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2013年06月もてない女355: 源氏物語について喪女が好き勝手に語るスレ 第二帖 (221)
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源氏物語について喪女が好き勝手に語るスレ 第二帖
- 1 :2013/04/26 〜 最終レス :2013/06/11
- 日本が誇る世界最古の長編文学にして様々な恋愛、エロス、煩悩の形を
1000年前の段階で詰め込めるだけ詰め込んだ世にも恐ろしいカオス小説、それが源氏物語。
喪女の視点から好き勝手に語り合いましょう。
原文を読み込んだ猛者から光GENJIしか知らないよ!と人までどなたでもどうぞ。
作者である紫式部やその周辺、他の平安文学とかの話題も。
前スレ
源氏物語について喪女が好き勝手に語るスレ
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1357669893/
- 2 :
- テンプレ(のようなもの)
不倫→たくさん
NTR→源氏・桐壺帝・藤壺の宮、源氏・柏木・女三宮、薫・匂宮・浮舟
誘拐監禁→紫の上、浮舟
R→空蝉(未遂)
母と息子→源氏と藤壺(義母)、夕霧→紫の上(片思い)
父と娘→源氏と玉鬘(養女、親友の娘、未遂)
叔父と姪→源氏と女三宮(異母兄の娘、当時は普通のこと)
叔母と甥→朱雀帝と朧月夜
ロリ→紫の上、女三宮?
ショタ→源氏と小君(空蝉の弟)
ホモ→源氏に対する朱雀帝とか頭中将とか(女にしてみたい、と言われる)
レズ→
R→六条御息所
スワッピング→
番外
幼馴染→夕顔と雲居雁
身分差、遠距離→源氏と明石の君
喪女→末摘花、花散里
ツンデレ→葵の上
ヤンデレ→六条御息所
おねショタ純愛→冷泉帝と秋好中宮
- 3 :
- このスレは金目当ての無断転載は禁止です
- 4 :
- 前スレ982
>1000年前の喪女が書いた小説を、1000年後の喪女達が語り合ってるんだぜ…
紫式部って源氏物語書いた時には
旦那もち(死後だけど)子供持ちだけど喪女なの?
最近喪女板に来るようになったので
喪女の定義がよくわからん。
- 5 :
- 元喪女って事では?
あくまでイメージですが…
- 6 :
- あ、>>1さん乙です
- 7 :
- 結婚して娘もいるし、藤原道長とも関係があったとかないとか
- 8 :
- 先に前スレ埋めてくれよ…
- 9 :
- >>4
喪女の気持ちがよくわかっている(本人も喪女?)っぽい小説家ってことよね>紫式部
平安時代は喪女でも結婚することはそれほど難しくなかったと思うのよ、今みたいに一夫一妻じゃないから。
紫式部の夫藤原宣孝は妻の名が4、5人知られていて、紫式部は4号さんだか5号さん。
末摘花だって、現在みたいな一夫一妻制のもとで一人の男性に生涯の配偶者として選ばれたかは微妙だけど、
光源氏の4号さんか5号さんにならなれるわけよ。
だけど源氏物語を読む限り、末摘花って結婚できてるけど喪女。
朝顔や朧月夜なんか、あんなにもててても生涯独身。
- 10 :
- 前スレでナベジュンの源氏物語女人考を書いた者だけど
前坊の死因については書いてなかった。
そして、六條に対してはかなり失礼な事を書いていて
物の怪につかれろって思った。
ちなみに紫式部に対しては「喪女」と推測してたよ。
- 11 :
- あのおじいちゃんは何でもかんでもエロに結びつけるから好きじゃないわあ
- 12 :
- 花散里は現代にいても喪ではなさそうな気がするけどなあ
末摘花は喪だろうけど
- 13 :
- 花散里は森三中の大島みゆきなイメージ
- 14 :
- >>13
不覚にもwww
前寂聴さんの源氏についての討論を読んでいたら、花散里にも性欲があった
って海外の作家の異説について述べてて面白いと思った
一見従順で自分の年を気にしていて誰かをしのいで一番になろうと
思う人じゃないような気がするから意外だったなあ
- 15 :
- 源氏が先走って藤壺を孕ませなきゃ桐壺帝の死後に上手いことできたかもしれないのに…と思ったが
その場合の紫の上のことを考えると女三宮なんか比じゃないくらいショックを受けるだろうな…
- 16 :
- >>14
海外の作家が書いた光源氏が出家して死ぬまでのスピンオフ小説あったよね?
