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2012年2月オリキャラ30: ロボットのパイロットが集まるスレ 8番機 (603)
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ロボットのパイロットが集まるスレ 8番機
- 1 :11/09/28 〜 最終レス :12/02/09
- ここはロボットのパイロットが集まるスレです
交流を深めるもよし、戦うもよし、エッチなことをするもよし…みんなで楽しみましょう
【ルール】
sage進行です
荒らしは無視しましょう
回線の向こうには自分と同じ「人間」がいる事をお忘れなく
名無しさん・キャラハンさん問わずに大歓迎です。ぜひ遊んでいってください
必須プロフィール
【名前】
【容姿】
【希望】
【NG】
その他プロフィール
ロボット
【機体名】
【全長、重量】
【機体のデザイン】
【機体のコンセプト】
【必武器】
パイロット
【身長、3サイズ】
【服装】
【階級】
【趣味】
……など、何かありましたら追加してください。
過去スレ
ロボットのパイロットが集まるスレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1242318232/
ロボットのパイロットが集まるスレ2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1251519937/
ロボットのパイロットが集まるスレ 3番機
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1275391164/
ロボットのパイロットが集まるスレ 4番機
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1286895382/
ロボットのパイロットが集まるスレ 5番機
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1290172172/
ロボットのパイロットが集まるスレ 6番機
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1304860171/
ロボットのパイロットが集まるスレ 7番機
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1310813836/
避難所
ロボットのパイロットが集まるスレ避難所 3番機
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1290698006/
- 2 :
- 前スレ>>703
【容量いっぱいで伝言すら残せず……移動しました】
それを知っている――貴方、何者ですか?
返答次第では……
(いつでも飛びかかれるよう腰を浮かせて)
人形に仕立てる? 強化兵をなんだと思って……
(怒りで顔を真っ白にして、睨みつける)
貴方は、申し訳ありませんが「事故」に遭ってもらう必要がありそうですね?
【――よかったです、少し安心しました】
【従順な牝奴隷……ですか。従順とか大好物です】
- 3 :
- そもそも強化兵なんて、戦争の道具以外に使い道があると思っているのかい?
まあ、女性なら慰安婦なんてのもありかもしれないけど。
君の事はいろいろと「知って」いるよ。
だから、こういう手も……
【スレ移動が完了したところで鳥をつけました】
【時間的にそろそろ厳しそうなので】
【もしよろしければ次の予定を決めましょうか?】
【自分は、平日なら20〜21時頃から3時間程度】
【土日はある程度融通を利かせられます】
- 4 :
- ……それは――っ
くっ、慰安婦なんて……下衆な発送ですね。
知っている……? やはり帝連の?
――ッ! な、何を!?
【次の予定でしたら……】
【平日は22時以降、土日は、そうですね……今週なら20時位から大丈夫かと】
- 5 :
- 【もう限界なので、こちらのレスのみで勘弁を】
【となると、明日の22時に集まってスタートですかね?】
【で、さっきまで雑談的なロールをやってましたが、】
【仕切り直してロール開始、でよろしいでしょうか?】
- 6 :
- 【仕切り直し、了解です】
【では、また明日の22時くらいに】
【今晩はありがとうございました。明日もよろしくお願いしますね】
- 7 :
- 【はい、こちらこそ】
【では、睡魔が襲ってきたので、そのまま堕ちます】
- 8 :
- 【お疲れ様でした、おやすみなさい】
【貴方が堕ちてどうするんですか、なんて言いながら自分も落ち――】
- 9 :
- 【名前】結城晶(ゆうき・あきら)
【性別】男(両性具有)
【年齢】17歳
【身長、3サイズ】168p、(86,66,85)
【所属】伊勢崎重工特殊車輛開発局(陸軍出向扱い)
【服装】インカムにフライトジャケット、ネクタイにベストの制服(ロボット搭乗時には専用のスーツを着用する場合も)
【階級】なし(中尉相当官だが、軍人相手に侮られないための飾り)
【趣味】料理、読書、愛機の整備
【容姿】女性に間違われる華奢な見かけの所謂「男の娘」。
特徴的な青いショートヘアと赤い瞳は生来的なもの。
女っぽい見た目や挙動とは裏腹に陰では相当な錬磨を積んでおり、曰く「脱ぐと凄い」らしい。
【性格】荒事は不得意だが五感に優れ、恐ろしく繊細で勘が鋭い。
反面、あまり自分を表に出すことはなく、笑顔を見せて無理に抑え込んでいるような印象がある。
人の目を気にしすぎるきらいがあるせいか簡単に他人と同調しがちだが、深入りしてくる人間に対しては露骨に顔色や素振りを変えることも。
【希望】とりあえずなんでも。えっちいことは事前に【】なりで相談してください。
【NG】常識外れだったり、アブノーマルだったり無理矢理されたりは苦手です。
【備考】データ上は軍需企業お抱えのテストパイロットだが、その実は生体改造を受けた某国の強化人間。
廃棄実験体として処分されかかっていたところを運良く拾われて偶然にもパイロットとなった。
青い髪や赤い瞳、両性具有は生体改造を受けた時の名残りであり、それと引き換えに火器管制と情報処理能力、基礎的な身体能力が強化されている。
【機体名】機動三脚戦車「クーゲルシュライバー(Kugelschreiber)」
【全長、重量】最大地上高8,2m、全重量42t
【機体のデザイン】見た目は戦車だが、最大の特長はロボットへの変形。
30秒ほどで戦車に無理矢理手足と身体をつけたような格好になり、その際キャタピラは後脚裏側の装甲板になる。
戦車砲装備のバランスから左右非対称のフォルムで、立ち上がった時は砲塔の重さに負けたような前傾姿勢に。
【機体のコンセプト】「次世代戦車は堅牢な重装甲とジープのような軽快さ」という触れ込みで開発された。
大きさと重量のわりには新式の無限軌道(キャタピラ)とマルチ駆動脚部を採用したことにより、見た目には気持ち悪いくらいの軽やかな機動を実現したが
従来型の二脚式の脚部では安定性が確保出来ないために、補助用の支持脚を一本増やした独特の三脚式になっている。
設計が野心的すぎたことと、コストパフォーマンスの劣悪さ、なによりも変形機能がもたらしたデメリットが大きく響き、
試作機が作られた段階で計画は凍結の憂き目にあった。
しかし、テストパイロットが特車開発局に入ったことにより、戦車計画は正式採用に向けて再始動。
細々とではあるが試験や改良を繰り返し、現在にいたる。
変形に関しては緊急用かつオプションであり、カタログ等でも「カテゴリーはロボットではなく戦車」となっている。
脚部を備えたことにより、車高や戦車砲の射角を十分に変えられる柔軟性や高い地形適応性を獲得したが、
反面、乗り心地や居住性が犠牲になっており、慣れない人間が乗るとほぼ確実に酔って吐いてしまうほど。
【武装】155o戦車砲、6連装ロケットランチャー、連装式バルカンファランクス、可動式多目的発射筒(以上車載)
