1read 100read
2013年17哲学9: 西部邁49 (553) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
【最終】金利哲【哲学者】 (111)
ルドルフ・シュタイナーと人智学 9 (166)
勉強の意味をクソ中二野郎に教えて欲しい (192)
生きる意味わかった (191)
哲学を馬鹿にする奴ってさ、大抵・・・ (325)
カント『永遠平和のためにpart3』 (605)

西部邁49


1 :2013/08/14 〜 最終レス :2013/09/08
【主要関連ページ】
東京『発言者』塾
ttp://www.hatugenshajuku.net/
西部邁FAQ―西部邁のまこも部屋―
ttp://www.geocities.jp/sachoquijote/index.html
西部邁ウィキペディア
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%83%A8%E9%82%81

【前スレ】
西部邁48
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/philo/1366162363/

2 :
【その他関連ページ】
イプシロン出版企画
ttp://www.upsilon-publishing.jp/index.html
札幌『発言者』塾
ttp://www11.plala.or.jp/kitanosizume/sazareisikai.htm#
九州『発言者』塾
ttp://www.kyushu-hatugensha.org/
西部邁的BBS
ttp://8123.teacup.com/tosei/bbs
西部邁ゼミナール -戦後タブーをけっとばせ-
ttp://www.mxtv.co.jp/nishibe/
読書の時間
ttp://book.jorudan.co.jp/cgi-bin/browse.cgi?action=0

3 :
つまらん本を新規で読むよりは西部先生の「保守の辞典」を熟読玩味した方がいいな。

4 :
真善美と社会主義だけど、
逆説的だけど、社会主義って進歩を想定していない。
想定内の進歩なんて、すでに織り込み済みなわけで、進歩じゃないんだよ。
だから、社会主義がすでに想定してしまってる進歩って、実は進歩じゃない。
どんな進歩が訪れるのか、今の人間には実際にはわからない。
それが真の進歩だと思う。
そう考えると、人間が真善美と静的に考えてしまうものも同じように進歩を想定してない。
キリスト教や仏教なら、イデアを想起しつつも、最後は超越や空に預けてしまうから、進歩の余地がある。
そこが、真善美を直接想起する方法と、宗教を介する方法で違うね。
真善美を直接想起すると進歩の余地がなくなってしまう。神や仏を介して真善美を求めることで
進歩の余地を残すことになるね。

5 :
原罪だよね。
人間は知恵の実を食べて善悪を判断できるようになった。
そのことで人間は苦しむわけだよ。

6 :
まあ、その進歩が人間にとって進歩に見えるかどうかというのもあるけどね。
神にとっては進歩でも人間にとっては微妙とかさ。
それが超越ってことでしょ。ただ、信仰は理性が導くものであるから、
神と理性が大きく離れるということはないと思うけど。
神とは、人間の理性がこの世界を信頼するために架橋するものだから。

7 :
要するに、神とは、人間の理性を無効にするものではなくて、
この矛盾ある世界において(実際に矛盾があるのは世界と人間の関係だけど)
理性が正気を保ち、理性を健全に働かせるために神が必要とされてるってこと。
この世界と人間との間にある矛盾を架橋する存在が神だよ。
だから、人間にとって神は不可解な存在に見える。それは、神が架橋している世界自体が不可解だから
それが神を通して透けて見えてるってこと。

8 :
共産主義の進歩とは、真善美に向かっていく垂直的進歩だ。
垂直的進歩は、国家全体主義だ。
プラトンは、エリート幹部の哲人政治による共産主義国家を夢見た。
資本主義の進歩とは、金が欲望を増幅させる水平的進歩だ。
水平的進歩は、自由主義だ。
資本は新たな市場を求めて、地域や外国の商業慣習・伝統を破壊していく。

9 :
保守主義者は洗脳されている。
金融資本を動かす極一部の者達だけの「自由」を守る資本主義。
その資本主義が未来をバラ色にする、資本主義は素晴らしいものだ、
という金融資本家による洗脳を保守主義者は信じてきっている。

