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2012年2月オリキャラ40: 【伝奇よろず】吸血鬼の住む舘]W【復刻版】 (619)
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【伝奇よろず】吸血鬼の住む舘]W【復刻版】
- 1 :10/12/15 〜 最終レス :12/02/08
- よくもまぁ、このような辺境まできたものね…。
ここは、ヴァンパイアや人狼と呼ばれる異業の者達、それに惹かれ、囚われた者たちが住む舘…
私たちは夜の魔族……、辺りは薄暗く貴方達からすれば不気味な所に見えるのでしょうね。
けれど、どうか怖がらないで…
独りで孤独に生きるのは、とてもとても寂しい事。
夜を生きる私達にさへ、この生きる時間という物はただひたすらに長いものなのよ。
さぁ、おいでなさいな…夜が明けるのは、まだ先なのだから…
人の世くらせぬあなたたちも…
・関連スレ・前スレ
【伝奇よろず】吸血鬼の住む舘]V【復刻版】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1237731041/
【他の魔族も】吸血の住む舘]V【大歓迎】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1235131637/
【他の魔族も】吸血鬼の住む館]U【大歓迎】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1221557110/
【他の魔族も】吸血鬼の住む館]T【大歓迎】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1209891258/
【他の魔族も】吸血鬼の住む舘]【大歓迎】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1201182684/
【夜の】吸血鬼の住む館\館目【魔族】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1180328396/
【夜の】吸血鬼の住む館 [館目【魔族】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1164452094/
【夜の】吸血鬼の住む館 Z館目【魔族】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1162624626/
【夜の】吸血鬼の住む館 六館目【魔族】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1144067634/
【夜の】吸血鬼の住む場所【魔族】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1136803194/
【夜の】吸血鬼の住む館 四館目【魔族】
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1131631491/
【夜の】吸血鬼の館 三館目【魔族】
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1130328929/
【夜の】吸血鬼の住む館 二館目【魔族】
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1129298168/
- 2 :
- 【このスレのルールです】
・ここはsage進行でお願いします。
・ここは上記の設定に基いた役を演じ起こる様々な出来事をキャラクターの視点から演じるスレです。
・基本的にロールが目的であり、雑談はおまけ程度に考えてくださいませ。
・荒らし、煽り、叩きは華麗にスルー。
スルーってのは何も反応しないことです。よろしくお願いします。
・エッチロール中は邪魔にならないように、割り込みなどをしないこと。
・その他、皆が不快になるようなことはお止めくださいませ。
※新規参加キャラハンを随時募集してます。その際、オリジナル、作品キャラかは問いません。
ただし、トリップと後に貼る自己紹介テンプレートへの記入は忘れないで下さいませ。
※捕捉
現在、吸血鬼に限らず、他種族受け入れ中です。
【キャラクターを使って参加される方へ】
・トリップの装着を推奨します。
・キャラクターを使ってどうしても表現出来ないこと(役回りの相談など)は【】やメール欄を使ってお書き下さい。
自己紹介テンプレート
【名前】
【出典】
【性別】
【種族】
【年齢】
【身長・体重】
【スリーサイズ】
【外見】
【服装】
【武装】
【NG】
【備考】
- 3 :
- >>1に乙を。館に保守を…。
- 4 :
- 乙です
- 5 :
- 【名前】シリル
【出典】オリジナル
【性別】男
【種族】神
【年齢】不明(外見年齢12歳くらい)
【身長・体重】151センチ、45キロ
【外見】青白い肌、グレーの瞳、さらさら黒髪のマッシュヘア
【服装】フォーマルスタイル。白いワイシャツに燕脂のボータイ、黒のベストとスラックス。上着は嫌っている
【NG】大スカ
【備考】突如、人の命を狩る度に若返るという特異体質になった神。
若返り過ぎた為に命を狩るのを拒んだところ、神としての役目を果たさないとして宗家を追放された。
見た目は女の子に見紛うほどの美少年。日頃は相応に子供らしく、また紳士的に振る舞うが、
其の実コンプレックスが強く陰険なオッサンである。現在は館の三階の部屋を拝借中。
- 6 :
- >>1さんスレ立てお疲れさまです
いきなりイレギュラーな僕だけど、プロフを微修正して貼っておきますね
新しい館でもよろしくお願いしまーす
(館のロビーで独り自己紹介、お辞儀をしてから自室へ消えていった)
- 7 :
- 【名前】アリア・ブラッドフィールド
【出典】オリジナル
【性別】♀
【種族】吸血鬼
【年齢】370前後
【身長・体重】169・58
【スリーサイズ】82・60・83
【外見】不健康なほど白い肌・赤く沈んだ瞳・鈍い銀色の長髪を無造作に散らしている
普段から少し眠そうに指定席のソファで怠けている。年と背丈の割りにフラットな体型
【服装】屋内では漆黒のドレスに包まっているが、外出時にはスーツを着ていることも
ただでさえ無い胸がさらに押さえ込まれて男扱いされることもしばしば
【武装】魔法を使う際、魔力を増幅させる水晶の杖を使うことがある。なくても魔法自体は使える
【NG】猟奇、大スカ
【備考】怠惰な割りに研究熱心でもあり、日光や流水、十字架といった吸血鬼の弱点を大方封じ込めている
が、その代償としてやはり弱点の「銀」に病的に弱くなった
銀弾を打ち込まれるどころか、銀食器が同じ室内にあってもショックを起こしてしまうほど
【希望】どちらかといえばこちらは受
和姦なら女吸血鬼同士でのいちゃいちゃ
陵辱なら異種の魔物、ドラゴン等に敗北して無理矢理等
他、雑談でも
- 8 :
- 【>>1さん……スレたてありがとうございます……】
【(Z字状にアルコールランプを並べて、魔力で火を点し)】
【……これは東洋の乙という字ではなく……ゼット……です……】
【……私は日光がだめというわけではありませんが……やはり曇っているほうが気分が良いですね……】
【保守がてら、少々お邪魔します……雑談気分ですので、よろしければ……】
- 9 :
- 【即判定はまだ大丈夫でしょうか……】
【そろそろ暗くなってきましたし……出かけましょうか……それでは……】
【待機解除です、お返しします……】
- 10 :
- ソフィア嬢が不在のまま館も]W館目に…
もう復帰はしないのかな
- 11 :
- (舘のバルコニィ…黒衣を纏った女が一人、揺り椅子に座って月を眺めている)
【よもや名を呼ぶ人が居るとは…望外の喜びを覚えるとはこういうことかしら】
【保守がてらしばらく邪魔するとしましょう…】
【身の上についてはこちらを【ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1237731041/3】
- 12 :
- >>11
ロールはできないけれど
つ 濾過した血液
- 13 :
- >>12
ごきげんよう、名もなき来訪者…私の名を呼んだのも貴方のようね。
(揺り椅子に揺られながら口の端をあげ微笑を浮かべ頭を下げる)
差し入れもありがたくちょうだいするわ…濾過した血液とは味気ない気もするけれども、無為にはできないわね。
- 14 :
- >>13
ここにもソフィアとセリアのプロフを貼っていきなよ
- 15 :
- >>14
進言は嬉しいのだけれども、あれはまた練り直す必要もあり、
今夜は前の舘から転写できない事情もある…そういうわけだから堪忍願えないかしら?
