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2013年01月半角二次元561: 【兄妹なのに】生し妹文学館【募る想い】第十八巻 (718) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【兄妹なのに】生し妹文学館【募る想い】第十八巻


1 :2007/12/28 〜 最終レス :2013/01/01
このスレは妹萌え萌えな虹板文士さんと虹板読者さんが集うスレです。
虹板絵師さんも常時 щ(゚Д゚щ) カモーン!! で、降臨して頂けますと即時ネ申決定です。
「兄攻妹受」、「兄受妹攻」、どちらでも萌えればヽ(*´ 3`*)人(*´ε`*)ノ ベリギュー!。
さらに愛のある妹系SSなら何でもアリ!幼なじみ、従兄妹、御近所のお兄ちゃん欲しいっ子、
幼少時別離数十年ぶり再会娘、果てはドジ性格プログラムド妹メイドロボットまで何でもどんと恋!
基礎ルール
1:煽り&荒しは放置もしくはネタ化の方向でシクヨロ。
2:基本はsage進行で。メール欄にsage・孕age・不age等の記載をお願いシクヨロ。
3:SSの途中放棄は厳禁。最後まで責任をもって(;´Д`)ハァハァシクヨロ。
4:>>970辺りで次スレ設立お願いしたい

2 :
>1
スレ立て乙です

3 :
復活乙

4 :
スレ立て乙です〜

5 :
>>1お兄ちゃん乙!

6 :
  ∧_∧
 (´・ω・)∫ 寒いね…
 //\ ̄ ̄旦\
-(/※ \___\
\\ ※ ※ ※ ※ヽ
 \`ー―――――ヽ

7 :
年末保守

8 :
SS書きにトライする際のコツなど。(文責:三文文土 ◆Gk3MoN/WMQ)
・誰でも初めは初心者です。上手く書こうとばかり考えているとなかなか先には進めません。
 まずは自分の本能の赴くままに書いてみましょう。
・そして推敲しましょう。でもほどほどにしとかないといつまで経ってもポスト出来ません。
・本を読みましょう。他人の技術を真似するのはスキル向上のために重要です。
 オリジナリティはそこから生まれます。と思います。
・ぶっつけ本番ポストも面白いですが、まずはテキストエディタ使用を推奨しておきます。
 本スレでの公式ソフトはマイクロソフト謹製WinOS添付のメモ帳です(笑)
・というわけで書きたくなったら即トライです。
 どんな話を書けばいいのかって? それは貴方だけが知り得ることです。
・あくまでどの作品もフィクションです。妄想は妄想の中だけにしといた方が吉です。
 でもどうせ妄想なんですから思いっきり膨らませたほうが皆さんに愛されます。

9 :
<過去スレ>
【兄妹なのに】生し妹文学館【募る想い】第十七巻
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1176880523/
【兄妹だけど】生し妹文学館【愛し合う】第十六巻
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1155199350/
【兄妹だけど】生し妹文学館【愛し合う】第十五巻
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1138017374/
【求め合う】生し妹文学館【兄と妹】十四巻
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1124136097/
【初恋は】生し妹文学館【お兄ちゃん】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1114794673/l50
【兄妹でも】生し妹文学館【恋に堕ちる】第十二巻
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1108226012/
【届け】生し妹文学館【この想い】第十一巻
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1101135169/

10 :
【届かぬ】生し妹文学館【想いよ】第十巻
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1093393822/
【両親が】生し妹文学館【いない夜】第九巻
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1089626120/
【二段ベッドの】生し妹文学館【上と下】第八巻
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1086109193/
【悔やむは】生し妹文学館【己が血】第七巻
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1082052669/
【妄想】生し妹文学館【暴走】6ですわ…
http://peach.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1077813357/
【妄想】生し妹文学館【暴走】5だよお兄ちゃん
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1071797016/
【流石】生し妹文学館【兄弟】その4ですが
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1061777592/

11 :
【妄想活字】萌葱色文学館【煩悩加速】-流石兄妹3
http://pink.bbspink.com/ascii2d/kako/1059/10596/1059637102.html
【流石】何考え・・止め・・駄目だって俺達兄妹なんだぞ!2
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1049904257/
何考え・・止め・・駄目だって俺達兄妹なんだぞ!
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1045604670/

12 :
注意事項
1:一作品を投下終了後はロダに一括纏めzipをきぼん
2:保守ageをするよりも、むしろsageで書き込む頻度を上げよう。理想は24時間周期?
3:新規参入乱入、試作案、実話、妹関係ならなんでもщ(゚Д゚щ)カモォォォン
4:パスは生し妹文学館
5:生し上等
6:新人さん名無しさんの参入をもうちょっとキボン(´・ω・`)
孕age氏個人サイト
ttp://www7a.biglobe.ne.jp/~namagoroshi/index.html
まとめサイト(仮)
ttp://oniichan.moe.hm/

