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暗男「鬼は…内」


1 :2013/10/09 〜 最終レス :2013/10/21
〜自宅 朝〜
暗男「…む」
暗男「(……朝)」ムクッ
暗男「(仕事に…)」
暗男「(…ああ、そうか…昨日クビに…)」
暗男「(『君に接客は無理だ…』と)」
暗男「(何がいけなかったのか…)」
暗男「(取り敢えず、朝飯を買いに行くか)」
〜商店街〜
酒屋「おっ!暗男君じゃないか!」
暗男「おはようございます…」
酒屋「相っ変わらず辛気臭ぇ面してんなぁ。そんなんじゃオメェ、今の店クビんなっちまうぞ?」
暗男「…昨日、クビに」
酒屋「」
暗男「では」
酒屋「あ、ああ。ってちょい待ち」
暗男「…?はい」
酒屋「今日は節分だ。これやるからさ、景気よく撒け!な?」
暗男「どうも」ペコリ

2 :
暗男「…」スタスタ
オニハーソトー フクハーウチー
オニハーソトー フクハーウチー
暗男「(節分、か…)」
暗男「(帰ったらやってみるか)」
〜自宅〜
暗男「さて…」
暗男「(『君にはお笑いが足りてない』と…クビになった店の先輩が…)」
暗男「ふむ…」
暗男「(ここはひとつ…)」
暗男「鬼は…内」パラパラ
暗男「福は…外」パラパラ
暗男「…」
暗男「(何が面白いんだ?これ…)」
?「邪魔するぞー」
暗男「(いや…そもそも食べ物をバラ撒くなどと…)」
?「あれ?おーい」
暗男「(そうだ…食った方が豆も幸せだろう)」
?「」ベシッ
暗男「…何を」
?「無視はいかん。無視は」
暗男「申し訳ありません。少々考え事を」
?「?」

3 :
暗男「豆は…食った方が良いのでは、と」
?「あ、ああ。そうかも」
暗男「お食べになりますか?」
?「いいのか?」
暗男「はい」
?「じゃ、遠慮なく」ボリボリ
暗男「…」ボリボリ
?「なぁ」ボリボリ
暗男「はい」ボリボリ
?「私が誰かとか聞かないのか?」
暗男「…そう言えば」
?「何を隠そう、私はな!」フフン
暗男「出来れば、玄関から入ってきてもらいたいものです」
?「」ズルッ
暗男「どうしました?」
?「…いや、いい。大丈夫だ」
暗男「それで…どちら様でしょう?」
?「そうか!やはり聞きたいよな!?」
暗男「いえ、特には…」
?「聞ーけー!」ガシッ ギリギリ
暗男「…わかりました。聞きます」
鬼女「鬼の鬼女様だ!」フフン
暗男「…左様で」
鬼女「あれ?」

4 :
暗男「…何か?」
鬼女「いやホラ、もっとこう…『鬼!?マジ!?』みたいな」
暗男「取り敢えず、電話を」
鬼女「電話?どこに?」
暗男「病院ですが」
鬼女「どこか悪いのか?」
暗男「ええ。恐らく頭が」
鬼女「そ、そうか…大変だな」
暗男「では」スタスタ
暗男「ええ…はい…自分の事を鬼とか…はい…住所は…あ」
ガチャン
鬼女「私か!」
暗男「大丈夫。病院は良い所です」
鬼女「ええい!これを見ろ!」ニョキッ
暗男「これは…イボ?」
鬼女「」ブチッ
ブスッ

5 :
なんて時期はずれな

6 :
暗男「………痛い」
鬼女「わかったか?」
暗男「それだけでは、何とも」
鬼女「ふむ…では!」アーン
暗男「何と…」
鬼女「」フフン
暗男「口の中を見せびらかすのは感心しません。はしたない…」
鬼女「」
ガブッ
アッー
〜手当て後〜
暗男「…しかし、やはりそれだけでは」
鬼女「むー」
パアァァ…
暗男「…!」
鬼女「角と牙を見えなくした!どうだ!」
暗男「…わかりました」
鬼女「うむ!」
暗男「病院に行くのは自分のようです」
鬼女「ちーがーうー!」

