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2013年01月エロパロ657: 【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の六【忍者】 (152) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の六【忍者】


1 :2011/04/26 〜 最終レス :2012/10/18
引き続き職忍の皆様の熱い投下待ってるらん!
・投下だけでもありがたや、腹に入れば皆同じ。
・名無しは味の濃淡を問わず、品の多少を選ばず、ただひたすらいただきますだ!
・怒車の術には忍法知らんぷりで対処しよう!
・age進行、sage進行どちらでもかまいません。
・スレ内での議論厳禁。議論は避難所で。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2964/1240276515/
(注:ここはあくまで議論・話し合いの場です。愚痴や『スレで言えない感想』の
書き込みはお止めください)
 前スレ【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の五【忍者】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1244090538/
 まとめwiki
http://www7.atwiki.jp/nintama/
 絵板
http://www2.atpaint.jp/nintama/
【職忍のお約束】
・SSは書き上げてからの投下推奨。メモ帳などの忍器を駆使して下さい。
・あわてるこどもはローカでころぶ。
投下は前作品投下から1日は待って&直前の新着レスチェックも忘れずに!
・書き手に優劣なし!投下前後に自分の作品を卑下しない!
・勝手に設定を借りられたくない場合は、名前欄トリップとマイルール表記必須
&どうしても借りたい場合はマイルール熟読の上遵守のこと。
・読み手を選ぶ作品(女体化(TS)・SM・ネタ・寝取りなど)投下する際は、
名前欄トリップ&冒頭にカップリング・嗜好・傾向など明記した上、苦手な人に
NG設定を促すようお願いします。
 なお女体化に関しては、板内のTSスレに投下後誘導してもいいかもしれません。
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1214215459/l50

2 :
前スレが圧縮で落ちてしまったので、代行の方に立ててもらいました。
19期も始まったので、色々語りつつ作品を投下しましょう!
とりあえずユキちゃんとゴロゴロしたい。

3 :
>>1
すみません、TSスレのリンクを間違えました。以下でお願いします。
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1280806286/

4 :
>>1
乙です。
わーい。
ありがとうございます。

5 :
>>1乙。
前スレ落ちてたのか。
某スレでくのいちのえろ話を永遠とし出すヤツがいてそれに便乗するヤツも出てきてたから
僻々してたところ。そういう意味でも立ててくれたのはありがたい。
愚痴だけだとアレなので・・・
男装の段は北石ても良いのか・・・ネタ的にw

6 :
>>1乙、いやまじで!!
綾部になってユキちゃん達のアナを掘りたいでござる

7 :
>>1
綾部「姦通」
なんて考えてしまったのは自分だけではないはず

8 :
>>1乙!
>>5そんなスレどこにあるのよ?

9 :
>>8
忍たまとかくノ一で検索すれば出てくると思うよ

10 :
「きり丸ったら。まぁた女装してバイトしてたの?」トモミは呆れ顔で、女物の着物を纏ったきり丸の頭を小突いた。「うっさいなぁ。この姿の方が売れ行きが良いんだよっ!」きり丸は唇に付けた淡い色の紅を手の甲で拭うと、悪戯っぽい笑みを浮かべてトモミに流し目を送った。

11 :
その瞬間、トモミは身の内からじわりと性欲が湧き出るのをはっきりと感じた。次の瞬間、トモミはきり丸を草むらに押し倒すと、その唇を貪り出した。舌を差し込み、ぴちゃぴちゃと淫猥な音をさせて。「んっ……突然何を……こんな所で駄目だってっ…わぁっ」

12 :
トモミはきり丸の着物をたくし上げ、まだ幼い性器を強く握り、扱き出した。「んああっ!トモミちゃんっ!ひゃううっ!」「ふふっ……たまにはこういうのも良いんじゃぁないの?あんた、女装好きの変態なんだし。」「変態じゃな……あんっ!」

13 :
きり丸の化粧を施した白い肌は紅く染まり、着物は卑猥に乱れている。喘ぎ声は幼く可愛い。異性であるトモミが嫉妬を覚えるくらいに。
「ううっ……もうっ許してえええ!」
(本当に……きり丸は口惜しいぐらい可愛い。
虐めて、虐めて、壊したくなるぐらいに。)

14 :
トモミは一糸纏わぬ姿になると、きり丸のふっくらとした頬に接吻を落とした。「ほら……胸、触ってみなさいよ。……少なくともあんたみたいにぺったんこじゃないわよ。」
きり丸は羞恥の表情を浮かべながらも黙ってトモミの青い果実を弄った。

15 :
「あはっ、下手くそねぇやっぱり子供だわ。」
一歳しか違わない癖……ときり丸は突っ込みたくなったが怖かったので敢えて黙っていた。
もう我慢が出来なくなったトモミは、騎乗位できり丸のモノを自分の膣にゆっくりと挿入させ、ゆるゆると腰を動かした。