13 :
 以上テンプレ貼り終了
 遅ればせながら>1乙
 そして今回は恒例の0:00新作投下を断念 orz

14 :
あけまして新スレおめでとう保守
ボク妊スレはまだ復帰してないなぁ

15 :

妹「お兄ちゃん、もうすぐ年越しだよ。起きて」
兄「ん〜……ちょっと仮眠のつもりだったのに、結構爆睡しちまったな…
  ………って……ちょ…おい、これどうなってんだ!?」
妹「どうなってるって………拘束?」
兄「拘束? じゃねぇ! 今年ももう終わろうかって時に、何でペケ字に拘束されなきゃならんのだ!」
妹「何でって、そんなの…(ガサゴソガサゴソ……スルッ)…わ〜、こんな時間に起きてもやっぱ勃っちゃうんだぁ」
兄「人の質問に答えろ! っていうか何で脱がすんだ!」
妹「え〜っと……あ、いっけない。急がないと…(ヌギヌギ)」
兄「だから人の質問に…ってお前まで脱いでどうすんだよ!」
妹「ほら……見て、お兄ちゃん……私、想像しただけでこんなになっちゃった…」
兄「!? ……っく…バカなことやってないで、早く服着てコレ外せ!」
妹「そんなこと言って、私の見た瞬間ガチガチになっちゃってるくせに……んしょっと…」
兄「こ、こら! お前、何を………ま、まさか…」
妹「うふふふふ……あん、もう時間無いよぉ……ん…(チュッ)…んふぅ……はむっ…(ジュルッ……チュプッ)」

16 :
兄「うあっ(ビクッ)……や、止めろって……新年早々から……こんなの…」
妹「ふふ、ピクピクしてる…(シュッ…シュッ)…ほら、お兄ちゃん……カウントダウンだよ………5……4……3……2……1…」
兄「や……や…めろ………今入れたら……マジで……ヤバイ……から…ッ」
妹「…あけましておめでとう、お兄ちゃん…(ズッ…ズプゥッ) んあああああぁっ…」
兄「…く……ッ…………ダ、ダメだ……ぁ………」
ドクッ     ビュッ     ドプッ
兄「ぅぁ………ぁぁぁぁ…」
妹「ふぁぁ……こんなにいっぱい、お年玉……」
兄「ハァ…ハァ……お前……昼間やけに大人しいと思ったら…」
妹「ふふっ、ぜ〜んぶ計算通りだよ、お兄ちゃん…………あ、それと…」
兄「ま、まだ何かあるのかよ…」
妹「私からも、お兄ちゃんにお年玉あげたいな…………10ヵ月後くらいに…」
兄「な、何言って…………!! お、お前……まさか…」
妹「言ったでしょ……『全部計算通り』って♥♥♥」

17 :
あけましておめでとうございます
せっかくなんで、久しぶりに書いてみました

新年早々何やってんだ俺は…

18 :
 あけおめ
>17
 お年玉SS GJです。
>新年早々
 俺は去年まで何度も元旦0:00に新作投下をしていましたが何か?

19 :
 ついでに元旦なので御神籤&お年玉を

20 :
あけましておめでとー
>>17
GJです

21 :
仕事始のお兄ちゃんは頑張ってね保守

22 :
今年こそ妹萌え派を討ち滅ぼし、我ら姉萌え派が天下を取る……!

23 :
初詣
兄「今年も、兄妹揃って健康でいられますように…」
妹「おにーちゃんのおよめさんになれますように…」
兄「……妹の成績が上がりますように…」
妹「おにーちゃんとたくさんちゅーできますように…」
兄「……世界が平和でありますように…」
妹「おにーちゃんとわたしのあかちゃんができますように…」
兄「………妹を何とかしてください…」
妹「おにーちゃんとがったいs」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`) 」

24 :
ww

25 :

兄「ただいま〜……ふぅ…」
妹「お帰りなさい、兄さん。辛そうですね」
兄「飲めもしない酒と油っこい料理のダブルパンチ…俺にとっちゃ新年会なんて地獄みたいなもんだよ」
妹「それは大変でしたね。そんな兄さんのために、用意したものがあります」
兄「何、用意したのって……あぁ、七草粥か」
妹「めんつゆで味付けしてあるので、あっさりしすぎてなくて良い感じだと自画自賛です」
兄「自画自賛なのかよw まぁいいや、いただきま………あれ?」
妹「どうかしましたか、兄さん?」
兄「どうかした、って……箸も無けりゃ蓮華もスプーンも…茶碗すら無いじゃないか」
妹「……ふー……ふー…」
兄「ま、まさか…」

26 :