7 :
〜1時間後〜
暗男「…よくわかりました」
鬼女「うむ!」
暗男「しかし弱りました」
鬼女「んー?」
暗男「留守を預かりながら、鬼を入れるなどと…」
鬼女「呼んだのはお前だぞ?鬼は内ーって」
暗男「!」
暗男「これは…大変な失礼を」
鬼女「まあ気持ちは
暗男「自分で呼んでおきながら、まるで災難のように…」
暗男「何とお詫びをすれば
鬼女「いい!いいんだ!うん!」
暗男「…お優しい」
鬼女「ぉ、う…///」
暗男「少々お待ちを。せめて茶菓子でも」
鬼女「あ、ああ」
スタスタ…
鬼女「(ちょ、調子狂う…何だ、一体…)」
鬼女「(あ〜、ダメだダメだ!ここはひとまず…!)」

8 :
暗男「お待たせしまし…」
暗男「…?」
暗男「(居ない…)」
暗男「(この方なら、きっと友人に…と思ったのだが)」
暗男「(やはり…)」フゥ…
〜鬼の里 夜〜
鬼女「(うぅ〜…やはりマズかったか?いきなり脱け出した形になってしまったからな)」
鬼女「(しかし何だ…?あの人間…)」
鬼女「(…明日も行ってみるか)」
鬼女「(すまん、昨日は急用だった…とか言って)」
鬼女「(…豆のお礼に、何か…)」ゴソゴソ
鬼女「(うむ。これがいい)」
鬼女「(フフン。喜ぶ顔が目に浮かぶな)」

9 :
ZbmUZ9sYwg だな?! 待ってた! 新作も楽しみだ!
違ってたらごめんスルーして

10 :
待ってました!

11 :
〜職業安定所 朝〜
係員「はぁ。また試用期間でダメだった…と」
暗男「はい…」
係員「(まぁ、この暗さでは…ねぇ?)」
暗男「『君に接客は無理だ』…と」
係員「は、はぁ(的確だわ…)」
係員「現場系とかどうです?接客とは無縁ですよ?」
暗男「…探してみます」
係員「空いているトコ、使って構いませんから」
暗男「ありがとう御座います」
〜自宅 昼〜
暗男「(現場系…身体、持つだろうか?)」
暗男「(一応、人並みの身体能力は有る…と思うが)」
暗男「(いや、それ以前に採用されないと…)」
Rーン
暗男「…」スタスタ ガチャッ
鬼女「こんちは」
暗男「アナタは…昨日の」
鬼女「昨日は、アレだ。急用を思い出してな」
暗男「何と…そうでしたか」

12 :
鬼女「土産を持ってきたぞ」スッ
暗男「これは…市松人形?」
鬼女「さて…?」フフン
キリキリキリ
暗男「(何と…首が…)」
カタカタカタ
暗男「(く…口が…)」
コリコリコリ カッ
暗男「(目を見開いて…)」
ビコォーン
鬼女「どうだ?近くに鬼が来ると反応する、優れ物だぞ」
暗男「…素晴らしい」
鬼女「気に入ったか?今日からお前の物だぞ」
暗男「家宝にします」
鬼女「うむ!」
〜お茶の間〜
鬼女「なあ、お前イジメられてないか?」
暗男「?いいえ」
鬼女「あー…じゃあ、家庭環境が悪い、とか」
暗男「いいえ」
鬼女「ふむ…」モグモグ
暗男「…」ズズッ
鬼女「そう言えば、両親は仕事か?」
暗男「残念ながら…両親は…」
鬼女「!…す、すまん」
暗男「旅行中です」
鬼女「」

13 :
暗男「?」
鬼女「お前の顔で『残念ながら…両親は…』とか言われたら他界済みだと思うだろ!」
暗男「天国に一番近い顔、ですか…」
鬼女「まあ、ある意味…」
暗男「…」
鬼女「しかし陰鬱な顔だな…」
暗男「…」ジー…
鬼女「(な、何だ?何故見つめる)///」
暗男「そうは見えま
鬼女「お前だー!」スパーン
暗男「…ご無体な」
鬼女「はぁ…お前、普段友達とどんな事して遊んでるんだ?」
暗男「?…居りませんが」
鬼女「」
暗男「友人、と呼べるような方は一人も…」
鬼女「ひ…一人も…?」
暗男「はい」
鬼女「イジメとかは無かったと言ってなかったか?」
暗男「はい」
鬼女「話し相手とか」
暗男「二言三言話すと去られる、といった感じでした」
鬼女「…ああ」