120oライフル砲、展開式防盾、腕部40o連装機関砲(以上携行。ロボット形態時のみ使用可能)
車載兵装の弾薬は後部のミッションパックで管理しているが、これ自体を投げつけて武器にすることも。
【必武器】アームリニアガン
電磁力を用いて特殊弾をプラズマ化させ超高速で射出、分厚い装甲も容易く貫通し内部から敵を焼き尽くす。
撃つと冷却装置が強制的に作動するとともに全てのバッテリーが切れ、全身から冷却剤の白煙を吹き上げて行動不能になってしまう。
右腕上部に付属しているためにロボット形態にならなければ使用できず、これで引き分け以上に持ち込めなければ
上記の欠点により負けは確実という文字通りの最後の武器にして最終手段。
【備考】晶はこの機体に「グリーレ(Grille)」という愛称を付けて溺愛している。
- 10 :
- 【>>1さん、スレ立てありがとうございました】
【とりあえず、今夜はプロフィールの貼り付けだけで失礼させてもらいますね】
【また機会があれば、色々とよろしくお願いします】
- 11 :
- 【予定時間に集合、シノ ◆ITs1fLOZcgさんを待ちます】
【で、仕切り直しのスタートなんだけど、】
【ロボット(パワードスーツ)で戦うシーンを入れたほうがいいのか】
【あるいはすでに拘束なりされているシーンからか】
【ご希望はありますか?】
- 12 :
- 【遅くなってしまいました!】
【――うーん、拘束されてからでいいかと思うのですが】
【戦闘、入れたほうがいいですかね?】
【ともあれ、今夜もよろしくお願いします】
- 13 :
- 【いえ、ロボットのパイロットが集まるスレなので、】
【一応は聞いておいたほうがいいかなと】
【拘束されてスタートがOKならそれで始めましょう】
【で、こっちの設定はいわゆるの商人で】
【あちこちから強化兵を拾い集めては再教育・強化を施し】
【売りさばいている……というのを考えてます】
【では、どちらから書き始めましょうか?】
- 14 :
- 【なるほど……了解です】
【どうやって捕まったかで展開が変わると思うので、そちらから書き出して頂けるとありがたいです】
【それから、新スレですのでプロフ落としておきますね】
- 15 :
- 【名前】シノ・クジョウ (ルネ・――)
【年齢】19歳
【性別】女性
【身長、3サイズ】161cm、81/54/79
【所属】傭兵
【階級】「元」曹長
【服装】基本的には黒のプロテクター付き野戦服の上からパワードスーツ、ツクヨミを装備
【容姿】白髪ショートヘア、東洋系の顔立ち。伊達眼鏡を掛けている。身体のあちこちに強化手術の傷跡がある。
【性格】真面目で思い込みが激しく、奥手な性格。好意と敵意に敏感で、友好的に接されるとすぐに懐く。
(好戦的かつ自己中心的性格。自身の感情に素直で、はっきりと物事を言うが嘘も吐く。人をからかうのが好き)
【趣味、特技】仕込み武器制作、料理研究
【希望】雑談、エロール 、戦闘(悪役、やられ役可)
【NG】大スカ、極端なグロ
【備考】元・大東亜帝国連合軍人。
身体能力を手術、投薬により強化された、所謂「強化兵」であり、軍内部で差別と迫害を受けていた為、脱走を決意。
とある縁で知り合った傭兵の手を借り、軍を離れた。
現在はソヴィエト連邦軍半専属の傭兵として生計を立てている。
積み重なったトラウマやストレスから、ルネというもう一人の人格を内包してしまったが、シノは彼女の存在に気付いていない。
強化実験のトラウマにより、研究員や薬物等を前にすると錯乱状態に陥ることも。
【続けて機体も】
- 16 :
- 搭乗機
【機体名】イリーナ改級戦術陸上航空砲艦 イワト・ツィタデーリ
【全高/全長/排水量】48.4m(本体全高9.1m)/319.8m(砲身長込みで324.7m)/165,607t(本体重量154t)
【デザイン】アマノイワトを重装化、装甲砲台として艦橋部に据えた双胴戦艦。
ホバーとブースターにより大型艦艇としては優れた速度を有するが、機動性は劣悪。
ホバー航行の困難な悪路での歩行、及び砲戦時の安定脚として大型の四脚を備えている。
【コンセプト】帝国連合軍の歩兵用装備であるアマノイワトをベースに、
社会主義連邦アニケーエフ設計局の開発したアドミラル・イリーナ級重陸上巡洋艦二隻を追加装備としたもの。
船体に比べかなり大きなマスドライバーカノン及び荷電粒子砲を備えるため、大型艦でありながら砲艦に分類される。
当初は低出力荷電粒子砲と小型レールガンのみを装備した列車砲型になる予定だったが、設計局スタッフの独断(という悪ノリ)により
初期改修プランを無視した戦艦型へと改造された。
ホバーとフロートによる水上展開、イワトを船体から分離しての戦闘などあらゆる局面への対応が可能。
また大規模作戦時の移動橋頭堡としての運用も視野に、居住空間と補給コンテナ、
戦車16両、航空機12機、20m級人型機動兵器2機を搭載できる格納庫及びカタパルトを有する。
総合して非常に優れた性能を有するが、マスドライバーカノンの射界保持の関係から砲の少ない右舷は火力不足が、
荷電粒子砲の排熱ファンが複数配置されている左舷は防御力不足が指摘されている。
【武装】
本体装備
35mmガトリング 120mm滑腔砲 肩部25mm光学近接防御火器システム・AK-362L×2 右腕レーザーブレード『トツカ』
炸裂式破城杭『ムラクモ』 その他歩兵用火器を携行可能
船体装備
20mm機銃×31 76mm速射砲×12 6連多目的ミサイルVLS×16 155mm連装砲×7 右舷3100mm連装マスドライバーカノン『フスプィーシカ』
【必武器】試製荷電粒子砲『バグローム』
左舷船体に内蔵された本艦の主砲。
未完成の装備の為集束できず極端に短射程、さらに砲撃準備に10分、砲撃後の冷却に30分の時間を要し、
その間マスドライバーカノン及び各ブースターは使用不能となる等、運用上の課題は多い。
使いどころの難しい兵器であるが、特機と互角以上に渡り合える本艦最強の兵装。
理論上、装弾数は無限。
【備考】連邦の主力陸上艦艇であるアドミラル・イリーナ級重巡洋艦を丸々ニ隻用いた陸上砲艦。
イワト本体に搭載された電子装備による容積圧迫の影響でジェネレータが船体側にのみ存在し、
イワト単体での活動には外付けのバッテリーパックを要する。パック一つにつき約12分の戦闘行動が可能。
基本的に個人の所有物であるが船籍は連邦軍にあり、さらに乗員は連邦軍人から抽出、有事に際しては無報酬で連邦陸軍第4艦隊に編入される。
これは建造にあたり配備予定のイリーナ級重巡洋艦を素体としたことで連邦軍の戦力を削いでしまったこと、
それを技術者が“改修を依頼した傭兵にも”無断で実行したことを鑑みた連邦軍の戦力維持、および艦ごと離反される事態を予防する監視の為の折衷案である。
- 17 :
- 【了解、それでは書き出しましょう】
(ここは、とあるの商人が所有する工場の地下)
(ここには、帝連からの横流しを始め、)
(さまざまなルートから「強化兵」が運び込まれる)
(帝連のそれを元にブラッシュアップさせた独自の強化技術は)
(裏の世界においてかなり高い評価を受けている)
(今日もまた、一人の強化兵が運び込まれる)
(先日、帝連の国境近くで争乱があったとの情報があり)
(どうやらそこから運び込まれてきたようだ)
(見れば、体に無数の傷が見受けられる)
(目覚めたとき、錯乱して暴走する可能性もあるので)
(まずはいつもの通り、彼女の手足を念入りに固定する)
ほう、女性の強化兵ですか……
【ところで、女性の強化兵は珍しいそんざいでしょうかね?】
【イメージがあるならお教えいただければ】
- 18 :
- 【書き出し、ありがとうございます】
――っ、くぅ……
(帝連と連邦の小競り合い、よくあるその小さな戦争に、たまたま近くにいた部隊ということで対応するよう命じられて)
(そして――そう、強化兵がいたのだ。自分は彼、或いは彼女を止めようとして)
(――敗れて、そして……どうなった?)
(薄目を開けて辺りを伺えば、薄暗い何かの施設のようだ。雰囲気からして地下……そして、帝連の施設とは違うようだ)
――ッ!?
