【草原の】宮城谷昌光について語ろう【風】三巻 (868)
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【草原の】宮城谷昌光について語ろう【風】三巻
- 1 :2010/04/11 〜 最終レス :2013/10/25
- 主に「太公望」「重耳」「楽毅」などの秦漢以前の古代中国を舞台とする小説を描く
氏の作品について語りましょう。
現在「三国志(文芸春秋)」「湖底の城(小説現代)」「草原の風(読売新聞)」を執筆中です。
【一般書籍板スレ】
宮城谷昌光が見る風景 その6
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1250350161/301-400
- 2 :
- 前スレ
【爽やかな】宮城谷昌光について語ろう【風】二巻
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1235071863/l50
- 3 :
- >>1乙丙
- 4 :
- 今月号読んだが、やっぱり先生の孫権の評価は劉備より上なのかな。
- 5 :
- >>1
気が向いたらまた邪魔しにくる。
- 6 :
- 爽やかな乙
- 7 :
- >>1乙
ていうかいつの間に3スレ目に…てっきりあと1ヶ月くらい持つかと思ってたが
- 8 :
- 前スレで突如しりとりがはじまり
何人か乗った人もいたようだが
最後の方にはそれも無視して自分でつなげて埋め終わってたぞ
- 9 :
- さて、ここまで、重大な事件を素通りしてきた。
平成22年の4月辛卯の日に、次すれが立っていたのである。
- 10 :
- 辛卯の日って11日のことなの?
- 11 :
- 爽やか爽やか
- 12 :
- >>9
辛抱した甲斐があった。
―――とは思わなかった
- 13 :
- 天空の舟
- 14 :
- 草原の風。
創作部分膨らませ過ぎだろ。
早く本筋に入れ。
- 15 :
- 三國志だと史実をなぞっていく話ばかりだったので
本筋と関係ない宮城谷さんの物語が読めるのは嬉しい
個人的に楽毅の中山時代の話や太公望の少年時代の冒険が好きだ
- 16 :
- 前スレであった戦国セブンってゲームをやってみた。
ゲームとしてつまらないのは仕方ない(?)
名前・地名だけ戦国時代で、後は中華風ファンタジーってのも仕方ない・・・
一番許せないのは、プレイヤーの殆どが中国式の名前をつけていない事だ!
- 17 :
- 有名な名前つけたらてめぇなまいきなと思うし
漢字の知識ないからなんちゃって字になるだろうし
そしたら普通の名前つけるよな
宮城谷作品の架空人物ってどうやってネーミングしてるのかね
元ネタとかあるのだろうか
- 18 :
- 何かしら意味は含めそうだよな
ぱっと思いつくとこで継とか
その子らが各国を継承していくみたいな
いや全然違う意味でついてるのかもしれないけど
- 19 :
- はぁ・・・、ダッキとバッキとホウジと3Pしたいわ。
- 20 :
- まず顔と財力の双方と相談だな
- 21 :
- >>17
某光栄三国志で武将登録するときは孟嘗君の洛芭命名のくだりや漢和辞典を参考にしたね
漢和辞典にも姓名に向いた字とか載ってたはず。後は韻を踏む兄弟の仲やら季とか合わせやってた
宮城谷小説のあとがきに架空人名はない作品とかあるから史書からイメージや所属先に縁のある人名を使ってるのかなぁと思う
- 22 :
- オリキャラだと「天空の舟」の顎が好きだったな
本名は結局わからなかったよな
- 23 :
- >>16
正直、続けているのが辛くなってきて坊主に任せている。
- 24 :
- >>22
あれはいいキャラだった
- 25 :
- ラスト近くでも重要な役割演じるもんね
(もしかして後世の歴史に影響与えるくらいの)
- 26 :
- >>10
>辛卯の日って11日のことなの?
日の干支は、60日周期で循環してるわけだから、月の何日がどの干支と固定しているものではない。
2010年の4月11日は、辛卯である、ってだけ。
- 27 :
- >>19
ずっと規制食らっててオソレスになったが…
それなら4Pだ!
- 28 :
- これはおどろいた。いつのまにか
わたしは山賊の首領になったようだ
- 29 :
- それはおどろいたのォ!
- 30 :
- 草原の草とかいうタイトルの光武帝の小説はなんか影薄いね
- 31 :
- >>30
雑草っぽすぎるw
- 32 :
- 昌光曰く、吾、ネタに困しみし時、主人公に商売をおこなわす。
- 33 :
- や、一応史書に書かれてる光武帝の太学生活の様子だし>商売で諸費用補填
- 34 :
- 今月の三国志は孔明の最後の戦い「第五次北伐」の開始
成長している諸葛亮が頼もしい
司馬懿の策に頼る呉の兵よりも、強くなっていく蜀の兵の方がやっかいだという評が面白い
ラストの「諸葛亮は稀代の天才であった」フラグが順調に立ってるな
- 35 :
- >>34
早く読みたい(*´д`*)ハァハァ・・
天空の舟で
摯が顎と犬車と一緒に駆けた野原を
湯王と馬車で去るシーンが実にいい
- 36 :
- しかし草原の風の展開がもどかしいな。
遅々として進まん。
今週ようやく朱佑が出てきたけど。
- 37 :
- 自分も最近は、イライラしながら読んでいた
今日で読むの止めようと思ったけど
同じ感想の人いるんだな
もう少し続けてみよう。
- 38 :
- 伸びねえな。こんなもんだっけ?
- 39 :
- 王莽の所業を描いていくと、現状にソックリ過ぎてまるで笑えないので
自重してるんじゃないかw
- 40 :
- はやく書籍化しないかなー
- 41 :
- タニー作品たくさん読んだが
最近読み始めた孟嘗君が抜群に面白い
どうしたんだこれは・・・
- 42 :
- 白圭とその仲間達(オールスター)伝だから
- 43 :
- 楚漢名臣列伝発売されたな!!
- 44 :
- 文庫化まで買えそうにない…
- 45 :
- 夏姫春秋エグすぎはしませんか…
- 46 :
- >>45
どのへんがだね?
- 47 :
- 近親相姦な所じゃない
あと「おまえのカーチャン、淫売女!」な所も子供の気持ちを考えるとやるせない
- 48 :
- そこらへん
とくにお偉方が子供をさして「こいつお前によく似てるぞ」っていい合うところは心底気が暗くなった
- 49 :
- 母子家庭で母は水商売ってありがちだけど、
母と子の職場が同じなのが悲劇だった・・。
徴舒かわいそう過ぎるよ
- 50 :
- 「楚漢名臣列伝」、あとがきがないんだね
かなり残念
文庫化の際に期待するかな…
- 51 :
- 今月の文藝春秋読んだわ
ついに孔明が死ぬね
先生は北伐の失敗の原因を諸葛亮と司馬懿の差や能力より
君主である劉禅と曹叡の差に見てる気がした
- 52 :
- 米楚春秋列伝
- 53 :
- 湖底の城の一巻が発売したね
- 54 :
- 一般書籍のスレ落ちてるよね
- 55 :
- 鯖落ちだよ
- 56 :
- 宮城谷昌光が見る風景 その7
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1284025957/
- 57 :
- 9月15日に三国志第九巻発売!!
- 58 :
- 三國志面白いなぁ保ちゃんに萌えた11歳とは思えん聡明さ
- 59 :
- 三国志、終わっちゃうの?
- 60 :
- 文庫版三国志、5・6巻発売
- 61 :
- 保守
- 62 :
- 「香乱記」を読み始めた
後のストーリーを期待させるオープニングが良いね
にしても田横を守る七つの星って、まるで水滸伝みたいな設定だな
- 63 :
- 主人公に個性や人間味がないのは改善された?w
- 64 :
- >>62
水滸伝っていうか、里見八犬伝って感じでもあるよね
作品中の田横はとにかく行動力があるタイプで、史料も多くないから
氏もいろいろと動き回らせやすかったのかなとか思うな
- 65 :
- 香乱期は、楚漢戦争の別視点導入、ということで
結構面白いんだけどなー
しかし、読めば読むほど、宮城谷さんは創作の部分が下手だと思う
それ以外の部分が上手なだけに余計にそう感じる
- 66 :
- 韓信がボロカスに言われてたのには笑った
案の定楚漢名臣列伝でも挙げられてなかったし
- 67 :
- 香乱記って、アンラッキーっていうか
主人公が大事な時に現場にいないパターンが多すぎて
ちょっと他の宮城谷作品と比べても酷過ぎると思う
- 68 :
- >>63
どの作品も個性や人間味を充分感じるのだが
- 69 :
- 塚本御大が三国志外伝として「呂布」を書き上げたようだな。
毎度毎度テーマは最高なんだけどな、テーマは。
- 70 :
- 文庫5巻まで読了したがペースが上がってるのね。何か駆け足って印象になってきた。
面白いんだけど1巻が一番楽しかったのはなぜだろうw
>>69
新スレになってネタふりが少ない塚本スレに書き込んでやれよw
- 71 :
- 新聞小説をリアルタイムに読むのは初めてなんだが、
一冊分になるまでにはどのくらいの連載が必要なんだろう?
草原の風、湖底の城、三国志。早く完結してくれ〜。
そして宮城谷さん、どうか長生きしてください。絶筆だけは勘弁ね。
- 72 :
- そういえば連載中の爽やかな風はあんまり感想とかレスされてないな
- 73 :
- そういや草原の風と湖底の城って思いっきり喧嘩しそうな組み合わせだな…
みやぎゃーさんは進化してるのかのー
- 74 :
- 宮城谷は近年NO1の歴史小説家だと思う。
年間70冊読んでる俺が言うのだから間違いない
- 75 :
- >>73
たしかにむかし、孟嘗君と劉邦が喧嘩したみたいなこと書いてたけど
伍子胥はともかく光武帝はそんな喧嘩しそうなキャラじゃなくね?
- 76 :
- 『香乱記』読了
読み終わった後のこのやるせなさ、寂しさ、物悲しさはなんだろう
世を捨てた介子推、偉大な功績を挙げたにもかかわらず国を追われた楽毅、夢半ばで理想がとん挫し自殺した呂不韋
どれもやるせなかったが、これはそんな比じゃない
四巻の後半にかけては完全に田横に感情移入しまくり
次々と七星が死んでいき、斉の地が漢軍に蹂躙されていく様の絶望感といったらありゃしない
ラスト、田横が死んだときは岸当といっしょに涙を流した
田横を中心とした斉の集団がかなり魅力的で好きだっただけに、次々と死んでいく様子を見せられるのはかなりしんどかった
田横を愛した女性たちの去就と曹参が田横の墓に語りかける終幕が印象的でなんともいえない余韻が残った
この作品の低評価の理由もわかるし、完成度の高さも他の宮城谷作品に劣ると思う
それでもこの作品は自分にとって特別な作品になった
- 77 :
- 香乱記読んでると韓信が嫌いになりそうになる
劉邦はそうじゃないんだけどな
あれはあれで悪の魅力があると思う
あの劉邦は宮城谷さんの最終評価なのか、それとも香乱記だけの設定なのかちょっと気になる
- 78 :
- 長城のかげっていう短編集だとそんなに悪くないよね>劉邦の評価
ただし韓信については厳しかった
- 79 :
- 香乱記、季桐はロリの時の方が可愛かった、蘭さまは男装していた時の方が良かった
まあ男装していたときはえらそうにしていたのに、結婚してからは従順になってしおらしくなった蘭さまも可愛いけどね
- 80 :
- 韓信は実際の所業があるから分からなくもないが、宮城谷さんの中で
恩知らず&才気走ったイメージのキャラになるとコンプレックスを刺激
するのだろうか...
他の例だと三国志のほう統の章。あそこは理性が崩壊したかと思う程の
乱れ振りだったな。w
劉備の蜀攻めの際の描写で若干評価が持ち直したが、それもいやいや
認めるような表現だったし。ほう統は一般的には苦労人の印象も含むと
思うが宮城谷さんにはそうは見えなかったみたいだ。
- 81 :
- >>80
ホウ統って基本的には人柄が良くて調整者向きなんだが、やや自信家の側面が
ある感じがするな
人物評でも歯に衣着せずにぶった切る様なところもあるし、入蜀のさなかでの
劉備との対話なんかでもそういう部分が伝わってくる
それだけに諸葛亮よりよほど天才肌なんだろうけど、挫折や予期しえない局面に
遭遇した場合は存外脆いのかもって気がしないでもない
- 82 :
- 新たなホウ統像みたいなものを書いてみたかったんじゃないかな
三国志は既存のイメージから新しい人物像を描くのに挑戦している人物が多い気がする
- 83 :
- そうだね。固定していたイメージが揺らぐのは結構楽しみだ。
劉巴の高評価なんかも面白かった。
前の話だけど、楚漢名臣列伝でも劉邦の評価は功罪相半ばだったような気がする。
- 84 :
- ホウ統が自信家というのはなるほど、一理あるかもしれない。
でも、関羽と似てかどうか、身分の高い者にははっきりいったようだが、
未だ成功していない善人をよく励ましていたというのも、正史に出てくるね。
そうした面になぜ触れなかったのかという疑問が残った。
あと、周瑜の死後にその子供に仕えなかったのは雇い主に感謝していなかったからだ、
みたいに書かれていたけれど、当時の状況を知らずにそこまで書けるものだろうか。
この辺が少し感情的な記述に感じれたんだよね。
まあでも、宮城谷ファンとしてはそれはそれで楽しめた。
- 85 :
- 『香乱記』田横が剣で項羽に勝ったのはさすがにやりすぎだと思った
史実どおり項羽が退却するまで田横が耐えたじゃ駄目だったんだろうか
物語的に派手なシーンが欲しかったのかな
それとも項羽が死ななかったことで天命というものを意識させたかったんだろうか
- 86 :
- やはり全集出すのは早すぎたね
- 87 :
- 全集の後ろにのってた春秋戦国列伝読みたくて全集買ってたのに、それがすぐに春秋列伝として販売されたときは
正直つらかった
- 88 :
- 『奇貨居くべし』での、秦の呂不韋の人間性に関する解釈はすごいね。奸臣だと思ってたけどこんな解釈もあるとは。
- 89 :
- 同意。通説を疑う力は大切だな...
「奇」貨というのが金銭を超えた価値である、という所を素直に解いているところに
また凄みを感じる。
- 90 :
- 自分は「また爽やか無双かよ」と思ったがな
逆に従来どおり遠藤太津朗みたいなキャラだったら、
宮城谷小説としては異色で面白かったかも
- 91 :
- >>90 の言うこともよく分かる
そのうえで、爽やかに書くのは宮城谷さんなりの読者へのサービスだから
しょうがないんじゃないかと思ってる
この場合とくに [呂不韋=商人出身] かつ [読者⊃ビジネスマン] だし
個人的には、周囲の優れた人々に助けられてなんとか生きていく中で
民主主義者として育っていくという展開は嫌いじゃなかったけど、
この辺の感じ方も読者によるだろうな
- 92 :
- 爽やかというか高潔だな
- 93 :
- 遠藤太津朗で通じるのは
ある意味すごいな。
- 94 :
- 「越後屋、お主も悪よのう」
「いえいえ、お代官様程では・・・」
- 95 :
- 文藝春秋の藤原正彦との対談読んだ。
藤原が自分の奥さんを小馬鹿にしてたのに萎えたけど
宮城谷さんのメッセージはよかった。
貞観政要よんでみるか。
- 96 :
- 貞観政要でおすすめは?
- 97 :
- どの本がってこと?
そうだとすると、俺はおすすめできるほど知らないけど
とりあえず 呉兢 著、守屋洋 訳、てのを読んだ。
http://www.amazon.co.jp/%E8%B2%9E%E8%A6%B3%E6%94%BF%E8%A6%81-%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%8F%A4%E5%85%B8%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-19-%E5%91%89-%E5%85%A2/dp/4192419998
他の多くと同じく、抜粋の訳。くだけだ訳で読み易いし、悪くはないかも。
- 98 :
- このすれとあんま関係ないけど、ブログや個人サイトとかでも中国の歴史絡みの増えてきたよね
- 99 :
- >>98
そんなに増えてるか?現役は減ってるんじゃないかとすら思うが
- 100 :
- そんなサイトがあるんだ。小説発売されないときとかって読んでみたいわ。
光武帝も発売されないし。暇だわ
- 101 :
- オール讀物の対談も読んでみた。
江夏に話を合わせるなんてw
宮城谷さんの司馬評は、やはり手放しで誉めている感じでは
ないような気がする。
- 102 :
- あけましておめでとうございます
今年も先生の作品にお世話になります
- 103 :
- そろそろ電子書籍化もお願いします
- 104 :
- 読売新聞紙面が小説込みで電子化したら
ちょっとうれしいな
- 105 :
- 草原の風を呼んでいる人に聞きます。
おもしろいですか?
- 106 :
- 俺は新聞とってなくて図書館などで時々見る程度だけど
年末から最近の展開は面白いと思う
- 107 :
- >>105
毎日楽しみにしてる。
今入院中だから親に新聞捨てないでと頼んだら
切り抜いてまとめて持ってきてくれて一気読み出来た
テンポよく読めるし面白いと個人的には思うよ
- 108 :
- もっと文庫化のペース上げてほしいなぁ
- 109 :
- >>107
なにげにイイ!話だな。
早くよくなってね。
- 110 :
- 最近本発売されないし、暇だな
- 111 :
- 宮城谷聖枝さんの小説が
図書館にあるから読んでるんだが
割といい感じなんだよな
いい夫婦なんだろうなと思う
- 112 :
- 浅田次郎の蒼穹の昴読んでから、宮城谷さんの管仲を読んでるんだが。やっぱり爽やかですっきりしてるから読みやすいな。
浅田さんは時代を書いてるが、宮城谷さんは人物を書いてる。まぁ、その辺の違いもあるんだろうが。
- 113 :
- 「管仲」は長く成功できずに喘ぐ管仲の苦悩が伝わってきて好きだな
鮑叔との対比がまたいいというか
- 114 :
- あげ
- 115 :
- 私の周りにいない宮城谷ファンが!
人に勧めたら、全然受け入れられなかったので、こっそり読んでました。
「子産」や「安子」なども好きです。 思想史みたいな感じがして。
- 116 :
- 姉に香乱記を薦めたらすこし食いつきがよくて、楽しみな俺がいる
項羽と劉邦に喧嘩を売った、が効いたみたいだ
- 117 :
- 父親に宮城谷作品すすめたら面白いって言ってくれたが
2冊目以降、老眼でもう読めなくないって…
文字がでかい本もあるけど作品少ないんだよなぁ
- 118 :
- >>116
> 姉に香乱記を薦めたら
紅蘭記も薦めてやれ
- 119 :
- 紅蘭記って、何?
- 120 :
- 最近ハマって4作品ほど読んだ。
最後のスルーっぷりだけがいつも不満だ。
孟嘗君、管仲、奇貨居くべしなんかが特に。
- 121 :
- >>116
姉と弟の感動傑作
花の歳月もすすめてみて
- 122 :
- >>120
わかるわあ
その中では孟嘗君がまだいい方だな
>>121
花の歳月のラストはほんとにいい
- 123 :
- >>122
花の歳月、いい作品。
生まれてはじめて本を読んで泣いた。
- 124 :
- その後の竇皇后を知ってしまうと、感動が吹っ飛んでしまう人もいるかもね…
- 125 :
- 晩節を知るとがっかりするってパターン、宮城谷作品に多すぎる
- 126 :
- >>123
俺も珍しくないた。
>>125
立場が変われば変化するのはほとんど人間のセオリーなのかもしれない。
- 127 :
- 花の歳月、ネタ知ってたから全然面白くなかった
- 128 :
- >>127
「いいからだをして、刀剣を帯びるのが好きなようだが、内心はびくついているのだろう。
死ぬ気で、おれを刺してみなよ。できないのなら、おれの袴下をくぐるんだな」
- 129 :
- …つまんなかったって言っただけで何なの?
- 130 :
- >>127
俺も読む前に>>124の状態で、あまり感動できなかった
今は純真そうな竇皇后だが将来は……って考えてしまってすごい損した気分
夏姫春秋とかも同じ気分になったり
- 131 :
- 汚点を探したら完璧な著名人なんていないけどな。
スレ的には宮城谷の作品の質を批評してるわけだから、
小説外の歴史的人物評価をするのはスレ違いも甚だしい、
歴史小説という概念を理解してないのか。
- 132 :
- 日本の歴史小説のクレームに例えたら
・信長は英雄だと思ったのに実は残虐じゃないか!
・信長は魔王だと思ったのに良い事もしてたのか!