- 16 :
- 月明かりも雲に隠れ、舘を訪れる者もなし…今夜は下がらせてもらうとしましょう。
吸血鬼、人狼、神…また風変わりな者ばかり集い始めた舘…。
いかな展開を見せることか…気にかかる者は仮の名でも得て舘の戸を叩くことね。
(椅子を降り恭しく頭を下げ舘の中に戻る)
- 17 :
- ほ
- 18 :
- し
- 19 :
- ゅ
- 20 :
- 。
- 21 :
- もう大丈夫かな?
- 22 :
- 22
- 23 :
- ソフィアさんが復活して嬉しい!!
- 24 :
- 【プロフィールの投下と認識の変更…それを済ませて少しばかり邪魔するとしましょうか】
- 25 :
- 【名前】ソフィア
【出典】オリジナル
【性別】女
【種族】人間→吸血鬼
【年齢】数百歳 見掛けは20代後半
【身長・体重】176センチ
【スリーサイズ】89・59・88
【外見】紅の瞳に、黒髪を腰上まで伸ばしている。
、肌の色は北方の民を思わせる白さ。 額を隠すように幾筋か黒髪が垂れている
【服装】黒のドレス。スカートは丈の長いフレアスカート
【武装】ナシ。爪を尖らせる、血を結晶化させるなど
【NG】過度のスカトロ(食糞、塗糞など)
【備考】性的な趣向として、女性を好む。黒い霧への変化、狼、鴉などへと姿をかえられる。変化の瞬間、隙ができる
また、眷属を従えていることもある
【絵師殿に書いていただいた絵…参考程度に ttp://image01.wiki.livedoor.jp/e/2/erochara2_hokanko2/dcd46ba35d873a3c.jpg】
- 26 :
-
【名前】セリア
【出典】オリジナル
【性別】女
【種族】人→吸血鬼
【年齢】数百歳 20代前半にも見えるがやや童顔
【身長・体重】165センチ
【スリーサイズ】90・59・88
【外見】紅の瞳に、腰の上までのびた銀髪、肌の色は北方の民を思わせる白さ。前髪が軽く額にかかり、やや細めの顔
【服装】白のエプロンに紺のブラウスと丈の長い藍色のフレアスカート、ヘッドドレスを組み合わせたいわゆるメード服
【武装】刃を研いでいない重いハルバード。爪を尖らせる、血を結晶化させるなど
【NG】過度のスカトロ(食糞、塗糞など)
【備考】吸血鬼ソフィアに従う従者の一人。
高い再生能力を持つ他、黒い霧への変化、狼、鴉などへと姿をかえることができる。変化の瞬間、隙ができる
喉に外傷があり、声を発することができない。
- 27 :
- (舘のエントランスホール…渡り鴉の羽が天井から床に落ちると影が広がり)
(黒衣を纏った女へと姿を変える…女の名はソフィア。幾千幾万の夜を越えた吸血鬼)
(円柱に背を預けると天を仰ぎ、明り取りを兼ねたステンドグラスから入る月光を眺めている)
【さて、そう長くは居ないでしょうけれど邪魔させてもらうわ。】
- 28 :
- (月が雲に隠れると踵をかえし、舘の奥へと姿を消した)
【待機解除。失礼させてもらうわ。】
- 29 :
- 肉
- 30 :
- 来てたのか…
- 31 :
- エヴィ嬢が来ないな
- 32 :
- 【名前】エヴィ
【出典】オリジナル
【性別】女
【種族】人狼
【年齢】1000歳前後 外見は20代半ば
【身長・体重】178cm 62kg
【スリーサイズ】85/60/85
【外見】色白で蒼眼。長い銀髪を三つ編みに結っている。 銀縁の眼鏡を着用。
身体の線は細いが筋肉質。
【服装】女物の黒スーツ。両手には白い手袋。首元に銀の十字のチョーカー。
【武装】銀をまぶした鋼糸を手袋に装備。
【NG】大スカ、過度な猟奇表現
【備考】1000年を超えて生きる人狼。
かつては強大な力を奮っていたが人間や異種に数度の敗北を喫することで知性に価値を見出す。
人里にまぎれてひっそりと研究と読書を続ける日々を過ごしてきたが偶然この館を見つけ、以後根城とすることに。
理知的で争いを嫌う性格ではあるが、根の部分では利己主義者であり、虚実を織り交ぜた言動が多い。
外見はある程度自由に変えられ、時には無抵抗に襲われることを望む。
- 33 :
- (舘のロビーのソファーの一つに腰掛ける一つの影)
……
(首から上のみが銀毛の狼となった女が、無言でどこかを見つめている)
(心ここに非ずとい言った様子で、物音にも動じないままそのままの姿勢を保つこと数時間)
ふられた、か。
(複雑な思考と回想の果てに出た一つの結論。思わず口に出してしまう)
(彼女は、きっと強い自分を望んでいたのだろう)
(勢い余って自分の弱さを吐きだし、戸惑う彼女を我が物にしようなどという下策を弄した結果がこれである)
(逃がした跡となっては、ただ彼女の美しさと眩しさが目に焼きついているばかり)
はて、まあそんなことはもう良いか。
(けれども、結論が出れば思考は完結し、次の事象へと意識は向けられる)
(狼の両目が閉じられれば、数秒後には人間の顔となり)
(首につけられた自戒の十字架に触れながら、今宵の出来事を待った)
【前スレのイヴァ嬢、お相手ありがとう。早く反応を返すべきだったな】
【そして、スレを立てていただいた名無しさんありがとう。こちらの館でもよろしくな】
【それでは、しばし待機する】
- 34 :
- つ 犬缶
また館が賑わってきて嬉しい!!
