2013年01月エロパロ378: 【主にP3・P4】 ペルソナ総合エロパロスレ 16 【1と2も】 (672) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【主にP3・P4】 ペルソナ総合エロパロスレ 16 【1と2も】


1 :2010/06/06 〜 最終レス :2013/01/04
※ 職人様へのお願い
・投下する前に1レス使って注意書きをお願いします。
 カップリング
 属性
・名前欄を用いてNGワード設定をお願いします(タイトルでも可)
※ 読者への注意
・批判はOK、罵倒・煽りはNG。SSは作者と読者が双方向で育てていくものです。
・作品のカップリングに文句言うの禁止。気に入らなければスルー汁。
・荒らしが出たらスルー汁。
●前スレ
【主に】 ペルソナ総合エロパロスレ 15 【P3・P4】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267327369/
●SS保管庫
http://www.s-ht.com/~eparo/
●PERSONAエロパロスレ用うpろだ(避難所)
http://ep.deko8.jp/persona/upload.html

2 :
●過去スレ
【主に】 ペルソナ総合エロパロスレ 14 【P3・P4】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1260810571/
【主に】 ペルソナ総合エロパロスレ 13 【P3・P4】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1259550675/
【主に】 ペルソナ総合エロパロスレ 12 【P3・P4】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1258176652/
【主に】 ペルソナ総合エロパロスレ 11 【P3・P4】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1236676871/
【主に】 ペルソナ総合エロパロスレ 10 【P3・P4】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1228710171/
【P3・P4】 ペルソナ3・4専用 エロパロ 8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1221913491/
【P4】 ペルソナ4専用 エロパロ Part2(実質7)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219114559/
【P4】 ペルソナ4専用 エロパロ(実質6)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1217244893/
【P3】 ペルソナ3専用 エロパロ 5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1195669773/
【P3】 ペルソナ3専用 エロパロ 4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178205973/
【P3】 ペルソナ3専用 エロパロ 3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163943858/
【P3】 ペルソナ3専用 エロパロ 2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1158208227/
【P3】 ペルソナ3専用 エロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1154511119/

3 :
>>1

4 :
いちおつ
楽しい前スレでしたね…

5 :
【P3・P3F】ペルソナ3でエロパロ1 【P3P】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275823601/l50

6 :
保守

7 :
P3勢で結婚出来るならやはりみちゅるか

8 :
仲間限定なら断然風花

9 :
飯マズはちょっと…と書こうとしたがよく考えると料理の出来そうなヤツがいない

10 :
アイギスなら少しはいけそう

11 :
主直おおおおおお

12 :
>>9
ゆかりは料理できるだろ。
たまたま失敗作をコロ丸に食べさせようとした場面だけが
クローズアップされてしまったせいで料理下手に思われているが
ホントに料理下手な人間はチョコレートケーキなんか手作りできませんw
>>10
アイギスはレシピさえしっかりしたのがあればまだマシなのがいけそうだよね。

13 :
つかこっちのスレ使わないでさっさと落とせよ
自演か?

14 :
なんつーか無印関係をどのスレでやるべきか微妙だったのでここに来た


15 :
まぁ気にすんな
腐った人並みの独自理論を振りかざした声の大きい人しかあの流れが正当だと思ってないからw

16 :
P3の会長のエロを求めるならこっちに張り付いてればおk?

17 :
削除依頼が出てる現状だと他のスレは落とされる可能性がある
なんだかんだでこのスレが真っ先に、特に問題ないかたちで立ったわけだからな

18 :
>>16
正月に着物の会長をゆっくり脱がしたい
そのままでもいいが長襦袢は正義

19 :
>>18
その長襦袢会長を濡らして透け感を堪能したいな
会長が欲しいって言うまでじりじり視姦したい

20 :
よく時代劇ではくるくる回すがアレにエロスは感じないよな
和服美鶴とかエロが服をきて歩いているようなもんだが
くるくる回すとなるとシュール以外の何者でもない

21 :
早速書いてみたぜ! キタロー×美鶴  美鶴がM属性です

22 :

元日の夜、私は彼の部屋を訪れた。無論誰にも秘密だ。私は薄暗い廊下を
振袖の袖を握りしめながら進んでいった。
…彼は、私を見て喜んでくれるだろうか?
もしかしたらはしたない女と軽蔑されてしまうのではないだろうか?
だがそう思えば思う程、頭の芯から痺れるような疼きが私を彼の部屋へと急かしていく。
「わ、私だ…緊急の用事が、出来た…開けて、くれないか…?」ああ、もう我慢できない。
君に私を滅茶苦茶に乱して欲しい。君が望むままに私の全てを犯して欲しい。
「…今開ける」彼の声がして扉がきぃと開いた。私は夢遊病者の様に彼の部屋へと入っていく。
「…?」だが彼の姿は無かった。窓から月光がもぬけの殻のベッドに降り注いでいる。
私が部屋を見渡そうとしたその瞬間。「ひあぅっ!?」私の秘部に細長い指が侵入してきた。
そして次に私の胴体に腕が回され、私は背後から拘束される形にされてしまった。
「…捕まえた」後ろから彼がふぅと首筋に息を吹きかけながら呟く。
「や、止めてくれ…そこは弱…あっ…」
駄目だ。足ががくがくと揺れてしまって…立っていられない…。
「あっ、やぁっ…まっ待ってくれ、頼む…」だが彼は一向に手を緩めてはくれない。
「お、お願いだっ…これ以上は、立ってられ、ない…」私が快感に耐え切れず、膝を付きそうになった時。
「本当に、やめて欲しい?」ぴたりと手が止まってしまった。
代わりに彼は私の肩から顔を出し、私の瞳をじっと見つめてくる。

23 :
おい寸止めかよ
わっふるわっふる

24 :
わっふるわっふる

25 :
美鶴が焦らされてるエロパロを読んでいたと思ったら
自分が焦らされてたでござる

26 :
足立直人みたいです

27 :
初めまして。
パソコンから書き込めないので保管庫に直接投稿しました。
P4で番長×千枝×影千枝の3Pぽいものです。
この後千枝に入れてラブラブ3Pか影千枝に入れて影千枝バーニングに分岐する予定です。

28 :
しゅなおまってる

29 :
http://x17.peps.jp/nhry/
荒らして!

30 :
>29
ヤりたいらしい

31 :
影千枝GJ!!
どっちもおいしい展開だと言ってみるw

32 :
>>27
おいしいぜキミ

33 :
hosyu

34 :
ゲーム会社「アトラス」解散か

35 :
ペルソナチームがエロゲ作っていると聞いて

36 :
羊が! 羊が!

37 :
マイナーなイメージはあったが…寂しいもんだ

38 :
あれ、このスレも?
現行のペルソナエロパロスレは全部で三つあるのか

39 :
正直今度こそROMっていようと思った。
だが別のペルソナエロパロスレで荒らしのコメに対して、GJを送ってくれる健気な住人に心打たれたので、また一筆書いてみたくなった。
それに保管庫にブーツに関する物があるようで全く無かったのでこのSSが収録されれば嬉しいです。
キャラ:男性主人公のみ。4レス。
注意:フェチ(ブーツ)
作中で「少年」「彼」とは男性主人公、もとい、キタローの事です。

40 :
欲しい
もっと、舐めさせて……
じっくり舐めさせて、ください……お願いします

穏やかな陽射しが窓から差し込む休日がやってきた。
小鳥の鳴く声から外から聞こえる。
幸い休日だったので学校は無かった。
ベッドに眠っていた者は体を起こした。
中性的な顔立ちのその少年は大きく伸びをした。
頭が痛い事も体がだるい事も無い。
どうやら前の晩に用意した氷枕が熱がこもった頭に効いたようだ。
とはいえ、油断していれば学園祭の日に襲ってきた時の風邪がぶり返すかもしれない。
彼は眠い体をもぞもぞと動かし、体が冷えないように肩口をしっかり閉じて布団の温もりに身を委ねる。
かと思いきや、自分の下半身に違和感があるので思わず触ってみた。
「はは、参ったな……」
予想通りの展開に少々苦笑しながらも、怒れる筋肉の塊を愛撫する。
先っぽは予想通りねっとりした粘液で濡れていてティッシュで拭かなければならなかった。
あのブーツ、一体どんな味がしたんだろうと疑問に思う。
先程自分が体験した夢の出来事をゆっくりと追憶する。
夢の内容はというと、ブーツ好きの彼が脇目も振らずにブーツの爪先や踝、脛や脹脛、果てはヒールといった足を保護する部分を舐める。
顔こそ見えなかったが黒い革のロングブーツを履いた女性の足を舐める。
唇を当てて革の感触を楽しむ自分がそこにいて、且つギンギンに勃起している事もわかっていた。
そのまま自分の意識がはっきり保てるようになったかと思うと、そこで夢は終わった。
あれは桐条美鶴の黒のニーハイブーツに似ていた。
きっと夢に出てきたのは美鶴のような美しい女性だったのだろう。
この学校に転校してきた時から様々な人達に注目されてきた。
ある者は期待と疑念を計りにかけるような真似をしたし、ある者は純粋な善意で少年の心を癒した。
だからこそ、この少年は他者と心を育み、精神的に成長してきた。
……恐らく、無理をしてきたせいなのだろうか。
その彼が先日の台風で、ずぶ濡れで帰ってきた時に寝込む程の風邪をひく。
夢の中でベルベットルームの住人に会うほど、意識が覚めなかった。
彼は筋金入りの装備品コレクターでもある。
ただのデッキブラシから女子が着るエッチな装備、神話に出てくるような武器、防具を入手してきた。
今この瞬間も成長している精神的な強さと相まって、身体的な強さに磨きがかかった。

41 :
そんな自分が今までやってきた事を回想しながら1階のトイレで排尿。
その後、キッチンに行って仲間が買ってきてくれたペットボトルの中身を飲むとまた自分の部屋に戻ってくる。
彼が視線をなげかけると、岳羽ゆかりが私服の時に履くブーツ、桐条美鶴が普段学校で履いてるブーツが並んである。
口元を歪ませた彼は自分の唇を触ると、体中が身悶える。
今日は晴れの日だと知っていたので日干ししてあった2種類のブーツの内の1つを手に取った。
美鶴が履いている方で、ニーハイブーツと呼ばれるものだ。
「これがブーツだ」と言わんばかりに毅然としたデザインで圧倒されたブーツ。
歩く時や走る時どうやって重心をとっているのか、履き続けた結果、足の障害は起こるのか心配ではある。
それに私服姿のゆかりやエリザベスも捨てがたい。
いそいそとベッドの上にブーツを置き、服を脱いで全裸になった。
これは儀式的なもので、こういう状態になる事で心がハイテンションになる。……風邪がぶり返す事を覚悟して。
「美鶴のは今日もエロいなぁ、エロすぎる」
彼女が履いていたこのブーツは保存状態が良く、しかも日の光を浴びてほんのり暖かい。
ドアに鍵をかけて誰も入ってこない事を改めて確認すると、愛おしそうに口づけした。
皆に見られれば、一言で『変態』の烙印を押されてしまうような誰にも理解されない性癖。
不安でありつつも、どこか不思議と安心できる彼のたった一人の数少ない時間。
女を抱くように指の腹や手の平でじっくりと大事そうに抱え、まずは爪先から。
その後、どこを愛撫するかも一通り順番が決まっている。
赤ん坊が母親の乳を吸う様にもとれる。
変態性欲溢れる彼はベッドにもたれかかり、激しく愛でる。
熱く滾る魂の鼓動が脳内で優雅な音楽を奏でる。
歪みきった感情という闇の中を冒険者の如く、手探りで宝を探し求めていく。
その結果、赤黒い自分の分身が皮から飛び出た。
ここで改めてこのブーツの持ち主の女性を思い浮かべる。
桐条美鶴。彼の一個上の3年生の先輩だ。
一個上なだけだというのに、表情や体つき、雰囲気はまさしくモデルのように美しい。
「美鶴は本当にきれいだ。美鶴が履いているブーツもきれいだ」
そんな彼女が世間に疎い。本当に疎い。
はがくれでラーメン、ワイルダックバーガーのハンバーガーに連れて行った時などだ。
物珍しそうに店内の様子を観察したり、当たり前な事を質問してくる。
そこでこの少年は思う。「ああ、本当に世間を知らないんだな」と。
そのギャップが内心、ガッツポーズをさせる。

42 :
彼自身は気がついていないが、女性の履いているブーツを見る時だ。
挙動不審に思えるくらい、目を輝かせて食い入るように見る。見る。見るのだ。
ここで一通りブーツを楽しんで前座を終える。
ベッドに横たわると、自分の陰茎、チンポをブーツに擦り付ける。
普通の人、特に美鶴が見たらひくとわかってる背徳感が、昂ぶる彼のテンションを維持する。
今これが美鶴に知れたら即、処刑されるのはわかってても、やめられない。
だから女性のブーツを愛する彼は、この運命の下に生まれたんだと思って、考えるのをやめた。
「美鶴、美鶴ぅ…っ!」
少なくとも現段階では、まだ美鶴に恋愛感情を持っているわけではない。ブーツを履いているから好きなのだ。
この理由は私服の時の岳羽ゆかりや、ベルベットルームの住人のエリザベスにも言える。
岳羽ゆかり……。
物語にありがちな人物達が、小説かどっかから飛び出してきたようなのが多くいる特別課外活動部。
そんなのが当たり前のようにいる中で、彼女も例外ではない。
普通に振舞っているようだが、身を裂かれるような人生を送ってきた過去を持っている。
春の季節の休日に見た大胆な私服姿でポイントが大きくアップし、彼の観察対象になった。
エリザベス……。
彼にしか見えない扉の向こうの住人。
琥珀色の瞳が彼を真っ直ぐに捉えるのは身体だけに留まるのか、それとも心の深部にまで行き渡るのか謎である。
青い部屋に合った青い服、青い手袋、そして青いブーツは彼の心の何を意味するのかも謎である。
苦しそうな彼の顔はどこか恍惚としている。
はぁはぁとこころなしか息を荒げ、全裸なのにも関わらず体は暖かい。
体を起こし、跪いて利き腕で自分の陰茎を掴む。
射精の時がいよいよ近づいている。

43 :
「美鶴、美鶴のブーツ、ブーツぅ……美鶴の履いているブーツ…っ!」
しっかりとブーツを持ち、怒張しきった陰茎をしごきながらその照準を合わせる。
『言葉に出して言う』、この行為だけで自分が何をやっているのか、その変態な自分を楽しめるのだ。
息を荒げながらブーツ、ブーツと呟き、激しくしごく。
溢れ出る先汁が、しごいている陰茎の感触をヌルヌルにして快感を高める。
白い精液が一滴ぽたりとブーツの上に落ちるのを皮切りに次々と精子が出てくる。
ぽたぽたと垂れ落ちた対象、及び自身のヌルヌルの感触が奇跡を呼んだ。
「美鶴ぅ…!」
ブーツに対する思い入れがとうとう爆発するのと同時、目を閉じててもわかる美鶴の姿だ。
普段は薄ぼんやりとして顔や姿形さえわからないものがはっきりとなったのだ。
「ふうううぅぅぅ……」
目を開ければ、視界に飛び込んでくるのは自分の精子によって汚れた美鶴のブーツ。
虚脱感と同時に起こる口元が緩むような満足感。
「ごちそうさまでした」
そんな矛盾する感覚の中でブーツを静かに置くと、服を取りに立ち上がる。
目的を達成した以上、これ以上裸でいるのは風邪が悪化するからだ。
精液がついた美鶴のブーツもティッシュで拭く。
鼻が慣れてるので臭いはわからないが、このブーツはまだ使えそうな気がする。
射精したせいなのか、疲労感と眠気を彼が襲う。
「まぁ、もう少し寝ててもいいか」
後始末を済ませた少年は再び布団に入る。
目を閉じたまま、自分の業について考える。
自分が人とは違い、嫌悪さえされるであろう性癖を持っている事は理解している。
だからこの性癖がばれないように静かにし、且つそれに見合った充実した生活を求めている。
身の丈に合った生活、というのはこの事を言うのだろうと彼は思う。
特別課外活動部が解散する日が来ても、この秘密は守っていこう。
或いはこんな自分でも好きな人ができる、自分を好いてくれる人がいたらそれは紛れもなく幸福だと思う。
ならば自分の「終末」が訪れる日まで精一杯楽しもうじゃないか。と、彼は思った。
彼の意識は眠りに入り、そのまま意識の底へと沈んでいった。

44 :
おわり
……「誰得なSSだよ」とか言うの無しね(´・д・)

45 :
GJでした
ブーツフェチとはまた新しい…w

46 :
乙!
性癖をさらけ出しても引かない相手がいつか現れるのだろうか。
でも欲情とまでは行かなくとも気持ちは分からんでもないんだよなぁw

47 :
なんか気持ち良さそうでいいな
あと精子まみれのブーツを美鶴が知らずに履いていると思うと胸が熱くなるな

48 :
某質問スレで意見を聞いてもらった結果、主人公名を表わす「――」は止める事にします。
今まで読みにくい思いさせてすいません。
ついでに保管庫見てみたら意外とりせが出てるの少なかったので書いてみた。
りせ好きの人へ、「キャラが違ってる!」と感じたらすいません(´・ω・`)
作品:ペルソナ4
キャラ:主人公×りせ。5レス。
注意事項:特にない
はーじまーるよー

49 :
稲羽市八十稲羽からまた都会へ。
桜咲き誇った季節にこの地を訪れ、この国が命の息吹を感じる頃に帰る。
思えば去年の春に転校生としてやってきたのが遠い昔の出来事のように思える。
この町で起こった人事件を解決し、その背後で事件を操っていた黒幕をも成敗した。
その後、霧が晴れ、テレビの中で見たきれいな川や湖のほとりにある大きな木、緑生える豊かな自然。
あの光景は、きっと人間1人1人の心の中に、本来存在していた美しさの部分だったのだろう。
霧が晴れてきれいになったのは何もテレビの中だけじゃない。
若者、女性、老人、どの町の人々も希望に満ち溢れた顔をしていた。
いずれ事件の真相が世間の明るみに出るだろう。
その時「テレビに入れる」という手段を駆使していた犯人を、人々はどう見るのか。
頭のおかしい犯罪者と斬って捨てるように精神病院へと入れるのか、それともオカルト的な伝説が日本中に広まるのか。
いや、そんな些末な事は考えなくても大して問題は無いだろう。
とにかく俺達はやった。町一つを救った、それだけで十分だ。
駅で自分を見送りに来てくれた仲間達、堂島の叔父さん、菜々子、学校で仲良くなった奴ら。
みんなが俺との出会いを懐かしみ、別れを惜しんでくれた。
そして俺自身、あの町で出会った人達との絆を大切にしよう。
これから都会へと帰る途中の電車。
あの時、仲間達と一緒に撮った写真を見ながら人の絆の暖かさを噛み締めていた。
写真を再び胸にしまうと、ふと流れるように通り過ぎて行く自然の景色を眺めた。
過ぎ去っていくあの山々、田んぼに野原に川、この時ほどいつまでも名残惜しそうに見入ってしまうのはなぜだろう。
日本では道端の石ころ、木や岩などにも神が宿っていると信じられている。
俺がこうやって見ている自然の風景は、きっと八百万の神々からの贈り物だろう。
こんな俺でも彼女ができた。それもアイドルの。
当時はテレビに出ているアイドルが「自分だけの物になった」という独占欲と思い上がり。
そんな嬉しさから、ついつい彼女の前でカッコいいセリフを決め続け、いつも笑ってくれていた。
直接の戦闘には不向きなペルソナ使いだった為、ナビに回ってもらった。
応援してくれる彼女の声、くじけそうな時や強敵との戦いにも俺の背中を見ていてくれてとても助かった。
あの声をまたいつか聞きたい。
そんな事を思いながら、記憶の中のその彼女を探り始めた。

あれは確か、ジュネスのフードコートでみんなの注意がクマにいった時だっただろうか。
久慈川りせと2人きりになった時に……そう、りせと少しを話をして、心の内に響く声と共に絆が生まれたんだ。
先輩、先輩と、元アイドルが目を輝かせながら慕ってくれるのは嬉しいものを通り越して、舞い上がった。
ツーサイドアップという髪型で、赤毛の髪は嗅いでみたらどんな匂いがするのだろうと思っていた。
地元では知り合いの目につくので、少し足を伸ばして沖奈市に買い物に行く日なんかを楽しみにしていた。
「りせちーだよね?」と声をかける人間も少なくなってきた頃だ。

50 :
「ね、先輩、腕組んで歩こ?」
俺に荷物を持たせ、先頭を歩いていたりせが可愛らしい声で言ってくる。
純粋に甘えたい年頃のせいなのか、先輩相手に媚びるのが目的なのか。多分、前者だと思いたい。
なんにしても、それはあまりに突然の事だったので驚いた。
自分ではわからなかったが、その時の俺の動揺がおかしかったのか、りせが笑い出す。
「あ〜、先輩赤くなってるぅー」
俺が考えるより先にりせに指先でほっぺをつつかれ、彼女が腕を組んでくる。
夏の季節なので薄着、つまりこんなにかわいい女子と肌と肌が密着している……。
そんな事を考えるだけで頭がぐつぐつと煮えたぎり、どんな気の利いた言葉を言おうか頭がパニックになる。
おまけにりせの髪や体からは、花のような良い匂いがしてくる。
「えへへ。これだとまるで恋人同士みたいだよね」
俺より1つ年下の16の彼女は、持ち前の「甘え」を駆使して俺の心を捕える。
華奢な体つきは柔らかに、それでいてふっくらとした胸の感触もある。
「てゆうか、今日はいっぱい買い物に付き合ってもらうからね」
その後、俺達は幸せいっぱいに沖奈市の通りを歩いていくのだった。

あの時の事を思い、口がにやけている自分に気がついて慌てて平静を装う。
電車は山々や田んぼといった、のどかな風景を通り過ぎ、真っ暗なトンネルに入った。
車内販売の売り子さんが通り過ぎる。清潔そうな制服を着ていて割ときれいなお姉さんだった。
子供が騒いでいるのだろうか。アイス買ってと、親にねだる声が聞こえてくる。
俺も昔は世の中という物をよくわかっていないハナタレ小僧だった。
さて、りせが腕を組んで歩こうと言い出した時は顔にでるほど嬉しかったな。
あの時の事を思い出し、気のせいか彼女と触った部分がほんのりと暖かくなる。
コミュという俺自身の人生経験から言わせてもらうと、りせのコミュは決して高くはなかった。
あの時の俺は心が舞い上がっていたが、残念ながらまだ友達以上、といった所だっただろう。
だが今ならりせの苦悩が、俺の今まで生きてきた人生と重なってわかる気がする。
それまで飛び上がるように舞い上がっていた俺の心は、仮初の思いでは無くなった。
それは、シャドウとの「戦い」は決着したが、りせ自身の「戦い」は、決着していなかったからだ。



51 :
「わ、私……失くし……ちゃった」
買い食いしに惣菜大学まで寄って行った時の事。
店員の威勢の良い客寄せの声と共に、店の品として並んでいる食べ物はどれもおいしそうだ。
通りすがりの町の助役さんの話によると、「かなみん」というアイドルがこの近くを訪れるかもしれない、そんな町の期待があった。
そのせいかこのお店にもぽつぽつとではあるが、子供連れの主婦や学校帰りの女子高生が店のメニューを眺めていた。
……俺達はとてもじゃないが、そんな気分ではない。
「何か、分かんないけど……全部……失くしちゃった……」
りせのマネージャーだった井上さんは今、りせの後輩にあたる「かなみん」という中学生の世話をする仕事をしている。
りせが出る予定だった映画の出演も、その「かなみん」に決まったらしい。
彼女自身のアイデンティティを奪われた悔しさが、堰を切ったように涙として溢れ出る。
顔を上げろ、背筋を正せ、元気を出せとか、そんな上っ面だけの正義感は俺には言えなかった。
どんな言葉をかけてやればいいのかも俺にはわからず、ただ事の成り行きを見守っていた。
その成り行きを見守るという選択肢も、本当に正しいのかどうかも合ってはいない。
現に泣いているりせを遠巻きに眺める人もいる。
人とは違う特殊能力を持っているのに、人1人救えないのか!
りせが俺に求めているいつもの「クールでミステリアスな先輩」を演じればいいじゃないか!
先輩と慕われているからには、堂々とした振る舞いでいればいいだけだ!
いつものカッコいいセリフを今こそバシッと決めればいいだけじゃないか!
今、人の目を気にしてどうする! どうする、どうすればいいんだ!
りせが何を言っていたのかはわからない。
ただ頭で考えるよりも俺の体が勝手に動き、自分の彼女の体を抱きしめていた。
人の目などこの際、どうでもいい。目の前の女を大切にするにはどうしたらいいか考えた結果がこれだ。
彼女の暖かな体温、髪から漂う良い匂い、目を閉じてても涙で体が震える事がわかる手。
ぎゅうっと抱きしめると彼女もそれに応え、俺の体を抱きしめている力を強くした。

走っている電車の窓から見えるのどかで美しい景色。
民家や田んぼ、何らかの建物が理路整然としてびっしりと隙間無く敷き詰められている風景。
きっとこの平和に見える世界のどこかに、俺達とは別のペルソナ使いがいるのだろうか。
もしいるとしたら学校に通ったり、親の言う事に反抗したり、時には仲間同士で意見が対立したりするのだろうか。

52 :
抱き合った後の記憶は、正直覚えていない。
店にとってはカップルが泣いて、抱き合っている。
今冷静に考えてみると、あれは迷惑以外の何者でもなかったかもしれない。
もしあの場で抱き合わなくても、俺なら他のみんなと交流を深めながらりせの元に足しげく通っただろう。
女子と美しい友情ができるとは思わないが、俺が想像できるとこまではいけると思う。
そして友達という一線を越えたあの日から、彼女を思わない日は一日とて無かった。
夢にもりせが出てきたし、この恋焦がれる想いは本物だと確信した。
目を閉じて、先ほどまで彼女が見送りに来てまで言ってくれた「愛してる!」という言葉を思い出す。
                                          ・ ・ .・ ・
夢に出てきたのは所詮夢だが、見送りに来てくれた彼女の笑顔は夢ではない。
俺の追憶が終わりまで近づいてきたせいか、体があの時の興奮を呼び覚ます。
あれも夢ではない。この肉体で確かに味わった。
自分の心の海に沸き出でる昂ぶりを心地よく感じながら、静かにあの時の思い、いや、『想い』を呼び起こした。

「先輩……」
いつかりせが自分の部屋を訪れるだろうと思って、部屋を片付けておいて正解だった。
叔父さんは帰りが遅くなると電話で言ってあるし、菜々子は友達の家に遊びに行っている最中だろう。
「している」最中に、ゴキブリや変な虫が出てくるにしても、逆に考えれば俺のポイントをアップさせるチャンスだ。
今週は日曜のテレビでやっている時価ネットさんに注文は出していない。
つまり、今の俺に角は無い。
「先輩に、もう1つプレゼントがあるんだけど、受け取ってくれない?」
奇遇だ、俺もちょうどそのプレゼントを受け取りたかったと思ってた所だと答えると、ふと微笑む唇に注目する。
柔らかそうな唇だ。きっとハチミツのような、甘くてとろける味がするんだろう。
魅力的なのは何も唇だけじゃない。
制服の上からでもスレンダーな体型だというのが一目でわかる。
相変わらず良い匂いのする彼女であるし、瞳を見れば俺の顔が映るほどきれいな目をしている。
見た目が可愛いなら中身もそれに相応しいほど心が成長していた。

53 :
実は抱き合ったその翌日から、りせは自分の進む道についてもう決心がついていたそうだ。
俺達ペルソナ使いが宿すペルソナはもう1人の自分。
無数にある自分から逃げても逃げても、結局はそれも1人の自分に過ぎない。
アイドルというもう1人の自分から逃げていたりせは俺といる内にやるべき事をやろうと思ったようだ。
あれほど芸能界を嫌がっていた彼女だったが、再びアイドルの道を目指す事に決めたようだ。
正直俺としてはりせが割烹着姿で豆腐屋の看板娘になる事も期待していた、とからかい気味に言ってみる。
「もー、先輩も真面目に応援してくださいよ!」
ぶーっとふくれっ面になったものの、すぐにまた元の笑顔に戻った。
ちなみにゴムはすでに用意してある。
男だ女だの問題に関わらず、これは人間として大事な何かを守る為だ。
ポケットから出して彼女に見せると、彼女もそれをつける事を肯定するように頷く。
「先輩大好き」
それから、俺達は愛し合った。
りせの弱点はどこかと探っていたが、逆にりせの方がペルソナの能力で俺の弱点を見つける。
どきどきする様子で俺の昂ぶる証を触り、舐め、しごいて搾り出す。
俺も負けてはいられない。エロ本で得た知識で、りせの体をビクビクと震えさせる。
それから何度も俺達は愛し合い、時間の感覚を忘れて、とにかく求め合った。
恐らく初めてだろうか。想いが爆発する間際、りせが「先輩」の前に、俺の名前を呼んでくれた……。

「先輩、愛してる!!」
ふと嬉し涙を流しながらりせは俺の名前を呼んだ気がして目が覚めた。
どうやらいつの間にか夢を見ていたみたいだ。
電車は出発してからだいぶ経っていたみたいで、そろそろ降りる時が近づいている。
……泣いている? 俺は泣いているみたいだ。
なぜかは知らないが、少なくとも……悪くない気持ちだ。
ハンカチで涙を拭うと、りせと過ごしたあの後を思い出す。
俺もりせも将来についてこんな事を約束した。
「将来再び会った時に相応しい相手になるよう、お互い頑張ろう」という内容。
神様に祈るなんてガラじゃないが、とりあえずひとつ祈っとくか。
願わくば、自分の恋人の久慈川りせが、いつまでもいつまでも、みんなの心の内に笑顔と安らぎを振りまくトップアイドルでありますように……。

おわり

54 :
乙。
じんわりくるな、こういうの

55 :
GJ!主りせいいよー

56 :
保守ついでに、ここで一句
ああブーツ こころときめく この気持ち

57 :
こっちも保守

58 :
まだP4はじめたばっかだけど、陽介×千枝とか妄想してしまう。
高校卒業してしばらく離れ離れになって、お互いちょっと大人になった頃に再会したら、なんだかんだで付き合う事になっちゃいました、とかありそうで。

59 :
陽介「モバゲーの後でな」

60 :
千枝「肉食べてるから後でね」

61 :
少女漫画的だよな

62 :
>>58
まあよくあるパターンだよな
現在はお互いにフラグ拒否してるけどw
将来的な話でいいなら、完二とりせとか完二と直斗なんかもありそうだよな

63 :
お互いに名字呼び捨てなのがなんか好きなんだよなー>陽介と千枝
一年生トリオは、三角関係とかいう噂が流れてそうw

64 :
なんでペルソナスレが3つになってるんだ〜
しばらく前まで確かにP3成分が多くて、初期1.2シリーズファンの自分はいづらくて
前スレ後半は見てないけどさ。
P3とP4まで分けるほど荒れてたのかな
作品キャラがリンクしてるペルソナ1・2のスレと、
最近の作品イメージのあるペルソナ3・4スレに分けるんじゃダメなの?
わかりにくすぎるよ

65 :
>>64
住民の大半や一部の作者に保管庫の管理人までみんながみんな馬鹿だったとしか言いようがないかな
荒らしは別に作品だけじゃなくてカップリングやシチュエーションやらいくらでも文句付けられるのに
スレを複数立てれば解決すると本気で思ったらしいんだから
んで乱立した所で荒らしは当然湧いてくるしよー
荒らしをスルーせずにスレを荒れさせて荒らしの言うとおりスレを乱立させて荒らしの目論見通りスレから去っていきやがった
荒らしと変わんねーよな、荒らしと一緒に氏ねばいいのに

66 :
>>65
お答えありがとう。
んじゃ、この、今のスレは一応オールマイティだけど、主にP3、P4用で
(そのようにタイトルにあるし)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275822774/l50
こっちはペルソナ3専用で
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275823601/l50
こっちはP3以外ってあるけど、旧作1,2なイメージ、かな?
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275823686/l50
一番目と3番目のスレの分けも、単にスレ立て被りというわけでないなら
しばらくはこんなふうにしていくしかないのかな。
それぞれに個別で需要があるなら、分けるのは悪いことではないと思いますよ、
タイトルだけはどうにも、分かりにくいのと
SS保管とかもどうすればって感じですが。

67 :
なんか今のペルソナスレって、色々な意味で閃光後のドゥーハンの街を歩いているみたいだ。
本当に良い意味でも悪い意味でも。
>>64
あなたはまずそれぞれに分かれてるスレの雰囲気を確かめた方が良い。
定義するとか、話はそれからだ。

68 :
64じゃないんだけど
P3(ハム子以外)って結局どこに落とせばいいかよくわからないんだ
現状P3スレはハム子独壇場って感じだし、かといって他のスレに落とすのもどうかって感じだし…

69 :
P3→ハム子ネタのP3
ここ→ハム子以外のネタのP3、P4
旧作→1、2
って感じだと思ってたが…ここと旧作両方P4入ってんのな

70 :
タイトルで信じると分けわかんないから、内容を見て投下していくなら
P4はここでいいのでは。(ハム子以外の)P3もこっちでいんじゃない?
このままP3,P4で統合を目指して
旧作は旧作のみで機能しているようだし、
どっちも次スレでタイトル直していけばいいかなと思うんだ。

71 :
ハム子独壇場だけど、別にハム子以外のネタもいいじゃないか
【P3・P3F】ペルソナ3でエロパロ1 【P3P】→別にハム子スレではない
【1・2・4】ペルソナ旧作総合エロパロ1 【トリニティ】→スレタイ通り1・2・4からトリニティまで
ここ→旧作総合スレと重復するので、いらないかも。

72 :
>>70
>このままP3,P4で統合を目指して 旧作は旧作のみで機能しているようだし、
それもいいけど、もしP5が来たらどうする? P3、P4、P5統合ですか

73 :
空気読んで投下となると、やっぱ圧倒的多数のハム子派に遠慮しちゃうし
となるとここがP3(notハム子)の投下先になるんかな?
>>72
P5がきたら、当面はP5単独スレが立つと思う

74 :
ハム子が圧倒的多数も糞もどのスレも投下なんてろくにないじゃないか馬鹿らしい

75 :
>>73
>P5単独スレ
一つのシリーズに4つのスレはさすがにちょっとな・・・

76 :
ちょっと告白してみる。
荒らしかどうかはわからないが、数々の煽りをスルーしきれずに相手しまくった事ある……。
当時は向こうは多分荒らしじゃなくて特定のカプに熱くなってる人なんだとだけ思ってた。
それが各地のペルソナスレ(3・4)を見て、明らかに1人だけID変えながら煽っている奴を見つけた。同一人物かは知らん。
ああ、そうか、荒らしって今も飽きて無いんだなと思った。IDの変え方ぐらいとっくに知ってるんだなと思った。
まあ、その、一緒に荒らす様な真似してすいませんでした。

77 :
ほしゅ
はするが、結局は3つのスレをどうしたいの?
落としたいなら俺は保守の書き込みをやめるが。

78 :
分割したすれで一番普通に盛り上がってるのが旧作スレだからな
しかも2の話題で。

79 :
自分は旧作スレの書き手です。
お願いがあります。今後、スレの統合などがあるかと思いますが
旧作(P1.P2)はリメイク含め、ペルソナ総合スレから外して欲しい。
総合スレの過去のスレタイ見ると分かるけど、過去スレのタイトルにP1.P2は入ってない。
過去にペルソナとタイトルの付いたスレが14本もあるのに。
一応、スレ10以降から「主に P3P4」と「ペルソナ総合」となっているけど、
住人がP3P4メインなのは普通に分かることだし、
ペルソナというタイトルだけの統合は旧作1,2の住人の居場所をなくしています。
昨年も総合スレ見たけど、とても旧作ファンの入れる雰囲気はなかった。
保管庫を見ても、中で分かれてP3・P4の専用入り口になってて、21ページもあり
人気も絶大。
その他アトラス全部の作品のSS保管庫・8ページを、はるかに超してる。
そこに旧作のSS投下を、総合スレで投下の出来る雰囲気はあるでしょうか?
今は、ペルソナ2のリメイクを控えてるけどそれでも旧作スレも過疎ってる、
もしいまの旧作スレが落ちて、再開のメドが立たないほど利用者がいなそうなら、
お願いだからペルソナ1,2はアトラス総合にいかせてもらえないだろうか。
P3、P4全盛の読み手か大半を閉めるスレの中での、旧作1,2のSS投下とか、
それなんて罰ゲームって感じでとても出来なかった、
たまたま怪我の巧妙で、今みたいに旧作スレが分かれてくれたから、拙くも投下したよ。
P3、P4の統合をどうするかは、自分には分からないのでそれはP3、P4の住人にお任せします。
タイトルが同じだからとはいえ、ちょっと客層が違いすぎるので、
旧作はスレ分けで酌んでやってくれませんか。
検討をお願いします。

80 :
3行で

81 :
>ペルソナ1,2はアトラス総合にいかせてもらえないだろうか。
つかこれはアトラス総合スレにお伺いする話であって
こっちで勝手に決める話じゃねーだろ

82 :
>>79
あなたの言いたい事は大体わかった。「居場所が欲しい」ってのもわかる。
ただ、なんというか、外国人がこの文章書いたの? って思う。
丁寧な言葉にするか、くだけた言葉にするかどっちかに統一してくれ。公の場では前者の方が伝わりやすいから。
それからせっかくss書く腕持ってるんなら、もうちょいスマートな主張の仕方にしてほしい。
「旧作スレの書き手」「人気も絶大」「はるかに超してる」という言葉をチョイスするあたり、新米なんだろうと勘繰ってしまうが違うのか?
「全盛の読み手」ってなんだよ……。新手のシャドウ?

83 :
>>82 >>80
超ど新米です、バレバレですね、すみません。んじゃ、3行で。
 ペルソナスレ統一に関してはP1とP2を外して、別スレ扱いにしてね
 ペルソナ全作品総合だと、ほとんど投稿がP3とP4関連だし、旧作ファンは居心地悪い
 今は別スレになってるからいいや、でもスレ落ちたらアトラス総合に入れて欲しいな
こんなとこ?通じたかな。
まだ別スレでいけるかとも思ったけど、いつ落ちてもおかしくないかもね。
アトラス総合願い、落ちそうなら出すから、
そのまえにペルソナ統一があった場合は、タイトルから「旧作」外してほしいです。
あんまりそんな言葉うまく無いから、これ以上無理かも、ごめん

84 :
旧作総合スレが2で盛り上がってるみたいだしあっちが異聞録と2のスレで良いんじゃね?
でこっちをP3P4専用スレにすれば良い
とりあえず保管庫にこのスレのリンクも付けてもらわないとな

85 :
>>84 ありがとうありがとう
新米指摘てすんごく恥ずかしいですね悶絶した。
でも自爆した甲斐があったかな、良かった。

86 :
>>84
ありゃすまぬ。ココもトップにリンク貼ってるかと思ったら貼れてなかった。

87 :
>>85
今2で盛り上がってるもう一方の旧作スレ住人とアトラス総合住人に
念のため意見を聞いてみな
おまえちょっと自分の都合ばかりで突っ走ってるように見える

88 :
確かに
このスレで勝手に決めたことが他スレでも通用するとは限らん

89 :
アトラス総合スレでも1や2の投稿はほとんど無かったし
今さらアトラス総合スレに1や2を投稿するのは無理だろ
>>84の意見で
もう一つのペルソナ総合スレが1や2で盛り上がってるんだから
あっちを1と2専用スレにすれば良いじゃん
雰囲気の違うP3P4の投稿は歓迎されなさそうだし
【1・2・4】ペルソナ旧作総合エロパロ1 【トリニティ】→1と2専用
【P3・P3F】ペルソナ3でエロパロ1 【P3P】→女主人公専用
【主にP3・P4】 ペルソナ総合エロパロスレ【1と2も】→P3(TS)とP4専用
とりあえずこれで良いだろ
それより作品投稿しようぜ!

90 :
いまは>>89の通りでいいと思うが、>>83の言ってるのは
スレが落ちるなりして、ペルソナスレ統合になったときの話だろ?

91 :
>>83です
「アトラス総合」などという他スレを出して揉めさせてすみません
荒らしもなくなり落ち着いたのに、他スレでお伺いとかで呼び込みたくないのでやめておきます。
現行旧作スレが落ちたらそのときに
そのとき以降の住人がどうすればいいか決めるのが自然ですね
スレが全作品統一になってもそれがそのときの住人の意思ならいいと思います
今の自分の意見を出したまでです。
ところでこの状況で、3スレでいくんですか……?
統一の流れになるかと慌てたのですが、無駄な行動だったのかも。

92 :
>>89
蒸し返すようだがそもそも大体の流れは
アトラスの全作品が「アトラス総合」で同居していた
→P3発売でスレタイにP3関連入れたらP3で独立したスレを立てろと荒しが騒いだ
→P3とアトラス総合に分かれる
→P3Pが発売でハム子ネタが急増、ハム子ネタ以外は要らんと荒しが騒いだ
→P3P、P3・P4、ペルソナシリーズ旧作(1・2・TS・4)、アトラス総合の4スレが立つ現在に至る
だったと思うんだが
1・2は旧作か総合、4は旧作かここのどちらにするか、投下側も迷うし読む側にも不親切だ
スレの作品区分をどこで付けるかが問題だが、スレ自体の数を減らすのは自分も賛成だわ
総合か旧作が落ちる時にまた話し合う事にでもして、2本位まで減らせれば理想的だと思う
そんな事はさておき千枝かわいいよ千枝
夏服が無防備すぎてつんつんしたい

93 :
>雰囲気の違うP3P4の投稿は歓迎されなさそうだし
正直4の設定は2に近いので(自分のシャドウ戦など)、個人的にP4の投稿は大歓迎ですけどね
とにかく1、2、4のファンに仲良くして欲しいです
P3の場合は・・・今はP3といえばハム子なのでしょがないかな
アトラス総合は「ペルソナシリーズはこちらの専用スレに」だからP1、P2の居場所ではない
しかも来年のアトラス総合はキャサリンの独壇場となるのは、火を見るより明らか

94 :
>スレの作品区分をどこで付けるかが問題
そういう意見割れしそうな話こそ、スレ落ち直前ではなく
過疎ってるいまのうちに話した方がいい気がする
スレ落ちのどさくさ紛れにスレ乱立されそうだし。
マジP5が出る前にペルソナ総合スレに一本化して欲しいわ
ただ、今でも他板のP4・P3P・ハム子系スレは荒らしが湧いている
過疎って見えていてもP3P・ハム子系をP総合に吸収すると
アンチ兼荒らしが戻ってくるかもしれないのが…。
個人的には、ペルソナ1,2,3(P3P),4をペルソナ総合で一本化、
新作/リメイク(P5,P2P)が出て、雑談やSS投下に勢いがあった場合は
単独スレにして過疎ったらペルソナ総合に吸収がいいと思う
ペルソナ1,2→アトラス総合へ移動に関しては>>83以外の書き手が
どう思っているか全く不明だし、ペ1,2吸収の是非はアトラス総合に聞かないと。
アトラス総合はキャサリン発売後にどんな状態になるかわからないけどね

95 :
確かに。あんだけ全面にエロを押し出してきてる作品だから
本編で満足してエロパロ書かなくてもいいかー、となって投下が少ないかも知れないけど
普通に考えたらキャサリンで溢れかえる可能性が高そうだね>アトラス総合
自分も勢いに合わせて随時切り替えるのに賛成だ
後はアトラス総合にも訊いてみるか…>P1・2吸収の是非
たださ、ペルソナ関連でこれだけスレが立ってしまってるのってスレ住人の煽られ耐性にも問題があるとも思うんだ
荒らしの粘着も酷いのは否めないが、だからといって別スレぽんぽん立てるのも板のローカルルールに反してる
もう少し住人みんなが大人の態度を取れるようになるといいなと思う

96 :
アトラス総合に訊く前に旧作スレのペルソナ1、2の書き手読み手に
アトラス総合とペルソナ総合どちらが希望か訊いた方がいいんじゃないかな
荒らされてスレ分裂の流れは黙って見てたけど荒らしがスレをたてたかもよ
熱狂的な痛いキャラファンやキャラ叩きは
荒らしのなりすましの可能性が高いからスルーする、
嫌いなナンバリングや嫌いなキャラのSSや話題はスルーする、
興味の無い話題やSSが続いたら自分で上手く流れを変えるか
しばらくスレから離れる、成人してるなら出来るはずなんだけどね……

97 :
キャサリンはアトラス総合でやるより単独スレでやった方がいい気がする

98 :
>>97
それはアトラス総合が決める事

99 :
>>98
どうせ別スレになるのは目に見えてるじゃん
なら最初から別スレでやった方が良いだろ

100 :
最近は荒らしも少ないし(投稿がないからかもしれないけど)、ペルソナ系全部統合していいと思うんだけどね。

101 :
連投すまん
>>99
元々まったり進行+荒らしも現れないアトラス総合スレ分ける必要ないとおもうけどね
キャサリンとはベクトルは違うけど、鬼祓師・ラジアントと新作来てるのに2作品関係の投稿ないし、
キャサリンも発売後は意外と投稿少なかったりするんじゃない?

102 :
>>101
人気が違うだろう
キャサリンはアマゾンランキングではかつて1位、今は3位だし

103 :
ペルソナスレの統合をどうするのかを話しているんだが?
キャサリンを単独スレにするかどうかはペルソナスレで決める事じゃない
アトラス総合で話して決める事

104 :
>>92 いままでの流れが大変分かりやすかった。ありがとう。
>>96
>旧作スレの読み手書き手に聞いてみれば
とはいえそれが居ないから(もしくは離れて久しいから)過疎ってるのでは?
意見の聞きようがない。現行スレに関しては、多分ここを見てる人と被っているのだと思う
ペルソナ総合スレ時代以降に、旧作のSS投稿は一作もない。
旧作現行スレ以前の投稿は、保管庫も2008年の異聞録のSS投稿が最新。当時の投下スレはアトラス総合時代。
これは旧作ファンの居場所がないことの証明にならないのかな。
それでも総合一本の流れが強いならもう、止めようが無い。
あと、過去の書き手に名乗りをあげさすようなことするのはやめたほうが。
これでは書き手が減ってしまう。これから投下しようとする人すら、逃げてしまっては元も子も無い。

105 :
>>104のラスト二行、書き方変える、わかりにくい
現行スレの、読み手もそうだけど、
ただでさえ少ない投稿作の中での、書き手の意見求めるのは、
作品や、読み手ならスレの内容まで特定されそうでキツイっす>名乗りあげ
普通の頭がある人はまずしない。と思う…。
自分は、この何年も変わらない状況にどうにかならないかと自爆覚悟だった
でも阿呆なマネをしたと後悔もしてる、自分は自業自得だからいいけど
周りからせっつかれたら誰も書き込めなくなるし、作品も落とせないよ。

106 :
>>104
少々何言ってるか解らないがなんか誤解招く書き方したようで申し訳ない
書き手読み手っていうのは単なる旧作ファンのスレ住人の事
過去に投下した作品の作者をいちいち名乗れって話じゃないし
意見を言うのに書き手か読み手か名乗れというつもりでもない
人によっては書き手(読み手)としての意見をレスする場合もあるだろうと思って
書き手読み手と書いたが要は他の旧作ファンの意見が色々訊きたかったって事
たった一人の「アトラス総合に移動したい」の声だけで
アトラス総合に移動させるのもどうかと思うから。
旧作はかなり昔のゲームだから人が少ないのは普通。
居場所がないから旧作ファンがSS投下出来なかった証明にはならない。
個人的には旧作がアトラス総合行きになってもいいけど
こんだけ過疎っててもペルソナ総合にされたらSS投下し辛いっつーなら
アトラス総合でも不満持ちそうに見えるわ

107 :
捨て台詞みたいな言葉控えようや、最後のあたり。冷静に。
しかし本当に今きめていいのか、疑問ではある

108 :
今きめるんじゃなくて、希望や考えがあれば出しとけってことかと
何も言わなければ検討すらされないわけで

109 :
>>94さんが「>>83以外の書き手」と言ったみたいなので、最近復帰して書かせてもらっている書き手としてレスしてみます。

どうもこの流れを読んでいると、間接的に投下について軽く考えているような気がするのは気のせいでしょうか。
というのも、自分の場合は、皆様から「GJ・乙」をコンスタントにいただく腕&振る舞いになるまで、3、4年くらいかかったからです。
現に今だって、暇があったら小説読んだり、作家のエッセー読んだりして、視野の狭さを広くしている最中です。
過疎です、投下して欲しい、はいわかりました、そうしましょう、誰か投下してください、って言われて書けるわけありません。
(商業雑誌に投稿している作家さんなんかはぽんぽん書けるでしょうが、自分はそういう人間じゃない、ただの趣味の人間です)
書けない事を責めるつもりも無いし、賞賛を送る方だって楽じゃないと思います。
ただ、なんというか、この流れは「なるべくしてなった」って感じるのが自分の意見です。
過疎なら過疎で、それに相応しいスレの数を維持するべきだと思うのですがどうでしょう。
居場所が無いと感じる>>79さんだって、書き手であるなら「自分の投下で流れを作ってやるぜ!」みたいな気概は持つべきだと思います。

110 :
最後の行を読む限り、109さんは旧作をアトラス総合に移動する必要はないって考え?
思ったんだけど、もしも旧作を移動するなら、キャサリン発売前にアトラス総合に
移動していいか訊かないと、キャサリンでスレが加速したら返事を貰えないかも

111 :
>>106 より
>個人的には旧作がアトラス総合行きになってもいいけど
>こんだけ過疎っててもペルソナ総合にされたらSS投下し辛いっつーなら
>>109 より
>書き手であるなら「自分の投下で流れを作ってやるぜ!」みたいな気概は持つべき
という意見を読んで、自分の盲点に気づきました。
自分の中のペルソナ総合スレのイメージが昨年のままで止まっていることに。
今は大分、雰囲気が違うもんね。
昨年は、アトラス総合に行くと「ペルソナはこちら→」でペルソナ総合へ誘導され
着いた先のペルソナ総合には「主に・P3P4」とタイトル限定状態で、中身は旧作0%
旧作に関して投下先も読むところも無くなってるよorz、を幾度も繰り返していたので
いまさら、今から、ペルソナ総合に入れてもらっても旧作SS自体、歓迎されないし邪魔と思われると思ってた。
人が少ないなら、そんな心配は無用ってことなのか・・・!
やる気でたよ。うん。あ、自分84でした。

112 :
あと>>92-96の流れは、なかなかスレ事情に詳しそうなご意見でしたね
この先どうするかをもっと詰めていただけたらと思いました。

113 :
>昨年は、アトラス総合に行くと「ペルソナはこちら→」でペルソナ総合へ誘導され
着いた先のペルソナ総合には「主に・P3P4」とタイトル限定状態で、中身は旧作0%
これ、すげ分かる

114 :
>>111
多分ペルソナ2ポータブル発売以降は古株や新規で、スレのP2ファン人口は増えると思うよ
がんばれ

115 :
109です。
正直、ssが投下しやすい雰囲気だったらどうだっていいんです。
まぁどうなんだよって言われれば、やっぱ将来は本家1つ、ペルソナスレ1つずつかなと思うんですがね。
今は保管庫に「ペルソナ3・4専用」ってあるけど、エリザベスさんもびっくりのこの過疎っぷりを見ると、どうなるかわからないですしね。
旧作ssは本家へだって「ああ、いいんじゃない?」だし、
やっぱりペルソナスレへだって、やっぱり「ああ、それもいいんじゃない?」って思ってます。どっちでもいいんです。
というかすいません、この手の議論は苦手なのでもう黙っていいですか……。
軽はずみな発言で皆を混乱させちゃまずいと思うので。

116 :
ペルソナスレの流れは↓こうでおk?
1. P3がアトラス総合から隔離されてペルソナスレができる
2. そもそもP3隔離スレだから、設立からペルソナ1,2について考慮が払われていない
3. アトラス総合もペルソナスレもペルソナ1,2について御座なりにしたまま
  検討する事無く漠然と「ペルソナ(総合)スレ」になる
4. 実質P3&P4スレとして機能してきたが、昨年冬P3P発売、荒らしが大暴れ
5. 2010年6月6日スレが3つに分離乱立、過疎化←今ここ

以下はあくまでも個人的な一意見。
過疎って落ち着いたんだし今回を良い機会に、次スレから仕切り直して
改めて「ペルソナ総合スレ」にすればよいのでは?
過去作(1〜4)同士で酷くシェアを喰い合うほどの勢いは、たぶんもう無いと思う
新作が出れば新作の流れが怒涛の勢いで過去作品を圧倒するのは
仕方がないんで、スレの流れがあまりに新作一色になった場合は、
その都度臨機応変にペルソナ新作スレを作って対応する方法を希望する
今は忙しい師走で、2chを見てないスレ住人もたくさんいるだろうから
気長に住人の意見を待って、今後のペルソナスレの方向性について
意見の擦り合わせができるといいよね

117 :
一部の残念な子がなんでもかんでも分割すればおkとか破滅しか無い道を選んだのが運の尽き

118 :
なあ、保管所にある世界の果てでアイアンクローをくらいつづける少年コミュって外道ENDしか無いの?
しかも途中で終わってるし…

119 :
Noどれだよ

120 :
>>118
無い。
いくら探してるからってss投下がされたばかりのスレに質問で邪魔するのはやめようぜ。

121 :
ss投下がされたばかり…?

122 :
質問の一個や二個で ss投下の邪魔 は無いっしょ
ss投下がされたらそのssへのGJ及びssと
同じゲームの話以外厳禁ってわけじゃなし
P1〜4の雑談入り乱れててもアンカーつけりゃ
ssにGJは送れる

123 :
質問者が旧作スレにもマルチしてるからそっちと勘違いしたんだろう >投下されたばかり

124 :
作品投下まだー?

125 :
ただ口開けて待つんじゃなくて
誰かがSSを書きたくなるような
ネタいれながら雑談しとけば?

126 :
とりあえずどんなカップリングが読みたいか教えてくれないか

127 :
えっと、クロスオーバーの話は無理ですか?
できれば2×3で

128 :
そういやクロスオーバーってどこに投下すんだろな
2はいまペルソナ旧作スレで盛り上がってるし、
3はここ、3でもハム子は別スレだし

129 :
クロスオーバーはこっちでいいんじゃね
ログ読むと設定守れとか荒してた奴は
ハム子スレに憑いていったようだ
>>126 とりあえずネタはないが読みたい
キタロー×乙女ゆかり
キタロー×ゆかり←前提キタロー×白風花
キタロー×ゆかり←前提黒風花様×キタロー
電車内痴漢×風花
キタローに片想い風花自慰
タカヤ+ジン×チドリン
番長×チエ
番長×リセ
リセ×完二

130 :
>>128
クロスオーバーなら両方いいんじゃね?
別にスレ違いじゃないし

131 :
>>129
おkわかった
どれか形にしてみる
気長に待っててくれ(今夜一晩くらい)

132 :
今日はどのスレも非常に動いてて良いなあ

133 :
クロスオーバー楽しみだわ
2と3じゃ10歳以上年代が違うけど

134 :
>2と3じゃ10歳以上年代が違うけど
だから原作では味わえない新鮮味がある、だろう

135 :
クロスオーバーの話を書く事について報告があります。
途中まで書いたのはいいんですが、ある一方のキャラの心情を、もう一方のキャラにどう表現したらいいもんかと思って筆が止まっています。
なので、想像力を鍛える為に読書したり、別スレに投下予定の話を書くというわき道(既に投下したゆかりとハム子がSMする話なんかそれですね)にそれてます。
できる……と、いいですね。できるんですかね……?
クロスオーバーの話を投下するのはこちらでよろしいですか?

136 :
ご参考に
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1231961249/l50

137 :
クロスオーバー待ってます!

