2013年01月エロパロ657: 【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の六【忍者】 (152) TOP カテ一覧 スレ一覧 Pink元 削除依頼

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【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の六【忍者】


1 :2011/04/26 〜 最終レス :2012/10/18
引き続き職忍の皆様の熱い投下待ってるらん!
・投下だけでもありがたや、腹に入れば皆同じ。
・名無しは味の濃淡を問わず、品の多少を選ばず、ただひたすらいただきますだ!
・怒車の術には忍法知らんぷりで対処しよう!
・age進行、sage進行どちらでもかまいません。
・スレ内での議論厳禁。議論は避難所で。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2964/1240276515/
(注:ここはあくまで議論・話し合いの場です。愚痴や『スレで言えない感想』の
書き込みはお止めください)
 前スレ【落第】忍たま乱太郎のエロ小説其の五【忍者】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1244090538/
 まとめwiki
http://www7.atwiki.jp/nintama/
 絵板
http://www2.atpaint.jp/nintama/
【職忍のお約束】
・SSは書き上げてからの投下推奨。メモ帳などの忍器を駆使して下さい。
・あわてるこどもはローカでころぶ。
投下は前作品投下から1日は待って&直前の新着レスチェックも忘れずに!
・書き手に優劣なし!投下前後に自分の作品を卑下しない!
・勝手に設定を借りられたくない場合は、名前欄トリップとマイルール表記必須
&どうしても借りたい場合はマイルール熟読の上遵守のこと。
・読み手を選ぶ作品(女体化(TS)・SM・ネタ・寝取りなど)投下する際は、
名前欄トリップ&冒頭にカップリング・嗜好・傾向など明記した上、苦手な人に
NG設定を促すようお願いします。
 なお女体化に関しては、板内のTSスレに投下後誘導してもいいかもしれません。
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1214215459/l50

2 :
前スレが圧縮で落ちてしまったので、代行の方に立ててもらいました。
19期も始まったので、色々語りつつ作品を投下しましょう!
とりあえずユキちゃんとゴロゴロしたい。

3 :
>>1
すみません、TSスレのリンクを間違えました。以下でお願いします。
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1280806286/

4 :
>>1
乙です。
わーい。
ありがとうございます。

5 :
>>1乙。
前スレ落ちてたのか。
某スレでくのいちのえろ話を永遠とし出すヤツがいてそれに便乗するヤツも出てきてたから
僻々してたところ。そういう意味でも立ててくれたのはありがたい。
愚痴だけだとアレなので・・・
男装の段は北石ても良いのか・・・ネタ的にw

6 :
>>1乙、いやまじで!!
綾部になってユキちゃん達のアナを掘りたいでござる

7 :
>>1
綾部「姦通」
なんて考えてしまったのは自分だけではないはず

8 :
>>1乙!
>>5そんなスレどこにあるのよ?

9 :
>>8
忍たまとかくノ一で検索すれば出てくると思うよ

10 :
「きり丸ったら。まぁた女装してバイトしてたの?」トモミは呆れ顔で、女物の着物を纏ったきり丸の頭を小突いた。「うっさいなぁ。この姿の方が売れ行きが良いんだよっ!」きり丸は唇に付けた淡い色の紅を手の甲で拭うと、悪戯っぽい笑みを浮かべてトモミに流し目を送った。

11 :
その瞬間、トモミは身の内からじわりと性欲が湧き出るのをはっきりと感じた。次の瞬間、トモミはきり丸を草むらに押し倒すと、その唇を貪り出した。舌を差し込み、ぴちゃぴちゃと淫猥な音をさせて。「んっ……突然何を……こんな所で駄目だってっ…わぁっ」

12 :
トモミはきり丸の着物をたくし上げ、まだ幼い性器を強く握り、扱き出した。「んああっ!トモミちゃんっ!ひゃううっ!」「ふふっ……たまにはこういうのも良いんじゃぁないの?あんた、女装好きの変態なんだし。」「変態じゃな……あんっ!」

13 :
きり丸の化粧を施した白い肌は紅く染まり、着物は卑猥に乱れている。喘ぎ声は幼く可愛い。異性であるトモミが嫉妬を覚えるくらいに。
「ううっ……もうっ許してえええ!」
(本当に……きり丸は口惜しいぐらい可愛い。
虐めて、虐めて、壊したくなるぐらいに。)

14 :
トモミは一糸纏わぬ姿になると、きり丸のふっくらとした頬に接吻を落とした。「ほら……胸、触ってみなさいよ。……少なくともあんたみたいにぺったんこじゃないわよ。」
きり丸は羞恥の表情を浮かべながらも黙ってトモミの青い果実を弄った。

15 :
「あはっ、下手くそねぇやっぱり子供だわ。」
一歳しか違わない癖……ときり丸は突っ込みたくなったが怖かったので敢えて黙っていた。
もう我慢が出来なくなったトモミは、騎乗位できり丸のモノを自分の膣にゆっくりと挿入させ、ゆるゆると腰を動かした。

16 :
「んっ……はぁ……」
くちゅくちゅと、卑猥な音をさせながら出し入れされる度にきり丸は小さな悲鳴を上げた。
やがて絶頂に達したきり丸は、息を荒げたままトモミに抱きつき、そのまま眠ってしまった。
(可愛い……やっぱりきり丸は、私だけのモノだわ。……勿論きり子もね。)トモミはほくそ笑み、きり丸の頭を撫でた。

17 :
終わりです。
何か色々すいませんでしたorz

18 :
>>17
GJ
きり丸の女装はいろいろおいしい

19 :
トモミちゃんが攻めなのねw乙です

20 :
文次郎はここの所、性交をしたいという強い欲に苛まれていた。
何だかんだ言っても15歳。発情期である。しかし、そんな隙があれば忍びの修行をせねばと自慰も控えていた。……だから余計に溜まるのだが。そんな彼が深夜に学園内をうろついていた所、信じられない光景を目の当たりし、絶句した。

21 :
(あれは食堂のおばちゃん……それから、久々知ぃ!?)彼らは暗闇の中、全裸で交わっていた。「ごめんねぇ、若い子みたいに、ぴちぴちした体じゃなくて。」「はぁはぁ……いえ、食堂のおばちゃんの肌……つやつやして白くてまるで豆腐みたいで素敵です。」
久々知はおばちゃんの
たぷたぷした豊満な乳を一心不乱に揉み、恍惚とした表情を浮かべている。

22 :
「じゃあ……入れますね。」
「ふふっ……お残しは……許しまへんでぇ。」
ぐちゅっぐちゅっくちっ……と淫靡な音が暗闇の中で響き渡る
「んあああっ久々知くん……やっぱり若いもんの突きは良いねぇ。激しくて。」
呆然と見ているだけだった文次郎の中で何かが弾け飛んだ。
「混ぜろ。」
「ええっ!?」久々知が振り返ると、そこにはすっかり情欲に支配された目をした文次郎の姿が……。
「ちょ………そんな!」文次郎は、問答無用でおばちゃんの口に自らのギンギンに勃起した性器を突っ込んだ。

23 :
「んあああっ!上の口も、下の口もだなんて、おばちゃんたまんなぃよぉぉ!」おばちゃんのぬめった口の中はえもいわれぬ快感を男根に与え、文次郎は呻いた。しかし、やはりここは膣に挿入したい。「おい交代しろ。」「んっ……はい。」久々知も先輩命令では逆らえぬ。

24 :
「おばちゃん……入れますよ。」おばちゃんは、文次郎に激しく出し入れされあひぃあひぃと喘いだ。
文次郎は文次郎で、初めて男根が女性器に包まれる感覚に涙が出そうになるほど感動し、興奮した。
※※※「おばちゃん昨日はありがとうございます。実は……食満先輩も性交したいと……。」久々知がこっそりと耳打ちした。「ああ、そんなことおやすいご用だよ。」
頑張れ食堂のおばちゃん!
おばちゃんの活躍はまだまだ続く!
【完】

25 :
gj! おばちゃんがんばりすぎw

26 :
>>24
GJ
久々知のポジションw

27 :
おばちゃん何気に巨乳だもんな
パイズリ…いやなんでもない

28 :
男装の研究の段のあらすじ確認
くノ一三人組が男性を研究だと…

29 :
そろそろくのいち教室全員が出てほしい
せっかくエエコのデザインも変更したんだし

30 :
>>28
狙い過ぎだよなw

31 :
男子の女装の授業のときは、忍たまが女性を研究するのでしょうか

32 :
>>31鉢屋は思いっきりシナ先生(竜王丸さんの変身と見比べて)見てましたよw

33 :
>>32
あのガン見は異常だったよなw

34 :
忍たまはいつからそんないやらしいアニメになったのだw

35 :
男装研究、なんかエロかったな!
一瞬くノ一のサソリ責めというものを考えてしまった

36 :
ドクたまはもっと忍術学園と合同で色々ヤればいい

37 :
来週の変装名人うんぬんの回、シナ先生と鉢屋の組み合わせに期待
あとその翌日の山田夫妻にも

38 :
前に里芋がミスマイに変装したことあったな
見た目が美女でも中身はおっさん…

39 :
おっさんてw
土井先生と1歳しか違わないけど
確かにムサいよね

40 :
なんか今期は女の子成分が少ない…
照代回はまだなのか

41 :
>>なんか女の子成分が少ない…
ほんとにな。
一応照代の回は1年に1回位はやりたいってアニメーションブックにも書いてたから
そこは追々って感じなんどろうけど。
アニメーションブックで思い出したんだが、ユキトモシゲの寝巻きの格好って
何時出たんだ?それともこれから出るのか?

