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2012年2月エロパロ489: 【獣姦】人×獣 限定 (305) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【獣姦】人×獣 限定


1 :10/09/26 〜 最終レス :12/01/30
このスレッドは、『 獣姦 』――主に 人が獣を犯す 内容のスレッドです。
主に四つ足や完全な獣のフォルムを持つ相手との恋愛や性交に関するSSや話題を投下してください。
                    
・基本はsage推奨。
・鳥・竜・蛇・海獣も可。
・虫・獣人、獣×人はNGで。(ただし人並みの知性を持つ獣はOK)
・荒らし・煽り・板違い等、その他害獣はスルーの方向で。間違って駆除しようとしないように!
・読み手を選ぶシチュエーション(同性愛・グロなど)の場合には、書き手の裁量で注意書きをつけて投下してください。
・続き物や執筆途中ゆえに投下が一定期間止まる場合には、その旨を伝えてください。
・反応がなくても泣かない
それではどうぞ。
がおー!

2 :
期待がおー

3 :
いいんじゃないかな

4 :
それじゃ一本描くがおー

5 :
俺もなんか書くか
猫で

6 :
昔書いたものを改稿して投下します。けっこう長い読み物ですけどお付き合いいただければ……。
改稿しながら投下しますので、数日に分けて載せていきます。
------------------------------------
【 1 】
 思えば、彼女と出会ってからもう一年と少しになる。
 従順に、手綱を持つ右手に寄り添って歩く彼女を見下ろしながら俺はそんなことを思い出していた。
 
『彼女』とは言っても、傍らにいるそれは『人間』ではない。彼女はイヌ科イヌ属の裂脚亜目に類する、歴とした
『犬』――アフガン・ハウンドという犬種の雌であった。
 彼女は名をティーという。深く、それでいて日に当たるとキラキラ透き通る琥珀の毛並みにちなんで俺が付けた
名前であった。
 俺と彼女との出会いは、今思い出しよう一年ほど前に遡る。
 きっかけは、彼女・ティーが実験動物の一匹としてこの国立病院付属の試験研究機関に送られてきたことで
あった。
 この研究所では、多種多様な動物を用いた様々な試験が行われている。『試験』と言えば聞こえは良いかも
しれないが、曰くそれは新薬の投与であったり、故意に病原菌やウィルスに感染させたりという、常人では目を
覆いたくなるような行為の数々だ。
 しかしながら同じ試験にしても彼女は、その知能レベルを計られる為にここへと送られてきたのだった。
 時に人に『天才』などという面映い人種が生まれるよう、彼女もまた犬の世界における天才として生を受けた
一匹であった。
 その知能レベルは天才の冠にふさわしく、単純な計算能力ならば中学生レベル――加えて柔軟性に富んだ脳は
理解力と高い想像力を持ち備え、さらには人語すらをも理解するに到っては、さながら彼女は『犬の姿を模した
人』といっても差し支えはない程であった。
 そしてんな彼女の観察係兼世話役として任命されたのが俺であり、それこそが一年ほど前に遡るティーとの
出会いであった。
 斯様に知能指数の高い彼女はすぐに俺が世話係であることを理解すると、実に従順に、そして愛情深く懐いて
くれた。俺にとっても、他の実験動物達とは違って、より深い意思疎通が出来る彼女との邂逅――コミュニケー
ションはこの場所における唯一の安らぎとなって、伐とした心を癒してくれたのだった。
 そしてそんな互いの信頼関係が、やがては一個の恋愛感情へと発展するのにも時間はかからなかった。
 思えば、その時からして俺は狂っていたのかもしれない。

7 :
 時が経ち、体の成長と共に彼女の流線型の体躯には見るも美しい毛並みが整った。細面の顔立ちに、濡れた
ように黒く深い優しげな瞳を持った面差しは、この世のどんな女性よりも神秘的で、そして美しいものとして
俺には映っていた。
 時同じくして彼女もまた、こんな俺へ恋心を抱くようになった。すでに『犬』というよりはもはや、『一人の
女性』としての自我に覚醒していた彼女にとって、俺は受け入れられるべき『異性の一人』として認められて
いたのである。
 試験を通じて深く密接な関係にあった俺達は、そんな互いの気持ちには早くから気付いていた。だからこそ
『きっかけ』が欲しかった。互いの愛を打ち明けられる、きっかけが。
 そして彼女が何度目かの発情期を迎えたその日――俺達の一線は断ち切られてしまう。
 俺は彼女を動物舎に帰すことなく自分の部屋へ招き入れると、言葉を交わす余裕さえなく、半ば乱暴にティーの
唇を奪った。
 普段のコミニュケーションにおける『舐める』行為とは違う、『呼吸器を塞ぐ』行為の意味――『キス』と
いうその意味を彼女もまた理解していた。
 常々ティーには、教育実験の一環として『人間の生活習慣』というものを学ばせていた。そこには人間社会の
中における一般常識は元より、恋愛感情の機微を学習させることもまた含まれていた。
 雌という性別も相成ってか、この『恋愛』に関する学習には彼女もまた大いに興味を持った。それこそ人間の
少女と変わることなくティーは恋人同士の恋愛を夢見、結婚に憧れ、そして想い人の子を宿す未来を望んだ。
 その果てに、数度目の発情期を迎えたその日――彼女はたどたどしく己の愛を俺に伝えてくれた。
 はにかみながら、何度も学習用の50音板の上で『あいしています』を鼻先で辿る彼女に、ついには俺の一線も
断ち切られてしまった。
 ファーストキスを存分に味わい俺は、すっかり脱力してしまった彼女をベットの上へと運んだ。
 体の構造上、仰向けに寝せられると、彼女は内の全面をあられもなく俺の前へと開く格好となった。その時に
はすでに、人間並みの羞恥心を確立していた彼女は、そんな己の姿に恥じ、健気にも瞳を閉じて俺への視線を
逸らせていた。
 そんな彼女の仕草に胸掻きむしらんばかりの情欲に駆られると俺は、もう一度口付けを交わし、腹部に連なったその乳房へと唇を這わせた。
 発情期を迎えてから今日に到るまで数日間があったせいか、女性ホルモンが多分に分泌された乳房は大きく
張り出していた。
 白い産毛の肌地とその先端で木の実のよう薄紅色に蒸気した乳首を、俺は本能の赴くままに舐り、しゃぶり
つくした。時に唇の先端くわえ込んで引き伸ばす行為に、ティーも何度も上擦った声を上げた。
 やがて存分に乳房を堪能した俺の舌先は、ついに膣部へと到る。
 すでに充分に潤いを湛えていた膣は、その溢れ出した愛液で周りの毛並みをぺたりと入り口周辺に張り付かせて
いた。そのせいで、普段なら毛並みの奥に隠れている膣口と肛門とが、その姿をあられもなく俺の前にさらけ
出させていた。

8 :
 そこから立ち上がる蒸れたニオイに、興奮から霧がかかったよう混濁した俺の理性はさらにボヤけて曖昧に
なっていく。
 気付いた時には果実に歯を立てるかのよう、ティーの膣へと上唇を埋めていた。
 前戯も何も考えずに、ただ想いの赴くままに膣や肛門に舌を這わせる俺もまた、人間ではない一匹の『獣』と
化していた。そんな獣が二匹、身を重ねていた。
 やがて俺は彼女の膣に己の陰茎をあてがう。ついにひとつになろうとする。
 ティーもまた首を上げ、今にも繋がらんとする己の体と俺の陰茎とを見下ろす。
 そして、遠慮無しに一気に根元までそれを挿入した瞬間――俺はティーの膣(なか)の体温と粘膜の感触に射精
してしまっていた。
 みこすり半どころの堪えでもない。たった一突きの挿入で、俺は達してしまっていた。そしてそれはティーも
同じく、急激な挿入と射精のオルガスムスに呼吸を詰まらせ、その細く長い顎を逸らせて快感の余韻に震えた。
 そんな絶頂にもしかし俺は萎えてしまうことなく、第二波第三波の射精が続いているにも関わらず、その腰を
動かせ始めた。
 その後も四つん這いに体位を変え、俺はティーを責め続ける。
 元より中型犬のティーと中肉中背の俺は、膝を折り腰を屈めてしまえば後背位の体格差はほとんど無くなる。ゆえに腰の振りにより大きなストロークが持てるこの後背位で、俺は先の正常位以上に激しくティーを責め立てた。
 そんな無慈悲な俺の動きに対しても、ティーはその一撃ごとに雌(オンナ)の声を上げた。放尿と見紛わんばかりに愛液を溢れさせ、しまいには失禁もし、平素の清楚可憐な彼女からは想像も出来ない乱れ様で果てた。
 かくして一線を越えてしまってからの俺達に、もはや歯止めは利かなかった。
 実験中であろうと散歩中であろうと、それこそ寝食すら惜しんで俺達は求め合った。
 情操教育を行うはずの学習中においてさえ、俺はポルノビデオを彼女に観賞させ、さらにはフェラチオや肛門を
舐めさせるなどの行為を彼女へと強いた。
 そしてそんな狂った生活の中――彼女に対する俺の視線が、恋愛対象から単なる『欲望の捌け口』へと変わる
のにも時間はかからなかった。
 この地獄の世界においては、彼女もまた消えぬ前世の罪業をもって生まれ変わった罪人に違いは無いのだ。
ならばティーもまた、他の試験動物達同様に苦しみを受けるべきだ。罪を裁かれるべきなのだ――そんなことを
考えることで、俺は己の中に芽生えた残虐性を肯定し、そしてティーからの愛情を否定していった。
 ティーを抱いてしまった日に切られた『一線』は、同時に『人間』としての俺の、最後の良心すらをも千切り
毟ってしまっていた。人間を捨てた俺は、比喩でも皮肉でもない本物の『鬼』へと成り果ててしまっていた。
 ティーに肉欲を求める俺の心(なか)に、すでに彼女への愛などは無くなっていた。ただ本能の赴くままに彼女の
体を弄び、そして調教した。

9 :
 人間の少女と変わらぬ羞恥心を彼女が持っていることを知りながら、散歩先の公衆面前の前で排泄を強要させ、
彼女は食事を取る時もその前には必ず局部への奉仕を強要させ、そして存分に俺の精液を注がせた食事を食べさせ
たりもした。
 朝晩の境を無しに犯し――そして今の散歩に到ってもローターをひとつ、膣の中に潜らせ歩ませている有様だった。
『ク、クフゥン……ンンッ』
「ん? どうした、ティー? そんなところに蹲って?」
 持続して膣内に与えられる刺激(それ)に耐えかね、ついにティーは中腰に腰を落としてしまった。
 うつむき加減に鼻先を下ろして息を切らせる呼吸は、明らかに犬のするものとは違っている。おそらくは断続的に
来る浅い絶頂の連続に、まともな呼吸が保てなくなっているのだろう。
「こんな所でへたばっていて人が来たらどうする。――それともお前は、その浅ましくイッてる姿を誰かに見て
もらいたいのか?」
『クゥッ……キュ、キュウン』
 俺の言葉攻めに、その目頭にうっすらと涙すら浮かべて頭(こうべ)を降るティー。そんな彼女のいじましさに、
俺の中の加虐心はますます胸を高鳴らせる。
 そんな俺達へ、
「よう、相原ぁ。散歩かぁ?」
 自分達ではない第三者の声が掛けられる。その声に反応して、ティーも中腰に浮かせていた尻を完全に地に
付け、普段の実験動物である自分を取り繕う。
「増岡――か」
 前方から歩いてきたのは、俺と同期の研究生である増岡という男であった。顎の消えた肥満の過ぎる面と、
クセのある汚い髪を汗で額に張り付かせた面相はただ醜悪の一言に尽きる。
 不規則な己の生活習慣を研究生という役割のせいにして風呂にもロクに入らなければ、歯ですら満足に磨かない
奴の体臭・口臭は俺もティーも苦手としているものであった。
「ティーちゃんは今日も可愛いなぁ。えぇ、おい?」
 そうして無遠慮に、頭を押さえつけるよう荒々しく撫でてくる増岡の手の平に、あからさまな嫌悪の表情を
浮かべるティー。知らぬ増岡は、その手から逃れようとティーが頭を振るたびに、しつこくそれを追い回しては、
額や鼻先を問わず彼女を撫で続ける。
 この男もまた、この場所において人間を捨ててしまった者の一人である。