差し入れ落ち
- 35 :
- >>34
(手袋を外すと、犬缶に人差し指を突き刺して蓋を開ける)
(どこからともなく取り出したフォークを使って黙々と食べながら)
そうだな。賑やかなのは良いことだ。
貴方もまた、こちらへ訪れてくれ。
- 36 :
- 【待機を終了する】
- 37 :
- 乙
- 38 :
- 【しばし待機。プロフィールは>>32にある】
- 39 :
- 【待機を解除する】
- 40 :
- 40
- 41 :
- 。
- 42 :
- (舘のバルコニィ、黒衣を纏った女が銀で装飾された椅子に座っている)
(眺めるは舘を囲む黒い森。風に揺れる木々を眺めながら紅茶を飲んでいる)
(女の名はソフィア。幾千幾万の夜を越えた吸血鬼)
【待機させてもらうわね。身の上については>25を】
- 43 :
- (茶を飲み干した後、ひらりとカップに一枚の葉が落ちた。)
(それが合図になったようで、従者を呼びつけ茶の道具を片付けさせると渡鴉へと姿を変えて夜空に消えた)
【待機解除。失礼させていただくわ。】
- 44 :
- 。
- 45 :
- (舘の一室。黒光する棺の蓋に寝転んだ女が崩れた天井から見える月を眺めている)
(白い肌とは対照的に黒い髪。闇に溶けるような黒い衣。それらを抜いて人目をひくであろう紅の瞳)
(女の名はソフィア。幾千幾万の夜を越えた吸血鬼…)
【待機するわ。身の上については>25を】
- 46 :
- 【こんばんは。久しぶりだ。】
【良ければお相手を願いたい】
- 47 :
- >>46
【ごきげんよう、エヴィ。不在の間の礼と、新年の挨拶を。】
【このままでも構わなくて?従者でも私でもお相手できるのは日付が変ってしばらく、というところね。】
- 48 :
- 【ともかく再会できて何より。本年もよろしく、な】
【ではそのまま続けていこうか。時間も了解した】
(およそ千度目の新年)
(前年の雑多な記憶と感情を整理し終えれば、今宵の楽しみを求めて館を歩く)
ああ、そういえば。
(──戻ってきているらしい)
(無数の人形を従える『鮮血姫』が、この舘に──)
都合が合えば、いいのだがな。
案外、従者とお楽しみ中かもしれん。
(数秒の間、目を閉じて気配を探ればソフィアのいる部屋を探し出し)
(従者が邪魔をすれば、それを小手先で退けながらそのドアを叩こうとする)
- 49 :
- >>48
(ドアに人狼の手が触れるか否かという瞬間、黒衣の女は口を開く)
(二つ名に相応しい威厳に満ちた声でもなく、獲物を夜の帳へと誘う艶やかな声でもない)
(24,5に見える外見らしい穏やかな声を返した)
――鍵なら開いていてよ、人狼殿。だけれどセリアなら湯浴みの最中。
貴女の鍛錬に付き合える人形も、他の従者もない…私がいるだけ。
古書も薬品もないこの部屋に興味はないでしょうし…なにようかしら。
(寝そべった棺の上から動くことはせず、腕で顔半分を隠すようにしながら月光を仰ぎ見ていた)
- 50 :
- >>49
妙に釣れない声を出すと思ったら、なるほど。
お一人でくつろぎ中、だったか。
(中からの声を聞けば静かに扉を開け、中へと歩を進める)
そう邪険にするな。
別に、私はお前に興味がないわけじゃなあない。
セリアや他の人形に接触を試みたのも、お前の事を探る為と言えなくもない。
せっかく、お互いの都合が合いそうなので談話。
あるいは、情交でもと思ったが──
(ソフィアの黒衣と白い肌を数秒見つめた後、ソフィアの視線を追って夜空と月を見上げる)
そちらがその気でないのならば、退こうか。
適当にお前の人形でもつかまえて楽しむことにするよ。
(冗談とも本気ともつかない様子でそれだけ言えば)
(ソフィアの反応を待つかのように沈黙して)
- 51 :
- >>50
貴女相手に誘うような声を出したことがあったかしら?
私自身、狼へと姿を変えることはあるとはいえ、獣臭いのはごめんこうむるわ。
(絵画の人物が動かないように、100年も前からそうしていたかのよう女は動かない。)
(従者も人形もない部屋で狼を一瞥することもない)
今更吸血鬼が珍しいわけでもないでしょうに、戯れを…。
セリアはともかく、他の人形から話が聞けて?