10 :
地域や外国の商業慣習・伝統を破壊していくのは市場だけじゃないよ。
むしろ、それを破壊していたのは昔は軍事力だった。
昔は軍事力によって利益の確保を図り、他地域の文化を破壊し、統合を図った。
また、政治的圧力で他地域の文化を破壊することもできるよ。
チベットのようにね。
それが今は市場に変わったんだよ。その動機は、結局は人の生存本能でしょ。人は生存するために他と協力もするし
争いもする。それが市場によってある意味バーチャル化したんだよ。
これを現実の争いに再び戻しても何にも解決しないでしょ。

11 :
保守は伝統を破壊する原因が愚かな大衆にあると見定めた。
しかし、保守がいくら大衆を批判しても資本主義の伝統破壊の力は止められない。

12 :
西部先生の仰る通りだな。米中の方が日米なんかより親和性が高いよ。

13 :
市場は戦場だからね。
戦争というものは、革命よりもはるかに深く多くの伝統を喪失させる。
日本でも戦国時代で伝統が断絶したでしょ。
市場というのは、そういうバーチャルな戦場だよ。
本当の戦争の場合、被害があまりにも甚大になるので、たとえ数十年戦闘が続いても
その後長い間平和が続いたりする。それは、人々が戦争の悲惨さが骨身にしみてわかるから
争いを決して起こさないと決意するから。
ところがバーチャルな戦場である市場は甚大な被害が起きないので、常に戦闘状態であっても
誰も困らない。なので、薄い戦国時代が常に続いている状態になるんだよ。
戦国時代では、既成の秩序は失われ、新しい秩序が生まれる。
既成の伝統は失われ、新しい慣習が起こる。
それが、日々永遠に続くのが資本主義の市場だよ。常に下克上が起きる。
それは革命よりもはるかに強力なものだよ。
なので、本当に伝統を守ることが必要であるなら、資本主義は続けられないってことになるね。

14 :
西部邁先生の「ジャップ」発言は考えさせられる。今の日本人は堕落し腑抜けている。特に、保守を標榜しながらアメリカに尻尾を振りまくる卑しい人間の罪は極めて重い。こういう振る舞いは英霊の魂を侮辱するに等しい。支那人以上に下劣な行為。

15 :
【柴山桂太】アメリカの闇
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/08/15/shibayama-14/
表現者 2013年 09月号 [雑誌]
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00E7Z7IPY/

16 :
TPP参加賛成論者は亡国の徒。
亡国の徒が集まっているのが現在の政権与党。

17 :
「保守の辞典」(西部邁)読了。「実存思想」「解釈学」「実践思想」「保守思想」との四者が互いに支えあって、「言葉のあるべき図柄」を描いてみたかったとのこと。
少々、難しかったけれど、真の保守思想を自分のものとするためには、必読かと。新自由主義、市場至上主義と対峙してくためにも。

18 :
愛煙家通信
「研究会」発足の折…
西部氏:ところで、事務局もそうですが、すぎやま先生の表現で「禁煙ファシズム」他に「喫煙いじめ」というのが気になりますね。「ファシズム」とは悪いものを前提で言う言葉であって、決めつけるのはよくないですよね。
それに僕や喫煙者は、いじめられている気は更々ないわけですよ。
西部氏:結局ね、煙草に限らず人間のやることは大概害があるんですよ。そんなことで騒ぐなっていう一線をおく必要もある。この喫煙文化研究会が「健康を守る」という主張をするのは嫌ですね。
人間は、ほどよく不健康で、ほどよいときに死ぬからいいと思うんです。健康被害を与えるのは嘘情報だと頑張るのは、切ないというかおもしろくないと思う。
http://aienka.jp/about/

19 :
中学生が喫煙を始めるのは悪い事をする快感があるからだよ。
健康被害を与えるという情報は喫煙者にとって快感をアップさせる。
俺は世間に逆らって悪い事をやっているんだザマアミロという快楽を与えているのだから
喫煙は悪い事だと言って上げるのは喫煙者に対して逆に親切。

20 :
二木さんも番組で言ってたけど身体に悪いに決まってるよw
でもそんなの関係ないんじゃない?
翁の言うとおり科学的(笑)な証明が身体に良いとか悪いとか、あーつまんないわ。
今日も煙草が旨くて不味い。
それだけで充分です、ハイ!