14 :
>>5
あっしが好きなもんで///ヘヘッ…
>>9
左様に御座りまする!
またポチポチと書いていきまする。
>>10
お待たー!ごゆっくりー!つ旦~

はいよお仕事お仕事…

15 :
>>11
やっぱりRーンの人か!
書き方がそっくりだなと思って読んでいたんだ
また見付けられて嬉しいぞ

16 :
支援

17 :
支援

18 :
暗男「アナタは、何故…」
鬼女「珍しさ、だな」
暗男「…珍しい?」
鬼女「普通、『鬼は外、福は内』だろう?」
暗男「はい」
鬼女「…しかしお前は『鬼は内、福は外』だった」
鬼女「聞いてしまったのは偶々だが、興味が湧いてな」
暗男「…なるほど」
鬼女「何か理由があっての事か?」
暗男「少し、お笑いと言うモノを目指してみようかと」
鬼女「…」
暗男「爆笑でしたか?」
鬼女「…いや、微塵も」
暗男「…そうですか」

19 :
〜夜〜
鬼女「ん?もうこんな時間か」
暗男「夕飯はどうされますか?」
鬼女「(…もう少しくらい、いいか)」ウーン…
暗男「…なるほど」
鬼女「ん?(…察したのか?)」
暗男「ですが…自分はあまり美味しくないと
ドカッ
鬼女「蹴るぞ?」
暗男「…蹴ってから言われましても」
鬼女「男が細かいことを気にするな。あと、私は人は食べない」
暗男「…左様で」
鬼女「何だ?食われると思ったのか?」
暗男「念のために不味いアピールをしましたが…」
暗男「アナタはそんな事はしない…と思っていました」フフ
鬼女「ぅ、ぁ///」
暗男「では、簡単な物しか作れませんが…」
鬼女「よ、用事を思い出した!また来よう!」ダダッ
暗男「あ…」
暗男「(そんなに、一緒に食べたくないのか…)」ガクッ

20 :
〜鬼の里 広場〜
鬼女「(うぅ…またやってしまった)」
鬼女「(何だ?この感覚…)」
青鬼「よぉ鬼女!」
鬼女「…ああ」
青鬼「あり?元気ねーな。どした?」
赤鬼「風邪でもひいたか?」
黄鬼「無理すんなよー」
ホモ鬼「女の子には色々あるよね///」
青・赤・黄「…」
青鬼「バカはほっといて、何かあったのか?」
鬼女「あったというか…解らないというか…」
赤鬼「まぁまぁ、話してみたらどうよ?」
鬼女「…そうだな」
鬼女「実は…」
フムフム ホウホウ ソレデソレデ?

21 :
>>15
うい、Rーンです///また宜しくー!
>>16
>>17
支援、ありがとうございます。
まま、おひとつ… つ旦~

以前にも増して仕事の時間バラバラでして…

22 :
おはよう

23 :
貞子書いてた人?違ったらすまん

24 :
サルベージ保守
>>23
たしか前作は「迷っちまった」だっけ?
狐娘と狐女と男の話だよね

25 :
迷ったか…

26 :
白蛇の人だー!
待ってたぜー!

27 :
>>25
それだw
ありがとう

28 :
保守

29 :
鬼女「…というワケだ」
青・赤・黄・ホモ「…」
青鬼「ちょ、ちょっと待っててくれな?」
鬼女「?…わかった」
青鬼「おい、皆ちょっとこっち」
黄鬼「あ、ああ」
赤鬼「な、なぁ…これって…」
青鬼「その人間が気になるってやつだろ…下手したらほの字とか」
黄鬼「人間って普段は戦闘力5のクセに、たまに53万とか居るアレだろ?」
赤鬼「トップクラスが腕落とされたり、殺されたりしてるからな…」
青鬼「腹ん中から内臓滅多突きにされた鬼も居るぞ…」
黄鬼「知ってる…しかも人間は、子供に『昔々あるところに〜』なんて嬉々として語るらしい」
赤鬼「マジかよ…」
青鬼「鬼女の奴、何だってそんな危ねーのを…」
ホモ鬼「すごく…大きいとか///」
青・赤・黄「…」
ガスッ ガッガッ ドカッ アッー!

