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2012年5月エロパロ73: 【性拷問】拷問系総合スレッド【水責め火炙り】 (674) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【性拷問】拷問系総合スレッド【水責め火炙り】


1 :10/12/16 〜 最終レス :12/05/03
拷問を総合的に扱うスレです。
グロやリョナに限らず、性拷問や、友人同士でのくすぐり責めなどのライトな物まで、
幅広く取り扱っていきたいと思います。
拷問をテーマにした作品であれば、基本的に何でもあり。
ただし荒れやすいため、『男×男』ネタだけは禁止とさせて頂きます。
また、『スカトロ』や『グロ』など人を選ぶネタは、事前の注意書きを推奨します。
荒らしは徹底スルー。
拷問を愛する者同士、楽しくやっていきましょう。
関連スレ
猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第9章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266941581/l50

2 :
スレ立て完了。
どこまでが拷問の範疇か、は人それぞれだと思いますので、
そこはおいおい雑談の中で意見交換していきましょう。

3 :
>>1
応援してるよ
書き手としていつか参加できたらいいなと思いつつ

4 :
>>1
普通に
猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第9章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266941581/
でやれば?と思うんだが

5 :
>>4
そっちはグロや猟奇系中心のスレですからね……。
猟奇系の拷問なら確かにそっちでいいんですけど、エロ拷問とか、水責めとかになると少し違うんです。

6 :
ああ、くすぐり攻めいいなw
仲のいい異性が極度のくすぐったがりで
主人公がふざけてくすぐったら次第におかしな雰囲気に、とか。
でもそれはちょっとスレ違いのような気がしないでもないな。

7 :
>>1
一つ質問があります。
もしも誰かが特定の拷問だけを扱うスレッドを個別に立てた場合、それはここの重複・類似スレッドになると思いますか。
例えば、スレタイにある「水責めSS」専用スレッドや、本文にある「くすぐりSS」専用スレッドというものを、
誰かがこのスレで相談することなく立てるのはよくないことだと考えていますか。
つまり、このスレッドはこれ以上拷問に関するスレが濫立することを防ぐための「統合スレ」なのか、
今のところスレッドが立っていない拷問のSSを暫定的に受け入れるための「総合スレ」なのか、ということです。

8 :
>>7
>もしも誰かが 〜 重複・類似スレッドになると思いますか。
なると思います。
こうして拷問総合スレを立てた以上、水責めSSなどの細分化するスレッドを無断で立てる事は、
良くない事だと考えます。
ただし、スレの中で相談があり、需要や供給が特に大きく、個別スレたりえると判断できる場合はこの限りではありません。
その意味で言えば、このスレは「統合スレ」の意味合いを持っているといえます。
しかしながら、私がこのスレを立てた動機は、後者の
「今のところスレッドが立っていない拷問のSSを暫定的に受け入れるための」スレが必要と考えたからです。
ゆえに、「総合スレ」としての側面も持ち合わせています。
ただ、どちらか一方を、と問われるならば、拷問系単発スレの濫立を防ぐ意味でも、
「統合スレ」であらねばならないと思います。
これでよろしいでしょうか。

9 :
>>8
私が懸念しているのは、
「エロであるか非エロであるか、女受けであるか男受けであるか、
グロであるか非グロであるか」といったものを一切問わず、
おそよ拷問と名の付くスレッドを一切「このスレがあるから」という理由で制限するのは正しい選択なのかということです。
そもそも、
>ただし、スレの中で相談があり、需要や供給が特に大きく、個別スレたりえると判断できる場合はこの限りではありません。
>その意味で言えば、このスレは「統合スレ」の意味合いを持っているといえます。
とありますが、重複・類似スレッドの判定を自治スレでもない一介のスレッドが担う危険性は認識していらっしゃいますか。
また、需要も客層も全く異なるジャンルのスレッドが幾つか立ち、それらにたまたま「拷問」という共通の要素があったからといって、
それは直ちに「濫立」と呼べるようなものでしょうか。
「濫立」か否かとは、つまり何としても阻止しなければならない事態かどうかということです。

10 :
× おそよ
○ およそ

11 :

―――――――― ここまで読み飛ばした ――――――――

12 :
外野ですまないけど>>9は結局なにが言いたいの?
要するに自分が「水責め専門拷問スレ」(たとえばだけど)を作りたいから、
それって濫立にならないっしょ? ってことを>>1に聞きたいの?
それこそ自分で言ってるように自治スレで聞いてきたらいいじゃん

13 :
需要があれば立つ
なくなればDAT落ち
それでいいんじゃないかね?

14 :
>>13
うむ

15 :
>>13
つまり、わざわざこのスレ住人が「重複なので削除しなさい!」と乗り込んでいくことはないということでいいね。
あくまでも自然に淘汰される(=潰そうとしなくても落ちる)のを待つということで。
>>12
もしかして、いちいちスレが立つたびに自治スレに持ち込むべきだとか考えてない?

16 :
>>15
自治スレでもないのに勝手に決めるなよ? と自分で言っておいてなにを?

17 :
>>16
「勝手に決めるなよ」とは具体的に何を?

18 :
すいません、荒らしに加担してしまいました。
消えるね。ノシ

19 :
スレ住人がどういう行動取るかは個人の勝手。それが匿名掲示板。
重複と思われるスレに乗り込むのもな。
っつか本当に何が言いたいのか解らん

20 :
>>19
あらかじめ>>1の真意を確認しておくためだよ。
「これからどうするのか」は必要な時に決めることもできるが、
>>1がどういうつもりでスレを立てたのかは>>1がいなきゃ聞けないからね。

21 :
そうか!
きっと長文の人は即回避に協力してくれたんだよ!

22 :
>>21
この様子なら即しないだろうと見越して書いてるんだよ。
そっちは勝ち誇ったつもりだろうけど。

23 :
どう言うつもりでスレを立てたのか、>>1さんを拷問して白状させるSS希望。
>>1さんは貧乳メガネ黒髪ロング高校生の設定で。

24 :
わかりやすい荒らしで良かったな。
さぁ、じゃ>>13で行こう。

25 :
>>22
その>>1の真意がわかったならさっさと消えろ。
いちいち全レスして余計な一言つけてる時点で荒らしだ。

26 :
>>24
じゃ、わざわざこのスレ住人が「重複なので削除しなさい!」と乗り込むことはダメってことでいいな。
あくまでも自然に淘汰される(=潰そうとしなくても落ちる)のを待つということで。

27 :
>>25
まだ質問終わってないし。
あと荒らしに反応する奴も荒らし。
まあ俺は荒らしじゃないけど。

28 :
>>27
これまでの書き込みの1/3を一人で占めといて、荒らしに反応スンナも
俺は荒らしじゃないもないもんだw

29 :
>>28
俺に対する反応があるようだから、それへの回答をしただけだよ。
むしろ言いっ放しで無視してほしかったの?

30 :
杞憂って言葉知ってる?

31 :
ここができても関連スレの住人が減るわけではあるまいし
焦らなくてもいいんじゃないすかねH61rleFcは
完璧や秩序でがちがちのスレより適度に緩いスレってうまく生き残ると思うよ
特化して尖ったスレってのもかっこいいけど、別のスレに任せておけばいいんじゃないかな
気に入らないなら去ればいい、H61rleFcがいなくてもこのスレは回っていくから強迫観念に取りつかれずに安心して閲覧してなよ

32 :
ID:H61rleFc→「まだ質問は終わってないですし!」 日本語がちょっとわからない金持ち巨乳ハーフのいじめっこ
>>1→「ひぎぃ!」>>23の設定
俺ら→拷問ショーを無理やり観戦させられてる人

33 :
>>30
何の杞憂を言っているのか知らないが、
>>8>>19は明らかに杞憂というレベルじゃないかと。
>>31
このスレが回っていくかどうかと他スレに変なのが出没するかどうかは全く別問題なので。
ここの住人が他のスレとの住み分けを望んでいるとかなら別にいいんだけど、
「このスレの住人が他スレをどうしようと自由だ!」みたいのがいる以上ちょっとねぇ。

34 :
>まだ質問終わってないし
wwwww
別におまえが質問するためのスレじゃにゃあよw

35 :
>>34
それでもいいよ。

36 :
>>35
思わずワラタwwお前以外はよくねーよw

37 :
自覚のない荒らしに構うより、好みの拷問シチュについて語るべき。
おまえら>>23に続くんだ。

38 :
どういう層が集まってるのか俺も知りたいから
みんなも自分の好きなシチュを書けよ。

39 :
痛いの・グロは苦手。やはり性拷問
快楽責めがよろしい

40 :
精神的な拷問というか、辱めるのが好きだな
大切なものを壊したりとか、大切にしてる人と無理矢理やらせるのもいいね
あとやっぱ撮影は欠かせないよね
写真でもビデオでも

41 :
拷問クラブ・エロパーロで拷問され続け、とうとうおかしくなってしまったID:H61rleFc…
と、そこに若く新しい生贄>>1が運ばれてきた。
>>1は若く美しかった。細い体に似つかわしくないびろうどの様な長黒髪、何があっても折れないと言いたげに強く輝く瞳。
多くの客は虜になると思った。みなこの娘の顔を歪ませ善がり狂わせたいと思うに違いない筈だ。
あんな拷問もう嫌、一刻も早くこの環境から逃れたい、新人が来れば解放される…そう思っていたのに…
ID:H61rleFcは気がついた。嫉妬と共に燃え上がった>>1への加虐心を、自分ではもうどうにもおさめきれないのだと…。
拘束しての快楽責めにチクチク針で刺すような精神拷問を織り交ぜるのが好きだな

42 :
>>32
うむ、ちょっと興奮してきた。
俺等「やめて! それ以上やったら>>1さんがんじゃう!」
H61rleFc「ふふん、その時は貴女達に聞く事にしますわ、楽しみにしてなさい。」
>>1「ダメ! みんなは何も知らないわ、私が一人でやった事だもの。」
H61rleFc「まぁ、麗しい友情です事。まぁ、知っているかどうかは聞いてみれば
      分かるでしょう、スレの残りはたっぷりある事だしクスクス」
>>1「そんな・・・・・・。」
H61rleFc「嫌ならさっさと白状しておしまいなさいな、みんなにこんな辛い思いを
      させたくはないでしょう。」
そう言うと、H61rleFcは焼けた鉄棒を手に取り、>>1さんの薄い胸板に刻まれた
鞭の痕に重なるようにそれを押し付ける。
>>1「ぎゃあぁぁぁぁ」
俺等「うう、>>1さん・・・・・・。」
こんな感じ?

