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2012年5月エロパロ260: 【俺の妹】伏見つかさエロパロ23【十三番目のねこシス】 (237)
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【俺の妹】伏見つかさエロパロ23【十三番目のねこシス】
- 1 :12/02/24 〜 最終レス :12/05/04
- ここは伏見つかさ作品のエロパロスレです
次スレは>>980か480KBあたりで立ててください
◆まとめwiki
http://www15.atwiki.jp/fushimi_eroparo/
◆前スレ
【俺の妹】伏見つかさエロパロ22【十三番目のねこシス】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1316537661/
◆書き手さんへ
○陵辱・NTR・百合・BLなどの特殊嗜好モノや、
オリキャラなどの万人受けしないモノは専用スレでお願いします
○書きながら投下はお控えください
◆その他
○書き手さんが投下し易い雰囲気づくりを
・SS投下宣言、直後は雑談をしばらく自重
・自分の嗜好に合わないSSなら黙ってスルーすること
○こういうSSが読んでみたい等のリクエストは節度を持って
○荒らし、煽りは勿論スルー
○sage進行です。メール欄に半角で sage と書いてください。ageた人を煽るのはやめましょう。
大半のsageていないレスは荒らし目的の釣りか煽りです、慎重に見極めて反応しましょう。
- 2 :
- ksk
- 3 :
- ksk
- 4 :
- ksk
- 5 :
- KuSoKa?
- 6 :
- ノンノン
KyousukedoiteSoituKorosenai
- 7 :
- ksk
- 8 :
- ksk
- 9 :
- kskで始まるスレってどうなのよksk
- 10 :
- まとめwikiって、エロパロのはずなのにエロ無しのが多いのは何で?
- 11 :
- 陵辱系はまとめない管理人の方針なのでどうしても非エロと小ネタがほとんどで、残りが純愛系だからです
- 12 :
- とりま乙
- 13 :
- つーかエロパロなのにまとめでエロ有りとか説明に書いてあるのが笑える
- 14 :
- ksk to 1000
- 15 :
- ksk
- 16 :
- なんで凌辱系等は駄目なんだろう?
注意書きさえ書いておけば、良いんじゃないかと思う。
縛りが多いと、人が少なくなるのは当然の事なのに…
- 17 :
- 例のあの人とか隔離したいからじゃね
2ch脳の電波系は怖いから
- 18 :
- >例のあの人
ヴォルデモート様……
- 19 :
- 腐女子的日本の名作
夏目漱石 「こころ」
先生の好きな人→K Kの好きな人→先生
今年も梅田の309で恐怖なんてちんけなもんじゃねえものを味わっちまった
- 20 :
- 10巻発売も決まったので久々に来たけど閑散としてるのね……
新刊はまた鰤SS書きたくなるような鰤ネタあるといいなぁ……
- 21 :
- >>18
キモ
- 22 :
- 近親エロ厨の巣窟
- 23 :
- まだスレがあったことにびっくり
- 24 :
- 途中から読んでないけど書いてもいいんかな。書くならあやせのだけど
- 25 :
- >>24
ぜひ!
期待してます。
- 26 :
- せっかくここもスレたったんで、vipと迷ったがこっちに投下
他の人がうpするならもう少し推敲しても良かったんだけど
一発目に一応景気づけに
10巻で島流しになる京介の原因を個人的に予想。
某のアニメでちらっと見た一瞬だけ見たみんな大好き
例の歯磨きを参考に
京介×桐乃で
- 27 :
-
"9 +1/2"
時に・・・何か自分の環境を劇的に変えた出来事が起きた場合、
とてつもなく劇的に変わったと思える場面に遭遇した時、
その事を・・・・その出来事自体を"運命"なんて大げさな言葉で呼ぶ必要は、
実は・・・全然、本当にぜんぜん、、そんな必要なんて無いのかもしんない。
それは
一度目は、思い出したくもない過去、疎遠になったキッカケ
二度目は、初めて、人生相談したあの日
三度目は、……………
その日の夕方、あたしはリビングでソファーに寝転がりながら、親友のあやせと
電話で話していた。
『本当に、桐乃ってさぁお兄さんの話するのが好きだよねぇ?』
「はぁ?何言ってんのっ、、、、そ、そんなわけないじゃん。
た、たまたまに決まってるんでしょ。あやせ、マジでそれっ勘違いだから!」
いつからかな?
あたしは、あたしが事あるごとに(京)介・・あいつの話をいつもしてしまっている
自分自身に気付いたのは……。
『ふぅ〜ん。まぁわたしも桐乃とお兄さんの話するの嫌いじゃないんだけどね』
「………………………」
いつからかな?
女友達が京介の事を褒めたり、京介と親しくしていると……
いつも嫉妬してしまう自分に気付いてしまったのは。
『桐乃……どうかした?』
それでも黒いのがあたしの為に京介と別れた後、最近少しだけ、ほんとうにちょっぴり
だけど、京介が楽しいなら……兄貴が楽しいなら、黒猫やあやせと親しく話していた
としても、あたしも一緒に喜べる様な気が、そうしなきゃいけない気がしてるのだ。
「何でもないから。ううん、、、本当に何でもないってば」
その時、『ただいま』という声がした。
今日はお母さんはお父さんと一緒に出かけて家には居ない。
リビングの扉が開くと京介が電話中のあたしの顔を見て、何か言いたげな顔をしたが、
いつもの様に、少し微笑むと冷蔵庫からパックのお茶を出して飲み始めた。
- 28 :
-
あたしは少し、緊張する………前だったら、あいつに"人生相談"する前だったら
同じ緊張でも、それは100%不快感だったハズ。
でも今は違う、同じ緊張でも本当にぜんぜん違う。
その事が分かったのは最近、それとも………?