21 :
つまらないと言えば、「禁煙ファシズム」という表現は、
喫煙家の被害妄想によるヒステリーから生まれた造語なので、つまらない。
狭い意味でのファシズムとは国家ファシスト党の思想、運動、体制。
今の日本で煙草の売買をしたら逮捕されるなんてことはない。
マナーを守って医者に隠れて喫煙をしていれば、喫煙で何の注意も受けない。
それは禁煙ファシズムだぞ!と声高に言うのはみっともないのでやめてもらいたい。

22 :
禁煙の話とかどうでもいい。
今話すべきは、市場主義とかTPPとかでしょ。
せっかく新しいスレを立てたのに

23 :
実態的なものではなくて、抽象的なことを論じようよ。
愛とかイデアとか不滅とか。

24 :
ごめんな。
禁煙ファシズムに反対!という、どうでもいい市民運動的な主張に熱中するのは下らないこと
と言いたかった。

25 :
喫煙は悪い事だと言うのは JTに親切な罠
国民にとっては「つまずき石」 TPPはもっと大きな悪だろが、
しかし悪を持って悪を制す、と日本も乗ったわけだが
これは、第二次世界大戦も悪をもって悪を制すだったが
「勝った方が正義」という正しい論理によって、巨悪が野放しになった。

26 :
605 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2013/06/15(土) 14:01:32.81 0
現代の本当の対立軸というのは、どうもコスモポリタニズム(個人主義)とコミュニタリアニズム(集団主義)みたいだね。
サンデル以降、このことがアメリカなんかでも意識されだしてきたようだ。
この本当の対立軸をうまく管理できるようになれば、人類の社会学的な経験値はだいぶ上がると思う。
それは、実際の社会に目に見える恩恵があるほどの影響があると思う。
コスモポリタニズム(個人主義)   コミュニタリアニズム(集団主義)
資本主義・国際社会主義          封建主義・国家社会主義
自由主義                    統制主義
これが本当の対立軸。そしてこの対立軸は人間の本質を分ける最も重要なものだと思う。
もちろん、両極端を選択する必要はないけど、双方の特性、利点、欠点の理解が進むことで
この対立軸をよりうまく管理できるようになり、その結果として人類の多くの問題が解決されることになる
んじゃなかと思う。これは、実際にはアメリカでの社会科学の進歩を持つしかないところが残念ではあるけど。
606 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2013/06/15(土) 16:09:28.64 0
よく考えると、2つの世界大戦と冷戦はすべてこの軸で行われてる。
             自由主義            統制主義
第一次世界大戦   連合国       同盟国(ハプスブルク-オスマン)
第二次世界大戦 連合国             枢軸国(国家社会主義)
冷戦           西側諸国           東側諸国(国家社会主義)
まあ今さらこの軸に気づくのも遅すぎるのかもな。
社会科学は、良い人材を自然科学に取られすぎてるからかやっぱり未発展だと思う。

27 :
>>26
実に面白いね。
先に近代化した側の帝国主義 vs 近代化が遅れた側の帝国主義 の対立軸だね。
枢軸国側は近代化が遅れたために、列強による領土分割や国際カルテルの動きに乗り遅れた。
それで、列強に対抗するために、統制的で国家社会主義的な体制へと進んだ。
この対立軸は、米国の力に翳りがやや見えてきた現在に、どのように世界を再編していくのだろうか?