10 :
 元はとある農大の畜産関係の研究室に所属している男であったが、家畜への性行為に目覚めてしまった奴は、
より多くの種類との行為を望むべく、自らこの研究所へと出向してきた、筋金入りの変質者であった。
 そんな奴の噂は、互いの関係をひた隠しにしている俺達とは違い、所内でも周知の事実となっていた。故に
他の研究員達は奴との必要最低限以上の接触を忌避し、その噂を聞きつけているティーもまた、奴・増岡との
接触には極度に嫌悪を表すのであった。
 そんな男に、無心になって撫で回されるティー――そんな彼女を前に、俺の中の加虐性はまたもその鎌首を
もたげる。
 ひそかに上着左のポケットに手を忍ばせると、俺はそこにあったローターのリモコンを握り締めた。そして
ティーの膣内にある機械の動きを、今までの『弱』運転から、一気に『中』にまでアップさせる。
『ッ? キャウ、キャフゥゥ……!』
 その変化に一瞬体を跳ね上げると、ティーは持続して膣内に響く振動に体を震わせた。
「ん、んん? どうしたんでしゅかぁ、ティーちゃん? 振るえてまちゅよぉ?」
 そんなティーの変化に不審がり、増岡はさらに屈みこんでティーの顔周りを撫でていく。
「そいつ、お前のことが好きなんだよ。照れてやがるんだ」
『ッ?』
 同時に掛けられる俺の声に、ティーも驚きの表情で見上げる。
 一方の増岡は、
「そうなのかッ? 嬉しいなぁ――ティーちゃん、俺も愛してるよぉ」
 その言葉を真に受けて、額を撫でていた手を下腹部にまで伸ばすと、さらに熱のこもった調子で彼女を撫で
倒すのであった。
 そんな増岡の手の動きに合わせ、俺も徐々にローターの振動を強くしていく。
『キュ、キャウウ、フゥゥン……!』
「あぁ、ティーちゃん……ティーちゃぁんッ」
 小刻みに体を震わせ必に達してしまう感覚に抗うティー。そして俺は、そんな健気な彼女にとどめを刺すべく
――中頃にまで上げていたローターの強さを、一気に最大にまで跳ね上げた。
 その瞬間――
『ッッ? キャ、キャフゥゥンッ……アウゥゥン!』
 突然の衝撃についにはティーも絶頂を向かえ――同時に、座り込んだ地べたに失禁をして果てた。
「ほら、あまりの嬉しさにションベン漏らしてるぞ」
「マジかよぉー? ティーちゃんみたいな可愛い子が、俺のこと好きだなんてなぁ。俺がこの子の担当になり
てぇよ」
 その後も、恥ずかしさのあまり顔を上げることすら出来ずにいるティーを無遠慮に撫で回すと、増岡は上機嫌で
俺達の前を後にした。

11 :
 そうして改めて二人になり、
「無様だなぁ、ティー。お前は、男なら誰でも良いのか?」
『……クゥゥン』
 そんな俺の言葉に反応して、どこか恨めしそうな表情で見上げてくるティー。そんな彼女の表情に、俺は得も
言われぬ快感を覚える。
 そして俺はまだ誰か来るかも知れぬ所内であるにも拘らず、そんなティーの唇を奪っていた。
『ン、ンンゥ……アフゥンッ』
 長く舌を絡ませ、何度も互いの唾液を行き来させ彼女の口唇を味わう。
 それから寝室に彼女と戻ると、先程の失禁で汚れた膣を舐め拭い、時が立つのも忘れて俺はティーを愛した。
 彼女こそが自分の全てであり、そしてその彼女を苦しめることこそが、今の自分の最上級の悦びと化していた。
 次はどう苦しめてやろうか? そしてお前は、どんな声で鳴き、どんな表情を見せてくれるのだろうか? 
それを知ることこそが、今の俺の悦び――全てとなっていた。
 愛から始まったはずの俺の想いはすでに、雨雲の絡む闇のような深く粘質な狂気へと変わってる。
 もはやそれが、彼女に対する愛ゆえに生まれた感情なのか、それとも憎しみから出たものなのかすら、もう
判らない。闇夜のごとき深い欲望が覆い尽くす俺の心は、自分自身ですら見つめることは不可能となっていた。
『キュッ、キャウウゥゥン!』
 不意な彼女の声に俺は我に返る。
 そして後背位に犯されていた彼女の背にめがけ、俺はありったけの精液をぶちまけた。
------------------------------------
【 続く 】

12 :
そういえばアフガンハウンドとエッチするSSがどっかにあったなぁ
とか思ってたら投下されてたw
乙、続き待ってるよ。

13 :
>>12
知ってる人がいてくれたことに驚き
どうもありがとうございます
かなり手を加えながら改稿してるから一気には投下できないけど、今週中には全部あげられるように頑張ります

14 :
獣姦だいすき、ってスレで投下してた方ですか?

15 :
おぉ!まっていたよスレ立て乙!
この調子で神がいらっしゃることを!!

16 :
過去スレ
獣姦だいすき2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1186650487/l50
http://mimizun.com/log/2ch/eroparo/1186650487/
獣姦だいすき!!
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168668551/l50
http://mimizun.com/log/2ch/eroparo/1168668551/

17 :
>>14
昔そこに投下しましたー
最近いろいろとコレ系の作品が溜まってきたので投下しようとスレを探したら
見つからなかったのでスレ立てしてみました
再うpになってしまいますけど、もう一度読んでもらえれば幸いです

18 :
よし携帯だけど俺もなんか書く!
マニアックなの書いて絶対に投下するからなうぉおおぉおッ!!!

19 :
>>18
今からパンツ脱いで待ってる

20 :
誰か昔あった保管庫のURL知らないか?

21 :
>>17
過去の「狗の逝く路」から見ました。
こんな貴重な変態ジャンルで良作があるなんて。
エロ描写上手いですね。
マニアックなのもがあり更にエロさを感じたり。
耳とか鼻とかw
二次的な作品の為に参考にしたり一部抜粋等で使ってもOKなもの?
(イラスト小説/漫画同人)

22 :
>>21
うひー、ありがとうございます!! 
何とも嬉し恥ずかしです!! ……こちらに再校了したヤツを載せる作業も進んでいないというのに
それはともあれ、喜んでいただけのならば嬉しい限りです。
例の表現や描写ですが、遠慮なく使ってやってくださいませ。
そしてそれらが完成の暁には私にも一部頂けると非常に嬉しかったり……♪

23 :
>>22
いえー、軽い気持ちな上での事なんで。
捨て垢メール作ったのでまずこちらに一報貰えれば。
inusyousetu@hotmail.co.jp
今後も楽しみにしています。

24 :
女侍の話をまた読みたい
まぁ、このスレはあそこ直系じゃないしそもそも見てないかもしれないが……

25 :
>>24
詳細を
っていうかあらすじ覚えてるだけでも

26 :
>>25
>>16上のスレ189からのシリーズの事じゃね?

27 :
>>25
>>26さんのが書かれている通りです

28 :
どれどれ読んでみようかね

29 :


30 :
女侍の二次を作らせてもらった前スレの261ですが書いても
いいなら書かせていいただきたいです。
このスレ的には女侍×銀狼になるのでしょうか?

31 :
もードンドンやっちゃって
書きこみなくなって落ちるのも悲しいし、それ以前に読んでみたい!

32 :
>>30
俺は銀狼×女侍が見たいな

33 :
前にやってたのと同じようにやればいいんじゃね?
というかやってください

34 :
銀狼と女侍
二次版
エロ
「……んっ……」
季節は初秋になった頃だろうか、それでも山の早朝は肌寒い。
それも半裸ならなおさらだ。私は身を起こし、横に眠る毛の塊を一睨みして、肌着を整えた。
身を隠すため山の隠れ家に籠もってから、はや三月はたっただろうか。
そろそろ市中のほとぼりもさめている頃だろう。何より米や塩に乾物、特に酒が尽きかけてきた。
幸い仕事の報酬はたんまりとあるので買い出しに行こう…私はそう思い、立ち上がった。
気配に気付いたのか、毛の塊――――白銀の狼が顔を上げ、大きな欠伸をしてから、
どうした?というように二度、三度首を傾げた。
私は身支度をし、腰の得物を揃えながら告げた。
「食い物の買い出しだ、人里に出る。お前は――――――ん、んぁ」
私は思わず、鼻に掛かったような情けない声を出して、その場に屈んでしまった。
銀狼が小さく吼え、心配したのか身体を擦りつけてきた。
その狼の顔を掴み、私は呻くように言った。
「……お、お前…種汁が…流れて……この色情狼」
銀狼は、はぁ?というように一度、首を傾げた。

35 :
私は銀狼を小屋に閉じこめた後、小屋の裏で下帯を解き、しゃがみ込んで下腹部に力を込めた。
するとドロっとした白濁の塊がぶりゅ…ぶりゅと淫らな音を立てて股からこぼれ落ちた。
もちろん昨晩交わった銀狼の子種汁だ。
獣の子種汁は濃く、それも並の狼より一回りも身体が大きいヤツの子種は糊のように粘り気がある
秘部に指をいれ、掻き出しても、掻き出してもなかなか出てこない。
「ふ…はぁ…くそ…」
こうして一日いるワケにはいかない。私はある程度、掻き出すと下帯をつけ、袴を履いた。
昼間の市中に出るのは久しぶりだ。山に籠もっている時の話相手は夜這いに来る銀狼しかいない。
ワイワイガヤガヤと市中の喧噪に懐かしさを感じる。
仕事の依頼を請け負う口入屋に顔を出した折り、前の仕事の後始末はついたとの報を得た。
もう隠れ家に籠もる必要もないが、用心に超したことはない。もうしばらく山に籠もっておいた方がいいだろう。
米や酒、調味料に乾物を買うとそれなりの重量となる。従ってそれらを背負う形になると自然と力んでしまう。
私は務めて平静を装っていたが、内心は冷や汗ものだった。
夕暮れの市中を足早に抜け、山道に入る。今朝の子種汁がまだ残っていたのか、太腿をつたって滴り落ちてきたのだ。
袴をはいている為、ばれる心配はないが……それでも羞恥を感じずにはいられない。
私は隠れ家に戻ると、荷を置き、戸を閉めた。

36 :
呼吸が荒い、下腹部のあたりからジンジンと熱くなる。
「こんな……時分から盛るなんて…我ながら猿だな…」
自嘲気味に笑うが身体の疼きは高まるばかりだ。私は床に寝そべり、目を閉じて尻にじっとりと両手を這わせた。
「…ん…あ…」
銀狼との情事に興じるようになってついた癖だ。
情事の時はいつも四つん這いになり尻を突き出し、獣の格好でヤツを受け入れるためだろう。
盛り上がった柔らかな尻肉からゾクゾクする感覚が背筋を昇ってくる。我ながら変態的な性癖だ。
「はぁ……く」
尻肉を揉みこね、後ろから秘裂に指を這わせる。くちゅくちゅとした粘着音、雌の秘裂は十分に緩んでいる。
乳に手をあて、後ろ手で秘裂に指を入れる何度か、抜き差しする度に違和感を感じた。
……もの足りない……
興醒めした私は秘裂から指を引き抜いた。
ドロリとした銀狼の子種が絡みついている。
私はその指を掲げ、それをゆっくりと口にした。
「あ…はァ……甘い…」
陶酔したような惚けた声…何とも淫らだと、私は身を起こした。
そこにあったのは狼の顔。白銀の狼だ。
「なっ…お前…いつの間に…」
すると狼は顎をしゃくるように戸の方向を見た。
しまった…戸に錠をしていない…ならばこいつが入ってくるのは当然だった。
さきほどまでの私の自慰を見ていたのだろう、銀狼はくりくりした眼で私の頬を舐めた後、
胸元に鼻を突っ込み、固くなった乳首の匂いを嗅ぎ、舌を這わせてくる。