43 :
>>42
GJ!
折角なので水責めとくすぐりも希望。

44 :
H61rleFcが 磔にされた>>1のシャツをカッターで首から胸元へチチチ、と切り裂いていく。
H61rleFc「ふふっ、クラスの男子からみられて恥ずかしいでしょ?嫌なら早くスレを立てた理由を吐きなさい」
>>1「いやっ、やめ…。こんなこと…」
俺たちはH61rleFcの豪邸の悪趣味な部屋に閉じ込められ、>>1とH61rleFcの空間とは強化ガラスで隔てられている。
俺たち「H61rleFc!やめろよ!」
俺たちの声が虚しく響き、H61rleFcの行為が続く。
H61rleFc「あら、貧相な胸ね!」
切ったブラをハラリと床に落とすと、切り裂かれたシャツの間から>>1の膨らみかけの胸があらわになった。
H61rleFcは俺たちを見ながら挑発するように、>>1の乳房を下から上につつーっと舐めてみせる。
さらにH61rleFcの指がうねるように>>1のパンツの上から股間をまさぐっている。
>>1「…っ!!そんなこと…された…て、っ!」
>>1の体がピクンピクンと小さく跳ねる。俺たちはいつのまにかその淫らな光景を食い入るように見てしまっていた。
H61rleFc「しゃべりたくないなら無理しなくていいわ」
H61rleFcがパンツを切り裂くと、>>1の秘所にバターをたっぷりと塗り始めた。
>>1「え…な、何をするの!?」
H61rleFc「それは見てのお楽しみよ…ジョン!!追いで!」
薄暗くて見えなかったが、部屋の片隅に黒い犬が侍っていたらしい。体格のいいドーベルマンだ…
H61rleFc「ジョン、おなかすいたでしょう?ご飯ぬきだったものねぇ…いいわ。GO!」
H61rleFcが命令すると、ドーベルマンが>>1の股間に飛びつき、大きな舌で>>1の股間を激しくむさぼった。
>>1「ふっ、うっ、あっ、やっや…あぁああ!!みんな見ないでぇ!!」
>>1が快感で体を反応させるたびに>>1を繋いでいる鎖がカチャンッ、カチャンッと音を立てる。
俺たちは>>1の悲痛な叫びを聞きつつも、犬と>>1から目が離せない。
H61rleFc「うふ、お楽しみはこれからね…」H61rleFcがまたもあやしげにこちらを見ている…。そう、暗い宴の始まりだった…
快楽責めが好きです

45 :
>>44
GJ。
やっぱこの手の犬の名前はジョンだよねw
わんこプレイも良いですねぇ、なんかテンション上がってきた。

46 :
ライト気味の精神的な拷問好きな人が多いのかな?
まぁ、鬼畜系はリョナスレがあるしね。
H61rleFc×>>1さんSS、キャラ設定はこのスレ準拠。
グロとかは無いけど>>1さんは読まない方が良いかもw
名前欄「クニマス発見万歳」でNGしてください。

47 :
「さぁ、貴女がどう言うつもりでスレを立てたのか答えてもらうわよ。」
そう言って楽しげに笑うH61rleFcの手には羽ペンが握られている。
「それはその、ここは統合スレとして・・・・・・」
両手首をまとめられ、下着姿で僅かに脚がつく高さに吊るされた>>1が説明をしようとするが、
H61rleFcが手にした羽ペンの羽が脇腹を撫でると「ひっ」と言う短い悲鳴とともに体を強張らせる。
「ふふ、どうしたの? はやく理由を教えて頂戴よ。」
そう言って、吐息が感じられそうな距離まで顔を近づけて微笑むH61rleFcの指先では
先の羽ペンが楽しげに踊っている。
「だから・・・拷問系SSのためのスレッドが無かったから、それで・・・・・・ひやっ」
説明を始めた>>1の、今度は太ももの内側を羽ペンがなぞり、>>1の言葉を途切れさせる。
「スレッドが無かったから何?」
H61rleFcはそう質問を重ねつつ、手にした羽ペンの羽を>>1の体の上で滑らせていく。
太ももの内側を上から下へ、今度は下から上へ、
「ふふっ、ここはまだ許してあげる。」
足の付け根まで羽で撫で上げたH61rleFcはそう言ってペンを持ち直すと、ペン先で>>1
敏感な部分を軽く突いて悲鳴を出させると、今度は下腹部へと羽を進める。
「あうっ・・・ひゃっ! くすぐったい」
>>1はH61rleFcの操る羽が肌を撫でるたびに悲鳴を上げ、体をよじって逃れようとするが
自由を奪われた体では思うに任せない。
前後左右に跳ねるその姿はまるで踊りでも踊っているかのようで、H61rleFcの嗜虐心をますます
掻き立てていく。

48 :
「ほら、まだ質問は終わってないわよ。」
H61rleFcはそう言うと、羽をヘソの下辺りから横に滑らせ、後ろに回ると>>1の細い
ウエストラインに沿って背中へと、更に背骨に沿って上へと走らせる。
あくまでゆっくりとやさしく触れるように、それはつまり>>1がくすぐったさを
一番感じるように、羽を進めていく。
「ふあぁぁぁ」
背筋を羽に撫で上げられて、>>1は嬌声と共に背を逸らせる。
「あら、貴女背中が感じるのかしら。」
H61rleFcはそう言うと手を止め、羽根を口元にあてながら、楽しそうに質問する。
「お願いだからもうやめて。どうしてこんな事をするの?」
メガネの奥の瞳を潤ませて哀願する>>1だったが、H61rleFcの口から出た言葉は
無常なものだった。
「ここはわたしが質問するためのスレなのよ、だから貴女に質問する権利なんてないの。」
そう言うとH61rleFcは、>>1の長くてつややかな髪を手に取った。
「綺麗な髪ね、細くて柔らかくて張りがあって、さぞかし大切に手入れしているのでしょうね。」
H61rleFcの言葉に、>>1は体を震わせ、
「やめて・・・ください、切ったりしないで。」
と、涙を浮かべて恐る恐る懇願する。
「良い反応ね、好きな人がロングヘア好きだったりするのかしら?」
>>1の髪の毛を手の中でもてあそびながら、意地悪っぽく聞くH61rleFcの言葉に、>>1の表情が強張る。
この髪は、高校に入学した時から憧れだった先輩に褒めて貰った自慢の髪だった。

49 :
>>1が答えあぐねているを見て、H61rleFcが言葉を続ける
「大丈夫よ、女の子の大切な髪を切ったりしないから。」
その言葉に>>1が安堵した刹那、H61rleFcは一束の髪を掴むと、毛先で>>1の肩甲骨の
下縁に沿って撫であげた。
「ひゃん!」
不意に襲った上質の筆で撫でられたようなその感覚に、>>1の口から悲鳴が漏れる。
「ふふっ、これは羽よりいい物を見つけちゃったみたいね。」
>>1の反応に満足げな様子のH61rleFcが更に続ける。
「これからはこれでたっぷり可愛がってあげるわ、背中の後はうなじ・首筋・鎖骨、
 そして貴女のその貧相な胸もね。」
H61rleFcはそう言いながら、>>1のブラのホックを外し、肩紐を切ってブラを剥ぎ取っていく。
「大丈夫、そのうち気持ちよくなってくるから。そうしたらいっぱい感じさせてあげるわ、
 貴女の自慢の髪が風に吹かれて頬を撫でただけで今日の事が思い出せるくらいに、ね。」
H61rleFcの声に、>>1の脚は小刻みに震える。
羞恥と苦痛、快楽と狂気に満ちた>>1のスレはまだ始まったばかりであった。
「そうそう、あなたの姿はちゃんとビデオで撮ってあげてるから、後でスレの皆さんにも
 観て貰いましょうね、みんなどんな反応するかしら。」
H61rleFcの言葉を聞く>>1の頬を涙が伝う。
そして、心の中で何度も同じ疑問を繰り返すのだった。
「どうしてこんな事になってしまったんだろう・・・・・・。」
続・・・・・・かない。
どうしてこんな事になってしまったんだろう?

50 :
GJw
無駄に頑張りおってww
しかしあっという間に即圏内突破か

51 :
これから投下するのは中世ヨーロッパが舞台の、魔女狩り拷問がベースのお話。
ピエール=ド=ランクルは実在の人物です。

52 :
 1
 拷問の目的は自白を得ることのはずだが、‘拷問自体が目的’になることもままある。
 執行人は無実の人間を魔女と決めつけて拷問にかけ、あげくに財産を取りあげる。
 中世ヨーロッパではそれがまったく珍しいことではなかった。
 この物語の主人公、ピエール=ド=ランクルもそんな執行人のひとりである。
 彼は拷問史にのこる有名人であり、そして極めつきの狂信者だ。
 ピエールはある出来事を切欠にして魔女の根絶を誓い、のちにスペインのバスク地方の監察官に任命され、職務にはげむようになる。
 確たる証拠があろうがなかろうが、ピエールにとってはどうでもよいことだった。
 彼の目的は、「‘自らが魔女と思った女(或いは少女)’を拷問にかける」ことだったのだから。
 ちなみに彼は、「モザイクをかけなきゃいけないような触手器具」を所持しているとのこと……
 2
 その日ピエールは気分が悪かった。
 これぞ魔女だという少女と邂逅したまではよかったが、あっさり‘魔法’をかけられ、逃げおおせられてしまったのだ。
 屈辱だった。
「おまえが魔女だと言って捕まえている女どもの中には、一人だって本物はいやしない。残念ながら私が一人目だ」
 確かに、魔女と表現していいかどうかはともかく、彼女――確かリルとか言っていたか――は珍妙な容貌をしていた。
 濃い茶色のブーツに短めの黒いスカート、両肩が剥きだしになる薄布の黒い上衣、そして彼女の長身と見合うほど長い樫木の杖。
 この冬に脚や腕をさらすとは正気の沙汰とは思えない。
 なにより驚いたのは首から上だ。
 髪は女にしては短いが、まるで葡萄のような紫色をしているのである。
 さらに、険の深い鋭いまなざしは誰が見ても明瞭な金色なのだ。
 あれこそ、魔女を統べる魔女に違いない。
 実際に魔法をかけられたピエールは、ますます‘魔女’に対しての憎悪を深めた。
 彼女らを生かしておくことは、自らの人生への冒涜ですらある…………そう信じて疑わなかった。
「……ピエール様」
「なんだ、ネロ」
 ピエールは不機嫌を隠そうともせず、椅子に寄りかかった姿勢から声の主を振りかえった。
 初老の従士ネロはピエールにとって信頼できる部下だが、一つ欠点がある。
 あの悪名高いローマ皇帝・暴君ネロと名前が一緒なのである。
 ――名前を変えればいいだけの話なはずだが、ピエールにはそんな発想すらない。
 「魔女を拷問する」以外の事柄にはなんの興味も示さないのである。
「貴方様が魔女だと指摘された少女をつれてまいりました」
「……わかった」
 拷問の相手が連れてこられても、ピエールの機嫌は直りそうにない。
「……今すぐ拷問なさいますか?」
「当然だ。魔女を裁くのが私の役目だからな」
「かしこまりました」
 椅子に寄りかかり背を向けたままの主人に、ネロは恭しく頭を下げた。
「では…………――連れてきなさい」

53 :
 3
 ピエールのいる部屋――私室なのだが――は、地下牢のように薄暗く、じめじめしており、部屋と廊下は鉄格子で区切られていた。
 ただ、中は案外広い。
 さまざまな拷問器具を置く必要があるからだ。
 彼女は部屋に入る前からもう、この男が狂人であることを悟った。
 根拠はなくただの直感なのだが、おそらく殆どの市民に理解してもらえる感覚だろうと、エリザは強く思った。
 貴族の娘たる自分がなぜこんなところに来なければならないのか。
 部屋の内装を視界に入れるだけで気が狂いそうなのでなるべく見ないようにしつつ、ピエールの後姿を見据える。
 彼は中肉中背の身体にぼろぼろの白衣をまとい、自分に背を向けてテーブルに向かってなんらかの作業をしている。
 ただ、‘白衣’は白い部分を探すのが難しいくらい、多くの部分に血がにじんでいた。
 貴族の娘のつたない想像力でも、彼が何をしてきたかは容易に想像がつく。
 そして、自分が攫われた理由はまちがいなくこの容姿が原因であるとも踏んでいた。
 普段エリザは過剰なまでに自らの美貌に自信がある娘なのだが、この状況は彼女の読みどおりの理由が半分以上なのである。
 ピエールはうまくいかないことがあると、美しい少女や女性を拷問にかけたくなる。
 それが魔女なのかどうかは後付けで構わないのだ。
 彼が魔女だと言えばその女は魔女になるのである。
 4
 ガタっ。
 ピエールはいきなり椅子から立ち上がり、貴族の娘の方に身体をむける。
 エリザは射竦められたように身体を硬直させ、その爬虫類のごとき視線から逃れられなくなる。
 男は縄で縛られ身動きが取れない少女にコツコツと歩み寄り、右手に持つ奇妙な色の棒をぺろぺろ舐めはじめる。
 少女は彼と視線を外さないようつとめるが、やがて視界がぼやけてくる。
 これから先起こりうることを脳裏によぎらせると、自然と涙が溢れてくる。
「ねえ、エリザちゃん」
 ピエールはやさしい声音で話しかけた。
 エリザはハッとして男の顔を見上げる。
 不器量ではあるが、微笑みを湛えた面差しはそこまで悪い人間のものじゃない。
 錯覚だという思いが頭の片隅にあっても、彼女はそれにつられて少し口元をゆるめてしまう。
 だが、次の台詞で彼女の眼は一気に‘冷めた’。
「もし君が魔女だと正直にいえば、気持ちよくなるだけで済む。でも、認めなければ痛い思いをすることになる」
 そう言って、彼は右手にあるものをエリザの視界に入るようにかざす。
 少女は一瞬眼を剥き――
「きゃああああぁぁ…………」
 大きな悲鳴を上げたが、とたんに白目を剥いて昏倒してしまった。
 ピエールはくすっと嗤い、右手のそれを鎮めた。
「しょうがないなぁ、こんなんで倒れちゃうなんてさ」
 彼の機嫌はすっかりもとどおりに直っていた。
 美少女を拷問することが、彼にとって何より至福の時間なのである。
「大丈夫。なないように、ゆっくりと痛く……気持ちよくしてあげるから」
 ――ピエールの右手にあるそれが、再びうねうねと動き出した…………
 続く……

54 :
例のアンタかwいやよく書いてくださいました。
続き物という事で、ここから始まる本番に期待が高まります。
GJ!