妹「………ぱくっ」
兄「お前が食うのかよ!」
妹「………んっ」(ガッシリ)
兄「な、何だ? 何するつもり……って、ちょ…待て、離s近い近い近い!」
妹「ん〜……(ちゅっ………くちゅくちゅ……ちゅ〜っ)」
兄「んんっ!? ん……むぅぅ…………(ゴクン)…っぷはっ! お前は、またそうやって新年早々お約束なことを…」
妹「ふぅ……ごちそうさまでした♥」
兄「それは俺の台詞だ! ってツッコむところ違うだろ俺!」
妹「そうですよ。兄さんが突っ込むのは上のお口と下のお口で」
兄「黙れ」
妹「(´_J`)」

27 :
変なシリーズが出来つつあるな
いいぞ、もっとやってくれ

28 :
>>26みたいな妹好きだわ

29 :
これは素敵なデレクールですね

30 :

妹「兄さん、原油高です」
兄「そうだなぁ……ちまちまガソリン入れるのは切ないよ」
妹「実質的な物価もじわじわと上がってます」
兄「そうなんだよなぁ……微妙に中身が少なくなってるらしいな」
妹「以前起こったオイルショックでは、ティッシュペーパーやトイレットペーパーの品切れが相次いだそうですね」
兄「らしいな。まぁさすがに店から姿を消すことは無いだろうけど、やっぱあーいうのも量が減るのかねぇ」
妹「何を他人事のように言ってるんですか。我が家にとって重大なことですよ」
兄「そりゃまぁそうだけど……何か? トイレットペーパーは一回30cmまで、とかやるのか?」
妹「そんなことはしません。もっと先に減らすべきものがあります」
兄「何だそりゃ?」


31 :

妹「兄さんがソロ活動の時に使うティッシュの量です」
兄「…………は?」
妹「ティッシュだって実質値上げしてるんです。使用量は極力減らしてもらわないといけません」
兄「いや……あの…」
妹「……とはいえ、兄さんも健康な成人男子。溜めてしまうのもかえって身体に良くないかもしれません」
兄「おーい、俺の話聞いてるかー?」
妹「つまり、ティッシュを無駄にしないためにも、今後兄さんのくりぃむしちゅーは全て私の膣に」
兄「黙れ」
妹「(´_J`)」

32 :
>>31
ソロ活動wwww

33 :
双子の男女が知らずに結婚、婚姻無効に 英国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080112-00000903-san-int
 【ロンドン=木村正人】英国で別々の両親の養子となった双子の男女が血のつながりを知らないまま結婚、
その後、双子と分かり所から「近親結婚」にあたると婚姻を無効とされたケースが11日、英上院の審議で報告された。
英BBC放送などが伝えた。
もうそのまま夫婦として暮らしちゃえよう(´・ω・`)

34 :
>>33
妹「………兄さん、ちょっと出掛けてきます」
兄「「婚姻届とか持ってきたら縁切るからな」
妹「 Σ(´Д` ) 」

35 :

兄「なぁ、俺のYシャツの数が減ってる気がするんだが…」
妹「それなら、つい今しがた新しいのを買ってきたので、タンスに入れておこうと思ってたところです」
兄「あぁ、そうなんだ。それならいいんだが」
妹「襟元にキスマークをつけたYシャツを、兄さんに着せるわけにはいきませんから」
兄「な!? ま、待て! 違うぞ! それは所謂一つの誤解というやつだ!」
妹「わかっています。兄さんの上着のポケットから『コスプレキャバクラ』と書かれた名刺も出てきましたから」
兄「そ、それは……飲み会の勢いというか……その…」
妹「…そんなにナイスバディのお姉さんが好きですか?」
兄「………」
妹「…私では満足出来ませんか?」
兄「……………し、仕方ないじゃないか! 俺だって男d」
妹「 It doesn't matter what you think!」
兄「お前それが言いたかっただけだろ」
妹「 (´_J`) 」

36 :
吹いたw

37 :

兄「ただいま……あれ、母さんは?」
妹「叔父さんの家の新年会にお呼ばれして、今日はそのまま泊まるそうです」
兄「ふ〜ん。じゃあメシはどうすっかな…ファミレスかどっか行くか?」
妹「ちなみに、予算は1000円だけです」
兄「はぁ!? 2人で1000円って……ほ○か弁くらいしか選択肢ないぞ」
妹「ご心配なく。晩御飯の材料は先程スーパーで済ませました。勿論、予算内で収めてます」
兄「そ、そうか。なら別にいいんだが……しかし、いくらなんでも1000円ぽっきりって…
  ん? 何だこのレシート……あぁ、これが晩メシの買い物か……972円……なるほど、きっちり予算内だな」
妹「当然です。もっと褒めてください」
兄「はいはい、偉い偉い(ナデナデ)……あれ? もう一枚レシートが…」

38 :