盲目になった源氏の色んな世話をする花散里の話だったかと思うけど
コレジャナイ感が漂っていたような…
- 17 :
- >>13
痩せぎすで地味顔で髪が少ないんじゃなかったっけ>花散里
- 18 :
- 大島さんは目が小さくて地味顔だし坊主に近いベリーショートで好ましくない体型ってことで
- 19 :
- >>14
そりゃー人間だから、花散里にもあるだろうw
一応、源氏と恋愛してるからね
- 20 :
- >>19
ノンセクシャルでググってみれ
- 21 :
- 源氏と恋愛してるんだから花散里はノンセクシャルではないような
- 22 :
- 源氏と花散里の間に性生活がなくなっていることを示唆する最初の文章が「初音」。
当時、源氏36歳。花散里はやや年上っぽいので40歳近かったかも?
もともと自己主張しない従順な人柄なのであっさり若い妻たちに床の係は譲っただけかもよ?
同年の「蛍」で源氏は夏の御殿で騎射があったのでその夜花散里のもとへ泊まる。
夫婦仲は良いのに、当然のように源氏と別々に床をしつらえて眠りにつく花散里に
「夫婦であるというのにいつからこのようになってしまったのだろう」
と逆に源氏が床の中で内心寂しがっている。
- 23 :
- 花散里からしてみれば、ただでさえイマイチな容姿も衰えた上に相手は完璧超人。
他の妻は美人だらけだろうし、抱くなら自分より相応しい相手が
沢山いるんじゃないかという喪女思考じゃね?
- 24 :
- >>23
なんか切ないなーそれ…
「私なんか抱くよりほかの美人な方々の方が…」って事か
源氏は花散里の事格別に大事に思ってるっぽいのにね
- 25 :
- 大事にされてる、信頼されてる
だからBBAになってもやるこたーやる!
こんな花散里はイヤw
- 26 :
- 花散里は出自がいいけどその後没落ってことで自分に相応しい幸せを弁えてる気がする
控え目と言われるけどむしろ適量を知ってるというか
- 27 :
- そう考えると源氏って空蝉といい末摘花といい
顔にあんまりこだわらずその心根に目がいく人だったのかなあ
源氏の最愛は藤壺だとか紫の上とかいろいろ議論される余地はあるけど
愛されるだけなら喪女にも希望があるのかな?と思ってみる
- 28 :
- >>27
夕霧が花散里を見て、父は容姿関係なく愛するんだと感心したしね。
そんで今まで大宮や雲居の雁とか美人に囲まれてたとか思っちゃう訳で…
- 29 :
- 夕霧はブスには冷たそうだよね。
雲居の雁も喪ブスだと
いくら幼馴染でもこいつとはないな扱いだったろうと思う。
- 30 :
- >>28
失礼だよなー
でも男の本音なんてそんなものなんだろうな
- 31 :
- >>29
でも紫の上に預けて大変な事になっちゃうより
花散里に預けて世の中美人だけじゃないって事を知り
衣装などの支度、子供を預けるぐらい信頼するんだよね。
夕霧は花散里を頼もしい母のような存在とは思っていても
真のブサに対してはどうなんだろう?
女二宮は女三宮より容姿は劣っていても、ブサではないだろうし
- 32 :
- ブサじゃないけど近江ちゃんのことは思いっきり見下してたから芯は冷たいんだと思う>夕霧
- 33 :
- 夕霧が田舎から出てきた超美人の玉鬘にも惹かれたのは
単に美人で雲居の雁の姉ってだけじゃないよな〜
後、花散里は光源氏が夕霧を預けた理由を知っていたのかな?