138 :
P3の「僕の一週間」や「ハーレムキタロー」みたいなのをP4のキャラで見てみたい

139 :
クロスはニャル×美鶴とか
南条君×美鶴とか読んでみたいな
>>131
マジで?!
ありがとうありがとう
気長に待ってます

140 :
すけこましキタローで異聞録・2の女性陣を食おうとして失敗すればいいよw

141 :
それはちょっとまずいかも・・・しかし面白そうだなw

142 :
だって、幼女〜担任まで落とせるキタローでも異聞録と2の女性陣を落とすのはむずいと思うよ
マキ・エリーはピアスに惚れてる、ゆきのさんは藤井さんが、リサは達哉に一途
舞耶は仕事が恋人で周防兄弟にモテモテだからさ
うらら相手だと逆に食われそうだw

143 :
キタハムくれ

144 :
キタハムは、ハム子スレでやった方がいいと思うけど

145 :
P4のハーレムモノが見たい

146 :
特戦隊隊長が主人公のP4か、確かに見てみたい

147 :
>>142
寧ろNTR物が見たい

148 :
>>145
同意

149 :
寝取られか…目の前で?
あ、ピアスの少年とキタローって似た感じがするって言われてたね

150 :
確信犯だろw 同じ声優さんだし

151 :
すっかり過疎っちまったな

152 :
アトラス本スレですら、過疎ってるしな。
ところでアトラススレもそろそろ次スレっぽいけど、新スレになったら
ペルソナ総合スレのリンク貼られるわけだろ?
まさか3つも並べて貼らないよな?どーすんだw

153 :
あまり深く考えないでいいかと。
それはそうと、おかげさまで投下した数が13回になりました(ペルソナのエロパロスレに10回、他のペルソナスレに3回)。
復帰したタイミングで投下した日付が10月18日、ゆかりの誕生日が10月19日。
もしかしたらゆかりに導かれたのかもしれないと感じますね。
良いお年を。

154 :
どうやらこのスレの時を止めてしまったようだ。
「あけおめ」すら出てこないあたりがなんとも……。
>>153のレスは、そんなに自己顕示欲出したレスじゃ無かったんだけどなぁ……。

155 :
気にするな。関係ないから。

156 :
>>153=154
のことをそこまで気にしてる人間はここにはいない

157 :
ぶっちゃけ別れてからはこんなもんだ

158 :
なるほど、過疎だもんなぁ実際……。
まぁすまない、夜のおかずになるネタとか、鋭い切れ味を持ったセンスとかは今の所浮かんでこないみたいだ。
代わりにジョークを1つ置いていきますね。

保守ネタ5「良い知らせと悪い知らせ」
ジャンル:ジョーク
キタロー「ゆかり、ちょっといいか?」
ゆかり「ん、キタロー君どうしたの?」
キタロー「他でもない君に2つの知らせがある。良い知らせと悪い知らせだ。どっちから聞きたい?」
ゆかり「そうね、影人間増えて街にはおかしな人達が出てきてるから、良い話から聞きたい」
キタロー「結婚を前提に、僕達本気で付き合ってみないか?」
ゆかり「え? えっ?」
キタロー「ゆかりが好きだって事さ。ゆかりの他には何も考えられない」
ゆかり「ちょ、唐突に何言ってるの!? け、結婚? 私が?」
キタロー「高校卒業して、大学で勉強、そして社会で立派に働く事を誓うよ」
ゆかり「私なんかで良いの? 私、気が強いし、おっぱいあんまり大きくないし……」
キタロー「そこが良いんだ。ゆかりがたまらなく好きだ、全部好きだ」
ゆかり「ありがとうキタロー君! 私もキミに相応しいお嫁さんになれるよう頑張るからね! やだ、嬉しくって涙が……」
キタロー「ゆかり、愛してる」
ゆかり「……で、悪い知らせは何なの?」
キタロー「すまん、他に好きな人ができたから、今の話は無かった事になる」
おわり

159 :
キタローね

160 :
オチだけ改変してみたw

ゆかり「……で、悪い知らせは何なの?」 
キタロー「これから同じ告白を風花と美鶴先輩と結子と千尋とエリザベスにするんだ」

161 :
>>160
あー、まだそっちんがあり得るw
でも風花とか千尋とかは「自分も愛してくれるなら」で割とあっさり受け入れそう
エリザベスは「そちらの世界の愛とはそういうものなのですね」と間違った理解で誤魔化せそう
鬼門はやはり先輩であるなwww

162 :
いや・・・でも先輩なら
「私の伴侶たらんとする者そのくらいの甲斐性がなくてどうする」と逆に炊きつける気もするなあwww

163 :
ババァカワイソス

164 :
つまんねー
キャサリンばりの修羅場にならないと

165 :
に逃げできるキタローと違って番長はたいへんそうだな。

166 :
番長はどれだけ鬼畜なことをしても許されそうな気がする

167 :
保守

168 :
番長なら、男さえもモノにする。

169 :
ゲームにギャルゲーは無理だろう
決められた返答しかしない 意思疎通ができない
HALOのような超人口知能がないと無理だろう
千枝は相手の性格より筋肉の質でセックス対象を選ぶ傾向がある
筋肉命!みたいな考え方だからな
混雑していて猛スピードで走っている高速道路にある歩道橋の上でぶら下がって懸垂1000回やって根性 筋力をアピ〜ルしたら間違いなく交際できるだろう
ゲームオタク千枝に交際しようものなら男友達&マッチョな彼氏にボコボコにされるだろうな
学年を束ねるくらいの権力 実力がないと厳しい
こんなくそキャラでオナニーしていても良い事なんてないぞ
現実にいないもんな
まだ魂がある便所の虫ケラの方がましなんじゃねの?
彼らは人間より厳しいサバイバルで生き抜いてきてるもんな
こんなくそゲーでキャラ愛語っていてもはたから見ると馬鹿らしいし滑稽だよな
誰でもYESは言えるんだよ それに大体くだらない
特に糞なのがどうでもよいくだらない事を言ってながしてる糞レス
リアル孤独で自己憐憫の埋め合わせの為興じる友達ゴッコは他でやれよ
誰もお前らの程度が低いメロドラマじみた感傷的な糞話なんて興味ないんだよ 
キャラのどこが糞 どう直したらいいか?と言うしっかりした自分の意見を待っているアンチが建設的でマシだ
千枝とセックスしたいなら道路標識のポールで人間鯉のぼりできるくらいの筋力がないと相手されないだろうな
さらに人間鯉のぼりの状態で10回懸垂できたらその場でセックスさせてもらえるだろうな
このゲームは他人の悩み 不幸を口実にして弱みに付け込んでセックス 洗脳するゲームだろ
ふざけた発想だよな
そのくせ主人公は何も悩みもない何でもできるスーパーマン 自分から心開く事がない誰でも悩みがあるのに人間味すら感じられない
全て一方通行だよな
他人の不幸をダシにして喜んでるんじゃねえの?
この主人公下心ありありだよな
こんな糞ゲープレイして何が楽しいのか理解できないよな
こんなくそげー全然ダメだな
ただかわいい女の子をのっけただけでシナリオがくそすぎる
ゲームシステムも劣化していてカレンダースケジュールなど息苦しく感じるのは受け合いだ
ペルソナは本来シリアスなのにまじめに制作してるのか?って思っちゃうよな

170 :
FESとPSP両方やる奴って常識から考えるといないだろw
どのくらい時間かかるかわかってるのか?
200時間以上だぞ
しかもPSPなんて画面小さいTVでやるともろ映像劣化だしな
200時間以上もかけてプレイする価値ないよ
普通の人の感性で考えると8〜10月当たりで投げるのが普通 
紙芝居風でダラダラ長時間続くからかなり苦痛なゲームだよ
こんな恋愛有りの愛に飢えてるような人間疑心暗鬼に陥ってる専用糞ゲーなんてプレイしない方がいいよ
間違いなく恥ずかしいし人間性を疑われてもしょうがい

171 :
PSPの小さな画面ででプレイするとTVより視力低下が凄まじいよな しかも100時間
お前ら本当に目大事にした方がいいよ 歳になった時その影響がもろくるからな
よくこんな長時間ニート専用ゲームによくPSPでやろうと思ったな
体に悪いもの平然と売る神経が理解できないよ


172 :
3行で

173 :
もてない男&女からするとこのゲームは現実とギャップが激しいからな 精神的ダメージは計り知れないだろう
プレイしてる最中も苦痛だから脳内変換を駆使して現実逃避全開でプレイしないといけない
そうするとゲーム終わった時さらに精神的ダメージが倍増されて軽い鬱になるようなゲームだ
開発者は購買層をよく考えているのかよ!?と思うよな
普通100時間も超えるゲームはしない
ゲームヲタクがもてる人種だと思ってるのかよ
世の中全員がもてる人間なんていないんだよ
人受けが悪い人がいるから人受けが良く見える人がいる
もし世の中の全員が人受けが良く見える人種になったら高級な職をめぐりさらに軋轢を生んで社会不安が増大する
人受けが悪い人種 人受けが良い人種とうまい具合に適材適所の職のバランスがとれているから社会が安定しているんだろ
人受けが悪い人種を一方的に糞だと罵り侮辱しているこの作品は糞そのものだ
これ楽しむ以前の問題なゲーム
制作者のモラルが感じられない
ただ単に時代 社会背景考えずに美人 ハンサム 天才を配置してブス ブサイク弱い者イジメを興じてるだけだろ
こんな糞設定にしても右翼みたいな暴力主義みたいなもんだ
もろ糞な価値観を押し付けるからな〜 しかもそれが糞そのもの
制作者の希望通りにすると全員木村拓也 松島奈々子みたいな美人 ハンサム 全員天才の個性が無い世界ができあがる
組織が滅ぶ時は末端から滅んでいくと言われている
ゲームの言うとおりしてると間違いなく国が滅ぶだろうな
プレイしていても不愉快だし勝手に自慢オナニーしてろよと言いたいね
こういったタイプのゲームは沢山販売されてるが
変に没入してプレイしすぎるとと間違いなくもてた気になるだろう
社会に悪影響を与えて少子化がさらに進むゲームだ
彼女作りたいなら恋愛ゲーをするべきじゃないし倫理観を疑われてもしょうがない
初プレイするとカマを掘られた気分になるのは受け合いだ
こういったタイプのゲームは普通のゲームと比べて精神的に悪影響を及ぼす
ゲームする事で恋人を作った気にさせて現実で体を鍛えるなどして彼女を作る努力を放棄させる
それどころか自分の彼女像を大きくハードルを高く設定して 存在していないにもかかわらずゲームキャラみたいな美人の女しか見向きもしなくなる
こういったタイプのゲームに没頭して洗脳されたら結婚できる可能性があるのに普通&ブスを相手しなくなり一生独身で過ごす可能性が高くなる
中毒性があり一度そういった価値観 美人 ハンサム像が定着すると払拭するのは大変だ
変態量産ゲームと言っても良い
本読む時 疑い 疑問的に読む要領と同じようにこのゲームも疑問 疑いの目で接して自分とキャラとの間に距離を置いて楽しんだ方が良い
相当資本主義で傲慢なタイプだろ
人生の勝ち組を美化してるだけ
ゲーム人口のプレイヤーはどちらかと言うと非リア充の比重が高い
そんな中でP3〜4は既存のプレイヤーが期待してたダークな独特の雰囲気 本来主人公が持っていた清廉潔白で哀愁漂う奥深い主人公をなくして期待を裏切った事だけではなくて
超絶リア充の描写を通して遠まわしに今まで守り立てていた非リア充の既存プレイヤーを愚弄して切り捨てる行為は憤慨に堪えない
これ明らかにリア充とは?みたいなのをピックアップして傲慢な描写してるからな
中高生向きに資本主義を押し付けている開発者の傲慢なストーリーが酷いな
世の中競争社会が進んでいて成果主義 実力主義 やらとったおかげで 学校 会社でライバルを蹴落とすためイジメ パワハラが横行している
その結果普通の人だった人が豹変してメンヘラ 鬱 変態が増えているわけ
ゲームする人口のほとんどが負け組み弱者の比率がでかい
そんな状況で勝ち組自慢全開の描写見せられたら洒落にならんよ
屈強な人でもパワハラ イジメでいつ鬱 メンヘラ 変態な精神状況になってもおかしくない
このゲームは無気力依存症などの鬱 変態 弱者したりしてバッシングしているが遠まわしに精神異常者等含め全ての弱者を侮辱しているだけ
それに誰でも老人になって変態 異常者 になってぬわけよ
だから他人事でも自分自身が弱い立場になる時困るから自分自身守るためどんな時でも弱者救済の精神は必要なわけ
このゲームはそんなのお構いなしに自分だけよければ良いという傲慢で身勝手だから問題でしょ


174 :
つまらん。
もっと面白いものを書け。

175 :
だから?
いーじゃん。楽しみ方は人それぞれだ。

176 :
コピペ厨に構ってる時点で

177 :
人間は誰でも相手にされたい動物なんだよ
だから群れで生活をしている
一人では生きられない 遺伝子がそうなっている
悪魔のような人間でも誰でも仲良く暮らしたいと思ってるんだよ
これは誰にも共通することだ
P4でなかまはずれされてる糞がいたが彼も切実にそう思っていたに違いない
たまたま容姿 考え方 能力 コミュニケーション能力が劣っていただけ
違いはたったそれだけ後人間として痛み 喜び 悲しみ 苦しみなど感じ方は糞主人公達と同じだ
生まれた境遇 姿形が違うだけですのはどうかと思うけどな
大体わけがわからない理由で イジメ 差別を受けると自尊心をめちゃくちゃにされて自信を失う最終的には ホームレス 自 犯罪者で生きていくしかないそれが現実だ
これも競争社会の負の遺産でそれが原因で社会不安に結びつくんだよ
自分で原因を作っておきながら弱いものをして何になるんだよな
制作者の頭どうかしてるんじゃねえの?
結局荒垣 ちどりもされたしな 
彼等も本心は生きたいと思ったのに違いない
誰も意味もなくにたいとおもうやつなんていないんだよ
薬漬け 鬱は必要ない とゲームを通して伝わるけどな
こんなくそげーつくったゲーム製作側頭いかれてるんじゃねの?
もうちょい弱者に対して優しい気持ちもってくれよ
だからこんな偏見に偏ったクソゲーなんてやるな
ハンサム 美人 以外除外なクソ審査リア充グループの人間差別主義クソげーはプレイしてもくそ価値観を植えつけられるだけだ





178 :
明彦×美鶴
バレンタインだね
ハード目えっち
6投下

179 :
「んっ…く…」
赤い髪がシーツの上で舞った。軽くウェーブのかかった柔らかい髪に指を巻き付ける。軽く引くと指を払い除けられた。
「引っ張るな…」
悪いと苦笑いする。どちらともなくまた、口付けた。
スレンダーな身体がシーツの上を白魚の様に泳ぐ。
舌を絡ませるキスを解き、美鶴は熱い息を吐きながら身を伏せた。
「…夏が来るな…」
去年の夏は屋久島だった。父と会い、アイギスと出会った。そこから…今年の春には…
「…みんな…いなくなった…」
白い背中に唇を落としていた白髪の青年が、少し痛ましげに赤い髪を見た。
「…みんな、じゃないだろう」
…ためらうように言われ、組んだ腕の中に顔を伏せ笑った。
「あいわらず…優しいな…お前は」
美鶴の言葉にややふて腐れてベッドを下り、冷蔵庫に向かう。
「ペリエくれ…明彦」
「んなもんあるか…」
ギシッとベッドが軋む。伏せた頬にペットボトルを当てられ顔を上げた。
「…炭酸が入っている方がいい」
「今度自分で持って来い」
…今度…また来ていいんだ…そう思って笑った。
明彦の優しさに甘えて寂しさを紛らわしている。…夏の始め…誰もいない寮のラウンジで立ち尽くしていた。
家具には白い布がかけられ、少し埃臭かった。ここに三か月前に人がいたのかと…不思議になった。
美鶴かと、ためらうように声を掛けられた時、しまった…という顔をしたのはどちらだろう…。
無くしたものを、懐かしみ…悲しむ…ただその思いのままに、涙を零していた所を見られた。
気がついたら、抱き締められていた。泣く時ぐらい声をあげろと言われ、泣き方を知らないのだと笑って泣いた。泣く事は…甘えだろ?そう聞いたら、馬鹿と言われた。
甘えてもいいから、泣けと。…好きな奴が逝っちまって泣かない方がおかしいと。
すがりついて、泣いているうちに、明彦も泣いていた。明彦も大切な友がんだ。
置いていかれたな…そう呟かれ…その唇を美鶴が塞いだ。塞いだ唇を放したら…寂しさを…紛らわす事は、罪だろうか…そう呟かれ…泣きながら笑った。罪だと言われても…慰めてくれるか?と美鶴が呟き、明彦が塞ぐ。
罪と言われるなら…二人で落ちよう…
「…仕事、きついのか…」
明彦の指が髪に絡まる。美鶴は首を横に振った。
「父が、ある程度道は整えてた。だから…大丈夫だ」
そうか…言葉と共に、明彦の唇が細い肩に落ちて来る。

180 :
「…まて…水飲むから」
頭を退かせながら、水を呷る。ここにきて、ものを飲む時、わざわざグラスに注がない事を知った。
空になったボトルを床に転がし、美鶴は明彦の身体を引き寄せた。
「…目茶苦茶にしてくれ…」
「馬鹿…」
笑われて、笑う。だが…快楽の波に揉まれる荒い感覚は、美鶴の心を虜にした。
明彦の指が軽く首に当てられ、唇で啄まれる。ボクシングで人をリングに叩き込む手が優しい。だが…欲しいのは…違う。
「明彦…」
焦れったそうに呼ばれ、明彦が小さく笑った。指が、胸の尖りに触れる。
「…ここか?」
頷く前にきつく摘みあげられた。
「んっ…んっ…」
背中が持ち上がるほどの力で捩じり上げられ目尻に涙が浮かぶ。
「…舐めてやる」
ゆっくりと手が離され、熱い息が胸にかかる。口に含まれ…歯で軽く噛まれ…舌で遊ばれる。
「あうっ…」
いきなり歯で強く噛まれ、思わず明彦の肩に手をかけた。
「…離せ」
静かに言われ、両腕をシーツに戻した。
それを見届けて、また明彦が口で遊ぶ。指先が堪えようとシーツに波を作る。
「んっふっ…」
空いていた胸を手の平で包まれ、指先で尖りを潰される。
「…始めの頃より、少し大きくなったか?」
「言うな!…やっ…?!」
怒鳴った事を咎める様に、いきなり両方の乳房を掬い上げる様にして、強く揉み込まれた。
「痛いっ…」
乳房の形が変わる。美鶴の肩が震えた。声も震える。
「…すまない…」
主導権は明彦が持っている。事が始まる前は美鶴に優しいが、…事が始まると徹底していた。ただの蹂躙者になる。鋭い瞳が、美鶴を見下ろす。
「…美鶴…すまない、じゃない…」
あぁ…立場が変わる。甘え予感に震えた。
「…ごめん…なさい」
震える唇でそう答えた。
「片足を自分で抱えろ…」
ぐいっと足音を持って倒される。柔らかい身体は大きく開いた。美鶴の震える腕が言われたとおり膝を抱える。
「…見るな…」
まだ外は昼の陽光だ。カーテンは閉めていても…充分に明るい。
明彦の手がパンっと美鶴の太股を叩いた。美鶴の身体が揺れる。
「…見ないで…」
命令口調から…願望口調に変えられる。美鶴が小さく呻いた。命令することに慣れている自分が、立場が変わるだけでこんなに心細くなる。
「…見てください、だ」
くうっ…と小さく美鶴の喉が唸った。自分で片足を上げてる姿勢が苦しい。

181 :
見られたくなければ、すぐ手を放せばいい…なのにできない。
パンっ。迷った事を咎める様にまた、明彦の手の平が閃く。
痛くはないが熱い。
「美鶴っ!」
「見てっ…」
怒鳴られて、反射の様に答えていた。身体から力が抜ける。
「…なにをだ」
聞かれて、首を振る。すかさず、太股に熱い衝撃が走る。
「…あそこっ…」
我慢できずしゃくり上げた。
「…あそ…こを…見て」
明彦の指がゆっくりと、かき分けて来る。
「…なんだ…気持ち良かったのか…」
からかわれるように言われ、肩に強く顔を押し当てた。
自分でも気がついていた。トロリとした物が伝う感触。太股をはたかれた瞬間、こぽっと溢れる愛液。
…良く濡れる…冬の終わりそう口にしたのは…彼だった。
…置いて行ったくせに…
唇を強く噛んだ。私を置いてんだくせにっ!
美鶴の表情を見ていた明彦は、一瞬辛そうな顔をしたが…すぐに表情を無くした。
「膝をついて…後を向け」
言われた事がわからず、顔を上げ伺う。
「隅々まで見て欲しいんだろ?それとも、自分で両膝持ち上げられるか?」
ぐいっと伸ばしていた足まで抱え上げられそうになり、美鶴は慌てたように身体を起こした。
だが…膝を付けろって…
「…四つん這いになれと言われなきゃわからないのか」
はっと顔を上げた。そんな格好は…嫌だ。
「じゃあ、自分で足抱えるんだな?」
無理な二択を迫られ泣きそうになる。
「…四つん這いになれたら、口でしてやる…」
明彦の唇が美鶴の耳元で囁いた。
「だけど…前が良ければそうしろ。俺がいたずらしてる所…自分の目で見たいんだな?」
ぐいっと抱え込まれた膝が震える。
「…美鶴が決めていい」
こんな、選択なんか…いらない…
「選べ…美鶴」
「いや…どっちも…いやだ…」
明彦の指が開かせた秘裂を軽くくすぐる。
「…なら、帰るか?」
一番嫌な事を言われ、美鶴はしゃくり上げた。指が浅く秘壺をくすぐる。
「…今日は、帰るんだな?」
首を横に振る。明彦の指が離れた。
「帰れ」
「いやだっ…」
肩にすがりつく。帰るのは嫌だっ!だが明彦の腕が邪険に美鶴の身体を押し退ける。
「もういい。嫌なんだろ?帰れ」
「嫌じゃないっ…嫌じゃないからっ…」
美鶴の唇が震える。明彦が宥めるようにキスをした。そのキスを貪るようなキスに変えて、荒く息を吐く。
美鶴はゆっくりと、明彦に背を向けた。

182 :
ベッドの上で小さく蹲る。白い背中が震える。女性にしては、やや固めの尻が陶器のようだった。
「膝を、立てろ」
顔をシーツに埋めながら、震えるように膝を立てようとする。
「…生まれたての子馬か…」
からかわれ、背中が赤く染まる。その尻に手をかけ、引き上げてやる。
「やっ…やーっ…」
尻を突き出したような姿勢をとらされ、美鶴の背中が羞恥で泣いた。
「膝を離せ」
じりじりと膝が隙間を開けて行く。明彦の目の前に、秘裂が明らかになっていく。
「遅い」
パンっと尻を張られ、美鶴がくもぐった悲鳴を上げた。
「肩幅ぐらいに拡げるまで、叩く」
宣言して、手を振り下ろす。
「いやぁっ…いやあっ」
部屋に尻をひっぱたく音と、美鶴の悲鳴が混じった。
ようやく、膝を肩幅に拡げられる頃には、美鶴の尻は赤く彩られていた。
「…痛い…」
泣き声に混じって訴えられ、もう一度、張る。慌てて、口を閉じた美鶴はしゃくり上げるだけになった。
「ぐずぐすしてるからだろう」
そう言われ、泣き声が高くなる。叱られる事に慣れてない。
明彦のひんやりした唇が美鶴の高く上げられた尻に落ちた。唇で確かめても…確かに熱を持ってる。
「冷やしてやろうか?」
舌先で、尻に円を書いてやると、大きく震えた。
「…熱いのが…いい」
指先で摘み、挟んだ尻肉に軽く歯を立てる。
「こんな所に歯形があったら…ジムに行けなくなるな」
水着のラインからはみ出る所。ぶるっと美鶴の身体が震える。
「…困る…」
「そうか…」
「あんっ…あーっ…」
大きく吸い込まれ、がっちり噛まれ、美鶴は背中をのけ反らせた。
「…ひど…い…」
「両方、付けてやる」
「…いや…」
声が甘い…。ようやく…波に揉まれ始めたか…。口端を持ち上げ、明彦は反対側にも唇を寄せた。
人差し指と中指でくつろげさせる。しとどに濡れた花は、赤い彩りに縁取られて濡れていた。
「…ワックス行かなかったのか…」
不思議そうに聞く明彦の声に身体が震える。
「…見たいって…言ったじゃないかっ…」
羞恥で声が泣いている。そういえば、そうだった。初めて身体を合わせた時、剃り上げたような花に戸惑ったのだ。ジムのシャワーで見られても恥ずかしくないだけ残して。
「気持ち悪いか?」
指先で、引っ張ると痛いのか、腰が揺れた。
「…水着の時…気になる」

183 :
素直に答えた、美鶴を褒めるように尻を抓る。
「なん…で…」
ちゃんと答えたのに…。明彦が、宥めるように舌先を伸ばした。
「恥ずかしかったな…」
言い当てられ、身を捩った。
明彦の舌がゆっくりと花を味わうように動く。ツンと立った秘芯をくすぐり、妖しく濡れる秘壺を舐める。はしたない水音が響き、美鶴は肩で喘いだ。
肩が捩れる。尻の位置を保っていられず左右に揺れる。
「おい…動くな」
「…無…理…」
いやいやと首を振る美鶴に苦笑いをする。
「ちゃんと、していろ」
「…いや…」
美鶴の指が下方から伸びて、自分で秘芯に触れた。
「…ひどく…して…」
「…指がいいか、歯がいい?」
「…両方…」
摘まれるのもいい…噛まれるのもいい…
「口で…目茶苦茶にして…」
明彦の唇が秘芯に当てられた。
「ひぎっ…っいっ」
唇できつく挟まれ、歯を立てられる。ひどく敏感な箇所は熱い痛みで千切れそうだと思った。
「千切らないでっ…ちぎらないてっ…」
赤い髪が大きく跳ねる。反動で尻が下がり、動いた事を許さないように歯が立つ。
「痛いっ…痛い、明彦っ…痛いっ…明彦っ」
自分で望んで、与えられて悲鳴を上げる。
「我が儘だな…」
口を離した瞬間、堪え切れないよう美鶴の身体がシーツに落ちた。
その腰を引っ張り上げる。肩をつんのめらせた姿勢に喘ぐ美鶴が嗚咽を上げる。
「…休ませて…少し…休ませて…」
「ここは、休むのは嫌だと」
二本の指は簡単に美鶴の中に差し込まれた。軽く掻き回す。
「うぅっ…うっ…」
秘芯を愛される感覚と違う、なにか低い深い快楽に美鶴が呻く。
「充分、ぐちゃぐちゃだな…」
指を下に向け、入口付近のざらつきをくすぐる。美鶴は大きく喘いだ。
「なんだ…ここでも良くなって来たのか…」
「だって…明彦がっ…明彦がっ…」
言いかけて止めた美鶴に、指を止める。美鶴の腰がねだるように揺れた。
「俺が、何だって?」
意地悪く聞く。美鶴は顔をほてらせ低く唸った。
「言わないと…」
「だって!入れろってっ!」
独りで慰める時、必ずここに指を入れろと。
「明彦が言ったんじゃないかっ!そしたら、そこで…そこで…」
「気持ち良くなれる、だ」
「ひあっ…あっあ…あ」
嬌声が続きざまに上がり、美鶴は口を閉じる事を止めた。

184 :
強く擦られ、身体が大きく上下する。明彦の腕が腰を固定しさらに指の動きを早めた。
「…いっ…く…」
辛そうな悲鳴に笑う。背中が汗ばみ、脇腹を滑り落ちた。赤い髪が背に張り付く。
「明…彦…いっ…く…」
「駄目だ…」
「いや…いく…」
「駄目…」
駄目だというのに、指先は止まらない…いや、上り詰めさそうとしていて。美鶴はガクンと身体を揺らした。
「…ごめん…なさいっ…」
上り詰める事に謝ったのか…駄目だと言われたのにイッてしまった事にか…それとも…なにかにか…。
「いっ…くぅ…」
白い背をこれでもかと反らして…腕を突っ張らせて息を止めた。
イッたのを確認して、美鶴の身体を腰に回していた腕でひっくり返す。
「…いくぞ…」
答えるまもなく、明彦の鋭い肉茎に突き刺される。
「…おかしくなるっ…」
身体はまだ、絶頂の波にさらわれたままだ。明彦が貫いている場所も、力がはいり絞り上げている。
明彦が大きく、突き上げた。また、波が来る。
「くっ…」
「やっ…あっ…」
身体の奥に迸りを感じさらにのけ反った。
「熱いっ…明彦っ熱いっ…」
「…まだだ…」
絞り上げ続ける肉襞に、再び明彦のそこに血が集まって来る。
「…今からだ…」
美鶴は悲鳴を上げた。
ぼう…と天井を見ていて、天井を見ているのに気がついた。明彦が苦笑いして覗き込んでいる。
「大丈夫か」
「…聞くな馬鹿…」
そう言って、咳き込んだ。まだ身体が熱い。あそこから…なにか零れ伝っている。
「…許した気はないぞ…」
「責任は取る」
そう言われ…天井が滲んだ。明彦の一言は重い。それを知っているだけ…重かった。
「お前は…馬鹿だ…」
「わかっているさ…」
額に口付けられ、閉じた瞼から零れた涙を拭われた。

おわる

185 :
gj
立場逆転する二人エロいな
美鶴のエロ久しぶりに見れて良かったわ

186 :
GJ!
いいなぁ懇願口調の美鶴

187 :
投稿まだー?

188 :
人間は誰でも相手にされたい動物なんだよ
だから群れで生活をしている
一人では生きられない 遺伝子がそうなっている
悪魔のような人間でも誰でも仲良く暮らしたいと思ってるんだよ
これは誰にも共通することだ
P4でなかまはずれされてる糞がいたが彼も切実にそう思っていたに違いない
たまたま容姿 考え方 能力 コミュニケーション能力が劣っていただけ
違いはたったそれだけ後人間として痛み 喜び 悲しみ 苦しみなど感じ方は糞主人公達と同じだ
生まれた境遇 姿形が違うだけですのはどうかと思うけどな
大体わけがわからない理由で イジメ 差別を受けると自尊心をめちゃくちゃにされて自信を失う最終的には ホームレス 自 犯罪者で生きていくしかないそれが現実だ
これも競争社会の負の遺産でそれが原因で社会不安に結びつくんだよ
自分で原因を作っておきながら弱いものをして何になるんだよな
制作者の頭どうかしてるんじゃねえの?
結局荒垣 ちどりもされたしな 
彼等も本心は生きたいと思ったのに違いない
誰も意味もなくにたいとおもうやつなんていないんだよ
薬漬け 鬱は必要ない とゲームを通して伝わるけどな
こんなくそげーつくったゲーム製作側頭いかれてるんじゃねの?
もうちょい弱者に対して優しい気持ちもってくれよ
だからこんな偏見に偏ったクソゲーなんてやるな
ハンサム 美人 以外除外なクソ審査リア充グループの人間差別主義クソげーはプレイしてもくそ価値観を植えつけられるだけだ
形あるものは全て存在意義があるんだよ
特に生きてる人間はどんな人間にも価値がある
それをどう活かしていく事が重要なんだよ
あたかも糞人間の存在はいらないと切り捨てる行為は自分を貶めている行為にすぎない
薬漬け 鬱やらは背景があるから依存するわけ
誰でも失敗するし罪を犯す
それをすのは将来的に見れば自分をしているのと変わらない
こんなくそゲーで非道徳的な人間が量産されたら洒落にならないよ
しかも自分だけセックス三昧興じていて弱いものイジメするくそすぎる主人公だからな
誰もが幸せな人生を謳歌してきたわけじゃないんだよ
どんどん格差が広がって金がなくて大学いけない人だっているんだよ
しかも中国が仕事を奪って必然と就職枠が減って相対的に自者 ホームレスが増えている
いくらもがいても自分の力でできないものはできないんだよ
こんな糞価値観を植えつけられてもかえって皆が苦しむだけだ
貧乏 ブサイク 彼女がいなくても幸せに暮らせる価値観を与えるようなペルソナにするべきだ







189 :
ネタじゃなかったら所々は同意してあげてもいいよ
まあ、ここはエロパロなのでその想いを作品としてぶつけてください
ただしエロくしてね

190 :
え、これコピペじゃなかったの?
自分で考えて書いてるの?
え?
うわあ……

191 :
しかも中国が仕事を奪って必然と就職枠が減って相対的に自者 ホームレスが増えている

の時点で明らかにコピペだろ
政治家の演説かよ

192 :


193 :
シャドー×ゆかり
普通

194 :
いいかげんに…しなさいよっ!
心の中で怒鳴りつけた。本当は、声にも出して怒鳴りたかったのだが…いかんせん。力が出ない。
あの馬鹿…ぎりぎりと唇を噛む。よくも置いて行ったわね。階段を駆け上がって行った背中に恨み言三昧をぶつけたくなる。
よくも、こんなところで!女の子独り置いて行ったわね?!
戻って体力が戻ったら蹴り飛ばして踏んづけてやる!
「…っ…だか…」
だからっ!離れなさいよっこの馬鹿シャドーっ!
シュルシュルと音を立てて足首を取られる。力無く蹴飛ばそうとして、顔を床に伏せた。
もうっ!脱出するとこどこよっ?!
あの緑の光の所まで向かわないとエントランスに戻れない。置いていかれたばかりに、這ってでも向かわなくては。
「…っ…ちょ」
シュルリと太股の内側を触れられて寒気がした。
大概にしなさいよ…あんた…
手にしていた弓で振り払おうとするが、腕すら上がらない。そしてこんな時に限って…
なんで!ハイレグアーマー?!
セクハラだとか、なんだとかも、なんでも良いけどっ!これってやばいでしょ?!やばいわよね?やばいわよっ!!
伸びて来た影に膝裏を触られる。柔らかい所をくすぐられる感覚に震えた。
くすぐったいっ!
喉の奥がくっ、と鳴る。頼むからその上に来ないでよ…来ないでよっ?!
「…っひっ」
太股になにかペトリとした感覚に鳥肌が立った。やばい…やばい。床で握り締めていた拳にぎゅっと力を込め強く目をつぶった。
これは、やばい。
まじで、やばい。
身を固くして様子を伺う。シャドーにんだ振りしてどうなる、と突っ込みを自分でいれたいが、んだふりをして様子をみたいって…にかけてんだけどっ?!
もう一度階段を上って行った背中にあらんかぎりの暴言を吐いた。
ざわざわするモノがゆっくりとゆかりの白い足を巻き込んで行く。この白い物はなんだろうと確かめるように動く。探られてる。ゆかりはきつく唇を噛んだ。
戦闘中、こいつに殴られると結構な重さにダメージを食らう。それが、不思議そうにゆかりの足を弄んでいた。
うー…と唸るだけしか出来ないし、あまり大きな声を上げて今の状態で殴られたらエントランス着く前にんじゃうわよ!
自制しながら、やり過ごすことに決めた。飽きたらどっか行ってよ…頼むから!
ざわっとしたものが、膝の内側から太股の内側に移動する。

195 :
こんな苦そキャラはいらんだろ
キャラ設定でどのキャラも個性にギャップがあるようにすれば好感見せかけようと魂胆みえみえ
逆にそれがやらしくて気分害するな
キャラ愛に走らせようとしてるのがお見通しだ
ゲーム性を重視せずキャラに力いれすぎたせいかキモヲタ妄想変態がいつくゲームになったな
ゲームごときに個別キャラを神格化しすぎ
その結果ゲーム全体がきもくなり制作側自体も陶酔しすぎ
とにかく気持ち悪いし見ていても恥ずかしい
よくこんなゲームプレイする気になれるな
あまりにも く そ すぎる
どんな人間にも谷あり山ありの筆舌しがたいドラマのような人生なんだよ
だから皆特別な存在じゃないし謙虚にならないといけないんだよ
このクそゲームキャラは調子にのって「俺が全てだ!」みたいな事言ってるからな
はたからみるとクそキャラ以外全ての人間が馬鹿っぽくみえるように感じるよな
人間一人一人に喧嘩を売ってるのかよ
こんな苦そ自慢中の自分は特別な存在だぁ!みたいな苦ソキャラみていても面白くないし凄く不愉快なんだよ
制作側は相手の事考えてゲーム作りしてるのかよ
あまりにも馬鹿さ加減にウンザリだ
まあゲームしてる時点しかも画面越しエロアニメ愛する変態ゲームだからな
プレイしてる時点でクソと思われてもしょうがない
大体普通の人がプレイするとコミュ進めていくうちに「あ!これはどきめも恋愛ゲーだな」
と気づき途中で投げるのが普通
最後までプレイする人なんて変態以外皆無だろう
そんな糞設定が当てになるはずがない
なんでこんなくそを表現したか理解に苦しむ
誰でも主人公みたくなりたいと思ってる
だけど現実的に考えると不可能だろう
製作側は何を言いたいのかが伝わらない
ただ自慢話でもしたいのか?
こんな糞ストーリー 糞設定で全てがぶち壊しだ
プレイしていても不愉快だしほぼRPGとして機能もしていない
ただのムービー垂れ流しのくそげーとしか思えない
よくドラマCDなんて買う気になるな
そんなの買ってどうするんだよ
聞いてまた妄想にふけるのか?
馬鹿らしいな
そんな苦そ聞いても一回きりだろ 
何度も聞いて面白いかよ
よくそんなクそに高い金払えるよな 
はたからみると馬鹿じゃねえの
お前かなり中毒だな かなり陶酔していて気持ち悪いんだよ
そんなくそに金だすんなら何度も聞いて使えるし売れる音楽のCD買った方がマシだと思うけどな
ドラマCD買って何になるんだよあほらしわw
こんなくそげーのどこがいいんだよ
ただ才能があるのを利用してセックス 洗脳して浮かれているだけだろ
誰も皆そんなに恵まれているはずがないんだよ
こんなくそを題材にしてなんになるんだよ
一般人は放置かよ
ただの嫌味だろ
くそすぎる
ストーリーも全然ダメだ
なにがしたいのか全然わからない
見ていても面白くないしくだらなすぎる
よくこんな企画書が通ったな 呆れて物が言えないよ

196 :
ゆっくりと揉み込んで来るような感覚に次第に身体が汗ばむ。
なんでこんなに柔らかく動くのよっ?この馬鹿シャドーっ!
冷たいくせに、柔らかい動きをするシャドーは、身体の中央部を膝の間に納めるようにして収まった。
そんな所で腰を据えるなっ!
足を解放された様子に、腕で前に恐る恐る進もうとする。刺激しないように、刺激しな…?!
「…っ?!」
いきなりアーマーの際どい所に触れられて身体が跳ねた。シャドーも驚いたように離れたが、生物の本能だろう。獲物を逃すかとばかりにゆかりの下半身を覆った。
…っ…は…
甘い息だけが漏れる。ゆかりの臀部に温められたのか、下半身を覆っているシャドーもほんのり人肌に温度を変えた。
太股の付け根から、アーマーの中に入り込むシャドー。優しく臀部を揉み、ゆかりが身体を捩らせた。喉が唾を飲み込んで震えるような呼吸をする。
ゆかりの手が握り拳を作り、自然に胸元で揃えられていた。無意識に軽く目を閉じ、喘いでいる。
…悔しいけど…気持ちいい…
アーマーの隙間から、撫でるようにゆかりの身体を探って行く。
臀部からゆっくり中央により…
…やめてよ…
アーマーの中で筋になっている場所に触れる。尻の割れ目をただなぞるだけの感覚にゆかりは、小さく舌で唇を舐めた。
…そこでやめてね…
つぷ…筋が割れている事に気がついたのか、一気に両側に尻を開かされた。
…やめてって言ったでしょうがっ!
内心で喚くが、声に出たのは甘い吐息だった。
…ちょっと…勘弁してぇ…
両側に離れた肉塊が面白かったのか、ゆっくりと離したりくっつけたりしている。アーマーの布地は割れ目に食い込み紐みたいになっている。
そして、自覚するほど悲しいかな濡れてしまっている。もう、言い訳できない。誰によ…誰でもよ!ていうか、誰にも知られたくないわよ!シャドーに尻揉みたくられてるなんて!
軽く顔を床に擦りつけるようにして喘いだ。
「…っくしょ…」
ゆかりの声にぴたりと動きを止める。動きを止めたシャドーに、ゆかりもはっと目を見開いた。
やばい…んだふり…ばれた?恐る恐る、身体を固くする。シャドーはしばらくなにか考えていたようだが、力の入った臀部を開いたまま、さらにその奥にとざわめつかせた。
「だめっ?!」
思わず悲鳴を上げたが敵うわけも無く再び床に縫い付けられる。

197 :
尻を揉みたくられるのを止めようとして、仰向けに姿勢を変えた。背中でずりあがるが、シャドーが腰に乗っかったまま重い。
「…あ…あんたっ、大概にしなさいよっ?!」
もぅ、殴られるだろうが食われるだろうが知るか。絶対に、それ以上動くなっ!
ゆかりの剣幕にしばし動きを止め…ざわと身体を震わせた。
「そこで…動くなーっ!」
喉をのけ反らせて叫ぶ。叫んだあと、目眩がし肘でずり上がった上半身を崩した。
荒い呼吸しか、出て来ない。天井を見上げて目に染みる灯を手で遮り…この体勢にしまった…と思った。
「…ぁん…あ…」
体力は当の昔に使い果たした。ペルソナの力もない。せめて、この声でもどうにかしたいと思うが…途中まで堪えて止めた。
…どうせ、誰もいない
高い塔の中の一階で、一緒に動いていたチームにも置いて行かれた。非常にムカっ腹だったが、なぜか今はもういいか…という気分なる。
「っ…あん…や」
両腕を床に投げ出して腰のあたりで遊ぶシャドーに苦笑いする。
シャドーがゆかりの太股を押し開くようにして覗き込むような仕草を見せた。
「やめて…」
紐のように捩れたアーマーを持ち上げられる感覚に首を振る。
はみでちゃってる…。そう思うとシャドーが相手でも恥ずかしかった。シャドーがぐいぐいと捩れたアーマーを引っ張る。
ああ、もう…伸びたらどうすんのよ…
そう考えて、ま、いっかとも思う。エントランスに着けばすぐ制服着るし。着替えたって言えば、あの馬鹿はどーせまた新しいのくれるし。
「あふ…あ」
なにかがぴたりと被さる感覚に喘いだ。いやだ…そんな奥まで…。軽く眉をしかめる。人間だったら汚いとこさわんなっ!て蹴飛ばしてる所だわ。
「だめ…よ…そこ」
一応、言ってみる。言葉が通じるかどうかなんて知らないが。
答えのようにぴたりと当てられていた物がざわめいた。
「はあ…あ…」
なんだろう…この感覚…。シャドーの表面が波打つように細かく震える。…シャワーだわ…。思い出して赤くなった。あそこを洗う時のシャワーの感覚に似ている。全体的に当たり、気持ちがいいんだけど…物足りない。
刺激が足りない。
と、急にざわめいていた所から、引っ掛かる突起が現れた。
「うん…あ」
突起がゆっくりと調べるように動いて行く。ドキドキした。したらいけないとわかっているのに…身体が待っている。

198 :
ちょうど前と後の境目辺りに現れた突起は、ゆっくりと時計回りに動き出した。
ゆかりの胸が大きく喘ぐ。そう…そこから…舌が唇を舐めた。喉が渇く。
「…はあ…」
いい子…そう…その襞を伝って…
「ふっ…ん…」
突起に秘芽をはじかれるように触れられ、身体を跳ねた。突起が一度戻る。
「あんっ!」
また、跳ねる。ここに触れたら身体が跳ねるのだと理解したようにまた、突起が時計回りで降りて行く。
「う…く…」
肩に顎を擦りつかせ喘いだ。襞を伝って…だめよ…そこは…。
くぷ
水音を立てて突起が沈んだ。しばらく動かなかったが、再び動き出す。ゆかりの身体から力が抜けた。身体が汗で濡れたようになっている。さすがに、あそこまで深く入られたら…たまんない。
突起が今度は襞の内側を回るように動き出す。やはり時計回りだ。
「ふう…」
犯されそうな予感から解放されたと気がついた時、突起が三つになっているのを感じた。いや…四つ?!
「待ちなさいっ?!」
思わず制止させようとして、身体を起こした瞬間、二つの突起で続け様に秘芽を叩かれ、のけ反るようにして、果てた。
突起がゆっくりと左右から秘芽を揉んでいる。
「やめ…てぇ」
ゆかりの声は既に泣き声だ。
鞘に小さく埋もれていた秘芽が既に充血し突起に弄ばれやすくなっている。
その秘芽の下…ゆかりですら知らなかった場所さえ、突起が潜り込んでいた。
「だめだっ…てぇ」
尿道に触れられて、漏れそうな感覚に震える。やだ…もう、絶対にやだ…。我慢出来なくなるから…我慢できなくなったら…どうなるの…って…
「いやぁあ…」
こんな年になってお漏らしとか冗談じゃない。
「やーめーてぇ…」
間延びした悲鳴が上がる。すると、これ以上先にいけないと判断したのか、尿道に触れていた突起が外れた。
ゆかりがしゃくりあげる。ずっとシャワーを当てられてる感覚に、底を打つような気持ち良さがあるのに、さらにその上に鋭い刺激があると、簡単に上り詰めては落ちる。
何回気をやらせたら飽きるつもりなんだろう。
「あん…」
また、秘口に触れた。だが、尿道を犯される感覚より安心を覚え、軽く息を吐く。
少し…太い方がいい…。独りで慰める時に使う…マジック…ぐらい。なにかで埋めて欲しく、身を捩った。
「あんっ」
捩ったのに驚いたように秘芽を摘んでいた突起が捻る。
「やめてっ…」
痛い…。

199 :
そちらに気をそらしている隙間を縫って…
「ふうんっ…ふっあ」
突起がゆっくりと秘口に潜り込んだ。
なにか、動きがおかしい…まるでどれだけ拡がるのか試しているみたい…
「やめてね…やめてよ…」
望んでいるんだか、さすがにやばいと本能が叫んでいるんだか…。混乱してくる。
脳味噌がどうかなりそう…処女なんて、どうせあの階段を上って行った奴に上げた後だ。好きにしていいのよ…そんな気までしてくる。
「あ、や…」
太くなった。身を捩る。捩る事を許さぬよう秘芽が捩じられる。
「ごめんって…」
なにに謝ってんの…。苦笑いして、身体の力を抜いた。
小指が入って来たのかと思った。細い。
それが、全体的に太くなって行く。
「待って…ゆっくりして」
まるで風船みたい…。長さも、太さも今まで体験した事のないモノに変わる。さすがにきつい。
「そこまでよ…そこまで」
ふいごの様な息が漏れた。汗が既に床に水溜まりのようになっている。さすがに、これ以上拡がらないと気がついたのか、今度はゆっくりと前後に動き出す。
「ああ…いいよぉ」
ゆっくりと前後する動きに堪らなくなる。
やばい…よすぎる。なんて、いいの…。
身を貫かれ揺さぶられる感覚に自然に、足が上がる。
掴まる身体があればもっといいのに…
足を絡める身体があればいいのに…。
それだけが物足りない。
「あっ…ああっ、やっ」
気分的な物でないだろう…身を貫く突起の速さが増す。秘芽をいじる突起の速さも増して行く。ちょっと待って…あんた、まさか、学習しているわけじゃないでしょうねっ?!
「はうんっ…はっ」
目の前に白い幕が張る。やばい、完全にいっちゃう…これは、いかされちゃう…だめっ
「あっも…っいっく…」
身体を引きつらせ、大きく床に背中を叩き付けた。
…なんか、目茶苦茶…気持ちいいんだけど…ぼんやりと考える。…これ…連れて帰ったら駄目だよね…多分。
多分、美鶴先輩にフブでられる。いや…フブダインか…。
「ん?…ちょっと?!」
そう言えば突起はもう一個あった。
「どこ触ってんのよっ?!」
肛門をくすぐられる感触まではよかったが…なにやってんのよっ?そこまでは許してないわよっ?!
「ガルーラっ!」
完全に意表をつかれたのだろう。あ、しまった…と思う前に消え散っていた。
「…あー…」
れま。少し元気になってたらしい。
舌を出して肩を竦めた。
おわる

200 :
200乙

201 :
tesuto

202 :
GJ

203 :
元ネタは有名なあのジョーク。

保守ネタ6「番長の武器」
ジャンル:ジョーク
「なんだって先制攻撃どころか、失敗して敵が先に攻撃するんだ!」
「センセイ、そんなに気にする事ないクマ。気持ちはオープンにした方がいいぞ」
稲羽市に来た転校生、通称番長は、ダンジョンに潜っている時、自分の武器では敵に対して確実に先制できなかった。
これではどんな強い装備をしていても、先制されれば仲間を危険に晒してしまう。
「まずは資金が必要だ。ありったけの金と素材を集めて、だいだらの親父に作ってもらうぞ! そうと決まれば、今からぐれキン稼ぎだ!」
番長はこの問題に立ち向かうべく、1ヶ月近い時間と120億円のお金をかけてだいだらの親父に頼みこんだ。
「できた……できたぞ! これこそ俺が求めていた武器だ!」
その結果、ついに持ち方を逆にしても過度なストレスの中でも攻撃力・命中率・追加効果の面でもどんなダンジョンでも
どんなに不利な戦闘でもどんな敵にも先制できる番長の武器が完成した!!
「ははは、やったな相棒!」
「やったね、番長君! よーし、今日もはりきっていこー!」
「すごいね、これで今度こそ平和が戻ってくるよね?」
「やったね、先輩!」
「センセイさっすが!」
「さすがっス、先輩!」
「これで、これで稲羽市は確実に救える! やったぞ! みんなありがとう!」
「こんなの狙いを定めて撃てば簡単ですよ」
一方、直斗は拳銃を使った。
おわり

204 :
保守

205 :
保守

206 :
どこも書き込みが無いな……
保守

207 :
まぁ公式の動きが少ないとどうしてもな

208 :
保守
俺はあと何回この書き込みをすればいいんだ

209 :
まぁ馬鹿な荒らしに乗せられて分割とかしちゃった時点でコーラを飲んだらゲップが出るくらいに分かりきってた未来だろ

210 :
P4アニメ化おめ

211 :
P4アニメ化か・・・スレが熱くなるな
いや、なんかエロパロ板自体がちょっと寂しいしきついかな

212 :
これでまた釘宮病患者が増えるのかwww

213 :
保守

214 :
保守だ

215 :
すまん、なんかもうめんどくさくなって「これでいいや」と思って投下したいんだが……。
ペルソナスレを統合するって話があるみたいだが、その場合これからはこのスレに投下すれば良い?

216 :
いいんでね。アニメ化したら4だけまた分断される気がするけど

217 :
>>216
ありがとう。
許可を貰ったので投下する事にする。

ゆかり×キタロー(旧作総合の>>45-53)の続編。                                    − | モチベーション
                                                                     ヽ _ _ _
あの時はまだ荒らし(と騙り)がまだいたにも関わらず、関わらずだ……。          〜(元気)        ノ   l   l
スレの進行を妨害されるのを恐れる事なく、健気にレスしてくれたみんなに感動した。          (元気)〜|
現在の心境は右のAAのような感じ。                                              〜(元気)
                                                     キャッキャ  ヾ('∀`)''ノ キャッキャ
                                                            (俺 )        (元気)〜
                                                  ↑やる気↑  __|_|__   ↑やる気↑
                                                  wwwwwwwww|調子|wwwwwwwwwwwwww
キャラ:キタロー、ゆかり、美鶴、順平(実況)、真田(解説)
注意事項:ジョジョネタ、一部2chネタ、本文参照
今回のお話は1作目(ゆかり×キタロー)を投下してすぐの時期から、じっくりコトコト暖めていたネタ。
投下する。10レス。

218 :
                             ※警告!※
       この物語はあらゆる「何か」が出てくるが、決してその事を深く考えてはいけない。
       1回心の中でつっこむ、または強い感情(笑い・憎悪・嫉妬など)を抱くごとに腹筋10回。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜これまでのあらすじ(これまでのあらすじ)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
全能の髪・ハシノ神と、芸術の神・ソエジマ神、音楽の神・メグロ神に祝福された奇跡の王国、イワト・ダイ。
陽気な音楽が飛び交い、活気溢れるこの王国ではある危機が起こっていた。
突如、不気味な世界へと変貌を遂げる謎の時間、人が無気力になる原因不明の気病に、人々は恐れおののいていたのだ。
元老院はこの不吉な現象を「かつてない亡国の危機」という意見で一致し、国王に指示を仰いだ。
この状況を打開しようと、国王は国中の腕利きの冒険者達に原因を探らせた。
原因となった「何か」を発見した者には、莫大な褒賞金を与えると公の場で国の民に約束したのだ。
さらに見事解決までした者には、国中で一番美しいと言われる2人の姫のどちらかとの結婚を認め、王位に就かせると力強く宣言した。

219 :
昔から不遇な目に遭ってきた2人の薄幸の姫達、美鶴姫とゆかり姫の両方の心を救う為に立ち上がった者達がいた。
この物語の主人公であり、トンファーの使い手、アトラスキタロー。
そして彼の親友であり、キタローの相談になんでも乗ってくれる順平こと、通称テレッテーである。
この時、キタローのペットとして飼っていたケルベロスが、親友の順平を餌と間違えて食いす。順平す。
偶然の成り行きで、こっそりお城から抜け出してきた美鶴姫とゆかり姫、近衛兵の真田が仲間に加わり、4人と1匹で冒険をする事になる。
キタローは数々のトンファーの技を駆使して魔物共を撃退、彼を助けるように美鶴の剣、ゆかりの回復魔法、真田の拳が敵を畳み掛けて行く。
この時に冒険の仲間として飼っていたケルベロスが、息を吹き返した順平を餌と間違えて食いす。順平す。
険しい山岳地帯、光さえも入って来れない妖精達の森、争いが絶えない紛争地帯などを越えて行く事によって一行は成長していく。
旅の途中で仲間も増え、順風満帆の旅だった。生きて国に帰って再び平和を享受できると誰もが信じていた。     ,.――――-、
この時からゆかりは一国の姫としてではなく、悶々とした気分を持つ1人の少女としてキタローに密かな恋心を抱く。  ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、
ところがそこに魔王軍の精鋭として送り込まれた部隊、通称「ストレガ」が現れる。                       | |  (・)。(・)|
謎に包まれた彼らによって、キタロー一行は意志を揺さぶられ、培ってきた絆をも翻弄される。               | |@_,.--、_,>
キタロー一行は戦力を増強する為、心の力「ペルソナ」を使う。                                  ヽヽ___ノ
この時、合体となる素材が足りなかった為、順平が生贄となる。順平す。                            /:::::::::::::::::l   /77
なんとか生き返った順平。しかし敵側の女に惚れてしまう。                                     /::::::::::i:i:::::::i,../ / |
みんなの説得もむなしく、泣く泣くキタローはトンファーの技の1つ「思い出のトンファー」で順平を滅した。        l:::/::::::::i:i:::、:::/ / |
                                                                        l;;ノ:::::::::::::::l l;.,.,.!  |
キタロー達の旅に突如、暗雲が立ち込め、彼らは途方に暮れる。                                 /::::::::::::::::l/ /  冂
さらに追い討ちをかけるように、立ち寄った村のその辺にいるおっさんから衝撃の事実を聞かされる事になる。     /:::::::;へ:::::::l~   |ヌ|
ポルナレフよろしく実はこの物語のヒロイン、ゆかりではなく、機械の体を持つアイギス姫であった……。         /:::::/´  ヽ:::l   .|ヌ|
                                                                       〔:::::l     l:::l   凵
さらにキタローの師匠である勇者トンファーパーマン惨状                                     ヽ;;;>     \;;>
右のAAが歯られたからにはもう色々と駄目だ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

220 :
えー、皆さんこんにちわ。
みんなの人気者にして歌って踊れてスタメン第1位のイケメンで2chのペルソナエロパロスレでは指折りの実力キャラ。
若干17歳の副リーダーにして熱い魂を限りなく燃やし続け、鋼の闘志を持つ不屈のヒーローという立派な肩書きを持つ伊織順平です。
世の中にはどーも不思議な事ってあるよーなんですよ。
知ってます? え、知らない?
キタローと桐条先輩、それから俺ッチの相方のゆかりッチこと岳羽ゆかりさんが、3人で仲良しこよしで付き合っているという噂ですよ!
いやね、あくまで噂の域を出ない話なんですが、これがどうも真実味がある気がしてならないんですよ。
桐条先輩っつったら、ナイスバディのクールビューティー!
しかもうちの学校で女王様的存在として君臨する生徒会長!
ゆかりッチは、スカート短くて弓道部に所属してるスカートが短い女の子!
ルックスもスタイルもモテカワスリム!
まさに両手に華!
それだけにあいつの親友ポジな俺ッチとしては不安なんスよ。
もしちょっとした行き違いで刺されでもしたらどうすんだっつーの!
ここは1つ、真相を確かめる為に真田先輩と2人で交尾……じゃなくて、尾行するに至りました!


221 :
◆噂の3人の真実『その1、デートの約束』
「すまないゆかり、彼とは前から約束していたんだ。ここは年上の言う事を素直に聞くべきだ」
「美鶴先輩こそ遠慮したらどうですか? マスコミに目つけられて、スキャンダルにでもなったらどうするんです?」
 キタローの部屋では静かな争いが起きていた。
 彼を真ん中にして片方にゆかり、もう片方に美鶴が立っていた。
 彼女達の足元では青いオーラが現れ、髪の毛も衣服もゆらゆらと揺れていた。
 その光景をドアの隙間から、順平と真田の2人が恐々と覗きこむ。
しょっぱなから修羅場な雰囲気ッスねー……しかし、あいつもよく両方に手を出したもんだナー……。
解説の真田サン、今の状況をどう思います?
「美鶴は言うまでもなく、岳羽もなかなかの闘志を燃やしてるな。そして岳羽の太腿の筋肉付き具合は今日も絶好調だな」
アレ? って事は3人で仲良く付き合っているという話は、半分アタリで半分ウソ?
しかし、どっちも引き下がらない様子だと、これは長期戦に……。
「両方の言い分を認める」 ズキュウゥゥン
 キタローがそう言うや否や、両手を伸ばして2人を自分の方に抱き寄せた。
 そしてほっぺとほっぺをくっつける。
「……っ!? き、君が構わないというなら、私も別に、か、構わん……」
「キ、キミさえ良ければ別にいいけどさ、こういうの2人っきりの時にやって欲しかったな……本当は嬉しいよ、えへへ」
おおっと!? これは電撃的な問題解決だァーーっ!
やったッ!! さすがキタロー! 
俺ッチ達にできない事を平然とやってのけるッ!
そこにシビれる! あこがれるゥ!
ここまでの結論:噂は本当らしい。

222 :
◆噂の3人の真実『その2、巌戸台駅前商店街の近くにて』
さっきはペルソナ使いじゃなかったら危なかったぜ……って、オイ!? またかよ!
 キタローを真ん中にしてまたもゆかりと美鶴が争っていた。
 ゆかりは両手を腰に当てて、美鶴の顔を覗きこむようにガンつけていた。
 美鶴は両手を組んで蔑むように堂々とゆかりを見下ろす。
 まさに龍虎相打つような一触触発の雰囲気。周囲の空気はピリピリしていた。
「だーかーら、キタロー君は私と一緒に『はがくれ』のラーメン食べて、ついでに魅力も上げるべきよ!」
「いいや、キタローはDNAたっぷりの定食屋、すなわち『わかつ』へと行くべきだ。そこで学力も強化すべきだ」
 ゆかりはさらに眉を吊り上げ、怒った顔つきで美鶴を睨みつける。
 美鶴もゆかりの言い分を聞いて、大変不機嫌な様子になっていた。
おいおい、なんだよありゃ!?
あの2人がここで戦ったら台風100回か200回くらい過ぎ去った後の廃墟になるッスよ!
「岳羽もそうだが、俺は美鶴のあの顔が恐ろしい。下手すればここら一帯が氷のオブジェだらけになるんじゃないか……」
な、なんスかそれ!? ここは1つ俺ッチが出て止めるべきか、それとも真実を確かめるべきか――。
「両方の言い分を認める」 ゴゴゴゴゴ
えッ!? い、今キタローはなんつった? 「両方の言い分を認める」……だとッ!?
ヤケになって体を真っ二つにでもする気なのか!
クソ、ここはやはり俺ッチ達が止めるべき……。
「違うぞ順平! 奴の手をよく見ろ!」
 キタローは召喚器を取り出し、ペルソナを召喚した。
 現れたのはクー・フーリンだった。
 キタローの方が美鶴の手を引き、ペルソナのクー・フーリンがゆかりの手を引く。
 それぞれ丁重な挨拶をして、2人の美女達をエスコートした。
 ゆかりはキタローの次にお気に入りの「彼」が現れ、さっきの怒りも消し飛んでしまうほど嬉しくなってそのまま『はがくれ』へ。
 美鶴の方はやれやれと言いながら、「本当はケンカしたくなかったんだ」とでも言いたげにほっとした様子で『わかつ』へと入って行った。
おおっと!? この展開はまさに予想外ッ!
やったッ!! さすがキタロー!
俺ッチ達が予想だにしていなかった展開を平然とやってのけるッ!
そこにシビれる! あこがれるゥ!
ここまでの結論:いざとなったらペルソナでなんとかなる。

223 :
◆噂の3人の真実『その3、巌戸台駅きっぷ売り場の前にて』
さっきはペルソナ使いならではの鮮やかな解決方法だぜ……って、オイオイ、またかよ!?
 巌戸台駅きっぷ売り場の前。
 キタローを真ん中にしてゆかりと美鶴はまたまた争っていた。
 周囲の客が遠巻きに避けて通り過ぎて行く。
「美鶴先輩ー、いい加減にしてくれる〜? 私の提案でシャガールのお店に行って、コーヒー飲みながら世間話とシャレ込みません?」
「交番へ行って最新の装備をチェックするべきだ。その後の事はゆっくり考えればいいだけだろう?」
 ゆかりは青筋を立てていて引きつった表情。今にも怒りが爆発しそうだ。
 美鶴は両手を組んではいるものの、イラついているかのように右手の人差し指をトントンと叩いていた。
いくらなんでもどっちも後出しすぎる言い分だろーがよ!
公共の所で迷惑行為ダメ! 絶対! ここは俺ッチ達が止めるべき――。
「……ッ!? お、おい、奴を……キタローの方を見ろ!」
「両方の言い分を認める」 ガチャッ ピー ピー ピー
 キタローはおもむろにポケットから財布を取り出し、3人分のきっぷを買った。
 3枚のきっぷ全て、行き先は「ポロニアンモール」だった。
 それをゆかりと美鶴に渡し、残る1枚を自分のポケットに入れた。
 ゆかりと美鶴、共にほっとした様子で3人で仲良く改札口を通って行った。
おお、すげ……と思ったらこれは普通だッ!
普通過ぎる!! 別にキタローでもなくてもできる!
俺ッチ達でもできる事はキタローでもできるッ!
そこにシビれるわけないし、あこがれもしないし、普通だな、うん……。
ここまでの結論:ペルソナ使いでも普通にする事は至って普通。

224 :
◆噂の3人の真実『その4、電車の中にて』
とはいえ、ここまでの道のりはペルソナ使いじゃなきゃどうなっていたか……。
あぁ〜、心臓に悪り〜……。
 直前の電車が運転見合わせという事もあって、電車の中はぎゅうぎゅう詰めの満員状態だった。
 順平が見る先にはキタロー、ゆかり、美鶴の3人がお互いに離れ離れにならないように密着していた。
 ゆかりと美鶴はなぜか恥ずかしそうに頬を染め、視線があっちこっちに泳いでいた。
ケッ! あーあ、彼女持ちはああいう事もできていいよなー。
ま、俺にはチドリがいるからいいけどよ……。
(順平、あいつらの声をよく聞いてみろ……)
 順平はやさぐれていたが、真田の声に促されて仕方なく耳を傾けた。
 なぜかゆかりや美鶴の艶かしい声が途切れ途切れに聞こえてくる。
 不審に思った順平と真田は乗客の海をなんとかかき分け、ぎりぎりバレない位置まで近づいた。
 声は先ほどと比べて聞こえやすくなった。
「キ、キタ……キミの、硬い……がさ、私のお、おし……当たっ……は、恥……しいよぅ……」
「……尻……触る……めろ。何……と? 君の手……お尻……だから、やめ……そん……じゃ……」
ケッ、なんだあれ……ケッ! あーあ、リーダーさんは良いご身分で――。
「あ、あれはまさか、闘技! 神砂嵐!」
ん? 真田サン?
 冷や汗を流していた真田は静かな口調で、それでいて順平にもわかるように語り始めた。
「あれは左手の手首を動かして右回転! 右手の手首を動かして左回転!
そのふたつの手から生じる官能状態の圧倒的空間はまさに歯車的エロパロの小宇宙!
……美鶴と岳羽のあの恍惚とした表情を見てみろ。
あれほど限定された状況に加え、好きな奴からお尻を触られるのはさぞ楽しいだろうな。
古代から生きていた強者が使っていた技をアレンジするとは大した奴だ。
やったなッ!! さすがキタローだ! 
俺達にできない事を平然とやってのけるッ!
そこに――」
いやいや、真田サンあいつらの周り見てください。
 いつの間にかキタロー、ゆかり、美鶴の3人の周りには大勢の人が注目していた。
 数人の乗客達によって、目的地のポロニアンモールで下ろされ、駅員に引き渡された。
ここまでの結論:ペルソナ使いでも電車内でバレないように痴漢プレイをやるのは難しい。

225 :
◆噂の3人の真実『その5、ポロニアンモールの辰巳東交番にて』
「……で、どうしてあんな事やったんだ? 言い分くらいは聞いてやる」
 あれから一緒に乗っていた乗客達から説教され、駅員にも説教され、巡り巡ってこの交番にいた。
 黒沢巡査は呆れた様子で、駅から連絡が来て補導されてきた少年少女の顔を見ていた。
「桐条さん……あんたはグループのご令嬢だろ。簡単に人生を棒に振るような事やるな。それと、あんたも同じ女の子なら気をつけろ」
「申し訳無い……」
「本当にご迷惑かけてごめんなさい。私達付き合ってるとはいえ、はしゃぎ過ぎてました……」
「ちょっと待て、ゆかり。彼は私とも付き合っているんだ。誤解を招く言い方はよせ」
「いえいえ、私の方がキタロー君を強く想ってるんです」
「待て、この間2人まとめて氷漬けにされたのをまだ懲りていないのか? ん? どうだ? 言ってみろこの浮気相手」
「ああ、確かあの時のキタロー君、私のオシッコを全部飲み干したよねー。先輩は立場上、そういう真似できないよねー?」
「キタローはSの顔、Mの顔を巧みに使い分けるんだ。君はそういう彼の面をじっくり観察した事が無いだろう?」
「私が足でコキ下ろしていた時、まるで女の子みたいにかわいい声で懇願してたなー。美鶴先輩はそういうの見た事あります?」
 キタローを真ん中にして、隣にいたゆかりが美鶴の発言に笑顔で言い返し続ける。
 同じくキタローの隣にいた美鶴も同じく笑顔の表情を崩さない。
 この光景を僅かな隙間から覗いていた順平と真田は呆れていた。
あーあ、黒沢巡査、地雷踏んじゃったナー。
それも独りでに走ってぶつかってくる地雷踏んじゃったナー。
もうなんか俺ッチ達も慣れてきたナー。
ついでになんか黒いもやもやが心の中に現れてきたナー。
「お前もか。なんなんだろうな、俺の心にも、黒いもやもやが現れてきたな……」
 ゆかりと美鶴がほぼ同時に席を立ち、キタローの正面に向かい合って立つ。
 嫌な空気を感じ取ったのか、黒沢巡査は「もうするんじゃねえぞ」と適当に切り上げて交番の奥へと戻っていった。
「この際、キタロー本人に選んでもらおうじゃないか。今後も私と付き合うよな?」
「キタロー君? 私にも好きだって言ったよね?」
「私と付き合ったら、もれなく自由に女子トイレに入って好き勝手できる権利をくれてやろう」
「ねぇねぇ、私と付き合ったら、あの時よりもっと激しい事してあげるよ?」
 
 一連の流れを見ていた順平と真田の心にある黒いもやもやは、キタローの次の言葉でさらに濃くなった。
「両方の言い分を認める」
ここまでの結論:ペルソナ使いなら、多少のトラブルも問題ない。

226 :
◆黒いもやもや
        lヽ、  ノヽ
         ヽ ‐-‐' ノ,
         :::○::::::○:::     ……。
         :::::トェェェェイ:::::    
       ,:::::`ー‐‐´::::::::、_,,,
    /´`''"::::::::::::::::::::::::::::'j::::::::ヽ
   {::::,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-;;;;;;l
   '、::ヾ::,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ
    ヽ、,::::::::,.-::::,.,'/`''`,,_:::,,/
     `''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'
        エレボス
  (後日談のラスボス。ニュクスの夫)

         lヽ、  ノヽ
          ヽ ‐-‐' ノ,
         ::::::::::○::::::○:
         ::::::::::::トェェェェイ:                                        ヤダー、キタロークンッタラモウ〜。フフフ>
       ,::::::::::::`ー‐‐´、_,,,                                        キミモ、ソシテユカリモカワイイナ。
    /´`''"::::::::::::::::::::::::::::'j::::::::ヽ
   {::::,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-;;;;;;l
   '、::ヾ::,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ
    ヽ、,::::::::,.-::::,.,'/`''`,,_:::,,/
     `''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'

        lヽ、  ノヽ
         ヽ ‐-‐' ノ,
         :::○三○:::    ニヤニヤ
         :::::トェェェェイ:::::    
       ,:::::`ー‐‐´::::::::、_,,,
    /´`''"::::::::::::::::::::::::::::'j::::::::ヽ
   {::::,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-;;;;;;l
   '、::ヾ::,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ
    ヽ、,::::::::,.-::::,.,'/`''`,,_:::,,/
     `''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'


227 :
◆噂の3人の真実『その6、学園のマドンナ&学園のアイドルとイチャイチャ』
「はーい、キタロー君。あーんしてー」
「こっちはもういいのか? ほら、あーんしてみろ」
 ポロニアンモールの噴水近くにあるベンチに3人は腰掛けていた。
 キタローを真ん中にして、近くの店で買った食べ物を食べさせていた。
 ゆかりが右側に座って、片方の手を彼の胸のあたりに当てながらバニラとチョコのミックスのソフトクリームを持っている。
 美鶴が左側に座って、片方の手で彼の肩を触っていて、もう片方の手にはたこ焼きを刺した楊枝を持っていた。
 多くの通行人達が見ていた中、一際彼らを意と嫉妬に満ちた目で見ていた者が約2名ほどいた。
クソッ! クソッ! なんだよ、なんなんだよアレ! クソがッ!
チドリだってあんな事頼んでもやってくれねぇ! クソッ! 何がリーダーだよ! クソッ!
「少なくとも美鶴はクールな印象かと思ったが……なんだこの、敗北感と共に沸きあがる黒い感情は……」
 順平と真田の視線にまったく気づかない3人は、イチャイチャしていた。
 キタローもこの時ばかりはまんざらでもない様子なのか、顔が少し赤くなっていた。
 手元が狂ったのか狙ってやったのか、ゆかりがキタローのほっぺにソフトクリームをくっつけてしまう。
 「ごめんね」と言いながらソフトクリームがついたほっぺを舐めてきれいにする。
 この光景をしっかりと見ていた美鶴。
 手元が狂ったのか狙ってやったのか、美鶴の持っている楊枝がたこ焼きごとキタローの鼻に押し込む。
 「すまん」と言いながらたこ焼きを口にほお張り、彼の耳元で音をたてて食べて「ごちそうさま」とまで言う。
 美鶴の行動を見ていたゆかり。
 「君って良い匂いするよね。香水でもつけてるの?」と言いながら、彼の足に自分の足を絡ませる。
 ゆかりの行動を見ていた美鶴。
 「君の紳士度をチェックしよう」と言いながらキタローの腕に体を預け、胸を押し付ける。
 美鶴のあざといやり方に、小さく舌打ちしたゆかり。
 「本当はこういう話、したくなかったんだけど……でもね、今なら」と、言いながらゆかりは
 

 (作者が飽きたので、強制的に終わり)




228 :

________
  <○√  <しまった、この物語は何から何まで言いようの無い「何か」だらけだ! それだけにツッコミが追いつかなイィィッ!
    ‖      数少ないツッコミ役の岳羽ゆかりに早く目を覚ますよう誰か行ってきてくれ!
   くく     早く! 早く! オレに構わず行くんだアァァァッ!
                                                  ゆ か り


229 :
いつになったらゆかりと美鶴がイチャイチャしだすんだよ・・・

230 :
うーむ、あんまり反応が芳しくないな……。
色々言いたい気持ちをそっと置いとくとして、これはどうだ?

