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とある科学のTRPG


1 :2013/05/08 〜 最終レス :2013/10/06
このスレッドはとある科学の超電磁砲の世界観に基づいた現代超能力TRPGスレです。

一方通行の敗北により計画が凍結されたレベル6への進化実験。
だが戦闘による能力育成というアプローチは継続していた。
学園都市に24番目の学区とひとつの中学校が新設させる。
【戦闘特区】そして【六波羅学園】
カリキュラムに戦闘を組み込み、その周囲を戦闘特区として設定。
日常生活でもある程度の戦闘が起きやすいように誘導された特殊中学である。
六波羅学園のルールは
○戦い切磋琢磨すべし
○全知全能を持って戦うべし
○Rべからず
これらはすべて戦闘とその結果から導き出される学習と進化を促すためのものである。
各地からレベル2から4までの適性検査で選ばれた生徒たちが集められ、能力の生長を促すべく戦いという名の日常を送るのだ。
あなたは適性検査によって選ばれ六波羅学園に編入されました。
それが望むと望まぬに関わらず。
または戦闘特区と六波羅学園の話を聞き、戦いを楽しむために【侵入】しています。
表向きは禁止されていますが、戦闘要因としてアンチスキルは見て見ぬふりです。
一般学園都市とは違う学園都市での日常をお楽しみください。
ジャンル: 現代異能バトル
コンセプト:学園都市での戦闘
期間(目安): 3か月くらい
GM:なし
決定リール:ほどほどにあり
○日ルール:3日
版権・越境:無
名無し参加:美味しそうなものであれば拾う
敵役参加:あり
避難所の有無:なし
その他:魔術師はなし。超能力開発されている生徒での参加してください。

キャラクターテンプレ
―書き方―
【名前】
【性別】
【学年】
【能力名・レベル】
【能力説明】
【概要】
【特徴】※見た目
【備考】
【台詞】※そのキャラのしゃべり方、口癖、名セリフ等
―例―
【名前】上条当麻(かみじょう とうま)
【性別】男
【学年】高校一年生
【能力・レベル】幻想殺し(イマジンブレイカー) レベル0
【能力説明】右手で触れた異能の力を打ち消す能力。それが異能の力であれば、打ち消すことが出来る
【概要】自らの能力のせいでいつも不幸な目にあっている高校一年生
【特徴】黒髪のツンツン頭
【台詞】「不幸と言いつつフラグマスターまっしぐら!!そげぶにねぼし!!」

2 :
とある科学の超電磁砲を知らない人のための説明
超能力が科学で解明された世界です。
超能力開発をカリキュラムに組み込んだ巨大な学園都市が作られました。
人口230万人で多くの学校と研究機関の集合体です。
治安は生徒有志からなる風紀委員(ジャッジメント)と教師有志からなるアンチスキルによって守られています。
見た目は平和ですが実験研究都市で科学の最先端の粋を集めて作られていますので外部からの侵入は事実上不可能。
超能力は一人につき一種類です。
超能力は0からレベル5に分けられます。
レベル5は230万の学園都市の中でも7人のみ。その力は軍隊規模です。
レベル4は軍隊で価値を得られる力
レベル3は日常生活で便利と感じられる力
レベル2は日常ではあまり役に立たない力です

3 :
中学生しかあかんのんか

4 :
なんかの事件に首突っ込んで行けば嫌でも高校生組とかとは会うんじゃないの?

5 :
んで、>>1はマダァ?

6 :
超能力の定義とか基準とかあるの?

7 :
wikiの「とある魔術の禁書目録の用語」を読めば大体わかる

8 :
こんな感じでいいんだろうか
【名前】矢見川 俊司 (やみかわ しゅんじ)
【性別】男
【学年】3年生
【能力名・レベル】断続転移(アニメーション・ムーブ) レベル4
【能力説明】触れたものや自分を瞬間移動させるテレポーテーションの一種
一回の転送距離が異常に短い(数cm)が、短時間に何十回何百回と繰り返すことができる
【概要】能力をいい事に自殺的なチャレンジを繰り返す中学生
【特徴】一眼ゴーグル
【台詞】「Rなってのはできるけど、死ぬなはなかなか難しいよ」

9 :
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1367068018/

10 :
>>9
見てきたけど質雑スレだから棲み分けすればいいんじゃね?
どっちも始まらないっぽいけど

11 :
参加しようと思っている
実はキャラも既にできている
でも名前が決まらない
あと何日かかかりそう

12 :
【名前】日辻 那由多(ひつじ なゆた)
【性別】男
【学年】二年生
【能力名・レベル】算視数明(マスマチックビジョン)レベル3
【能力説明】全ての情報を数値に置き換えそこからあらゆる計算を行う事ができる。
      観察・分析し、そこから導き出される予測は予言にも等しい。
【概要】真面目で融通の利かない風紀委員
【特徴】スキンヘッド・眼鏡・白ランをきっちりかっちり着こなす
【備考】スキンヘッドなのは自分の体の一部でありながら自分の意志に反して乱れる髪が許せないから。
    上記の事からもわかるように、神経質、完璧主義、合理主義
【台詞】どんなに複雑な式でもあらかじめ解は決まっているのです。
    君のような不確定な存在は許せないのですよ。

13 :
【この世はつまらん、たとえ学園都市であっても】
【能力が成長しないやつ、能力のないやつにとっては特に】
【ああ、あと、能力を過大評価されているやつだ】
何故俺がレベル4なのかが分からん
いやなぜレベル4なのかは分かるが上げた理由が分からん
【校舎三階、開いた窓のサッシに腰掛けて、少年は足をぶらぶら】
【頭の中は、めんどくさいでいっぱい】
【学園に数多いるレベル3だったころは楽だったものの、空間転移でレベル4ともなると医者も学者もたくさんつくのだ】
もうね、俺は思うんだよ
本当に俺がレベル4のテレポーターなら
たとえば白井のようなテレポーターなら
こんな事しても無傷だってのに
【そう言って、少年は首だけのけぞった】
【それだけで、細いサッシの上の体は、大きく後ろへ、つまり外へ、すなわちアスファルトへ】
【少年は、即死に繋がる落下中でも、涼しい顔で首にかけたゴーグルを押さえて】
【背中から、致命的なスピードで地面に衝突した】
痛てぇええええっ!
【その声が、酷くブレたのに気づいた人はいるだろうか】
【衝突した瞬間、少年のその姿が数秒間ブレたのを目撃した人はいるだろうか】
痛いっ!やるんじゃなかった!
【あれだけの高さから落下して、痛いと言って起き上がってくる】
【それが、彼がレベル4たる所以であり、彼がレベル4が不服な理由だった】

14 :
生命の歴史とは戦いの歴史と言っても過言ではない。
生存競争を繰り返し、勝ったものは肥沃な環境を手に入れ繁栄する。
負けたものはそのまま滅びるか……進化し、新たなる環境に適応していく。
こうした淘汰を繰り返し、生命は多種多様に進化してきた。
より強く、より賢く、より適応できるように。
それは人間の歴史も変わらない。
平和な時代は繁栄をもたらすがそれは緩やかな後退にすぎず、平和の外で進歩という進化を成し遂げた新たなるものによって取って代わられる。
古代ローマ、江戸時代。
ながらき平和は何も生み出しはしないのだ。
反面二度の世界大戦は人類の文明を飛躍的に発展させた。
そういった意味では、この戦闘特区、六波羅学園は理にかなっている。
能力を伸ばす事に戦闘を用いるというのは。
自分の能力が上がるの出れば、必要であれば、そして尚且つ許されるのであれば、日辻那由多は戦闘も是と考える。
戦闘に耐えうるだけの力の使い方も研究している。
とはいえ、風紀委員という立場上、あまり好戦的なのもどうだろうか?
この戦闘特区において風紀委員の役割という事自体が疑問視しないでもないのだが。
こんな二つの相反する思考に頭を振って登校した那由多が見たものは
>>13
三階の窓から飛び降りる一人の生徒だった。
ゆっくりと仰け反った体は傾き、背中から致命的なスピードで地面に激突したのだ。
その光景を那由多は眼鏡を押さえて目を細める。
激突の瞬間、飛び降りた少年が激しくぶれたのだ。
普通の人間ならばただブレたとしか認識しないだろうが、那由多は違う。
あらゆる情報を数値換算して観る事ができるのだから。
ただでさえテレポーターが物質移動を行うと空間数値が大きく乱れて不快な気分になるのだ。
この少年、すなわち矢見川の力、断続転移は連続して短距離の移転を行うため、空間数値の乱れは目まぐるしいものになるのだ。
「断続転移による落下衝撃分散ですか?それをすることに何の意味が?
戦闘でもなくただの自殺行為、いえ、リストカットまがいな事は慎むべきですよ」
呆れたように痛い痛いと言いながら起き上がる矢見川に苦言を呈すのであった。

15 :
>>14
「うるせーボケナス、見てわかんねーか!事故だ事故!」
法律用語に「未必の故意」というのがある
「こいつぶっR!」で殺しても故意だが、「死んじゃうかもだけどまあいいや」で殺しても故意、というやつだ
さしずめこいつのは「死んじゃうかもだけどまあいいや」での自殺だ、未遂だが
「まあ事故とはいえだな、生き残った以上意味のない事故などないのだ
これで俺が不意の落下から身を守る事ができることが分かったわけだしな」
したたかに打った後頭部を押さえながら、カンラカラカラ大笑い
知能が口から漏れてるんじゃないかというほど、阿呆のように大口開けて
しっかりした足取りで、風紀委員の彼に歩み寄る
「しかしラッキーだったんだよ、お前もね?
あれが「事故」だったんだから」
そんな事を、彼にすれ違いざまに囁いた
では、「事故」でなかったら、彼が不運であったらどうなっていたのか
きっと、落ちてくるのは数分遅れていて、彼は頭上に気づかなくて、痛えというほどの間もなくて
そして矢見川はやっぱり「やっちまったー」と、さも事故のように痛がるのだろう

16 :
【迅速なレスありがとうございます】
【始まったばかりで人もまだ募集したいので、3日ルールぎりぎりの15日にレスしますね】
【そういったわけで参加者募集あげ】

17 :
明らかに重複なんですが

18 :
>>15
呆れてため息をついていると矢見川は罵声をあげながら起き上がる。
後頭部を押さえながら大笑いというのは滑稽にしか映らないのだが、その目の奥には狂気が宿っているのを見逃さない。
>「しかしラッキーだったんだよ、お前もね?
>あれが「事故」だったんだから」
すれ違いざまに囁かれた言葉に那由多のこめかみに青い筋が浮かび上がった。
「あなたの自殺まがいのアピール行動は風紀委員でも問題になっていますよ。
典型的な能力に倦んだ者の退廃的な行為としてね。
その無意味で退廃的な行動を私が有意義な闘争へと変えてあげましょう!」
強力な能力を得たものは人格的に破綻者が多い。
その中でも、自分を不遇に感じている者は方向性を見誤る。
怠惰に、退廃的に、その力が強力な分だけより大きく。
那由多はそんな態度が生理的に気に入らないのだ。
「ほぼ無風状態!この場における放物落下と空気抵抗による拡散計算完了!」
那由多はポケットから単語帳を取り出し、留め金を外すと空高くへと放り投げる。
留め金を失い投げられた単語帳は放物線を描きながら散らばり、矢見川の周辺にゆっくりと舞い散るのだ。
「あなたの能力、断片転移は超短距離の空間転送の連続。
空間を紙切れで埋め尽くした今、下手に転移を行えば自分自身の身体に紙を埋め込むことになりますよ。
そして!点における圧力×速度!
私の繰り出すボールペンをあなたの反射能力、運動能力、演算速度で捌ききれますか!?」
紙ふぶきによって断片転移による移動を封じ、繰り出された二本のボールペン。
計算しつくされた射出角度と投擲フォームはボールペンを矢に変えるのだ。