【○○薬局  お買い上げ  『亀頭戦機☆コンドム』 1000円也】

兄「……………」
妹「……………」
兄「本当の予算はいくらだったんだ?」
妹「………一人1000円」
兄「………返品して来い」
妹「それはつまり、枯れ果てるまで中で出」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`) 」

39 :
ちょwwwwこれは神すぎw

40 :
エロパロの新ジャンルスレが正解だろ、その投下w

41 :
ほしゅ

42 :
保守

43 :
ここへ初めて来た俺が質問
まとめサイトの中で、妹の片思いで終わる悲恋系の話ってあるかな?
エロはいいからむしろ片思いに苦しむ妹が見たい

44 :
 >37-38に対抗するワケじゃないが、以前から持っていた小ネタを投下

45 :
妹「お帰りなさいませお兄様、早速夕食は如何でしょうか?」
兄「随分早いな…って、何か仕込んでる?」
妹「お兄様、そのような邪推はいけませんわ。ご心配無く、特に怪しい
  薬を混ぜたりとかは…」
兄「いや、お前なら…って、もういい、せっかくだからそれを頂こう。」
妹「それでは早速♪」
兄「ん、少し焦げ臭いな…。」
妹「大丈夫です。タイマー付グリルですから。お兄様の帰宅時間に合わせて
  セットしました。あとコレは少し焦がす位が美味しいかと…」
兄「おい待て!何を焼いてるんだ?」
妹「特上の蝮ですわ。あと本日は日頃お疲れのお兄様の為にタンパク質
  と亜鉛を沢山摂取出来る特製メニューを…」
 
兄「ちょっとコンビニ行ってくる。」
妹「 (´・ω・`)ショボーン 」

46 :
http://yy21.kakiko.com/gibo40/

47 :
兄「ふぁ〜………おはよう、今日はやけに寒いな」
妹「当たり前じゃないですか、雪なんですから」
兄「え、雪?……お、ホントだ。結構積もってるなぁ」
妹「つきましては、買い物の時に車を出して欲しいんです」
兄「あぁ、いいよ。足元グチャグチャで歩き辛いだろうしな
  ……なぁ、どうせ車出すんなら、買い物して荷物置いたら、その後ドライブがてら外で晩飯食わないか?」
妹「それはいいアイディアですね。でも、晩御飯は家のほうがいいです」
兄「そうか? まぁ夜になると余計に寒くなりそうだし、その方がいいかもな」
妹「そうです。せっかく『食後のデザートはお前だぁ!』な展開になっても車の中でするのはやはり寒いですし
  『降り積もる雪と、この兄の精(ピ―)、どっちの方が白いかな?』とか聞かれても夜だと周りが暗くてよく見えな」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`) 」

48 :
スマン今北で悪いんだが十六巻の弾の灯氏のuploder投稿になった作品持ってる椰子か見れるトコ知ってる椰子いね?
どこぞの叩きのせいで見れずにアレなんだが助けてくれまいか
あと【妹「(´_J`)」】のSSの人GJ
楽しく読ませて戴きました
ありがとう
俺もこんな妹ホシス

49 :
てすつほしゅ

50 :
TANTOのCMが萌えるんだが

51 :
俺は長澤の演技で萎えるな

52 :
ttp://www.daihatsu.co.jp/showroom/cm/tanto_custom/media/top_01_01.wmv
ttp://www.daihatsu.co.jp/showroom/cm/tanto_custom/media/top_02_01.wmv

53 :
妹「兄さん、今日はバレンタイン・イヴです」
兄「何だ、その妙な記念日は…」
妹「残念ながらイヴなので、今日はまだチョコをあげるわけにはいきません」
兄「その辺はキッチリしてるんだな…まぁいいけど」
妹「明日の夕飯後のデザートはチョコのお菓子を色々作りますから、楽しみにしててください」
兄「あぁ、期待してるよ。ところで、何だか甘い香りがするんだが?」
妹「それは、このホットココアの香りです」
兄「なるほど、チョコはあくまで明日まで取っておくわけだな」
妹「イヴですから。さ、冷めないうちに飲んでください。その間、私の方は…」
兄「『兄さんのホットミルクをお腹いっぱい飲ませてもらいます』なんて阿呆なことは言わないよな?」
妹「……………」
兄「……………」
妹「………兄さんのホ」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`) 」