55 :
>>47
GJ!!ロングヘアの設定をそう使うかw

56 :
職人さん達超乙。皆で楽しく盛り上げて行きましょう。
こちらも一作投下。
『スカトロ』 『レズ』 『アナル』 『嘔吐』 注意。全22レス予定です。
NG設定はタイトルでお願いします。

57 :

フェリオ・アマンズは今年26になるジャーナリストだ。
特に戦争絡みの取材を行う事が多い。
人が砲撃を受けて粉微塵になるところ、母の名を呼びながら血の海で生き耐えるところ、
そうした風景を幾度も目にし、またカメラに収めてきた。
戦争の悲惨さを訴えたいのではない。
かといって惨たらしい情景を好むわけでもない。
強いて言うなら、戦争という地獄を作り出す人間の心理に興味がある、といった所か。
彼は今回、某国強制収容所への取材を試みる。
その国は北のケミヤ共和国といつ武力衝突が起きてもおかしくない状態にあった。
しかし、それはあくまで表面上の話。
裏ではすでに熾烈な情報戦が始まっている。
双方の国では連日のようにスパイが摘発され、様々な尋問を受けているという。
フェリオが向かう収容所にもまさに今、ケミヤのスパイが囚われているとのことだ。
フェリオが取材許可と引き換えに課せられた義務は、そのスパイへの拷問を撮影し、
ケミヤ共和国側へ故意に流出させる事。
『自国の送り込んだ諜報員がどんな目に遭っているか』をケミヤ側に知らしめるのだという。
中立の立場を脅かされるのはフェリオにとって愉快な事ではないが、
情報戦の最先端を覗けるチャンスには変えられなかった。

「陸軍少将アロルフだ。暫時的にここの責任者も兼ねておる」
尋問室の前で、厳めしい中年将校がフェリオに手を差し出した。
傷だらけの手はいかにも叩き上げの軍人だと窺わせる。
「フェリオです、お世話になります。早速ですが、尋問を見学させて頂いてもよろしいですか?」
フェリオは握手を交わしつつ、やおら本題に切り込んだ。
回りくどい事は嫌う性分だ。
それはアロルフも同じなのか、軽く頷くと尋問室の鉄扉を押し開いた。
「入りたまえ。撮影は自由にして構わんが、なるべく尋問官の顔は写さぬようにな」
そう告げてフェリオを招き入れる。
室内に踏み入った瞬間、フェリオはその異様さに目を疑った。
釜戸の中のようだ。
レンガ造りの壁が赤銅色に彩られている。
いや、壁だけではない。床も天井も、全てが赤銅色で統一されている。
それは血のようでもあり、燃え滾るマグマのようでもあった。
地獄を想起させる場所だ。客として招かれた身でも落ちつかない。
ましてや尋問を受ける者にとっては、居るだけで気が触れそうな空間である事だろう。
フェリオは灼熱の壁をレンズに捉えつつ、期待感に胸を膨らませる。

58 :

その空間の中では、早くも嬲りを受ける女の姿が見受けられた。
締まった体つきをした金髪の女だ。
彼女は裸のまま、十字架を模した磔台に手首を繋がれていた。
吊り下げられたその女の横に尋問官が佇んでいる。
服は青シャツにサスペンダーをかけたズボンというラフさだが、靴は安全靴のように重厚なものだ。
腰にもサーベルが提げられており、いつ捕虜が暴れても対応できるようになっている。
尋問官の手には刃先の丸い鋏状の物が握られていた。
彼はそれで女の胸の突起を挟み込む。
「いいっ!!」
女の口から悲鳴が上がった。
尋問官は微かな笑みを浮かべながら、傍らのドラム缶に手を伸ばす。
石炭が赤く燃え盛る中に、金属棒が突き刺されたものだ。
そこからよく熱された一本が引き抜かれる。
先が飴のように美味そうなオレンジ色をした棒。
しかしながら、次に予測される事態にフェリオは生唾を呑んだ。
ジュッ、という音と共に、棒の先が女の脇腹に押し付けられる。
「ッ……あ、うああアア゛ぁ!!!」
一瞬戸惑った後、絶叫が響き渡った。女の叫びだ。
彼女は歯を食いしばり、磔台に髪を擦り付けるようにして天を仰いでいた。
その締まった身体に火傷の跡が残る。
刃物で切られたような濃い赤の線と、その両脇に口を開く桜色の焼け跡。
かなりの時間そのように嬲られているのだろう。
女の体には、そうした火傷跡が内腿と言わず腕と言わず、体中に残されていた。
「女の叫びが一瞬遅れたのが解ったか?
 火に触れると最初の一瞬は感じず、一拍置いて痺れを伴う熱さが来るのだ」
アロルフが解説を加える。
軍人として経験があるのだろう、そう思わせるしみじみとした口調だ。
「……いかにも尋問、といった風ですね」
フェリオは女の柔肌が焼かれる様を写しつつ告げる。
するとアロルフが首を振った。
「ふん。この程度、挨拶代わりだ。これで吐くようなら苦労はせん」
そう言いながら、一旦フェリオに退室を促す。
釜戸のような尋問室を後にし、薄暗い廊下をしばし行った先に、大きな扉が現れた。
『特別尋問室 A』
扉にはそう記されたプレートが埋め込まれている。
「いいか若造。この先で行われる事こそ、真に尋問と呼べるものだ。……行くぞ」

59 :


こちらの部屋は先ほどとは打って変わり、実に尋問室らしい造りだった。
四方に鉄を嵌めこんだだけの風景な部屋。
窓はなく、壁は飛散した血が染みて赤黒く変色している。
その部屋へ入った瞬間、異様な匂いがフェリオの鼻をついた。
ひどく生々しい匂い。
同時にぬちゃ、ぬちゃっと粘ついた音も聞こえてきている。
その出処を探るべくフェリオが部屋を見渡すと、中央に磔台が見つかった。
磔台、というよりは出産の時に用いる分娩台に近い。
そこに1人の女性が足を大きく開く形で拘束されている。
目隠しをされているが、それでも美しい女である事が解った。
ややまろみのある輪郭に、肩までの艶めく黒髪。
ほっそりとしたスレンダーな体型で、淡い桜色の肌が美しい。
「アジア人ですか?」
フェリオが問うと、アロルフが胸元から一枚の資料を寄越した。
「ミズキ・オノハラ、日系のハーフだ。ああ見えて、白兵戦でこちらの偵察隊を何人もっている。
 北のケシラン地区のレジスタンスと同棲してもおったらしい。目下の貴重な情報源だ」
フェリオは渡された資料に目を通す。
24歳、身の丈は171cmとなかなかの長身だ。
座高から考えると、どうも東洋人離れしたスタイルらしい。
そして添付された顔写真を見て、フェリオは思わず息を呑んだ。
ハーフらしく目元のくっきりした、憂いを帯びる瞳。整った鼻筋。柔らかそうに突き出た唇。
清純さと艶やかさが絶妙に混ざり合っている。
全てのパーツが男を欲情させるべく存在するようだ。
フェリオには、その女にハニートラップを仕掛けられて拒否できる自信がなかった。
「見惚れるだろう」
アロルフの言葉に、フェリオは頷く。
「え、ええ。スパイにしておくには勿体無い女です」
「確かにな。だが事実ケミヤのスパイなのだ。発見時の状況からして、疑う余地はない」
アロルフはそう言ってパイプ椅子に腰かけた。
彼に勧められ、フェリオもその横に座る。

60 :

「あの国……ケミヤから送られてくるスパイは、特別に厄介だ。
 通常自白を迫る際には、自白剤を打って誘導尋問で聞き出すのがセオリーだが、
 連中にはそれが通じん。
 何か仕掛けがあるのか、自白剤を打つと即座にに至るようになっておる。
 さらに苦痛系の拷問にも耐えるよう訓練を積んでいるケースが殆どだ。
 爪を?がれようが、皮膚を寸刻みに焼かれようが、彼奴らはまさしくぬまで堪え忍ぶ」
「そこまで……じゃあ、どうするんです?」
フェリオは問うた。
自白剤が使えず、痛めつけても吐かない。手詰まりではないか、と彼は考える。
しかし、アロルフはその質問を待っていたように口元を歪めた。
「そうなれば、残された方法は大きく2つ。快楽で狂わせるか、汚辱でプライドを折るか。
 今やっているのが、ちょうどその快楽責めの方だ」
アロルフが部屋の中央を指し示す。
先ほどから絶え間なくぬちゃ、ぬちゃと音がしている、分娩台のような磔台だ。
そこにミズキが手足を拘束されている。
台に腰掛けたまま、ふくらはぎを胸の位置まで掲げて固定し、大きく足を開いて。
まさしく出産の時の格好だ。
その露わにされた秘部の前には、先ほどの尋問官と同じ服を着た女が座っていた。
癖のあるショートヘアをした、そばかすだらけの女。
「リズ、どうだ。何か喋りおったか」
アロルフが問うと、リズと呼ばれた女は細目を彼に向けて首を振った。
そしてまたミズキに向き直る。
彼女がミズキの秘部に手を伸ばすと、再び例の粘ついた音が始まった。
どくん、とフェリオの心が脈打つ。
頭で理解する前に、本能が気付いていた。
拘束されている美しいミズキ、生々しい匂い、ぬちゃぬちゃと響く音。
そして快楽責めを行っているというアロルフの言葉。
性的なイメージが頭の中で繋がってゆく。
フェリオの手は興奮に震えながらカメラを撫でた。

61 :

フェリオはリズの手元に目を凝らす。
その右手の指はミズキの繁みを掻き分け、何かを摘むような動きをしていた。
指の形からして、触れているのは陰核だろう。
つまみ、包皮を剥き、下から擦り上げ、指の腹で押し付け……様々に嬲り方を変える。
その芸術的なほど巧みな指遣いは、同じ女である故に為し得るものなのだろう。
右手が陰核を嬲り回すと同時に、左手中指はミズキの秘裂に潜り込んでいた。
さほど深くは入っていない。第2関節辺りまでを沈め、緩やかに摩擦運動をしているようだ。
どちらも見ているだけで背中がむず痒くなるような巧みさだった。
受けるミズキも気持ちの良くないはずがない。
それを証明するかのように、彼女の秘部はしとどな愛液に塗れていた。
繁みを濡らし、内腿を濡れ光らせ、形の良い尻肉を覆い尽くさんばかりに溢れている。
フェリオは今一度、報告書の写真を見やった。
そして美顔を頭に刷り込み、ミズキに目を向ける。
目隠しをされた顔、まろみのある顎、鼻筋、柔らかそうな唇。
紛れもなくこの写真の美女だ。
その女性が、あれほどに愛液を溢れさせている。
フェリオはその現実をすぐには受け入れられない。
それを己の現実とするために、ただ淡々とシャッターを切り続ける。
「あの女の故郷、ニッポンでは『やち責め』と言うそうだ」
アロルフがリズの責めを見つつ口を開く。
「ああしてクリトリスとGスポットを巧みに刺激しつつ、絶頂に至る寸前で止める。
 それを何度も何度も繰り返すのだ。
 受ける女は極まりたくて仕様がない。しかしあえてトドメを刺さない。
 楽になりたくば洗いざらい吐け、とやるわけだ。
 ただでさえきつい責めだが、今回は更に目隠しで視界を奪い、より感覚を鋭敏にさせておる。
 強情なあの女でも堪らんだろうよ」
フェリオはアロルフの解説を聞きながら、改めてリズの責めを見やった。
右手は陰核を転がすように刺激し、左手は中指でGスポットを押し込み、撫で回し。
それにミズキは苦悶していた。
秘唇から愛液を分泌し、内腿は骨の形が解るほどに筋張らせる。
よく見れば全身が汗で濡れ光り、足指の先から滴っているのも見て取れた。
絶頂に至りたくて仕方がないのだろう。
彼女はその感覚を、下唇を噛み締めて堪えていた。
「…………ッ!!………………っっ!!!!」
押ししたような声が漏れ聴こえる。
眉を顰め、形のいい鼻を膨らませて荒い呼吸をし。
美しい……とは少し違うが、その必の表情はなんとも魅力的だ。