19 :
てすと

20 :
>>18
「退廃的とは言葉が悪い、決死のチャレンジと言い換えてほしいね」
のらりくらり、相手の言いようを認めるでもなく言い返すわけでもなく
目はどっちを向いているやら分からないままに
「やっぱりさ、他の奴と同じ事してちゃ退屈なんだよ
白衣のおっちゃんたちと部屋で機械いじってみたり、米櫃から米櫃へ、ひたすら米を移してみたり
グダグダ面白くもないデータ取ってるより頭ぶつける方がずっといいさ」
ぱらぱら降ってくる紙片を、大口開けて上向いて
初めて雪を見た子供の様に、眺めていた
一対のボールペンが、墓前の飯の箸の如く、その喉元に突き刺さろうとしているのに
「そうはいっても、紙吹雪まで降らせてもらったんじゃね
俺も少しやる気を出さざるを得ないってもんですよ、やっぱり」
喉元の皮膚を摘んで揉みながら、ぐるりと肩を回す
指に隠れたわずかな傷は、ボールペンによる一瞬の刺し傷
それを作った瞬間、ボールペンは肉の壁から排除され、首の両脇を掠めてどこかへ飛んで行った
矢見川の能力の非力さが、この反応スピードに繋がったのだ
「龍の顎の二枚目の鱗、逆鱗ってやつだな
最初にそれに触りに来るとは、風紀委員さんもなかなか豪胆
でも肝っ玉が据わりっぱなしじゃ躱せない、こんなヘロヘロパンチもな」
顎というか喉なのだが、とにかく矢見川は首にかけたゴーグルを目を覆う位置にかけかえる
これが彼の戦闘スイッチであり、また弱点のカバーでもあるのだ
そいやっ、と気の抜ける気合がかかって、軽い、手抜きのパンチを日辻の腹へ
しかし、体ごと僅か一寸五分ずらした間合いは、日辻にこそ脅威となる一寸五分かもしれない

21 :
test

22 :
どう見ても重複なんだけどそれは

23 :
>>20
周囲に舞わせた紙片により転移空間を制圧し、能力を封じる。
その上での最適な角度とスピードを持った投擲攻撃だったはずだった。
だが、矢見川の反応速度と演算能力は那由多の想定を超えていた。
触れたものを数センチ移動させるだけ。
ならば多少移動させられても数センチの誤差ならば当たる、と踏んでの攻撃だったというのに。
しかし結果は矢見川の首に僅かな傷をつけただけでボールペンは首をかすめて飛んで行ってしまったのだ。
「驚きましたね。
ですが、今の反応速度をもとに再計算すれば……」
計算外の結果に多少頬をひきつらせながらも、再計算を始めていると、矢見川から声がかかる。
>「龍の顎の二枚目の鱗、逆鱗ってやつだな
>最初にそれに触りに来るとは、風紀委員さんもなかなか豪胆
>でも肝っ玉が据わりっぱなしじゃ躱せない、こんなヘロヘロパンチもな」
「ふん、まだやる気になっていませんか。
相対速度、侵入角、力点距離!
そんなやる気のない攻撃、衝撃点算出完了!」
ゴーグルをかけた矢見川がパンチを繰り出すのだが、即座に解析をしつくしていた。
殆ど重心移動のかからない手抜きのパンチはそのまま当たっても大したダメージは受けはしない。
だがただ受ける、避けるだけではなく、那由多の算視数明(マスマチックビジョン)はその先まで計算しつくすのだ。
「即ち!左方3センチへの重心移動により、完全回避かつ最適のカウン…タァ…がはっ!」
手にしたボールペンが最適な位置取りとタイミングで矢見川のゴーグルを貫くはずだったのだ。
が、那由多の計算は現状、すなわち矢見川がそのままパンチを繰り出した場合にのみ正しい解として成立するのだ。
矢見川の能力。
僅か数センチの断続転移(アニメーション・ムーブ)と言えども、インパクトの瞬間に体ごと転移するように使用されれば。
何の変哲もないパンチも、中国拳法に言うところのハッケイ。
即ちワンインチパンチとなって絶大な威力を生み出すのだ。
普通のパンチを想定し、その上で成り立つ最適な回避行動をとっていた那由多にとって、それはまさに無防備なところにまともに喰らってしまう解を導き出してしまっていたのだった。
「う、ぐぅ……流石、レベル4という事ですか」
腹を押さえながら片膝をつき、矢見川を見上げる那由多。
「なぜ、それだけの能力がありながら、それだけの発想と反応速度を持ちながらあなたは上を向かないのです」
苦しげに疑問を呈し、睨みつけていた。

24 :
重複だな

25 :
重複だよな

26 :
参加希望です。悪役みたいな感じにしたんだけどあり?
【名前】薄葉 影郎(うすば かげろう)
【性別】男
【学年】三年生
【能力名・レベル】超重力球(ブラックホール)・レベル4
【能力説明】物質に働く重力の方向を自在に操作する。自分自身と、自身で触れたもの(非生物のみ)が対象となる。
       触れているなら空間そのものに働く重力にも干渉でき、何もないところから重力球を生み出すことも可能。
       なお、重力球は引力の性質を持っていれば「黒」、逆の斥力ならば「白」色に可視化されて現れる。
【概要】一見すると丁寧で人当たりが良いが本性は欲望の赴くままに暴力を行使する凶悪な不良。裏バン。
【特徴】サラサラ黒髪のミディアムショートの優男。黒縁眼鏡に、指定の白ラン。いつもガムを噛んでいる。
【備考】戦闘になると普段猫を被っている反動かキレた目つきになり、言葉にも冷酷さや陰湿さが出てくる。
     ただしどんな状態でも一人称だけは決まって「僕」。
【台詞】「わかってないなぁ、僕は暴力が好きなんじゃない。僕は、弱いものいじめが好きなんだ」

27 :
明らかな重複は規約違反

28 :
質雑とTRPGが重複とかありえるんか

29 :
いい加減コテつけて話せば?日辻よ

30 :
【名前】騎朽真琴
【性別】男
【学年】中学一年
【能力名・レベル】能力視認(AIMロックオン)レベル3
【能力説明】一定範囲内の能力者ならびに原石の持つAIM拡散力場を観測、視認する事が出来る能力
【概要】暗闇の五月計画被験者でありそれによって能力を開発され狂ってしまった少年
【特徴】たび重なる薬品による調整の副作用によって金色の目、白髪痩躯、味覚障害者となってしまった
    ラヴリーミトンをこよなく愛し、時折言葉のアクセントがおかしくなるゲコラー
【備考】性能は能力追尾に大きく劣っており射程が存在し、能力追尾が探索系能力であるのに対し観察系とも呼ばれる
    射程内であれば触れる事で逆算、干渉が可能。能力体結晶を用いればLV5状態の能力追跡並の性能になる
【台詞】「あ。コーヒーください。ブラックの段ボール入りンやつね」

31 :
いい加減削除依頼だせよ
こっちが本物
とあるの世界で生活・バトルをするスレ
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1367068018/

32 :
完全下校時刻間近、彼は第四学区から自宅である第七学区にある寮への帰路についていた。
その手には大きな、大きな段ボールの箱が一つ。見れば「炭焼きコーヒー」と書かれている。
「うえへへへ。学園都市の能力実験ってのもなかなかうれしいもんですなァ。
 ちょいちょいっと能力をフル活用して活躍すれば補修免除やこういって食料品がもらえるんだからなァ」
と、少年はほくそ笑む。彼の名は騎朽真琴。六波羅学園中等部一年だ。
彼は今舞い上がっていた。なぜなら好物である缶コーヒーをちょっとした実験に付き合う事でただで手に入ったからだ。
勿論、学者達、他の生徒達からしたら「なんだこんな安い物(時価1980円)か」といったものなのだが……
六波羅学園という特殊な学校に身を寄せざるおえなかった身としてはお金を手元に多く残しておく事は必要だしこう言った事はとてもうれしいのだ。
「お待ちなさいな」
そんな折、彼に声をかける人影がいた。スレンダーなツインテールに結わえた背の低い女の子だ。
「わーってるって。もうすぐ完全下校時刻だろ?ったくお前も仕事熱心だねえ」
「えぇ、これが私(わたくし)の責務ですから。まぁ、完全下校時刻の件につきましてはわかっているのならよろしいのですの」
彼に声の主は見えない。が、確かに騎朽にはその声の主が誰だかわかっているような口ぶりだった。
「ンでェ……その仕事熱心な風紀委員さんが落ちこぼれさんに何かご用ですかあ?」
「貴方……そのなりでLV3でしょうに。むやみやたらと自分を卑下するのは感心しませんの
 コホン。実は六波羅学園に関して色々と不可解な事件が頻発しておりまして、少しお話を聞こうかと」
「前置きは良い。用件だけ言ってくれると助かるんだけどさ」
「では率直に、六波羅学園内で能力者の力を肥大化させる何かが使われた形跡がありますの」
「それで、そう言うの全般に詳しそうな奴に声をかけたってか……風紀委員の白井ちゃんは。
 越権行為も甚だしいな。てか情報漏えいとか色々杜撰じゃね?」
「そうなりますの。ですが、そこで立ち止まっているのも私の省分にはあいません故。貴方は何かご存じですの?」
はて。と、騎朽は考える。確かに六波羅学園の生徒は戦闘を行う為だけに集められた集団であり、その所在地である第二十四学区はその理由ゆえに外には情報すら漏らされてない学区だ
そんな学区であり学校である為、彼女白井黒子の言うように何かを用いて能力を高める事などは容易く行うかもしれない。
しかし……

33 :
「有ると言えばある。だがアレ(能力体結晶)は投与すれば高レベルの能力者でも自滅する様なしろもンだ。
 だがアレはそう簡単には手に入らねえし……そもそもそんな物を投与するならとっくに俺も投与されてる(もらってる)ぜ?」
「そう……かも知れませんわね。ただ、あまりに以前あった事象と酷似していたので……」
「以前あった?」
「えぇ。それが幻想御手(レベルアッパー)事件に酷似しておりましたの」
「幻想御手あ?……わかった。だが白井ちゃんはもう手ェ出すな。二十四学区の事は二十四学区の奴で片づける」
「口惜しいですが、お願いいたしますの。本来なら私も調査を行いたいのですが……」
そう言う白井の腕に腕章は無い。つまりはそう言う事だ。
「あそこは治外法権ってな。てか、越権行為が行き過ぎて停職中ってかァ。流石白井ちゃん。怖いもの知らずですねえ。
 まぁ気にするな。六波羅の生徒に危険はつきものだからさ。オラ、帰った帰った。白井ちゃんも生徒なんだから完全下校時刻になったらやべえだろ?」
「ふん。相変わらず鼻持ちならない方ですの。……どうぞ、お気をつけて下さいまし」
そう言うと今まで目の前にいたAIM拡散力場が急速に弱まり遠くへと移動していく。
どうやら白井黒子は行ってしまったようだ。その事を確認した騎朽はため息をひとつつくと足を再びモノレールへと運ぶ。
どこかでチャイムの音が鳴り完全下校時刻になった事を知らせる放送が流れていた。
「あー。この件が終わったら白井ちゃんに挨拶するついでに常盤台の女王様に会いに行きてえなァ」
男。騎朽真琴は食蜂操祈派閥だった。しいたけかわいいよしいたけ。
「とりあえず、明日から色々探ってみるか。生徒会なら何か掴んでるかも知ンねェ」
チャイムが鳴る。悪夢の数日間の始まりを告げる鈴が鳴る。上条(ヒーロー)も居ない。一方通行(悪党)も居ない。浜面(イレギュラー)も居ない学園都市……
舞台である第二十四学区の生徒達はこれにどうあながうのだろうか?
【よろです。とりあえず燃料投下。幻想御手に関しては説明不要ですね】

34 :
>>23
「だって俺にできることなんてちょっとした手品だぜ?俺ができなくったって別にいい」
正道の転移能力者なら、窓から落ちればまた窓に戻る
念動力の使い手ならば、矢など傷も負わずにそらせる
タイミング外しなど能力ですらない、中国人なら皆できる
彼の能力は全てに互換し、ただし全ては下位互換
所詮ナタにもメスにもノコギリにもなれない十徳ナイフでしかないのだ
ならば面白可笑しくコラムを書くしかないではないか
ヒマラヤの記事とマリアナの記事の隙間に1ページ「十徳ナイフでやってみた!」を
「第一、どうやってお前に止めを刺す?二度とフェイントは効くまい
白井ならひょいとお前を三階までお連れして俺の真似をさせてやれるけど
そしてお前は賢そうだから分かってるだろう、喉じゃなくて腹を狙えば良かったって」
実際問題、日辻の能力ならば三センチかそこらのタイミングのズレを計算に組み込む事は朝飯前だろう
喉なら逸らせたボールペンも、腹を狙えば逸らしたってまた広い腹の別の場所に食い込んでいく
初見殺しもここまで、というわけだ
むしろあとは能力の限界を超えた攻撃を、ただただ躱すばかりの的となる運命
「鎖骨上方から16cm、第十肋骨下方から22cm、腋下から18cm
ちょっとこれじゃあ足りないかな、心臓までには」
拾い上げた一枚の白紙単語カード
それをナイフ替わりに心臓に打ち込もうにも、3cmでは肉にめり込むばかり
レベル4の定義は軍事転用の可能性だが、まったくの役立たずである
「要するに俺はもう手詰まりな訳だ
さて鯉が自分でまな板に乗ってきた場面ですが、風紀委員さんはどうなさるのでしょう」
両手をひょいと広げてノーガード、腹も胸もガラ空きな事を見せつける
もう自分で自分に呆れているのだ、その決め手のなさに

35 :
うわコテ忘れた死にたい

36 :
重複な件は?

