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2012年2月エロパロ67: 【すぐ泣く】よわきす【気弱】 (439) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【すぐ泣く】よわきす【気弱】


1 :09/07/26 〜 最終レス :12/02/09
落ちてしまったので復活。
・とにかく弱気
・はっきりとものが言えない
・強がりなくせに凄まれると「ごめんなさい」
・すぐ泣く
弱い、とにかく弱過ぎる女の子。
あなたは守りますか?
それとも……

2 :
          _人人人人人人人人人人人人人人人_
         >      ごらんの有様だよ!!!  <
           ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
_______  _____  _______    ___  _____  _______
ヽ、     _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、   ノ    | _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ  、  |
  ヽ  r ´           ヽ、ノ     'r ´           ヽ、ノ
   ´/==─-      -─==ヽ   /==─-      -─==ヽ
   /   /   /! i、 iヽ、 ヽ  ヽ / / /,人|  iヽヽ、   ヽ,  、i
  ノ / /   /__,.!/ ヽ|、!__ヽ ヽヽ i ( ! / i ゝ、ヽ、! /_ルヽ、  、 ヽ
/ / /| /(ヒ_]     ヒ_ン i、 Vヽ! ヽ\i (ヒ_]     ヒ_ン ) イヽ、ヽ、_` 、
 ̄/ /iヽ,! '"   ,___,  "' i ヽ|     /ii""  ,___,   "" レ\ ヽ ヽ、
  '´i | |  !    ヽ _ン    ,' |     / 人.   ヽ _ン    | |´/ヽ! ̄
   |/| | ||ヽ、       ,イ|| |    // レヽ、       ,イ| |'V` '
    '"  ''  `ー--一 ´'"  ''   ´    ル` ー--─ ´ レ" |

3 :
「先輩」
「ひああ!」
後ろから声を掛けると、先輩はこっちがびっくりするほど肩を震わせて立ち上がった。
墨のついた筆が床をころころと転がっていく。
「みみ水島君!いつから来ていたんですかっ?」
先輩は慌ててばたばたと半紙を取り替える。書道部部室には、まだ他の誰も来ていない。
「ホームルームが早く終わったからって早く部活に来てはいけませんかね」
僕がわざとらしくそう言ってやると、
「い、いいえ!ぜんっぜんそんなことはないです!」
先輩はぶんぶんと首を振って否定した。
「でも本当は先輩、一人で落ち着いて書きたいんでしょう」
「いいえ、私は水島君が来るのを楽しみに……!はうっ、なんでもないです!」
とても分かりやすい人だなぁ。
「ところで先輩、なんで紙替えたんです? 書きかけっぽかったのに」
「ええ?えと……それ、は……水島君が、驚かすから、失敗しちゃって……」
「なるほど僕のせいですか」
遠い目をして、墨を擦る手を止めてみる。
「違います私のせいです! この先輩がすべて悪いのです!」
先輩はまた席を立って僕にへこへこと頭を下げる。僕が唯一の書道部新入部員だったから
大事にしてくれるのかと思っていたが、ずっと態度を変えないところを見ると、どうもこういう性格のようだ。
時々先輩のこの卑屈さが心配になる。
っていうか、一度怒らせてみたいものだ。
僕はうつむいている先輩の背後にこっそり回り込んだ。
「あ……れ、水島君、どこへ……?」
不安そうな、上ずった声を出す先輩。ここにいますよ。僕は手を伸ばす。
ぴらっ
校則で決められた膝丈を律儀に守っているスカートが捲り上がった。白の水玉プリント。