(何とか起き上がろうとして、手足が拘束されていることに気づいた)
(そして、視界に映り込む男――軍人ではなさそうだが、確実にこちらに害意があることを感じ取れた)
珍しいものでもないでしょうに。……拘束を解いてくれるとありがたいのですが……それは言っても無駄でしょうし。
せめて何者かぐらい、教えてもらいたいのですが?
(動揺と怯えを気取られぬよう、毅然とした態度を取り繕ってみせて)
【ええと、強化兵は帝連の占領地の孤児を無作為に集めて素材にしてる感じで】
【研究所に引き渡される途中で兵士たちの慰み者にされたりで男性よりは少ないでしょうが、珍しいほどではない――といったイメージです】
- 19 :
- ずいぶんと気丈ですねえ。虚勢とも取れますけど。
私がなにものか、ですか……
そんなもの教えても仕方ないでしょう。
(そう答えたあと、シノの言葉を無視する)
見たところ帝連の技術が使われているようですし、
「再強化」は比較的楽でしょう。
あとは「教育」ですが……こちらは一筋縄ではいかなさそうですな。
どうにも反抗的な素振りを見せているようですし、
彼女については短縮プロセスはやめて、
きちんと「教育」してから強化しましょう。
(手近にある端末を操作すると、)
(シノの頭上からヘルメットのようなものが降りてくる)
(それをシノの頭に被せる)
(ヘルメットからは無数のコードが伸びている)
さて、被暗示性を高めるために、
薬も投与しておきましょう。
(手近な薬品棚から薬をいくつか引っ張り出してきて)
(そのうちの1本から注射器で薬を吸い出していく)
まあ、痛覚をどれだけ感じるかは分かりませんが、
暴れると変な事になりますから、おとなしくしていてくださいね。
- 20 :
- ――無視ですか? それとも、自分が怖いとか?
大丈夫ですよ、素直に名乗っていただければ、しかるべき司法機関に引き渡すだけにしますから。
(無視する男に、できる限り優しい声色で語りかける)
(会話に意識を向けさせ、脱出の糸口をつかもうと手足をゆっくりと動かして)
……「再強化」?
貴方、何を……? くっ、放してください!
「教育」だなんて……洗脳でもするつもりですか! でも残念でしたね、帝連の対洗脳処置はまだ残って――!?
(男の発した不穏な言葉に、取り繕った冷静さは崩れさって)
(じたばたと身を捩って拘束を逃れようとする)
やめなさい! やめて! 嫌!
助けて、お姉ちゃん、大尉殿!
(いかにもな形のヘルメットを被せられたうえ、注射器に何らかの薬物を吸い出す男)
(それはまさしく帝連の研究施設で過ごした日々の再現で、脳裏に焼き付いたトラウマから逃れたい一心で激しく暴れる)
- 21 :
- 帝連の対洗脳処置……なるほどなるほど、確かにそれは強力だ。
もっとも、帝連の技術をもってすれば解除はきわめて簡単ですがね。
わざわざ教えていただいて感謝しますよ。
おかげで手間がひとつ省けましたよ。
(じたばたするシノに手を焼く)
ここまで派手に暴れられるとは……
こうなれば、多少手荒にはなりますが、
もう少しきっちりと拘束しましょう。
(手足の拘束具から2度、3度と電気ショックを与える)
(並行して、シノの口に酸素マスクのようなものを当て、)
(そこから麻酔薬を流していく)
(シノの体の動きが鈍ったところで、拘束具の数を増やして体を固定していく)
ふう、これでやっと注射投薬ができますね。
(手際よくシノに注射を行う)
(続けて別の薬も次々注射していく)
では、まずは彼女が言っていた対洗脳処置を解除する事にしましょうか。
(ヘルメットのバイザーが下ろされ、シノの視界を覆う)
(バイザーからサイケデリックな映像が流れると同時に)
(耳からシノの頭をかき回すような不快な音が流される)
- 22 :
- ――嫌ぁ! こないで! 注射いや!
(涙を流しながらもがき、逃げようとする)
(が、頑丈な拘束具は外れてくれず、手足に傷が増えていくばかりで)
いっ!? ぎ! ひぐ!? ……かひゅ、ひゅー……
(電流が流れる度に体を仰け反らせ、噛みした悲鳴を上げて)
(麻酔薬が流し込まれると、常人のように意識を失うようなことにはならなかったものの)
(明らかに抵抗は弱まり、目は虚ろになって)
ああああああああ、ぁぁぁぁぁぁ……
(薬物を打たれ、バイザーから垂れ流される意味不明な情報を脳に押し込まれるうちに、ぐったりと動かなくなった)
【ところで、洗脳後はこう……ロボット的な無感情タイプと、人格そのままで貴方への忠誠だけが植え付けられたタイプ】
【それから、人格もリセットされたタイプ……どんなのがお好みですか?】
- 23 :
- 【ロボット的な無感情が大好物です】
【余裕があれば新しい人格を植え付けたりするかも】
さて、対洗脳処置解除完了。
続いて人格をフォーマットしていきましょう。
兵器に自我は不要ですからね。
まったく……自我を残したままで強化するとは、
帝連は何を考えているのでしょうかね?
そんなのが刃向かったら抑えるのに一苦労でしょうに。
(さらに別の薬を注射で投与する)
(映像および音のパターンが変化して、)
(シノの自我をひたすら壊していく)
(やがて、シノの脳の状態をモニターしていた機械が)
(シノの人格が消滅した事を示す)
さて、フォーマットが完了したようですね。
(ヘルメットのバイザーをあげ、シノの顔を覗き込む)
さて、君は私の命令を忠実に実行する人形だ。
理解出来たなら「私はマスターの命令を忠実に実行する人形です」と答えるんだ。
(シノが答えるのを待って)
では、最初の命令として、自分の名前を答えてもらおう。
- 24 :
- 【了解しましたですよ】
(訳の分からない映像と耳障りな音が、頭の中をかき回していく)
(あかいあおいくらいいたいみえない――わからない)
(なんでじぶんはここにいるのか)
(じぶんってなに?)
(たすけて、おねえちゃん)
(おねえちゃんってだれ?)
(おかあさんおとうさんおねえちゃんわたしわからな――)
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
(一際大きな絶叫と共にびくびくと全身を痙攣させて)
(バイザーを上げられると、だらしなく涙と涎、鼻水を垂れ流した顔のシノが)
……?
はい、わたし、は……ますたーのめいれいをちゅうじつにじっこうするにんぎょう? です。
(舌足らずで辿たどしいながらも、言われたとおりに復唱して)
はい。
わたしは……わたし、は?
――申し訳ありません、名前が、分かりません……
(命令を遂行できず、目を伏せて謝罪して)
- 25 :
- ふむ、名前もしっかりと忘れたようだな。
やはり強化兵だけに、この手の洗脳には弱かったな。
だからこその「対洗脳処置」だったわけだが。
では、これから学習作業に入る事にしようか。
お前はこれから、マスターの命令に忠実な兵器であると同時に、
マスターの性欲を処理するセクサドールという存在に生まれ変わるのだ。
お前の目と耳に流れてくる情報をしっかりと「覚えろ」。
(もう一度バイザーが下ろされ、映像と音が流される)
(それにより、シノの姿をした強化兵人形は)
(強化兵としての戦う術と、)
(セクサドールとして性欲を処理する技術を身につけていく)
(そして再びバイザーがあげられ)
(同時に全身の拘束具が外される)
立て、人形。
そして、セクサドールとして、マスターである私に挨拶するんだ。
(セクサドールとしての知識が、その命令をどのように実行すべきかを示してくれる)
- 26 :
- ……?
たいせんのー、しょちですか?