37 :
【名前】小鳥遊 健二(たかなし けんじ)
【性別】男
【学年】中二
【能力】疾風跳躍(ソニックステップ)Lv3
【能力説明】短期間のみ風の如く動ける。能力を発動すると周りを風が吹き荒れる
【概要】邪気眼中二病少年。
【特徴】そこそこ長い髪、銀縁のメガネ。オッドアイ(両方カラコン)
【備考】たまに素の自分がでてしまう。仲間を助ける事を優先する
【台詞】「ククク…我が名はカオス…世界を混沌に導く者だ…!」

38 :
>>13-23>>34
一連の攻防を学校の屋上から眺める者が一人…
「フフ…面白そうな事をしている…我も戦闘に参加してやろうか…!」
そこで飛び込もうとしたが少年は立ち止まった。
「……邪魔になるかな?」
そう一言呟くと、階段を使ってゆっくり戦場に近付く。
とりあえず近付き、様子を見てから参加するか考えるようだ。
乱入出来そうなら乱入しよう…という訳だ。
壁に隠れてじっと見ているその姿は実に怪しいであろう。
【宜しくお願いします!】

39 :
女キャラいないとか

40 :
お前ノンケかよぉ!(驚愕)

41 :
【名前】薄羽 影郎(うすば かげろう)
【性別】男
【学年】三年生
【能力名・レベル】超重力球(ブラックホール)・レベル4
【能力説明】触れた物質に働く重力の強さとその方向を自在に操作する。自身を含めた生物を対象にすることはできない。
       触れているなら空間そのものに働く重力にも干渉でき、何もないところから重力球を生み出すことも可能。
       なお、重力球は引力の性質を持っていれば「黒」、逆の斥力ならば「白」色に可視化されて現れる。
【概要】一見すると丁寧で人当たりが良いが本性は欲望の赴くままに暴力を行使する凶悪な裏バンで、
    24区を中心に蔓延りつつあるスキルアウト「蟻地獄(ドゥードゥルバグ)」の影のリーダー。
【特徴】サラサラ黒髪のミディアムショートの優男。黒縁眼鏡に、指定の白ラン。いつもガムを噛んでいる。
【備考】戦闘になると普段猫を被っている反動かキレた目つきになり、言葉にも冷酷さや陰湿さが出てくる。
     ただしどんな状態でも一人称だけは決まって「僕」。
【台詞】「わかってないなぁ、僕は暴力が好きなんじゃない。僕は、弱いものいじめが好きなんだ」

42 :
朝。学生カバンを持って道を行く人波の中に混じって、彼は歩いていた。
名は薄羽影郎。学園都市に新設された第24区にある特殊中学、六波羅学園に通う三年生である。
小柄だが、特に目につくほどの小柄というわけでもない体躯。
中性的な顔だが、その印象を打ち消してしまうかのような分厚くドギツイ近視レンズの入った黒縁眼鏡。
笑顔でも鬱屈した暗い顔をしているわけでも、ましてや怒っているわけでもない何ら特徴がない素の表情。
「おうおうおう、そこのお前ェ」
そんな見るからに地味な雰囲気を醸し出す彼にふと声をかけたのは、奇抜な柄シャツにサングラス、
真っ赤に染めた派手な髪を針山のように立てた、誰の目にもヤンキー風の印象を強烈に与える一人の若者であった。
「ちょっとだけ顔を貸してくれよぉ」
断れば実力で、とでもいいたげにパキパキと指の関節を得意げに鳴らす彼を前に、
薄羽はこれまでガムでも噛んでいたのであろう口をピタリと止めて、憮然たる面持ちで立ち止まる。
「そうそう、それでいいンだ。そら、こっち来い」
そして、指でちょいちょいと手招きする彼に従う形で人気の無い路地裏へと入っていく。
──あぁ、可哀想に。
その一部始終を偶然目にした周囲の学生たちの多くが内心そう思っていたに違いない。だが、止める者はいなかった。
最初は同情、あるいは好奇の視線を送っていた者達も、数秒も経った頃には何事もなかったかのように登校を再会していた。
自分には関係ない、下手に助けに入って痛い目を見たら馬鹿らしい、それよりも今は学校だ学校……
冷たいようだが、世間とは大抵そんなものだろう。
だが、だからこそ彼らは事の結末を、予想を裏切るちょっとした真実に気付けなかったのである。……幸か不幸か、だが。
「……言ったはずだよ、人目につく場所での接触は避けろってね?」
「あ、あぁ、それはわかってたンだけどよぉ……カネの分配の件で揉めちまってよぉ、それで……」
腕組しながら眼鏡を光らせる薄羽に威圧されるかのように身を縮こませるヤンキー。
それは正に公衆の面前で見せ付けた力関係が一気に180度変わったことを示すものであり、
すなわちこの姿こそが本来の両者の関係を意味するものに相違なかった。
「どうせ駄々をこねているのは新参だろう? 陰でアレを横流ししている者がいるという噂も聞いているよ。
 やれやれ、どうも最近統率が行き届いていないみたいだ。君に僕の代わりを任せたのは間違いだったかな……?」
「す、すまねぇ……。あ、あぁ、噂といやぁ俺らが売ってるアレ、どうもただの『クスリ』じゃねェって言う奴がいるらしい。
 あんたの指示通り俺らの仲間には使わせてねェからよぉ、あくまで証拠もねェ噂なんだが……気にならねェか?」
「『使えばレベルが上がる』、僕らが流した噂が瓢箪から駒だったとでも言いたいのかい?
 馬鹿らしいね。僕は自分の目で見たことだけを信じるよ。噂に踊らされて無残なヤク中になった連中の二の舞は御免だ。
 ……話が逸れたね。カネの件はいつもの通り処置しな。それでもまだ従わない奴がいたら『始末』していい。
 どうせ無能力者、代わりはいくらでもいるんだから」
どす黒さを感じさせる科白を抑揚の無い声で淡々と紡ぎながら薄羽はガムをぷぅーっと膨らませる。
立場的には同類、同じスキルアウトでありながらも、男は一瞬、ぞっとした寒気を禁じえなかった。
「わ、わぁーった、言うとおりにするぜ。時間取らせて悪かったな、じゃ……」
「ちょっと待って、一応忠告しておくんだけど」
「……なんだよ?」
「そろそろクスリの売買にも一区切りがついた頃だ。しばらくの間は派手に動き回らない方がいいかもね。
 この学区の生徒には原則不干渉の立場を取る警備員はともかく、風紀委員はそうじゃない。
 噂を耳にして嗅ぎ回っているかもしれない。もし君達から足がつけば、今度は僕の立場が危うくなる。
 表向きは素行良しで通っている僕としては非常に困るんだ…………足を引っ張られてはね」
徐々に薄羽の声が重くなり、更にその顔に得体の知れない黒い影が差し込んでいくのを見て、男は思わず唾を飲み込む。
「あ、あぁ、わぁーってるよ……、じゃ、じゃあな……へへ」
そして何とも言えない苦笑い一つ残して、まるで逃げるようにそそくさと去っていった。
「……フン、いちいち僕が指示を出さなきゃならないなんて。所詮、蛙の子は蛙。無能者は無能者か」
パチン。ガムの風船が静かに割れた。
【宜しくお願いします。それと、ちょっとプロフ変更しました】

43 :
重複スレだ

44 :
>>43
TRPGなので別物では?

45 :
>>44
同じ作品同じ舞台明らかに元スレを見てパクったタイミングで立ってるオリキャラスレがあるか?向ないだろ?しかも向こうは質雑ともTRPGとも書いてないしどっちでも可なわけだ、まず元スレを見てパクったことを認めろよ日辻

46 :
質雑おkスレ→戦闘に発展しにくい→戦闘したい→TRPGのみスレ
派生であっても重複ではないわな

47 :
>「だって俺にできることなんてちょっとした手品だぜ?俺ができなくったって別にいい」
殴られた腹を押さえ片膝をつく那由多を前に矢見川は語り始める。
とどめを刺すこともなく。
いや、もともととどめを刺すつもりもないのだろう。
それどころか本人はとどめを刺すことができないと明言してしまっている。
>「要するに俺はもう手詰まりな訳だ
>さて鯉が自分でまな板に乗ってきた場面ですが、風紀委員さんはどうなさるのでしょう」
両手を開きノーガードの矢見川。
それまで話を黙って聞いていた那由多は腹を殴られたダメージもすっかり回復し、すくっと立ち上がる。
今までの言葉、口調、それに込められた意味。
それらを感じ取ればこのノーガードが罠でない事は明白。
的確に計算を行い、正確に打ちこめば、たとえ3センチ転移されたとしても仕留めることはできるだろう。
逆転勝利というものだ。
だが、24区の、戦闘特区の、六波羅学園の風紀委員として望むのはそんな勝利ではない。
「よくわかりました。
あなたに必要なのは勝利でも敗北でもない」
ずれた眼鏡の角度を直し、散らばる単語カードを拾い集める那由多。
もはやここで戦闘を続ける理由も意味もなくなったのだから。
単語カードを回収しポケットにしまうと矢見川に向き直る。
「あなたに必要なのはその貧相な発想力だ。
その貧相さは六波羅学園に来る前のクラスメートを思い出させる。
私が能力発言した時、男子はこの能力をエロスカウターとしか理解できなかった。
女子に至っては自分のさばを読んだ3サイズを見抜かれるのが嫌だと私の視界にも入らなくなった!!!」
最初は矢見川を諭すような口調であった那由多だが、だんだんと嫌な事を思い出してか口調が荒くなる。
「あのバカどもは私の能力をなんだと思っているんだ!
貧相な発想で決めつけて!
この世は数と数の絡み合い!数学と物理は宇宙の共通言語たりえるというのに!!」
最後には絶叫に近い声で言い放った後、我に返って咳払いを一つ。
「い、いや、取り乱して失礼しました。
能力開発はカリキュラムと教師の仕事ですので私から言う話ではありません。
ですが、どんな能力であっても運用法と使い方次第で広がりを見せるものだと思いますよ」
そういい終わると那由多は鞄をもって歩き出す。
「さ、矢見川先輩ももう行った方がいいですよ。
私の計算ではあと2分で予鈴が鳴りますから。
今日は5,6時間目は全校一斉フラッグバッカーですし、ちゃんと参加してくださいね」
そう言い残して靴箱へと進むのだった。
全校一斉フラッグバッカーとは。
1区1学園である六波羅学園は生徒数に比べて広大な敷地面積を誇る。
その広い学校内に数本の旗が建てられるのだ。
ポール2m、旗1*1m。
それを引き抜き屋上に納めれば成績が付けられる。
ただし直接屋上への転移は禁止されている。
もちろん六波羅学園の授業であるからして、当然の様に戦闘は一つの手段として認められるのだ。
毎回争奪戦で激しい戦いが繰り広げられ、そこから能力の発展を成したものも少なくはない。