どれもこれも自我の残粧があるだけでしょうに…。
掴まえて肌を重ねたところで貴女に面白みがあるとは思えないわ。
話すぐらいなら構わないけれども、生憎来客用の椅子などない部屋だから
そこいらの瓦礫にでも座ってちょうだいな。
(この部屋に人形を呼び椅子を用意させる――普段ならそうするであろうがこの部屋ではその気もないらしい)
- 52 :
- >>51
なるほど、匂いに敏感な吸血鬼共はそんな事を考えるのか。
道理で吸血鬼と合意の上で肌を重ねられんわけだ。
無理やり抑え込んで、我慢してもらう他無いか。
(素っ気無くあしらわれれば、人狼もまた無礼に言葉を返して)
(月から目を逸らし、再びソフィアの美しい四肢に視線を向ける)
確かに、そうだな。
どうにも私を興奮させ、貴女を動揺させる事が出来るのはセリア嬢だけらしい。
くれぐれも私以外の夜族に先を越されないよう、注意したいところだが。
(指示通り瓦礫に腰を降ろせば、首につけられた銀十字を弄りながら部屋を見渡す)
それにしても、紅茶を飲むわけでもなくそうしていたとは意外。
月光浴か、あるいは物思いにふけっていたか。
夕食のメニュー、人形の管理、外の情勢。いや、違うか。
貴女が何を思い、何を考えて生きているのか、時々知りたくなるな。
(銀十字から手を離すと、今度は自分の眼鏡を外して、レンズを白いハンカチで拭き始めた)
- 53 :
- >>52
ええ、淑女の匂いに慣れた吸血鬼には古狼の臭いは厳しいものがある。
抑えこもうというのなら変化して夜空に消えるとしましょうか。
そう簡単になぬ身とはいえ、その牙も爪も恐ろしいのだから。
(声は淡々と芝居の台詞でも読むように単調で)
(この語の及んでなお、紅の瞳は月から目を逸らす事をしない)
いらぬ心配ね。あれでセリアは強い。そして臆病だから貴女の牙を見る前に
こま鼠のようにどこかに隠れ辛抱強く待つでしょうね。
(ようやく視線を人狼に向けたかと思えばどこの宗派かと探るように十字架を眺め)
こんな晩もあるわ。ずっとずっと前のこと、まだ吸血鬼になる前に
草原に寝転び、青空を眺めていた…その真似事、追憶よ。
強者と巡り合うが喜びの貴女にはわからず、失望するような答えでしょうね。
- 54 :
- >>53
そういえば、老若男女の人血人肉、或いは異形の血肉も
構わずに喰らい尽くす我らと違う我らと違い、吸血鬼は美食家だったな。
ああ、逃がしたのは大きな魚だったのか。それとも酸っぱいブドウだったのか。
まあ、今宵はこのもどかしさを楽しむ事にしよう。
(ソフィアの言動の意図を察すれば、軽く笑いながら眼鏡を拭き続ける)
(今宵は争いも愛憎も必要ない──)
なるほど、今宵も逃げられてしまったというわけか。
セリアは賢いな。
(ふと鼻と耳と第六感で、位置を探るが追いきれない)
まあ、足掻いている様子を見下ろすのもそう悪くは無い。
私を撃破する一手を用意できるのならば、尚更。
解らなくはないよ。
貴女が、実はセンチメンタリズムな一面を持っていることは察していたしな。
私とて、昔からこんな風ではなかったし、今でも時には風景に見惚れるさ。
(そう言いながら眼鏡の手入れを終えれば、それをかけて)
(ソフィアの四肢を再び見つめる)
それと、だ。私は強敵との遭遇が好きなわけではないよ。
楽しめそうなハプニング通遭遇が好きなだけだ。
- 55 :
- >>54
時に血と言わず肉といわず骨も残さず喰らうことさえある。
そんな私は悪食なのでしょうね。
魚でもブドウでもなく鳥よ。疾走する獣から逃れられるのは鳥だけなのだから。
(ほんの少し柔らかくなる口調)
(人狼に心許したわけではなく、銀髪の従者が傍らへと現れたが故)
『湯浴みぐらいゆっくりとしたかったのですが』
(そう言いたげにため息をはき、主の下へ寄り添い膝を枕に差出し、月を眺める)
ええ、賢いでしょう。どこが一番安全かよくわかっているもの。
撃破するあてなら私にもなくはない――それに少々獣臭くても、喰らうことができないわけではないわ。
…できるなら今宵は闘争は避けたものね。
珍しく人狼も見惚れる静かな夜なのだから。
(視線がまとわりつく。それほど眺めるのなら四肢の一本でも食らわせてやろうか)
(だがこの部屋は汚したくない)
(そんな思いも月を眺めるうちにうせ、またぼぉっと月をみるのだった)
『今宵は御引きくださいませ』
(銀髪の従者はそういいたげに人狼に視線を送り、声を出すことのない唇は子守唄を歌う真似をした)
【時間を過ぎてしまったわね…私の方はこれで〆とさせてもらうわ。】
【楽しめたのなら良いのだけれど。一幕の付き合いに感謝を。おやすみなさい。】
- 56 :
- 【1レス返そうと思っていたのだが、すまない。眠ってしまっていた。】
【今回はこれで〆としよう。お相手ありがとう。楽しかった】
【それではまた、な】
- 57 :
- 乙
- 58 :
- 待ってたこのコラボレーション!
捨てハンや名無しキャラ×キャラハンのロールも良いけど、
キャラハン同士のロールはやっぱりイイ
- 59 :
- >>58
(舘のエントランス。円柱の影から現れた黒衣の女が誰かへむけて言葉を紡ぐ)
あらあら、待ちわびていたとは嬉しい言葉をかけてくれる…。
でも、それだけかしら?貴方は私たち夜属に魅入られた、夜の帳の内へと捕まったのよ。
さぁ、御出でなさいな。仮初の名を持って舘の扉を叩くとよいわ…。
貴方がイイ、といった夜はここにあるのだから…。
【今夜はこちらは一言のみで失礼させていただくわね…。】
- 60 :
- ファンなの
- 61 :
- つまんね
- 62 :
- セリアは武装したんだね
重いハルバードを振り回せるのかな?