54 :
>>53
久々にktkr!!!!!!111

55 :
妹「という訳で、いよいよバレンタインデーです」
兄「…正直、大昔の修行僧でももう少しマシなもの食ってたんじゃないかと思うくらい物足りない夕食だったが…
  このチョコ尽くしのデザートを見ると、何だか納得だな」
妹「丹精込めて作りましたから。さぁ、たくさん食べてくださいね」
兄「あぁ、では早速…(パクッ もぐもぐもぐ)…うん、甘さ控えめでちょっとホロ苦なのが俺好みで良いな」
妹「当然です、愛 が込められてますから。ほら、どんどん食べてください」
兄「お、おぉ……はぁ〜、この紅茶も美味いや」
妹「当然です、愛 が込められてますから」
兄「……何か妙な間が無かったか? お前、まさか怪しい薬とか入れてないだろうな?
  例えば………その……媚薬とか…」
妹「そんな訳ないじゃないですか。確かに私は我ながら色んな意味で暴走気味ですけど……媚薬だなんて…」
兄「そ、そうだよな。いくらお前でも、そんなものを入れるようなことはしないよな、ハハハ」
妹「そうですよ。私が入れたのは媚薬じゃなくて愛液で」
兄「訴えてやるッ!!!」
妹「 (´_J`) 」

56 :
紫煙age

57 :
ほしゅ

58 :
妹を暴行して兄逮捕
http://sbc21.co.jp/news/index.cgi?page=seventop&date=20080224&id=0131125&action=details

59 :
いまさらですが、バレンタインの話を書いてみたので投下したいと思います
ヘタクソな文章ですが、よかったら読んでやってください

60 :
1月31日
夜11時、その家で起きているのは兄と妹だけだった。二人の親はすでに眠りについていた。
ユウコは居間でコタツに入りながらTVを見ていた。
そこへ兄がやってくる。
「はぁ、もう二月かよ」ケンイチは壁にかかっているカレンダーの1月を破りとった。
「ホント、あっと言う間だったよねぇ」TVから目を離さずにユウコは言った。
「まあ早いのは別にいいんだけどな、どうせなら一気に三月くらいまで過ぎてほしいんだけどな」
「なんでよ?二月って何か嫌なことでもあるの?」そう言って、ユウコは兄のほうを振り返る。
「なんかいろいろと面倒くさくないか……節分で投げた豆拾うのとか、花粉症の季節とか、とにかくなんかいろいろあるだろ」
「あと、バレンタインもあるじゃん」
「……ああ、そうだな」
ユウコはその微妙な間に兄の考えを読み取った。
「あ、なるほどねぇ」意地悪な笑顔を浮かべて兄を見る。
「なんだよ、なるほどって」

61 :
「つまりお兄ちゃんはひがんでるわけだ、自分がチョコもらえないから」
「べつにそういうわけじゃあ……」
「だって、うち節分に豆まかないし、お兄ちゃん花粉症でもないじゃん」
「……そうだよ、俺はバレンタインが嫌いなんだよ。悪かったなひがみっぽい兄、でッ」
最後の一声と共に切り取ったカレンダーを丸めたものを妹に投げつける。
見事にユウコのおでこに当たる。「イタッ」と言って、ユウコは抗議のまなざしで兄をにらんだ。
ケンイチはほくそ笑みながらコタツに入る。
「まあでも、スキでもない女からチョコもらうよりいいけどな。お返しとか面倒だし」
「そんなこと言って。本当はチョコ欲しいくせ、にッ」
仕返しとばかりに、さっきのゴミをユウコが兄に投げる。
「すごくね」
ケンイチはそれを難なくかわし、後方へ飛んでいったゴミへと顎をしゃくり妹へ合図する。
ほほを膨らませユウコはコタツを出る。


62 :
ユウコがゴミを捨てて戻ってくると、兄は寝そべってコタツに腰までもぐりこんでいた。TVのチャンネルも勝手に変えていた。
そんな兄の姿を見てユウコは軽い怒りを覚える。ユウコは兄に近寄り、身をかがめて顔をのぞき込む。
「それで、そのようすじゃ今年もチョコもらえそうにないんだ」妹は言った。
「なんでそんなにうれしそうに聞くんだよ」ケンイチは妹を見上げる。
「いやだなぁ、大切な兄のこと心配して聞いているんだから」そう言うユウコの顔は露骨ににやけている。
「余計なお世話だ。あ〜あ、なんでこんなにモテないんだろうなぁ」
「心配しないでお兄ちゃん、優しい妹がちゃんとお兄ちゃんのチョコを用意してあげるからね」
ユウコは小さい子供にやるように兄の頭をなでる。
「別にお前からのチョコはもういらないかなぁ」
「えっ、何でよ?どうして!?」兄の言葉を聞き、ユウコは跳ねるように立ち上がる。
「そんなに驚くことないだろ。別にたいした理由はないけど……お前も大変なんじゃないか、って思ってね。
兄に金使うより、本命にでもその分をまわしてガンバってくれという兄からのエールだ。いい兄だろ?」