48 :
>>35
どんまいw
人数も増えてきたので一旦区切りをつけてバトルロイヤル的な話を出してみました。

49 :
>>46
いや、重複だろ。規約読め

50 :
都合悪いと無視か?日辻よ

51 :
>>49
規約ってどこのだ

52 :
>>51
そんぐらい自分で探せよ日辻…重複は明確な違反だからはよ削除依頼だせ

53 :
>>52
書いてない件について

54 :
         , '´ ̄ ̄` ー 、
       /: : : r‐r==========、
      /: : /├l‐1―‐――‐―.|
     ,': :∧〉}‐ヒL二二二二二」
      { :/:/ /ゝノイ ノLl/ ― l :}
      | :レ |   ´・  ・`   l :|    「とあるの世界で生活・バトルをするスレ」は死んだんだ
     |: i: (|    し      l:/    いくら血塗れでもラナに絡む人はいないんだ
     }  : :ゝ   __    ル|      もう派生スレを荒らす時間は終わって、君も自分のスレの荒らしと向き合う時間なんだ
    ,.イ/イ:}从ヽ,、  __, イ从/
      ,.< ゙i.i:.:\__八__/:i.i>、
     {_ ,._;ヒ}.}:.:.:.ヽゝoi|.|:.:.:}.};__ }
       |  |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V /〈†〉|  |
       |   ||:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|  |

55 :
同じ事象・人物に関するスレッドは、個々に多少の違いがあっても原 則的に削除対象になります。
はいバカ日辻死亡

56 :
>同じ事象
生理について話すスレとTRPGスレは重複しねえぞ

57 :
それ話てんのお前だけだよ童貞引きこもりのキモオタ

58 :
というかもう依頼でてるじゃん

59 :
向こうの避難所にTRPなら参加するけどTRPなの、と聞いたら
質雑という答えが返ってきたんでこっちに参加したんだけどなぁ…
これで重複扱いされたら行き場ないやん。

60 :
向こうが質雑と明言してんなら後は依頼された運営の判断だけだろ。
それまでこっちはこっちで進めてりゃいい。何の問題もないな。

61 :
>>47
「けけっ、ご高説賜りまして、ごちそうさまです」
カーテンコールのような、大袈裟な礼をして、日辻を見送る
地面をまっすぐ見下ろす顔は、笑いを堪えるのに必死である
(3サイズかwwww分かっちゃうよな3サイズwwwwwwwww俺も知りたいもんwwwwwwwwwww
揺れるおっぱいの物理学wwwwイグゥ!ノーベル賞ってかwwwwwwwwww)
まあこいつも大概そのクラスメイトの同類であった
とはいえ、日辻の想定していたよりは発想力があったようだが
「うなじ最上部より頭蓋C1間頸髄まで3cm、咽頭最下部より下気道まで3cm」
もう見えない風紀委員の背中へ向けて
先程拾った一枚のカードを、喉の前から後ろから突き立てる
心臓には届かずとも、紙一枚をメス代りに気道に穴を開け、延髄を断ち切ることはできる
できたのだが、やらなかったのだ
だって若い時分から頚椎損傷で全身不随なんて可哀想じゃん
とはいえ、何か情けかけたのは俺なのに情けかけられた感が出ているのが悔しいのでこうして誰にともなくアピールしているのだ
まあ確かにボールペンダーツを初球で腹に打ち込まれなかったのは情けだが
「ま、風紀委員さんは真面目に頑張るのが向いてるね
俺はまあ面倒は省略する方だからさ」
そう言って紙片をポケットにしまうと、気をつけをして何やら右手をごちゃごちゃと動かす
そしてポケットに手を突っ込み、なぜかイライラしたような顔で上空を見上げて踵を踏み鳴らす
と、またしても矢見川の体がブレ、それが歩くほどの速度で垂直に上昇していく
落下のスピードを上回る速度で細かい転移を繰り返す事で、低速ながら飛行を実現したのだ
ということは先程のゴチャゴチャにこの視線、おそらくエレベーターのパントマイム
無駄なところに凝る男だが、到着の「チーン」は口だった
「さぁて、今日は誰が旗持ち担当なのかな?早く来てくれないと俺が困っちゃうぞ?」
セルフエレベーターの最上階は、勿論先程落ちた三回を通り越して屋上
ここで待ち構え、あらゆる妨害をくぐり抜けてグロッキーの旗保持者を狩ろうというのだろう
何ていやらしいやつ、何てせこいやつ
しかも屋上へ繋がる階段、その真後ろへ陣取って気づかれないポジションに
こういう卑怯者は一辺誰かが徹底的に叩き直さねばいかんのだ、うん
>>59
ここが削除されるようならまた別の能力スレ作るんだわな

62 :
>>47>>61
「……フッ…我を恐れて逃げたか…。」
戦闘は終わったようだ。二人は離れていく。
矢部川にいたっては上昇していった。
「……我も備えるとするか…。」
そう呟くと改造制服のマントを翻しながら靴箱に戻っていった。
「(ヒソヒソ)お…いたぞ中二病…。」
「(ヒソヒソ)恥ずかしくない…からしてるんだろね。」
こんな言葉は小鳥遊の耳には届かない。
しかし、視線は敏感に感じており、
「……ふっ…我の聖なるオーラは隠せぬ…か…。」
おもむろに一人の女子生徒にウインクをする。
すると女子生徒は口を押さえながら走って行った。
(ははっ照れてるんだな。)
前向きな奴である。

63 :
【名前】遊繰 紙帯(ゆうぐり したい)
【性別】女
【学年】三年生
【能力名・レベル】義体操作(ダミーキネシス)レベル3
【能力説明】思考能力を持たない有機物を手を触れる事無く操作出来る念動力の一種
      無機物には干渉できず、また、操作する物体を飛ばすといった物理法則に反した動きも出来ない
      反面その操作精度は高く、例えば生物の死体を操作すれば、
      その死体がまるで生きている様に感じられる程
      
【概要】親に学園都市に捨てられた置き去り(チャイルドエラー)の出であり、
    現在は学園都市の暗部に所属している
【特徴】右前髪がやや長めの黒髪セミロング。どう見ても犬の首輪な棘突きチョーカー。
【備考】チョーカーは首の手術跡を隠す為のもの。相手の目を見て話す事が出来ない
【台詞】「やあ!僕は超能力お姉さん!超能力を鍛えるのが趣味のただの女学生さ!」

64 :
戦闘特区、六波羅学園
コロシアム、あるいは蟲毒とでも呼ぶべき環境と化したその学園の教室に、少女は居た
艶消しブラックの様な髪を肩下まで伸ばし、首には犬の首輪と見まごうチョーカー
美しいと形容しても許されるであろう容姿を持つその少女は、名を遊繰 紙帯(ゆうぐり したい)と言う
六波羅学園に在籍する生徒達の例に漏れず、他の学園から編入させられた遊繰は現在

床に倒れ伏していた
服や髪はまるで力任せに地面を引きずられたかの様に埃を被っており、
右頬の下には殴打でもされたかの様な青痣が出来ている
まさしく満身創痍。遊繰は、喧嘩に敗北した人間の末路を全身を持って表現していた
……そう。見てわかる通り、先ほどまでこの教室では戦闘が行われていたのだ
それも、警備員の目が届かぬ極めて私闘に近い戦闘が、だ
主催者はレベル4の少女。極めて戦闘向きの能力を有するその少女は、
派閥を作るという目的の元に遊繰に声をかけ――――そして、遊繰がにべもなくそれを断った為に
戦闘を吹っかけ、結果として遊繰は叩きのめされる事と成ったのだ
幸いにして人目の少ない教室であったので、寝ている所を襲われる事も無く
侮蔑の言葉を吐いてレベル4の少女が立ち去ってから30分程が経過した頃に遊繰は目を覚ました
「……う、ん?」
完全に目覚めきっていない半目の状態で周囲の状況を確認する遊繰。
その姿は怪我を負って尚、可憐と言えるものだったが……数秒の後に目をしっかりと開け、
口を開いた瞬間にその可憐さは嘘の様に消え去る事となる。その理由は
「ははは!どうやらボコボコにやられちゃったみたいだね!僕とした事が満身創痍だ!」
暴力に晒されたというのに、目覚めて放った遊繰の第一声が極めて元気であったからだ
スポーツマンのようにさっぱりとした台詞を吐く遊繰の様子に暗い色は一切見えず、
その事が言い表しようのない不気味さを遊繰に付加する事となっている
だが、遊繰本人はそんな事を気にする様子も無く、右頬を摩りながら立ち上がると部屋の壁に掛けてある時計を眺め見た
「うーん、どうやら半刻は気絶していたみたいだね!これじゃあ授業には間に合わないかな!」
見れば時計の長針はカリキュラムの開始時間をとうに過ぎ去っており、
サボりというありがたく無い称号を得てしまった事実を黙って告げていた
「まあ、しかたないよね!それじゃあ、さっきの子について連絡だけして授業は休むとしようかな!」
肩を竦めた遊繰は、懐から携帯端末を取り出し『どこか』へメールを送ると……教室の椅子に腰かけた
誰もいない教室の椅子に腰かけ、誰もいないのに笑顔を浮かべる少女
ホラー映画の1シーンにでも使えそうな程に、不気味である

65 :
>>62
【誰だよ矢部川って…】
【すいません間違えました…】

66 :
「さてさて、幻想御手(レベルアッパー)っと。報告書はここか……
 共感覚醒を利用して使用者複数人の脳波パターンに干渉しAIM拡散力場による一つの巨大な脳波ネットワークを組む特殊音楽ソフト
 使用者はその音程パターンによりAIMネットワークの一端末になり、結果として使用者の演算性能が並列思考コンピューターの様に格段に上がる」
朝の通学路。騎朽は寮のある第七学区から学園のある第二十四学区への通学路を歩きながらファイルを読みふけっていた。
本来なら危険な行為なのだが彼の能力はレーダーとしても使えるため騎朽は良くこう言ったよそ見しながらの行動をとっている。
そんな少し行儀の悪い彼のもう片方の手にはゲコ太印のラブリークリームパン。イチゴジャム味でピョン子バージョンも有るぞ!
「木山春生が制作し、その効果は最大でLV0診断された生徒がLV2〜3になるほどであった。
 その特異性より木山春生は多彩能力(マルチスキル)を行使して警備員(アンチスキル)を壊滅させており流用によってはこれを再現する事も可能と推測される」
彼の読んでいるファイルはもう半年近く前になるだろうか、夏休み中に発生した幻想御手事件に関する『研究者側』の報告書だ。
昨日、騎朽は帰宅と同時に少々非合法な方法でこのファイルを入手し力尽きた。
その為、今登校途中に読むという暴挙に出ているのだが。いかんせん内容が色々ヘヴィではある。
「また、その脳波ネットワークであるが……ドラゴン?えーと、に似た特性の物を……ミサカネットワーク?
 ここら辺は読む必要はねェな。てか何言ってんのか全然わかんねえし」
流石は学園都市だ訳のわからない単語。恐らくは何らかの暗語だろう。そして、騎朽真琴は知っている。経験則で知っている。
こう言った訳のわからない物は調べたらあの世行きだって事をだ。かつての研究所で嫌ってほど見てきたのだからこういう場面では彼の嗅覚は驚くほど冴える。
「うン。俺が知りたいのは幻想御手だしな。とりあえずこンなとこかあ」
そう呟き、騎朽はファイルをしまう。さぁなんてない朝の登校時間だ。
視界の片隅でいかにもといった感じのスキルアウトがいま善良そうな一生徒を路地裏に連れ込んだがいつも通りの朝の登校時間だ。
………………
…………
……
「おはよゥございまァすゥ」
あぁ、いつも道理の登校。ビバ登校。騎朽は校門の前に立ってるLV4の能力者(by生徒会)に一応挨拶して門をくぐる。
六波羅学園の生徒達はこの学園都市から集められた様々な生徒で構成されている。その為、外見なんかも色々とピンキリある。

67 :
あ〜。真琴くんおはよ〜」
例えばこの女生徒。彼女は普通の中学の生徒だがレベルが高かったため転入になった。
「………」
例えばこの無言の根暗生徒。彼は高位能力者(恐らくLV4)で長天上機から来たらしい。
「あぁん?テメェあたいになんか文句あンのか!?」
例えばこのステレオタイプな不良ちゃん(14)彼女は元スキルアウトでLV2だが戦闘に優れた能力だったためこうして六波羅入りしている。
あと、胸がおっきい。胸がおっきい。胸がおっきい!!
「大事な事なのでェ三回言っといたぜェ」
「え?どうしたの?」
他にもこの学校には様々な生徒がいる。量産型厨二病患者とかスキンヘッドとか汎用血戦兵器ヤンデックスとか妄想具現化系アイドルちゃんとかいろいろだ。
「あァ、なンでもない。今日もモブ子ちゃンは可愛いな」
「やだー//もー真琴くんってばー」ゴゥ!!
照れるモブ子の貧乳型音速パンチ(身体強化LV3)が二秒前まで騎朽の頭があった所を一瞬で蹂躙していく。あぁ、顔どころか名前も知らない母さん今日も六波羅学園は平和です!!
「あ、そう言えば今日はフラッグバッカーだって話だけど、真琴くんは大丈夫?」
「5、6時間目にやるってた奴か。なる様になるンじゃないンですかね」
「いっつもそれじゃんー」
その後、教室の違うモブ子に「がんばってなァ」と告げながら騎朽は自分の教室に入る。
(フラッグバッカーか。まァ、複数人が入り乱れるなら俺の能力なら120%問題ねェ。ここは単独行動しつつ力場の乱れを観測してみるかァ)
【登校。フラッグバッカーでは離れた所で「観測」する腹づもり。後、そろそろ周り順決めた方が良いと思います】