30 :
今北産業

31 :
青鬼「…ゴミを処分したところで再開だ」
赤鬼「な、なぁ…やっぱその人間も…」
黄鬼「鬼女が気にかけるくらいだかんなぁ…」
青鬼「…背中の鬼が哭いたりするアレ系か?」
黄鬼「いやいや、手をパンするだけで神通力みたいなのが…とか」
赤鬼「まさか指先一つで人体が爆発するアレ…?」
ホモ鬼「テクニシャンとか///」
青・赤・黄「…」
ドスッ ガンッガンッ ゴリッ アッー!
青鬼「…話をしよう」パチン
赤鬼「そんな人間と仲良くさせて大丈夫か?」
黄鬼「大丈夫だ。問題しかない…」
青鬼「大体俺ら何にも悪い事してないじゃん…」
黄鬼「最近の食い物は人間なんかよりずっとウメーって聞くしな」
赤鬼「んだな〜」
黄鬼「まぁアレじゃね?取り敢えず様子見でいいんじゃね?」
青鬼「…よし、戻るか」

32 :
鬼女「何を相談してたんだ?」
青鬼「あ、ああ。人間は、ほら…たまに危ないのが居るから、とか」
赤鬼「そそ。気ぃ付けて遊び行けよーみたいな?」
黄鬼「大体そんな話」ウンウン
鬼女「…ホモ鬼はどうしてノびてるんだ?」
黄鬼「いやなに、ちょっとピリオドの彼方に」ウンウン
鬼女「そ、そうか…で?私のこの感覚の件は?」
赤鬼「相手が人間だから戸惑ってるとか」
青鬼「ちょっと様子見しよーぜ、みたいな」
黄鬼「大体そんな感じかな」
鬼女「そうか…うん、そうだな。ありがとう」
青鬼「いいっていいって」

33 :
>>22
こんばんは。ごゆっくりー!
>>23

>>24
うぃうぃ///
>>25
勇一郎ッ!
>>26
お待たせいたしました。どうぞごゆっくり。 つ旦~
>>28
保守、ありがとうございます。
>>30
ゆっくり
ぼちぼち
が信条です///

明日は稽古開始が早いのと、お仕事の都合上、更新は無理かもしれませぬ…

34 :
規制か?

35 :


36 :


37 :


38 :
おかえりまってた
これからはチンポーンで検索かけることにする

39 :


40 :


41 :


42 :
昔話にあるな
貧乏なじいさんばあさんがどうせ我が家にゃ福なんぞ来ねえってヤケクソで
鬼は内福は外、と叫んで豆撒いたら
鬼が喜んでご馳走と財宝土産に遊びに来て
じじばばと楽しいどんちゃん騒ぎやるってやつ
でもあのご馳走や財宝って実はあちこちから強奪してきたやつなんだろうなあ

43 :


44 :


45 :


46 :


47 :
〜公園 昼〜
暗男「…」モグモグ
DQN「およ?暗男じゃん」
暗男「…?」
DQN「あれ?忘れたのか?高校ん時一緒だったDQNだよw」
暗男「ああ…思い出した。久しぶりだな」
DQN「何してんだ?今日休みか?」
暗男「先日、クビに…」
DQN「」
暗男「…お前は?」
DQN「俺?俺はク○のプーさんw」
暗男「…可愛らしいことよ」
DQN「相変わらず暗ぇ面してんなぁwどうよ?ナンパでも…いや、止めとくわ」
暗男「…賢明だ」
DQN「んーじゃな。今度飯でも行こうぜ」
暗男「…ああ(社交辞令…だろうな)」
DQN「じゃなー!」タッタッタ
〜物陰〜
鬼女「(何だ…あのフランクな言葉遣いは)」
鬼女「(私には他人行儀全開のクセに)」
鬼女「(むー…面白くないぞー)」