42 :
前にくノ一の寝巻きが出た時は、乱太郎たちと同じ普通の寝巻きだったと思うが
そしてようやく照代回くる!
残念な美人っぷりを発揮してくれることをきたいしてるよ

43 :
乱太郎達と同じって事は原作風の襦袢っぽいあれか。
最初忍法帖で寝巻き姿見た時断然原作の方が色っぽいのになと思ったけど
ユキちゃんが着てる2ピースに分かれてるやつは後ろから抱っこした時
お腹とか胸とかまさるイチャエロシチュには持ってこいだなと気付いた

44 :
すみません、だれか当世忍たま恋愛事情の作者のHP知ってる人いませんか?
前に見かけたんですけどお気に入りに入れ損ねて見つけられなくなってしまいました;
書き方とか話の内容もすごく好きなので他の作品も読んでみたいです…

45 :
>>44
残念ながら今は閉館なされてるようです…

46 :
>>45
そうでしたか…!すごく残念です…
情報ありがとうございました!

47 :
今日も十字架には哀れな三人組が磔にされている・・・・・一糸まとわぬ姿で・・・・・
彼らの股の間にある二つのボールは汚らしく垂れ下がっている!その二つのボールの上にある●棒は巨大化したまま鋭く立っている!
チョキ チョキ(ハサミの音)
きり丸「ぎいやあああああああああああ!!!!!!!!」
チョキ チョキ(ハサミの音)
しんべえ「ぎいやああああああああああああ!!!!!!!!!」
和月次郎「この二人のボールは切り終わりました!」
大西良太「乱太郎の体毛、1本も残らずに抜き終わりました!後はこの汚らしく垂れ下がっている二つのボールを切るだけです!」
乱太郎「ねえ、本当に僕のボールを切るつもりなの?僕のボールなんか使っても優秀な子孫なんて作れないよ。それにまだ●液出ないし。」
ドクター下呂「落ちこぼれ忍者のボールがどんな構造になっているのか調べるためにな!調べ終わったら即処分する!」
乱太郎「そうだ!おじさん達に忍術を教えてあげるよ!それで許してくれるよね?」
和月次郎「このガキ!この期に及んでまだこんなことを!」
大西良太「医者に忍術など必要ない!ドクター!この研ぎ澄ましたハサミでこいつのボールを!」
ドクター下呂「命乞いはそこまでだ!もらうぞ 貴様のキ●タマ」

48 :
チョキ チョキ(ハサミの音)
乱太郎「ぎいやあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ドクター下呂「以上で手術を終了する!」
乱太郎「ゴボゴボ!!」バタッ グチャリ
ドクター下呂「ククク!どうじゃ?男にとって一番デリケートな物を失った気分は。さあて、こいつらのボールを調べさせてもらうか!」


49 :
コミケとかには忍たま関連のあったんかな

50 :
今日のアニメ見てえろい事考えたヤツ挙手

51 :
>>50
(・∀・)ノ
女の子3人に緊縛されるなど、えろい事想像せざるをえない

52 :
あの乱太郎は不運小僧じゃなくて凄く・・ラッキーボーイです…
てか、くのいち教室の授業に保険の実習があることに驚きだw

53 :
あれかw

54 :
保健室で実習したり男装の為に男性研究したりと
くのいちの授業って説明だけ聞くとかなり卑猥に聞こえる自分はもう駄目だw
男子忍たま達からどんなカリキュラム受けてると思われてるんだろうかw

55 :
くノ一はえたいが知れないからこそ男子忍たまにおそれられているのかも

56 :
文次郎×そうこです。
にますし知らない人が出ます。
誤字・矛盾・日本語の間違い多数あると思います。
が投下します。
嫌な方スルーお願いします。

57 :
それは雪の降る夜だった。
朝焼けに照らされる学園が、まるで雲の上にあるようで綺麗なんだと誘われて学園を抜け出し裏山へ向かった。
普段は全力で走らないとすぐ見失ってしまう程に歩調が早いのに、今日はやけにゆっくり歩いてくれたものだから気味が悪かった。
そんな気持ちを知ってか知らずか彼は少し微笑んでさえいるのだった。


58 :
「文次郎先輩、早く登らないと日が出てしまいますよ。」
そうこは内心胸騒ぎがした。しかし不安を振り切るように口角をあげ、今日の夕飯はどうだ朝食こうだの話を途切れさせないように必だった。
普段ならバカタレー!だの出された飯に文句をつけるな!だの怒号が飛び交う内容もあったのに先輩は優しく相槌を打つものだから心中穏やかではいられなかった。


59 :
ようやく山頂に登り、はぁっと手のひらを温めていると先輩はもごもごしだした。
あぁ、今日は何か話があって連れて来たんだなと身構えた。
例えその話が悲しい話しでも、無様な姿を見せぬように。
そして先輩は話し始めた。

60 :

近々、卒業試験という名目の演習があると言うこと。
演習場は遠方の合戦場であること。
そして、その演習が終わったら大事な話があるということ。
「大事な話ってなんですか?」
「だから帰ってから言うと言っているだろう。バカタレ。」
と、呆れられた。
気になるから今言って下さいよぉと騒いでいると日が昇りだした。
途端に雲のような濃い霧が辺りを包み普段見慣れた学園が幻想的に見えた。
また、来たいです。先輩と。
と口にするや否やキツく抱き締められて口を塞がれた。


61 :
「小平太、あんまり出しゃばるなよ。」
演習場で仙蔵が釘を刺すが、どうあっても合戦場に近づかない事には正確に記せない。
そんな地形だった。
六人もいるのに情けない話しだが、故に先生もこの合戦場を卒業試験に選んだのだろう。
しばらく苦戦していると後頭部へ強い衝撃が走った。
鈍い音が脳内に響き倒れるもとっさに周りを確認した。
すると、六年生全員がやられていた。
起きあがらなきゃいけないのに力が入らなかった

62 :
「お、こいつ起きあがろうとしているぞ。」
「ガキのくせに生意気だな。」
敵は二人。
そのうちの一人が髪を掴み引き上げた。
「お前らまだ学生だな?忍びの道の厳しさ、教えてあげよう。」
とゲスな笑いをもらした。
その後は殴る蹴る斬る。酷い有様だったが誰一人、学園の事は話さなかった。
やがて、二人が飽きた頃、隙を見て逃げ出した。
文次郎は負けん気が強く仲間を守るために気を引いていたので特に傷が深かった。
そして伊作も保健委員が仇となりこっそり手当てをしたのが目についてかなりの痛手を追った。

63 :
道中二人は走れなくなり、小平太と長次が担いで息も絶え絶え学園まで帰還したが無事たどり着いて気が抜けてしまったらしい。
文次郎は息をしなくなった。

しかし、その知らせは生徒達には告げなかった。
そして、潮江文次郎は卒業試験に無事合格し卒業したと全校生徒に伝えられた。
しかし、それで納得しない生徒が一人いた。
そうこだ。
先輩は試験が終わったら大事な話をすると言ったのに一向に言いに来ない。
毎日、あの朝焼けを見に行った場所へ赴いても先輩が現れることは無かった。

64 :
そしてもう一つ気がかりな事は、あの試験で善法寺伊作先輩は指を失った。
他の先輩方も縫ったり血が足りなくなったり散々だったのに文次郎先輩だけが無事だとは思いにくい。
合格ということは文次郎先輩だけ逃げ延びたとか任務に成功したと言うことだ。
でも、仲間を見捨てるような人ではないのだ。
やはり、変だ。
だが、六年生にいくら聞いても誰も口を開かなかった。
見捨てられたと言うのなら恨み言の一つ位は出そうなものなのに。
そして、しつこく聞くものだからついに確信を得る事が出来たのだ。

65 :
「私達は忍びだ!忍びはいなくなった者をいちいち詮索してはいけない!
今までだって何人もいた級友達は数えられるまでに減った。
中には命を落とした事すら告げられずに急にいなくなった者だっていた。だからと言って気を惑わせてしまっては忍びとして生きられない。良く肝に命じろ!」
「…つまり…亡くなってしまった…そういう事ですね…」
「いや…例えばの話だ…」
でも…亡くなってしまったのですね…
そういうと静かにくのいち長屋へ帰って行った。