あたしは間抜けにも、京介の顔を見て、携帯で話しているその口元に自然な笑みが
溢れてる自分に
……ああ、、そうか……
あたしはあいつの顔を見ると、いつのまにか自然に笑顔になってるんだ、、、
今日………その事にあたし自身、やっと気付いた。
またいつものパターンで、二階に上がろうとするあいつを、思わず呼び止める。
「ちょ、ちょっと待って。喉……渇いたからさ、あんた、飲み物取ってよ」
「へいへい……あれ、冷蔵庫に飲みモン何も入ってねぇぞ。
さては………おふくろの奴、忘れてやがんな。
しゃーねぇ、まぁ後で自分で紅茶でも煎れて飲んでくれ」
振り返って、また二階に上がろうとするあいつ。
「ま、待っててば。あたしは喉渇いたって言ってんのっ!」
「へ?だから何だよ、まさかおまえ自分の兄貴をパシリにでもするつもりなの?」
別段、怒った風の感じはなく京介は肩をすくめながら言った。
あたしは無言で、京介が持っているパックのお茶を引ったくると口を付けて飲んだ。
「おま、ちょ、な、何やってんの?」
あからさまに驚く京介。
「あれぇ〜なぁに、何?あんた?へぇ〜妹のあたしと関節キスとか意識しちゃって、
動揺しちゃってんの?(笑)キ(モ)……」
- 29 :
-
最近もうすっかり言わなくなった言葉を、結局最後まで言わずに、
冷たいお茶と一緒に飲み込む。
何でだろう、兄貴には文句言うよりもこうやって驚かせた方が楽しくなる。
"誓ったことが一つだけ"
同じ緊張なら、不快になるよりも楽しくしたい………超当然なコトなんだけど
あたしはやっとそんな当然のコトが分かってきた様な気がするのだ。
"あの時、こころの中で決めた…………こと"
あの頃、もう絶対戻れないと思っていた昔に戻っている様な錯覚、
懐かしくて、
暖かくて、
切なくなる感覚
そんな事をぼんやり考えていると、暫くして受話器のあやせの呼びかけに
ようやく気付いた。
『本当にどうしたの?今日の桐乃ちょっと変だよ?』
ううん、違うよあやせ。多分、、、、、"昨日"までのあたし方が変だったんだから
あたしは飲み干したお茶のパックを、やっぱりぼんやりした顔をした兄貴に返すと
「おかえりなさい」と言った。
- 30 :
-
あやせとの電話の後、
「え?親父達、居ねぇの?おいおい、受験生の子供スルーでよく留守にするよな」
「もう、うちらも子供じゃないんだしさ、それと食事代はあたしが預かってるから」
「何か相変わらず、俺よりもおまえの方が兄妹の姉みたいな扱いだよな〜」
「ぷ(笑)、何それ?……あたしの弟になりたいアピールとか?」
「辞めろ!そんな願望ねぇよ!ったく……んで飯はどうするよ、おまえ何食いてぇの?」
「………ま、まだ決めてない」
「んじゃ、適当に俺が買って………」
「却下。あんたの選んでくる物センス無いんだもん。大体ヨーグルトはプレーンに
決まってるのに、苺味とか選んでくるしさ」
「ヨーグルトで俺のセンスをディスのは辞めてくれ。まぁ…………ならおまえがさ」
「あ、あのさ………」
「あん?な、何だよ?」
「い、一緒に買い物行かない?まだ何食べたいかわかんないけど、スーパーで
買い物しながらだったら決められそうだしさ」
京介は一瞬呆気に取られた表情をした後、あたしの額に手を当てて神妙な顔をした
「べ、別に熱なんてないっての。あたしの提案にな、何か文句でもあんの?あんた」
「べ、別に……無いけどよ。……………まぁ良いか」
- 31 :
-
買い物し終えて、
「結局散々迷った挙げ句、カレーかよ。大体、カレーならレトルトで良いのに……
はぁ〜俺が今から作るのかよ、ったく」
「チッ……文句多すぎ、出来合いの物は食べたい気分じゃないんだからしょうがない
でしょ。それに誰があんたに作ってって頼んだっての。カレーくらいあたしにだって
作れるに決まってんじゃん、バカにするなっつーの」
今、あたしが意地になってるのには、それなりに理由が……ある。
さっき、あやせと話してて話題になった人。
あの………人のこと。
お菓子作りが趣味のあやせの師匠。
彼女の料理の腕はあたしも知っている。
負けたくない……それが今までの行動原理だったけど
それがあるキッカケで、最近余計にその思いが強くなった気がする。
だから、少しづつだけどお母さんの手伝いもしてきた。
走ることも、勉強も……そんな風にしてきた。
だから料理だって……………
「……………」
とまた神妙な顔で、京介があたしの顔を見た。
「だから熱はないから。あんたはそこで地味面しながら待ってれば良いんだから。
あんた、あたしを誰だと思ってんの?眉目秀麗、才色兼備………痛っ」
包丁で野菜を剥いている時に、指を切ってしまった。
「馬鹿野郎!……包丁使いながらベラベラ喋ってよそ見しってから。ほら見せてみろ」
あたしの指もとを強く持って、傷口をティッシュで押さえて
手際よく、消毒するとそのまま器用に、包帯まで巻いてくれた。
「あ、あんがと……あんた……そういう事は、意外に器用だよね」
「まぁ〜な。俺は色々不器用な妹持ってるからな」と優しい笑顔で京介は言った。
「はぁ?ちょっと何調子乗ってんのっ!今はちょっとミスっただけなんだから。
本当はお母さんも上手って褒めてくれたんだから!何も知らない癖に決めつけんな!」
少しイラッとしてあたしが思わず大声を出すと……京介はあたしの頭に手を乗せながら
「まぁちょっとくらい、俺が勝ってる所あっても良いだろ?
とにかく、おまえは大人しく座ってろ。取り合えず続きは俺がやるからさ。
わかったか?」
「……………わ、わかった」
- 32 :
-
兄貴が作ったカレーを食卓に並べて、
「いただきます……」「……いただきます」
「うん………うめぇな。伊達にカレーばっか食ってる家族じゃねぇな、俺ら」
「そ、その野菜はあたしが切ったんだからね。感謝しながら食べないよ」
「へいへい……おまえが傷だらけになりながら切ってくれた野菜と思うと、
通常の三倍は旨く感じるわ」
「う、うざっ……つ、次はさ、ちゃんと作るつもりだから!
そん時は今日よりあんたが作った地味なカレーなんかよりも何千倍も美味しく
作るつもりなんだから、ちゃんと覚悟しとけっての。
つーか、冗談ぬきでマジで超絶品なんだからね!わかってんの?」
「ああ………もちろん、期待してるぜ。しかし…………俺ら………」
「?」
「……………いや………何でもない…わ」
あたしはいつまでこうやって、兄貴と一緒に食事が出来るんだろう?
ふと、ガラにもなく不思議な感慨があたしを襲う。
物心がやっとついた小さかった時も、ロクに話をしなくなった時も、
こうやって、ぎこちなくだけどまた話すようになってからも…………
あたしと京介は毎日毎日、向かいってご飯を食べてきた。
夕焼けに照らされた兄貴の顔を、あの時のしかめっ面じゃなく
……気付くと笑顔で見れる様になったその顔を
………笑顔で見て貰える様になれた、あたしがその顔を見ていると
…………あたしは
「だ、大丈夫か…………桐乃?おまえ……指がそんなに痛むのか?」
「え?」
「い、いや……………」
気が付くと……頬が濡れていた。
何で…?
事あるごとに不機嫌になってきたあの時の方が…本当は泣きたかった筈なのに
今は嬉しい筈なのに、一度意識し出すと……あたしは慌てて目を拭った。
「………う、うん、、、ちょっと、、だけ」
今、あたしが考えている事を……目の前のこいつに正直に言える筈が無かった。
- 33 :
-
「き、救急車でも呼ぶか?」
「大げさ過ぎ……なわけないでしょ!ちょっと痛いだけだから、ほ、ほんと大丈夫だから」
「そ、そうか………我慢出来なくなったらいつでも言えよ?」
泣き顔を見られたから?