48 :
〜自宅 夜〜
ピー
暗男「(沸いたか…)」
暗男「…」ペリペリ
ジョボジョボ…
暗男「(侘しい…)」
キリキリ カタカタ コリコリ…ビコォーン!
暗男「これは…」スタスタ
暗男「…」ガチャッ
鬼女「こんばんは」
暗男「こんばんは」
鬼女「?いい匂いだな」
暗男「赤いき○ねです」
鬼女「飯か?」
暗男「はい。宜しければ、一緒にどうですか?」
鬼女「う、うむ。今日は馳走になろう」
暗男「少々お待ちを。今緑のた○きを」
鬼女「何が違うんだ?」
暗男「うどんか蕎麦か…」
鬼女「うどんがいい」
暗男「な、なりません。鬼がうどんを食するとぽんぽ痛いになります」
鬼女「何を言ってるんだ?」
暗男「アナタは緑のた○きを食した方がよいと…」
鬼女「あ、これもう良いのか?」ペリペリ
暗男「!」

49 :
鬼女「フー、フー…」ズルズル
暗男「…今はただ…恨みもあらず…諸人の…」フラフラ
鬼女「?」ハフハフ
暗男「命に代わる…きつねと思へば…」ガクッ
鬼女「お前…怒られるぞ」
暗男「…ご存知で?」
鬼女「人間は面白いからな」
暗男「左様で…」フフ
鬼女「ぁ…う、ぅむ///」
暗男「取り敢えず、たぬき作ります」
鬼女「な、なぁ…まさか、うどんの方がよかったのか?」
暗男「…大丈夫です」ドヨーン…
鬼女「そ、そうか」
暗男「では」スタスタ
鬼女「(うぅ…『もっと気軽に話せ』と言いに来た筈なのに…)」
鬼女「(何か、何か挽回するテは…!)」

50 :
鬼女「お礼に何か言ってみろ」
暗男「?」ズルズル
鬼女「何か欲しいとか、してもらいたい事とか」
暗男「…特には」
鬼女「な、何かはあるだろ」
暗男「強いて挙げれば」
鬼女「うんうん」
暗男「また、いらしてください」ニコッ
鬼女「ぬぁ!///」
暗男「(この反応…やはり性急に過ぎたか)」
暗男「申し訳ありません。今のは…」
鬼女「し、仕様の無い奴だな!///」
鬼女「そ、袖スリスリも多生の縁とか言うしな!///」
暗男「すり合う、では?」
鬼女「そ、そうとも言うな」
暗男「…まあ、似たような意味ではありますが」

51 :
>>34

>>35
>>36
>>37
>>39
>>40
>>41
>>43
>>44
>>45
>>46
保守、ありがとうございます。
>>38
お待たせしました。ごゆっくりー!
>>42
ふむふむ...φ(..)

ああ…早出なんスね…

52 :
鬼女を既女と間違えてワロスwwwww

53 :
キジョって読む癖がついているからなw

54 :
じわじわくる

55 :


56 :


57 :
鬼女「…なあ」
暗男「はい」
鬼女「もっとこう…気軽に話せないのか?」
暗男「?」
鬼女「『ヨロシクな!ははは!』みたいな感じで」
暗男「…では」ゴホン
暗男「ヨロシク…ヘヘッ…」
鬼女「…」
暗男「会心の出来でした」
鬼女「すまん、私が悪かった」
暗男「…」
鬼女「こう、何と言うか…もっと砕けた感じで」
暗男「それは無理です」
鬼女「な、何故だ!?」
暗男「面識の浅い方にそのような…」
鬼女「むぅ…」
Rーン
暗男「申し訳ありません、出てきます」
鬼女「ああ」

58 :
暗男「お待たせしまし…」ガチャッ
DQN「おいーす」
暗男「…金なら無いぞ」
DQN「お前、俺のことどんな風に見てんだよw」
DQN「約束しただろ?飯行こーぜ」
暗男「馬鹿な…」
DQN「?」
暗男「高校時代、シンナーでラリっては『僕アンパンマン』などと、ある意味正しくもフザけた事をぬかしていた男が『約束』…だと…」
DQN「お前、実は俺のこと嫌いだろ?」
暗男「…いや」
DQN「まあいーや。奢ったるから行こーぜ」
暗男「今日は…客が」
DQN「またまたwどーせ勧誘員だろ?丁度いーじゃねーかw」
暗男「いや…」
鬼女「どうした?何か用事でも出来たか?」
DQN「」