16 :
「んっ……はぁ……」
くちゅくちゅと、卑猥な音をさせながら出し入れされる度にきり丸は小さな悲鳴を上げた。
やがて絶頂に達したきり丸は、息を荒げたままトモミに抱きつき、そのまま眠ってしまった。
(可愛い……やっぱりきり丸は、私だけのモノだわ。……勿論きり子もね。)トモミはほくそ笑み、きり丸の頭を撫でた。

17 :
終わりです。
何か色々すいませんでしたorz

18 :
>>17
GJ
きり丸の女装はいろいろおいしい

19 :
トモミちゃんが攻めなのねw乙です

20 :
文次郎はここの所、性交をしたいという強い欲に苛まれていた。
何だかんだ言っても15歳。発情期である。しかし、そんな隙があれば忍びの修行をせねばと自慰も控えていた。……だから余計に溜まるのだが。そんな彼が深夜に学園内をうろついていた所、信じられない光景を目の当たりし、絶句した。

21 :
(あれは食堂のおばちゃん……それから、久々知ぃ!?)彼らは暗闇の中、全裸で交わっていた。「ごめんねぇ、若い子みたいに、ぴちぴちした体じゃなくて。」「はぁはぁ……いえ、食堂のおばちゃんの肌……つやつやして白くてまるで豆腐みたいで素敵です。」
久々知はおばちゃんの
たぷたぷした豊満な乳を一心不乱に揉み、恍惚とした表情を浮かべている。

22 :
「じゃあ……入れますね。」
「ふふっ……お残しは……許しまへんでぇ。」
ぐちゅっぐちゅっくちっ……と淫靡な音が暗闇の中で響き渡る
「んあああっ久々知くん……やっぱり若いもんの突きは良いねぇ。激しくて。」
呆然と見ているだけだった文次郎の中で何かが弾け飛んだ。
「混ぜろ。」
「ええっ!?」久々知が振り返ると、そこにはすっかり情欲に支配された目をした文次郎の姿が……。
「ちょ………そんな!」文次郎は、問答無用でおばちゃんの口に自らのギンギンに勃起した性器を突っ込んだ。

23 :
「んあああっ!上の口も、下の口もだなんて、おばちゃんたまんなぃよぉぉ!」おばちゃんのぬめった口の中はえもいわれぬ快感を男根に与え、文次郎は呻いた。しかし、やはりここは膣に挿入したい。「おい交代しろ。」「んっ……はい。」久々知も先輩命令では逆らえぬ。

24 :
「おばちゃん……入れますよ。」おばちゃんは、文次郎に激しく出し入れされあひぃあひぃと喘いだ。
文次郎は文次郎で、初めて男根が女性器に包まれる感覚に涙が出そうになるほど感動し、興奮した。
※※※「おばちゃん昨日はありがとうございます。実は……食満先輩も性交したいと……。」久々知がこっそりと耳打ちした。「ああ、そんなことおやすいご用だよ。」
頑張れ食堂のおばちゃん!
おばちゃんの活躍はまだまだ続く!
【完】

25 :
gj! おばちゃんがんばりすぎw

26 :
>>24
GJ
久々知のポジションw

27 :
おばちゃん何気に巨乳だもんな
パイズリ…いやなんでもない

28 :
男装の研究の段のあらすじ確認
くノ一三人組が男性を研究だと…

29 :
そろそろくのいち教室全員が出てほしい
せっかくエエコのデザインも変更したんだし

30 :
>>28
狙い過ぎだよなw

31 :
男子の女装の授業のときは、忍たまが女性を研究するのでしょうか

32 :
>>31鉢屋は思いっきりシナ先生(竜王丸さんの変身と見比べて)見てましたよw

33 :
>>32
あのガン見は異常だったよなw

34 :
忍たまはいつからそんないやらしいアニメになったのだw

35 :
男装研究、なんかエロかったな!
一瞬くノ一のサソリ責めというものを考えてしまった

36 :
ドクたまはもっと忍術学園と合同で色々ヤればいい

37 :
来週の変装名人うんぬんの回、シナ先生と鉢屋の組み合わせに期待
あとその翌日の山田夫妻にも

38 :
前に里芋がミスマイに変装したことあったな
見た目が美女でも中身はおっさん…

39 :
おっさんてw
土井先生と1歳しか違わないけど
確かにムサいよね

40 :
なんか今期は女の子成分が少ない…
照代回はまだなのか

41 :
>>なんか女の子成分が少ない…
ほんとにな。
一応照代の回は1年に1回位はやりたいってアニメーションブックにも書いてたから
そこは追々って感じなんどろうけど。
アニメーションブックで思い出したんだが、ユキトモシゲの寝巻きの格好って
何時出たんだ?それともこれから出るのか?