4 :
「きぃやああああああ!!」
一拍置いて上がる先輩の悲鳴。やっぱり古典的な手が効いたか。
「み、水島君あなた……あな……」
口をぱくぱくさせてまずは動揺している。
「すすスカートをめくるとか、そん、な……」
そのうちに気を取り戻したのか、先輩はわなわなと震えだした。ごくりと唾を飲み込む。
「え、えっちな……」
先輩は拳をぐっと握り締めた。鉄拳制裁か!僕は首をすくめた。が。
「……えっちなパンツとか履いてなくて申し訳ありません!」
えぇー……、スカートめくられて謝る人初めて見た!
「さすがにそれは怒っとかないと!」
「え、怒った方が良かったんですか?すみません! ……こらっ!」
「遅いです」
「……。でも……水島君じゃなかったら……、ちゃんと、怒ってました、よ」
先輩は小さな声で呟いた。こういうのは独り言のつもりだろうから、いつもは聞き流す、けど。
「ほう。なんで僕だけ特別なんですかね」
今日は深入りしてみよう。
「えっ、聞こえ……ええっ?」
先輩はおろおろして、僕から視線を外す。
「僕が気を悪くして部をやめたりしたら、廃部になっちゃいますもんねぇ」
「そうじゃない!そういうことじゃ……」
「じゃあ、どういう意味です?」
「えっと……えっとね……」
先輩は書道具ケースにそろそろと手をかけ、さっき片付けていた半紙を取り出した。
僕の目の前に広げ、顔を真っ赤にしている。書いてある言葉は……。
『好きです』
「こう!こういう、意味!」
「……最後の『す』の字がはみ出ていますね」
「……じゃなくて……その…………」
先輩は黙り込んでしまった。半紙を掴む指が小刻みに震えている。
「ううっ……」
やばいこの人泣く!僕は慌てて助け舟を出す。
「そ、それは告白ですか? 僕に対する?」
先輩はこっくりと大きく頷いた。そして少し潤んだ瞳で、不安そうに僕の顔を見上げた。
これは、もうね……。一回、負けるか。
仕方なく僕は、正直な言葉を口にした。
「僕も好きです。付き合ってください」
「あ、ありがとう……!!」
かつて僕が入部を決めた時以上の笑顔で、先輩は言った。
                                          (終)

5 :
弱気なところに付け込んで強引に彼女にしたいね
そして猫かわいがりしたいね

6 :
保守

7 :
何気に良スレ

8 :
保守

9 :
保守

10 :
既に保守か

11 :
ふう

12 :
「ぐすっ、ぐすっ……」
「いつまで泣いてんだ! 俺は泣く奴が嫌いだって知ってるだろ!」
「だって、だって……」
「いいかげん泣きやめ!」
ボカッ!
「痛い! わああ〜ん!!」
これじゃいつまでたっても泣きやめない。

13 :
ふう

14 :
同じクラスの女の子。
地味ながらなにげに可愛いけど、性格が引っ込み思案で気が異常に弱いからか、
友達もいないみたいでいつも1人でいて、休み時間もずっと本を読んだりしてる。
部活も入ってなくて、放課後は一時間くらい図書室で本を読んで帰る毎日。
あまりにも気が弱いので、書架の間で本を選んでる所に擦り寄っていきなり抱きしめても悲鳴さえあげません。
明日はあの子の制服の下に手とか入れてみようかな。

15 :
>>14
そういう子タイプだ・・・
いじりたくなるぜ

16 :
こういう子はどこまで耐えてくれるんだろう
学校に来なくなっちゃったりして・・・

17 :
弱気っ子は親とかに遠慮して
何があっても学校へ出てくることが多いんだぜ…

18 :
「オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪」
   ∧_∧   ∧_∧
  ( ・∀・) ( ´∀`)
 ⊂    つ⊂    つ
  .人  Y   人  Y
  し'(_)   し'(_)
 「あぁ 恋せよ アミーゴ♪踊ろう セニョリータ♪」
   ∧_∧  ∧_∧
  (・∀・ ) (´∀` )
 ⊂、   つ⊂、   つ
    Y 人    Y 人
   (_)'J   (_)'J
  「眠りさえ忘れて 踊り明かそう♪サーンバ ビバ サーンバ♪」
  ∧_∧  ∧_∧
 ( ・∀・ ) ( ´∀` )
 ( つ⊂ ) ( つ⊂ )
  ヽ ( ノ  ヽ ( ノ
 (_)し'  (_)し'
 「マ・ツ・ケ・ン サーンバー♪オレ♪」
   ∧_∧   ∧_∧               【ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩             このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ              10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノ                そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_)                出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です

