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2012年2月オリキャラ44: 【異能】黄昏の学園 41【異端】 (555) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【異能】黄昏の学園 41【異端】


1 :11/11/07 〜 最終レス :12/02/08
舞台はとある学園、人ならぬ『力』を得た少年少 女たちの物語である。
彼らはその力の存在に惑い悩みつつも、
同じよう な『力』を持つものたちと、時には敵として、
時には味方として対峙しながら力を合わせて様々 な奇怪な事件に挑み、その闇を暴いていく。
【ルール】
・煽り、荒らしは華麗にスルー。
・異能が認知されていない普通の現代日本設定な ので、民間人やその他能力を持たないキャラハン の参加も可能です。
・スレの性質上、強姦や特殊プレイも可ですが きちんと相手の了承を得ましょう。
・いくら戦闘モノだからとはいえ、険悪な展開は やめましょう。(過度の確定、相手を無視する ロールなど)
・最強設定は勘弁してくださいお願いします。
・能力は使い魔、サーヴァント、念、核金、魔 術、法術、変身など基本的になんでもありです。(強力すぎなければ)
・名無しさんも一発キャラでどんどんご参加ください。
・本校は幼等部から大学部まで有しており、留学生との交流も盛んです
テンプレ
【名前】(読みも)
【年齢】
【性別】
【身長】
【3サイズ】
【容貌】
【能力】
【希望】
【NG】
【弱点】
【備考】
前スレ:【異能】黄昏の学園 40【異端 】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1315137689/
避難所:【異能】黄昏の学園避難所 93【異端 】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1316519653/

2 :
【名前】兵部 晶(ひょうぶ あきら)
【年齢】14歳
【性別】男
【身長】153cm 42kg
【容貌】髪は全体的にショート。アホ毛があり、もみ上げが長い。大きなツリ目の童顔。
    基本的には仏頂面で、他人に対してツンツンした様子。
【能力】接触した物体、及びそれに接触していた物体を『回転』させる。
    また己の非力を補う為に、銃器の訓練を積んでいる。
    能力と組み合わせ弾丸の貫通力を向上させたり、弾道を曲げたりできる。
【武器】深紅色のサックスケース型ガンケース『ハーミット』or
    対異形用複合電磁兵器『ジムノペディ』
【希望】NG以外なんでも
【NG】スカグロ
【弱点】持久力や弾数の関係から長期戦が苦手で、またかなり打たれ弱い。
【備考】中等部二年に属する、鳶色の髪の少年。愛する家族を
    異形にされ、そこで異形の存在、並びに父親の所属していた
    警察による対異形組織の存在を知り、復讐のためそれに入る。
    その組織、『S3』におけるコードネームは、『ガンスリンガー』。
    晶は基本的には組織と同じく異形殲滅主義ではあるが、特殊な
    状況ではそれに従わない事がある。
    力を持たない市民の為に、日夜街の近辺を哨戒し、異形を処分するのが主な任務である。
    また特に危険な異形や異能者、それらの排除を妨害する人間などは、
    上層部からの指令により、特定の標的として始末する事も命じられる。
    ちなみに自宅のあるマンションにて、「うさぎ」と名付けた白猫を飼っている。
【穂村先輩、スレ立て乙でした。プロフ投下のついでに、待機させて頂きますね】

3 :
【連日……はいいのかな?良かったら、一緒にどうかな、って思うんだけど】

4 :
【初めまして、穂村先輩。是非ともよろしくお願いしますね。
 個人的には、空待機よりとってもアリだと思っていますので】
【初遭遇、どのようなロールにしましょうか?】

5 :
【初めまして。こちらこよろしく。
 どうしよう。異形は兎も角、異能者ってだけで声かけられるってことは無い……かな?】

6 :
【そうですね、互いが異能者である事を知るのなら、共闘がベターでしょうか。
 どちらかが異形に襲われている所に、援軍をという流れで】
【もっと軽く行くならば、日常のちょっとした所で異能を使えば、
 相手が声をかける理由にはなるかな、と思います】

7 :
>>6
【後者だと、学校とかでも行けるかな。
 前者だと状況的に、こっちがかなり不機嫌になっちゃいそうだし……
 学校とか、明るいうちの、人気のないところでどっか会えないかな】

8 :
【そうですね…でしたら、放課後の体育館裏などは、いかがでしょうか?
 あるいは、昼休みの屋上などでも。校舎は違いますが、理由は幾らでも付けられますし】

9 :
【じゃあ、放課後の体育館裏のネタをいただこうかな。
 サイコロを振れたらいいんだけど。というわけで、
 問題がなければ、書きだしてもいいかな】

10 :
【はい、それでは宜しくお願いしますね。こちらはのんびりとお待ちしておりますので】

11 :
(秋晴れの下、放課のチャイムが鳴ってしばらく。
 誰も来ない体育館裏、閉まった扉に背を預ける形で座り込んでいた。
 今日は同好会もない。
 絡まれないようにこういう静かな場所で、少し休んでそのまま帰ろう……
 そう思いながら、傍らに落ちていた先客の忘れ物らしきそれを手に取って。)
……こんなの、なにがいいんだか。
(半ばほど消費されて捨てられた、まだ新しいタバコのボックス。
 酒やタバコの類はどうも好きになれない。
 吸えばわかる飲めばわかるとも言うが、吸っても飲んでもわからなかったものだ。
 それでも暇つぶしのために、一本を銜えてみる。もちろんライターは持っていないため、
 指先を先端に立てて、ボッ、と火を灯す。能力によるものだ。)
【ではよろしくね。】

12 :


13 :
(チャイムの音が鳴り、本日最後の時限目が終わる。
 帰りのHRは特に変化もなく終わり、友人に挨拶をして帰途に付く)
(とはいえ、今夜は哨戒任務の他に、最近港の倉庫に化け物が
 住み着いたという噂を確かめる為に、そこへと赴く必要がある。
 そして、港は自宅から、学校を挟んでおおよそ逆方向に位置していた)
………。
(付近で夜になるまで時間を潰す、そういう結論に達した晶。さて、どうするか)
(また久し振りに、吹奏楽部に顔を出してみるか。いや、今日は
 ケースの中には、銃器しか収納していない。となると、お気に入りの
 体育館裏にでも行って体を休めよう。案外、紅裂拓兎辺りがいたりするかもしれない――――)
(そうして、角を曲がり体育館の裏に到着。と、どうやら先客がいたらしい。
 すぐに身を隠す。金髪の少女。手にしているのはタバコの箱に見えた)
(所謂不良という者だろうか?基本的に、目立ちたくはない。
 喫煙を見られたといって、因縁を付けられたりはしたくない。不用意に目立つ事は好ましくないからだ)
(ここは、早々に立ち去って別の場所へ―――)
(と、体を引きかけた晶の足が止まった。扉にもたれかかる
 金髪の少女が、指で触れたタバコから、白煙が立ち昇ったからだ)
(いや、見間違いではないはず。それを確かめようとして、思わず大きく身を乗り出した)
【お待たせしました、よろしくお願いします】

14 :
(ジリジリと音が経ち、煙が上がる。あとは吸い込めばいい。 
 肺にすぅ、と吸い込んでみれば……)
――――ッ
(思わず、衝撃にむせ返り、タバコのフィルタから先がボンッ、と爆散してしまう。
 能力の暴走だ。葉っぱ物を炸裂させるくらいならこうした軽い衝撃でいい。)
ゲホッ、ん、んっ!……ぇほっ、えほっ……。
最、悪…………なにが、いいんだか、これっ……。
(涙ぐみながら、むせる。煙が漂うなか、残ったフィルターを適当な場所に捨てる。
 再三言うが、理解できない。味覚が子供と言われるが、こんなものを好むくらいなら……
 そんなことをぐるぐると考えていると、ふと視線を感じて、そちらのほうに顔を向ける。
 見慣れない少年を見つけ、暫し呆然として……疚しいことを隠すように、タバコを自分の後ろに隠すように。)
いや、あの、これは……違う……。
(喫煙をしているわけではない、と弁解するが、そもそも隠すべきはもっと別のことではなかろうか。
 しどろもどろしながら。)

15 :
(そして、少女が咳き込むと同時に、爆ぜたタバコの先端。
 間違いない、異能だ。S3のやり方で分類するならば、系統は
 エネルギー操作系、操るのは熱エネルギーだろうか?)
(これはどうでもいい事かもしれないが、見た目に反して、彼女はタバコを常用しているわけではないようだ。
 言動からも察するに、アレはたまたま手に入れたものなのだろう)
………っ…!
(金髪の少女を観察し分析していると、急に彼女がこちらを向いた。
 失敗をした、もう少し慎重に行動すべきだったか)
(だが少年の予測したような、敵対的な行動、最悪口封じを含めた
 多少の暴行といったものを、少女は行わなかった)
(慌てふためきながら、タバコを背中に隠す。思わず罪悪感に
 かられてしまった。見た目で人を判断すべきではないと、兄はよく言っていたのに)
(晶は背中のサックスケースを担ぎ直しながら、全身を少女の前に表した)
…覗き見のような真似をして、すみません。早々に立ち去ろうとしたのですが。
(まずは腰を折り、頭を下げる。恐らく、話の通じる相手だ)
(段階を踏んで、ゆっくりと説明していこう)
喫煙の件でしたら、お気になさらず。
本来なら注意でもする所ですが、あなたは喫煙の常習犯ではないようですから。
…ライターも、お持ちではないようですしね。

16 :
……いいよ、あたしの部屋ってわけじゃないんだし。
覗き見られて困る事もするつもりはなかったんだけどさ……これ、あんたの?
(タバコの箱を揺らして見せるが、無いよね、と適当なところに置いた。
 横を向いたまま振り向くだけ。スカートだから、座ったままそちらを向くのは都合がよろしくない。)
話がわかる子で助かるよ。たまたまここに落ちてただけだか……ら。
(ライターの話を振られればぎょっとして。頭のよさそうな子だと思った。
 普通じゃない。その言葉が脳裏に過ぎり、視線はやにわに鋭くなる。)
……あー。あんた、見たとこ……中等部?
あれ見て驚いたり、逃げたりしないんだね。
(中等部と判断したのは背格好だけだ。にしても、自分の「熱血」を見て尚、
 全く取り乱す様子がないのは、その年令に不釣合いな胆力を持っているということ。
 侮ることはなく、後頭部を扉に押し付けながら。)
あたしのこと知ってて来たの?それとも、単に偶然?
(可愛らしい自信で、金を賭けて喧嘩をふっかけに来たのか。
 それとも、本当に偶然に異能者と出会ってしまったのか……?)