どっちの意見も、はぁ?っていう
- 133 :
- >>132
例えが全然違うだろ。信長で例えるなら
信長の良い部分ばっかり書いてあるが
残虐なところもあるのを知ってるから感動できなかった
ってところじゃね
- 134 :
- >>133
歴史小説というのは登場人物の全経歴を
列挙することじゃないから。
じゃなかったら史書の日本語訳もしくは現代語訳で
それは文学じゃない。
小説は作者が表現したいコンセプやテーマを
書くものだから、美点をテーマに作品化したり
悪行をテーマに作品化するのは自由で、
作者各々の作品に対する意図や方向性で違ってくる。
- 135 :
- 何かこれからのやり取りは不毛なものになる予感……
と、議論発生しそうなので釘差しておく
- 136 :
- >>134
全部書けとか事実と違うとかは誰も言ってないだろう
ただ、「美点しか書かれてないから(小説として)感動できなかった」
っていう感性の人が何人かいるだけだよ
- 137 :
- >>136
ちょっとつっこませてくれ
>ただ、「美点しか書かれてないから(小説として)感動できなかった」
ここまでは俺だって言ってないぞ
美点だけだからダメだとか、悪い点も公平に書かないといけない、
とかそんな流れはゴメンだから言わせて貰うが
「美談として成り立っているが、史実のその後を知っているから感動が減ずる」が>>130
それをクレームと判断したのが>>131-132だ
歴史小説の定義と意義をそこまで深く知らないから、>>134には疑問を感じるが
変な擁護が入るのも勘弁してくれ
- 138 :
- スレタイが宮城谷について語ろうだから
歴史小説の概念を論じ合ったり、認識の
コンセンサスを求めたり、自説を強調するのは
結局不毛なスレになるだけだから、もうこの話題は
やめよう。
- 139 :
- 「草原の風」を連載してる読売新聞を読むのが楽しい。
- 140 :
- 小説は面白いが、新聞記事はつまらない。
- 141 :
- 竇皇后にそんなに悪いイメージはないな
老子かぶれが行き過ぎたぐらいで別に残虐非道なことはしてないし
武帝は存命中はイラついていたかもしれないが
- 142 :
- 親父がビール券欲しさに朝日新聞に乗り換えやがってやがって読めなくなった悔しい
- 143 :
- 朝日ってのがまた最悪だな
- 144 :
- 被災民だけど避難所に毎日無償で配られるのは
朝日だけだったから少し見直した
- 145 :
- >>144
わかりました、やりましょう。(聖教新聞)
- 146 :
- 風は山河より、読了。
なかなか三河の地理がわからなくてしんどかったが、小領主の視点ってのがいい。また、松平家の苦難や、今川、織田、武田といった強者が強者らしく見えるってのが新鮮に感じた。
草原の風も早く読みたいものです。
- 147 :
- >>146
古城の風景も読んだ?
あれもいいぞ
- 148 :
- >>147
ちょっと買ってきます。
花の歳月もまだなんでそれもついでに。その二冊読んだら文庫は読み尽くしたことになるってのがさみしいです。
- 149 :
- 新三河物語が、今月出たがらもう少しもつね。
- 150 :
- 久しぶりに香乱記読んでみた
本当に宮城谷さんは魅力は色々あるけど、データベース的面白さが際立つ
陳渉の軍事行動の大略(特に旧韓方面)とか項伯の官職歴(滅亡前の楚で左尹だった)とか
どうやって調べてるんだろ。田横の評価も史料から裏が取れるし
- 151 :
- >>148
結構読み返せるもんですよ。重耳、子産、
沙中の回廊、アン子なんかは読む都度面白い。
記憶力悪いだけかも知らんけど。
今日は奇貨居くべしを3巻めからよみはじめた
けどやっぱり面白かった。
- 152 :
- >>151
重耳や孟夏の太陽、孟嘗君、楽毅、沙中の回廊なんかは何度となく読み返してしまいますね。
歴史の繋がりを意識して読めるってのが宮城谷小説の醍醐味の一つではないでしょうか。士爲(漢字が違いますがご容赦を)の孫が士会であるとか。孟夏の太陽はそーゆー意味でも素晴らしいですね。
あの時代は一冊読むたびに他ので描写の比較をしたくなってしまいます。
- 153 :
- >>150-152
まったく同意
繰り返し読みたくなるし左伝や史記もつい一緒に読んでしまう
- 154 :
- なんか王郎さんのトホホ加減に萌えてきた
- 155 :
- 孟夏の太陽読んだ後に沙中の回廊読むとなんとも微妙な気持ちになるな
沙中の回廊であそこまで趙盾評価下げなくてもいいだろうに…
- 156 :
- 趙盾の評価は、宮城谷さんはそこまで高くはなかったよ?
基本的に主人公のときは高評価で、他の作品に登場するときは妥当な評価に落ち着くのが
宮城谷さんの特徴だと思うけど
- 157 :
- 孟夏と沙中の趙盾の違いが云々って話、時々でてくるけど、
孟夏の趙盾は私人、沙中の趙盾は公人として描かれてると思えば
そこまでおかしいとも変とも思わんな
作品が異なれば人物の描写も異なるなんてある意味で普通だと思うわ
- 158 :
- 韓信の下げっぷりよりは違和感ない
楚漢は徳を具現化する人物少ないから全体的に下げられる頃公強いが
曹參だけやけに渋くてうける
田横のラストとか劉肥の話とか
- 159 :
- >>155はそこまで読めなかったバカってことだよな
- 160 :
- >>159
なぜこれくらいで馬鹿扱いになるんだwww
>>155は孟夏と沙中からこういう感想になりましたってだけ
感想NGというルールがあるわけでもなし、そこまで忌避する理由が無い
>>158
楚漢戦争は本当に下げられまくってるよなー
そのおかげで、田横がピックアップされたから良しだけど
項羽と劉邦を否定しなければ、あそこまで持ち上げられるキャラじゃないしな
- 161 :
- 華栄の丘でも意外と待遇良いんだよね>趙盾
沙中での下げられ方が異常な感じがする
- 162 :
- 出版順だと
華栄の丘(2000年)→沙中の回廊(2001年)なんだな。孟夏の太陽は1991年
この間に2000年から2001年の間で、何か発見か捉え方が変わって
趙盾の評価を下げたのかもしれないな
- 163 :
- 小説なんだから主人公の視点で変わるのはむしろあたりまえとも思うんだが
孟夏は趙盾が主人公なんだから低俗なだけの人物描写に徹するなんて
普通はありえない
沙中はあくまで士会が主人公で、当時の晋の迷走ぶりの根本を宰相で絶大な
権力を有していた趙盾の進退にあると捉えていたとみれば、ああいう人物として
描かれるのもけしてありえないわけじゃない
華栄は趙盾が比較的に宋を盟下として恃みとしていたんだから、晋にとっては
褒められるほどではない宰相であっても、他国の人物が主人公なら好意的な
存在として描かれる
こんな問題、全てが晋を舞台にした小説じゃないんだという事を、少し考えれば
わかりそうなもんだが何でここまで不思議に思ったり不満に感じるのか
俺はかえって困惑するくらいだわ
- 164 :
- 最後の三行がなければ、そうだねーで終わるのに
- 165 :
- そうだねー
- 166 :
- 趙盾は好きだな。迷う人であるところが。
孔子ですら四十までは迷っていた。
趙盾を描写したところで面白いと思ったのは、
狄で育ったから中原の季節感がないので農繁期でも平気で兵をおこす、
というところだな。
中華で最有力の国に夷狄育ちの宰相がつく、というのも歴史の面白さなのかも。
父趙衰が、学問で自らを鍛えた揺ぎなさを持っていたことへの対照なんだろう。
- 167 :
- 時代さかのぼってれば水滸伝とかもやるのかな
- 168 :
- 水滸伝はファンタジー色強すぎて無理じゃね?
宋江の乱を扱うのなら面白いかも
- 169 :
- 個人的には、明末清初を扱ってほしい。
- 170 :
- 西周→東周を
- 171 :
- >>163
立場が変れば正邪の視点が変るということを
歴史小説クレーマー全般にわかっとらんのですよ。
- 172 :
- 香乱記と太公望は修行のとことか、扶蘇の子の設定がラノベっぽくて苦手。
蒼天航路の人とかが漫画にしたら違和感ないかもしれないけど。
- 173 :
- ラノベっぽいって・・・
武芸小説とか武侠小説じゃよくある設定だろ
- 174 :
- 小説の部分が恐ろしくつまらん。創作すんなとか思ってしまう。
というかこれは小説なのか?それとも解説書なのか?と疑問も感じるが
時代背景が好きで結構読んでる。最近は小説度が上がってきたので読んでいない。
- 175 :
- >>創作すんなとか思ってしまう
歴史小説全否定キタコレw
- 176 :
- 王家の風日とかは結構良かったんだけどなあ、創作部分
何作かはテンプレのように薄い設定で、鼻につくのがあるのは否定できない
ただ、新聞含めて何作も並行してやってるから
薄くなるのもしょうがないとは思う
>>175
気持ちは分かるが、レスの一部分抜き出して煽んな
- 177 :
- 別に煽っちゃいない。
つまらんと感じるのはしょうがないが、短い記録から物語を
作り上げるのに、「創作すんな」は暴言だと言ったんだ。
- 178 :
- 同意
創作(゚听)イラネなら歴史の専門書でも読んでくれ
- 179 :
- 塩野といい宮城谷さんといい、こういう批判は絶えないなあ
どちらも歴史として真面目に受け取るといつか恥をかきかねない、ということで共通してるけど
しかし、王家の風日とか伊尹とかの創作部分がかなり好きだ
こういうオリジナルキャラが登場できないような時代は、宮城谷さん的に厳しいのかなあ、とは思う
- 180 :
- >>王家の風日とか伊尹
この二作品は確かに面白い。段々と作品増えるごとに面白くなくなってくる。
特に恋愛とか格闘場面が面白くない。戦争とか史実を踏まえた解説は面白いと思う。
引用解説も毎回同じこと書いていて何作か読むと飽きてくる。
6作品ほど読んだけど田横の香乱記と三国志が駄作だと思う。
- 181 :
- >>178
この人の作品が好評なのはそういう専門的なとこが解説されてるところだと思う。
それがなかったらこの作家の魅力は感じられない。
- 182 :
- キリッ
- 183 :
- 香乱記と三国志は、作品単体の面白さ以外での功積がでかい
楚漢戦争を、項羽と劉邦の内戦に過ぎないと見做したり
劉備を聖人君子でも武侠でもない第3の描き方を提示したり
ただ小説として面白いかというと、賛否両論だろうなー
そして、そろそろ「そんなに言うならお前が書けよ」とレスしてくる人間が出てくる予感
- 184 :
- べつに三国志はエンタメ的な作品にする前提でもないし、なにより作者自身が
連載以前に「正史を書く」と名言してるから今の作風に全く違和感もないし
不満もないな
むしろこういう切り口で描いた三国志の小説がなかったって点だけでも
俺は評価してる
読めば読むほどいろんな史料を読んで試行錯誤してんだなあと思えていい
それが明快な小説的面白さに直結してるかといえば断言はできないけど
- 185 :
- 三国志で小説的な面白さを追求しようとすると、尺を削ってある程度人物も絞って
単純化しないとかなりきっついと思うぞ。
まあ、香乱記はイマイチだった。
韓信の描き方だけどさ、あれ誰が得するんだよ?
- 186 :
- 韓信の描き方含めて、「項羽と劉邦」批判だと俺は思ってるけどなー
言い出せば劉邦だって最初から最後まで、醜悪な小悪人として描かれている訳で
まあ、ラノベ的な視点から、主人公の敵は悪人として描かなければいけない
というルールに則っただけかもしれんけど
- 187 :
- 田横の英雄性があまり描かれていない。田横ではなく宰相の田?(忘れた)の方が主人公
のような扱い。この本、評判よさそうな広告掲載されて読んだのにがっかりした
記憶がある。
ただこの作家の手法として悪王も実は聖王だったみたいな描かれ方良くする。
- 188 :
- 三国志は人物を絞るどころか三国時代の人物でない人物、
後漢の衰退を説明するためとしても必要以上の人物を
最初に延々並べてたからなあ
作者が小説的な面白さを目指していたかどうかすら謎
- 189 :
- >>187
その宰相の方が田横のような
田横が王位についたころには斉がボロボロだから、田横は将軍・宰相の期間が長い
まあ、もしかしたら宰相と言ってるから田栄のことを言ってるのかもしれんが
あと最終段落、そういう風に描かれている王って誰かいたか?
パッと思いつく限りで
帝辛は有能な人物として描かれてるが、聖王という筆致ではないし
傑王は悪王の描かれ方をしていたが
- 190 :
- >>188
・黄巾の乱から始まって諸葛亮が陣歿しておしまい
・脚光浴びる人物なんて多少の差こそあれ殆ど同じ
こんなお決まり展開の小説なんて他にいくらもあるからな
起源や発端を丁寧に描くスタンスはこの作者の持ち味でもあるし、他の小説を
何作かでも読んでればそういう描き方をするのも概ね納得できる
>作者が小説的な面白さを目指していたかどうかすら謎
吉川や北方みたいなものを目指してなんていないのは初めからはっきりと
わかってる事でしょ
作者自身が言ってるんだから
そのへんを全く知らずに読んで面白く感じなかったならかわいそうだが
そういうものとわりきるしかないだろうし、逆に一般には無名の人物たちの活躍に
新鮮さを感じていくかも、人それぞれってとこじゃないかと思ってる
- 191 :
- まあオリジナルキャラを大勢出した、創作部分の多い作品は
なんか余計に水増しして長くしたような感じがして、余り好きではないな。
初期のころの天空の舟、夏姫春秋、王家の風日あたりはそのへん
抑えが利いていて良かったように思う。
- 192 :
- >帝辛は有能な人物として描かれてるが、聖王という筆致ではないし
>傑王は悪王の描かれ方をしていたが
確帝辛かに聖王は言いすぎたかも王家の風日では太公望も復讐者として描かれてる。
佞臣と公言されている人物も一応は有能で忠臣という扱い。
最後の戦いで帝辛が勝ってしまう結末も想像できる展開だった。
最近の作品は単行本で全6巻とか長すぎだと思う。テンポがものすごく悪い。
夏姫春秋がでてきたので簡単に速読したけど面白くなかった。主人公不在の編年体式
解説文のような感じだった。
しかし新たな古代中国英雄との出会いというのはどの作品も楽しめると思う。
- 193 :
- オリジナル分多めになると微妙とか
陳舜臣みたいだな
東周初期書いてくれないかなー
- 194 :
- >>192
王家の風日読み返した。やっぱり面白い
太公望が得体が知れなくて、かなり不気味な印象
でも、帝辛が牧野の戦いで勝ちそうな展開・筆致は感じられなかったな
むしろ、国が滅亡する前に音楽が逃げる〜とか
占者・祭祀官の逃亡が相次いで神聖国家商の滅亡カウントダウンな感じだった
まあ、受け取り方の個人差かもしれんけど
もしかしたら、帝辛を悪王として描かなかったことに引っかかりを覚えるのかな?
そもそも帝辛を悪王としない見方は春秋時代からあったようだし
むしろ、文王・武王の(他作品に比べて薄いが)君子描写と実際の行動との乖離が気になった方だ
宮城谷さんの長編癖は若い頃かららしいので仕方が無いが
初期の作品は創作成分と史実成分・考察成分がほどよくブレンドされてて良い感じと再認識した
多分、創作の面白さよりも、未知のものに対する知的好奇心を満たしてくれるから面白いと感じるんだろうなあ
その意味では、東周だったり、東晋十六国だったり、五代十国だったり、ドマイナーな時代こそ宮城谷さんの本領の発揮どころだと思う
- 195 :
- 流れとは関係ないけど
小説という概念を理解せず歴史小説を読んでは、どや顔で批判してる人は
小説家と大説家と歴史家の違いを諸子百家から学び直すべきだね。
まあライト層はそこに気付くのなんて1割も居ないと思うけど。
- 196 :
- 王家の風日は、もともと商業作品じゃなかったはず。
そこらへんも、作風に関係するかな。
>>188
>三国時代の人物でない人物、
それを言いだしたら、曹操も袁紹も呂布も出んぞ。
関羽だって出ない。
個性の表現を、その個性の行動や発言で描くか、その個性を生んだ背景や歴史で描くかの差もあろう。
王家の風日は、中華の年齢自体が若かったこともある。
その時代の人は、人格の原型を歴史にもとめられないから、半ば神が決めているような時代だったのだろう。
それが過ぎると、人は環境と歴史がつくる機械みたいな見方がでてくるけれど、
宮城谷氏はそれを乗り越えるのに「努力」をあげている。
それは、「奇貨居くべし」の荀子によく表われてる。
- 197 :
- 後漢の衰退が理解できて良かったと思うよ。
- 198 :
- 後漢の衰退ってどこまで掘り下げてる気なのか?また歴史解説文みたいな文章が
延々と続くだけでこれは小説なのかという訝しさも感じる。
- 199 :
- どちらかというと小説より史伝に近いと思えばいいのかもな
俺は三国志のスタイルも雰囲気も大好き
孟嘗君みたいな作品にならないでほんとよかったとつくづく思うし
- 200 :
- 史伝……!
たしかに宮城谷さんの小説を表現するのに良い言葉だ
香乱記よりも楚漢名臣列伝の田横の方が面白かったし
どうでもいいけど、付録の公孫度伝も結構面白くてお気に入りだった
- 201 :
- 崔杼が美形っていうのはどこかに記述があるの?それとも先生の設定なの?
晏子が面白くて晏子春秋も読み始めたんだけど崔杼の容姿に関する記述とか特になくて気になった。
- 202 :
- >崔杼が美形っていうのはどこかに記述があるの?それとも先生の設定なの?
奥さんが美形で寝取られたから美形じゃないかと判断。
- 203 :
- 三国志は曹操出る前の方が面白かったのは俺だけ?
曹操登場以降の鮑信絡みは好きだけど。
- 204 :
- 帝辛のwiki編集したの宮城谷厨ですか?
- 205 :
- >>204
気になって、見に行った
評価の部分の要出典・誰?の多さに吹いた
そして内容は、宮城谷+陳舜臣な感じ
小説ソースで歴史上の人物を語るな、とあれほど……ryな例なので
あれは詳しい人が即座に改変すべき
宮城谷さんに罪はないのに
宮城谷さん、こういうことに巻き込まれること多いなあ……
- 206 :
- >>205
巻き込んだ人もある意味では熱心な宮城谷ファンだろうけどな
- 207 :
- >>203
ここにいる。
曹操以降も面白いけど、以前も良い。
自壊する組織を何とか回復させようとあがく人々。
曹操以降の戦史物とはまた別な趣がある。
- 208 :
- おれも黄巾以前がらしくて好きだ
以降については不正確なものも含めて資料が多いし、
読者が期待する登場人物が多すぎるから
小説家の力量を示しにくいけど
後半のキャリアであえてそこに挑戦したことを
粋に感じる
できれば晋滅亡あたりまで書いてもらえるとうれしい
- 209 :
- 湖底の城・草原の城、は面白いですか?またいつ頃完結しそうですか?
単行本全部そろってから一気読みしようと思っているのですが
そろそろ辛抱切れそう…
- 210 :
- >>209
いつ完結するかなんて、作者すら判らんのじゃないか?
楽毅は最初の構想から倍に伸びた。
というか、中山の外交的失敗から始めて、二巻で終ると思う最初の構想が相当甘かったんだろうけど。
- 211 :
- この人の書いてる日本史って面白いの?
