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2013年19懐かし邦画140: 「昭和残侠伝・血染の唐獅子」はいい映画だった (348) TOP カテ一覧 スレ一覧 2ch元 削除依頼
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「昭和残侠伝・血染の唐獅子」はいい映画だった


1 :04/06/07 〜 最終レス :2013/09/26
「昭和残侠伝・血染の唐獅子」は、何度見てもいいね。
高倉健、藤純子。
この二人の絡みはワクワクドキドキですね。

2 :
おれは八作目の「吼えろ唐獅子」が好きだな。松方弘樹と
光川環世の添い遂げられない恋物語が切なかった。
そして二人の仲を引き裂くばかりか無惨にも殺害に及んだ
憎っくき親分(葉山良二)に、健さんの怒りが爆発する。
そりゃもうカタルシスですよ、あなた。

3 :
「吼えろ唐獅子」は、佐伯清監督ですよね。このシリーズの生みの親で、他では1〜3、9作目と5本を作っていますか。
ここでは、松原千恵子さんが可愛かったですね。健さんの殴り込みは「待ってました!」の世界ですからね。
私は、アクション場面なら、「唐獅子牡丹」の刀がぶつかるところで火花が散る場面が強烈に印象に残っています。
時間と見る意欲があったら、もう一度、「昭和残侠伝・血染の唐獅子」を見でみて下さい。
 最高ですね。藤純子さんの出てくる全ての場面は、マキノ雅弘の世界そのものです。女の色気、初々しさという観点からも。
私自身、最初みたときは、特に、いう感じだったのですが。見れば見るほど、その世界に惹かれていったところがあります。

4 :
一作目もいいよ。わたいは一作目がいっち好き。
でも高倉健が一番はまったと思ったのは、主役じゃないんだけど
「緋牡丹博徒」と、その三作目の「花札勝負」でゲスト出演した
ときだな。この二作の高倉健はほんとに素晴らしかった。

5 :
マキノ雅弘監督『昭和残侠伝 死んで貰います』(1970)に感動しました。
銀杏の木の出会い、山本麟一さんのカッコ良さ、素晴らしいです。


6 :
高倉のゲスト出演ならやっぱ「侠客芸者」が良かった。

7 :
 『昭和残侠伝 死んで貰います』の銀杏の木の下の出会い、思い出します。
健さん、純子のコッテリした絡み。良かったですね。
この当時、全学連などで、任侠映画ブームになっていて、彼らがどっと押し寄せたような記憶があります。
 東大駒場祭での橋本治さんのポスター「止めてくれるなおっかさん。背中の銀杏が泣いている。男東大どこへ行く!」
が有名になったのは、この頃ですか。
 また、脇で登場する健さんもいいですね。「緋牡丹博徒」はもとより、「男の勝負」なども思いだします。
いいとこどりですかね。

8 :
いいとこどりってことで言うと、菅原文太主演の「懲役三兄弟」かなあ。
あれは健さんがおいしいとこ全部持ってった感じ。
この映画が撮られたのが昭和44年で、てことはまだ文太も東映では
ぺーぺーだったわけで、当時日本の映画界をしょって立ってた健さんに
おいしいとこ持ってかれたのもむべなるかなってとこなんでしょうね。

9 :
「懲役三兄弟」は、文太主演でしたか。すっかり忘れていましたね。
昭和44年だと、前年の11月に「緋牡丹博徒・一宿一飯」で悪役をやっていましたね。その後の映画ですから、まだ東映では、これから、という感じでしたね。
 インタネットで検索したら。これも「昭和残侠伝」と同じ佐伯清監督。そして健さんがかっこいい、とありました。
はまるはずですね。健さんと文太の道行きと、いうのは他にありましたかね?
 記憶にないですね。

10 :
これって津川雅彦がどもりで出てるやつ?
死ぬ前の最後のセリフをどもらないのに
マキノらしさを感じてとってもグッドです。

11 :
しかし、はたしてそうか。

12 :
そ、そ、そうです。(ドモってどうする?)
少し、思い出しましたか?それが「昭和残侠伝・血染の唐獅子」です。
タケ(津川雅彦)が、いい味を出しています。健さんと池部良の殴り込みに付いて行き、
「三社祭りの馬鹿踊りだ!」と言って、二人に刀を差し出すところなんか
絵になっていますよね。まさに、マキノさんの粋なところですか。
気がつかなかったけど、最後はドモッていなかったのですか?
 なるほど??

13 :
「昭和残侠伝」は9作とも全部好きですね。
一番と言われると難しいが
第1作と2作「唐獅子牡丹」、そして第5作の「唐獅子仁義」
最終作の「破れ傘」が印象に残ってます。
(もちろん「血染めの唐獅子」もいい)
最終作の「破れ傘」は鶴田浩二、安藤昇らキャスティングも
豪華でしたね。(ちょっと死んでしまう人が多過ぎるけど)
健さん作品で意外と良かったと思うのは73年に上映された
「現代任侠史」。まさに現代版の「唐獅子牡丹」って感じ
かな。
もう1回、健さんに任侠映画やってもらいたいな。
池部良も元気なら出て欲しい。
つくれよ東映!

14 :
>>14
漏れも禿同だが、いかんせん、彼らのような人材が今の俳優にはいねえからな・・・

15 :
 数年前、俊藤浩次さんがプロデュースして作った高嶋政宏主演の「残侠」を見に行きましたが。
今までのいいところを押し詰めたような作品でしたが、やはりね。
私の感じでは、高嶋は上背もあり健闘していたように思いますが、相手役がね?
藤純子じゃないし。マキノさんのような演出もないし(ムリだろうけど)。
その辺りが、モノ足りなく思いましたね。
 ところで、当時の「昭和残侠伝」は、全部面白かったですね。だから、ブームが来たのでしょうけど。
「破れ傘」は最後となった訳だけど、正月映画で東映オールスターキャストでしたね。
73年の「現代任侠史」、申し訳ないけど、頭の中は、カラッポになっています。
機会があったら、また見直してみます。

16 :
健さん全盛期の任侠映画と今の極道Vシネを比べるのも
おかしいけど主演の貫禄が圧倒的に違うのはもちろん、
悪役の存在感も大きく違い過ぎますね。
安部徹、天津敏、山本麟一、河津清三郎、今井健二、
名和宏、八名信夫、汐路章(全部書ききれない)など
一度見たら忘れない顔だったけど、最近の悪役は何回
見ても名前はもちろん顔も覚えられない。
情報収集のスピードは昭和と現在では比較にならない
のだが。