- 63 :
- 。
- 64 :
- いつ以来の時…。
久方ぶりに姿を現す事になるか…。
とりあえずは置き物だけでも。
【出典】オリジナル
【名前】リアティエ・フレスヴェルト
【性別】女
【種族】吸血鬼の下僕→幽霊(下僕としての楔は残留)
【年齢】22(生前時)
【身長・体重】175cm・0〜56kg
【スリーサイズ】91/59/86
【服装】黒のブラウスと同色のロングスカート
【外見】銀色の瞳と長い銀髪、細身に見える華奢な体型
【武装】大剣(具現化による非実体剣)、雷属魔術、暗黒魔術(元々は神聖魔術、下僕化に伴い属性反転)
【NG】スカトロ、グロ、猟奇など
【備考】生前は手練れのヴァンパイアハンター
『銀影雷牙』の異名を取る程の腕を持ち、教会からの任務の際この館へ赴く
そして、吸血鬼らとの戦いの最中に惜しくも敗れ下僕にされてしまう
それ以来、夜伽の玩具としての日々を余儀なくされ、血を捧げる毎日となる
やがて、その身は壊されるが館に留まったままの魂から霊体として復活を遂げる
生前からの能力の一部を扱え、剣術や魔術がそれに当たる
- 65 :
- 誰だ
- 66 :
- (舘のテラス、黒衣の女が座る揺り椅子の後ろで軽々とハルバードを振るうメード服を着た銀髪の女がいる)
>>62
見ての通り、なんら不自由なく扱っているわ。なまじ刃引きしたものよりよほど性質が悪いと気がついて
少々気を病んでいる…もし出会うことがあったなら使わせないでやってちょうだいな。
吸血鬼へと身を変えた時、得た力の1つ。細身であっても大の男を凌駕する強力。
これそのものが武器になるからそう武装する必要もないのだけれど…念のため、というやつよ。
>>64
…懐かしい気配。あの娘もまたここに戻ったか…。
再び合間見えることもあるでしょう。
夜は長い…まだ私もあなたも朝を迎える日は遠そうね。
(瞼を閉じ黒い霧へと姿を変えて静かに夜空に消えてゆく)
【今夜は返事のみで失礼させてもらうわね】
- 67 :
- 。
- 68 :
- ムッハー
- 69 :
- (舘の一角、エントランスホールへと続く階段の途中。)
(メード服を着た銀髪の娘が座り込み本を読んでいる)
(彼女の名はセリア。夜の帳の内へ自ら足を踏み入れた者)
【待機いたします。身の上については>26を】
- 70 :
- >>69
【こんばんは、夜遅いですがロールを申し込んでも大丈夫ですか?】
【こちらレスがあまり速くないので、不都合でしたら蹴っていただければ】
- 71 :
- >>70
【どのようなロールをお望みかによりますが…】
【速度についてはよほど極端でなければ気になりませんし】
【こちらに長文癖もあるのでそれにあわせたらおそくなるでしょうから】
- 72 :
- >>71
【長文のやり取りは好きなので、嬉しいです】
【う……ん、いくつか並べてみても良いでしょうか】
1:旅の青年が宿を求め、セリアさんに見とれて雑談したりからかわれたり(非エロ)
2:1から発展して、そのままされたい放題に血を吸われてしまう
3:2の派生で、途中で逆転してなんとか対等なくらいに持って行く
4:吸血鬼討伐にやって来た騎士とのバトル(非エロ)
5:バトルはそこそこに、組み伏せてベッドの中であれやこれや
【この中に、やってみてもよさそうなものはありますでしょうか…】
- 73 :
- >>72
【こちらの気質で考えるとある展開としては1と4、流れ次第では5といったところでしょうか】
【今夜は遅くては2時ぐらいまでお相手できます。】
【ID:hO6rYmNYさんがあまり遅くまでいらっしゃらないなら1でよろしいでしょうか?】
- 74 :
- >>73
【わかりました、時間は遅くまででも大丈夫なのですが】
【凍結になると申し訳ないので、1でも良ければぜひお願いします】
【少し年下位の、お姉さんに頬を染めるような子にしましょうか?】
【それとも、もう少し女性に慣れていることにしたほうが良いですか?】
【こちらからお願いしてばかりだと申し訳ないので、セリアさんからも何かあれば遠慮なく】
- 75 :
- >>74
【吸血鬼であることを隠すために筆談で応対する形になりますし、年下だと遠慮されすぎる気がしますので】
【20代前半ぐらいということでお願いします。女性に対するなれはお任せいたします】
【無理にファンタジー系でなくとも大丈夫ですのでよろしければそちらから書き出しをお願いできますか?】
- 76 :
- >>75
【外見年齢は同じくらいで、遠慮しすぎないようにしてみますね】
【展開次第ですが、喉にはむやみに気づかない方が無難でしょうか?】
【それじゃあ、>>69の続きから書きますので少しお待ちください】
【受けてくださりありがとうございました。よろしくお願いします】
- 77 :
- >>76
【喉への配慮は特に必要ないかと。】
【それでは一幕のお付き合いをお願いいたします。】
- 78 :
- >>69
ああ、災難だ……完全に迷った。
(疲れた足を引き摺って、なんとか明りの灯る建物まで辿りついた旅人)
(他にも革袋が傷んで食料が悪くなったり、野犬の遠吠えにおびえたり)
(散々な日だったと嘆きながら宿を求めようと近づいて行ったが)
いかにも、だね。
(人里外れてぽつんとある舘からは、得体のしれないオーラが感じられる)
(迷って気弱になっているだけかもしれないが、蝙蝠らしき影もちらと見え)
(ごくりと喉を鳴らし、呼び鈴に伸ばしかけた手を一端止めて視線を彷徨わせた)
――ああもう!
(が、このまま待っていても扉は開かないし他に人家は見当たらない)
(一晩凍りつくような寒さの中で過ごすよりは、と勢いに任せて紐を引き)
(家主に警戒されないよう出来る限り柔らかい表情を浮かべて、反応を待った)
【お待たせしました、楽しい夜を過ごしていただけるよう頑張りますね】
- 79 :
- >>78
(階段の途中でこっそりと本を読む。見つかれば叱られた子供時代。成長しても眉を顰められた行為)
(吸血鬼となった今では叱る者もいないがなんとなしに背徳感を感じ、読書の充実感も得られる至福の時間)
(エントランスに呼び鈴が鳴れば残念そうにため息をつき、足音もなく扉までかけゆっくりと扉を開く)
(重々しく開いた扉の向こうにいた青年に見覚えはなく、運のない旅人だと判断し)
(柱の影に置かれた黒板とチョークを手にする)
「舘の主も私の主も今夜は所用で出かけておりますが、なにか御用でしょうか」
「宿をお探しならここより南にもうしばらく歩きましたところに猟師小屋がございます」
(主だった吸血鬼がいないとはいえ、若い男性はこの舘では食料に等しい)
(冷たいと思われるだろうがもう少し歩いてもらおう。すまなそうな表情とともに黒板を向けたところでふと彼の足が目に入る)
(森の中を歩いたにしても土に汚れすぎている。怪我、捻挫、歩けないのだろうか)
(だとしたら小屋に行く前に野犬に襲われるかもしれない。)
(送るべきか、招き入れるべきか。黒板を手にしたまま百面相を始める)
- 80 :
- >>78
わぁ……っ
(月明かりに映える雪のように白い肌と銀髪、儚げな色彩の中で輝く宝石のような紅の瞳)
(顔を出した女性のあまりの美しさに思わず声を上げてしまい、気まずそうに帽子をずり下げる)
(くたびれた外套と帽子の間からは赤くなった耳が見えてしまっているが、気付く余裕はない)