面白いなら、新三河物語と風は山河よりどっちがお勧め
- 212 :
- どちらも個人的には面白かった
とっつきやすいのは「新三河物語」じゃないかな
- 213 :
- レスありがとう。
とりあえず一巻だけかってきた。
- 214 :
- 「風は山河より」読んでから「新三河物語読」んだ方がいいんじゃね
「風は山河より」は家康の祖父の清康の時代から書いてるから、
時代的にも、宮城谷さんの書いた順からしても。
- 215 :
- 宮城谷さんの書く古代史は好きだけど、日本物や三国志とか現代物とか読んだけど、俺にはあわなかった。
なんか急に人物に個性というか、魅力があまり感じられない。
- 216 :
- 野田の菅沼さんは、けっこう人物がはっきり描かれているし、信玄の侵攻留めたりして「すげ〜〜」と思ったが、
同じ事象が新三河物語では非常にそっけなく扱われてしまっている、、、、
小説って、そんなものなのね、、、としみじみ納得。
新三河物語の徳川家康は、少年期・壮年期は人物像が細かく描かれているが、
その後 急にはっしょって 死んじゃった。
阿倍龍太郎言うところの、信長・秀吉の構想をまねて、現実化した家康の手腕
司馬遼太郎言うところの 「300年の停滞」を作り出した家康の思想
そんなものには、触れられずおしまい。
ぜひどこかで、本田や藤堂高虎あたりと 元和偃武の新世界構想を練るところも
描いてほしいな。
- 217 :
- >>215
オレもそうなんだよな
オレの場合は香乱記あたりからイマイチ入り込めず…三国志も同様
春秋前後あたりに見える人としての在り方?のようなもの(描かれ方、というべきか)が好きなのかもしれん
- 218 :
- いろいろな意見や感想はあるもんな
俺なんか「孟嘗君」とか「太公望」なんて未だに何度読んでも入れ込めないし
逆に「三国志」は楽しくてしょうがないし
- 219 :
- 「香乱記」「太公望」「奇貨居くべし」「青雲はるかに」「介子推」
この5つはちょっと自分的にはダメだったな
むしろ日本史モノや三国志の方が全然良かった
それを含め「孟嘗君」「沙中の回廊」「楽毅」「管仲」あたりが中くらいに好き
それ以外はほぼ文句なく面白かった
- 220 :
- 「青雲はるかに」はラストで震えたけど
歴史モノでなくても良かったじゃん! とか思ったのは秘密
「介子推」だけ、なぜ重耳と分けたのかが分からない
名前を忘れてしまったけど宦官の人がすごい良い味出してたけどねー
- 221 :
- 俺はいまのところ「青雲はるかに」が一番好き
- 222 :
- おれはどの作品読んでても楽しいな
「介子推」は最後の方の「虎がいるのです」って台詞と、
「むしろ棒を捨て、身を隠すしか重耳を救えない。」の地の文が印象深くて好き。
「重耳」の武公と斉姜の別れのところとか、
「三国志」の失脚後の梁冀と孫寿のところとかもそうだけど、
宮城谷先生の作品は、物語の終盤や人物の退場の頃に流れる寂寥感がたまらなく好きだ
関係ないけど、文庫版三国志ってそろそろ新刊出る時期じゃないかな
- 223 :
- 単行本10巻は来月だな
文庫はたしか10月
- 224 :
- サイン会とかしてくんないかな。。
三国志カバー本三巻までかったら、抽選でサイン入り地図とかあったけど、あたらなかったし。
- 225 :
- たしか「子産」が出た頃にあった様な気が
- 226 :
- 光武帝の小説そろそろ発売してほしいわ
- 227 :
- 沙中の回廊読んでるのだけど、上巻は面白いが下巻はあまり・・・
趙盾の悪口ばかり言ってるだけの士会にあまり魅力を感じない
孟夏の太陽を先に読んだからかな
- 228 :
- 俺は単純なので、どれを読んでも楽しいな。
作品によって、人物の解釈が違っても、全く気にならない。
- 229 :
- ちょっと前にもあったな
趙盾の扱いの違いの話って
俺も>>228に同意で気にならんけど
- 230 :
- どうしても先に読んだ方の影響を受ける面はあるからね
その影響が大きいか少ないかの違いじゃないかと
- 231 :
- 別物語の主役視点で前作の登場人物の評価をする所とか面白いよね
孟嘗君とか
明らかに主役の時より大物になっているw
- 232 :
- >>231
英雄とか呼ばれる人って、そんなもんじゃないかな。
当人だって色々迷ってるし、確信なしに飛び込んだりもしてるだろう。
でも、成功した結果から見る周辺の人々には、最初から判ってたんだ、なんて幻想が生まれる。
大物感なんて、結局は周辺が抱く幻想なんだから。
むろん、当人は表情一つから演出して、幻想を育んではいるだろうが。
逆に、現在はそんな英雄が生まれない時代だね。
頭の中で閃いたことでも、溜めて練ることなしにブログやツイッターで垂れ流すから、
幻想なんて生まれない。
>>228
むしろ、どの視点からでも評価が変わらない人物って、理解を超えて不気味だと思う。
- 233 :
- 草原の風は怒涛の駆け足っぷりだったな
本にする時に一巻分くらい加筆してくれ
- 234 :
- 「子産」読んだ。つまらないわけではないのだけど、読みにくかった。
- 235 :
- 今三国志読んでるけど宮城谷さん曹操マンセーしすぎなような気がする
実際曹操は超人なんだけどさ
- 236 :
- 趙盾と同じで曹操側の視点からみたらこんなもんだと思うけどな。
後々の五胡などの小説書いたら曹操批判がすごそうだよな。
それよりも過去に書いた小説の人物の引用がおおすぎてそっちのほうがゲンナリ
- 237 :
- >>236
あれ、おれの思ったことが書かれているw
過去人物の引用は、この人の手法でもあり、当時の儒者のやり方でもあるよね。
- 238 :
- 草原の風の終わり方が唐突だから宮城谷さんの体調不良?とか言ってる人いるけど
普通に予定の期間が過ぎたからだろ
挙兵から即位までの3年ほどの出来事を1年半かけて書いてたんだから
同じペースで天下統一とか光武帝の最期とかまで書いてたら
次に連載する作家さんに何年も待ってもらわないといけなくなる
- 239 :
- >>238
打ち切り臭が半端じゃネー
まあ、俺も尺があらかじめ決まっていたことには同意だけど
この構成は、結構微妙じゃね…?
と思ってみたが、晏子とかも後半は駆け足展開なんだよな
何だ、いつもの宮城谷か
- 240 :
- 草原の風終わったんだ。
単行本いつでるかな。
- 241 :
- 草原の風 発売予定
10月10日、上巻
11月10日、中巻
12月10日、下巻
- 242 :
- 別の視点からでもいいからいつかもう少し補完して欲しい
- 243 :
- 草原の風、文庫化のさいは、どこだろう?
中公文庫?
- 244 :
- 草原の風に、俺の馬援さんは出ていましたか?
- 245 :
- >>244
あなたの馬援は出ておりませんが、私の馬援は出ておりました。
- 246 :
- いや、それは影武者だ。
本物はここだ
- 247 :
- いやいやいや俺の馬援だから
困るなもう、勘違いしてもらっちゃ
隣でめっちゃ矍鑠としているし
- 248 :
- いや、君の横にいるのは酔っ払った馬武だろ
- 249 :
- この人は葬式マニアなのか?
晏嬰にせよ重耳にせよ、喪に服している点を美点として持ち上げているが……。
- 250 :
- >>249 今日の日付が日付だけに、そんな話題になったのかもしれんが俺は寧ろ、ミヤギタニさんは
厳密にいって「礼・徳・仁・信・義・忠・孝etcが、善果をもたらす様」が好きなんだと感じる。
「正式に喪に服す」のも、その感覚の延長(親孝行って事)で、賞賛してんじゃないの?
現代日本だって、先方が喪中だと年賀状を送るのは非常識に決まってるし・・・ 俺が間違ってんのかな?
- 251 :
- 当時の中国じゃあ親の葬式出さなかったり
喪に服さないのは人非人扱いだろ
- 252 :
- 喪に服すのに二年とかやりすぎな気もするけどw
士大夫でそれだと、復帰したときちょっとした浦島太郎状態だよな。
- 253 :
- >>250
そうだね
たぶんだけど、史実のエピソードを織り込みつつ、
宮城谷さんの、上に立つ者は徳があってほしいという個人的な願いが委託されているとは思う
- 254 :
- この人の着目する人物よりも、その父親の方が魅力的なのは、この人の感性がずれているから。
- 255 :
- いんや
あんたの感性が異常なんだよ
- 256 :
- この人は着目した人物を最も魅力的に書こうとしている筈。
この人が最も魅力的に書いたつもりの人物よりも、その人物の父の方が読者に魅力的に映っているのは、この人にとって「最も魅力的」である事が読者に対して訴求力を有していない証。
つまり、この人の感性が、ずれている。
- 257 :
- 読者=ID:lyGNrqsX0で説明している限りにおいて、独りよがりと断定できる。
- 258 :
- >>257
晏子の解説で編集者が擁護する必要を認めたほど晏弱>晏嬰の評価だった。
- 259 :
- 俺は晏嬰が晏弱よりもはるかに眩しいというか魅力的に感じた
陳腐な一言で表現すれば「かっこいい」なんだろうけど
言葉の重みとか挙措進退とか、どんな権力者へも阿らず諫言を呈しもするし、
楚への使いでの霊王への対応なんか感動もしたし痛快でしかたがなかった
知ったふうな物言いになるけど、晏弱は武略があらわす様な表面的な見栄えが
どちらかといえば前面に出てる感じだけど、晏嬰は底の深さみたいなものを感じた
本質的なというか芯の部分では晏嬰の方がはるかに強いとでもいうか
娯楽性というかビジュアル的なものをもとめやすい人には晏弱がどうしても
かっこよく魅力的にみえるのはしかたないのかもしれんけどね
- 260 :
- どう考えても暗君が改心したのは顎のおかげなのに
先君の霊のおかげと決めつけて勝手に感動している電波系な伊尹にドン引きした
天空の舟は間違いなく駄作
- 261 :
- 自分はあの本で、中国神話に傾倒した
高校の時、色々な書籍あつめたなぁ
- 262 :
- 天空の舟まだ読んだことないけど面白そう
- 263 :
- >>235
でも不思議と偉大な曹操を書けば書くほど劉備の魅力が増すw
大英雄曹操に屈せずついに一国の皇帝までのぼりつめた劉備や
孫権が逆にスゲー、てなるわw
演義や吉川三国志だとまた逆にどんなピンチに陥っても知恵と勇気と幸運で
乗り切る漫画の主人公みたいな曹操スゲー、になるわw
- 264 :
- ラスボスは強ければ強いほど主人公が映える、という法則ですな
- 265 :
- 古代人があんな自意識の塊のわけないだろ。
もっと脂臭いわ。
日本の戦国時代の人間たちだってそうだ。
こいつは小林秀雄に影響受けたとか言ってるけど
小林が一番嫌う人間の扱いだろ。
- 266 :
- >>265
うろ覚えだけど...「影響受けた」のは、あくまでも部分的に、ということじゃね?
小林秀雄の名前つきで引用されたのって、
小説読者は、小説のうちにいかにも在りそうな人間を探しているのでは
ない、この人でなければならないという人間を求めている
という、抽象的な評論のフレーズしか、俺は見たことがない。宮城谷エッセイ
をそんなに読んでいないので、断言はできんが。ちなみに、この評論の
タイトルが「志賀直哉」で、宮城谷さんは「不日不月」の文中で引用している。
ただ、文脈から察するに、夏姫の関連でしか言及されてないね。小林さんの
言葉は実践してるわけじゃなかろう
- 267 :
- 「宮城谷さんの心の内側はどうであれ、この長篇の主人公は、なんといっても商王の受である。」
「上巻の主人公は、重耳の祖父で、晋の分家である曲沃の王にして武将であるところの、称である。」
「文芸評論家としていえば、上巻の文章がもっとも密度がある。」
「なかに二、三、口ごもりながらとはいえ、晏弱はおもしろかった、だけど晏嬰は、いまひとつもどかしかったとした書評があった。」
「晏弱に入れこみ、晏弱の武勇を、晏嬰にも期待したまま読んでいっては晏嬰と出会えない。
晏嬰と出会えないということは、宮城谷さんが『晏子』を書いて、読者とわかちあおうとした中国古代史の感動を、みすみす零してしまうということだ。」
- 268 :
- 普通は宮城谷さんが読者の気持ちを零してしまった、読者に晏嬰を見失わせてしまったって言うんじゃないのか?
- 269 :
- >>265
韓非子とか見てると、人間二千年経っても根っこは変わらんなぁと思うが。
- 270 :
- 宮城谷さんには張良を主人公にした小説を書いてもらいたいな
実際に書いたら劉邦に会う前の張良が大半で軍師としての活躍はダイジェストになりそうではあるけど
- 271 :
- >>270
香乱記とは別の視点から見た楚漢戦争の物語になりそうだな。
- 272 :
- たしか「楚漢名臣伝」で書いてるから、それで我慢するほかなさそうだけど
- 273 :
- 三国志の11巻読んでみたけどなんか宮城谷さん作風変わってね?
書き方が軽くなったような
- 274 :
- 俺は香乱記読んですごい軽くなった気がした
- 275 :
- 香乱記を読んで思うんだが宮城谷さんは心底韓信が嫌いなんだろうなと思う
書き方に韓信だけとことん愛がない
他の作品のどうしようもない悪役以上に愛を感じない
- 276 :
- 同感だけど、各作品を見てみると
本当に嫌いな人物の多くはもの凄い切れ者の中に入るんじゃないか
作家の中の劣等感が隠しきれないのもあるような気がするが...
- 277 :
- 劉邦が嫌いなんだと思う
だから劉邦に天下を取らしめた韓信も嫌っている
- 278 :
- 劉邦はそこまで嫌いって感じはしないな
作品によってはポジティブに書くこともあるし
対して韓信嫌いは一貫してる
- 279 :
- 韓信を心から軽蔑してる、てことだと思うけど
その気持ちはよく分かる気がする
- 280 :
- 俺も韓信は軍事的な能力以外はずっと疑問というか好きになる要素なんて
あるんだろうかって感覚だったから、氏の韓信評というか描き方には
頷ける部分もそれなりに多かったな
というか韓信が好きって人はそこそこ見かけてたけど、どこにそこまで魅力を
感じてるのか測りかねてたし
- 281 :
- 宮城谷さんは曹ヒも嫌ってる気がする
- 282 :
- 作品においてそれぞれの人物が文学上の役割で
キャラ付けされるわけだから、誰が特に好きとか
誰が特に嫌いとかいう稚拙な発想を元に書いてないと
思うのだが。。。
- 283 :
- 好き嫌いを出しすぎないように気をつけていて
それでも隠しきれないものがあるって話だと思うよ
あと、「誰が特に好き」に関してはは主人公の選択に決定的に
影響してるはずだし、全然稚拙じゃないような気がするけど
- 284 :
- 軍事能力が圧倒的にあるというだけで好きな人は好きだろう
国士無双や背水の陣のエピソードもおもしろいし
- 285 :
- >>280
韓信と似たポジションの人物を日本史で探せば、
義経かなと思うが(とはいっても似てるのは、軍事能力は最高だが
政治能力に欠ける。散々利用された揚句、最後は謀反出の罪で
おわれるくらいしかないが)
二人の人気の差は何だろう。結局国民性かな。
- 286 :
- 韓信 ... 庶民からの成り上がり。劉邦と面とむかって喧嘩したわけではない。
義経 ... 名門中の名門。頼朝と本気で対立した。
やっぱり性格の違いが大きいと思うけど。
- 287 :
- >>285
義経。色々なジャンルで、薄幸の美男子として扱われている。
韓信。高校の漢文等で少し出てくるくらいで、歴史に興味がある人以外、知らない人がほとんど。
- 288 :
- 韓信は同時代に項羽という大英雄がいるからなあ
- 289 :
- 義経は悲劇の英雄って感じがするが韓信はそんな雰囲気が全くないな
どっちも自業自得な面があるのにこの違いは一体
- 290 :
- 韓信の軍はリアルに劉邦の軍より強かったので
判官贔屓が成立しない
- 291 :
- 香乱記はそういう宮城谷さんの好き嫌いが極端だったり田横を美化しすぎたりする所はあるけど
物語としては凄く面白くて好きな作品だな
宮城谷さん恒例の後半ダイジェストじゃない作品でもあるしねw
- 292 :
- 後半ダイジェストは司馬遼太郎しかり
各種長くなった小説しかり
漫画しかり
とくべつ宮城谷作品の傾向というわけでもない
- 293 :
- 香乱記は田横の魅力が伝わりにくかったような
- 294 :
- 香乱記って、田横がすごく強くて有能で人間的にも素晴らしいのに何で敗者になったのか
という理由が上手く説明できてなかった気がする。運が悪かったとか、
相手(韓信)が卑怯だったとか一応理由はあるんだけど、説得力がいまいちなかった。
- 295 :
- 忌憚なく読めば香乱記でも一流(章邯、項羽、韓信、曹参、灌嬰)には敗北し通しなんだけどなあ>田横
個人的武勇に優れている描写が、有能というイメージを作り出してるのかも
- 296 :
- 現実の世の中ですごく強くて有能で人間的にも素晴らしい人が
そんなに勝者になってるっけ?
宮城谷文学のテーマはその場の勝ち負けではなかったと思うが
- 297 :
- >>295項羽には負けてないぞ
劉邦がホウ城を攻めたことで項羽が退却したというラッキーによるものだが
田横は確かに有能なんだけど斉一国に留まる有能さなんだよな
ああいう結末になったのはやむなしかなと思う
- 298 :
- >>283
人生が数奇なら好きでなくとも題材にすると思うよ。
歴史小説は主人公のの絶対数が限られてるからね。
- 299 :
- 宮城谷さんが好きじゃない主人公て具体的に誰?
- 300 :
- 草原の風どうだった?
- 301 :
- 中巻だけ面白かったぜ
- 302 :
- 個人的にがっかりしたわ
あのボリュームでは塚本と変わらん
皇帝になってから省略されすぎ
- 303 :
- 後半端折り過ぎなのはいつものこととしても、全体的に物足りなかったな
序盤は楽しかったが学生時代のトウ禹との出会いとか来キュウとかとの関わりも案外普通で、もう少し捻って欲しかった
雲台諸将が揃っていく中盤以降は淡々と勢力が広がっていく感じで盛り上がりに欠けた
でもまぁ何が悪いってやっぱり題材が悪いよ
優等生ばかりで逸脱しようがない
やっぱり光武帝がメジャーになる事はないと確信したわ
- 304 :
- ガチライバルが王朗で、公孫述もカイゴウもどう描いても地方政権止まりだもんなあ
- 305 :
- あとがきで「ふつうの青年」を描いたと書かれていたね
- 306 :
- 全体的に
情景の描写は鮮やかで上手だけど
人物の性格付けにおいては説明的になりがちだな
と思た
- 307 :
- 巻を重ねるごとに、宮城谷的理想像へとスポイルされていく呂望に涙した。
- 308 :
- 王家の風日の頃のアウトローなならず者感が一番新鮮で良かったよなあ
- 309 :
- 「孟嘗君」って一つ一つのエピソードは面白いんだけど構成は結構gdgdだよな
宮城谷さんも見切り発車で書き始めたみたいだし
同じ父子二代の作品「晏子」「子産」に比べてもその構成は雲泥の差だと思う
- 310 :
- 春秋名臣列伝で士会の項目が無いのが不思議
その功績、言動、生き様、宮城谷さんの贔屓ぶりなど
どれをとっても名臣列伝に列記されても不思議じゃないのに
- 311 :
- 草原の風を読んでいて、
「人は天からも地からも、草木からも学ぶことができる。故に私はニートではないのです」
という詭弁を思いついた。
- 312 :
- 学ぶことはできても、活かす場所を得ることができないんじゃあニートも同然だなーw
- 313 :
- >>310
どうも宮城谷主人公は、この本ではほとんど取り上げていないようだ。20名中
- 314 :
- 途中送信すまぬ
小説の主人公になってる人は、20名中4名のみ(巫臣と伍子胥を勘定に入れると
6名)。マイナーだけど実はスゴイ人を詳しく解説したい、という主旨だったのではないか
それから、晋だけで5人もいるので、士会さんは戦術の天才だけども、この
椅子取りゲームには負けてしまったんだろう。
- 315 :
- 宮城谷さん大好きおじさんですが、草原の風で筆力のおとろえを感じさせられています。
草原の風 下巻
劉秀が郭聖通を後宮に入れるくだりが、どうしても納得できない。
塚本青志とかの光武帝だったら、「あ、そ、大きな勢力と組むためね」って簡単に納得してたけど。
宮城谷さんは、劉秀を 実直な人、あえて危地に飛び込み困難を転換させる人 みたいな書き方をさんざんしている。
小説の中の劉秀像から言ったら、婚約を断りつつ 新たな連携を探るとか 簡単にできそうな人に書かれている。
なのに、結婚を安易に受け入れてしまって、自分の勢力の消耗を防ぐ、同士部下の命を助けるみたいな当たり前の理由付け。
陰麗華への想いについても、彼女に貰った護符を握りしめるとか、「今回のことで一番つらい思いをしているのは主だ」とか、
まわりの状況・下僕に語らせるだけで、何故陰麗華とそれほど結びついているのか、2ヶ月だっけ?の新婚生活がなぜ楽しかったのか、
納得させるだけの結びつき・心の交流のエピソードを作れて・語れていない。
この小説を書き進める上での「宮城谷版劉秀像」と 小説に書かれた事行・エピソード その解釈が乖離している。
連載小説だったからかもしれないが、もう少し掘り下げて考え、書き込むべきだったのではないか。
宮城谷昌光さんにしても、筆が行き渡っていない、、、、歳か〜〜と 残念である。
- 316 :
- 小説を素直に読むと、何が得で何が損か、という計算において人より優れている
その点が逆転の発想のように見えることがある、ということかな
郭聖通との婚儀については、敢えて断った方が得だ、という計算にはならないだろうね
- 317 :
- 湖底の城はいつ完結するんだろ
- 318 :
- >>315
かっ!
- 319 :
- >>317
范レイもまだ登場してなかったっけ?
- 320 :
- まだまだ。 ゆっくりしてるよ。
- 321 :
- 317です。そうでしたか、ありがとうございます
- 322 :
- しまった、俺は317じゃない(w) >>319=321=322です、すみません。
- 323 :
- 作品間で趙盾の書き方差がある。
太陽の趙盾が真なら、回廊の士会に見る目が無かった事にならないか?
- 324 :
- って自分も思ってたけどこないだ続けて再読してみたら
孟夏の太陽の趙盾はそこまで正義の人というほどでもないし
沙中の回廊の趙盾もそこまで独善の人という感じもしなかった
最初に読んだときはずいぶんギャップがあるなあと思ったが
- 325 :
- また趙盾の話か
もう散々↑で語られたけどね…
- 326 :
- 趙盾と韓信はこの先ずっと話題になるだろうな
- 327 :
- 趙盾も孟嘗君も、二流の人物を持ち上げすぎたんや……。
流石の宮城谷氏も我に返って辻褄合わせ。
- 328 :
- 趙盾と同じく作品によって全然印象の違う魏冄は趙盾ほど話題にならないよな
趙盾ほど作品間で性格と能力にギャップがないせいだろうか
- 329 :
- すでに言及されてるけどどの立ち位置から見るかで評価が変るのは当たり前なんでは
沙中の回廊と華栄の丘でも同じ事柄に対して正反対の評価をしている
特に士会にとってはすぐ近くにいてどうにもならない相手だし
- 330 :
- 俺も前に書いてるけど、そのあたりがわからない人だけでしょ
不満めいた書き方してるのは
- 331 :
- 左氏伝読んだら分かるように史実の趙盾も功罪ともにある人だからなあ
評価の分かれる人物だと思う
- 332 :
- 宮城谷作品はもちろん好きだし
日本の価値観を見直すよい材料だと思うが
これから世界人口が増えすぎて世界中で潰しあいをする時代に
どれくらい参考になるだろうか
- 333 :
- なんの参考だって?