-----------------------------------------------------------------------------------------
カップリング:美鶴×アルテミシア×ゆかり
注意事項:SM、ふたなり、レズ、一部フェチ表現あり(ブーツ)
このssの前身は、昔書いてスレに投下した「ペニスのある女性」(『の』は誤字)。
ペルソナのエロパロ保管庫に収録された過去のssをベースにしている感じ。
設定も世界観も引き継いでいるから続編、という扱いになる……かも。
投下する。17レス。

231 :
 今日も清々しい気分で朝を迎えた。
窓から射し込む太陽の光を気持ち良く浴びながら、桐条美鶴はうんと伸びをした。
朝の陽の光を浴びる行いによって、眠気さえも吹っ飛ぶ。
 洗面台で顔を洗い、寝癖がある髪をクシで梳かしながら自分の表情をチェックする。
パジャマから制服に着替え、いつもの膝丈の黒いブーツを履いた。
改めて鏡の前で身だしなみを整える。
それから――これまでの自分では、考えもしなかった――笑顔の練習をする。
 本当ならここで鼻歌でも一曲歌いたい気分だった。
「ああ、自分はなんて幸福な人生を歩んでいるんだろう」。そういうポジティブな気持ちが際限なく溢れ出てくる。
心の内を吐露できる、それも悩みを共有できる友達ができた。
……そういう1人の少女がいなかったら、恐らく現実という重みに押し潰されていただろう。
 「やあ、おはよう」
「あ、おはようございます」
学校に行く為、鞄を持って部屋から出た時、ちょうど美鶴の運命を変えたその少女と出会った。
 岳羽ゆかり。1つ年下の後輩であり、ペルソナ使いの仲間だ。
にっこりと可愛らしい笑顔をする少女の前に、さすがの美鶴も表情が緩む。
あの体は抱き締めたら柔らかくて、ふんわりとした良い香りが漂ってくる。
そしてゆかりから駆け寄って来た時、少しのときめきを感じる。
近づいて来た少女は顔を近づけ、唇をくっつけて舌を絡ませてきた。
 「ん……はぁ、ねぇ、『美鶴』。そろそろしよっか?」
鞄を足元に置いた後輩が両手を美鶴の首の後ろに回った。
自分の身長が高く、しかもヒール付きのブーツを履いているので、ゆかりは少し背伸びした形になった。
 そんなゆかりの一風変わったスキンシップに、美鶴は好意的な態度を見せる。
好意を持つ証として、手でゆかりのお尻を撫で回す。
「おいおいゆかり、呼び捨ては2人の時だけだって言っただろう?」
「えー? 今この場にいるのは私達2人ですけど?」
 後輩は今度は首筋のあたりにキスしてくる。
キスだけでなく、美鶴のスカートをめくってパンツの中まで探ってくる。
そして勃起した美鶴のペニスを握った。

232 :
 「下半身は、私と会えたのを嬉しがってますよ?」
「フフ、そういうゆかりこそ、下半身まで自在に操れるのか?」
 美鶴はゆかりからの手を払いのけようとはしなかった。
それどころか自分もまたゆかりの股間に手をやり、パンツの中で元気になっているペニスを掴む。
お互いににやりとした表情をしながら、ペニスを掴んだままの形でまた口づけを交わす。
 「それでね、美鶴……。私ね、今日はMになりたい気分なんだ」
ゆかりは美鶴のペニスをしごきながら、笑顔のまま目を逸らさない。
そんな美鶴もまたゆかりの睾丸を握って、ゴリゴリと程よい力加減で揉む。
 まったく、私も色々な意味で素敵な後輩を持ったもんだ、という感想を伏せていくつか質問をする。
「ほぅ……。というと、また例の場所でSMを希望か?」
「Yes」
「家畜みたいに調教されたいか?」
「Yes」
「私の調教は優しくないぞ?」
「Yes」
「泣き叫んでくれるのを希望するが、そういう覚悟はあるか?」
「Yes」
「私のチンポをしゃぶったり、下の穴も犯されたいか?」
「Yes! あの場所気に入っちゃった!」
いくつか質問を終えて、美鶴にとって「ゆかりは相変わらず可愛い子だ」と再認識した。
 「それじゃ今日の放課後に――うん? ほぅ……わかった、今聞いてみる」
「どうかしたんですか?」
「いや、何、私のペルソナが仲間に入れてくれないかと言っているみたいだ。ゆかりの体を思う存分鞭で叩きたいらしい」
「へー、ペルソナ『も』意見する事ってあるんですねー」
「というわけだ、アルテミシア。ゆかりからは何も問題は無いそうだ」
 ゆかりは、本人もペルソナも変態性欲の塊ね、とでも言いたげに目を細めて微笑む。
美鶴はそんなゆかりの顔を見て、そういう言葉を予想した時、それは自分にとって褒め言葉だと受け取った。
気分次第で美鶴をいじめたり、いじめられたりするゆかりもまたいわゆる同じ穴の狢なのだ。
 だからそういう皮肉を込めて、こちらも笑顔でこう言い返す。
「確か、以前のペルソナの姿は拘束されていた状態だったな。日頃から誰かにああいう風にされたいと望んでいたんだろう?」
ゆかりは何も言わず、ただ唇の端がさらに横に広がった。
そして汁がついた指を目の前に見せ、ぺろりと舐めた。

233 :
 美鶴は防御の姿勢でゆかりの言葉を待ち構えた。
 目の前にいるゆかりという少女は、一見、「猫」のように可愛らしく振る舞っている。
だが少しでもこちらが隙を見せれば、瞬時に「豹」に変身して襲ってきて「食われてしまう」。
今年に入って4月頃に感じたあの頼りない感じと比べて、最近は色々と吹っ切れた印象が強い。
 少しの間の言葉遊びでも、ゆかりは慎重に、そして大胆、鮮やかな切り込みで自分からアドバンテージを取ろうとする。
自分とゆかりの2人だけでやる「遊び」も、その時に攻めと受けが決定してしまうほどだ。
 「彼」の影響も少なからず関わっているかもしれない。
 しかし攻撃が得意だからといって、防御もそうだとは限らない。
自分とは違った意味で、どこか純粋で甘酸っぱい、一途な想いを落とさないように大事に抱えている面も窺える。
 屋久島の時、あの余裕が無かったゆかりを思い出し、これからはゆかりを大切にする――そう決めた。
(もし心から信頼できる人を亡くしたら、きっと生涯ずっと引きずっていくのかもしれないな……)
 ゆかりは今度はどう言い負かそうか舌なめずりしていた。
 目の前にいる立場も年も背も何もかも上なご令嬢は、普段は獅子の如く堂々と振る舞っている。
身も心も洗練された高貴な女性だが、その実裏を返せば世間知らずの箱入り娘だ。
「彼」から着てくれと言わんばかりに渡されたハイレグアーマーだって、「下衆」と蔑んで突っ返すべきだ。
 多くの人間から後生大事にされ、ろくに世間に揉まれてないお嬢様を言い負かすなんてちょろいちょろい。やり方ならいくらでも思いつく。
初めて先輩が持つ「弱さ」を知った日からどのくらいか、この先輩と2人だけでやる遊びを始めてからどのくらい経つだろう。
 もしかしたら「彼」によって、これが本来の「私」だったのかと気づけたのかもしれない。
 しかしこの人は、ここぞという時にほど、リハーサル無しでビシッとした印象を見事と言いたくなるくらいに決めてくれる。
しかも弱さとか、情けない所を差し引いてもお釣りが来るほどのカッコよさを持ち、それが多くの人を惹きつけるのだろう。
 この人との関係だけは、絶対に中途半端にしてはいけない気がする。この人の傍にいたい。そう結論付けた。
(将来、美鶴が出会う運命のパートナーって、どんな人なんだろう。財産や体目的な奴だったら許さない)
 そうした風にお互いが腹の内を探り合う、そんな挨拶代わりをする行動はもはや2人の定番となっていた。
「どうしたんですか? そんなジロジロ私の顔を見て。さては、本格的に私の魅力に気づいたとか?」
 ゆかりがいたずらっぽい声の調子で言葉を投げかけてきたのに対して、美鶴はこう返す。
「ああ、口が奢っているゆかりを、これからどんな方法でお仕置きしようかと考えると心躍るんだ」
 いつの間にか美鶴の手もゆかりの手も、お互いが持つペニスをいじくり回していた。
2人の間には朝の光が窓から射し込んでいた。

234 :
 「ん? あれ、風花」
ゆかりの視線につられて廊下を見てみる。
するといつもタルタロスのナビでお世話になっている山岸風花がいた。
 おっとりした小柄なその少女は、2人に見られるなり途端に困惑した。
「あ、あ、あの……あの、あの……わ、私、何も聞いてないし、何も見てませんから! 何とも思ってませんから! 学校があるので行ってきます!」
おろおろした様子で顔を赤くしながら、早口でまくしたてて走り去っていった。
 「風花に見られちゃいましたね」
てへっ、と言わんばかりに舌を出し、軽く拳を作って頭を小突くゆかり。
多分、わざと見せつけたのだろう――美鶴はそんなゆかりが見せる様子を見て、簡単には食えない女だと思った。2つの意味で。
 「大丈夫さ、山岸は私達の秘密を他人に話したりしない。それよりも、だ……」
今度は美鶴が口元を歪めながら、ゆかりの背中に両手を回す。
「ゆかりのせいで、昂ぶってきたんだ……。何が、とは言わせない。遅刻を覚悟しろよ?」
「遅刻、ねー……。生徒会長の立場の人がそんなセリフ言って大丈夫なんですか?」
ゆかりはまんざらでもなさそうに、熱っぽい瞳でやや上目遣いに美鶴を見る。
「ま、そうですね。このまま勃起してたんじゃ歩きづらいし、お互い1発ぐらい出しときましょう」
P3P PERSONA3 PORTABLE-----P3------------------------------------PERSONA3-----PERSONA3 FES-----
◆ Now Loading ◆
   し' .し'
3 FES-----P3P PERSONA3 PORTABLE-----P3------------------------------------PERSONA3-----PERSONA
 それから数時間後の午後の放課後。
美鶴は夕陽の光によって、赤く染まった校内を巡回していた。
素行の悪い不良生徒がいれば、軽く注意する程度のものだ。
テレビの天気予報によれば、これからだんだんと寒くなる日が続くらしい。
「まったく……将来、私の後任となる候補達をバックアップするのも楽じゃないな」
誰に話しかけるともなく、独り言を言う美鶴の表情、美鶴の目に映る世界は明るかった。

235 :
 美鶴にとって、世間から見られる自分と、1人の時の自分は大きく異なっていた。
父がんだ後の桐条グループをどう存続させるか。
許婚だった御曹司は、体の隅々までいやらしい目で見ていた。別れるべきか。
彼との付き合い……つまりキタローとは、所詮、美鶴の「数少ない友」という扱いで切り捨てるべきか。
そして人間として――男として生きるか、女として生きるかのケジメはどうするか……。
 その他にもどれか1つ考え始めると、人知れず憂鬱な気分になっていた。
 「どうだみんな、ちゃんと役員としての仕事はこなしているか? サボりはいないだろうな?」
美鶴が軽い冗談を言いながら生徒会室に入った時も、表情を引き締める、というのはしなかった。
厳しい表情の代わりに、まだ少しぎこちない笑顔を見せた。
美鶴の振る舞いを見て、その場にいた生徒会役員全員が軽い驚きと安堵の表情を見せた。
「こんにちわ。あの、生徒会長が冗談を言うなんて珍しいですね。何か良い事あったんですか?」
 話しかけてきたのは伏見千尋だった。
いつも通り眼鏡をかけていて、腰までかかったナイーブな髪をしている。しかし、どこか違っていた。
最初の頃と比べてずっと女らしく、また魅力がある雰囲気を纏っている。きっと彼女もキタローの影響だろう……。
 「生徒会長〜、小田桐なら今頃校内をパトロール中ですよ。会わなかったんですか?」
「ほんっと、あいつも伏見も、何より生徒会長も変わったよなー」
「最初からこういう空気だったら、俺達も苦労しないで済んだんだけどなー」
「小田桐がこの場にいたら、きっと皮肉を込めた笑いを浮かべながらこう言うぜ。『生徒会長も卒業を控えた時くらい、規則に従った着こなしをしてください』」
そんな冗談を誰かが言うと、どっとみんな大笑いした。
 生徒会室にも特にこれといった問題は起きていないのを確認しながら時計を見た。
今頃、迎えに来た車が到着し、既にゆかりも待っているかもしれない。
「ブリリアント! それでは引き続き校内の治安を守る仕事を任せるとしよう!」
そう言いながら、爽やかな印象を役員達の心に残して去っていった。
 「それにしても、本当に『美鶴』なんて呼び捨てでいいんですか?」
目的の場所へと向かう車の中で、2人は後部座席に座っていた。
美鶴はゆかりの、言葉とは裏腹な目の輝き具合を観察する。
 今朝と同様、ひねりのある返答を欲しがっているかもしれない――頭の中にある台本をすらすら書いていく。。
「あくまで『2人きりの時だけ』ならな。私が君を『ゆかり』と呼び捨てにしておいて、君から私の名を呼ぶ時は敬語なんてフェアじゃないだろう?」
ゆかりの股間を指差しながら、こうも付け加える。
「ああ、そうか。今日の君は盛りの激しいマゾだから、罵る感じの返し方が良かったか?」
「ええ、色々と。ご想像にお任せします」
何か言いたそうな満面の笑みに対し、美鶴も笑顔になる。
 父から受け継いだグループの存続、電撃的な婚約破棄、キタローとの今後の付き合い、その他諸々。
美鶴が出した答えは「いよいよという時、その時になったら考えたら良い」というものだった。
 とるに足らない、その辺の道端を歩いている人々でも考えていそうな些末な考えなど、捨てればいい。そんな結論に達したのだった。
ゆかりと言葉のキャッチボールをしながら、2人を乗せた桐条グループの車は目的地へと向かっていた。

236 :
3 FES-----P3P PERSONA3 PORTABLE-----P3------------------------------------PERSONA3-----PERSONA
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 (( (,,(__,, ヽ ))
   し' .し'
---PERSONA3 FES-----P3P PERSONA3 PORTABLE-----P3------------------------------------PERSONA3--
 「お帰りなさいませ、お嬢様。お部屋の準備はできております」
「ありがとう、いつもすまないな」
目的地に着いたので2人は車から下りて、桐条グループが先祖代々所有してきた屋敷の扉を開ける。
この屋敷を管理、及び全ての責任も統括する老いた執事、それから屋敷中のたくさんのメイド達を束ねる責任者が待っていた。
大勢で迎えられるとゆかりが戸惑いを見せるので、美鶴とゆかりを迎えた者はごく少数の者達だけだった。
 「さ、ご案内します。こちらです」
一連の挨拶をした後、老いた執事が先導した。
 日本の近代化が急速に始まった時代に建てられたこの洋館は、戦争でも奇跡的に破壊されずに残り、今なお昔の香りを漂わせる。
桐条グループの発展・成長によって、照明はアルコールランプから全て電気へと改築された。
その他にも暖房器具、防寒用の壁、地震対策、侵入者が来たら鳴り響く警報装置を設置し、屋敷内の掃除も欠かさない。
 そんなノスタルジックな雰囲気溢れる屋敷の廊下を歩き、ある扉の前まで来た。
「お嬢様、お連れのご学友の方もどうぞ心行くまでお楽しみください。室内には何かあった時に使える連絡用の緊急電話があります。では……」
そう言って恭しく頭を下げた後、執事は去っていった。
 「やば、歩いてる内に興奮して勃起しちゃってるんだ……ちょっとお汁出たかも」
ゆかりが股間を撫でながら前屈みになる。
美鶴はゆかりの下半身を見てにやりとする。
 「良い年してお漏らしなんて関心しないな。どれ、それも含めてお仕置きされるべきだな」
美鶴は扉を開けた。
妖しい輝きを放ち、それも露出度高く、恥ずかしい衣装がたくさん目に飛び込んできた。

237 :
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 (( (,,(__,, ヽ ))
   し' .し'
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 自分自身とパートナーの興奮を高める為の衣装に着替えた後、2人は地下室へと続く階段を下りていた。
コンクリートの塀や、木でできた屋敷内と違い、ここだけはごつごつと荒削りされた石の空間だった。
 黒いエナメルボンデージに着替えた美鶴が鎖を持ち、その鎖は後ろを歩いているゆかりの首輪につながっている。
ゆかりは、程よい大きさの胸が露になり、美鶴と同じ黒光りする手袋とブーツを履き、股間にはTバックを穿いていた。
 2人とも無言だった。不気味なほど静けさが漂う。
ただ2人が履いているブーツの音だけ、コツンコツン、コツンコツンと響く。
おどろおどろしい感じはだんだんと激しくなってくる。
階段を下りた先にある鉄製の扉を開け、部屋に入って手前にある電気のスイッチを入れた。
 美鶴が鎖を引いたまま、手前の椅子に座る。
何をするべきかわかるな? という視線をゆかりに送った後、まず右足をつき出した。
 「今日もよろしくお願いします。桐条グループのご令嬢、桐条美鶴女王様。なんて、ね」
ゆかりが跪いて両手でいただき、地面に当たる靴底の部分を舐め始めた。
それが済んだ後、次はヒールの部分を口の中に入れ、口をすぼめて頭を前後に動かす。
ちゅぷ 「ん……」 ちゅぷ 「んん……」 ちゅぷ 「ん、ふぅ……」 ちゅぷ 「…………ふぅ」 ちゅぷ ちゅぷ

238 :
 (ゆかりはすごいな。もうすっかりマゾの世界に入っているのか)
美鶴が見る先にあるのは、ゆかりの手つきや口、何よりとろんとした目つきになっている顔だった。
 美鶴の推測を裏付けるのは、ゆかりの口からこんな強烈な言葉が飛び出してきたからだ。
「美鶴のブーツってエロすぎぃ……どうしてこんなエロいブーツ履いたまま平気でいられるの?」
恐らくこの言葉は美鶴に、というよりは自分の世界の中の独り言かもしれない。
 「いつも履いてるブーツにしたって学校であんなの履いたまま歩いたら、男子はみんな勃起と射精が止まらないんじゃないかしら」
アイスクリームを舐めるみたいに舌でぺろりぺろりと美味そうに堪能しつつ、光沢を放つそれがゆかりの唾液まみれになる。
唾液を喉の奥に押し込む時間さえも惜しいのか、舐めまくって唾液が雫となって床に滴り落ちる。
 そしてゆかりは、開始早々捲し立てるように喋り始めた。
「そうよ、男はみんな自慢のチンポを、ブーツでぐりぐりと踏み躙られるのを期待する、下品な妄想しか頭に無いんだわ!」
 もはや自分の世界に入ってるゆかりは、体全体でブーツの感触を味わう。
「きっと……きっと授業中にシコシコして、トイレでもプールの中でも電車の中でもシコシコして……そうやって迷惑を考えないのがオスなのよ!」
 そう言って感情的になった後、急に猫なで声で話す。
「あれ? ああ、私もオスか。こういうエロエロで気品に満ちたブーツを舐めたり、踏まれたりして精子が出るのね」
 ゆかりが「精子」という言葉を口にした時、途端に目には輝きを発してくる。
「この足を舐める権利は私だけ……私の金玉に入ってる精子も搾り取って!」
 「搾り取って」とも口にした時、ゆかりの行動はさらに激しくなる。
「ねぇ美鶴聞いてる? 見てる? シコシコ気持ちいい。こんなにエロくて人の精子を搾り取るブーツなんて反則!」
 手袋をはめた手でペニスをしごき、もう一方の手はブーツを支えている。
「ふふ、フフフ、あはははは……私の舌からも精子が出てきそう……」
 あくまで演技なのか狂気に取り憑かれているのか、不気味に笑っている。
「あっ、やだ……チンポがもうヌルヌル。いやらしい音、聞こえるよね?」
 この少女についているペニスの表面は、液状のものがヌメッとしていて卑猥な感じだ。
「手袋に精子付いてる。チンポ触ったからいっぱい付いた。精子が我慢できない……」
 華やかに輝いている黒い手袋に不規則な白い模様も混じっている。
「私、変態……。だからこういう風に精子が漏れてくるのね」
 口にするのも恥ずかしい言葉を、少しも躊躇う様子を見せずに言っていた少女に射精の波が迫ってきたようだ。
「あっ、あっ、くる、くる! いく、いっちゃうから! エロいブーツに向かって精子出すから!」

239 :
 美鶴が特に何をしたわけでもないのに、ゆかりの方からたっぷりと見せ付けてくれた。
片方のブーツは早くも唾液と精子で汚れた。
 今朝、一回出したにも関わらず量は同じ、しかもペニスはまだ元気だった。
ゆかり自身も射精して溜飲が下がり、多少は落ち着きを取り戻した。
「どうだ? ずっと我慢していたみたいだが、少しは気持ちが済んだか?」
 美鶴が言った言葉の根拠は今朝、自分と会うなりいきなり近づいてきて「そろそろしよっか?」と言い放ったゆかりのセリフだった。
自身も朝起きた時に悶々とした色欲が沸くので、ゆかりも朝起きた時からそうだったと予想する。
それから電車に乗っている、学校にいる、迎えに来た車の中で待つ、この場所に到着するまでの間に欲望が激しくなった。
 しかし、だからといって、許可無く射精した事実は美鶴にとって抜け駆けされたような気分になった。
 「ゆかり」
「はい、なんで……きゃっ!」
履いているブーツでゆかりを蹴り倒し、間髪を入れずにペニスを乱暴に踏みつけた。
 「やれやれ、君の頭の中は精子も詰まっているのか?」
「美鶴……? あぁっ!」
 ゆかりの顔を見てみれば、快楽と恐怖の色が混じっていた。
だから美鶴は腰に手を当てて、ペニスを踏んでいる方の足に力を加える。
「誰が勝手に射精しろと言った? 私はただ足を突き出しただけなんだがな」
 美鶴は嘲笑を込めたため息をつくと、ブーツを履いている足をぐりぐり動かした。
「蹴り倒されてダウンしたから、もう一回攻撃ができるな?」
今度は美鶴のターンになった。
 「下品な妄想しかしないのは、残念ながら君だけだ」
美鶴は腰に当て、つま先の部分をぐぐっと踏み込む。
 「授業中、トイレ、プール、電車の中でもシコシコするのも君だけだろう。それは学校だけではなく、社会の風紀に反した行動だ」
踏んでいる時、こっちが滑って転びそうになるくらいのヌルヌル感。
 「罰だ。私から残らず精子を搾り取られる心の準備でもしていればいい」
それからさっきゆかりが言った言葉を思い出してクスクスと笑う。
 「ああ、そうか……それに首っ丈だったな。精子を搾り取られる……素晴らしく甘美な言葉の響きだと思わないか?」
精子を搾り取る――そう言葉にして出した時、全身がぞくぞくと震える。
 「このエロいブーツで踏まれている気分はどうだ? これで踏まれ、責め立てられる屈辱を味わうんだ」
この震えは寒いからではない。自身の心が「もっといじめよう」と煽っているからである。
 「変態、とも言ったな? そうだ、精子を出す目的しかない下品な妄想を持った、変・態・だ」
自分は今、笑っていた。他人をいじめるのが心底楽しいから笑っていた。
 「イきたいか? ならイけよ。ほら、何してる。このまま踏んでやるからイけよ。変態ごときが何を迷ってるんだ? 変態、変態」

240 :
 ゆかりから普段似たような言葉を言われているので、即興で言ってみたセリフだった。
その効果は抜群だった。ゆかりは歓喜の声をあげながら再び射精した。
 美鶴はそんな様子を見て、まだまだ責める口実ができたなとほくそ笑んだ。
「誰がまた射精しろと言った? どうやら家畜の分際でまだ立場をわきまえていないな。アルテミシア、来い!」
美鶴の足元から霧状の青いオーラを発生させながら、仮面をつけた女性型ペルソナ――アルテミシアが現れた。
西洋人の姿をしたペルソナは手に持っている鞭でしたたかに床を打った。
 美鶴は召喚器を腰のあたりに携帯していたが、心の中で「無くても大丈夫だろう」と感じていた。
きっと恐らくこの時代遅れの部屋全体がの臭いに満ちていたから召喚できたと思われる。
そして美鶴自身も幼少の頃に、この部屋に入るとんでしまう、と幼心に感じて無意識に避けていた経緯があったからだ。
 作られた当初、西洋から輸入された――傍から見ても、人に対して苦痛に苦痛を与え、最後にはをもたらす拷問器具がたくさんあった。
しかし美鶴の一存でそれらはほとんど撤去された。残った道具もには至らない仕様に改造された。
こうしてゆかりと2人で遊ぶのに問題ない道具だけが残った。
 美鶴が部屋の天井からぶら下がっている鎖にゆかりの両手を繋ぐ。
そして部屋の隅に備え付けられていた舵を回した。
徐々にゆかりの両手が吊り上がり、お尻を美鶴達に向けた姿勢になった。
 『相変わらずきれいな体だ。これは叩きがいがある』
今まで美鶴の心にいて、静かにしていたアルテミシアの第一声がそれだった。
美鶴と同じ声をした、いわば「もう1人の美鶴」が唇を舐めて忍び笑いした。
まるで遠くから2重3重になって心の奥底まで染み通る声だった。
 「きゃあっ!」
空気を切り裂く鋭い鞭の音と共に、ゆかりが悲鳴をあげながら体を逸らした。
ゆかりの背中に一本の赤い線が浮かび上がった。
 続けざまに3連続鞭がうなり声をあげながら、ゆかりの体に新たに3つの傷跡を入れる。
さらに4連続、5連続、6連続、7、8、9……とだんだんと回数が増えていく。
 『どうだ、私が振るう鞭の味は!? 歓喜の声をあげながら鳴け! もっと鳴け!』
「ああっ! あっ! ああっ! 痛っ! いやあああ!」
 ゆかりが息を整える間もろくに与えずに、アルテミシアは鞭を振るい続ける。
「彼女」の仮面の下では、美鶴本人以上に感情が昂ぶっている。
「やめて! お願いっ、もう! きゃああああ!」

241 :
 ゆかりの叫びや助けを請う声が、アルテミシアにとってはエクスタシー以外の何者でもないのだろう。
この目の前の奴隷が叫べば叫ぶほど、鞭はより強烈に、よりしなやかに、そして確実に傷を追加していく。
しかも痛みから逃げようと体をよじればよじるほど、そこにも鞭が飛んでくる。
 『叫べ! もっと叫べ! いいぞ、そうやって逃げろ! どうだ、気持ちいいだろう!?』
「やああああっ! 痛っ! いっ! あああああ!」
ゆかりの体のおいしい所は、ほとんど鞭打ちでできた傷が刻まれ、血も滲んでいく。
 美鶴は椅子に座って、足を組んで見物していた。
ちょっとゆかりがかわいそうだと同情くらいはする。
しかしそれ以上にゆかりの叫び声、それを聴いて美鶴の中で息づいているサディスティックな感情が刺激されていた。
 (なんてかわいい声で鳴くんだ。君が鳴けば鳴くほど……フフ、私もアルテミシアも嬉しくなって興奮するのだよ)
際限なく沸いてくる快楽をもっと深く享受する為、穿いている黒のエナメルのTバックを少しずらす。
すると窮屈そうにしていた勃起状態のペニスがバネの如く飛び出た。
 亀頭のあたりをくりくりと弄ると、粘り気のあるヌルヌルした感触があった。
(キタローも伊織も明彦もコロマルも、恐らく天田も……いや、世の男性全てが気の毒だ。おかずは想像された世界にいる女だけだろうな)
自らのペニスをシコシコとしごきながら、この場にいない男性陣に対してせせら笑う。
(だが、私はこうやって実物の女というおかずを見ている。私は幸運に恵まれているな)
 これはなかなかお目にかかれないぞとも思った時、イきそうになった所でしごく手を止める。
ある程度治まったらまたしごく。
鞭で叩く女性、逆に鞭で叩かれる女性の双方を楽しむ。
そうやって射精の波を適度にやり過ごしながら、この気持ち良さを享楽していた。
衰えを知らない鞭の音、罵る声、叫び声、天井から続く鎖も激しく揺れる、それらの音を「音楽」として心地良く聴いていた。
 イカ臭い精液の臭いも鼻腔をくすぐり、濃密な欲望が精子となってペニスから漏れてくる。
肘まである黒くて輝く長手袋は汁がついてヌルヌルになり、そのヌルヌル感はまた快感を生み出しているので気持ち良かった。
 鞭で休みなく責められているゆかりにしたって、顔を見ればまんざらでもないのが笑える。
(今朝、私が言った皮肉……。あれも、あながち間違いではないかもしれないな)
ゆかりが以前宿していたペルソナは牛の形をした台座に乗り、手足を拘束されていた少女の姿だった。
あれが本当は何を意味するのか未だにわからないが、この遊びに支障をきたさなければどうでもいい。
 (私達が出会った時点で、お互いに惹かれあったのかもな……フフフ、フフフフフ……)
そう思った時、アルテミシア同様、美鶴もぺろりと唇を舐めながら忍び笑いをした。

242 :
 さっきまで罵声を浴びせながら鞭を振るっていたアルテミシアが動きを止めた。
『美鶴、私はもう十分だ。この鞭はゆかりの汗と血をたっぷりと吸った。もしまた鞭を振るえる機会があればよろしく頼む』
 ゆかりから搾り取った物が「彼女」の持つ鞭にべっとりとついていた。
汗を、血を吸った鞭を、仮面の下からでもわかる――恍惚そうな表情で、舌でゆっくりと舐めながら感想を述べた。
 やられまくったゆかりの体はというと、夥しい血と鞭の痕があった。
「もっと痛めつけてやれ」とは思ったものの、ゆかりの体が少し心配だった。
もしこれで肉をごっそり抉り取られ、内臓は見えて、骨も削られ、体の一部分ごと欠損していたら卒倒する自信があった。
 だがここでそんなグロテスクな想像を正直に伝えたら、「彼女」からナメられかねない。
「我は汝、汝は我」なので、もうとっくにこちらの心が伝わっているかもしれない。
それでも気づかれないように静かに深呼吸をして、あくまで平静を装う。
 「アルテミシア、ゆかりを回復してくれ」
『わかった』
 アルテミシアがゆかりに向かって手のひらを向ける。
ディアラハン――体力を全快する回復魔法によって、ゆかりの体のあちこちにある傷は塞がり、1つ残らず治癒されて跡形も無くなった。
そして元のきれいな体になった後、「彼女」は美鶴に向き直った。
 『美鶴』
「なんだ」
 『その……約束……を覆すようで申し訳無いが、まだ……一緒にいたい』
口をもごもごと動かす「彼女」はそう言って、自分のスカートを剥ぎ取り、身に付けていた下着をずらした。
『この女を、ゆかりを犯したい。……いいか?』
 驚いた美鶴が見た物は、アルテミシアの下半身についていたペニスだった。
それも美鶴同様、皮をかぶっていて勃起していた状態だった。
 『鞭に対するゆかりの反応がすこぶる良かった。良すぎて私まで興奮してな……種付けもしてみたくなった』
「フフフ、なるほど。我は汝、汝は我……か。許可しよう」
正直、アルテミシアの尊大ともいえる態度が、ここにきて急に軟化したので美鶴はおかしかった。
そして考える内容まで一緒だった。中出しまで考えていただったからだ。

243 :
 「というわけだ、ゆかり。2人分の精子が堪能できるぞ?」
美鶴はゆかりに近づいた。
 「ひっく……ぐす、えっぐ、ぐすん……えーん……」
ゆかりの顔は、汗と涙と鼻水と唾液でぐしゃぐしゃになっていた。
いつもの勝ち気で押しの強い所など、今この時は微塵も感じなかった。
おまけに下半身はやけにもっこりしていたので、下着をずらしてみるとギンギンに反り返ったペニスが出てきた。
激しい鞭打ちに頑張って耐えた労いとして、頭と頭をくっつけ、精子がついていない方の手で頭を撫でた。
 「美鶴ー!」
「おー、よしよし、ゆかり。痛かっただろう? よく頑張った、頑張ったぞ、偉いぞゆかり」
 それからこうも付け加える。
「しかし鞭で叩かれているにも関わらず、私の許しなくまた勃起していたのは感心しないな」
そして頭の中で用意した台本を少し書き加えてこう言った。
「どれ、ご褒美とお仕置きを兼ねて、私とアルテミシアで精子を注入してやろう」
 元はゆかりから学んだ「飴と鞭」的な言い方をそのままゆかりに言った。
拘束から解放されたゆかりはその場にへたり込み、安堵した様子のようだ。
「四つん這いになれ。こっちにお尻を向けろ」
「はい……」
 ゆかりが床に手をついて、お尻をこちらに向けた。
美鶴のと同じTバックを穿いたお尻は実に健康的で、照明の光を良い感じに反射していた。
両手でがっちりと揉んでみると、思っていた以上に弾力性があって揉みがいはたっぷりある。
小さくもなく、でかくもなく、17歳になる女子の平均的な身長から考えれば、程よい感じの大きさだ。
何度か手で叩いてみたら、寮の冷蔵庫にあるプリンのようにプルンプルンと震える。
 このお尻の持ち主と普段から仲が良いという贔屓目から見ても、美鶴には独断と偏見に基づいた判断でこう断言できる。
「これは良いお尻だ」と。
 「まったく、いつ見てもけしからんお尻だな」
ちらりと持ち主の顔を見てみた。
 ブーツを舐めていた時のハイなテンションは消え失せたのか、今はとても恥ずかしそうにしている。
試しにTバックをぐいぐい引っ張ってみる度に、このお尻の持ち主の口から細い声が漏れる。
今度は人差し指でずぶずぶと肛門に入れていく。
指を中に入れれば入れるほど、持ち主は声を漏らすと共に肛門が機敏に動く。
このお尻の持ち主――ゆかりの反応が美鶴にとってはいちいち面白かった。

244 :
 「ふむ、ここはどうだ?」
睾丸に隠れていた女の部分は健在で、しかも濡れていた。
縦に沿った割れ目に、舌を使ってなぞる。
今からこの部分にゴム無しでペニスを入れて精子を注入するのだ。
 『美鶴……』
前方から声がしたので、見てみるとアルテミシアは今か今かと待っていた。
「彼女」は跪いて、勃起しているペニスをシコシコとしごいた状態でスタンバイしている。
 「ああ、お待たせ。もういいぞ、遠慮なくゆかりの口にぶち込め」
『わかった』
「んぐぅっ!?」
美鶴が発した言葉を合図に、アルテミシアは躊躇いもせずにゆかりの半開きの口めがけてペニスをねじ込んだ。
じゅぷ 「んぐ……」 ぶぼっ 「んっ……」 「おオ゙」 ぶぼっ 「んぅぅ……」 じゅぶ じゅぶ
 アルテミシアは両手でゆかりの顔を捉え、腰を前後に動かす。
「さて、私も楽しませてもらおうか」
美鶴もその様子を見て、ゆかりの女の部分にペニスをぶち込んだ。
 「ひゃっ!? あ、美鶴ちょっと待って! 待ってってば! 待って……んぐぅ、んんん」
叫ぼうとした口にアルテミシアが再度ペニスを入れた。
 ゆかりとはこれまでにベッドの上で結構回数をこなしているのに、締まり具合は相変わらず最高だった。
肉の壁が中に入れているペニスと擦れ合ってきゅうきゅう締まる。
根元まで隠れるほど奥までつっこんだり、逆に亀頭が見えそうなくらい戻す。
 ゆかりは口も利けない状態なので、声にならない反応を醸し出す。
これを良い反応と見た美鶴は腰を前後に動かし始める。
ゆかりの女の部分があまりにも気持ち良い為、美鶴は表情を緩めた。
 「ゴム無しがこんなにいいとはな……」
「ぷは……! 美鶴、ゴムつけて! お願いだからゴムを……んぐ!? んんんんんっ!」
『おっと、お喋りなんかする暇があったら、少しでも私のを気持ちよくさせろ』
美鶴は時々、お尻を激しく叩きながら発破をかけたりして、腰を動かし続ける。
さっきまでオナニーしていたので、射精の波はすぐに来た。
 「よし、そろそろ精子いくぞ! ありがたく受け取れ!」
勢いをつけてタイミング良く、最奥部まで突いたと同時に精子を発射した。
「んんんんん〜〜〜〜っ!」
『私もそろそろだな。私のもその口で味わえ』

245 :
 美鶴の、ためにためた精子が爆発し、続いてアルテミシアの精子も口内でハジけた。
 アルテミシアはどくどくと溢れる精液を発射して気持ち良いのか、天井の照明を見つめていた。
 ゆかりはお尻から注入された精子に喜び悶えつつ、口の中で溢れる精子もごくごくと飲んでいた。
「美鶴……」
ゆかりは脱力した様子で、床に伏せた状態になって肩で息しながらこちらを見ていた。
精液がついたその表情は艶かしい感じを出し、貪欲な眼差しでこちらにアピールしているかのようだった。
 もうこれで何度目だろうか。
美鶴はそんなゆかりの反応にときめいて、ペニスがまた元気になった。
 こうなったらこちらが弾切れになるか、お互いに満足したまま終わりか、とことんやってやろう。
 だからこういうセリフを大義名分として言い放つ。
「誰がペニスを勃起させたまま、汁まで漏らせと言った? 床にあるこの白い水溜りはなんだ?」
美鶴が言ったセリフに「彼女」も続く。
『確かにゆかりのはビンビンになってるな。ああ、お仕置きが気持ち良すぎてもっと欲しいのか』
 美鶴とアルテミシアは、それぞれ自分のペニスをゆかりの顔に持っていく。
何をすべきかわかるだろう? という視線を送ると、ゆかりは2つのペニスを手で握った。
 視線の先には、手袋をはめたゆかりの手がぎゅうっと握り、さかんにしごきながら舌でご奉仕していた。
「ん、んっ、んん〜っ……美鶴のもアルテミシアのも、カッチカチのヌルヌルでグチョグチョ。今、精子を搾り取ってあげる」
ゆかりは2つのペニスを自分に舌で捕える感じにねちねちと絡み付けてくる。
 これもゆかりのテクニックなのか、舐める際に時々、持ち主である美鶴やアルテミシアの顔を熱っぽい瞳で見つめてくる。
ある意味、キタロー仕込みの口と手つきが、まるで別の生き物を彷彿とさせる。
「ゴム無しでやるなんて……2人がごめんなさいと言うまで、このまま手を放さないから。弾切れになっても許さない」
ゆかりは少し機嫌が悪くなったのか、ペニスを握っている手にさらに力をこめて責め始める。
 これもあくまでキタローにする事なく没となった仕草の1つ、ペニスに顔をくっつけ、これ見よがしにそのまま頬ずりする。
精液まみれの手袋でしごき、ヌチャヌチャ、ヌルヌル、グッチュグッチュという音がしてくる。
今朝、自分が見立てた予想は正しかった。
この状態のゆかりは「猫」ではなく、いつの間にか「豹」に変身していた。
そう思うとゆかりの熱っぽい瞳の中に、どこか「してやったり」という感情が見え隠れしている。
やはり、簡単には食えない女だ――美鶴は再認識した。
 ただ、美鶴はこうも思っていた。
 ゆかりと出会って良かった。
自分と同じ悩みを共有し、秘密の遊びにも嫌な顔1つせずに付き合ってくれる。
 ゆかりに聞こえたら、後々のネタにされかねないくらい恥ずかしくて臭い言い方なので、小さな、とても小さな声で呟いた。
(ゆかり、愛してる……将来、君と私がそれぞれ運命のパートナーを見つけるまで、今この時を後腐れなくやろう)
 それからこれも限りなく声のボリュームを小さくして言った。
(もしかしたら、その運命のパートナーとやらは――私達――なのかもしれないな……)
 そして美鶴は、再び2つのペニスをおいしそうに貪るゆかりの顔を見据える。
もし今日の遊びによって、ゆかりが妊娠したら――「その時は覚悟するつもりだ」と決心した。

246 :
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 「私達の関係って、キタロー君には絶対言えないよね」
「そうかもな」
「あれからまたゴムをつけないで中に出してさ、しかもアルテミシアの分も入れて2人分! しかも何度も!」
ゆかりは膨れっ面をしながらぷりぷりしている。
「もしできちゃったら……責任取ってもらいますからね!」
「ああ、わかってる」
 2人でシャワーを浴びた頃には、外はもうすっかり暗くなっていた。
かつて美鶴が使っていた寝室のベッドで、2人はお互いの疲れた体を寄せ合っている。
シルクのパジャマを着た2人は、相手のぬくもりを感じ取っていた。
先ほど寮にいる真田に連絡したので、2人がこの屋敷に泊まる予定を他のメンバーに伝えてくれるだろう。

247 :
 「私って、やっぱり淫乱なのかな……」
「普通だ。ただちょっと普通の子より『そういう趣味を持っている』といった所だろう」
「フフフ、やっぱり美鶴と出会えて良かった」
「私もさ、ゆかり。ゆかりに出会えて、良かった……」
ゆかりと初めて会った頃――正確にはお互いの秘密を知った頃が感慨深かった
 「そういえば彼とのお付き合いは今どうなってるんです?」
「おいおい、野暮な質問を聞いてくるな。すまないな、今はゆかりしか考えられない」
 美鶴の言葉を聞いて、ゆかりはさも意味ありげな含み笑いをする。
「『今は』じゃなくて『いつも』でしょ? ね?」
 それから人差し指を目の前に立てて、美鶴が言ったセリフを、自分の言葉にしてこう言う。
「美鶴から色々と私を誘っておいて、私が美鶴の事情には口を挟めないなんてフェアじゃないでしょ?」
「ぷっ、ははは、そうかもな」
 ゆかりがさらに体を寄せてくる。
冗談なのか本気なのか、もう一度言葉をなげかけてくる。
「『いつも』ってはっきり言ってくれるまで、今夜は寝かせないぞ。さぁ、どーする美鶴?」
 美鶴はまた笑ってしまった。
どうやらこれから返答に困る時間が始まるのは必至だ。
今なら誰にも邪魔は入らない、幸せで胸がいっぱいになった今この時を、味わい深く噛み締めていた。

おわり

ちなみにタイトルの「カビ臭い」という言葉は、「時代遅れの〜」というニュアンスで受け取ってください。
何、ゆかりと美鶴のキャラに違和感を感じる? 飛影はそんな事言わない?
い、いいさ、(指摘を)認めようじゃないか。
これもまた戦いだ。

248 :
ほほう、なかなかに濃ゆくてGJではないか

249 :
よしよし、この反応だ(ちと数が少ないが)。
望み通りの反応が得られた所で、次いってみよう。

------------------------------------------------------------------------
キャラ:風花+ゆかり+アイギス
注意事項:自慰
>>129の希望に対して、>>131は一向に投下する気配無い。なので、
>キタローに片想い風花自慰
これを書いてみた。
投下する。5レス。
------------------------------------------------------------------------

250 :
 誰もが学校の授業を終えて帰って行く放課後時。
少女が1人、こっそりと2年F組の教室のドアを開けて入った。
遠くから聞こえてくる生徒達の声の他には、校内は物音1つしない静けさがあった。
忘れ物を取りに来たわけでも、日直の仕事をするわけでもない。そもそも教室が違う。
 それもそのはず。少女が普段、授業を受ける教室じゃないからだ。
自分ではなく、密かに好意を寄せている男子生徒の教室に入った。
少女がそわそわとしている。この目的の場所に来ると決めた時からだ。
 (良かった……。やっぱり誰もいないみたい)
緊張していた表情が緩み、ほっとした様子で胸を撫で下ろす。
外は夕陽の光によって全てが照らされて影を作り、少女の顔や体を仄かに赤く染めている。
 山岸風花。この学園の2年生で、そしてペルソナ使いの1人。
元いじめられっ子だったが、おっとりした振る舞いを周囲に見せ、その心の内には優しさを秘める。
自身が持っている、白い肌にたおやかでおとなしい性格について最近、男子達から注目を集めているのを知らないわけではない。
この教室に誰もいないのを何度も確認する瞳は、後ろめたい気持ちがあるからそうしているのである。
 探索系のペルソナを通して、廊下にも人の来る気配が無いのを確認する。
本当にこの空間――2年F組の教室とその周辺には自分1人だけ、それを改めて確認して再びほっとする。
 「ここが、キタロー君の、席、なんだよね……?」
自分自身に言い聞かせるように風花が片手を伸ばし、そっと机の上に触れる。
触れた途端、ふっと頭の中に大量の情報がいっぺんに流れてくる。
彼の肉体的な強さ、精神的な強さ、彼自身の魅力、授業態度、友人との接し方。
他にも色々な情報が形を変えながら流れてきて、風花に提示する。
 「間違いない、ここは彼の席ですね」
今度は両手で机の表面を思う存分触った後、キタローの椅子に着席する。
そこから見える景色は思ったよりも教壇や黒板に近く、ライバルである2人の女子の席にはもっと近い。
そのライバルの女子達に対して、嫉妬や軽い嫌悪感といった悪い感情を抱く自分に以前から気づいていた。
 例えば目の前にある席の、その主は勝ち気で幽霊が苦手な人物だ。
ペルソナ使いで大事な仲間、そして――恋のライバルでもある。
 左隣の席の主はロボットでありながら、やはり決して気を許してはいけない相手。
 本人達には知る由も無いが、風花にとっては蹴落としてでもなんとかしたい相手なのだ。
「そうしないと……彼は、いつか完全に私の物じゃ無くなっちゃう……。でも――」
風花が彼を求めていたせいか、途端に視界に映る物は教室の風景ではなくなった。

251 :
 視界は別のものへと変わり、ラーメン屋「はがくれ」の光景が目に飛び込んできた。
学生達の間で「デートで一緒に食事する時のおすすめスポット」としてチョイスされやすい、しかもラーメンがおいしい店である。
客に出しているラーメンは、今すぐ風花自身がその場に行って食べてみたいくらいおいしそうだ。
 そこに客として2人の男女がカウンター席にいる。
風花が恋い慕う彼と、見た目からして控えめな印象を持つ眼鏡の女の子だ。
風花の能力が、キタローへの思いによって発動し、こういう光景を見せている。
「また違う女の子なんですね。私には振り向きもしないのに……」
 覗き見している風花が愚痴をこぼす間でも、2人の楽しそうな会話は続く。
彼の口から出てくるジョークや気の利いたセリフ回しは、嫌味や自慢といった類の物ではなく、むしろユーモアに富んだ新鮮さがある。
それを隣で聞いている眼鏡の少女は楽しそうに笑い、良い雰囲気が続いている。
2人とも学校で起こる様々なしがらみから、一時的に解放されたから笑っているかのようだ。
 でも、キタローの方は少し違っている。
確かに笑顔でおどけてはいるのだが、心の中はもやもやとした霧が壁となって邪魔してそれ以上先には進めない。
付き合っている理由が本当に好きだからなのか、打算的な付き合いなのかもわからない。
風花がなんとか頑張って進んでみようと思っても、すごい力で押し戻される感じに軽くやきもきする。
 一方、そうとは知らない連れの少女は、本当に心から彼を信頼しているみたいだった。
この眼鏡の少女にとってキタローは憧れの何者でもないのだろう、ラーメンを食べている手も止まっているからだ。
単に店内の熱気なのか、風花が見ている少女の胸がドキドキしているのか、瞳をきらきらと輝かせて頬を染めながら話を聴いていた。
きっとこの女の子は胸いっぱいに幸せな気分なのだろうと風花は予想する。
「私が、あの子だったらいいのに……そしたら、私は、私だったら――」
「おーい、風花〜? 風花ってば! 聞ーこーえーてーるー?」
 突然、聞こえてきた声によって、風花が見ていた視界は今いる教室に引き戻された。
「ひゃっ!? は、はい!」
「どうしたの? その席に座っちゃって」
傍にきょとんとした顔で岳羽ゆかりが立っていた。
「あ、ゆ、ゆかりちゃん……。ど、どうしたの?」
「どうしたのって……そこ、キタロー君の席だよ」
 まだ弓道部は部活動をやっている時間なのか、ゆかりは袴姿だった。
着ている物からして、普段のキュートな印象と違って清潔感、威風堂々とした雰囲気が感じられた。
「忘れ物しちゃってさー。あ、風花は隣のクラスだよ? ここはF組」
「そ、そ、そうですね! ご、ごめんなさい!」
 風花は自分の顔や体がみるみる内に熱くなっていく。
「そ……それじゃ、私は帰るのでまた!」
あまりの恥ずかしさに、ゆかりの反応を待たずにその場から逃げ出した。

252 :
 「はぁ、私、何やってんだろう……」
あれから脱兎の如く、学校から学生寮、そして風花が寝泊りしている自室に逃げ帰ってきた。
ベッドに仰向けになり、先ほどペルソナの能力で覗いた光景と、ゆかりの出現でため息をついた。
「彼ってどんな趣味持ってるんだろう……。漫画? それともゲーム? ……まさか、危ない趣味?」
天井を見つめながら悶々とした様子で、ただ延々と時計の針の音だけが聞こえる。
 「キタロー君……例えばゆかりちゃんとか、桐条先輩とかがタイプだったりして……」
自然と手は股間に伸びていた。
治まる気配が無さそうな胸の疼きから股間を手で撫でる。
もう片方の手でおっぱいを揉み、指先で乳首のあたりを弄くる。
 「それとも、アイギスが好きなんじゃ……」
差別するつもりは無いが、アイギスは機械だ。ロボットだ。
しかしいつもキタローの傍にいるからありえなくもない。
はたまたさっき風花が覗き見していた時、楽しそうにしていた眼鏡の少女なのか……。
 風花が頭で考えれば考えるほど、キタローへの一方通行の情熱で焦げ付くほどに燃え上がる。
それがかえって嫉妬や悪意へと変わり、他の女を蹴落とす妄想さえわいてくる。
最後は自分1人だけが立っている光景を思い浮かべる。
 そして改めて今の情けない自分が惨めで、悔しくて、そして他の女達を羨ましがった。
「違う……。はぁ、私、普段はこういうキャラじゃないのにな……」
 今、風花の頭には彼――密かに想いを寄せるキタローが傍にいる。
キタローは微笑みながら「かわいいね」と言ってくれた。
 それから胸のあたりに顔を近づけ、ほっぺですりすりしてくる。
「かわいい」「その表情をもっと見せて」と、繰り返し言い続けてくる。
 彼が自分に向けてくる情熱的な視線。
天使の祝福か、それとも悪魔の囁きか、耳元で聞こえてくる優しい声。
清潔を心がけ、香水でもつけているかのような良い匂い。
唇を交わしながら舌を絡めたまま、仄かに甘いと感じるキスの味。
ズボンの上からでも、触ってみてわかるペニスの硬さ。
女心をくすぐるようなあどけなさが残った顔。

253 :
 全てが妄想だった。
しかし風花にとっては、例え妄想でもいい。
キタローは自分の心の中で、自分を愛でているのならそれで良いと思っていた。
心の中の彼は優しく微笑み、見かけからは想像もできない情熱的なアプローチをしてくる。
 「あ……っ、ん……っ。……っ、んぅ……」
股間の疼きはどんどん激しくなってくる。
自分の全てを見透かすように見つめるキタローの目。
優しい声で語りかけてくる甘い言葉。
風花の体の匂いを嗅ぐ鼻。
キスによって、再び感じる仄かに甘い味。
ますます硬くなってくる彼のペニス。
そして風花が持つ純情さを持つ心に、キタローは入り込んできて体ごと1つになる
彼のテクニシャンな指先で服の上からイってしまった。
 「あっ……あっ……あぁ……」
妄想の中のキタローは最後に「風花、大好きだ」と耳元で囁いて霧散していった。
 まどろむ意識の中で、風花は指先1つ動かそうとはしなかった。
今日はあまりに緊張した為か、少し疲れてしまった。
 いつ本物のキタローからタルタロスへ行く連絡が来るかわからないので、このまま休息をとる事にした。
他の女達の存在は――考えないようにした。
むしろ眠気であまり、考えられなかった。
 すーっと、自らの意識が沈んでいく。
心の中で「キタロー君、私も大好きだよ」と呟いたのを最後に風花は眠ったのだった。
おわり

254 :
------------------------------------------------------------------------------------------------
おまけ
……
…………
 「……なるほどなー」
風花がいる部屋のドアに耳をそばだてていたアイギスは小声で呟いた。
ゆかりから「風花の様子が何かおかしい」というメールを受信していたアイギスは即座に行動を起こしていた。
今までの風花の思念から、対象はキタローだとわかった。
 ゆかりから届いたメールの内容によれば、風花は恐らく恋をしている、という内容だった。
アイギスは自分が聞いた物の感想をゆかりにメールした。頭に搭載しているメール機能で。
 すぐに返事が返ってきた。
『やっぱり私の読み通りね。最近、風花の様子が変だと思ってたらこういう事かー』
 ゆかりからの返事を受け取り、すぐにアイギスも返事をする。
「これはゆかりさんと私の2人で対策を練る必要がありますね。あ、美鶴さんにも連絡しましょう」
『そうね。応援するか、『戦う』か決めましょう。あ、アイギス、抜け駆けは無しだからね!』
「その言葉そっくりそのままお返しするであります。もし『戦う』って場合になったら正々堂々といくであります!」
 ゆかりとのやりとりを終え、アイギスは風花がいる部屋のドアを見つめた。
(この気持ち……何か私の心に、おかしなノイズが紛れ込んだのでしょうか)
 アイギスにとっては、今まで打算的というか、事務的な意味で「彼の傍にいたい」というのが今までの姿勢だった。
しかしそこに数値上のデータやグラフじゃ判別できない物――全くの正体不明な感覚が、急に現れた。
 アイギスは目を閉じ、首を横に振った。
(いいえ、きっと気のせいでしょうね。そろそろお散歩の時間なのでコロマルさんが待っているであります!)
 風花の部屋が物音1つしなくなったのを改めて確認すると、アイギスは駆け足で階段を下りていった。

今度こそおわり

敵8体確認! 多勢です!