それから今までの天真爛

66 :
それから今までの天真爛漫な姿から一変し感情が読めない優秀なくのいちへとそうこを変えた。
あんなに嫌がっていた房術の実習だって常にトップの成績だった。
そんな妖艶なそうこは卒業前にスカウトされある城の専属忍者となった。
「結局くのいちは房術が上手ければ良い」
と愚弄されても艶やかに笑った。
ある任務で隣国の重役武士を暗するように指令が下り隣国へ向かった。
「私はこんな仕事ばっかだな…」とため息が漏れる。

67 :
知らないおっさんの上で腰を振りながら一気にくないを降り下げる。
お腹に脈動を感じながら断末魔を上げるおっさんに微笑みかける。
最期の景色くらいはせめて私のかわいいお顔を眺めてお逝き。
何人も何人もこうして手に掛けてきた。
次の任務にも城に戻ることなく向かう。
こうやって賞味期限が切れるまでは生活安泰だなと安堵のため息が漏れた。


68 :
しかし、次の獲物の姿を見て動揺した。
彼にそっくりなのだ。
思わず声に出してしまう。
「し…おえ……」
「ん?私に用ですか?」
「どうして…」
「すみません。不躾な質問をしますが誰だかさっぱり思い出せないのです。どちら様ですか?」
ハッとした。
落ち着けと何度も呼吸をした。
「人違いだったらすみません。私ソウと申します。」
「え、人違いなんですか?私は●●と申します。人違いでしたか?ちなみに養子に出まして旧姓が塩江というものですからつい返事しちゃいました。」
アッハッハと笑う彼はあの人そのもので、
今回の獲物だった。


69 :
「実は古い知人に潮江文次郎さんと言う方がいまして…」
「それ、私の兄です!こんなところで兄の知人に会えるなんて…!」
と涙ぐむ●●はあの人とは違った。
「兄の事教えて下さい!聞きたいのです!」
「ごめんなさい。私もたまに鉢合わせて親切にして頂いた程度で詳しくは知らないのです。」
と、はぐらかしながらも逆に彼の話を聞きたがっている自分を抑えた。
すると残念そうに●●は言った。
「実は兄は亡くなったのです。」
「まさか…!心中お察し致します。」
我ながら白々しい。

70 :
「良いんです。もう何年も前の話し。今更しんみりもしませんよ。ただ…」
止しなさいと制しながらも言葉が出た。
「ただ?」
「兄には恋仲の女性がいたのです。次の休みに紹介すると言っていました。なのに…亡くなりました。」
「まぁ…。」
「結婚の許しを請うつもりだったようで恋人が卒業するまでに実績を上げる条件で既に承諾してもらっていました。」
「…なに…それ…。」
「私には相手に女性が不憫でならないのです。今頃幸せになっていてくれれば良いのですが…。」
私にプロポーズする前に話をつけるとか勝手すぎる。

71 :
私が断ったらどうするつもりだったんだろう…。
なんか…腹が立ってきた。
な…ん…なのよ…もう…。
「わ!わ!どうしたんですか!?」
「いえ…なんか…堪らなくて…」
そうこの目から大粒の涙がボタボタこぼれ落ちた。
そんな大事な話…しないで居なくなるとか…!

その日、そうこは何年か振りに泣いた。
を確信した時ですら泣かなかったのに。

この日もしんしんと雪が降る夜だった。



72 :
終わりです。
中途半端ですがこの先、任務を遂行するも、抜忍して逃亡生活するも、弟と幸せになるも(これも抜忍ルートだろうな)貿易会社を立ち上げるも皆さんの妄想次第です。
チラ裏以下ですみませんでした。

73 :
>>72乙!
ちょっとしんみりしちゃったけど貿易会社でなんか笑ってしまったw
できればまた書きにきて下され

74 :
ニンニンニンニン忍たま
ニンニンニンニン忍たま
ニーン!ニーン!忍たま!
テンテンテンテンテンテケテンテン
テンテンテンテンテンテケテンテン
テンテンテンテンテレレレン!

75 :
>>72
遅ばせながら、乙です
戦国時代だからこそのしんみり感
そしてなぜ貿易会社w

76 :
レスありがとうごさいます。
今、読み返してみると小学生の作文のような文体でお恥ずかしいです。
そして貿易ルートの人気に嫉妬しますw
知人になのですが
室町時代って衆道が珍しくもなかった時代で、そんな時代の暴力になぜ強姦がないのかと指摘されてしまいましたf^_^;

そんなこんなで
女の子といかに自然に絡ませるかの修行をして来ますm(_ _)m

77 :
19シリーズも女の子の出番少ないな
新シリーズはまた3月末からかな

78 :
>>77そうだなあ少なかったな、来期もそれ位の時期にやるかもね
19期救いがあったとすれば男装の段だ何せ「男性研究」だしなw
くのいち達が研究と銘打って近くあるバレンタインに向けて色々研究するお話が見たいです
研究ならまず色んな所観察するのが大事なポイントだね

79 :
保守しておくよ

80 :
善法寺×卯子のssです。
・善法寺視点の一人称形式
・卯子は忍たま4年生と同い年の13歳設定、男勝りだけど礼儀はわきまえる性格
・過去、現在、未来と捏造アリ
・エロにたどりつくまでが非常に長い
・善法寺→卯子で強姦、善法寺が黒い、若干ヤンデレ?
苦手な人はNG設定『卯花繚乱』でお願いします。

81 :
 初めて卯子ちゃんに会ったのは、僕が3年生の、まだ卯の花がつぼみの時期だった。
保健室で新野先生の手伝いをしていたら、ケガをしたくノ一の女の子が入ってきた。
1年忍たまの掘った杜撰な落とし穴に落ちたそうだ。もっともその1年、今では「天才トラパー」の異名をとるほどに成長したが…と、それはどうでもいいか。
僕にとってくノ一教室の後輩は初めてだったし、結構ケガもひどかったから、僕はどうしていいか全然わからず、結局新野先生の治療を見ているしかできなかった。
女の子は治療の間、痛みに耐えて、決して泣こうとはしなかった。
 女の子は卯子という名前で、くノ一教室に入ったばかりだそうだった。
相当のお転婆、男勝りで無茶なことばかりしていた。
落とし穴でのケガが治ったあとも、しょっちゅうケガをしては保健室に入り浸っていた。
僕は保健委員だから卯子ちゃんとすぐに仲良くなった。
もっとも、僕は初対面のときの慌てぶりでなめられたらしく、卯子ちゃんにとって僕は都合のよいからかい相手だったみたいだ。
よくいたずらを仕掛けられたし、僕はそれら全部見事にひっかかった。
当時はだいぶ腹を立てたが、今思えばただ可愛らしい。
なんにしろ、卯子ちゃんは僕にとって、手のかかる妹みたいな子だった。


82 :
 だがそれから1年が経ち、彼女の周り、そして僕の中で色々なことが変わっていった。
卯子ちゃんに初めての後輩ができ、僕よりも彼らをかまうようになった。
よく彼らと一緒にいるのを見かけた。
それに、だんだんとケガも少なくなり、卯子ちゃんはあまり保健室に来なくなった。
ケガをしないのは喜ばしいことのはずなのに、なぜか残念で仕方がなかった。
たぶんその時、僕はもう卯子ちゃんのことを好きになっていたんだと思う。そう、純粋に好きだった。
 いつ頃だったろう。彼女に向ける気持ちがおかしくなったのは。
くノ一教室の卯子ちゃんたちと、件の後輩の一組で、合同演習があった。
演習後に彼らが帰ってきた時間はちょうど僕が当番のときで、やたらと忙しかったのを覚えている。
いやにケガの多い演習だったらしく、くノ一教室の子たちも忍たまたちも大勢押し寄せた。
富松作兵衛、神崎左門、次屋三之助……。でもその中に卯子ちゃんはいなかった。
ケガをしなかったんだろう。あの時はそう考えていた。
その考えが間違っていたとわかったのはそれから少し経った後だった。

83 :
 卯子ちゃんが腕に巻かれた包帯を押さえて保健室に入ってきた。
基本的には一度治療を担当した保健委員が責任を持つことになっていたが、卯子ちゃんの辛そうな様子を見るとそうも言っていられなかった。
僕を見るなり帰ろうとした卯子ちゃんを無理に引きとめ、腕を見せてもらった。
合同演習のときのケガが今さら痛んできた、と言った。
この包帯の巻き方のクセは数馬だ。あの演習の日の数馬の当番は僕の後だった。
卯子ちゃんは学園に戻ってから、わざわざ数馬が当番になるまで待ったのだ。
数馬は傷の洗い方が甘いから、ただの擦り傷が化膿しかけている。僕ならこんなことにはしなかったのに。
何で僕が当番のときに来なかったんだ。数馬に会いたかったのか。
だいたいあの後輩の連中、どうして卯子ちゃんにこんなケガをさせたんだ。
数馬も、作兵衛も左門も三之助も、藤内だって孫兵だって彼女より年下で頼りないのに、何で卯子ちゃんはあんなに一緒にいようとするんだ。
僕だったら絶対卯子ちゃんを守れる、傷つけたりなんかするものか。この娘の支えになる。
僕以外の誰も近づけたくない。卯子ちゃんを僕だけのものにしたい…