- 334 :
- 現在の米中日の関係をみたときの「遠交近攻」の意味とか
そんな感じ
- 335 :
- >>327
孟嘗君ってなにか評価下げるような書き方されてたっけ?
基本的に本人主人公の作品では白圭に食われて
その後楽毅や奇貨みたいな他の作品に出てくる度に大物化してると思うけど
割と最近も新書で孟嘗君関連の本一冊出してるし
宮城谷氏の中では孟嘗君の評価は高いままなんじゃないか?
尊敬する司馬遼が3流扱いしても変わらず高評価なんだし、かなりの孟嘗君好きなんだと思うが
- 336 :
- >>334
領土戦争をするための戦略を現代日本人が国家戦略の上で参考にしてもしょうがない
元々小説読んで何かに役立てようとか参考にしようとか言う気持ちが理解出来んが
仮に参考にするとしたら個人個人の信義の立て方とか気の持ちようとか、もっと漠然とした部分じゃないの?
- 337 :
- >>336
何の参考にもしないなら読む意味ないがな
これだけ国境の問題が高まってるときに
なんで領土戦争の参考にならないと断定できるの
個人の気のもちようとかが重要なのはいわずもがな、だが
それが「現代日本」限定で通用するのか
人の世で普遍的に通用するのか
読むほど考えることは多くなる
- 338 :
- 読む意味ないって、小説って普通面白いから読むもんじゃないのか
娯楽要素なしに勉強したいなら普通に近代史やった方が良いと思う
遠交近攻って当時としては新しい発想だったというだけで現代人があえて新たに学ぶようなものかな?
孫ピン先生の競馬の話なんかを見れば分かると思うけど、
昔の偉い人のやったことだから現代人には思いも付かないすごい発想だと思うのはやめた方が良いと思う
同じ人間のやることだから現代でも通じる普遍性のある部分はもちろんあるだろうが、
それは遠交近攻なんていう表層の戦略の部分ではないと俺は思うね
たんに例としてあげた一つに文句付けるようで割るんだけども
- 339 :
- すまん、最後うち間違えた
悪いんだけども、ね
- 340 :
- いいたいことは分かったけど
そんなに必死に否定する必要はないよ
読み方が違うだけなんだから
ただし、遠交近攻は全然表層の戦略じゃないと思うよ
すごいとかすごくないとかは以下略
- 341 :
- 読み方が違うっていうのは俺が最初に書いてることだけどね
別にいいけど
- 342 :
- こういう本は、語彙などの知識のたくわえから発する自戒的、座右の銘的な指標として収めるもので
世界情勢や外交戦略のお手本とするのはどうだろう。
するなら、歴史事実である故事をひいて、その範とするべきではないか?
一個人がその思考の中で描いた物語に、リアルを投影すべきではないだろう。
- 343 :
- 作者が想像したままをお手本...範...にするというのは
意図してないから何とも
元の意図に戻らせてもらうと、なるほどここでは
宮城谷作品なんか参考にならん、ということらしい
自分は...そこまで矮小化して読む読者ばかりではないと想像しているが
- 344 :
- 物語として楽しみたい派とビジネス書っぽく学ぼう派の抗争は根深いんだ……
>>343=>>332なら、もうちょっと啓示的に読んでると俺は思ってるが
- 345 :
- ビジネス指南書としては微妙だけど、国同士の対立は国際情勢的に参考になるよね。
政権与党には読んでおいて欲しい。
- 346 :
- 後漢名臣列伝とか三国志名臣列伝とか書いてほしいな
- 347 :
- 後漢名臣列伝はたしかに見てみたいな
三国志名臣列伝はどこかの誰かがやりそうだけど、宮城谷さんの意見も見たい
- 348 :
- 三国志はもういいよお
お腹いっぱい
- 349 :
- 孫武書いてくれないかな
- 350 :
- つ湖底の城
少なくとも後半のメインキャラの一人にはなるだろう
そしてそれだけに主人公でもう一作は書かないんじゃないかな
史実ではっきりしてるエピソードもあんまりないし
- 351 :
- 三国志はいよいよ末期にさしかかりで、俺としてはここからが更に面白いんだがなあ…
- 352 :
- 蜀滅亡で終了という噂だが、呉滅亡までやってほしいな
- 353 :
- 晋の統一まではやってほしいね
- 354 :
- 晋書和訳されてないし無いだろ
- 355 :
- 和訳されていないとできませんかそうですか
- 356 :
- 竹書紀年や資治通鑑も和訳されてないと思うが
まさかネット上の素人翻訳を参考に宮城谷氏が執筆してるとでも?
- 357 :
- いやに「和訳されていないと書けない」ってことに執着しているな。
別に原典に当って書けないこともないだろ。
- 358 :
- 草原の風で「劉秀は儒教の信徒でないので発想が違う」うんぬん書いてるらしいけど
儒教を極度に嫌う某サイトの影響な気がする
- 359 :
- >>358
その一部だけとるのもな。
その上で、儒教の重要な部分を体言しているようにも書いているじゃん。
個人的に儒教とは発想が違うが、やってることは似ているという感じか。
老子の一節を引用したりした光武帝なので、そういうキャラ付けになったのかと。
- 360 :
- 読んでもない本の中身に言及するのは申し訳ないけど、読者のブログを見たら
劉秀の兄貴に「どれほど頭脳が明晰な者も儒教に染まると卑しくなる」と言わせたり
「儒教に凝り固まっていた朱祐が思想的に幅をひろげたことを劉秀はひそかに喜んだ」ていうくだりがあったり
兄貴が殺されたのを傍観してた「儒教の秀才」を恨む場面があったりするらしいし
ところどころに儒教を遠ざけるような描写があるっぽい
史書だけからこういう発想は得られるんかなあ
- 361 :
- 何とかの勘繰りも大概にしとけよ
60年代に学生やってたインテリなら儒教嫌いが普通だろ
- 362 :
- >>358-361
マジレスすると
新の時代って「儒教万能イデオロギー」に染まってた状況だよな。それが民衆の意思
なら王モウの政権は長続きしたかもだけど実態は独りよがりだから、そりゃ国民は不満だろう
歴史のしずくのあとがき?で、宮城谷さん自身「デビュー前に励まされたのは孟子」
と語ってるから、儒教を毛嫌いしてるわけない。春秋戦国とのつきあいが長い作家さんだから
「華栄の丘」のあとがきで荘子にも触れられてるし「奇貨居くべし」は性悪説の孫卿も登場するし
墨子も主人公に取り上げられてる
まあなんだ、劉秀が儒教「嫌い」に見えてもオウモウとの差別化をはかってるだけ
だろう。
長文済まぬ
- 363 :
- というか某サイトってどこ?
宮城谷氏が読んでる可能性がある様な有名なサイトなの?
もう70歳近い人格的に凝り固まった部分もあるだろう宮城谷氏に影響を与えるほどのサイトなわけ?
知らん人からするとアホかって感想しか抱けんのだが
- 364 :
- 光武帝 で検索したら1番か2番に来るからすぐわかる
中英板の光武帝スレでも最近ボロクソに叩かれてるよ
- 365 :
- >>364
ボロクソに叩いている方が、2chで自説に対する責任ももたずにやっているのだから
とんだ卑怯者だろう。
サイトを立ち上げて対抗し、そういう見方もあるんだと知らしめればいいのに
と言えば、なぜかそれを求めたおれにサイトを立ち上げろと言われたよw
その程度なんだよ、2chでくだ巻いてるようなやつは。
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/chinahero/1248277079/489-492
- 366 :
- >>365
他のスレの事を蒸し返してくる貴方にドン引きです
このスレが荒れて迷惑かかるかもしれないとか考えないんですか貴方は
その程度なんですね、2chでくだ巻いてるようなやつは
- 367 :
- >>366
なんだそりゃ。
某サイトの陰口言って迷惑かかるとか考えないのかって話が先だろ。
このスレが荒れる?
某サイトを叩くやつは、このスレを荒らすほど見下げたやつなのか。
そりゃ悪いことをしたな。
- 368 :
- 親でも殺されたかのような粘着ッぷりだな
- 369 :
- 某サイトの方でしたか
- 370 :
- 違うわボケカス
- 371 :
- 自分はゲスだと自覚してるけど宮城谷先生が某サイト見て書いたとか勘繰るつもりないし
正直そこはどうでもいいよ
それよりも小説的キャラ付けのためとはいえ>>358>>360みたいな言動や思考が
このあと一生かけて儒教の帝国作った人のものとはおよそ思えないのが引っかかるし
史書からはまず導けないハッキリ言って特異なキャラ付けしてるのは
他には某サイトしかない(はずだ)から偶然に似てしまったとしても残念なことに変わりはないのよ
読んでない本の事をあれこれ言って先生やファンの人たちには本当に申し訳ないけど
失礼ついでに言わせてもらうと光武帝の後半生の仕事を書いたら儒教との関係に言及せざるを得なくなって
最初のキャラ設定が崩壊するはずだから尻切れトンボでかえって救われたとさえ思うよ
- 372 :
- 一部の台詞だけ見て全体を見ずに決めつけるとか
本当にゲス野郎だな
- 373 :
- >>371
光武帝が儒教を国の柱にしたのは確かだけど
残されている各々のエピソードからそんなに本人が儒教に染まり切った人物とは俺には思えないけどな
草原の風でも確かに儒教に肯定的でないシーンは多いが、
読んだら分かると思うけど、基本非常に柔軟な人として描かれてるから
国造りに際しては、やはり儒教は必要だってなってもそんな違和感なかったと思うよ
あと兄貴の発言に関しては
その発言があった頃は兄弟仲は微妙だし、
兄貴は王モウ嫌いの無頼の徒だからまったく違和感無い
史実的にもそのキャラ付けは間違いじゃないし
- 374 :
- >>371
>>読んでない本の事をあれこれ
読んでないのに、どうしてあれこれ言える?
その歪んだ色眼鏡を外して一通り読んでみてから、文節を引用しつつ感想を述べるならば
そう嫌味を含まないものを。
たしかに某サイトに通じる説明もあるにはあるけれど、それが気に入らないってのは結局
某サイト憎しから発するものだろうに。
小説だぞ、英雄譚だぞ、これは。
キャラ付けだって、王莽に反発するがゆえに儒教嫌いになるが、後年はその良さに気付いて
取り入れる、などという精神や思考の変化だってつけることができる。
なにが尻切れトンボで救われた、だ。
それとは関係ないが、ケ禹の軍事能力に関する言及。
これは田中某へのあてつけか? とは思った。
- 375 :
- ケ禹の扱いはあんなもので妥当じゃなかろうか
ケ禹は28将の筆頭ではあるが光武陣営だと一番負けが目立つ将なのは間違いない
名将論議になっても呉漢、馮異と違ってケ禹は名前上がらないし
やることが乱暴過ぎる呉漢や、逆に人物が控えめ過ぎる馮異と比べて
軍事力では劣るがあえてケ禹に大任をっていう描き方は個人的にはしっくりくるものがあった
- 376 :
- 宮城谷作品を原作としたやる夫作品って結構あるんだな
沈黙の王は良かったけど夏姫春秋はちょっと下品
- 377 :
- 先生の作品をネットの二次創作なんかと比べるな
先生に失礼
- 378 :
- >>376
偶然にも子昭のやる夫は今日、久々に読んだよ 夏姫春秋もあるとは
知らなかった。あれをAAにするなんて、、、いや、やっぱり恐ろしいような気がw
あの短編の羊舌職が好きな人は、やる夫は見ない方がいいかも。俺は爆笑したけど、いろいろ
イメージを破壊してくれたのは確かだw
- 379 :
- 夏姫春秋の方は見ない方がいいかもね
原作以上に陵辱満載しかも下品
多少の二次創作を笑って許せる人、またはオカズを求めてる人以外おすすめしない
- 380 :
- 草原の風、文庫いつやねん
- 381 :
- もうとっくに全巻出とるわ
情弱乙
- 382 :
- >>381釣られてあげるぜ・・ >>380さんは文庫化の話をしているよ。
- 383 :
- あのハードカバーも文庫っていうんじゃ?
実際どういうの?
- 384 :
- ハードカバー・新書・文庫とサイズあるいは装丁で区分されてるからねぇ
- 385 :
- 出版業界人じゃないんだけど、テキトウにまとめてみた・・
「単行本=ハードカバー=大きめ(判が複数)」「文庫=ソフトカバー=A6判くらい。廉価」
人気作家だと「連載直後ハードカバー刊行→2〜3年ほど遅れて文庫」が普通。文庫化が待ち遠しい人もいる訳
うーんw俺頭わるすぎ。あとはWikipedia見てください・・。親切な人いらっしゃいましたら、正確な説明キボンヌ
- 386 :
- ハードカバーと文庫は別だろ…
- 387 :
- 小説読む人なら文庫化とかって言い方は嫌でも目にするもんだと思うがね
なんにしても草原の風はまだハードカバーが平積みになってる書店もあるから文庫化はまだまだ先だろう
- 388 :
- 楚漢名臣伝がなかなか文庫化されないってのが…
- 389 :
- >>388
春秋名臣列伝の文庫版が出たのはハードカバー版(2005年11月)から2年5ヵ月後の2008年3月11日、
戦国名臣列伝は同じく2年6ヵ月後の2008年4月10日だから、その例からすると、
楚漢名臣列伝のハードカバー版発売が2010年06月10日だから、今年の11,12月くらいには文庫版が出そうかな。
- 390 :
- >>389
ありがと
まだそれくらい期間あったんか…待ち遠しい
- 391 :
- もし、これから先生が後漢名臣列伝を出すと、範囲が広すぎる
正確な、年号だと、関羽や班超、馮異がいっしょに入っちまうな。
- 392 :
- 三国志を楊震から書きはじめた宮城谷さんに
後漢の範囲の広さは問題にならないと思うけどなー
光武帝以後から楊震以前を新たに調べ直すとしても、ごく僅かな気がする
- 393 :
- 普通に光武帝名臣列伝でいいんじゃない?
- 394 :
- >>391
後漢名臣列伝出すとしても関羽はノミネートされないんじゃないか
事績だけを考えたら選外だろうし、宮城谷氏の好みの人物像でも無いし
出版社の意向でっていうのはあるかもしれんが
- 395 :
- なんかの本で宮城谷さんが三国志で一番好きなのは関羽って言ってたような
今はどうかわからんけど
- 396 :
- それは知らなかった
三国志の書き方的にむしろ嫌いなのかと思ってたわ
確認したら、確かに関羽の書き方はそんなに悪くもないのかな
どうしても魏メインだから脇に追いやられている感じはあるが
- 397 :
- まあ関羽に対しての思い入れは強いんじゃないかな。
いろいろな三国志作品をみてきたけど、ああいう関羽の描き方は初めて見た。
劉備も独自解釈で面白かったけど。
- 398 :
- マジ傑作だよ、このレヴュー!
http://www.amazon.co.jp/review/R1S4D36H8B1UUI/
“やる夫スレ”はマジ高尚、お前らキモヲタは“史記、三国志”で爆笑してろよ‥‥!?
- 399 :
- 関羽といえば中華街
- 400 :
- 関羽の描き方は新鮮ではあったけど、個人的には魅力的ではなかったな
一般的に関羽の魅力と思われている劉備への忠義心を薄くして独立を考えている、
というのは面白くはあるんだけど、関羽自身の魅力にはなってないと思う
宮城谷氏は初めから関羽の実像として、こういう人物を想定した上で関羽が好きなのかな
- 401 :
- >>399 行ってきた?w
>>396、>>397、>>400
今は>>395さんの言うようにもっとお好きなキャラがいるかもしれんが
↓のエッセイを文庫で読んだから、最初は関羽に、すくなくとも共感してはいたみたい
左氏伝関連の題名で、三国志といえば当然、曹操が孫子よんでるような時代の風景なんだけど
関羽の愛読書が左氏伝だったというのが異色に感じられて「愛読書がそれじゃなければ
あんな死に方せずに済んだものを」と惜しんだという事だった
ちょっと話題がそれるけど宮城谷版を最近読んでたら、後漢帝国がなんとかやっていけてる
時期にも、左氏伝は当時必須の教養になっていた・・とあった希ガス
関羽登場まで読み進めてないんで、そんなキャラになってるとは意外だ
- 402 :
- 横浜中華街の関帝廟なら何回か行ったぜ。
中華街で歴史グッズの掘り出し物があったりするとテンションあがる。
>>401
宮城谷先生のエッセイ?
できたらどの本か教えてほしい。
- 403 :
- >>402
「春秋の色」所収で題名が「私にとっての重耳」。タイトル記憶違いだったわスマソ
趣旨は、だいたい401の真中の段落で書いたとおり
関羽について、今は違う考えをお持ちかも
- 404 :
- >>403
おお、ありがとう
本棚探ってみるわ
- 405 :
- 持っとるんかいw
- 406 :
- >>405
あると思ったんだけど『春秋の名君』しかなかった(;д;)
どうりで記憶にないわけだ
- 407 :
- 403ですけど>>406さんいらっしゃいますか?
該当箇所短いんで23:00ごろから投下してもいいかなと
思ったんですけど(今は不可)
- 408 :
- >>389
三国志の文庫版と同時に出版かもね
文庫は毎年10月刊行だし
…草原の風に限らず、宮城谷氏の筆力落ちたなあ、と思うことがある
たとえば心情描写が説明文っぽくなって、ちと共感しにくいというか
湖底の城はそれを避けようと苦心してる様子が伝わってくるけど…
三国志なんかは史伝に近いから、そこがあまり楽しくない人もいるかも
しかし「草原の風」、構想30年のアオリは嘘でしょうw
30年前って、宮城谷氏が同人誌に「石壁の線より」を発表してた時期なのにw
ちなみに、年譜を信じるなら一番古い「甘棠の人」の発表が1988年
構想20年ならわかるんだけどね…
- 409 :
- >>408
生まれて30年経ってないわけじゃないんだから構想30年でも別にいいだろ
脳内で構想はしてたかもしれないじゃないか
- 410 :
- いつか書きたいって思ってて資料集めてても、ほかに優先して書きたいものが
あればそっち書くだろ
まあ光武帝の場合は熟しすぎて腐った感が無きにしも非ずだが…
でも新聞連載の場合って連載期間が決まってるのかな
それに合わせすぎたってこともあるのかもしれないが
他作家の新聞連載で、構想よりも実際に書き出してみるとどんどん内容が
膨らんでしまい連載期間中に終わらなかったから、最終日にあとは書き下ろしで
というお詫び文が掲載された作品もあったけど宮城谷さんはそういうのなさそう
- 411 :
- いや、30年前って先生が周・商の歴史が面白くなって
ひたすら調べてた時期でしょw
メジャーな三国時代でさえ「人と人の距離が近すぎて」と敬遠してたのに
ドマイナーな光武帝を書くぞと意気込んでたとは考えにくいし
編集者が勝手につけたアオリだろうねと思うわけで
- 412 :
- ま、30年ずっとそのことだけを煮込み続けていたってことはないわな
でも、いつかは、みたいな意識はあってもおかしくない。
- 413 :
- 先生が競馬で生活してた頃かw
- 414 :
- 競馬で生活してた頃ってww
ああ、なんかエッセイで書いてあったな
雌伏の時を賭け事で稼いで暮らすなんて、リアルで中国史の人物みたいだなw
他に塾の教師とかもしてたらしいけど
- 415 :
- >メジャーな三国時代でさえ「人と人の距離が近すぎて」と敬遠してたのに
>ドマイナーな光武帝を書くぞと意気込んでたとは考えにくいし
宮城谷氏はむしろマイナーだからこそ自分が書こうと意気込むタイプじゃないか
楚漢戦争題材に田横書いて、松平三代題材に菅沼書いた人だし
30年はさすが言い過ぎとは思うが
- 416 :
- >>414
2003年10月16日のNumber587号で宮城谷昌光「私が競馬に生きたころ」 ってのを寄稿してる。
あと別冊宝島の競馬読本でも自分の雌伏時代と競馬についてを書いてた記憶があるなぁ。
土日で絶対の自信がある1Rのみ賭けるってスタンスって文を覚えてる。
- 417 :
- >>416
塾ひらく以外にそんな経験もあったのか
- 418 :
- 「沙中の回廊」は士会が下積み時代の前半の方が面白いな
「重耳」でさらりと流された城濮の戦いや文公死後の晋が詳細に描かれてて面白い
- 419 :
- >>416 風洪が公孫鞅に親切にしてやるくだりは、作者自身の若き日の願望かな。
そういえば小説現代の近況報告も競馬の話題だったよ。
- 420 :
- 星雲はるかにを読んだけど
ハンショが努力に努力を重ねてたどり着いた宰相の地位に、ハッタリだけっぽい蔡沢って奴があっさり付いて、何だかな〜と思った。
- 421 :
- おいらも昨日2回目 読み終わった。
近攻遠交のすばらしいお方が、なぜこうも簡単に負けて行き詰まるのか。
前半と比べて鄭安平のだらしなさはなぜなのか、、、、不思議不思議。
宮城谷さんの小説、人相占いがよくでてくるけど、どこまでが本当なのか興味深い。
たとえば、中国の路地での講演師とか、諸国を練り歩く講談師などが、後から
「このとき骨相学の大家○○が、、、、、」とかってやったのが、後生の歴史本に
残ったりしちゃうじゃないか。
曹操の人相見た○○なんかも、たしか孫策と陸遜の奥さんの父親に当たるんでなかったかな?