62 :

アロルフは解説を続けた。
「こと性的な責めに関しては、あのリズ女史の右に出る尋問官はおらん。
 女であるがゆえに、同じ女の嫌がることを良く知っておる。
 こうして見ておっても、その責めの徹底振りには感心させられるばかりだ。
 例えば、ああしてクリトリスを弄くる際も、ただ漫然と擦っておる訳ではない。
 潤滑に精力剤の含まれたゼリーを使用しておるらしい」
アロルフが差す先では、確かにリズが小さな容器から透明な何かを掬い取っていた。
それを潤滑油に、また容赦なくミズキの陰核を弄繰り回す。
「女のクリトリスは敏感な器官だ。直に触れては痛みばかりで感じるどころではない。
 それがあの軟膏の潤滑作用で、堪えきれんほどの快感に変わるらしい。
 更にはゼリーの成分が毛細血管に浸透し、活性化させる作用もある。
 感度の鈍化しがちな陰核に、半永続的な快感を与える事ができるわけだ」
「それは……何とも女泣かせですね」
フェリオは息を呑む。
女の恐ろしいまでの拘りに、背筋が薄ら寒くなるほどだった。
だが確かに、リズの責めは徹底している。
愛液でとろとろになった陰核にゼリーを塗しながら、徹底的に嬲り回す。
時には唇で陰核を挟み、ゼリーを舐めとるように舐りまわしもした。
この舌での嬲りは相当に良いらしく、その時ばかりはミズキも口を開けて高らかに喘いでしまう。
「ひっ!ひぁ、ゃ、あ……く、うあああ!!」
やがて、ミズキは陰核に触れられる度に身体を痙攣させるようになった。
今にも達しそうだ。
その段階になると、リズが突如責めを変える。
陰核から指を離し、そのやや上方に氷水の入った袋をぶら下げ、陰核に水滴を垂らしだす。
左手はなおも膣の中、Gスポットを押さえたままでだ。
「あ!?……ゃあ!!」
ミズキが悲鳴を上げる。視界を奪われた状態ではそれは驚くだろう。
しかし、冷水が火照った陰核に心地いいのか。
水滴が弾けるたび、ミズキはその細い腰を跳ねさせる。
「あああ!!ふあああうう゛っ!!!」
ミズキはもどかしげな悲鳴を上げた。
おそらくは真に限界寸前、あとほんの僅かな刺激で達するような淵にいるのだろう。
それを残酷なまでに見極めながら、リズは水滴で焦らし続ける。
そしてミズキの興奮が収まりを見せたところで、再びゼリーを用いて陰核を苛みはじめるのだ。
それが延々と続くサイクル。
しかしながら、単なる繰り返しではない。
一サイクルを終えるたびに、達し切れなかったミズキの不満は募る。
身体に快感が溜まり、狂おしいほどに火照ってゆくのだ。
今、ミズキの美しい体内では、外には見えない何かが膨らみ続けているに違いない。

63 :

リズの責めも本当に巧みだった。
彼女は左右の2本指でミズキの膣を押し拡げる。
潤みきった粘膜からどろりと愛液が溢れ出す。
リズはそこへ鼻を近づけ、ミズキにも伝わるようにわざとらしく匂いを嗅ぎ始めた。
「……ッ!!!」
ミズキが唇を噛み締めて恥辱に耐える。
内腿が筋張り、ふくらはぎが強張り、足全体に筋肉の流れが浮き出た。
それはミズキの『見ないで』という意思を反映するかのようだ。
「ねぇ気持ちいいのメス豚?アソコをこんなにどろどろにしちゃって、みっともないわね。 
 内腿にもスジ立てちゃって、世の男共が幻滅するわよ。
 でも、どうしようもなく気持ちいいのよね?解るわ、陰核がここまでカタくなってるんだもん。
 ヴァギナも震えちゃってる。咲き誇った花みたいよ、あッはは、惨めぇ。
 ほぅら、くっさい愛液を掻き出してあげるわ。ぬくいのが膣の外へ流れていくのが解るでしょう」
リズは陰核をなぶり続けながら、ミズキにだけ聴こえるほどの声で囁き続けた。
目隠しをされたミズキはそれを全て耳にしているはずだ。
そこで示した反応をまたリズにあげつらわれ、追い込む材料にされてしまう。
残酷で、徹底的だ。女という生き物が恐ろしくなるほどに。
それほどに責められながら、しかしミズキはとてつもなく気持ちが良いのだろう。
彼女の陰核は赤らみ、指で挟んでも先が覗くほどに勃ち上がっている。
フェリオは女の陰核がそこまでになる所を見たことがなかった。
ミズキの表情も見所だ。
フェリオがここぞと思うシーンを捉えた次の瞬間には、さらなる凄絶な表情が現れている。
ゆえにフェリオは、瞬きも忘れてその顔を取り続けなければならなかった。
「んん!!んんんん゛ん゛!!!」
ミズキも初めは下唇を噛み、まだ美しさの残る表情をしていた。
しかしそれはいつしか、唇を内に捲り込むような堪え顔に変わっていく。
一文字にきつく結ばれた口。必の表情だ。
その頃には、目隠しの下から涙が頬を伝い、鼻水も上唇へと流れはじめていた。
「くぁあああああ゛あ゛あ゛!!!」
さらに時が経てば、ミズキはその美貌を歪め、喉奥まで見える絶叫を繰り返す。
体中が痙攣しはじめたのもこの頃だ。
顔は汗と涙、鼻水、涎でズルズルになり、美人も台無しだった。
「ひはっ、ひはっ……は…ッ」
そこを超えると、僅かに歯を覗かせる程度の喘ぎとなる。
落ち着いた、というよりは気息奄々といった様子だ。
寸止めを繰り返され、体力が尽きたのか、身体が限界を迎えたのか。
もはや涎に混じって泡まで噴いてしまっている。
そこに至ってようやく、ミズキへの尋問は『いったん』終わりを告げた。
新たな責めが課されるまでの、ほんの僅かな休息時間として……。

64 :


数時間に渡ってやち責めを続けたリズは、休息の為に部屋を出る。
一方のミズキは磔台から下ろされ、今度は天井から縄で吊り下げられた。
縄で後ろ手に縛り上げ、その縄尻を膝裏にも回して中腰の姿勢を作らせる。
さらに両足首も交差する形で結わえつける。
椅子へ腰掛けるようにぶら下げられた格好だ。
目隠しはすでに取られている。
視界を隠す必要がない……いやむしろ、周りが見える事でつらく思う責めをするのだろう。
さらに、今回は『見物人』もいた。手足に枷を嵌められ、猿轡をされた女達だ。
ミズキへ気まずそうな視線を向ける所から見て、彼女の仲間だろう。
わざわざその彼女らを連れてきたということは、ミズキを晒し者にするつもりなのだ。
無論、次に尋問を受ける者への見せしめ、という意味もあるのだろうが。
「今度はかなり特殊な責めだ。気分を害したくないなら、一時的な退出を勧めるぞ」
アロルフがフェリオに告げる。
「何をするんです?」
フェリオが問うと、アロルフは一つ咳払いをした。
「汚物責めだ」
「おぶつぜめ?」
フェリオは聞き慣れない言葉を繰り返す。
「先刻、この女共には快楽責めか恥辱責めをすると言っただろう。
 今度はその恥辱の方だ。あの女に大量に浣腸を食らわせ、糞をひり出させるのだ」
アロルフは淡々と答えた。
フェリオが頷く。
「浣腸による公然排泄ですか。確かにそれは恥ずかしいでしょうね。
 ……しかし、それが『拷問』たりえるのですか?
 こう言っては何ですが、まるでSMのようで、どこか平和的にすら思えるのですが」
フェリオが本心を告げると、アロルフは僅かに笑みを見せた。
歯に衣着せぬ物言いを好むタイプらしい。
「……無論、この女が糞をひり出した程度で吐くとは思っておらん。
 だがこの浣腸責めは、尋問の合間に織り交ぜるものとして便利なのだ。
 何度も糞をぶち撒け続ければ、鉄の心を持つ女でろうと必ず動揺する。
 排泄はヒトが最も見られなくない生活習慣だからな。
 そこでまた尋問をかけるわけだ」
アロルフの言葉に、フェリオは喉を鳴らす。
知り合いの見守る前で糞便を撒き散らさねばならない。
なるほど心が折れそうだ。
そしてそのようなレベルで駆け引きをする尋問官やスパイ達を、彼はどこか遠くに感じた。

65 :

吊り下げられたミズキの足元に、透明な液体の並々と入った盥が置かれる。
さらにポンプのような管も持ち出された。
あまりにも太い為に気付きづらいが、形状はエネマシリンジに酷似している。
その一方の先がワセリンが塗られてミズキの肛門へ捻じ込まれ、もう一方が盥の液につけられた。そして中央のバルーンを握ると、ごぼりと音がして薬液がミズキの中に注がれはじめる。
「あの液は何なんです?」
「ドナンと呼ばれる液だ。塩化マグネシウムを溶かした物で、最も強烈な浣腸と言われておる。
 とにかく浸透圧が凄まじいらしい。
 一般的に用いられるグリセリンならば素人でも10分はもつが、
 ドナンは1分も経たぬうちに如何ともしがたい便意に襲われるそうだ」
フェリオ達が言葉を交わす間にも、ミズキの腸内にはごぼりごぼりと薬液が注がれていた。
盥にあった液がみるみる減ってゆく。一?は悠に超えているだろう。
「う!……ンんーーっ……!!」
女の顔に早くも苦痛が現れ始めた。
いつの間にか見事な腰の括れが無くなっている。
さらにその腹からは、ぐるる……という音も漏れ聞こえていた。
盥の液を全て入れ終えた後、ポンプが引き抜かれ、入れ替わりに太い肛門栓が捻じ込まれる。
尋問官が手で押さえながらネジを締めると、僅かにも動かなくなる。
ミズキの腹は見事に膨らみ、相当な腹圧が掛かっている筈なのにだ。
「ああしてネジを締めれば、中で栓が広がって決して抜ける事がなくなる。
 あの女がどれほど苦しみ、息んでもだ」
アロルフはミズキを眺めながら愉しそうに笑った。
「んッ、ぐゥう……っう!!あぐ、うあア……あぐううぅ!!!」
ミズキは美貌を歪め、脂汗を浮かべて苦悶する。
腹が痛むのだろう。
流石スパイなだけあり、あからさまに苦しみこそしないが、身体の各所が排泄の欲求を訴えていた。
後ろ手に縛られた手が、互いの肘を血も出そうなほど掴む。
尻のラインは引き締まり、ふくらはぎには硬く力が込められたままで一瞬たりとも解れない。
足の指はもどかしげに床を掻いている。

66 :

それら一つ一つの動作が、フェリオには酷く生々しく映った。
これほどの美人であっても、排便を堪える時には悶え苦しむのか。
そんな当然の考えさえ浮かぶ。
それほどにミズキは美しく、彼女が浣腸責めを受けている事実は衝撃的だった。
SM、などと言っていた自分が馬鹿のようだ。
これは決してプレイなどではない、歴とした拷問だ。
ミズキの夥しい汗が、それをよく伝えてくる。
「浣腸責めのさらなる利点は、このように放置しておける事だ。
 通常の拷問は、我々責め手も終始汗して責め続けねばならん。
 しかしこれならば、女が独り苦悶するばかり。こちらはそれを眺めるだけで良い」
アロルフは苦しむミズキに目を細めた。
アロルフだけではない。
部屋にいる何人もの尋問官もまた、ミズキに下卑た視線を向けている。
そして獲物を囲む原住民のように、そのスレンダーな肢体に触れ始めた。
1人は、やち責めでしこり勃った胸の突起を指で摘む。
1人は、彼女の足の間から秘部に指を潜らせ、蜜を掬っては見せ付けるように舐めた。
ミズキはそれを恥辱と軽蔑の入り混じった瞳で睨みつける。
見物人の女も猿轡の下から非難の呻きを漏らす。
だがそれらは、かえって男達を喜ばせるだけだった。
情報を引き出す事より、女を嬲る事こそを主目的とする変態ばかりだ。
フェリオは心中で毒づく。
「尋問官は職務に忠実な男たちだった、と伝えてくれたまえよ」
アロルフがフェリオの心を読んだかのように告げた。
フェリオはええ、と生返事を返す。
どのみち、彼の取材は主としてケミヤ共和国側へ向けたものだ。
ならば“美しき同士は変態共の餌食になっている”、と事実を知らせても同じ事だろう。