28 :
コミュタリアニズム対コスモポリタニズムは宮台氏とかも言ってるね。
西部氏もたばこの話とかしてると、宮台氏に追い越されちゃうよ。

29 :
年寄りが年下のものに追い越されるのは世の常、この世の定め。
西部翁も分かっておられるだろう。

30 :
これで終わりかいw

31 :
利害の争いが実際の武力による戦闘からバーチャルな市場に移行したことで
軽くなってるんだよ。
昔なら命をかけていたことが、今ではクリック一つとか、そんな感じになってる。
そういう軽薄さが道徳的に悪影響があるのは確かだと思う。

32 :
西部先生のように、正しい事、本当の事を言い続けて生きている人間は、尊敬する。私も歳をとるにつれ、同調圧力に屈して、立場を守るために、卑怯な事を平気で行う人間になりつつあるね。気合いを入れなければ。

33 :
ポストモダンみたいなスノッブが江戸時代は素晴らしいとか言い出して
それによって本当に日本の近代がぶっ壊れて、江戸時代並の封建文化に戻ったら
茫然自失だろうね、スノッブの文化人も。

34 :
俗物だよね。俗物はあらゆる思想に潜むことができるんだよ。
思想だけでそいつが俗物かどうかを判断することは難しい。

35 :
俗物は俗世に浸って、イデアを持ってないからね

36 :
俗物でない人はイデアに拘るとして、俗物は何にこだわるのか?
いや何に対しても拘らないのか。
とすると一貫性を欠く人が俗物か。
伝統も慣性の一種だ。

37 :
とすると、何かに拘った方がいいという事?

38 :
西部邁、久しぶりに見た。相変わらず面白い。筋が通って可愛さがあって、なんでこの人が重用されなくなったのか?

39 :
イデアはイデオロギーだったりするのかな
そういう視点からブルジョアの価値を批判したのがマルクスだったよね

40 :
イデアの人はイデオロギーの人かもしれない
自らの非イデオロギー性を(自己)証明するには結局の所死ぬしかない

41 :
西部さんは数理経済学廃業してバブル真っ盛りの時に経済倫理学を提唱したり、東大辞めたりしたよね
真似できるかな

42 :
分からないのは西部さんを偽装自殺に駆り立てる衝動について
なんでこんな不合理なものを抱える事になったのか

43 :
イデアがあれば出来るだろうね

44 :
書物で説ける事なのかな だって非合理的だよ 事故証明のための偽装自殺を伴うからだ

45 :
現代においてイデアをもつ事はむずかしい そのイデアが本物かどうか試される機会が来ないからだ
で、潔癖であれば些細な事で偽装自殺をし、自らの潔白の証を立てようとするようになる 
つまりイデアをもつと損ばかり選ぶようになる 
イデアを持って得をするとしたらそれはイデオロギーかもしれないから
イデオロギーをイデアとして掲げる欺瞞には耐えられないだろう
とにかく現代はイデアとイデオロギーの区別がつかない時代なので、自らのイデア性を証すために偽装自殺を繰り返すようになる

46 :
でも何か西部さんは優しい感じがして良いよね
ニコニコの対談を見てそう思った
対談相手は冷たく感じた

47 :
この優しいというのは自己がないという事
自己へのこうでいがない

48 :
対談相手の他の論者は自己が凄く強い
他人を受け入れない空気がある

49 :
イデア、を持ってるからでしょうね
イデア持ってたら自己に拘る必要がないから

50 :
自己というか利己というか
イデアって滅私ですよ
現代において滅私に徹するのは難しいです

51 :
滅私出来てないやつがビジネス批判をしたり伝統を説いたりしても気持ちが悪いだけ
冗談が嫌らしく聞こえる
「何でしたっけ?愚民党(=自民党)でしたっけ?w」
気持ちの悪い

52 :
気持ちの悪いやつはリベラルに行け
俺もそうする、気持ちの悪い間は

53 :
テレビで毎回皮肉を言っているが、小柄な体躯や笑顔やスローテンポな喋り方が
とてもチャーミングなので得をしている。
対象を冷たく見下した皮肉なのに愛があるように視聴者は勘違いしてしまう。