呉夫人の父親なんで、あとから曹操関連でも登場させた、、なんてこともありそうな。
歴史の事実を勝手に想像するってのは、たしかに楽しいね。
- 422 :
- >>421
>曹操の人相見た○○なんかも、たしか孫策と陸遜の奥さんの父親に当たるんでなかったかな?
たぶん橋玄のこと言ってるんだろうが勘違いの上に勘違いな上に、想像を重ねてるぞ
演義では大喬小喬の父親という設定(つまり孫策と“周瑜”の妻の父)
もちろん正史にそんな記載はない
そもそも本人は大尉にまで上ったまっとうな政治家で、曹操に人相見許劭を紹介しただけ
つまり発想として逆で
曹操と好誼があった前代の大物だから、後の演義で呉関連の人物としても登場したわけ
- 423 :
- あと三国志関係で呉夫人っていうと普通は孫堅の妻のこと
孫夫人(いわゆる孫尚香)の勘違いにしても彼女は孫策の妻ではなく妹
陸遜の妻は孫策の娘
>>421の中で呉の人間関係がごっちゃになってるものと思われる
- 424 :
- これだから三国志ヲタは…
といいつつさすがの俺でも二喬はわかったw
が、知ってる事が当たり前みたいに言わない方がいい
- 425 :
- 三国志3巻で「劉備玄徳」って表現が出てくるけど、なんでだろう?
- 426 :
- 田横が主人公の本の題名を教えて頂けませんか?
- 427 :
- 田横が主人公の本の題名を教えて頂けませんか?
- 428 :
- 先生の名前と田横でぐぐりなはれ
- 429 :
- 夏姫春秋のやる夫スレを検索して…うわぁと言うかうへぁと言うか
作者が例の光武帝続編の人か
この作者の作品って、要約すると「品がない」んだよなぁ…
物事をどこまでも悪意側に解釈するっていうか
まあ、それが最高なんじゃないかって人もいるんだろうけどさ
- 430 :
- 同じやる夫でも「沈黙の王」は普通なのになあ
- 431 :
- 作者の主張が強すぎてアレンジが過ぎて自爆したのかねえ
まあ、夏姫春秋自体がフェミニンな人々からよく分からない批評食らってる作品だしなあ
- 432 :
- 宮城谷先生のやる夫版て
「沈黙の王」「夏姫春秋」「管仲」
他にもある?
- 433 :
- ないんじゃないかな
嘘予告で「孟夏の太陽」はあったけど
- 434 :
- 短編で、「ゆび」ってのがあったと思う。
- 435 :
- 天空の舟って歴史小説っていうよりファンタジーに近いよな
- 436 :
- あの時代自体神話に片足突っ込んでるからな
- 437 :
- 神話を元になった生身の人物の物語として再解釈しましたって
シリーズもあったよな
そういや、よく妖怪扱いされてる傾国の美女連中も宮城谷作品では
基本生身の人間だけど褒?だけなぜか本物の妖怪扱いになってるんだよな
- 438 :
- 周王朝を守るため、褒ジを敵視してた鄭の桓公が、この人を守りたいって思うようになっていたのが良かったな
西周末期から東周初期にかけての話は長編でリバイバルしてもらいたい
- 439 :
- >>425
劉備玄徳や曹操孟徳みたいにな表現を気にしない人なんでしょう
田中芳樹が気にすることで有名だね
- 440 :
- >>439
まあそれについては陳寿が気にしない人だったからな
- 441 :
- 記録はそれでもいいんだが、小説などで歴史考証を考える上では、対人会話でそんな呼び方はありえない。
また、田中芳樹の姓とあなざを続けて呼びつけるのも、本来相当親密でなければありえない。
- 442 :
- >>439
むしろ気にしすぎるほど気にする人じゃないか?
登場人物は必ずといっていいほど字を紹介するし。
読み進めると劉備か劉玄徳、曹操か曹孟徳という表現を使っているのに、
あの1箇所だけ劉備玄徳なんてあったもんだから、余計に気になって。
- 443 :
- それならただのミスかな
- 444 :
- 「草原の風」読破したけど・・・もう2,3巻やって欲しかった
密林の書評で竜頭蛇尾って書かれてたけどホントそんな感じ
「三国志」は1巻2巻がやっぱ面白いけど・・・
あれを読むと官僚と宦官の争いの中で宦官の何が悪かったのかと考えてしまうねえ
- 445 :
- たまに天空の舟が読み返したくなる時がある
- 446 :
- こんなスレがあったのか
俺、宮城谷さんに出会えて本当によかったと思う
大体持ってる。最近じゃ名前を見た瞬間買うし
金文から読解する人なんかそうそういないし
中国史専攻したから北方謙三さんとかの劉備玄徳とかの表記が
気になって仕方がないけどこの人そういうとこ外さないし
でも三国志の呂布が死ぬとこでなぜ後々重要人物になる張遼の存在をスルーしたのか
未だに理解できん
- 447 :
- 宮城谷三国志ではそんなに重要人物にはならないからじゃないですか
- 448 :
- >>441
というか、「記録上の説明的な特殊な表記を誤ってそのまま使ってる」ということですか?
- 449 :
- >>442
そういえば、あった。何なんですかね?
- 450 :
- >>448
>>441の前段は、姓名字が日本名に対応していて日本では呼びやすい覚えやすいってので、誤って表記されたという可能性はあるよね。
劉備が姓で、玄徳が名前っていうふうに。
後段は、記録などでは、姓名字という表記もありうるって話で、中国では名を呼ぶのは失礼だからという
ことが最大限に増幅されて、姓と字で呼び合うのが正しい、と田中がかたくなに信じているって意味だろ。
本当は同格同士で字の呼び合いは、そうとう親密な関係でないとないようだ。
通常なら、官職にあればそれで呼ぶし、他には居士とか兄弟(哥、弟)とか?かな
- 451 :
- >>444
元々、新聞連載の時点で「若き日の光武帝の活躍を描く」となっていた。
が、確かにもう少し続けて欲しかったのは同意。
- 452 :
- 守戦の名将 李牧を書いて欲しい
- 453 :
- 三国志外伝が連載されるらしいね
列伝ものかな?
- 454 :
- あらかた読んだんだけど、「華栄の丘」はのんびりしすぎていまいち、「重耳」はよかった。
「孫ビン」あたりを書いてくれないだろうか。
- 455 :
- 先生のこだわりから考えると、「呉起」の方がありそう
- 456 :
- >>453
第一回は許靖(上)なんだね
去年は楊彪の外伝も書いてるし三国志にライトな層にはとっつきにくい人選
- 457 :
- >>454
あのよさがわからんとは
- 458 :
- 孫びんは孟嘗君で結構書いてたから重複しそうだよね
あと自分も華栄の丘はかなり好き
ラスト近くの「宋は小国だが、君主の爵位は、楚王よりも晋君よりも上である」
にはウルッときた
- 459 :
- 三国志外伝は今までの列伝ものより、小説っぽい雰囲気
- 460 :
- 華栄の丘は最後の厚葬の解釈が好きだなー
後世、華元が批判される件を感情の面から説明してくれて、
すっと腑に落ちた
- 461 :
- 華栄の丘は長編というより中編って感じだね
- 462 :
- ご本人もあとがきでそう書かれてるしね
- 463 :
- 続けて子産に取り掛かってます。華栄の丘と晏子を読んでおいたので、すんなり頭に入る。
春秋初期の楚を主人公にしたものってないでしょうか。
- 464 :
- 無いんだなこれが
子文とか孫叔敖を主人公とした作品が読みたい
- 465 :
- 短編で良いから書いて欲しいよなー
夏姫春秋・重耳・沙中・華栄ではあくまで敵役だしなあ
- 466 :
- 荘王あたりだと書いてくれそうだな。
そして、趙盾の扱いがむごくなりそう
- 467 :
- 楚は穆王が怖すぎる
自分は夏姫春秋と華栄の丘のおかげで、
楚=旧ソ連というイメージが固まっちゃったw
- 468 :
- >>467
霊王もお忘れなく
- 469 :
- >>467
廃太子にしようとした父親である前王を殺して即位し
在位の12年の間に5つの国を滅ぼし
また鄭と陳を含む5つの国を武力で脅迫して従え
宋もそれにびびって脅迫に屈するという人だったか。
これだけの真似をして諡号が穆(稲の未が熟するという意味の字で
徳を広め私せず、義を執り、心情と行動が一緒であった人という意味がある)
というのもなんだかなあ
- 470 :
- 諡号って結構デタラメだもんね
生前に自分の諡号を幽だか霊だかにしてくれって言ってた人って誰だっけ?
- 471 :
- >>470
楚の共王
諡はどうも皮肉の意味で贈られる例もある感じだな
- 472 :
- 諡の意味っていつから定まったの?
春秋の同時期の君主はだいたい同じ諡号なので、
この時期は意味が定まっていないと思うんだが
- 473 :
- >>471
thx
亡国の王は次王朝からひどい諡付けられちゃうよね
そういうとこ好きだわ
- 474 :
- >>468霊王はまさに典型的な暴君だな
- 475 :
- 西周期の話を書いてほしいな
- 476 :
- 継ちゃんかわいいよ継ちゃん
- 477 :
- それは商代だな
- 478 :
- >>476自分も宮城谷作品のヒロインで好きなのといえば継だな
他には・嬉とか
- 479 :
- 自分は結婚前の蘭が好きです……
- 480 :
- 蘭様は確かに良いな
香乱記では季桐も好き
- 481 :
- 青雲の南シが好きだな
ストーリー自体はあんまり好きじゃないが
エロくていい
- 482 :
- 宮城谷さんはあんまり姜維を評価してないみたいだな
- 483 :
- 結果として国が滅ぶ一因にはなってるからなぁ
特に段谷の戦いの経過を見ると、「悲劇の名将」的な評価は難しい気がする
攻勢をしかけ続けないと蜀の内外が色々ヤバイ状況だったとか、
同情すべき点は多々あるけどね
- 484 :
- まあ姜維については色々難しいよな
劉備が生きてた時代に配下になってたら、劉備が姜維をどう評価したか気になる
- 485 :
- 劉豫州や劉左将軍で
- 486 :
- でも三国志に関しては、曹操だけ完璧にして
あとの有名どころをだいたいボロクソに書いて成立してる部分があるからなぁ・・
- 487 :
- >>486
私としちゃ、それほど完璧な人と描かれた印象ないけどね。
むしろ、激情で前後を忘れ人をR、致命的な欠点のある人との描きかたが印象に残った。
主役の評価が甘いのは、宮城谷氏の小説観からくる手法だろうけど、
氏が曹操を高く評価しているのは、死ぬまで努力をやめなかったところだろう。
あと周辺をボロクソにも書いてはいないようにも思う。
氏は人が誤るとき、なぜそのように誤らねばならないのか、を解き明かそうとする。
累代の祖先を例にあげ、家風から思想を強制されてのではとか、
行きすぎこじつけに思えるところまで。
だからこそ、歴史に類例を求めにくい劉備玄徳の描きかたは面白かった。
- 488 :
- >周辺のボロクソ
強引に同意するなら、袁ショウとか袁術とかが該当するのかなあ
あとは、ホウ統や孫権か
劉備の描き方は面白かったねー
晩年の関羽も独特な描写で印象的だった
三国志は蜀滅亡で終了するのか、晋成立で終了するのかどっちなのか
- 489 :
- 傲慢なホウ統ってのは珍しかったなあ
後、成長していく諸葛亮も良かった
- 490 :
- もう春秋戦国時代は書かないのかな?
- 491 :
- ホウ統のことを悪く書きすぎたと反省したのか
最後の最後で「まれに見る賢臣の風景と言って良い」とか何とか持ち上げてたな
- 492 :
- 宮城谷さんが好きでほとんど読んだので、他の作家さんも読みたいと思っています。
ここの人達は、他作家では誰を読まれてますか?
とりあえず、司馬さんは読みましたが、やはり宮城谷さんの方がGoodでした。
- 493 :
- 酒見賢一
『童貞』とか
- 494 :
- >>492
よし、塚本史をお勧めしよう
- 495 :
- 確かに酒見はいい
- 496 :
- 俺は司馬作品よんだ影響で陳・海音寺の中国物を読んで、
それから宮城谷を発見した。
- 497 :
- TRPGで戦国時代を舞台にしたシナリオのGMやった時は
時代考証は宮城谷作品をベースに、オカルト考証は
酒見の「陋巷に在り」をベースにしたりしてたな
- 498 :
- >>497
ちなみに何のゲーム?
俺のまわりはファンタジー系しかいなかったから羨ましいわ
- 499 :
- >>498
システム自体はセブン=フォートレス+ナイトウィザード。色んなキャンペーンを
やってるうちに地球の過去の時代をネタにしてみた。
(設定をシステム本来のとすり合わせたりは当然してるけどね)
紀元前380年の韓に魏・秦の連合軍が攻め込み、韓の救援のために趙と楚の軍も
韓に現われて韓で五カ国の軍が激突する中、斉は韓の救援のために軍を出した振りをして
燕を奇襲……という事件を背景に、斉の泰山が鳴動して伝説の魔神蚩尤が復活。
蚩尤を復活させたのはかつて蚩尤が黄帝に敗北後南方に逐われた蚩尤の配下の後身の組織で、
これまでも中国の歴史の裏で動乱を演出していたが、今回は蚩尤を復活させた上で
かつて斉侯の地位を追われた姜斉の康公に接触し、彼が田氏から斉を奪還するための
テロ活動に手を貸している。一連の事態に気付いたPCは彼らに立ち向かう……ってシナリオ。
ネタがネタだけに宮城谷作品では孟嘗君のキャラを何人か借用してる。
この時気付いたけど、宮城谷の孟嘗君だと姜斉の康公って史実より20年ほど長生きしてんのな。
(即位の年代もずらしてあるっぽいけど)
- 500 :
- >>499
その展開に付いて来れるプレイヤーがいるってすごいなw
中国が舞台だと三国志ぐらいしか相手にしてくれないもんな
個人的には
ほとんどの作品に出てくる序盤の放浪期とかもTRPGに向いてそうだわ
- 501 :
- 最初は何だったかな…児童書で聊斎志異とか三国志読んだのかな?
そこから横山三国志行って、陳先生、司馬中国物
宮城谷が出てきた時には歓喜したわ…
酒見の陋巷に在りから、白川静とか走ってる(小説じゃないが)
- 502 :
- 俺も宮城谷先生が三国志書いてくれると知ったときの喜びはやばかったわ
第一巻が出たときは中学生だったけど
有隣堂までいってサインもらって握手までしてもらったのはいい思い出
酒見賢一は作家業に専念してくれないかなあ…
- 503 :
- >>502
作家以外に何やってたっけ?
配管工だっけ?
- 504 :
- 今月の三国志は段谷の戦い後編
胡済が遅れた理由が攻城兵器を運ぶため機動性がなかったというのは、なかなか納得できるものだった
- 505 :
- 段谷の戦いと聞くと、蜀滅亡カウントダウンに入ったなあと思う
- 506 :
- 管仲を読んだけど、相変わらず主人公より脇役の方が素晴らしい人間に描かれている
管仲のどこがどうすごいのか全く伝わってこなかった
最後の30ページくらいなんて、小説じゃなくて春秋左氏伝や史記の解説じゃんか
- 507 :
- いつものこといつものこと
- 508 :
- 晏子は晏嬰が一番魅力的だったな
晏弱も格好良かったが
- 509 :
- 「管仲」は管仲と鮑叔の二人が主人公だから
鮑叔が管仲を桓公に推薦したとこがハイライトで
鮑叔が表舞台から姿を消した後の、桓公と管仲の華々しい活躍は個人的におまけだと思ってる
- 510 :
- なんかスレ止まりがちなんで話のネタを
宮城谷作品で気に入ったフレーズとかってある?
俺がぱっと思いつくのは
香乱記の田横の
「項羽はRだけの人であり、劉邦は騙すだけの人だ」
三国志の曹仁の
「曹君は人が好きなのだ」
どっちも名言ってわけじゃないけど、宮城谷氏流の人物解釈って感じで良い
名言になるとどうしても君子は和して同せずとか、四知とか小説オリジナルではなくなってしまうが
こういう人物像に言及する描写がしっくりくるとすごく印象に残る
- 511 :
- 呂不韋の小説が一番面白かったな
あんな清潔な人間じゃなかったとは思うが
後にも先にも皇帝を作った商人は奴だけだし
中国史上最高の傑物だ
- 512 :
- >>510
少し長いので割愛するけど、
「関羽には〜物語的な世界観がある。〜いつの日かそれがはばたけば、劉備は天を翔けることができるであろう〜」
俺はこれかな
宮城谷関羽については否定意見多いみたいだが、俺にはとても印象的な表現だった
他にも関羽の荊州に置ける意図がずっと疑問だっただけに、宮城谷の描写が凄くしっくりきた
最後、天帝の導きだと言って死ぬシーンで、自分の中の関羽像が確定したといってもいい位だ
- 513 :
- >>511
宮城谷版呂不韋は皇帝という存在に否定的だったと思うけどな
- 514 :
- 「讒慝、良に勝つ」
「賢者出でて走れり」
「百姓あえて誹怨せず」
最近、また太公望を読んだんだが、商王朝が滅びる時の武王と望の
このやり取りってなんか今の中国にも当てはまるな。
- 515 :
- エッセイ読んでたら、東日本大震災の事をズバリ予見しててびっくりした。
- 516 :
- >>513
宮城谷昌光の見解じゃなくて
呂氏春秋でしょ、天下は民のもの、という
- 517 :
- >>516確かにそうだね
呂氏春秋を読んだ事あるけど呂不韋の思想は始皇帝と相容れないだろうな
- 518 :
- 『湖底の城』読んだ人いるかい?
- 519 :
- 連載の一部を読んだだけで通して読んだことは無い。
- 520 :
- 『湖底の城』はいつ完結するのかな
- 521 :
- 西周時代の話を書いてほしいなと思う
短編でもいいから
- 522 :
- 短編は褒ジ絡みのヤツぐらいだったっけな
その辺り詳しくないんだが建国初期以外に物語になりそうな人っているのかい?
- 523 :
- 文字作ったっていう人の話は西周じゃなかったか?
- 524 :
- >>523
あれは商だね
しかし沈黙の王はなかなか面白いよね
- 525 :
- >>522西王母に会ったといわれる穆王とか共和の話とか
- 526 :
- >>522
武王死後の未曾有の危機を乗り切った成王とか
南で死んだ昭王とか
- 527 :
- 結構いるんだな
小説になる可能性もあるだろうけど
個人的に興味持ったから調べてみるわ
- 528 :
- 軽く調べたら共和は、物語にし甲斐がありそう
難点は、共和と号した説と共伯和説が並立していること
共伯和も面白い
衛の武公(姫和)=共伯和説もあるんだけど、
衛武公の兄(姫余)が衛武公に殺されて、
諡無しなのを、民衆が姫余を悼んで共伯と呼んだとか、妄想のし甲斐があって困る
宮城谷さんが小説にするには、誰が正義か確立し難いことかな
- 529 :
- >>515
何て本に載ってたのでしょうか?
- 530 :
- 「歴史の活力」の命名編です。
- 531 :
- 「天空の舟」って歴史小説っていうよりファンタジーに近いよね
- 532 :
- >>530
そうですか。ありがとうございます。
- 533 :
- >>531
太公望とか沈黙の王とかもそうだったし
神話に足突っ込んでる時代のは
ちゃんとそんな雰囲気にしてるんだろうかね
- 534 :
- 夏姫春秋の不快感は異常。
これで直木賞とれたのが不思議。
上巻がロリコンで下巻が権力者に嬲られまくる母親って・・・
他の作品のような清浄さや爽やかさ皆無の下品なエロ風味。
- 535 :
- いやー、選考委員的には「前作に比べて艶が出た」んだってよ
直木賞作品が糞まみれな理由を一撃で表してるよ
俺の中では田横の奴と並ぶ最大の駄作だと思うが
- 536 :
- 夏姫春秋が駄作だとは思わないけど、
夏姫春秋より王家の風日、天空の舟の方が確実に上だということはわかる
- 537 :
- 長々とした文章で君主の性癖を解説するが
その長文を要約すると
「この人はロリコンです」
という内容になる物だった時は笑った
- 538 :
- >>537ロリコン君主って誰だったっけ?