(男の独り言に反応して、首を傾げて)
学習作業……はい、了解しました。
はい、わたしはマスターの忠実な兵器で、性欲を処理するためのセクサドールです。
……「覚えろ」、命令ですね。了解しました。
(今度は無抵抗に処置を受け入れて)
(脳に直接書き込まれる、人をす術と男を悦ばせる術を「覚えて」いく)
はい、マスター。
(拘束具を外されると立ち上がって)
私は貴方の忠実な雌奴隷でございます……
貴方のために、この身体、生命を捧げます……
(恭しく跪いて、男のズボンに手を伸ばしていく)
- 27 :
- ふむ、まずまずだな。
(ズボンに手を伸ばそうとするシノを制して)
まて、それ以上はこの場でするな。
俺の後について来るんだ。
(シノを伴いやって来たのは、)
(こういう場にあまり似つかわしくない、かなり豪勢なベッド)
さて、ここで改めて挨拶をしてもらおう。
ついで、お前のセックステクニックを見せてもらうぞ。
(シノにズボンを脱がされた後、ベッドに腰掛ける)
【そろそろ時間的に厳しくなってきました】
【今夜はここで終わろうと思いますが】
【このロールはどうしましょうか?】
- 28 :
- まずまず……申し訳ありません……
(高い、とは言えない評価にうなだれて)
……?
はい、了解しました。
(何か間違えただろうか、と考えながら男に続いて)
畏まりました。
では、失礼致します……
(脱がせたズボンを丁寧にたたんで脇に置くと、ゆっくりと男のモノに手を触れて)
(上下にしごきながら、チロチロと舌先で舐めはじめた)
【凍結でいいかと……無論、貴方が良ければですが】
【自分は土日が大体20時位から大丈夫ですので、都合のいいお時間に解凍出来ます……よね?】
- 29 :
- 【ありがとうございます、では凍結という事で】
【とりあえず、明日は22時からでいける見込みです】
【土曜日は……実は今週の土曜日が少し都合が悪くなりまして】
【夜はプレイできなさそうです】
【日曜日はおそらく20時スタートでいけそうです】
【さて、次はどうしましょう?】
- 30 :
- 【明日、ですが……】
【別の方々が使われますので、日曜20時になりそうですね】
【次、ですか……?】
- 31 :
- 横合いから避難所使えばいいんじゃね、と口を挟んでみる
- 32 :
- 【あ、ごめんなさい】
【『次』というのは、金曜・日曜のどっちがいいでしょうか、という意味で】
【日曜であればそれで行きましょう】
【では、本日はこの辺で〜】
- 33 :
- >>31
【避難所の発想は無かったですね……自分もまだまだ未熟……ッ】
>>32
【>31さんの助言もありますし、明日の……22時以降になりますかね、でも大丈夫そうです】
【ですが、貴方の都合にいい日取りでいいですよ】
- 34 :
- 【この件だけ回答】
【明日22時の時点でここが空いていなければ避難所行き、了解しました】
【このスレ専用の避難所があればそこに行くとします】
- 35 :
- 【はい、こちらも了解しました】
【では、おやすみなさい、また明日――マスター】
- 36 :
- 【連絡が上手くいっていない気がしますけど……】
【アリアン・サイサリスさん待ちで、待機しています】
- 37 :
- 【名前】フェイス・ポーカー(本名アリアン・サイサリス)
【容姿】身長を越える白髪を三つ編みにして首に巻いている
瞳は赤、肌は青白い
【希望】雑談、戦闘、エロール
【NG】こちらが了承しない行為の押し付け
【年齢】27
【身長、3サイズ】181、B84W59H82
【服装】昼間は白い仮面に白いローブを着て肌を露出しないようにしている手足も分厚いグローブとブーツに覆われている
パイロット時には仮面にコードがつながり網膜に直接映像が投影されるために同様の姿をする
夜や紫外線が当たらない場所では厚手の白いコートと帽子を着用する
【性格】仕事時は淡々と作業をこなすようにしている
それ以外では比較的おとなしく、世間知らずのお嬢様
【階級】特殊実験部隊所属准将
【備考】アルビノの体で紫外線に弱く昼間と戦闘時は特殊服を着ている
あまりにも丈夫でロケット砲の直撃を受けても無傷である
軍事の名家でそれなりの地位を持ち発言力がある
主に極圏内に派遣される
が閑職である
ぶっちゃけ世間知らずのお嬢様で発言力があるので厄介払いされた
【機体名】ギカントオーガ
【全長、重量】42m、746t
【機体のデザイン】
極地戦闘用に白く塗装されているスマートな人型だが腕が大きく足が膨らんでおり、それぞれに大型スラスターが内蔵されている
頭部には指揮官用アンテナが付き全方位カメラが付いている
【機体のコンセプト】
極地での汎用性能の戦闘実証
元々は時期量産機オーガの先行試作型だが扱いが難しくコストも高い事から戦闘データの収集に極地に送られた機体
重武装による高機動急旋回を目的とされ鈍重そうな姿に似合わずありとあらゆる地形に適応する
【内蔵武装】
腕部内蔵3連パイルバンカー
腕部内蔵高周波ブレード
脚部内蔵全方位稼働式高周波ブレード
【付加武装】
手榴弾
マシンガン
専用大型ガトリング砲(バックパック装着要)
三装高周波砲ヒュドラ(バックパック装着要)
【プロフを投下しておきます】
- 38 :
- >>36
【お待たせして申し訳有りませんでした】
【書き出しますから少しお待ちください】
- 39 :
- >>38
【こんばんわ】
【よろしくお願いします】
- 40 :
- 前スレ>649
いらぁっ!?いらぁっ!?
(呂律の回らない口を動かしながらネグリジュを剥がそうとするリオンに抵抗するが)
(強化された筋力にはどうにもならずネグリジュは破かれボロ布になる)
(破かれたボロ布はそのままベッドに散らばりながらアリアンはリオンに組みしきられた)
ひっふっ!?
(胸は愛撫されて乳首を吸い付かれ噛みつかれる)
ひっぁぁっ!?
(アリアンはそれだけで絶頂に達して潮を噴く)
……ひ……あ……
(力なく横たわるアリアンの太股にリオンのペニスと手が触れた)
ひっ…やめれ……リオン……やめれ……
(顔面を蒼白にしてガクガクと震えるアリアン)
(首を必に振り拒絶を示す)
【二週間ぐらい空きましたかよろしくお願いします】
- 41 :
- >>40
ここをこんなにして、そんなことを言われても、ね。
(ペニスの先端を、アリアンの秘所の入り口へと当てる)
(潮を吹いて、十分に濡れそぼったソコに、ペニスを擦りつけた)
僕が、アリアン准将を女にしてあげますからね。
(少年は爽やかにも見える笑みを浮かべると……)
ズッ……
(アリアンの中に、剛直を侵入させていった)
あ、これがアリアン准将の処女膜なんですね。
(抵抗を感じて、いったんは腰を止める。しかし……)
ズン!
(一気に腰を押し込んで、アリアンが大事に守ってきた純潔を奪い取った)
- 42 :
- >>41
ひっひやぁっ……ひやぁっ
(ジタバタともがいてリオンの拘束から逃れようとするが)
(無慈悲にもリオンの剛直はアリアンの秘所に押し当てられ)
ひやぁっひやぁぁぁぁぁっ!!?
(リオンの笑顔を見て絶叫し)
(ずっ、と侵入してくる剛直を感じて)
ひやぁっぬいれぬいれぇ!?
(顔を涙と鼻水で濡らしたアリアンは必に懇願したが)
(ズンッ、と剛直が処女膜を破り子宮を圧迫した)
…あっ?
(信じられ無いものを見るように下を見てアリアンは)
あァぁアぁアぁあぁアぁァぁっ!!?