- 34 :
- >>32
美醜も夕霧にとっては重いだろうけど、家柄とか格とかも
重要視してそう。つまりは理想が高い。
近江ちゃん自身は好きなキャラなのに、柏木や夕霧みたいな
権威主義のおぼっちゃまたちにからかわれてるのがかわいそうだったな。
- 35 :
- >>34
帝鍾愛の皇子と左大臣(後の太政大臣)の姫の間に生まれた跡取り息子が
上流の女に興味なかったら大変w
近江の君を登場させた理由は残酷だけど、ぼんぼん達が彼女をちやほやしたら
それはそれでおかしいことになる。
- 36 :
- >>33
源氏が花散里を夕霧の養母に選んだ理由は何も、「夕霧が恋するはずもない不美人だから」
だけではないだろうけどね。
紫上は自分こそは最高の男である源氏にふさわしい美貌を備える唯一の妻であるという自負がある分、
源氏と関係した他の女性たちに対する嫉妬は半端ない。
玉鬘の場合、女性なので紫上が養母でもよかったはずだが、夕顔の話を聞かされた紫上は
まったく不機嫌になってしまい、 結局養母は花散里になった。
花散里は年上女の余裕か、身の程を知っているためか、
源氏の寵愛を独り占めできないことに対して嫉妬を表さず、六条院で自分ができる役割を果たしている。
源氏の愛情は藤壺と瓜二つの美貌を持つ紫上が明らかに上だが、
源氏が本当に安心できる相手は実は花散里だったんじゃないかと。
夕霧は女の美貌を第一に考えていたので、花散里が六条院で美貌の紫上と共に
重い扱いを受けているのは信じられない、という評価をしていたけど。
- 37 :
- >>36
結局は花散里の不細工が一番の理由だけど、何だか悲しいわ
- 38 :
- もはや語りつくされた話題かもしれないけど
もし葵の上があの時六条御息所に殺されないで源氏とやっと
理解し合ってのち生き延びていたらどのくらいのポジションに
いたんだろう
紫の上も完璧だけど源氏に素直になった葵の上も相当だと思う
少なくとも明石より身分は高いし花散里よりはるかに美人だし
紫の上が生涯もてなかった子供も持ってるしどこの座に輝いていたのかなあ
- 39 :
- ループ上等ドンと来い
葵が生き残った場合は引き続き正妻格、紫は第一の愛人のままだったと思うよ
そして女三の宮も最初から柏木(朱雀院が位を気にしてたから、も少し上がってからでも)に降嫁出来たかも?
でもすんなり手に入ったら入ったであそこまで執着しなかったかもねー
- 40 :
- >>39
トロフィーワイフとしてそれなりに大事にするけど、平安貴族だから
絶対女作るね。でも女三の宮は元々そんなこと気にしない性格だし、
「どうぞご自由に」状態だと思う。少なくとも原作やあさきみたいな
泥沼にはならない。でもそれじゃあ物語として面白くないというw
- 41 :
- >>40
たしかに、物語じゃなく普通の平安貴族の日常になっちゃうねw
紫式部はいつどこで誰を死なせるか、どんなトラブルを起こさせるか、上手く考えてるなー。
- 42 :
- >>38
葵は生きていれば源氏の正室として安泰ではあっただろうけど
やはり藤壺のゆかりである紫上がやはり源氏最愛の人だったろう。
美貌と若さでは紫上のほうが葵上より勝っているので
葵上はずっと嫉妬し続け紫上は妻としてお披露目できなかった可能性はある。
葵上が生きていれば源氏はまさか六条の娘である秋好中宮を養女にできなかっただろうから
源氏は冷泉帝の御代で養女の入内立后が行えず後れを取った可能性があるね。
頭中将の娘新こき殿あたりが立后して藤氏の世になっていたかも。
いずれにせよ、>>41さんのいうとおり、葵上はあそこで死んだからこそ、
源氏は栄華に向かって物語が進んでいくわけだね。
- 43 :
- >>39
私は葵は元のツンに戻るんじゃないかと思う。
そして旦那と激似の息子溺愛コースとかwそれで夕霧の人格が少し変わる可能性はあるかもしれない。
でも葵の上が夕霧生んで物語から退場するのが物語のバランス的に良いってのは同意。
- 44 :
- >>38
葵が死の間際に源氏に愛の告白をし、源氏も葵こそが私のかえがえのない妻だと分かったと愛を語り