68 :
「おい、聞いたか? 高橋の奴あのグループに入ったんだとよ」
「そういや鈴木もどこぞの組のレベル4に誘われたってな、この時期になるとそういう話が増えるぜ」
「強いものには巻かれろってな。……あ、長いもんだっけ?」
階段の踊り場で何人かの少年グループが催すひそひそ話。
それを聞くとは無しに聞きながら、薄羽は休み時間でごった返す廊下を教室に向けて進んでいた。
──あぁ、そういえば忘れていた、今日は例の日か。
内心ではそんなことを考えつつも、表面上は聞こえてはいないし誰が何を話したって興味もない、という風に平然として。
少年の一人が言っていたこの時期とは、薄羽が言う例の日の意味と一致している。
それは六波羅学園にて行われるイベント、全校一斉フラッグバッカー開催日。
フラッグバッカーとは、校内のどこかに数本だけ立てられた旗を見つけて、
それを決まった場所に納めることでその得点が成績に加算されるというゲームだ。
このゲームのポイントはフラッグの第一発見者とそうでない者達との血で血を洗うフラッグ争奪戦にある。
つまり、初めから生徒間の闘争とそれによる各個人のレベルの引き上げを目的としているのだ。
戦闘特区にある六波羅学園ならではの行事といえる。
生徒数に比べて、フラッグ数を超希少生物のような数に徹底して限定させたのも苛烈な戦闘を生じさせようという意図からだろう。
ご丁寧にもどんな手段を用いてもフラッグさえ持ち帰れば(転送は禁止らしいが)良いと公言されてもいる。
だが、その徹底ぶりが学園で最上位ランクに位置するレベル4能力者達による派閥の勢力争いを加速させ、
初めから勝負を捨てている下位能力者を学園内での地位向上と引き換えに自派閥に取り込み、
フラッグ争奪を数で圧倒し優位に進めようという動きが活発化しているのは無視できない側面だ。
それにより開催日が近づくと決まって噂の種になるのが、誰々が誰の下についただとか、どこが有利だとか不利だとかである。
しかし、レベル4にあってそんな話題とはとんと無縁な者もいる。他でもない薄羽がその一人だ。
彼は群れることを嫌っている。それは孤独が好きだとかどこぞの厨二病患者か言いそうなことが理由ではなく、
必要以上に学園生と接すればスキルアウト集団の中核という裏の顔があることを悟られる可能性を考慮してのこと。
人当たりこそ良いものの、常に心に相手に踏み込ませない壁を作っている──……
そう印象付けているからこそクラスメート達も必要以上に関わろうとしないし、
孤立した人間と思っているからこそ集団はフラッグ争奪戦における強敵という認識は持っていない。
別にそれはいい、むしろ狙い通り。本人にしたって初めから戦線離脱する気満々で、まともに参加する気などないのだ。
自身の戦闘能力の底を周囲に対し曖昧なままにしておけばいざという時に役に立つかもしれないし、
何より「コロシを禁じた戦いをいくら重ねたところでレベルが上がるとは到底思えない」というのが持論だからだ。
──とりあえず、好戦的な馬鹿と遭遇しないようにどこか人気のないところに隠れてるのが無難かな。
──演技とはいえ負けてやるのって結構ストレス溜まるからねぇ…………だって……。
「下手すると、マジでムカついて殺したくなっちゃうから……」
教室が見えてきたところで、薄羽は込み上げてくる感情を抑えきれないといったように小さく呟く。
一瞬だけ瞳に暗く淀んだ色を浮かべて。

69 :
運命の五時間目まで後五分。
薄羽は予定通りサボタージュを決め込む為、確実に人の目から遠くなる場所を選んで、そこに寝転がっていた。
空を飛び回る小鳥のさえずり、暑過ぎず寒過ぎずといった心地よい太陽の光に、風。
──馬鹿だねぇ。こんなに心地いいのに、下の連中といったらさ。
下界の人間達に呆れる神になったかのような気分に浸りながら、彼は地上の生徒達をせせら笑う。
実は、今の彼こそが滑稽な立場にあることなど知る由もなく。
なるほど、考えてみれば道理だ。フラッグバッカーは毎回旗を納める場所が決まっている。それは屋上である。
従って少し悪知恵が働く者ならば傷だらけで獲物を抱えてきた捕食者を狩れば
その獲物が容易く自分のものになるであろうことを計算する。つまり、ゴール地点での待ち伏せを考えるだろう。
考えようによっては実は最も危険な場所になりえる、そうでなくとも最終的には人が群がりかねない場所、それが屋上。
……にも拘らず、薄羽はそんな屋上で裏をかいたと呑気しているのだから、間抜けも間抜けである。
では、何故よりにもよって彼がそんな判断ミスをおかしたのか?
答えは単純、彼はルールは知っていてもゴール地点が屋上であることを知らなかったのだ。
というのも彼はフラッグバッカーの参加は今回が初。つい数ヶ月前までは別の中学に在籍していた編入生。
内容とルールを人伝に聞いただけで全てを知った気になっていたわけだ。百聞は一見にしかず。
「〜〜♪〜〜♪♪〜〜♪」
いつにない心地よさが自然に鼻歌を紡ぐ。
想定外の誤算に気付くこともなければ、物陰に隠れている矢見川の存在なども勿論知る由もないままに。
鐘が鳴る。五時間目を知らせる戦闘開始の合図だ。
【矢見川の存在に気付かないまま屋上でサボり開始。皆さんを待ちます】

70 :
〜午前中の休み時間〜
「おい小鳥遊〜お前俺と組まねぇか?」
3年の先輩に声をかけられた。
フラッグバッカーの誘いだが、当然のように小鳥遊は答える。
「クク…貴様らのような愚民共と組む気などさらさらないのだよ…」
これが先輩に対しての言葉なので、彼は度胸があると言っていいだろう。
「……お…おう…そうか。ワリィな。時間とって」
先輩は大人である。
「……我と組めるような高貴な者などいないのだよ…クク…」
……現在にいたる。
今回彼は一人で駆け回り、一人で見つけ、一人で屋上に持って行くという。
正直無謀である。
「……そろそろか…」
もうすぐ鐘が鳴る。
 (エアリアルステータス)
「……疾風状態…!」
能力発動の合図だ、実際こんな合図は必要ないが、それがタカナシクオリティである。
台詞を言い終わると同時に彼の周囲を風が吹き荒れる。
これから3分間能力は続き、その後、ろくに身動きがとれない程疲労が襲う。
しかし、5分後にはその疲れもとれ、再び能力を使えるようになる。
「さぁ…行くか…!」
気合いの一言と同時に走りだし、それと同時に鐘がなり響いた。
【一人で行動する模様。】
【1vs全員なんてことも…】

71 :
デンデンデンデデンデデデンデデデンデデデンデデデン

72 :
旗の設置台を持って歩く那由多の耳にそこかしこから聞こえてくる生徒たちの話声。
やれ誰がどのグループに属したとか。
やれ今回の勝ち馬はだれかとか。
力ないものが寄り添い補い合い戦力の増強を図るというのであればそれも一つの手であろう。
だが、力あるものに寄り添いその加護の元、安寧とした地位と優位を持とうとする惰弱な姿は辟易とする。
ここは六波羅学園。
戦う事により能力の開発を促す事が目的であり、安穏とした勝利のおこぼれになど何の意味もないというのに。
不機嫌そうに屋上への扉を開き、旗の設置台を並べていった。
フラグバッカー開始にいたり、風紀委員で準備をしているのだ。
屋上への昇降口は何か所かあるが、それぞれからも別の風紀委員が旗の設置台を持って現れている。
各所のドアの開閉チェックもかねての事だった。
もちろん正直にドアから屋上に至るばかりでもないのだか。
那由多の持ち場である出入り口をチェックし、あたりを見回すと……風紀委員ならぬ生徒が二人もいる事に気が付いた。
「矢見川さんに、薄羽さん、ですね。待ち伏せですか?
まあそれも効率が良いのでしょうが、だからこそ一番苛烈な場所とも言えるでしょう。
良い戦いをしてください」
眼鏡のズレを直す様に押し上げながら二人を背にグラウンドを眺める。
旗の本数や設置場所は毎回違うが、一か所だけ決まった場所がある。
それがグラウンド中央。
遮蔽物もなく、最もわかりやすい戦場なのだ。
5時間目の鐘の音と共に教師による物質転送によって一斉に現れる旗。
そこへ一直線に向かっていく小鳥遊の姿が見える。
既に能力全開のようで暴風が吹き荒れている。
「それではお二方、私も風紀委員の仕事はこれまで。
一生徒としてお先に失礼しますよ!」
そう声をかけ、那由多は屋上から飛んだ。
感知系能力者である那由多が屋上から飛べばそれは自殺でしかない。
だが、今この状態にあって那由多には道が見えていいるのだ。
「ふはははは!小鳥遊クン、道を作ってくれて感謝するよ!
落下角度42度、自重速度×体重−風抵抗!
これによって導き出される落下ポイントは!座標Z!!」
そう、那由多は小鳥遊の疾風跳躍によって巻き起こされた風に乗って屋上から大ジャンプを成し遂げたのだ。
まるで宙に出来上がった階段を滑る下りるかのように!
着地した場所は旗の設置点50センチ左。
駆け寄った小鳥遊の目の前でポールを手に取り一動作で旗をポールに絡めて一本の槍と化した。
「さて、小鳥遊クン。君の能力持続時間はどれだけ残っていますか?
発動してくれればまた風に乗り一気に屋上に行き、君はスタミナ切れでリタイア。
という公式も成り立ちそうですが、どうしますか?制限時間は2秒!」
旗を片手に挑発するように小鳥遊に語りかける那由多。
だがもちろんハッタリである。
降下と上昇とでは全く計算が違ってくるのだから。
小鳥遊を心理的に圧迫し、更に制限時間をつけることにより判断能力を硬直させるのが狙いなのだ。
2秒といいながらも言い終わって1秒後にはボールペンを矢のように小鳥遊の胸にめがけて投げつける。
そしてそれを追うように那由多も走り出す。
ボールペンを躱すにしても防ぐにしてもその隙に走り抜ける算段なのだ。
【屋上から大ジャンプして小鳥遊近くの旗をかすめ取る】
【ボールペンダーツで牽制して駆け抜ける、予定】

73 :
日辻w

74 :
>>72
「フハハハハッ!どうだ雑魚共!我に追い付いてみろ!」
能力全開の小鳥遊スピードに追い付ける者はそうそういない。
スピード上昇系能力のLv3は必要だろう。
だが、運良く別の場所に行ったようで追い付ける者はいない。
>ふはははは!小鳥遊クン、…(以下略)
「なっ…!?貴様…!」
突如飛行してきた日辻に動揺を隠せない。
>さて、小鳥遊クン。…(以下略)
「くっ…!」
しかし、能力が切れるのはもうすぐなので立ち止まる訳にはいかない。
このまま体当たりを決行し、日辻にダメージを与える方が賢い、そう判断した。
   (ハリケーン チャージ)
「ふん…暴風突進!」
風の鎧を纏っての体当たり。
たとえ受け止められても風の鎧で相手を傷付けるという簡単な技だ。
その時、ボールペンが飛んでくる!
しかし、ボールペンは風の鎧に阻まれ横に飛んでいった。
「捉えた…!落ちろっ!」
と叫ぶと同時に体当たりが炸裂…
……しなかった。
「え…?ちょっおわっ…!?」
まさかの直前で時間切れ。日辻の目の前で前のめりで倒れこむ。
「……おいおい…マジ…かよ…」
しばらくは動けないが、他の生徒も追い付いてきているので時間を稼いでもらおう…
そう小鳥遊は思いながら一時リタイアとなった。
【小鳥遊、決死の体当たりを決行】
【ボールペンを弾き突き進むものの、無念の時間切れ】
【日辻の目の前で倒れる】
【周り順…どうします?】