- 539 :
- ロリコン君主って重耳だっけ
- 540 :
- 大体なんで夏姫なんか主役に据えようと思うんだよなあ…
かなり気持ち悪い史実なのに
それを覆す位のものかなと思ったら
ただの流されヒロインで不快感しか残らなかったし
息子に心の底から同情する
- 541 :
- 女を描くと、宮城谷さんの世代感が出るね。
- 542 :
- 夏姫はそれまで悪女説が主流だったから、それとは逆の、時代と男たちに翻弄された夏姫を書こうとしたわけだ
個人的に悪女の夏姫より被害者夏姫の方がしっくりくる
春秋左氏伝見るかぎりじゃあ、あまり悪女に見えないからなあ
- 543 :
- >>540
息子が切れて夏姫の乱発生のシーンは読んでて思わず
頭の中で大巨神(ヤットデタマン)が大激怒する時の
BGMが流れてしまった
- 544 :
- 夏姫っていつから悪女説が主流になったんだろ
- 545 :
- 三国志、諸葛誕がそろそろ死にそうだけど、今のところ田横にたとえられた人物とはとても思えないなあ
- 546 :
- 曹叡に退けられた連中の書き方は元から微妙だし、逆に田横は美化され過ぎな位
そもそも田横にたとえられてるのも単に殉死者が沢山出たからってだけでしょうし
単行本派の俺はまだその辺り読んでないから、そんなレベルですらないってことかもしれんけども
11巻の時点だと名前が出た記憶もない
諸葛氏では恪が悪い意味で目立ってるだけ
- 547 :
- >>545
側近中の側近に逃げられていたり、なんだか田横っぽさがみられないわな
>>546の言うとおり、殉死者をたくさん出したのが似ているという解釈なのかもね
- 548 :
- 中国史ものを読もうと思って重耳を読んだが
あれは重耳っていうか三代の話だわな。
春秋戦国はよく知らんから放浪の後帰還して覇者になる、以外全く先知らずに読んだから
幼少の頃に追放かなんかされて苦境から英雄に成長した青年が祖国奪還の戦いに挑んで諸国と大戦を繰り広げる話と思った。
まず重耳が中々主役にならず中巻が終わり
爺さんになってやっと出ていって戻ってきた時には下巻が終わりそうだった
覇者の部分短いなおい。
- 549 :
- >>548
中国史ものを読もうってことは宮城谷作品自体初めてに近いんだと思うけど
宮城谷氏の作品の多くは主人公の前の世代からスタートして主人公の晩年は端折りがち
- 550 :
- 晋の文公の場合はしょうがないけどなあ
在位わずか9年だし
まさしく晋覇の基礎を築いて逝っちゃったからなあ
- 551 :
- オレは重耳から宮城谷にはまったわ
重耳の下に人材が集まる下りとか翼城攻めとかワクワクした
- 552 :
- 重耳は面白かったなあ
- 553 :
- 重耳のじいさんが好きだな
重耳には怖い印象を持ってる
理由は分からん
- 554 :
- >>548
そういうノリだと「楽毅」とかかな…?
あんまり武将系無いんだよねえ
- 555 :
- >>554
初読者には、俺も「楽毅」を進めるようにしている
短編だと、豊穣の門が好きだから「沈黙の王」
- 556 :
- 『重耳』は武公と斉姜の別れのシーンが好きだった
先生が描く、人物の退場場面の物寂しさがすげえ良い
- 557 :
- >>549
初めて。だから代表作とか言われてた重耳にしてみた。
いや普通に面白かったからいつから始めてくれても構わんのだけどね。
>>554
管仲か太公望か楽毅か重耳で迷って重耳にした。
今度太公望読んだら楽毅と行くことにするわ。
- 558 :
- 太公望は王家の風日とセットで読んだ方がいい気もする
そういえば王家の風日って、「天」を信仰する思想は
周民族の物とか説明してるわりに、序盤で商人が普通に
天が云々とセリフで語ってた気が
- 559 :
- まあデビュー作だからミスも仕方ないでしょう
- 560 :
- 今月の三国志外伝は劉?
- 561 :
- 557さん
遅レスで間に合わなかったらごめんだけど…
楽毅の前に、できたら孟嘗君読了しておくのがオススメ
この順番でないと、田文の印象が「アレ?」てなりかねないんだよ
- 562 :
- 孟嘗君なんか読んだって
白圭の印象しか残らないんだが
- 563 :
- 孟嘗君は楽毅での方が活躍してるからなあ
文公も重耳より沙中の回廊での方が活躍してるし
- 564 :
- 晏子は親父も本人も良かったな
宮城谷作品で一番好きだ
- 565 :
- 人物の魅力としては晏子親子の方が上だけど、父と子の関係としては子国、子産親子の方が好きだ
お互いが足らないものを補ってる感じが良い
- 566 :
- 晏子は子産ほど親子の交流は描かれてなかった印象あるな
まあ、作品自体の長さの違いもあるからなんだろうけど
でも両作品とも、父の死関連の場面は本当に素晴らしいと思う
晏子は服喪自体の壮絶さと「ただ卿だけが〜」の台詞
子産は家宰の涙の謝罪、血を吐くほど哭いたの地の文、「わたしは不肖の息子よ」とそこからの鞭打ち
どれも読んでて泣きそうになった
あと打っててふと思ったけど、両作品とも親以上に家宰が息子に戸惑ってた感じがする
- 567 :
- 俺も晏子好きだわ。
特に最後、晏子の訃報を聞いた景公の姿には涙した。
- 568 :
- >>567
斉の君主はみんなキャラ立ってるよな
景公の暗君っぷりがほのぼのしていて好きだ
平時であれば害がない暗君ってああいうのを言うんだろうか
- 569 :
- >>566
そう言えば家宰とか従者が目立つ作品って好きだわ
何の作品か忘れたけど従者がメインキャラ待遇で家宰に昇進する展開が好きだった
沙中だっけ?
- 570 :
- オリキャラに個人名が用意されてる作品とオリキャラに個人名は付けない作品があるけど
どういう基準で使い分けてるんだろう
- 571 :
- 出来れば名前付けたくないけど、あんまり数が増えてくると吹っ切れるとか
湖底の城とかオリキャラオリキャラで吹っ切れてしまった気がする
申包胥の家宰の黄侑とか、ほんとにちょっとしたキャラでも名前付いてる
- 572 :
- >>568斉の景公って国を滅ぼさなかった劉禅って感じだな
- 573 :
- 元部下によると、劉禅は斉の桓公に似ていると言われてたけどな
- 574 :
- >>571
宮城谷さんのネーミングセンス好きだからオリキャラに名前付いてても問題無いな
太公望とかオリキャラの嵐だもんな
- 575 :
- 「天空の舟」の顎のネーミングセンスがすごい好き
- 576 :
- >>573劉禅と違って斉の桓公は軍事行動は自分でしていたし、しかも春秋時代で一番多く
自分を殺そうとした管仲をあっさり許し宰相にするような度量が劉禅にあるとは思えない
- 577 :
- 似てるか似てないかで言えば、まあ似てなくもないんじゃない
父の代からの腹心と元仇敵と言う違いはあるし、度量でいえば桓公の方が上だろうが
管仲の死後のことを思えば桓公も名臣に支えられた暗君という見方が出来るわけだし
諸葛亮死後の劉禅と比べれるとむしろ桓公の方がアホっぽい気もする
- 578 :
- 孔明の田横発言もそうだが、蜀漢は斉と縁がやたらあるな
- 579 :
- 文庫版「楚漢名臣伝」、出たよ
- 580 :
- 草原の風の文庫ももうすぐかな
- 581 :
- 孟嘗君をやたらに宮城谷さんは持ち上げてるけど、
そんなに凄い人だったなら生前はともかく、自分が死んだら
その後どうなるかわかりきってただろうになんでこれといった対策を
してなかったんだろうかとは思う
まあ今後どうなろうと子供たちに任せたのかもしれないが
- 582 :
- 歴史上の人物で「偉大」と評されている人でも
後継者の代で滅亡してたりとか割とあるんだが……
孟嘗君の評価がやたら低い背景が気になるけどなー
平原君絡みで低い評価されているのとか色々合った気がする
- 583 :
- 孟嘗君があの時代を代表する人物であることは間違いない
孟嘗君の作中で、白圭は天下の白圭で自分はまだ斉の田文だ、みたいな発言があったけど
実際最終的には四君の他の面子と比べて天下の孟嘗君といえる人物になってると思う
即罷免されたとはいえ斉以外の国の宰相として招かれるっていうのはやはり凄いよ
- 584 :
- きれるがゆえに警戒もされるしな
- 585 :
- 今月の三国志外伝は蔡?
渋いとこついてくるなあ
- 586 :
- 文字が潰れてしまった
蔡エンね
蔡文姫という呼び方の方が有名かな
- 587 :
- あの時代の有名な女性ってことで最近ではゲームとかには良く出てくるから、もはや渋いって印象はあんまりないかもな
秘本三国志の賢いけどエロ可愛い感じのキャラが好きだったな
- 588 :
- 誕生日おめでとう
- 589 :
- 辛憲英なんかも作者好みな気がする
- 590 :
- 宮城谷さん的には諸葛亮は戦は上手くないけど、軍隊の統率は凄いという評価なんだな
もしかしたら、宮城谷さん的には諸葛亮も司馬懿も、どちらも戦が上手くないという評価なのかもしれない
魏延に似たような事言わせてるし、司馬懿自身も状況を打開できない自分と諸葛亮の事を戦が上手じゃないみたいに自虐してたし
- 591 :
- もしかしたらというか、作中ではっきり戦が上手くないと描かれてるんだから間違いなくそうだと思うけど
作中評価はあくまで小説上での描写で、宮城谷さん本人の評価はまた別の可能性もあるとか?
作風的にそれは無い気がする
ちなみに実戦指揮では関羽、張遼、曹仁、魏延の評価が高かったな
- 592 :
- 諸葛亮は最初はいくさ上手ではなかったが
頭のいい人だから段々上手くなっていって最終的にはかなりのレベルになった
って感じじゃなかったっけ
- 593 :
- 全体的には戦下手の描写だったけど、最後の方は確かに上手くなってはいたな
なんか死ぬ間際になって急に持ち上げ始めた感じがあってちょっと違和感あったな
- 594 :
- 諸葛亮に関しては手放しでは絶賛できないって感じの評価だったと思う
諸葛亮は死後の方が持ち上げまくってたかなあ
司馬懿が呉軍は弱い、それに比べて諸葛亮が率いる蜀軍は強かったとか言ったり
費イが我々は諸葛亮には及ばないとか言ったり(これは史実通りだけど)
- 595 :
- まあ妥当な評価というか、最近の歴史好きな層の割と一般的評価だよな
あの状況で遠征軍を整備出来た政治的な手腕は間違いなくすごいし
蜀軍相手以外では大勝も多い名将司馬懿相手に良い勝負をしている
でも遠征してちゃんと勝ち切れていない以上は評価の対象にもし難い感じ
- 596 :
- 個人的に諸葛亮は三国時代を代表する名将の一人だと思う
一番の名将ではないと思うけど
- 597 :
- 個人的に三国志一番の名将
と言うか、軍師・参謀は賈ク文和だな
- 598 :
- >>597同意
潼関の戦いのときの策は悪魔的だわ
それにあんな人生送っといて天寿を全うしたのがすごい
- 599 :
- 良平の奇という評には彼らの自己保身のための知恵というのも含まれてたのかもね
- 600 :
- あの小者で悪党の孫チンの最後がカッコイイ
宮城谷さん、要所要所でひかる描写をするなあ
- 601 :
- 最近の三国志は蜀が本当に空気だな
それだけ魏や呉と違って権力争いも起きずに平和だったって事だけど
まあ姜維が外征しまくったりはあったけど
- 602 :
- 最近、蜀が空気なのは演義の反動もあると思う
最大勢力 魏の再評価による相対的地盤沈下もあるかな?
蜀も荊州閥、益州閥あったりしたようだけど劉備、諸葛亮の影響が大きかったんだろうな
特に諸葛亮は飴と鞭の使い分けが凄かったんだろうね。
李厳の流刑のエピソードとか蜀の税や賦役はキツイとか聞くと並の政治家じゃ無理だよアレ
- 603 :
- 三国志界隈の全体って意味じゃなくて最近の宮城谷三国志での蜀の扱いが空気だなって事なんだけど
諸葛亮が死んでから、ほんと空気
ショウエンの上庸攻めもカット、漢中に侵攻してきた曹爽軍撃退もカット
- 604 :
- 宮城谷さんは蜀に関心があまりないような気がする
司馬氏贔屓気味な事もあって曹爽とかは興味なさそう
- 605 :
- もしかして三国時代は魏と呉の戦いがメインであって蜀は添え物と思ってるのかもしれんね
たしかどっかで春秋時代は晋楚、戦国時代は秦魏の戦いが軸だとか書いてた気がするし
- 606 :
- 宮城谷三国志は様々な史料を駆使してて流石と思う一方
蜀が正義である演義の反動としての正史重視が見え隠れするかな。
秦と魏の二百年戦争(うろ覚え)が戦国時代の本質というのは凄く納得した。
- 607 :
- 宮城谷三国志で諸葛亮が死んだ時、蜀は諸葛亮ありきの国だから終わったみたいな事を司馬イが言ってた気がする
宮城谷さんも司馬イと同意見なんだろう
だから諸葛亮死後の蜀は空気なんじゃないだろうか
- 608 :
- 宮城谷三国志の曹操の徐州虐殺について、儒教的には仇打ちだからそこまで非難されないって解釈はどうかと思った
虐殺を行っても荀ケたちが曹操についていったっていう理由付けなのか、曹操を悪者にしないための措置なのかはわからないけど
でも、劉備のターンになったら曹操の虐殺について普通に非難されてるあたり多角的な視点で描こうとしていたんだろうか
- 609 :
- 多角的な視点であってるんじゃないのかな?
儒教的な視点では親の仇討ちだがあくまでも士大夫層の見地
親の仇は大事だが公的な建前で徐州虐殺は職権乱用と見られても仕方ないと思う。
結構際どい事件だったんじゃないかな?やや仇討ちの道義は弱いが。軍使わなかったらどうだったのか
ちなみの蒼天航路の死体で水を堰き止めて耕地を潤したってのは面白いが流石に無理だよな…w
- 610 :
- >親の仇は大事だが公的な建前で徐州虐殺は職権乱用と見られても仕方ないと思う
虐殺ってやり方には問題あるが職権乱用というのも変な気がするが、作中ではそういう見方されてたっけ?
あの時点では王でもなんでもないけど実質一勢力の君主ではあるわけで
他国で王族が殺されて敵討ちのために派兵しても職権乱用とはいえないと思うが
それとも職権ってのは君主としてじゃなく漢王朝の臣下としてってことかな
- 611 :
- 士大夫層でもかなり批判されそうだけどな徐州虐殺
仇打ちだから虐殺もオーケーなんて例を見た事がない
- 612 :
- 当時の人が明確に批判してる文章ってなんかあるっけ?
曹操をこき下ろした文章として一番有名であろう陳琳の檄文では残虐だの残酷だの書かれてるけど不思議と具体的に徐州のことには触れてない
元主君の墓暴いて鞭打った伍子胥と、ほぼ八つ当たりで民を虐殺した曹操は古代中国の倫理観的にはどっちがアウトなんだろうな
伍子胥は親友に諌められてことわざにまで残ってしまったが
- 613 :
- 曹操は文人補正もあって
アクを薄められてるのかもしれんね
- 614 :
- >>85
超亀だけど、同意
トイレで読んでたんだが
田横が項羽に勝ったとこで便器の中に投げ捨てそうになったわw
- 615 :
- 正史準拠だからしかたないけど
華雄が名前だけの登場悲しい
- 616 :
- >>614いちおう田横が項羽に勝ったのは史実通り
小説と違って、実際は田横がゲリラ戦をして項羽が退却するまで耐えたという戦い方だったけど
何で武力で田横に勝たせたのかわからん、知力で勝ったでいいじゃない
- 617 :
- 斉が電撃戦喰らわなかったら史実はどうなってのだろうか
多分最終的に負けるのは確実なんだろうけど…スレ違いか
- 618 :
- >>617
項羽滅亡後の2年間を乗り切れば、どうなるか分からなかったかもな
史記によると、漢は最初の2年で燕と臨江を滅ぼして、
3年目から匈奴の対応で手一杯
そして4年目から諸王の反乱が起こり始めている
香乱記で、いづれ諸侯が漢を離反して斉を盟主にするだろうとしているのは
この4年目からの諸王の離反を想定しているのだと思う
歴史にifは禁物だけど、香乱記の斉大勝利シナリオは考察しても面白いと思う
- 619 :
- どんなに優れた人間であろうと、天・時代に選ばれた人間相手には、
その刃は届かないって意味では、香乱記の田横VS項羽の書き方は良いと思うけどな
あの対決の後の田横の独白は個人的には心に残った
- 620 :
- 死んでから初めて逸話がでる典偉
- 621 :
- やっぱ三国志、終盤になってダイジェスト気味になってきてるな
ちょっと勿体ない
- 622 :
- 三国志演義の終盤もそうだが
タネ本の三国志自体ダイジェストだもんなぁ
- 623 :
- 爽やかじゃない謀略だらけの中国史小説知りませんか?
- 624 :
- >>623
塚本青史は爽やかのかけらもないよ
- 625 :
- 光武帝すら爽やかさなかったからな
- 626 :
- やっぱ姜維に対する評価は最後まで厳しかったなあ
劉禅に関しては擁護していたのとは対照的
- 627 :
- http://com.nicovideo.jp/community/co1946988
- 628 :
- >>625
連弩万能と英雄が盆暗になるのを許容できれば読めるかもしれんのぉ
- 629 :
- そろそろ草原の風が文庫化される時期かな
- 630 :
- ひたすらゲスい
登場人物が全て小物に見える不思議
宮城谷の対極をいくな>塚本
- 631 :
- ただの歴史オタクだった阿部龍太郎は、「等伯」で 人の心と芸術を書ける「作家」に変身した。
ただの文筆業だった塚本青史は、「李世民」でその前の小説「煬帝」の書き直しをした。
- 632 :
- 寄る年波か、御大の運筆料は高くなったのに、運筆は遅くなっている。
まともに読める本が少なくなってこまったこまった。
「曹操の死」の藤水名子よ、帰ってこい。
あの頃の貴方は本物の女性歴史小説家だった。
- 633 :
- 三国志完結したね。
- 634 :
- 完結したのか、やっぱり蜀滅んで終わりなの?
- 635 :
- 蜀滅んで終了
ここ数ヶ月陸羊の交を楽しみにして読んでたのに
末期取り扱ってる小説でことごとく無視されている気がする
張悌や沈瑩にも期待してた
- 636 :
- 終わっちゃったのか
陸羊とかいかにも宮城谷さんが好みそうなエピソードなのにな
- 637 :
- 龐統に関する記述が演義以上に悪意を感じさせるのが残念だったな
正史では「若いころ飾らない人柄で無名だった」とあるのに
宮城谷三国志では自己顕示欲の塊の官僚的人物、とは
- 638 :
- >>637
三国志の物語を書くと、その作者の本質とか隠してきたものが出てきてしまうのかもな
- 639 :
- 三国志ついに終わったな
呉滅亡までやってほしかったが
蜀と魏が滅亡し三国時代が終焉を迎え、晋が誕生するとこまでやったからまあ妥当な終わりどころかな
- 640 :
- 連載終わったな
ホント長かった・・・
けど文藝春秋はずっと三国志に目を通してから他の記事を読んでたから
てっきりまだ続くのかと思ったら下に(完)って書いてあってびっくりしたわ
切りどころが難しいにしても随分さっぱり終わっちゃったな
出来れば呉の滅亡まで書いて司馬炎のその後を軽く触って終わるのが綺麗だったのかなとも思うけど
単行本向けの特典として加筆して貰えませんかね
- 641 :
- 先生ならマイナー所の末期を書いてくれるかと思ったけど三国末期は基本的に爽やかじゃないから筆が進まなかったかもしれないな
- 642 :
- それ以前にいつも後半端折りがちだからな
- 643 :
- さて読み始めるか
- 644 :
- >>643
仲間だ
- 645 :
- 俺も三日前から読みはじめた
- 646 :
- 梁冀たんは猟奇的カワイイ
- 647 :
- 三国志外伝はいつまでやるつもりなんだろうか
- 648 :
- 三国志9巻の文庫版はまだか・・・
- 649 :
- 湖底の城の方は文庫版の一、二巻が出たね。
- 650 :
- 新書なんてバブリーなもの買う金のないから文庫版湖底の城ずっと待ってたよ
早速買ったぜ
ところで草原の風はまだですかね出版社さん
- 651 :
- 毎日新聞で劉邦を書くらしいな
劉邦の事嫌いだと思ってたから意外
- 652 :
- 長城のかげで劉邦が季布に言った台詞がかっこよかったな
- 653 :
- 爽やかじゃない劉邦が読めるのか。
- 654 :
- おお、毎日新聞親父がとってるわ
あんだけローカルのにしろっつったのに
何故か毎日新聞とりつづけてたが初めて役に立つ
これは楽しみやで。
- 655 :
- 盧綰あたりが爽やかに活躍するのかな?
- 656 :
- 爽やかに活躍する陳平
- 657 :
- まさか呂雉までもが…
- 658 :
- 爽やかに放尿
- 659 :
- 夏侯嬰あたり挙措に爽やかさが漂いそうだ
- 660 :
- キングダムにはまってしまってこの時代の小説も読んでみたいなと思って、
ブックオフで重耳、晏子、楽毅を買ってきた。
どれから読んでいくのがおすすめ??