37 :
こいつはきっと催促しているのだ。あの晩、雌の声で、格好で私が『犯して』と懇願した時と同じように
自分に媚びろ、尻を突き出せと催促しているのだ。責められっぱなしなのは癪に障るが
身体が火照りを取り戻した…秘裂にじゅんとした濡れを感じ取った私は従わざるを得ない。
銀狼がごろんと横になる、口淫を要求しているらしい。
「く…口はイヤだと昨夜も言ったろう。」
そう告げると銀狼は身体を起こし、すたすたと戸の方に向かっていった。
「ま、待ってくれ……わかった…口でするから…」
言葉を理解しているのか、銀狼がハッハと舌を出して戻ってきた。そして再び横になる。
私の前に突き出された銀狼の雄は猛々しく脈を打っていた。
「……酷い臭いだ」
私はその雄を口に含んだ。猛烈な獣臭が鼻をつき、生臭くぬめった雄がビクビクと口の中で蠢いた。
口淫の快楽に銀狼は甘くとろけた声を上げ、横になったまま腰を振り出した。
狼が子種を放出されるのは早い。野生動物は交尾時がもっとも無防備になるからだろう。
びゅっと口内に銀狼の子種汁が放たれた。が、まだこれは薄い、人間でいう先走り汁だろう。
このまま吸い出してやってもいいが、秘裂はもう糸を引くくらい濡れている、下帯を外しているとはいえ、酷く気持ち悪い。
私は口を離すと、尻を捲って銀狼に突きだした。
「………は、早く…ここ…入れてくれ」
誘うように尻を振ると銀狼は低く唸ると、私に覆い被さり未だとろとろと先走り汁が滴る雄を突き入れてきた。
「くうう……はっ…あぐ」
太く猛々しいモノに貫かれ、食いしばった歯の隙間から思わず嬌声が漏れてしまう。
前脚が尻の上に置かれ、さらに尻を高く突き出す格好になった。銀狼の重さに私はそのままの格好で
銀狼の剣突をうけた。昨夜の交尾とは違い、乱暴に打ちつけてくる。項を舐められながらの一突き、一突きが最奥まで届く。
「痛っ…痛い、おい、乱暴だぞ…あっ…もっと、や、優しく」
しかし、さらに体重を掛けられた。ひんやりした床に乳房が押しつけられ、べたっと頬と腕が床に擦りつけられた。
尻だけが高く掲げられ、何度も何度も打ちつけてくる。まるでお前は乱暴に尻を犯した方が感じるんだろう?と言わんばかりの突き。
酷く陵辱されている気分だが、雌の私は銀狼の思惑通りの反応をみせる。ぎゅっと銀狼のモノを締めつけ、その濃厚な精を
搾り取ろうとしている。人間のモノではないのに、雌としての本能が雄を搾り取ろうとするのだ。
「あっ…ああっっくうううううっ!」
銀狼のモノが中で爆発した。熱い奔流が遠慮なしに最奥に放たれた。どびゅぶりゅううと糊のような獣精が
私の中を支配していく、そして始まる獣の交尾。私の雌が待ちこがれていた長い長い交尾が始まる。

38 :

「……はぁ…はぁ…はぁ」
ずりゅ……銀狼の萎えたモノが引き抜かれた。
ようやく窮屈な姿勢から開放された私はうつ伏せになったまま荒い息をついている。
股からはぶりゅぶりゅと淫らな音を立てて、濃厚な獣液が逆流しているが、それを拭う気力さえない。
あいつが甘えたように舌で頬を舐めてきた。
「この野郎」
私はボソっと呟いた。途端にビクッとする銀狼。
「発情する雌を乱暴に扱って楽しかっただろう……おまけに獣臭いモノまでしゃぶらせて…お前は酷い臭いだ。
これからたっぷりと湯で洗ってやるからな、イヤなら出て行け。二度と来るな」
以前に泥だらけのこいつを洗った事がある。銀狼は身体を湯で洗われる事が大嫌いらしい。
しゅんとして、伏せの状態になる銀狼。覚悟はできているという事だろう。
子犬のようにつぶらな瞳を見せて、優しくしてねと期待に満ちた眼で訴えているようだった。
「安心しろ…めちゃくちゃに洗い尽くしてやる」
その晩、山には狼の絶叫が長く、長く響いた。
END
原作の女侍さんとは違う点とほとんど銀狼が責めな点は御了承下さい。
不快に思った読者さん、申し訳ないです。

39 :
>>38

狼さんテラドS
女侍もドMだけどw

40 :
40

41 :
>>34
あと少し待って

42 :
>>41
流れ的に女侍の原作者さんか?
だとしたら期待だな

43 :
>>42
それは違うぞ。描きこんだのは俺だ
銀狼関係の感想と落書きを書いてるもんだからそれで

44 :
>>43
すまない。落書きって
銀狼の話かイラストを描いてるのか?
どっちにしても期待だ。

45 :
>>44
あまり楽しみにされても困るよ
イラストなんだけど鉛筆書きの本当に落書き……

46 :
とりあえず保守

47 :
投下期待

48 :
投下来ないなぁ

49 :
今週ヤンジャンで始まったカウリングなる漫画で主人公の女×猿の文太を受信した

50 :
『犬ばか』で女主人公×犬(種類問わず)もイケるぞ

51 :
獣姦保守

52 :
投下期待

53 :
133 :タンゴ ◆rW6r2U.uz6 :2010/09/26(日) 14:08:41 ID:sMf23o7k
私がヒドラさんに就いている期間、ヒドラさんは私たちメイドと同じ西館の一室で寝泊りすることになった。ここは特別に作られた部屋で、私のような見習いの初仕事に付き合ってくれる人が使うことになっているみたい。
その部屋に入ると、仕事を終えたヒドラさんは机に向かってた。何かをジーッと見つめてるようだけど・・・。
「いかがなさいました?」
やっと私に気が付いたヒドラさんは、ビックリして本を閉じた。
「いつから・・・って、ミレーヌさんから“常にご主人様の傍に居ろ”との指示があったので―――キャァッ!」
ヒドラさんは突然立ち上がると、私を担ぎ上げてベッドに放り投げた。その後、すぐにヒドラさんが私の上に四つんばいになって私を拘束した。
「誰にも・・・言うな」
「・・・は・・・・はい・・・」
「それと、お前は少々まずい物を見てしまった。それに関してお前は罰を受ける必要がある」
「ば・・・罰ですか?」
ヒドラさんは膝立ちの状態になると、身に着けていた衣類を全て脱いで素っ裸になった。すると、今度は私の服に手をかけた。どうやら、私はヒドラさんの切れ掛かった理性を完全に切っちゃったらしい。こうなったら、私が受ける罰は決まったもの。
「ちょ・・・いや・・・きゃぁぁ///」
乱暴に服を引き裂かれ、パッドが宙を舞い、次第に素肌が露にされていく・・・けど、パンツだけは脱がさなかった。
なんとか逃げようとするけど、ヒドラさんの怪力に勝てるはずもなかった。
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・覚悟しな・・・///」
私を乱暴にひっくり返すと、パンツの裾を捲って私の大きなお尻をベロリと舐めた。そのとき、私の身体中を電撃が走った。
「んにゃぁん!?」
「良い声だ・・・グヘヘヘ///」
もう私の知っているヒドラさんじゃなかった。そこにいるのは、性欲に溺れた獣だった。
ヒドラさんは、何度もお尻を嘗め回してベタベタにした後、秘所の割れ目に舌を突っ込んだ。
「ひゃんっ///」
「ンフフフ・・・」
ヒドラさんの分厚い舌が、敏感な突起をグニグニとかき回す。その刺激に私は耐えられなくて、体中から力が抜けてぐったりとしてしまった。力は抜けているはずなのに、舐められる度にビクビクと身体が跳ねる。
「アッ・・・ら・・・らめぇぇ・・・////」
痛くないのに、悲しくないのに、なんだか涙が溢れてくる。
「メスの身体なんて滅多に手に入れられないからな・・・イってイってイキまくって壊れるまで犯してやるよ」
「ヒッ・・・アァッ・・・///」
すると、膣にその分厚い舌が侵入してきた。今まで感じた事の無い快感が体中を走った。休む暇もなく舌が膣の中をかき回して、私の体温を上げていく。
「ズニュッ・・・ジュル・・・ビチュ・・・ヌジュ///」
「ァ・・・ハヒィ・・・うぁ、やめ・・・て・・・ンァ・・・ァァ・・・イヤァァァァァァァァァァ////」
そのとき、私の身体が無意識にビクリと大きく跳ねた。すると、秘所から透明な液体が溢れだして、ヒドラさんの顔を汚した。ヒドラさんは気にしてないみたいで、荒い息をしながら私をまたひっくり返すと、その大きなモノを私の顔の前に突き出した。
「舐めろ」
私が答える暇を与えてくれないまま、モノを乱暴に私の口に突っ込んできた。
「グオエッ///」
「舐めろ」
言われるがまま、口いっぱいに入り込んだモノを一生懸命舐めた。オスの臭いがプンプンする・・・。喉の奥まで突っ込んでいるのに、まだ七割くらいは残ってる。知っている性知識をフル活用して、モノに刺激を与えていった。
「ンムッ・・・ング・・・ヌチュ・・・ヌチュ・・・///」
「いいぞ、その調子だ・・・ンハァ///」
亀頭の裏やカリの溝、尿道の出口を満遍なくしゃぶってると、ヒドラさんは突然私の頭をガシッと掴んでモノを無理やり奥に押し込んだ。
「オエッ?///」
「ングァっ!の、飲め!全部飲め!!」
すると、口の中に熱い何かが大量に流れ込んできた。生臭さにむせそうになりながら、それらを飲み込んでいった。だけど、出てくるペースに追いつかなくて残りを全部口から吐き出してしまった。それでも、まだ精子は出てくる。
「ウップ・・・ゴプッ・・・///」
「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・///」
やっと射精が終わった。口からモノがズルリと抜かれると、今度は私を抱き上げた。
「うぅ・・・な、何を・・・」

54 :
なんかすごいの来たぞ
別スレの転載?

55 :
>>54
なんか他のスレにも貼られてたしマルチなんじゃ……

56 :
保管庫から削除されてる?触手とかと一緒に入ってた記憶があるんだけど…。

57 :


58 :
マキちゃんとシローの続き来ないかなぁ

59 :
>>58さん
 期待していただいているところ申し訳ありませんが、一応あれで完結のつもりです。
 また機会があれば別の話を、と思ってはいるのですが……すみません。
 スレ汚し失礼しました。

60 :
>>59そうですか…
しかし105氏がこのスレにいたことに安心しました。
次回作首を長くして待ってます。

61 :
保守

62 :
ほしゅ

63 :
ho

64 :
>>62
間違えた
保守

65 :
>>64
ゴメンさらに間違えた
63です・・・・・「ho」って書いちゃったヤツ

66 :
もうすぐ今年も終わるな―

67 :
そして新年おめでとう!