67 :

やがて、ミズキの様子に変化が訪れる。膝がガクガクと震え始めたのだ。
「ふむ、10分か……浣腸に慣れた人間でも限界を迎える頃だな。
 これ以上は我慢しきれない、と哀願しおる頃だろう」
アロルフが金の腕時計を見ながら呟いた。
「…………トイレに、行かせて…………!」
ミズキが声を絞り出す。腹痛に耐えている様子だ。
言っても聞き入れられない事は解っているだろうに、それでも言わずには居れないのだろう。
その腹部からは、異様に重苦しい雷轟のような音が鳴り続けている。
「出させて欲しければ情報を吐け。アジトの日記に残っていたB・I作戦とは何だ?
 レジスタンスの幹部共はどこに潜伏している?落ち合う予定はあるのか?
 どれか、たったの一つでも離せば楽にさせてやる」
尋問官達は当然の如くそう迫った。
「だから、知らないって何度も言ってるじゃない!
 あの人、ジャファがレジスタンスだったのは聞いたわ、でもあたしは只の愛人よ!?
 あなた達が勝手にスパイ扱いしてるだけじゃない!知らない、何も知らないっ!!」
ミズキが美しい髪を振り乱し、必の形相で叫ぶ。
フェリオには、どうにもそれが真に迫っているように思えた。
ジャーナリストとして嘘の目利きには自信があるのだが、それでもだ。
「失礼ながら、彼女は本当にスパイなのですか?」
フェリオは思い切ってアロルフに問うた。
場合によっては斬り捨てられうる危険な質問だ。だが、あえてそこに踏み込む。
アロルフは冷ややかな視線を寄越した。
「まさかアレでほだされた訳ではあるまいな?彼奴らは国家スパイだ、あのぐらいの演技は出来る。
 あのような妄言を鵜呑みにしておっては、尋問など意味を為さんぞ」
そう諭されては、フェリオもそれ以上の追及はできなかった。
商売柄、或いは無実の美しい女を嬲りたいだけではないか、という猜疑心は抱いたが。

68 :

「あああ、ぐっ、あ、あおあああ!!!出したい、出したいいぃっ!!!
 どうして、どうしてこんな……!!う……うんちしたい、うんちがしたいよ!
 どうして出ないの、こんなに漏れそうなのにぃっ!!!あ、ああァアアっ!!!!」
ミズキは炎の中で暴れ狂うかのようだった。
先ほどまではクールな女に見えたが、排泄感を限界まで煽られてはそうなってしまうのだろう。
体を震わせながら汗を撒き散らす。
椅子に腰掛ける姿勢のまま、爪先立ちするように足指の先を伸ばしてもいた。
伸ばし、下ろし、伸ばし。そうする事で何とか耐え忍んでいるのだろう。
全身の汗が脚を伝って足元へ溜まっているので、その動作の度に床でにちゃっと音が立つ。
尋問官達はその姿を嘲るように身体を嬲った。
指で肛門栓を弾くようにすると、ミズキの叫びが大きさを増す。
部屋の中でミズキだけが狂乱し、その他の人間はゆったりと構える。
その温度差が身分の違いを端的に表していた。
「ああああ゛っ、お腹が、お腹……我慢っ、できない……!!ああ、うンあああ゛あ゛!!!」
ミズキは狂乱を続ける。
素晴らしい太腿を内股にがに股に動かし続け、吊るされた身体を捩じらせて。
その声も次第に可愛げがなくなり、必さのみが純粋に抽出されはじめる。
やがてミズキは、天を仰いだ。
鎖骨から首元へかけてに幾本もの筋が浮き出ている。
「もおだめえええっ!!!もうやめで、やべでえええ!!!あ、ああああ゛あ゛!!
 んうああおおおおぉ゛お゛オオ゛お゛っっ!!!」
叫び声が響き渡った。
それは、あのミズキの喉から出ているとは到底思えない低い声だった。
フェリオは胸がぞくっとした。
人が極限状態で上げる声は幾つも聞いたが、それとも凄みが違う。
天へ向けて咆哮した後、ミズキは首を戻して前のめりに喘いだ。
目を限界まで見開き、ゼヘッゼヘッと呼吸をする。身体は瘧に掛かったように痙攣している。
やがて一際大きな痙攣が沸き起こり、ミズキは掠れた声と共に白目を剥いた。
「……ッ!」
フェリオは言葉を失くす。
排便を我慢するのが辛いのは解る、だがこれほどのものなのか。
「驚いているな。強烈な浣腸を大量に注ぎ込めば、その苦しみは食中りの比ではない。
 十分に人間を気絶させうるものなのだよ」
アロルフが顎を撫でながら言った。
そして尋問官らに指示を出し、ミズキの頭に水を浴びせかける。
「ぶはあっ!?え、えぼっ、うぉごほっ!!」
ミズキは意識を取り戻し、同時に激しく噎せ返った。
「……どうだ、吐くか」
尋問官が問うと、ミズキは蒼白な顔を横に振る。
絶対的な恐怖に呑まれながら、それでも屈するつもりが無いのだ。
やはり普通の女ではないかもしれない、とフェリオは思い直した。

69 :

「どうします?」
苦悶を続けるミズキを見やりながら、尋問官がアロルフに問う。
「……もう良い。ひり出させろ」
アロルフは冷ややかな声で命じ、フェリオに顔を向けた。
「さぁ小バエよ、しっかりと責務を果たせ。ビッグ・スクープを逃すなよ」
ジャーナリストを事件に群がるハエと形容したのだ。
だがフェリオは怒りを抑え、素直に頷いておく。
騒いでいる場合ではない。ついにミズキの排便シーンが訪れるのだ。
尋問官が肛門栓を押さえながらネジを緩め、勢いよく引き抜く。
肛門栓とミズキの菊孔を茶色い糸が結び、自重に負けて床へ垂れた。
「いやあああぁっ!!!見ないで、見ないでええええぇっっ!!!!」
ミズキの叫び声がした。
それとほぼ同時に、彼女の肛門から土石流の様な便が溢れ出す。
フェリオは後ろめたさと興奮を覚えながら、その瞬間をしっかりと捉えた。
「やめてよっ、こんなところ撮らないで!!」
ミズキがレンズに向かって哀願する。
初めてミズキに声を掛けられたフェリオは、その美しさに改めて息を呑んだ。
湯上りのような顔、水を含んだ海草のような黒髪。
人ならぬ天女のようだ。その彼女が、排便という原始的な行為をしている。
それのなんと異常な事だろう。
そして異常であるがゆえ、なんと心惹かれる事だろう。
「むううーーっ!!」
“見物人”達が上げる非難の呻きもまた、その異常性を際立たせた。

70 :

ぶりぶりと下劣な音を立てて天女の排泄は続く。
水下痢のような排泄物が、下の盥へ重い音で垂れ落ちてゆく。
やがて凄まじい臭気が立ち込めはじめた。フェリオは思わずカメラから手を離して鼻を摘む。
どれほど美しい女であろうと、臭いものはやはり臭い。
「おお、くせぇくせぇ!ひでえ匂いだな、ケミヤの売女共は皆こんな匂いさせんのか?」
尋問官達が大仰に鼻を摘んで嘲る。
ミズキは清楚な顔を赤らめて恥じ入りながらも、長時間耐え続けた排泄を止める事が出来ずにいた。
SMプレイなどと発言した事を、フェリオは今一度懺悔する。
これは女の地獄だ。
ようやく腹の中の全てを桶に放ち、ミズキは汗みずくで項垂れた。
部屋には鼻の曲がりそうな臭気が充満している。
痛々しいその状況に顔をしかめるフェリオ。
だがアロルフの次の言葉は、その顔を驚きに変えた。
「もう一度だ」
中年の陸軍少将が静かに告げた。ミズキの肩が跳ねる。
「もう一度、汚物も糞汁も、すべて戻して繰り返せ。真実を述べるまでな」
アロルフの言葉に従い、尋問官達が再びポンプ状のエネマシリンジを手に取った。
そして一方をミズキの尻穴に差し込み、一方を茶色く濁った薬液に漬ける。
「い、いやよ!いやぁっ、そんなのやめてっ、いやあぁぁっ!!?」
ミズキが拒絶しても、聞き入れられる筈はない。
尋問官達が管中央のバルーンを握ると、ボコンボコンと音がして汚液がミズキの腹の中へ戻ってゆく。
液だけではない。太い管は彼女のひり出した排泄物までをも吸い上げてゆく。
恐らくその為に太さがあるのだろう。
「いや、いやぁ、入ってくるっ!うんちが、おしりにぃ……っ!!!!」
ミズキは震えていた。
排泄物を腹に戻される恥辱と、もう一度あの苦しみを味わう恐怖心が交じった震えだ。
その震えをアロルフと尋問官が愉しげに見守る。
まるで悪魔そのものだ、とフェリオは思う。
しかし、美しいミズキの排泄をもう一度見たい欲求も、確かに存在するのだった。

71 :

小休止を挟んだ4度の浣腸責めの後、ようやくミズキを吊るす縄が解かれた。
「……あぅ、あ……」
彼女は意識も朦朧としたまま床に寝かされる。
四つん這いで尻を高く掲げた格好だ。
その背後に尋問官が立った。
何をする気なのか、とフェリオが思う前で、男はミズキの尻穴に触れる。
浣腸でやや開いた、しかしまだまだ初々しい蕾にだ。
蕾を何度か指で押し開いた後、男は口元に笑みを浮かべた。
そしてベルトを外し、勃起しきった逸物を取り出す。
「へへっ、動くんじゃあねぇぞ?」
そう言いながら、彼は亀頭をミズキの後孔に押し当てた。
「……え?…………い、いや!……やめてえぇっ!」
覚醒したミズキが叫ぶのを余所に、男はその尻を鷲掴みにして逸物を押し進める。
めりめり、と音もしそうなほど緩慢に逸物が飲み込まれてゆく。
「い、いあぃ゛い゛っ!!」
ミズキが苦悶の声を上げた。
「ん、むう!ううう!!!むううぅぅあううーー!!!」
無力な見物人は、男達を口汚く罵りたいのだろう、狂ったように呻きを漏らしている。
「アナルファック……ですか」
フェリオは呆れたように呟いた。
男所帯の戦地ではたまに行われるらしいが、わざわざ女にするのを見たのは初めてだ。
だが、排泄の孔を犯される恥辱は男女共にとてつもなく大きいと聞く。
さらに、慣れない尻穴に男の物はさぞ痛かろう。
肛門性交は、あるいは拷問としてそれなりに効果的かもしれない、とフェリオは分析する。
アロルフがその分析に答えた。
「その通りだ。加えて言えば、尋問官共の性欲処理も兼ねておる。
 奴らも男だ、良い女を嬲っておれば滾り、無意識に責めが浮ついたものとなる。
 それを防ぐために女の穴を使わせるのだ。
 責めという観点で言えば、先ほど出させた糞汁に顔を沈めながらの方が効くが、
 汚らしい上に後処理に手間が掛かると我々の士気も下がるからな」
なるほど、とフェリオは頷く。だが疑問は他にもあった。
「……しかし、そうは言っても排泄の穴でしょう。ゴムも着けず、衛生的に大丈夫なのですか」
彼はさらに問う。すると、アロルフが目を細めた。
「大丈夫か、だと?愚問だな、奴らはとうに病気持ちだ」
そう、さらりと言ってのける。
「……病、気……ですって!?」
フェリオは唖然とした。性病持ち、そんな人間と捕虜の女を性交させているのか。
人権も何もあったものではない。
ここは本当にモラルの消し飛んだ場所なのだ。
「ふん」
若き記者の狼狽を嗤いつつ、アロルフは肛門性交を余さず撮れと顎をしゃくる。