(絶叫し少しでも逃れようともがき始めた)
- 43 :
- >>42
(遺伝子操作で生まれた兵士としての筋力で、アリアンの抵抗を抑え込んでしまうリオン)
(アリアンを抱きしめたままで、自分の「男」を包み込む彼女の内側の感触を味わった)
じゃあ、そろそろ動きますよ。
(アリアンの抵抗が弱くなった頃合いを見て、腰を動かし始める)
(飲ませた媚薬の影響か、破瓜の痛みはほとんど消えているはず)
アリアン准将の体は、抱き心地がいいですね。
(アリアンの豊かな胸を、手で弄んで再び乳首を攻め始める)
ふふふ……
(大胆に腰を動かして、アリアンを責め上げていく)
パン! パン!!
(腰と腰がぶつかる肉音が響く)
……そろそろ、出ちゃいそうですよ。
(さすがに、少しせっぱ詰まった声で、リオンはアリアンに射精を予告した)
- 44 :
- >>43
あ……あ……うあ………
(抱き締められて抵抗出来ずにただ呻く事しか出来ない)
(頭は力無く垂れるしかなかった)
(しばらくするとリオンが動き始めた)
ひぅっぁっ!?
(リオンの腰が動く度に呻き鳴いていく)
(ぐちゃぐちゃと卑猥な音がなり先程破かれたネグリジュが汗で張り付いていく)
う………ぁぁっ!?
(胸がリオンの手で揉まれ舐められていき)
(リオンの腰の動きも早くなっていった)
ひっひっあっひっ……
(腰がぶつかる度にアリアンは悦楽で表情を歪め)
だす?んっ、あっ、なにを?
(なにを出すのかわからずに困惑していくアリアン)
- 45 :
- >>43
本当にウブなんですね、アリアン准将は。
(からかうように言いながらも、腰の動きが早く小刻みになっていく)
すぐに分かりますよ……
(アリアンを快楽の頂点へと押し上げることに集中する)
そして――
おおっ!
(アリアンを絶頂に至らせた直後、声を上げて慌ててペニスを引き抜くリオン)
(直後、射精による濃く生臭いザーメンが、アリアンの白い肌にぶちまけられた)
(腹、腰、太股に、まるでマーキングのように白濁液が浴びせられた)
ふふふ……
(後戯とばかりに、アリアンの肢体に手を這わせ)
(ついばむような軽いキスを、何度も繰り返した)
朝になったら、ゆっくりお話しましょうか。
(アリアンの視線の先で、自信満々な笑みを浮かべていた)
- 46 :
- >>45
【ごめんなさいこれ以上は眠くて打てないです】
【凍結お願いします】
- 47 :
- >>45
【了解しました】
【次はいつくらいが大丈夫でしょうか?
- 48 :
- >>47
【水曜日の22時なら大丈夫です】
- 49 :
- >>48
【では、水曜日の22時に再開でお願いします】
【それでは、おやすみなさい】
- 50 :
- 50
- 51 :
- 【シノ ◆ITs1fLOZcgさんをどっちで待とうかと考えて、】
【こちらで待つことにしました。】
【あと、メインPCがダウンしてしまって】
【サブPCで接続につき】
【もしかしたら鳥が変わっているかもしれませんが】
【そのあたりはご容赦を】
- 52 :
- 【お待たせしてしまい、申し訳ありません】
【トリの件、了解いたしました】
【今夜もよろしくお願い致します――マスター】
- 53 :
- (シノのことなど全く考えず、)
(ただ自分の都合だけ考えて激しく腰を動かす)
さあ、お前の中に出してやるぞ。
お前の頭脳に、お前のすべてを支配する存在を
きちんと記録しておくんだぞ!
(出しきるまで、ち○ぽを中に入れておく)
(ゆっくりと引き抜いたあと、)
(シノの頬をち○ぽで叩く)
ほら、お前の愛液で汚くなったち○ぽを
お前の口できれいにするんだ。
(シノが奉仕する姿を見て)
よし、人形としての基礎はしっかりと固まったようだな。
では、これからお前は「シノ」という女兵士を演じるんだ。
必要なデータはお前の頭にあるから、
人形としてしっかり演じるんだぞ。
ああ、俺に絶対服従するという点だけは追加しておくように。
- 54 :
- ひゃ、はい、うぁ、あっ、んっ――――!!!!
あは……マスター……わたしの全てを支配する……
(激しく抉られる快楽に、びくびくと体を仰け反らせて)
わたしはますたーのもの、ますたーだけのものですぅ……
(子宮に広がる暖かいものの感覚に、口端から一筋の唾液を流しながら、マスターに絡めた手足をギュッと締めて)
(完全に蕩けきり、意思の光を失った目で新たな「所有者」となった男の顔を見つめる)
――んぁ、はい……お口で、綺麗にさせていただきます……
あむっ、んぐ、ん、んっ、じゅる、むみゅ、んふっ……
(頬を叩く男根を愛おし気に撫でると、丁寧に掴んで躊躇いなく頬張る)
(そのまま全体に舌を絡ませ、自らの体液とマスターの精液で汚れてしまったモノを舐め清める)
ん、ふぁい。
わらひふぁ「ひの」でふ……まふたーのため、しっかりとえんひまふ……
(モノを口に含んだまま上目遣いでマスターの顔を見上げ、命令に応えて)
もふぉよりましゅふぁーにちゅうせいをちかっれおりまふので……んちゅ、っぷは……
いかがでしょうか……綺麗に、なりましたか?
(先程までの熱っぽさが嘘のように事務的な口調で評価を求める)
(が、紅潮した頬と潤んだ目が、「発情している」という状態を口以上に吐露していた)
- 55 :
- 55
- 56 :
- もとより忠誠を誓っている……それは「人形」のお前だろう。
「シノ」はもともと私に反抗精神を持っていたはずだろう?
ならば、むしろ忠誠を誓う方が不自然だと思わないか?
まあ、今のでスパイ活動等には向かないことがわかったよ。
お前には俺の専属ボディーガードとして働いてもらおうか。
これからお前には、再強化を施そうと思う。
強化兵とセクサドール、どちらでも今以上に
俺の役に立つために強化されるんだ、嬉しいだろう?
ついでに、時折みられる感情的なゆらぎも消してもらえ。
では、今から強化施設へ行くから、ついて来い。
(シノと共に強化兵の強化施設へ行く)
さあ、ここからは自分の足で強化されに行くんだ。
完了したあと、素晴らしい人形となったお前を楽しみにしているぞ。
- 57 :
- ……そう、なのですか。
その「シノ」という方は、マスターに反抗するなんて愚かな人だったのですね。
では、その……人前では、反抗的な態度をとったほうが宜しいのですか?