19 :
>>14
でもその女の子は実は主人公のことが好きなんだよな

20 :
弱気っ子は良いものだ

21 :
悪くない

22 :
守ってあげたい

23 :
保守

24 :
弱気だが力は強い子もいい

25 :
早くも保守モード

26 :


27 :


28 :
弱気っ子抱きしめたい・・・

29 :


30 :


31 :
もう我慢できない!

32 :
弱気っ子を泣かす!

33 :
hoshu

34 :
弱気っ子にキスしたい保守

35 :
age

36 :
「うぅ……ふぇ?ああやめあああああ」
チュッ
「あわあああわああああああ」

37 :
弱気っ子のベストエンディングは
弱気じゃなくなる
弱気なままでいる
どちらがいいのだろう

38 :
弱気っ子保守

39 :
弱気なまんまだけど微妙に前向きになる、に一票。
「・・・だー、ホント相変わらずだな、お前も」
「だ、だってだってぇぇぇ・・・こんなに恐いって思わなかったんだもん・・・ぐすっ」
「ホラーが苦手なの治したいって言ったのはお前だろが・・・ええい俺の服で鼻をかみつつ泣くな。俺が泣きてぇよ」
「ふぇええん・・・」
「ったく、もう停止するか?」
「うぅ・・・ぐす、も、もうちょっと頑張る・・・頑張るから・・・えと・・・(ぎゅ)」
「っ!?ちょ、な、何いきなり抱き着いて・・・!?」
「こ、これなら・・頑張れるから・・・」
「・・・わ、わぁーったよ、勝手にしろ!」
『どうせ私なんて・・・』→『この人と一緒なら私でも頑張れる・・・』
の流れが良い。以上俺の妄想&個人的見解。

40 :
>>39
天才

41 :
好きな人が出来て、嫌われたくないとの思いからさらに弱気が進行したりすると大変すぎる

42 :
小ネタでGO!
 裂帛の気合と共に、両手で構えた獲物を、眼前の敵目掛けて振り下ろす。すぱん、という音を引き連れて、手にした竹刀が相手の面を打った。
「―――ありがとうございましたっ!」
 一礼し、五歩下がる相手。それを見て俺―――鹿島尚幸(かしま なおゆき)は、次なる相手を待つ。
「・・・次!いないのか!?」
 掛かり稽古が始まって、十分ほど。さすがにサンドバッグにされるのも疲れて来た頃合だ。
「・・・次、お願いします!」
 勇ましくも美しい声が、剣道場に響いた。見れば、面の後ろから長い髪を下げた女子が、俺を睨んでいる。
「坂田か・・・」
 坂田美緒(さかた みお)が、俺の前へと歩み寄ってくる。気合の篭った木刀が、ゆったりと構えられ・・・
「この、ド阿呆ぉぉぉーっ!」
 ・・・取り敢えず、『木刀で』普通に稽古を始めようとしたお馬鹿な後輩をどつき倒しておく。
「いたっ!?え、な、何・・・」
「何してんだってのはこっちの台詞だ!ちゃんと見ろ!」
 俺の怒号に、手にした凶器を改めてみやる坂田。眼鏡を外すと両目0,01のこの女はそこでようやく気づいたらしく、途端に慌て始める。
「あぁっ!?す、すいません!」
「なんでお前は今の今まで木刀と竹刀を間違えた事に気付かないんだよ!?」
 至極当然な俺のツッコミに、坂田はびくりと大きく体を震わせてから、半泣きで列を抜ける。他の奴らの笑い声が、容赦なくその背に振りかかった。
「す、すいません!すいません!」
 ぺこぺこと頭を下げながら竹刀置き場に向かう坂田。遠くに引っ込んでいくその姿を見て、俺は頭痛を禁じえなかった。
「はぁ・・・」
 まったく、なんであいつは試合の時以外、あそこまでやる事なす事失敗するのか・・・
 信じられない話ではあるが、この剣道部で、部長の俺に次いで偉いのは、副部長であるあの馬鹿だ。
 以上。弱気に見えなかったらごめんね。

43 :
続き!続き!