最期に葵と源氏が相思相愛になる設定にしたのは「あさきゆめみし」の創作だったと思う。
葵の子である夕霧が六条の子である秋好に仕えているのを見て、
あのとき奢った人の子が虐げられた子に仕える運命なのだなあと言っているのを見ると源氏は
六条への愛を失い葵への愛が増したというあさきの解釈とは違う感じ。
葵とは最後まで分かり合えない冷めた夫婦関係だったというのは源氏が後世回想している通りで、
葵は源氏の寵愛を勝ち得なかったと思う。
- 45 :
- あさきの創作だけど
いっていらっしゃいまし、と声をかける葵→笑って振り返る源氏→それを見て柔らかく微笑む葵の流れは良かったなあ
あのコマの葵はしみじみ可愛かった
- 46 :
- >>45
夫になかなか心を開けない不器用さがなんか愛しかったし、源氏とのすれ違いも哀しかったので
あさきの創作でも、その後亡くなってしまうつかの間でも、それでも報われて良かったねと思った
- 47 :
- 「あさき」の葵はずっと源氏の事が好きで好きでどうしようもなくて
葵の源氏に対する長年の片思いが死の間際にようやく実ったというスタンスなんだけど
原文の葵はそれほど源氏のことが好きだという描写はないね
源氏の正室として源氏の妾や愛人は許さないという女性ではあるんだけど
- 48 :
- 源氏と関係した女人で、源氏より早く死んだのは
夕顔・葵・藤壺・紫の上の4人か
それぞれの死後の源氏の様子を比べてみると面白そう
- 49 :
- あの色ボケおばあちゃんは意外と長生きしたんだよね
- 50 :
- 源典侍は…さすがに源氏の晩年には生きてなさそうw
六条御息所も源氏より先に死んだよね
- 51 :
- 万民平等で恋愛も自由な現代人としては
葵のことを「高貴な身分とプライドゆえに気持ちを素直に表現できなかった女」って解釈しちゃうけど
当時はそうじゃないんだよね…
当時高貴な姫君は政争の道具として、自分の意思で何かを考えたりしたりするなんてはしたないこと
そういう意味で葵や女三の宮はまさにやんごとない存在ど真ん中だと思う
朧月夜は今でこそ能動的に恋を楽しむ魅力溢れる女だけど、当時の感覚じゃ名家の名を汚すあばずれ娘…
- 52 :
- 藤壺や女三宮といった最高級の内親王たちは恋愛をせず嫉妬もしない
自分の感情を表すことのないもっとも高貴な人種と言えそうだけど
葵は源氏の女性関係(六条や紫)に激しく嫉妬し源氏を無視したり面会を拒絶したり
実家の左大臣家の権威を盾に周囲に対してかなり強い態度に出ているからねえ
朧月夜とは別の意味でかなり意志表現の強い女性よ
- 53 :
- でも源氏が結婚した女って葵上と女三宮以外は格下ばかり
自分のいいようにできる女ばかりだよね。
それに女三宮は位人臣極めてからの降下。
朧月夜と結婚したら葵上と同格になっただろうけどそれもしなかったし。
自分の言うこときいてくれる女としかまともに向き合えないんじゃない。
同格の姫と恋愛結婚して子供ポンポン作った
息子の夕霧とは対照的だと思うわ。
- 54 :
- 葵は浮気をした源氏を無視したり、なかなか心を開かなかったり、気位は
高いけど、車争いの時も家来を止めなかったのは葵の落ち度だけど自分で
命令したわけではない。
基本的に相手の女君には嫉妬はするけど源氏に対して態度に出し、相手には
何もしていない
- 55 :
- >>53
源氏が生涯愛し求め続けたのは高貴さこの上ない后腹内親王である藤壺でしょ
美貌といい知性といい高貴さといい最上級の藤壺を得られないがための格下妻なのであって…
側室が格下なのは割と当然のことなので妻たちに格下が多いのは源氏を攻めるべきことではないと思う
夕霧だって藤典侍のような格下妻を持っているしね
>>54
この時代妻が愛人と同居することは普通ないので顔を合わせることはないし(内裏や六条院は特殊形態)
男性は何人でも公に妻を持って良いのだから、正室が夫の浮気に怒って無視したり拒絶することのほうが悪いわけで
女同士の嫉妬は醜いこととされていたからこそ、車争いの件では
葵も六条も源氏からの愛を失ったし(あさきではなぜか源氏が葵への愛に目覚めるんだけど)
- 56 :
- 花散里はわりと高貴じゃなかった?