84 :
 そんな自分勝手で傲慢な考えをしていた僕は、ひどく不機嫌な顔をしていたのだろう。
診察中の彼女に、大丈夫ですか、と心配されてしまった。
その時はそんな気遣いさえも、いちいち腹立たしかった。
誰のせいだと思ってるんだ。僕のそばにだけいればよかったのに。
そうすれば、卯子ちゃんがケガをすることも、僕が嫉妬することもなかったんだ。
大丈夫だから、と返した声は、取り繕ったつもりだったけれども、苛立ちを隠せなかった。
鈍い傷に処置を施し、その日は帰ってもらった。
時間が経てば収まると思っていた劣情は、消えるどころか日に日に肥大し、どす黒く積もっていった。


85 :
とりあえず今回はここまでです
5から現在?に入ります
次回は来週の水曜日くらいになる予定

86 :
まだ完結してないけどGJ
久しぶりの投下ありがとう。
続き楽しみにしています。

87 :
全裸待機

88 :
続きです
書式などに正しくない部分があるかもしれませんが、ご了承ください

89 :
僕も卯子ちゃんも成長し、積もり積もった好意と劣情は性的な情欲に変わった。
卯子ちゃんの体つきは女らしくなって、胸は大きくなったし、お尻も丸みを帯びた。
自然とそんなところばかり注目してしまい、少しいたたまれない。
彼女の身体に触れてみたいと思ったけど、嫌われたくはないから我慢している。
会うこともずいぶん少なくなったから、我慢するのもそう辛いことじゃない、はずだった。
僕はもう6年生で、学園には1年もいられない。もう通ることの少ないであろう廊下を歩きながら思う。
僕が卒業した後、卯子ちゃんはどうするんだろうか。
やっぱりたまに後輩の忍たまをからかったりなんかしながら、一人前のくノ一を目指して勉強を続けるんだろう。
くノ一になるとしたら、房中術なんかもするのかな。…するだろうな、あの娘だったら。
なんといっても、房中術はくノ一最強の技だ。男を篭絡し、意のままに操る。
裏での工作が忍者の主な仕事、卯子ちゃんはすすんで行うだろう。
あれで意外に結構したたかだから、向いていると思う。その上何といっても可愛いし。

90 :
 だけど、僕としてはいやでたまらない。
好きな娘が、誰かもわからない男とそういうことをするなんて、絶対にいやだ。
ずっと好きで、でも我慢してきたのに、僕じゃない誰かが触れるなんて許せない。
誰に抱かれてもいいっていうのか。そんな売女みたいな…。
…そんなのいやだ! くノ一なんか諦めればいいのに。 
でも絶対にやめないだろうな、卯子ちゃんのことだから。
それなら、どうせそういうことになるんだったら、僕が触れてもかまわないんじゃないか…?
そうだ、別にいいじゃないか。いずれ忍務で誰とでも寝ることになる…。

91 :
 相当まともでない考えを巡らせながら廊下を歩いていると、まさにその卯子ちゃんが向こうから歩いてくるのが見え、正気に戻る。
くノ一教室の友達、たしか猪々子ちゃんっていったかな、も一緒だ。
さっきは我ながら馬鹿なことを考えてたと思う。
笑いながら挨拶ができる、それなりに仲の良い先輩と後輩の関係。それで十分だ。
「やあ、卯子ちゃん」
「こ、こんにちは、善法寺先輩」
ん? どうしたんだろうか。なんだか元気がないような…。
「調子、良くないの?」
「え…、いえ! 全然大丈夫ですよ!」
またこの娘は…。いつもやせ我慢をして。
「嘘だろう。具合が悪いなら、言ってごらんよ」
「ええと……」
なぜかためらいがちな卯子ちゃんをよそに、猪々子ちゃんが答える。
「ええ、この子寝不足なんです」
「寝不足?」
ただの寝不足か、よかった…。
「卯子、眠れないのでしょう? 善法寺先輩にみてもらったらどうかしら?」
「馬鹿なこと言わないでよ、猪々子! そんな暇あるわけないでしょ!」

92 :
 なんだって…、僕はすごく心配してるのに。僕にかまっている時間はないってことなのか。
純粋に気遣っていた気持ちが歪んで、あの劣情が顔を出す。
ああそうだ、いいことを思いついた。
「いやいや、眠ることも大事だよ。不眠解消にいい方法があるんだ。
試してみたいから、夕食が終わったら保健室に来てくれないか」
「いえ、でもそんな」
どうしても断るっていうなら、逆らえないよう、得意な作り笑いをして優しく諭そう。
「卯子ちゃん、体調管理は忍者の仕事のうちだ。それに、先輩の言うことは聞いておくものだよ」
「う……」
これには卯子ちゃんも言い返せない。そこに猪々子ちゃんが追い討ちをかける。
「先輩がいいとおっしゃっているのだから、みてもらいなさいな。
それでは先輩、この子のことよろしくお願いいたします」
「ああ、僕にまかせてほしい」
卯子ちゃんのことは全部、ね。
「あの、じゃあ、後で参りますから。すみません…」
まるでこれからのことを予想できていたかのように、卯子ちゃんの頬には少し赤みが差して見えた。

93 :
 僕はさっさと保健室へ向かい、当番だった数馬を帰らせる。
今日はずっと僕が担当するからもう誰も来なくていい、と他の保健委員に伝えるよう言っておいた。
新野先生も忍たまの遠征実習についていって、学園には帰ってこない。
これから、さっき思いついた「いいこと」を実行する。他の誰かにいられては困る。
今日はもう誰も来ない。ならば、早速準備をしなければ。
卯子ちゃんを眠らせ、自由を奪い、愛するための準備を。
 棚から薬湯をつくるための薬草を取り出し、調合し、煎じる。
入れるのはこれとそれと、後はあれも、効果は眠り薬、痺れ薬、それに媚薬。
長年保健委員をやっているだけあって、調薬は得意分野だ。
自分にしかできないやり方で好きな娘を征服できるなんて…!
これからの彼女との情事を想像すると、えも言われぬ心地になる。
いったい彼女の唇はどんな味なのだろう、頬は、胸は、それに

94 :
「失礼します! くノ一教室卯子、ただいま参りました!」
「うわあっ!」
僕の邪まな想像は、勢いよく扉が開く音と、現実の彼女の声で遮られてしまった。
楽しいことをしていると時間が早く感じると聞いたことがあるけど、どうやら僕は想像だけでずいぶんと楽しんでいたらしい。
「な、何なんですか先輩、急に大声出して。都合が悪いんでしたら、出直しますけど」
「いや、ちょっとびっくりしただけだから。
ちょうど薬もできたところだし、まあ座って座って」
怪訝そうにする卯子ちゃんを座らせておき、僕はつくった薬湯を湯飲みにそそぐ。
「薬……? へえ、この変なにおい、薬をつくってたんですか。
廊下までしてましたよ、このにおい」
うん、保健室の外までにおいを送ったのは人払いのためでもある。
これだけ怪しいにおいのする部屋なんて、呼びつけられたか、よほど大事な用事でもない限り、誰も好んで近づこうとはしない。
「結構、薬を煎じるっていうのも楽じゃないんだよ。で、これがその薬湯」
薬湯が入った湯飲みを卯子ちゃんに差し出して言う。
「リラックスできるから、飲んでみてよ。きっとよく眠れると思う。熱いから気をつけてね」
「ありがとうございます…。じゃあ、いただきます」
卯子ちゃんが微笑んで、心から感謝の言葉を述べる。少し心が痛む。
でも、薬湯を冷まそうと息を吹きかける唇がやけに蠱惑的に見える。
湯飲みに口付けを落とし、のどに熱いものを通す。
卯子ちゃんの一挙一動すべてが、僕の目には男を誘う行為に映ってしまう。
たぶん、僕はもう彼女からは抜け出せないのだろう。

95 :
「飲んだ? じゃあ、横になって」
「は、はい」
敷いてある布団を示し、寝るように促す。
今日は素直に僕の言うことを聞いてくれるみたいだ。
「ちゃんと眠るんだよ。おやすみ、卯子ちゃん」
「おやすみなさい…」
卯子ちゃんが眠りに落ちるまで、じっと待つ。
 ふと庭を覗くと、満開の卯の花が顔を見せていた。