17 :
 悪役、いろいろな役者がいましたね。
安部徹は定番だったし。
「血染の唐獅子」の天津敏(三日仏)は逆に好感を持ってしまいそうでした。
山城新吾(一升桝)とのやりとりは良かったな。
「オレの気に障る奴は、三日目に仏になるんだな」
「わりと、情のねぇいい名前だな!」
河津清三郎とか、水島道太郎はマキノ一家だったので、何もいわなくても息が合っていたし。
今井健二は、健さんと同期だし。
。。。
 Vシネは見ていないので、わかりません。

18 :
台詞はみんなイイ!
「泣くと秀さんに嫌われるぞ」
「死にに逝くんだ、泣いてくれなきゃRやRえよ」
「死なせやしねえよ、兄さんが助っ人に行くんだ」

19 :
兄の風間重吉(池部良)と秀次郎(健さん)が、文代(藤純子)に言うところですね。
この前が、タマランのんですよね。
・・・・
新しい着流しをきて現れた秀次郎が。
(秀次郎)「見てくれ。似合うだろう!」
(文代) 「そうね。似合う。」。。。
(秀次郎)「文(ふみ)ちゃん。飲もうよ!」
(文代) 「。。。あんたに、長い間伝えないで」
     「あんたに喜んでもらおうと思って、一生懸命ぬった着物よ!」
     「着てくれて、うれしいはずなのに。。。」
     「どうして。どうして、泣かせるの?」
     「あんたの死に衣裳!」。。。
(秀次郎)「文ちゃん!」
(文代) (小刀をもって)「これ何?!」
(秀次郎)「よせよ!」
(文代) 「放して、、放して。。イヤーッ」
     「死んじゃイヤーッ!!」。。。
(秀次郎)「文ちゃん。でけえ声、出さないでくれ。頼むよ」
(文代) 「。。。叱られてもいい。ぶたれてもいい」
     「私、泣く。。。」(ウーッ)
(秀次郎)「叱りゃしないよ。」
     「だが、聞いてくれ!」
     「俺はカシラだ。」
     「何の力もないこの秀次郎を。なぜ皆んなはカシラにしたか」
     「ガキのときから意地と根性だけが取り柄のこのオレを」
     「由緒ある鳶政のカシラにしてくれたんだ」
     「これ以上、阿久津の奴つらに、仲間こきざみに殺されてたんじゃ」
     「死んだカシラ。いや、博覧会場は出来ねえんだ」。。。
     「文ちゃん!俺はもう我慢できないんだ!」
     「そんな俺のことは。。」
(文代) 「。。。あきらめ切れない。ムリよ!」
(秀次郎)「俺だってムリだよ。。。」
     「俺もおまえに惚れてんだぜ!!」。。。
(文代) 「はじめてね!惚れたなんて言ってくれたのは!」
     「私、悪いお嫁さんになるとこだったわ」
(秀次郎)「。。。勘弁して」
(文代) 「ウーッ」(泣く)。。。
・・・・
何度、見てもいいんですよね。
これがマキノ雅弘の世界なんでしょうね。

20 :
マキノというとあれがあったな。あれ、なんてったかな。
あのほれ、あれだよ。む〜ん、思い出せないや。
思い出したらまた書くね。
んじゃ!

21 :
送信したら途端に思い出したよ。人生なんて案外そんなもんだよね。
このへんどうなってんのかね、人間の記憶とその再生のからくりなん
てのは。
思い出そうと懸命になると思い出せなくて、もういいやって感じで
匙投げちゃったりすると思いがけなくも記憶が甦ってきたりする。
要するに人間はまだまだ謎に満ち満ちているていうことなのかな、はは。
んじゃ!

22 :
ノーガキ垂れてたら肝心のこと書くの忘れちったよ!
そうさ、マキノの作品のことを書くつもりだったのに、おいらと
きたひにゃ(-_-;)
おいらそこで「侠客列伝」て映画のことを言いたかったわけなんだよね。
うん、確か侠客列伝てタイトルだったと思う。
なんか任侠版忠臣蔵って感じの作品。とってもおもしろかった。
あれビデオしてくんないかな、東映。頼むせ、東映!
んじゃ!

23 :
 「侠客列伝」は、任侠映画全盛の頃に公開した最初のオールスター映画ですよね。
仰る通り「忠臣蔵」をベースに作られているのでしょが、健さん、鶴田、若山、純子が輝いています。
この辺は、東映が時代劇(「任侠東海道」など)から得意とするところですかね。
 続いて、
「博徒列伝」、「渡世人列伝」、「飛車角と吉良常」などが、その範疇の映画なんでしょう。
ただ、オールスター映画というのは、どの役者(スター)にも顔を持たせるため総花的になりがちで、
今いち、映画の内容がボケルところがありますか。
 まァ、この「侠客列伝」は、マキノだったからか?ですが。
それをあまり意識させなかった映画だ、と思います。

24 :
しかし、まあ、そんなことはどうでもいいのだ。

25 :
>>17
山本麟一、この人は健さんの作品にはよく出て来た。
この人、健さんの大学時代の先輩で、東映ニューフェイスの1年先輩だった。
長功の序を尊ぶ健さんは「山本先輩、山本先輩」と慕っていたという。
すごく面倒見がいい人で、健さん以外にも多くの若手俳優に慕われていた。
『昭和残侠伝』だと、『唐獅子仁義』の善玉(健さんを庇って殺されてしまう)と
最終編『破れ傘』の非情な悪玉親分が印象に残っている。
『山口組三代目』『三代目襲名』の岡精義役も良かった。
若くしてこの世を去ったのが惜しまれる。

26 :
 健さんは山本麟一と仲が良かった、と聞きますが。
大学の先輩だった訳ですか。それは知りませんでした。
結構、いい役で出ていますよね。
印象に残っているのは、「緋牡丹博徒」のお竜さんの娘時代に世話をしていたのとか、
「網走番外地」でにしん船での争いとか
「死んで貰います」のイカサマ師とか、
数えあがれば、まだまだ、ありますね。

27 :
考えてみりゃ健さんのもう一つの代表作シリーズ、「日本侠客伝」も
マキノだよな。
そういえば侠客伝の一作目とこの「血染めの唐獅子」は内容が重なり
合うところが結構あったような気ぃするな。
おれは健さんと渡哲也が任侠映画で共演するのを一度見てみたかったよ。
渡はどっちかというとリアリズム系(実録路線)に適合していた
ようだし、また実際にそっちの作品を何本か撮ったけど、ロマン系
(任侠路線)をやらせても健さんと互角に渡り合えるくらいの魅力を
出せたんじゃないかと思ってる。
実現させたかったなあ、二人の共演。