- 661 :
- >>660
いいチョイスしたなw
全部面白いよ
とりあえずキングダムの時代に近めな楽毅でいいじゃないかな
つかキングダム好きな人に宮城谷が合うのかはわからんけど
- 662 :
- 韓信は爽やかで田横は小物になるのか?
- 663 :
- その3つは良いチョイス
他に挙げろということなら孟嘗君(戦国期、楽毅の前ぐらい) かな
沙中の回廊(春秋期)の方はキングダムな戦争描写という意味では春秋期はちょっと違うかもしれない
重耳の後の話なので重耳読了後興味あればどうぞ
- 664 :
- >>661
ありがとう。
楽毅から読んでいこうと思います。
日本の戦国時代とか三国志とか好きだけど
春秋戦国時代は初めて、この作者も初めてなのでゆっくり読んでみます。
>>663
孟嘗君ていうのもお勧めなのですね。
今度探してみます、ありがとう。
- 665 :
- 孟嘗君と楽毅は続けて読んじゃうといいかも
- 666 :
- >>664
先生のお陰ですっかり好みが戦国→三国志→春秋戦国と変わってしまった
もし春秋期に興味もってくれれば幸い
いや、商や漢楚もいいんですがね
>>665
時代追ってるうちに本が増える不思議!
- 667 :
- >>664
時代順で重耳、あるいは晏子がいいかと
ってもう遅いか
- 668 :
- 楽毅の様に不可解な駆け引きで宮城谷ワールドに引きずり込むのですね
- 669 :
- まあ普通に時代を下る様に読んだ方が面白いのはたしかかもね
前の時代を知っていると思わず頷いたりできるし、その逆だと
たいした感慨もなく過ぎ去ってしまうかもしれんしね
なんて偉そうに言ってる俺も、入口は10数年前のフェアで売り場で
平積みされてた「長城のかげ」からなんだが
- 670 :
- >>669
何作か読んで歴史背景に興味が出てくると時代順に読みたくなるよね
オレもそのクチだけどいきなり天空の舟あたりから読んでも宮城谷にははまらんよね
- 671 :
- 最初は興味持ったとこから始めてそこから時代を拡大していくのがいいかもしれんね
- 672 :
- 布衣の人とか沈黙の王とかもおもしろいぞ。
夏王朝乗っ取ったリンしの男とかの話も。
宮城谷古代は、ロマンに満ちている。
その時代の生活・感覚に浸ることができる。
- 673 :
- 歴史に特に興味なかったのに
棒術の達人って触れ込みに惹かれて介子推から入った俺はかなりのレアケースだろうな
- 674 :
- 晏子は晏嬰がたまらなく好きだ
- 675 :
- 冴えない体格なのに知恵と勇気の塊っていういかにも主人公っぽい人間像が魅力的だよな
うろ覚えだけど内乱っぽい場面での振舞いとか格好良かったわ
- 676 :
- キングダム好きなら
孟嘗君
↓
楽毅
↓
青雲はるかに
↓
奇貨居くべし
で読むとキングダム前史って感じで楽しめるな
んで戦国時代の締めとして香乱記を読んでみると
- 677 :
- 関係ないけどみんなはキングダムって面白いと思う?
こんなとこで槍玉に挙げるのも何だけど
結局バトル漫画だよな
- 678 :
- センゴクは面白いと思う
- 679 :
- こんなとこで槍玉にあげてどうすんのよw
数少ない春秋戦国期の作品なんだから好きになれとはいわないけどdisるほうにもっていくのはどうか
かなり昔(蒼天やってたころ)モーニングの読み切りで信陵君が趙へ救援にいくエピソードの漫画あったけどああいうの好きだったんですけどね
- 680 :
- >>679
すまなかった
まあ>>660みたいなパターンがあるからありがたくはあるんだけどね
- 681 :
- 太公望の彪が体力系DQNすぎでワロタ
妙に叩きに熱が入ってたけどモデルの人物でもいるのか?
- 682 :
- 彪って名は憶えてるんだけど、どんな人物か殆ど思い出せない…
太公望って全ての作品でいちばん馴染めなくて、2回くらいしか読んでないんよなあ
しかも最後に読んだのがいつかも思い出せないくらい昔でもあるし
- 683 :
- 彪って幼馴染の一人だよね
年長の
そんなに叩かれてたっけ?
結構いい役どころだったような気がするが
- 684 :
- 確か年長なので望に次ぐ副リーダーみたいな奴だったけど
1人だけ望達のグループと離れて別行動して
敵対する立場に入ってた奴じゃなかったかな
- 685 :
- あのへんの色んな架空キャラで話を膨らませる感じが余り好きではないので
やっぱり王家の風日の方が太公望よりも好きなんだよな
多少なら良いんだけどね
- 686 :
- 色々読んでみたい時代の本があるけど予備知識なくても読めるかなあ
たとえば司馬遼太郎の項羽と劉邦は予備知識ないと詰まりそうな感じだったけど
光武帝のやつとか読んでみたいんだが
- 687 :
- 宮城谷も司馬遼もそこまで予備知識必要って感じでも無いかも
小説の知識を鵜呑みにしちゃう恐れはあるだろうけど
- 688 :
- 時代小説なんだから予備知識は気にしなくてもいいけどな
しいていえば古代中国に対して拒否反応がなければ読めるでしょう
- 689 :
- ここで聞いて良いのかな。
出立のシーンで師匠らしき人が、
「旅立ちの時には餞別を送るものだけど、私にはお金が無いから代わりに言葉を送りましょう」
って感じの内容の話があったと思ったんだけど、
作品名わかる人いますか?
宮城谷先生の作品だったと思うんだけど、違ってたらごめんなさい。
- 690 :
- >>689
侠骨記の買われた宰相 百里溪だった気がするけど外出先で検証できないや
誰か頼む
- 691 :
- 当著者初心者の俺が恐る恐る三国志買ってみた
100円で売ってたし
最初はやはり戸惑ったが安帝時代になり、トウ氏や楊震のとこまで読んだが予想以上に面白かった
呉越春秋のも読んでみたいがしばらくは三国志集めてくか
- 692 :
- 歴史好きには、この著者の三国志楽しいけど
三国志好きには、この著者の三国志はつらいかもって思う。
宮城谷世界そのものを楽しみたいなら、古代物の方がよく雰囲気伝わってくるよ。
この三国志がいちばんごちゃごちゃしている。
- 693 :
- 元々主人公がぼやける作風な上に、三国志は明確な主人公いないからな
- 694 :
- 三国志は吉川英治しか読んでないなー
最近手を出してなかったことに気付いて秘本読んでるけど
お話としては陳先生イマイチだし…
三国志とか楚漢はいろんな人が手出してるからもういいやって感じ
それより春秋とか古代とかの更にマイナーマジでお願いします
- 695 :
- 宮城谷三国志の真骨頂は1巻の黄巾以前なのかもしれない
- 696 :
- 曹騰編が面白かったな
- 697 :
- ん
- 698 :
- どうせ三国時代で書くなら孫氏か袁紹あたりで書いてくれれば良かったのに・・・
楚漢を田氏で書くよりはやりやすいっしょ!
- 699 :
- 本屋とかに貼ってある文庫の発売予定表見たら、
九月に草原の風の文庫版の上巻が出るみたいだね。
- 700 :
- 宮城谷昌光「劉邦」
◇人ひきつける磁力とは−−作者の言葉
年齢によって歴史上の人物への好悪も変わるものらしい。
楚漢戦争についていえば、若いころの私は、項羽が好きで、劉邦が嫌いであった。
だが六十歳をすぎたころ、歴史へのみかたがだいぶ変わった。
項羽は単純すぎて、魅力を感じなくなった。では、劉邦は複雑な人物であったのか、といえば、そうではない。
かれもじつは単純であったにちがいないのだが、かれをとりまく人々と時代の方が、そうみせなかった。
項羽と劉邦には、人をひきつける磁力のちがいがあった、といいかえてもよい。
私もその磁力にひきつけられたひとりである。しかしその磁力の正体とはなんであるのか。
小説にしてみなければわからない。小説にしてもわからないという恐れがあるが、それを考えないで書きはじめることにする。
http://mainichi.jp/corporate/news/20130708ddm041040172000c.html
- 701 :
- か…韓信は…愚問でしたね先生
- 702 :
- 今月の三国志外伝はなんと陳寿
という事は陳寿で終わりかな
もう少し色んな人物をやってほしかったんだが
- 703 :
- また韓信が卑怯な戦法を使う裏切り者の役になるお・・
- 704 :
- 「劉邦」は順調に始まってるの?
恒例の前世代からはできないよねって思いながらも統一直後の秦についてやってるのかな?
- 705 :
- ざっくり始皇帝から始めるんじゃない?
秦の中国統一があっての劉邦や項羽や韓信なんだからさ
- 706 :
- 司馬遼太郎の「項羽と劉邦」に対するアンチテーゼみたいなことをやるのかな
同時に司馬遷の項羽好きに対するなんらかの反論みたいにもなるんだろうけど
- 707 :
- 今日ショウカ出てきたよ。
劉邦自身から始めてるから始皇帝ほぼ出てこない。
あと劉邦が信陵君尊敬してたな。
項羽と劉邦でも信陵君尊敬してたからそこからなのかと気になった。
史書にあんのかもしれんけど
- 708 :
- >>707
劉邦の信陵君愛は史書にある話だよ
- 709 :
- 後日わざわざ信陵君の子孫見つけて封じるほどだったと思う
- 710 :
- 楚漢名臣列伝読んだ、長城のかげに比べ史書重視の読物だったけど
章邯の章で「項羽は章邯救援に向かうべきであった。楚漢戦争の中でもそういう美しい話が欲しかった」
ってのが印象的だった
あとは夏侯嬰の章で正確に劉邦関中入りのコースを導き出そうとするも伝記によってバラバラで悪戦苦闘してるのが面白かったw
- 711 :
- 子孫見つけたのは、軍神ガッキーさんだったような
- 712 :
- >>711
あ、勘違いだった。ありがとう
- 713 :
- >>690
ありがとうございます。
アクセス規制で書き込みできませんでした。
残念ながら侠骨記ではありませんでした。
ぼちぼち探します。
- 714 :
- >>710
史料をつき合わせて頭を悩ませてるんだなあって思って、俺も印象に残った
前々からあとがきなんかで晏嬰や管仲を書こうとして、ぽっかり抜けた部分を
どうするかって悩んでる事も書いてたけど、作者のこういう述懐がほんと好きだ
- 715 :
- 湖底の城って文庫は今のとこ2巻まで?
ちなみに何巻くらいまで続くのかな?
いまだに継続中なの?
- 716 :
- まだ連載も終わってないよ
単行本はまだ闔閭が即位すらしてなかった様な
- 717 :
- >>716
ぐえ〜マジですか・・・
買うのはしばらくなしだな・・・
- 718 :
- 俺も湖底の城の完結を待っている
三国志も途中で止まってる状態で最終巻が出たら一気読みする予定
- 719 :
- >>714
宮城谷が史記の記述内容で頭抱えてた件というと
最近漫画のキングダムで取り上げられて有名になった
紀元前241年の合従軍の件を『奇貨居くべし』で言及してた時だな
記述のメチャクチャさにあきらかに頭抱えてる様子だった
- 720 :
- 三国志
馬超蜂起の話で全くバトウの話題が出てこないけども史書ではバトウはもう死んでたの?
ここで聞く話じゃないかもしれないけど
しかし潼関の話はなかなかに気合いが入ってて面白かった
- 721 :
- 馬超が蜂起したから戦後に処刑された
蜀が正義で曹操を悪役にしたい演義だと、馬騰が処刑されたから馬超が蜂起に改変された
ググれば1分で見つかる話だ
- 722 :
- 空き巣作家
- 723 :
- 今頃になって花の歳月読み終わったわ
すごくいい話なんだけど
控えめで利発な椅房とうっとうしい武帝のばあちゃんが繋がらないわw
- 724 :
- ものすごく音楽的だったろ、花の歳月
すこしづついろんなメロディーが奏でられ、最後に大円壇 グランドフィナーレ
語り口調も含め、宮城谷昌光さんの作品の中では もっとも好きな1品ですわ
この娘さんが、目が見えず偏屈な董ばあちゃんになるってのが信じられないってか、たしかに
んだけど、武帝がらみでいうなら、母親の王氏と 宣帝の妻王氏 その子の妻王政君・王莽当たりの関係が分からん
琅?の王氏って王羲之なんかの一族も有名なんだけど、王氏ばっかで関連がつかめない
- 725 :
- 辺境の地域の考え方の違いのような気がするな、馬超の蜂起とか見ると。
やっぱり血縁より地元を守るという考え方とが、違うんだろうね。
- 726 :
- >>724
音楽的っていい表現だね
救いがたくさんあった話だから読んでて心地よかったよ
三回ぐらい泣きそうになったし
- 727 :
- >>710
まさにそれさっき読み終えたんだけどさ
張良ってあれ完全に本名じゃなかったの?
開氏って考察してて父は開平って書いてて驚いた。
逃亡中氏名を変えたってのは知ってたけどそれは一時的なものじゃなかったん?
そうなら張良の本名って開(啓?)?になるのよな。
と思ったけどウィキペディアとかは祖父張開地、父張平になってる。中国語版も。
何が何やら分からなくなった。
- 728 :
- >>727
とりあえず応劭みたいな古代の注釈者の説には真っ向から反するね
通説はウィキペディアの言うとおり
- 729 :
- >>728
異説ってことなのな
何にせよそんな説があるとは。
- 730 :
- >>729
初めて聞いたから宮城谷オリジナルかもしれないけどな
- 731 :
- >>730
よく分からんけど留侯世家を見た感じ
祖父の開地を氏+名と見るか名だけと見るかってとこなのかね。
面白いわ。
- 732 :
- 花の歳月って米のとぎ汁云々のアレだよな
なんかそれをエライ一冊分まで引っ張ったなあとしか思わんかった
- 733 :
- 草原の風、ようやく文庫の上巻が出たけど、どうせなら三冊まとめて
発売して欲しかったな。
- 734 :
- ちょうど昨日から草原の風読み始めたけど
いつも以上に故事を語る台詞が多いな
- 735 :
- 俺の大好きな展開じゃないか
- 736 :
- >>733
おうようやく出たんだ
よしじゃあちょっと本屋にダッシュで行ってきます
- 737 :
- >>735
まだ序盤だけど
劉秀がやたらと語りまくるからテンポ的にちょいきついよ
こっちの都合もあるけど
宮城谷さん読んでる連中には食傷気味な話ばっかりだしw
- 738 :
- 周王室の姫姓云々みたいなのがいっぱい出てくるのか
- 739 :
- そんな感じ
まあ結局面白いんだけどね
- 740 :
- 香乱記読んだ
何だろそのままドラマにできそうな話だった
特に文庫一巻、橋から落ちるまでの超人主人公旅物語みたいのも面白かった
ずっとドラマ風に脳内再生してたから結果知ってても魏咎のとこもドキドキしたし
それぞれのヒロインの話も好き
そして最後華無傷があっさり韓信にやられてからは切なかったなあ
とくに劉邦に会うとこなんて・・・
最後の季桐と曹参のシーンもドラマのラストシーンみたいでしんみりした
しかしドラマ風ドラマ風言ってるが所々にカンエイの騎馬隊の話とか色々入ってそっちでも参考になったのは面白かた
- 741 :
- キトウのフェードアウトっぷりが、持て余した感じだったけどうまくラストで挽回できたよね。
- 742 :
- >>740
おつかれ
いまいち評判の芳しからぬ「香乱記」だけど、俺はこういうのもすきだなあ
田栄と微妙な距離感をとっていく様になるあたりから物語に陰がさし始めて、
田広に王が代わってその王も亡くなってと、どんどん悲壮感に溢れてく展開が
ほんとうに切ないもんね
更に終盤で股肱の臣下がどんどん亡くなって追い詰められていくと、滅ぶの
分かっててもどうにかなれと思っちゃう
- 743 :
- 香乱記は歴史小説としてはどうなのかと思うところが結構あるけど
単純に読み物として面白くて好きな作品だなあ
終盤の悲壮感と余韻のあるラストが印象的
- 744 :
- ふと思ったけど単純に一番売り上げが有った本って何なんだろう?
重耳とかかな?
- 745 :
- 講談社か新潮かどちらかのレーベルの作品なんだろうなとは思うけど、どれだろうね
エンタメ度の高い孟嘗君から入った身としてはコレを推したいが、重耳、夏姫春秋、晏子あたりかな
- 746 :
- 総合で見たら巻数の多い孟嘗君が有利なんじゃ
- 747 :
- つまり三国志(全12巻)が最強ですね
- 748 :
- あの三国志は売れたんかな?三国志ものは飽和してるから微妙な気が。
- 749 :
- 太公望も売れたと思うけどシリーズ全体の売上数だと孟嘗君かなー
- 750 :
- 個人的には劉邦が気になる今日この頃
色々書きつくされてる(宮城谷氏自身も含め)+司馬氏の出来がいいだけにどう違いを出していくのか
三国志みたいに史書メインで意味を成すものでもないし難しいものをどう扱っていくのか
- 751 :
- >>750
単行本出たら絶対買うぜ、読みたくて仕方ない
- 752 :
- >750
本を読まない御馬鹿さんを、嫌うからどう書くのか。
三国志では、褒めてたね。
- 753 :
- 宮城谷さんって魏無忌のことあんま書かないんだよな
- 754 :
- 戦国名臣列伝に張儀や魯仲連がいなかったのが残念
樗里疾や李牧も
范蠡は春秋に入れて代わりに誰か入れてほしかった
- 755 :
- >>753
青雲に出てきたぐらいだっけ?
- 756 :
- 「孟嘗君」「楽毅」「青雲はるかに」「奇貨居くべし」と順番に読んだけども、「孟嘗君」は創作っつーか無理矢理な部分が大杉ない?
続く三作でも孟嘗君ageが続いて、もはや孟嘗君が戦国最強最高の英傑に思えてくるレベル
- 757 :
- まぁね
正直孟嘗君は食客を集めただけで民に優しい善政を行ったわけでも名将でも無いのにね
まぁ歴史小説家の偉人の好き嫌いによる脚色は仕方ない
日本最高峰の司馬遼太郎なんて特に功績も少ない坂本龍馬を教科書にまで載せて幕末志士みたいにしたし。
あいつは事実のように虚構を語るからタチが悪い。
司馬遼太郎に限らず日本史の歴史小説家はみんなそうだけど。歴史書とか読まず小説を元に小説書いてるんじゃないかってレベルの人ばっか。
そういう意味では宮城谷昌光は史実重視派だよ。
楽毅や孟嘗君は脚色多いけど三国志とかほとんど歴史書を翻訳してるだけだし。
- 758 :
- 宮城谷三国志は劉備と関羽が独特で良かったかな。曹操は普通すぎて印象に残らず
私的には、曹仁を名将として強調し書いていたことが、演義や吉川のようなスタンダードへのアンチテーゼを最も感じたとこ。どの三国志でも曹仁って空気か咬ませ犬だし
- 759 :
- >>758 酒見賢一さんの泣き虫弱虫でも曹仁は愚将だったな
まあもし三国志13とかが出て、曹仁、曹純、曹洪、らへんのステが上がってたらおそらく宮城谷さんの影響となろう・・・彼等を高評価する作品は宮城谷さんの三国志が最初で最後でしょ
- 760 :
- 曹仁は地味に成長していって味のある印象だったなあ
あと全然評価されてないけど司馬懿の戦績を丁寧にやった(唯一じゃないけど)小説だと思うわ
- 761 :
- >>759
酒見のは関羽ですら愚将だしなw
鮑信なんかも飛び切り持ち上げてあるな
元々再評価の兆しはあったけど
- 762 :
- 三国志文庫版新刊発売かな?