59 :
〜お茶の間〜
暗男「…」コトッ
DQN「あんがと」
鬼女「友人、いるじゃないか」
暗男「いえ、彼は…」
DQN「本日より暗男の心の友となりましたDQNっス!」
鬼女「うん?今日から?」
暗男「実は…」
カクカクシカジカ
鬼女「なるほど」
DQN「いや〜、それにしてもお美しい!暗男、彼女か?」
暗男「…いや」
DQN「友達か?」
暗男「…いや」
DQN「あ〜、親戚とかか」
暗男「…いや」
DQN「…」
鬼女「…」
DQN「あの…どういったご関係で?」
暗男「DQN…聞きたい事がある」
DQN「あ、あんまり難しい事は勘弁な?」
暗男「心の友とは普通の友よりランクは上か?それとも下か?」
DQN「」

60 :
>>52
>>53
>>54

た…確かに…///
>>55
>>56
保守、ありがとうございます。

世間様は三連休だったとか…羨ましい限りで…ウワァァァン

61 :
おつお

62 :
乙です
保守

63 :
Rーンの保守

64 :


65 :


66 :


67 :
今北産業

68 :
DQN「い、今それ、大事なことか?」
暗男「無論」
DQN「…すまん、適当コいた」
暗男「…そうか」
DQN「あ〜、まあアレだ。飯行こ、飯!鬼女さんも!」
暗男「今食ったところだ」
鬼女「すまんな」
DQN「なん…だと…?」
暗男「また、次の機会に」
DQN「しゃーねーな」
鬼女「(ふむ…友人か。色々連れてきてみるか)」
暗男「どうしました?」
鬼女「いや、明日を楽しみにしていろ」
暗男「?はい」
DQN「なあ、そろそろ馴れ初めを聞かせてくれ」
暗男「豆撒きの時に知り合った」
鬼女「以来、たまに来てやっている」
DQN「ふむふむ」
鬼女「そんな事よりいい機会だ。暗男の高校時代を聞かせてくれ」
DQN「イエスマム!」ビシッ
暗男「よせ…アンパンマン」
DQN「…許さねぇ」

69 :
〜翌朝 鬼の里〜
鬼女「(ふむ…取り敢えずアレを連れて行ってみよう)」
鬼女「(喜ぶ…よな?)」
鬼女「(暗男は…何だ、その…たまに笑みを浮かべるが…何と言うか非常に、その…)」
鬼女「は…はきゅん☆///」
青鬼・赤鬼・黄鬼「…」
ホモ鬼「わかるわ///」
青鬼・赤鬼・黄鬼「…」
ガッガッ ドカッ メリッ アッー!
〜自宅〜
キリキリ カタカタ コリコリ…ビコォーン!
暗男「…しかし便利だ。見た目も愛らしい…」ウットリ
スタスタ
暗男「おはようございます」ガチャッ
鬼女「おはよう」
鬼女「早速だが、これを見てくれ。こいつをどう思う?」
八尺様「ぽぽぽ」
暗男「すごく…大きいです」
八尺様「ぽぽぽー!(気にしてるのにー!)」ダダダッ
鬼女「鬼か貴様」
暗男「申し訳ありません…つい」
鬼女「(…明日だな)」

70 :
〜翌朝〜
鬼女「どうだ?背中に人を乗せて飛べるぞ?」
一反木綿「フフン」
暗男「アナタを見ていると…懐かしい気分になります」
鬼女「(お!当たりか♪)」
暗男「母が作る料理…けれどあの日以来作らなくなった…」
鬼女「(んん?)」
暗男「自分は…かんぴょうが嫌いで吐きました…」
一反木綿「…」ブワワッ
ピューン
鬼女「あ」
暗男「?…急用、でしょうか?」
鬼女「(ええい!次だ!)」
〜翌朝〜
鬼女「(似たようなのを連れて行ってみよう…と思って呼んだが)」
影女「お世話…お世話…」ブツブツ
鬼女「(大丈夫か…?)」
暗男「おはようございます」
鬼女「おはよう」
影女「おはようございます…暗男様、ですね?」
暗男「はい」
鬼女「(ふむ…取り敢えずは問題無しか…?)」

71 :
>>61
>>62
>>63
>>64
>>65
>>66
>>67
保守ありがとねー!