75 :
【お疲れ様です。
周り順ですが、直近のレスを遡ると
小鳥遊←日辻←薄羽←騎朽←遊繰←矢見川
こんな感じになっているので、基本このままでいーのではないかなと。
まだ始まったばかりで地理的に別だったりするので前後したり乱入したりで順番が変わるのもありで】

76 :
>>68
ほら、屋上にあるじゃん、階段の出入り口の部分だけ入ってる建物が
あれの名前は何て言うんだろう
とにかくあれの日陰で体操座り、動かざること山の如しだった矢見川
しかし、敏い耳は薄羽の鼻歌を逃さず聞きつけた
まあこの段階で屋上に来るような奴は大概待ち伏せ狙いの卑怯者である
卑怯者が二人待ち伏せしていては、いざというとき漁夫の利を取られる可能性が高い
であれば、早々に排除して残りの時間はスタミナの回復を図るのがよろしい
以上の戦略的思考を以て戦闘行為を開始する
物陰からそっと窺えば、まだこちらには気づいていない様子
サッと眼前を覆ったゴーグル、そのオレンジのレンズ越しに見た相手は、未確認の敵
戦闘結果は全く予想できないが、そこで特攻できるのが滅多に死なぬ矢見川の特権
「ウサギ転げた木の根っこ、猿を潰した軒の臼、ってな……」
昔から、卑怯者の戦の基本は奇襲、一撃、ヒット&アウェイ
まあただでさえ攻撃力にかける矢見川はその点全力を出してもなかなか殺しまでは至らないので楽なものである
音を立てぬよう、再度空中浮遊を開始、ふわふわと宙を歩く
薄羽に気づかれぬようゆっくりと、唇の前に人差し指を立てて、必要のない抜き足差し足忍び足
人間、何か怪しいと思っても頭上まではなかなか注意が回らぬもの
そんな事情もあってか、薄羽の上を取った事で満足したのか、ゴロリと空中で横になる
「おやすみっ」
オネンネするのは薄羽か矢見川か、横になった体制のまま、連続転移を停止する
ニュートンの業績は未だ学園都市においても否定されておらず、自然万有引力にしたがって落下するのだ
屋上から落ちる輩はたまにいるが、屋上に落ちる輩は稀だろう
しかもそれが人の上ともなればなおさら
背中から降ってくる矢見川を、モロに食らっても肋骨全損くらいで済むだろうが
こういう馬鹿には一度背中側の肋骨のに三本でも折ってもらいたいものである

77 :
http://cs.sankakucomplex.com/data/77/c9/77c97fdb0004fa4a16bf727838b823b2.jpg
http://cs.sankakucomplex.com/data/a3/33/a3338c54fea651d050e1f1b4a77ecac5.jpg

78 :
http://cs.sankakucomplex.com/data/ef/65/ef6536ec7b20466f7caf5e9e09331864.jpg

79 :
>>75
【異議無しです。このまま待機します】

80 :
>>76
体内を満たす至福がやがて眠気に変わる。
「ふぁ〜あ……」
薄羽はうつらうつらと大あくび一つして、重くなった瞼を閉じていった……。
…………
暗く染まった視界。そこに、強烈な火花が走ったのは正に突然だった。
組んだ足の膝にふと重い衝撃が走ったかと思えば、今度は顔面に硬い何かがガツンとぶつかったのだ。
「おっ!!? ごぉぉおおぉ……ッ!!?」
思わず目を見開き、何度も瞬きしながら、薄羽は顔を押さえて悶える。
その近くではもう一人の男が腰を押さえて同じように苦しんでいたが、
一体何が起きたのかを彼が理解するのにはしばらくの時が必要だった。
順を追って説明すると、まず薄羽の存在を確認した矢見川は空中で仰向けになって落下した。
本来なら完全に油断し切っている薄羽を全身で押し潰す形になったのだろうが、
実際にそうはならなかったのは押し潰されるよりも先に薄羽が寝転がりながら足を組む形を取ったからだ。
そうなれば当然、矢見川の体は彼が空に向けている膝の部分と真っ先に接触することとなる。
結果、矢見川は腰を強打。それが初めに膝に走った衝撃の正体。
これだけならば薄羽にはほとんどダメージもなく済んだのだが、残念ながら現実では続きがあった。
腰を強打したことにより自然と下半身がバウンドして持ち上がり、逆に上半身が沈み込む格好となった矢見川は頭から落下。
思い切り体重を乗せたその後頭部を落下地点にあった薄羽の顔面にヒットさせることになったのだ。
その結果がこれである。
──こいつ……どこからっ!? ってか、いつの間に僕の上を……!?
なんでもありのフラッグバッカーの最中に油断していた方が悪いわけだが、
そんなことは完全に無視して様々な疑問を去来させる薄羽は、顔を覆っていた手を見て愕然とする。
生暖かい、べっとりしたものがこびりついている。それは……血。
吐血ではない。ツツゥーっと止め処なく流れ出る、自分の鼻血であった。
──僕が……血を……? 不意打ちとはいえ、こんな……見るからに弱そうなゴミに……!
偏見が入ってはいるが、元々、他者を欺きながら自身のレベル4としての力を好き放題悪用し、世間を嘲笑っていた彼である。
歪な形ながらも積み上げられてきたそのプライドは高く、傷を負わされたという事実はそれを大きく揺るがした。
「血……血を……ッ……僕に……血を流させたね……っ?」
立ち上がりながらヒビの入った眼鏡のズレを直すその手がわなわなと震える。
もはや彼にはフラッグバッカーをのらりくらりとやり過ごす気は失われ、冷静さを欠いた異常な戦意だけがあった。
「許さない……許さないよ、このムシケラがぁぁあああああ…………!!」
震わせながら手を翳した空間、そこにボンッという一種の爆発音に似た音と共に現れる一つの白球。
これは彼の独特な力場が作り出す特殊なエネルギー球。
触れた空間に働く部分的な重力に干渉し、それを操作することによって生まれた、
中心から外へ放射状に目に見えない強い力が働く性質を持ついわば斥力の光弾。
白球は物体に接触すると同時に爆弾のように激しく炸裂し、内包していた膨大な力を360度全方位に一気に広げる。
その強さは薄羽の意思次第で、衝撃に換算して1キロからその1千倍まで事前に調節できるが、
怒りで我を忘れた彼が作り出したのは最大級の威力を持つもの。炸裂すれば屋上など粉微塵に吹っ飛ぶだろう。
「消し飛べ」──それが今、その一言によって放たれた。
【斥力の光弾を作り出して矢見川に放つ】

81 :
「ミミミンミミミン♪ウーサミン♪っとォ」
チャリン♪ポチ♪ガシャッコン
5、6時間目。フラッグバッカーは始まった。生徒達は思い思いに旗を取るべく校舎内で能力を駆使している。
有る者は校庭のド真ん中で大穴をあける勢いで体をぶつけ合い、有る者は屋上を爆破したようだ。
「くっだらねェ。そう思いませんかァ?センパイ達もォ」
そう告げる騎朽の顔にはあざけ笑う様な笑みが張り付き、その視線の先には……
「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!」
太陽曰く燃えよカオスな踊りを一心不乱に踊る二年生の生徒達だ。
総勢にして6人。どれもLV3程度の、いわゆるエリート集団だったが騎朽の手にかかればこんなものだ。
「あァ、聞こえてねェンすね。後で思い出してゴロゴロモフモフしたくなる様に手加減したつもりだったンすけどォ」
「ぐあああああああ!!騎朽ぃいいいいいいい!!あたいだけ意識残したのはそう言う事かぁああああああああああ!!」
「あァ、センパイだけだったンすかァ気付かなかったなァ」
アギャッハアギャッハ!!と確信犯ですと言わんばかりに下卑た笑いで挑発する騎朽。
まぁ事実確信犯なのですが。流石下衆い事に定評のある騎朽真琴君です。
「いやァ、マジでSAN値ピンチっすわァ。ンでェもォ。センパイ声ニャル子さンに似てるしそのまま踊っててろよォ」
そう言うと騎朽はいま買ったスポーツドリンクを手ごろな石の上に置いてその場を離れる。
後ろからは「ケイオス!ケイオス!!」とか電波ソングが聞こえていた。

82 :
騎朽の能力。能力視認はいわゆる観測、干渉系に部類される能力だ。
じつは学園都市の能力者達には一定の分類訳がなされている。その中で騎朽はいわゆる干渉するタイプの能力を得ている。
その為、能力者としての能力としては珍しく自身の力のみでは戦闘能力や応用能力は皆無である。
半面、対能力者への戦闘力に関しては説明不要と烙印されるほどの能力でもあり、これが彼が六波羅学園に所属する要因となった。
しかし問題はその能力では無い。本当に特出すべき点は彼が暗闇の五月計画の初期被検体だった事であろう。
暗闇の五月計画。この計画は学園都市第一位である「一方通行」の演算パターンを被験者に植え付けその能力を開発するという計画だった。
だったというのも、この計画はとある人物の暴走によって研究所とその研究者達の壊滅という結果で頓挫したからだ。
彼はこの潰えた計画によって「一方通行」と同じように思考し解析する能力を得た。
そしてその結果が他人の能力を解析してそれをあたかも自分の物の様に使う能力者を作り上げたのだった。
そう、騎朽の本質は射程内の能力を解析してそれを応用して操作する能力だ。
勿論その能力の横取りににも制限はある。
例えば、対象の演算能力が騎朽を上回った場合。例えば演算して制御できないほどの出力だった場合がそれに対応する。
細かく言うならまだ有るが元々そんなのは居たとしてもであう確率は低いので除外している。
「つまり、俺とまともに戦えるのは学園都市でも本当にィ一握りの暗部から声がかかる位のLV4上位陣とLV5って事だァ」
そう言うと校庭のド真ん中で派手に能力を撃ちあってる一団に目を向ける。
「はン。まァ俺には俺のやる事がありますしィ」
周囲の反応0。ここなら問題なく観測出来る。しかも校舎内でも外に面しており何かあってもすぐに行動できるのも強みだ。
「ンじゃあ行きますか。射程を最大にすると能力者の数が多くてごっちゃになるからなァ。そうなるとレーダーの精度が下がるが……
 ここなら「能力者」はいねェ。思う存分近場を気にせず歪みの観察が出来るってもんだぜ。なァ?校長センセー?」
【なんとなく能力説明して職員室にて観測開始。何か気になる事があればいつでも動ける位置に陣取る】

83 :
>>74
「なるほど、そう来ますか。ですがそれは悪手というものですよ!」
牽制のボールペンを能力発動により弾き飛ばし、向かってくる小鳥遊に冷たく言い放つ。
躱すにしても防ぐにしてもその隙に脇をすり抜けるつもりであった。
だが能力発動で強行してくるとなると、小鳥遊の制限時間がネックになる。
そう、今那由多の前でめり込んで倒れるがごとく。
>「……おいおい…マジ…かよ…」
「当然の帰結です。あなたはいったん距離を取り僕の動きを見極めてから能力発動するべきでしたね。
そうすれば残り少ない能力発動時間を有効的に使えたでしょう!」
しばらくは無力化したと判断し、その余裕か捨て台詞に模範解答を残して走っていった。
目標は屋上。
とはいえ、校内には手ぐすね引いて待っているであろうし、グラウンドにしても小鳥遊に吹き飛ばされた者たちも復帰してくる。
しかし、那由多は既に最短距離で尚且つ最も安全なルートを導き出していた。
「見える!我が算式は本日も晴天なり!
摩擦係数、突起物までの距離、角度、必要跳躍能力、重心移動。
全てが数字として把握できる僕にとって壁は立ちふさがるものに非ずっ!!」
全ては数字に変換される。
自分の運動能力ならば、どの角度でどういったタイミングでどこを蹴り、次に着地する場所がどこであれば更に上に行けるのか。
直接的な打撃能力や攻撃方法を持たない那由多にとって戦闘とは情報こそが全て。
あらゆるものを数値化し、計算し、目的達成のための式を解いていくのだ。
壁を蹴りエアコンの室外機を足場にし、配管に手をひっかけ、見る間に壁を登っていく。
しかし、四階の壁に取りついたところでその動きが止まった。
「な、なんだあのでたらめな数字は!?」
すぐ上は既に屋上ではあるが、勢いに任せて登れはしない。
屋上で何が起こっているか壁に張り付いている那由多に見るすべはない。
が、それでも見えるものがあるのだ。
屋上で急激に上がっていく空間歪曲率の数値が。
もちろんこれは怒りに我を忘れた薄羽の最大限斥力球による空間数値の変動である。
「屋上で二人に声をかけておいたのは潰しあってくれればという狙いもあったのですが……
レベル4同士とはいえここまでとは。
割って入るのは得策ではないですね」
超重力球の薄羽と断続転移の矢見川。
どちらも空間に影響を及ぼす能力とはいえここまでの数値が出るとは想定していなかった那由多。
最短距離で旗を屋上に届けたくはあるが、今屋上に行っては命がいくつあっても足りそうがない。
慌てて進路を変え、四階の教室へと窓から転がり込んだのであった。
>>64
四階の隅の空き教室。
屋上へ出る階段からも遠く、侵入しても誰もいないだろうとの算段があってのチョイスだったのだが。
そこには予想に反し、一人の女生徒が座っていた。
「あなたは、確か、遊繰さん、ですね。
驚きましたね。僕の計算ではここには誰もいないはずだったのに」
女一人とはいえ能力者であり、油断ができる相手ではない。
そして、出会った以上、戦いは避けられるものではない。
なぜならばここが六波羅学園なのだから。
呼吸を落ち着け旗を片手にゆっくりと構えを取り始める。