17 :
いいえ。
喫煙は身体に様々な悪影響を及ぼします、未成年ならば尚更です。
余計なお世話でしょうが、以降は少しでも口にされない方がよろしいでしょうね。
(彼女の問いかけに対して首を振り、その言葉を肯定するように、
 生真面目な表情で淡々と説明する少年。直立不動の姿勢と
 相まって、実直だが冷淡とも取れる立ち振る舞いだ)
成る程、この場所には時折喫煙者が訪れるという事ですか。
後で教員に報告しておきますので、証拠を頂いてもよろしいですか?
(手を出し、タバコの箱を渡してくれるよう、求める。
 仮に見つかれば停学程度にはなるかもしれない。だが学園の規律が乱れるのは
 望ましくないし、子供の喫煙を見逃すのは、人間として正しくない)
ええ。
――――僕も、同じような超能力を持つ人間ですから。
(じっと金髪の少女の瞳を見つめ、静かに呟く。彼女も、既に
 予想していたかもしれない。こんな異常に遭遇すれば、普通の同級生なら
 興奮するか、あるいは取り乱し、恐れ逃げ出すだろう)
偶然ですよ。
予定のある、日が暮れる頃までここで時間を潰そうかと思いまして。
僕もそこはお気に入りの場所なんですよ。
ただ最近は少し寒くなってきて、やや過ごし辛くなりましたけどね。
(彼女が座っている場所を指差し、少し饒舌に説明する。疑われないよう、かといってわざとらしくならないよう)

18 :
美味しくないしね。あたしはこいつよりお菓子のほうが好きだわ。
あんたは?……クッキーあるけど。
(促されるまま煙草の箱を投げて渡しつつ、鞄を漁る。
 お茶のペットと、家から持参してきた手作りのクッキーだ。おやつ。
 優等生とは程遠い有様だが、特段、生真面目そうな少年を忌避するということもない)
だろうね。
(少年の告白には、短くそれだけ返して。)
すごい偶然もあったもんだ。
いいよ、座れば。それとも帰ったほうがいい?
(横にずれて、スペースを開ける。凝った体をほぐすために伸びをした。)
昨日もあったよ。別のやつ。
でもあんた、そいつよりは話しやすそう。
(わかりやすい人間、である気がした。否、理解し得る人間、というべきか。
 異能者に対する自分の嗅覚がそこまであてになるものではないとしても、
 相手はしっかり段階を踏み、こちらに気を使ってくれているようにも思えた。)
一年……あ、高等部の。穂村灯(ほむら ともり)。料理同好会。
あんたは?……吹奏楽部?
(背負っているものは、管楽器を入れるケースに見えるが。)

19 :
……………。
『パシッ』
(投げられたタバコをキャッチしながら、やや呆けた様子で、
 一見不良のように見える少女が取り出した、お茶とクッキーを見た)
(こういうのをギャップ萌えと言うのだと、姉が言っていた。
 そして、以前ここで同じようにクッキーを貰った、もう一人の姉を
 思い出し―――すぐに心の中から消した。正確には、消すように務めた)
いいえ、あなたとはもう少しお話がしたいですから。
それではお言葉に甘えて、失礼します。
…ちなみにあくまで知人の言葉ですが、異能者―――人間を超えた
能力の持ち主を、僕はそう呼んでいます。異能者は、異能者と遭遇する確率が高いそうですよ。
特に、明確な根拠があるわけではないようですけどね。
(ちょこんと隣に座る。女性にしては、長身なようだ。決して、自分の背が低いからだけではない)
(それにしても、高等部一年でこの身長とは。肌も白く、意外と異性からの人気もありそうだな、と思った)
僕は中等部の二年、兵部晶です。
一応吹奏楽部には所属していますが、基本的に幽霊部員ですね。
…料理、同好会ですか。もしや、このクッキーもあなたの手作りですか?
(失礼して、一つ頂き口に運ぶ。美味しい。少なくとも煎餅のような硬さは
 なく、しっとりサクサクという、普通のクッキーの感触を呈している)
お料理、お上手なんですね。
…ああ、よろしければその昨日お会いした異能者のお話、お聞かせ願えますか?
知人ならば弁解できるかもしれませんし、そうでなければ僕も警戒しておきたいので。

20 :
嫌な話。
(「異能者」は引きあう、という事か。失笑を禁じ得なかった。
 手がぼろぼろになるまで、万札を賭けた喧嘩が連日続くこともあり、まったく、迷惑な話だ。)
兵部くんね。
……そう?ありがと。結構いろんなの作ってるんだ。
小さい頃から趣味でね。同好会だけど、学校で作れる機会があって、よかった。
飲み物は、ごめんね。ないけど。
(飲みかけだから、とお茶のペットを揺らす。
 手作りだからか既製品程見た目は整然としていないが、
 味は保証するところだ。それでもお上手と言ってもらえれば嬉しい。)
ん?ああ……同じ学年の、郡くんとかいったっけ。
ナイフもってた。なんか、やばい感じのやつ。
(兵部くん、知ってる?と、自分もクッキーをつまみながら話を振ってみる。)

21 :
…そう、ですね。
(やや曖昧に頷く晶)
(リアクションから察するに、彼女は、異能者との遭遇を
 望んではいないようだ。つまり、日常とは異なる世界に関わりたくないのだろう)
(そんな彼女に、異形の存在を知っているか訊ねるべきだろうか。
 訊ねるにしても、その存在を知らなかった場合を想定して、上手く聞き出さなければ)
いえ、僕も自分で用意してきたのがありますので。気遣って頂き、ありがとうございます。
穂村先輩は、いいお嫁さんになれますね。…その手は、練習の成果ですか?
(もっとも、料理が苦手だからといっていいお嫁さんになれないわけではない。
 それに、彼女とて全く上達していないわけではないのだから)
(何故か自分の言葉に自分で反論しつつ、彼女が揺らしたペットボトル、ではなくその手指を見る)
(カバンの中から、カルピスウォーターの入った水筒を取り出しながら)
郡、…恐らく郡太一郎さんですね。
………ヤバい奴、ですか。
(ナイフを使う郡という名の異能者であれば、彼に違いないだろう。
 それにしても、好青年である彼がそう思われてしまうとは)
(一体どんな出会い方をしたのだろう。―――など、考える
 必要はない。彼の性格と異能の特性を考えれば、使用する状況など容易に想像が付く)
(それに彼もああ見えて、意外に頑固な所がある。それが偶々、灯と噛み合わなかったのかもしれない)
…彼は、本当は他人の為に自分を犠牲にするような、熱血漢ですよ。
自称、正義のヒーロー見習いでしたか。
ただ自分を鼓舞する為なのか、穂村先輩がその言動に不信を持つのも仕方ないかもしれません。
ただああでもしないと、『そういう奴ら』と戦えない人もいる事は、知っておいて下さい。
(率直に言って、知人である先輩二人の仲が悪いのは、
 あまりいい気がしない。多少のすれ違いなら、ないに越した事はない。
 取り繕うような形になってしまっているが、彼女は気分を害していないだろうか)
(そして、何より)
…あなたは見た事があるんですね。奴ら、異形を。

22 :
どうかな。相手がいないし……これ?
こっちは、バイト。お小遣い稼ぎ。あんまり使い道ないけどね。
(内側よりも外側に傷の多い手を隠すように、ぎゅっとバンテージを締めなおす。
 いいお嫁さん。考えたこともなかった。
 能力に目覚めることがなければ、そういうことにうつつを抜かした
 ごくまっとうな高校生活を遅れていたかもしれないが……今更だ。お茶で喉を潤す。)
知り合いなんだ。彼と。……意外。
なんかいちいち、芝居がかった感じでさ。余裕で。笑ってた。
そんな状況出、そんな奴に上から見られてる感じで……あんまり。いい感じしなかったよ。
役者への転向でも、おすすめしたら。
(恐かったのだ、単純に。あちらの世界に迎合しているかのような人間の有様が、
 怪物のそれに見えたのだ。であれば、他人の為に自分を犠牲にするという美徳さえ、
 素直に受け止めることは出来ない。
 本来なら無視して去るような非礼に対し、怒りを憶えたのは忌避感からなのかもしれない。
 まだ、そういう意味では自分は一般人の価値観を保持できているのだろうか。
 それとも傷がふさがりかさぶたが剥がれれば、自分もああなるのか。
 嫌な悪寒が背筋を這い上がるのを感じながら、平静を保ってクッキーをぱくり。)
ん。
いぎょう……バケモノだよね。
中学生のときくらいかな、自分のちからに気づいて……
あんなのがわんさといるのに、なんで今まで知らなかったのか、
そっちのが恐かったかな。
ううん、きっと見えるようになったんだろね。物理的にじゃなく、こう、さ。
(だが奴らは獣に近い。どちらかといえば組しやすい存在とも思える。
 厄介なのはむしろ異能力者だ、というのが現在の灯の考え方だ。)
見ただけじゃない。駆除したりもしたよ。あいつら、悪さするでしょ。