44 :
やっと新作が来た記念age

45 :
名シチュに感動しながらも作品が少ないことに気づいて脱帽
なにが言いたいかってーと、保守

46 :
昨日地方にしかない習性とか食べ物とか紹介する番組見てて、岩手県の饅頭が出てきたんだけど、名前が全然聞き取れなくて字幕が出てきてやっと分かったってなことがあったんだが
気弱っ子が地方言葉言ったら、皆に「え?何?」って顔されて真っ赤になって俯くってのを妄想して悶えた

47 :
いまさらだけどスレタイはつよきすをもじってるのか

48 :
そうです

49 :
弱気っ子、良い。。。

50 :
弱気っ子の笑顔が見たい

51 :
あげ

52 :
気弱スレとはどう違うんだ?

53 :
チビで気が弱く、ドジで成績も中の下、口癖は「ごめんなさい」座右の銘は「強くなりたい…」
そんな最強で最弱な彼女が私は好きだ。
…このスレ向きの娘っ子だと思わんかい? 

54 :
小柄な弱気っ子を捕まえてひとけのない所に連れこんで貧乳なで回したい
さらに腹をなで回してこっちのほうが胸よりふくらんでるななどと言って泣かしたい

55 :
半年後、そこには腹より胸が膨らんだ弱気っ子の姿が!

56 :
いろいろあって10ヶ月後、そこには胸より腹が膨らんだ弱気っ子の姿が!

57 :
弱気なので生も中だしも断れませんでした……

58 :
正直スマンカッタ

59 :
弱気っ子が寒さにふるえて背中を丸めている姿は至高

60 :
「マッチ、いりませんかー……買ってくださーい………ううっ…寒いよう……」

61 :
いきなり寒くなったので学校にコートを着て行こうと思ったが、
昨日まで誰も着てなかったのに自分だけ着て行ったらへんに目立ってしまうかも、
と思い直してコートをハンガーに掛け直して登校する弱気っ子萌え