84 :
>>80
プロレスにセントーンという技がある
バリエーションは数々あるが、簡単に言えば飛んで背中を落とす技だ
プロレスに剣山式と呼ばれる動きがある
ボディプレスをしかける相手に膝を立て、その腹に突き刺させるのだ
しかし、セントーンを剣山で返したレスラーを見たことはない
矢見川はその理由を今痛切に体感していた
全体重をかけた衝撃が腰椎に響くのだ
腰関節ではない、腰骨の中の神経に
声もあげられず、詰まる喉を何とか開こうと、金魚の様に口を開け
腰を押さえてのたうつ矢見川
完全に力の抜けた下半身に神経が戻るのを待つ
しかし奴ー薄羽の名はまだ知らないーにはどれほどのダメージが
スイカのように脳は割れたかとそちらを伺えば
期待通りヒビの入ったスイカから、溢れ出す赤い水
しかし、むしろそのせいで、彼は激昂したようで
彼の手の中の光弾を見た瞬間、逃げに頭が回るというテレポーターの習性
特に光弾の類など、転移で躱せるはずもなく、良い判断の筈であった
それが狭い屋上でなければ
無駄に颯爽と身を翻し、敵に背を向け駆け出した
しかし、すぐに金網にぶち当たり、背後に迫る砲弾級の光弾
ここで便利なのが空中浮遊の可能性である
いっそ外へ飛び降りようかと地面を蹴り、金網に飛びつく
そのすぐ足元を、光弾が飛び去って行った
無傷で済んだ、とホッと胸を撫で下ろしたのもつかの間
当たらずとも無傷で済まぬ能力の恐ろしさ
光弾の持つ斥力は、すり抜けた金網に、部分的にとはいえ伝わった
とんでもない力で上下に引き裂かれた針金は、一溜まりもなくその裂け目を広げて行く
もちろん矢見川も例外ではなく、この力で吹き飛ばされては制御限界外だと必死に針金を握り締める
一瞬の後、砂埃が舞う中
屋上にあった金網の一角は、真っ二つに引き裂かれ、辛うじて残った両端に繋がって、そうめんのように垂れ下がっていた
そして、その一番端に、辛うじてぶら下がっている男、矢見川
顔は苦痛に歪み、針金を掴む手は既に血まみれである

85 :
生理か?

86 :
一世代前にオンラインゲーム、特にMMOと呼ばれるジャンルのゲームにおいて流行した言葉がある
レアリティが高く無いアイテムである筈なのに、どうしても敵がそのアイテムをドロップしない
もしくは、時間と手間をかけて超希少アイテムの入手を狙っていたにも関わらず、
通りすがりの新規参入者が特に努力もせずにそのアイテムを手に入れてしまう
欲しいと思えば思うほど
手に入れたいと願えば願うほど
その物が手に入らない
そんな現象に与えられた名前
『物欲センサー』

・・・・・
「送信完了!いやー、今日も僕は働き者だね!」
どこかにメールを送信した遊繰は、大きく伸びをすると教室の窓枠に腰を掛ける
そうして、深呼吸をしてから静かに目を閉じた
……現在、この教室には遊繰一人しかおらず、目を閉じれば窓の外の音が聞こえてくる様になっている
何とはなしに外の喧騒が聞きたくなり、遊繰は何時も煩い口を閉じ、耳を澄ます
……
遊繰の期待通り、喧騒は聞こえてきた
騒がしい……爆発音や怒号、そして悲鳴が
「……うーん、今日もみんな張り切ってるね!」
『フラグバッカー』
窓の外から響くのは、このイカれた学園による催し物が引き起こした喧騒だった
戦闘行為を促進させる為のこのカリキュラムは、学園において定期的に催されており、
これに積極的に参加している者たちが今も争っているのだ
「まあ、僕は積極的に参加するつもりはないんだけどね!
 それでも、こういうのは雰囲気だけ味わうべきだと思うんだ!雰囲気こそが祭りの醍醐味なのさ!」
勝ち続ければ成功を約束されているこの学園の催し……だが、どうやら遊繰には
それに積極的に参加する意思は無い様だ。
喧騒をBGMとし、腰かけた事で宙に脚をパタパタと揺らしながら笑みを浮かべる。
――――と。

87 :
「……うん?あれは何かな!」
遊繰がふと目を開けた瞬間、視界の中に何かひらひらと動く物が見えた
いぶかしげに首を傾げる遊繰だったが、その存在が何かを認識した瞬間に、
浮かんでいた笑みが若干引き攣った苦笑へと変わった
「ははは……僕は『これ』は特に望んでないんだけどなぁ!」
それは、窓から吹き寄せる風に揺れる旗……フラグバッカーにおける勝利条件である、旗だった
複数本あるその旗の内の一本が、事もあろうに参加する気の毛頭ない遊繰の眼前で揺れていたのだ
「うーん、弱ったなぁ!『彼ら』からは目立たない様にって言われてるし、
 けどフラグを見つけたのに届けにいかないと、バレた時に色々疑われるかもしれないね!」
六波羅学園は戦いを放棄する事を推奨しない。
故に、仮にこの場で遊繰が旗を無視したりすればペナルティが与えられ、悪目立ちする事は想像に難くない
かと言って、ここで万が一にも勝利してしまえば、それはそれで目立ってしまう
学園に送り込まれている遊繰としては、どちらも好まざる事態だ
どうするべきか判断に悩みつつ、とりあえず旗を拾ってみた遊繰だが……

88 :
>「あなたは、確か、遊繰さん、ですね。驚きましたね。僕の計算ではここには誰もいないはずだったのに」
悩みの答えが出る前に現れたのは、窓から現れた一人の闖入者
その少年は、遊繰の眼前に立つと戦闘態勢を見せる……どういった訳か、やる気は満々のようである
遊繰はそんな少年に対し……笑顔を向けた
「やあ、少年!僕は遊繰……超能力お姉さんさ!
 君がいきなり部屋に飛び込んで来たり、まして教えてもいない僕の名前を知っている事とか
 聞きたい事は色々あるけど……それよりも、だ!君はフラグバッカーの為に動いているんだよね!?」
そうして遊繰は闖入者である少年に対して、右手に持った物を差し出したのだ
「それじゃあ、この旗を貰ってくれないかい!?お姉さんは、今すごく忙しくてね!屋上まで行く暇がないんだ!」
差し出される旗 正真正銘の本物である。遊繰はノーガードのまま、ゆっくり少年へと歩み寄っていく
「ああ!勿論、教職員には内緒だよ!?
 あと、もし勝ち負けを決めないと嫌だというなら、僕を殴って気絶させてから奪ってくれてもいいよ!」
少年にも見えるだろう遊繰の頬には攻撃を受けた痣が残っており、言葉に妙な信憑性を持たせている
「さあ、どうするんだい!?」

89 :
【名前】獄門 晒首(ごくもん さらし)
【性別】男
【学年】2年
【能力名・レベル】鉄鋼爆体(アームドアイアンボディ) レベル4
【能力説明】自身に肉体強化を施す能力
発動すると、強化した肉体の部分は皮膚が鋼色に染まり筋肉が膨張する
腕のみ・脚のみの部分的な強化や強化具合の調整も可能
最大強化では、戦車を素手でスクラップにする怪力と徹甲砲弾の直撃にすら耐える防御力を得る
能力の発動にカロリーを消費するため、長時間の使用は不可能
純粋に強力だが、相手の能力の相性に極めて左右されやすい
例…全身最大強化(見た目超人ハ○ク)の持続時間は満腹状態の発動から約18秒
【概要】学園内の不良グループの一つを纏め上げており、一定の危険人物としてそこそこ有名
頭は悪く、何でも力ずくで解決しようとするが、完全なバカというわけではない
今が楽しければそれでいいという考え方で、能力も積極的には使おうとしないため意外に目立っていない
【特徴】筋骨隆々、2mに達する山のような体格を持つ中学生離れした大男
スキンヘッドで、昭和バンカラ派を彷彿とさせる番長然とした(古臭い)改造制服を着ている
【備考】能力の性質故、大抵常に何かを食べている
いつも持ち歩いている大型バッグには、舎弟たちに買い込ませた大量の食べ物が入っている
食べ方はほとんど丸飲みに近いが、味わって食べる方が本当は好きだ、というのは本人談
【台詞】「細かいこと抜きにして、今を大いに楽しめりゃ俺はそれでいいんだよ!」

よろしくです。

90 :
「………」
不良A「サラぁ、てめえこの間はよくも恥ぃかかせてくれたなぁ、おい!?」
不良B「おまえをぶっ潰すのにいい舞台だぜ」
所以、戦闘ゲーム開始された
能力者の腕試しのためのイベントみたいなものらしいが、特に興味はない
大抵、俺に意趣返しをしたい敵対グループの連中が仕掛けてくる
グラウンドに呼び出され、対峙中というわけだ
不良A「この開けた場所なら格闘バカなてめえの能力は不利だぜぇ?」
不良B「おら、食らいやがれ!」
「………」
バカ二人組がエネルギーの弾のようなものを撃ってくる
かなりの出力で、直撃を貰えばどんな奴でもただでは済まないだろう
しかし、俺は特に気にすることもなく好物の特大焼きそばパンを口に頬張り食べていた
激しい閃光と爆音が響き渡る
不良A「ビンゴォ!直撃だぁ!」
不良B「馬鹿な野郎だ!レベル3クラスの能力者の飛び道具受けてただで済むわけねえって…のに…」
不良A「な、何ぃ!?」
「…強化調整…出力30%!てめえらの攻撃程度防ぐなんざこのくらいで十分だ」
鋼色に染まった皮膚、より膨れ上がった筋骨隆々たる五体
その体には傷一つ付いていなかった
そして、凄まじい勢いで二人組に走りかかる
俺は能力を解除して、素の力でボコボコにしてやった
二人とも泡を吹いて瞬く間に気絶する
「うし、飯にすっかな…」
俺は回りの様子など気にも留めずその場でバッグからおにぎりを取り出す
あろうことか、食事を始めた
【慣れない部分も多いですが、よろしくお願いします】

91 :
>>83-84
「うっ…うぅ…」
日辻の捨て台詞と共に誰もいなくなった運動場の真ん中で一人ポツンと地球とハグ中の小鳥遊。
何も出来ないまま時間は過ぎる。
屋上で爆発が起きた。最初は何が起きたのか分からなかったが、砂埃が消えると共に状況が把握出来た。
「……ふむ…一人の愚民が落ちかけている…か…」
ぶら下がっている矢見川に気付くと助けようと動こうとした。
が、まだ動けない。
(自力で登れるか…?)
動けないのはどうしようもなく、ただただ見守る事しかできない。
【能力疲労、後3分で解除】

92 :
ラナちゃんの生理の血ぺろぺろ

93 :
キャラクターテンプレ
【名前】九条 拓斗 (くじょう たくと)
【性別】男
【学年】二年
【能力名・レベル】蓄電能力(エレクトロホルダー)、レベル4
【能力説明】基本的には電撃使いと同じ能力を有するが、
使用できる電力は外部から得たもののみで、自家発電することはできず、蓄電可能だが容量に限界がある。
また、放電攻撃に秀でておらず、磁力・電磁波操作や送電し電子機器等を操ることを得意とする。
(細かくいうと、放電はレベル2程度だが、磁力・電磁波操作や送電はレベル4以上レベル5未満の精度がある)
【概要】必勝不敗と考える自信過剰な転入生
【特徴】髪、目は共に黒でソフトモヒカン。オシャレに疎い。
【備考】とある実験の後遺症で歩けない妹が1人おり、そのことに関して全面的なバックアップを受ける代わりに、とある機関の実験に協力している。
今回はその関連でここに転入してきた。「能力の成長方向を誘導する」為として蓄電可能な弾丸とマガジン式の銃を機関から受け取っている。
ドがつくほどのシスコン。
【追記】
・マガジン 計12発の弾が装填されている。常に7つ持ち歩いており、一つは銃にセットしてある。
また、弾やマガジンをスタングレネードや爆弾のように使うこともできる。
・銃 専用の弾を使い電撃弾を発射する。実弾の使用は不可能。
マガジン内の電気を全て使用することで超電磁砲並の光線が打てるが、その後約10分使用が不可能になる。
・蓄電量 弾1つを1と考えると、自身、光線は共に12
【台詞】なんだってやってやるさ・・・妹のためならな!!