72 :

フェリオは哀れな女が尻を犯される様を撮り続けた。
バックスタイルで突かれているところを、背中側から数枚。
尾骨に向けて引き締まったミズキの尻へ、剛直が抜き差しされる様がよく見える。
尻肉の白と剛直の黒、というコントラストが暴力的だ。
また尋問官の持ち物もカリ太の逞しい逸品で、引くたびに肛門をまくり返すほどだった。
「へっ、てめぇ相当鍛えてんな?イーイ締まりしてやがるぜ」
尋問官はアナルでのセックスに慣れているらしく、女の腰を掴みながらグッ、グッと力強く、かつ淀みのない抽迭を繰り返す。
根元まですっかり埋まっているのだから、腸の相当深くまで入りこんでいる筈だ。
おそらく初めてであろう肛門を、その様に犯されるのはどんな気分なのだろう。
思わずそう考えてしまう迫力があった。
さらにフェリオは前方に回り、ミズキの顔を捉える。
「いっ、ひいいい゛……ッぐ…………!!!」
彼女は歯を食いしばって肛門性交に堪えていた。
顔中から汗を垂らし、突き込みのたびに乳房を振り乱して苦悶する。
なんとも惨めたらしい姿だ。
その後、バックスタイルで突く男の尻側からも数枚。
ここでは、互いの太腿がぶつかり合い、ミズキのそれが波打つ様、
秘部から愛液が滴る様が印象的となった。
女のすらりとした脚が内股に、また大股を開く形で開閉する。
それに合わせて柔らかな尻の形が変わり、その尻肉の中心へ男の腰が突き刺さる。
ゾクゾクくる絵だ。
延々と尻穴を穿たれながら、ある時ミズキが叫んだ。
「……あっ!?ぬ、抜いて!お願いちょっと抜いてぇっ!!
 またうんちが出ちゃいそうなの、このままお尻のなか突かれてると、ねぇ、お願いっっ!!」
先ほどの大量浣腸がすべて出きっていなかったのだろう。
しかし、尋問官がその悩みを解消させる筈もない。
むしろ嗤いながらいよいよ強く腰を掴み、ストロークの大きな深い抽迭を繰り返す。
やがて、ミズキの結合部から破裂音が響いた。
「……あ、あああ!!!いやっ、もうやああぁっ!!!!」
茶黄色の汚液がカリ首に掻きだされ、染みひとつない太腿を伝い落ちてゆく。
肛門を犯されながら脱糞したのだ。
だがミズキの素晴らしい脚線のせいか、フェリオはそれを汚いとは感じなかった。
それどころか背徳的な興奮が湧き上がる。
人生でそう何度も見られる情景とは思えない。
フェリオは夢中でシャッターを切りながら、尻を犯されるこの美しい女スパイを、
世界一のAV女優だと讃えたい気分だった。

73 :


男達から散々に犯され、ミズキの尻穴は大きく口を開いていた。
ピンク色の内粘膜が覗き、その下方からとろりと白濁が零れ落ちてゆく。
ミズキは床に横たわったまま肩で息をしていた。
「この女の体力的に、次が今日最後の尋問となるだろう」
アロルフがフェリオに告げる。
その視線の先ではミズキが引き起こされ、再び分娩台のような物に拘束された。
手は背もたれの後で縛られ、脚はハの字に開いた台に置かれて膝上をベルトで固定される。
頭を振るか腰を浮かせる程度にしか身動きできない状態だ。
「最後は『電流責め』だ。やち責め、浣腸、アナルセックス……これらであの女は今日、
 適度に興奮を得ながら絶頂の間際を漂い続けている。
 膣が濡れるのはもちろん、その奥にある子宮口までもが解れはじめているはずだ。
 そこへ電流を浴びせる。快楽と苦痛、羞恥をすべて織り交ぜた責めだ」
アロルフは言った。
「あれ、ちょうど良いタイミングね」
休憩に出ていたリズも部屋に戻り、電流責めの準備に加わる。
ミズキの表情に彼女への明確な恐れが見て取れた。
リズはしっかりとそれに気がついているらしく、思わせぶりにミズキの秘部へ指を入れる。
「ふぅん、すっかり子宮口が下がってきてるわ、中指で触れるくらい。
 解る?このコリコリが子宮の入り口……その前後にも、丁度ペニスが嵌まるくらいの窪みがあるの。
 その窪みに、特製の電極棒を嵌めこんであげるわ。
 お尻にも湾曲したのを挿れて、膣とお尻側の両方から、子宮を挟み込んで揺さぶってあげる」
リズは秘部に挿した指に加え、ミズキの下腹で『の』の字を描きながら解説する。
拘束されたミズキは天女のごとく美しい。
すらりと伸びた脚の奥、締まった腹部に子宮が存在する事さえ信じ難いほどだ。
その恥じらいの場所へ、男達の手で黒い棒が挿し入れられる。
やや上向きに角度をつけて捻じ込まれると、ある瞬間にミズキの腰が跳ね上がった。
リズの言葉を借りるなら、子宮口の脇にある窪みへ嵌りこんだのだろう。
さらに肛門にも湾曲した棒が入り込む。
股座から電極棒が2つ飛び出す状態になると、リズは酷薄な笑みを浮かべた。
「楽しみよねぇ。ずうっとイけずに辛かった状態から、ようやく解放されるんだから。
 なまじ我慢しちゃっただけに、もうイってもイっても止まんないわよ?
 初めのうちは満たされるように気持ちいいけど、しばらくすると堪らない苦痛になるの。
 人間苦痛にはぬまで耐えられるけど、快楽はだめ。
 すぐに頭が焼き切れるの。本当にあっけないほどに弱いのよ。
 これは同じ女としての忠告。自分のままでいたいなら、取り返しのつくうちに情報を委ねなさい」
そう言葉を投げかけ、恐怖に引き攣るミズキの顔を見て嗤う。
そして尋問官に合図を出した。
尋問官が電圧の強さを調整し、スイッチを入れる。バヂンッと火花の散る音がする。
「んんっ!!」
ミズキは短く叫んだ。

74 :

それは、水が弱火で沸騰する様を見るようだった。
初めは殆ど変化がなく、やがて少しずつ泡が浮き始め、その泡が大きくなった果てにボコボコと煮え滾る。
ミズキへの電流責めはまさしくそれだ。
流しては切り、流しては切り。その焦らしを一定間隔で延々と繰り返す。
初めは電圧も弱かった。
子宮口付近と腸奥に電気を流される苦悶か、あるいは裸の前身を見られる気恥ずかしさか、
ミズキは顔を顰めてはいる。
だがまだまだ余裕だった。初めのうちは。
それが少しずつ、注視していなければ解らないほどに少しずつ変わる。
額にじわりと汗が浮く。
唇がつらそうにきゅっと結ばれる。
足の親指が他の4本と離れて強張る。
それらが積み重なった果てに、ついに彼女の腰が震えはじめた。
尋問官が電圧を上げると、それは痙攣と言ってもよい明確な動きになる。
「……いくっ!!」
ミズキは目を瞑ってそう言った。
そして目を見開き、腰を震えさせる。
「はぁあっ、いくッ!イク、またいくううぅっ!!?やめてっ、電気とめて!
 いま中でイッちゃったの、イってる最中なのに、またっ……くるのよ!!
 さっきからあそこの奥が、ピクンピクン震えて止まらないの!
 ひっ……ひいいっ……!!こ、こんなの、普通じゃない、今までなったコトないのにぃっ!」
そのミズキの狂乱を、リズが可笑しそうに嗤った。
「あぁら初々しい反応。男に腰振って生きるメス豚のくせに、教え込まれてないの?
 それがポルチオ性感よ、クリトリスやGスポットとは比にならないでしょ。
 女の性感の源と言っていい子宮を両側から揺さぶられてるんだもの、それは凄いわ。
 数時間のやち責めで焦らされて、中もトロトロに出来上がってるしね」
リズは嗤いながらミズキの様子を見極め、尋問官に合図を出す。
スイッチのONとOFF。その指示がどれほど絶妙かは、ミズキの反応で解る。
ほぼ完璧に彼女の嫌がるタイミングと合致しているようだ。

75 :

「あぁっ、イクっ、イクイクイク、あああああイグう゛うぅっ!!!」
電流が流されている間、ミズキは叫び続ける。
顔は天を向き、首元に筋が立つ。
その美しい腿も筋肉の付き方さえ解るほどにびんと張り詰め、極感に打ち震えている。
やがて電流が切られると、その力みはふっと消えた。
「……はっ……はっ…………は」
虚ろな目で大口を開けて喘ぎ、端から涎を垂らす。
体中が細かに痙攣する。
そして復調するギリギリのタイミングで、再び2穴へ電流が浴びせられるのだ。
「うあ、またっ……!!ああああ、だめっ!はっ……イクのが、繋がって、ずっと……!!!
 ……はっ、ハ、もう、い、いき、できなっ……!!あ、ああ頭がっ……!
 う゛う、うあ、あ゛…………ッ……クぁああああああああ゛あ゛!!!!」
ミズキはいよいよ盛大に叫び始める。
声からも切れ切れの息からも、彼女の限界がありありと伝わってくる。
見守る尋問官の方は余裕なもので、汗で濡れ光る身体へ好色な視線を浴びせていた。
「おい、こいつの腹に手ェ当ててみろ。皮膚越しにでもバチバチくるぜ」
「お、本当だな、面白ぇ。しっかし乳がよく震えやがる。こういう胸のある女は久々だから新鮮だな。
 スレンダーな女って奴ぁ、胸までそっけなくて面白くねぇ」
「ああ。それに腰も細ぇし、本当に良いカラダしてやがる。
 この女のケツ犯したなんてのが夢のようだぜ……っといけねぇ、また勃ってきやがった」
ミズキの狂乱など見知らぬ風に、下卑た言葉を交わしあう。
異常な状況だった。
だがフェリオはその異常さを受け入れはじめていた。
ミズキが悶え苦しんで周りがそれを笑う、その情景がもはや当然となりつつある。
フェリオとて笑いこそしないが、夢中になってミズキの狂乱を写しているのだ。
それはあの男達と比べ、何ほどの違いがあるというのか。

76 :

「くぉあああああああ゛っっ!!ンン゛あああああああああ゛あ゛っっ!!!!!」
ミズキは錯乱したように叫び回っていた。
そこで一旦電流が止められ、尋問官達がふと表情を変えて問う。
「……おい、名を言ってみろ」
「……はっ……はッ……な……なま、へ…………?おの はら ……みずき……」
「歳はいくつだ」
「…………に……にじゅう……よん……」
「どこで生まれた」
「……さいたま……にほんの、さいたま、けん…………」
「日記に記されていたB・I作戦とは何のことだ」
「……………………し、しら、ない…………」
尋問官達は首を振り、電流のスイッチを入れた。
「うああああああああお゛お゛お゛!!!!!!」
ミズキが腰を跳ねさせて泣き叫ぶ。
存分に悶え狂わせた後、再びスイッチが切られて問いが始まる。
「名を言ってみろ」
「……げほっ、お、おのはら、みずき……」
「歳はいくつだ」
「……にじゅう、よん……」
安易に答えられる所から順番に繰り返し、答えるのをやめた所で電流を浴びせる。
そしてまた最初から繰り返し。
最後の質問に答えない限り苦しみが続く、と頭に刷り込ませるのだ。
それは何度も何度も続いた。
ミズキは涙と鼻水、涎に加え、小便や愛液までもを溢れさせていた。
それも並みの量ではない。床に広い液だまりができてしまうほどだ。
そこまでになりながら、ついにミズキが核心の問いに答える事はなかった。
疲労と脱水症状、呼吸困難で反応を示さなくなった頃、尋問官は2つの責め具を引き抜いた。
その時に溢れた異常に粘ついた塊を、フェリオは終世忘れる事がないだろう。

77 :