255 :
敵多すぎワロタ
GJ

256 :
最初のペニスがある女性が投稿されてから結構たってるけど
すごいモチベーションだなぁ

257 :
番長×千枝
3P物。全5レス。

258 :
あたしは体力のある方だと思う。
特訓にいつも付き合ってくれる、あたしの彼もそう。
そして彼は性欲も強い。
色んな所でしょっちゅうキスしてくるし、エッチも迫ってくる。
エッチもすごく長くて丁寧で、あたしは一日で何度もオルガズムに達して、彼より先に気絶してしまう。
それで彼も満足してると思っていた。あの日までは。

259 :
その日も、彼の部屋で突かれまくって気絶しちゃってた。いつものように。
でも、いつもと違って、あたしはすぐに目が覚めた。
体がだるかったけど、こっそり彼の様子を伺うと、
あたしが目を覚ましてるのに気づいていないみたいだった。
先に気絶してばかりだから、終わった後彼がいつもどうしてるんだろうと思い、
そのまま彼の様子を見てみることにした。
彼があたしの胸を揉んできたけど、残念、あたしは気絶してます。無反応。
彼のご立派様はがちがちのままで、全然満足できてないみたい。
しばらくあたしの体をいじくり回したけど、あたしが気絶してると悟ったであろう彼は、
今度ははあたしの頭の辺りに手をやった。
何やってるんだろう?と思っていると、頭から何かが抜けるような感覚が生じた。
彼が手に取った物は、いつも見慣れている……ペルソナカードだった。
青いカードが彼に握りつぶされると、あたしのペルソナのトモエが姿を現した。
意味が分からず困惑するあたしをよそに、彼はトモエを抱き寄せ、なんとその胸を揉みだした。
トモエはあたしより大柄で、胸もあたしより大きい。
いつの間にか黄色のトラックスーツから胸が露出させられている。
その胸は、ただ大きいだけじゃなくて形や乳首もきれいで、正にあたしにとっての理想の胸だった。
あたしの彼が熱心にその胸を揉んだり吸ったりするのを見ていると、何だか嫉妬の感情が湧いてきた。
その内トモエが四つんばいの体勢になって責められ始めた。
下半身を守る防具を外され、スーツも剥かれてお尻とあそこが丸見えにされている。
そのお尻に、彼がペニスを突き立てて、腰を動かし始めた。
彼って、こうやって性欲を満たしてたのか……ようやく分かった。
トモエのお尻に押し当てられた、彼の腰が震えてる。これは、射精してる。あたしには分かる。

260 :
いよいよ我慢できなくなって、あたしが怒鳴ってやろうとすると、
彼がトモエのヘルメットを外そうと手をかけた。
……何が出てくるんだろう?気になったあたしは静観することにした。
外されたヘルメットの下から現れたのは、茶髪のショートカットに、金色の目……
……あたしの影だ!前にトモエに変化した、あたしの心の一部分。
あたしの影の表情が目に付いた。
犬みたいに口から舌まで出して、すごいいやらしい顔で喘いでいる。
また、彼があたしの影を抱き寄せて、今度はキスをしだした。
濃厚に唇を吸い合って、舌を絡めている。……これが一番頭に来た。
影を押しのけて、彼を押し倒す。
驚いている彼に構わずキスをして、舌を出して彼の唇を舐める。
そこへもう一枚、舌が追加された。あたしの影だ。
彼も舌をだして、計3枚の舌がお互いに絡み付き合う。
あたしの影……舌の動かし方がすごい。あたしの倍は動かしてる。
その時いきなり、胸が気持ち良くなった。
彼がこっそりあたしの胸を揉み出したから。
さっき散々舐められて敏感になってたから、乳首をつままれると声が出てしまう。
お隣をちらりと見てみる。
あたしのより大きくて形も良い胸が、彼に揉まれている。
なんか、あたしのより一生懸命揉まれてる気がする。
彼が、体をぴくっとさせて、影の方を見た。
あたしも見ると、影が手袋を付けている手で、彼のペニスを優しくこすっている。
彼、気持ち良さそう……この表情はたまにしか見ない。
こういうの、あたしもやってあげた方がいいのかな?たまにしかやらないんだけど。

261 :
うわ、影が、あたしの方を見て、どうよ?って感じでにやにやしてる。
その表情、むかつく。
えい、頭突き。
……痛った。同じ硬さだわ。
彼が何やってるんだ?って顔でこっち見てる。
あんたのせいよ、この状況は!
影に負けないためには……これしかない!
あたしは彼のペニスを舐めることにした。
ぺろぺろ……うん、彼も気持ち良さそう。
普段の彼とは違いすぎる表情が、何だか楽しくなってきた。
よーし、どんどん舐めちゃおう。あと、くわえちゃったりして。
……あっ、影も舐めてきた。
ためらいが無い分、あたしよりエッチい舐め方してる。くやしい。
二人がかりで舐めてると、彼が慌ててきた。
そんなに気持ち良い?気持ち良過ぎる?
わっ!射精するの!?慌てて口でふたをして部屋が汚れることを防ぐ。
吐いたら彼に悪い気がして飲み込む。
ふう……彼は満足したかな?
わわっ!押し倒された!満足してない!
それから、影を交えて彼とエッチをした。
仰向けにされたあたしに影がのしかかってきて、彼に交互に入れられる。
いつもと違いすぎる状況のせいか、いつもと違った興奮がこみ上げてくる。
影も、キスしてきたり、あたしの気持ち良い所を触ってくるからたまらない。
あんたがあたしを気持ち良くしてどうすんのよ!って思った。
とうとう彼がイキそうになった時は、影じゃなくてあたしの中でイってって叫んだ。
あたしがぐったりしても、彼は容赦しない。今度は彼がのしかかってきた。
あたしにハメて腰を動かす彼の背中に、あたしの影が体をくっつける。
柔らかい胸を背中に押し付けて、手であちこちを撫でていく。
気持ち良さそうな彼の顔が目の前にあって、あたしも気持ち良くなっていく……

262 :
……はっ!また気絶しちゃってた!
その割には、さっきより目覚めがクリアだなーと思っていると、
気付け薬の空き容器が転がっていた……。
犯人を捜す目付きで彼をにらむと、彼はある方向を指差した。
そっちを見ると、あたしの影が別の気付け薬を手にしてニヤニヤ笑っている。
お前か!お前のしわざか!
って叫ぼうとするスキをつかれて、彼にまた押し倒され、際限無くエッチされ続けた。
影が、あたしの弱い所を、全部彼に教えてしまった。
あたしは気絶、回復、気絶、回復を延々と繰り返した。
快感のあまり、思わず逃げようとしても、影に手をつかまれて彼の前に引き戻された。
引き戻されたあたしは、楽しそうな彼に、エッチな声を何回も上げてしまうようなことをされる。
でも、うれしかった。
彼は影ともエッチするけど、それはあくまでオマケ。
彼が求めてくるのは大体あたし。
やっぱ、あたしとするのが一番良いんだろうな。
だから、彼をちゃんと最後まで満足させてあげたいと思った。
そのためには、影とも向き合わないといけないかな……。
それからのあたし達のエッチには、影も混ざることになった。
あたしも頑張るけど、どうしても駄目な時はトモエ、影が出動した。
影は、ダウンしてるあたしの横で彼にすっごいフェラチオをやってあげてたり、
あたしじゃできないパイズリをやってあげてたりした。
彼と影の二人がかりであたしを責めてイカせまくられることも何回もあった。
最初は嫌だったけど、あたしはその状況を受け入れた。
彼を気持ち良くさせてあげたいあたしと、彼に気持ち良くさせられたいあたしがいることを。
するとどういうわけか、トモエがスズカゴンゲンに転生した。
……納得いかない。
彼は新しい獲物を見つけたみたいに目がめっちゃ輝いてるし。
END

263 :
GJ!
ペルソナとやるとはw

264 :
>>263
主人公のペルソナがマーラ様ならあり得るwww

265 :
保守

266 :
保守

267 :
>あたしじゃできないパイズリ
泣いた

268 :
投下乙
人違いだったらごめん。あんた昔から千枝で一人称が好きなんだな
ヘルメット脱いだらもう1人の自分の顔でした、ってありそうだ

269 :
保守

270 :
保守

271 :
保守

272 :
保守

273 :
幼児退行ハム子という妄想

274 :
保守

275 :
保守

276 :
ゲームやらアニメやら色々出るってのに元気無いなこのスレ

277 :
>>276
他の人はどうだかわからんけど、自分は保守以外の書き込みは自重してるかなぁ。
自分の方から話題を振っても反応無かったら凄く寂しい思いするし。

278 :
ちょっと聞いてみるけど>>1の保管庫って落ちた?

279 :
>>278
トップページに移転先が載ってる。

280 :
>>279
それが移転先の保管庫が繋がらないんだ…
鯖落ち?

281 :
>>280
このスレの>>1のテンプレに書いてある保管庫のURLはもう古いよ。繋がらないっぽい。
バスター使ってる人だったら、警告を無視して「それでも見る」を選択すれば見れる。
何が起こってるのか知りたいなら、アトラス総合スレの>>52が貼ってくれたリンク先見ればわかる。

282 :
保守

283 :
アニメ始まったのに新規職人さんいないのかー

284 :
アニメすごい良かったから期待して来たんだけど、エロパロではあまり4人気ないんだなぁ…
まぁ二次ではNL供給が少ないのが当たり前として、P4て男も女も一定数いて、
なおかつあちこちでフラグたてまくりなのになぁ
番長無双以外にも、一千枝とか花千枝とか
完直とか完りせとか未来足菜々とか
ものっそい妄想の余地があるんだけどどうしてなんだろう

285 :
アニメも基本的に原作からはみ出さない流れのようだし
とするとそのたくさんあったはずの妄想の余地はすでに一巡りしきっちゃってるんだよね
アニメや小説なんかで新たな妄想の余地が発展しないと(つまり新ネタがないと)
ちょっとつらいといえばつらいね

286 :
>>284
今週の花村が千絵ちゃんかばうところはご褒美だったわ

287 :
>>286
戦闘の途中で男を意識してどんどんドキドキしていけばいいのにね

288 :
http://oroti.no-ip.biz/~eparo/frame/p/?log=0

289 :
保管庫に直接投稿乙

290 :
大分、鳴上にも慣れてきてたが、そうか総くんか…


いいな総くん。

291 :
保管庫が両方とも見れないんだが

292 :
両方?

293 :
すまん自己解決した
>>1のリンクは気にしなくて良かったのか

294 :
P4 花千枝 事件から五年後妄想(22歳設定)
エロ少なめのラブラブもどきです

 あークソあちぃ。東京抜け出してきてもやっぱ暑いのな。全国どこも猛暑って言ってるぐらいだし、当たり前か。
こんな時は海……はもういいや。まあ九十九里浜辺りよりは空いてそうだけど、ここら辺に海水浴場って、あったっけ。ねーな。はあ。
 うだるような暑さの中、オレはすることもなく八十稲羽の街中をうろついていた。カッコつけてライダースーツ着たまま出てきたオレがバカでした。
相変わらずジュネスは繁盛してるし、最近は商店街との共同企画とか何とか銘打って一緒にイベントやったりしてるようで、
オヤジの胃痛もそれなりには治まってきているようだ。商店街の商品コーナー作るだけでも有意義って提案した甲斐、あったよな。
 こうやって歩いていても、オレがジュネス店長の息子だって知ってる奴なんか既にごく少数な訳で、あの頃よりは全然視線は気にならん。
……まあ今このクソ暑い中キメキメのライダースーツってだけで、若干白い目で見られてなくもないが、うるせーほっとけ。
 若女将やってる天城は想像以上に美しくおなりあそばして、天城越えの難易度は最早未知数レベル。立ち寄り湯は大歓迎だったけど、
遊びの約束なんてはいものの見事に速攻スルー。……未来の婿殿、あれは相当厳しい女ですぞ。
 真面目に大学行ってる直斗と超真面目に正統派アイドルやってるりせちーはともかく、地域密着型の巽完二なんかは家にいてもよさそうだったが、
タイミング悪いつーか、丁度真面目に営業に出たそうだ。何でこうなるかねぇ、オレって。
 あああー暑い! 何か冷たいもの飲むか食うかしないとやってられん! つかここは田舎だった! 徒歩一分でコンビニなんて無かった! 
自販機もあるかどうか怪しいつーのに、ほんと、どうしたもんだか……もうこの辺の地理、若干おぼつかねーよ。ここは定番だけど、
お巡りさんに聞く……お巡りが都合よくいるかって……あれ、いた。いたじゃねーかやったー!
「あのーすみません……って、ぅええ!?」
「どうしましたか、って、あんたもしかして、花村!?」
 よし落ち着こうオレ。はい落ち着いた。多分。……里中、だよな、この婦警さん。
 えーと最後に会ったのはいつだったっけ。大学行ってから会って……ないような気がする。都内組の相棒や直斗は意外と会えてたし、
相棒に至ってはこないだしんみりオレのフラれた記念何回目だったかに付き合ってもらったばっかっていう。超の付くスーパーアイドル、
りせちー様なんてもう天上人になっちまったし(まあ誕生日毎に進化するりせちースマイル入りメール頂けるだけでもオレは嬉しいんだけどさ)、
そもそもIターン先のがっかりクオリティの八十稲羽なんてよっぽど理由がなきゃこねーって話だし。まあ今年は無事就職先も決まり、
来年からは一社会人としてガンバリマス、ってオヤジとオフクロに挨拶しにきたぐらいなもんで……まあともかく、こいつの顔とか姿を見るのは久し振り、
つーか四年ぶりか。……結構会ってなかったもんだな。
「花村、ちょっと、どうしたの? 大丈夫?」
「あ、あーああ、うん。うん」
「全然大丈夫じゃなさそうなんだけど。てか、あんたこっち来てたんだ。ちょっと意外かも」
 里中は珍しいものでも見るような目付きでオレを見る。
「この暑い中、何でそんな格好してんの。もしかしてバイクかっ飛ばして帰ってきたばっかだったりする?」
「あーまあ、そんなとこです、はい。お前は今、お仕事中、ですかね?」
「そうだよ。町内の見回りも私の大事な仕事。今はお盆だから、それなりに人も増えてきてるし、治安強化はばっちりやらないと」
 里中は得意げに微笑んだ。やべ、今心の奥で何かが動いたぞ。

295 :
 里中千枝、恋愛とは違う方向の肉食系女子。つか肉しか食わない飢えた猛獣。今は分からんが当時はそんなキャッチコピーで表現出来る奴。
でまあ、今は……髪、伸ばしちゃった系? オレの好みはロングだが、セミロングも可愛いなーと思える程度に可愛いセミロング。
相変わらずスタイルはいい、と思う。職業柄の薄化粧で、逆にそこがありがたい。ごってりメイクがすっぴんになった時のがっかり感を、
オレはよーく知っている。総合評価……めっちゃ可愛いです、はい。
「おーい花村、どこ見てんの。……高校時代だったら即蹴り入れちゃってる範囲なんですけど! 婦警のミニスカをそんな目で見るとか、マジサイテー」
「市民の味方の警察官にしては、穏やかじゃないですね。高校時代から変わらずおみ足は素晴らしいと思うぜ」
「署に連行しよっか。よりにもよって婦警に痴漢行為働いたバカがいましたーって。堂島さん、めちゃくちゃショック受けると思うなー」
 あきれ半分マジギレ半分な顔で、里中はぼやいた。いやいやいやいや、ここで逮捕とかマジ勘弁! 内定取り消しで人生いきなり詰むわ!
「ちょっ、おま、それマジかよ! 職権濫觴レベルだぞそれ! 久々に会った知り合いに対する仕打ちがそれかよ!」
「冗談に決まってるでしょ。ったくもー、その辺の肝っ玉の小ささは相変わらずなんだ。……ちょっとカッコいいとか思ったあたしがバカだった」
 ん、あれ? 里中さん、今何とおっしゃいましたか? カッコいい、そう言ったよな。……マジで?
「あ、で、里中、お前仕事何時まで?」
「ん、今日は五時上がり」
「じゃああと二時間ちょいってとこか。久々の再会だし、食事、とか、どう、でしょうか?」
 ところどころ情けなーい感じの敬語になってしまうのは、こいつのオーラに気圧されてるからだろうか。まあお気楽大学生やってたオレなんかより、
文字通り社会の荒波にもまれてきたこいつの方が色んな意味でしっかりしてるだろうし。今のご時勢、社会人ってだけでもすげーと思う。
「うん、いいよ。でもこの辺ご飯食べるとこ、無いよね。そりゃまあご飯だけ食べるんだったら愛屋で肉丼でもいいんだけど、さすがにそういうのも、
ちょっとね。沖奈まで出ないとまともなお店無いけど、どうしよっか」
「あーまあ遠いけどしゃーないわな。電車で何とかなるよな。終電めっちゃ早そうだけど」
「じゃそれで決まりね。あたしはもうちょっと仕事してくるから、えーっと、五時半に八十稲羽駅前でいい?」
「ま、そんなとこか。あー、えーと、お仕事、頑張ってクダサイ」
「うん、じゃあね。またあとで」
 里中はニコッと笑ってオレの横を通り過ぎていった。……うーわ一気に疲れた。
 いやー何かすげー軽いノリで食事の約束しちまったけど、いいんだろうか。ってかあいつの胃袋はやっぱり変わってないんだろうか。
あああああーさすがにオゴリってことはないだろーけど、何気に出費が不安になってきたんですけど! こないだフラれた記念なんかやんなきゃよかった。
でもよーあそこで飲まなきゃオレはやってらんなかったしー、相棒にうんざりされてでもオレが受けた仕打ちの数々を語って聞かせなきゃなんなかったしー、
あああああーもうどうしろっていうんだよー……
 つか結局冷たいもの売ってる場所聞きそびれたし! あーもうオレって、こんな役回りばっかな訳?

296 :
 運命の八十稲羽駅前五時半。何でこんなに緊張しなきゃいけないんだか。オレはそわそわ通り越してビクビクしながら里中を待っていた。
さすがにあのクソ暑いライダースーツからまともな夏服に着替えたオレは、デート行きますよリア充ですよ的なオーラは出てるんじゃないかと思う。
こんな田舎じゃマイカーが当たり前で、駅を利用すんのは学生がギリってところで、その学生も今は夏休みで文字通り人っ子一人いない。
「あーやっぱ田舎って嫌だなー」
 一人ぼやきながらオレはケータイ取り出して、ツイッター繋いで呟いた。「田舎つまんねー」
「おーっすお待たせ。……あんまりいい服じゃないけど、勘弁してもらえると嬉しいかも」
 ボサーっとしてたオレの側へ、とととっと小走りで里中がやってきた。うん、確かにあんまりいい服って感じじゃーねーな。
ま、無理にワンピ着ないでショーパンで来たところは評価したいところだな。相変わらず脚はいいんだよ脚は。……胸はパット入りじゃなけりゃ、
結構いいセン行ってるんじゃなかろうか。確実に増量は見込めそうだ。そんな胸に合わせたベタなロゴTが嫌味どころかプラスになる辺りは、
天性のもんだろうか。セミロングといいスタイル(含ファッションセンス)といい、正当進化って感じですな。……ビクビクして損した。
「デートってほどでもねーし、その格好でいんじゃね? 電車はもう来るから、サクッと行こうぜ」
「う、うん……」
 何でだか分からんが、里中はちょっと頬を赤くした。……何でだ?

297 :
 一時間に一本とかありえねーダイヤの電車はやっぱりガラガラで、一両貸切とまでは行かないが、少なくともシート一列は貸切余裕。
東京とたまに取っ代えて欲しいもんだ。
 あーあ、この微妙な一席分の隙間は何だよ。そんなに隣にくっついて座るのが嫌か、おい! まあ強要は出来ないし、しょーがない。
でも高校時代の仲間……仲間で、こういう風に微妙に距離取られると逆に落ち着かないっつーか、あの直斗ですら一緒の時は普通に隣に座ったぜ? 
分からん。どうにも分からん。
 そんなモヤモヤした思いを抱えたまま、お互いテキトーにケータイいじってるうちに、何とか無事沖奈まで着きました。八十稲羽よりはマシだが、
やっぱここも田舎の地方都市に過ぎねーな。飲み屋を選べるだけあるだけマシだと思いますか。
「里中は何か食いたいもんあるか? 今日は何系で行く? まあ歩きながら決めてもいんだけど」
「うーんそうだなあ、こないだ雪子と中華食べたばっかだから、和食寄りの店がいいかも。でも居酒屋にあんまおいしい魚って無いよね」
「まーなあ。この海無し県じゃどうしようもないわ。焼き鳥とかそれ系の掘りごたつあるような店にすっか」
「そだね。雰囲気だけでもお座敷っぽいとこがいいかも」
 ふらふらっと駅前を歩きながら話をまとめ、オレらは呼び込みやってた兄ちゃんに案内されて、焼き鳥中心の居酒屋に入った。
やっぱ混んでんな。でも兄ちゃんと交渉しただけあって、ちゃんと個室の掘りごたつ席用意してもらえたし、全然オッケー。
「あー暑かった。あたしは取り敢えずビール。花村は?」
「オレも同じく。あと何か頼むか?」
 いつもの飲み会のノリでさらっと言ってから、オレはしまったと思った。そう、こいつは恐るべき肉食獣。のっけから串十本に手羽の唐揚げ、
ついでに米類すら頼まれでもしたら、オレというかオレの財布がぬ。やべー……
「うーん、最初はまず定番の串盛り合わせ一皿と、サラダでいいかも。あと食べながら決めてこうよ」
 ……あれ? こいつ、里中千枝だよな? ゼミの女子じゃねーよな? つかサラダって……いや一向に構いませんよ。ありがたいくらいです。
いやあ何というか……うん。
「ま、そんなとこだな。つか、お前腹減ってねーの? 極端に遠慮しなくていいぞ」
「うーんそりゃまあおなか空いてるっちゃ空いてるけど、いきなりドカ食いしたら後々苦労するし。野菜類おなかに入れてから考える」
 ビフテキ十皿軽かった頃が懐かしいよ。メニューをパラパラめくりながら、里中はぼやいた。
 人間、変わる時は変わるもんですな。オレだって中高時代と比べりゃ飯の量は減ったし(その分飲むようにはなったけどな)、
苦手極まりなかった豆腐も食えるようになった。……いやこれは歳食ったことと関係ねーな。何にせよ肉肉言ってた奴がサラダ頼んだり、
ドカ食いしたくないとか言ったりってのは、驚くべき変化、だよなあ。
「花村は何か食べ物頼まないの?」
「オレ? えーっとそうだな、この丸ごと一羽の唐揚げ、頼んだらお前半分食うか?」
「うん、食べる。じゃあそれで行こっか。すいませーん」
 里中が手をぴっと挙げて店員呼んで、話した通りのメニューをぱぱっと注文した。……こいつ本当に、里中千枝、だよな?

298 :
 取り敢えずの生中と今日のお通し、小松菜と油揚げの煮びたしが運ばれてきて、「再会にかんぱーい」みたいな軽ーいノリで、
オレと里中はジョッキをぶつけた。
「ぷはーおいしーい。ビールなんて居酒屋じゃないと飲まないから余計においしい。やっぱり第三のビールとは違うんだよねー」
 口周りに付いた泡をぺろっと舐めて、里中は息を吐いた。……今の舌の動きは、無駄にセクシーだった。
「オレも自分ちのはもっぱら第三のビールってやつばっかだわ。将来的にはためらわず本物のビールを買える人間になりてーよ」
 どうなんだろうな、オレの職業的に。平均年収から換算して、ビール買っても大丈夫な会社ではあると思うんだけど。
「お前も知ってると思うけどさ、今のご時勢、就活すんげー大変だった。でもよ、聞いて驚け、オレは第一志望にちゃーんと受かったんだぜー」
「えっマジで? 凄いじゃん! 何て会社?」
「ふふーん、天下のホーム食品! 食品メーカーって年収の割に福利厚生しっかりしてるって聞いて、マスコミとかそういうチャラいとこ捨てて、
食品メーカーに絞って活動した甲斐があったってもんよ」
「ホーム食品って、よくテレビでもCMやってる、あのホーム食品? カリフォルニアカレーとか売ってるとこ?」
「おうよ」
「マジー! すっごい。ちょっと、じゃないや、めちゃくちゃ見直した。あんた、ほんっと手堅いじゃん」
 里中が丸い目をことさら丸くしてオレを見つめる。この辺はゼミのメンバーや東京組辺りも同じ反応だったし、もっと褒めろーと言いたいが、
実際言うと台無しなので、ドヤ顔だけで済ませておく。
「福利厚生っていうのも理由の一つだけど、大学時代自炊しまくってて、やっぱ食って何をおいても大事だなーって思ったから、
ってのもオレの中ででかいな。これも元を辿れば高校時代の相棒に行き着くんだけどさ」
 あいつの鳴上マジックはオレの食への意識を根本から変えたと言っても過言ではない。うまい飯が食えることは何ものにも代え難い幸せである。
面接の時ありがたーくネタにさせて頂きました。本人に話したら苦笑してたけど。
「ああ、鳴上くん、ほんと料理上手だったよね。一年っきりの付き合いだったけど、今でもはっきり覚えてる。彼今何してるの?」
「ん、あいつはもうオレのような凡人の手の及ばないとこで悩んでるよ。今んとこは司法試験目指すので八割固まってるけど、
警察庁入るっていう選択肢もまだ捨てきれないみたいでさ。こればっかしは本人の問題だ、オレがどうこう言えたことじゃないし」
 オレなら親が許してくれるんだったら司法試験の勉強すっけどな。あいつのコミュ力なら人脈作りも余裕だろうし、新米弁護士でも依頼が到しそうだ。
まああいつにとっては金の問題じゃないんだけどな。相変わらずお堅い奴だ。……ほぼ同業同類の直斗が、お前をどんな目で見てるかぐらい察してやれ。
「うわー確かにハイレベルだね。そっか、司法か。正義を守るって意味では、あたしと同じ、かな」
「そうだな、あん時の経験が何気に人生に影響及ぼしてるんだよな。ま、みんなそれぞれプラスに働いてるだけいんだけどさ」
 あの事件、黄色い霧の事件からもう五年か。ガチで日本、いや人類滅びかけたはずなんだけど、もう何か全然別の世界の出来事みたいになってる。
時々思い出して引き出しの中の眼鏡かけてみたりもしたけど、別段何も感じなかったりして。大人になるって、かなしいことなの。
 誰かに話せる訳でもなし。話したところで面倒にしかならないし。「ペルソナ()。おい早くスサノオ()とか出せよ」なんて言われた日には、
オレはもうぬしかねーっての。
「トンデモな一年だったけど、あれを乗り越えたから、今のあたし達があるんだよね。ささやかだけど、八十稲羽を守る今の仕事、誇りに思ってる。
……飲み物次またビールでいいかな?」
「あ、おう。ついでに軟骨としし唐。お前は?」
「んーつくねと皮とプチトマト。すいませーん」
 里中はまたぴっと手を挙げて店員を呼んだ。……何とまあ、すっかり女子におなりあそばして。可愛いです、はい。

299 :
 適当に飲み物や食い物を注文しつつ、適当に近況報告なり思い出話なりをしてるうちに、お互いすっかりいい感じに腹も膨れて出来上がって参りました。
「うーいつもより飲んだせいであんましおかず食べられなかったー」
「そういう飲みがあってもいんじゃねーのー。終電十時半とかふざけたダイヤだし、早めに切り上げよーぜ」
 そんなこんなでさっくりお会計。デートの飲みよりちょっと高いかなーぐらいで、全然常識の範囲内。これならオレのおごりでも平気、と思ったけど、
「学生くんにおごらせるとか、社会人として恥ずかしーでしょ」
 とのことで割り勘。レジの姉ちゃんには素敵な年上彼女とのデートに見えたりなんかしちゃったりしたんだろうか。
 年上彼女。遡れば小西先輩に始まり、一目惚れは大体年上のおねーさまだったんだけど、実際付き合えたのは辛うじて一人。それも半分お遊び。
二年続いた同学年の彼女ってか元カノは、就活が原因のむなしい自然消滅。入社した暁には、カッコいい女性上司にめぐり会えることを強く希望するであります。
「花村は今日やっぱ実家?」
 生ぬるい夜風をぼんやり受けながら歩いていると、ふと里中に聞かれた。
「やっぱも何も、実家以外ねーけど」
「ふーん。あのさ、もしアレだったら、あたしん家来ない? 二次会みたいな感じで。おつまみ無いから買わなきゃだけど」
「あー分かった。……え?」
 おい。おい。おい。酔いが引いたぞ。お泊りオッケーっすか? お持ち帰りじゃなくて、お持ち帰られり? お持ち帰りられり? 日本語が怪しいぞ、オレ。
「嫌ならいいけど」
「とんでもございません。是非とも是非とも。って、お前ん家にオレが上がり込んでも大丈夫か?」
「あ、言ってなかったっけ。今年から自活しようって思って、家からそんな遠くじゃないけどアパート借りて一人暮らししてんの。部屋汚いけど、それでよければ」
「全然オッケーです。実際話し足りないとこもあったし、お前がいいんなら、お邪魔させて頂きますが」
 いやーびっくりだわ。ほんとびっくり。この歳で「ウチ来ない?」の意味が分からない訳でもないでしょう。オレは全然アリだけど、里中的にオレって、
どうなんだろ。
 飲みの最中にフラれた記念の話出したし、オレが綺麗な身ってのは知ってるよな。恋愛的な近況は、こいつから全然聞いてねーなそういえば。
まあフリーってとこでしょうか。仕事してると出会いって無い、のかねぇ。
 駅前のコンビニでお互い好きなおつまみ買ってこうってことになって、スナック菓子と乾き物何個か、ついでにゴムも買いました。レジは別だったが、
オレが何買ったかぐらいは見えてただろ、さすがに。
 八十稲羽まで行く最後の電車ってことで、これがなかなか結構な混み混み具合。それでも押しつぶされるほどの満員電車じゃない辺り、
やっぱ田舎なんだなーと実感させられる。オレはケータイ取り出して、ツイッター繋いで呟いた。「可愛くなった同級生の家にお泊り決定。詳細は追って報告する」
 混み混みはそれなりに八十稲羽まで続いたものの、途中何だかんだで二人分の席が空いたので、オレと里中はさっと滑り込んだ。
酔っ払ってるからかどうなのか分からんが、くたーっと体を預けてくるの……大歓迎でっす。手ェ握ったらバカップル認定されそうなんで、
さすがにそれはやめといたけど。
 日付変更まではまだちっとだけ余裕がある。しかしこの八十稲羽駅周辺は街灯の明かり以外暗闇に包まれて、町はすっかりお休みモード。
コンビニもロクにねーんだもんな。そりゃもう、寝るしかないって話になるわ。
「こっから歩いて十分くらいの場所だよ。古めの1LDK、お風呂とトイレは別、お家賃六万五千円ー」
「いや聞いてねーし。つか歩けるか? タクシー乗らなくて大丈夫か?」
「大丈夫だよこんくらい。よし、行こっか」
 ほんとに大丈夫かよ、と言おうとした矢先、里中はオレの手首をくっと掴んで歩き出した。うーむ、まさか恋愛方面で肉食獣になったとか、そんなオチだろうか。

300 :
 道中何気なーく恋人繋ぎに手を繋ぎ変えて歩くこと十分、現在の里中の住まいに到着した。外観古めってほど古めでもねーけどな。
都内だったら場所によるだろうけど、十万は軽いだろ。
「鍵、鍵。はい、散らかってるけど、どうぞ」
「んじゃ、お邪魔しまーっす」
 下駄箱にお香か何かを置いてるらしく、入った途端ふわっといい香りが漂ってきた。何だよ、すっかりマジモンの女子じゃねーか。
「そのまま真っ直ぐのとこで適当に座ってて」
 言われるがままに廊下を歩いて、思ったより広めのリビングに腰を下ろした。和室だから安いとかそれ系か。少なくとも今のオレの住まいより全っ然マシ。
 女子の「散らかってる」は二通り。全然散らかってないのに気を遣って散らかってると言ってるだけか、文字通りどうしようもないほど散らかってるか。
里中の場合は前者もいいところで、多少生活感があるだけの、小綺麗な部屋だった。……おい、緊張してきたぞ。
「ビールはグラスいる?」
「あーいやお構いなく。いつも直飲み派。何か悪ぃな」
「いいよ。あたしが誘ったんだし。よし、じゃあもっかいかんぱーい」
「かんぱーい」
 話してた通りの第三のビールを、オレ達はぐいっと飲んだ。居酒屋のビールのが確かにうまいが、飲み慣れてる分こっちでも全然構わん。
 「あの」里中ってことを全く抜きに考えたら、オレは今物凄い幸せな空間にいるんじゃなかろうか。いや里中でも十分幸せですけども。
いい感じに酔いが回って頬がピンクの可愛い女子と一つ屋根の下かー。程よい緊張感が逆に心地いい。さてさて、どのタイミングで手を出したものか。
こいつだって覚悟ぐらい出来てるだろ。
「おつまみ何買ったの? あたしは結局肉にしちゃったんだけど。もつ焼き、半分食べてよ」
「オレはポテチとかそんなんばっかだわ。お前も食っていいぜ」
 互いのおつまみを広げて、ビールと交互に口に運ぶ。話し足りないってのは事実っちゃ事実だが、この状況でまた世間話ってのも野暮ってもんだろ。
「もつ焼き食ったら口臭くなるだろ。キスした時もつ味でいーのかよ」
「うううーうるさい。確かにそうだけど、肉に目が行ったんだから仕方ないじゃない!」
 いやそこまで赤くならなくてもいいだろ。うーむ、可愛い。こういういい意味でざっくりした女子は久し振りってか、大学入ってから滅多にお目にかかってないんで、
何だか物凄く得した気分である。追って報告するとか言ったけど、これは後で直に自慢していいレベル。
「里中ー」
 オレは名前を呼びながら、そっと隣に這い寄った。
「な、何……ん」
 意外と無防備なのな。オレが唇を重ねると、最初めっちゃ動揺してたけど、何とか舌入れるのまで許してくれました。
「やっぱもつ味じゃねーか」
「ああああたしはポテチコンソメ味でした!」
「いやどうでもいいし。お前んち布団かー適当に敷いていいか?」
「あああいいいいいいけど、おおおお風呂とか歯磨きとか、しししししなくていいの?」
「いいっていいって。インターバル置くと気が抜ける。つかもつ味でもいいから買ったんじゃねーのかよ」
 あきれながらオレが尋ねると、里中は耳まで赤くなった。おい、可愛いってレベルじゃねーぞ。

301 :
 エアコン効いた室内だと、汗の臭いは気にならん。つかオレはそういう趣味ねーし。妙にキョドり気味な里中をなだめつつ、オレは服を脱がせにかかった。
うむ、乳はパット入りではないようだ。巨乳でも貧乳でもない、正に美乳ってとこか。めっちゃオレのストライク。そしてこの味気ないブラが里中らしいっつーか。
「あ、あ、あの、さ……」
 ブラホックに手をかけると、里中がストップのジェスチャーを見せた。何だよじれったい。
「笑わないで欲しいんだけど、あたし、その、あの……」
「どした。生理中か。それならやめとく」
「生理じゃないよ! あで、で、あの……あたし、実は、こういうの、初めてなんだよね」
「初めてって……も、文字通りの?」
「うん……」
 いや、笑いはしないけど……マジで?
「……お前、付き合ったことあるって言ったよな?」
「あるよ! だけどこういうとこまで行かなくて……」
「まさか、キスは、その……大丈夫ですよね」
 初キスがもつ味とかポテチコンソメ味とか、マジそうだとしたら、さすがに申し訳ない気分になるんだが……
「キキ、キスは大丈夫だよ。でも、その、エッチはしたこと、ない」
「はあ、そう、デスカ」
「ヤリ捨てすらされないとか、逆にみじめだよあたしってーうっ……うう……」
 言うなり里中は声を詰まらせた。うーむ、どうやらよっぽどトラウマになるような付き合いだったと思われる。だがそのへこみポイントはおかしい。
さすがにツッコまざるを得ない。
「ヤリ捨てされる方がアレだろ。自分をそんな安く見積もるもんじゃねーぞ」
「女としてどうでもいいって思われたからキス止まりだったのかなーってずっと考えちゃって……」
 いつものオレだったら「冗談キツイぜ」と笑って流すとこなんだが、この目の前にいるどう見ても可愛い草食動物に対して、そんなことは言えない。
オレは里中の顎をくいっと掴んだ。
「その相手がどんな理由でお前のこと蔑ろにしたかは知らんけどさ」
 ほっとポテチコンソメともつの混じった味の息を吐いて、それから続けた。
「少なくとも今ここにいる里中は、めちゃくちゃ魅力的だぜ? つか四年ぶりのばったり再会の時から、オレときめいてたし」
「……ありがと。あたしもばったり再会の時から、ときめいてた」
 はいどうもありがとうございます。
「この暑いのにライダースーツとかバカみたいだと思ったけど、でも似合ってたし、うん……」
「バカは余計だっつーの。確かにやらかしてた自覚はあるけどさ」
「そういうとこも含めて、何か……ふふっ、安心したぁ。花村はやっぱり花村だよ。でもカッコよさプラスだよ、ほんとだよ」
「はいはい、里中もやっぱり里中で、可愛さ五割増。今の小動物っぷり入れたら七割増。……マジ可愛い」
 言いながらオレはもっかいキスして、後ろにめちゃくちゃ気を遣いながら押し倒した。うーむ、我ながら紳士。
 いやほんと紳士だよ。可愛すぎてマジほんと今すぐにでもぶち込みたいところだけども、それをめっちゃ抑えてるオレを紳士と呼ばずに何と呼ぶ。
「一つ聞くけどさ」
「何?」
「オレのことめちゃくちゃ積極的に誘ってきたけど、こうなるって全く考えてなかったとか、そんなことはないよな?」
 オレの至極まっとうな問いに対し、里中は「酔ってたから深く考えてなかった」と返してきた。……自分で言うのもアレだけど、オレでよかったな、里中。

302 :
 ブラに隠されていた乳はどちらも非常に宜しい感じで、横たわったら関東平野なんてこともなく、えーとこれは……飯豊連峰? よく分からんが。
揉んだ時は何ともなかったが、吸い付いたら何故か軽く殴られた。
「何で殴るかなあ、里中さん」
「あ、ごめん……そうだよね、胸吸うぐらいは、普通だよね……」
 まあ初めてだったら何されても戸惑う、かな。ウブな子はいたがまるっきり初めてって子はいなかったんで、どうしたらいいものか、
こちらも手探りな感はある。
「一通りのことはやるつもりだが、これだけは絶対無理! みたいなのがあったら言えよ」
「無理なこと……えっと、お尻に入れるのは絶対無理」
「……エロ本か何かに毒されすぎだろ、それは」
 初回でそこまでやるか! つか普通の趣味の人間はやらねえ! と渋い顔をすると、里中はううう、と顔を赤くした。可愛いんだが、何とも扱い辛い生き物だこと。
ここだけで十分だっつの。オレは唾液で濡らした指を尻じゃない方の穴に突っ込んだ。
「冷たっ! 何か子宮がん検診思い出した……」
「微妙な具体例出されてもリアクションに困るわ! ったく、ほれほれ、これでどうだ。こっちはどうだ」
 どの辺りが里中のいいポイントなのか、戸惑いつつも探していると、明らかに「ここだな」みたいな場所を見つけられた。やれやれ。
「あ、あぅっ……ううぅ……今のが『気持ちいい』って感じ、かぁ。うん、気持ちいい」
「子作りすんのに気持ちいいって感じなかったら、人類は繁栄しねーと思うんだよな。人類の最初の娯楽は戦争だ、なんて話を聞いたけど、
オレとしてはやっぱりセックスだと思うんだよなー」
「そんなこと考えたこともなかった。そもそも戦争が娯楽なんて、あたしは許せない」
「あーすまんすまん、この話は別の機会にでもすっか。今は子供は作らないが子作りの方を楽しませて頂きたい訳でして」
 濡れ具合はイマイチ足りないが、ぶっちゃけこっちがもう無理。慌てているが落ち着いてゴムはめて、さてさて。
 勃起したチンコは多分初見なはずなのに、里中の反応は薄かった。これはアレか? 職務的な意味で既に見慣れてるとか、そういうことだったりするのか? 
それとも今まで見たエロ画像か何かのチンコより残念とかそういうアレか? いずれにせよちょっとへこむ。へこむが萎える訳ではない。
「じゃ、入れるわ。処女だからまあ痛いだろうが、八つ当たりで物理的なダメージ食らわすのだけは勘弁な」
「そこまで子供じゃない……あぅっ……ぐ、うぅん……痛い、痛い痛い……でも、これぐらいなら……」
 涙出たけど、生理的な涙ってやつだから。里中は軽く目を拭った。お約束とはいえ、これはたまらん。いやあ、どこまで抑えられっかな。まー入れちまったし、
なるようになるだろ。

303 :
 オレは何度見ても素敵な足を抱えて、ぐいぐいと腰を打ちつけ始めた。里中は拍子抜けするぐらいおとなしくて、荒く息をつきながらオレを締め上げる。
処女はキツキツでサイコー! もあるけど、マジ小動物って感じで健気に耐えてる姿がめちゃくちゃそそる。小さな喘ぎ声と同時にぷるぷる揺れる乳もいい感じ。
今度……があるなら、じっくり乳の方を攻めたいところだ。
「オレはむちゃくちゃ気持ちいいけどさ」
 敢えてゲスっぽい声を作って、耳元で囁いた。
「実際お前今、どんな感じだ? ちゃんと気持ちいいか? チンポ入れられるって、どんな感じだ?」
「うーんと……気持ちいいのよりは、痛いのが上、かも」
 そうですか、はい。セクハラには天然が最強ですね。もっとテクがあれば……いや、同じか。
 オレがしょげかけた矢先、
「変なこと聞かないでよ、バカぁ」
 その一言と同時に、里中の締め上げがきつくなった。……昔から思ってたが、こいつはサドっぽく見えるが結構なマゾだ。特に精神的にはドの付くマゾでいいだろ。
よーし、今度は言葉責めしながら乳攻めだな。
「……今何か中で大きくなった気がするんだけど」
「なりました。今の『バカぁ』聞いて興奮しない方がおかしいだろ。可愛いしエロいし、最高だわ」
 高校時代、何でスルーしてたんだろうな。原因は色々あるだろうけど、色気不足ってとこか。今それを補ってあり余るほどエロ可愛いんで全然オッケー。
見惚れたオレのカンは正しかったな。
「はぁ、そろそろオレ、イきそうだわ。ゴム無し生ハメだったら、文字通り種付けになる可能性もあったりする訳だけどー」
「そういう生々しいこと言わなくていいって! この変態!」
 言葉と目つきの割にはキッツキツに締め上げてくる辺り、ほんとたまらん。あんましこういうタイプと付き合ってこなかったが、オレはとんでもなく損をしていたようだ。
「今回はゴム越しだけども、お前に欲情して中に出すってことは同じだからな」
「うるさいバカ……あ、あ、やだ……熱い……あー……」
 里中の目が一気にとろんとなった。ちょっとこっちが動くだけで、ビクビクっと全身を震わせる。こいつもイッた、かな? ここは敢えて聞かないでおこうか。
……このままにしてたら確実に二回戦行きそうでまずいんだけどさ。

304 :
 引き抜いたゴム見ていちいち「生臭ーい」とか言わんで結構。世の中には嬉々としてこれを飲む奴だっているんだぞ! オレは遭遇したことねーけど! 
うーむ、こいつが笑顔でオレのザーメン飲み干す日は来るだろうか。今のところはギリ想像出来る範囲だな。しかしそこまで行くと、逆に魅力が薄れそうという諸刃の剣。
「大人の階段のーぼったー」
 んでゴミ箱にティッシュ共々捨ててきて、隣に寝転んだ矢先の第一声がこれだ。達成感の半分がだだ崩れになるわ。
 可愛いんだけどな。可愛いんだけどな。こいつをこっぴどく振った奴は、こういう面が見えて嫌になったんではなかろうか。まあそうだとしたら、度量小さすぎって話だ。
あのエロ可愛さをみすみす逃すとは、バカな奴め。
「何気に気にしてたことは事実だよ。ヤラハタなんて恥ずかしすぎだったし」
 タイミング逃すとおしまいって聞いてたから、余計に怖かったんだよね。里中はぼやいた。うーむ、分からん。
「そういうもんかね。例えば結婚するまで処女を守るとか、古臭いけど結構アリだと思うぜ」
「あー雪子はマジそれを地で行くと思う。……高校時代、鳴上くんにフラれて以来、余計に男子の理想が高くなっちゃって」
 へーそんなことがあったんデスカ。罪作りにも程があるぜ、相棒。
「ぶっちゃけると、あたしも鳴上くんのこと好きだった。けどフラれて、男子に対する理想が高くなって、今に至る、ってところもあったりする」
 ……おーい。あいつ今度会ったら締め上げんといかんな。
「で、それがアホらしくなって、妥協点でオレってとこですか」
「違うよ」
 投げやりな言葉に対して、しっかりとした訂正が返ってきた。
「言ったじゃん。ときめいたって。初めて見た人じゃないから一目惚れじゃないとは思うけど、感覚としてはそれに近い感じ。逮捕しちゃうぞなんて言ってごまかしてたけど、
予想外にカッコよくなっててどうしたらいいか分かんなくなっちゃってた」
「よせよ。照れるじゃねーか」
「むしろ照れてよ。あんただって、ときめいたって、言ってたじゃん」
 そうですね、顔見知りだから一目惚れじゃなけど、何だろうな……イメチェン惚れ? 数年越し惚れ? しばらく会ってない知り合いに再会してフォーリンラブ、
意外とあるあるなんだな。
「お互い好きっぽい感じになれたんで、めでたしめでたしじゃね? これ片っぽだけだったらすげー悲惨だったと思う」
「でもそれだったらまず飲み一緒に行ってないと思うよ。あんたがスルーか、あたしがスルーかの違いだけで」
 里中は頬をぽりぽり掻いている。何てことない仕草だが、やっぱ可愛いわ。……うーむ、だんだん「惚れた欲目」が入ってきたような気がしてきた。
それでいいのかオレ! いいと思います! よし手遅れ一名!
「これをいわゆる『ひと夏の思い出』にするのは惜しいんだけども、お前はどうよ。……遠距離恋愛なんて、考えたこともなかったけどさ」
「え、ええーっ……嫌、じゃないけど、っていうか花村がいいなら、いいよ」
 何ともあっさりとした回答で。即断即決にも程があるわ。……何にしたって、今回は全部、きっかけはオレ、だもんな。最後までケツ持たなきゃ男がすたる。
よっし決めた。恐らく人生最後の文字通りロングなバケーション、こいつに費やしてみますか!
「んー何か手順的に若干アレだが、オレらこれから恋人同士ってことで。夏休みどうせすること無かったし、しばらくこっちにいるわ」
「あ、う、うん。恋人、恋人、ね。えっと、その、色々宜しく」
 里中はぺこっと頭を下げた。その拍子にいい感じに腕が乳を押して、モニュッと谷間が形成された。うむ、いいものだ。
「こっちが真面目に頭下げてるのに、何で胸見てんのよ。バカ」
「いやいや、なかなかいい乳だと思いましてね。今度もっとじっくり見せてもらいたいんだが……ってぇ! 今本気だったろ!」
「バカ!」
 言うなり里中はオレに背を向けた。確かにオレも悪かったけどさ、そこまで怒らなくてもいいんじゃないでしょうか。……ダメ?

305 :
 里中の乳を思い浮かべつつ瞳を閉じていたら、いつの間にか朝になっていた。んー久々に色々満足した夜だった。ごちそうさまでした。
 ふと隣を見ると、布団はもぬけの殻だった。ケータイ見たら時刻は七時半。早起きなんだな、あいつ。
「おーっすおはよう、陽介くん」
 ぼんやりしているオレに、不意打ちで明るい声が浴びせられた。見上げた先には昨日の昼間、オレが見惚れた婦警さんの姿があった。
「お、おう、おはよう……千枝」
「あはは、いきなり名前呼びも案外いいもんだね。見て分かると思うけど、あたし今日も仕事だから。朝ご飯簡単なのだけど作っておいたよ。パンは自分で焼いてね。
コーヒーと紅茶は好きな方飲んでいいよ。足りなかったら冷蔵庫にあるやつ自分で何とかしていいから。あ、あと鍵は出る時ポストに入れておいてね。
それじゃ、行ってきまーす」
 アパートの鍵をひょいっと放り投げて、里中……もとい千枝は去っていった。そっか、仕事か。やっぱお気楽大学生のオレには考えられんわ。
可愛いだけじゃなくて、やっぱりカッコいいなー。オレも見た目だけじゃなくて、中身もきちんとカッコいいと思ってもらえるようにならんと。
余韻も何もあったもんじゃないが、これはこれですっぱりしてて結構気分がいい。
 んーっと大きく伸びをして、オレは布団から這い出した。着替えるのも面倒なんで、パンツ一丁でキッチンを覗く。
 千枝が言った通り、テーブルの上には朝ご飯が用意されていた。目玉焼きにベーコン四枚(四枚はちと朝からヘビーじゃないかね肉女)、
スライスしたトマトと多分出来合いのポテトサラダ。……おい、完璧じゃね? いつの間にあいつ、進化してたんだ?
「花村千枝」
 思い付きで口にしてみたけど、結構しっくりくるんじゃなかろうか。まあ同じことを違う女でも想像してたんですけどね! 落ち着け、オレ。
まだ付き合い始めて一日も経ってねーぞ。お互いボロが出る可能性大いにアリアリだぞ。そもそもオレの仕事って、最初僻地勤務の可能性大だぞ。
 どーすっかな。なるようになる、かな。色んなことを視野に入れつつ、残りの夏休み、有意義なものにしていきたいものですな。
 オレは食パン二枚をトースターに入れて、目盛りを2のところまで回した。

306 :
>>294-305
花千枝GJ!超GJ!!
言葉攻めおいしいわぁ!!

307 :
>>294
花千枝きてた!!やることやってんのに変わらない態度の二人が好きだwGJ!

308 :
GJ!
なんか改行がなくてごちゃごちゃしてたけど2人ともうまくいってよかったね
保管庫に直接投下した人も雰囲気があって良いね

309 :
>>294
理想的なシチュエーションの陽介×千枝だった。そして面白かった。GJ。
食品会社だと管理者として工場配属とか地方の営業所勤務も普通にあり得るから、遠距離恋愛が早めに解消されるといいな。

310 :
番長「会えない時間が愛育てるのさ」

311 :
奈々子ちゃんを性的に育てる紳士番長を見たい。

312 :
すいません、過疎なとこ悪いんですが、ちょっとキチ入っちゃってるやつ投下します。
以前、前作はタイトルなしのつもりだったのに、「ブーツ」とタイトルつけてくれた収録する人に感謝します。
飾るわけでもなく、地味なわけでもなく。
けれど「これが『ブーツ』というブーツフェチホイホイな作品だ」と印象付けてくれてありがとうございますw
今後はこのタイトルを使わせていただきます。

作品:ペルソナ3
ジャンル:フェチ(ブーツ)
ゆかり×キタロー+美鶴
はっじまーるよー!

313 :
 世間では不況だ謎の奇病だと騒がれている。
テレビをつければどのチャンネルのニュースでも、同じような暗いニュースばかり報道している。
 アナウンサーの枕詞として「日本にどのような影響が……」「某国の某氏は……」「日本経済は……」。
続いて彼の紹介を受けて、専門家の口癖が「そもそも経済というのは云々……」「社会全体が云々……」。
締めの言葉として、最後にアナウンサーが「難しい判断です」「どう立ち向かうのでしょうか」「今後の展開に暗い影を落としそうです」。
うん、何を伝えたいのかまったくわからない。
 テレビがテレビなら新聞も新聞で他社とそう変わらないニュースを報じている。
僕がわからないのか、報道の仕方が悪いのか。
率直な感想言うと、「こいつら日本が嫌いなんじゃないか」と思っていたりする。
 それはそうと、僕はポロニアンモールのブティックの前にいた。
意識のほとんどを――いや、たった今日本のことを心配してたわけだから「ほとんど」は誤解を招く。
いやいや、「日本の将来」という憂いる要素はひとまず置いといて、今は注目すべきものがあるじゃないか。
だからやっぱり「意識のほとんど」という表現が無難といっちゃ無難かもしれない。
とにかく僕はそんなわけでショーウインドウに飾られたマネキンを見ていた。
 多分、今の僕の目は煌々と輝きを帯びていることだろう。
季節に合ったファッションのマネキンを見ていた。
 女装する趣味なんてそんなものを僕は持っていない。
付き合っている女子とデートのシュミレーションをしているわけでもなければ、プレゼントしたい服でもない。
もっとずっと、下の方を見ていた。
 僕はブーツを見ていた。
現代社会を風刺した服装をしているマネキン。
そのマネキンが履いている、膝丈ほどの黒いブーツを見ていたのだ。
 店内に入ってこの目で品名を見なければわからないが、あれは多分レザーブーツだろうな。
新品の革製のやつはいつ見ても良い。艶も、このマネキンの服装とも相性が良い。
普通の人はブーツを、服装の魅力を引き立てる小道具、いわゆる大根のつまとしか思っていないようだが個人的には逆だと思う。
ブーツこそが主役なのだ。履いている人の人格、容姿、服装こそ引き立て役に過ぎないと思う。
 かつては欧米列強の歴史ある国々から輸入されたといわれるその存在感。
手や舌などで愛撫した時に感じるつやつやとした滑らかさ。
ブーツの内側に鼻を近づけてみるとわかる、あの革の匂い。
 いつかの日におかずにした美鶴が履いているのには遠く及ばないが、まだ誰にも買われていないだけあって見栄えが良い。
ああ、そうか。あの時は持ち主の美鶴本人はすごく魅力的だと感じたから、あれは相乗効果を発揮した美しさだったのか。

314 :
 自分の口が半開きになっていることに気づいて慌てて口を閉じる。
そして周りから挙動不審だと思われないように、ショーウインドウのガラスに映った自分の姿を見て姿勢を正す。
 しなやかな革の素材が照明の光に反射して光り、汚れ、しわやシミなんて1つも無いのが窺える。
 そういえばシャツ一枚の暑い時期が終わり、代わりに日によってコートなどを着る季節になった。
つまりブーツを履いた女性が電車の中やここらで見かけるようになったといえる。
 大抵はくるぶしから脛のあたりでしわくちゃになっているのが一般的なのかもしれない。
長く愛されれば愛されるほど、つまさき部分なんかは擦れて光を失って色褪せる。
人が年をとって醜くなるのと同様、ブーツだって使い続ければいつかは履くのも躊躇う、といった人間の自然な感情なのだろうか。
 携帯電話を開いて時刻を確認する。
ネクタイを片手で締めつつ、それとなく周囲も見回してみた。
 日が出ている時間が短くなってきたこともあって空は薄暗かった。
この街を照らしている光がより一層存在感を増した。
カップルと思われる男女がちらほらいる。制服からして月光館学園の生徒だろうか。
 ベルベットルームでペルソナの状態を確認してから帰ろうと、交番とカラオケの間にある小道へと歩いた。
「キタロー様、僭越ながら申し上げたいことがございます」
僕がペルソナ全書のページをめくって「彼ら」の強さを吟味していると、エリザベスさんが話しかけてきた。
彼女は僕の右隣に近づき、僕と目が合うと両手を自分の体に添えて軽く会釈した。
「結論から申し上げます。キタロー様、あなたはあなたが信頼している人達から襲われることになるでしょう」
 信頼している人達から襲われ……なんだって?
藪から棒に言われたので軽く驚いた僕は再度、エリザベスさんの目を見た。
金色の瞳がこちらを見ている。
改めて背筋を伸ばして今度は深く頭を下げてきた。
「もっと早くわたくしの方から教えるべきでした。申し訳ございません」
「信頼している人達から……って、誰なんだ?」
 僕は席から立ち上がってエリザベスさんに詰め寄る。
しかしエリザベスさんは眉ひとつ動かさずに落ち着いている。
「わたくしの口からは直接言えません」
そう言いながらゆっくりとした動作で首を横に振った後、彼女の目は僕をまっすぐに見る。
「ですが、このまま心の準備をしておかなければ、大変な『屈辱感』を味わうことになるでしょう」
彼女は『屈辱感』という言葉に特別力を込めてそう言った。
そう言いつつも、僕に向けている目を少し細めて八の字になり、頬は額の側へと持ち上がり、唇は横に広がった。
……笑っているのだろうか。
「あなたは大分お力をつけました。しかし……『弱み』を握られても、果たしてそのままでいられるのでしょうか?」
「弱み……誰かからペルソナで弱点をついてくるというのか?」
彼女は無言でただ微笑んでいる。

315 :
 屈辱感……? 大変な屈辱感って何だ。
なんだか謎めいた言い回しだな。謎といえばエリザベスさんの格好も謎だ。
 なんだそのワンピースとどこかの未開の民族衣装を足して2で割ったような服は。
帽子とか手袋はなんだ。ちょっとの風で帽子は飛ばされそうだし、手首ほどしかない手袋はめるならロングコートも羽織るべきじゃないのか。
両足を覆っている黒いところはタイツなのか、ストッキングなのかはっきりしろ。
 それにしても良いブーツだ。ヒールの面積も広いし、足首あたりのしわもあまり無い。艶加減も良好だ。
青と黒の模様の服装はこの空間に合っているので良いチョイスだと思う。
 銀色と思われる髪の毛はまるで川の流れのようにさらさらと揺れ動いている。
正確にはこの空間が上昇し続けているので、同じ光を留まらせていないだけなのだが。
 年齢は10代後半か20代に見えるし、時々、人として自立できるらしい年の30代にも見える。
 顔についてはある時は、日本人のように鼻は低くてあごがゆるやかに丸っこく見える。
またある時は、逆に鼻が高くてあごもしっかりしている欧米人のようにも見える。
 体についても一見すると、スリムな体型に見える時もあるんだが、ボリュームがありそうに見える時もある。
要するに何が言いたいかと言うと、彼女の存在自体、「馴染みのあるエキゾチックな日本の欧米美人」とかいう不思議な日本語が成立する人なのだ。
 そして何よりこの人が言う予言めいたことは大体当たる。
 それにこの人は恐らく強いだろう。
僕がいくら戦いで強くなっても媚びる真似は一切しない。
ただ僕の顔をじっと見据えて微笑みながら粛々と用件を承る。
 再びエリザベスさんの顔を見ると、彼女はこちらの心の動きを見透かしたかのように満面の笑顔を湛えてこう言った。
「ご心配はなさらなくていいでしょう。あなたはそのような辱めを受けた後、その辱め自体をもっと欲しがるはずです」

316 :
 僕はベルベットルームから出た後、その足で帰りの電車の中にいた。
片手で吊り革を掴み、片手で鞄を提げている。
出入り口の窓からはぽつぽつと光っている街の夜景が見える。
 さりげなく右を見れば、優先席で携帯電話をいじっている若者。
左の方を見れば月光館学園の制服を着ている学生達が人目を憚らずに大きな声で笑い合っている。
うんざりするほど見てきたこの光景にため息をつきながら視線を戻そうとした時、若い女性が履いているブーツが目に入った。
 あれは革製じゃないな。ここからじゃよくわからないがそれ以外の素材か。
個人的な解釈だが、どうも革製とそれ以外の素材では履く女性の雰囲気によって違う気がする。
 落ち着いていて礼儀正しそうな人は革製、外見の可愛さを前面に出す人はそれ以外の素材を好むと思う。
革製とそれ以外の素材の両者を好んで履く人だっている。
あるいはブーツと大根のつま――は、失礼な表現だな――服装との相性を十二分に考える人だっているだろう。
 自分に合ったブーツを人が選ぶのか、逆にブーツの方が自分に合った人を選んで引き寄せるのか。
まさに卵が先か鶏が先かで、両者の隔たりは無いようで在るかもしれないし、在るようで無いかもしれない。
ただ1つ言えることは、僕は別に革製じゃないブーツを履いている人を見たからって残念に思うことは一片もありえない。
 あまりにやかましい電車内の騒音から逃避する為、携帯音楽プレイヤーの電源を入れる。
マリリン・マンソンの「Rock Is Dead」を選曲し、リピート再生にした。
 革製か……。
革製が似合う人と言えば美鶴がまず一番に思いつく。
 桐条美鶴。3年生でひとつ年上の先輩だ。
財閥の生まれで端正な顔立ちの女性。
彼女の口から発せられる男言葉は整然としていて、簡潔に要点を話してくれる。
普段は仲間や周りのことを第一に気遣ってくれる人だ。
 普通、生まれが高貴な人だったら、生まれが高貴な家柄の「自分」とそうでない「一般人」に境界線を引く。
馬車に例えると、高貴な家柄の「自分」が御者、または馬車に乗る人。
「一般人」――平民な人達は御者に手綱を握られている馬で、時には御者に鞭打たれて苦しくても走らされる。
そうした差別化を図るのが古今東西の歴史では当たり前だ。
 ところが美鶴は生まれが高貴な「自分」にも関わらず、その「自分」のことを二の次にしている。
生徒会長として毅然とした態度をとったりするのも、そうしたスタンスの基になっている何か尊いことを周りは感じているのだろうと僕は思う。
 人格が素敵であれば、服装も素敵だ。
まぁ本人の人格や服装はただの小道具で、単に「良いブーツだ」と言いたいだけなんだが。
相乗効果で美しさを発揮し、ブーツで歩く時のコツコツという音がたまらなく好きだ。
あのコツコツ音を聞くたびに僕の中のブーツ愛がたぎり、こちらのペースは乱される。
 いつも呼ぶ時は「桐条先輩」、または「先輩」だが、僕一人だけの時間――例えば今この時は「美鶴」と呼ぶ。
美鶴美鶴と実際に言葉に出して言う時の僕は必ず全裸で、彼女のニーハイブーツを持つ。
もしバレたら怒られる程度じゃすまない、そんな生易しいものではないお仕置きが来るだろう。
 だが、しかし……しかしだ。
そんな決して生易しくはないお仕置きの内容を想像する度に体中がぞくぞくする。
いつかはバレる。バレたらバレたで、一神教の宗教よろしく「最後の審判」の場に立つ被告の気分が味わえる……かもしれない。
彼女に特別な感情は無いが――っと、これ以上美鶴に対する想いを整理するのはやめとくか。

317 :
 美鶴への思いを中断したのは、電車の窓に映る自分のにやけ顔を見たからだった。
にやけた自分の顔を見て「あ、これヤバい」と感じ、鞄を足元に置いてネクタイを締め直すフリをする。
 電車の窓から見えるポートアイランド、ポートアイランドと本土を結ぶムーンライトブリッジの光がとても輝いている。
赤と白、緑と黄、他にも多様な光が集まって、天の川みたいなのができていた。
ポートアイランドから出発して巌戸台までおよそあと半分くらいだ。
 先ほどまでブーツのことを考えていたので、「半分」という単語がブーツの一種を連想させた。
 同じ革でも、足首かふくらはぎまでのショートブーツを履く女性ってどうなんだろう。
膝丈とハイヒールの中間に位置してるだけあって、その人自身の社会的な立ち位置も中間なんだろうか。
 なんとなく再び顔を右に向け、優先席に座っている女性を見る。
身長はおよそ160センチ前後で童顔で卵形、色白の顔。恐らく20代前半。
真っ白のワイシャツに黒のスーツ、黒のタイトスカートに肌色のストッキング。靴は黒いエナメルのハイヒール。
今日のお仕事でお疲れの様子なのか、電車の壁に首をもたげてすやすやと眠っているようだ。
 恐らく優先席の意味を「わかってて」座っているのは高校生の僕でも容易に想像できる。
ただこの女性の場合は社会のマナーと疲労からくる眠気を天秤にかけて眠気をとったのだと思う。
 ふむ、顔がかわいいからゆかりが履いているようなのが似合いそうだ。
ゆかり、なぁ……あのブーツは確かどうだったっけ。
 以前、ゆかりに聞いてみたが本当なのだろうか。
確かムートンブーツ、といったか。
履いているだけで足が暖かくなるブーツらしいが、「ちょっと失敗したかも」と言っていた。
なんでもその手のブーツは、履いた状態で長い間歩いていると足が蒸れるらしい。
 失敗したのなら捨てればいいし、そもそも買うなと言いたいところだ。
捨てることはせずに履き続けているのはお財布が寂しいかもしれないと予想してみる。
相変わらずファッション誌を読んでいるのを見ると、女としての欲はまだまだ始まったばかりなのが窺える。
 前にタイミングを見計らって、そのブーツを脱いだ状態のゆかりの足を嗅いでみたら……臭かった。
ついでにそのブーツの中身を嗅いでみたらやっぱり臭かった。
時間が経った納豆を彷彿とさせる臭さで、頭がクラクラした。
体内に熱を溜めない為、人体が発汗の現象を起こすのは当たり前で、健康的な女の子の証だとある意味納得できる。
 それでも足が臭い女の子というのはフェチな人間でないならマイナスの評価だ。
どうやら僕の下半身はあの時も、そして思い出した今も、そのマイナスのおみ足をご満悦のご様子だが……。
 そう言いながら僕はズボンごしに自分の下半身をやさしく撫でた。
革製じゃないから、と甘く見ていたがあのような臭さは――嫌いじゃない。
 美鶴が履いているブーツと美鶴本人。ゆかりが履いているブーツとゆかり本人。
それらの魅力を思えば思うほど分身はどんどん硬くなる。
 そろそろ下りる駅が近いと感じた時、のんびりとした声のアナウンスが聞こえてきた。
『えー、次は巌戸台、巌戸台。お忘れ物のなきようお願いいたします』