68 :
おめっとさん

69 :
投下期待

70 :
しかしぬるぽ

71 :
ぬるぽ

72 :
投下行きます。人×ドラゴンをどうぞー。

73 :
 かろうじてその鎌首を持ち上げると――遙か頭上高くで丸く切り取られた青空を確認し、彼女バスティア・
アバンチェスは深くため息ついた。
『うかつであった……』
 その首根を再び地へと落とし、誰に言うでもなくバスティアは呟く。
 場所は火山の火口奥底――その地にて今日までの一週間、彼女は身動きもとれずにうずくまっていた。
 遠目からは漆黒と見まがわん深い紫紺の流鱗と、稲穂のように光り輝く黄金の体毛を背なへ走らせた四足の
翼竜(ドラゴン)――それが彼女である。
 しかしながら斯様に美しき偉容とは裏腹にその実、彼女は『邪竜』としても名高く、この世の生物達からは
恐れられる存在でもあった。
 そもそも彼女の名である『バスティア・アバンチェス』とは、『終わり(バスティア)』と『始まり(アバンチ
ェス)』の単語とを組み合わせたものである。
 彼女の振る舞いにより破壊が行われ、そしてその荒野からまた、新たに生物や文明が誕生する――といった
経緯を物語っていたものが、いつしかその固有名詞として定着してしまっていた。
 本来はそれほどまでの脅威を誇る竜であるのだ。
 ならばなぜ、そんな彼女が今こうして動くことすらままならずにうずくまっているのか。ことの発端は一週間
前――らしくもなく嵐の夜に空を翔けたことにあった。
 別段理由があったわけではない。ただその日、なにやら暗雲立ち込める夜空に心惹かれた彼女はそこへと飛
び立ち、そして落雷の直撃を首筋に受け、こうしてこの火山の底へと墜落してしまったのである。
 少なからず竜の生態に知識のある者ならば、『彼女の逆鱗に雷が落ちたからだ』とその状況から推測するの
であろう。しかしながらその答えは、当たらずも遠からじといったところだ。
 そもそも竜に『逆鱗』などという器官は存在しない。『逆鱗』とはすなわち、竜の『脊髄』の位置を示した
ものであるのだ。
 いかに邪竜と神格化される存在とはいえ、彼女も歴とした脊椎動物である。古の冒険譚の中に見られる、か
の『逆鱗を攻撃されて倒される竜』の件(くだり)とはすなわち、『脊髄を攻撃されて、仕留められた』という
ことなのだ。
 しかしながらその『逆鱗』――脊髄の正確なポイントとて、そうそうに見分けられるようなものではない。
仮に見極めに成功したとしても、今度はそこらを覆う頑強な鱗の隙間を縫って攻撃を当てなければならないの
だ。
 まさにそれを為し得るは『奇跡』としか言いようがない。しかし『奇跡』であるからこそ、その事実は
冒険譚として語り継がれ、さらには今日に『逆鱗』なる単語もまた認知させるに至っているのである。
 閑話休題。それゆえに今回の一件は、彼女バスティアにとっても予想だにつかなかったことであった。
 先にも述べた彼女の脊椎はそんな鱗にて幾重にも守られている。その鱗それは、数千度におよぶ溶岩の中に
あっても溶けることはないし、また身を覆う体毛は極寒の氷雪の中にあってさえ、彼女を凍えさせることは
ないのだ。だからこそ、そんな無敵の鎧に身を包むがごとき自分が、糸ほどに細い落雷の一撃で数日間もマヒ
してしまう状況など、彼女は微塵として予想もし得なかったのである。
 故にただ、バスティアはこの現状にため息をつき続けるばかりであった。
 しかしながら、そんなため息の理由は今の身の上を嘆くだけに留まらない。彼女を辟易させているもう
一つの理由――それこそは、
「ステアー、いるー?」
『くッ! 今日も来おったかぁ……糞餓鬼!』
 突如として場に響くその声――少年のものと思しき声の音(ね)に、バスティアはあからさまにその表情を
引きつらせ不機嫌なものとさせた。
 そうして視線を向けるその先。何処か外部と通じているのであろう洞穴のひとつから顔を出したのは――人
間の少年であった。

74 :
 年の頃は十代の初めというところであろうか。栗毛の短髪とビー玉のように艶やかな黒の瞳からは、どこか
仔犬のような愛くるしさを覚えさせる。――しかしながら今のバスティアにとってはそんな少年が、何者にも
勝る『天敵』であるのだった。
「おはよ、ステア♪ 怪我の具合はどう?」
 水の入った木桶のバケツを両手に下げて走り寄る少年。よたよたとバケツの重みに振り回されながらバステ
ィアの鼻先まで近づくと、少年はその容態を尋ねるように語りかけそして鼻頭をなでる。
『気安く触るなよ、人間風情が! その臓物、ぶちまけられたいかッ?』
 それに対してバスティアも怒気を含ませた声で少年を威嚇する。
 威嚇するが――
「ふふふ♪ 大きい声も出せるようになってきたね」
 そんなバスティアの威嚇に彼女の元気な様子を悟ったのか、むしろ少年はその花のような笑顔をいっそうに
明るくさせるのであった。
『――クソ、なぜ怖気ぬッ?』
 そんな少年を前に毒気を抜かれ、脱力に鼻を鳴らすバスティア。
 件のここへと墜落した翌日より、まるで少年はここにバスティアが落ちたことを知っていたかのよう、薬や
ら食糧やらを持って訪れているのだった。
 それだけならばバスティアとて、こうまでも邪険にすることはなかっただろう。しかしながらこの少年――
そんなバスティアを『介抱』する以外にもひとつ、ここへ来るたびに彼女へ対し『とある行為』を為していく
のであった。
「うんうん、傷はもう全部治ってるみたいだね。なのに、どうして飛べないんだろうね、ステア」
『う、うぅ……』
 ひとしきりバスティアの体を清拭すると、少年はわずかに瞳を細めたその視線を彼女へと送る。
 笑っているとも、はたまた獲物を狙う肉食獣が目蓋を引絞っているとも見えるその視線――どこかサディス
ティックなそれに宛てられて、バスティアはただうめきを漏らすことしかできない。
 これから自分へと行われようとしていることに――この少年がここへ通い始めてから今日にいたるまで欠か
さず行ってきた『その行為』を想像して、バスティアはただ恐怖とも不安ともつかない何とも曖昧な感覚に
胸を苦しくさせられる。
「ステア……」
 やがて少年は熱のこもった声で彼女の名を呼ぶと、そっとバスティアの鼻先へと口づけをした。
 それが始まりであった。
 そこから少年の唇は、小魚がついばむよう幾重にも愛しげにバスティアの横顔を愛撫して進んでいく。
『や、やめろぉ……こそばゆいでは、ないかッ』
 徐々に口角へと近づきつつあるそんな少年の唇にバスティアも上擦った声を上げて抵抗する。しかし、
「ん〜♪」
『あ、んむ。ん、ん……』
 それも虚しく、そこへとたどり着いた少年の舌先はバスティアの牙の間から侵入し、チロチロと彼女の舌先
を舐り撫ぜる。ヌルヌルと舌同士の粘膜が絡み合う感覚に、バスティアの意識はとたんに霧散して、ただその
行為のみを感じ取ることに集中して忘我の極みに達する。
 そう。この少年が彼女との邂逅の際に欠かさず行う行為――それこそは彼女に、『性的に玩弄する』ことそ
れであった。
 いちばん最初の出会いを果たしたその時から、少年は積極的に彼女を責め立てていた。
 それこそ最初の頃は激しく声を荒げて抵抗したバスティアであったが、その行為が3回目になる頃、彼女の
中にも変化が現れた。

75 :
 こともあろうにバスティアは――この少年の手によって絶頂へと導かれてしまったのである。
 そもそも彼女の存在とは、何人にも干渉されることのない『絶対の存在』である。言うなれば、この世界に
おける食物連鎖の頂点に居る存在といっても過言ではない。
 しかしそれ故に、こと『蹂躙』されることに対しては弱くもあった。
 今まで犯されたことのなかった彼女は、それに対する抵抗や身の処し方というものを全く知らない。故にた
だ為されるがままに受け入れ、そして犯される――そんな免疫の無いバスティアが落ちるのは早かった。
 四回目にして彼女は歓喜の声を揚げ、そして昨日のこととなる六回目には少年の名を何度も呼び、そして
絶頂を迎えた。
 それこそが彼女の苦悩のひとつであった。
 そうして犯されて何も考えられなくなっているうちは幸福である彼女も、いざ一人となって我に返る時――
その時の自分自身を振り返り、なんとも言いようのない恥辱と不安に駆られた。
 仮にも己自身を『人間よりも上位に位置する』と自負している彼女にとっての現状は――人間如きの手で悦び
を与えられているこの現状は、屈辱以外の何物でもなかった……はずである。しかしバスティアは今、そこ
へ強い悦びを覚えているのだ。
 凌辱を通じて彼女の心を行き来する『プライド』と『悦び』――そんな揺れる心にバスティアは、この少年
の手によって自分が変えられてしまうかのような不安を感じ、それに慄くのであった。
 ゆえにこの少年が現れるたび、そして顔を合わせるたびに必に抵抗はするのだ。
 今日こそはこの少年を受け入れてしまわぬように――そして今日こそは自分自身を失わぬように。……
しかしひとたび彼に触れられると、それもあっけなく霧散して彼女の中から消えてしまうのであった。
 そうしてひとしきりその口内と舌先を弄ばれる頃には、
『テス……テス。もっと、もっと慰めてくれや』
 少年・テスのその名を呼んでさらなる愛撫を求める雌に、バスティアは変えられてしまうのだった。
「うふふ、初めて会った時よりもずっと素直になったね。いいよ、好きなだけしてあげる……今日は一晩中、
そばにいてあげるから」
 今一度、今度はしっかりと想いを込めてバスティアへテーゼを捧げると、少年の唇は彼女の流線形の体を
緩やかに下って行く。
 仰向けにするよう彼女の内腿を外へ押しやると、バスティアはその前面が露になるよう正面のテスへと体を
開く。鱗と体毛に守られた背面とは違い、腹側は高質化した皮膚と強(こわ)い筋肉によって、見るもなだらか
な肉の隆起を形成している。
『あ、あぁ……ッ』
 その隆起をついばみながら移動するテスの唇にバスティアは息を押しすように詰まった声を上げる。そこ
からくるこそばゆさが得も言えぬ快感となって体を走るのだ。
 そしてこれから行われるであろう行為を想像して、彼女の『雌』は如実にその変化を体にも現わせた。
「うわ、もうこんなにおツユが出てきてる。初めての時は『この場所』がどこか判らなかったくらいなのに、
今じゃすぐ判っちゃうね♪」
 そう言いながらテスはバスティアの尻尾の付け根――そこへ縦に刻まれた雫の滲むスリットへと押し込むよ
うに人差し指の腹をくいこませた。
 そしてそこから、下から上へ弾くかのようにそのスリットの溝をなぞり上げた瞬間、
『ん、んうぅ! くひぃぃ……ッ』
 線のように閉じきっていた膣はそこへ、大輪を咲かせるかのよう大陰唇の肉弁を左右へ大きくはみ出させた。
 さらにはそんな人差し指に弾かれた最上部には陰茎とも思しき程に発達した陰核(クリトリス)が露出して屹
立する。
「ふふふ、今日もキレイに咲いちゃったね。ステアのおまんこ♪」
 そんな露となった膣の眺めへ満足げに微笑むテスと、一方で羞恥心の限界からきつく目頭を閉じて横顔を背
けるバスティア。