「やはり、話さんか」
「ハッ。ですが答える前に考え込む様子があり、やはり何か知っている可能性は強いかと」
「そんな事はとうに解っておるわ。……ともあれ、今日はこれまでか」
アロルフは尋問官と言葉を交わした後、ミズキの前に歩み出る。
それを見てなぜ尋問官が笑うのかが、フェリオには不思議だった。
だがその謎はすぐに解ける。
アロルフがベルトを外し、逸物を取り出し始めたからだ。
「ふぅ……ようやっとワシの番か。電流で緩んだ膣でなければ、これは到底入りきらんからな」
取り出されたアロルフの逸物を目にし、フェリオは息を呑む。
ビール瓶ほどもある、異常な大きさなのだ。
よくズボンに収まっていた、と感心する他ない。
アロルフは待ち焦がれた様子でミズキの腿に手を置いた。磔台が軋む。
「あ……うぅ……?」
ミズキは未だに意識が朦朧としているらしい。
そのミズキの割れ目へ、アロルフは暴虐的な剛直を捻じ込んだ。
「うあっ!?」
さすがのミズキも目を覚まし、凄まじい太さの挿入に苦悶する。
ズン、と奥まで貫かれた瞬間、その口は大きく開いた。
「くああぁっ!!!」
「ふん、奥に届いただけで達したのか?完全にボルチオが開発されてしまったらしいな。
 明日からの責めを凌ぐのが、ますます難しくなったという事だ」
アロルフは言いながら、軽快に腰を遣い始める。
「ほう、筋肉が良い具合に弛緩しておるわ。このサイズにはこれぐらいで丁度良いからな。
 ポルチオも柔らかく解れておる。どれ、ひとつ子宮に入るか試してみるか」
「えっ!?い、いやっ!!何をする気、やめてっ!!!」
ミズキの非難を聞き入れず、アロルフはその鍛え抜かれた身体を押し進める。
膨大な圧力がかかったらしい動きの後、その腰がすっと前に滑り込んだ。
「んあああ゛あ゛っ!!!?」
ミズキの叫びが、とてつもない事態であると代弁する。

78 :

「ふふ、本当に入り込んだわ。どうだ女、感じているか?ここが貴様の子袋の中だ。
 抜いてやるから、よく神経を向けてみろ。……どうだ、今カリ首が抜け出た場所が子宮口だ。
 もう一度嵌めてやる……おお、子宮口が肉幹をゴムのように包んで、堪らんぞ」
恐ろしい言葉がミズキに囁かれる。
「……あ、あ…………!!!」
ミズキは自らの腹を見下ろしながら、信じがたいと言いたげに目を見開いていた。
もはやその見目は天女ではない。ただの女だ。
男に犯され、腹の中を滅茶苦茶に蕩けさせられ、子宮の中まで突き上げられている人間のメス。
「女、聴こえるか?明日からは日がな一日、弱い電流を流し続けてやろう。
 気絶も出来ん、しかし無視もできん程度の微電流を流し続けてやる。
 昼も夜もなく、睡眠も休息もなしでだ。
 そうして完全に思考力を奪われれば、貴様とて吐かずにはおれん。
 しかしな、それはワシも心が痛むのだ。情報を取り出した後、貴様の頭は元には戻らんからな。
 どうだ、今ここで、すべてを話してみろ。これがラストチャンスだ、人間、ミズキ・オノハラ……」
アロルフは馬並みの剛直で膣穴を犯しながら、ミズキの耳元で囁き続ける。
ミズキは顔をへし曲げながら何度も達していた。
彼女はあるいは本当に何も知らず、ただ美しい女を嬲る目的で攫われてきたのではないか。
そう思える。
しかしその体力や忍耐力はやはり尋常ではなく、一流のスパイというのも頷ける話だ。
しかしもはや、そんな事はフェリオにとってどうでも良い事だった。
もはや事実など関係ない。
美しい女が責め嬲られるこの空間こそが、ただ狂おしいほどに魅力的だった。
ミズキが緩慢に壊されていく横で、彼女の仲間であろう女達も尋問官に犯されていた。
とても美しい少女もその中にいる。
ダークブラウンの髪をした彼女は口枷の蓋を取られ、円状に空いた輪の中に怒張を捻じ込まれていた。
髪を掴んで頭を前後させられ、強制的に喉奥を自慰に使われている。
人間として当然の生理反応として、彼女はゲボゲボと嘔吐していた。
拘束服を自らの胃液で黄色く染め、しかし涙を湛えた強い瞳で男を睨みつける。
「 …………綺麗だ………… 」
フェリオは陶然とした顔で呟き、新たなその子羊にレンズを向けた。
穢れにたかるハエのように……。
                              END

79 :
>>78
大作乙!
苦痛・恥辱・無慈悲さ・容赦の無さ・次の獲物に見せ付ける描写、どれをとっても良いですねぇ。
GJです。

80 :
>>53
続き期待と共にGJを

81 :
凄い伸びっぷりだな・・・
>>78
いきなりの力作をありがとう!! 

82 :
>>1さん&H61rleFcネタです。駄目な方はNGしてください。
H61rleFc「さぁ、今日のお遊戯はコレよ」
ガッシャーン!
1「きゃああああ」
1が両手を天井から吊るされ、そして跳び箱にまたがるように座らされ、足を拘束された。
上半身はすでにあらわになっており、下はブルマと靴下を穿かされている。
H61rleFc「あらためてこんにちは、1ちゃん。また遊びたくなっちゃったの。」
1「いきなり何なのよぉ…」
H61rleFc「うふふ。」
H61rleFcが不気味に微笑みながら《お遊戯》の説明をし始めた。
H61rleFc「ルールは簡単よ。あなたが15分以内にイったら負け。私はあなたのスレに厨房を大量に呼ぶわ。」
1「へ、変態…!卑怯者…!でも私はスレを…あなたから守るもん」
H61rleFc「くすくす、じゃあ始めるわね。この跳び箱はただの跳び箱じゃないの。」
H61rleFcはリモコンを操ると、跳び箱の穴の中から無数の機械の手が飛び出した。
いくつかの手には筆が握られており、1の膨らみかけの乳房をサワサワと撫で始め、
他のいくつかの手はふにふにと乳房を揉み始めた。機械と言っても人体には優しく作られているようだ。
1「ふわあっ」(こういう仕掛けのゲームなのね、なるべく感じちゃ駄目よ…がんばれ私!)
1の理性はフル稼働したが、性感帯を愛撫されれば自然な反応が出るのはどうしようもない。
1「ふう…はぁ…ふう…はぁ…」(駄目、息が荒く…)
筆の動きは巧妙で、乳房をクルクル周回しながらじょじょに乳首に向かってなぞるものの、決して乳首までは触らない。
1「あぅ…あ…はぁ…」(もうすぐ乳首…耐えなきゃ!)
というところで、ス…と乳房の外周へ行ってしまう。これを何度も何度も何度も繰り返された。
H61rleFc「うふふ、この焦らしに耐えられるかしら?もう乳首ぱんぱんに膨らんでるわね?」
1(うう、もう、、乳首触って欲しい…!!)
そんな思いを打ち消すためにも、H61rleFcに反論した。
1「はぁ、はぁ、そ…んなことない…もん!あっ」
H61rleFc「いいわ、見やすいようにしてあげる。」
どういう仕掛けか1の目の前に巨大な鏡がニュっと出てきて、1の全身を容赦なく映し出した
跳び箱に股を広げて座っている姿、胸を無数の手でいじられている姿…
1「きゃあっ」(私、こんないやらしい格好で…)
1の秘所はすでに愛液であふれ、ブルマに染み出していた。
ブルマでなかったら染みまでH61rleFcに確認されたかもしれない。
機械の手は間断なく乳房に筆をすべらしたり、乳房を優しく揉んでいる。
1「あっ…やっ…あっ…ううっ…あっあっ」
H61rleFcがそろそろかしら、とリモコンを押した。機械の手に乳首を責める令名が下されたのだ。
いつものようにクルクルと乳房に円を描きながら乳首へ向かう筆。
1(乳首へはいかないなら大丈夫。でも…あぁ、はやくして欲しい!!)
そのとき、筆が、ちょん、と乳首へ触れた。その意外な刺激に1の体に電撃が走ったように弓なりになった。
1「やああああああっ」
H61rleFc「1ちゃん、乳首気持ちいいのぉ?」
筆はしつこく乳首をサワサワと責め始めた。
1「ふあっ、ああっあっあっ、気持ち…よくなんて…」(気持ちいい!!あぁっ、もっと!!)
H61rleFc「あと3分我慢すればあなたの勝ちよぉ?さ、もっと雰囲気出してあげるわね。」
リモコンをピっと押すと、跳び箱がロデオのよう上下左右に跳ねはじめた。
H61rleFc「やらしーい。さ・ら・に。今日は乳首をとことん開発しましょうね、1ちゃん」
再びリモコンのボタンを押すと、筆を持っていない手が乳首へと向かっていった。
1の意識はトロトロになっていて、喘ぎ声を出して快楽をむさぼるただのメスのようだった。
1(ああっ、気持ちいい!!もっと乳首さわってぇ…!!)
機械の手の動きを期待の目で見る1。手の指が、きゅっと1の乳首をつまみ、コリコリと優しくしごき始め、
つまんだ乳首にさらに筆の責めが入る。
1「ひゃああっ!!アアアアっ!あっあっあっあっっ!!!もう駄目、イくイくイく、イっちゃうぅうう!!」
1の意識が真っ白になり、何度も何度も体が小さな胸を強調するように弓なりにびくんびくんと弾み、
ロデオ跳び箱が揺れるたび、跳び箱や1のふとももに愛液が飛び散った。
H61rleFc「あら、1ちゃんもしかして乳首で潮ふいてイッちゃったの♪」
H61rleFcがストップウォッチを見ると、15分きっかりだった。
H61rleFc「うふ、よくがんばったわね。1ちゃん。今日は引き分けよ。機械も止めてあげる。
また楽しみましょ?」
1(はぁ…はぁ…はぁ…きもち…よかった…) 
終わり

83 :
このスレの1は色んな意味で愛されてるなw
彼も草葉の陰で抜いているだろう…

84 :
青姦だと!

85 :
あー、すくつね。3年前に2万階いったわー
3年前に。おまえ今何階なのー?

86 :
誤爆すみません><

87 :
>>85
>>82で引き分けだったから、大量じゃなくて若干の厨が召還されたのかと思ったw

88 :
もっと拷問を書かなあかんのう

89 :
『享楽のDeath・Eros』二話を貼ります。
全5レス予定です。
※1 ブリオー……………長袖つきチュニックのこと。女性用の場合は足元まで裾が広がっている。
            ぴったりとした上半身と、ゆったりしたスカートで構成される。
※2 フレアスカート……足に絡まるほどに長く、ゆったりした薄布のスカート。
※3 この時代の人々……十二世紀初頭。
エリザ=フォン=シュミット
◆年齢……十五歳
◆性別……女
◆容貌……髪形→長い髪を真ん中で分け、お下げにしている
     髪色→金
     眼色→青
     顔貌→童顔だが、スペイン人とフランス人のハーフ故かきわめて端整な造りの面差しである
     身長→150m
     体重→38kg
     胸乳→齢の割に大きめ
◆服装……上衣→※1ブリオー
     脚衣→※2フレアスカート(ブリオー)
     頭部→なし
     くつ→なし
     装飾→チェインベルト