54 :
知ることもできない対象の人格を仮定してそれを否定することで自らを正当化する構造
これはネット(2ch)によくあることなのかもしれない
こういうことは非生産的だろうし個人的には遠慮したいな
(それに抽象的なものに対する議論は「土台をつくらずに理論を構築する愚かさ」が焦点になってると思うが)
決断主義を好むのはいいが土台ができてからでしょう。土台をつくらずに進んだ結果が今の惨状。
(そして結局、99%の凡人ができるのは雰囲気づくりくらい。その議論を人格否定で終わらせることほど愚かなことはない)
もちろん抽象的なものや神秘主義的なものに対する違和感は現代日本人ならたいていもってる感覚だろうし個人的にも理解できる。
その違和感を外国などと比較しながらそれが何なのかを探るのが肝要な気もする。
雰囲気づくりってのは、結局そういう傑出した人物がでてきた時にしっかりと見極め、嫉妬や妙なスキャンダルで潰されないように監視するってことだと思う

55 :
不確実な現実の中で決断を日々している。決断には自己正当化を含まねばならず、
決断は対立する者の否定でもある。決断を見せられた対立者は不愉快である。
決断を見せられた賛同者は愉快である。
不愉快、愉快、どちらの情緒にも深入りしないことが肝要である。
不愉快、愉快に深入りしないよう監視する雰囲気作りが必要。

56 :
ようは気持ちの問題なんだよね。

57 :
 
経済学は誤解されやすい学問で、よく人文科学系の人々から批判されている。
合理的な個人を仮定し、効率性を議論する所を疑問視されるのだが、
合理的や効率性の意味が良く理解されていない事が少なくなく、
合理的選択理論の限界について経済学者が議論していることも知られていない。
こんな勘違いな批判者が続出するのは、経済学で使う言葉の意味が理解されていないからだ。
言葉の意味が知られていない理由は、二つあると思う。
一つは、経済学が数学を用いて体系化した学問であって、人文科学系の学者にとっつきにくい。
一つは、経済評論家が理解できていない経済用語を振り回し、それから誤解が広まっている。
どうしようも無い状況だが、救世主が現れた。
イツァーク・ギルボアの『合理的選択』は、数学を使わず経済学を理解する上で必要な単語のコンセプトを説明する本で、ひたすら読む理論経済学と言った趣の本だ。
必ずしも形式的ではないが、通常のテキストであれば、あっさり記述しそうな言葉の意味がこってりと書いてあるのが特色だ。
代わりに数学的な部分はオンライン配布の付録に追いやり、より厳密な議論は最初に他の教科書を紹介する形になっている。

58 :
>>57
第一部は最適化が説明されている。
合理的な個人が最大化するであろう効用にどのような性質が必要なのか、効用を最大化すると言う行為がどのように解釈が可能なのかが議論される。
経済学嫌いの人文科学系の人々が読めば、意外に許容範囲の広い概念である事に気付くはずだ。
第二部のリスクと不確実性では、期待効用の最大化問題に議論が発展される。
リスクをどう考えているのか、リスクの評価の歪み(プロスペクト理論)がどう影響するのかが説明される。
第5章の確率と統計の議論が統計学の範囲にまで飛び出している気がするが、もはや経済学では確率・統計は常識になっているし、
確率・統計での有意性と、合理的な個人にとっての意義の違いを説明する必要もあるのであろう。
第三部の集団選択も、丹念に概念とその限界が説明される。
第6章の選好の集計では、効用の個人間比較が不可能であること、それを前提に社会選択理論がどのように発展しているか、経済学で言う効率性がどのような意味を持つかが説明される。
第7章のゲームと均衡では、ナッシュ均衡の意味する所や限界、どのような均衡概念を用いるべきか、常識などがゲームにどう影響するかについて説明される。
第8章の自由市場も、それが意味する事と、それが機能するための完全競争、完全情報、完備契約などの条件が丹念に説明される。
なお、社会選択論→ゲーム理論→自由市場の順番は、一般のテキストの流れとは逆で、著者のコダワリを感じる。
第四部の合理性と感情は、合理的選択と感情、幸福度の関係が紹介される。
感情の存在自体は整合的であること、幸福度をどう考えればいいのかが議論されている。
経済学を批判したくてたまらない哲学者、思想家、社会学者、経済学を知っているふりをしたい経済評論家に是非お勧めたいしたい逸品だ。
http://www.anlyznews.com/2013/08/blog-post_16.html