42 :
前にくノ一の寝巻きが出た時は、乱太郎たちと同じ普通の寝巻きだったと思うが
そしてようやく照代回くる!
残念な美人っぷりを発揮してくれることをきたいしてるよ

43 :
乱太郎達と同じって事は原作風の襦袢っぽいあれか。
最初忍法帖で寝巻き姿見た時断然原作の方が色っぽいのになと思ったけど
ユキちゃんが着てる2ピースに分かれてるやつは後ろから抱っこした時
お腹とか胸とかまさるイチャエロシチュには持ってこいだなと気付いた

44 :
すみません、だれか当世忍たま恋愛事情の作者のHP知ってる人いませんか?
前に見かけたんですけどお気に入りに入れ損ねて見つけられなくなってしまいました;
書き方とか話の内容もすごく好きなので他の作品も読んでみたいです…

45 :
>>44
残念ながら今は閉館なされてるようです…

46 :
>>45
そうでしたか…!すごく残念です…
情報ありがとうございました!

47 :
今日も十字架には哀れな三人組が磔にされている・・・・・一糸まとわぬ姿で・・・・・
彼らの股の間にある二つのボールは汚らしく垂れ下がっている!その二つのボールの上にある●棒は巨大化したまま鋭く立っている!
チョキ チョキ(ハサミの音)
きり丸「ぎいやあああああああああああ!!!!!!!!」
チョキ チョキ(ハサミの音)
しんべえ「ぎいやああああああああああああ!!!!!!!!!」
和月次郎「この二人のボールは切り終わりました!」
大西良太「乱太郎の体毛、1本も残らずに抜き終わりました!後はこの汚らしく垂れ下がっている二つのボールを切るだけです!」
乱太郎「ねえ、本当に僕のボールを切るつもりなの?僕のボールなんか使っても優秀な子孫なんて作れないよ。それにまだ●液出ないし。」
ドクター下呂「落ちこぼれ忍者のボールがどんな構造になっているのか調べるためにな!調べ終わったら即処分する!」
乱太郎「そうだ!おじさん達に忍術を教えてあげるよ!それで許してくれるよね?」
和月次郎「このガキ!この期に及んでまだこんなことを!」
大西良太「医者に忍術など必要ない!ドクター!この研ぎ澄ましたハサミでこいつのボールを!」
ドクター下呂「命乞いはそこまでだ!もらうぞ 貴様のキ●タマ」

48 :
チョキ チョキ(ハサミの音)
乱太郎「ぎいやあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ドクター下呂「以上で手術を終了する!」
乱太郎「ゴボゴボ!!」バタッ グチャリ
ドクター下呂「ククク!どうじゃ?男にとって一番デリケートな物を失った気分は。さあて、こいつらのボールを調べさせてもらうか!」


49 :
コミケとかには忍たま関連のあったんかな

50 :
今日のアニメ見てえろい事考えたヤツ挙手

51 :
>>50
(・∀・)ノ
女の子3人に緊縛されるなど、えろい事想像せざるをえない

52 :
あの乱太郎は不運小僧じゃなくて凄く・・ラッキーボーイです…
てか、くのいち教室の授業に保険の実習があることに驚きだw

53 :
あれかw

54 :
保健室で実習したり男装の為に男性研究したりと
くのいちの授業って説明だけ聞くとかなり卑猥に聞こえる自分はもう駄目だw
男子忍たま達からどんなカリキュラム受けてると思われてるんだろうかw

55 :
くノ一はえたいが知れないからこそ男子忍たまにおそれられているのかも

56 :
文次郎×そうこです。
にますし知らない人が出ます。
誤字・矛盾・日本語の間違い多数あると思います。
が投下します。
嫌な方スルーお願いします。

57 :
それは雪の降る夜だった。
朝焼けに照らされる学園が、まるで雲の上にあるようで綺麗なんだと誘われて学園を抜け出し裏山へ向かった。
普段は全力で走らないとすぐ見失ってしまう程に歩調が早いのに、今日はやけにゆっくり歩いてくれたものだから気味が悪かった。
そんな気持ちを知ってか知らずか彼は少し微笑んでさえいるのだった。


58 :
「文次郎先輩、早く登らないと日が出てしまいますよ。」
そうこは内心胸騒ぎがした。しかし不安を振り切るように口角をあげ、今日の夕飯はどうだ朝食こうだの話を途切れさせないように必だった。
普段ならバカタレー!だの出された飯に文句をつけるな!だの怒号が飛び交う内容もあったのに先輩は優しく相槌を打つものだから心中穏やかではいられなかった。


59 :
ようやく山頂に登り、はぁっと手のひらを温めていると先輩はもごもごしだした。
あぁ、今日は何か話があって連れて来たんだなと身構えた。
例えその話が悲しい話しでも、無様な姿を見せぬように。
そして先輩は話し始めた。

60 :