318 :
 駅に着いて下りる。
 寄り道せずにそのまま寮へと帰る。
 寮の玄関の扉を開ける前に、再びネクタイを締め直す。
体が左右に傾いていないか、ズボンのチャックは閉め忘れていないか確認した後、最後に息を深く吐き出す。
 寮の玄関の扉を開いた時、少しだけほっとした。
 学生寮なだけあって、一通りの設備は整っている。
人数分の部屋は当たり前で、キッチン、風呂場、テーブルとイスにバーにテレビ。
暖色系の光がこの場所を照らし、「あなたを快く迎え入れますよ」とでも言いたげだ。
みんなは学校から帰って来たら、大抵座る茶色のソファーは全て革張り。
その複数のソファーの中央にあって、木製で長方形のテーブルはこの場所に合った色合いを演出している。
 この寮の外観だって欧米の国々にありそうなレンガ造りのレトロな雰囲気を出している。
日本もすっかり近代化を迎えて久しいのに、この外国風な味わいの寮を建てたのは理事長の意向なのだろうか。
「おかえりー、何突っ立ってんの?」
自分を呼ぶ声がしたので、声のした方を見るとゆかりと美鶴がいた。
「ただいま、ゆかりッチ。ただいま、桐条先輩」
「おかえりなさい、クッキー食べる?」
「おかえり。今、君の評判についてゆかりと話していたところだ」
近づいてみるとテーブルの上にはクッキーの皿と、2人分の紅茶、それからおしゃれな柄のポットがあった。
 視線を女の子2人に移す。
 手前に座っている女の子が岳羽ゆかり。ゆかりッチだ。
相変わらず短いスカートは戦闘中にだって変わらないから、真っ正面に位置するのは色々とひやひやする。
 ハート柄の黒のソックスに学校指定のローファーを履いている。
僕のブーツ好きは不動だが、こういうデザインのソックスだって制服とマッチしてる上になかなか趣があってよろしい。
クッキーを皿から一枚勧められたので、ありがとうと言って受け取る。うん、おいしい。

319 :
「ねえねえ、聞いて。このクッキーね、風花が作ったんだよ!」
「風花が? それはすごいね」
「でしょ! で、誰かに教わったの、って聞いたら秘密だってさ」
「秘密なら仕方ないね」
「キミ、実は何か知ってるでしょ」
「なんのことでしょう?」
「一緒にいるところの目撃者の証言や、物的証拠は挙がってるんだぞ」
「さあ、わたくしのような日々の学問を糧とする小人は何も知りませぬ」
「ええい、シラを切るか! このクッキーをもっとやるから白状せぬか!」
「うん、やっぱりおいしい。助言はしたけど、あれは本人の努力が大きいよ」
「やっぱり今回もキミが暗躍してたんだね」
「『今回も』って前から僕に注目してたような口ぶりだね。それに暗躍ってなんだい暗躍って。それを言うなら『活躍』だよ」
「んー、まあ私達のリーダーだから注目せざるをえないし? 表現の自由にも口出ししないでくれます?」
「プライバシーの侵害になってませんか?」
「もっと吐くべきことはなくって? 色男さん?」
「なんのことを言ってるのやら」
「黙れ黙れ黙れぇいっ! この期に及んでまだ知らぬ存ぜぬとたわけたことを抜かすか! 吐け、吐くんだ! ピシーッ! ピシーッ!」
「へへぇー、どうかお許しください女王様」
「おーほっほっほ! 鞭が痛いか、痛いか。ならば下賎なそなたにくれてやるわ。ピシーッ! ピシーッ! ピシーッ! ピシーッ!」
 と、まぁ前からこんな調子でかけ合いをやっていたので会話がぽんぽん弾む。
もしこの場に順平がいたら、この会話にさらにバカっぽさが増すだろう。
会話の中に「女王様」とか「鞭」とか「ピシーッ!」といった単語や擬音語が出てきたので内心ちょっとドキドキ。
まぁ、あれだな。
ゆかりッチも順平菌に毒されちゃったんだな。毒だけに気の毒に。新種のアイギス菌も混ざって。
「ぶふっ……くくくっ、くっフフフ…ンフフ……。君と岳羽はいつもこんな会話をやっているのか?」
 高らかに笑いながら鞭を打つ真似をするゆかりッチ。
そんなゆかりッチの前に僕が両手を差し出して上半身だけ土下座のポーズの光景に、美鶴は吹き出してしまった。
 そうして僕は改めて美鶴の姿を見る。
 残念ながら美鶴のブーツはこの角度からではあまり見えない。
見えないが、今日も美鶴のおみ足を包む役目を担っているのだろう。
 紅茶が入ったカップを持つ手、紅茶を受け容れる柔らかそうな唇だって校内の美鶴好きにとっては垂涎ものだろう。
 この人物が履いているエレガントなブーツを、僕がおかずに使っているなんて美鶴本人は知らないと思う。
同様に、手前にいるゆかりが私服の時に履くブーツだって使っている。やはりゆかり本人は知らないはず。

320 :
「最初の頃は口数が少なくて女子には奥手だと思ったよ」
美鶴はそう言いながらソファーにもたれかかってこちらの姿を観察する。
頭から、下はつま先まで入念に見ている感じだ。
それを言うなら僕だって最初、美鶴の印象は「お高い人」だと思ってたよ……というのは言わない。
 僕が他のみんなはどうした、と聞いたらゆかりが答えてくれた。
「風花はまだ何か作ってるみたい。真田先輩も風花のやる気に燃えたみたいでまだキッチン」
真田先輩が料理をやるなんて珍しいな。
別に想像しなくても、どうせプロテイン入りの何かなんだろうが……。
「でね、荒垣先輩が風花と真田先輩のお料理見てるんだって!」
「荒垣――今月のはじめに入った男だ。知っているだろう?」
そう言いながら美鶴は足を組んだ。ブーツの上半分が見えた。
「それなりに。優しそうな人だと思いました――と、ゆかりが熱い視線を注ぎながら言ってました」
「ちょっと、そこで私に振る? あのね、優しそうな人だって思ったのは事実だけど、熱い視線って何よ、熱い視線って……」
 僕が皿の上にあるクッキーを取り、ついでに呆れ気味な顔になっているゆかりも見る。かわいい。
「それからな、伊織とアイギスと天田はコロマルの散歩に行っている」
 一度に3人もコロマルの散歩なんてこれまた珍しいな。
最近になって天田が加入してもう一ヶ月近く経つから親睦を深め合っているんだろうか。
しかしエロ話が得意分野の順平と、人間性が希薄なアイギスがいると天田とコロマルは苦労しそうだな。
「キタロー、君がこの寮に来てからトントン拍子に仲間が増えた。君の評判もすこぶる良い」
引き続きリーダーの役目をよろしく頼む、とものたまった美鶴の瞳に何か妙なものを感じた。
 美鶴の視線は僕を見た後、なぜかゆかりの方へと移したのが見えた。
その視線を追ってみると、美鶴からの視線を受け取ったかのようにゆかりは僕の方を見た。
「ほんとにそうですねー。……でさ、良い機会だからキミにお聞きしてみたいことあるけどよろしいかしら?」
ゆかりらしい中途半端な敬語を使うところがかわいいと思うが、その言葉を聞いた余韻に浸っている暇はないようだ。
 ゆかり、美鶴の動作、それから彼女達2人の口から発せられる言葉を注意深く見守る。
「私達さ、そろそろキミの方から言うべき言葉を待ってるんだけどな」
ゆかりも足を組み、美鶴はいつの間にか腕組みをしている。

321 :
 2人の「待ってる」は何を期待しているのか。ベッドのお誘い?
だがそんな下劣な発想はこの2人に限ってないだろう。
 とすれば、僕の日頃の行いに不満を持っているか、僕が女の子と世間話してるだけで燃やす嫉妬心が考えられる。
しかし相手の真意を見極めていない内から言質取りをしようとすれば、逆にそれが「語るに落ちる」といった状態になり、リスクが大きい。
「語るに落ちる」。すなわち僕の性癖が露見することだ。それも自分の方から暴露して。
 ここは無難に微笑みながら、ゆかりからの質問を返して様子を窺ってみよう。
「ごめん、言うべき言葉って何?」
 僕がそう言った途端、ゆかりの片目のあたりの筋肉がピクリと震えたのを見逃さなかった。
そしてテーブルの向こう側に座っている美鶴は、ゆかりの反応を見てフォローしてきたようだ。
「私達の方から言ってもいいが――小説は読む方か? 個人的にこのような場合、含蓄のある展開ができるとは思えない」
美鶴はついでに、君はそのことについてどう思う? とも言った後、こちらを見ながら紅茶を啜る。
「そうそう、何もわかってない男に対して女の方から言わせるなんてヤボだよねー」
 僕は黙っていた。自分でどんな顔をしたのかはわからない。
ただ、女というものは勝手な生き物だなと思った。
 2人とも、自分達の心の動きはわかってもらえて当然、わかってないやつは男の資格なしとでも言いたげだ。
自分達の評判が大変よろしいことを鼻にかけて、美貌がわからない異性はそいつのチンコを切り落とす腹なのだろうか。
自らを安全な場に置き、そうして相手を非難するスタンスを自覚しながらそう仰っておられるのだろうか。
……と、思うのはこの時点ではまだ早合点だ。6割方は決まっているが。
 僕は彼女達を挑発しないよう言葉を選びながら言ってみた。
「本当にわからないんだ。つまらない男と評するだろうが、改めて欲しいところがあったら改める」
 足を組みながらそっと口を付けて紅茶を飲むゆかりの姿が、小説の世界に登場するハイカラな美人を彷彿とさせる。
とても優雅な動作で余裕のある笑みを浮かべている様子が心惹かれる。しかし今はそれどころじゃない。
彼女達の真意は何か、それがわからない以上、うかつなことは言えない。
 そんなこちらの思いを察したかのように美鶴は僅かに口を横へ伸ばしながら静かに頷いた。
「……ヒントを出そう。私達の思いの割合、その5割は君に対する不満、2割ほどは不満に対する制裁をどのように行うかだ」
「残り3割はなんです?」
僕の質問にはゆかりが答えてくれた。
僕のネクタイを強引に引っ張りながら自分の方に引き寄せて。
「残り3割はね、キミという人物がどんなものかの好奇心かな」
 ゆかりに掴まれていたネクタイが自由になった時、僕の心臓はどきどきしていた。
美鶴に対する恋愛感情はないのと同様、ゆかりに対しても恋愛感情はない。
ただなんというか、妖しい光を帯びたゆかりの瞳と、かわいい女の子の体から発せられる匂いに下半身が反応した。
 早く誰か来てくれないだろうか。
そしてにでもかけられているこの境地から僕を解放してほしい。
順平でもいいから適当にお茶を濁して欲しい。
そう思っていたところで、意外にも美鶴が解決してくれた。

322 :
「フフフ、もういいだろう。時間とらせたな、このことは適当に忘れてくれ」
美鶴はおしゃれな柄のポットを持ち、自分のカップに注ぎ入れる。
「ところで喉は渇いていないか? お詫びにといってはなんだが、私のカップで良ければ紅茶なんてどうだ?」
「いえ、どうぞお構いなく……」
僕は紅茶を飲む為に話に加わったんじゃない。
 あくまで平静を装って話しているつもりだが、自分の性癖が露見する危険はまだ去ってない。
バレなくても自分の方からうっかりということもあり得る。
「いいじゃん、いいじゃん。キミ、何にもわかってないみたいだからちょっと来て」
 ゆかりが立ち上がっていきなり僕の腕を掴んで玄関の方へと歩かせる。
美鶴に背を向けるようにさせられたところを、僕の首の後ろにゆかりの腕が来る。
さきほど感じたかわいい女の子特有の良い匂いが漂ってきた。
 おい、やめてくれゆかり。
これじゃその気がないのに君を想ってしまうじゃないか。
と、こちらの気持ちもお構いなしにぐいっと顔を近づけてきた。
「キミは内面もボクネンジンか何かなの? 先輩が遠まわしに好意寄せてるのわからない?」
美鶴が、僕に? 驚いてゆかりの顔を見た。
 美鶴の様子を確かめようと顔を向けようとしたら、ゆかりの手によって強引に戻された。
 ゆかりは声のボリュームを下げて、僕だけ聞こえるように話してくる。
「私達が通う学校にはね、先輩と話だけでもしたいと願ってもできない生徒だっているんだよ?」
 彼女のこの表現は、まるで母親がごはんを食べようとしない子供に「世界には食べたくても食べられない人だっているんだよ」に通じるものがある。
というか、僕の両親が生きていた頃に実際そんなこと言われたな……。
 しかし好意を寄せていることと、自分が飲んでいるカップで飲むかと尋ねるのは違うだろうと言うと、ゆかりはムッとした。
「いいから飲みなさい。飲まないと私はキミがホモだっていう噂を流すよ」
 さっきから思っていたがなんだか得手勝手な要求をするなと思っていた。
「あれか、君は回復魔法を使う意味で癒し系だが、言葉遣いとしては卑し系だな」
僕がそんな苦情を言うと、ゆかりはゲンコツでポカリと殴ってきた。
「うるさい、とにかく女の子の好意を無にしないこと。いい?」
 僕は女の子が履いているブーツは3度の飯より好きだが、女の子そのものはいまひとつ好きになれない。
その理由がこういう感じで絡まれるのが目に見えているからだ。
 ゆかりにポカポカ殴られてはかなわんと思って、美鶴が注いでくれた紅茶を一気に飲んだ。
飲んだ後、色々言いがかりをつけられそうなので、さっさとその場を後にして階段を上った。

323 :
 階段を上って今は僕一人だと自覚したところでようやくほっとした。
 しかしその直後、なんだか怒りにも似た不愉快な感情がわいてきた。
さきほどのゆかりと美鶴の言いたいことがよくわからなかったからだ。
わかったことといえば、僕に対する何かの不満が5割、不満に対する制裁が2割、残りの3割が僕への好奇心。
うん、やっぱり雲を掴むようにまったくわからない。
僕はエスパーじゃないんだから、私達の気持ちくらい察しろというのは無理難題すぎるだろう。
 待てよ、不満の内容や2人の性格から考えると、要するに「あなたを問答無用で処刑します」と言ってるようなもんじゃないか。
いや、もっと短い言葉で言うと「王手」とか「詰み」だってわざわざ宣言してるじゃないか。
あの問いかけ自体が実は問いかけではなく、ただの余興か何かだったのか。馬鹿馬鹿しい。
あのようなお茶会と称したの真似事は黙秘してた方が正解だったんだな。
 明日になったらあの2人も落ち着いてるだろうし、その時にあれはなんだったのか改めて聞いてみよう。
 この階の突き当たりの部屋の前、自分が寝泊りしているところまで来た。
窓辺に立ち、外の風景をなんとなく眺めてみた。
 雨は降っておらず、空に浮かんでいる雲もおだやかに浮いている。
さっき寮の前まで来た時は、爽やかな空気が自分の鼻を宿として入り込み、鼻から出て夜空へとさすらいの旅をする。
こんな日はコロマルの散歩をしようというのを口実に、女の子とご一緒してみたい。
 沙汰は困るが人として生まれた以上、異性の仕草やご同伴がいやでも気になる。
 下半身の性的な疼きを心地良く受け容れながら、さっきのゆかりとのおバカな会話を思い出した。
 風花の話から僕の浮いた話。
僕の浮いた話から武士の真似。
武士の真似から女王様。
今日の話の転び方は良かったと我ながら思う。
 特に女王様の真似をするゆかりが半分くらいお遊びを心得ていたみたいでグッドだ。
 鞭の擬音語だって生々しい「ビシッ」とか「バシッ」ではない。「ピシッ」でもない。
ちょっとお遊びの要素が入っている「ピシーッ」って伸ばす音が良い。
ゆかりが軽く女王様になりきりながら、その「ピシーッ」を何度も言うところがベリーグッド。
 なんというか、僕の内に沸きあがる性欲と笑いとバカっぽさがちょうどいい感じに混ぜ合わさり、心地良い気分になる。
もし彼女が割と本気で場をわきまえないでいたら、かえって場が冷めていたかもしれない。
 ブーツはブーツで愛してるが、女王様も好きだ。
鞭――あるいはひらがな、カタカナの表現で「むち」「ムチ」も好きだ。
その他危ない衣装・道具だって、引き立て役にしてはなかなか心も下半身も熱く奮い立たせてくれる。

324 :
 もし、もしもだ……。
 叶えられるはずもない僕の性癖を、この夜空のどこかにいる神様がご覧になっていたらどうなさるだろう。
神様は僕の前に、僕自身の性癖を受け容れてくれる女の子と会える機会を恵んでくださるのだろうか。
それともあまりに荒唐無稽な話だと切り捨てて、逆に僕の人生をダメにしてくれる人をよこすのか。
 ネット上には「ブーツに欲情する人」はいるにはいるらしい。
「ブーツをひいき目に履くくらいブーツが好きな人」だっているらしい。
 けれど周りを見渡してみれば自分1人だけが好き。
実はブーツに欲情する自分は世界で1人だけで、ネットは僕の知らないところでお遊びでやり取りしているのかもしれない。
 この誰にも理解されない性癖を持つ人物の最期。
社会的な意味でも肉体的な意味でも孤独……。
だんだんと沸きあがる性欲を感じながら悩んでいたら、自分の人生が怖くて、情けなくて、悲しくて、身震いがした。
 自分の部屋のドアを開けて中に入る。
将来への不安は読書することによって狭い視野を開拓していけばいい。自分の欲望に正直に。
 風呂か勉強か迷うまでもなく、今すぐオナニーすることを選んだ。
自分の分身がオナニーするぞオナニーするぞと繰り返し連呼している感じがしないでもない。
 ドアに鍵をかける。カーテンを閉める。
制服、シャツに下着を脱いで全裸になったと自覚した。
 試しに自分のチンコの先を触ってみると、ヌルヌルとした粘っこい透明の液体が出ていた。
チンコの先を触れば触るほど、どんどんそのヌルヌルとした感触の液体が先っぽから出てくる。
面白くていじりまくっていたら、棒全体をしごく音が違ってきた。
 普通にする時は先っぽまで行っていた右手を戻すのを射精するまで繰り返す。
すると勢い余って手の小指側が袋か毛の部分に当たり、「ぱんぱん」「ぺちんぺちん」という音がする。
 あるいは先っぽを集中的にいじめる方法だったら、「しゅっしゅっ」という何かを擦る時の音が聞こえる。
 ところが今回の場合、透明の液体が棒全体にまんべんなく行き渡っている。
なので、「ぬちゅぬちゅ」とか「ぬちゃりぬちゃ」という音に変わっていた。
 ああ、今日は絶好調の中の絶好調みたいだな。
どうやら今日のゆかり、美鶴との語らいの後から特別な変化があったみたいだ。
 彼女達の細やかな動作や、慎み深いながら刺激的なお言葉。お叱りか。
慈母のような愛を僕のような小人にも振る舞う優しいお気遣い。
詰問した後、僕をお詫びと労いの気持ちで差し出してくれた紅茶。
笑顔と優しさで溢れる好意的な待遇に下半身も狂おしいほど喜び、その証がどんどん出てくる。

325 :
 僕は小さくありがとうと言いながら、部屋に置いてあった2つのブーツに触れた。ヌルついた右手で。
2つのブーツは、恐れ多くもゆかり、美鶴が履いているニーハイブーツとムートンブーツだ。
型崩れしないように道具を使って支えてある。
 四つん這いの姿勢になってまずは美鶴が履いているブーツ、それからゆかりが履いているブーツ。
そのつま先部分にキスをし、キスだけじゃ物足りないのでペロペロと軽く舐める。
 一方はつやつやとした舌触りが、もう一方はタオルのような感触がする。
イメージとしては、このブーツを履いたゆかりと美鶴が足を出し、哀れな僕を見下しながら舐めろと言っている。
 まだ物足りないのでつま先部分全体を口でくわえ込み、口内で舌をべろんべろんに動かす。
それでも物足りないのでつま先から脛の部分まで一気に、舌の根元を引き出すが如くべろりと舐める。何度も繰り返す。
ところがまだまだ物足りないのでこれらを上回る、つまり舌のみを使ってする刺激のあるご挨拶はないもんかと考えた。
 失礼にあたらないご挨拶の仕方を考えに考え、作者と相談してもそんなものは無いからさっさと進めろと逆にせかされた。
 作者が進めろというから進めるが、この程度の拙作しか思いつかない作者個人に対して甚だ遺憾に思う。
そしてこのお話を、頬杖つきながら適当に流し読みなんかしている諸君には申し訳ない気持ちである。読んでくれているだけありがたい。
不本意ながら僕の結論は暫定的な処置として、「これ以上のご挨拶は無い」という判断を下すことにする。
 今日は特別に2人仲良く愛でてあげよう。
そう思いながらいそいそと彼女達のブーツをベッドの上に移動させた。
 ああ、やっぱりいつ見ても美鶴のには落ち着きがあって気品に満ちている。
ゆかりのは本人の顔や性格が簡単に想像できるくらいかわいい。本人に似てかわいい。
今回はまずゆかり、美鶴の「穴」をいじってみるか。
 わくわくする気持ちでまず片方の美鶴のブーツに手を突っ込み、その状態のままブーツを持ち上げた。
 当たり前だがブーツの中身は空洞になっているのはわかりきっている。
その当たり前な「わかりきっている」という事実だが、手を突っ込んでみると、ふわ、ふわ、と浮くような感じがする。
 だから今度はもう片方の手をゆかりが履いているブーツに突っ込んだ。
こちらもふわ、ふわ。それに中の素材が毛糸のような手触りがしている。
触れば触るほどもふもふしているのが優しく腕に当たって、自分は歓迎されている気分になる。

326 :
 この時、僕は真理を悟った気がした。
「外見が立派な存在は中身は虚ろで、逆に中身が充実している存在は外見は大したことない」。
 確かに美鶴が履いているブーツは見てくれの良い、崇高で上品さが感じられる素晴らしいブーツだ。
しかしこうして中身を探ってみると、どうも「空っぽ」という印象が拭えない。
竜頭蛇尾、羊頭狗肉という四字熟語が頭に浮かんだ。
 一方、ゆかりが履いているブーツは確かにかわいい。本人に似ていてかわいい。
しかし、公の場でキリッとした振る舞いを惜しみなく出すには力不足な気がする。
 プライベートの場で、多分合コンの場で最大の威力を発揮する「兵器」として以外には色々と使いづらいだろう。
 そんな特性のブーツであるにも関わらず、手を突っ込んでみると中身はもふもふしている。
血と肉に飢えた野獣が偶然入った牧場で大勢の羊達に歓迎されたような気持ち。酒池肉林の世界が広がる。
 ここで僕は両手にゆかり、美鶴のブーツをはめたまま考えた。
あれだな、あれ。両手に花じゃなくて両手にブーツだ。
 待てよ、これはブーツフェチな自分だけが考える偏った思考ではないか。
つまり普通の人ならこうは考えない、もっと俗っぽい例えの方がよろしいのではないか。
 相変わらずビンビンにそそり立っている物体を感じながらもっとマシな例えを思いついた。
 美鶴が履いているような革製のブーツは、本人には悪いが、個人的にSMっぽい雰囲気がどことなく醸し出されている。
そして美鶴の学校での立場は生徒会長。女王様的存在といっても過言ではない。
 ボンデージ、鞭、その他全て革製で統一している。
その眼光の鋭さは隙などなく、一度怒れば仕える者(モデル:真田先輩)を心底震え上がらせる女王様であろう。
欠点はそんな女王様だがいざ話しかけてみると、想定外な質問に対しておろおろしたりデレたりして使い物にならないのではないかと想像する。
 反対にゆかりのは家庭を重んじる包容力がある妻という感じがする。
ゆかりが履いている「彼女」は旦那様だけでなく、ご友人や旧い仲間にも暖かく迎えられる優しさをお持ちになっている。
しかし公私混同して「見て見て、私ってかわいいでしょ?」と主張ばかりするので、それがかえって災いしていまひとつ魅力に欠けるのではないか。
 勿論、このようなそれぞれのブーツを比較した2つの例えは極端な表現だ。
革製を履いている人にも、そうでない素材を履いている人にも僕の真意をご理解してくだされば幸いだ。
 前述したように、革製じゃなかったからといって僕は少しも残念に思わない。
僕のような「ブーツをこよなく愛する人」は、どんなブーツも迎え入れる準備ができている。
 なぜ例えを出してまで論じるのかと言うと、「真理」という言葉とは真に偉大な存在であると感嘆に値する。
最低限ここまで論じなければ、即ち、「真理」という言葉自体が諸君の意識や無意識の中で軽んじられてしまうと危惧したからである。
 このような尊い存在である2つのブーツの道は……。
――え、何? はいはい。――すいません、作者が話を進めろとのたまうので割愛させていただきます。

327 :
 ようやく自分の気持ちをすっきりさせたところでご両人が履いているブーツを愛でることを再開する。
自分のチンコは少し時間が経っただけで、表面にくっついたみたいで手で握ってもしごけない。
透明の液体がまだ出ていたので、先っぽを責めるとまたヌルヌル感に戻った。
 ここで以前からしたかったことをこの際、やってみようと思うことにした。
美鶴が履いている方のブーツを顔に近づけ、ゆかりが履いている方のブーツの方でしごくことにした。
 かかとの部分は痛い思いをしそうなので、ふくらはぎに当たる側面の部分を使ってすりすりする。
美鶴のやつの方は表面の革の匂いを堪能しながら、舌先をちろちろ出して舌触りを味わう。
目の前にブーツがある官能的な視界、何度でも驚くほど滑らかな手触り、革と汗の夢の共演が実現した芳醇さ。
嬉しさと背徳感が何度も交差して理性のブレーキが少しずつはずれていく。
「こんなことしてはいけない」とか、「彼女達にバレたらただではすまない」とか、そんな呟きが雨のように心の中でしとしとと降り続く。
 今度こそやめよう、今度こそやめようと自分でも思ってはいる。
しかし「まだバレない」と、強行する自分もまた対極に位置している。
 射精はまだだ。今日はなんだかすごくチンコの調子が良いから、最後の最後まで待ってでかいのを放とう。
 そんなことを思いながら透明の液体の他に、さらに粘っこくて黄色がかった白い液体を見て感慨深く見る。
白い液体は主にベッドのシーツや、ゆかりのブーツの上にぽたぽたと垂れ落ちている。
美鶴の黒いブーツは唾液でべたべただ。ゆかりのブーツだって白いのがくっついて簡単にはとれそうもない。
 こんな風に愛情を注ぎながら愛でている最中、頭の中でゆかりと美鶴の声がする。
妄想の中にはゆかり、美鶴、そして彼女達に詰られる僕がいた。
『キミってさ、すんごいヘンタイだったんだね。キモッ』
『なぜそんなに必になって私達のブーツを弄るんだ。迷惑だからやめてくれないか』
2人とも自分の遥か上で、言葉では軽蔑しつつも、その顔は楽しそうにニヤニヤと笑っていた。
だから僕は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
「ごめん、本当にごめん。今日はなんだか変なんだ」
 謝罪をしたらゆかりは添い寝するように体をくっつけてきて、ブーツを履いた足ですりすりしてきた。
『『今日は』だなんて、違うでしょ? よりによってブーツに欲情してオナニーとかマジ引くんだけど』
 続いて美鶴が片膝を立て、チンコの先っぽを弄り始める。
『ふむ、出したいか? さっき心の中で私達を軽んじたろう、そのような愚考には制裁を与えるべきだな』
 ここからだと美鶴のパンツが丸見えだ。
いや、パンツなんぞどうでもいいな。
『人のブーツでさ、手袋みたいにはめて遊ぶのやめてくんないかな?』
「ごめん、でもゆかりと美鶴があまりにきれいなもんだから……」

328 :
 2度目の言い訳にゆかりと美鶴は頭に来た様子で立ち上がった。
ゆかりは僕の反り返ったチンコを、美鶴は頬のあたりを思い切り踏みつけてきた。
『おいおい、お前にとってきれいなのは私達そのものじゃなくて、私達が履いているブーツだろ。矛盾してるぞ』
『私達のやさし〜い忠告にも『馬鹿馬鹿しい』って切り捨てたよね? あ? このまま踏み潰してやろうか? おい、なあ!?』
 軽蔑に加えて怒っている感情でさえも気持ち良い。
彼女達の責めを受けている内にだんだんと卑屈な感情が芽生える。
そんな僕の様子を知って踏みつけたまま、ぐりぐりと前後左右斜めに踏み躙ってくる。
「ごめんなさい、ごめんなさい……許してください……」
 なんだか僕が築き上げてきた理性という壁がキックで崩されていくのを連想する。
残った破片も砂のようになるまで丁寧にブーツを履いた足で踏み潰して、今までの努力を無に帰そうとしてる。
 そんな連想でさえも、ゆかりと美鶴にとっては楽しい遊びに過ぎない。
心の中の彼女達は、僕自身の社会的な精神を粉々に砕いて更地にするまでやめないだろう。
自身の心には怯える感情の中に快楽があり、卑しい性癖の内に支配されたい欲望がある。
だから僕は自分の中に沸き起こる感情に対して――。
「もしもーし、岳羽ですけどー、お届け物でーす。開けてくれる?」
そんな僕の妄想がゆかりの声によって、現実の世界に引き戻された。
妄想の中のゆかりではなく、今、はっきりと部屋の外から聞こえてきた現実のゆかりの声だ。
「え……あ、い、ごめん、ちょっと、ちょっと今散らかってるから待って!」
 僕は本気で焦った。まさか本当にゆかりが来るなんて。
とりあえず片付けなくちゃと思って、ティッシュを数枚取りだした。
 部屋の外にいるゆかりはフッと鼻で笑った後、こんなことを言ってきた。
「散らかってるんじゃなくてブーツで興奮してたんでしょ? 違う? ヘンタイ君」
 それを聞いた途端、僕は全身が凍りついたように固まった。
「桐条先輩と私のブーツはおいちいでちゅか〜、なんてね。ほら、バレバレなんだから開けなさい」
人を嘲る声が僕の中でずしりと乗っかってきた。
 なぜ彼女はこの部屋の様子だけじゃなく、僕がオナニーしてることを知ったんだ?
いや、ゆかりみたいな予想は誰でも可能性の1つとして思いつくはず。
でもブーツで興奮する性癖なんて今までに誰にも、1人も、固い絆を結んだ親友達にも話してない。
 映画や小説に登場する女性の勘は大抵鋭いのがいるが――ちょっと待て。
もしかしたらさっき2人と会話した時、あるいはそれ以前からお見通しだったのか?
 心の中のざわめきには、勝ち誇った声でゆかりが答えてくれた。
「桐条先輩のペルソナってさ、探索の能力も備えてるの知ってるよね。オナニーのし過ぎで忘れちゃった?」

329 :
 なるほど……美鶴のペルソナか……。
 しかし、女の子の前で全裸は恥ずかしい。
「わかった、そうだったのか。後で取るからその辺に置いといてくれる?」
僕が対応に苦慮した末、冷静さを装った返答をゆかりは簡単に足蹴にして打ち砕いてくれた。
「渡したいのは、タルタロスで私と先輩が使ってたレザーブーツ2つなんだけどね。誰か来たら誤解されるよ?」
続いて僕の食指を動かす発言が出てきた。
「表面がなんかの液体付いててべっちゃりしててさ、そんで中を嗅いでみたらすっごいくっさいの。汗とかでムレムレ! もう悪臭よ!」
 どうしよう、今のブーツの状態を表わす表現によって、いきり立っている先っぽから白い汁がちょっぴり出た。
 バレてるのならおとなしくこの状態のまま部屋を出るべきか。
でもそんなことをすればこの痴女の前に屈することになる。
開けても開けなくても、最後に待ち受ける結果は1つ。
『処刑』だ。
 このまま篭城戦に持っていけばどうだろう。
そうだ、学校へ行くのも拒否して一日中こもっているのはどうだろう。
ペルソナをお使いに出して品物を取ると同時にレジに代金を置いて……。
いや、一般人にペルソナが見えても見えなくてもそれはそれで騒ぎが起こる。
 違うな、ペルソナをベルベットルームに行かせればいいかもしれない。
もしかしたらイゴールのじいさんかエリザベスさんが助け舟を出してくれるのに賭けて。
ペルソナに関するサービス以外を請け負ってくれるかはわからないがやってみるしかない。
 えっと、召喚器ならここに……無い?
 記憶違いで他の場所に置いたかもしれない。
そう思って引き出しの中身を全部確かめ、棚に置いてある物をどかし、ゴミ箱までひっくり返して探した。
どうやら僕が得物とする武器、それから防具、アクセサリーも含めて全て装備品が無かった。
 再び召喚器はどこだ、ってベッドの下に置いたかもしれないと思った。
懐中電灯で照らしてそこにある物全部取り出した。無かった。
無かったどころか、普段おかずにしているいかがわしい本も消えていた。一冊も無い。
 いかがわしい本が一冊も無かった代わりに、束になっている紙が2セット置いてあった。
ブーツを履いたゆかり、それから同じくブーツを履いた美鶴の姿が何枚もプリントされていた。
 どの紙をめくっても、悩ましげなポーズで挑発しているのばかりだ。
共通しているのは一枚の例外もなくブーツを履いていた。
「今後はこれを私だと思って夜のお供によろしくね☆」。
「飽きたらいつでも言ってくれ。ストックが沢山あるから安心しろ」。
と、それぞれ書かれている。
 完全に人を馬鹿にしている。
それでも一枚一枚が気になってチンコが元気になるのが悔しかった。
 焦りはいよいよ大きくなってきた。

330 :
 僕は一度ならず、二度も三度もこちらの動きを見透かされている時の感情を隠せなかった。
さらに召喚器が無いとわかると絶望感は大きくなった。
 部屋の物音が聞こえていたのか、「装備品と召喚器探してるでしょ。召喚器ならあるよ」と声が聞こえてきた。
そしてほくそ笑んだ調子で「あるんだけどね、このくっさいムレムレのブーツに詰め込んであるから」とも言った。
 でもって、ここで初めて諦め気味にアゴを上げてみて顔が上向きになってわかった。
なんだか部屋の天井の色が妙だと思った。
直線があったり、曲線が別の線とつながっている。
それが何かとわかった時、僕は部屋の電気を消した。
 それは1つの絵で蛍光色で全部つながっていた。ブーツの絵だ。
ここまでやるかと驚いたし、呆れた。
「おーい、生きてるー? あ、ブーツで悶えにそうなんだっけ。ごめんごめん」
 能天気なゆかりの声がかわいさあまって憎らしかった。
今この最悪な状況を逐一伝えているであろう美鶴に対しても同等に意さえわいてくる。
 もうしつこいくらい何度も主張するが僕はブーツが好きだ。
ブーツを履いている人が魅力的な人だったら、人としての本能でついつい見入ってしまう。
恋心とまではいかなくても僕にだって人並みの感情くらいある。
 しかし、自分がここまでコケにされ続けたら、それも女性にやられたら怒る。
 昔の日本では男尊女卑ってやつで、良い身分に就いている者は大抵男だった。
女は男に従え、男の子供を生め、亭主である男が亡くなったら喪に服するべき。
これらに従わない女は殴っていい、と。まあ、言いたい放題な時代情勢だったらしい。
 一万円札のモデルとなった諭吉さんは「学問のすゝめ」では、日本での女性の扱いを非難していたほどだ。
そのくらい女の扱いはひどかったと伝えられている。
 僕の場合、どうやら生まれ育つ過程で、女性の扱いという考え方が時代遅れみたいだ。
 美鶴の例を挙げると、美鶴が寮の責任者、そして部の部長だとわかった時は少しムッとした。
続いて学校の生徒会長に当選した時、密かにあまり良くない感情を抱いていた。色々と。
 怒るほどではないにしても、珍しいなと感じながら女性の社会進出に興味があったし、嫉妬もあった。
いつか何もかもの偉い役職には、ほとんど女性が占めるようになって男性は奴隷扱いされるのでは、と想像もした。
 今のこの状況だって焦りと怒りと絶望感で追い詰められている。
追い詰められていると感じるものの、敵ながらアッパレだと思っていた。

331 :
 ゆかりの声が聞こえてくる。
「何考えてんのか知らないけどさ、君が開けないと思って桐条先輩と合意の上で合鍵持ってきたけど開けようか?」
それから思い出したようにこうも言う。
「あ、それからドアとか部屋の壁とか攻撃しない方がいいよ」
僕がなぜだと聞くと、待ってましたと言わんばかりに、笑っている声が聞こえてきた。
「部屋中にフィジカルミラーとマジックミラー張ってあんだよね」
 なるほどと思った。
 仲間達には言ってないが、つい最近メギドを習得しているモスマンがいる。
万能魔法だから多分マジックミラーでも関係無しに通じると思う。
 しかしそのモスマンを使おうとは思わなかった。
仮に歯を食いしばって頑張ってそのペルソナを出したとしても、自分の部屋がぶっ壊れる。
当然寮から追い出される羽目になるのは目に見えてるが、そんなことは大して気にしてない。
 僕にとって重要なのは、「この知恵比べでことごとく、それも女性に心を読まれている」という事実だ。
 それが悔しい。悔しい理由がもう1つある。
 少し寒気がしたのでシャツと上着を着る。
悔しい理由のもう1つ、下半身がまだ勃起している。こんなに長続きするのはおかしい気がした。
そう思ってゆかりに尋ねてみた。
「え、キミのチンコまだ元気なの? ふーん、桐条先輩が用意してくれた薬ってすごいんだねー」
「薬? 薬ってなんだ?」
「まだ気づかないの? 私がキミの注意を引きつけてる間に、先輩が紅茶に一服盛ってました」
 ああ、徹底的に角を折るおつもりですか。
「美女達にねちねちと責められて調教されている現実」という言葉というか、そういう想像があった。
 美女達……ねちねち……責め……調教……。
なんとなくいくつかの言葉を心の中で繰り返した時、チンコに力が入って伸びきったような感じがした。
 妄想の中の僕はいつも卑屈な態度で、ブーツを履いた女性の責めを快く受けている。
妄想と現実は違う。現実ではありえないと思っていた。
絶対にそんなことは起こらない。そう思っていた。
ところが実は最初から仕組まれていたのだ。
 僕は今、心の中で呟いたいくつかの言葉に、1つの光景を想像した。
これも薬の作用かは知らないが、盛られた薬でとうとう考え方までおかしくなった光景だ。

332 :
 それは僕が鎖で吊るされ、ゆかりと美鶴に鞭で叩かれて弄ばれている内容だった。
「言葉」という名の鞭で愚かな僕を打ち据え、逃げようと思っても「現実」という鎖は絶対にはずれない。
痛みで逃げようと思えば思うほど、僕を面白半分に罵る声がして前方から、後方から鞭が飛んできて叩かれる。
 僕の体には既にたくさんの傷が作られている。
その傷口の一つ一つから精液が漏れ出している。
体から滲み出る精液を鞭がすくい取るように吸い、その結果、飛んでくる鞭はますますしなやかな柔軟さになって嬲って来る。
 鞭は痛いに決まっているが「女性のお情け」という快楽もある。
その内、鞭で叩かれる度にチンコから精液がぴゅっ、ぴゅっと飛び出るようになる。
 その事実が僕は悔しく、射精する様子に執行人である美女達は心底楽しく笑っている。
 ……という内容の光景だ。
 ゆかり、美鶴には全てお見通しなんだからもう諦めるか。そう思って立ち上がる。
部屋の電気をつける。
「わかった、僕の負けだ。待って、今ドアの鍵はずすから」
 この「ドアの鍵はずすから」という言葉には、「本当にあなた方に完全敗北しました」という意味を込めて言った。
合鍵を持っているからどうせ開くのだが、他人に開けられるのと自分の方から開けるのでは精神性が全然違う。
ドアに近づいたら、またまたゆかりの声が聞こえてきた。
「あー、待って。あのさ、ちょっとさっきの会話の続き、どうかな?」
「続きって?」
 はて、そんな会話したっけ、と思って首を傾げていると、ゆかりはこんな提案を出してきた。
「ほら、キミと一階にいた時に2人でおバカな会話やったじゃない。あの続きよ」
声だけだから実際はどうだかわからないが、少し艶っぽい調子に変わった……ような気がする。
「私さ、女王様の真似でピシーッ、ピシーッってやった、でしょ? ……でしょ?」
2回目の間を置いた「でしょ?」は、私の言いたいことわかるかなとでも言いたげだ。
 僕の現在の心境としてはこうだ。
 結論から言えば、部屋の外にいると思われるゆかり、僕達の会話には入ってこない美鶴、そのご両人に敬服していた。
彼女達は恐らく前から計画を遂げられるよう、念入りに準備をしたと思われる。
その結果、僕との知恵比べに勝った。
 それに下手に僕個人がここで負けず嫌いな面を出したら、日本全国に存在するブーツフェチ達にご迷惑をかけることになる。
ご迷惑というのは、こんな性癖なんて持ってるはずがない大多数の諸君がそのような僕の行動を見た感想だ。
一斉にブーツフェチ達に偏見の目を持ってしまう事態に発展すると僕は考えている。
 もしそうなったら勝者のゆかり、美鶴も「後味の悪い結末だ」と吐き捨てるように言ってタブーな扱いにしてしまうだろう。
 そんな敬服の気持ちと、ゆかり、美鶴にはそんな思いはさせない。
僕は紳士だ。仮に紳士じゃなかったとしても、「変態」という名の紳士見習いだ。
 ブーツを愛する変態の心に誓って暴れない、そう思いながらゆかりの話を謹聴していた。

333 :
 ゆかり個人が言いたいことは大体こんな感じらしい。
 彼女は前々から男子がしているベルトはセクシーだと感じていた。
理由はSMの女王様が使う鞭みたいなしなやかさがあって、見てるだけでうっとりすると言う。
 そんな気持ちを隠していたが、作戦決行の当日になって女王様の話に転んだのでドキドキしていたらしい。
本格的なSMは引くが、なんとなくそれっぽい雰囲気でお遊びくらいはやりたいと言う。
わがままな女王様役を自分がやって、卑屈な家来の役は相方という設定らしい。
 その相方の役は誰でも良いわけではない。
なんとその相方は他でもない、僕だった。
 ターゲットである僕を徹底的にぶちのめしたので目的は達成されたと美鶴。
後の始末はゆかりに任せると伝えられいた。
 ともかく、これからはゆかり個人の「楽しい時間」に変わったらしい。
「……って、感じなんだけどさ。いい? よく聞いて」
ドア越しであっても、ゆかりの様子が手に取るようにわかる気がする。
「このドアの鍵をキミが外して、キミの方からドアを開けたらね……私は、その、わかるでしょ? もう……あのね、『同意した』と受け取るよ?」
 さっきから気になっていたが男子がこの階に上ってくる気配がまるでない。他の仲間もだ。
みんなしてグルだったのか、協力者がいたのか。きっとこれもゆかりと美鶴の作戦の1つだろう。
 ゆかりはさもデレデレな声で言う。
「改めて聞くけどさ、その女王様ごっこ――いい? 「ごっこ」よ、「ごっこ」。あくまで遊びだかんね」
そうして深く息を吸って吐く音が聞こえ、もう一言言ってきた。
「相方の人として、キミを指名してもいいかな? 2人だけで……」
 僕の心の中は爽やかな晴々とした天気だった。
どしゃぶりの雨が降り続いて柔らかかった地面には植物の芽が出ていた。
動物や天使、悪魔、架空の生物の姿をした雲が浮かんでいる。
空気もおいしい。新鮮な息を吸い込んで吐いただけで浄化される気分だ。
 それと、今頃になってエリザベスさんの予言を思い出した。予言とはこのことか。
確か、僕自身はこのような辱めをもっと望む――ああ、予言通りだ。成就しちゃったんだな。
 チンコの方はビンビンに反り返っていて、棒と袋が汁まみれになって下半身を伝っていた。
 僕は決断した。

334 :
……。
…………。
………………。
 全てが終わった後、パジャマ姿で半分布団をかけて横になっていた。勃起は治まっていた。
ゆかりは片手に鞭の代わりとしてベルトを持ち、片手にビデオカメラ。
僕の情けない顔、体の動きや一言一句がビデオカメラに収められた。
 約束通り渡されたブーツは想像以上なので言葉では言い表せない。
汚かったが興奮して何度も射精する。
汚いことこの上ないをブーツを愛でるのも、射精の瞬間もビデオカメラに収められた。
 ゆかりの方から提案してきた芝居は面白かった。
お遊びのつもりでやっていたが、鞭ならぬベルトを振るうゆかりの頬は赤らんでいた。
 その後、十分満足したのか、ゆかりは自分の部屋に戻っていった。
 眠くなってきたので布団を肩口まで締める。
瞼が重くなり、体は暖かい。
暗い部屋に目が慣れてきて、あくびを何度もする。
手と足は暖かい。指先まで体温がある。
そのうちにいつの間にか意識は底の方へと沈んでいった……。
 僕は夢を見た。
首をロープで括られ、後ろ手に縛られて全裸で立たされていた。
 前の方から鞭が飛んでくる。
 鞭を打った人を見るとゆかりだった。
すごくエッチな衣装で革製のブーツを履いていたのが印象的だった。
 そのゆかりがニコっと笑って、一際力を込めて鞭で叩いてきた。
鞭の痛みと衝撃で180度回ると、今度は美鶴がいた。
 美鶴はおなじみのフリルブラウスにボロボロのスカート、やはり革製のブーツだった。
美鶴もまたニヤッと笑ってしたたかに鞭で打ってきた。
 前からも後ろからも鞭が飛んできた。
 あたりを見回してみると、たくさんの見物人がヒソヒソと話をしている。
知ってる顔も何人かいる。その人達も隣の人とヒソヒソ話をしている。
見物人はみんな女性でみんなブーツを履いていた。
 僕に哀れみや同情する者は一人もいない。いないどころか、みんな冷笑していた。
 違うこと考えてるんじゃないよ、とでかい声でゆかりに怒られて鞭で叩かれる。
あまりに気持ち良かったので、ビンビンだったチンコから精液がかなり多く飛び出した。
 鞭で叩かれる度に射精する。射精して怒られて、笑われて、また鞭で叩かれる。また射精。
冷ややかな視線を一斉に浴び、嘲笑と罵声、心の内には欲望と快楽が入り混じる中で僕は何度も叫ぶ。
「もっと辱めてください、もっと辱めてください」と……。
おわり

335 :
以上で投下終わりです。
長々と失礼しました。
>>331は18/22ではなく、正しくは19/22です。誤植です。

336 :

これはいいフェティシズム

337 :
SS保管庫のアドレスが変わったようだ
http://oroti.no-ip.biz/~eparo/

338 :
GJ!
前のブーツの人かw

339 :
保管庫に収録されてる作品の数字を見た。全作品数314。
軽いものはほのぼのにラブラブ、重いものは強姦にヤンデレ。
そこにSMものとフェチの傾向があるのを加えるとかなりの数になったんだなー。

340 :
ペルソナ だそうと 頑張ってみたが
出たのは スペルマ だけだった

341 :
>>340
……3点。
1000点中、3点。

342 :
電波からは逃げられねぇぞー!

343 :
やっぱり公式ヒロインは雪子だったな
直斗好きも直斗スレ住民も腐女子のみ

krm_pnc あやの@中部組!
@nntekisasu
足直は基本足立の性質上れいpですけど

@krm_pnc
ペルソナ4の白鐘直斗は探偵カワイイ靴下17足目の578と579

@krm_pnc
一度でいいから直斗の膣のあたたかさと締め付けを感じたい

@kurumi_ponchi@ta__ro @ak_2g
電気は豆電球派かな( ^o^)ノ明るいと恥ずかしいけどでも顔が見えないと怖くなっちゃう直斗の希望とか(^o^)
あとカーセックスも何度かしてそう////ハァッハァッ//////そして初めてラブホに入る時の堂直はどんな様子なんだろうとふと…////

344 :
やっぱり公式ヒロインは雪子だったな
直斗好きも直斗スレ住民も腐女子のみ

krm_pnc あやの@中部組!
@nntekisasu
足直は基本足立の性質上れいpですけど

@krm_pnc
ペルソナ4の白鐘直斗は探偵カワイイ靴下17足目の578と579

@krm_pnc
一度でいいから直斗の膣のあたたかさと締め付けを感じたい

@kurumi_ponchi@ta__ro @ak_2g
電気は豆電球派かな( ^o^)ノ明るいと恥ずかしいけどでも顔が見えないと怖くなっちゃう直斗の希望とか(^o^)
あとカーセックスも何度かしてそう////ハァッハァッ//////そして初めてラブホに入る時の堂直はどんな様子なんだろうとふと…////

345 :
やっぱり公式ヒロインは雪子だったな
直斗好きも直斗スレ住民も腐女子のみ

krm_pnc あやの@中部組!
@nntekisasu
足直は基本足立の性質上れいpですけど

@krm_pnc
ペルソナ4の白鐘直斗は探偵カワイイ靴下17足目の578と579

@krm_pnc
一度でいいから直斗の膣のあたたかさと締め付けを感じたい

@kurumi_ponchi@ta__ro @ak_2g
電気は豆電球派かな( ^o^)ノ明るいと恥ずかしいけどでも顔が見えないと怖くなっちゃう直斗の希望とか(^o^)
あとカーセックスも何度かしてそう////ハァッハァッ//////そして初めてラブホに入る時の堂直はどんな様子なんだろうとふと…////

346 :
スレチなのはわかってるんですが他に聞けそうな場所ないので…
P3のカプ総合はハムカプと百合スレと801スレだけですか?
ハム以外の女キャラの男女スレ探しても見当たらないんですが
したらばとかあるなら教えてもらえないでしょうか?

347 :
保守

348 :
別の保管庫作らなきゃいなんのか

349 :
やっぱり名前は鬼太郎がいいのかな
自キャラと名前が違うと違和感がある

350 :
保守

351 :
>>349
カタカナでないと違和感があるのは俺だけだろうか…

352 :
アニメやってるのに書き込み少ないねぇ

353 :
千枝ちゃんに女体盛りしたい
魚ではなく肉を乗っけたい

354 :
やけどするじゃんか

355 :
>>354
冷しゃぶに決まってんだろ

356 :
生肉ですね。
しかしチエちゃんが絶対自分で食べちゃうと思う。

357 :
じゃあ、りせなら豆腐か?

358 :
豆腐プレイ…なるほど。わからん

359 :
直斗なら探偵プレイか

360 :
直斗「ラ、ラブリーン……」

361 :
女体盛りと聞いて
雪子:基本形(?)で刺身
千枝:刺身の代わりに生ハム。プレイ中に物欲しそうにするから時々口移し
りせ:意外とノリノリで豆腐をローション代わり?
直斗:お菓子盛り。粉砂糖を某バーロー式薬物チェック風に舐めれば探偵プレイ…?
こうですか?わかりません!

362 :
「ん〜先輩、蒟蒻ばかり贔屓しないで豆腐も使ってよ?」
二階の自室でヌイていると横からりせが無邪気な顔で寄ってきた。
豆腐はグズグズでまるで駄目だと言うと、りせは少し拗ねたようだ。
なんだか申し訳なくなりワカメ酒は好きだと言ってみる。
「ワカメ酒?何それ先輩」
不思議そうなりせにスカートとパンツを脱ぐよう言い、階下一升瓶を持ってきた。
「脱いだけど…足を閉じて座れば良いの?
え…先輩やだ、お酒をそんな所に注がないで…」
ピッタリ閉じた股間に酒を注ぐと下の毛が海藻のように浮かぶ。ワカメ酒だ。
「先輩飲むの?…だって汚いよ?」
戸惑いながらも頬を紅潮させるりせの股間に顔を埋め貪るように飲む。
「ん…っ!先輩もうお酒無くなったよ…
あ、やだその汁はお酒じゃないよ…飲まないで…っ!!
…くぅっ!
ゆ、指を入れても、もうお酒なんて出て…こないよ…
…あ
や…駄目、舐めないで!
や、やぁ…先輩の馬鹿ぁ…」
日が暮れるまで二人で過ごした。
     終わり

363 :
いいね!

364 :
直斗りせと直斗完二のエロ同人がよかったなあ
一年生組好きなんだな

365 :
鳴上「2番。女体盛りで」

366 :
胸に生クリームとかイチゴとか乗っけて
下半身には、チョコレートソースを添えていただいちゃうのか

367 :
クマの中身が美少女になって夜な夜なテレビの中で男メンバーとヤリまくりでそれがマヨナカテレビで絶賛生放送中、という本はないだろうか…

368 :
ただし声はカッペイ

369 :
「センセイ!…クマはもうイククマよ―――っ!!」

370 :
アニメのりせちーはじじ専であったか

371 :

Q:バレンタインデーに彼女から一番もらいたい物はなんですか?
A:女体盛りで。

里中千枝が、人一人を楽に寝かせることができるほどの大皿に、
ほぼ全裸の姿で横たわっている。
ほぼ全裸とは言っても、衣服は一枚も身に付けてはいない。
それでなぜ正真正銘の全裸ではないのかというと、
彼女の裸体が、色とりどりの甘味で飾られているからであった。
千枝の乳房に、白い生クリームの山が鎮座し、
その頂点には隠された乳首の代わりに赤いイチゴが乗せられている。
腹部には、周囲を生クリームでデコレーションされた、
透き通ったみかんの色をしたゼリーがデン、と陣取り、
その頂上にはまたも生クリームで、おなじみのスマイルマークが描かれている。
股間に至っては、まるでパンティの形を取るように生クリームが配置されていて、
千枝の性器を覆い隠している。
さらに、彼女の二の腕や太ももには生クリームの土台に乗せられた
クッキーやマカロンが備え付けてあり、
それらの甘味に覆われていない肌には、
たっぷりと蜂蜜が塗られていて、艶やかな光沢を放っていた。
「良い出来だ。食べて壊すのが勿体無いな」
鳴上悠が、千枝の女体盛りを見て、満足気な顔で言った。
さすがに恥ずかしいのか、一方の千枝の顔は赤い。
「ちょっと、これさ……やりすぎでしょうよ……」
「動くな。形が崩れる」
千枝の身動きを制止してから、悠は何かを思いついた。
「そうだ、写真、撮っておこう」
「え!?ちょっ……」
デジカメの撮影音が切れ目無く連続した。
これからしばらく、悠の夜のデザートになるであろう画像がデータに残された。
「では、早速……いただきます」
悠がイチゴを乗せた生クリームの山に顔を近づけていった。

372 :
続きは今度書く。

373 :
>>372
悠は「記念写真でも撮るか?」「録画しとけばよかった」とか
デジタルで夜の献立を残しておくタイプだと思ってたからそんな悠がここでも見れて良かった
楽しみに待ってます

374 :
今回の見て水着直斗強姦モノが見たくなった

375 :
>>374
直斗が舞台そでから一人で逃げたあとに無理やり…とか妄想した
メインメンバーは全員ミスコン見てるわけだしな、助け舟は絶対来ない

376 :
背中がエロすぎたのでバックから犯したい

377 :
男子制服の下が水着という状態で登校させるプレイ

378 :
保管庫にある作品に対しての感想っておk?
それとも得点ボタン押すだけに留めておいた方が良い?

379 :
もともとこのスレのだからここで言った方が職人さんのモチベあがるんでね?

380 :
>>379
ありがとう、自分でKY気味な事分かってるから、一回聞いておきたくて
といっても感想も見事にKYな感じに
『神と遊ぼう』
(´゙д゙`)
ギャグとしても献立としても読み物としても最高だった
ここ最近の休日の朝はこのSS読んで布団出ることにしてる
M番長なのに無双してるのがたまらん
『因果応報』
ああ、もみくちゃにされる孝介、いいな…
このSSのおかげで想像力たくましく成長しました 本当にありがとうございます

381 :
千枝えええええおぱああああ

382 :
直斗≒千枝>>雪子>>>>りせ


383 :
雪子の旅館回みてプロデューサーにレイプされる雪子想像した
アニメの完二だったら直斗を強姦できそうだ
強姦モノで興奮する自分を発見できた

384 :
アニメも話進んだことだし、裸見られりゃ恥ずかしいだろうが、それ以前に自分達の過失(時間間違い)に反省一つ無しパーティー女子に番長が突き放した態度&お仕置きドSプレイなSSを…俺も執筆中だが、他の人のも期待したい。
あの日のパーティー女子は絶対に許さない、絶対にだ。

385 :
関係ないけど雪子は最初、番長と七個だけを呼ぶつもりだったじゃん?
あれってやっぱ七個が寝た後に番長を落として他の女共を出し抜くつもりだった
のかな?
そう考えると雪子は腹黒いけど、それを察知してすかさず手を打ったりせ流石。

386 :
ゲーム:全員招待
アニメ:鳴上君&菜々子のつもりがまわりがky便乗

…ちょっとだけ雪子許した。虐めHssは書くけど

387 :
>>384
確かにあそこは原作やってたときもちょっとイラっとしたなー
アニメだとさらに開き直って痴漢呼ばわりしてたし
おかげで男衆が反撃→女子にお仕置き&乱交っていう妄想が掻き立てられた

388 :
書いてた番長×雪子の温泉事件仕返しssが消えた…
頑張って書き直したらだす。

389 :
>>387
さぁ、それを文章にする作業にもどるんだ
>>388
ドンマイ
いつまでも待ってる

390 :
>>388
雪子需要ないんで番長×りせで書き直して

391 :
りせ需要ないんで番長×千枝でお願い

392 :
千枝需要ないんで番長×直斗でよろ

393 :
温泉事件に関してはやっぱり旅館の娘が時間間違えたり泳ぐなよ…で雪子優先かなとマジレス。
千枝、りせ、直斗はその後でいい?温泉事件のネタに絡めると難しいけど

394 :
何とかは要らないとか言ってる人の意見はあまり聞かなくていいぞ
自分が書きたいものを書くのが一番いいと思うよ

395 :
温泉乱交ss書きたいと思ってるんだが
主人公の名前は伏せた方がいいのか?
それとも鳴上でえぇんかいのぅ?

396 :
無難に鳴上で良いと思いますよ

397 :
月森も瀬田も鳴上もそれぞれ良いと思う。
…『番長君』って呼び方はなんかアイマスの『プロデューサーさん』を連想するのは俺だけ?

あと番長が温泉の件でちょっと雪子に意地悪するSS書きます。

398 :
雪子に声をかけ、今こうして『長い時間』を過ごしている…
だが、今日は少し意地悪をしてみよう…
…マヨナカテレビの影雪子よりは微妙に小さいが、丸みを帯びて柔らかい胸を愛撫する。
時々理性が負けそうになって強く揉みしだいてしまったが、それはそれで結果的にいい緩急となって雪子も不意打ちの刺激に身を震わせる。
…隅々まで愛撫を続ける内に、雪子の身体もすっかりほぐれてきた。
乳首はむしろ痛いのではと思う程勃ち、秘部に指を少しばかり挿れてみれば、内部のひだが吸い付くようだ。
「欲しい?」
「うん…そろそろ…挿れて?」
「わかった          だが断る」
「………え?」
秘部に入れた指を引き抜く。
小さく震えながら、蕩けきっていた雪子の顔が唖然となる。
こっちも雪子と繋がるのは好きだが、今日は違う方法で可愛がる事にした。
「今日はおしまい」
「どうして…なんで?」
「打ち上げの温泉」
「…っ!」
雪子の表情がハッとなる。このまま更に責めてみよう。
「時間を間違えたのはそっちだよね?」
「…あ」
「クマ、温泉楽しみにしてたな〜(まぁ普段はウザいけど)」
「…その…」
「奈々子に泳ぎは披露できた?」
「…!!」
「そう言えば雪子は…天城屋旅館の……何だっけ?」
「……その…ごめん…なさ……」
雪子は涙目になってきた。…見てたら背筋が少し震え、すこし高揚感がある。
これは…新たなるアルカナが目覚めようとしていr(違
「んあっ!」
雪子の秘部に再度指を入れ、少々乱暴にかき回す。
「あっ…あ…あ…ん…んんんんッ!」
「文化祭…アレはアレで楽しかったし、汗かいたから、温泉っていいなって、思ってたけど…」
雪子の秘部からまた指を引き抜く。
「あ…」
「楽しみが急に無くなるっての、雪子も体験してよ?」

399 :
雪子の涙の量が更に増してゆく…これは…イイ!ここで1moreしてみることにした。
「だから今日はおしまい。…送ってくよ」
雪子の愛液に濡れた手をティッシュで拭い、そう言い放った。
「……ぅぅ…凄く…怒ってたんだね…」
雪子は泣いてしまった…涙でボロボロの表情に新たなるペルソナが生まれる時のような高揚感を感じもするし…流石にやり過ぎた気もする…
どうしようか…
1.そろそろやさしく慰める
2.Sモードで続けてみる
3.本当にここで辞める

マーラぶち込んだらお仕置きにならないかと思ってここで一時停止。
また後日に選択肢1か2あたりで書いてみる。
こんなSS書いたけどペルソナ4は好きです。
冤罪と旅館来たのに温泉入れずが辛かったんだ。1周目は紳士的な選択肢を選んでは結局災難に巻き込まれる貧乏くじ番長でした。2周目以降はヒャッハーしました。
ドS成分が足りないと思った方は正しいです…俺が一番好きな雪子は『休日にエビと修羅場った後の「何か、言い訳は?」の雪子』の本来はMだから。

400 :
乙です

401 :
質問です
P4Uのあの子の話とか書いても大丈夫でしょうか?
それともネタバレ解禁日とかあったりしますか?

402 :
時限隠しボスのP3の彼はさすがにまずいと思うが、新キャラはいいんじゃね?

403 :
キタローは出ないよ

404 :
>>403
>>402はP3の彼としか言っていない…つまり!!


テレッテ

405 :
エロない上に登場人物が一人だけしかいない話思いついたけどこれってありなの?

406 :
最初に注意事項書いておけばよいんでね?