96 :
今回はここまでです
次回はたぶん金曜日に
一人称形式なのでどうしても善法寺がいろいろ危ないこと考えすぎになります、すみません

97 :
前回の5でインデントを忘れてました
以下、続きです

98 :
「おーい、卯子ちゃん、起きてる?」
すやすやと寝息をたてるばかりで、返事は返ってこない。
顔を近づけ、表情をうかがう。ぐっすり眠っている。
本当に静かで美しく、もし羽衣なんかで覆ってしまえば天女といっても疑われまい。
これだけ深く熟睡していれば大丈夫だろう。
 指で頬に触れると、女性特有の肌のなめらかさとみずみずしさが感じられる。
僕の堅いだけの皮膚とは違う、弾力に富んだ肌が僕を受け止め、心地よい刺激を返す。
どんなに男勝りに見えても、やっぱりこの娘は女なんだ。
 両手で彼女の頬に触れたまま顔を近づけ、唇に唇を触れさせる。
触れるだけの口付けだけど、卯子ちゃんの体のあたたかさが流れ込んで来るようで、心地よい。
舌を絡めたくなったが、僕にも薬が効いてしまうことを懸念し、我慢して唇を離す。
あの薬、すごく吸収されやすいから、もしかすると口付けするだけでも取り込まれてしまうかもしれない。
眠り薬とかは慣れてるから効かないと思うけど、媚薬が効いて理性が飛んでしまっては、まあその、色々と困る。
僕がしたいのは、卯子ちゃんに気づかれずに、身体を静かに愛すること。
心はどうせ僕の手には入らないし、今の関係も壊したくない。勝手な望みだ。

99 :
 できるだけ静かに、そっと卯子ちゃんの上着の胸元を開き、シャツを捲り上げる。
胸を押さえつけるサラシを緩めれば、膨らんできた乳房があらわになる。
僕はごくり、と唾を飲む。
卯子ちゃんは13歳で、女としての成熟の途中。成人女性と比べれば、全然未発達だ。
でも、僕にとっては愛しくて仕方がない。3年間、ずっと見つめてきたんだ。
 3年前は男子と変わらない、平らな胸だったのに、今は自分を女だと主張するほどになっている。
前は治療とか診察の時、遠慮なく上半身裸になってたな。いつからか、そういうのを恥ずかしがるようになったんだっけ。
おなかや胸元に薄く残る傷痕に手を伸ばす。
触れた瞬間彼女の身体がビクリと震える。僕もちょっと驚いたけど、意識は戻ってないみたいだし、かまわず触れ続ける。
記憶をたどりながら指で傷痕をなぞる。これは焔硝蔵の事故での傷、これは裏々山実習での傷…。
新しい傷痕になるにつれて、わからないものが多くなってくる。悔しいな。
 傷痕をなでていた指が乳房に触れる。力を入れて指を押し付けると、想像よりもずっと柔らかくあたたかい感覚に襲われる。
その心地よさに酔いしれながら、手全体を使って何度も乳房を揉んでみる。
「ふ…、あ…ん」
卯子ちゃんの喉から力なく、息混じりのくぐもった声が漏れる。
顔を見れば、頬がほのかに紅く上気している。眠っていても快感はあるのかな。

100 :
 でも、胸ばかり触っている気はない。肌に触れるっていうのは、治療のときにいくらだってやった。
僕が触れたいのは卯子ちゃんのもっと中心。もっと女性としての卯子ちゃんを感じたいし、愛したい。
 意を決して卯子ちゃんの腰の辺りまで手を滑らせる。
そのまま卯子ちゃんの帯を解き、袴を脱がせる。ちょっとは予想していたけど、卯子ちゃんは六尺褌をつけていた。
本っ当にどこまでも男の子みたいだな、この娘は。
さっき感じた女らしさとの差に思わず笑ってしまった。
まあ、とりあえず邪魔なものは取ってしまおう。他人の褌を解くのって面倒だな。
それでも痛みを与えないように、順序をたどってやっと褌を引き抜く。

101 :
 ……前言撤回、やっぱりこの娘は女だ。
すらっとした脚を上にたどっていくと、まさに女の部分に突き当たる。
白い貝のような陰唇は軽く閉じられ、そこからわずかに覗く紅色が美しく映えている。
 その紅に向けて、おずおずと指を近づける。手はさっき洗ったから汚くない、大丈夫。
紅色の部分はあたたかく、ほのかに湿っている。
そこを覗き込んで、縁をゆっくりとなぞる。
すぐ上の陰核も優しく摘む。ここは間違いなく快感の引き金。
こすりあげる度に熱が増し、聞こえる吐息が甘くなっていく。

102 :
「ふうんっ…、んんっ…」
寝息の中の声が大きくなってくる。それに、脚もぴんと緊張している。
けれど目はしっかりと閉じられていて、起きる気配はない。
だったらもうちょっと、もうちょっと…なのかな。
膣口に指を挿し入れれば、くちゅりと淫らな音がし、緩い圧迫感を受ける。
痺れ薬のせいで力の入らない膣は、僕の指をたやすく受け入れる。
 陰核と内壁を同時に刺激していく。指で何度もこする。
ぬちゅ、ぐちゅ、くちゅ…
いやらしい音を立てながら、卯子ちゃんの身体の中を僕の指が出入りしている。
信じられない光景だ。でも、すごく気分がいい。そして、
「っ、はあぁっ……!」
卯子ちゃんの少しの悲鳴とともに、指が締め付けられる。達したんだ。
卯子ちゃんの頬は真っ赤に染まり、身体からは力が抜けきっていた。
指を秘所から離すと、ぬるい愛液が手を汚していた。
人間の体液なんてそんなに衛生的なものじゃない。けれど全く嫌悪感はなかった。
 可愛い…大好きだよ、卯子ちゃん。

103 :
 気づけば、時間の限界が近づいていた。
卯子ちゃんの服装を元通りにし、濡れた敷布も取り替える。
これでもう、さっきまで何があったかなんて全然わからない。
ここでやめてしまうのは何だか残念だが、悟られては元も子もない。
それに、今日だけで終わるつもりもない。
「う…ん、ふああ。…あれ、ここは…?」
少し経って、卯子ちゃんが目を覚ました。意識が戻ったばかりで混乱してるみたいだ。
「ここは保健室だよ、卯子ちゃん。わかるかい?」
「あ…! そうか、私…」
どうして自分がここにいるのか思い出した卯子ちゃんは、どこか申し訳なさそうだった。
「えっと、もしかして先輩、わざわざずっとついててくださったんですか?」
「ああ。ちゃんとよく眠れたみたいだね」
僕が何をしても起きないくらい、本当にぐっすりと。
「すみませんでした! 先輩にこんな、ご迷惑をおかけして…」
卯子ちゃんはそんなことを言って、頭を下げる。でも、それは間違ってる。
「全然迷惑じゃないよ。薬湯の効き目だって確かめられたし」
僕のやりたいこともさせてもらったし。
「そうですか、よかった…」
納得した表情で、卯子ちゃんはほっと息を吐いた。

104 :
「ところで、眠ってみてどうかな。体調、おかしくない?」
「大丈夫です。むしろ久しぶりにちゃんと眠れて、すっきりしちゃいました」
少っしも気づいてないみたいだ、この娘。だったら次もやりやすい。
「じゃあ、次、いつだったら都合いいかな」
「えっ、まだ続けるんですか」
「治療っていうのは継続が大事なんだよ。精神的な病、たとえば不眠なんかは特にね」
卯子ちゃんは僕の言うもっともらしいことを簡単に信じてくれる。そうそう、先輩の言うことは聞いておくものだよ。
ちょっとだけ話し合って、次回の『治療』の予定を決めた。
次は準備するだけの時間が十分あるから、今日よりももっと楽しめそうだ。
卒業するまで、ずっとみてあげるからね、卯子ちゃん。

105 :
ようやく前半くらいが終了です
次回は日曜日…にできたらいいなくらいの気持ち
えらく細切れで申し訳ないです

106 :
続き待ってます。

107 :
お待たせして申し訳ないです
後半に入ります

108 :
 それからはまるで夢のような時間が続いた。
『治療』と称して何度も卯子ちゃんを呼びつけ、眠らせ、僕の気が向くままに愛した。
彼女のみずみずしい唇を、柔らかな乳房を、くびれた腰を、未熟な秘所を、しなやかな脚を、つややかな髪を。
とにかく彼女の全て、それこそ頭のてっぺんからつま先まで全てを愛した。
触れたり、なでたり、時には爪を立てたり、噛んでみたり。当然痕は残さずに。
卯子ちゃんの身体は、陰核はもちろん、乳房や膣への刺激でも、気を遣れるようになった。
それでも、彼女を抱いたことはない。
抱けば痕跡が残り、ことが明るみに出る可能性が増す。
もしすぐにばれなくても、いずれ房中術を学ぶときには、必ず。
…それに、本当に万が一だけど、卯子ちゃんがくノ一の道をあきらめて、普通の女性として生きると決めたなら、その時はきれいな身体でいてほしい。
やっぱり、卯子ちゃんには笑っていてほしいから。
だから僕は、彼女の幸せを壊さない範囲で勝手に愛する。勝手に愛する、しかない。
 そうするしかないと思っていた。あの日、夢が覚めるまでは。