近々、卒業試験という名目の演習があると言うこと。
演習場は遠方の合戦場であること。
そして、その演習が終わったら大事な話があるということ。
「大事な話ってなんですか?」
「だから帰ってから言うと言っているだろう。バカタレ。」
と、呆れられた。
気になるから今言って下さいよぉと騒いでいると日が昇りだした。
途端に雲のような濃い霧が辺りを包み普段見慣れた学園が幻想的に見えた。
また、来たいです。先輩と。
と口にするや否やキツく抱き締められて口を塞がれた。


61 :
「小平太、あんまり出しゃばるなよ。」
演習場で仙蔵が釘を刺すが、どうあっても合戦場に近づかない事には正確に記せない。
そんな地形だった。
六人もいるのに情けない話しだが、故に先生もこの合戦場を卒業試験に選んだのだろう。
しばらく苦戦していると後頭部へ強い衝撃が走った。
鈍い音が脳内に響き倒れるもとっさに周りを確認した。
すると、六年生全員がやられていた。
起きあがらなきゃいけないのに力が入らなかった

62 :
「お、こいつ起きあがろうとしているぞ。」
「ガキのくせに生意気だな。」
敵は二人。
そのうちの一人が髪を掴み引き上げた。
「お前らまだ学生だな?忍びの道の厳しさ、教えてあげよう。」
とゲスな笑いをもらした。
その後は殴る蹴る斬る。酷い有様だったが誰一人、学園の事は話さなかった。
やがて、二人が飽きた頃、隙を見て逃げ出した。
文次郎は負けん気が強く仲間を守るために気を引いていたので特に傷が深かった。
そして伊作も保健委員が仇となりこっそり手当てをしたのが目についてかなりの痛手を追った。

63 :
道中二人は走れなくなり、小平太と長次が担いで息も絶え絶え学園まで帰還したが無事たどり着いて気が抜けてしまったらしい。
文次郎は息をしなくなった。

しかし、その知らせは生徒達には告げなかった。
そして、潮江文次郎は卒業試験に無事合格し卒業したと全校生徒に伝えられた。
しかし、それで納得しない生徒が一人いた。
そうこだ。
先輩は試験が終わったら大事な話をすると言ったのに一向に言いに来ない。
毎日、あの朝焼けを見に行った場所へ赴いても先輩が現れることは無かった。

64 :
そしてもう一つ気がかりな事は、あの試験で善法寺伊作先輩は指を失った。
他の先輩方も縫ったり血が足りなくなったり散々だったのに文次郎先輩だけが無事だとは思いにくい。
合格ということは文次郎先輩だけ逃げ延びたとか任務に成功したと言うことだ。
でも、仲間を見捨てるような人ではないのだ。
やはり、変だ。
だが、六年生にいくら聞いても誰も口を開かなかった。
見捨てられたと言うのなら恨み言の一つ位は出そうなものなのに。
そして、しつこく聞くものだからついに確信を得る事が出来たのだ。

65 :
「私達は忍びだ!忍びはいなくなった者をいちいち詮索してはいけない!
今までだって何人もいた級友達は数えられるまでに減った。
中には命を落とした事すら告げられずに急にいなくなった者だっていた。だからと言って気を惑わせてしまっては忍びとして生きられない。良く肝に命じろ!」
「…つまり…亡くなってしまった…そういう事ですね…」
「いや…例えばの話だ…」
でも…亡くなってしまったのですね…
そういうと静かにくのいち長屋へ帰って行った。

それから今までの天真爛

66 :
それから今までの天真爛漫な姿から一変し感情が読めない優秀なくのいちへとそうこを変えた。
あんなに嫌がっていた房術の実習だって常にトップの成績だった。
そんな妖艶なそうこは卒業前にスカウトされある城の専属忍者となった。
「結局くのいちは房術が上手ければ良い」
と愚弄されても艶やかに笑った。
ある任務で隣国の重役武士を暗するように指令が下り隣国へ向かった。
「私はこんな仕事ばっかだな…」とため息が漏れる。

67 :
知らないおっさんの上で腰を振りながら一気にくないを降り下げる。
お腹に脈動を感じながら断末魔を上げるおっさんに微笑みかける。
最期の景色くらいはせめて私のかわいいお顔を眺めてお逝き。
何人も何人もこうして手に掛けてきた。
次の任務にも城に戻ることなく向かう。
こうやって賞味期限が切れるまでは生活安泰だなと安堵のため息が漏れた。


68 :
しかし、次の獲物の姿を見て動揺した。
彼にそっくりなのだ。
思わず声に出してしまう。
「し…おえ……」
「ん?私に用ですか?」
「どうして…」
「すみません。不躾な質問をしますが誰だかさっぱり思い出せないのです。どちら様ですか?」
ハッとした。
落ち着けと何度も呼吸をした。
「人違いだったらすみません。私ソウと申します。」
「え、人違いなんですか?私は●●と申します。人違いでしたか?ちなみに養子に出まして旧姓が塩江というものですからつい返事しちゃいました。」
アッハッハと笑う彼はあの人そのもので、
今回の獲物だった。