なかなか時間が取れませぬ…

72 :


73 :


74 :


75 :


76 :
鬼女不器用過ぎだろww

77 :


78 :
暗男「…暗いですね」
影女「!」
暗男「もう少し明るく振る舞われた方が…」
影女「テメーに言われる事じゃねぇ」ペッ スタスタ
鬼女「…お前という奴はもぅ…」ハァ…
暗男「申し訳ありません…」
鬼女「…まあいい」
暗男「どうぞ上がってください。お茶でも淹れましょう」
鬼女「すまんな」
〜鬼の里 夜〜
鬼女「…というワケでな」
青鬼「はあ…」
赤鬼「要するに」
黄鬼「もっと仲良くなる方法ねぇ…」
ホモ鬼「Fuckね!///」
ゴキッ ズンッ ガスガスッ アッー!
青鬼「…真面目な話、焦るこたぁないんじゃね?」
赤鬼「なんか仲良い感じっぽいし」
黄鬼「ぶっちゃけ鬼女、ダチポジについてんじゃね?」
鬼女「そ、そう思うか!?///」
黄鬼「お、おう」

79 :
〜職業安定所 昼〜
暗男「…これをお願いします」スッ
係員「はい」カタカタカタ…
暗男「(『明るく楽しい職場』…か。雰囲気良さそうだ)」
係員「こちらが詳細になります」
暗男「どうも」
係員「書類選考はありません。面接の日時は後日連絡します」
暗男「わかりました」
〜自宅前〜
暗男「(ん?あれは…)」
鬼女「居ないのかー?」Rーン Rーン
暗男「こんにちは」
鬼女「キャオラァ!」
暗男「どこのグラップラーですか…」

80 :
〜お茶の間〜
暗男「驚かせてしまったようで…」
鬼女「心臓に悪い」
暗男「申し訳ありません」
鬼女「出掛けていたのか」
暗男「ええ。職安に」
鬼女「ああ、仕事探してるんだったな」
暗男「はい」
鬼女「見付かりそうか?」
暗男「…多分」
鬼女「そ、そうか…ん?アレは…」
暗男「おや、鬼もCDとか聴いたり?」
鬼女「聴くぞ。一昔前のロックがお気に入りだ」
暗男「左様で」フフ
鬼女「ぅぁ///」
暗男「?」
鬼女「ど、どれ!ひとつ聴いてよう!」
暗男「どうぞ」
鬼女「…何か中島みゆきとか入ってそうだな『恨みまぁぁすぅ』とか」
暗男「いえいえ…たまに聞きますけど」
鬼女「そ、そうか」

81 :
>>72
>>73
>>74
>>75
>>77
保守、ありがとうございます!
>>76
不器用〜者と〜笑いますか〜♪///

休日が…欲しい…グスン

82 :
長期過労でなった病気でおよそ730日目の連休中だが休みを分けてやりたいよ
過労は本当に恐ろしいから心身に気を付けて大事にしてね

83 :


84 :


85 :


86 :
まだかな

87 :


88 :


89 :
鬼女「どれどれ…」ポチッ
CD「君の写真にお香は焚かれ」
鬼女「ま、まあ一曲くらいこういうの作るよな」ポチッ キュー
CD「うちの陣屋の殿様のぉ〜乱心手打ちに御座いますぅ〜」
鬼女「…」ポチッ キュー
CD「カミソリが無い〜カルモチンもない〜首括る紐もぉ〜…無い無い無い!」
暗男「無い無い無い」ウットリ
鬼女「…」ブツッ
暗男「?」
鬼女「…止そう」
暗男「?はい」
〜夜〜
鬼女「しかし美味いな」ズルズル
暗男「はい」ズルズル
鬼女「しかもお湯を注ぐだけとは…」
暗男「…かなり人間の事に詳しいようですが、コレはご存知ありませんでしたか」
鬼女「まだまだ知らない事だらけだ」
暗男「でしたら今度、街を案内しましょうか?」
鬼女「あ、ああ、頼む///」