23 :
アルバイトで、お手を怪我されてしまったんですか?
どうか、お大事に。折角あなたは、お肌が綺麗なのですから。
(仮にこんな言葉を媛名葵辺りに言ってしまえば、相当な剣幕で
 睨み付けられるだろう。彼女は、そういった類の女性扱いを好まない)
(だが、この少女は夜の世界や異能者を拒んでいる。これくらいのお節介はいいだろう)
(特技からして、何か厨房に立つようなアルバイトか。しかし使い道がない、との言葉はどういう意味なのだろう)
これはあくまで僕の独断ですが。
ああして演技がかった台詞や行動で、自分を本物のヒーローにしたて上げ、
自分自身を勇気づけているのかもしれません。
仰る通り、確かに無遠慮な所もありますが…どうか、お嫌いにならないで頂けますか?
(どうやら太一郎は、相当嫌われてしまったようだ。
 どうしても理解出来ない人間というのはいるだろうし、
 仕方ないのかもしれない。最後に一言だけ、お願いするように首を傾げる)
知らない方がいい事もありますよ。
異形を知った後よりも、知らなかった頃の方が、幸せだったのではないでしょうか?
…けれど、一度見えてしまったからには、一生忘れる事はできないでしょうね。
(中学生の頃からとなると、少なくとも自分よりは異形に
 触れる機会は多々あったようだ。尚更、その恐ろしさも身に染みているだろう)
あなたが、自ら?
…ええ。中には人畜無害な異形もいますが、基本的に
大多数の獣型の異形は、人間を含む動物を餌とし喰らう傾向にあります。
とはいえ異形には様々な種類がありますし、霊的なものや、
人と同等、あるいはそれ以上の知能を持ち、人間の姿を取る者もいます。
(少々予想外の台詞に反応しながらも、説明を続ける。知らなかったのが
 怖かったと言うのなら、ある程度は理解した方がいいはずだ。
 恐怖は対象への無知から生まれるという)

24 :
そりゃどうも。でも、使えば傷はつくものだから。
(言われてみることはまんざらでもない。それでも、肌を撫でてみたところで傷は消えない。
 むずがゆいような感覚に苦笑した。)
それはあいつ次第。あんたが、あいつと仲いいのはわかるんだけどさ。
そうも上手くいかないでしょ。多分あっちもあたしのこと嫌いだからね。
……まあ……でも……善処しとく、ってことで。
(嫌いになるなと言われてそうすることは難しい。逆も然りだ。
 だが年下の頼みを断るのはあまり心地の良い事ではない。お茶をにごしておく。)
今のところはね。この力を手に入れて良かった、って思ったことはないかな。
薄情だけど……うん、襲い掛かられたり、だれかが襲われてるの見て、割って入ったりしたくらい。
力がなきゃその時なにも出来なかったんだろうけど、
力があるからそういう状況に出くわしたのかも、とか思ったりしてね。
いろいろいて……そいつらは大体、害獣みたいな感じなのか。
……それで?そっちの話になった途端、よく喋るようになったね。
「異能者」より、「異形」のほうに関心がある、とか?
(こちらも興味がないわけではない。
 だがどこまでも受動的な自分が相手に何を問えたものか。
 ならば欲しい答えのために質問を限定的にしていく手段を取った。)

25 :
その点におきましては、太一郎先輩にもお伝えします。
万が一また共闘する際に不調和が原因で怪我などされては、勿体無いですからね。
そうでなくとも、折角同学年なのですから。
…ふふ。ありがとうございます。
(あまり乗り気ではないようだが、それでも突っぱねる事なく、
 最後には一応は、了承したとの言葉を返してくれた)
(やはり、この人もいい人だ。そう思った晶は、年相応な幼い笑みで、にこりと笑った)
薄情などとは思いません。
むしろ、誰かが教われているのを目撃し、それを助けに入るなど賞賛されるべき行為かと思いますが。
普通ならば人間から外れた力を持っていても、命を懸けて化け物と戦いたくなどないはずですから。
まあ極端に言ってしまえば、檻の中でなければこの世は
害獣でない物の方が少ないかもしれませんから、異形=悪と結びつけるのは、早計かもしれませんが。
(確かに、自分は先程より多弁になっているようだ。気付かなかったが、
 これも職務故の―――所謂、職業病というものにあたるのだろうか?)
………はい。
―――僕は、基本的には異形を狩るのが仕事であり、任務ですから。
(大きな瞳で見上げながら、少しの間の後、その事実を口にする)
(ここまで来て、隠し立てするわけには行くまい。それ以上訊かれれば
 話せる事は話そう。もっとも、あの少年のように、自分も嫌われてしまうかもしれないが)

26 :
まあ……そう……なのかな?する奴のほうが多そうな気もするけどさ。
(道端でおばあさんが困っていたら、と同じような話ではないのか。
 自分には出来無いことが出来る、それだけで、割って入る理由には十分だろう。当然のことだ。
 襲われているのが気に食わない奴だったらわからない。所詮自分はそんなもんだ)
……にんむ。
任務……っていうと、そっ……か。
そういうの、やってるんだ。兵部くんは。
(言葉の意味を考える。さっき笑った顔と、まっすぐ見上げてくる顔。少年にある多面性。
 成程、この少年もまた、自分が知らない領域に足を突っ込んでいるのだろう。
 軍隊やら警察さら、そういうのを熱かった映画で語られるような任務という言葉、
 うっかり踏み込むには、少し躊躇があった。)
あれするな、とか、あったら聞くよ。
気づかないうちに邪魔とかしてたら、後味悪いしね。
(腰を上げて、ほこりをぱんぱん、と払う。
 選んだのはそんなこと。相手が何なのか、ストレートに聞くのは憚られた。
 つまり、能力者である以上の秘密を握ってしまうということになる。
 それは異能者の間ではどういうことなのかはわからないが、自分にとって、
 知りあってすぐの相手とするには重すぎる契りのような。)
あたしは、そういうのないから。
(素人だから、と補足して。)
【そろそろ、かな……あたしは次で〆ね!】

27 :
…そうですね。この街には、多いような気がします。
でもそうして亡くなっていった人間も、僕はたくさん見ていますから。
(仕事柄、異形にされた異能者の成れの果てを目にする事もある。
 五体満足であれば良い方で、大抵は無惨な最後となる。
 しかも、自分とさほど年の変わらない学生もいたりもするのだ)
(ましてや、自分の父親、ひいては家族は、こんな仕事のせいで
 んでしまったと言っても過言ではない。この仕事の意義を否定するつもりまではないが)
………。
(そういうのをやっているのか、そんな問いかけに無言で頷く)
(やはり引かせてしまっただろうか。しかしそんな自分の心配をよそに、
 彼女は消極的な意味で、自分に出来る事はないかと訊ねてきた)
(こちらの事情に深く入り込まず、余計な事をしない事で、
 手助けをしようとしてくれる。正直、ありがたかった)
(それならば)
…なら、一つだけ。
何よりも、ご自分の命を大切にして下さい。
仮に人が襲われていても、適わないと悟れば、時間を稼いであなたも逃げる事も大事です。
あなたが守る人もあなた自身も、一つの命には違いないのですから。
(カバンから一枚のメモ用紙を取り出し、11桁の数字を記すと、それを灯に差し出した)
逃げる事も難しそうな時、あるいは助けるのに人手が入りそうな時、こちらにお電話下さい。
間に合わない可能性も大いにありますが…ないよりは良いかと思いました。
【了解しました、それでは僕も恐らく次で〆になりますね】

28 :
(メモを受け取る。その数字を目で確認することに意味はないだろうが、
 何度か確かめてから、財布を取り出し、しまい込んだ。)
後で電話入れとくよ。
(お互いにそうとわかるようにね。そう伝えた。)
……あんたもそうなるかもしれないんでしょ?
余計なお世話かもしんないけどさ。
話、聞いちゃったから。そこんとこ、ね。
(心配で気が気じゃない……というほどじゃない。
 自分はんだことがないからわからないが、異形に襲われてぬかも、なんてのは、
 本当に場慣れしているやつからすれば当然のことなんだろう。
 年下の子供がそういう世界に身を置き、戦っている事実。
 あるとき、この少年を学校に見かけなくなったらと想像してみたら、
 それがいやに生々しく、気分が悪かった。だから、やんわりと釘を刺す程度の言葉を返す。)
自分の命を大切に、か。
そんな目にあったことないから、確約はできないけど、覚えとく。
(そういった土壇場で、自分がどういう行動に出るのか?
 全く想像がつかない。良い想像をしても、悪い想像をしても、結局答えはその瞬間にのみ在る。
 ただ、きっと、思い上がるなという事には違いなかった。)
…………長居したね。帰って寝るわ。
今度聞かせてよ。曲はお任せするから。
(背中のサックスケース。その中身は知らないし、いつか話してもらえるまでは
 自分に知る権利はないだろう。だから、その言葉だけ残して、
 帰路へついた。もう夜が早い季節だ。早く帰らないと、帰り道に誰かと出会ってしまうかも。)
【じゃあ、あたしはここで〆で。
 ありがとうございましたー。おやすみなさい!】

29 :
………。
(そうなるかもしれない、との問い掛けに、すぐに返事をする事は
 出来なかった。夜の人間ならともかく、日の当たる世界に身を置く
 人間が、いつでもぬ準備は出来ているなど聞いては気分は良くないだろう)
ええ、お休みなさい。
最近は特に寒くなって来ましたから、暖かくしてお眠り下さいね。
…はい、分かりました。聞き苦しくない程度のものを、ご用意させて頂きます。
(それは単純な興味なのか、あるいはその曲を自分に聞かせるまでは
 ぬな、という彼女の意志なのか。何にせよ頷き、その背中を見送った)
(とは、常に想像するより身近にあるものだ。ましてや、このような
 仕事に就いていれば尚更だ。今夜の任務で、自分がぬ可能性もある)
(その事も想定している。ぬのは恐れていない。ただ自分がねば
 久遠ゆりかは助けられない。そして、市民を守る人間が一人減ってしまう。
 即ち、穂村灯のような人間が危険に携わる可能性が高くなるわけだ)
(ならば、易々とんでしまうわけには行かない。今夜も全力で、奴らを、異形を狩る)
(決意を新たにした晶は、冬らしく早くも夕暮れから
 夜へと変わった空を見上げると、静かに戦場へと歩き出した)
【こちらもこれで〆ますね。長時間お付き合い頂き、ありがとうございました】
【とても楽しませて頂きました。また機会があれば、よろしくお願いします。お休みなさい、穂村先輩。ノシ】