同じ緊張なら、不快になるよりも………
「ねぇ、指痛いからさぁ……あ、あんたが食べさせてくれない?
あ、先に言っとく、、、べ、別に、熱は全然ないから!」
「あ、良いぜ………痛いんだからしゃーないわな。ほれ口開けろ」
「な゛……あ、あんた……な、に……はむ」
「……………ま、全く、本当に不器用な妹を持つ兄貴は大変だぜ」
冗談と言い出すタイミングを失ったあたしは、結局最後まで
兄貴に食べさせて貰った。
超恥ずい事なのに、何でだろう……。
やっぱり熱があるのかもしんない………あたし。
***
しっかし今日の桐乃は変だ。
断固として変だ。
本当にどうしちまったんだ、あいつ?
そりゃ最近の俺ら兄妹は……昔は繋がってる血すら凍るほどの凍てつく世界に
住んでた様なもんだから………それに比べたら多少は、ほんとうに多少だが
普通の兄妹って感じがしなくもなかったんだが。
今日の桐乃はそれにしたっておかし過ぎる。
それにいきなり、泣きだしやがって………あのやろう……まったく訳が分からない。
やぶ蛇になることを覚悟しつつ、俺は妹の部屋の前に立つと決心が鈍る前に
ドアをノックしていた。
- 34 :
-
「桐乃ちょっと良いか?あのさ………」
「え?あ、、ちょ、ちょっと忙しいから、、それと今入ってきたら、
あやせに言いつけて絶対にっブチして貰うからっ!」
「げぇ゛、わぁったよ……」
何だよ、どうせお気に入りのエロゲーでもして、あっちの世界にでも行ってる所を
俺に見られるのが嫌とか………そういう事だろう。
チィ……まったく、ちょっとでも心配して損した気分だぜ。
まぁそもそも、妹の心なんて色々思案した所で、分からない事は結局、分からないのだ
バカバカしくなった俺は結論を出す事を早々に諦めて、さっさと風呂に入って
早めに休む事にした。
脱衣場に行こうとした時に、部屋でエロゲーをしていた筈の妹が仁王立ちしている。
「おまえ何やってんの?」
「あの、、さ……あ、あんたにちょっとお願いあんだけど?」
桐乃の指は、俺が何重にも巻いた包帯で痛々しかった。
そっか、食事するのも大変で泣くくらいだもんな。
俺は得心した顔で
「あ〜〜歯を磨けってことか、そっかおまえ利き腕の指に包帯巻いてるんだもんな」
「…………」
「そういや、おまえが小さい時は俺がちゃんと磨いた確認してやったんだよなぁ」
努めて明るい風を装って俺は桐乃がいつも使っている歯ブラシを取ったのだが………
「それで、ちゃんと出来てないから、結局俺がいつも磨いてやってたよな、うんうん」
ヴィ゛ィ゛イ゛ィ゛ン゛……あれ?なんだこれ??
「違げぇし……何が悲しくて、あんたにあたしが歯磨いて貰わなきゃなんないの?
そもそも、あたしの歯ブラシは電動だし、、妹に、、変な想像しないんで欲しいです
ケド?(嘲)」
「へいへい、悪かったな………んで頼みってなんだよ?」
何か、いつのまにか普段の桐乃に戻ってる様な気がして安心したが、
まぁこれでこそ俺の妹なんだよな。
ってことで同時に、俺も普段の様にぶっきらぼうに言葉を返す。
「超、嫌なんだけど、この指だとしょうがないしぃ、、さ。
だからさぁ、、髪洗ってくんない?
マジで滅茶苦茶、不本意で凹みそうなんだけど、、、しょーがない、、から」
- 35 :
-
「え゛?」
「はぁ?だから髪、、、洗えっつってんの、何回も言わすととか超ありえない」
「歯磨くのはダメで、髪洗うのは良いのかよ……大体」
「ぜ、全然違うでしょ、何に?あんた、、何か文句あんの?」
「だ、だってよ………おまえと一緒にふ、ふ、風呂に………」
「ば、馬鹿っじゃないのっ?!何であんたなんかと、、やっぱ超キモ、キモ、キモ。
ちょっと、、あやせ、、、」
携帯を取りだそうとする桐乃を必に止めた、今日が俺の命日になるのだけは勘弁だ。
亡の原因がこれじゃどう考えても、俺の魂も成仏出来ないだろう。
「んじゃ…………どういう意味だよ?この季節に庭で水浴びでもすんのか?」
「なっ……なわけないでしょ!、シャンプードレッサーでって意味!」
そういや、桐乃が朝シャンするのに便利だからって自分で工事費出したんだっけな。
しかし中学生で我が家の改築工事すらやってしまう妹。
それに比べて、俺の部屋には未だにエアコンすら無い。
我が家にも、歴然たる較差社会が存在するのであった。
「な、何だよ。洗面台でって意味か。それを早く言えよ。危うく冤罪で
される所だったじゃねぇか」
「勘違いしてるあんたが悪いんでしょ。マジで、そういう発想するだけでも万に
値するんから!あ〜あ、最悪過ぎ……ほらいつまで突っ立てんの、早くしてよ」
やれやれ……。
他人の髪など洗った事がない俺は、いや大昔に目の前にいるこいつの髪を
歯を磨いてやった事と同様に洗った記憶が微かにあるが、まぁ遠い記憶の彼方の話だ。
それにしたって………我が妹はシャンプー、リンス、コンディショナーはもちろん
その他得体の知れない、俺には絶対に分からない数々の容器を洗面台に並べていた。
「あつ……ちょっと熱いじゃん、あんた、あたしを火傷させるつもり?」
「あ〜悪りぃ悪りぃ」
「今度は冷たい、ちょっとこんなんじゃ風邪引くでしょ、真面目にやれっての」
- 36 :
-
「………………(・ω・;)」
「あんたと違って、あたしの髪は超繊細なんだから、優しく洗ってよねぇ、
ちゃんと、わかってんの?」
「………………(゚Д゚)ケェ」
「だから痛いってば、優しくしろっつーの……女の髪は……」
「…………………(怒)………お客さん、痒いところとかないですか?」
「ふ、ふ〜ん、もう少し下の方もちゃんと洗ってよ…あっ…ちょっと……」
「щ(゚Д゚щ) 」
「く、くすぐったい…から……だから……首とか……さ、触らないで……」
「!」
「あっ……ぁ……はぁっ……耳も…さ、触るなって……さ、触らないでぇ…ン
あ、あたし、、耳たぶとか……よ、弱いっ……ン……ンだからぁ……」
「!!!」
「ぎぁっ…ハハハッハハハァ、や、辞めて……辞めれぇって言ってるでしょ!!!!」
桐乃が文字通り………のたうち回った為、洗面台の鏡はもちろん、壁、床一面にも
水しぶきが土砂降りの雨の様に飛び散った。
ついでに、妹の鉄拳もスコールの様に俺の顔面に降り注いだ。
「痛ぇ……殴ることねぇだろ。おまえがお願いするからやってやってんのによ!!」
「はっ?こんな時にチャンスと思ってセクハラする変態、シスコン、犯罪者予備軍の
あんたが何言ってくれちゃってんの?