え、あ。はい。宿を探しているんです。
――そうでしたか、灯りを目指してきたものですから。
(咳払いをして顔を上げると、無言のまま女性はチョークを手に筆談を始めていた)
(こんなに美しいのに使用人……服装から見てそうだろう、人に仕えたままだなんて)
(そう驚いていたが、なるほど彼女は決して軽くないハンディを抱えているようだ)
(あまりそのような相手を困らせたくもなかったが、一方で青年はすっかり彼女に魅入っていた)
(俗世から離れた舘に住まう美女なんて、それこそ「らしい」のだが冷静な判断はできそうにない)
あなたが主さんに責められるようなら、教えていただいた小屋に行きますが。
実は日が落ちてからずっと道を見失っていて、もう足が棒のようになっているんです。
一晩だけ、こちらに泊めていただくことはできないでしょうか。
屋根さえあればいいんです、今はお金もありませんが必ず恩返ししますから。
(相手が吸血鬼とはつゆ知らず、この人と一晩だけでも過ごしていたいとダメ元で頼みこむ)
(人形のような容姿に似合わぬ愛らしい百面相や、足元を心配してくれる優しさに夢中になっていた)
- 81 :
- >>80
(青年の声で我に返り青年を見れば耳が赤くなっている。そういえば今夜は日中から雪が降っていたはずだ。)
(寒さで獣はうろつかないだろうが小屋で凍されても寝覚めは悪い。)
(今夜は傍にいれば他の夜族は襲わないだろう。日が昇る前に送り出せば身の上を悟られることもない)
(あきらめともとれるため息をついて)
「使用の部屋ならお貸しできます。ですが湯を貸すことも朝食を提供することもいたしません。」
「今夜は部屋からお出になることもできません。申し訳ありませんが私が同じ部屋に詰めさせていただきます」
「そして日が昇る前に出ていただきます。主に無断の行為故、見られるわけには参りません。」
(それでよろしければといいたけ気に黒袖から覗く白い手を伸ばし)
(片手の指を鳴らすとどこからともなく現れた生気の抜けたメード服の娘に唇を動かす)
(どうやら相手は唇の動きで言いたいことが伝わったらしく姿を消した)
- 82 :
- >>81
(力ない溜息に愛想を尽かされたかと落胆したが、思ったよりも好意的な文字が並び)
(嬉々として緩みそうな表情筋をどうにか抑え、外套の胸に手を当てて感謝の意を示す)
ありがとうございま――ええ!?
我侭を言ったのは僕ですが、同室で本当に良いのですか?
その……男を入れたと知れればそれこそ誤解を招くでしょうから。
(扉越しに会ったばかりなのに、外見にも内面にも惹かれた魅力の持ち主から)
(見張りのためらしいとはいえ同じ部屋に詰めると言われ、声を上擦らせてしまう)
(が、ここで引いては猟師小屋に行きますと宣言するも同じで繰り返すことはなく)
(細い指先に胸を高鳴らせながら、泥が残っていないか注意しつつ足を伸ばす)
っ!!
(目の前のメイドだけを見つめていたとはいえ、突然第三者の気配が現れて)
(思わず舘に踏み入れようとしていた足を止めて二人目の使用人へと目をやった)
(銀髪の女性以上に生気のない彼女に僅かに寒気を覚え躊躇したものの)
(目当ての女性に招かれれば、気が変わらないうちにと踏み込んでしまう)
湯や食べ物なんて贅沢は言いません。
柔らかい絨毯と温かい暖炉があるだけでもったいないですよ。
(もう一度感謝の言葉を述べ、大人しく案内されつつどことなく違和感のある廊下を歩く)
(言葉では表せない本能の部分が警鐘を鳴らしているものの、頭に霞がかかったようで)
(今は前方を歩く魅力的なメイドのことしか考えられないでいる)
- 83 :
- >>82
(木張りの壁に自分の体格に合わせたベッド。同じメード服ばかりのクローゼットに本棚)
(暖炉も窓もない簡素な部屋。青年の言葉を聞いてから自分の部屋を思い出すと申し訳なさそうな表情が浮かぶ)
(目頭を押さえてまた別のメードを呼び、何事かを指示してから青年の手を引く)
(階段を昇り自分のネームが刻まれた青銅のプレートがかかった部屋の前に止まり)
「正式な客間は空いておりませんし、他の使用人部屋にも止めるわけにはまいりません」
「さきほどエントランスにいた者に事情は説明しました。主の留守中、一切の権限を預かっておりますので心配はありません」
(あまり人を入れた部屋ではないけれど――どこか恥ずかしそうにドアを押し、入るよう促す)
(清潔なシーツと薄手の布だけが置かれたベッドの上に青年の荷物を置き、薄手の布を床に置き部屋の外へ)
「狭い部屋ですが今夜一晩我慢ください。戻りますまで部屋を出ないように」
(ややっあって黒髪単髪のメードが厚手の毛布を片手に現れる)
運がよかったね。ソフィア様が留守で、セリアがいてさ。
里に寄らずにここに来ただけついてないとも言えるけどさ
(いたずらっ子のように囁いて出て行った)
- 84 :
- >>83
ああいえ、屋敷の事を言っただけなんです!
僕にも分けろなんて無遠慮な事は考えませんよっ
(すまなそうな表情と内装からなんとなく察して、慌ててばたばて手を振り付け足す)
(テントで寝起きし体を拭うだけでも凍えそうになるという日々を送っていたので)
(使用人のものであれ、旅の青年にとっては十分居心地の良い部屋に映った)
(むしろ、十分払った筈の土埃を落としてしまわないか気にしてしまうほどだ)
はい、大人しく待っています。
(一人になったのを機に汚れた服を脱いで、部屋着として用を足しそうなものを選ぶ)
(女性の部屋を見回しては失礼、と思ったもののついつい視線があちこちに向き)
(ドアが背後で開くと、どことなく後ろめたかったのか肩を竦めて振り返った)
あ……ああ。いや。
無理を言ったのに泊めてもらえただけですごい幸運だよ。
毛布をありがとう。
(砕けた口調についつい釣られて、笑みを返しながら流れる黒髪を見送る)
(最初の二人よりは血の気の通った会話に安堵するとともに、名を整理)
(流れからして、ここまで案内してくれたメイドがセリアで主がソフィア様か)
(気難しい人なんだろうか、と会わせたくない様子を想いだし首を傾げると)
(にもかかわらず食い下がったことを申し訳なく思い、頭をかいた)
(同時に、そんな自分を泊めてくれたセリアは天使のようだとますます惚れこむ)
(正体が夜の帳に生きる吸血鬼だなどとは、頭の片隅にすら浮かびそうにない)
セリア、さん。
(完全に魅了された相手の名前を口の中で呟き、目を閉じてその姿を思い浮かべる)
- 85 :
- >>84
(ティーポッドと小皿に乗った鴨肉の乗った盆を手に黒髪のメードと入れ替わりに入って来る)
(青年の呟きが聞こえるとため息をついて盆をベッドサイドに置き、自分は床に置いた薄手の毛布に座る)
「余り物の賄と粗茶ですがよろしければどうぞ」
(扉の方をしばらくみて)
「先ほどの者はイタズラ者で…何か失礼は?」
(トントンと自分の喉を指し頭を下げ)
「留守を預かる責任者は私とは言えこういう身ですので」
「最初から彼女が応対していればもう少し不自由もかけなかったかもしれませんが申し訳ありません」
「普段私が使っている寝台で少々汚れているかもしれませんが今夜は我慢ください」
(すらすらと文字を書くとそういえば彼は商人だろうか旅人だろうかと横目で荷物をみて)
(…これでは自分が寝込みに荷物を奪うみたいだと首を振る)
- 86 :
- >>85
いえいえ、とんでもない!