59 :
西部先生が数学できないとでも思ったのか

60 :
まあ超越を理解するのは難しいからね。
特に日本人には。

61 :
藤井 聡
久方ぶりに、TVタックルに登壇することとなりました。
本日収録いたし、19日の午後9時から放映予定です。
テーマは、
  「猛暑!ゲリラ豪雨!異常気象に襲われるニッポン!
   公共事業で命は救われるのか!?」
であります。
国土強靱化についても話題に上り、様々な角度からのご批判も含めた議論(トークバトル!)となり、また例によって、頭をよぎった想念の数パーセント程度しか口にできませんでしたが(苦笑)、それでも今回は、一貫して、
  「命を守る公共事業は、当然必要だ!」
というコンセンサスの上での議論となった点については、一昔前の公共事業論とは「大違い」だったのではないかと感じました(※ これもスタッフ初め、関係者皆様方のおかげであります、ありがとうございました!)。
どの様な番組となるか、当方も楽しみに拝見いたしたいと思います。
ご関心の方は、是非ご覧下さい。
以上、ご紹介まで。
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII?fref=ts

62 :
>>60
日本人にとって超越それ自体はなじみ深いんだよ。
それは諦観みたいなものだからさ。
仏教と言ってることは同じだし。
ただ、超越を前にした理性の有り様がどうにもらない。
諦観を前にしても理性を働かせ続けるということができないから。
その辺が神を前にした理性のあり方を考えるというある意味とんでもな
学問を究めてきた西洋人は強いんだよ。

63 :
現代社会において定量化可能な「金」と自らの「欲望」だけが容易に実感できる概念である。
そのような人々が構成する社会は「愛」や「良心」といった言葉を偽善的で軽薄的なものとして考え、抽象的な言葉が公に力を持つことはない
宗教がそれを防ぐ役割をしているのだろうが、日本では意識的に宗教を持つ人が多いわけではなく、
「金」や「欲望」以外のものを実感できる機会もそう多くはない
そして、そういったものに対する拒否反応が強い(少なくともそれを公然と言葉にすることにおいて)のも特徴である
そういう意味で藤井先生の度胸と志には恐れいった

64 :
西部邁の話は結構好きです。
反論させないように主張する前にサヨクの意見を散りばめガードしてから、ジャブ、フック、アッパーと決める。

65 :
相手の話が面白く、場をリードされると
突然、語源を語ったり、個人的な話を語りだす老人の域に達しているけどな。

66 :
「保守の辞典」(西部邁)読了。「実存思想」「解釈学」「実践思想」「保守思想」との四者が互いに支えあって、「言葉のあるべき図柄」を描いてみたかったとのこと。
少々、難しかったけれど、真の保守思想を自分のものとするためには、必読かと。新自由主義、市場至上主義と対峙してくためにも。

67 :
バーチャルな戦場としての市場というのは、とにかく軽くて軽薄なんだよ。
ホリエモンとかさ、ああいう感じ。
昔の武士のように命をかけて、自分の権益を守るという気概がなくて、とにかくバーチャルでしょ。
それが真性保守派の最も勘にさわるところだと思う。
権益というものは、命をかけるからこそ与えられるものであって、気楽なクリックなんかで
与えられれば、すべての事象が軽薄化することになる。
なにしろ、一番大事な争いがバーチャルなクリック一つなんだから。

68 :
西部先生の憲法講義は面白いなと。
いつも聞き入ってしまう…。

69 :
日本国憲法に国民の義務がほとんど書かれてないのは問題だよね。

70 :
そう言うと、「憲法は本来、国家権力を縛るものだ」という指摘がされるんだよな。

71 :
西部邁ゼミナール良い

72 :
欧米は「憲法は国家権力を縛るもの」でいいけど
日本では「「憲法は国民の道徳規範」と定義すればいいだけなのにね。

73 :
憲法学者がアホなんだよな。

74 :
憲法に義務が明記されていないせいで、我儘いっぱいな日本人が増大して
今の日本はドンドン堕落し、ふしだらになりまくっているからね。
おまけに青少年犯罪の激増やニート・ひきこもりの登場。
こんなことは戦前ではあり得なかったのに。