………妹のあたしに、、え、、え、エッチな事するとかマジで、マ・ジ・で・
信じんらんない!!!!」
売り言葉に買い言葉、桐乃に釣られて俺は軽率な(今思えば本当に)軽率な一言を
桐乃に対して俺は言い放った。
- 37 :
-
「おいおい…大体、自分で妹って言ってるじゃねぇか。何が悲しくて妹にセクハラ
しなきゃならねぇんだよ?!あやせの奴もよく、俺に対して"セクハラ"って言うが、
あいつも大概自意識過剰だとは思うが、あいつが言うならまだ分かるがよ。
何で妹のおまえに、頼まれて……したくもねぇ事した上で、そんな事言われなきゃ
いけないんだよ。てめぇ……がそもそも」
☆ブ チ っ !☆
多分、勘違いや幻聴の類なんだろう、しかしその時の俺は確かに、桐乃がキレた音が
それこそ目に見える様に、劈く爆音の様に聞こえたのだった。
その後、爆音の後は脆弱が……訪れる。
桐乃はずっと無言だった。
でも俺は………さっきの勢いは何処へやら………みっともなく……それこそ
小さい犬がキャンキャン吠える様に大声で、空しく言葉を吐いた。
「おい、な、な、な、何やってるんだよ?
お、お、お、お、おま………ちょ、ちょ………
き、桐乃?き゛…りの…おまえ……」
やっぱり相当格好悪かった。しかしそれでもその時の俺はそうする以外に
やる事なんて思いつきもしないし、そもそもやる事なんてなかっただろう。
桐乃は無言で、目には食事をしていた時の様に涙を浮かべ………
何故か口元は不敵な笑みを浮かべ
(最近見せてくれる可愛らしい笑顔とは明らかに違う、不気味な……
こんな表情の妹は今まで見た事はない、『黒猫ならもっと上手に
描写出来るのだろうが』、とにかく…嫌で駄目な予感しかしない笑みだった。)
自分が身につけていた………さっき暴れたことで、びしょぬれだった服を脱ぎだした。
途中までは濡れたから脱ごうとしていると思った、でも違った。
あいつは、妹は、桐乃は……
- 38 :
-
一番上に羽織っていたパーカーを脱ぎ、シャツを脱ぎ、Tシャツを脱ぎ………
俺が呆気に取られていたが、それで終わると予想してた限界をいともたやすく超え
ショートパンツも全くの躊躇いもなく脱ぎ捨てた。
俺は何を言ってるのかも分からず、本当に言葉を忘れてしまった様に
ただ、無様に……口を開けてうなり声を上げていた。
目の前にはブラとショーツだけの姿の桐乃がいた。
間抜けにもブラもショーツもお揃いのピンク色………なのかと言う感想
アレ?この気持ちは何なんだろう?
それは………禁忌
何かは知らんが、絶対ぇにヤバイ何かだった。
それは今の状況に対する認識なのか?それとも俺自身の心のことなのか?
それとも両方で、同時にその心象が混ざり合って新たな危機感が出来上がって
ますますその予感を高める……俺の心臓の鼓動と完全にシンクロして。
……とにかく、俺は一瞬固まったが、このままで……は……と思い
今まで桐乃の為に、桐乃のピンチの度に決心した時の自分の気持ちを思いだして
大きく息を吸って、何とか心を奮い立たせて、上ずる声で桐乃に問うた。
「な、何のつもりなんだよ?いくら兄妹だってやって、やって良い事と……悪」
もしこのまま桐乃が無言のままだったら、どうなっていたか分からない。
しかし桐乃は……
「あ、あれ〜?な、なんでビビってんの?あたしは妹なんでしょ?
そ、それなのに………言ってる事が、、、違うじゃん。
あたしは妹だから、妹、、、、だからさ!!!!」
「悪かった…………い、妹は関係ない……関係なかった」
「はっ?あんた何、、、言ってる事コロコロ変えてんの?
あたしは妹だから、、、妹って言ったじゃん!!!!」
「お、おまえは妹だけど、そうなんだけど……でも桐乃は桐乃だから………」
「だから何?」
「だから………」
「………」
- 39 :
- 桐乃は俺の言葉を催促する言葉の代わりに、腕を、手を、指を……まるで言葉を紡ぐ様に、
本当に何かを俺に語りかける様に動かす……その先には触れてはいけない聖域があった。
「お・ま・えは特別なんだ!妹だけど、桐乃で……桐乃だけど妹で!
おまえは……おまえ……は………俺にとって………俺の……」
「ぷ、ぷぷ……何それ?意味が全然分かんないんですけど?
あんた動揺し過ぎて、日本語忘れちゃったんじゃないの?」
桐乃は目元に貯めていた涙をあふれ出さんばかりに、声を上げて笑い出した。
「………ああ」
その時の俺は日本語どころか、完全な放心状態で本当に何も考えられない状態だった。
だから桐乃がやっと普通に笑ってくれている事に気付くまでに相当の時間がかかった。
「ねぇ……もう1回言って……あんたにとってさ……あ、た、しは……?」
「へ?え……」
「はぁ〜ぁ………………………もう良い」
俺は無意識に、本当に何も考え(られ)てない状態のままでポツリと声を出した。
「桐乃は、おまえは………俺にとって特別…………だ……よ」
「あはっ……結局、またシスコン宣言聞かされちゃった。ったくそんなのとっくの昔に
知ってるっつーの。あんたは何必になってんの……馬鹿じゃん?」
「お、おまえな……まぁ…………」
しかし、完全にビビっていた俺はそれ以上反論する事を辞めた。
これ以上、何か遭ったら……絶対に洒落になる筈がなかった。
でも……
「まぁ……人間素直が一番だと思うからさ。あんたも最近はまぁまぁ素直じゃん?