69 :
「実は古い知人に潮江文次郎さんと言う方がいまして…」
「それ、私の兄です!こんなところで兄の知人に会えるなんて…!」
と涙ぐむ●●はあの人とは違った。
「兄の事教えて下さい!聞きたいのです!」
「ごめんなさい。私もたまに鉢合わせて親切にして頂いた程度で詳しくは知らないのです。」
と、はぐらかしながらも逆に彼の話を聞きたがっている自分を抑えた。
すると残念そうに●●は言った。
「実は兄は亡くなったのです。」
「まさか…!心中お察し致します。」
我ながら白々しい。

70 :
「良いんです。もう何年も前の話し。今更しんみりもしませんよ。ただ…」
止しなさいと制しながらも言葉が出た。
「ただ?」
「兄には恋仲の女性がいたのです。次の休みに紹介すると言っていました。なのに…亡くなりました。」
「まぁ…。」
「結婚の許しを請うつもりだったようで恋人が卒業するまでに実績を上げる条件で既に承諾してもらっていました。」
「…なに…それ…。」
「私には相手に女性が不憫でならないのです。今頃幸せになっていてくれれば良いのですが…。」
私にプロポーズする前に話をつけるとか勝手すぎる。

71 :
私が断ったらどうするつもりだったんだろう…。
なんか…腹が立ってきた。
な…ん…なのよ…もう…。
「わ!わ!どうしたんですか!?」
「いえ…なんか…堪らなくて…」
そうこの目から大粒の涙がボタボタこぼれ落ちた。
そんな大事な話…しないで居なくなるとか…!

その日、そうこは何年か振りに泣いた。
を確信した時ですら泣かなかったのに。

この日もしんしんと雪が降る夜だった。



72 :
終わりです。
中途半端ですがこの先、任務を遂行するも、抜忍して逃亡生活するも、弟と幸せになるも(これも抜忍ルートだろうな)貿易会社を立ち上げるも皆さんの妄想次第です。
チラ裏以下ですみませんでした。

73 :
>>72乙!
ちょっとしんみりしちゃったけど貿易会社でなんか笑ってしまったw
できればまた書きにきて下され

74 :
ニンニンニンニン忍たま
ニンニンニンニン忍たま
ニーン!ニーン!忍たま!
テンテンテンテンテンテケテンテン
テンテンテンテンテンテケテンテン
テンテンテンテンテレレレン!

75 :
>>72
遅ばせながら、乙です
戦国時代だからこそのしんみり感
そしてなぜ貿易会社w

76 :
レスありがとうごさいます。
今、読み返してみると小学生の作文のような文体でお恥ずかしいです。
そして貿易ルートの人気に嫉妬しますw
知人になのですが
室町時代って衆道が珍しくもなかった時代で、そんな時代の暴力になぜ強姦がないのかと指摘されてしまいましたf^_^;

そんなこんなで
女の子といかに自然に絡ませるかの修行をして来ますm(_ _)m

77 :
19シリーズも女の子の出番少ないな
新シリーズはまた3月末からかな

78 :
>>77そうだなあ少なかったな、来期もそれ位の時期にやるかもね
19期救いがあったとすれば男装の段だ何せ「男性研究」だしなw
くのいち達が研究と銘打って近くあるバレンタインに向けて色々研究するお話が見たいです
研究ならまず色んな所観察するのが大事なポイントだね

79 :
保守しておくよ

80 :
善法寺×卯子のssです。
・善法寺視点の一人称形式
・卯子は忍たま4年生と同い年の13歳設定、男勝りだけど礼儀はわきまえる性格
・過去、現在、未来と捏造アリ
・エロにたどりつくまでが非常に長い
・善法寺→卯子で強姦、善法寺が黒い、若干ヤンデレ?
苦手な人はNG設定『卯花繚乱』でお願いします。

81 :
 初めて卯子ちゃんに会ったのは、僕が3年生の、まだ卯の花がつぼみの時期だった。
保健室で新野先生の手伝いをしていたら、ケガをしたくノ一の女の子が入ってきた。
1年忍たまの掘った杜撰な落とし穴に落ちたそうだ。もっともその1年、今では「天才トラパー」の異名をとるほどに成長したが…と、それはどうでもいいか。
僕にとってくノ一教室の後輩は初めてだったし、結構ケガもひどかったから、僕はどうしていいか全然わからず、結局新野先生の治療を見ているしかできなかった。
女の子は治療の間、痛みに耐えて、決して泣こうとはしなかった。
 女の子は卯子という名前で、くノ一教室に入ったばかりだそうだった。
相当のお転婆、男勝りで無茶なことばかりしていた。
落とし穴でのケガが治ったあとも、しょっちゅうケガをしては保健室に入り浸っていた。
僕は保健委員だから卯子ちゃんとすぐに仲良くなった。
もっとも、僕は初対面のときの慌てぶりでなめられたらしく、卯子ちゃんにとって僕は都合のよいからかい相手だったみたいだ。
よくいたずらを仕掛けられたし、僕はそれら全部見事にひっかかった。
当時はだいぶ腹を立てたが、今思えばただ可愛らしい。
なんにしろ、卯子ちゃんは僕にとって、手のかかる妹みたいな子だった。