28 :
>>27
「大脱獄」で2人が共演、のはずだったが渡が入院のため、急遽文太になった。
漏れも2人の共演を見てみたかった。

29 :
>>27
『渡哲也―俺』という本に、こんなことが書かれていた。
渡哲也が『仁義の墓場』を撮り終えた後、健さんとの共演の企画があった。
渡が「通行人でも何でもいいから共演したい」と東映側に頼み込んだらしい。
結局、渡のドクターストップで実現しなかった。
渡哲也といえば、石原裕次郎とのつながりが有名だが、
その一方では健さんのファンで、尊敬していたという。
『男心は男が知る』ではないが、健さんもそんな渡に好感を抱いていた。
健さんはアポなしで渡の自宅を訪問したことがあるそうだ。
あいにく渡が不在だったので、文字盤の裏に『寒青』と刻まれた腕時計を
渡夫人に手渡して去って行ったという。
帰宅後、渡は自分の不在を悔やむと同時に、健さんからの贈り物に大感激した。
『寒青』―松のことである。
どんなに寒くとも青さを失わない松の強さ、逞しさを渡に見たのだという。
今からでは任侠ものは厳しいかもしれないが、
『寒青』で結ばれた両者の共演を私も観たい。

30 :
17>「血染の唐獅子」が「日本侠客伝」(第1作)とストーリが、似ていること、ご存知でしたか?
私は、2年前に「侠客伝」を久々に見て、気付きました。(遅いですね)
違いは、「血染め」が健さんと純子の絡みに焦点が当っていたのに、
「侠客伝」のそれは、プラス錦之助と三田佳子、長門と南田の3人模様を描いているのかな、と思いましたが。
 そうですか。健さんと渡哲也は共演していないのですか?
渡さんと言えば、デビューの「泣かせるぜ」(石原裕次郎主演)、新宿日活で見ましたけど。
これは、リアルで見た、同じ裕次郎の「鷲と鷹」のリメークでしたね。そのときから魅力ありましたよ。
後は、(フジテレビ制作)試写会で見た「暁の挑戦?」(若林豪、共演)ですかね。そのときには、本人も近くでご覧になっていましたけど。
 ついでに、私は(映画は)ロマン志向ですから。
リアリズム系(実録路線)は「仁義なき戦い」と「県警対組織暴力」ぐらいしか印象に残っていませんが。

31 :
>>27
加藤泰が渡を気に入ったのか、「人生劇場」「花と龍」「日本侠花伝」と続けて
出演している。つくづく渡は素晴らしい。惚れ惚れする。
70年代後半以降はTVに専念してしまい、映画スターとしての渡の魅力は、
98年の「時雨の記」 まで封印されてしまう訳だが・・・。
>>28
ところが不思議なことに、健さん+文太+渡の3人が写っているポスターが
残っているんだよね。
恐らく、途中で 渡→文太 という配役変更があり、渡はゲストに回ったと
思われる。そして、結局は出演できなかった。

32 :
>>31
おれも「人生劇場」は見たことある。その中で吉良常(田宮二郎)、
飛車角(高橋英樹)、宮川(渡哲也)の三人で斬り込みにいく場面が
あるんだけど、やはり田宮、高橋と並んでも断然渡の存在感が突出
してんだよね。
演技の器用さという点から見れば一番劣る渡が、しかしスクリーンから
放たれてくるオーラというか、存在感の輝度とか陰影の濃さとかでは
田宮や高橋を圧倒している。
やっぱりスターというのはこういうのを言うんだなと、おれなんかも
あの映画を見たときつくづく思ったな。
それだけに健さんと組ませたかったんだよねえ。おれはスターとしての
器ってことで言えば、健さんと渡こそが日本映画史上最高の二人、日本
映画界最高のツートップだと勝手に思ってる。渡は不運も重なって、
健さんほどに映画界の頂点に登り詰めたとまでは言えないんだろうけど、
器の大きさてことなら健さんと比較してもひけは取らないんじゃないかと
思う。
しかし不思議だよね〜。スターとして、俳優として最高の器と思わせる
二人が、共に演技者としては最も不器用な部類に属すというのは。
いや、そうでもないのかな。むしろ演技者としては「欠落者」の自覚こそが
健さんや渡に「命を賭け」ての俳優人生へと向かわせ、それが小手先の
演技力などといったものを超越した表現を二人に与えたのかもしれない。
実際渡の俳優人生はまさに命がけだったし(おれは渡の度重なる病気は
自分で自分を追い込み過ぎたがために誘発したものだと思ってる)、
健さんの俳優人生とは「俳優・高倉健」のために健さん自身の生身の
人生をある意味断念した上に成立したものだと思ってる。

33 :
「大脱獄」には、そういうエピソードがあったんですか。
・・・・
渡と言えば、鈴木清順監督の「東京流れ者」が、思い出されます。
ラストで松原千恵子が「私も連れてって」とか言ったのに対し、
「流れ者に女はいらない!」と言ったセリフ。
ドンピシャで流行りましたですよね。
(女に縁がない男の強がりで!?)

34 :
>>32
実際、日活の初期には、渡はセリフが出てこない人でどうしようもなかったらしい。
本人も、「日活の新人は民藝に稽古に行くんですよ。タイツを着てダンスと
かやらされる。その頃はイヤだった」とか言ってた。
ただ、企画の都合もあるのでしょうが、健さんも渡も、途中から敢えて「不器用」
に自分を追い込んだ節もあるんですよね。
健さんはマキノや石井作品におけるコミカルさを見せなくなっていきましたし、
渡も軽妙さを捨てましたから・・・。

35 :
健さんも渡哲也も、現役で今でもかっこいいんだから、これから二人の競演で、二人とも
コミカルな役どころで活躍するような映画ができないものかな?
たとえば、ジャン・ギャバンとリノ・ヴァンチェラの二人がコメディを演ずるような粋な
作品がいいな。
でも、そういう企画を立てられるプロデューサーがいないか……