109 :
 あの日もいつもと同じように、保健室で卯子ちゃんを愛していた。
長い髪を解き、一糸まとわぬその姿は、それこそいつも同じなのだが、何度見ても飽きることがない。
胸から腹へ、そして脚の間まで、素肌に指を這わせ、たどっていく。
同時にもう片方の手は首の後ろに回し、瞼や頬に口付けを落とす。
耳に口付けたとき、ふと気まぐれでささやいた。
「卯子ちゃん、ずっと一緒にいたいよ」
返事などあるわけもない、ただの独り言だった。しかし、
「ぜんぽうじ、せんぱい……?」
何だ? 今のは何だ。声、か? じゃあ誰の。僕を呼んだ。まさか…
それは卯子ちゃんの声だった。目はうつろなまま、それでも僕の方を向いている。
薬がきれたのか…! でも、はっきり意識が戻ったわけじゃない。またすぐに眠らせれば、忘れさせられる。夢にできる。
そう思った瞬間、僕は残っていた薬湯を口に含み、卯子ちゃんを抱き寄せ、唇を重ねていた。
口移しで薬湯を飲ませる。ちゃんと飲み込めるように、ゆっくり時間をかけて。
その間目をつぶっていたから、卯子ちゃんがどんな顔をしていたかはわからない。

110 :
 全部飲み込ませ、唇を離したときには、卯子ちゃんは再び眠りに落ちていた。
静かに、穏やかに、まるで何事もなかったかのように。
僕の腕の中にいる卯子ちゃんはとても美しく、それでいて夢のように儚い。
僕もまた夢心地で、彼女が手をすり抜けてしまわないよう、強く抱きしめる。
女の、いい香りがする。頭がふらふらしてきた。
なのに、なぜだろう。ひどく鋭い衝動が腹の底からわきあがってくる。
ああ、媚薬のせいか。でも、もういいや、そんなことどうでも。
この愛しい娘を抱きたい、犯したい、それだけだ。
 服を脱ぎ、硬くなった陰茎を卯子ちゃんの膣口に当てる。
彼女の両脚を大きく広げさせて、一気に貫いた。
「ああ…! んっ…!」
彼女の小さな悲鳴とともに、色々な刺激がない交ぜになって、僕を襲う。
僕は今、心地よい違和感に包まれている。
「これでやっと、一緒になれた」
誰も聞いてるはずなかったけど、自身に言い聞かせるために言葉が出た。
麻酔のせいでいくらか緩んではいるが、卯子ちゃんの初めての穴はそれでも僕をきつく締め付ける。
卯子ちゃんのここは、僕を受け入れるためにあるんだ。他の何でもない、僕を。
だったらもっと早く抱いていればよかった。

111 :
 一度入り口ぎりぎりまで引き抜き、また奥まで突き上げる。
ざらざらした内壁にこすり付けるたび、伝わってくる熱で脳が焼かれる。
欲にまかせて腰を打ち付けてやる。
粘膜同士のふれあいがこんなにまで気持ちいいなんて…!
 卯子ちゃんの腰をしっかりつかんでいた手を片方だけ宙に浮かせ、彼女の頬に寄せる。
何か小さく声を発し続ける卯子ちゃんの柔らかい唇に、僕の唇を押し付ける。
そのまま唇を割って侵入して、舌を甘く絡ませる。口内を激しくねぶる。
熱に浮かされたように唇を貪り、その間に手を乳房に移す。
乳房をわしづかみにして蹂躙する。
頂を摘んでゆるくこねくり回せば、僕をくわえこんでいた膣がより締め付けてくる。
いい、すごくいい。これまで身体に覚えこませた甲斐があった。
襲ってくる刺激に耐えられなくなり、ついに卯子ちゃんの身体の中で果てる。
清らかだった卯子ちゃんに僕の毒をしっかりと注ぎこむ。
が、ずっと押ししてきた欲望はこのくらいで収まったりなんてしない。
身体を離すと、卯子ちゃんの中からどろりと何かがあふれ出た。

112 :
 卯子ちゃんの手をとり、僕の手を添えたまま陰茎を握らせて、しごく。
動きは変えていないはずなのに、一人で抜いているときとは全然違う。
細くしなやかな指が絡みつき、絹のように滑らかな肌を吸い付かせてくる。
「卯子ちゃんは手淫も上手なんだね」
意識のない卯子ちゃんにしゃべりかけると、僕のちっぽけな征服欲が満ちてゆく。
大好きなこの娘が僕のために奉仕してくれるなんて、すばらしいじゃないか。
そう思うと快感が限界に近づいてきてしまった。
卯子ちゃんの手によって射精感が押し上げられる。
全く殊勝なことで…! そのまま出してあげるよ。
放った精液は卯子ちゃんの胸の辺りにかかり、べったりと粘っこく垂れる。
これじゃ、まだダメだ。もっとこの娘を、僕の痕が消えないくらいに汚してやりたい…!
 その後は後背位で貫いて、口取りをさせ、…もう何をしてるのか自分でもわからない。
とにかくただ夢中で犯し、身体の中も外も全部染め上げる。
卯子ちゃん、僕はこんなにも君のことが好きなんだよ。
だから、君を愛していたい。ずっと、ずっと――

113 :
 ――夢から覚めたときには何もかもが終わってしまっていた。
理性を取り戻し、自分がやってしまったことを確かめる。
吐き出された精液と鮮やかな血痕。自分の欲深さと大事な人を傷つけたことの証拠だ。
あまりにもあっけない、喪失感。
その後にはもう、後悔しか残っていなかった。
僕は馬鹿だ。どうしてこんなことになってしまったんだ…。

114 :
 窓の外のしおれかけた卯の花が目に入り、何かひどく惨めだった。

115 :
「おはよう、卯子ちゃん。よく眠れた?」
始末を終えてから、まるで何事もなかったように、いつもみたいに卯子ちゃんを起こす。
「ん…、善法寺先輩。あっ、痛っ……!」
卯子ちゃんの方はいつもみたいにはいかない。
顔から血の気が引いていて、普段の元気は感じられない。
あれだけ無理に犯されたんだ、当然だよね…。
「大丈夫!? 卯子ちゃん、どうしたの?」
慌てたふりをして尋ねる。
…なんて白々しい。全部僕は知ってるじゃないか。
何にも知らないふりをして、全部無かったことにしようとしているだけだ。
「あはは…、なんかおなか痛くって。ん〜、昨日作った忍者食がいけなかったのかなあ…」
僕のことを信頼してくれている卯子ちゃんは、ああでもない、こうでもないと、一人で体調不良の原因を考えている。いっそ気づいてくれればいいのに。
 そんな彼女を黙って見ていることもできず、声をかける。
「僕がついてるから、もうちょっとここで寝てなさい」
僕はできるだけ平静を装って微笑むことにする。今は少しでも安心させてあげたい。
不意に、善法寺先輩、と呼びかけられる。
「すみません、ありがとうございます…」
卯子ちゃん、本当は僕が悪いんだ。礼なんか言わないでほしい。
 沈黙が続き、再び卯子ちゃんは眠りに落ちた。眠っている彼女に指一本さえ触れなかったのは、薬が効いていなかったこと以上に、罪悪感にさいなまれたからだと思いたい。

116 :
24は一緒にするつもりだったのに分けてしまいました、ごめんなさい
次回の予定は火曜日くらい

117 :
続きです
暗いですがご了承ください

118 :
 卯子ちゃんには治療は終わりだと説明した。もう保健室にも来ない。
だからそれからは元のように、いや、以前よりも会うことが少なくなった。
もし見かけても、僕の方から彼女を避けるようになってしまっていた。
もう、どんな顔をして向き合えばいいのかわからないから。
 でもそんな中、どれくらいか経った後、また卯子ちゃんが保健室を訪ねた。
本人は平気だと言い張っていたが、くノ一教室の友達に連れて来られたらしい。
僕としても合わせる顔なんてなかったが、体調が悪いというなら放ってはおけない。
話を聞くと、気分が悪いとか、熱っぽいとか…。
なんとなくいやな予感がして、付き添ってきた友達を帰した。

119 :
「服を脱いで、胸とおなかを見せてもらえるかな」
「え…?」
僕の診察のための言葉に対し、卯子ちゃんは顔を赤らめる。
僕は何度も卯子ちゃんの裸を見たが、彼女はそれを知らない。
本当の彼女は上半身裸になるだけでも恥ずかしがるような娘なのに、そんな娘を無理やり犯してしまった自分が嫌だ。
 診察だから、と説明すると、卯子ちゃんは恥らいながらも上着とシャツを脱ぐ。
向かい合って座る。卯子ちゃんの頬は紅く、目は硬く閉じられている。
僕は彼女に手を伸ばし、胸やおなかに触って、確かめる。
この感じって、やっぱり…。
……間違いない、卯子ちゃんは身ごもってる。
そうだ、僕がしてしまったことは子をなすことだったんだ。
今までその本質を失念し、ただ欲を満たす行為としてしか目を向けていなかった自分に呆れかえる。