82 :
 だがそれから1年が経ち、彼女の周り、そして僕の中で色々なことが変わっていった。
卯子ちゃんに初めての後輩ができ、僕よりも彼らをかまうようになった。
よく彼らと一緒にいるのを見かけた。
それに、だんだんとケガも少なくなり、卯子ちゃんはあまり保健室に来なくなった。
ケガをしないのは喜ばしいことのはずなのに、なぜか残念で仕方がなかった。
たぶんその時、僕はもう卯子ちゃんのことを好きになっていたんだと思う。そう、純粋に好きだった。
 いつ頃だったろう。彼女に向ける気持ちがおかしくなったのは。
くノ一教室の卯子ちゃんたちと、件の後輩の一組で、合同演習があった。
演習後に彼らが帰ってきた時間はちょうど僕が当番のときで、やたらと忙しかったのを覚えている。
いやにケガの多い演習だったらしく、くノ一教室の子たちも忍たまたちも大勢押し寄せた。
富松作兵衛、神崎左門、次屋三之助……。でもその中に卯子ちゃんはいなかった。
ケガをしなかったんだろう。あの時はそう考えていた。
その考えが間違っていたとわかったのはそれから少し経った後だった。

83 :
 卯子ちゃんが腕に巻かれた包帯を押さえて保健室に入ってきた。
基本的には一度治療を担当した保健委員が責任を持つことになっていたが、卯子ちゃんの辛そうな様子を見るとそうも言っていられなかった。
僕を見るなり帰ろうとした卯子ちゃんを無理に引きとめ、腕を見せてもらった。
合同演習のときのケガが今さら痛んできた、と言った。
この包帯の巻き方のクセは数馬だ。あの演習の日の数馬の当番は僕の後だった。
卯子ちゃんは学園に戻ってから、わざわざ数馬が当番になるまで待ったのだ。
数馬は傷の洗い方が甘いから、ただの擦り傷が化膿しかけている。僕ならこんなことにはしなかったのに。
何で僕が当番のときに来なかったんだ。数馬に会いたかったのか。
だいたいあの後輩の連中、どうして卯子ちゃんにこんなケガをさせたんだ。
数馬も、作兵衛も左門も三之助も、藤内だって孫兵だって彼女より年下で頼りないのに、何で卯子ちゃんはあんなに一緒にいようとするんだ。
僕だったら絶対卯子ちゃんを守れる、傷つけたりなんかするものか。この娘の支えになる。
僕以外の誰も近づけたくない。卯子ちゃんを僕だけのものにしたい…

84 :
 そんな自分勝手で傲慢な考えをしていた僕は、ひどく不機嫌な顔をしていたのだろう。
診察中の彼女に、大丈夫ですか、と心配されてしまった。
その時はそんな気遣いさえも、いちいち腹立たしかった。
誰のせいだと思ってるんだ。僕のそばにだけいればよかったのに。
そうすれば、卯子ちゃんがケガをすることも、僕が嫉妬することもなかったんだ。
大丈夫だから、と返した声は、取り繕ったつもりだったけれども、苛立ちを隠せなかった。
鈍い傷に処置を施し、その日は帰ってもらった。
時間が経てば収まると思っていた劣情は、消えるどころか日に日に肥大し、どす黒く積もっていった。


85 :
とりあえず今回はここまでです
5から現在?に入ります
次回は来週の水曜日くらいになる予定

86 :
まだ完結してないけどGJ
久しぶりの投下ありがとう。
続き楽しみにしています。

87 :
全裸待機

88 :
続きです
書式などに正しくない部分があるかもしれませんが、ご了承ください

89 :
僕も卯子ちゃんも成長し、積もり積もった好意と劣情は性的な情欲に変わった。
卯子ちゃんの体つきは女らしくなって、胸は大きくなったし、お尻も丸みを帯びた。
自然とそんなところばかり注目してしまい、少しいたたまれない。
彼女の身体に触れてみたいと思ったけど、嫌われたくはないから我慢している。
会うこともずいぶん少なくなったから、我慢するのもそう辛いことじゃない、はずだった。
僕はもう6年生で、学園には1年もいられない。もう通ることの少ないであろう廊下を歩きながら思う。
僕が卒業した後、卯子ちゃんはどうするんだろうか。
やっぱりたまに後輩の忍たまをからかったりなんかしながら、一人前のくノ一を目指して勉強を続けるんだろう。
くノ一になるとしたら、房中術なんかもするのかな。…するだろうな、あの娘だったら。
なんといっても、房中術はくノ一最強の技だ。男を篭絡し、意のままに操る。
裏での工作が忍者の主な仕事、卯子ちゃんはすすんで行うだろう。
あれで意外に結構したたかだから、向いていると思う。その上何といっても可愛いし。