30 :
竿

31 :
【名前】杜 凛子(もり りんこ)
【年齢】15歳/高等部一年
【性別】♀
【身長】152cm
【3サイズ】B85/W64/H85
【容貌】肩くらいのお下げ髪、渦が巻いてそうな分厚い眼鏡の下に目つきの悪い三白眼
    色白で両目に泣きぼくろ、手首に数珠、いつもジャージか体操着を着てる
【能力】自己流"乙護法"(おとごほう)
    自筆の落書きに霊力を注いで立体化し、分身として操ることができる。
    見え方はちゃちい3D画像のようなイメージ。
    大きさや数は任意、性能や強さは落書きのデザインによる。
    なお、霊視の力も持っているが眼鏡を外して裸眼で視る必要がある。
【希望】日常や戦闘、いろいろ
【NG】グロ、相談なしのエロール
【弱点】凜子自身は格闘技とかの戦闘力はない、能力使用後は極度に腹が減る
【備考】だらだらと気ままにご近所の平和を守る女子高生。
    将来はさまよえる霊を成仏させられるような霊能者になりたいなんて思いつつも、
    マイペースでゆるい性格なので修行的なことはサボり気味。
    家はごく普通のお寺で両親も普通の人、ただ娘に力があるのは知っている。
    普段からメモ帳やらを携帯していて、何か思いついては落書きしている。
※乙護法は護法童子(仏法版式神みたいなもの)を使役する呪法

32 :
【た〜いきだよっ】

33 :

【名前】葛森 利香(クズモリ リカ)
【年齢】17
【性別】女性
【身長】149cm
【3サイズ】禁則事項(本人談)
【容貌】
 黒髪のショートカットで少し日に焼けた肌。。
 靴下の代わりに足の甲と足首の辺りに布を巻いている事が多い。(地面に肌を触れさせたいため)
 護身用の道具(昼は拳銃やスタンガン、夜は鹵獲したライフルや自家製の武器を所持)やメモ帳、鉛筆を常にベルトにつけている。    
【能力】
・小型の蟲を生み出し、操ることができる。
・虫の力を借りる事が出来る。(蜘蛛の糸や蝶の羽、毒や耐性など体に付属させる)
・逃げ足が速く、柔術もかなりの腕。(ただし、能力とは関係なし) 
【弱点】鳥、トカゲ(これらが相手だと能力は一切使えない。彼女自身もこれらは怖いらしい)
【希望】NG以外
【NG】 亡、グロ、スカ
【備考】
 高等部の文芸誌同好会員。会が週1回発行する会誌のインチキオカルト部門を担当している。
 ただし、ネタは近年発生している本物の異形であり、常にそれらを撮影や取材をし、それを改変して記事を書いている。
 取材の域は、現場から警察や暴力団、退魔機関の一部など様々であり、いい意味でも悪い意味でも顔を覚えられる事がある。
 本人曰く、「面白そうならそれでいい」と、はた迷惑な思考の持ち主。
 元は蟲を祭る神社の娘であったが、姉しの為に妹によって家を追い出さている。 現在は友達の家の庭に居候している。
 現在、一部で妹による工作が行われている模様。戸籍上も追い出した日に亡、認識が異形で殲滅指定など、多岐にわたって活動してるとかしてないとか。そのため、武装を強化したとの事。

34 :
>>32
【しばらく来ていなかった私がお相手を申し込んでみるテスト】
【というわけで、まだいらっしゃいますか?】

35 :
>>34
【ちゃお〜、はじめまして〜】
【あぶないあぶない、ちょうど電話かかってきて待機してたの忘れるとこだったよ!】
【申し込み大歓迎、んーどんなふうにしよっか?】

36 :
>>34
【初めまして】
【えっと、声かけたのにあんまり考えてなくて申し訳ないです】
【とりあえず、提示できるのとしては】
・異形さがし中の怪しい私と異形退治?の杜さんがばったり
・戦ってる杜さんの異能、み〜ちゃったor異形盗撮してる怪しい記者み〜ちゃった
・夜の学校で部活動とか忘れ物とかで来た二人がなぜかばったり
【くらいでしょうか?】
【そのあと、共闘でも構いませんし】

37 :
【何自己レスしてるんだ。私は……orz】
>>35です】

38 :
>>36
【ううん、そんなことないよー】
【それじゃね、これかなぁ?】
>・戦ってる杜さんの異能、み〜ちゃったor異形盗撮してる怪しい記者み〜ちゃった
【利香ちゃんのアヤシーとこ見てみたい、なんて】
【異形をやっつけるかどーかは、相手次第かなぁ? 無害でほっとくとかもアリだよね】

39 :
【怪しいところって……え〜、そんなに怪しい人間ではないはず】
【うん、ない……はず】
【異形についてその辺の結論はとりあえず先送りにしましょう】
【先送りこそ日本人の華】
【場所は夜の廃工場のあたりでいいでしょうか? なんか、妙な噂が立ってるスポットで】
【あと、書き出しは私からですか?】

40 :
>>39
【じゃ、アヤシーかどうかはお楽しみでっ】
【場所はリョーカイ、書き出しはどっちでもいいよ】
【見つけられる側が書き出しだよね】

41 :
【じゃあ、私が】
【しばしお待ちください】

42 :
>>41
【はーい、お願いしま〜す】

43 :
(月明かりの照らす郊外にある廃工場)
(すでに朽ち果て、足を踏み入れるような人もいないその場所には一つの噂が立っていた)
(そこらへんの学校に行けば一つや二つはあるような都市伝説だ)
(それは熊の化け物がいるという噂。ほとんどの人は信じることがないようなものだが、実際には)
「むしゃむしゃ」
(工場の中で2メートルほどのクマのぬいぐるみのような化け物がいた。というか、ぬいぐるみが動いていた)
(そんな非現実的な光景の少し離れたところに大きな段ボール箱があった)
(そこからは、カシャカシャと小さな音が響き、さらに、時たま下から足が生えて移動している)
 ふふふ、擬態は完璧ですな。
(それは化け物ではなく、段ボールをかぶっている利香だ)
(正面にはカメラのレンズとのぞき穴が取り付けられている)
 潜入に成功。もっと近くで撮って、来週号のネタにしましょう。
(そういって、段ボールを少し持ち上げて隠れて進む)
(どう見ても、バレバレのような気もするのだが、熊の化け物は気づいてないようだ)
(ただ、逆に気付かないのは熊の化け物くらいだろう)
【それでは、よろしくお願いします】

44 :
>>43
(熊の化け物がいるってウワサを聞いた、それもヌイグルミのような熊らしい)
(まさかまさか、戻し忘れた乙護法がノラになってる!?)
(なんて心配をしてしまった凛子は、自宅からはちょっと離れているウワサの廃工場へ出かけたのだった)
ふーん、ウワサはホント、アタシの心配はハズレね、ま〜そ〜だろうけど。
(武道の心得があるわけでもない凛子は、事前に小さなフクロウの乙護法を廃工場へ偵察へ行かせたのだ)
(それで大きな熊はいるが、それが乙護法ではないことがわかった)
(その熊が動物園から逃げ出したって話は無理があるし、きっとソイツは異形だろう)
(異形じゃなくてもほったらかしは問題あるし、自分でどうにかするにも警察へ通報するにも直接確かめた方がよさそうだ)
……って、アレは突っ込み待ちなのかな?
そんなことないか、イヤ、でもでも、あれは絶対さそってるに違いない!
(廃工場へ来た凛子が熊と一緒に見つけたのは、段ボールに入っているナゾの人物)
(凛子的にはどうみても振り向いたら後ろにもいてビックリなシーンだ)
(つまり、あの後ろにナニか出して驚かせなくちゃならない、そんな使命感が凛子の中に燃えたぎった)
えーと、ならやっぱコイツよね。
(凛子がスケッチブックをめくって新たに呼び出したのは、アマレスのウェアを着た巨大なテディベア)
(ピンクでもふもふして抱き心地の良さそうなソイツを怪しい段ボールの後ろに行かせ、ツンツンと段ボールをつつかせた)
【こちらこそよろしくね〜】

45 :
(さながらどこかの工作員のように進む利香)
その顔のドアップをあたしのカメラが激写しちゃいますよぉ。
(うひひひ、と怪しげな笑みを浮かべつつ、どんどん近づいていくが)
(その瞬間に段ボールを後ろからツンツンとつつかれる)
へっ?
(そういいながら、段ボールごと振り返ると)
あっ……
(のぞき穴からピンクのモフモフのクマが見える)
(すごく抱き心地が良さそうだけど、少なくても歩かないようなクマが)
うにゃぁぁぁぁぁぁぁ! 気づかれたぁぁぁぁぁぁ!
(本物の異形に気づかれる危険も忘れて大声を上げる利香)
ああ、やばい、やばい。写真を取る余裕が……
(心配は一般人とは異なっているが、それでもやばいと感じるのは当然で)
(次の瞬間に、外装の段ボールをピンクのテディベアに投げつける)
ああああ、締め切りがぁぁぁぁぁ!
(中には、カメラと警棒を持った利香が頭を抱えながら逃げようとする)
(そうして、そのまま前を見ずに頭を抱えながら走っていく)
(そう、そのテディベアの主人の方へ)