36 :
健さんと渡哲也の競演。現実的には難しいですよね。
コメディという俳優でもないし。(その分野は、さんまとか神助に任しておけば、と思います)
歳とって、頑張っているというのは洋画でもクリントイーストウッドぐらいかな?
「帰ってきた秀次郎と人斬り五郎」???(ウーン!)
映画の場合は、興行だからヒットさせないと。(あまり意味ないだろうし)
東映が、ちょっと前に織田裕二の「TRY」をやったが。
このとき、二人を上手くキャスティングすれば、良かったのかも知れないですが。
(一応、今稼げる俳優は織田裕二ぐらいだろうし。フジのバカスカ宣伝の恩恵はあるにしても)
・・・・

37 :
9作目にあたる『破れ傘』だったかな、そん中で鶴田浩二が秀次郎を「しでじろうさん」て
発音していて、あれにゃ笑えた

38 :
 『破れ傘』では、鶴田さんが「しでじろうさん」ですか。
全然、気が付かなかったですね。
・・・・・・・・
 ところで、「血染の唐獅子」のラストシーン。
(このシーンが、また良かったんです!二人の絡みが、まるで絵にかいたような。
殴りこみが終わって(親分を斬って)手錠をはめられた秀次郎(健さん)が、サツに連れられて、阿久津組の家から出てくると。
鳶政一家の仲間が集まって来て、心配そうに「カシラ!」〜、「秀さん!」と呼び合う。
 警察が人垣を開けると、こちらに向かって、
ゆっくりと寄ってくる文ちゃん(純子)が、道の向こうに見える。
 そこで立ち止まり。すると、秀次郎の着流し(上半身)が肩からパラリと落ちて、
背中の「唐獅子牡丹」の刺青がぱっと咲く。(目が釘つけになるところですかね)
 そして、文ちゃんが寄ってくる。
見つめる秀次郎に、はにかみながら下を向く文ちゃん。
・・・・
近寄った二人は、背中と背中で一瞬、すり寄ったあと、
 文ちゃんが、くるりと回って。
下がった(上半身の)着流しを左肩、右肩と、丁寧に懸けてやり、
うつ向いた目を上げて、秀次郎を憂いたっぷりに見つめる。
そして、秀次郎、なにも言わずに、向こうを見ながら歩いて行く。
。。(唐獅子牡丹のメロディとともに)
 この愛情表現、マキノさんならでは、という感じですね。
ここで、ジ・エンドですが。メチャクチャ余韻が残ります。

39 :
>>37
鶴田浩二は江戸っ子ではなかったが、「ひ」を「し」と発音することが多かった。
>>38
この頃の藤純子、良かったよね。
当時まだ20歳ぐらいだったんじゃないかな。
大人の色気と少女の可憐さを併せ具えていた。
今のこの年頃の女優は、色気のみに走るか、可憐さのみに走るかの人が多いもんね。
『緋牡丹博徒』になると、凛とした強さが加わって、更に魅力的になったね。

40 :
藤純子じゃなく藤圭子(ブタダの母)は「し」を「ひ」と発音してたな。
じゅうご、じゅうろく、じゅうひちとぉ、あたしのじんせいくらかった。

41 :
 「血染の唐獅子」が作られた昭和42年(67年)頃が、
藤純子さんは、もっともキレイだったかも知れません。
この年に何故か、マキノ雅弘が監督した
健さんと純子の絡み場面に、素晴らしい映画が多いんです。
7月「昭和残侠伝・血染の唐獅子」
9月「日本侠客伝・斬り込み」
11月「侠骨一代」
 脚本家の笠原和夫さんに言わせると。
マキノさん3年調子が良くて、1年スランプの繰り返しだ、そうです。
(マキノ本人も自覚しているらしく)
・・・・
 そして、翌43年9月に「緋牡丹博徒」が公開される訳ですよね。
ファンとしては、「待っていたものがやっと来た!」という感じで、もう満開でしたね。
鶴田、高倉の相手役で、十分認知されていましたから。
(東映、企画の勝利!ということですか)

42 :
>>41
その前、41年3月にマキノの「日本大侠客」がある。脚本はもち笠原和夫、主演は
鶴田+純子さんで、この時初めて純子さんが鉄火肌の姉御=名もお竜さん!を演じ
この延長線に「緋牡丹博徒」が出来上がった。
純子さんが引退して東映が記念に「緋牡丹〜」「お竜参上」「女渡世人」3本立て
を上映。何気に見に行ってはまってしまいました。
「緋牡丹〜」・・・・おっしゃるように、健さん渋いですね。

43 :
「緋牡丹〜」「お竜参上」「女渡世人」の3本立てから任侠映画にはまりましたか?
ジャンルが広がって、いいことですね。
・・・・
 もう忘れてしまいましたが。昭和41年3月の作品ですか。
「日本大侠客」でお竜を演じたのは。
そこから、緋牡丹お竜が誕生したようですね。
 私は、40年2月に公開されて、大コケした「バラケツ勝負」(大川橋蔵主演)で
純子さんが、鉄火肌の姉御をやっていたのを覚えています。
それまでに藤純子さんの映画は何本も見ていましたが、この映画の演技は素晴らしく、
一皮向けたかな、という印象を受け、「おッ、いい女だな!」と思って。
この映画からファンになってしまいました。
 それは私だけでなく、プロにも認められたのか、すぐに週刊誌の表紙(グラビア)になりましたかね。
うろ覚えですが、確か「週刊現代」?だったか。
それだけ演技が際立っていたのでしょう。
・・・・

44 :
>>43
「バラケツ勝負」から入るとは、秀次郎さんやんなさるねw
去年東映chで見たんですが、純子さん―そうですね、この辺から鉄火肌風でしたね。
今日関西では、毎日放送4chで深夜「緋牡丹博徒」があります。TVだからビスタ
サイズかな?