女三ノ宮や葵と比べたら見劣りするけど
- 57 :
- この時代は妻が我慢することが当たり前といわれても、夫に文句を言ったり新しく出来た愛人を脅したりする妻も普通にいた。
時代がどうであれ夫の浮気に対して平静でいられる妻なんていない。源氏に対しては素直じゃなくて、気位が高かったけど
権威をかさに威張ったりしている描写はないんじゃないかな。
車争いのとき暴走する家来を止めればよかったけど、妊娠中だったり、心に余裕がなかったんじゃないかな。
- 58 :
- >>57
葵が源氏に面会しないので、代わりに父親の左大臣が出てきて源氏に娘の非礼をわびているよ。
葵は左大臣である父が誤れば源氏が強い態度に出れないことを知っているし、十分に権威を傘にきているよ。
葵は左大臣である父や兄が何が何でも守ってくれるというバックボーンがあったからこそ、
たとえ源氏に非礼な態度を取り続け、Rを拒否し続けても
絶対に源氏に離婚されない自信があった。
葵は妊娠さえしていなければ、きっと暴走する家来を止めていたというのも厳しい。
家来たちは葵の日頃の心情を思いはかって葵のためにやったことが書かれているし、
そもそも家来の暴走にも気づかないほどに体調が悪く車の中で源氏の顔も見ず吐き続けていたのならば
不仲な源氏の晴れ姿など見に行かないだろう。
- 59 :
- 正妻と元々身分は高くても愛人の差だし
車争いでガンガンやるのはある意味仕方がないよ
- 60 :
- 永井路子さんの本で読んだけど
夫に新しい妻や妾ができたら公式に殴り込みしていいってルールがあったみたいだね。
迎え撃つほうも「よっしゃ来い」って準備して待ってたらしいw
さすがに高貴な人たちは自分で殴り込みには行かないだろうけど
家来同士で乱闘くらいはありそう。
- 61 :
- >>60
前妻の公式殴りこみ=うわなり打ち
前にタイムスクープハンターで見たのが面白かった。
源氏物語の時代にはあったのかな?
うわなり打ちの準備をする紫の上、とか想像できないw
- 62 :
- そもそも源氏のかーちゃんが
他の女からいじめられていたわけで
- 63 :
- 廊下におまるの中身ブチまけられたり、出入口塞がれて閉じ込められたりしたんだっけか
紫式部も何の前触れもなくこんな子供染みたいじめ表現使わないだろうし、実際あの当時宮中で行われてたんじゃないのかね
眦吊り上げた女房達が重たい十二単引きずっておまるブンブン振り回してるところを想像したらシュールにも程があるけどw
- 64 :
- >>60
それ、北条政子ね。北条政子って、夫源頼朝の愛人の家に火をつけさせたので悪女扱いされてるけど、
永井さんは政子が大好きで、正室が愛人の家を燃やすのは当然の権利だと言っていた。
でも、さすがにそれをやったのは政子ぐらいだしどうなのかねえ…
少なくとも源氏物語では紫上のように多少の嫉妬はしても夫の愛人や妾達と仲良くやるのを良妻、
夫の妻や愛人に報復をする弘き殿女御や葵上のことは批判しているわけだしね。
- 65 :
- 雨夜でしつこくされるのは嫌だけど嫉妬されないのも嫌だって言ってたね
- 66 :
- >>65
(源氏ではない)別の人がね。紫みたいにちょっと拗ねるような嫉妬ならでしょう。
夫の寵愛を奪う他の女性におおっぴらに報復をした弘き殿女御や葵上に対して
桐壺帝や源氏が「そこまでして俺のことが大好きだなんて!俺の他の女をやっつける女、超タイプ!」
ともとの妻のところへ戻ってくるわけでもないしね。
- 67 :
- >>63
やっぱ女だらけの場所はこえーよな
薫も玉鬘に「宮仕え、マジ大変っすよね」って言っちゃうぐらいだしさ
- 68 :
- >>60
村上天皇の中宮は新しい女御の美しさに嫉妬して壁の穴から壺の欠片を投げつけて、それを天皇に咎められたら逆ギレするし
上にも出てるけど北条政子なんか頼朝の妾の所に家来複数差し向けて家を焼き壊すという暴挙に出ている
女の嫉妬マジ怖い
六条院に移ってからの元旦衣装見立てが面白い
紫の上→赤紫×ピンク
花散里→藍色×濃くて暗い紅
ちい姫→水色×赤
玉鬘→オレンジ×赤
明石→白×紫
明石の組み合わせ(中華風模様の白小袿と艶々の紫)とか想像するだにカッコいい
- 69 :
- 男が浮気するのはよくて
女はだめっていうのがわからん
女も浮気しないと数が合わないよね
それとも喪男多い社会だったのか