ずっと干し肉ばかりだったので、ごちそうですよ。
ああ、泊めてもらったのにこんなものまで。
(石のようなパンに干からびた肉、蒸留して味気のない水ばかり口にしてきたので)
(鴨肉を目にしただけで口の中が湿りだし、ぐっと唇を結んで中身が零れるのを防ぐ)
(魔の目の前とも知らず、手を組んで神に祈りを捧げると食事を受け取り微笑んだ)
元気な子でしたね。失礼なんてとんでもない。
名前も教えてもらえました。セリアさんの。
(運んできてくれた毛布を広げようとしていると部屋の主がそちらへ座る)
(一応自分は客人ということになるのだろうか、向こうも使用人なのだが)
彼女もセリアさんも、本当に良くしてくれています。
何も不満はありませんよ……それに。いや。
あの人を悪く言うつもりはありませんが物静かな人といると落ちつくので。
(美しい貴女に会えて嬉しい、というほどの度胸はなく口籠りながら腰を上げる)
とんでもない、押しかけておいてベッドを占領はできません。
客とみなしていただけたならありがたいのですが、毛布で十分ですよ。
セリアさんがベッドを使ってください、レディーファーストということでどうか。
(寝台を勧めようと食事や黒板から目を話したところで、ようやく血色の瞳が見つめる先に気付く)
そうだ、恩返しというほどのものでもありませんが。
何か気に入ったものがあったらお譲りしましょう。
旅の間に、いくつか仕入れたものがあるのですよ。
(話題ができた、と嬉しそうに引き寄せると開けて中の物を取り出して見せる)
(実用品を掻き分ければ、安価ながらも様々な地方の特色の出る品々が出てきた)
(刺繍や鳥の羽といった雑貨から、十字架のようなこの場に相応しくない魔除けまで)
(そんな中、一つだけ光り輝く値の張りそうな物が底から出てきて異彩を放った)
ああ、いけない。これだけは譲れない……というより譲らない方が良いものなんです。
なんでも東の吸血鬼が持っていた血杯だとかで。ちょっと不吉でしょう。
- 87 :
- >>86
(食事前の祈りの形は何百年も変わらないのだと思うと懐かしくなり)
(人間だった日々を思い起こしてその仕草をいとおしげに眺める)
「それだけならいいのですが」
(紅茶に盛ったは忘却の薬。舘を出てしばらくすれば忘れられる自分の名前)
(それでも久しぶりに聞きなれない声に呼ばれるのは新鮮でそっけない文字とは違い笑みが浮かぶ)
「それなりの地位なのですがいつまでも娘のようで…。何事もなく安心しんいたしました」
(食べられていなくてよかったと思い安堵する)
「私もお喋りな方ですから筆談でうるさくなりますよ?」
「貴方はこの部屋のお客です。」
「私は昔いたずらをしてもう少し狭い部屋に小さかった主と毛布だけで一晩閉じ込められたりと馴れていますから」
(吸血鬼の身にベッドは必要ないし、泊めると決めた相手をあまり無碍にできない)
(ぶんぶん首と手を振って何度も寝台を指す)
(鳥の羽は珍しそうに十字架は綺麗だとみつめ、刺繍の柄は自分でもつくれないかと繁々と。百面相を繰り返し)
(血杯が取り出されると唖然として――何を隠そう、血杯は人間だったころの自分と主が宝探しに使い無くした物)
(なんでそれがそこに。現吸血鬼が人間だったころの持ち物だけれど別に曰くは――無くしたのが原因で反省室へ)
(血杯を指差し口を魚のようにパクパクさせ)
「主は骨董の趣味もありますのでそれをお譲りください。対価は十分にお支払いいたします」
(慌てて書き殴り詰め寄る)
【刻限もおしてまいりましたがまだ大丈夫でしょうか?】
【流れとしては雑談後眠りにつくと、朝にはなぜか里の宿にいた、というのを考えていますが…】
- 88 :
- >>87
んん、何だろう……甘いような。苦いような。
(カップを啜ると、今まで味わったことのないような紅茶が舌を覆い軽く痺れさせる)
(それが頭にまで作用するに時間がかかるとはいえ違和感はしばし拭えなかった)
(が、短髪のメイドの地位や作り物かと思うほどの美貌に反して話し好きである事)
(意外な事を知り楽しい時間を過ごしていると、それも覆われ意識の外へと追われる)
ふふ、それはそれで嬉しいです。
一人旅ではどうも人恋しくなりますから。
う……わかりました、それがあなたの意志なら。
(メイドに対して無茶な申し出だったかな、と考えつつも毛布とベッドを見比べる)
(が、こうもオーバーに首を振られてはこちらが折れないと逆に疲れさせるだろう)
(ありがたく寝台を借り、目の前の美女が普段使っているという事実に薄く頬を染めた)
――という鳥で、尾羽を飾れば夫婦円満と言い伝えられているのですよ。
こっちの刺繍はメルの盆地にしか咲かない花があしらわれていて、幸運を呼ぶそうです。
黄色い花と碧い湖が美しくて、セリアさんにも見せてあげたいくらいですよ。
(文無しの旅人にできる最大の事といえば、やはり遠い地の話をすることだろうか)
(百面相を微笑ましく見守りながら北へ南へと歩んだ道を語り、品々を手に取る)
うわわ!?