63 :
「どうかな……なんか押し付けがましいよ。それに本命には毎年ちゃんと渡してますんで、ご心配なく」
そう言って、妹はコタツに入る。
「まあ、あとは俺のポーズの問題かな」兄は体を起こしてコタツに向く。
「何よポーズの問題って?」
「なんというか、バレンタインに対する心構えみたいな。
この年になって、家族チョコしかもらったことがないなんて悲しすぎるだろ。
だからいっそのこと、チョコを全部断っていることにすれば格好いいかなって。なんか硬派な感じがするだろ?」
そう言って、ケンイチはユウコの方を向きすこし気取った風に笑ってみせた。
「バカみたい」妹は言った。「だいたい家族チョコってなによ?」
「家族チョコは家族チョコだろ。家族ってだけでもらえるやつ。本命、義理って来て一番下に家族チョコ。
誰でももらえるからチョコの価値は低くて、まあ、残念賞みたいなものだな」
「残念賞って、ちょっとなにそれっ!いままで私からのチョコそんな風に思ってたの!!」
「なんだよ、お前だって本当は家族にチョコ渡すの面倒くさいって思ってたんだろ?」
「面倒くさいなんて思ったことありませんっ!」

64 :
ユウコはコタツのテーブルを両手で叩いた。激しい音が鳴り、テーブルが一瞬浮いたほどだ。
驚いたケンイチがユウコの方を見ると、険しい形相でこちらを見ている妹に気づく。
正面から目が合って、ケンイチはあわてて目をそらした。
「そういえば、確かに包装は毎年凝ってたような気がするな」
ケンイチはそう言って妹の機嫌をとろうとしたが、ユウコは黙ったままだ。
TVから流れる音だけが場違いに部屋に響いていた。
ケンイチは沈黙に耐え切れなくなり目だけ動かして妹のようすを探る。
視界の端で見た限り、妹は顔を伏せているようだった。
それならと、ケンイチは思い切って妹へ顔を向けて言った。
「お前誤解してるよ。つまり俺が言いたかったのは、家族チョコは挨拶みたいなものだってこと。
『あはよう』、『おかえりなさい』、『家族チョコどうぞ』みたいな。
家族チョコは気持ちじゃなくて形式が大事だって言うのかな?。
そういうことをすることで家族のコミュニケーションが豊かになるという重要な役割があって、
だからバレンタインの贈り物としての価値が最低でも全然問題ないという……」

65 :
「もういいっ、もう何も言わないでっ!」
兄の話をさえぎって、ユウコは立ち上がる。唖然とする兄を見下ろしながら、ユウコは言った。
「わかってない、お兄ちゃん全然わかってないよ。今までの私の気持ち、ぜんぜん伝わってなかったんだね。
わかろうともしてくれなかった。こんなんじゃ女の子からチョコなんて貰えるわけないよ」
「なんだよそれ?全然関係ないだろ」
急に自分の話題が出てケンイチはつい反発してしまう。
「大アリなの!だいたい、今まで一度だってホワイトデーのお返しくれたことないじゃない」
「ハッ、家族チョコにいちいちお返しなんてしてられるかっての」
言いながらも自分の言葉を悔いるケンイチ。やめろ、そんなことが言いたいわけじゃない。
彼の口はそんな頭からの命令を無視して続けた。
「でも、これでわかったぞ。結局お前はホワイトデーのお返しがほしくて俺にチョコ渡してたんだな。
お返しが欲しいなら欲しいと最初からそういえばよかったのにな」

66 :
「サイテー、マジ最低ッ。もーいい、二度とお兄ちゃんにチョコあげないんだから。
他の女の人からだってもらえるもんか!
一生、一人でバレンタインのことひがんでいればいいんだッ、バカーッ!!」
そう言って、妹は部屋を出て行った。
「なんだよ、あれ……」
部屋には、なぜ妹が怒り出したのかわからずに途方にくれる兄が一人残ったのだった。

67 :
今回はここで終わりです
続きはありますが、まだ書けていません
今頃、バレンタインの話を投稿したことでもわかるように、
書くのが遅いので次に何時書き込めるかわかりません
でも、なるべく急ぐようにします
どうか、気長に待ってやってください
あと、最後まで言ってもエロ展開はないのであしからず

68 :
>>67
久々の新作キタ!
なかなか読みやすい文体でいいんでないかい?
でもエロは入れて欲しいっすねw

69 :
何でエロパロじゃなく角二で…?