- 70 :
- >>69
天皇の女御・更衣にもなると死別でもしない限り再婚はなかっただろうけど、
女性も複数の男性と交際を繰り返している人はいるわよ。
夫がいながら親王2人と不倫、最後は受領の妻に収まった和泉式部、
全部父親違いの子を3人産み、3人目を産むとき難産で亡くなった小式部内侍(和泉式部の娘)
複数の男と浮名を流し最後は太宰第弐の妻に収まった大弐三位(紫式部の娘)。
清少納言も一度離婚して再婚してる。
藤原道長の愛妾・藤原厳子は元花山法皇の愛人で、別の愛妾・大納言君はバツイチだったし。
そうかと思えば、出世の見込みがなかったり隠し子だったりで若くして出家させられた男子がいたり、
一品内親王などは高貴すぎて生涯結婚しなかったり。
一度も結婚しない未婚者も結構多そう。
- 71 :
- >>68
源氏物語関連本でその衣装の色合わせの写真見たら
花散里の衣装が慎ましいながらも上品で感じよかった。
喪女向きのファッションセンスなのかw
- 72 :
- 玉鬘の組み合わせとか完全にギャル系な件>赤とオレンジ
- 73 :
- >>72
玉鬘は「派手な美人」と言われてるし…と思ったけど
ギャル美人だったのかもしれないね。
でも当時の派手美人ってどんなんじゃいと思わないでもない。
明石の君はあんまり好きじゃないけど、衣装の描写は凄く惹かれるな…
- 74 :
- >>71
同じ本を見たかも!
花散里の衣装が良いと思ったのは喪女センスな故かよ〜
後は明石のも好き。
玉鬘はギャルってより華やかさとか、当時のモダンなセンスとか
咲き乱れる八重山吹に例えれるから黄色入ってるのかと
後、空蝉には尼だから全体的には地味めな衣装だけど
光源氏が着る予定だったくちなし色の衣装も贈ってるんだよな
- 75 :
- ギャルか…
あさきゆめみしの近江ちゃんのキャラデザがギャルっぽかったな
言動もギャルだ
近江ちゃんの衣装は自分で選んだら色の重ねが爆発しそうだ
それを見たパパさんが、アチャ〜ってなるんだろうな
- 76 :
- 玉鬘と近江ちゃんは姉妹だもんね
どちらも父親似だから顔のニュアンスはなんとなく似てたのかも…
- 77 :
- 玉鬘→ギャル系
明石→クールビューティー
花散里→癒し系喪女
として、紫の上の衣装合わせは何系だと思う?
私の目には本の写真見た限りでは紫の上の衣装って赤系×赤系で
玉鬘とはまた違った意味で派手派手に見えたんだが。
六条院の女主人だから華やかに美しい女王さま系?
- 78 :
- >>77
ウロだけど紫の上の衣装は高貴で最高の女性のイメージなんだって
ただ、この色を年齢の行った弘徽殿女御も着ていたらしく
天皇の母とはいえ、年甲斐もなく勘違い な装いを表すとか書いてあったような
- 79 :
- >>78
一番高貴なのは明石上(白×紫)じゃなかった?
衣装を見た紫が「思いやり気高きを上はめざましと見たまふ
(想像するからに気高い様子であることに紫上は憎らしく思いなさる)」
紫上のは「今様色のいとすぐれたる」で一番流行のファッションという感じ。
- 80 :
- >>79
この中では一番身分が低いにも関わらず高貴な色の襲を与えられてる
=源氏の愛情がそれだけ半端無いのが悔しい
という思いがあると思う>紫の上
自分は何と言っても宮家の出、なのに風変わりな略奪婚ゆえに実情はどうあれ正式な夫婦扱いでないことにコンプレックスを抱いていたし
そこを後々女三の宮降嫁でズッタズタに傷つけられる、と
- 81 :
- 明石入道と桐壺更衣はいとこ同士で、中宮になるちい姫はそれぞれの子供達
明石の君と源氏の子供だね
- 82 :
- 誰かの訳本で、難しい色合いだけど明石の君なら美しく着こなせるだろうと源氏が言うのを聞いて、紫が自分の赤い派手な着物が子供っぽく思えて恥ずかしくなった…ていうの読んだ
明石の君って素敵だよな…憧れる
身分が低くて控えめだけど聡明でセンスが良くて教養もあって品があってさ
あさきゆめみしじゃ一番美人に描かれてると個人的に感じた
- 83 :
- あさきゆめみしで私が憧れるのは花散里や夕顔だ。
人を癒すことのできる、優しく柔らかい、性格の可愛い女性。
正妻にはなれなくても男君が私の側でくつろいで
あなたの傍だとホッとすると言ってくれれば満足だ。
- 84 :
- >>82
明石の君は長身じゃなかったっけ?