120 :
 触れていた手を引っ込めて、上着を羽織らせる。
そして、僕は彼女に告げた。
「…君のおなかの中には子どもがいる」
「え…?」
「まだそんなに大きくないから負担は少ない」
「何を、おっしゃっているんですか」
「そう」
 僕はひどいことを言っているな。でも卯子ちゃんが今までどおりの生活をするには仕方ない。
それに、僕はまだ仕事も決まっていないから娶ることもできない。…そもそも卯子ちゃんが受けてくれるわけはないけど。
でも、卯子ちゃんはまだ状況を飲み込めていない。
「だから、私に、子どもがいるわけないじゃないですか…。
それに、もしそうでも、私の問題でしょう。どうして…、先輩が口出しなさるんですか」
そんなの、理由は一つしかない。
「だって、僕の子どもだから」
卯子ちゃんはわけがわからない、といった顔をしている。
「せ、先輩、何言ってるの…? 私と先輩ってそんな関係じゃない、ですよね」
「そんなことをしたんだよ、僕は。君が知らない間に」
「ま…さか。あはは、は、先輩がそんなこと…」
僕を信頼してくれている卯子ちゃんは、僕が何を言っても信じはしないだろう。
「なら、今から証明する」

121 :
 軽く上着を羽織っただけの卯子ちゃんを組み敷き、布団に押し倒す。
その拍子に着物の前がはだけ、隠されていた乳房があらわになる。
「離して、先輩…! やめてください!」
両腕を押さえられて胸を隠すこともできず、ただ身体をゆすって僕から逃れようとする。
彼女との行為中に抵抗されるのは初めてだが、それがまた僕の嗜虐心をくすぐる。
僕は舐めるように卯子ちゃんの身体を視姦する。特に胸の辺りを。
卯子ちゃんはそれだけでも羞恥に満ち、顔は紅潮を通り越して真っ赤に染まっている。
このまましばらく視線だけで辱めることも考えたが、もう我慢なんかできない。
「ひっ…!」
彼女の熱を帯びた首筋に触れる。
ただし手は卯子ちゃんを押さえつけるのに使っているから、唇と舌で。
首筋をたどり、鎖骨を通過し、胸骨に沿ってゆっくりと触れていく。
なぞった部分の肌が泡立つ。
表情をうかがうことはできないが、漏れ出るか細い声と吐息が卯子ちゃんも感じていることを物語っている。
乳房まで到達し、より緩慢な動きで刺激を与える。
あえて乳頭には触れないように、周囲をなぞるように動く。

122 :
「声、おさえなくてもいいよ。どうせ誰も来ない」
卯子ちゃんは唇をかみ締めて、ふるふると首を小さく横に振る。
この娘は本当に意地っ張りだ。どうしても快感を素直に受け入れようとしない。
そんなところも可愛いけど、今日くらいは君の声が聞きたい。
これまで避けていた頂きを甘噛みし、一気に吸いたてる。
「ひやああぁんっ!」
もう達したのだろうか。眠っているときでは、こんなに大きな嬌声は出ない。
だから、これほどいやらしい彼女の声を聞くのは初めてだった。
顔を覗き込む。恥らうような、呆けたような、ひどく淫らで美しい表情だ。

123 :
「もう、いいかな…」
下肢に手を伸ばすと、卯子ちゃんの身体がビクリと震えた。
「ダメです…、こんなの、恥ずかしい…」
「大丈夫、もう僕は全部見てるから」
「嘘! そんなの嘘です…あっ!」
まだ真実を認めようとせず抵抗する卯子ちゃんの腰紐をほどき、袴を引き下げる。
相変わらずの六尺褌。もうこんなもの邪魔でしかない。
湿った布をさっさと外し、脚を押し広げると、物欲しそうにひくつく膣口があらわになる。
「いや…見ないで…」
消え入りそうな拒絶の声をよそに、彼女の陰部に触れる。
片手で陰核をつまみあげ、もう一方の手で陰唇や膣口をできるだけ優しく、産毛をなでる感覚でなぞっていく。
そんな焦らすような刺激に耐え切れなくなったのか、彼女は僕の手に身体を押し付けようとしてくる。

124 :
「もっと欲しいの?」
自分でも気づいてなかったんだろう。
僕が意地悪な質問をすると、より一層顔を赤らめた。
眠っていて覚えてこそいないが、すっかり開発された卯子ちゃんの身体は僕の愛撫に対して反射的に応えるようになっている。
彼女の身体が激しい刺激を求めていることを知りながら、弱い快感を与え続ける。
「やっ…! あんっ、ああっ…」
また限界が近づいたのだろう。声が艶を帯びてくる。
より執拗に責め立て、確実に卯子ちゃんを導いていく。
「もう…! はあっ、ああぁぁあんっ!」
今回2度目の絶頂。溢れた愛液が僕の手を濡らした。

125 :
切り悪いですが今回はここまでです
次回はたぶん木曜日、最後になります

126 :
乙です。
暗いのも好きですよ。

127 :
長くなりましたが、今回で最後です

128 :
 快楽の余韻に浸る彼女の傍ら、僕も性器をあらわにし、仰向けに押さえつけた卯子ちゃんと向かい合う体勢で膣口に当てる。
すでに僕の陰茎は痛いほど張り詰め、自分で見ても気味が悪い。大切なものを穢すのにはうってつけだ。
我にかえった卯子ちゃんは、怯えて身体を強張らせる。
「ダメ…ホントにそれだけは…!」
「前にもしたんだ。もうかまわないだろう」
「嘘です…!」
「いい加減、信じてよ」
もう信じて、僕のことを憎んで、それで子どもをすって決めてほしい。
嫌われるためにここまでやってるんだよ、僕は。
……本当に? 違う、もう嫌われている。このまま犯す必要なんてない。
本当は、本当の理由は、ただ大好きなこの娘と繋がりたいだけだ。
どんなに卑劣なことだとわかっていても、あの強烈な快感が忘れられない。
どうせ嫌われるんだったら最後にもう一度。

129 :
「じゃあ、行くからね」
「やっ、いやっ…やめて…」
じゅぷり、と膣に先端を沈め、ゆっくりと彼女の身体に僕の一部をもぐりこませる。
「や…だよぉ…」
口では拒絶しているけれども、身体は従順だ。僕を奥へ奥へと進めようと蠕動する。
麻酔で弛緩している時とは全然違い、膣がぎゅっと心地よく締め付けてくる。
やがて、全体が入った。膣壁が根元から先端まで絡みつき、抗いがたい快感を与えてくる。
卯子ちゃんは眉根を寄せ頬を赤らめ、苦しそうな悲しそうな、それでいてちゃんと女の顔をしている。
「どうかな、思ったより痛くないだろう。信じてくれた?」
「……そんな…」
すでに破瓜し、何度も吐精された膣だ。痛みはほとんどないだろう。
ゆるく動くと、ささやかに嬌声が上がり、膣の締め付けも強くなる。
「はあん…、やだ…やめて…」
快楽にとろけた顔で言われても、逆に誘われているようにしか思えない。
……そんな錯覚を起こす自分が心から嫌になる。

130 :
 余計な考えを捨てて行為だけに集中するため、徐々に突く動きを速めていく。
幾度も突き上げ、耳朶に届く彼女の声にすら溺れていく。
「はっ…あっ…! ダメっ…ダメえっ…」
怖いのだろうか、僕の首に腕が回され、抱きつかれる形になる。
爪が食い込んで少し痛いが、卯子ちゃんの辛さに比べればなんでもない。
その苦痛の原因は僕ではあるけれど。
つい僕のほうも彼女を抱き返す。華奢な身体は強く抱くと折れてしまいそうで、少し怖い。
身体を密着させて支える。身体中に卯子ちゃんの熱が伝わってくる。
「もうこれで最後だから、我慢して…」
やがて、脳髄まで甘美な刺激に支配され、何も考えられなくなる。
もう配慮の一つもできず、ただ貪るためだけに腰を打ち付ける。
「いやっ…いやっ、ごめんなさい…いやあっ…! ああっ、ああん、はあああぁあっ!!」
「っ……!」
彼女の膣が大きく痙攣し、陰茎をきつく絞り上げることで、達したことを伝えてくる。
今までにないほどの快感が僕を限界へと押し上げる。
僕は彼女の胎まで届くように、必に身体を押し付け、最奥で射精した。
全部放って身体を離せば、膣から僕らの体液が混ざったものが流れ去っていく。
「卯子ちゃん…」
もう、最後だから。気を失った卯子ちゃんを抱きしめ、薄く開いた唇にそっと口付けを落とした。

