吉田元所長が世界に助けを求める声をあげている 仏ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール誌 Fukushima : et si le pire était à venir ?(福島で最悪事故が起こるのはこれから?) ttp://tempsreel.nouvelobs.com/l-enquete-de-l-obs/20120822.OBS0162/enquete-fukushima-et-si-le-pire-etait-a-venir.html 和訳ttp://vogelgarten.blogspot.jp/2012/08/blog-post_26.html 米国、ロシア、そしてフランスは介入しないのか?5月初め、国連の事務局長潘基文に対して70のNGOが、 逼迫するこの計り知れない危険に関して世界中の人々に警告を発するよう書簡を送った。 彼らは国連が日本政府に国際支援を受け入れるよう強制することを求める。日本は今までのところ五月雨式にしか 支援を受け入れていない。書簡の文面は元外交官松村昭雄[訳注:村田光平の間違いか? 松村氏は元国連職員] の手により、大勢の日本の名士が署名している。8月13日、さらに国民的英雄が一人加わった。 福島原発元所長吉田昌郎である。彼は今、癌と闘っている。2011年3月彼は上司のバカげた指示を無視して原子炉に 海水を注入させた。設備が損傷を受けることを恐れていた東電にとっては大迷惑なことだった。 吉田所長はこの英断によってもしかしたら「核の冬」から祖国を救ったのかもしれない。 彼は誰よりもよく東電の無能ぶりと、また四号機冷却用プールの現す危険を知っている。精根尽きた この勇気ある人物もまた、今日世界に向かって助けを求める声をあげているのだ。