76 :
 そうしてその間口を開けた大陰唇の左右それぞれをワシ掴むと、テスは無遠慮にそれを開き拡げた。
『うあんッ……んんん!』
 その荒々しい扱いにバスティアは顎をのけ反らせて声を上げる。同時にそんなテスからの刺激に反応して、
惜しげもなく拡げられた膣口からは放尿の如く愛液のしぶきが噴き出すのであった。
「うわぁ、洪水だぁー♪ じゃあ、今日もいっぱいステアのおしっこ飲んであげるね。いっぱいいっぱい出し
てね」
 そんな目の前の光景にテスものどを鳴らすと、顔の前面全てを埋めるかのようにしてバスティアの膣口へ舌
を這わせる。
 せいぜいその身長1メートルほどのテスに対し、一方のバスティアは体長4メートル超――二人の間には実
に2メートル以上のサイズの違いが見られる。かような体格差があるテスにとってのバスティアの膣とは、大
陰唇を含むその全体に頭が丸々埋まってしまうほどに広く大きい。それゆえにテスの彼女に対する扱いも、
体全体を使った何とも荒々しいものとなるのだ。
「よぉーし、そろそろ腕入れちゃうよ?」
 顔の半分を埋めていた肉壁の中から口を放すと、今度は僅かに開きかけたその膣の中へと、
『は、はぐぅ……ッ、う、うぅんん!』
 テスは両袖をまくりあげた右拳を深々と埋め込んだ。
 膣とはいえ野生の竜の筋質とあっては、その締め付けと弾力も生半なものではない。埋め込んだ拳をその中
で反転させるとさらにテスは肩口に力を込め、その半身を踏み込ませながら彼女の膣内へ右腕丸々を挿入させ
ていくのだった。
 肩口いっぱいまで右腕を挿入するとテスの拳の先端は、膣の底ともいうべき子宮の入り口に触れて止まった。
「うわぁ、ステアのおまんこ柔らかくなったね。今日は一番奥まで着いちゃったよ?」
『ん、んう……ん、ん……』
 そのことに達成感を感じてか、テスは興奮した様子でそのことを バスティアへと告げる。
 しかしながら当のバスティアはそれどころではない。今までにないその深い挿入に息をか細くして、快感と
も苦痛ともつかぬ感覚それへただひたすらに耐えるばかりであった。
「ねぇー、聞いてるのぉ? ステアー」
『あッ、はう……! う、動かすなッ。腹がねじれそうなの、だ……』
「えー? せっかくここまで入ったんだよ? すごいことなんだから、もっと嬉しそうにしてよぉ」
『あッ、あおおぉ……!』
 何ともつれないバスティアの反応に、テスも手持ち無沙汰に膣の中の拳をこね回したその時である。
『ん、くふぅぅん……お願い……お願い、だから』
 思いもかけずバスティアから漏れたその、苦しみを孕んだ艶やかな声がテスの琴線に触れた。
「ねぇ、苦しいの?」
 判りつつも訊ねつつ、テスは膣の拳を反転させる。
『おごッ? んおぉぉ……ッ』
 そんな動きに案の上、押しした声をあげてその頭をのたうたせるバスティア。
 その様子に――テスの幼い笑顔にはこれ以上になく無垢で、さらには残虐な光が宿った。
 そして、
「もう、ステアったら……人が訊ねているんだから、ちゃんと答えなきゃだめでしょ!」
『ッ! うぎゃうぅぅ!』
 膣の中の拳をわずかに引き抜くと次の瞬間――まるで小突くかのよう、再び突き出した拳の先端でバスティ
アの子宮口を打ちすえた。
 その一打に――その苦しみに覚醒され、大きく目を剥いてバスティアは声を上げる。
 それが始まりであった。

77 :
 そんな一打を皮切りに、テスはかの子宮口の殴打を続ける。激しいそのピストンに撹拌された愛液が白く泡
立って、テスを受け入れる膣口の淵から止め処なく溢れて流れ落ちる。
 斯様に激しい愛撫に、当初は下痢の腹痛にも似た苦痛を感じていたバスティアもしかし、
『ん、ん、ん……おぉ、うぅぅッ』
 その体は次第に解きほぐされ、やがては順応していく。
 テスの拳が子宮を叩くたびに意識は白く飛び、息苦しかった呼吸は胸の鼓動とシンクロして新たなその快感
を、オルガスムスの波に変えてバスティアへと打ち寄せた。
 そしてその様子を誰よりも敏感に感じ取るテス。
「ステア、気持ち良くなってきた?」
『あ、あおう、おおうぅぅ……良い、いいッ。もっと、もっと……ッ』
 尋ねるテスの声に、バスティアはその鎌首を大きく振り乱して、更なる快感をむさぼろうとその身をよじら
せる。
「本当にステアはエッチになっちゃったね。そんなエッチなドランゴンには、ちゃんと躾してあげなくちゃ」
 一方でテスはそんなバスティアの乱れように満足しつつ、さらに彼女を責め立てようと右手のひねりを膣壁
へ大きく巻き込ませる。そして子宮に触れたその最深部にて――テスは閉じていた手のひらを目いっぱいに広
げるのであった。
『ひぐぅッ? ま、待て……広げるな。指先が、さ、刺さる……!』
 その内部での変化に目を向くバスティア。しかしながらこの悪太郎の思惑がそんな単純なものであるわけが
ない。
「こんなもんじゃないからね……今日は、邪竜退治をしちゃうんだから」
 そして次の瞬間、広げた指々を閉じたその手の平は――その奥に潜むバスティアの子宮口をわし掴んだ。
『んぐッ――、ぎゃああああああぁぁ!』
 その感触とそして痛みに、バスティアは声の限りに悲鳴を上げた。
 仰向けの体は両膝を跳ね上がらせ、投げ出した四肢は爪を立てて地表を掻き毟る。斯様にしてテスの暴挙か
ら逃れようとのたうつも、
「逃がさないよぉ、ステア」
 テスは逃がさない。
 壊れた水道管のよう、愛液とも失禁ともつかない勢いで粘液の 噴出す膣に片腕を埋めたまま、内部で二度
三度と子宮口の入り口を握り直すと、いよいよ以ってテスはわし掴んだ子宮それを引きずり出そうと右腕に力
をこめた。
『んぎ、んぎッ、んぎぃぃ……! や、やめ……ッおごおおおぉぉ!』
 まさに内臓を引き抜かれんその感触に、もはや声にならない声でもだえるバスティア。しかしながらそんな
痛みと衝撃の中にありながらも――
『お、おおおぅ……んごおおおおぉぉん!』
 その荒々しいテスの愛撫に、次第にバスティアは快感を見出していった。
 激しく引き抜かれんと子宮口が握りなおされるたびに快感の波が押し寄せ、そしてそれをわし掴んだテスの
右腕が、愛液のぬめり帯びて膣内を行き来するたびに、バスティアは意識を朦朧とさせる。
『おほッ……んふぅう……! もっとぉ……テス、もっと激しく! もっと、もっと……』
「あれあれ、もう慣れちゃった? これじゃおしおきにならないよ。こまった淫乱竜だね、ステアは」
 更なる愛撫を求めるバスティアに口ではそういいながらも満足げなテスは、その要求に応えるべく、半身に
開いていた体を彼女の膣に対して正面に整える。
 そして、
「じゃあ、本当に壊しちゃうよ? ……いいね?」
 すでにその中へ預けていた右腕へ沿わせるように膣口へ左手も添えると――ついにはその両腕をテスはバス
ティアの膣へとねじりこんだ。

78 :
『んぐッ? ぐひぃぃいいいいい!』
 右腕一本であった時とは比べ物にならない膣口の広がりに声を上げるバスティア。
「入った入った♪ え〜っと、あとは……」
 一方のテスも新たに侵入させた左手を右手に合流させると、彼女の子宮口を手探りでさぐる。そしてもとよ
り右手で握り締めていた子宮口の入り口を、さらに左手も添えて握り直すと、
「いっくよ〜。せーの、それ!」
『ッッ――――』
 両手を以て、渾身の力でバスティアの子宮それを引き出し始めた。
『ぎゃああああッッ! あッ、おッ! おぉ! おごぉんおぉおお!』
 その瞬間、生物の上げるものとは思えぬ声でバスティアは吠え猛ける。
「あえぎ声」などという範疇を超え、もはや強く苦しみを孕んだその声の衝撃は、激しく空気を振動させて天
高くに漂う雲すら撃ち払わんとするほどの勢いで辺りに響き渡る。 
 もはやその声の音(ね)に快感などは聞き出せない。まさにそれを聞いた者は、勇者の手によって退治された
邪竜の断末魔と思うばかりだ。
『ぎ、ぎゃぶッッ! ぐがぐぐぐぐぐぐぐッ、うぐぅ――――ッッ!』
 そしてその断末魔はさらに続く。
「この、この! このぉ!」
 そんなバスティアの反応などお構い無しに、テスも両手でワシ掴んだ子宮口を引き出し続ける。
 ねじり込んだ両腕を何度も往復させる膣口の端には粘液が白く泡となって溜まり、それらも刺激のたびに奥
からあふれ出る新たな愛液で洗い流される。
 テスの両腕が大きく引き出されるたびに場にはバスティアの叫(こえ)と、口中で液体を攪拌するかのような
下品な水音とが響き渡る。
 そんな狂気の光景の中で、ついにその瞬間は訪れた。
「ん? ……あはは。ついに『見えた』よ、ステア♪」
 呟くように語りかけるテスの笑顔がいっそうに輝きを増す。そして膣へと見下ろしていた視線を上げてバス
ティアの顔を望むよう視線を投げると、テスは荒く呼吸を繰り返す彼女へと声を掛けた。
「もうちょっとだね。あともうちょっとで、『全部』表に出ちゃうよ? ほら、ステア」
『……ん?』
 そんなテスの興奮した語り口に、震える首根をかろうじて上げてそこを見下ろすバスティア。
「ほらほら、見て。すごいでしょ? ねぇ、すごいでしょ♪」
 そしてそこにて確認した光景に――
「え? ……、ひぃ!」
 彼女はその顔から血の気を引かせた。
 これ以上になく、無垢にその笑顔を輝かせるテスと一方で驚愕に目を剥くバスティア。そんな二人の視線が
見下ろすその先には――テスの両手に握り締められた子宮口の入り口が、チラチラと大陰唇の隙間からその頭
を覗かせているのだった。
『あ、あぁ……こ、壊れる……壊れちゃう……』
 その光景を凝視したままバスティアは、そんな己の変化にガチガチと刃のような牙の歯の根を合わせなくさ
せる。
「怖いの? でも、今までステアがしてきた事って、こういうことなんだよ」
 そして掛けられるテスの声に――バスティアは雷に打たれたかの ような衝撃を受けた。
「いまさらステアだけが『怖いから』って許されちゃっていいと思う?」
 その言葉への反応を楽しむよう加虐的に浴びせられるテスの言葉を前に、バスティアの脳裏には今日まで己
が滅ぼしてきた町や生物達の記憶が次々と蘇る。

79 :
 今まで微塵にも気に掛けた事の無いことであった。しかしそれが己の『罪』であることを悟った今は――た
だ己の罪業に悔い、そして贖罪を考えあぐね、ただただそれに苦悶するばかりであった。
「妾(わらわ)は……妾はなんと罪深きを……!」
 鎌首を小さく振ってさめざめと涙するバスティアを前にテスも大きく鼻を鳴らす。
「本当に反省してる?」
 そして掛けられる声に、
『反省しておるッ……反省しています。妾は、どうすれば良いのじゃ……』
 そこへすがるかのようバスティアも応える。
 そんな彼女を前に、テスは難しく結んでいた口角をとたんに笑みで釣り上げると、
「いいよ、じゃ許してあげる♪」
 一際大きく微笑み、涙に濡れるバスティアの横顔を体全体で抱きしめるのであった。
『許される……のか? 妾は、許して貰えるのか? こんなに罪深いのに』
「いいよー。だってやっちゃったモンはしょうがないよね。その代わり、これからは、迷惑かけちゃった人達
にはごめんなさいをして回るんだよ?」
 そう慰めてくれるテスを前に、再びバスティアに涙があふれる。今度は罪に慄いていたものではない、感謝と
感心からの涙であった。
『償う! 妾は、これからの先の生を償いに生きよう! 慈愛に生きよう! だからテス、これからも妾から
離れないで。……ずっと貴方のそばで償いの日を送らせてほしい』
 見つめてくるバスティアに対するテスの答えは決まっていた。
「オッケー♪ それじゃ、明日からがんばっちゃおうね!」
 底抜けに明るく、そしてどこまでも軽い乗りのテスではあるがしかし、そんなテスの明るさが今のバスティ
アにとってどれだけ救いとなっていることか計り知れない。さながら陽の光のようなそれは、心の奥底に蟠る
罪悪感のしこりを優しく解かしてくれるかのようであった。
 そんなテスとの邂逅とそして新たな自分の新生に、バスティアは初めて天にそのことを強く感謝した。何者
かに感謝の念を抱いた。
 しかし、
「まぁ、それはそれ」
 テスの言葉にバスティアは正気に戻される。
「今まで悪いことしてきて、すぐに許されちゃったらいけないと思うんだ」
『――え? だから、それはこれから償うと……』
「もちろんそうだよ? でもさ、ちょっとくらい『ここ』で償ちゃってもいいよね♪」
 先程と変らぬテスの笑顔――しかしながらその細めた瞳の奥に 宿る『ある気配』を察知しバスティアは背
筋を寒くさせる。
 そしてテスの言う『今の償い』を尋ねるよりも先に、
「せっかく大きくなったんだし、『コレ』で思いっきりお仕置きしちゃうからね。ステア♪」
 テスはバスティアの目の前へと、巨大に屹立した自身の陰茎を晒した。
 その異様にバスティアは息を飲み、その額から血の気を失わせて いく。
 目の前にあるテスの陰茎(ペニス)それ――巨木の根が張るかのよう血管が浮き出し、岩のように亀頭のめく
れ上がったそれは、小柄のテスの体の半身以上あるように見えた。
 事実それ以上の大きさである。今しがたまで自分をもだえ狂わせていた彼の両腕二本よりもそれは確実に巨
大で、さらには凶悪なまでの長さを誇っていた。
 おおよそ人間(ひと)の大きさではないそれではあるが、そこまでの肥大化を果たしてしまった理由には、ひ
とえにバスティアの体液(愛液)が深く関係をしている。