46 :
>>45
ぷっ、べ、ベタすぎっ!
(バラエティのどっきりネタのように驚く段ボール箱に凛子は口を押さえて大受けする)
(しかも中身はカメラと棍棒みたいのを持ってる女の子のようで、少女というのもビックリだ)
(正直、異形退治なんて気分がいいものじゃないけど、当初の目的を忘れて愉快な気分になる)
(だから飛び出した少女が凛子に向かって特攻してきたのに気が付いたのはぶつかる突然だった)
ふぎゃぁぁ〜っ!
(もろに体当たりをくらった凛子、そのまま吹き飛ばされて二転三転ひっくりかえる)
(スケッチブックもペンも懐中電灯もあたりに散らばって)
○@◆×#▽$!!?
(息もつまって目も回り、ふにゃぁ〜と地面に伸びてしまう)
(テディベアの方はもちろん投げつけられた段ボール箱なんてものともせず)
(呑気な創造主なんかほっておいて、大きな熊の方へ一歩前へでて組み合う構えを見せる)
(アマレスのウェアなのにスタイルはプロレスのようだ)

47 :
 あああ、このままじゃ部長にやばいことに……げふっ!
(思いっきり体当たりを食らわせたところで凜子の存在に気づいた)
(そして、それを気遣う余裕ができたのは彼女が地面に伸びてからだった)
 あ……あれ? 誰? 君?
(とりあえず、周りに転がったものを拾っておく)
 スケッチブックにペンに懐中電灯? どう見ても写生大会には見えないけどなぁ。
 まぁ、とりあえずもらっておくか。別に使い古した思い出の品っぽくもないし
(ちなみに、日本ではそれを窃盗という。だが気にせずにバックに入れるのが利香だ)
(そんなことをしているうちに後ろでは、クマとテディベアが取っ組み合いを始めた)
 ふぇ? 仲間割れ? どうなってんの?
(だが、そんな状態なら別に都合がいい)
 お〜い。生きてる〜?
(ぺしぺしと凜子の頭を叩く)
 ここは写生大会の場所じゃないよ。ってか、大丈夫〜?

48 :
>>47
GUWAAAAAA!!!
(指があるように見えないのに組み合って力比べするクマとテディベア)
(テディベアはしゃべらないのだが、背景にアメコミ風な叫び声がバーンと描かれているような格闘振りだ)
うにゅ〜……ん、んぁ、あれ?
(頬をぺしぺし叩かれた痛みで目が覚めるが、なんか頭は痛いしよく見えないし、何が何だかさっぱりで)
(とりあえず、幸いなことにずれただけで落ちなかった分厚いメガネをかけなおすと目の前には少女の顔)
だれ?
(視界がはっきりすると目の前には知らない少女の顔があった)
(さっきは外見から少女だと思ったが、腕で頭を抱えていたので顔は見えなかった)
(というか、頭にたんこぶができてさっきのことは忘れていた)
つーか、なに?
(ズキズキする頭の痛みに顔をしかめると、少女に対してガンつけてるような視線になる)
【くすねたのは懐中電灯だけ? スケッチブックも?】

49 :
 おーおー、後ろは派手やってるなぁ。
(後ろの取っ組み合いはほぼ互角だ。完全な硬直状態で、力が拮抗しているのが分かる)
(利香も普通に自分から巻き込まれたくないのか、遠回しに見るだけだ)
 お、起きた。
(彼女が眼鏡をかけなおしたことを見ると、あははと笑う)
 いやいや、それはこっちのセリフなんだけどな〜。
 こんなキグルミの取っ組み合いにしか見えない所にいるとか、訳のわかんないところで
(そういうと、彼女は組み合っている二匹にカメラを向けていた)
 そして、それもこっちのセリフ。
 さっき、あたしを見て笑ってたみたいだけどさ。
(彼女が顔をしかめてるのに対して、彼女はへらへらと笑っている)
(微妙に胡散臭いのは彼女の職業柄もあるだろうが)
 正直、こんなところにいたら危ないわけで。
 早く逃げなくていいの? もしかしなくても、襲われたら大変だよ。
【当然、全部です。窃盗はお手の物です(←】

50 :
>>49
GURUUUUUUUUU!!!
(クマとテディベアの戦いは互角に進む。が、少しずつほころびが見え始める)
(テディベアの再現性が高かったため、クマの爪で布地が破けて綿がはみでてしまう)
うー、これタンコブじゃん、なんでこんなのが……あ、あぁぁ。
(頭をさすってタンコブに指を引っ込めると、なんとなく状況を思い出しはじめる)
(段ボール箱の中の人をからかって、ぶつかって、そして――)
だって、あれは「押すなよ押すなよ」とか「しむらー、後ろ後ろ!」みたいな日本の伝統芸でしょ?
あんなにさそってたら乗らなくっちゃシツレーじゃん。
あの中に入ってたの、あんただったんだ。
(体を起こしてへらへらしてる少女を見返す)
(思ってたとおり?のキャラでノリがよさそう、カルイって感じだ)
危ない?
そだね、逃げた方がよさそうだけど……あれれ、アタシのスケッチブックしらない?
(乙護法がなんとなく押されてる感じがする)
(いったん引いて立て直した方がよさそうだけど、大切なスケッチブックがない)
(中腰になって辺りを見回してスケッチブックを探す、まさかパクられてるとも思わず)
【りょーかいです】

51 :
 いや、今さっきのことでしょ? つーか、体当たりされたのに忘れてるとか。
(物忘れが激しいの?と言いたげな目をする)
 いや、あれは立派なカモフラージュでしょ。 ってか、なんで分かった!
(利香はこういう点でバカだった)
 というか、あたしの取材を台無しにしてくれちゃって、今回〆切が遅れたら
(しかし、そこで一つの違和感を覚えた)
 誘って乗る? じゃあ、あのピンクのテディベアって?
 ということは、君って……異能者?
 へっ? ああ……
(そのありかを言おうとした瞬間に、後ろの均衡が崩れた)
 えっ?
(後ろのテディベアのほつれた場所に熊の爪がねじりこまれる)
(そのまま、投げ飛ばすようにクマが動き、その動きに従ってテディベアが投げ飛ばされた)
 ありゃりゃ……
(そうすると、クマが二人へと向かってくる)
(そして、近くに放置されていた木箱から、小さなぬいぐるみがどんどん出てくる)
 あ、あれ? なんか囲まれはじめてる気がするんだけど、気のせいかな?
(後ろにもどんどん出てくる小さなぬいぐるみ、その数はかなり多い)
 あの〜、これって君の責任だよね? 君があたしを驚かしたから。

52 :
>>51
(「異能者?」と彼女は言った)
(ま、こんなことしてるんだからソレを知ってても不思議じゃないってコト)
えーアタシのせい?
アタシは伝統芸を目撃しただけダヨ?
(この期に及んでシラを切る凛子)
(そのあいだにも投げ飛ばされたテディベアはバラバラになって宙に溶けるように消えていく)
スケッチブックがないんじゃしゃーない、うん。
(いまならまだ間に合う)
(ちょっと時間を稼いで絵を描く時間さえ作れたなら、まだ何とかなる――かも)
逃 げ る よ っ!!!
(凛子は胡散臭い少女の腕を掴み、廃工場の外へと走り出す)
(逃げるが勝ち、絵がない凛子は役立たずなんだから)
(クマって走るの速いらしい、とか、寝たふりは以外と有効とか、いろいろ思い浮かんだけどもう動いちゃったから)

53 :
 そりゃそうでしょ。
 伝統だろうとなんだろうと他人に迷惑をかけるのはいけないことだよ。
(お前が言うなと各関係者からは言われそうな言葉である)
 いやいやいや、どうしてスケッチブックがないとそうなるのさ?
 って、うわっ!
(腕をつかむとバランスを崩す利香)
 のわわわ! 急に走るな〜!
(工場の外へ出ようとする。後ろからは大量のぬいぐるみが追いかけてくる)
(そして、門が見え、門を出る前に……)
 にゃふっ!
(腕を引っ張られていた利香がつまずいて転んだ)
(そのまま小さなぬいぐるみが腕や足にしがみついてくる)
(どうやら逃がすまいとしているらしい)
 あ……意外とふかふか……
(ぬいぐるみゆえであろう。そんな感想を持ちながらも大きなクマは近づいてくる)

54 :
>>53
わっ、え!?
(彼女の腕を握っていた手が空を切って、凛子は数歩すすんで踏みとどまる)
(ふりむくと転んだのに何故か幸せそうな少女の姿が)
なにしてんの、遊んでる場合じゃないぞー!
(凛子だってヌイグルミの山に埋もれて眠りたい)
(けど、それはいまここじゃない)
(少女の元に戻って、手足にしがみついているヌイグルミを引っ掴んでは投げ、引っ掴んでは投げ)
寝たらぬゾーッ!
(少しでも時間をかせごうと、少女とクマの間に入る)
(間に合わなければ少女の上に覆い被さるつもりでヌイグルミ達をはねのけて)

55 :
 いや、だって意外とふかふかだし……
(このバカは状況を分かっていないのか)
 というか、意外とこいつら力強いから動けなくて……それに……
(だが、そう言おうとしか瞬間に、熊の手が彼女を殴ろうとする)
(そういった瞬間に凜子が利香に覆いかぶさった)
 まぁ、ね〜。もう少しふかふかしてたい
(そうして、一撃が来るはずだったが……なぜかクマの腕の動きが止まった)
(何かに腕をひっかけたみたいに。不思議に思ったクマが自分の腕を見ている)
 うにゅ〜、重い
(逃げ出すチャンスだが、はねのけられたぬいぐるみは今度は凜子の手足にしがみつく。しっかりと動けないように
(そして、大量のぬいぐるみと凜子に押しつぶされ気味の利香)
 というか、このままだと真面目にんじゃう……重い
(そうすると、クマがまた腕を振り上げる)
 お〜も〜い〜
(じたばたしていると、彼女のカバンから何かが凜子のそばに落ちる)
(盗んだスケッチブックとペンだ)
 あっ……