75 :
逆に今の方が厳しい部分もあるんだよ。
戦前は素性がボロでも厳しい教育と社会がそれを矯正してくれた。
ところが今はそのままが良い教育なので、素性がボロだとボロのまま。
そしてたぶん、ボロのままだと生きていけないよね。
今の方が素性重視主義なんだよ。そのままで良いっていうのは、そういうこと。
そして、そっちのほうが厳しい部分も多い。
精神的には昔の方が厳しいだろうけど実態としては今もかなり厳しい。
でも戦前のやり方にも欠点はある。素性がボロの人間を無理矢理矯正して社会に適合させても
結局はそれなりであって、本当に良い人間にはならない。だから、外面はまともでも、
中身が腐ったような人間が野放しになる。中身が腐ってれば外面も腐る今の方が
社会全体としてはありがたいかもしれない。素性主義は、外面だけじゃなくて中身までの潔白さを求めるから
逆に偽物は通用しないってことでもあるね。
戦前のような素性を軽視する社会では外面まともでも内面が腐った人間が野放しで、そういう人間が要職についたりすると
社会は大損害を被ってしまう。

76 :
まずは平凡の強制だろうね
そしてイデア

77 :
義務を明記した場合、極端な人が権力者の立場になったら違憲の判断とかどうなるんだろうね
「哲学」とか「宗教」の授業を導入した方がいいと思うけど

78 :
今の憲法にも少ないながら義務は明記されているじゃん。

79 :
だから、「みんなちがってみんないい」という教えは
実はとても厳しいものだよ。冷酷といえるぐらいの素性主義。
でも、戦前のやり方が親切すぎたとも言えるかもしれない。

80 :
個人的には今の義務の項目自体おかしいと思ってるからな
単なる規範であれば憲法に頼ることをしないで
「規範」として別の枠で教えればいいとおもう

81 :
今の日本国憲法に国民の義務はちゃんと書いてある。
だから、どの義務の記述がまだ足りないのかを具体的に言うべきだ。
足りないのは兵役の義務と愛国の義務とはっきり言わない議論はゴミ。
兵役の義務、愛国の義務、愛国教育の義務など、この義務が足りないから付け加えろ、
とはっきり言わなければ、「でも、現行憲法に国民の義務は書いてありますから」
と反論されて終わるだけだ。

82 :
よくネットはバカ発見器なんて揶揄されるけど、これも素性主義をさらに進めるものだね。
ネットは、素性がダメな人間を容赦なく顕在化させる。それは公開されるとかそういうレベルよりも前に
素性のダメさを顕在意識で具体化し、行動と生活に反映させてしまう。
ネットには、そういう部分があると思う。社会的な同調圧力を弱めて、自分の本性そのままの生き方が肯定される。
ネットは「みんなちがってみんないい」という価値観をそのまま肯定してくれるから。
誰かは自分に近い存在がネットにはいるわけで、それによって社会の同調圧力を弱めてくれる。
ニコニコのような現象だね。自分そのままでも、誰かは似た人間がいて、誰かは認めてくれる。
同調は強制されない。
その恐ろしい素性主義による結果は、冷酷そのものだろうと思う。
これに比べれば戦前のやり方は、ずいぶん親切で温情にあふれてるとさえ思う。

83 :
ネットも同調圧力の権化だと思うけどな
ネトウヨとかブサヨとか簡易な言葉が好まれ
それに対して同調するだけで自分が正当化される
(現実に相対するのとは逆に振れやすい、あるいは対話がないといった違いはありそうだが)
実際に面と向かって話してたらもう少し遠慮というものが日本人の中にはあるだろうな
個人的なことだけど実際ネット社会を知る前までもう少し人に対する信頼感といった幻想があった気がする

84 :
権力というのは、つまるところ、相手が自分に対して一方的に
負債/罪/義務(独語でいうところのSchuld)を負った状態を作り出し、
その状態を保つことだ。その負債/罪/義務が、国民全体に負わせられる
「戦争犯罪」の罪であれ、建国の父に対する報恩の義務であれ、
神に対して負う原罪であれ同じこと。一方的に負債/罪/義務を
負わせようとする言説には、それが左からのものであれ、右からの
ものであれ、常に最大限の警戒をしなければならない。