90 :
〜鬼の里〜
鬼女「(デ、デート…というヤツ、だよな…?)///」ウンウン
鬼女「(何を着て行こう?『何を着ても似合いますね』とか言われたり…!)///」
鬼女「(あ、あれか…夜景を見て『綺麗だな』とか言ったら、『アナタの方が…』とか…!)///」ジタバタ
青鬼「…」
赤鬼「大丈夫なのか?アレ」
黄鬼「どうだろね…」
ホモ鬼「私も愛が欲しい///」
青鬼「取り敢えず解散ね」
赤鬼・黄鬼「そうね」
ホモ鬼「あぁん待ってよー///」
〜翌朝 自宅〜
Rーン
暗男「?」チラッ
人形「」シーン…
暗男「(鬼女さんではない…?)」
スタスタ
暗男「おはようございます」ガチャッ
DQN「おはよう!お寝坊な小鳥さ
バタン
DQN「待ってヤメテ許して!」ガチャガチャガチャ

91 :
〜お茶の間〜
暗男「…」コトッ
DQN「はぁ〜生き返るぅ〜」ズズッ
暗男「…用件は?」
DQN「お、そうだった。今日こそ飯行くべ!」
暗男「…わかった」
DQN「よっしゃよっしゃ!」
ジャリリリリン…ジャリリリリン…
暗男「…」ガチャッ
暗男「はい…はい…どうも」
DQN「誰からだ?」
暗男「職安。面接に行く」
DQN「飯は?」
暗男「昼までには帰れる」
DQN「んじゃその辺で時間潰してるわ」
暗男「ああ。すまん」
DQN「またあとでなー」スタスタ
暗男「さて、俺も行くか」

92 :
>>82
何と…言える身ではありませんが、ゆっくり休んでくだされ。
>>83
>>84
>>85
>>87
>>88
保守、ありがとうございます! つ旦~
>>86
お待た〜!ごゆっくり〜!

早出早出早出…シクシク

93 :
おつお
無理すんなよ

94 :
落ちそうだからageるお

95 :


96 :
楽しみにしてるお!

97 :
〜建設会社〜
面接官「超無理」
暗男「…せめて理由を」
面接官「(正直に言ったら問題だろうし…)」
面接官「実はもう、一人決まってね」
暗男「…そうですか」
面接官「悪いね。来てもらったばかりなのに」
暗男「いえ…では」
〜自宅 昼〜
暗男「(仕方が無い…よな)」ハァ…
Rーン ビコォーン!
暗男「…」スタスタ
ガチャッ
鬼女「さあ、案内してくれ」
DQN「飯飯〜!」
暗男「はい」フフ
鬼女「ぅ…ぐ///」
暗男・DQN「?」
暗男「おや?今日はいつもと雰囲気が違いますね」
DQN「判る!?このトサカの立て具合!///」
暗男「…」
DQN「スンマセン、黙ります」
暗男「よくお似合いです」
鬼女「あ、ありがと///」

98 :
〜ファミレス〜
DQN「んで?面接はどーだった?」モグモグ
暗男「…落ちた」
DQN「…」
鬼女「なに、次がある」
暗男「ありがとうございます」
DQN「鬼女さん、お仕事は何を?」
鬼女「まあ、色々、だな。うん」
DQN「(…聞かない方が良さげだな)」
暗男「…今回は仕方が無いとして」
鬼女・DQN「?」
暗男「一体何がいけないのか…」
鬼女・DQN「…」
鬼女「ま、まさかとは思うが…」ヒソヒソ
DQN「あ〜…多分自覚無いっスよ」ヒソヒソ
鬼女「いやアレだぞ?」ヒソ…
DQN「アレなんスけどねぇ…」ヒソ…
暗男「?」

99 :
〜ファミレス前〜
DQN「んーじゃなー」
暗男「ああ」
鬼女「またな」
暗男「さて、何処に行きましょう?」
鬼女「…夜景を見たい///」
暗男「まだ時間がありますね…その辺を歩きませんか?」
鬼女「う、うむ」
〜街中〜
鬼女「しかしお前も変わっているな」
暗男「?」
鬼女「面倒、じゃないか?」
暗男「いいえ。誰かと一緒に…というのは、自分には貴重なモノですし」
鬼女「…しかし、私は鬼だぞ?」
暗男「それは…重要な事ではないと思います」
鬼女「!」
暗男「…多分」
鬼女「上げて落とすな!」ドカッ
暗男「…ご無体な」

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