90 :
 エリザ=フォン=シュミットは、まとっている衣服が肌に貼り付くような感覚をおぼえながら眼をさました。
 二時間ほども気を失っていたのだが、どれほど眠っていたのか彼女自身には見当もつかない。
 エリザは毎朝起きる時に特有の倦怠感を、今回は感じることが‘出来なかった’。
 両手首を縛られ宙に吊るされていれば、一瞬で現状認識せざるをえない。
 そう……何の因果か、自分は狂人の拷問官のもとに送られてきてしまったのだ。
 薄暗くじめじめした、地下牢そのもののような場所に。
 しかし、彼女は希望を捨ててはいなかった。
 何しろ、自分は‘正真正銘無実’なのである。
 魔女とは無縁どころか、彼女はそういう類のものは大嫌いだった。
 魔女根絶を強く願っているエリザ自身が魔女の疑いをかけられて捕まってしまうとは、皮肉なものである。
「眼を覚ましたようだな」
 ピエールは美少女を真正面に見据えてそう言った。
 エリザは驚きを隠せなかった。
 眼を大きく剥き、傍から見てもあきらかに口唇を震わせて、中肉中背の拷問官を凝視している。
 ――顔つきも声も、口調や性格や見た感じの雰囲気に至るまで、自分が初めて接した時の「ピエール=ド=ランクル」とはまったくの別人物なのだ。
「二三、質問をさせてもらう」
 彼の声音は抑揚がなく事務的で、先刻までの悪辣下劣な拷問官のイメージとはまるでかけ離れている。
 エリザは、心に抱いていた希望の光がにわかに輝いたような気持ちになった。
 これなら案外、楽に助かるかもしれない。
「エリザ=フォン=シュミット――これからはシュミットと呼ばせてもらうが、おまえは魔女の存在を信じるか?」
 少女は虚をつかれた。
 ‘魔女の存在の有無’…………?
 エリザは、そんな事柄は考えたことがなかった。
 一足す一が二になるのと同じように、魔女はいるのが当然で、また排斥されて然るべき存在なのも自明、というのがエリザの認識だった。
 いわばこの質問は、「一足す一はなぜ二になるのか」と訊かれているのと一緒なのだ。
 わざわざ「証明」するまでもない「自明」な事柄を、なぜこの人はわざわざ訊ねてくる

91 :
 しかし――――。
 どう答えれば‘正解’なのかと考え出したとたん、エリザは無形の恐怖に襲われた。
 ‘正解’を答えなければ何をされるかわからない。
「早く質問に答えろ、シュミット」
 天井から垂れさがる縄に拘束された少女は、ピエールの低い声音に戦慄を覚えた。
 そして、薄暗い空間だが、彼の‘白衣’はその殆どが赤く染まっているのが分かる。
 何度も洗った形跡があるのだが、もう取れないのだろう。
 唾を飲み込みながら、エリザは腹を決めて答えた。
「もちろん、信じます」
「よかろう」
 言下に、ピエールは白衣の左ポケットに手を入れ、そこから‘何か’を取り出した。
 少女は背筋に寒気を覚え、ぶるっと震えた。
 嫌な予感がする。
 その予感は、彼女が想像するよりもさらに悪い方向に当たっている。
 彼は何も言わずに‘何か’のふたを開け、中にある薬品かなにかを右手の指先につける。
 器用にも片手でふたを閉めて‘何か’をポケットに戻し、無造作ともいえる足取りでエリザに歩み寄る。
 男は一瞬眼を合わせたが、少女の眼前まで移動するとすぐに下方へ視線をうつし、彼女の着ているフレアスカート※2を足元からまくり上げた。
「っ!!」
 男の手は少女の下着すら容易にかいくぐり、やはり無造作に、エリザの敏感な部分に指先が触れた。
 エリザはビクッと震えたが、特に何かが変わったというわけでもなかった。
 ピエールは事を終えると、やはり事務的な動きで少女の服を元通りにし、自分もまた元の位置に戻っていった。
「質問を続ける」
 ピエールは感情の籠もらない声でそう言った。
 エリザは彼の行動が不気味で仕方がなかった。
「魔女の定義とは何だ?」
 そう訊かれたエリザは、頭の中に疑問符を浮かべた。
 それもよく考えてみればおかしな話なのだが、この時代の人々※3の魔女の定義とはあいまいである。
 だが、ほぼ全ての人間が共通した認識を持っていたのも確かだ。
「悪魔との契約を取り交わした人間、です…………」
 エリザは口に出してからしまったと感じ、手で口を押さえる仕草をとろうとしたが縛られているので叶わなかった。
「よかろう」
 そして、ピエールはさっきと全く同じ声音でそう言い、再び左ポケットから‘何か’を取り出した。
 今度は先ほどのものとは違う容器に、少女は見えた。
 彼は今しがたと完全に同じ動作で右手の指先に薬を塗り、エリザのところにやってきた。
 最初の薬は青かったが、今回は赤い。
 それを再度エリザの花芯に塗りつけ、男は定位置にもどった。

92 :

 ――少女の様子に変化が表れた。
 やけに挙動が落ちつかなくなった。
 言われて見ればという程度ではあるが、息遣いも少し荒い。
 顔もわずかに上気させている。
 エリザも、これがどんな類の薬かを勘付きはじめてきた。
「質問を続ける」
 赤い白衣を着た男は無機質な声でそう言った。
 ピエールの声は、エリザの耳には微かにしか聞えていなかった。
 それより、この感覚はなんなのだ?
 妙に身体が火照る。
 というより、特定の部分が疼く。
 月経は二日前に終えたばかりなのに、なぜこんなにもむず痒いのか。
 というよりは………………――
「おまえ自身は魔女なのか?」
 ピエールはいよいよ核心に迫る質問をしてきた。
 なのに、自分の身体にある、この違和感の正体はなんだろう?
「ちがいます」
 今にも下手な事を口走ってしまう気がしたエリザはあえて即答した。
「私は魔女じゃありません」
「どうしてだ」
「え…………」
 ピエールの即座の切り返しに、少女は機先を制せられた気持ちになってしまった。
「おまえが魔女ではないという証明はどこにある」
「………………」
「おまえが‘悪魔と契約していないことの証’があるはずだ。それを示せ」
 エリザの表情が一気に曇りだした。
 魔女が魔女だという証明は可能でも、魔女ではない人間が魔女ではないという証明など、どうしろというのか。
 それに…………身体があの部分が、どんどん熱くなってゆく気がする……。
 だがそんな少女に構うことはなく、ピエールは冷徹な台詞を浴びせた。
「おまえは魔女だ」

93 :
「ち……ちがいます!」
 エリザは脊髄反射で叫んでいた。
「私は魔女なんかじゃありません……本当に」
「だから、その証明をしろと言っている」
 ピエールはあくまで事務的であり、その声音には一片の感情も乗っていない。
「自白をさせやすくしてやろう」
 そう言って左ポケットから薬を取り出すピエールを、エリザは食い入るようにして見つめた。
 彼女はなんとなく事の成り行きを察してきた。
『あの男が自分に塗りつけているのは媚薬。そして、これは拷問。
 こいつは私に正常な判断力を失わせ、なにがなんでも魔女と認めさせるつもりなんだ――――』
「っ――!!!」
 少女の身体が小さくわなないた。
 ピエールが三つ目の異なる媚薬を塗ったのだ。
 ――――エリザの表情が苦しみに歪みはじめた。
 欲情を堪える苦しみは、彼女の想像以上につらいものだった。
 身体をくねらせ、歯ぎしりし、顔を赤くしてうつむく。
 眼の前にこいつがいなければ自慰をするのに――などと考えてしまう自分が嫌になる。
「さて」
 とピエールは言った。
「おまえが魔女でないのなら、その薬を塗られても何も起こらない」
 ――!?
 …………こいつは一体、何をのたまっている?
「それは‘魔女が使っていた媚薬’だ。
 ‘魔女は人間ではない’。
 つまり、‘人間がそれを塗られてもなんの効果もない’」
 そんな――――――。
 ありえない。
 私は魔女なんかじゃない…………現に、悪魔の姿なんて眼にしたことすらない。
「もし魔女の媚薬を塗られたおまえに効果があるなら、それはおまえが魔女だということの証」
 ちがう………………――ちがう!!!
 私は魔女じゃ…………魔女なんかじゃない!!
 喉から出掛かっていた言葉は、卑劣な拷問官によって遮断された。
「おまえの性器を調べさせてもらう」
 少女は悶え苦しみながらも、ピエールの狂人ぶりに怖気を覚えた。
 やっぱり、こいつはおかしい。
 狂ってる――――
 醜い拷問官は機械的な動きで哀れな少女に近づき、彼女のまとっている長いスカートを剥ぎ取った。
 下半身が純白の下衣だけになると、男は眼を細めた。
「シュミット、私の眼にはおまえが股を濡らしているようにしか見えない」
「…………………」
 エリザは答えなかった。
 というよりは、答えられなかった。

94 :
「直接見て確認する。そうすれば全てが明らかになるだろう」
 エリザの頬にひと筋の涙が伝い落ちた。
 ピエールは下衣の両端をもち、一息に下ろした。
 下衣の股間部にはねっとりとした糸がひき、彼女の秘処はしっぽりと濡れていた。
「私は魔女じゃない…………」
 エリザは言った。
「私は魔女じゃない………………私は……」
「ならばこれはどう説明するのだ」
 ピエールは当人の下腹部を指差しながら言った。
「それともおまえは今、媚薬によって狂わされていないと断言するのか」
 ピエールは事務的な口調で問いかけながらしゃがみ込み、少女の股間に右手を近づけた。
「一目見るだけでは解らない事もある」
 彼は口を動かしながら、自然すぎるほどの動きでエリザの秘処に指を入れた――
「んぅっ!! ………………んぁ……!」
「視覚によれば濡れている……そして、触覚によってもやはり濡れている。それでもまだ解らぬかもしれない」
 言いながら、男は淡白に指を出し入れし始める。
「あっ…………ああっ! ああぁっ!!」
 濡れそぼっていながらもきつく締まる生娘の肉壁、それに稚さと未経験ゆえに拙さが同居した喘ぎに、ピエールは顔をしかめた。
「聴覚でははっきりしたものが確認できない。残りは嗅覚と味覚だが――」
 そういって、男はおもむろにエリザの秘裂に口と鼻を近づけた。
 エリザは気が狂いそうだった。
「ふむ……匂いは、ほぼ、しないか。味はどうだ」
「――ひぁっ!! …………やぁあっ!!」
 陰唇のあいだをなぞるように舐められ、エリザは身体を大きく仰け反らせた。
 愛液をすする淫猥な水音がじゅるじゅると鳴り響き、若い少女の嬌声が地下牢のような部屋を反響する。
 ピエールには拷問という名の蛮行をしているという自覚はまったく無かった。
「味もなし……………………」
 男はかなりの間を置いたが、少女がそこに口を挟む余裕はない。
 今まで優雅な生活を送ってきた彼女がある日いきなりここまでの痴態を晒され、正気を失う寸前なのは仕方がないことだった。
 エリザはもう、とにかくこの恥辱が一刻も早く終わって欲しい、という事柄しか考えられなくなっていた。

95 :
「結論から言えば」
 男は再び間をはさんだ。
「おまえは魔女の媚薬に反応している。これは私の五感によって証明された」
「……………………」
「再度問う。おまえは魔女か?」
 ピエール=ド=ランクルは淡々と質問した。
 魔女だと自白すれば、エリザを待っているのは火刑台だ。
 だから、彼女は彼が納得するまで延々と自分は魔女ではないと主張しなければならない。
 彼が納得するとは思えないが、それでもぬのは嫌だった。
 自棄になりそうな自分、そして情欲に負けそうな自分をすんでのところで抑え、少女は首を横に振った。
「あくまで認めないということか」
 ピエールの声は厳しい。
「ならば少し、苦痛を味わってもらう他ない」
 男は少女に背を向け、愛用の作業台へと歩を進めた。
 エリザは生気が失われそうな瞳で、ピエールの赤い白衣をじっと見続けた。
 もう思考が麻痺していて物事を正常に考えられない。
 いったい自分はこれからどうなってしまうのか。
 心のどこかではそれを分かっているが、受け入れるという選択は少なくとも今の彼女にはできない。
 でもどうせぬのならば、なるべく苦痛を感じないに方をしたい…………。
 顔を上げたエリザの眼に入ったものは、そんな気持ちを真っ向から否定する代物だった。
「これは『寸止め触手』と云われている」
 男の声は少女の耳には入らなかった。
 二話 おわり

96 :
計算違いで6レス分になってしまい申し訳ありません。
備考欄がずれまくっていることも重ねて謝罪します。

97 :
>>96
GJです、続き楽しみにしてます。

98 :
GJ!
期待してます

99 :
乙、でも設定とか説明とかいらない
12世紀初頭の徳川時代の人々
パク=テソン ヒロイン、日本の名門公家のお姫様。父親は有能な侍で地位は将軍
ブラジャー 侍が下半身にはく下着
みたいな痛々しい違和感があって、無い方が話が読みやすい

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