今も……え、えっと……超…うれ……」
「へ?」
「あ、あたしが(は)優しいからさ……素直だったご褒美あげる……ほれ」
桐乃はさっき一度ならず二度までも思いとどまった筈の境界線を
今度こそ完全に一気に超え俺の視界を無慈悲に、冷徹に侵略してきた…………
「\(^o^)/」
喜んでるわけではない、本当に俺は卒倒しかけたのだ。
- 40 :
-
「どぉ?メチャクチャ綺麗でしょっ?ま、まぁ……この質問とか愚問っだけどさぁ」
「お、お、………………………………………………………………………………………
………………………………………………………………………………………え
………………………………た……しかに……き、綺麗……だ、…けど」
桐乃がブラとショーツを脱いだ後に、登場したのは生まれたままの姿なんかではなく
いささか……もしそのものを……単体を初めて見せつけられていたら、
充分反応に困ったであろう際どいチューントップの水着だった。
「ねぇ、、ほらぁ〜か、かわいいっしょ?」
普段なら色々返答に困っただろうが、もはやそんな些末な事は(価値観の麻痺で)
気にもならずまたもや純粋に素直な気持ちで……
「ああ………おまえ、やっぱ普通に可愛いわ」
とか言ってた始末の俺であった。
「途中だったんだから、、、最後まで続き、、してよね」
この条件の不条理さと不自然さに……桐乃が何を考えてるのはさっぱり分からなかったが
とにかく俺はその後、水着のままの桐乃を慎重に、まさに爆発物を解体するかの
如くの神経を使って髪を洗ってやった。
時々、桐乃の息遣いを感じた気がするが、
水音と心音でそれが現実のものなのかどうか、確かめる術は俺には当然無く
…………結局、俺も桐乃も一言も口を聞かなかった。
やれやれ、こんな姿、親父達(あやせにも)に見つかったら確実にされるだろうな。
やっと一段落すると、何故か俺も桐乃もなおも無言のまま、同時に歯を磨き始める。
「………………………」ゴシゴシ
「………………………」ヴィ゛ィ゛イ゛ィ゛ン゛
「…………………(何か言おうとしたが断念)」ゴシゴシ
「…………………(何か言った気がするが判別不能)」ヴィ゛ィ゛イ゛ィ゛ン゛
俺は先に磨き終わると、辺りに散乱している桐乃の服を片付け
ついでに雑巾で、カオス化した洗面所一帯のエントロピーを下げる為の作業を始めた。
- 41 :
-
それを水着姿で見ていた桐乃が風呂に入る直前
「お゛ぅ゛に゛ぃじ゛ゃん゛・・あ゛びが・とぅ・・マ゛ジ・ぅ゛で゛しが゛っだ゛」
ヴィ゛ィ゛イ゛ィ゛ン゛
と電動歯ブラシを口に入れたまま、何事か呟いた。
しかしこいつ、歯を磨いてる時ですら、
俺の悪口やら悪態を吐かなきゃ気が済まないのか?
………とその時の俺はいつもの様…に……は……今更もう
濡れた床を雑巾がけしていると、風呂上がりの妹が俺の前を通り過ぎる時
「後で、、、あたしの部屋に来て」
と今度はちゃんと聞き取れる声で言った。
俺は「…………わかった」とだけ答えた。
その時の桐乃がどんな表情で、どんな気持ちでその言葉を言ったのか?
床を見つめたまま、、自分の手を見つめることしか出来なかった俺には分からなかった。
俺がやっと顔を上げたのと同時に、桐乃の部屋のドアが閉まる音が……とても、とても
遠くの方で聞こえた(様な)気がした。
おわり
- 42 :
- GJ!
- 43 :
- 乙!今回も面白かった。
前半切なく、中盤ハラハラ、終わりはきっちりと、構成うまいな〜。
- 44 :
- 乙!
クオリティ高いな。
- 45 :
- すげえ。エロがないことだけが心残りだが
読ませる文才があるわ。読みやすい面白い
- 46 :
- すまん上からだった。
本当に面白かったですありがとう
- 47 :
- 名作GJ
- 48 :
- 乙
これは昨夜はお楽しみでしたねコースだなw
- 49 :
- "関節キス"→"間接キス"
"ディスの"→"ディスるの"
ちょっと誤字とかヌケが気になった。
- 50 :
- これは良い!
寂れたスレに希望の光が…
(´:ω;`)
- 51 :
- 復活の兆し為り…!
- 52 :
- 前スレに上げた後、読み直してみたら直しておきたいところがあったので需要がないだろうけど修正版を。
http://securities.tf-bank.net/1MB/dl/1331550533.zip
Pass:kirino
エロパロすれだけど、エロ有りと書かないといけないらしいので(^^;
- 53 :
- まとめサイトにあげれば良いじゃん
- 54 :
- なにやってんだか
- 55 :
- バカの復活の兆しってかw
- 56 :
- わざわざロダ使うなら、前スレの何ていう作品を修正したのかくらい書けよ・・・
- 57 :
- wikiを編集するのが面倒だったので。
修正したのは、前スレの947から「なるようになるしかない」です。
でわ。
- 58 :
- 贅沢言うなよ、投稿してもらえるだけ、マシじゃないか。
という訳で、何て言う作品か教えて頂けると有り難いです!
- 59 :
- そんな投下されりゃ何でもいいなんて考えは持ち合わせとらん
- 60 :
- 二度と来るな
- 61 :
- 滅茶苦茶自分勝手な奴が湧いてる・・・
- 62 :
- 自分で言ってりゃ世話ない
- 63 :
- 玉石混淆、数が増えなきゃ面白いのも増えないでしょ
wikiの編集はページ編集からやれば簡単だと思うが。
- 64 :
- タイトル告げずにアップして
「前ここに投稿されてたアレだよ、アレ。タイトル? DLして自分の目で読んで確かめろ」ってやり方なら
その前スレに人気作がアップされていた場合、それに便乗して、どんなつまんない作品でも、もう一度目を通させることができるな
>>52がタイトル書かなかったのはただのミスだろうし、そこまであざといこと考えてたわけじゃないだろうけどね
つうわけで、ドンマイ
- 65 :
- 即日レスで文句言ってる奴等はどんだけココ見張ってんだよw必過ぎだろ
- 66 :
- お前らの醜い内輪もめ見るに堪えない
- 67 :
- wikiのほう、編集していただいてありがとうございます。
wikiとか、よくわからないので助かりました。
でわでわ。
- 68 :
- ページ編集で開けば、後は項目をコピって内容変えるだけだから
そんなに難しくないと思うが
プレビューで見れるし、タイトルさえ間違えなければ編集は出来るし。
このペースでうpされたら良いな
- 69 :
- こっち読み過ぎて原作のエピソードとパロのエピソードが頭の中で区別つかなくなってる
- 70 :
- ここもなかなかしぶとく生き残ってるスレだね
- 71 :
- あやせの母乳飲みたい
- 72 :
- 題名「私の家に来ていただけますか?」
・前回アップした、「なるようにしかない」の続きみたいな
話です。
・京介xあやせ
・18禁
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「私の家に来ていただけますか?」
あやせから、そんな文面でメールが来た。何故だろうか。
「近親相姦上等の変態兄貴」と誤解されている訳だから、
生真面目なあやせから、わざわざそんな誘いがあるわけが
無いのだが…気がついたら、あやせ宅まで来ていた。
「お兄さん…、来るの早すぎじゃないですか?」
「君の真摯なメールを読んだら、もう、ここに着いていたよ?」
「もぉ、何を言ってるの…早く上がってください」
「おう」
階段を上がって、あやせの部屋に招かれた。がちゃりと
後ろ手に部屋の鍵が閉められた。こ、これは…。
あやせは思い詰めた表情でイスに座った。
「とりあえず、ベッドの上にでも座ってください」
「ああ。それで、どんな用件なんだ?」
いい匂いがする。きめの細かいシーツがひかれてる。
「私が桐乃を好きなのを知っていますよね?」
「あ、ああ。まさか、俺はここで始末されるのか?」
「馬鹿言わないで、黙って聞いてください。お兄さんが
桐乃をち、治療?してから何かこう、大きな差を感じる
んです」
「ち、治療な。ああ、あれか」
他人から"あの"ことを言われると冷や汗が出るぜ。
「大きな経験をこなした余裕というか、感覚の差?そう
いうのを感じて、辛いんです」
「まさか、その…」
「同じような体験をすれば、わたしも桐乃と同じとこに
立てると思うのです。ですが、誰でもいいってわけには」
「それで、俺に相談って訳か。でも、俺が言うのも何だ
けど、大事な相手に捧げるべきじゃないのか?」
「以前、結婚してくれとか言ってましたよね?それなら
ば、できるってことですよね」
「俺の側としては、可能ではあるがあやせはどうなんだ?」
部屋に漂う、いい匂いが強まった気がする。あやせは、
ほんのり赤くなっている。
「わたしは、むしろ…いえ、決心してるんです」
勢いや思い違いであれば、キスでもすれば俺を突き
飛ばすだろう。よし。
俺は、ベッドからすっくと立ち上がり、あやせに向かい、
腰をかがめて、その可憐な唇に俺の唇を合わせた。
意外と激烈な反応がなかった。あやせは戸惑いの表情だ。
「これ以上のことをするんだぞ?いいのか?」
「続けて、ください…。」
周りにソフトフォーカスがかかるようなこんな子を、
どこぞのチャラ男にあやせが抱かれるくらいなら、俺が
してやんよ!