85 :
兵役の義務と愛国の義務は明記すべきだね。
そして、兵役をすませ愛国心テストに合格したもののみに
選挙権と被選挙権を与えればよい。

86 :
憲法を「よく書き換える」には哲学、思想、法律、文学、人類全体の歴史への深い教養、さらに愛と謙虚さが必要だ。
そんなものを身につけている知識人は日本に一人もいない。
いわんやTPP参加を考えている浅薄な国会議員などには到底無理。
あちらこちらにぶつかりながら何とか66年間も日本人が保守してきた憲法を
TPPへの参加が必要と言っている薄っぺらい愚か者達に変えられたくない。

87 :
愛国心の義務って違和感があるな
歴史を学んだり生活の中で芽生えるものであって法律や憲法で強制するものではないと思う
そのために「歴史教育」や教科書を見直す必要はあると思うけど

88 :
愛国とか言うのは馬鹿馬鹿しいよ

89 :
なんだと?

90 :
まあ愛国の義務じゃなくて、国民に国防の義務あり、とすれば大して変わらないよ。

91 :
改憲議論は自分達の国の形を根本的に考え直すこと。
TPP参加を推進している輩に国の形を考える知性は全くない。

92 :
愛国心がないと、いざ国難という時に敵前逃亡するよ。
だから愛国の義務が必要となる。

93 :
国民が愛国するに値する国にしてゆくということでは
愛国を語らないと国に関するあらゆるものが虚しくなるのでは

94 :
>>93
それは、内在か超越かってことだね。
内在であるなら、愛するに値する国でなければならないし
超越であるなら、自国であるから愛するに値するとなる。
近代ではは、内在的超越であることが一番良い生き方ができるよ。

95 :
国を愛すって具体的にどういう事かな
空気が大事なのか

96 :
日本の場合は大和魂だよ

97 :
かくすれば
 かくなるものと知りながら 
  やむにやまれぬ 
   大和魂

98 :
具体的な愛国心とは国のために自分の命を捧げる覚悟をすること。

99 :
ここの議論はまるで相撲をとっているみたいだ。
「はっけよい残った残った」
で、勝負がついたように見えても その場限り。
立会いの相手が変われば全く別の勝負になる。

100read 1read
1read 100read
TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
デイヴィッド・ヒューム (422)
【自称】適菜収【哲学者】 (231)
だいじっこ! (579)
西部邁49 (553)
人間が、やってはいけないこと。 (862)
分析哲学6 (473)
--log9.info------------------
【中沢啓治】 はだしのゲン その26 (385)
トーイ TO−Y 冬威 2ステージ目 (449)
独身アパート どくだみ荘 2 (264)
新規スレッド立て相談スレッド 2 (259)
医龍57 (455)
【一日9時間】柔道部物語 十三段【虎の穴】 (948)
寄生獣について語るスレ 15 (845)
久米田康治総合スレッド √18 (545)
【フランス】ベルサイユのばらpart52【革命】 (803)
横山光輝について語るスレ 午後三(15)時の対決 (920)
高橋留美子「めぞん一刻」を語らおう94 (413)
【TOUGH-タフ】猿渡哲也 総合02【あばれブン屋】 (786)
アストロ球団・第十五球 (865)
【90年代】週刊少年ジャンプ 【黄金期〜暗黒期】 (560)
【藤本】ラーメン発見伝三杯目【葉月】 (368)
徳弘正也総合 (478)
--log55.com------------------
アイヌの歴史 Part2
【英雄】ナポレオン・ボナパルト Part2【皇帝】
東洋史27
ソ連歴代最高指導者
儒教に支配された中国・朝鮮 三
コロンブスのアメリカ発見
なぜ神聖ローマ帝国は分裂しフランスは統一したのか
質問をすると誰かが物凄い勢いで答えてくれるスレ2