45 :
 結果的には、大川橋蔵さんの任侠映画は、この「バラケツ勝負」が最初で最後になってしまったんですよね。
ストーリーは「逃亡者」のような感じで、終りのない中途半端な映画だった、と思いますけど。
 もう一度、見たいのですが、ビデオはないし、映画館ではかからないし、で。
それが東映チャンネルでやっていましたか。
貴重ですね。これから、少し検討しないと。(スカパーか何んかですよね?)
・・・・
 それから、関西では、今でも多少は「緋牡丹博徒」などの映画をやってくれていますか。
関東は、もう十年ぐらい見かけませんね。(残念なことに)
期待は、今後のBSですか。。。

46 :
>>45
BSはもうダメぽ。股旅物なら可能性ありだが(錦にぃとかの)
ヤクザ物は一切やってくれないw
その点スカパーはフリーですから、放送コードなぞなんのその。思いっ切りやって
くれます。
とりあえず、スカパーかスカパー2に加入して戴いて”東映ch708””日本映画ch707”
”チャンネルNECO”あたりが最高。各chは月額費用必要。但し申し込み月は無料です。
東映やくざ物だとやはり東映chがいい。見落としたのも2〜3ヶ月周期で再放送あり。
あと、ケーブルTVに加入すると、スカパーとダブって見れるchが多い。
但し、東映chは見れない地方も多いので、スカパーに加入必要かも。

47 :
 スカパーの情報、いろいろと有難う御座いました。
カタログでも取り寄せて、ちょっと検討してみます。
・・・・
 BSは期待薄ということですか?
ただ、先日放送された、大川橋蔵・橋幸夫の「花の折鶴笠」をビデオにとっておき、
35年振りに、なつかしく見せて頂きました。
普段2枚目の橋蔵が、3枚目をやり、楽しい映画だったですけど。
また、途中、流れる橋の歌を聞いていると、
氷川きよしが歌っても変わらないな、と思いました。
 大映で言えば、市川雷蔵・橋幸夫の「花の兄弟」ですかね。
見ていて、そんな思いにふけってしまいました。

48 :
 スカパーのカタログ、取り寄せて見てみました。
何故か値段が違いますね。基本料:410円に。
”日本映画ch707”:525円
”時代劇ch718”:525円
”チャンネルNECO”:315円
 なのに、
”東映ch708”:1575円(これだけ、やけに高い)
金額的には、ともかく。割高感のあるのは、どうも納得がいかないな。
ただ、ラインナップのバックナンバーを見ると、
深夜枠で、ストーリーありのピンク映画をやってくれているのが、そそられます。
 ところで、コレってビデオに取れるのですか?
(結局、仕事のある昼間とか、寝ている深夜は見れないので)

49 :
一作目と見比べてみたけど「血染め」は健さんの出演シーンが少なすぎるな。
健さんが忙しすぎたせいもあったんだろうけどマキノの腕をもってしても
主役の出番が少ないというのは致命的。
一作目の素朴な感じのほうがよかったな。

50 :
 見て頂きました。
出番が少ない。そういう見方もありますか。
それでも、以下のシーンでは、もう見ている観客の中では登場しています。
・・・・
 兄の風間重吉(池部良)が飲み屋に入ってきて、
妹の文代(藤純子)に「秀さんから手紙がきているよ」というくだり。
 鳶政一家の仲間である聖天の五郎(水島道太郎)、ベス虎(大村文武)、活弁(曽根晴美)、二銭鮨(須賀良)もいて、
ヒヤかすシーンの微笑ましさ。が、何ともアットホーム的な雰囲気を醸し出しています。
ヒーロー・健さん(まだ登場はしていませんが)とヒロイン・純子の絡みが、ここから始まります。
・・・・
(風間) 「おい、文代」
(文代) 「(まァ)、兄さん」、「ちょっと待ってて」
・・・・
(文代) (お酒を運んできて)「お待ちどうさま」
(ベス虎)「つかまってしまったね、文ちゃん」
(二銭鮨)。。「誰かさんが誰かさんを待っているみたいにヨ!」
(当然、秀次郎を待っているのだけど)
(文代)。。。。「誰のこと?」
(ベス虎)「おっ、言ってやれ、言ってやれ」
(文代)。。。。「バカ!」
(ベス虎)「(こいつ)嫌われやがった」
・・・・
(文代) (兄さんに向かって)「なに?」
(風間) 「今日、来たんだハガキが。秀さんの」
(文代) 「秀さん!やーめた。」
(風間) 「どうして?」
(文代) 「だって、また兄さん宛てなんでしょ」
     「あたしには、2年前からくれないんだもの」
(風間) 「へェー、読みたくない?!」
     「文代と書いてあるヨ」
     「ちょっと、皆んなコレを読んであげてくれ!」
(文代) 「うそ、うそ」
(活弁)(大きな声で)「文代さま。台湾にて花田秀次郎と、書いてあるよ。オイ!」
文代、その手紙をすぐさま取って。
(二銭鮨)「オレたちも読ませてくれよ!」
(文代) 「イヤよ、イヤよ」
(仲間) 「ハハハハ〜」。。。
(ベス虎)「重さん(池部)に、「一杯、いきましょう。」
・・・・
 文ちゃん、店の表へ出ると、そこへ、坊主竹(津川雅彦)がやってくる。
(文代) 「竹さん。あたしの名前でハガキがきたのよ」(嬉しそうに話す)
(坊主竹)「よッ、よッ、よかったなァ」(いつもドモっている)
(文代) 「でしょう」。。。「お酒、飲まない。皆んながいるわよ」
・・・・
(ここのシーンは、秀逸ですよね。メチャクチャ、藤純子さんがキレイです。)
健さんと純子は、まだ絡んでいませんが、
その予感!!!
(マキノ雅弘の世界が、堪能できます!)

51 :
>>48(秀次郎さんへ)
東映chはたしかに他より高いですね。でもソフトは結構良いのが多いので、まぁ
あんなものかと(w)
録画の話ですが、通常のビデオデッキ、又はDVDレコーダで全て録れます。
光入力レコーダの場合は、周波数に対応していないと録れない番組もあります。
ついでながら、ご期待の”夜の番組”ですが、スカパー契約後、「視聴制限解除
申込み」をスカパーにFAX、又は郵送し、メール画面で確認とれればOK!
 申込み資料:免許証又は保険証コピー、スカパー番号、ICカード番号、電話番号
で、いつでもOK(笑)但しペイパービュー番組は別途番組料金必要。
ついでながら、漏れの場合、東映chは隔月で契約→解約をくり返し。
(こうすると、半年分の費用で1年中見れます)

52 :
>>50
このシーンはすごくほのぼのした感じがしてよかったよ。
純ちゃんの可憐で純情な感じがいいよね。

53 :
 先日の名無しさん、有難う御座います。
そうなんですよね。毎月、毎月見たい映画があるとは思えないし。
要は、昔見ていない映画(私の場合、チャンバラ)とか
忘れてしまった任侠、ギャング物に「万年太郎」のような映画に、
もう一度見たいニーズがあるので、
 契約→解約(しばらく休み)→契約。いい方法を教えて頂きました。
これだと、経費も余りかかりませんね。(結果として、他と同じぐらいになるのかな)
有難う御座いました。近かじか、申込んでみます。
・・・・
>52 本当、藤純子さんは、可憐で純情な感じがしますよね。
もう、ゾクゾクしてしまいます。(今、見ても)
当時、健さんが出てきただけで、あるいはタイトルとか配役、「高倉健」
とスクリーンに出ただけで、鳥肌が立ってゾクッとしたものです。