90 :
 だけど、僕としてはいやでたまらない。
好きな娘が、誰かもわからない男とそういうことをするなんて、絶対にいやだ。
ずっと好きで、でも我慢してきたのに、僕じゃない誰かが触れるなんて許せない。
誰に抱かれてもいいっていうのか。そんな売女みたいな…。
…そんなのいやだ! くノ一なんか諦めればいいのに。 
でも絶対にやめないだろうな、卯子ちゃんのことだから。
それなら、どうせそういうことになるんだったら、僕が触れてもかまわないんじゃないか…?
そうだ、別にいいじゃないか。いずれ忍務で誰とでも寝ることになる…。

91 :
 相当まともでない考えを巡らせながら廊下を歩いていると、まさにその卯子ちゃんが向こうから歩いてくるのが見え、正気に戻る。
くノ一教室の友達、たしか猪々子ちゃんっていったかな、も一緒だ。
さっきは我ながら馬鹿なことを考えてたと思う。
笑いながら挨拶ができる、それなりに仲の良い先輩と後輩の関係。それで十分だ。
「やあ、卯子ちゃん」
「こ、こんにちは、善法寺先輩」
ん? どうしたんだろうか。なんだか元気がないような…。
「調子、良くないの?」
「え…、いえ! 全然大丈夫ですよ!」
またこの娘は…。いつもやせ我慢をして。
「嘘だろう。具合が悪いなら、言ってごらんよ」
「ええと……」
なぜかためらいがちな卯子ちゃんをよそに、猪々子ちゃんが答える。
「ええ、この子寝不足なんです」
「寝不足?」
ただの寝不足か、よかった…。
「卯子、眠れないのでしょう? 善法寺先輩にみてもらったらどうかしら?」
「馬鹿なこと言わないでよ、猪々子! そんな暇あるわけないでしょ!」

92 :
 なんだって…、僕はすごく心配してるのに。僕にかまっている時間はないってことなのか。
純粋に気遣っていた気持ちが歪んで、あの劣情が顔を出す。
ああそうだ、いいことを思いついた。
「いやいや、眠ることも大事だよ。不眠解消にいい方法があるんだ。
試してみたいから、夕食が終わったら保健室に来てくれないか」
「いえ、でもそんな」
どうしても断るっていうなら、逆らえないよう、得意な作り笑いをして優しく諭そう。
「卯子ちゃん、体調管理は忍者の仕事のうちだ。それに、先輩の言うことは聞いておくものだよ」
「う……」
これには卯子ちゃんも言い返せない。そこに猪々子ちゃんが追い討ちをかける。
「先輩がいいとおっしゃっているのだから、みてもらいなさいな。
それでは先輩、この子のことよろしくお願いいたします」
「ああ、僕にまかせてほしい」
卯子ちゃんのことは全部、ね。
「あの、じゃあ、後で参りますから。すみません…」
まるでこれからのことを予想できていたかのように、卯子ちゃんの頬には少し赤みが差して見えた。

93 :
 僕はさっさと保健室へ向かい、当番だった数馬を帰らせる。
今日はずっと僕が担当するからもう誰も来なくていい、と他の保健委員に伝えるよう言っておいた。
新野先生も忍たまの遠征実習についていって、学園には帰ってこない。
これから、さっき思いついた「いいこと」を実行する。他の誰かにいられては困る。
今日はもう誰も来ない。ならば、早速準備をしなければ。
卯子ちゃんを眠らせ、自由を奪い、愛するための準備を。
 棚から薬湯をつくるための薬草を取り出し、調合し、煎じる。
入れるのはこれとそれと、後はあれも、効果は眠り薬、痺れ薬、それに媚薬。
長年保健委員をやっているだけあって、調薬は得意分野だ。
自分にしかできないやり方で好きな娘を征服できるなんて…!
これからの彼女との情事を想像すると、えも言われぬ心地になる。
いったい彼女の唇はどんな味なのだろう、頬は、胸は、それに