94 :
【フラッグバッカー開始前】
出会い、というのはやはり良いものだと彼、九条 拓斗は考える。
入学、友人、恩師、恋人…
一様に自分に変化を与えてくれる。
もちろん良い出会いばかりではないし、状況によっては良し悪しが反転してしまうことだってあるだろう。さらには第一印象によって出会いの良し悪しが決まっていく場合もある。
そこで俺は思うわけだが、
「聞いているんですか?九条くんっ!」
…この目の前で怒っている新しい担任となる女教師との出会いがそうではありませんように、と。

「まったく、転校初日に遅刻だなんてあり得ませんよっ!」
いろいろと訳はあるのだが、目の前のお姉さんの怒る姿が可愛いすぎてそれどころではない。
「わたしはフラッグバッカーの準備で忙しいんですから、余計な手間をかけさせないでくださいよーブツブツ」
フラッグバッカー?
「あれ、説明してませんでしたっけ。フラッグバッカーっていうのはですね〜、……というものなんですよ」
成る程、何でもアリの旗争奪戦って訳ですね。
「はいっ!せんせーは、開始のチャイムと同時にこの旗をグラウンドの真ん中に転送するっていうじゅーよーな役目がですね」
空間転位能力者だったんですか。それもかなり高レベルの
「こう見えてもせんせーはかなり強いんですよ?…っと、そろそろですね。座標固定〜っと」
言い終わって数秒後にチャイムが鳴り響き、フラッグバッカーは開始された。
「うんうん、うまく転送されてるね。よかった」
お疲れ様です。うお、すごい勢いで飛んでいくのがいるな。飛行?空気制御?わかんないな…ってハゲが飛び降りた!?デタラメだなぁ
「飛んでいった彼は小鳥遊君で飛び降りた方は日辻くんね。ハゲっていっちゃダメよ。ちなみに日辻くんは風紀委員をやってるの」
へぇ。あ、日辻?が旗とった。んで何かを投擲して走り出した。投擲系なのかなぁ。小鳥遊は…死んだフリ!?なんらかの作戦、なのか?
「あらあら、大丈夫かしら」
この校舎からも生徒が大量に出ていきましたし…、頑張ってますね、みんな。
「あら、あなたも頑張るみんなの一員よ?」
……えっ?
「当たり前じゃない。さっき言った通り、フラッグバッカーは『六波羅学園の生徒全員』で行うのよ?」
マジすか。じゃあ俺めっちゃ出遅れてますよね。
「そうねー。でも旗は校庭のやつ一本ってわけじゃじゃないし、なんとかなるわよ!」
そうですかね?じゃあ遅れを取り戻しにいってきます。勝ったらご褒美くださいねー。
「えっ、ご褒美って…いっちゃった。」
ガラガラと戸を開け閉めする音と同時に走り去っていく音が聞こえる。
「ご褒美…宿題っていったら、怒るわよねー。巻き込まれちゃいけないし、本部に行こうかしら。」
そういって彼女は転移していった。

95 :
「さってと〜、って、電子錠かぁ」
フラッグバッカー開始から少なくはない時間が経過している。
現在位置は第二体育倉庫前。移動する際にいろいろあったが割愛させていただく。ヒントは後ろで力尽きる学友予定者数名の姿。
「ったく、敵多すぎなんだよ…っと、空いた」
特に難なく扉を開ける。こういう入る難易度の高い場所にはお宝が、という短絡的な考えからここに来たのだが…
「ビンゴ!旗にコンセント!この金属矢は能力測定用かな?」
蓄電能力は体内での電気生成が出来ないため、使った分だけ外部から充電しないければならないし、銃を隠し球とし磁力主軸で戦う彼にとっては本当に宝の山だった。
「よし、砂鉄はまださっき集めたのが十分あるし、ゴールを目指すかな」
と、戦利品を持って倉庫を出、校舎の壁を歩き始める。磁力を使えば容易いことだ。
「っとと、こっからじゃグラウンドから丸見えだな。対策しとくか」
そう言って周りに電磁レーダーを展開する。電力消費は気になるが、勝利のためだと電磁バリアも体の周りに展開する。
「さすがに操られはしないと思うけど…、念は押すべきそうすべき〜」
と、鼻歌まじりで校舎を登る。
ゴールしたら妹に会いに行こうかな、なんて考えながら。
【初めてこの手のものに参加ですがよろしくお願いします】
【レーダーは半径1m、飛来物を察知】
【バリアは美琴のやつみたいなものですが、飛来物破壊の能力はとても低い】

96 :
【名前】引津 空兎(ひきつ からと)
【性別】女
【学年】2年
【能力名・レベル】圧縮変化(プレッシャーコントロール) レベル4
【能力説明】
あらゆる気体や液体を思った形に圧縮し、コントロールする能力
しかし、自身の肌で直接触れられるものに限り、近付いて触れないと能力の発動はできない
一度に操作できるものは気体か液体のどちらかのみ
また、作り出せる圧縮気体・液体の形状は比較的単純なものに限る
※以下能力応用例
空気の塊や水滴弾、真空刃などを作り出して飛ばす
手などに真空刃や水刃を纏わせて接近戦
【概要】
長身にモデル並みの豊満なプロポーションを持つ清楚系地味美少女
…の皮を被った変態の暴力的サディストで、自らの欲望のためには手段を選ばない
事故を装った追撃から色仕掛けまで、何でもやってしまう危険人物
表舞台よりも、影からこそこそやるのが大好き
今日も能力者学園ライフを満喫するため、目を光らせる
【特徴】
モデル並みの優れたプロポーション(所以ボンッキュッボンッ)
黒ぶちの度無しメガネ(「清楚」や「地味」を演出するためにアクセサリー)
腰まで届く黒髪ロングヘアーをダブル三編み(同上の理由)
【備考】
学園都市で研究員として働く兄(変人)と二人暮らしで、両親は幼少時に死別
小学校時代に能力の関係で過酷ないじめを受けるも、凄惨なやり方で仕返しをしている
この経験から、今のような歪んだ人間性が構築されてしまう
兄が学園都市に就職したのを契機に同地に引っ越し、六波羅学園に入学する
普段は目立たないように行動しているため、大半の人間にはただの地味で目立たない少女と見られている
が、一部の人間には正体を見抜かれている
【台詞】
(表)私…その…暴力とかあんまり…好きじゃないんです
(裏)アタシはアタシの楽しみたいようにやるだけなのよ!それを邪魔する奴は全員ぶっ殺してやるわ!
参加希望です
どうかよろしくお願いします

97 :
フラッグバッカーが開始されるより前の時間
それぞれの持ち場に向かうべく、生徒らは思い思い散っていった
ガチバトル望み堂々と駆けていく者、戦いを避けたいがために目立たぬ場所へ陣取る者
はたまた、漁夫の利狙いのために影に回る者、様々である
その中で、全ての者の目を避けるように一人の少女が歩みを進めていた
「旗とり合戦なんかに興味は無いけど、こういうものには独特の楽しみ方ってのがあるのよねえ」
学園の定めた下らないルールの下に腕を競うフラッグバッカー
裏を返せば、何でも有りの合法的な戦闘イベントであり、不慮のトラブルも発生する
その「不慮のトラブル」こそが、アタシにとって最大の楽しみ
能力の制限で一時撤退を余儀なくされた哀れなバカに止めを刺すのは最高に楽しい
「ふふふ、楽しみだわ
今回は一体何人狩れるのかしらねえ」
そう言って、妖艶な笑みを浮かべ、舌舐めずりをしながら好みの隠れポイントへ向かう
無論、いきなり向かえば目ざとい奴に感付かれてしまう
私のことを知っていて、警戒している連中も居るからだ
開始時間まで近場で待機し、戦いが始まったらどさくさに紛れるのだ
別に無理に隠れポイントを探して向かう必要も無いのだが…
「ま、状況を見て判断すべきねえ」
そして、フラッグバッカーが開始される

98 :
>>95
「あら」
聞こえてくる鼻歌を頼りに、おしゃれが感じられない風体をした男子生徒を見つける
目当てのダウンした哀れなバカではないが、こちらには気付いていないようだ
余裕のある感じを見るに、それなりに順調に事を運んでいる実力者だろう
「ああいうの見るとイラッと来るわね
まあ、たまにはピンピンした奴でもやっつけようかしら
さてと、どうしてやろうかしら」
そう言うと、物陰に隠れながら気付かれないように後を付ける
こう言うことには大いに慣れているため、大抵の奴には悟られないように行動する自信がある
そして、企みが頭の中で纏まった
権謀術数などは専門外だが、あれくらいのバカそうな奴ならこの雰囲気と「体」で騙せるだろう
「あのー…」
そう言って、見慣れぬ男子生徒の背後から現れて自信なさげな声と雰囲気で話しかける
「突然すみません…わ、私引津空兎と言います…
そ、その…、他の人に追われて、隠れながら逃げ回っているんです…
もし良かったら、一緒に組んで動きませんか?
私ってば、弱い上に臆病だからカモにされてて…
あなたイイ人そうだから、思いきってお願いを…
どうか…このままじゃ私…ううっ…」
そう言って、不自然にならないように、自慢の巨乳が強調されるようにお辞儀をしてみせる
その動作には必死さが滲み出ていて、我ながら迫真の演技である
「顔を赤らめて半泣き状態」という情をくすぐる演出も、忘れてはいけない

99 :
【名前】静寂 契(しじま ちぎり)
【性別】女
【学年】中学2年生
【能力名・レベル】打開思考(ブレイクスルー) レベル2
【能力説明】あらゆる状況を「打開」する策を見出す力。
レベル4ともなれば、「未来予知」じみた確実な打開策を閃くことが出来るのだが
発展途上なレベル2程度では、せいぜい「直感」程度で策の成功率も低い。
【概要】数年前まではとある暗部の参謀役を担っていたが、暗部の壊滅により戦線を一時的に離脱。
「仲間が居なければ何も出来ない自分」に嫌気が差し、強くなりたいがために【戦闘特区】へ編入した。
暗部に所属していた際の名残なのか、能力の影響なのかは分からないが、極度の面倒臭がりであり
「如何にして最小の力で最大限の利益を得るか」と言う考えの元行動している。
参謀役を任されていたということもあり、計算高く狡猾な性格。
「怒ること」や「悲しむこと」は無駄な行動だと思っており、それらの感情を表すことは滅多に無い。
尤も、相手を嵌める為ならば、躊躇いなく泣きだしたり激昂したりするが…
【特徴】丸メガネに大きめのフードがついたパーカー、亜麻色のショートカット
【備考】頭が冴えるという理由から、度々甘いモノを口にしている。
しかし連日戦い続けてカロリーを消費しているためか、身体は華奢。
パーカーを好む理由は、「表情」や「感情」をフードで覆い隠せるため。
【台詞】「……常に私は、あなたの一手先を読んでいる」

拙い初心者ですがよろしくお願いします

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