(十字架が良いかな、それとも刺繍をお手本に上げた方が喜ぶだろうか)
(そう考えて品物のほうへ目をやっていたので、接近への反応が遅れて大慌て)
(一目で心を奪ってしまった顔が間近に来ていて心臓が口から飛び出しそうになる)
でも、これは本当にいわくつきの品ですよ……?
こんなに綺麗な細工なのに、僕のような貧乏人が手に入れられたんですから。
(最初はそう説き伏せようとあれこれ言葉を並べたが、向こうの熱意も尋常じゃない)
(よほど深い訳があるのだろうか、困り果てた末にとうとう本心を吐露して止めにかかる)
セリアさん……その。あの。
吸血鬼は、美しい女性の血を好むと、聞いています。
貴女ほどの美人にこれを渡して害とならないか心配なんです。
美しいだけじゃない。根なし草の僕にこんなに良くしてくれる人なのに。
(真っ赤になってしどろもどろしながら語りかけるが、それでも抑えられそうにない)
――わかりました、そこまで言うならお譲りしましょう。
でも、どうかこれを一緒に受け取ってください。
一銭も対価は要りません。ただ貴女に無事でいてほしい。
(杯を差し出すなり、もう片方の手に十字架を持ち主にするように捧げ持った)
(吸血鬼である相手にはまったく逆の意味を持つとは知らず、ただ身を案じ)
(正面から彼女の瞳を覗いていると……急に魂の抜けるよな感覚に襲われる)
ん、なんだ。急に。眠く。
【申し訳ありません、〆られるようにしようしようと書いていたら長引きました】
【提示された時間から大幅に遅れてしまいすみません】
【こちらは大丈夫どころか、セリアさんとの別れが惜しいくらいですが……】
【展開はそれで大丈夫です】
- 89 :
- >>88
(――思い出の品と偶然再会し油断していた――夜族の舘と知れば今からでも逃げ出すだろうか)
(十字架はほんの少し触れただけ。質の良い品なのかそれだけで指先に青い火が灯り身を焦がす)
(恐怖の視線を向けられることを覚悟して青年をみるが青年の瞼は重く閉じようとしていて)
隣でデバガメしておいて良かった。指を振れば眠りの中へ…間一髪ってとこ?
(ふと聞こえる声。どうやら黒髪の従者が眠りの法を使いフォローしてくれたらしい)
「私はその吸血鬼。主とともに夜を過ごすことを決め、この身を得た」
「今夜貴方は運よく助かった…目覚めれば私の名も舘のことも忘れる」
「夜に捕まらないために。おやすみなさい…この部屋へ泊めたのは命を助けるため」
「皿の対価にこれを。私が唯一人に温もりを与えられること」
(筆談でなく、心に直接語りかけると眠りに落ちていく青年の頬にキスをする)
(あとは日が昇りきる前に里へ運べは終わる)
(名前を呼んでくれたのに。少し寂しく思いながら眠る顔を眺め)
(寂しくても喰らいとり込むわけにもいかず、同族にする気も無く)
(悪戯を思いついた子供のように刺繍入りのハンカチを荷物からとりポケットへ入れる)
「これは十字架で火傷をさせたお詫びということで」
(聞こえるはずの無い囁きを零し朝が近づくのを青年の傍で待ち続けた)
【では私のほうからはこれで拙くはありますが〆という形にさせていただきます。】
【私の長文癖も時間を押す一因ですからお気になさらずに。】
【楽しめましたらまた御出でくださいませ…今宵のように緩やかとはかぎりませんが。】
【一幕のお付き合いと縁に感謝を。おやすみなさいませ。】
- 90 :
- >>89
ん……。
(日が昇ってからしばらくして、旅の青年は目を覚まし軽くなった荷物に驚く)
(なくなったのはどれもこれも安値の品だったが、それぞれが旅の思い出だ)
(宿の主に尋ねたが、泊ったところすら見ていないと言われ頭を抱えてしまった)
(そういえば昨晩は道に迷っていた筈なのに、どうしてベッドで眠っていたのだろう)
――。
(試しに血杯の話を向けてみても、青くなりこそすれ品物を差し出してくる者はいなかった)
(いや、そもそもその杯は恐れて手に取らずに露天商に差し返したのだっただろうか……)
(記憶が混濁するが、それ以上追及する気は起きず肩を竦めて荷物を整理しにかかる)
(薬の効果か。己は前へ前へと進む旅人だからか。はたまた物欲の薄さゆえか)
(いや。それよりも大きな……大切な人と別れてしまったような、喪失感が胸にあり)
(思い当たる相手がいるわけでもないのに、頬を抑えて僅かに感じる温もりを意識した)
セリア。
(なぜそんな名前が出たのかは分からない。本当に人の名かどうかすらわからない)
(ただ、この言葉を忘れてはいけないような気がして。小さく小さく口の中で呟いた)
(それが由来のわからぬ、ぽっかり空いた胸の穴を埋めてくれる唯一のものだったから)
【いえ、見直してみたらこちらこそ一人突っ走っていて……お恥ずかしい】
【こちらもこれで〆ますね。お相手してくださりありがとうございました】
【お言葉に甘えて、また間を置いてお邪魔させていただきますね】
【素敵な一夜に感謝を。おやすみなさい】
【お返しします】
- 91 :
- test
- 92 :
- 急に
- 93 :
- 久美
- 94 :
- (舘の一室。マホガニーの机に置かれた白磁の茶器を眺める黒衣の女がいる)
(女の名はソフィア。幾千幾万の夜を超えた吸血鬼。)
【待機させてもらうわ】
【身の上については>25を】
- 95 :
- (空になった茶器を手に出ていった)
【待機解除…失礼するわ】
- 96 :
- 緇
- 97 :
- たまにしか来ない人は、是非とも「待機したらageるスレ」を活用して欲しいです
- 98 :
- (舘のバルコニィ。古びた椅子に座り星を眺める女がいる)
(闇に溶けそうな黒い髪。新雪のような肌。ほむらのような赤の瞳)
(彼女は――名はソフィア。幾千幾万の夜を越えた吸血鬼)
【待機させてもらうわね】
【身の上については>26を】
- 99 :
- 【何度もお相手をしていただいていますが、よろしいでしょうか】
【他の方をご希望でしたが、撤収いたしますけれども】
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