407 :
投下します。
番長×千枝 複数姦あり

408 :

学校の屋上で、いきなり背後から口を塞がれて、しかも抱きすくめられた。
元々腰掛けている体勢だったからほとんど身動きが取れず、ろくな抵抗もできない。
当然驚きはしたけれど、あたしに緊張感はなかった。
だって、ここであたしにこんな事をしてきて、
しかも気付かれずにやってのけるのは一人しかいないから。
「動くな」
耳元で低い声でささやかれた。
いつも聞き慣れてる声……これで確信した。
「今から俺の部屋に来い」
口を塞がれたままコクコクとうなづくと、解放された。
振り向いたあたしの視界に入ってきたのは……
鳴上悠君。
あたしの価値を一緒に探してくれる人。
生まれて初めての彼氏だから、どう振舞えばいいのか分からない時もあるけど、
一緒にいるとすごく楽しくて、安心できる。
ただ、ちょっとSっ気があって、たまに今みたいな、あたしを驚かせるようなことをしてくる。

409 :

「千枝、特訓が足りてないな」
「もう……バカ!彼女にする事じゃないっしょ」
「でも、ドキドキしただろ?」
そう言って、次に彼が浮かべた笑みは、妖しかった。
「これからもっとドキドキさせてやるから、覚悟しろ」
彼にそんな笑顔とこんなセリフを突きつけられたら、
あたしはただ顔を赤くしてうろたえることしかできない。
これが、惚れた弱みって奴だろうか。
彼の前では、あたしはいつもこんな感じだ。

あたし達は、皆の士気に関わるからって理由で、忍んで付き合っている。
悠君が提案してきた事だけど、それにはあたしも賛成した。
だって、雪子も、りせちゃんも、もしかしたら直斗君も、
彼のことが好きだと思うから……。
もしあたしが逆の立場で、この事を知らされたら、戦いどころじゃなくなるかもしれないし。

雪子ごめん。
りせちゃんごめん。
直斗くんごめん。
皆には申し訳ないと思ってはいても…………
あたしには、絶対に彼を手放したくない理由がある。

410 :

一回家に帰って念入りに体を綺麗にしてから、悠君の部屋にやって来た。
彼も準備万端っぽい。もう布団も敷いてあるし。
あたしが悠君に、初キスと初めてをあげて、女にされた場所がここだ。
……ちょっとドキドキ……いや、興奮……いや、欲情、してきた……。
悠君と向かい合うと、彼の方が背が高いから、自然とあたしが見上げる形になる。
……うわ、なんかあたし女の子っぽくない?この状況。
一人で勝手に雰囲気に浸っていると、彼がおなじみの質問をしてきた。
「今日は普通?それとも……特別サービス?」
部屋に来る時とは別に、この選択権は、一応あたしにある。
やらしいことをあたしに選ばせる、そういう遊びだ。
そして、選ぶのはもちろん……
「特別……サービスで」
少し恥ずかしがりながらのあたしの答えを聞いて、悠君がニヤリと笑う。
「千枝は……いつもいやらしいな」
辱められたあたしは口をつぐんで不満そうな顔をする。
自分でも結構そう思うけど、あんなことをしてくる君に、それを言う資格はないよね。

411 :

そして、悠君が「あんなこと」に移った。
テレビの中での戦いの時にする様に、ペルソナカードを呼び出し、それを握りつぶしたのだ。
現れたペルソナは、オンギョウキ。
姿を消しての奇襲を得意とする、忍者の原型ともされる存在。
悠君は、そのオンギョウキの力を限界以上に引き出していた。
召喚者の指示で、オンギョウキが力を発揮する。
その瞬間、あたしと悠君の周囲に三つの人影が現れた。
そして、それらの人影は、先に部屋にあった物と全く同じ姿形をしていた。

部屋の中に、四人の悠君が立っているという、ありえない状況になった。

あたしは驚いていた。
悠君が増えたことその物じゃなくて、現れた人数に。
「わっ……三人!?こないだは二人だったじゃん!」
「最終的に何人まで増やせるのか……楽しみだろ?」
「それだと、あたしがもたないってば……」
将来のことが頭をよぎって心配になったけど、それは置いといて、
あたしは総勢四人の悠君達を見比べてみた。
「う〜〜〜ん……付き合い長いあたしでも、やっぱり見分けがつかないや」
「当然だ。全員本物だからな」
「つーか、そうじゃないとあたしも絶対嫌だから!」
「ふふ……じゃ、始めようか」
悠君達が先に服をすっかり脱ぎ去り、あたしを取り囲んだ。
ただでさえ好き過ぎる悠君が四人もいるせいで、胸の高鳴りが止まらない……。

412 :

あたしは、悠君達を見上げて、口火を切ることにした。
「悠君……四倍、愛してね」
あたしの言葉と共に、四人の悠君達があたしの衣服を脱がしにかかった。
緑のジャージ、スカート、靴下、スパッツ、ブラ、パンツまでが、
四人がかりで次々に剥ぎ取られ、あたしの生まれたままの姿が彼らの目にさらされた。
ああ……見られてる……。
丸裸に剥かれた無防備な状態で、四人のたくましい裸体に囲まれて、
全身をくまなく、舐め回すように見られている……。
そんな状況だけで、これからの展開が想像できて、体が熱くなって目が潤んでくる……。
あたしの体を見て、彼らも興奮していることがはっきりと伝わってきて、なんだか嬉しさすら感じる。
そしてそれから、あたしの想像通りに、四つの唇、四枚の舌、八つの手が、
すでにそれら自身に開発され尽くしているあたしの体をくまなく愛撫していった。
まず、正面の悠君に唇を奪われた。彼の柔らかい唇はいつ触れても愛おしいけれど、
今は気持ち良さを優先してすぐさま舌を絡めあう。
彼との、濃厚で幸せなキスに酔いしれていると、後ろから胸を揉まれだした。
……胸だけじゃない。彼のお気に入りのお尻も触られだしたのを感じる。
……体が一番震えた。あたしの一番大事なところ……
あそこも、彼に手で弄られて始めている……。
やっぱり、彼に触られると、体の中に喜びが生まれるのを感じる……。
それも、一度に色んな所を愛してもらえるのだから、なおさらだ。

413 :

あたしの体の具合を知り尽くしている悠君達に、
ねっとりと舌を絡ませられ、胸とお尻のお肉をじっくりと深〜く揉み解され、
入れては来ないけど敏感な所を良い具合に擦られると、
あたしはもうどうしていいか分からなくなって、彼のされるがままになってしまう……。
うつろな目で彼と唾液を交換しているあたしを、悠君はどう思っているのだろう……?
……だいたいは想像できるけど。彼らの責めにどんどん熱が入ってきているから。
責めに反応して独りでに揺れ動いてしまう体も、彼らからは逃げられない。
まだ高校生のくせに、なんであたしをこんなに気持ち良くさせられるんだろう。
……ちょっと、エッチをさせすぎたかな?

あたしの口と胸を責めていた二人が、
今度は、腕を上げさせられたあたしの脇を、したたるほどに舐めまくってきた。
脇から二の腕にかけて、二枚の濡れた舌が何度も往復する。
あたしのこんな所まで、悠君が愛してくれていることが伝わってきて、ある意味幸せだったりして……。
脇の後は、胸も口でされた。
二人がかりで、胸に脇と同じようにたっぷりと唾液を塗られた後で、いっぺんに両乳首を吸われた。
この快感が一際強すぎて、反射的に体を動かしてしまうけれど、
上げた腕は二人に掴まれてるから、やっぱり逃れられないまま彼らのしたい放題にされる。
そのまま、口、胸、首筋、脇を、繰り返し繰り返し二人の悠君に吸われて舐められ、
延々と弄くられ、愛され続ける……。

414 :

「あ、あんっ、はああっ……四人の悠君にされるの……すごい……」
「すごく敏感で、かわいいよ……」
あたしの乳首は、すでに硬くなっていた。
腰の奥が熱くなり、腰自体も勝手に動きだしていて、
あたしの一番大事な所も、もう溢れてきていて太ももまで濡らしている。
悠君の愛撫のせいで、体ができあがってきた証拠だ……。
「はぁうっ!?」
あたしが急に変な声を上げてしまったのも無理は無い。
なぜなら、ローションで濡れた指が、お尻の穴に入ってきたから……。
この刺激は、今までの物とは一味違う。
指は、あたしの穴をほぐすようにゆっくりゆっくりと動いてきていて、
そののろさが、かえってあたしの腰の奥に甘く響いてくる……。
「っ!?……ふああっ!」
今度は、舌であそこのお肉を裂かれだした。
悠君が長く伸ばした舌が、あたしの奥に向かって侵入してくるのをはっきりと感じる。
彼があたしの大事な所を舐める音も、すごくいやらしくて興奮する……。
「あっ……あっ……ああっ……」
もうすっかり濡れちゃってるあたしの中で、温かい舌がこってりと動いている……。
あたしのおつゆで、悠君の顔が濡れているのに気付くと、
「もっと舐めて」
と、恍惚のあまりに口走ってしまった。

あたしは、四人の悠君に、上半身と下半身を一度に、徹底的なまでに愛撫され続けた。
その行為の刺激自体と、あの悠君にここまでいやらしいことをされているという状況が、
あたしをどこまでも燃えさせてきて止まらない……。

415 :

あまりの快感と興奮に震えるあたしから離れて、悠君の一人が仰向けで布団に横たわった。
そのペニスは、当然最高に勃起して、反り返っている。
「ああ……っ」
見ただけで声を漏らしてしまうほど、その光景は刺激的だった。
あたしは、他の三人に押さえつけられて、下から一気に奥まで貫かれた。
「ひいいっ!!」
鋭い快感にのけぞったあたしは前に押され、お尻の穴に硬い肉棒を押し付けられた。
「はあっ……ああ〜〜〜〜っ!!」
ローションが塗られたペニスがお尻に突き込まれたのだ。
二本の硬い物で一度にハメられた気持ち良さで、あたしは悶えることしかできない。
閉じることすらできない口も、もう一本の太い物で塞がれた。
そのままアナルとセックスを激しく突かれ出しても、あたしは咥えた物を放しはしなかった。
彼氏に仕込まれた通り、頬をすぼめ、舌を絡め、のどでしごいてあげた。
こういうテクを覚えた一方、唇、口中、のどでも、あたしは感じるようになってしまっていた……。
「千枝……肉の口になったのか?」
「んむっ……なったっ……なりまひた……」
熱いペニスを頬張りながら、絶対だらしなくなっているであろう表情で舌足らずに答える。

416 :

三つの穴をえぐられ続けてあえぎまくっているあたしの汗ばんだ肌に四人目の手が伸びてくると、
今までに味わったセックスには無かった未知の領域の快感があたしを襲った。
強い快楽で犯され続ける三点の他の部分、胸や背中や腹筋などを彼に触られると、
肌に焼け付くような快感が走って、しかもいつまでも残った。
特に敏感な耳や乳首を指で弄くられた時に、
あたしは身も世も無く、くぐもりながらも甲高い声を上げた。
一方の、あたしの中に突きこまれた悠君達のペニスも、
浅く深く心地良く突いてきて、あたしの体から快感を掘り出し続けている……。
……もう、我慢できない……!
「イ、イクっ!あっ!ああ〜〜っ!!あ〜〜〜っ!!」
一度絶頂を迎えると、もう止まらない。
悠君達の、男の子としての動きも、止まらずに激しさを増す。
その動きのSさ加減に、あたしは翻弄され続けた。
それからさんざんイキまくったあたしの体内の三箇所に、同時に射精が行われた。
ビクビクと脈打つ彼のペニスがあたしの中に精液を注いでいるのを感じる。
意識が飛びそうだったけど、あそことお尻に出された分はもちろん、
口に出された分も、あたしはこぼさず飲み下した。
悠君の物は、どんな物でも受け止めたいから……。

417 :

四人の肌から一時的に解放されたあたしは、完全に体の力が抜けてしまっていた。
布団にぐったりと横たわるあたしの体に、彼らが手を伸ばしてまた好きに扱おうとしてきた。
今度は仰向けで、ちょうど、寝そべっている悠君の上に寝かせられた。
そのまま、下からお尻の穴に入れられた……。
そしてまだ射精していない、残り一人の、待ちかねていたペニスが、あたしの前から入ってきた。
下からハメている悠君は胸を、上からハメている彼はクリトリスを手で同時に責めてきた。
特に上になっている彼の腰の動きと手での責めが激しく、あたしはすぐに声が出っ放しになった。
そんな二人による激しい腰使いと愛撫で、首を振りながら悶えまくっているあたしの口元に、
残る二本のペニスが突きつけられた。
あたしは大人しく口と手で奉仕を始めた。
手と指で硬く太い棒をこすってチロチロと先っちょに舌を這わせる。
口に突き込まれるとためらわずに吸い返して、余った一本は頬っぺたに擦らせて心地良い刺激を与える。
下半身と胸の愉悦が止まらないまま、あたしは夢うつつで彼らへの奉仕を続けた……。
一度出した分ねちっこくなった悠君達の動きのせいで、あたしは結局この状態で五度イカされ、
口の中、顔、あそこの中、お尻の中で、絶頂を迎えた悠君達の白く濁った精液を受け止めた。

418 :

それから後は、悠君一人ずつに順番ずつ交代で抱かれていった。
正常位でも抱かれて、バックで抱かれて、対面座位でも抱かれた。
ここまで来ると、あまりに気持ち良過ぎて幸せ過ぎて、
涙もよだれも出しっぱなしできっと真っ赤になってるみっともない顔で、
バックからヤラれる時は自分からお尻を上げて、
正常位でヤラれる時は彼の腰に脚を巻きつけた。
「また、三本入れてやる」
と言われて同時にまたハメられた時には入れられると同時にイってしまった。、
「今日は何回イキたいんだ?」
「……時間いっぱい……で……お願いしましゅ……」
「イキっぱなしがいいのか?欲張りでやらし過ぎるな、千枝は」
あたしの望み通り、彼らはSっ気たっぷりに精一杯励んでくれて、
結局あたしは、四人の悠君にそれぞれ五回ずつ、計二十回の射精を受けた。

419 :

悠君とのエッチが終わった後、体のあちこちに精液がこびりついた姿で、
あたしはただぐったりと弛緩しているしかなかった……。
分身を解いて一人に戻った悠君も、疲労困憊の色を隠せていない。
「千枝……ひどい有様だな」
それでも悠君は、ドSな笑顔であたしを見てくる。
……今、あたし、悠君にどうしても伝えておきたいことがあるんだ……。
「……なんだ?」
あたしが話そうと口を開くのを見て、悠君が耳を澄ます。
「また……明日も……お願いしましゅ……」
その瞬間、悠君の顔がこわばった。
「無理だ。……いや、本当に無理だからな?」
いつもやられっぱなしな悠君に反撃できて、あたしは満足した。

……あとさ、彼女にここまでしといて、別れるなんてのは絶対に許さないよ……?
人より体力のあるあたしぐらいしか、彼とのセックスには耐えられないし。
それにこんなテクニック、悠君以外の人が持ってるわけないから、
君を絶対に手放したりはしないよ……。

420 :

それから時が経ち。
あたし里中千枝と悠は、めでたく結婚して夫婦になっていた。
お嫁に行って鳴上千枝になったあたしは、
稲羽市を守るために、地元の県警の試験を受けて警察官になった。
一方の悠は、東京の警視庁でがんばっている真っ最中だ。
稲羽と東京。あまりにも遠い、二人が住む街。
それでも、あたしは寂しいと思ったことは一度も無い。

あたしは、暗い部屋のベッドの上で男に抱かれていた。
いい感じのお姉さんになった体を相手に委ね、好きにさせている。
高校生の頃よりもボリュームアップしている胸や尻を中心として、
全身を触られ、揉まれ、舐められ、吸われ、歯を立てられた。

悠は、東京にいる。
じゃあ、今あたしと絡み合っている男は誰?

421 :

男がキスをしてきた。
これで間近でその顔を確認することができる。

悠だ。
東京に行っているはずの彼がどうしてあたしの傍にいるのか。
答えは実に簡単。オンギョウキの分身だ。

仕事で疲れて、ささくれて自分の家に帰ってくるあたしを、彼が優しく癒してくれる。
外ではかなり気を張っていないといけないけど、家で彼になら遠慮なく甘えることができる。
もちろん、悠は東京にいることになってるから、あたしの家にもいることは仲間内以外には内緒。
たとえ遠く離れていたとしても、彼との絆が切れない自信はもちろんあるけれど、
彼がいつもすぐ隣にいてくれるのには非常に助かっているし、何より幸せだ。
東京にいる悠のことが気になるけど、彼曰く、そこらへんはうまくできているらしい。
彼がそう言うのなら、間違いはないのだろう。

422 :

悠と体で愛を交わしながら、あたしは前から彼と話していたことを実行に移すことにした。
「ねえ、あなた……あたし、そろそろさ……新しい家族が欲しいなって思ってるんだけど……」
警察の仕事は、二人ともとりあえずは一段落ついているし、
お互いのお父さんとお母さんにも、早く孫の顔が見たいって言われてるし……。
思い切って彼に促すと、優しく抱きしめてくれた。彼も同じ気持ちだったようで、嬉しい。
ベッドの上に四つんばいになり、尻を高く上げて悠をいざなう。
今までの経験上、彼がこの体位を一番気に入っているからだ。
他所の男にセクハラを受けたことも一度や二度じゃないあたしの体に、悠が乗っかってくる。
バックで彼に激しく突かれると、こちらの腰も勝手に動いてしまう。
あたしが膣の中の肉でペニスをこねてあげると、彼もこらえきれないように声を漏らす。
それでも、いまだに悠がセックスをリードしているから、
彼の絶妙な腰使いであたしは心地良く悶えさせられてしまう。
避妊していない今日のあたしの膣の中に、彼が射精した精液が注ぎ込まれた。
いつもよりちょっと早いかな?と思ったけど、あたしも頑張ったから、仕方ないか。

423 :
それに、先は長いからそれどころじゃないし。
だって、彼に尻を捧げたままの姿勢で後ろを見やると、
複数の悠達があたしとのセックスの順番待ちをしているのが目に入ったから。
パッと見では分からない人数の視線が、あたし達の痴態に注がれている……。
これから訪れるであろう、快楽と幸福の嵐のことを考えると、顔がにやけてきてしまう。
「この人数、さ……絶対、妊娠しちゃうよね……ま、望むところだけど」
あたしの今の気持ちを表すように激しく振られる尻の方から、次の彼にまた入れられる。
他の穴には目もくれずに、一つの穴に何人もの悠が突きこんで、射精していく。
二人で、本当に子供を作ろうとしていることへの実感が段々湧いてきて、
悠への愛情が高まっていく……。
「千枝……子供、何人作れるか、試してみないか?」
あたしを抱いている彼の、軽い冗談にすぎない言葉に、
あたしはなぜか子宮がうずいたような感覚を覚えた。
それからゆっくりと彼の方を向いたあたしの目は、きっと潤んでいて、
半ば開いた口から漏れる吐息は、色で表すならきっと艶めかしい桃色だったのだと思う。
「あなたの子供なら、何人でも産むよ……来て、悠……」
あたしの誘いに乗った彼らは、ますます燃え上がってあたしを求めてきた。
彼らの律動が、幸福のリズムとなってあたしの中に刻まれる……。

さんざんえぐられた後のあたしのあそこから、悠の精液がいっぱいになってあふれ出していた……。
あたしも何度もイったけれどまだイケるし、彼らも、まだ出し足りてはいない。
膣の中がいっぱいになった今、普通のセックスだけをやるのはもったいないとあたしは考えた。
「悠、悠。こっからはさ、気持ち良いだけの時間にしよっか?」
「千枝は、明日休みだったな……だったら……」

424 :

悠もやる気になったようだ。
これからは、床でやる。ベッドでやったら汚れまくるから。
床に横たわったあたしの肢体に、悠達が群がった。
無数の手と唇が押し寄せてきて、あたしの体の寂しい所を無くしていく。
手を握られて、足の指まで弄くられて、太ももや腹筋や胸や鎖骨まで彼らの跡を付けられて。
キスも代わる代わる、何人ともやった。何枚もの唇と触れあい、何枚もの舌と絡み合う。
唾もたっぷりおかわりさせられた。後でもっと濃厚なザーメンも飲まされるだろうけど。
乳首やクリトリスも弾かれっぱなし、摘まれっぱなし、舐められっぱなし、吸われっぱなしで、
あたしは手と唇だけで何度か絶頂を迎えてしまった……。

冷たい床の感触も忘却してしまうほどの快楽に、あたしは燃えていた。
もう、寝ていてイジられるだけでは満足できずに自ら立ち上がり、
あたしに代わって横たわった悠の上にまたがる。
そして、下と後ろからの悠のペニスの挿入を受け入れた。
高校生の時にもよくやっていた、好きな体位だ。
でも、今は当時よりさらにパワーアップしている。
膣とアナルをペニスでいっぱいにされる快感に悶えながら、
あたしは口にペニスを頬張り、さらに手に一本ずつペニスを掴み、こちらからも奉仕を行う。
加えて、あたし達の絡みはそれで終わりではない。
残りの悠達の手という手、唇という唇、舌という舌が、あたしの全身を愛撫してくるのだ。
あらゆる場所をくまなく、切れ目無く触られ続けて、心地良い痺れが体中を走り回り、
その細かい痺れと彼のペニスの熱い動きが、あっという間にあたしを連続アクメへと導いていった。
せめてものお返しとして、あたしとペニスで繋がっている悠達にもイってもらう。
口、おまんこ、アナルでの同時射精で、またあたしは絶頂を迎え、
手で慰めていた二本のペニスからの勢いのある精液で、顔を白く汚された。

425 :

それからは、あたしと繋がっている悠達に射精される度に、
すぐにまた別のグループに三穴をハメられるということを繰り返していった。
あたしの下半身に何度も何本も入ってきているペニスの動きは、
どう言い繕っても、いやらしすぎる、としか表現できないものだった……。
興奮の中にも、ピストンのタイミングや強さを計算している冷静さとサディストさを感じられて、
あたしの中のマゾな部分がドロドロに溶かされてしまう……。
口のペニスは、とっくにフェラチオというよりイマラチオになっていて、
手のペニスも、悠があたしの手首をつかんで自分から腰を振っている……。
ここまでやられると、手で掴んでいるペニスをあたしがいじっているというより、
向こうから手を犯されているような気分になる。
そう考えると、五本のペニスが一度にあたしを犯しているということになり、
セックスの時は基本マゾなあたしは、その状況にますます興奮して、
彼ら全員を受け入れるべくさらに濡れてしまう……。
汗を吹き出し、精液をかけられ続けるあたしの肌に触れてくる悠の手や唇もたまらなく愛おしかった。
もはや今のあたしにとっては、あらゆる愛撫がアクメのトリガーと成り得ていた……。
あたしは彼にあそこを突かれてイキ、アナルを突かれてイキ、口の奥を突かれてイキ、
乳首やクリトリスを摘まれてイキ、しまいには背中や腰をさすられることでもイってしまった。
三交代目になると、普通ではあり得ない、絶頂の連続が、
あたしの意識を幸福の大渦に引きずり込んでいった……。

426 :

……いいっ……すごくいい……っ
あたしは、もはやそれだけしか考えられなくなっていた……。
ああ……っ イクイクっ、悠もイって、あたしにザーメンかけて……っ
そんなことを口走ってしまったような気もするけど、はっきりしない……。
イった悠達が交代する時間すら惜しいと思ってしまうけれども、
そんな考えもすぐに真っ白い快楽に塗りつぶされてしまう……。
悠……!
「千枝……!」
悠……!
「千枝……!」
あらゆる体位、あらゆる角度で、あたし達は結合を繰り返し、エクスタシーに至り続け、
お互いに愛する者をとめどなく求めて、抱き合っていた……。

427 :

「あひっ……はっ……はああ〜〜っ!……」
息も絶え絶えに最後の絶頂を迎えたあたしに最後の中出しを終えた悠が、
あたしから離れて床に寝転がった。
あたしは全身が精液でドロドロだ……。悠の精液が厚い層を作っている……。
投げ出した手も足も限界までイキまくったおかげでピクリとも動かせない……。
このまま放っておくと面倒な事になるけど、シャワーを浴びる気力も湧かない……。
あたしはボロ雑巾か壊れた人形のように、床であえぐことしかできなかった……。

そんな状態のあたしに、悠が顔を近づけて、キスをしてきた。

深くもなく、舌も絡めない、ごく浅い、唇を触れ合わせるだけのキス。
ああ……だけど最高のキスだ。
言葉は無くても、悠の愛情をしっかりと感じ取ることができるから……。
いつもはサディストな悠でも、最後にはこの愛情を示してくれるから安心できる……。
今は体が動かないけど、この愛情だけは、絶対に手放したくない……。

……やっぱりあたしは、悠を心の底から愛しています……。

悠があたしを抱え上げた。これからお風呂場であたしの体を洗ってくれるのに違いない。
休みの明日は、悠とショッピングに行く予定だったけど、どうやら無理そうだ。
多分ベッドの上か床の上で過ごすことになるだろう。

そして、子供ができるまでの間、あたし達は今日みたいなことを繰り返すだろう。

それで、あたしと悠の子供ができたら…………

これから訪れる、将来の幸せに思いを馳せると、
あたしはますます、あたしだけの悠を手放したくなくなっていた……。


終わり

428 :
投下乙です
ペルソナ使って4Pとか最高だな

429 :
エロかった乙

430 :
エロ的にはやっぱり千枝ちゃんがいいね

431 :
アニメDVDパッケ絵の千枝ちゃんは見ててベロチューがしたくなる。
何故か千枝ちゃんだけ欲求が具体的に思い浮かんだ…

432 :
P4Uでエリザベス使えるようになるし、さらにベス様SS増えるといいなあ

433 :
久しぶりに来たけど保管庫がなくなってる
以前の作品はどうなっちゃったの?

434 :
>>433
移転してる
ttp://oroti.no-ip.biz/~eparo/

435 :
>>434
サンクス、助かった

436 :


437 :
アニメ化してもエロパロ的にはまったく盛り上がらなかったな
なんでだろ

438 :
原作準拠で妄想が沸かなかったとか…

439 :
>>437,>>438
荒らしと過疎で書き手がみんな去ったから
もうわかりきった事言わすな

440 :
保管庫落ちた?

441 :
落ちてるね

442 :
保管庫復旧

443 :
乙どすえ

444 :


445 :
アニメが終わったとは言え、P4Uもあるしゴールデンもあるというのに。

446 :
千枝ちゃんSS投下。
例の少年グループ×千枝っす。
もしも番長が千枝コミュをしていなかったら。と、言う事で、鬼畜嫌いな人スルーお願いします。


千枝「あたしにムカついてるってことでしょ?」
千枝「だったら、あたしを殴ればいいじゃん。抵抗しないからさ、存分にどーぞ。顔でもおなかでも、どこでも何発でもいいよ!ほら、早く!!」

千枝「うぅ・・・っ・・・ああ」
リーダー格の少年「あんなに意気がっといてよお、腹にキック二発でぶっ倒れるってなんな訳?」
帽子の少年「お前女相手に容赦ねえなw」
リーダー格の少年「だって鍛えてんでしょ?カンフーだかなんだかしらねえけど・・っさ!!」
ゴッ、と少年の靴先が横たわり蹲る千枝の鳩尾に叩き込まれた。
内臓を傷つけてもおかしくない力加減で、二度、三度と脚が華奢な身体に食い込む。
いくら鍛えようと、所詮は素人。
同年齢の少年達と一対一であれば千枝が有利であるとは言え、こうして無抵抗なまま三人に押さえ込まれ容赦の無い暴力を浴びせられてはどうにもならない。
髪を掴まれて顔面を殴られ、腹を何発も執拗に蹴られ、遂には転がり嗚咽すら漏らす千枝に対して休む間もなく暴力は続いた。
千枝「おねが・・ちょっ・・と・・・たんま・・・」
リーダー格の少年「はあ?」
帽子の少年「あーあー、千枝ちゃんもうギブ?」
千枝「もう・・・うっぐ・・・十分でしょ・・・うっうう」
短髪の少年「全然。つうーかさあ、やっぱ腕の一本と前歯くらい折らねえとなあ?」
千枝「は、やっ、やめてよ、冗談でしょ!?」
リーダー「いいねえ、お前等両腕押さえろw」
千枝「ちょっ、やだやだやだ!!離せっ、このっ、」
帽子「暴れんなって、抵抗したら天城さんどうなるかねえ?」
千枝「ほんっと・・・おねがい、やめてよおぉ・・・もおぉ・・」
リーダー「丁度でかくていい石あんじゃんwこれで顔正面からいくかw」

少年は路地に転がっていたコンクリート片を掴み、それを掲げながら千枝に近寄った。
そんなもので殴られたら前歯どころか、顔面骨折を免れないだろう。蒼白になった顔を嫌々と横に振り千枝は拒絶するが、少年達はニヤニヤとその様を嘲笑い、「前歯!前歯!」と連呼して囃し立てた。
リーダー「避けんなよー一発で決めさせろよなw」
千枝「たすけ…て…おねがい、いやああ・・・助けてよもお・・・」
帽子「あらあら泣いちゃった」
短髪「自分で好きにしろって言ったんだろうが」
リーダー「どうする?辞めてもいいけど辞めたら天城越えだよ?」
千枝「おねがい、何でもするからやめて・・・もうおねがいやめてよお・・・」
リーダー「聞こえない。何するって?」
千枝「何でもする…だから」
リーダー「ああ!?」
千枝「何でもするってば!!!!!!!」


447 :
そして千枝の暴力よりも凄惨な日常が開始された。
千枝「最悪・・・なんで・・・」
千枝はリーダー格の少年宅に半ば無理矢理に連れ込まれた。
男の子の家に通されたのは初めてだが、こんな最低な奴の家に来る事が、この散らかって嫌な匂いのする部屋が、その初めてだとは絶対に思いたくなかった。
リーダー「何でもしてくれるんだよねー」
千枝「約束して・・・もう痛いことしないで・・・雪子にも絶対手出さないで」
リーダー「千枝ちゃん次第だね。なあ?」
帽子「まあそんな緊張しないでいいからさあ?W千枝ちゃんも楽しくやりたいよね?」
短髪「俺等も初めてだからさ、よろしくね、千枝ちゃんwww」
千枝「・・・は?何すればいいの・・・?ちょっ、なんで触るの、近いってば、ちょっとやっ・・・」
リーダーの合図で二人が同時に千枝に迫る。片方は千枝の右腕に手を回し、もう片方は後ろから千枝に抱き付こうとし、千枝はそれらから逃げ逃れようと身を捩らせた。
リーダー「千枝ちゃんさあ、処女でしょ?」
千枝「は?なんなわけ?」
リーダー「処女だけど何でもするよねー?w取り敢えず脱げや、おら」
千枝「いや・・・出来な・・・」
リーダー「ああ?されたい?」
千枝「うっ・・・うう・・・わかったからあ・・・そんな怒鳴らないでよお・・・」
ぐずぐずと泣き出し、言われたようにジャージのファスナーに手をかけようとして、上手くいかない。その様を面白いモノを見る目で少年等は愉しむ。
千枝「どこまで脱いだらいいのよお・・・」
帽子「全部に決まってんだろうが、早くしろコラ、またボコすぞ」

448 :
千枝「ううう・・・」
手が震え、鼻水と涙でメイクも何もかも出鱈目になり、散々殴られた体中が激烈に痛んで、何とも自分が情けない生き物に思えた。誰かに助けて欲しい。帰りたい。それでも少年等は解放してくれない。いっそ雪子なんかどうでもいいのかもしれない。
そこまで考えて、必に頭を冷静に戻そうと懸命に力を振り絞る。
(いやだ・・・絶対にこんな奴等に雪子を好きにさせたりしない)
ファスナーを下ろす、ジャージの下には緑にオレンジのラインが入った機能的なスポーツブラが一枚、千枝の小さな胸をそっと守っていた。
リーダー「うわあ・・・色気ゼロ」
帽子「つーか胸小せええwwwww」
短髪「ガキ過ぎるだろ、恥ずかしい」
千枝「(最悪・・・なんでそんなこと言われないといけないのよ・・・)」
リーダー「早く下も」
短髪「面倒だし俺が脱がしてやろうか?」
千枝「いい・・・できるし・・・あんま見ないで」
躊躇ってもこいつ等を喜ばせるだけで、それは絶対に嫌だ。
千枝は一気に短パンを下ろすと、
汗でぐっしょりになったボクサータイプのショーツとスポーツブラのみになった。
細い体のいたる所に出来たばかりの真っ赤な痣が痛々しい。
千枝「脱いだわよ」
リーダー「全部って言ってんだろうが」
千枝「はああ・・・もういい、わかった。どうぞ」
短髪「うわあ本当胸小さいな、毛も薄い、あとすげえ汗臭い」
千枝「・・・・・・・・・・」
帽子「隠すなオラ、手上に上げろ」
千枝「ちょっと・・・そんな近い・・・」
リーダー「あれえ、なんか乳首立ってねえ?W」
瞬間、千枝の顔が恥辱と悔しさで猛烈に熱くなり、堪らずに俯いた。
これだけまじまじと近くで見られては立ってしまうのも仕方がないが、自分でも余計に意識してしまい、
見られたくないと身体を視線から逃がしたいとモジモジと左右に動いてしまう。
少年等はさらにそれを面白がり、写真に収めようと携帯を取り出した。
千枝「おねがい・・・撮らないで・・・」
カシャカシャカシャ、とシャッター音と好奇の視線が連続する。心のそこから消えてしまいたかった。
リーダー「こっち見てピースしろ」
千枝「ううう・・・はい・・・」
リーダー「逆らったらこれ天城さんに送るからね」
千枝「やだぁ・・・ううう」
散々少年等のカメラに全身を収められ、ポーズをさせられたり、裸のまま少年一人一人と抱き合う様、
最後は無理矢理に笑顔を作らされ裸で自己紹介する姿をムービーに撮られた後、帽子と短髪の少年二人がソファーに座らせた千枝の両足を押さえつけて固定し、
その動けない千枝の背後から小ぶりで幼い胸を乱暴に揉みしだく。

449 :
リーダー「気持ちい?気持ちいだろ?」
千枝「いっ・・痛いって・・・」
リーダー「ああ?」
千枝「ひいっ、気持ちい・・です・・」
リーダー「こんなに小さい胸じゃ誰も揉んでくれなかっただろ?なあ?」
千枝「ああ・・・そんなに強くしないで・・・胸痛いのお・・・いぎいっ、いやっ、嘘です気持ちいです・・・あああ、乳首千切れちゃうう、いぎっあ・・・気持ちいですからあ・・・」
リーダー「おめえは処女だから気持ちよさがわかんねんだよ、なあ」
千枝「はいい、ごめんなさいい」
リーダー「な、コラ。毎日俺等が揉んでやるからよお。仕方ないから。お前の糞胸じゃ誰も喜ばねえからよ、な。感謝してさあ、気持ちよくなれ」
千枝「はいっい・・・お願いします・・・(胸痛いってばあ・・・もういやあ・・・)」

そして、代わる代わる散々胸と膣を乱暴に弄られ、その度に無理矢理に「気持ちい」と喜ぶように強要。
勿論濡れないし感じないが、それはお前が処女だから悪いと怒鳴り散らされ、怒鳴られたり乱暴されることに恐怖した千枝は完全に抵抗する気力も失せ、何を言わされても譫言のようにただ繰り返すしか出来なかった。
リーダー「じゃあ千枝ちゃん撮るからねー、しっかり教えた通りにね」
自分は今何をしているのだろう。
そんな簡単な事も既に霧散して解らない。
千枝は、埃だらけのフローリングに土下座をし、カメラに顔を向けた。

千枝「・・・千枝のマ・・・ンカ・・・スだらけの・・・ドブ臭い・・・ブスマンコを・・・いっぱい・・・犯してください・・・。誰ももらってくれない処女をもらってください・・・。何でもします・・・お願いします・・・」
リーダー「だって。みなさんどうします?」
帽子「まあそこまで言われたらねえw」
短髪「しょうがねえから貰ってやるかあ」
千枝「(何だろう・・・もう何もわからない・・・雪子・・・ごめんね)」
「貫通」はリーダー格の少年が行った。
床に横たわり、天井を虚ろに眺める千枝の股を大きく開き、いきり立った汚いブツを強引に千枝の中に捩じ込んだ。千枝自身、何の準備も出来ていない上に少年が初めてともあって、「貫通」は恐ろしく時間がかかった。
リーダー「くっそ、はいいんねえ!」
千枝「痛い・・・痛いよ・・・雪子ぉ・・・」
リーダー「おいブス、はいんねーよ、すぞ」
千枝「え・・・やだあ・・・わかんない・・・わかんないよもう・・・」
既に流す涙すら無い。千枝にはもうまともに何かを考える気力もない。それでも少年は気に入らないと千枝の横面を平手で叩いて、「いいからもっと腰浮かせろ!」と怒鳴りつけた。
千枝「怒んないでぇ・・・やだあ・・・」
リーダー「あーちょっと入ってきたわ・・・いくぞブス」

450 :

ズンッ!と、得体の知れない電流が内部で炸裂した。

千枝「あ・・・・ああ・・・・い、いや」
その時だった。失っていた千枝の自我が、感覚が、全ての感情が。
千枝「いやあ・・・」
一斉に千枝の内部から脊椎を抜け、甦った。
千枝「いや、いや」
雪子を守ろうとしたこと。
男の力には身体が耐えられず敵わなかったこと。
身体中を痛めつけられたこと。
腕や前歯を折られそうになって懇願したこと。
千枝「だめ、やだよ・・・」
脱がさせられたこと。
裸を写真に撮られたこと。
身体を乱暴に触られたこと。
帽子の男が無理矢理キスをして気持ち悪い舌を入れてきても抵抗させて貰えなかったこと。
散々酷いことを言わせられたこと。
土下座させられたこと。
千枝「やだって」

それでも雪子を守りたかったこと。

そして、自分の処女が奪われたこと。

千枝「い。やああああ・・・・ああああ・・・、いや、いやいやいやいやいやいやあああああ」

451 :
数時間が過ぎても開放はされないどころか、もう何週も姦されている。
快楽に励む少年達の前で、千枝は単なる玩具程度でしかなかった。
帽子「あーちょっと慣れてきたw」
リーダー「あとつっかえてんから早くしろ」
千枝「ああ・・・や・・・だあ・・・」
帽子「千枝ちゃんほら、対面座位なんだからもっとくっ付いて」
千枝「いやあ・・・ああ・・」
帽子「あー可愛いな千枝ちゃんwねえまたキスしよう?いいでしょ?ね?」
千枝「ひっ、や」
強引に千枝の顔を両手で鷲掴みして引き寄せ、そのまま千枝の意思がどうであろうと無理矢理に唇を押し付ける。
もうこれも何度目だろう。ぐちゅぐちゅと口の中を引っ掻き回され、舌を啜られ、唾液を何度も呑まされた。
口の中に感覚が無い。
特にこの帽子の少年は千枝が好みらしく、執拗に恋人プレイを求めてやまない。
帽子「ああ千枝ちゃん好きだよ、毎日いっぱいエッチしようね」
千枝「ああ、そん・・・もう動くのやめてえ、痛いのお・・・」
帽子「俺のこと好きだよね?ね?好きだったら痛くないから大丈夫、そろそろ出したいからちょっと激しくするよw」
千枝「そんなあ・・・ひどいい・・・」
帽子「キスしよう、ね、千枝ちゃん、俺にも好きって言って」
千枝「やだあ、ひどいのいやあ・・・」
帽子「早く言わないとまた怖いお兄さんに殴られちゃうよ?」
千枝「いっ・・・痛いのいやあ・・・ごめんなさい・・・好きです・・・ごめんなさい」
帽子「あああああ、愛してるよ千枝、中に出すからね!妊娠してね!!」
千枝「やだああ、もう中いやあ・・・」

短髪「おらもっと奥まで咥えろよ」
千枝「ごっ、うぐっ、がっ」
短髪「下手糞。そんなんじゃ何時までたっても気持ちよくなんねえよ」
千枝「ぐっ、おえ、ごっ、うううう・・・ごめんなさい・・・苦しいの、出来ないのお・・・」
短髪「ちゃんと尻の裏まで舐めろよおら」
千枝「いたあいい、叩かないで・・・ちゃんとしますからあ・・・」
短髪「ああ出る、全部飲めよ。飲まなかったらまた腹パンな」
千枝「ごえっ、ぐぼぅ、おえええっ、」

452 :
リーダー「はいおかえり。セックス気持ちい?」
千枝「お願い・・・もう休ませてえ・・・」
リーダー「あ?じゃ、仕方ないから今日は俺で終わりね。いい加減お前もくせーしいいや」
千枝「今日は、って・・・」
リーダー「まあまた明日もこの時間でいいよ」
千枝「なんでよお・・・もう許して・・・」
リーダー「それとも代わりに天城さん紹介してくれる?」
千枝「絶対無理・・・解ったから雪子だけはやめて・・・」
リーダー「はいはい。じゃ、今日は最後にいっぱい気持ちよくなって終わろうね」
千枝「・・・・・」
リーダー「返事」
千枝「はい・・・気持ちよくしてください・・・ああっ・・・いきなりそんなに動いちゃやだあ・・・」
後背位の姿勢で乱暴に千枝の腰を掴み、精液で濡れ溢れた膣を破壊せんばかりの勢いで叩きつける。
奥を無理に突かれる度に激痛が走り、悲鳴が漏れたが勝手に「感じている」と勘違いされ、さらに腰をズン、ズンと押し付けられた。
あまりの疲労と痛みで崩れそうになるがその度に他の二人に起こされる。
その内の一人、短髪の少年はどうにも暴力を振るいたがり、千枝が少しでも逃れようとすると容赦なく横腹や顔面を脚で蹴る。
暴力に、そして男に対し完全に恐怖してしまった千枝は、なんとか三人を怒らせまいと自分から腰を動かし、「気持ちい」と嘘を連呼すようになってしまった。
リーダー「はい出すよーどこがいい?」
千枝「中・・・は・・も・・・や」
リーダー「あーそんなに中がいいんだw」
千枝「ち・・・あ・・・が」
リーダー「一番奥で出してやるからよ、きっちり孕んでくれや」
千枝「あ、あああ」
その日最後の射精を受ける中、雪子だけには絶対に知られたくないと、それだけを思いながら、薄れていく意識の中、頭上で少年達の下劣な笑い声が煩かった。
BADEND

453 :
長々すいませんでした。

454 :
乙でした
そして千枝の事をネタに雪子も狙われると…

455 :
ごちそうさまでした

456 :
きちんと>>1読まないで投下してすいませんでした、一応タイトルはありません。
また発作的に書いてしまったらお邪魔させて頂きます。

457 :
せっかくの罰リメイクでss読みたいなぁ

458 :
パオさんのエロ読みたいけどカッコよすぎて致してる姿が想像できない

459 :
パオも男なんだぜ

460 :
パオが男だといつから勘違いしていた?

461 :
薫ちゃん…???!!

462 :
其処に気付くとは…やはり天才か…

463 :
あの格好と譲二ボイスで見抜けなかった

464 :
そう言えばアニメのラスボスの声レオ様だったな

465 :
P4アニメね

466 :
昔、某所で直斗の中の人が、レオの中の人といつか恋人役で共演してみたい、的なことを言ってたっけ
しかし直斗君とレオ様の絡みは想像できんな

467 :
罰は色々妄想したなパオ×うらとかニーサン×マヤ姉が好きだった
早くPSP版やりたい

468 :
ラビリスSSはまだかね

469 :


キャラ:ゆかり×ハム子
ジャンル:鞭打ち、ペニバン、百合
はっじまーるよー!


470 :
 またゆかりに呼び出された。
目的は私をいじめる為だ。
言葉で威圧し、鞭で叩き、ブーツを履いた足で踏みつける。
そうして傷ついた私を、ゆかりは静かに笑いながら見下ろす。
それでもゆかりになら、私はぞくぞくとした身震いを以て彼女の責めを迎える。
 こんな単語を小さく口で唱える。『SM』という単語を言ってみる。
 えすえむ。えす、えむ。S、M。
 ひとつひとつの発音に、違った意味のエロさが味わい深く醸し出される。
その熟成されたエロい単語は股間をきゅんと締め付けるのに十分な威力を持っていた。
 私は自分の部屋を出て、4階の作戦室がある部屋へと向かっていた。
 寮の階段を上っていく私の姿はまさしく変態そのものだ。
首に身に着けているのはゆかりが選んでくれたプラチナのチョーカー。
体を覆う物は白と銀で装飾されたハイレグアーマー。
全体の色を白で統一しなきゃとゆかりに言われ、なぜか私が買うことになった長手袋、ロングブーツ、ニーソックス。
 体が緊張と興奮で恐れおののいているのがよくわかる。
頭に血が昇り、心臓は鼓動を早め、足は躊躇っている。
 でも、早く、早く、と、心は、そして股間は疼いている。
確かに鞭を持っているゆかりを見るだけで「彼女はご主人様、私は奴隷」と自分を卑下し、恐れる。
同時にその事実を想像しただけでも恍惚とした気持ちになる。
また友達同士なのに、彼女とはお互いになんでも話せる仲なのに、それなのにご主人様と奴隷の関係が成り立ってしまった。
いつの頃からだろうか、いつの間にか私の側には奴隷の根性ともいうべきものを身に着けてしまっていた。
 作戦室の前に辿り着く。
彼女は約束したこの部屋にいるはず。
今日はどんな苦痛と興奮が待ち受けているのだろう、そんな期待と不安を胸に秘めながらノックした。

471 :
「はーい、ハム子でしょ? 早く入って入ってー」
ゆかりの声に促され、ドアを開けてゆかりの姿を見た瞬間、私の意識はもう始まった。
見た瞬間に「私は奴隷だ、『ハム子』ではなく、アメと鞭を求める醜い『ブタ子』だ」。そんな感情が爆発した。
 栗色の髪の上には軍人さんがかぶるようなかっこいい帽子。
首にはプレイの時によく身に着けている鋲付きの首輪。
肘まで伸びたエナメルの手袋。手には乗馬鞭をしっかりと握っている。
 彼女の肩から腰のあたりまで続くのは、二等辺三角形を思わせるほど角度が鋭い水着。スリングショットというやつだろう。
股間にはどこで買ったのかマーラ様の模様が入ったペニバン。
あのお足で踏んでくださると期待させる、そんな鋭く尖ったヒールのブーツを履いている。
 なんというか、「権力」というテーマを表現したようなお姿だ。
全てが黒で統一され、黒という色の中に銀色が小さく輝く。
「どうしたのかな、ハ・ム・子?」
 ゆかりは舌で自分の唇をペロリと舐める。
今日はどんな苦痛を与えてやろうかしらというのがビンビンによくわかる。
持っている乗馬鞭を手の中で弄びながら一歩一歩、ゆっくりと私に近づいてくる。
 私は怯えているのか、多分そうに違いない。
ゆかりはフッと笑い、再び舌で自身の唇をペロリ。
私は背筋を伸ばし、気をつけの姿勢でゆかりから目を離さなかった。
 ゆかりに見られている中で私は思う。
 例えばもし私が女子高生ではなくて、脂ぎった中年の男性だったらどうだろう。
しかも醜悪な姿でイヤラシイ目をした男だったら――しかも無駄に収入が安定していて下劣な品性の持ち主だったら……。
私はこれから行われるプレイという意味で、もっと「愛されて」いたのかもしれないし、逆にそうでないかもしれない。
いや、そうでないのは多分、ありえない。
 ゆかりのお母さんは、いわゆるお嬢様ってやつで世間知らずだった。だから簡単に男に依存したらしい。
これは私の予想だが、もし私が男だったら、多分もっと苛烈なプレイになっていたに違いない。
彼女の身の上話を聞いて、個人的に母親はどうかしている、哀れな人だと思った。
しかも、彼女は自身の怒りの矛先を母親だけではなく、この世に存在する男全員にも向けている気がする。
私は女でよかったのか、ゆかりは女の私を選んで満足しているのだろうか――本人に聞いてみよう。

472 :
「ねえ」
「なあに、ハム子?」
ゆかりが後ろに回っているので艶っぽくて明るい声が後ろから聞こえてくる。
顔をゆかりの方に向けたら鞭が飛んでくるだろうか。それともかえって白けるだろうか。
我ながら野暮な質問だとは思いつつ、ゆかりの興を削がないように慎重に言葉を選んで聞いてみた。
「えっと、もし、私が男、だったら、あなたは私のご主人様になってた? むしろ今以上の関係に、とか……期待しすぎ?」
「……何が言いたいの?」
今の間は何を意味しているのだろうか。
微かに息を口で吸う音だって聞こえた。
 私はゆかりからの返事を待った。
しかし一向に彼女からの返事はない。
ただ、彼女の乗馬鞭がぱしっ、ぱしっ、と、手の中で弄んでいる音が聞こえてくる。
ぱしっ、ぱしっという音も視界に入ってこないだけあって、余計に私自身のMな心を刺激してくる。
「ねえ、ハム子。ちょっとこれ持ってて」
後ろから手がぬっと出て、私は鞭を握らされる。
「まず持ち物検査しよっか」
 言うや否や、ぷにゅっとした感触を背中で、お尻のあたりには固い物が当たっているのを感じる。
どうやら体を密着させてきたようだ。
手袋をはめたゆかりの両手が私の胸をわしづかみにし、人差し指と中指を使って肌の部分を押してくる。
胸当てになっているとはいえ、少し恥ずかしい気持ちだ。
そうして彼女の黒い両手は少しずつ下がっていく。
「このお尻とか、何か仕込んでない?」
ハイレグアーマーのお尻を覆っている部分が上に引っ張られる。
「ほんと叩きがいのあるお尻ね。普段、タルタロスであんたのお尻が気になるほどにね」
 私は戦いのリーダーをやっている。
多分、先頭を走っている私の後ろ姿の事を言っているのだろう。
「いやー、私もお尻には自信あるけど良いお尻してるねー」
ゆかりは無邪気な声で笑いながらお尻をつねったりパンパン叩いてくる。

473 :
「他にも見たいのあるけど今は私機嫌がいいの。いいわ、少し早いけどご褒美あげるねー」
お尻をめくった状態のままにした後、私の手から鞭をひったくった。
「いい? ご褒美に鞭で叩いたげる。数えるの忘れるなよー?」
おどけた調子で鞭の先端と思われるものがお尻の先端に当たる。
 次の瞬間、風を切る音と共にお尻に痛みが走った。
思わず背筋を再び伸ばししまう。
私は痛みで叫ぶのをこらえながら「1」と数えた。
本当は叫びたい。けれど叫んだら怒られる。
叫ぶ叫ばないに関わらず、彼女は笑っているような気がした。
 反対側のお尻の肉にも鞭が飛んできたので「2」と数えた。
全身の血流が電気のように体中を隅々まで駆け巡り、震えた。
「ほらほら、ご褒美あげてるのにお礼も言わないなんて図々しいぞー」
「ありがとうございます、3! ……っ、ありがとうございます! 4!」
 ひとつ、ひとつ、またひとつ、またひとつ、さらにひとつ。
右に左に、左に右に、右、左、右、右、左、左、右……。
上から音がしたかと思うと、今度はカーブを描きながらと、リズムよく鞭で叩かれる。
そしてだんだんとその鞭はスピーディーに、かつ私自身の心も高揚してくる。
一撃、また一撃から来る痛みや音に、なんだか少しずつ現実という縄をほどかれている心地がする。
そして最後に一際力が入った鞭を受けた時、私はイってしまった。
「ああ……っ!」
腰に力が入らず、へたり込むようにその場に尻餅をついた。
 ゆかりの手が私の股間に滑り込むように入ってきた。
「え? もしかしてあたしの鞭が気持ちよすぎだった?」
イった時の余韻を感じながらゆかりが耳元で囁きかけてくる。
「あんた、鞭で叩かれてる内にイくなんて今までなかったよね? へぇ〜……」
明るい調子の声をかけられるのでさえ、私の心に傷がつく。良い意味で。
いたずら好きの小悪魔よろしく、ゆかりは後ろから私の股間を愛撫しながら私の心をつついてくる。
「そうなんだー、鞭で叩かれてなんて、普段どんな妄想してたらそんなになるの? 変態度がレベルアップしたね」
ゆかりは鞭の先で私の股間を軽く叩きながらこうも言う。
「こりゃ主人冥利に尽きるねー。せっかくだからさ、もういっちょ鞭いこっか」
最後にダメ押しといわんばかりにまた囁いてくる。
「いい? ご主人様の私が、あんたを鞭で、聞こえてるー? あんたをム・チ・で、ムチよムチ、この乗馬鞭でビシバシ叩いてあげるね」

474 :
 上の方からまた罵声が飛んでくる。
「今逃げたよね? 逃げたよね? 何それ、まずいの? ブタ子の分際で私のチンポはまずいって言うわけ?」
罵られている間、ゆかりのペニバンは私の喉を行ったり来たりする。
呼吸を整える為、少しでも逃げ腰になれば背中に鞭。
手で抵抗したらやっぱり鞭。
口をしっかり開けていないと鞭。
何をやっても鞭が待っている。
ある意味、こういう「拘束感」は私は嫌いじゃない。
私は、今は、便器だ。ご主人様のチンポを満足させる為の便器だ。
半ば薄れかけている意識の中、あくまで私は奴隷であり続けたい。
「学校でもそうなのよ! ブタの分際で! 男漁りのブタ子の分際で!」
 これは……アウトだ。私達が、交わしたルールでは、プライベートな事情は、お互いに持ち込まない事になっている。
「みんなあんたの噂してる! 私はまだこれといった男もできないのに! 私よりきれいで! かわいくて! ちやほやされて!」
 これもアウト、になる……。そろそろあの合図を出さないとこっちがやばい。
「私はあんたがいないとダメなのわかってて、男と付き合ってるんでしょ! 私は男がまだダメなの知ってて! あんたなんか――」
「……」
 私は無言で眉をひそめてゆかりを睨み付けた。
呼吸ができない状態だったので意識が薄れかけていた。
しかし合図を送った事によって、なんとかゆかりの暴走を文字通り、食い止める事ができた。
私達2人が交わした合図――「アウト」と言う。それができない場合は、眉をひそめて相手を睨み付ける。
最初、無理矢理さが強かった力が、止まった。
 私はこの間に呼吸を整えた。
下を見ると、ずいぶんたくさんの唾液がぽたぽた出たものだ。
歯磨きする時、オエッてなると唾液がぽたぽた出てくるのを思い出す。
 最後に一呼吸で調子を取り戻した後、ゆかりの顔を見た。
逆光を受けてゆかりの体は少し黒かったが、彼女の瞳の焦点は合ってないようだった。
しまった、やってしまった――そんな思考を頭の中でぐるぐる回してそうな顔だった。

475 :
「ごめん、ハム子……私、本音出しちゃった。……嫌いになった?」
「ううん」
私は首を横に振ってみたけれど、ゆかりは泣きそうだ。
「さっきさ、あんたが男がどうとかって聞いてきたでしょ。どうも引っかかっちゃって」
ゆかりは肩を落とした様子でしゅんとなって、話を続ける。
「学校や寮のあんたの振る舞いとか、私と違って男を簡単に落とすところとか、すごいと思う」
今度は私の方に目を向けて、でも悲しそうな顔で。
「お母……さんの影響かな、ハハ……。なんかまだダメみたい。男の人がまだダメ、かな……」
ゆかりは今にも泣き崩れそうだ。
 私はそっと立ち上がって、そうしてそっとゆかりを抱きしめた。
「え……ちょ、ハム子……」
戸惑う反応を見ながら、彼女の肌の温もりを感じる。
見るからに怖そうな権力者のイメージで、こんなにエッチな水着を着用してても変わってない。
そう、ゆかりの本質的な部分は何も変わってない。
Sだけど、根っこの部分は子供心を失っていないから私はゆかりに惹かれたのだろうか。
もし私が男だったらとか、もうそういうのはどうでもいい。
だからこう言ってやった。
「私は、好きだよ。今のままのゆかりが」
「え……その、こういうのって女と女じゃ変じゃない?」
 私はその問いに答えるのは野暮だと思ったから返事をしなかった。
代わりにもっと力を込めて、私同様、彼女の華奢な体を抱きしめた。
「ハム子、ずるいよ。こんな事されると……」
ゆかりはそう言いつつも、両手を私の背中に回してきた。
「女の子同士でも、ハム子とならこういうの嫌いじゃないかな。えへへ」
>ゆかりの私に対する素直な思いが明らかになった。
>そして彼女は自分の心の、根っこにあたる部分と向き合い始めたようだ。

>!?

476 :
 突如、無数のカードが出現し、恋愛のカードの幻を見た。
今、私が抱きしめているご主人様と仲が深まった証らしい。
私の心の内から声が聞こえてくる。
 それによると、ゆかりは私のご主人様――女王様として、決意を新たにしたという。
これからは針を使ったプレイもできるらしい……。
私達が若干17歳でその道に踏み込むのはまだ早すぎる。これはノーセンキュー。謹んでお断りします。
「で、私はもう大丈夫だけど、ハム子は?」
「え?」
彼女は気まずそうな雰囲気を出しつつ、ちょっと体をくねらせた。
「だからさ、続き……する?」
 ゆかりは私から体を離し、床に落ちていたバラ鞭を拾い上げる。
「ふふん、またあんたに救われたから特別にいっぺんにご褒美したげる」
言うや否や、私の手を引いて、テーブルに両手をつくよう指示してくる。
彼女の右手には乗馬鞭、左手にはバラ鞭、股間にはペニバン。
ああ、いっぺんにってこういう事か。
あざーす、私のK点超えのフラグ立ちましたー。
果たしてこの鞭責めとペニバン責めの合わせ技に何回イくのだろう。
先輩達から苦情が来るだろうか、ご近所さんの間でも噂になるかも。
でも、私の現実という縄は既にほどかれていた。
「フフフ、何その物欲しそうな目。私の鞭とチンポ気に入っちゃった?」
鞭を握っている彼女は妖しく微笑みながら舌で自分の唇を舐める。
乗馬鞭の先で私のアソコをペシペシ叩いてくる。
「自分で腰を動かして私のチンポを味わってね。怠けたりしても大丈夫。鞭が待っているからねぇー」
 再びおどけた調子の声で、乗馬鞭の方で私の背中を叩く。
なんというご褒美。これは全力で働きつつ、かつ全力で怠けなければ!
またも彼女の唇を舐める仕草に、私の股間は疼きが止まらなくなってしまったのだった。

おわり

477 :

おまけ

……。
…………。
………………。
「いやー、学園のアイドル・ゆかりちゃんの生肌はいつ揉んでもいいものですなー。フヒヒヒヒ」
「ちょ、ちょっと何よその笑い方。ダメだってば。や……っ」
一連のプレイが終わった後、お互いに汗をかいたので、私たちはシャワーを浴びていた。
1つのシャワーの水しぶきに2人入っているので、お互いの体が密着している。
 私は奴隷の役を終え、ゆかりはご主人様の役を終えた。
そして今、私の両手はゆかりッチことゆかりのお乳をがっしりと掴んでいた。
掴んではいるけれど、シャワーの水しぶきが強いのか上手く掴めない。
「しかし改めて見るとゆかりって変な体だね。超エロい水着でうまくカモフラージュしても、きゅっきゅっぼんってのは……うげぇっ! 前が見えねぇ……」
「……ったく。バカじゃないの? 大きなお世話! 人並みぐらいはあるっつの!」
 彼女は普段から男を意識している。なのに、自分のスタイルの話になるとパンチが飛んでくる。
てか、このお乳のヌルつき感はなんだろう。
「ゆかり、さっきからあなたのおっぱいヌルヌルしてるけどこれ何?」
「ああ、それはね、妖艶さを醸し出す演出って大事でしょ。あんたが来る頃を見計らってオリーブオイル塗ったの。体にも良いらしいよ」
「なるー、ヌルっポい体でスタイルを大事にするわけね。おっぱいと知的な発想の勝利だね」
「へー……して、その心は『どちらも貧しい』って言いたいわけね?」
「え、そういう事言いたかったわけじゃ、って、何そのハンマー……がッ!」
私は顔と頭が大きく陥没し、ゆかりの方はぷりぷり怒って浴室から出て行ったのだった。
 犬も歩けば棒に当たる。
 私も喋れば罰(鞭・ペニバン・拳・ハンマー)に当たる。

今度こそおわり

478 :


479 :
PSP罰、達哉が美人なお姉さんと同居してたことが判明したよ
達哉の方は恩人・罪悪感?くらいしか思ってないみたいだけど、
お姉さんの方は達哉に惚れていて、セクロス妄想してたっぽい

480 :
電波しゅごぉい///

481 :
でんぱっぱー

482 :
腐女子電波

483 :
まとめサイト入れないんだけど海外からのアクセスは規制してるの?

484 :
同じく保管庫、避難所共に入れないけど何故?

485 :
こちらも保管庫・避難所ともに見られない
ちなみにケータイから

486 :
普通に入れるけど……

487 :
劇場版でまた盛り上がるといいな

488 :
無理だろ
どう考えても劇場版は黒歴史にしかならん

489 :
>>483
>>485
>>1
のURLは間違っているため。
(正)
http://oroti.no-ip.biz/~eparo/

490 :
P4Gいろんなイベントにボイス付いて破壊力マジやばいわ…

491 :
しかしP4Gの盛り上がり?に無関係と言わんばかりのスレ・・・

492 :
まだクリアしてないもの……

493 :
恋人関係の追加イベントが全般的に良過ぎた
千枝ちゃんとバレンタインチョコを口移しし合ってる内にムラムラしてペルソナしたい

494 :
新規職人さんとか増えてくれるといいんだけどアニメの時すらまったく増えなかったからなぁ
とりあえずクリスマス直斗の声がエロイ

495 :
マリーでなんか書きたいが、クマの影が見張ってる気がする。

496 :
ポエムプレイとな?!

497 :
難易度たけぇよw

498 :
番長のマーラ様を掴み取るのーだ

499 :
(精液を)解放セヨ!!

500 :
スペルマだよ、スペルマぁ!!
スペルマ出してみろぉ!!!

501 :
世間知らずのマリーちゃんがうっかり知らない人についてっちゃってリンカーンとかそういう

502 :
そんな事しようとしたら雷落とされます

503 :
 みんなプレイ中だから書く人が少ないだけだ!
そういやここはネタバレ解禁はいつ?