- 763 :
- いやいや曹仁が名将なのは正史準拠だからでしょ
正史じゃ曹仁は張遼を超える勇猛な将軍だよ
吉川や横山は演義準拠なんだから当然曹仁も弱くなるわ
- 764 :
- >>763
正史準拠を謳った物は宮城谷三国志以外にもあるけど、曹仁は名将として描かれてはいないからなぁ。
同じ史料を元にしても変わってくるのだから、そういった「正史では名将である人物をちゃんと名将として書いた」ことすら大きな意義を持つんじゃないかな。
それだけ今までの三国志小説が三国志演義や吉川三国志の二次創作三次創作でしかなかったということだ。
- 765 :
- 九巻の文庫発売で盛り上がってるのかな
個人的には徐州の臧覇が空気だったのが残念だった>宮城谷三国志
陶謙時代から劉備呂布曹操を経ても半独立を保っていて面白い人物なんだがな
宮城谷三国志は正史を基準にしたスタンダードな三国志小説を確立したということで、この後にその影響を受けた作品が続けば、結果的に大きな存在感を持つことになると思う
鮑信や曹仁が目立つ作品が今後出てきたら、それは宮城谷氏の功績でしょう
大御所が三国志書くことはもう無い気もするが…
- 766 :
- >>764
三国志演義では曹仁は凡将なんだからそれを準拠した吉川横山でそう描かれるのは当然だろ
- 767 :
- 三国志が完結したと聞いて今さら文庫でちまちま読んでるが、なんだか氏の記憶力が心配になってくる
六巻で「文聘が名将であることは、こののちあきらかになる」と期待を持たせ→二度に渡る関羽との戦いをスルー(・ω・)
どういうことなの…
肩透かしとはこのこと
李通なんかも張繍戦で出てきたと思えば、その後の袁紹戦や関羽戦での活躍は全く書かれないし
明らかに忘れられているんだよなぁ、この辺
それとも関羽の敗戦をあまり書きたくなかったんかね、楽進も端折られたし
関羽は春秋左伝が大好き=明らかに氏好みの人物だろうから
- 768 :
- >>766
>>764を読んで何でそのレスになるのかがわからん
- 769 :
- たしかに>>766は意味不明
- 770 :
- 9巻文庫になったから、久々に読みました。諸葛亮が偏狭な人物に見えてしまいますね。馬しょく含めた三人に責任を押し付けたようにしか見えない〜
- 771 :
- 馬謖のお陰で王平は名を上げた
王平は地味だけどあの堅実さがいいよね
- 772 :
- 劉備の扱いを、読んで、あぁ俺は劉備が好きだったんだなーと再認識。
ファースト三国志が、NHKの人形劇だったからなー
- 773 :
- >>756
「孟嘗君」は斉の康公の没年が史記の記述より20年ぐらい後に
ずらしてあったのが気になったな
(気になった理由は私的な事情で斉の事調べてる頃に読んだからだけど)
- 774 :
- フィクション性の高さで宮城谷作品をランク付けしたら、最下位がおそらく三国志として、最高位はどれだろう?(短編以外で)
- 775 :
- >>774
花の歳月とかかな
太公望は別格として
- 776 :
- 諸葛亮が馬ショクに責任を押しつけたという解釈は理解できるけど
李厳にも擦り付けたという解釈はかなり無理があると思うわ
どうも宮城谷三国志は宮城谷さんが最初に定めた人物設定を貫くため、無理に史実の出来事を解釈したりエピソードを削ったりしてるように思う
- 777 :
- >>756>>757孟嘗君は史記だけだと司馬遼太郎の言うとおり二流の人物だけど
他の史料を読んでみるとかなりの人物である事がわかる
特に戦国策を読むと史記に無いエピソードがたくさんあるよ
- 778 :
- >>776
それは三国演義だろうが吉川三国志だろうが同じじゃん
別に史書の翻訳じゃないからいいでしょ
- 779 :
- とあるブログからの引用
別に己だけじゃなく、加来耕三さんとか、安能務さんとかも、李厳は政争で孔明に失脚させられたという説を唱えている人はいるんだがな…
- 780 :
- 史書からの翻訳じゃないつっても95%は翻訳でしかないよな
発言や文書を引用するにしてももう少し意訳してくれれば分かりやすいのにただ機械翻訳してるだけだし
漢字は中国のそれも古代の表現のままだからまだGoogle翻訳の方が分かりやすいと思う
例えば「識らない」なんかは一応フリガナは振って読めるようにしてあるけど「知らない」って書けば良く無いか?
この引用は鍵カッコ内の引用では無く宮城谷本人の言葉なんだと思うのだが何でわざわざ「知らない」を「識らない」と書くかな
本人と信者は色々理由つけて擁護するんだけど真面目に小学生の「一番大きい数って知ってる?www無量大数って言うんだぜwwww」「3.1415・・・」と同レベル
全く意味の無い知識
こいつの本で知った表現「兵書読みの兵法知らず」ってこういう事なんだろうなぁって思った
なんというか歴史を知って現代に活かしたり教訓にするんじゃなくて覚えるのが目的なんだよね
- 781 :
- 何を読んだら95%は翻訳っていう解釈ができるんだろうな
- 782 :
- >>774
短編で良いなら沈黙の王かな
- 783 :
- >>780
宮城谷ファンじゃないのかもしれんが、氏の小説を読んでいてこの考えは信じられん。
これほど文字の意味を大切にしている作家もいるまい。
そもそも漢字が生まれた国の、文字が生まれたころを舞台にしてるんだから、
「全く意味のない知識」なんて批判は的外れだろ。
- 784 :
- 幼稚で性根の歪んだ人間らしい斜め読みとでもいうか
>なんというか歴史を知って現代に活かしたり教訓にするんじゃなくて覚えるのが目的なんだよね
これこそまともに読んでる人間ならまず出てこない感想
賢しらぶって批評なんてしても痛々しいっていい見本ではある
- 785 :
- >>774
長編だと天空の舟
妖異記→豊饒の門は共通の時間軸・舞台で話が展開されているはずなのに
いきなりフィクション性が晴れて、現実的な展開になるのが意表を突かれて素晴らしい
- 786 :
- 三国志に創作部分が少なかったのは、今までは古代春秋戦国と史料の少ない時代を舞台に書いてきて、史実を大事にしつつその穴を埋める為に創作を盛り込むことが出来た(必要があった)けど、三国志は史料多すぎてそれを繋げ合わせるだけでほぼ埋まってしまうからかな。
創作を入れると史実から乖離してしまうほどに、今までの時代と比べると情報が多いから。
- 787 :
- 三国志9巻文庫を読んで、改めて思ったのは、北伐は最初の一回が全てであったということだと感じました。改めて失敗したことで
- 788 :
- >>774
自分は、奇貨おくべし、香乱記あたりかなあ。他にも創作部分が多いものはあると思うけど
この2つはちょっと度が過ぎてる感じがした。奇貨は藺相如、孟嘗君、春申君、魏冉、荀子・・・
その他もろもろの有名人に少年・呂不韋が会いすぎだし、認められすぎだと思う。
香乱記も主人公が秦の太子の扶蘇に仕えたりその娘がヒロインだったり、
部下たちとの出会いとかそのへん含めて創作部分がそうだったかもなあ・・と思いこめない設定が多かった。
- 789 :
- 香乱記は創作というかファンタジーの匂いが漂っていたねえ
七星とか扶蘇の娘とか
正直上巻は別世界とまでは言わないけどちょっと異質な感じ
でも中・下巻はそうでもないというか、楚漢戦争の批判で面白いんだけどねー
- 790 :
- 今宮城谷昌光は何か書いてるの?
というか何歳だ?
もうすぐ遺作を書き始めるころじゃないか?
- 791 :
- 奇貨と孟嘗君はオールスターだよね
その時代の有名人全部出さなきゃ満足しないのかって思ってたわw
創作部分で言うと従者とか家宰が活躍する話は好きだな
主人公の黎明期とかに姓無しのキャラが出てくると
キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!ってなるわ
- 792 :
- そういや楽毅の前半(中山王国時代)って創作でいいのかね
- 793 :
- >>788 >>791
奇貨居くべしは、戦国後期オールスターズって感じにしたかったのかな?
個人的には、孟嘗君の戦国中期オールスターズの方が無理矢理に感じたけど…どうなんだろう
とりあえず、年齢的におかしいとかそういうのは無いようにはしてあるのかな
- 794 :
- >>785
ただ豊饒の門は妖異記から続けて登場してる
ホウジだけは変わらずモノホンの妖怪扱いなのよな
- 795 :
- 「奇貨居くべし」に書かれてた、孟嘗君と信陵君の対比を思わせる表現が
当時から印象的だった
原文ははっきり憶えていないけど、「信陵君はあくまで魏の信陵君」、
「それに対して孟嘗君は中華の孟嘗君」みたいなこと
書いてたのは信陵君だけだったかもしれないけど
たしかに信陵君って軍事で二度ほど秦を大破したけど、表舞台の足跡って
それくらいだもんな
戦国策なんかも読んでると孟嘗君はたしかに一時代の中心にいたりで影響も
大きいのが窺えて、宮城谷さんが信陵君を主役に書かないのもわかる気がする
- 796 :
- 奇貨居くべしって読んだことないけど
やっぱ爽やかな呂不韋なの?
もしそうだとしたらフィクション性高いと思う
- 797 :
- 戦国策はそんな孟嘗君を優遇してたかな。
しかしあれを全部読むのはきつい
新釈漢文大系かなんかので興味ある人物だけぱらっと読んだことあるけど
言われてみれば斉はたくさんページ割かれてた気はする
- 798 :
- 呂不韋が始皇帝の父親かも云々は、「奇貨居くべし」で触れられてたっけ。
- 799 :
- 草原の風があまり話題にならないな。
文庫3冊貯めて読む人が多いのか
- 800 :
- 孟嘗君は何回か魏に滞在してるから、孟嘗君を師匠とする信陵君が主役の話とかできそうなのになあ
- 801 :
- 曹仁が牛金救出するあたりの陳矯さんに萌えた
可愛すぎだろ
- 802 :
- >>801
なんか乙女チックな感じだったねw
- 803 :
- 両漢名臣列伝や三国名臣列伝が読みたい
誰がチョイスされるかはだいたい予測つくけど
- 804 :
- 楊震さんと鮑信さんと鮑さんは内定ですね
- 805 :
- 別冊でやってたの終わったの?三国志の
- 806 :
- >>803
魏からは曹仁と程cと・・・賈詡?
呉は周瑜と魯粛、蜀は関羽くらいかな
諸葛亮は微妙かもしれない
- 807 :
- 宮城谷さんなら夏侯玄は入れるんじゃないか。「楽毅論」的に考えて。
- 808 :
- >>805今、陳寿やってるからラストだと思われる
- 809 :
- 草原の風、あっさり終わりましたよね?先生なら、この後の光武帝と豪族との熾烈な争いを書いてくれるかと期待してたのですが…
- 810 :
- 草原の風最終巻が、三国志第一巻に繋がるような構成なら完璧だったのに
もしくはそのうち班一族の話かなんかを書いてくれるのか
- 811 :
- 和帝までやるとかありえんだろ…
馬鹿?
- 812 :
- >>811 なんだこいつ…
- 813 :
- >808
トンです。
- 814 :
- 今70前後か?
多くても後、三作くらいが限度だろ?
どんな作品を書くんだろう
できれば春秋戦国時代、三国志当たりのメジャーな時代より王玄索とかマイナーな時代書いて欲しいな
- 815 :
- 集大成として劉邦と春秋の誰かを希望
宮城谷先生が断筆したら誰を読めばいいのかわからん
- 816 :
- もう項羽と劉邦はやらんだろ
というかあえて脇役主人公の作品を二つ書いたのも他の作家の王道作品と避けるためだろう
- 817 :
- やるやらないは別にして読みたいんだよ
- 818 :
- ってか劉邦は今やってるんじゃないのか?w
- 819 :
- 宮城谷昌光さん 12年がかり「三国志」完結
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/news/20131008-OYT8T00519.htm
三国時代の本当の姿がここにある。
宮城谷昌光さん(68)が12年がかりで完結させた中国歴史小説『三国志』(文芸春秋、全12巻)は、そう思える渾身こんしんの大作だ。
広大な大陸を舞台に後漢中期から三国時代の終焉しゅうえんまで、約160年の長大な時間と向き合うことで何が見えてきたのか。
「演義」排し正史に立ち戻る
「書き終えた後も多忙で感慨にふける暇はなかった。ただ、体は疲れを知っているらしく、両腕に痛みがでました」。
自身一番の大作を終えて、そう息をつく。
乱世に現れた劉備、関羽、張飛の義兄弟が、諸葛孔明という名軍師を得て、曹操、孫権らと覇を争う三国志。
その一般的イメージは、後世に小説化された「三国志演義」によるが、諸葛孔明の天才ぶりや曹操の悪役像など、勧善懲悪的な誇張や虚構も多い。
「怪力の張飛が1人で何万人も撃退したりする作り話の爽快さが『演義』にはある。
けれど、私は1人で3人を相手にするありのままの人間のほうが素晴らしいと思う」。
そう考えて正史「三国志」など歴史書をベースに時代の実像に近づくことをめざし、
「演義」の始まりから約70年さかのぼった曹操の祖父の時代から書き起こした。
ただ、常に正史に立ち戻る書き方は、
「飛ぼうとする空想の翼を押さえ地面から離れないように進むようなもので、難しさも感じた」ともいう。
肚はらの底のわからぬ怪人、そして、土地も人も捨て逃げることを繰り返す「徒手空拳の哲理」の持ち主。
「演義」のように劉備が主役ではないのに、新しい劉備像が、ライバルの曹操らの目を通し際立ってくる。
「『演義』の劉備は、とりまく人間の中心にいる台風の目のように真空で無個性。
でも彼は彼なりに真剣に考えて行動したはずで、結果的に仏教に近い生き方をした。
ただ、その劉備が三国の一つ蜀を得て満足してしまったことで問題も出てくる……」
魏の曹操は、重臣の諫言かんげんも聞き、実力主義で優れた才能を活用してゆく。
呉の孫権は晩年、後継者問題を混乱させて賢臣を殺し国の衰亡を早めてしまう。
「今なら重臣は中間管理職で、君主が社長でしょうね」
人と好機をどう生かすか。あまたの実例から、現代人が学べるものは少なくない。
「三国志は一言でいえば、諫言の連続。重臣が君主を怒らせずに諫言するのも、君主が部下の多様な意見から正しい意見を見極めるのも難しい」。
そういうことを考えさせてくれるのが、「歴史の面白さ」という。
デビュー以来、春秋戦国時代が主な舞台だったが、9月から文庫化され始めた本紙連載の『草原の風』(中公文庫)では後漢の創始者・劉秀を。
7月から毎日新聞で前漢の創始者「劉邦」の連載を始め、後の時代に主軸を移している。
「祭祀さいしや占いが人間の行動を規制した春秋時代には、合理主義が貫けない自然体の面白さがあった。
ただそれにこだわりすぎると見逃すものもある」と挑戦している。
『三国志』巻末では、天、地、我に加え、子なんじという<存在がなければ、物語も歴史も、ありえない>との至言が胸に響く。
つまり、子=客観的視野があってこそ歴史を語れるのだ。
「我欲だけで通すなら、三つだけでいいが、子という客観的存在がないと実像が見えてこない。
この小説自体がそうだったわけです」
- 820 :
- やってるのかw
知らなかったわ
- 821 :
- 個人的にはこの人の手による唐代あたりが舞台の長編もみたいな
短編では唐代の話もあったけど
- 822 :
- むしろ五胡をやって欲しい
- 823 :
- 爽やかな石勒か
冗談は置いておいて
五胡というか東晋十六国だとこの人の作風に合うのは謝安あたりかなあ
桓温との対立を軸に展開していけば結構面白くなりそう
五胡勢がほぼヒールになってしまいそうな気もするが
- 824 :
- 今連載中の光武帝は爽やかに書かれてるらしいけど
三国志では後漢末の乱れは光武帝のいや〜なところが影響してるって書いてたな
- 825 :
- >>824
そんなところあったっけ?
組織の創業者としての高祖と光武帝を比較して
光武帝に何かしら欠陥があったのかな? って語っている部分はあったけど
- 826 :
- そんな記述あったか?
光武帝の官僚弾圧的な政策が後漢の滅亡を招いたみたいな事は書いてあったけどそれは初期だけであって本来はそれ以降の皇帝が修正すべきだったとも書いてあったし
基本的に光武帝は三国志でもかなり高評価だったぞ
- 827 :
- >>819
>「怪力の張飛が1人で何万人も撃退したりする作り話の爽快さが『演義』にはある。
けれど、私は1人で3人を相手にするありのままの人間のほうが素晴らしいと思う」。
正史の張飛も割と長坂で演義ばりの事をやってるんだよなあ
他、正史でも史実と思えんような武勇伝が結構あるし
- 828 :
- 要するに一人で三人を相手するような人間が奮起して頭使って大軍と張り合ったりするのが良いんだろ。
チョウハンの橋の逸話は演義では張飛が豪傑すぎて張飛が豪傑だから追い返したみたいになってるじゃん。
宮城谷昌光の三国志はまだ読んで無いけど豪傑と言っても一人で三人を相手するのが限界の生身の人間が考えて考えて主君のために死を覚悟で橋に立って追い返したのに魅力を感じると言っているのだろう。
曹操軍が退却したのも伏兵を恐れてだし。
なんというか演義はインフレしてんだよ。人外の怪物が無力の雑魚を蹴散らし惨Rるのが当たり前。それをあえて生身の人間の物語で書こうと考えたのだろう。
- 829 :
- なんか劉邦の連載の存在知らなかったり、光武帝が連載中だったり数年時間が止まってる奴がいるな
ID違うけど同一人物かな
- 830 :
- 宮城谷劉邦はまさか爽やかキャラにはならんよな?
- 831 :
- 宮城谷キャラはみんな爽やか
悪女も暴君もどこかいいとこ見つけてくる
三国志文庫派だから完結まであと3年か…単行本買うか
- 832 :
- 俺は単行本も文庫も両方とも発売直後に買ってたよ
読むの我慢して連載が終了してから読んだ
単行本の最終巻が出るまでに日があったから、その期間を考えたペース配分で
文庫で8巻まで読んで、9巻以降11巻までは単行本で読んでた
どちらも別冊付録や巻末付録があるんで読んでて楽しかったな
10年以上も待ちわびてたせいで、終わった直後の喪失感というか寂しさが
けっこう凄かった
- 833 :
- 文藝春秋でやってたらしい三国志関連のインタビューは本かなんかで纏めて出ないのかな
読みたいんだけど
- 834 :
- 解説と言えば腐歴女の妄想とかなんで載せるのと思った
- 835 :
- 『劉邦』読んでないけど、韓信の書かれ方が一番気になる
- 836 :
- 戦国中期:「孟嘗君」「楽毅」
戦国後期:「青雲はるかに」「奇貨居くべし」
秦末漢初:「長城のかげ」「香乱記」「劉邦」
新末漢初:「草原の風」
漢末魏初:「三国志」
けっこう時代抜けてるような・・・
宮城谷さんに「呉起」「始皇帝」「周亜夫」「霍光」「班超」あたりを書いてほしい
- 837 :
- むしろ爽やかな王奔を題材に、前漢末〜新をだな
- 838 :
- 漢書以降の時代はやめといた方がいいんじゃないかなあ
- 839 :
- 読みたいといえば文天祥に尽きる
- 840 :
- 班一族は確かに読みたいな
- 841 :
- もう春秋戦国時代は良いから三国志以降を書いてよ
- 842 :
- 伊尹と曹操は書いたんだからそのうち霍光も書いてくれるはず…
- 843 :
- 沈黙の王を読んで婦好ちゃんに萌えたので
婦好ちゃん無双な話を書いて欲しい
- 844 :
- さわやなかな韓信とカイ通のやりとり
- 845 :
- 西周時代とか戦国初期とか書いて欲しいな
- 846 :
- 遺作の決意で孔門七十子を二十巻くらいで
- 847 :
- 夏の最初の王禹とか題材に面白いかも
- 848 :
- 毛沢東も爽やかに書ける……かな
- 849 :
- それは無理だろ
20世紀で一番人を殺した男だぜ
- 850 :
- 春秋名臣列伝に司馬穰苴がいない(´;ω;`)
なんでやねん
- 851 :
- 宣帝や霍光あたり書いて欲しいかな
全盛期の世界帝国を統治する偉大な皇帝名臣を書いてないし
名将も多いし西域の話とかどう書くか興味ある
- 852 :
- 劉邦はどのくらいの長さになるんだろ?
- 853 :
- 上中下巻だろうな
- 854 :
- >>850史料が少ないからだと予想
司馬穰苴は左氏伝に出てこないからなあ
孫武も同じく出てこないけど、呉越春秋には出てくるし
- 855 :
- 「孟嘗君」「楽毅」 「青雲はるかに」「奇貨居くべし」
どれが一番面白かった、もしくは作品としてのクオリティが高かったですか?
- 856 :
- それらに甲乙つけるのは野暮
- 857 :
- 楽毅かな
- 858 :
- 楽毅だな
- 859 :
- 楽毅だ
- 860 :
- いま孟嘗君の3巻目読んでるけど
あれ?孟嘗君は?
- 861 :
- 甲乙つけるのは野暮だ
だが楽毅信者が多いので孟嘗君をあげる
- 862 :
- 楽毅は史記にない中山国の興亡を絡めているので個人的に好みだなあ
- 863 :
- 楽毅という人物が個人的に好きなこともあるので、楽毅に1票
- 864 :
- 楽毅の長さがちょうど良い
- 865 :
- 好きなのは孟嘗君
出来が良いのは楽毅
面白かったのは青雲はるかに
青雲は范雎のこと詳しく知らなかったから新鮮味があって面白かった
太公望の奴隷とか伍子胥の逃亡者以上に便所スタートは衝撃的だし
- 866 :
- 青雲はるかに好きなんだけど
いつも以上に主人公モテ過ぎだよな
途中のやりまくりの日々もけしからんしw
- 867 :
- 宮城谷作品は主人公の行くところ美女美女美女だからな
しかも聡明で貞淑で具合もいいらしい
- 868 :2013/10/25
- おいら「奇貨居くべし」だな。
歴史上悪役にされている人を、しっかり「善意」でとらえ直していると思うよ。
呂氏春秋も、あの大運河も、ロウアイの反乱も、さもありなんて思えてしまう。
その時代時代で「必要」と思えたことをやったのが、後世の「歴史家」によって
悪く受け取られた・悪評を受けただけなんだとおもうよ。
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