70 :
たまに絵師さんが来てくれるから

71 :
妹「兄さん、雛祭りです」
兄「こっちは、ついさっき飾り付けが終わったところだ……速攻で片さなきゃならんけど」
妹「いっそ出しっぱなしでも全然問題ありませんよ?」
兄「(無視)さて、飾り付けの次は飯の用意でもするか。定番は、蛤のお吸い物とかだな」
妹「兄さん、それなら私の蛤を」
兄「もう買ってあるから。砂抜きもバッチリだから。後は、ひし餅と…」
妹「兄さん、ここに菱餅ならぬ乳餅が」
兄「もう買ってあるから。既にひな壇に飾ってるから。それと、ひなあられと…」
妹「兄さん、こことここに合わせて三粒のひなあられが」
兄「もう買ってあるから。老舗で買ってきたから。それと…」
妹「兄さん、是非とも兄さんの白酒を」
兄「もう買ってあるから。ちなみに昨日の夜で白酒工場は一時休業だから」
妹「 ・゜・(ノД`)・゜・。 兄さんのバカ―――――ッ!!!!!」(ダダダダダダダッ!)
兄「……勝った…」

72 :
勝ち負けってレベルの問題じゃねぇ!w

73 :
むしろ兄に萌える件について

74 :
スレ移ってたの気付かなかった…
>>48
http://ncode.syosetu.com/n3341d/

75 :
風呂
兄「ふぅ……しかし、あいつも来年は受験だっていうのに…
  俺が言うのもアレだが、もうすこし兄離れしてもらわないとなぁ」

妹「……………」

76 :
リビング
妹「兄さん。お話があるんですけど、隣座っていいですか?」
兄「(きた……突き放すのもアレだけど、ここで甘やかすと良くないからな…)
  別にかまわんが、あまりベタベタくっつくんじゃないぞ」
妹「はい………それで、お話なんですが」
兄「あぁ、何だ? 聞くだけ聞いてやろう」
妹「実は、下校時にナンパというものに遭遇したんです」
兄「(ピクッ)……そ、そうか…」
妹「少し軽薄そうな人だったので、すぐにお断りして帰ろうとしたんですが
  その人が妙に諦めが悪くて、『お茶だけで良いから』等と言いつつしつこく誘ってきて…」
兄「ふ、ふ〜ん………それで?」
妹「あまり付きまとわれるのもうんざりだったので、まぁ少しお茶するくらいなら、と…」
兄「! まさか、付いて行ったのか!?」
妹「ちょうどおあつらえ向きの場所があったので、じゃああそこにしましょうか?と…」
兄「お、お前……」
妹「交番を指差してそう言いながら睨みつけたら、逃げるように去っていきました」

77 :
兄「……………」
妹「どうしたですか、兄さん? 何だか落ち着かない様子ですけど」
兄「い、いや……何でもない…
  ……ま、まぁお前のことだから大丈夫だとは思うが、そういうような輩には絶対付いて行くんじゃないぞ?」
妹「判ってます。兄さんに心配をかけるような真似はしませんから
  あ、そうだ。今日は宿題が出てたんだっけ……それじゃあ、私は部屋に戻りますね」
兄「あ、あぁ……あ、それと」
妹「? 何ですか?」
兄「何かあったら、すぐに逃げるか助けを呼ぶかしなさい。場合によったら俺に連絡すれば飛んでいくから」
妹「はい。私が一番頼りにしているのは兄さんですから(ニコッ)」
兄「そ、そうか…(照)
  ………しかし、そんなナンパ野郎がいるのか……こりゃ『兄離れ』なんて言ってる場合じゃないな…」

妹「……………(ニヤリ)」

78 :
妹策士

79 :
ほしゅ

80 :
ホシュ

81 :
兄「…妹に悪い虫が近づかないようにしてるのも、保守と言うんだろうか?」
妹「私の貞操も、兄さんの為にバッチリ保守して」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`) 」

82 :
俺の部屋にあった「みゆき」と「ぼくのマリー」を読んだらしく
どうもここ数ヶ月妹の態度がおかしい…

83 :
kwsk

84 :
それは、たった二行から始まった兄妹の物語…

85 :
ほしゅ

86 :
〜始まらない兄妹の物語〜


                =完=

87 :
夜中に急に眼が覚めたと思ったら執筆神が降臨してました。脳内に。



88 :
goodbye, sister.
君に送るお別れの言葉。
ホントの想いを何一つ伝えられなかった僕からの。
最初で最後のmessage.
I say. goodbye, sister.
色んな想いを込めて。
全てが君に届くとは思わないけれど、今。
君へ送るこのgoodbye.

89 :
―――始まりはいつからだろうか。
そんなことはもう忘れてしまったよ。
もしかしたら初めて出逢ったあの日から恋に落ちていたのかも?
いつか叶わない想いの果てに絶望を知ることも知らずに。
無邪気に、ただ無邪気に君だけを想っていた。
本当は全てを知っていたくせに。
本当は何も知らなかったくせに。

90 :
時は流れ。
ただ笑い合う日々の中にも変化が生じて。
君のOne and Onlyはいつしか僕じゃなくなってたんだ。
「ただ君に愛されてたい」
何もapproachせずにそれはちょっとワガママじゃない?
でも結局何も言い出せないまま。
―――今、最後の時を迎える。

91 :
goodbye. sister.
今まで僕が君にあげられたもの。
どうかどうか忘れずに、僕の分も幸せになってほしいよ。

now I say. my dear sister.
何一つ君に伝わらなくても。
あの日のように君が笑っていられるならそれでいいと思えるから。

92 :
goodbye, sister.
君に送るお別れの言葉。
ホントの想いを何一つ伝えられなかった僕からの。
無限の愛を込めて届けるLast message.
I say. goodbye, sister.
色んな想いを込めて。
今更何一つ君に届くとは思わないけれど、今。
それでも君に届けたいと願うこのLast message is goodbye.