54 :
 スカパーというのは、ハードもいるんですね。
チューナーとアンテナ。
BSで代用できるかと、思ったのですが。
 別々につけると、2本になる訳ですから。
工事も、取り付け部品とか。
結構、初期費用はかかりますね。

55 :
 脇役でも際立った演技をさせてしまうのが、マキノさんのいいところ。
「次郎長三国志」の桶屋の鬼吉(田崎潤・山城新吾)を始めとした次郎長一家など。
ここでは、「昭和残侠伝・一匹狼」で殺し屋をやっていた曽根晴美が、いい演技をみせます。
・・・・
 鳶政一家の仲間に、半纏(ハンテン)と手紙を渡しにきた文ちゃんに、活弁(曽根晴美)が。
(文代) 「秀さんが、渡してくれって、中に手紙が入って。」
(活弁) 「兄貴、カシラ殴り込んだじゃない!」
     「そうなんだろう」〜
     「(文ちゃん)、心配すんない!」
脇役ながら、曽根晴美の目の輝きと威勢のよさが出ていて、
ここのシーンだけなら、まるで主役。
そんな感じを受けてしまいます。
・・・・

56 :
DVDを初めて買って見たのだけど。
やはり、いいものですね。
4つで構成されていて、全編、チャプター、予告編、フォットと。
この中で予告編は貴重です。
見てなかったのか、忘れたのか、覚えていないのですが。
本編にない予告編用の健さんと純子の絡みも特別にあります。
 また、チャプターというのもDVDだから出来ることなのでしょう。
全編が28章(約3分になるのか?)に分かれていて。
お好みのところだけ、選んで見れます。
特にお奨めは、4、10,17、25〜28です。
 いずれにしても、これからはDVDの時代なんでしょうね。
参考までに、秋葉原に行くと、
DVD−R(8倍速)で1万円ぐらい
HDD(160GB)で1.5万円ぐらいです。

57 :
 DVD−R、HDDでレコード(録画)したくても。
DVDソフトにガードがかかっていて、ソフトのコピーは出来ないようです。
 結局、テレビからキャプチャーするか、自分で撮影したビデオを編集するしか
活用価値はないみたいですね。
 通常のテレビからの録画は、今のビデオで十分だし。
コアなファン以外、もう一つかな。(私的に)
・・・・

58 :
 フリーソフトのDVDshrinkをダウンロードして、インストして
手持ちの1本しかないDVD「昭和残侠伝・血染の唐獅子」を
HDDバックアップしたら、出来たので。
 DVD−Rでコピーで出来うな気がしてきた。
何でも、チャレンジですね!!!

59 :
DVD「昭和残侠伝・血染の唐獅子」をバックアップして、
やっと、DVD−Rが出来ました。
@フリーソフトのDVDshrinkでHDDの書き込み作成。
  本編と絡み場面(20分ぐらい)を編集したものの2つ作成。
  (HDDから映画を見れるので大変便利です)
APowerProducerソフトを使って、HDDよりDVD−Rを作成。
  DVD−R(媒体)は120分までと書いてあるが、この映画は90分なのにギリギリに出来ました。
  (何か他のものが容量をとるのですかね?)
・・・・
 バッチリ出来ました。
ちなみにDVD−Rドライブは8倍速で。
(秋葉原で一番安いかも?の8千円のものを購入)

60 :
DVDをいちいちセットしなくても、HDDにとって置けば
そのまま、「昭和残侠伝・血染の唐獅子」が見れます。
 私の場合、DVDshrinkで編集作成した絡み場面(20分ぐらい)を見ています。
PowerDVDの設定を、'IFO'(HDDから見る)にセットすればOKです。
・・・・
 それにしても、DVDを作る場合、
媒体は120分までとあるのに、実際は90分モノまで、と思っていないと。
1枚のDVDには出来ないみたいですね。(これはちょっと問題です)
2枚に分ければ別ですけど(カッタルイし)

61 :
DVD−Rは片面一層記憶しかできないのですが、DVDビデオは片面二層記憶
されておいるものがあるので、記憶できる情報量に約2倍の差があるので、そのまま
ではコピーできないのですね。まだ高いですが二層記憶で完全コピーできる
ものが徐々にですが出回ってきています。DVD板などを参考にしてみてください。

62 :

とりあえず、選挙に逝きましょう。


63 :
11日は、選挙行きました。
DVDはこれから2層記憶が出回るのでしょうが、互換性とか考えたら、
普及するのは1年ぐらい先ですね。
とりあえずは、4.7GBに圧縮(約70%ぐらい)してバックアップしました。
画質は多少落ちるのでしょうけど、それほど気になりません。
 それより「名場面」だけ編集してPCより見れるようになったのが収穫でした。
その中より、1シーン。
・・・・
 帰ってきた秀次郎(高倉健)が、家へ帰ると文代(藤純子)が待っている。
この絡み、最高にいいんですね。
(秀次郎)「ただいま帰りました!」
・・・・
     「着物が縫えるようになったんだね」
(文代) 「待ったの。3年もよォ」
(秀次郎)「おッ、泣く、泣く、泣く、、、」
(文代) 「いじわる!」
(秀次郎)「何だよ。重さんは、もう泣かなくなったって、言ったのに!?」
(文代) 「秀さんがヤボったいからよ」
(秀次郎)「どうしてだよ」
(文代) 「3年振りに逢って。ただいま帰りました!」
     「着物が縫えるようになったんだね、だって」
     「ヤボったいこと、ペラペラ言わないで」
     「後ろから、そーと抱いてくれると思っていたのに」
     「見たいと思っても、見ない辛抱して」
・・・・
(耳のあたりを掻きながら、聞いている秀次郎)
     「知らない!」
(秀次郎)「もう一回やり直すか!?」
(文代) 「いいの!」
・・・・
 このあとの二人の絡みのシーンにおける藤純子のしぐさなんかは、
もうマキノさんの独壇場です。

64 :
牧紀子が飛び込む川がスゴク浅そうなのだが・・・底に頭打って氏んだとか?