56 :
>>55
重くない!
(反射的に少女の耳元で叫んでしまう凛子)
(最近ちょっとずつだけど余計なお肉が増えてるのをヒシヒシと感じている心の言葉だった)
ううっ、やっぱ重いかも、うごけなひ〜。
(さっきは簡単に引きはがせてた気がするヌイグルミたちだが、いまは手足がぜんぜん動かせないくらい)
(このままじゃされるかも、うつぶせで見えない分だけ怖いような、怖くないような……)
っ!
(そんなとき、まるで手品のようにスケッチブックが目の前に現れた)
(ぱたぱたっと開いたスケッチブックには、前にスカパーで見た映画の主人公?が描かれていた)
これだ、いっけええぇっ!!!
(首を伸ばして額を絵にゴツンとして加減せずに霊力を注ぎ込む)
(現れたそれは映画内の実サイズよりはすっごく小さいけれど、それでも直径1mはゆうにある大きさで)
ガメラァァァッ!!!
(手足と首を引っ込め、穴から光の奔流をほとばせた大きな甲羅が高速で回転して宙に浮いていた)
(凛子が見た映画は「ガメラ3・イリス<邪神>覚醒」)
(ストーリーはあんまり飲み込めなかったけど造形はかっこいいと思って絵に起こしたのだった)
(ガメラはヌイグルミたちを吹き飛ばし(二人もちょっと痛かった)、クマの間に立ちはだかる)

57 :
\

58 :
【ごめん、悪のりし始めたくせに何だけど、夕方からで疲れてきちゃった】
【凍結していいかな?】

59 :
 耳元で騒がないでよ
(さすがに耳元で騒がれるとキーンとなる)
 ……どうしよ。潰すかな。
(そんなことをつぶやいた瞬間、いきなりぬいぐるみたちが吹き飛ばされた)
 なに? あいだだだだだ!
(目の前に現れたのは大きなカメ。しかも映画で見たことあるような飛び方の)
 何が起こったの?
(そうして、凜子に目を向ける。そこには(勝手に)戦利品と思っていたスケッチブックが)
(また、同時に彼女のことも少しわかる)
 ありゃ、これじゃ、本当に怪獣大戦争だよ。
(周りが民家だったら騒音騒ぎになってるかもしれない。まぁ、民家はないが)
(そうすると、クマがカメに殴りかかろうとするが)
 まぁ、ムリだな。
(また、手が何かに引っかかるように止まった。それだけでなく、動こうとした足にも何かが引っかかるようにして)
(そのままクマが地面に倒れた)
(実は利香が仕掛けたクモの糸に引っかかってるだけなのだが)
(当事者の異形さえも気づけないほどの細い糸のため、ただ転んでいるようにしか見えない)
 あのクマさん。妙にバランス感覚が悪いね〜。
(だからとぼけて、そんなことを言う)

60 :
【いいですよ】
【解凍予定はどの辺がいいですか?】

61 :
>>60
【明日の夕方以降は大丈夫、明後日なら昼間かな】
【利香ちゃんはどう?】

62 :
【明日の夕方6時以降ならだいじょうぶですよ】

63 :
>>62
【じゃ、その時間にお願いね】
【今日はありがと〜、お先に〜、おやすみなさ〜いノシ】

64 :
【おやすみなさい】

65 :
66↓

66 :
>>59
つぅ〜、ててて。
(加減なしに頭突きしたので痛みで涙がにじみ、たまらず額をおさえてうずくまる)
(なのでクマが倒れるとこは見てなかったけど、ドシンという音と少女の言葉でなんとなくさっする)
それじゃ、逃げるならヌイグルミが離れた今のうち、さっさと行こっ。
(まだ片手でヒリヒリする額をおさえながらスケッチブックを拾って立ち上がり、廃工場の門の外へよろよろと出る)
(凛子の乙護法は自立型で勝手に動くから、凛子がこの場にいなくても戦えるし逃げる足止めもできる)
(最初のテディベアはヌイグルミの布地を再現してたから実際の爪には弱かったが)
(ガメラもどきは映画を見てちゃんと強さをイメージしてイラスト化したものだ)
(実際のガメラの甲羅の固さや火花の熱さがどうなのか分からないけど、それなりにはなっているはず)
ひゃんっ!
(火花を散らして宙を回転するガメラもどきが、倒れたクマの上に体当たりする)
(回転する甲羅がクマの背中を切り裂き、青白い火花が肌を焼く)
(自分で乙護法に攻撃させておいてなんだが、こうゆうのは何度みても慣れるものじゃなかった)
(実害がなければほっておきたいくらいだけど、火中の栗を拾ったのは自分だから)
(情けなく悲鳴を上げつつ歯を食いしばるしかない)
【ほんじゃ、今日もお願いしま〜す】

67 :
 うう〜、もふもふが〜
(目の前で二匹の怪獣?が戦っているのに、利香はまだもふもふのぬいぐるみに未練があるようだ)
(ここまで余裕があるのは、あのぬいぐるみが自分に攻撃を仕掛けられない自信があるからなのだが)
(どう見ても、緊張感皆無のバカにしか見えない)
 わかったよ〜。 もふもふ〜
(未練たらたらのまま外へ門の外へ歩みを進める)
(後ろでは、激しい音がして、それが二匹の戦いであることを嫌でも分からされる)
(どんどん戦いの場から離れるにつれて見えなくなっていく戦場)
 よいしょっと
(ただ、逃げている最中に、時々靴のつま先で地面を叩く利香)
 乙女の勘だとあの林のほうに逃げれば安全かも?
(そして、余裕の表情で安全な避難場所を教える)
(そして、しばらく歩くと二つの怪物の音が聞こえなくなる)
 そろそろ勝敗がついたのかな?
(ニコニコとまたあの笑みを浮かべて彼女は凜子に問いかける)
【それじゃ、よろしくお願いします】

68 :
>>67
そーお?
林はなんか別なモノがでそーな気がするけど、そーいうならソッチに逃げよっか。
(家屋のない方だとかえって幽霊とかそうゆうのが出そうな気もするが)
(もう怪談の季節でもないし、と思い直して少女の意見に従う)
(しばらくして音が聞こえなくなったのは、離れたからか勝負が付いたからか)
(どっちか分からないのは乙護法の特徴じゃなくて凛子が未熟なだけ)
そーだね、終わったかどーかはわかんないけど、ガメラが押してるんじゃないかなぁ?
逃げるときにガツンと倒れた背中に攻撃くらわせてたし、アレ、けっこうグロかったもん。
(少女が楽しそうに興味津々なのは趣味だからか?)
(そういえば異能者を知ってるようだったし、あんな段ボールに隠れて観察なんてとっても物好きなんだろうな、と)
無事に逃げれたし、アタシはそろそろ帰ろうと思うんだけど、あなたはどーする?
あそこに戻るのは危ないからあんまし賛成できないけど、行きたいってなら止めないよ。
(ガメラもどきは明日にでも回収すればいいし、誰かに見られて新たな噂になっても原因知ってるから心配ないし)
(もう帰りたい雰囲気をかもしながら少女に聞いてみる)

69 :
 ん〜、乙女の勘だと君のガメラの勝ちだね。
(耳を澄ますと、現場を見てないのに彼女は断言する)
 ふふふ、あたしの乙女の勘は100パーセント当たるのですよ。
(どこかの胡散臭い占い屋のように笑う)
 あたし? いや〜、あたしとしては……
(そうすると、ペンとメモ帳を取り出す)
 君のことに今は興味津々な訳で。
 そりゃーもう、今週号のネタが目の前にいるのに逃すわけないじゃん。
(完全にブン屋のモードに入る)
 絵を実体化する異能者さん?
 少しだけお話が聞きたいなぁ〜? そりゃ〜、もう隅から隅まで。
(そのまま、すり寄っていく最低のブン屋)
(しかも、一方的に情報出せと言わんばかりだ)

70 :
>>69
こんしゅーごう?
ナニそれ、なんかの雑誌で取材とか?
(プロの雑誌記者とも思えないけど、学校新聞とかその類なんだろうか)
(色々な意味で面倒そうだ、今は早く帰ってふとんに潜り込みたい)
アタシは帰りたいんだけどなぁ、そーゆうの、今度にしてくれる?
XXX屋のケーキ食べ放題おごってくれるんなら考えてもいーよ。
(本当におごってくれるならそれでもいいし、諦めてくれるんならそれはそれでラッキーだし)
(逆になにか面白い話がきけるかもしれないし、いまは面倒だけど彼女のような子は嫌いではない)
それじゃーね、バイバ〜イ。
(あくびを噛みしながら手を振ると、返事を待たずに歩き出す)

71 :
 む、むぐぐぐ……
(ケーキをおごれば話を聞いてあげると聞かれて思いとどまってしまう)
(しかし、そんな余裕があるかと言われれば)
 ないよね……どっかから……
(そんなことを思っている間に彼女は行ってしまう)
 だぁ、ちょっとぉ!
(だが、その声も届かず彼女は行ってしまった)
 むぅ……逃した獲物は大きいか小さいか……
(そう思うと、彼女は自分の財布を見る)
(中には、5円玉が三枚入っているだけだ)
 無理だよねぇ……どっかから調達するかな。
(そんなことを言いつつ、彼女はもう一度耳を澄ます)
 さて、あの戦いの結末と経過を聞かないと。
(そう思うと、今逃げてきたほうの方向へ歩き出す)
 『君たち』の話だとカメの勝利って聞いたけど、実際に目で見ないとね。
(地面にいる彼女のお仲間へ話しかけながら、彼女は夜の闇に消えていった)
【じゃあ、これで〆でいいのかな?】

72 :
>>71
【そーだね、このまますんなり諦めてくれると思ってなかったんだけど、軍資金がないんじゃ……(汗】
【遊んでくれてありがとー! ちょっと悪のりしたかなぁって思ってるけどどうだったかな?】

73 :
>>72
【家出中で毎日が金欠。ホント蟲使いは地獄だぜーフーァハハ】
【それに、深夜じゃたぶんケーキ屋も開いてないですし】
【まぁ、次のネタができたと前向きに考えればオッケーなんじゃないでしょうか?】
【悪乗り? 私は大歓迎ですがな】
【というわけでお相手どうもありがとうございました】