504 :
もう3週間経ったしいいんじゃねーか

505 :
マリーちゃん意外とエロい身体してるんだな…ごくり

506 :
マリーちゃんはアナル担当!
んでもって地雷屋と番長が2穴同時挿入

507 :
なんで尻と思ったけど、確かにいい尻してた

508 :


509 :
千枝コミュみてるとカツアゲ団を殴りたくなる
あと雪子コミュマスゴミも。

510 :
千枝があのカツアゲ団の公衆ザーメン便所として飼われてるのを想像して勃起

511 :
マヨナカアリーナ版美鶴と大学生風花に萌えたが
相手男がいないという罠

512 :
>>511
そう言うときは陵辱だってクマ総統がゆってた

マリーちゃんみたいな世間知らずな子が1人でポツンと人待ち顔してたらカツアゲ団にやられるだろ…

513 :
>>511
美鶴さんには真田がいるじゃないか

514 :
チンコ凍るのは嫌だろ

515 :
美鶴はエスキモーだったのか

516 :
番長(名前は鳴上)×後日談千枝
普通のデート エロは少なめ です

517 :

2012年8月某日、稲羽に帰ってきた悠くんと二人っきりで七里海岸にやってきた。
あたしはもう、この日をすっごく楽しみにしてたから、ワクワクが止まらない!
「前にさ、二人っきりで海に行きたいって言ったこと、覚えててくれたんだね!」
「千枝が言った事だからな」
悠くんがそう言って優しくうなづいてくれると、あたしはますます嬉しくなっちゃうって!
「それにしても、いい天気だよねー!
 ……マリーちゃんがしばらく晴れにするって言ってたから当たり前か……」
あの子とりせちゃんには未だに油断できないのを思い出して
少し気分が暗くなったけど、気を取り直して、
「じゃあ、水着に着替えよっか!
 ……あ、えっとさ……た、楽しみにしててね!」

518 :

そしてしばらくして、着替え終わったあたしは、そろそろと悠くんの前に姿を見せた。
「あ……新しい水着買ったんだ。
 髪伸ばしたから、イメージ変えようと思って……
 この水着、ちょっと大胆だったかも……ど、どうかな?」
なぜか悠くんは手で顔を隠した。
「鼻血が出た」
「は、鼻血!?興奮し過ぎでしょ君!」
慌てて手の下の彼の顔を見てみたけど、
「って、鼻血なんか出てないじゃん!……ニヤニヤして、また人をからかって!」
「かわいいと思ったのは本当だ」
「も、もう……調子良いんだから……
 ……でも、キミが気に入ってくれたんだったら、本気出した甲斐はあったかな……」
彼に喜んでもらえた嬉しさのあまりに、顔が勝手にニヤけてしまう。

519 :

「じゃあ、泳ごっか!あ、準備運動はちゃんとしないとだめだからね!」
「もし俺が溺れたら人工呼吸してくれ」
「今度は人工呼吸っすか!?
 あ、まあ、警察官目指すんだったら、それくらいできないといけないか……。
 ヒッ ヒッ フー のリズムだっけ?たしか。
 ……もしかして間違ってる?」
あたしが言った事に彼はアハハと笑った後、
あたしの手を引いて、海に飛び込んでいった。
「わっ……!」
しばらく、彼と楽しい時間を過ごした。
二人で水をかけ合ったり、泳ぎっこしたり……。
彼と二人っきりで思いっきりはしゃぐことができて、すごく幸せ。

520 :

泳いだ後、海の家でご飯を食べることにした。
注文したのはもちろん肉!
「うんまー!泳いだ後はやっぱ肉一択だね!ん〜、肉汁が疲れた体に染み渡る〜」
悠くんもおいしそうに肉にパクついている。
「悠くんも、結構お肉好きだよね?……っていうか肉食系!?」
その時、悠くんがニヤリと笑って言った。
「千枝も食べてやろうか?」
「な……」
あたしは開いた口が塞がらなかった。
「ふ、不意打ちでそんな下ネタ言わないでよ!
 ……てか、もう、食べられてるし……」
その時、あたしはうっかり変なことを口走ってしまったことに後悔して、
おまけに恥ずかしくなってしまった。
「何言わせんのよ!それ食べ終わったらもう一泳ぎだからね!」
今度は、あたしが彼の手を引いて海に入っていった。
さっきビックリさせられたお返しと、照れ隠し。

521 :

海をすっかり堪能した後、あたし達は並んで座って話をした。
最近のお互いの身の回りの話とかで盛り上がったけど、
今日は楽しい話ばかりじゃなくて、大事な話もしておきたいんだ……。
「悠くんにさ、どうしても聞いておきたいことがあるんだけど、いいかな?」
真剣な雰囲気を察してくれた彼が、あたしの目を見つめてうなづいた。
「あたし、前に言ったと思うけど、県警の試験受けるから、こっちに残るんだよね。
 それでさ……」
聞かなくちゃいけないことだけど、彼の答えが怖い。
でも、目をそらしてもいけないことだから……。
「……悠くんは、どうするの?都会で働くつもりなの?
 それとも……こっちに戻ってくるつもりなの?」
悠くんが口を開いた。あたしは固唾を飲んでその答えを待つ。
「俺は稲羽に戻ってくるつもりだ」
あたしは体の力が抜けた。……ホッとして。
「……そうなんだ。あたしてっきり、悠くんはできる人だから、都会で働くんだとばかり思ってたから……」
段々抜けた力が戻って来た。
「でも、そうだよね。場所なんて関係無いよね。
 最近は稲羽も商店街とジュネスが協力したりして、何だか盛り上がってるし。
 ……うん!それに悠くんだったら、どんな所でも何かを成し遂げられる気がするし!」
「少しの間、待っていてくれないか?」
「うん!……迎えに来てね。あたし、待ってるから……」
悠くんはまた優しくうなづいて、あたしの髪を愛おしそうに撫でてくれた。

522 :

もう、だいぶ時間が遅くなってきた。でも……
「久しぶりだし、悠くんともっと一緒にいたい……
 今日は、まだ帰りたくない、な……」
さらに彼に体を近づけて、絶対に彼にしか聞こえないぐらいの小さな声でささやく。
「悠くんと一つになりたい……」
このセリフを口にまで出したのは、さすがに恥ずかし過ぎたかな?

523 :

七里海岸から稲羽に帰る道のりの途中で、
あたし達はあるラブホテルに立ち寄った。
「こんな所に、こんな建物があったんだ。
 何回か前の道通ってたけど、初めて気がついたよ」
建物の様子を眺めてみた。
「なんかボロいし、薄暗いなー、ここ。
 ……でも、どこかで……」
有り体に言うと、雰囲気がすごく不気味。
と言っても、今更引き返すわけにもいかないし、なぜだか天気も悪くなってきたから、
あたし達は目の前のラブホテルに入ることにした。

524 :

「外見はあれだけど、中はそうでもないね。ちょっとホッとした」
受付を済ませた後、部屋に入ってそれぞれ交代でシャワーを浴びる。
後で絶対に塩っ気がしないように、あたしは念入りに体を洗った!
そしてバスタオルを体に巻いただけの格好で出てきて、彼と一緒にベッドに座った。
「悠くんは、今もちゃんとトレーニングしてる?
 ……今日は筋肉チェックしちゃおっかな〜!」
そう言って、彼の胸筋や腹筋を触り始める。
うん……バッチリ鍛えてる感触だね!
悠くんもいきなり触られてビックリしてたけど、
あたしのバスタオルをずらして触り返してきた。
「あ、あんっ!」
声が勝手に出ちゃう。
やっぱり、悠くんに触ってもらうとすごく気持ちいい。
あたしの胸とか、お尻とか、太ももとかは……全部彼の独り占め。
「今日は我慢しなくてもいい」
「我慢って……声?
 あ、そうだね……君の部屋とかあたしの部屋だと声抑えてるからね。
 ……むしろ、声出させてみる?」
すると彼があたしを押し倒して、キスをして来た。
彼も笑ってるから……なんか興奮するってより微笑ましくて、笑い声が出ちゃった。

525 :

その時、悠くん越しに、何かが部屋の中を飛んでいるのが見えた。
あ、あの、忌まわしい形は……
「わっ、虫ぃ!?やだやだやだやだ!」
思わず悠くんを押しのけて後ずさってしまう。
あたし、虫を全然克服できてない……情けない。
でも、悠くんが虫を捕まえてくれた。
「イナバタマムシだ」
「え、タマムシ?……へー、色が虹色できれいだねー。
 こんな虫もいるんだ〜」
「こういうのから慣れていけばいいんじゃないか?」
悠くんは窓からタマムシを逃がしてくれた。
文字通りのお邪魔虫……だったけど、
彼がなんだかんだでやっぱり優しいし、頼りになることを改めて実感できた。

526 :

でも、このホテル、この部屋の事、どっかで聞いた事があるような……
こんな場所にあって、外側がやたらボロくて、雰囲気がすごく暗いホテル……
……あたしはその時、ある記憶に思い当たった。
「こここ、ここってまさかっ、噂で聞いたことのある、あの幽霊ラブホテル!?
 このホテル、怖い噂があるんだって!
 鏡に髪の長い女が映ったとか、ベッドの中で知らない人に触ったとか!
 うあー!想像しちゃったー!!」
あたしは虫の時とは比べ物にならないぐらいのパニックになっちゃった!
けど、悠くんは慌てずに、
「幽霊はエッチな事が嫌いだ」
「えっ!? ちょっと何言ってんの!? それどこからの情報!?」
いつの間にかゴムを付けてた悠くんが、慌てるあたしにのしかかって、素早く挿入してきた。
……! 久しぶりの太く、硬い挿入感に、意識の大部分を持って行かれた。
「ちょっ、悠くん、すごすぎぃ……!」
彼が、よっぽど気持ち良いのか、腰をすごい動かしてくる!
あっ……!すごいすごいすごい!すごいよ悠くん……!
もう、他の事なんて考えられない……!
「い、いっちゃううううう……!」
最愛の悠くんがくれる幸福感と絶頂感に、あたしは酔いしれ続けた……。

527 :

虫も幽霊の事もすっかり忘れて、悠くんと三回もしちゃった。
キスもいっぱいしちゃったし。ひさしぶりに満足満足!
彼もなんだかスッキリしてる。た、溜まってた……のかな?
事後のあたし達は、ベッドの上で手を繋いでいた。
下半身に、まだ彼の感触が生々しく残っている。

……あ、悠くんとどうしても話したい事が、もう一つあったんだ。

「ねえ、悠くん……
 今度、あたしの親に会ってもらってもいいかな?」
「心の準備ができたのか?」
「うん。ようやく……」
あたしの、心の奥底からの言葉が、自然に出て来た。
「あたし……実を言うとさ、自分が悠くんの事を好きだって気づいた時、結構不安だったんだ。
 だって、君みたいなすごい人に、あたしを好きになってもらう自信なんてなかったから……。
 でも、君があたしのこと好きだって言ってくれて、あたしと一緒にいてくれるようになって、
 あたし、前より自分のことを好きになれたんだ。
 だから、自分を少し変えてみてもいいかな、って思ったんだ。
 少し変えてみても、芯は君が好きになってくれたあたしだから、
 髪を伸ばしてみたり、服の傾向を変えたりして……
 今はそれが、すごく楽しい。ペルソナじゃないけど、色んなあたしがいるんだな、って……」

528 :

ふと気づいたら、やたら長く語っちゃってた!
「え、えっと……ようするにさ、
 君といると、どんどん強く……っていうか、どんどん自分を磨きたくなるっていうか……
 こういうあたしだったら、もう君の隣に落ち着いてもいいんじゃないかって……だから……」
悠くんは、やっぱりちゃんと分かってくれている。
笑顔であたしの手を両手で握って、こう言ってくれた。
「俺も、千枝がいるから負けずに前に進んで来れたんだ。
 千枝の明るさとか、元気さとか、優しさに、すごく助けてもらってる。
 俺はこれからも千枝と一緒に歩いていきたい。
 末永く頼む」
あたしも悠くんを勇気づける事ができていたと、
彼の言葉ではっきりと教えてくれた。
心と体が、安心と幸せで包まれるのを感じる……。
「虫とか怪談は、ちゃんと克服しないとダメだけどな」
「うっ……わ、分かってるってば!君も協力してよ!?」
「うん」

その日はホテルに泊まってから、次の日に稲羽に戻った。
そして、悠くんとしばしのお別れ。
でも、8月には夏祭りもあるし、花火大会もある!
よーっし、悠くんに喜んでもらえるように、また気合いれちゃおっかな!

529 :

それはそうと、悠くんは、もう将来の事に向けて動き出している。
稲羽の特産品を活かすんだって、完二くんとこに何かの布生地とか金属を持ち込んでたけど……
あの素材、前に見たことがある。
そりゃ確かにあたし達にしか採れない「稲羽特産」だし、
品質は確かだし、あたし達も使ってて何の健康上の問題も無かったけど……
大丈夫なのかな?色々と。
まあ、仮に上手くいかなくても、
いざとなったらあたしが養ってあげるから!あはは。
だから、思いっきり自分のやりたいことをやっても大丈夫だよ。悠くん。
あたしは君のこと、ずーっと大好きだから……さ。

FIN

530 :
投稿規制の間隔が長いのを忘れてた。

531 :
GJ!

532 :
大学生+三つ編みの風花(*´Д`)/ヽァ/ヽァ

533 :
今更ながらGJ

534 :
P4Uでクロスオーバーな話捗るかね

535 :
全ルートプレイしたけどフラグ的な意味だとラビチャンはクマとラブラブさせたいクマね
コジン的に
でもまだ家庭用は発売したばっかだしその手の話が来るとしてもまだまだ先クマか…

536 :
クマよりも陽介のほうがいいと思います!

537 :
仲良く三人で遊べばいいんじゃないかな
とりあえずマリーちゃんはいただいていきますね

538 :
千枝ちゃんメイドにいやらしいことしたい

539 :
ラビリスの相手としては陽介とクマが二大巨頭って感じかな
完二はアナザールートで直斗への感情の存在が殊更はっきりしちゃったし、番長は今でも十分過ぎる(戦慄)
個人的にゃ陽介はまだ先輩の事引きずってて欲しかったり、クマがラビリス相手に今までにない反応見せたのに萌えたりとかでクマ推しだけど
むう、この手の悩みはパラレルなシナリオ系ゲームの宿命か…
妄想を文に起こせないわが身の非才さが恨めしいよぅ

540 :
>>539
>完二はアナザールートで直斗への感情の存在が殊更はっきりしちゃったし
kwsk

541 :
>>540
詳しくは今は書けんと言うかプレイしてくれとしか言えんが…
完二が今回の件に対するある思い込みのせいで半ば自爆同然に気持ちを自覚しかけちゃったり、直斗に向けてちょっとした要求をしちゃったりと
まあ色々とあったのですよ
いやぁ、ガチムチに関する問答からあそこまで思考が暴走するとは…w

542 :
>>541のネタやってない人は完二のストーリーで夢系の選択肢貫くといいよ
完直が純情すぎておっさんにはちと眩しい

543 :
千枝「新鮮な肉だー!!」

544 :
今回の公式完直押しは女性プレーヤーへの配慮かな?
男性プレーヤーはそういうのを嫌うし
…まあ、あくまでも完→直であって完⇔直って訳じゃないからそうでもないか?

545 :
>>1のSS保管庫と、ろだはもう無くなったの?

546 :
>>545
スレ内検索くらいしろ
>>337
>>434
>>489

547 :
別に男でもカップリングなんかの嗜好は人それぞれだろう
俺も主カプ以外でもいける人種だし

548 :
ここの紳士淑女は黙って嫌いなカプNGで済むと信じてる

549 :
唐突に友近×理緒のSSを投下しても問題ない流れか?

550 :
さぁ こい!

551 :
こいやぁ!

552 :
どうも。SS投下させていただきます。
一応前回投稿させていただいた友近×理緒の続編といった形になっておりますのでご了承ください

             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
         /           \
         /              ヽ 
   / ̄\ l      \,, ,,/      | ま、とにあえず読みたくなかったらスルーかNG登録だよ!
  ,┤    ト |    (●)     (●)   | そしてもし良かったらベイスターズを応援してあげてね!
 |  \_/  ヽ     \___/     |  
 |   __( ̄ |    \/     ノ 
 ヽ___) ノ
んじゃ、行きます

553 :
「幼馴染って部屋片付けんの?」
「片付ける。時々来たら『汚いなぁ・・・』とか言って片付けようとしやがるの」
「料理とか作ってくれるの?」
「頼めば作ってくれるよ。美味いし」
「勉強も教えてくれる」
「罵倒暴言が飛んでくるけどな」
クラスに一人はいるであろう、とにかく喋りたがるやつ。それに捕まったのが運の尽きで。
たまたま捕まったそのお喋りなクラスメートの質問に正直に答えているのだが、テンプレのような質問しかしてこない。
いい加減に帰りたいと、心の中では悪態をつけば応答も適当になってくる訳である。
「んでさー・・・アレだろ?」
「あん?」
「頼めばヤらしてくれんだろ?」
「そのままあの窓から飛び降りろ」
空いている窓を指差し、指先で飛び降りろといわんばかりの仕草をし、その場を後にした。

「最近さー、理緒キレイになってるよね」
「だよねー。なんか羨ましい」
部活終わりの更衣室で、部員の二人がいかにもといった女子トークを繰り広げる。
次第に話は聞かれてはダメな相手がいては出来ないギリギリなトークもするようになる。
女子更衣室で二人きりという安心感からか、先ほどから二人の世界に入っているこの部員達に辺りを見回すという行為が頭にはない。
よって、その場にずっといて、バツが悪くなりこっそり隠れてる理緒の姿など確認できるはずがない。
「恋するとキレイになるっていう具体例だよね」
「でも相手があんなのっていうねー!勿体無さすぎて反吐出るわ!」
「言いすぎって感じがしないのがウケるよねー」
その男の言われように悲しいような情けないような気持ちになって、なんか余計に出辛くなる。
会話がエキサイトしていくにつれ、会話の内容も過激になる。アイツが聞いたら泣きだすんじゃないかっていうくらいの暴言を延々と聞く羽目になる。
「でさ、どこまで進んでるんだろうねー」
何故かお付き合い前提の会話へと切り替わった瞬間、逃げ出そうともしたが彼女達はドアの目の前に陣取っているので不可能だ。
部長という立場でありながら、こんな罰ゲームでも受けているような仕打ちに泣けてくる。
「手は繋いでるよね」
「チューとか?案外グイグイ引っ張ってそうじゃない!?」
「無理無理!理緒がそこまで行けると思う?」
「いや、もう押し倒して既に経験済みとか!?」
それを聞いた瞬間、どんがらがっしゃん!と音を立て隠れていた理緒がバランスを崩しこけた。

554 :
「・・・って話があってね。もう恥ずかしいやら痛いやらでさ」
「あ、俺もさー。クラスの奴にな・・・」
休みの日に、はがくれに行こうとしたが予算の都合上急遽ワックへ足を運ぶことになった二人は、ギトギトのポテトを口に運びながら今日会った出来事を話す。
似てるような似てないような、そんなお互いの体験談。理緒は話すだけでも恥ずかしいらしく、しきりにあちらこちらへ視線を外していた。
そのうち、友近にある一つの疑問が浮かぶ。
「てかよ・・・最近あいつら冷たくねぇか?」
「あいつらって、公子とか?」
友近がいうあいつらとは、勉強会に来ていた連中のことを指す。

あれからどうもお互いの身の回りの連中がよそよそしいというべきか、少しおかしい。
友近は順平と以前ほど遊ばなくなり、湊ともあまりつるまなく(そもそも友近が若干ストーカー化していたが)なった。
一方の理緒の方は公子とあまり喋らなくなり、西脇とは挨拶はすれども会話すらなくなりつつある。
そして最近二人に共通して言えることは、皆が最近、やたらと二人きりにさせたがるということである。
そのせいで暇な時間が増え、結局はこの幼馴染である理緒と過ごす時間が増えるのである。
べつに一緒に過ごすのが嫌な訳ではない。
こうやって知り合ってからは殆ど毎日と言っていいほど会っている二人にとって、一緒にいること自体が普通になりつつあるから。
「俺は心当たりがありすぎてアレなんだけどさ、理緒は別に何にもしてないだろー?」
友近自身には避けられる原因になるような出来事は多々あるわけで、不安ではあるが仕方ないとも考えている。
しかしここ最近の理緒はそんな事をしでかした訳でもないし、避けられている原因は一切わからない。
「私としては避けられてるっていうか、回りが意図的に二人にさせようっていう魂胆が見え見えな気がするんだけど・・・」
「わっかんねぇなー。なんでそんな事するんだ?」
「わかんないよ。それにしてもこの新作バーガー、おいしくない・・・」
理緒が注文していたバーガーを全部食べ終わったのを見て、友近は話を切り出す。
「ま、それはそれとして・・・理緒さんに頼みがあるんですぅ!」
「気持ち悪いからやめてよ!・・・で、なに?」
若干引き気味になったので(しまった!)と思い、誠心誠意の頼み方に切り替える。
「数学のノートみせてください!あわよくばそのノートください!」
「あげない。でもなにかしらの誠意を見せてくれたら写さしてあげないこともないけど?あ、はがくれは今回無しね」
「えっ・・・じゃぁ俺の愛とか?」
「んでしまえ」
「ごめんなさい。とりあえず後々考えるんでノートは写さしてください!」

555 :

「はい、こちら現場。友近宅は健二の部屋からお送りいたしておりま〜す♪」
「・・・誰のモノマネ?」
本当はノートを借りるつもりでああ言ったのだが、理緒曰く
『どうせ写したところで点取れないでしょ?』
とのことである。じゃぁ家で教えてくれ!と頼んだところ、理緒はOKを出してくれた。

お邪魔します、と理緒が挨拶すると、この家の長男である友近よりも良い待遇で母親がお出迎えしてくれた。
部屋に行くまでの階段で、妹に会うも友近には目もくれず理緒に挨拶し、理緒も笑顔でそれに答える。
よって、理緒がこの友近の部屋にいるという状況でも家族はあれこれ言わない。
付き合いが長いと、お互いの家族からも信頼されているというか、『放っておいても大丈夫だろう』という認識になるのだろうか。
「でもよー。やっぱ絶対この家おかしいよ。理緒に甘すぎっるての!」
「だけどさ、そういう友近だってウチの家からは結構甘やかされてるよ?」
「確かに岩崎さん家はみんないい人ばっかだよな」
「友近の家族だってみんないい人じゃん」
「俺はそう思わない。おい、家族取り替えろ。妹やるよー!」
友近家は理緒に甘く、岩崎家は友近に甘い。つまりそういうことらしい。
さてそんなどうでもいい話はさておき、もう何年目になるか覚えていないくらい古い勉強机に二冊のノートを広げる。
理緒のノートを写すつもりでいたのだが意外と自分でも書いていたようで、途中で抜けていた箇所を埋めつつ、写した場所を理緒が解説する。
ノート自体はすぐに完成し、写す時間よりも教えてもらう時間の方が多くなった。
「この例題で使った公式、覚えてる?」
「・・・あー、こうやって使うのか!岩崎さんあったまいー!」
あのアフロ頭の数学教師より、理緒の解説の何倍も分かりやすい。こいつがいれば教師いらなくね?と友近は思う。
なるほどね、と教えてもらった公式を使って範囲にもなっている課題を解いていく。
ある程度スラスラと解けるようになったを見て、理緒はノートと教科書に向けていた顔をあげると視界に友近が入り込んだ。
こっちには目もくれず真剣に解いているのを見て安心する。
(でも相手があんなのっていうねー!勿体無さすぎて反吐出るわ!)
今日聞いたあの暴言を思い出すと、なんだか悲しいやら腹立たしいやら、複雑な気持ちになった。
こいつだってみんなが言うほど悪い奴じゃないし、どちらかといえばいい奴の部類に入るタイプだと思う。
ガキっぽいと自分のことをよくバカにするけど、最近はこいつの方がガキっぽく思えてきたし、それはそれで可愛いもんだ。
話せばそれなりに面白いと思うし、こうやって黙ってりゃ顔だって言うほど悪くない・・・なんて思うのは贔屓すぎるのだろうか。
(なんでこいつに惚れちゃったんだろうな・・・)
顔を見つめて考えるが、理由を考えたところでわかるはずもない。友近曰く、恋は落ちるものなのだそうだから。
最初はバカにしたものだが、この状況で考えると、それは当たっているのかもしれない。
そんなものなのかな。と結論を出してふと我に返れば、友近もこっちを見ていることに気付いてしまった。
「えっと・・・終わった・・・ぞ?」
「あっ、うん!ちょっと待って!」
どれぐらい見つめ合っていたのかは分からないが、お互い顔を真っ赤にして視線を外した。
友近は顔に何かついてたのかもしれないと顔を両手でこすり、理緒は課題の答案を鞄から出す。
気恥ずかしさのあまり何故か立ち上がって、気を落ち着かせようと手を組んで精一杯伸びをした。
「・・・うん、計算ミス以外はあってるよ」
「あれ?間違って・・・るな。直しておくわ」
「でも解き方は合ってるから、これで覚えておいてね」
勉強が一段落したので、ふぅ、と深呼吸をして机から離れる。

556 :

「えっと・・・あ、漫画でも読むか?」
とりあえず本棚にあったスポーツ系漫画を手渡して、このなんとも言えない(ただの甘酸っぱい)雰囲気を変えようとする。
「これってさ、ホント王道的なパターンだよね」
「ライバルがキザで嫌な奴なんだけど実はいい奴で、主人公と切磋琢磨していくっていうな」
「しかも監督は隠しているけど実は元伝説の選手だったんだよね。ベタな設定なんだけど結構面白いんだよね」
「ベタなのに読んでて燃える展開なんだよな!」
この登場シーンはああだった、このキャラはこうだった、そんなありふれた話題だけれども、話は尽きない。
実はこの王道という使い方は間違っているのだが、そんなことに二人が気付く筈もなく。
読んでいるうちに、お互い無言で没頭していった。
最新刊を読み終えた友近が、理緒に本を渡す。理緒は手に取ると、再び視線を漫画に向けた。
読み終えた友近は置いていた漫画を本棚へ置いていき、また違った本を手に取り、また読み始める。
ちょうど二人が同じタイミングで読み終えた頃に、ドアがノックされた。
「あい?」
「健二、ちょっと母さん、出かけてくるからね。晩御飯は自分で作れるでしょ?」
「あいよ」
「ついでにお風呂洗っといて」
返事も聞かず部屋から退室し、友近は有無も言わさずに用事が出来てしまった。
妹にやらすか!と言い残し友近は部屋を出ていったが、それくらい自分でやりなよと理緒は心の中で突っ込んだ。
一人になった理緒は、先程友近が読んでいた本を棚に持っていく。
しかし適当に並んでいる雑誌や、色んな漫画が置いてあるのだが、どこも一杯で入れるような隙間がない。
一番上の棚にあるスペースを見つける。入れようと手を伸ばす。すると。
パサッ バラバラバラ
無造作に置かれていたマンガや雑誌が、上の棚から落ちてしまった。
あたり一面に広がる雑誌らしき物や、本。それらを片付けてしまおうと、とりあえず一冊手に取る。
本来なら椅子を借りて上の棚を整理してやろうと、この世話好きの幼馴染は思ったのだろうが。
「・・・へ!?」
落ちてきた雑誌の表紙を見て、理緒は思わず固まってしまう。
それと同時に情けない声が出てきたので、思わず口の周りを手で覆った。
本当なら友近の年齢では買えないはずの、言うなればアレな本。そのアレな本が、自分の目の前に散らばっている。
このどこかのちょっと大人向けの漫画ならよくある状況に、自分が置かれていることに気付いた。
とりあえず片付けて、見なかったことにする。そうすれば何事もなく終わったのだろう。
自分に好奇心があまり無い人間だったのなら、そのまま片付けたのだろう。
そもそも本を片付けようとしなかったら、こんな状況にはならなかったのだろう。
見てしまったからには、読んでみたいという要求が沸き起こる。
(うわぁ・・・)
顔が真っ赤になっている自覚はある。それでも、目は本に釘付けだった。いけないとは思いつつ、どんどんページをめくっていく。
その想像以上の内容に絶句したり、今までの人生で考えたこともないような世界が広がっていたり。  
(これ・・・は・・・)
時間が経っていくにつれて、どんどんのめりこんでいく。
ページをめくる度に、気恥ずかしさやモヤモヤした感情が自分を動かしていく。

風呂をテキトーに洗い終え、部屋に戻ってきた友近にも気付かずに。

557 :
(・・・理緒さん何してんの!?)
妹に風呂掃除を断られ、その事を愚痴ってやろうかと思い部屋に戻ってきた。しかし、こんな状況になっているなど予想だにしていなかった。
見られないように一番上に置いてあった筈の雑誌や本が、床に散乱していて、なおかつ見られている。
親ならまぁ片付けてくれるんだろう。妹なら殴られるか、親にバラされるかの二択だろう。
しかし、見ているのは幼馴染で、しかもよく知っている女の子。
友近はこの状況を頭で整理できず、一瞬思考が停止した。
(声かければいいの!?いやいや何て言えばいいの!?だったらスルー!?それも違うっしょ!?襲う!?アホか!!)
あれも違う、これも違う。考えを浮かべては片っ端から消していく。
しかし、彼女はこっちの様子に気付く気配がない。
どうすればいいか迷っているうちに、身体は無意識のうちに理緒の方へと向かっていた。
「理緒!?」
「ひっ!?」
いきなり声をかけられ、彼女は振り返る。視線の先には、友近がいた。
「えっと・・・あの・・・うん・・・」
「ち、違う!違うんだって!」
何が違うのか理緒には分からない。もちろん、友近も分からない。
必になって否定すればするほど、自分でも何を言っているのか分からなくなる。
言い訳を聞いている身の方も、されればされるほど何を言えばいいのか分からなくなってくる。
完全な悪循環に陥っていることに、二人が気付くはずも無かった。
理緒は本を見ていたことがばれたと気付き、狼狽していた。
一方で持ち主である友近は、自分のことで手一杯で相手のことを見る余裕がない。
怒るわけにもいかない。かといって茶化す余裕なんて二人にはなかった。
「・・・と、とりあえず片付けよ?な?」
先に口を開いたのは友近の方だた。怒っていない様子の声を聞いた理緒は、少し安心し、幾分か気分も落ち着いてきた。
だが、今度は別の感情が彼女を悩ます。
本を読んで昂ぶっていたせいか、顔を見たら彼のことしか考えられなくなっていた。
「ねぇ、友近?」
「へ!?」
「男の人って、やっぱりこういうのを見るのが好きなの?」
理緒は本を友近の方に見せる。彼女の顔を直視する勇気がなかったからか、友近は見ようともしない。
しかし、今までの状況で、理緒の言う「こういうの」が何であるのかは分かった。
勘弁してくれ!そう言いたかったのだが、ついついこう言ってしまった。
「そんなの、好きに決まってるじゃん。・・・俺だって男だし!?」
直球すぎる返事に、言った本人の顔がみるみるうちに赤くなっていく。
もちろん聞いた方も直球すぎる返答にたじろいだ。

558 :
「えっと・・・」
「引くなよ!せっかく正直に答えてやったのに!」  
お互い恥ずかしくなり、顔を真っ赤にしながら、顔を背けてしまう。
とにかくこの状況を打破すべく、何か場の雰囲気を変えようと、必に考えをめぐらせる。
あまり使いたくないが、彼女を強制的に帰らせればいいんではないか?という結論に至る。
こんな雰囲気で同じ部屋にいるなんて、お互い溜まったもんじゃないだろう。
「ねぇ・・・」
さっきと明らかに声のトーンが違うことに気付いた友近はとっさに振り向いた。理緒は言葉を続ける。
「してあげよっか?」
「・・・へ!?」
意図が分からない友近が聞き返す。本当のことを言うとなんとなく意図は伝わったのだが。
聞き間違いかもしれないし、勘違いだとしたら取り返しのつかないことになるかもしれない。
「いやだから・・・ね?」
「・・・本の書いてあるようなあんなことやこんなこと・・ってこと・・・?」
返事は無かったが、代わりに小さく彼女は頷いた。
「ホントにいいのか?・・・俺だって、どうなろうと知らないぞ?」
「だ、だってさ!あたしじゃこの本にすら勝てないって思うと、自分に魅力ないみたいだし!」
「そこで負けず嫌いの性格を出すなよ!?いや嬉しいけど!」
「だから・・・ね!」
こうなったら聞かないっていう彼女の性格を熟知している彼は、彼女のやりたいようにさせることにした。

559 :
「べ、別に初めてって訳じゃないでしょ!?」
「言うなっての!つーかこんな状況はぜってー無いから!」
「と、とにかくそこのベットに座って!」
「わ、分かったよ!つーか大声出すな!妹に聞かれたらどーすんだよ!?」
その一言ではっとしたのか、ごめん!とだけ理緒は言った。
「・・・で?」
「え・・・えっと・・・」
勢いで言ってしまったがいいが、実は何をどうするか、なんて理緒は決めていなかった。
本にすら負けるくらい自分に魅力がない。そう思ったというのも一つの理由だ。
しかし何より悔しかったのは、本の内容の半分以上が、友近の趣味である「年上の女性」についてのものだったからである。
だから具体的に「こうしてあげよう」というプランがない。
暫く考え込んだ理緒は、咄嗟に思いついた内容を、そのまま口にした。
「お姉さん」
「お、お姉さん!?」
「私をその、年上のお姉さんだと思って!」
お前みたいな年上がいるか!とツッコミそうになったが、もう反撃すると面倒なことになりそうなので黙っておく。
「だから・・・私がリードするから」
そういうと、友近の腰に手を回し自分の方へと引き寄せる。
彼女がそう望むのなら、と友近は何も抵抗せずに、自らも体を引き寄せた。
もうどうなっても知らないからな。そう一言だけ告げると、理緒は頷いた。
もう、後には戻れない。

560 :
「・・・っ!?」
両腕を首に絡ませ、抱きつきながら彼の唇を奪う。
はっきりと感じる、服越しの柔らかい女の身体と、密着した唇の甘い感触。
(ちょ・・・理緒!?)
唇を合わせるだけでは飽き足らぬと言わんばかりに、舌先が唇を割って、口腔に侵入する。
彼の舌に絡みつき、口の粘膜の上を這い、口に張り付くような愛撫を怠らない。
理緒は抱きついた力を緩めると、すっと唇をもぎ放す。
絡み合った舌の間に、つぅ、と銀の糸が引かれた。
「ねぇ、どうだった?私のキス」
今までとは口調も変えて、落ち着いた雰囲気の女性を演じていた。
驚いたのは友近の方だ。まだ彼女の変化を、把握し切れず、若干混乱している。
「・・・分かんねぇ」
「へぇ?」
この状況を楽しんでいる自分と、顔を真っ赤に染めて視線を逸らしながら、相手をしてくれる彼。
望んでいるようなシチュエーションかどうかは分からないが、自分も相手もまんざらでもないようだ。
理緒は友近の顔へ手を伸ばすと、指で彼の顔をくいっと自分の方に向けさせる。
視線を合わせようとしなかったが、強引に視線を合わせ、彼に囁く。
「これから気持ちいいこと、たくさんしてあげるからね」
理緒は、そのしなやかな手を伸ばし、友近の頬を撫でる。
彼を安心させるようにその手を首筋に伸ばし、鎖骨を這わせ、胸板をさする。むず痒いような掌が心地よかった。
徐々にその手は下へと伸びていき、今度腹部を軽くさすった。
「気持ちいいでしょ?」
そう言うと同時に、友近の唇を塞ぐ。今度は唇を合わせるだけ。
まるで自分が自分じゃないみたい。そんな事を思いながら、友近の方をチラリと見る。
彼も、目の前にいるこの幼馴染の豹変振りに戸惑っているのか、すぐに視線を外した。
照れると視線を外したがるという癖は、自分でも自覚が無いようだった。
再び胸部へと指を伸ばすと、今度は小さな突起の周りを指でなぞる。
むず痒い感触が広がっていくと、思わず彼は顔をしかめた。
突然指の動きが止まる。想像していた感覚がやって来ない。
無意識のうちに、彼女を方を見る。
(こいつ・・・)
彼女は、悪戯っぽく笑っていた。
「ダメ。まだ触ってあげない」
悔しいが、そうしてくれると期待している自分がいた。

561 :
次に理緒は背後に座り、背中から抱きついた。
脇の下から手を通して友近の心臓の上に片手を置き、鼓動を確認する。
「緊張してんるだ?」
理緒は肩に顔を乗せ、なるべく、色っぽい声になるよう、かすれさせながら囁いた。
「こうして欲しかったんでしょ?」
直後に理緒の細くしなやかな指が、胸の突起に絡みつく。
「・・・っ!」
背筋にゾクリとした感覚が走る。望んでいた場所に触れられ、一気に興奮の度合いが高まる。
理緒は小刻みに指を滑らせながら、次第に硬くなっていく箇所へと触れた。
「・・・うぁっ」
指先の動きに、彼はたちまち息が荒くなる。彼は目を閉じた。
(・・・くぁっ!?)
胸に生暖かいような、ぬるりとした感覚。
目を閉じていたが、何をされているのかは理解できた。
細い指に押し込まれたり、挟まれている一方、舌を使って、先端に絡みつかせる。
そしてもう一方の胸板への愛撫も止めない。 濡れた舌が触れるたびに、背筋にゾクゾクとした感覚が走った。
あれだけガキだと罵ったりしていた筈の幼馴染に、良いように扱われている。
あれだけ相手にされていなかった筈の幼馴染を、自分の好きなように翻弄している。
お互いの思考回路が、次第に痺れてくる。
「うぁっ・・・はぁっ・・・」
次第に声が漏れ出す。たちまち息が荒くなってきた。
理緒はそんな友近の様子に、震えそうなほどの高揚感を覚える。
次第に指先はそのまま下に伸びていき、そのままズボンの中を弄る。
直後に細くしなやかな指が、彼の下半身に柔らかく絡みついた。
「うぁっ・・・理緒・・・!」
小刻みに指を滑らせながら、確実に刺激を与えてく動きに、思わず喘いでしまう。
「友近・・・」
応じるように見上げたところで、目の前にあった理緒の顔にまた唇を奪われる。
舌が唇を割って、口内に侵入してきた。膝が抜けるほど、あの情熱的で甘い大人のキス。
今度はおずおずと理緒の舌に自分の舌を絡めてみる。
彼女は一瞬動きを止めたが、彼の意思表示を喜ぶように、更に激しく舌を絡ませ合った。
その間にも、ズボンの中にある指を動きは止まらない。
「あぅっ・・・」
溜まらず喘ぎ声を上げる。余りの淫靡さと情熱、更には快感までをも演出する舌の戯れに、体中の力が抜ける。
抵抗する様子がなくなったのを見計らって唇を離すと、艶かしい銀の糸が伸びていた。
そのまま有無を言わさずもう一度唇を奪った。
陥落は最早時間の問題だった。とてもこの愛撫には耐えられない。これ以上愛撫されようものなら、その瞬間が限界だろう。もう我慢し切れない。
なのに唇を塞がれ、何も言えないまま彼女に良いように翻弄されている。
突然の豹変に頭がついていかなかったが、体の方は正直で確実に高みへと導いていた。
理緒も友近の限界近いのは分かっているのだろう。ズボンの中からすっと手を引く同時に唇も離す。
視線が定まらない。ただ、物足りなさと同時に一息つけるんだという安堵を覚えた。

562 :
「・・・んっ!!」
「つぅ・・・!」
騎乗位で挿入し切ってからも、彼女が動く気配はまだない。初めてでは無いとはいえ、この体勢は辛いのだろうか。
心配そうに見つめる友近を見た理緒は、大丈夫だよ、とだけ彼に言った。
「あっ・・・あはぁっ!」
慣れてきたのか、腰を上下させ始める。次第に服が乱れ始め、喘ぎ声も漏らし始めた。
徐々に喘ぎの吐息を荒くしていく。繋がり合っている快楽に身を浸しながら、理緒は友近に懇願した。
「一緒、に、気持ちよくなろう・・・!」
腰の動きを少しずつ激しいものへと変えていく。
身体を細かく震わせ、喘ぎの吐息がかすれていく。
「はぁっ、んぅっ・・・!」
理緒がいい声で鳴いた。口の端から漏れる女の喘ぎは男を最も興奮させる。
体が甘い嬌声と共に跳ね上がった。身悶えする度に、男自身を包み込む女の壁はきゅっと強く締め上げてくる。
「ひゃぁっ!あっ!?」
友近が揺れる胸を弄ると、理緒の声が更に跳ね上がった。
揉みしだき、先端を摘む。その度に理緒は喘ぐ。
腹筋で身体を起こすと、揺れる乳房の先端にある突起に吸い付いた。
彼女の乳首を口に含んで舌先で転がし、左手で反対側の膨らみを揉みしだいた。
「あぁんっ!気持ち・・・いいよ・・・!」
快感に溺れつつも、お互いに腰を振り続ける。
「ああっ!はぁ、んっ!」
理緒は余りに激しい吐息のため、喘ぎ声すらも途切れ途切れになっている。
下から一突きする度に、乳首に舌を絡ませる度に、体は電撃が走り巡ったかのようにぴくぴくと震える。
お互いに、限界が近づいてきた。
「俺、も・・・キツ、イ・・・!」
「わた、し・・・も・・・ああっ!」
締め付ける花園の愛撫もより強烈なものになってきた。彼女は本気で感じていた。
友近は必に堪えながら、彼女の芯を何度も激しく貫く。

563 :
「とも、ち、か」
言葉を搾り出すかのように、彼の名を呼ぶ。
お互いの指を絡ませると、腰の勢いを強め、力の限り突き上げる。
突き上げる度に、限界が近づく。
「わたし・・・!もう・・・あっ!いやぁっ!」
痺れるような甘い感覚が、彼女の体中を駆け巡った。
「きゃぁ・・・!ああっあああ!!」
背筋をピン、と張った状態で身体を反り返し、一際大きな喘ぎ声を響かせる。
同時に、強烈に友近を締め付け、限界に至らしめた。
「俺、も・・・っくぁああ!!」
すべてが終わったときには、もう辺りは暗くなっていた。
二人は着替えを終え、友近は元凶(?)となった雑誌を、今度はきちんと見えないように上へ並べる。
気だるさのせいで作業が終わると、ベットへと倒れこんだ。
「お腹すいたね」
彼女に言われて、自身の空腹に気付く。
そういえば、親が出かけていて晩飯を用意してもらってなかったんだ。
めんどくせー・・・そう思った。
「おばさんいないなら、なんか作ってあげようか」
「マジで!?感謝感激ありがとうこざいます!」
何それ、と理緒は笑った。
普段はガキみたいな奴だけど、本当はかなり大人びたところもあるんだ。そう思い直した。
・・・エッチの時は、特に、だけど。
(いやいやいや)
下品なことを考えたことに反省し、素直に理緒の親切にあやかって、ご馳走してもらうことにした。
「・・・あ」
「・・・あっ!」
「・・・どうも、お楽しみだったようで・・・」
台所へ行くと、既に晩御飯を用意してくれていた妹の存在に気付くいたのは別の話。
しっかり三人分用意され、なおかつ「親には言わない」と言ってくれた友近の妹に二人の頭が上がらなかったのも別の話。

564 :
以上です。色々すいませんでした(´・ω・`)ノシ
友近爆発しろ

565 :
GJ
爆発汁ともちか

566 :
メイド……

567 :
雪子とエッチしたいクマ

568 :
格ゲーで好みの女キャラをボコったり
CPUに好きなようにボコらせたりしてリョナを楽しむんだが、
P4Uはわかりやすい悪役男キャラがいないのが不満
リョナレイプするようなキャラは悪役じゃないと盛り上がらない……
次回作に期待

569 :
サーバーの使用が変わったのか、保管庫最新ページのインデックスの生成が上手く言ってなかったみたいで
直接投稿していただいたものが反映されていませんでした。
先ほど復旧致しました
こちらの不手際でご迷惑おかけし申し訳ございません。

570 :
>>569
もうペルソナから離れた身で言うのも何だけどお疲れ様。
惰性でもなんでも何年もサイトを運営してるって正直すごいと思うよ。
ペルソナ関係のスレの存続をこっそり願っています。

ついでにちょっとペルソナネタなので吐き出してみる。
前述の通り、もう離れた身なのに、心の中でゆかりが誘惑してくる。
ある時は、エナメルの手袋着用したゆかりにねちっこく言葉責めされる。
「あんたこういうの好きでしょ?」「いくら忘れようとしたってダメだよ」とか。
ローションをたっぷりとかけられて聞くヌルヌルって音さえも素晴らしい。
そうしてチンポをしごかれまくってイかされちゃう。
またある時は口でぱっくりと咥えてきてディープスロート。
舌をちろちろと出したり、豪快に舐ったり。そうやりつつ、両方のお玉もモミモミ。
「イっちゃう? ほらほら、イくならさっさとイっちゃいなよ」とか言われて……。
最後は一気に高速で口内に入れては出して、出しては入れてでフィニッシュ。
またまたある時は、口や手さえ使ってこない。
チンポにローションをふんだんにかけられて、Tバック姿で腰と股を使ってこすりこすりしてくる。
「あんたほんとバカ、なんでこんな事で気持ちいいの? バカね」とか言われて。
俺の気持ち良さの度合いがあんまりないと、腹のあたりを鞭で叩いてくる。
フィニッシュの時は、ゆかりは腰を激しく動かしながらやっぱり鞭でバシバシ叩いてくる。
正直、毎日毎日こんな調子じゃどうしていいかわかんない。
別れた彼女から「慰謝料」を請求されてるみたいだ。
でもそれがまた気持ちいいと感じる自分に腹が立つ。

571 :
あーあ、やっちまったな俺……orz
新作が出てる流れだってのに水を差すような真似して申し訳ない。
とりあえずゆかりはかわいい、他のキャラもかわいい。

572 :
あーあ、やっちまったな俺……orz
とか気持ち悪いんでやめてください

573 :
>>571
4が盛り上がってるせいでレスがないと思ってるみたいだけど
レスがないのは他の原因があると思うよ。

574 :
というかエロパロ板自体が前から過疎ってきてる気がする

575 :
保管庫にアクセスできないみたいなんだが俺だけか?

576 :
>>575
>>1の保管庫のURLが間違ってんだよ
スレ内検索しろ
と言おうと思ったら本当にアクセス出来なかったでござる

577 :
>>574
他に使いやすい小説投稿サイトがいくつもできたからなあ
投稿しにくく感想も乙の一言程度のここにわざわざ投稿する意味が薄れてきた

578 :
おまいら前提からして間違ってる気がする。
なんで誰も立ち上がろうと(書いて投下)しないの。
次は何を言い訳にするつもりなんだ?

579 :
どうしたいきなり

580 :
誰か書いて投下して盛り上げろってことだよ
言わせんな恥ずかしい

581 :
直斗をロボに寝取られる話思いついたけど
ロボじゃ妊娠させられないから寝取られ感少なくてちょっとつまらないな
まぁその辺は桐条の力でなんとかでいいか

582 :
人工授精で良いだろ
より手間がかかるから熱心さが増すぞ

583 :
>>581
妊娠だと後が大変だと思う。色々と。
下手すればロボといえども、責任問題に発展しかねないし。
美鶴のブーツにチンコつっこんでシコシコしたい。

584 :
P3Pに出てきた美鶴の武器ってすごかったなぁ……。
敵を苦痛に至らしめるとか、拷問用のだとかいう説明に萌えんだ。

585 :
キタローとハム子はもともと同じ世界に共存してたが、卒業式の日にお互い自分の命を犠牲にして相手を生かそうとしたから
過去から未来にかけて世界が二つに割れて、互いに相手が最初から存在せず、自分が生き延びてしまった世界を別々に生きていくことになった。
互いの世界でP4Uの事件解決の顛末、クマの存在を聞いた後、『シャドウから人間が再生できるのではないか』と考え稲羽市を訪れるが・・・。
ここまで考えた。
クマの人間化の応用で、アイギスとかラビリスも生身になれるんじゃないかと思うが、人間になったらなったで苦労するんだろうな

586 :
ぼくのかんがえたペルソナ3・4っすか。一応話に付き合ってみる。
>『シャドウから人間が再生できるのではないか』
この部分だけど色々と難しくない?
長い間シャドウ化してたから後遺症とか残るんじゃねの。

587 :
れすさんくす。
正確には『ペルソナから持ち主の人を再生できないか』とい形で話を膨らませようと考えてた。
ペルソナ⇔シャドウ⇔生身(exクマ)というルート。
個人的な印象なんだがテレビの中の世界は「あの世」ってイメージがあるもんで。(ラスボスを考えると特に)
というかキタハムを蘇生する方法自体は何でもいいんだろうと思う。
むしろP4Uの生き辛さの話を見てると、生き返らせた相手から「何故生き返らせた」と言われる鬱ルートしか想像できないけど。
ラビリスが生身になれたとしても、対シャドウ戦を続けるなら非力な生身より体は替えの利く部品の方がいいって思わずにはいられない話になるだろうし。
シャドウが分離独立しても宿主は即するわけじゃないみたいだから、宿主をし損ねてずーーっと長生きしたシャドウがどうなるか、それで話を書けるかな。

588 :
ちょっと待った、妄想が独り歩きしてる。
もしどうしても書きたいんなら、それ相応の資料の量読まないとダメだよ。
一冊書くのに十冊読むべしという言葉もあるらしい。

589 :
最近、投下が全く来ないから自分で書いてみた。
お気に召すかわかりませんが。

登場人物:キタロー、ゆかり、順平、真田、美鶴、風花
注意事項:合同の乱交プレイです。
     SM的な表現も一部出てきます。
投下レス数:11レス。
あとこれも一応断っておきますが、パジャマパーティーを書いた人ではありません。

590 :
 最近、みんなの様子がおかしい。
ゆかりも順平も、桐条先輩に真田先輩に風花まで僕に対してよそよそしい。
ひょっとして仲間はずれにされているのかという妄想さえまとわりつく。
どうしてだろう。
 ここは巌戸台分寮。その一階のラウンジだ。
レンガ造りのレトロな外観の建物は、元々はホテルを改装したそうだ。
建物の扉を開けて、すぐ左手に見えるには受付だ。
ある子供に僕が署名をしたのもそこである。
 ここ一階はどうやら憩いの場だったのだろう。
四角形の木製のテーブル、その周囲を革張りのソファがいくつか置かれている。
時代を感じさせるテレビもある。
 ガラスの仕切りを隔てて奥にあるのは、8人用のテーブルと、あとバーカウンターがある。
バーといっても、お酒なんかあるわけない。
この寮は学園の理事長を除いて、未成年しかいないのだから。
 今もこうして特別課外活動部の面子は全員揃っている。
なのになんだか僕だけ浮いている、気がする。
 文庫本サイズの本を読んでいる赤毛の生徒会長、桐条美鶴先輩。
 いつもボクシンググローブをみがいている筋肉自慢の真田明彦先輩。
 テレビを見ながらお菓子を食べている勝ち気な少女、岳羽ゆかり。
 携帯ゲームに熱中している伊織順平。
 ノートパソコンを軽やかな手つきで叩いている山岸風花。
 そして僕も含めてみんな座っているのに、これといった会話は、ない。
「ん? キミそわそわしてる?」
 僕が挙動不審に見えたのか、テレビに見入っていたゆかりは顔をこちらに向けた。
 栗色の髪の先はぴょこんとはねていて、枝毛っぽいものは見当らない。
ミニスカートから、黒のソックスまでのふとももは相変わらずセクシーだ。けしからん。
「セクシー」という言葉にも、仲間たちの間では議論が絶えない。
 恐らく古来、見えていたはずの部分が隠された。
それによって、無意識に男たちの本能を刺激され、余計に興奮するのだろう。
「良いふともも」「エッチなおみ足」だと間違いなく殴られる。てか、セクハラ物だ。
 よって、ゆかりの足についての表現は間違いなく「セクシー」だ。
「良いふともも」「エッチなおみ足」の二つの言葉を合体させた足、「セクシーな足」だ。
 ……という仮定をこの間、順平、友近、宮本、そして僕の四名で熱い議論を交わした。
「いや、どうしても気になるものがあってさ」
「気になるもの?」
「ほら、こうして全員揃ってるなら何かしたいかな、と。親睦を深める為にパーティーでも――」

591 :
 その時、ここにいる全員の緊張を見逃さなかった。
 彼らの反応としては、各々違っていた。
目を見開いたり、眉を吊り上げたり、貧乏ゆすり止めたり、体自体が止まったりした。
やがて各々が自身に「落ち着け」とでも言い聞かせたのか、元の状態に戻る。
 そしてこんなレスポンスが来る。
「ンなわけねーっしょ。お前の気のせいだろ〜」
まず順平は肩をすくめる。
しかし、いつものテンションではない気がする。
「そうだよ、気のせいだって。私たち仲間じゃない? ね?」
続いてゆかりもにっこりと笑顔を作る。
……冗談抜きで、目が笑ってない気が、する。
桐条先輩と真田先輩はお互いを見、風花は顔を赤らめてもじもじしていた。

 その後、自室に戻った僕はベッドに寝転がって天井を見つめていた。
足をなげだすようにして、両手を頭の後ろに組んで寝ていた。
 今は、夜の十時半だ。窓の外は月の光でわずかに明るい。
遠くで犬が吠えている。虫の音なんかも聞こえる。
 先ほど僕が切り出してみたのは、只の気になる事ではない。
でも何故そう言える気になったのか、僕自身にも不明なままだ。
 噂されている、仲間はずれにされている気がする――はよくある話らしい。
ひょっとしたら本当に気のせいか、と思っていた時だった。
 しんと静まり返っていた空間の中で音がした。
小さくドアを軋ませる音、それとドアを閉めた音の二つだ。
僕の意識と耳は、音がした方向へと集中した。
 隣室の順平、向かいの真田先輩らしい。
その二人はドアの外で囁き合い始めた。
「真田サン、やっぱりあいつも誘わないすか?」
「馬鹿、声…大き……。大体、こんな……を持って……で十分だ」
「……って、そりゃ……ンたち……の方が……っしょ」
「俺はあいつも……のはどうも……進まな…」
一応、会話は聞こえる。
しかし肝心の隠し事の内容はわからない。
 僕はベッドから身を起こして、そろりそろりと歩く。
そして自分の部屋のドアに張り付いた。

592 :
「それに恐ら……あいつは…者…。どう転ぶか……」
「大丈……〜。俺やゆかりッチが上手く懐…しますっスよ」
 この辺は僕の事を言っているのだろうか。
しかし腫れ物みたいな扱いを受けている気がしなくもない。
よほど後ろめたいものでもやっているのか?
「時間だ。待た…たら叱……ぞ」
「まぁそっ…ね。今夜も元気に……れるとしますか」
順平の声を最後に二人分の足音は階段の方へと向かっていった。
 彼らが去った後、あたりは再び静寂な空気に戻った。
 いつの間にか僕はずっと息を止めていたようだ。
それほど彼らの会話に集中していたのだろう。
しかし、どうも会話の核心となる部分はキャッチできなかった。
 どうするか、答えは決まっていた。
――後をつけてみよう。
 僕の好奇心はある意味、おかしな方向へと向かい始めた。
これから自分の足を使って謎を解き明かす。
「やらなきゃよかった」と後悔してしまうかもしれない。
しかし好奇心が勝り、自分の部屋のドアを開け、一歩一歩歩き出した。
 部屋を出て、月明かりの差し込む窓から離れた時、さらに深い暗闇に呑み込まれた。
自分の手足は勿論、一寸先の光景さえ全く見通しが付かない。
 ……それに誰かに見られている気がする。
自室では電気を消していたから、多少は暗闇に目が慣れている。
とはいえ、どうしようもなく心細くて少し怖いくらいだ。
静かに深呼吸をし、周りを再確認した。
 視界の正面に位置し、数人が蹲っているように見えたのはテーブルとイスだ。
 右手にある、妖怪のヌリカベのように立ちはだかっていたのは自販機。
 隅っこに立って、じっとこちらを睨んでいた幽霊の正体は、ただの観葉植物だ。
 そして巨大な闇の悪魔に凝視されていたと思っていたのが階段だった。
 行き先はやはり女性陣の部屋だろう。
ちなみに一階の電気はついてはいない。
逆に三階へ続く方は少し明るい。
とすると、順平と真田先輩たちは階段を「上った」に違いない。

593 :


三階に上がり、いくつかの部屋がある通路の方を窺う。
僕がいた二階では男性陣、この三階では女性陣が寝泊りしている。
この寮では各々、自分が住む部屋を割り当てられている。
 やはり明かりが灯っている部屋が一つだけあった。
 この時、ふと人の気配を感じた。
「誰だ……!」
僕は小さく叫び、相手の人物を確認した。
「桐条先輩?」
 通路からややそれた所にいたのは、パジャマ姿の女性だった。
暗がりだからよくわからないが、シルクのパジャマを着て、真っ赤なスリッパを履いている。
色々な意味で僕たち特別課外活動部の先輩、桐条美鶴先輩その人だった。
 この人は腕組みをして、やや微笑ましい表情の様子だ。
「何の用があって来た。ここには上がるな、と言ったはずだが?」
桐条先輩はまたこうも言う。
「まだ私を一般人か何かだと勘違いしているな。『気づかないだろう』という予測でも立てたか?」
 そうだ、この人のペルソナは探索能力も兼ねていたのだった。
知らない内に先輩の能力で察知されたのだろう。
 桐条先輩は二歩歩いて、僕との間合いを詰めてきた。
「それで、もう一度問おうか。何の用があってこの階に来た」
 僕はなんと返事をすればいいのか。
というよりも、地味にピンチな状況に陥ってしまった。
立ちはだかる氷の女王に「男二人がここに来た筈です。道を開けて」というのは通じるわけがない。
 かといって、少しでも狼狽える仕草をしたら夜這いだと間違われる。
僕はちゃんと平静を装えているだろうか?
人の心さえもペルソナの能力で見透かされているのだろうか。
 それに、桐条先輩の体から漂ってくるシャンプーの香りが、良い……。
それに女の人の寝間着姿を見られる機会だって、そうそうあるもんじゃないぞ。
体が近いのは誘い受けというやつか?
 ちょっとこれは我慢できない、この場で押し倒そう。
 ……という、気持ちをなんとか、こらえた。
そんな妄想をしていたのも、これはこれでやはりばつが悪い。
なんとなく自分の首のあたりを触りながら笑顔を作った。
「いや、トイレ探してたんですよ。暗くてよくわからないな」
 桐条先輩の目つきがぎらりと鋭くなった。
その眼差しは氷のように冷たい、少しの油断で喉笛を掻き切られそうな、そんな目だ。
やはり夜這いだと思われたのだろうか。
 彼女の足元からは青白いオーラが立ち上る。
真っ赤な髪はゆらゆらと揺れる。
空気は少し冷たくなった。
 だが僕だって伊達に戦いのリーダーをやっていない。
こんなくだらない理由で戦闘など始まったら、それこそ遺憾に思う。というか自分が情けない。
眼前にいる、敵意をむき出しにした氷の女王に負けじと睨み返す。
何も知らないで来たフリを押し通して、このまますっとぼけよう。
すっとぼけた状態で黙って睨み返す作戦に出た。

594 :
「……」
「……フッ」
 やがて先輩は先ほどの微笑ましい表情に戻り、腕を組み直す。
 本当になんとなく温和な気がする。
髪をかき上げる仕草をしたり、腕の組み方だって攻撃的には見えないからだ。
「確かに一階と、そして四階じゃ少し遠いな。今度、理事長に相談してみるよ」
 先輩は片足を部屋の通路の方に向けた。
「話はこれくらいにして……一緒にパーティーを楽しむか?」
 ――楽しむ?
 やはりみんなでワイワイやっていたのか? 僕を除け者にして……。
そんな不安や不満が交錯して思わず聞き返した。
「楽しむって、やっぱりパーティーの一つや二つをやっていたのですか?」
 一つや二つどころじゃない。
みんなで、しかも僕を仲間はずれにしてやっていたのが許せない。憤りまで感じてきた。
もしや、みんなでハブにするよう指示したのはこの人なのか?
「フフフ……」
僕の様子が笑えるのか?
どうして笑うんだ。そんなに人を笑いたいのか。
「……どうして笑うんですか」
「違うさ、ちょっと人を選ぶパーティーでね。笑ったのはすまんな。来るなら――」
「先輩ー、何してるんですかー」
先輩の声を遮り、今度はゆかりの声も聞こえてきた。
 明かりのついている部屋のドアが少しだけ開かれた。
辺りの明るさが増した事によって、ひどく奇妙な視界になった。
桐条先輩の姿が見やすくなった。それはいいのだが……。
 しかし……ここに至って、はじめて先輩の胸のあたりがはだけている事に気づいた。
黒い革のコルセット、でも身に纏っているのだろうか……。
つまり明らかに肌の色や質感ではなく、黒い何かが見える。
これはまずい、嫌な予感が――。
 先輩は、いつの間にか僕の視線を追っていた。
じっくりと、舌でべろりと舐めるように観察していたのだ。
「……して、まずは見学からいってみようか。見られたからにはもう逃がさんぞ」

595 :


「あ、リーダー、こんばんは」
「やっぱり来たんだねー」
「ういッス、そっか、お前も参加する気になったんだな」
 桐条先輩の案内、という名の、半ば脅しで部屋に入った。
 ここは彼女の部屋らしい。
最初に感じた印象は、豪華絢爛だというものであった。
 まず目に飛び込んでくるのが大型テレビだ。
その傍にテーブル。バラの花が上に置かれている。
テーブルを囲むようにして並べられたソファ二つとイスが配置されている。
恐らく普段はゆかりか風花でも誘って、一緒にフランス映画でも見ているのだろう。
 しかし、肝心のテーブルだがなんなんだ。
高そうなテーブル、しかし、上には物が沢山置かれていてごちゃごちゃしている。
 まぁ僕は再び部屋全体に目を向ける。
他には時計、カーテン、絵画、観葉植物といったものまである。
 いずれも値段が高そうな物なので、うっかり傷をつけたり、壊したりでもしたら大変だ。
部屋の主が桐条先輩である事を疑う余地はない。
少なくともこの部屋の空間だけは別世界だ。
「おーい、どうしたー。さっさと始めようぜ」
始める? 何をだ?
順平の言葉で我に返る。
「順平、仕方ないよ。彼は今はじめて来たばかりだもん。色々と、ね」
「そうさ。伊織も、そして岳羽も、初めての訪問は驚いたろう」
部屋の威圧感に圧倒されて気づかなかったが、ちゃんと人間もいた。
みんなパジャマを着ていた。
 ゆかりは予想通り淡い色をしたピンク。
 順平は黒のTシャツにステテコパンツ。
 風花は青と白の縞模様が入ったパジャマをそれぞれ着ている。
 真田先輩は、白と灰色の縦縞模様が入ったパジャマ。
なのだが、彼だけはその表情は訝しげだ。
 正直、僕はほっとした。
なんだ、普通のパーティーをこれからやるみたいじゃないか。合コンか?
別になんでもない、普通の雰囲気がありありと感じられる。
 そんな僕の気分をよそに、真田先輩は重々しく口を開いた。