65 :
 幼なじみの芸者・染次(牧紀子)が命と引き換えに
纏を取り返して、秀さんに渡す。
(これも実際は、有りえないですよね。でも、そんなことは、どうでもイイですね!?)
夢(献身という形の)を見ているようで。
・・・・
 その後ですか。川に飛び込むのは。
(川が浅い!?その発想、笑えますね)
・・・・

66 :
 7/30(金)深夜12:55よりフジテレビ
「さんまのまんま」のゲストは寺島しのぶさんです。
さんまさんのトークを受け
”しのぶ”つながりで大竹しのぶさんの話題は出るのでしょうけど
(舞台「奇跡の人」で共演)
母(藤純子さん)の話題は出るかな?!
今から楽しみです。

67 :
 健さんを主演にした小説「鉛のバラ?」が出たそうです。
作家は?(誰だったか)
こういうスタイル、珍しいそうですね。

68 :
 さんまさんが、27Hテレビで、5年後の上戸彩がいい、て言ってましたけど。
藤純子さんの若い頃が、そうだったような気がするのは私だけですかね。
 昨年のアカデミー賞、主演女優賞の寺島しのぶさんと、新人賞の上戸彩さんがいて
藤純子さんも出ていましたが。
こっちの方が本当の娘?じゃない(失礼)、と思ってしまいましたけど。
 さんまさん、よく文太のマネをする「仁義なき戦い」だけじゃなく
「緋牡丹のお竜」さんも、見て下さい!

69 :
・・・・
♪♪ 男同士が 誓ったからは
   死んでくれよと、二つの笑顔
   けんか馴染みの お前と俺さ
   何も言うまい、この先は
   背中で吼えてる 唐獅子牡丹 ♪♪
♪♪ 親にもらった 大事な肌を
   墨でよごして、白刃の下で
   積もり重ねた 不幸の数を
   祭り囃子に、詫びて行く
   背中に血染めの 唐獅子牡丹 ♪♪
・・・・
 最近は、DVDのお蔭で、名場面を
(健さんと純子の絡み場面と道行きシーン)
約18分にまとめてHDDに置いといたのを
週のうち、数回は見ています。
任侠映画の中とは言え、あの二人のラブシーンは、見れば見るほど味がありますね。
マキノ演出の素晴らしさに、ほとほと感心します。
 それにしても、世の中は便利になったものです。
今までだったら、それを見るために
わざわざ映画館まで足を運んで、90分も費やしたのに
いいとこだけ、好きなとこだけ、簡単に見れるのですから。
・・・・ 

70 :
 藤純子さんのファンだったら、
今日、深夜12:55よりフジテレビ「さんまのまんま」を見ましょう!
ゲストは、寺島しのぶさんです。
もちろん、映画「赤目四十八滝」、「バイブレーター」の話は出るのでしょうけど。
・・・・
 さんまトークの中で、母(藤純子)の話をして貰いたいものです。
「緋牡丹のお竜さん!」、て。

71 :
 寺島しのぶさんの出た「さんまのまんま」。
(母)藤純子さんの話題は出ましたが、
「3時のあなた」のときのネタでしたね。
やはり、さんまさんは文太の「仁義なき戦い」を見ていた世代。
10年遡った任侠映画は見ていないようです。
 それが、残念ですね。
いつも、さんまさんが言っている理想の女性?だと、思うんですが。

72 :
 最近はやりのプラズマテレビ(55インチ:75万円)。
売り場で、ちょっと高校野球を見ていたら、やたら大きいのでビックリ。
畳1畳をちょっと小さくしたほどの大きさである。人が写ると、もう等寸大の大きさ。
(臨場感が違う)
これだと、10人ぐらいなら、ホームシネマが開ける、という感じがする。
・・・・
 映画館の存在価値・理由を、つい考えてしまった。
同じ映画を同じ時間に共有する。
そんなメリットしか浮かばなくなった。

73 :
映画館も画面小さいとこ多くなったしね。

74 :
>>73
 確かに、映画館、小さくなりましたね。
その代わり、多少キレイになって、ゆったりするようになりましたよね。
 昔、よく行っていた新宿東映(1450席)、3階まであったし。
丸の内東映(950席)、渋谷東映(950席)、池袋東映(1000席)ここも3階まであったな。
・・・・
 今は、200〜300席ぐらいですものね。
時代の流れ、ニーズの流れは。仕様がないんでしょうね!?

75 :
実録物に藤純子は到底似合いそうもないからいい時に引退したと思う。

76 :
 実録モノは、現実的で夢がないから
確かに「緋牡丹」のお竜さんには、合いませんね。
ファンとしては、せめて、もう2年ぐらいやっていて欲しかったけどね。
。。しゃーあんめい。

77 :
関東緋桜一家は任侠ものの集大成みたいなオールスター映画だし
引退映画としてはよかったんじゃないの?

78 :
 映画が、期待に反して駄作?だったからね。
この任侠映画が初めてだ、という人にとっては、
「何んだ!」とガッカリさせた罪はあったね。
(お竜ファンは許したけど)
マキノさんは200点の映画も作るが、50点の映画も作るからね。
私的には、山田洋次監督は、いつも大体、90点。
それ以下もないが、それ以上もない、と思っています。
(たとえて言えば)

79 :
漏れは「関東〜」を初期の頃見たが、そんなガッカリでは無かった、と記憶してる。
むしろこの映画からハマって、名画座通いが始まった。新宿昭和館と銀座並木座は定番
だった・・・・・・(ちょっとなつかしいw)

80 :
>そんなガッカリでは無かった
 それは朗報です。
私の周り(映画仲間)では、数少ないとは言え、皆一様に
’良かった’と言うヤツはいなかったもんで。
逆に、任侠映画に染まっていない分、
’こんなもんか、と’、ガッカリしなかったのかも知れませんね。
・・・・

81 :
関東緋桜一家はマキノとしては並みの出来じゃないかな。
これが小沢茂弘の映画だったらよく出来てる方だと思ったろうが。
オールスターなのでそれぞれの役者の見せ場を用意しなきゃならなくなった
結果、大味になってしまい、東映にあれだけ貢献した藤純子の最期を飾るに
相応しい映画を撮ってやれないような状況に嫌気がさしてマキノはこれ以降
撮らなくなったのでしたね。

82 :
 オールスター物、て言うのは
俳優的には見たいけど。
内容としては、もう一つのもの多いですね。
(それぞれ見せ場を作らないといけないから、仕様がないか)
 マキノさん、て。それで、以後は撮らなくなったの?
残念だけどね。もうスターを作る元気もなかったのかな。