62 :
あげ

63 :
弱気っ子を泣かしたい
イジワルなひどい事を言って泣かすのが最高だが、
軽い暴力(ホッペタつねるくらい)で泣かすのも良い

64 :
ho

65 :
age

66 :
>>63
あぁ、良いな
男の子は好きな女の子を苛めたい気持ちを失ってはいけない
浪漫だからな

67 :
保守

68 :
ほしゅ

69 :
「庭に小鳥が来たよ」
僕が玄関の扉を開けると、いらっしゃいもいわずに、
ひわ子が廊下を滑るように駆け寄ってきて僕にそう告げた。
「…へえ」
いつものことながら唐突なひわ子に一瞬虚を突かれて玄関に立ちつくす。
「庭にね、ご飯つぶとオレンジをすこうしだけ置いておいたの」
「ふーん」
相槌をうちながら、かがんで靴を脱ぐ。その間も、ひわ子はしゃべり続ける。
「カラスが来ちゃうんじゃないかって心配したけど、
来たのは小さい小鳥だけだった。すっごく小さいの。
片手にすっぽり入っちゃうんじゃないかってくらい。可愛かった」
靴を揃えて顔をあげると、ひわ子は居間に通じる扉を背に、
後ろ手に手を組んで、やや上目遣いの堅い表情で僕をじっと見つめていた。
僕は彼女の前に立ち、小柄な彼女の視線にあわせると、
なるべく優しい笑顔を浮かべてあげた。
「よかったね」
僕がそう言うとひわ子のちまちまとした小づくりの顔がぱっと明るくなり、
花が綻ぶように、にこにこと笑った。
ひわ子は長い髪を揺らしてくるりと回れ右をすると、
僕の袖を軽く引っ張って居間へといざなった。
「きて」
少々風変りなこの出迎えのやりかたは僕だけに行われるものではない。
だから、この家を訪ねる人は皆、扉を開けると同時に取りとめもないことを
しゃべり続ける彼女に面食らってしまう。
人懐こい子なのかと思えば、表情は硬く、
人形のように整った顔立ちも加わって、容易に人を近づけさせない。
たった一言、「こんにちは」と挨拶をして、少しだけお愛想で微笑む。
この社会で生きている誰もがやっていることなのに、
彼女にはそれができない。
だから、しゃべり続ける。
ひわ子は弱いから。

70 :
僕が持ってきたケーキを皿に載せ、お茶をいれている時も
ひわ子は居間のソファに身を預けて、一心にここ最近の出来事を話し続ける。
先日降った雨のこと。テレビで見た映画のこと。
お皿を割ってしまったこと。庭にきた小鳥のこと…
僕がお茶とケーキをテーブルに運ぶと、
ひわ子はようやくお喋りを中断してカップを手に取った。
深い赤色をした紅茶をひとくち口に含んでこくりと飲む。
ケーキも彼女が好きな店で買ったもので、このときばかりは彼女も静かになる。
「おいしい」
ひわ子がにっこり笑うと、
切れ長のアーモンド形の目が、弓月のように細くなった。
喋っているうちに体温が上がってきたのか、上気したようなばら色のほっぺたは
彼女が今食べているケーキよりも柔らかく、おいしそうに見えた。
午後の淡い日差しが部屋の中に差し込んで、小さな陽だまりを作っていた。
僕は庭に向けて開いた窓に目をやった。
庭木に切ったオレンジが刺してあるのが見えた。
「そういえばさ、さっき庭に小鳥がきたって言ってたけど」
ケーキを口に入れたままひわ子がこちらに顔を向けた。
「なんていう鳥が来たの?」
瞬間、ひわ子の目の中にさっと翳がさして、僕は失敗したことを悟った。
「あ……」
握られたフォークが、ちん、と音をたてて皿に置かれた。
「え、と……ね」
長いまつげに縁取られた瞳が二度三度しばたく。
「きみどり色してたんだけどね、名前は…確か……」
落ち着きなく視線をさまよわせるひわ子に僕は優しく声をかけた。
「いいよ。無理に思いだそうとしなくて。黄緑の鳥は、黄緑の鳥だよ」
ひわ子は大きく目を見開くと唇をかんで俯いた。
「ん……。な、何でかなぁ、知ってた、はずなんだけど。
急に思い出せなくなっちゃって…ごめんなさい」
「そんなことで謝らなくったっていいよ、ひわ子。
僕は、ぜんぜん気にしないから」
「うん……ごめんなさい…あっ…また…」
ひわ子は顔を真っ赤にしてうつむいている。肩が震えていた。
僕はひわ子の気を引き立たせようとケーキを話題に出して明るく振舞った。
「ケーキ、食べようよ。ひわ子の好きなあの店のケーキ、せっかく買って…」
僕は言いかけた途中で口をつぐんだ。
これ以上何を言っても僕はひわ子を「ごめんなさい」の沼に沈めてしまいそうだったから。
ひわ子はうつむいたまま再びフォークをとると、黙々とケーキを食べ始めた。
会話のないお茶会が終わって、僕とひわ子は大きなソファーに一緒に座って本を眺めた。
どこか外国の田舎の風景を描いた絵を集めた画集で、
ぼんやりとした色彩で遠くにある風車や積み上げられた藁の束などが描かれていた。
ひわ子も僕も特に感想を言うようなこともなく、ページをめくり、
そこに現れるなんということもない風景をふたりで黙って見続けた。
もしかすると、と僕は午後の気だるい気分の中で思った。
もしかすると、ひわ子とは口なんかきかないのが一番いいのかもしれない。
彼女と会話する者は、悪意があろうとなかろうと、彼女を傷つけてしまう。
僕がひわ子を楽しまそうとしても、発せられる言葉に彼女は怖がり、脅えてしまう。
僕がどんなに言葉を尽くして愛していると言っても、彼女にその言葉が届くことはないのだ。
なぜなら、
なぜなら、それは、彼女が弱いから。