74 :
>>73
【ケーキ屋は翌日とかでよかったのに、次会うときまでに軍資金ためてもらわなくっちゃw】
【ほんとにおごってもらったらすっとぼけるなんてコトはしないから】
【大歓迎ならよかった、じゃ、ばいば〜いノシ】

75 :
【名前】紅裂 拓兎(べにさき たくと)
【年齢】十七歳
【性別】 男
【身長】 183p 83kg
【容貌】 半端な長さの赤茶色の髪・右耳にリングピアス(10mm)
      紅いコートを好んで着る。 特に冬場。 
【能力】
・珪素の支配…珪素を生成して支配する能力。能力の用途は多岐に渡る。
・魔術・・・『Timewalk』自分自身の時間の流れを加速させる。
      『Lunatic』相手の運動神経を一時的に混乱させる。有効射程は6メートル程度。
・格闘技…多種多様な格闘技を節操なく行使する。打撃よりは投げ・関節技が得意。
【武器】 トンファー・小型拳銃
【希望】戦闘・交流・その他
【NG】 猟奇・排泄
【弱点】
エネルギー切れ(魔力切れ)
・魔術と異能の同時使用ができない。
・『Timewalk』は一度の戦闘に一度までしか使用できない。
・『Lunatic』は同じ相手に一度しか通用しない。二度目はどんな相手にでも無効化される。
【備考】
元魔王の契約者。その場の勢いで行動して後悔するが止めない男。
普段は軽薄に笑っているが根っこの部分では笑っていない。
闘争においては情熱と冷徹さを同程度に内包し、好戦的に笑う。
学園内では怠惰な生活を送っており、高等部の体育館裏でぼんやり昼寝していることが多い。
【スレ立て乙】
【プロフ投下しておくな】

76 :
【折角なので暫く待機しておく】

77 :
【そして落ち】

78 :
【名前】踊月 あかり(ゆつき―)
【年齢】16
【性別】♀
【身長】156cm
【3サイズ】B92W59H89
【容貌】全体的にパーツが丸い。
    フェイスラインを隠すようにシャギーがはいったショートカット。
【能力】無貌の行使
・彼の異名を呼ぶことにより無貌の一部を操る能力。
◯ヴェールを剥ぎ取る者――ほぼ全身を覆う闇色のヴェールを纏い
                  同化率をあげ、無貌の力を行使しやすくする。
○デ・マリニィの時計――闇色の大鎌を召喚。 …………等
呼ぶ異名によって様々なものが召喚できるが、発狂の危険性、必ずしもあかりの思うとおりに動くわけではないなどの
理由から、あまり多用できるものではない。
【希望】
細かいところには突っ込まないで欲しいです。
【NG】
コレといって無し
【弱点】
・光、特に日光。日中は大幅にパワーダウン。
・同化率を上げすぎると発狂する。最終的には無貌そのものになる。
・クトゥグア
・対人戦
【備考】
幼少の頃、異形の神の一端に触れたことによりその力を行使できるようになった。
高等部一年生。両親は健在だが主に古書などを扱う美術商として
世界中を飛び回っているため、実質独り暮らし。
同類と見られているのか、異形などによく″呼ばれる″。
いつ発狂するかわからない自分を鼓舞する意味合いもあり、強気な姿勢をとる。
現在、とある事件をきっかけに右腕が完全に「無貌」のものになる。精神的にも不安定な状況。
異形・異形による事件事故などの捜査情報収集を専門とする秘匿公安課・“エルダー”に所属。
あかりは主に現場での雑務を担当、エルダーとして活動するときは首に五芒星をあしらったエンブレムのあるチョーカーをまく。
【プロフ投下です。落ち。】

79 :
おっぱい

80 :
80

81 :
(べり、とそれが剥がれる)
(しかし、それは特に何かあるわけでもなかった。
 剥がれ落ちたそれは、そのままただの紙と化してしまうだけだった)
………。
(そしてはがされた側といえば、ただ小さく身じろぐだけ)
(とはいえ、そこまでの致命傷があるわけではなく、彼女としても「いつもの」と称す程度だ。
 意識はあるようだが、それをまだ現世にはもってきていないようで)
――…や、の…、
(わずかに手を動かして、何かを求めるようにそう小さくつぶやくだけだった)
(体が冷え切っているところをみると、おそらくあの呪符はただ動きを縛り、
 意識を奪うためだけのものだったらしく。大事ない、という感じであった)
【水鏡さんと、場所をお借りいたします】

82 :
>>81
ふぅ…やれやれ、だ。
(大きな傷は塞いだはず、自分の治療も同時にしていて、かつ今の札をはがすのにも力を使ってしまい――)
しこたま文句言ってやるつもりだったのによ。
ま、時間切れじゃしかたねぇ。あばよ、おヒメさん。
(ひらひら手を振って、別れの挨拶。背中に添えた片手でそっと一旦地面に寝かせるようにして…)
(まだ夜乃刀と戦っているつもりなのだろうか?そんな呟きが聞こえる。
 特に頭も揺すってはいないし、どうやら意識も戻りかけといったところのようだが、
 体を揺すってショックを与えたりすることはせず、静かに呼びかけてみる)
もう、夜乃刀はいません。大丈夫ですよ。
先輩、媛先輩…?
(体も動かせるようだ、と相手の状態も大事無いかな、などと観察していて…)
葵、さん?
(そっと、おそるおそる、囁くように呼びかける。
 気ぜわしげな、微妙な表情を瞳に浮かべたままで――)
【本日もよろしくお願いいたします】

83 :
>>82
(しかし、今やただの紙に成り下がってしまったのだとしても呪符。
 しかも人の意識と動きを奪うものを剥がしてしまえるのは、やはり相手の力ゆえだろう。
 そして本人はそんな僥倖など露知らず、ううんとうなるばかりであった)
(だが――)
………んっ。
(その呼び方がまるで呼び水となったかのように)
(少しだけ息を吐き出すと、その瞳をゆっくりとあける。
 「呼ばれた」、とそう思った。"あの人"に呼ばれたと――だから、彼女はゆっくり目をあけて
 焦点が合わないままに、不思議そうな声をもらす)
どう、して
どうし、て、ここにいるのですか、たいちろ、……さん?

84 :
>>83
(わかっていたつもりでも、それは自分でも思っていた以上で――
 一瞬ぎゅっと目をつむり、まだ焦点があっていない先輩の漆黒の瞳を見返して)
残念ながら、先輩のいいひとでなくてすいません、僕です、水鏡です。
(無防備な表情にそれでもほんのすこし、眩しげな表情をしてから)
自分で体を起こせますか?少し待ってください…
(放り出したスポーツバッグから、予備のウィンドブレーカーを取り出す。
 自分も投げ捨ててあったのを羽織ると、先輩のところにもどって)
これ、ちゃんと洗濯してありますし、まだ袖を通してませんから。
随分体、冷えてるみたいなんで…
(先輩の肩から背中に新しいほうを掛けて)
少し落ち着きました?夜乃刀は、もういません。
僕、てかあいつと戦いになって…逃げられました。
でも、どうして先輩と夜乃刀が別々にいるんです、か?
(こういう表現でいいのか、いきなりいろいろ聞いても答えられるものか、
 そもそも自分に教えてくれるかどうかさえも疑わしくはあったが、
 こちらとしてはさっぱり事情がわからない。最大の疑問を、とりあえずぶつけてみて)
あ、あとまだ痛いところがあったら、簡単な治療ならできますから。
(そういう水鏡の体のあちこちも、血こそ乾いているものの、刀傷であちこち服はほつれていて)

85 :
>>84
(きょとん、とした)
(意識がだんだんハッキリしてくると、さっき無意識に何を言ったのかも思い出せない。
 視界がはっきりしてくると、相手を確認できた)
(ああ、と思った。そういえばいつも彼は、なぜか困ったときにいてくれる)
―――。
(ずきずきと痛むあたまを手で押さえながら、ひとつ息をつく)
(寒い。どれほどの時間がたっているのだろう。見当もつかない。
 そんなことを考えていれば、暖かいぬくもり。現実に意識をもどした)
……すみません。またいつもどおりご迷惑をかけてしまったようです。
(ぶるりと肩を震わせながら、ようやくしっかりと相手の状態をみることができた。
 頭のさきから視線をしたにずらしていくと、少しだけ困ったように眉根を寄せる)
――きちんと、説明いたします。
だから、まずはあなたの治療をなさってください。

86 :
>>85
(どうやら、いつもの先輩のようだ。それにすこしほっとして、軽く笑顔を見せて)
もう、血は止まってますから。ほとんど。
(一応自分の体の状態を確かめて、かすかな痛みに右手のかすり傷を見つけて、
 それでも言葉に甘えることにして、バックから治療道具を取り出し、
 傷口を拭って状態を確かめると、大き目の絆創膏を貼っておくことにする)
大体は、あいつ…不知火に治してもらいましたから、もう問題ありません。
先輩こそ、ホントに大丈夫ですか?
つらいなら説明はまたでもいいですし。
(あたりを見回すも、どうにも寂しい社で寒さをしのげそうな場所があるわけでもない。
 それでもまあ、と先輩に手を貸して、夜乃刀が腰掛けていた倒木に並んで座るようにして)
霊体っていうのか、エネルギー体っていうのか…
どうやら僕らみたいな肉の体じゃなかったです、夜乃刀。
式がむき出し…って感じでしたけど…?
(他にもいろいろと感じたことはあるが、話を促すように先輩を覗き込み、こちらも少し困ったような表情を浮かべていて)