93 :
…以上です。どうやら降りてきていたのは兄しの神だったようです。いつもの事ですか。
幾分前に書いた「please stand up sister.」に似た系列になりました。
音楽で例えると前回はロックっぽい感じ、今回はラップポップ(そんなジャンルあるの?)みたいな感じ。
読み手側にメロディーが伝わるかどうかは書き手のスキル次第ということで、諦めてください(←

エロ担当は謹んで (´_J`) の方と59氏に丸投げさせて頂きますw それでは(´ω`)ノシ

94 :
>>93
妹「……何だか切ないですね、兄さん」
兄「そうだな……俺も、せめて後悔だけはしたくないな」
妹「兄さんも、心に秘めている私への想いを遠慮なくぶつけていいんですよ?」
兄「ん……まぁ、その…なんだ……お前が望むなら、兄はいつでもお前の傍でお前の事を守ってやるからな…(照)」
妹「嬉しいです、兄さん………実は、私も兄さんに伝えたいことがあるんです」
兄「へぇ、何だ?」
妹「確実に着床出来るように、私の排卵周期を」
兄「黙れ」
妹「 (´_J`) 」

95 :
バロスwww

96 :
>>94
230さんの切ない文章がこっぱみじんwww

97 :
2月14日
夜7時、私は夕飯を食べに食堂へ向かった。
他の家族はそろっていたが、そこにお兄ちゃんはいなかった。
夕飯を食べ終わると私はすぐに部屋に戻った。
クローゼットの奥から綺麗なリボン飾りの付いた紙包みを取り出した。
あの出来事の後、私はお兄ちゃんへのプレゼントを買いに行ったのだ。
お兄ちゃんの言ったことにちょっとへこんだけど、だからといってプレゼントを止めようとは思わなかった。
すごいプレゼントをあげて見返してやる、なんて考えていつもよりやる気が出てきた。
やる気はプレゼントの値段に反映した。
お財布は軽くなったけど、お兄ちゃんがプレゼントに喜ぶ姿を想像して期待で胸が膨らんだ。
早くバレンタインになればいいのにと思っていた。

98 :
だけど、実際にバレンタインが近づくにつれて不安になってきた。
気がつくとあのときのお兄ちゃんの言葉を思い出してしまう。
私もお兄ちゃんにひどいことを言ってしまった、ような気がする。
興奮していたので言ったことを正確には覚えていないけど、
二度とプレゼントをあげないと怒鳴ってしまったことは覚えていた。
お兄ちゃんのために立派なプレゼントを用意したつもりだ。
でも、そのことですら気がかりになってくる。
家族への贈り物としては高価すぎる気がしてきたからだ。
考えれば考えるほど心配事が思い浮かんできた。
これではだめだ、何とかしようと思って、まずはお兄ちゃんと話をしようと考えた。
話をして、あのときのことをちゃんと謝って、プレゼントを用意していることを伝えたかった。
でも、あれ以来お兄ちゃんとまともに話をしていない。話どころか顔をあわせることもなくなっていた。
私にはお兄ちゃんが会うことをわざと避けているように思われた。
お兄ちゃんはそこまで私のことを嫌いになってしまったのだろうか?
結局お兄ちゃんとは何も話せないままバレンタインになってしまった。

99 :
私は紙包みを机の上に置いて椅子に座った。紙包みを眺めながら考えをめぐらせる。
このままお兄ちゃんにこれを渡してもいいのだろうか、と。
渡したいという気持ちは強かった。
もし今日渡せなかったら、今年は渡せずじまいになってしまう。
それどころか二度と渡すチャンスがなくなってしまうような気がしていた。
しかし、お兄ちゃんが私のことを嫌っているかもしれない今、プレゼントを渡しても素直に喜んでくれるとは思えない。
私は兄がプレゼントに納得するような理由を考えようとした。
でも、二人が家族であるということ意外思いつかない。
お兄ちゃんは家族からのバレンタインはいらないと言ったのだ。
これではだめだ、他の理由を探さないと。こじつけでも何でもいいので理由が欲しかった。
まるで答えのないなぞなぞを解こうとするかのように、私は必になって考えた。
ふと時計を見ると10時になろうとしていた。いつの間にか3時間近く悩んでいたことになる。
頭の使いすぎで、鉛でも詰め込まれたかのように頭が重かった。

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