- 73 :
- 「これも、用意しました」
「この箱は、アレか」
プラスチックフィルムを開いて、個別になったパッケージ
を見つめつつ、気を取り直す。浮気じゃない。そう、あやせ
に特別な体験をさせてあげる手伝いをするだけ、それだけだ。
あやせをお姫様だっこして、ベッドにそっと座らせる。
抱きしめてみると、華奢だ。部屋着を脱がし、下着姿に
して、ベッドに寝かせた。俺もパンツ一丁になった。
あやせを見つめながら、優しくすべすべした手足をなで、
髪の毛をなでつつ、
「きれいだよ、あやせ」
なんて言葉をかけて、キスして、舌を割り込ませて、あ
やせの舌を弄んでいく。やさしく乳房をもみほぐしていく
とあやせから甘いため息が漏れる。
ブラジャーを外し、むき出しになった乳房をもみつつ、
突き出した乳首を口に含み、舐めると声が漏れる。
「どうかな? あやせ」
「思ったより…。」
大丈夫そうだな。なめらかなおなかをなで、パンツを脱
がし、その付け根の淡い茂みを優しく包んだ。
あくまでソフトに乳房の愛撫をしつつ、熱を持ち始めた、
そこを刺激していく。
ふーふーとあやせの息が荒くなってくる。
両太ももを開き、湿ったそこをやさしく舐めていく。
頭をもたげたクリトリスを舐め、ひだをかき分けて、
透明な液体を垂らし始めた膣口に舌を入れていく。
指の腹でクリトリスを弄りつつ、蠢き始めた膣の中を
探っていき、吸ったり出し入れしているうちにあやせは
背筋を反らし、ひとしきり呻いた後、荒い気を吐きつつ
ぐったりとした。
コンドームのパッケージを破き、すっかり漲っていた
俺のちんちんに根元までしっかり装着した。
「少し、痛いかもしれないぞ」
「はい…。」
うるおい、熱くなったそこにちんちんを当ててぬめりが
まんべんなく着くようにして、あやせに覆い被さり、
抱きしめて、腰を沈めるように挿入していった。
何度かあやせは苦痛を感じていたようだが、奥まで
たどり着いた。やさしくキスをして、乳首をもみほぐ
した。そろりそろりと動き始めるとあやせは俺の背中に
手を回し、抱きしめてきた。徐々に中のこわばりは無く
なり、あやせは、あっあっと絶え間なく小声を漏らす
ようになってきた。
- 74 :
- 熱に浮かされたようにあやせの顔は上気し、汗が流
れる。熱を持ったあやせの中に自分のものが溶けてし
まったような例えようのない快感は長くは続かず、
どうしようも無い衝動が上がって来たのでがむしゃら
に腰を使って、悲鳴のような声を上げるあやせの一番
奥でびゅーびゅーと射精した。
「どう、だったかな?がんばってみたんだが」
「はぁはぁ。この、充実した感じ、こういう体験を
桐乃もしたんですね。お兄さんに頼って、ほんとうに
良かった…。」
あやせは泣いていた。やさしくキスをする。
「あの…さ、このことを桐乃に言うのか?」
「いいえ、絶対に言いません。あくまで桐乃と同じ
感覚で居られることが大事ですから。というか、
お兄さん?」
「はい?!」
「わたしが将来、誰も良い人が居なかった場合、
責任をとって結婚するんですよ? わかりましたか?」
「えぇっー!」
「そんな覚悟も無しにわたしを抱いたんですか?
うかつ過ぎですね」
どうしてこう、女ってやつは後出してトンデモナイ
ことを言い出すのだろう。
「さあ、終わったんですから、さっさと服を着て
ください」
「へいへい」
コンドームを外して、口を縛って、ティッシュで
ちんちんを念入りに拭いた。あやせのもきれいに拭
って、それぞれティッシュにまとめて捨てた。
無言でそれぞれ服を着て、ほっとした。
窓を開けて換気をして、俺は帰ることにした。
さっさと部屋を出ようとする俺の背中にあやせは
抱きついてきた。
「本当ですからね?結婚のこと」
「ああ、美人のおまえなら俺なんか不要だよ」
ドアの鍵を回し、廊下に出た。二人で階段を降り、
玄関の靴を履いて、
「じゃあな、あやせ」
「今日は、本当にありがとうございました。では、
さようなら」
歩きながら、また墓穴を増やしてしまったなあと
後悔した。
まあでも、こんなモテ期は一瞬で、将来ぼっち
だったりするんだろうな、と夕闇の中で漠然と思
いつつ帰った。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おわり
- 75 :
- うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ
- 76 :
- ш(´[]`)шオーш(´[]`)шマイш(`[]´)шガー
- 77 :
- びゅーびゅーw
- 78 :
- 懲りずにまた、上げましたw
初めて、wikiを編集してみましたが、うまくいったかどうか。
前作の誤字等も編集してみたり。
今回は短時間で仕上げたので微妙かもしれません。
>>77
一度に多く出す人は、そんな感じです(^^;
でわでわ。
- 79 :
- GJ!