80 :
 先にも述べたよう生物の頂点に君臨すべきバスティアは、小動物のように過剰な繁殖を必要としない。少数
の絶対数だけが確保されていれば良いのだ。
 しかしながらそれは同時に、同族とのエンカウントの低さもまた意味している。つまりはバスティア達種族
は、稀少な出会いの中において生殖の成功率を『絶対』にしなければならず――それゆえに彼女と行為を
共にする雄には、今のテスのような変化が起きる。
 竜の雌の体液は、自分に適合できるよう雄の体を『変化させる』機能が備わっているのだ。
 老若を問わぬ雄の年齢・生を問わぬ雄の精力・そして種族を問わぬ雄の精子――と、それらハードルをク
リアすべく雌の体液はまさに、雄の体を改造する。これまた昔話の引用になるが、『竜の生血をすすること
で得られる神通力』もこれを指していたりするのだ。
 ともあれ、斯様にしてバスティアに相応しき雄へと変貌を遂げたテス。
 そして賢明なるバスティアは、目の前に突き付けられたそれが自分に対してこれからどのように使われよう
としているのかを残酷なまでに理解してしまう。
「じゃ、お仕置きの続きしようっか♪」
 言いながらテスも着衣を全て脱いで一糸まとわぬ姿になると、身動きとれぬバスティアの膣前へ、もはや両
手で抱えるほどとなった陰茎それの先端を押し当てる。
 裏返され、真紅に充血したその内壁を外へ捲り出された膣と、そしてそこから口をのぞかせる子宮口――そ
んな口の淵を塞ぐように亀頭の尖端を誘導し宛がうと、
『い、厭ぁ……んでしまう。そんなもので腹を掻き回されたら、んでしまう……!』
「うん。天国にイカせてあげるね♪」
 次の瞬間、正常位の体勢から一気に――テスは自身のペニスを根元までバスティアの膣へと打ちこんだ。
『ッ! ッッ〜〜〜〜〜ぎゃうううううううううううううッッ!』
 力任せにそれがねじ込まれた瞬間、無意識にバスティアは呼吸を止める。そして留めていたそれを一吸い鼻
孔から吸い上げた次の瞬間には、
『ごぉ! ごおぉぉ! うごおおおおおおぉぉぉぉぉぉんんんッッ!』
 今までに感じたこともない激痛が腹部で爆発する感触に、バスティアは長大の鎌首を大きくのけぞらせて痙
攣するのであった。
「ふわぁ……あったかぁい。それに痛いくらいキツキツだよぉ、ステア」
 声の限りに空を震わせ身悶えるバスティアとは対照的に、一方のテスは今までに感じたのことのないその感
触、快感に呆けて背筋を震わせる。
 脱口していた子宮口に宛がい挿入したせいか、テスの亀頭の先端は丸々、バスティアの子宮の中に入り込ん
でしまっているようであった。
 そんな根元まで挿入を果たすと、しばしテスは茎全体にて感じられるバスティアの体温に恍惚の表情を浮か
べる。しかしそれも一時のこと――大きく一つため息をつくと今度は短く息を吸いそれを胸に留め、
「それじゃ、動くよ」
 テスは大きく腰を引くと、静かにバスティアの膣から己の陰茎を引き抜いていくのであった。
『あ、あおぉ……おおぅ……』
 その大きさからぴったりと閉じ合わさり陰茎へ絡みついてくる肉壁――そんな粘膜がゆっくりと引き抜かれ
るその、ぬめりを帯びて擦れる感触にバスティアは細く息をして脱力した声を上げる。
 まさにそれは快感であった。
 じっとりとその腹の最深部で感じられる熱に荒く鼻息を洩らし、軽い絶頂に意識を霞ませたその瞬間――中
頃まで抜かれていたテスの陰茎が再び根元まで打ちこまれる感触に、バスティアは再び目を剥いた。
 そしてそれこそが始まりであった。
『んぎッ! んぎうッ! んおおぉぉぉぉぉぉぉッッ!』
「どうステア? 気持ちいいッ? 僕はいいよッ。すごい気持ちいいよ!」
 一定の速度を保ちながら、テスはその幼い顔立ちからは想像もつかない腰遣いでバスティアの膣そこを掘り
穿っていく。

81 :
 そんなテスの全身を使った責めに、笛のような声を上げて身悶えるバスティア。
 挿入時、子宮をも犯すテスの陰茎は痛みしかバスティアには与えなかった。しかしながら数度のストローク
を重ねるうちに、みるみる彼女の体は、そんなテスを受け入れる体(もの)に変化していく。
 放屁にも似た、粘液と空気とが入り混じる卑猥な音がまるで、手馴れぬ奏者の下手なラッパのように周囲へ
と打ち鳴らされてこだまする。
 しかし何時しか、一突きごとに脳髄へと響く衝撃はその痛みで さえもが快感に変わり、熟れきった雌の肢
体は如実に愛液を滴らせて、その喜びをテスに伝えるのであった。
 先にも述べた『雌の体液が雄を変化させる』の理屈は、雄から雌に対しても然りと言える。
 雌の体液を受けて変化を果たした雄は、今度は雌へと排卵を誘導すべく、強く女性ホルモンの分泌を己の体
液を通じて促す。
 それによってより交配に適した体へと変化させられたバスティアには、膣を通じて行われる行為の全てが――
否、今は知覚できる全ての感覚、その痛みですらもが強い快感となって感じられるのであった。
「あれあれ? ステア、もしかして気持ち良くなってきちゃった?」
 依然として責めの動きを続けながら掛けられるテスの言葉に、
『あぐぅ! んくぅ! いい! 気持ち、いい! 気持ちいいーッ!』
 すでに未知の快楽に半狂乱となっているバスティアは、すっかり理性をかなぐり捨てた叫(こえ)で応える。
「もー、しょうがないなぁ。またお仕置きにならなくなっちゃった」
 そんなバスティアの反応に言葉ではそう言いながらもどこか満足げなテス。
 そしてこの悪童はさらなる非道を思いついて、その幼い笑顔をよりいっそう愛くるしいものへとさせる。
 やがて一際強く打ちつけ続けてその腰を止めると、大きくため息を突いてしばしテスは動きを止めた。
『な、なんじゃ? 止(や)めないで! 続けてたもれ、テスッ』
 そんな行為の中断にバスティアは横たえていた首根を起こすと、テスの横顔を舐めて愛撫し哀願する。
 そんなバスティアにテスもまたキスをひとつ返すと、
「まだ終わらないよ。もっともっとステアにはお仕置きしちゃうんだから」
 仰向けに開いていた彼女の体を横倒しにして畳むと、ぐるりと右へその巨体を反転させる。
『お、おおぅ……! ね、ねじれるぅ!』
 依然として繋がったままの茎の亀頭が、その体位の変換でごろりと子宮内をえぐる感触(痛み)に、バスティア
は強く快感を感じて息を押しした。やがては両膝を地へ着き、バスティアはテスへ尻を向かせる体勢にその
体位を変えられると――何度もそこから振り返りはにかんだ様子でテスを見つめ返すのであった。
『こ、これは、犬猫と一緒ではないかッ。厭じゃ、こんな姿は』
 言葉の通り後背位(バック)で繋がった体位に顕然と恥じらいの表情を見せるバスティア。しかしテスは、
そんな仕草に改めての彼女の可憐さを再確認し、密かに胸の奥を熱くさせる。
「だからいいんじゃない。だってお仕置きだからね。それに……これだけじゃないんだから」
 鹿爪ぶったテスの物言いに、バスティアも不安を隠せない。この笑顔の時のテスは、決まって良からぬこと
を考えているのだ。
 そしてその予感はまさに的中する。
 後背位のその姿勢から右肩へ担ぐように彼女の尻尾を持ち上げたかと思うと――、
「コッチもめちゃくちゃにしてあげる。たっぷり痛がってね♪」
 次の瞬間テスは右手の握りこぶしを、尻尾の付け根ですぼっていたアナルへと打ちこむように挿入した。
『いッ? ――うあぉおおおおおおおぉぉんんッ!』
 その感触に、バスティアは地へ額を打ち付けて煩悶する。
 肛門そこへの衝撃は『痛み』ではなかった。しかしながら直腸を通じてジワリと肛門に広がる違和感は、先
の痛み以上の嫌悪を彼女へともよおわせる。
 それこそは、まさに『排泄感』それであった。
 恥辱ともいえるその感覚は、もはや肉体的なダメージ以上に精神的な負担が大きい。

82 :
 しかしすっかり発情に蒸し火照った体はやがて、そんな排泄感とそしてそこに伴う羞恥心ですら、
『恥ずかしい……恥ずかしい……あぁッ』
 自己を昂ぶらせる快楽の糧へとしていく。
 やがてテスの右腕が、手首を越えて肘元近くまで挿入されると、
『うッ、うぅー! うおぅッ!』
 そこから来る、膣とはまた違った圧迫感にバスティアは息をす。
 そしてその右手が侵入を止め、ゆっくりと引き抜かれると、
『お、おおぅッ? うおぅーッ!』
 強い排泄感をそこへ感じ、その快感に意識を白くさせた。
 そんなピストンが数往復繰り返される頃には――すっかりバスティアは肛虐の虜に調教されてしまっていた。
『おぐうーッ! いい! 肛門が、気持ちいい! 汚わいが、ひり切れずに流れ続けているようじゃ!』
 上目に瞳を剥いて、もはや理性のかけらもなく己の快感をテスへと伝えるバスティア。事実、異物の挿入に
よって障害を起こした直腸からはそのピストン毎に撹拌された糞汁が放屁と共に溢れだしている。
「うわわ、もう何でもアリだねステアは。じゃあいいよ、僕も勝手に楽しんじゃうから♪」
 そんなバスティアの粗相にもしかし、テスには一向に嫌悪の表情は表れない。今の色情に狂ってしまったバ
スティアもバスティアなら、このテスとて大概だ。
 そして語りかけるその言葉を裏付けるかのよう、テスもいよいよ ラストスパートとばかりに彼女への責め
を強くしていく。
 今までにない力強さで腰を打ち付ける。
『んあぅ! んあああああああああおおおぉぉぉぉぉ!』
 彼女の巨体の上に乗りあがるような形であった正常位とは違い、その両足を地に着けて支点を確保している
今の後背位は、前者以上に力のこもったストロークを実現できる。
 体ごとぶつかっていくかのようなそれと、さらには竜の体液で肥大化を果たしたペニスでの責めである。い
かに竜とはいえバスティアも堪ったものではない。
 それに加え、肛門へと挿入された右腕もまた先ほど以上の動きと深さを以て彼女の直腸そこをえぐり犯して
いるのだ。
 膣と肛門、それら二つの快感に挟みこまれたバスティアの絶頂は もはや時間の問題に思えた。
 そして数度目のストロークにテスも陰茎への痛痒感を覚え始めた頃、
「うわぁ……そろそろ、ヤバいかも」
『おう、おぅッ、おうぅッ! は、果てるぅ……ぬぅ、い、イグぅ!』
 バスティアもまた、オルガスムスの前兆を感じ取りその背を震わせた。
 そんな彼女の変化は、如実に体へと伝わる。膣は激しく内部で 痙攣を始めたかと思うと、今まで以上の圧
力でテスの陰茎を締め上げる。
「あうッ。い、いたた……痛いよ、ステア」
 ゴリゴリとカリ首を削るかのようなその力にテスも声を上げる。
 しかし、
『んうぅー! んうぅー! ッッ〜〜〜んうぅーッ!』
 もはやバスティアにはそんなテスの声も遠い。
 波となって、何度も腹の奥を往復する快感の連続に、すでにバスティアは貪淫にそれを求める『淫らの権化』
と化してしまっている。
 そんなバスティアの淫奔さに、テスもこの段に至ってはまともなやり取りができないことを悟り、
「じゃ、先にイカせちゃうよ。ステア!」
 ならば自身も共にと、絶頂への到達に向けてラストスパートをかける
 一突きごとに、テスを締め付けるバスティアの膣の圧力は強くなっていく。もとより竜と人間と言う、絶対
的なまでの生物としての格差があるのだ。このままでは本当に彼女の力によってその身を潰されかねない。