71 :
画集を見ていたひわ子が僕にもたれ掛かってきた。
小さな、片手で包めそうなほど小さなひわ子の頭が僕の肩に当たった。
小鳥のような真っ黒な瞳が僕を見上げていた。その瞳に僕の姿が映っている。
「あのね……」
細い、かすかな声でひわ子は囁いた。
「ありがとう……」
「うん」
僕は短く返事をして、頷いた。
ひわ子は安心したようにふふっと笑い、僕の胸に顔をすりつけた。
背にかかった黒髪が割れて、細い首筋が見えた。
陶器のように真っ白で、落としたら割れてしまいそうだった。
「ひわ子」
僕の呼びかけにひわ子が顔を上げる。
額や鼻筋を指でなぞってみる。ひわ子はくすぐったそうにくすくすと笑った。
どこもかしこも白くて、繊細で、陶器でできた人形のよう。
でも、ひわ子は生きている。
少し開いた唇を優しく弾いたあと、ひわ子の頬をなでた。
「柔らかいね…」
ひわ子はうっとりと眼を閉じて、されるがままになっている。
そのばら色のすべすべとした頬を指先でつついてみる。
ぷにぷにとしたほっぺたは、指が沈みこんでも、
跡も残さずふっくらと僕の指を押し返す。
軽くつねってみると僅かにその部分が林檎のように赤く染まった。
ひわ子は目を開けて、しばらくは僕が頬つつくのを楽しんでいるようだったが、
次第に瞳に映った僕の姿が揺れ始めた。
いつしか僕はひわ子の顔を抱きこんで、夢中になってひわ子の頬をいじっていた。
「んっ………ん………」
僕の執拗な愛撫にひわ子のかわいらしい眉がぐっと顰められ、
彼女の身体が緊張するのがわかったが、
僕は今この遊びをやめたくはなかった。
ひわ子の頬はどこまでも柔らかく、齧りついてしまいたかった。
「ふ………ううっ………う………」
抱え込まれて口が開けないひわ子がくぐもった声を出す。
瞳に透明な膜が広がったように、僕の姿が歪んで、みるみるうちに涙が溜まりだす。
僕の腕に置かれていたひわ子の手がぎゅっと僕のシャツを掴んだ。
見開かれた瞳には、もう、今にも零れおちそうなほど涙が溜まっていて、
その悲痛な色がいつもの僕の優しい部分をちくりと刺して、甘い痛みが広がった。
僕は頬をいじくる手を止めずに、ひわ子の顔を抑え込んでいるほうの腕の力を緩めた。
「っ……はっ………あっ………はっ、はっ………」
ひわ子が堪えていたように息をつくと、その拍子にばらばらと涙が頬を伝った。
「………め……」
涙で濡れた唇が微かに動いた。
「や………め…て……」
ひわ子は目を閉じて涙を流しながらようやくそう言った。
ゲームオーバー。ここまでだ。
僕はひわ子を抱き直して、頭を優しく撫でると耳元で囁いた。
「ごめん」
それを合図にしゃくりあげて泣きはじめるひわ子の、流れる涙を僕は口に含んだ。
その雫はちゃんと塩の味がしていて、僕はそんな当たり前のことになぜか安心した。