- 80 :
- ヽ(≧ワ≦)/オオォォオォォオォォオォォオォォ
- 81 :
- あやせが恋しいよォ
- 82 :
- >>72
桐乃編、もう一回ここに書いてくれよ。
どこで読んだらいいかわからん。
- 83 :
- びゅーびゅーという擬音が女子中学生への熱き想いを雄弁に物語っている
- 84 :
- 文章の調子から考えればびゅーびゅーで正解だろう
- 85 :
- >>82
http://www15.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/580.html
>>1 に書いてある、SS保管庫にあります。
- 86 :
- >>85
ありがとう!
てか、それ読んだことあったわw
どちらも面白かったよ。
また続編書いてね!
- 87 :
- ・・・d( ̄  ̄)
- 88 :
- 題名:「沙織からの誘い」
・京介x沙織
・18禁
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
このところの騒動で沙織にずいぶん、負担をかけたなあと思っている頃、1通
のメールが届いた。
「京介殿、個人的に相談したいことがありますので、誠にご足労でありますが、
拙宅までいらしていただけないでしょうか?」
あの沙織が? 高級マンションでのお嬢様姿を見ているだけに、妙に期待して
しまう俺だったので、承諾の返事をすぐに出し、週末の15時頃に向かうことと、
なった。
「さて、着いたな。携帯で知らせるか」と沙織に電話すると自動ドアが開いた
ので、ちょっとしたホテルみたいなエントランスに入り、所在なげに待ってい
るとエレベーターから沙織が現れた。
「よぉ! 来たぜ」
「こんな所まで呼びつけて、申し訳ございません。付いてきてください」
「ほいほい」とエレベーターに乗った。
ぐるぐる眼鏡ではなく、ゆったりとしたドレスを着たお嬢様スタイルだ。
どうも、沙織が緊張しているのが俺にも伝染して、無言のまま最上階へ。
「こちらです」
「ああ…。」
なんだここは。海が見え、周囲が一望できる巨大なリビングに広い部屋。
セレブだっていうのがイヤと言うほど判る。
招かれるまま、革張りのソファーに身を沈めると窓の外に雲が流れる風景に
圧倒される。こんな所に住んでみたいもんだぜ。
沙織は紅茶を入れたポットを持ってきて、カップに注いでいく。
芳香が立ち上り、ふっと気持ちが楽になる。
そして、沙織は何気なく隣に腰を下ろした。ほんわりと包まれるような温か
さが心地よいな。
「それで、相談って?」
「はい。自分なりに、自分のできることを頑張ってしていても、何だかんだで
京介さんが大半を解決してしまいます」
「そうか? 大して役立ってないと思うがな」
俺こそ、沙織に尊敬してしまうことだって多いし。
「それで何でも自分で解決しようとしないで頼ってしまうことも、時にはいい
かと思いまして……、京介さんに甘えようかと」
沙織はしなだれかかり、俺の方に首をもたげてふわっと何か誘われるような
香りが漂った。
「誰だって、疲れるときはあるもんな。お前は良くやってるよ、沙織」
髪の毛をやさしくなでてやる。
「心地よいです」
午後の気だるさも相まって、蜜のような時間だ。雲間に日差しが差し込んで
来て、いい雰囲気だ。
紅茶が冷めないうちに飲んでしまおう。ハーブが入っているのかな?変わっ
た風味だった。
雲の形が変わってしまう頃、沙織は立ち上がり、するっとドレスを脱いでし
まった。午後の逆光の中、全裸だ。
度肝を抜かれているとくるっと振り返り、俺に背中を向けて密着して座り、
蛇のように首に腕を回して、濃厚なキスをしてきた。
沙織から、甘く熱い息が漏れる。
とろけるような微笑みで俺を見つめている。
- 89 :
- 「沙織…、お前」
「お嫌ですか? 京介さん。そうでなければ、いつも空回りで寂しい沙織を
慰めて欲しいのです…。」
微熱を帯びた柔らかい尻が俺の股間を刺激して、困惑する。
「ここには、私と京介さんしか居ませんし、ひとときだけの事です」
またかよ!という気持ちだ。でも、沙織は交際範囲が広いようで、親しいつ
きあいは俺たちだけだって言ってたっけ。その中で男性は俺だけとなれば、仕
方ないのか。
「判った。一度だけ、だからな?」
「はい…では、どうぞ…。」
沙織は、妖艶にほほえんで俺の手を弾力のある乳房に、熱い股間に、導いた。
後ろから、なめらかな首筋に舌を這わせ、キスをして乳房を舐め回していく。
小さく喘ぐ沙織の顔を見上げながら、乳首を吸い、舌で転がす。
沙織は、ずるっとソファーから落ちて向き直り、俺のズボンとパンツを脱が
してフェラチオを始めた。女性のしっとりとした指で握られ、たおやかな舌で
舐められると根元に響く感じだ。全体を丁寧に舐め上げられ、生暖かい口の中
に俺のが入り、蠢く舌が亀頭をねぶり、吸われるとおかしくなるくらい気持ち
いい…が、何だかどっと上がってくる射精感が来ない。
「うふふ。お父様にもらったハーブが効いてるみたいですね」
「や、ヤバイ奴なのか?」
「ドラッグや脱法ハーブではありませんよ。どこでもらってきたかは知りませ
んけど、灰になるまで楽しめますわ。わたしも避妊のための薬を飲んでますし、
さあ、続きはベッドの上にしましょう」
「そうか、判った」
思ったより軽い沙織をお姫様だっこして、ベッドルームまで連れて行った。
ブルーサファイアのシルクシーツに沙織を横たえるとグラビアのようだ。
俺は、本能的に抱きつき、お互いのからだを感じ合うとめちゃくちゃにして
やりたい衝動が突き上げてくるので思うがままに乳房を揉みしだき、乳首を
こね上げ、脇の下に顔を埋めてキスをし、指先まで舐め上げたり、脇腹から腰、
太ももまでキスして、きれいな足先まで舐めてみたり、俺は謎ハーブでおかし
くなってるんじゃ無いかと正気を疑うが、沙織は、歓喜の表情で歌うように喘
いでいた。
「どうだ、沙織。愛されているか?」
「ええ、とっても幸せですわ。京介さん」
沙織の両膝を大きく広げて、もわっとした匂いがする淡い茂みの奥を舐めて
いる間、沙織は俺のちんちんを握ってゆっくりしごいている。
愛液もねっとりしてきたし、もういいだろう。
「じゃあ、入れるぞ」
「どうぞ、ご存分に…」
へそまで反り返ったちんちんを握り、膣口になじませて押すと吸い込まれる
ように中に導かれ、肉襞に飲み込まれたような感触に背筋がゾクッとした。
腰を使って行くと沙織の腰もつられるように動き、長い足が俺の腰を挟み
逃さない。いつもより低い声であぁーあぁーと喘ぎ、時折、息を堪えている
のは軽くいってるのだろうな。
汗ばむ沙織に俺は体を起こし、沙織の両腕をつかんで浅く深く腰を使って