83 :
 ゆえにテスも動く。
 自分のペニスが潰されてしまうよりも早く、彼女を絶頂へ導こうと、責め突く腰の動きをいっそうに強くさ
せる。
 さらにはその右手を納めていた肛門の淵に、指先を立て揃えた左手もまた宛がうと、
『うぎっ? ぎゃううううううううううううううぅぅぅッッ!』
 テスは左腕もまたバスティアのアナルへと挿入した。
 子宮をえぐる規格外のペニスと、そしてアナルを掘り犯す両腕の暴力に、もはやバスティアはを思わせる
ほどの強い絶頂を予感する。
『あおッ……お、おうッ、うおあぉ……い、いく……果てる……ッ』
 もはや喘ぎ叫ぶ気力すら無くなるほどに、バスティアは最後の絶頂それを感じ取ることに集中していく。
 そして、胸の奥にて限界まで収縮された苦しみ・痛み・快感――そしてテスへの想いが花火のよう弾け
飛んだ次の瞬間、
『おぉッ、おおおおぅぅぅぅッ! テスぅ―――――ッッ!』
 
 想い人のその名を叫び、遂にバスティアは最終的な絶頂に達した。
 それと同時に激しい失禁が飛沫となってテスに打ち付けられる。
 そんな全身に浴びせられる灼熱の飛沫と、さらには茎全体を締め付ける粘膜の熱にテスも、
「あ、あぁ! ステア! ステアぁーッ!」
 茎体全体を包み込んでいた痛痒感が頭から体を突き抜けると同時、テスもまた射精した。
 今までに体感したことも無いような精液の奔流が茎全体に感じられた。
 それらを運ぶ尿道は何倍にも膨らみ上がって、動脈のようにテスの精液それを強くバスティアの子宮へと送
り込む。
「す、すごいぃ……すごいよステアぁ、たくさん……まだ出るよぉ」
『あうぅん……熱いぃ……焼けるぅ……腹の奥が熔けるぅ……!』
 そうして一分近くにもわたって、テスは彼女の膣へと欲望の滾りを打ちこみ続けた。
 やがては全ての射精が止まり、挿入されるペニスからも血流が引いてようやく肥大化が落ち着いてくると――
テスはその根基に両手を添えて、ゆっくりとバスティアの膣から己の陰茎を引き抜く。
「はぁはぁ……んッ――あれ? まだ抜けない」
 予想以上の膣の圧力と、疲労困憊の体力ではどうにもバスティアから離れることができない。おまけにどう
やら、完全に亀頭のカリ首がバスティアの子宮に入り込んでしまっているようで、それを引き抜くのは容易な
ことではないように思えた。
「ちょっとやそっとじゃ抜けないかな? ステア、少し強くいくよ?」
 いよいよ以て抜けないことを確認すると、テスは僅かに重心を落とし、足元に力を込めてさながら綱でも掻
い繰るかの要領で腰を引き始める。
 一方のバスティアはと言うと、先の絶頂にすっかり意識を飛ばされてしまい、今のテスの言葉に反応すら出
来ない。それでも膣内に収めた子宮口がテスの陰茎に強く引き伸ばされる感触へ、意識とは別にくぐもった
声を上げる。
「うんしょ、うんっしょ……んん〜〜ッ」
『うッ! うんッ! んん、……うんんッ!』
 僅かづつその体を後退させていくテスとともに、そのペニスの竿部も徐々に膣から引き抜かれていく。
さらにそうして引き続けていると――やがてはテスの亀頭そっくりを飲みこんで丸く形を変えた子宮口が、
膣からその体外へと姿を現せた。

84 :
 そして、
「あと、ちょっとだぁ。せ〜の……よいしょーッ!」
 はみ出した子宮口の淵を両手でワシ掴み広げながら、最後の一引きに渾身の力を込めた次の瞬間、テスの体
はようやくバスティアから解放されたのであった。
 亀頭が子宮から引き抜かれると同時、行き場を失った力に弾かれて大きく尻もちを突くテス。
「あたた〜、やっと離れたぁ。……うん、チンコも無事だね♪」
 座り込んだその体勢から腰元にある己の逸物も確認すると、改めてテスは目の前に横たわるバスティアを確
認する。
『ん、んんぅ………おッ……ううぉッ………!』
 そこには豊満な肢体を横たわらせる雌竜が一匹。
 だらしなく大陰唇のひだを垂らした膣からは、酸欠のハマグリが呼吸管を伸ばしているかのよう、体外へと
引きずり出された子宮口がはみ出して地に垂れていた。
 時おり思い出したように体を震わせる痙攣と共に、その子宮内へ大量に溜められた精液がミルクのように溢
れだしてくる。
 斯様にして力尽き横たわるバスティアの姿はさながら、『勇者に退治された邪竜』の光景そのものであった。
 そんな光景を腕組みに望むテス。
 そして満足げに頷いて鼻を鳴らすと、
「邪竜バスティア・アバンチェス、ここに討ち取ったり♪」
 勝鬨のよう呟いて、大輪の笑顔を咲かせるのであった。
      ☆       ☆        ☆

85 :
 思い出したようにその鎌首を持ち上げると――遙か頭上高くで丸く切り取られた満点の星空を確認し、彼女
バスティア・アバンチェスは深くため息ついた。
『うかつであった……』
 そうして言葉を洩らす彼女に、
「ん? どうしたのー」
 うずくまるその肢体に包まれて寄り添うテスは、そんなことを尋ねてバスティアを見上げる。
『うかつだった、と呟いたのだ』
 そんなテスに首根を寄せると、さも愛しげに頬ずりをしてバスティアは言葉を返す。
『よもや……邪竜と呼ばれた妾が、お前のような子供に従属させられてしまう日が来ようとはな』
 己を卑下するよう呟きつつもしかし、その鼻先をテスに預けて瞳を瞑るバスティアの表情は、どこまでも穏
やかでそして幸せそうに見えた。
『しかしながら、お前はいったい何者だ? お前は妾がここへ落ちたことを、最初(はな)から知っていたで
あろう』
 尋ねる通り、バスティアには常々疑問に思っていたことがあった。
 それこそは誰でもない、目の前の少年テスの正体それである。
 そしてそんなバスティアの問いへと応えられる少年の答えは――
「もちろん知ってたよ。だって僕、『勇者』だもん」
 彼女の予想をはるかに上回るものであった。
『ゆ、勇者とな? しかし、お前――』
 改めてテスの背格好を確認する。
 質素ながらも絹で編まれたセピアのローブと、大きなルビーのタリスマンが留め金にあしらわれたマント。
そして腰元に金細工のレイピアを携えたその姿は、たしかに一般の冒険者とはまた違った気配と気品とを窺わ
せる。
 しかしながらそれでもバスティアを訝しめているのは、何よりもテスの容姿――その幼きと思わせる顔つき
に他ならなかった。
『斯様に幼きお前が、勇者か?』
「あー、失礼しちゃう。これでももう十二歳だよッ。……先月なったばっかりだけど」
 テスの答えになおさらバスティアの抱える謎は大きくなっていく。
 ならば何故、そんな幼子が自分を狙っていたものか?
「もうね、僕の家系には若い人が僕しかいないの。それにお家も傾きかけてるから、早く手柄が欲しくて邪竜
退治に駆り出されちゃったんだ♪」
 それを察したかのよう、聡明なテスはバスティアの疑問に答えていく。
 説明する通り、テスの家系は代々ドラゴンスレイヤーとして名の通った名家であった。
 しかしながら時代(とき)の隆盛の中で御家は衰退し、もはや抜き差しならぬ状況となってしまった今代――
窮地からの起回生と名誉挽回の責務を任され、幼き当主テスが邪竜退治へと送り出されたという訳であった。
 各地でバスティアの情報を仕入れながらその足跡を追っていたテスは、ついに彼女へと辿り着く。そして期
を窺い見守り続けること数日――嵐の夜に落雷を受けてこの火山へと落ちてゆくバスティアをテスは
確認したのであった。
 まさに僥倖といえた。
 落ちぶれたとはいえ、『元』は名家のドラゴンスレイヤー。幼いながらも『竜し』の術は熟知していた。
後は恙無く彼女を仕留め、その首を持ち帰れば、御家は復興を遂げられる――はずであったが、テスはそれを
思いとどまった。
 この期に及んで思い悩んでしまったのである。
 破壊の限りを繰り返し『邪竜』と恐れられた彼女。そして『勇者』の名のもとに彼女をそうとしている自
分――いったいこの二つの間に何の違いがあろうものか?

86 :
 彼女バスティアは人間に劣らぬ知的生命体とはいえ、野生の生物であるのだ。いわばその振る舞いは自然現
象と同じ。彼女の行為に対し、『邪竜だ』・『破壊神だ』と後付けて勝手なことをのたまっているのは人間の
エゴでしかない。
 彼女の破壊と、そんな人間(じぶん)の竜退治は同じく無駄で、そして無意味なものであることにテスは気付
いたのだった。
「だったらステアだけを責めることはできないんじゃないかって思ったんだ」
 竜の過ちも人の戮も所詮は同じこと。ならば自分達だけを正当化して彼女をめてしまうのはフェアでは
ないような気がした。
 故に、そんな考えに達したテスは一か八かの賭けに出る。
 願わくば、
「ステアと友達になろうとしたんだ♪」
 そう目論んだのである。
 そして後は二人の知る通りである。
 テスは毎日足繁くに通ってはバスティアの治療をし、その邂逅を求めた。
 もっとも、美しきバスティアの肢体を前に多感な年頃の少年は、『友情』ではない『欲情』を催してしまう
訳だが――結果は万事よろしく、今の状況に落ち着いたという訳である。
『まったくお前と言うやつは……。妾が動けなかったから良かったものの、もし出会って間もない頃に爪の一
枚でも動かせようものなら、お前などたちどころに両断されていたぞ?』
 ため息まじりにそう語りかけながら、『恐ろしくは思わなかったのか?』と尋ねるバスティアに対し、
「ううん、思わなかった。むしろね、初めて君を見た時――なんて 綺麗な竜なんだろう、って思ったよ」
 そう言ってテスは微笑んでみせた。
 そんなテスの笑顔と、そしてその口から紡がれた『綺麗』の言葉に、たちどころにバスティアは目頭を紅潮
させ視線をテスから逸らす。
「なぁにー、ステアー? もしかして『奇麗』って言われたことテレちゃってるー?」
『ば、馬鹿者! 人間如きの言葉に心動かされる妾かと思ってか! ……まぁ、悪い気分はせなんだが』
「もー、素直じゃないんだからー♪」
 そうしてしばし子供のように戯れる二人。
 やがては自然に落ち着きを取り戻すと、目の前に焚かれた炎を見つめながら、二人は心穏やかに静寂の時を
分かち合う。
 その蜜月の中、
『……妾は、受け入れてもらえるのだろうか?』
 バスティアは呟くようにそんなことを口にした。
『妾はこの生涯を償いに生きると誓った。しかしながら、今に至るまで罪を重ね過ぎた身――人間達は、
こんな妾を許してくれるのだろうか』
 目の前の炎に見入りながらそう続けるバスティアの瞳には、得も言えぬ寂しさとそして不安とが窺えた。
 そんなバスティアの横顔に手を添えると――テスは小さくそこへキスをする。
 それに驚いて鼻頭を向けるバスティアの面(おもて)を今度はそっと抱き締めた。
「たしかにすぐには許してくれないかもしれない。僕たち人間って怖がりだからさ。でもね、本当はすごく
優しくて素敵な生き物でもあるんだよ」
『テス……』
「もしかしたらこの先、君はすごく傷ついちゃうかもしれない。その生き方に疑問を持つかもしれない。
だけど、それでもみんなと一緒に生きていける世界って、きっと素敵な世界だと思う」
 テスは抱きしめていた力を緩めると、まっすぐにバスティアを見つめる。