131 :
後始末をし、清潔に戻った保健室で、服を直して布団に寝かせた卯子ちゃんを見つめる。
そういえば、行為の間全然泣かなかったな。辛くないはずないのに。
意地っ張りだからな、卯子ちゃん。僕なんかに弱みは見せたくなかったんだろう。
やっぱり、僕じゃ卯子ちゃんの支えになれるはずもなかった。
想いばかりが有り余って、でもどうすればいいかわからず、大好きな人を傷つけてしまった…。

132 :
 やがて卯子ちゃんが目を開いた。身体を起こし、こちらを見つめる。
「おかしな夢、見たんです…。先輩が私のこと…。本当、おかしいですよね、先輩がそんなことできるはずないのに…」
まだ僕を慕ってくれてるんじゃないか、ごまかせばまたいつも通り仲良くできるんじゃないか、そんな考えが頭をよぎった。
でも、僕は引き返せないことを知っているし、これ以上彼女を苦しませたくないって決めたんだ。
「夢じゃないよ。僕は君を抱いた。それで君は僕の子どもを身ごもっている」
声に感情を乗せずに、事実だけを伝える。
卯子ちゃんはこちらを見つめたままだ。しかし、悲しんでいるのか、怒っているのか、僕にはわからなかった。
 目をそらさずに、そのまま卯子ちゃんが口を開く。
「…教えてください。どうしてこんなことしたんですか」
好きだから。もうそんなこと言えはしない。言っても何の意味もない。
だから、できるだけ冷たく、憎まれるように答える。
「よく保健室に来てくれていたからね、警戒心も持たずに。だからやりやすかった、それだけ」
「そう、ですか…」
卯子ちゃんは深くうつむいた。これでもう、僕を慕ってくれることなんて絶対になくなった。
「好きでもない人間との子どもなんて、いないほうがいい」
続く沈黙。これ以上僕から言えることなんて何もない。
「……卑怯…だよ…」
聞こえないほど小さな呟きが彼女の口から漏れた。
わかってる。自分のわがままで君を傷つけた僕は、卑怯者以外の何でもない。
それでも卯子ちゃんに責められると苦しくて仕方がない。

133 :
 不意に卯子ちゃんが立ち上がる。その目は妙に力強く、僕を射抜くように見据えている。
「子どもは産みます。私が育てます」
何を…言ってるんだ、この娘は…。
勉強はどうする。家族からはなんて言われる。
そんなに若い女手一つで人が養えると思っているのか。
どうして自分を苦しめるようなことを選ぶ。
僕の頭の中は混乱しきっていて、言葉を発することさえできなかった。
卯子ちゃんが歩き出す。僕らの距離が遠くなる。ここからいなくなってしまう…!
「善法寺先輩……」
卯子ちゃんが扉に手をかける。
「さようなら、ごめんなさい」
それだけ言うと卯子ちゃんは戸をくぐり、完全に保健室から出て行った。
 僕は何一つとして理解できないまま、一人とり残された。
卯子ちゃんはなんでいつも謝ってばかりなんだろう。いつだって悪かったのは僕なのに。
僕は、本当はどうするべきだったんだろう。
別れの一瞬、彼女の頬が光って見えたのは、もしかして涙のせいだったのだろうか…。

134 :
 しばらくして卯子ちゃんが忍術学園をやめたと聞いた。
きっと子どもを産んで育てるためだろう。本気だったんだ…。
あれから一度も会うことなく、結局僕は卯子ちゃんと一緒にいられる時間を短くしてしまっただけだった。
こんなつもりじゃなかったのに。
もう会えないのなら、最後にごめんの一言くらい言っておけばよかった。
 あの娘との思い出が残る保健室で、ただ呆然と庭を眺める。
卯の花はとうに散ってしまっていた。

135 :
忍術学園を卒業してから十年ほどが経った今、僕は学園に戻り、保健医として過ごしている。
人をめるのはやっぱり僕には向いていなかった。
 今年、ある子が忍術学園の1年は組に入った。卯子ちゃんと、……僕の子どもが。
血は争えないのか、その子は不運委員、もとい保健委員になってしまった。
保健医の僕と保健委員のその子、当然だけどよく顔を合わせるし、話なんかもする。
でも僕が父親だっていうことは言っていない。言えるわけもない。
「僕には父がいないんです。母のためにも立派な忍者にならなくちゃ」
「先生は優しいですね。…もし先生みたいな人がそばにいたら、母も苦労せずにすんだのに」
 彼がふとそんなことを口に出すたび、すべてを明かしてしまいたい衝動に駆られ、それでも彼女によく似た笑顔やさびしそうな顔を見ると、黙っていなければならないのだと思い知らされる。
よく運が悪いといわれる僕だけど、自分の子を前にして父親だと言えないのは不運なんかじゃない。ただの自業自得だ。
むしろ今の時代、たとえ教師としてでも自分の子の成長を見守れるのだから、僕は運がいい方なのかもしれない。

136 :
 夏のはじめの卯の花が咲く頃、そろそろ授業参観がある時期だ。
もしかしたら彼女は来てくれるだろうか。
もし来てくれて、もし会うことができたなら、今度こそ謝ろう。謝れたら、いいな。

卯の花:うつぎ(空木)の花の別称 花言葉は「秘めた恋」「独占欲」「秘密」

137 :
以上です。
36と40冒頭のインデントを忘れました。
実際の室町時代の中絶はとても危険だったらしいですが、フィクションなので大目に見てください。
では、長らくのお付き合い、まことにありがとうございました。

138 :
面白かったです
彼女に避けられていたと伊作が感じたのは
もしや……
卯子サイドの話も読みたいなぁ

139 :
乙!伊作と卯子には幸せになってもらいたい!
保険委員ってエロパロ的には美味しいどころ豊富だよね
自分の作業スペースが部屋っていう形であるから色んな事できるしw
例えばエロパロ的に他の委員会とかだったらどういうシチュにつなげられるんだろう

140 :
生物委員会なら飼育小屋が色々ありそうだから
  キ ミ コ
「毒性愛玩動物は見ていた!」的な話とか?

141 :
アニメにもっとくのいちだしてほしいな

142 :
すまんsage忘れたorz

143 :
おっと
アオダイショウだったよ>きみこ

144 :
規制解除記念に1レス分置いて行きます
鬼カメ 数年後

「そんなわけで先月、わたくしが跡継ぎとなったのですわ。驚かれました?」
堺の豪商、福富屋。
年老いた先代に代わり跡取りになったのは妹の方だった。
「驚きませんよ。『カメちゃん』は昔から利発なお子様でしたからね。」
船の主である彼女を幼子のように呼ぶ男は
瀬戸内海の海賊、兵庫水軍の鬼蜘蛛丸。
こうして上乗りとして雇われるのも何度目か。
しかし雇い主を前にして不機嫌そうなこの表情は
陸酔いのせいばかりではないらしい。
「幼いころから貿易のことを学ばれたあなたは、
南蛮人ともつつがなく仕事ができるように、
南蛮風の挨拶も身に付けてこられたのですね。」
「そうなのです。あれがあちらの方々のご挨拶だそうですわ。」
鬼蜘蛛丸が思い浮かべたのは、先ほどの不快な光景。
隠居した彼女の父親とさほど変わらないように見える南蛮の商人が
カメ子の手を己の手に乗せて
その甲に口を付けていた。
こんな風に。手を取って。
「南蛮風の挨拶。わたしにも教えていただけますか?」
「……はい。」
日の本の男が、口でもって女性の肌に触れるのは
互いの体を求める行為に繋がる。
己が手の上に這う男の舌を感じながら
それが決して挨拶などではないことを、この少女は知っていた。

終わり

口吸いでググったら妄想湧きました。

145 :
久しぶりに来たら職忍きてた!
>>137>>144もGJ
どっちも続きが気になる

146 :
昨日のアニメ見て
12年後くらいにトモミ←(夫婦)→きり丸←(師弟)→水蒸鬼
を妄想してしまった

147 :
そういえばきり丸は過去話的に復讐に走って、は組仲間とかトモミ嬢に追われる立場になる可能性も有るのか。

148 :
いつも上手のくの一が罠にかかる展開は大変おいしいと思います

149 :
水蒸気はドクタマになるのかな
ドクタケに就職したきり丸が講師で来ているとかどうだろう

150 :
>>147
それ、なんてうちは?(笑)
>>149
そういえば原作で
きり丸「俺、ドクタケ城に就職しようかな」
乱太郎「そうなったら友達やめるよ」
ってシーンあったな

151 :
>>147
>>150
のレスより妄想
土井の元で復讐を忘れて学園を卒業したきり丸に
ドクタケがスカウトのため接近
差し向けられた水蒸鬼が仇の正体を仄めかして誘惑する

152 :2012/10/18
きり丸の仇って公式で明かされて無いよね?
>>151だと逢魔ヶ時あたりかな
個人的には「復讐しようにも、もう仇はいない」ってのもまたイイとおもうんだ(ドクタケ等に既に亡ぼされてるとか)
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