小柄なのは娘の中宮の方かと
- 85 :
- >>84
身長じゃなく身分。な?
- 86 :
- >>85
身分が身長に見えた…
恥ずかしい…
- 87 :
- 明石の姫君(明石の中宮)をちい姫って書く人がときどきいるけどあさきかな田辺源氏かな。
- 88 :
- >>87
漫画板のあさきスレの人が来てるかな?あそこは皆あさきにならってちい姫呼びなので
>>82の訳もあさきの漫画にあった訳だと思う
あさきは後半、紫上が主人公で、紫のライバルとなる女性たちにはきつい解釈が加えられているから
原文や他の人の訳文(あさきの底本である田辺源氏には近いんだろうけど)からは離れてるかな?
- 89 :
- >>82だけなら別に明石の君にきつい解釈には見えないけど
- 90 :
- 赤と紫は組み合わせ的に最高なんだよ。
どっちも着れない身分の人もいるんだから。
それと赤は若さのイメージもある
風俗博物館のHPの貴族の生活って項目に
代表的な襲色目って出てるけど、こういうのいいな。
- 91 :
- >>80
明石上は帝の外祖母になる強運を持った女性だから、
節々でその気後れするような気高さが強調されているよ。
明石入道の父は大臣(桐壺更衣の父按察使大納言の兄弟)だし。
>>90
紫上の衣装には紫は入っていない。
禁色は深紫や深緋、赤白橡などであって当然、紫上にも明石上にも許されていない。
紫上の紅梅は女官たちも着るピンク系で禁色ではないし、
明石上の濃きが鮮やかなるは深紫の色を少し明るくして禁色を避けている。
それでも明石上の衣装が源氏が配った衣装の中では最も禁色に近く、紫上が嫉妬をしている。
- 92 :
- >>90
風俗博物館見てきた
確かに明石の方の襲色目が超上品でかっこいい…
現代でもあの色合はよほど優雅で上品な人でないと着こなせないわ
紫の上のも可愛らしかったけど明石の方の方が好きだな
- 93 :
- 風俗博物館行ってみたいな。
展示内容いろいろ変るんだよね。
ネットでアップしてるのみたことあるけど
明石の姫君の出産とか
夕霧と雲居の雁の結婚とか。
特に夕霧と雲居の雁のくだりは
三ヶ夜の餅とか後朝の文とか面白いなと思った。
- 94 :
- 禁色って宮中に仕える人々限定の話と思ってたけど違うの?
家の中でまで着ちゃダメ、とかそんなのキリが無いし取り締まれないと思うけど…
あと紫の上は六条院の女楽でもがっつり紫着てた記憶があるし
正月の衣装見立てで着た蘇芳色も今で言う赤紫だよ
- 95 :
- みだりに着用することを禁ずるって話なのに
普段着にするなんてもってのほかじゃないの?
大体わざわざ禁色を選ばなきゃいけないほどカラーバリエーションに困ってるわけじゃあるまい
- 96 :
- >>94
現代人の感覚だと、禁色の赤白橡も女房装束の紅梅も大雑把に言って赤、
禁色の深緋も女房装束の蘇芳も大雑把に言って赤紫で一緒じゃん、になるんだろうけど、全然違う色(ググれば色は見れるよ)。
>>90に赤と紫は普通の人は着れない(紫上の衣装は普通の人が着ることを認められない禁色。
紫上は禁色を許されている)みたいに誤解している人がいるから言っただけ。
紫上は禁色を許されていないし、着ていたこともない。
紅梅や蘇芳は女房装束として愛用された一般的な貴族女性の衣装。
- 97 :
- 「今で言う」って註釈つけてんのにそんな細かく訂正するようなことかね
- 98 :
- 「明石上」なんて言ってる人だから無視
- 99 :
- いくら当時の布がユニクロ並みに薄いからって
頑張って20枚も重ね着した女房がいたってのにビックリ
重たそうだし、色の組み合わせ考えるのも大変
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