83 :
>>82
マキノさんが撮らなくなったはっきりした理由がよくわからない。中島貞夫がプロデュース
して撮らせようとしたり、黒木和雄の「浪人街」も、最初はマキノが直接、監
督する予定だったとか、いろいろあるみたいだけど
70年代以降の映画界でもマキノ流は通用したのか、ちょっと見てみたかったけれど。
TV・舞台はこれだけ。
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood/7675/tv.makino-masahiro.html
ttp://www.geocities.co.jp/Hollywood/7675/stage01.html#マキノ正博
自伝本によると、TV映画はともかく、スタジオドラマはスイッチャーと合
わなかった(勝手にカットを変える)のでイヤになったそうだ。

84 :
>81
 マキノさん、て。それで、以後は撮らなくなったの?
何かのインタビューで読んだんだよね。
ソースあったハズなんで探してみまつ。でも期待しないでねw

85 :
 マキノさん。
この頃(昭和47年)は、おいくつだったんでしょう?
相当、高齢ですよね。
ここまで、頑張った「映画渡世」ですから。
お疲れ様、というお年ですかね。

86 :
そういえばマキノ佐代子ってどうしてるんだろう?
「総長の首」でシミケンに貢ぐ聾唖の娼婦が可愛くてよかったんだが。

87 :
マキノ佐代子、て映画で見たことないのですが。
マキノさんのお姉さん?それとも娘?

88 :
笠原和夫によれば、撮らなくなったんじゃなくて、
撮れなくなったということだ、と。
「そんな事していると映画が撮れなくなりますよ」って言ったらしい。
理由は「関東緋桜一家」をいい加減に作ったから、
「マキノ老いる」と思われた、ということなんだと思う。

89 :
そういえば上の方で最近の任侠ものの話出てるけど、
石井輝男の「無頼平野」観たことある?
かなりセンチメンタルな任侠ものでいいよ。

90 :
石井輝男のは任侠道を信じてない香具師の任侠映画って感じだよな。

91 :
>87
清水健太郎の相手役ですからもち、娘さんの方です。
お母さんが轟由起子ですね。
マキノ佐代子は寅さんシリーズに結構出てたんですが、以下無断引用。
“31作「旅と女と寅次郎」以降で、朝日印刷の社長秘書兼写植として
登場します。たこ社長にスケジュールの確認をされて「特にありません。
奥様が帰りに油揚げ・・・」というセリフはおかしかったですね。
明るく働き者で、同僚に惚れられたりもしますが、最後には結婚が決まっ
たようです。でも、この役者、実は、27作「浪花の恋の寅次郎」では、
マドンナの死んだ弟の恋人役で、29作「寅次郎あじさいの恋」では、
陶芸家、加納作次郎を訪ねる女子大生役で、また34作「寅次郎真実一路」
では、証券会社受付役としても登場しています。”
たぶん、見覚えあると思いますが。 

92 :
>>90
「無頼平野」はそんなことないでしょ?

93 :
>>88
自伝でも、「女侠モノは苦手だしやる気がなかった」という話ばかりしていますね。
小沢茂広にラストの殺陣を任せるという手抜きもしている。
他スレで、「実は体が弱っていてうまく撮れなかったのでは?」というレスもあった。
マキノさんは1908年のお生まれなので、この頃はまだ64歳だったのだが・・
若い頃から撮っていて、長年の現役生活でくたびれていらしたのかもしれない。

94 :
>>92
>>90ではないが、石井さんは任侠も撮れるけど、理想は任侠じゃないのよ。むしろ日活アクショ
ンに近い、不良のロマンなんですよ。網走番外地の橘真一ですよ。
石井さんはあるトークショーで、「どうも教養がないね、この監督は、と言われる
けれど、僕に言わせれば、チェーホフ(だったか?)が言うように、優しい人間こそ
が教養があるんです」とか言っていたことがある。
人格的にはキツい所もある人らしいけど、根底の人間観がセンチメンタルなのよ。優しい人が多いでしょ、
石井さんの映画の主人公は・・・。任侠とも違う、底抜けの優しさがあるじゃない?

95 :
>94
同意。番外地シリーズはまるっきり日活無国籍アクションでつね。
橘真一の組織に属さない一匹狼の流れ者って渡り鳥そのまんま。
優しさでいうなら「望郷篇」におけるハーフの少女とのやりとりにはマジ(ノД`)

96 :
健さんのほとんどの任侠ものでも殴り込みに行くのは、
弱いものに対する優しさに端を発する正義感からなんだけど、
男の意地ってものが通底に流れているね。
けど確かに「無頼平野」だと男の意地ってのは感じられないね。
といっても任侠道を信じていないとは思わないけど。
マキノと輝男は、山下、小沢とは違って人情任侠ものなんじゃないかな。


97 :
>>95
石井さんは表向きはにこやかだけど、内面はキツい人だ、というのはよく聞くし、
実際、それで決別した人や嫌っている人も多いという。
ただし、作家的資質としてはものすごくセンチメンタルで甘く優しい。石井さん自身が
実人生で苦労して生きてきた人だから、人間のイヤな面も散々見て、自分も厳しい人間性を
身に着けてしまって、だからこそ無私の優しさに救いを求めるような所があると思うんですよ。

98 :
>>96
マキノさんはボンボンの天才肌だから、小さい頃から近くにいた芸人や職人、任侠の男たちのいい面しか
見ていないような気がする。「日本侠客伝」がマキノの理想郷だしね。もちろん面白いけど。
マキノさんは、生い立ちも映画の内容も、日本のジョン・フォードといっていい人ですからね。
石井さんはそんな綺麗事はウソなんだ、最後に頼れるのは人間の真心だけなんだ、と思っている
ように感じるのよね。「ならず者」がそういう映画だったし。
山下はメロドラマ、人間関係の情感のドラマの舞台として時代劇や任侠を使った感が強いというか・・・。小
沢は任侠を借りてアクションが撮れればそれでよかったのではないか? 小沢=ジョン・スタージェス?

99 :
石井輝男は任侠映画に「昭和侠客伝」という極め付きが1本ある。
鶴田にしろアラカンにしろそれはそれは立派な侠客で、まわりの堅気が
仇討ちなんか馬鹿げてるからやめてくれという立場なのにひたすら“男”に
なる為に任侠道を貫き通す様が徹底的に描かれて、東映のお偉いさんや
ファンには喜ばれ、登場人物が真剣であればあるだけ一部の者には馬鹿馬鹿
しく見えるという点で石井輝男は狙って撮ってるな、と思わせた。

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