87 :
>>86
私は、問題ありません。
動きと意識を封じられていただけですから――まったく、なめられたものです。
私とは戦う必要もないと、そういうことですから。
(彼に導かれるままに、視線を落としたままに座る)
(きし、とまだ倒れて新しいらしいその木がわずかに割れる音がして――)
……逃げられました。
(どこから説明したものか。しばらく悩むように押し黙ったあと、
 とりあえず彼女はそう切り出した)
(そしてぽつりぽつりと話していく、"訳"あって夜乃刀が自分から離れたこと。
 今やそれが自立的に動いていること。人に自分の一部を分け与えて
 その人の命が尽きると同時に、その体から霊力としてエネルギーを回収していること。
 それで、具現化できるようになっていること、を)

88 :
>>87
(話を聞きながら腑に落ちる部分もある。
 ふさわしい主でなければ、ただひたすらに相手を斬るため特化された、式。
 その鋭さは、別に知りたいわけではなかったが二度も味わってしまっているし)
それなら、逃がすんじゃなかったな…
(命を、のくだりではぎゅっと眉を顰めて)
とはいっても取り押さえられるかどうか…お義兄さんに命令してもらうとかじゃ、だめなんですか?
あれをとっつかまえて大人しくさせておくのって、相当に難しそうですけど。
(自分で言って、自分で納得する。命令一つでおとなしくなるものなら、とっくにやっているはずだ)
その…訳あって、ってところは、一体どうして?
( 以前自分の目の前で弐式が一度、形を失ったときのことを思い出す。
 なにか相当な無理があったのだろう、とは思うから、口を濁せば追求はしないつもりでいて)
それと、それでも先輩は夜乃刀を追い続ける、つもりなんですね?
それならまた僕が出会った時、なにか有効な手段があれば教えてもらえませんか?
野放しにもできないけど、アレをどうにかするのって、すぐつっかかってくるから不知火も熱くなって受けてたっちゃうし…
(やっかいなことだ、と嘆息して、それでもこちらも簡単に諦めるつもりもなく、
 漏らせる範囲の情報を聞き出せないものか、更に問いかけて、言葉ははっきりしているものの、
 先輩の様子にも気を使いながら、軽く地面の朽木を蹴飛ばす)

89 :
>>88
いくらあなたがお強くても、準備なしで捕まえられる相手ではありません。
形と実態がない分、厄介で――、倒そうにもあちらを力尽かせる以外にも
これといって消滅させる方法はありません。
消滅させられると、≪深凪≫としても困るのも事実です。
(それはもちろん、組織としての本音だ。そして彼女自身の本音でもある)
――訳は、その、あまり……話すと長くなりますから。
(適当に濁せば聞かないでいてくれると、そう知っているからこそ。
 彼女は衒うこともなく、そのやさしさに甘えてしまう)
(小さく息を吐き出し、"そのとき"のことを思い出す。もうひとつため息が出た)
それ以外に、選択肢もないでしょう。
私の責任で、渡したちの席人ですから――今、あれは義兄さまの手を離れています。
契約の解除時の状況が少々特殊でしたから。
まあ、簡単にいうと……、本来、式が私から離れるときには当主のところにいくのですが
今回、式を私から剥がした人物が当主でなかったため、野放しになっている、ということです。
(簡単に言ったつもり)

90 :
>>89
それはもう、身をもって知ってます。
不知火でさえ、なんとか引き分け?痛み分けかな、に持ち込むのがやっとでしたし。
(自分が暴走しなければ、あるいはもっと違う局面もあったかもしれない。
 そこは後悔しながら、唸りながら先輩の説明を聞いている。
 吐息を漏らす様子をちらりと見やったが、そこは何も言わないことにする。
 ちっとも簡単じゃないよ、と頭を捻りながらも直感で)
先輩自身が、ってことですか…
参ったな、見つけたらすぐ、先輩に連絡するぐらいしかなさそうですね。
僕も一応、気をつけておきますよ。
(これ以上つっこんでも、後は先輩の、ではなく『深凪』の事情になるだけだろう。
 不可分ではあるが、必要以上に『深凪』に立ち入りたくもないのも本音ではある。
 とっくに首を突っ込みすぎ、な気はしているけれど――)
今日のところはまあ、こんなものですか、ね。
先輩、大丈夫ですか?一人で帰れそうです?
随分と痛めつけられていたようですし…
なんなら僕、送っていきますよ。そのぐらいの体力なら余裕です。
一応、護衛もできますし、ね。
(それなら後は本人の心配だけしておけばいい。
 そう割り切ることにして、まだ辛いんじゃないかなぁ…と、先輩の体調を気遣って、どうですか?と覗き込む)

91 :
>>90
方法としては、ないこともありません。
倒せなくても生け捕りにする方法はあります。
いくら霊体とはいえ、あのように実体化具現化してしまったときについては
やはりそこにあるものですから――先ほど私に張られていた、ああいう呪符の類
あれであれば動きを封じられるかもしれません。
あとは、それを当主に引き渡す――という流れになりましょうか。
(さきほど、自分がされていたことを思い出したのか内心苦い顔だ。
 表情にはでていないものの、声のほうがそんな気持ちを雄弁に物語っている)
はい。私のほうは何も問題ありませんが、
少しだけ疲れてしまいました。歩いて帰るのが億劫だ、ということくらいでしょうか。

92 :
>>91
なるほど…でもそういうの、あいつが一番苦手な分野じゃないかな…
(こちらも苦い顔になりながら、また一つ嘆息する)
ぶん殴るとかぶっころすとか、そういうのは得意なんですけど。
技術はないわけじゃなさそうですし、必要に迫られば使うでしょうけど、
「性にあわねー」とかいって何でも拳で解決しようとするから…
(それはまた、自分も一緒ではなかろうか。
 自己嫌悪にも陥りながら、そろって苦い顔になんだか苦笑までしてしまって)
それなら、僕がおぶっていきましょうか?
(いつものペースを取り戻すのに軽口を叩いて、ふと冷たく降り注ぐ月の光に、夜空を見上げる)
運賃、高いですよ?デート一回、ってところかな。

93 :
>>92
苦手というか、性にはあわなさそうです。
できないというわけではないけれど、やらなくていいならやりたくない、と。
(技術的な問題はおそらくないのだろう。
 あるとしたら、彼自身の気分とかそっちの問題だと、軽く揶揄して笑った)
……別に、あなたがなさなけばならないことでもありません。
我等のことですから、いえ、私のことですか。後始末はつけます。
(そういって立ち上がろうとしてわずかにふらつく)
(ずっと変な格好で硬直していたせいだろうか。小さく息をついたところで)
―――。
(しばらく、相手をみて固まったあと)
それでは、そうですね。
疲れた身での労働なのにその運賃でよろしければ、お願いいたしましょう。
あなたの背中なら安定していそうですから、安眠もできそうです。
さすがに疲れましたので、ついたら、起こしてください。
(本気か冗談か、真顔で小首をかしげて)

94 :
>>93
いいですよ、しっかりつかまってくださいね?
ただ、僕のバッグだけ背負ってください。
先輩と一緒には、背負えないですから。
(こちらも真顔で、本気で背中を向けてしゃがみこんで)
ふらふらしてるし、なんなら落ち着くまででも、構いませんから。
(手も後ろに差し出して、どうします?と相手を振り返って)
少し距離はあるけど道は分かりますよ?
(そういう問題ではないのを重々承知の上で、ほんの少し唇の端を歪めていらずらっぽく笑って)
ああ、携帯に変な伝言あるかもですが、無視してください。
取り込み中だったものですから。

95 :
救護

96 :
>>94
(きょとん、とした)
――それでは、お言葉に甘えてしまいましょうか。
そのまま本当に眠ってズリ落ちたときの事に関して、先に謝っておきます。
(少しだけ悩んでから、彼女はそのままその背中に甘えることにした。
 ここでひいたら逆に負け泣きがした。ただの負けず嫌いだ。
 重いとか、疲れるとか知ったことではない。受けた相手の責任だ、とか思いながら)
伝言については、家についてゆっくり確認することにいたしましょう。
(相手のバッグをさっさと背負いながら、準備万端といった様子で)
途中のギブアップくらいは認めますので。遠慮なくおっしゃってください。

97 :
>>96
(あれっ、と一瞬驚きを浮かべるものの)
なるべく支えるように、気をつけます…首を絞めるのはノーサンキューですけど、しっかりしがみついてくださいね?
(よいしょ、と背負って、それほど重みも感じた様子でもなく、社を降りていく。
 足取りはしっかりしていて、傷の痛みも疲労も忘れて――)
結構歩きますよ?ロードワークもしてるし、細く見えても僕、体力には自信ありますから。
(お互い意地の張り合いというべきか、素直じゃないというべきか――
 妙に浮かれた気分になりながら、夜道を辿っていって)
夜乃刀のことですけど、別に自分がしなきゃいけないこと、だとは思ってません。
先輩なり、深凪の誰かにきちんとしてもらうのが一番ですから。
ただ、どうせ僕も夜を歩くのを止められないし、妙な噂を追っていけば、いつかはかち合ってしまうかもしれないし…
その時に、なるべく上手くできるようにって、そういう風に思ってるだけです。
(あちこち傷ついて、しかも夜中に高校生二人、片方を背負ってるようでは、あやしいことこの上ない。
 人気のない道を選びながら、ときおり背中に抱えなおしながら、そんな風に言って)
それで誰かのためになるなら、こんな僕でも何かの役に立ってるって、そう思い込むことも、出来ますし。
こうしてると、けっこう暖かいですね。
僕はまあ、先輩を背負って歩いてるってのもありますけど。

98 :
【何かトラブルでしょうか…こちらの眠気も限界でしたり。
 実はレスを構成中だったりしたらすいません、何かありましたら避難所にて。
 ともあれ、本日はこれにて失礼します。お相手ありがとうございました】
【これにてスレッドをお返しいたします】

99 :
【すみません、やっと繋がった……ッ】
【いつもと違う端末だったせいもあって、回線が不安定で
 連絡差し上げようにもいまつなげる連絡端末がこれだけだった、もので――
 ああもう、本当に申し訳ありません。今からレスおかせていただきますねっ】

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