596 :
「おい美鶴、連れてきてどうするんだ」
「見学くらいいいだろう、私が許可するんだ」
真田先輩は食い下がる。
「しかし、俺はお前たちの事を思って……」
「さっきも言ったはずさ、明彦。彼は口外するような男じゃないさ。それにもし――」
 桐条先輩は冷静を装っているのだろうか。
「もし、だ。口外するような事があれば、私直々に彼を処刑し、調教や開発をしてやるさ」
そして彼女は手を僕の肩にポンと乗せて猫撫で声になった。
「……なぁ、そうはなりたくはないだろう? 調教されるなど嫌だ、そうだな?」
 僕も含めて、全員が無言になった。
少なくとも僕はまたしても、圧倒された。
 何がどうなっているんだ?
みんな頭がおかしくなったのか!? 調教?
まさか、人を選ぶという、このパーティーの内容は……。
 僕が答えを導き出すより、先に桐条先輩は自分のパジャマを脱ぎ始めた。
そうしてシルクのパジャマが床に落ちた時、僕は己の目を疑った。
 上半身はブラジャーとコルセットが合わさったような代物だ。
バリケードの中には、みちみちに膨らんだ豊満な乳が収まっている。
 下半身は上半身の革製に合わせて、こちらも革製の下着だ。
僕の視線に応えてくれたかのように、桐条先輩は僕に背中を向け、Tの字を拝ませてくれた。
そして両手の指先で下着を軽く摘まんでパチンと鳴らした。
 この間、彼女に知られていたかはわからない。
僕はあろうことか、彼女の一連の動作に喜びでため息をついていた。
 でも、多分知られていただろう。
先輩はまたも僕の視線を追っていたようだ。
気づいた時には彼女の妖艶な表情の笑みが目の前に迫っていた。
「それとも……お前はそういう、まさか調教という、人が蔑む変態行為を望むのか?」
「美鶴!」
「冗談さ、明彦。その声の荒げようは嫉妬か?」
彼女はそのあられもない姿のまま、ソファに座った。
「さすが先輩ね、プレイはもう始まっているのね……。ボンデージ似合うっていいなぁ」
 いつの間にか僕の脇に並んでいたゆかりは、陶酔しきった表情をしていた。
桐条先輩の方を見ながら、片手で自身の股間をさすっている。
「さてと、私たちも脱ぎましょう。キミもね? 脱ぐの手伝ってあげる」
「え、ちょっと! うわ!」

597 :
 女の子に自分の体を見られるのは恥ずかしい。
ましてゆかりは、手際良くするすると僕が着ている服を脱がしていった。パンツまでも。
 全裸になった所で彼女もパジャマを脱いだ。
下着まで床に脱ぎ捨て、お互い生まれたままの姿になってしまった。
 順平か風花に助けを求めようとしたが、これまたびっくり仰天した。
「むふふ、ゆかりッチは忙しいから俺ッチが相手だぜ」
「いやぁ、ダメそこは……あ……ぁ、あ……」
順平はなんとも鼻の下を伸ばしながら風花の体を愛撫している真っ最中だった。
 ここの連中にまともな人間は僕しかいないのか?
そう思いつつも、ゆかりの体を凝視した。
 凝視した理由は、まぁ、僕が男……だから。
 まず薄い茂みに覆われた所はピンク色の縦線が沿っていた。
肉のアワビ――縦に切り開かれたマンゴー――色々呼び名が浮かびそうだ。
とりあえず陰部に変わりはない。きれいな色をしている。
 そのまま視線を徐々に上に向けていく。
きゅっと引き締まったくびれに、ほどほどの質量を保った乳がある。
乳首の向きなんか、ちょっと本人に似て生意気さを背負った気概なんかありそうだ。
 そうして彼女の顔を改めてうかがってみると、若干、頬を赤く染めていた。
「あ、あんまり見ないで……。さ、こっちこっち。キミ専用の特等席を設けたんだよ」
 ゆかりに促されて僕はイスに座らされた。
一階にある艶々な革張りソファと違って、こちらは体が沈む心地を受ける。
視界の真正面にはテレビがあり、テーブルもあり、その両脇にソファ一つずつという構成だ。
 ぎょっとしたのはテーブルの上に置かれていた物だ。
 皮鞭、乗馬鞭、手錠。
薄手のゴム手袋に注射器にペット用のシート。
ビデオカメラやピンクローター数個等もある。
男性器を模した器具、男性器そのものに合わせたような革紐、といった用途が不明の代物もある。
 部屋に入った時は特に何も気に留めなかった。
しかしこうして間近で見ると壮観で、そして恐怖さえ感じる。

598 :
「見れば見るほど面白いな君は」
桐条先輩の声に、僕は再び我に返った。
 彼女はブーツを履いていた。
膝から下を軽く覆う、黒い編み上げブーツだ。やはり革製の。
それを紐で縛り上げて履き心地を確かめている。
「君が寮に入った時から、只者ではない、という私の勘は当たったな」
 ややもして彼女はブーツを完全に履き終えると、次は肘まである革手袋を手に取った。
これも黒だ。どうもこの人には黒という色が似合う気がする。
「あの、何故僕が只者ではないんですか?」
桐条先輩は今度は僕の方を見もせずに、手袋のはめ心地を確かめていた。
「そうだな、私にも上手く言えんが――冷静ながらも勃起している奴はまずいないからな」
 何から何までこの人に見透かされているのか……。
確かに彼女の言う通り、僕は興奮している。
その象徴として、僕の陰部はマグマのような感情を内に秘めている。
 だが、はっきり言ってこんなパーティーは、吐き気がするほど大嫌いだ。
いや、ハマればとことん好きになるかもしれない。
ひょっとしたらこんな露骨な性行為に僕は驚いているのだろうか。
 でも順平と風花にしたって、最初からそういう関係じゃないだろう。
ゆかりにしてもそうだ。
君は貞操を固く守りそうな子だったのに……。
なんというか皆、キャラに合わない事をしている。
「言い返さないところを見ると図星のようだな。おい明彦、来い」
 なのに……なぜこんなくだらない儀式的な行為に興奮するのか!
僕は嫌悪感を露にしながらも、「次が見たい」という矛盾した気持ちを抱えていた。
「やるなら早く終わらせて僕を楽にしてほしい」とさえ願っている自分もいた。
 その反吐が出るほどひどい感情を桐条先輩は見抜いていたのだろうか。
 真田先輩を呼び、彼を目の前に座らせた。
そして……これみよがしに彼の顔面を、自分の股間に押し付けた。
「ほーら、明彦、お前の大好きな物だ。これでも嗅いで落ち着け」
そうやって真田先輩を嘲りながら、ぐりぐりと彼の頭部を押さえつける。
真田先輩は抵抗もせずに、革の下着をまとった桐条先輩の股間に身を委ねていた。

599 :
「あ……」
後ろから艶っぽい声がしたので、僕はなんとなく振り向いた。
いつの間にかハイレグアーマーに着替えていたゆかりは、自慰をしていた。
どうやら桐条先輩によるいじめをおかずにしている様子だった。
「ねえ……」
 ふと僕の名前を呼び、肩に手を回してきた。
「一緒にイこうよ、ね?」
 淡い香水の匂いに鼻をくすぐられ、しかも色々と近い。
特に口と口との距離が……もう少し接近したら……。
これ以上女の子に物理的にも精神的にも追い詰められたら、その時は、僕は――。
「や、やめろ……」
「あ、やば、イ、く……! ……っ! ぅぅぅぅ……」
ゆかりのか細い、でもどこか力強い声は、僕の全てに侵入してくる感覚がする。
 彼女はぐったりとして僕の体に向かって倒れこんだ。
ごめんね、先にイっちゃった等とのたまいながらも、扱いている手は休めない。
 僕はこれ以上、己の昂る感情を抑える理由はあるのか。
高校生だろうが何だろうが、そういうのは一切関係ない。
結果的に夜這いになってしまって不本意だが、これ以上はもうダメだ。
獣になろう。
 僕は思いきってゆかりを抱いた。
ゆかりの胸を覆っている銀板を手で剥ぎ取ると、間髪入れずに乳首を掴んで舌で弄ぶ。 
彼女の胸は大きく変形する。自分の怒張しきったモノを押し付ける。
「あ……っ、あっ、そ、その調子!」
 なんで今まで「仲間たちの議論」程度に留めていたのかわからない。
僕は今度は、彼女の両脚を覆っている真っ赤なタイツを両手で掴み、勢いよく引きちぎった。
そうして露になったセクシーな足を舌でベロベロ貪る。愛おしく何度も口づけもする。
「ああ、やっと受け入れてくれる気になったのね、お願い!」
 ああ、そうか。
僕は無頓着な仮面をかぶっていても、やっぱり女の子が好きなのか。
 SMの女王様に変身した桐条先輩はきれいだ。
 外見の美醜に関係なく、いじめられる側の気持ちを知っている風花もいい。
 そして、校内ではアイドルとして人気を誇る彼女の顔のなんと魅力的な事か。
どの女の子に対しても、熱を帯びたその顔を精液で汚すくらい、今更どうって事はないだろう。
散々、そっちが誘ってきたんだから。

600 :
 ぽっかり口を開いた彼女の口めがけてぶちこんだ。
「んんっ、いい、かたい」
思いのほか早く射精した。
ありったけの熱いパトスを、彼女の口内にぶちまけた。
 正直、今の感情をどう表せばいいのだろう。
自分は確かにここにいる。
しかし、それは自分ではない心地だった。
 桐条先輩が振るう鞭の音の凄まじさ。
 相変わらず肉と肉がぶつりかう音。
 ゆかりの喘ぐ声。
 ああ、そうか。
ひょっとしたら僕は波しぶき打つ断崖絶壁に立っていたんだ。
そんな危険な場所から、ひょいと飛んだのかもしれない。
あるいは自分自身に自分の危険を知らされて、はっとして夢から覚めたのかもしれない。
これで全てが「終わった」ともいえるし、「これから始まる」ともいえる。
 とにかく僕は、以前いた場所にはいなかった。

 それからしばらくして、人を選ぶパーティーは終わった。
 今考えてみると、桐条先輩の鞭は痛そうだ。
でも先輩になら――鞭でビシバシ叩かれてもいい……。
「まだまだ未熟者の腕さ」と、彼女は謙遜して笑っていたがそうなのだろうか。
 風花、順平は事が終わった後、とても爽やかな顔をしていた。
あれだけお互いに腰を動かして、翌日には腰痛にならないか心配だ。
 今、僕はどうしてるかというと、ゆかりと二人で「二次会」をしていた。
ハイレグアーマーの手袋でしごかれ、緩急の具合がいい感じに気持ちいい。
舌でちろちろ出されるだけもあれば、思い切り咥えこんだりされて、天地が揺さぶられる感覚さえある。
「んんん……あれだけ出したのにまだ出ちゃうの? オナニーとかしないの?」
「基本的にそういうのはしない」
そうだ。部活に生徒会に同好会などで忙しく、する気が起こらなかったからだ。
「ねね、これからさ、あなたにどんどん話しかけていいかな?」
僕のを舌で愛撫しながらこうも付け加える。
「あなたになら――打ち明けられる気がするんだ」
 今の言葉の真意はどういう事だがわかりかねる。
しかし、こんな楽しいパーティーを手放したんじゃすごく勿体ない。
 この子がいるのに、浮気なんかしたらすごく怒られるだろうか。
怒った牛は手がつけられない、でも怒ったゆかりはかわいいと思う。
そんな事を心密かに思いながら僕は返事をした。
 僕がどんな風に答えたかは、ここまで読んでくれた君の想像に任せる。

おわり

601 :
終了です。
このssのタイトルは「断崖絶壁」です。

書いた後で思った。
ゆかりッチはかわいい、美鶴さんはきれい。
読んでくださった方、ありがとうございました。

602 :
乙うううううう

603 :
美鶴に調教されたい。

604 :
逆に服従させたい

605 :
本家(アトラススレ)と、このスレが残ってるだけでも嬉しいと思うの俺だけ?
ぽつぽつとはいえ、あちらもこちらも書き込みがあるだけで寂しい気分は拭える気がする。

606 :
菜々子と番長の何年後かでエロ展開って考え得るだろうか……
番長、社会人になるまでフリーでいなきゃいけないんだよなw

607 :
いや、別に番長が妻子持ちとかでもそれはそれで需要あるんじゃね?w
エロでやるんなら だけどさw

608 :
アグネスさん、この人です。

609 :
なんかまとめサイトにはいれないんだけど
ttp://oroti.no-ip.biz/~eparo/
であってるよね?

610 :
URLは合ってるけど入れないな
前も一時的に入れない事があったから、様子見かな

611 :
復旧した模様。
みんなのパソコンではどうなってる?

612 :
ちゃんと復旧してるね

613 :
ペルソナ自身のエロさに最近気付いた
トモエとか

614 :
なんだか無性にそんな欲望を待っていた気がする。 >ペルソナのエロさ
キャラだけでなく、ペルソナについてもみんなで語り合いたいな。
けど、人が少なくて叶わんかも。

615 :
トモエの黒長髪はどう考えても雪子モチーフだよな
腹筋と太ももがムチムチで……触りたい
ペル2のアルテミスもいいな

616 :
ペルソナ萌えってどっちかっていうとメカ萌え・無機物萌え・
ラバースーツ萌え・仮面萌え(顔の一部が隠れている萌え含む)的な所があるからそっちの方が適切なのかな
でも中身人間じゃないからやっぱりこのスレかなあ…と悶々するわ
人格も「我は汝…汝は我…」時の台詞から想像するしかないし
容姿が元人格の反映的なところもあるから本体とニコイチで語るのが欠かせないがそこもまた良し
自分はカリスト・ルキア・イオ・コノハナサクヤ萌えだ
後アポロとヒューペリオンの対になったデザインに大変ゾクゾクする

617 :
金子さんのマイルールで
ペルソナは中の人がいるデザイン設定だそうなw

618 :
カリストさんの中の人…ゴクリ

619 :
>ペルソナは中の人がいるデザイン設定だそうなw
もしこれが本当だとすると、ゆかりの声優さんと美鶴の声優さんはSM好き……ゴクリ

620 :
クマは人間じゃないからペルソナも中の人が入れないデザインにした・・・そうだなw
コスプレできるかどうかを判断基準にしてるんだろーかwww

621 :
ペルソナ4公式設定画集よりタケミカヅチの項にて
>自分には「ペルソナの中には人が入っていなければならない」というマイルールがあります。
>ですからタケミカヅチをロボット調に描いてはいますが、ロボットではありません。
>よく見ると、関節部分がロボットのそれとは違うデザインになっています。
同じくキントキドウジの項にて
>クマは着ぐるみですが、手と足の位置や大きさの関係で、実際には人が入れません(笑)
>タケミカヅチのページでマイルールについて書きましたが、クマ同様キントキドウジも中に人が入れるデザインでなく、例外扱いになっています。

622 :
スクナヒコナの中にいる小さい影直斗にいたずらしたい

623 :
マ、マーラ様は?

624 :
マーラのあの姿に反応しちゃう奴は負け犬
マーラも内心がっかりしてる

625 :
>>619
そっちの中の人じゃねーよとマジレス

626 :
中の人の話題にスクナヒコナが出てきたから、
俺はてっきり超力兵団に出てきたあの

627 :
陽介の進化後のペルソナを見て、
なぜか花中島マサルを思い出した。

628 :
ポリデュークスの腕って実は浣腸器なんだろうか。
と、エロパロ的な発想をしてみる。

629 :
>>617
マイア、アルテミス姿の舞耶とアポロン姿の達哉超かっこいいな

630 :
番長「千枝のトモエ姿、胸を盛ってるよな」
千枝「番長君こそなによ、そのファウルカップ!」

631 :
パオフゥ「…………」

632 :
>>135
もう二年前か・・・
さすがにもう投下は来ないよなぁ

633 :
>>クマは着ぐるみですが、手と足の位置や大きさの関係で、実際には人が入れません
ア二メの夏休み編で山口勝平ヴォイス以外の誰かが入ってたような…?

634 :
>>633
番長が入ってバス乗ってたな

635 :
クマ着てバイト子供相手のバイトしてたじゃん

636 :
むしろ俺としてはキントキドウジやカムイの中に入ってる想定なのは
人間態の方か着ぐるみの方かそれともそれ以前の不定形シャドウ状態のクマなのか
それが気になるw

637 :
カップリング:前半、ゆかり×ハム子
       後半、ハム子×ゆかりです。
注意事項:前半は百合、調教。
     後半はペルソナを使った調教(精神崩壊あり)です。
     色々な意味でひどいです。
投下レス数:14レス
現在、保管庫に収録されている、
「ゆかり×ハム子」「ゆかり×ハム子2」をベースにして書いたものです。
ハム子、ゆかり、SM系が苦手な人は
NGワード「勝ち気な女の子の屈辱」と指定お願いします。

638 :
 *** 1 ***
 全ての人は、他人を傷つける、傷つけざるを得ない生き物だと思う。
根拠もなく優越感に浸り、これといった理由もなしに非難する。
場合によっては、拷問まがいの正義をふりかざして強制執行、相手の返事を吐き出させる。
……お父さんを失ってからの生活で、私自身はそんな風に考えてきた。
 目の前には筋金入りのマゾ奴隷のハム子がいる。
正座を強いた状態で、両手を後ろに縛っておいた。
この姿勢は私がちょっと足を突き出せば、彼女は後ろに倒れる。
 慈悲を請うような目で見上げてきて、その瞳には光が宿っている。
 今、私はこの場の雰囲気によって、身に纏っている衣装によって、静かに、かつ激しく心は躍動している。
自分で言うのもなんだけど、私自身の姿は扇情的な色合いを醸し出している。
彼女も同じように、露出の多い革製の下着を身に着けている。
「ねえハム子」
 私はそう言いながら、右足を使ってハム子のふとももを踏む。
ロングブーツに包まれた足の踵部分に力を込め、つま先を二度三度左右に揺らす。
もしこれがテレビやドラマだったら、革の軋む音のインパクトが特に強調されそうだ。
視覚的にいえばヒールが肉に食い込む、その様子がありありと目に焼き付けられるのだろう。
しかし、これはテレビやドラマではない。
「今のハム子の姿、とてもかわいいと思うよ」
 そう、声を押しし、痛みに耐える彼女は健気でかわいい。
 だから私は体を傾けて、ブーツを履いた足に、徐々に力を加えていく。
こんなかわいい子が痛みで顔を歪ませる、痛みに耐えている。
それを見られるのは本当にラッキーかもしれない。
なまじ普段の日常生活では元気いっぱいにはしゃいでいるのを知っているだけに、ね。
「ねぇ、どんなご褒美が欲しい?」
 猫撫で声で奴隷を見下ろしている自分自身が最高に気持ちいい。
私の穿いている革のパンツの、その奥の部分からは水のような感触もする。
もっとも、この行為はこの子と合意の上でだけど。
「それとも……こうやって踏まれるのはあんたにとってご褒美かな? うん?」
 足を離し、踏んでいた箇所を見た。
踏み躙っていた所は赤紫に変色している。
彼女の透き通った白い肌を私の色に染めた事で、改めて自分自身の体中に血流が轟く。
この感情……「これは快楽だ」と認識する。
他人を傷つける事でしか得られない優越感、満足感、そして快楽へと結びつく。

639 :
 踏まれている苦痛から解放されたハム子は開口一番にこう言う。
「ゆかりの好きなようにしてください」
「そう……好きなようにしていいのね?」
「はい、してください」
 私はハム子の両手を縛っているのを解いて自由にさせた。
それからテーブルの上に置いてあった双頭型のディルドーを手に取った。
左右対称にくっついたペニスの一方を、自分の奥地に挿し込む。
「んっ……今日のご褒美はこれね」
 そうして私は挿入を終えると、革張りのソファに座った。
肉でできた壁が異物によって押し広げられる、そんな感覚がとにかく気持ちいい。
もう一方の疑似ペニスをしごく度に、肉の壁はぎゅうぎゅうに締まるのをありありと想像できる。
とても強い性的な衝動が立ち現われ、しごくのをやめられない。
「来て、ハム子……。一緒に気持ちよくなろうよ」
 大股開きでしごいて挑発する私の姿を、ハム子はどんな風な気持ちで見ているのだろうか。
彼女の瞳は相変わらず何か物欲しそうに煌めいているようだ。
 ヘアピンを外して下ろしている髪。
縄の後が残っている両手首。
踏む事でできた、ふとももに残る小さなアザ。
その他、私が罰として与えた鞭の痕もちらほら。
 全てハム子に対して「注文」したものだ。
これこそが求めていた光景なんだ、自分の手でやったんだ。
そう思うと、不思議と今以上に滾る思いが沸いてくる。
すると下腹部から下は、何だか力に満ち溢れていく。
「ゆかり、あまり激しくしないでね?」
 そう言いながらハム子は私の腰に跨る。
 彼女の言葉には、私は答えない。
ただ、にんまりとした表情だけ伝えておいた。
彼女の、少しおどおどした、それでいて快楽を得たい感情が見えるのは気のせいか。

640 :
 ハム子の部分が入り、私たちは一つに繋がった。
私に抱きついた姿勢で、やがて間近にいる彼女は腰を上下に振り出した。
 二人だけの空間。革張りソファの擦れる音。
 私たち二人のお互いの熱い吐息。ヌルヌルする感触。
そして上下に揺さぶられる振動の具合は、確実にこちらにも伝わってくる。
「あんたさ、本当にエッチだね。自分の方から寄ってきて腰を振るなんてところがね」
「え……んっ、だって、それはゆかりが――」
「私が何? 『入れて』なんて一言も言ってないよね。拒否する事だってできたよね」
「……」
「いきなり入れるなんてびっくり。よっぽどこのおちんちんを味わいたいの? エッチだよね」
 勿論、ハム子の方から来てくれたのは、私が言葉を変えて注文したものだ。
仮に拒否したとしても、私は次の罰を考える機会にもなる。
つまりどっち道、彼女に選択の自由はない。どちらを選んでも。
そうやって精神的に彼女の意思を軽く挫いて、その心を私という存在で縛っておく。
 今発した言葉が効果をあげたのを確認すると、次は「アメ」を用いる事にした。
「でもね、ハム子がエッチっていうの、好きよ」
そう言いながら両手を彼女の後ろに回し、肉付きの良いお尻をしっかりと掴む。
「ごめんね、ハム子があんまりかわいいからイジワルしたいのよ」
手で掴み、揉み回し、叩く。
お尻を触られている彼女はまんざらでもない様子だ。
私がお尻を触っていても、彼女は律儀に運動している。
「味わう」という感覚は、何もおいしい料理を口に運ぶ時だけに用いるわけではないんだなと密かに思う。
間違いなく、そして文句なしにこの子のお尻は味わい深い。
 そんなお尻を革でできた下着で覆っている。
「T」の形をした下着を上に引き絞る度、ハム子の口からは吐息が漏れる。
「このお尻や下着だってなんかいいよね。よく似合ってると思うよ」
私でさえ妙な気持ちになるのに、男なんかがこの子のお尻を見た時にはどうなるのだろう。
やはり勃起と射精の嵐になり、たちまちのうちに虜になるのだろうか。
 さて、「アメ」はこれくらいにして、もう一度「ムチ」だ。
次にハム子の胸を覆うコルセットを剥ぎ、舌で乳首を弄ぶ。
「何よこのこりこり。ひょっとして、私に隠れて男と遊んでるの?」
「やっ……ゆかり、そんな事言わないで……」
「ふーん、ご主人様の私に口答えするんだ?」
 そして軽くハム子の表情を見やり、困っている様子なのを確認してから続ける。
「やっぱり今日の鞭は足りなかったみたいね。物理に強いペルソナに変えてたんでしょ?」
「そんな事しないよ……。それに変えないって約束じゃ……」
「嘘おっしゃい! ――ふーん、そうなのかぁ。『男と遊んでる』ってのは否定しないんだ?」
「う……でも真田先輩や順平は良い人だよ。そんな言い方しなくても……」
 そんな言い方しなくても、か……。
 うん、これはちょっと失敗した。
私以外の話を持ち出し、しかも暗に淫乱だと示す言い方を間違えた。
多分、これは「シラけさせる状況」だと思う。
付き合っている相手を連想させた事で、彼女自身の表情に陰りが見え始めた。

641 :
 でも待って。
付き合っている相手をあえて連想させてから、こう切り出すのはどうだろう。
「フフフ、やっぱりハム子っていい子だね。私ね、またイジワルしたかったの」
私はこの子の乳首に顔を近づけ、強めに齧る。
「よっぽど大事なんだね、あんたにとって。そうでないならそんな暗い顔しないもの。人の為に、さ」
齧った状態で口内でちょこんと出た、まるっこい突起物を――乳首の先を弄ぶ。
ハム子はここに至って、ようやくほっとした表情を見せた。
「うん……でも今の言い方はひどいよ」
「あーあ、真田先輩や順平が羨ましいな――なんてね、えへへ」
 危なかった。どうやらプレイが終わってしまう危機は回避できたようだ。
 それにしても実際の所、学校で噂になっているくらいだから、それはそれで気になる。
私自身、下衆な心を刺激されながら聞いてみる事にした。
「で、真田先輩とか順平とかさ、どのくらいまで仲が進んでるの? A? それともB?」
「ン……っ、真田先輩は6超えた所、順平はMAXだよ。ゆかりは二人の中間くらいかな」
ああ、この子頭おかしいわ。学年トップだけど頭おかしい。
日頃からこんな調子だし。こっちがちょっと冷めてしまった。
だからといって、こんな事でプレイを止めるのはご主人様務まるかっつの。
 相変わらず腰を振っているハム子の体を両手でしっかり掴む。
「まぁつまり、今だけはあんたの事を独り占めしていいんだよね? ちょっと体勢変えましょ」
「ゆかり……?」
私の座っていたソファにハム子を座らせ、彼女の両足を肘掛けの所に乗せる。
「しっかり足開いててね。ほら、閉じないで」
そしていつもペニバンを装着して犯す時の要領で、彼女のアソコに思い切りぶち込んだ。
「ほらほら、真田先輩や順平がこんな光景見たらどう思うのかな! ほら、ほら……っ!」
「あ、あっ……。ゆかり……待って、待っ……今、イった! 待って!」
 そうだ、今だけはハム子を独り占めできる。
鞭で叩いたり、「おちんちん」を使ったりして快楽を得る事ができる。
経験上、言葉自体が魔力を帯びている存在だとも私は信じる。
 そして言葉は「アメ」にもなれば「ムチ」にもなる。
そう、人を手懐ける意味で「アメ」、人に罰を与える意味で「ムチ」にもなる。
使いようによっては、こうしてハム子を精神的な意味で縛る事も自由にさせる事も思いのままだ。
 私は暗示をかけるように、実際にはここにはいない真田先輩や順平がいる事を言い続ける。
「こんな風に私にファックされてるの見たら幻滅するだろうねー! 今、覗き見してるかもね」
「……ゆかり、それ以上……もう、イ……っ! 待って……」
 この時、ハム子の側から「本当にこれ以上はやめて! 無理!」というサインが出されたのを確認した。
歯を噛み締め、やや顎をあげている。苦痛を感じているのだろうか。
苦痛に耐えながらも、その顔つきはキッと私を睨みつけている。
「これ以上はダメだ」と感じたら、相手を睨む、それが私たち二人が交わしたサインだ。
 しかし、その大事なサインを、私はわざと無視して腰を振り続ける。
この頃のハム子は少々、魅力が高まってきている。
私自身の体の抑えがきかないほど素敵な女性に成長してきている。
だから私自身が荒ぶる炎のように、猛獣使いの扱う鞭のように、乱暴に彼女の中で暴れ回る。
狂ったように引き抜いては突き入れるのを繰り返す。

642 :
 私の激しい突きに対し、ハム子はだんだんとおかしな顔になっていく。
徐々に白目をむき出しにする回数が多くなり、体は少しばかり痙攣している。
だらしなく舌を出し、吐き出す息はすごく早くて荒い。
「待っ……てゆかり、イ、く……! え、またイく……っ!! イ……!! また……またイくっ!」
正直、私のアソコにも疑似ペニスを挿し込んでいるので、私自身も既に何度かイっている。
だからハム子の顔もおかしいが、私自身も相当おかしくなっているかもしれない。
一際勢いをつけてハム子の体に迫った時が最後だった。
一つに繋がったまま、私たち二人はお互いの体を抱き締め合っていた。
 ハム子は私の背中をぎゅっと抱きしめている。
きっと顔は涙と鼻水で情けない状態なのだろう。
 私はというと、ハム子の命の鼓動や温もりを両手いっぱい、体全体で受け取りながら自覚する。
 この子のご主人様であり、同時に彼女の性欲を吐き出させる奴隷でもあるのだと。
多分、人を傷つける事でしか自分と自分以外の存在を確認する術がない、哀れな奴隷なのだ、私は――。
そうやって私たちは、少なくとも私はそうやってプレイ後の余韻を味わい深く感じていた。

 *** 2 ***
 翌日の夜の事だった。
生意気にもハム子の方から「今夜もしよう」という連絡をしてきた。
結論から言うと、今日の夜はハム子がプレイの主導権を握る、というものだ。
あの筋金入りのMが、Sの役を担えるのかと訝しむものはあった。
だからもし「『残念だ』『つまらないな』と感じたら即交代ね」という条件を付加する形で合意し合った。
 時間になり、興奮を呼び起こす衣装に着替えている最中に自分の過去を思い出す。
私がM役、即ち、「いじめられる役」には悪い意味で考えてしまうものがある。
 どうしてこんな人生を歩まざるを得ない羽目になってしまったのだろう。
 どうしてお父さんがに、残された私たちまでひどい目に遭わなければならなかったのか。
 私は顔を上げ、鏡に映った自分自身を見つめる。
少し発想を変えれば、こうした人生を歩む事で見えてくる物だってある。得られた物もある。
大体、身に着けている衣装だってなかなかサマになっているじゃない。
 にっこりと笑うと、鏡の中の私もにっこりと笑う。
フンと鼻で笑うと、鏡の中の私も鼻で笑う。
 考えたって仕方がない。なるようにしかならない。
自分で言うのもなんだけど、鏡に映っている私はかわいくて、良いプロポーションをしている。衣装もバッチリだ。
「よし、行きますか! ゆかり号、発進! なんてね!」
 もしS役のハム子が情けない、へっぴり腰な真似なんかしたら即代わってやる。
ブーツで踏み躙り、鞭で叩き、足腰が立たなくなるまでぐちゃぐちゃにして犯してやる。

643 :
 いつもの作戦室前で深呼吸をする。
あの子のヘタレな行動を見極めてから、今日も私が主導権を握る。
二度とそんなふざけた真似はさせないように逆に調教してやる。
そんな風にいつも以上に気合いを入れて、ドアを勢いよく開いた。
「ハム子、良い度胸してるじゃない! やれるものなら――」
 ドアを開けた途端、甘い香りが漂ってきた。
少し目まいがした後、喉が渇く感覚もする。
水分が体中から抜け出ていく感じがしたかと思うと、やがて下半身は熱を帯びてきた。
穿いている革製の下着で覆っている、その奥はじわりと疼いてきた。
「どうしたの、ゆかり。そんな所でぼーっとしちゃって」
 我に返って部屋の中を見てみると、すぐにハム子の姿を見つけた。
昨日、私たちがヤりあった革張りのソファに座って微笑んでいる。
彼女の傍らにはペルソナのサキュバスがいた。
「あんた、もしかして魅了の魔法をかけたの?」
「うん、そうだよ。エッチな気分になってきた?」
「ふざけないで。プレイの最中にはペルソナは使わない約束でしょ? ルール違反だよ」
「うん、その言葉そっくりそのまま返すね」
 ハム子はそう言いながら立ち上がり、一歩一歩ゆっくりと歩んできた。
「ゆかりだって、私がサイン出してたの無視したでしょ? ルール違反。お互い様だよ」
「だって、あれは……ハム子があんまりエッチな声あげるから……ぁ……っ!」
 今度はカラフルな体の色をしたペルソナ――ディオニュソスが出てきた。
その途端、体中に強烈な電気が駆け巡り、私は尻餅をついた。
 どうやら軽く気絶していたようだ。
 再び意識を取り戻した時、彼女はにんまりとした顔つきで私を見下ろしていた。
「何、ご主人様の私に口答えする気なの? ねえ、もう一回やっちゃって」
またも私の体に電流が轟く。
 全身の痺れで動けなくなった私の顔のこめかみに何かが乗っかった。
それがハム子の履いているロングブーツだとわかるには少しの時間を要した。
「私ね、今怒ってるの。サインが無視された事にね……本当にぬところだったんだよ?」

644 :
 ぐりっ、ぐりっと私のこめかみが踏み躙られ、体重までかけてくる。
あまりに集中した痛みの為に、手でどけようとすると、またもやビリビリが襲ってくる。
「あ……あ……ぐっ、あ……」
「どうしようかな、とりあえずご挨拶はしてもらいたいな。舐めて」
 ハム子は一度足をどけて、ドアを閉めた。ご丁寧に鍵までかけて。
そうして動けない私の眼前には、ブーツが立ちはだかった。
かろうじて力を振り絞って、ハム子の顔を見上げるとにこにこしている。
「聞こえなかった? ブーツを舐めてね。命令よ、舐めなさい」
 今度はジャックランタンが彼女の傍に出現する。
かぼちゃ頭にマント姿のペルソナは、私に向かって火炎魔法を浴びせてきた。
浴びせてきた、といっても、肉体的なダメージではない。
 その代わり、なんだかむらむらとした欲情が限りなく滾り始める。
ここにいるハム子は勿論、どんな男でもいいから性欲を発散したい思いに駆られる。
「どう、すごくエッチな気分になってきた? 魅了と火炎の相乗効果ってすごいよね。燃え上がる恋ってやつ?」
 確かに酷い気分だ。
誰かとヤりたい気持ちで下半身だけでなく、全身が疼きまくっている。
 とにかく現在抱いている淫らな気分を発散したい。
ブーツを舐める事でヤらせてくれるなら安いものだ。
いや、それ以外の事を考えるなんてできなかった。
だから私は不本意だが舌を伸ばして、彼女の履いているブーツを舐め始めた。
「アンビリーバホー! こいつ、本当にオイラのご主人様の足舐めてるぜ! パス1だホー」
ペルソナにもバカにされているのがムカつく。
 しかし今湧き起っている性欲には抗えない。
このご挨拶が済んだら、思う存分ヤらせてくれるに違いない。そう思って舐め続ける。
 やがてハム子は満足したのか、ブーツを履いた足を引っ込める。
その様子を見て、私はようやくヤらせてくれると感じてほっとした。
「ねえ、今すぐお願い。ペニバンでもいいから私を犯してよ」
ところがハム子はすっとぼけた風に首を傾げる。
普段の日常でやるならかわいいものだが、今の状況ではイラッときた。
「ハム子、何してるのよ、早く!」
「何を勘違いしてるのゆかり、まだご主人様気取りでいるの? 違うでしょ?」
相変わらずにこにこしているのがすごく癪に障る。

645 :
「そんなにヤりたいなら、この子なんかどう?」
 続いて現れたのは、スライムだった。
「うぉれ を よんだかあああああ!」
ドロドロとした緑色の粘液の塊……見れば見るほど気持ち悪い。
「うん、呼んだよ。この元ご主人様ね、あんたにお尻を責められたいってさ。ヤる?」
「ちょ、待って、そんなの……」
「うぅあわかったああああっ!」
 冷たい感触がしたかと思うと、私のお尻の穴に入ってくる。
「もう一人の彼女」はとても醜悪な姿をしてるだけに尚更嫌悪感が増す。
そいつに侵入された事で私のお腹はぽっこりと膨らんだ。
 嫌だ、イきそう……。
こんな奴にイかされたくない、イかされたくない、イかされ……。
 お尻の筋肉は緩み、体をのけ反らせてしまった。
頭がぼんやりとして、何も考えられない。
「こぉいつぅ、イったみたいだぞおおお うぉれ でイったぞ!」
「よしよし、よくやったぞスライム。ついでだからもっと遊んでやって」
 え、ハム子、今なんて……待っ……。
「ハム子、待って、もうやめて、やめ……オ゙エ゙エ゙エ゙エ゙エ゙…っ! ゲェエ……ッ、オエエェ! ェェェ……」
あっという間に消化途中の物だったのが逆流し、私の口から次々と放出される。
消化途中の物に混じって、緑色の粘液が口から完全に出るまで嘔吐が続いた。
「うぉれ やったぞおぉ! ほめろおおぉ!」
「よーしよし! もう一人のうぉれよ、よく戻ってきたぞぉーっ!」
ハム子の合図でスライムは消え、あたりは静寂に包まれた。

646 :
「さて、と……。次はどんな風に私がご主人様、あなたは私の奴隷だって証明しようか」
 わかったから、あんたがご主人様だってもうわかったから……もう許して!
 そう言いたいのに、頭と口が上手く働かないので口だけぱくぱくしてしまう。
「ふんふん、なるほどなるほど。まだわからないんだ? じゃあ次いってみよー!」
 私は、これが「合意の上でのプレイ」だというのは絶対に、認めない。
認めたくない、だからサインを、ハム子を睨みたい。拒否して今すぐ、終わりにしたい。
だけど、なんで? 体が、うごかない。うごかせない。
 するとオレンジ色のホースのような物が視界に入ってきた。
それが一本、二本としなやかな動きで宙を駆け巡る。
ハム子の方をよく見ると、彼女の足元から青白いオーラが立ち上っていた。
ああ、そうか。また別のペルソナを召喚したのか。
でも、気持ちいいからどうでもいいや。
 触手は私の耳から侵入し、脳は奇妙に心地いい。
触手が動かしているのか、私の目玉を勝手にぎょろつかせ、焦点さえ合わなくなる。
手足はびくりびくりと不定期に揺れ、妙にお腹がすいたり、逆に満腹感になったりする。
さっきまでイラついていた感情は霧散した。
悲しくなったり、笑いたくなったりする。
「おーい、オモイカネー。今は私の『所有物』なんだから勝手に壊さないでよ」
 あれ、そうなの?
いつから私はハム子の持ち物になったんだっけ。
てか、私って人間だっけ。
そんな事より、今すぐオナニーしたい、しちゃおっと。
持ち主はハム子なんだから別にいいよね。
 私は床に、ほぼ仰向けの状態で自分のアソコをいじりまくる。
アソコ、だなんてもったいぶった言い方じゃなくてもいいか。マンコで遊ぶの大好き。
「ねえ、ゆかり、私の姿見える? 聞こえる? あなたの都合で終わりにさせないようにしといたよ」
 私の持ち主、ハム子さんの姿はとても楽しそうに笑っている。
「脳ミソをね、ちょっといじらせてもらったの。サインなんかさせないようにね」
脳ミソって何。サインってなんだっけ。
まぁ別にいいや、オナニー気持ちいい。イく。気持ちいいな、オナニーって。
気持ちいいからまたやろう。

647 :
 わたし、ゆかりさんは壊れていくのがわかります。
わたしのなまえ、ゆかりさんだっけ。なんだっけ。
ハム子さんが私を起こして、手を引いています。
ハム子さんはおちんちんを装備しちゃいました。けっこう大きいです。
 確か昨日、私とヤったあのずっこんばっこんするおちんちんです。
「ねえ、ゆかり、一緒に気持ちよくなろうよ。こっちに来て」
「はい、わかりました」
 私ハ昨日とおなじようニ、ハム子サンの上に跨り、おちんちんを中に入れました。
上下に腰を動かすと、ちょう気持ちいい。
「ゆかりってすごいエッチだね。『入れて』なんて一言も言ってないよね」
「うん、言ってないですよ」
「『こっちに来て』とは言ったけどね。いきなり入れちゃうからびっくりしちゃった」
「はい、わたしはすごいエッチですよ」
 はむこさんはすごいビックリした様子です。
気持ちいい、気持ちいいからまた腰を振りたいのです。
「ん……っ、ゆかり、その調子だよ。もっと腰動かしてね。休んだらこれが待ってるよ」
「ひゃああああっ!?」
 その時、私の体に強い痛みが走りました。
後ろを振り返ると、ムチを手にしたロキさんがいまシタ。ハム子さんのペルソナです。
私が悪い子だからまたムチで叩いてきました。
何度も何度も叩いてきます。
ハム子さんは私のごしゅじんさまだから仕方ないのです。
ムチで叩かれるのが気持ちいいので私はまたイってしまいました。
「ほら、ゆかり、腰を動かす! 休んじゃダメ。ロキ、もっとぶっちゃっていいよ」
「おうよ、わかった」
 私は悪い子だからお馬さんになってしまいました。
それともワンちゃんかな、モーモー鳴く牛さんかな、よくわかりません。
でも家畜のように虐げられている事は確かです。
「あはは、目がイっちゃってるよ。口もよだれ垂らしてお行儀悪いねー」
もっともっとムチで叩かれます。
「ムチ」って言葉を連想しただけで興奮します。イってしまいます。
もっともっとムチで叩いてください。

648 :
 少しでも動きを止めると、ムチがとんできます。
色々な意味で、ハム子さんはわたし以上に、昔から「アメ」と「ムチ」のあつかいがうまいらしいです。
そうやってはじめて会った時からわたしをちょうきょうしてくれます。
わたしをSMに誘ってくれるいい人です。
SMはすごくすごくすごーくエッチです。
だからいっぱいいっぱい動かなきゃ。
そうしなきゃゆかりさんの体をムチで叩いてくれないのです。
ゆかりさんがムチでたたかれると、わたしはとにかくうれしくなり、きもちいいのです。
ゆかりさんはとにかくいじめられるのが大好きです。
筋金入りのドSを気取っているけど、実は筋がね入りのドMでもあるゆかりさんなのです。
「ムチ」を見るだけ、聞くだけ、連想するだけでうっとりし、濡らしちゃうへんたいさんなのです。
一人の時はムチをなめたり、体に巻きつけたりしておなにーしちゃうほどのへんたいさんです。
だからわたしもいじめてほしくて応援したくなっちゃう。応援ってなんだっけ。
ちょうど、ハム子サンノ一番奥をツいた時、わたしの意識もゆかりさんの意識もイってしまいマシタ。
いじめられるの かいかん すごくえっち
はむこさん たのしそうに わらってる
ゆかりさん と わたし すごく えっち すごく すごい
わたし もうだめだ かんかく が とぎれちゃった
サヨウナラ ゆかリさン
さよウナら ハムこサン
またあとでね バイバイ

 *** 3 ***
 目の前に白い光が見える。
その白い光が部屋の電気だとわかるのに数分を必要とした。
「っ!!」
やがて体を起こすと、頭に鋭い痛みが走る。
もしかして風邪でもひいた? と思いつつ、あたりを見回した。
 テーブル、その周りにあるソファ、一昔前のテレビ、受付。
私の体には毛布がかけられている。眠っていたのだろうか。
毛布を取ると、私はパジャマ姿だった。
ここは一階のラウンジのようだ。
 そっか、確かさっきハム子に好き勝手体をいじられたんだっけ。
で、なんだっけな。どうしてここにいるの?

649 :
「おっす! おはよう、目が覚めたんだ。夜食持ってきたよ」
声のした方を見るとハム子が近づいてきた。
彼女の持つおぼんの上にはスナック菓子二袋、コップ二つに1リットルサイズのオレンジジュースがある。
「ん、おはよ……ありがと。私さ、なんでここにいるんだっけ?」
「え? う、うーん、なんでだろうねー、なんでだろうなー……」
 おい、なんで目を逸らす。
あからさまに怪しいと思った私は詰問する事にした。
「はがくれのラーメン今度おごるから話して」
「やった! あのね、ゆかりがあんまり調子に乗ってるからちょっと壊しちゃったの」
「……何を壊したの?」
「ゆかりそのものを。いや、でも結構面白い事になってたからいじめがいあったよ!」
 それからハム子はお菓子の袋を開け、一つを口に頬張る。
「で、ゆかりさんは――って、私か。どんな風にいじめたの?」
「うーん、とね。ちょっと脳ミソもついでにいじっちゃった!」
ああ、そうか。じゃあさっきの支離滅裂な光景は夢ではなかったのか。
「それじゃあ、なんで私はパジャマになってるの? ここにいるの?」
「え……それは言いたくないよ。ほら、知らない方がいいこともあるっていう……ね?」
こいつ、マジで何か隠してる。
「明日のお昼、あんたの分も作ってあげる」
「え、ほんと!? やったー! あのね、私が着替えを用意して、メルキセデクにおんぶさせたの」
「着替えを用意……ってことは、私の裸も見たの? 下着も……」
「いいじゃん、いいじゃん。裸の付き合いは私にも適用……あうちっ! 何すんのよ!」
私の片手チョップを脳天から食らったハム子は抗議の目を向ける。
「うっさい! ったく、バッカじゃないの?」
「とにかく今度、はがくれのラーメンに明日のお昼ゲットだね」
「あれ、それハム子が私におごるんじゃないの? まだ後遺症残っててさー、頭ぼーっとするな〜」
「あ、それずるいよ! せっかく介抱してあげたのに! この恩知らず!」
恩知らずの意味わかってるのか、バカじゃないの?

650 :
 この時、本当にまだ後遺症が残っていたのか、普通に思い出しただけなのか。
とにかく私自身が味わった過去を思い出してしまった。
私自身の性癖にも結び付いた過去や哲学的な考え方。
SMに興奮してしまう私は多分、変態なのかもしれない。
鞭とかボンデージに興奮してしまうのって、相当変だ。
「どうしたの?」
はっとして顔を上げるとハム子がこっちを見ていた。
「ん、ちょっと友達の事思い出しちゃってさ」
そうだ、ハム子に話してみよう。
話せば少しは気が楽になるかもしれない。
「友達がね、ちょっと困った考え方をしているの」
「ふーん、どんな風に?」
「どんな風にって言われてもなー……ちょっと改まって言うのもなんだから食べましょ」
そう言って私はおぼんの上に置いてあった割り箸を手に取って、お菓子をつまんだ。
 スナック菓子を噛む音によって、少しは話しやすくなる気になった。
面と向かって悩みを打ち明けるのは恥ずかしいからだ。
「友達ね、自分で自分の事をかわいそうだ、不幸だ、被害者だ、って思ってるのよ」
 注がれたオレンジジュースを一口飲み、また続ける。
「私と同じように小さい頃からいじめられてきた経験持ちでさ……トラウマ、っていうのかな」
 彼女を時折見やりながら、スナック菓子を一つ二つと口に入れる。
ちゃんと聞いてくれているのに安心した私は、今度はジェスチャーも交えて続ける。
「たまに筋違いもいいとこなほどのヒステリー起こして、後悔して、落ち込む。その繰り返しなのよ」
「いいんじゃない? みんなそうやって大人になっていくんだよ」
「ハム子はそう言うけどさ、その子要領悪くて学習しないから困ってるの」
「へー、そうなんだ? 同級生? 後輩?」
「え? うーん、後輩――部活の後輩なんだ……まぁそれはいいの!」

651 :
 私はどこを見るともなく、天井を見上げる。
私の事だとバレてやしないかという気持ちも、あるにはある。
それ以上に、話せば話すほど傷口を塩を塗るようで悲しくなってくる。
「その子、何かに目覚めたみたいで変な事考えちゃうのよ」
「変な事って?」
「だからさ、変な事は変な事よ。とにかくいかがわしい内容なの」
 お菓子をいくつかつまんだ後、ジュースを一気に飲み干して核心に触れる。
「人は、他の人をさ、傷つけながら生きていくしかないんだよね? そんな独りよがり、誰にも理解されないよね?」
「少なくともゆかりは理解してるじゃん、普通じゃん」
 彼女の即答に、私は心臓が止まるくらい、えっ、と言い出しそうになった。
びっくりした様子であろう私の顔を、しっかりと捉えてハム子は話す。
「いいのいいの、そうやって悩みながらみんな大人になるんだから」
「でも、その、いかがわしい事を普段から考えてるんだよ? 私どうしたら……」
「普通だよ、普通普通。どこも変じゃないよって伝えて安心させてあげなよ」
 そう言いながらハム子はテレビのリモコンを取る。
「さっきも言ったけどね、そうやって大人になっていくの。むしろ世の中、色んな考えがあって面白いよ」
深夜番組を見始めたこの子の横顔は女の子らしく、そしてかわいい。
それでいて前線に立ってリーダーを務めているから、妙に説得力がある気がする。
「ごめん、今日はおやすみ」
「どうしたの、ゆかり。怒ったの? テレビ見ないの?」
「ごめんね、怒ってないよ。今日は疲れちゃったから。ありがとうね、相談に乗ってくれて」
 私は返事をしつつも、ハム子の方を振り返らなかった。
私という存在が変じゃないどころか、普通だと肯定してくれる人が身近にいて、嬉しくて――泣いていた。
そうだ、私は変じゃない。
私みたいな人でも普通に生きていていいんだ、そう思うと涙が頬を伝う。
 それに考え方も変わった。
経験上、今まで言葉なんて「アメ」か「ムチ」かの二者択一としか思っていなかった。
「アメ」「ムチ」の次元を超えて、「癒し」「変革」「感動」もあるのだなと気づかされた。
 そうだ、今度彼女へのお礼も兼ねて、Mの役も買って出よう。
強制的にとはいえ、今日のM役をやる羽目になった私自身を感慨深く思う。
 異物を入れられるのも、鞭で叩かれるのも、本当におかしくなっちゃうのも、悪くない。
あの時の私は、とにかく嬉しかった。
支離滅裂な事言っていたけど、あれはみんな私の本心だ。
文字通りぐちゃぐちゃにされるような感覚がフラッシュバックする。
そして私の下半身は疼き、熱と湿り気を帯び始めたのだった。
おわり

Sな女の子がMに堕ちていく、逆にMだった女の子がSに変貌する、
というシチュは需要ありそうだと思ったので書きました。

652 :
GJ!

653 :
>>638-651を書いた者です。
現在、このスレの容量は463KBになりました。
確か480KB以上になった状態でdat落ちしやすくなり、
500KB超になると書き込めなくなります。
次投下する方も、覗いている方も、注意深く見守る必要があります。

654 :
保守。
いよいよこのスレも良い意味で終わりが近いな。
思えば良い事も悪い事もあったなぁ(遠い目)。

655 :
まだだ、まだ終わらんよ
直斗君ぺろぺろ

656 :
P4GとP4Uを題材にしたss、
思ったんだけど公式さんがネタバレはダメよ☆とかやってるから
誰も書こうとしないんじゃないの。

657 :
発売して何ヶ月だと思ってんだ

658 :
あけましておめでとう

659 :
番長「千枝の家にあいさつに行ってそのまま姫始めしてきた」
花村「よく親父さんにされなかったな」
番長「その時に出された食事にスッポンが出てきた」
花村「親公認で仕組まれてたのかよ……」

660 :
番長「雪子の家にあいさつに行ってそのまま姫始めしてきた」
花村「よくお袋さんにされなかったな」
番長「その時に出された食事にスッポンが出てきた」
花村「親公認で仕組まれてたのかよ……」

661 :
正月と全く関係ありませんが番長×千枝のメイド物です
途中で容量オーバーしそうなんでスレ立てしました

【主にP3・P4】 ペルソナ総合エロパロスレ 17 【1と2も】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1357215439/

662 :
「御用はなんでしょうか、ご主人様」
一人のメイドがソファーに腰掛けている黒スーツの男に話しかけた。
男は青年と言うよりは少年だったが、その呼び名にふさわしい雰囲気を漂わせている。
「退屈だ……何かないのか?」
ふと男が呟いた言葉に、メイドが努めて明るい声で答える。
「それでは、成龍伝説でも観ましょうか?DVDがここに……」
「それはいい」
男は片手を振ってメイドの提案を却下した後、
その灰色の髪の下の、少し冷たい印象のある目で、
茶髪のショートカットにレース付きのカチューシャを、
その身体に黒のメイド服と膝上丈の白いタイツを身に付けた少女を、
値踏みするように頭の先からつま先まで眺め回した。
まるでその視線に舐め回されたかのように、メイドの顔はややこわばっている。
「うん、そうだな……ストリップがいい」
「ストリップゥ!?……ですか?」
男がメイドの服を指差す。
「上半身だけだ。完全には脱ぐなよ。前をはだけるだけだ」
「……分かりました、ご主人様……」

663 :
あきらめたように脱力した返事をしてから、メイドがゆっくりと、ためらいがちに服へと手を伸ばした。
そしてほんのり赤く染まった顔を男から逸らして、時折手を止めながらも、一枚一枚丁寧に服をはだけていく。
その内、ガードの固いメイド服から、普段は衣服によって覆い隠されていて誰の目にも触れはしない、
健康的で美しい素肌と、小ぶりな乳房を包む緑のブラが露わになった。
男の手が振られると、メイドはそこまでで一度手の動きを止めた。
そして男の視線が、まるでメイドの肢体をスキャンするように、上から下へと動いた。
細っこい首筋、妙に艶かしく見える鎖骨、女であることを隠そうともしない肌色の膨らみ、
その下の滑らかそうな腹部とへそ、引き絞られたようなウエストを視界に収めている……。
メイドは服が自分の体を隠さないように押さえている。
彼女が逸らしていた顔を戻して男の様子を伺うと、
それを待っていたかのように目が合い、男がニヤリと笑った。
メイドの体つきよりも、彼女の反応の方が楽しいのかもしれない。
男が指の動きでメイドを近くへ来させ、ある距離で止める。
彼の手が彼女の身体に届く位置だ。
男はメイドの胸をブラごと無遠慮に掴む。
10本の指が肌色のクモの足のように蠢き、彼女の胸の形をいじる。
しかし、こういう扱いには普段から慣れているのか、メイドは時折甘い声を漏らしている。
揉みしだかれる胸からブラがずれて乳首がはみ出した刹那、すかさず男の指が乳首を摘まみ上げた。
「くうっ……!」
メイドが鼻にかかったような声を上げる。
そしてクリクリと、乳首をつまみ潰すかのように指が刺激を送り続ける。
強すぎる刺激に、メイドは声を漏らして身体をくねらせ続ける。
そしていつまでも指の蹂躙は止まる気配が無く、
とうとうメイドは耐え切れなくなり声を上げた。
「やぁ……やめてください……!もう、我慢できません……!」

664 :
その言葉を待っていたかのように、男が指の動きを止める。
「どうだ?」
「はぁぁ……ジンジン、します……」
男が指を離すと、メイドの乳首は硬くそそり立っていた。
「次は味をみようか」
男はメイドの腰をつかんで引き寄せ、自分のももの上に座らせた。
座りやすいようにメイドが足の姿勢を整え、自ら乳房を男の口に近づける。
男は赤子のようにその乳房へ口づけを──せずに、
食らいつくようにふくらみを頬張った。
「うっ!」
痛みでメイドがのけぞる。
しかし、そんな彼女に構わずに、男は口を使い始める
メイドの乳房を、男は思う存分に吸い、舌で丁寧かつしつこく舐め上げる。
「あう……ああ……はあ……ん」
メイドも、男の唇と舌の感触に負けてすぐに声を上げ始めた。
男は片方の乳房を味わい尽くすともう片方に移り、そちらを味わうとまた片方へ……と繰り返す。
「あ……そんな……やっ……ひぐうっ!?」
乳首に歯を立てられ、メイドが思わずまたのけぞった。

665 :
「次は、口で楽しませてもらおうか」
そう言って、男が濡れ光る乳房から口を離す。
メイドは、少し呼吸を整えた後、男の顔へ自分の顔を近づけた。
視線を合わせ、甘い吐息を相手の鼻先に漂わせたあと、
目を閉じて口付けを行った。
そして先程自分が胸にされたように、相手の唇を強弱を付けて吸い、
舌を相手の口腔に進めてそこの舌に絡める。
そうして濡れた柔肉が触れ合う音が辺りに響く。
メイドが唇を吸っている間も、舌を動かしている間も、
男は彼女の顔を見つめ続けていた。
メイドの濃厚なキスは延々と終わらせられない。男がやめさせるまでは。
一方的に奉仕させられ続け、口の端からよだれが溢れ、
息づかいがかなり荒々しくなってからようやく、男が止めさせた。
「はあ……はあ……ど、どうでしたか?」
「下はどうなってる?」
メイドが無言で男の脚から降りて、自らの手でスカートをたくし上げる。
黒いスカートの下から、白いパンツが姿を見せる。
男が、手で触れてメイドの濡れ具合を確かめる。
パンツの上から撫でた後、パンツと肌の間に指を入れ、
さらに奥の、濡れた肉を直に確かめる。
「あっ……あう……ご主人様の指の動きを、すごく感じます……」
その行為自体の刺激で、メイドがさらに分泌した。

666 :
「十分だな。パンツを脱げ」
メイドが、パンツをずり下ろし、足を抜く。
そして一度パンツを顔の高さにまで持ち上げてから、床に落とした。
再びスカートがまくり上げられる。
メイドは、白タイツまで濡らす程に溢れさせていた。
「ご主人様……どうぞ、私のおまんこを……性欲処理に使ってください……」
男が手で合図する。
「あ、前からが、よろしいですか……?」
男が再び手を振ると、メイドが今度は男に背を向け、
スカートの後ろ側をめくりあげて男に質問する。
「後ろから、使ってくださいますか……?」
白タイツの上の丸い膨らみと、その間の秘部が、男を挑発する。
男がまた手を振ると、メイドは正面に向き直った。どちらでやるか決まったのだ。
男はズボンを脱ぎ去った後、再びソファーに座り、メイドを促す。
メイドが、再び男のももの上に身体を進め、愛液を男のペニスに擦り付けて滑りを良くした後、
腰を沈めてペニスを受け入れた。
「ああ〜ん!」
メイドが思い切り声を上げる。
しかし、脚と手で器用にバランスを取り、体を上下に動かし始めた。
まだ高校生の身空であるメイドが、自らの肢体を使って男を満足させようと懸命に励んでいる。
彼女の花唇が彼女自身の蜜で濡れながら、男の太針をくわえ込んでこすり続ける。
しかし、奉仕に励む彼女の方が、される男より先に昇り詰めつつあった。

667 :
「あっ、あっ……も、もうだめです、イっちゃいそうです……」
絶頂の予感に悶えるメイドが、いきなり床へと組み敷かれた。
攻守が逆転し、今度は男が女を責めやる番となった。
先ほどやられていたのと同様に、メイドの蜜沼を淫矛でかき回して、お互いを味わい、味わわせる。
男の動きは激しく、遠慮が無く、容赦も無い。
「こんな、乱暴です……!あっ、ひゃっ、ひい……っ、ひんっ!」
彼女は突かれる速さに合わせて声を絞り出している。
「あ、もう……ひっ……ひあああああああ!!!」
メイドが途中でイったが、男は構わずに彼女を使い続ける。
「ぐ、く、くう……っ、も、もうイキましたっ!イったばっかりですぅ……っ!」
それで男は動きを止めるばかりか、器用な事に同時にメイドの胸を責めだした。
「む、胸はダメですぅ〜〜〜〜!!!」
秘部と乳首へリズムを刻み、彼女を悶え狂わせて喜ぶ。
終わりが近づく頃には、さすがに男の息も荒くなっていた。
「……そろそろ出すぞ!受け止めろ。……妊娠しろ!」
男根が吐き出した白濁液を全て受け止め、メイドの身体がひとまずその役目を終える。

668 :
床にぐったりと横たわったままのメイドに、ソファーに座った男が新たに指示を出した。
ふらふらと起き上がり、男の脚の間で、メイドが口を使って男根の掃除を始める。
唇に咥え、顔を何度も前後させて、全体をくまなく綺麗にしていく。
彼女の口腔内で、刺激を受けた男根が再び硬さを取り戻してきた。
一度口から出した後、メイドは舌を突き出して細かい所まで舐めまわした。
「きれいに、なりました……」
続いて、メイドが部屋の布団に仰向けで横たわって足を開き、腰を浮かせて男を受け入れる姿勢を取った。
「また硬くなったのを、あたしの体で解消してください……」
男がメイドの肢体にのしかかる。
それから、猛った欲望をただ解消するためだけの動きがメイドの秘部を擦り続けた。
いつ終えるともしれない抽送が膣の敏感な部分を圧迫する。
「きひ〜〜っ!あっ、もう無理ですっ、もう……またイクううう〜〜〜〜っ!!」
「あっ、やだ、こんな格好……犬みたいです……」
「これ以上中に出すのはやめてください……くううう!」
後背位、騎乗位、対面座位……
メイドは男の思うがままに、様々なあられもない体位を取らされて犯された上、
何度も絶頂を迎えさせられ、大量に膣内射精を受け続けた。

669 :
二人とも服を全て脱ぎ捨て、肌色の裸体を布団に横たえていた。
衣装を脱ぎ去った今、二人共、もう主人でもメイドでも無くなっていた。
「マジ……激し過ぎ……けだもの過ぎ……」
布団に突っ伏した千枝が弱弱しく呻く。
「下半身があたしのじゃないみたい……今日もう歩けない」
汗にまみれた千枝の無防備な尻にニヤついた番長が手を伸ばす。
「触るなあ! まだ入れられてた感触が残ってるんだからあ!」
千枝が尻を振って手を払いのける。せめてもの抵抗だ。
「あのさあ、いつも食べさせてもらってるお弁当のお返しにしてはハード過ぎない?」
「メイドは正義」
「意味が分からない……すごい興奮したって事?
 あーあ、そのFBIスーツ迫力ありすぎだから雰囲気に呑まれちゃった感が……」
それまでぐったりしていた千枝が何かを思い出したように叫んだ。
「君すっごいひどい事言ってたよね!途中の「妊娠しろ」って何!?」
「言葉責めの一環」
「〜〜〜〜っ!お弁当だけじゃ全然足りないよ!この埋め合わせはしてもらうからね!」
「じゃあ、今度は俺が執事をやる」
「……なんかめっちゃ背筋がゾクっと来たんですけど」
「お楽しみに」

670 :
投稿はこれで終わりですが、
数字の見間違いでスレ容量が480kbすら超えませんでした やばい
新スレどうしましょう?削除依頼した方がいいですかね?

671 :
乙乙
新スレに即回避のSSあげればいいんじゃないかな!

672 :2013/01/04
おつかれー
面白かったからあとでもう一度読んでみる。
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