72 :
それからたっぷり一時間、僕の胸で泣いたひわ子は今では疲れてぐったりとしている。
僕はひわ子のなめらかな黒髪を撫でながら、僕の胸に押しつけられている、
ささやかな乳房の奥でことことと脈打つひわ子の心臓の鼓動を楽しんでいた。
「あ……」
ひわ子がふと首をもたげた。
窓辺にちいさな影が躍った。
「鳥……」
冬枯れの枝にとまって黄緑色の小鳥がオレンジを啄んでいた。
「ああ…」
僕は目をすがめて枝から枝に飛び移るちいさな小鳥の姿を追った。
「鶸、だね」
「ひわ?」
ひわ子は大儀そうに身を起こして、赤くなった眼で僕を見つめた。
「そう、弱いに、鳥って書くんだ」
僕はさっき僕が苛めたひわ子の頬にキスをして囁いた。
「ひわ子と、おんなじだね」
ひわ子は一粒だけ涙をこぼすと、あきらめたように目を閉じて、
僕の胸にもたれて眠ってしまった。
僕はその涙を舌で舐めとって、
たくさん泣いて少し発熱しはじめているひわ子のか細い身体を抱きしめた。
手のひらのなかで安らぐ小鳥を、いつかは僕は握りしめてしまうかもしれない。
けれどもそんな日が来ようと来まいと、僕は僕なりの方法でひわ子を愛そう。
そしていつかはひわ子の涙の味も僕の胸になじんで、
彼女を本当に愛せる日が来るかもしれない。
まともに人も愛せない、こんなに弱い僕だけど。
__________________________________
保守のつもりが長くなった。
なんか弱気って言うより変な子に…

73 :
投下乙です
もっとキャラ関連の詳細を知りたいと思った

74 :
>>69-72
続編期待

75 :
勇気を出す方の気弱スレから来ました。

76 :
これはこれは、いらっしゃい

77 :
保守

78 :
投下期待age

79 :
圧縮来たか?age

80 :
小柄でオドオドした可愛らしい気弱っ娘にイジワルをしまくって泣かしたい
酷い暴言で傷つけたり緩めの暴力を振るったり

81 :
気弱っ娘をいたぶりながら愛でる

82 :
女「働け!」
オタク「うぇ〜ん」
女「働け!働け!」
オタク「うぇ〜んうぇ〜ん」
女「学生ならバイトしろ!」
オタク「ぴぇ〜ん」

83 :
保守

84 :
>>82
オドオドしたオタクが目に浮かぶ

85 :
どうでもいいがスレ違いだ
それにオタ趣味は金がかかるから就職してる社会人多いよw

86 :
オタクの女の子じゃないのか…

87 :
気弱で涙目なオタク美少女は素晴らしい萌えキャラです。

88 :
オタク「ひぃっ!今女の人と目が合った!(オドオド)」
女「・・・・スタスタ」
オタク(わああ〜女の人が近寄ってきた〜逃げたいけど怖いよ〜 オドオド)
女「オドオドしてる男見るとマジムカつくんですけど〜」
オタク「え、、あ、な、あ、、(怖くて言いたいことも言えないよ〜 オドオド)」
女「何こいつ。キモッ」
オタク「くぅ、、俺のバカ、弱虫・・・もうにたい」

89 :
だからスレ違いだと
それで女のほうが年下美少女で性的なプレイをそのオタクにしてくれたら某スレで喜ばれそうだが

90 :
保守

91 :
保守

92 :
オタクで気弱な美少女
他の人に趣味がバレるのではないかと何時もビクビクしてる
こんな娘が居たら素晴らしい

93 :


94 :
>>92
秘密を知ったやつがどんな性格かが問題ダナ

95 :
>>94
そりゃ好きな女の子はいじめちゃうタイプの男にバレるんだよ

96 :


97 :
怯えてる気弱っ娘萌え

98 :
ほしあげ

99 :
99

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