申し訳ありません……
はい、ご意向に添えなかった以上、持てる全ての力でもってマスターをお守りさせていただきます。
再強化ですか? ……嬉しいです。マスターのお役に立てる、もっと優れた人形にしていただけるのですね。
(跪いて、感謝の意を示すように一礼して)
はい、マスターが望むなら、わたしは感情など捨てます……ただの人形として、マスターのお傍に……
はい、かしこまりました。道中、しっかりとお守りしてみせます。
(つかず離れず、ピッタリマスターの三歩後ろを歩く)
(軍での特殊訓練や、先の催眠教育によって身に付けた、一種自然体のようで、いつでもマスターの盾となれる姿勢でそっと後に続いた)
はい、人形となって、完全にマスターの望む私になってみせます……
では、行ってまいります。……さようなら、マスター。
(マスターから少し離れて一瞬立ち止まると、最後の「感情の片鱗」をみせて)
(しかし、すぐに歩みを戻し、自身を完全に「す」場所へと自ら向かっていく)
- 58 :
- 【なんだか、これで終わってしまったような感じですね(^_^;)】
【これからどうしますか?】
【うまい演出があればいいのですが……】
- 59 :
- 【おっと、気づくのが遅れてしまいました】
【これから、ですか……うーん】
【何かリクエスト、というか……したいこととかありますか?】
- 60 :
- 【うーん、あまり思いつかないかも……】
【というわけで、本日は短かったですが、ここで終わりにしますか?】
- 61 :
- 【そうですねぇ……】
【ここでこのロールは終わり、にしますか?】
【とはいえ時間が余りましたので、何かしたいところではありますが……】
- 62 :
- 【したいというか……】
【人形として戦場を駆け回るシノを見てみたい気はするけど】
【たぶん、字面にすると何が何だかわからないものが出てきそう(^_^;)】
- 63 :
- 【なるほど……】
【無感情にキルしまくる自分ですか……あれ、それって初期の自分そのままじゃ……】
【やってみますか?――イワトもツクヨミもどっかの戦場に置き去りですが】
【それか、設定から変えてみる、だとか】
- 64 :
- 【まあ、あくまで思いついただけなんで、】
【やっていただかなくてもいいですよ】
【時間的には余っていますけど】
【もう終わってもいいのではという気がします】
- 65 :
- 【そうですか……?】
【了解しました、上手く纏まったところで終わったほうが良いですもんね】
【では、数日に渡るお付き合い、ありがとうございました。とても楽しかったです】
- 66 :
- 【はい、ありがとうございます、お疲れ様】
【では、このあたりで失礼します】
- 67 :
- 【お疲れ様でした、マスター】
【――やっぱり時間が余ったので、待機してみます……】
- 68 :
- 【――さきほどは おたのしみでしたね】
【とまあ、書き出し方が思いつかなかったんでカッコ付きなんだが】
【暫くお付き合い願えるかね?】
- 69 :
- 【お姉ちゃん、こんばんは――お久しぶりです】
【お楽しみなんて、そんな恥ずかしいです……】
【はい、こちらこそお願いします】
- 70 :
- 【あれ、そんなに久しぶり――って前スレもう見れねえ】
【で、ぶっちゃけどうしようか?】
【実際の所、ネタがあるわけでもなく】
- 71 :
- 【前回お会いしたのは9月11日……実に21日ぶりですね】
【ネタ、ですか……頭の中でしたためているものはあったりしますが、異様に長引きそうなので――】
【雑談、でもしますか?】
- 72 :
- 【ありゃ、もうそんなになるのか】
【最近一月が飛ぶように過ぎてなあ……歳かな?】
【長引きそう。ふむ、こっちとしては別に構わんよ?】
【ぶっちゃけスレも過疎り気味だしな】
- 73 :
- 【歳って……お姉ちゃんはまだ若いですよー】
【そう、ですか……?】
【えーと、ソヴィエトの書記長が西側とこっそり賄賂でヤッホイなので天誅下そうと】
【大尉麾下の部隊が傭兵と陸上艦隊引き連れて首都侵攻クーデターでイワトが消し飛ぶっていう……】
【何か物凄いロールになりそうなアレですよ……?】
- 74 :
- 【いや、なんつーかこう、摩耗激しい感じがな……】
【イワト消し飛ぶんか!?】
【いや、そっちがいいならこっちとしてはなんも文句はないんだが……】
【スレの状況が許すならぜひやろうそうしよう】
- 75 :
- 【おぅ……無理はなさらず】
【いや、なんていうか……基本性能の限界というか……】
【模擬戦ロール見直してたら、「コレ上にイワト乗ってる意味なくないかな」って思いまして】
【でも、一緒に逃げてきた戦友なので、乗り換えポイってのも少し抵抗あって……】
【ということでした】
【お姉ちゃんが乗り気なら構いませんが……書き出してもいいんですね? 本当に大丈夫ですね!?】
- 76 :
- 【別に今が厳しいわけじゃないんだ。全体的にささくれてるんだ。きにするな】
【大丈夫だ、問題ない】
- 77 :
- 【気にするなって言われても……心配くらいはさせてください。具体的には何もできませんけど……】
【了解しました、では暫しお時間を】
- 78 :
- (書記長ゲオルグ・ブルシロフが西側に軍の機密を流し、私腹を肥やしていた――その情報は、レイミアの直属の上官と名乗る男、バグラチオン中佐によって齎された)
(それは党はおろか、国民への背信行為であり、到底許されることではなく)
(また、彼ら党上層部によって歪められた、中央に富が集中し、民が貧困する社会主義を潰すべく、レイミアとバグラチオン達はクーデターを画策)
(クーデター軍はいつしか、陸軍3個艦隊と多くの傭兵を抱えた大戦力でもって、首都モスクワに迫っていた)
(そして、その中には、もはやレイミアの部下扱いになっているシノと、傭兵として作戦に参加した紅音の姿があった)
「――この作戦が、我ら革命の同志諸君の最後の戦いとなろう」
「銃口を突きつける相手は第一艦隊と首都防衛師団――最精鋭であり、また同胞であるがやらねばならん」
「ブルシロフ元書記長を、かつての党の指導者を裁くことで、我らは真の社会主義国家を手に入れる……」
(バグラチオン中佐の演説をBGMに、イワトのコックピットから間近に迫るモスクワの街を見る)
(街から人気は消え失せ、外周部に展開した陸艦と戦車、機動兵器の群れがじっとこちらを睨んでいた)
――お姉ちゃん、聞こえますか?
(無線のチャンネルを変え、演説から姉への個人回線へ)
(不安を押しした声で、名を呼ぶ。何か話題があるわけでもないが、そうでもしないと革命の雰囲気に呑まれてしまうような気がした)
(自分と違い完全に第三者である姉なら、いつものように自分を安心させてくれるような気がして)
- 79 :
- ――まさかアタシが、こんなデカいクーデターに加担することになるとはなあ……
(狭いハウリングヒュドラのコクピットの中で呟く)
(人口ン十万人程度のちっこい国の、しかもクーデターを『起こされる』側に付いたことはあったが)
(まさか下手をすると世界地図がでっかく塗り替わる作戦に参加しようとは)
(今回は長期戦が予想されること、そしてなにより集団戦であるが故に、ハウリングヒュドラでの参戦である)
(――獣神王だと、継戦時間は短いわ、味方もまとめて薙ぎ払う危険があるわで面倒なのだ。一機当千が目的の機体は、こういう時は邪魔なだけだ)
(ということで、バックパック搭載型のドラムマガジンを半ダースほど、予備として持ち込んである)
(使い回しも考えれば、十分にもつ筈だ)
つうか、社会主義国家を成立させるのに手を貸すことになろうとは……アタシバリバリの資本主義者なんだけどなあ。
(と、シノから通信)
んー? なんぞな。
(腰の保護ケースに入ったアンプルと無針注射器を確認しながら、声を返した)
【じゃあ、こっちはこんな感じでー】
【あんまり目立たない感じに】
- 80 :
- ――あ、その……なんだか、大変な事になっちゃって……実感湧かないんです……
話がある、ってわけじゃなかったんです。ただ、声が聴きたくて。
お姉ちゃんはやっぱりいつもどおり、なんですね。
(いつものように落ち着いた姉の声色に、羨ましさを感じて)
(つい弱気な発言をしてしまって)
――自分、帝連にいた時から軍人でしたけど……こういう「決戦」って、初めてで……どうしたらいいか分からなくて。
お姉ちゃんは、怖くないんですか? こんな大きな戦い……
(通信しながら見る敵軍には、最近配備が始まったばかりの「イワトもどき」や「ヒュドラもどき」の姿も散見されて)
(これからの戦いが、まさに国家の行く末を決めるための総力戦であることを示唆しているようで)
(武者震いとも言えない震えが、声をも揺らした)
- 81 :
- 大きな戦い、ねえ。
(とりあえず周りを見渡してみる。――確かに、数は多い)
つうかなんでハウリングヒュドラっぽいのが並んでるんかな……。
パクリだったりしねえだろうな? タロスはそのへん意外と五月蝿いぞ。
――っと、話がずれたな。
アタシに言わせりゃ、こういうデカイ戦いのほうが気が楽だけどね。
少人数での特殊作戦と違って、一人の役目が軽いじゃん。
いざって時にゃ逃げ隠れしても大勢にはそれほど影響ないしなー。
つうか、お前は震えてる暇ねーんだからな。
この中じゃ、まず間違いなく、お前のイワトが最大戦力だ。
デカいボーナスを稼ぐチャンスなんだぞ、解ってるか?