94 :
「失礼します! くノ一教室卯子、ただいま参りました!」
「うわあっ!」
僕の邪まな想像は、勢いよく扉が開く音と、現実の彼女の声で遮られてしまった。
楽しいことをしていると時間が早く感じると聞いたことがあるけど、どうやら僕は想像だけでずいぶんと楽しんでいたらしい。
「な、何なんですか先輩、急に大声出して。都合が悪いんでしたら、出直しますけど」
「いや、ちょっとびっくりしただけだから。
ちょうど薬もできたところだし、まあ座って座って」
怪訝そうにする卯子ちゃんを座らせておき、僕はつくった薬湯を湯飲みにそそぐ。
「薬……? へえ、この変なにおい、薬をつくってたんですか。
廊下までしてましたよ、このにおい」
うん、保健室の外までにおいを送ったのは人払いのためでもある。
これだけ怪しいにおいのする部屋なんて、呼びつけられたか、よほど大事な用事でもない限り、誰も好んで近づこうとはしない。
「結構、薬を煎じるっていうのも楽じゃないんだよ。で、これがその薬湯」
薬湯が入った湯飲みを卯子ちゃんに差し出して言う。
「リラックスできるから、飲んでみてよ。きっとよく眠れると思う。熱いから気をつけてね」
「ありがとうございます…。じゃあ、いただきます」
卯子ちゃんが微笑んで、心から感謝の言葉を述べる。少し心が痛む。
でも、薬湯を冷まそうと息を吹きかける唇がやけに蠱惑的に見える。
湯飲みに口付けを落とし、のどに熱いものを通す。
卯子ちゃんの一挙一動すべてが、僕の目には男を誘う行為に映ってしまう。
たぶん、僕はもう彼女からは抜け出せないのだろう。

95 :
「飲んだ? じゃあ、横になって」
「は、はい」
敷いてある布団を示し、寝るように促す。
今日は素直に僕の言うことを聞いてくれるみたいだ。
「ちゃんと眠るんだよ。おやすみ、卯子ちゃん」
「おやすみなさい…」
卯子ちゃんが眠りに落ちるまで、じっと待つ。
 ふと庭を覗くと、満開の卯の花が顔を見せていた。

96 :
今回はここまでです
次回はたぶん金曜日に
一人称形式なのでどうしても善法寺がいろいろ危ないこと考えすぎになります、すみません

97 :
前回の5でインデントを忘れてました
以下、続きです

98 :
「おーい、卯子ちゃん、起きてる?」
すやすやと寝息をたてるばかりで、返事は返ってこない。
顔を近づけ、表情をうかがう。ぐっすり眠っている。
本当に静かで美しく、もし羽衣なんかで覆ってしまえば天女といっても疑われまい。
これだけ深く熟睡していれば大丈夫だろう。
 指で頬に触れると、女性特有の肌のなめらかさとみずみずしさが感じられる。
僕の堅いだけの皮膚とは違う、弾力に富んだ肌が僕を受け止め、心地よい刺激を返す。
どんなに男勝りに見えても、やっぱりこの娘は女なんだ。
 両手で彼女の頬に触れたまま顔を近づけ、唇に唇を触れさせる。
触れるだけの口付けだけど、卯子ちゃんの体のあたたかさが流れ込んで来るようで、心地よい。
舌を絡めたくなったが、僕にも薬が効いてしまうことを懸念し、我慢して唇を離す。
あの薬、すごく吸収されやすいから、もしかすると口付けするだけでも取り込まれてしまうかもしれない。
眠り薬とかは慣れてるから効かないと思うけど、媚薬が効いて理性が飛んでしまっては、まあその、色々と困る。
僕がしたいのは、卯子ちゃんに気づかれずに、身体を静かに愛すること。
心はどうせ僕の手には入らないし、今の関係も壊したくない。勝手な望みだ。

99 :
 できるだけ静かに、そっと卯子ちゃんの上着の胸元を開き、シャツを捲り上げる。
胸を押さえつけるサラシを緩めれば、膨らんできた乳房があらわになる。
僕はごくり、と唾を飲む。
卯子ちゃんは13歳で、女としての成熟の途中。成人女性と比べれば、全然未発達だ。
でも、僕にとっては愛しくて仕方がない。3年間、ずっと見つめてきたんだ。
 3年前は男子と変わらない、平らな胸だったのに、今は自分を女だと主張するほどになっている。
前は治療とか診察の時、遠慮なく上半身裸になってたな。いつからか、そういうのを恥ずかしがるようになったんだっけ。
おなかや胸元に薄く残る傷痕に手を伸ばす。
触れた瞬間彼女の身体がビクリと震える。僕もちょっと驚いたけど、意識は戻ってないみたいだし、かまわず触れ続ける。
記憶をたどりながら指で傷痕をなぞる。これは焔硝蔵の事故での傷、これは裏々山実習での傷…。
新しい傷痕になるにつれて、わからないものが多くなってくる。悔しいな。
 傷痕をなでていた指が乳房に触れる。力を入れて指を押し付けると、想像よりもずっと柔らかくあたたかい感覚に襲われる。
その心地よさに酔いしれながら、手全体を使って何度も乳房を揉んでみる。
「ふ…、あ…ん」
卯子ちゃんの喉から力なく、息混じりのくぐもった声が漏れる。
顔を見れば、頬がほのかに紅く上気している。眠っていても快感はあるのかな。

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