まんべんなく沙織の女を堪能する。
うっかり射精してしまう心配が無いから大胆にできるが下腹が熱く、尿意
のような感じが高まってくる。今までに無く張り詰めたちんちんは沙織の中
に馴染んで自分の物じゃ無く別の生き物みたいだ。
そういえば、座位ってしたこと無いなと思って、腰を落としあぐらをかき、
沙織を起こして、濡れそぼる沙織の中に下から突き上げた。
「あ、すごい…」と言いながら、沙織はキスしてきた。下から回したり、
突き上げたりしながら、口でもつながっている感じ。沙織は、首を下げて、
俺の乳首を吸ったり舐めたりするので、淫らな気持ちになって"あっ"とか
声が漏れてしまった。
「京介さん、可愛いですわ」
「ば、馬鹿、へんなことすんな」
照れ隠しに沙織の乳首を甘く噛み、乳房をこね回してやりながらも腰が
止まらず、俺の陰毛は沙織の濃い愛液でびちょびちょだ。
- 90 :
- いつの間にか夕闇が部屋を満たしていた。沙織の光るような目が、俺を
見つめ、俺の目はそれに囚われたかのようだ。
汗もべっとりしてくるような感じで俺の気力も限界に近くなってきた。
沙織の目もとろんとしてきて、はぁはぁと喘ぐばかりで朦朧としている。
ハーブの効果は切れてきて、俺の腰から暴走しそうな塊が抑えきれない
ので沙織を押し倒し、正常位に戻ってラストスパートとばかりにぐだぐだと
なった沙織の腰に暴力的に打ち込んで行き、沙織も呻くような、名残を惜しみ
抗うような声で高まっていき、沙織の中に俺のがぐっと掴まれ、強烈な塊が
ちんちんを駆け抜け、沙織の一番奥で爆発した。
目の前が真っ暗になり、意識が上下に揺さぶられる。沙織も息を詰めたまま
時折、荒い気を吐くばかりだ。そのまま俺の意識は暗黒に飲み込まれた。
目が覚めたら、沙織が見つめていた。
「小一時間ほど、寝てしまったようですね。うふふ」
沙織がキスしてくる。
「ああ、そうだったのか。俺はもう、ヘロヘロだよ。沙織は満足したか?」
「灰に、なっちゃいました」
「まったくだな、アハハ。まあ、なんだ、シャワーでも浴びるか」
「そうですね、でも、腰が抜けてしまって…。」
「だっこして連れて行ってやんよ!」
たいへん腰が頼りなかったが、これまた洗練されて広いバスルームで
軽くシャワーを浴びて、ボディシャンプーでいちゃいちゃと洗いっこし
て、和気藹々と汗だのなんだのを落として、すっきりした。
「沙織もさ、こんなにストレスをため込む前に俺たちにできることで
発散していこうぜ」
「今更、恥ずかしくなってきました。でも、京介さんが居てくれて良か
った」
やさしく抱擁して、和んだところで今日はお別れだ。
一緒にエレベーターで降りて、エントランスに来た。
「遅くなると桐乃がまた不機嫌になるからな」
「ほんと、うらやましいですわ。最後にこれを…」
「カード? なんだこりゃ?」
「カードキーです。京介さんがいつでもここに来られるように、です」
「変な意味じゃ無く、役立つときもあるだろうからもらっておくよ。
じゃあな!」
「ごきげんよう。また、皆さんと遊びましょう」
「ああ、またな!」
自動ドアを出ると夕凪が心地よい…が、ずいぶん腹が減ったよ。
足早に駅に向かいながら、俺は誰かを選ぶことができるのだろうか、
それとも強引に決められちまうのか?なんて当て所なく考え居たはずが、
いつの間にか夕飯のメニューは何か?に支配されて、帰宅していた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おわり。
- 91 :
- 素晴らしい。
沙織SSはもっと増えるべき
- 92 :
- いつもながらヤッたあとの空虚な感じが面白い
- 93 :
- 今までのと違って、お嬢様だから激しく…かなーと思って出来たけど、引くかな?
と思ってましたが、好評が2つあっただけでも良かったです。
何人も京介はしてしまってますが恋愛についてぴんときてないし、自分が恋して
ない故、相手の心もつかめないでしょうから…という暗喩を付けてあります(^^;
桐乃も同様なんですが。
とりあえず、一通り気が済んでしまったので俺妹では、おしまいかな?って感じで。
でわでわ。
- 94 :
- 読んでないので聞き流してもらって結構なのだが、もう少し行間を増やした方が見やすいと思う。
少し固まり過ぎてる印象を受ける。
あと量を・・・
- 95 :
- なんかムラカミっぽい
- 96 :
- >>94
そうですね。wikiの方をちょっと編集してみました。
>>95
ムラカミって、村上龍ですか?1冊くらい読んだ気がします。
- 97 :
- ハルキですよ
- 98 :
- 黒猫のおっぱい飲みたい
- 99 :
- 「ねえねえ、超かわゆいアタシが大活躍したアニメの第二期が始まるんだって?」
「桐乃様。ひとつ大きな間違いがございます」
「んあ? 何が間違ってんのよ!? アンタ?」
「桐乃様は第一期の配信13話と14話では1ミリたりとも活躍されておりません」
「し、仕方ないじゃん! アメリカに行ってたんだし」
「桐乃様。見苦しい言い訳は止めていただけませんか?」
「うっさいなあ。アタシが活躍しなければ第二期も成り立たないっつーの!!」
「ひょっとして、桐乃様の目は節穴でございますか?」
「フシアナァ!?」
「桐乃様。第一期全16話中で活躍したのは皆勤の私、高坂京介でございます」
「ア、アンタみたいな地味男が主人公なんてあり得ないし!」
「桐乃様。原作は私の一人称形式であり、タイトルも『俺の〜』でございます」
「え!? つまりアンタが主人公ってコトなの?」
「この程度の真相がお判りにならないとは、桐乃様はアホでいらっしゃいますか?」
「うっさいなあ! なんでアンタにそこまで言われるワケ?」
「桐乃様は正直、ズブの素人よりレベルが低くていらっしゃいます」
「あ! それにアンタとアタシでユニットを組むんだって!?」
「失礼ながら桐乃様。本日は4月1日でございます」
「あ‥‥‥」
「その話を眉唾に思わないとは、相変わらずレベルが低くていらっしゃいます」
「うっさい! うっさい!! うっさい!!!」
「桐乃様。あなたのレベルの低さを皆様にお伝えしないほうが良いかと」
「ま、まさか‥‥‥第二期の話も!?」
「桐乃様。バカも休み休み言え、でございます」
「そ、そうだよね。いくらなんでも‥‥‥ねえ?」
「桐乃様。要らぬ不安を煽るくらいなら、引っ込んでいてくださいますか」
「ぐぬぬぬ‥‥‥」
「桐乃様。第二期、ヨロシクお願いいたします」
「え? ああ、こちらこそ‥‥‥ヨロシク、ね」
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