……まあ、それは冗談としてだ。
戦の大小はあんまり関係ねーよ。
要は、いつも通り自分の仕事をすりゃいいんだ。
自分がミスってないのに負けたら、それは使えねー上官の責任。気楽だろ?
- 82 :
- それは……タロスカンパニーからデータ提供されたらしいですよ?
……ライセンス取ったかは知りませんけど。
(再び、最大望遠で敵のヒュドラもどきを見る)
(――小型のものが12門装備された位で、本体はまんまヒュドラそのもの)
(ディ○ニーでなくても、訴えたら勝てそうなデザインだな……そんな他愛もない思考が頭を過ぎった)
……そう、ですか。
自分はいつも単独任務ばっかりで……逆に緊張して……
逃げ隠れしようにもこの艦じゃあどうしようもありませんし。
……はい。
そう、ですね……自分が頑張らないと。
艦の改修費、完済出来るように、そしてソヴィエト市民の皆さんのためにも!
(少しだけ落ち着き、微笑みながら意気込んで)
じょ、冗談だったんですか?
……はぁ、そういうものですか。
いつもどおりの仕事……はい、分かりました。
「――使えない上官の責任、か。ずいぶんと言ってくれるな、同志アカネ」
「この私が陸戦部隊の指揮を摂るというのに……負けるわけがなかろう。大義も、勢いもこちらにあるのだから」
(回線に割り込んできたレイミアが、くつくつと笑って見せて)
(直後に顔を引き締めると、全ての通信チャンネルにレイミアの声が流れる)
「全軍、同志諸君に通達する! 敵はブルシロフ以下国賊の引渡しを拒否!」
「これより陸軍第一艦隊及び首都防衛師団と交戦を開始する!」
「艦隊各艦は2分間の砲撃後、首都に向け前進! 機動兵器部隊及び機甲部隊、航空部隊は援護しろ!」
は、始まった……んですよね。お姉ちゃん、どうか無事で!
――全砲、射程に入り次第敵艦艇に砲撃開始!出し惜しみはナシです!
(レイミアの号令一下、クーデター軍の艦隊が一斉に砲撃を開始)
(反撃する現政府軍の艦隊との間に、砲弾の雨が展開)
《――巡洋艦スターリ轟沈、第228中隊が巻き込まれました!》
《第571大隊、敵艦隊と接触――損耗率48%!》
(兵士たちの絶叫とともに、この日、地図を大きく塗り替える戦争が始まった)
- 83 :
- ライセンスの伴わないデータ提供……す、スパイ?
(アイツらは意外と無償提供とか五月蝿い技術者だしなー)
いや、脱出艇くらい付いてねーの?
ヘリとか。ホバービークルとか。
――今からモスクワを瓦礫の山にするんだが、ソヴィエト市民は喜ぶのか?
(言ってから水をさしたかな、とちょっと後悔するが)
(まあ仕方が無いので気にしないことにする)
――ん? いや、アンタのことじゃないですよ? 「まだ」。
使えない、って言われたくなきゃ、しっかり指揮して下さい。
はいはい、生き残るには自信がある。こっちのことじゃなくて、自分のことを気にしな。
(その直後に響く轟音に体を竦ませるが)
――じゃ、先に小物を片付けますかね、っと!
(ホバーシステムを起動、敵防衛部隊に向けて滑走する)
(数の多い装甲車や旧式戦車では、パワードアームは止められない)
(弾幕を張るまでもなく、小刻みな連射で撃破していく)
――げ、もうちょっと粘れよ。5割近くって壊滅判定もいい所じゃねーか。
損耗3割で順調とか言ってくれんなよ、どこぞのノベゲーじゃあるまいし……
(モスクワ名物の飾り気のないアパートの影に隠れ、マップを展開)
――シノ、この辺は車両ばっかでヒュドラは必要ねえ! こっちの戦車だけで性能的にも練度的にも押し切れる!
どこか火力が足りてねーところはあるか? そっちに回るからデータ寄越せ!
(シノに向かって通信を飛ばした)
- 84 :
- 敵艦隊左翼に対し、砲撃集中! っ撃ぇーーー!
(照準を合わせ、命令を下すたびに、敵艦が炎を上げ吹き飛び、戦車や装甲車、機動兵器が消し飛んでんでゆく)
(それでも最精鋭である首都防衛師団との練度と物量の差は如何ともし難く――)
(彼らが展開する右翼に突入した機動兵器部隊の多くが「もどき」部隊に狩られているようだ)
――お姉ちゃん、よかった……じゃない、右翼の第995戦車大隊と573戦機大隊が敵の「もどき」の攻撃を受けてます!
それから、そのすぐそばで第455戦機中隊が殲滅判定! おそらくは「もどき」の仕業でしょうが……くれぐれも気を付けて!
(艦のCICに問い合わせ、戦域の情報を入手して)
(敵艦への砲撃の傍ら、主な交戦ポイントがマッピングされたデータを送信する)
さて、そろそろですかね……安定脚を格納、第二戦速にて突撃に移れ!
旗艦艦隊への注意を逸らします、敵艦隊の迎撃に備えてください!
(イワトがゆっくりと前進を始め、ブースターによって徐々に加速)
(友軍艦の合間を縫って、市街地に突っ込んでいく)
- 85 :
- 右翼だな、了解!
(マップに入力された戦域情報を元に、ハウリングヒュドラを走らせる)
(「もどき」ということは、さっきのヒュドラのパクリ機体か?)
(口径は小さくなっていても、ガトリングガン12門はさすがに厳しいのだが……)
(ともあれ、戦域突入まで後13秒)
(573戦機大隊の左から突入するルートを取り、――おもむろにジャンプ)
(アパートの屋上を踏みつぶしながら更にジャンプ、調子にのって打ちまくっていたヒュドラもどき3機を同時に補足)
――パクリ、カッコ悪い!!
(『トリガーハッピー』によって加速された反射速度でもって、全門一斉射撃、トップアタック!)
(アタリの悪かった一機に着地して完全に黙らせ、573戦機大隊にデータリンク、状況確認)
(あと、6機?)
うげえ、面倒くせえー。――ボーナス弾んでもらわな。
(ぼやきながら機体を低姿勢に保ち、アパートに隠れながら移動)
(ホバーはこういう時に便利だ)
(と、運良く敵のヒュドラもどき3機の背後に到着)
(――3機構成が基本なのか、こいつら?)
(粉塵と撃破した機体の熱でこちらに気づいていない様子。……チャンスだ)
(両前腕のヒュドラヘッドを待機モードに。180度回転してロックされ、格闘戦が可能になる)
(一機の背後に忍び寄り、首と右腕を締め上げて関節を極め、拘束)
(パワードアームは操縦の仕様上、関節は人体と同様にしか曲がらない)
(よって人間用の拘束術が有効であり……)
でも武器はその限りじゃあねーんだよな!
(拘束したもどきを盾にしつつ、残りの2機へ向かって両肩&両腰のヒュドラヘッドを一斉射撃!)
(味方を攻撃するわけにも行かずに倒れる2機を確認し、最後に拘束した1機の首と右腕をねじ切り、膝裏を蹴りつける)
(倒れこんだところに至近距離から射撃、撃破)
次に向かう!