87 :

「だから、この世のみんなを好きになってあげて。――もちろん、一番は僕だけどね♪」
『………あぁ、テス』
 その瞬間、バスティアは涙が頬を伝う温もりを感じた。
 永きに渡り生き続けてきた生の中において、それは初めてのことであった。
 それこそは生まれ落ちてから初めて知る、『愛』それである。
 他者から自分へと求められることの幸福、そして自分から他者へと求められることの喜びをバスティアは今、
しみじみと噛みしめるのであった
『テス、もう離れないで。片時も、が妾達を別つその時まで、愚かな妾のそばにいてたもれ』
「もちろんだよ♪ って、それはさっきエッチの最中に言ったじゃない」
 額を押し付け、深く抱きしめてほしいと求めてくるかのよう寄り添うバスティアをテスも強く抱きしめる。
「支えてあげる。だから君も僕の傍を離れちゃダメだよ……大好きな、ステア」
『――はい、テス』
 満点の星空の下、火山の聖堂において二人は互いの愛を誓うテーゼを交わす。
 かくして、後世に『竜王』とそして『聖竜』の誉れを残すこととなる二人の物語はここに幕を開ける。
 その後もテスとバスティアは様々な冒険を共にし、その艱難辛苦を互いの愛によって支え合いながら乗り越
えていく訳ではあるが――そのお話はまた別の機会に。
 今は、一人の少年と一匹の竜の恋物語としてこの話に幕を降ろそう。
 バスティア・アバンチェス――その名をこの物語の終わりと、そしてこれより始まる新たな物語への序幕と
冠して。
                      【 おしまい 】

88 :

以上になります。スレ占拠スイマセンでした。
以前に別の場所で投下したものですが、今回ように推敲し直して投下してみました。
楽しんで頂ければ何よりです。
……また、『狗の逝く路』も早く完結さられるようがんばります。
最後にスレ汚し、失礼しました。

89 :
まだ読んではいないが
とりあえず投下乙

90 :
あなただったのか……

91 :
>>88
GJです!!

92 :
獣姦萌え

93 :
あけましておめでとうございます。
獣姦スレ復活記念に雄犬×少女の話を書いたんですが
よく考えますと人×獣スレ的にはスレ違いっぽいような……

94 :
>>93
この際いんじゃね?

95 :
 ありがとうございます。
 いつもの通りの犬×少女の和姦もの。かなりロリな描写を含みますので
 受け付けない方は申し訳ありませんがNGをお願いします。
 薄く曇った窓ガラスの下で、ファンヒーターが蒼い炎を燃やし、小さな音を
響かせる。
 リビングに付けっぱなしのテレビのニュース番組には、背広や晴れ着に身を
包んだ初々しい新成人たちの姿が映し出される。
 冬休みから続く連休も、残りわずかとなったこの日。
 多くの学生たちが社会人への第一歩を踏みだす国民の祝日に、梨奈もまたオ
トナへの仲間入りを果たしていた。
「っ、あ、あぁあ……ッ」
 両親が出掛け、無人となった家のリビングのソファの上。
 脱ぎ捨てたパジャマの上下と共に、一糸まとわぬ姿のまま仰向けに横たわっ
た少女は、押しした嬌声を上げながら、ふかふかの冬毛を纏うパートナーと
絡み合う。大胆に広げられた太腿の付け根、すっかり充血した粘膜の奥で、野
太い剛直を迎え入れた柔孔は細かく泡立った淫蜜を溢れさせている。

96 :
「ふぁ……ロッキーっ、そ、そこ、こすっちゃ、だめぇ……」
 少女を組み敷くのは、体高75センチを超えようかというアイリッシュ・ウ
ルフハウンド。灰色の毛皮は毛布のように暖かく、背中に回された梨奈の手は
その中に沈み込んでいる。
 狩猟のために改良された強靭な足腰を生かすように、ロッキーは赤黒い生殖
器を梨奈の幼膣深くに突き込んでは、ぐりぐりとこね回すように前後させる。
敏感な場所を探り当てては擦りあげるその深い抽挿に、梨奈は声を上ずらせて
何度も身体を仰け反らせた。
「んぁ、ぅ、あ、あっ、あーっ」
 堪え切れなくなった嬌声が、雌の悦びに色付いた甘い音色をもって跳ね上が
る。
 初めての経験にも関わらず、既に梨奈の反応はすっかり成熟したオトナのも
のだ。明日からまた通学鞄を背負って、横断歩道を渡るのだとはとても信じら
れないほどに、少女はしっかりと逞しいパートナーの身体を受け入れていた。
 きゅ、きゅぅ、と深々と穿たれる肉竿を断続的に締め付けて、愛するパート
ナーにしっかりと快感を伝える。ほんの数十分前まで、破瓜の痛みと苦しさに
悲鳴を上げていた少女と同じ姿とは思えない。
 しかし、まだ産毛もろくに見当たらない脚の付け根の下。ソファーの上に敷
かれたタオル地の上には、確かに薄赤く、梨奈の“はじめて”の証が残されて
いた。
「んぅ、あ、だ、だめ、っ、ロッキーっ、また、またっ、キモチよくなっちゃ
うっ、ふわって、ふわあってなるぅっ……!!」
 体重をかけて押しこねられる柔孔が、ひときわ大きく粘膜襞をうねらせる。
梨奈はまた小さな身体を震わせて、ロッキーの背中に回した腕に力を込めた。
ぶるる、と背中が仰け反り、少女の背筋を甘い電流が駆け巡る。

97 :
 しっかりと繋がった生殖器の隙間から、こぷりっと蜜と混じり合った先走り
が溢れ落ち、ぐちゅぐちゅと泡立ちながら梨奈のお尻の谷間を伝い落ちる。乙
女の秘所を深々と刺し貫いて複雑な形に張り出した、赤黒肉の塊は、また一回
り大きく膨らんだようだった。
「っ……っは、ふ、はぁーー…っ♪」
 目を細め、すっかり上気した頬をとろんと緩ませて、梨奈はロッキーに顔を
寄せた。小柄な体を押し潰さんばかりに迫るパートナーの顔を見上げ、極上の
笑顔をのぞかせる。
「ロッキー……」
 その名前を呼ぶだけで、梨奈の胸の中は嬉しさで一杯になってしまう。ロッ
キーの大きな目と濡れた鼻先を見つめて、梨奈はそのおでこをぐりぐりと、ふ
かふかの毛皮の首に擦りつけた。
 ロッキーがそれに答えるように、強い吠え声を上げる。それを聞いて、梨奈
はまたぎゅうっと、スレンダーな身体を彼の身体に押し付けた。
「私も、ロッキーのことだいすき。だいすきだよ……っ」
 種族の壁が隔てる言葉の差もものともせずに。伸ばした顎の先で唇をそっと
交わし。二人は愛の営みを再開する。
「ぁぅ、あ、っあ……ぁんっ……」
 二人の交わりは、ソファの上に仰向けになった梨奈の右の太腿を跨ぐように、
ラッキーが後ろ脚を踏ん張って、生殖器を深々と繋ぎ合わせる格好だった。人
と犬がもっともお互いの種族を尊重し、身体を重ねるための姿勢を、二人は自
然と見つけ出していた。
「あ、あっ、あ。っ、ロッキーの、ま、また、おっきくなってる……っ」
 少女との交合の方法をすっかり知りつくしたロッキーは、たくましい後ろ脚
でベッドを踏みしめては何度も何度も執拗に腰を打ちつける。梨奈も脚を割り
広げ、少しでも深くロッキーを受け入れられるように、腰を寄せ、足を交互に
絡め合う。

98 :
 そっと触れ合う胸と胸からお互いの鼓動を感じ、梨奈は切なさにぎゅっとロ
ッキーにしがみ付いていた。
「ぁ、っあ、っあっ!!」
 少女の手指では包みこめないほどの大きさにまで勃起した肉竿は、ロッキー
の腰のうねりと共に深々と少女の胎奥深くに打ち込まれる。体重を乗せ、一旦
深く落とされた腰は、すぐさまずるんと持ち上げられる。
 サイズの合わない大きな肉槍が、身体の中に埋められたまま前後するたび、
丸く広がった梨奈の柔孔はそこに引っかかるように入り口付近の粘膜を捲れさ
せ、小さな身体、細い腰までが吊りあげられるように持ち上げられてしまう。
「ふあぁああああ!?」
 あらゆる犬種の中でも最大とされる抜群の体格を生かし、ロッキーは力強く
徹底的な腰の律動を繰り返していた。強引ながら実に巧みなその扱いに、いま
や梨奈の理性はトロトロに蕩かされている。
「んぁ、ぅ、あ……、ロッキー、っ、す、ごい、よぉ、っ……!! んう、あ、
あ、ぁ、だ、だめ、また来ちゃう、きちゃうう……っ」
 指などでは絶対に届かない、身体の奥の奥まで。いとも容易く貫き叩きつけ
られる生殖器が、まるで擂粉木のように少女の細く狭い孔をこね回す。すでに
限界近くまで広がって、ロッキーのペニスに占領された少女の秘裂からは、抽
挿のたびに泡立ち白く濁った粘液がこぷりこぷりと込み上げてくる。
 交合が始まって30分近く。途切れることのない犬の射精を打ち込まれ続け、
すでに少女の膣内には、襞の一枚一枚、粘膜の隅々まで、余すところなくロッ
キーの遺伝子が擦り込まれているのだ。
「ぁ、んんっあ、ぁ、あ!! あ……っ……!!」
 顎を持ち上げ背中を仰け反らせた梨奈が、途切れ途切れの声を高く跳ねさせ
る。ピンと伸びた脚が小刻みに震え、ロッキーと繋がったままの小さな孔がき
ゅうと収縮する。
 可愛いお尻の穴までぷくりと縮こまらせて、少女の肉孔は肉竿からまた、た
っぷりと新鮮な特濃ミルクを絞り取る。

99 :
「あ……あ、あついの、出てる、ロッキーのっ、いっぱい……っ」
 どぷり、と胎奥深くに放たれる熱い滾りの塊を感じ、梨奈の胸がとくんと強
い鼓動を刻む。
 これが赤ちゃんを作るための素になるのだということを、梨奈は知っている。
小さな下腹部を膨らませるロッキーのくれた愛のカタチに、知らず梨奈の目元
には涙が浮かんだ。
 しかし、犬の射精はこの程度で終わるはずもない。根元を大きく膨らませ、
いよいよ本格的な交接の体勢に入ったロッキーは、肉槍から激しくマグマのよ
うに白濁液を噴き上げながらも、梨奈の細く曲がりくねった柔孔を執拗に蹂躙
していくのだ。
「ふあ…ぅ、あ、あっ、あ!! …ロッキー…、ロッキーの、すごいのっ、ロ
ッキーのおちんちん、おっきくて、硬くてっ、ぐりぐりって、きもちいいトコ、
擦って……っ」
 梨奈は夢中になって、自分の感じているキモチ良さを叫んでいた。言葉の通
じないロッキーに、少しでも自分の悦びが伝わるように。今日この日、自分を
“オトナ”にしてくれたロッキーへ、胸いっぱいの嬉しさを伝えるように。
 気持ちいい、気持ちいいよ、と。梨奈は精一杯の感謝を、訴え続ける。
「んっ……」
 息を荒くしているロッキーの大きな舌に、自分の舌先を触れさせるようにし
て。梨奈はロッキーに口付けた。
 ぬるりと混じり合う泡立った唾液を構わずに飲みこみ。くちゅくちゅと小さ
な舌を動かして、ロッキーの舌を吸う。
「んむ……んぅ、ぷぁっ……ロッキー、っ、もっと、もっと、して……」
 深く繋がり合うお互いの敏感な部分を意識しながら、梨奈は自分からも腰を
突き上げて、ロッキーに続きをねだる。

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