹が減ったな。L○キでも買って食うかな…ん?店から出て来たあの人は…マサムネさん?」
マサムネ「(きょろきょろ…こそこそ…)」
ケンゾウ「ん?店の陰に入って行ったぞ。しかもなんかまわりを気にしてるみたいだったな…」
マサムネ「〜〜♪(←すごく嬉しそう)」
ケンゾウ「マサムネさん、何やってるんですか?」
マサムネ「んっがっんぐっ!!??げほっげほっ……ケ、ケンゾウ!?」
ケンゾウ「はい、ケンゾウですけど…って、何を次回予告時のサザ○さんみたいにむせてるんですか?」

92 :
保守です

93 :
保守

94 :
保守だ

95 :
保守だよ

96 :
保守よ

97 :
保守じゃ

98 :
保守

99 :
捕手乙!

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