(通信機に向かって叫び、最後の3機に向かう)
- 86 :
- 【ってうお、ごめん遅くなった】
- 87 :
- 《右翼、傭兵部隊の参戦を確認! 盛り返しています!》
(艦隊司令部からの報告の通り、マップ上の敵を示すマーカーが次々に消失)
(それに勢い付いた各部隊が、徐々に敵を市内へと押し込んでいく)
右翼はもう問題ありませんね。――残る敵艦艇にミサイルを撃ち込み、足止め!
本艦は速度を維持、モスクワ市街に突入します!
(イワトの甲板に設置されたVLSから、無数のミサイルが射出)
(直撃弾こそ少ないものの、多くの艦艇が迎撃のために攻勢を緩めることとなり、後衛の有軍艦や航空隊の餌食になっていく)
(それを尻目に、イワトは建物を薙ぎ倒しながらモスクワ市内に突っ込み、停止)
(大きく開口したハッチから、有人仕様に改修されたレギオン部隊が出撃を開始する)
よし、本艦はここを確保、周辺の脅威を排除次第、歩兵部隊を上陸させ……
《――こちら第六艦隊、旗艦ジェリェーゾ! 敵の新型艦が……荷電粒子ほ――――》
(市街の制圧準備に入ろうとしたイワトの脇を、荷電粒子の光がかすめる)
(それは展開していた現政府軍、クーデター軍問わず飲み込んでいって)
(結果、帯状に戦場が消滅、後方で支援砲撃にあたっていた第六艦隊のおよそ7割の艦が通信途絶した)
――な……大尉殿、あれはなんですか! み、味方まで一緒に…… それにあんな艦があるなんて、聞いてな――
「黙れ同志クジョウ! クソっ、なんなのだあの化け物は……情報を回せ! 指揮系統? そんなものは第四艦隊のアルトゥールに移譲しておけ!」
(動揺して硬直するシノと感情を露に怒鳴るレイミア)
(二人の視界には、イワトの数倍はあろうかという巨躯の戦艦――現政府軍の証である、赤い旗をたなびかせる超巨大双胴戦艦があった)
――あ、あぁ……全砲、あの敵艦に向け斉射!フスプィーシカで艦橋を潰すんです!
(上擦った叫びとともに、一斉に砲弾が敵艦に到――しかし)
《敵艦、なおも健在! おそらくは高精度のレーザー迎撃システムかと!》
(無傷の敵艦が、その砲口をイワトに向ける)
(次の瞬間、イワトの右舷と右腕が消し飛んだ)
- 88 :
- 【いえいえ、自分も遅くなってしまって……すみません】
- 89 :
- 【――じゃあごめん、ここで凍結お願いしていいかね?】
【そろそろおねむの時間なのです】
【――また派手な展開にw】
- 90 :
- 【――おねむの時間は自分もだったり……】
【なので、凍結了解です】
【首都決戦っていったらやっぱりデスザウラー級の絶望的ボスが居なくちゃですよ】
【ですよ……ね……?】
- 91 :
- 【再開時間はそっちの都合でいいぞ】
【夜は暇人なので】
【でもこちらにはジークもブレードライガーもいないのでしたまる】
【――どうしようかこれ。獣神王は実は呼べば飛んでくることにするか?w】
- 92 :
- 【こちらも、夜22時以降なら割といつでも大丈夫です】
【――呼べば来るロボ……Gガンダムが最初に浮かんだ自分は一体……】
【それは置いておいて、この手のボスのお約束っていったら……ほら、意外にあっけなかったりするじゃないですか】
【ちゃんと倒せ……る? ように考えてますよ……活躍できるかはさておき】
- 93 :
- 【じゃあ……とりあえず明日、と言うか今日の夜?】
【――まあ確かに呼べば出てくるけどw】
【フムン。ならばよろしい。←偉そう】
【と言う所で、なんだか変な汗が出てきたので悪いけど先に落ちるー】
【じゃあ、おやすみな】
- 94 :
- 【はい、じゃあ10月3日の夜22時くらいに】
【けど、何か違うんですよね】
【ええ、「活躍できるかは別として」倒せますよぉ……ふふふ、あまりの安直さに恐れ戦くがいいです……】
【おやすみなさい……自分も落ちます】
- 95 :
- 今夜か
- 96 :
- 【じゃあ、ちっと早いがシノとのロール解凍に待機しとくな】
- 97 :
- 【お待たせしました】
【今夜もよろしく願いします、お姉ちゃん】
- 98 :
- ――いくら何でも、冗談が過ぎるっての……
(戦場を叩き潰してくれた光線が収まると、敵も味方も大損害を被っていた)
(効果範囲に居なかったのは、ただの偶然でしか無い)
(それを放ったのは、こちらからはもはや小山にしか見えない、アホみたいな陸上戦艦)
――たった今クーデターの意義を理解したよ。この国のトップは相当気が狂ってたんだな。
てかあんなんどうやって倒せってんだ?
(と、イワトから砲撃が入った。――が、陸上戦艦から光が走ったかと思うと、空中で爆発)
迎撃レーザー!? しかもミサイルじゃなく高初速の砲弾を迎撃だと!?
(これで機動兵器で取り付いて内部から攻撃、という線は無くなった)
(あの迎撃レーザーを掻い潜れる機体など、世界にいくつあるか解ったものではない)
(そう考えると同時、イワトの右舷側がごっそり吹っ飛ぶ)
――通用する打撃力が消えちまったぞオイ。
ああくそ、こんな事だったら獣神王を持って来とくんだった……
(ああいう大型機体は、大群による面の攻撃よりも一点突破の方が有効だというのが自分の持論だ)
(――つまり、デカいのにはデカいのをぶつけるのが一番なのだ)
(通信機を入れ、レイミアへの回線を開く)
おいどうすんだ上官殿! こっちの側であっちの側に勝ってる部分が無くなっちまったぞ!?
あんなん通常兵器じゃ攻略出来っこねえ!
なんか切り札とかねーのか、衛星兵器とか、大陸間弾道弾とかそういうの!?
【おう、じゃあよろしくー】
- 99 :
- 《――敵艦、第二射! イワト・ツィタデーリ大破、第五艦隊の一部が航行不能!》
《敵艦の詳細データを発見! 艦級、29881設計、ペレストロイカ級重陸戦艦です!》
「馬鹿な! アレの就航はまだ先ではないのか!?」
(突如出現して圧倒的な火力を見せつけた敵艦、ようやく艦名と「公式な」スペックが判明したものの)
(荷電粒子砲を5分サイクルで連射可能、自動迎撃システムによりあらゆる実体弾に対処――そんな狂った設計に、レイミアはじめクーデター軍幕僚は頭を抱えた)
(――万事休す。クーデター軍最大火力であったツィタデーリの荷電粒子砲が喪われた今、アレに有効打を与えられる光学兵器を、クーデター軍は持っていない)
「……全艦隊、散開しつつ敵艦に火力を集中、荷電粒子砲は5分おきにくるぞ、気を付けておけ」
(諦観気味のレイミアの指揮に従って、艦隊が緩やかに散らばり、全火力を一隻の戦艦に向ける)
「……同志アカネか。そうだな、あれは通常兵器では墜とせん。そういう設計だ」
「衛星も弾道兵器も、全てあちらのコントロール下にある……レギオンシステムさえ動けば、無人機で幾分かは誤魔化せただろうが、な」
「――逃げるなら今のうちだ。我々も追求はせんよ、現にもう逃げ始めたものもいる」
(自嘲するように力なく笑うレイミア)
(その視線の先、戦域から我先にと逃げ出す傭兵部隊、そして一部のクーデター軍、そして現政府軍)
――では、お言葉に甘えて。
総員、退艦。繰り返します、総員退艦。
ああ、自爆しますんで残ろうなんて考えないで下さいね? それでは、さようなら。
(回線に割り込んで、イワトの艦内放送が混信する)
(ほぼ同時に、イワトが艦から分離、半壊したモスクワの市街地へと消えて)
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